約 1,476,143 件
https://w.atwiki.jp/nuramagotcg/pages/57.html
カード番号:B01-13 R カード名 :首無 サブタイトル:君だけじゃあ…ないんだよ コスト 1 百鬼夜行ポイント 3 キャラクタータイプ 百鬼 所属:奴良組 LV.1 4500/3 能力無しの首無のカード。 百鬼夜行ポイント3は注目点。
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/998.html
390 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 07 01 ID z7CSx1P. C&戦「「さ~て、今回の雑談は?」」 上条「いや何でサ○エさんの次回予告風?」 戦場ヶ原「私達って毒舌キャラで取っ付き難くて扱い難い印象じゃない?」 C.C.「だから本編でも空気だったし、死者スレでも空気扱いされてしまっている訳だ」 戦場ヶ原「そこで、ここらで明るい雰囲気を出すこともできることをアピールして、死者スレでの出番を増やそうという魂胆なのよ」 上条「いや心配しなくても今週の出番数は文句なくトップだよ」 C.C.「だが書き込んでいる者はほとんど同じ…いや待てよ…」 戦場ヶ原「そうとは限らないわよね…」 上条「へっ?」 C.C.「コテハンやトリップを使っている訳ではないのだから、今まで書き込まれた雑談が全て同一人物によって書かれたものという証拠はない訳だ」 戦場ヶ原「つまり今までの雑談の一つ一つが別人によって書かれているという可能性も…」 上条「ねーよ。つい半日前にまとめて書き込みの修正してたじゃねーか」 C.C.「な、何だと…!?」 戦場ヶ原「何でこのタイミングでまとめて修正しちゃったのよ…私達の希望が…」 上条「何の希望だ。つーかミスは許さねーってキレてたのお前じゃねーか。それに一人だけ『毒吐き代行』の仕事かどうかはともかく書いてくれた人がいただろうが」 C.C.「おや、今回はやけにクールだな?」 戦場ヶ原「まだ今回『!』を使ってないわね」 上条「いい加減お前らとのやり取りにも慣れてきたからな。一々騒ぐのも疲れた」 391 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 08 05 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「それで今回の雑談は…」 C.C.「とあるキャラについての話だ」 上条「とあるキャラって誰だ?」 C&戦「「御坂美琴」」 上条「ビリビリか、本当にこれ書いてる人禁書厨だな」 美琴「ビリビリって呼ぶなって言ってんでしょーが!」 上条「あれ?御坂来てたの?」 美琴「その2人に呼ばれたのよ」 戦場ヶ原「いい加減いつもの3人だけだと、マンネリ化するから…」 C.C.「ちなみに御坂美琴が選ばれた理由は、これを書いている者が原作のキャラをあまり崩さず書けるから、と言うことらしい」 上条「相変わらずだな…あっ、そうだ御坂、お前に謝ることがあったんだ…」 美琴「えっ?それならあんたがここに来た時にもう…」 上条「いやそれとは別で…実はお前の遺体をデイパックに入れて運んでいたんだが…」 美琴「そんなこともう知ってるわよ」 上条「いや…実はそのデイパックを川に流しちまって…」 美琴「それも知ってるわよ」 上条「えっ?そうなの?」 美琴「あんたね…その話が投下されてからもう1年以上経ってんのよ。知らないわけないでしょ」 上条「そ、そうか…とにかくすまなかった…」 美琴「いいわよ別に…あんたが悪い訳じゃないんだから…」 上条「いや、でも…」 美琴「しつこいわよ。前にも言ったけど、あんたは何も間違ってないんだから、その結果起こっちゃったことに、一々目くじら立てて怒ったりしないわよ」 上条「そ、そうか…ありがとう…」 美琴「お…お礼なんていいわよ…」 C&戦「「ちっ」」 美琴「今何か舌打ちした!?」 C.C.「気のせいじゃないか?」 戦場ヶ原「さっさと雑談を始めましょう、まずは軽くプロフィールから…」 美琴「ごまかしたわね…」 上条「一々相手してたらもたないぞ」 392 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 09 51 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「御坂美琴、超能力開発を授業の一環にしている街、『学園都市』の中でも5本の指に入る名門校、『常盤台中学』の2年生」 C.C.「身長161cm・体重「わーっ!わーーっ!」kg、スリーサイズは「わーっ!!わーーーっ!!」っておい」 美琴「おいはこっちの台詞だ!何を発表してんのよ!?」 C.C.「プロフィールなのだから当然だろう」 美琴「そこまで発表する許可なんて与えてないわよ!」 戦場ヶ原「今更何を言っているの?私達は管理人の許可も得ずに『毒吐き代行』なんてものを始めるような人間なのよ」 C.C.「私は魔女だがな。とにかくそんな連中が一々人の許可など取るわけがないということだ」 美琴「開き直んのかい!?ていうか何で私の身体測定の結果まであんたらが知ってんのよ!?」 C.C.「ああ、それならその辺に落ちてたマル秘ノートとやらに書いてあった」 戦場ヶ原「持ち主の覧には『オセロ』って書いてあるわね」 美琴「く~ろ~こ~…!」 C.C.「それにしても身長161cmというのは、中学2年生女子としては、かなり高い方なんじゃないか?」 戦場ヶ原「そうね…私たち2人も女としては高い方だけど…」 上条「ちなみに2人は何㎝なんだ?」 C.C.「確か168㎝…だったか?最後に測ったのがいつか思い出せんので定かではないが…」 戦場ヶ原「私は165㎝よ。阿良々木君より数㎜高いわ」 上条「最後の一言は余計だと思うが…俺は168㎝だ」 C&戦「「聞いてねーよ」」 上条「ああ、すまん…」 美琴「いや、ツッコミなさいよ」 上条「ここで噛みついても無駄だからな…」 戦場ヶ原「でも他の人と比較したら、御坂さんが年齢の割に長身だとすぐ分かるわ」 美琴「え~そうかな~?」 戦場ヶ原「実際に比較してみましょう」 御坂美琴:161㎝ 秋山澪:160㎝ セイバー:154㎝ 両義式:160㎝ 涼○ハ○ヒ:158㎝ 高○な○は(19歳):160㎝ 戦場ヶ原「ほらね」 美琴「いや…それは分かったけど…最後の2人は何?」 C.C.「気にするな、これを書いてる者が何となく比較したくて書いただけだ」 393 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 11 23 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「プロフィール紹介を続けるわね。血液型はAB型、『学園都市』の『能力開発』を経て得た能力は『電撃使い(エレクトロマスター)』、最初はLEVEL1だったのよね?」 美琴「ええ」 C.C.「そこから努力で『学園都市』の頂点とも言えるLEVEL5の1人になったということか…」 戦場ヶ原「表向きはね…」 美琴「えっ?」 戦場ヶ原「いいえ、何でもないわ」 C.C.「それより、LEVEL5は『学園都市』に7人しかいない上に、序列もあるそうだな?」 美琴「ええ、私は第三位。一方通行は第一位よ」 戦場ヶ原「でもその序列って、戦闘力とは関係ないそうよね?」 美琴「そう、この序列は『能力研究の応用が生み出す利益』が基準になってる。だから序列が上だからそっちの方が強い、ってことに直結するわけじゃない」 上条「えっ?そうなの?」 C.C.「なんでお前が知らないんだ…」 戦場ヶ原「でも原作で登場するモブキャラも、そんな勘違いしてたわね…何故そんな勘違いが起こったのかしら?」 美琴「考えられる理由は2つほどある。まず1つ目は、能力の強度の基準が、戦闘力に近いものだから」 上条「?」 美琴「分かりやすく言うとこんな感じ」 無能力者:LEVEL0(六割方はこれに当てはまる。例外を除いて全く『無い』という訳ではないが、能力的には所謂おちこぼれ) 低能力者:LEVEL1(多くの生徒が属し、スプーンを曲げる程度の力) 異能力者:LEVEL2(レベル1と同じく日常ではあまり役には立たない) 強能力者:LEVEL3(日常では便利だと感じる程度、能力的にはエリート扱いされ始めるレベル) 大能力者:LEVEL4(軍隊において戦術的価値を得られる程の力) 超能力者:LEVEL5(学園都市でも七人しかいない、一人で軍隊と対等に戦える程の力) 美琴「LEVEL4からの基準に、軍隊なんていう物騒な物が出てる…つまり戦闘で強い能力を持った能力者が高位能力者っていうことになる」 上条「フムフム…」 美琴「そしてLEVEL5の序列も、その延長線だっていう誤解が生まれてしまっている、ってわけ」 上条「なるほどね…」 美琴「2つ目の理由は…あんまり言いたくないんだけど…」 上条「ん?」 美琴「序列第一位の一方通行が、実際に全能力者の中でも最強の戦闘力を持っているから…つまり1つ目の理由にある誤解を補強してしまっているのよ」 上条「は~そういうことか…」 C.C.「本当に分かってるのか、こいつ?」 394 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 12 02 ID z7CSx1P. 美琴「まあ、こんなもんかな?」 戦場ヶ原「説明お疲れ様、紅茶でもどうぞ」 美琴「ありがとう」 C.C.「しかし本当にこの紅茶は美味いな」 上条「そうだな、どこから仕入れてんだ?」 戦場ヶ原「元からここにあったのよ」 上条「へ~」 美琴「…っていうか、なんかこの部屋見覚えがあるんだけど…」 上条「御坂もか?俺もなんか前に見たことある気がするんだけどな…」 C.C.「気のせいだろう、ここは『毒吐き代行』をする為に用意した部屋だ」 戦場ヶ原「まあ、元からあった部屋をちょっと改装したんだけどね」 上条「改装ってどんな?」 戦場ヶ原「とりあえず『死者スレ控え室の主』の私以外の写真を全て外s」 上条&美琴「「おい今とんでもないこと言わなかったか!!!???」」 C.C.「おや?やっと『!』を使ったな」 上条「やかましい!!!」 美琴「まさかこの部屋って…」 戦場ヶ原「ええ、元『死者スレ控え室』よ」 上条「元って何だ!!?ここは今でも『死者スレ控え室』だ!!!つーか何が気のせいだ!!!歴代『死者スレ控え室の主』の写真はどこだ!!!?」 戦場ヶ原「私の写真は『毒吐き代行』のメンバーということでそのまま使ってるわ」 C.C.「他の写真はその辺に片づけて、代わりに私と上条の写真を飾っておいた。とりあえず捨ててはいない」 上条「何やってんの!!?ホント何やってんの!!!?」 395 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 12 32 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「上条君、御坂さん、『死者スレ控え室』がどういう用途で使われる部屋か分かってる?」 美琴「えっ!?確か議論が必要とされたSSや、仮投下されたSSで死人が出た場合に、その死者の生死が保留になっている間居る為の部屋…よね?」 C.C.「その通りだ。では今後投下されるSSに議論が必要になると思うか?仮投下などされると思うか?」 上条「あっ…」 戦場ヶ原「そう、されない…議論も仮投下ももうない…これから投下されてくるSSは、もう充分過ぎるほどに書き手さん達の間で話し合われているのだから…」 C.C.「つまりこの部屋は、もうこの先死んで来る者の通り道でしかないんだよ…他に使い道などない…」 戦場ヶ原「みんなこの部屋に色々な思い出があるのに…すっかりその存在を忘れてる…」 上条&美琴「「……」」 戦場ヶ原「例えばここで上条君が福路さんを裸にひん剥いたこととか…その後御坂さんに黒こげにされたこととか…」 上条&美琴「「それは思い出さんでいい!!!!!」」 戦場ヶ原「だからもう一度使ってあげたかったのよ!みんなの思い出が詰まったこの部屋を…」 上条「そうか…そんな考えがあったのか…」 美琴「ごめんなさい…知りもしないで怒鳴ったりして…」 C.C.「いや、分かってくれればいいんだ…」 戦場ヶ原「まあ本音は阿良々木君が来たらすぐに殺せるからなんだけどね。憂さんにも台詞をパクったことを謝らないといけないし…」 C.C.「私もルルーシュを真っ先にからかう為にも、ここにいなくてはいかんのでな」 上条&美琴「「今すぐ引き払え!!!!!」」 C&戦「「だが断る!!!!!」」 396 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 10 03 44 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「…何なのこれは…? 390 391」 C.C.「コピペに失敗したようだな…」 戦場ヶ原「…どう失敗したらああなるのよ…」 美琴「確かに読み難くてしょうがないわね…」 上条「wikiに載せるときは修正して欲しいな…」 397 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 12 12 06 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「またやってくれたわね…」 394 戦場ヶ原「私の写真はそのまま『毒吐き代行』のメンバーということでそのまま使ってるわ」 →戦場ヶ原「私の写真は『毒吐き代行』のメンバーということでそのまま使ってるわ」 C.C.「他の写真はその辺に片づけた。とりあえず捨ててはいない」 →C.C.「他の写真はその辺に片づけて、代わりに私と上条の写真を飾っておいた。とりあえず捨ててはいない」 C.C.「全く…いい加減にして欲しいものだな…」 戦場ヶ原「ホントにね…」 上条&美琴「「お前らが言うな!」」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/9633.html
カレー 久「カレーが食べたいわね」 まこ「なんねぇ藪から棒に」 久「言葉通りの意味よ。須賀君、悪いけど買い出し頼める?」 京「もちろんです!」 久「さて、カレーとなるとライスも必要。お米も買ってくるとなると… もう一人付き合ってあげたほうがいいかしら?」 咲「あ…じゃあ私が!」 和「!っそれなら私も行って参ります」 優希「おおっと私もお菓子が欲しいんだったじぇ!」 まこ「おおいそんなに出てったら卓が立たんがな」 久「まぁまぁいいからまこ。それじゃ四人で気を付けてね」 まこ「あんたも人が悪い…」 久「んふふ、退屈と空腹を同時に満たせるかと思ってね」 京「えーとお米とルウとにんじん玉ねぎジャガイモ肉、カレーならこんなもんか」 優希「お菓子を忘れるな!」 和「部長も急にカレーが食べたいなんて困りますね」 咲「私と京ちゃんで別に大丈夫だけど…」 和「ゆーきまで抜けたら卓が立ちませんから」 優希「先に抜け宣言したのはのどちゃんだじぇ」 和「うぐ…」 咲(京ちゃんと二人になれるチャンスだったのに…) 和(須賀君と他の女子が二人きりなんてありえません) 優希(なにか間違いがあってからでは遅いからな!) お菓子コーナー 京「いきなりお菓子かよ。どうせドンタコスだろ?」 優希「決めつけるな!買うけども!」 京「じゃ俺はパイの実」 優希「ふん、パイの実なんか簡単に作れるんだじぇ?」 京「マジかよ。どうやんだ?」 優希「パイシートに板チョコ包んでオーブンで焼くだけだじょ」 京「へええ、お前お菓子とか作れんのな」 優希「こ、今度、いっしょに作ってみるか…?///」 咲「お菓子コーナーってなんだか懐かしい気持ちになるね」 和「子供の頃のお菓子がまだ売られてますからね」 咲「プリングルズの蓋とか飛ばして遊ばなかった?」 和「遊びましたね!穏乃が…あ、奈良の頃の友達なんですけど、 よくそういうことを教えてくれて…本当に懐かしいです」 青果コーナー 京「ええとまずはじゃがいもっと」 和「適当に選んではダメです須賀君。用途に合った種類を選ばないと」 京「そんなに違うもんか?」 和「違いますよ。いま須賀君が選んだのは男爵いもという品種でサラダやコロッケなど、すりつぶして使うものです。 カレーのじゃがいもは煮崩れしにくいメークインが適しています」 京「おおお、和は料理も美味しいものが作れそうだな」 和「こ、このくらい常識ですよ…///」 優希「モノマネします!えーこの二つのキャベツを胸の方に持って行きましてー、のどちゃん」 咲「ちょっと優希ちゃんお店の人が見てるって…」 優希「えーそれじゃこれを二つ胸の方に持って行きましてー、咲ちゃん」 咲「ちょ…大葉はひどいんじゃないかな優希ちゃん…」 精肉コーナー 京「カレーの肉って何肉だっけ?」 咲「だいたい豚肉か牛肉だね。値段の安さで選ぶなら豚肉かな」 京「じゃあ豚でいいか」 咲「京ちゃん、そのパック、傾けてみて」 京「ん?こうか?」 咲「ほら、肉汁が垂れてくるでしょ。もう鮮度が落ちてる証拠なの。 大丈夫とは思うけどみんなで食べるものだし別のパック選ぼう」 京「…咲、お前ほんといい嫁さんになりそうだな」 咲「!……だっ、誰のお嫁さんになるっていうのよ…///」 優希「サイコロステーキ美味いじぇ~」 和「ちょっとゆーき、いくら試食だからといって買わないものをそう何個も食べては… え、私もですか?…で、ではいただきます… お、おいしい…!」 京「ただいま戻りました」 咲和優希「戻りましたぁ」 まこ「なんじゃあちっとも修羅場になっとらんがな」 久「天然ジゴロ君はみんなの好感度を平等に上げたみたいねぇ」 まこ「大葉にパイシートにサイコロステーキ?」 久「カレーに関係のないものは自費でお願いね」 咲和優希「はい…」 カン
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1152.html
982 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 21 44 20 ID qhqi.Hyo ~ν放課後ティータイム練習場~ ガチャ ムギ「ふう…」 唯「ムギちゃん、りっちゃんの様子はどうだった?」 ムギ「…ダメ、ね。取りつくしまもなかったわ」 かじゅ「そうか…」 プリシラ「ショックだよね…うん…」 ムギ「年越しライブのこともあるけど、それよりもあんなりっちゃんの顔、私見てられないわ」 あずにゃん「そうですよね…」 唯「どうしたらいいんだろう…」 かじゅ「…話は変わるがムギ、事後処理はどうなってる?」 ムギ「それは完璧よ。主犯のキャスターさんと撫子ちゃんはきっついお灸を据えといたからまず大丈夫なはず」 美琴「(ねえ、梓さん。紬さんが怒ったら怖くなるのって元々?魔術師の調教のせい?)」 あずにゃん「(元々ですね。あまり怒ることもないんですが、本気で怒ると誰よりも恐かったです…)」 ムギ「それにキャスターさんの持ってた残りのアンリ・マユは幻想殺しで完全に消滅させましたし、撫子ちゃんが媒介に使ってたと思うシュシュは没収して燃やしました」 かじゅ「確かに完璧だな」 あずにゃん「本当にどうしましょう?これじゃ気持ちよく年を越せませんよ…」 五人「…」 【ν放課後ティータイムメンバー 思案中】 美琴「そういえばアイツはどうしたんですか?」 ムギ「あっ…えーっと…」 美琴「えっ」 983 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 22 37 05 ID n7C28pa2 ひたぎ「ところでずっと気になってたんだけど…」 上条「何ですか?」 ひたぎ「何で上条君車いすに座ってるの?」 上条「誰かさんたちのせいですよ!!」 984 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 22 43 19 ID qXrfnRjE 【廃棄物置き場】 C.C.「なるほどな。まぁよくある話だ」 キャスター「あるのかしら?」 C.C.「あぁ、つまらん理由でナニを生やして、すべてが破滅した奴を知っている」 キャスター「あぁアレね。あれは自業自得じゃないかしら」 C.C.「お前もな」 キャスター「…」 キャスター「いっそ死にたいわね」 C.C.「死ねばよかろう?まぁここではそのあと生き返るだけだがな」 キャスター「…そうなのよね。 ねぇ、死ねないって辛いことなのね」 C.C.「そうだな、そう思うよ」 キャスター「わたし、ね。つい最近アーチャーに、『人の心が分からない屑野郎』って言ってやったのよ」 C.C.「奴には相応しい戯れ事ではないかw」 キャスター「まぁ一番分かってなかったのはわたしだったんだけどね」 C.C.「いいオチだな」 キャスター「そうね、そう思うわ」 キャスター「そうね…だから…悔しいけどアーチャーに謝らなくちゃ…」 C.C.「戯れ事など奴には立て板に水だろう?」 キャスター「うぅん、わたしアーチャーの一番大切なモノを踏みにじったのだもの… そんなんだから、りっちゃんの大切なものを杜撰に扱ってしまったんだわ…」 C.C.「なるほどな。だったらどうする?」 キャスター「こうするのよ!」 ざっくざっくざっく C.C.「いきなり地面を手で掘り出してなにをするつもりだ、キャスター!」 キャスター「ここにアーチャーのペンダントが、魔力が空になった宝石が埋まってるはずなのよ!」 C.C.「? 意味が分からん。いや、掘り出すのはいいが何故手で掘る?」 キャスター「傷ついて痛くて指が擦り減るでしょ? それがわたしの罰だからよ!」 ガッガッガッ C.C.「全く理解が出来ん。理解が出来んが…」ダッ ガッガッガッ キャスター「C.C.?!」 C.C.「一人では何日かかるか分からんだろう?」 キャスター「意味が分からないわ…」 C.C.「あぁ、そうだな。本当に今日は厄日だよ!」 985 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 23 02 16 ID 5zJgzH6. ~ν放課後ティータイム練習場~ かじゅ「……一つ、根本的な解決にはならないが、現状をどうにかできそうな手段があるな」 あずにゃん「えっ、なんですか?」 かじゅ「福路が持っている改造銃だ」 唯「改造銃?」 かじゅ「なんでもサンタクロースからのプレゼントだとさ」 美琴「でも、その改造銃がどう関わるのよ」 かじゅ「……その銃とセットに贈られた特殊弾は、記憶の一部を消す力があるそうだ」 ムギ「人の記憶を、消す…」 かじゅ「ああ、だからそれを使って律の記憶からあの出来事を消すということも可能だが……」 あずにゃん「でも!それって根本的な解決にはならないですよね!」 唯「確かにりっちゃんには辛い出来事だったけど、それをなかったことにするのも、何か違うと思うよ」 美琴「そうね、この問題は本人の心が整理をつけるべきね」 ムギ「それに、例えりっちゃんが忘れても、キャスターさんや私たちは忘れないし…」 かじゅ「ああ、わかっている。これはただの思いつきだ。私だってそんなことはしたくない。だから、もっと他の方法を考えよう」 【ν放課後ティータイムメンバー 思案継続中】 986 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 23 25 32 ID QgbTwHFQ 【食堂】 ガラッ 部長「こんばんわー」 美穂子「今晩は」 ひたぎ「あら…なんの用かしら」 部長「いや、ほら。うち全焼しちゃったじゃない? いつもは自炊してるんだけど…ほら、ね?」 美穂子「そういうわけで調理場を借りに来たんです」 アーチャー「別に断りに来る必要も無いんだが…」 部長「いや、ほら、この子ったら律儀だから」 美穂子「では行ってくるわね?」 部長「うん、よろしくね」 ガラッ 部長「…ふぅ」 ひたぎ「なんでそんな気疲れしてるのよ」 部長「ん…いや、なんでかしらね」 ひたぎ「というよりデートはどうしたのよ、デートは」 部長「え、デート?なにそれ」 ひたぎ「最低ね、あなた」 衣「…でーと?シーちゃんとデートの約束をしていたのはお前であったのか!」 部長「え、なに?」 衣「デートをすっぽかすとはなんて女だ!ののかの友達とも思えぬ!」 部長「まぁ、確かにわたしは最低かもしれないけど…」 ひたぎ「そうよ、本当にひどい女。これじゃあなたにシーちゃんは渡せないわね」 部長「ちょっと!わたしまだ彼女とのデート予約券使ってないのに!」 ひたぎ「白々しい…」 衣「何と言う女だ!一刻も早くシーちゃんを呼びもどさねば!ひーちゃん、シーちゃんはどこへ行った?!」 ひたぎ「廃棄物置き場よ。まったく、あんな所を待ち合わせ場所にするのもどうかと思うけど」 衣「いってくるー!」 ダッ 部長「いつ見ても不安になるデフォルメ姿ね…」 ひたぎ「さて、と」 インデックス「女の敵にはおしおきなんだよ!」 セイバー「士郎、お腹が空きました」 部長「ちょっと…本当に覚えがないんですけど!」 987 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/28(水) 23 57 38 ID qXrfnRjE 【食堂】 部長「こんなにボコられたのは最終回の卓球以来だわ…」 ひたぎ「ねぇ、これはもうアレの出番じゃないかしら?」 上条「や、やめろ!女性を粗末に扱うなって、お前言ってたじゃないか!」 ドン! ひたぎ「あら…外れたわね」 上条「コンパス投げるとか上条さん、串刺しになりますよ?!」 ひたぎ「女の子をお前扱いなんて許せるわけもないわよね?」 インデックス「意義無し!」 ひたぎ「多数決の結果、上条くんは焼き土下座の刑に決まりました」 上条「参加人数一人の多数決かよ!っていうかインデックス、お前ェ!」 インデックス「またお前って言った~」 ひたぎ「もう生殺し決定ね」 ギャーフコウダー 部長「仲いいわね、あなた達」 ひたぎ「ねぇ、あなたもいますぐああなるのよ。素敵でしょ?」 部長「忘れてなかったのね…。 ねぇ、もうちょっと冷静にならない?」 ヒラッ 部長「あら、攻略メモが…(ぴらっ)…ねぇ、これどういう意味かしら?」 ひたぎ「『美味しいピザを作って食堂で待ち受ける』?」 ジュージュー 部長「(不幸な黒焦げの物体を見つめながら)ん~…なにか思い出せそうな…」 ひたぎ「面白そうね。じゃあさらに火力をあげるとするわ」 ギャー… 部長「思い出した!そうよ、デートの約束してた!」 ひたぎ「今更ね」 部長「違うの!ちょっと聞いて!」 ひたぎ「ふむふむ…へぇ、面白そうじゃない…」 部長「でしょ?」 ひたぎ「でもそんなに上手く行くかしら?」 部長「まぁ見てなさいって」 ガラッ 美穂子「お夕食を作りました。みなさんもよろしければ…」 部長「ちょうどよかった!ねぇ、もう一回調理場に行きましょ」 美穂子「え?」 部長「とことん美味しいピザを作るのよ!」 988 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 02 33 47 ID /RLQ0Sms ■ν放課後ティータイム練習場 唯「ん~」 あずにゃん「唯先輩、鼻の下にペン挟んで面白い顔してもしょうがないような…」 かじゅ「なんか暑くないか」 ムギ「あらあら。唯ちゃん、頭から湯気が出てるわ」 唯「あっ!本当だ!アイスクリーム食べてくるね」 ビリビリ「発熱するほど知恵熱が出るってすごいわね」 あずにゃん「御坂さんも昂ぶると熱くなってますよね」 ビリビリ「アレは…まぁ同じようなもんか」 唯「ただいまー。みんなの分も持ってきたよ~」 かじゅ「いや、長野の人間といえどもさすがに冬にアイスはちょっと」 あずにゃん「わたしもちょっとすみません」 ムギ「私はいただくわ、唯ちゃん」 唯「はい、ムギちゃん。ん~…。りっちゃーんアイス食べる~?」 ガラッ かじゅ・ビリビリ・あずにゃん「!」 ムギ「ゆ、唯ちゃん?!」 ■病室 唯「ねーねー、りっちゃんアイス食べる?おいしいよ?」ヘラヘラ 律「…いやいい」グーキュルキュルキュル 唯「プークスクスクス」 律「食べるよ!食べればいいんだろ!」 唯「うぇへへへ~美味しいでしょ、このアイス~」 律「…うん。美味しいな」 唯「冬に暖房効いた部屋でアイス食べるっていうのが、またなんともいいよね~」 律「暖房でアイスが溶けた…ハハ…溶けちゃアイスじゃないよな…」 唯「え?飲めばよくない?ほら、おいしいよ?」 律「ホントだ…美味しいな…アイスじゃなくなっても美味しいな…」 唯「なにいってんの、りっちゃん。溶けてもアイスはアイスだし、美味しいものは美味しいに決まってるよ!」 律「唯…」ボロボロボロボロ 唯「え…?りっちゃん?」 抱きっ 律「唯!唯!あたし…あたし達、まだやり直せるよな?!」 唯「うーん、私達死んでるから難しいかもしれないけど、でも大丈夫だよ! りっちゃん、可愛いし!強いし!」 律「唯~!」ぎゅうううううううううう 唯「あずにゃーん、アイスおかわりだってー」 989 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/29(木) 10 43 59 ID /RLQ0Sms ■廃棄物置き場 ざっくざっく C.C.「2m程度掘ったが、やはりなかなか見つからないな」 キャスター「絶対に見つけるわ…!絶対に…」 ぴゅ~ 衣「シーちゃーん!どこだー!?」 C.C.「あの声は…コロちゃん?!」 キャスター「あんた達どういう呼び合いかたしてるのよ…」 C.C.「コロちゃーん、こっちに来ちゃダメだー。結構深いぞー」 衣「えー、どこどこー?キャッ」 ずざー C.C.「…来るなといったはずだが」 衣「凄いぞ!こんなに深奥まで掘削せしめるとはさすがはシーちゃん!」 キャスター「怪我は無いようね。まったく、夏の終わりの嫌な事件の二の舞にならなくてよかったわ」 C.C.「当人たちはともかくアレは相当間抜けだからな…。無事ならば外まで飛ばしてやってくれ」 キャスター「親御さんに怒鳴られるものね」 衣「いやいやシーちゃん、こんな穴を掘ってなにをしている?」 C.C.「聞いてどうするつもりだ。…そんな純真無垢を形にしたような瞳で見るな…」 キャスター「…ペンダントを探しているのよ。こんな」 衣「なるほど。そういうことならば衣にも探させて欲しい!」 C.C.「…思わずキャラにもない突拍子も無い声を上げるところだったぞ。 こんなことに付きあわせられるはずがないだろう」 キャスター「そうよ、あなたみたいな子供にこんな事をさせられないわ」 衣「やらせてくれ!二人の、アーチャーの為になりたい!」 C.C..「コロちゃん…(アイデンティティである掛け合いをスルーしてまで…)」 衣「衣はあの場でいつも役立たずだった。なんの役にも立てなかった。 でももうそんなのは嫌だ!衣は誰かの役に立ちたい!役に立ちたいんだ…!」 C.C.「コロちゃん、涙を拭け。可愛い顔が台無しではないか」 衣「衣は泣いてなどいない!衣なぞよりも無念の思いをしている者たちが居るのに、何故衣が涙を流せるのか!」 キャスター「(タメイキ)天江さん、私達にはあまり時間がないの。 いつまでも突っ立っていられたら困るのよ」 C.C.「そうだな。ここから出ていくか…馬鹿な真似に付き合うか、どちらかにしろ」 衣「(ぐし…)うん!付き合う!」 キャスター「あとであのお嬢様になんて言われるか分かったものじゃないわね」 C.C.「そこら辺はお前の魔術でなんとかしてくれ」
https://w.atwiki.jp/moriaps92/pages/27.html
(それよりひざがいたいんだけど) 話の途中で 「それよりひざが痛いんだけど」 と、割り込むうねのギャグ。 うねはこの日、滑り台を逆走しひざを痛めていた。 第1回「WGC」の「ギャグ部門」において敢闘賞を受賞した。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2401.html
419 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/02(火) 19 14 40 ID ??? キラ「裸だったら何が悪い!! 僕やシンや刹那は毎週OPで全裸だったんだ!!」 422 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/02(火) 19 56 15 ID ??? 419 マリナ「………///」 ルイス「………///」 フェルト「………///」 アニュー「………///」 スメラギ「何かスゴ~~~~く、悔しい気がするわ…」 カティ「奇遇だな、リーサ。私もだ……久しぶりに飲みにいかないか」 スメラギ「やった!マネキンのオゴリね!」 カティ「やれやれ…相変わらずだな」 423 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/02(火) 20 21 47 ID ??? >僕やシンや刹那は毎週OPで全裸だったんだ!! マリュー「嫌な事思い出させるんじゃ無いわよ……」 424 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/02(火) 20 28 28 ID ??? 例のあれを越える全裸OPは無いものかな 425 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/02(火) 20 36 56 ID ??? 424 Gガン前半OP ドモンの全裸(股間に濃い影)からOPスタート・・・ 435 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/02(火) 22 15 30 ID ??? 422 ヒリング「なぜか私達も呼ばれてないのよね~」 ソーマ「お前はわからなくもないが私が呼ばれないのは納得いかん」 ネーナ「だって二人とも貧ny」 ソーマ「フンッ!」ボコッ ヒリング「…何か言った?」 ネーナ「いたたたた…い、いや何も言ってません…」 ソーマ「と言うかお前も呼ばれてないだろうが」 438 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/02(火) 22 23 53 ID ??? 435 ミレイナ「ミレイナも呼ばれてないですぅ!」 刹那「お前は色々な意味でマズいから駄目だ」 476 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/04(木) 20 55 21 ID ??? 422 マリナ「あらあら、困りましたわね?」 フェルト「・・・もう、お嫁にいけない・・・。」 アニュー「私はライルがいるから大丈夫だけど」 ルイス「私もサジがお婿に来てくれるから問題ないわ♪」 刹那「マリナ、換えの下着までいっしょに洗濯したのか?」 ニール「フェルトお兄さんは悲しいぞ。熱いからって年頃の娘が裸で涼むのは禁止だ!! まったく。スメラギ嬢とかクリスとかまわりにろくな大人がいないからフェルトに悪影響が及ぶ。」 マリナ「(´・ω・`)」 フェルト「・・・orz」 477 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/04(木) 21 55 17 ID ??? そもそもアレ本当に全裸なのか? 胸から下は何か着てる可能性もあるぞ? 478 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/04(木) 22 09 30 ID ??? 477 マリナ「もちろん下は」 ルイス「はいています。」 フェルト「変質者と」 アニュー「いっしょにしないでください。」 479 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/04(木) 22 17 00 ID ??? 刹那「と言うか、あれはOOのトランザムによって生じる現象だ。 だから、あの下はまえば トスッ 死神「おっと、それ以上は言わない方がいいわ」 ロラン「刹那?刹那ーー!?」 死神「青みがかって中々に綺麗な魂ね…ふふ、少しひっかいてみたくなるわ…」 ロラン「早く魂を戻して下さい!」
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3314.html
序盤は虐待少ないです ゲスまりさ注意 そんなまりさを制裁もの 子ゆっくりは……少し虐待 お兄さんの活躍が少し足りない ストレスマッハ注意 ストレスを解消しきれない可能性あり それでも構わないという方はどうぞ下へ 育児放棄? そんなもんじゃないんだぜ!! 雪も解けた春先。 ゆっくりゆうかとリリーホワイトが遊ぶ庭先で、一人のお兄さんがくつろいでいた。 「ああ、春だ…。春はいい。ゆっくりがまた顔を出す季節だ」 ゆっくりゆうかが種を植えた場所を教え、リリーが花を咲かせる。 そんなほのぼのした光景を眺めながら、お兄さんはお茶菓子にしていたゆっくりれいむの頭を齧る。 ゆっ、と小さな悲鳴をあげて絶命するれいむ。それを見て悲鳴を上げる他のお茶受けれいむたち。 「それにしても、実にゆっくりした光景だ……。いいね、春」 ゆっくりできなぃいいいい! と横に置いてあったお茶受けどもが何か叫ぶが、煩いので全てに爪楊枝を突き刺して黙らせる。 「さて、それじゃそろそろ趣味の時間に移りますか……」 右手には虐待お兄さんの必須アイテム透明な箱。 お兄さんは余った餡子を全てゆうかに食べていいと言い残し、自分の畑へと足を向けた。 それは、確固たる目的のため。彼自身が冬の間待ち望んだ考えるだけで楽しい計画のためである。 そして畑。 「ゆっくりだせええええ!! 早くまりさをここから出すんだぜええええええ!!!」 「ゆえーん、おきゃーしゃんおなきゃしゅいたー」 「にゃんで、おやしゃいしゃんちゃべりゃりぇにゃいにょおおおお?」 「ゆえーんゆえーん!」 そこは青年が趣味の為に所有している畑。 春キャベツなど雪解け早々に収穫のできる野菜を中心に育てている。 全ては山から畑荒らしを目的にするゆっくりを誘い出すためだ。 何のためか? 決まっている。ヒャア、虐待だ!! そして案の定、畑にしかけた罠の籠には十匹ほどのゆっくりまりさ一家が捕まっていた。 「よう、まりさ。随分大勢で来たじゃないか?」 待ちに待ったこの瞬間、お兄さんは口を三日月に開いて話しかけた。 はてさて、今回の獲物はゲスか善良なゆっくりか。 「ゆっ! じじいがまりさたちをここにとじこめたんだぜ!? はやくだすんだぜええ!!」 望み通り獲物はゲス。お兄さんは心の中でガッツポーズをとった。 今回はゲスだからこそできる虐待である。 とはいえ、そもそも畑を荒らす時点でゲス決定なのだが……。 「にんげんしゃんはゆっきゅりできにゃいよ!」 「ゆっきゅりにげりゅよ!」 「ゆっきゅりできにゃいにんげんしゃんはちね!」 「これも、にんげんしゃんのわにゃにゃんだにぇ?」(これも人間さんの罠なんだね?) 「ちね! ちね!」 そして、口の悪い赤ゆども。 家族総出で籠に体当たりしてお兄さんを罵るが、生憎箱は加工場の特別性なのでビクともしない。 この箱。仕掛けは半透明で、入り口だけがすっきりと見えるようになっている。 餡子脳でも最初は警戒するが、中にある餌を見つければ警戒心を解いてすぐ様飛び込んでくるのだ。 餌に食いつくと入り口が閉まるという仕組みである。 また返しが付いているので、外からでないと開けられないようになっている。 残念だったね。そういいだしたのを抑えてお兄さんは笑みを深めた。 「ふふ、まあそう焦るなよ。ゆっくりしていって……ね!」 ね! の部分で思いっきり箱を蹴り飛ばす。 足の裏で押し出すような蹴りなので、自身に籠を蹴った衝撃は来ない。 「「「「「ゆぎゃあああああああああああ!?」」」」」 一家全員が悲鳴をあげて籠ごと転がっていく。 数メートル先で止まると、突然の衝撃に赤ゆたちが騒ぎだす。 「ゆえーん! きょわいよ! ゆっきゅりできにゃいよ!」 「ゆぐっぷ……、えれえれえれえれ……」 「おきゃーしゃんにゃんちょかしちぇね!!」(お母さん何とかしてね) 「はやきゅゆっきゅりしゃしぇちぇええええ!!」(早くゆっくりさせてええ!) これでいい。餡子を吐いたり恐怖に泣きわめく赤ゆの反応を見てお兄さんはひとり頷く。 赤ゆはこの時点で自分たちでは敵わないと知ったはずだ。 そうすると、子供たちの視線は自然と親に向かうだろう。 あとは親がこちらの望む行動をとってくれるかということだけだ。 そして予想通り、赤ゆは母に今の状況を何とかしてくれと必死に声を上げ始めた。 対して親のまりさは、自らの子供を一瞥しただけ。 すぐさまお兄さんの方へ向き直ると、精一杯の媚た笑みを浮かべて言った。 「ゆっ! まりさがわるかったんだぜ! あかちゃんをぜんぶあげるからゆるしてほしいんだぜ!」 「「「「「「「ゆ゛っ!!!???」」」」」」 「あかちゃんたちが、おやさいさんをたべたいってかってにきちゃったんだぜ!」 計画通り。 ここまで予想した通りだと少しつまらないが、それでも無駄に時間を使うよりはいい。 お兄さんは黙ってまりさを見つめる。 「まりさのあかちゃんはゆっくりできるんだぜ! たべてもおいしいし、どれいにしてもいいんだぜ!」 ちょ、おい、ここまで言うか? さすがのお兄さんも呆れるが、それよりも驚いたのは赤ゆたちだ。 「おきゃーしゃんにゃにをゆっちぇりゅにょ!?」(お母さん何を言ってるの!?) 「まりしゃはきょんにゃにきゃわいいんだじぇ!?」(まりさはこんなに可愛いんだぜ!?) 「みゃみゃー、みゃみゃああああ!!」 「うるさいよ!!!!」 生まれた時、とてもゆっくりした笑顔で喜んでくれた母。 自分たちに優しく、とてもゆっくりさせてくれると信じていた。 ここに来るまで、疲れた自分たちを口に入れて運んでくれた。 人間を倒して美味しい野菜を食べさせてくれると思っていた。 その母が、今何て? 生まれて初めて怒鳴られたショックで赤ゆたちは目を見開く。 「まりさはゆっくりにげるよ! あかちゃんたちは、まりさのかわりだよ!」 「いいのか、せっかくの赤ちゃんだろ?」 「あかちゃんなんていくらでもかわりができるよ! でもまりさはひとりなんだよ!」 お兄さんが困った表情で親まりさに質問する。もちろん演技である。 赤ゆたちも、今のは何かの間違いだろう。すぐに訂正してくれるはずだ。そう信じて母を見上げる。 しかし答えは同じ。さらに代わりはいくらでも利くとまで言われ、赤まりさたちは茫然自失で固まった。 「それなら貰おうか。どうせ要らない子なんだろ?」 「じゃあきまりだね! おにいさんはやくだしてね!」 その様子を見ていたお兄さんは、自分の太ももを思い切り抓って笑うのをこらえている。 それに気付けないまりさは、いまだ放心状態で動かない赤ん坊たちを隅に押しのけると、入口に這って移動し始めた。 「みゃ、みゃみゃああああああ!!!」 「みゃっちぇ、しゅちぇにぇいでえええええ!!」(待って、捨てないでえええ!!) 「いいきょににゃりゅかりゃああああ!!」(いい子になるからああ!!) 何匹かの赤まりさたちはすぐに母親の下へ跳ねて捨てないでと懇願するが、振り返ったまりさはすでに母の顔を捨てていた。 「まりさは、もうおまえたちのままじゃないんだよ! そんなこともわからないの? ばかなの? しぬの?」 「「「「「ゆああああああああああん!!」」」」」 どうやらこのまりさ。子供は自分の中で一番低いとこに位置するらしい。 おそらく、今までもこんな風に取引材料にしてきたのだろう。 「仕方無い、約束だ。畑に入ったことは許してやるよ」 お兄さんは開くための突起を押して箱を少しだけ開ける。 「ゆっくりにげるよ! じゃあ、じじいとあかちゃんはゆっくりしんでね!」 「おきゃーしゃんまっちぇえええええええ!!!」 まだ箱から出していないというのに、早々と悪態をつくゲスまりさ。 もう親はやめたというし、ゲスでいいだろうとお兄さんは考える。 それでも母親を信じたいのか、一匹の赤まりさが追いかけてくる。 ぶつかるようにまりさに触れると、涙を流して顔を擦りつけ始めた。 「しゅーりしゅーりしちぇね! まりしゃたちをしゅちぇにゃいでね!?」 意外にもこの赤まりさ、自分だけでなく他の姉妹の事も考えている。 だが、どうやら鳶が鷹を生んだだけのようだ。 何度も泣き喚く子供に限界が来たのか、まりさは目を剥いて自分に近づいてきた赤まりさに振り返る。 そのままの勢いで赤まりさの頭を咥えると、何度も箱の壁に叩きつけた。 「ゆぎゃ! ゆびぇ!? やびぇ!? ぎゅぁぶ!?」 「いいかげんにうるさいんだよ! だまって、しね! しね!」 「おきゃーしゃん、おにぇーちゃんをはにゃしちぇええええ!!」 「ゆっきゅりじぇきにゃいみゃみゃはしにぇええええ!!」(ゆっくりできないママは死ねええ!) 今度は叩きつけられる姉の姿に悲鳴を上げる赤まりさたち。 見せしめなのか、ぐったりした赤まりさをぺっと姉妹の目の前に吐き出すと、ゲスまりさはゲラゲラと笑い始める。 「おきゃーさんってだれ? みゃみゃってだれ?」 「「「「ゆああああああああ!!」」」」 お兄さんはまだ何もしていないのだが、すでに親子関係というものは崩壊しきっていた。 もしかすると、まりさとしては丁度いい子捨ての言い訳だったのかもしれない。 それにしてもこのまりさ、いいゲスっぷりである。 本当はまりさが子供を捨てた時点で口八丁を使い親子関係を壊す予定だったのだが、その手間すら省いてくれた。 とはいえこれ以上入れておくと、赤ゆたちが全部潰されてしまうかもしれない。 ひとまずお兄さんはゲスまりさを取り出すために頭を掴む。 「クズなゆっくりはずっとそこでゆっくりすればいいんだぜ!!」 そうしてゲラゲラと笑い続けるまりさを、お兄さんは土の上に置いてある透明な箱にぶち込んだ。 「ゆっ!?」 もう逃げられる。すっかりその気になっていたまりさは、自分がされた事が理解できなかった。 「まりさ、お前この箱の中にあった野菜はどうした?」 お兄さんが指をさしたのは、先ほどまでまりさが閉じ込められていた箱。 たしか、箱の中にはにんじんや大根を入れていたはずである。 「ゆ、おやさいさんおいしかったんだぜ! おにいさんもっとくれるならたべてあげるんだぜ!!」 「ああ、食べちゃったんだ? まりさが?」 お兄さんは確認するようにまりさを見下ろす。 「いちいちうるさいんだぜ! はやくまりささまをここからだすんだぜ!!」 「ああ、ダメ。無理」 「ゆがっ!?」 あっさりと却下され、まりさは言葉を失った。 何故だ。自分の子をあげたのだから、許してくれるんじゃないのか!? 自分の命令を断られたことに、すぐさま激昂して箱の中で暴れ始める。 「ゆがあああ!! だせっ!! はやくここからだせええええええ!!」 「あーあ、こんなにぐしゃぐしゃになっちゃって……。治してあげようか?」 対するお兄さんはまりさを無視して、先ほどまで散々痛めつけられた赤まりさの方を診ている。 「おにーしゃん、なおしぇるひちょ?」 「はやくおねーちゃんをたしゅけちぇね!」 「ゆっきゅりしにゃいでなおしちぇね!!」 「いいけど、お兄さんの言うこと聞いてくれるならだよ?」 たしかに口は悪い赤ゆっくりだが、根はまともなのかもしれない。 お兄さんは赤ゆたちが姉を虐待していたゲスまりさに立ち向かった時のことを思い出しながら、そう切り出した。 最初はこちらの狙いがわからずに不安な表情をしていた赤まりさたちだったが、そのうちの一匹が前に出てきて声を上げた。 「おにーしゃん、じょうけんっちぇにゃに?」 「なに、簡単さ。うちのゆうかからお野菜さんの勉強をしてもらう」 「どういうきょちょ?」 「お野菜さんがどうして生えるのか。それを知ってもらうんだよ」 「ゆぅ……」 お野菜さんは勝手に生えるもの。そう信じていた赤まりさたちには、お兄さんの言葉の意味を理解しきれなかった。 もしかしたら、ゆっくりできないかもしれない。そう考える赤まりさもいた。 しかし、苦しげに唸る姉の姿を見て決心したらしく、赤まりさたちは顔を見合わせると大きくうなずいた。 「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ! だきゃらなおしちぇね!!」 「よし、わかった。じゃあ全員うちにおいで」 一家を捕まえるだけあって大きな箱だが、それを畑の隅に置いてあった手押し車に乗せて固定する。 そして、箱が落ちないように確認すると、お兄さんはずっと箱の中で騒ぎ立てていたまりさの方へ近づいていく。 「だせ! はやくだせじじいいいいいい!!」 「まりさ。お前少し黙れ」 近づくや否や、じじいと叫ぶまりさの箱をお兄さんは全力で蹴り飛ばす。 「ゆがあああああ!?」 箱の中に入れているので直接体にダメージが行くことはないが、それでも衝撃は直に届いたらしい。 一家用のものと違い、こちらは直径50cm程の箱だ。蹴れば先ほど以上に揺れるのは当然である。 「なんで……、なんであがちゃんあげたのにぃぃぃ……」 代価は支払った。だから自分は許されたはずだ。そうまりさの眼は語っていた。 「ああ、畑に入ったのは許してあげる。でも、まりさは野菜食べたんでしょ? あの箱の中の」 「ゆ……?」 ガスッ ガッ ゴッ ドカッ ガッ ゲシッ ミキッ 「ゆぎっ!? ゆあっ!? ひぎっ!? ゆぇっ!? ゆぎゃっ!? いいゅ!?」 「ねえ、あの、箱の、中の、野菜、食べちゃったよ、ね?」 一区切りごとに、箱を砕く勢いで何度も踏みつける。 無論、加工場特製の箱だ。そう簡単には壊れない。 相変わらずいい仕事をしてくれる職員さんたちである。 だがそんなことを知らないまりさは、いつ箱を破って潰されるかもしれないという恐怖に襲われている。 「やべで! やべでぐだざい!! あやばりばずがらづぶざないでぐだざいいい!!」 「お兄さん言ったよね? 畑に入ったことは許してあげるってさ」 箱を蹴りつけることをやめると、まりさが落ち着いたのを見計らってお兄さんはゆっくりと話し出した。 「でもね、まりさ野菜食べたよね。あの箱の中の野菜。僕が育てた野菜を!!」 「………? ………!?」 「野菜を食べた事は許せないなあ」 狭い箱の中でお兄さんの言葉を反芻する。 ようやくその意味を理解すると、まりさは悲鳴を上げて箱を揺らしだした。 「あればあがぢゃんがだべだのおおお!! ばりざばなんにもじらないよおおおおおお!!」 「でもまりさ食べたって言ったよね?」 「いっでない! ぞんなごどいっでないいいいいい!!」 どうやらシラを切りとおすつもりのようだが、そうはさせない。 「正直に話したら、にんじんさんと大根さんをあげるよ。あ、それとリンゴさんもあげよう」 「ゆっ!? ほんど!?」 「ああ、嘘じゃないよ」 お兄さんはにっこりと笑顔でこたえる。 それに安心したのか、まりさはぺらぺらと口を開いて喋り出す。 「にんじんざんもだいごんざんもおいじがっだよ! あがぢゃんのぜいでずぐながっだよ!! もっどだべだいよ!!」 「やっぱ食ったんじゃねえか、このクソ饅頭」 「ゆびゃああああああああああああああああああああああああああああ!?」 サッカボールと同じ扱いで思い切り蹴り飛ばす。 悲鳴の尾を引いて吹っ飛んでいくまりさ。 なに、箱の中だし死にはしないだろう。 お兄さんは赤まりさを治療するために、急ぎ足で車を押して我が家へと向かった。 その心中これから始まるゲスまりさの生活を想像して、何度もはしゃぎたくなったのは秘密である。 さあ、ゲスまりさ。お前の地獄はここからだ。 ゆっくりいじめ系2021 育児放棄?そんなもんじゃないんだぜ!! 中編につづく 初書きです 楽しい、けれど難しい。 久方ぶりにSSに挑戦しましたが、文章を短くわかりやすく書くということは、やはり難しい。 他の方とネタは被ってしまうし、書きながら凹んでます。 とはいえ自己満足ですが、書き始めたものは最後まで完成させたいと思っています。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2280.html
序盤は虐待少ないです ゲスまりさ注意 そんなまりさを制裁もの 子ゆっくりは……少し虐待 お兄さんの活躍が少し足りない ストレスマッハ注意 ストレスを解消しきれない可能性あり それでも構わないという方はどうぞ下へ 育児放棄? そんなもんじゃないんだぜ!! 雪も解けた春先。 ゆっくりゆうかとリリーホワイトが遊ぶ庭先で、一人のお兄さんがくつろいでいた。 「ああ、春だ…。春はいい。ゆっくりがまた顔を出す季節だ」 ゆっくりゆうかが種を植えた場所を教え、リリーが花を咲かせる。 そんなほのぼのした光景を眺めながら、お兄さんはお茶菓子にしていたゆっくりれいむの頭を齧る。 ゆっ、と小さな悲鳴をあげて絶命するれいむ。それを見て悲鳴を上げる他のお茶受けれいむたち。 「それにしても、実にゆっくりした光景だ……。いいね、春」 ゆっくりできなぃいいいい! と横に置いてあったお茶受けどもが何か叫ぶが、煩いので全てに爪楊枝を突き刺して黙らせる。 「さて、それじゃそろそろ趣味の時間に移りますか……」 右手には虐待お兄さんの必須アイテム透明な箱。 お兄さんは余った餡子を全てゆうかに食べていいと言い残し、自分の畑へと足を向けた。 それは、確固たる目的のため。彼自身が冬の間待ち望んだ考えるだけで楽しい計画のためである。 そして畑。 「ゆっくりだせええええ!! 早くまりさをここから出すんだぜええええええ!!!」 「ゆえーん、おきゃーしゃんおなきゃしゅいたー」 「にゃんで、おやしゃいしゃんちゃべりゃりぇにゃいにょおおおお?」 「ゆえーんゆえーん!」 そこは青年が趣味の為に所有している畑。 春キャベツなど雪解け早々に収穫のできる野菜を中心に育てている。 全ては山から畑荒らしを目的にするゆっくりを誘い出すためだ。 何のためか? 決まっている。ヒャア、虐待だ!! そして案の定、畑にしかけた罠の籠には十匹ほどのゆっくりまりさ一家が捕まっていた。 「よう、まりさ。随分大勢で来たじゃないか?」 待ちに待ったこの瞬間、お兄さんは口を三日月に開いて話しかけた。 はてさて、今回の獲物はゲスか善良なゆっくりか。 「ゆっ! じじいがまりさたちをここにとじこめたんだぜ!? はやくだすんだぜええ!!」 望み通り獲物はゲス。お兄さんは心の中でガッツポーズをとった。 今回はゲスだからこそできる虐待である。 とはいえ、そもそも畑を荒らす時点でゲス決定なのだが……。 「にんげんしゃんはゆっきゅりできにゃいよ!」 「ゆっきゅりにげりゅよ!」 「ゆっきゅりできにゃいにんげんしゃんはちね!」 「これも、にんげんしゃんのわにゃにゃんだにぇ?」(これも人間さんの罠なんだね?) 「ちね! ちね!」 そして、口の悪い赤ゆども。 家族総出で籠に体当たりしてお兄さんを罵るが、生憎箱は加工場の特別性なのでビクともしない。 この箱。仕掛けは半透明で、入り口だけがすっきりと見えるようになっている。 餡子脳でも最初は警戒するが、中にある餌を見つければ警戒心を解いてすぐ様飛び込んでくるのだ。 餌に食いつくと入り口が閉まるという仕組みである。 また返しが付いているので、外からでないと開けられないようになっている。 残念だったね。そういいだしたのを抑えてお兄さんは笑みを深めた。 「ふふ、まあそう焦るなよ。ゆっくりしていって……ね!」 ね! の部分で思いっきり箱を蹴り飛ばす。 足の裏で押し出すような蹴りなので、自身に籠を蹴った衝撃は来ない。 「「「「「ゆぎゃあああああああああああ!?」」」」」 一家全員が悲鳴をあげて籠ごと転がっていく。 数メートル先で止まると、突然の衝撃に赤ゆたちが騒ぎだす。 「ゆえーん! きょわいよ! ゆっきゅりできにゃいよ!」 「ゆぐっぷ……、えれえれえれえれ……」 「おきゃーしゃんにゃんちょかしちぇね!!」(お母さん何とかしてね) 「はやきゅゆっきゅりしゃしぇちぇええええ!!」(早くゆっくりさせてええ!) これでいい。餡子を吐いたり恐怖に泣きわめく赤ゆの反応を見てお兄さんはひとり頷く。 赤ゆはこの時点で自分たちでは敵わないと知ったはずだ。 そうすると、子供たちの視線は自然と親に向かうだろう。 あとは親がこちらの望む行動をとってくれるかということだけだ。 そして予想通り、赤ゆは母に今の状況を何とかしてくれと必死に声を上げ始めた。 対して親のまりさは、自らの子供を一瞥しただけ。 すぐさまお兄さんの方へ向き直ると、精一杯の媚た笑みを浮かべて言った。 「ゆっ! まりさがわるかったんだぜ! あかちゃんをぜんぶあげるからゆるしてほしいんだぜ!」 「「「「「「「ゆ゛っ!!!???」」」」」」 「あかちゃんたちが、おやさいさんをたべたいってかってにきちゃったんだぜ!」 計画通り。 ここまで予想した通りだと少しつまらないが、それでも無駄に時間を使うよりはいい。 お兄さんは黙ってまりさを見つめる。 「まりさのあかちゃんはゆっくりできるんだぜ! たべてもおいしいし、どれいにしてもいいんだぜ!」 ちょ、おい、ここまで言うか? さすがのお兄さんも呆れるが、それよりも驚いたのは赤ゆたちだ。 「おきゃーしゃんにゃにをゆっちぇりゅにょ!?」(お母さん何を言ってるの!?) 「まりしゃはきょんにゃにきゃわいいんだじぇ!?」(まりさはこんなに可愛いんだぜ!?) 「みゃみゃー、みゃみゃああああ!!」 「うるさいよ!!!!」 生まれた時、とてもゆっくりした笑顔で喜んでくれた母。 自分たちに優しく、とてもゆっくりさせてくれると信じていた。 ここに来るまで、疲れた自分たちを口に入れて運んでくれた。 人間を倒して美味しい野菜を食べさせてくれると思っていた。 その母が、今何て? 生まれて初めて怒鳴られたショックで赤ゆたちは目を見開く。 「まりさはゆっくりにげるよ! あかちゃんたちは、まりさのかわりだよ!」 「いいのか、せっかくの赤ちゃんだろ?」 「あかちゃんなんていくらでもかわりができるよ! でもまりさはひとりなんだよ!」 お兄さんが困った表情で親まりさに質問する。もちろん演技である。 赤ゆたちも、今のは何かの間違いだろう。すぐに訂正してくれるはずだ。そう信じて母を見上げる。 しかし答えは同じ。さらに代わりはいくらでも利くとまで言われ、赤まりさたちは茫然自失で固まった。 「それなら貰おうか。どうせ要らない子なんだろ?」 「じゃあきまりだね! おにいさんはやくだしてね!」 その様子を見ていたお兄さんは、自分の太ももを思い切り抓って笑うのをこらえている。 それに気付けないまりさは、いまだ放心状態で動かない赤ん坊たちを隅に押しのけると、入口に這って移動し始めた。 「みゃ、みゃみゃああああああ!!!」 「みゃっちぇ、しゅちぇにぇいでえええええ!!」(待って、捨てないでえええ!!) 「いいきょににゃりゅかりゃああああ!!」(いい子になるからああ!!) 何匹かの赤まりさたちはすぐに母親の下へ跳ねて捨てないでと懇願するが、振り返ったまりさはすでに母の顔を捨てていた。 「まりさは、もうおまえたちのままじゃないんだよ! そんなこともわからないの? ばかなの? しぬの?」 「「「「「ゆああああああああああん!!」」」」」 どうやらこのまりさ。子供は自分の中で一番低いとこに位置するらしい。 おそらく、今までもこんな風に取引材料にしてきたのだろう。 「仕方無い、約束だ。畑に入ったことは許してやるよ」 お兄さんは開くための突起を押して箱を少しだけ開ける。 「ゆっくりにげるよ! じゃあ、じじいとあかちゃんはゆっくりしんでね!」 「おきゃーしゃんまっちぇえええええええ!!!」 まだ箱から出していないというのに、早々と悪態をつくゲスまりさ。 もう親はやめたというし、ゲスでいいだろうとお兄さんは考える。 それでも母親を信じたいのか、一匹の赤まりさが追いかけてくる。 ぶつかるようにまりさに触れると、涙を流して顔を擦りつけ始めた。 「しゅーりしゅーりしちぇね! まりしゃたちをしゅちぇにゃいでね!?」 意外にもこの赤まりさ、自分だけでなく他の姉妹の事も考えている。 だが、どうやら鳶が鷹を生んだだけのようだ。 何度も泣き喚く子供に限界が来たのか、まりさは目を剥いて自分に近づいてきた赤まりさに振り返る。 そのままの勢いで赤まりさの頭を咥えると、何度も箱の壁に叩きつけた。 「ゆぎゃ! ゆびぇ!? やびぇ!? ぎゅぁぶ!?」 「いいかげんにうるさいんだよ! だまって、しね! しね!」 「おきゃーしゃん、おにぇーちゃんをはにゃしちぇええええ!!」 「ゆっきゅりじぇきにゃいみゃみゃはしにぇええええ!!」(ゆっくりできないママは死ねええ!) 今度は叩きつけられる姉の姿に悲鳴を上げる赤まりさたち。 見せしめなのか、ぐったりした赤まりさをぺっと姉妹の目の前に吐き出すと、ゲスまりさはゲラゲラと笑い始める。 「おきゃーさんってだれ? みゃみゃってだれ?」 「「「「ゆああああああああ!!」」」」 お兄さんはまだ何もしていないのだが、すでに親子関係というものは崩壊しきっていた。 もしかすると、まりさとしては丁度いい子捨ての言い訳だったのかもしれない。 それにしてもこのまりさ、いいゲスっぷりである。 本当はまりさが子供を捨てた時点で口八丁を使い親子関係を壊す予定だったのだが、その手間すら省いてくれた。 とはいえこれ以上入れておくと、赤ゆたちが全部潰されてしまうかもしれない。 ひとまずお兄さんはゲスまりさを取り出すために頭を掴む。 「クズなゆっくりはずっとそこでゆっくりすればいいんだぜ!!」 そうしてゲラゲラと笑い続けるまりさを、お兄さんは土の上に置いてある透明な箱にぶち込んだ。 「ゆっ!?」 もう逃げられる。すっかりその気になっていたまりさは、自分がされた事が理解できなかった。 「まりさ、お前この箱の中にあった野菜はどうした?」 お兄さんが指をさしたのは、先ほどまでまりさが閉じ込められていた箱。 たしか、箱の中にはにんじんや大根を入れていたはずである。 「ゆ、おやさいさんおいしかったんだぜ! おにいさんもっとくれるならたべてあげるんだぜ!!」 「ああ、食べちゃったんだ? まりさが?」 お兄さんは確認するようにまりさを見下ろす。 「いちいちうるさいんだぜ! はやくまりささまをここからだすんだぜ!!」 「ああ、ダメ。無理」 「ゆがっ!?」 あっさりと却下され、まりさは言葉を失った。 何故だ。自分の子をあげたのだから、許してくれるんじゃないのか!? 自分の命令を断られたことに、すぐさま激昂して箱の中で暴れ始める。 「ゆがあああ!! だせっ!! はやくここからだせええええええ!!」 「あーあ、こんなにぐしゃぐしゃになっちゃって……。治してあげようか?」 対するお兄さんはまりさを無視して、先ほどまで散々痛めつけられた赤まりさの方を診ている。 「おにーしゃん、なおしぇるひちょ?」 「はやくおねーちゃんをたしゅけちぇね!」 「ゆっきゅりしにゃいでなおしちぇね!!」 「いいけど、お兄さんの言うこと聞いてくれるならだよ?」 たしかに口は悪い赤ゆっくりだが、根はまともなのかもしれない。 お兄さんは赤ゆたちが姉を虐待していたゲスまりさに立ち向かった時のことを思い出しながら、そう切り出した。 最初はこちらの狙いがわからずに不安な表情をしていた赤まりさたちだったが、そのうちの一匹が前に出てきて声を上げた。 「おにーしゃん、じょうけんっちぇにゃに?」 「なに、簡単さ。うちのゆうかからお野菜さんの勉強をしてもらう」 「どういうきょちょ?」 「お野菜さんがどうして生えるのか。それを知ってもらうんだよ」 「ゆぅ……」 お野菜さんは勝手に生えるもの。そう信じていた赤まりさたちには、お兄さんの言葉の意味を理解しきれなかった。 もしかしたら、ゆっくりできないかもしれない。そう考える赤まりさもいた。 しかし、苦しげに唸る姉の姿を見て決心したらしく、赤まりさたちは顔を見合わせると大きくうなずいた。 「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ! だきゃらなおしちぇね!!」 「よし、わかった。じゃあ全員うちにおいで」 一家を捕まえるだけあって大きな箱だが、それを畑の隅に置いてあった手押し車に乗せて固定する。 そして、箱が落ちないように確認すると、お兄さんはずっと箱の中で騒ぎ立てていたまりさの方へ近づいていく。 「だせ! はやくだせじじいいいいいい!!」 「まりさ。お前少し黙れ」 近づくや否や、じじいと叫ぶまりさの箱をお兄さんは全力で蹴り飛ばす。 「ゆがあああああ!?」 箱の中に入れているので直接体にダメージが行くことはないが、それでも衝撃は直に届いたらしい。 一家用のものと違い、こちらは直径50cm程の箱だ。蹴れば先ほど以上に揺れるのは当然である。 「なんで……、なんであがちゃんあげたのにぃぃぃ……」 代価は支払った。だから自分は許されたはずだ。そうまりさの眼は語っていた。 「ああ、畑に入ったのは許してあげる。でも、まりさは野菜食べたんでしょ? あの箱の中の」 「ゆ……?」 ガスッ ガッ ゴッ ドカッ ガッ ゲシッ ミキッ 「ゆぎっ!? ゆあっ!? ひぎっ!? ゆぇっ!? ゆぎゃっ!? いいゅ!?」 「ねえ、あの、箱の、中の、野菜、食べちゃったよ、ね?」 一区切りごとに、箱を砕く勢いで何度も踏みつける。 無論、加工場特製の箱だ。そう簡単には壊れない。 相変わらずいい仕事をしてくれる職員さんたちである。 だがそんなことを知らないまりさは、いつ箱を破って潰されるかもしれないという恐怖に襲われている。 「やべで! やべでぐだざい!! あやばりばずがらづぶざないでぐだざいいい!!」 「お兄さん言ったよね? 畑に入ったことは許してあげるってさ」 箱を蹴りつけることをやめると、まりさが落ち着いたのを見計らってお兄さんはゆっくりと話し出した。 「でもね、まりさ野菜食べたよね。あの箱の中の野菜。僕が育てた野菜を!!」 「………? ………!?」 「野菜を食べた事は許せないなあ」 狭い箱の中でお兄さんの言葉を反芻する。 ようやくその意味を理解すると、まりさは悲鳴を上げて箱を揺らしだした。 「あればあがぢゃんがだべだのおおお!! ばりざばなんにもじらないよおおおおおお!!」 「でもまりさ食べたって言ったよね?」 「いっでない! ぞんなごどいっでないいいいいい!!」 どうやらシラを切りとおすつもりのようだが、そうはさせない。 「正直に話したら、にんじんさんと大根さんをあげるよ。あ、それとリンゴさんもあげよう」 「ゆっ!? ほんど!?」 「ああ、嘘じゃないよ」 お兄さんはにっこりと笑顔でこたえる。 それに安心したのか、まりさはぺらぺらと口を開いて喋り出す。 「にんじんざんもだいごんざんもおいじがっだよ! あがぢゃんのぜいでずぐながっだよ!! もっどだべだいよ!!」 「やっぱ食ったんじゃねえか、このクソ饅頭」 「ゆびゃああああああああああああああああああああああああああああ!?」 サッカボールと同じ扱いで思い切り蹴り飛ばす。 悲鳴の尾を引いて吹っ飛んでいくまりさ。 なに、箱の中だし死にはしないだろう。 お兄さんは赤まりさを治療するために、急ぎ足で車を押して我が家へと向かった。 その心中これから始まるゲスまりさの生活を想像して、何度もはしゃぎたくなったのは秘密である。 さあ、ゲスまりさ。お前の地獄はここからだ。 ゆっくりいじめ系2021 育児放棄?そんなもんじゃないんだぜ!! 中編につづく 初書きです 楽しい、けれど難しい。 久方ぶりにSSに挑戦しましたが、文章を短くわかりやすく書くということは、やはり難しい。 他の方とネタは被ってしまうし、書きながら凹んでます。 とはいえ自己満足ですが、書き始めたものは最後まで完成させたいと思っています。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/323.html
625 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23 12 04 ID C/g+hbOE0 それでは今日の分を投下します どうぞ 和「それでは今日食べたシュークリームをもう一回奢って頂けますか?」 京太郎「なんだそんな事かそれくらいだったらお安い御用だ」 久「今日食べた~?いつ食べたのよ?」ニヤニヤ 和「それは昼休みの時に・・・」 優希「のどちゃん昼休みにシュークリーム食べてたかじぇ?」 咲「確か食べてないよ」 京太郎「ちげーよ俺が今日朝和を迎えに行く前に買ってそれをさっきあげたんだ」 久「へぇ~だったらシュークリームを仲良く食べてて遅刻したわけじゃないんだ~」ニヤニヤ 京太郎(ドキッ)「ちっ違いますよ」 久「ふ~んだったらそうゆう事にしてあげる」 京太郎(ホッ・・・) 久「あらもうこんな時間ねぇ~もう今日の部活はお終いまた明日ね」 京太郎「和」 和「なんでしょう?」 京太郎「帰りも乗せてってやるよ」 和「いいです流石にそこまでは・・・」 京太郎「いや今日和にはシュークリームを奢る約束があるから 嫌でも俺に付き合ってもらうぜ・・・ そのついでにお前を家まで送っててやるよ」 和「ズルいですよ!須賀君!!」 京太郎「ハハッじゃあ決まりだな」 和「もぉ~須賀君ったら」 タッタッタッタ 久「和と須賀君が仲が気になるからつけてみましょう!!」 咲「ダメですよ!!いくら仲が良いからってそれは・・・」 まこ「おもしろそうじゃな~早速後をつけるか!!」 優希「よしのどちゃんと京太郎の後をつけるじぇ~」 626 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23 13 25 ID C/g+hbOE0 久「さてもうそろそろこの辺を二人が通るはずよ」 まこ「なんかスリルを感じてええの~」 優希「犬め!!私というものがありながら のどちゃんと浮気するなんて絶対に許せないじぇ~」 咲(結局ついて来ちゃった・・・一体どうなるんだろう?) 久「あっ二人が来たわ!!隠れるわよ!!!」 ガサガサ 京太郎「それで今日の俺の麻雀はどこが悪かったと思う?」 和「やはりあそこで4ピンを切った所ですね あそこは西切りの方が効率の良い切り方でしたね」 京太郎「和と麻雀の話をすると勉強になるな~」 和「そんな事ないです///」 久「あの二人どうやら麻雀の話で盛り上がってるみたいね・・・」 まこ「ちゃんと部活が終わっても麻雀の事を考えてるとは・・・関心じゃな」 優希「のどちゃんが男の人としゃべってて あんなに嬉しそうに話す所初めてみたじぇ~くやしいじぇ~」 咲(京ちゃん・・・) 久「あっ・・・二人があっちの方に行くわよ ほらみんな早く行くわよ!!」 627 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23 14 20 ID C/g+hbOE0 京太郎「でさー優希の奴がハデにずっこけてその時パンツが見えたんだけど あいつこの年になってまだ熊のガラのパンツをはいてたんだぜ~」 和「フフフッ優希ったら・・・まだそんなカワイイ所があるんですね・・・フフフ」 京太郎「和お前笑いすぎだぞ~」 和「だって須賀君が笑わすから悪いんですよっ!!」 京太郎「だって本当に面白いんだからしょうがないだろ」 和「そうですね」 優希「犬の奴許せないじぇ一発ぶん殴ってやらないときがすまないじぇ~」 まこ「まて今出てったら二人に・・・」 京太郎「ん・・・?」 和「どうしたんですか?」 京太郎「今優希の声がしなかったか?」 和「いえしませんでしたが・・・」 京太郎(気のせいか・・・) まこ「危うく京太郎に見つかる所だったじゃろうが・・・ 優希ちゃんと考えて行動せい」 優希「すみませんだじぇ~」 久「それにしても熊のガラね・・・クスッ」 優希「今部長笑ったな~酷いじぇ~」 久「笑ってないわよ~」ニヤニヤ 優希「顔が笑ってるじぇ」 咲「そんな事よりももう二人がお店に入ってくみたいですよ」 久「おっといけない・・・早速後を付けるわよ~」 628 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23 15 11 ID C/g+hbOE0 京太郎「よし着いたぞここだよここ」 和「このお店って最近出来たばかりのお店ですよね?」 京太郎「そうだよさぁ入るぞ」 和「待って下さい須賀君」 久「須賀君ったら最近出来たお店をチェックしてるなんて・・・なかなか侮れないわね」 まこ「ここの店の洋菓子って本当においしいのか?」 咲「ええ凄く美味しいって友達の間でも評判のお店なんです」 優希「それにここのお店はファーストフード店みたいに店の中で 食べる事も出来るし持ち帰ることもできるんだじぇ~」 久「じゃあ中に潜入して調査をしましょ」 咲「それは流石にバレちゃうんじゃないんですか?」 久「大丈夫よ店の中結構混んでるし・・・ あの二人から離れた席に座っておけば絶対バレないわよ!! それにこの店のケーキ食べてみたいし!!」 まこ「よし決定じゃな!!早速乗り込むぞ」 優希「了解だじぇ」 咲(本当に大丈夫かな?) 629 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23 16 30 ID C/g+hbOE0 店員「いらっしゃいませー」 京太郎「えっとシュークリーム2つとコーヒー2つで」 店員「コーヒーの方ホットとアイスがございますがどちらに致しますか?」 京太郎「じゃあホットで」 店員「かしこまりました」 京太郎「よし和貰ってきたから席につこうぜ」 和「席はもうとっておきましたから大丈夫です」 京太郎「ありがとう和」 店員「いらっしゃいませー」 久「チーズケーキ1つ」 まこ「モンブラン1つ」 咲「ショートケーキ1つ」 優希「タコスケーキ1つだじぇ」 店員「申し訳ありませんタコスケーキは当店には置いてないんです」 優希「なんだじゃあチョコケーキ一つ」 店員「かしこまりました」 久「全員ケーキが来たみたいね じゃああそこの席に座りましょう」 まこ「あそこの席だったら京太郎達にもバレずに すみそうじゃしな・・・」 優希「早くするじぇ~犬とのどちゃんがどんな話をしているかきになるじぇ~」 咲(京ちゃん・・・) 630 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23 17 27 ID C/g+hbOE0 京太郎「よしじゃあ食おうぜ!!」 和「頂きます」 京太郎「うめ~相変わらずここのシュークリームはウマイな」 和「本当ですね」 京太郎「コーヒーもいい豆使ってるな・・・ あれ和そんなに砂糖とシロップ入れるのか?」 和「いいじゃないですかそれくらい///」 京太郎「まさか・・・ブラックコーヒーまだ飲めないのか?」 和(ギクッ)「飲めますよ!!」 京太郎「ふ~んじゃあ飲んでみろよ」ニヤニヤ 和(ゴク)「うっ・・・ゴホッゴホッ」 京太郎「おいおいあんまり無茶するなよ」 和「須賀君がそんなバカにするような言い方するからいけないんですよ!!」 京太郎「悪い悪いゴメンな」 和「それにしても金曜と土曜にわざわざ家に来て 色々やってくれて本当にありがとうございました」 京太郎「なーに別にいいって・・・当然の事をしただけさ・・・」 久「ねぇみんな聞いた?須賀君この前の週末に和の家で風邪の看病をしてたって所」 優希「もちろん聞いたじぇ~犬め私が目を離した隙にのどちゃんを・・・」 まこ「これで最近急に和と京太郎が急接近した理由が分かったわい」 咲(やっぱり京ちゃん原村さんにも私と似たような事やってたんだ・・・) 和「それなのに私は日曜にわざわざ来てくれた須賀君に・・・」 京太郎「その話なら俺は別に全然気にしてないから気にしなくてもいいよ」 和「でも・・・」 京太郎「その話題は辛気臭くなっちまうから禁止!! それに俺はそんな些細な事で怒ったりしないから大丈夫だ」 和「須賀君・・・///」 631 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23 18 17 ID C/g+hbOE0 久「なんか凄くいい雰囲気ね・・・」 まこ「これは正に予想外の展開じゃな」 優希(くやしいじぇ~もし私が風邪を引いてたら今頃あそこにいるのは 私のはずなのに神様はどうしてのどちゃんを選んだんだじぇ~) 咲(まさかこんなにいい感じになってたなんて・・・これからどうなるんだろう・・・) 久「あっ二人が店を出てくわよ私たちも後を追いましょう」 和「今日は本当においしかったですごちそうさまでした」 京太郎「いいよあれくらいならいつだって奢ってやるよ」 和「それにしても今日は・・・」 ドンッ 和「きゃっ」 京太郎「おっと」 ぎゅっ 和(また・・・須賀君に・・・) 京太郎「和どこかに怪我とかないか?」 和「ええ別に大丈夫です」(須賀君から離れられないです・・・) 久「おおおおおおおこれは急展開ね!!!!」 まこ「いけっ京太郎ぎゅって抱き締めるんじゃ」 優希(また犬とのどちゃんの距離が・・・) 咲(京ちゃん・・・京ちゃん・・・) 和(須賀君から目がそらせないです・・・) 京太郎「和顔が赤いぞ・・・また熱でも出たんじゃないのか?どれどれ・・・」 久「須賀君が顔を近づけてゆく・・・まっまさかキ・・・」 まこ「行けーーーーー京太郎!!!!男をみせんしゃい!!!!!」 優希(まさか犬とのどちゃんが・・・) 咲「だめぇーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」 632 名前:京×和 第4話 急接近[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 23 19 18 ID C/g+hbOE0 京太郎「わっ!?」 和「えっ!?」 京太郎「咲?」 咲「えっ?」 和「部長・・・先輩・・・それに優希も・・・」 久「あはははっ偶然ね和それに須賀君」 京太郎「部長こんな時間までみんなと何やってたんですか?」 久「みんなでカラオケ行ってて・・・それで今丁度出てきたところよ」 まこ「そうじゃまあそんな所じゃ」 優希「そうだじぇ~」 咲「・・・」 京太郎「そうですかじゃあ俺は和送ってくるので失礼します」 久「じゃあね須賀君・・・」 京太郎「じゃあ行くぞ和後ろに乗りな・・・」 和「はい・・・」 まこ「咲気持ちは分からんでもないがあそこで叫ぶのはルール違反じゃろうが・・・」 咲「はい・・・でもどうしても見てられなくて・・・」 久「これで今日の須賀君と和の尾行はもう中止ね・・・さぁみんな帰りましょう」 優希「お疲れさまでしたじぇ~ハァ・・・」 京太郎「よし和家に着いたぞ」 和「送ってくれてありがとうございます」 京太郎「・・・」 和「・・・」 京太郎「じゃあな和」 和「さよなら須賀君」 和(須賀君の背中がどんどん小さくなってゆく・・・ 須賀君と離れるだけでどうしてこんなに胸が苦しいんだろう・・・ また明日になれば会えるのに・・・どうしちゃったんだろう私・・・) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sakiyuriyuri/pages/212.html
591 名無しさん@秘密の花園 [sage] 2009/10/14(水) 22 17 15 ID dDMQQBh/ Be 「ん、まだこんな時間か…。」 昨晩、団体戦の借りを返そうとして思いっきり返り討ちにあった。 初心者相手になんてざまじゃ…。 ほんとふがいないのぅ。 昨晩のことを思い出して布団から出る気もしなかった。 ふと横を見ると咲と和の姿がなかった。 優希はよぅ寝とるようじゃな。 反対側に目を向けると、そこにいるはずの久の姿はなかった。 1年の時からあんたに付き合っとるんじゃ。 あの個人戦からあんたがどこか変わったことくらい分かっとるよ。 「はぁ…。」 布団から出て、椅子に座って外を見た。 もし、あんたが風越に行っとったら、わしはあんたと会えんかった。 あんたの実力なら、風越に行っても団体戦に出れるくらいの実力があるんに。 偶然だったんじゃろうが…、わしはあんたと出会えてよかった。 心からそう思うとるよ。 「んふぁぁ~」 「おぉ起きたんか。」 優希が伸びをして、目をこすった。 「のどちゃんと咲ちゃんに、部長は?」 「温泉でも行ったんじゃろ。」 久はどこに行ったか、分からんが。 分からないけど、なんとなく見当はつく。 「この私を置いて行くなんて…、この恨みタコス払いさせなければー!」 「何を言うとるんじゃ。」 朝から元気じゃの。これが若さというものなのかの。 「じゃあ、優希も行ってくればいいじゃろ。」 なんでじゃろ? 優希を見てると自然に笑顔になれるのう。 「染谷先輩は行かないのか?」 「わしは…。」 もし、そこに行って久とあの人がおったら…。 それを考えると… 「優希1人で行っといで。」 優希はうーんと唸って、こっちを見た。 目が合う。 「う~ん…。やっぱり行くの辞める!」 「は?」 「染谷先輩と一緒にいるじぇ!」 なんで優希がそう言ったかは分からない。 ただ、今は優希の存在がありがたかった。 「勝手にしんさい。」 なんだか照れ臭くて、わしは窓の方を向きながらぶっきらぼうに答えた。 *********** 起きたら、のどちゃんも咲ちゃんも部長もいなかった。 窓の方を見ると、染谷先輩が座ってた。 ここから見える横顔がなぜか泣いてるように見えた。 のどちゃんや咲ちゃんと温泉に行くのもいいけど…。 今は、染谷先輩といなくちゃいけないじぇ! 「染谷先輩と一緒にいるじぇ!」 だから、そんな顔しないでほしいじぇ。 染谷先輩は笑ってる方がいいんだじぇ。 ちなみに、眼鏡してない方がより可愛いんだじぇ。