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紅葉に蹴り飛ばされた人面犬が、ジェット機の如きスピードで飛び込んで来た事により、室内は滅茶苦茶な有様になっていた。 家具は倒れて硝子は割れ、それらの残骸が彼方此方に飛び散っているので、床には足の踏場が殆どない。 しかし、そんな爆心地宛らの光景も、紅蓮の美女――紅葉が一歩でも立ち入れば、漂う埃臭さがたちまちに消え去り、桃源郷へと変化しているかのようであった。 存在するだけで場の雰囲気すらも変える美貌は、まさに魔性のそれである。 紅葉は、裸足同然の脚装備であるにも関わらず、家具の破片が散らばった室内を平然と歩いていた。 一方、音石明は、超常の存在である彼女とは違って、靴を履いていても破片を踏むのが痛いのか、随分と歩きにくそうな様子で進んでいる。 二人は破壊された部屋を強引に通り過ぎた。 そこからまた、古びた廊下を歩き進む。 暫くすると、襖によって封じられた部屋が見えてきた。 閉じられた襖の大きさと枚数から、中が大広間となっていることが窺い知れた。 襖の四メートル手前で、二人は立ち止まる。 「あの中に居ますわね」 と、紅葉。 「巨大な気配が一つと、それに助けを求めにやって来たヤツらの気配が幾つかですわ」 心なしか、声の調子が普段よりも低くなっている。 硝子細工のように美しい瞳に宿る眼光は、普段のおちゃらけたそれではなく、鏃の先端のような冷たい鋭さを持っていた。 屋敷に入った際に感じた閉塞感に対し、少しも表情を変えなかった彼女が、これほどまでの態度を見せるとは――成る程。 襖の向こうにいる巨大な何かは、そんな態度を取るのに相応しい相手だと言うわけか。 「助けを求めにやって来たヤツらはともかく、求められている方はちょっとばかし厄介な相手になるかもしれませんわね。全員が連携を組めば、尚更厄介です」 そんな事を言い出す紅葉に、音石は驚いた。 まさか彼女が、そんな弱気な判断を下すとは……。 普段の言動からは、予想もつかなかった発言である。 聖杯戦争の初陣が、紅葉のテンションに何らかの影響を与えているのだろうか? 「嗚呼、面倒ですわ。面倒ですわ。面倒ですわ。見覚えの無いもののけがうじゃうじゃと――実に面倒な相手ですわ」 溜息を吐きつつ、「やれやれです」とでも言いたげな顔で、紅葉は顔を左右に振った。 次いで、彼女はギターと琴のハーフのような珍妙なビジュアルをした楽器を、手元にアポートする。 それは紅葉の宝具の一つ――先ほど巨女を爆殺する為に使った物である。 「ですから」 白金を磨き上げて作ったかのような美しさを持つ指を、楽器の弦に添えた。 「襖を開けずに――相手の土俵に上がらずに、ここから攻撃を仕掛けますわッ!!」 白金が、弦を高速で横切る。 その瞬間。 ズガァーーンッ!!!――と、文字で表せばこんな風になる音が響いた。 まるで、二トントラック同士の衝突を、音で表現しているかのようである。 聴き心地が良いとは、お世辞にも言えない、聞く者の鼓膜を破壊する為だけに演奏されているかのような、暴力的な曲であった。 慎重さなんて微塵も見受けられない大雑把すぎる攻撃は、床板を剥がし、壁を崩しながら進んで行き、全ての襖をふっ飛ばして大広間へと飛び込んだ。 音の嵐は室内を蹂躙し、破壊する。 当然、紅葉は嵐の突撃を一度で終わらせるつもりは無い。 二度、三度、四度……弦を弾き鳴らし、室内に大音響を叩き込んだ。 十秒にも満たない演奏を終え、紅葉は楽器の弦から指を離した。 音の来襲を受けた大広間は、埃や煙がもうもうと上がっている。 やがて煙が晴れ始めると、室内の様子が見えるようになってきた。 畳は剥がれ、壁は穴まみれになっている。 部屋のあちこちには、気味の悪い日本人形や身体中に針が生えた蛞蝓と云った化物の類が幾つか転がっていた。 彼らはみな音の直撃を受けており、腕は外れ、体の内容物が溢れ出て、と大ダメージを負っている。 これでは、紅葉との戦闘はおろか、この場から逃げ出すことすら出来ないだろう。 この惨憺たる光景に、音石は驚愕すると同時に、敵が戦闘不能に陥ったことに安心していた。 しかし、埃煙が完全に晴れた途端、彼は更に大きく目を見開き、驚くこととなる。 大広間の中央に、山があった。 宇宙の闇を切り取って貼り付けているかのように真っ黒な山であった。 紅葉の演奏を受けても尚屹立しているそれは、まさに『動かざること山の如し』そのままである。 だが、暫くすると、それの正体が山ではないことを音石と紅葉は悟った。 「なんだありゃ。ヘビか?」 「そのようですわね」 それは正確に言えば、頭にあたる部分を覆い隠すようにしてとぐろを巻き、山のようになっている大蛇であった。 よく見てみると、表面が黒い鱗でびっしりと覆われている――これで、先ほど紅葉が放った音の嵐を防いだのだろう。 この大蛇が、紅葉の言う巨大な何かの正体であるのは明白である。 頭にあたる部分を隠すようにとぐろを巻いているのは、音の攻撃からそこを守る為なのだろうか? その時、音の嵐が止んだことを悟ったのか、大蛇は動き出し、とぐろを解き始めた。 瞬間――残像が出来るほどの速度で、大蛇に向かって駆け出す紅葉。 どうやら、大蛇がとぐろを解こうとしている隙にさらなる攻撃を与え、完全に倒すつもりらしい。 走って近づくのは、遠距離からでは攻撃が効かなかったと見て、近距離からより強力な攻撃を行う為だろう。 敵の隙を突くとは卑怯に見える行為だが、それを言うならさっきの演奏攻撃からしてそもそも卑怯である。 けれども、紅葉のマスターである音石は、そういう卑怯だとか不意打ちだとか騙し討ちだとかを好む傾向にある男だったので、紅葉が取った行動に、そのような感想を抱くことはなかった。 強いて文句があるとすれば、『さっきから紅葉ばっかり活躍していて、オレは良いところを全然見せられてねーよなァ』ぐらいだ。 しかし、ここで変にでしゃばって紅葉の邪魔になり、後で痛い目を見るのも嫌なので、ここは静観しておくことにする。 聖杯戦争のマスターとしては、これ以上なく妥当な行動選択であった。 ゼロコンマ一秒で大蛇との距離を詰めた紅葉は、移動の勢いを乗せたパンチを放った。 キャスターらしからぬ肉体攻撃である。 そして、その攻撃は奏功した。 功を奏し、破壊音を奏でた。 紅葉のパンチを受けた大蛇の鱗は、空手の達人が拳を振り下ろした瓦のように罅割れ、砕けたのである。 当然の結果だ。 広範囲を対象とした演奏攻撃ならまだしも、第六天魔王の因子を受け継ぎし者から直々に叩き込まれた拳を防げるものなど、この世にそうそう居まい。 確かな手応えと共に、紅葉は鱗の奥の肉から腕を引き抜いた。 ずぶり――と、生々しい音が響く。 一方、大蛇のとぐろ山の内部からは、痛みに悶えるような声が上がった。 と同時に、紅葉の頰を空が叩く。 蛇の尾が真横から凄まじい勢いで、壁や床板を巻き込みながら迫って来ていたのである。 「痛みに任せての攻撃ですか。雑すぎでしょう」 感じた覚えの無い強大な気配を発していたから少し警戒しましたけど、実際は全然大した事ないですわね――と。 紅葉はひょいとバックステップする。 彼女の鼻先を、黒の風が通り過ぎていった。 攻撃が空ぶった勢いでとぐろが完全に解き終わったらしく、大蛇の頭は完全に姿を現した。 否――姿を現したのは大蛇の頭ではない。 本来蛇の大顎があるべき位置には、女の上半身があった。 ただの女の上半身ではない。 それには左右それぞれ三本、計六本の腕が生えていた。 仏教知識をほんの少しでも齧っている者がその姿を見れば、阿修羅を連想しただろう。 疑いようの無い化物である、 かつて妖怪や鬼の一団を率いていた紅葉であっても、その化物には見覚えがなかった。 外見の要所要所と雰囲気から、辛うじて、それが日本生まれのものであると見受けられる程度である。 (そう言えば、これまでに出会った化物達も、見覚えのないヤツらばかりでしたわね……) 彼女がそれらに見覚えが無いのも当たり前であった。 何せ、この屋敷を巣食う化物たちは、現代に噂される怪異なのである。 平安を生きた紅葉が、それらに見覚えがあるわけがない。 しかし、彼女はそれらに『見覚え』がなくとも、それらを『知って』はいた。 紅葉が聖杯から与えられた知識には、現代の怪異譚までちゃんと含まれていたのだから。 (最初に出会った頭デッカチは……特徴からして『巨頭オ』に出てくる奇形の人間でしょうね。人面犬は人面犬。巨女は……特徴的な鳴き声をあげていましたし、『八尺様』とかいうヤツでしょう。部屋の片隅に転がっている、毛虫と蛞蝓の合成獣みたいなのは――) 今更ながら、自分が倒したものたちが何だったかを復習する紅葉。 どれも皆、ほんのちょっぴりでもオカルト知識があれば、誰でもその名に辿り着けるもの――よく噂される、有名どころばかりであった。 (――そしてこの女蛇は……『姦姦蛇螺』ですかしら?) 姦姦蛇螺。 それは主にインターネット上の情報掲示板で語られ、噂される怪異。 蛇の下半身と、六本の腕を持つ女。 民を守る巫女であったが、民に裏切られ、憤怒と怨念の存在へと堕ちた者。 その悍ましい見た目から分かる通り、非常に邪悪な怪物である。 噂曰く、下半身の蛇の部分を見た者に、解除不能の呪いを与えるとか。 (それにしては、この真っ黒な下半身を見ても、私に何か呪いがかかっているようには思えませんがね) 閉塞感に似た違和感はあるが、それはこの屋敷に入ってからずっと感じていた雰囲気みたいなものであり、呪いとは言い難い。 続いてほんの一瞬、紅葉は音石がいる方向を振り向く。 スタンド使いであるものの、体は一般人のそれであり、魔術師のように魔術や呪術への耐性があるわけではない彼は、しかし、姦姦蛇螺の下半身を見ても、体や精神に何か不調が生じているようではなかった。 呪いを受けているようには見えない。 明らかになった女蛇の外見の醜悪さに、少しばかりビビっているだけである。 (超常の存在がサーヴァントとして召喚される際は、霊器という器に縛られる都合上、生前よりも低いスペックになるんでしたっけ? それと同じように、館の作成者に生み出されたであろうこの姦姦蛇螺は、スペックダウンを起こし、伝承にある呪いの力を失っているのでしょうか?) 紅葉の推測は大体当たっていた。 噂を司るバーサーカー――フォークロアによって生み出された姦姦蛇螺だが、噂の中でそれが登場するのは、こんな館の中ではなく、鬱蒼とした森や山の中である。 伝承とは異なるフィールドに配置された事により、大幅なスペックダウンを起こしているのだ。 【おいおい、紅葉。大丈夫なのか?】 念話で音石が語りかけてきた。 姦姦蛇螺の神々しくも恐ろしい外見には、怖いものなしのギタリストでも畏怖を感じるのだろうか。 【大丈夫大丈夫。こんな英霊(サーヴァント)未満の幻霊(アーバンレジェンド)、私が本気を出さずとも、十六進法の三十二ビートで瞬殺ですわよ】 【だけどよォ〜〜〜〜……】 【シャーラップ!】 野次に対し、紅葉は叫んだ。 【マスターは一々口出しせずに、私の後ろでコソコソしながら、『冷凍ちりめんじゃこ』で自分の身を必死に守っていればよろしいんですのよ!】 【『レッド・ホット・チリペッパー』って言ってんだろがッ!】 【それにですね――】 音石の文句に取り合わず、紅葉は半人半蛇の化物を指差す。 【既に決着は付いているようなものなんですのよ】 瞬間。 姦姦蛇螺の下半身の、先ほど紅葉が拳を突き刺した部分がボンッ! と、ポップコーンのように膨張し、破裂した。 「!?」 飛び散る己の下半身の一部分を眼にし、姦姦蛇螺は深淵へと繋がっているかのように禍々しき双眸に驚愕の色を浮かべた。 何が起きたか分からない――とでも言いたげな風である。 それは音石も同じらしく、最初は目を見開いて驚愕していたが、暫くすると、 「さっきのアレと同じじゃねぇか……」 と呟いた。 彼の言う『さっきのアレ』とは、前編で紅葉が行なった音の攻撃で、巨女の身に起きていた爆発である。 「その通り」 首の上だけ振り向いた紅葉は、音石の驚き顔が余程滑稽だったのか、悪戯っぽい笑みを浮かべた。 「外側から音を流してもあの鱗が邪魔でしたからね。だけど、鱗を突き破って内側から放った音なら、威力は百二十パーセント通じるはずでしょう?」 なので、先ほど拳を突っ込んだ時、ついでに『魔力放出』の破壊音波を流し込んでいたという訳だ。 音の爆弾による破壊はその一回だけに留まらず、紅葉が腕を突っ込んだポイントから、音波のように伝播して行く。 じわじわと破壊され、砂像のように崩れ落ち行く姦姦蛇螺の下半身に、紅葉と音石は勝利を確信した。 だがしかし。 破壊が蛇の下半身から女の上半身へと到達する直前――予想だにしない事態が起きた。 姦姦蛇螺の上半身と下半身が分かれたのだ。 破壊され行く蛇の下半身に別れを告げた女の上半身は、音の破壊から無事に逃れる。 六本の腕を駆使して行われた軽やかな着地に、紅葉たちは蜘蛛のイメージを見た。 そして一瞬後――上半身だけになった姦姦蛇螺は、F1マシンの如き高速で駆け出した。 「はぁ!? 高速で動く女の上半身って……そりゃもうテケテケじゃねぇですの!」 そんな突っ込みを叫ぶも、姦姦蛇螺が上半身だけになるのが全くおかしい話ではない事を、他ならぬ紅葉が理解していた。 そもそも、原典とも言える話の中では、姦姦蛇螺は女の上半身と蛇の下半身がセットで揃った姿で登場しておらず、女の上半身だけの姿でしか登場していないのだ。 その姿は『巫女』と呼ばれ、本来の姦姦蛇螺と同一でありながら異なるものとされており、姦姦蛇螺がこの姿を取るのは、遊戯感覚で出現する時だけなのだ。 けれども、遊戯感覚で出現する時の姿だからと言って、その力を甘く見るべきではない事は、今しがたそれが見せている機動力の高さを見れば、誰でも理解出来るだろう。 水の中に生きる魚が水の中で本領を発揮するように、サバンナに生息するチーターがサバンナの環境下で一番速く走れるように、噂の中の存在である姦姦蛇螺が噂に登場した際の姿を取り、その結果身体のパーツが欠けようと何ら支障がないのは、当然の理屈なのであった。 こちらに迫り来る巫女に宝具の楽器で対処しようとするも、弾いている暇がない事を悟った紅葉は、ノータイムで用意できる攻撃手段である拳を構えた。 姦姦蛇螺の鱗ですら殴り砕いた拳だ――何も身に纏っていない状態のものがその一撃を食らえば、いとも容易く絶命するに違いない。 石のように固く握り締められた鬼人の手が閃く。 しかし、その一撃が巫女を絶命させる事は無かった。 上半身だけになり、節足動物のように床を高速で疾駆しているそれは、紅葉の拳を回避したのだ。 どころか、カウンターのようにして、六つの拳で殴りかかってきたではないか! 六方向から飛んで来た攻撃には流石の紅葉も『マズい』と思ったらしく、みっともない転がり方であるものの、なんとか回避に成功する。 けれども、避けられたからと言ってそこで攻撃を止める巫女ではない。 それは一切速度を緩めずに、紅葉に向かってまた飛びかかってきた。 紅葉はまた避ける。 巫女がまたまた迫る。 紅葉はまたまた避ける。 巫女がまたまたまた迫る。 紅葉はまたまたまた避ける。 巫女がまたまたまたまた………… 一瞬の隙間もない攻撃と回避の連続だった。 (あっちは六本でこっちは二本――文字通り攻撃の手数が違いすぎますわ。オマケに、小さくなって小回りが効くようになった所為か、こちらの攻撃は回避される始末……せめて、楽器を取り出して弾ける暇があれば良いんですけど) 紅葉がそんな事を考えていると、彼女の視界の端に、何かが雷のような速度でやって来た。 新たな敵かと思った紅葉だが、そうでは無い。 雷のような速度でやって来たのは、雷であった。 雷のスタンド――『レッド・ホット・チリペッパー』だった。 (なっ!?) 紅葉は絶句した。 音石が『レッド・ホット・チリペッパー』を顕現させ、室内に入れたのは、回避に回ってばかりの紅葉の加勢をする為なのだろうが、紅葉でさえスピード戦で苦戦している巫女相手に、紅葉よりも弱い『レッド・ホット・チリペッパー』が立ち向かった所で、一蹴されるだけである――現在の巫女に、蹴りをする脚などないのだけれど。 そんな紅葉の考えを知ってか知らずか、音石はやけに自信満々な顔をしていた。 「オレはさっきから不思議に思ってたんだけどよォ〜〜、この化物はどうしてわざわざとぐろを解いてまで、いかにも弱点な丸裸の上半身を晒したんだ?」 『レッド・ホット・チリペッパー』のの本体は、歌うように語る。 「紅葉。お前とそいつのバトルを見て、その答えは分かったぜ。そいつは『視覚を確保する為』にとぐろを解いたんだ。とぐろを巻いた状態じゃあ、オレ達の姿が見えなくて、大雑把な攻撃しか出来ねえからよォ〜〜。そんな攻撃じゃあ、確実性に欠けるよなァ〜〜〜〜?」 彼が言葉を続ける間も、巫女は紅葉への何度目かの接近を行なっている。 「だから、下半身を失うも、とぐろから脱出し、視覚がはっきりとしている今、そいつは正確にお前へと向かい、攻撃を仕掛けているんだろうさ」 「だったらよォ」 「急に目が見えなくなったら、どうなるんだろうなァ〜〜〜〜ッ!?」 言って、音石はギターを荒々しく、しかし、整ったメロディが出るように弾き鳴らした。 それと同時に、彼のスタンドが爆発した。 いや、違う。 爆発しているかと見紛うほどに激しく発光したのだ! 赤き雷獣が持つスタンドパワーから変換された電光は、室内を埋め尽くす。 スタンドが成長する以前は搦め手頼りの戦法を多く使っていた音石にとって、このような目くらましは息をするように簡単にできる行為だった。 「███ █――!?」 突如発生した閃光を、六本の腕を壁にして防ごうとする巫女だが、それより光の方が速いのは物理法則的に絶対に覆しようのない事だった。 結果、網膜が光に貫かれ、巫女の視覚は一時的ではあるものの著しく低下した。 視界が突如真っ白に包まれた事に魂消た巫女は、動きを止め、軽い混乱状態に陥った。 一方、紅葉はというと、パートナーである音石が何をするかを完全に読んでおり、事前に瞼を閉じていたので視力減退を負わなかった――などという事はなく、普通に網膜を焼かれ、失明に近いレベルで目が見えなくなっていた。 「はあ〜……」 と、深い溜息を吐く紅葉。 「なに自信満々に語って、私の目を潰しちゃってくれてるんですの、マスター。やっぱり、貴方はトークに向いていませんわね」 しかし。 しかし、だ。 音を支配し、音を操る紅葉にとって。 音で相手の位置を把握でき、音で広範囲を大雑把に攻撃できる紅葉にとって。 視覚を失った事など、些細な事なのだ。 『ニヤリ』というオノマトペがこれ以上なく似合う笑みを口元に浮かべながら、紅葉はゆっくりと、実に余裕を持った動作で楽器を取り出した。 それは琴のようでありギターのようでもあるという実に不恰好な楽器だが、今の彼女が持つと、それは連続殺人鬼が持つ凶器のようにおどろおどろしいオーラを纏っているようにさえ見えた。 紅葉は、慣れた手つきで弦に指を添えた。 そして、未だに視力が回復せず、光が網膜を貫いた衝撃でのたうち回っている巫女に向かって一言。 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ――って、あらあら……これは私が言っちゃ駄目な台詞ですわね」 手ではなく、弦楽器の鳴る音が部屋に響いた。 ▲▼▲▼▲▼▲ 閉塞感のような息苦しさがすっかり無くなった屋敷の玄関から出ると、紅葉たちが散らかした巨頭人間たちの遺体は、綺麗さっぱり消え失せていた。 霊的な召喚物であるのだから、絶命してしばらくすれば跡を残さずに消え去るのは当たり前である。 「うーん、まだ視界が少しボヤけてますわ……」 「寧ろ、こんな短時間で少しボヤける程度まで回復しているお前の視力にオレは驚きだぜ。話には聞いてたが、サーヴァントの回復能力ってかなり高いんだな」 「まあ、そもそも、マスターがあの時事前に注意の一つでもしていれば、視力の完全回復を待つ羽目にならなかったんですけどね。念話で伝えようとか思わなかったんですの?」 「あの時はそんな事をする暇がなかっただろうが」 「その割には、やけに長い前口上を喋っていた気がしますわね?」 『魅力』の『魅』の字に『鬼』を入れたのは誰だろうか。 その人物を探し出し、「なぜ『魅力』の『魅』の字に『鬼』を入れているのか?」と問えば、「紅玉の如き美しさを誇る紅葉が、鬼だったからだ」と答えるに違いない。 一つの字の起源に関わっているのではと思わざるを得ない程に魅力的な顔に、紅葉は不機嫌そうな表情を浮かべていた。 折角の美貌が台無しである。 それを見て、これ以上この話題を続けるのは拙いと考えた音石は話題を変える事にした。 「ところで、この屋敷にB級ホラー映画に出て来そうな化物たちを放ったのは結局誰なんだろうな」 「……知りませんわよ。少なくとも妖精を放っているキャスターや、死霊の魂を集めているキャスターではないと思いますがね」 「ただ」――と、紅葉は台詞を付け加えた。 「これはほぼ当たっていると思われる予想ですけど、この館を作ったサーヴァント――おそらく、クラスはキャスターでしょうか――は、怪談や都市伝説の類を従える能力を持っていますわ」 屋敷の中で見た、都市伝説上の存在である化物達の姿を思い出しながら紅葉は語った。 「怪談や都市伝説を従えるだぁ? そんな奴がサーヴァントにいるのかよ」 「さあ。それはよく知りませんけど……怪談の噺家とかがサーヴァントになっていれば、あり得ない能力ではありませんわね」 実際には語り手ではなく、語られる話そのものがサーヴァントとなっているのだが、流石にそんな突飛な発想を思いつけるほど紅葉は人間離れしていないようである。 「そんな能力を持つ奴が居るってのは、まあ、分かった。けどよぉ――んじゃあ、そいつがこんな屋敷に化物達を詰め込んだのはどうしてなんだろうな」 「それこそ本当に分かりませんわよ。屋敷内に魔力をプールしていて、それの護衛を化物達にさせていたってわけでもありませんしね。――お化け屋敷でも作りたかったのかもしれませんわ」 最後に紅葉はそう冗談めかして言ったが、それはかなり真相に近い答えであった。 この館の作り主は、ただ訪れた者を怖がらせ、恐怖に陥れる為に化物を生み出し、館の各所に配置したのである。 勿論、そんな狂人の事情を知らない音石たちは、暫く頭を捻るも、納得のいく答えを見つけることは出来なかった。 結局は、噂を操るキャスターには今後も気をつけよう、という結論が出て、此度の議論は幕を閉じたのである。 音石は手首に巻いた高級そうな腕時計に視線を落とした。 「そういや、此処に入ってから出てくるまでで、三十分もかからなかったんだな」 「そんなに短かったんですの? てっきり、十三日くらいかかってたかと思いましたわ」 「それは大袈裟すぎねぇか?」 「そういえば、外にタクシーを待たせていませんけど、ここからマスターの自宅までどうやって向かうつもりですの?」 「あー……。いくら此処に入る場面を見られたくねーからって、待たせてなかったのは失敗だったかもな……。電話で新しく呼ぶか……」 そんな事を喋りつつ、音石達は門を開き、屋敷の敷地外へと出て行った。 彼らが去って、敷地内に残されたのは至る所が破壊された廃墟だけであった。 【深山町 武家屋敷前/1日目 午前】 【音石明@ジョジョの奇妙な冒険Part4 ダイヤモンドは砕けない】 [状態]健康 、スタンドエネルギー消費(その辺から電力を吸収すればすぐに元に戻ります) [令呪]残り3画 [装備]こだわりのギター [道具]携帯電話、財布など [所持金]盗んだ現金(そこそこ)&盗んだ貴金属類(たっぷり・ただし換金手段のアテなし) [思考・状況] 基本行動方針:美味しいトコを掠め取りつつ聖杯戦争で勝利を。ついでに伝説開始 [備考] 1.討伐令には真面目に取り組まないが、チャンスがあれば美味しいとこだけ横取りを狙う 2.442プロのライブの時間に合わせて『路上ゲリラライブ』を決行する! そのための準備だ! まずは場所探し! 3.噂を操るキャスター(推定)には気を付ける。 ※深山町の片隅にアパートがあります。 ※バーサーカー(モードレッド)、セイバー(スルト)、アーチャー(ヴェルマ)の戦闘を途中から観戦していました。 セイバー(スルト)とアーチャー(ヴェルマ)主従の同盟を確認しました。 ※スタンド『レッド・ホット・チリ・ペッパー』は、バーサーカー(モードレッド)の赤雷の余波を少量吸収しました。 スタンドの色が黄色から赤へと変化し、僅かに神秘の力と魔力を纏っています。 ※噂を操るサーヴァントの存在(フォークロア)を把握しましたが、それの詳細にはいくつか誤解をしています。 【キャスター(紅葉)@史実(10世紀日本)】 [状態]健康、魔力消費(小)、視力低下(数分で治ります) [装備]紅葉琴(ギター型) [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:美味しいトコを掠め取りつつ聖杯戦争で勝利を [備考] 1.討伐令には真面目に取り組まないが、チャンスがあれば美味しいとこだけ横取りを狙う 2.442プロのライブの時間に合わせて『路上ゲリラライブ』を決行ですわ! そのための準備です! 3.噂を操るキャスター(推定)には気を付ける。 ※バーサーカー(モードレッド)、セイバー(スルト)、アーチャー(ヴェルマ)の戦闘を途中から観戦していました。 ※冬木市に死者の霊が居ないことに気付きました。何らかのキャスタークラスの干渉を疑っています。 ※キャスター(パトリキウス)が斥候に放った妖精たちの存在に気付いています。 1回に限り脅して支配権を強奪できると読んでいますが、実行すると確実にパトリキウスに察知され対策されます。 ※噂を操るサーヴァントの存在(フォークロア)を把握しましたが、それの詳細にはいくつか誤解をしています。 時系列順 Back Aestus Domus Aurea Next 小碓媛命は■をした 投下順 Back What two and two always makes up? Next 小碓媛命は■をした ←Back Character name Next→ Freaky Styley 音石明 硝子狩 キャスター(紅葉)
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001: あなたのお名前を教えてください。 つ、月見酒、です。本名は…くひ、な、なんでしょうね 002: あなたのスタイルを教えてください(封印スタイルがある場合それも) ふぇ、フェイトです。ふぇいとふぇいと 003: お年と性別を教えてください。 十四になったかな…お、女ですよ? こ、子供はできませんけど、ひ、ひひ 004: 所属とご職業を教えてください。 ナンバーズでしたっぱやってます 005: 二つ名はありますか。ある場合、それと由来を教えてください。 な、ないですね。そんなたいしたものじゃ、じゃ 006: どんなお仕事をなさっていますか。 戦いになったときに、盾にされたり、敵になげつけられたり、sy、すごくイイです 007: 今のあなたの仕事に一番必要なものは何ですか? 会社に忠実なお犬さまです 008: あなたの武器は? こ、この口です。それしかありませんから 009: どこに行けば、あなたに仕事の依頼ができますか? 会社のお仕事しか受け付けてません、ね、ね 010: 殺人依頼は受けますか? ひ、ひひ、ひ 011: あなたと一緒に雇うならお勧めの人はいますか?(個人名でも、スタイルやタイプでも可) 強い人が、い、いいですね 012: こういう依頼は断る!という仕事の内容や条件はありますか? な、ないです。ごみ虫なのでなんでもやります 013: 師といえる人や、今の仕事につくことに影響をあたえた人物はいますか? わ、私の家族の車に爆弾を仕掛けた人とか 014: 今の仕事、自分に向いていると思いますか? 満足、です。もっとひどいともっとイイ、です 015: 未来のクライアントかもしれない画面の前の方に、ご自分をCMしてみてください。 足おきとか枕とか、な、なんならサンドバッグでもいいですよ 016: お持ちの<特技>は? 人の隠してることを調べるのはと、得意です 017: 4レベル以上(2ndの場合、合計で)の一般技能は? 無いです 018: よく使う組み合わせは? ミスリードとかミスリードとか 019: お持ちの技術は、いつごろ、どこでどう磨かれましたか? 死にかけたとき手足と引き換えに 020: 苦手(不得手)なことは何ですか。 ひ、人と仲良くするのは苦手ですね 021: 隠れた特技を教えてください(例:あやとり、3秒で寝る、etc.) お、お腹に物入れていつでもそれ吐き出せます。とけ、てるかもしれませんけど 022: 人を殺したことはありますか。 自分で直接殺したことは、ない、です 023: 異性経験はお有りですか。 れ、恋愛はないけど道具代わりはよくあります 024: 超常能力を目撃したことはありますか。アストラルについては知っていますか。 あ、あれはめんどい、です 025: ヒルコを見たことはありますか。 噂だけは聞いたことが、あ、あります 026: 軌道がらみと一番接近した経験はどの程度ですか。 仕事くらい、です 027: N◎VA(あるいは、現在お住まいの都市)から外に出たことはありますか? ないです 028: 過去最高のピンチといえば? こ、子供に囲まれたときはストレスで死ぬかとおもいました 。 029: 今までで一番の強敵は? だ、だれでしょうね 030: これが私の人生を変えた、という出来事といえば? て、テロです。恨んではない、です 対人関係についての質問です。 031: <コネ>を持っている相手は何人ですか? ウィリアムがいればいい、です 032: 絶対の信頼をおける人は何人いますか? ウィリアムだけいればいい、です 033: 想い人はいらっしゃいますか? ウィリアム以外は死ねばいい、です 034: 目標としている人はいらっしゃいますか? ウィリアム以外は認めない、です 035: 今まで誰かに言われた中で、心に残っている、あるいは影響の大きかった言葉は? ウィリアムの言葉はいつも心に残ってます。ふひ、ひひ、ひ 036: 近しい人を選び、あなたから見た姿で良いので紹介してください。 バルトアンデルスは一番警戒すべき人、です 過去についての質問です。 037: お生まれはどちらですか? NOVAです 038: ご両親のご職業は?また、今はどうなさっていますか? 会社員です。い、今は肝臓と肺かな 039: 家族構成、家庭環境はどうでしたか? え、円満でしたよ 040: 今の仕事につくまでの略歴を教えてください。 小学校、中学校、事故、今、です 041: あなたのお仕事が本格的になった(キャストになった)頃、N◎VAはどんな時代(ルール)でしたか? お、覚えてません 042: 最初に入れたサイバーウェアは何ですか?入れた理由は? サイバーは入れてません 043: 初めての仕事は?また、その結果は? 変態の金持ちに買われての内偵でした。パーフェクト、です 044: 今でも後悔していることは何かありますか? ウ、ウィナフレットは殺しておくべきだったかもしれません 衣食住についての質問です。 045: お仕事時と、オフ時はそれぞれどんな格好をしていらっしゃいますか? いつも同じです 046: ファッション上の、ご趣味やコンセプトなどは? た、『探偵らしく』です 047: とくに好きな/嫌いな、食べ物/飲み物などはありますか? 歯が無いので硬いものは苦手、です 048: お酒には強いですか? 煙草は召し上がりますか? 嗜好品は嗜まない、です 049: どこに、どなたとお住まいですか? グリーンエリアに使用人大勢と住んでいます 050: お気に入りのスポットはどこですか? う、ウィリアムの執務室の机の下、です 051: 一度は行ってみたい、あるいは もう一度行ってみたい、N◎VA外の場所はありますか? ないです 052: ご趣味は? ひ、人に物みたいに扱われるのが趣味です 053: 暇な時間は何をしてお過ごしですか? だ、大体他人のプロフィールを見てます 054: ウェブ上ではどんな姿(アイコン)をお使いですか? 帽子です 055: 座右の銘、または、好きな言葉は何ですか? 雉も鳴かずばうたれまい、です 056: いちばん大切なものは何ですか。 車椅子、ですかね 057: 今いちばん欲しいものは何ですか。 ない、です 。 058: 生まれ変わりがあるとしたら、なりたいものはありますか? ウィリアムの部屋の椅子とかいいと思います、ひ、ひひ 059: あなたは追われています。後方から、追っ手が「待て!」と叫びました。どう反応しますか? 「お、おことわりします」です 060: 目が醒めたら姿も声も今までの自分とは変えられており、 IDや口座の類もすべて奪われていました。 指紋、声紋、網膜パターン、DNA鑑定ですら、 昨日までのあなたと今のあなたの同一性を証明してくれません。 誰に、どうやって自分が自分であることを証明しますか? ウ、ウィリアムが認めてくれればどうでもいいし、そうでなければ、し、死にます 061: 近しい人を一人思い浮かべてください。 その人が、実は自分はヒルコなのだと告白しました。どうしますか? ウィリアムにとってマイナスなら殺します 062: 依頼人の心からの願いと、その人の命の安全が矛盾しました。 叶えうるのはどちらかひとつ。 どちらを優先しますか? ウィリアムなら安全、です。それ以外なら願い、です 063: 今はとある日の夜明けです。 今夜24時、逃れようのない死があなたを待っているとします。 今日をどうやって過ごしますか? ご、ゴミ回収車にまきこまれて死にます 064: 目の前に、あなたの近しい人と、その人を人質に取った敵がいます。ここで一言。 氏ね死ねいしねしねしねいsねいsにえねいんしに 065: なんでもひとつだけあなたの願いが叶うというチャンスが訪れました。 その代わり、あなたは何らかのそれに見合う代償を差し出さなければなりません。 あなたが差し出すと言った代償が、願いに見合うものでないと判断された場合 このチャンスは失われます。 願いを言えるのも、代償を提案できるのもたった一度。何を代償に何を願いますか? じ、自分の命と引き換えにウィリアムの望みを叶えられるなら、そ、それがいい、です ありがとうございました。最後にひとつ。 066: あなたはこの街が好きですか? ウ、ウィリアムのいる街が好き、です。ふ、ふひ、ふひ、ひ
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ED(+ネクストプロローグ?) 絶望と困惑に満たされた空間。 誰もが目の前の事態を受け入れられず、平等に凍り付いていた。 そんな空気を打ち破ったのは、ある元アサシンの一声。 「いやだ!俺はそんな邪悪な誘いには勧誘禁止だぜ!!!」 ……カルマだ。 その言葉に少年は僅かばかり眉を潜め、他の面々は多種多様な表情でカルマに視線を移す。 一拍間隙を置いた後、カルマは続けた。 「何をしたいかは知らないが、俺達を甘くみるなよ! そう簡単にお前のいいなりなんかにはならない! 俺は決めたんだ。人を殺す生活よりがんものある生活ん選ぶって!」 それが皮切りになったかのように、今の今まで黙っていた者も抗議を開始した。 「がんもがこげちゃう!」 「まあ、はやく逝けよ」 「きゅ、9999ゴールド慰謝料として請求させてもらうよ?」 「ウガーーーーーーーーー!」 「せっかく生き返ったのにこんな目に会うのはあんまりだ!」 「アサシンマスターとして、男として……お前を許すわけにはいかん!」 「ふん……あまり認めたくはないが、今回ばかりは私も同意見だな」 「悪は滅びるさだめにあるのよ」 一部意味不明なものを除けば、総意は一つに違いない。 ひどく醒めた目で9人の参加者を見つめ、 けれど少年は、リリイの部屋に余裕綽々の声を響かせた。 「粋がるのは構わないけど、その前に自分達の首を見てごらん?」 言われ、それぞれが己の首へと手を伸ばし――程無く、硬質的な感触に当たった。 反転しかけていた空気が、再び寒々しい畏れへと塗り替えられていく。 「その首輪はね、特殊な、到底君たちでは及びもつかないような力で構成されていて、まず壊せない。 しかも俺が望むか、三つの国から外にでたら首輪が爆発して『たかまさになってしまう』魔法が同時発動する」 たかまさになる。その部分が彼らに与えた衝撃は如何ほどのものだったろうか。 ある意味死んだほうがマシとさえ言える、最高最悪の屈辱。 経験値も金も落とさない、低次元なイキモノへと変えられてしまうなど、考えただけで恐ろしい。 どん底にまで叩き落された彼らの表情を、ニヤニヤしながら少年は愉しんでいた。 故に。 首輪についての説明、特にその終わり際のある瞬間。 カルマ、アルエ、ダンデ、リリイ――――この四名の眼に希望の光が点ったのに、遂には気付かなかったのである。 「それで話は終わりか?」 「……は?」 少年は、 (こいつらやっぱバカだなぁ) と半ば呆れながら、思わず声を出してしまっていた。 無理もないだろう。何せ、たった今「逆らったらどうなるか」説明したばかりなのだから。 しかし、カルマが次に発した言葉は、僅かながらも少年を同様させることとなる。 「今の説明で確信した。お前は俺達に勝てない!」 「まったくだな」 「おでんがこげちゃう!」 「そういうことよ」 言うな否や、四人は素手のままファイティングポーズを取り、戦闘態勢に入る。 何の迷いもないその様子に、少年の精神を多少迷いを呈し始めた。 「は、は……何考えてるのさ。僕がちょっと手を下すだけで、君たちたかまさになっちゃうんだよ? 君たちが近づくよりも早く、俺が呪文を唱え終わって首輪が 「――そこからしてお前は間違っている」 え? と。 少年の頭に、唐突な空白が生じた。 カルマは少年の言葉に割り込んだ勢いを緩めずに、宣言する。 、 、 、 、 、 、 、、 、、 、、 、 、、 、 、 「いつ俺達がたかまさになると決まった?」 「な……何を、言って」 「まだわからないのか。 、 、 、、 、 、 、 、 、、 、 、 、、 、、 、 、、 、 、、 、、 、 、、 俺達には首輪の力でたかまさにされるのを防ぐことができる。 そう言ってるんだよ」 理解できない。理解できるはずもない。 少年は必死に頭を巡らせる。 カルマ、アサシン。使える魔法はリトルブレイバーのみ。 アルエ、おでんバカ。回復が得意。 ダンデ、アサシンマスター。設定は特に考えていない。 ノヴァ、国王。設定は特に考えていない。 どうあがいても、こんな奴らが首輪を解除できるはずもない……はずだ。 「何なら試しに、あたしの首輪を作動させてみなさいよ!」 黙れおでん電波女。 いや……待てよ? 「――そうだね。ならお前の首輪から見せしめに起動させてやる!」 流石にバカどもでも、実際に知り合いがたかまさにされるのを見れば理解が及ぶだろう。 そう考えた少年は、一人の人間を変質させる、滅びの呪文を唱えた。 頭にアルエの顔を思い浮かべ、歌うように詠唱を終え―― 「ディアボリック・デス・バースト!!!!」 閃光がアルエの首から、放射状に広がり……辺り一面を純白に染め上げる。 完全に網膜が白で埋め尽くされる直前、少年は視界の端に、ノヴァが何事かをしようとしているのを見た。 しかしそれも刹那の間、あっというまに白が全てを塗り潰し、何も見えなくなり―― ありえない。 「ど、」 ありえない。 「どうして……」 ありえてはいけない。 「どうして……お前……!」 否、ありえるはずがない! 「どうしてお前は、たかまさになっていない!?」 アルエは首輪を作動させる前と、寸分違わぬ姿でそこにいた。 いや、一つだけ異なる点を挙げるとすれば、首に嵌められた輪が消失しているということだろうか。 即ち……首輪は発動したが、結果としてアルエをたかまさにすることができなかった、その証明に他ならない。 「それだけじゃないわ……まだ気付かないの?」 先刻、不穏な動きを見せていたノヴァが、静かに少年へと告げる。 「……? 何だ? 俺がどうしたっていうんだ?」 少年は、自分に何かが起こる……という可能性を初めから考慮していなかった。 故に、気付くのに若干の時間を必要とした。 まじまじと、自分の体に視線を落として、 「!!!」 ソレを、見た。 受け入れがたい現実を、目の当たりにした。 「な――何だ、これは」 呻く様に、かろうじて少年は言葉を搾り出す。 「お前もよくしっているだろ? そいつの姿は。つまり――」 現実を思い知らせるように、カルマは欠片も躊躇せず、言い切った。 「たかまさだよ」 「嘘だ! 間違ってる、こんなの間違ってる!」 「いいえ、間違ってはいないわ。これが現実よ。 あ、どうしてこんなことになっているかって? それはね……」 混乱する少年を宥めるように、ノヴァの口から真相が紡がれゆく。 「私の魔法『とっておきの唄』。これはほんの少しの間だけ、味方全員をあらゆる攻撃から守るの。 そして、それが魔法であったなら、敵に対しそっくりそのまま跳ね返すことができる」 「し、知らないぞ、そんな魔法! 俺は作った覚えが――――」 そこまで口に出して、少年は一つの違和感に気づく。 (こいつら……俺の設定と、キャラが違いすぎる!? まさか……) 自分は、空想上に作り上げた『弟の作ったRPG』からこいつらを呼び出した。そう思っていた。 しかし、実際はそうでなかったとしたら? 例えば。 例えば――あのスレで釣られた連中の作った再現RPG……『カルマはだれキュラ』から呼び出されたのだとしたら。 「――――ち、く、しょう」 ありったけの負の感情を込めて、少年はそれだけを言い残す。 何故その言葉に「言い残す」という表現を用いる必要性があったのか―― 次の瞬間、カルマら9名の総攻撃を受け、たかまさの形状をした生物が消滅してしまったからに他ならない。 次元が歪み、元の世界へ回帰を果たしていく彼らを、どこか遠くから眺める者達が存在した。 『きゅう、きゅう、きゅう、きゅう。(どうやら ここまでのようだな。つまらん……)』 『ふん。グランドソードの力を多少与えてやったはいいが、所詮そこまでの輩だったか』 『もう彼らのことはいいでしょ? 終わったことだから。どうせまた参加してもらうし。 それより次は何処で始めるの? 私の学校でもいいけど、少し殺し合いには狭すぎるわ』 『いや、まずは参加者の選定と能力制限から――』 かくして、一つの物語が幕を下ろす。 『弟が作ったRPGでバトルロワイアル』――――完 弟ロワOPへ
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865 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2008/05/08(木) 23 34 58 カレンを追う。それは最早何の躊躇いもない決定事項。 正義の味方を志す衛宮士郎ならば、ましてや彼女の恋仲を自称する身ならば、 一分の勝ちも見出せない戦であろうと背を向けることなど有り得ず、勇んで臨まずにはいられない。 そう。喩え、剣で出来た身体が砕け、行き着く先には破滅しか待っていなくても……。 だが……。 ――――ゆっくりと、後方へ振り返る。 「シロウ……?」 「…………」 立ちはだかるは生きた伝説。 一万年前の古代人、ジラート。世界を救ったクリスタルの戦士。 そして――――穏やかな光を秘めた、クリスタルの輝き。 そんなモノ、たくさんだ。立ち向かうのは、俺一人でたくさんだ。 「サンキュな、莫耶。お前から借りていたクリスタル、今度こそ返すよ」 ズタズタのズボンから、かろうじて破れずに残っていたポケットをまさぐり、確かな石の感触を引き当てる。 冷たく硬い、鉱物の手触り。 思えばコイツの起こした奇跡は、一見すると起こったことにさえ気付けない小さなモノで、 決して大きな役に立った訳ではないけど……でも、今はそのことに深い感謝をしている。 おかげで、俺達は自分の力でここまで成し遂げることが出来たのだから。 ――――普段は凛々しく細められた碧眼が、この時ばかりは大きく見開かれる。 差し出された手は不安定に震え、握る掌は力が定まらず頼りない。 「シロウ、まさか、貴方は…………貴方は、自分だけで……!」 そんな彼女が果たしてきちんと受け止められるのか苦笑しながら見守り、 おぼろげに霞む双眸で、莫耶、バタコ、巻菜と順に彼女らの顔を眺め、 二度と忘れることがないようしっかりと網膜に焼き付ける。 「士郎……」 「シロウ!」 正直、俺一人ではここまで頑張れなかった。苦悩する闇の王に語りかけることは、叶わなかった。 身一つで見知らぬ異世界に放り出され、いずれは耐え切れず、心が折れていたかもしれない。 「クリスタルの戦士は二人居る。 一人はギルガメッシュが相手をしているけど、後ろに控えている奴はいつ掛かって来るか分からない。 どこまでやれるか自信はないけど、俺が引き付けている間に逃げるんだ」 「嫌だッ! どうして貴方がそんな役目を負わなければならないのだ!? 何時、私達の誰がそれを望んだというのだ!? 勝ち目があろうとなかろうと、貴方だけを置き去りにする真似だけは……出来ないッ!」 「ば、莫耶……」 「聞く耳持たない私に何度も綺麗事を語ったのは、士郎じゃない? そんな貴方が捨て身に走るなんて、いくらなんでもズルイよ。責任持って、私達を頼りなよ」 「巻菜……」 「貴方にも貸しがあったわよね? 私が途中で抜けちゃったせいで迷惑かけちゃったみたいだし、 みんなの足を引っ張ってばかりじゃカッコ悪いものね。やってみるわ」 「バタコ」 激しい彼女らの訴えに、不動の覚悟は不覚にもぶれ、つい甘い誘惑にかどわかされそうになる。 既に視覚を失いかけた瞳は涙で潤み、こぼしては情けないと、くだらない意地を張って耐えるばかり。 けれど、駄目だ。この想いは、受け取ってはいけないモノだ。 だって俺は…………誰かを守り続ける正義の味方なのだから。 「正直トラブルばっかりのパーティだったけど、楽しかったよ。ありがとうな。 本当に……ははは、死ぬような目にも遭ったし、 辛いこともたくさんあったけど……本当に、この旅は楽しかった!」 「シロウ!!」 憤慨する彼女らから身を翻し相手となるクリスタルの戦士へ向き直るも、 視界の端から覗く二つの黒い影。 「闇の王――ラオグリム、と、ザイド、か?」 「勝機はない。……だが、お前だけを行かせん。加勢しよう」 「三十年前の死より甦って以来、俺のしてきたことを謝るつもりはない。 だが……本当の俺は三十年前に死んでいるのだ。今更命など惜しいものか」 「……感謝する。ただし、言っておくが、あんたを死なせるつもりは更々ないぞ」 生きたい。 全てをかなぐり捨て、無我夢中で束の間の生にしがみ付きたい。 何の価値もなく、ただ浪費しているこの一分一秒が狂おしいほどにいとおしい。 それでも。 それでも、歩みを止めることなど許されない。 これ以外の生き方を知らない。 これ以外の愛し方を知らない。 残滓となって在り続ける己の理性が、必死に肉体の停止を訴えかける。 動くな。止まれ。もう何もするな。お前は限界だ。よくやった。 手や肩の膚は剣が突き破り、腿は鋭い刃で縦に裂ける有様。 もう上下するだけの力も残されてはいない。 けど――――だけどさ。 「投影、開始」 カレン、セイバー、桜、遠坂。 世界には夢を織る機械がある。だろ? Epilogue/ 最初に痛みを感じた。 次に光。 「――――……」 「! 姉さん! ライダー、姉さんを呼んできて!」 ドタバタとけたたましい足音が耳元に届き、それがあまりに喧しかったものだから、 呆けた頭は瞬時に覚醒し、私は目にかかる靄に辟易しながら辺りを見回した。 「…………」 目に入ったものは、長い髪で顔の端を少し隠した、大人しそうな女の子。 ……気のせいか、髪を隔てた先に、こちらを睨むような、険の篭った視線を感じる。 「えっと……」 「ん……」 どうしたものかと言葉に詰まり、多少の気まずさを感じながら頭を掻くも、 それはどうやら眼前の少女も同様らしく、こちらはぎこちなく視線を大きく逸らしていた。 いよいよ何をすべきか手に余り、行き場のない視線を辺りに漂わせ―――― と、ここでようやく自分がどこかおかしな、見たことのない様式の部屋に居ることに気付き、 次いで身体中に巻かれた包帯の存在に注意が向いた。 「貴女が、私の手当てをしてくれたのか……?」 だが、少女の返事が寄越されるよりも先に、 奥から響く再度の喧騒が折角掴みかけた交流に茶々を入れる。 いったい何事かと視線を向ければ、続けて乱暴に開かれた横引き式の扉から、 長いおさげを携えた少女と、それを更に長く伸ばした髪の眼鏡をかけた女性と、 彼女らとは逆に短く髪を整えた凛々しい女性の姿。 彼女らが有する雰囲気は、やはり最初に目に入った少女と同じく険が含まれたものだった。 「……一応聞いとくけど、貴女セイバーじゃないわよね?」 「セイバー? 剣のことか?」 途端、部屋に満ちた空気が、はっきりと落胆の色に染まるのを感じた。 何故だろう……? 私は何か、間違ったことを口にしただろうか? 「じゃあ、次に聞くけど、衛宮士郎って男のコト……知っているわよね?」 「え……」 エミヤシロウ。 その名を耳にした瞬間。 ゆるやかに流れていた時が、ピタリと止まった。 「シロ、ウ……?」 「知っているわよね? あれだけシロウ、シロウとうなされていたんですもの。 ……いえ、知らないなんて言わせない。お願い、教えて。 衛宮君は……カレンは、アーチャーは、セイバーは、今、どこにいるの?」 「お願いします。私達には、先輩が必要なんです。みんな、先輩を心配しているんです。 教えてください……。絶対に! 教えてください……!」 僅かな間を経て、止まった時間が激流を以って加速し始める。 何里もの距離を走り、初めて出会った時は、無謀にも丸腰で獣人と取っ組み合いをしていた彼。 その後、孤独となった私を文句一つ言わずに引き取って育ててくれた彼。 長い間離れていた私を温かく迎え入れてくれた彼。 身を盾にして私達を守ってくれた彼。 恋慕の情を寄せていた、彼。 「ちょっと! 貴女……?」 知らずと、涙を流していた。 無様と分かっていても、自分の意思では止められない。 目尻を濡らす雫は頬を伝い、白いシーツに絶え間なく数多の黒い染みを作った。 泣いた。咽び泣いた。 かつて全てを失ったあの夜と同じくらい、激しく泣いた。 「お願い、だ…………助けて……」 ――――耳を塞いでも、両手をすり抜ける真実は誤魔化せない。 ――1st act closed. Ⅰ:わかった Ⅱ:信用できない 投票結果 Ⅰ:5 Ⅱ:1
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#ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 歴史DR期 SH期以降 現在 スペック長所 短所 感覚使い易さ 応用し易さ 立ち回り方 補完法 対策 オススメセットタマフーダ キョウカフーダ 性格補正 味方ガウスト 意見、感想、議論その他 歴史 DRより初参戦。 爆弾を抱えて飛び続ける非常に物騒なトンボ。 目の中で虫のようなものが見えたらこいつのせいらしい。 ……現実的な話をすると、これは「飛蚊症」という生理現象。 基本的に老化に伴って起きるものなのでどうということはないのだが、稀に網膜剥離やブドウ膜炎など割とヤバいものが原因で起きたりする。 急激に視野が狭まった、目の痛み・赤みなどの異常を感じたらすぐさま眼科へ行くように。 DR期 今作同様秋にしかサーチ出来ないガウストとして登場。というわけでついた渾名が「秋茜」。 表記上ではランク6火上位となっているが実際はランク5特別粋に位置付けられていたため、フレイムジョー程の性能は無かった。 color(#CC0033){向こう}の方が重い筈なんだけど。 (更に書くとイフリーダス(本作ではフーダのみ登場)以下である) しかし通常粋含め序盤の時点で既に解禁されているランク5以上のガウストは少ないので、 もし捕獲出来ればまず即戦力になる。 ただ前述通りその中では弱い部類です。 ソナーLv.5以降こいつを手放して代わりにフレイムジョーを入れたハンターは多いと思われる。 もしくは一度も見かける事なく。 SH期以降 ずっと姿を消していたがこの中でSHとSGではDR同様季節限定が存在し、 こいつに代わるガウストが登場(しかも2種類)。 ここまでは良かったが性能(笑)は論外(爆)でしたよ。しかも color(#CC0033){こいつ}より酷い。%% 現在 本作ではバトルタイプや基本弾等の違いからフレイムジョーが比較対象から消えている。 というか今作、火のインセクトはこいつだけ。 サーチ時間、季節が限られている&フユウガウストな影響で運が悪いとLv16サーチでも出てくれない。エメランタンとプンプク氏ねよマジ CPUダイバー戦では最初のガウスハザードバトルを迎える前に登場。 しかしレベルはたったの6。 まさかPARでも使ったのか、GHCから貰えたのか、[[天猫 アマテラスオオマネコ]]inサーチのようにたまたま低レベルの個体をゲットできたのか。 名前「ぼまお」。GHCからの支給ガウストだと思われる。 図鑑には「古い計画に基づき巨大爆弾を抱えて今も飛び続ける」とあるが、その計画が何なのかは触れられなかった。 スペック 能力項 ランク、効果説明 備考 最大HP ★☆☆☆☆ 格闘攻撃 ★★★☆☆ 弾攻撃 ★★★★★ 掴み攻撃 ★★★☆☆ 格闘防御 ★☆☆☆☆ 弾防御 ★★★★☆ 移動速度 ★★★★★ 属性 火 基本弾 ばくだん バトルタイプ インセクト チェンジコスト 38 必殺コスト 50 必殺系統 遠距離 必殺属性 無 サーチスキル なし バトルスキル あいてへせんせいこうげき! 相手にダメージ。ダメージ量は相手の最大HPに応じる。この効果でトドメを刺す事は出来ない。 好物 オレンジ(くだもの、すこし) 主な固有名称 ぼまおとべきた ばんひでとぶたに ぼかすけとばづか どかあき ケンタのパートナーガウスト(ぼまお) 入手条件 サーチレベル10〜12でサーチ 9〜11月の間 長所 左右背後にもダッシュ攻撃が可能 移動速度が速く、動かす際のストレスが少ない 必殺が相性の影響を受けない為、決まれば安定したダメージを入れられる 最も軽いチェンジコストで先制攻撃効果を出せる 短所 格闘耐久が低く、相手のペースで近距離戦が展開されると厳しい場面が多い 必殺が遠距離なのでスタンを狙わないと決めるのが難しい 必殺で弱点を突けないので逆転勝ちは難しい 感覚 使い易さ ★★☆☆☆(考えを纏めつつ動けるのが理想) どの方向からでもダッシュ攻撃が出来るが、 格闘耐久は高くないので突っ込むにはリスクが高い。 かといって離れても基本弾が弾速の遅いばくだんなのでプラパピと比べると少し扱い辛い。 こいつに限った話ではないが、期間限定ガウスト系は基本的に慣れや工夫が要る。 応用し易さ ★★☆☆☆(無理してこいつと道を共にする必要は無い) 極々普通の先制火要員として扱うならこいつよりもギルガドランやフレイムジョーを選出した方がストレスフリー。 基本弾がばくだんと扱い辛いのに対し2匹はかえんだんなので余計に。 どうしてもというなら基本弾による遠距離スタンや全方向ダッシュ攻撃、 軽量先制効果を活かせる様な戦略の何れかが必要となる。 立ち回り方 (只今研究中…) 補完法 弱点は水。 ギルガドランやフレイムジョーと違って殴ろうが撃とうが困る事は殆ど無いという場面があまり無いので対策が甘いと特定の水要員で止まる事も。 特に弾防御が高く基本弾から必殺へ繋げられるウルティモノーズドランが辛い。 幸い殴る(or撃つ)だけならそこそこ通るので火力の高さを活かしてさっさと突破したい。 対策 CPU(ガウストバトルいくばい!) 先制攻撃持ちなのに先発。何故に… どくばりが有るので一応モウドクに注意。 モウドクに陥ってしまったらダイバーガンを撃ち込む等して回復迄の時間を稼ぐ事。 陥っている時に戦闘が終わるといくせいに参加出来なくなるからである。 CPU(オッス!) 多分こいつの為だけに対策する必要は無い。 何故にじゅうだんを選んだ…。 こおりブレスを当てたらさっさと殴って倒そう。 モタモタしてるとチェンジされて相手の先制攻撃効果の使用を許しかねない。 CPU(いくぞ虫ガウスト!) 結局最後まで先発というスキル潰しな配置。 お前使い方わかってないだろ…… しかしタマフーダがぎょらいになっている辺り一応反省はしている模様。 ただ格闘防御は終わりっ放しなのでとっととダルクドランなり鼻なり出して必殺技でお星様にしてやろう。 野生 ワイドショットをバラ撒いてるだけで色々何とかなる。 但し相手がばくだんを貯めて撃って来たら回避に専念するか硬直の短い弾で迎撃する事を勧める。 DSバトル 少ないチェンジコストから先制攻撃をバラ撒いてくる。 格闘防御が終わってるのでこおりブレスを蒔いて殴り飛ばせば無問題。 基本弾がこおりブレスではないがダルクドランなら上手く行き易い。 …本当にダルクドランで対処する場合はがんせきに注意。 オススメセット タマフーダ フーダ名 理由 いてつく猛吹雪 運悪く相手がキングソウルを抱えていた時用。最大貯めで相手を足止め出来るのでコレで時間稼ぎをし、ノロイが解けたらさっさと交代してしまおう。 空飛ぶせんぷう機 遠くの敵に対し有効。チェンジコストが軽くなるので先制ループを考えているなら候補。 キョウカフーダ フーダ名 理由 いんねんの炎獅子 遠距離戦が少し辛くなるが数値上では元から遠距離性能があるのでリスクは薄め。たんき、がんこ、きょうぼう限定。 邪にそまりし南の神 チェンジコストが軽くなるので先制攻撃効果が出し易くなる。ギルガドランやフレイムジョーに真似され難く、彼の個性になる戦略。れいせい、がんこ、きょうぼう限定。 性格補正 性格 理由 れいせい ★★★★★弾攻撃と移動速度が上がる。特に考えが無いなら。 味方ガウスト ガウスト名 理由 イクサリュウ ★★★★☆補完。格闘もある程度出来る。イケースの編成次第では先制攻撃連発も可能。 トンボマー ★☆☆☆☆同種のガウスト2匹以上の同時選出が可能なルールなら最軽量のチェンジコストで先制出来る事を利用して徒歩同士でガウストチェンジしまくって相手のHPを8割近く無理矢理削る事が出来る。が、その対象の最大HPが低い場合はそうするよりもこおりブレスで足止めして掴みまくった方が早い場合があり、そうでなかったとしても相手のイケースにキングソウルが1匹でも居た瞬間スキル効果で阻止され最悪1匹潰される危険性がある。そもそも同種2匹以上の同時選出が認められないルールなら諦めてイクサ、カイザーク、オウマーシカ、サボティーヤ、大波くんの中から2匹選んでイケースを構築するしかない。 ビッグウェーブ ★☆☆☆☆先制攻撃スキル持ちの水要員だが、どう軽くしても1周につき37(イクサなら1周32)も霊力を取られる事、元々のパラメータが欠け気味なのでこいつで先制ループが終わると此方が窮地に立たされ易い。 意見、感想、議論その他 半値 内容 すべてのコメントを見る
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自慢一覧 MXで交換三昧 不倫相手の旦那を殴り倒し、病院送りに(失明寸前) 面接で学歴詐称&不正行為 お馴染みらしいキセル行為 窃盗した鞄を使って約10万窃盗 [部分編集] MXで交換三昧 MXとは「WinMX」というファイル共有ソフトの略称を指します。日記の記事より、彼は日常的に違法アップロード、ダウンロードを繰り返していたことがわかります。 実際の記事(削除済み)「http //djinn.xrea.jp/diary%20oc.htm」「http //djinn.xrea.jp/diary%200307.html」 魚拓アドレス「http //s03.megalodon.jp/2008-1214-0806-26/djinn.xrea.jp/diary%20oc.html」「http //s04.megalodon.jp/2008-1213-1832-13/djinn.xrea.jp/diary%200307.html」 一部のみ引用 10月15日(火) なんと、WinMXでファミコン(NES)、ディスクシステム、スーファミ(SNES)のロムを コンプリートしちゃいました!!!! おおお、おそ、おそるヴェしWinMX!! 実は映画も10本手に入れちゃったんだぜ、コレが!! 待望の「PINGPONG(ピンポン)」も、「ロードオブザリング」も。 凄い、凄すぎるアイテムだぜ、WinMX・・・ 10月19日(土) 今日はMXで物凄い趣味の合う人にあった。 おれがIMを全員に出してる事から好感を持ってくれたらしく、 「きちんとIMくれる人に出会って嬉しい。最近は3.30のお陰でDOM天国だからね」 と言っておれの上げた量の何倍ものDLをさせてくれた。 そこから最近のMXユーザーのマナーについての見解が一致して盛り上がり、 向こうのリストからお笑い好きという共通の趣味を見つけた。 [部分編集] 不倫相手の旦那を殴り倒し、病院送りに 間違え易いですが、「変態スネークの彼女の不倫相手」ではなく「変態スネークが不倫している女の旦那」です。 実際の記事(削除済み)「http //djinn.xrea.jp/diary%20n.htm」 魚拓アドレス「http //s04.megalodon.jp/2008-1214-0907-49/djinn.xrea.jp/diary%20n.html」 一部のみ引用 11月17日(日) 今日、決闘があった。 彼女の夫から電話が有って、果し合いをする事になったからだ。 終わったデパートの前でやると言われたが、あそこには警備員が通るから パチンコ屋の裏にある、人目に付かない公園でやる事にした。 結果だけ言えば、向こうは鼻血を出して謝り、こちらは血も出ない余裕の勝利だった。 身長差、体重差が有るから、仕方なく色々えげつない手を使ったけど。 (中略) 見事もう弘美に手を出さないって約束させたし、一件落着ってトコかな。 おれも冷静なようで、実はいざ喧嘩ってなったら恐くて、かなり勇気を出していったんだぜ。 向こうには悟られてないようで、かなり恐れられてたままだったから良かった・・・。 11月18日(月) 弘美が余りにおれに傷がないことに驚いていた。 向こうはどうも悲惨な様子らしい。 ローキックを集中して打ったため、左足には青痣が出来、 拳は砕け左目は腫れ、顔もでこぼこで見れたモンじゃないと言う事らしかった。 (中略) 向こうはあれから、病院に行ったらしい。まさに、病院送りってやつだ。 おれの事を「喧嘩慣れしている」と言っていたらしいが、こちとら小学校以来の喧嘩だ。 格闘技も特に習ってない。趣味でそれ系の本をたくさん読んだ事があるだけだ。 だから昨日の勝利は正直嬉しかった。 方や病院送りで、もう片方はビーナスと愛し合っている。 完全におれの勝利だ。おれは彼女を守って、そして手に入れたんだ! 騎士だ!英雄だ!!ヒーローだ!バンザーイ!! 11月19日(火) どうやら彼女の夫は網膜剥離の恐れがあって今日眼科に言ったらしいが、 眼内出血だったらしい。・・・よかった。一生を台無しにするつもりはなかったからさ。 [部分編集] 面接で学歴詐称&不正行為 実際の記事(削除済み)「http //djinn.xrea.jp/diary_0504.html」 魚拓アドレス「http //s03.megalodon.jp/2008-1209-1606-50/djinn.xrea.jp/diary_0504.html」 一部のみ引用 ■ 4月28日(木) NTTに面接に行ってきた。 っていうか、おれは2ヶ月間なにをしてたんだ。……まあ、療養してたんだけど。 その前にNTTもNTTだよ。 書類送ってから返事が来るまで一ヶ月ってどうなの?こぺこぺぷぅε=(。・д・。)フー (中略) ん?なんでHP制作の技術しかないおれが、そんな難しそうなのに合格したかって? (`m´〃)うししし そこはこのピンク色の脳細胞を使ったに決まってるだろ。もちろん悪い方に。 まあ相手は天下のNTTさんだから、礼儀として学歴は詐称しておいた。 大学には4月に入って5月にやめたくせして「平成16年卒」とかね。 資格とかはちょっと面倒くさいことになりそうだからしなかったけど……(´・ω・`)ショボーン まず出だしはそんな感じでさ。( (ミ`エ´ミ)) ククク・・ (中略) そう、問題はExcelだ。 これはもう全くシステムが違いすぎる。 ちょっと触ってみたが、文字さえ消せない。ナニコレ?(・д・?) いちいちソフト消してからまた立ち上げたりして……もう見てらんない(;TーT)ニヤリ だが、この試験もパスした。 しかも、かなり最高得点に近い形で。 なにしたかって? ( ´_ゝ`)クックック (´▽`*)アハハ ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆ ヾ(T∇T)ノ彡☆ギャハハ!!バンバン!! その試験官の挿しっぱなしのフロッピー、 中に答案入ってんだぜ!! あはははははははははははははははてめえら馬鹿じゃねえのかFuck nShit!! もろコピー&ちょっとできない振りして細部を間違いつつ日付を今日にして 名前を変えて保存。(そう言うのは憶えるの早い) んでテストは終了。おれ、満点近い(*´(00)`)ブヒ [部分編集] お馴染みらしいキセル行為 キセル行為とは、乗車駅と下車駅近くの切符を持ち、その中間を無賃で乗る不正乗車のことを指します。 実際の記事(削除済み)「http //djinn.xrea.jp/diary_0512.html」「http //djinn.xrea.jp/diary_0701.html」 魚拓アドレス「http //s02.megalodon.jp/2008-1209-1627-50/djinn.xrea.jp/diary_0512.html」「http //s04.megalodon.jp/2008-1209-1631-51/djinn.xrea.jp/diary_0701.html」 一部のみ引用 ■ 12月24日(土) CardWirthの友達と会うために岡山に行ってみました(*´∇`*) ハイペースにこなすオフ会に参上 マイペースな俺はタフガイだニャンチュウ とライムを決めてリスペクトされたところでいってみよー⊂(* ω )⊃ブーン まず今回も旅費は180円だったんだけど、時間は6時間も掛かった(T-T) ずっと寝てられるって訳でもないし、キセルも楽じゃないね。 まあ、以前は片道1万くらい出して旅行をしてたわけだから、文句はいいっこ無し。 ■ 1月12日(金) 例の如く180円(岐阜一区間)+190円(東京-新宿間)で東京までやってきた。 この方法、お金は安いが時間が掛かりすぎる。余裕で8時間は経過しているのだ。 [部分編集] 窃盗した鞄を使って約10万窃盗 実際の記事「http //djinn.xrea.jp/ore%20n%20100.html」 魚拓アドレス「http //s02.megalodon.jp/2008-1220-2311-24/djinn.xrea.jp/ore%20n%20100.html」 一部のみ引用 65. 今まで生きてきた中で一番の懺悔行為を話せる範囲でこっそりお話ください 盗んだバックでその店の物を10万円程度盗んだ事。
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QMA 理系学問 生物 ページ1 / 2 / 画像問題 / ニュースクイズ 問題文 答え 環境省が公表する『鳥類レッドリスト』に登録されている次の生物を、絶滅の危機の度合いが大きいものから順に選びなさい ヤンバルクイナ→オジロワシ→マナヅル→ウズラ 環境省が公表する『哺乳類レッドリスト』に登録されている次の生物を、絶滅の危機の度合いが大きいものから順に選びなさい イリオモテヤマネコ→アマミノクロウサギ→シナノホオヒゲコウモリ→エゾオコジョ 環境省の『両生類・爬虫類レッドリスト』に登録されている次の生物を、絶滅の度合いが大きいものから順に選びなさい アベサンショウウオ→アカイシサンショウウオ→トウキョウサンショウウオ→クロサンショウウオ 次の「馬の祖先」とされる動物を栄えた時代が古いものから順に選びなさい ヒラコテリウム→オロヒップス→エピヒップス→ミオヒップス→パラヒップス→メリキップス→プリオヒップス 次のアリを体長が大きい順に選びなさい クロオオアリ→サムライアリ→トビイロケアリ 次のアルファベットを順に選んで「心的外傷後ストレス障害」の略称にしなさい P→T→S→D 次の生き物を脚の本数が多い順に選びなさい 百足→烏賊→蜘蛛→山羊 次の海の生物を一般名の五十音順に選びなさい 海驢→海月→海鼠 次のオーストラリアに棲む鳥を、体の大きい順に選びなさい ダチョウ→エミュー→ヒクイドリ 次のオーストラリアの動物を体の大きい順に選びなさい カンガルー→ワラルー→ワラビー 次の化石人類を平均的な脳の容積が大きいものから順に選びなさい 新人→旧人→原人→猿人 次のカニの成長過程を生まれてからの順に選びなさい プレゾエア→ゾエア→メガロパ→稚ガニ 次の体の一部分を表す言葉を頭に近い順に選びなさい 項→頤→鳩尾→丹田→膕 次の体の一部を表す言葉を頭に近い順に選びなさい ぼんのくぼ→おとがい→ちゅうか→ほぞ→ひかがみ→きびす 次のカンガルーを体長の大きい順に選びなさい アカカンガルー→クロカンガルー→ネズミカンガルー 次の環境省が用いている動植物に関する用語を絶滅のおそれが大きい順に選びなさい 絶滅危惧種→危急種→希少種 次のクジラを体長が長い順に選びなさい シロナガスクジラ→マッコウクジラ→セミクジラ→ミンククジラ→ゴンドウクジラ 次のクラゲの幼生を成長する順に選びなさい プラヌラ→ポリプ→ストロビラ→エフィラ→メテフィラ 次の血液型の種類をはやく発見された順に選びなさい ABO式→Rh式→HLA→HPA 次の抗生物質を早く発見された順に選びなさい ペニシリン→カナマイシン→カスガマイシン 次の昆虫の分類を種類が多い順に選びなさい 甲虫目→ハチ目→バッタ目 次の昆虫を大きい順に選びなさい カブトムシ→クルマバッタ→アシナガアリ 次の植物に関するものを大きい順に選びなさい ココヤシの実→松ぼっくり→ヒマワリの種 次の植物の部分を通常、気孔の数が多い順に選びなさい 葉の裏側→葉の表側→茎 次の植物を五十音順に選びなさい 公孫樹→万年青→仙人掌→百日紅→蒲公英 次の精神分析学者を早く生まれた順に選びなさい ジグムント・フロイト→カール・グスタフ・ユング→ヘルマン・ロールシャッハ→エリック・エリクソン 次の生物地理区を範囲の面積が大きい順に選びなさい 旧北区→新北区→新熱帯区→東洋区→南極区 次の生物地理区を範囲の面積が大きい順に選びなさい エチオピア区→オーストラリア区→オセアニア区 次の生物の分類単位をくくりの大きいほうから順に選びなさい 界→門→目→科→属→種 次の生物の分類単位をくくりの大きいほうから順に選びなさい 網→目→属→種 次の生物分布の境界線を北から順に選びなさい 八田線→宮部線→ブラキストン線→渡瀬線 次の生物を1分間の脈拍数が多い順に選びなさい カナリア→ネズミ→ヒト→フナ→カメ 次の生物を脚の数が多い順に選びなさい ゲジ→ダンゴムシ→フジツボ→クモ 次の生物を一般に産卵数の多い順に選びなさい マンボウ→イセエビ→ザリガニ→ペンギン 次の生物を染色体の数が多い順に選びなさい エビ→アメリカザリガニ→コイ→ニワトリ→ウマ→チンパンジー→ヒト→ハツカネズミ→ミミズ→ヒキガエル 次の生物をより低い周波数の音が聞こえる順に選びなさい ヒト→ネコ→イルカ→コウモリ 次の絶滅した動物を最後に確認された年代が早い順に選びなさい ドードー→ブルーバック→オオウミガラス→クアッガ→ハワイクイナ→エゾオオカミ→リョコウバト 次の絶滅した鳥を最後に確認された年代が古い順に選びなさい ドードー→ジャイアントモア→エピオルニス→ワライフクロウ 次の手の甲にある感覚点を数が多いものから順に選びなさい 痛点→圧点→冷点→温点 次の動物園を飼育しているパンダの数が多い順に選びなさい アドベンチャーワールド→上野動物園→神戸市立王子動物園 次の動物を体の大きい順に選びなさい ヒグマ→カピバラ→コアラ 次の動物を体の大きい順に選びなさい マッコウクジラ→コビトカバ→アライグマ 次の動物をより高い音が聞こえるものから順に選びなさい イルカ→イヌ→ヒト 次の動物をより高い周波数の音が聞こえる順に選びなさい イルカ→ネコ→イヌ→ヒト 次の鳥を属している科の五十音順に選びなさい オシドリ→ウミネコ→カササギ→ニワトリ→メグロ 次の名前を魚のコノシロの呼び名の変化の順に選びなさい シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ 次の名前を魚のスズキの呼び名の変化の順に選びなさい コッパ→セイゴ→フッコ→スズキ→オオタロウ 次の人間の体の部分を五十音順に選びなさい 咽頭→食道→肺臓 次の人間の体内の組織を小腸で吸収されたブドウ糖が肝臓に送られるまでに通過する順に選びなさい 柔毛→毛細血管→門脈 次の人間の体内の部分を口や鼻から入った空気が通過する順に選びなさい 気管→気管支→肺胞 次の人間の体毛を表す言葉を頭に近い場所に生えている順に選びなさい 眉毛→胸毛→脛毛 次の人間の骨を頭の方から順に選びなさい 前頭骨→口蓋骨→鎖骨→肋骨→寛骨→大腿骨→膝蓋骨→足根骨 次の人間の耳の中の部分を音の刺激が伝わる順に選びなさい 外耳道→鼓膜→耳小骨→うずまき管→聴神経 次の発光する生物を大きい順に選びなさい ホタルイカ→ゲンジボタル→ウミホタル 次の花を日本で主に咲く季節が春、夏、秋、冬の順になるように選びなさい サクラ→ヒマワリ→キク→ヤツデ 次の花を日本で主に咲く季節が春、夏、秋、冬の順になるように選びなさい チューリップ→アジサイ→コスモス→サザンカ 次の花を日本で主に咲く季節が春、夏、秋、冬の順になるように選びなさい アブラナ→アサガオ→ヒガンバナ→ヤツデ 次のハムスターを体の大きい順に選びなさい ゴールデンハムスター→ジャンガリアンハムスター→ロボロフスキーハムスター 次のビタミンの別名をA、B、C、Dの順になるように選びなさい レチノール→チアミン→アスコルビン酸→カルシフェロール 次のヒトの小腸の部分を消化した食物が通過する順に選びなさい 十二指腸→空腸→回腸 次のヒトの耳の中にある骨を音の震動を伝える順に選びなさい つち骨→きぬた骨→あぶみ骨 次のヒトの目の部分を外部から光が入って視神経に至るまでに通過する順に選びなさい 角膜→水晶体→ガラス体→網膜 次の病気を日本人の死亡原因に占める割合が上位のものから順に選びなさい ガン→心臓病→脳卒中 次の物質をpH(ペーハー)の値が小さい順に選びなさい 胃液→尿→血液→涙 次のヘビを体長が長い順に選びなさい アミメニシキヘビ→アナコンダ→ボア→アオダイショウ 次のペンギンの種類を標準的なサイズが大きい順に選びなさい コウテイペンギン→オウサマペンギン→マゼランペンギン→コガタペンギン 次のペンギンを標準的なサイズが大きいものから順に選びなさい コウテイペンギン→オウサマペンギン→マゼランペンギン→コガタペンギン 次の哺乳類を一般的な妊娠期間の長い順に選びなさい ゾウ→キリン→クジラ→ウシ→ヒグマ→ニホンザル→ブタ→イヌ→ウサギ→ハツカネズミ 次の文字列を順に選んで「MRSA」と略される細菌の名前にしなさい メチシリン→耐性→黄色→ブドウ球菌 次の文字列を順に選んで「ウェスティー」の愛称で親しまれている犬種の名前にしなさい ウェスト→ハイランド→ホワイト→テリア 次の文字列を順に選んで「シェルティー」の愛称で親しまれている犬種の名前にしなさい シェット→ランド→シープ→ドッグ
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「仮面舞踏会」 「私のいた国には仮面舞踏会というものがあってな」 「藪、から……棒に、なん、だ。グリュンワルド」 突然妙なことを言い始めたグリュンワルドに、エヴァリストは息を荒らげながら訝しげに尋ねる。もともとグリュンワルドは生前の性癖のこともあり、常人と変わった奇矯なことを言う事が少なくなかった。グリュンワルドがアバターの導きを受け、戦士として覚醒してからたいした月日は経っていないにも関わらず、アバターの屋敷に住まう誰もがこの認識を持っていることからもそれは容易に窺い知れるだろう。それでもこれまでは、少なくとも今現在の二人の様に体を繋げている時には、妙なことを言いだしはしなかったのだから、エヴァリストが怪訝な顔をするのも無理はない。 「は……っ、あ、……う」 訝しげなエヴァリストを他所に、世間話でもするかのような口調でグリュンワルドが淡々と言葉を紡ぐ。閉め切られた窓の外には刃のように硬質で美しい輝きを持った満月がぽかりと浮いている。生前、深夜行軍の際には月の大きな夜の方が好ましいと感じていたことをエヴァリストはふと思い出した。敵襲に備えて、後方支援だけでなく前線部隊でも灯火管制を行うことはままあるが、月の無い晩には非常な苦労を強いられたからだ。 「件の舞踏会がどういうものか知っているか?エヴァリスト」 「馬鹿、にするな。……その、程度……教養として、って、いる。……っ!」 己の才覚のみで知将として昇りつめたエヴァリストにとって、グリュンワルドの物言いは気に障るものだったのだろうか。多少の苛立ちをにじませたような声で自身の知る知識を訥々と言葉に結ぼうとした。 「はっ……。上流、階級の……っ遊び、の一つ、で……っ~~!」 のんびりとした緩慢な様子で抽送を続けていたグリュンワルドが突然強く突きあげて、エヴァリストの声が中途で途切れる。良くも悪くもグリュンワルドはエヴァリストという男の御し方をよく理解している。 「貴様に説明させていては何時まで経っても終わらん。まあ、聞け。仮面舞踏会というものは、その名のとおり仮面を付けて身分素性を隠して行われる舞踏会のことだ。私も昔何度か参加したことがある。まあ、例によってつまらないものだったから途中で抜けたことが何度もあったが」 エヴァリストの声を遮り、全く以て色気の無い話をしながらも、グリュンワルドは腰を送ることを止めはしない。それはエヴァリストの最も感じる部分をかすめ、エヴァリストは嬌声をあげないよう目を固く瞑り必死で声を噛み殺す。シーツを掴んだ手に力が入り不規則な皺を形作る。妙なところで気位の高いエヴァリストにとって、女のように派手な嬌声をあげるのは彼の挟持に障るのだろう。それでも声を全て押し殺すのは不可能のようで、彼は数瞬逡巡して己の手を口にやり、声を抑えようとする。グリュンワルドはその様子を満足気に見つめ、エヴァリストの体をすっと撫でた。 「っう、ふ、……んぅ……。っ!」 「仮面舞踏会に参加できる人間は上流階級の人間に限られる。所謂紳士淑女の皆様方だな。貴様みたいな下賤の生まれの民にとってはさぞかし立派な人間に思われるかもしれんが、実のところそうでもない。上流階級だ王族だ何だと言っても所詮人間、薄っぺらな面一枚剥げば醜い本性が現れるのは下劣な下層民と大して変わらんものだと思ったものだ」 グリュンワルドは酷薄そうに口元を歪めて、エヴァリストに語りかける。部屋の窓からは青白い月の光が薄く差し込んで、能面のように白いエヴァリストの顔を闇夜に浮かび上がらせている。常は終ぞ崩れることのない鉄仮面がぐずぐずと溶けて、頬の辺りを耳元までほの赤く染め上げている様はグリュンワルドにとって非常に新鮮なものに感じられて興味深い。 それは無垢な子どもが蝶だの蟇だのを捕まえてぶちぶちと引きちぎったり空気を送り込んだりする残酷さに通じるものがある。何のことはない、ただ単に物珍しいから構っているのだ。エヴァリストが昼日中に見せる怜悧そうな顔が苦痛と快楽に歪む、その落差がグリュンワルドには面白くて堪らない。 「はっ……ぁ、だか、ら……何、ぅあっ……だ?」 「つまりはだ、仮面舞踏会というのはフリーセックスの口実であって、男に取っては個人を特定できなくすることによって思い思いの女を抱くための方便だ。女のほうでもこの時ばかりは自分が誰とも知られずに奔放で淫蕩に性行為を楽しむことができる。普段はお上品にお高く止まっている御婦人方も、自分が誰と知られる危険がなければ誰にでも脚を開く淫売ばかりだと知ったときはさすがの私でも驚いたな。まあ、上流階級の御婦人方はやれ社会規範だ政略結婚だとやたらに息苦しい暮らしをしているから、たまには破目を外したくなるんだろう」 「それ、が……今っ……何、関係っ……あ、」 「要するに羞恥心なんてものは個人が特定できなければただの飾りでしかない、そうは思わんか?エヴァリスト」 「っう……は、ぁ」 動きが緩やかになる。エヴァリストがふと薄目を開けてグリュンワルドを見る。薄らと涙で滲んだ網膜がグリュンワルドの顔のぼやけた像を結び、エヴァリストの思考を現実へと呼び戻す。 相も変わらずに酷薄そうな笑みを浮かべてこちらを見下ろす目の前の男に言葉に出来ない感情が疼く。それは好ましい類のものであるか、それとも不愉快な類のものか。どちらにしろエヴァリストの感情を揺り動かしているのは今現在己を組みしだいている男でしか無い。そのことを踏まえると、不愉快な感情なのかもしれないとエヴァリストは判断する。それと同時に、月の光がぐりゅんワルドを照らしつけているということは、自分の痴態もそれなりに無効に見えてしまっていることに気づき、力の抜けそうな腕をようやっと持ち上げて片手をグリュンワルドの顔に押し付けた。思考回路が鈍っているとはいえ、まだ羞恥を感じるに十分な理性が残っていた彼にとって、寝乱れた自分の姿を具に見られるのは挟持が許さないのだろう。 「見、るな……」 「ほら、こうすれば見えない」 「?!……~!」 エヴァリストの思惑に反して、グリュンワルドの右手がエヴァリストの目元を塞ぐ。その手をどかそうとエヴァリストが藻掻くが、もう片方の手に両腕が抑えこまれ、抵抗が封じ込められる。しばらくの間往生際悪くばたばたと足掻いていたが、力で押し負けたと分かると抵抗がパタリと止む。聞き分けの良さはエヴァリストの長所であり短所であるかもしれない。視界を遮られた暗闇の中で、触覚と聴覚だけが敏感になる。 例えば、立て付けの悪い窓がガタガタ風に煽られる音。ベッドの軋む規則的で不愉快な雑音。己を抑えつける手の力強さ。下肢から響く淫靡な水音。触れた場所から伝わってくる常より幾分高い体温。鼓動。 これだけ近くにグリュンワルドを感じていても、視界を塞がれていてはその確証は得られない。知っている人間が知らない人間に変貌したような、自分が自分で無くなったような曖昧な感覚。その絶妙なもどかしさ。そう、まるで仮面舞踏会のような―― エヴァリストが回りきらない頭でそう薄らぼんやり考えていると、グリュンワルドが思考に言葉を重ねてきた。 「まるで、仮面舞踏会みたいだろう?」 そう言ってグリュンワルドは上体を倒しエヴァリストの耳元で囁く。エヴァリストの耳元を、熱い吐息が擽って背筋にぞわりとした感覚が走る。上体が密着したことで互いの鼓動がダイレクトに伝わり混じりあい、まるで酒に酔ってくらくらしたような酩酊感に襲われる。 「はしたない声をあげようが、みっともなく泣き喚いて乱れようが、恥知らずな快楽に飲まれようが」 腰を打ち付ける動きが激しくなる。淫蕩な水音が反響して聴覚から感覚神経を犯していく。二人分の重みをかけられたベッドが軋み、行為の激しさを物語る。 「……っう、あぁ、はっ……ん、く……っう!」 「今だけは顔が見えない。一体誰なのか分からない」 「だから、」 「声を抑えるな。何も考えずただ悦楽に溺れればいい」 「……っう、く、ああっ……!」 瞬間、何かメーターが振りきれる感覚を覚え、体が自然に痙攣した直後エヴァリストは脱力した。
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喫茶ルーモア・隻腕のカシマ ある魔術師の物語 * ♪LiVE / EViL (試験運用中) * ── これは、誰にも語られることの無いはずの物語 ── 俺は平凡な人生を歩んできた 他人からは、誰からも真面目な人間と評される様な生き方だった だが、勇気は無かった 良い事をするのにも、恥ずかしさが先に立つ そんな平凡で気弱な男だ 高校、大学も地元 それなりの学力 それなりの体力 就職も親に勧められるままに、地元の市役所へ なんの面白みもない男 与えられた仕事をこなすだけの日々 だが、ある日……気付いた 俺が生まれた町は、子供の行方不明・事故が多すぎる 最初は、何が起こっているのか判らなかった そして唐突に 俺は魔法を使える様になった 俺を取り巻く世界は変わる 都市伝説の存在を知った今、子供達が行方不明になる理由が分かっていた この都市には、人外の化け物──都市伝説──がいる それからは戦いの日々 悪しき存在を滅ぼし、子供達を救った 都市伝説を狩りつくした翌年には、子供達が消える割合が全国と比べ差異のない値となる この時、間違いなく……俺は、正義だった それは今、冷静に考えても変わらない事実 * しかし、いつの間にか俺は 敵──都市伝説──を探して歩く様になっていた それが俺の役目だと信じていた 都市伝説は敵、悪しき存在 人間を守る為、俺は戦っている 疑う事など何一つなかった 次第にエスカレートする戦い、嗜虐性を増す俺 そして事件は起こった 起こるべくして起こった事件 ある喫茶店の善良な男を殺した 殺してしまった 俺は、混乱する 何故だ、何故こんなことになった…… 都市伝説がいけない……ヤツらが存在するからこんな事が起こる 俺は都市伝説を憎んだ これまで以上に憎悪を燃やした 都市伝説どもが俺を狙う 何度も死にかけた きっと俺の存在が邪魔なのだろう 俺はいずれ都市伝説のすべてを滅ぼすからだ そう思った……そう思っていた * そして山荘へ退避する 白痴の娘がいた どうしようもなく愚かな娘だった ある日、尿を飲まされる 洗面所へと走り、吐き出す 鏡を見た ひどい顔をしていた ───他人からは、誰からも真面目な人間と評される そんな面影は何処にも無い 魔法を使い、自分のステータスを確認する 絶句した 何故なら……俺は……都市伝説に脳を犯されていたのだから ── ゲーム脳 ── ゲーム脳とは ゲームを長時間やることにより、人間の脳の前頭前野という場所のはたらきが低下してしまった状態 物忘れが激しくなる、すぐ感情を爆発させる、無気力になる、などの悪い影響が起こると言われている それが俺を蝕んでいた都市伝説だった 正義の名の下に都市伝説を狩る これはゲームだった……俺にとって、本当にゲームだったのだ いつの間にとり憑かれていたのだろうか、今となっては永遠に闇の中だ だが、その時……ゲーム脳は消え始めていた 桃娘の力のせいだった あの尿には不老長寿の効果、不治の病を治す効果があったからだ 何度も聖水を飲み、ゲーム脳は消え 俺は自分自身を取り戻す しかし、時は既に遅かった 俺はもう、戻れないところまで来ていたのだから…… * 不幸は重なっていく 桃娘が倒れたのだ もともと成人出来る様な食生活ではない 都市伝説によって生かされている状態だった 聖水──尿──は徐々に甘くなっていた 腎臓や血管はどうしようもない程に傷み、糖は尿に漏れ出していた 今にして思えば、網膜も傷んで視力もあまりなかったのだろう あの桃の種を埋めた……あの場所から見える爽快な景色も 桃娘には見えていなかったと思うと、胸が苦しくなる 癒しの魔法をかける だが、一向に回復はしない 俺の魔法ではこの病魔には勝てなかった 桃娘の都市伝説が消えかけていたのだ そういう寿命を背負った都市伝説だったのかもしれない このまま消えてしまえば…… 都市伝説によって生かされている状態の桃娘は生きることが出来ない だが、俺には何も出来なかった そして、ある夜に桃娘は死んだ あんなに元気だった桃娘が…… 俺は悲しみを感じていた こんなに感情が溢れたのは、いつ以来だろう * 魔法──術式──を構築する 死んだものを生き返らせる魔法 詠唱する 徐々に命が戻っていく少女 だが、俺の体は魔法に耐えられない あまりにも高度な術式 急いで創り上げた術式に、バグがあったのだ 皮膚が裂け、血が噴出す それでも詠唱は止めない、止められるはずがない 眼を開く少女 意識が戻っていく 血まみれの俺を見て、口を開く ぃたぃの……ぃたぃの……とんでれぇ お前は何を言っているんだ 自分の置かれた状況が分からないのか 俺の傷のことなど後でいい 俺の為に泣くな 俺にはそんな価値は無い ぃたぃの……ぃたぃの……とんでれぇ お前は馬鹿なのか 嗚呼、そうだ……お前は白痴だったんだな どうしようもなく愚かで……どうしようもなく純粋な娘だった * 俺は詠唱を止める この魔法では、この娘を助けられない 死ぬ直前に戻すだけの魔法では、この娘を助けられない だから、俺は別の魔法を詠唱する 俺の組んだ術式の中で 最も短く、最も効果が弱く、最もダサい詠唱魔法 効果は肉体の再生……掌に収まる程度の傷を癒す術式 最も暖かい響きを持ち 最も優しい心から生まれた詠唱魔法 とんでれ 桃娘の口に合わせて呟く、何度も……何度も…… 癒される傷 笑う桃娘 何を……俺は何をやっているんだ…… 桃娘の遺体の前で俺は自失する * 朝がやって来た……運命の朝だった 問いかける声 嗚呼、そうだな……俺が殺した様なものだ 少年と対峙する だが、少年を殺すつもりなど最初からなかった 戦う意味などなかったが 手ごたえが無さ過ぎるのも、少年にとっては良く無いだろう 少年には、考えた上で……納得した上で殺して欲しかった しかし、少年は俺を殺せない 仕方ない、俺はあの魔法を使う 少年の契約者を殺した魔法 上手く避けろよ……そして、仇を討て だが、再び邪魔が入る 華奢な女 己を犠牲に他人を救う 馬鹿なことを考える人間がここにも居たか ダメだ、少女を避けられない 斬り落とされる右腕 驚愕……そして、安堵 助けられた、また命を奪うところだった しかし何故、俺は生きている 生きている価値など無いのに どいつもこいつも、甘すぎる * これはゲームだ ただし、主人公は俺ではない 主人公は少年、俺は悪い魔法使い 役割を演じる だが、これは誰でもない俺自身が選んだ役割 俺は倒された 悪い魔法使いは倒された ならば、世界は平和にならなくてはならない 物語の結末はいつだってハッピーエンドであるべきだ 俺が子供の頃に夢見た冒険の結末は、いつも幸福に包まれていた 世界が無理でも、少年は幸せを手に入れなければならない これが、このゲームのルールだ 俺は魔法を詠唱する バグを取り除いての詠唱 だが、この術式では足りない もう魔力が足りない 人の命を操作するには出力が足りない 術式に新たな一文を加える 天より降りしは水……命の水……我が命の水…… 俺の生命力を流し込む 桃娘からもらった長寿の力を全て注ぎ込む 今度は巧く組めた 疲れた もう、休もう アイツの遺体がある、あの場所で眠ろう 都市伝説が現実に存在するのだから、死後の世界もあるのかもしれない だが、アイツは天国で……俺は地獄…… もう二度と会えはしない * 俺は都市伝説が嫌いだ 都市伝説がなければ…… 俺はこんなにも苦しまずに済んだはずだ あの娘も自然に生きることが出来たはずだ あの少年の大切な人の命を奪わずに済んだはずだ 多くの者達を傷つけずに済んだはずだ 都市伝説などこの世に必要ない 俺は都市伝説が嫌いだ これは誰も知らない物語 語られるべきではない物語 語られた物語は都市伝説となるかもしれない こんな物語を元に都市伝説を生んではいけない だから、誰にも語らない ── これは、誰にも語られることの無いはずの物語 ── * 前ページ次ページ連載 - 喫茶ルーモア・隻腕のカシマ
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作成日:2006.0804金 更新日:2008年11月24日17 05 07 情報蒐集サイト 犯罪 愛玩動物を飼育している漫画家 教員免許を持っている漫画家教授職にある漫画家 教授職にあるアニメーター 宗教創価学会 幸福の科学 死んだ作家 その他 情報蒐集サイト 漫画家履歴 漫画本エッセイ http //www.gw-d.com/manga/ 漫画家地図 漫画家マップ(北海道) http //www.coara.or.jp/~arakei/mmap1.htm 漫画家の墓 マンガ家のお墓 http //kajipon.sakura.ne.jp/haka/h-manga.htm 漫画家の収入 sawadaspecial.com 漫画家・長者番付 http //sawadaspecial.com/mt/archives/000291.html 漫画家の生年 100年500人 SF/ホラー/ファンタジー漫画家生年表・暫定版 http //www2s.biglobe.ne.jp/~ttsyhysh/list/seicomic.html 受勲した漫画家 コミック/受勲者一覧 - Woshare Wiki http //internet.kill.jp/wiki/index.php?%A5%B3%A5%DF%A5%C3%A5%AF%2F%BC%F5%B7%AE%BC%D4%B0%EC%CD%F7 犯罪 野々村秀樹 女アシスタント強姦。週刊現代 17.4/30号 鋭利菊 タイで幼女売春。 蛭子能収 1998.11 東京都新宿区歌舞伎町の麻雀店で麻雀賭博の現行犯で逮捕 島袋光年 27歳時2002.0807 女子高生売春。逮捕。http //www.yomiuri.co.jp/00/20020807i408.htm 大羽久枝 42歳時2005.0605 母親の死体遺棄。逮捕。http //news.tbs.co.jp/part_news/part_news1205798.html 小畑健 37歳時2006.0907 銃刀法違反。逮捕。http //www.sankei.co.jp/news/060907/sha015.htm 倉田真由美 2006.1129東京国税局に対して1800万円の所得隠しhttp //news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3435961.html 板垣恵介 飲酒運転。 ぢたま某 同人誌を作る為の金を読者から徴収するが同人誌の発行も返金も無し。 ぱらスィー Winny利用。火の着いたタバコをアシスタントに投げ、アシスタントは退職。 ちまきing Winny利用キンタマウイルス感染。 土山にう Winny利用キンタマウイルス感染。 コゲどんぼ 宮城とうこに自分の血で書いたという内容の赤字のファンレターを送る。 愛玩動物を飼育している漫画家 ばらスィー 犬を2匹 山田秋太郎 フェレット 平野耕太 猫を数匹 道満晴明 猫 赤塚不二夫 猫 中川翔子 猫3匹と亀 大雪師走 ハムスター 教員免許を持っている漫画家 士郎正宗 冨樫義博 江川達也 みずしな孝之 重野なおき 教授職にある漫画家 長谷邦夫 大垣女子短期大学・椙山女学園大学・中京大学・宇都宮アートアンドスポーツ専門学校 小説・シナリオ科大衆文藝演習講師 ひすゎし 大垣女子短期大学デザイン美術科准教授(軽音部顧問) 松本零士 宝塚造形芸術大学教授、京都産業大学客員教授 モンキー・パンチ 大手前大学人文科学部メディア・芸術学科マンガ・アニメーションコース教授 牧野圭一 京都精華大学芸術学部マンガ学科教授 竹宮惠子 京都精華大学マンガ学部マンガ学科教授 やまだ紫 京都精華大学マンガ学部マンガ学科教授 板橋しゅうほう 京都精華大学マンガ学部マンガ学科教授 さそうあきら 京都精華大学マンガ学部マンガ学科教授 六田登 京都精華大学マンガ学部マンガ学科客員教授 タナカカツキ 京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科客員教授 教授職にあるアニメーター 杉井ギサブロー 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科教授 小川博司 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科教授 くずおかひろし 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科教授 富野由悠季 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科客員教授 りんたろう 京都精華大学マンガ学部アニメーション学科客員教授 宗教 黒田みのる ス光光波世界神団教祖。 山本鈴美香 父親と共に神山会教祖。 小泉吉宏 浄土真宗大谷派 のむらしんぼ 浄土真宗大谷派 中城けんたろう 天理教 長谷川町子 キリスト教 山本夜羽 キリスト教 徳田ザウルス プロテスタント(日本キリスト教会) あすかあきお モルモン教 創価学会 渡瀬悠宇http //www.sokagakkai.or.jp/world/world_m/member06.html ゆでたまご 芝しってる 石井いさみ 幸福の科学 さとうふみや 大石望 菊池としを なんばらばん 死んだ作家 漫画家訃報リスト http //picnic.to/~gogowest/main/mourning.htm deadman 2 〈訃報系blog〉 http //d.hatena.ne.jp/deadman2/archive?word=%2a%5bcomic%5d 分野別自殺者一覧(3) http //www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/dazai/write.html#comic 自殺した漫画家 http //www7a.biglobe.ne.jp/~kikikirinnoki/taxpayers/suicide/mangaka.html うらべ・すう 2001.1007脳内出血 うーとむ 2006.0109 刹奈 2005.1222心不全 千葉毅郎 2003.0329癌 武田ゆういち 2005.08 青柳裕介 2001.0810耳下腺基底細胞ガン 柴山薫 2007.04心不全 ちばあきお 1984.0913自殺 横山泰三 2007.0610肺炎http //www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070610it12.htm しんがぎん 拒食症http //www2.plala.or.jp/TAKIHARA/ouen/shinga.html 秋玲二氏http //www.sankei.co.jp/news/060225/dea042.htm 徳田ザウルス 2006.0324http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20060324k0000m060032000c.html 中野豪http //www.mediaworks.co.jp/go.php 居村眞二http //a-nakajima.cocolog-nifty.com/ntnet/2005/09/post_a3fc.html 山根赤鬼http //www.japandesign.ne.jp/EXPRESS/030702/024.php 加藤芳郎 呼吸不全http //flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM PG=FLASH 小菅勇太郎 悪性リンパ腫http //www33.ocn.ne.jp/~watermelon/ 中尊寺ゆつこ S字結腸癌http //www.chusonji.com/flash.html 松阪れぃあ 急性心筋梗塞http //www2u.biglobe.ne.jp/~trap/Tsubuyaki/tsubu-03.html 堀部秀郎 急性心不全http //www.diana.dti.ne.jp/~horibe/ 斉藤智晴 滑膜肉腫http //www.ocv.ne.jp/~la-saito/ 犬丸りん 飛び降り自殺http //www.asahi.com/national/update/0911/TKY200609110088.html はらたいら 肝臓癌http //www.kochinews.co.jp/0611/061111headline01.htm 石川賢 急性心不全http //www.sankei.co.jp/news/061116/bun005.htm すぎ恵美子 2007.0210胃癌http //www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070213021.html 山﨑あつし 2006.1225交通事故死http //kyou-yami-space.spaces.live.com/blog/cns!BE4FBE4876328BDC!166.entry アニメーター 高橋美代子 刺殺http //www.asahi.com/national/update/1229/017.html 原画家 岩崎考司 脳卒中 2007.0221 その他 水木しげる 左腕を戦争で失う。 ひさうちみちお 色盲。 原田将太郎 色盲。 原哲夫 円錐角膜。 幻超二 サルコイドーシスで網膜剥離。 小林よしのり 片目が緑内障で片目が白内障。 一条ゆかり 緑内障。 たなかみる 境界性パーソナリティ障害。 きみおたまこ 手首自傷・精神病院入院・離婚・子供あり。 新井祥 半陰陽。 雨宮じゅん 男から女へ性転換。 長谷川町子 遺骨が多磨霊園から盗まれ脅迫状が届くが無事戻った。 高橋陽一 2007.0320 事務所が盗難に遭い現金約50万円が盗まれる。 平野耕太 弟はライフル銃の免許を持っている。父親が貴金属地金商で平野貴金属精錬所を営む。 岡崎京子 親は床屋。 G=ヒコロウ 弟あり。 針すなお 合気道7段。 2004.1228 アニメーターの高橋美代子が姉の高橋明美に刺殺される。http //www.asahi.com/national/update/1229/017.html 絵描き 寿志郎 脊椎損傷で半身不随