約 1,476,269 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1523.html
「サバイバル・ウィンター」 ・駄文注意 ・途中までゲス無双、そして自滅 ・いくつかの名前を振って分けています(潰れ帽子→おうち宣言をしたゲスまりさ、ボサ髪→潰れ帽子の子まりさ) ・独自設定での補完があります ・人間は出てきません 「ゆゆ~ん♪おきゃあしゃんしゅーりしゅーりしちぇね!」 「ゆっくりわかったよ!すーりすーり!」 「「すーりすーり!(しゅーりしゅーり!)」」 「ゆゆ!まりしゃもしゅるんだじぇ!しゅーりしゅーり♪」 冬も初めに入った季節の街角。 住宅街に埋もれるようにして人気のない小さな公園の片隅に置かれたダンボール箱の中に3匹のゆっくりが入っていた。 2匹はソフトボールほどのサイズでもう一匹はその親であろうか。バスケットボールほどのサイズである。 このゆっくりは最近山から下りてきたゆっくりであった。街へと下った理由は群れのありすが言っていた「とかい」で暮らしたいと常々思っていたからと言ったものだ。 そのありすとは違うルートで秋頃に山を降りて街へ入ったのだった。因みにそのありすは今も見つからない、どこかへ行ってしまったのだろうか? 番いのまりさは今、ギリギリまで越冬用の食糧集めに勤しんでいるため不在である。 通常外から街へやってきたゆっくりはその慣れない狩りや山や森のそれとは違う常識が足枷となり、確実に淘汰されるといった事が殆どだ。 しかしこのゆっくり一家は運がいい事にゲスやれみりゃ、れいぱーありすにも遭遇せず、また巣も公園の片隅に廃棄されていたダンボール箱に手を加え、ダンボール箱は二重構造に、ビニールシートをかぶせボロボロではあるが毛布まで用意できたという凄まじく運のいいゆっくりであった。 越冬用の食料も「おうち」の中の片隅に置かれた大きいビニール袋にパンパンに詰まるほど貯めており、このままでも十分越冬出来るほどの量を兼ね備えていた。 当初は子ゆっくり達とれいむも狩りに参加していたが、十分量が集まるとまりさ一匹が補填の食料を集めるといった形になり、れいむと子ゆっくりは思う存分ぬくぬくの巣でゆっくりしていたのだった。 まぁ何をするかと言えば、おうちの中ですーりすーりしたり、のーびのーびしたり、まりさがいない分大きさに余裕がある箱の中でコーロコーロしたりしていたりとあまり変わったものではない。 暫くすると番いのまりさがパンパンになった帽子をかぶって戻ってくる。狩りの成果は上々のようだ。 「れいむ!ゆっくりもどったよ!」 「ゆゆ!まりさ!ゆっくおかえりなさい!」 「おとーしゃん!ごはんしゃんちょれちゃにょ?」 「まりしゃあまあましゃんがたべちゃいんだじぇ!」 満面の笑みで駆けよる子ゆっくり二匹、まりさは帽子の中から熟れた大きな柿を4つゴロンと取り出した。 「あしたのよるにはふゆごもりにはいるからきょうはかきさんをとってきたよ!ゆっくりみんなでたべようね!」 「ゆゆ!まりしゃもうがまんできにゃいんだじぇ!」 「れいみゅもおなかちゅいちゃよ!」 「ゆ!みんなでそろってたべるともっとゆっくりできるよ!じゃあたべようね!」 野良ゆっくりにとって果実や菓子類などの「あまあま」は一生に数度食べられるか食べられないかの御馳走である。それが一匹当たり一個と破格の数が当てられたのだ。 このまりさは群れ一番の狩りの名手であった。山にいた頃よりも狩りの腕は上達し、その応用力は全く訳が違う街でも十二分に発揮されているようだ。 早速四匹のゆっくりは一斉に柿にかぶりついて思う存分む~しゃむ~しゃして甘さを味わう、ジューシーな果汁と自然な甘さがゆっくり達をさらなるゆっくりへと誘っていた。 「「む~しゃむ~しゃ・・・ししししあわせええええええ!!」」 「「む~ちゃむ~ちゃ…ちあわちぇ~~~~!」」 あっという間に柿をペロリと平らげてしまうゆっくり達、その後は互いの体をぺーろぺーろし合い、体をくっつけて温かいおうちの中でゆっくりする。 「ゆゆーん♪あちゃちゃかいよ!とってもゆっきゅりできりゅね!」 「まりしゃなんぢゃかねむくなっちぇきちゃんだじぇ!ゆっきゅりしゅーやしゅーやしゅるんだじぇ!」 満腹だったからかだろうか、それまで元気にゆっくりしていた子ゆっくり達はまるで実ゆっくりが蔓に揺られているような顔ですーやすーやと寝始めた。 「おちびちゃんたち!あしたはそとさんにでるのもさいごだからゆっくりしようね!みんなですーりすーりしておうたさんもうたおうね!」 「れいむ!まりさもあしたはいっしょにゆっくりするんだぜ!」 二匹のゆっくりは頬をすーりすーりとゆっくりと互いを確認し合うように擦り合わせ始める。 幸せそうなゆっくり一家は一晩中たっぷりとすーやすーやする事が出来た。 次の日、朝から陽は燦々と昇り、陽気は春並みに暖かくなっていた。絶好のゆっくり日和である。 朝、越冬用の食料に初めて手をつけて思う存分む~しゃむ~しゃと食べた後は、外に出て人気のない公園でひたすらに遊び続けていた。 「きょーろきょーろ!」 「ゆゆ!?なんだかうんうんしゃんがしたくなっちぇきちゃんだじぇ!」 子れいむの方はころころと転がったり跳ねたりしながら越冬前日の最後に思いっきり体を動かしている。 まりさの方は公園のド真ん中で体を倒してあにゃるを向けると実に気持ちよさそうな顔で「ゆ!」というとプリプリとうんうんをしはじめた。 それを見ていた子れいむも同じように体を倒してしーしーを始める。 粗方終わった後は二匹同時に 「「ちゅっきり~~~~!」」 と声を上げる。 それを見ていたれいむとまりさは幸せそうに笑っていた。やがて 「ゆゆ!おちびちゃんたち!いっしょにおうたさんをうたおうね!」 「「ゆっきゅりわかっちゃよ(んだじぇ!)」」 というやりとりを経て、小麦粉の皮をくっつけて体をのーびのーびさせながら歌を歌い出した。山一番と言われたれいむの美声とまりさと子ゆっくりの声が辺りに響き渡る。 「「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆ~っくり~♪」」 「「ゆっきゅり~♪ゆゆ~♪」」 「やっぱりれいむはおうたさんがじょうずだね!ゆっくりできるよ!」 だがこれがいけなかった。冬には越冬準備に失敗し、街にはあぶれたゆっくりが辺りに大勢蔓延っていたのだ。 冬の陽は短く、あと数時間もすればすぐに日没という時分、無論あぶれたゆっくり達も必死になっておうち強奪や餌場の確保などを行っているのだ。そんな状況で呑気に歌を歌うなど見つけてくださいと言わんばかりの行為だった事を当のまりさ達は知る由もなかった。 それは歌い始めてすぐの事だった。ボヨンボヨンと複数のゆっくりが跳ねてくる。 「「ゆゆ!ゆっくりしていってね!」」 「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!」」 それを見つけたまりさ一家はそのゆっくり達に挨拶をする。越冬準備を急ピッチに進めていたため他のゆっくりの姿は見ても交流を持とうとはしなかったのだ。群れに身を置いていたまりさ達にとっては横のつながりは重要かもしれないが、街ゆっくりにそんな物は毛ほども必要がないと言う事をまりさ達は知らない。 目もくれずに外からやってきたゆっくりはまりさ一家のダンボール箱をジロジロと眺めて唐突にこう言ってのけた。 「ゆゆ!きにいったんだぜ!ここをまりさとありすのゆっくりぷれいすにするんだぜ!」 「もうふさんもあるわ!とってもとかいはね!」 そのゆっくり、ありすとまりさ。それの後ろに一匹づつ子ありすと子まりさが連なって合計四匹の家族は「おうち宣言」を付きつけたのだ。 結構良くある組み合わせではあるが、少し違うと言えばまりさの大きさとそのゆっくり達の風貌だった。 ありす種の方は通常のバスケットボールほどで、二匹の子ゆっくりはハンドボールほどのサイズだ。だがまりさ種の方はバスケットボールのふた回りも大きい頑強なゆっくりだった。 風貌の方は凄まじく、まず全体的に汚い。底部はコンクリートの上を飛び跳ね続けたのかススが付いたように黒くなってひびが入ってガチガチであった。皮もあちこち擦り傷だらけだ。 砂糖細工の髪はボサボサで何か油粘土の様な触感をしている様でテカテカに光っており、砂やゴミのきれがあちこちに付いている。 ゆっくりにとって命ともいえる飾りも汚く、ありすの飾りは所々薄汚れていて鈍く光っており、まりさの方の山高帽はボロボロで、上の部分がベッコリと潰れてただのカウボーイハットのようにしか見えなかった。 その異様な風態のゆっくり達が突如おうちに上がり込み事もあろうに「ここを自分の家にする」と主張したのだ。当然まりさ一家は反発をする。 「なにいってるの!?ここはまりさとれいむのおうちだよ!かってなこといわないでね!」 「さっさとでていってね!れいむおこるよ!ぷんぷん!」 「しょうじゃよ!きちゃないからはいりゃにゃいぢぇね!ぷくー!」 「まりちゃはちゅよいんだじぇ!かっちぇなこちょいうちょいちゃいめをみりゅんだじぇ!」 まりさと子まりさの方は声を大にして抗議する、その少し後ろでれいむと子れいむがぷくーっと膨れて怒りを露わにしていた。左右のぴこぴこも動かしている辺り相当怒っている様だ。 それを見て、潰れ帽子のまりさとその後ろにいるゆっくり達がゲラゲラと笑い始めた。まるで何か面白い物を見たような様子で 「げらげら!"ちゅよい!"だってぜ!」 それを聞いてカチンと来たのか、子まりさが潰れ帽子に体当たりを繰り出す。しかし大きさがそもそも違うのだ。いくら渾身の力を込めたとはいえ、ボヨンとはじかれてコロコロと転がってしまう。 「こにょ!ゆっきゅりちね!」 「そんなちいさいからだでまりささまをたおせるとおもうのかぜ?ばかなの?しぬの?」 「おちびちゃんたち!やっちゃいなさい!」 ありすが叫ぶ。その途端に二匹の子ありすとボサ髪の子まりさが帽子の中から二個の小石を取り出し、子ありすに渡すと舌を使って子まりさを叩きはじめた。 「ゆびゃ!いぢゃ!いぢゃいんだじぇびゅ!ゆぎぃっ!」 「ゆっへっへ!どきょがちゅよいんだじぇ?」 「かんちぎゃいもきょきょまぢぇきゅるちょかわいちょうね!おお、あわりぇあわりぇ!」 口々に侮蔑しながら小石を振り下ろす二匹の子ありすとボサ髪。打ちすえられる子まりさは成す術もなく体を潰して耐えている。小石が当たるごとに餡子が痣の様に中で不規則に形が変わり、小麦粉の皮が凸凹に膨れていった。 暫くして子ゆっくりが手を休めると、「ゆひゅー…ゆひゅー…」と時折体を動かすだけで完全に抵抗する力も残っていないようだ。 「さっきのいせいはどうしちゃんだじぇ?」 「ゆぎぃ…もういぢゃいのいやああああ!!いぢゃいよおおおお!!やべでええええええ!!やべでえええええ!!」 「うるしゃいわよ!」 止めとばかりに子ありすが高くジャンプして子まりさを踏みつぶす。 「あ”あ”あ”ゆげぇ!」 「子」ありすとは付いているが大きさはハンドボールと大きめだ。そんなもの(子まりさにとっては巨体)が落ちてきたのだ。ブチュンと音がして餡子と皮が辺りにはじけ飛ぶ。あっという間に子まりさは物言わぬ饅頭となってしまった。 「でいぶのおぢびぢゃんがああああああああ!!」 「きょわいよおおおおおお!!ゆびぇええええええん!!」 「ゆぎいいいいい!!よぐもおぢびぢゃんをおおおおおお!!ゆっぐりじねえええええ!!」 泣き叫ぶれいむと子れいむを尻目に、怒りにまかせてまりさが潰れ帽子に向かって体当たりを繰り出す。だが対ゆっくりに関してのノウハウは潰れ帽子の方がもちろん上だ。ひらりとかわされてしまい、着地した途端を狙って潰れ帽子が大きく飛んだ。 落ちる先はまりさの頭。まりさのふた回り以上もある巨体がまりさの頭めがけて渾身のプレスを放ったのだった。 「ゆぎぇっ!までぃざのあんよがああああああああああ!!!」 潰れなかったのは成体ゆっくりだったからであろうか。ひとまず平らになる事はなかった。しかし底部がグズグズに潰れて餡子が辺りに飛び散ってしまっており、山一番の狩りの名手と言われたまりさ自慢の底部は完全にその機能を消失してしまっていた。 「ゆ”!ゆ”!までぃざのあんよざんがぁぁ…!ゆっぐりうごいでね!ゆ”!ゆ”…!どぼじでうごがないのおおおおおお!?」 「げらげら!まりささまにさからうからこうなるんだぜ!」 潰れ帽子がまりさを舌で鞭打つように打ちすえる、その度にまりさは「ゆげぇ!ゆびぃ!」と叫んではついさっき潰された子まりさの様に体を潰して痛みに耐えるしかなかった。 ありすの方はしーしーを垂れ流してその場で立ちすくむれいむを見てブルブルと震えはじめる。 「ゆゆゆゆゆ・・・!んほおおおおおおお!!でいぶうううううう!!すっきりすっきりすっきりいいいいいいいい!!」 「い”や”あ”あ”あ”あ”あ”!!ゆっぐりごないでね!ぐるなあああああ!!」 冬になるにつれゆっくりが街から姿を消す。越冬するためだ。 あぶれたゆっくりもいるがそう言ったゆっくりは少ない餌場を確保するため餡子をかけた死闘を繰り広げるため、れいぱーありす程度などあっという間に潰されてしまう。なのでよほどの事がない限り近づかない。 また、越冬をしている間もじっとしていなければならず、時たま外に出ても周りにちょうどいいゆっくりなどいる筈もない。総じてありす種は冬の間かなりのフラストレーションを貯めているのだ。 今回はそれが爆発してしまった。越冬が終わるまでの「すっきり納め」といった所か 当然発情したありすは凄まじい勢いでれいむに体をびったりとつけるとヌラヌラとした粘液をだして体を上下に伸び縮みさせて「すーりすーり」を行う。 「ずっぎりじだぐないいいいいい!!までぃざああああ!!だずげでえええええ!!までぃざあああああ!!」 「んほおおおおお!!あんなまでぃざのごどなんでずぐにわずれざぜであげるわああああ!!」 体を潰すように前のめりに抑えられて動けないまま、ありすはヘコヘコと底部を動かし始める。当然粘液が出てきて受け入れ態勢が万全に整ったれいむも砂糖水の涎とも涙かも分からない液体をまき散らしながら叫ぶ。 「すっきりすっきりすっきりすっきりいいいいいいいい!!」 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”!ずっぎりやべでえええええ!!までぃざあああああ!!までぃざあああああ!!」 「でいぶううううう!ゆべぇ!」 「うるさいんだぜ!かってにまりささまとありすのおうちをよこどりするようなげすはゆっくりしぬんだぜ!」 れいむの叫び空しく、まりさは潰れ帽子から舌で打ちすえられ底部も潰されて眺める事しかできなかった。 2分も経った頃だろうか、一気にありすとれいむが叫ぶ。 「んほおおおおおおおおお!!すっきりすっきりすっきりすっきりすっきりすっきりいいいいいいいいい!!」 「あ”あ”あ”!!すっきりいいいいいいいい!!」 途端にれいむの頭から6本もの蔓が生えてきた。しかしいくら栄養状態がいいと言っても所詮は野良、6本も蔓が生えれば餡子を吸われて枯れてしまう。 れいむも例外ではなく見る見る萎んで潰れるように小さくなっていく。 「も・・・ゆっぐ・・・が・・・っだ」 と言い残すとヒョロヒョロの蔓が実らしき小さな物ごと枯れていき、砂糖細工の髪の毛と茶色に萎れた蔓を残して枯れ果てた何かとなって地面に転がった。 「あ”あ”あ”あ”あ”でいぶうううううう!!」 「げらげら!まりさのせいでしんだんだぜ!まりさがまりささまのおうちをまりさのだなんていわなかったらあのれいむはたすかってたんだぜ!」 「ゆ”!?ごべんねええええええ!!でいぶううううう!!ごべんねええええええ!!」 どこにそんな水分があるのかと思うぐらい砂糖水の涙を流して泣き叫ぶまりさ。潰れ帽子の言い分すらも真に受けるほど動転してしまっている様だ。 次に潰れ帽子は今度は完全に恐怖ですくんでしまった子れいむに舌を伸ばして逆さに持ち上げる。 「ゆぎゃああああああ!!きょわいよおおおおお!!おぢょーじゃんだぢゅげでえええええ!!」 それを見たまりさは正気を取り戻し、泣き叫びながら潰れ帽子に哀願した。 「おでがいじまずうううううう!!おぢびぢゃんだげはだずげでぐだざいいいいいいいい!!」 当然そんな事を潰れ帽子が聞くはずもなく、寧ろそれを見ながらニタニタと下膨れの顔で見下ろすとこう言った。 「いやだぜ!まりささまにさからうげすはみんなゆっくりできなくするんだぜ!」 「ぞんなああああああああ!!」 「おどおおおじゃああああああん!!だぢゅげでええええええ!!」 一気に上まで持ち上げられ、頭から地面に叩き降ろされる。 「ゆびぇっ!いぢゃいいいいい!!でいびゅのあぢゃまがああああああ!?」 小麦粉の皮の上部、頭頂部の部分がバックリと割れて餡子が飛び散った。続けて潰れ帽子はさらに二度三度と地面に叩きつける 「ゆびゅっ!いぢゃいいい!あんこしゃんぎゃああああゆぎぃっ!?」 三度目で完全に寒天の目が白目をむいて、時折底部の部分がウネウネと動くだけになってしまう。それもすぐに止んで完全に潰れ饅頭となってしまった。 「おぢびぢゃんがああああああびょっ!!!」 最後に大きくまりさが叫んだ直後にありすに踏みつけられる。底部からさらに餡子が吹き出し平らに潰れ、そのまま事切れてしまった。 「ゆゆ!まりささまにさからうとこうなるんだぜ!」 「おお、あわりぇあわりぇ」 「ありすたちのおうちをとろうとするなんてとんでもないいなかものね!」 「おきゃあしゃんおなかちゅいちゃわ!」 いつ自分の巣になったかは知らないが凄まじい思考回路から導かれた結論でこの「おうち」の主となった潰れ帽子一家はまりさが餡子脳を総動員して作った巣で越冬する事となったのだった。 その夜… 「ゆゆーん♪ちょっちぇもあっちゃかくちぇちょかいはにぇ!」 「ごはんしゃんもいっぱいあるんだじぇ!」 「ちょっとせまいけどなかなかとかいはなおうちね!」 「ゆゆ!まりさはおなかがすいたんだぜ!ごはんさんをたべるんだぜ!」 新たなる巣の主となった潰れ帽子ことまりさは巣の片隅に置いてあるパンパンに詰まった袋からガサガサと食料を取り出した。 明らかに取りすぎだ。山ほど盛られたビスケットやキノコ類、パンの切れ端等に一斉に四匹のゆっくりが群がる。 「「がつがつ!ぐちゃ!はふほふっ!がふ!むしゃ!」」 明日にでも春が来るから最後の食料を始末すると言わんばかりの旺盛な食欲で、あっという間に通常の越冬一日当たりの食料を遥かに超過した量を食べつくす。 「「がり!がほがふ!ぐちゃぐちゃ!しあわせ(ちあわちぇ)ええええええ!!」」 つい今日までろくな物も食べてなかったからだろうか。はたまた単に配分を考えなかったのか知らないが実に三日分ほどの食料をペロリと平らげてしまう。 「ゆ!なかなかゆっくりしたあじだったんだぜ!」 「ありすにとってはいなかなごはんさんだけどなかなかゆっくりできたわ!」 「うんうんがしたいんだじぇ!ゆ!」 「のーびのーび!しょくごのうんどうをしゅりゅわ!」 パンパンに張った小麦粉の皮を苦しそうにのーびのーびする潰れ帽子一家。ボサ髪の子まりさに至っては巣のド真ん中で大量のうんうんを出し始めた。流石にありすが外へと捨てたが全く傍若無人な振る舞いだ。 暫く上下に小麦粉の体を動かすとありすがこう切り出した。 「おちびちゃんたち!ありすにくっついてね!あったかくなるわ!」 「ほんちょなんだじぇ!あっちゃかいんだじぇ~♪」 「ちゅーりちゅーり…ちょってもちょかいはにゃせいきゃつぢゃわ!」 「こんなおうちめったにないんだぜ!ここでずっとみんなでくらすんだぜ!」 やがてすーりすーりしながら巣の真ん中で小麦粉の皮をくっつけ合ってすーやすーやと寝はじめる潰れ帽子一家。その寝顔だけ見ればさっきまでゆっくりをゆっくりできなくしたようには見えないものだが… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次の日の朝早く、冬も初めに入って霜の降りる寒い時期ではあったが 潰れ帽子は「ごはんさんをとってくるんだぜ!」と言い残しておうちを後にしようとした。流石に昨日の暴食はまずいと感じたのか。補填に向かうようだ。 「ゆ!ありすはおちびちゃんとおうちにいるんだぜ!」 「ゆゆ?なんでなの?」 「げすなゆっくりがごはんさんをとっていったりするからだぜ!すをからっぽにするのはとくさくじゃないんだぜ!」 「ゆっくりわかったわ!」 こうして、ありすと子ゆっくり二匹はおうちにいる事となった。他のゆっくりの巣を奪うことに長けた潰れ帽子にとって一番恐れるのは、自分と同じようなゆっくりが不在の内におうち宣言をされたり毛布やシート、食料などが取られる事だ。 なのでありすに残れと言いつけてとりあえずは追い払えるようにしたというわけだ。ありすとハンドボールほどに育った子ゆっくりなら追い返すことぐらいは可能だと判断したと言っていい。 越冬の準備も全くせずに昨日まであぶれたゆっくりの一匹として街をさまよっていたが、中々目端のきくまりさである。 ただひとつ誤算があるとすれば、ありすとその子ゆっくりがそれほど賢いかと言う事である… さて一方潰れ帽子が出て行ったすぐ後、ありすの方は外から自身の「おうち」を眺めて不機嫌そうにしていた。 「このあおいのはとかいはじゃないわ!ありすがとかいはに「こーでぃねーと」しなっくっちゃ!」 ありす種ないしありす種から生まれた子ゆっくりは種類に問わず巣を「こーでぃねーと」と称してガラクタ類を置いたり貯め込んだりする習性がある。習性と言うより親ゆっくりであるありす種に教えられるのだ。 このありすも例外でなく、ダンボール箱の上にかかったビニールシートが如何せん気に入らないようで、様々な角度から見ては勝手に地団太を踏んで怒り狂っていた。 やがて口でビニールシートを引きはがしてそこらに捨てると、子ゆっくり二匹にこう言った。 「おちびちゃんたち!いまからおうちさんをこーでぃねーとするからそのざいりょうをさがしにいくわ!ゆっくりついてくるのよ!」 「ゆゆ?じぇもおとうしゃんがそちょにいっちゃぢゃめっていっちぇちゃわ・・・」 「ゆ!ありしゅはおくびょうなんだじぇ!かってにぐずなゆっくりがおうちさんにいたってまりしゃがおいかえしちぇやりゅんだじぇ!」 「ゆゆ~…でもありちゅもきょのあおいにょはいなきゃっぽいとおもっちぇちゃわ!ちょかいはにゃありちゅにふしゃわしいようにこーでぃねーちょしゅるべきぢゃわ!」 「ちょっとぐらいならおうちをあけてももんだいないわ!はやくとかいはにこーでぃねーとしないとこんないなかなおうちのでざいんじゃゆっくりできないわ!すぐにいきましょう!」 「「ゆっきゅりわかっちゃよ(んだじぇ)!」」 あっと言う間に潰れ帽子の言いつけを破り勢いよくボヨンボヨンと公園を後にするありす一行。勿論外にはかつてのこの一家と同じように「越冬準備に失敗してあぶれた街ゆっくりがそこら中にはびこっている中で」である。 当然の如く15分後には入れ違いで大小8匹ものゆっくりが公園に入ってきた。きょろきょろとあたりを覗うと「おうち」の中にモゾモゾと入り込む。 「ゆ…ぱちゅりー…ほんとにもっていっていいの?」 父親であろうまりさが言った。実はこの一家、冬も目前に控えている季節にすっきりしすぎて子ゆっくり達が多くなってしまい、ニッチもサッチも行かなくなってしまったというあまりにもお粗末な背景を持っていた。 可愛い子ゆっくりにひもじい思いをさせる訳にもいかず、越冬用に貯め込む分までその日その日に食べてしまい、食料を探している間が長すぎて越冬のための準備もまともにできなかったという何とも典型的なあぶれ組だ。 戸惑うまりさにその番いであるぱちゅりーがぷくーっと膨れて怒ったような口調でまりさに答える。 「むきゅ!なにいってるの!?まりさがぐずなせいでこどもたちのぶんまでしょくりょうをあつめられなかったのがわるいんでしょ!?」 勿論このぱちゅりーにも責はある。「子ゆっくり達のためだ」と言っては狩りにもいかず、かと言って巣の補修もせずに毎日食っちゃ寝を繰り返していた典型的な「ぶらさがりゆっくり」であった。 しかも自分の分は子ゆっくりの1,5倍増しで食べていたのだ。それを表すようにまりさはボロボロだがぱちゅりーの方は下顎が不自然に垂れているほど肥えており、かなり栄養を貯め込んでいる事がうかがえる。 後ろにはソフトボールほどのまりさ種とぱちゅりー種が3・3という構成で6匹、じっとぱちゅりーとまりさを見つめて何かを訴えかけている。 毎日持ってきたと言ってもぱちゅりーが増量して食べてる上に、6匹もの子ゆっくりが満足になるほどの食料なんて皆が越冬するために貯め込む中で用意できるはずもなく、一様に空腹を訴えていた。 立て続けにぱちゅりーが捲くし立てる。 「だいたいおうちさんもそとだけしかできてないのにどうやってふゆをこすの!?ちょくせつじめんにあんよさんをおろさなきゃだめだからとってもつめたいのよ!?」 「お前のせいだろ」と突っ込みたくなる気持ちをまりさは押さえて暫く考え込む。このままでは子ゆっくり達を間引いても間もなく枕を並べて飢え死にだ。仕方がないけどまりさたちが生きるためだから持っていってしまおう、と。 そしてまりさは結論は出した。 「ゆうう…しかたないよ…まずごはんさんからもっていくよ…」 「むきゅ!おちびちゃんたち!ゆっくりおうちにはこぶのよ!ぱちぇとまりさはもうふさんとしーとさんをはこぶわ!」 「「ゆっきゅりわかっちゃよ!」」 6匹の子ゆっくりが一斉にダンボール箱の中から袋に詰まった食料を乗せて、低く跳ねながら一目散に公園を後にする。子ゆっくりに持って行かせたと言う事は、かなり近い場所に巣があるようだ。ぱちゅりーとまりさはビニールシートを二匹がかりで口を使って器用に持つと公園を後にする。 十分ほどするとまた8匹のゆっくりが戻ってきて今度はダンボール箱の中の毛布を慎重に引っ張り出した。少々ダンボール箱が動いたが大した問題ではない。 「むきゅ!いちにのさんでもちあげるのよ!」 「ゆっくりわかったよ!おちびちゃんたち!あわせてね!いちにのさん!」 「「いちににょしゃん!」」 クシャクシャになった毛布に埋もれるように頭を支点に使ってタイミングを合わせて飛び跳ねながら毛布を運ぶ。息の合った連係プレーであっという間に毛布が公園から消え去った。 「こりぇでゆっきゅりできりゅね!」 「むきゅ~ん♪ちょっちぇもあちゃちゃかちょうぢゃわ!」 「きょのうえぢぇきょーろきょーろはやくしちゃいよ!」 「むきゅ!きょれぢぇあっちゃかきゅちゅーやちゅーやできりゅわ!」 口々にうれしさを漏らす子ゆっくり達。昨日まで冷たくてゴツゴツしてまともに眠れなかったが今日からは別だ。食料も防寒具も風よけも手に入ったのだから。 こうしてぱちゅりー一家は越冬に必要な道具の殆どをホクホク顔で持っていってしまったのだった。 貧相になったダンボール箱は風に吹かれてズズズと動いていくばかりであった。 その日の夜… 「どぼじでもうぶさんどごばんざんがないんだぜえええええええええ!!」 「ごんなのどがいばじゃないわあああああああああああ!!」 「ゆびぇえええええん!ありちゅのごばんじゃんがあああああああ!!」 「ちゃむいんだじぇえええええええ!!」 潰れ帽子一家の悲鳴がこだまする。前の巣主であるまりさが丹精込めて改造したおうちはビニールシートが取り払われ、上には空き瓶だの破れた雑誌のページや雑草などの物体が置かれており、入口はビニールシートの代わりにコンビニのレジ袋があてがわれていた。ありすが食料や毛布の捜索を途中で打ち切り、自分の目的を優先して補修(?)したのだ。 食料も毛布も持っていかれたとあっては完全に詰み状態、折しも空はどんよりと曇って今にも雨が降りそうな天気だ。いくら二重構造とは言えビニールシートが無くてはそう何回も雨に耐えられるものではない。 しかも潰れ帽子が食料を探しに行ってもどこの餌場も寒天の目を血走らせたゆっくりが我先にとゆっくり同士で餌場をめぐって壮絶な争いを繰り返しており、潰れ帽子は怖気づいて遠目に見ていただけで食料なんてまったく集められなかったのだ。 ふた回りも大きいと言ってもそれは自分の大きさを誇示してそれに驚いたゆっくりを倒したと言うだけの話。全ゆん生をかけたあぶれゆっくり達にはサイズなど関係なく襲いかかってくるため潰れ帽子の優位性などないに等しいのだ。 そう言った背景もあってか言いつけ破った揚句に巣を脆弱化させ、シートに食料と防寒兼床の毛布まで紛失させたありすとその子ゆっくりに潰れ帽子は怒り狂った。 「どぼじでばりざのいうごどまもらながっだんだぜ!?」 「ちょっとめをはなしてすきになぐなっでだのよおおおおおおお!!」 「うぞづぐんじゃないぜえええええ!!じーどどもうぶどあれだげあるごばんざんをずぐにもっでいげるゆっぐりがいるわげないんだぜええええええ!!」 当然ありすは嘘を付いていた。戻ったのは公園を出て4時間後の事だったからだ。挙句子ゆっくりが跳ねて十分ほどしかかからない様な近場に犯人ならぬ犯ゆっくりがいると言うのにコーディネイトを優先して早々と捜索を打ち切ってしまったのだ。 その気になれば一発で見つけられただろうチャンスを完全に潰してしまったのである。 むしろダンボール箱そのものに他のゆっくりが居着かなかったのは奇跡に等しい事であった。 「まりぢゃおながぢゅいだんだじぇえええええ!ぱんしゃんがたべちゃいんだじぇえええええ!!」 「ゆびぇぇぇえん!きのこしゃんがちゃべちゃいわあああああ!!おやさいしゃんがちゃべちゃいわあああああ!!」 二匹の子ゆっくり達はただひたすら泣く事しかできなかった。ヌクヌクだった毛布の床はすでになく、底部からは冷たく硬い感触が伝わるたびにみじめな気持になってしまうのだ。 そしてとうとうポツポツと雨が降り始めた。冬の初めの雨はかなり冷たく、街にあぶれた街ゆっくりの体力を容赦なく奪うだろう。 怒り心頭の潰れ帽子は、二匹の子ゆっくりを見た途端に事もあろうに帽子の中から小石を取り出すと舌を使って子ゆっくりを打ち倒した。 「ゆべぇ!いぢゃいいいいいい!ありぢゅのぢょがいばなぎゃおがああああああ!!」 「ゆびぇ!ゆぎぃっ!いぢゃいんだじぇえええええ!!ゆびえええええん!!」 「うるさいんだぜ!だいたいなんでおちびちゃんたちがとめなかったんだぜ!もうおまえたちはまりさのおちびちゃんじゃないんだぜ!でていくんだぜ!」 潰れ帽子の巨体がドンっとボサ髪と子ありすを弾き飛ばす。ゴロゴロと転がって二匹の子ゆっくりは雨がぽつぽつと降る極寒の外へ放り出されてしまった。 「なにずるのおおおおお!?あでぃずのおぢびぢゃんがあああああ!!ゆぎぃ!」 抗議するありすも突き飛ばして外へ追い出すと、唯一の入り口の前に背部をくっ付けて中に入れないようにブロックする。 「ぢゃむいんだぢぇえええええ!いれぢぇぼじいんだじぇええええええ!!」 「ぢゃっぢゃどいれりょきょにいにゃきゃもにょおおおおおお!!」 「このいなかものおおおおおお!!わるいのはさきにでていっだまでぃざでじょおおおおおお!!」 口々に勝手な事を言いながら潰れ帽子の背中に体当たり繰り返す。しかし普通のゆっくりよりもふた回りも大きい潰れ帽子にそんなチャチな攻撃は効かなかった。 幾度も体当たりを繰り返すがその度弾き返されてしまう。 それでもあきらめずに子ありすがぶつかろうとすると、突如潰れ帽子がくるっと振り返る。子ありすがねじ込むように巣の中に入ろうとした途端にブスっと子ありすの寒天でできた右目に何かが刺さった。 「いぢゃいいいいいいいい!!ありぢゅのおべべぎゃあああああああああ!!」 ゴロゴロと辺りを転がりのた打つ子ありす。そう、潰れ帽子は舌で木の枝を帽子から取り出しそれを振り下ろしたのだ。 「あ”あ”あ”あ”あ”!?おぢびぢゃんんんんんん!?」 ありすが跳ねよってぺーろぺーろを始める。 「おちびちゃん!ゆっくりよくなるのよ!ぺーろぺーろ!」 「ゆぐっ!ゆびぇええええん!いぢゃいわああああ!!ありぢゅのおべべえええええ!!」 「ぺーろぺーろ!ごのいながぼのおおおおおおお!!ゆっぐりじねええええええ!!」 ありすと子ゆっくり二匹はなすすべもなく立ちつくし、罵声を浴びせる事しかできない。その内雨脚は強まり、とうとうザーザーと音を立てて振るほどになってしまった。 「あめしゃんはゆっきゅりできにゃいんだじぇ!ゆ!ゆ!」 「ぢゃむいいいいいいい!!いなぎゃもにょにょあめじゃんはゆっぎゅりぢょまれええええええ!!」 「ゆぐぐ・・・!おちびちゃんたち!ありすのおくちのなかにはいるのよ!」 右往左往に飛び跳ねるボサ髪と上を向いて怒り叫ぶ子ありす。当然雨が止む気配はなかった。 とうとうありすが切羽詰まって行動を開始した。ハンドボールサイズほどもある子ゆっくり二匹を口の中に入れると言う事をしたのだ。「ゆぐぐ…」と苦しみながらもハンドボールサイズの子ゆっくり二匹を口内に収容するとのたのたとした足取りでそこらを右往左往し始める。 雨は雹も入り混じり容赦なくありすの小麦粉の皮を傷つけ、溶かす。 「ゆぐ!ゆぐうううう!?ゆぎ!?ゆぎいいいい!?ゆぐぐぐぐううううう!!」 バチンバチンと雹が当たるたびに寒天の目を血走らせて体を捩じらせ、雨が容赦なく体力を奪っていった。 あっという間に底部から三分の一以上が溶けてどんどん目線が下がっていく。 その時左右にボコっと膨れた顔が一変する。突如口からブッと二匹の子ゆっくりが飛び出した。 「ゆぶっ!おぢびぢゃんだぢいいいいい!でぢゃあぶないわあああああ!!」 「ゆゆ!まりちゃはきょんにゃぐずなありちゅたちはもういやなんだぢぇ…ゆぎぎぎぃ!いぢゃいいいいい!!ぢゅめぢゃいいいいい!?」 「きょんにゃいなきゃもにょにょゆっきゅりちょはゆっきゅりできにゃいよ!ありちゅはもっちょちょかい・・・ゆぎっ!?ゆびゃびゃびゃ!?あんよぢゃんがうごぎゃなやいいいいいいいい!?」 親ゆっくりであるありすを見捨てて一目散に逃げようとした子ありすとボサ髪。しかし雹と雨のコンボにより辺りを転がり小麦粉の皮に水が染み込む要因を自ら作り、排水性が悪い地面はあっという間に水たまりが出来ていた。そこに転がり底部が水を吸ってブヨブヨになってしまい動けなくなってしまう。 「だぢゅげぢぇえええええええ!!ぎゃらぢゃが…うぎょ…ぎゃ…」 「ゆ”…!あり…ぢゅ……ちょ…け…」 「おぢびぢゃああああああん!?ゆ”!?ぎゃらぢゃがぢょげ…りゅぅ…!」 底部から吸われた水と合わせて今度は容赦ない雨が小麦粉の皮に沁み入り、底部の方からデロデロに溶けていってしまう。とうとう水を吸いすぎたのかまともに喋る事もかなわなくなっていた。 「「もっぢょ…ゆっぎゅ…ぢぢゃが…ぢゃ」」 三匹仲良くハモるとそのまま雨に打たれて髪飾りと帽子を残して餡子と皮が水に溶けだし、完全に溶けてしまった。 「ゆ!まりささまのあしをひっぱるからいけないんだぜ!」 下膨れの下顎を上に倒してゆふんと自慢するも、潰れ帽子を取り巻く環境も過酷な物だった。 二重構造のダンボールハウスのため内側のダンボールは濡れてはいないが外側は叩きつける様な雨とおまけに雹が外側のダンボールを濡らしてボロボロになっていた。 雨が本降りになって数時間で外側がここまで痛んだのだ。雨はやむ気配もなくバチバチと潰れ帽子の入っているダンボールに降り注いでいる。 そして二時間後… 「ゆ!ゆ!やねさんゆっくりおちるんじゃないぜ!」 とうとう雨に濡れたダンボールが重みで潰れはじめた。潰れ帽子は舌を伸ばして必死に天井を押し返して応急処置をしている。 「ゆぐ!あめざんんんん!!ゆっぐりどまるんだぜえええええええええ!!」 砂糖水の涙を流して叫ぶが嘲笑うかの様に雨脚はさらに強まり朝までやむことはなかった。 朝になると完全にダンボールハウスはダメになっていた。雨ならまだよかったが雹まで降っていたのが原因で二重構造のダンボールを完全に破壊してしまったのだ。 「ゆ…!ゆ…!」 潰れ帽子はクタクタになりながらも奇跡的に無事であった。潰れたダンボールからズリズリと這いだすと、ひたすらに途方に暮れるだけであった… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー それから二週間後… 「ぞごのにんげんざん!までぃざをがいゆっぐりにずるんだぜええええええ!!」 「うわっ!きったね!」 「あ”あ”あ”あ”!いだいいいいいい!!ゆ”!ゆ”!ぜめでぶゆのあいだだげでいいがらおうぢざんにいれでぐだざいいいいいい!!」 「嫌だよ!」 「ゆぎゃ!おでがいでずうううううう!!ごばんざんだげでもいいんでずううううう!!」 薄らでかくて小汚い一匹のまりさが人通りの多い場所でなり振りかまわずすーりすーりを繰り返し、通行人に蹴とばされ踏まれながらも凄まじい声をあげている。 帽子はなかったがサイズで分かる、あの潰れ帽子のまりさだ。しかしバッジ付きでもなんでもないゆっくり、それも寒天の左目が無く小麦粉の皮の表面にはカビが生え始めて帽子も無い、その上皮が余ってビロビロで皮の色だって緑色になっているまりさを拾う物はいなかった。 あれから潰れ帽子はもう一度越冬中のゆっくりを襲おうとした。しかし出てきたのが潰れ帽子より素早く、そして強いみょん種だった。木の枝で目を潰されほうほうの体で逃げ帰ったのだ。 それから一週間後、潰れ帽子は次に餌場へと向かった。しかしいくら大きいと言っても一週間以上何も食べていない潰れ帽子が常にゆっくりと餌場を争って鎬を削り続けているゆっくり達に到底かなう筈もなくボコボコに体当たりを受けた上に帽子のないまりさにその帽子を取られ、ドブにたたき落とされると言う仕打ちまで受けてしまった。 まともな物も食べずに水にぬれてしまった潰れ帽子、水浴びする水場も「あぶれゆっくり」達が押さえていて水浴びする事も叶わなかった。お陰で表面にカビが生え始めて小麦粉の皮が緑色に変色し始める。 それから三日後、潰れ帽子は最後の望みをかける。飼いゆっくりにしてもらおうとしたのだ。 当初は「そこのじじい!まりさをかいゆっくりにするんだぜ!」と強硬な態度で臨んでいたが全く無視され、挙句に果てには蹴られる始末。 それから夜はれみりゃやふらんから常に逃げ続けるために全く眠らず動き続け、朝になればずっと夜まで飼いゆっくりにしろと人間にすり寄っていった。 そして潰れ帽子にとっては今日が最後のチャンスであった。既に体力的にも気力的にも限界を迎えており、冬も本格的になってくる。今日こそはと潰れ帽子なりに低姿勢で臨んでも結局この様で潰れ帽子の最後の望みは完全に絶たれてしまった。 「ゆひゅー…ゆひゅー…おながずいだんだぜぇぇ…」 路地裏で潰れ帽子は壁にもたれかかっていた。既に動ける力はなく完全に積んだ状態だ。 薄れゆく意識の中で潰れ帽子は必死に考えていた。何がダメだったのか?どこで失敗したのか?いくら考えても答えは出ない。 「ゆ”…!ゆ”…!ゅ”…」 遂に寒天の白目をむいてビクビクと痙攣しだした、餡子が三分の一以上減り限界が来たようだ。徐々に徐々に動きが無くなっていき、1分もしない内に完全にもの言わぬ饅頭となってしまった。 冬、それは街ゆっくりにとっては過酷な季節である。 越冬準備ができたゆっくりもゲスの襲撃に備えねばならず、越冬準備に失敗した物は少ない餌場と水場を巡り争いを繰り広げるのだ。 食う物と食われるもの、まさに生き残りをかけた弱肉強食の世界「サバイバル・ウィンター」であった――― 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1691.html
※これは「ゆっくりとかくれんぼ」?の番外編です。 11月の下旬、寒さが気になり始め冬の訪れを感じる季節、 丁度ゆっくり達が必死になって冬篭り用の餌を蓄えている時期だ そしてこのゆっくり一家もそうだった 「ゆーー!!がんばってあつめないとふゆがこせないんだよ!!」 「ゆっきゅりしたいからがんばっちぇあちゅめるんだじぇ!!」 「おきゃーしゃん!どんぐりみちゅけたよ!!」 「ゆ!!すごいねれーむのあかちゃんは!これだけあればふゆもゆっくりできるよ!!」 必死に冬篭り用の食料を集めるゆっくり家族、そこには大量の木の実や虫が積み重ねられていた これだけ集まれば30匹近くからなるこの大家族でもこれだけあれば簡単に冬が越せる。 母れいむはそう思っていた ―――だが数分後母れいむの思惑は音を立てて崩れる事になる ゆっくり達は食料を母れいむの口に詰め込み帰宅する。 だが自分達の家に居たのは見たこともないゆっくりありすとゆっくりまりさだった 「ゆ!ここはまりさとありすのあいのすなんだぜ!!はやくでていくんだぜ!!」 「ゆ!?なにいってるの!?ここはれいむたちのうちだよ!!ゆっくりでていってね!!」 「なにいってるのよ!ここはとかいはのありすたちのゆっくりぷれーすよ!!でてくのはあなたたちでしょ!!」 「ばかいっちぇないではやきゅでってっちぇね!!」 ゆっくり達の口論が始まった、20分経った今でも全く話に進展がない。 すると痺れを切らしたゆっくりまりさが赤れいむに勢い良く体当たりを食らわせた 「ゆびゅっ!!」 赤れいむは勢い良く壁にぶつかり餡子を吐いて絶命する 「ゆぎゅううううう!!?れーぶのあがぢゃんになにずるのおおお!!?」 「ゆっゆっゆ!ゆっくりできないやつはゆっくりしぬのがいちばんだぜ!!」 「ゆ゛ーーーー!!おねえしゃんになにしゅるのーー!!」 一斉に10匹程の赤ゆっくりがゆっくりまりさとゆっくりありすに飛び掛る だが考えてみて欲しい、例えば成人の大人2人に10人の赤ん坊が飛び掛ったところで勝てる訳がない。 そしてゆっくりも例外ではなかった 「ゆぎゃっ!!」 「ゆぐぴっ!!」 「ゆぎゃああああああ!!」 繰り返される地獄絵図、親れいむは発狂寸前 とうとう30匹近くいたゆっくり家族は20匹まで数を減らしてしまった 「れいぶだぢのあがぢゃんになにずるのおおお!?」 「とかいはなありすにさからったんだからこうなるのはとーぜんよ!!」 「それよりおまえさっきからおいしそうなにおいがするんだぜ!!」 ゆっくりまりさはニヤニヤしながら目から滝のような涙を流す母れいむを見ている、 多分その様子から見て母ゆっくりが食料を持っているという事に気づいているのだろう 「ゆっくりだすんだぜ!!」 「げぽォっ!!?」 ゆっくりまりさが母れいむの腹部に体当たりを仕掛ける。 すると口に溜めておいた木の実が少しこぼれ落ちた 父まりさは助けるどころか逃げようとしている 「ゆっゆっゆ!!もっとだすんだぜ!!」 「ゆごぺぇッ!!!」 ゆっくりまりさは再度腹部に体当たりを仕掛ける。 さらに木の実がこぼれ落ちる 「こんなんじゃたりないんだぜ!!!もっとだすんだぜ!!」 「ゆぶゥッ!!」 今度は餡子も出た 「まだまだたりないんだぜ!!もっと」 「ゆ!わかったよ!!そのきのみをぜんぶあげるからおかーさんをゆるしてね!!」 そう提案したのは兄弟の中で一番母親思いの子れいむだった 「ゆ!?でもこれがなかったら・・・!」 「またあつめればいいんだよ!!ゆっくりがんばればふゆまでにはさがせるよ!!」 「ゆううううう・・・」 親れいむは泣く泣く口の中の木の実をゆっくり達に渡す 「ゆ!なかなかのでなーね!!これでふゆがこせるわ!!」 「じゃあまけいぬのゆっくりはすぐにここからでてくんだぜ!!」 家族ゆっくり達は自分達を嘲笑うゆっくり達から逃げるようにとぼとぼと元おうちから離れていった 「ゆっひゃっひゃ!!まけいぬはゆっくりにげるんだぜ!!」 「ねえまりさ!これだけでなーがあればふゆがこせるわね!!」 そう、このゆっくり達は秋の間は遊んでばかりで冬篭りの準備を全くと言っていいほどしていなかったのだ それで困り果てていたとき、この巣を発見し食料を奪いに来たのである 「ゆ!!じゅうぶんすぎるんだぜ!!これでふゆはまいにちゆっくりできるんだぜ!!」 「それにしてもほかのゆっくりからでなーをうばうなんてありすたちはとかいはね!!」 「そうだぜ!!くろうせずにたべものがてにはいるなんてまりさたちはてんさいだぜ!!」 「ほう、略奪程度で天才とは、月の天才が聞いたら呆れるだろうな」 突如聞こえてきた声に戸惑うゆっくりまりさとゆっくりありす、 「ゆ!?だれなの!?」 「かくれてないではやくでてくるんだぜ!!」 「言われなくとも!!」 謎の声の主はなんと天から降りてきた。 実際には木の上からだが 「ハロー!元気かい!?皆大好き虐待お兄さんだよ!!」 謎の声の主は人間の青年だった 声の正体を知ったゆっくり達は自分が驚かされた事に腹を立てて青年を罵倒する 「わたしたちをおどろかそうなんてそうとうないなかものね!!」 「さっさとまりさとありすのあいのすからでていくんだぜ!!」 青年は構わず続ける 「それより君達、さっきここに住んでいたゆっくりを追い出さなかったかい?」 ゆっくりまりさは少し躊躇ったがこう言った 「なにいってるんだぜ!?ここはさいしょっからまりさのものだぜ!!ばかなの?しぬの!?」 「そうよ!ここはまりさとありすのあいのすよ!!いなかものはさっさとしんで!!」 「あくまでシラを切り通すとは・・・では力づくで吐かせるまでだっ!」 実はこの青年は木の上で最初から様子を見ていたので全て分かっているのだが 「ゆっゆっゆ!!まりさたちにたたかいをいどむなんてすくいようのないじじいだね!!」 「あんたみたいないなかもののじじいにとかいはのわたしたちがまけるわけないでしょ!」 「みのほどをわきまえるんだぜ!!」 「いなかものはかくのちがいもわかんないの!?」 「口だけならなんとでも言えるよ♪それとも低脳餡子脳味噌君にはこんな難しいこと言っても分からないかな?」 「ゆゆっ!!?」 突然の言葉攻めに驚くゆっくり、 「あれ?来ないの?低脳でチキンなんてフナムシの方が百倍いいかもね!」 「ゆぐぅっ!!?」 「じゃあお兄さんは帰ろうかな、こんなに不細工な饅頭と一緒にいたら不細工がうつっちゃうからね!!」 「ゆがっ!!」 罵倒することはあっても罵倒されたことはないこのゆっくり達の無駄に高いプライドはズタズタだろう 顔中に餡子筋が浮かんでいて、般若のような顔をしている 青年が背を向けた次の瞬間逆上したゆっくりまりさが飛び掛かってきた ゆっくりまりさのは青年の後頭部めがけて一直線に跳んでいく 「ゆがああああああ!!ゆっくりじねええええええ!!」 丁度30cm程ゆっくりまりさが迫ってきたと同時に青年がふいに後ろへ振り返る 「この時を待っていたのさ!!」 「ゆ・・・ごがぁッ!!?」 振り返った青年はゆっくりまりさの顔面に(ゆっくりにとっては)強烈なヘッドバッドを入れる 歯が7本程抜け落ちたゆっくりまりさは地面に叩きつけられ、5m程転がっていった 「ゆばがッごぇ!!」 ゆっくりまりさの餡子が少しはみ出る もちろん加減をしていなかったら青年のヘッドバッドが当たった次の瞬間には餡子の塊と化していただろう 「ゆぐううう・・・・!!いじゃいよおおおおお!!」 「ゆあああああ!!ばりざああああ!!じなないでえええ!!」 「さて・・・さっき君はお兄さんの事いなかものって言ったよね・・・?」 青年はゆっくりありすに詰め寄る 駄目だ、この人間には勝てない、 そう悟ったゆっくりありすはカスタード脳をフル回転させて打開策を探す 痛い思いはしたくない、まりさもたすけたい、ゆっくりしたい。 ここからゆっくりありすが導き出した答えは――― 「ゆあああああ!!すいませんでしたあああ!!ゆるしてくださいいいい!!」 そう、命乞いだった 昔人間の家に勝手に入った時も許してもらえた、畑を荒らしたときも許してもらえた、だから今回も許してもらえるはず そんな絶対的な自信がゆっくりありすにはあった 「・・・じゃあ君は許してもらってどうしてほしいのかな?」 「まりさをたすけてくださいいいい!!ゆっくりさせてくださいいいいい!!」 「分かった許してやろう」 ほらやっぱり、人間はどうしようもなく馬鹿なんだ ゆっくりありすは下を向きながら必死で笑いを堪えている 後で仲間のゆっくりを集めてこいつに復讐しよう。 そうしたらこいつを奴隷にして毎日とかいはなでなーを持ってこさせて、まりさと2人きりで・・・ 「って今まで何人の人間に言われてきた?」 「ゆ?」 青年はゆっくりありすの髪を掴んで持ち上げる 「いだい!いだい!いだい!はなじで!!」 「確かに普通の人だったら君を許してくれるだろう・・・でも俺は許さん!」 「なんでええええ!!?ゆるじでよおおおおお!!」 「何故?それは・・・俺が虐待お兄さんだからだっ!!」 ゆっくりありすの髪を引きちぎる 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛・・・・!!」 ゆっくりありすはあまりの痛みで気絶してしまった。 「あれ?もう気失っちゃったの?早いなー・・・まあ手間が省けていいけど」 「ゆああああ!!ありずがづるづるになっじゃっだよおおおお!!」 「大丈夫、大丈夫髪なんてなくても変わりないから」 「ゆがあああ!!きちくううううう!!」 青年は喚くゆっくりまりさの口の中に手を突っ込んだ 「おごおおおおお!?おじはんはにひてるのおおおおおお!?」 「あー、虫歯がありますよーあまあましゃんの食べすぎですねー。もう手遅れだし抜いちゃいましょうかー(笑)」 「なにいって・・・・ゆごがあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 青年の手には餡子まみれになったゆっくりまりさの歯が何本も握られていた 「とうもろこしみたいに抜けますねー、歯槽膿漏の疑いがあるので検査しまーす(笑)」 青年は指を歯が抜けた後の歯茎に押し当てる 「ゆォべェええ!!!ぐギャおォオオおおお!!あがががががっが・・・・!」 ついにゆっくりまりさも気を失った 「いやー!ゲスなゆっくり共を虐めるのはまさにすっきりー、だな!!」 そういうと青年は2匹の気絶ゆっくりを巣穴に押し込みフタをする 「今度子供でも生んだら真っ先にお兄さんに報告してくれよ!虐めてやるから!!」 ちなみに数年後この2匹のゆっくりは10人程の子供を引き連れ、再び青年と再会することになるがそれはまた別の話、 「あ、あと」 虐待お兄さんがUターンして巣穴の前に戻り一言 「お兄さんどっちかってーと田舎派なんだよね!!」 木枯らしが吹き始めた森の中には青年の笑い声だけが響いていた 一方追い出されたゆっくりの家族はただひたすらと食物を探していた しかし今は11月の下旬である。ゆっくり家族が冬篭りできる量の餌などある訳がない 「じぇんじぇんたべものみちゅかんにゃいよーー!!」 「ゆーーー!!もうやだーー!!ゆっくちしちゃいーーー!!」 ついに我侭を言い始めた赤ゆっくり達、ゆっくり家族の疲れは限界に達していた 「もとはといえばおねーしゃんがわりゅいんだよ!!」 「そうだじぇ!!よわいおきゃーしゃんをたしゅけなかったりゃいまごろゆっくちできたんだじぇ!!」 「ゆ・・・!」 終いには母を助けた子ゆっくりまで罵倒する赤ゆっくり。一家のムードは険悪そのものである。 そんな時見つけたのが人間の家だった 「ゆ!!ここならゆっくちできしょうだじぇ!!」 「ゆ!だめだよ!!にんげんはすっごくこわいんだよ!!ゆっくりかえろうね!!」 「よわいおきゃーしゃんはだまっちぇね!!」 「ゆぐ・・・!!」 「にんげんなんちぇこわくないじぇ!!みんなであちゅまりぇばすぐにたおしぇるんだじぇ!!」 赤ゆっくり達の勢いに負けて母れいむは仕方なく手頃な石を咥えて低めの窓ガラスに突っ込んだ ガシャンという音と同時にゆっくり達が歓声をあげる 「やっちゃね!!こりぇでゆっくちできりゅよ!!」 「こりぇならふゆのあいだもゆっくちできりゅね!!」 「おかーしゃんはすごいね!!」 明らかに母れいむに媚びているゆっくりがいたが母れいむは子供たちの喜ぶ顔を見て微笑んだ 「ゆ!ゆっくりはいるよ!!」 「おきゃーしゃんひっぱっちぇね!!」 子供達がガラスで足を切らないよう親ゆっくりは上から慎重に子供達を引っ張りあげる そこはまさに天国だった、 布団やソファーがあるおかげで寒さはしのげるし、なにより大量の食料があった 「ゆっくりできるね!!」 それから2日後 「ゆっゆ〜♪ゆっくりできるよ〜♪」 「おきゃーしゃんおうたうまいんだじぇ〜!」 「「「ゆっくりしていってね!!」」」 ここは人間の家屋だが我が物顔でその中心に居座りゆっくりしているのは20匹程のゆっくり家族 あれから2日もここでゆっくりしていたが今だに家の主人は現れず、ゆっくり達は完全にここを自分の家と思い込んでいた 「むーちゃ♪むーちゃ♪ちあわちぇーー!!」 「うっめ!めっちゃうっめ!!」 「まだまだいっぱいあるんだぜ!!」 お腹が減ればスナック菓子や果物を食べ始めるゆっくり家族、今まさにゆっくり家族は幸せの絶頂にいた しかし予期せぬ事態がゆっくり達を襲った、 家の主人が帰宅してきたのである――― 男は真っ黒な服を着ていてそれに随分やつれていた、目には涙のあとがある 「ゆっくりしていってね!」 いきなり声をかけられた男は少し驚いたが、状況を把握すると声をかけてきたゆっくりまりさを踏み潰した 「ゆぎゃッ!!いだいよおおおお!!だずげでええええ!!」 「ゆぎゃああああ!!まりさあああ!!」 子ゆっくりの悲鳴を聞いてゆっくり家族が駆けつけた 「ゆうう!!!おじさんまりさになんてこと」 「黙れ!!」 「ゆ!?」 男が一喝するとゆっくり達は一斉に口をつぐんだ 更に男は続ける 「てめえら人の気持ちも知らずに・・・!!」 鬼のような形相をした男の目には涙が浮かんでいた 「ゆ、ゆっくりしてね!?」 「おじさんこわいよ!ゆっくりしていってね!?」 身に危険を感じたゆっくり達は必死に媚を売る が、遅すぎた 「何が・・・ゆっくりだこのクソ饅頭共おおおお!!!」 振り上げた男の拳は赤れいむを餡子の塊に変えた ゆっくり達はパニックになりそこかしこに逃げ回る 「ゆぎゃあああああああ!!ゆっくりにげゆぎゃああああああ!!」 「ゆっくりしてゆびゃガッ!!」 「だれがだずげでよお゛お゛お゛お゛!! 「もっどゆっぐりじだがっだよおおお!!」 男の家に木霊する饅頭達の断末魔 男は楽しむわけでもなくただ怒りにまかせてゆっくり達を潰した 「お前等なんか!お前等なんかあああああああああああああ!!」 男の拳が母れいむに直撃する 「ゆべっ!!」 母れいむは一瞬で原型をなくした 「ゆぎゃあああああ!!おがあざああああん!!」 「まりさはにげるんだぜ!!おまえらはゆっくりしね!!」 「逃がすわけねえだろおおがあああ!!」 「ゆゲッ!!」 割れたガラスから逃げようとした父まりさは男の足の下で潰れ饅頭となった 「ごれじゃあゆっぐりでぎないよおおおおおおおお!!!」 そして数分後、残ったのは餡子と皮とあの母思いの子れいむだけ一匹だけだった 子れいむは体をがたがたと震わせながら男から逃げようとしている 「ゆ!ゆっくりしていってね!!」 男の拳が子れいむに振り下ろされる 「おらああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 「ゆ゛ーーーーーーーーーーっ・・・・・ゆ?」 子れいむに男の拳は当たらなかった なぜなら男がその場に泣き崩れたからである 「ゆ・・・ゆっくりにげるよ!!」 子れいむはこの隙に割れた窓ガラスで下部を傷つけながらも家を脱出した、今日起こった惨劇を餡子脳に刻みながら 母も死んだ、父も死んだ、姉も死んだ、妹も死んだ 子れいむは初めて孤独というものを知った ガラスの破片で切った下部の皮が破れて餡子が漏れ出しているが子れいむは気にせず森へと走り続けた 番外編なのに続く ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― こんにちわHILOです。 今回は「ゆっくりとかくれんぼ」シリーズの番外編的な物を作らせてもらってます。 今回は本編と違って全体的にシリアスな感じになっています(空気の読めない虐待お兄さんもいましたが) それにしてもシリアスな話はいかんせん時間がかかって面倒臭いですね・・・ そんな訳で話を分ける事にしました。番外編なのに とりあえずこれらが書き終わったら「ゆっくりとかくれんぼ」シリーズは完全に終了です。 そしてこれが終わったら自分のペースでちょくちょく短編SS出すようにしたいです。 では 「ゆっくりしていってね!!」 続く?
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1868.html
731 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 18 42 02 ID lsFTCLuA とーか「さぁ!バリバリ歓迎会の準備をしますわよ!」 一同「おー」 部長「田井中さん、力あるのね。羨ましいわ」 律「えぇ、ドラムは体力ないと勤まらないので」 部長「でもキャスターさん激しいんでしょ?田井中さん身体もつ?」 律「あぁ見えても加減してくれますから…あ、律でいいですよ」 部長「ありがとう律ちゃん。私の事も久って呼んでね」 律「あはは!久さん気さくでいいですね」 美穂子「田井中さん、ごめんなさい、これあっちにお願い出来ないかしら?」 律「あ、はーい。重っ?!よくこんなの持てますね」 美穂子「田井中さんほどじゃないわ」 律「いやぁあたしよりムギ…琴吹の方がよっぽどバカ力で…」 美穂子「そんな畏まらないで。私達仲間でしょ?」 律「あ、はい!」 唯「ねーねーあずにゃん。さっきからりっちゃん、みほみほと竹井さんの間行ったり来たりしてるよ?」 あずにゃん「あー言われてみれば…まぁなにかあるわけでもないみたいですし」 池田「キャプテンがなにも無いように牽制してるんだし」 唯「え、どーゆーこと?」 池田「清澄のスケコマシがあんたたちのとこのドラマーを狙ってるってことだし」 唯「?」 あずにゃん「うわぁ…命知らずですね、あの人…バレたらキャスターさんになんかされますよ…」 池田「どーせそれもスリリングでいいとか思ってるし…」 732 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 18 47 03 ID lsFTCLuA とーか「あ、そこはこうしたほうがよろしくてよ!そっちはこう!」 筆頭「なぁ…さっきから予定にないとこ拡張してねぇか?」 小十郎「収拾がついてませんね。かといって彼女の立場を考えると止めるわけにも行かず…」 筆頭「まぁ気が済むようにやるまでだがよぅ…こりゃ確実に間に合わねぇぜ?」 とーか「そこ!手が止まってますわよ!あ、そこはこうお願いしますわ!」 筆頭「やれやれ…」 733 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 21 13 11 ID lsFTCLuA 衣「如何にせん…」 ?「どうしたんだい、扉の前で難しい顔して」 衣「この中でとーかが待っていることは分かる。だが衣は歓待を受けるような事はしておらず… むしろグラハムたちの足を引っ張ることしかしておらぬ…」 ?「なんだ、そんなことかい?君は十分平衡を崩したじゃないか」 衣「衣はなにもなしてない!結局グラハムたちは衣のせいで現に危機と直面しておるではないか!」 ?「でも君がいなければ白衣ちゃんを動かせなかった。 首輪を解除する道を示したのは君の功績だよ」 衣「心にも無い世辞をいうな…!」 ?「お世辞なんかじゃないさ、ただの事実確認だよ。 君はよくやった。歓待を受けるだけの事はしたさ」 衣「しかし…」 ?「それにさ、そこで立ち止まってちゃ、君の従姉妹も気が気でないはずだぜ? 迷子になっちまったかといらぬ心配をかけちまうだろ?」 衣「衣はそんな清澄の嶺上使いのような事はしない!」 ?(へぇ…なるほどねぇ…) 734 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 22 39 15 ID lsFTCLuA 筆頭「おい…こりゃあ…」 小十郎「なんともまがまがしい…」 幸村「うぅむ!リュウモンブチ殿の指揮通りに作っていたら安土城になったでござる!」 カイジ「一日で城が出来た事自体驚きだが…おい、一体こりゃあどういうこった」 とーか「おかしいですわねえ…ファビュラスな会場を作ろうとしてましたのに…」 部長「ま、まぁ天江さんの到着前に完成しそうでよかったじゃない!」 【安土城二つ目完成直前!】 735 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/10(土) 22 57 27 ID lsFTCLuA 衣「そうだな、とーかにこれ以上無用の心配をかけるわけにもいくまい …行くことにする」 ?「その前に贈る言葉じゃ無いが伝えておきたい事があるんだがいいかい?」 衣「なんだ?」 ?「君はどうして自分が死んだ後の現世の様子を承知してるんだい?」 衣「…?よく分からないがおそらく先程の女性二人に教えてもらったはずだが?」 ?「なるほどねぇ…だけど清澄の嶺上使いが迷子癖があるとかなんで君は知っているんだい?」 衣「それは…合同合宿や全国の開会式で…」 ?「おかしいねぇ…君は県大会直後にここに呼び出されたんじゃないのかい?」 衣「な、なにを言いたい!お前の言いよう…まるで…まるで…」 ?「なにかな?」 衣「…衣が…衣でないみたいではないか!」 736 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/11(日) 00 05 42 ID EqmCo0yg ひたぎ「やっと新約3巻読み終わったそうよ」 C.C.「随分時間が掛かったな…日付を跨いでいるじゃないか…」 ひたぎ「それで内容についてなんだけど…」 C.C.「いやそれはダメだろ…ここで言っていいことじゃない」 ひたぎ「まあそうよね…って言うかもう今の死者スレの流れがそれを許さないわね」 C.C.「みんな歓迎の準備をしているしな…」 ひたぎ「ユフィさんはひたすら土下座のフォームの最終チェックをしてるしね…」 C.C.「で?お前は土下座の準備をしなくていいのか?」 上条「…え?」 ひたぎ「いやだってあの発言は…ねぇ…」 C.C.「結構傷付いていたと思うぞ…ちゃんと謝っておけ」 黒子「全くですの…」 美琴「うん…あれはちょっと…」 上条「…分かってるよ…焦ってたとはいえ、言っちゃいけないことを言ったってのは…きちんと謝るよ」 ひたぎ「じゃあ今から鉄板の用意をしてもらうように言ってくるわ」 上条「ちょっと待って!!さすがに焼き土下座は勘弁して!!!」 737 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/11(日) 01 56 32 ID EqmCo0yg インデックス「ただいま…」 上条「あ、お帰りインデックス…」 インデックス「………はぁ…」 上条「インデックス…」 ひたぎ「元気がないわね…」 C.C.「やっぱりあのことを気にしているのか…」 上条「それはそうだろ…目の前で友達があんなことになったら…」 ひたぎ「え?…あっ、そっちの話?」 C.C.「あぁ~そうか…そっちの話か…」 上条「………何の話だと思ったんだ?」 ひたぎ「いや~てっきり…ねぇ?」 C.C.「ああ…絶対にあっちの話かと…なぁ?」 上条「曖昧な表現でごまかそうとするな…はっきり言え」 ひたぎ「じゃあ、まあ…」 C.C.「ネタバレにならない範囲で…」 上条「言ってみろ」 二人「「彼女は本当にメインヒロインなんですか?」」 上条「絶対に言ってはならないことを!!」 ひたぎ「まあ私も人のこと言えないんだけどね…」 C.C.「ひーちゃんは大丈夫だよ…もうすぐ『恋物語』が発売するから」 上条「…とにかくインデックスを元気づけないとな…あいつも歓迎会に誘うか」 ひたぎ「それって大丈夫なのかしら?」 C.C.「色々な意味で…」 上条「『死者スレ』は何でもアリだろ!?だったら大丈夫だ!!」 二人「「ツッコミがそれ言っちゃダメだろ」」 738 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/11(日) 02 23 00 ID JuL/uYCw ?「そうだねえ…君のありようを見るにそのように思えて来るねぇ…」 衣「バカな!グラハムと初めて戦えた時の喜び! 必死になって首輪を解除してくれたあらららぎとインデックスへの感謝! …なんの甲斐も無く心臓が止まったあの無念 全て衣の中にある!これが偽りであっていいはずがない!」 ?「なら何故君は激昂してるんだい?嘘と思うのなら笑って済ませるだろう」 衣「それは…!それは…」 衣「なぁ教えてくれ…この衣は何者だ?衣は衣でないのか…?」 ?「自分が何者で何処へ行くのか…か。 ローティーンなら誰しも思い悩む所だねぇ」 衣「戯れ事を弄ぶな!」 ?「本質的な所は変わらないさ。扉の向こうの連中も多分君と同類だろうしね」 衣「衣はなにをしたらいい…?こんなあやふやな気持ちを…どうしたらいい…」 ?「さてね。悩めばいいんじゃないかい 衣「…」 ?「ま、答えがでないなぞなぞなんて無視してしまうのが一番さ」 衣「なら何故…」 ?「さぁ?こどもちゃんの曇った顔が見たかったから、かもしれないねぇ」 衣「こどもじゃない!衣だ!」 ?「まぁほどなくすべてが終わる。悩む時間もないかもしれない。 …どうするかは君次第だよ。」 衣「…」 ?「では良き死後の旅を」 ガチャ 【衣、死者スレ到着】
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/5471.html
770 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 15 52 42 ID ??? スレの空気を変える為、報告をしたいがでかいのはあらかた報告してた。 愚痴スレの領分な小物しかないが サークルで普段、女性災害がどうとかハルヒとか大河とか二次元キャラの行動を例に例えて 女はずるくて卑怯で男は差別されてるとか言ってた奴がGMをやった時、 能力値1っ発振りと言われ、いい目が出て喜んでいたら、 卓に入った女子2名(内一人は、そいつが普段から「調子に乗ってる」「姫」と悪口を言ってた子) だけ、好きなだけ振りなおし可とか言われ ションボリした。 いや、お前普段言ってたことは何なんだよ! 女性が不当に優遇されているって、お前が優遇してんじゃん。 771 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 15 57 35 ID ??? だって姫可愛いんだもんw 772 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 16 04 29 ID ??? それじゃあしょうがないね 773 名前:ダガー+呼ばれなくても参上Rマン[] 投稿日:2009/12/30(水) 17 20 41 ID snEHzZZP 悔しかったら姫と同じくらい可愛くなってみろってのな! 774 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 17 27 16 ID ??? だいたい、「ハルヒとか大河とか」を例えに挙げて非難するあたり そいつのち●この使い道は本人専用に限定されてるだろ 775 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19 21 13 ID ??? 手の届かないブドウはすっぱい、といってるんだよ、その彼は。 しかもはしごも用意せず、ブドウを見るとぴょんぴょん飛び跳ねて取ろうとしてるんだ。 そんなことしたって届くわけないのにな。 776 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19 55 16 ID ??? 770 女性が不当に優遇されている状況を自演したんじゃん。 女性が不当に優遇されているという自論を護る為に。 スレ249
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1172.html
89 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 18 03 34 ID zUCcdDXM 【6マス目】 とーか「1巡して2ターン目ですわね」 衣「で、ではいくぞ~」ヨタヨタ ふじのん「か、かわいい♪」 唯「そうだね~♪」 ライダー「フジノ…」 あずにゃん「唯先輩…」 衣「えい!」 コロコロ 2 衣「むぅ~あまり進めなかったな…」 とーか「やはり麻雀のようにはいきませんわね」 ふじのん「ではお先に失礼します」 唯「またあとでね~」 プリシラ「バーター…結局私はバーター…」 かじゅ「いつまでヘコんでいる…」 【8マス目】 【このエアロバイクで50㎞走るまで出番がパスされる】 衣「これがえあろばいくか…」 とーか「50㎞って…ふざけてますの…?」 ふじのん「ライダーさん、お願いします」 ライダー「任せて下さい。私の騎乗スキルはA+…例えエアロバイクであろうと乗りこなしてみせる!」 とーか「エアロバイクは乗り物の分類でよろしいんですの…?」 【これゴールまであと何マスとか明言しない方がいいんですかね?】 90 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 19 14 17 ID JdXLOb5s ~~4マス目~~ ひたぎ「二投目ね」 黒子「では今度もわたくしが……」シュン ドン、ゴロゴロ…… 黒子「……5、ですわね」 ひたぎ「じゃあさっさと行きましょう。 いつまでも寒空の中馬鹿みたいにつっ立っている趣味は無いわ」 C.C.「まして、私達は全身ずぶ濡れだしな。 ほらボーヤ、行くぞ」 上条「合流して早々移動かよ……」 ~~9マス目~~ ひたぎ「……一見、仕掛けの類は無さそうね」 C.C.「ほらボーヤ、出番だぞ」 上条「って、何で上条さんの背中を押してやがるんですかアナタは?」 ひたぎ「あら、トラップの類に引っ掛かるのは上条君の専売特許でしょう?」 黒子「つべこべ言わずにさっさとお入りなさい、なっ!!」ゲシッ 上条「ふ、不幸だァああああああああ!!」 【上条、9マス目にダイブ】 ゴールまでのマス数は明記しない方がいいかと 長く楽しむ、若しくは巻きを入れるのに都合がいいですし 91 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 19 56 49 ID J3Vl.t5s 海原「うべばっ!」←15杯 妹F「お兄ちゃん!」←3杯 部長「アーニャ、見ちゃ駄目よ」←5杯 アーニャ「うん」←5杯 部長(ここで終わりになりそうね…) 92 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 20 10 41 ID JdXLOb5s グー、キュルルル…… インデックス「う~~~、お腹へって動けないんだよ~~~」グーキュルル 妹E「だったら主催本部に帰りなさいよ……」(インデックスをおんぶ中) インデックス「う~~~……はっ、このおいしそうな匂いは!! 短髪、あっちあっち!! 早く早く!!」 妹E「だあっ、分かったから噛み付くんじゃないわよ、とミサカは(ry」 【インデックス ミサカEによって搬送中】 93 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 20 18 57 ID zUCcdDXM 【5マス目】 セイバー「ご馳走様でした」 撫子「さっすがセイバーさん♪じゃあ振りまーす♪」 コロコロ 4 撫子「あ…」 ファサリナ「Bチームと並びましたね…」 ユフィ「嫌な予感がします…」 影イリヤ「バーサーカー!こっちも急ぐのよ!」 バーサーカー「■■■■――――!!」 部長「Cチーム行っちゃったわね…」 アーニャ「どうするタケイ?」 妹F「お兄ちゃんしっかり!」 海原「ぐっ…オエ…」 アーニャ「……まだ70杯残ってる…」 部長「もうリタイアするしか…ん?」 インデックス「うおぉぉぉーーー!!匂いが近づいて来たんだよ!!!」 妹E「ちょ、暴れるな!!とミサカは(ry」 部長「……あの…」 玄霧「何でしょう?」 部長「途中から新メンバーを加えるのはアリですか?」 【9マス目】 撫子「………」 セイバー「………」 ファサリナ「………」 ユフィ「………」 ひたぎ「あら、いらっしゃい」 C.C.「さあ、遠慮せずマスに止まるといい」 黒子「さあどうぞどうぞ」 撫子「……当麻お兄ちゃんを見たら止まりたくないんだけど…」 上条「………」←全身墨だらけ ひたぎ「いえいえ、別にそのマスが落とし穴になってたりしないわよ」 黒子「そしてその下に墨汁の池があったりしませんわ」 セイバー「……誰が止まります?」 94 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 21 42 08 ID LEzq6ikw 【3マス目】 ♪~ デデン 美琴「よっし82点!」 ムギ「ちょうど私たちの出番ね。えいっ」 コロコロコロコロ 小萌「4ですかまだ許容範囲ですね」 【7マス目】 律「さってこのマスは」 ゾンビ「あーあー」 小萌「ぞ、ゾンビですか?!」 美琴「何々、『バトルマス。目の前にいるゾンビを50匹倒すまでと手番がパスされます』」 ムギ「私たち二人にかかれば余裕ね」チャキチャキ 律「おう!」ガシャガシャ 美琴「あ、うんこのお二人なら余裕ですね」 95 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 21 43 03 ID LEzq6ikw 【6マス目】 唯「じゃ、いっくよー!」…ドンコロコロコロ かじゅ「4か、悪くないな」 【10マス目】 プリシラ「カラオケ機器ってことはカラオケマスだね」 あずにゃん「誰がどの曲を引くかが勝負どころですね」 玄霧「ではルーレット回転」 ドロドロドロドロ 歌い手『加治木ゆみ』 課題曲『ハッピー☆マテリアル』 一同「何ぃーっ!」 唯「こ、これきつくない?」 かじゅ「ああ、ネギま楽曲なんとやったことないぞ」 プリシラ「待ってもしかしたら勝算があるかもだよ」 唯「どういうこと?」 あずにゃん「…そういえばそうじゃないですか!だって」 プリシラ「そう、何故なら魔法先生ネギま!は」 あずにゃん「加治木さんの中の人の」 二人「出世作だから!」 かじゅ「なっ!」 唯「なるほど~それならいけるかも」 あずにゃん「がんばってください」 プリシラ「中の人さえ現界させればいけるよ!」 かじゅ「ああ、もう仕方ない!」 <♪光る風を追い越したら いつかきっと会えるね 新しい輝き Happy lady go!~> 【桜咲刹那 C.V小林ゆう】 96 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 22 52 30 ID zUCcdDXM 【スタート地点、安土城】 筆頭「そんじゃ行くぜ!」 ゴロゴロゴロ 6 幸村「おお!さすが正宗殿!!ろくでござる!!」 会長「これでまだまだわからんな!」 利根川「行きましょう!」 【6マス目】 4人「………」 筆頭「おい、このばーたーってのは何だ?」 会長「『抱き合わせ出演』という意味じゃ」 利根川「要するに人気のある奴に大して人気のない奴がついて行って、一緒に出演することだ」 幸村「それでは、このたまり場では誰のことでごさろうか?」 4人「う~ん…」 現在地点 5マス目:G、H 6マス目:F 7マス目:D 8マス目:A 9マス目:B、C 10マス目:E マスまとめ 1マス目:振出に戻る 2マス目:3マス進む 3マス目:カラオケマス 4マス目:ずぶ濡れ 5マス目:グルメマス(お雑煮100杯) 6マス目:クイズマス(バーターは誰?) 7マス目:バトルマス(ゾンビ50匹) 8マス目:スポーツマス(エアロバイク50㎞) 9マス目:墨汁落とし穴 10マス目:カラオケマス 97 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/02(月) 22 52 52 ID J3Vl.t5s 玄霧「メンバー追加、というかインデックスを入れてよろしいので?」 小萌「許可!許可ですぅ!しなくちゃこっちに突撃してきますぅ!」 玄霧「…了解。オーケーだそうです」 部長「んーというか、既に手をつけられてるのよねぇ」 ガツガツガツガツガツ インデックス「1杯ずつとか手ぬるいんだよ!一度に30杯もってくるんだよ!」 ガツガツガツガツガツ 部長「見ているだけで胸やけがするわ(ウップ」 98 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/03(火) 02 00 14 ID Opp9qLJs 【5マス目】 バサカ「■■■■■■■■―――――!!!」 影イリヤ「よし!食べ終わったわね!それじゃサイコロを投げなさい!」 バサカ「■■■■■■■■―――――!!!」ブン ヒューーーーキラーン 影イリヤ「あ、またやっちゃった…」 部長「懲りないわね…」 【たまり場 某所】 船井「ホンマにエライ目に遭うt」ゴーン バタッ 神原「ふなちゃんが死んだ!?」 真宵「この人でなし!!」 神原「…と、これは何だろう?」 真宵「サイコロのようですね…さっき宣伝してたすごろくのものでしょうか?」 神原「むぅ…何だか楽しそうだな…イってみるか!?」 真宵「カタカナで表記するのはやめて下さい」 サイコロの目:2 99 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/03(火) 05 07 14 ID Fy1xDCdo 【5マス目】 インデックス「ごちそうさま~」ゲップ 部長「完食ね。塞を振るわよ」 ドンゴロゴロゴロ 海原「6ですね。いい感じじゃないですか」 【11マス目】 アーニャ「何もない…」 妹F「でも油断は禁物です、とミサカは辺りへの警戒を強めます」 ヒューン 部長「ん?」 ガァン! アーニャ「痛っ!これは何?!」 海原「金ダライですね、これ…」 インデックス「ここに説明があるよー」 妹F「『このマスではチーム内で一番幸が薄い人物の頭上に金ダライが落ちてきます』と、ミサカは説明口調で淡々と話ます」 アーニャ「何で私?ミツキじゃないの?」 玄霧「手元の資料によると、『海原は振り回されているとはいえ妹Fから慕われているので十分幸せである。アーニャは出番の頻度も高くはなく、なんかこう幸も薄そうだから』とのことです」 アーニャ「納得いかない」 部長「まあまあ」 インデックス「気を落としちゃダメだよ」 100 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/03(火) 08 30 22 ID TfZKXYBM 7マス目:バトルマス(ゾンビ50匹) に【ボーナス】追加 【条件】全ゾンビをヘッドショットすること 【報酬】サイコロを二回振れる。ただし、二つ目のサイコロは出目が1~3 出番パス以外にも賽の目が半減という【ペナルティ】があってもいいかもね 101 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/03(火) 10 52 21 ID Opp9qLJs 【6マス目】 筆頭「Shit!さっぱりわからねぇ!!」 幸村「どうするのでござる!?答えがわからなければ先に進めませぬ!!」 会長「こんな問題、ほとんど他の奴らと絡まないわしらにわかる訳なかろう!!」 利根川「いえ、ほとんど絡まないのは会長だけかと…」 会長「何ぃ!?」 神原「おお筆頭!!筆頭もすごろくに参加していたのか!?」 真宵「これはまたむさ苦しい集団ですね」 筆頭「おお神原!丁度良かった!!」 神原「む?そうか…筆頭はすぐにでも私の裸が見たいのだな…待ってくれ、すぐに脱ぐから」スル 筆頭「違ぇよ!!!何でお前はすぐそういう結論に辿り着くんだよ!!?」 幸村「は、破廉恥でござる~!!!」 神原「む?違うのか?しかし私には筆頭たちのオカズになるくらいのことしか出来ないと思うのだが…」 筆頭「What?どうやってお前で飯食うっつんだ?」 神原「おぉっとまさかの天然返し!?」 真宵「まさかも何もないでしょう…」 筆頭「俺が聞きてぇのはこのQuizの答えだ」 神原「何々…いや、これは私にもわからn」 真宵「ああこれプリシラさんですね」 神原「即答だと!?一体どういうことだ真宵ちゃん!?」 真宵「実はかくかくしかじかで…」 神原「なるほど、やはりSSは便利だ」 幸村「とにかくこれで先に進めるでござるな!」 筆頭「よし!次の賽はお前らが振れ」 神原「え?私たちも参加していいのか?」 筆頭「All right!」 真宵「じゃあ神原さんが振って下さい。私そんなに興味ないんで」 神原「む?そうか?では番が回ってきたら振るとしよう!」 会長「……わしら空気じゃな…」 利根川「……仕方ありません…」 【物語シリーズ原作を知ってる人なら、オチはわかりますね?】 【わからない人はWikipediaで神原の人物説明を読んで下さい】 103 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/03(火) 11 47 57 ID ToR7IpSg ~~VIPルーム~~ マリアンヌ「あの子達もよくやるわねえ」 リリーナ「ユフィさん大丈夫でしょうか……そういえばヒイロ達は参加していないのでしょうか?」 トレーズ「ああ、あの少年達なら……」 デュオ「だーから殺る気マンマンのトラップ仕掛けんなって言ってんだろ!?」 刹那「ならば、このGN地雷は撤去するべきか」 デュオ「当たり前だ!!」 ヒイロ「デュオ、トラップの設置任務完了した」 デュオ「待て待て待て!! お前には確かミニゲームの設置しか頼んでなかったよな!?」 ヒイロ「問題無い、即死性の無いトラップしか仕掛けていない。 ミニゲームも全て設置してきた」 デュオ「それならまあ……待て、即死性? 『致死性』の間違いだろ?」 ヒイロ「……さあ、ミニゲームの最終チェックに行くか」 デュオ「ちょっと待て!! あるんだな、命に関わる危険なトラップが!? こっち見ろこら!!」 リリーナ「……すごろくの実行委員、ですか?」 トレーズ「五飛とゼクスは中間チェックポイントを担当しているそうだ。 任務完了次第食堂に入れる約束で引き受けたらしい」 マリアンヌ「アーニャ達、体保つかしらね」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6504.html
《今日もまた隕石の屑が多いじょ》 《あの隕石の落下からもう14年だじぇ》 《まだ地上には傷痕が残っているのにな そう思わないか 犬》 あの日、星が堕ち、空と地は、あっという間に引き裂かれ岐れた 《何が起こった! 状況確認を速くしろし!!》 《あの光景をまた見るなんてねぇ…わっかんねーな、どいつもこいつも》 《誰か説明しやがれっす!!》 「奴らはこれを『ソラノカケラ計画』と呼んでいるそうよ」 E n g a g e 《シュアーキンからラインフェルド各機 これより作戦行動開始よ》 《シャドウ了解したっす》 《ムート了解だじぇ》 《ロスティヒ了解 よっしゃ自分ら おっぱじめるで》 日本全国の全てが変わった 《行くぞ犬ぅ!! 緊張せずにリラックスして狙うんだじぇ!!》 《TACネームで呼べよな! せめて!!》 伏して忘れたはずの火種は 《拉致された『雀卓の男達』の4名の身柄を確保次第 撤収するコマンド部隊を護衛するわ》 《メテオラよりアーチャー『田舎者の一部隊』がもう先に着いてるんだけど~》 《背中に一本の白線に虎のエンブレム『都会のエリート様』のご登場やな》 大火となり空を焼く 《こちらAWACSオッドアイ これより参加全航空機部隊を指揮します》 《すべての準備は整ったわ》 《これより五稜郭のストーンヘンジ破壊作戦を開始します!》 あの日の傷痕が人々を閉ざす 《全機 被害情報を報告して!》 《何機残ってるんだじぇ!?》 《振り向くなや! 前だけ見とけ!》 《ここが無くなったらな 私達には帰る場所が無いんだよ!!》 彼らが求め続けたのは 《ここで野垂れ死になど許さないし》 《生きて帰ってこそ英雄なんですよ オーケイ?》 終わりなき自由と 《私は…戦う理由を見つけたよ 菫》 《待って! 上空に巨大な機影を察知!》 《本体 来ます!》 無限の空 《ククッ》 《『手掴みの満月』のエンブレム……》 《アイツは私が堕とす》 《見つけたぞ》 《ふざけるな!!》 《此方だ 流星》 《須賀君 撃ちなさい!! その名らしく叩き斬りなさい!!》 《有象無象どもが 可愛がってやろう》 京太郎「俺がエースパイロット?」優希「よろしくだじぇ、相棒」AceCombat × 咲-Saki- 「あの隕石の悲劇は再び繰り返される」 カンッ
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/220.html
・舞台はバイト ・現代社会 ・死ぬゆっくりあり 投稿2回目です、稚拙な文章ですが暖かい目でみまもってくださいまし。 作者 ゴマサボテン 2日目 昨日は大変だったぜ、あのれいむ親子を返した後から急に客足が増えたんだ、おかげで俺の身長に会わないレジ台のせいで 少し腰を痛めてしまった、だがこの程度でヘコたれてはいられん!俺には迫り来るゆっくりの恐怖から店と商品を守るため、 今日も元気に出勤するのである! では、今日も俺の仕事風景を見ていって貰おう。 朝9時00分 起床 おはよう。ん?なんと、今日はいつもより1時間長く寝てしまったようだ、それだけ昨日は疲れたというわけか、俺ってば 働き者ね。でもこれでは朝の体操もゆっくり朝御飯も食えんではないか、だが今はそれをしている暇は残念ながら無いな。 さっさと着替えて仕事に行かねば、この際、朝御飯も抜きだ!仕事をするに当たって朝御飯を欠かすのは致命的だが今日は 仕方ない、それにゆっくり朝御飯を食えないのであれば食べる意味が無い、俺は食事はゆっくり楽しむ派なのだ。 というわけで俺の愛車に乗り、いざ出勤。 ぬう、朝御飯を抜かした所為か、非常に頭の回転が悪い。窓からチラリと見えたビルとビルの間にいる1匹のでいぶは多分 見間違いだろう。でいぶがあんな所に居るわけがない、今の時間なら民家に朝御飯をたかりに行っている筈だ。でも足元 にあった菓子の袋には見覚えがあるような無いような…無いな、俺はあんなでいぶは知らぬ存ぜぬ。 それよりも朝御飯はやっぱりコンビニらへんで確保しておこうかな…店の古株第2位が「朝御飯食わずに来ましたー。」じゃ なんか格好が付かない気がする…。 やっぱり買おう、丁度すぐそこにコンビニでいぶんいれぶんが在るじゃないか。あれでいいや。 俺はノロノロと愛車を駐車場に停めると、すぐに店に入った。 店に入ると、ドアの左右両側にでいぶが鎮座していて、非常に耳障りな声で「ゆっくりおかいものしていってね!たくさんで いいよ!」と挨拶をしてくれた。俺もその挨拶に答えるべく、でいぶの横の箱にある道具の内、木製(樫)の三叉フォークで でいぶの腹付近に勢い良く深々と刺していく。すると「ゆっぐりやべでねええええ!!!」と返事を返してくれた。 このでいぶは礼儀がなっているな、と関心しつつ奥に進む。、とりあえず安く腹持ちの良さげな食べ物を探す。 「お!これなんてうまそうだな、1個買うかな」 俺は目に留まった商品に手を伸ばした、その時。 ドンッと何かに押され、商品を手にすることはできず、体勢を 崩してしまった。誰だ?当たったんなら一言ぐらい謝ってもいいんじゃないか?と思いつつ当たられた方を向いた、ら。 「じゃまだよ!でいぶのめのまえにとびだしてこないでね!このくそどれい!ここはでいぶのみちなんだよ!ゆっくりしない でさっさとどいてね!ぐずはきらいだよ!」 「・・・・・・」 (ああ、コイツじゃ謝らないわけだ。でいぶだもんな、謝ったらそれこそ天変地異の前触れか何かだわ…。 しかしこんなんで良く全国展開できるよな…まぁ店に許可を貰えばでいぶを虐待できるしその点が結構集客効果があるのかも) 「ゆゆ!でいぶをじゃまずるなああああ!!さっさとどけええええ!!!」 でいぶは無視されたことで怒り狂い、忘我状態になっている。 「うるせえ、今の俺はお前なんかに構っている時間は無い!」 俺は勢い良く殴りつける。体勢が体勢なのでさほど強くはないがゆっくり相手には効果抜群のようだ。 でいぶは後ろ側に倒れてしまい、起き上がれないようだ。もがいてはいるがやはりムリのようだ。 「ゆがあああ!!!でいぶのびゅーてぃふるなおかおになにをするんだあああああ!!じね!じね!」 「黙って寝てろ。ド饅頭が」 今度こそパンと牛乳(500ml)を取ってレジに向かう。2個で350円、400円出し、釣銭を貰う。 釣銭を貰うとすぐに駐車場に出、愛車のドアを開けようとしたその時である。 「ゆゆゆゆゆゆーーーーー!!!」 「うおっ!?なんだ!?」 急に大きなでいぶがゆっくりとは思えぬスピードで運転席に滑り込み、イスの上でふんぞりがえった。 (なんだ!?この店はでいぶを放し飼いしているのか?いや、さすがに此処まではしないはずだ。交通事故にも繋がるし…いやまて、このでいぶ少し汚くないか?店の奴はもっと奇麗だった。…じゃあ野良か。) 「ゆぶぅ~、やっとはいれたよ!おにいさん!ここはいまからでいぶのゆっくりぷれいすにするよ!ゆっくりあきらめてね!このぴかぴかしたのりものはでいぶのものだよ!どうしてもっていうならでいぶのどれいにしてあげてもいいよ!こうえいにおもってね!」 なんと滑り込んだと思ったら今度は『お家宣言』をした、しかも奴隷にしてやるから光栄に思えとな。会話をするのも面倒だ。手早く行こう。 自分のお家(無論違う)で寛いでいるでいぶの頭をムンズと掴む、まずは外に放り出す。 「ゆゆ!なにす、おそらをとんでるみたい!ゆびゅぼ!」でいぶの所為で汚れた座席を拭く。 「いだいよ!でいぶをゆっくりさせないぐずどれいはしねえ!」 次に行うのはこのでいぶが野良かどうかの確認だ。お飾りを調べればバッヂが有るか否か解ため、すぐに調べる。 さっさと調べてしまおう、そう思い手を伸ばす俺、だが。 「ゆゆ!でいぶにはちゃんとばっぢさんはあるよ!だからおりぼんさんをしらべてもむだだよ!」 「信用できるか、調べさせてもらうぞ」 「ばっぢさんはあるっていっでるでしょおお!!?ばかなの?しぬのぉぉぉ!?」 あーうるせえェ。しかもきめー。 「ゆっふっふ!さっきからでいぶをみないのはこわいからだね!?このにんげんさんはでいぶにおそれをなしたんだよ!!そうだ!もっとこのにんげんさんをこわいこわいさせておどろかせるよ!!でいぶったらてんっさい!!」 そういうとでいぶはその気持ち悪い体をブルブルさせはじめた、まるでなにかのモンスターのようである。 「のーびのーび!やい!にんげんさん!でいぶがこわかったらあまあまさんをおいていってね!たくさんでいいよ!さっさとしないとこのすぃーといっしょにせいっさいするよ!!!」 それを聞いた俺はここでやっとでいぶに対して若干の恐れを感じた、別にでいぶ自身に恐れを感じたわけではない、でいぶが言った事に対してである。 でいぶは『このすぃーごとせいっさいするよ』と言った、これを人間の言葉に置き換えると『この車ごと攻撃するよ』と言っているのである。自身はともかく愛車にあの汚らしいでいぶが体当たりを仕掛けてくるのだ、車は壊れはしないだろうが凹んだりしてしまうだろう。 なにより愛車にゆっくりが触ること自体許せないが。 (仕方ない、何かやるか…確か3年物のクッキーがあったよな、あれでいいだろう) 「おそいよ!でもおかしはでいぶがぜんぶたべてあげるからかんしゃしてね!あまあまさん、そこでゆっくりまっててね!!!」 いうやいなやでいぶとは思えぬ速度で駆け寄ってゆくでいぶ、それを一瞥した俺はすぐにエンジンをかけ、エアコンをつけてすぐにギアを入れる、が少し気になった事が頭の中に出来た。 さっきのでいぶは本当に俺の愛車に触れていないだろうか?いや、触れていないでくれよ…俺は仕事前にはキレたくないんだ…。 俺は車から出て、ドアを見る。現実は非情なものだとそこでつくづく感じた。 そこにははっきりとでいぶの腹の形の汚れが付着していた。恐らく、体を伸ばしている状態の時に体を車に寄りかかるようにしていたのであろう、確かにあの状態では筋肉の無いゆっくりでは寄りかかっていたほうが楽なのは事実だ。事実なのだが…。 「ああああーーー!!どぼじでよごれでるのおおおお!?おにいさんの車を汚すゲスはせいっさいするよ!!」 「ゆゆっ!!なんだかゆっくりできないこえがきこえるよ!きっときのせいだね!」 「しね!俺の車を汚したゆっくりはしね!制裁だああああ!!!」 「びゅぶぶ!!なんだかゆっくりできないおにいさんがくるよ!でいぶのうたごえをきいてゆっくりしていってね!ゆゆ~♪ゆ~ゆゆ~んゆゆゆ~ん♪」 このでいぶは恐らく頭が残念なのだろう、猛スピードで迫って来る俺に『おうた』を聞かせてゆっくりさせようとしている。 無論そんなことで減速するはずのない俺はでいぶに迫り、あと30cmのところまで来ていた。 「ゆゆ~ん♪ すぃーさんゆっくりし…どぼじでゆっくりしでないのおおお!?ゆっぐりしていってよおおおお!!!」 「死ね!でいぶ!」 俺はそう叫ぶと一気に踏み込み、でいぶを蹴り飛ばした。 「ぶびょぼぼぼおっ!?びゅびゅ!?でいぶおぞらをどんでるみだいいいい!!ぶべあああ!! なんで…でいぶ、なにもわるいごとじて…な…いのに…どぼじで…」 でいぶは顔面からキレイに着地した所為で顔が半分崩壊していたが、なんとか言葉を紡いでいられた。 車はぶつかった時点で停止しており、俺はすぐに降りてでいぶのもとへ駆け寄った。 決して快方するわけではない、止めを刺すためである。 でいぶの許に近づき、その体を思いっきり蹴っ飛ばす、何度も、何度も。 「ゆぐっ!やべで、でいぶっ!げらないっ!で、ゆぎっ!ぶでっ!……」 蹴れば蹴るほど顔の損傷が激しくなる、歯が折れ顔が醜く歪み傷口から餡子が漏れしまいには目が飛び出てしまった。 それでもなお、でいぶは言葉を発し続ける。 「なんで…でいぶ、なにもわるいごと…じでないのに、なんで……?」 「それはなぁ、俺の車を汚しやがったからだ、あとお前の顔と存在がウザイ。それだけだ。」 「…!???でいぶのおがおはきれいでゆっぐりでぎるんだよ…でいぶはすぃーさんに『しるし』をつけていたんだよ…そのすぃーさんはでいぶのものだがらおにいざんのものじゃな…びゅぼっ!?」 「うるさい、死ね」 これで,でいぶの処理は終了だ。ふと気付き、時計を見た。時計は既に開店時間5分前を指していた。 「遅刻だ…ゆっくりせいっさいした結果がこれだよ!」 朝10時36分 店の従業員専用駐車場に到着 もう店は始まってしまっている。俺は足早に事務所に行き、出勤登録を済ませる。これまで遅刻は1年に2回ほどだった俺が久しぶりに遅刻してしまうとは…どれもこれもあのでいぶのせいだ。 まぁ過ぎたことは仕方がない、さて、今日の仕事は確か…ゆっくりれいむのゆっくり饅頭とちゅーちゅーまりさスパークリングの発注と、ありすのンホオオオカスタード煎餅の品出しが初めの仕事だったか。さっさとやって仕事の遅れを取り戻さないといかんな。 「よっこいせ…今日もどうせゆっくり来るんだろうな…あー今日は勘弁願いたいなー」 そういっても湧いてくるのがゆっくりだ、奴らはどこからでも湧いてくる…森や谷や排水溝や側溝や公園の茂みなどから色々なゆっくりが 「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」 と言いながら湧いてくるのだから…。 お兄さんが落胆しているそのとき、店先では…… 「ゆゆ~おちびちゃん!あそこのおみせにはすごくゆっくりできるあまあまさんがあるんだぜ!あそこをまりさたちのおうちにすればまいにちあまあまを食べてゆっくりできるんだぜ!」 「あみゃあみゃしゃん!?ちゃべちゃい!あみゃあみゃさんちゃべちゃいよ!ゆゆ~」 「あまあまさんはゆっくちできるんだじぇ!ゆっくち~!」 「ゆゆゆ~まりさぁ、はやくあそこで『おうちせんっげん!』してれいむたちのゆっくりぷれいすにしようよ~」 「きまってるんだぜ!みんなであのおみせをせいっあつ!するんだぜぇえええ!」 「「「「えいえいゆー!」」」」 ゆっくりである。 この一家はスタンダードなれいむとまりさの番で、子れいむと子まりさのごくごく一般的な一家である。 この一家、実は前はこの店の裏方、つまり廃棄物集積場の近くに住んでおり、親まりさが度々この集積場から廃棄物となったお菓子を失敬してきていたのである。ちなみにこの一家がゲスっぽいのはこの集積場にはあの究極甘菓子(ゲス・でいぶ用の菓子)も大量に廃棄されているため、これも少し食ってしまっているためである。 決して究極甘菓子の売れ行きが悪いためではない、決してない。 そんな一家が今、店に突入しようとしていた。 店先 この店のドアは自動ドアなので、ゆっくりでも簡単に入れてしまう欠点がある。ならドアを手動にすれば良いじゃないかと言う意見もあるが、この店では割と数を買っていく客が多く、手動ではかなり出入りが面倒であるため、少し前から自動にしているのだ。 それをカバーするために人工芝を敷いているが、今それは洗濯中で、今はまさに絶好の侵略のチャンスなのである。 そしてあのゆっくり一家が店に侵入を果たした所に俺は到着したのだ。 「ついたんだぜええ!ここはまりさたちのゆっくりぷれいすにするんだぜええ!」 「「あみゃあみゃ~~~!!!」」 「まりさ!おうちせんっげん!をしようよ!ゆゆ~!!」 「それじゃあおうちせんっげん!するんだぜ!」 「ここをまりさ(れいむ)のゆっくりぷれいすにするよ!ゆっくりしていってね!!!」 これを見ていた他の店員及び客は唖然として何も言えなかった、俺は奴らの調子付く姿が見たくて何も言わなかったが。 俺達が何も言わなかったことを良いことに、一家はすぐに調子に乗り始めた。 さぁ、どんどん調子に乗ってくれ、そうすれば色々な理由で苦しめられるのだからな…。 「ゆっ!ここにいるにんげんさんはさっさとでていくんだぜ!それともみんなまりさのどれいになりたいのかぜ!?そうならしかたないのぜ、かんっだい!なまりさはにんげんさんをどれいにしてあげるのぜ!こうえいにおもうんだぜ!!!」 「ゆゆ~!?このにんげんしゃんたちまりしゃたちのどれいさんなの?ゆわーい!まりしゃおうしゃまなのじぇえええ!!」 「じゃあじゃあれいみゅはおうじょしゃましゃんだよ!ゆふふふ~ん!」 「まりさ!どれいもいいけどれいむははやくおちびちゃんとむーしゃむーしゃしたいよ!」 「そういえばまりさはおなかすいたんだぜ!さっそくむーしゃむーしゃしたいんだぜ!おちびちゃんたち、ゆっくりついてくるんだぜ!」 「「ゆっくちりかいしたよ!!」」 なんと、一家はお家宣言したら今度は人間(店員・客)を奴隷視し始めやがった、それにこの店の商品を食べるとかほざきやがったし。 まぁいい、ここは俺に良い考えがある、搾り取れるれるものは何をしてでも搾り取ってやる。それが俺の信条だ。 一家は入り口付近から子供用の甘いお菓子のあるコーナーに進んでいった、客は我が物顔で練り歩くゆっくりを見て関わるのが嫌なのかすぐに離れていく、その光景はまるでかのモーゼの奇跡のような光景だ。 やがて一家はお菓子コーナーに到着し、棚に綺麗に並ぶお菓子を見てまるで海賊が金銀財宝の山を見るような眼でお菓子の棚を見ていた。 そこにはチョコレート、ガム、キャラメル、餅菓子、アメや、金平糖や黒糖麩菓子などの昔懐かしのお菓子までがズラリと並んでいる。 その光景はゆっくりでなく、子供でもウットリするような光景であることは想像に難くない。俺だって昔は「この棚のお菓子を全部一遍に買ってみたい!」と思ったものだ。こういうのは皆さんもあると思う。 「ゆゆ~…ここまでのあまあまのやまはまりさのゆんせいでもみたことがないのぜ…いまはもうこれだけのあまあまがまりさたちのものなんだぜ…まりさのものなんだぜ…」 「ゆゆ~…おいちしょうにゃあまあましゃんがたっくさんだよぉ~…ゆっくち~…」 「おいしそうなんだじぇ~…これがぜんぶまりしゃたちだけのものなんだじぇ~…」 「これだけあればいっしょうゆっくりできるよぉ~むーしゃむーしゃしてぇ、すっきりーしてぇ、すーりすーりしてぇ、おちびちゃんとゆっくりすることができるんだよぉ~…」 「もうがまんできないんだぜえええ!!まりさのっ!すーぱー!むーしゃむーしゃたいむ!!はっじまっるのぜえええええ!!!」 ついにまりさが行動を起こした、一目散に棚に並べてあるお菓子(麦チョコ)の袋を取り、袋を破って中身を食い始めた。 その姿はまるで猛獣が獲物に食い掛るようだ、しかし食い方が汚い。お決まりの言葉はもちろん、一々食う時の言葉が汚く、下品だ。 まるで乞食が久しぶりの食事に必死に、他のものに奪われないように一気に食べるかのような食い方だ。 「はふっ!ほふっはふっはふっ!!むーしゃむーしゃぁあああああ!!!ししししあわせぇえええええ!こえまじぱねぇ!めっちゃうめ!ぱねぇ!はふっ!しあわせぇえええ!!!」 「おちょーしゃんじゅりゅいいいいい!!れいみゅもむーしゃむーしゃすりゅうううう!!」 「まりしゃもするんだじぇえええ!たっくさんむーしゃむーしゃすりゅんだじぇええ!!」 「れいむもむーしゃむーしゃするよおおおお!!すーぱーむーしゃむーしゃたいむぅううううう!!!」 まりさに始まり、それに即発されたのかほかのゆっくりも本能のままにお菓子を取りこじ開けて中身を貪る。中身が尽きたら次のお菓子。 その次も尽きた他のお菓子と、ただただ食べ続けた、人間でも一部のものしか食わないような量を食べまくった。 まりさとれいむは一心不乱にて手近な物を、時には袋の中に半身を入れ、ベロで舐め回すということもやっている。 子れいむと子まりさは棚下のストックボックスを姉妹で協力して開けてそれぞれ1つの箱に1匹ずつ入って行き、中の商品を手当たり次第に食い荒らして行く。 「むーしゃむーしゃぁああ!!むーしゃむーしゃぁああ!!ししししあわしぇええええ!!!」 「こんなにあまあまなもの、たべがことがないんだじぇええ!!しあわしぇえええええ!!!」 もうそのお菓子コーナーはとんでもないことになっていた。お菓子の袋は散乱し、恍惚の表情でお菓子を食べ漁るれいむとまりさ、ストックボックスからは子れいむと子まりさの「しあわせー」の声…もはや混沌としていた。 だがそんな混沌とした時間も終わりを告げることになった。一家の腹は膨れ、4匹ともでいぶのように下あご部分は醜く膨れ、顔はぶくぶくに太っていた。誰が見ても食いすぎである。そしてデブである。 腹が膨れて食欲が失せたのか、一家の言動はある程度沈静化してきた。 「ゆふ~ん、たっくさんたべたらうんうんしたくなってきたんだぜ!んんん…そろそろでちゃいそうなんだぜ!」 「れいみゅもたべしゅぎちゃったよぉ~、ゆゆっ!うんうんしちゃい!れいみゅうんうんすりゅよ!」 「まりしゃもうんうんするのじぇ!したいのじぇ!」 「ゆっぷ…れいむのすーぱーうんうんたいむ!はっじまっるよぉ~!!!」 「「「「すっきりー!!!!」」」」 「ゆふぅ~、たっくさんすっきりー!したんだぜ…!?くさいいいいい!くさいんだぜええええ!」 「くちゃいいいい!ゆっくちできにゃいいいいい!」 「くさいんだじぇええええ!!ゆっくちさせないうんうんさんははやくどこかにいくんだぜええええ!!」 「く、くさいいいい!!!!ゆっくりできないいいいいい!!だれかどうにかしてえええええ!!!!」 ザマミロwwww、自分で排出した癖に自分で処理できないのか、哀れなものだ。 しかしどうするか…このまま見ておくのも良いが客の評判もあるしな、だがもう少し放置しておきたい… 「くさいいいい!!おいどれい!はやくこのくさくさなうんうんさんをどかすんだぜえええ!!いのちがおしかったらはやくするんだぜえええ!」 「くしゃいい…ゆっぐぢでぎないいい…」 「まりしゃはおこてるんだじぇ!はやくどかさないとぷくーするのじぇ!ぷくぅうぅううう!!!」 「ゆっくり…できない…」 やっぱりいいや☆ もう我慢ならない、早々に地獄に落としてやろう。そのためには、まずは裏に持っていく準備をしないとな。 確か事務所に大型の透明ケース(加工所製)があったな、それを取って来よう、マッハで。 俺はまるで緑のマスクを着けた男のように事務所に消えた。 「おいどれい!どこにいくんだぁあああ!さっさとこれをどけろおおおおお!!!」 「ゆ、ゆぅ…」 「ゆっ…ぐじ」 「……」 なんか後ろで饅頭が騒いでるが無視☆ 俺が店先に着いた頃には既に一家の子れいむと子まりさは瀕死の状態だった、口からはとめどなく餡子を吐き、眼は虚ろ、言動も少なく、「ゆっくち…ゆっくちちたい…」しか言わなくなっていた。うんうんの臭いだけでここまで衰弱するとはかなりこの一家の子ゆっくりは甘やかさせれて居るようだ、普通の家族ならば子ゆっくり位になれば自分のうんうんは自分で処理させるのが普通なのだがこの一家は親が甘やかしすぎたのが原因で、自らはうんうんのある場所から1歩も動かずにずっとこの場所に居たようだ。 それとも、この店はもう奴らのゆっくりぷれいすというのが奴らの中では決まっているからここにいる俺らが奴らの奴隷で、汚物は奴隷に処理させるのが当然と言う事になっているのかも知れない。現にまりさは奴隷に自分の汚物を片付けさせようとしている点からも否定できないものである。 ま、今はそんなことよりも一家を箱に詰めるほうが優先事項である。 俺は手際よく一家を箱に詰める作業を開始する。 「ゆぎぎぎぎ!ゆん!まりさにきたないてでさわるんじゃないんだぜ!はなす…おそらをとんでるみたい!ゆべっ!」 「ゆ…おしょらをとんじぇるみちゃぎゅべぇ!…いじゃぃぃぃぃ」 「ゆわーい…おしょらを…とんじぇるんだじぇぇ…」 「おそらをとんでるみたべっ!でいぶのびはださんがぁあああ」 さっきまで臭い臭いと騒いでいたくせに頭を掴んで箱に入れようとすると途端に表情を変えて喜び顔になる。すぐに箱の中に乱暴に入れられるためそう長くは続かないが。 ちなみに今日の俺はれいむ種には良い思い出が無いため、まりさより扱いは雑である。 一家を箱に入れ終わり、奴らの体力(特に子ゆっくり)を回復させるために持ってきた廃棄予定のオレンジジュースの2?ボトルを用意するべく箱に蓋をして回りのお客様の邪魔にならないように気を配る。 「おそいのぜ!!どれいはさっさとまりささまをこのせまくてゆっくりできないはこからだすんだぜ!いまならはんごろしでゆるしてやるんだぜえええええ!!」 「れいむおこってるんだよ!ぷっくううううう!」 「もうゆりゅさないんだじぇ!くそどれいはさっさとしぬんだぜ!そしてまりさたちをゆっくりさせるんだじぇ!」 「ゆっくりできないくそどれいはさっさとしんでね!それとあまあまをもってきてね!たっくさんでいいよ!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり、ところでお前らうんうんさんのせいで疲れているだろ?あまあまなジュースを飲まないか?」 「そういえばまりさはつかれているのぜ!さっさよこすんだぜ!くそどれいにしてはきがきくね!とくべつにそこにあるうんうんさんをたくさんたべてもいいよ!こうえいにおもってね!」 「あみゃいじゅーすしゃん!?のみちゃーいい!」 「さっさとよこすんじぇえええええ!」 「ゆっくりしないでゆっくりはやくちょうだいね!おちびちゃんはつかれているんだよ!くそどれいはつかれてるおちびちゃんをゆっくりさせるぎむがあるんだよ!さっさとしてぶぶぶ!?」 俺は手に持ったジュースのボトルをれいむが喋り終わる前に傾け、ジュースを中にぶちまけた。 トトトトト、と音を立ててジュースが中に入り箱の中はゆっくりのオレンジジュース風呂のように見える。 するとどうだろう、一家は口から勢い良く溜まったジュースをゾゾゾゾゾと飲み始めた。キモイ。 「ごーくごーくしあわせー!」 「「しあわしぇー!」 「ぞぞぞぞ!しあわせ!ぞぞぞぞぞ!」 俺は確かに2?のジュースを入れたはずなんだが…なんて勢いだ。もう飲みやがった。 仕方ない、追加だ!追加! 「たりないよ!もっとちょうdごーくごーく!しあわせえええ!」 「れいみゅへぶんじょうたいいいいい!」 「ま、まりしゃもへぶんじょうたいい!」 「ゆゆ~ん!おちびちゃん!へぶんじょうたいなんておげひんでしょ…へぶんじょうたいいいい!」 あ、へぶんじょうたいになりやがった、これならもう次の行動を起こしても良いだろう。 まずは、こいつらが食い散らかした商品の請求だ。金をもっているか甚だ不明だが搾り取れるだけ搾り取るか。 そのためにはまずあのレジに行かにゃいかんな。 こいつらが正気に戻らない内にこっそり行こう、こっそり。 俺は昨日も使っゆっくり専用レジ、通称ゆレジの準備を始める。 「まーずーは、ゆっくりレジにカギ挿してコード入れて元金チェックして手ェ洗って身嗜み整えてっと、さてと準備も終わったしそろそろ起こすか」 野良相手に手洗いまでする必要は無いのだがそれを店員としての心がけを忘れたら店員失格である。いかに癪に障る野良ゆっくり相手でも此処ばっかりは手を抜けない。 「まァコイツが金を持ってるとは到底思えないが無いとも言えないしな、起こすしかないか…ゆっくりしていってね!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」」 さすがゆっくり、ヘブン状態でも本能には逆らえないようだ。全員で返事を返してきた。 さて、これまで食い散らかした分の勘定をしてもらうとしよう。 だが相手は俺たちを奴隷と認知しているゆっくりだ、機嫌を損ねて無駄に時間を掛けたり払ってもらえなかったりしたら面倒だ。癪だが下手に出よう。 「ご主人様、急では御座いますがご主人様とご家族の方々がお召し上がりになったお食事の御代を払って頂きたいのです」 「げらげら!なにをいうかとおもえばそんなくだらないことなのかぜ!?まりさたちのゆっくりぷれいすでどんなにあまあまをむーしゃむーしゃしようがまりさたいのかってなんだぜ!どれいごときがでかいくちをたたくんじゃないんだぜ! 「げらげらげらげら!どりぇいごときがなにをいっているの?まりしゃたちはどれいたちのごしゅじんしゃまなんだじぇ!ごしゅじんしゃまにようきゅうをするんじゃないのぜ!げらげらげらげら!」 「ゆぷぷぷぷぷ!にゃにいっているにょ?ばかなの?しぬの?」 「おちびちゃん、そんなおげひんなことばをつかっちゃゆっくりできないでしょ?ゆぷぷ…」 こいつらめ…俺が下手に出たと思ったら急に態度変えやがった…我慢だ、我慢だぞ俺! 「ご主人様、お食事をした後は御代をお払いになるのがゆっくり紳士なのです、ご理解頂けましたでしょうか?」 「ゆ、ゆん!そ、そんなことはしっているんだぜ!さっきはわざといってみただけなんだぜ!ゆゆっ!れいむ!おちびちゃんたち!たくさんむーしゃむーしゃしたおだいはおとーさんがぜんぶはらうんだぜ!」 「「おちょーしゃんかっこいい~!!」」 「ゆゆ~ん、かっこいいよぉまりさぁ」 やっと金を払う気になったようだ、今作った理由で簡単に騙せてしまった、さらに家族の前で大見得を張ってしまったまりさはもう逃げ場は無いだろう。まぁちゃんと金を払えば俺は何もしないのだが。 「有難う御座います、ご主人様。では御代の方が合計で13,460円で御座います」 「ゆふふ~ん、そんっなのらっくしょうなんだぜ!まりささまにはちゃんときゃっしゅさんがあるんだぜ!なにもかんがえずにただくっていただけじゃないんだぜ!」 「「しゃすがおとーしゃん!しゅごーい!」」 「さすがまりさだね!れいむにはもうまりさしかみえないよ!」 なんだと!?こいつら金を持ってきていたのか?それに額は10,000を超えているんだぞ!?一体どこから…? だがそう思ったのは杞憂だったようだ、実際に奴等が持ってきたのは… 「ゆふふん!まりさのきゃっしゅさんをうけとるのぜ!」 チャリーン チャリン キィン 王冠 ビンの蓋に使われている 王冠 だった。 「………………?」 「なにをゆっくりしているんだぜ!さっさとするんだぜ!」 「オキャクサマ、コレ…ハ?」 「きゃっしゅさんなんだぜ!」 ………ダメだ、コイツはこの王冠を完全に金だと思ってる。これは…面倒な事に…なった。ハァ…。 こうなったら、体で返してもらおうか 「お客s「まりさのきゃっしゅさんはとってもゆっくりできるんだよ!これをみたらどれいはれいむたちにあまあまさんをよこさないといけないんだよ!あまあまさんはたくさんでいいよ!はやくしてね!もってきたらどれいはしんでね!そのあとにここをかたづけてほしいよ!」 「れいむのいうとおりなんだぜ!さっさとまりさたちにあまあまをもってくるんだぜ!」 「「しゃっしゃともってこい!くそじじい!!」」 こいつらもうどうしてやろうか…おっ!そうだ!確か今日は食品の廃棄処理がシフトに組んであったな、よし、こいつらに処理させよう。 ゆっくりが処理してくれればエコで金が掛からないし…それでいくか。 今そう考えている間にもゆっくり達はゆんやーゆんやー騒いでいる、あまあまはまだか、どれいはしね等散々な言葉を言っている。 俺はそれを無視し例の透明箱を用意し、レジに備え付けの軍手をはめる。 「あまあま!あまあまをもってくるんだぜ!ゆゆ!?おそらをとんでるみたい!」 「「ゆんやぁー!ゆんや…ゆぴっ!おそらをとんでるみたい!」」 「おちびちゃんにきたないてでさわらないでね!あとれいむにあまあまちょうだいね!たくさんdおそらをとんでるみたい!」 全部捕まえて箱に入れる、これが只の饅頭なら楽なのだが相手は動く不思議饅頭ゆっくり。捕まるまいとその汚い尻をブリブリ振って逃げようとするので大分厄介だ。丸々と肥えたゆっくりを捕まえて持ち上げるのは結構腰に来るのだから本当にツライ。 やっとの思いで箱に詰めると台車に乗せて裏ルートで事務所に行く。この裏ルートはゆっくり用レジの部屋から事務所の地下に繋がっていて、丁度店のフロアの下を通る形で行き来できるように設計されている。この裏ルートはここの店員全員が知っており、この部屋以外にもあらゆるところに隠されている扉に入ればこの裏ルートに入れるのだ。 そして今、俺は台車にゆっくり一家を乗せて道を進んでいる。無駄にでかいこの店だから裏ルートの行程も結構あるが道は狭くなく、意外と広く作られている、万が一ゆっくりが脱走を図っても柔軟に人間が動けるように作られている。 「ゆふ~ん、このすいーさんはゆっくりできるんだぜ!でもがらがらうるさいんだぜ!おいどれい!もっとしずかにまりさたちをおはこびするんだぜ!」 「申し訳御座いませんお客様、このすいーは当店で最高級の物で御座います。最高にゆっくりできるゆっくりはこの揺れを楽しむ物なんですよ?」 「ゆう?それならしかたないんだぜ!そういえばなんだかゆっくりできるきがするんだぜ!ゆっくり~!」 「このごろごろさんたのしいね!いままりしゃはかぜしゃんになっているんだじぇ!」 「ゆっくち!ゆっくち!すぃーさんはゆっくちできるよ!ゆっくち!ゆっくち!」 「ゆ~ん、おちびちゃんがゆっくりしているよぉ~、どれいさんにしてはいいものをつかうね!もっとおちびちゃんをゆっくりさせるんだよ!これはとてもこうえいなことだからありがたくおもってね!」 ガラガラガラガロゴロガロゴロゴロガロ… ゆっくりたちの吐き出す騒音を聞きつつ台車を押してゆくと事務所の地下に着いた。ここで台車から箱を降ろして腰に力を入れてしっかりと持ち上げる。あぁ腰が…。 「ゆゆ!?なんですぃーさんとまるのぜ!?おいくそどれい!さっさとずぃーさんをうごかすんだぜ!」 「もっとすぃーさんでかぜしゃんになりたいんだじぇ!」 「ゆっくち~、ゆ?ゆゆゆっくち?ゆっくち!?」 「おちびちゃんがゆっくりしてないよ!どれいさんははやくおちびちゃんをゆっくりさせてね!ぷんぷん!」 「今からあまあまのある所にお連れ致しますので、ここで少々お待ち下さいませ。お食事の用意をして来ますので…」 「ふん!それならしかたないんだぜ!でもさっさとするんだぜ!まりさはおなかぺーこぺーこなんだぜ!がしすんぜんなんだぜ!」 「失礼致します…」 (何とかあの空間から脱することが出来た、さてと、言った通りに用意をするか。) 別に食事の用意をするって言っても皿に盛って出すわけじゃない。廃棄処分になった菓子を置いている倉庫の一角に菓子をばら撒いておくだけだ。羊羹、ポップコーン、パチパチする綿菓子、ガム、ポテトチップス、ドライフルーツ、砂糖、蜂蜜、煎餅etc etc…。 とにかくありったけの廃棄処分品をばら撒いた。これで準備は終了だ。 「お客様、お食事のご用意が出来ましたのでお連れ致します。」 「おそいんだぜ!おちびちゃんがおなかぺーこぺーこでがししちゃうんだぜ!」 「「おにゃかしゅいたああああああああああああ!!!!」」 「おちびちゃん!もうすぐでたくさんむーしゃむーしゃできるからがまんだよ!ゆっくり!ゆっくり!」 (よいしょっと…ゴミムシ共が…そんなに暴れられたら俺の腰が永遠にゆっくりしちゃうってのに…) 一家は悪態をつきながらも夢のむーしゃむーしゃし放題に心を躍らせていた。無理もない。だって心置きなくあまあまを貪れるのだから。 自分達はお客様、お客様は神様、神様は大事にしなくてはならないのだから。 「到着しましたお客様、ささ、思う存分お食べください。不甲斐ない私めからの謝罪の気持ちです…」 倉庫前に着くや否や俺は持っていた箱を静かに下ろし、両手で丁寧に1匹ずつ取り出した。 全部下ろすと一家は目の前にあるあまあまの山に眼を輝かせた。 「ゆはあああああ!つっいにまりさは!ここまでっ!のぼりつめったんだぜえええええ!!」 「ゆ、ゆゆぅ~!ゆ~!ゆっ!」 「しゅごいんだじぇ!これじぇんぶまりしゃのものなんだじぇ!」 「よかったね!おちびちゃん!これでいっしょうっゆっくりできるよ!」 「では私はこれで失礼致します。何かご不満等御座いましたら御呼び下さい、すぐに参りますので…」 「はふっ!ほふっ!ほふはふっ!ぱねぇ!これまじぱねぇ!」 「むーしゃあ!むーしゃあ!ししししししあわせええええええ!!」 「うまいんだじぇ!このあまあまうまいんだじぇええ!!むーじゃああ!むーじゃあ!!」 「むーしゃむーしゃしあわせー!おちびちゃん!そんなにいそがなくてもあまあまさんはにげないよ!もっとゆっくりたべるんだよ!」 「がまんできないよ!れいみゅはがまんできないよ!じゃからいっぱいたびぇるよ!むーしゃあ!むーしゃあ!しあわせええええ!!! へぶんじょうたいいいいいい!!!」 「ままままりしゃもおおお!!へぶんじょうたいいいい!!!」 「はふっ!おちびちゃん!そのことばはおげひんだぜ!しゅくじょはもっとじょうひんにたべるものなんだぜ!おとうさんをみならうんだぜ!はふっほふっべーろべーろ…しあわせえええええ!!!」 「ゆふ~ぅ、ゆんっ!あそこにもあまあまがあるのじぇ!あれはまりしゃがみつけたからまりしゃしかたべちゃいけないんだじぇ!」 まりしゃはひたすら貪り食っているあまあまの山の向こうにあまあまがあるのを目ざとく見つけ、腹に相当食い物が溜まっているはずなのに割と俊敏に跳ねて行き、菓子の袋を破き始めた。 「ゆ!ゆふっ!やっとあいたよ!でもまりしゃのちょうぱわーのまえにはいみがなかったね!しゃっしょくたべるよ!うめっ!これまじうめっ!はふっ!まじうめぇ!」 (あ、思い出した。あれって確か死臭煎餅だったな。おお哀れ哀れ。) 「はふっ!はふ…?うげええええええええええ!!これどくはいっちぇるうううううう!!それにくじゃいいいいい!!ゆっぐりできないいいいいいい!!うげげげげげげげげえええええええ!!!えれえれえれえれえれえれえれ!!」 まりしゃは死臭煎餅に気付き、これまで食った物と餡子を吐き出してしまった。それに自分の口から漂う死臭の所為でまったくゆっくりできなくなってしまっている。 「うげべええええ!!だずげでえええ!!ゆぐりでぎいないいいいい!!おどおじゃんん!!」 「しぃ~はぁ~!しぃ~はぁ~!んん?なんだかゆっくりできないにおいといっしょにおちびちゃんのこえがきこえるのぜ!?なにかあったのかぜおちびちゃ…ぐぎゃあああああ!!!ぐざいいいいいいい!!」 まりしゃはどうにか助かろうと親まりさを呼ぼうとするが、まりしゃの口から出るあまりの死臭のひどさに1歩も近づけないでいた まりしゃを助けたい、でも死臭の所為で近づけない。近づいては逃げを繰り返していたが、さっき奴隷が何かあったら呼ぶようにといっていたのをやっと思いだし、大声で呼んだ。 「くそどれいいいいいい!!さっさとごいいいいいい!!まりさのおちびちゃんにどくをもったなああああああ!!せいっさいしてやるううううううううう!!!!」 「御呼びでsy」 「しらをきったってむだだよ!おちびちゃんのあまあまにどくをもってころそうとしたね!まりさたちはおきゃくさまだよ!おきゃくさまはかみさまなんだよ!かみさまにはせいいっぱいつくさないといけないんだよ!」 「もっもっも、みゅ?なんのしゃわぎ?ゆわあああああ!!まりしゃおねえちゃああああん!!どぼじでえ!ゆっくちじでえ!」 「ゆ?おちびちゃん…?ど、どぼじでえ!?どぼじであんこさんはいちゃってるのおおお!?はいたらゆっくりできなくなるでじょおお! いまぺーろぺーろしてあげるからゆっくりよくなってね!ぺーろ…ぐじゃいいいいいい!!」 「い…いえ、私は毒を盛ってなど「うそをついたってむだだよ!まりさのかわいいおちびちゃんをころそうとしたやつはゲスだよ!ゲスはゆっくりできないよ!だからころすよ!ゲスはころしてももんだいないんだよ!さっさとどげざしてまりさにころされてね!しんだらあまあまをもってきてね!たっくさんでいいよ!そしておちびちゃんをなおしてあげてね!」いない…」 「えれえれえれ…ゆべええええ…ゆっ…ぐりじだい…」 「おねえしゃああああん!!」 「おちびちゃん!ゆっくり!ゆっくりだよ!」 「ゆっ………ぼっじょ…ゆっ…ぐじ……った………」 「おじびじゃああああああああん!!!」 「おにぇしゃん……?ゆっくち?ゆっくちしていってね…?」 「ゆがあああああああああああ!!おじびじゃああああああああああん!もうゆるさないよ!ないてあやまってももうおそいよ!まりさがじきじきにおちびちゃんのかたきをとるよ!しねええええええええ!!!」 まりしゃが死に、そのショックでさっきまでの傲慢な態度を一変させたまりさが襲い掛かってきた!…といっても足にポスポス当たるだけだ。それに、先程まで食べまくっていた所為で殆ど勢いが無く、ほぼ何も感じない。 「しね!おちびちゃんをえいえんにゆっくりさせたゲスどれいはしね! ゆふぅ…ゆふぅ…なんでからがおもいんだぜえええええ!?」 「なんでこうげきをやめちゃうのおおおお!?それじゃゲスどれいがしなないでしょおおおお!!」 「おねえしゃあああああん!おにぇえええええしゃああああああああああん!」 (あーもう面倒になってきたな、そろそろ終わりにするか。あ、でも道具が無ェな…お、そうだ!倉庫に閉じ込めておくか。そうすれば中の廃棄食品も片付くし楽になる。これぞ一石二鳥ってカァ!?そうと決まればさっさとやっちまおう、まだ俺には仕事があるんだからな) 「ゆふぅ…もういちどちょうせんするんだぜ…つぎのいちげきでしとめるんだぜ、そうすればかたきがとれるんだぜ…」 「ひっぐ…ぐっ…おねええちゃああん…」 「まりさ!がんばってかたきをうってね!ゲスどれいはもうまんっしんっそういだよ!がんばってね!がんばってね!」 (そういえばこのれいむも相当なゲスだよな…子が死んだってのに自分じゃ仇を討とうともしねェ…まりしゃも不憫だな(笑)) 「これで…さいごなんだぜ…ゆっ!おちびちゃんのかたきぃ「よっとどっこらせい」おそらをとんでるみたい!」 俺に最後の攻撃を加えようとしたまりさを俺はサッと掴みあげる。汚い体を持ち上げるのは抵抗があったが…まァ仕方が無い しっかし、持ち上げられた瞬間に「おそらをとんでるみたい!」って…敵討ち(笑)はどうしたんだ?もうやめたのかァ? ま、いいや。まりさはまだ持ち上げた瞬間の顔で「ゆゆ~ん!まりさはたかいんだぜぇ~…」なんて言ってるし騒ぎ出す前に倉庫にぶち込むか、その後は残りの2つだ。 「せぇーい、よっ!(ポーイ)」 「まりさはあらぶるわしになったんだぜえええ!!!」 ポスッ 「次はれいむを、「おそらをとんでるみた」セイッ!」 「ゆゆ~ん!れいむははくちょうさんにぃ~」ポスッ 「最後はれいみゅ、「おそらを(ry」むん!」 「ゆゆ~ん!れいみゅは(ry」 ポスッ 「そしてまりしゃの亡骸を入れてさっさとドアを閉め…る!鍵をかける!ポーズを決めるッ! ハイ終わり!」 俺はさっさと一家(まりしゃの亡骸も)を倉庫にいれて鍵を閉めた。 これで奴らは一生ここから出ることはできない、まぁあるとすれば死んだ時ぐらいかな? それに死臭のする亡骸も入れたわけだし、周りにあまあまはあるのに愛する子供から香る死臭でゆっくりできないであまあまを食べて死んでいく様は是非ともDVDにしたいが残念ながら今回は出来ない。また次回になりそうだ。 なんか、あっさり終わってしまったが仕事もあるしな。このぐらいでやっとか。さーてと、仕事に戻るかァ~。 あー腰痛ェ。 完
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/24.html
170 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/10/22(木) 02 36 22 ID ygtFG82O 流れをぶった切って何かオリオン座流星群が来てるってことで、麻雀部のみんなで見に来たって設定で。 京「部長~こんな夜中に学校に忍び込んで大丈夫なんすか?」 久「大丈夫大丈夫。それに今日を逃したら次はいつになるか分からないでしょ?」 京「そうですけど……へ……へっくしゅ!」 和「須賀君、寒いんですか?」 京「ん、あ~、ちょっとだけな。最近朝晩は冷え込むようになってきたしな~」 咲「京ちゃん、大丈夫?」 優「犬のくせに寒いなんておかしいんだじぇ!」 和「……須賀君、隣……いいですか?」 京「へ?お、おぉ。」 ギュッ! 京「の、和!?」 和「こ、こうしてくっ付いていれば暖かいでしょう?」 京「あ、あぁ」 咲・優(ムッ!) 咲「きょ、京ちゃん!わ、私も隣いい!?」 京「へ?お、おぅ」 ギュッ! 京「ちょ!な、なに腕に抱きついてんだよ!?」 咲「だ、だって寒いんだもん!」 優「あ~私も何だか寒くなってきたじぇ。」 ギュッ! 京「だー!お前も何してんだ!離れろ!」 優「ん~?咲ちゃんとのどっちは良くて私はなんでダメなんだじぇ?」 久「あら~、暖かそうね。じゃあ私も」 ギュッ! 京「ちょちょ!ぶ、部長……その……背中に……!」 久「当ててんのよ。あ~、須賀君って暖かいわね」 まこ「星がキレイじゃの~」 終わり 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/237.html
依頼主 太公望 出現条件 太公望解放 クリア条件 以下のモンスターを討伐するキョンシー:討伐数50 冥・キョンシー:討伐数4 成功報酬 2500ジェム 貢物値+20 依頼時 なんか僕の周りで騒ぐ奴らが最近多くて…悪いんだけど倒してきてくれないかな? クリア時 やーっと静かになった…ありがとね。助かったよ。お礼はちゃんとするからね。
https://w.atwiki.jp/sakideeroparohokanko/pages/71.html
優希印2/3 衣×京太郎×優希 衣の人 第2局 396~ 421 支援3つ 優希印3/3 結局勝負は・・。 「ロン、清一色、一万八千の二本場で一万八千六百だ」 「なっ・・」 南にも入らず衣が優希を飛ばして決着した。 「う、うそだじぇ・・」 自分の得意な東場での、しかも自分が飛ばされての決着に信じられない様子の優希。 そしてそれを見る他の清澄メンバーも信じられない様子だった。 (強い、いや・・強いつぅレベルか、咲はこんなんどうやって戦ったんじゃ?) (強いですね・・ものすごく・・) (驚いた、これはまた桁外れね・・団体戦より強くなっているわ) (衣ちゃん、前に戦ったときよりも強くなっている) 最初の一回、それ以降優希はおろか久やまこも全く上がれず衣の圧勝、久やまこも油断していた訳ではない優希の運が落ちたのでもない、ただ天江衣と言う成長した豪運の力に認めさせるというやる気が加わり、強すぎるその力の前に為す術もなく敗れただけ。 「ふぅ・・終わったぞ京太郎」 「お疲れ・・」 衣を気にかけながら、力なくうな垂れる優希も京太郎にはやはり気になった。 「片岡・・これで認めるな」 衣に問われた優希が顔を上げる、ぼろぼろと涙をこぼしながら。 「ぐや・・ぐや、ぐやじぃ・・な、などぐできなぃじぇ・・」 今の麻雀の結果からか、それとも京太郎を盗られたという悔しさからか、どうしても納得できない様子の優希。 「ゆーき・・・でも」 「わ、わがっじぇるじぇ・・なっどくじなきゃ・ならないのばぁ・・」 和に諭される優希、理屈では分かっているのだろう、しかし心から納得はできないようだ、それは一つの疑問もあったからだろう、そして優希は涙声でその疑問を口にする。 「ど、どうじて・・ぎょうだろうが・・こいづにごくはくしたのかっでおもうど・・」 そう言って京太郎と衣を見る優希、すると衣が一歩踏み出して優希の勘違いを指摘する。 「何を勘違いしている、告白したのは衣の方だ」 「えっ・・・?」 「衣が好きだと認識して、どうすれば良いかは京太郎に先に聞いていた『心惑う好きになったら告白するしかない』と、だから告白した、そして相思相愛の仲になったのだ」 「そ・・そんな・・・だったら・・私にも・・」 衣の衝撃の言葉に、泣くのも忘れて肩を落とす優希。 (あったんだじぇ、チャンスはいくらでも・・自分から踏み出していれば、犬なんていってないで告白していれば・・・京太郎と私も・・・こいび・・とに・なれたんだじょ) そんな可能性を考えれば、優希の納得しかけた心が再び騒ぎ出す・・もはや手遅れと知りながら、そして衣もそんな優希の心境が手に取るように分かった。 「今のままでは納得尽くのは無理か、おい片岡納得したいか?」 「そうしたいのは山々だけど、そんなのいきなりは無理だじぇ・・」 優希は必死に納得しようとしている、だがどうしても考えてしまう・・・自分があと少し踏み出していれば、あるいは・・・と、だから優希は納得尽くことができなかった。 「ならば衣と京太郎とついて来い、あるいは納得尽くかもしれんぞ」 「えっ・・・で、でも・・」 「京太郎、良いな?」 「えっ、ああ、まあ優希が納得するならそれで・・・」 衣が何をしようとしているのか、京太郎には想像できなかったが、それでも優希を今のまま数日間、下手をすれば数週間そのままにしておくよりはましに思えた。 「よし、では邸に戻るぞ、ハギヨシ」 「はい、それではお車の用意をしてまいります、新しい紅茶はこちらで使っているカップに淹れておきますので、お飲みください、それでは失礼します」 ハギヨシはさっと片づけを済ませて、新たに淹れた紅茶を用意すると、足音もたてずに部室を後にした。 「ど、どうも・・・って、いないわね」 「それじゃあ、行くぞ京太郎、片岡も」 「おう」「う、うん・・・」 「では、邪魔をしたな、失礼する」 衣はそう言い残して、京太郎と優希を引き連れて部室を後にした。 「ふぅぅぅ・・・なんていうか、台風の後みたいね」 「じゃな、心情的にもそんな感じじゃ、しかし強いと思っていたがあそこまでとはな・・はぁぁ」 試合に参加していた二人は長いため息をつく、圧倒的な差を見せ付けられての惨敗に意気消沈していた。 「わしはあれじゃが、部長はまだチャンスあったやろ、あのまま続けといたら」 「どうかしら、今日の天江衣は凄かったわよ、勝ちたいという意思が溢れていたから、決勝の時よりも凄かった風に見えたけど、咲はどう思ったかしら?」 「はい、凄かったと思います、あの時にアレだけのものを出されていたら、私も勝てていたかどうか・・」 勝って当然の状態で挑んできた決勝の時とは違い、今回は勝って認めさせると言う明確な意思が垣間見えた、そういう意味で今日の衣は決勝の時とは一味も二味も違っていた。 「勝負の事はもう良いです、それよりもゆーきは大丈夫なんでしょうか・・」 「ふぅ、わからないは・・けど少しでもましになるんじゃないかしら」 「何か吹っ切れることがあればええんじゃが・・」 「優希ちゃん・・・」 優希を心配し全員で部の入り口を見るが、誰かが戻ってくる様子はなかった。 「さて、じゃあ・・ケーキでも食べましょうか」 「そうじゃな、腐っても勿体無いしの」 「部長とまこさんは、ゆーきの事心配じゃないんですか!?」 「そ、そうですよ、こんな時にケーキなんて」 抗議する和と咲を見て久が苦笑しながら諭した。 「今の私たちに出来るのは待つことだけよ、それに同じ麻雀部の須賀君も居るんだから、彼を信じましょ、麻雀はたよりないかもしれないけど、二人の女性を惚れさせちゃう男よ、だからね・・」 「あっ、そ、そうですね・・・」「うん、私、京ちゃん信じます」 「部長の言うとおりじゃ、今のわしらじゃ何もできひん、せいぜいケーキを食べる位じゃ、ほれ、和も咲も食わんと」 和も咲も久の言葉に諭されて納得して、まこからケーキの皿を受け取る。 「いただきます」×4 さっそくケーキを食べ始める四人。 「うん、おいしいわね」「うま・・これが値段の差というやつか・・」 「おいしい、これってゆーきの分、置いておくことできますか?」 「おいしい・・・京ちゃんや優希ちゃんとも食べたかったな、それに衣ちゃんとも・・」 (衣ちゃんが告白したのか・・・それで京ちゃんの恋人に・・・) 「・・うらやましい・・・かな・・・」 ぽつりと言葉を零す咲、その言葉がたまたま耳に付いた久は首を傾げた。 (あれ、もしかして・・・惚れさせちゃったのって三人だったのとか?) 衣達がたどり着いたのは、京太郎が衣の邸に宿泊時に使うゲストルームだった。 「ここに何があるんだじぇ?」 大きな部屋に驚き、少し警戒しながら部屋を見回す優希。 「おい、衣・・・ここってまさか?」 京太郎もここに連れてこられて、何をするか・・自分の考えた事が間違いだと思いつつも衣に確認する。 「そうだ、今からするぞ、京太郎」 ここで、そして衣の「する」という言葉が意味するのはただ一つ、それは男女の交わり、秘め事、情事。 「ちょっとまて、優希の前でか!?」 「そうだ、これを見れば納得尽く・・どのような結果になるかは不明だがな」 「いや、しかしだな・・・」 衣に何か考えがあるのはわかったが承服しかねる京太郎、当然といえば当然か、失恋のしかも諦めきれない状態で、好きだった相手と恋敵の性行など見せられたらどの様な状態になるか分からない、少なくとも相当のショックは受けるだろう。 「ま、まつじぇ、何をすんだじょ!?」 「まぐわい、交わり・・いろいろと言葉はあるが、百聞は一見にしかず、見るほうが早かろう、重々納得したいのならば目を逸らすな」 「・・・・わ、わかったじぇ」 衣の口にしている言葉の意味すらわからない優希、だがそれでも胸のもやもやした気持ちを晴らしたいという思いがあり大きく頷く。 「ということだ、するぞ京太郎、優希を納得尽くしてやろうではないか」 「・・・わかった、中途半端にするのはよくないからな」 あるいはこれを見れば優希も自分の事を完全に諦める事ができるかもしれない、京太郎もそう思い衣の案に同意した。 そして、ゆるやかに京太郎と衣が顔を近づけて・・・唇が重なる。 「つぅ!?」 (き、ききききき、キス!?、なんだじぇ、なんで・・こんなこと私の前で・・) 思いを寄せていた者が別の誰かと仲睦まじく恋人同士のキスをしているシーン、目を逸らしたくなる・・それでも。 (なんで、なんでこんなのを見せるんだじぇ、京太郎ぅぅ・・それにこのままいくと・・) 恨めしい、羨ましい、嫌気もさすが納得もしたい、納得したいからかそれとも・・優希自身にもよく分からず、二人のキスから目が離せない。 京太郎も言葉を出さずじっと見ているそんな優希が気にかかるが。 「京太郎・・・今は」 そんな京太郎に視線で集中するように訴える衣。 「悪い・・」(今は衣としているんだからな、優希を見るのは駄目だよな) 再び唇を重ねて、今度は舌を絡め取るとり、互いの口の中の唾液を熱をやり取りする。 (あ・・あんな熱烈に・・あんな・・すごいじょ・・) 視線を逸らすことすら忘れ、ただただ京太郎と衣のディープキスに見入る優希。 京太郎と衣は息もせず互いの唇に集中する、そしてそれを見ていた優希も息をするのを忘れていた。 「・・はぁ・はぁ・・はぁ」 「・・はぁ・・はぁ」 「・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・」 京太郎と衣は唇を離すと息を整える、それを見て優希も慌てて空気を吸う。 衣はちらりと優希を見るが、息を整えるのに必死で文句や怒るわけでもなく、泣いて逃げる訳でもなければ、止めに入る訳でもない、だがもし優希が止めに入ったとしても無駄であろう。 「・・・京太郎、最後までするぞ」 「ああ、そうだな、するぞ」 衣も京太郎も今までのキスで興奮して、既に押さえが利かない状況になっていた。 「今日は衣が脱がせてやるからな、少し待て」 「えっ、ああ」 衣は自分の着ていたものを全て脱ぎ捨てると、既に京太郎は上着だけは脱いでいたので、ズボンを脱がして、膨らみがあるトランクスに手を掛け・・それを脱がせる。 「で・・でかいじょ!」 トランクスの下から現れた、京太郎の勃起したペニスの大きさに思わず声を上げて驚く優希。 「そうだ・・京太郎のおちんちんは大きいぞ、情交は知っているか?」 「じょ、情交・・・よくわからないじぇ・・、け、けどぉ・・」 (間違えなく・・京太郎と・・今から・・するんだじょ・・) 衣の言葉は分からずとも、今から京太郎と衣がすることは優希にも理解できた、そして理解したことを衣も優希の表情から読み取る。 「意味を知るならよし・・京太郎」 何をもとめるのか、知っている京太郎はそのまま衣の股間に手を伸ばして、衣のおま○こに触れる。 「ふぁっ・・!?」 くちゅ・・くちゅ・・・ キスを見られていたことに興奮していたのか、衣のおま○こは既に濡れており、準備が整っていた。 (あっ・・京太郎の手が・・天江衣の・・あそこに・・) それを羨む様に見つめる優希は自然と自分の股間に手が伸びていた・・・。 「京太郎・・今日は衣がするから、そこに座ってくれるか?」 「じゃあ、頼むぞ・・」 京太郎がベッドに腰掛けると反り返ったペニスが天井を差す、衣はその上に自分のおま○こがくるように合わせて腰を下ろす。 「えっ・・う、うそぉ・・だじぇ・・そんなの無理・」 優希がそういい終わる前に、ゆっくりと衣の膣内に京太郎のペニスが飲み込まれてゆき・・。 ツプゥ・・ツプゥ・・ぐちゃ 「うんっ!!・・うくぅ・・はくぁぁ!!」 「くぅぅ・・きついなぁ・・・」 少し苦しそうな声をあげながら衣が腰を下ろして終わると、京太郎のペニスが衣の膣内に納まった。 「はぁぁ・・入ったぞぉ京太郎・・」 「ああ、上手に出来たな・・」 京太郎に頭を撫ぜられて褒められると、衣は目的を達成したのと褒められたので満足げに微笑む。 「は、入った・・い、痛くないのかじょ?」 予想をはるかに上回る光景に優希は一瞬呆けるが、直ぐにサイズオーバーのペニスを納めている衣の事が気になりだす。 「最初は腹部を無理やり切り裂かれると思うほどの激痛だった・・・」 「う・・うげぇぇ・・」 少し想像してしまったのか、痛そうな表現に顔を顰め優希。 「ふぅ・・だが、徐々に慣れていった・・・すると心地よく、いや気持ちよくなる」 「で、でも最初は凄く痛いんだじぇ?」 「ああ、本当に好きでなければ耐え切れぬ・・・」 「えっ?」 衣の言葉に、優希は驚いて目を見開いた。 「好きだから、本気だから、だから耐えられる・・どんな激痛も、どんな苦しみも、それを凌駕する恋心を持てば・・・、今は中から京太郎の熱さを感じて、心地よい幸せだ・・京太郎はどうだ?」 「やっぱり好きな女性とできるって言うのは凄く幸せにだ、それに凄く気持ち良いぞ衣」 「そうか・・ふふ、じゃあ動くぞ!」 衣がゆっくりと腰を上げて・・・落とす、それを繰り返す。 ズブッ・・ズン!ジュブ・・・ズン! (ああ、こいつは・・・京太郎の事を本気で好きなんだじぇ) 目の前で繰り広げられる行為、今は痛そうではないが、きっと最初は・・その痛みに耐え切った衣の恋心を本物だと優希はようやく理解した。 (私はどうだ・・・耐える自信はある・・耐えてみせるじょ、でも・・) 自信があろうとも、それに挑戦する機会すら与えられない、諦めきれないが諦めるしかない。 目の前で京太郎と衣が・・・。 「くっう・・いいぞ、衣、衣の腰と膣内が連動して・・凄く良い!!、もっと早くだぁぁ!!」 「わ、わかっふぁぁくぅ!!、こ、衣もいいぞおぉぉ!!、京太郎のおちんちん気持ちよくてぇぇ!!」 ズブッ!ズン!ズブッ!ズン!ズブッ!ズン! 二人の顔が快楽に染まる、衣は京太郎のリクエストに答えて更に速度を上げる。 (ああっ・・めちゃくちゃ・・気持ちよさそうだじぇ・・京太郎、あんな顔するんだ・・じょ) 恋した者の悦楽に浸る表情、それが例え他人が与えているものだとしても愛おしく見えるのは恋故か。 (わたしも・・したい、きょうたろうぅぉ・・うはぁぁ・・よろこばせたいじぇ!) 欲望、愛情それらの交じり合う願望、優希は・・・。 「くぅぅぅ!衣のおま○こよすぎてぇぇぇ!!」 「ふぁぁぁぁ!!おおきくなるぅぅ!!じこ・・しちょうううう!!きょうたろうのおちんちんがころものなかでぇぇぇぇ!!らめぇぇぇもうらめぇきょうたろうぅぅぅぅ!!」 「おれもいくからぁぁ!!ころももいけぇぇぇ!!」 「いぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 「ああっ・・」 二人が絶頂に達する、瞬間優希も体が火照るのを感じた。 ドクゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!! 「りょうおおひぃぃ!!うまるぅぅぅれんふうまるぅぅぅぅぅ!!」 衣の膣内が京太郎の精液で満たされてゆく、熱い精液は衣を感じさせながらそれをでも直、それを求める様に痙攣する膣内にペニスは射精を続けた。 「まだ終わりじゃないぞぉぉぉぉ!!」 ドクゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥゥン!!ドクゥゥゥゥン!! 「いっぱぃぃ・・いっぱいぃぃになっているのにぃぃぃ・・・あはぁ・・」 抜いてもいないのに、収まり切らなくなった一部の精液が、京太郎と衣の結合部のすきまから少しだけ溢れていた・・。 「はぁ・・はぁ・・ふぅ・・衣、今日は頑張ったな・・ありがとう凄く気持ちよかったぞ」 「あはは・・はぁ・・はぁ・・、奮闘したかいが・・あったな・・・京太郎」 チュ・・チュ・・ 頑張った分のご褒美といわんばかりに、京太郎に顔を近づけてキスを強請る衣、もちろん京太郎はそれに答える。 「衣・・」 「京太郎・・・」 キスをしつづける京太郎と衣、終わらないように見えたその行為も。 「す・・すごいじぇ・・」 そんな優希の声が二人の耳に届いて、どちらとも無く離れて二人は優希を見た。 「優希・・・」 「片岡・・どうだ?」 衣にそう訊ねられた優希は、ゆっくりと一度だけ首を縦に動かして口を開いた。 「納得した・・確かに天江衣は京太郎の恋人だじぇ、もう反論はしないじょ」 二人の営みを目の当たりにして、もはや優希に否定する気は起こらなかった。 「優希、衣・・これでよかったんだよな?」 これで全て終わり解決したと思った京太郎、だが衣は違っていた。 「京太郎帰結は尚早、衣達は一番大切な事を片岡から聞いていない」 「えっ・・」 「な、なんだ・・これ以上私に何を求めるじょ?」 衣の考えがわからず、京太郎も優希も混乱していた。 「片岡よ、お前は京太郎への思いを断ち切ることできたのか?」 「衣!?」 追い討ちの様な衣の問いに京太郎も止めようとしたが、衣の真剣に優希に見つめていた、その問いが優希を傷つけるためでは無いとすぐに分かり、そのまま見守ることにした。 「そ、それは・・・まだだじぇ」 優希は納得していない訳ではない、でも心と頭は別、納得できても恋心と気付いてしまった京太郎への思いは、切れず消えず積もるばかり。 「そうか、ではなぜ告白しない?」 「なぁ!?」(ど、どういうつもりだ衣は・・) 「ええっ!?」(な、何言っているんだじぇ、こいつ・・そ、そんなことしても・・無駄なだけなのに) 衣の問いには見守るつもりだった京太郎も驚いて、思わず衣に訊ねた。 「こ、衣、言っている意味がわかっているのか・・・衣って恋人が居るのに、告白って・・」 「そ、そうだじぇ、恋人がいる相手に告白って・・そ、そんなの無理だじぇ・・、それともあ、天江衣、お前・・京太郎と別れてくれるんだじぇ!?」 「衣が京太郎と別れる訳ないだろう!」 優希に聞かれた衣は大きな声で即座に否定した、その答えに優希は特に驚かない、予想通りの答えが返ってきただけなのだから。 「だったらなぜそんなこと聞くんだじょ?」 「別に恋人が一人である必要は無いだろう?」 「へぇ・・?」「はぁ・・?」 間の抜けた声だった、衣のあまりに予想外の発言に2人ともしばし言葉を失い、ようやく京太郎の口からでてきたのは。 「えっ、いや、その衣さん、日本一夫一妻制ですよ」 そんな当然の話だった。 「京太郎、その程度の常識、衣だって知っているぞ」 馬鹿にされた感じがしたのか、少し不機嫌そうな衣。 「だ、だったらなんで?」 優希に再び聞かれて、衣は不機嫌そうな表情を止めて真剣な表情に変わる。 「妻は一人だが、妾や愛人のいる者もいる、京太郎の恋人の座を譲る気はない、だが二番、三番でもいいというのなら好きにするが良い、無論京太郎が良ければだが・・・」 優希から京太郎に視線を移す衣。 「こ、衣はそれで良いのか?」 「構わない、片岡を見ていて想像したのだ、もしも・・もしも衣より先に誰かが京太郎の隣に居たとして、それでもしも今と同じように京太郎を好きなったら、衣は京太郎の事を諦めきれるかと・・・・」 衣は緩やかに首を横に振った。 「無理だと思った、たぶん今の片岡みたいに情交を見せられても、それでもなお・・思い続けるだろう、思いの前では理性も常識もなんだ意味をなさない、だからもし情交を見てもまだ片岡が京太郎の事を諦めきれないなら・・・機会を与えようと思った」 衣の言う機会、それは二番目の恋人になるか否かの選択、普通なら馬鹿な話と一蹴してしまいそうだが、それでも優希は考えていた。 (恋人が居るのに告白、確かに諦めはきれないじょ・・でも・・) 「い、良いのか・・たとえばだけど優希と、情交を交わしても」 「構わないが・・・あまり片岡ばかりに感けるなよ、あくまでも一番の恋人は衣だということを忘れるな」 放っておかれている場面を想像し、頬を膨らませて拗ねる衣。 「安心しろ・・俺は衣が一番好きだよ」 京太郎の言葉を聴いて、膨らませていた頬を萎めて笑う衣。 「ならばよし、さぁ・・どうする片岡よ、うっ・・くはぁ・・京太郎はまだまだ行けるぞ」 衣がゆっくりと腰を上げて立ち上がると、衣のおま○こに収まっていた京太郎のペニスが現れる、一度射精したにも関わらずまったく萎えず、入る時と変わらず勃起したままだった。 「んんっ・・溢れてくる・・・」 押さえるものも無くなり、衣の膣内から大量注がれた精液があふれ出る。 (あ、あんなに射精したのに、大きいまま・・・すごいじょ・・でも、きっと痛んだじぇ) 優希も知識がまったく無いわけではない、でも限りなく無い等しく男性器も見た経験は無い、それでも京太郎ものが大きいのは理解できた、だからきっと伴う痛みも大きいのだと思えてくる・・・が、同時に。 (あれを受け入れたら・・京太郎はよろこんでくれるじぇ・・・で、でも、それは告白を受け入れてくれたらで・・・・もしも断られたらじぇ) 京太郎を喜ばせたいと思う気持ちも大きかった、でもそれはあくまで告白を受け入れられた場合、断られればそんなこともなくなる、あるいは今よりも遠い関係になってしまうかもしれない、それならばいっその事・・・と思ってしまう。 (駄目だ、駄目だじぇ、そんなことじゃ・・このままじゃあの繰り返しだじぇ) 告白しておけばと思った、あの時衣の言葉を聴いたあの瞬間に、それは後悔、取り戻せない後悔。 「望むなら踏み込め、望まぬなら去れ、さぁどちらだ片岡?」 だから衣に最後の問いを受けた瞬間、優希がしたのは告白するでも、逃げるでもなく、スカートのチャックを下ろす事、当然スカートは重力に抵抗することも無く床に落ちた。 「優希!?」 「京太郎、私は京太郎が好きだじぇ、二番目でも・・何番目でも良いんだじぇ、本気で好きだから・・・だから側に居させて欲しいじょ」 優希は一歩踏み出す。 「良いんだな・・・?」 「無論だ、でなければここまでお膳立てなどせん」 衣は焦らない、言葉通り良くなければここまでのする必要は無い、つまり最初から逃げなければ受け入れると、決意していたのだろう。 (衣は良いというけど、でも・・・本当に良いのか優希・・うん?) 京太郎は優希が体を小刻みに震わせているのに気がついた、いつも生意気で自信満々な態度を取っている優希とは違う、瞳も震えて今にも泣きそうな表情をしていた。 (馬鹿だな俺は・・・、アレを見て告白するなんてのは、そんな簡単なことじゃねぇだろう、つまり優希は・・・) 本気、その一歩がどれほど重いく勇気がいるか京太郎には想像もつかない、でもその勇気に答える術なら知っていた、だから両手を広げて優希に答えた。 「俺も優希は好きだぞ、今までは友達としてだったけどな・・・今は女の子としてな」 「あ・・ああっ、それで・・・・それで十分だじぇ!」 感極まった優希が京太郎に飛びつく、その衝撃で飛びついてきた優希ごとベッドに倒れこむ京太郎。 「おっと・・」 「京太郎!京太郎!京太郎!」 抱きつき名前を連呼しながら、京太郎の顔を覗きこむ優希・・・。 「少し五月蝿いな・・・」 「えっ・・あっ、ごめんだじぇ・・」 怒られたかと思い少しへこんだ優希が謝ろうとすると、京太郎は笑いながら顔を近づけ。 「口・・塞ぐぞ」 「うっ・・!?」 優希が五月蝿くできないように、自分の唇で優希の唇を塞ぐ京太郎、優しく触れるだけの単純なキス、時間も長くない。 「・・・どうだ、少しは静かになったかな?」 「・・な、なるじぇ・・しずかにぃ・・私のファーストキス・・だじょ」 唇が離れると少し意地悪な質問をする京太郎に、ファーストキスの衝撃に優希は少ししおらしい返事だった。 「ふふっ、京太郎との初接吻は凄いだろう、全身から力が抜けるみたいだろう?」 「う・・うん、確かに凄いじぇ・・・話に聞いていたのの何倍も凄いじぇ・・」 衣の問いにも、幸せそうにはにかみ答える優希。 「これは序の口だぞ、先ほど見せただろう・・なぁ京太郎・・・」 「ああ」 衣は京太郎と優希の間に頭を割り込ませて京太郎の唇を奪う。 「あっ・・・これってさっきの・・」 ディープキス、京太郎と衣に性交の前に見せられたのを思い出す優希、互いの味を味わうようなキス、それを羨ましそうに見つめる優希。 「はぁ・・京太郎・・」 「衣・・・」 唇を離してもじっと見つめあったままの二人、優希はそれを面白くない・・いや寂しく感じた、そして頭に浮かんだのは。 「京太郎ぅぅぅ!!京太郎ぅぅ!!」 大きな声で京太郎の名前を連呼する優希、それに驚いた京太郎と衣は優希に見た。 「無視して、わるかったけど・・どうしてそんな大きな声出すんだ?」 京太郎に聞かれた優希は、照れくさそうに頬を染めて顔を背け、指を遊ばせながら答える。 「だ、だって・・五月蝿いと、また塞いでくれるかもしれないじぇ・・」 声を出したのは知識も場数も衣に負けている優希が、必死に京太郎の注意を引こうと考えた作戦だったようだ。 「そうだな、今は優希の相手をしないと」 「そうだったな、では衣は二人の手伝いに回るとしよう・・」 衣が頭を引くと、京太郎は優希に再び唇を重ねる・・・今度は舌もつけて。 「うっ・・ううっ!?・・ふっ・・ふふん!・・」 最初はどう対応すれば良いのかわからず迷っていた優希だったが、徐々に京太郎の舌導かれて舌を懸命に使い出す。 「う~ん・・・うんく・・・うん・・ぷはぁ・・・はぁぁぁぁぁ」 必死に答えた末に、息切れで唇を離した優希は荒い息遣いをしながらなんとか呼吸を整える。 「はぁ・・はぁ・・はぁ・・すぅ・・はぁぁぁ、す、凄いじぇ・・あらまがぼうっとするじぇ・・」 「満足したか?」 「えっ・・私は満足だけど、京太郎は・・まだ・・だじょ?」 優希の視線が京太郎の、もっとも自己主張が激しい部分に注がれる、まだ硬く優希のお腹を押し上げるペニスに。 「まあな、じゃあキスはこれくらいにして・・・バンザイしてみろよ」 「えっ、ば・・バンザイだじぇえっ!?」 優希が両手を挙げると、後ろから衣が優希の服を一気に脱がした。 「裸にならないでも、できるが・・・双方裸のほうが、互いの肉体の温かさをよりよく感じることが出来るぞ」 「そ、そうなんだ・・ありがとうだじょ」 衣のアドバイスに従う優希、優希は必要ないからかブラを付けておらず上を脱げば、残るはパンツのみだった。 「ブラしてないんだな?」 「うっ、小さくてごめんだじぇ・・・」 「気にするな・・・って、俺はそんなこと気にしてないぞ」 体勢を入れ替えて、優希と京太郎の上下を入れ替わり、優希が下、京太郎が上になった。 「そうだ、京太郎は胸の小ささなど気にするはそんな器の小さな男ではない」 そういって優希以上に無い胸を自信満々に張る衣。 「で、でも京太郎は、のどちゃんみたいなおっぱいが好きなんだじぇ?」 「まあ否定はしないが、でも小さい胸も好きだぞ」 大きい胸に惹かれるのは年頃か男の性か、それは分からないが京太郎が大きなおっぱいが好きなのは事実、でも衣とした後で・・というか衣の裸に反応してから、小さい胸も良いという結論に京太郎は達していた。 「そ、そうなんだ・・・じゃ、じゃあ好きに弄繰り回すといいじぇ」 「そうさせてもうぞ」 「ひゃう!・・あっはぁ・・」 胸に京太郎の手が触れると、一瞬びくっと体を震わせる優希、だが直ぐにそれを受け入れて気持ちよくなってゆく。 小さいが、硬くなく少女らしい肌は、揉み上げる京太郎の指に吸い付く様だった。 「優希、優希はここや・・ここを自分で弄ったりするのか?」 京太郎は片手で優希の乳房を揉み上げながら、もう一方の手を優希の下着の上からわれめをなぞる。 「ひゃっあ!?・・じょ・・じょぉ!そ、そこは・・・」 優希の下着は中に納まっている部分から分泌される液体によって、湿り気を帯びていた。 「ここは?」 「す・・するじょぉ!!、もんもん・・したときにぃとか・・するじょ」 どうやら優希はそれとは認識せずに自慰行為をしていたようだ。 「よくできました・・と」 褒めながらちゃんと答えられたご褒美にと、優希の頬にキスをする京太郎。 「こ・・・答えてよかったじょ」 「もう、準備できているみたいだな・・」 「だ、だって京太郎と天江衣の・・を見てだじぇ、京太郎にキスして弄られたら・・じゅ、準備万端になっちゃうじょ」 顔を真っ赤ににしながら、可愛らしい言い訳をする優希を見て、ドキッとする京太郎。 「今の優希・・すげぇ可愛いぞ」 「は・・はうっ、きょ、京太郎・・そろそろ・・お願いだじぇ」 濡れて少し脱ぎにくそうにしながらも、悪戦苦闘の末になんとか下着を脱ぎ捨てる優希。 優希のおま○こはほんの少しうぶ毛の様な陰毛が生えていた。 「ああ、わかった・・・痛かったらちゃんと言えよ」 「えっ、で、でも・・・京太郎がや、やりづらいじぇ?」 優希は戸惑う、自分が痛いと連呼すれば京太郎がし辛くなるのではないかと、そんな優希に二人を見守っていた衣が助言をする。 「大丈夫だ、素直に痛みを口にしたほうが痛みがましになる、どうしてもの時は『止めて』と言うんだぞ、それを約束してもらえば、それ以外にどれだけ言おうとも京太郎は続けてくれるぞ、そうだろう京太郎?」 自分の経験からくる知識を、教える衣は小さいくてもしっかりとしたお姉さんに見え、思わず微笑んでしまう京太郎。 「ああっ、そうだな、衣の時にちゃんと言ったよな」 「そ、そうなのか・・じゃ、じゃあお願いするじぇ・・」 「わかった、ちゃんと最後までするぞ」 「ありがとうだじぇ」 「おおっ、それとな・・・」 何かを思い出して、ごにょごにょと優希に耳打ちする衣。 「えっ・・そ、それ言うのか・・なんか恥ずかしいじょ・・」 何を言われたのが京太郎にはわからないが、優希は何かを口にするのを迷っているようだ。 「これは・・・京太郎が喜ぶぞ、初めての時にこういわれると京太郎が興奮すると言っていたからな・・」 「ほ、本当か・・すぅ・・はぁ、じゃ、じゃあ言うじぇ!」 深呼吸をすると意を決し、その言葉を口にする優希。 「わ、私のおま○こに京太郎のおちんちんを入れてください!・・だじぇ」 京太郎は確かに自分が教えた事だと思い、自分を興奮させるために恥ずかしそうにしながらも口にした優希を見て愛おしく思い、それに答えるために。 「ああ、いくぞ」 押し当てられる剛直なペニスが、優希のおま○こに割ってはいる。 「うっ・・ぐっ!・・おし広げられるじぇ・・」 言葉通り優希の膣内を押し広げながら、少しずつゆるやかにペニスを押し入れる京太郎。 「ふっ・・くっ、やっぱりきついな・・」 衣の時と比べれば、京太郎も経験したために少しはなれていたが、それでも優希の膣内はきつく締め付けて少しずつ進むしかない、やがて・・京太郎の動きが止まる。 「うん・・ここは、どうする優希、今から優希の処女を完全に貰うけど、一気に行くか・・・それともゆっくり挿入して欲しい?」 せめてもの選択肢を優希に与える京太郎、優希は考えずに・・いや待ちきれずに直ぐに答えた。 「い、一気に来てほしい、早く京太郎を感じたいじょ!」 「わかった・・痛いから・・そうだな深呼吸でもしてれば楽になると思うぞ」 「わ、わかったじぇ・・すぅ・・はぁ・・すぅ・・はぁ」 優希が息を2度目の深呼吸を終えた瞬間、京太郎は優希の膣内の全てを手に入れようと、力を入れて処女膜を突き破る。 ズブンッ!。 「い、いだいぃぃぃ!!・・いだぃじぇぇぇ!!」 突き破れて、一番奥まで挿入を許した瞬間、凄まじい激痛が優希の体に駆け抜けて悲痛な叫び声を上げさせる。 「はぁく・・・はぁく・・・」 「よく耐えました・・・」 痛みからから口をぱくぱくと開いたり閉じたりを繰り返す優希、京太郎は優希を褒めてあげながら頬にキスをする。 「は・・はぅ、ほっぺにキスされると・・少し楽になるじぇ・・」 「そうか、じゃあ・・もう一、二回・・」 京太郎は頬にキスを繰り返した、さらに優希の頬を舐める。 「ひゃぁつく・・く、くすぐたいじょ・・京太郎」 「楽になったか?」 「う、うん、楽になったじぇ、ありがとう京太郎・・・それで、これから・・なんだじょ?」 衣と京太郎との情交を見ている優希には、当然これが終わりでないことはわかっていた。 「ああっ、激しく動かないと、射精しないからな・・・動いても大丈夫そうか?」 「ま、まだじんじん痛いけど、京太郎のおちんちんの熱を感じるじょ、熱くて大きくて・・・これが私のおま○こで暴れたら、お腹が引き裂かれるそうだじょ・・・」 優希印3/3