約 6,374 件
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/950.html
『旗男の苦痛~翻弄する寝癖~』 第二話 学校編そのニ 吹寄が立ち去ったので、全力疾走の疲れを癒すべく、上条は再び机に倒れた伏した。 「君。そこは上条君の席」 (…今度は姫神かよ) 何時の間にか近付いて来ていた姫神に声を掛けられ、上条は再び起き上がった。 「いや、俺だよ俺。上条当麻だって」 「嘘。上条君はもっとツンツン髪のウニみたいなトゲトゲしい。いわばウニウニしい頭をしている筈。それに俺俺詐欺\とか。ちょっと古い」 「本日三度目かな?ウニウニしいって聞くの。てか上条さんだってたまに酷い寝癖なときもあるんです!」 「そんな。バカな」 軽く俺俺詐欺\発言をスルーしたが、何故こんなにも皆は髪型で人を判断するのかと疑問に思う上条。 「本当に。上条君?」 「あぁ、本当だ。信じてくれよ姫神……」 うーん、と顎に手を当てて考えるような仕草をする姫神。 「わかった。もう一度確認するけど。上条君なのね?」 「そうだ」 上条の答えを聞くと、姫神は自分の席へと向かっていった。 もっかい寝るかおやすみー、と独り言を呟いて、上条はまた机に倒れ込もうとした。 「だから義妹こそ至高なんだって何度言えばわかるにゃー」 「土御門はんは毎日にゃんにゃん出来るんやろうが、普通は居ないんや!」 「い、居ないんかにゃー!?」 教室の外から何やら騒がしい声が聞こえてきたので、睡眠中止。 (……朝っぱらからどんな話してんだよ) 「なぁカミやん!聞いてくれにゃー!」 「上条ちゃん、土御門はんが義妹義妹ってしつこいねん!」 土御門元春と青髪ピアスは教室に入ってくるなり、机に突っ伏す上条へと声を掛けたが、 「「あれ?カミやん(上条ちゃん)が居ないにゃー(おらへんで)?」」 おっかしいにゃー、ホンマでんな、と上条を探す二人。 「あ!カミやんの席に座ってるのは誰にゃー!」 「見慣れない面してまっせ、コイツ」 好き勝手言い出した二人は上条を、左右から圧縮した。 「痛ェ!何すんだよ!俺だよ俺、上条当麻!」 「にゃー、カミやんはもっとこう…」 「建てたフラグ並か、それ以上の髪が立ってるはずでっせ」 「旗を建てる度に髪も立つんだにゃー」 「そんなわけあるか!てかお前らもかよ!俺は髪の毛が立ってないと別人に見えるのかよ!」 ぎゃーぎゃーわーわー、と騒いでいると、始業チャイムが鳴った。 「はーい、みんな自分の席に座るですよー」 チャイムと同時に、とても教師とは思えない背丈の小萌先生が入ってきて、皆それぞれの席に戻っていく。 「あら?上条ちゃんの席に座る、見慣れない子羊ちゃんは誰ですかー?」 上条の席の方を見て、不思議そうに首を斜めにする小萌先生。 (こ、小萌先生まで…orz) はぁ、と上条は溜め息を吐くと、 「俺ですよ、上条当麻です」 「えぇ!?上条ちゃんはもっと黒々しくてウニウニしい頭のはずですー!そんなペッタリした髪型をした生徒が上条ちゃんには見えないですよー!」 「ねぇ、何?ウニウニしい、って表\現流行ってんの?俺にだって寝癖が酷いことありますって!」 そんなバカな、と言いたげな表\情の小萌先生やクラスメイト達を見て、上条は深く溜め息を吐いた。 不幸だ……。
https://w.atwiki.jp/16seiten/pages/579.html
東欧の外れ、山々に囲まれた鄙びた村を、深紅の月が影絵のように照らし揚げる 中世に取り残されたが如き石と木の村を一望できる小高い丘の上、今宵そこに立つのは一つ の人影 「いやはや、これはこれは……弱りましたねぇ……」 丸々と肥えた中年の小男は、すっかり禿げ上がった額の脂をハンカチで拭いつつ呟いた 彼が見下ろす家々に明かりは無い それどころか冬の夕過ぎだというのに暖炉の煙ひとつ上っていなかった 無論、眼下の世界の住民が家同様に古色芬々たる生活――朝日と共に目覚め、夕日が沈めば 寝台に入る実に理想的な――を送っているという可能性も無いではない だが、そんな彼の期待を三つのものが裏切っている 一つ、村外れの彼の元にすら先刻から漂ってくる、濃密な獣臭は何か 一つ、篝火ひとつ無い村の小径で、時折ちらちらと月明かりを反射する瞬きは何か 一つ、つい半刻ほど前、日没と共に村の方々から挙がった獣の遠吠えは何か―― 「人狼……滅びかけた異族の隠れ里ですか このまま山奥に籠もり、ひっそりと余生を過ごせば良かったでしょうに……」 彼の仕える教会の元に相談が寄せられたのは半年前 曰く「狼男が村々を襲い子供たちを喰い殺している」 今朝がた彼が無人となった隣村に到着した時点で、被害者は老若男女合わせて既に四桁に近 かった 「大方、『無垢の人を喰らえば力が増す』なんて古い言い伝えに縋ったんでしょうがねぇ 何とも救いが無い 人は生まれた時から罪を負っている、なんて話は洗礼を受けた身ならば何方でも存じている 事」 ――哀れみを零す彼の背後、鬱蒼とした森の闇の中に金色の眼差しが光る やがてゆっくりと月明かりの下に現れたのは、人とも獣ともつかぬ歪な姿 狼の爪と牙と毛皮を備えながら、人に近い形 警戒心からか四肢で這い寄る今ですら、肩は男の背丈ほどもある 「もっとも……」 愚鈍にも背後に迫る危機に気づかぬのか、男は眉一つ動かさずに言葉を続ける グルルルゥ、という獣の唸りが男の纏う僧衣を揺らす だが、男は気づいた素振りさえ見せない (……?) この後に及んで振り返りもせぬ眼前の肉団子に、さしもの人外にも戸惑いが浮かぶ 余程の蛮勇か、あるいは既に恐怖の余り正気を失しているのか 疑念が思考となる前に獣の本能が人狼を突き動かし、生乾きの血で汚れた顎が男をひと呑み にせんと―― 「生憎と私共に、貴方がたカインの仔へ授けられる洗礼はございませんがねぇ」 突如として身を翻す男 その顔を覆う、熊を模した仮面 「『蕩蕩たる汚猥』――!」 男の言葉と共に、人狼の五体が見る見る膨れ上がる 毛皮が剥げ落ち、青黒く変色した肉がぐずぐずと崩れながら尚も泡立ち―― ぼたり 重い水音と共に、ひと瞬き前まで恐るべき魔獣であったものは骨も残さず赤黒い汚泥と成り 果てた 「……はてさて、掃除に取り掛かるとしましょうかねぇ」 溶解した腐肉に塗れながら、仮面の男が改めて村に向き直る 「我が“怠惰”にて堕落召せ…… 『ベルフェゴール』!!」 男の全身に移植された聖痕が、夜闇より尚も冥い闇色の輝きを放つ 輝きは解れて燐光となり、風に乗る小雪のように村へと降り注いでいった…… 翌日、山間からの朝日が照らし出したのは、枯れ草ひとつ残らぬ不毛の荒野であった 『死に至る病』end
https://w.atwiki.jp/rowacross/pages/268.html
荒涼とした大地を踏みしめ、意志の強い瞳で空を向く。 黒いライダースーツに身を包み、圧倒的な存在を前にしてボロボロの滝は仇敵・大首領を睨みつける。 ボロボロのマントを風になびかせ、黄金のZXの外見を持つ大首領は虫でも見るように滝を見下した。 滝は自分と背丈の変わらないはずの存在に、ただ圧倒されるばかりであった。 「どうした? 我をスパンキングするつもりではなかったのか? 虫けら(ワーム)よ」 「ほざいていやがれ。絶対お前だけは……俺の手で……!」 本郷も一文字も、目の前の大首領になすすべもなく尻を叩かれていた。 もはや残っているのは自分だけ。いや、違う。 「その戦い、ちょっと待ってもらおうか」 「なにしにきやがった。似非ライダー!」 整った顔立ちに線の細い身体。生意気な態度が滲み出た表情。 滝の気に入らない要素がすべて詰まった青年。仮面ライダーを名乗り、変身する男。 滝は認めていない。 「危ない!」 「なっ……」 その男、士が動いて滝を突き飛ばす。大首領の衝撃波で地面が抉られていた。 あのまま喰らっていれば、尻をスパンキング!されるのは必至。 「てめー……」 「ほう、虫けら(ワーム)同士で手を組むか? くだらん。その男は先ほどまで、キサマを軽んじていたのだぞ」 「くだらないな。馬鹿にされたから助けないんじゃない」 士という青年が滝を庇うように前に出る。 右腕から流れる血が滝の視界に入った。 歯を食いしばる。 「そこに危険に晒された男がいる。だから助ける。ただそれだけだ、宇宙人」 「ほう、この我を愚弄するか。何様のつもりだ?」 その決意。その思い。ああ、そうだ。その信念こそが、その思いこそが、外見でも力でもない。 「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ! 変身!!」 本郷たち、仮面ライダーの証明であった。 「くっ!」 「威勢がイイのはいいが、その程度か? ディケイド」 「まだまだこれか……」 ディケイドが強がるも、大首領も攻撃が速い。 ディケイドが念力で吹き飛ばされ、壁に激突する瞬間。 「おっと、俺を忘れるな!」 「お前……」 髑髏のマークがついたヘルメットを被った滝が庇った。 ぐえ、と呻きながら助ける滝に、ディケイドは呆れたため息を吐いた。 「なにをしている。俺は似非ライダーじゃなかったのか?」 「へっ。もともと仮面ライダーなんてのは、勝手に名乗っているもんだ。 だから、今日はお前と俺でダブルライダーをやってやるよ」 そういって照れくさそうにディケイドの前に出る滝の背中を見つめ、つい微笑む。 ここで新たな絆をえた。そう確信したとき、ディケイドの手に新たなカードが生まれる。 「おい、滝。ちょっとくすぐったいぞ」 「あ……? って、ちょ……」 ディケイドが新たなカードをディケイドライバーに差し込み、電子音が荒野に轟いた。 『Final Form Ride Tatatataki!!』 巨大な尻叩き用の棒をディケイドは掴む。 空に悠然と浮かぶ大首領を見つめ、ディケイドは地面を蹴った。 「あとはお前のパンツとズボンを下ろすだけだ。覚悟しろ!」 「ククク、やれるものならやってみるがいい……」 『俺とディケイド、ダブルライダーの魂を受けやがれ! 大首領!!』 二人の仮面ライダーの魂。 尻叩き棒に希望と共に乗せ、黄金の大首領のズボンへと右手を伸ばした。
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/184.html
[名前]真紅 [出展]ローゼンメイデン [声優]沢城みゆき [性別]女 [年齢]不明 [一人称]私 [二人称]呼び捨て、貴方 原作のヒロイン。 「ローゼンメイデン」シリーズの第5ドールで、現在の契約者は桜田ジュン。 服装はその呼称の通りの真紅のワンピースに、ケープコートとボンネット状のヘッドドレスを着用。 髪型は背丈よりも長く先がカールした金髪のツインテール。これは時折鞭の様に使用されるが、戦闘用の武器と言うより相手が気安く触ろうとしたりプライドを傷つけられた時に罰やしつけとして多く使われる。 他の姉妹を倒し、そのローザミスティカを奪ってアリスになることに疑問を持っており、アリスゲームを「自分なりのやり方」で終わらせようとしていた。 好物は紅茶。淹れ方や味、作法に厳しいが自分で淹れることはなく、専らジュンやのりに淹れさせている。 鈴カステラやお煎餅等、お菓子も好きらしい。苦手な物は既知の物で、猫、暗闇、水銀燈、ラプラスの魔。 また料理も苦手。 趣味は読書とテレビ番組『くんくん探偵』の視聴。よくドイツ語で書かれた錬金術関連の本を読む。 [能力] 戦闘法は、ステッキを用いた接近戦と薔薇の花弁による遠距離攻撃や防御壁。 この花弁を人形に入れて操ったりする。 また水銀燈との戦いで顔面にパンチを打ち込み決着をつけたり、薔薇水晶の首を絞めてとどめを刺そうとしたり、他の姉妹とは違い肉弾戦に持ち込むことも多い。 戦闘以外でも、破損・焼損した物を修復する力を持つ。 [性格] 女王様気質で我侭。マナーに厳しいが契約者との絆を尊重する他、仲間への思いやりもあって桜田家に集う姉妹のリーダー的存在となっている。 常に冷静沈着で貫禄や威厳すら感じさせる言動も多い一方尊大な態度が目立ち、翠星石から「変な子」と評されている。 反面怖がりな面を見せることもあり、『くんくん探偵』を前にすると興奮して我を忘れたりジュンに度々抱っこを要求したりと、幼稚さも見せる。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む + 開示する 真紅の本ロワにおける動向 初登場話 019 深夜の狂気 登場話数 3 スタンス 対主催 死亡話 055 少女と獣 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 水銀燈 敵対 水銀燈 貴方 倒したはずの相手 未遭遇 竜宮レナ 仲間 レナ 貴方 同行者 025 二人の秘め事 翠星石 仲間 翠星石 貴方 姉妹 未遭遇 蒼星石 仲間 蒼星石 貴方 姉妹 未遭遇 後藤 敵対 後藤 貴方 殺害される 055 少女と獣 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ E □ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ E-10道端の草むら→E-10北部→E-1中央部
https://w.atwiki.jp/byakumu2/pages/2014.html
ミツカイ系モンスター # 設定製作:SRC学園雑魚製作人の1 # バリエーション追加自由です。 有翼の人型モンスター。人間の女性に、羽根が生えたような姿をしている。 その天使に近い外見からミツカイと名付けられた種。 光と雷、風を操る力を有し、時には人に仇をなすこともある。 出現する時は、必ず何らかの目的をもっており、さらなる上位種の存在が囁かれる。 一説には、『聖域』に関係する存在とも言われている。 退魔の力、聖なる力に属する能力に対して耐性を持つ反面、邪悪な力をひどく苦手とする。 ## ガチの天使でも、天使に似た何かでも構いません。 ## シナリオの扱いに任せます。 オツカイ オツカイ オツカイ, (モンスター), 1, 2 空陸, 4, M, 2000, 80 特殊能力 性別=女性 耐性=光, 弱点=闇 レジストLv5=通常攻撃無効Lv5 !夢闇 攻撃属性=夢 パイロット能力付加="切り払いLv1" 3000, 160, 700, 80 AACA, SRCS_OtsukaiU.bmp 煌めく槍, 1200, 1, 1, +10, -, -, -, AAAA, +5, 武光 迅雷槍, 1400, 1, 1, +0, -, 10, -, AAAA, +10, 突雷光 # ミツカイ系下位種。ミツカイの下で働く兵隊のようなモンスター。 # 背丈も小さく、力はミツカイよりかなり劣る。 # # だが、光り輝く槍と、雷を呼ぶ力は有しており、甘く見ていると手痛い傷を負うこともある。 # 性質:空戦型・対光属性キラー # 推奨:序盤の雑魚 ミツカイ ミツカイ ミツカイ, (モンスター), 1, 2 空陸, 4, M, 3000, 110 特殊能力 性別=女性 シールド 耐性=光, 弱点=闇 レジストLv5=通常攻撃無効Lv5 !夢闇 攻撃属性=夢 パイロット能力付加="切り払いLv2", パイロット能力付加="S防御Lv2" 3700, 180, 900, 80 AACA, SRCS_MitsukaiU.bmp 飛天槍, 1200, 1, 3, +0, -, 10, -, AAAA, +0, 格実風光 輝く槍, 1300, 1, 1, +10, -, -, -, AAAA, +5, 武光 轟雷槍, 1500, 1, 1, +0, -, 10, -, AAAA, +10, 突雷光 # ミツカイ系基本種。 # 光り輝く槍を掲げ、勇ましく戦う。 # 性質:空戦型・対光属性キラー # 推奨:中盤の雑魚 メシツカイ メシツカイ メシツカイ, (モンスター), 1, 2 空陸, 4, M, 3200, 100 特殊能力 性別=女性 耐性=光, 弱点=闇 レジストLv5=通常攻撃無効Lv5 !夢闇 攻撃属性=夢 3400, 150, 800, 60 AACA, SRCS_MeshitsukaiU.bmp === 癒しの業, 回復Lv2, 1, -, 10, -, 魔術援 救いの業, 回復Lv4 治癒, 3, -, 30, -, 魔術援(技量初期値Lv150) 自己犠牲, 回復Lv6 補給Lv1, 2, -, -, -, 魔術自M全瀕 # ミツカイ系の中でも、補助を得意とするもの。 # 普通のミツカイの様に武器は持たないが、数々の治療の業を使う。 # 回復専業モンスター。 # 複数固めて出すと、うっとおしいことこの上ない。 # 性質:サポート型 # 推奨:序盤~中盤の雑魚
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/623.html
イタリアの街中の中にたたずむ大きな王城 そこには誰もが知るドンボンゴレ10代目が容姿端麗文武両道を屈指た史上最強の守護者とともに毎日を過ごしている そして、彼 ドンボンゴレ10代目には奥さん・・・ではなく夫さんがいるのだ 彼らの間に生まれた、(綱吉は産んでいない)蓮李と李連とゆう彼らにそっくりな子供も今時世を継ぐ為毎日がマフィアとしてのお勉強中 そして、彼らはすくすくと育ち今は14歳となっていた 彼らは成長するごとに父と母にそっくりになっていく 「ふぁ~・・・・疲れたぁぁ・・・・ごっくん、もうレン君眠たいよぉ」 「そうですね、もう10時ですしここまでにしておきましょう」 くしゃりと頭を撫でられれば余計に欠伸を誘いとめどなく大きな欠伸を付いた蓮李は机に突っ伏してありがとうと可愛らしい笑顔で手を振って獄寺隼人を見送った パタリとドアが閉められてまぶたを閉じようとしたとき獄寺と入れ違いに連李の双子の兄である李連が入ってきた 「もう、寝る時間かいレン」 「ぅ~ん・・・いっぱい勉強したら、眠くなっちゃったぁ・・・・」 「そう、そんな所で寝ないでちゃんとベッドに入るんだよ」 ほら、と手を伸ばすとその手に掴まっておもむろにたった蓮李はトボトボと歩きベッドのところへ行くとぱたりと充電が切れたかのようにふっつぷした 「ん・・・・・眠い・・・・ねぇ、リー君」 「何?」 「今日も一緒に寝て・・・」 「もちろん、そのために来たんだから」 この方達、実を言うと今ものすごく際どい境界線の淵にいるのだ どうゆうことか、それは・・・ 近親相姦になりかけであるのだ いわゆる近親相姦もどきってゆうやつですね(そんなのねーよ!) どちらかというと一方的に李連がちょっと危ない しかしまだその気持ちに気付く事もない やはり血は争えない これも運命なのか 一昔のお話をしよう 一人の男に恋心を寄せる男がいた しかし、その時はまだ自分の気持ちに自覚を持てず ただ自分の思うままに行動していた しかし男はついに気付いてしまったのだ それからというもの猛烈にアピール(ごり押し)をし続けた末 男は彼に落ちた 同性とゆう壁を乗り越えて今、現在も仲良くつつまじく毎日を生活している そう、何を隠そうこれらのエピソードは全て双子の父と母(男だけど)の学生のころのお話 顔も背丈も全てが彼らの父と母の学生のころにそっくり まるで映し身のような彼ら 今父と母と同じ道をたどろうとしているのだ 何時も続く兄による弟への行き過ぎた愛情表現 周りが気付いても可笑しくないのだ しかし残念なことにこれは今に始まった事ではない 昔から李連は連李を大切に思ってきていつも自分よりも弟を思って行動してき 弟も兄が大好きで昔からべたべたしていたし自分より兄・・・・とは行かないけどそれなりにいつも頭の隅に兄を想い行動してきたのだ そんな彼らの行動は周りからすれば 「あぁ、なんて素敵な兄弟愛!」 だそうだ 双子の兄と弟が仲良く何時も一緒に楽しそうに過ごしている姿は今や王城内では名物となっている 彼らが並んでいる姿を見かけると10代目の下で働く何千人とゆう部下は『あぁ、今日もなんていい日なのだろうか・・・・』 そう頭の端で思い浮かべて今日も一生懸命頑張るのだ
https://w.atwiki.jp/jotatee_private/pages/15.html
ピファ・カラタビカは、帆多丁の作品『ヨゾラとひとつの空ゆけば』の登場キャラクター。 ピファ・カラタビカ 【英字表記】 Pihua Karatavike 【種別】 人間 【性別】 女性 【年齢】 14歳(初登場時)→15歳 【職業・身分】 家事手伝い→火薬職人見習い 【登場作品】 『ヨゾラとひとつの空ゆけば』 【初登場】 第11歩 トカゲはいいのかよ 【作者】 帆多丁 概要 西部連合南半島の町、エレスク・ルーに住む少女。好きなことは太鼓を叩くこと、夢は花火職人になること。「魔法じゃなくても素敵なことはできる」が信条。弟が三人いる。 890年5月7日産まれ。「ふたつめ」登場時は14歳だが、後述する番外編「とある羊串屋台の朝」において、15歳となり成人した姿が描かれる。 一人称「私(わたし)」 容姿 アルルと同じぐらいの背丈。 明るい金髪に青い瞳、白い肌にそばかす。目と口が大きいので表情はよく動くが、本人は口が大きい事を気にしている。弟から「クチお化け」と言われている(第19歩) 楽隊出演時の衣装は「赤と黄色の大きな刺繍に縁取られた真っ青な衣装。頭にも刺繍飾りの布を巻いて、男性はズボンにブーツ、女性はゆったりと広がるスカート」(第54歩) 本文中には普段着に対しての描写がない。 他のキャラとの関係 ウーウィー 同じ町に住む同じ年の男の子。いつの間にか急接近していた(第28歩)。 「ピピピピ」と器用にどもる事をピファは内心不思議に思い、こっそり練習した事がある(番外編『魔法じゃなくても』)。 ピファだけがウーウィーを「ウー」と呼ぶ。 ウーウィーは「ピファ」と呼ぶ。 ドゥトー 町の魔法使い。小さなころからの付き合い。「先生」と呼び、「ピファちゃん」と呼ばれている。 ヨゾラ ある日町にやってきた魔法使いの連れ。 かわいいと思っている(第19歩)。 「ヨゾラちゃん」と呼び、「ピファちゃん」と呼ばれる。 アルル ある日町にやってきた魔法使い。 意外とオジサンくさいと思っている(第60歩)。 「アルルさん」と呼び、「ピファちゃん」と呼ばれる。 作中での活躍 アルルがドゥトーの家の応接間で品物の受け渡しをしていたところへ、処理済の火薬を受け取りに訪れる(声のみの登場)。その日の夕方、アーファーヤの練習の合間でアルル、ヨゾラと知り合い、ヨゾラが「はじめまして」を覚えるきっかけとなった(第19歩)。 第一部終盤、エレスク・ルーでの春分祭にて行われた太鼓の行進に楽隊として参加。また、夜間の花火見物を案内した(第55歩、57歩)。 アルルとヨゾラの見送りにも駆け付け、「元気でね!」との言葉を送っている(第60歩)。 登場話 直接的な描写、セリフのあるエピソードは以下の通り。(番号のみ記載) 11, 19, 21, 28, 48, 54 - 57, 60 台詞サンプル 「はい! ピファです。初めまして!」 「ウーの家はあっちでしょ? 送ってくれなくったって私へーきよ!」 「私も、いつか作るんです。これよりもっと素敵な花火。ウーには内緒ですよ?」 番外編 『とある羊串屋台の朝』 15歳を迎えて成人し、火薬職人の見習いになって元気にしている模様。出勤前に朝食デートをするなど、やたらと背の高い少年との関係も良好。 関連項目 このページの読み:ぴふぁからたびか
https://w.atwiki.jp/magic_xx01/pages/64.html
『“此方の世界”だと、皆さん初めましてですよね?』 『…あたし、メアリーです! …良かったら『これ』どうぞ!』 概要 ---その日、夢を見た。 《真っ白な世界》で儚い少女が霞み笑う。 面識は無いハズなのに、何処か懐かし雰囲気を纏った少女から“夢の世界《ドリームランド》”に誘われ視界は暗転する。 夢に誘われし者 ヘスティ・ブラッドロータス ネレイネ=クナップハウザー フローラ・テセフィル キリカ アリス +謎の少女 【名前】メアリー=ナイトート 【性別】女の子 【年齢】内緒、です!! 【容姿】 背丈は中等部の女子平均ぐらいで、艶やかな長い長髪をカチューシャで留めている。 夢の中に居る時は、白の薄いワンピースと非常にラフな格好だが気温が関係無い世界なので気にしてはいけない。本人曰く、お気に入りらしい。 長い睫毛に、垂れ下がった目尻が幼い彼女に合っててとてもキュート! 【性格】 誰へでも敬語を使う真面目少女、が。依存症っぽい所がある。とても可愛い。焦ると目を泳がせ手振り身振り降る癖がある。 誰よりも恐がりで、対人恐怖症の節がある。 【得意魔術】 ほ魔術は使えないのだが、“奇跡”を扱う。 【簡単なプロフィール】 小さな夢が造り出した小さな女の子。 一度、現実世界に行った経験があるが欺瞞や嘘が跋扈する世界に居る事は出来ず、夢の世界に引き込もってしまった。 しかし、寂しがり屋なので他の人を夢の世界に引き込もうとするのであったが…? +用語集+裏設定 此方の世界《こちらのせかい》 彼女曰く、夢の中の世界を此方の世界と呼び 逆に現実世界を彼方の世界と呼ぶ。 奇跡《きせき》 この世界に於いて魔術と似た特異な力 普通は魔力を使い魔術を放つが、奇跡は脳内で出来事を想像し顕現させる。 より強い想像力を必要がある為に、ある意味メルヘンチックな子供心を持つ者程に力は強まり、逆に現実的な大人は“有り得ない”と想像してしまい巧くこの力を扱う事が難しくなる。 小さな夢《ちいさなゆめ》 メアリー=ナイトートを創り出した存在。 かつて、他人の夢に出入りし力を拡大させてきたが現在は矮小してしまい存在を保つのがやっとの為に、メアリーを使い、他の存在へ己を認知させようと夢の世界へ誘った。 金の林檎・銀の林檎。 金色の林檎は彼方の世界へ誘い 銀色の林檎は此方の世界へ誘う。 夢と現実の狭間に実る特殊な実 とある観察者の定点観測 この世界に誘われた者を観測した。 人数は合計で5人で、懐疑を抱きながらこの世界に“魅力”され“誘われ”てしまったらようだ…。 僕はあくまでも観測者であり、残念ながら救世主ではない。あの五人が絶望に屈するか希望を諦めないかは僕が知るすべは無い。 (破られてこの先が読み取れない。) ~~結果を告げると、誘われし者は全員元の世界に帰還した様だ。 しかし何故、夢の世界へ誘われたのか、と。言う疑問が頭の片隅から離れない。本来はあの女の子に現実に干渉し夢の世界へ誘う力は持っていないハズだが…? 奇しくも少女とは違う何者かがあの世界へ送り込んだ可能性が在ると言うのかい?お伽噺じゃあるまいしこんな話は夢だけにして貰いたいモノだヨ。(調査中)
https://w.atwiki.jp/04world/pages/64.html
【名前】ヴァイス・V・セイバートゥース 【年齢】1374 【性別】男性 【種族】人間 【容姿】 白い髪に蒼い瞳をした男性。鋭い眼光と繊細に整った顔立ちはまるで雪原を駆ける剣虎の如き雰囲気を纏っている。 平時は簡素な黒いシャツと白いズボンにブーツを履いている。 戦闘時には瞬時に下記の鎧を身に着け、眼光も青から赤へと変化する。 【性格】 機械的な一面と人間的な一面を併せ持った矛盾した人間性をしている。 自身の事をただの兵器と呼び、自らの命を顧みずに目的を遂行しようとする様はあたかも戦闘機械の如く。 その一方で自身と志を共にする者や、心から認めた友などには常に配慮を忘れないなど人格者的一面も持ち合わせた不可思議な人物。 【能力】 シンダラの加護 身体に漲る守護神の力。主となった者の身体能力、五感、思考速度などを爆発的に強化する。 常時発動型の能力で、この力によって片手で持てる筈の無い長さの剣を易々と振り回し、人外じみた動きも可能にする。 裂帛の烈気 生命エネルギーをオーラにして操る力。 このオーラを俗に烈気と呼び様々な攻撃に転化する。武器に付与して攻撃範囲を広げたり、拳や脚に付与して殴打の衝撃を放ったりする事が出来る。 〝烈〟の字の通り常に放熱している。そこにいるだけで周囲の気温が上がり、寒冷地域では暖を取るのにも役立つ。 稲魂と雪花の怒号 氷結と蒼雷の属性の力。純粋な能力とも魔法とも違った正体不明の力。術の完成度は一流魔法使いと同等かそれ以上。 【装備】 メロダック 第一の神器。成人男性の背丈程の長さの剣、俗に言うツヴァイヘンダーなどの類に入る。 白い刀身と鍔に付けられた幾何学的装飾が目を引く剣であり、美術品としての価値も相応に高い。 この剣には現象その物を斬ると言う能力が付与されている。この能力によって炎や雷、霊体なども斬る事が出来る。 本来は現実世界と幻想世界の均衡を保つ「世界の楔」なのだが、異能の存在する世界線ではその役割は必要とされない為、一人の所有者の手に収まっている。 グレイプニール 第二の神器。発動と共に左腕に巻き付き、自由自在にその長さを変える可変武装。 神や怪物など人外の者を捕らえる事に特化した力を持っている。強度も高く、鉄鎖術を使えば強力な武器になる。 静謐の黒鎧 第三の神器。戦闘時に身に着ける鎧。軽量でスマートなシルエットだが強度は非常に高い。 黒い胴鎧、黒に銀色の装飾が施されたガントレット、腰鎧と腿まで届く脚鎧、背中に羽織った純白の外套で構成される。 平時は概念化し別次元に収納されているが、戦闘に入ると彼の呼声に応じて瞬く間に身体を覆う。 【概要】 世界を放浪しながら自らが悪と見なした者を討つ事を繰り返している謎の男。 何故その様な事を繰り返すのか、一体何歳なのか、いつからこの世界にいるのか、そもそも何処で生まれたのか、あらゆる事がブラックボックス。 本人の口から語られる事も無く、ただあてもなく悪を挫く様は災害にも例えられる。 COUPと言う存在を知ってからは正式に所属はしない物の、隠れた協力者として志を共にしている。 極めて強大な討伐対象などを相手にするときは彼の姿を見る事もあるだろう。
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/1780.html
遠足帰り オレンジ色の焚き火の上で、コトコトと湯が煮えている。使っているの は道で拾った鉄鍋だが、随分と役に立つものだ。くべた枯れ木がパチリ と弾けて、火の粉を散らす。遠くではフクロウの声。頭上でムササビの 滑空。地を這うような、野良犬の遠吠え。炎から少し離れた所では双子 の姉妹、ブルーとホワイトが身を寄せ合い、すやすやと寝息を立てて いる。それに重なるように聞こえるのは、朽木の欠けらを踏みながら、 わざと気配を絶たずに近づいてくる足音だ。じっと見守るうちに、夜闇 の中にゆらりと影がうごめき、一人の少年が姿を現わす。漆黒の髪、 普段通りの仏頂面に何故か無性に安堵を覚えつつ、白湯を汲んだ カップを差し出した。 「お帰り、ブラック。見張り番、ごくろうさん」 「お帰りじゃねえよ。寝てなかったのか、レッド。見張りを交代でやる 意味が無いだろうが」 「寝つけなかったんだよ。グリーンはどの辺にいるんだ」 ブラックは無言で空高くを指差した。小さな休憩の場を取り囲む樹木の 群れは黒々とそびえ、無数の生き物をたたえてざわめいている。ぽっか りと拓けた空き地の真上に月が浮かび、それを貫くように一際鋭く、 杉の大木が伸びる。人の影、グリーンの姿が見えているのはその先端 だった。自分の背丈よりも長い鉢巻を揺らし、きょろきょろと風見鶏の ように落ち着きが無い。どうしてあんなに高いところを好むのだろう と、いつも不思議に思う。 「先生は?」 「ハンモックの上。あの野郎ぐーすか眠りこけやがって、のん気な もんだ。消し炭でヒゲでも描いてやりゃ良かった」 ぶつくさ洩らすブラックにそっと微笑むと、レッドは視線を彼方に 転じた。山を降った遥か裾野では、星が瞬くように町の家々に明かりが 灯っている。ようやくここまで辿り着いた。人間の生活が息づく所ま で、あと一歩。あの日、秘密基地を出発してから早三ヶ月が過ぎて いた。熊を倒すことは十一匹、猪を屠ること十七頭。その間、遭遇した 怪人組織の戦闘員、ゼロ。医薬品はなく食料も乏しいまま、落ち武者の ごとく山野を駆け巡ったのだ。何度師の「あれ、ここどこだっけ」の 言葉を聞いたことだろう。何度「ああ、水、全部飲んじまった」の 言葉に歯軋りしたことだろう。思えば長い道程だった。 もはや五人の若人は、旅立った当初のヒヨコのままではなかった。 胸を張って、帰るべき場所へと還るのだ。あの明かりの中に、自分達を 待つ人々がいる。三ヶ月前に遠足に出ると言い残してそれっきり 消息不明の自分達を待つ人々が。あの明かりこそ、悪の手から自分達が 守るべきものなのだ。 「これ、遠足じゃなくて、既に遠征の域に達してるんじゃねえのか」 あの野郎、町に着いたら覚えて居やがれ、と、ブラックが喉の奥から 声を搾り出す。その時はおそらく、鉄鍋が恐るべき武器へと変貌を遂げ ることだろう。明日には帰れたら良いなと、レッドは大きく 伸びをした。 「基地に帰るまでが遠足だからな。油断するなよー」 早く、あんなおっさんに頼らずとも済むよう、一人前にならなければ。 図らずも、見習いレンジャーの子供達は同じ事を思ったのだった。 接触過多な変態×常識人なツンデレ