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第344話:生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ 作:◆lmrmar5YFk どくどくどくどくどくどくどくどく。 腹の穴から血が流れていく。 どくどくどくどくどくどくどくどくどく。 意識が朦朧とする。 どくどくどくどくどくどくどくどくどくどく。 目が霞んできた。 どくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどく。 流出する血の量は次第に多くなっていく。 俺は死ぬのか? 胸中で一人自問自答する。いいや、正確には自問だけだ。答えは出ない。 むしろ分かりきっていて出す気にもなりゃしねぇ。 この傷は――そのうち死ぬ。 臨也の糞を殺しておきたかったなぁとか、あの赤毛の野郎を殺しておきたかったなぁとか、 でかいおっさんを殺しておきたかったなぁとか、くだらねぇゲームの主催者を殺しておきたかったなぁとか。 そんな事ばかりが縦横無尽に脳内を駆け巡る。 死の間際にも他者を殺すことしか思いつかない自分が、馬鹿みたいだと思った。 死の間際にも他者を貶すことしか思いつかない自分が、最低だと思った。 そして、死の間際にも自分が自分であるという単純なことが、最高だと思った。 目蓋が鉄を乗せられたように重い。目を閉じて眠ってしまいたい欲求にかられる。 寝たら死ぬかな、と考える。こちらの方も感じ取れる答えは簡単すぎて、わざわざ単語に置換するのが面倒だ。 だが、それでもいいと思う自分がどこかにいる。 俺の中の弱い部分。臆病で臆病で己にすら怯えている、親とはぐれたガキのような部分。 人には決して見せられない心の奥底で、そいつが甘い声を上げて俺を誘惑する。 ――もういいだろう、平和島静雄。これでやっとお前はその馬鹿な身体とおさらばできる。 なかなかお前の言うとおりになってくれなかった、力だけは無駄にある最低最悪の身体。 人を傷つけて、恐れさせた身体。お前自身まで怖がっていた、憎んでいた身体。 死ねば、やっとそいつから逃げ出せられるんだぜ? ほら、力を抜けよ――。 鎌を振るった死神が、俺に向けておいでおいでと手招きをする。先に見えるのは、奈落の闇。 その誘いに、ああ、そうかもなと俺は応える。そうだ。俺は今まで何度もこの身体に悩んできた。 自分の物なのに自分の思い通りにならない筋肉を、神経を、髪から足の爪の先までの全てを嫌悪していた。 数え切れないほどの人を傷つけてきた、守りたかった人すらも離れさせた拳の力。 それを捨てられるなら、死ぬのも悪くねぇかもな。けど……。 「……俺はなぁ、もうてめぇの言いなりにはならねぇんだよぉ!」 絶叫して俺は両足に力を込めた。膝ががたがたと震える。 思考停止は何よりも馬鹿らしい。諦めるな。止まるな。生きろ。生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ生きろ! 糞下らねぇ俺の身体さんよ。こんな時に使い物にならねぇで一体いつ有効に使えるってんだ。 動け。俺の命令どおりに動きやがれ。歩いて歩いて、血反吐吐いてぶっ倒れる瞬間まで歩きやがれ! 咆哮のような命令に足は応えた。大丈夫だ、これなら十分に動ける。 刺さったままだった槍の柄を握って力任せに抜き取ると、ごぽぅっと耳をふさぎたくなるような音がした。 腹部に走った激痛を、意志の力で無理やり押さえ込む。 そうさ。『痛くはない』。ぶっ飛んだアドレナリンが、俺に痛みなんか感じさせずにいてくれる。 シャツの袖を引きちぎって適当に腹に巻きつける。ぎゅっときつく縛ると、布地に黒々と血の染みが生まれた。 抜いた血濡れの槍を杖代わりに床に突き立てると、そのまま一歩足を前に出す。 息が切れる。ぜぇはぁと。吸っても吸っても肺に空気が溜まらない。 前進するたびに鈍痛が下腹をしたたかに襲うのを無視して、俺は歩みを速める。 俺を好きほど痛めつけてくれた赤毛の男は、いつのまにかこの場を去っている。 糞、あいつはそのうちぜってぇぶっ殺してやる。余裕な顔しやがって、何様のつもりだ。死ね。 俺が殴ったおっさんの方はまだ脇に倒れたままだったが、生死を確かめるつもりも止めを刺すつもりもなかったので放っておいた。 俺はただ、ここから離れたかった。外に出たかった。空が見たかった。 生きていることを、今まで不要だったこの力が意味を持っていることを実感したかった。 城門を抜けるとそこは晴天で、上空から射す陽光が顔を赤く照らした。 吹く風が心地よく、俺は無意味に大きく深呼吸した。 そのままどこかに歩き出そうとした刹那、俺の耳に二度目の放送が飛び込んできた。 あの場に寝転がっていた間に、いつの間にか三時間近く経っていたことに驚きつつ、 その羅列の中に知っている名前が存在しなかったことに、俺はほっと安堵した。 臨也はどうでもいい。俺の手で殺れねぇのは残念だが、とりあえずまったくもってどうでもいい。 だがセルティは。彼女だけは死なせるわけにはいかない。数少ない自分の友人の彼女だけは。 セルティの強さは知っているから、そう簡単にやられるとは思えない。 とはいえ、さっきの赤毛のような常識以上の異常な存在がいるこの島では、『必ず』なんて言葉は存在しない。 彼女が次の放送まで生きていられる保証など、島中のどこを探してもないのだ。 俺は今、人生で初めて己の力に感謝した。 ああ、二十年以上も生きてきて、こんなに嬉しいのは初めてだ。 歓喜と昂揚で心が奥底からふつふつと煮え立ち、器から溢れたそれが沸騰した湯のように体外へと吹き零れていく。 ――この馬鹿げた力が、誰かを守るために使える日が来るなんて。 俺はくすりと笑って、再び歩き出した。 【G-4/城門近く/1日目・12 03】 【平和島静雄】 [状態]:下腹部に二箇所刺傷(未貫通・止血済み) [装備]:山百合会のロザリオ/宝具『神鉄如意』@灼眼のシャナ [道具]:デイパック(支給品一式) [思考]:俺の力でセルティを守る/赤毛(クレア)を見つけたら殺る 【G-4/城の中/1日目・12 03】 【ハックルボーン神父】 [状態]:全身に打撲・擦過傷多数/気絶中 [装備]:なし [道具]:デイパック(支給品一式) [思考]:神に仇なすオーフェンを討つ ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第343話 第344話 第345話 第342話 時系列順 第403話 第328話 平和島静雄 第463話 第328話 神父 第422話
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このページはこちらに移転しました 生き地獄 作詞/174スレ64 あの日から何年たったのだろう 痛みを紛らわすために傷付ける日々 ガラクタの体の一部が腐りはてた 脳内は壊れ果ててそれでも生きてるこのガラクタ 全てが腐りはてて消えてしまいたいのに 消えない消せない願いは届かず生きてく あと何年たてば氏ねるのだろうか 壊れて潰れて磨り潰されても君を憎む事はできず それでも氏ねないのなら僕は君を恨み続ける
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8スレ目845 845 :枯れた名無しの水平思考:2006/08/23(水) 20 20 49 ID 5OpR9G5T0 http //ip1.imgbbs.jp/read2/DSOryouriNavi/9/119/2.html http //ip1.imgbbs.jp/read2/DSOryouriNavi/6/146/2.html かつおのつくりみそダレ和えと手巻きずし かつおはコチュジャンがきいててウマー。 手巻きずしはレシピの具を無視して作ってますw一番左はみそダレのかつお。
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【検索用 きすな 登録タグ UTAU き 曲 曲か 栄吉 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:栄吉 作曲:栄吉 編曲:栄吉 唄:重音テト 曲紹介 友達や人に嫌われた時の傷はとても深いと思います。 曲名:『絆 ~きずな~』(きずな) 栄吉氏の処女作。 ころころ展開が変わるが、全体を通してレトロな曲調。 歌詞 (動画より書き起こし) 覚えていますか? 私の手を取り 笑顔を見せて 出会った時の頃 私との生活は 幸せでしたか? 私は心の底で感じてた 私のことを 愛していますか? 体が火照り 蕩けてしまいそう 私の心に お花が芽生えて 絆が深まってゆくの感じてた 錆付き 綻び 儚く散りゆく 銀色になれたかな? あなたは私を見ているの? あの空の上から 素敵な笑顔は 偽りでしたか? 私を見つめ 嘲笑い続けてる 私の罪を 許してくれますか? 刻み付いた刻印が疼きだす 傷付き 傷付け 互いに離れて 錆色が顔を出す 悲しみ怒りが渦巻いて 焔を灯しだす あなたは 私の手を 離して睨み付ける 私の心は 散りゆく 焔に 駆られて 刀を手に取る 赤色が目に映る お花は散りゆき枯れていた あなたはもう居ない 錆付き 綻び 儚く散りゆく 銀色になれたかな? あなたは私を見ているの? あの空の上から コメント 名前 コメント
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傷薬 1.HPを回復することが出来る道具。 グラフィックを見た感じでは飲み薬と思われる。 エルフィ曰くおいしくないらしい。 回復量はほとんどの登場作品で10だが、それでも序盤では有り難い回復アイテム。 杖で回復できない僧侶や、前線に出ることの多いアーマー系に持たせるが吉。 1回使い切りではなく、3回(5回)まで使うことができ、受け渡しなどを使えば効率よく回復が出来る。 また、烈火の剣の配信アイテムでは使用回数60回のきずぐすりも存在する。 上位アイテムとして、調合薬や「とっこうやく(特効薬)」がある。 FEヒーローズでは回復のイメージからかスタミナ回復薬のデザインが傷薬のデザインとなっている。 同じくヒーローズやサイファでは後述の理由からかリフのイラストで彼がなにかと持っている事が多い。 2.暗黒竜→紋章間の要領の問題で消され、傷薬になったキャラ、リフの別名。 「紋章」ではクラス「僧侶」が削除され、それに伴って初期クラスが僧侶であるリフも削除されてしまった。 その為「暗黒竜」時代で彼を仲間にすることができた1章のタリスの村を訪れるとリフの姿はなく、代わりに村娘からひとつの「きずぐすり」を貰えた。 この為プレイヤー間で、リフの別名として「きずぐすり」と呼ばれるようになった。 なお、「新・暗黒竜」、「新・紋章」では容量問題の解決により ふたたびリフを仲間にする事ができる様になった。 関連【特効薬】【リフ】
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小鳥遊 きずな 名前 小鳥遊 きずな(Kizuna Takanashi) 種族 妖怪 能力 壁を越える程度の能力 二つ名 忘れられたのに大復活 彼女はかつて外界で一世を風靡した存在だった。 だが、時の流れはいつしか彼女を世界の端へ端へと追いやっていった。 人は彼女が求めるスペックを満たすことに疲れてしまったのだ。 数多の戦場を駆け、幾多の敵を撃墜し、幾千幾万の人間を虜にした彼女が、 誰にも相手にされることなく静かに翼を暖める日をよしとするはずがなかった。 しかし彼女の信仰が戻ることは気配も見せず、業を煮やした彼女は幻想郷の移住を決める。 こちらの世界で幻想となりつつあるなら、向こうの世界ではまた空を飛べるのではないか……と。 そして彼女は幻想郷の空を舞った。 プライドが高く、諦めの早い者を嫌う。 自分自身は非常に我慢強く、例えるならば「延々とコイン一個を積んでいく」ような部分を持ち合わせている。 妖怪であり、そこそこ力はあるものの異変を起こそうという気はさらさらない。 今の環境に満足しており、自由に弾幕ごっこが出来れば幸せらしい。 彼女の能力の「壁」とは物理的な障壁を指すのではなく、概念的、精神的な障壁のことである。 故に彼女はどんな時間をかけてでも全ての敵を撃ち倒してきたし、幻想郷を包む二枚の境界を越えることも出来た。 スペルカード 侵符「名古屋スライド」板符「アンブレイカブルプレート」/板金「オーバー265」連打「タカハシレジェンド」/連打「ムーンサルト16」「スパルタクスの短剣」/「サラマンドラの焔」回符「アルティメットタイガー」筋符「メンズビーム」光力「ロックオンストリーム」/光嵐「マルチプルストーム」式符「ニアデスアッパー」/式神「豪華絢爛斬殺鬼」大往生「アンガードドンビー」/大復活「空が2割で弾が9割」ラストワード「廻るブラックレーベル」
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髪を洗っている最中、誰かに肩を叩かれたとしても決して叩かれた方に振り返ってはいけない。(というか叩かれたらビビる…)無視するか反対側から振り返ること。 もし叩かれたほうに振り返ると後ろに白い女が居て引きずりこまれる。どこに引きずりこまれるかはわからない。 .
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きずぐすり 7P No.238 ☆☆☆ ◆ M3 サマナーのHPを7P回復する。 『薬草を満月の光で浄化した、きず薬』 解説 入手方法
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【生きるってなんだっけ】 ここでは「生きる」についての意見を集められたらと思います。 (しばらく、コメントで言っていただいたものをページに反映する形を取ってみます) ※「非難なし」を大切にしましょう。 少なくとも今やりたいことをやっていれば、生きること自体の根本的な空しさを、まぎらわすことはできるというわけだ。(14からの哲学より) - live_man 2016-08-05 22 36 41 名前
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きずな【登録タグ き 曲 曲か行 栄吉 重音テト】 作詞:栄吉 作曲:栄吉 編曲:栄吉 唄:重音テト 曲紹介 友達や人に嫌われた時の傷はとても深いと思います。 栄吉氏の処女作。 ころころ展開が変わるが、全体を通してレトロな曲調。 歌詞 覚えていますか? 私の手を取り 笑顔を見せて 出会った時の頃 私との生活は 幸せでしたか? 私は心の底で感じてた 私のことを 愛していますか? 体が火照り 蕩けてしまいそう 私の心に お花が芽生えて 絆が深まってゆくの感じてた 錆付き 綻び 儚く散りゆく 銀色になれたかな? あなたは私を見ているの? あの空の上から 素敵な笑顔は 偽りでしたか? 私を見つめ 嘲笑い続けてる 私の罪を 許してくれますか? 刻み付いた刻印が疼きだす 傷付き 傷付け 互いに離れて 錆色が顔を出す 悲しみ怒りが渦巻いて 焔を灯しだす あなたは 私の手を 離して睨み付ける 私の心は 散りゆく 焔に 駆られて 刀を手に取る 赤色が目に映る お花は散りゆき枯れていた あなたはもう居ない 錆付き 綻び 儚く散りゆく 銀色になれたかな? あなたは私を見ているの? あの空の上から コメント 名前 コメント