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【種別】 人名 【初出】 とらドラ!vs禁書目録 【解説】 黄金系魔術結社『暗闇を拭う夜明け』に所属している女魔術師。 外見は20歳くらいのお姉さん。 魔術サイドの人間だが、車の運転はともかくとして、 猛獣捕獲用ネット銃の扱い方や、『密着微生物』などという科学サイドの技術にも何故か異常に詳しい。 自身の境遇を語るときも、真空管とLSIの関係を持ち出したりしている。 火星の密着微生物を迎える為の前実験として『火星の土』で作られた、 『爆発的な繁殖力を持つ密着微生物』を絶滅させるため、学園都市に侵入。 たまたま居合わせた上条当麻とインデックスを巻き込み、 警備員や『火星の土』責任者の微細乙愛と戦闘を繰り広げた。 当初は密着微生物の絶滅を狙う理由を、 「もし地球に拡散したら、全ての生命体を脅かす為」だと説明していたが、 本来の目的は、大きな仕事をこなして名を売ることで、 衰退した『暗闇を拭う夜明け』を復興すること。 本来の目的を聞いた上条は、目的に対してある程度の共感を示して彼女に協力。 『火星の土』内の密着微生物の絶滅に成功した。 なお、直接彼女と対峙した微細乙愛は、 『直接コンタクトを取っていた火星の密着微生物に関係する詳細な情報を、 魔術サイドである彼女がどこから入手していたのか?』 という疑問を抱いており、 それに対し交信相手である密着微生物は、 「自分たちと敵対する群体が魔術サイドに助けを求めた事に依るものだろう」 と回答している。
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* * * <とある魔術の禁書目録・最終巻嘘予告> ―― ついに記憶喪失がバレた上条。 「う、ウソだよね、とうま?」 すがるように上条を見つめるインデックス。 しかし上条は残酷な真実を告げるとともに、その白い少女を突き放す。 「……ごめん。俺は、お前を助けた『上条当麻』じゃないんだ」 インデックスという名の少女は、目を見開いて『上条当麻』を見た。 その時の彼女の目を彼は忘れないだろう。 裏切られたような、深い悲しみに彩られたその瞳を。 ――上条勢力に敵対する学園都市。 「『幻想殺し』は虚数学区の自我の生成という役目を果たしている。 アレは既に行程の短縮に不要。むしろ、障害となりうるだろうな」 アレイスターは目の前の魔術師に普段と同じ口調でそう言った。 つまり『上条当麻』は邪魔である、と。 それはいずれ障害となるだろう上条を消すと言っているのと同義。 ただ事実のみを述べた男を睨み、魔術師――土御門元春は歯噛みした。 ――真実は次々と明かされていく。 「なんでそんな事黙ってたのよ…… 知らずに接してた私が馬鹿みたいじゃない!」 ぱあん、と平手打ちの音が通りに響く。 御坂美琴は少年に『能力』を使うことはあれど、手を上げたことは一度も無かった。 その事実が、彼女の怒りの度合いを表している。 バチ、と美琴から青白い火花が放出される。 徐々にその勢いは苛烈なものとなり、絶え間なく鳴り続ける放電の音は数多の鳥が鳴いているかのよう。 美琴はゆっくりと右手を前に突き出し、拳を握り―― 「……レベル5、『超電磁砲』御坂美琴。――私は、今からアンタを倒すわ」 ゆっくりと拳を開き、手のひらを少年へと向けた。 ―― 襲い来る知人たち。 「あの子を悲しませる存在は僕の敵だ。 良かったね、上条当麻。遂に君は、僕の明確な『敵』になった」 振るわれる炎剣。それを咄嗟に『幻想殺し』で防ぐ。しかし、 「君の戦術は知っている。『幻想殺し』さえ防げれば、後は殺すのも簡単だということもね――!」 『幻想殺し』を、ステイルは素手で掴み取る。 幻想でもなんでもない生身の素手。しかし、幻想でない故に『幻想殺し』を無効化できる唯一の手段。 ステイルの表情が愉悦に歪み、『上条当麻』は恐怖と驚愕で声も出せない。 そして、『幻想殺し』を掴んでいるのとは逆の手に、もう一本の炎剣が生み出される――! 一人一人の問題が複雑に絡まりあい、一つの物語と化す。 その物語は、どんな形で収束するのだろうか。 「それでも、とうまはとうまだよ……私がだいすきな、とうまなんだもん……!」 ―― 次巻、禁書目録シリーズ最終巻。堂々の完結! エロじゃなくてごめんな( A`)
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【種別】 人名 【元ネタ】 ギリシャ神話に登場する、大工のダイダロスに由来していると思われる。 ダイダロスには、塔に閉じ込められた際に人工の翼を作り 飛んで逃げたという逸話がある。 Wikipedia - ダイダロス 【初出】 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟- 【CV】 斧アツシ 【解説】 オリオン号の機長を務めていた人物で、シャットアウラ=セクウェンツィアの父。 本編から三年前、 機長としてオービット・ポータル社のオリオン号による開業記念試験飛行を行っていた際、 スペースデブリの接触によるエンジンブロック損傷という事故が発生してしまう。 絶望的な状況に副機長が錯乱し、操縦席を離れてしまっても最後まであきらめずにオリオン号を操縦し、 なんとか第二三学区への不時着を成功させた。 このオリオン号事件は乗客乗員88名が奇蹟的に生還したことから、 『88の奇蹟』の名で世間に知られている。 しかし、実際にはディダロスはこの事故で死亡しており、 「居ないはずの89人目」が「88人」の生還を演出していたのだった。 事実が判明した際には世間は既に『88の奇蹟』の話題で持ちきりだった為に、 事情を知る者達は風聞を恐れて機長死亡の事実を黙殺し、一般に発表しないまま現在に至る。 『88の奇蹟』の裏側には鳴護アリサの力もあったものの、 ディダロス自身が最後まで諦めなかったからこそ奇蹟が起きたとも考えられる。
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【種別】 人名 【初出】 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟- 【元ネタ】 spear-head「槍の穂先」転じて「最先端」の意味もある。 はいむらきよたか氏によれば造形モチーフはサンソフトの格ゲーのキャラとの事 【CV】 瀬戸麻沙美 【解説】 イギリス清教『必要悪の教会』に所属する魔術師の少女。 ステイル=マグヌスの弟子であり、水のエレメントを使役する魔術を得意とする。 しかし実際には自分で魔術を習得しているものの何かしら行き詰ってしまい、ルーン魔術を取り込めないか画策しており、 ステイルを師匠と呼んでいるのも尊敬ではなくバカにしているだけらしい。 ちなみにジェーン=エルブス、マリーベート=ブラックボールと共にステイルへの評価は「師匠ってば可愛い」とのこと。 劇場版でのやり取りなどを見るに、なんやかんやで信頼はしているようである。 デザイン上のモチーフは『魔女』で、 弟子3人の中では最もスタンダートなイメージの魔女服を着用している。 胸元に付けた赤い十字のブローチはイギリス清教所属の証。 劇中で車を運転しているが、免許を取得できる年齢なのかは不明。 エンデュミオンを巡る一件ではステイル達と共に学園都市に侵入。 「魔術・科学サイドの戦争の引き金となりかねない」と目された鳴護アリサを襲撃し、 上条当麻・インデックス両名と交戦した。 その後も同じく弟子であるジェーン、マリーベートと共に行動し、 エンデュミオン倒壊を防ぐため基部の破壊に向かったステイルをサポートした。
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とある空想の未知世界(ストレンジワールド) 【本文】 序章 第一章 それぞれの少し違う日常 In_Unknown_World 第二章 それぞれの物語の始まり Respective_Movements 行間1 【初出】 2011/03/23禁書自作SSスレPART10で連載開始 【著者】 10-276(トリップなし) 【あらすじ】 ある日 上条はステイルに霊装の破壊を頼まれ、インデックスと共に向かう。 上条がその箱に触れた瞬間、箱が壊れ術式が展開されてしまった。 煙が晴れた後に上条が見たのは、高校生になったインデックスとステイルだった。 【解説】 22巻後のパラレルワールドの世界を舞台にした物語 上条は復活済み
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学園都市が誇る超能力者(レベル5)。 彼らの能力はまさに超常の息の産物であり、そしてそれらを納得させるだけの力を持つ。 故に、この学園都市でさえも本当の超能力者はたったの七人。 その中でも彼らの『計画』に携わるのは僅か一名。 ありとあらゆるピースを手当たり次第にかき集め、積み木をくみ上げる。 まるでそれは駄々をこねる幼子の如し。 否。 幼子は成長し、それを自制によって押さえ込むことも出来る。 しかし、彼らは違った。 駄々をこね続け、そしてついにはその駄々を通すために世界そのものをすら改変させるという思考は、もはや赤子にすら劣る妄執とさえいえよう。 何よりも精力的に、誰よりも欲深く、そして如何なるものよりも真摯に追い続ける。 己の願望を満たすために。 そして、彼らは新たなピースを見つけ出す。 世界からはじき出され、如何なる存在へも、如何なる世界へも到達しうる至高の欠陥品(マスターピース)。 世界から疎まれ、呪われ、捨て去られて、忘れられた彼は、その世界の可能性を受け継いでしまう。 それは如何なる世界であろうとも己を変質させるという惰弱。 一見すれば強いようで誰よりも脆く濁ったその核。 足りないのならば補えばいい。 持っていないのならば手に入れればいい。 その歪んだ願望こそが彼の本質。 故に、彼らが手に入れたそれこそ、学園都市にて認定された『8人目』の超能力者(レベル5)。 その名前は――― 「・・・平和だ」 そして、彼。 シン・アスカは一つあくびをして放課後の緩やかな一時を過ごしていた。 様々なものが集う学園都市、何の変哲も無いファミリーレストラン。 そのボックス席の一つをまるで独占するかのように、シンは緩みきっていた。 机に突っ伏し、穏やかに午後の日差しを受けるその姿はまるで本能を忘れた飼い猫のよう。 目の前にある珈琲は、やはり一流とは違うものの、そもそも単に彼は珈琲が好きと言うだけで味には頓着がない。 カフェインが取れて頭がしゃっきりとするならば何でも良いが、今はただ、この平穏を味わいつくすことを目的としている。 もしその姿をかつての世界の仲間が見たならば思わず目を疑い眼科に駆け込み精神病院に相談をしに行くほど。 彼の姿はかけ離れていた。 「あぁ、こういうなんでもない日々・・・素敵だ・・・すばらしい・・・」 その瞳は恍惚に憂い、赤い瞳は陽光に照らされてまるでルビーのごとく煌いている。 周りの客は勿論、気にしない。 店員も、ひそひそと何事かつぶやいているが、今の彼には些事に過ぎるといえよう。 照らされる太陽のなんとまぶしいことか。 「いらっしゃいませーお一人ですか?」 窓の外に広がる景色のなんとありふれたものか。 「一人よ。あぁ、席は良いわ。人を待たせているの」 当たり前の日常が、当たり前に続いていく。 「えぇ、彼氏よ」 それはあまりにも美しく、尊くて。 「時よ止まれ、お前は美しい・・・」 「あら、そこまで言ってくれるなんて・・・足りないお頭になにか入れたのかしら?シン」 かけられた声に、彼は絶望した。 人が真正面に座る気配とクッションがきしむ音。 そして、投げかけられる視線はまるで彼を舐める様に愛でつける。 今まで緩んでいた彼の意識が固まる。 窓の外を見ていた首が、ぎしぎしと音を立てるように壊れた発条人形のような動きで前に向けられていく。 あぁ、何で気がつかなかったのか。 何故忘れていたというのか。 かつて、たった今彼と同じことをつぶやいたかの博士が。 ―――ゆっくりと前を向く。 最初に目に入ったのは柔らかなウェーブを描くような茶色の長髪。 「ねぇ、シン」 悪魔と契約をしていたということを。 その悪魔によって魂を、己の全てを奪われたことを。 ―――豊かな肢体を女の子らしい、しかし下品ではない洋服に身を包み、首には赤い宝石があしらわれた黒いチョーカー。 向けられる瞳は髪と同色に、それで居て艶やかさをかもし出す魔性。 「いい加減」 甘い言葉と甘い誘惑。 そう、かつて自分が己の『世界(家族)』を失ったときのように。 ―――かけられる声は優しく、甘く、それで居てどこか有無を言わさぬ絶対者のそれ。 雄(オトコ)を見つめる雌(オンナ)の瞳。 「何か言えっつってんのよ。いい加減目を覚ませこのろくでなしの屑野郎」 突如として今までの優しさを微塵も感じさせない絶対的な声色と、睨み付ける瞳に変化した彼女。 学園都市が誇る超能力者(レベル5)第四位、『原子崩し(メルトダウナー)』、麦野沈利を前にして。 彼は再び思い出した。 そう、幸福とは。 いつだって唐突に、突然、なんの脈絡も無く奪われるということを。 なぜ、忘却していたというのか。 「・・・麦野・・・」 向ける声に対するは彼女の鼻で笑った嘲笑。 彼女は背もたれに身を預け、手馴れたように店員を呼び出し、手早く注文を済ました。 シンはその姿に深くため息を吐いてから、その体を起こして麦野と相対した。 「・・・なんで窓向いてんのよ」 そう、直接ではなく、そっぽを向いて。 「なんでも良いだろ。てか、おれの憩いの時間を邪魔するな」 「憩い、ねぇ・・・」 麦野はふくれっ面のシンの前にある珈琲カップと、机の端に置かれてある伝票を見比べ、そしてもう一度シンを見つめ 「安物の珈琲一杯で、三時間も粘るような客は、店としても迷惑でしょうね」 「っぐ」 痛いところを突いてきた。 思わず、それが口から息と共に吐き出される。 麦野は軽く優雅に肩をすくめ、吐く息と共に言葉をつむぐ。 「馬鹿ね。この貧乏人」 「いいだろ別に!!経済的だろうが!!」 思わずシンは机を叩くようにして麦野をにらみつける。 その瞬間、真正面に座る彼女があまりにも淫靡に笑みを浮かべるのを見て、思わず顔を背ける。 「あは」 ささやく笑いは、哀れみか、それとも歓喜か。 「やっと、こっちを向いたわね。シン」 「・・・お前が浪費家なだけだろうが」 「それは強者の特権よ。上に立つものは、それ相応の義務を全うするの」 突如、彼女の言葉を無視した声に、しかし彼女は淀み無く答える シンはその答えさらに瞳を強くする。 そこには、先ほどまでの緩みきった日向ぼっこをする猫の姿は無く、まるで鍛え抜かれた兵器を思わせる一種の威容を漂わせて。 「そんなのは上に立つものの傲慢だ」 「傲慢こそ強者の義務よ。傲慢を得たいのならば努力しなさい、とね」 上から見下ろすことこと正しいと、救いをもたらすなど無用だと断ずる彼女。 上に居るなら救わねばならぬというのが彼の心情、歪み、捻じ曲げられた彼の妄執。 「お前がそんなお優しいこと言うはずが無いだろうが」 「当たり前でしょ?第一、んな下らない虫けらなんかしらねーよ」 妄執は真逆の妄執と相容れることは無い。 否、そもそも妄執(異端)は受け入れられぬからこそ異端(妄執)だ。 そこに妥協点も接地点もありえるはずが無い。 そして、高まりきったシンの沸点は 「だからお前は―――」 「お待たせしましたー。ストロベリーパフェと、モカになりまーす」 「あら、ありがとう」 突如として割って入った店員によって霧散させられてしまった。 シンは、立ち上がりかけた腰を無理やり押し込むように再び席に着く。 それは別に、三時間も珈琲一杯で粘り続けた客を店員が『痴話げんかなら余所でやれ』というような瞳で見られたからではない。 そう、断じてないのだと、心の中でそう言い聞かせるような願掛けをして。 「・・・なんのつもりだ?」 目の前に突如おかれたストロベリーパフェと、妙に期待している彼女を見比べる。 「何って・・・食べさせなさい」 あ、という風に軽く口をあけてちろりと彼女の真っ赤な舌が踊る。 身を乗り出した体は、その豊満な胸によって机を押しつぶす。 ほんの少しだけ顔を赤らめたシンは、 「・・・くそ」 あきらめて、ストロベリーパフェのクリーム部分を掬い取り彼女に差し出す。 にたりと笑う彼女は小さく開けられた口にスプーンをくわえる。 (これは鳥の餌付け、これは鳥の餌付け、これは鳥の餌付け、これは鳥の餌付け、これは鳥の餌付け、これは鳥の餌付け、これは鳥の餌付け、これは鳥の餌付け!!) 周囲からの視線が痛い。 なまじ先ほどまで喧嘩寸前まで話していた男と女。 しかも、両者共にかなりの美形とくれば目立たないほうがおかしいというもの。 それが次の瞬間にはこのような甘い関係を見せ付ければそれは最早必然でしかない。 「って、いい加減スプーン離せ!!」 いつまでも舐めるようにスプーンを加える彼女の舌の動きがダイレクトに伝わる。 ただでさえこのような拷問、早く切り上げたいというのに、しかし彼女は先ほどと同じ瞳。 「ふぃ、や(い、や)」 もごもごと声を出す彼女に、ついにシンも強硬手段に移行する。 普段よりも鋭く研ぎ澄まされた赤い瞳が彼女をねめつけ 「!?っん・・・」 突如麦野は声を上げる。 眉は苦しげに下がり、顔は紅潮する。 それも当然。 シンは強引にスプーンを抜こうとして、逆に彼女の舌に、スプーンをより強く押し付けてしまう。 柔らかな感触が、先ほどとは比較にならぬほどにシンの鋭敏な指を通して伝わってくる。 慣れぬ異質の感触に、一瞬硬直したシンではあるが、すぐさま意識を取り戻し、スプーンを抜く。 「ん」 だが、そうはさせぬというように、麦野は舌と咥内でスプーンをつかむが、まるで力が入らないのかシンは然したる労力も無くスプーンを引き抜く。 その際、咥内から出てきたスプーンにまるですがるように麦野の舌が追いすがり、離れてもスプーンと舌の間に銀の糸が伝う。 しばし、沈黙が二人を包む。 気がつけば周囲もなぜか静まり返っているように思えるが、それは今目の前の怨敵と居る緊張感からくる錯覚だと信じたかった。 「ん・・・やってくれたわね」 「なにがだよ・・・ほら、次行くぞ」 やけに熱をもった瞳を見ないようにしながら再びクリームを掬い取り差し出す。 が、そのスプーンを突然奪われる。 目を向ければ彼女は自分でスプーンをとり、パフェも彼女の前にある。 (・・・自分で食う気になったのか?) ほっと胸を撫で下ろしたシンに、しかしスプーンが向けられる。 彼が先ほど掬ったクリームを乗せて。 「・・・どういうことだ?」 「なにが?さっき食べさせてくれたでしょ?だからお礼よ。食べさせてあげる。味見させてあげる、でもいいけれどね」 「わけがわからん。お前いい加減っんぐ!?」 一瞬の油断で、シンはスプーンを口にねじりこめられた。 甘い味わいと、熱い舌にとろけるクリームが咥内に広がる。 かなり強引だったので、クリームが落ち、ズボンを汚す。 (これは、洗濯しないとだめかよ) と、やけに所帯じみた思いを抱いているのを彼女の言葉がさえぎる。 「・・・このままスプーンを喉に差し込めば、いくらあんたでも倒せるわよね?」 暗い瞳。 色ではなく、そこに宿る心の色。 それを察したシンは彼女をにらみつける。 やるならばやれ。 ただしその時にはお前も道連れだと。 「あは」 笑いは狂気かそれとも悦楽か。 彼女は一言「冗談よ」とつげ、スプーンでシンの咥内をかき混ぜる。 シンは直後、吐き出すようにスプーンを吐き出す。 「いい加減にしろ。お前の冗談は黒すぎるんだよ」 睨み付けるその瞳に満足したように、麦野は腰を落ち着け、スプーンを、先ほど自身の咥内を嘗め回したそれをちろりと舐める。 「さっきの言葉だけど」 「なにがだ」 忌々しくも相手に答えるのは、果たして英断か、それとも無知ゆえか。 さらにどこか子供のようにふてくされた彼を見て、麦野は言葉を続ける。 「強者の義務は、あなたにも適用されるのよ?」 「・・・」 答えは無言。 しかしそれは無視ではなく、無視できぬがゆえの返答であることを彼女は理解していた。 再びスプーンを舐める。 『この人(ご主人様)』の唾液のついたスプーンを。 「強者の義務。上に立つべきものの資質。上に立つものは模範でなくては成らない。そして、この学園では模範とは暴君」 その言葉に、彼女が思い浮かべたのは三人。 一人は学園都市が誇る唯一無二の第一位。 全てのベクトルを操る傍若無人。 暴君の具現とはあれのことを言うのに相違ない。 「だから、善政であれ、悪政であれ、なんにしてもあんたには義務があるんだよ。中庸なんて甘えた中途半端なんざゆるさねぇ」 二人目も、同様に彼女を超える学園都市の第二位。 ありとあらゆる物質を作り出せる反則。 それで居て徒党を組む彼は、誰よりも君主にふさわしいかもしれない。 「そうだろう?学園都市が誇る超能力者(レベル5)」 最後に、一人。 最も彼女が恐れ敬い蔑み憧れる暴君(存在)。 上記の二人など目ではない。 精神も、心情もあまりにも普通。 それで居ながら、自分を傷つけることなく、己を許すことなく。 麦野を屈服/敗北(納得)させた人。 彼女を壊し/殺し(犯し)た存在を。 目の前に居る、暴君などなぎ払う大嵐を。 「言うな」 響く言葉は拒絶のそれ。 赤い瞳に宿るのは怒り以外の何者でもなく、揺るぐことなく彼女をにらみつける。 それで、軽くいきそうになる。 先ほど、舌を犯されたときよりも。 シンの舌を犯したときよりも。 この人のスプーンを舐めたときよりも。 故に、彼女は止まらない。 彼の唯一無二だけを目指す彼女には、止める事などできようはずも無い。 「全ての因果を逆転させて、己の願いをかなえる人」 「だから!!」 机が強く叩かれる。 殺気さえもにじみ出るそれに、彼女の異常は歓喜と悦楽を味わう。 「ねぇ、学園都市超能力者(レベル5)第八位、『因果逆転(ラッキー・スケベ)』、シン・アスカ」 「だから」 そのあまりにもシリアスな雰囲気をぶち壊すその名称を。 「その名前を呼ぶのをやめろっていってるんだろうがーーーー!!!」 それを耳にしたシンがついに叫びを上げる。 つい10分前まで平和を享受していた姿はそこには無く、 まるで認めたくない現実を突きつけられた愚者のように頭を抱えて座り込む。 その姿が可愛くて、彼女は再び自分でパフェを口に運ぶ。 「いいじゃない。そのおかげで生活には困らないんだし。つーか、今更あんた切り離されたらホームレスよ?そのままどっかの怪しいおばさんに身包みはがされてきっとペットにされるわよ?」 そんなことをさせるつもりは毛頭無いことを口にする。 そう、この人には自分を飼ってもらう義務があるのだから。 「あぁ・・・畜生・・・この世には神も仏も居ないのか・・・」 もはや涙を滂沱のごとくに流し続けるそれはまるでおびえる子ウサギのようで可愛らしい。 「あら、良いじゃない。いきなり現れて超能力者(レベル5)仕事もそれで養ってもらえる内にやって置けるし、なにより市民証明もあるんだから」 「・・・だからと言って、なんでお前みたいな悪人とつるまなきゃならないんだよ!!?」 「それはまぁ、あきらめてもらうしかないわね。それに、あなたどちらかといえば悪人よ?守るために殺し続けるなんて、正義の味方のすることじゃないっつーの」 「くそぉう・・・所詮この世は弱いものには厳しすぎるというのか・・・」 再び口にパフェを運ぶ。 イチゴの仄かな酸味と甘みが絶妙なハーモニーを生み出し、麦野は満面の笑みを、彼と出会うまで一度も浮かべたことが無いほどの輝くような笑みを浮かべて、彼に今の実情を突きつけた。 「だからまぁ、お仕事がんばるわよ。ね?『新・アイテム』リーダー」 あまりにも厳しいその言葉に 「あんたは一体なんなんだーーーー!?」 シンは、学園都市によって認定された新たな超能力者はいつも通りの言葉を叫んだ。 おまけ・1 麦野「あ、でも神も仏も居ないけど、可愛い女の子なら居るよ?」 シン「・・・ちなみに聞くが、それは勿論笑いながら人を殺したり、口から下ネタばりの言葉を口にする女の子じゃないだろうな?」 麦野「当たり前でしょ?てか、私だし」 シン「おまわりさーん!!ここに嘘つきがいるぞーーーー!!と言うか、何で今日に限ってこいつしか来ないんだよーーーー!?」 最愛「・・・ごふ・・・」 フレンダ「ま、まさか副リーダーがここまでするなんて・・・」 最愛「し、シンが・・・あの人の毒牙に・・・・」 フレンダ「さ、最愛!あまり動いては体に」 最愛「そうなったら・・・シンを寝取って私達は添い遂げる!!っごほっごは!!」 フレンダ「・・・あぁ、思ったよりも平気そうですわね」 滝壺「・・・浜面、今日はどうするの?」 浜面「まぁ、さっきの言葉のとおりにするしかないだろうなぁ・・・さもなけりゃ、俺達もあいつらの仲間入りだ」 滝壺「判った。じゃあ、今日は浜面と一緒に居る」 浜面「お、おう(・・・しかし、あいつと一緒に居たいからと言って他のやつらを半殺しにすることもないだろうに・・・女は怖いねぇ)」 おまけ・2 目録「とーま!とーま!!あの人たちなんかラブラブなんだよ!?」 不幸「・・・おい、インデックス。あまり刺激するなよな・・・」 目録「はい、とーま。あーん」 不幸「えーっと・・・何がしたいんですか?インデックスさん?」 目録「むー!あーんなんだよ!!私達も愛を確かめ合うの!!」 不幸「ははは、インデックスさん、それは幾らなんでも無理と言う・・・痛ってーーーー!!こ、こらかむなインデックス!!」 目録「女心がわからないとーまにお仕置きなんだよ!!」 不幸「だーーー!!不幸だーーー!!!」
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【種別】 人名 【初出】 とらドラ!vs禁書目録 【解説】 現役の学園都市の学生という若年ながら、 火星で発生した密着微生物、並びに研究施設である『火星の土』研究責任者を勤める才女。 外見年齢は上条当麻と同じくらいで、どこかの学校のブレザーを着ているが、 それが不自然だと感じるくらいの妖艶な雰囲気を纏っている。 車の運転が出来ないことが「当然」とされている為、年齢は高校生か、あるいはそれ以下の可能性がある。 周囲の仲間からは「微細博士」と呼ばれていることが確認できる。 名称等の詳細は不明だが、『衝撃の伝わる指向性をある程度優先的に決定する』能力を持つ。 この能力とスタングレネードによって散布した微粒子を利用することで、鞭の射程を伸ばして攻撃する。 フレイスのことを「アナログ魔術師」呼ばわりするなど、科学サイドの人間でありながら魔術の存在を把握している。 火星の密着微生物からのメッセージを直接受け取った人物であり、 彼らを地球上で保護する為の実験を行っていた。 その結果、『火星の土』にて「爆発的な繁殖力を持つ、しかし自意識を持たない密着微生物」を生み出す。 『火星の土』の微生物を危険視し、自身の目的とも一致したフレイスが襲撃を仕掛けてきたためこれに応戦するも、 上条の乱入もあり敗北。 『火星の土』の密着微生物は失われたものの、 新たな人工衛星を用いた密着微生物の地球への帰還の可能性を彼ら自身に話すなど、 その目的自体は失われてはいないようだ。
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【種別】 概念・理論 【初出】 とある魔術の禁書目録 PSPゲーム版 麦野沈利編 【解説】 木原数多の提唱する、特殊な空間理論。 この世界においてn次元の物体を切断すると、断面はn-1次元になる。 3次元ならば2次元、2次元なら1次元。 ならば1次元を切断すると0次元になるはず、という理論を基礎とする。 現在の所、0次元は誰にも観測できていないが、 上記の理論に従うのならば、『1次元の点』を切断できれば引きずり出せる筈である。 しかし、現状では具体的な手段が存在せず、机上論となっている。 0次元と3次元の世界は対応しているが、3次元世界の広さに対して0次元は「1点」しかない。 0次元の「1点」という『世界の全て』さえ手元にあれば、3次元の全ての座標とリンクが可能であり、 ワープやテレポートの為の中継ポイントにできる。 他の空間移動と違うのは、その力が距離や重量に全く左右されないという点。 銀河の果てまで飛べる能力者など存在しないが、 この方式なら欲しい物、必要な物は銀河の果てからでも手元に引き寄せ、 いらない物、嫌いな物は全部まとめて銀河の果てまで吹き飛ばすことが出来る。 しかも能力と違い、いつでも自由に、どこでも好きなだけ干渉可能という、想像を絶する理論。 木原数多によれば、その『切断方法』には『原子崩し』が持つ、 『量子論を無視して電子を曖昧なまま操る』特性が相応しいらしい。 実際に、木原を下した麦野はその後、『0次元の極点』を手にしている。
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【種別】 霊装 【元ネタ】 アグニ神が持つとされている火の特性、もしくはアグニ神が所持する物品のいずれか。 Wikipedia - アグニ 【初出】 とある魔術と科学の群奏活劇 書籍ではとある魔術の禁書目録 ロード トゥ エンデュミオン 【解説】 魔術結社『天上より来たる神々の門』が所持する霊装。 本来の伝承では雷と炎によってすさまじい破壊を起こし神の敵を滅ぼす力を持つ。 人間にも扱えるようかなりダウンサイジングされているが、 それでも強大な威力を持ち、使用には適正と才能が求められる。 作中ではシヴァ系の術式でアレンジを加えた『アグニの祭火』、 及びアグニの祭火を経由して術式の端末から力を取り出し、 限定的に小規模な爆発を起こす術式が使用された。 また、破壊の力を持つ一方で「記号的な意味を込められた光・祭火」としての性質も持ち、 情報を光のメッセージとして送信する伝達手段としても利用できる。 『天上より来たる神々の門』による学園都市全域を破壊する作戦のため、 アグニの祭火としてアレンジした状態で学園都市の風力発電プロペラに仕掛けられた。 また、ソーズティ=エキシカによって端末に手を加えられ、 小規模な爆発を起こす術式としても使用される。 元々ソーズティはこのアストラを使いこなす適正が低く、 アレンジを加えることでかろうじて操っていたが、 上条当麻がウレアパディー=エキシカ(未編集)の戦闘の際には自らこのアストラを使用。 インデックスの協力で上条に情報を伝達することに成功し、勝利の一因となった。
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今週の、とかいいつつ不定期に変わるTOPの改変コピペ・AAのリスト。 別にそのまま消してもいいが、もったいなかったので。 「黒歴史」 大学時代の情報系の講義でインターネットを使った時 みんなが自分の好きなアーティストやゲームのページを見てる時に 自分だけこれみよがしに萌々木wikiにつないでメンバー一覧とかを周りに見せてたこと しかも「このページって何だよ」って聞かれた時に 「ヤバイ奴らの集会所みたいなもん」とか答えたこと さらに友達にwikiへの行きかたを教えるためにヤフーで萌々木 wikiって検索させて でてきたリンクをクリックして萌々木のトップページが表示された瞬間に そいつの耳元で「Welcome to Underground」ってささやいたこと 「夢」 \ \. \. \ _______ \ r'´ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`、 . ___ l} 、 \ヘ,___,_ ______/ .__| .|___________ |l \ | | |、 .. | [], _ .| [ニ] |l'-,、イ\ | | ∧,,,∧ . | .. ヘ ̄ ̄,/ (__) |l ´ヽ,ノ | | (´・ω・`) ,l、  ̄ ̄ |l | | | |,r'",´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、l |l.,\\| | | ,' ... .. ll そうだ |l | | | | ... . . |l これは夢なんだ |l__,,| | | | .... .. |l 俺は今まで永い夢を見ていたんだ |l ̄`~~| | | | |l 目を閉じてまた開いた時 |l | | | | |l 俺はまだ大学一年生の春 |l | | | | ''"´ |l 起きたらしっかり一限の授業から出て |l \\[] | | | |l 友達と学食でご飯を食べて談笑して |l ィ'´~ヽ | | ``' |l 夜には彼女とデートに行ったりしてさ |l-''´ヽ,/ | | ''"´ |l アニメのイベントなんて行かずに、単位も全部取って・・・ |l / | \,'´____.. _`l__,イ l}ィ | `´ `´ 「ブランド」 僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。 「ああ、自分は天下のアニ研部員なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。 激烈な入学試験を突破してから2年。 サークルに入った日のあの喜びがいまだに続いている。 「萌々木アニメーション学院」・・・・・ その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。 アニ魂を作った先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。 しかし、先輩方は僕に語りかけます。 「いいですかなwww伝統というのは我々自身が作り上げていく物なのですぞデュヒヒwww」と。 僕は感動に打ち震えます。 「人が何をしてくれるかを問うてはならぬwww君が人に何をなしうるかを問いたまえコポォwww」 僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。 でもそれは将来日本のサブカル界をになう最高のエリートである僕たちを鍛えるための天の配剤なのでしょう。 日本を作りあげてきた先輩はじめ先達の深い知恵なのでしょう。 アニ研を卒業し社会に出ることにより、僕たちアニ研部員は伝統を日々紡いでゆくのです。 嗚呼なんてすばらしき萌々木アニメーション学院。 知名度は世界的。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。 素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。 「ご職業は?」と聞かれれば「アニ研部員です」の一言で羨望の眼差し。 合コンのたびに味わう圧倒的なアニ研ブランドの威力。 立正に受かって本当によかった。 「カイジ:不適合者」 / / /\/ /\\\ |///| /\l| |l/ \|\ |=== | ==== ||⌒| |ゝ ゚// ゝ ゚ ノ ||.6| | // u  ̄/ || | ( __っ / u ||_ノ\ |――――― || |\ /ヽ 二 /| /ヽ \ /|二二 / ヽ / | / |二二二\ / | / ヽ / | / | | ./ ||ヽ / |/| | | / || \ || | | / / || \__/ ||/\ | // \| オレはダメだ つくづくダメ・・・ 大学の他の連中のように うまく取り入ることができない 結果浮き 疎まれてしまう まさに典型的社会不適合者 天邪鬼 損ばかりだ・・・・ この難儀な性格のせいで オレは行く先々から上から睨まれ 毎度損な役回りを負わされる そしてなんというか・・・ 始末に悪いのは・・・・ オレにはその方が心地良いというか・・・ 楽なのだ 他人とぬるぬる係わって 作り笑いするより数段 楽 結果 毎度繰り返しているいつものパターン 結局サークル以外に居場所はなく、「アニ研」という沼にズブズブはまっていき 気が付けばキモオタ扱い・・・ 「初カキコ」 初カキコ…ども… 俺みたいな大学生で萌々木wiki見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは 今日のサークルの会話 あの流行りのアニメおもしろい とか あのフィギュアほしい とか ま、それが普通ですわな かたや俺は電子の砂漠でモモギたんを見て、呟くんすわ it a aniken wolrd.暇人?それ、誉め言葉ね。 好きな音楽 Fiction Junction 尊敬する人間 富野由悠季(声優泣かせはNO) なんつってる間に昼の2時っすよ(笑) あ~あ、単位の取得が辛いね、これ 「よっきゅん」 | | \ コ / ____ , -‐……‐--. . . 、 \ | | / \ ミ / /. ヽ-‐. _;. --- .._ \ \ / _ や ケ _ /, -‐==ミ _,ィニ-‐……ー- 、`ヽ、 ヽ、 _ や _ _ め 落 _ . . ´ ≠ 7 ヽ、 ヽ| i , _ め _ _ て と _ /. -‐ 7´ / ,ハ ヽ ゝ-- \ | ! , _ て _ _ : す _ /, -‐/. i /ィ 爪 \ \ \ `ト ! ′ _ : _ : の 〃 /. |. イ ハ | \ .、\ xィ¬ト、 | ! , : / は \ /. /. /l |/Гト、 / |_,ノ0 ヽ i ′ / \ / \ | . /. /. i i | |ノ0 ト | ∩ ト ! , / | | \ | | ∨i | | ヽ| | ∩ | !. ∪ | | i ′ ,ィ /〉 | | i ', | | ∪ | ! || i , / レ厶イ ヽハ 、 ヽ| l | , └――┘ ! i ′ / ⊂ニ、 い、 \/  ̄ ̄ ', i , _, -‐' ⊂ニ,´ r 、 _ ヽ 〈  ̄} | ! ′,.-‐T _,. -‐'´ ̄ くヾ; U| | \ /| i _, -‐' | / r―' ヽ、 | \ イ | i_,. -‐ |/ `つ _  ̄ ̄Τ`ー―-- L ` . . . __ . 〔 | r┬' | n ⊂TT⊃◎`ヽ. |  ̄ ̄ `ーr-、__ノ  ̄フ / | n | | ⊂井⊃ n ∩ _ n ∩ _ L_ / / | | L_ r 、 し (⊂ト、) LUイ⌒)) LUイ⌒)) ⊂ニニニニニニニニ イ ∠~'ニニニニニニニニ⊃ .| n } )|  ̄ ∪〃 ∪ 〃 ∪L二ノ 「大学のボトムズ1」 / ̄ ̄ ̄\ / \ / /ヽ /ヽ \. | ) / | 大学の | ̄|___ \ (/ / | ̄|.[l] | __|| ̄ ̄\ /;;. `ヽ |二_ _二|| | ,.へ  ̄フ / 77 /; γ ヽ、`、 / ^ ^\L/ /ヘ/ \ / /;; ... l、| /|_|\ |_二、 ∨\ \ (; . ( ..... i i  ̄ ヽ/ .`、 `、 ... i i DQNの跋扈する高校を逃れたニュッを待っていたのは、また地獄だった。絶望の後に住み着いた童貞とコミュ障。はみ出し者達が生み出したアンダーグラウンドのサークル。アニメとゲーム、漫画とフィギュアとを空き教室にブチまけた、ここは立正大学アニメーション研究会。次回「底辺」。来週もニュッと地獄に付き合ってもらう。 「風守たん」 / 、 ヽ 、 ヽ \ / /ヽ '; '; ト . / / } } } l ヽ . _______________________ .' ;' ‐l‐ | | |‐‐ } ' . / | 、 ー‐┴┴┴ ┘ | } < ここは立正大学のアニメーション研究会のwikiみたいですね | / r―‐‐イ r―‐ィ' lく \________________________ | Y⌒ ァ′ L ;リ L ;リ { ) _| 八 ( マzzク マzzク く / j ーr-、( ) ___ ノ 冬コミ、お疲れ様でした. / /} l `; ーr―‐v― 、‐ <{ { {_l l l /二Y´ ○c) l. \/ ; l /__} 廴Ο _ノ l / / / }ー―`ーf八 l. / / {⌒ヽ}ー―‐ハー、 l 「大学のボトムズ2」 / ̄ ̄ ̄\ / \ / /ヽ /ヽ \. | ) / | 大学の | ̄|___ \ (/ / | ̄|.[l] | __|| ̄ ̄\ /;;. `ヽ |二_ _二|| | ,.へ  ̄フ / 77 /; γ ヽ、`、 / ^ ^\L/ /ヘ/ \ / /;; ... l、| /|_|\ |_二、 ∨\ \ (; . ( ..... i i  ̄ ヽ/ .`、 `、 ... i i 原稿を書く者と編集する者、そのおこぼれを狙う者。暇を持たぬ者は生きてゆかれぬ暴力のサークル。あらゆる悪徳(なまけもの)が言論武装(いいわけ)する萌々木アニメーション学院。ここはコミュ障のキモオタ達が産み落とした大学内のソドムの市。部員の記事に染みついたガチヲタの臭いに惹かれて、キチガイな奴らが集まってくる。次回「出会い」。アニ研部員が飲む立正のコーヒーは苦い。 「大学のボトムズ3」 / ̄ ̄ ̄\ / \ / /ヽ /ヽ \. | ) / | 大学の | ̄|___ \ (/ / | ̄|.[l] | __|| ̄ ̄\ /;;. `ヽ |二_ _二|| | ,.へ  ̄フ / 77 /; γ ヽ、`、 / ^ ^\L/ /ヘ/ \ / /;; ... l、| /|_|\ |_二、 ∨\ \ (; . ( ..... i i  ̄ ヽ/ .`、 `、 ... i i 彼女、親友、単位。人間的な、余りにも人間的な、そんな響きはそぐわない。底辺の臭いに導かれ、モニターの画面光に照らされて、立正銀河の星屑の一つで出会った、60億年目のアダムとアダム。これは、単なる偶然だ。次回「リア充」。衝撃のあの日のイベントを記憶する。 「大学のボトムズ4」 / ̄ ̄ ̄\ / \ / /ヽ /ヽ \. | ) / | 大学の | ̄|___ \ (/ / | ̄|.[l] | __|| ̄ ̄\ /;;. `ヽ |二_ _二|| | ,.へ  ̄フ / 77 /; γ ヽ、`、 / ^ ^\L/ /ヘ/ \ / /;; ... l、| /|_|\ |_二、 ∨\ \ (; . ( ..... i i  ̄ ヽ/ .`、 `、 ... i i 人は、アニ研に何を求める。ある者は、ただその日の憂さ晴らしに、集まり駄弁る。ある者は、理想のために己の手でアニ魂を執筆する。またある者は、実りなき野心のために、中途半端な画力でイラストを描く。雨は汚れたキモオタを禊ぎ、流れとなり、川となって常に年二回の戦場を目指す。次回、『コミケ』。オタクは社会に逆らい、そして力尽きて流される。 「大学のボトムズ5」 / ̄ ̄ ̄\ / \ / /ヽ /ヽ \. | ) / | 大学の | ̄|___ \ (/ / | ̄|.[l] | __|| ̄ ̄\ /;;. `ヽ |二_ _二|| | ,.へ  ̄フ / 77 /; γ ヽ、`、 / ^ ^\L/ /ヘ/ \ / /;; ... l、| /|_|\ |_二、 ∨\ \ (; . ( ..... i i  ̄ ヽ/ .`、 `、 ... i i 大学という穢れのモラトリアムに見え隠れする、キモオタという言葉。どうやらリア充達の工作の根は深く、重い。日本の大学は学歴厨達が遊ぶ双六だとしても、上がりまでは一天地六の賽の目次第。鬼と出るか蛇と出るか。コスプレに挑む敵中横断。次回、『橘花祭』。アニ研、敢えて大学で恥を晒すか。 「大学のボトムズ6」 / ̄ ̄ ̄\ / \ / /ヽ /ヽ \. | ) / | 大学の | ̄|___ \ (/ / | ̄|.[l] | __|| ̄ ̄\ /;;. `ヽ |二_ _二|| | ,.へ  ̄フ / 77 /; γ ヽ、`、 / ^ ^\L/ /ヘ/ \ / /;; ... l、| /|_|\ |_二、 ∨\ \ (; . ( ..... i i  ̄ ヽ/ .`、 `、 ... i i 始めから感じていた、心のどこかで。 強い衝動の裏にある顕示欲を。 ただ過ぎていく毎日の底に潜む絶望的なまでの無力感を。 似た者同士。 自分がオタクであるために、捨ててきたものの数を数える。 声にならない自分の声が聞こえてくる。 次回「仲間」。 一足先にリア充になった元キモオタのために。