約 1,476,155 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4502.html
『あるチラシ』 近年出没したゆっくりという生き物。その生態は不思議としか言いようが無い。 「ゆゆ!?みなれないゆっくりがいるよ!」 「おきゃあしゃん!!まりちゃだよ!ゆっくちちようね!!」 「まりさはしらないよ!!あっちいってね!」 「どびょじでじょんなごどいうにょおお!!!!??」 「まりちゃもちらにゃいよ!」 「ゆええぇえぇええん!!!!!おねえしゃんまぢぇしょんなごどいわにゃいでええ!!」 少しおさらいをしておこう。ゆっくりというのは饅頭である本体と飾りで個体識別をする。たった今赤まりさの帽子を他の赤まりさの帽子と交換した。 結果母まりさも姉まりさも家族であった赤まりさを識別できなくなってしまった。では帽子を元に戻してあげよう。 「ゆええぇえぇえええん!!!!ゆえぇえぇえええん!!!!!」 「ゆ!?おちびちゃんどうしたの!?」 「い…いもうとがないてるよ!ゆ…ゆっくりしていってね!!」 「まりちゃ…まりちゃ…なかにゃいで…にゃかないでよおお!!!!」 「おかあざぁあああん!!!!おねえじゃあぁああん!!!!」 さっきまで遠ざけられていた赤まりさは無事家族に迎え入れられて元通りになりましたね。ゆっくりは命の次に飾りが大事だ。 特に赤ゆっくりであるうちは絶対に無くしてはならない。成長すれば本体である顔に特徴が生まれ、飾りが不慮の事態で無くなっても周りに受け入れられる ケースがあるが特徴の無い赤ゆっくりでは家族でさえ識別ができなくなってしまう。では次にこうしてみよう。 「おかあさん!ゆっくりしていってね!!」 「ゆ…ゆゆゆ!!!!!!」 「なんだかゆっくりできないよ!!!」 「こっちこにゃいでにぇ!!」 「ど…どうしたの!?…まりさとゆっくりしようよ~」 「ゆっくりできないね!!!ゆ!!!まりさのかわいいおちびちゃんにさわらないでね!!!!」 「ゆびぇ!!!!どぼじでぞんなごどずるのおお!!!!」 「おきゃあしゃあぁあん!!!!ゆっくちできにゃいよお!!!」 「きょわいよおお!!!」 「おちびちゃんたちはおかあさんのうしろにかくれてね!!ゆっくりできないへんなこはおかあさんがやっつけるよ!!!!」 「ゆべ!!!!いだい!!!やべでえええ!!!!」 「ゆっくりできないゆっくりはしぬといいよ!」 「おきゃあしゃんはやっぴゃりちゅよいね!!」 「ぞん…な…いだいい!!じんじゃう!!じんじゃうう!!やびぇでええ!!!!いだいい!!!」 おやおや可哀想に。自分の母親から攻撃されてもはや虫の息。 「もっど…ゆっぐりじだがっだよ…」 「ゆふん!!みんなでてきてね!!!ゆっくりできないゆっくりをたいじしたよ!!」 「おきゃあしゃんはしゅごいね!!!」 「ゆっくりしようね!!」 あーあ、死んじゃった。このままじゃ可哀想だから元に戻してあげよう。 「……ゆ!!!!おねえしゃん!!!!」 「まりさのおちびじゃんぎゃあああ!!!!どぼじでじんじゃっでるのおお!!!??」 「ゆわああぁあぁあん!!!おねえしゃああぁああん!!!!!じんじゃやぢゃよおおお!!!!!!」 さっきまで攻撃していたのにこの変わり様。極端すぎる。実はまりさの帽子を別の死んだまりさの帽子と入れ替えました。 死んだゆっくりの飾りには死臭が付くという。これはゆっくりの嗅覚だけに分かるもので他の生物では分からない。科学的にもその匂いは検知できない。 死臭がついた飾りをしたゆっくりは原則他のゆっくりとはゆっくりできなくなってしまう。周りが遠ざかってしまったり今のように周りから攻撃されてしまうのだ。 他のゆっくりの飾りでは"他人"という認識だが死臭のついたゆっくりの飾りは"ゆっくりできない"という認識のようだ。 そのせいか今にも死にそうなゆっくりが子供や恋人など大切なゆっくりに自らの飾りを形見として差し出す場合死ぬ前に外すという。 死んでからでは周りのゆっくりに嫌がられるというのが分かっているのだろう。では次の実験にいってみよう。 「ゆ!!!!みずさんはゆっくりできないよ!!!!やめてね!!!」 1匹のゆっくりにどろっとした液体をぶっかけた。 「やめてえええええ!!!とけぢゃうよおおおおお!!!……ゆ!!!これあまあぁあいぃ。ぺーろぺーろ♪」 何をかけたのかというと死んだゆっくりの本体を溶かしたものだ。つまりは冷えたお汁粉だな。 「ぺーろぺーろ。しあわせええぇええ!!!」 うーむ、見たところ嫌がってない。むしろ大喜びだな。やはり本体には死臭がついていないということか。 「ゆゆ~ん。おいしかったよ!!!」 家族の下へ戻してみよう。 「おちびちゃん!すごくゆっくりしてるね!!どうしたの?」 「ゆゆ~。とってもおいしいおみずさんをたべたんだよ!!!」 「おねえちゃんいいなあぁ」 「ゆ!れいみゅおねえしゃんからおいししょうなにおいがするよ!!ぺーりょぺーりょ」 「れいむのおちびちゃんちょっとべたべたするね。ぺーろぺーろ」 「くすぐったいよ!ゆひゃひゃ!!」 そのまま全部食われてしまえ。美味しそうな匂いだと。本体には死臭はつかないようだ。そういえば死んだゆっくりをお菓子と勘違いして食べるケースがあったな。 ならば死んだゆっくりの飾りの匂いをつけてみよう。粉状にして降りかけてみるか。いや溶かしてからぶっかけてみよう。 「ゆ!!!つめたいよ!!!みずさんはゆっくりできないよ!!!やめてね!!!!!」 どうなることやら…… 「ゆ!!なんだかゆっくりできないよ!!!ゆうううううううううううう…」 効いてきたのか? 「もういやだああ!!!!おうぢがえるううううう!!!!」 これは期待ができそうだ。では家族の下へ返してみよう。 「おがあああさあぁあぁあん!!!!ゆっぐりできないよおおお!!!ゆっぐりさせでえええ!!!!」 「ゆ!!おちびぢゃ……ゆ!!!おちびぢゃんじゃないね!!!!」 「おねえちゃんだけどおねえちゃんじゃないね!!!」 「にせものはあっちいってね!!!!」 「まりさだよおおお!!!!おかあざあぁあん!!!おねえちゃあぁあん!!!」 「うるさいよ!!!!ゆっくりできないにせものはあっちいってね!!!でないとゆっくりできなくするよ!!!」 「どぼじでええええ!!!!!ゆっぐりじだいよおおおお!!!」 これはこれは。何か一方的に攻撃されちゃってるけど無視して考察してみよう。ゆっくりは死臭に敏感で死臭を嗅ぎ取るとゆっくりできなくなってしまう。 死臭は本体ではなく飾りに付着する。その匂いが付くと飾りを持っていなくてもゆっくりできなくなると…。 ならばこれでどうだ。 「ゆ!!!あんなところにけーきがあるよ!!!」 「れいむはぐるめなんだよ!!!」 「けーきさんれいむにたべられてね!!」 「まりちゃもいっぴゃいたべるんだじぇ!!」 あるゆっくり家族の前に美味しそうなケーキを置く。ケーキは人間だけで無くゆっくりも大好物だ。もちろんこのケーキには仕掛けがある。 「ゆ!ゆ!ゆ!」 「れいむがいちばんだよ!!」 「まりちゃのぶんものこすんだじぇ!!!」 ケーキには死んだゆっくりの飾りを溶かして作った香水を降り掛けました。 「いっただっきま……ゆげええええええ…」 「なんだかゆっくりできないよ!!!!」 「このけーきはゆっくりできないね!!!」 「ゆっくちできにゃいんだじぇ!!!!ゆうううううう…でもたべちゃいんだじぇ!!」 「ゆううううう…うわああああああああああああああああ……」 「「「「もういやだ!!!おうぢがえるうううううう!!!!」」」」 効果覿面。あんなに大好きなケーキを前に逃げ出すとは。しかしこんなケースもある。 「むーしゃむーしゃ」 「むーちゃむーちゃ」 「はふっはふっ!!」 「「「しあわせええええええ!!!!!」」」 「すっごいおいしいね!!」 「けーきさんゆっくりできるね!!」 さっきと同じケーキだ。一部のゆっくりは普通に食べている。耐性があるのか?だったらこうしてやる! 「ゆ!おぼうしさんをとらないでね!!かえしてね!!!」 返してやるよ。ほれ。 「ゆ!!なんだかゆっくりできないまりさがいるよ!!!」 「おねえちゃん!!まりさだよ!!まりさ!!」 「おかあさん!!!ゆっくりできないのがいるよ!!」 「ゆ!!!ゆっくりできないね!!!これはれいむたちのおやつだよ!!!あっちいってね!!」 「おがあざんどぼじでぞんなごどいうのおおお!!」 「うるさいよ!!!!おかあさんじゃないよ!!!ゆゆゆゆゆ!!!!ゆっくりできないね!!!ゆっくりできないゆっくりはしね!!!」 「ゆああああ!!!!いだいよおおおお!!!!やべでえええ!!!」 ま、お分かりの人も多いと思うが帽子を取り替えました。死んだまりさのやつと。ということは死臭に耐性があるのではなく加工して作った香水では 死臭を嗅ぎ取れない場合もあるということか。 だがこれだけの実験データがあれば充分。あとは製品化だ…。 数ヵ月後 「お集まりの皆様。今日は我が"YUJIRUSHI"の新製品の発表会にお集まりいただき誠にありがとうございます」 YUJIRUSHIというのはこの世界に存在するゆっくりを扱った会社だ。愛でから虐待まで幅広く網羅している。 「まずはこちらを御覧ください」 透明な箱の中にはケーキがひとつ。そしてゆっくりが何匹か眠っている。 「起こしてみましょう」 箱を叩く。 「ゆびゃ!!!!」 「とかいはなすいみんをじゃまするのはだれ!!??」 「びっくりしだよおお!!!」 「ゆ!!おきゃあしゃん!!ありぇみちぇ!!!」 「ゆ!あんなところにおいしそうなけーきがあるよ!!」 「ありちゅがいちばんだよ!!!」 「まりさもまけないんだぜ!!!」 一目散にケーキの下へ走っていく。 「「「「「むーしゃむーしゃ…しあわせええええ!!!」」」」」 美味しそうにケーキを食べるゆっくり達。見ている人達は苦虫を噛み潰したような顔をしている。 「皆様そう怒らずに。一応の確認です。ゆっくりはこの通りケーキが大好きです。では…この新しいケーキに…」 霧吹きを取り出しシュシュッとケーキに吹きかけた。 「これを入れてみましょう」 ゆっくり達が殺到している所から反対の場所にケーキを置いた。早くもケーキを食べ終わったゆっくり達はすぐに新しいケーキに気づいた。 「あそこにもけーきがあるよ!!」 「きょうはすっごくゆっくりできるね!!」 「こんどはまりちゃがいちばんだよ!!!!」 新しいケーキへ走り出すゆっくり達。だが少し近づいたところで足が止まった。 「ゆ!!!なんだかへんだよ!!!!」 「ゆっくりできないよ!!!!おかしいよ!!!」 「おかしいんだじぇ……ゆ…ああああああああああああ…」 「ゆっぐりじ…ぐいぇえ」 「「「「「もういやだおうぢがえるうううう!!!!!」」」」」 会場からは"おお!!!"という歓声が上がった。 「これは一体?」 「その霧吹きが新製品というわけですね」 「ええ。名付けて"ゆっくりバイバイ"です」 「この撃退率60%という数字は?」 「統計上60%のゆっくりには効果があるということです。実は残り40%については保証ができないんです」 「全てのゆっくりには効くとは限らないと?」 「ええ。それでも研究を重ねてここまで上げました。今後も研究を重ね100%を目指します」 「具体的にどのような使用法があると?」 「今手元にあるのは霧吹きですが他の製品タイプを考えております。まず霧吹きタイプですが家の中で絶対にゆっくりに入ってほしくない所やゆっくりには触ってほしくない 物に吹きかければゆっくりは近づけません」 「他の場合では…」 「広範囲に散布できれば住宅や畑への侵入を防げるでしょう」 「この液体の中身は?」 「死んだゆっくりの飾りの死臭を閉じ込めた香水です。どのように閉じ込めたかは企業秘密です。ちなみに他の動物では嗅ぎ取ることはできません」 「効果期間は?」 「基礎研究からまだ半年ぐらいですがその際に成功したケースでは現在も効果はあります。我が社では1年と見積もっております」 「少し曖昧なのでは?」 「それは自覚しております。しかし匂いが残っているかどうかそれを検知する術は現在の技術では不可能です。そこで地道に実験し統計を取るしか方法はありません。 ただ成功したケースでは1例も効果が切れたということはありません」 数日後には色々な場所で新製品"ゆっくりバイバイ"が販売された。どの店でも販売当日に完売し特に住宅被害の多い農村では飛ぶように売れた。 「れいむちゃん。この部屋には絶対入っちゃだめだよ。分かったね」 「うん!れいむはいいこだよ!だからいうこときくよ!」 ある飼いれいむ。ご主人の仕事部屋に入りたがるので早速ゆっくりバイバイを部屋の入り口に散布したようだ。 「ゆゆ~。おねえさんがおしごとにいったよ!!れいむはゆっくりおるすばんだね!」 留守番といってもすることが無く玩具で遊ぶのにも飽きてしまった。 「ゆ!あのおへやをちょっとだけみてくるよ!!ちょっとだけだよ!」 このれいむは銀バッジ。銀バッジレベルでは好奇心に負けてしまうようだ。 「このへやだね!そろーりそろーり……ゆ!?」 ドアの前まで来てから様子がおかしくなった。 「なんだかへんだよ……ううううう…きぼぢわるい…よ…あああああああ……」 ドアの前で気絶してしまった。数時間後れいむは覚醒した。 「ゆ!ここはゆっくりできないね!!れいむはおへやにかえるよ!!!」 その後このれいむは仕事部屋には寄り付かなくなったという。 「ゆっふっふ…いまならだれもいないね!!」 「ここをまりさたちのおうちにするんだぜ!!」 「おかあさんがんばってね!!」 「れいむもがんばるよ!!」 「このおうちでゆっくちちたいよ!!!」 あるゆっくり家族が人間の住宅に侵入を試みた。お気に入りのおうちを見つけいざ敷地内に飛び込んだ 「にゃんだきゃゆっくちできないよ!!」 まず小さいゆっくりからゆっくりできなくなった。 「おかしいよ!!!!ここはへんだよ!!!」 「ゆっくりできないよ!!!」 「ゆ??そ…そう??まりさは…ゆっくりできてるのに??」 「ゆげえええええ…きもぢわるいよおお!!!!」 「ぎぇれぎぇれぎぇれげ…」 「あがぢゃんがあああ!!!!」 「おが…れいむも……えれえれえれえれ……」 2匹が餡子を吐き出して気絶してしまった。1匹は耐性があったようで異常は無かったが他の家族が苦しみだした。 「ゆ!このままだとたいへんだよ!!!ここをにげるよ!!!」 「おうぢがえるうううう!!」 「こんなゆっぐりできないところ!!こっぢがらねがいさげだよ!!!!」 気絶した子供を連れて退散していった。住宅侵入は一気に減った。 その後ある発見があった。苦しんで死んだゆっくりの飾りほど撃退率が大きいのだ。つまり苦しんで死んだゆっくりの飾りが最適であると分かったのだ。 この発見のお陰で60%の撃退率は80%まで上昇した。だがそこから先は中々進まなかった。普通の人では苦しめる方法が行き詰まってしまうのだろう。 こういうときは専門家の力を借りよう。 「おや、ふむふむ…これは面白いな」 虐待お兄ちゃんは朝食を食べながら1枚のチラシを読んでいた。 『"第1回バイバイ!!ゆっくりコンテスト" 参加資格:誰でも。ゆっくりを虐待するのが大好きな方は特に歓迎。 コンテストの流れ:①まずは参加申し込みしてください ②設けた期間中にゆっくりを苦しめて殺してください ③虐待期間は1週間。虐待開始日と終了時に当社から確認のため社員がそちらに向かいます。社員の確認の無い場合は無効となります ④死んだゆっくりの飾りをお借りします。その飾りからオリジナルのゆっくりバイバイを作成します ⑤オリジナルのゆっくりバイバイを実際に使用して撃退数を競います 評価方法:加工所より調達したゆっくりをランダムで100匹選びます。ケーキにゆっくりバイバイを吹きかけ1匹ずつケーキに向かわせます。 ゆっくりがケーキから逃げ出したら10pt。その場で苦しみだしたらプラス1pt。餡子を吐き出して気絶したらさらに1ptプラスします。 逃げ出さずケーキを食べた場合は0pt。マイナスはしません。より多くのptを稼いだ方が優勝となります。 賞金:獲得したpt数×1万円。上位3名に与えられます。ただし800ptを超えていない場合は該当者無しとさせていただきます。 その他:虐待の様子をビデオに残しておいてください。ビデオの無い方は当社が提供いたします。』 「ついにここまできたか。ま、参加だな」 完 by 虐待おにいちゃん このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1090.html
779 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/15(木) 22 11 34 ID DzWwJfc6 インデックス「…随分静かなんだよ」 C.C.「…確かにそうだな…ひょっとしてもう終わったのか?」 衣「………」 インデックス「むぅ~…せっかく私の知識が活かせる機会かもと思ったのに…」 C.C.「だったら最初からついていけばよかったじゃないか」 衣「………」 インデックス「C.C.が一緒に留守番って言ったんだよ!」 C.C.「ん?そうだったか?…よく覚えてないな…」 衣「………」 インデックス「 765の台詞をよく見るんだよ!!」 C.C.「あ~…確かに言ってるな…でもまあいいじゃないか」 衣「………」 インデックス「何がいいのかな!?」 C.C.「コロちゃんと一緒に麻雀して楽しかっただろ?なぁコロちゃん?」 衣「…衣は楽しかった」 インデックス「うっ…確かに楽しかったんだよ…」 C.C.「ならもういいじゃないかそれで…後は歓迎会をするだけだろ?このまま合流してしまおう」 衣「………」 インデックス「でもご馳走はどうするのかな?」 C.C.「その場で作ってもらえばいいだろ。厨房があるのは食堂だけじゃないんだし」 衣「…なあシーちゃん」 C.C.「ん?」 衣「何故衣はシーちゃんに抱っこされているんだ?」 C.C.「そんなの決まっているだろう。コロちゃんは私のぬいぐるみだからだ」 衣「衣はぬいぐるみではない!!何度言えば分かるんだ!?」 C.C.「…そうだな…訂正しよう。コロちゃんは私のぬいぐるみの代替品だ」 衣「大して変わっていないではないか!!衣を物扱いするなと言っているんだ!!」 C.C.「『抱っコロモ』…ぷっ…」 衣「何を訳の分からないことを言って笑っている!?いい加減に下ろせ~!!」ジタバタ 780 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/15(木) 22 12 29 ID DzWwJfc6 インデックス「それにしても結構遠いんだよ…疲れてきたかも…」 C.C.「まあ徒歩だしな…私たちは別に身体能力に優れたキャラでもないし…」 衣「衣はすごく楽だ~♪」 C.C.「なんだ。結局抱っこが気に入ってるんじゃないか」 衣「い、いや違うぞ!決してそういう訳では…」 ?「待て」 C.C.「ん?」 衣「ん?」 インデックス「ん?」 ?「そんなに急いで何処へ行こうとしている?」 衣「第二安土城というところだが…お前は誰だ?」 ?「私か?私は…」 C.C.「『あらやだ、出番無さそう蓮』という悲しい名前の魔術師だ」 荒耶「違うッ!!!『荒耶宗蓮』だッ!!!」 C.C.「どっちでもいいよそんなの」 荒耶「よくないッ!!!まっっったくよくない!!!」 C.C.「まあ気軽に『あらやん』と呼んでやれ」 衣「分かった、あらやんだな」 荒耶「うむ…まあそれなら…」 遠藤「いいのかよ…」 衣「それで、お前は誰だ?」 遠藤「いやいやいや!お前俺の顔は知ってるはずだろ!?」 衣「え?ん~~~~~と…」 C.C.「そいつは遠藤…全裸でいる事に情熱を捧げている変態だ…」 遠藤「違うッ!!好きで全裸な訳じゃねぇ!!そもそも誰のせいでこんなことになってると思ってやがるッ!!」 C.C.「誰のせいって…投票の結果だしなぁ…」 遠藤「その投票だってたったの一票だろうがッ!!しかも投票始めた本人のッ!!」 C.C.「それに対して反対票も入らなかったんだから仕方ないだろ…今も牢屋に居るのも、誰もそのことに不満を持ってない証拠だ」 遠藤「ぐぅ!何で俺がこんな目に…」 C.C.「みんなお前には無関心なんだよ。いい加減その現実を受け入れろ」 781 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/15(木) 22 13 05 ID DzWwJfc6 衣「ああぁ!!思い出した!!お前とーかの首輪を爆破させた奴だろ!!」 遠藤「やっと思い出したか…別に俺自身が吹っ飛ばした訳じゃねーんだが…」 C.C.「まあ仕方ないさ。なんせあれから二年以上経ってるような気がするんだからな」 インデックス「気がするというか事実なんだよ…」 荒耶「まあ話の中では、まだ一日と少ししか経っていないんだがな…」 衣「よくもとーかを殺したな!!…あれ?でも何でお前たち牢屋の中に居るんだ?」 遠藤「今更それを聞くのかよ…」 荒耶「元々は我々も主催者側の人間ということで、そこにいるインデックスのように現世とここを行き来していたのだが…」 遠藤「今じゃ完全にこっちの住人だ…」 衣「?…どういうことだ?」 C.C.「要するにこいつらももう死んでるってことだ」 衣「え?そうなのか?…ということは主催者側の人間は、死んだらここに閉じ込められるのか?」 インデックス「ええッ!?それじゃ私も死んだらここにッ!?そんなの嫌なんだよ!!」 C.C.「いやそうじゃない。こいつらがここに閉じ込められてるのは、主催側とかは全く関係ない」 衣「え?そうなのか?」 C.C.「ああ、基本ここは皆平等というスタンスだからな…表向きは…」 衣「ん?最後なんて言ったんだ?」 C.C.「いや何でもない…こいつらが閉じ込められてるのは、それぞれこの死者スレで悪さをしたからだ」 遠藤「俺は何もしてねーよッ!!」 C.C.「ほう…?全裸で外を歩き回るのは悪さではないと…?」 遠藤「俺はちゃんと服を着てたっつーの!!」 C.C.「それを誰も信じてないんだからそこに居るんだろ?諦めろ」 遠藤「だったらせめて今着る服をよこせよ!!」 C.C.「何故お前にそんな施しをしなければならない?一生…というのは変だが全裸でいろ」 遠藤「うぅ…畜生…」 荒耶「まあ、何度も言うが…物好きな書き手も居るかもしれないぞ」 遠藤「またそれかよ…」 782 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/15(木) 22 13 38 ID DzWwJfc6 衣「それで、あらやんは何をしたんだ?」 荒耶「ふふふ…聞きたいか?私の武勇伝を聞きたいか?」 C.C.「いやどうでもいい。じゃあな」 インデックス「さよならなんだよ」 衣「え?もう行くのか?」 荒耶「ちょ、ちょっと待って!!行かないで!!」 C.C.「先を急いでいるんだが…」 荒耶「別にいいじゃな~い!話くらい聞いてくれたって~!!」 C.C.「…お前自分のキャラが安定してないって気付いてるか?」 荒耶「気付いてる。だからどうした?」 C.C.「開き直るのか…大体何で私たちに声をかけたんだ?」 荒耶「数少ない出番を得る為だ…出番の為なら何だってやる…私はここでのキャラをそうすると決めた」 C.C.「おいおい…」 荒耶「だから聞いて!私とここでおしゃべりして下さいお願いします!!」 衣「…なぁシーちゃん…別に聞いてやるくらいいいのではないか?」 C.C.「聞いてもつまらない話だぞ…」 衣「構わん。それに衣は友達が欲しいんだ」 C.C.「こんな奴と友達になる気か?正気かコロちゃん?こいつは現世で…」 衣「過去がどうであろうと、今のこいつは面白そうな奴だ。衣はこいつとも友達になりたい」 荒耶「ありがとう!ありがとう天江衣!」 衣「あっ、お前とは友達になる気はないぞ。衣はお前が嫌いだ」 遠藤「いや別にいいし…」 783 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/15(木) 22 14 20 ID DzWwJfc6 衣「それで?何であらやんはここに閉じ込められてるんだ?」 荒耶「うむ…実はな… 説明中(詳しくは>>689~>>695を読んでね♪) …という訳なのだ」 衣「あらやんは悪い奴だ!!衣はお前とは友達にはならない!!」 荒耶「ええぇぇぇーーーーッ!!!!??」 C.C.「まあ当然の結果だな」 衣「行くぞ!シーちゃん、インデックス!」 C.C.「そうだな」 インデックス「今度こそさよならなんだよ」 荒耶「あっ、待ってコロちゃん…」 衣「気安く呼ぶな!この悪者!!」 荒耶「ガ―――――――ンッ!!!!!!!」 遠藤「いや口でガーンとか言うなよ…」 C.C.「自業自得だ、そこで反省してろ」 遠藤「………行っちまったな」 荒耶「うぅ…くそぅ…天江衣と友達になれれば、風紀委員に進言してここを出られると思ったのに…」 遠藤「そんな考えだったのかよ…でも俺よりマシだろ?お前はラジオの時には出られるんだから…」 荒耶「……それもそうだな…お前はずっとこのままかもしれないし…」 遠藤「……人に言われるとムカつくな…」
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/699.html
ミニドス 「パラライズ・フィアー」 羽付きあき ・三本立てです ・独自設定のゆっくりが無双しますご注意を ・善良なゆっくりがひどい目に会いますご注意を 「・・・最近ゆっくりがへってきたよなぁ」 「そうだな・・・なんかあったんだろうか?」 「加工所の一斉駆除とかも全くなしでさ、ここ一カ月でみるみる減っていったらしいよ」 「一か月!?そんな急なら原因だってわかるだろ?」 「それがわからなないんだとさ、なんかゆっくり研究の第一人者まで来て調べてるんだって」 「え?それならその人はなんて結論を?」 「ゆっくりの中の中枢餡の深い部分で山へ帰るっていう意思が同時多発的に先祖がえりを起こしただってさ」 「いやぁ・・・いくらなんでもそれは」 「だろ?結局そうやって考えないと原因が分からないんだよ。当のゆっくりに聞こうにも"わからない。でもこわいからやまへいく"ってしか言わないんだと」 「ふーん・・・飼いゆっくりとかには?」 「飼いゆっくりはセーフらしい。ますますわからない話だよなぁ」 ・・・・・・ ・・・ 雑談しながら歩く若者が過ぎ去ったのを見て私はゴミ箱とゴミ箱の隙間からはい出した。 そして裏路地に溶け込むように入っていく。 ゆっくりのいそうな場所を何度も何度も慎重に探していくが、どこにも見つからなかった。 ゆっくりが「おうち」にしそうな場所はただ死臭のする飾りが二つ三つポツンとあるだけだ。 今日は収穫がない。少し前なら耳障りな「おうた」を歌っているしんぐるまざーれいむ親子辺りがいたが、それも私が粗方吸ってしまった。 もうゆっくりは殆ど「山」に下って行ってしまったのだろうか? ・・・「ミニドス」となった私はその力をさらに増大させ徐々に成長していった。 そこらのゆっくりを「吸う」ぐらいなら、ドススパークやゆっくりオーラ等使う必要がない。 外見上赤まりさと子まりさの中間程の大きさである私がそこらを歩けば、すぐに様々なゆっくりが向こうから来てくれるのだから。 ・・・あのドスを吸ってから私は「ドススパーク」、そして「ゆっくりオーラ」を使えるようになった。 なぜ街型ドスはその能力が使えないはずなのに私が使えるようになったのか、それは私が一種の「変異体」だからなのかもしれない。 街型ドスは使えないのではなく「使わない」のだ。 本来撃てば急激に体力を消耗するそれらは、街では唯のお荷物となったため本能的に抑えていただけなのかもしれない。 私が覚えた由縁もそこにあると思っている。 だが、無理な融合をいくつも果たした私に、様々な制約があるのも確かだ ドススパークは全開で撃つ事は出来ない。そんな事をすれば私の体は餡子を中枢餡まで使い果たしてしまうからだ。 火花より少しグレードアップした程度のドススパークしか使えなかった。 ゆっくりオーラに関しては、「ゆっくりさせる」程の効果はなく、単にゆっくりの運動神経をマヒさせる程度に落ちてしまっている。 「使える」が「使えない」と言う矛盾した言葉がぴったりのアベコベな能力。 私の中での認識はそう言った感じである。 ・・・腹が減った。私は腹が減ったのだ。 最後にゆっくりを吸ったのは今日の明け方辺りまでうろついていた時に鈍足な足取りでドタドタとこちらに向かって走ってきたれみりゃが一体だけだった。 私は甘い物が好きなのだ。・・・れみりゃの腕を千切り足をもいで寒天の目玉を刳り抜いて小麦粉の顔をズタズタに切り裂いて顎をブ千切って足と頭がくっつくぐらいさば折りをしてじわじわと痛ぶってもちっとも甘くはならなかった。 ゆっくりはいるのだろうか?かといって「バッジ付き」のゆっくりは手を出せばどうなるか嫌というほど知っている。いつか吸ったゲスまりさの記憶によって。 やはり山に行くしかないのだろうか?だがようやくソフトボールサイズになったかならないかと言う私の華奢な小麦粉の体でここから50km近くも距離が離れている山まで単独で行く事が出来るのだろうか? ・・・無理だろう。どうしようもない事をどうにかしようとしている私はとても滑稽だ。 しかし他のゆっくりがしている事なら私に出来ぬ道理などないはずだ。何か答えが導き出せるはずだ・・・と私はそんな事を空想していた。 すぃーは・・・ダメだ。この街には街ゆっくりが使えるすぃーは全て山へ行くための移動手段で無くなってしまっている。 跳ねていくのは・・・ハナから無理だろう。今日の今日まで毎日「食事」にありつけただけでも奇跡的だったと言うのにこれからの長旅を考えれば安定してれみりゃやゆっくりがいる保証がない。 ならば残った可能性は「うーぱっく」しかないのだろうか? しかし私はうーぱっくに渡すだけの食料を持っていない。 ・・・別に街から山に物見遊山で往復するわけじゃない。片道分だけでいいのだ。 だったら・・・ ・・・・・・ ・・・ 「うー!うー!」 「うー!うー!」 私の目の前でニコニコとした笑顔でしきりに羽根をパタパタと動かしている箱型の物がいた。 うーぱっくとやらだ。実物を目にするのは初めてだが、何の事はない。イラつく顔つきをしているだけだった。 大きなうーぱっくの脇を旋回するようにパタパタと回って飛んでいるのは子うーぱっくとやらだろう。 恐らくうーぱっくの仕事の手伝いか何かで付いてきたのだろうか。 「ワタしヲヤまマで連れテイけ」 私がそう言うとうーぱっくが子うーぱっくを呼び出してしきりに目で合図した。 食料を入れろと言う事だろう。 初めての仕事なのだろうか。子うーぱっくはこんな役柄でも目をキラキラと輝かせながらこちらを見ている。 私は舌を伸ばした。そして 「うー!うっ!?う”あ”あ”あ”あ”!!」 「う”う”う”う”!?」 子うーぱっくの両翼が根元からボトリと地面に落ちた。 低空をホバリングするように飛んでいた子うーぱっくがボトリと地面に落ちる。 そして両目から砂糖水の涙を流して必死に苦痛を訴えている。 私はそのまま舌で子うーぱっくを持ち上げて逆さに落とすとこう言った。 「ハねをナオす事がオ前にデキるカ?私ハデキるゾ」 「う”ー!う”う”う”-!」 「ワタしをヤマまで連れテイけ。そうスれバナオシてやる」 羽をパタパタと動かし怒るうーぱっくにそう持ちかける。 もちろん私に治す術などない。そもそもうーぱっくを見たのだってはじめてなのだ。 苦しそうにカタカタと体を揺らす子うーぱっくを暫く見た後、うーぱっくは私を乗せようとした。 子うーぱっくもともに載せて飛び上がっていく。 その時私は、初めてこの街を上から見る事が出来た。 汚い街ゆっくりが蠢く街は四角い柱がいくつも突き立った不思議なオブジェの様に私には思えた。 私もそのオブジェの1パーツだったのだろうか? 既にゆっくりが殆どいなくなった街を私は後にした。 山と言う所がいかほどのものかはこの目で見るまで分からないが、少なくとも街とさして変わらないだろう。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 目の前に広がる緑の木々や葉の数々・・・ 柔らかな腐葉土の様な感触が底部に伝わってくる。 コンクリートとは違う。跳ねても衝撃が餡子の奥まで響かない。 ここが山か?それとも森か? 形容する言葉に迷うが緑が豊富なこの山野はなるほど確かにゆっくりが住むには格好の場所の様に思えた。 私はうーぱっくだったズタズタに切り裂かれたボロキレを脇に弾き飛ばすと山の奥へと跳ね出した。 湿った土の匂いと木々の間にキラキラと光る水滴が見えている。 ここで私は「飽食」と言う意味を知った。 かなり奥に進むとそこには、「ゆっくりプレイス」があった。 キラキラと流れる小川に大きな木がいくつも立ち並んでいる。 洞には「けっかい」と言うのだろうか?舐めているとしか思えない薄っぺらいカモフラージュがあちこちに敷かれていた。 洞だけではない。地面に開いた穴等を見るに、かなりの数のゆっくりがいるだろう。 だが、私の視界には巣の数ほどのゆっくりはいなかった。 大概が「れいむ種」「ありす種」で時折「ぱちゅりー種」が混じっており、まりさ種でバスケットボールサイズのゆっくりは殆どいなかった。 「ゆっくりしていってね!」 ・・・私の目の前でそう声をかけたのは一体のれいむだった。 声を上げた途端に一斉に私の方へ寄ってきたゆっくり達はしげしげと私の顔をのぞいてはけげんそうな表情で何かを話している。 「むきゅ・・・みかけないおちびちゃんね・・・」 「どこのおちびちゃんかしら?」 「きっとまよっちゃったんだね!」 それは私の見たゆっくりとは大きくかけ離れていた。 生ごみの臭いがしない。清潔なモチモチの小麦粉の肌。 微かに花粉の臭いがする。なぜか知らないがこのゆっくり達は小麦粉の皮に花粉を塗りたくっているようだ。 極度に肥えたわけでもない端正な丸型をしている。街ゆっくりとは大きく違っている様だ。 中々甘そうではないか。それに数もたくさんある。 ああ、腹が減った。私は腹が減ったのだ。 私は舌を伸ばして 「ゆゆ?どうしたの?」 目の前のれいむにその舌を 「ゆぎぃっぎっ…きぴ・・・」 突き立てた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「れいむうううううう!!」 「むぎゅうううううう!!れいむがあああああ!!」 「ゆっくりなおってねぺーろぺーろ!」 中枢餡を丸ごと抜かれそのまま突っ伏して動かなくなったれいむの周りの他のゆっくりが集まってきた。 必死に額に開いた穴をぺーろぺーろしながら治そうとしている。気がつかないのだろうか? 既に物言わぬ唯の饅頭になり果てたというのに。 私が少し前に進むと、ぺーろぺーろしているゆっくりが一斉に私の前に立ちはだかった。 ・・・ぱちゅりーのみが必死にぺーろぺーろを続けている。 私は身構えた。いくらまりさ種以外の脆弱なゆっくりでもこれほどの数がいればそれなりに苦労をするからだ。 だが私に向かって飛んできたのはバスケットボール台のゆっくりの体でもなければ、木の枝や石ころでもなかった。 「「「「ぷくううううううううううう!!」」」」 既に動かぬれいむをまるで私から守る様にゆっくり達が膨れて威嚇を始めた。 何のつもりだろうか?私は面喰った。 今までなら必ずゆっくりは我先にと逃げ出すか、私を攻撃しようとしてきたかのどちらかだった。 何かから守る様に動くこのゆっくり達の行動は私には理解しがたいものだった。 ・・・街ゆっくりなら我が子でさえ動かぬとなれば身捨てて逃げるゆっくりしかいなかったというのに。 「れいむはありすたちがまもるわ!」 「ゆっくりできないゆっくりははやくどこかへいってね!れいむおこるよ!」 「そうだよ!ゆっくりどこかにいってね!」 「れいむにはてだしさせないわ!いなかものはゆっくりどこかへいきなさい!」 威嚇すれば引くとでも思っているのだろうか?だとすればこっけいな話だ。 しかし私にはとても、とても、好都合だ。 なぜなら追いかける手間が省けるから・・・ゆっくりオーラを使うまでも無く、このゆっくり達はこの場から動かない。 私は大きく体を横に回して舌を薙いだ。 一番右端に居たありすの寒天の両目がボトリとカスタードクリームとともに地面に落ちる。 「ゆぎいいいいいいい!!いだいわああああああ!!あでぃずの!あでぃずのおべべがああああああ!!」 「「「あでぃずうううううううううう!?」」」 真横に薙いだ舌はありすの寒天の両目を小麦粉の皮ごと切り裂いて吹き飛ばした。 ゴロゴロと転がりのた打ち回るまでもなく。ありすはそこにうずくまってプルプルと震えている。 ・・・蹲っているのは習性の様だ。周りのゆっくりが威嚇をするためそのまま蹲ってやり過ごす方がいいという判断だろう。 「いだいわああああ・・・!!ゆ”・・・!ゆ”・・・!あでぃずのおべべぇぇぇ・・・!」 「あでぃずゆっぐりよぐなっでね!ぺーろぺーろ!」 「このいなかもの!ゆっくりありすにあやまりなさい!」 「ぷくーっ!れいむおこるよ!」 それでもまだ、ゆっくり達は逃げなかった。 今度はありすを必死に一体のれいむがぺーろぺーろをしており、残りの三体のゆっくりがさらに大きく膨れて私を威嚇していた。 これが山林のゆっくりの習性か?先ほど吸ったれいむの記憶では、ここのゆっくりはどうやら周りのゆっくりを守る習性があるようだ。 そしてふと頭によぎって「ゆっくりできるドス」と言う言葉。 ドス?ここにもドスがいるのだろうか? ともあれまずは空腹を満たすことから始めよう。あのれいむはあんまり甘くなかった。苦しむ前に食べてしまったからだ。 出来る事なら甘いのが良い。私は体を大きく膨らませるとブルブルと体を揺さぶった。 「おこってもだめだよ!ゆっくりどっかいってね!」 「いなかもの!はやくどこかへいきなさい!」 二体のゆっくりは膨れているため句がつかないのだろうか。 ゆっくりは膨れるとその場から移動できない習性がある為にまだ気が付いていないようだ。 「ぺーろぺーろ!ありすゆっくり!ゆっくりしていってね!」 「ゆ”ぅぅ・・・いだいわぁぁ・・!くらいわぁぁ・・・!」 寒天の両目を負傷したありすとそれをぺーろぺーろするれいむも気が付いていない。 ・・・ぱちゅりーもその様だ。 私は目の前で膨れているれいむとありすの飾りと砂糖細工の髪に狙いをつけて。口をすぼめて小さな「ドススパーク」を吐き出した。 「「ゆ”ぎゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」」 頭に火がついて暑さと恐怖でパニックになったのだろうか?ありすとれいむは口をあんぐりと開けて叫び続けている。 「あづいわああああああ!!ゆ”!?ゆ”うううう!?どぼじであでぃずのあんよざんがうごがないのおおおおおおお!?」 「あづいいいいいいいい!!あづいよおおおおおおお!!あんよざんゆっぐりうごいでねえええええ!!ゆ”!ゆ”!」 「なにいいいいいいいい!?なにがおごっでるのおおおおおおお!?ごわいわああああああああ!!」 「ゆ”!ゆ”!れいむもあんよざんがうごがないいいいいいいいい!!なんでえええええええええ!?」 「むぎゅううううううう!ばぢぇもうごがないいいいいいいい!?」 ようやく気づいたようだ。 私が振りまいたのは「ゆっくりオーラ」と言う物で。 頭に生えるドススパークのキノコを粉末状にして撒く事で他のゆっくりを「ゆっくりさせる」事が出来ると言う。 私のゆっくりスパークはゆっくりさせるほどの力はなく。単に他のゆっくりを動けなくする程度でしかないが、それだけでも私には十分すぎる代物だった。 山野のゆっくりは「火」を知らない。 なんだかとてもゆっくりできないもの・・・程度の認識を持っているようだが、小麦粉の皮を焼かれている今となってはその言葉が身にしみてわかるだろう。 「だずげでえええええええ!!までぃざああああああああ!!までぃざあああああああ!!あ”あ”あ”あ”!!あづいいいいいいい!!」 「あづいわあああああ!!ゆぎいいいいいい!!あでぃずのどがいばながみがあああああああああ!!」 燃え盛る自分の頭に底部だけ貼り付けてグーネグーネと小麦粉の皮を動かしている様はまるで水に揺れ動く海草だ。 最初は元気よく叫んでいたれいむとありすも。煙がブスブスと出だした辺りから徐々に静かになっていった。 「ゆ”・・・!ゆ”・・・!ゆ”・・・!ゆ”・・・!」 「ゆ”・・・!ゆ”・・・!ゆ”・・・!ゆ”・・・!」 中の餡子まで燻されたのか、それとも中枢餡が熱でやられてしまったのかは謎だが寒天の白目をむいて仲良く痙攣を始めるれいむとありす・・・だったゆっくり達。 既に焼き禿饅頭と化した二体は一体どれがどれやら私にはわからなくなっていた。 うんうんをぶりぶりと垂れ流し、しーしーで水たまりまで作っているこの二体を見て、他のゆっくり達は凍りついた様にその焼き禿げ饅頭二体を見つめていた。 私は舌を伸ばしてまずれいむの額辺りに舌を差し込むと、そのまま中枢餡だけを吸い取っていく。 「ゆ”!」と大きく跳ねた後に力なくボテンと前に倒れたれいむは、そのままずっとゆっくりしてしまったようだ。 ありすも同じように吸い取るとこれまた同じような反応で倒れて動かなくなった。 そして、私は残ったゆっくり達にゆっくりと近づいていく。 「ごっぢにぎだああああああああ!!あんよざんゆっぐりうごいでねええええええ!!おでがいいいいいいいいい!!」 「ごわいわああああああああ!!ぐらいわああああああああ!!どごにみんないるのおおおおおおお!?」 「むぎゅううううううう!!でいぶううううううう!!ありずうううううううううう!!」 ずーりずーり 「ゆわああああああ!!ごないでねっ!!ゆっぐりごないでねええええええええええ!!」 「でいぶうううううううう!!でいぶううううううううう!!いばどうなっでるのおおおおおお!?あでぃずは!?でいぶは!?どごっ!?どごおおおおおおおお!!」 「みんなあああああああ!!ゆっぐりどずのどごろににげでええええええええ!!ゆっぐりでぎないばりざがいるわああああああああ!!」 ズーリズーリ 「ゆ”!?ゆ”!ゆ”!あんよざん!ゆっぐりうごいでね!れいむのあんよざんっ!ゆ”!ゆ”!」 「ゆひっ!ゆひひゃはははははははああああああああ!!どがいばぁぁぁあああああああ!!あでぃずはどっでもどがいばああああああああ!!」 「あでぃずどぼじだのおおおおおおお!?どずううううううう!!みんながあぶないわあああああああ!!ばやぐぎでえええええええええ!!」 ズリ・・・ズリ・・・ 「ぎだあああああああああ!!ごっぢにぎだああああああああ!!あんよざんっ!ゆ”!ゆ”!うごいでねっ!ゆっぐりじないでうごいでねええええええええ!!」 「ぢょがいばぁぁ~!あでぃずはぢょっぢぇもぢょがいばにゃにょよ~!ゆぴぴゃぴゃぴゃぴゃあああああ!!」 「どずううううううううううう!!どずうううううううううううううううううううううううううう!!」 ズリズリ・・・ 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!」 「うんうんがぢぢゃぐなっぢゃわあああああ!!ゆ”ゆ”っ!じゅっぎりいいいいいいいいいい!!ゆぴゃぴゃぴゃああああ!!」 「どずうううううううううう!!みんなああああああああああ!!おぢびぢゃんんんんんんんんんんんんんん!!むぎゅうううううあああああああああああ!!」 私は腹が減った。そして、そのゆっくり達に、飛び込んだ。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 「すーやすーや・・・」 「「ちゅーやちゅーや・・・」」 私は今、ゆっくりの「おうち」の中に居る。 枯れ草を敷き詰めた真ん中に鎮座して呑気に寝ているバスケットボール台のれいむが一体。そして、その横に寄り添うように寝ている子まりさと子れいむが一体づつ。こちらは両方ともソフトボールほどのサイズだ。 その奥には、鳥の巣の様にして編み込まれた枯れ草の上にプチトマト程の赤れいむが二体。赤まりさが一体の合わせて二体が小さな小麦粉の皮をくっつけてすーやすーやと寝ていた。 あれから、私は一旦このゆっくり達の集まっている地帯の外へ歩を進めた。まりさ種を吸いたくなったからだ。 ・・・まりさ種は恐らく「狩り」に言っているだろうからと考えての事である。 しかしまりさ種は何処にもいなかった。私が子ゆっくりと言う事もあってか行動範囲が圧倒的に違うと言うのも理由の一つだが。大きな理由は狩り場を見つけられなかったかだろう。 私が諦めて戻ると、何処にもゆっくりの姿がなかった。 しらみつぶしに「けっかい」を壊して洞や穴をのぞいても、つい先ほどまでゆっくりがいた形跡があっただけでゆっくり事態は影も形もなくなっていた。 しかし私は焦る事はなかった。「ドス」の所に一か所に避難しているなら。一々探す手間が省けるからだ。 ドスや他のゆっくりが態々一か所であつまってくれているならそれに越したことはない。一旦私は軽く寝る為に適当な穴に入った所。このれいむ達を見つけたのだ。 あれだけの声が聞こえなかったのだろうか?どちらにしろ呑気なことこの上ない。 私は体を大きくふらませて体を揺さぶった。埃の様な粉が辺りに舞い散っていく。 ・・・これでここに居るゆっくりは私しか動けない。 私は舌を伸ばして、れいむの頭部に向かって舌を縦に振りおろした。 「っゆぎぃ!?」 「「ゆ!?」」 れいむの声に子ゆっくり二体が目を覚ます。 「ゆ”・・・!ゆ”・・・!ゆ”・・・!」 「おきゃあしゃん!ゆっきゅちしちぇね!ぺーろぺー・・・どぼぢぢぇあんよじゃんがうごがにゃいにょおおおおおお!?」 「ゆゆ!あんよしゃんがうごかにゃいんだじぇ!?」 ・・・いきなりのショックで痙攣状態を起こしたれいむ、子ゆっくりは気がついたが、赤ゆっくり達は・・・まだ気が付いていないようだ。 どちらにしろ構う事はない。このれいむ達は今から私の食事になり果てるのだから・・・ もっと甘いのが良い。疲れには「あまあま」が一番だから。 私は動かぬ底部を必死に動かそうと上半分だけをぐーねぐーねと動かす子れいむに私は、舌を突き立てた。 「ゆぎっ!」 「れいみゅうううううううう!?」 餡子を吸う訳じゃない。 そう、いうなればちょっとした「試し」だ。 ゆっくりオーラはドススパークのキノコの粉末を吸った結果ゆっくりしてその場で動かなくなる効果がある。 「吸って」ここまでなのだ。ならばそれを直接「注入」すればどうなるだろうか? 「ゆ”っ・・・!ゆぎびっ・・・ぐりゅっ!ぐりゅじっ・・・ゆぐぐっ…!」 「れいみゅうううううう!?やめりゅんだじぇ!ま、まりしゃはちゅよいんだぢぇ!」 必死に虚勢を張って威嚇を繰り返す子まりさを無視してどんどん「ゆっくりオーラ」を流しこんでいく。 舌を引き抜くと、子れいむは突如として口をあんぐりと開けてパクパクとさせながら小麦粉の体上半分を激しくグネグネと動かし始めた。 「ゆ”っ!っかは・・・!っくひ・・・!ゆひゅーっ…!ゆひゅーっ・・・!ゆきっ・・・!か・・・!・・・!!!・・・!!・・・!」 「れいみゅううううううう!!れいみゅううううううう!!ゆっくりしゅりゅんだじぇええええええ!!」 子れいむが寒天の両目が飛び出さんとばかりに「充餡」させながらもがき苦しんでいる。 口をパクパクとさせているが声は一切出ない。そう、まるで空気が無くなったかのように。 私のゆっくりオーラは「ドス」のそれとは比較にならないほど弱い。 それでもゆっくりの動きを止める事ぐらいはできるのだ。 直接注入すればそれこそ、底部の動きをマヒさせるだけじゃなく息もできなくする事など、容易い。 大量に餡子内を駆け巡るゆっくりオーラはあまりに「ゆっくりさせすぎる」為、その効果は中枢餡をマヒさせ、呼吸すらも出来ない様になる。 ・・・ゆっくりは呼吸を本来必要としない。「思い込み」でやっているだけにすぎないが、これがまた厄介である。 「ゆっくりできない」と強く感じる事があればゆっくりは簡単に物言わぬ饅頭となり果ててしまう。 目の前の子れいむは信じられないほど体を縦に伸ばして寒天の両目が白目をむきながら口をパクパクとさせている。 「ゆ・・・ゆううう・・・きょわいんだじぇぇぇ・・・」 それを見た子まりさは恐ろしさの余りうんうんとしーしーをもらしてしまったようだ。カチカチと砂糖細工の歯が恐怖で震えながら音を立てる様子が私の目に映っている。 ・・・子れいむはやがて大きく口をあけたまま横にボテンと崩れ落ち、そのまま物言わぬ饅頭となり果てた。 私は次に、子まりさに目を向ける。 「ゆひっ・・・!ゆひっ・・・!あんよしゃんゆっきゅりうごくんだじぇえええ・・・!」 この子まりさもまた、動かぬ底部を必死に動かそうとするも動くのは小麦粉の体の上部だけだった。 私は舌で帽子を取り去る。 「ゆゆ!まりしゃのおぼうししゃんかえしゅんだじぇえええ・・・!ゆ!ゆ!」 動く舌で何とか私から帽子を取ろうとするが、動きも鈍ったその舌では何もできない。 そのまま帽子を子まりさの届かぬ所に捨て去ると、私は舌を子まりさの頭頂部に突き立てた。 「おぼうししゃんがあああ・・・ゆびっ!」 そのまま微量の「ゆっくりオーラ」を直接中枢餡に流し込むと舌を引き抜いた。 「いちゃいんだじぇぇぇ・・・ゆ”・・・ゆ”!?ゆぎっ!からぢゃがかっちぇにいごくんだぢぇぇぇ・・・!?ゆぎっ!ゆぐぐぐ・・・!!」 突如として子まりさは体をひとりでに「ねーじねーじ」とさせ始めた。 「自分がやっているが自分がした事ではない」・・・そう、この子まりさの中枢餡に流された微量のゆっくりオーラが中枢餡に誤作動を引き起こさせているのだ。 のーびのーびを通り越し、ねーじねーじの域にまで達した子まりさの体がどんどん捻じれていく。 「ゆきゅちまりしゃのいうちょうりにうごくんだ・・・じぇ・・ぇ・・・ぇ・・・ゆぶっゆぶぶぶぶぶ・・・!!」 とうとう子まりさの口から餡子がゴボゴボと漏れ出した。と、同時にあにゃるからも行き場を失った餡子がぶりぶりと流れていく。 「ゅ"・・・!ぴっ…!!・・・!!!・・・!!・・・!」 ねーじねーじも限界に達するとそのままの形で硬直してしまったようだ。 ぴくぴくと死にかけた芋虫の様に動く子まりさが私の目の前に居た。 ・・・長くはないだろう。 「ゆ”・・・ゆ”・・・ゆ・・・!?おぢびぢゃんんんんんんんんんんんんんんん!?」 劈くような声に私は思わず体を震わせた。 小麦粉の皮の頭頂部から餡子をダラダラと流して泣き叫ぶれいむの姿がそこにあった。 死なぬ程度に抑えておいたのですぐに立ち直る事が出来たのだ。 だが小麦粉の体は動かない。 私はまだ能天気に寝ている赤ゆっくり達の枯れ草を編んだ物に、ドススパークを少しだけ放った。 どうなるかは。容易にわかるであろう。 「ゆ・・・ゆぴ・・・!?」 「ゆゆ・・・ゆけほ・・・!ゆこほ・・・!」 「だじぇ・・・!だじぇ・・・!」 煙の方が先に上がったようだ。赤ゆっくり達が気付いた様でしきりに底部をモソモソと動かしている。 ・・・だがゆっくりオーラで動かぬようにしている上に、生まれたての赤ゆっくりは「ずーりずーり」をする事も、ましてや跳ねる事も出来ない。 小麦粉の体をクネクネと動かして枯れ草に顔を突っ込んだりしている。 やがて、下から来る熱に気がついたようだ。しきりに体をクネクネと動かしているが、ただそれだけの事である。意味は全くなかった。 「あちゅいんだじぇぇぇ・・・!」 「あちゅいよぉぉ・・・!」 「ゆわぁぁ・・・ゆっくちしちゃいぃぃ・・・!」 煙に燻されながら、迫りくる火の手にどうしようも出来ない赤まりさと・・・ 「おぢびぢゃんんんんんんんんんんん!!ゆ”!ゆ”!あんよざんどぼじでうごがないのおおおおおおお!!ゆっぐりうごいでええええええええ!!」 れいむも当然動かない。そう、子ゆっくりが焼き饅頭になっていくのをただ見ている事しかできないのだ。 「あちゅいぃぃ・・・!!ゆっくち・・・!ゆっくちしちゃいぃぃ・・・!」 「ゆけほっ!ゆこほっ!きゅりゅしいよぉぉ・・・!」 「まりしゃもくりゅしいんだじぇぇ・・・あちゅいぃんだじぇぇぇ・・・!!」 火がどんどん上にあがってきている。煙もそれと同時にあがってきているため、赤ゆっくり達は必死に体を「のーびのーび」させている。少しでも火から逃れるために・・・ 「あちゅいいいい・・・おきゃあしゃんたしゅけちぇぇぇ・・・!!」 「あちゅいよぉぉ・・・おきゃあしゃん・・・!れいみゅあちゅいよぉぉ・・・!」 「あちゅいんだじぇ・・・!ゆひっ!ゆひっ!おきゃあしゃぁぁん・・・おきゃあしゃぁぁぁん・・・!」 とうとう火が赤ゆっくり達を直接とらえ始めた。赤ゆっくり達は小麦粉の体を寄せ合って必死に親れいむを呼んでいる。 「おぢびぢゃんっ!おぢびぢゃんんんっ!おぢびぢゃんんんんんんんんんんんっ!!」 れいむが砂糖水の涙を流しながら叫ぶ。しかしその叫びも空しいものだった。 火はどんどん燃え盛り、とうとう赤ゆっくりの帽子や飾りにまで飛び火を始めた。 「あちゅいっ!あちゅいいいいいい・・・!!ひさんゆっくりきえちぇぇぇ・・・!!」 「あちゅいよぉぉお!!くりゅしいよおおおお・・・!おきゃあしゃあああああん・・・!!」 「まりしゃのおぼうししゃんがぁぁぁ・・・あちゅいっ!あちゅいいいいいい・・・!」 ・・・赤ゆっくり達の声がどんどん小さくなっていく。 「・・・!!!・・・!!・・・!」 煙が消えた後に残っていたのは、こんがりときつね色に焼けた一口サイズの饅頭が三つ程だった。 「おぢびぢゃんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!」 れいむが叫んだ。煙たい穴蔵の中でキンキンと甲高い声が響く。 私は舌を伸ばしてれいむの適当な場所に狙いを定めて舌を突き立てた。 「ゆぎっ!ゆ”・・・!おぢび・・・ぢゃん・・・お・・・ぢ・・・び・・・ぢゃ・・・ん・・・お・・・」 餡子を吸われる中でれいむはひたすら子ゆっくりを呼びながら、寒天の白目をグリンと上に向けて突っ伏して倒れた。 ピコピコだけがピクピクと動いている・・・ ・・・残りの子ゆっくりを食べた私は、煙がわき出る穴蔵を後にする。 外は既にオレンジ色の夕日が沈み始めていた。 夜になれば益々ドスの所からゆっくりは離れない。 適当な洞で「けっかい」を元に戻して身を隠すと、そのまま目をつぶって私は眠る。 ・・・外には、風の音と何かの鳴き声以外は何も聞こえなかった。
https://w.atwiki.jp/ikimono_ranking/pages/65.html
歴代結果 大会名 予選 最終結果 第1回いきものがかり人気曲決定戦 不参加 第2回いきものがかり人気曲決定戦 ベスト32 第3回いきものがかり人気曲決定戦 ベスト128 第4回いきものがかり人気曲決定戦 21位(13票) ベスト32 いきものがかり夏に聞きたい曲決定戦 5位(18票) ベスト8 いきものがかり好きなMV決定戦 ベスト16 いきものがかり秋に聞きたい曲決定戦 34位(1票) 不参加 いきものがかり冬に聞きたい曲決定戦 42位(0票) 不参加 山下穂尊作詞作曲の中で好きな曲決定戦 不参加 いきものがかりファンになったきっかけ決定戦 38位(1票) いきものがかり恋愛ソング決定戦 32位(3票) 不参加 第5回いきものがかり人気曲決定戦 6位(124票) ベスト32 ドライブ中に聴きたいいきものがかりの曲決定戦 3位(26票) 準優勝 いきものがかり主題歌・CMソング決定戦 ベスト32 いきものがかり春に聞きたい曲決定戦 53位(0票) 不参加 いきものがかり気分を上げたいときに聴きたい曲決定戦 6位(8票) 3位 いきものがかりLIVEで聴きたい曲決定戦 36位(2票) 不参加 いきものがかりバラード決定戦 58位(0票) 不参加 いきものがかり作って欲しいMV決定戦 不参加 対戦成績 第2回いきものがかり人気曲決定戦 Dブロック1回戦 〇 72-28 vs 青春のとびら 第2回いきものがかり人気曲決定戦 Dブロック2回戦 〇 93-7 vs ラブとピース! 第2回いきものがかり人気曲決定戦 Dブロック準々決勝 ● 45-55 vs 心の花を咲かせよう 第3回いきものがかり人気曲決定戦 Cブロック2回戦 ● 49-51 vs なくもんか 第4回いきものがかり人気曲決定戦 Dブロック2回戦 〇 76-24 vs ちこくしちゃうよ 第4回いきものがかり人気曲決定戦 Dブロック3回戦 〇 58-42 vs 会いにいくよ 第4回いきものがかり人気曲決定戦 Dブロック準々決勝 ● 37-63 vs SAKURA いきものがかり夏に聞きたい曲決定戦 2回戦 〇 60-40 vs ホタルノヒカリ いきものがかり夏に聞きたい曲決定戦 準々決勝 ● 35-65 vs 夏空グラフィティ いきものがかり好きなMV決定戦 1回戦 〇 69-31 vs ぼくらのゆめ いきものがかり好きなMV決定戦 2回戦 〇 85-15 vs Blue Bird(Slushii Remix) いきものがかり好きなMV決定戦 3回戦 ● 49-51 vs 帰りたくなったよ 第5回いきものがかり人気曲決定戦 Cブロック2回戦 〇 93-7 vs プギウギ 第5回いきものがかり人気曲決定戦 Cブロック3回戦 〇 51-49 vs キミがいる 第5回いきものがかり人気曲決定戦 Cブロック準々決勝 ● 50-50 vs 月とあたしと冷蔵庫 ドライブ中に聴きたいいきものがかりの曲決定戦 2回戦 〇 72-28 vs 青春ライン ドライブ中に聴きたいいきものがかりの曲決定戦 準々決勝 〇 53-47 vs 夏・コイ ドライブ中に聴きたいいきものがかりの曲決定戦 準決勝 〇 54-46 vs マイサンシャインストーリー ドライブ中に聴きたいいきものがかりの曲決定戦 決勝 ● 47-53 vs 風と未来 いきものがかり主題歌・CMソング決定戦 Aブロック1回戦 〇 59-41 vs 夏空グラフィティ いきものがかり主題歌・CMソング決定戦 Aブロック2回戦 〇 70-30 vs プラネタリウム いきものがかり主題歌・CMソング決定戦 Aブロック準々決勝 ● 38-62 vs 笑顔 気分を上げたいときに聴きたい曲決定戦 1回戦 〇 84-16 vs いこう 気分を上げたいときに聴きたい曲決定戦 準々決勝 〇 56-44 vs ブルーバード 気分を上げたいときに聴きたい曲決定戦 準決勝 ● 40-60 vs 気まぐれロマンティック 気分を上げたいときに聴きたい曲決定戦 3・4位決定戦 〇 64-36 vs いつだって僕らは
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1881.html
815 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 03 21 13 ID rFtbOIsQ とーか「本日はお忙しい中、衣の歓迎会にお越しいだだきましてありがとうございました。 衣もこれで安心してくれたことと思います。 おかげさまで歓迎会も滞り無く始めることができました。 これより、時間の許す限り皆さんと一緒に衣を偲びたいと思います。 まずはじめに衣の友人である伊藤開司様にひとことお願いします。」 カイジ「おい、なんでこんなしめやかなんだよ(ボソボソ」 とーか「他はともかく衣の歓迎会で失礼は許しませんわよ?!(ヒソヒソ」 カイジ「えー、衣の友人、といってもたかが2時間ほどしか一緒にはいなかった俺が挨拶というのもなんだが 衣!いままでよく頑張った!それ以上の言葉はない! 献杯!」 一同「献杯!」 とーか「そこ!杯を高く掲げない!杯をかち合わてはいけませんわ!拍手をしないでくださいまし!」 カイジ(うるせぇなぁ…) 上条「なぁ、アイツ爆心地近くに居たのに、なんであんなピンピンしてんだ」 ビリビリ「運がいいんじゃないの?完全に安全圏内に居た池田って子は 飛んできた破片に直撃食らって死んだらしいけど …ってちょっとあんた顔が近いわよ!」 海原「御坂さん…」 ミサカ「…やっぱり、わたしじゃ駄目なんですね」 海原「え!いや!そういうわけじゃ…!」 インデックス「ころちゃん、正式に死者スレメンバー入りおめでとなんだよ」 衣「う…うむ…」 C.C.「どうした」 衣「い、いや。こういった場自体が慣れてないのでな…」 ひたぎ「こんなに可愛いのに、周りにお披露目する事もしなかったのかしら」 衣「とーかのせいではない!衣は自分は他人とは違う人間だと思っていた。 だからこのように人が多く集まる場でも、衣は何処か隔意を感じていた… しかし、今はそれがない。 だからなのか、皆からなにか臓腑をくすぐられているようで、むずがゆく感じてしまう…」 ひたぎ「要するに厨二病から卒業したという事ね。これから慣れると良いわ。徐々に。 まぁ私達死んでるのだけれどもね」 筆頭「良く光秀の野郎を止めてくれた!アーチャーに代わって礼を言うぜ、御両人!」 ヴァン「別になにもしちゃいないんですけどね。その光秀って人には」 レイ「俺も特に感謝されるような事はしていない。ただ一発撃っただけだ」 小十郎「しかしその掌でアーチャー殿の支援をし、その一発で光秀の動きを止めなさった。 これは生半可なことではありませんよ」 ヴァン「まぁ調味料をくれさえすればそれでいいんですがね」 律「キャスターさん…こんな席でだけど、ごめんなさい…」 キャスター「いいのよ。りっちゃんが私を愛してくれればそれで。 まぁ竹井久に関してもりっちゃんを助けてくれた恩もあるし、許してあげるわ」 紬「ところでその竹井さんは着てないのかしら?」 律「あぁ、今日のMVPとデート中だってさ」 816 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 04 01 53 ID Usz5u8MA ムギ「…そういえば」 唯「ムギちゃん、どうしたの?」 ムギ「用事を思い出してからちょっと席を外すわ。歓迎特別ライブまでには戻るから」 プリシラ「いってらっしゃ~い」 あずにゃん「でも用ってなんでしょう?」 かじゅ「ムギのことだ。大方、裏関係だろう」 プリシラ「おっそろしいね」 船井「ふう、せわしないなあホンマ」 カチャ 船井「…えっ」 オーナー「私がこの程度見抜けない節穴だとでも思いましたか?貴男も甘いですね。いつかに言ったはずですよ、悪巧みは人に聞こえないようにやりなさい、と」 船井「いや、ちゃいますよ。今回のは…」 オーナー「…仏の顔も三度までという言葉がありますよね、今回がその三度目です。なので、今回はこれで済ませます。けど次は、最上級のお仕置きが待ってますからそのつもりで」 船井「ちょ、ま…」 とーか「それでは歓迎会出し物その一、季節外れのすぎる大花火!行きますわよ!」 ドーン!ドーン! オーナー「私もこれ以上のお仕置きはあまりやりたくないので、今後は控えてくださいね」 船井「(へんじがない。ただのしかばねのようだ)」 817 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 09 44 06 ID KiiHz91w デュオ「………」 ヒイロ「どうしたデュオ?」 デュオ「いや…最後にC.C.たちが乗って来たこのナイトメア…何か見覚えがあるんだが…」 ヒイロ「確かに…しかしこんな形の物、死者スレに有ったか?」 デュオ「うん…グラスゴーにもサザーランドにも見えるし…」 C.C.「ああ、それならあの執事が直した…直すだけではなく、とことん改造していたがな」 デュオ「改造?」 C.C.「元々はサザーランドだったんだが…」 デュオ「………おい、まさかそのサザーランド」 C.C.「実に半端な修理だったせいか、途中でエンストしてな…そこにあの執事が現れて数秒で直していった…改造のおまけつきで」 デュオ「す、数秒…?俺の今までの努力は一体…?」 ヒイロ「デュオ…元気を出せ」 C.C.「ちなみに名前は『コロモロボ』だそうだ…実に安直なネーミングだ…」 818 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 11 31 23 ID KiiHz91w ユフィ「スー…ハァー…」 ふじのん「いよいよですね…」 ユフィ「どうでしょう…あれで許してもらえるでしょうか?」 ファサリナ「あれだけ練習したんだから大丈夫ですよ」 ふじのん「自信を持ってください!」 ユフィ「…そうですね…では、行ってきます!」 ファサリナ「頑張って下さい」 ふじのん「応援してます!」 ユフィ「ありがとうございます!」 【ユフィ、遂に土下座決行!?】 819 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 12 13 08 ID Elyn.u2Q 【某所】 ???A「爆破作戦は失敗したか…結界さえ破られなければ目的は完遂できたのだが…」 ???B「小娘どもめ…!しかしあれがあなたの言っていた世界の抑止力ですか」 ???A「そう、まさしくあれこそ世界の深奥に触れようとするものに働く抑止の力。 なんど行く手を阻まれたことか・・」 ???C「まぁ過ぎたことは仕方あるまい。チャンスはまだあるしのう」 ???B「そうですな。今度こそ…」 ???ABC「「「根源へ!」」」 ???B「会長、ご一献どうぞ」 ???C「おっとっと。しかしワシらも歓迎会に行きたかったのう!」 ???B「仕方ないでしょう。我々は表向き幽閉されていることになってるのですから」 【一体彼らは何者なのか?!】 820 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 12 47 20 ID KiiHz91w ひたぎ「ところでシーちゃん?貴女たちは食堂で留守番をしていたのではなかったかしら?」 C.C.「うむ…しかし電話でのひーちゃんの様子があまりにも楽しそうだったのでな…気になって見に来た訳だ」 ひたぎ「見に来ただけ?それが何で最後のオイシイ所を持っていくことになるの?」 C.C.「私自身にも分からん…距離を置いて様子を見て、全部終わった頃に『ん?どうしたんだみんな?』とか言いながら合流するつもりだったのに…」 ひたぎ「あのね…」 C.C.「サザーランドを見つけた時点で、何かのフラグを立ててしまった気はしていたが…」 ひたぎ「…今回のことで私とシーちゃんの人気に差なんてついてないわよね?」 C.C.「どうだろうな?ひーちゃんは今回現場に居ながら傍観者を気取っていたわけだからな…」 ひたぎ「棘のある言い方するわね…」 C.C.「ひーちゃんも固有結界を使えるんだから、アーチャーの代わりくらいできたと思うんだが…」 ひたぎ「でもあれの乱発はどうかと思うし…」 C.C.「少なくとも登場率には差がついたかもな」 ひたぎ「え?マジで?」 C.C.「ずっとコロちゃんやインデックスとの様子が書かれていたからな…渦中の外にいたのに…」 ひたぎ「…何かズルくない?」 C.C.「気にするな…これからもひたぎウィッチとして頑張っていこうではないか」 821 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 17 58 40 ID eTrX.w/2 【楽屋裏】 律「しかしハギヨシさんってほんとになんでも出来んだな」 紬「ナイトメアの修理、というか魔改造まで出来るなんてビックリだわ」 唯「しかもすっごくカッコイイんだよね」 梓「へー会ってみたいですね」 唯「じゃああずにゃん、会ってみる?」 梓「え、唯先輩面識あるんですか?」 律「初耳だぞ、おい」 唯「え、そうだっけ?…あー!内緒だった!今のなしなし!」 ビリビリ「じゃあ私達だけの秘密ってことでコッソリ会わせてよ」 唯「うぅー…ダメ!」 かじゅ「なら馴れ初めだけでもいいが?」 唯「あ、それなら」 律「(いいのかよ…)じゃあ簡潔に頼む。お前要領得ないから」 唯「えーとね、迷子になってたら案内してくれたの」 紬「どこで?」 唯「え、うーんとね」 安藤「皆さん、出番です!」 唯「よし!みんな行くよ~!」 律「ちょ、ちょっと待て!」 唯「レッツゴー!」 822 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 21 59 22 ID KiiHz91w ひたぎ「それで、あの…コロモロボだったかしら?スペックはどの程度なの?」 C.C.「少なくとも第七世代は超えてるな…どう改造したらあんなことになるのか…」 ひたぎ「ふーん…それは戦闘もできるのかしら?」 C.C.「当り前だろう。実戦兵器を改造した物なんだから」 ひたぎ「なるほどね~」 C.C.「………何か嫌な予感がするのだが…何故そんなことを聞く?」 ひたぎ「いえ大したことではないのよ…ただ…」 C.C.「ただ?」 ひたぎ「シーちゃんも第二十八回ラジオのときの戦力になれて喜んでるだけよ」 C.C.「おいちょっと待て!」 ひたぎ「あら、何かしら?」 C.C.「何かしらじゃない!何で私まであの嫉妬魔人と戦わなければならないんだ!?」 ひたぎ「だって全戦力投入の作戦なのよ?戦える人は戦わないと」 C.C.「絶対に嫌だ!私はその日避難所でピザを頬張って過ごすんだ!」 ひたぎ「所詮冷凍食品でしょ?いいじゃない別に…」 C.C.「全く良くない!大体コロモロボを扱えるのは私だけじゃないだろ!?」 ひたぎ「じゃあ誰が操縦するの?」 C.C.「アーニャやマリアンヌでもいいだろう!」 アーニャ「私はモルドレッドじゃないと…」 マリアンヌ「私はそういう野蛮なことは苦手なのよね…」 C.C.「私だって苦手だ!と言うか何処から湧いてきた!?」 ひたぎ「あれだけ格好いい救出劇をやっておきながらそんなことを言うの?」 C.C.「流れでやってしまっただけだ!」 ひたぎ「仕方ないわね…もう天江さんに決めてもらいましょう」 C.C.「おいちょっと待て!」 ひたぎ「天江さん、コロモロボのパイロットは誰かしら?」 衣「そんなのシーちゃんに決まっている!あの操縦は見事であった!」 C.C.「何でだ~~~!!!?」 とーか「お待たせ致しましたわ!放課後ティータイムのスペシャルライブですわよ!」 ひたぎ「あら、ライブが始まるわよ」 C.C.「話を逸らすな!」 衣「おお~!!」パチパチ 唯「それじゃあ一曲目は新曲、『Unmei♪wa♪Endless!』!」 823 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 23 42 55 ID Usz5u8MA ~歓迎特別ライブ中~ 美琴「♪星を廻せ 世界のまんなかで くしゃみすればどこかの森で蝶が乱舞」 唯「♪君が守るドアの鍵 デタラメ 恥ずかしい物語」 二人「♪舐め合っても ライオンは強い」 衣「鶴賀の大将は楽器ができたのか!」 とーか「こちらに来てから律さんと梓さんに誘われて始めたのですわ。最初のほうは四苦八苦していたのに今ではこんなに上手くなって…」 衣「へーっ」 ユフィ「あの…」 とーか「あら、何かご用ですの?」 衣「ん、お前は確か…」 ユフィ「えっと、その…ごめんなさい!」 とーか「これは…」 カイジ「土下座‥っ、圧倒的土下座‥っ」 ユフィ「ごめんなさい。意図していなかったとはいえ、私は貴女のお友達を…」 衣「…」 カイジ「あー、衣。当事者である俺がいうのもあれだが…」 衣「わかっているつもりだ。えっとユーフェミアと言ったな」 ユフィ「はい…」 衣「まず顔を上げてくれないか。その体勢では衣も話にくい」 ユフィ「はい(顔をあげた)」 衣「だいたいの原因についてはしーちゃんから聞いている。原因はユーフェミアにはないのだろう?」 ユフィ「それでも私の罪です。まず貴女に謝らなければいけないとずっと思っていました。それ以上の罰も私は受け入れる覚悟をここに持ってきました」 衣「そうか。ならば…」 カイジ「おっ‥」 とーか「シッ。ここは衣の裁量に任せなさい」 衣「そのことについてはもう謝らないでほしい。すべては不幸な事故だったのだ」 ユフィ「衣さん…」 衣「それにしーちゃんからユーフェミアの人となりも聞いているが悪い人間だとは聞いていない。今日初めて直接会ってそれも確かめられた。だから友達になろう、ユーフェミア」 ユフィ「はい…ありがとうございます。私のことはユフィと呼んでください」 衣「うむ、わかったぞユフィ」 とーか「ほら丸く収まりわしたわ」 カイジ「‥やっぱ衣のことではかなわねえな」 とーか「当たり前ですわよ。そう簡単に負けてたまるものですか」 二人「♪君を愛してる 本気のココロ見せつけるまで 私 眠らない」
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1095.html
815 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 03 21 13 ID rFtbOIsQ とーか「本日はお忙しい中、衣の歓迎会にお越しいだだきましてありがとうございました。 衣もこれで安心してくれたことと思います。 おかげさまで歓迎会も滞り無く始めることができました。 これより、時間の許す限り皆さんと一緒に衣を偲びたいと思います。 まずはじめに衣の友人である伊藤開司様にひとことお願いします。」 カイジ「おい、なんでこんなしめやかなんだよ(ボソボソ」 とーか「他はともかく衣の歓迎会で失礼は許しませんわよ?!(ヒソヒソ」 カイジ「えー、衣の友人、といってもたかが2時間ほどしか一緒にはいなかった俺が挨拶というのもなんだが 衣!いままでよく頑張った!それ以上の言葉はない! 献杯!」 一同「献杯!」 とーか「そこ!杯を高く掲げない!杯をかち合わてはいけませんわ!拍手をしないでくださいまし!」 カイジ(うるせぇなぁ…) 上条「なぁ、アイツ爆心地近くに居たのに、なんであんなピンピンしてんだ」 ビリビリ「運がいいんじゃないの?完全に安全圏内に居た池田って子は 飛んできた破片に直撃食らって死んだらしいけど …ってちょっとあんた顔が近いわよ!」 海原「御坂さん…」 ミサカ「…やっぱり、わたしじゃ駄目なんですね」 海原「え!いや!そういうわけじゃ…!」 インデックス「ころちゃん、正式に死者スレメンバー入りおめでとなんだよ」 衣「う…うむ…」 C.C.「どうした」 衣「い、いや。こういった場自体が慣れてないのでな…」 ひたぎ「こんなに可愛いのに、周りにお披露目する事もしなかったのかしら」 衣「とーかのせいではない!衣は自分は他人とは違う人間だと思っていた。 だからこのように人が多く集まる場でも、衣は何処か隔意を感じていた… しかし、今はそれがない。 だからなのか、皆からなにか臓腑をくすぐられているようで、むずがゆく感じてしまう…」 ひたぎ「要するに厨二病から卒業したという事ね。これから慣れると良いわ。徐々に。 まぁ私達死んでるのだけれどもね」 筆頭「良く光秀の野郎を止めてくれた!アーチャーに代わって礼を言うぜ、御両人!」 ヴァン「別になにもしちゃいないんですけどね。その光秀って人には」 レイ「俺も特に感謝されるような事はしていない。ただ一発撃っただけだ」 小十郎「しかしその掌でアーチャー殿の支援をし、その一発で光秀の動きを止めなさった。 これは生半可なことではありませんよ」 ヴァン「まぁ調味料をくれさえすればそれでいいんですがね」 律「キャスターさん…こんな席でだけど、ごめんなさい…」 キャスター「いいのよ。りっちゃんが私を愛してくれればそれで。 まぁ竹井久に関してもりっちゃんを助けてくれた恩もあるし、許してあげるわ」 紬「ところでその竹井さんは着てないのかしら?」 律「あぁ、今日のMVPとデート中だってさ」 816 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 04 01 53 ID Usz5u8MA ムギ「…そういえば」 唯「ムギちゃん、どうしたの?」 ムギ「用事を思い出してからちょっと席を外すわ。歓迎特別ライブまでには戻るから」 プリシラ「いってらっしゃ~い」 あずにゃん「でも用ってなんでしょう?」 かじゅ「ムギのことだ。大方、裏関係だろう」 プリシラ「おっそろしいね」 船井「ふう、せわしないなあホンマ」 カチャ 船井「…えっ」 オーナー「私がこの程度見抜けない節穴だとでも思いましたか?貴男も甘いですね。いつかに言ったはずですよ、悪巧みは人に聞こえないようにやりなさい、と」 船井「いや、ちゃいますよ。今回のは…」 オーナー「…仏の顔も三度までという言葉がありますよね、今回がその三度目です。なので、今回はこれで済ませます。けど次は、最上級のお仕置きが待ってますからそのつもりで」 船井「ちょ、ま…」 とーか「それでは歓迎会出し物その一、季節外れのすぎる大花火!行きますわよ!」 ドーン!ドーン! オーナー「私もこれ以上のお仕置きはあまりやりたくないので、今後は控えてくださいね」 船井「(へんじがない。ただのしかばねのようだ)」 817 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 09 44 06 ID KiiHz91w デュオ「………」 ヒイロ「どうしたデュオ?」 デュオ「いや…最後にC.C.たちが乗って来たこのナイトメア…何か見覚えがあるんだが…」 ヒイロ「確かに…しかしこんな形の物、死者スレに有ったか?」 デュオ「うん…グラスゴーにもサザーランドにも見えるし…」 C.C.「ああ、それならあの執事が直した…直すだけではなく、とことん改造していたがな」 デュオ「改造?」 C.C.「元々はサザーランドだったんだが…」 デュオ「………おい、まさかそのサザーランド」 C.C.「実に半端な修理だったせいか、途中でエンストしてな…そこにあの執事が現れて数秒で直していった…改造のおまけつきで」 デュオ「す、数秒…?俺の今までの努力は一体…?」 ヒイロ「デュオ…元気を出せ」 C.C.「ちなみに名前は『コロモロボ』だそうだ…実に安直なネーミングだ…」 818 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 11 31 23 ID KiiHz91w ユフィ「スー…ハァー…」 ふじのん「いよいよですね…」 ユフィ「どうでしょう…あれで許してもらえるでしょうか?」 ファサリナ「あれだけ練習したんだから大丈夫ですよ」 ふじのん「自信を持ってください!」 ユフィ「…そうですね…では、行ってきます!」 ファサリナ「頑張って下さい」 ふじのん「応援してます!」 ユフィ「ありがとうございます!」 【ユフィ、遂に土下座決行!?】 819 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 12 13 08 ID Elyn.u2Q 【某所】 ???A「爆破作戦は失敗したか…結界さえ破られなければ目的は完遂できたのだが…」 ???B「小娘どもめ…!しかしあれがあなたの言っていた世界の抑止力ですか」 ???A「そう、まさしくあれこそ世界の深奥に触れようとするものに働く抑止の力。 なんど行く手を阻まれたことか・・」 ???C「まぁ過ぎたことは仕方あるまい。チャンスはまだあるしのう」 ???B「そうですな。今度こそ…」 ???ABC「「「根源へ!」」」 ???B「会長、ご一献どうぞ」 ???C「おっとっと。しかしワシらも歓迎会に行きたかったのう!」 ???B「仕方ないでしょう。我々は表向き幽閉されていることになってるのですから」 【一体彼らは何者なのか?!】 820 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 12 47 20 ID KiiHz91w ひたぎ「ところでシーちゃん?貴女たちは食堂で留守番をしていたのではなかったかしら?」 C.C.「うむ…しかし電話でのひーちゃんの様子があまりにも楽しそうだったのでな…気になって見に来た訳だ」 ひたぎ「見に来ただけ?それが何で最後のオイシイ所を持っていくことになるの?」 C.C.「私自身にも分からん…距離を置いて様子を見て、全部終わった頃に『ん?どうしたんだみんな?』とか言いながら合流するつもりだったのに…」 ひたぎ「あのね…」 C.C.「サザーランドを見つけた時点で、何かのフラグを立ててしまった気はしていたが…」 ひたぎ「…今回のことで私とシーちゃんの人気に差なんてついてないわよね?」 C.C.「どうだろうな?ひーちゃんは今回現場に居ながら傍観者を気取っていたわけだからな…」 ひたぎ「棘のある言い方するわね…」 C.C.「ひーちゃんも固有結界を使えるんだから、アーチャーの代わりくらいできたと思うんだが…」 ひたぎ「でもあれの乱発はどうかと思うし…」 C.C.「少なくとも登場率には差がついたかもな」 ひたぎ「え?マジで?」 C.C.「ずっとコロちゃんやインデックスとの様子が書かれていたからな…渦中の外にいたのに…」 ひたぎ「…何かズルくない?」 C.C.「気にするな…これからもひたぎウィッチとして頑張っていこうではないか」 821 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 17 58 40 ID eTrX.w/2 【楽屋裏】 律「しかしハギヨシさんってほんとになんでも出来んだな」 紬「ナイトメアの修理、というか魔改造まで出来るなんてビックリだわ」 唯「しかもすっごくカッコイイんだよね」 梓「へー会ってみたいですね」 唯「じゃああずにゃん、会ってみる?」 梓「え、唯先輩面識あるんですか?」 律「初耳だぞ、おい」 唯「え、そうだっけ?…あー!内緒だった!今のなしなし!」 ビリビリ「じゃあ私達だけの秘密ってことでコッソリ会わせてよ」 唯「うぅー…ダメ!」 かじゅ「なら馴れ初めだけでもいいが?」 唯「あ、それなら」 律「(いいのかよ…)じゃあ簡潔に頼む。お前要領得ないから」 唯「えーとね、迷子になってたら案内してくれたの」 紬「どこで?」 唯「え、うーんとね」 安藤「皆さん、出番です!」 唯「よし!みんな行くよ~!」 律「ちょ、ちょっと待て!」 唯「レッツゴー!」 822 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 21 59 22 ID KiiHz91w ひたぎ「それで、あの…コロモロボだったかしら?スペックはどの程度なの?」 C.C.「少なくとも第七世代は超えてるな…どう改造したらあんなことになるのか…」 ひたぎ「ふーん…それは戦闘もできるのかしら?」 C.C.「当り前だろう。実戦兵器を改造した物なんだから」 ひたぎ「なるほどね~」 C.C.「………何か嫌な予感がするのだが…何故そんなことを聞く?」 ひたぎ「いえ大したことではないのよ…ただ…」 C.C.「ただ?」 ひたぎ「シーちゃんも第二十八回ラジオのときの戦力になれて喜んでるだけよ」 C.C.「おいちょっと待て!」 ひたぎ「あら、何かしら?」 C.C.「何かしらじゃない!何で私まであの嫉妬魔人と戦わなければならないんだ!?」 ひたぎ「だって全戦力投入の作戦なのよ?戦える人は戦わないと」 C.C.「絶対に嫌だ!私はその日避難所でピザを頬張って過ごすんだ!」 ひたぎ「所詮冷凍食品でしょ?いいじゃない別に…」 C.C.「全く良くない!大体コロモロボを扱えるのは私だけじゃないだろ!?」 ひたぎ「じゃあ誰が操縦するの?」 C.C.「アーニャやマリアンヌでもいいだろう!」 アーニャ「私はモルドレッドじゃないと…」 マリアンヌ「私はそういう野蛮なことは苦手なのよね…」 C.C.「私だって苦手だ!と言うか何処から湧いてきた!?」 ひたぎ「あれだけ格好いい救出劇をやっておきながらそんなことを言うの?」 C.C.「流れでやってしまっただけだ!」 ひたぎ「仕方ないわね…もう天江さんに決めてもらいましょう」 C.C.「おいちょっと待て!」 ひたぎ「天江さん、コロモロボのパイロットは誰かしら?」 衣「そんなのシーちゃんに決まっている!あの操縦は見事であった!」 C.C.「何でだ~~~!!!?」 とーか「お待たせ致しましたわ!放課後ティータイムのスペシャルライブですわよ!」 ひたぎ「あら、ライブが始まるわよ」 C.C.「話を逸らすな!」 衣「おお~!!」パチパチ 唯「それじゃあ一曲目は新曲、『Unmei♪wa♪Endless!』!」 823 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/18(日) 23 42 55 ID Usz5u8MA ~歓迎特別ライブ中~ 美琴「♪星を廻せ 世界のまんなかで くしゃみすればどこかの森で蝶が乱舞」 唯「♪君が守るドアの鍵 デタラメ 恥ずかしい物語」 二人「♪舐め合っても ライオンは強い」 衣「鶴賀の大将は楽器ができたのか!」 とーか「こちらに来てから律さんと梓さんに誘われて始めたのですわ。最初のほうは四苦八苦していたのに今ではこんなに上手くなって…」 衣「へーっ」 ユフィ「あの…」 とーか「あら、何かご用ですの?」 衣「ん、お前は確か…」 ユフィ「えっと、その…ごめんなさい!」 とーか「これは…」 カイジ「土下座‥っ、圧倒的土下座‥っ」 ユフィ「ごめんなさい。意図していなかったとはいえ、私は貴女のお友達を…」 衣「…」 カイジ「あー、衣。当事者である俺がいうのもあれだが…」 衣「わかっているつもりだ。えっとユーフェミアと言ったな」 ユフィ「はい…」 衣「まず顔を上げてくれないか。その体勢では衣も話にくい」 ユフィ「はい(顔をあげた)」 衣「だいたいの原因についてはしーちゃんから聞いている。原因はユーフェミアにはないのだろう?」 ユフィ「それでも私の罪です。まず貴女に謝らなければいけないとずっと思っていました。それ以上の罰も私は受け入れる覚悟をここに持ってきました」 衣「そうか。ならば…」 カイジ「おっ‥」 とーか「シッ。ここは衣の裁量に任せなさい」 衣「そのことについてはもう謝らないでほしい。すべては不幸な事故だったのだ」 ユフィ「衣さん…」 衣「それにしーちゃんからユーフェミアの人となりも聞いているが悪い人間だとは聞いていない。今日初めて直接会ってそれも確かめられた。だから友達になろう、ユーフェミア」 ユフィ「はい…ありがとうございます。私のことはユフィと呼んでください」 衣「うむ、わかったぞユフィ」 とーか「ほら丸く収まりわしたわ」 カイジ「‥やっぱ衣のことではかなわねえな」 とーか「当たり前ですわよ。そう簡単に負けてたまるものですか」 二人「♪君を愛してる 本気のココロ見せつけるまで 私 眠らない」
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1781.html
390 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 07 01 ID z7CSx1P. C&戦「「さ~て、今回の雑談は?」」 上条「いや何でサ○エさんの次回予告風?」 戦場ヶ原「私達って毒舌キャラで取っ付き難くて扱い難い印象じゃない?」 C.C.「だから本編でも空気だったし、死者スレでも空気扱いされてしまっている訳だ」 戦場ヶ原「そこで、ここらで明るい雰囲気を出すこともできることをアピールして、 死者スレでの出番を増やそうという魂胆なのよ」 上条「いや心配しなくても今週の出番数は文句なくトップだよ」 C.C.「だが書き込んでいる者はほとんど同じ…いや待てよ…」 戦場ヶ原「そうとは限らないわよね…」 上条「へっ?」 C.C.「コテハンやトリップを使っている訳ではないのだから、今まで書き込まれた雑談が全て同一人物によって書かれたものという証拠はない訳だ」 戦場ヶ原「つまり今までの雑談の一つ一つが別人によって書かれているという可能性も…」 上条「ねーよ。つい半日前にまとめて書き込みの修正してたじゃねーか」 C.C.「な、何だと…!?」 戦場ヶ原「何でこのタイミングでまとめて修正しちゃったのよ…私達の希望が…」 上条「何の希望だ。つーかミスは許さねーってキレてたのお前じゃねーか。それに一人だけ『毒吐き代行』の仕事かどうかはともかく書いてくれた人がいただろうが」 C.C.「おや、今回はやけにクールだな?」 戦場ヶ原「まだ今回『!』を使ってないわね」 上条「いい加減お前らとのやり取りにも慣れてきたからな。一々騒ぐのも疲れた」 391 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 08 05 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「それで今回の雑談は…」 C.C.「とあるキャラについての話だ」 上条「とあるキャラって誰だ?」 C&戦「「御坂美琴」」 上条「ビリビリか、本当にこれ書いてる人禁書厨だな」 美琴「ビリビリって呼ぶなって言ってんでしょーが!」 上条「あれ?御坂来てたの?」 美琴「その2人に呼ばれたのよ」 戦場ヶ原「いい加減いつもの3人だけだと、マンネリ化するから…」 C.C.「ちなみに御坂美琴が選ばれた理由は、これを書いている者が原作のキャラをあまり崩さず書けるから、と言うことらしい」 上条「相変わらずだな…あっ、そうだ御坂、お前に謝ることがあったんだ…」 美琴「えっ?それならあんたがここに来た時にもう…」 上条「いやそれとは別で…実はお前の遺体をデイパックに入れて運んでいたんだが…」 美琴「そんなこともう知ってるわよ」 上条「いや…実はそのデイパックを川に流しちまって…」 美琴「それも知ってるわよ」 上条「えっ?そうなの?」 美琴「あんたね…その話が投下されてからもう1年以上経ってんのよ。知らないわけないでしょ」 上条「そ、そうか…とにかくすまなかった…」 美琴「いいわよ別に…あんたが悪い訳じゃないんだから…」 上条「いや、でも…」 美琴「しつこいわよ。前にも言ったけど、あんたは何も間違ってないんだから、その結果起こっちゃったことに、一々目くじら立てて怒ったりしないわよ」 上条「そ、そうか…ありがとう…」 美琴「お…お礼なんていいわよ…」 C&戦「「ちっ」」 美琴「今何か舌打ちした!?」 C.C.「気のせいじゃないか?」 戦場ヶ原「さっさと雑談を始めましょう、まずは軽くプロフィールから…」 美琴「ごまかしたわね…」 上条「一々相手してたらもたないぞ」 392 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 09 51 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「御坂美琴、超能力開発を授業の一環にしている街、『学園都市』の中でも5本の指に入る名門校、『常盤台中学』の2年生」 C.C.「身長161cm・体重「わーっ!わーーっ!」kg、スリーサイズは「わーっ!!わーーーっ!!」っておい」 美琴「おいはこっちの台詞だ!何を発表してんのよ!?」 C.C.「プロフィールなのだから当然だろう」 美琴「そこまで発表する許可なんて与えてないわよ!」 戦場ヶ原「今更何を言っているの?私達は管理人の許可も得ずに『毒吐き代行』なんてものを始めるような人間なのよ」 C.C.「私は魔女だがな。とにかくそんな連中が一々人の許可など取るわけがないということだ」 美琴「開き直んのかい!?ていうか何で私の身体測定の結果まであんたらが知ってんのよ!?」 C.C.「ああ、それならその辺に落ちてたマル秘ノートとやらに書いてあった」 戦場ヶ原「持ち主の覧には『オセロ』って書いてあるわね」 美琴「く~ろ~こ~…!」 C.C.「それにしても身長161cmというのは、中学2年生女子としては、かなり高い方なんじゃないか?」 戦場ヶ原「そうね…私たち2人も女としては高い方だけど…」 上条「ちなみに2人は何㎝なんだ?」 C.C.「確か165㎝…だったか?最後に測ったのがいつか思い出せんので定かではないが…」 戦場ヶ原「私も165㎝よ。阿良々木君より数㎜高いわ」 上条「最後の一言は余計だと思うが…俺は168㎝だ」 C&戦「「聞いてねーよ」」 上条「ああ、すまん…」 美琴「いや、ツッコミなさいよ」 上条「ここで噛みついても無駄だからな…」 戦場ヶ原「でも他の人と比較したら、御坂さんが年齢の割に長身だとすぐ分かるわ」 美琴「え~そうかな~?」 戦場ヶ原「実際に比較してみましょう」 御坂美琴:161㎝ 秋山澪:160㎝ セイバー:154㎝ 両義式:160㎝ 涼○ハ○ヒ:158㎝ 高○な○は(19歳):160㎝ 戦場ヶ原「ほらね」 美琴「いや…それは分かったけど…最後の2人は何?」 C.C.「気にするな、これを書いてる者が何となく比較したくて書いただけだ」 393 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 11 23 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「プロフィール紹介を続けるわね。血液型はAB型、『学園都市』の『能力開発』を経て得た能力は『電撃使い(エレクトロマスター)』、最初はLEVEL1だったのよね?」 美琴「ええ」 C.C.「そこから努力で『学園都市』の頂点とも言えるLEVEL5の1人になったということか…」 戦場ヶ原「表向きはね…」 美琴「えっ?」 戦場ヶ原「いいえ、何でもないわ」 C.C.「それより、LEVEL5は『学園都市』に7人しかいない上に、序列もあるそうだな?」 美琴「ええ、私は第三位。一方通行は第一位よ」 戦場ヶ原「でもその序列って、戦闘力とは関係ないそうよね?」 美琴「そう、この序列は『能力研究の応用が生み出す利益』が基準になってる。だから序列が上だからそっちの方が強い、ってことに直結するわけじゃない」 上条「えっ?そうなの?」 C.C.「なんでお前が知らないんだ…」 戦場ヶ原「でも原作で登場するモブキャラも、そんな勘違いしてたわね…何故そんな勘違いが起こったのかしら?」 美琴「考えられる理由は2つほどある。まず1つ目は、能力の強度の基準が、戦闘力に近いものだから」 上条「?」 美琴「分かりやすく言うとこんな感じ」 無能力者:LEVEL0(六割方はこれに当てはまる。例外を除いて全く『無い』という訳ではないが、能力的には所謂おちこぼれ) 低能力者:LEVEL1(多くの生徒が属し、スプーンを曲げる程度の力) 異能力者:LEVEL2(レベル1と同じく日常ではあまり役には立たない) 強能力者:LEVEL3(日常では便利だと感じる程度、能力的にはエリート扱いされ始めるレベル) 大能力者:LEVEL4(軍隊において戦術的価値を得られる程の力) 超能力者:LEVEL5(学園都市でも七人しかいない、一人で軍隊と対等に戦える程の力) 美琴「LEVEL4からの基準に、軍隊なんていう物騒な物が出てる…つまり戦闘で強い能力を持った能力者が高位能力者っていうことになる」 上条「フムフム…」 美琴「そしてLEVEL5の序列も、その延長線だっていう誤解が生まれてしまっている、ってわけ」 上条「なるほどね…」 美琴「2つ目の理由は…あんまり言いたくないんだけど…」 上条「ん?」 美琴「序列第一位の一方通行が、実際に全能力者の中でも最強の戦闘力を持っているから…つまり1つ目の理由にある誤解を補強してしまっているのよ」 上条「は~そういうことか…」 C.C.「本当に分かってるのか、こいつ?」 394 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 12 02 ID z7CSx1P. 美琴「まあ、こんなもんかな?」 戦場ヶ原「説明お疲れ様、紅茶でもどうぞ」 美琴「ありがとう」 C.C.「しかし本当にこの紅茶は美味いな」 上条「そうだな、どこから仕入れてんだ?」 戦場ヶ原「元からここにあったのよ」 上条「へ~」 美琴「…っていうか、なんかこの部屋見覚えがあるんだけど…」 上条「御坂もか?俺もなんか前に見たことある気がするんだけどな…」 C.C.「気のせいだろう、ここは『毒吐き代行』をする為に用意した部屋だ」 戦場ヶ原「まあ、元からあった部屋をちょっと改装したんだけどね」 上条「改装ってどんな?」 戦場ヶ原「とりあえず『死者スレ控え室の主』の私以外の写真を全て外s」 上条&美琴「「おい今とんでもないこと言わなかったか!!!???」」 C.C.「おや?やっと『!』を使ったな」 上条「やかましい!!!」 美琴「まさかこの部屋って…」 戦場ヶ原「ええ、元『死者スレ控え室』よ」 上条「元って何だ!!?ここは今でも『死者スレ控え室』だ!!!つーか何が気のせいだ!!!歴代『死者スレ控え室の主』の写真はどこだ!!!?」 戦場ヶ原「私の写真はそのまま『毒吐き代行』のメンバーということでそのまま使ってるわ」 C.C.「他の写真はその辺に片づけた。とりあえず捨ててはいない」 上条「何やってんの!!?ホント何やってんの!!!?」 395 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 03 12 32 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「上条君、御坂さん、『死者スレ控え室』がどういう用途で使われる部屋か分かってる?」 美琴「えっ!?確か議論が必要とされたSSや、仮投下されたSSで死人が出た場合に、その死者の生死が保留になっている間居る為の部屋…よね?」 C.C.「その通りだ。では今後投下されるSSに議論が必要になると思うか?仮投下などされると思うか?」 上条「あっ…」 戦場ヶ原「そう、されない…議論も仮投下ももうない…これから投下されてくるSSは、もう充分過ぎるほどに書き手さん達の間で話し合われているのだから…」 C.C.「つまりこの部屋は、もうこの先死んで来る者の通り道でしかないんだよ…他に使い道などない…」 戦場ヶ原「みんなこの部屋に色々な思い出があるのに…すっかりその存在を忘れてる…」 上条&美琴「「……」」 戦場ヶ原「例えばここで上条君が福路さんを裸にひん剥いたこととか…その後御坂さんに黒こげにされたこととか…」 上条&美琴「「それは思い出さんでいい!!!!!」」 戦場ヶ原「だからもう一度使ってあげたかったのよ!みんなの思い出が詰まったこの部屋を…」 上条「そうか…そんな考えがあったのか…」 美琴「ごめんなさい…知りもしないで怒鳴ったりして…」 C.C.「いや、分かってくれればいいんだ…」 戦場ヶ原「まあ本音は阿良々木君が来たらすぐに殺せるからなんだけどね。憂さんにも台詞をパクったことを謝らないといけないし…」 C.C.「私もルルーシュを真っ先にからかう為にも、ここにいなくてはいかんのでな」 上条&美琴「「今すぐ引き払え!!!!!」」 C&戦「「だが断る!!!!!」」 396 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 10 03 44 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「…何なのこれは…? 390 391」 C.C.「コピペに失敗したようだな…」 戦場ヶ原「…どう失敗したらああなるのよ…」 美琴「確かに読み難くてしょうがないわね…」 上条「wikiに載せるときは修正して欲しいな…」 397 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/02(日) 12 12 06 ID z7CSx1P. 戦場ヶ原「またやってくれたわね…」 394 戦場ヶ原「私の写真はそのまま『毒吐き代行』のメンバーということでそのまま使ってるわ」 →戦場ヶ原「私の写真は『毒吐き代行』のメンバーということでそのまま使ってるわ」 C.C.「他の写真はその辺に片づけた。とりあえず捨ててはいない」 →C.C.「他の写真はその辺に片づけて、代わりに私と上条の写真を飾っておいた。とりあえず捨ててはいない」 C.C.「全く…いい加減にして欲しいものだな…」 戦場ヶ原「ホントにね…」 上条&美琴「「お前らが言うな!」」
https://w.atwiki.jp/satou/pages/1488.html
byTR
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/9467.html
京タコ新婚生活(お試し版) 京太郎「おーい優希、朝だぞ。遅れるぞ」 優希「うぅん……京太郎がしてくれたら起きるじぇ……」 京太郎「ほら、これで起きろよ」チュッ 優希「ばっちりだじぇ!朝御飯は出来てるかー?」シャキーン 京太郎「出来てるぞ。弁当も作ってるから、忘れるなよ?」 優希「当たり前だじぇ!京太郎のタコス弁当が元気の源だからな!」 京太郎「そんなもんか…?」 優希「そうなんだじぇ、そんなもんだぞ」 京太郎「まぁ、それならそれで良いけどさ。早く朝御飯食べろよ?」 優希「分かってるじぇ!」 京太郎「今夜の相手はどうする?」 優希「当然!早く京太郎との子供が欲しいじぇ!」 京太郎「なら晩飯は精のつくものにするな」 優希「……な、京太郎?」 京太郎「ん?」 優希「こんな私を選んでくれて、ありがとな?愛してるじぇ、誰よりも…ずっと」 京太郎「俺もだよ、優希」 優希「zzz…………だめだじぇきょーたろー……ちこくしちゃうんだじぇ……」 和「どんな夢を見てるんでしょうか…?」 京太郎「知らないって」
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1290.html
546 :名無しさんなんだじぇ:2012/04/29(日) 00 53 05 ID IHSKf19E 【ν放課後ティータイム練習場】 ♪~ <サヨナラは言わないと誓った♪ 約束の場所まで届け♪> ♪~ 美琴「ふぅ……どう?」 あずにゃん「うーん、やっぱりベースが無いとイマイチですね」 唯「ゆみちゃんどうしたのかな?」 律「どうもまだ控え室から出てこないらしい」 唯「そうなの?」 ムギ「えぇ……アーニャ達と写真を撮りに行ったんだけど……」 美琴「行ったんですか……やっぱり……」 ムギ「でも……何枚撮っても加治木さんが一人でやってるようにしk」 律「ワーワーワー!!」 唯「どうしたのりっちゃん?」 律「いや……別に何も」 美琴「それにしても、今の彼女は写真にも写らないのか……」 あずにゃん「完全なステルスですね」 プリシラ「…………」 唯「どうしたのプリプリ? 今日は何だか静かだね?」 プリシラ「え……? 私喋っていいの……? またバーターとか言われない……?」 全員「(すっかり疑心暗鬼になってる……!?)」 美琴「……と、とりあえずもう一回合わせてみましょうか!?」 律「そ、そうだな! ゆみならその内来るだろ!」 唯「じゃあもう一回初めから!」 律「ワンツースリー!」 <いつか読んだ昔話の♪ 千切れたページみたいに♪> 【控え室】 かじゅ「あのなモモ……私はそろそろ戻らないといけないんだが……」 ギュー かじゅ「いや私も出来ればお前と一緒に居たいんだが……バンドの練習とか色々ある訳で」 ギュー かじゅ「え? もう自分は死んだも同然だから一緒に行く? いや駄目だモモ、お前の死は確定した訳では」 ギュー かじゅ「は? もし生きててももう本編には出ないだろうからいいだろう? いやいやいや! だから駄目だって!」 ギュー かじゅ「え? じゃあいつ確定するのかって? いや、それは私も知らない……」 【個人的にはもうモモは入場していいと思ってるんだがどうだろう?】 547 :名無しさんなんだじぇ:2012/04/29(日) 01 32 10 ID KuTvGDTo とーか『ダーメーでーすーわ』 かじゅ「…即答だな」 とーか『当たり前ですわよ…死が確定するまでは控え室待機、生存ならば現世に送り返す。これは私たちが絶対に越えてはならない一線ですわ、もし現世での出番があったらどうするのです』 かじゅ「…」 とーか『確定がいつになるかは神、というか本編の書き手の皆様しか知るよしもないことですわ。待つしかありませんわよ』 かじゅ「…わかったよ、時間を取らせてすまなかったな」 とーか『いえ、貴女の気持ちは少なからずわかるつもりですし』 かじゅ「気を使わせるな。それじゃ」ピッ(電話を切った) かじゅ「…そういうことだからまだここで待機だ」 ギュー かじゅ「仕方ないな、もう少し側にいるよ」 ~~~ とーか「ふう…」 衣「東横のことか?」 とーか「ええ、加治木さんの気持ちはわかりますが、それとこれとは別ですわ」 衣「うむ…」 とーか「来るなら来る、帰るなら帰る…難しい話ですわ」