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基本情報 新システムに対応した投稿案と旧システムに対応した投稿案が同じページにある際に生じ得る混乱を避けるため、新システム対応の投稿案はこのページに投稿するようにしてください ページが長くなりすぎるのを防ぐため、別ページに投稿案を作成後、このページにリンクを張るという形式の採用をお願いします 旧システムの投稿案が見たい場合は 読者の考えたポケモン&トレーナーの項へ 投稿の手順 0.予め投稿案を作成しておく 1.左上の@メニュー 新規ページ作成 2.ページ名に(キャラ名)(僕トレ)と記入し新規ページ作成をクリック 例)富樫勇太(僕トレ) 3.テンプレートに沿って投稿案を書き込む。AAの有無は自由に 4.このページに戻ってきて編集 ページ編集からリンクを張る。リンクの張り方はヘルプ 初心者ガイド リンクを張ろう参照 5.リンクを張った下にバックアップ/手持ち一覧を記入(他人の案とキャラが被ることを可能な限り避けるため) 例)・富樫勇太(僕トレ) 丹生谷森夏/大井改二/プリニー/前田藤四郎/クライン/ヤイア/小鳥遊六花 6.ページ保存を選択して終了 7.投稿後の修正・変更は自由に テンプレート トレーナー名(作品名) 【指揮】:G … 【育成】:G … 【統率】:G … 【能力】:G … 固有 第一固有/○○: 第二固有/○○: バックアップ キャラ名(作品名) 【】: ポケモン キャラ名(作品名) LタイプA/タイプB 《役割》 L【】: 《種族》 L【】: L【】: L【】: L【】: 《特殊》 L【】: 《異名》 L【】: 《特権》 L【エキスパンション()】: 《専用》 L【】: 投稿案 (ここにリンクを張る) バックアップ/ポケモン1/2/3/4/5/6 マリィ(僕トレ) カール・クラフト=メルクリウス/ギャラクティック・ノヴァ/レティシア=ドラクレア/ガーディアン・デスサイス/ラゼンガン/フィア・キューブリック/ストライダー飛竜 提督(僕トレ) 明石/川内/あきつ丸/夕立改二/北上改二/雪風/金剛 アリアンナ(僕トレ) 幸平創真/ジーク/ブロント/ノイ/ベネット/ジンオウガ/雪音クリス 東風谷早苗(僕トレ) シロエ/アドベントチルノ/洩矢諏訪子/八坂神奈子/速吸/アカツキ/武田信玄 緋衣南天(僕トレ) 小林玉美/スコープドッグ/ラージャン/仮面ライダーディケイド/メタルギアRAY/魔弾の射手/ビッグダディ 初音ミク(僕トレ)(A/A/S/A) 綾瀬風香 / 三峰真白 / ガノトトス / 小南桐絵 / マルタ(Fate) / ゲッコウガ / 三日月宗近 鶴喰鴎(僕トレ) 植木耕助/贄波生煮/朝霧アサギ/ルサルカ・シュヴェーゲリン/鍵山雛/左門召介/零崎人識 エルネスティ・エチェバルリア(僕トレ) "武蔵"/機皇神マシニクル∞^3/黑鐵/ネオ・ジオング/Plan1501 ベヘモス/メカヒスイ/一七式衛人 白月改 継衛 Frisk(僕トレ) Chara/アトラの蠱惑魔/イギー/防空棲姫/Flowey/源頼光/Sans 桐ヶ谷直葉(僕トレ) ユイ/黒鉄一輝/犬夜叉/島津豊久/ガッツ/ヒースクリフ/リーファ エレン・イェーガー(僕トレ) アルミン/リバティ・プライム/金木研/蒼龍/ミカサ/三ノ輪銀/進撃の巨人 キョン子(僕トレ)(A/S/A/A) 上嬢当子 / ガチゴラス / ダイボルガロン(ボルガロン金冠) / 四条貴音 / ハンター(ドボルベルク装備) / ナルガクルガ / ヴァレルロード・ドラゴン 宮永照(僕トレ) 宮永咲/片岡優希/高鴨穏乃/池田華菜/大星淡/神代小蒔/天江衣 黒桐幹也(僕トレ) 柿崎めぐ/黒桐鮮花/浅上藤乃/仮面ライダーレーザーターボ/ゲンガー/ゴーレム/両儀式 鳴上悠(僕トレ) 乃木園子/桜咲刹那/ラビリス/イザナギ/メガデンリュウ/クロスボーンガンダムX1フルクロス/Es 桂木弥子(僕トレ) 脳嚙ネウロ/パンドラズ・アクター/ギルベルト・ハーヴェス/パッションリップ/麦野沈利/潮田渚/エル ヴォルデモート(僕トレ) 金正日/ヤミラミ/シャーマン/第14使徒ゼルエル/ラビドリードッグ/女騎士/山の神 麻倉葉(僕トレ) 恐山アンナ/マタムネ/メタナイト/バラガン・ルイゼンバーン/フランケンシュタイン/蝶野攻爵/アッガイ シスターリリィ(僕トレ) アトラの蟲惑魔/メローナ/ストゥーナ/野曽木 蓮/殺生院キアラ/シルヴィ/アルマエルマ 爆豪勝己(僕トレ) 葛西善二郎/ウイングガンダムゼロ/シアーハートアタック/デイダラ/佐倉杏子/松永久秀/ウルトラマンタロウ 結月ゆかり(僕トレ) ガジェット・ドローンⅣ型/ブラッキー/カースメーカー/空母ヲ級/ガルム/ロート・シュピーネ/ファフナー・Mk.ⅩⅠ 天領イッキ(僕トレ) メタビー/ナイトアーマー/アークビートル/ロクショウ/ベルゼルガ/ゴッドエンペラー 新田維緒(僕トレ) 菅野史/竜ヶ峰帝人/満艦飾マコ/半沢さん/真・絶影/三世村正/セルベリア・ブレス ストレイト・クーガー(僕トレ) アキレウス/島風/ライガーゼロイエーガー/射命丸文/殺せんせー/モスラ/スター・プラチナ 白坂小梅(僕トレ) あの子/ブルック/魂魄妖夢/多々良小傘/貞子/ワイト/モモンガ レオン・ルイス(僕トレ) 小日向 未来/ビルバイン/ソーラーアクエリオン/閻魔あい/マークザイン/ガメラ/牙狼 キーラ・ゲオルギエヴナ・グルジェワ(僕トレ) リリルカ・アーデ/エドモン・ダンテス/ハンニバル/ヴァジュラ/ドゥベ/モンテクリスト伯/バックベアード 琴葉葵(僕トレ)(A/S/A/A) 日下幅広/アリス・キャロル/キュアハッピー/危険な花びら/ようかんマン/首領パッチ/ウカムルバス かばんちゃん(僕トレ) 如月弦太朗/サーバル/アストロマン/イージスガンダム/メタルギアREX 逸見エリカ/ラオシャンロン/仮面ライダーフォーゼ 一条聖也(僕トレ) アーサー・ブレイク博士/魚沼宇水/ジムライトアーマー/ジムキャノン/犬溶接マン/あきつ丸/グレイズアイン ロック(僕トレ) 蛭魔妖一/ツボツボ/黒谷ヤマメ/モルガ/ミストバーン/鳳翔/大和 峯岸一哉(僕トレ) クリオネ/紅美鈴/須田恭也/三日月(艦これ)/アティ/オリヴィエ/ウィル子 怪盗X(僕トレ) アイ/ナナ/サイコ・ザク/ヘシアン・ロボ/ネメシスT/グリーン・インフェルノ/沙耶/XI 剛田猛男(僕トレ) ナコルル/ダイナマイト四国/花中島マサル/アリーナ/仮面ライダースーパー1/KAZUYA/キテルグマ 快盗レトルト(僕トレ) 七海アオ/ドラパン/マルマイン/ティレルビートル/佐倉双葉/アッシュ/アークビートルダッシュ モモメノ(僕トレ) 見崎鳴/セバスチャン・ミカエリス/球体紳士/葛飾北斎/アビゲイル・ウィリアムズ/ルルイエ異本/ガタノゾーア 博麗霊夢(僕トレ) 古明地さとり/三好夏凜/風鳴翼/霊烏路空/霧雨魔理沙/四季映姫・ヤマザナドゥ/博麗霊夢 界塚伊奈帆(僕トレ) メロウリンク・アリティ/ボン太くん/ダイ・ガード/ブルーディスティニー1号機/ガンダムサバーニャ/デルフィング/KG-6スレイプニール イブ(ib)(僕トレ) ギャリ―/セルティ・ストゥルルソン/アントニオ・サリエリ/ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン/シャルロッテ/古明地こいし/メアリー(ib) IA(僕トレ) ロックオン・ストラトス/岩沢まさみ/黒子/シュリケンジャー/天羽奏/熱気バサラ/IA 桂小太郎(僕トレ) ポプ子/メガクチート/ウツロイド/グソクムシャ/ハピナス/マリルリ/メガリザードンX 高嶺清麿(僕トレ) エネル/永江衣玖/蘇我屠自古/エネ/アカツキ/ガッシュ・ベル/菅野直 サイタマ(僕トレ) サイタマ/諸葛亮孔明/メガルカリオ/アンダイン/雲雀/鑢七花/アルトアイゼン・リーゼ ハンター・次郎(僕トレ) 岸波白野/ガロン/ランスタッグ/玉藻の前/ウォーグル/ハンター・次郎/ホロウクイーン 真月零(僕トレ) ネーナ・トリニティ/ベクター/夜神月/エンヴィー/エクスカリバー/クリストファー・コロンブス/ベアトリーチェ 幕之内一歩(僕トレ) 幕之内一歩/桃井さつき/カズマ/花山薫/エビワラー/李書文/スバル・ナカジマ ユーリ・エーベルヴァイン(僕トレ) リーゼロッテ・アッヒェンバッハ/ダークプリキュア/ルーミア/砕け得ぬ闇/ダークマター/ガタノゾーア/ゼロ 宇治松千夜(僕トレ) 舘島虎徹/マツボックリ/たけのこの里/百地たまて/各務原なでしこ/マリルリ/メリー・ナイトメア 金田一一(僕トレ) 犯人(コナン)/ミミック(DQ)/メジェド/呪腕のハサン/不知火(アズレン)/西行寺幽々子/吉良吉影
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ロック事件簿 このページはロックで起きた珍事件を書き連ねていくページです。 各人面白かった事件をどんどん書きましょう。 (一応時系列順でお願いします。だいたいでもいいです。) ・2003/x/xx パイルAのスーパーロック(当時7-100-8-10)に対して 変身チェックチャート×2で精神力が+2される事故が発生 ・(E)陣営及びロックの敵キャラの地獄の始まり ・「ラフノールの鏡」「リフレクター」が永久維持される。 ・「サイコスピア」「ゲート」がノーチェックで出る ・生き返ってきてもゲートで敵プレイヤーがゲートでゲームから追放される始末 ・敵対するキャラクターは変身チェックに一縷の望みを託すしかなかったが奇跡は起こらなかった。 ・200x/x/xx パイルCにての皇帝計画→サイコブラストによる9名事故死とそれによるオクトゥム勝利いう珍事が発生 ・表キャラクターが秘密基地の序盤に皇帝計画を発動してしまう ・参加人数10人カオスでバトル発生 ・手探り状態で戦闘開始 ・とりあえず打たれたビームキャノンにオクトゥムが幻覚6で対抗。カオス状況も手伝い全員寝る。 ・表シルエットのオクトゥムはサイコブラストを踏み当てる。 ・そしてオクトゥム以外誰もいなくなった。 ・仮に全滅していなくとも嬉々としてオクトゥムが狩りに行った事だけは間違いないだろう。 ・20xx/x/xx 全盛期のミミック伝説 ・3ゲーム5killは当たり前、3ゲーム8killも ・先攻ザラキワンキルを頻発 ・ミミックにとってのメラミはザラキの打ちそこない ・戦場に参加するだけで相手が泣いて謝った、心臓発作を起こすプレイヤーも ・あまりに殺しすぎるから必ず1ターン目最遅に ・そのルールでも死人が続出 ・戦場に参加しなくても2kill ・能力を止めれば余裕と突っ込んだバルバトスが死体になって戻ってきた ・ザラキを5で耐えたキャラクターをジオイドメラミで蒸発させたことはあまりにも有名 ・宝物庫に潜んで油断した(E)陣営を半壊させた ・リオレウスの尻尾から剥ぎ取られたことも ・重要拠点から発掘され襲いかかった ・2011/x/xx 重要拠点の配置を中央4か所([3.3],[3.4],[4.3],[4.4])に配置したところ。 ハクオロ&ギルによる集中爆破によりゲームが終わる。 爆破阻止に向かったEvil(ピッコロ、デネブ、ドッピオ)のうち ピッコロが早々と改心され、率先して重要拠点を壊しにかかる。 唯一のSpecialの涼宮 ハルヒは外周で必死に入ろうとしていたまま・・・ ・2012/x/xx 孫悟空がEvilの猛攻により何度も死ぬがドラゴンボール(生きていたチェック)により そのたびに生き返り5-110-8-7のスペックを持つ。 途中、穏やかな心を持ちながらも激しい怒りによって 超サイヤ人に目覚めるが割とすぐに死ぬ。 Evilが孫悟空の相手をしている片手間に6回殺されたカービィがいたことを忘れてはいけない。 ・2012/x/xx ハオが転生を繰り返すたびに落ちぶれていく。 ハオ→私が神だということを忘れていないかね?→私はムスカ大佐だ! 「見ろ!人がゴミのようだ!」 ・2013/x/xx ダンボーの欲しいものがたくさんあって…お金をつかいすぎた…平和とかな。が 発動し世界が平和になった。 決して時間がなかったからと言ってはいけない。 ・2013/x/xx 耐久力が5減ったミュウツーが研究室を破壊され死亡した。 ・2013/x/xx ハオが転生したベジータがさらに転生しベジータになる。 ・2013/x/xx ハオが再びベジータに転生する。 ・2013/x/xx Bランクで統一した(E)が敗北する事案が頻出。何事もやりすぎは良くないという見本である。 一方ムスカ・ロザリンド・バラモスというオワタ三人衆は勝利した模様 ・2013/x/xx 浦飯 幽助が耐久力全快の状態で警官隊に殴りかかったところ 警官隊のジェットストリームアタックによる反撃で死ぬ事案が発生。 ・2014/06/xx ラハールが手当たり次第、メテオインパクトを撃ち込んだ結果。4キルして単独勝利した。 ・2014/06/xx キリト&アスナカップルに襲いくるギレン=ザビ。 キリト渾身のリフレクターは発動せず、アスナを庇ってソーラーレイ2発をくらい塵と化した。 その後、ギレンはアスナに倒された。 ・2014/06/xx 正体不明のキャラクターに麦野 沈利が単独面接を行ったところ、 LV:7の光の剣を撃ち込まれ死亡する事案が発生。 ・2014/06/21 伏羲 (ランク:S)、ピカチュウ (ランク:D) に負ける。 ・2014/06/23 荒ぶるアリーナ怒涛の3キル。患者(ベルンカステル)を治療して ライジングインパクトを拾って新たな患者を探すさまはまさにダイナマイトナース ・2014/06/29 特に理由のないラインハルトのサイコスピアがデスザキを襲う。 ・2014/07/04 HUNTER、ライチュウに進化する。 ・2014/07/25 ロザリンド、とうとうゼノンになり単独勝利に成功する。 ・2014/07/28 セルシアとパピヨンが最終決戦を行おうとしたところ、 青山 壬鶴、ν-No.13-(7レベル)、アポロンが同時に復活。 ・2014/08/25 南方棲戦姫 flagshipがハプニングマスを使用し聖悠紀のきまぐれにより2-10-2-6になる。 ・2014/10/18 スペイン宗教裁判が1ゲーム中に約20回も呼ばれる事案が発生。 参加プレイヤーのうちスペイン宗教裁判本人を除き 8人中7人がスペイン宗教裁判を呼ぶという人気を見せた。 また、同ゲーム中に完全者の「転生」が成功し、夜神 月のアライメントが(E)になり戦況が一変した。 これによってスペイン宗教裁判は勝利した。 ・2015/01/24 基地に入った瞬間ブラックホールにとじこめられたゼオン・ベル。 その後ブラックホールに突入したミストさんがアトリームに旅立ちブラックホール内で死亡。 ・2016/02/23 須田 恭也が残り耐久力1で追い詰められたとき、ヘルダイバーにサイコスピアを撃ったら出た。 恭也「おまえらのようなやつ(ヘルダイバー)がいる限り、俺は何度でもサイコスピアを出す」 ・2016/08/07 ラハール、(L)と騎士王とマリオと荒廃の王、ヨーグモスと大魔王ゾーマと皇后と同席する。 なお唯一の仲間であるマリオは星の勇者になることによりラハールは孤立した。 ※この時は皇后も王に含まれる裁定でした。 ・2017/05/03 聖悠紀のきまぐれによりカービィが6-50-6-7のトンデモスペックになる。 そのまま無双し(G)陣営の勝利。真の(L)は特に何もしていないけど勝った。 ・2017/10/07 記念すべき(?)スマホ太郎のデビュー戦。 開幕早々(L)キャラクターが真の人格を思い出し敗北が濃厚となる。 スマホ太郎もあっけなく死んでいったがファイナルアンサー?でテレフォンを出した瞬間は輝いていた。 (L)にはGood陣営を離脱され、唯一の味方がスマホ太郎であったゼロは泣いていい。 ・2017/10/08 改心されたシャドウ・ザ・ヘッジホッグとフレイザードの一騎打ち。 フレイザードが弾岩爆花散を使用したところ、真の人格を思い出し(G)の勝利宣言をぶちかました。 「オレは戦うのが好きじゃねぇんだ…勝つのが好きなんだよォォッ!!! 」 ・2017/11/11 スーパーキノコを食し上機嫌のおぜうさま。 おぜうさまに対し1:2以下の損害判定で小突かれ、出目がピンゾロだったので運命を操ったところ、 出目がまたピンゾロとなり、スーパーキノコの効果は失われた。 運命を操る程度の能力(笑) またおぜうさまがカリスマブレイクしてしまった。 ・2020/XX/XX(パイルS) 死亡中の上条 当麻がアストロレースで復活! そのままレースで優勝し、景品のミミックを入手 味方の(G)を巻き込んでミミックとの戦闘にて上条 当麻はザラキで死亡した 味方の(G)は逃げた ・2021/6/12(パイルS) 脚本家の能力によりアライメントがSのサメ(シャークネード)が勝利宣言を行い、 脚本家以外全員が敗北した。(G)と(E)の激戦の中突如終わったゲームはまさに B級サメ映画と言って良いかもしれない。 名前 コメント
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ラブラブドッキリ大作戦!! 中編 ついに迎えたクリスマスイヴ当日。 この日も気温は低いながらもよく晴れ、大雪のためドッキリやパーティが急遽中止なんてこともなさそうである。「ついに今日の夜…か。雪降らないかな…」 クリスマスイヴともあって騒がしい街中で美琴はぽつりとつぶやいた。 この日のために1週間念入りに準備を重ねてきた。 自分の寮で上条にごちそうするための料理を何度も練習し、黒子や初春や佐天といった昔からの友人たちに手伝ってもらい半蔵に借りた部屋の飾り付けをして、それらが上条にバレないよう細心の注意を払ってきた。 そして今日は最後、残すドッキリの準備はクリスマスツリーの飾り付けと料理の下準備を残すだけだ。 しかし黒子ら友人達にはこの1週間かなり長い時間手伝ってもらっていたので、朝から呼ぶのは悪いと思い今日は午後から来て、と言ってある。 とはいえ午後だけでは終わるとは限らないため今日は別の友人達5名に手伝ってもらうことになっており、今はそのメンバーと共にマンションへ向かっている途中だった。 その友人5人とは…「う~ん、でもこの空の様子じゃどホワイトクリスマスにはなりそうにもないわね。」 まず1人目、左隣を歩く美琴の言葉に反応したのは上条のクラスメイトである、吹寄制理。 2年時も3年時も上条と同じクラスだったのだが、受かった大学は上条より数ランク上らしい。 また美琴と上条が付き合い始めたころに『吹寄も上条のことを好きだったのでは?』という噂が広がったが、後に吹寄から直接『応援するわ』と言われ今ではよき相談相手となっていた。 そんな吹寄の右隣を歩いているのは「まあ超いいじゃないですか。雪が積もったら積もったでいろいろ大変ですし。」 『アイテム』の一員である絹旗最愛。 かつては暗部として活躍していた絹旗もこの2年で普通に過ごすことが多くなり、友人もかなり増えていた。 が、2年経ってもB級映画好きは相変わらずで友人たちに話し始めると止まらないところが困りどころだ。 すると絹旗の後ろ歩いていた髪の長い少女が言う。「でも去年は雪が積もったからみんなで遊べた。私としては降ってほしい。」 絹旗に反論したのは上条のクラスメイトその2、姫神愛沙。 吹寄と同じく姫神も2、3年両方上条と同じクラスで、吹寄と同じ大学への進学を決めていた。 また姫神が上条のことを好きだったことは美琴も知っており、今では美琴と上条の仲を応援してくれる1人となっている。 姫神の隣を歩くのは美琴に似た少女。「ミサカも降ってほしいかなー。そのほうがいたずらとかいろいろ面白いことできるから☆」 などと悪巧みするのは『妹達』の末妹の番外個体。 他のメンバーと違い外見など2年経っても特に変わりはない。 また今でも黄泉川のマンションに一方通行や打ち止めと共に暮らしている。 そして最後の1人は白い修道服を着たこの人。「私ももちろん降ってほしいんだよ!!シロップさえ持ってこればただでかき氷食べ放題だからねっ!」 と、食欲全快な発言をしたのはイギリス清教所属の大食いシスターで上条の元同居人、インデックス。 2年経ったことで少し大人びた彼女だが、大食いのところなど性格は特に変わっていない。 美琴と上条が付き合い始めたことで上条との同居生活に終止符を打ったのだが、それ以降も学園都市に住み続け現在も姫神と同居しており、吹寄や姫神と同様に美琴の良き友人だ。 以上個性的な?5人の友人(一人は身内)に美琴を加えた6名が上条にドッキリを仕掛けるマンションの一室へと向かっていた。 本当は今日まで打ち止めのパーティの準備がある予定だったのだが昨日までに終わったため、急遽ドッキリの準備を手伝ってくれるようになったのだ。 現在の時刻は午前10時、一般人からすれば可愛い子揃いのため美琴はたちは注目を浴びていたが気にも留めず、今は『雪に降ってほしいかどうか』という話題でわいわいと騒いでいた。「やっぱみんな降ってほしいわよね。まあインデックスはちょっとおかしいけど…」「な、なんでなのかな!?雪が降ったらシロップをかけてかき氷みたいに食べたいと思うのは当然だと思うんだよ!」「いや当然じゃないでしょ。さすがのミサカでもその考えはないわ……あ、今度降ったら第一位に食わせてやろ☆」 「ていうか降ってほしくない私は超小数派ですか…そういえば御坂はなんで降ってほしいのですか?」 と、ここでこの話題の元となる発言をした美琴に絹旗が質問をしてきた。 「え…そ、そりゃ姫神さんが言ったようにみんなで遊べるからよ。」 本音を隠すのために話し始める時ほんの少し言葉に詰まってしまった。 『本音』、美琴が雪に降ってほしい理由はもちろん上条とロマンティックなひとときを過ごしたいからである。 そのことを素直に言ってからかわれても別にいいのだが、今この場には番外個体がいる。 悪意の固まりである彼女に知られると誇張に誇張を重ねられありとあらゆる人に言いふらされること間違いない。(よ、よし…感づかれてないっぽいわね。) うまくごまかせたかと思ったのだが、やはり番外個体はそこまで甘くなかった。 「ふーんそうなんだー。ミサカてっきり雪が降ることにでお義兄様といい雰囲気になっていちゃいちゃエロエロなことしたいからかと思ってたんだけど☆」「ッ!!?」 番外個体による痛恨の一撃。 いちゃいちゃまではよくてもエロエロには対応していない美琴はわかりやすく反応してしまった。「ち、違うわよ!?そんなこと思ってないんだから!!ってなんでみんな『絶対その通りだろ』みたいな雰囲気になってるんですか!?」 姫神たちが年上のため敬語で反論するも、周りの友人達は笑みを浮かべながら『うわ~そんなこと考えてたんだ~』みたいなかんじで見られてしまっている。 美琴は『違う違う~!』と言いながら可愛らしく反論するも、顔が赤くなっていることをさらにからかわれてしまった。 上条と付き合い始めてからはこういったようにからかわれることが多い美琴だった。 ◇ ◇ ◇ 美琴いじりが加熱しているうちに半蔵の隠れがであるマンション前に到着。 それほど長い距離ではなかったはずだがいじられ続けた美琴にはかなり長い道のりに感じられ、飾り付けを行う前にかなり疲れていた。「もうヤダ…みんな私のことからかいすぎよ…」「だってお姉様ってからかいがいがあるからしょうがない。」「しょうがないんだよ。」「しょうがないわね。」「超しょうがないですね。」「うん。しょうがない。」 美琴は涙目になった。 そんな美琴をさらにからかったりなだめたりしながら6人はエレベーターを使い、借りている部屋がある7階へ上がったのだが 「ん…?」 と、ここで美琴はあることに気がついた。 おかしい。 部屋の中から気配がする。「御坂さん。どうかした?」 すぐ隣を歩いていた姫神は美琴の異変に気づいたらしい。 心配そうな様子で美琴を見ていた。「いや……半蔵さんから借りてる部屋に誰かいるみたい。4…いや5人ね。半蔵さんは今日用事があるって言ってからいないはずだし、黒子たちもまだ来てないはずなんだけど…」 部屋の中に誰かいるというのは美琴の能力でわかる。 間違いなく室内には5人いるのだ。 今までの陽気な空気が一変し不穏な空気が漂う中、絹旗が「浜面も今日は滝壺と出かけるって言ってましたしあの2人ではないですね。」「上条たち3バカでもないわね。この時間はまだ補習を受けているから。」 今度は吹寄が腕を組みながらそう言った。 3バカとは上条、土御門元春、青髪ピアスのこと、またこの3人が補習を受けているということは担任である小萌の可能性も消える。 ひょっとしたら魔術サイドの人間ではないか、と美琴は閃いたがインデックスによりその線は否定される。「ステイルや神裂でもないんだよ。今学園都市に来ている魔術師はいないみたいだし新手の魔術師ってこともなさそうかも。」「魔術師でもない…じゃあ一体誰が中に…」「『妹達』でもないね。ミサカネットワークによると今は上位個体は今夜のパーティに備えて昼寝してるし下位個体はみんな病院にいるからさ。」 これで『妹達』の可能性も無し、身近な人の可能性が次々消滅し謎は深まるばかりだ。「まずカギを持ってるのって私と半蔵さんだけだから他の人は入れないはずなんだけど……」「そういえばそうか。じゃあお姉様と半蔵以外は入れないってことだから舞夏とかが来てる可能性はなさそうだし…まさか結標?」「結標ってあのテレポーターよね。テレポートを使って他の人を連れ込んでいるって可能性がないとは言い切れないわね。」 吹寄は相変わらず腕を組みながらそう言った。 だが結標が中にいると決まったわけではなく、中にいる人が誰なのかは全くわからない。「とりあえずドアが開いているかどうかだけ超確かめましょうか。」「そうね。あ、吹寄さんたちは下がってください。」 予想外の状況のためいつ戦闘が開始されてもいいように非戦闘員である吹寄、姫神、インデックスを後ろに下がらせ絹旗がドアが開いているかを確かめる。「…開いてますね。超どうしますか?このまま乗り込みます?」「う~ん…早く準備したいから突入しようかな……でもせっかく飾り付けしてあるんだから荒らしたくないのよね…」 部屋に乗り込んで戦闘にでもなればせっかくの飾り付けがめちゃくちゃになることは間違いなく、この1週間の苦労が水の泡だ。 ここは大事をとって引くべきか、それとも一刻も早くこの問題を解決するため特攻すべきか、ドアの目の前で真剣に悩んでいると「大丈夫でしょ。ミサカと絹旗とお姉様がいればどんなやつがいようとも秒殺できるって。ってなわけでミサカ、行っきまーす!!」「あ!ちょっと待って!!」「待ったな~い☆」 番外個体は美琴を無視してドアを勢いよく開け、血気盛んに室内に突入。「あのバカ!油断しすぎなのよ!!絹旗、インデックスたち見てて!!」「え、あ、超ちょっと!」 『超ちょっと』ってどんな日本語だ、とか今は気にしている場合ではない。 中で乱闘騒ぎをされては困るという考えよりも、万が一番外個体の身に何か起こってはいけないと思いが美琴の中で先行し、躊躇無く室内へと飛び込んで行った。 靴を履いたまま入ってすぐの短い通路を走り抜け、リビングとダイニングキッチンが一緒になった13畳ほどの広い部屋へと駆け込む。(番外個体に何起こって無ければいいけど―――――) 美琴の思考はそこで中断した。美琴に異変が起きたわけではない。 入った室内で見たのが衝撃的な光景だったからだ。「だァーからそれはそこじゃねェって言ってンだろうが!!さっきから何度も言わせンじゃねェよ!!!」「えー…もうこの際どこでもいいじゃない。一方通行、細かい男は嫌われるわよぉ?それになんだか飽きてきたしぃ。」「食蜂!!飽きてきたとはなんだ!!!こういう時こそ根性で乗り切るのことが根性だろ!!」「おい軍覇、あんたもわけのわかんないこと言ってないで手を動かせっての。あ、垣根。私てっぺん届かないからアンタ能力で飛んでつけてきて。」「待て待て麦野、てっぺんに飾る星は普通最後じゃないか?その前に周りの飾り付けをだな…」 と、いったようにレベル5のみなさんがわいわい騒ぎながら、天井に届きそうなほど巨大なクリスマスツリーの飾り付けを行っていた。 平和そのものだ。「…………」 予想の斜め上を行く展開に黙りこむ美琴。 先に突入して行った番外個体はというと、一方通行が飾り付けをしているところを見て大爆笑、床を転げ回っていた。抱腹絶倒と言うやつだ。 しかし美琴は全く笑えない。 「これどういうメンバーよ…」 美琴は誰にも聞こえないようなくらいの大きさの声でつぶやいた。 一方通行、垣根帝督、麦野沈利、食蜂操祈、削板軍覇、下手すれば一国の軍隊を壊滅させることができるような恐ろしいメンバーが、どうしてここでクリスマスツリーの飾り付けをしているか検討もつかない。 と、今の美琴の言葉がレベル5たちに聞こえたらしく5人は一斉に美琴のほうを見た。「え?あ、御坂さんじゃな~い♪上条さんへのドッキリ作戦は上手く進んでるのぉ?」 そんなことを言いながら美琴に近づいてきたのは5人の中で明らかに飾り付けに飽きていた食蜂。 彼女は2年経ったことでプロポーションがさらに強化されており、今でも美琴は食蜂が少し苦手だった。「ま、まあおかげさまで今のところは順調だけどさ、なんでアンタ達がここにいるのよ!!ていうかカギかかってたはずでしょ!?」「カギなら私の能力で大家さんを操って開けさせたけどぉ?」「な……!」 食蜂の能力『心理掌握(メンタルアウト)』、他人を自由に操ることができる能力であり、何の能力も持たないマンションの大家くらいなら操ることなど朝飯前だ。 ぶっちゃけ犯罪だが、犯罪とかを気にする食蜂らレベル5ではない。『へー犯罪なんだーうっかりしてたー』とか言ってことを終わらそうとするだろう。 「完全な犯罪じゃない!…ってそうだ、なんでここにいr」「おせェンだよ来ンのが。もっと早く来れねェのか?」 美琴の言葉を遮ったのはクリスマスツリーの飾りを持った一方通行、お前に言われる筋合いは無いと美琴は言おうとしたのだが「そうだぞ!!お前にはやる気と根性がないのか!!」「せっかくこの私が手伝ってやってるってのに当の本人がこんなに遅いとはね…上条も大切に思われてないわねー。」「なあこれってどこに飾るべきだ?やっぱり真ん中らへんのが全体のバランス的にいいか…」 なぜかわからないが口々に愚痴を言われてしまった。垣根以外に。 当然愚痴を言われる筋合いは一切無いので美琴も反論に出る。「いや私は時間通りに来たんだけど!?ていうか私の質問に答えなさいよ!それから麦野!!世界で1番大切に思ってるから!!」 美琴は若干のろけながらもなぜここにいるのかと再度レベル5sを追求。 すると5人は少し間を開けた後美琴を見て「「「「「暇だったからに決まって(ンだろ?)(るだろ?)(るじゃないの)(でしょぉ?)(るだろ!!!)」」」」」 美琴は思った。 暇だったからといって人を操作してまでカギを開けて部屋に侵入するな、と。 またこのままここに居座られても面倒なので『出て行け』と言おうとしたのだが「おお!これは協力な助っ人なんだよ!!」「そうね。レベル5が5人も追加で手伝ってくれるのだから。早く終わること間違いない。」「ちょ…2人ともいつの間に…」 いつのまにか室内に入ってきていたインデックスと姫神がレベル5sを手伝う流れにしてしまっていた。 どうやら美琴が叫んでいる声が外まで聞こえていたらしく、安全だとわかったのでみんな入ってきていたようで、もう一方通行たちに帰れと言える雰囲気ではない。 そして結局美琴と5人の友人、レベル5の5人、そしてお昼過ぎからは黒子ら友人名も加わり総勢19人でクリスマスツリーの飾り付けをすることとなった。 ◇ ◇ ◇ 多くの友人に協力してもらうこと数時間、全ての準備が終わり遂にドッキリ大作戦決行の時がやってきた。 現在の時刻は7時15分、太陽は既に沈んでいるため外は真っ暗になっており、街中はこの日のために飾り付けされたイルミネーションで明るく彩られていた。 また特別な日を大切な人と過ごそうと考えている学生は多く、完全下校時刻をとっくに過ぎているにもかかわらず町はカップルで溢れている。 もちろん美琴もこの世で最も大切な人、上条当麻と一緒にイヴを過ごすために半蔵に借りたマンションの一室でソファに座り上条が来るまで待機している最中だ。「当麻まだかな……それにしてもツリーの飾り付けにあんなに苦戦するとは……予想外だったわね…」 結局飾り付けと料理の下準備が終わったのは午後6時過ぎ、普通ならば3時くらいまでに終わってもおかしくないのだが、人数が多いことが災いしてかなり時間がかかってしまった。 まあメンバーがメンバーだったので仕方ないのだが… そんなこんなでいろいろと大変だったが無事に準備は終わり、今朝この部屋に入ってきた時とは違う箇所がいくつかある。 みんなで飾り付けした大きなクリスマスツリー、台所には下準備を終えた料理、そして美琴の姿は私服姿から可愛いサンタの格好に変わっていた。「は、恥ずかしい…これも予想外だったわね。まさか佐天さんがこんな服を用意してくるなんて…」 美琴がサンタの格好をしている原因は佐天だった。 当然最初は拒否したのだが、目を輝かせた番外個体と食蜂により強引に着せさせられたのだ。 じゃあ今は誰もいないのだから脱げばいいじゃないか、と思うかもしれないが今朝美琴が来てきた私服を友人達が持ていってしまったため着替えるに着替えられない状態だった。「はぁ…なんでこうなったんだろ……それにしても結構緊張するわね……ほんとにバレてないのかな…」 全ての準備は万端だが唯一バレていないかだけが気になる。 友人達が上条に話すことはないと思っていたが、今になって食蜂辺りが話してしまっていそうで怖い。 万が一バラしてしまっていたら超電磁砲ぶっ放す、とか考えていると美琴の携帯が鳴った。「ん?…あ、妹だ。」 携帯を手に取ってみて見ると画面に表示されていた名前は『ミサカ妹』、彼女は今打ち止めのパーティへ出席しているはずだ。 多分上条が向こうの会場を出発したという連絡だろうと思い、美琴は通話ボタンを押し携帯電話を耳に当てる。『もしもしお姉様ですか?今こちらのの会場からお義兄様が出発しましたよ。何事もなければ後13分46秒後にそちらに到着する見込みです、とミサカはお義兄様の行動について説明します。』 電話の向こうのミサカ妹はいつも通りの口調で、美琴の予想通り上条が出発したという連絡だった。 2年経ちかなり表情豊かになったがミサカ妹だが、電話越しだとあまり変化はわからない。 そんなミサカ妹からの電話なのだが、今の台詞の中に気になる単語あった。 「何事もなければ……だ、大丈夫かな…不幸体質で何か変なことが起こったりしないといいんだけど…」 そう、美琴が今になり急に心配になったのは上条の不幸体質。 ここに来るまでに何か不幸な出来事が起こらないとは言えない、というか高確率で何か悪いことが起こる。 しかし上条を迎えに行ってはせっかくのドッキリ大作戦が台無しになってしまうためどうするべきか考えていると電話の向こうのミサカ妹が『大丈夫です、とミサカははっきりきっぱりと言い切ります。』「はっきりきっぱりって……なんでそこまで言い切れるのよ。当麻の不幸体質を考えると何かが起こってもおかしくないと思うんだけど…」「護衛がついているからです。お義兄様に気づかれないようにメルヘンと番外個体がこっそりついていきましたから、とミサカは大丈夫と言い切れる理由を説明します。「護衛にあの2人って……」 逆に不安だったがそれは口にしない。してはいけない気がする。「わ、わかったわ。教えてくれてありがとね。」『いえいえお、お礼など必要ありません。お礼を言うくらいならお義兄様をミサカに譲ってください、とミサk』「ふざけんな。」『冗談ですよ。そこまで本気でキレなくても…まあ何はともあれ成功することを祈っています。それでは失礼したします、とミサカは応援することでお姉様の機嫌を治そうと考えつつ電話を切ります。』「あ!ちょっと……って切れた。まったくあの子は…」 電話が切れたことにより再び室内は静かになり、後15分ということもあって美琴はさらにそわそわし始めた。「あとだいたい15分で到着か…よし!もう1回確認しとこっと!!」 すでに何十回と確認をしているのだが、美琴は再度室内の確認を行った。 その後すぐに確認を終え、ソファではなく入り口のすぐ前でドキドキしながら上条の到着を待つこと約15分、ついにその時はやってきた。 ガチャ、っと入り口の扉が音をたてドアノブが少しだけ回った。「ッ!!き、来た…」 部屋の鍵は空いているのですぐに扉は開くことは間違いない。 この時点で美琴の緊張はMAXに達していた。 本当に成功するのか、上条は喜んでくれるのだろうか、怒ったりしないだろうか、ていうか入ってくるのは本当に上条なのだろうか、直前になって不安が大きく膨らんだが上条はもうドアの前にいる。 不安を振り払う間もなく、扉が開くと同時に美琴は手に持っていた3つのクラッカーの紐を引いた。「メ、メリークリスマスっ!!」「ッ!!?」 クラッカーはパァン!!と大きな音を立て、中からは色とりどりの紐や紙ふぶきが飛び出し、部屋に入ってきた一人の少年に思い切りかかった。 入ってきた少年は間違いなく上条、さすがにここで空気を読まず別の人が入ってきたりはしなかった。 そして上条の反応は… 「な、なんだ敵しゅ…ってみ、美琴ー!?なんでここに!?ここって半蔵の隠れ家なんじゃ…?ってその格好可愛いなー!!何ココ天国?」 上条は相当驚いたようで思ったことを次々声に出していた。 目の前でおろおろと慌てる上条を見た美琴からは不安が一気に吹き飛び、にっこり笑って上条に抱きついた。「お、おい美琴!これどうなってんだ!?」「えへへ~ドッキリ大成功~♪」「……へ?ドッキリ…?」 数秒前まで『怒られないか』などと考えていたが、ほぼ1週間ぶりの上条を目の前にした美琴は抱きつかずにはいられなかった。 というより怒られてもいいから久しぶりの上条に抱きつきたかった。 1週間ぶりの上条を堪能すべく、美琴が上条の胸に顔を埋めていると「あの美琴サン?…これってどういうことなんでせうか?ていうかその格好はヤバいだろ…」 未だ状況が全く掴めていないらしい上条がちょっと変わった口調で質問してきた。 その質問に答えるため美琴は上条に抱きついたまま顔を上げた。「あのね、ドッキリっていうのはね…」 美琴は上条にこの1週間のドッキリに関する出来事を全てを明かした。 小萌先生が2人で過ごすドッキリを発案したこと、半蔵がこのマンションを貸してくれたこと、友人が協力してくれたこと、など全てだ。 ちなみにさすがに説明が長くなったので、説明している途中に一旦美琴は上条から離れていた。 そして説明を受けた上条はというと怒ってはいないがなんとも微妙な表情をしていた。「マジか…じゃあ半蔵が忘れ物を取りに行ってくれって俺に言ってきたのはこのためだったのか。全然気づかなかった…」「よかった気づいてなくて♪でもほんとにみんなすっごい協力してくれたんだから。」「そっか…みんなにお礼言わないといけないな。それにしてもクリスマスイヴに美琴と2人きりで過ごせるなんて……夢みたいだ。ありがとな、美琴。」 上条はお礼を言うとともに美琴に笑顔を見せ、頭を優しくなでてくれた。 この行動により上条が全く怒ってない上かなり喜んでくれているとわかったことで美琴の心の端に残っていた不安が完全に消え去った。「えへへへへ…じゃあほら、早く入って入って♪」「わっ、待てって。今靴脱ぐからさ。」 美琴は上条の右手を引き、クリスマスツリーが飾られている部屋へ上条を案内する。 まあ案内と言っても3㍍ほどの短い通路を進めばすぐに部屋に到着できる。 そして美琴が1週間近くかけて準備した室内を見た上条は 「おー、広いしすげー飾り付けだな。それに家具もそろってるのか。」「でしょ?家具は最近郭ちゃんが持ってきたみたいで部屋を借りたときから置いてあったのよ。」「そうなのか。じゃあこっちの部屋は?」「あ!そっちは…」 この部屋は2LDKのためダイニングキッチンとリビング以外に2部屋が存在するのだが、そちらは使用しないつもりだったので飾り付けはしていない。 そのためその2部屋は見せないつもりだったのだが、そんなことを知らない上条はおかまい無しに右側の壁にある2つの扉のうち片方を開けた。「ここは…寝室か?」「そ、そうみたいなのよ…まあ最初は特に何もない殺風景な部屋だったんだけど一昨日の朝来たらベッド置いてあったのよ。」 ベッド、それはこの部屋を借りた当初は無かった家具。 しかし今は『美琴と上条2人で仲良く寝ろ』、と言わんばかりに豪華なダブルベッドが部屋に置かれている。 先ほどの飾り付けの際にベッドを見ながら笑っていた番外個体や食蜂辺りが怪しいが、正確に誰が持ってきたのかはわからない。 改めて“いったい誰が持ってきたんだろう”、と考えていると隣の上条が 「なんだ美琴。一緒に寝たいのか?」「ッッッ!!?」 完全な不意打ちだった。 ここまで美琴ペースで話が進んでいたため、上条からの反撃ともとれる台詞に素早く対応ができない。 自分では見えないが絶対顔が赤くなっている。「い、いきなり何言ってるのよ!!」「だってずっとベッド見てるんだもん。で、どうなの?」「そ、そりゃ一緒に寝たくないって言ったらウソになるかもしれないけど……って、この話はもういいからさ!ご飯にしない?お腹空いてるでしょ?」 強引に話題を晩ご飯へと変更、すると上条は腹を軽く押さえ「そうだな、今日は夜たくさん食べようと思って昼ご飯も少なめだったし結構腹減ってるかな。もしかして晩飯も用意してくれてるのか?」「もちろんよ!今日はすごい料理を用意してあるんだからっ♪」
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歩く。 ――歩く。 ――――歩く。 ――――――歩く。 ――――――――歩く。 夢を見ていた。 あの日の夢だ。 あの日。皆の日常が終わった日。 生ける死者が歩きまわり、腐った体で呻く姿は地獄絵図。 起こるはずがないと高を括っていた「非常事態」が、すべてをめちゃくちゃにしていった。 あの日から、何もかもがおかしくなった。 いや、おかしくならないはずがなかった。 いくらしっかりしているとはいえ、年頃の女の子たち。 気丈に振る舞ってはいるけれど、無理をしているのはあまりにも明らかで。 その極めつけとも呼べる変化が、ある娘に起きた時に――私は、初めて私の罪を自覚した。 もしもやり直せるならば。 そう思い、私は今日もあてのない旅路を往く。 その時だった、眩しい光が私の視界を照らしたのは。 私はその光へ吸い寄せられるように歩く――不思議とその光は温かくて、居心地がよい。 まるで陽だまりの中に包まれているようだった。 心があたたかくなって、いつまでもこうしていたいと思わせる――それはまるでいつかの日のように。 そうして私は思い出す。 私は、それを守るためだけに生きているのだと。 だから足を引きずって、私はそこへと歩き出す。 叶えよう、この願いを。 そうして私は辿り着く。 すべての願いが叶えられる■■に。 あの子たちを助けるため―――ただそれだけの願いを胸に。 あの子たちに、あるはずだった日常をあげること。 それを叶えるためだけに、私は生きている。 ▽ 鎌倉市を中心に渦巻く、無数の都市伝説。 夜の高徳院で剣を携えた鎧武者を見た。 八幡宮の屋根上より光の矢が舞い、遥か先を歩く人間を撃ち抜いた。 黄金の輝きを放つ槍を担った、西洋風の騎士に遭遇した。 早朝の空を天馬を駆って駆け抜ける、天使のような美少女の姿を捉えた写真がある。 廃墟と成り果てた屋敷で、得体の知れない土の化物と、陣に座ってそれを生み出す魔女へ行き遭った。 髑髏の面を被った黒子に触れられた男が、たったそれだけで息絶えた。 天すら震わす嘶きをあげる怪物が夜な夜な現れ、それと出会った者は生きては帰れない。 そんな仰々しいものに比べれば、あくまでそれはちっぽけな怪談話でしかなかった。 町を徘徊する屍食鬼に出逢ってはならない。 <彼女>に咬まれた者は、<彼女>と同じ存在になる。 ここが鎌倉でなければ、誰もが嘘っぱちと一笑に伏したろう。 だがそれでも、そういう話が流布されているということは事実なのだ。 そして今、鎌倉は聖杯戦争の舞台となっている。となれば後は、論ずる必要もないだろう。 桃髪の屍食鬼が、ゆらゆらと揺蕩うように歩いていた。 髪の毛は輝きを失って、皮膚は腐乱しところどころが膿んだように泡を吐いている。 「―――マスター!」 悲痛な声で、彼女を主と呼ぶ声がした。 その声に、彷徨う彼女はいびつな動きで振り返る。 ぎ、ぎ、ぎ、ぎ。 人を超えて英霊となった彼女の契約者も、その壮絶な姿に思わず息を呑んだ。 「マスター……」 サーヴァント――ランサーは、共に戦う彼女の名前すら知らない。 そもそも、彼女は言葉を喋ることも、介することもできないのだ。 彼女に、自分が聖杯戦争の参加者なのだという自覚があるのかどうか。 そこからして、既に怪しくさえあった。しかし、そんなことはランサーには関係ない。 マスターを守り戦うサーヴァントとして召喚された以上は、マスターがどんな人物だろうと守ってみせる。 そう心に決めていた。だが……そんな彼女の考えは、いささか甘すぎた。 「お願い――こんなことはもうやめてください」 彼女の口には、べっとりと血糊がこびり付いていた。 きっと、また<咬んで>来たのだろう。 彼女はその恐ろしい性質に反して、大仰な戦闘能力を持たない。 だから魔術師や、サーヴァントを連れたマスターを襲ったと考えるよりも――これは。 「…………」 彼女は、ランサーの声など何処吹く風といった様子で――踵を返し、再び彷徨い始める。 実際に、言葉は届いていないのだろう。あの様子の彼女に、言語能力が残されているとは思えない。 ランサーは、砕けそうなほど強く自分の拳を握り締める。 彼女は異端の槍使い。 槍らしい槍など持たず、諦めずに振るい続けたこの拳をこそ、逆境を跳ね除ける槍とした<勇者>のサーヴァント。 そんなランサーにも、この哀れなマスターを救うことはできない。 声の届かない相手には、勇者の熱意は届かない。 「……ううん」 それでも、ランサーは諦めない。 言葉は通じない――自分の存在を理解されているかすら分からない。 けれどきっと、彼女も正しい願いを持ってここにやって来たのだと信じて、ランサーは都市伝説の姿を追う。 ランサーの考えは、実際に間違ってはいなかった。 いわばそれは生前の記憶のようなもの。自我らしいものをすべて失いながら、それでも忘れなかった願いのかけらを、この鎌倉聖杯戦争を作り出した聖杯が価値あるものと選んだから、都市伝説――佐倉慈はここにいる。 「勇者部五箇条――ひとつ。なるべく、諦めない……だよね!」 持ち前の前向きさで気持ちを立て直すランサーの姿は健気ですらあり。 だからこそ、彼女は不憫だった。 彼女とそのマスターの向かう方向性がどれだけ正しくとも、必ずその道は歪んでいくことを余儀なくされるのだから。 都市伝説は拡大している。 パンデミックのように、彷徨う屍食鬼は数を増やしつつあった。 【クラス】ランサー 【真名】結城 友奈 【出典】結城友奈は勇者である 【性別】女性 【属性】中立・善 【パラメーター】 筋力:C+ 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:D+ 幸運:B 宝具:C 【クラススキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 【保有スキル】 戦闘続行:A+ 往生際が悪い。 霊核が破壊された後でも、最大5ターンは戦闘行為を可能とする。 勇者:A 致命傷を負っていればいるほど、彼女の戦闘性能は向上していく。 限度は存在するものの、それでもその有り方は紛れもなく逆境を跳ね除け悪を挫く<勇者>のもの。 神性:C 神霊適性を持つかどうか。 宝具の使用により獲得した。 【宝具】 『少女開花・神樹の誓い』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:- 戦闘によって蓄積される力を開放し、「勇者」の先に到達する二段階目の変身を行う。 その能力値は爆発的に向上、まさしく無双の働きをするに至る力を得る。 だが、咲き誇った華はいずれ散華するのが定め。 それは少女の開花であれども例外ではなく、この宝具が解除されると共に、ランサーは肉体の一部を失う。 【weapon】 拳 多くの敵を討ち、あらゆる逆境を跳ね除けてきた。 【人物背景】 バーテックスと戦う勇者の一人。 その大きな正義感と勇気は皆に勇気を与え、バーテックスの一時絶滅を成し遂げる。 【サーヴァントとしての願い】 願いはない。マスターの為に戦う。 【マスター】 佐倉慈@がっこうぐらし! 【マスターとしての願い】 『がっこうぐらし』を続ける彼女たちに、あるべき日常を取り戻してあげる 【weapon】 無し 【能力・技能】 彼女はとある病原体に侵され、理性と自我を失っている。 彼女に噛まれた相手はやがて同じ症状に侵される。 【人物背景】 愛称は「めぐねえ」。 教師として学園生活部を創立し、皆を導こうとするが、志半ばで堕つ。 ――これは、彼女「だったもの」の聖杯戦争。 BACK NEXT -015 麦野沈利&ランサー 投下順 -013 みなと&ライダー 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT DATE LOST 佐倉慈 000 封神演義 ランサー(結城友奈)
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振り回される人々 ある日、様々な勢力、組織、グループでとある協議がなされていた。それは偶然、たまたま、奇跡……奇跡は違うか、別々の会合ながら同じ議題が登っていた。とあるクラス「シスコン軍曹の姿が見えへんな」「危険を感知して逃げたのよ、下手したら藪蛇になるから。しかし上条当麻め」「まだ確定じゃない……」「カミやん、事実やったら」とあるグループ「なンですかァ、この集まりは? 暗部は解体させたはずだぜェ」「暗部の仕事じゃないにゃー、ちょっとしたアルバイトぜよ」「(御坂さんと……彼が、約束を守ってくれた末なのでしょうか)」「海原、何ぼそぼそ言ってるの? それにしても何でこんな調査が回ってくるのよ」「一筋縄じゃいかん二人だからにゃー」とあるサークル「大将が?」「戦々恐々、ってミサカはミサカはネットワークの状況を伝えてみる」「私達には超関係ない話しです」「にゃー。友達が困ってたら助けるのが筋!」「超電磁砲……ね」「何でコワい顔してんの麦野?」「笑っただけでナーニ言ってんのかな浜面」「そんなはまづらを愛してる」とある大聖堂「何で僕がそんな調査をしなければならないんだ?」「これは禁書目録の将来に係りける調査になりけるわ」「あの子の?」「あの者が勧誘に靡けばよりけり、禁書目録は共に帰りける。あの者がかの地にとどまりける理由ありけるなら禁書目録の説得次第なりけるの」「わかりました。仕方無い、最大主教のご命令とあらば行ってきます」とあるファミレス「白井さんが、しかばねのようだ、状態だね」「そうですね、大人しくて楽です」「でも、本当なの?あの御坂さんに、あの人でしょ?」「んー、状況証拠だけならファイルにもう一杯ですね」「あ」「初春、決定的瞬間は?初春なら監視カメラを調べたら」「さすがにそれは職権乱用ですよ」「ありえ」「じゃあさ、監視中たまたま映り続けてたなら」「佐天さん、それは……仕方ないですね」「ありえませんの!」「おぬしも悪よのぉ、初春屋」「佐天さ、お代官様ほどでも」「ありえませんの。お姉様が、お姉様があの類人猿となどと、そんなこと天地開闢以来ありえないことですの!」それぞれの思惑により動き始める。上条当麻と御坂美琴がお付き合いしているかどうかの調査が。 調査報告1「こちらスネークや、カミやんを発見」『上条当麻、一人だけ? 情報ではよく自販機前で待ち合わせをみたいに聞いてるけど』「今のところカミやんだけや……ちょっと待ってや、今」自販機の前に立つ上条へ声をかける少女。「アンタ忘れたの、この自販機で買おうたって呑み込まれるのがオチよ」「今日の俺のラッキーカラーは緑! コレを御覧じろ、今日の俺は大丈夫だ!」「ゲコ太ストラップ? でもアンタ、右手で掴んでたらご利益ないんじゃ」「そ、そーかー? ロシアで無くしたと思ったら御坂が拾ってくれてたゲコ太だぞ」そう言うとあくまでも強気を装いつつ上条は震える手でコインを投入する。そして神に祈る、のは止めておいて強運のゲコ太に祈り、お目当ての飲み物、やしの実サイダーのボタンを押す。と、ガシャン!缶が出て来る。「よっしゃーっ! さすが御坂のゲコ太、今日の俺はツイてる! 10年に一度あるかどうかのラッキーデイだ!」「10年に一度ってアンタそれぐらいで」「ん?」「ん?って」「ガラナ青汁」「ぷっ、ぷははははははは」笑い声が聞こえる。「こちらスネーク、コマンドポスト。楽しそうや、仲良さげやねん。僕の腸がねじ切れそうや、突入させてくれへん」『まだだ、まだ証拠が足りない。突入は不許可よ』調査報告2「あァ、なンですかァこれはァ、俺がなンでこンな事をやらされンだァ?」「いまさら」「何を言ってるんですか(御坂さんが幸せなら……)」「仕方ないにゃー、あまり近づいたら超電磁砲のレーダーで捉えられるにゃー。この距離で音声を拾うには一方通行にベクトル操作してもらうのが一番だぜい」「そンな事の為に貴重なバッテリーを使わせンな、くそっ!」にゃーにゃーとウルサい男は指向性の遠く離れていても会話が聞ける機器を構えている。学園都市製の優れものではあるが、目標の二人からは限界距離を越えていた。それで一方通行の力を借りて距離を伸ばしているのだ。「あっ、店に入るようですね」ビデオを構えていた男が呟く。「……自前かよ」「何のお店?」「あそこは……ファンシーショップだなァ」「……どうして知ってるのか非常に気になるわ」「お仲間にゃー」「……ロリコン」「帰ってイイかァ?」そうこうする内に店のガラスの微振動を通じ音声が聞こえる。 「ゲコ太ーっ!」「おーい、御坂。はしゃぎすぎだぞ」「で、でもフェアでこんなに限定品が」「御坂、一つだけって覚えてるよな、覚えてくれてますよね?」「うーん、見たことないのがこれだけあるならいっそのこと」「聞いちゃいねー!」「えっ?これって」「どーした……真っ白いゲコ太? フェアとは言えこれは似合わねーな」「アイツを思い出すわね」「あー、そーだな。一方通行のイメージがするな」「そーなのよね、こればかりはどうしようかしら……K.T作?」「個人出品モノか?」「なんか気に入らないけど……これを逃したら……ゲコラーとしては……よし、買った!」「買った、って御坂。それじゃ、ホワイトデーのお返しにならねーじゃんか」「アンタにはそこの白いタキシードを着たゲコ太を買って貰うわよ」「あっ、これか」「他のも私が買って帰るけどね」店内にはホワイトデー・ラブリーミトンフェアの品がそこかしこに並べられていた。「お子様ね」緊急脱出用員の少女が呟く。「そこも彼女の良いところですよ、でも録画できないのは残念ですね」自前のビデオもさすがに店内まで映せない。「お子様じゃ大人買いはできないぜい」真っ直ぐに機器を店に向けず一方通行へと向けていた。音波を一方通行に当てて変換してもらっている。そうして対象から返ってきた音波をまた一方通行に機器へと返してもらっていたのだが「帰る」「へっ、一方通行。何を言ってるのかにゃー」「早く帰らねェと忘れてたンだよォ、打ち止めにお返しを用意するのをよォォォ! 打ち止めァァァ、待ってろよ今から買って帰るからなァァァッ!!」調査報告3「うーん、あの人が叫んでる、ってミサカはミサカはそんな第六感がするの」「おっ、店からお二人さんが出てきたぞ……何だ、あの荷物は?」「男の甲斐性ってヤツですよ。所詮、超浜面には無理です」「いやいや、大将も無能力者だぜ。あれは第三位が自分で買ったんだろ?」「そんな事を言ってるから超浜面なんです」「大丈夫、はまづらは私だけのもの。私が納得してたらいい、はまづらは気にしないで」「絹旗、滝壺の言うとおり、それでいいのよ」ニコッ「超怖いんですが」「大体、そんなおしゃべりしてたら二人を見失うにゃー」「えっ、あっどこだ?」 「AIM拡散力場は見失ってないから、あそこ」滝壺が指差す方向を見ると確かに二人がいた。ただ「「「「「ホテル!?」」」」」「ってミサカはミサカは大混乱」二人はホテルへ入って行く。「はー、上条さんは格差社会ってもんを思い知りました。そうですか常盤台のお嬢様はホテルをロッカー代わりに使うんですか」「だって、これだけの荷物を持って映画館に行けないでしょ?近くだし」「その前にその荷物ですよ、片っ端から買いやがって、せっかくの俺からのプレゼントが霞んじまうじゃないか」「買ったものと買って貰った物は違うの! アンタに買って貰った物だもの大切にするわよ」「そーゆーもんなのか?」「そーよ、アンタから貰った物は全部宝物よ」「御坂……」「えーと、早くしないと映画、始まっちゃうわよ」「そっ、そーだな」二人を待っていた。会うつもりではない。そわそわと落ち着き無く、ホテルの入り口を見張っていた。これはもう決定的か、と思われた時、二人は出てきた。「早っ!!」「……浜面、超下品です」「ホテルで食事?」「あっ、それも考えられたのか」「浜面、お子様がいる前でナニ言ってんだぁ」「麦野、その顔やめて。えっ、何で左手あげてんの?」「『原子崩し』だと死んじゃうから」「いや、左手の義手で殴られても死んじゃいます、死ぬから、死ぬ、死ぬ」「浜面、超ウルサいです」「絹旗、てめぇも同じ想像してたんだろがーッ!」ドコッ!5メートルほど吹っ飛ぶ浜面。「さて、あの二人は?」「あれ?」「どうしたんですか滝壺さん?」「第三位のAIM拡散力場が見えない」調査報告4映画館まで来た上条と美琴はおかしなことに気がついた。館内に人っ子一人いない、二人を除いて。まだ最終下校時刻にも余裕がある、誰もいないなど有り得ない。「御坂、気をつけろ、これは」「アンタも」お互いの背を守り合うように立つ。上条が周囲に目を配ると、壁や天井に貼られたモノが見えた。「これは、たしかルーン?」そして廊下の奥、薄暗く見えるそこからカツーン、カツーンと足音が聞こえる。「そう僕だ」聞き慣れた声。もう戦友と言った間柄の魔術師。2メートルを超える身長の持ち主で赤髪の神父。「ステイル、何のまねだ」 「君があの子を悲しませるからさ」ステイルがあの子と言えば一人しかいない。「インデックスを?」「言ったはずだよ、あの子を泣かせたら許さない、と」「ステイルちょっと待て!何の話だ?」「問答無用だ」ステイルの胸から何かが生まれる。沸き起こり、炎の巨人が出現する。「知っての通り、ルーンのカードにはラミネート加工をしてある。前みたいに濡らして使えなくするなんてできないよ」そして両手に炎剣を構えた。「だー、その前を覚えてないんだよ俺は!」上条に迫る、炎の巨人イノケンティウス。雷撃の槍、美琴の前髪のあたりから迸り、イノケンティウスを撃つ。「僕の『魔女狩りの王』はそれぐらいではビクともしない」炎は揺らめくもダメージを与えたように見えない。イノケンティウスは上条から方向を変え、美琴へ向かう。「御坂!」「人の心配をしているヒマがあるのかな君は、僕自身の手で君は討たせて貰うよ」上条へはステイル自身が向かい、左の炎剣を振るう。それを右手で受け止める。「人の話を聞けよっ!」炎剣は掻き消えたが、代わりに右の炎剣が横薙に来た。「くっ」寸前で躱す。「君の部屋を訪ねたら、あの子が泣いてたんだ」左の炎剣が元に戻る。「泣いてた?」「それで理解したよ、そしてあの子から君がここに来ると聞いて張らさせて貰った」「なんでインデックスが泣いてたんだよ? お前も何を理解したってゆーんだ?」「わからないのかい?」「君はそこの彼女と付き合ってるんだろ?あの子は君に振られたんだ、それで泣いてたに決まっている!」「はぁー?」「ちょっとアンタ、ステイルだっけ。それ、あのシスターに確認したのっ!」イノケンティウスと炎と雷の応酬をしている美琴が口を挟む。「悲しんでいるあの子に聞ける訳がない! 泣いてる姿、それだけで十分だ!」「バッ、バカやろーッ!」「今日のセッティングしてくれたのあのシスターよっ!」「えっ」「前売り券の予約して一人で買えたって喜んでたのよ」「なっ」「私にごはん作ってくれるお礼って」「はっ」「なんで泣いてたかインデックスに聞いてみろ」「ぼ、僕は彼女の電話を知らない……」「あー、もう。連絡取ってあげるから、これ片付けなさい!」 ステイルが魔術を収めると、美琴がインデックスへと連絡を取った。スピーカーにしたので他の二人にも聞こえる。『はい、インデックスだよ』「電話が来ても慌てなくなったわね」『もう、短髪はいつの話をしてるのかな? それよりとうまと楽しんでるのかな』「一応ね、ところでそっちにステイルが行ったでしょ、その時に泣いてなかった?」『短髪に教わった料理を作ろうとして玉ねぎを切ってたら泣いてたかも?』「玉ねぎ? 少しでも努力してるのね。今はどうしてるの?」『こもえに呼ばれて焼き肉パーティーなんだよ、あいさも呼んでたけど、これなくなったっていうからこもえと二人だけかも、ってこもえ、それ私のなんだよ!』遠くで油断大敵なんですよー、と聞こえる。「と、いうことらしいけど」「…………」「ステイル、一人分余ってるみたいだから行ってきたらどーだ?」「僕は……」「いいから、さっさと行ってらっしゃい!」と美琴がステイルを追い立てる。そしてステイルの姿が消え、「せっかくインデックスが用意してくれたのにな」上条が焼け焦げた跡が見える館内を眺める。「そーね、私達も早く出ないと責任取らされちゃうわね」「不幸だー」「不幸なのは私よ、ゲコ太天の川の奇跡、楽しみにしてたのに……」調査報告5「あっ、いました、いました。見つけましたよ佐天さん」「おっ、さすが初春。やったね」ホテルから出てきた後、見失っていた二人を監視カメラで再発見していた。ちなみに白井はホテルに入る二人を見て、しかばねのようだ状態にまたなっていた。「この様子では鉄橋のある方へ向かってますね」「へー、なんか思い出でもあるのかな?」「決定的瞬間、来ますかね」「これまでの映像だけでも、もうお腹いっぱいだけどね、音声が無いのだけが残念」この時間になると鉄橋付近は人気など無い。空には満天の星、鉄橋の下にはそれが映る水面。シチュエーションにはバッチし。わくわくとその時が来るのを待ち構える二人プラスしかばね。「ステイルにあのシスターが泣いてた、と聞いてちょっとドッキリしたわ」並んで歩く上条に美琴。「俺も」「二人の間に入り込んじゃったし」「それは……」 入り込んだ、とは違うと上条は思う。美琴は貧窮に喘ぐ上条を見かねて食事を作りに来てくれたりした。いつの間にか3人で食事をするようになった。美琴がインデックスに家電の使い方を根気よく教えてくれた。簡単な食事の作り方も教えてくれた、上条は大量の作り置きをしないで済むようになった。同じように過ごし、同じように暮らす。その中での僅かながらの変化。互いの距離が近くなり、一緒にいる時間が増える。友人には二人は付き合っているのか、聞かれたりもしたが、まだ否定していた。そうした区切りとなる出来事がなかったからだ。お互いの気持ちが分かっていても尚、不安がある。このままで良いじゃないかという気持ちになる。知り合って一年半、きっかけを求めるには長すぎたのかもしれない。その幻想を打ち砕いたのがインデックスだ。二人で行って来るんだよ、と映画の前売り券を渡されて言われた。一人で出来るもんアピールも兼ねて。そして、日本では3月14日は男の人がバレンタインの返事をする日なんだよ、と今日は送り出された。鉄橋の上に辿り着く。「御坂」風紀委員第177支部「これは!」「来ますね」監視カメラの画像を食い入るように見る佐天に初春。その二人に、「貴方達、なにをやってるの?」パトロールから帰ってきた固法が背後から声をかける。ドキッとする二人。「佐天さんも風紀委員じゃないのよ、こんな時間まで……あら御坂さん?」二人の間から画像を覗き見る。「だめよ、こんな大切なところ覗き見しちゃ」「「はーい」」やむを得ず、その後のシーンを見ずに終わってしまった。調査報告 ラスト「御坂」「な、なに」上条と美琴、向かい合い、互いの視線が絡み合う。どことなく美琴の瞳は潤んでいた。互いしか見えない、はず。ところが異様な風体に目を奪われる。視線が行ってしまった。その者が現れたのは美琴の背後。美琴も上条の様子が変わったのを見、背後に誰かいることに気づく。上条はまたまたその誰かを知っていた。「サーシャ、何でこんなところにーっ!?」「第一の解答ですが、調査にきました」「調査……なんの?」「それでは」「第一の質問ですが、上条当麻と御坂美琴はお付き合いをされているのですか」
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その他SS投稿掲示板 記号・英数字・あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ タイトル 投稿者 【ブラックラグーン】麻雀しない江崎さんがロアナプラ入り【むこうぶち】 とり 舞-HiME 運命の系統樹 修羅 -玖珂なつき裏・九条むつみEND- ほす 舞HiME 後日譚 一兵卒 舞-HiME 風華大戦 前書き+登場人物紹介 一兵卒 舞ーHiME X 得救世 雲流遊人 舞-乙HIME 王とオトメとバトラーと スラッシュ 舞-乙HIME 黒き魔人 DMC 舞-乙HiME 真白なる姫君 ノア・D・アーク 舞-乙HiME 真白なる姫君 終章 聖戦のオトメ (完結) ノア・D・アーク 魔王 式森和樹無謀編 江戸ワード 【続編】マクロスF Operation ANGEL HALO (× R-TYPE) 呪人形 マクロスフロンティア劇場版記念 ネギ 魔剣の後継者 旋風 まさかのハンター生活( モンハン2G ) ぺでぃ 魔獣星記ギルま!(獣星記ギルステイン×魔法先生ネギま!)【第二部開始】 YOU 魔女狩り探偵ほむら (魔法少女まどか☆マギカ) III. 箱の魔女 【問題編】 ほむクルス 魔女と魔王(ストライクウィッチーズ×男オリ主) ウジキントキSW 魔女の軌跡(とある魔術、『助けて上条さん』外伝) 凪砂 【ネタ】 マシンロボ漫遊記 小話 まず、最初に karen マダムキラーの効能 くーがー 待ちわびた日(ペルソナ4) ゆな 真っ白なキャンパス 仮名はめは 魔導戦士ガンダム00 the guardian(機動戦士ガンダム00×魔法少女リリカルなのは) ロビン まどか☆マギカキャラと石ノ森ヒーローが出会うだけのSS【イナズマン編】 アキカン まどかといっしょ【魔法少女まどか☆マギカ】 あきら マヒルマテレビ a マブラヴ ~Another Future~ 皐月愛 マブラヴ Alternative ~宿命、そして償い~ 神那 マブラヴ Complete ふろうずん マブラヴ If 悠々自適 マブラヴ ReALTERNATIVE 茨 マブラヴ オルタネイティヴ カラスの翼(注:AC4クロス) ユウ マブラヴ オルタネイティヴ ~斬魔の後継~ 茅 マブラヴ オルタネイティヴ あふたー G マブラヴ オルタネイティブ UNSUNG HERO 山葵 マブラヴ オルタネイティブ 神の刃 よしや 『マブラヴ オルタネイティブ』 ~来訪者~ NAMELESS-ONE マブラヴ 悲しき世界の果てに 凡人 マブラヴ 恋心 凡人 マブラヴ~鎮魂歌~ うり坊 マブラヴ‘壊’ G-dan マブラヴ・オルタネイティヴ PLUS NAMELESS-ONE マブラヴafter ALTERNATIVE+ 第125話~ レイン マブラヴafter ALTERNATIVE+ (修正版) レイン マブラヴafter ALTERNATIVE+ 第42.5話から レイン マブラヴafter ALTERNATIVE+ 第76話から レイン マブラヴafter Second Alternative Foxy マブラヴALTERNATIVE~立ち上がれ 気高く舞え 天命を受けた戦士よ ~ 通行人A マブラヴALTERNATIVE~立ち上がれ 気高く舞え 天命を受けた戦士よ...... 通行人A マブラヴNEXTver.2 HYBUSA マブラヴオルタネイティヴ 宿り刀 ノブスケ マブラヴオルタネイティヴ(偽) USO800 マブラヴオルタネイティヴ(偽)(仮) USO800 マブラヴオルタネイティブ いつか見た青い星(ネタバレ有) ak マブラヴオルタネイティブ 誰もいない空の下で ぼんた マブラヴオルタネイティブX Mr:K マブラブオルタネイティブ~死~(仮) さしみ まぶらほ 破滅に抗う物語(短編完結 主人公逆行 序盤は夕菜がデビルキシャー化) タケ 魔法少女ありか☆マギカ (まどかマギカ オリ魔法少女ループ) ネイチャー 魔法少女和尚まどか☆マギカ(筋肉の狂宴) 黒猫エリカ 魔法少女セイバーシロウ ECの電車男 【チラ裏から】 魔法少女だらけの聖杯戦争. なろう加筆版 浅田湊 「魔法少女になりませんか?」 [魔法少女まどか☆マギカ 女オリ主] ※現在 第2章完結 からわら 魔法少女の唄 (魔法少女まどか☆マギカクロスもの) EL 魔法少女仁美☆マギカ(魔法少女まどか☆マギカ) 鍾馗 魔法少女まどか★マギカ Returns ~エルド・アナリュシス~ (まどか★マギカ×地球・精神分析記録) ぱばーぬ 【一挙完結】魔法少女まどか☆マギカ 《円環の理》――この世界に幸あれ ちょろんぞ 魔法少女まどか☆マギカ 『おはよう』 Ray 魔法少女まどか☆マギカ 短編集 Ray 【完結】魔法少女まどか☆マッスル(まどか魔改造)【チラ裏から・ネタ】 士泉 魔法少女リリカルなのは ブラックストライカーズ フェイゲン 【まどか☆マギカ】魔法少年 たつや★マギカ うどん 『麻帆良に降りた劣化品』(T・O・A→ネギま!)~1話~ 修正 たまご [ランスシリーズ外伝SS集 魔物隊長編 巫女機関編 zanetta 護最強伝説 護くんに女神の祝福なんてなくても王者! フェレット好き マリア様が……こっちみんな! (マリア様がみてる オリ主) ゆ 【習作】マリア様がよそみしてる(マリみて 祐麒逆行・TS) 元素記号Co マリア様も麻雀がお好き。(マリア様がみてる) 了 『魔理沙は大変な(以下略』 (東方Project) 櫛田星徒 饅頭じゃないよ大福だよ(シークレットゲーム) VeEr 見失った人生(戦国ランス+ ) REVO みくちゃんの投稿よろ みく 美琴 SIGZO 《完結》美琴ちゃんがゆく! まとも版 (超電磁砲二次) 深冬 美琴の憂鬱~御坂VS神裂 【とある魔術の禁書目録】 完結 sig# 水色の星(灼眼のシャナ再構成)【完結】 水虫 水色の星0(灼眼のシャナ) 水虫 水色の星S(灼眼のシャナ再構成)【完結】 水虫 水色の星T(灼眼のシャナ再構成)【本編完結】 水虫 【完結】水の都の守り神を救ってみた【DP主→ポケモン映画】 東野 道はひとつじゃない! 智代の主人 みなみけ日記(みなみけ・オリ主)※タイトル変更しました ハチミツ好き 源初と終末の物語 第一章 七夜 黒の助 【完結】ミュールIFルート(Ar tonelico 世界の終わりで詩い続ける少女) しんかい 冥竜王カイザー (ダイの大冒険アフター・オリ主) ダ・テレポ 未来王と僕(まぶらほ+いろいろ) 黒炎 【チラ裏から】魅惑の華【とある魔術の禁書目録SS】 狗子 ムーンライトラビリンス・クロニクルエディション(オリキャラ。現実→MLの世界へ...... Mr.タックン 昔の時 犬夜叉 こぉとり (チラ裏から) 麦野さんと上条君と不幸な最強 (とある魔術の禁書目録)タイ...... ni 無限の意思、渇望する未来 (オルタ、ネタバレあり) 粉微塵 ムシウタ 残夢日記 【完結】 修正中 酸化銀 ムシウタ~儚き兄妹~ 桜牡丹 ムシウタ-夢を見る者達-(一応、現実→ムシウタ) 薄い絵本 無色のグニパヘリル ~What a beautiful miracle~【魔法少女まどか☆マギカ×多...... 大紫 【番外更新】無能営業 淫☆キュベーター(まどか☆マギカ QB魔改造・独自解釈) ファイヤーヘッド 無刃のイェーガー 悩める少年少女と企むその他大勢【短編】 神門 無法地帯と書いてフリーダムと読む 名無し 紫色の憂鬱(ガルマ→種世界) KIKI 迷宮恋姫【完結】 (真・恋姫無双 二次創作) えいぼん 【チラ裏より移動】『迷宮は今日も探索日和』 (世界樹の迷宮3) KCA メガトンの修理屋(fallout3二次創作) taka234Me 目指せ!全力ご都合主義(現実→コードギアス) ナナヤ 目覚めるとそこは廃墟(現実→バイオハザード) 海 めだかボックスss 人吉善吉と江迎怒江の関係(完結) 新古理 メビウス~オオゾラノカケラ (エースコンバット4 シャッタードスカイ 兎零乃(とれの 目を開けたら幻想郷 東方 オリ主 しまんちゅ もう1つの光(遊戯王OCG オリカ主人公物) 天海月斗 【バカテス】妄想13話 raw もう一人のSEED【機動戦士ガンダムSEED】 【TS転生オリ主】 主人公イラスト追加 menou もう一人の壬生狼(るろうに剣心) KIKI 【元チラ裏】 もう一度、今度は二輪の花で……【北斗の拳(憑依?)】 ジャキライ もう一度君に誓いを 燐 燃えカスと俺と聖なる炎と 小岩井コヒ もしかしてトリップ?(ジルオールインフィニット) ライン もしシンの代わりにマユが生きていたら(SEED DESTINY) 花卉 もしも、阿良々木暦と哀川潤が知り合いだったら? (化物語X戯言) Brandon もしも・・・・・~TOA~ MD 元・魔王な珍道中!(ランスシリーズ) panda 「モトラドの国」(キノの旅) 紫 模倣旅談(オリキャラ+複数クロスオーバー) ガルビア (タイトル)モンスターハンター ファング モンハン小説 新作更新「刀工達の夜 第四話」(4月30日) あらし その他SS投稿掲示板 記号・英数字・あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ
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登録日:2012/03/24 Sat 20 49 25 更新日:2024/03/19 Tue 17 34 38NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 とあるシリーズの登場人物 とある魔術の禁書目録 オーバーオール グレムリン グロ ドヴェルグ マリアン=スリンゲナイヤー 三つ編み 五十嵐裕美 人体改造 悪趣味 新約 白髪 眼鏡 眼鏡っ娘 科学サイド 超COOLだよアンタ! 魔術サイド 魔術師 黒小人 その程度のつまらない思考回路じゃあ……私達『グレムリン』にゃあ届かないぞ? 新約 とある魔術の禁書目録の登場人物。 CV 五十嵐裕美 初出は三巻。 第三勢力「グレムリン」の一員。 外見は二本の三つ編みに纏めた白髪に黒い肌の少女。 眼鏡を着用し、素肌にオーバーオールを身につけただけの非常にエロ……けしからん格好をしている。 挿絵から判断するにはいてないしつけてない。 横乳なんて拝み放題である。 実にエロ……けしからん。 椅子に合った足置きとドリンク用の小型冷蔵庫がほしかったんだけどさ。 どっちがどっちになりたい? だが、やはりそこは禁書キャラ。 エロ可愛い外見とは裏腹に、やる事は残忍なんてもんじゃない。 彼女の正体は、北欧神話にも登場する、神々の武具を作った職人の一族「黒小人(ドヴェルク)」の一人。 用いる術式は「加工」に特化しており、金を介する事であらゆる「モノ」を使いやすい形に「加工」出来る。 スマホを回路に使われている金を媒体に、未契約で使用可能にした事も。 だが、彼女を語る上で最も外せないのが「人体の改造」だろう。 オーバーオールから取り出した鋸や金槌等の七つの純金製工具を媒体に術式を行使する事で、 人体を分解し組み換え生きたまま全く違う「モノ」に「加工」する事も可能なのだ。 例を挙げてみても、両腕を蛇口に改造し失血死させたり、両足を車輪に変えて生ゴミに直行させたり、 複数の人間の身体を瞬時に切断した後、パズルのように組み換え(たように見せ掛け)て同士討ちを誘発させたり、 果ては色や質感を周囲の壁と同化させて素材のストックやトラップとして活用したりと実にスプラッタ極まりない。 また、そのような所業を平然と行えるだけあって、彼女自身の感性もかなりブッ飛んでおり、 人間製の家具を「癒しグッズ」として愛用している辺り正気とは思えない。 本人曰く「目的に合わせて最適な形を作っているだけ」。件のスプラッタ趣味も相手の恐慌を誘発させるのが主目的。 まあ、家具に関しては「罰」が主目的ながらも趣味が入っているのを否定は出来ないらしいが。 因みに、二巻に登場しおっぱい聖人……もとい、神裂火織を苦戦させた『投擲の槌』(ミョルニル)もマリアンの「作品」。 それほど残虐な彼女だが、その一方で仲間を大切に思う一面もあり、仲間に死なれると激しく激昂する。 仲間とそれ以外の人間との線引きが極端すぎて、自分の仲間は非常に大切にするが、それ以外に対してはどんなに残忍な事も平気でできるというわけである。 劇中の活躍 新訳三巻ラストにて登場。 逃げ帰ってきたサンドリヨンに対し、所詮は「捨て駒」に過ぎなかったと告げ、逆上した彼女を返り討ちに。 続く四巻では反学園都市サイエンスガーディアンの協力者として、バゲージシティを襲撃した学園都市の部隊と交戦。 木原一族の一人・木原病理を撃破した後、持ち込んだ家具(因みに、その内のテーブルはサンドリヨン製……哀れ)で仕事合間の癒しタイムを満喫中、 偶然通り掛かった雲川鞠亜と近江手裏に仲間との通信を聞かれ口封じの為に追撃。 だが、先程まで通信していた仲間シギンが既に手裏の手に落ち能力をリークしていた為、能力を封じられフルボッコにされてしまう。 辛うじて逃げ延びた後、バゲージシティをさ迷う中で、先程顔を合わせた仲間の一人・ベルシが木原病理と刺し違えた現場と遭遇。 ベルシの死に激昂し、使うのを躊躇っていた『戦乱の剣』(ダインスレーヴ)を開放、居合わせた鞠亜達をバゲージシティごと薙ぎ払おうとする。 だが、そこに駆け付けた上条さんに阻まれ、交戦の末敗北。 もう一人の仲間・オティヌスが『死者の軍勢』(エインヘリヤル)として復活させたベルシに抱えられながらバゲージシティを後にした。 因みに、ベルシこと木原加群とはグレムリンが設立される前からの知り合いで、木原病理への復讐以外眼中に無かった彼に魔術を仕込んだのも彼女。 つっても直接教えた訳では無く、復讐の為に独力で魔術を研究する彼を全力でサポートする事で少しでも勝率を上げようとしていた。 (まあ彼の目的が「確実な相討ち」だった為結局は無意味だったが) 三年前、黒小人が使う工具の進歩を目指していた彼女が目を付けたのが加群であり、 目的自体は挫折に終わったものの、それ以来『投擲の槌』と共に腐れ縁として長い付き合いとなる。 彼女にとって彼はグレムリンの魔術師よりも近しい存在であり、 グレムリンに引き入れたのも「科学者」として彼が必要とされる事で彼の復讐の足止めが出来るのではと考えた故。 真に『仲間』と呼べるのは彼だけだったのかも知れない。 もしも復讐が終わってさ、それでも無意味に生き残っちゃって、何にもなくなっちゃったら、その時は私のトコに来いよ 余談だが、彼女が組み換えた「人間」はちゃんとした知識と上条さんの幻想殺しがあれば元に戻せるらしい。 サンドリヨンは上条の手で下に戻された上、改造されて元に戻った影響で自分の体を自由に分解、再構築できるようになった。 ただし再構築するには分解して材料になった体を他の誰かに作り直してもらわなければならないし、作る人が材料の分量を間違えると体が小さくなってしまうが。 ……これ以上修正されるのもつまらないし、ここらで追記の一つもしてみますかっと △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 結標よりすごい露出狂。 いがいと可愛い。 -- 名無しさん (2013-08-08 22 55 51) 木原加群に対しては仲間意識は勿論、恋愛感情も少なからず有りそうだな。 -- 名無しさん (2013-09-14 23 29 17) あんだけ段取り手間掛かったのに失敗で魔神は片眼使って片手間で槍製造とは笑えんな -- 名無しさん (2013-09-15 00 00 06) 仲間意識が人一倍強いのに、結果的にはことごとく裏切られるような顛末。トールさんにもやられたし。皮肉かな非情かな。 -- 名無しさん (2013-12-11 16 16 02) 一瞬スリケンナイヤーに見えてアウトオブアモーな名前だと勘違いした -- 名無しさん (2013-12-11 16 22 56) 逆に言えば段取り踏めば魔神と同等の芸当ができる。やっぱ化けモンよなあ。 -- 名無しさん (2014-05-14 08 57 19) 今後の話で、あれだけ残虐非道な事をやってきた罰を受ける時は来るのかな。記憶を失ったアウレオルス、脳に傷を負って首輪無しでは生活できなくなった一方通行、一度は死にかけて片腕と片目を機械にした麦野、第三の腕を失ったフィアンマ、AIM思考体の欠片にされた薬味、猫の玩具になったオティヌスといった前例を考えても、こいつも生き残るなら、力を失うか、二度と治らない傷を受けるかしてもらわないと釣り合わないぞ -- 名無しさん (2014-05-31 21 10 37) 一方通行やフィアンマみたいに迷走してるんじゃなくて正気で歪んでるのが更生しづらそうな雰囲気。まあ、黒夜とかも仲間になれたんだから無理ではないだろうが -- 名無しさん (2014-10-07 00 03 11) 裏切られまくったわけだが、上条さんと同じように側にいようとする者がいるのは得がたいものかと。 -- 名無しさん (2014-10-10 15 24 52) ダイの大冒険のガルダンディーに近いタイプかも。他人には平気で残虐行為をして楽しむくせに、自分が仲間をやられると怒り狂う身勝手なところとか -- 名無しさん (2014-10-10 21 42 24) 相変わらず何も考えてない能力だなw -- 名無しさん (2015-10-25 10 35 27) イラストは普通の眼鏡っ娘に見えるんだが本文を見ると普通なんてもんじゃない -- 名無しさん (2016-01-29 12 37 17) なんだかんだ腐れ縁のミョルニルちゃん -- 名無しさん (2016-03-02 18 56 56) 名前 コメント
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とある少年の泥酔騒動 1 「それでは乾杯!!!」「いやーどもども」「………なンで俺が」とある居酒屋の一角にて、3人の少年が杯を交わしている。一人はツンツン頭の不幸そうな顔をした少年。その隣に座っているのが茶髪のいかにもチンピラという格好をした少年。そしてツンツン頭の少年向かいに座るのは色の抜けた白い髪、凄みのある紅い瞳を持つ少年がいた。「…かぁ~~やっぱうめえ!!」「俺にはまだビールの良さが分かんないな。やっぱ人付き合いのために飲めたほうがいいよな~」「大将はそのうちキャバクラとかでハーレム作ってそうだな」「なんで?その手の話とは無縁だぞ」「そりゃー謙遜にも程があるって」「………」「んなこと言ったら今、浜面も意外とハーレムじゃね」「いや、あいにく俺は滝壺一筋だかんね。……他はありえないし」「…てか麦野さん?だっけ。その人が俺の殺害依頼に乗り気だったのはマジ?」「マジ。まあ第1位が敗北したから超能力者に頼るのは止め、って話にはなったな」「………ふン」「いや~最初に一方通行と戦うのは正直ビビったけどそれが一番良かったんだな」「大将が勝ったんだよな?」「ああ。つってもあの手加減にはそういう意味があったのか、納得」「チッ」「え、どゆこと?」「まあ俺が勝ちを譲ってもらったってことだな。でも他に手はなかったのか?あのあとすげー腫れたんだぞあれ」「贅沢言ってンじゃねェよ。てめェが五体満足なだけ俺に感謝しやがれ」「まあ確かに大将はこの通り無事に帰ってきてる訳だし!」と一言言ってビールを流し込む茶髪の少年こと浜面仕上。それを不思議そうに眺めている不幸な少年、上条当麻はちょっと大人の世界に背伸びしてみたくなるものだった。「苦くない?」「ん~まあ最初は苦いと思ったな。ビールはさ、飲み方があんだよ。舌につけないように喉に流し込む、これがのどごしを感じるってやつだな」「ふーん」「ま、今日は大将の帰還を祝ってるわけだからさ、グイっとな!!」「へ?いやいやいきなりジョッキは無理でしょ!!」「…クソ不味ィ」ワイワイ騒ぐ2人(もう1人はずっとしかめっ面)。店内には多くの客がおり、夜はいけないテンションで更けていく…………… ありがとうございましたー店内から出た3人の少年たち。人が多くてバカ騒ぎしても気にならず、店長もユルユルだったため、気兼ねなく最初から最後まで楽しめたといっていい。とくに邪魔もはいらず満喫でき、これからどうするのかと思うが、まず不幸な少年・上条当麻はこう言った。「はまぶらべろぶろべらじゃん?」「…………なぜこうなった」ぼそっと浜面は呟いた。浜面はすっかり泥酔してしまった上条とまったく動かない一方通行の対処に頭を悩ませていた。黙ってビールを飲んでいた一方通行が突然チョーカーのスイッチを入れたことには、はしゃいでいた二人共青くなったが一方通行は大人しいままだった。そしてその後はアルコールの含まれているものには一切手をつけなかった。そして30分後………突然一方通行は横に倒れ、その後モゾモゾ動いていた。どうやら体内のベクトルを操作してアルコール成分について対処していたらしく、且つ2人には男同士の見栄によって言えないためにバッテリーが切れるまで能力を行使していたのだ。「どーすんだよこの状況!!!てか酒に対して能力なんか使ってんじゃねーよ!あっこら勝手に離れるんじゃありません!!!」「うぃーーーー」「大将を一人にするのは危険…なのか?いやでも酔ったきっかけは俺だしなあ」「おい、しろいの。のっくだうんですかぁ?」「うるせーなお前は!!!今ない頭で必死に考えてんだからおとなしくしてろ!!!」「のおォォっくだああァァうンですかァァああ?」「ああもう似てねーよ!!!!頼むから静かにしてて……」いつものアイテムに対する対応をしてしまう浜面仕上。解決の糸口は見つからず、完全下校時間などはとうの昔に過ぎている。と、そこに一人の少女が通りかかった。「あれ?アンタは」ん?とげんなりした顔を上げる浜面。そこには何度か面識のある常盤台中学の超電磁砲こと、御坂美琴が立っていた。(この娘は確かハーレムの時にいた…)「ん?…げ!!またお酒を飲んだの!!」「んんんんあ?あれえミコっちゃんじゃないの~」いくつもの修羅場を乗り越えてきた世紀末帝王HAMADURAは率直にこう思った。(チャンス!!!!!)「よし、君には大将を任せる!!家にお持ち帰りするなり、そこらの公園でイチャコラするなりなんなりとせよ!!!!!!!!!!!」クワッッ!!と目を見開き腰に手を当て美琴に指をさす浜面。急に言われたトンデモ発言によって美琴の周りの空気が一瞬にして固まる。「え!!??ちょ、ちょっと待って!私にも心の準備があるとかあのその!!!!!!」「ミコっちゃん~」「ひゃい!!宜しくお願いします!!!!」「さらばだあああああ!!!!!!」古いアニメの悪役のように一方通行を担いで全力ダッシュで逃げる浜面。後に残されたのは「14月は何ヶ月後だ???」とか言ってふらふらしている上条と、空を掴んでいる美琴だけだ。 「…てか冷静に考えれば家に送りゃいいだけの話だったわね」「うい」「はあ、なんで私がこんな事を」とか言って嬉しかったりする複雑な乙女心。ちょっとニヤけそうになっているのを見られないように上条に対してそっぽ向いて歩く。しかし上条にはそんな乙女心はわからないため美琴が自分のことで怒っていると勘違いしてしまった。「……ミコっちゃん」「なによ。あとミコっちゃん言うな」「抱きしめたら許してくれる?」今コイツはなんて言った?と歩くのをやめ、再び固まる美琴。それをなぜかOKサインと受けとった上条は「うだあああああ~」「うにゃああああああああ!!!!!!!!!」思いっきり後ろから抱きしめた。耳元に吐息付きで。「は、はははにゃれにゃさいにょ!!!!!!」「ミコっちゃんってうべだばだああーー」「くっ!!この!!!!」「か弱い女の子にゃむりい~はなさねえぞおお」再び固まる美琴。(いま、か弱い女の子って言った?しかも離さないってっ!!!)なんてことを頭の中で反芻しているうちに「ふ、、」「ふ???」「ふ、ふにゃ」ああもう駄目だと覚悟する美琴に対して上条は「おっと、その手には乗りませんのことよおお!!!はむっ」「……ぎにゃあああ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!」美琴の首筋を甘噛みしやがったのだッッッッ!!!!!「まだ許してもらってないもんね~」「も、もう…許して………」もはや美琴は度重なる異常事態に涙目である。嬉しいのは嬉しいんだがあまりにも過激すぎたのだ。「うんいーよ。…ってあれ?立場逆じゃね?」「こ、これ以上は、ほんと無理……」「これ以上ってなに?」「ふえっ!!」「お持ち帰り?夜の公園?」「」「いやちがうな。お持ち帰り、しろいの、あくせられーた……」「」「…あ、そーだ!もやし買って帰らないと!!!」「」「んで野菜炒めでも作るか~ってあれ?いま飯食ったっけ?」「」「まあいいかあ、どーせ穀潰しがいるし。そだ、ミコっちゃんもくるっしょ?」「」「おーいもしもし」「」「んじゃ決定ね。おっ持ち帰りい♪おっ持ち帰りい♪」不穏なワードを鼻歌交じりで歌っていることに気づけないのかこの馬鹿は?そもそも何してたんだっけという目的を完全に忘れ、完全に意識の途絶えた美琴をおんぶしてデパートに向かう。これから起きる、測り知れない騒動を予期せずにッッ!!-To be continue?-
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「……そうか、上条ありがとうな」 情報屋がそうお礼を言うと、背を向けてぶつぶつ何かをつぶやき始めた。 土御門はこの情報屋がからがいがないと思い、冷たいお弁当を食べ始めた。するとそんな所に翔太が帰ったきた。 「あにゃ?翔太くんどうしたのかにゃー?結標とお子様ランチ食ってたんじゃないのかにゃー?」 「いや、お子様ランチじゃないよ!?普通にランチだから!!」 「で、どうしたんだよ?」 「あっ、うんそれでね上条君」 「だから何でカミやんなのかにゃー?」 「だから俺たちがたよりねェだけだろォ?」 「……周りの目が冷たくてさっさと食べて淡希に送ってもらった」 「そっか、そりゃ残念だったな。今度は屋上ででも繰って来たらどうだ?あそこあんまり人いないし」 「でもカギしまってたよ?」 「そういう時は浜面にあけてもらえばいいだろ。あいつカギ開けるの得意だから」 「それは淡貴にやってもらうよ」 「そういやアイツ空間移動系だったな。そっちの方が穏便だからそっちにしといた方がいいな」 そう上条が言うと、翔太はうんと返事をした。すると翔太が上条に不思議そうに聞いてきた。 「そういえば上条君の能力って何?そういえば皆の能力僕全然知らないんだけど」 「そいやぁ、俺たち、翔太に詳しい自己紹介とかまだだよな。能力とか」 ふと上条が土御門に話しかけた 「そうだにゃー。でも、ここ最近いろいろあったからな、仕方ないぜい」 「そうだな。後で、暇でもあったらしとくか」 こうして自己紹介することになった。 ――――――――――― そして舞台は放課後のグラウンドへ。だいたい、いつものメンバーでやって来た。 ちゃんと、姫神も忘れずに連れて来た。 「まずは簡単な奴らから自己紹介しようか」 そう言って上条が切り出した。 「俺やアクセラ、白雪なんかは後にしよう」 「あァ?なンでだァ?」 「実際見せた方がいいし、翔太が全力で能力をぶつけてこれるだろ?」 「おォ、確かにそォだなァ♪」 上条が指揮で、まずは土御門から紹介する事になった。 「まずは土御門。こいつの能力は肉体再生(オートリバース)。レベル0だがある程度回復させることができる」 「へぇ~」 「こんな能力だからって、甘く見るなよ~。怒らせると、ある無人島が半分くらい吹き飛ぶ威力を見せ付けるから」 「え?でも土御門君って肉体が再生する能力でしょ?なんで破壊?」 「まぁ、いろいろあってな。こいつはそういうやつなんだよ」 翔太に魔術のことは言えないので、上条は適当にごまかしておいた。 「ふぅん。そいえば、土御門君。なんで淡希のこと詳しく知ってるの?」 翔太が嫉妬したように土御門に聞いてきた。 「こいつとはバイト仲間、それだけぜよ。知ってるっつっても詳しいとは言えないし翔太が知ってる以上のことなんざ知らないにゃー♪」 「(そういえば淡希、時々バイトがあるって言ってたっけ。良かった、僕の思い過ごしで)そっか。ゴメンね変なこと聞いて」 (*1) グループでの活動をバイトとのたまった土御門に驚く一方通行と結標だが、誤魔化すには悪くないので黙ることにした。 次に紹介しようとした姫神を見た当麻は、ツッコミは入れずにサラッと終わらせようとしたが、 「いつの間にか巫女さんにクラスチェンジしたのが姫神秋沙。まあ見ての通り影が薄いのがぐおっ!」 「上条君。黙れ。私の能力。それは【吸血殺し(ディープブラッド)】。文字通り吸けむぐっ」 「ちょーっと待ってくれるかにゃー? 今、この巫女さんの頭をガッツリ冷やしてくるぜよ」 目立てるチャンスとばかりに自身の能力を語ろうとする、しかしそれは土御門に口を塞がれて阻まれる。 翔太に聞こえない距離まで離れた土御門は姫神の口を離し、合流した当麻とともに苦言を呈す。 「あのな姫神。いくらお前さんの能力が吸血鬼を灰にするものだとしても吸血鬼って言葉を使うのはまずいぜよ。あれは魔術側の存在だぜい」 「じゃあ。私の能力の説明。どうすればいいの?」 「血の流れに詳しく、応急処置が上手いでいいだろ。【吸血殺し】の副産物ってやつなんだし」 「何だかそれは納得行かない。いっそのこと。ケルト十字を外して。一か八か。吸血鬼が。すぐにやって来るのを」 「「や・め・ろ・っ!!!!!!」」 結局、姫神は自分の能力については当麻の考えを翔太に伝えたが少し同情がこもった視線を受けて残念がる。 自分の出番の為なら手段を段々選ばなくなってる姫神に当麻と土御門はそろそろ対策でも練ろうかと本気で考え始めていた。 「じゃあ次は井ノ原姉弟と茜川でも……ってあいつら来てねぇの?」 「井ノ原くんと井ノ原さんはサッカーの練習、赤音ちゃんは吹寄さんと一緒にバレーの練習。でもちゃんと理由は言ってくれたよ」 「理由? 一体そりゃ何ぜよ、月夜」 「三人ともね、翔太くんが時々木山先生立会いでの訓練してるんだけど、それに付き合ってるんだって。だから自己紹介は終わってるって話だよ」 初耳な情報に驚く土御門はすぐさま翔太にそのことを尋ねると、すぐさま肯定の返事が返って来た。 そこへ補足とばかりに結標が口を挟む、翔太の後頭部に自分の胸を押し付けるように抱きつきながら。 「あの三人はホント凄いわ……。真昼には嘘が無意味だし茜川は応用が高いうえに威力とかも日々上がってるし。真夜は……考えたくもない」 「結標、一体井ノ原弟っと何があったんだ?」 「初めてだわ……私の【座標移動】で捉えるのが難しい速度で走る人間と手合わせしたのは。あんなに疲れる相手は初めてよ、ホント……」 きっと木山の差し金と思ったが、結標にこうも言わせるほどに成長してる真夜に当麻達は彼の行く末が心配になってきた。 (次は滝壺辺りが良さそうだけど、後にするか。となると後は浜面、半蔵、郭、青……ピ……) 【能力追跡(AIMストーカー)】を有してる滝壺は自分達の前くらいがいいと思っていた当麻、彼女の紹介は後回しに。 自分、一方通行、月夜以外でまだ自己紹介していない面々を見て当麻は悩んだ、スキルアウト三人と変態をどう説明しようかと。 (浜面は麦野の事を伏せて、半蔵、郭も忍である事を伏せてやれば良いだろう。あの変態はどうしようか?) 上条は青ピのことはとりあえずおいとく事にし、他の3人の説明に入った。 「浜面、半蔵、郭はチンピラ・・・いわゆるスキルアウトって奴してた奴らだ。今は足を洗ってるけどな。無能力者だけど結構強いぞ」 「へ~。じゃあ、○○さんは?」 「あいつか・・・ん~、守備範囲の広い変態さん?」 「なんやそれ!?ひどいやないの、カミやん!?」 「だってお前、能力教えてくれないし、はたから見ればただのデカイ変態にしか見えないし」 「ぐっ・・・」 「……否定しないんだ」 ササササッ、と青髪ピアスから距離を取る翔太。そして軽蔑の眼差し……。 「待つんや翔太くん!!何でうちとそんなに距離を取るんや!?」 「翔太くん、アイツはショタにでも手を出すからその判断は正しい」 「ええー!?ちょっと待ってぇ!!うわー!!巨乳サラシ姉さんの視線が痛い!!」 結標は座標移動はとても便利な能力だと思った。だってゴミを触れずに捨てることができるのだから。 結標はとにかく青髪ピアスをゴミ箱に送ることにした(しかも生ゴミの方)。 「……翔太、アイツはああやっても喜ぶから気をつけるんだぜい?」 「うん。わかった」 翔太は生ゴミに入っている青髪ピアスに冥福を祈った(まだ生きてる)。 「私は滝壺理后。【能力追跡(AIMストーカー)】のレベル4だった」 「『だった』ってどういうこと?」 「レベル4だったときはちょっとした病気だった」 「ええ!!病気ってどんな病気!?」 「……高能力と引き換えに、体を削る病気」 「……なんか、ごめんなさい」 「大丈夫、慣れてるから」 滝壺はクリアしたので、次は上条と一方通行の番である。 すると上条と一方通行がニヤニヤ笑いながら自己紹介をした。 「俺は学園都市最強の超能力者、一方通行って言えばわかるかァ?能力はベクトル変換だ」 「俺の名前は上条当麻……って知ってるか。レベル0の無能力者だ。でもこの右手にはあらゆる異能の力を片っ端からぶち殺す事ができる。 これはお前の炎も例外じゃないんだぜ?」 そう二人が言うと、翔太は唖然として開いた口が塞がらなかった。 そして翔太口を開いたときは驚きのものだった。 「ええ!?何それ何それ!!すごいすごい!!」
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【名前】垣根帝督 【スペック概要】未元物質を使う 【サイズ】180cm程の一般男性を象った未元物質+学園都市規模にまで拡がり無限に増殖し続ける未元物質 【攻撃方法】 未元物質の翼 [威力]…一方通行が10m先の木に激突。ビルの屋上から中腹まで一気に切り裂く。 [射程]…20m以上 [速度]… 回折 [威力]…日光から殺人光線を。即死レベルではない。 [射程]…光の届く範囲? [速度]…光速? 烈風 [威力]…一方通行の竜巻を吹き消す。余波で鉄コンのビルが音を立てて頼りなく揺れる。 [射程]… [速度]…風? 正体不明の爆発 [威力]…オジギソウを一掃し冷凍倉庫を内側から粉々に、さらに余派で周囲のビルのガラスが割れる。 垣根を中心に発生する。絹旗に投擲されたベンチを砕いて絹旗を10m以上、内装を突き抜けるまで吹き飛ばし、戦闘不能にする。 [射程]…十数m以上? [速度]…絹旗がベンチを投げてすぐに発動可能。 衝撃波 [威力]…一方通行の超電磁砲より速い石(4、5センチ進んで石が消滅)の衝撃波をありったけの力を翼に込めて衝撃波を撒き散らし相殺、余派でさらに別の衝撃波が発生し信号機や看板が吹き飛ぶ。 [射程]… [速度]…一方通行の攻撃後に発動しても間に合う。 圧迫 触れずに人間に圧迫をかけ見えない何かで踏みにじる。 瀕死の黄泉川を殺すほどではない程度の威力しか作中では使用していない。 ホワイト垣根(通称) 垣根帝督の本体といってもいい存在であり『垣根帝督』の主要意思でもあるが、あくまで全体の司令塔的な存在というだけであり、倒したところで未元物質体であるためにいくらでも再生可能である。ただし、垣根の話ではクローン体よりも戦闘能力・再生能力は圧倒的らしい。また、本体からしてこの状況であるため、老衰や餓死といった人としての死は超越しているものと思われる。新たに腕を翼に変換し、さらにそこから非常に長大な槍を無数に伸ばすといった攻撃をしてくる。 クローン ホワイト垣根のデッドコピーとしての能力を持っていると思われる。黒夜と同様に能力の噴射点を無数に設定する事によりそれぞれが能力を使用することを可能としている。作中では周囲のビルの屋上を埋め尽くすほどの数が作り出されており、一方通行との戦いで圧縮され300体ほどが倒された。 カブトムシ 全長15m程の未元物質で作成した白い巨大なカブトムシ型の兵器。主に角に存在する砲身からスプリング方式で砲弾を射出して攻撃する。背中の羽により飛行することが可能。また、その背中の羽により一定までの衝撃波を相殺することも可能。ホワイト垣根と同様に驚異的な再生能力と同型の攻撃をしばらく耐え忍ぶ防御力を保持している。また、自律行動を行なうことのできる高度な頭脳も持っており、与えられた命令を遂行するために状況に応じて臨機応変に行動できる。集団で行動する際には意見調整役というリーダーのようなものが存在しており、ある程度ホワイト垣根からの命令を曲解することが可能。また、カブトムシ05曰く、自分の数千倍から数万倍の強さの個体も作り出せるらしい。 [威力]…地下鉄のトンネルが崩落する [射程]…おそらく5km程とされている [速度]… 残留思念妹達 垣根が実験場で死んだ妹達の断末魔の叫びともいえる特殊な記録を元に作成したかつての妹達のコピー。紛い物ではあるが妹達の思考をトレースしており、残留思念の再現といってもいい存在となっている。その戦法も銃器こそ持っていないが、もし妹達が未元物質製の身体であったらこのような戦術を選択するだろうといったものであり、スペックは高い。他の兵器群と同様に驚異的な再生能力を持っている。作中では数体登場。 [威力]…拳は壁面破壊用の大型ハンマーより重たい鈍器になり、爪は指と同じ太さのワイヤーを軽々と断ち切るワイヤーカッターよりも強力とされている [射程]…腕の長さ [速度]…オートバイに匹敵する速度で走り回れる 【防御方法】 翼を使わずに一方通行の衝撃波に近い莫大な烈風とそれに伴うATMの破片の渦の激突を受けてもバランスを崩す程度で無傷。 同じく翼を使わずに一方通行と正面から衝突し反射されはするも無傷。 また、復活後は身体そのものが未元物質である。 作中の描写からナノサイズのオジギソウの攻撃や物理最高威力である原子崩しを防御可能と思われる。(Equ.Darkmatter、病理参照) 未元物質の翼 一方通行と戦闘した余派で、街路樹がコンクリートの壁に突き刺さり信号機がへし折れて周囲のビルのガラスが砕け散っていた(この時点では双方共に無傷)。 一方通行と本気で正面衝突した場合は双方共にダメージを受けている。 自分の攻撃を反射されても翼を繭のようにして防御することで無傷。 一方通行の手が翼に突き刺さると同時に翼を無数の羽に変換して衝撃を阻害。 一方通行の竜巻でもぎ取れはする様子(自分から竜巻に巻き込まれるのを防ぐ為切り離した可能性もあり?)。 無限増殖 新約6巻にて復活を果たした際に修得していた能力。未元物質を無制限に能力で創造し続けることが可能になり、さらには未元物質がさらに別の未元物質を生み出すという手法でねずみ算式に無限に増殖し続けるまでになっている。未元物質同士は生体電気に似たパルス信号で相互に情報伝達を行なっており、作中で一方通行にこれを操作された際は未元物質を一定範囲破壊され、本体にも影響が出ていた。しかし、それぞれは無数にブロック化され、相互通信は直結ではなく自由伝達であるために極一部しかこの方法では破壊することができない。新約6巻では学園都市中に未元物質が拡がっていたらしい。既に生身の肉体や脳の欠損は垣根にとっては死ではなく、実際に作中では脳が能力を生み出しているのか能力が脳を形成しているかが非常に曖昧になり、未元物質そのものが『垣根帝督』という存在になっている。そのため、垣根を倒すにはこの無限に創造され無限に増殖していく未元物質を全て完全消滅させる必要がある。また、この創造と増殖には時間的にも限界が存在しないため、時間が経つほどに相手にとって絶望的な状況となっていく。 無限再生 例え、ホワイト垣根や未元物質製の兵器群を構成する未元物質が完全破壊された場合でも瞬時に再生する能力。作中でもホワイト垣根が上半身を消し飛ばされた場合も瞬時に再生している。 【移動速度:移動方法】 翼で高速飛行可能。 羽ばたきで一息に数十メートル進む。 互角の速度の通常一方通行が時速700km以上で先行するハイウェイチーターに追いつくことが可能。 【反応速度】 不意討ちの一方通行のATM投げを翼を使用せず何らかの手段で防御、最初から不意打ちを警戒した常時防衛の可能性も高い。 マッハ3以上の小石が消滅するのを確認して小石の衝撃波を一方通行との中間で迎撃可能。 【特記事項】 トンボ 垣根が偵察用に作り出した1m程のトンボ型の偵察機。 オープンカフェ内での発言からその場の全てのベクトルを集めても動かすことの出来ない質量を生み出せると思われる。 1位・2位と3位以下の能力者には、実力差に超えられない壁があるとされ、作中では第4位の麦野と二回戦闘を行い二度とも一蹴している。 未元物質…この世界には本来存在しない物質を引き出す、もしくは生み出す能力。 生み出した物質は「この世の物質」ではない以上この世の物理法則には従わず相互作用した物質もこの世のものでない独自の物理法則に従って動き出す。つまり、単に変わった物質を作るというだけでなく物理法則全体を塗り替えてしまう能力である。性質の変化はあくまで未元物質が存在することで発生する副次的な効果であるため、 法則改変の方向性を決められる訳でなく、「思いのままに法則を作り上げる」ものでもない。 【基本戦法】 無限に増殖し、クローン・カブトムシ・残留思念妹達を作成しながら、共に空中から翼・日光の回折・烈風・爆発・衝撃波で攻撃 【備考】 黒翼を見た後の覚醒した能力は描写不足なので考慮外