約 1,476,267 件
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/237.html
依頼主 太公望 出現条件 太公望解放 クリア条件 以下のモンスターを討伐するキョンシー:討伐数50 冥・キョンシー:討伐数4 成功報酬 2500ジェム 貢物値+20 依頼時 なんか僕の周りで騒ぐ奴らが最近多くて…悪いんだけど倒してきてくれないかな? クリア時 やーっと静かになった…ありがとね。助かったよ。お礼はちゃんとするからね。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/9486.html
咲「私って京ちゃんと幼馴染なんですよ」タン 久「へえ…」タン 優希「ふーん」タン 和「そうですか」タン まこ「なんか始まったのう」ペラ 咲「休みの日とかに京ちゃんの部屋にいってよくダラダラしてます」タン 久「いいわね…」タン 優希「羨ましいじぇ…」タン 和「…」タン 咲「京ちゃんの布団を合法的にハスハスできますし、京ちゃんと一緒にご飯作ったりもできます」タン 久「うらやま…じゃなくて変態ね」タン 優希「変態だじぇ」タン 和「アリですね」タン まこ「変態じゃのう」ペラ 咲「幼馴染だから普段から接してくれるし迷子になってもすぐに見つけてくれるし、やっぱり幼馴染がナンバーワン!」タン! 優希「待つんだじぇ咲ちゃん、私も京太郎とは親友だじぇ」タン 久「へえ、それがどうしたのかしら?」タン 優希「私は京太郎に気軽に抱き着いたりもできるし、ちょっかいをかけて触れ合うことなんておちゃのこさいさいだじぇ」タン 和「確かにゆーきの特権ですね」タン 久「そうね」タン 咲「むむむ…」タン まこ「確かに優希と京太郎はよくくっついてる印象じゃのう」ペラ 優希「直接京太郎の匂いもかげるし体温も感じれるし、しかも『手作り』タコスをわざわざ私のために作ってくれんだじぇ!」タン 久「確かに羨ましいわね」タン 咲「ぐぬぬ…」タン 和「アリですね」タン まこ「こいつも変態じゃったか」パラパラ 優希「さらに!公式でも私のために最強のタコスを作ってくれたんだじぇ!京太郎と私は公式公認カップル間違いなしだじぇ!」タン 和「メタいですよ、ゆーき」タン 久「ふーん、でも公式公認カップルというのは流石に詭弁じゃないかしら」タン 咲「え、部長はなんかありましたっけ?」タン 和「そうですね…須賀君のことをパシってただけな気がしますね」タン 優希「そうだじぇ!」タン 久「え、ちょちょっと!この流れは私のターンじゃないの!?流石にひどくないかしら!?」タン! 和「まあ、聞くだけ聞いてみましょうか」タン 咲「まあ、聞くだけなら…」タン 久「私って案外メンタル弱いんだからね?泣くわよ?」グスン 優希「そうだじぇ、良くないじょ咲ちゃん!」 咲「うぇえ!?ご、ごめんなさい!ちょっとやりすぎました!」 まこ「相変わらずウソ泣きが上手いやつじゃの」 久「さ、気を取り直して私のターンね」ケロ 久「まあ、やっぱ私は須賀君の上司に当たるわけよね」タン 和「まあ、そうとも言えなくはないですね」タン 優希「うーん?」タン 咲「そうなるのかな…」タン 久「で、私は公式でもあったように須賀君に甘えている一面があるのよね」タン 優希「え」 咲「え」 和「メタいですね」タン 久「…年下の頼れる男の子に甘えるのって中々の背徳感よ?」タン 咲「そ、それはいいかも…!」タン 優希「それに気づくとは、天才だじぇ…!」タン 和「年下にバブみを感じてオギャるってやつですか、アリですね」タン まこ「あいつ…まあ分からんくもないが」ペラ 久「あなた達には得られない快感…!膝枕なんてしてもらったときは脳からなんか色々出てきてたわ!」タン 咲「いつのまに膝枕なんて…私の特権だと思ってたのに」 優希「いつのまに膝枕なんて…私だけの権利だと思ってたじぇ…」 咲「え?」 優希「あれ?」 和「確かに部長の特権かもしれません、しかしそれでは須賀君からの好感は得られてないのでは?」タン 久「あらそうかしら、いつもは弱さを見せない人が甘えてきたりするのってグッと来たりするものじゃない?」タン 咲「確かに京ちゃんが泣いちゃったときはキュンキュンしちゃったなぁ」タン 優希「え、初耳だじぇ」タン 久「まあ咲の話はあとで問い詰めるとして、次は和のターンね」 咲「え」 和「そうですね、私は公式でもあるように須賀君の想い人です」タン 久「顔と胸ね」 咲「胸だね」 優希「解散だじぇ」 まこ「終わりじゃな」 和「ちょっと待ってください!いくらなんでもこの扱いは不服です!」ガタッ 久「いや、だってねえ…」 優希「完全にアイドルに惚れる的なそれだじぇ」 咲「和ちゃん知ってる?憧れって理解から一番遠い感情なんだよ?」 まこ「さっきから咲が毒舌じゃな」ペラ 和「酷いです…部活の皆がいぢめます…京太郎君に慰めてもらいましょう…」 咲「だ、ダメだよ!そんなことしたらカンするからね!」 優希「大丈夫だじぇ咲ちゃん、のどちゃんにそんな実行力があったらとっくに付き合ってるじぇ」 久「というか何気に名前呼びにしてるわね」 和「まあ、京太郎君の想い人である私が一番なのは明らかですね」 優希「いや、親友の私だじぇ!」 咲「幼馴染の私が一番だよ!」 久「上司の私が一番よ!」 ヤイノヤイノ まこ「お、きたか」prrrr! まこ「もしもし、用事は全部済ましたか」 まこ「あー、今は立て込んでおってのう、そうそういいところなんじゃ」 まこ「今から戻る?あーすまんが、わしが買いたいものがあるから付き合ってくれんか?」 まこ「大したもんじゃないから荷物はそのままで大丈夫じゃ、じゃけんいつもの所で」ピッ まこ「すまんが小一時間ほど抜けてくるわ、その間打っといてくれ」 久「あら、いってらっしゃい」タン 和「テンパイです」 優希「テンパイ」 咲「テンパイ」 久「テンパイよ」 久「やっぱ悪待ち縛りだとあがれないわねー」 和「やはり非効率的な打ち方では上がれる気がしませんね」 優希「うう…南風戦とか最悪だじぇ…」 咲「カンできたらアガれてたのに…」 その頃一方・・・ まこ「うーん、うまい!」 京太郎「いやはや、買いたいものがあるって何かと思ったらパフェとは…」 まこ「ここの喫茶店のパフェは一度は食べてみたくてのう、丁度いい機会じゃと思ってな」 まこ「ま、京太郎が雑用頑張ってくれてるから慰労するってのもあったがのう」 京太郎「いやホントにいいんですか?奢ってくれるなんて、結構しますよね?」 まこ「もちろん無償でとは言わんけえ、ほれ、あーん」 京太郎「え、あ、あーん」パク まこ「どうじゃ?抹茶味もいいじゃろう?」 京太郎「美味しい!まこさんもチョコ味どうぞ、あーん」 まこ「あーん」パク まこ「ふむ、いい感じの甘さでサクサク食べれそうじゃ」モグモグ まこ「もうひとくち欲しいのう…」アーン 京太郎「…なんか今日はやけに上機嫌ですね、なんかあったんですか?」アーン まこ「京太郎とこうしてデートしてるときは、いつも上機嫌じゃが?」モグモグ 京太郎「あー、いや、なんか普段のときよりもノリノリというかお茶目というか」 まこ「あー、それはまあ色々あっての」 まこ「まあ一ついうとしたら」 まこ「やっぱ彼女が一番じゃな!」ニッコリ 京太郎「?」モグモグ カン!
https://w.atwiki.jp/sakisama/pages/64.html
優希印 衣×京太郎×優希 衣の人 第2局 396~ 421 支援3つ 優希印3/3 結局勝負は・・。 「ロン、清一色、一万八千の二本場で一万八千六百だ」 「なっ・・」 南にも入らず衣が優希を飛ばして決着した。 「う、うそだじぇ・・」 自分の得意な東場での、しかも自分が飛ばされての決着に信じられない様子の優希。 そしてそれを見る他の清澄メンバーも信じられない様子だった。 (強い、いや・・強いつぅレベルか、咲はこんなんどうやって戦ったんじゃ?) (強いですね・・ものすごく・・) (驚いた、これはまた桁外れね・・団体戦より強くなっているわ) (衣ちゃん、前に戦ったときよりも強くなっている) 最初の一回、それ以降優希はおろか久やまこも全く上がれず衣の圧勝、久やまこも油断していた訳ではない優希の運が落ちたのでもない、ただ天江衣と言う成長した豪運の力に認めさせるというやる気が加わり、強すぎるその力の前に為す術もなく敗れただけ。 「ふぅ・・終わったぞ京太郎」 「お疲れ・・」 衣を気にかけながら、力なくうな垂れる優希も京太郎にはやはり気になった。 「片岡・・これで認めるな」 衣に問われた優希が顔を上げる、ぼろぼろと涙をこぼしながら。 「ぐや・・ぐや、ぐやじぃ・・な、などぐできなぃじぇ・・」 今の麻雀の結果からか、それとも京太郎を盗られたという悔しさからか、どうしても納得できない様子の優希。 「ゆーき・・・でも」 「わ、わがっじぇるじぇ・・なっどくじなきゃ・ならないのばぁ・・」 和に諭される優希、理屈では分かっているのだろう、しかし心から納得はできないようだ、それは一つの疑問もあったからだろう、そして優希は涙声でその疑問を口にする。 「ど、どうじて・・ぎょうだろうが・・こいづにごくはくしたのかっでおもうど・・」 そう言って京太郎と衣を見る優希、すると衣が一歩踏み出して優希の勘違いを指摘する。 「何を勘違いしている、告白したのは衣の方だ」 「えっ・・・?」 「衣が好きだと認識して、どうすれば良いかは京太郎に先に聞いていた『心惑う好きになったら告白するしかない』と、だから告白した、そして相思相愛の仲になったのだ」 「そ・・そんな・・・だったら・・私にも・・」 衣の衝撃の言葉に、泣くのも忘れて肩を落とす優希。 (あったんだじぇ、チャンスはいくらでも・・自分から踏み出していれば、犬なんていってないで告白していれば・・・京太郎と私も・・・こいび・・とに・なれたんだじょ) そんな可能性を考えれば、優希の納得しかけた心が再び騒ぎ出す・・もはや手遅れと知りながら、そして衣もそんな優希の心境が手に取るように分かった。 「今のままでは納得尽くのは無理か、おい片岡納得したいか?」 「そうしたいのは山々だけど、そんなのいきなりは無理だじぇ・・」 優希は必死に納得しようとしている、だがどうしても考えてしまう・・・自分があと少し踏み出していれば、あるいは・・・と、だから優希は納得尽くことができなかった。 「ならば衣と京太郎とついて来い、あるいは納得尽くかもしれんぞ」 「えっ・・・で、でも・・」 「京太郎、良いな?」 「えっ、ああ、まあ優希が納得するならそれで・・・」 衣が何をしようとしているのか、京太郎には想像できなかったが、それでも優希を今のまま数日間、下手をすれば数週間そのままにしておくよりはましに思えた。 「よし、では邸に戻るぞ、ハギヨシ」 「はい、それではお車の用意をしてまいります、新しい紅茶はこちらで使っているカップに淹れておきますので、お飲みください、それでは失礼します」 ハギヨシはさっと片づけを済ませて、新たに淹れた紅茶を用意すると、足音もたてずに部室を後にした。 「ど、どうも・・・って、いないわね」 「それじゃあ、行くぞ京太郎、片岡も」 「おう」「う、うん・・・」 「では、邪魔をしたな、失礼する」 衣はそう言い残して、京太郎と優希を引き連れて部室を後にした。 「ふぅぅぅ・・・なんていうか、台風の後みたいね」 「じゃな、心情的にもそんな感じじゃ、しかし強いと思っていたがあそこまでとはな・・はぁぁ」 試合に参加していた二人は長いため息をつく、圧倒的な差を見せ付けられての惨敗に意気消沈していた。 「わしはあれじゃが、部長はまだチャンスあったやろ、あのまま続けといたら」 「どうかしら、今日の天江衣は凄かったわよ、勝ちたいという意思が溢れていたから、決勝の時よりも凄かった風に見えたけど、咲はどう思ったかしら?」 「はい、凄かったと思います、あの時にアレだけのものを出されていたら、私も勝てていたかどうか・・」 勝って当然の状態で挑んできた決勝の時とは違い、今回は勝って認めさせると言う明確な意思が垣間見えた、そういう意味で今日の衣は決勝の時とは一味も二味も違っていた。 「勝負の事はもう良いです、それよりもゆーきは大丈夫なんでしょうか・・」 「ふぅ、わからないは・・けど少しでもましになるんじゃないかしら」 「何か吹っ切れることがあればええんじゃが・・」 「優希ちゃん・・・」 優希を心配し全員で部の入り口を見るが、誰かが戻ってくる様子はなかった。 「さて、じゃあ・・ケーキでも食べましょうか」 「そうじゃな、腐っても勿体無いしの」 「部長とまこさんは、ゆーきの事心配じゃないんですか!?」 「そ、そうですよ、こんな時にケーキなんて」 抗議する和と咲を見て久が苦笑しながら諭した。 「今の私たちに出来るのは待つことだけよ、それに同じ麻雀部の須賀君も居るんだから、彼を信じましょ、麻雀はたよりないかもしれないけど、二人の女性を惚れさせちゃう男よ、だからね・・」 「あっ、そ、そうですね・・・」「うん、私、京ちゃん信じます」 「部長の言うとおりじゃ、今のわしらじゃ何もできひん、せいぜいケーキを食べる位じゃ、ほれ、和も咲も食わんと」 和も咲も久の言葉に諭されて納得して、まこからケーキの皿を受け取る。 「いただきます」×4 さっそくケーキを食べ始める四人。 「うん、おいしいわね」「うま・・これが値段の差というやつか・・」 「おいしい、これってゆーきの分、置いておくことできますか?」 「おいしい・・・京ちゃんや優希ちゃんとも食べたかったな、それに衣ちゃんとも・・」 (衣ちゃんが告白したのか・・・それで京ちゃんの恋人に・・・) 「・・うらやましい・・・かな・・・」 ぽつりと言葉を零す咲、その言葉がたまたま耳に付いた久は首を傾げた。 (あれ、もしかして・・・惚れさせちゃったのって三人だったのとか?) 衣達がたどり着いたのは、京太郎が衣の邸に宿泊時に使うゲストルームだった。 「ここに何があるんだじぇ?」 大きな部屋に驚き、少し警戒しながら部屋を見回す優希。 「おい、衣・・・ここってまさか?」 京太郎もここに連れてこられて、何をするか・・自分の考えた事が間違いだと思いつつも衣に確認する。 「そうだ、今からするぞ、京太郎」 ここで、そして衣の「する」という言葉が意味するのはただ一つ、それは男女の交わり、秘め事、情事。 「ちょっとまて、優希の前でか!?」 「そうだ、これを見れば納得尽く・・どのような結果になるかは不明だがな」 「いや、しかしだな・・・」 衣に何か考えがあるのはわかったが承服しかねる京太郎、当然といえば当然か、失恋のしかも諦めきれない状態で、好きだった相手と恋敵の性行など見せられたらどの様な状態になるか分からない、少なくとも相当のショックは受けるだろう。 「ま、まつじぇ、何をすんだじょ!?」 「まぐわい、交わり・・いろいろと言葉はあるが、百聞は一見にしかず、見るほうが早かろう、重々納得したいのならば目を逸らすな」 「・・・・わ、わかったじぇ」 衣の口にしている言葉の意味すらわからない優希、だがそれでも胸のもやもやした気持ちを晴らしたいという思いがあり大きく頷く。 「ということだ、するぞ京太郎、優希を納得尽くしてやろうではないか」 「・・・わかった、中途半端にするのはよくないからな」 あるいはこれを見れば優希も自分の事を完全に諦める事ができるかもしれない、京太郎もそう思い衣の案に同意した。 そして、ゆるやかに京太郎と衣が顔を近づけて・・・唇が重なる。 「つぅ!?」 (き、ききききき、キス!?、なんだじぇ、なんで・・こんなこと私の前で・・) 思いを寄せていた者が別の誰かと仲睦まじく恋人同士のキスをしているシーン、目を逸らしたくなる・・それでも。 (なんで、なんでこんなのを見せるんだじぇ、京太郎ぅぅ・・それにこのままいくと・・) 恨めしい、羨ましい、嫌気もさすが納得もしたい、納得したいからかそれとも・・優希自身にもよく分からず、二人のキスから目が離せない。 京太郎も言葉を出さずじっと見ているそんな優希が気にかかるが。 「京太郎・・・今は」 そんな京太郎に視線で集中するように訴える衣。 「悪い・・」(今は衣としているんだからな、優希を見るのは駄目だよな) 再び唇を重ねて、今度は舌を絡め取るとり、互いの口の中の唾液を熱をやり取りする。 (あ・・あんな熱烈に・・あんな・・すごいじょ・・) 視線を逸らすことすら忘れ、ただただ京太郎と衣のディープキスに見入る優希。 京太郎と衣は息もせず互いの唇に集中する、そしてそれを見ていた優希も息をするのを忘れていた。 「・・はぁ・はぁ・・はぁ」 「・・はぁ・・はぁ」 「・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・」 京太郎と衣は唇を離すと息を整える、それを見て優希も慌てて空気を吸う。 衣はちらりと優希を見るが、息を整えるのに必死で文句や怒るわけでもなく、泣いて逃げる訳でもなければ、止めに入る訳でもない、だがもし優希が止めに入ったとしても無駄であろう。 「・・・京太郎、最後までするぞ」 「ああ、そうだな、するぞ」 衣も京太郎も今までのキスで興奮して、既に押さえが利かない状況になっていた。 「今日は衣が脱がせてやるからな、少し待て」 「えっ、ああ」 衣は自分の着ていたものを全て脱ぎ捨てると、既に京太郎は上着だけは脱いでいたので、ズボンを脱がして、膨らみがあるトランクスに手を掛け・・それを脱がせる。 「で・・でかいじょ!」 トランクスの下から現れた、京太郎の勃起したペニスの大きさに思わず声を上げて驚く優希。 「そうだ・・京太郎のおちんちんは大きいぞ、情交は知っているか?」 「じょ、情交・・・よくわからないじぇ・・、け、けどぉ・・」 (間違えなく・・京太郎と・・今から・・するんだじょ・・) 衣の言葉は分からずとも、今から京太郎と衣がすることは優希にも理解できた、そして理解したことを衣も優希の表情から読み取る。 「意味を知るならよし・・京太郎」 何をもとめるのか、知っている京太郎はそのまま衣の股間に手を伸ばして、衣のおま○こに触れる。 「ふぁっ・・!?」 くちゅ・・くちゅ・・・ キスを見られていたことに興奮していたのか、衣のおま○こは既に濡れており、準備が整っていた。 (あっ・・京太郎の手が・・天江衣の・・あそこに・・) それを羨む様に見つめる優希は自然と自分の股間に手が伸びていた・・・。 「京太郎・・今日は衣がするから、そこに座ってくれるか?」 「じゃあ、頼むぞ・・」 京太郎がベッドに腰掛けると反り返ったペニスが天井を差す、衣はその上に自分のおま○こがくるように合わせて腰を下ろす。 「えっ・・う、うそぉ・・だじぇ・・そんなの無理・」 優希がそういい終わる前に、ゆっくりと衣の膣内に京太郎のペニスが飲み込まれてゆき・・。 ツプゥ・・ツプゥ・・ぐちゃ 「うんっ!!・・うくぅ・・はくぁぁ!!」 「くぅぅ・・きついなぁ・・・」 少し苦しそうな声をあげながら衣が腰を下ろして終わると、京太郎のペニスが衣の膣内に納まった。 「はぁぁ・・入ったぞぉ京太郎・・」 「ああ、上手に出来たな・・」 京太郎に頭を撫ぜられて褒められると、衣は目的を達成したのと褒められたので満足げに微笑む。 「は、入った・・い、痛くないのかじょ?」 予想をはるかに上回る光景に優希は一瞬呆けるが、直ぐにサイズオーバーのペニスを納めている衣の事が気になりだす。 「最初は腹部を無理やり切り裂かれると思うほどの激痛だった・・・」 「う・・うげぇぇ・・」 少し想像してしまったのか、痛そうな表現に顔を顰め優希。 「ふぅ・・だが、徐々に慣れていった・・・すると心地よく、いや気持ちよくなる」 「で、でも最初は凄く痛いんだじぇ?」 「ああ、本当に好きでなければ耐え切れぬ・・・」 「えっ?」 衣の言葉に、優希は驚いて目を見開いた。 「好きだから、本気だから、だから耐えられる・・どんな激痛も、どんな苦しみも、それを凌駕する恋心を持てば・・・、今は中から京太郎の熱さを感じて、心地よい幸せだ・・京太郎はどうだ?」 「やっぱり好きな女性とできるって言うのは凄く幸せにだ、それに凄く気持ち良いぞ衣」 「そうか・・ふふ、じゃあ動くぞ!」 衣がゆっくりと腰を上げて・・・落とす、それを繰り返す。 ズブッ・・ズン!ジュブ・・・ズン! (ああ、こいつは・・・京太郎の事を本気で好きなんだじぇ) 目の前で繰り広げられる行為、今は痛そうではないが、きっと最初は・・その痛みに耐え切った衣の恋心を本物だと優希はようやく理解した。 (私はどうだ・・・耐える自信はある・・耐えてみせるじょ、でも・・) 自信があろうとも、それに挑戦する機会すら与えられない、諦めきれないが諦めるしかない。 目の前で京太郎と衣が・・・。 「くっう・・いいぞ、衣、衣の腰と膣内が連動して・・凄く良い!!、もっと早くだぁぁ!!」 「わ、わかっふぁぁくぅ!!、こ、衣もいいぞおぉぉ!!、京太郎のおちんちん気持ちよくてぇぇ!!」 ズブッ!ズン!ズブッ!ズン!ズブッ!ズン! 二人の顔が快楽に染まる、衣は京太郎のリクエストに答えて更に速度を上げる。 (ああっ・・めちゃくちゃ・・気持ちよさそうだじぇ・・京太郎、あんな顔するんだ・・じょ) 恋した者の悦楽に浸る表情、それが例え他人が与えているものだとしても愛おしく見えるのは恋故か。 (わたしも・・したい、きょうたろうぅぉ・・うはぁぁ・・よろこばせたいじぇ!) 欲望、愛情それらの交じり合う願望、優希は・・・。 「くぅぅぅ!衣のおま○こよすぎてぇぇぇ!!」 「ふぁぁぁぁ!!おおきくなるぅぅ!!じこ・・しちょうううう!!きょうたろうのおちんちんがころものなかでぇぇぇぇ!!らめぇぇぇもうらめぇきょうたろうぅぅぅぅ!!」 「おれもいくからぁぁ!!ころももいけぇぇぇ!!」 「いぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 「ああっ・・」 二人が絶頂に達する、瞬間優希も体が火照るのを感じた。 ドクゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!! 「りょうおおひぃぃ!!うまるぅぅぅれんふうまるぅぅぅぅぅ!!」 衣の膣内が京太郎の精液で満たされてゆく、熱い精液は衣を感じさせながらそれをでも直、それを求める様に痙攣する膣内にペニスは射精を続けた。 「まだ終わりじゃないぞぉぉぉぉ!!」 ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!! 「いっぱぃぃ・・いっぱいぃぃになっているのにぃぃぃ・・・あはぁ・・」 抜いてもいないのに、収まり切らなくなった一部の精液が、京太郎と衣の結合部のすきまから少しだけ溢れていた・・。 「はぁ・・はぁ・・ふぅ・・衣、今日は頑張ったな・・ありがとう凄く気持ちよかったぞ」 「あはは・・はぁ・・はぁ・・、奮闘したかいが・・あったな・・・京太郎」 チュ・・チュ・・ 頑張った分のご褒美といわんばかりに、京太郎に顔を近づけてキスを強請る衣、もちろん京太郎はそれに答える。 「衣・・」 「京太郎・・・」 キスをしつづける京太郎と衣、終わらないように見えたその行為も。 「す・・すごいじぇ・・」 そんな優希の声が二人の耳に届いて、どちらとも無く離れて二人は優希を見た。 「優希・・・」 「片岡・・どうだ?」 衣にそう訊ねられた優希は、ゆっくりと一度だけ首を縦に動かして口を開いた。 「納得した・・確かに天江衣は京太郎の恋人だじぇ、もう反論はしないじょ」 二人の営みを目の当たりにして、もはや優希に否定する気は起こらなかった。 「優希、衣・・これでよかったんだよな?」 これで全て終わり解決したと思った京太郎、だが衣は違っていた。 「京太郎帰結は尚早、衣達は一番大切な事を片岡から聞いていない」 「えっ・・」 「な、なんだ・・これ以上私に何を求めるじょ?」 衣の考えがわからず、京太郎も優希も混乱していた。 「片岡よ、お前は京太郎への思いを断ち切ることできたのか?」 「衣!?」 追い討ちの様な衣の問いに京太郎も止めようとしたが、衣の真剣に優希に見つめていた、その問いが優希を傷つけるためでは無いとすぐに分かり、そのまま見守ることにした。 「そ、それは・・・まだだじぇ」 優希は納得していない訳ではない、でも心と頭は別、納得できても恋心と気付いてしまった京太郎への思いは、切れず消えず積もるばかり。 「そうか、ではなぜ告白しない?」 「なぁ!?」(ど、どういうつもりだ衣は・・) 「ええっ!?」(な、何言っているんだじぇ、こいつ・・そ、そんなことしても・・無駄なだけなのに) 衣の問いには見守るつもりだった京太郎も驚いて、思わず衣に訊ねた。 「こ、衣、言っている意味がわかっているのか・・・衣って恋人が居るのに、告白って・・」 「そ、そうだじぇ、恋人がいる相手に告白って・・そ、そんなの無理だじぇ・・、それともあ、天江衣、お前・・京太郎と別れてくれるんだじぇ!?」 「衣が京太郎と別れる訳ないだろう!」 優希に聞かれた衣は大きな声で即座に否定した、その答えに優希は特に驚かない、予想通りの答えが返ってきただけなのだから。 「だったらなぜそんなこと聞くんだじょ?」 「別に恋人が一人である必要は無いだろう?」 「へぇ・・?」「はぁ・・?」 間の抜けた声だった、衣のあまりに予想外の発言に2人ともしばし言葉を失い、ようやく京太郎の口からでてきたのは。 「えっ、いや、その衣さん、日本一夫一妻制ですよ」 そんな当然の話だった。 「京太郎、その程度の常識、衣だって知っているぞ」 馬鹿にされた感じがしたのか、少し不機嫌そうな衣。 「だ、だったらなんで?」 優希に再び聞かれて、衣は不機嫌そうな表情を止めて真剣な表情に変わる。 「妻は一人だが、妾や愛人のいる者もいる、京太郎の恋人の座を譲る気はない、だが二番、三番でもいいというのなら好きにするが良い、無論京太郎が良ければだが・・・」 優希から京太郎に視線を移す衣。 「こ、衣はそれで良いのか?」 「構わない、片岡を見ていて想像したのだ、もしも・・もしも衣より先に誰かが京太郎の隣に居たとして、それでもしも今と同じように京太郎を好きなったら、衣は京太郎の事を諦めきれるかと・・・・」 衣は緩やかに首を横に振った。 「無理だと思った、たぶん今の片岡みたいに情交を見せられても、それでもなお・・思い続けるだろう、思いの前では理性も常識もなんだ意味をなさない、だからもし情交を見てもまだ片岡が京太郎の事を諦めきれないなら・・・機会を与えようと思った」 衣の言う機会、それは二番目の恋人になるか否かの選択、普通なら馬鹿な話と一蹴してしまいそうだが、それでも優希は考えていた。 (恋人が居るのに告白、確かに諦めはきれないじょ・・でも・・) 「い、良いのか・・たとえばだけど優希と、情交を交わしても」 「構わないが・・・あまり片岡ばかりに感けるなよ、あくまでも一番の恋人は衣だということを忘れるな」 放っておかれている場面を想像し、頬を膨らませて拗ねる衣。 「安心しろ・・俺は衣が一番好きだよ」 京太郎の言葉を聴いて、膨らませていた頬を萎めて笑う衣。 「ならばよし、さぁ・・どうする片岡よ、うっ・・くはぁ・・京太郎はまだまだ行けるぞ」 衣がゆっくりと腰を上げて立ち上がると、衣のおま○こに収まっていた京太郎のペニスが現れる、一度射精したにも関わらずまったく萎えず、入る時と変わらず勃起したままだった。 「んんっ・・溢れてくる・・・」 押さえるものも無くなり、衣の膣内から大量注がれた精液があふれ出る。 (あ、あんなに射精したのに、大きいまま・・・すごいじょ・・でも、きっと痛んだじぇ) 優希も知識がまったく無いわけではない、でも限りなく無い等しく男性器も見た経験は無い、それでも京太郎ものが大きいのは理解できた、だからきっと伴う痛みも大きいのだと思えてくる・・・が、同時に。 (あれを受け入れたら・・京太郎はよろこんでくれるじぇ・・・で、でも、それは告白を受け入れてくれたらで・・・・もしも断られたらじぇ) 京太郎を喜ばせたいと思う気持ちも大きかった、でもそれはあくまで告白を受け入れられた場合、断られればそんなこともなくなる、あるいは今よりも遠い関係になってしまうかもしれない、それならばいっその事・・・と思ってしまう。 (駄目だ、駄目だじぇ、そんなことじゃ・・このままじゃあの繰り返しだじぇ) 告白しておけばと思った、あの時衣の言葉を聴いたあの瞬間に、それは後悔、取り戻せない後悔。 「望むなら踏み込め、望まぬなら去れ、さぁどちらだ片岡?」 だから衣に最後の問いを受けた瞬間、優希がしたのは告白するでも、逃げるでもなく、スカートのチャックを下ろす事、当然スカートは重力に抵抗することも無く床に落ちた。 「優希!?」 「京太郎、私は京太郎が好きだじぇ、二番目でも・・何番目でも良いんだじぇ、本気で好きだから・・・だから側に居させて欲しいじょ」 優希は一歩踏み出す。 「良いんだな・・・?」 「無論だ、でなければここまでお膳立てなどせん」 衣は焦らない、言葉通り良くなければここまでのする必要は無い、つまり最初から逃げなければ受け入れると、決意していたのだろう。 (衣は良いというけど、でも・・・本当に良いのか優希・・うん?) 京太郎は優希が体を小刻みに震わせているのに気がついた、いつも生意気で自信満々な態度を取っている優希とは違う、瞳も震えて今にも泣きそうな表情をしていた。 (馬鹿だな俺は・・・、アレを見て告白するなんてのは、そんな簡単なことじゃねぇだろう、つまり優希は・・・) 本気、その一歩がどれほど重いく勇気がいるか京太郎には想像もつかない、でもその勇気に答える術なら知っていた、だから両手を広げて優希に答えた。 「俺も優希は好きだぞ、今までは友達としてだったけどな・・・今は女の子としてな」 「あ・・ああっ、それで・・・・それで十分だじぇ!」 感極まった優希が京太郎に飛びつく、その衝撃で飛びついてきた優希ごとベッドに倒れこむ京太郎。 「おっと・・」 「京太郎!京太郎!京太郎!」 抱きつき名前を連呼しながら、京太郎の顔を覗きこむ優希・・・。 「少し五月蝿いな・・・」 「えっ・・あっ、ごめんだじぇ・・」 怒られたかと思い少しへこんだ優希が謝ろうとすると、京太郎は笑いながら顔を近づけ。 「口・・塞ぐぞ」 「うっ・・!?」 優希が五月蝿くできないように、自分の唇で優希の唇を塞ぐ京太郎、優しく触れるだけの単純なキス、時間も長くない。 「・・・どうだ、少しは静かになったかな?」 「・・な、なるじぇ・・しずかにぃ・・私のファーストキス・・だじょ」 唇が離れると少し意地悪な質問をする京太郎に、ファーストキスの衝撃に優希は少ししおらしい返事だった。 「ふふっ、京太郎との初接吻は凄いだろう、全身から力が抜けるみたいだろう?」 「う・・うん、確かに凄いじぇ・・・話に聞いていたのの何倍も凄いじぇ・・」 衣の問いにも、幸せそうにはにかみ答える優希。 「これは序の口だぞ、先ほど見せただろう・・なぁ京太郎・・・」 「ああ」 衣は京太郎と優希の間に頭を割り込ませて京太郎の唇を奪う。 「あっ・・・これってさっきの・・」 ディープキス、京太郎と衣に性交の前に見せられたのを思い出す優希、互いの味を味わうようなキス、それを羨ましそうに見つめる優希。 「はぁ・・京太郎・・」 「衣・・・」 唇を離してもじっと見つめあったままの二人、優希はそれを面白くない・・いや寂しく感じた、そして頭に浮かんだのは。 「京太郎ぅぅぅ!!京太郎ぅぅ!!」 大きな声で京太郎の名前を連呼する優希、それに驚いた京太郎と衣は優希に見た。 「無視して、わるかったけど・・どうしてそんな大きな声出すんだ?」 京太郎に聞かれた優希は、照れくさそうに頬を染めて顔を背け、指を遊ばせながら答える。 「だ、だって・・五月蝿いと、また塞いでくれるかもしれないじぇ・・」 声を出したのは知識も場数も衣に負けている優希が、必死に京太郎の注意を引こうと考えた作戦だったようだ。 「そうだな、今は優希の相手をしないと」 「そうだったな、では衣は二人の手伝いに回るとしよう・・」 衣が頭を引くと、京太郎は優希に再び唇を重ねる・・・今度は舌もつけて。 「うっ・・ううっ!?・・ふっ・・ふふん!・・」 最初はどう対応すれば良いのかわからず迷っていた優希だったが、徐々に京太郎の舌導かれて舌を懸命に使い出す。 「う~ん・・・うんく・・・うん・・ぷはぁ・・・はぁぁぁぁぁ」 必死に答えた末に、息切れで唇を離した優希は荒い息遣いをしながらなんとか呼吸を整える。 「はぁ・・はぁ・・はぁ・・すぅ・・はぁぁぁ、す、凄いじぇ・・あらまがぼうっとするじぇ・・」 「満足したか?」 「えっ・・私は満足だけど、京太郎は・・まだ・・だじょ?」 優希の視線が京太郎の、もっとも自己主張が激しい部分に注がれる、まだ硬く優希のお腹を押し上げるペニスに。 「まあな、じゃあキスはこれくらいにして・・・バンザイしてみろよ」 「えっ、ば・・バンザイだじぇえっ!?」 優希が両手を挙げると、後ろから衣が優希の服を一気に脱がした。 「裸にならないでも、できるが・・・双方裸のほうが、互いの肉体の温かさをよりよく感じることが出来るぞ」 「そ、そうなんだ・・ありがとうだじょ」 衣のアドバイスに従う優希、優希は必要ないからかブラを付けておらず上を脱げば、残るはパンツのみだった。 「ブラしてないんだな?」 「うっ、小さくてごめんだじぇ・・・」 「気にするな・・・って、俺はそんなこと気にしてないぞ」 体勢を入れ替えて、優希と京太郎の上下を入れ替わり、優希が下、京太郎が上になった。 「そうだ、京太郎は胸の小ささなど気にするはそんな器の小さな男ではない」 そういって優希以上に無い胸を自信満々に張る衣。 「で、でも京太郎は、のどちゃんみたいなおっぱいが好きなんだじぇ?」 「まあ否定はしないが、でも小さい胸も好きだぞ」 大きい胸に惹かれるのは年頃か男の性か、それは分からないが京太郎が大きなおっぱいが好きなのは事実、でも衣とした後で・・というか衣の裸に反応してから、小さい胸も良いという結論に京太郎は達していた。 「そ、そうなんだ・・・じゃ、じゃあ好きに弄繰り回すといいじぇ」 「そうさせてもうぞ」 「ひゃう!・・あっはぁ・・」 胸に京太郎の手が触れると、一瞬びくっと体を震わせる優希、だが直ぐにそれを受け入れて気持ちよくなってゆく。 小さいが、硬くなく少女らしい肌は、揉み上げる京太郎の指に吸い付く様だった。 「優希、優希はここや・・ここを自分で弄ったりするのか?」 京太郎は片手で優希の乳房を揉み上げながら、もう一方の手を優希の下着の上からわれめをなぞる。 「ひゃっあ!?・・じょ・・じょぉ!そ、そこは・・・」 優希の下着は中に納まっている部分から分泌される液体によって、湿り気を帯びていた。 「ここは?」 「す・・するじょぉ!!、もんもん・・したときにぃとか・・するじょ」 どうやら優希はそれとは認識せずに自慰行為をしていたようだ。 「よくできました・・と」 褒めながらちゃんと答えられたご褒美にと、優希の頬にキスをする京太郎。 「こ・・・答えてよかったじょ」 「もう、準備できているみたいだな・・」 「だ、だって京太郎と天江衣の・・を見てだじぇ、京太郎にキスして弄られたら・・じゅ、準備万端になっちゃうじょ」 顔を真っ赤ににしながら、可愛らしい言い訳をする優希を見て、ドキッとする京太郎。 「今の優希・・すげぇ可愛いぞ」 「は・・はうっ、きょ、京太郎・・そろそろ・・お願いだじぇ」 濡れて少し脱ぎにくそうにしながらも、悪戦苦闘の末になんとか下着を脱ぎ捨てる優希。 優希のおま○こはほんの少しうぶ毛の様な陰毛が生えていた。 「ああ、わかった・・・痛かったらちゃんと言えよ」 「えっ、で、でも・・・京太郎がや、やりづらいじぇ?」 優希は戸惑う、自分が痛いと連呼すれば京太郎がし辛くなるのではないかと、そんな優希に二人を見守っていた衣が助言をする。 「大丈夫だ、素直に痛みを口にしたほうが痛みがましになる、どうしてもの時は『止めて』と言うんだぞ、それを約束してもらえば、それ以外にどれだけ言おうとも京太郎は続けてくれるぞ、そうだろう京太郎?」 自分の経験からくる知識を、教える衣は小さいくてもしっかりとしたお姉さんに見え、思わず微笑んでしまう京太郎。 「ああっ、そうだな、衣の時にちゃんと言ったよな」 「そ、そうなのか・・じゃ、じゃあお願いするじぇ・・」 「わかった、ちゃんと最後までするぞ」 「ありがとうだじぇ」 「おおっ、それとな・・・」 何かを思い出して、ごにょごにょと優希に耳打ちする衣。 「えっ・・そ、それ言うのか・・なんか恥ずかしいじょ・・」 何を言われたのが京太郎にはわからないが、優希は何かを口にするのを迷っているようだ。 「これは・・・京太郎が喜ぶぞ、初めての時にこういわれると京太郎が興奮すると言っていたからな・・」 「ほ、本当か・・すぅ・・はぁ、じゃ、じゃあ言うじぇ!」 深呼吸をすると意を決し、その言葉を口にする優希。 「わ、私のおま○こに京太郎のおちんちんを入れてください!・・だじぇ」 京太郎は確かに自分が教えた事だと思い、自分を興奮させるために恥ずかしそうにしながらも口にした優希を見て愛おしく思い、それに答えるために。 「ああ、いくぞ」 押し当てられる剛直なペニスが、優希のおま○こに割ってはいる。 「うっ・・ぐっ!・・おし広げられるじぇ・・」 言葉通り優希の膣内を押し広げながら、少しずつゆるやかにペニスを押し入れる京太郎。 「ふっ・・くっ、やっぱりきついな・・」 衣の時と比べれば、京太郎も経験したために少しはなれていたが、それでも優希の膣内はきつく締め付けて少しずつ進むしかない、やがて・・京太郎の動きが止まる。 「うん・・ここは、どうする優希、今から優希の処女を完全に貰うけど、一気に行くか・・・それともゆっくり挿入して欲しい?」 せめてもの選択肢を優希に与える京太郎、優希は考えずに・・いや待ちきれずに直ぐに答えた。 「い、一気に来てほしい、早く京太郎を感じたいじょ!」 「わかった・・痛いから・・そうだな深呼吸でもしてれば楽になると思うぞ」 「わ、わかったじぇ・・すぅ・・はぁ・・すぅ・・はぁ」 優希が息を2度目の深呼吸を終えた瞬間、京太郎は優希の膣内の全てを手に入れようと、力を入れて処女膜を突き破る。 ズブンッ!。 「い、いだいぃぃぃ!!・・いだぃじぇぇぇ!!」 突き破れて、一番奥まで挿入を許した瞬間、凄まじい激痛が優希の体に駆け抜けて悲痛な叫び声を上げさせる。 「はぁく・・・はぁく・・・」 「よく耐えました・・・」 痛みからから口をぱくぱくと開いたり閉じたりを繰り返す優希、京太郎は優希を褒めてあげながら頬にキスをする。 「は・・はぅ、ほっぺにキスされると・・少し楽になるじぇ・・」 「そうか、じゃあ・・もう一、二回・・」 京太郎は頬にキスを繰り返した、さらに優希の頬を舐める。 「ひゃぁつく・・く、くすぐたいじょ・・京太郎」 「楽になったか?」 「う、うん、楽になったじぇ、ありがとう京太郎・・・それで、これから・・なんだじょ?」 衣と京太郎との情交を見ている優希には、当然これが終わりでないことはわかっていた。 「ああっ、激しく動かないと、射精しないからな・・・動いても大丈夫そうか?」 「ま、まだじんじん痛いけど、京太郎のおちんちんの熱を感じるじょ、熱くて大きくて・・・これが私のおま○こで暴れたら、お腹が引き裂かれるそうだじょ・・・」 優希印3/3
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4472.html
『まりちゃvs虫王』 16KB 虐待 子ゆ 希少種 自然界 バーサスあき 12作目です 重大なミスがありましたので上げ直しました ポイントを入れて頂いた方は申し訳ありません とあるまりちゃがいた。 まりちゃは父まりさと母れいむのつがいから生まれた。 まりちゃ本ゆんは3人姉妹の末っ子で1番上の姉はれいみゅ、2番目はまりちゃだった。 しかし、厳しい大自然の試練にさらされ姉たちは次々と餡子の藻屑となっていった。 長女のれいみゅはヘビに丸呑みにされ、次女のまりちゃは外で無防備にお昼寝している間に アリにたかられおぼうしを残して消滅した。 また、両親はある時、虐待鬼威惨にぺにぺにを切断されご丁寧に茎の生える額もチャッカマンで炙られ去勢されてしまった。 その時幸か不幸か件の鬼威惨は父まりさと母れいむを去勢してしまった所で急にお腹が痛くなりどこかに行ってしまった。 ともあれ、長女れいみゅと次女まりちゃは永遠にゆっくりし、残ったおちびちゃんは末っ子まりちゃのみ。 しかも、鬼威惨に去勢されてしまったので新たにおちびちゃんを生み出す事もできない。 となれば、当然両親は最後に残ったおちびちゃんであるまりちゃを溺愛するのは自明の理だった。 となれば、当然まりちゃは極限まで増長し自分をゆっくりの王だと確信するのであった……。 (まりちゃはかみにえらばれたゆっくりのおうなんだじぇ!! すべてのゆっくりはきんぐまりちゃにつかえるちゃめにうみゃれてきたんだじぇ!!ゆっきゅり~♪) 今両親の保護政策によって神聖まりちゃ王国(国民総人口1ゆっくり、国内総生産365うんうん)が 最盛期を迎えようとしていた。 具体的にはミカン大の饅頭が木のうろを利用して作られたおうちの中でバスケットボール大の母れいむ相手に 傍若無人の限りを尽くしている。 「こーろこーろちあわしぇ~♪むーちゃむーちゃしあわしぇ~♪ ゆゆっ!? にゃんだかうんうんがしちゃくなってきたんだじぇ!! まりちゃのすーぱーうんうんたいむっ!はっじまっるっよぉぉぉぉっ!! うーんうーん、ゆゆっ!!ぷーりぷーりちあわしぇ~♪ぷーりぷーりちあわしぇ~♪ ……ゆふうう。……にゃんだかあにゃるがばっちいね。 ……ゆらああああああっ!!さっさとまりちゃさまのしんせいなあにゃるをぺーろぺーろしろぉぉっ!!」 「ご、ごめんね!すぐにぺーろぺーろするからね!!ぺーろぺーろ!ぺーろぺーろ!」 「……ふんっ!!まったくむのうなどれいなんだじぇ!!……ゆゆっ!? うんうんしたらまたまたおなかがすいてきちゃんだじぇっ!!はやくでざーとのあまあまさんをよこしゅんだじぇっ!!」 「お、おちびちゃんあまいきのみさんはめったにてにはいらないから……」 「……なにっ!?もうないっ!?ふじゃけりゅな!!このむのうっ!!じゃあおうたをうたえっ!!」 「わ、わかったよ。ゆっくり~のひ~まったり~のひ~♪」 「そのおうたはもうききあきたんだじぇ!!まんねりばばあはさっさとちぬんだじぇ!!」 まりちゃは完全に増長しきり両親を奴隷扱いしていた。 が、まりちゃ王とて全てが自由になるわけではない。 まりちゃは絶対に死なせない為、常におうちに幽閉されていた。 「おちびちゃん。おそとはとってもあぶないからね!!ぜったいにおそとにいっちゃだめだよ!!」 「なんでなんだじぇ!!?おそとでぼうけんちゃちぇろおおおおおおおお!!!」 「だめだよ!!いくらおちびちゃんのたのみでもそれだけはぜったいにゆるさないよ!!」 「ゆぎゅぎゅ!?」 しかし、まりちゃの冒険心は募っていく一方だった。 (まりちゃはきんぐなんだじぇ!!きんぐたるものすきかってにふるまえなきゃだめなんだじぇ!! ぜったいにおそとにいくんだじぇ!!) そしてある日ついにまりちゃは母れいむがお昼寝している隙をついて大冒険(笑)に出発した。 季節は晩夏。暑さはかなりましになっておりすぐに干からびるといったことは無さそうだ。 まりちゃはきんぐ(笑)なのでしょろーりしょろーりなどと言ったおどおどした発言はせず威風堂々(笑)無言で出ていった。 これが結果的に母れいむにまりちゃの暴挙を気付かせなかった。 まりちゃはお外に出た途端早速1匹のありさんを発見した。 (ふん!まりちゃのとうばつしゅるもんしゅたーとしちぇはやきゅぶしょくだけどとりあえずたおしてやるんだじぇ!!) 「おりゃ!おりゃ!ゆぷぷぷぷぷっ!!ありさんはほんちょうによわいんだじぇ!!」 まりちゃはお下げでたった1匹のありさんをいじめて遊んでいた。 しかし、しばらくしてまりちゃは異変に気付いた。 「ゆびっ!?」 まりちゃの体に数匹の蚊がたかっていた。 蚊は血液だけでなく花の蜜も吸う。 というか糖分の含まれる液体なら大抵吸う。 つまりまりちゃの涙としーしーも吸うと言うことだ。 この地球に突然奇怪生物ゆっくりが現れて数年が経った。 ゆっくりの体液を吸う蚊は生存競争に有利になり自然選択が起こりいつしか蚊はゆっくりの体液を好んで吸うようになったのだ。 「は、はなれるんだじぇ!!こうきなきんぐまりちゃのろいやるすきんにむしさんごときがふれていいとおもってるんだじぇ!!」 刺された箇所からじわじわと痒みのシグナルがまりちゃの中枢餡に送られる。 「……きゃっゆ!めっちゃきゃっゆ!お、おにょれええ!!にゃんだおまえらはあああああ!!」 まりちゃは体の左側にあるお下げをブンブン振り回して無礼者に対する制裁を開始した。 「ゆびいいいいいいいい!!きんぐまりちゃのごーるでんはんまーをくりゃええええええええええ!!」 しかし、蚊達はまりちゃのお下げが届かない体の右半分にたかり淡々とおめめとしーしー穴の周辺から 容赦なくまりちゃの体内の砂糖水を吸い上げる。 チュルチュルチュル~♪ 「こ、こにょひきょうもにょおおおおおおおお!!しぇいしぇいどうどうちゃちゃきゃえええええええええ!!」 その内蚊がまりちゃの体内に注入した酵素がよろしくないアレルギー反応を引き起こし猛烈な痒みがまりちゃを襲った。 「きゃ、きゃゆいいいいい!!ゆぴょぴょおおおお!!」 まりちゃはおめめ周辺としーしー穴周辺の皮膚を掻く為、お下げを伸ばした。 しかし、前述の通り蚊はまりちゃのお下げの届かない範囲にいる為、当然刺された場所もお下げの届く範囲にはない。 「どぼちてとどきゃにゃいんだじぇぇぇぇぇぇ!!?きゃ、きゃゆしゅぎりゅうううう……っっ!! こ、こうなっちゃらこーりょこーりょしゅるよ!!」 さて、何故今までまりちゃがこーろこーろしなかったかと言うときんぐ(笑)であるまりちゃは どっしりと構えて威厳を保っているべきでたかがむしさんごときを倒すのにあんよを動かす必要はないというふざけた理由だ。 そして、まりちゃの餡子脳内ではろいやるろーりんぐくらっしゃー(こーろこーろ)が一度発動すれば 身の程知らずにもきんぐまりちゃに挑戦してきたむしさんはことごとく消滅するはずだった。 (むしさんごときがちょうしににょりしゅぎなんだじぇ!!きゃわいちょうだけど……ちょくげきしゃしぇるんだじぇ!!) 「こーりょこーりょ……!? どぼちてこーりょこーりょできにゃいのおおおお!?」 が、何故かまりちゃはこーろこーろできなかった。 この時もちろんまりちゃは蚊を押し潰す為、蚊の止まっている右側にこーろこーろしようとした。 だが、まりちゃの体の右側は度重なる体液吸引により軽くなっており重心が左側に寄っており しかも体力も減少していた為右側にはこーろこーろできなかったのだ。 そこでまりちゃは作戦変更しぴょーんを行いその衝撃で蚊を振り払うことにした。 (まさかきんぐであるまりちゃしゃまにぴょーんをちゅかわしぇるとはね……。 でみょこれじぇおわりなんだじぇ!!しゃっしゃとしんでにぇ!!) 「ぴょーん!! ゆっへっへ……ゆゆ!?ゆっがあああああ!!! もどってくりゅなああああああああああ!!!」 蚊は一瞬離れたがもちろんすぐにカムバックしてちゅーちゅーを再開した。 相変わらずお下げをブンブン振り回すまりちゃだがもちろん何の意味もない。 続いてまりちゃは別に右方向に転がらなくても左方向に一回転すれば(もし蚊が逃げなければ)蚊を押し潰せることに気付いた。 (わりぇにゃがらてんっさいってきなはっそうなんだじぇ!!うちゅうさんのしんりにてをかけてしまっちゃんだじぇ!! てんっさいっしゅぎちぇごみぇんね~♪) しかし、まりちゃのたわけな思考は益々激しさを増す痒みに無理やりストップされられた。 「きゃ、きゃゆいいいいいいいいいい……っっ!! きゃゆいいいいいい!! きゃゆいいいいいい!! あたまがへんになりゅうううううう……っっ!! く、くしょおおおっ!!きんぐであるまりちゃが…きゃゆいいいいいっ!! お、おにょれっ!!こーりょこーりょっ!!」 まりちゃは全餡子を全力で蠕動させくるりと一回転した。 しかし蚊はすぐにカムバックした。 「ゆはぁ……ゆはぁ……お、おわったんだじぇ!? ……ゆはっ!?な、な、な、なんでなんだじぇえええええええ!? は、はにゃれろおおおお・・・っ!!こ、こにょおおおおお!!」 頭にきたまりちゃは再びお下げをブンブン振り回す。 しかし蚊達はまるで意に介さず淡々と甘露を吸い上げる。 まりちゃの体液はゆっくりできない状態が続いたことにより次第に栄養価を増していっており それが益々蚊の活動を活発化させるという悪循環が始まっていたのだった。 ここでいきなりカマキリさんが乱入した。 「ゆびょっ!?」 そして疲労でヘロヘロとガタのきた扇風機のように回転し始めたお下げを両の鎌でがっちりホールドした。 「は、はなせえええ!!まりちゃしゃまのこうきなごっどはんどさんをきたならしいゆででええええええ!!」 まりちゃの大声を意に介さずカマキリさんはお下げの根元をむーしゃむーしゃし始め、たちまちチョンギってしまった。 ブチッ♪ 「……ゆばっ!?……い、いぢゃいいいいいい!!ち、ぢぬうううううっ!!」 カマキリさんは何故かまりちゃに追撃を加えずまりちゃのお下げを持って去っていった。 さてこれで今までお下げブンブンでガードしていた顔の左半分も蚊達の激しい吸引に曝されることになった。 ブーン♪ブーン♪ブーン♪ 蚊達はまるでお下げがせつっだんっ!されるのを待っていたかのように一斉にまりちゃの左半分にある 涙腺と膀胱の上の皮膚に止まり尖った口を振り下ろした。 チュルチュルチュルチュル♪ 「ゆわわっ!?…………ゆびゃあああああああ!!やべろおおおおおおお!!」 まりちゃの体からすでにかなりの水分が失われていた。まりちゃの顔から次第に生気が無くなっていく。 頬はこけ目は落ち窪み唇はひび割れ、まるで『脱水』と顔に書いているかのようだ。 まりちゃは自分を王だとほざいていたがエジプトのファラオのようにミイラになりたいのだろうか? さて、ここまで追い詰められたところでついにまりちゃに泣きが入った。 「ゆびゃあああああああ!!まいりまぢだああああ!!まりちゃちょうしこいちぇまぢだああああああ!! もうゆるしちぇくだちゃいいいいいいいいいっっ!!」 「ふーん?負けを認めるんだ?」 ここでいきなり木の影から頭に2本触覚を生やした緑髪のゆっくりが現れた。 りぐる王国(国民総人口64りぐる、年間捕食餡子19931まりちゃ)国王のドスりぐる(超希少種)だ。 皆さんは虫達がまるで誰かの意思に従っているかのような統率された動きをすることに不審を感じなかっただろうか? そう、彼女ドスりぐるが虫達を操ってまりちゃに攻撃を仕掛けていたのだ。 ドスりぐるはりぐる種自体が小さい種(体高10cm)なので体高1mしかない。 しかし、虫を数百種類の特殊なフェロモン(散開フェロモン、集合フェロモン、女王フェロモン、攻撃フェロモン等) で操るという恐るべき能力を持っている。 彼女はまりちゃがたった1匹のありさんをいじめている所を偶然発見した。 虫を愛する彼女としては捨て置く訳にはいかなかったのだろう。 さて、偽王まりちゃと真王ドスりぐるが対峙してしまった。 こうなれば後は残虐ショーである。 「……ゆはっ!?お、おみゃえは……っっ!?きゃ、きゃゆいいいいいいい!!!」 「ん?私?お前みたいな奴に名乗る名前はないよ」 「きゃゆいいいいいい!! きゃゆいいいいいい!! きゃゆいいいいいい!!」 「で、負けを認めるの?」 「みとめばしゅううっ!! まりちゃはむしさんにもかちぇないごみくずでずうううううっ!!」 「むしさん『にも』……。まだ虫を馬鹿にするのか……。 お前は死刑確定だ」 「……ゆぴょぴょおおおおおおっ!?」 ドスりぐるはまりちゃに虫の恐ろしさを教えるだけで殺すつもりはなかった。 なぜならまりちゃを殺してしまうと虫の恐ろしさを語り継ぐものがいなくなってしまうからだ。 しかし、どうやらまりちゃには語り部になる資格すら無かったようだ。 ドスりぐるは周囲のありさんに号令をかけた。 当然その中にはまりちゃにいじめられていたありさんも含まれている。 「ゆでっ!?やだあっ!?ゆだっ!い、いだだだ!!ゆひいっ!!いだだだっ!? ま、まりちゃのかんっぜんっはいっぼくっでずうううううううううううっ!!」 「ふーん。そいつは良かったね♪」 ドスりぐるは微笑を浮かべながら興味無さげに言った。 「む、むしをとべゆぎゃっ!!まりちゃのだいやもんどにょようにきらきらかがやくおめめぎゃぼっ!? ゆびゃああああ!!まりちゃのしかいぎゃくものすさんみだいにいいいいいいっ!?おめめをだべるなあああああっ!! む、むしおうざまっ!!ど、どれいにどれいにじでゆででえええっ!!ま、まりちゃのべにべにがあああっ!!」 「奴隷?君みたいな役たたずはいらないよ」 ドスりぐるは無表情に言い放った。 「ま、まりちゃのあんこをひいたおうじさまをうみだしゅためのびっぐまぐなむぎゃあああああああっ!! やべろおおおおおおっ!!むーしゃむーしゃちゅるなああああっ!!」 「ふーん。君の毒餡が子孫に受け継がれなくて本当に良かったね」 ドスりぐるは片眉を上げると冷笑を浮かべた。 「ふ、ふじゃけ・・・ゆぴょ!?」 ここで2匹目のカマキリさんが登場した。カマキリさんはまりちゃのおぼうしに鎌をかけさっさと取り外した。 「ま、まりちゃのおうかんがああああああっ!!かえしぇええええええっ!!」 カマキリさんは早速まりちゃの目の前でおぼうしをむーしゃむーしゃし始めた。 「ゆびゃああああああっ!!しょんなばきゃにゃあああああああああっ!! ま、ま、まりちゃのゆんせいはどうなりゅるのおおおおおおおおっ!!?」 「おいおい何言ってるのさ?君のゆん生はここで終了さ。決まってるじゃないか」 ドスりぐるは眉をハの字にして苦笑している。 「ふ、ふじゃけ……」 「さて、そろそろ本格的に死んでもらおうか」 ここでどすりぐるはありさんを凶暴化させるフェロモンの濃度を一気に十倍にした。 これにより今まで10匹に1匹程度のありさんしかまりちゃには噛みついていなかったのだが 今度はまりちゃの表面をびっしり覆っているありさん達が凄まじい勢いで1匹残らずまりちゃをむーしゃむーしゃし始めた。 まりちゃは全身くまなくありさんに噛み千切られるというこれまでとは根本的に次元の違う激痛に凄まじい絶叫をあげた。 「ぎごがげっ!?ゆぎゃあああああああああああああああああああああっっ!!」 まりちゃの大絶叫を聞いてようやく目を覚ましたれいむが血相を変えておうちからぽいーんと飛び出してきた。 しかしれいむの前にはありさんで覆われた何やらゆっくりできない物体があった。 おぼうしがないからまりちゃと認識できないのだ。 しかし、あたりからはまりちゃの悲痛な絶叫が聞こえてくる。 さらに目の前には恐ろしく巨大なりぐるがいた。 りぐる種は集団での狩りを得意とし狙われたゆっくりはまず生還できない。 それゆえ、捕食種としてのりぐる種はあまり知名度が高くない。 しかし、この母れいむはたまたま茂みの陰から同族のれいむが全身をりぐる達に食い殺される所を目撃してしまったことがあった。 人間で言うなら体長10mのゴキブリを見たようなもの、と言えば母れいむの感じた恐怖を少しは実感できるかもしれない。 「お、おちびちゃゆわっ!!?……ぎょええええええええええええええええっっ!!! な、な、な、な、なんだおまえわああああああああっ!!?」 「れいむさん。わたしは良いりぐるです。まりちゃ君はあっちの方向に行きましたよ。 れみりゃに襲われていましたね。早く行ってあげないと……」 「うあああああああああああああ!!」 それを聞いたれいむは悲鳴を上げるとゆっくりにしては凄い速度でドスりぐるが髪で指差した方向に ぽいーんぽいーんと跳ねていった。 その凄まじい速度の理由にはドスりぐるに対する恐怖も勿論含まれていただろう。 「ふっふっふっ。まりちゃ君。お母さんは君を見捨てましたよ。 ……おや?静かになったね」 どうやらまりちゃにはもう絶叫する体力は残っていないようだ。 「ちょっと様子を見てみるか」 ドスりぐるはありさんに散開するようにフェロモンで指示を出した。 まりちゃはまるでゾンビのような姿になっていた。 まりちゃの皮膚はあちこちで黒い餡子が露出しまるでホルスタインのようだ。 また金髪もあちこちで引きちぎられ虎刈りになってしまっている。 さらに唇周辺の皮膚も一部食い破られ右の歯茎が露出している。 まりちゃはどうやら激痛の余り気絶しているようだ。 そこでドスりぐるは髪の毛でまりちゃに往復ビンタを叩きこんだ。 ビビビビビーン!! 「……ゆはっ!?いぢゃぢゃぢゃぢゃっ!!い、いぢゃいいいいいいいいいいいいい……ッッ!!!」 「まだやるかい?」 「や、やりまひぇん……たちゅけ……」 「あっそ。でもまだ反省してないみたいだからまたありさんにむーしゃむーしゃしてもらおうね♪」 このドスりぐるも中々いい性格をしているようだ。 ありさん達が再び満身創痍のまりちゃに突進しむーしゃむーしゃし始めた。 間髪入れずまりちゃは甲高い絶叫を上げる。 「やべぎばぼぎゃあああああああああああああっ!!!みぎゃあああああああああああああああっっ!! い、いやじゃああああっ!!ゆびっ!?にゃ、にゃんにもみえにゃいいいいいいいいいいいいっっ!! ぎょぎぇぎょおおおおおおおおおおおおおっっ!!!ごがああああああああああああああああっっ!! ぎぎゃああああああああああああああああっぅ!!!げぎょおおおおおおおおおおおおおおおっっ!! ゆぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢっっ!! ……ゆが!?……っっ!……ぎ……ごが……ぐ……げ…………っっ…………」 「!!……おおっと!散開せよ!!」 「……こ、ころしちぇ……」 まりちゃの体はありさんの旺盛な食欲によって大惨事と言っていい状態になっていた。 まず皮膚のほとんどがありさんに食い破られ餡子が露出してしまっている。また髪の毛も全部食べられてしまったようだ。 両目も全て食べられてしまったようでぽっかりと穴が2つ空いている。 比較的硬い歯は残っているがこれも所詮角砂糖のようなものなので穴あきチーズのようにずたぼろにされてしまっている。 さらに舌も両サイドからもりもり食べられ約3分の1の太さになってしまっていた。 「あははははははははは!!思い知ったか!!さて私も食べさせてもらおう!!」 そう言うとドスりぐるは鋭い歯でがぶりとまりちゃの残骸にかぶり付いた。 そして物凄い勢いでバリバリとあっと言う間に食べてしまった。 「……ん!うまい!……ふむ。まりちゃ君。君のあまあまとしての価値だけは認めてあげるよ!」 画して偽王まりちゃは虫達と真王りぐるのお腹の中に消えた。 「おちびちゃあああん!! おちびちゃあああん!!」 一方母れいむは未だに無駄な捜索を続けている。 画してまりちゃは両親の過保護にも関わらず結局早死にしてしまった。 やはり過保護は子供のためにならないようだ。 まあ、ここまで不運だともはや過保護だけの問題とは思えないが……。 完 バーサスあき 過去作は以下をどうぞ。 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/4390.html
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3061.html
清澄高校麻雀部にアロエを置くことになりました。 「聞いてアロエリーナ ちょっといーにくいーんだーけど 聞いてアロエリーナ♪」 「昔は鬱陶しいくらいに京ちゃんにからかわれていたけど麻雀部に入ってから 少なくなってきたことがなんだか少し寂しくて、和ちゃんや優希ちゃんと話しているのを 見ると胸が痛くなるの。これってなんなんだろう・・・?」 「聞いてくれてあーりがとー アロエリーナ♪」 「聞いてアロエリーナ ちょっといーにくいーんだーけど 聞いてアロエリーナ♪」 「入部したときに私の胸をいやらしい目で見つめてきて馴れ馴れしく名前を呼ぶ須賀くんの ことが苦手でしたが、最近は麻雀を教えているときに真面目に取り組む姿が恰好良くて 今では名前を呼ばれるたびにちょっと嬉しく感じるようになりました。 でも咲さんやゆーきと話しているのを見ると思わず手に力が入ってしまいます。 これって一体どういうことなんでしょうか・・・?」 「聞いてくれてあーりがとー アロエリーナ♪」 「聞いてアロエリーナ ちょっといーにくいーんだーけど 聞いてアロエリーナ♪」 「犬のことはタコスを作ってくれる便利な、付き合いやすい友達みたいだったんだけど あの日に押し倒されてからは、なんだか犬のことを見るたびに胸の内が熱くなるんだじぇ・・・ でも咲ちゃんやのどちゃんと話しているのを見るとなんだかイガイガするじぇ・・・ これってどういうことなんだじぇ・・・?」 「聞いてくれてあーりがとー アロエリーナ♪」 須賀家で京ちゃんがカピバラの世話をしながら抱きしめています。 「聞いてカピバラーナ ちょっといーにくいーんだーけど 聞いてカピバラーナ♪」 「最近一年三人娘の様子がおかしいんだ・・・ 一人と話しているときは良い雰囲気だけど、もう一人がやってくるとなんだか緊張感がでてきて 三人揃うと空気が重くなって、皆で麻雀をしようものなら皆激しいやりとりで巻き添えで俺が箱割れするんだ・・・ 前は和気藹々してたのに今では無言で雰囲気が悪くて胃が痛いんだ・・・ お前の世話をしているときが唯一の癒しだよカピー」 「聞いてくれてあーりがとー カピバラーナ♪」
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1190.html
冬を越す為に 15KB 観察 越冬 飼いゆ 捕食種 自然界 人間なし 独自設定 季節物「冬」 ・とあるゆっくりたちの冬の出来事をたらたらたらたらと書いてます ・すっきりするような虐待とかはありません 冬を越す為に バケツあき 季節は冬。 ここは、人里からかなり離れた森のなか。 冬だと言うのに青々とした常緑樹が生い茂っている。 緑葉が蓋になった森は朝から薄暗く、そして太陽を取り込まないためとてつもなく寒い。 ここらに住むゆっくり達は越冬の準備を終わらせ、家の入り口を閉じてから結構な日数が過ぎた頃だ。 そんな寒さの厳しい中で、未だに巣に篭ることもせず外を走り回るゆっくりが存在した。 そのゆっくりは、れいむ種。番である夫のまりさを不慮の事故で失ったシングルマザーで有った。 既に寒さで食べられる植物や昆虫はみな全滅したのか、どこを覗いても見当たらない。 れいむは朝から餌を探しているわけだが、まだ見付けることが出来ていなかった。 ただ走り回り、収穫など無く、時間だけが無駄に過ぎていった。 日光が真上から指す昼間ならまだ明るさもあって探しやすいのだが、 時が過ぎ太陽が頂点からそれた瞬間から一気に暗く視界が悪くなる。 ちらちらと視界に入る硬い草葉は用意に見つかるのだが、自分はまだしも子供達が食べられるとは思えない。 それでも、租借して限界までやわらかくすれば大丈夫かもしれないと、れいむは今になって考えを改めた。 「むーしゃむーしゃ、げろまず~」 まず食べてみる。日の光もあまり無い冬空の下でも濃い青みを持つ草葉は、味がとても苦い。 れいむですら吐きそうになるのに、苦味に弱い子供達にはとても食べさせられないレベルである。 食べきった後も舌がしびれた感じがする。やはり持ち帰るのは無駄か・・・。 でも、最終的に何でも口にしなければ生きていけないこともある。 あるだけでも良い、れいむは草葉をかき集めた。 たとえ本当に食べられないことになったとしても、れいむは別にかまわない。 防寒や防腐のために使えることを夫のまりさから聞いており、どんなものでも使えると信じていたのだ。 持てるだけの草葉を持ち、自分の巣へ帰ろうと振り返ったれいむの体を突き刺す感じが襲った。 「ひゃうぅぅぅぅっっっ!!!」 思わず声が出てしまう。 れいむが見上げるとキラリと光るそれは、白い妖精のような存在。雪であった。 まだ降り始めだからか、たまに空から落ちてくるぐらいで、本格的に降っているとまでは言い難い。 だが、れいむの体に吸い付くように落ちてくるため、突き刺すような感覚をその度に受けた。 体が硬直し、体の中の餡子を直接つかまれた様な苦しさに襲われる。 風の寒さとはまた異質の冷たさ。死に神が微笑むような死の招きがそこにあった。 「ゆきさん、ゆっくりふらないで、ゆっくりとまってね!」 今は野生のゆっくりとして走りまわるれいむも、去年まで飼いゆっくりであった。 飼いゆっくりとして冬は2度体験し、雪自体も何度か見たことがあった上に、口に含んだこともある。 だが、飼いゆっくりとして人間さんと一緒にいる以上、体に雪が振りかかる様なことなど皆無であった。 白くてふわふわでちべたい食べ物なんて、雪に対しての思い出はこの状況では流石に捨てるしかなかった。 れいむの体に雪が当たるたびに全ての行動が強制的にストップさせられる。 冬、ゆっくりがみな越冬として冬眠を行うが、ここまで冷たさに弱いのなら至極当然だと感じる。 れいむもなぜ冬を抜けるのが大変なのかを、ここにきてやっと身を持って知ることが出来た。 そもそも、外に出てはいけなかったのだ。自分の無知さ加減を恨むしかなかった。 「がくがくぶるぶる・・・!! おうちさん、ゆっくりしないでれいむのところにはやくきてね!」 ありえないボヤキを呟きながら一歩一歩しっかりと歩みだけは進めた。 だが、寒さはどんどん悪化し、さらに雪により動けない恐怖もある。 巣までの体感距離はどんどんどんどん広がっていった。 れいむはなるべく雪が当たらない木陰を縫って進んでいく。 木々を縫う事で遠回りしたことと、雪により足踏みしたことで、周りはどんどん暗みを帯びていった。 「うーーー! うーーーー!!」 れいむがなんとか巣の辺りまで戻ってくることが出来たが、そこには信じられないお客が待っていた。 「れ、れみりゃだーーーーーー!!」 れいむの口から、情景を見たまんまの言葉が発せられる。 思わず口を閉じ、身を潜める。 声に反応したのか、れみりゃが辺りの様子を伺っている。 「うーー? なにか声がしたどー? あまあまさんがちかいしょうこなんだどー!」 れみりゃはゆっくりを食い尽くす捕食種と呼ばれるゆっくりだ。 れいむたちより身辺的に優れており、鉢合わせしてれいむたちが助かる見込みはまずない。 寒さに、雪に、そしてれみりゃ。最悪の組み合わせだった。 そのれみりゃがまさに巣の入り口の前に下り、うろついている。 巣の入り口にはけっかいっを張っているから子供達は大丈夫のはずだが。 だが、今堂々と巣の中に入ることは、到底無茶な行為だとれいむは判断した。 「がるるーーーがるるーーー さむいんだどーーーさむすぎてとべないんだどーーー なんだどー、白いのが痛いんだどーーーー でも、このちかくにぜったいいるはずなんだどー あまあまさんをみつけてはやくかえるんだどーーー」 れみりゃの顔つきは思ったよりも間が抜けた顔をしてはいるのだが、その目だけは鋭く光っていた。 捕食種特有の死の気配にれいむはブルッと震える。 出て行けばすぐ殺されそうな感覚に体の震えが止まらない。 「(ガク・・・ガク・・・ブル・・・ブル・・・)」 ゆっくりは行動を行うときに口から擬音のように発生を行ったりするのだが、 寒さも増しており、そこへ恐怖が入り混じったことで、声すらもろくに出ていなかった。 れいむは思考が止まりかけた。もう、限界かも・・・。まぶたが閉じていく。 ふと人間達さんが雪山で「寝たら死ぬぞ」と言っていた言葉を思い出した。 人間さんも寒さには弱いらしい。飼われていたときに人間さんの子供からそう教わった。 人間さんの家の部屋の中では寒いと感じることはなかったのだが れいむが寝ようとすると子供から「寝たら死ぬぞ」と連発され睡眠を阻害されたものだ。 今はれいむの眠気を阻害して欲しい。むしろ、人間さんの家で眠りたいと思っていた。 そうだ、れいむはその人間さんに捨てられていたんだ。 でも、冬が終わって春になったらもう一度人間さんと会えるんだ!約束したんだもの! もしかしたら、またれいむを飼ってもらえるかも知れないんだ!! 愛するまりさとの間に出来たかわいい子供たちも一緒に飼って貰おう!!そうしよう!! きっと人間さんが子供たちをみたらかわいくてかわいくて飼うしかないと思う!! だから今れいむが死んだらそれもかなわない。寝たら駄目だ!! いつぞやの誓いを思い出し、それを起きる力に変え、れいむは再度目を覚ました。 ぽこっ・・・ぽこっぽこっ! 「あたた・・・ ゆっくりしてないなにかが、うえからおちてきたよ」 れいむが本当にまどろみの世界から起きることが出来た原因はそれだった。 れいむの足元に3つ転がるそれは、頭の上に落ちてきた松ぼっくりだった。 れいむはちょっと表情が明るくなった。 なんてラッキーなんだ。松ぼっくりの中にある実は少し甘い。 急遽あまあまさんを持って帰ったとしたら、おちびちゃんたちは喜んでくれるだろう。 さっそく松ぼっくりを全部拾い、れいむの頭髪の隙間に入れ込む。 れいむはまず上空をじっと見つめ、雪の様子をうかがう。 「よし、ゆきさんもゆっくりとまっているよ! このすきにれいむはおちびちゃんがまつおうちさんにもどるよ!」 巣の入り口はすぐそこに見えた。なんだ、近くまで来ていた。 次、雪が降り出す前に早くおうちに入らないと! 「うー? だれなんだどー?」 駆け出したれいむは、れみりゃの顔を間近で見て引きつった。 周りの寒さに負けないぐらい心は冷え込み体は凍りついた。 忘れていた、すっかり忘れていた。れみりゃのことが記憶からぽっかりなくなっていた。 死ぬ。ここで死ぬ。 ああ、れいむは駄目なゆっくりでした。まりさ、れいむももうすぐそっちにいくよ。 「やっとっっっっ! あまあまさんをみつけたんだどーーー!!!」 「うわああああああああああああああああ!!!」 れみりゃは跳ねながられいむに向かってきた。 このれみりゃは飛ばない?? いや飛べない?? れいむは飛ばれて襲われて一巻の終わりの三拍子をイメージしていただけに れみりゃの予想外の行動に呆気にとられた。 だが、れみりゃの動きは子供達の動きよりも、夫のまりさの自慢の跳躍よりも早い。 あっけに取られているのもあって、れいむにはれみりゃの体当たりをまともに受けてしまった。 「ぐぎぃぃぃぃぃぃぃ」 「みつけたんだどー! みつけたんだどーーー!! おじょーさまがいただくんだどーー!!」 「いたいいいいいいい! やめっっっっでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 れみりゃはれいむにしつこく体当たりをかます。 体格的にれみりゃはれいむより少し大きいため、上からのしかかれば一気に殺すことは出来るだろう。 だが、れみりゃは相手を痛めつけることでゆっくりのおいしさが増すことを知っている。 そして痛めつけることにより相手は絶望していくこともおいしさを更に増すスパイスであることを知っていた。 「すぐにはころさないんだどー! おじょーさまをさんざんまたせるなんてゆるさないんだど!」 「ゆぐっ・・・・!!」 どこからこんな力がでるのか、同じゆっくりであるはずなのに! まったく何もできないれいむはただやられるだけの置物のようになっていた。 「そろそろたべたいんだどー いっきにすっちゃうんだどーー!」 死ぬ。おうちは目の前なのに! れいむは転がりながら、巣の入り口にはったけっかいっが破られてないのを確認した。 それだけでれいむは安堵し、死を覚悟した。 「もしおかあさんがすこしでものこっていたら おちびちゃんたちはおかあさんをたべてね」 「いただきますなんだどーーー!!」 れみりゃの噛み付きを避ける方法はなかったし、避ける気力もなかった。 ガチィ!! れいむの頭に噛み付いたれみりゃは硬直した。 先ほど拾った松ぼっくりがはじけ飛ぶ。 「あがががががが・・・・!! はがあぁぁぁ!はがあぁぁぁぁぁ!! おじょうだまのぎれいばはがあぁぁぁぁあ!!!」 れみりゃがれいむの持っていた硬い松ぼっくりにかじりついてしまったようだ。 れみりゃの歯が砕けたのか口をパクパクさせ苦しんでいた。 「まつぼっくりさん、ありがとうだよ!!」 チャンスが来た。そうれいむは思うがこれからどうすればいいのやら。 元飼いゆっくりであるれいむはペットショップにて他人(主に飼い主)に牙を向けないよう 見事な飼育プログラムにより攻撃的な性格にならないよう洗脳されている。 体当たりをして追い返すなどの選択肢は初めかられいむには考え付かなかった。 ただし、そう考えられたとしても体力的に無理だったかもしれない。 このまままっすぐ逃げることは出来ても、れみりゃの目の前で巣穴に入り込むわけには行かない。 れみりゃが元気になったとたん巣が襲われることは避けられないだろう。 だからと言って、この先どうすれば・・・。 れいむはれみりゃが襲ってきたときの言葉を思い出して、ひとつの案が生まれた。 「わかったよ! れみりゃはごはんさんがほしいんだよ!! おなかがまんぷくーになればれみりゃもおうちにかえってくれるよ!! そうしたられいむをおそわないし、おちびちゃんもおそわれないよ!!」 れいむは手持ちにあったありったけの草葉をれみりゃの口に詰めた。 「もがもがだどーーー」 れみりゃがなにか言っているが問答無用。 れいむは体当たりによるダメージがあったが、今は休むときじゃないと体に鞭を振るう。 割れた松ぼっくりの破片も、手近にあった石ころや落ち葉も残らずぶちいれた。 「にぎぇぇぇぇぇんだどぉぉぉぉぉ! だにをいれだんだどぉぉぉぉぉぉ!!!!」 「おねがいだよ! たくさんたくさんたべてね!! れいむがごはんさんあげるから、れいむたちはたべないでね!!」 「いだいいいいんだどおおおお!!! なにががざざっだんだどおおおお!!」 れみりゃの口に突っ込んだものは実際に食べられるかどうかもわからないものばかり。 硬く鋭い針葉樹の葉や、これまた鋭く尖った折れた木の枝がれみりゃの口の中で刺さっている。 詰め込むだけ詰め込んだところでれみりゃは苦味や苦痛により痙攣するだけになり反応が薄れていった。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・・・」 れいむは慌てて死んだかどうかを確認する。 れみりゃは目玉がひっくり返っていたが、口はもぐもぐ動いている様だ。大丈夫、死んでない。 たとえれいむを襲った捕食種とは言え、平和的に解決した今は殺してしまってはかわいそうだ。 「じゃぁ、れみりゃまたね!! ゆっくりむーしゃむーしゃして、ゆっくりかえってね!!」 「ゆ゛っぐぐ・・・・・ざ・・・ぐ・・・や・・・・・・」 こうして、れみりゃをその場に置いたままれいむは巣に戻ることが出来た。 れみりゃと戦っている間は寒い気持ちも吹っ飛んではいたのだが 巣に戻って安心したとたんに気が緩んで寒さを感じるようになった。 れみりゃから受けた体当たりによるダメージも一気にれいむを襲う。 「がくがくぶるぶる、みんなただいまだよ・・・」 「おかーちゃん!! しゃむかったんだじぇ!!!」 「れみりゃがちかくにいるだよぉぉぉぉおおお!」 「おかーしゃん! こわいよおおおぉぉぉぉぉ!!!!」 「れみりゃはもう・・・ごないよ・・・ おちび・・・、あんじんじ・・・で・・・」 そう言うとれいむは冷え切った体に耐えられず気絶をしてしまった。 「おかーちゃん!!」「おかーしゃん!!」「ちんじゃらめーー!!」 子供達は母親を何度も何度も揺すっても起こそうとした。 冷えた体を一生懸命すーりすーりしたり、擦り傷にぺーろぺーろと繰り返した。 だが、いくらやっても起きない母親の傍らで何時しか子供達は疲れきって眠ってしまった。 次の日、れいむは昼ごろ目が覚めた。 体は動くようだ。昼になり周りの温度と一緒にれいむの体温も戻ったようだ。 すると、子供達が上機嫌でれいむに接してきた。 「おかーちゃんがおきたんだじぇ!!」 「おかーしゃん! もうごはんさんはとらなくていいよ!!」 「まりちゃちゃちがおおものをしとめたんだよ!!」 「ゆ?? おおもの??」 「れーみゅたちのきゃりはすごいんだよー」 「まりさもびっくりしたんだじぇー れいむおかーちゃんにもまりさのゆーしをみせたかったんだじぇー」 「まりちゃはみんなでちきゃらをあわせたんだよ!!」 なんか、みんなの笑顔がゆっくりし過ぎてれいむは涙が出てきた。 ご飯さんは取れなかったけど、家族に囲まれて、みんなでゆっくりしていて、れいむしあわせーだなー。 れいむは頭を上げたときにお飾りに丁度収まっていた松の実がごろりと転がり落ちた。 「これは・・・ あのねみんな! あまあまなまつのみさんがあるんだよ。 ごはんさんは、これぽっちしかないのだけど、みんなでたべようね!」 「あまあまさんだーーー!!」 「やったじぇー! むーしゃむーしゃしたいんだじぇー!!」 「おかーちゃんはきがきくんだじぇ! そのあまあまはめいんでぃっちゅのあとにたべるんだじぇ!!」 「めいんでぃっしゅ??」 「おかーしゃん! こっちをみて!!」 れいむはそれを見て口がぽかーんと開いてしまった。 「れ・・・れみりゃ・・・!!?」 れいむがけっかいっを貼らなかったのもあり、入り口から外が丸見えだった。 その巣の入り口そばに永遠にゆっくりしたれみりゃが転がっている。 おそらく、昨日の夜に口の中へ色々と詰め込んだれみりゃであろう。 「ばかでおねぼうさんなれみりゃなんだじぇ あささんになったのに、いつまでもねているんだじぇ!」 「おうちさんのまえでねてるところを、れーみゅたちがやっつけたんだよ!」 「まりしゃのしゅーぱーぷくぅぅぅでいちげきだっちゃよ!!」 別に子供達はれみりゃに対し、特別何かをしたわけではなかった。 れいむにより行動不能にさせられたれみりゃはその後も雪の降る外気にさらされ一晩。 半冷凍状態のままその場から動くことも出来ず、永遠にゆっくりすることになった。 巣の中と外、れいむとれみりゃは少しばかりの気温の差が生死を分けたといえる。 また、れいむの子供達の看病もそれなりに効果があったのかも知れない。 れいむはれみりゃを見て両方のもみあげをあわせて目を閉じた。 「なむなむ・・・ れみりゃ・・・ありがとう・・・」 心配そうに母親を見る子供達。 れいむは目を開けると満面な笑顔で子供達に話しかけた。 「じゃあ、みんなたべちゃおうか!!」 「「「わーーーーい!!たべりゅーーーー!!!」」」 れいむは積もった雪に飛び込み一瞬死ぬかと思ったが、目の前の食料の魅力が体を動かした。 れみりゃを巣の中に運び込み、ちぎっては子供達の前に並べる。 並べられた食料は冷たくはあるが、十分食べられる範囲だ。 一番声が大きい姉まりさがいただきますの合図を取る。 「すーぱーむーしゃむーしゃたいむなんだじぇ!!」 「「ゆっくちむーちゃむーちゃするよ!!」」 「「「「むーしゃむーしゃ し・あ・わ・せーーー!!」」」」 れいむ親子たちはれみりゃを半分近く食べ、残りは保存することにした。 越冬の大半は睡眠に費やされる。 ゆっくりの睡眠の質は寝る直前の満足度が一番重要だ。 寝る前に大量に食事を取ることはとてもゆっくりできることで、長時間の睡眠にも繋がる。 そのため、れみりゃという大量に食べられる食料を手に入れたこの家族は幸運であった。 このれいむたち親子はこのまま冬を越すことが出来るであろう。 その日の夜、寝る直前までれいむたちはおしゃべりをして過ごした。 子供達は初めて見る雪にはしゃいだことや、れみりゃをどう倒したかを一生懸命母親に語った。 日を遡って楽しかった出来事を語ったり、苦しかったことを共有した。 その後は互いにすーりすーりと体をこすりあったり、体や髪の毛をぺーろぺーろと整えていった。 いつも以上に触れ合うのも、れいむも子供達も今夜の眠りが暫しの別れだと本能的にわかっていたからだ。 「おちびちゃんたち、はるになったらおそとでいっぱいあそぼうね」 「「「はーーい!」」」 「あとね、ふふふ・・・ すごい良いことがまっているかも」 「なになに?おかーしゃん?」 「はるまでたのしみにまっててね! それじゃ、みんなではるまですーやすーやするよ!」 「「「おやちゅみなさい!!」」」 「「「「すーやすーや・・・」」」」 そうして、れいむたち親子の遅い越冬が始まるのであった。 おわり トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりは通常種も捕食種も「雑食性」だから不思議ではないな~ ただ、春になってもれいむに良いことは起きないのは確実やなww -- 2018-01-24 12 27 50 草食動物が肉食動物を食うような感じだな -- 2013-08-24 16 44 24 間違った善意って恐えーな 捕食種は殺すのも食べるのもタブーじゃないんだろうなこの世界じゃ -- 2012-10-01 13 58 52 BADSS -- 2012-07-20 16 37 00 良かったよ!でも続きはほしいな。 -- 2011-11-27 14 49 52 続きないの? これで終わりなら只のクソSSだけど -- 2011-02-15 14 40 40 れみりゃ食べたい 食欲的な意味で -- 2010-11-15 13 51 33 れみりゃは美味しいって解ってるんじゃないかな? 飢えたら共食いとかもするしねぇ -- 2010-10-16 20 15 34 れみりゃを食べる描写は、それほど珍しくないと思うけど -- 2010-10-04 08 08 57 三匹の子豚の原話だとさ、末の子豚が自分の兄貴二人を食らった狼をスープにしちゃってんだよね 通常の食物連鎖でれいむがれみりゃに捕食されるものだとしても、その逆が起きないってことは絶対に言えないし、 ましてや冬眠直前なんだから、食えるものなら何でも食っちゃうでしょ -- 2010-09-02 20 53 55 れみりゃを食べることに抵抗がないというのが若干おかしい気もする -- 2010-07-09 02 15 52 すげえな、租借するのか。 -- 2010-06-08 21 51 41
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1809.html
M1さんの絵を見て思いついた 虐めは無い 発泡スチロール玉水槽まりさ 「ゆ、おにぃさんまりさのかれいなおーるさばきをみるんだじぇ!ゆっふ、ゆっふ・・・」 ザッザ、ザッザ・・・ 「おお、凄いなぁ。いつもどおりまりさのオール捌きはとってもゆっくりしているね。」 「ゆっゆ~ん♪とうぜんなんだじぇ!」 男はまりさが水槽の中の発泡スチロールを漕いで進んで行くのを満面の笑みで覗いていた。 ついこの前偶然立ち寄ったゆっくりショップ。そこで出会ったのがこの発泡スチロール玉水槽まりさである。 男は以前から水上まりさに興味を持っていた。しかし水上まりさは躾の困難さのおかげで非常に高価であり、 水槽や餌も特殊なものであるため手間もかかる。 そんな理由から男も水上まりさを飼う事は半ばあきらめていた。 実は加工場も水上まりさ値段の高さや事故の多さにはほとほと困っており、なにかいい打開策はないかと考えていた。 そこで生まれたのがこの発泡スチロール玉水槽まりさなのだ。 水上まりさの可愛さはそのままで帽子から落ちても死ぬことがないため安全性が大幅に上昇し、 躾の手間が減り生産コストが下がったことによる低価格化。 発泡スチロール玉水槽まりさはあっという間に人気者になった。 男もこの発泡スチロール玉まりさを溺愛していた。 ゆっくりショップで 「おに~しゃん、まりしゃはじょうずにすぃ~すぃ~できりゅんだじぇ!かわいいまりしゃをかっちぇにぇ!!」 と言っていた赤まりさ。に一目ぼれして衝動買いしてから数週間。 今では大きさこそあまり変わらないが赤ちゃん言葉も取れてきている。 ここにくるまで色々な事があった。 ある日、いたずら好きなまりさは帰ってくる男を驚かせようとしてわざと帽子から落ちた。 「ゆ~ん!ここでおに~しゃんをおどろかしゅのじぇ!!」 しかし男は仕事で遅くなりまりさはそのまま数時間発泡スチロールの中でゆんゆん泣き続けた。 「おに~しゃんんん!!くりゃいよぉぉぉぉ!!せみゃいよぉぉぉ!!くりゅちぃよぉぉぉぉぉぉ!」 その後まりさしばらく暗闇や狭いところを怖がるようになった。 しばらくしたある日、餌やうんうん用に置いてある浮島のうんうん用の穴に落ちたこともあった。 「ゆぴぃぃぃ!!くしゃいよぉぉぉぉ!!ゆっぐぢできにゃいぃぃ!!おにぃしゃんたしゅけちぇぇぇぇ!!」 さらに困った事にはまりさはおなかが減った我慢できないと発泡スチロールを食べてしまうこともあった。 「ゆぅ、おにゃかへっちゃよ・・・む~ちゃ、む~ちゃ・・・げろまじゅ~」 厳しい食事制限をしなければいけない発泡スチロール玉水槽まりさ。 おまけにバクバク発泡スチロール玉を食べるのでどんどん水槽の発泡スチロール玉は減っていく。 深さが足りなくなるといけないので男は発泡スチロールを足していくがその発泡スチロール玉代も馬鹿にならない。 流石に目に余ったので男はまりさに注意した。 「こら、まりさ!発泡スチロール玉は食べちゃ駄目だって言っただろう!!」 「ゆ!まりちゃだっちぇあんにゃまじゅいのたべちゃくないのじぇ!!もっちょあまあまほちいのじぇ!!」 「それは駄目なんだっていつも言ってるだろう。ともかく食べちゃ駄目だからな!!」 「ゆ~ん、そんにゃのちらにゃいんだじぇ~♪おにゃかへっちゃらまりちゃはたべちゃうのじぇ~♪」 「そんなこといってるとゆっくりできなくなるぞ!」 「ゆ?ど、どうなるのじぇ?」 「ん。よ、よくわからないがとってもゆっくりできないことになるんだよ!わかったら発泡スチロールを食べるのはやめなさい!」 説教が聞いたのかまりさが発泡スチロール玉を食べることは減っていった。 しかしどうしても空腹の時には食べてしまうようで少しづつ発泡スチロール玉は減るのだった。 それからもいろいろなハプニングがあったが、今日までまりさと男は仲良く暮らしていた。 しかしとある日の朝のこと、まりさは体調が悪いと男に伝えた。 「まりさ、どう体の調子が悪いんだ?」 「ゆぅ・・・なんかまりさのなかみさんがごろごろしてゆっくりできないんだじぇ・・・」 「お腹が痛いのか?」 「ちがうのじぇ、なんかゆっくりできないのじぇ・・・」 まりさから話を聞いてもなかなか要領を得ない。 本当ならばすぐにでも医者に連れて行きたいのだが男にも仕事がある。 仕方ないので男は「あまり動かず寝てないさい」とまりさに言い付け仕事に向かっていった。 「ゆぅ・・・おにぃさん。なんだかまりさこわいのじぇ、そばにいてほしいのじぇ・・・」 誰も聞くもののいない室内でまりさは呟いた。 その日からまりさの容態は急激に悪くなっていった。 あまり餌も食べなくなり言葉数も少なくなった。自慢のオールですぃ~、すぃ~もしなくなった。 ただ日がな一日うつむいてぼーっとしていることが多くなった。 男は心配ではあったのだがここの所どうしても抜けられない仕事があり、会社を休むこともできない。 しかしなんとか週末には休みを取ることができそうだ。男は一秒でも早く仕事を終えるために残業を繰り返した。 「はぁ・・・まりさ、ただいま。」 「あ、おにぃさん。あのねまりさ・・・」 「悪い、まりさ。お兄さんとっても疲れてるんだ。もう少ししたらお医者さんにも連れてってやるし沢山遊んでやるから 我慢してくれ。そのかわりほら、お前の好きなケーキさんだ。今日のところはコレで我慢してくれ。」 「ゆぅ・・・わかったのじぇ・・・。む~しゃ、む~しゃ・・・しあわせ~・・・」 「じゃあ俺もう寝るからな。お休み、まりさ。」 「おやすみなさいだじぇ・・・」 そして週末前の日。まりさは今までのことが嘘のように男に泣き叫んだ。 「おにぃさんまつのじぇ!!きょうはいかないでほしいのじぇ!!」 「駄目なんだよまりさ。今日はどうしても抜けられないんだ。我侭言わずに理解してくれよ。」 「ちがうのじぇ!!わがままじゃないのじぇ!!きいてほしいのじぇ!!」 「あ~ハイハイ。ともかく今日は駄目なんだ。明日、明日。な。」 男はまりさを諌めてドアを開け仕事に出かけようとする。 「まつのじぇ!!おにぃさん!!まつのじぇぇぇぇぇぇ!!」 バタンッ! ドアが閉まった。 それからしばらくまりさはぐしゃぐしゃの顔のままぴくりとも動かなかった。 男は仕事が終わると同僚からの誘いも断りすぐ家に走った。 ああは言いつつも今朝のまりさの尋常ではない様子が仕事中もずっと気になっていたのだ。 帰ったら色々話を聞いてやろう。そして明日、朝一番で医者に連れて行こう。 そして治ったら沢山遊んで沢山食べさせてやろうと考えていた。 「ただいま、まりさ!」 返事はない。 「いやぁ~やっと仕事が終わったよ。これで明日はお前を医者に連れて行ってやるからな。・・・まりさ?」 いつもなら五月蝿いくらいに話してくるまりさの声がない。いくら元気がなくても挨拶は欠かさなかったあのまりさがだ。 急いで水槽に駆け寄る。 そこには笑顔のまりさがいた。 「なんだまりさ。挨拶もしないで。」 男はまりさを水槽から持ち上げた。 * o + おかしい。なにか・・・感触が、それに・・・軽い。最近持ち上げることもなかったが前に持ったときはもっと重かった気がする。 なにより、まりさが先ほどから一言も喋らない。 「まりさ?」 返事はない。 「まりさ、おいったら。」 返事はない。 「返事しろよまりさ。オイ!返事をしろぉぉぉ!!」 返事はない。まりさはただのしk 「それ以上言うなぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!まりさぁぁああああああああ!!」 後日、まりさを医者に連れて行き詳しく調べてもらうとまりさの中から大量の発泡スチロール玉が出てきた。 いや、正しく言うならまりさの中は『発泡スチロール玉』しか入っていなかったのだ。 何が原因かはわからない。もしかしたらまりさが発泡スチロールを吸収できない体だったのかもしれないし、 俺の言った『ゆっくりできないことになる』と言うのがもとでゆっくりの思い込みの力が発動しこうなったのかもしれない。 なんとかまりさを治せないかと医者に詰め寄ったが中枢餡もないこの状態ではなんともしようがないと言われた。 こうして俺の発泡スチロール玉水槽まりさは永遠にゆっくりしたのだった。 後日、加工場から原因を詳しく調査するためまりさを譲ってくれないかとも言われたが俺は拒んだ。 その後まりさの遺体は加工して発泡スチロール玉が漏れないようにして返してもらった。 「さぁ、まりさ。ここがお前の新しいおうちだぞ。」 「ゆ~ん、とっちぇもひろいおうちだにぇ!!ここがきょうからまりちゃのゆっくちぷりぇいしゅだよ!!ゆっくちちていっちぇね!!!」 「はは、そうだな。今日からまりさとお兄さんのゆっくりプレイスだ。」 「ゆ?ちらにゃいまりちゃがいりゅよ。ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!!!」 「・・・。」 「ゆぎぃぃぃ!!にゃんでへんじちにゃいのぉぉぉぉ!!!」 「ごめんなまりさ。そのまりさは動けないんだ。」 「ゆゆ!そうにゃの!?」 「ああ、昔は俺が飼っていたんだけど急に動けなくなっちゃった可愛そうなゆっくりなんだよ。」 「ゆ!かわいしょうなゆっくりなんだにぇ・・・」 「ああ、だから時々で良いから話しかけてくれよな。」 「ゆっくちりかいちたよ!!」 あれから俺は新たにまりさを飼う事にした。 水上でも発泡スチロール玉水槽まりさでもなく普通のまりさを、だ。 今度こそ俺はまりさをゆっくりさせてやるのだ。 あとがき どうも、前に『ふたば系ゆっくりいじめ 92 水上まりさを捨てることになった。を書いたものです あれ以降SS書いてなかったのですがM1さんにifっぽいのを書いてもらえたので久しぶりに書いてみました。 正直こんな感じの話を書くつもりはなかったのですが・・・どうしてこうなった!! まあ楽しんでいただけたなら嬉しいです。 あと発泡スチロール玉水槽まりさって長い。 元ネタ:M1
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1502.html
京(和のおもち…やはりいい…!)ジー 咲「…」ムスッ 優「おい!犬ー!今日のタコスを早く買ってくるじぇ!!」 京「はいはい…うるせーな行ってくるよ…」 優「む!なんだその反抗的態度はー!教育してやるじぇ!!」マタガリッ 京「うわっ!わかったわかった!そんなくっつくな!」 咲「…」ムスッ 久「あらあら仲がいいわね」 まこ「ほんとにのう、付き合っとるんか」 京「ぶっ!部長そんなんじゃないっすよ!」 優「なんだと!こんな美少女をつかまえてそんなとはなんだじぇ!!」ギャーギャー 咲「…」ムスッ 和「だからこの牌は、こうきたら、こうなんです」 京「な…なるほど…」(む、胸が近い…うっひょ~)ニヤニヤ 咲「…」ムスッ 久「あらもうこんな時間、はいっ!今日の部活はここまでっ!」 優「ふ~疲れたじぇ~、おーい犬!帰りにタコスを献上するんだじぇ!」 京「なんでだよ!さっき食ったろ!」 優「あれだけじゃ、まだまだタコス分は足りないじぇほらっさっさと行くじぇ!」 京「わりーけど俺は今日は咲と帰るから…また今度な」 優「なんだじぇまた咲ちゃんとか、ここ最近いつもだじぇ」 京「まあー…帰る方向一緒だしな…それに女の子一人じゃなにかと物騒だしな…」 和「そうですね、ではわたしも…」 京「いっいや俺一人で十分だって!」 和「…そうですか」 優「なんか怪しいじぇ~」 久「ほらほらっみんなボサッとしてない!鍵閉めちゃうわよ!」 和 優 京「はーい」 京「じゃあ帰るか咲」 咲「…うん」 咲「…」 京「…咲どうした?さっきから黙って?」 咲「…京ちゃん今日ずっと和ちゃんの胸見てたでしょ…」 京「!?まっま…まさか~」(ばれてる…) 咲「…それに優希ちゃんにまたがれてなんか嬉しそうだったし…」 京「そっそれは勘違いだろ!」 咲「和ちゃんに教えてもらってた時もずっとニヤニヤしてたし」 京「えっ!…そっそうかな…」タラタラ 咲「…」ギュー 京「痛いっ!痛いって咲!いったいなんだよ!さっきから!」 咲「…悪いもん…」 京「え…?」 咲「京ちゃんがほかの女の子とあんなことしてる京ちゃんが悪いもん」 京「そっそれはそのなんていうか…」ゴニョゴニョ… 咲「京ちゃんはわたしの恋人なんだから…わたしだけ見ててほしいの…」 京「咲…あったりまえだろ!咲が一番に決まってるって!」 咲「じゃあギュってして…そしたら信用する…」 京「えっおまっこんな道の真ん中で…//」 咲「だめ…?」ウルッ 京「あ~…咲にはほんとに敵わないな…」 京「うりゃ!」ギュー 咲「……」 京「…咲さん…如何でしょうか?」 咲「…えへへ//」 京「ったくなにがえへへだよ…」(まあかわいいからいいか) 咲「京ちゃん」 京「んー?」 咲「だいすきっ!」 京「ああ…俺も大好きだよ…」 おわり
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/6689.html
【登録タグ こ 初音ミク 手タレP 曲】 作詞:手タレP 作曲:手タレP 編曲:手タレP 唄:初音ミク ゲストコーラス:1mm♪(Milia, ichiP, 花束P, Bumpyうるし, ぱやP) 曲紹介 こまけぇこたぁいいんだよ!! 歌詞 テレビつけてみたら優勝チームが 待ちに待ったビールかけを楽しんでいた それを見てる俺がまさに飲んでいるのは 500mlの発泡酒 かけるだけなんでしょう? 発泡酒どころか 第3のビールとかでもよくねえか? こまけぇこたぁいいんだよ!! こまけぇこたぁいいんだよ!! 優勝してみんな嬉しそう こまけぇこたぁいいんだよ!! こまけぇこたぁいいんだよ!! 俺も発泡酒飲んで愉快さ 人の目ばかり気にしてはびくびくしてる 何も言いたいこと言えずにうずくまってる 君の胸に熱くたぎる赤い炎に 触れられない人は不幸さ 取り返しつく失敗なら 大丈夫 文句つけてきたら 笑顔で言ってやるのさ こまけぇこたぁいいんだよ!! こまけぇこたぁいいんだよ!! 自分の思うほど他人ってやつは こまけぇこたぁいいんだよ!! こまけぇこたぁいいんだよ!! 自分なんか気にしてないものさ こまけぇこたぁいいんだよ!! こまけぇこたぁいいんだよ!! 笑顔があふれるすてきな呪文 こまけぇこたぁいいんだよ!! こまけぇこたぁいいんだよ!! さあ、みんなで唱えよう! コメント 誤記がある? こまけぇこたぁ……サーセン…λ -- 名無しさん (2009-09-27 13 43 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5893.html
もし地震が起こったら 長野の須賀家にて グラグラグラグラグラ 京太郎「うわっ!めちゃくちゃ揺れてる!」 咲「じ、地震だよ!机の下に隠れよう!」 優希「ひええっ!!」 京太郎「いや!違うんだよ!」 咲「えっ、何が!?」 優希「そうだじぇ咲ちゃん!そこじゃないんだじぇ!」 咲「だから何が!?急いで隠れ……」 和「くっ」ブルンブルン 咲「……ッ!?」 京太郎&優希「「揺れてるんだよ!胸が!」」 咲「くっ」 優希「くっ」 京太郎「くっ」なぜか屈む 和「くっ」ブルンブルン 四人「「「「くっ」」」」 カピー「(……どうでも良いから隠れたほうがいいんじゃ……)」 カンッ!