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元スレ:上琴SSスレ Part1 1-5(未編集) 小ネタ いちゃいちゃするのを愛でる場所 1-7(未編集) いちゃいちゃの究極っつとABCとかになるんかね? 1-36(未編集) ◆msxLT4LFwc 小ネタ 10年後 1-37(未編集) ◆msxLT4LFwc 小ネタ 自転車に二人乗り 1-41(未編集) 小ネタ 上条、○度目の入院後。 1-43(未編集) ◆msxLT4LFwc 小ネタ しりとり 1-44(未編集) ◆msxLT4LFwc 小ネタ 美琴のままごと 1-47(未編集) ◆msxLT4LFwc 小ネタ 美琴は通い妻状態 1-50(未編集) シークレットメッセージ プロローグ 1-51(未編集) ◆somJVmVTuY 遊園地デート その1 1-62(未編集) ◆somJVmVTuY 遊園地デート その2 1-70(未編集) バレンタインデーとホワイトデー 1-88(未編集) 1-86 能力とパーソナルリアリティ、ストレスの関連性 1-100(未編集) ◆somJVmVTuY 遊園地デート その3 1-112(未編集) ◆msxLT4LFwc 二人の関係は? 1-116(未編集) 小ネタ 大覇星祭のフォークダンス 1-118(未編集) ◆somJVmVTuY 遊園地デート その4 1-133(未編集) 美琴が積極的になった場合を考えてみた。 1-143(未編集) 1-142 小ネタ そうめん 1-147(未編集) 小ネタ 裁縫スキル 1-153(未編集) 1-152 小ネタ 上条さんの服選び 1-158(未編集) ◆somJVmVTuY 遊園地デート 後日談 1-164(未編集) ◆somJVmVTuY 小ネタ しりとりで勝負よ! 1-167(未編集) 1-166 小ネタ 特定の単語を使わずに、2828してもらったり妄想してもらったりする 1-169(未編集) クリスマス・町でラブラブ 1-172(未編集) 小ネタ 1-177(未編集) 小ネタ 宿題の宿題を美琴に手伝ってもらったにもかかわらず 1-180(未編集) クリスマス・映画デート 1-188(未編集) 小ネタ ここはお前の夢の場所 1-201(未編集) 小ネタ 第12話「AIMバースト」の放映が終わりました。 1-221(未編集) 1-142 小ネタ 美琴の逆襲 1-223(未編集) クリスマスに珍しく計画を立ててアプローチしてきた美琴 1-245(未編集) 1-244 小ネタ お前、本当に常盤台のお嬢様なんだな 1-254(未編集) ◆msxLT4LFwc 当麻と美琴の恋愛サイド ―幸福の美琴サンタ― 1 1-270(未編集) 小ネタ あのさぁ頼みがあんだけども 1-285(未編集) 小ネタ 美琴から上条さんにメールが届きました。 1-293(未編集) 小ネタ とある事情で入院中 1-295(未編集) 小ネタ 目指せ最短消費でいちゃいちゃ。 1-298(未編集) ◆somJVmVTuY 小ネタ アニメ13話の後日談 1-299(未編集) ◆pAn3AKtpUw X-DATE 1 1-315(未編集) ◆pAn3AKtpUw X-DATE 2 1-333(未編集) ◆tr.t4dJfuU 大掃除イベント(仮) 1-336(未編集) 小ネタ 上条さんがどっかから帰ってきました。 1-337(未編集) 帰省編A 1-350(未編集) 小ネタ 上条さんがお疲れです。 1-353(未編集) ◆somJVmVTuY 相合い傘 1-358(未編集) ◆pAn3AKtpUw X-DATE 3 1-369(未編集) 1-337 帰省編B 1-376(未編集) 小ネタ とある少女の髪型事情 1-381(未編集) ◆pAn3AKtpUw X-DATE 4 1-394(未編集) 小ネタ 出会ってちょうど半年の記念日 1-397(未編集) 小ネタ 彼女にお酒が入りました。 1-399(未編集) 1-337 帰省編C 1-408(未編集) 1-337 帰省編D 1-424(未編集) 1-337 帰省編E 1-444(未編集) 1-440 パラレルライン 1-456(未編集) 小ネタ 雪山で 1-474(未編集) 小ネタ 上条さんと美琴が二人っきりになりました。 1-476(未編集) ◆pAn3AKtpUw X-DATE 5 1-488(未編集) ◆pAn3AKtpUw X-DATE 6 1-506(未編集) 1-337 帰省編あふたーA 1-514(未編集) ◆msxLT4LFwc 当麻と美琴の恋愛サイド ―幸福の美琴サンタ― 2 1-517(未編集) 16年後 1-526(未編集) 小ネタ 美琴ちゃんの卒業式、代わりに出といてね 1-529(未編集) ◆Oamxnad08k 2年後を妄想してみた 1-534(未編集) 1-50 シークレットメッセージ 一端覧祭数日前のとある日 1-545(未編集) 1-50 シークレットメッセージ 一端覧祭当日 1-571(未編集) 1-337 帰省編あふたーB 1-580(未編集) 1-50 シークレットメッセージ 一端覧祭終了後 1-592(未編集) ◆Oamxnad08k 小ネタ エロ要素入れる? 1-601(未編集) ◆msxLT4LFwc 当麻と美琴の恋愛サイド ―幸福の美琴サンタ― 3 1-606(未編集) ◆msxLT4LFwc 当麻と美琴の恋愛サイド ―幸福の美琴サンタ― 3 1-620(未編集) ◆Oamxnad08k 小ネタ とある少女の初夢 1-623(未編集) 美琴の初夢 1-634(未編集) 1-337 妹からのプレゼント 1-655(未編集) 23 30 1-667(未編集) ◆Oamxnad08k とある修羅場騒動 1-687(未編集) ◆msxLT4LFwc 当麻と美琴の恋愛サイド ―幸福の美琴サンタ― 4 1-703(未編集) 小ネタ 上条さんが美琴に襲われました。 1-707(未編集) ◆pAn3AKtpUw X-DATE 7 1-717(未編集) 1-337 ロシア帽のフラグ男 1-735(未編集) 小ネタ 大覇星祭四日目。種目『男子騎馬戦』。 1-745(未編集) 小ネタ 公道でパンツを見せびらかす 1-751(未編集) ◆Oamxnad08k 巫女美琴 1-760(未編集) 1-337 8巻あふたー 1-764(未編集) Danse_avec_moi. 1-780(未編集) 小ネタ 御坂さんの魂を骨抜きにした男がいるとか、いないとか? 1-786(未編集) 1-764 Rendezvous 1-802(未編集) ◆Oamxnad08k 雪合戦で決着つけるのかと思ってた 1-813(未編集) ◆yCXoE.oqws 特売デート?(前) 1-824(未編集) 1-764 Will 1-845(未編集) もしも16巻のあのシーンがこんな内容だったら 1-858(未編集) twenty_five 1-887(未編集) ◆Oamxnad08k 勉強ネタ 1-892(未編集) 小ネタ カルマを上条さんが歌うMAD見て思いついた。 1-895(未編集) あるお話 1-926(未編集) 小ネタ ちょっと捻ったネタです。 1-960(未編集) 小ネタ 新種の風邪ひいちゃったのよ 1-972(未編集) ◆msxLT4LFwc 当麻と美琴の恋愛サイド ―幸福の美琴サンタ― 5 1-992(未編集) 1-892 とある学園の執事喫茶
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KIMO!OTA!JUMP!! 曲目 Jumping to my heart 作詞 1 作曲 1 ジャンwwピンwwトゥマイハーwww 恋してキモオタ~suiside boy~ 作詞ID kEk5NSxHO 作曲ID kEk5NSxHO ひらりひらりと舞い遊ぶように姿見せた俺の嫁 中野梓、真ん中!ど真ん中! 喜び飛び散る液 憂いを帯びた白濁 冷めた熱意 賢者とその虚無感 母親が尋ねてきた 「どこにも行かないの?いつになれば家を出るの?」 クズ 1は答えた 「終わりなどはないさ。終わらせることはできるけど。」 「そう。じゃあ・・・電気を消して///」 画面の中で君は言う 「ここに・・・///」 未だ挿入(はい)らない 誰がくだらない前戯をやれと言ったか? クリックれーーんだ!!(サビへ) 中野梓(あなた)に逢えたそれだけでよかった 世界に光が満ちた 夜に逢えるだけで良かったのに 愛撫したいと願ってしまった 前妻が表情を変えた 「フヒヒ、サーセンwww」 モテるとマジ大変 唐揚げ君(?)~fucking penguin~ 作詞ID kEk5NSxHO 作曲ID kEk5NSxHO 唐揚げ美味しく作るなら 「ブヒッヒヒーwww」 「ブヒッヒヒーwww」(以下ループ) 夢精歌 作詞ID kEk5NSxHO 作曲ID kEk5NSxHO 子供の頃の夢は モテモテリア充豚カツ! 思うまま彼女孕ませて 潤うフォルダ~ 『放尿』 同人誌画像 果てしないほど多く 無邪気なあずにゃん 1「お前は今日の晩御飯!」 貧乳、ロリ、梓、ドドリア 変な性癖ね 無垢な幼女を 客「求めてる!」 俺のジョニーが 客「求めてる!!」 とめどない欲望を 一つだけ叶えるなら スタートすぐ 死ぬボンバーマン あれを見ていたい と思うよ 君と見て笑いたい 頭打ち付けるマリオ また会いましたね 谷亮子 そして腹筋する・・・・ 『放尿』 キモオタ☆パラダイス~盛りのついた君達へ~ 作詞ID kEk5NSxHO 作曲ID kEk5NSxHO YEAH!めっちゃ、賢者! モキュモキュなロリ希望! YEAH!ズバット、zipで! ロリロリで自慰したい! (いやっはぁああああ!( 70)) YEAH!めっちゃ、賢者! モキュモキュなロリ希望! YEAH!ズバット、zipで! ロリロリで自慰したい! (いやっはぁああああ!( 70)) 「キモオタ☆パラダイス~盛りのついた君達へ~」Vocal 1 70 (つづき) 時代をちょびっと先どるぞ LO、ジャンプを開くのじゃ すんげぇ すんげぇ すんげぇ すんげぇ 幼女! すんげぇ すんげぇ すんげぇ すんげぇ わじま! 女子達みんなが俺の嫁 江頭なんかにゃ負けないぜ すんげぇ すんげぇ すんげぇ すんげぇ ハルヒ! すんげぇ すんげぇ すんげぇ すんげぇ キチガイ! たまには放尿しちゃうときもある でも犯(や)るのさ TENGAと右手でね! HOU、KEI、../(ドットドットスラッシュ) (最初に戻る) 目指せ○○マスター 作詞ID kEk5NSxHO 作曲ID kEk5NSxHO たとえ火の中、水のなかー野梓、森の中 膣の中、雲の中、あの子のスカートの中 客「キャーッ!」 膣内(なか)膣内膣内膣内膣内膣内膣内、大変だけど 必ずGETだぜ! ロリ幼女GETだぜいぇいぇいぇいぇいぇいぇ 練馬の実家にサヨナラパイパン! 俺はこいつと旅に出る 客「TENGA!!」 鍛えたものは?括約筋? 仲間(オカズ)を増やして次のスレへ いつもいつでも腹筋スレかよ たまには見たいぜ近親相姦 客「そりゃTENGA!!」 いつでもいつも本気で腹筋し(やっ)てる VIPPER(こいつ)達がいるぅぅううう! onani-time rispect~○○を下さい~ 作詞ID kEk5NSxHO 作曲ID kEk5NSxHO ( 72)今私の 願い事が 叶うならば 靴隠さないで ( 15)昼休みは いつーもトイレ 笑い方を 忘れてしまーーうーー・・・・・ ( 1タタタタン!) ( 72 15)この大空に 陰毛晒し 飛んでゆきたいよー ( 72 15)『リア充』いない 自由な空へ 陰毛はためーかせー ( 1)イキたい・・・・ ( 1)タタタタン! 今、職とか TENGAならば いらないけど 友達欲しい・・・ 子供の時 夢見たこと 皆で遊び 皆で笑いーあーうー この大空で チャックをおろし 陰毛抜きたいよー 悲しみだらけ 自由などない 規制大反対 児ポルノー・・・・ 純変歌~Live ver.~ 作詞ID kEk5NSxHO 作曲ID kEk5NSxHO 目を閉じなくても嫁はいる テレビやパソコンの中に 初めてロリキャラで抜いたーよ 夜空へ響け ( 15と客)「中野梓!!」 大親友の彼女の連れ それってやっぱり俺の嫁? 家庭的な女もタイプの俺 ちんこ勃起 大貧民負けてマジギレ それ見て ( 15と客)「フヒヒやっぱり池沼www」 優しい梓にまた癒され てフル勃起 (※へつづく) (※から) ○と●はハモり 嬉しくて嬉しくて 柄にもなく放尿して 好きって言って! 朧げな寿司を見つめる君に釘付け ○ 犯したい女って ● (客)「・・うーいーうーいーうー」 思った初めて ○ 真面目な顔して ● (客)「・・憂憂うー」 ビュッ!と射精(だし)賢者 硝子の青年 作詞ID K8vKpoNhO作曲ID K8vKpoNhO 雨が踊る街を ひとり寂しく歩く 家までは終わらない まるで地獄さ まわりにいる奴ら 相合い傘をしてる 楽しそうに歩いてる それが恨めしい 僕の心を誰も開けようとしない みんな僕に話しかけてくれない I ve not friend 硝子の青年時代が 人と関わらず過ぎてくよ でも僕には二次があるさ それでいいさ そしておっさんになる 「フッヒー★ドドリアル」作詞ID kEk5NSxHO 作曲ID kEk5NSxHO 光る頭『ハゲパイパン』 新ジャンル『ドドリア!』 新しい輝き フッヒー★レーディーGO! 目覚めたばかりの ドドリア弾けそう 「汚ねえ花火だな・・・」 空を見上げた 陰毛の行方を 一人でにらめっこ オリジナルTENGAで 駆け抜けたいよ! (松岡「熱くなれよーーー」←バックコーラス) 一秒ごとドキドキ 今日のオカズ・・・・ 客「あーずさー!!!」 頼む、クリムゾン! 高鳴る鼓動 (ビュビュビュビュッ!!)(サビへ) お祭り、射的、ポニョすくい 浴衣剥いで青姦 悩む前にむこう 仮性包茎 カラフル、フッヒー★ドドリアル 客「(`Д )ノ ぽぅ!!!」 あれ?手榴弾? 客「餃子(チャオズ)!!」 さあ、オナニーするか・・・・ フッヒーレーディーGO! どんなとキモオタ 作詞ID c6YoRHbM0 作曲ID c6YoRHbM0 僕のチンコは自分が 思うより包茎で 自慰して皮伸びて 賢者モード突入 旅立つ息子達を やさしく受け止めた 古ぼけたオナホールで 性病再発 モザイクだらけのAVじゃ 抜けきれないから~ 無修正動画探して 僕は今日も抜くから (サビ) どんなときも どんなときも 僕は幼女を愛し続ける 児ポ規制なんて僕は気にしないから テッテテテ どんなときもどんなときも zipを探し続けてた日々が 答えになること僕は知ってるからー
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登録日:2010/10/20(水) 23 50 41 更新日:2024/06/15 Sat 00 56 01NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2009年 4コマ M弟 S姉 アニメ化決定 アネキ ヤングエース 五十嵐藍 兄妹 全姉好きのための漫画 全4巻 姉 姉弟 姉萌え 姉貴 屋上バトル 漫画 鬼灯さん家のアネキ ヤングエースで連載されたマンガ作品。 著者は五十嵐藍。 単行本は全4巻。 現在は鬼灯さん家のアネキ(+妹)を連載開始。既刊6巻。 実写映画化された。アニメ化企画進行中と2011年に発表されたが、未だ実現していない。 とある姉弟の日常を描いた、下ネタやちょっぴりえっちな4コマ漫画。 物語の大部分はシスコン気味の弟がこんな、 感じのブラコン気味の姉にイジメられたり、セクハラされたりするお話で構成されている。 ぶっちゃけると悪戯好きでちょっとエロくて凄く可愛い姉貴を愛でて楽しむのが基本スタイル。 とりあえず『姉萌え』って響きに反応してしまう紳士なら幸せになれるかもしれない……。 【ストーリー】 鬼灯吾朗と鬼灯ハルは血は繋がっていないが仲良し姉弟。 しかし、弟の吾朗には人に言えないヒミツがあった、それは悪戯好きで可愛い姉のハルが大好きな事。 まあ周囲にはバレバレ……ってゆうか最近はもう隠してすらない。 日に日にエスカレートしていくハルの過激な悪戯に、吾朗はイロイロな意味で追い詰められる。 そんな弟の想いを知ってか知らずか今日も姉の悪戯が始まる……。 【登場人物】 ◎鬼灯ハル 演:谷桃子 鬼灯さん家のちっちゃくて可愛いお姉さん、血の繋がらない吾朗のアネキ。 運動と料理と舌技が得意で頭も良いなかなか高性能な人物なのだが、 弟への悪戯が大好きでそれを趣味にする小悪魔的な人物でもある。 彼女の悪戯に掛ける情熱は恐ろしく、そのための労力なら惜しまないし体も張る。 チューみたいな軽めのスキンシップは朝飯前、場合によってはパンツを脱ぐし裸エプロンにもなる。 ちゃんとした理由があっての言動(当初は)。 吾朗のシスコンほど激しくはないがブラコンの気があり、弟の異性関係を気にしたりヤキモチ的なものをやいたりした。 ぶっちゃけ彼女のキャラクターを愛せるかどうかで本作品の評価がだいたい決まる。 「吾朗ちゃんの変態」 「吾朗ちゃんがどんなにヘタレで引きこもりの童貞タマ無しハナクソ下衆野郎でもずっとそばにいるよ」 ◎鬼灯吾朗 演:前野朋哉 鬼灯さん家のキモくてヒョロくて磯臭い弟、姉のハルとは血が繋がっていない。 シスコンを患っており、好きな色は姉の髪の色、好きな異性のタイプは姉そのものとかなりの重症。 また、ハルの調教の成果か産まれもった才能か詳細は不明だが、 かなりのM属性をもち、ハルの悪戯に対して「悔しい……でも感じちゃうっビクンビクン」な状態。 そのMでイジラレキャラという特性を発揮して、物語の初期は彼の絶叫オチや出血オチが多かった。 以前はとある事情からオタクで籠もりがちな性格だったが、明るく弟想いなハルとの生活によって改善される。 ちなみにAVは妹系が多く、ギャルゲーは姉キャラ狙い。 作中でお弁当に姉のパンツを持たされる彼が正直うらやましい。 姉の写真を気付かずに食す紳士。 「もう我慢ならん! 俺は爆発寸前なんだ! ジタバタするなこのっ!」 ◎楓 吾朗の実の姉、イロイロエロい28歳。 吾朗ちゃんの事を気にかけてくれる良いお姉さん、その反面ハルをメスブタやビッチと呼び見下す怖い人。 結構ズボラで適当な性格らしく、一人暮らしをしている部屋にハルと吾朗が訪れた際は、 使用済みティッシュ・コンドーム・下着などが散乱した部屋を披露した。 しかし、いざという時は手際良い。 ちなみに三人の家庭の事情は作中で特に説明されていない。 犬好き。 「何 メスブタも来たの」 ◎京子 ハルの友人でスレンダーなボーイッシュ乙女。 とてもイケメンな容姿で、吾朗にハルの恋人と勘違いされてしまい困っている。 誤解をとくためにイロイロ頑張っているが裏目に出てしまい、吾朗に半裸を見られたりデブ疑惑をかけられたりした。 バレー部キャプテンで後輩女子にモテモテ。 『こんな所に裸で連れ込まれて もうお嫁に行けない うう……』 ◎芽衣子 ハルの友人でマイペースなパッツン娘。(登場時は名前がなく作者もこう呼んでいた) 楽しそうな事は後先考えずに実行するタイプらしく、なかなかのトラブルメーカー。面倒くさいことは嫌い。 ぶっちゃけるとこれくらいしか特徴がないのが特徴。 余談だが2巻から髪型が変わった。彼女の髪型が変わったのは作者曰わく「水野とかぶってたから」である。 「×××までいってるね」 ◎美咲 ハルの友人で本作品を代表する痴女。 オカルト研究部なる怪しげな部活で変な薬を開発している。 当初から吾朗に興味を持っていて、ハルを通してラブレターを渡そうとしたりイロイロアピールした。 しかしその行動をハルに警戒されてしまい、吾朗の事を諦めさせるための嘘情報を与えられてしまう。 だが逆にそれら全てを受け入れ「むしろアリ!!」と彼女の想いはヒートアップしていく。 何時しかその痛くて熱い想いと行動は、吾朗のトラウマになってしまった。 ちなみにいいとこのお嬢様らしい。 「肉奴隷扱いなんて興奮するわぁ ジュンジュンしちゃう」 ◎水野麻衣 演:佐藤かよ 吾朗のクラスメートで病弱な美少女。 人付き合いが苦手な性格で一人で行動するのが好きらしい、一人カラオケや一人漫画喫茶が平気なタイプ。 家にいると家族が病弱な彼女の事を気遣ってしまい、それが少々重荷となっていて家に居づらい。 その事を家族仲が良い吾朗に相談し、それから何かと愚痴ったり相談したりする関係となった。 以前吾朗にもみっとされた。 「最低……」 さらに2巻では吾郎宅で後ろから抱きつかれまたももみもみっ。 しかし水野は怒る様子もなく、 「鬼灯くん……重い」と言っただけ。 さらに相合い傘で家まで送っていくなど、少しずつ距離が縮まっている様子である。 しかし………。 ◎夏樹 田舎で吾朗が出会った美少女。 性格や顔がハルとそっくりで、吾朗は彼女にひと夏の恋をする。 しかし彼女の正体はハルのいとこで、二人の出会いはすべて仕組まれたものだった。 恐い彼氏がいるらしい。 でもそんなの関係ねぇ。 「暇なの? 遊んであげようか?」 追記・修正は姉物を持ちながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 完結していたのか?絵が可愛くて好きだった まぁアニメ化するみたいだから楽しみにしているよ -- 名無しさん (2014-05-07 11 38 20) 屋上バトルがすごい好き -- 名無しさん (2014-06-07 09 09 11) アニメ化っていつなのさ!! -- 名無しさん (2014-06-07 09 34 26) 名前 コメント
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登録日:2012/03/08 Thu 22 57 59 更新日:2022/06/07 Tue 02 24 39NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 DQNネーム SAGA_PLANETS あずま夜 はつゆきさくら エロゲヒロイン ツッコミ担当 ナイトメア ノリツッコミのあずま 委員長 後輩 桐谷華 改めてください!クリスマスなのに、どうして先輩はそうなんですか!?と 街の灯りよりもきっと、あなたを惹き付ける。冬の夜に舞々、アイスダンサー Azuma Yoru CV.桐谷華 身長.157cm 3サイズ.B80W54H78 はつゆきさくらのヒロイン。 白咲学園二年生で主人公河野初雪の後輩。 駅前の屋外スケート場でよく練習しており、その実力は世界選手権候補になる程。 しかし、夜のペアになった人間は必ず怪我をする「呪いの姫」と言われる。 作中でも、彼女に関係した人間が不幸になったが、後にそれはある人物の嫌がらせだと判明。 一方で、死者(ゴースト)を引き寄せる「反魂香」を所持しており、そのせいでゴーストに取り憑かれている。 OHPのキャラ紹介を見るとツンデレキャラに見えるが、別にツンデレ要素は無い。寧ろ、変態とバカと人外が多い今作一の常識人と言われる。 しかし、それ故基本的にツッコミポジションになる事が多い苦労人。 特に、初雪に振り回される事が多く、彼のセクハラの最大の被害者でもある。 一番の常識人とか言われる割にエロイン扱いされたりもする凄いお方。 一例 ○初対面の初雪にクンかクンかされる ○シャワー室で着替え中に襲われる。 ○喫茶店のド真ん中で「処女」「セックス」発言 ○エロ本を買わされるが、店員に説教されて初雪に泣きつく ○初雪の食事に無理矢理付き合わされ体重が2kg増加 etc… というか、何故か初雪の中では「夜=痴女」という設定になっており、やたら汚れ役を押し付ける。 だが、あながち間違えではなかったりする(後述)。 また、「社交的で友達が多い」とあるが、実際は過去の出来事で、本心を見せず上辺での関係が多い。 そんな中、自分と同じ様に本心を見せない玉樹桜とは意外に仲が良く、親友である。 そのため、桜√では活躍する場面が多く、各√でも二人の仲の良さが描かれている。 たまに桜の可愛さに鼻血を出しかけるが。 各√での活躍 ※ネタバレ有り ○綾√ 過去編なので登場すらしない。 ○希・シロクマ√ 日常パートには登場するが、扱いはサブレベル。 ○桜BAD√ 微妙な距離でギスギスしてる桜と初雪をくっつけさせて、2828しながら見守る。 ○夜√ 同じスケート仲間の藤枝ミクに初雪を紹介する所から始まる。 初雪がミクにセクハラしないか心配で桜と覗きに行く。 案の定セクハラしている初雪(※半分はミクが悪い)を説教するが、コレを「夜は初雪の彼女」と勘違いしたミクは夜の過去を暴露。 一方、初雪はそんな二人を無視してコノハサクヤを追うが、「夜の事を深入りすると危険」「夜を調べるとランの正体が解る」と意味深な台詞を残して消える。 その翌日から学校を休む夜を心配して見舞いに行くと、ダサい着ぐるみを着た夜が寝ているかなりシュールな光景があった。 夜の部屋は反魂香で満ちており、時同じく夜に憑いていたゴースト「ナイトメア」がアイススケート場で呪いの儀式を行っていた。 そのゴーストは何処か夜に似ていた… 夜に取り憑いていたゴーストの正体は幼少時代の夜を生き霊として呼び寄せた存在。 三年前、夜は先輩の井口翔子が怪我をした事で、世界選手権に出場する事になったが、井口を呪ったという濡れ衣を着せられ、 挙げ句に事故で怪我を負っても「自業自得」と誰も同情せず糾弾した事がトラウマとなりスケートを辞める。 しかし、この春に引っ越す事になった夜は、無実を証明する為にスケート大会に出場を決める。 だが、何者かの仕業で再び「呪い」扱いされて、そのストレスと誰も味方しないこの街への「復讐」に現れたのが「ナイトメア」。 彼女を救おうと奔走する初雪だが、それでも「復讐」の為に反魂香とメアを捨てられない夜。 遂にキレた初雪は「ゴーストチャイルド」として彼女に説教。 そして、初雪が夜に構うのは彼女がランに似ていた事、そして自分の行動が間違いだと解っても止められない事に嘆く。 せめて、最後に彼女だけを助けると誓う。 何だかんだで付き合う事になった二人。 …で、一気にデレる。 初雪とこれでもか、とイチャイチャしてはトリップする。可愛い。 そして何よりエロい。 今作のエロ要因と言ってもいいくらいエロい。 具体的には ○隠し撮りした初雪の写真を抱き締めながら寝る(多分オナニーしてる) ○事後で寝ている初雪を弄ってたら髪コキしていた ○屋上の野外プレイで興奮 ○呼称の変化が「(河野)先輩」→「おにーちゃん」 ○夜「別れる前に一つお願いしていいですか」→初雪「何だ?」→夜「エッチして下さい!」(公園のド真ん中で) 更に、反魂香無しでも自分の意思でメアになれる事実が発覚。解り易く言うと幼女に変身出来るという羨ましい体質。 しかも中身は今の夜と同様にエロの塊で、「おにーちゃん」と呼んだりキスをさたりエッチを強要したり。初雪爆発しろ。 …だが、非ロリコンの初雪には意味が無く、殺虫感覚でメアを除霊。おい、空気読め そんなこんなで、スケート大会当日を迎え、夜は過去の因縁の為、初雪は自分の「復讐」の為に別れる。 だが、何者かの手により再び夜に対する陰湿な嫌がらせで、追い詰められた夜はナイトメアとなり、会場を荒らす。 初雪は自分の「復讐」を捨ててでも、夜を助け、遂に彼女は完全に「復活」するのだった。 備考 ○夜√は桜True√とは別のベクトルで初雪の「復讐」を止める話でもある。 しかし、初雪が死んだ可能性が高いので、結局はビターエンドだが。 ○2ndOPにあった夜と初雪の相合い傘のシーンが何故か本編に無い。 ○ウィンドウ表示で彼女のみ「あずま」と名字(他は名前)。 ○公式ネタムービー「はつドラムービー」にあった初雪のモノマネを本編でも披露。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 悪魔崇拝者だよなこの娘…。 -- 名無しさん (2022-06-07 02 24 39) 名前 コメント
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─ 1945 九州・鹿屋基地 ─ 「じゃあな、優」 立ちすくむ優へ微笑みを投げ、男が愛機へと歩き出す。 出撃命令が降り、慌しく滑走路脇に集合してからの、五分足らずの決別だった。 整備兵たちの敬礼に送られながら搭乗員が遠ざかっていく。 彼らは出撃後、基地には帰らない。片道分の燃料と爆弾を抱えて空へ そして靖国へと旅立つことが既に決まっている。特攻なのだ。 「男くんー!」沈んだ顔で男の背中を見送る優。 駆け出したい誘惑に駆られる。走って、彼に追い付き 泣きすがって引き止めたい。それが心からの本音だった。 「男くん・・・」足が動かない。感情と強い抑制が優を絞めつける。 双眸に涙が満ち、男の背中を歪ませながら溢れて 赤く染まっていく頬を伝う。それでも足は動かなかった。 彼への想い、軍人としての理性、抗命への恐怖。なによりも愛しい者を失う恐怖。 不甲斐ない自分と今を憎む。いったい、どうすればいい… 「優少尉、そこは作業の邪魔です。どうか向こうへ」 不意に肩を叩いた整備班長が指さす先は より男の機体に近い整備兵の待機場所だった。 本人達は隠しているつもりでも、誰もが彼らの仲を知っていたのだ。 感謝の頷きとともに、振るえる膝を殴り付けると優は走った。 最後の瞬間まで、少しでも男の傍に居たかった。 「男くーん!!」今度は声を出して叫ぶ。力の限り。 始動したエンジンの爆音でかき消されるのはわかっている。それでも。 想いが通じたのだろうか、男が優の方へ視線を向けた。 微笑みを含んだ敬礼。そして風防ガラス越しに口を動かす。 (優、おまえは生きろ)。機体はゆっくりと進んでいき プロペラの起こした風の中に、優は取り残された。 男少尉 戦死後、二階級特進・大尉 停戦命令により、出撃を免れた優少尉の手記には恋人同士であったことが記されている 書いている途中であんまりやさしい関係ないなと思ったが折角書いたのでうpするw 雨ウゼェな。下校時、玄関先で途方に暮れていた。 「あれー? 池君どうしたの、帰らないの?」 「ああ優さん、傘忘れちゃってさ」 「ふーん、池君でも忘れものすることあるんだね」 「あはは、今度お礼するから、よかったら優さんの傘に―――」 「ごめん、わたしまだ学校に用事あるんだ。 無理に雨の中に出ようとしないで少しここで雨宿りしてたほうがいいよ。じゃあね池君」 「ちょwww優さんwwwそりゃねーよwうぇwうぇっw」 ……あー行っちゃった。優さん俺のこと嫌いなのかな……なんか最近やさしくしてくれなくなった希ガス。 まあ、これからなんとかしてくしかないか。さしあたっては優さんよりこの雨だ。 「入ってく?」 「おお、友子」 俺の背後から声をかけてきたのは、中学から付き合いの長い友人。 「私の傘は優の折りたたみと違って広いよ」 「なんで優さんが出てくるんだよ」 「あなたが傘を忘れて途方に暮れてるから一緒に帰ってあげてって」 そうか、優さんが校舎へ引き返したのはこのためだったのか。 見捨てられたわけじゃなかったんだな。 ……でもなんでこいつに頼んだんだろう? 一緒に帰れ、なんて。 どしゃ降りの道中、足音がぱちゃぱちゃ、一定のリズムを刻む。 「あ、相合い傘だからって俺に変な気起こすなよ」 「ハァ? それ私の台詞なんだけど」 「お前俺に気があるだろ。まあ俺は異性にモテるオーラがあるからな」 「ええ、あなたはかっこいいと思うよ、イケメンに産んでくれた両親に感謝して、毎日拝み敬い奉ることね」 「……素で返されても困る」 「本音だよ? でもモテる割には優に相手にされてないよね」 「ぐ」 「それにさっきから肩張ってるじゃない、私といるから緊張してるんでしょ」 「べ、別にお前なんかどうでもいいっつーの、ただこんなところ優さんにみられたらなんて思われるか」 「この相合い傘はその優が作ったようなものでしょうに。だいたい、今日はもう優がこの道通ることはないよ。 校門のあたりで私たちの先行ってたでしょう。」 「え、嘘!? 気づかなかった」 「狭い折りたたみで相合い傘してたからね、ふたりでぴったりくっついてて、お似合いのカップルだったよ」 「ああ、そういえば居た、あんなイチャイチャしてて恥ずかしくねーのかってくらいのやつら……ってあれ優さんだったのかよ!?」 「そうよ、ヘコむ? 優を別の男にとられて」 「……別に、これっぽちでへこたれるほど弱くねーし。優さんの相手がアレなら取り返そうと思えば簡単に取り返せるっつーの」 「ふーん」 含むような相づちをうって、友子が足を止める。 「ついたよ、池の家」 「あ、もうここまで歩いたのか」 いつの間にか話に夢中で気づかなかった。 「ありがとう、助かった」 気がつけば、雨の音の強さが増している。 「いいよ、どうせ通り道だし。それに」 「ん?」 「あなたと相合い傘が出来て嬉しかったし」 「え?」 「実はさ」 「あなたが好きだ、って言おうとして、一緒に帰らないかって声をかけたの」 「へ?」 ちゅっ 唇がくっついて離れる。お互いの鼻息がかかりそうな距離で。 「私は、あなたが好き」 そう囁いた。 「返事は要らない。でも明日から態度を変えるようなことはしないでくれるとうれしい」 立ち去る背中。 雨の音が、いやにうるさかった。 次の日、友子のことを考えてばっかりだった。ろくに目を合わすことも出来ず、会話もないまま、気まずく過ごす。 態度を変えるな、なんて、どだい無理な要求だった。 「池君、今日は元気ないね」 そんなだったから、優さんの声と笑顔はいつにも増して俺のオアシスだった。 「んー、ちょっとね。でも別に具合が悪いとかじゃないから大丈夫」 「そう?」 首をかしげる。だったらいいんだけれど、と気遣ってくれる。ああ、優さん可愛いよ優さん。 「優さんさあ」 「うん?」 ふと、尋ねた。 「アイツとつきあってんの?」 「ううん」 即答で、否定がかえってきた。 「あれ?」 「まだつきあってることにはなってないんだよー」 それは、いずれ、つきあうことが確定しているということだろうか。 「うふふー」 「気になるの? わたしのこと」 「んー……、そりゃあ、まあ」 「ふーん……」 俺の気のない、曖昧な返事にちょっと考える仕草をしてから、優さんは言った。 「放課後、時間あるかな」 「へ?」 「体育館裏で、ふたりで話がしたいの」 「は?」 「待ってるからー」 チャイムが鳴る。自分の席に戻る優さんを、ぼーっと見ていた。 体育館裏、ふたりきりの話。優さんは、アイツとつきあってるわけでもない。 つまりは。 「告白」 なわけねーよな。 「……ずっと、池君のことが好きでした」 ほんとに告白だよ、おい。 「俺?」 「うん」 嘘だろ? 「わたしと、つきあってください」 やった。 優さんが、 俺のこと好きだって。 いや。 でも。 その。 あれ、 なんでだろ。 「え、と」 あまり、嬉しくない。 「ごめん」 「どうして、断るのー?」 まるで断られることがわかっていたかのような、いたずらっぽい表情で尋ねてくる。 「わたしのこと好きだったんじゃないのー?」 そう言われると、言葉に詰まる。 つーか、優さんに俺の気持ちを見透かされていたことが、かなり恥ずかしいのだが。 「昨日さ、友子に好きだって言われたんだ」 「うん」 「で、さ」 「うん」 「優さんより、友子に告白されたときの方が、衝撃的だった」 そう言ったら、優さんは。 「やっと気づけたんだねー、自分の本当の気持ちに」 そう、やさしく微笑んだ。 「本当の、気持ちって」 「だって池君、友子のこと好きなんだよねー?」 優さんは、ずるい。 俺の気持ちを、俺以上に見透かしていた。 優さんが他の男と相合い傘をしていても、あまり悔しいと思わなかったり、 優さんに好きだと告白されても、あまり嬉しいと思わなかったのは。つまりは。 「俺は、お前のことが好きらしい」 「好きらしい、って何よ」 「細かいことは気にするな、とにかく、俺とつきあってくれ。両思い、問題なし」 「まあ、いいけど……何があって私とつきあうつもりになったのかくらいは説明してよ」 「んー……、まあ、優さん絡みってだけ言っておく」 「そう、優のおかげなの。明日お礼言っておかなきゃね」 つきあってくれ、って言った直後に、他の女の話題を出すのもどうかと思ったが。 「あのさ、友達のお前の目から見て優さんってどういう人なんだ?」 「優は普通の娘よ、そうとしか言えないな」 「普通より、やさしいよな」 「そうかもしれないけど、でも、普通の範疇を越えてるほどやさしいとも思わないのよね、少なくとも私は」 「そんなもんか?」 「そんなもんよ。 嬉しいときやおかしいときには、私と一緒に声をあげて笑ったり、 なにか不愉快なときには、私と一緒に頬をふくらませてそのことに文句言ったり、 他の女の子の恋愛沙汰には興味津々だったり、 そう言うあの娘の普通の一面を知ってるから、私はあの娘を特別に思えないのかもね―――」 そんなわけで。 「よかったねー池君。念願が叶ったんだー」 「念願?」 「ずーっと前から好きだった友子と、恋人同士になれたんだから」 いや、それはちょっと違うぞ優さん。 「なにそれ、ちょっと詳しく話を聞く必要がありそう」 友子が俺の頭にアイアンクローをぎっちりと。 「ちょw待て、誤解だ」 「ずーっと前からって何よ、私のこと好きだったくせに他の女に目移りしたり私につれない態度をとってたってこと!?」 「ギ、ギブっ、ギブアップッ、頭、ミシミシってwww 「なあ優、俺も池はお前のこと好きだったと思うんだが、なんで友子さん?」 「だって池君、いつもボーっと友子の方見てたからー」 ああ、そうか、優さんがやさしさの秘密は、 ほんのささいなことからでも、他人のことをわかってあげられるひとだからこそのものなのかもしれない。 割れそうな頭の痛みとともに、俺はそんなことを思っていた。 優「男君かっこよかったよー」 校内の球技大会で、俺はバスケに参加していた 昔ちょっとかじっていたのと、人数が足りなかったのとでお呼びがかかったのだ 優「優勝だよー。すごいよー」 確かに優勝はしたが、実際俺はあまり活躍しなかった。他の奴が上手かったのだ 俺のした事と言えば、相手を止めたり、少しの点を取ったりしただけで、あまり目立たなかったのだが 男「いや、俺は何もして無いよ。池とかが頑張ったお陰だ」 参加が決まってからお荷物にだけはなるまいと、鈍った体を締める為に毎晩走ったりはしたが、それだけだった 男「俺は特に何もしてない」 俺は真実そう思っていた 優「そうかなー?」 優は足を止めた。俺も立ち止まる。足がミシミシと音を立てた気がした 優「試合の後、皆君を褒めてたよー。特に池君なんて。『あいつが居なきゃやられてたってとこが何度もあった』とか言っちゃってさー」 俺は正直驚いた 優「私だって分かるとこあったよー。池君がボール取られて、君と敵が一対一になったとこがあったよねー」 男「でもボールは取れなかったよ」 優「君が敵を止めたから、池君達が守備に戻れたでしょー?」 俺は急に恥ずかしくなった。顔が紅潮するのが分かる 他人に褒められた事なんて、今まで一度もなかったからだ 男「あんなの、誰だってできるよ。別に俺じゃなくてもさ」 話は終わりと足を進めようとしたが、優は動かなかった 優「…君さ。毎晩走ってたんだよね」 男「え?…うん。体、鈍ってたから…何で知ってるの?」 優「お姉ちゃんが言ってた。散歩してたら見掛けたんだって」 男「あんな時間に散歩って危ねえな。物騒なのに」 話を逸らしてみた 恥ずかしくてどうにかなりそうだった だが優は俺を見たまま動かない。西日が優の顔を照らしていた 優「たかだか校内の球技大会の為に、そうやって影で努力する人なんて、そう居ないよー?」 男「…そうかな」 優「君は皆の足をひっぱりたくなかったんだよねー。だから頑張ったんだよねー」 優「私には、君が誰よりかっこよかったよ」 そう言って優はやっと顔を逸らし、歩き始めた 俺は少し呆然としていたが、無言で優の後を追った 足がミシミシと音を立てた気がした いつもの風景だった。 そのはずだった。 優「消しゴム落としたよー」 俺「ぉ、サンキュ………優…??」 優は俯いたまま掴んだ消しゴムを離そうとしなかった。 俺「…おい優……??」 優「私ねー……」 声が、震えていた。 優「お父さんの仕事の関係で…転校するんだー……」 ……………………… 俺「………は…??」 優「もうすぐねー…」 俺「…は、ははっ……つまんねぇ冗談よせよ。」 優「そ、そうだねー…面白くなかったかなー??」 俺「笑えねえっつの!!さ、早く帰ろうぜ~」 優「ぅ、うんー」 でも、帰った後もあの時の優の顔は、俺の頭から離すれらなかった。 「起きてーっ」 俺「………ん…」 「起きてよー」 俺「……ん……んん…??」 「遅刻しちゃうよー??」 俺「…優……??」 「私、行っちゃうよー??」 俺「ま、待ってくれよっ!」ガバッ ………………………… 妹「あ…やっと起きたぁ~…」 俺「…………あれ…優は……??」 妹「優さん??今日はまだ来てないなぁ…」 俺「そ……そうか…」 妹「もう8時45分だよ…??」 俺「はぁっ?!」 完璧な遅刻。朝ご飯も食べずに家を飛び出した。 俺(………優が家に起こしに来てくれないの…始めてだよな…??) そんな事を考えながら学校へ走っていった。 俺「はぁ…はぁ……」 友「ギリだったなw」 俺「あぁ………ったく……優は…??」 友「ん??あ、あいつはまだ来てねぇよ……」 俺「…??そうか珍しいな…風邪かな……」 友「…………………」 俺「ん??どうした、急に黙って……」 友「いや……」 俺「今日見に行ってやるか………」 友「Σあ、それは止めたほうがいいと思うぞ!!」 俺「…??なんで…??」 友「え……いや、そりゃ……Σほら、授業はじまるぞ!!前向けって!」 俺「あ…あぁ……」 放課後。 ああ言われても心配だった俺は、見舞いにでも行ってやろうと思った。 花を持って行って、驚かせてやろうと思った。 ピンポーン 俺(……いないのか…?んなはずないだろ…) ピンポーンピンポーン 俺(………??) 「あら…君は……」 俺「あ、隣のおばさん……」 「何をしてるの??」 俺「優のお見舞いですよっ」 「……優ちゃん、引っ越したのよ…知らないの??」 俺「………は??」 「私も引っ越し先は知らないけど…昨日の夜遅くに…」 俺「…っ!!」 俺は優の家に駆け込んだ。 昼飯を一緒に食べたリビングにも。 優がいつも転げ落ちそうになってた急な階段にも。 宿題を手伝ってやった時に入った優の部屋にも。 なにもなかった。 俺「…………嘘だろ…なんで………っ?!」 優はあの時、言ってた。 (お父さんの仕事の関係で転校するんだー…) それで、俺は何て言った…?? (ははっ…つまんねぇ冗談よせよ。) 俺「ぁ……うぁ……」 俺はそこで、 俺「うあ…あぁぁ……」 優の部屋があったその場所で、 俺「うああああぁぁぁぁぁっ!!」 泣き崩れた。 涙が、優のために買った花の上に滴り落ちた。 俺「くそっ………」 妹(優さんが黙ってて言ったの…) 俺「くそっ………」 母(優ちゃんがあんたには黙っててってお願いしてきたのよ…) 俺「くそぉっ!!」 友(あ、あいつに黙っててって言われて…) 俺「何も知らなかったのは……俺だけだったのかよ…」 知っていた。その事実を。 俺「なんで…引き止めなかったんだよ……」 知らなかった。その事実が本当だということを。 俺「なんで……行っちまったんだよ…」 知っている。親の関係だということを。 俺「もしあの時…優を信じて引き止めたら…今お前はここにいてくれたのか…??」 知っているはずだ。それは否。こんな俺の言葉なんて聞いてくれない。 俺「でも…俺は………もっと一緒にいたかった…」 次の日も、その次の日も。学校は楽しくなかった。 理由は知ってる。 優がいない。 ただそれだけで、俺の楽しかった日々は何もないつまらない日々に変わっていった。 それから1週間たったある日の朝。 妹「お兄ちゃん、朝だよ…」 いつもなら優が起こしに来てたが、今は妹になっている。 俺「………………」 妹「あの…お兄ちゃん…??」 俺「………………」 妹「ずっと言いにくかったんだけど…優さんが、コレ…」 俺「…っ?!」 妹の手には、優に最後に会った時に返してもらい忘れた消しゴムだった。 妹「あのね…優さんが行っちゃったの……ホントは夜じゃなくて…朝なんだよ…」 俺「…うそ………だろ…??」 妹「お兄ちゃんが起きる2時間くらい前に…優さん、来たんだよ…お兄ちゃんの部屋に……」 俺は覚えている。 あの日、夢で優の声が聞こえたのを。 俺に、話しかけてたのを。 俺「夢……じゃなかった…??」 妹はいつのまにかいなくなっていた。 俺「くそっ!!」 俺は走りだした。 着替えもしないで。靴もはかないで。 優の家の前に。 遅かったのは知っている。 けど、行け。と俺の中の何かが言ってる気がした。 手には消しゴムが握られている。 俺「はぁ…はぁ……」 優の家の前には、何もなかった。 俺「…当たり前か……」 なぜか、まだ引っ越しのトラックの前に優が立って、俺を待ってる気がしてた。 俺「…ごめんな……俺…お前がいないと起きれないからさ…朝早くに行かれちゃどうしよいもないんだよ……」 俺「俺に気使ってさ、母さんや妹や友にあんなこと言って……朝も部屋まで来たのに起こさないでさ……」 俺「そおゆうの…優しすぎてウゼぇんだよ………」 俺「でも…そんな所も含めて………好きだからな……」 また、俺は泣いてしまった。 俺「ちくしょう……涙が止まらねぇじゃんか…バカやろう……」 ……………… 俺「うん…もう泣かねえ………お前の事も…………忘れるよ…」 俺は握っていた消しゴムを遠くへ、できるだけ遠くへ投げた。 俺「……じゃあな…」 優の家に背を向け、家に向かって静かに歩き出した。 俺「もう、振り向かないからな……」 俺「母さん、行ってくる!!」 優の家の前からまだ30分もたってない。 けどもう決意はした。今日からは新しい日々が始まる。優はいないけど、それも受け入れた新しい日々が。 俺「ただいまーっと……あら??誰もいないのか……」 そうか…そういや今日は皆出かけてるんだっけな… 俺「…マンガでも読むかな……」 「起きてーっ」 俺「……………」 「起きてよー」 俺「…………」 「遅刻しちゃうよー??」 俺「…ん………」 「私、行っちゃうよー??」 俺「………っ?!」 俺「優っ?!」 ……………………… 俺「…夢、か…??………はぁ…また…同じ夢を見ちまった……割り切れてないのか…??俺は………っ?!」 ふと、あたりを見回した時に、目に入った。 机の上に、今朝俺が投げたはずの、消しゴムが。 俺「優っ!!」 俺はまた走っていた。優の家に。今度は、ちゃんと間に合うように。 辺りはもう暗かった。 でも、いると信じてた。優がそこに、優の家の前にいると。 俺「信じてたから…」 「なにをー??」 俺「…なんでもない……久しぶり、優…」 優「うん、久しぶりーっ」 俺「あのS」 優「消しゴムは、投げちゃダメなんだよー??」 やっぱり、優は変わらない優だった。 優「今度は、間に合ったね…」 俺「あぁ……ごめんな…」 優「大丈夫…だって君はちゃんと間に合ったよ…??」 俺「じゃあ…言っていいかな…??」 優「うん…なに…??」 俺「もう、どこにも行かないでくれよ……」 優「…うん……」 俺「俺…お前がいないとダメなんだ…朝は起きれないし…消しゴムもやっぱり落としちゃうし………」 優「…うん……」 俺「だから…一生俺の傍に…一緒にいてくれ……」 優「…………うん……」 俺「ありがとう……」 優「男君…」 俺「…なに…??」 優「涙も…こぼしちゃダメだよ……??」 俺の頬を流れていた涙は、優の出したハンカチに拭き取られた。 一粒もこぼれ落ちることなく。 夕方、道を歩いてると、子供の泣き声が聞こえた。 「?」 声の方向に首を巡らす。 『あすなろ学園』と書かれた門の先、建物の前の敷地につくられた園庭で、男の子が片膝を上げてうずくまって泣いている。 「保育園――じゃなくて孤児院か?」 夕陽の強さに手をかざして、他に誰も居ないのか、と首を巡らす。探すまでもなく、男の子からいくらか離れた先に人影がもうひとつ。 高校生くらいの女の影。 優だった。強い夕陽の光を避けようともせず、玄関の前に立ったまま、男の子を見つめている。 「あいつ、なにやってんだ?」 いたい、と男の子は叫んだ。どうやら転んで膝をすりむいたらしい。ここからでも、傷口の血の色がはっきり見える。 運悪く尖った石ころでもあったのだろう。血がすねまでつたい落ちている。けっこう派手にやったな、と思った。 そんな怪我なのに、優は介抱にいこうとしない。 「ゆうー、救急箱持ってきたー」 そこまで考えたとき、玄関のドアが開く。女の子。男の子よりほんのちょっと年上といったくらい。 優へ救急箱を渡す。そうか、救急箱が到着するのを待ってたのか? いや、でも普通は近寄って慰めたりするよな……? 「うん、ありがとうー」 そうして、そのまま男の子のところへ――― 「おいおい」 ―――いつまで経っても、駆け寄ろうとはしなかった。 「ゆう……?」 女の子の疑問の声。 「ここで待ってること」 「えー、でもー……」 「いいから、そこから動いちゃだめ!」 強い調子の声、そんな声に反論することが出来ず、女の子は首をすくめながらその場に留まる。 そして、誰も動かない。男の子の痛々しい泣き声だけが、園庭に響く。 「いつまで泣いてるの! もう遊ぶ時間はとっくに終わってるの、早く園に戻りなさい!」 ちょwwwねーよwww 優の厳しい声を聞いたのは初めてだった。俺の知ってる優からは考えられない言動。 目の前の彼女は、自分の中の優の像とはあまりにもかけ離れている。 優がいじめなんてするはずがない。じゃあ、何でこんなことを? ぽかん、と呆けたまま彼女を見つめているしかなかった。 優の叱咤が続く。本当に厳しい声。 真剣に、厳しい声。 やがて、男の子が、立ち上がる。地面を踏みしめて、ゆっくり、ゆっくり、傷ついた足で。 知らず、息を呑んでその男の子に見入っていた。心の中で、がんばれ、と繰り返していた。 そうして、一歩、足を踏みだす。園へ、優のところへ、歩いていく。 自分を叱る、優のところへ歩いていく。 いつしか、叱咤の声も、泣き声も聞こえなくなっていた。 「あ……」 優へ目を移す。 そこには、歯を食いしばって、歩いてくる男の子を、唇を噛んで、待ち続ける優が居た。 まるで、助けにいきたいのを、必死でこらえているように。 「がんばれ」 優の意図を、女の子も察知したらしい。 男の子へ向かって声をかける。俺も一緒に、心の中で、叫んでいた。 がんばれ。 もう少し。 がんばれ。 ほら、顔を上げて。 がんばれ。 前を向けばすぐそばに。 あと10歩くらい。 お姉ちゃん達が待ってる。 がんばれ。 あと3歩。 がんばれ。 優が男の子の目線までかがみ込む。 あと2歩。 がんばれ。 男の子へ向かって腕を広げて。 そうして、最後の、1歩。 よしっ、と思わず手を握りしめて、俺は小さくガッツポーズしていた。 優は男の子を抱きしめる。 俺の中の優の像と一致する、いつもの笑顔で。 優の胸で男の子がひとしきり泣きじゃくったあと、女の子が怪我の手当をする。 優に手当の仕方を教えてもらいながら、つたない手つきで、でも真剣に、一生懸命に。 手当を終えて、優に頭を撫でられた女の子は、嬉しそうに微笑んでいた。 園に入っていく3人を見送る。夕陽に照らされている園庭が、まるで光に包まれているかのように綺麗に見えた。 つまり心あたたまる良い光景を見せてもらった俺は、それくらいに清々しい気持ちになっているのだが。 「うはwwwなんか気まずいwww」 結局最後まで覗き見してしまったのはなんだかなあ、と思ったりするのである。 悪いことをしたわけではないけど、それでもあれは優だけのプライベートであって、やっぱりいくらか後ろめたいのだ。 まあ、これはもうどうにもならん。 せめて、いいもの見せてもらったお礼に、ジュースかなんかをおごるとかしてあげよう。 恩着せがましくならないように、さりげなく、なんとか些細なことで、優にいいことしよう。 他人から物を簡単に受け取る性格ではないだろうけれど、ああして、甘さとやさしさを他人を想って使い分けることができるあいつなら。 俺の日頃の感謝を、きっと受け取ってくれるだろう。 子猫の貰い手を共に捜し、お互い初めてのキスを交わして、数日後。 優が風邪をこじらせた。 「……見舞い、行くべきだよなぁ……」 あれから、男と優は気まずくて、上手く話せていない。会話と言えば、挨拶ぐらい。今でも一緒に帰っているが、二人とも下を向き顔を赤らめて何も話せていない。 「気まずいなぁ……」 悶々としながら、優の家へ足を進める。 途中、二人で猫の貰い手を捜した商店街を通った。 ―――優、温かかったな……。 優の温もりを思い出し、それに連鎖して初めてのキスを思い出し、男の顔が赤く染まる。 いかんっ、平常心平常心。俺はこれから見舞いに行くだけだ。別にやましい思いなんて、ちょっとはあるけど……じゃなくて! 悶々としていると、既に男は優の家の前まで来ていた。深呼吸をして、チャイムを押す。 ぴんぽーん このチャイムを押してから人が出るまでが一番緊張するな……ああ、誰でも良いから早く出てくれ……。 「は、はーい……」 弱々しい声で出てきたのは、パジャマ姿の優だった。 ……誰でも良くなかった。、前言撤回。 「優!? 風邪ひいてるのに大丈夫なのか?」 「だ、いじょ……けほっ……」 どう見ても、大丈夫な様には見えなかった。顔は赤いし、額には冷えピタ。足取りもおぼつかない。 「ったく、大丈夫じゃないだろ……」 「へへー……」 いつもと同じように優は笑おうとしているが、その笑みもやはり弱々しかった。 「ほら、見舞いに来てやったぞ」 「ありがとー……入ってー」 「ん、お邪魔する」 優に招かれ、男は家の中に入る。 「部屋何処だ?」 「こっち……あっ?」 突然、優の体が前に傾いた。 「―――!?」 慌てて優の体を男は支える。 「大丈夫か!?」 「あんまり、大丈夫じゃないかもー……」 「じゃ……ほらっ」 「ひゃっ……」 男は両手で優の体を抱えた。いわゆる『お姫様抱っこ』の状態である。 「こんなの、初めて、されたよー……」 「俺も初めてやった」 さっきより優の顔が赤いように思えるのは男の勘違いではないだろう。 ――優、軽いな…… 「ほら、部屋何処だ?」 「あ、そこ……」 弱々しく、右前方のドアを指差す。 「了解……ごめん、ドア開けてくれるか?」 「いいよー」 部屋の中に入り、敷かれていた布団の上に優をそっと下ろす。 「よ……っと」 「ごめんねー、迷惑かけちゃった……けほっ」 「いつも優しくしてもらってるからな、お返し。気にするな」 「……ありがとー」 「今日は見舞いに来たんだからな、なんかあったら言ってくれよ」 申し訳なさそうにしながら、優は頷いた。 「あ、でもごめん、ね……眠くなって来ちゃった……」 「おう、寝とけ。病人は寝るのが一番だ」 「うん、じゃ、おやすみ……」 ゆっくりと優は瞼を閉じた。すぐに優の寝息が聞こえ始める。 「今ので、体力使わせたか……ごめん、ゆっくり寝とけよ」 優が寝息を立て始めて三十分後。 「ああ、寝顔可愛いな……ん?」 優がもぞもぞと動き出した。体を丸めて、心なしか震えている。 「……寒いのか?」 少し優のパジャマを触る。 ――凄い汗だ……これは着替えさせないとまずい、か……。 「でも着替えなんて……」 部屋の中を少し見渡すと、優の寝ている布団の横に、着替えが置いてあるのに気がついた。 「……そりゃ着替えぐらい置いとくよな……」 しかし、自分は男で、優は女である。 「……これ以上風邪が悪化するよりマシか……すまん、優。脱がすぞ……」 覚悟を決め、出来る限り見ないようにパジャマのボタンを外していく。そして、上半身は下着だけの状態になる。 見ないように、と思いつつも見てしまうのは男の性。 「……下も脱がさなきゃ駄目なのか……」 そう言い、ためらいつつもズボンを脱がす。これで完全に、優は下着だけの姿になった。 「……綺麗だな……」 肌の色は白い。全体的に細く、かなり華奢な体型をしている。 そして男は見とれると同時に、今日までの優を思い出した。 「こんな体で、いろいろ無茶してるんだな……」 もしかしたら、今回の風邪は、蓄積された疲労によるものなのかもしれない。それの決定的な引き金は――― 「……もうちょっと早く行ってたら、風邪ひかさずに済んだかもしれないな……ごめん」 男は、優の頭をそっと撫でた。 「……んっ」 「!?」 「……すぅー」 「……寝言か……あ」 優の寝言で冷静さを取り戻した男は、今の優の姿を思い出した。 「服脱がしたままだった……すぐ着せるからな」 また、出来る限り見ないように、服を着せる。 「今更か……? いや、でもやっぱり悪いよな……」 完全に服を着せると、またやることが無くなったすることが無くなると、当然思考に走ってしまい、しばらく先程の優の体が何度も頭に思い浮かぶ。 「……何頭抱えてるのかなー?」 結局、優が起きるまでずっと男は悶々としていた。 「おおぅ!? ……起きたか」 「うん、ちょっと楽になったよー」 確かに、さっきよりも楽そうだ。 「一応熱測っといてくれるか?」 男は、優に体温計を差し出した。 「うん……あれ?」 そして、体温を測ろうと脇に体温計を挟もうとした所で、優は異変に気付く。 「パジャマが変わってるよー?」 「え、あ、はははは……」 「男くん着替えさせてくれたのー?」 ただ、優は男に聞いてくる。優の口調から感情は読み取れない。 「えーあー、うん」 まずい、これは覚悟しといた方がいいか……流石の優でもこれは…… 「そう、ありがとー」 ―――は? 「……は?」 あまりに驚いて、口に出てしまった。 「だって私の為に変えてくれたんでしょ?」 「いや、まあそうだけど……」 あまりにあっさりと流す優。 「いや、でも良いのか?」 「何が?」 「流石に下着は外してないけど……俺に裸を見られたんだぞ?」 「だーかーらーさー、私のためでしょー? やっぱり恥ずかしいけど……なら良いんだよー」 優はさっきと同じ台詞を繰り返す。 「それに、ねー」 「ん?」 「男くんになら、良い、かなって」 顔を少し赤く染め、そっぽを向きながら、本当に小さな声で。 「え、あ……それって―――」 「この前、わたしの、はじめて、あげたよ、ねー? ……本当は、あの時、言おうと、思ったんだー」 「でもね、あんまり、恥ずかしくて、すぐ、家にね、逃げちゃった」 「でも、今日は、ちゃんと、言うよ」 「……」 「わたしは―――」 男は黙って、優の、次の言葉を待つ。 「わたしは、ずっと、男くんが好きでした」 「わたしと、付き合ってくれますか?」 その言葉は淀みなく、男には、はっきりと聞こえた。 「は、あー……やっと、言えたよー……」 「……」 緊張の糸が切れたのか、優の目には、涙が浮かんでいる。 「ずっと、ずぅっと言いたかったんだー、好きだって……でも、臆病だから、いつも逃げてて……」 「優……」 「おかしいね? 優しくする勇気はあるのに……でも、恋愛とかは、全然駄目なんだー……」 「うん、もう振られても悔いはないよー」 今にも零れ落ちそうな涙を、パジャマの袖でぐしぐしと拭う。 「返事、聞かせてもらえるかなー?」 ―――返事? そんなの、もう決まっている。 「―――喜んで」 「え……本当?」 「ああ、本当だ」 「嘘じゃないよね?」 「本当だって」 「信じても、良いんだね?」 「ああ、お前が好きだ」 「ひっ、ぐっ……よかった、よー……」 袖で拭った涙が、また出てくる。 「あ、れ、止まらない、よー……」 拭っても、拭っても。ぽろぽろと、大粒の涙が流れる。 「ほら、泣くな、笑え。せっかく両思いだってわかったのに」 「そんなこと、言われたって、出て来るんだよー!」 「そうか、じゃあ思う存分泣いて、落ち着いたら話そうか」 「う、んっ……」 しばらく後。 「落ち着いたか?」 「うん、大分落ち着いたよー」 「……で、本当に俺で良いのか?」 もう一度、確かめる。ただ、返ってくる言葉は男には分かっている。あくまで、確認。 「いいよー。って言うかねー」 「ん?」 「もう君じゃないと考えられない」 顔に血が上っていくのが分かる。まずい、こいつもう動じてない……! 「本当に君が好きなんだー」 「……」 あー、なんか言いたいけど、何言ったら良いかわかんねー。 「どうしたのー? 固まっちゃって……」 でも、コレは言わなきゃいけないよなー。 「優」 「何ー?」 「俺も、本当にお前が好きだ」 男がそう言うと、優は動けない男に抱きついた。 「あーもう愛しいなー」 そう言って、唇を重ねる。 「~~~~!?」 「さっきあれだけ泣いたから、もう私は恥ずかしがらないし、逃げないよー」 完全に男は固まってしまった。 「でも、やっぱりまだキスは恥ずかしいなー……へへー」 優は、男から体を離す。 「ずっと、一緒にいようねー。……聞いてる?」 優の言葉で、ようやく男は動き出した。 「……ああ、聞いてる。動けなかっただけだ……ずっと一緒に、だろ?」 「へへー、うん。良いかな?」 「ああ、当たり前だ」 それを聞くと、優はまた布団に横になった。 「あ、大丈夫か?」 「大丈夫だよー、ちょっと疲れただけだから……またちょっと眠るね」 「ああ……うわ、そろそろ帰んなきゃやばいな……」 時計を見ると、既に午後七時になっていた。 「じゃ、俺帰るわ」 「あ、ちょっと待って!」 慌てて、優が男を呼び止める。 「ん、どうした?」 「……わたしが眠るまで、手を握ってて欲しいなー……なんて」 男の動きが止まる。 「駄目、かなー……?」 「駄目じゃない、ほら」 男の手が、優の手を握る。 「へへー……おやすみ」 「ああ、おやすみ」 男くんに手を握って貰って眠った後、わたしは久しぶりに夢を見た。 この世界の全ての生き物が笑って、手を取り合い、一緒に生きている夢。 そして、私の横にはみんなと同じように笑っている、わたしの―――恋人。 いつか世界が、この夢のようになりますように―――。 放課後、ふたりで道を歩いていた。 「あ……」 ふと、優が何かを見とめて、立ち止まる。 目線の先を追うと、ひとり、横断歩道で信号待ちをしている、杖をついた老人がみえた。 「どうかしたのか? あのひと」 「ううん……、なんでもない、けど……、ちょっと行ってくる、待ってて」 「お、おい」 優の後を追いながら尋ねる。 「なんだよ、知り合いか?」 「そうじゃないけど、ちょっと気になって」 「気になって、って何がだよ。そりゃかなり歳いってる爺さんだけど、特に具合悪そうなわけでもないだろう」 曖昧な物言いが、逆に気になってしかたがない。 「そんな深刻そうな言い方しないでよー、本当にたいしたことじゃないから」 単なる敬老精神だっていうのなら、それでいいんだが。 「あっ」 優が声を上げて立ち止まる。 小学生くらいの女の子が、老人に近づいて、なにやら声をかけていた。 「孫かな?」 孫にしては、老人を前にして、ずいぶん緊張しているようだが。 「……」 俺の疑問の声に、優は相づちをうたず、ただ、その女の子と老人を見つめていた。 信号が青に変わる。老人も女の子も、横断歩道を渡っていく。 優は、未だ立ち止まったまま。 「いいのか? 追いかけなくて」 なにか、あの老人に用があったのではないのか。 「ううん、もういいんだ」 「もういい?」 「うん、みて」 指さす先。そこには。 足の悪いお爺さんを、女の子が支えて連れて行ってあげている光景があった。 ゆっくり、でも危なげなく、余裕を持って、信号が変わる前に横断歩道を渡りきる。 そうして、渡りきったその先、ひとことふたこと、言葉を交わし合う。 ありがとう、おじょうちゃん。 どういたしまして、おじいさん。 ばいばい、と手を振って、女の子と老人は別れていく。 街の中の、人と人のやりとり。どこにでもあるようで、ちょっと珍しい、そんなやさしいひとコマ。 「……」 「……わたしねー」 「うん」 「たまにみかける、ああいう光景が大好きなんだ」 「うん」 「やさしいって、ああいうことだって思うんだ」 「うん」 「人からやさしいって誉められることもある。偽善ぶってるって蔑まされることもある。 でも、ああいうのをみてると、そんなことどうでも良くなるよね」 「……そんなこと、どうでもよくなるのはさ」 「?」 「やっぱりお前が、本当にやさしいからだと思うよ」 そう言ったら、優は笑った。花咲くような笑みだった。 優「じゃあ、お別れだよ」 またこの場所に来ることになった。 忙しく響き渡る蒸気の吐き出される音。 夜遅くにも関わらず入り乱れる人達 優はもう出発だというのに鞄も何も持たず汽車に乗り込んでいる。 「それだけで、いいのか?」 「うん」 優、お前はとてもかよわい。 肌は白に近いし、ご飯もあまり食べない。暑さには弱いし、逆に寒すぎてもすぐに風邪を引く。 なのにそのか弱い体で積極的に人に優しくする。 そんな優を知っているから、断っていなければ山のような防犯用やら非常食やらの道具食材を 汽車が壊れてでも持って行かせてやりたいと思う。 でもそんなにあげたものを他のお客さんに譲って、すぐになくなるんだろうな。 だから、いらない、って言ったんだもんな。わかってるよ。 だけど、鞄の一つくらい 「優」 「なぁにー?」 何故、旅立つんだ。 何故、お前なんだ。 何故、こんなにもかよわいお前が。 何故、こんなにも愛しいお前が。 何故、俺の前から。 何故だ、何故に。 何故。 「笑って、だよな」 「うん!笑ってーだよ。」 笑えねぇよ 笑えてねぇ、絶対に。 頬つり上げて目だけ死んでる。 上手く電灯見ながらやってるけど、お前には輝いてみえるか? 汽笛が憤怒して旅人を急かしている。 私は行くよ、あなたも行きましょうよ。って。 優は慌てて乗り込む、そして入口から身を乗り出し手を振る。 じゃあねー、じゃねぇ 今までの日々全てにそれだけでいいのかよ。 普段なら、お前なら、もっと言うだろう。 なのに。 あぁ、行っちまった。なんで上に上がりやがる、汽車よ。 ポーッって。星空の中で小さくなりながらポーッって。 もう何も聞こえん。 これがお前の最後の言葉かよ。 「…ハハッ」 最後に、 笑えたよ。 ありがとう、優。
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「……なんだそれ」 「デオドラント防水スプレーです」 靴なんか新聞紙つっこんどきゃ大丈夫だろ。それより自分の方どうにかしろ、水たまり製造器になってるぞ。 「お前傘持って出てなかったか?」 制服姿の相手は、タオルを被せた頭から靴下を脱いだ足下まで、全身ぐっしょり濡れて息を切らしている。 「今頃相合い傘になってますよ」 古泉はさも楽しそうに笑う。それで自分は濡れ鼠か。そんなんだから『彼』に嫌な顔されるんだ。 「置き傘は?」 「教室にある、と言ってしまったんですが……」 がらり、風呂を沸かそうと開けた先のバスタブに、小さな折りたたみが広げてあった。 「実は昨日使って干したままだったんですよ」 ドジっこ属性もお前だと萌えないな。やれやれ、いいから手動かせよ。いつまでもぽたぽたさせるな。 水を吸って重たくなったタオルを洗濯機に放り込んで、代わりに大きなバスタオルを被せる。 「なんだ、全然拭けてねえな」 顔に張り付いた髪をどける。そのままわしゃわしゃとを水分を取ると、古泉はくすぐったそうに笑った。 「あったかいですね」 「ほら、笑ってないで早く脱げ」 「…したいんですか?」 「はあ?」 とにかくこの冷えた身体をどうにかしようと動かしていた手が止まる。 女の子(と、男)に傘を貸して走り帰った、紳士な古泉くんのために我慢していた俺の気も知らずに、何を言い出す。 あらためて古泉を見れば、湿った髪は首筋に張り付き、びしょ濡れのシャツはすっかり肌が透けている。 雨から逃げきれなかった身体はどこか楽しげに息を弾ませていて、どきっとするほど無防備だ。 「お前こそ、誘ってるのか?」 その気になってしまえば話は早い。 自分が今、自覚するより百倍エロいって気付いてないお前が悪い。 「あっ」 冷えた耳を食んで、タオル越しに肌を撫でる。古泉はじれったそうに身をよじった。 次はシャツの上から。頬にかかる息が熱い。このバスタオルの内側だけ、湿度が飽和してるみたいだ。 「やっぱ寒いのか?鳥肌たってるぞ」 冷えたせいか、拗ねたような目がうっすらと潤んでいる。 「わかってるくせに」 さて何のことだろうね。 薄く色の透けた乳首を弄ると、古泉は待ちかねたように声を上げた。 甘い声を漏らす古泉をもっと追い詰めたくて、さらに愛撫を深める。 興奮してぬめる唇に、触れた胸は驚く程冷え切っていた。その温度差は古泉の方が強く感じたようで、悲鳴のような声が上がる。 張り付くシャツを下から剥がすように脇腹を探れば、吐息はますます濡れていく。 「…は……、ん……」 「体、冷たいな」 「はしってきたんですけど…ね」 残りのシャツのボタンを外す。 「いつまでもそんな格好でいるからだ。ほら、ちゃんと脱げ」 バックルだけ外した服を指さす。 「めんどうです」 「ばか」 ぐっしょりと重く冷たい布の内側に熱を探して、手を伸ばす。 「あ…んん!」 赤らむ頬に気分を良くして扱いていると、濡れた手がこっちのシャツにも潜り込んできた。 上がる温度と湿度に、頭がぼうっとする。視界がなんとなく霞んでるのは、この水気のせいか? だめだ。もう考えたくない。撫でた端から、口づけた先から移る体温が気持ちよくて、もう冷たい場所がないくらい全身に触れる。 ……いいさ。こいつさえ見えてれば、充分だ。 「ねえ、も、はやく…っ」 「ばか言うな、辛いのはお前だぞ」 「っ、だって…ほしい、です」 お互いの鼻がぶつかるくらい近くでべちゃべちゃにキスしていると、古泉は泣きそうな顔でねだってくる。あーあ、イケメンが台無しだ。 ついさっきまで、ちょっとからかったら風呂場に突っ込んでやろうと思ってたくせに、もう止まらない。 「古泉…」 「…っん……ふ、」 ゆっくり押し入って軽く揺すれば、古泉は啜り泣くように喘いだ。残念だったな、乱暴になんかしてやらない。 「…ふぅっ…んんっ…っ」 鼻先で髪をかき分けて、熱い耳元で囁く。 「古泉、大丈夫だから」 きっと明日は、彼らが照れくさそうにあの傘を返してくれる。嘘吐いて、お前がひっそり諦めたものは、お前ごと大事にされて返ってくる。 もしかしたら、本人より大切にしてくれたかもな。だいたいお前は扱いが雑なんだ。そんな高級でもないけど、選ぶのに二時間かかったんだぜ? 何を優先させた訳じゃないって俺も彼らも分かってるのに、お前だけ勝手に傷つくのはおかしいよ。 「僕、は…」 「わかってる」 「……っ、はぁッ、言わないで…」 それで、お前のくだらない自虐は無駄になるんだ。 「好きだ」 だから風邪引いたりするなよ、副団長。 「ただいま帰りました」 ドアを開けた古泉は、うっすらと濡れて髪から水を滴らせていた。 「……お前、」 「何ですかその顔。傘、新品みたいに畳んで返していただいたんですが…電車に置き忘れてしまって」 「マジか」 「嘘です」 古泉は濡れた傘を掲げ持つ。 「閉鎖空間が消える時、油断して差さずに出たらどしゃ降りで」 「……馬鹿だな」 確かに降られたのは髪と肩口だけのようだ。 「風呂、沸かしてやるから入っとけ」 古泉は聞こえないふりでタオルを被る。意外と無精なんだよな。 「風邪引くぞ。ほら、面倒なら洗ってやるから」 風邪だけは絶対に引きたくないはずだ。今は。制服を着替えかけた古泉が振り向く。 「じゃあ一緒に入ってください」 狭いバスタブに男二人はきつい。先に浸からせた古泉と交代で湯船に入る。 「シャワー貸せ」 背を向けて洗い場に座った古泉に湯を流し掛ける。なんだか犬でも洗ってる気分だ。 「…あの、本当に、いいですよ?」 今更恥ずかしがっても遅いだろ。本当、お互い冗談だったのに、何でこんな事になってるんだか。 温まった髪をかき上げて、シャンプーを泡立てる。自分のは数十秒で終わるのに、古泉の髪だと思うと、ことさら丁寧にしてやりたくなる。 「美容院みたいですね」 「そこは家族みたいって言っとけよ」 「いやですよ、そんな」 そんな…何だよ。 「目つむってろよ」 一度流して、二回目は柔らかな髪の手触りを愉しむように頭皮をマッサージする。古泉は力を抜いてバスタブに寄りかかった。 「素直だな」 「だって、あなたなんだか…優しいです」 「シャンプー、気持ちいい?」 「……はい」 目を閉じて俺に任せてくる古泉が嬉しくて、もこもこの泡の中、最大限優しく手を動かす。 「流すぞ」 リンスして、身体も洗って、背中を流してやる。 結局俺は古泉を甘やかしたいんだろうな。できることならいつも、いつまでも。でもそれは親兄弟の気持ちじゃなくて。 「そうだな、家族じゃない」 狭い湯船に入り込んできた古泉を後ろから抱えて言う。 「それは……」 「こういうことだよ」 振り向いた顔のあどけなさに笑って、その唇にキスをした。
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登録日:2010/07/09(金) 11 31 59 更新日:2022/06/23 Thu 13 58 46NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 Myself;Yourself ギャルゲー主人公 シスコン シスコンの鑑 シュウシュケセンパイ チクショー テラ子安 三瓶由布子 並のシスコンじゃ敵わない程のシスコン 主人公 双子 双子のついてる方 子安武人 異常 若月修輔 親友 逃避行 「俺はお前を助けるよ。何があっても、お前を助ける」 ―今も変わらぬ気持ちと、変わり果てた関係、 若月(わかつき) 修輔(しゅうすけ) 「あのふたりの間には、俺には入ることの出来ない絆があったんだ」 声 子安武人、三瓶由布子(アニメ版の幼少期) 1992年3月23日生まれ(16歳)。 Myself;Yourselfの主人公。 能天気なコテコテの体育会系少年。もう一人の主人公の佐菜の悪友で昔は一緒に野山や海岸や町中駆け回った仲。 親から英才教育の一環として柔道・剣道・少林寺拳法等を習わされ有段者。 算盤や書道もこなすが、字は独自の感性を持っている。つまり汚い。 双子の姉に朱里がいる。暴走しがちな修輔を歯止めをかけたり、なにかと世話を焼かせている。 また、メディアによって設定が違う。 アニメ版 父親は代議士 産みの母親が死んでおり代わりにビッチな後妻がいる 後妻とはそれなりに上手くやっている 家族思いの良い奴 ゲーム版 精神的に幼い KY 嫉妬深い 産みの母親が存命 家族の仲がすごく良く夕食は一家団欒で食卓を囲む 実姉想いの良い奴 【アニメの修輔】 親友キャラとして登場。 転校してまもない佐菜を朱里やアオイと共に仲良く迎える。 火災で性格が変わってしまった菜々香に対して、昔の明るい菜々香に戻ってもらいたいと思いつつ、手をこまねいたまま現在に至る。 佐菜との思い出の秘密の場所を共有するなど、深い友情が描かれる。 一方、両親と仲の悪く家族で孤立している姉を影から支える。 また、朱里程ではないが産みの母親との思い出を大切にしている。 物語終盤、ある事件によって朱里が外国に飛ばされそうになると、彼女を連れて逃避行に出る覚悟を決め、佐菜に見送られて旅立つ。 この時は泣ける。 最終話に菜々香のコンサートに訪れ、物語は終わる。 【ゲームの修輔】 二人いる主人公の一人。佐菜が主人公の場合は親友キャラとして登場。 主人公としての修輔 佐菜と違い悩みや問題が特に無いので気楽な思考が描かれる。 朱里が「佐菜が都会に行って変わってしまった」と不快に感じているが、 修輔は「佐菜は昔のままの佐菜だ」と感じているので、朱里の佐菜に対してのあまりにそっけない態度にキレる。 特にエピソードが描かれて無いのに「佐菜は親友だからな」とやたら肩入れするので、プレイヤーは不快に感じる。 朱里が朝に起こしに来たりと、日常イベントの大半を担うが攻略は出来ない。 また、鈍感な修輔の恋愛を的確にアドバイスする。 攻略可能ヒロイン 菜々香…佐菜編では菜々香が佐菜を避けているが修輔編では修輔が菜々香を避けている。 三年前、菜々香が火災に巻き込まれた時、交通事故にあっており、その時既に彼女が冷めた性格になっていたので嫌っている。 他のルートに行っても復縁イベントがあるため、佐菜が主人公の場合と比べ割とデレる。 火災の真相や菜々香が変わった訳を探るルート。 佐菜が漢。 雛子…イジメられていた雛子を庇ったことから懐かれる。 同世代より大人びて話が合わない為、修輔と一緒にいたいが為に特例で6学年飛び級し、高2になる…のだが、 肝心の修輔が幼稚で小学生レベルな態度なので雛子が懐く理由がよくわからない。 そして、ご都合主義な展開で話が終わる糞シナリオの一つ。 星野あさみ…育ちの良いお嬢様。 アニメでは佐菜とフラグを立てて破壊する「フラグクラッシャー」の称号を得たヤンレズだったが、ゲームでは修輔が攻略可能。 優等生なのだが菜々香の方一枚上手なため、ナンバー2止まりで対抗意識を持っている。 愛に飢えており、ひぐらしな展開が修輔と菜々香を待っている。 あさみ「私が1番好き?」 修輔「………(朱里を思い浮かべる)」 親友キャラとしての修輔 転校して不慣れな佐菜を引っ張る。 佐菜が柚希先生と過去の秘密を共有しているため、軽く嫉妬したりもする。 修輔「いくら何でもありの時代だからって、やっぱ教師と生徒の恋っていうのは御法度だろ?www」 お前にだけは言われたくないが…ルート攻略の為に彼の助言に耳を傾けよう。 朱里ルートではありえない方向に暴走する。 せっかくアニメや他のルートで築きあげた親友キャライメージをぶち壊す。 以下朱里ルートネタバレ 朱里が町の開発工事の為に自然が壊されている為、反対運動するため具体的な行動を佐菜と三人で考える事に。 修輔は「暴力☆で解決しよう」と提案するが、当然佐菜に却下され佐菜の「ホームページを作って反対派を増やそう」という案に朱里は賛同する。 自分の案が受け入れられなかったからと言って拗ねて怒り出す修輔。 挙げ句にホームページ作成のために朱里の帰りが遅くなったのに対し、 「帰りが遅くなるなら家に電話だろッ!」と小学生レベルなキレ方をし、朱里攻略中の佐菜とプレイヤーを唖然とさせる。 ( ゜Д゜) ぽかーん……。 佐菜の親友で本来仲を取り持つはずの修輔がそんな調子なので、佐菜は反対運動に集中できない。 そんななかでも、佐菜と朱里は惹かれあっていく。 そして、雨の日に相合い傘でいちゃつきながら帰ると若月家の前に修輔が待っていて、佐菜に掴みかかる。 朱里「やめて! 親友でしょう!!?」 修輔「親友じゃねぇ!」 今までの親友キャラを否定される佐菜とプレイヤーそして……… 修輔「俺は姉貴が好きなんだよチクショー!」 佐菜&プレイヤー( ゜Д゜) ぽかーん……。 朱里「異常よ!!」 アニメの朱里と同一人物と考えられないほどの拒絶に開いた口が塞がらない佐菜とプレイヤー(゚д゚) そして……… 修輔「俺が好きになったのは姉貴じゃない……」 修輔「たまたま愛した女性が、姉貴だったんだ……!」 / \ / \ ⌒⌒⌒⌒⌒ 佐菜 ( ゚д゚) ┃ ( つ / \ / \ ⌒⌒⌒⌒⌒ ( ゚д゚ ) ┃ ( つ 全国のプレイヤー(゚-゚*)? (゚-゚*)? (゚-゚*)? この後佐菜は朱里を連れて自宅へ逃げ込む、そしてその後の選択で修輔が朱里を監禁するルートへ…………。 もはや別のキャラ。 ダリナンダアンダイッタイ ちなみに昔、他の女子生徒に告られたが付き合う気になれず振り(理由は言わずもがな)、 その娘の事が好きだった友達に逆恨みされているというエピソードがあるが、特にストーリーには絡まない。 雛子ルートの時、コイツを使えば筋はまだ通っていた。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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こんにちは、平沢唯です。 軽音部に入部しました! 唯「こーんにちはー」 律「おう、いらっしゃい!」 この子はりっちゃん。 元気いっぱいでかっこいい子です! 紬「今日はコーヒー淹れてみたの」 律「私ブラックで」 唯(かっこいい……!) 澪「私もブラックで」 紬「どうぞ」 律「……にが」 唯「え?」 律「な、なんも言ってないぞ」 唯「え、でも」 律「なんも言ってないからねっ!」 唯「は、はひっ!」 唯(あれー?) 澪「……おいし」 唯「りっちゃんってどうしてドラムにしたの?」 律「え?……あー、それはその」 唯「うんうん」こくこく 律「……ち、チマチマした楽器が苦手なんだ!あ、はははは」 唯「えー、りっちゃんギター弾いたらきっとかっこいいよ?」 律「かっ……あ、あー!ムリムリ!ギターってチマチマしてるからムリ!」 澪「……違うだろ」 律「みお!?」 澪「……ギターはステージで一番目立つからヤダ、って理由でドラムにしたんだろ」 律「み、みおー!ばらさないでよっ!」 澪「ウソはよくないからな」ずず 律「わーん、バカバカー!」ぽかぽか 唯(あれー?) 紬「中学のりっちゃんって、どんな子だったの?」 澪「……ん」ぴらっ 律「わ、わーわー、見るな!」ぱたぱた 唯「おお、これは……」 紬「見事な前髪っ子ね!」 律「だーめー!」 澪「……ふふ」 唯「じゃありっちゃんって、昔は前髪おろしてたんだね」 律「……あーそうだよ!紫外線とか気になるからさ!」 澪「……またまた違うだろ」 律「み、澪!」わたわた 澪「顔を見られるのが恥ずかしムグムグ」 律「キー!」ぺしぺし 紬「あらあら」 唯「あ、あれ……」 紬「もしかしてりっちゃんって、すっごく恥ずかしがり屋さんなのかしら?」 律「そ、そんなことないぞ!そんなことないからな!」 澪「ほーう」 律「中学の時なんかすごかったんだから!ライブで体育館に100万人集めたんだから!」 唯「ひゃくまっ!?」 紬「露骨なウソね」によによ 律「な、なによっ!」 紬「そろそろ帰りましょう」 律「唯、今日はなんかおごってやるよ」 唯「え、いいの!?」 律「おう、せっかく入部してくれたからな。ジューしゅでもアイしゅでも」 唯「……」 律「……」 紬「アイしゅ」 澪「ジューしゅ」 律「な、なんだよう!なんなにょにょ!」 紬「あらあらあら」 律「ま、まてー!こらー!」 唯(……かわいい……) 翌日! 律「ふあぁ……」 猫「にゃーん」 律「あ、猫……」 猫「にゃあにゃあ」 律「……ちちち」 猫「うぅーん」すりすり 律「かわいいにゃ」 猫「ごろーんごろーん」 律「おうちはどこかにゃ?お腹すいてないかにゃ?」 猫「なあーん」 律「……学校、行くの怖いんにゃよ。みんなに見られるのってイヤにゃんにゃにょ」 紬「……」ぷるぷる 律「猫は気楽でいいにゃあ。人間は大変なんにゃよ」 紬「……くすっ」 律「はっ!?」 紬「うふふふふふふふふ」 律「にゃ、にゃんにゃにょ!……じゃなくてなんだよ、ムギ!」 紬「あらあらあらあらあらあら」 律「こらー!待てー!」 猫「!?」びくっ 律「あぁっ、待って、ムギも待って!ちょっと、おいてかないでよぉ!」 ♪ 律「そしたらさ、血がドバーって!」 澪「きゃああああ!」 唯「澪ちゃんが、悲鳴……」 澪「痛い話はダメなんだ!」 律「にしし」 紬「あ、クモ」 律「ぎゃああああああああああ!」 唯「わああ!?」 律「あううううう」 紬「あらあらー?」 唯「りっちゃん、クモがダメなんだね」 律「……お、おほん!そんなことないぞ!さっきのはうなじに水滴が落ちただけで」 澪「あ、うなじにハチ」 律「ぴぎゃああああああああああ」 唯「わあぁ!?」 澪「……ふっ」 ―――― 唯「りっちゃんと澪ちゃんって、幼なじみなんだよね」 律「そだぜー!小学校の頃から、澪には世話焼かされっぱなしでさ」 澪「芋掘り遠足」 律「ぎくっ」 澪「ミミズが怖くて、ずっと泣いてたの誰だっけ」 律「だ、誰だっけなー」 澪「修学旅行」 律「うっ」 澪「バスの車内でやった映画ドラえもんで泣いたのは」 律「もうやめてえええ!」 唯(……かわいい) ♪ 律「……むふふ」 律「街頭で風船もらってしまった」 律「うちでふわふわして遊ぶぞ……へ」 律「っくち!」 風船「アディオス」 律「あっ……」 律「……」 澪「りーつ」 律「……ぁによ」 澪「残念だったな」 律「惜しくないし」 澪「ほら、手」 律「澪の手、でかい」 澪「はいはい」 律「……すん」 ♪ 澪「練習してるうちに、指先かたくなるよ。ほら」 唯「……おお」ぷにぷに 澪「……」 唯「ふむ」ぷにぷに 澪「あのー?」 唯「もうちょっと!」 律「……む」 紬「唯ちゃん、お菓子よ」 唯「わーい!」 澪「……ほ」 紬「りっちゃん、これでよかったのかしら?」 律「な、なにが!」 ♪ 澪「今日はひどい大雨だな」 律「テンションあーがるー!」 唯「あーがるー」 雷「どーん」 唯「わあ、稲妻だ!すごいよりっちゃん、見た?」 律「……」ぷるぷる 唯「りっちゃんが机の下に」 律「……だってさ、雷落ちたら机の下にもぐれって言うじゃん!」 澪「ヘソをかくせ、だろ」 律「あっ……」 唯「今隠してもダメだよー」 律「えうっ……」 ―― 律「そろそろ帰ろっか」 唯「あれー?りっちゃん傘は?」 澪「二人でひとつ」 唯「それって相合いが」 律「わー!わー!」 唯「ヘンなりっちゃん。相合い傘なんて普通なのに」 紬「唯ちゃんはわかってないわね。あのね」 唯「?」 紬「ごにょごにょ」 唯「……ああ!」 律「なっ、なんにゃにょ!」 紬「うふふふ」 律「……じゃなかった、なんだよっ!」 紬「あらあらあらあらあら」 律「も、もー!」 澪「ほれ律、帰るぞ」 律「いい。濡れて帰る」 澪「……」ぎゅ 律「ぁにさ」 澪「……お前が風邪ひいたら、困るんだよ」 律「……ふ、ふん」ぷい 紬「……」によによ 唯「……」にこにこ ♪ 律「……このぬいぐるみ、ほしい」 律「取れるかなー、今月ピンチだからなー」 律「やめとくか」 律「うー、でもほしいー!」じだんだ ぽんぽん 律「みお?」 澪「ほら」 律「……い、いいよ」 澪「いらないのに、取れちゃったんだよ」 律「ムダ使い」 澪「はいはい」 律「……唯とムギには、内緒にしてね?」 澪「はいはい」 律「……ありがと」 ♪ 澪「ふー」 澪「部室に誰もいない」 澪「……さびしい」 澪「寝ちゃお」 ガチャッ 律「おいーす……お」 澪「すーすー」 律「……」 澪「くーくー」 律「……みお」 澪「くかー」 律「……いろいろと、ありがとな」 澪「すぴー」 唯「ふー、遅れちゃった遅れちゃった」 唯「……お?部室の戸が開いてる」 唯(みんなをびっくりさせちゃえ)にしし 律「……私さ」 唯(ん?) 律「私さ……私ね、澪ちゃんには本当に感謝してるんだよ」 律「こんな弱虫な私を、澪ちゃんずっと見守っててくれてるよね」 律「……私ね」 律「私、……バンド始めたり前髪あげたりしてカッコつけてるけど、まだまだ怖いんだ。いろいろと」 律「みんなの前で演奏する自信もないんだ。だから……まだまだ迷惑かけちゃうかもしれない……けど」 律「これからも、どうかよろしくね」 唯(……りっちゃん) 律「澪ちゃん……誰も来ないね」 律「しばらく、二人でこうしていたいな」 唯(……ふむ) 唯(和ちゃん、まだ学校に残ってるかな) 唯(平沢唯はクールにさるぜ!)きりっ ばたーん 唯「!?」 律「!?」 紬「うふふ、全部見せてもらっちゃった」 律「む、むぎゅ!?」 唯(ムギちゃん、何故ロッカーに) 紬「みーおちゃんっ」 律「わ、わああああああ!」 紬「あらあらあら」 バタン! 唯「ムギちゃん!台無しだよ!」 律「ゆっ、ゆいい!見てたのか!?」 唯「あ」 澪「……ん」ぱち 律「あ」 唯「あ」 澪「……あれ、みんな来てたのか」 紬「澪ちゃーん、りっちゃんがねー」 律「こ、こらー!やめろー!」 紬「みーおちゃん、って」 律「や、やだやだやだ!やめてよぉ!」 唯「ムギちゃん、やめようよー。かわいそうだよー」 澪「律がどうしたの?」 律「やだってば!ほんとにやめてよぉ!やだやだあああぁぁ……ひぐっ」 紬「あっ」 律「うっ……ひっく……」 唯「ほらー、泣いちゃったー」 律「泣いてないやい!」ぐすっ ♪ 唯「ただいまー。はー、やれやれ」 憂「おかえりー。疲れてるね」 唯「大変だったんだよー。怒ったり泣いたり」 憂「えっ」 唯「最後は笑ってくれたけど」 憂(高校生って……なんだかすごそう!) 唯「もうちかれた……でも」 唯(りっちゃんのいろんなとこ見れて、うれしかったな) 唯(もっと知りたいな、りっちゃんのこと!) おしまい 戻る