約 6,374 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1204.html
「ふう、上手く交渉できてよかったですね、マスター」 焼ける鉄、飛び散る油、漂う独特の匂い。 「ですね、助かりましたー」 肉の焦げた臭いが周囲を満たす 「……マスター、手遅れだったみたいですよ?」 「ふえ、あーっ、大変なことにー!?」 広がる惨状、周囲は黒い闇に満ちて。 「わーたーしーのーおーこーのみーやーきー!」 「だから私は言ったじゃないですか、素直に焼いてもらえばよかったと」 「だって、だってー、自分で焼きたかったんだものー」 お揃いの白髪、御揃いの赤目、違うのは背丈。 「すいませーん、店主さんー、ニラ玉一枚ー」 「おう、少し待っておれ、今手が足りんでな」 蒸せる熱気、だけれども心地よい風。 「しかし、神姫さんだけあって上手ですねえ」 「ん、確かにこれは熟練の技を学んだものだが……?」 答えるは種型神姫ジュビジータイプ。 「……神姫のほうが、覚えるの早いんと思うんですよ、色々な物事」 「ほう、それは何故じゃ?」 「―――人のため、だからじゃないですか?」 答えるのは黒い天使、アーンヴァルB。 「確かに、それはあるかもしれんな、妾らは人のために作られたからな」 「目的があると、物事を覚えるのは早いと思うんですよ、色々と」 頷く二人の神姫。 「それに、妾らは機械じゃしな、覚え方の違いと言うものある」 「意図的に、忘れることは出来ますけど、基本的には残りますからね」 その言葉に不満げな、銀髪の少女。 「……んー……でも、違うと思いたいんですよねえ、私は」 にこっと笑う、綺麗な笑み。 「目的、の強さにもよりますしね……ええと、そこの種子さん」 「なな子じゃよ、よろしくたのむ」 「ええとわたしはしど」 「マスター、脱線しますから、話をしてください」 「あ、ごめんね、セラ」 頭を抱える神姫と、笑う人間。 「……大事なもの、ありますか?」 にっこりと笑う、その人は 真摯に、その意味を問う。 「私、こーいう体だから、おじい様のところ、預けられて、ね」 「まあなんていうか、人間以下って言うか神姫以下って感じで」 苦笑する、だれも口を挟めない一瞬。 「それでも、その子はねー……普通にってか生意気なぐらい人間扱いしてくれてー」 「……なんかね、バカらしくなっちゃって、だから、こー……えーっと……」 「マスター、良い所悪いのですがブタ玉が大惨事です」 「はううううっ、うわぁぁん、セラちゃんの馬鹿ぁー!?」 「な、話に没頭していたのはマスターじゃないですか!?」 「はぁ……台無しじゃな、どれ、目の前で焼いてやろう、客も居ないしな」 「あはは、ごめんなさい」 「助かります」 「それに、さっきの答えじゃが」 がらがらと扉が開く、元気な足音。 「確かに、大切なもののためなら……色々出来るな」 照れくさそうに笑い 「おねーちゃーん、ただいまー!!」 「あ、そろそろお暇しますね、セラ」 「はい……あ、そうだ、お礼代わりに、これ、上げます」 渡された紙きれ。 「……では、また」 サーカスの夜に会いましょう。 戻る
https://w.atwiki.jp/brave21/pages/184.html
ーーーーーーー脱衣所ーーーーーーーーー 二三歩抱えるように先導してあげたが、すぐに足取りがしっかりしてきて 脱衣所へ移動した。 ミーナはさっさと脱ぎはじめる。 ズボンは、汚れてるだけと、棚へ置いて、服だったそれをしばらく抱えて勿体無さそうに見ながらワタルの方へ向く。 目が合ってしまい慌てて逸らしたがシッポで大事な所をぎりぎり隠してるだけで歩いてきて、ワタルのすぐ横にあったゴミ箱へ捨てにきた。 「先入ってるね。」振り向き様にはにかんだ表情をして入っていった。 そんな仕草をされてドキドキしない方がおかしい、自分のがおっきくなってしまっているのを見られるのが嫌で、しばらく間を置いて入った。 浴室。と言っても幻界のそれは基本的に掛け湯のみだ。 お湯は井戸水の汲み取り器のようなもののレバーを上下させることで出る仕組み。 もう慣れたけど、でも大変だ。 ”ひねれば出る”それが当たり前な現世がどれだけ便利か、こういう場面でよく気付かされてる。 …とミーナとのこんな状況をそらす様にそんな事を考えながら、各自浴室の椅子に座って背中合わせで洗っていた。 でも暫くして、気になっちゃって振り向くと後ろ向きのミーナが備え付けの頭皮マッサージブラシみたいな物でゴシゴシ”全身”を洗っていた。 そっか、あれって獣人用だったんだ。全身毛だらけだもんなぁ…大変そう… なんて見てたら耳を立ててミーナが振り返る。「ワタル、何?」照れた様に笑うミーナになぜか焦ってしまう。 「あっ…ゴメン。その~、大変そうだなぁって思って…」 「んっと。頼んじゃっていいかなぁ。」 「ん、いいよ。」 「ねぇ。背中洗ってもらちゃっても…いい?」 「うん。」とブラシを借りる …自分で背中洗うときってこのマッサージブラシみたいのじゃ一苦労だろうなぁ なんて考えながらゴシゴシ洗う。 体毛は泡立ち良過ぎるくらいですぐに2周り分くらいのモコモコが出来上がる。 洗ってる最中、傷のことが気になってそっとなぞってみたが あった所が今はもう分からなくなっていた。 「……どう?」 ミーナがそれに気付いて訊く。 「うん、分からなくなってるよ。 治るの早いね。」 そういえば とサーカスの話題になった。 団員の大半は”非アンカ”で、ミーナを含め同じ様なケガの場合獣人の方が目に見えて早いそうだ。 やっぱ身体能力の違いで向き不向きがあるんだなぁ… 「――でね、自分でやったのに なんだけど、ここまでひどいケガは今まで無かったの。空中ブランコで失敗してよく落っこちちゃってた時もアザぐらいで全然平気だったし。」 「まぁ、安全マットとかあるからだよね。」 「ないよ。」 「え!?」 「”命綱無し”が売りだもん♪」 「へー…」 「ブランコの訓練はじめる前ねブブホ団長が着地の練習手伝ってくれたの。そのお陰なんだけどね。まぁ、ネ族は潜在的に得意なんだよっていってた。」 「着地の練習って、あんな高いところから!?」…アンカ族じゃ無理だ。 受身の練習じゃあるまいし。 「だんだん高くしてくの。背丈から始まって、最終的にあの高さ。 …ワタルも習ってみる?」 と楽しそうに言う。 「無理無理!死んじゃう!」 「じゃぁ、やめとく。ワタルが死んじゃ困るもん!」 なんてふざけあってるうちに背中を洗い終わった。 なんだか足先がくすぐったくて、ふと下を見るとリズムを取るようにヒョコヒョコシッポを動かしてた。
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1166.html
そのめちゃくちゃ日焼けしそうな場所が毛利の定位置で、少し後ろ、帆の陰に入る辺りが元親の定位置だ。 伊達のところででもらってきた生産農家小十郎のへちま水で手入れしているが、着実に潮風で肌が荒れてきている。 元親はもの凄く頑丈そうに見えて、結構色々と虚弱なのだ。 肌は弱いし蕎麦や卵なんか口にした日には湿疹ができたり痒くなったりする。 毛利はちっとも日焼けしないし海風で肌荒れないし髪も傷まないし、 少食だが何でも食べられるし中ることもないし、モヤシの癖に結構色々と頑丈らしかった。 よく考えれば見た目そのままかもしれない。 可憐な人形めいた容姿と怖すぎる言動。 外見ゴツかったらこんなに怖くなかったかなあと思う。 ざあ、とまた風が吹いて、淡い色の髪がなびく。うなじが見え隠れする。 「寒くねぇか?」 細い首筋を見ていたら思わず声が出た。毛利は鬱陶しそうに髪を押さえて振り向く。 「日陰にばかりいる男に言われるとは思わなかった。元親、その様な薄暗い場所にばかりいるからそうも伸びる。 たまには日輪の恵みを体で受け止めてみよ」 モヤシじゃあるまいし。 「しょうがねぇだろが、俺ぁすぐ肌真っ赤になってヒリヒリすんだよ」 毛利はだいぶぎょっとしたようだった。暫くこちらを見やってからこつこつと足音を立てて歩み寄る。 「………よくも海に出ようと思ったものだ」 ほのかに紅がはかれた、ちっちゃい唇。 艶紅の強い朱は光の加減で金の光沢をもつ。 どこか夕映えめいたこの色合いの紅が映えるのは、多分独眼竜の嫁さんの方だろう。 案外あれにもらったモンかな、と思ったので口には出さない。 「そりゃあ海だからな。出るに決まってンじゃねぇか。それに、肌は手入れで何とかなるモンだぜ?」 毛利に似合いそうな紅が、たしか渡りの品の中にあったような気がする。 淡い桜貝の色合いに染まる、真珠の艶を帯びた紅だった。 あんまりにも綺麗で、付けるのが勿体なかった、あれが似合うなと見当を付けた。 元親は姫のころに色々と衣やら飾り物やら貢がれていたのだ。おかげで男としては異様なほどに目端が利く。 器用貧乏凝り性派手好き伊達男の馬鹿竜にも、こういう方面の見立てで負けない自信があるほどだ。 毛利の言葉通り、貢がれまくったそれらは着るに着れない背丈になってしまったが、 いくつかの気に入りの衣はあたたかな南海で着る装束に仕立て直した。 残りの衣や飾りも、今でも大切にとっておいてある。 全部思い出せる。毛利に似合いそうな衣もいくつか心当たりがあった。 しかし、紅を付けろ、と言ったのは自分なのだが、どうも毛利の顔は小作りに整いすぎていて、 下手に手を加えるとちぐはぐな印象になっちまうんだなあとその顔を見つめた。 多少派手な顔立ちならちょっとくらい合わない色でもどうにかなるのだろうが、 楚々とした繊細さが馴染まない色合いを頑固に遠ざける。 素顔の方が、ずっと綺麗だ。 「なんだ。また下らぬ事で悩んでいるのか」 「お前なぁ、くだらねーってなんだ」 「我に気を遣う元親など滑稽ぞ。いい加減引きずるのは止すがいい」 それは思い違いだが、あー、と元親はしゃがみ込んだ。 「それもあんだよなー……」 ちっとも気を遣わない抱きかたしちゃったんだよなー、とひとりごちる。 うる☆オクラ29
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/601.html
身の丈六尺三寸を超える元親にとっては、大抵の人間は小さく感じるものなのだが、 視線の先の人物・毛利元就はそれでもやはり随分と小柄に見える。 背丈だけみれば、確かに男性としては低いが、 (女だったら、まあ普通か…ちょっと大きい方か) 痩せすぎだよな、と元親は毛利軍への応対もそこそこに思う。 問題の毛利は、重機の説明を整備係から受けている。 本来なら、こういった兵器は隠し玉として他国の軍には見せぬようにしておくべきなのだろうが、 大きさが大きさなので隠しておくのは無理があった。 もちろん、目立ちたがりの元親は見せびらかしたくもあったのだが。 「アニキ、あれ、やっぱし…」 手下の一人が耳打ちしてくる。 「ああ、わぁってる。…あいつ、」 女だよなぁ。元親と、周囲の兵士何人かで、無言で頷き合う。 なよなよしい男とは明らかに違う、本人は多分自覚していないであろう優雅な立ち居振る舞い。 女性が戦場に出るのはそうも珍しくはない昨今だが、 それでも総大将、その上大国の、というのは稀有な存在だ。 (顔隠してんのは不細工だからか。それとも) 美人だったらいいな、と軽く考え毛利に近づく。美形がわざわざそれを隠す理由などは、この際気にしない。 「どうだい、うちの滅騎は」 元親の呼びかけに、毛利が無言で応える。元親の顔の位置に合わせて首を伸ばす動作は、 彼の勝手な願望ゆえかもしれないが少しだけ小動物めいていた。 「…今、燃料などの説明を受けた。」 相変わらずぽそぽそとした声だが、会話をする気はあるようだ。いい傾向だ。が、 「維持費だけで馬鹿にならぬそうだな。愚かな事だ」 続く言葉は辛辣だった。 ふい、と顎を引いて、視線を重機に戻される。 額の血管が浮き出るのを感じながらも、元親は怒りを堪えて「はは、まいったな」と笑う。 「ほら、でもよ、これも男のロマン、っつー訳で、」と悪友から覚えた異国語を交え、 何気なく身を屈めて下方から毛利の兜を覗き込めば、 驚いた。 美人なんて、そんな軽いもんじゃない。 さすがの元親も苦しい体勢のまましばし固まった。 「…毛利の大将が、こんな綺麗な姫さんだったとはな…」 思ったまま口に出すが、毛利は眉どころか口角すら動かさず無表情のまま。 手にした長い采配を口元に当て、ひらりと身をかえして別の重機の方へ向かった。 「どうでしたアニキ!美人?美人?!」 わらわら寄ってきた手下達に囲まれる。 「ああ、うん…相当な上玉だ。あんなん見た事ねえ」 やったー、と大はしゃぎする手下達を尻目に、元親は素直に喜べない。 確かに美しかったが、可愛げがまるでない。 きつい物言いにぴくりとも動かぬその表情。不愉快そうに眉でもしかめればまだ良かったものを。 (…好みじゃねえなぁ…) 整っているだけに、血の通った人間ではなく冷たい人形に見える。 (やっぱ女は、多少崩れてても表情のよく動く、明るい奴がいいな。) すっかり毛利が政の相手だとは忘れて、元親は顔を渋くする。 仕事だし仕方ないか、とそれでも毛利の後を追う元親だったが、自身のあからさまに落胆した背中に、 憤怒の眼差しをぶつける一人の毛利兵がいた事には気付かずにいた。 潮の花4
https://w.atwiki.jp/chickenischicken/pages/567.html
(左の青色のが人前で裏人格 右の赤色のが家族の前だけで表人格) 裏「う"ッ・・・くそ気持ち悪”・・・」 「雑魚が如きが俺様に勝てると思い上がっているようだな。そんなに早死にしたいのか(上から見下ろす)」 表「う”吐く”・・・」 「ううぅう・・・ダメだ意識が・・・死ぬ・・・」 親:マイプル2 名前 ハルオ 所属 保守派 年齢 15歳 髪色 橙色(山吹色) 身長 193cm 眼色 赤紫 体重 76㎏ 異能 言霊を操る【100%】 性別 男性 状態 立場に不安を感じてる(常に発熱、咳、嘔吐でいつ死ぬか不安 一人称 裏(俺、俺様) 表(僕、私) 二人称 裏(テメエ、○○) 表(〜さん/●●君/) 三人称 裏(呼び捨て) 表(~さん)あの人 本名 十雙 晴男(ジュウソウ ハルオ) 都立古謳高校 1ーC (橙) 17番 黄所属 清掃委員 演劇部所属 ▽超虚弱体質 常に熱を出していて39°をキープする。咳、嘔吐、眩暈、腹痛、頭痛がやんだことない>>まさに貧弱体質の鏡<< 運動も勉強も意識がクラクラしてまともに勉強できず成績 運動は常に最下位をキープ。運動会も期末も美味しくない。 その癖背丈は高いので怖い15歳にして193センチで運動部からの期待の眼差しに焦げそう 歩くのもツライ寝るのもツラい息するのツラいファアアアアーwwwwwww 古文が得意で演劇部所属 ▽カモられるのが一番怖い 過激派やほかの異能者に襲撃されるのを恐れて性格をかえて普段では常にオラオラ系で居る事にしたそれがいつしかもうひとつの人格として形成されて乗っ取られつつある 勉強できない運動できないバレると致命的なので不良としてあえて参加してないという形に。 背が高く目が切れ目で目つき悪いのが幸いして威圧成功( ◠‿◠ )☝今じゃ入学したばっかだが校内一の不良だぜ(′ω′)✌ ▽戦闘方法 言霊による攻撃だが体が貧弱すぎて言霊使えない一回でも使えば死にかける必須 なので無い様な脳みそをフル回転させ頭脳とハッタリをつかった脅しと駆け引きが主に戦闘の方法です アドレナリンがではじめると体のだるさは一切消えるのでそこからは普通に蹴ってくるし殴ってくるガタイがよくてでかいので運動神経悪いけど殴られると痛いじゃすまない スロースターター。調子良くなる頃にはボッコボコです 能力的なスタミナの多さや能力の威力は申し分ないが使えないので宝の持ち腐れ。回復系の相棒ほしい 家族関係 かわいい弟 かわいい!自慢の弟です! 関係 化物チビ女 こんな奴がいるって知ってたらこんな高校来なかったッ…! ヘアサラダ先輩 髪色が野菜の先輩。いつも回復たすかる。 ひよこ先輩 鳥臭い 金 金が歩いてるようにしか見えん。 美容師姉御 美容師の姉御。はさみ危ない。 書道の達人先輩 キリッとしてるのやら抜けてるのやらわかんねえな… 死んだ魚 ウジ虫わいてる死んだ魚の死骸の目をした先輩 音階先輩 くそ女タラシのヘタレ。化物チビ女のカモだろ トチ狂いクソ女 このクソ女!!服はぎ取ろうとすんじゃねえ!おい!!カメラで撮るのやめろ!! 三華さん 三華さん。毎度毎度お世話になってて頭があがらねぇ… 変態 出会い系にでもいってろカス。 同級生 ペイント ついてきたければ勝手にすればいい(ツンデレ) 水なんちゃら君 このまえおいしそうな肉って言われたんだが絶対近寄りたくねぇ!
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29574.html
登録日:2014/08/22 (金曜日) 19 08 51 更新日:2024/02/13 Tue 20 31 01 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 主人公 二代目 任侠 侠 学帽政 学級委員 極!!男塾 極組 極道 極道高校 生徒会長代理 男塾 私立極道高校2011 若者頭 俺の名前は学帽政だぜ!! 私立極道高校2011の登場人物で、本作品の主人公。 真の極道を要請する日本唯一の学校「極道高校」の新入生。入学式に遅刻し、名前を尋ねられたときに「極道の門をくぐった時から全ての過去は捨てた」と語り、「政」とのみ名乗る。 学級委員を選出する試験で、モミアゲポリから見事制帽を奪いその功績を認められ校長から数十年前伝説と言われた侠が常にかぶっていた学帽を受け継ぎ、「二代目学帽政」を襲名した。 自らを「まだこの道歩き始めたヒヨッ子」と語るが、その度胸や根性は並々ならぬものがあり、校長や生徒会長などからその実力は高く評価されている。また、女を相手にした時は直接攻撃せず闘場を破壊することで戦闘不能としたり、過去の出来事から政の被る学帽に執着する生徒会長に「あんたにもガキ臭い所があったんだな」と受け入れる愛嬌も持つ、「侠(おとこ)」である。 拳法の心得はないが、その腕っ節は強く石でできた塀を破壊するほどの力を持つ。政の最大の武器はその「極道精神」でありそれが頂点に達した時、額に「極」の文字が浮かび強大な力を発揮する。 そして、その侠の貫目は「オーラジャイアント現象」や「粧魂神羅彫」といった極限の技となる。 実はかつて極道高校に在籍していた伝説の侠「学帽政」の息子である。なぜ入学当初そのことを隠していたかは不明だが、恐らくは偉大な父の威を借る様な事はしたくなかったのだろう。 男塾シリーズの最新作「極!!男塾」にも登場。世代別の代表として「極組」の一人に選出され、宇宙へ出発した。本格的な活躍はまだだが、ぜひ期待したい。 ●オーラジャイアント現象 敵対する相手から強力な威圧感か恐怖心を受けることにより相手が巨大化するなどの幻覚を見ることをいう。魁!!男塾で、大豪院邪鬼が当初は巨大な体躯をしていたのと同じ物と思われる。生徒会長との戦いの際、政の貫目により校舎の二階に届くほどの巨人である生徒会長をはるかに超える背丈となり、一撃で生徒会長を粉砕した。 ●粧魂神羅彫(しょうこんしんらぼり) 背中に彫られた不動明王の刺青が実体化し、相手を攻撃する。 比類なき美しさと技術力で世界一をされる「和彫り」の中でも最高峰とされる物。その者の激情が頂点に達した時、刺青の絵図が実態となって出現する。 普段はこの刺青は目に見えず、その時が来ると背中に浮かび上がる。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんとなくだけど、スタンド使いのタグを追加したいです。 -- 名無しさん (2017-02-04 13 01 52) 初代学帽政の記事はまだですか? -- 名無しさん (2022-01-22 14 27 55) ある意味全国の私立高校に(極道的な柄悪い意味で)風評被害を与えかねないネーミング -- 名無しさん (2024-02-13 20 31 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/1128.html
204 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/07/05(土) 02 11 53 ID ??? 兄弟達が寝静まっている夜。 屋根裏で眠っていた刹那は体に違和感を感じ目を覚ました。 「・・・何だか視界が高い様な。まぁいい、刹那・F・セイエイ喉の渇きに介入する」 刹那は寝ぼけ気味のまま目標の飲み物を飲みにキッチンを目指した。 「色々アドバイス有難う御座いました兄さん」 「いや、オレも技術者には多少の無茶も必要だと気付けた。有難う」 こちらはアムロ自室。マイが技術者の在り方についての相談が終わった所だった。 「もうこんな時間ですか。じゃあ明日もありますし僕はコレで」 「ああ、他の奴らは寝てる筈だから静かにな。」 アムロの部屋を出たマイ。 ドアを閉めた直後彼は遠くリビング上に幻影を見た。 「なんだ。まだ起きてた奴がいるのか。」 しかしマイは直ぐに違和感を感じた。 (・・・おかしい。僕と兄さん以外の年長組は今日はいない筈・・・じゃああの背の高い人影は誰だ) ドモンやシロー達年長組は仕事でこの日出払っていた。 兄弟中体力で最低辺クラスに入る彼はしかし、アムロの部屋の入り口に 転がっていたハンマーを掴むと勇気を振り絞ってキッチンに向かう背の高い人影に迫っていった。 いつもより天井の低い我が家に違和感を感じながらも刹那は目的地であるキッチンにたどり着いていた。 「・・・こんなにこの冷蔵庫は小さかっただろうか」 兄弟+御大将+変態兄弟の食を賄う業務用の巨大な砦はしかし、今は二周り程小さく見える。 訝しみながらも扉をあけて目標を取り出し蓋を開ける。 この開けた時のカポッという音が鳴る時が彼にとって至福の時であった。 刹那は早速腰に左手を当てると目をつむり一気にビンに入った白い液体を飲み干した。 背の高い影はキッチンの方へいった。マイは気付かれぬ様にキッチンへ歩を進める。 耳を澄ますとどうやら飲み物を飲んでいるらしい。 (ケンカなんて一度もした事無いのに勝てるだろうか・・・) 不安になりながらもマイは手元のハンマーを見る。 拭っても拭いきれない変態の血がこびり付いたハンマー。アムロは学生時代これと警棒で無数の不良をなぎ倒し、 その白ランも相まって『白い悪魔』と呼ばれていた。『赤い優等生』、『黒い三年生』と共にこの町の伝説の1人である。 (そうだ。これがあれば勝てる。兄さん僕に力を!) 勇気を振り絞って飛び出したマイだったが目の前にいたのは拍子抜けするぐらい背の小さい少年だった。 206 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/07/05(土) 02 14 44 ID ??? 「んっ、やはりミルクはガンダムだ。・・・なんだか視界が低くなった様な」 喉の渇きへの介入に成功した刹那は目の前で呆然としている兄に気付き声をかけた。 「何かあったのかマイ兄さん。アムロ兄さんのハンマーなんて持って」 その声にマイは我に帰る。 「刹那、ここに背の高い人が来なかったかい?」 「いや、オレはずっと1人だったが」 「そっそうか、それならおやすみ。ちゃんと寝るんだぞ」 「ガンダムだ」 そう言ってマイは寝室に戻っていった。 後日マイは刹那の背丈伸縮自在説を論文にまとめるが誰も信じてくれなかったそうな。 おわり 刹那2期バレ記念。分かりにくくてすまん。
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/448.html
10ページ目 そんなとき、【安藤】が素っ頓狂な声を上げた。 「うわっ! なんだこれっ!」 「なんだよ今度は」 「いきなり、せっ、接近してくる点が早くなったんだ!」 「ちょっとよこしてみろ」 【坂田】は奪い取るように【安藤】の端末を奪い取ると、その画面に集中した。確かに一点、明らかに歩きでは出来ないような速度で、東からこちらに向かってきていた。嫌な予感がして、3人は背後を振り返る。 砂浜の先に、目をこらした【坂田】が見たものは、爛々と光を輝かせながら迫り来る、一台の大型のSUV自動車だった。大きく、幅の広いタイヤが、足場の悪い砂浜に軽々と食らいつき、砂を巻き上げながらこちらへと迫ってきていた。 「ああ……やべえ……」 「と、とにかくまだ隠れればっ!」 三人は急ぎ、近くにあった背丈半分ほどの高さの岩陰に飛び込んだ。 SUVはまっすぐに【坂田】たちのところへと向かってきていた。ついに覚悟を決めるときが来たかと、【坂田】は担いでいたバッグを地面に下ろす。残りは閃光手榴弾……そしてまだ使わずにいたAK47。使い方は昔見た戦争映画の受け売りでしかないが、覚悟を決める。 【坂田】は生唾を飲み込み、静かに様子をうかがう。【安藤】と【白子】は頼りにならないとわかっている。いざとなれば、この二人は捨て置き……。 ついに、あと数十メートルという距離まで接近したとき、SUVがはじかれたように進路を変えた。【坂田】たちが隠れる砂浜の岩陰より、直角に、草原が広がる方へと速度を上げていく。 何事かと【坂田】は【安藤】の端末で確認すると、その先にはもうひとつのペアの存在が確認できた。 【安藤】がほんの少し、岩陰から顔をのぞかせる。 「あれは……乗ってるのは、ユウジだ。ペアもいたみたいだけど、誰だろう?」 「冗談だろ、あいつかよ……」 「向こうにいるのは女子だ、だれか逃げてる」 「ああ、こりゃ死んだな……」 【ユウジ】は危険だと、誰から見てもわかることだった。頭がいかれているように見えて、実際には頭も切れるし、容赦がない。地元では夜に出歩いていて、片っ端から暴れまくっているという噂もある。【坂田】にとって最もキライだと思うタイプだった。 「【安藤】、【白子】……お前たちは別の方に行け」 「き、君はどうするんだい?」 「お前らみたいなどんくさいのといたら、俺まで死にかねないだろ……。俺はひとりで行くよ。後少し時間は残されている。できる限りのことをしてみるつもりだ。こんなこと言うのもおかしいかもしれないが……死ぬなよ」 言うが否や、【坂田】は返答も聞かずに岩陰から飛び出す。目指す先は、あのSUVの跡だった。獲物が餌を狙うとき、そこが一番隙のあるチャンスだ。その獲物をまた上の存在が仕留める。上手く行けばいろいろなことが好転するだろう。それは【坂田】の覚悟次第だった。 砂場を抜けて林へと駆け込む。音はまだ近めだ。おそらく足場の悪さで、あの車もそうスピードは出ていない。動いているところを見ると、まだ彼女達はやられていないだろう。 「さあ、行くぞ……」 バッグからライフルを取り出して手に持つ。覚悟を決めるときだった。 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/compels/pages/236.html
「ど、どういうことなんですの!?」 困惑する一人の少女。 少女の名はミーア。 かつて”わがまま姫”と蔑まれた帝国の皇女。 「わたしくしはたしか、静海の森から領地へ退却していたはず……」 紛争【静海の森の戦い】を防ぐため、自ら現場へ出向き、にげたいという”わがまま”をもって、無事兵隊を全員領地に護衛という大義名分でひかせることが出来た。 その矢先に”これ” 「夢では……ありませんわよね」 ルフィとエースの兄弟が首が吹き飛ぶ場面。 あれは、決して夢ではない。 なぜなら、首がなくなるあの冷たい感触は実体験しているのだから。 「というより、首がなくなるのが、ギロチンから首輪にかわっっただけではありませんか!」 ミーアは嘆く。 そもそも、本来の自分は20歳のとき、革命によってギロチンで処刑された。 だが何の因果か、12歳のころの自分にタイムリープした。 それからというもの、革命に繋がる自身の行動を改めつつ、最悪の未来を避けるために日々奮闘していた。 (このような記憶は身に覚えがありません……) 確かに前世の記憶が全て覚えているわけではない。 それでもだ。 海馬乃亜なる少年。そしてこの殺し合い。 経験なんか絶対にしていない。 そもそも、あの頃の自分がこの殺し合いで勝ち残れるはずがないのは自分がよく理解できている。 「ッ!?そうでした。まずは確認しないといけませんわね」 大事なことを思い出したミーアは自身の持ち物をチェックする。 この異常事態。 何か日記に書かれているのではないかと。 「な、ない!?わたくしの血染めの日記が!」 血染めの日記。 それは、生前自身が綴った日記。 ギロチンにかけられる直前まで詳細に綴ってある日記は残念ながら乃亜によって没収されているようだ。 「……やっぱり、どこまでいってもわたくしの未来は変えることはできないのかしら……」 「……?」 (向こうに人影?・わたくしと同じ参加者かしら?) ミーアの視線の向こうから人影が見えた。 背丈は自分よりも高い。 ミーアの頭に妙案が思いつく。 (そ、そうですわ。まずは、交渉をして、味方を増やせばいいのですわ!) 海馬乃亜のあの自己中心的な物言いに態度。 おそらく、反感を感じている参加者はそう少ないくないはず。 ならば、乃亜の抵抗するレジスタンスを結成し、自分はその旗振り役としていれば安全の筈。 保身上等。自己中最強のポンコツ姫はここでも健在。 身を守る騎士(ナイト)を確保すべく、人影の人物へ走る。 が、直ぐに後悔する。 なぜなら――― 「……む?」 陰険メガネ👓にそっくりな男がそこにはいたのだから。 【ミーア・ルーナ・ティアムーン@ティアムーン帝国物語 】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:生きて帰る 1:目の前の陰湿メガネ👓そっくりの男と交渉する [備考] 漫画26話ヘルマン子爵領に戻った直後からの参戦です。 【守形英四朗@そらのおとしもの 】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:生きて帰る 1:目の前の少女と会話する [備考] 漫画71話カオスの手によって気絶されられた直後からの参戦です。
https://w.atwiki.jp/dangerousssig/pages/45.html
運命の機織り達(フェイトウィーバーズ) 糸霧 竜也 ■キャラクター名:糸霧 竜也 ■ヨミ:イトキリ タツヤ ■性別:男性 ■武器:長剣、および短剣複数 特殊能力『運命の糸切り鋏(シザーズ・オブ・モイライ)』 不運の糸を視て、それを断ち切る事ができる能力。 不運の糸は、不意に飛んできた飛来物、襲い来る拳など何らかを害する結果をもたらすものに先んじて伸びてくる。 それが何かに触れて絡まるとその害が発生する。それを断ち切ることでその結果を打ち消すことができる。 断ち切られた糸はたちどころに消失し、物理法則を無視して害を為すはずだったものを別の方向に逸らす。 打ち消された方は見えない壁にぶつかった、あるいは不可視の棒に弾かれた、と感じる。 基本的に遠くからなら着弾2~3秒前には糸が着弾地点前まで伸びてくるので対処は容易。 ショートレンジからの不意打ちだと糸が伸びてすぐにヒットするので対処は難しい。 そのために左手の短剣で対処する技術も心得ている。 糸を切るには刃物と本人が認識していれば何でもよく、ペーパーナイフでも切断可能。 ただ、糸霧はその他のことも考え、剣の他、短剣を複数本常備している。 設定 30代なかばの魔人案件専門トラブルシューター。自分の能力を以て数々の修羅場をくぐり抜けてきた。 とある依頼の折に出会った白詰ゆきと暮らしている。 外見は175cmほど、そこそこがっしりした体格で黒いぼさぼさ頭。 仕事のときは防刃仕様のチョッキ、ズボンにプロテクター、ヘルメットに安全靴、更に短剣をいくつも仕込んだコートを羽織っている。 また左腰に鞘に収めた刃渡り80cmほどの剣を携えている。 大会参加理由は万一自分になにかあったときのためにゆきに遺産を残すため。 白詰 ゆき ■キャラクター名:白詰 ゆき ■ヨミ:シロツメ ユキ ■性別:女性 ■武器:徒手空拳。強いて言うならば頭頂部に生えた白詰草 特殊能力『無限葉の白詰草(インフィニット・クローバー)』 彼女の頭に植え付けられたクローバー。曰く、幸運を呼び寄せ、不運を退けるという。 だが、その実態は自分の身に降りかかる害を与えようとしたもの、ないしは近くの他人に押し付けるもの。 葉の数は最大七つ。三枚で同等程度の害、葉が一枚減るにつれ半分、増えるにつれ倍々の結果が生じる。 また、葉の数が増えるに連れて、より過激で、より因果を無視した事象が発生する。 基本的に一日一枚生え、また、彼女が受けた肉体的および精神的ストレスに応じて急速に成長する。 また、短期間に過剰なストレスがかかると害を与えようとした者以外にも不運と言う名の災いが降り注ぐ。 剪定は割と容易だが、根本から切っても翌日には茎が復活し葉が出ている。 設定 希望崎学園1年。幼い頃に非合法に魔人の研究を行う組織に拉致され、頭頂部に特殊なクローバーを植え付けられる。 検体として扱われいたが、糸霧に救助された後は糸霧の元で暮らしている。 両親などはなく天涯孤独。 外見は栗色の髪色をしたおかっぱ頭。服も地味めなシャツにスカート。背丈は150cmほど、細身で見た感じやや小さめに見える。 田舎暮らしであったことと、糸霧がそう頓着しないのでオシャレとは無縁。 物腰は柔らかだが、一度こうと決めたら止まらない面も。 外出時は頭に生えてるクローバーを隠すため、帽子をよく被っている。 プロローグSS