約 1,476,248 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1444.html
「ビルディング・フォレスト」 ・「ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ」の続編という形をとっています ・人間視点ですが主軸はゆっくりです ・駄文注意 ・自滅?モノ ・いくつかの独自設定を使っています 冬も本格的に到来した季節。朝や夜は耳が痛くなるような寒さが本格的な冬の到来を感じさせていた。 …私は再び羽付きと共に街を歩いていた。 目的は勿論「観察」 冬のゆっくりの中でも越冬をほとんどしない都市の中心部のゆっくりがどう活動しているか見たかったからだ。 羽付きは自身の「仕事」でよく街の中心部まで来ることがあるのでこの辺の地理には詳しいといった。 いくつかの資料を見て分かった事だが街ゆっくりでも越冬をしないゆっくりがいると言う。 往々にしてそれらは街の中心部にいるゆっくりだと聞く。 山や街の外れ(公園や郊外等)のゆっくりは食糧を貯め込め越冬する習性がある。これはゆっくりにとっても人間にとっても当然の常識だ。 だが街の中心部にいるゆっくりは違う。耳が痛くなるほどの寒さでも街の中央で「おうた」を歌ったり「飼いゆっくり」にしてもらうためのアピールを行うゆっくりがいるのを良く見かけるのが何よりの証拠だ。 それらのゆっくりは冬の間はどう生活しているのだろうか? …私はそこで街の中心部に住むゆっくり特有の最後という物を目にする事になる。 羽付きは繁華街の雑踏を離れた裏通りへと跳ねて行った。 煌びやかな表通りと違ってゴミゴミとして、それでいて灰色のアスファルトやコンクリートがむき出しの荒涼として光景が目に入る。 表通りから見れば風景も人の通りも全てが違うのが、雑踏を歩き回った私や羽付きに何か一種の落ち着きを感じさせた。 ふと歩いていると平たく潰れた何かを私は踏んだ。グチャっとした触感だった様に思う。 足をどけて何かと見るが、グズグズになったそれはもはや何かすら分からなかった。 隣にあるもう一つのそれを指差し羽付きに尋ねた。これは何だと 羽付きはそこら変に落ちている棒きれでそれをつっ突きながら言った。 「これは…あかゆっくりなんだぜ」 羽付きの言葉で急にそれが何なのか思い出すように判明した。これは「ゆっくり」だと ゆっくりコンポストという物があるのはご存じだろうか?その中にぱちゅりー種や赤ゆっくり、子ゆっくりを入れておくと目にする光景だ。 餡子変換能力が弱いそれらは総じてゆっくりの中でも虚弱と言われる部類のものがよくなると言われている。 それらが腐った物やカビの生えた物をむ~しゃむ~しゃすると小麦粉の皮や中の餡子にカビが生えてしまう。 そうなればもう一巻の終わりで、数日もしない内にデロデロに腐って緑色の何かになり果ててしまうのだ。 だがこれはコンポストでしか見られない光景のはずである。なぜこんな所で見られたのか? 羽付きが言うには街の中心部ではよく見られる光景だと言う。山や郊外の様に柔らかい草や虫などが手に入らないのでどうしても街の赤ゆっくりが口にするのは菓子類、穀物などの様な柔らかいものだ。 だが、常に新鮮な物が手に入るとは限らない。それがゆっくりとなればなおさらだ。痛んだものが殆どだろう。カビが生えたものに気づかずに食べた場合は最悪で、小麦粉の皮ではなく餡子にカビが付いてしまい中から腐ってゆく。その場合は野良ゆっくりではどうしようもないのだ。 おそらくこれらはそう言った赤ゆっくりの跡だろうと羽付きは言った。 それ以外の理由もあるが…と呟く様に羽付きは最後に付け加える。 その言葉を聞いて思索にふけっている私をせかすように羽付きは空地の方へ跳ねて行った。 空地、と言っても使われなくなった駐車場の一角の様な物だった。さびた車がポツンと置かれている。 その片隅に横に倒したビールケースが置かれていた。上にはダンボールを破って平たくした物に石ころが二つ三つ置かれていて雨よけになっている様だ。 その中に数匹のゆっくりが入っていた。 私と羽付きが近づくとすぐにバスケットボール程のゆっくりが飛び跳ねてきて前に立つ。大きなリボンが特徴のゆっくり、「れいむ」だ。 れいむはそのまま口をつぐんで体を大きく膨らませるとピコピコと左右のピコピコを激しくふるわせ始める。威嚇の様だ。 「ゆ!ここはれいむとおちびちゃんのおうちだよ!ゆっくりできないにんげんさんとまりさはゆっくりはいってこないでね!」 奥の方に目をやるとハンドボールほどの子まりさとテニスボールほどの子れいむが同じように大きく体を膨らませて威嚇していた。 羽付きと私は無言でその様子を眺めていた。暫くしても立ち退かない私たちを見てそのれいむは次々と言葉を放っては体を膨らませる。 山にいるゆっくりならまだしも、今どき街に住んでいるゆっくりが人間や他のゆっくりに対して威嚇を有効と思いこんでいる時点で、このれいむは長くはないと言う事を私は感じた。 「ゆっくりかえってね!れいむおこるよ!」 「…にんげんさん、かえるんだぜ」 羽付きがくるっと振り向いて跳ねだす、私も大慌てで足早に建物の蔭に消えた羽付きの後を追った。 後ろからは「ゆっくりこないでね!」と叫ぶれいむの声が響いている。 羽付きが隠れた場所はそこからあのれいむ一家の行動が見られるちょうどいい場所だった。 私が来て早々に「あのれいむ…ながくはないんだぜ」と羽付きが呟く。 私はあえてそれを聞かなかった。私も同じ考えだったからだ。 しかし不思議に思ったのはあのれいむは番いとなるゆっくりがいないと言う事である。都市部ではそう言った事はよくあるし、珍しくとも何ともないが、何か知っていないかと私は羽付きにその事を尋ねた。 羽付きは静かに、だが淡々と語り始める。どうやら知っている様だ。 羽付きの話では、元々はまりさ種とつがいだったあのれいむは冬の直前の時期にすっきりをしたという。 植物型であったが、まりさ種の方は冷静だった。冬を越せないかもしれないから引き抜こうと言ったのだ。 当たり前のことだがゆっくりが冬の直前にすっきりをするのはあり得ない事だ。食糧集めに難航するし、自分の体積以上のものを毎日食べる上に狩りにだせない赤ゆっくりというネックがあつからだ。だが不思議とこれをする後先を考えないゆっくりが多いと聞く。 そう言った背景も考えれば当然の話だ。だがそれに猛反発したのがあのれいむだった。 なんとそのれいむは「おちびちゃんがふえる→もっとゆっくりできる」から転じて「ゆっくりの数が増える→食糧集めの効率も良くなる」と謎の理論を展開して押し切ろうとしたそうだ。 確かにそうだがそれは全てが生体サイズであった時の話であって、頭に蔓を生やしたゆっくりや子ゆっくりでは役に立つどころか逆に負担になる。 それでなくともれいむ種というのは元来保護欲が強い種類の饅頭である。それが悪い方向に働けば「しんぐるまざー」と称して滅茶苦茶な行動を繰り返すようになったりするが… また、子ゆっくりができればれいむ種は番いより子ゆっくりを優先する傾向にある。だから「もっと番いが働けばみんなでゆっくりできる」という結論に至るのだ(普通に考えれば無茶苦茶な話である) 何より子ゆっくりを盾にされれば大抵の番いは言う事を聞かざる負えなくなる。ゆっくりの世界では子ゆっくりを捨てて逃げるなど飾りのないゆっくりが飾りを奪うにも匹敵する行為だと言われているからだ。 稀にあまりにも無理が過ぎれば見捨てて逃げられるという話もあるが。それはあくまで例外の話と言われている。 そう言った背景もあり、れいむの我儘を押しつけられたまりさ種はそれから連日食料を集めたという。もちろん冬の直前でまともな食料が取れる筈もなく、遂には「あぶれゆっくり」が固まっている危険な餌場に手を出してそれ以来見かけていないそうだ。 それからあのれいむは一匹で子ゆっくり達の面倒を見ているらしい。 羽付きが言うにあのれいむは決して「ゲス」ではない。どちらかといえば原始ゆっくりに近い気質を持っていると推測できると言っていた。つまり「ゆっくりする」という事の本来の意味に重きを置くタイプである。 その話を聞き終わった直後だろうか、タイミング良くれいむの声が響いた。 「おちびちゃんたち!かりにいこうね!」 「ゆっきゅりわかっちゃんだじぇ!」 「ゆっきゅりわかっちゃよ!」 勢いよくどこかへと跳ねていく。どうやら食料探しに行くようだ。子ゆっくりも動員しなければならないと言う辺りにあのれいむ一家の厳しい事情が垣間見える。 羽付きがその後方を跳ねていった、私もその後ろについて歩き出す。 「ゆ~ん♪ゆゆ~ん♪ゆ~っくり~♪」 「ゆ!ゆ!ゆっきゅりおねえしゃんにちゅいちぇくりゅんだじぇ!」 「ゆっきゅりわかっちゃよ!ゆ!ゆ!ゆっきゅりいしょぎゅよ!」 上機嫌な様子でボヨンボヨンとリズミカルに跳ねている。親れいむの方が能天気にペースも考えずに跳ねているその後ろで、かなり苦心して必死に子まりさと子れいむがついていっていた。 ちらっと一瞥しただけだが、私の目にはソフトボール大の子れいむの後ろ側の小麦粉の皮に緑色のシミが出来ている様に見えた。気のせいかもしれないが… そんな考えは頭の片隅に追いやって、一体どこに行くのかと見れば別の路地裏だったようだ。 ここで羽付きと私は顔を見合わせた。向かうのは間違いなく「餌場」。この時期に手つかずの餌場なんて存在する筈もない。間違いなくこのれいむ一家は無傷では帰れないだろう 「ゆ!いっぱいごはんさんがあるばしょへいくよ!おちびちゃんたちもゆっくりさがしてね!」 「わかったんだじぇ!」 「れいみゅあまあましゃんがちゃべちゃいよ!」 口々に勝手な事を言いながら路地裏へ進んでいく、そこでれいむは突然何かに弾き飛ばされた。 私が見たかぎりでは丸っこい何かがれいむを弾き飛ばしたようにしか見えなかったが大体想像はつく。 「ゆんぎゃ!いだいいいいいいい!!」 「ゆゆ!?おきゃあしゃんどうしちゃんだじぇ!?」 「ゆ!?」 私が目を向けるとそこには大きなありす種とちぇん種、そしてまりさ種がれいむ一家の前に立ちふさがっていた。 体当たりで弾き飛ばされたれいむは。口から少量の餡子を吐きだして声を上げている。相手はどうやらこの辺を根城にしているゆっくりの様だ。 「かってにちぇんたちのてりとりーにしんにゅうするなんていのちしらずなんだねーわかるよー!」 「ありすたちのゆっくりぷれいすにてをだそうとするなんてとんでもないいなかものね!」 「こんなゆっくりできないげすはせいさいするんだぜ!」 まず外見からして街ゆっくりだとわかった。全体的に薄汚く、砂糖細工の歯と歯茎を剥き出しにしてニタニタと笑っている。明らかにゲスゆっくりだと分かるゆっくりだ。 往々にして歯茎を剥き出しにしてニタニタと笑っていたが、突如素早い動きで動き始めた。ありすがれいむの右のピコピコを口で引っ張り上げて引きずり出す。待ち構えていたまりさが帽子の中から小石を取り出した。 「さっさとくるのよ!このいなかもの!」 「いだいいいいい!!ゆっぐりやべでね!れいむのびごびござんびっばらないでね!」 「ゆっへっへ!まりさたちのこわさをおもいしらせてやるんだぜ!」 一方ちぇんの方は子ゆっくり達を脅しかけるように木の枝を口にくわえて上下に振りかざしていた。 「さ~てどうしてやろうかかんがえてるんだね~わかるよ~」 「ゆんやああああああ!!きょわいよおおおおお!!」 「ゆ!ゆっきゅりおきゃあしゃんちょまりしゃたちをかえしゅんだじぇ!まりしゃおきょりゅよ!」 子まりさに小麦粉の皮をくっつけてがたがたと震えている子れいむ。子まりさの方は果敢にも体を膨らませて威嚇している。 今までの一連の行動、そしてこの子まりさの行動を鑑みるにれいむ一家は多分純粋な街ゆっくりではないと私は直感的に判断した。 なぜなら街ゆっくりというのは決して体をふくらませる威嚇はしない。動けなくなることを知っているからだ。そんな事をするよりかは動き回ったり攻撃に転じた方が遥かに良いと言う経験から淘汰された行動なのだろう。 「やべでね!おちびちゃんにゆっくりさわらないでね!れいむもゆっくりはなして…ゆびゅっ!?」 「ごちゃごちゃうるさいんだぜ!」 こんな状況になっても能天気に振舞うれいむ(私から見ればだが当のれいむは真剣なのだろう)にまりさが舌を使って小石で打ちすえた。 れいむの小麦粉の皮が大きくへこんでその部分の餡子が盛り上がって見える。中の餡子が不規則に変化したせいか、人間でいう痣の様になっているのだ。 勿論だが、まりさの舌は休まない。どんどん小石を振り下ろしていく。 「ゆびゃっ!ゆぎぃっ!いだ!いだいいいいいいいい!!やべでね!れいむをだだがないでね!ゆぎぃぃっ!」 れいむの方はその度に砂糖水の涙を流し、玉の様な砂糖水の汗を小麦粉の皮に滴らせながら叫んでいる。遠目で見た程度だが、どんどん小麦粉の皮が膨れ上がっていくのがわかる。 不意にありすがれいむのピコピコを口でブンブンと振り回し始めた。その度に地面に潰れたようになっていたれいむは右に左にと振り回されていく。 「やべでええええええええええ!!でいぶのびこびこざんびっばらないでえええええ!!ゆぎいいいいい!!ぢぎれるうううううう!?」 「うるさいわよ!いなかものなれいむはだまってなさい!」 れいむの方は砂糖水の涙と涎をまき散らしながら右往左往に振り回される。張りつめたピコピコが今にも千切れそうな軋みを上げてれいむを繋いで振り回される。アスファルトに顔を突っ伏して横に振り回されているのだ、相当な痛みだろう。 不意にありすが大きく体をひねった様に見えた。ブチっと音がしてれいむがゴロゴロと投げ出される。 「あ”あ”あ”あ”!?でいぶのびごびござんがああああああああ!!」 見れば、ありすの口にはれいむの右側のぴこぴこが咥えられていた。思いっきり振り回したのが原因でちぎれたのだ。ありすが拾ったが興味のない物を捨てるようにペっとピコピコを地面に投げる。 「ゆ”!ゆ”!れいぶのびごびござんゆっぐりぐっづいでね! れいむはそれを舌で拾い上げると元あった場所にペタペタとくっつけ始める。当然くっつく筈がなく、自分で自分ペーロペーロしているようにしか私には見えなかった。 「どぼじでぐっづがないのおおおお!?ゆっぐりでぎないいいいゆぎゃ!」 泣き叫ぶれいむをまりさがボヨンと跳ねて弾き飛ばした。れいむの方は壁にぶち当たり餡子を吐いて昏倒した。 ぐったりと小麦粉の体を潰しているが、大した傷ではないようだ。そもそも餡子があまり出ていない時点でゆっくりは重傷にはならない。 私がれいむの方に目を凝らしていたが、子ゆっくり達の方が大変な状況に陥っている様だった。 「いぢゃいいいいいいいいい!!までぃざのおべべぎゃああああああああ!?」 「おねえしゃあああああああん!?」 声にハッとなり目を向けると、子まりさの寒天の目が無くなっていた。周りを広く見るとちぇんの口にある木の枝の先に一個、そして地面に一個転がっている。 羽付きはその瞬間を見ていたらしく、その状況を見ていなかった私に説明してくれた。そんな複雑な物ではなく、膨れた子まりさにちぇんが木の枝で子まりさの寒天の両目を突き刺したといったとの事だ。 「こんなのじゃおわらせないんだねー!わかるよー!」 ちぇんはそう言うと子まりさの帽子を口で取り払い、髪の毛を口で毟り始めた。当然子まりさの体はズリズリと引きずられては引っ張られている。 先ほどのありすの様に左右に口をふるい始めた様に私の目には映った。ブチブチと引きぬけるたびに口でくわえてどんどん砂糖細工の髪の毛を毟っていく。 「いぢゃいいいいいいいいい!!まりぢゃのがみじゃんぬがにゃいでぼじんだぢぇえええええええええ!!」 あっという間に子まりさはおさげを残してその砂糖細工の髪を殆ど毟られてしまった。産毛の様な物がチラホラ残っているのが見ていて痛々しい。 「ゆ”!ゆ”!いぢゃいんだじぇえええええ!!にゃにもみえにゃいんだじぇえええええええ!!」 「ゆびえええええええええん!!きょわいよおおおおおお!!ゆっきゅりだちゅげぢぇええええええ!!」 恐怖からか保身からかはここからでは定かではないが、子れいむの方が砂糖細工の涙をまき散らしながら飛び跳ねて逃げだした。 「にがさないんだねー!わかるよー!」 「ゆんやああああああ!!きょなにゃいぢぇね!ゆ!ゆ!」 当然スピードはちぇんの方が上だ。どんどん追いつめられていく。 「ゆ!ゆ!ゆぎゃ!いぢゃいいいいい!!」 「ここまでなんだねー!」 子れいむが着地した拍子に小石にぶつかり前のめりに倒れた。体を起こすのにもたついている間にちぇんはすぐそこまで来ている。 それを見て私は声を上げて前に飛び出した。 「コラ!うるさいぞ!」 「ゆ!?」 「に、にんげんさんはゆっくりできないんだね!にげるよおおおお!!」 ちぇんの方が私の姿を見てすぐに引き返し始める。以前人間に辛酸をなめさせられた経験でもあるだろうか?とにかく引き下がってくれてとよかったと私は安堵した。 子れいむの方は穴という穴から涙とも涎ともつかない砂糖水を流しながらこちらを見ている。まだ状況が理解できていないようだ。 「どうしたんだぜ!?いきなりとびだすなんて!」 私の行動に驚いていたのだろうか、遅れて羽付きが飛び出してくる。 別に善意で助けたわけではない。どうしても気になった事があるからだ。 私は手を伸ばして子れいむを掴む。 「ゆゆーん!おしょらをちょんじぇるみちゃいー!」 先ほどの態度はどこへ行ったのか、すっかり上機嫌になった。こういう心境の急激な変化は私、少なくとも人間には理解できないだろうと常々思う。 触ってみての感想だが、触感は最悪だった。モチモチとした…というにはほど遠く、部屋の隅に落として拾った油粘土の様な感触だ。所々ゴミやほこりが付いていて、それでいて微妙にぬるぬるとしている。 「ゆっきゅりできるにんげんしゃんだっちゃんぢゃね!ゆっきゅりしちぇいっちぇね!」 私の顔を覚えている様だ。小麦粉の皮をクネクネと動かして砂糖水の涎をたらしながらニヘラニヘラと愛嬌をふりまいている。子れいむにはそれが媚を売っていると思っているのだろうが、とても汚い何かにしか私には見えなかった。 底部に近いギリギリの地面に当たらない皮の部分を見て先ほど見た物が気のせい出ないとわかった。 ほんの僅かだがカビが生えている。 羽付きもそれを見たようだ。同時に驚いた表情から一転して落ち着きを取り戻した。どうやら私が飛び出した理由を分かってくれたようだ。 私は子れいむを地面に降ろす。子れいむの方はニタニタと笑いながらこちらを見上げていた。 悪意はないのだろうが薄汚れて砂糖水の何かをべたべたとつけた姿は本当に何か気味の悪いものにしか見えない。だから「ニタニタ」と意地汚い笑い顔を浮かべている様に見えた。 子れいむは「ゆっくちしちぇいっちぇね!」というとそのまま親れいむのいた方へ跳ねだしていった。 跳ねる子れいむの後姿を見ながら羽付きが呟くように声を上げた。 「かびさんはうつるんだぜ、ぺーろぺーろしたり、すーりすーりしたり…だからあのれいむやまりさは…」 私はそれに何も答えなかった。ただ無言でれいむ一家の方に目を向ける 先ほどのゲスゆっくり一向は居なくなっていた。ちぇんが知らせてどこかへ逃げおおせたようだ。ここがテリトリーと言っていたのでそう遠くではないだろう。 私の目に映ったのはゆっくりの様な「モノ」としか思えないものであった。 おさげをわずかに残して寒天の両目が無くなった子まりさは口を開けて寒天の目が合った所から砂糖水の涙をドバドバと流している。 「ゆびぇえええええええん!!にゃにもみえないんだじぇえええええ!!きょわいんだじぇえええええええ!!」 「ゆ”!ゆ”!おちびぢゃん…ゆっぐりだいじょうぶだよ…ぺーろぺーろ…」 宥めるように先ほどの親れいむが別に小麦粉の皮が裂けてもいないところをぺーろぺーろしている。 「おねえしゃん!れいみゅはきょきょぢゃよ!しゅーりしゅーり!」 先ほどの子れいむも安心させようと「カビの生えた」小麦粉の皮ですーりすーりを繰り返していた。 一通り見てだが、一番マシなのは子れいむだ。全く持って無傷と言っていい。だが親れいむの方は約1、5倍にも腫れ上がった小麦粉の皮と砂糖細工の髪と頭のボロボロのリボンがなければ何種かも分からない程にやられてしまったようだ。 片方のピコピコもなく、所々小石の角ぼ部分が当たった所はにじみ出るように餡子が漏れ出している。だが餡子がそれほど漏れてはいないのでかなり元気だ。流石に飛び跳ねる事は出来ないだろうが… 子れいむが親れいむや子まりさにすーりすーりしていると、暫くして親れいむがしてこう言いだした。 「ゆ”…!ばりざはおがーざんのぴこぴこさんをくちにくわえでね…ゆっぐりおうぢにがえるよ…」 「ゆ…わかっちゃんだじぇ…」 子まりさが親れいむのピコピコを口で咥えるとずりずりと這いずる様にして移動を始める。子れいむもそのスピードに合わせて這いずっている。 奇妙な何かの行進、そう形容する他なかった。「ゆ”!ゆ”!」とくぐもった声で凸凹に小麦粉の皮が腫れたれいむらしきゆっくりと、寒天の目が合った所がぽっかりと穴が開いており、そこから砂糖水の涙を流してそのれいむのぴこぴこを口でくわえた砂糖細工の産毛とおさげだけの禿げ饅頭がナメクジの様に這いずって移動している。 その後ろに比較的にまともな子れいむがついているのだ。アンバランスさも加わって不気味に見えた。 点々と砂糖水で黒く湿った印を残してその行進は続いていく… 私は知っている。「カビ」が生えたゆっくりの末路を ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あれから一週間後、私と羽付きは再びあのれいむ一家がいる場所へと足を進めていた。 「さいきんはえさばのほうもぶっそうになってきたんだぜ…」 餌場や水場を争っての抗争が激化しているらしい。冬ももう入って久しいのだ。最後に生き残りをかけた争いだと羽付きは呟いた。 「たまにいるんだぜ、このあいだのれいむたちみたいになにもしらずにえさばにはいってゆっくりできなくなるゆっくりが…」 羽付きが言うには「れいむ」や「まりさ」の様なゲスでない通常種がこの時期餌場に飛び込むのはかなり珍しいそうだ。 大体はゆっくりが集まっているのでれみりゃやふらんが少数でやってきては帽子と服の切れ端を残してあぶれゆっくり達の餡子になるのだと言う。 あのれいむ一家がいた餌場は件のまりさ一味が取り締まっている小規模な物なのでかなりユルい方らしい。 凄まじい所は夜になると壮絶な争いが繰り広げられ、朝になれば残っているのは餡子と飾りだけという所も多々あると言う話だ。 そんな話を聞きながられいむ一家のいるダンボール箱を覗き込む。 そこでは私は案の定ゆっくりらしきものを目にした。 「ゆへぇ…ひどいんだぜ…これは…」 覗き込んだ羽付きがそう漏らすほどにそこには凄まじい光景が広がっていた。 「ゆ”!ゆ”!ぽん…ぽんが…いだい…よぉぉ…」 私は思わず鼻を衝く異臭に吐き気を催した。それほどの臭いがしたからだ。 目の前にいるのはもはやゆっくりと呼べる代物ではなかった。 少なくともゆっくりというのは丸々としていて張りがあるはずだ。(なすび型もあるが) だが「それ」は違った。カビらしき物はすでに小麦粉の皮全体に広がっており深緑色に変色してしまっている。 空気の抜けたというよりパンクしたゴムまりの様に地面に潰れていた。寒天の両目はすでにない、落ちてしまったようだ。 何より小麦粉の皮がデロデロに溶けている。れいぱーありすにすっきりされた時の様に小麦粉の皮と砂糖細工の髪と飾りを残して潰れたような感じと同一だと私は思ったが… 皮もあまってビロビロで、張りが無くなったとかそんな問題ではなかった。 異臭の正体とさらに不気味さを醸し出す物を見た。グズグズの深緑の何かが転がっている。ネチョっとしたような触感、これは「うんうん」だ。 コンポストの中でカビが生えるゆっくり特有のものだ。餡子変換能力が極端に弱くなるか、なくなる事によってどんなものを食べても餡子にならずにうんうんと同時に出てしまうのだ。 だがこの場合は少し違う。餡子についたカビを出そうとして餡子をうんうんで出してしまったのだ。しかも三分の一を失うまではかなり時間をかけて。 想像を絶する苦痛ではないかと私は思う。小麦粉の皮が余ってビロビロになってしまったのはそのせいだ。 「ゆ”…!ゆ”…!ゆ”…ぎ…ぃぃ…」 だが一番私が驚いた事はまだこのれいむが生きていると言う事だ。 時折まるでアメーバの様な動きでクネクネと小麦粉の皮が動いて、あにゃるらしき部分から餡子が深緑に変色した餡子らしき物が垂れ流しになっていた 大量のカビの生えた餡子(うんうん)に目を向けると、中に埋もれるようにして砂糖細工のおさげと小さなリボンが浮かんでいた。既に二匹の子ゆっくりは完全に腐って饅頭としての形を保てなくなっていたようだ。 「かびさんがはえたゆっくりがいるとそのまわりぜんたいまでかびさんがはえるんだぜ…」 明日は我が身だと言わんばかりの表情で羽付きが呟く。 通常ゆっくりにカビが生えると言う事はまずあり得ない。ぺーろぺーろや水浴びで常に清潔に保っておくからだ。 だがここは街、それも中心部のコンクリートジャングルだ。水場も確保しなければならない程にそういった事情には逼迫している。 なので街の中心部にいるゆっくりは実はかなりカビにかかりやすい、との事だ。 ちょっとでもカビが生えてしまえばゆっくり特有の「すーりすーり」や「ぺーろぺーろ」で伝染する。 そうなれば数日の内にカビで動けなくなってしまうのだ。中の餡子についた場合はもっと最悪で、うんうんを垂れ流しにして小麦粉の皮だけになってしまう。 ふと突然目の前の親れいむが激しくウネウネと動きだした。 「ゆ”!ゆ”!ゆ”!ゅ”!ゅ”…!ゅ”…」 これはゆっくりの餡子が三分の一以上無くなった時の行動だ。目はないが、あれば恐らくは寒天の目をグリンと上に向けて痙攣を始める。 私の目の前でその親れいむはものの1分もしない内に完全に動かなくなってしまった。 後に残っているのはグチャグチャに腐った饅頭らしきものだけであった。 …私と羽付きは人が交差する表通りの雑踏を進んでいた。 表通りを歩くと煌びやかで、賑やかな光景が広がっている。 だが、私にはそれが何か寂しくて無機質な物として目に映った。 羽付きと私がふと路地裏に目をやると雑多に積まれたゴミにまみれて汚いゆっくりがダンゴのように固まってウネウネと動いている。 暫く立ち止まって見ていると一匹のゆっくりが私に気がつくとそそくさと周りのゆっくりもどこかへ跳ねていってしまった。 視線を戻して街の中心から離れるために再び歩く。羽付きもその光景を見て無言で跳ねていた。 その後、羽付きと別れる間際に聞いた話によれば、今も「とかいはなゆっくりプレイス」を夢見て街の中心部までやってくるゆっくりは後を絶たないらしい。 あのれいむ一家は何だったのだろうか?捨てゆっくりか山から下ったゆっくりか? 色々考えた歯見たが、今となっては詮索しようもない。 羽付きと別れて家路につく途中、ふと振り返るとそこには天を衝くようなビルが固まっている街並みが目に入った――― 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー ふたば系ゆっくりいじめ 516 サバイバル・ウィンター ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ 挿絵:儚いあき
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4803.html
朝 京太郎「咲おはー」 咲「おはよう京ちゃん」 京太郎「ほら、咲いつまで本読んでんだ」 京太郎「さっさといくぞ」ギュッ 咲「うん」エヘヘ 昼 京太郎「咲ー、行くぞー」 咲「待ってよ京ちゃん」タタタ 優希「遅いじょ犬、咲ちゃん」 和「席とっておきましたよ」 咲「ありがとう優希ちゃん、和ちゃん」ストン 京太郎「おう、ありがとな二人とも」ストン 和「あれ、須賀君お弁当ですか?」 優希「ほんとだじぇ」 京太郎「ああ、最近気づいたんだよ」 京太郎「わざわざ、咲たちにレディースランチを頼まなくてもいいって」 和「どういうことですか?」 京太郎「レディースランチが食べたいなら自分で作れば良いんだって」 京太郎「という、そっちの方が実際金掛かんなくて済むし」 優希「だから、最近咲ちゃんは落ち込んでたのか」 咲「うん、それもあるんだけど」 京太郎「それじゃあ、食べるか」パカッ 和優希「!?」 京太郎「いただきます」パクパク 優希「なんだあれ、おいしそうだじぇ」 和「これ、須賀君が作ったんですか?」 京太郎「ん、ああ俺の手作り弁当だ」 優希「京太郎一つおかずをよこすんだじぇ!」 和「すいません、須賀君私にも一つ下さい」 京太郎「ああ、良いぜ」 京太郎「ほら」ヒョイ パクッ 和優希「!?」 和優希(これは!) 和優希(お母さんの味です(だじぇ)) 放課後 京太郎「和ー、はいこれ」 和「何ですか?」 京太郎「エトペンの糸がほつれてたから直しといた」 和「ありがとうございます」ペコリ 京太郎「いいよ、別に」 京太郎「っと、優希ほらよタコス」 優希「助かるじぇおか、京太郎」 京太郎「それと咲、ほい」 咲「なにこれ京ちゃん」 京太郎「俺が作ったブックカバー」 京太郎「前に、ブックカバーが欲しいって言ってたから頑張って作ってみた」 咲「ありがとうおか、京ちゃん」 京太郎「三人とも紅茶入れたぞー」 三人「ありがとう(ございます)お母さん」 京太郎「へっ!?」 三人「あっ」 カンッ
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/865.html
※ 819の最後の部分に対するレスから始まります。 820 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/18(土) 20 41 27 ID cI5/4STw ……バーサーカー?売ってるのか……。 822 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/18(土) 21 25 39 ID 0YFMNlf. 820 バルサンだろ あれ時間あけて何回か焚かないと意味無いから気を付けろよ 823 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/18(土) 21 37 31 ID 2rq7yqwU 822 アドバイスありがとう 820 何故四文字が六文字にwww売っていても俺は買わんぞwww 824 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/18(土) 21 49 12 ID QXCEDO0o 823 バーサーカー(2m越えの筋肉達磨) バーサーカー(真っ黒な鎧の元イケメン) バーサーカー(CV:柚姉) バーサーカー(BGM:THEME OF LU BU) バーサーカー(アサシンと兼業中) 品揃えも豊富ですよ 825 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/18(土) 22 43 35 ID BGUNIdTU セイバー「今ならロリブルマもついて500円!これはお得!」 イリヤ「人をおまけ扱いするな!」 士郎「なんだかんだで仲良いな2人とも」 バーサーカー「お前の目は節穴か」
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1193.html
251 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/15(日) 11 00 21 ID sPr2.y1M 【食堂】 部長「遅くなりましたー。…ってもうだれも居ないか…」 ダッ! アーニャ「おかえりー!」 抱きっ 部長「あぁ、アーニャ。待ってくれてたんだ」 アーニャ「食べて」 どっさり 部長「こんなにいっぱい…ありがとうね…」 アーニャ「~♪」 対面に座る 部長「…ねぇアーニャ。私の事…好き?」 アーニャ コクコクコクコクッ ←うなづきまくってる 部長「…一緒に暮らさない?」 アーニャ「え!」 253 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/15(日) 12 07 20 ID tRgcvfLI 【食堂】 アーニャ「ほほほほほ本当に!?」 部長「えぇ…勿論…」 アーニャ「タケイが言うなら喜んで…だけどフクジはどうするの?」 部長「ああ…あの子のことは、もういいのよ…」 アーニャ「タケイ…?」 アーチャー「……何かあったのか?」 部長「え?別に何にもないわよ…」 士郎「そうは見えないぞ。明らかにいつもの元気がない」 黒子「わたくしにもそう見えますの」 部長「……実は…」 【説明中】 部長「……要はフラれちゃったのよ…」 アーニャ「………」 アーチャー「……だから彼女に一緒に暮らそうと言ったのか?」 部長「え?」 黒子「それは些かアーニャさんに失礼だと思いますの」 士郎「そうだな…間違ってる」 部長「……そうよね…ゴメンアーニャ…」 アーニャ「ううん…気にしてない…」 アーチャー「しかし妙だな…すごろく中の様子を見た限り、福路美穂子が竹井久をフる理由がわからない」 部長「だからそれは池田さんが…」 士郎「だからそれがおかしいんだよ」 黒子「確かに…いきなりそっちに乗り換えるというのは、余りに気変わりが早過ぎますの…」 アーニャ「もしかして…また何かが…」 部長「え!?」 アーチャー「だとしたら、すぐにその原因を突き止めなければならないな」 士郎「なら今から病院に…」 セイバー「シロウ、お腹が空きました」グー インデックス「ご飯が欲しいんだよ」グー 黒子「さっきあれほど食べたではありませんの!!」 254 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/15(日) 12 40 45 ID gU1YI4JQ 上条「いや、でも池田なら俺が右手で思いっきりぶん殴ったから問題無いはず……」 C.C.「また派手にふっ飛んでいたな」 ひたぎ「良かったわね上条君。 あれが池田さんじゃなかったら、貴方また焼き土下座行きだったわよ」 上条「池田ならいいのかよ……」 ひたぎ「だって池田さんだもの」 C.C.「池田だしな」 上条「お前ら、何気に最低な事言ってるからな?」 255 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/15(日) 13 30 57 ID tRgcvfLI ふじのん「だとしたら考えられるのは1つ…起源覚醒」 士郎「何!?どういうことだ!?」 ひたぎ「というかいつからそこにいたの?」 ふじのん「まあそんなことはどうでもいいじゃないですか」 C.C.「で?結局どういうことだ?」 ふじのん「はい、つまりですね…凶がれ」 上条「ってちょっと待て!!」 パキーン 上条「いきなり何すんだ!?」 ふじのん「このように私の魔眼の力は上条君の右手で打ち消すことはできます」 アーチャー「それはその力が異能のものだから当然だな」 ふじのん「でも上条君が私を殴っても、それでこの力そのものが消えるわけではない。起源とはその人の存在意義そのものだから」 ひたぎ「成程…つまり池田さんは自らの起源に完全に目覚めたと…」 黒子「ではその起源とは何ですの?」 ふじのん「それは…」 部長「それは…?」 ふじのん「わかりません」 アーニャ「おい」 ふじのん「そんなの私にわかるはずないじゃないですか~♪だって私は専門家って訳じゃないんですよ~♪」 ライダー「フジノ…今までの説明口調は何だったんですか…」 セイバー「では、専門家に聞くのが手っ取り早いのでは?」 インデックス「う~ん…でもあの魔術師に聞きに行って大丈夫かな~…」
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/960.html
236 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/25(土) 00 14 38 ID U5E727ag ~~上条当麻自室~~ ビリビリ「静かね……」 上条「ああ」 ビリビリ「あ、見て当麻! 雪よ雪!」 上条「クリスマスイブの雪か……」 ビリビリ「……なんか、こうしてるとさ……この世界に私達二人っきりになったみたいじゃない?」 上条「そうだなー……」 ~~部屋の外~~ インデックス「うう~……なんかいい感じなんだよ…とうまのバカ……」 士郎「で、何で俺達まで上条の部屋を覗いてるんだ?」 インデックス「そんなの決まってるんだよ! あの短髪女がとうまにいかがわしい真似をしないように監視するんだよ!」 黒子「はあ、何を言うかと思えば……大体、百歩譲ってお姉様があの殿方を好いておられるのは認めるとしても、お姉様にその先に行くような甲斐性があるとは到底思えないですのよ」 インデックス「甘いんだよ! とうまだって若い男の子なんだし、短髪女に迫られたら……ううん、むしろとうまの方から押し倒す事だって有り得るかも!」 黒子「……そ、それは危険ですわね……」 インデックス「でしょ!? という訳で、もしあの二人が間違いを犯しそうになったら即座に踏み込むんだよ!」 黒子「了解ですの! この白井黒子、お姉様の貞操を守る為全力を尽くす次第ですわ!」 士郎「……やれやれ」 237 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/25(土) 02 55 42 ID TIfXnjLY ~~???~~ ???「ふっふっふ…やるなら今のうちね」 ~~雪降る空の下~~ 美琴「~♪」 当麻「おいおい、そんなにはしゃぐほどの事じゃないだろ」 美琴「だって滅多にないホワイトクリスマスよ、とても素敵じゃない♪それに…ックシュン!…ちょっと冷え込んできたわね」 当麻「まさか風邪じゃないだろうな?ほら、俺のコートを貸してやるから、この後のライブに備えて体を温めておけよ」 美琴「あっ、ありがとう…///」 ~~二人の世界の外~~ インデックス(と、とぉぉぉぉぉうまぁぁぁぁぁ……!!!) 黒子(か・み・じ・ょ・う・と・う・ま!!!それ以上お姉様に近づいたら…!!!) インデックス「……あれ?そういえばあなたの彼氏は?」 黒子「なっ!か、彼氏とかそんな…って士郎さんがいない!?」 ~~さらに所変わって~~ 士郎「あれ?黒子達は?というかここはどこだ?」 ???「よし、お兄ちゃんだけ転移してきた、作戦成功ね♪」 士郎「……なあ、これってイリヤの仕業なのか」 イリヤ「うん、そうだよ。お兄ちゃんと一緒にクリスマスを楽しみたいから拉…連れ出しちゃった♪」 この後?考えてないから続きませんよ?しかしもっと上手く書けないのかよ俺orz 238 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/25(土) 03 25 34 ID XUqDKwiw 黒子「士郎さんはどこに…?でもお姉さまも…」 インデックス「どーするの?」 黒子「…」ギリッ インデックス「えーっと…」 黒子「ここは任せましたわよ!」ダッ インデックス「ちょ、ちょっと待つんだよ」 黒子「今日士郎さんはわたくしと過ごすんですの。それが二人で交わした約束ですの!」 【黒子 士郎探索へ】
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4254.html
『野良ゆが虐待お兄さんに目をつけられる話2』 11KB 虐待 観察 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 続き 野良ゆが虐待お兄さんに目をつけられる話 2 anko4164 「野良ゆが虐待お兄さんに目をつけられる話 1」の続きです。 ※割と善良なゆっくりがひどい目に合います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆっぐ...しゃみゅい...しゃみゅいよおお....」 時は夜。 路地裏のダンボールから声が聞こえてくる。 親まりさ、親れいむ、子まりちゃ、子れいみゅ、の四ゆん一家である。 この一家、夕方に虐待お兄さんの虐待を受け、 おうちこそ奪われなかったものの、食料や寝床を軒並み奪われてしまったのだ。 おまけに親まりさはお兄さんの度重なる殴打により重症、 子れいみゅは、一生うんうんを漏らし続ける障害を負ってしまった。 「おちびちゃん...すーりすーりしようね」 一家は身を寄せ合い、寒さを必死にこらえていた。 虐待お兄さんの襲撃を受けた後、一家はおうちを元に戻した。 既に夜遅く、狩りに行くには危険だったので今日は寝ることにしたのだ。 「ゆっぐ...ゆっぐ...しゃむいよお... どうしちぇまりちゃがこんにゃめに....」 「ゆぐ...ゆぐ....」 虐待お兄さんにふーかふーかなお布団を持っていかれたため、 一家は夜の寒さを直に感じていた。 ダンボールのおうちはところどころスキマがあり、 そこから風がびゅうびゅう入ってくる。 入り口には、けっかいっ!が張られているが、 そこから時折強風が入り、一家の体温を奪う。 足元はダンボールが、コンクリートの底知れぬ冷たさを吸収し、 一家の足元を冷やす。 親まりさ、親れいむ、子まりちゃ、子れいみゅ、は身を寄せ合い、 餡子も凍るような夜の寒さをしのぐのであった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆゆ~ん、あさだよ...ゆっくりしていってね!」 「ゆ...?....ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ゆっふひ......」 親れいむが起きると、一家も眠りから目を覚ます。 子れいみゅは回復しており、あにゃる以外は良好となっていた。 親まりさも、お兄さんに殴られた腫れはずいぶん引き、 多少ならしゃべれるようになっていた。 「おかーしゃん...まりちゃ、おにゃかぎゃすいちゃよ!」 「れいみゅも、おにゃかぺーこぺーこじゃよ!」 「ゆゆっ!」 昨日の出来事を忘れたかのように、子ゆっくり達が元気な声で空腹を訴える。 しかし備蓄していた食糧は、虐待お兄さんに捨てられたため、 一家はまったく食料を持っていなかった。 「まりさ、れいむはかりにいってくるよ!」 まりさはまだ、狩りに行くほどには回復していなかった。 それを見て、親れいむが狩りに行くことを提案した。 「ゆふ...ほめんへ...へいふ....」 「ゆふん!これでもまりさとけっこんっ!するまえは れいむもかりのめいっゆんっ!だったんだよ!」 「まりさは、おちびちゃんのせわをおねがいね!」 「ゆふ...」 そういうと、親れいむはおうちのけっかいっ!を閉じ、 狩りに行った。 「ゆふふ、かりにいけないおっとのかわりに、たべものをもってくるよ! れいむ、りょうっさいっけんぼ!でごめんね!」 てゆん。 てゆん。 親れいむの足音が遠ざかっていった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一方、おうちに残った親まりさと、子まりちゃ、子れいみゅ。 「きのうのくしょにんげんはなんなのじぇ! かとうせいぶちゅのぶんじゃいで、ゆっくちにかかわちゃいけにゃいって しらにゃいのじぇ?あんこのうなのじぇ?」 昨日、親まりさすら手も足もでなかったことを忘れ、 お兄さん相手に憤る子まりちゃ。 「ばきゃはばきゃなりに、まりちゃたちをゆっくちさせりぇばいいにょに、 どうしちぇゆっくちさせにゃいんだじぇ! あちゃまのたりにゃい、くしょどりぇいに まりちゃがみぶんのちぎゃいをおしえちぇやるんだじぇ!」 ぽゆん、ぽゆん、と体当たりする素振りを見せる子まりちゃ。 「でもにんげんは、ばきゃのぶんじゃいでちかりゃだけはちゅよいんじゃよ まりちゃじゃかちぇにゃいよ....」 子れいみゅのほうは、昨日の虐待の後遺症のおかげか、 お兄さんの強さだけは理解しているようだ。 「にゃにいっちぇるんだじぇ!まりちゃはさいっきょうっ!なんだじぇ! これまじぇのゆんせいでたくわえちぇきちゃゆっくちをちゅかえば、 あんにゃゆっくちしちぇにゃいくしょにんげんごちょき、ぼりょぞうきんにできるんだじぇ!」 そういうやいなや、子まりちゃはおうちを飛び出し、 昨日のお兄さんを探しに行った。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― てゆん てゆん 「ゆっ?」 「あれーきのうの子まりちゃじゃないか! 今から君のおうちに行こうと思ってたんだよ!」 昨日のお兄さんを探していた子まりちゃ、 しかしお兄さんもまた、子まりちゃのおうちに向かっていたようだ。 「ゆっぴぃぃ!まりちゃのたきゃりゃものをかえちゅんだじぇぇぇぇ!」 ケツをぶりぶり振りながらお兄さんを威嚇する。 「え?やだなあ、あんなゴミ、すぐ捨てちゃったよ」 「なんちぇこちょすりゅんだじぇぇぇぇ まりちゃのゆっくちをうばっちゃばちゅを そのみにおもいしらせちぇやるんだじぇぇ!」 ぽすっ ぽすっ 遊んでいるとしか思えないような、かわいらしい音で、 まりちゃがお兄さんの靴に体当たりをしかける。 「まりちゃのゆっくちパワーで、 ゆっくちしちぇにゃいくしょにんげんごちょき、しゅんっさつっ!なんだじぇぇぇ!」 「ん~元気だね~ それじゃ、今日は子まりちゃ君と遊ぼうかな」 「じねっ!じねっ!ゆ”っ...!?」 お兄さんはそういって子まりちゃをいともたやすく掴むと、 ポケットからチャッカマンを取り出す。 「ゆ虐7つ道具~チャッカマン~! これで子まりちゃ君を足焼きするよ!」 ドラえもんのようなふざけた声を出しながら、 お兄さんはチャッカマンに火をつけ、子まりちゃの足を炙る。 「はなちぇぇぇ!きちゃにゃいてでまりちゃに.....ゆぎいっ!」 子まりちゃの足を、今まで経験したことのない痛みが走る。 足をもるもる振って火から逃げようとするが、 お兄さんの握り方はうまく、子まりちゃは足を振って痛みから逃れられない。 ぼぉー チリチリ 「ゆぎょおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!! まりちゃのあんよぎゃあああああああああああ!!!!! まりちゃのおおお!!!!あんよぎゃあああああああ!!!!」 800℃以上の温度が、子まりちゃの足を焼き尽くし、 体内の餡子をも蹂躙する。 「ゆびょおおおおおおおおおおおおお!!!! ごべんなざいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!! ばりじゃぎゃああああああああああああああああ!!!」 お兄さんは子まりちゃの底をまんべんなく、そして丁寧に炙る。 焼き饅頭の香ばしい甘い匂いが、お兄さんの鼻に入る。 「わりゅがっじゃでじゅうううううう!!!!! たじゅげじぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 子まりちゃの目は右へ左へグルグル周り、 子まりちゃのブルブル震える体から、痛みを逃れようとする思いがお兄さんに伝わる。 火は既に、子まりちゃの底の表皮だけでなく、餡子までも焦がし、 痛みが子まりちゃの体を駆け巡っている。 たっぷり三分、子まりちゃにとっては永遠とも思えた時間が終わる。 「ゆ”ぎ.....ゆ”っ....」 子まりちゃの底は真っ黒く焼け、もはや回復の兆しは無い。 「やっぱりあんよ焼きは基本にして最高だよね ゆっくりに絶大なダメージを与え、かつ一生歩けない絶望を与える。 新参者はあんよ焼きをおろそかにするから困る。」 そう言いながら、お兄さんはオレンジジュースを スポイトから垂らし、子まりちゃを回復させる。 「ゆぴっ....ゆぴっ...まりちゃの....まりちゃの....あんよがぁぁぁ ゆっくちいちのしゅんっそくっ!をほこりゅ....あんよなんじゃよ...? しぇきゃいのざいっさんっ!なんじゃよ? ゆっぐ...ゆっぐ...ゆっくちかいのきちょうなざいっさんっ!が奪われちゃんじゃよ? どぼじでぇ....どぼじでぇ...」 子まりちゃは泣いた。一生、走ることはおろか、歩くこともできないのだ。 親がいなければおうちを出ることもできない。親が亡くなれば自分はどうやって生きるのか。 当然狩りなどすることはできない。親まりさのような狩りのめいっゆんっ!になる夢が絶たれた。 「それじゃ、子まりさ君、次はお帽子を破壊しようか!」 「..............ゆっ!?」 「子まりさ君のお帽子を破壊するって言ったんだよ、 理解できりゅ?頭に餡子はいっちぇりゅ?」 そう言うとお兄さんは、子まりちゃからお帽子を奪った。 「かえすんだじぇ!かえすんだじぇ! しょれはにんげんごちょきが、ふれちぇいいものじゃないんだじぇ!」 あんよが動かないので、舌を伸ばしてお帽子を取ろうとするが当然届かない。 「お帽子さんを破るよ!それ、びーりびーり!」 「まりちゃのおぼーちが....おぼーちがああああああ!!!!」 お兄さんが子まりちゃを掴みながら、器用に両手でお帽子をこまごまと破る。 「まりちゃのおぼーちぃぃっぃぃぃぃぃぃ!!!! しりょいくものように、けぎゃれのにゃいじゅんぱくのおりびょんぎゃあああああああ!!! てんにそびえたつ、くろききょとうのようにゃピンとしちゃてっぺんぎゃああああ!!!! まりちゃの、さいっきょうっ!にしてきゅうっきょくっ!のおぼうちぎゃぁぁっぁぁ!!!」 「はい、終わり。お帽子の先端だけ残しといたから、それかぶってね」 そういうとお兄さんは3ミリほど残ったお帽子の先端部分のトンガリを子まりちゃにのせようとする。 「ゆえぇぇぇぇぇん!まりちゃのぉぉぉぉ!まりちゃのしゅてきなぁぁぁぁ!とってもしゅてきなおぼーちぃぃぃぃ!」 「あ、そうだ、その前に髪の毛むしっとかないとね」 ぶちぶち 「まりちゃのかみのけぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!!! せきゃいがしっちょするさりゃさりゃへあーぎゃぁぁっぁぁ!!!! じゅんきんにもおとらぬ、みわきゅのきんぱちゅへあーぎゃぁぁぁっぁぁぁ!!!!」 「それじゃとどめに繁殖しないようにしとくか!」 赤まりちゃが嘆いてる中、お兄さんはポケットから半田ごてを取り出す。 「それ!」 「ゆぴぴぴぴぴぴぴぴぴっいいいいいいい!!!!!!! まむまむぅ!!まむまむがああああ!!!!!」 半田ごての先端を、子まりちゃの閉じきった小さなまむまむに強引に突っ込む。 400℃の鉄の塊が、子まりちゃのまむまむを焼き尽くす。 「あじゅいいいいいいいいいあじゅいいいいいいい!!!! まりちゃのおちびちゃんがああああああああ!!!!! まりちゃのゆっくちをうけちゅぐ、ゆっくちしちゃおちびちゃんぎゃああああああああ!!!!!」 本来体内に入るはずのない、太く硬い塊が、 まりちゃのまむまむに、そして体内に、ジンジンとした強烈な痛みを与え続ける。 「素晴らしい、美しいよ、その苦しみにゆがんだ顔。 それでこそお兄さんもサービスのしがいがあるってもんだぜ。」 お兄さんは半田ごてを、ぺにぺにのように出し入れする。 「ゆ”っ...ゆ”っ...うごぎゃじゃっ...ゆ”っ... にゃいでっ...ゆ”っ...ゆ”っっっ......」 まりちゃはその鈍い痛みを3分間しっかり味わった。 足を焼かれ、髪をすべてむしられ 帽子をちぎられ、まむまむを破壊された、子まりちゃ。 「まりちゃ....まりちゃ....あんにゃにゆっくちしてちゃにょに・・・ どぼじでゆっくじじでにゃいくじょにんげんにゃんかに・・・」 「笑えますねぇ、今までゆっくりしてきたさいっきょうっ!の君は満身創痍。 一方ゆっくりとやらをしていない私は無傷。 随分と差がつきました。悔しいでしょうねぇ。」 「ゆっぐ...ゆっぐ...」 「そいじゃ、お兄さんはこの辺で!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一方こちらは一家のおうち。 親れいむは狩りと称したゴミ漁りから帰ってきているようだ。 「ゆゆ~ん、おちびちゃんがしんぱいだよ...」 ひょいっ ぺちゃっ おうちの入り口から、何かが投げ入れられる。 「ゆ...ゆわわわわわわ!」 「ゆぴっ....ゆぴっ...」 それは、足を焼かれ、髪をすべてむしられ 帽子をちぎられ、まむまむを破壊された 子まりちゃであった。 「おちびちゃんんん、おちびちゃんん」 「ゆっぐ...ゆっぐ...まりちゃもうゆっくちできにゃいよおぉぉ...ゆっぐ...ゆっぐ」 足が動かず、かりのめいゆんっ!にもなれない。 さいっきょうっ!にもなれない。 子供が産めず、子孫を残すことすらできない。 ゆっくりのすべてが拒否された子まりちゃに 輝かしいゆん生が残っていないことは明白だった。 続く。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 続き物だけれど全然ストーリー性ないなって気づいた。
https://w.atwiki.jp/media_letrain/pages/15.html
住人になりたい、ちょっと鯖を見に行きたいんだけど! ルールさえ守ってもらえれば住人さん、見に行きたいってだけの方も歓迎ですよっ! 現在はHamachiを使用してます。 小規模サーバーで公開したかったんですが、何故かポート開放成功しててもログインができないという不具合がががががががg 不具合が何とかなれば、Hamachiを使わずに公開したかったんですが(´・ω・)
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1195.html
依頼主 キムンカムイ 出現条件 クエストお腹が空いたんだなぁ…クリア クリア条件 以下のアイテムを持ってくるアイヌの刀・茶3本 成功報酬 神技強化 貢物値+60 依頼時 アイヌの刀を知ってるかい?山を歩くときに使うから、3つくらい持ってきて欲しいんだなぁ。アイヌの里のモンスターが持ってるらしいんだなぁ。 クリア時 おーありがとう!この刀は山歩きにはとっても便利なんだなぁ!キミも持っておくといいよ。
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1787.html
412 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/05(水) 03 24 04 ID 1I.zAVZo 美穂子「はい、朝ごはん。ご飯に味噌汁にさんまの塩焼き。 昨日八百屋さんにすだちを頂いたので、よろしければ塩焼きにふりかけてください」 部長「わたくし、朝はオートミールと決めていますのよ?」 美穂子「ご、ごめんなさい…。すぐに用意します」 部長「まぁいいですわ。それにしても味噌汁と塩焼きって塩塩ですわね。 わたくしを塩分過多にして殺す気なのかしら?」 美穂子「すみません…すみません…」 ガチャ 池田「キャープテーン!麻雀するし!…ってアレ?おい竹井!なにキャプテン泣かせてんだ!」 美穂子「華菜!ダメよ、全部わたしが悪いんだから…」 部長「そうですわ。これは単なるしつけですもの。 これから龍門渕家のルールをしっかりと身体に刻みつけておかねばなりませんわ!」 池田「…へ?龍門渕?…んー?あー?あれー?」 美穂子「いいのよ、華菜…。なにも詮索せずに今日はもう帰って…」 池田「へ?あ、キャ、キャプテーン?!」 ガチャ 池田「これってまさか…いや、でも…いやいやここはもうなにが起こってもおかしくない世界だ…! でもこれって…こ、これは…大変なことだし!」 413 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/05(水) 16 30 33 ID nZ7a2gfw 池田「大変だし!」 カイジ「おう、おれもそっちに行こうとしていたところだ」 池田「じゃ、じゃあやっぱり…」 カイジ「‥‥あぁそうだ」 池田・カイジ「竹井が龍門渕とくっついた!」 池田「なにがなにやら複雑怪奇だし!」 カイジ「なんだ、うれしくないのか?福路がフリーになったんだろ?」 池田「あんな可哀相なキャプテンみたくないし!」 カイジ「なん‥だと‥どういうことだ?」 カイジ「なるほど‥‥‥」 池田「もうどうしたらいいのかちんぷんかんぷんで…」 カイジ「なんとなく察しはつくが‥‥こういった機微はやや分からんからな‥‥‥」 池田「じゃあどうしたらいいし!」 カイジ「落ち着け!とにかく地道に‥‥!そういう事に詳しそうな奴に聞こう!」 マリアンヌ「で、私たちが召集されたわけね」 C.C.「いささか向いていない人間が混ざりすぎているようだが…」 上条「こっちだって好きできたわけじゃねぇよ!」 ファサリナ「自覚があったんですか…」 美琴「ねぇなんで海原くんまで呼ばれてたわけ?」 黒子「さぁ~?まぁ彼は今寝込んでらっしゃいますけど」 マリアンヌ「アーニャも熱だしちゃってねぇ…」 美琴「なんで?」 黒子「さぁ~?なぜでしょうかねぇ~」 小萌「とにかく!第一回せええええええぞん、せんりゃくううううううううううううですぅ!」 【第一回生存戦略会議開始】 414 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/05(水) 16 46 52 ID nZ7a2gfw 小萌「なるほど、つまり竹井さんと龍門渕さんが付き合いだし、 福路さんは竹井さんの愛人として龍門渕家のしきたりを押し付けられた、というわけですねぇ~?」 小十郎・カイジ・上条「酷い女だ!」 唯「酷いとは聞いてたけど想像以上だよ、あずにゃん!」 あずにゃん「あ、危なかったかも知れませんね…」 律「しかしなんであの二人が?正義の執行部員と悪の女幹部だろ?」 ムギ「悪と正義が惹かれ合うこともある、ということね」 律「なんでドヤ顔なんだよ」 美琴「とにかく!ここは制裁しかないわね!」 CC「いや、これは本人たちの問題ではないのかな?」 マリアンヌ「あら、めずらしい。引っ掻き回さないの?」 CC「事情が事情だからな。今日は…」 美琴「なに?どういうこと?」 カイジ「今日は衣の投下日なんだ‥‥あまり場を荒立てたくない‥‥」 小十郎「ならば!その前に事態を収拾してしまえばいいだけのこと!」 美琴「そう、それよ!最近鬱憤も溜まってるし!」 上条「そこかよ…」 小十郎「ならば善はいそげ!いくぞ、御坂どの!」 美琴「おっしゃぁぁぁ!」 ダッ 小萌「あ~も~突出しないでください~」 【小十郎、美琴突撃】 415 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/05(水) 16 58 50 ID nZ7a2gfw 美琴「ここがあの女のハウスね!」 小十郎「しっ!中から話し声が!」 とーか「ほら、やっぱりダメよ。慣れないことはするものじゃないわ」 部長「そんなこと言っても…続けるしかありませんわ!」 とーか「続けるの?もう限界だと思うけど…」 部長「そんなことありませんわ!続行!続行ですのよ!」 小十郎「なんと…真昼間からかような淫行に浸るとは…」 美琴「み、耳に毒よ!コレ以上聞いて居られないわ!突貫!」 小十郎「やい!竹井!神妙に…あれ?」 部長「な!なんなんですの?!」 とーか「あ~やっぱりバレたかぁ~」 美琴「ど、どういうことなの…」 とーか「あぁつまりね…」 美琴「人格がいれかわったぁぁぁ~?!」 416 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/05(水) 19 58 36 ID nZ7a2gfw 【対策本部】 小萌「そんなオカルトありえませ~ん」 とーか「いや、そんな和みたいな事言われても…」 部長「そうですわ!実際わたくしたちは…」 小萌「そんな術式も魔術も化学も超能力も使わずに互いの人格が綺麗に交換だなんて 脳外科的にありえませ~ん!科学をせんせーをなめないでくださ~い!」 とーか「あぁ、そんな感じの事を言ってる幼女がうちらの本編で酷い目にあってるわ」 小萌「まぜっかえさないでください~!」 とーか「はいはい。で、どんな理由でこうなったのかしら?」 小萌「それは~ん~」 ???「それは魔術《頭ごっちんこ》だな」 小萌「あ、あなたは!」 あらやん「魔術師・荒耶宋蓮」 一同「え~~~」 【一同ドン引き】 417 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/05(水) 21 16 33 ID ..d15iVs 戦場ヶ原「どうも、『毒吐き代行』の戦場ヶ原ひたぎです」 戦場ヶ原「これを書いている人が、ちょっと間が開いたから死者スレの様子を覗いて見たら…」 戦場ヶ原「C.C.さんと上条君が何かの会議に召集されていたわ…」 戦場ヶ原「…ええ…そうよ…私はハブられたのよ…」 戦場ヶ原「今は一人寂しく、『死者スレ控え室』でティータイムよ…」 戦場ヶ原「ふぅ…相変わらずこの紅茶はおいしいわね…」 戦場ヶ原「………」ゴクゴク 戦場ヶ原「さ、寂しくなんかないんだからね!!」 戦場ヶ原「………」ゴクゴク 戦場ヶ原「さっき寂しいって言ったばっかりじゃねーか…」 戦場ヶ原「………」ゴクゴク 戦場ヶ原「思い出 なんて いらないよー♪… だって今強く 深く 愛してるからー♪…」 418 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/05(水) 23 03 08 ID nZ7a2gfw (いい声で) 説明しよう! 魔術《頭ごっちんこ》とは霊的に位階が高い場所で稀によく行われる魔術である! そのような場所で互いの前頭部を強い衝撃でぶつけ合うことで 互いの情報を瞬時に交換できるとてもナイスな用途に使われる だが偶発的にこの魔術が発生してしまうことも多く また魔力の無い者が行うと全情報が交換、つまり人格が入れ替わる事態にもなるため注意が必要なのである! とーか「月面兎兵器ミーナネタとかまた古いわね…」 美琴「なにしにきたのよ!」 あらやん「ペンフレンドのテレビでの姿に年甲斐もなく血がたぎってしまったのだよ。 わたしもなにか社会に貢献しようと思った次第だ」 小萌「それでそのごっちんこがここで起きたというわけですか?」 あらやん「無論。考えてもみたまえ。この地はいわばあの世との境界。 自然ならばこのまま人の共通意識、さらに底へ落ちるところを魔法によって引き止めているのだ」 マリアンヌ「Cの世界!」 あらやん「呼びたいように呼ぶがよかろう」 部長「ではまた頭をぶつけ合えば!」 あらやん「無駄だな。儀式を用いず偶然によってかの魔術を使役したのならば同じ偶然によってしか魔術は発生しない。 そして偶然は意図せず発生するから偶然なのだ」 上条「あんたインデックスが居ないことをいいことに適当いってやがるんだろ!」 あらやん「そうかもしれないがだからといって貴様らになにが出来る」 唯「科学でも魔術でも偶然でも駄目ならばどうすればいいのぉ!」 あらやん「それは奇跡。 平沢唯、貴様がかつてみせた奇跡こそが解決する唯一の手段だ」 唯「な、」 一同「なんだってえええぇぇぇえええ!」 【無駄にノリのよい連中であった】 420 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/05(水) 23 19 47 ID nZ7a2gfw 律「奇跡ってなんだよ!唯を変なことに使うな!」 ムギ「生きながらにして思考エレベーターを使い、Cの世界を垣間見た時の事ね」 あらやん「そうだ。かの奇跡を用いて入れ代わってしまったそこの二人の意識を共通意識の中より見つけ出し元通りにする ただそれだけのことだ」 マリアンヌ「ちょっと待って!一体いくつの意識があの中で渦巻いていると思ってるの?!」 あらやん「平沢唯の奇跡は所詮このゲームが行われている場に対して起きたのみだ。 ならばこの地の共通意識もまたゲームに関係しているごく少数のものにしか繋がっていないはず」 唯「やります!やらせてください!」 律「おい、唯!」 唯「りっちゃん、わたし奇跡を起こすよ!起こしてみせるよ! それにこれはみほみほに対する恩返しでもあるんだよ!」 美穂子「唯ちゃん…ありがとう!」 池田「止めようとはしないんですね、キャプテン」 唯「行ってきます!」 律「晩飯までには帰ってこいよー!」 ムギ「気をつけてね、唯ちゃん」 唯「らじゃー!」
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2748.html
『ゆっくりまりさを育ててみよう』 13KB ギャグ 不運 飼いゆ 子ゆ 現代 二作目、期待はするなよ!! ゆっくりでもわかる前回のあらすじ 飼っていたゆっくりが死んでしまったお兄さんは公園の野良に産ませた子ゆっくりを飼うことを決意 家の中でお兄さんの餡子脳が開放されゆっくりは拷問を受けコンポスト行き、最終的にゆっくりショップへ直行したのだが 前回寿命の短い不良品を掴ませられた俺だったが今回はゲスれいむを掴ませられた 俺があまあまをくれる事を当然だと思っていたそいつは甘味の代わりに俺による制裁を食らい続け三週間で絶命 そして俺が嫌な意味込みでお世話になっていたゆっくりショップは知らない内に潰れていた 理由は不良品を優良品のように売っていたかららしい 確かに思い当たる節は二つほどあるな…… ………近くにゆっくりショップがなくなってしまった俺 結局前回と同じように公園の野良を利用することにした 『まずは目当ての子ゆっくり一匹に溶けやすい甘いものを与えてっと』 なるべく小さい声で言ったためこいつらには聞こえていない 「さっさとあまあまをよこすんだぜぇーーーーーーーー!!!! しにたいんのかだぜぇ!!!!!」 「「たきゅしゃんでいいよ!!!!!!」」 鞄の中の袋から角砂糖を一つだけ取り出し一匹にだけ与える旨を伝えた 「おやであるまりさにきまっているんだぜぇ!!!! さっさとよこすんだぜぇ!!!!!!」 「まりしゃにきまっちぇりゅよ!!!!」 「しゃっしゃとまりちゃにちょうだいにぇ!!!!!!」 「じぶんだけとくをしようちょしゅるやちゅはしんでにぇ!!!! まりしゃのだよ!!!!!!」 一匹だけ矛盾しているが気にしない、俺はとりあえず最初に言葉を発した子まりさに角砂糖を突っ込んだ 「ち、ち、ち、ちあわちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」 「おやからもらったおんをあだでかえすくずはゆっくりしね!!!!!!!!!」 「「まりしゃをゆっくちさしぇないくじゅはちにぇ!!!!!」」 『えーっと、なになに? 子ゆっくりが痙攣するまで親に制裁行為を続けさせる、制裁が無い場合は次のステップへ……』 目の前では幸せそうな顔から一変、親や姉妹に執拗に体当たりを食らわせられ痛みに悶える子まりさ 「どぼちてこんなこちょしゅるにょぉぉぉぉぉーーーーーーーー?!?!??!?!?!」 「おまえなんかまりささまのこどもじゃないんだぜ!!!!」 「さっさとまりちゃにあまあまかえしちぇね!!!!!」 「ちね!!! くるしんでちね!!!!!」 俺にも原因があるわけだから助けたい気持ちが無い訳でもないのだがここはグッと我慢 「ゆっ……ゆっ……ゆっ……」 「さあ!!! ふぃにっしゅさんなんだぜ!!!!!」 「「ゆっくちちね!!!!!!」」 まりさがピンチな所へ俺の手がサッと伸び、ゆっくりにとってはるか上空へ連れて行く 「「「なにするんだぜ(じぇ)!!!!!!」」」 『子ゆっくりにオレンジジュースを気持ち多めに吹きかけ連行する、このとき子ゆっくりの生存を家族に知らせて追わせるのがベストっと……』 シュッシュッ「ゆっくちいきかえっちゃよ!!!!!!」 「さっさとそのげすをはなすんだぜ!!!! このどれい!!!!!」 「「おろしぇくしょじじい!!!!!」」 『ただいまぁー……そういえば返事が出来る奴はいなかったな』 れいむはつい最近葬り去って勢いでコンポストにしてしまった可哀想な家族は最近俺が残飯を作るような食事をしていなかったため、つまりカップ麺ばかり食べていたために息も絶え絶えだ、もっとも死にかけていなくても自分を制御できなくなっているうちに買ってしまった防音コンポストのせいで元から返事は出来ないが 「ここをまりちゃのゆっくちぷれいしゅに(プスリ…… いぢゃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」 『ここは俺のゆっくりプレイスだよ、理解できないなら死んでね!!』 「まりしゃのどれ(ぷーすぷーす ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 赤ゆっくりは基本的に叫ぶことで身の危険を親に知らせることが仕事である だからというべきか悲鳴の五月蝿いこと五月蝿いこと しかもうんしー垂れ流しでおぉ、汚い汚い 「ゆっくちりかいしちゃよ……」 『じゃあ何故まりさはぷーすぷーすされたの?』 「おうちせんげんをしちゃかりゃだよ……」 『何故おうち宣言したらいけないの?』 「ゆっ?!?!…………ゆーん?!?!? ゆーん?!??!?!??!?!」 『テメェが俺の奴隷だからだうんうん袋!!!!』 「どぼちちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!??!?!??!! にんげんはゆっくちのどりぇ(ぷーすぷーす、ぐーちゃぐーちゃ 「亜shで8づpづじょぺwジェ尾wpscjsplkjウェc毛じょc;じいr;じょい;じょいえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 『体の端の方ならばある程度痛めつけても死にません、後々の修復が簡単なように一箇所を集中的にいたぶってやりましょう』 ちなみにれいむを虐待する際に俺の家はフル防音仕様に生まれ変わっている 最近はゆっくりのお陰で防音リフォームも相当安くなっているから多少痛い程度の出費で済んだ よってこの声は外には漏れ出したりはしない、世間体も大丈夫 そろそろ玄関で飛び跳ねている親子饅頭を迎えに行くか 「あみゃあみゃちょーだいにぇ!!!」 『おう、いいぜ』 俺はあらかじめセッティングしておいた親まりさを子まりさの前に突き出す 「くそちびぃ!!!! くそじじい!!!! せいっさいしてやるんだぜ!!!!!」 「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 自分が殺されかけていたせいか相当な恐怖心が植えつけられているようだが…… 『こいつ固定されてて動けないからな………飯ならこいつを食えよ』 プラスチック製のアイスのカップをひっくり返した所に親まりさをセットしズボンのベルトで縛った簡単な拘束具 しかしゆっくり相手には効果は抜群、ずーりずーりすらする事が出来ない 『本当に動けないだなんて、この本の「あるもので作る ゆっくり拘束具!!」ページは凄いな……』 「どぼちてうごけないんだぜぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!???!」 モルンモルンと体を振るまりさ、しかし少し強いぐらいに締めたベルトは外れるわけも無くそれはどう見たって無駄な足掻きだ そいつの尻のほうにちょっと切れ込みを入れる 「なにするんだぜぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!! まりささまのこくほーきゅうのおしりをきずつけるんじゃないんだぜぇ!!!!」 そんなに動くと餡子が出るぜ? その汚いけつ振ってるんじゃねぇよ 『お前らゆっくりの中身はあまあまなんだぜ、知ってた?』 親まりさの餡子ともう一つ粒餡の餡子をひとつかみづつ皿に盛る 『ほら、食べ比べてみろよ』 言うが否や 「あみゃあみゃなんだじぇ!!!」 と言ってまりさは俺が盛った餡子に食らいつく 「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇ!!!!!」 『親まりさの餡子も食ってみろよ』 「ゆぅ……ちょもぐいはゆっくちできにゃいんだじぇ!!」 『なら餓死するが良いさ、言っておくが親まりさ以外は食わせないからな?』 どうせここまでは当然の流れだ、あとはこの部屋を出て外から観察するだけだ 五分後 「おにゃかすいちゃんだじぇ」 「さっさとまりささまをかいほうするんだぜ!!!! つかえないちびなんだぜ!!!!!!」 十分後 「ゆぅぅぅぅーーーーーーーーー」 「はやくおやをたすけないげすはしぬんだぜ!!!!!」 十五分後 ようやく子まりさは皿へ向かって動き始めた 「ゆぅぅ、ぺーりょぺーりょ……ちあわちぇーーーーーーーー!!!!!!」 ついに禁断の味を口にしてしまったまりさ、もはやこの育成は成功したと言っても過言ではない 「おちび!! はやくまりささまをたすけるんだぜ!!! はやくおうちにかえってゆっくりするんだぜ!!!!!」 中途半端に頭が良いらしい親まりさは恐怖に怯えている、その頭のよさを少しでも警戒心にまわすことが出来れば ゆっくりはそこまで死亡フラグにはなりえないのだが……まぁ、それが無いからゆっくりとも言える 十八分後 「もうとびちったあんこしゃんがないんだじぇ……」 「ゆっくりしようね!!! おとうさんといっしょにゆっくりしようね!!!!!」 あらかた餡子を食い尽くしてしまったまりさ、次の矛先は 「むーしゃむーしゃ、ちあわちぇーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」 「だべないでぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!! ゆっくりしてぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!!」 当然その餡子の大本である親まりさへと向く、俺が抉った尻から食べ始めているからベルトが外れる事も無いだろう 一時間後 「もうたべきりぇにゃいんだじぇ!!」 丸々と太ったまりさ、親まりさは四分の一ほど体積は減っているもののその強靭な生命力のおかげで生きながらえている つくづく生まれてくるのが可哀想な生命体だ 「ぼう…………やべで……おと……さ………わる………たか…………ら」 「すーやすーやするんだじぇ………すーやすーや」 時々様子を見つつも放置しておけば親まりさは二日後には消えていた 『どうだまりさ? 美味かったか?』 「とってもゆっくりできたんだぜ!!!!」 栄養状態が良かったためか赤ゆ言葉も抜け、もう少しで成体になるんじゃないかと言うところまで成長している 『もっと食うか?』 「もちろんなんだぜ!!! はやくつぎのゆっくりをよういするんだぜ!!!!!(プスリ ゆっ?………いだいぃぃぃぃぃぃいっぃぃぃぃぃぃぃぃッぃぃぃぃっぃっぃぃいいぃぃいっーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」 『俺におねがいをするときは敬語を使う事、分かったな?』 「ゆっっぐりりがいじまじだ!」 『じゃあもう一度』 「はやくつぎのゆっくりをよういしてほしいんだぜ!!!!」 『まぁ、ゆっくりらしさも少しは残したいしいいか……、ほれ』 そこに残飯を強制的に詰め込んだことによって丸々と太った姉妹を放り投げる 「ありがとうなんだぜ!!!」 『好きに食べて良いよ、俺は観察してるから』 「ゆっくりりかいしたんだぜ!!」 「ぼうたべれないんだぜぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」 「ごばんざんごっぢごないでぇぇぇぇっぇぇーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「ゆゆっ??!? よくみたらまりさのおねーちゃんなんだぜ!!!!」 「ゆゆっ? ばりざぁ!! だずげでぇ!!!!!」 「ばりざぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 「なにいってるんだぜ? まりさをころそうとしたやつをたすけるわけないんだぜ!!!! ゆっくりいただきます!!!! むーしゃむーしゃ、しあわせぇぇぇーーーーー!!!!! うっめ!! これめっちゃうめ!!!!!」 「やべでぇぇぇぇっぇぇぇっぇぇっぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「あねをごろずげずはじねぇぇぇぇっぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」 しかし急激に太った体はいうことを聞かず、動く事さえままならない 「たべやすいようにあしをやぶくんだぜ!!!!(ブチッ」 「ばりざのきゃくせんびがぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」 「やべでね!!!! こっちこないでね!!!!!!(ブチッ)ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」 「まんっぷくなんだぜ!!!!」 『よかったよかった、ところで食後の運動に戦闘ごっこをしないかい?』 「いいんだぜ!!! せんてひっしょう! くらえ! まりさあたっく!!!」 『やるな!! だがわが奥義、乱れ突きを受けてもたってられるかな? アタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ、ホアタァ!!!』 「ゆあああああああああああああ、おにいさんもつよいんだぜ!!!! だけどまりさもまけてられないんだぜ!!!!!」 一通り楽しんだあとは疲れたのか眠ってしまったみたいだ 「ほらまりさ、戦闘の時間だぞ」 『つぎのあいてはどんなやつなんだぜ?』 「お前と同じまりさだけど」 『まりさはもっとつよいやつとたたかいたいんだぜ!!』 おまえはどこの戦闘狂だよ…… 「なにするんだぜ!?!?? さっさとはなすんだぜ!!! あとあまあまもってくるんだぜ!!!!!」 『かかってくるんだぜ!!! まりさとしょうぶするんだぜ!!!!!』 「ゆあぁぁぁぁん?? まりささまにかてるとおもっているんだぜ???」 『ごたくはいいからさっさとかかってくるんだぜ!!!!』 「ほんとうにいいのかぜ??? まりささまはさいっきょうなんだよ!!!!!」 『まりさにかったらあまあまをくれてやるんだぜ!!! それともこわいの?!?!?』 プツン 「まりささまをばかにしたなぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!! ゆっくりしね!!!!!!!!!」 己をバカにされた事により切れたまりささま(笑)が先に体当たりを仕掛ける 「ゆっはっは!!!! くちさきほどじゃあないんだぜ!!!! さっさとあまあまもってきてね!!!!!」 しかしこのまりさは手ごたえというか殴った感触が分からないんだろうか? 『ざんぞうなんだぜ!!!!』 「なん……だと……? なんだぜ」 実際はゆっくりにしてはかなり速いスピードで動いていたため、まりささま(笑)の反応速度の限界を超えているだけだ 『おうぎ! おさげづき!!!!』 まりさのおさげが前にいるまりさに向かって飛ぶ 「ゆぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 おさげは内部の餡子まで届き、そして 『あ~んど、たたきつけ!!!!』 「ぶびょ!!!! もっど、ゆっぐ………」 といったようにまりさはだんだんと捕食の前の戦闘を楽しむようになってきた あるときはハンデとしてみょんに唐辛子の粉末を塗った剣を使わせたり あるときはハンデとしてれいむ相手に三分間待ってやったり(傷一つ付かなかった あるときはハンデとしてまりさ複数と戦ったり それでも物足りないと言うか戦い足りないと言うまりさは昼間は修行をすると言い出した(公園で虐殺 まりさは夜になるとしっかり帰ってくるうえ、毎日 『夜はまりさのトレーニングの相手をして欲しいんだぜ!!! 決して性的な意味ではないんだぜ』 と言っているから俺は問題視はしていない むしろ夜帰ってきたときまりさと遊ぶ事が楽しくてしょうがない そういえばこいつ最近漢字の読み書きできるようになったし体当たりがチョッピリ痛くなってきたな そしてまりさが旅立ったのは約三ヵ月後 達筆の習字で『己を磨く旅』という書置きを残して俺の元から去ってしまった そして俺はふと今まで頼ってたゆっくり育成指南書のタイトルを見てみた 『これがあれば失敗しない! 戦闘ゆんぞく育成指南!!』 ……俺は確か愛で用にゆっくりを飼おうと思っていたのだが……、まぁ食費がかからなくて良かったけど それから次々とゆっくり群れに謎の崩壊が訪れ、専門家の間では 「ゆゆこの大量発生だ!!」 「共食いが広がったのでは?」 「鬼意参の仕業では?」 等と不毛な議論が何ヶ月も繰り返されたらしい 書いてると段々モチベーションが下がってしまう……orz ここまで見てくださってありがとうございます、オチが弱くてすいません 今まで書いたもの anko2659 餡子脳