約 1,476,362 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2114.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341663596/ 咲「大会に出てるうちに気付いちゃったよ」 咲「私、麻雀が強く強いんだって!」 咲「私がいなきゃ清澄も全国行けなかったんじゃないかな!?」 咲「うん、考えれば考えるほどそんな気がしてきたよ・・・!」 咲「・・・の割には部内の私の立ち位置っておかしいよね」 咲「そうだよ・・・みんなもっと私に感謝すべきなんだよ・・・」 清澄高校 部室 優希「これを捨てるじょ!」ポイ 咲「それカン!もいっこカン!もいっこカン!リンシャンツモ!!」 和「大明槓・・・責任払いですね」 優希「じぇええええええええええええええええええ!?」 咲「えへへ。トップ狙い撃ちだよ^^」 優希「ああーーーん!!また飛んだじぇー!」 咲「^^」 和「優希・・・」 優希「さっきから咲ちゃんばっかりトップでつまんないじぇ~!」 京太郎「にしてもやっぱ咲は強えなぁ」 咲「最強ですからね」 和「え」 咲「え?」 和「い、いえ・・・」 咲「私清澄で一番強いしこのメンツだったら毎回トップになっちゃうよね」 京太郎「・・・」 咲「あ!そういうこと?そういうことだったんだ!」 和「えっ」 咲「ごめんね。空気読めなくて」 咲「私がいるとつまんないよね。でも安心して!抜けるから!」 京太郎「・・・」 咲「ささ、部長。私の代わりにどうぞ」 優希「咲ちゃん・・・」 久「ちょっと咲。その発言は調子に乗りすぎじゃない?」 咲「いやー、そうでもないと思いますよ^^」 久「そうかしら」 咲「そうですよ」 久「・・・」 咲「^^」 京太郎「おい咲!部長になんてことを言うんだ!」 咲「なんてこと?私何か変なこと言ったかな?」 京太郎「おまっ」 久「いいのよ須賀君」 京太郎「でも・・・」 久「別にいいの。ほら、早く麻雀始めましょ」 京太郎「はい・・・」 京太郎「・・・」パチ 久「・・・」パチ 和「・・・」パチ 優希「・・・」パチ 京太郎「・・・」パチ 咲「うーん、どれどれ」 京太郎「・・・」パチン 京太郎(ほいきたテンパイ!) 京太郎「よおしっ!リーc」 咲「えぇ?そこでリーチしちゃうの!?」 京太郎「えっ?」 咲「京ちゃん、そのプレイングは無いよw高度過ぎるってw」 京太郎「でもテンパイだし・・・」 咲「京ちゃんこれ。これ見えない?」 1筒2筒2筒3筒3筒4筒8索9索東東東中中 咲「ほらこれ。4筒と1筒変えるだけでイーペーコーとチャンタが付くよ」 京太郎「あ・・・うん・・・」 咲「待ちも言うほど良くないんだからリーチしなくていいんじゃない?役無しならまだしも東で上がれるんだからさ?」 京太郎「そうか?じゃあリーチやめとくわ」 咲「ここでやめるw?もうテンパイなのばれてるんだから意味ないってw」 京太郎「・・・でも咲がリーチやめろって言ったんだろ」ムカ 咲「それはリーチ宣言する前の話に決まってるでしょw」 京太郎「・・・」 京太郎「・・・リーチ」 咲「ほら。リーチ棒出さなきゃ」 京太郎「・・・それぐらいはわかるって」ポイ 久「早いわね。ここは現物にしておこうかしら」パチ 京太郎「頼む!誰か振り込んでくれ~!」 咲「出るとしたら優希ちゃんぐらいかな」 優希「・・・」イラッ 咲「まぁ無理だと思うけど」 京太郎「・・・」 和「・・・」パチ 優希「・・・」パチ 京太郎「こい一発!!」 京太郎「あー、一発ならずかー・・・って1筒!?」 咲「ほらー!私の言った通りになったじゃんー!」 京太郎「でも咲もリーチしろって言ったじゃねーか!」 咲「それはバレたからだよ!普通にやってたら私ならリーチかけないってことだよ」 京太郎「くっ・・・」 咲「あーあ、満貫捨てちゃったよこの人」 京太郎「・・・」イライラ 京太郎「今度こそツモ!こい!」ピッ 京太郎「中か・・・」 咲「ほら。これもリーチかけなかったら中で1飜ついたのに」 京太郎「・・・」 咲「リーチ、チャンタ、イーペーコー、東、中。跳満だったよ。残念」 京太郎「・・・」 久「・・・」パチ 和「・・・」パチ 優希「・・・」パチ 京太郎「・・・」 咲「京ちゃん!早くツモらなきゃ!」 京太郎「わぁってるよ!ちょっと考え事してたんだよ!」ピッ 京太郎「9索か・・・」 咲「あーあ、さっきのでリーチなら一発ツモついて倍満だよ・・・勿体ないなぁ」 京太郎「別にいいし・・・」ケッ 咲「ちょっと裏見てみよ」スッ 咲「どれどれ」チラ 咲「あーなるほど。うん、わかった。こうなるのね」 優希「テンパイだじぇ!」 京太郎「テンパイ」 久「ノーテン」 和「ノーテンです」 京太郎「あああ!7索は和が暗刻かよー!残り一枚は・・・」 久「ここよ。これで降りたのよね~」 京太郎「あー!くっそーーーーー!!!」 咲「あーあ、だからリーチしない方がいいっていったのに」 京太郎「・・・もういいだろ」 咲「はぁ・・・」 京太郎「・・・なんだよ」 咲「それだからいつまでたってもうまくならないんだよ」 咲「16000入ったのにそれが1500って・・・」 咲「上手い人はこんなミスしないよw」 京太郎「・・・」イライラ 咲「成長には向上心がいるんだよ。京ちゃんにはそれが見受けられないよ」 京太郎「・・・」イライライライラ 咲「最後は自分のミスを人の所為にするし。ありえないよ」 優希「まあまあ咲ちゃん。そんな怒らないでやってほしいじぇ」 和「そ、そうですよ!・・・楽しくいきましょうよ!」 久「そうよ。ほら須賀君!次行くわよ!」 京太郎「・・・すみません。俺ちょっと抜けますわ」 和「須賀君・・・?」 優希「京太郎・・・」 京太郎「俺の代わりに咲でも入れて打っててください」 久「な、なに馬鹿なこと言ってるのよ!ほら!須賀君が親よ!」 京太郎「俺下手ですから。自分でもわかってるんすよ。だからみんなもうまい人とやった方が楽しいでしょう」 和「須賀君・・・」 京太郎「つーわけで。俺抜けます。そんじゃ失礼します」ヒラヒラ 久「・・・」 咲「なにあれ!ひっどーい!」 和「宮永さん・・・」 咲「なんか私が京ちゃんに文句言ったみたいじゃない!」プンプン 優希(まったくその通りだじょ・・・) 和(自覚無いんですか・・・?) 久「・・・」 優希「・・・」 久「・・・」 咲「・・・」 和「・・・」 和(うぅ・・・気まずいです・・・) 和「あの・・・続き・・・どうしますか・・・?」 久「・・・そうね」 優希「京太郎もいなくなったし・・・」 和「いちおう面子は揃ってますけど・・・」 久「やり直す?それとも咲が須賀君の続きでする?」 咲「別にどっちでもいいですよ」 咲「あ、京ちゃんはさっきまで点数どうだったんですか?」 和「さっき1500入ったから・・・16800ですね」 咲「結構マイナスだね。じゃあ京ちゃんの続きでいいや」 優希「それでいいのか咲ちゃん」 咲「うん。これくらいの方がちょうどハンデにもなるかなってwなんちゃってw」テヘペロ 久「・・・」 和「宮永さん・・・」 咲「よーっし!私の親番!サ・イ・コ・ロまわれ~!」カラカラカラ 和「・・・」 咲「ちょっと」 和「え?」 咲「笑ってよ。衣ちゃんのマネだよ」 和「は、あは・・・あはは・・・」 優希「お、面白いじょ・・・はは・・・」 咲「えへへー」カタタン 久「・・・」 咲「11っと・・・」スッ 久「・・・」パチ 和「・・・」パチ 優希「・・・」パチ 咲「あ~駄目だよ~全然ついてないよ~テンパイにすらならないよ~」 久「・・・」パチ 和「・・・」パチ 咲「麻雀って楽しいよね!カン!!」 優希「私の番が飛ばされたじょ!!」 咲「こいっ!こいっ!」スッ 咲「もいっこカン!」 咲「もいっこカン!」 咲「リンシャンツモ!リンシャン、ホンイツ、南、赤1」 咲「親満です!」 和「ま、また責任払いですか・・・」 咲「あれ?ゴメン!3カンツ忘れてたよ!」 和「そ、それじゃあ・・・」 咲「うん。跳満だね」 和「・・・」 咲「サンカンツとか滅多に出ない役だからうっかりしてたよ~」 久「・・・」 和「はい・・・」 咲「えへへ~どうもどうも」 優希「これでトップはまた咲ちゃんだじぇ・・・」 和「あ、ありえません・・・」 咲「天才ですからね。優希ちゃんと違って集中力持続するしね」 優希「・・・」 久「・・・」 咲「一本場!」 ガチャ まこ「おーやっとるのう」 優希「染谷先輩!」 まこ「ちょっと先生のとこに勉強の質問行ってたんじゃ」 咲「今私がトップなんですよ」 久「ちょうどいいところにきたわ、まこ。ごめん。私も抜けるわ」 優希「部長・・・」 和「あ、変わるなら私が」 久「いいわよ別に。それに少し用事があるの」 和「部長・・・」 久「二人ともごめんね」 まこ「それじゃあ部長の代わりに入るかのう」 通学路 京太郎「ちっ・・・なんだよ咲の奴・・・俺のこと弱い弱いって!」 京太郎「それにあの態度!なんなんだよ一体!」 京太郎「ちょっと強いからって調子に乗りやがってよ!」 京太郎「絶対清澄麻雀部のこと見下してるわ」 京太郎「思い出しただけで腹が立つ!」 京太郎「くそ!俺も強くなりたい!」 久「須賀君」 京太郎「っておわ!?部長じゃないですか!」 久「私も帰ってきちゃった」 京太郎「もしかして・・・咲っすか?」 久「まぁそんなとこね」 久「それに須賀君にちょっとお話があるの」 京太郎「話?俺にですか?」 久「えぇ。須賀君にしかできないことなの」 京太郎「俺にしか・・・できない・・・」 久「お願いしてもいいかしら?」 次の日 部室 和「はぁ・・・」 優希「のどちゃんどうしたじょ。大きなため息ついて」 和「今日も宮永さん来るんでしょうか・・・?」 優希「きっと来るじょ。最近の咲ちゃん、すごく麻雀楽しそうだじぇ」 和「・・・」 和「はぁ・・・」 優希「まぁ気持ちはわかるじょ・・・最近の咲ちゃんは強すぎるじょ・・・」 和「そうですね・・・」 優希「全国からの成績だけ見ればトップ率9割超えてるし・・・」 和「ありえませんよね・・・」 和優希「はぁ・・・」 和「たまには宮永さんが来ない日があってもいい気がしてきますね・・・」 咲「私の話?」 和「み、宮永さん!?」 和「い、いつからいたんですか!?」 咲「いつからって、一番最初からいたよ」 優希「い、一番乗りは私だったじぇ!」 咲「えへへ。実は隠れてたんだー」 和「か、隠れてた・・・?」 咲「うん。私がいないとき皆がどんな話をするのか気になってね」 咲「昨日の部長の言葉がずっと引っかかってたんだよ」 優希「部長のことば・・・?」 咲「二人ともごめんねってやつ。あれ優希ちゃんと原村さんにかけて言った言葉だよね」 和「そ、そんなの知りませんよ!」 咲「ひどいなぁ、みんな。そうやって私を無視してくんだ」 優希「咲ちゃん・・・」 咲「さっき言ってたよね原村さん」 和「わ、私ですか・・・?」 咲「たまには私が来ない日があってもいいって」 和「そ、それは・・・」 咲「私ばっかり勝つからつまらないとか思ってるんだ」 和「ち、違いますよ!」 咲「何が違うの?」 和「そ、それは・・・」 咲「ほら、何も言えないじゃん」 和「・・・」 咲「私知ってたんだよ。みんなが私を化け物みたいな目で見てるの」 優希「咲ちゃん・・・」 咲「私と打つ時、いつもつまらなさそうな目してるよね」 咲「そういうの、結構わかるよ?」 和「・・・」 咲「もういいよ」 咲「私の居場所はここじゃなかったんだよ」 優希「さ、咲ちゃん?」 咲「やめるよ。麻雀部」 和「宮永さん!?」 咲「あ、安心して。全国にはちゃんと参加するから」 咲「いつもの部活には来ないってだけだから」 優希「咲ちゃん・・・」 咲「・・・じゃあね」 久「待ちなさい咲」 咲「部長・・・?」 久「麻雀を打つわよ」 咲「え?」 久「今日は昨日のリベンジをしないとね。ね、須賀君?」 京太郎「おう!」 咲「京ちゃん!?」 京太郎「今日は負けないぜ!咲!」 久「ほら、席につきなさい」 咲「でも私は・・・」 久「いいからいいから」 久「優希か和もどっちか入りなさい」 和「えと・・・」 優希「・・・」チラ 優希「私が行くじぇ!」 久「よし。これで面子は揃ったわ」 和(部長・・・いったい何を・・・) 久「東風赤入りね」 京太郎「はい!」 優希「私が得意なルールだじぇ!これは勝てる!」 咲「本当かなぁw」 優希「・・・」 久「親は・・・須賀君ね」 京太郎「・・・」パチ 久「・・・」パチ 優希「・・・」パチ 咲「・・・」パチ 京太郎「・・・」パチ 久「・・・」パチ 京太郎「ポン!」 京太郎「これを捨てるぜ!」ペシッ 久「・・・」パチ 優希「・・・」パチ 咲「・・・」パチ 京太郎「咲、それロンだ!」 咲「えっこれ!?」 京太郎「あぁ。白のみ。これ何点ですか?」 久「1000点よ」 咲「親の早上がりとか嫌なことするなぁw」 京太郎「いやそこまで考えてないし」 咲「いやいやwそこは考えようよw」 京太郎「おーし次次。一本場だ」 咲「・・・」 京太郎「・・・」ピチ 久「・・・」ピチ 優希「・・・」ピチ 咲「・・・」ピチ 京太郎「・・・」パチ 久「・・・」ピチ 京太郎「ポン!」 咲「また飛ばされたよー」 京太郎「へっへー」ピシ 咲「チッ・・・」 久「・・・」ピシ 優希「・・・」ピシ 咲「・・・」ピシ 京太郎「これはこれは・・・おし!加カンだ!」 咲「それロン。チャンカン、三暗刻、赤1。満貫だよ」 京太郎「うわあああああああああ!!!!」 そして東風戦オーラス 咲「カン!もいっこカン!もいっこカン!もいっこカン!」 咲「ツモ!!」 咲「四暗刻単騎、字一色、四槓子、大四喜!セクスタプル役満です!」 優希「・・・結局咲ちゃんがトップか」 咲「ほら、早く払ってよ」 優希「払うまでもないじょ。咲ちゃんの勝ちだじょ」 咲「でも・・・」 優希「つまんね」 咲「・・・」 優希「何回やっても勝つのは毎回咲ちゃん咲ちゃん」 咲「そ、そんなこと・・・」 優希「そして終いにはセクスタプル役満?ありえないじょ!」 咲「そ、それはたまたま・・・」 優希「もう我慢できないじぇ!この際もうハッキリ言うじぇ!」 和「優希!?」 優希「咲ちゃんと麻雀打ってても全っ然楽しくないじぇ!!」 咲「優希・・・ちゃん・・・?」 優希「言っとくけど!この面子で楽しんでるのは咲ちゃんだけだじょ!!」 優希「咲ちゃんとやってる人、みんなつまんないじょ!」 優希「だって勝つのは決まって咲ちゃん。こんなクソゲー無いじぇ!」 咲「・・・」 優希「咲ちゃんは普通じゃないじぇ!正直、化け物にしか見えないんだじぇ!」 和「優希・・・少し言い過ぎじゃ・・・」 優希「のどちゃんも同じこと思ってるんだろ?日頃の想いを一緒に吐き出したらいいじぇ!」 和「日頃の・・・想い・・・」 咲「・・・」 優希「強いだけならとにかく、咲ちゃんはいつも偉そうだじぇ!」 優希「いつもいつも教タオルの打ち方にケチ付けて・・・あれじゃただのおせっかいだじぇ!」 優希「何様のつもりなんだじぇ!」 咲「・・・」 優希「京太郎!お前も怒ってるんだろ!?」 咲「京ちゃん・・・」 京太郎「・・・」 和「須賀君・・・」 京太郎「・・・咲」 京太郎「咲・・・俺は別にうざいなんか思っちゃいねぇよ」 咲「京ちゃん・・・?」 京太郎「いつも俺に教えてくれてるんだろ?俺のためにさ」 咲「京ちゃん・・・」 京太郎「確かに腹立つもともあったけどさ、俺は感謝してるぜ」 優希「京太郎・・・」 和「須賀君・・・」 久「ふふ・・・」 咲「感謝・・・私に・・・?」 京太郎「ああ」 久「咲。須賀君はいつも言ってたわよ。いつも俺のために咲が教えてくれるって」 咲「京ちゃんが・・・?」 久「下手な自分のためにアドバイスしてくれてる。いい幼馴染を持って俺は幸せだってね」 咲「京ちゃん・・・」 京太郎「・・・」 京太郎「咲。お前のアドバイスは俺にとってはありがたい。でもな」 京太郎「それは俺が初心者だからだ」 咲「京ちゃん・・・」 京太郎「部長や和みたいに上手い人にはその人なりのうち方があるんだよ」 京太郎「和のデジタルもしかり、部長の悪待ちしかり、だ」 京太郎「その人のうち方には誰もケチ付けちゃいけないんだよ」 咲「京ちゃん・・・」 京太郎「だからさ、咲」 京太郎「お前がアドバイスするのは俺だけでいいんだよ」 咲「・・・」 京太郎「いや」 京太郎「俺のためだけにアドバイスしてくれ」 咲「京ちゃん・・・私・・・私・・・」 京太郎「・・・」 咲「うわあああああああああああん!ごめんなさあああああああああいい!!」ブワッ 京太郎「おいおい・・・泣くなって」 咲「うわああああああああああああ」ポロポロ 京太郎「はは・・・」チラ 久「ふふ・・・」チラ 放課後 京太郎「これでいいんですよね?」 久「ええ。これで咲は須賀君以外には口出ししなくなると思うわ」 京太郎「でも俺には文句言うんすよ・・・勘弁してほしいですよ・・・」 久「後でちゃんと俺はするって!」 久「でもこれで一件落着。咲も須賀君にメロメロだしね」 京太郎「うへぇ・・・やめてくださいよ・・・あんな奴・・・」 咲「京ちゃーん!何してるの?早く帰ろーよー!」 京太郎「あ、咲が呼んでるみたいなんで。失礼します」 久「ええ。じゃあまた明日」 京太郎「はい」 こうして女子麻雀部に平穏な日々が戻ったのであった。 完
https://w.atwiki.jp/kyo-saki/pages/107.html
215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/13(水) 20 40 32 ID N2kS4ZHL 優希「私、最近なんだかおっぱいでかくなってきたじょ」 京太郎「・・・どこが?」 優希「照れるな照れるな。ほーらほーら、何なら触って確かめさせてあげてもいいじぇ~?」 京太郎「やーめーろーやー。イラネっつってんだろ」 和「部活中に何してるんですか、あの二人・・・ねえ、咲さん」 咲「・・・・・・・・・」イライラ 和「咲さん?」 咲「・・・・・・・・・・・・」イライライラ 和「あのー、咲さん?」 咲「・・・・・・え? な、何?」 和「・・・いや、別に何もないです・・・(こ、これはもしや・・・使える!!?)」 優希「(あーあ。今日も京太郎につい変なちょっかい出しちゃった・・・全然相手にされてないのに)・・・はぁ」 和「優希、ため息なんかついてどうしたんです?」 優希「のどちゃん・・・ううん、なんでもないじょ(そうだじぇ。京太郎はのどちゃんのことを・・・)はぁ」 和「須賀君のことですか?」 優希「う”・・・」 和「あんなに仲良さそうにしてたじゃないですか」 優希「・・・和ちゃんはモテる女だから分かんないんだじょ・・・」 和「べ、別にモテてなんか・・・それに肝心な人にモテないと意味が・・・」ゴニョゴニョ 優希「それはモテてる人の悩みだじぇ。どーせ京太郎はのどちゃ・・・京太郎は、私のこと相手にしないし」 和「優希らしくないですよ!」 優希「のどちゃん?」 和「相手にされてないのなら、相手にされるまでアタックすればいいじゃないですか!」 優希「相手にされるまで・・・」 和「そうです! 優希は可愛いんだから、須賀君もきっといつか振り向くはずです!」 優希「で、でも・・・」 和「ああもう、ゴチャゴチャ言わずにとにかくイチャイチャすべきです! みんなの前で!」 優希「え。なんでみんなの前で?」 和「いやそれはその・・・き、既成事実を作ればいいってことです!」 優希「なるほどだじょ」 和「特に咲さんの前で! 明日から今まで以上にもっと積極的にアピールです! 頑張れ優希!」 優希「のどちゃん・・・ありがと。なんだか元気でてきたじぇ! うん、頑張るとしますかー!」 和「その意気です、優希! ・・・・・・ふふふ(そして悲しむ咲さんを私が・・・)ふふふふふ」 翌日 部室前 優希「・・・」 和「どうしました優希。昨日あんな話したから、緊張してるんですか?」 優希「う・・・」 和「ファイトですよ優希! あなたならできます!」 優希「う、うん・・・!」 和「さあ、部室へ入りますよ」 バタン 和「おつかれさまです」 優希「お、おつかれだじぇー!!」 京太郎「でさ、背中のこの辺を・・・」ぎゅっ 咲「痛っ・・・きゃ、きゃはははは! く、くすぐったいよ京ちゃん!」 和&優希「!?」 京太郎「おお、和~! ・・・と優希。おつかれさまー」 咲「あはははは・・・はふっ。お、おつかれ、二人とも」 和「な、何を・・・今、二人何をしてたんですか? 」ヒクヒク 京太郎「ああ、これ? 昨日テレビで睡眠不足に効くツボっての紹介しててさ」 優希「睡眠不足?」 咲「うん。で、私が昨日読書のしすぎで睡眠不足気味だったから」 京太郎「丁度良いってんで、咲で試してみようって話になったんだよ」 咲「でも京ちゃん下手糞だから、全然効かなくてさ~」 京太郎「なんだとー?」 咲「だって、くすぐったいだけじゃん」 京太郎「コイツー」ぷに 咲「やん。もう! ・・・えへへ///」 和「(ぐ・・・部活早々に見せ付けてくれますね・・・優希はどうしたんです!?)」 優希「・・・わ、私も睡眠不足だったんだじぇ! きょーたろ、ツボ押してみろ!」 和「(その意気です!)」 京太郎「ん、いいぞ。ほれ」ぎゅっ 優希「ひゃ、ひゃうん!? ふぁ、ちょっと・・・きゃううぅ・・・あん・・・」 咲「ええ!?」 京太郎「な、なんだよその反応は!?」 優希「だ、だってぇ・・・背中がムズ痒いじょ」 和「背中弱かったんですね、優希」 京太郎「あはは。おもしれーな」ぐっ 優希「ふぁあん!」 京太郎「ほら」ぎゅー 優希「やぁん!」 京太郎「ははは」 優希「ふ・・・んん・・・た、タンマタンマ! ちょっとタンマだじょー!」 がばっ 咲「あ!」 京太郎「うおっ!? お、おい抱きつくなよ」 優希「はぁ・・・はぁ・・・」 京太郎「・・・大丈夫か? ごめん、調子に乗りすぎたかも」 優希「う、うん・・・だいじょぶだじぇ。えへへ・・・でももうちょっとこのまま・・・」 ぎゅっ 優希「えへへ///」 咲「・・・ムムム」 和「(故意なのか天然なのかは知らないけど、凄いですよ優希! 私もちょっと興奮・・・あ、いやいや・・・)」 優希「きょうたろー、ここはフツー①切りだじぇ」 京太郎「えー? ここは九だろ。まあいいや①で・・・あ、ロンされた」 優希「あ、あはははは・・・ごめんだじぇ! ま、まあネトマだし~」 京太郎「こいつめ!」ぎゅむっ 優希「きゃううん! せ、背中はダメだって言ったじぇ~!」 イチャイチャキャッキャッ 咲「・・・・・・」イライラ 久「・・・・・・」イライラ まこ「・・・今日はいつもに増して二人仲睦まじいのう」 和「ふふふ。そうですね(その意気ですよ優希・・・ふっふっふ。咲さんもイライラしてます)」 久「・・・ちょっと、須賀君、優希?」 京太郎「はい?」 優希「なんだじょ?」 和「(ぶ、部長、なにを!? もしや)」 久「あー・・・仲がよろしいのはいいんだけどね。もうちょっとその・・・」 和「(ああ、やっぱりとめる気ですね! ダメです。やめてください部長!!)」 咲「・・・」ワクワク 久「だからあのね、つまり私が言いたいのは」 まこ「嫉妬か」ボソッ 久「!?」キッ まこ「おっと、独り言じゃ。なんともない」 久「・・・・・・つまり私が言いたいことは・・・そのまま仲良く二人ネトマで練習してなさい。頑張って」 京太郎「は、はあ・・・」 優希「・・・? わかりましたじぇ」 和「(ナーイス! ナイスです染谷先輩!! さすが!)」 久「むうう・・・!」 咲「・・・・・・」(チッ) 優希「あー! だからそっちじゃないって言ったじょ!」 ぎゅむっ 京太郎「おい。あんまりくっつくなって」 優希「照れんなよ犬」 咲「・・・ブツブツブツ」 和「(優希と須賀君がいつも以上にイチャついてるのは予定通りですが・・・)」 咲「・・・なんで・・・京ちゃんは・・・私・・・あの・・・私の・・・私の・・・」ブツブツブツ 和「(な、なんかヤバイかもです・・・悲しむどころかおかしく?・・・一気にやりすぎたかも)」 咲「・・・私は・・・私の・・・京ちゃ・・・あのチb・・・」ブツブツ 優希「犬ー」 京太郎「だからやめろってば。背中押すぞ」 優希「あっ。あうんん・・・だからそれはやめるんだじょ!」 咲「京ちゃ・・・京・・・京・・・京ちゃん・・・私の私の私の・・・」ブツブツブツブツブツ まこ「あー、咲? 大丈夫か? お、おい。やばいんじゃないか?」 久「別に私はそんな・・・アレじゃないけど・・・でもあんな見せ付けなくても・・・ねえ」ブツブツブツ まこ「・・・あんたもかい」 和「(さ、さすがに今日はここまでにさせないと・・・!)」 優希「もー京太郎! 今度はお前の背中を・・・」 和「ちょっと優希」ボソ 優希「ん? なんだじぇ、のどちゃん」 京太郎「和、どうしたんだ?」 和「いやちょっと・・・優希だけこっちに来てください」 優希「なあに?」 和「いや、その・・・昨日言ったように張り切るのは結構なんですけど」 優希「けど?」 和「えっとですね。今日だけで急に仲良くなりすぎるのもどうかと・・・」 優希「? つまり何が言いたいんだじぇ?」 和「だから! 今日はもう須賀君にベタベタするのはやめるべきです! 部内の雰囲気もなんか危なく・・・」 優希「昨日のどちゃんが言ったのに・・・」 和「わ、私もちょっと考えが変わったんです」 優希「・・・・・・のどちゃん、もしかして京太郎のこと・・・」 和「・・・はぁ? 何を言ってるんですか! 私はただ須賀君とさk」 優希「京太郎が何だじぇ? やっぱりのどちゃん、急に京太郎のことを・・・」 和「だから違いますって!」 優希「嘘だじぇ!」ダッ 和「あっ、待ちなさい!」ガッ 優希「は、離すじょ。のどちゃん!」 京太郎「おい、どうしたんだ二人。何か揉めてるのか?」 和「なんでもありません! 須賀君は向こうに行って・・・」 まこ「おーい。ケンカはいかんぞー」 和「ケンカじゃありません!」 咲「・・・」ブツブツ 久「・・・」ブツブツ 和「ほ、ほら。あっちで咲さんと部長がブツブツ言ってるでしょ。あれは優希のせいで・・・」 優希「関係ない話でごまかさないで欲しいじょ! いいからこの手を離して・・・」 和「ダメです! 離すとまた須賀君のトコに行くでしょ」 優希「やっぱりのどちゃん、京太郎のコトが・・・!」 和「だから違います!!」 優希「はーなーすーじょー!」グイッ 和「きゃ、きゃあ!」 京太郎「お、おいっ!?」 がばっ 京太郎「あ・・・」 和「え・・・?」 優希「ああー!!」 久「・・・え?」 咲「・・・・・・!!!!!」 まこ「・・・ニヤッ」 京太郎「(え? あ? あ・・・つ、つい和を・・・抱きしめちゃった)」 和「あ、あの・・・」 京太郎「(うわ、髪の毛からいい匂いが・・・それに鳩尾あたりにおっぱいの感触が・・・)」 ぎゅうっ 和「す、須賀君! 転びそうなところ助けていただいて感謝しますが、もうそろそろ離して・・・」 京太郎「好きだ、和・・・」ボソッ 和「・・・へ?」 優希「!!」 京太郎「和、好きだ!」 久「な!!?」 咲「!!!!!????」 まこ「ニヤニヤ」 和「ふぁ、はい!? え・・・はあ!!?」 京太郎「・・・・・・はっ! あああ! ご、ごめん!(し、しまった! つい舞い上がって口が・・・)」 優希「・・・・・・ううう”う”・・・きょ、今日はもう帰るじょ!」グスン 和「ああ、優希・・・!(・・・し、しかしこれでとりあえずは解決・・・)」 咲「・・・私の・・・私の・・・京・・・あいつ・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 和「(ああダメだ! 凄い睨んでます!)ち、違うんですよ咲さんこれは・・・」 久「あらあらお二人仲が宜しいようで・・・へえ、そうだったんだー」ゴゴゴゴゴ 和「だ、だから違うんです!!」 まこ「何が違うんかのう?」ニヤニヤ 和「だから!」 京太郎「ご、ごめん和・・・つい」 ぎゅう 和「ひゃ! い、いいからもう離してください、須賀君!!」 咲「・・・あの・・・あいつ・・・私の京ちゃ・・・」ブツブツブツ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 和「もうヤだ!」 おわり
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/759.html
酢だこさんが入室しました 酢だこ:モ○バーガーにてナンタコス復活ッッ!!ナンタコス復活ッッ!! 酢だこ:夏だけの期間限定だじぇ!!夏を感じたいならこれを食べるといいじぇ!!! 酢だこ:他にも復活したメニューがあった気がするけど、とりあえずナンタコスを食え!!! number:宣伝乙 酢だこ: 酢だこ:・・・・・・え?かずちゃんだけ? number:そのようです(※間違えて別垢でログイン中) 酢だこ:いつもの面子はどうしたんだじょ? number:紫炎姫さん→メイド業務 number:モモさん→夜釣り number:のどっちさん(偽)→知りません number:のどっちさん→咲さんとお電話中 number:そっちこそ何なんですか。あのあからさまな宣伝は 酢だこ:全部屋回る予定だじぇ!!! number:社員乙 酢だこ:ところで、偽者ののどちゃんはどうしたんだ?namberは? number:・・・・・・ number:説明が面倒なんで無視して下さい 酢だこ:今日もいい感じに冷たいじぇ 酢だこ:それにしても、のどちゃんはこんな時間に咲ちゃんとお喋りかー number:仲がいいんですね 酢だこ:よすぎて悔しいぐらいだじょ number:ふ、嫉妬ですね 酢だこ:・・・・・・ number:・・・・・・図星でしたか? 酢だこ:・・・・・・ number:? 酢だこ:(´;ω;`)ブワッ number:!? ~~~ 酢だこ:のどちゃんはああ見えて、周りに流されやすいところがあるんだじぇ number:そうなんですか 酢だこ:のどちゃんが清澄高校に進学したのも、きっと私が清澄志望だったからだじぇ number:それはちょっと自意識過剰すぎると思いますが 酢だこ:そう思うだろー?でも、実際そうなんだと思うじょ 酢だこ:そんなのどちゃんが、今は自分の意志で、一つの目標に向かって頑張っているんだじぇ number:全国大会優勝、ですね 酢だこ:言い換えれば、もっと咲ちゃんと一緒にいたいってことだじぇ number:・・・・・・そう、なんでしょうね 酢だこ:いい傾向だと思うじょ。のどちゃん、今まであんなに我を通すようなことはなかったから 酢だこ:中学からの付き合いである私としては、ああいう変化は嬉しい限りだじぇ 酢だこ:・・・・・・でも number:でも? 酢だこ:ちょっと、寂しいじぇ number:・・・・・・ 酢だこ:そこには、私はいないんだじぇ。それはやっぱり寂しいじょ 酢だこ:のどちゃんの隣は、私の特等席だったのに・・・・・・ number:・・・・・・ 酢だこ:ひどい言い方をすれば、咲ちゃんにのどちゃんをとられちゃった感じがするんだじぇ number:・・・・・・本当にそうなんでしょうか 酢だこ:じょ? number:きっと、優希の友人としての特等席は、変わっていないと思いますが 酢だこ:・・・・・・かずちゃんにそう言われても number:のどっちさんとはまだまだ短い付き合いですが、それぐらいは分かります 酢だこ:・・・・・・本当にそう思う? number:いえ、少しも思いません 酢だこ:うわぁい、持ち上げて全力で蹴り落とされたじぇ number:要するに、高校に入ったら別の女に乗り換えたのどっちさんが憎い、と 酢だこ:言ってない言ってない ~~~ number:それで、くだらない愚痴はもう終わりですか 酢だこ:くだらなくなんかないじぇ!!! number:くだらないです。自分の居場所がどうのこうのなんて 酢だこ:うぅー number:全国大会前だというのに 酢だこ:そ、そうだけど number:まぁ、なんですね number:私のライバルとしての席にいられるだけ、よしとしたらどうなんですか 酢だこ:・・・・・・ number:・・・・・・ 酢だこ:・・・・・・デレ? number:違います 酢だこ:もしかして今顔赤くなってたりする? number:そんなオカルトありえません 酢だこ:うひひひひ number:イライライライライラ 酢だこ:ふー。愚痴を吐いたら少しスッキリしたじぇ number:まったく、何を悩んでいるんだか 酢だこ:染谷先輩なんて毎日キャラ設定について悩んでるじょ number:はいはいメタネタメタネタ 酢だこ:あ、そういえば number:? 酢だこ:namber=numberってもう分かってるから、別に隠さなくたっていいじょ? number: number: number: number:何のことでしょう 酢だこ:とっくにバレバレだじぇ。気付いてないとでも思ってたのかー? number:・・・・・・え、と 酢だこ:面白かったからわざと黙ってたんだじぇ number:あぅ・・・・・・ 酢だこ:「あぅ」ってwwwwwwじょwwwwwwおまwwwwwwwwwwwww number:あああああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおおお ~~~ 紫炎姫さんが入室しました 紫炎姫:使えない子ノシ 酢だこ:うひひひひ number:イライライライライライライラ 紫炎姫:・・・・・・何してんだお前ら 酢だこ:あ、実はモス○ーガーでなんt number:無視してください ナンタコス復活記念。ごめんなさい、好きなんです、ナンタコス その、食べる、方の 最後numerになってるw -- 名無しさん (2010-06-27 01 12 15) ↑失礼しました。南場がスペルミスしたということで -- 名無しさん (2010-06-27 01 16 25) ナンタコと南場×タコスと掛けてるんですね!ナンタコ!ナンタコ! -- 名無しさん (2010-06-27 03 14 12) すごい発想力だな。それにしてもナンドッグは喰いにくい。「モスバーガーのきれいな食い方教えれ」を思い出す -- 名無しさん (2010-06-27 04 58 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/2076.html
西大寺梵鐘│和(備州)│技部│ http //www10.plala.or.jp/cotton-candy/momomi2/maki-1416.htm
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/183.html
『ゆっくりならば』 9KB 親子喧嘩 野良ゆ ゲス 現代 ちょっとした息抜きに ・はじめに 胴付き ちゅっちゅ したい では、ゆっくりしていってね!!! 小五ロリあき 「おいくそにんげん!まりさたちにあまあまをよこすのぜ!!」 「ついでにじじいがすんでるおっきなおうちももらってあげるよ!ごうていでいいからね!!」 「しょしちゃりゃにんげんはどこかにいっちぇかっちぇにちぬんだじぇ!いいじゃまなんだじぇ!ゆっゆっゆ!!」 「・・・・・・ゆっくりしていってね」 「ゆあ~ん?なにいってるのぜ?おまえなんかにいわれるまでもないんだぜ!! いいからさっさとおいしいものよこすんだぜ!!ぜんしんぜんれいでまりささまたちをゆっくりさせるんだぜ!!」 「それともおはなしができないほどにおばかなの?ちえおくれなの?しぬの?」 「しょんなばきゃにはきゃわいいきゃわいいまりちゃのうんうんでもちゃべしゃしぇちぇやりゅよ!ちゅっきりー!」 「・・・なあ」 「ゆん?」 「お前等、誰?」 「ゆゆっ?やっぱりじじいはばかなのぜ!!まりさはまりさにきまってるのぜ!」 「れいむはれいむだよ!このまっかできゅーとなおりぼんがめにはいらないの?」 「まりちゃはまりちゃなんだじぇ!きゃわいいきゃわいいおちびちゃんなのじぇ!!」 「・・・違うよ。お前達はまりさでも、れいむでも、ましてやゆっくりでもないよ」 「ゆっ・・・ふざけるんじゃないぜ!へんなこというんじゃないのぜ!!」 「れいむたちほどりっぱなゆっくりはそういないよ!どうどうとしててごめんね!!」 「だって、まずゆっくりしてるまともなゆっくりは何かを欲しがるような事はしない。 今の自分達に満足してるんだから家なんて欲しがらないし、美味しいごはんだって必要無いはずだ」 「なにいってるのぜ?おうちやごはんがないとゆっくりできないんだぜ?ゆっくりしないでりかいするのぜ!」 「・・・ゆっくりできない?じゃあ、それを欲しがってる今のお前たちはゆっくりしてないって事になるよな。 ゆっくりしてないゆっくりはゆっくりっていえるのか?ゆっくりしてないくせに自分をゆっくりって言うの、おかしくないか? もしもそうなら、お前等は嘘吐きのロクデナシって事になるよな。嘘吐きってのは居るだけではゆっくりできないよな?」 「ゆゆっ!?じゃ、じゃあそういうおまえらはどうなのぜ!にんげんはぜんぜんゆっくりしてないのぜ!!」 「人間全部がどうかは知らないけど、少なくとも俺は今ゆっくりしてるよ。欲しいものも特にないし。 第一さ、ゆっくりしてるかどうかなんてお前等が勝手に見て決めてるだけだろ? 多分この国の大多数の人はお前達よりゆっくりしてると思うけど。人に家や食料たかるなんて事しないし」 「ゆぐぐぐぐ・・・じゃあれいむたちだってゆっくりしてるよ!おまえがわかってないだけだよ!!」 「じゃあってなんだよ。第一それならお前らがよこせって言ってきた物、全部必要ないだろ。 欲しくもないもの何で欲しいなんて言ったの?ゆっくりはゆっくりしてりゃ他に何にも要らないんじゃなかったのか? 要りもしない物手に入れて何の意味があるんだ?お前ら馬鹿なのか?嘘吐きの上にどうしようもない能無しなのか?」 「いいきゃりゃっしゃっしゃちょゆっくちしゃしぇりょ!きょのぐじゅ!!!」 「ほら、それも違う。そもそもゆっくりはそんな汚い言葉は使わない。 ゆっくりしてて心に余裕がある本当のゆっくりなら、もっと愛嬌のある話し方をするはずだ。 チビでなくたって普通なら他人を見下すような態度も失礼な言葉遣いもしないだろうしな。 そんな不快な話し方で誰かをゆっくりさせないような事はしない。やっぱりお前たちゆっくりじゃないだろ?」 「ゆがぁぁぁ!!おちびちゃんもまりささまたちもきたなくなんかないのぜ!! とってもかわいくてかっこよくてだれよりもゆっくりしてるのぜ!!」 「なら、そのかわいいかわいいおちびちゃんとやらの言葉がお前に向いたとしたらどうする? 『はやくあまあまよこせ!このぐずおや!!やくたたず!!』 『かわいいかわいいおちびちゃんのまりさをゆっくりさせることもできないなんていきてるかちないね。しんでいいよ!』ってな。 さあ、想像してみろ」 「・・・・・・」 「どうだ?」 「ゆゆっ?にゃにきょちじろじろみちぇりゅんだじぇ? ぐじゅぐじゅしちぇりゅひまがあっちゃりゃはやきゅしょこのじじいをやっちゅけりゅんだじぇ! まっちゃくのりょまにゃおやをもちゅとくりょうしゅりゅにぇ!はやくちろ!きょにょばきゃおや!!」 「・・・!!」 「ほら、どうした。お前らのかわいいおちびちゃんはゆっくりしてるんだろ? そんなに青筋立てずに、ちょっと生意気な発言なんか軽く笑い飛ばせよ。顔が引き攣ってるぞ。 言っておくけど、そこのチビはお前らの話し方やら性格やら生き様を真似してそう育ったんだ。 そいつを怒るってことは自分たちがゆっくりしてないって認めるようなもんだからな」 「ゆっ、ゆぐぐぐぐ・・・!」 「にゃにしちぇりゅんだじぇ!はやきゅちろぼけにゃしゅ!! あにょじじいをしぇいっしゃいっしゅればいいだけにゃんだじぇ!かんちゃんにゃのじぇ! しょんにゃこちょもできにゃいにゃらいっしょちんだほうがまちなんだじぇ、こにょにょうにゃしども!」 「「・・・っ!!」」 「おまえみたいになんにもしないがきにいわれたくないんだぜ!!このちびげすぅぅぅ!!」 「おやをうやまうきもちもないくせにいっぱしのくちきかないでね!ぶちころすよこのおんしらず!!」 「「・・・はっ!!?」」 「あーあ、言っちゃった。」 「ゆんぎぃぃぃぃ!!にゃんでまりしゃしゃまにたてちゅくんだじぇぇぇぇ!!? まりしゃはにゃんにもおかちいこちょいっちぇにゃいのじぇ!ふじゃけりゅにゃぁぁぁ!!」 「ち、ちがうのぜ!いまのは」 「いやいや、言うに事欠いてチビゲスとはな。元はといえば誰がそんな風に教育したのやら」 「れいむたちのこそだてはかんっぺきだったよ!へんなこと」 「その完璧な子育ての結果が『ぶちころす』か。 俺が知らない間に随分とゆっくりの子育てって奴は無茶苦茶になったんだな。 あ、違うか。ゆっくりの子育ては普通なんだ。単に、お前達がゆっくりもどきのゲスだってだけで」 「な、な、なにを!」 「第一さあ。ゆっくりは、ゆっくりって名乗るからには誰からみてもゆっくりしてなきゃいけないんじゃないのか? なら少なくとも、こうやって自分の子供に煽られて明らかにキレかけてる奴なんか絶対ゆっくりじゃないよな。 ・・・なあ、もう一回聞かせてもらうな。 『まともにゆっくりとして当たり前の挨拶をする余裕もない』お前等は、誰だ?」 「・・・で、でいぶたちは・・・でいぶたちは・・・でいぶだぢはぁ・・・・・・」 「あーやっぱもう言わなくていい言わなくていい。 俺はゆっくりじゃないゲスの事なんて何も知らないから、お前らの事には一切口出さないし。 まあこれからどう生きてくかも好きにしてくれ。そのぶち殺したい程憎いチビを本当に潰すも良し。潰さないも良し。 それぞれ別れて生きるのも、今までどおり仲良く暮らしてくのも自由だ。ま、どうしたってお前らがゆっくりじゃないのには変わりないけどな」 「・・・ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ!」 「れいむはげすじゃない・・・こそだてがうまくて、おうたもじょうずで、きれいでかわいい・・・ゆっくりぃ・・・」 「じゃあ、俺はこれで。 あ、そうそう。俺はゆっくりしたいし、ゆっくりの欠片もないゲスには関わりたくないからおうち云々は諦めてくれ。じゃあな」 ・ ・ ・ 『ゆゆっ!?くしょじじいがにげりゅよ! にゃにぼしゃっちょしちぇりゅのじぇ!はやきゅおいかけりゅのじぇ!のりょまども!! まりちゃちゃまにいわれにゃいちょにゃんにもできにゃいにょじぇ?くじゅはくじゅらちく『くずはおばえだぁぁぁぁ!!』ぎゅびぇ!?』 『・・・にゃ・・・にゃにしゅりゅのじぇぇぇぇ!!? こんにゃこちょまりしゃしゃまにしちぇただでしゅむちょおもっちぇりゅのじぇ、このげしゅ『だばれ!!』ぎゅぅ゛っ!!』 『おまえがっ!』 『ゆぎぃ!』 『そんなげすの!』 『いぢゃっ、い゛ぎぃ!!』 『のうなしの!』 『やっ、やべぢぇっ!』 『やくたたずのせいで!』 『ご、ごべっ!ごべぢゃぃ゛ぃ゛っ!』 『でいぶは・・・』 『あやばりまぢゅがらゆり゛ゅい゛っぢゃぁ゛ぁ゛ぁ゛!!』 『でいぶは・・・』 『ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・』 『でいぶはゆっぐりもどぎでもげずでもないんだよぉぉぉぉ!! ゆっぐりなんだよぉぉぉぉ!!ゆっぐりじでるんだよぉぉぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!』 『い゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!ぼっぢょゆっぐりぃ゛ぃ゛っ!!・・・・・・』 『ぜぇっ、はぁっ、ぜぇっ・・・ぜぇ・・・・・・』 『・・・・・・れいむぅ・・・』 『・・・ゆぐっ・・・ゆっぐ・・・』 『れいむはわるくないんだぜ。 あのおちびがただのできそこないだっただけだったんだぜ。だから・・・』 『・・・ゆひっ』 『れ・・・いむ・・・・・・?』 『ゆひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!』 『ゆゆっ!!?』 『そうだよぉ?れいむはとぉってもうつくしいんだよぉ~? それにかんっぺきっでゆっくりしたゆっくりのなかのゆっくりなんだよぉ~!!』 『れいむ・・・』 『だからこそだてだってかんっぺきっにこなせるんだよぉ~。 きちゃないことばでおはなしするちびなんていないんだよぉ~!』 『れ゛いむ・・・!』 『わかったらにんげんどもはれいむをゆっくりさせてねぇ? のらゆっくりもかいゆっくりもみ~んなれいむのしもべになってねぇ? だぁってれいむはゆっくりのなかのゆっくりなんだもの。それくらいはあたりまえでしょぉ~?ゆけけけけ!!』 『でい゛ぶぅ・・・!!』 『ゆけっ!おちびちゃんは!でいぶの、ゆけっ!かちこいおちびちゃんはぁ! でぇ~いぶはおが~ぢゃんでゆぅ~っぐりなぁんだよぉ~~!!! ゆげっ!ゆげげげげげっ!ゆげギャギャげぎゅぎょぎゃげげっぎゃげぎゃばばばばばばばbbbbbb』 『ゆっぐりずるんだぜぇ・・・。おねがいだがらゆっぐりずるんだぜぇ・・・。でいぶぅ・・・・・・』 ・ ・ ・ 「やれやれ・・・ちょっと煽っただけであのザマか。 あーアホらし。やっぱ時間の無駄だったわ。 ・・・にしても、ほんと名前負けしてるよなあ」 『ゆげげげ○※☆×;^#¥⊿?%&~!!!』 『どぼじでぇ・・・!どぼじでごん゛な゛ごどにぃ・・・!!』 「ゆっくりってんなら何言われても気にせずゆっくりしてりゃいいのに。 そりゃ、あれじゃどうやってもゆっくりできんわ」 ・あとがき はいはい、テンプレテンプレ。 と、言う事で地の文無しにチャレンジして見ました。セリフだけで誰が誰だかわかるかな? 所詮はネタが思い浮かばない時の苦し紛れなので、気楽に見てもらえるとありがたいです。 では、最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2427.html
『ゆっくりならば』 9KB 親子喧嘩 野良ゆ ゲス 現代 ちょっとした息抜きに ・はじめに 胴付き ちゅっちゅ したい では、ゆっくりしていってね!!! 小五ロリあき 「おいくそにんげん!まりさたちにあまあまをよこすのぜ!!」 「ついでにじじいがすんでるおっきなおうちももらってあげるよ!ごうていでいいからね!!」 「しょしちゃりゃにんげんはどこかにいっちぇかっちぇにちぬんだじぇ!いいじゃまなんだじぇ!ゆっゆっゆ!!」 「・・・・・・ゆっくりしていってね」 「ゆあ~ん?なにいってるのぜ?おまえなんかにいわれるまでもないんだぜ!! いいからさっさとおいしいものよこすんだぜ!!ぜんしんぜんれいでまりささまたちをゆっくりさせるんだぜ!!」 「それともおはなしができないほどにおばかなの?ちえおくれなの?しぬの?」 「しょんなばきゃにはきゃわいいきゃわいいまりちゃのうんうんでもちゃべしゃしぇちぇやりゅよ!ちゅっきりー!」 「・・・なあ」 「ゆん?」 「お前等、誰?」 「ゆゆっ?やっぱりじじいはばかなのぜ!!まりさはまりさにきまってるのぜ!」 「れいむはれいむだよ!このまっかできゅーとなおりぼんがめにはいらないの?」 「まりちゃはまりちゃなんだじぇ!きゃわいいきゃわいいおちびちゃんなのじぇ!!」 「・・・違うよ。お前達はまりさでも、れいむでも、ましてやゆっくりでもないよ」 「ゆっ・・・ふざけるんじゃないぜ!へんなこというんじゃないのぜ!!」 「れいむたちほどりっぱなゆっくりはそういないよ!どうどうとしててごめんね!!」 「だって、まずゆっくりしてるまともなゆっくりは何かを欲しがるような事はしない。 今の自分達に満足してるんだから家なんて欲しがらないし、美味しいごはんだって必要無いはずだ」 「なにいってるのぜ?おうちやごはんがないとゆっくりできないんだぜ?ゆっくりしないでりかいするのぜ!」 「・・・ゆっくりできない?じゃあ、それを欲しがってる今のお前たちはゆっくりしてないって事になるよな。 ゆっくりしてないゆっくりはゆっくりっていえるのか?ゆっくりしてないくせに自分をゆっくりって言うの、おかしくないか? もしもそうなら、お前等は嘘吐きのロクデナシって事になるよな。嘘吐きってのは居るだけではゆっくりできないよな?」 「ゆゆっ!?じゃ、じゃあそういうおまえらはどうなのぜ!にんげんはぜんぜんゆっくりしてないのぜ!!」 「人間全部がどうかは知らないけど、少なくとも俺は今ゆっくりしてるよ。欲しいものも特にないし。 第一さ、ゆっくりしてるかどうかなんてお前等が勝手に見て決めてるだけだろ? 多分この国の大多数の人はお前達よりゆっくりしてると思うけど。人に家や食料たかるなんて事しないし」 「ゆぐぐぐぐ・・・じゃあれいむたちだってゆっくりしてるよ!おまえがわかってないだけだよ!!」 「じゃあってなんだよ。第一それならお前らがよこせって言ってきた物、全部必要ないだろ。 欲しくもないもの何で欲しいなんて言ったの?ゆっくりはゆっくりしてりゃ他に何にも要らないんじゃなかったのか? 要りもしない物手に入れて何の意味があるんだ?お前ら馬鹿なのか?嘘吐きの上にどうしようもない能無しなのか?」 「いいきゃりゃっしゃっしゃちょゆっくちしゃしぇりょ!きょのぐじゅ!!!」 「ほら、それも違う。そもそもゆっくりはそんな汚い言葉は使わない。 ゆっくりしてて心に余裕がある本当のゆっくりなら、もっと愛嬌のある話し方をするはずだ。 チビでなくたって普通なら他人を見下すような態度も失礼な言葉遣いもしないだろうしな。 そんな不快な話し方で誰かをゆっくりさせないような事はしない。やっぱりお前たちゆっくりじゃないだろ?」 「ゆがぁぁぁ!!おちびちゃんもまりささまたちもきたなくなんかないのぜ!! とってもかわいくてかっこよくてだれよりもゆっくりしてるのぜ!!」 「なら、そのかわいいかわいいおちびちゃんとやらの言葉がお前に向いたとしたらどうする? 『はやくあまあまよこせ!このぐずおや!!やくたたず!!』 『かわいいかわいいおちびちゃんのまりさをゆっくりさせることもできないなんていきてるかちないね。しんでいいよ!』ってな。 さあ、想像してみろ」 「・・・・・・」 「どうだ?」 「ゆゆっ?にゃにきょちじろじろみちぇりゅんだじぇ? ぐじゅぐじゅしちぇりゅひまがあっちゃりゃはやきゅしょこのじじいをやっちゅけりゅんだじぇ! まっちゃくのりょまにゃおやをもちゅとくりょうしゅりゅにぇ!はやくちろ!きょにょばきゃおや!!」 「・・・!!」 「ほら、どうした。お前らのかわいいおちびちゃんはゆっくりしてるんだろ? そんなに青筋立てずに、ちょっと生意気な発言なんか軽く笑い飛ばせよ。顔が引き攣ってるぞ。 言っておくけど、そこのチビはお前らの話し方やら性格やら生き様を真似してそう育ったんだ。 そいつを怒るってことは自分たちがゆっくりしてないって認めるようなもんだからな」 「ゆっ、ゆぐぐぐぐ・・・!」 「にゃにしちぇりゅんだじぇ!はやきゅちろぼけにゃしゅ!! あにょじじいをしぇいっしゃいっしゅればいいだけにゃんだじぇ!かんちゃんにゃのじぇ! しょんにゃこちょもできにゃいにゃらいっしょちんだほうがまちなんだじぇ、こにょにょうにゃしども!」 「「・・・っ!!」」 「おまえみたいになんにもしないがきにいわれたくないんだぜ!!このちびげすぅぅぅ!!」 「おやをうやまうきもちもないくせにいっぱしのくちきかないでね!ぶちころすよこのおんしらず!!」 「「・・・はっ!!?」」 「あーあ、言っちゃった。」 「ゆんぎぃぃぃぃ!!にゃんでまりしゃしゃまにたてちゅくんだじぇぇぇぇ!!? まりしゃはにゃんにもおかちいこちょいっちぇにゃいのじぇ!ふじゃけりゅにゃぁぁぁ!!」 「ち、ちがうのぜ!いまのは」 「いやいや、言うに事欠いてチビゲスとはな。元はといえば誰がそんな風に教育したのやら」 「れいむたちのこそだてはかんっぺきだったよ!へんなこと」 「その完璧な子育ての結果が『ぶちころす』か。 俺が知らない間に随分とゆっくりの子育てって奴は無茶苦茶になったんだな。 あ、違うか。ゆっくりの子育ては普通なんだ。単に、お前達がゆっくりもどきのゲスだってだけで」 「な、な、なにを!」 「第一さあ。ゆっくりは、ゆっくりって名乗るからには誰からみてもゆっくりしてなきゃいけないんじゃないのか? なら少なくとも、こうやって自分の子供に煽られて明らかにキレかけてる奴なんか絶対ゆっくりじゃないよな。 ・・・なあ、もう一回聞かせてもらうな。 『まともにゆっくりとして当たり前の挨拶をする余裕もない』お前等は、誰だ?」 「・・・で、でいぶたちは・・・でいぶたちは・・・でいぶだぢはぁ・・・・・・」 「あーやっぱもう言わなくていい言わなくていい。 俺はゆっくりじゃないゲスの事なんて何も知らないから、お前らの事には一切口出さないし。 まあこれからどう生きてくかも好きにしてくれ。そのぶち殺したい程憎いチビを本当に潰すも良し。潰さないも良し。 それぞれ別れて生きるのも、今までどおり仲良く暮らしてくのも自由だ。ま、どうしたってお前らがゆっくりじゃないのには変わりないけどな」 「・・・ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ!」 「れいむはげすじゃない・・・こそだてがうまくて、おうたもじょうずで、きれいでかわいい・・・ゆっくりぃ・・・」 「じゃあ、俺はこれで。 あ、そうそう。俺はゆっくりしたいし、ゆっくりの欠片もないゲスには関わりたくないからおうち云々は諦めてくれ。じゃあな」 ・ ・ ・ 『ゆゆっ!?くしょじじいがにげりゅよ! にゃにぼしゃっちょしちぇりゅのじぇ!はやきゅおいかけりゅのじぇ!のりょまども!! まりちゃちゃまにいわれにゃいちょにゃんにもできにゃいにょじぇ?くじゅはくじゅらちく『くずはおばえだぁぁぁぁ!!』ぎゅびぇ!?』 『・・・にゃ・・・にゃにしゅりゅのじぇぇぇぇ!!? こんにゃこちょまりしゃしゃまにしちぇただでしゅむちょおもっちぇりゅのじぇ、このげしゅ『だばれ!!』ぎゅぅ゛っ!!』 『おまえがっ!』 『ゆぎぃ!』 『そんなげすの!』 『いぢゃっ、い゛ぎぃ!!』 『のうなしの!』 『やっ、やべぢぇっ!』 『やくたたずのせいで!』 『ご、ごべっ!ごべぢゃぃ゛ぃ゛っ!』 『でいぶは・・・』 『あやばりまぢゅがらゆり゛ゅい゛っぢゃぁ゛ぁ゛ぁ゛!!』 『でいぶは・・・』 『ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・』 『でいぶはゆっぐりもどぎでもげずでもないんだよぉぉぉぉ!! ゆっぐりなんだよぉぉぉぉ!!ゆっぐりじでるんだよぉぉぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!』 『い゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!ぼっぢょゆっぐりぃ゛ぃ゛っ!!・・・・・・』 『ぜぇっ、はぁっ、ぜぇっ・・・ぜぇ・・・・・・』 『・・・・・・れいむぅ・・・』 『・・・ゆぐっ・・・ゆっぐ・・・』 『れいむはわるくないんだぜ。 あのおちびがただのできそこないだっただけだったんだぜ。だから・・・』 『・・・ゆひっ』 『れ・・・いむ・・・・・・?』 『ゆひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!』 『ゆゆっ!!?』 『そうだよぉ?れいむはとぉってもうつくしいんだよぉ~? それにかんっぺきっでゆっくりしたゆっくりのなかのゆっくりなんだよぉ~!!』 『れいむ・・・』 『だからこそだてだってかんっぺきっにこなせるんだよぉ~。 きちゃないことばでおはなしするちびなんていないんだよぉ~!』 『れ゛いむ・・・!』 『わかったらにんげんどもはれいむをゆっくりさせてねぇ? のらゆっくりもかいゆっくりもみ~んなれいむのしもべになってねぇ? だぁってれいむはゆっくりのなかのゆっくりなんだもの。それくらいはあたりまえでしょぉ~?ゆけけけけ!!』 『でい゛ぶぅ・・・!!』 『ゆけっ!おちびちゃんは!でいぶの、ゆけっ!かちこいおちびちゃんはぁ! でぇ~いぶはおが~ぢゃんでゆぅ~っぐりなぁんだよぉ~~!!! ゆげっ!ゆげげげげげっ!ゆげギャギャげぎゅぎょぎゃげげっぎゃげぎゃばばばばばばばbbbbbb』 『ゆっぐりずるんだぜぇ・・・。おねがいだがらゆっぐりずるんだぜぇ・・・。でいぶぅ・・・・・・』 ・ ・ ・ 「やれやれ・・・ちょっと煽っただけであのザマか。 あーアホらし。やっぱ時間の無駄だったわ。 ・・・にしても、ほんと名前負けしてるよなあ」 『ゆげげげ○※☆×;^#¥⊿?%&~!!!』 『どぼじでぇ・・・!どぼじでごん゛な゛ごどにぃ・・・!!』 「ゆっくりってんなら何言われても気にせずゆっくりしてりゃいいのに。 そりゃ、あれじゃどうやってもゆっくりできんわ」 ・あとがき はいはい、テンプレテンプレ。 と、言う事で地の文無しにチャレンジして見ました。セリフだけで誰が誰だかわかるかな? 所詮はネタが思い浮かばない時の苦し紛れなので、気楽に見てもらえるとありがたいです。 では、最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
https://w.atwiki.jp/kuniodb/pages/2023.html
きほん じょうほう しゅーとタイプ いろかえ しゅーと印 だ POW/SPINタイプ ちょつよ/よわい くわしく オレンジいろの おぶおぶだま おぶおぶボールと たいさ なし らんく POW数値 SPIN数値 にゅうしゅ ばしょ SSS 125 +34~43 110 +31~40 SS 125 +30~38 110 +27~35 S 125 +26~33 110 +23~30 No.02ふくびき A 125 +22~28 110 +19~25 B 125 +18~23 110 +15~20 S-ばんか4 C 125 +14~18 110 +11~15 ワールドリーグ-4 D 125 +10~13 110 +7~10 ※POW,SPIN数値は暫定値 そのた じょうほう このページを編集 コメント 名前 すべてのコメントをみる タグ:'いろかえ' 'しゅーと' '頭文字た'
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/37.html
406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/11/12(木) 23 24 40 ID jMvk+7Xv 小池3「華菜!ちょっとこの番号に電話してみろし!」 池田「いきなりなんだし。誰の番号だし?」 小池3「ふふふ~!かけてみてのお楽しみだし!ほら、早くかけるし!」 池田「わ、分かったから携帯を顔に押し付けるのはやめるし!え~っと……」 ピッピッピッ プルルルル……プルルルル…… 池田「……誰も出ないし」 小池3「え~?おかしいし。京ちゃん何やってるんだし」 池田「!?!?!? お、お前どこにかけさせてるんだし!」 ピッ! 池田「あ……(お、驚いてつい切っちゃったし)」 池田(そっか、この番号あの人のなんだし……) 池田(登録しちゃうし///) 咲「ねぇ、京ちゃん」 京「なんだ、咲」 咲「今日ね、京ちゃんがトイレ行った時に携帯鳴ってたよ」 京「え?そうなのか?別に着信のお知らせランプとか光ってなかったけど……」 咲「ちょっとうるさくてね、切ろうと思ったら勝手に切れちゃったよ」 京「は?……おいおい咲、いくらなんでも人の携帯を勝手に……」 咲「大丈夫だよ、名前も表示されてなかったからイタズラかなんかじゃない?」 京「いや、それにしたってだな」 咲「大丈夫だよ」 京「いや、だから」 咲「大丈夫だよ」 京「……はい」 京「ったく、咲のやつは……でもなんかすげぇ怖いオーラ出してんだもんなぁ……それで何も言えなくなっちゃう俺もダメダメか……そーいや照さんも……ブルブル」 京「でも誰からだったんだろ?着信履歴には……お、残ってる。確かに見覚えの無い番号だなぁ…………かけてみるか、暇だし」 ピッ プルルル……プルルル…… 上げってんの~Wow! Wow!♪ 上げってんぞ~Yeah! Yeah!♪ 小池1「ね~ちゃ~ん。携帯鳴ってるし!」 小池2「着うたうるさいし!」 池田「何言ってるし!この歌は姉ちゃんのお気に入りだし!」 小池3「いいから早く出るし!」 池田「なんでこの歌の良さが分からないし……あ!」 小池2「どうしたし?」 池田「なななな、なんでもないし!(え!?な、なんであの人からかかってくるし!?)」 ピッ 池田「もももももっもももしもしし!?」 京『んぁ!?え?あ……も、もしもし?』 池田「はははははい!ここここ、こちら池田の携帯でございますし!」 京『え?は?い、池田さん?あれ?この番号池田さんのなの?』 池田「そ、そうみたいだし!」 京『あれ?池田さんって俺の携帯の番号知ってましたっけ?なんか着信があったみたいなんですけど……』 池田「あ、そ、それは……今日ウチのチビがいきなりこの番号にかけてみろとか言い出して……」 京『あ~、そーいやこの前遊びに行った時やたら熱心に人の携帯いじってたなぁ……』 池田「ご、ごめんだし」 京『あはは、いいんですよ。おかげで池田さんの番号ゲットできちゃいましたんで、な~んて』 池田「え、あ///」 小池1「姉ちゃん、電話誰からだし?」 小池2「なんかさっきから挙動不審だし」 小池3「もしかして……京ちゃんからだし!」 池田「お、お前らうるさいし!ちょっと向こう行ってるし!」 京『え?』 池田「あ、ち、違うし。ちょっとチビどもが……」 小池3「私も京ちゃんとお話ししたいしー!」 小池1「姉ちゃん電話よこすしー!」 池田「あ、ちょ」 ピッ 小池2「あ、切れちゃったし」 池田「ああぁあぁあぁあぁああぁあぁああぁあぁああぁぁ!!!!!」 小池3「そ、そんながっかりしなくてもいいし。かけ直せばいいし」 池田「かけ直す……?いや、でもそんな大したこと話してたわけじゃないし……」 小池1「姉ちゃんじれったいし!私がかけ直すからいいし!」 池田「ちょ、ま」 プープープー 小池1「あれ~?繋がらないし。話し中だし」 小池3「さっきまで繋がってたのに……おかしいし!」 池田「ほ、ほらほら!もう電話返すし!お前らそろそろ寝ろし!」 京「あれ?急に切れちまった。どうしたんだろ?」 ピリリリ!ピリリリ! 京「お?池田さんがかけ直してきたのかな?……もしもし?池田さん?」 咲『……京ちゃん?私だよ』 京「さ、咲!?」 咲『どうしたの、京ちゃん。さっきからずっとかけてたのになかなか繋がらなかったよ?』 京「あ、あぁ。ち、ちょっと野暮用で電話しててさ」 咲『ふ~ん…………池田さんにどんな用があったの?』 京「!?」 咲『池田さんってあの人だよね。風越の大将だった……なんであの人に用があるの?』 京「べ、別に咲には関係ないだろ!」 咲『…………そうだね。ごめんね、京ちゃん。変なこと言って』 京「あ、いや、俺も怒鳴っちまって……スマン」 咲『ううん、いいんだよ。京ちゃんは何も悪くないよ。うん、な~んにも悪くない』 京「あ、あぁ……で、そっちはどうしたんだよ。何か用なのか?」 咲『あ、うん。今日出た宿題のことでさ……』 咲「うん、うん、ありがとう。じゃあまた明日学校でね」 ピッ 咲「………………池田華菜……ね……」 京「はぁ、びっくりした。咲のやつ、何か最近変だよなぁ……どうしたんだろ?」 京「あ、池田さんの方は……もう遅いし今からかけ直すのは迷惑かな……メアドも聞いとけば良かったかも……」 京「……明日また電話してみようかな」 池田「はぁ~……」 美穂子「どうしたの?華菜。溜め息なんてついて」 池田「あ、キャ、キャプテン!べ、別になんでもないし!」 美穂子「……また1人で背負い込もうとしてない?言ったでしょ?私ができることならなんでも話してって」 池田「あ、いや、そんな大それたことでは……ホントに大丈夫だし!」 美穂子「そう?私で良ければいつでも相談にのるからね」 池田「キャプテン……ありがとうだし!」 貴子「池田ァ!なにふぬけた顔してんだ!ちょっとこっち来い!」 池田「ひぃ!コーチ!」 池田「はぁ……疲れたし。コーチのしごきは相変わらずきついし……あれ?携帯に着信履歴が……あ!」 池田「ま、またあの人からだし!この時間は……コーチにしごかれてたし。で、でもなんで……こっちからかけ直した方がいいのかな……」ドキドキ ピッ! プルルル……プルルル……ガチャ 池田「あ、ああああああの!もしもし!」 『…………もしもし?』 池田「え?あれ?(お、女の人の声?)」 『もしもし?』 池田「あ、あの、それ、あの人……きょ、京太郎の携帯じゃ」 『馴れ馴れしく呼び捨てにしないで!!!』 池田「ひっ!?」 『あなた、池田さんでしょ?もう電話してこないでくれる?』 池田「な、なんで私のこと知って……そ、それよりなんでお前にそんなこと言われなくちゃいけないし!それにその声……もしかして清澄の……」 咲『宮永咲です。池田さん、もう1度言います。もう電話してこないでください。京ちゃんも迷惑してるんです』 池田「え?」 咲『京ちゃんは私といる方が幸せなんです。あなたなんていらない』 池田「な、なに言って」 咲『じゃ、そういうことで』 池田「ちょ、ちょっと待っ」 ブツッ! プープープー…… 池田「な、なんなんだし……でも……迷惑って……ホントなのかな……もう電話しない方がいいのかな……」 咲「…………」 ピッ ピッピッ 京「おーい!咲ー!」 咲「あ、京ちゃん」 京「おっす。悪いな、わざわざ外に出てもらって。俺がお前んちまで行っても良かったのに」 咲「ううん、大丈夫だよ。ちょっと散歩もしたかったし。」 京「いやー、携帯どこいったのかと思ったら咲の荷物に紛れ込んじゃってんだなぁ。どうりでいくら家を探しても見つからない訳だよ」 咲「ふふっ、京ちゃんったらそそっかしいんだから」 京「悪い悪い。あ、誰かから連絡あったりしなかったか?」 咲「……池田さんから電話があったよ」 京「え!い、池田さんから!?」 咲「うん、無視するのも悪いと思ったから出ちゃったんだけどね……その……」 京「? どうした?」 咲「うん、あのね、池田さんから伝言を頼まれてさ……」 京「伝言?」 咲「…………『もう電話とかしてこないでください』って」 京「……え?」 咲「『迷惑だから』って……言ってたよ」 京「は、ははっ……そ、そうか……」 咲「……京ちゃん、大丈夫?」 京「な、なにがだ?別に俺は何ともないぞ?じゃ、じゃあ咲、携帯ありがとな。じゃあな!」ダッ! 咲「あ、京ちゃん!」 咲「クスッ」 池田「…………はぁ」 小池2「なんか姉ちゃん元気ないし」 小池1「最近溜め息ばっか付いてるし」 小池3「こんな時は京ちゃんに来てもらうし!さっそく電話だし!」 池田「!! やめろし!!」 小池3「ひっ!?」 小池1「ね、姉ちゃん?」 池田「あ、ご、ごめんだし。……でももうあの人に電話したりするのはやめるし」 小池2「えー!なんでだし!」 小池1「また京太郎と遊びたいし!」 小池3「あ~、さては華菜、京ちゃんにフラれたんだし!だから最近元気ないんだし!」 池田「!!! …………グスッ」 小池2「……え?」 小池3「ま、まさか……本当に……?」 池田「……な、何言ってるし!そもそも私はあの人のことなんてなんとも思ってなかったし!子供が変な勘ぐりするんじゃないし!」 小池1「で、でも姉ちゃん、京太郎と話してるとき、すっごいいい笑顔になってたし!」 小池3「そうだし!華菜は京ちゃんのこと好きだったはずだし!それに京ちゃんだって……」 池田「うるさいし!!もう終わったことだし!!お前らさっさと寝ろし!!」 小池2「ね、姉ちゃん……」 池田「あ……ごめんだし。……少し1人にしてほしいし」 小池3「……分かったし。みんな、もう寝るし」 小池1「うん……」 池田「……そんなの……チビどもに言われなくても分かってるし……でも……迷惑だって……ウザいって……思われたし……もう……ダメだし……」 京「はぁ……」 優「お~い!犬~!」 京「…………」 優「お~い!」 京「……はぁ」 優「む~!おりゃ!」 ドムッ! 京「おわっ!?ゆ、優希?いきなり抱きついてくんじゃねーよ!」 優「いきなりじゃないじぇ!何度も呼んでるのに無視するそっちが悪いんだじぇ!」 京「あ、え?あ、わ、悪い。何か用か?」 優「ふぅ~。京太郎、最近元気ないじぇ。何かあったのか?」 京「……別に、なにもねぇよ」 優「嘘だじぇ」 京「う、嘘なんか言ってねーよ!」 優「ふむふむ……察するに……恋愛関係だじぇ!」 京「な!?」 優「ふふふ、ここは一つ私に相談してみるじぇ」 京「おいおい、優希に恋愛相談なんて有り得ねーだろ?」 優「な~に言ってるじぇ!これでも中学時代は『キューピット優ちゃん』と呼ばれてたんだじぇ!私の手によって成立したカップルは100組以上。数々の修羅場を治めてきたんだじぇ!」 京「修羅場って……お前こそ嘘ついてんじゃねーよ」 優「むき~!ホントなんだじぇ!……まぁそれは置いといて。お前のことが心配なんだじぇ。京太郎」 京「い、いきなりなんだよ。お前らしくない」 優「まぁまぁ。人に話して楽になるってこともあるんだじぇ!」 京「……ふぅ。分かったよ。実はな……」 優「…………」 京「ってわけなんだよ。どーよ、須賀京太郎の嫌われっぷりは。笑えるだろ?」 優「……その伝言っていうのは咲ちゃんが受けたんだじぇ?」 京「あ、あぁ、そうだけど……」 優「ふーん……まず最初に。京太郎はその池田って人のことをどう思ってるんだじぇ?」 京「ど、どうって……ただの友達……」 優「ホントに?」 京「……好き……なんだと思う。だから迷惑だって言われたことが……辛くて……」 優「もう1回ちゃんと話してみるべきだと思うじぇ」 京「でも……迷惑だって……」 優「何言ってるじぇ!男だったら当たって砕けろ!自分の気持ちを伝えもしないで何をウジウジしてるんだじぇ!」 京「無責任なこと言ってんじゃねーよ……」 優「……大丈夫だじぇ。きっと何か誤解があったんだじぇ!それにもしホントに迷惑がられたとしても、その時は私が慰めてやるじぇ!」 京「…………」 優「ここで動かなかったら、きっと一生後悔するじぇ!立て!立つんだじぇ!京太郎!」 京「……そう……だな。そうだよな。うん、もう1回話してみるよ!」 優「その意気だじぇ!ほら、そうと決まったらさっさと行くじぇ!」 京「わ、分かったから押すなよ!…………優希」 優「なんだじぇ?」 京「その、なんだ。えっと……ありがとう。さすがキューピット優ちゃんだな」 優「だから言ったんだじぇ!」 京「ははっ!じゃあ行ってくる!」 バタン! 優「……あ~あ、何やってんだじぇ私。敵に塩を送るようなことやって。でも……やっぱり好きな人には笑っててほしいんだじぇ」 優「さてと……」 ~一方その頃~ 池田「はぁ……」 美穂子「華菜?」 池田「…………」 美穂子「……えい!」 ギュッ! 池田「ふぁ!?キャ、キャプテン!?」 美穂子「ふふ、華菜。また溜め息ついてる。何か悩み事?」 池田「あ、いや……その……」 美穂子「……この前とは違うみたいね」 池田「へ!?」 美穂子「この前のあなたは溜め息をついていてもどこか楽しそうな顔をしていたわ。でも今はとても辛そう」 池田「あぅ……」 美穂子「今度はあなたの力になれると思うな。……話してくれない?」 池田「うぅ……キャ、キャプテ~ン!」グスッ 美穂子「…………」 池田「と、言うわけなんです……」 美穂子「……そっか。華菜にも好きな人ができたのね」 池田「うぇ!?や、ややや、別にそんな、好きとかじゃ……」 美穂子「違うの?」 池田「いやその……う~……す、好き……なんだと思います///」 美穂子「それは彼に迷惑だって言われた後も変わらないの?」 池田「それは…………はい。でもいいんです。あの人が迷惑だって言うなら、もう……」 美穂子「華菜!」 池田「は、はい!?」 美穂子「あなた、言ってたわよね?ウザさなら負けないって。自分は図々しいって」 池田「あ……」 美穂子「その須賀君って人に1回言われただけで、迷惑だって言われた理由も聞かずに諦めちゃうの?」 池田「……」 美穂子「それに須賀君にまだ自分の気持ちを言ってないんでしょ?ウザさで負けないって言うなら、嫌がられても側にいるくらいしなくちゃ図々しいとは言えないんじゃないかしら?」 池田「…………」 池田「……んにゃぁあぁあぁーーー!!」 美穂子「か、華菜!?」 池田「キャプテン!今日の部活、早退けしていいですか!?」 美穂子「ふふっ、分かったわ。コーチには上手く言っとくから安心して」 池田「ありがとうございます!……そうだし、華菜ちゃんはずーずーしいから、これくらいじゃ諦めないし!」 美穂子「華菜、頑張ってね」 池田「はい!やれるだけやって、あの人が呆れるくらい付き纏ってやるし!」 美穂子「……あ、あんまりやりすぎないようにね(汗」 池田「……キャプテン、ありがとうございました。キャプテンがいてくれて良かった」 美穂子「いいのよ。私だって、あなたがいてくれるおかげで頑張れるんだから」 池田「では、池田華菜!行って参ります!」 美穂子「行ってらっしゃい」 ばたーん! 美穂子「……と、言う訳で華菜は早退けするそうですよ、コーチ」 貴子「ふん。最近不抜けていると思ったら、色恋に現を抜かすとは。明日からもっとシゴイてやる」 美穂子「いいじゃないですか。コーチだって心配してたんでしょ?」 貴子「……知らん!」 美穂子「それにしても……宮永咲さん……ですか……」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1275.html
88 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/04(金) 13 58 07 ID RSMoU2v6 池田ァ「だいたいキャプテンのあの胸は反則だし。大きいだけじゃなくて形も…」 唯「そうだよね…」 あずにゃん「澪先輩より大きいんですよね…」 撫子「お兄ちゃん、やっぱり大きい方が好きなのかな…」 「「「「……はぁ~(自分の胸と見比べて溜息)」」」」 89 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/04(金) 20 31 50 ID VyP6GAMY セイバー「胸の大きさなんて、大きさなんて……orz」 ビリビリ「わ、私はまだまだ大きくなる予定よ」 かじゅ「胸の大きさか…モモも大きかったな…」 部長「まあ、あの子も和も胸の大きさは人並み以上だからね」 ビリビリ「待ちなさい。あんた達二人も大きい方じゃないの?」 律「不公平だ。なんでなんで…」 90 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/04(金) 20 37 27 ID HPm6mRsE かじゅ「わたしと久は公式データでは普通だぞ?モモは私よりもっとこう、丸くてやわらかくて…うぅ…」 部長「部長三人でお風呂に入ると美穂子だけ大きいからバランスが悪かったわねぇ…」 池田「あ、あたしがいるからキャプテンはバランスが取れてるし!」 とーか「ちなみに鶴賀の部長は加治木さんではありませんわ」 91 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/04(金) 20 44 33 ID VyP6GAMY ライダー「胸の大きさですか…(ふじのんの胸の大きさはどうだったか思い返してる)」 92 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/04(金) 20 53 11 ID jeqV11uI ヴァン「あんなもん脂肪の塊だろ。どーでもいい」 カギ爪「何を言うのですかヴァン君。おっぱいは素晴らしいものです」 ヴァン「あ?」 カギ爪「おっぱいはそこにあるだけで私達を元気にしてくれます。気分をよくしてくれます。疲れたときもおっぱいの事を思うだけでまた頑張れます。 おっぱいは私達にたくさんの喜びを与えてくれると、そうは思いませんか。ねぇ、ヴァン君」 ヴァン「いや、別に」 94 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/04(金) 20 59 19 ID nl98CJRs 律「胸か…キャスターさんは結構ありますよね」 キャスター「私は律ちゃんの小さくて可愛い胸、好きだけど?」 律「そ、それはどうも。でも、小さいって…そんなハッキリ言わなくてもいいじゃないですか」 キャスター「なあに? 私が好きだって言っているのに、それじゃあ不満?」 律「いいえ! 滅相もございません!」 キャスター「そうよね。肝心なのは大きさよりも感度よね。ホラ、ここをこうすると…」 律「わっ、きゃんっ」 キャスター「ちゃんと感じてくれるものね」 律「はあ、はあ」 キャスター「それじゃあ、今日は胸を中心にいくわね」 律「あっ、そこ、ダメ、アッ――――――――!!!」 ムギ「今夜は長くなりそうね。アーニャちゃん、予備のバッテリー用意しておいて」ジー アーニャ「了解」 95 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/04(金) 22 17 24 ID C1EbcGzU 真宵「胸は揉むと大きくなると言いまs」 唯「誰か揉んで!!あずにゃん!あずにゃん揉んで!!」 梓「な、何言ってるんですか!!」 池田「今なら私の胸好きなだけさわり放題オッケーだし!!」 船井「誰が得すんねん」ボソッ 池田「んだとこらああああぁ!!」 撫子「も、揉むって…」サワサワ ビリビリ「…」サワサワ 撫子・ビリビリ「!」(目が合う) 撫子・ビリビリ「…///」 ムギ「なにここ天国?」 神原「まぁ、天国に近い場所には違いないな。いろんな意味で」 真宵「ま、これが本当ならりちゅさんは今頃ダイナマイトボディになってますけどね」 唯「あぁ…なんだ、迷信か」 池田「絶対嘘じゃん。がっかりだし」 律「お前ら…ちょっと失礼すぎないか…?」ハァハァ キャスター「ほーら、逃げちゃだめよ律ちゃん♪」 96 :名無しさんなんだじぇ:2010/06/04(金) 22 44 07 ID giPef5KI 小萌「胸なんて…胸なんて飾りなんですぅー!!」 マリアンヌ「よしよし、よしよし」 リリーナ「大丈夫ですよ、きっと成長しますよ!きっと…(私のはどうなのでしょう…)」 小萌「ううっ…わたしは…」 ライダー「おや、ここにはあんな子供もいるのですか?」 セイバー「いやコモエは子供では…それにしても…」ジーッ(胸を見て) ライダー「その視線はなんですか?」
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/323.html
『奴隷にするために』 11KB 制裁 自業自得 戦闘 お家宣言 番い 野良ゆ 子ゆ 都会 あんまりすっきり出来ないかも 俺は整理整頓に気を使っている。 鍵はすぐに決まった場所へ、食品もすぐに棚か冷蔵庫に直行だ。 だから、閉め忘れた窓からゆっくりが侵入してても、荒らされたりなんかしていないのだ。 バスケットボールサイズのゆっくりまりさとゆっくりれいむ、それにテニスボールサイズのまりさとれいむ。 在り来たり過ぎて溜息が出る組み合わせだ。 「ゆゆ!?ここはまりさたちのゆっくりぷれいすなんだぜ!!」 「ゆっくりしてないじじいは、さっさとでていってね!」 「でちぇきぇー!」 「まりしゃがぷきゅーしゅるよ!」 今更この饅頭たちに所有権という概念を諭す人間なんて存在しないだろう。 何を根拠にしているのか、お家宣言なるゆっくりのルールが全生物、いや無機物にまで通用すると思ってる奴らだ。 だから、遊ぼう。この汚い欲に塗れた饅頭ファミリーで。 「あー、出て行ってもいいが、お前らここでどうするんだ?ここに…」 「ここでゆっくりするんだぜ!じじいはそんなこともわからないの?ばかなの?しぬの?」 「ゆぷぷ、じじいはあたまがかわいそうなんだね!」 「おーきゃいしょう、きゃわいしょう」 「おーみじみぇ、みじみぇ」 人の話は最後まで聞けよ、糞饅頭が。 勝ち誇った顔で胸という腹というかよく分からない部位を張る馬鹿饅頭には、反吐が出る。 「ゆっくりするって、あまあまもおふとんもないだろ」 「ゆ!そうなんだぜ!ゆっくりできないんだぜ!」 まぁ、そうだろう。前述の通り、あまあまどころか食品は全て整理してある。 どう足掻いても饅頭では取ることが出来ない場所に。 1にあまあま、2にあまあま、34にあまあま、5にすっきりな連中だ。お家宣言後すぐに探し回ったのだろう。 無駄な努力、ご苦労様。 「だから、じじいははやくあまあまもってきてね!たくさんでいいよ!」 「はやきゅもっちぇきょい!じじい!」 「もっちぇきょないとしぇーしゃいすりゅよ!」 相変わらず、他の生物を見下すくせに、自分では出来なかったことを他に要求する矛盾した生物だ。 「嫌だよ、あまあまをあげる理由がないし」 鼻で笑うように吐き捨てる。 その言葉にこいつらは、一瞬制止した後、怒りで震え出した。 「まりさはあまあまをたべたいっていってるんだぜ!」 「じじいははやくもってこいぃぃぃ!」 「じじいはにゃにいっちぇるんだじぇ!はやきゅもってきゅるんだじぇ!」 「りゆうにゃんちぇいりゃないよ!」 全く会話が成立しない。頬を膨らませて威嚇してくる。 「だから、嫌だって。…あー、俺はお前らの奴隷じゃないんだし…」 「ゆゆ!じゃあ、まりささまのどれいにしてやるんだぜ!」 「どれいははやくあまあまもってこい!!」 「もっちぇきょい!くしょどりぇい!」 「もっちぇきょいぃぃぃ!」 笑えるくらい誘導に引っかかる奴らだ。 「奴隷ねー、そうだなー、俺を奴隷にすれば毎日あまあまいっぱい食べ放題、暖かいお風呂で体は綺麗、 沢山すっきりして赤ちゃんが出来ても大丈夫、夜はふかふかな布団でぐっすり快眠、だろうな」 「ゆわわー、ゆっくりしてるんだぜぇ!!」 「れいむ。たくさんすっきりして、たくさんあかちゃんほしいよ!」 「まりしゃ、ゆっきゅりしちぇるよー!」 「ゆんやぁぁぁ!しあわしぇー!」 言葉だけで想像して、涎まで垂らす始末だ。 「でもなー、俺は、俺より強いゆっくりの奴隷にしかならないんだよなー」 「ゆわぁ…ゆ!だったらまりささまのどれいになるんだぜ!まりさはつよくてかしこいんだぜ!」 「そうだよ!れいむのまりさは、むれで1ばんすごいゆっくりなんだよ!」 「おちょーしゃんはさいっきょうのゆっきゅりなんだじぇ!どりぇいははやきゅあみゃあみゃもっちぇきょい!」 「ゆんやぁぁぁ!」 自分たちのゆっくりは約束されたと、不細工な面をニヤニヤさせる。子れいむはウザい。 「本当か?本当なら奴隷になるけど、嘘かもしれないしな」 「まりささまはさいっきょうなんだぜ!ふざけたこというどれいはせいさいするのぜ!ぷくー!」 自分の強さを疑われて、まりさは心外とばかりに体全体を膨らませる。 「ぷひゅるるる!どうなんだぜ!まりささまにつよさにしーしーもらしちゃったのかぜ?」 はいはい、無視無視。 「じゃあ、勝負しようぜ。お前が俺に勝ったら、お前たちの奴隷になってやるよ」 「ゆぷぷ、おうじょうぎわがわるいじじいなんだぜ!まりささまがぼこぼこにしてやるんだぜ!」 「まりさにかかればじじいなんてしゅんさつだよ!」 「おちょーしゃん、あまりいためるとどりぇいのしごちょできなくなるんだじぇ!」 「おちょーしゃん、ぎゃんばれー!」 既に勝利を確信したとばかりに、お祭り騒ぎだ。それを無視して棚からビニール袋を引っ張り出す。 コンビニやスーパーの袋も俺はきちんと整理してある。あって損をするものではないからだ。 「ゆゆ!?どれいはきたないてでれいむにさわらないでね!」 「はなしぇどりぇい!」 「ゆんやぁぁぁ!はなちちぇぇぇ!おちょーしゃん、たしゅけちぇー!」 その袋に「ゆーゆー」うるさいまりさ以外3匹を素早く入れていく。 「なにするんだぜ!まりさのかぞくをゆっくりしないではな…」 「俺とお前の勝負に巻き込まれて、怪我なんてしたら大変だろ?そんなことも分からないのか?」 こいつと会話を続けたらいつまで経っても、話が進まない。 馬鹿にされて「ゆぐ」と唸っているこいつには悪いが、巻きで進行させてもらう。 饅頭3個入りのビニール袋は、テーブルの上に置く。 「じゃあ、始めるぞ、ルールはいたって簡単、相手が降参するまでボコボコすればいい 降参したら追撃は無しだ、いいな?」 「いいんだぜ!じじいなんていちげきでこうさんさせてやるのぜ!」 「じゃあ、スタート!!」 「しねぇぇぇ!!」 先手必勝。言うや否や、まりさは雄叫びを上げ、飛び掛ってきた。 体全体を思う存分使って放たれた必殺の一撃は、見事俺の太股に直撃した。 少し驚いた。ゆっくりごときが太股の高さまで飛び跳ねることが出来たことに。 どうやられいむが言っていた群れで1番というのはあながち嘘でもないようだ。 ダメージ?饅頭が当たったくらいで痛みを覚える人間なんて存在しないだろ。 「まだまだなんだぜ!」 ポフっとクッションのような音を立てて、着地したまりさは休むことなく連撃をしかける。 今度は足から脛にかけて、連続で体当たりをしかける。「ゆっ、ゆっ」と自信満々だ。 まりさからすれば、連続で仕掛けているつもりなのだろうが、当たる度に助走のために2,3歩下がる為、 連続になってるとは言いがたい。 「ゆへへ、こうさんするんならいまのうちなんだぜ!」 「まりさー!もうじじいはしにかけだよ!」 「ゆゆーん、おちょーしゃん、しゅごいんだじぇえ!」 「ゆぷぷ、どりぇいはひゃくきょうしゃんしてね!」 再び、家族はお祭りムードだ。勝利寸前、奴隷の降参の言葉を待つばかりだとニヤつくまりさは、 家族の声援に攻撃を強める。 「じじいはさっさとこうさんして、あまあまもってくるんだぜぇ!」 5分後 「ゆはぁ…ゆぜぇ…」 体力の限界を迎えたまりさは、荒々しく息を吐きながらヘタリ込んだ。その顔は達成感に満ち溢れている。 まりさの頭の中では、既に勝負を決しており、これからの幸せなゆん生を想像しているのだろう。 残りの家族も同じく、親れいむは上機嫌で下手糞な歌を歌っている。 子ゆっくり2匹も、その歌に合わせ飛び跳ねている。 じゃあ、その幸せムードをブチ壊しますか。 俺は右足を振り上げた。 「攻撃終わりか?じゃあ、俺の攻撃な」 「ゆ?どれいははやくあま…ゆっぎぇええええ!!」 俺は右足を振り抜いた。 能天気にあまあまを要求しようとしたまりさの言葉を遮ったのは、かつて無いほどの衝撃だった。 つま先が、まりさの中心を正確に捉える。つま先が減り込んだ一瞬後、まりさは宙を浮き、経験したこともなく、 自力では決して出ない速度で、雄叫びを上げながら壁へと一直線に向かった。 壁にぶつかった瞬間、まりさの体は、べったりと張り付くように平らになった後、 重力に引かれ、落下しながら元の球状へと戻った。 「ゆぐぇ」 床に落下すると、小さな呻き声と一緒に少量の餡子、そして根元から抜けた白い歯を数本、吐き出した。 突然の出来事に家族は間抜けに口を開いたまま言葉を失い、地に伏せるまりさを呆然と見つめるしかなかった。 一瞬の静寂。その静寂を打ち破ったのは、まりさだった。 「ゆぎゃああああああああああ!いだいんだぜぇええええええええええ!!」 この世のものとは思えない叫びを上げ、のたうち回るまりさに静かに近付く。 先程まで息を切らしていたのに、叫び回る元気があるとは、本当に不思議な饅頭だ。 「ゆげぇ…ばりざのあんござん、ばりざのかがやくはが…どうなってるんだぜ…」 目の前に捨てられたように広がる自分の一部だったものにまりさの頭はついていかない。 その餡子と歯に、力強く足を下ろすと、まりさを見下ろした。 口をガクガクと振るわせるまりさがそれに気付き、俺を見上げる。 目が合った時、漸く残されたビニール袋の中の家族が叫びだした。 「まりざぁぁぁ!どうじたのぉぉぉ!」 「ゆんやぁぁぁ!じじいがおちょーしゃんをけっちゃんだじぇ!」 「おじょーじゃーん!だいじょーびゅにゃのー!?」 まりさの耳にも確かに家族の言葉は届いている。しかし、何も返せない。 じじいを痛めつけて、奴隷にして、あまあまを持って来させるところだった。 そこで、何か、何か分からない何かに攻撃されたのだ。まりさは何が起きたのか未だに理解出来ていない。 自分を吹き飛ばしたのが、目の前の男の右足だったということには、考えが及びもしない。 ただ、見つめるその男の目が恐ろしかった。全身に悪寒が走って、ちっともゆっくり出来なかった。 これから先ゆっくり出来る気もしなかった。 「さあ、お前の攻撃だぞ?」 「ゆ?」 へらっとした声で伝えた。 まりさが何を考えているかなんて、正確には分かりはしないが、その目が恐怖に滲んでいるのだけは分かった。 未だに餡子脳が正常に作動してないのか、まりさは動かない。 動かないということは、攻撃する気がないということだ。まりさが攻撃しないのなら 「攻撃しないんなら、俺が攻撃するぞ」 「ゆ…ゆびょおおお!!」 考える間も与えず、第二撃を加えた。 今度は左頬に鈍い衝撃が走り、壁に沿うようにまりさは吹き飛んだ。 一撃目よりも遥かに威力は弱かったが、まりさからすれば絶望的な一撃だった。 もう家族の声は僅かにしか聞こえない。 その声は、勝利に沸く声でもなく、まりさを応援する声でもなく、絶望に打ちひしがれる悲鳴だった。 「ゆびゃ!」 今度は顔面から着地し、その勢いのまま、転がったまりさは棚にぶつかり、動きと止めた。 そして、ここで漸く理解した。1回目の衝撃もこの男によって与えられたものだということに。 そして、漸く気付いた。ゆっくりと近付いてくるあの男、じじいと呼び、奴隷にして 一生自分たちに奉仕させるつもりだった男は、自分より遥かに強いと。 本当は知っていたはずだった。人間は強い、ゆっくりよりも遥かに強い。近付けばゆっくり出来なくなると。 群れの長や親から聞いていたはずだった。 だが、森にいる虫や他のゆっくりを倒す度に自分が強いと思い始めた。 僅か自信に過ぎなかったものはやがて、過剰な大きさとなり、人間よりも自分は強いと思い始めた。 番が出来、子が出来、より大きなゆっくりを欲した。 その欲求が、あまあまや大きなお家を独占する人間へと向かったのは無理もなかった。 結果はこれだ。ボロボロで情けなく涙を流しているのが、今の自分だ。 降参して、おうちに帰ろう。もうお家もあまあまも諦めよう。山でゆっくりすればいいじゃないか。 家族は情けない自分に怒りを向けるかも知れない。しかし、現実に勝つ術なんて思い付かないのだ。 「ば…ばりざのまげ…」 「言い忘れたが…俺は嘘吐きが大嫌いだ」 俺は、まりさの敗北宣言を遮るように、言葉を吐き出した。 こいつは割りと賢いゆっくりだったようだ。これだけの力の差を見せても、卑怯な手を使われたからであって、 本当は自分の方が強いはず、と勘違いを止めようとしないゆっくりは腐るほどいる。 このまりさはもう力の差に、勝ち目がないことに気付いてるようだ。 だが、終わらせない。 「お前は、俺より強いって言ったよな?嘘じゃないって言ったよな? 嘘だったら、俺はお前を殺す。惨たらしく殺す。お前の家族も殺す」 まりさは凍り付いた。逃げ道は塞がれた。 「何、絶望したような顔してんだよ。俺に勝てばいいだけだろ?じゃあ、勝負、再開。 お前の攻撃の番だ」 満面の作り笑顔で当然のように言ってやった。 まりさは微動だにしなかった。それはつまり 「ん、攻撃しないのか?じゃあ、俺の攻撃だな」 俺は三度、右足を振り上げた。 「眠たいから勝負の続きは明日な」 そう告げ、まりさをビニール袋の中の家族の横に置く。 歯は既に残っている方が少なく、左目があった場所はぐしゃぐしゃに潰れている。 体は痣だらけで、帽子も穴が開いた上に潰れている。家族が一生懸命話しかけるが、まりさが反応する様子もない。 ただ、呆然と虚ろに宙を見つめるだけだ。 男に勝てる可能性なんてこれっぽっちもありはしない。散々痛めつけられるだけだ。 なら、さっさと降参して、家族もろとも殺してもらえばいい。 そうすれば地獄は終わる。 だが、そうしないのは、家族を殺すという決断をしたくないのか、 それとも俺が許してくれるなんていう、僅かな可能性に縋っているのか。 どちらにせよ、俺はまりさが降参しない限り、永久的に蹴り続けるつもりだ。 なんだか無茶苦茶… 序盤、地の分少なすぎるわ、男視点だったのに後半は適当になるわ、なんだか尻すぼみな上に消化不良だわ… もっとまりさを抵抗させたかったが、その展開も思い浮かばなかった こういう時って思い浮かぶまで練った方がいいんだろうか あと、片付けるって意味で 直す って使うのって西日本だけなんだってね