約 66,495 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/550.html
ゲーム&ウオッチがひしっとルイズに抱きつく。 比較的背の低いルイズだったが、さらに一回り小さいぺらぺらの体は丁度ヘソ辺りに擦り寄った。 「ちょっとキュルケ! 人の使い魔に何してくれるのよ!?」 ルイズが辺り気にせず声を荒立てた。 といっても、今は朝食の時間。 皆食堂に集まっていて人が居ないため 特に周りに気を使う必要も無いといえば無いのだが。 「誤解しないで頂戴。私はただこの使い魔くんと仲良くお話してただけよ」 「何がお話よ、何が。……大体こいつ、『ビ――ッ』ってしかしゃべれないのに何がわかったって言うのよ?」 全く悪びれた様子も無く、髪を掻きあげて余裕の態度を見せるキュルケに対し、 ルイズは額にデフォルメで血管が浮き出るほど怒っていた。 ~ゼロの平面3~ 「とにかく、こんなのでも私の使い魔なのよ。金輪際こいつには近寄らないで!」 猫のように毛を逆立てる気迫のルイズに、キュルケは肩をすくめてけだるげに答えた。 毛頭、そんな約束を守る気などないのだろう。 「じゃあさ、ルイズ。それ守ってあげるけど、代わりに一つ、教えてくれない?」 「…………何よ?」 あくまで妖艶に微笑むキュルケになんとなくに苛立ちを感じた。 ルイズはこの、いつでも余裕を保って人(特に自分)の揚げ足をとるとき態度が 少し嫌いだった。 だからつい、口が強くなって怒りっぽくなってしまう。 「彼の……あの使い魔くんの名前、なんて言うの?」 「…………えっ!?」 反射的に戸惑い、素の声が漏れた。 「あ、あいつの名前? 名前…………」 正直、考えたことが無かった。 恥ずかしい限りだが、今のルイズは自分の使い魔の名前すら知らないのだ。 そりゃああいつが使い魔として現れたことのショックや、 あいつ自体に時折見える、ある種の不気味さを無意識に感じ取ってたからなのか、 まともに考えたことが無かった。ふと気づけば、『あいつ』『こんなの』扱いしていた。 「知らないのかしら、まさか? いくら『ゼロ』のアナタでも、使い魔の名前ぐらいは把握してるわよね?」 「あ、あたりまえよっ! ……でも、あ、アンタなんかに教えてやるもんですかっ!!」 負けん気だけで支えた言葉はしどろもどろだ、動揺丸出しである。 ふん反り返る様に背を向けるが、実際には顔に浮き出た焦りを キュルケに悟られないようにするための、ささやかな抵抗だ。 当たり前のことを、よりにもよってあの“ツェルプストー”に教えられたのだ。 “ヴァリエール家”の人間ルイズにとって、これほど屈辱的なことは無い。 「そ、なら別にいいわ」 すかしたように息をつくなり、彼女にしては珍しくやけにあっさりと身を引いた。 意外なほど、あっさりとだ。 ルイズが思わず呆けた顔になってしまうのも無理はない。 ゲーム&ウオッチはとっくにルイズの腰から離れていた。 「ほんとは私の使い魔を紹介してあげようかと思ったんだけど……気が変わったからまた今度にするわね」 「丁重にお断りするわ。紹介と名ばっかりで、人の自慢話なんて聞いてるほど暇じゃないから」 言い終わると同時に背を向けたまま来た道を辿る。 まだ朝食を食べてない、いろいろ考えていると、おなかも空いてきた。 「あ! 待って、ルイズ」 「今度は何? ……ってあいつはどこ行ったの!?」 ようやく気づいて見れば、いつの間にやらあのぺらぺらの姿がどこへなりと消えていた。 また縦になっているかもしれないと目を細めて辺りを見回すも、 それらしい者は一つとして無かった。 「また……、あんのバカ―――――ッ!」 二度目の叫び、 今度は『ビ――ッ』と言う音(声)は、聞こえてこなかった。
https://w.atwiki.jp/girlfriendline/pages/874.html
出会い さて、私もお願い事書いたんで、笹に付けましょうか。私のお願いですか?いいですよ。こちらです、どうぞ。『歴史に名を残す、大女優になれますように』 マイページ 通常 あ!流れ星!いい事ありそうな予感…♪ お星様きらきら。夜空がすごく綺麗ですね♪ 夏の夜に先輩とふたりっきりだなんて…♪ ふぅ、体が汗ばんで…恥ずかしいですぅ。 萌果はいつまでも[名前]先輩と…うふ♪ 日直 登校 朝 朝の運動は体いいいんですよ。何の運動しましょうかぁ? 先輩ってば、萌果の夢見てお寝坊ですかぁ?うふふ♪ 夜の為にお手入れを…何のって?聞いちゃイヤン♪ 朝ごはん食べてスタミナつけてくださいね、先輩♪ 早く天の川を渡って、萌果を迎えにきてくださ〜い! 昼 七夕の準備が気になって、授業が手に付かないです~… デザートに星型ゼリー作ってみました~プルンプルン♪ ほんとは浴衣姿を見て欲しいのにな…おあずけですね♪ 萌果、もう我慢できな〜い。早く天の川が見たいですぅ! [名前]先輩と過ごす夜…心の準備しておきますぅ! 夜 織姫と彦星はきっと熱い夜を…萌果もいつか…キャッ♪ 今夜は帰りが遅くなっても平気なんですぅ…チラッ。 萌果には、お星様より先輩の方が輝いて見えますぅ〜♪ もっと暗い所に行きましょ〜 星が綺麗に見えますよぉ♪ 夜は肌寒いですねぇ。先輩にくっついて温まろうっと♪ アルバイト ねぇ先輩、バイト中も萌果のことだけ見ていてくださいね♪ 好感度レベルアップ 後でこっそり抜け出しませんかぁ?ふたりっきりの方がいろいろ…楽しいですよぉ♪ 高感度MAX 夢は大きく、ということで、私は毎年このお願い事を書いてます。先輩はどんなお願い事なんです?『今年も平和に過ごせますように』?あら、何かが足りなくないですか?ホラホラ、ちょっと貨してください。はい、付け足しておきましたよ?『萌果と★』うふふ、ここ忘れちゃダメですよ、先輩。 デート 約束 今汗を流そうと、お風呂に入ってるんですよ。ほら…チャプチャプって音、聞こえますぅ?あ、先輩。行ってみたいイベントがあるんです。七夕のなんですけど、どうでしょう?その日は浴衣にしようかなぁ? もしほどけちゃっても、萌果自分で着付けできますから♪ 今、私が先輩の声聞きたいと思ってるって、どうしてわかったんですかぁ?うふっ♪あら、奇遇ですね。丁度私からお誘いしようと思っていたんですよ〜。じゃあその日は、私が先輩をエスコートしちゃいますね♪ 何をするかは…ナ・イ・ショ♪ は〜いこちら、[名前]先輩の織姫こと萌果ですっ♪いつも彦星様を想ってますよぉ♪お誘いありがとうございます。では、劇場に銀河鉄道の夜を観に行きませんか?よかったぁ、その日も公演中です〜! 劇場は真っ暗で怖いから、手を繋いでてくださいねぇ♪ 当日 うわ〜ん、先輩遅いですぅ。織姫と彦星みたいに、離れ離れになっちゃったらって…萌果不安になっちゃいましたぁ…ギュッて抱きしめてくれたら安心できるかもぉ。 ボス戦 勝利 うふふ♪ 萌果はこれからもず〜っと先輩と一緒にいますからね♪ 敗北 バトル 開始 織姫萌果がついてますよぉ♪ 声援 萌果の願いを叶えてください~! 勝利 [名前]先輩ってば、こんなに萌果をドキドキさせてどうするつもりですかぁ? 七夕バトル、勝者の先輩には、織姫萌果を差し上げますぅ♪ 敗北 いや〜ん、大事な先輩の体に擦り傷がぁ。萌果が消毒してあげますね。 萌果とのアバンチュールに気が散って、集中できなかったんですよね… タッチボーナス 笹につけましょう 私のお願い事ですか? 先輩のお願い事も知りたいです
https://w.atwiki.jp/fiat500-onlinemanual/pages/58.html
エア抜きをする場合は運転席から遠い所から順にやっていきましょう。 右後輪→左後輪→右前輪→左前輪、という具合です 今回はついでにブレーキドラム内部のメンテナンスも行います。 準備する物 ジャッキ 8,10,13,14,17,19,22mmのレンチ 内径5mm程度のホース約1メートル スプリングテンショナーツール(無ければ自作) 相方(エア抜きは、2人でやることをお勧めします) 作業手順 1、 ジャッキアップをしてウマを掛け、ホイールを外します。(安全のために外したホイールを車体と地面の間に入れておきましょう) ホイールキャップボルト(17mm)ホイールボルト(17mm) 2、 ブレーキドラムを外します。 リアとフロントでは外し方が違います。 フロント・・・ナックルナット(22mm) 旧タイプ 割ピン 新タイプ ロックナット フロントは右側は逆ネジです 気を付けましょう リア ・・・ドラムボルト(19mm) フロントにはナックルナットにキャップが被っています。これはこじって外しましょう。 フロントドラムにはベアリングが入っていますなくさないようにしましょう。 リアドラムはさびて取れにくい場合があります。 周りを後ろ側から軽く叩いて外してください。 それぞれドラムを外した所です フロント(スプリング外れています) リア 3、 ブレーキシューをスプリングといっしょに外します。 シューの厚さを測って、1.5mm以下だったら交換しましょう。 ホイールシリンダーを外す場合、裏側に矢印紫のようなネジ(10mm)が2本とブレーキホースのネジ矢印緑(14mm)が、あります これを外すと簡単に取れます。 その際、ブレーキフルードがこぼれます。 塗装面につかないように気をつけて、ビニール袋などでくるんでおきましょう。 もし、塗装面についてもすぐに水で洗えば大丈夫です。 ホイールシリンダーのメンテはここ を見てください。 ホイールシリンダーを組み付けます。 10mmのネジは0.5~1kgf-mくらいのトルクで締めましょう。 緩むのが心配な人は。ネジ穴を脱脂した後ネジロック剤を使いましょう。 ブレーキホースのボルト(14mm)はワッシャーを忘れずに2kgf-mくらいのトルクで締めましょう 4、 シューに軽くサンドペーパーをかけます。 矢印の所にシリコングリスを薄く塗り、シューを組み付けスプリングをかけます。 スプリングはテンショナーツールを使いましょう 5、 ブレーキドラムをかぶせてネジで締めます。 フロント 旧型 割ピン式 3kgf-mで締めた後 60度緩めて 割ピンでロック 新型 ロックナット式 0,7kgf-mで締めた後 30度緩めて カシめてロック リア ブレーキドラムボルト(19mm)を8.5kgf-mで締めます。 6、 エア抜き フルード交換のみの人は、ここからを参考にしてください。 エア抜きは基本的に2人で行いましょう。 特別な工具を持っていれば、一人でも可能です(自作する!) まず右後輪からはじめます。 ホースをブリードスクリュー(8mm)にかぶせます 一人がブレーキペダルを2~30回踏みます。 そのまま踏みっぱなしの状態で、もう一人がブリードスクリューを「くっ」と緩めます。 そして、すぐに軽く締めます。 それを繰り返し、エアが出なくなるか、フルード交換の人はフルードが綺麗になるまで繰り返します。 ブリードスクリューを締めてホースを外し、ブレーキクリーナーをブリードスクリューの中に吹き付けフルードを洗い流します。 乾いたらシリコングリスを中に擦り込み、ゴムのキャップをして 終了です。 次に左後輪→右前輪→左前輪と同様に行っていきます。 すべてが終わったら軽く水ぶきをしましょう。
https://w.atwiki.jp/vocaloidss/pages/118.html
男には最愛の女性がいた。 その人はもう亡く、この世に残すのは男の部屋に似合わない鏡台に、ひっそりと飾られた写真だけ。 男はその女性を今でも思い続けていた、彼女こそが理想だった。 ある日の夜、そんな男に一人の訪問者が現れる。 もう亡いはずの彼女、当時のままの姿、いつもの声、男の記憶そのままの物腰。 男は、夢や幻とも考え付かなかった。 その女が余りにも生々しい生気に満ちていたから。 だからこそ、目の前の女の姿を直視することが出来なかった。 男の前に現れた訪問者の正体は、サキュバスだった。 女は、今まで餌にしてきた者達とは違う反応を見せる男に困惑して問う。 「どうしてあなたは私のことを見ないの?」 「今まで誰だって、私に擦り寄ってきたのに」 その言葉を聞いた男は、目の前の懐かしい姿の女が、どのような存在か、 そして、何が目的なのかを悟り、しばし黙り込んでしまった。 女は、まだ存在し始めたばかりの若いサキュバスだった。 だから、いつもの様な食事を行えない男に対して、初めて興味を持った。 すると気付く。 ―わたしは、この男のコトを知っている?― ―ドウシテ、わたしは貴方のコトわかるの?― 普段の餌なら、どれも同じにしか見えなくて、見分けるなんて出来ないのに。 女もまた、黙り込んでしまった。 互いが何者で、何が目的なのか解っているのにもかかわらず、奇妙な沈黙が部屋を包む。 そして男が不意に女を直視する・・・。 ―それはどちらから発した言葉なのか。 「踊りましょう?」 男は驚いた。 今、手を取って踊っている女は、決して自分の知っている彼女ではない。 では、どうしてこの女は彼女と同じダンスをするのか――。 女は戸惑った。 何時もの様に誘惑の踊りを舞い、忘却のリズムを踏んでいるのに。 それなのに男の意識は揺るぎもしていないなんて――。 実際は、仮にもサキュバスの踊りであるため、人間に効果がないはずがなかった。 この踊りとリズムで、餌となる者は否が応にも、今も昔も忘れ自我を失くす。 そして、この男にもそれは作用した。 ただし、今のこの時だけを忘れさせて。 過去に返った男が最愛の彼女の言葉に応える。 「こっちに来て」男は彼女に近寄る。 「そっと触れて」男が彼女をそっと触れる。 「優しく抱きしめて」男が彼女を抱きしめる。 女は言うとおりに動くようになった男に、食欲以外の感情を抱く。 ―それが何かも解らないまま、女は男へ再び言葉を向ける。 「こっちを見て」男が彼女を見つめる。 「そっと笑って」男が彼女にふわりと笑いかける。 「優しく口付けて」男が彼女に柔らかなキスをする。 ―その時だった。 男の夢が女に流れ込んでいった。 今だけを忘れた男の、昔の記憶の中にいる男女をサキュバスとして視た。 そして女は理解した。 この男が誰なのか、先ほど抱いた感情は何なのか―。 ―こんな事、気付きたくなんて無かった!知りたくなんてなかった! 貴方の見る夢は、昔も今も優しくて甘いまま。 でも、気付いた今の私には、貴方の夢という世界は苦しくて辛いの―。 変わらないままの貴方を、変わってしまった私が堕とすのは簡単なのよ。 そう、もう余計なことなんか考えないで、サキュバスになった私の本能に任せてしまえば。 きっと姿まで変わってしまった本当の私のことなど、貴方は気付かないまま。 貴方が今見ている私は、貴方の理想だった、昔の誰かの姿を借りているだけ―。 昏睡している男を尻目に、サキュバスは古びた鏡を見る。 何も映らない。 誰の目にも触れていないサキュバスの姿は、果たして変わっていたのか、過去の姿なのか。 それはサキュバス自身にも解らない事だった―。
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/5590.html
米中関係 / 日本を取り巻く情勢〔中台韓朝露米〕 http //surouninja.blogspot.jp/2012/12/blog-post_21.html / 急速に民主化を進めるミャンマーの軍隊に対し、米国防総省が訓練を行う可能性があるとのことである。中国に対する防波堤としてミャンマーを利用する事が米側の狙いであることは、最早言うまでもあるまい。 ..................................................... XINHUA.JP 12月21日(金)9時57分配信 米、ミャンマーとの軍事関係強化を模索 中国の影響力弱化狙う―中国報道 http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121221-00000011-xinhua-cn 米国はミャンマーと軍事関係の発展を促す準備をすませ、中国のミャンマーに対する絶対的影響力の弱化を目指している。匿名を条件に取材に応じた米国防関係者によると、ペンタゴン(国防総省)は人道支援や軍事医学、国防改革などに携わるミャンマー軍の隊員に対する訓練を行う可能性がある。環球網が伝えた。 米国は現在、アジア太平洋を重心に置く外交政策を模索している。同地域で急速に力を付けてきた中国に対応するのが狙いだ。中国はこれまで常にミャンマーに対して、挑戦できないほどの絶対的な影響力を持ってきた。このため、米国もミャンマーへの「拡張」に積極的だ。 (編集翻訳 伊藤亜美) ..................................................... 過去のベトナムや現在の日本の様に、ミャンマーもまた、国連常任理事国同士(此の場合、米中)のプロレスの駒に使われる虞があるということだな。 ベトナム戦争とは、中国と米国が互いの利益の為に行ったプロレス興業だったのである。多くのベトコン兵士達も其の事に薄々気付いていた様だけどな。 ベトナムでベトナム人同士が殺し合う一方で、米中は国土を焦土にされることもなく、対立を演じて軍産複合体の売上増に貢献して来た。挙句の果てに米中は、ベトナムの頭越しに手を結び、ベトナム戦争終結の5年後にはあっさりと国交を樹立させている。また中国は、ベトナム戦争終結後に米軍が撤退したことを良いことに、石油資源の眠る西沙諸島をベトナムから略奪している。 此れが、米中によるマッチポンプ作戦、“米中プロレス”なのである。 最近、米側に擦り寄り過ぎているミャンマーが、此の米中プロレスの駒にされるのではないかと俺は憂慮している。此れは日本にも謂えることだがね。 もしも日本が米中プロレス興業の会場されてしまった場合、増税に苦しむ日本国民の血税が軍産複合体へと献上され、其の金で作られた武器で多くの国民が殺された挙句、沖縄などの国土の一部まで失うことになりかねない。罪無き日本国民が大量に殺戮される一方で、空から爆弾降らせるだけの米軍や中国人民解放軍の兵士達は殆ど死ぬことは無いだろう。 過去の失敗を活かしてか、現在のベトナムは「全方位外交」を行なっており、世界と協調しつつ独自の経済発展を見せている。日本やミャンマーも今一度、「全方位外交」の重要性を再認識する必要があろう。米中プロレス興業に踊らされたら其れこそ御仕舞いである。 (※ 以下、関連リンクはブログ本文を。) .
https://w.atwiki.jp/gonbess/pages/41.html
女には興味がない。煩いし面倒だしやたらとすぐ泣くし、何に関しても気にいるような点が見当たらない、とかまあそんな理由だ。 実際それらに構っているより仕事が忙しかった。 しかしそんな俺は、最近よく道を歩いて行く女の脚に目がいくようになっていた。 あ、今の奴の脚、長かったかもしれない。…なんて考える自分がはじめこそ信じられなかったが、 後々考えてみれば、綺麗な脚をした女が歩いてれば目を引くし、俺も男なのだからと何処か他人事のように誤魔化しておいた。 「脚フェチね」 俺の書類の整理をぼーっと見つめていた女が唐突にそんな事を言い出して、思わず顔をしかめた。何の話だと言わんばかりに目をそっちに泳がすと、にんまりと意地汚そうな笑みを浮かべている。 「アンタ、そういうの興味ないと思ってた」 さっき横切った人の脚凝視してたわよ、と何が嬉しいのかは知らないが、どうせ周りの奴に言いふらそうとかろくな事は考えていないんだろう。 果てしなくどうでもいいが。 くだらない思考を巡らせた後、再び書類に目線を落とす。 「しっかも脚とはね…へえー」 「…」 「うーん、じゃーあー」 「…少し黙れないか」 「私の脚とか、どうかしら?」 完全に人の話を聞き流し、こいつはさも平然と俺の脚に自分の脚を絡めてきた。 まずいと察した時はすでに遅く、俺の膝辺りに柔らかい感触が伝わってくる。 怒鳴り飛ばそうと思ったが、冷静を保つ振りに必死で何も言葉が出ない。代わりに手に握ったペンの先を強く紙に擦り付けた。 筆圧が生まれ、かなり濃い文字が淡々と綴られていく。 …最悪だ、このビッチ女。 「…なんとも思わない?」 「お前頭沸いてるだろ」 「ふーん……グリーンは私のには反応しないのか、」 机が遮って見えない角度にある危うい脚のことで焦っていたらそんな物寂しげな声が聞こえて、顔を少しだけあげて様子を伺う。 するとそいつは、なんと目を伏せながら真っ赤な顔を隠して震えていた。 自分から吹っ掛けてきたくせに、まるで被害者のような素振りをしてることに内心かなり腹が立つ。 むしろこっちが顔を伏せたいくらいだ。 色々試行錯誤していると、膝下に存在していた温もりはそっと立ち去っていった。 ブルーがジムを出ていってから一時間ほど経った。 が、俺の頭の中は先ほどの出来事がちらついていた。いつからこんな低能なことを考えるようになったんだろうと、また何処か他人目線で事態を見つめている。 ふと辺りを見渡すと、棚の上におかれたDVDに目がついた。前にゴールドが無理に押しつけて行ったアダルトビデオだ。 当時それとそれを貸した本人をかなり見下してはいたが、そういえば、俺はこのAVを見せられた時から女の脚に目が行くようになった。 気がしなくもない。 用心深く手にとり、そっとパッケージを裏返してみる。 するとやはり、脚のするりと延びた女がそこにいた。あられもない姿を晒してベッドの上でよがっているという構図で。 それを確認した時、今まで僅かにこもっていた熱が一気に上昇し、途端に凄まじいほどの罪悪感にかられた。 …それでもそのAVをもう一度見ようと無意識にデッキに運んだのは多分、そのパッケージの女が改めて見るとあいつに似ている気がしたからだ。主に脚が。 もしや俺はあのうるさい女をおかずにするつもりなのだろうか、とぼんやり嫌悪し、テレビの電源を付ける。 全面に映し出されたAV女優はやはり似ていた。分かっているのに画面から目が離せない、のは無理やり絡められた脚の感触を思い出したせいだ畜生、 終わり
https://w.atwiki.jp/oneesans/pages/185.html
「じゃあ、ゆっくりしちゃおうっ!」 「いやぁっ!おねがいだからいかせてぇっ!」 雅ちゃんはとうとう泣き出しちゃいました。 でも僕は、ちんちんを完全に止め、雅ちゃんの可愛い乳首に吸い付いて舐めまわしました。 「いやぁっ!おっぱいはいいから動いてぇっ!おねがぁいっ!」 「おっぱいは気持ちよくないの?」 「・・・」 僕が乳首から顔を上げて聞くと、雅ちゃんは泣きながら首を振りました。 気持ちいいけど、おっぱいではいけないのは分かっています。 僕は泣いてる雅ちゃんがちょっと可哀想になっちゃって、ゆっくりちんちんを動かしてあげました。 「あぁっ!・・・はぁっ!・・・あっ!もっと・・・もっと早くぅっ!」 おまんこの中でちんちんが動くと、雅ちゃんはちょっとだけ嬉しそうな顔を見せ、動きの遅さにすぐ不満の表情を浮かべました。 「だめっ!僕が出そうになるまではゆっくりっ!いっしょにイクから、それまではがまんだよっ!」 「あぁんっ!そんなのいやぁっ!」 嫌がる雅ちゃんを押さえ付け、僕はゆっくり、でも長くちんちんを出し入れしました。 「雅ちゃん、おまんこ締めてくれないと、僕いつまでも出ないよ。」 「あっ!・・・んんっ!・・・んっ!・・・んあっ!・・・」 雅ちゃんが乱れた息を必死に止めて、おまんこを締めてくれました。 ほんとは僕だっていきそうなんです。 でも、雅ちゃんにバレないように、がんばって平気な顔をしてるんです。 あぁっ!だんだんやばくなってきました! 雅ちゃんのおまんこが気持ちいいのもあるんだけど・・・ 泣きながら苦しそうに息を止めて、おまんこを締めてくれる雅ちゃんがたまらなく可愛いんですっ! 僕は一旦ちんちんを止めて雅ちゃんに抱きつき、雅ちゃんの頭を下に向けて見つめました。 「雅ちゃん、がんばっておまんこ締めてくれたから、僕もう出そう。おもいっきり動くから、いっしょにいこうね。」 「・・・うんっ!」 雅ちゃんが泣きながら嬉しそうに頷きました。涙を流しながら笑った雅ちゃんはなんとも言えず可愛いです! 僕は雅ちゃんから離れて体を起こし、雅ちゃんの膝を曲げて持ち上げ、お尻を上げさせました。 その状態で腹筋に力を入れて、ちんちんを雅ちゃんの中で反り返らせました。 「雅ちゃん、さっきみたいに前壁いっぱい擦ってあげるからねっ!」 そう言うと同時に、僕は雅ちゃんのおまんこを、前壁を擦りながら一番奥も突いてあげました。 「あぁっ!いやっ!また出ちゃうから普通に動いてぇっ!んあっ!いやぁっ!」 「僕も出すからいっしょに出そう。ねっ、雅ちゃん!」 口では嫌がってても、雅ちゃんの身体は、腰を反らせてちんちんに前壁を押し付けようとします。 おまんこの締まりもきつくなって来たし。 ちょっと無理な角度でちんちんを動かしているせいか、雅ちゃんの入り口がコリコリの輪っかになっているのがよく分かります。 その輪っかが、ちんちんの茎から先っぽのくびれまでを締めながら擦って・・・あぁっ!金玉がせり上がっちゃうぅっ! 僕は白いのが出そうな感覚に、ちんちんの動きを最高に速くしました。 「雅ちゃんっ!出るよっ!もうすぐ出るからねっ!」 「んあぁっ!いやっ!みやもいっちゃうぅっ!・・・出ちゃうぅっ!」 いきそうになりながらも、恥かしさに脚を閉じようとする雅ちゃんの両膝を開いて押さえ付け、 僕は雅ちゃんのおまんこを抉るように突きまわしました。 あぁっ!雅ちゃんの中が奥の方までキューっと締まって・・・もう止められないぃっ! 「みっ、雅ちゃぁんっ!出るっ!あぁっ!出るぅっ!・・・んあぁっ!・・・」 「みやももうだめぇっ!イクっ!イクぅっ!・・・あぁっ!んあぁっ!出しちゃだめぇっ!いやぁっ!・・・」 僕が前壁に擦りつけながら白いのを出すと、雅ちゃんもいきながらお潮を僕のお腹に向けて吹きました。 「あぁっ!いやぁんっ!・・・あっ!・・・んあぁっ!」 僕が中に出すのに合わせて、雅ちゃんのおまんこからピュっ、ピュっと透明なお潮が吹き出ています。 「あうぅ・・・雅ちゃん・・・1吹きごとにおまんこが締まるよぉ・・・あっ!・・・」 雅ちゃんのおまんこの断続的な収縮に、搾り取られるように僕は白いのを出しました。 「あっ!・・・はうっ!・・・はぁっ!あぁっ!・・・」 雅ちゃんは身体をビクビクっと震わせてお潮を飛び散らせた後、全身の力が抜けて動かなくなりました。 僕も思いの外たくさん出たので、雅ちゃんの上に体を重ねて力を抜きました。 前へ TOP 次へ 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/wiki9_ntm/pages/28.html
真なるクー ~おまけとするものがたり~ どういった道をツントゥグアが作り出したのかわからないものの、主と最初に出会ったカルコサ倉庫で途方に暮れていた主を無事に救い出したアタシは、クー・トゥルーが巣食う屋敷に乗り込んだ。 「とうとう追い詰めたわよ! クー・トゥルー! ここで長年の決着を付けてやるんだからっ!」 追い詰められて冷静なフリを続けるのがやっとのクー・トゥルー。 準備も整えているアタシたちが負ける可能性なんてこれっぽちもないのが理解できたようね。 慌てふためくがいいわぁ~、クー・トゥルー! 「く…… 我を倒すとは腕を上げたな、ハスツゥン」 地に膝を付けたクー・トゥルーがアタシに負けを認めた! この日のためにアタシは生きていたと言ってもいいくらいに…… ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…… 突然地面が揺れだし、崩れ落ちた筈のクー・トゥルーの目が妖しく光りだす。 「われが このすがたを みせることになろうとは おもいもしなかったぞ。 きょうふにふるえ ほろびるがいい」 満身創痍だったクー・トゥルーが、前触れもなく全回復して立ち上がる。 え──っ! そんなのってありなの!? もう、こうなったら徹底的に叩きのめしてやるんだからねっ! 「そんなばかな…… このわれが ほろびるというのか……」 その言葉とともに大地に倒れ尽くすクー・トゥルー。 さすがにここまで力量の差を見せ付けてあげれば二度と立ち上がらな…… ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…… 突然地面が揺れだし、崩れ落ちた筈のクー・トゥルーの目が妖しく光りだす。 「ふふふふふ…… もはやようしゃせぬ。 このすがたをみて いきていたものはおらぬ。 こんどこそ いんどうをわたしてやるわ!」 満身創痍だったクー・トゥルーが、前触れもなく全回復して立ち上がる。 ずるい! こっちは倒れる寸前までァミ=ゴを頑張らせてるのに! 今度こそ塵も残らないように消滅させてあげるんだからぁっ! 「われのまけだ…… もはやこれいじょう ていこうするだけの ちからはない……」 あれだけボロボロにしたのに、服も元通りになってるし安心できないなぁ。 後で面倒なことになるくらいなら今ここで消滅させた方がいいよね。 最後の一撃を加えようとするアタシの腕に主の手が優しく添えられる。 「もう大丈夫だ。 もう二度とクー・トゥルーも君に逆らうようなことはないだろう。 よく頑張ったなハスツゥン」 そう言ってアタシを抱き締めると優しく頭を撫でてくれる我が主。 さすがは我が主! アタシのことをよく理解してくれているわぁ~。 主がいなかったら消滅させてたんだからねっ! 感謝しなさいよクー・トゥルー! アタシは主の胸に顔を埋めて優しく頭を撫でられる心地よさに…… …… ………… 「う~~ん、主ぃ~。 もっと頭撫でて~……」 幸せそうな寝顔を見せ 胸に擦り寄るハスツゥンの頭を優しく撫でながら、わたしは夜明け前の空を高窓越しに眺めていた。 少なくとも あの屋敷にはハスツゥン並の力を持った存在が二人もいるのだろう。 それに、彼は決して不幸な立場にいるわけではなさそうだ。 ……あまり幸福そうにも見えなかったが。 なんとか彼にコンタクトを取る手段を考え出さなければ…… 「んふふ~、鎧なんて用意したってアタシと主には……」 今は考えるのはやめておこう。 この幸せそうな寝顔を守ってあげるのが、今のわたしにできる最善の手段なのだから。 written by elc ◆ForcepOuXA elc ◆ForcepOuXA 氏の 素直クール小説掲載サイト RetroWorld 真なるクー 07 | 真なるクー
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/1316.html
9 名前: NPCさん 2005/10/09(日) 03 04 25 ID ??? 1に、まずスレたて乙。 初困ったちゃんを狙って報告をひとつ。 かつて、ウチのサークルにいたヤツなんだが ようは無自覚に出来ない事を拠り所にしてるヤツだった。 まずルールを覚えない。 そのゲームは、やったことが無いというから、あるルールの説明をした訳だが、覚えないものだから、それこそマスター始めPL全員がそれを一度は説明する始末でね。 かといって目の前のサマリーを見もしないときたもんだ。 その時の会話が、 「どうして覚えようとしないの?」 「ちゃんと教えてくれないじゃないか」 「さっきから何度も説明してるよ」 「サマリーを読むのに一所懸命だったんだよ」 終いにゃ自分の知識に無理やり当て込んだ解釈を唱えて「自分の言ってる事の方が正しいと思う」ときた。 真面目にPLの何人かはキレてたよ。 16 名前: NPCさん 2005/10/09(日) 10 09 18 ID ??? 9だけどダブルクロスでの話だよ。 皆一遍に説明するってことは、なかったと思う。 てのも、その前から自分のネガティブな事柄を、かまってくれと言わん許りに嬉しげに話すヤツだったんで皆関わりたがらないんだよ。 プレイが止まるのもなんなんで、誰かしらが判定の度に説明するって感じで。 能力値分のダイスを振って、最も高い数値に技能Lvを足すってだけなんだけどね。 気の長いメンバーがそれこそ幼稚園児を 相手にするかの様に最後のほうは説明してたよ。 ダイスの目を足しちゃうのはありがちだけど、最後にヤツが言ったやり方は、でたダイス目全てにLvを足した上に合計するってモノだったよ。 20 名前: NPCさん 2005/10/09(日) 11 23 20 ID ??? ちなみに、ヤツはその時点で30過ぎだったよ。 程なくしてウチに来なくなって、まぁ連絡もつかないのでそのまま放流と。 「見ため腐った出川」のソレに遭遇した人がいたら正直すまん。 ヤツをそのまま放流したのは、ウチのサークルです。 そんなウチのサークルは困ったちゃん?! 21 名前: NPCさん 2005/10/09(日) 12 19 01 ID ??? んー、スペオペヒーローズとかでも居たなぁ、出目を足しちゃう人。 一説ではエンギとか天羅とかでも、出目を全部足す人が居たという話も聞いた事がある。 自分はダブクロのGMの時、初心者さんには技能やコンボの宣言後、判定を振る前に 「判定に使う能力値はいくつ? …じゃあ、それだけダイスを握って」 (ごろごろ~) 「…うん、まず『0』の目をより分けてくれる? で、《クリティカル系エフェクト》を使っていたっけ…? あぁ、使っているんだ。ありがとう。じゃあ、9と8の目をより分けて…」 とかやる事がある。 システム説明てキョトンとしている人なんかだと特にゆっくりと誉めながら。 22 名前: NPCさん 2005/10/09(日) 12 38 36 ID ??? うちに昔いた奴は、さも理解した風に、 「なんだ、そうなってたんだ、もう完璧」 って毎回言って、毎回間違えてた。 本人真面目に聞いて(る風に見える)だけに、 非常に扱いに困ってたな。 27 名前: NPCさん 2005/10/09(日) 16 22 55 ID ??? 18 悪意なく、本当に簡単な事柄を理解できない人っているからな。 まあ極端に言えば学校においての落ちこぼれだが、性格はよかったりするから難しい。 でも、30前後の簡単なルールを覚えきれない腐った出川って、ちょっと俺の鳥取で聞き覚えがあるような。 どっかのサークルに入り浸って代表だか女性メンバーだかに擦り寄ってたとか言う噂を聞いたことがある。 28 名前: NPCさん 2005/10/09(日) 18 50 45 ID ??? おれの鳥取にもルール憶えらんないのいるなあ なるべくサポートするようにしてるんだけどプレイヤーの数が増えてくると一人だけに時間かけられんからな スレ83
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/2536.html
「ねぇ?」 「んー?」 「やっぱなんでもにゃいw」 「なーん?めっちゃ気になるんですけどw」 一人暮らしをして早一年。 彼女と寝るようになって早半年。 「あっ、携帯光っとる」 そう言って彼女はベッドから一度抜け出してそれを取りに行く。 うっとり見とれてしまう白い背中がとっても綺麗。 携帯を取りに行った彼女はまた同じ場所に戻ってきた。 あたしはすかさず猫の様に彼女に擦り寄る。 彼女はニコって笑ってあたしの自慢の髪を撫でてくれた。 それだけで幸せ。 「誰から?」 「んー、のっちからだった」 「なんて?」 「明日仕事何時からだっけ?だって」 「・・・明日仕事なくなったじゃん」 「ねっwのっちらしいよね?」 そう明日は仕事がなくなった。 だからゆっくり出来る。 本当は彼女に泊まってほしい。 でも言えない。 なんで? だって彼女は寝てくれるけど、一度も泊まったことがないから。 理由なんて訊けない。 訊いたら終わっちゃう気がするから。 「あやちゃん・・・」 「ん?」 『好き』って言っていいのかな? 言えないよ。 だって、さ・・・。 白い綺麗な背中にあるその痕って、あの人が付けたやつだよね・・・。 「なーん?ゆかちゃんさっきから歯切れ悪すぎじゃよ?」 ふふって笑って彼女はあたしをギュって抱きしめてくれた。 それだけで幸せ。 「つけてええ?」 「なに、を?」 「えーそこ訊いちゃう?w」 そのちょっとイジワルな顔が見たくてわざと訊いたんだもん。 「いいよ。つけて」 「やった。じゃ、衣装から見えないところねw」 「でも、ゆか・・・一番露出するし変態丈だから、、、」 「じゃあ〜、どこがええ?」 そう言って彼女は嬉しそうにあたしの身体を眺めてる。 それだけであたしは軽く興奮する。 「ここに決めた」 彼女が決めた場所は丁度心臓のあたりの左の乳房の下。 「ぎゃは。付けちゃったw」 無邪気に笑う彼女がまたらなく愛おしい。 「でもこの痕、彼氏にどう説明するん?」 「・・・虫にさされたって言う」 『もうあの人とはこういう事してないから』とは言えなかった。 言えばいいじゃん。 彼よりもあなたの方が好きって。 じゃあ、なんでまだ彼と付き合ってるんだろ・・・。 自分でもわかんない。 「じゃあ、もっと虫にさされた事にしといてよw」 「えっ?」 彼女はゆかの身体中に痕を付けた。 器用な事にどれもちゃんと衣装で隠れる部分に残した。 それだけであたしは十分に濡れた。 「ゆかもつけてええ?」 「んー、それはちょっと・・・」 なんでよ。 あの人は付けてよくて、あたしはダメなの? 「ほら、あたし家族と一緒じゃろ?ちゃあぽんとかにバレると恥ずかしいけw」 そんな適当な嘘いらないよ。 「じゃあ、もう一回シ、て?」 あたしはこれくらいのワガママで精一杯。 それ以上になると、彼女に嫌われちゃう気がするから。 「ええよww」 くしゃって笑う彼女の顔が好きなの。 あたしの弱い部分を知ってる指が好きなの。 あたしの気持ちいい部分を知ってる唇が好きなの。 あたしのものにならない彼女が好きなの。 「行くの?」 「・・・うん」 だって今、夜中の12時だよ? 『泊まっていけばいいじゃん』って言いたいけど、言えない。 「今日は帰るってお母さんに言ってたから・・・ごめんねw」 彼女はすでに着替えていた。 知ってるよ。 本当はさっきのメール、のっちからじゃないってこと。 あの人からでしょ? これからあの人のところに行くんでしょ? 『行かないで』って言いたかったけど、言えない。 「ねぇ、あやちゃん」 「うん?」 「うちらって・・・」 「ん?」 「うちらって、どんな関係なんじゃろ・・・」 今日ずっと訊きたかった事。 彼女は笑って何も答えず、あたしにキスを残して部屋から出て行った。 — Fin —