約 1,257 件
https://w.atwiki.jp/sw2imas/pages/63.html
動画・データ制作 にせぽにーP シリーズマイリスト マイリスト ニコニコ大百科の『渾然一体ヴァルキュリア』にもキャラクター別のまとめあり +目次 Inferno(鎧) Inferno(ガン) 震脚 豁打頂肘 貼山靠 訂正 Inferno spec2(鎧) デュアルマジック スタ→トスタ→ 双槍術 旋風槍 オーバーマスター 衝捶 劈山掌 聴勁 Inferno spec3(鎧) 聖域の護剣「Kosmos」 秩序の光盾「Cosmos」 星標“レイメイ” 双槍術/騎乗 無窮の武錬 宝槍・風花 猛虎硬爬山 立地通天砲 edeN 遺失魔法遺失魔法ver1.01 遺失魔法ver0.12 遺失魔法ver0.13 遺失魔法ver0.14 ミキ=アフゥ追加能力 インディグネイション マリオネットハート ルーフェリアの分体 フェア・シュプレ・ヒェン リヒトマンテル 嵐の航海者 逆光剣フラガラック 揺るがぬ信仰 SMOKY THRILL おまけデータ集・ルキスラ産業革命 ユキホ=ヒルダー追加能力 聖域の神剣「Kosmos」 秩序の輝盾「Cosmos」 Inferno・ALRIGHT(鎧) コトリ=ピヨリーチェ追加能力 ヒビキ=ナンクナーサ追加能力神技賦術(Bランクはなし) EXランク賦術 種族:人造神器 黒鍵 マグダラの聖骸布 ラブアース・ディザスター アサルトメイドスーツ マミ=ジェレミーレン追加能力 Inferno(鎧) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 Inferno 魔動機文明 金属鎧 B 21 -1 11 オールタイムアーマー加工 ○【魔法制御】 この鎧を装備しているキャラは【魔法制御】のスキルを使用できます 〆【魔力砲撃】(消費MP10 属性 魔法) この鎧を装備しているキャラは「射撃」「半径3m/5」「射程10m」そして命中すると「威力20+魔力」点の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」が可能となります。(弾丸必要なし) 術者は自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めても自身を対象から除外することができます また術者が戦闘特技【魔法制御】を習得している場合は射撃の範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 5-4』20 57, 21 20 Inferno(ガン) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 装填 用法 必筋 命中 C値 追D 射程 価格 備考 Inferno 魔動機文明 ガン B 4発 2H 10 10 +2 40m ○【魔法制御】 このガンを装備しているキャラは【魔法制御】のスキルを使用できます。 ☆【マナチャージ】 弾丸生成時に通常の倍のMPを消費することによって命中・魔力を+1、威力を+10することができます この動作は1ラウンドに1回しか出来ません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 5-4』20 57, 21 27/ニコニコ大百科 震脚 名称 区分 前提 使用 備考 震脚 戦闘特技 ☆補助動作型 概要 地面を振動させるほどの踏込をすることで次の攻撃の威力を増大させる 効果 宣言した次の攻撃に追加ダメージ+2、命中+1を加えることができます また、宣言することによって通常攻撃及び追加攻撃が後述する【豁打頂肘】【貼山靠】に変化します(宣言時に選択) この動作は1ラウンド1回しか行えません 豁打頂肘 名称 区分 前提 使用 備考 豁打頂肘 〆主動作型 概要 相手の懐に素早く潜り込み震脚を用いた強烈な肘打ちを叩きこむ 効果 近接攻撃のダメージを+3させます 宣言する為には事前に【震脚】の宣言が必要です また、一部の派生技を使用する為にこの攻撃を使用する必要があります この攻撃の後に通常攻撃または追加攻撃は行えません また、この攻撃を使用したそのラウンドは【貼山靠】は使用できません 貼山靠 名称 区分 前提 使用 備考 貼山靠 〆主動作型 概要 相手の懐に素早く潜り込み震脚を用いた胴当てを叩きこむ 効果 近接攻撃のダメージを+1点しなおかつ相手の回避を-2させます(1ラウンド) 宣言する為には事前に【震脚】の宣言が必要です また、一部の派生技を使用する為にこの攻撃を使用する必要があります この攻撃の後に通常攻撃または追加攻撃は行えません また、この攻撃を使用したそのラウンドは【豁打頂肘】は使用できません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 8-1』15 40, 15 47, 15 54 訂正 【豁打頂肘】【貼山靠】は【震脚】後に宣言と書いていましたが宣言の必要はありません 【震脚】を宣言した時点で通常攻撃及び追加攻撃が【豁打頂肘】【貼山靠】に変化し、そのどちらかを選択する方式になります よって【震脚】後には通常攻撃及び追加攻撃は不可能です なお【震脚】のボーナスはそのままそれぞれの技に上乗せされます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 8-2』00 09 Inferno spec2(鎧) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 Inferno spec2 現在 金属鎧 B 31 -1 13 魔力+2オールタイムアーマー加工 ○【魔法誘導】【魔法制御】 この鎧を装備しているキャラは【魔法誘導】【魔法制御】のスキルを使用できます 〆【魔力砲撃/拡散】(消費MP15 属性 魔法・純エネルギー) この鎧を装備しているキャラは「射撃」「半径5m/10」「射程10m」そして命中すると「威力30+魔力」点の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」が可能となります。 術者は自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めても自身を対象から除外することができます また術者が戦闘特技【魔法制御】を習得している場合は射撃の範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります 〆【魔力砲撃/収束】(消費MP15 属性 魔法・純エネルギー) 鎧で収束された魔力を相手にぶつけます 「射撃」「射程20m」、そして命中すると「威力50+魔力」点の魔法ダメージを与えます これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 10-2』01 43, 01 51 デュアルマジック 名称 区分 前提 使用 備考 デュアルマジック 戦闘特技 ☆補助動作型 概要 特殊な詠唱法によって系統の違う魔法を2つ同時に詠唱し発動させる 効果 宣言したラウンドの魔法詠唱が1つ増えます ただし、詠唱する魔法は必ず違う系統とし同じ系統の魔法を連続して詠唱する事は出来ません この特技を宣言した時【マルチアクション】【ファストアクション】等複数行動の効果は失われます この特技は1ラウンド1回のみで、連続した手番、連続行動中は宣言することは出来ません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 11-3』09 20 スタ→トスタ→ 名称 魔法系統 Lv 消費 対象 射程 形状 時間 抵抗 属性 備考 スタ→トスタ→ 特殊神聖魔法 残MP全て 半径50mの空間 術者 - 30秒(3R) なし 〆主動作型 効果 マミが如何なる手段でか編み出した強化型「バトルソング」です 範囲内の(自分を除く)パーティーメンバーに「全ての与ダメージ、全行為判定+10 全ての被ダメージ-10 C値-2」のボーナス修正を受け、更に「戦闘技能【再生】10点」を付与します この魔法の効果中術者は一切の行動、行為判定が出来ず詠唱の中断も出来ません また、効果時間が過ぎても1ラウンドは同様の状態になり行動可能後も魔法の反動により魔晶石の使用を含む一切の魔法を戦闘終了まで行使できません なお、この魔法は「1セッションに1回」しか使用できません また、この魔法を使用するには下記の条件を全て満たす必要があります ※戦闘開始から2ラウンド経過(3ラウンド目から使用可能) ※マミのHP20%以下 ※MPが15以上(魔晶石使用不可) ※自身の手番開始時に転倒状態ではない データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 12-7』03 19, 03 26 双槍術 名称 区分 前提 使用 備考 双槍術 戦闘特技 ○常時型NPCタカネの戦闘特技 概要 特殊な鍛錬によって片手で長槍を扱えるようになり短槍と組み合わせた戦いができる 効果 【両手利き】の筋力制限がスピア装備時に片腕のみ撤廃されなおかつ2H持ちとして判定されるようになります この技能は【チャージ】等騎芸には反映されずまた、回避に-2のペナルティを受けます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 13-2』16 39 旋風槍 名称 区分 前提 使用 備考 旋風槍 戦闘特技 〆主動作型NPCタカネの戦闘特技 概要 長槍で広範囲を横に薙ぎ、複数の相手を攻撃します 効果 自身の存在する乱戦エリアの任意の5体に攻撃を与えなおかつその攻撃で発生した旋風により命中した相手を転倒状態にします この攻撃は2H装備できるスピアのみ使用可能で【旋風槍】を宣言した攻撃は命中-2、そして使用したラウンドは回避-2のペナルティを受けます (※【双槍術】で2H持ち判定されている場合も使用可能です) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 13-2』16 46 オーバーマスター 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 オーバーマスター 魔動機文明 装飾品 右手、左手、腰、その他 解説 魔動機文明時に作られたアルケミーキットです 使用者の魔力を消費してカードが強化できる他、効果的に賦術を使えるように設計されています ☆【カード強化】 カード1枚につきMP10を消費してカードのランクを1上げます 1度に上げられるランクは1ランクのみです 複数のカードを使用する場合はその数だけMPが加算されます なおSSカードに使用時は賦術への抵抗が「必中」になります (※補助動作で使用時も適用されます) ○【制限解除/数】 【連続賦術】使用時の人数制限が撤廃されます ☆【ポテンシャライズ】 アイテム使用時にオーバーマスターにマテリアルカードをセットして接続し、さまざまな効果を付加します 宣言後の主動作およびポーションマスターによる補助動作でアイテムを使用する際、マテリアルカードと組み合わせてアイテムに様々な効果を付与します。 色の違うカードを複数組み合わせることも可能です。 ただしランクは同一のものに限られます。 ◇効果一覧 【赤】 アイテムの効果増大(端数切捨て)B:+1 A:×1.2 S:×1.5 SS:×2 【緑】 一つのアイテムを一度に複数人に対して使用できる(主動作での使用のみ)B:2人まで A:3人まで S:4人まで SS:8人まで 【白】 アイテムに状態異常回復効果付与(回復系のみ・「アルケミスト技能+知力ボーナス」で達成値の比べあいが必要)B:精神効果属性回復A:Bに加えて毒属性も回復S:Aに加えて気絶・病気属性も回復SS:呪い含む全状態異常回復(達成値不要) 【黒】 アイテムに再生効果を付与(2ラウンド持続・回復系のみ)B:再生+2 A:再生+4 S:再生+8 SS:再生+20 【金】 アイテムの射程延長(射程:接触も含む)B:なし A:+2m S:+5m SS:+30m 【〆オーバーマスター/必中】 「タカオ=ブラックノワール」の傑作であるアルケミーキット「オーバーマスター」の機能を全開にしマテリアルカードに過剰な魔力を注ぎ込み、爆縮させることよって「マテリアル・インプロージョン」を引き起こし、「形状/射撃:射程500m:起点指定」「対象 1体」で「威力200(100+100)+アルケミスト技能+知力ボーナス+任意の魔法系技能の魔力」点の無属性の物理ダメージを与えます。C値は9です。 使用カードは全色のSSカード1枚ずつです。 この技能を使用後は24時間の間、最大MPが0となり、賦術も使用不能となります。 このペナルティは時間経過以外では解除できません。 加えて今後いかなる手段を用いても「オーバーマスター」の装備変更が不可能となり装備箇所に応じて片腕(右手・左手)もしくは片脚(腰・その他)のどちらかが使えないことによるペナルティを常に受けます。 この技能を使用するには以下の条件を満たす必要が有ります HP30%以下 自身が転倒状態ではない 戦闘開始から2ラウンド経過(3ラウンド目から使用可能) 手番中、賦術及び【ポテンシャライズ】のいずれも行使していない。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 13-4』21 07/『23-1』17 40/『26-8』04 54 衝捶 名称 区分 前提 使用 備考 衝捶 ▽条件型 概要 至近距離から体幹を叩きつける勢いで縦拳を繰り出します 効果 近接攻撃のダメージを+7させます この技は事前に【豁打頂肘】を命中させなければ使用することはできません 【豁打頂肘】が命中後、自動的に発動します 劈山掌 名称 区分 前提 使用 備考 劈山掌 ▽条件型 概要 指先までまっすぐ伸ばした腕で、上から下へと剣で切り下すように打ち、相手の防御を崩します 効果 近接攻撃のダメージを+4させ、なおかつ命中した敵の防護点を-2させます この技は事前に【貼山靠】を命中させなければ使用することはできません 【貼山靠】が命中後、自動的に発動します 聴勁 名称 区分 前提 使用 備考 聴勁 ▼条件選択型 概要 相手の攻撃時の僅かな接触で攻撃を見切り反撃を返します 効果 自身が存在する乱戦エリア内の敵の全ての攻撃に対してカウンターが発動できます (遠距離攻撃、魔法攻撃も含む) その他の性能は【カウンター】に準拠しますがこの技能は1ラウンドに2回まで命中判定可能です また、この技能を使うと【カウンター】は使用できません 補足 【聴勁】による達成値の比べ合いは遠距離攻撃は相手の命中判定、魔法攻撃は行使判定になります (魔法に関しては抵抗の代わりに命中判定と比べ合いをするという感じになります) また、敵が自身の乱戦エリアに入っていれば範囲攻撃も対象となります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 14-1』15 35, 15 42, 15 49/『14-2』00 08 Inferno spec3(鎧) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 Inferno spec3 現在 金属鎧 S 43 -1 21 魔力+2オールタイムアーマー加工 ○【魔法誘導】【魔法制御】 この鎧を装備しているキャラは【魔法誘導】【魔法制御】のスキルを使用できます 〆【魔力砲撃/制圧】(消費MP25 属性 魔法・純エネルギー) この鎧を装備しているキャラは「射撃」「半径6m/20」「射程10m」そして命中すると「威力50+魔力」点の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」が可能となります。 術者は自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めても自身を対象から除外することができます また術者が戦闘特技【魔法制御】を習得している場合は射撃の範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります 〆【魔力砲撃/重砲】(消費MP25 属性 魔法・純エネルギー) 鎧で収束された魔力を相手にぶつけます 「射撃」「射程20m」、そして命中すると「威力60+魔力」点の魔法ダメージを与えます この攻撃は【魔法拡大/**】の対象になりません これに適用される魔力は「現時点で1番高い魔法使い系技能の魔力」になります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 17-3』06 06, 06 13 聖域の護剣「Kosmos」 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 聖域の護剣「Kosmos」 18 ソード B 1H 35 +2 35 魔法の武器 概要 人間だったルーフェリアを守るために戦った信者にザイアが贈ったとされる〈祭器〉です その力は所有者のみならず、ともに戦う仲間をも守る防御壁を展開し、相手の攻撃から守るとされています 【秩序の聖域(弱)】(消費MP10 魔晶石使用不可) ザイアの聖印を持ち、特殊神聖魔法を駆使できるものが補助動作で宣言することにより、自らの存在する乱戦エリア内のパーティメンバーに、1ラウンドの間全ての属性の攻撃を15点まで無効化するバリアを張ります ただし、15点以上のダメージを受けた際は防御壁は貫通され全てのダメージを受けます また乱戦エリア内に同系統の能力を持っている敵がいた場合、軽減点にかかわらず効果は「対消滅」します データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 18-1』16 01 秩序の光盾「Cosmos」 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 秩序の光盾「Cosmos」 18 盾 B 35 -3 +4 概要 人間だったルーフェリアを守るために戦った信者にザイアが贈ったとされる〈祭器〉です その力は所有者の守りの力を増大させ自らの守るべきものを守り抜く力を与えるとされています 【秩序の防護(弱)】 ザイアの聖印を持ち、特殊神聖魔法を駆使できるものが装備することにより、すべての魔法ダメージを「プリースト技能」分軽減します 【献身の光盾(弱)】 技能【かばう】の距離制限が撤廃され、乱戦エリア外のパーティメンバーにも適用されます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 18-1』16 09 星標“レイメイ” 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 星標“レイメイ” 装飾品 任意 解説 マミがルーフェリアの知識を受け継いだと同時にルーフェリアから送られた〈神器〉です マミにしか扱えない聖印で、魔法の負担を減らすと共に魔法抵抗をした際に魔法を反射する力を持っています 【捧げし少女への加護】 ルーフェリアの力を効率的に発現できる様になります 神聖魔法とルーフェリアの特殊神聖魔法を使用する際に消費MPを-2します 【MP軽減/プリースト】や【マナセーブ】と効果は重複しますがMP消費が1以下にはなりません 【星の凱歌は勝利への力】 ルーフェリアの力の繋がりが強くなった為マミの【スタ→トスタ→】の制限が緩和され、能力上昇が強化されます 発動条件のHP20%以下が30%以下、各種能力上昇+10が+15、戦闘技能【再生10点】が【再生15点】になります 【水鏡は全てを写す】 ルーフェリアの加護により、マミが受けた悪影響のある魔法を時折そのまま相手に反射します 魔法抵抗時に6ゾロが出た場合のみ効果を発動し魔法をかけてきた相手にそのまま反射し、効果を免れます 反射された相手は、抵抗判定を行わなければなりません この能力は範囲魔法にも適用されますがMPを消費しない行動には効果を発することはありません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 20-2』13 46, 13 54, 14 01 双槍術/騎乗 名称 区分 前提 使用 備考 双槍術/騎乗 戦闘特技 双槍術 ○常時型NPCタカネの戦闘特技 概要 特殊な鍛錬により、騎乗したまま【双槍術】の技を扱えるようになる 効果 【双槍術】が騎芸に反映されるようになります ただし、騎芸【人馬一体】を取得していないとこの技能は効果を発揮することはありません データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 21-1』17 18 無窮の武錬 名称 区分 前提 使用 備考 無窮の武錬 戦闘特技 ○常時型NPCタカネの戦闘特技 概要 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練 心技体の完全な合一によりいかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる 効果 精神効果に関する全ての悪影響を無効にします データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 21-1』17 18 宝槍・風花 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 宝槍・風花 スピア SS 2H 35 +1 65 10 概要 ロードフェーダー家に代々伝わる家宝の槍です その槍身は風を巻き起こし、貫いた敵の血がその風に乗って赤い花を咲かせるように見えるためその名が付けられました ○【風の主】 槍身にまとった風が、敵に様々な効果を与えます 通常攻撃の場合、物理ダメージに+3追加します 【旋風槍】を使用した場合は追加ダメージは発生せず命中ペナルティが撤廃され、攻撃命中時に「必中」判定で転倒状態にさせます なお、攻撃が命中しなくても生命抵抗値で判定し成功すれば転倒状態にさせます ○【風王結界】 宝槍:風花から発生する風が持ち主を防護します 全ての射撃武器からの回避を+4させ風属性の全ての効果を無効化します(騎獣にも適用) (自らに有利な効果であっても無効化します) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 21-1』17 25, 17 32 猛虎硬爬山 名称 区分 前提 使用 備考 猛虎硬爬山 ▽条件型 概要 勁を乗せた縦拳から流れる動作で頂心肘を叩きこみます 相手の懐に潜り込み必殺の一撃を打ち込むため、防護を貫く効果がある拳打です 効果 追加ダメージが+10かつ防護点無視の効果を付与した「用法:1H」の格闘武器による近接攻撃を行います。 この技は事前に【衝捶】を命中させなければ使用することはできません 【衝捶】が命中後、自動的に発動します 立地通天砲 名称 区分 前提 使用 備考 立地通天砲 ▽条件型 概要 相手の懐に潜り込み、天に向かって拳を突き出します その勢いにより相手を吹き飛ばし、尚且つ地面に転倒させます 効果 追加ダメージが+5された「用法:1H」の格闘武器による近接攻撃を行います この攻撃が命中すると相手の部位数・攻撃障害に関わらず任意の方向へ10m強制的に移動させ、なおかつ全部位を転倒状態にします ただし、明確に移動不可・転倒不可とされている対象に対してはそれぞれのペナルティは発生しません。 この技は事前に【劈山掌】を命中させなければ使用することはできません 【劈山掌】が命中後、自動的に発動します。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-3』10 38, 10 45 edeN 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 edeN 装飾品 耳 解説 ロードフェーダー家に代々伝わる家宝の耳飾りです 日輪を具現化したような力を持ち、身に付けた者に光そのものが形となった鎧を纏わせ、強力な防御力を付加します ○【日輪よ、具足となれ】 自身に光の鎧を纏わせ、物理・魔法ダメージを軽減します 装備者の防護点を+12させ、全ての魔法ダメージを-6させます 日輪の光槍「edeN」/必中 日輪の具足「edeN」の効果を破棄する事により1度のみ使用可能な必滅の光槍を具現化させ膨大な量の熱線で全てを焼きつくす範囲攻撃が使用可能になります 「射程:1000m」「形状:起点指定」「半径500m/すべて」内の任意のキャラクターに「威力100+ファイター技能+筋力ボーナス+30」点の防護点無視の物理ダメージを与えます この能力を「○吸血鬼の身体」を持つ対象に使用した場合、その対象はいつ如何なる状況でも生涯「○吸血鬼の身体」の効果が適用される様になります この能力を使用するには以下の条件を満たす必要があり、なおかつそのセッション内は日輪の具足「edeN」の効果は失われます この技能は1セッションに1回のみ使用可能です 使用条件 3ラウンド以降 自身が転倒状態ではない 自身が騎乗状態ではない データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-4』06 49/『24-8』05 46 遺失魔法 遺失魔法ver1.01 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-7』/遺失魔法ver1.01.txt(pass Valkyrja) 遺失魔法ver0.12 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 23-1』/遺失魔法ver0.12.txt(pass Valkyrja) 遺失魔法ver0.13 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-1』/遺失魔法ver0.13.txt(pass Valkyrja) 遺失魔法ver0.14 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-1』/遺失魔法ver0.14.txt(pass Valkyrja) ミキ=アフゥ追加能力 ☆【クアッドマジック】 特殊な詠唱法を用いた上、神業的な魔力制御である程度までの系統の違う魔法を同時に詠唱可能にします Lv10以下の系統の違う魔法を4回詠唱可能となります 【デュアルマジック】との同時行使、ならびに連続した手番での行使はできません ☆【パーフェクトマジック】 マナを極限まで圧縮することで対象の精神抵抗を確実に貫きます。 宣言後の主動作で行使する魔法を消費MPに+15することで「抵抗:必中」とします 「抵抗:なし」の魔法には効果が適用されません 《魔法拡大》を行う際のMP消費は、この技能および【マナセーブ】などによる加減算の後に倍加されます この特技を宣言した時【マルチアクション】【ファストアクション】 など、複数行動の効果は失われます。 この特技は1戦闘につき1回のみ行使可能で、連続行動中、また【デュアルマジック】及び【クアッドマジック】を行使した手番では宣言することは出来ません。 ☆【マジックセーフティ】 【デュアルマジック】【クアッドマジック】【パーフェクトマジック】のいずれも使用しない手番においてのみ、魔法行使による消費MPを-4します この効果で消費MPが0以下になることはありません ○【天賦の才】 生まれながらにして驚異的な魔導の才能を秘めています。 人族の限界を超えた成長が可能となり、魔法系技能Lv16から系統に応じた【遺失魔法】が習得可能となります。 (遺失魔法に関しては別途参照) ☆【relations】 コマンドワードを唱えることで、保有する魔力を一気に開放します。 手番開始時に宣言することで30秒間(3ラウンド)、Lv14以下の未修得を含む魔法系技能が全て一時的にLv15となり、さらに魔力を+20させます (WT適用時の妖精魔法は、全属性の契約に+3ランクアップされ、それにより使用可能な妖精魔法が増えます) さらに1回の主動作で系統の違う魔法を6回行使可能となり、追加MP「5000」点を付与します。 この追加MPは「トランスファー・マナポイント」や「プロミスド・サークル」などのMP譲渡や共有はできず、「スティール・マインド」「ショック」などのMPダメージ・奪取の対象になりません。 「マナシール」も対象外です。 この技能は1セッションに1回のみ行使可能です。 この技能の効果終了後、24時間最大MPが0となり昏睡状態(無属性・睡眠と同じ扱い)に陥ります このペナルティは時間経過以外の如何なる手段をもってしても解除できません ◇発動条件 3ラウンド以降 HP30%以下&MP10%以下。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-7』11 16, 11 24, 11 31 インディグネイション 名称 魔法系統 Lv 消費 対象 射程 形状 時間 抵抗 属性 備考 インディグネイション 真語魔法 16~ MP44 半径6m/20 50m 起点指定 一瞬 半減 雷 概要 威力100の魔法ダメージ+プリースト技能の追加ダメージ 効果 天より神の雷を降らせ、対象に「威力100+魔力」点の魔法ダメージを与えます。 さらにプリースト技能を修得している場合、「プリースト技能レベル+精神力ボーナス」点の追加ダメージを「算出ダメージ」に加えます。 (「算出ダメージ」への加算のため、抵抗力判定によるダメージの半減が発生します) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-7』11 43 マリオネットハート 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 マリオネットハート 30 現在 スタッフ A 2H 8 +2 28 12 +1 取引不能 魔法の武器 概要 ミキが印の力を逆利用して魔神イーヴォテスを直接杖に変換して作り上げた杖です。 持ち主の魔力を爆発的に高める性能がありますが、その分マナを際限なく吸い上げていきます。 ランク効果:○ すべての魔力+2 ランク効果:○☆【イーヴォテスの封入具】 この杖の装備者は「魔神の契約書」を消費することなく召異魔法の行使が可能になります。 また装備者が「ミキ=アフゥ」の場合のみ、この杖に封入されたイーヴォテスの一時開放が可能で再封入の判定は常に自動成功となります。 レベルによる制限は一切ありません。 ランク効果:□【魔法拡大/魔力】 行使する魔法の魔力を増加します。 消費するMPを倍化するごとに魔力が+1ずつ上乗せされます この技能は他の《魔法拡大/**》と同時に宣言できます。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 22-7』15 04 ルーフェリアの分体 名称 区分 前提 使用 備考 ルーフェリアの分体 戦闘特技 ○常時型 解説 ある出来事からその身をルーフェリアに捧げ、その代価として知識を授かりルーフェリアの分体となった存在です 人族の限界を超えた成長を可能とし、魔法系技能Lv16から系統に応じた【遺失魔法】が習得可能です データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 23-1』05 24 フェア・シュプレ・ヒェン 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 フェア・シュプレ・ヒェン 35 魔動機文明 非金属鎧 A 5 - 0(特殊) 取引不能 形状 透明な未知の素材で出来た女性用マギテックコートと〈ガン〉属性の特殊攻撃ユニット「DSN(ドルンロースヒェン」の二つによって構成された防具です 概要 魔動機文明時代に存在したArcadiaの設計者の1人、ヨアヒム=キサラギ博士がその危険性を危惧しそのセキュリティとして亡き娘に模したルーンフォーク、チハヤを起動キーにする為に作られた古代魔動機です その特性上、Arcadiaの制御を悪用されることを防ぐため、絶大な戦闘力を保有しています 非ランク効果【○専用装備(女性型ルーンフォーク)】 この装備は、「性別:女」かつ「種族:ルーンフォーク」である者以外には装備できません さらに一度装備すると、自動的に装備者登録を行い、装備の一部がボディ部分と一体となる形でスーツサイズが最適化されるため、以後装備者が活動停止(寿命)するまで如何なる手段をもってしても外すことが出来なくなります。 現在の登録者は、「チハヤ(CHIHAYA)」です 上から衣類を着ることは可能ですが、それらの防護的な効果は一切得られないものとして扱います (ブラウエルフォーゲルのマナコートバリアも同様に防護効果を得られなくなります) 非ランク効果【○熟練ガンナー適応】 この装備は【防具習熟/非金属鎧】を習得していない者でも、「マギテック及びシューターLvが13以上」で、かつ【武器習熟/ガン】を習得していれば、必筋を+10することでランク効果を得ることが出来ます。 非ランク効果【○付属武装】 この装備は武器・防具の両方の装備欄を使用します。 この装備は「用法:1H×2」のカテゴリ〈ガン〉ランクAとして攻撃に使用することが出来ます。 この場合スペックは「射程:30m」「装填数:4」「C値:10」となります。 非ランク効果:○ 寄せて上げます(超重要) ランク効果:○ この防具を装備しているキャラクターは【魔法誘導】【魔法収束】【魔法制御】の技能を使用出来ます ランク効果【○マギテックコート】 この装備の防護点は装備者の「マギテック魔力」と同じになります。 ランク効果【○飛行II】 近接攻撃の命中力・回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。 騎乗時にはこの効果は発揮されません。 ランク効果【○自己修復機能】 手番終了時に、HPが5点回復します。 HPが全快のときはMPが5点回復します。 ランク効果【○武装用セーフティ機能】 攻撃で【○付属武装】を使用する際、行使するバレット系魔法の消費MPを-3します。 (消費MPはマナセーブ等と累積します。0以下にはなりません) ランク効果【○エターナルスフィア】 この装備は、非常に小型ですが「マギスフィア大」に相当する魔動機が一個内蔵されています。 このマギスフィアは使用時に破壊を伴う魔動機術を行使しても、消して壊れません。 また、このマギスフィアを用いて魔動機術を行使した場合、全ての魔法でオプション効果を得ることが出来ます。 ランク効果【○Arcadiaメインユニット】 古代空中戦艦「Arcadia」に供給されるジェネレーターのエネルギーをその身に宿します。 その莫大なエネルギーにより、装備者の活動時間がほぼ無制限となり尚且つ「人族を超えた」成長をも可能にします。 また、マギテックLv16から【遺失魔法(魔動機術)】が習得可能となります。 この効果は、Arcadiaのメインジェネレーターが現存する限り有効です。 ランク効果【○超小型ジェネレーター】 装備者は「種族:人族」の遺伝情報を“一定のプロセス”を経て入手することで、装備者の遺伝情報とを元に、数ヶ月の期間を経て新しいルーンフォークを産み出すことが出来ます。 この装置は現在機能していません。 故障ではなく、いくつかの要素が欠けているために機能が停止している様です。 ランク効果【〆DSN(ドルンロースヒェン)/命中力判定の達成値(シューター)/回避力/消滅】 チハヤの周りに浮遊する攻撃ユニットを展開させ射撃攻撃を行います。 「射程:30m」「C値:11」「魔力+2」でカテゴリ〈ガン〉の射撃攻撃を1~6回の任意の回数で行えます。 攻撃回数は命中力判定前に宣言する必要があり、攻撃回数に関わらず、狙う対象はすべて同じでなければなりません。 攻撃回数を1回とした場合は「射程2倍」「C値-2」「命中+4」のボーナス修正、2回以上の場合は命中力に以下の修正を受けます。 「2回:+2、3回:+1、4回:±0、5回:-1、6回:-2」 この攻撃で弾丸は消費されず、装填も必要ありません。 行使できる「バレット系」魔法は1種類のみとし、攻撃回数分だけMPを消費します。 ランク効果【〆DSNバースト/必中】 DSNを広範囲に展開し、多方面からの射撃攻撃を行います。 「C値:10」「魔力+2」でカテゴリ〈ガン〉の射撃攻撃を、自身の半径30m以内に存在する任意の敵全てに1発ずつ与えます。 この攻撃は「ミサイルプロテクション」などの射撃回避効果及び「攻撃障害」を全て無視して攻撃できます。 この攻撃で弾丸は消費されず、装填も必要ありません。 行使できる「バレット系」魔法は1種類のみとし、攻撃対象とした敵の数(部位数)だけMPを消費します。 この技能では以下のバレット系魔法は使用できません。 「ショットガン・バレット」「バースト・ショット」「ジェノサイド・バレット」「ヒーリングシャワー・バレット」「クラスター・バレット」 「その他、複数・範囲を対象とするバレット系魔法」 ランク効果【〆Arcadia・主砲発射/行使判定(マギテック)/精神抵抗力/半減】 空中戦艦「Arcadia」に位置座標を送り、その地点に向けて主砲を発射します。 「射程/形状:100km/起点指定」「対象:半径1km/10万(魔法制御有効)」で対象に「威力((最大HP-1+最大MP)×10)+魔力」点の魔法ダメージを、「C値:8」かつ「抵抗以外のあらゆるダメージ無効・減少効果を無効」にして6回与えます。 冒険者レベル及び魔物レベルが20以下の対象には「抵抗:必中」として扱います。 この技能は行使に1分(6ラウンド)が必要で、10秒(1ラウンド)ごとにMPを100消費します。 MPが足りなくなった場合は、その時点で行使が中断されます(ペナルティはありません)。 主砲を発射後、反動により(2d6+7)日間の間、最大HPが1、最大MPが0となり、全行動判定に-10のペナルティ修正を受けます。 このペナルティは日数経過以外の如何なる手段をもってしても解除できません。 この技能の行使には「Arcadia」とそのメインジェネレーターが現存していること、そしてマスター(現在:ユキホ)の承認が絶対条件です。 この技能は1セッションに1回のみ使用可能です(イベント時の使用は除く) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 23-5』17 28, 17 35, 17 42, 17 50, 17 57, 18 04, 18 11, 18 19/『27-1』16 25 リヒトマンテル 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 リヒトマンテル 30 魔動機文明以前 装飾品 背中 形状 特殊な文様が刻まれた肩当て 概要 装備者の意思によって反応し光をまとった外套を発生させます その力は装備者の生命力を高め、なおかつ魔術的な悪影響から装備者を守ります 【○光の外套】 光で編まれた外套が装備者の生命力を高め、守護します 装備者のHPを+20、生命・精神抵抗値を+2させ、なおかつ魔法ダメージを-4させます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-2』13 00 嵐の航海者 名称 区分 前提 使用 備考 嵐の航海者 戦闘特技 ○常時型NPCドルネシアの戦闘特技 効果 船と認識されるものを駆る才能 集団のリーダーとしての能力も必要となるため軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊技能です 鼓咆をランク3から発動でき、更に能力修正に+1させます データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-5』15 39 逆光剣フラガラック 名称 知名 製作時期 区分 装備部位 価格 備考 逆光剣フラガラック 装飾品 任意 ▽逆光剣フラガラック 敵の攻撃に合わせてカウンターを放ち、敵にダメージを与えた上、因果操作により攻撃自体を「無かったこと」にする光弾です 任意の敵の攻撃時に宣言することにより、2d+45の魔法ダメージを与えた上、敵の攻撃をキャンセルします 範囲攻撃や自身が対象から外れている攻撃に対しても適用できます。 (主動作の前の補助動作は適用外、多部位の場合は該当部位のみ) この技能は1戦闘に1回のみ使用可能です データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-8』05 53 揺るがぬ信仰 名称 区分 前提 使用 備考 揺るがぬ信仰 戦闘特技 ○常時型NPCアミの戦闘特技 効果 ルーフェリアに対する信仰心により、魅了に対して絶対的な防御を得ます ただしルーフェリアを優先するあまり、意思の疎通が難しくなる場合があります データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-8』16 21 SMOKY THRILL 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 SMOKY THRILL 21 魔動機文明 ソード S 1H 7 +2 17 10 +2 130,300G(非売品) 双剣魔法の武器第五世代 概要 とある双子のルーフェリア信者が、自らの命を捧げて作り上げた双剣です 蛮族・アンデッド、及び邪教徒に対して強力な効果を発揮します。 あるルーフェリアの冒険者が発見、神殿に寄贈し大司教の手によってアミに譲り渡された魔剣です 非ランク効果:○【比翼連理の剣】 この武器は、二本一組で所有していなければ、鞘から剣を抜くことが出来ません また【両手利き】で2本同時に装備しなければ、ランク効果も閲覧および適用ができません この武器を片方しか所有してないとき、目標値:24の見識判定に成功すれば、もう片方の剣の在処が分かるようになります ランク効果:○【比翼連理の剣II】 この武器の装備時、戦闘技能【双撃】を使用できます ランク効果:○【ヴァイス・ペネトレーター】 「種族:蛮族・アンデッド」に対して近接攻撃をした時「プリースト技能」点の追加ダメージを加えます。 加えて、対象の持つクリティカル無効・C値上昇の効果を無視しクリティカル時には相手の防護点を0として扱います。 【インクイジション】と効果は累積します。 ランク効果:○【インクイジション】 「第二の剣の神」の特殊神聖魔法を習得している者に近接攻撃をした時「プリースト技能」点の追加ダメージを加えます。 また、対象の持つクリティカル無効・C値上昇の効果を無視しクリティカル時には相手の防護点を0として扱います。 【ヴァイス・ペネトレーター】と効果は累積します ランク効果:▽【ディバイン・ミラー/装備者の神聖魔法魔力/精神抵抗値/消滅】 自身の乱戦エリアに存在する全ての蛮族・アンデッドに10秒間(1ラウンド)命中・回避-2のペナルティを与えます この能力は乱戦エリア構築時、及び装備者の手番開始時に発動します。 ランク効果:□【ソレムニティ・オブ・フェイス】 その揺るぎなき信仰心を双剣に宿し。特定の対象を切り刻みます。 近接攻撃時、自身の存在する乱戦エリアの「種族:蛮族・アンデッド」もしくは「第二の剣の神」の特殊神聖魔法を習得している者全てに「プリースト魔力」の追加ダメージを加えます。 両方の特徴を持つ対象ならば追加ダメージは2倍になります ただし、どちらも該当しない対象に対しては一切ダメージを与えることが出来ません 加えて回避・生命・精神抵抗に-2のペナルティ修正を加えます この能力は【魔力撃】の派生特技として扱います 【魔力撃】と同時に宣言することは出来ません。 また、【魔力撃強化】を習得している場合、命中に「知力ボーナス」点のボーナス修正を加えペナルティが回避・生命・精神抵抗に-3に置き換わります この能力は連続した手番で宣言することは出来ません。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 24-8』16 28, 16 35, 16 43, 16 50 おまけデータ集・ルキスラ産業革命 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-5』/おまけデータ集・ルキスラ産業革命.txt(pass Valkyrja) ユキホ=ヒルダー追加能力 ○【騎士神の聖痕】 ザイアに認められし信徒が「聖痕」として体に聖印を刻み込まれた姿です。 限界を超えての成長が可能となり、またザイアの祭器を真の意味で使いこなせるようになります。 さらに聖印がなくとも神聖魔法を使用することが出来、プリーストLv16から【遺失魔法(プリースト)】を習得できます。 また、ザイアの特殊神聖魔法を1ラウンドに1回、補助動作での行使が可能になります。 このとき行使判定は行わず、達成値は0として扱います。 ちなみにザイア様いわく「ザイアー・ド・スティグマ」と読むそうです。 (そう読んでいるのはザイア様だけですが………) 〆【Kosmos-Cosmos】 騎士神の聖痕の力を完全に開放し、己が肉体を強力無比な盾としその場にいる全ての仲間を守護します 1R(10秒)の間、戦闘技能○【全状態異常無効】を習得し、生命・精神抵抗判定が全て自動成功扱いになり、なおかつ全ての攻撃においてパーティメンバー(NPC含む)全員に距離・回数無制限の【かばう】が自動発動し、そして受けた最終ダメージを75%カットします(小数点切り捨て) (範囲攻撃を受けた場合、範囲内の人数の同じ回数だけダメージを受けます) ただし、この技能の効果が発動中は一切の行動ができません この技能は1セッションに1回のみしようできます この技能を使用するには、以下の条件を全て満たす必要があります 3ラウンド目以降 パーティメンバー(NPC含む)2人以上のHPが30%以下 自らが転倒状態ではない 【秩序の聖域】を含む補助動作を宣言していない データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-9』29 52、31 11 聖域の神剣「Kosmos」 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 聖域の神剣「Kosmos」 40 大破局(それ以前?) ソード SS 1H 40 +3 60 10 +3 取引不能 魔法の武器第三世代/祭器 形状 一見すると普通のロングソードですが、ザイアに選ばれし者が抜くことで十字を象った祭器本来の姿を現します。 概要 人間だったルーフェリアを守るために戦った信者にザイアが贈ったとされる〈祭器〉です。 その力は所有者のみならず、ともに戦う仲間をも守る防護壁を展開し相手の攻撃から守るとされています。 非ランク効果:○守護の剣 この装備は【武器の達人】の代わりに【防具の達人】でも装備することができます。 ランク効果も適用されます。 非ランク効果:○大いなる守護の資格 この武器を装備するには【騎士神の聖痕】の技能が必要です。 この条件を満さない者が装備した場合、性能が「必筋:1000」「命中・追加D-10」「威力0」「C値:12」に置き換わり、ランク効果が一切適用されません。 ランク効果:☆【秩序の聖域】 自身を中心に「半径100m以内」の任意のキャラクター全てに、1ラウンド(10秒)の間全ての適用ダメージを「消費MP」点まで無効化するバリアを張ります。 ダメージが数値を超えた場合は貫通して全て受けます。 消費MPは使用の直前に宣言します。 この能力は同じ手番内で「秩序の聖域(相殺)」と同時に行使することは出来ません。 魔晶石で代用は出来ず、「マナセーブ」などのMP軽減効果は一切適用されません。 ランク効果:☆【秩序の聖域(相殺)/必中】 乱戦エリア内及び「射程:接触」に存在する任意のキャラクター全てに対し、「ダメージを軽減および無効化」する特殊能力をそれぞれ一つ選び、1ラウンド(10秒)の間それを無効にします。 この能力は1ラウンドに1回使用できます。 この能力は同じ手番内で「秩序の聖域」と同時に行使することは出来ません。 使用するとMPを20点消費します。魔晶石で代用は出来ません。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-9』29 59, 30 06, 30 13 秩序の輝盾「Cosmos」 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 秩序の輝盾「Cosmos」 40 盾 SS 40 -3 特殊(0) 取引不能 形状 白銀に輝く大型の騎士盾です。 概要 人間だったルーフェリアを守るために戦った信者にザイアが贈ったとされる〈祭器〉です。 その力は所有者の守りの力を増大させ、自らの守るべきものを守り抜く力を与えるとされています。 ちなみにこの二つの祭器に「Kosmos」「Cosmos」と名づけたのはルーフェリア様だそうです。 非ランク効果:○絶対たる秩序の証明 この防具を装備するには【騎士神の聖痕】の技能が必要です。 この条件を満さない者が装備した場合、性能が「必筋:1000」「回避-15」に置き換わりランク効果が一切適用されません。 ランク効果:○【秩序の防護】 この装備の防護点は「プリースト技能」点と同じになります。 防護点は魔法ダメージにも有効です。 ランク効果:○【献身の光盾】 かばうの距離制限が撤廃され、乱戦エリア外のパーティメンバーもかばうことができます。 また「対象:1体」の魔法・特殊能力に対してもかばうことが可能になります。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-9』30 20, 30 27 Inferno・ALRIGHT(鎧) 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 Inferno・ALRIGHT 36 現在 金属鎧 SS 55 -2 28 765,000G+50名誉点(非売品) オールタイムアーマー加工 形状 肩当に魔導砲を仕込んだ特殊な魔導鎧です。 砲身後部の排気口から排出される粒子の輝きでその姿はまるで羽根を広げた天使の様相を呈しています。 概要 魔法金属「オールライト鋼」で作られた魔導鎧です。 音声認識で魔力を直接撃ち出す小型の砲身が組み込まれており非常に高い攻撃性能を持ちます。 ですが、その膨大な出力により通常の人間には扱い切れない兵器となっています 非ランク効果:○完全オーダーメイド この装備は制作時に指定したキャラクター以外には装備が出来ません。 制作および入手は同時に専用装備の処理(ルルブII・P45~46)が行われます(移動力+2) 現在この装備はユキホ=ヒルダー専用装備です。 ランク効果:○飛行II 近接攻撃・回避力に+2のボーナス修正を得られます。 移動力はそのままで全ての移動(全力・通常・制限)が可能です。 騎乗時には適用されません。 ランク効果:○ この鎧を装備しているキャラは【魔法誘導】【魔法収束】【魔法制御】のスキルを使用できます。 ランク効果:○オールライト・フェザー 高純度のオールライト鋼が聖痕に呼応して一部が粒子となり砲身後部の排気口から排出される事で特殊な力場を形成しています。 それにより相手の魔法及び特殊能力の一部を吸収し、魔力砲撃の威力を増大させます。 直接魔法ダメージを与える効果に対して生命・精神抵抗判定に成功することで、3分間(18ラウンド)自身が行使する各種魔力砲撃の達成値に+1、適用ダメージに+10を加えます。 (自身のダメージ等の処理はそのまま行われます) この効果は達成値+50、適用ダメージ+500まで累積しますが、一度魔力砲撃を行うと累積したダメージは失われます。 ランク効果:〆【魔力砲撃・加速殲滅砲/行使判定(任意の魔法系技能)/精神抵抗力/半減】 『コマンドワードを叫ぶ』ことで「射程/形状:30m/射撃」「対象:半径20m/100」で「威力100+魔力」点の無属性の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」を行います。 この時使用する魔力に+6のボーナス修正を加えます。 術者は自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めても自身を対象から除外することができ、術者が戦闘特技【魔法制御】を取得している場合は範囲内にいる任意のキャラクターを対象から除外できます。 この能力は魔法の行使と同様に扱います。 「マルチアクション」「クリティカルキャスト」「ダブルキャスト」が有効です。 「魔法拡大」は適用できません。 またこの能力は例外的に金属鎧による行使判定ペナルティが発生しません。 この能力を使用するとMPを40点消費します。魔晶石で代用は出来ません。 ランク効果:〆【魔力砲撃・古式極光砲/行使判定(任意の魔法系技能)/精神抵抗力/半減】 『コマンドワードを叫ぶ』ことで「射程/形状:50m/射撃」「対象:1体」で「威力150(100+50)+魔力」点の無属性の魔法ダメージを与える「魔力砲撃」を行います。 この時使用する魔力に+6のボーナス修正を加えます。 この能力は魔法の行使と同様に扱います。 「マルチアクション」「クリティカルキャスト」「ダブルキャスト」が有効です。 「魔法拡大」は適用できません。 またこの能力は例外的に金属鎧による行使判定ペナルティが発生しません。 この能力を使用するとMPを40点消費します。魔晶石で代用は出来ません。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-9』30 35, 30 42, 30 49, 30 56, 31 04 コトリ=ピヨリーチェ追加能力 ○【無知の叡智】 あまり難しく考えないため、狂気に対する耐性がついています また、物事を直感と力技で解決します。 「怨属性」への抵抗が自動成功の上でダメージが-4点され、それによる不利な効果を一切受けなくなります。 また、知力ボーナスを用いる行為判定を行う際、知力ボーナスの代わりに筋力ボーナスでそれを行うことができます。 この能力の持ち主は今後いかなる手段を用いても知力が上昇しなくなります (成長で5ゾロが出た場合は振りなおしとなります) ○【求められしもの】 ???から力の一部を譲りうけています。 それにより限界を超えた成長が可能となります 遺失魔法? 何それ殴れるの? □【圏境】 体内の生命エネルギーを巡らせ新陳代謝を加速させて、自らの傷を癒やします HPを「冒険者レベル+生命力ボーナス」点回復します □【絶招歩法】 前提特技 鎧貫き・跳び蹴り この特技はグラップラー技能専用です。 拳を突き出しながら一足飛びで相手の懐に飛び込み、打撃を与える技です この技能を宣言時、移動力が「10」に固定されます。 その上で「通常移動」を行った直後にカテゴリ〈格闘〉の武器「パンチ」か、それに準ずる武器で攻撃を行います この時対象の持つクリティカル無効及びC値上昇の効果を無視します 「絶招歩法」による攻撃後に通常通り主動作を行えます また乱戦状態からも使用可能で、その後は通常移動を行ったものとして処理されます。 さらに、この攻撃でクリティカルが発生した場合、対象の防護点を「0」としてダメージを適用します 〆【獅子吼/必中】 乱戦エリア内を自身の獅子の如き裂帛の気合で満たし、対象の感覚の一部を眩惑させます。 自身の存在する乱戦エリア内の全てを対象とし、対象となった者は18ラウンド(3分)の間、回避力判定を要求されたとき、必ず自動失敗します。 (防御ファンブルルールを採用している場合は、それが適用されます) この効果は最初に回避力判定が要求されたときに即座に適用され、その一回きりで消滅します。 この能力は現在HPとMPが最大値の10%以下でなければ使用できません。 この能力を使用後、即座に手番が終了します。連続した手番には使用できません。 この能力は1セッションに1回のみ使用可能です。 〆【无二打「空」/命中力判定(-4)/回避力/消滅】 文字通り「二の打ち要らず=无二打」となる八極拳の最大奥義です この能力を使用時、命中力判定に-4のペナルティ修正を受けます。 「対象 1体」に対し近接攻撃を1回のみ行います。 この攻撃が対象のいずれかの部位に命中した場合、対象は生死判定を行うことなく必ず死亡します。 あらゆる防御・死亡回避効果は無効化され、復活もできません。 「リザレクション」も死亡から24時間経過するまで効果を挙げることができなくなります。 種族やレベル等の制限は一切ありません。 この能力は4ラウンド以上が経過した戦闘中で現在HPとMPが最大値の10%以下、かつ「〆獅子吼」を使用した次の手番でなければ使用できません。 この能力を使用後の8時間、最大HPとMPが現在HPとMPの数値に置き換わり、一切の移動と主動作が不可能かつ回避力・生命・精神抵抗・及び生死判定を要求されたとき、必ず自動失敗します。 このペナルティは時間経過以外のいかなる手段をもってしても解除できません。 この能力は1セッションに1回のみ使用可能です。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 25-11』03 54, 04 01, 04 09, 04 16 ヒビキ=ナンクナーサ追加能力 ○【人造神器】 人造神器の核として作られたオーバーマスターを分解・再構築して自らの体内に融合させた結果「意思を持った人造神器」と言う唯一無二の存在になりました 賦術やマテリアルカードの作製などの「アルケミスト技能」を用いたあらゆる行為をアルケミーキットなしで行うことができるようになります。 また、人族の限界を超えた成長が可能となり、魔法系技能Lv16から系統に応じた【遺失魔法】が習得可能となります。 ○【神器回路】 人造神器となったことで、人智を超えた賦術の行使が可能となります。 賦術を使用時、カードのランクが自動的に1つ上昇します。 これによりSSランクのカードを用いることで、さらに上のEXランクの賦術を使用できます。 また、補助動作で賦術を使用した後の主動作でも賦術を使用することが出来るようになり、主動作で使用した賦術は、時間経過以外ではいかなる手段をもってしても解除されなくなります。 (EXランク賦術の効果は別紙参照) ○【使用用途外】 【人造神器】として自らの用途外の戦闘行動は一切行えず、またそれに準ずる技能や魔法を覚えることが出来ません。 生きている・もしくは活動している存在に対しダメージ等の傷つける行動を行えません。 この制限は、自身が召喚した妖精や魔神・ゴーレム、及び騎乗している騎獣すべてに及びます。 (ゲーム処理的には、全ての存在から「コアーシブ」を受けている状態と同じ扱いになり細かい部分はGMが判断します) その代わり全ての技能の必要経験点が、Lv15までテーブルBと同じになります。 ○【連続賦術自由化】(旧名称:制限解除/数) 【連続賦術】適用時の制限が撤廃され、ターゲットの変更が可能になります。 □【賦術確実化】 主動作で賦術を使用時に、カード消費1枚につきMPを10点消費することで、判定の2dを2回振り好きな方の出目を使用することが出来ます。 (MP消費軽減効果の適用可能) ☆【ポテンシャライズ】 アイテム使用時にマテリアルカードを消費して、さまざまな効果を付加します。 宣言後の主動作およびポーションマスターによる補助動作でアイテムを使用する際、 マテリアルカードと組み合わせて消費することでアイテムに様々な効果を付与します。 色の違うカードを複数組み合わせることも可能です。 ただしランクは同一のものに限られます。 この能力は補助動作専用の賦術として扱います。 (詳細は23-1を参照) 〆☆【神技賦術】 新たに5つのオリジナルの賦術が使用可能になります。 〆【カード錬成】 自らのマナを対価に、無からマテリアルカードを生み出します。 ランクBは100枚生成して1点、ランクAは10枚で1点、ランクSは1枚で1点、ランクSSは1枚で10点の最大MPを消費します。(マナセーブ適用不可) 1回の主動作で消費できる最大MPは10点までです。 消費した最大MPはセッション終了時に回復し、それ以外ではいかなる手段をもってしても回復できません。 ☆【Rebellion】 自らの【神器】としての力を最大限に発揮させることにより、賦術効果を飛躍的に高めることが出来ます。 手番開始時に宣言することで、賦術効果2倍 必中となり、また1回の主動作で6回まで賦術を行使できます。 この能力を使用した手番終了後、セッション終了まで最大MPが0になり【神器回路】の効果を得られなくなります。 このペナルティはセッション終了までいかなる手段をもってしても解除できません。 この能力は1セッションに1回のみ使用可能です。 ☆使用条件 HP30%以下 自身が転倒状態ではない 戦闘開始から2ラウンド経過(3ラウンド目から使用可能) 神技賦術(Bランクはなし) 【リフューリン/赤×3/1体/10m:起点指定/なし/18R】 対象の防護点、与ダメージを上昇させます。 A:+1 S:+2 SS:+4 EX:+8 【ウィークマテリアル/黒×3枚/1体/10m:起点指定/短縮/6R】 対象の防護点、与ダメージを低下させます。 A:-1 S:-3 SS:-5 EX:-10 【グリーンブレス/緑×3/1体/30m:起点指定/なし/18R】 対象の生命・精神抵抗力を上昇させます。 A:+1 S:+2 SS:+3 EX:+5 【アブソデュートバインド/白×3/1体/10m:起点指定/消滅/1R】 対象を見えない鎖で束縛し、行動を阻害します。 すべての行動判定にペナルティを与えます。 A:-1 S:-2 SS:-3 EX:-6 【タイムアクセラレイト/金×3/1体/接触:-/なし/1R】 対象の時間を擬似的に加速させ、1ラウンドに1回、主動作とは別に以下の回数分の近接・射撃攻撃を補助動作で行うことができます。 攻撃には装備中の武器を使用し、弾数やMPの消費等も行われます。 A:なし S:「1H攻撃を1回」 SS:「1H攻撃を2回」or「2H攻撃を1回」 EX:「1H攻撃を4回」or「2H攻撃を3回」 EXランク賦術 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 26-8』17 29, 17 36, 17 43, 17 50, 17 58, 18 05/補足説明.txt(pass Valkyrja) 種族:人造神器 (略) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』07 08, 07 15, 07 23 黒鍵 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 黒鍵 12 古代魔法文明 ソード B 1H投 8 8 10 7,700G(非売品) 魔法の武器射程10m 投擲 形状 十字架を模した細剣。 概要 主にダグニア地方の「不死殺し(エクソシスト)」等が愛用する対アンデッドに特化した儀式礼装です。 剣としての性能は低く、専ら投擲武器として使用されます。 ○対アンデッド+2 この武器を用いて「種族:アンデッド」に対して攻撃を行った場合、命中と追加ダメージが+2されます。 ○神聖儀式礼装 プリースト技能を持つ者がこの武器を用いて近接及び投擲攻撃を行う際、戦士系技能の代わりにプリースト技能を用いて命中力判定を行うことが可能です。 この時追加ダメージは「プリースト魔力」点となり、攻撃対象が「種族:アンデッド」の時に限り、与えるダメージは魔法ダメージとなります。 この能力の適用時に限り、「マルチアクション」宣言時において、魔法行使の代わりにこの武器による投擲攻撃が可能です。 この時手に装備していなくても構いません。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』13 58, 14 05 マグダラの聖骸布 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 マグダラの聖骸布 18 古代魔法文明 絡み S 1H 1 +1 - 取引不能 第六世代 形状 赤い羽衣状の聖骸布です。 概要 神紀文明時代の聖骸布を、魔法文明時代に拘束用の武装として加工した魔術礼装です。 攻撃力は皆無に等しいですが束縛に特化しており、特に男性に対して効果を発揮します。 非ランク効果:○ この武器は敵にダメージを与えることはありません。 ランク効果:○特殊効果:絡み ランク効果:○対男性+10 この武器は「性別:男性」に対しての命中力判定及び、引っ張り合いの判定に+10のボーナス修正を得ます。 精神構造が男性的であるとGMが判断したならば、どの種族であろうとも有効です。 ランク効果:〆概念束縛/必中 この特殊能力はこの武器で「特殊効果:絡み」の効果を与えている対象にのみ有効です。 また近接攻撃と同様の主動作として扱います。 対象の別の命中箇所もしくは(多部位であった場合)別の部位を任意に2つずつ選択し、新たに「特殊効果:絡み」の効果を追加します。 既に効果を与えてる箇所への絡みもそのまま継続されます。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』14 13, 14 20, 14 27 ラブアース・ディザスター 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 ラブアース・ディザスター 20 神紀文明 フレイル S 1H両 18 - 28 9 取引不能 第三世代/祭器 2H 18 +1 33 9 形状 緋色の鉄球に黄色い棘がついた大型のモーニングスターです。 概要 現在はすでに失われた神によってもたらされた出自不明の祭器です。 対象への愛の深さに応じて破壊力が増す能力があります。 カレン曰く「紙袋を破った異様な風体の女性から無理矢理押し付けられた」との事 ………内心お気に入りだったりするのは乙女の秘密 ランク効果:☆ラブアース・ディザスター 装備者から半径10m以内の対象を1体選択し、深く愛することで1ラウンド(10秒)の間この武器の威力値を「対象とした者のレベル×5」点上昇させます。 この能力を使用後、装備者は対象としたキャラクターに対して回復・支援・攻撃などの何らかの行動を実行しなければなりません。(殺し愛は有効らしい) この能力は1ラウンドに1回のみ使用可能です。 最近は「角が付いた魔物」に対して一撃必殺らしい データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』14 34, 14 41 アサルトメイドスーツ 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 必筋 回避 防護 価格 備考 アサルトメイドスーツ 12/16 現在 非金属鎧 B 13 - 3 44,000G 魔法の防具 形状 暴徒鎮圧用にカスタマイズされたメイド服です。 概要 ピヨリーチェ商会ゆかりの防具職人が自信をもってお届けするメイド服です。 対近接・対魔法の双方に優れた防御効果を持ち、その上で仕事着としての機能性とメイドとしての気品を一切損なわない最高クラスの機能美を実現させています。 現在はArcadiaにて生産ラインが稼働しているため、ルキスラ帝国の防具店でいつでも購入可能です。 ちなみにカレンの衣装はこれを「視覚心理戦用」にカスタマイズしている特別仕様です。 ○ 非魔法ダメージ-3(毒・病気・呪い属性以外) ○ コンバットメイドシリーズ(カチューシャ、グラス、ソックス)有効。 ○ コンバットメイドシリーズを1種類装備するごとに防護点が+1(計+3)されます。 データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 27-7』14 48, 14 55 マミ=ジェレミーレン追加能力 ○【ルーフェリアの分体】(ver.Up) ルーフェリアからの「罰」として分体として召し上げられた結果、「人」の枠内から外れ、限定的ながらも神の権能を行使することが出来ます。 限界を超えての成長をすることが出来、またルーフェリアの特殊神聖魔法を1ラウンドに1回、補助動作での行使が可能になります。 この時の達成値は【6ゾロ】として扱います。 更に冒険者Lv及び魔物Lvが15以下の対象に対する回避力・生命抵抗力・精神抵抗力判定は必ず自動成功します。 ○【咎と分体の宿命】 「ルーフェリアの分体」としての「人生を謳歌する使命」とそこに至るまでの「咎」により普通に死ぬことが出来ない体になっています。 生死判定時において、2dを2回振り、好きな方の出目を適用できます。 また、死亡した場合、1分(6R)経過後に「水神ルーフェリア」として自動的に蘇生します。 この効果は10分(60R)継続しその間はNPCとして扱います。 効果終了後は元の「マミ=ジェレミーレン」に戻ります。 穢れの上昇はありませんが、発動するたびに効果時間が増加します。 (効果時間の上昇はルルブI改・P128と同じとします) データ出典:『舞さんの行き当たりばったり冒険譚 28-8』01 15
https://w.atwiki.jp/doruota/pages/1930.html
僕の考えたトレーナー _ -―- _ ´ `丶、 / __ ^^^⌒`丶、 /^^V ', / / ', ', ' /^ ー , ', / / / r=‐ ', ', ' 〃 / x===ミx、 } , / / i{ { 〃f笊心ハ, } ', ' ' { i{ , i{ { { り 刈 } } } ,_ 〈 / { i{ \ ', 夊z少 } / /'个=‐ ⌒^ } ∧ i{ /\} __ ノ / /^Y{ } /Vハ _ -=ミ、 >=====ミv′ / / 从 }/\ V_ -=ニニニニニニ/ニニニニニニニ=\ , _/\} }-=ニニニニニニ /ニニニニニニニニニマニ\ィソ\ /ニニニニニニ=/ニニニニニニニニニニ=‐マニニV⌒`` /ニニニニニニニニi{ニニニニニニニニニニニニニ=マニ=}ニニ\ /ニニニニニニニニ=‐i{ニニニニニニニニニニニニニ=‐マニ}ニニ=‐} /二二ニニニニニニニニi{二ニニニニニニニニニニニニ=‐}ニ}ニニ=‐}. {ニニニニニニニニニニニ=‐i{二ニニニニニニニニニニニニ=‐}ニ}ニニ=‐} マニニニニニニニニニニニ=i{二ニニニニニニニニニニニニ=‐}=‐、ニ=‐j マニニニニニニニニニニニリニニニニニニニニニニニニニニニjニ=‐ヽニ/ /≧s。ニニニニニニニニi{ニニニニニニニニニニニニニニニノニニニ }/ V /⌒≧s。ニニ= 八ニニニニニニニニニニニニニイ{ニニニ=/ ⌒\/ {_〕>「⌒「⌒T⌒T⌒T⌒T⌒ リニニニ {  ̄⌒ ̄ \」_ノ_ノ_ノ_ノ_/ニニ=‐ { 【名前】白坂小梅(AA出典:『アイドルマスターシンデレラガールズ』より「白坂小梅」) 【トレーナーステータス】 指示:C= 平均的な指示力。 育成:D= 低い育成力。 統率:B+= 高水準の統率力。 限定的に「霊」タイプの『特権』を付与できる。 能力:AA+= 高位の『交霊』の異能を持つ。 【固有ポテンシャル】 『戦慄のハロウィンナイトメア』 白坂小梅固有ポテンシャル 味方(相手)の全てのポケモンに「霊」タイプを追加する。 『終わらないアンデッド・ダンスロック』 白坂小梅固有ポテンシャル 「霊」タイプの味方が体力が満タンの時、必ず耐える。 稀に相手の攻撃を耐える。 『逃れられないデッドリーチェイス』 白坂小梅固有ポテンシャル 味方の「霊」技に「おいうち」効果を付与する。 【サポーター】 / }」_/ }_ \\ __ `ヽ、 __ __ / / イ´/ / \\´ __ ‐-ミ、 { Xr―\ , {// / / i i i \\  ̄ ` 、 し{__ \ {/ / , i .! i i ヽ 二二二二二二「 fヘ\ // / i i| .! ! 、 \\ _{ 乂\ヽ. // i| | i| | | \ \\ ̄ ̄ ̄ /`ーイ し , i i| | i| | | \ V∧ ̄ ̄ / /}}、__ノ i | .i| | i| | 、 \ V∧ / / 小 }} | | .i| | i| 、 \ \ \ V∧ / / /川 }} i i .i| 、\ \ \ \ \ V∧ / /// }} 、 、 \ \ 、 __ - ――――、‐∨.} / 厶/ /} \ \ _ >‐、¨” ̄ i ん示ぅ、‘, \\ //^i ∨/ /! i`く! | んヽ i ! ヒ り } V/ ム }' /| | | ハヘ乂_ノ.j 乂 ゙ ー '´_ノ }} f´} /./ ! ! i 小. r=/ '´¨¨i¨¨`゙ j___ノノ //| | | V ハ く , /イ .| i i V ハ ` /ー イ/| ! .| , /. V ハ r==三フ / /´ |i! , // }V \ ` ー '´ イ { |!/ // | ∨ |\ イ / ̄\{{ / i | |V i i ー―< __ r‐ ┘ } / { ./| | | ∨ | | r―‐} / f^ヽ{r v ⌒i r ' T { /| | | | .∨  ̄ f^.} { 「 / ノ ⌒Y⌒YV / 【名前】ペローナ(AA出典:『ONE PIECE』より「ペローナ」) 統率:A+= 卓越した統率力。追加任命は『エンチャンター』『アヴェンジャー』 【サポート効果】 『びっくりどっきりスリラーバーク』… ペローナのサポート効果。 味方が「霊」タイプの技で受けるダメージを緩和(0.67倍)する。 【手持ちのポケモン】 _,, ------------- ,,,,,,,,,,,,,,_ __ ,, - ''''' ̄  ̄ ̄ '''''''''' ---- '''''''  ̄ !  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ '''''''' ---- ,,,,,,,,,,, ____ ___ ,,,,,,, -------ヽ____ _ ,,,,,, -- ''''''  ̄ _______ ___ ,,,,,,,,,,,, ____ . !, '"---- '''''''  ̄ ̄ ̄/` ''' ---- ,,,,, ''''''' -- ,,,,,,, __--- ,,,,,, ___ . i, ,, - ''  ̄ ,,,,,,,,,,,,,,,_____________________ ''''' --- ,,,,,,,,, ____ `''i,_  ̄ ̄ ̄_ ,,,, -- " '''''' ------`----┐ _ ,, - " ___________ ,,,,,,,,,,, --------- ''''''' !,  ̄ ̄ ̄ ̄_ ,,, -- ''" __ ,,, - _ ,, - `''`-- ,,,,, _ _ ,,, - '' __ ,,,,,, ---- '" _ ,,,,,, ---- '" ,, - '"  ̄ ̄ ̄ ̄,,,,, ---- ''''' "_ ,,, -- ''" __ ,,,,,,,, --- ''" _ ,,<_ __ ,, - '" __ ,,, -- '"____ ,,,,,,, -- '" _ ,, - ''" ̄ _ ,, - '" _ ,, -_ ,, ''" ./ _ ,, - " __ ,, - ''" _ ,, - ''" _ ,, - '" _ ,, - '" _ , -'"_ , イ /  ̄ ̄ ̄ ̄// / _ ,, - '"_ / _ ,, -- '''' " _,, - '' "_ , - '" ./ / // / _ , -"_ ,, - '"_ , -" _ ,,,,, --''''''''"__ ,, - " . \ ! / !/ ./_ イ /./_ ,, - '"_ イ ̄/ _ ,,,,, - i''"i |llllll,/ .| i' / // . ///_ ,, - ''" ,!./_/ !'i / /i"i llll/ | .i _i / イ 「'''i/'' --!<__  ̄ _ , - "/ ,,;'" "/\.\``く. .」 .!i'" / // /llllllllllllllllllll `' - ,,∠,,, - i" / ,;'"//iΔ .ヽ .` ` ,r'" i i i ./llllllllllllllllllllllll //'''i__`V .// .`'カ'i、 ` `i .i ./ / ! i"lllllllllllllllllllllllll レ' ヽv'/ .`ッ'i 、 ,i i i .i' _」 -------- ,,,,, レ''`- ,, _ ト `ト,__i' - __,! i l .l ! ̄ '''' --- ,,,,, _____ `i . / ̄ / ./ .i / i i /llllllllllllllll  ̄ ''' -;;;;, _ lllllll/ ./ / ./ ./ ./ i !, i /lllllllllllllllll  ̄ ''' -;;;;;__lllll/`'// / /! /! /i / i .! ./ __ ,,, - '''''''' - , _ //`'`"イ" / i" ! / .i/ .!//__ ,,, -- ''" \ /---, . レ'イ / i,/ \ \ .\ .レ" 【名前】ワラキアの夜(AA出典:『MELTY BLOOD』より「ワラキアの夜」) 【タイプ】あく/ゴースト 【特性】ナイトメア… 毎ターン終了時、「眠り」状態の相手のHPを全体の1/8減らす。 【もちもの】 【技x6:ナイトバースト、シャドーボール、ゆめくい、イカサマ、のろい、あくむ】 こうげき:C- ぼうぎょ:D とくこう:A+ とくぼう:A+ すばやさ:A+ 【ポテンシャル】 『不動のエース』… 「ここぞ!」という時、全能力値が上昇し、技のクリティカル率が上がる。 『固有種』… 「ワラキアの夜」種がこの個体だけのため『オールドタイプ』を無効化する。 『館のヌシ』… 自身と同じタイプの技で受けるダメージを半減する。 『タタリの悪夢』… 相手が「夢うつつ」状態の時、相手の『先』『汎用』を無効化する。 『タタリの侵食』… 相手が「夢うつつ」状態の時、相手の「ダメージを受けない」効果を無効化する。 『タタリの歩法』… 相手の体力をドレインした時、味方と任意交代することが出来る。 『ヴァンピリック』… 自身の体力が回復した時、相手の体力を1/8ドレインする。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『先の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対霊回避』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、相手の「霊」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対霊耐性』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、相手の「霊」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対霊反撃』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『スラッグアーツ』… 「ここぞ!」という時、自身の「命中」を強化(1.33倍)する。 『キラー』がいると発動しない。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『タタリに終わりは無い』… ワラキアの夜専用ポテンシャル。 自身が場に居る限り、自身(相手)を「夢うつつ」状態に上書きする。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz __Ω O___ト ./ | \| ヽ/ |__ へ -‐  ̄ 、 -/ 、 丶 \ / ./ ' | \ \ ヽ ′ | iト、 丶 ` __, / ' | i| i __/ / / .ト、 、l \ | \__> ' ∥ _|_メ | ̄ __丶 | l ∨ | ∥ | 丶 ,ィf ・ )/ | | ∨ | 八 ,ィテ n \_| '" ⌒ /ィ / \ \ \ゞ⌒ _ / / \ ト 〉 _ vw V } /__/ \ 、___ | ̄ ̄ ヽ---_/ | > ___ /  ̄/ 〉、 / / .ィi「 | \ ___ / / |/ - r< r-――┐ ___ 丶 . / ̄ \ \ _/ ̄< ̄  ̄/ _/ \ ヽ | 、 \.〉 / 〈--,__/ __ { ' | i ̄ ̄⌒\\ ∧_/ ̄ ̄  ̄|  ̄ ̄ \ ∨ .. / _ - "  ̄ l / ヽ 丶 ∨ \ | / ./ ___ | _|____l _/ __/ r≦ヽ { \ \\ | 丶 l  ̄ ' ┘└┤\ / '" r―‐┐/ --、‐イ⌒i ̄ \__ 丶 |_ ∨ l r‐- '" _  ̄ ̄l / ̄/ イ__r┐ | | |_/ / ∧ | \_/ / / └ / lヽ_」  ̄\__ ./ l | l {  ̄ ̄ ̄廴__トz r-┐./ r┐ l --r- '" __/ ∨ 从 i  ̄  ̄ T ̄  ̄ ̄i ' 〈 l \ '. \ | ∨ \ / 丶 >- 、 ` | / 丶  ̄ ̄/ 【名前】クイーンテレサ(AA出典:『スーパーマリオ二次創作』より「キングテレサ姫」) 【タイプ】ゴースト/フェアリー 【特性】おんみつ… 場に出た時、T終了時まで「闇の中」状態になる。 【もちもの】 【技x8:シャドーダイブ、じゃれつく、したでなめる、かげうち、 ほろびのうた、あやしいひかり、あまえる、キングシールド】 こうげき:B+ ぼうぎょ:B とくこう:C とくぼう:A+ すばやさ:D- 【ポテンシャル】 『エンペラー』… 場に出た時、相手の任意の能力を下げる。 相手の全能力値を低下(0.85倍)させる。 『金冠サイズ』… 「テレサ」の最大サイズである『固有種』。 「体力」種族値に大きな上昇補正を得る。 『女王霊の潜影』… 自身の技「シャドーダイブ」を溜め無しで繰り出せる。 『女王霊の応変』… 自身が「闇の中」から攻撃を繰り出す時、自分の行動を指定しなおす事が出来る。 『女王霊の悪辣』… 相手の変則的なダメージ計算を行う技のダメージを半減する。 『リゲイリア』… トレーナーが「統率:AA」以上の時、自身を『エンペラー』に任命する。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対鋼回避』… 敵陣に「鋼」ポケモンがいる時、相手の「鋼」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対鋼耐性』… 敵陣に「鋼」ポケモンがいる時、相手の「鋼」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対鋼反撃』… 敵陣に「鋼」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『キングオーダー』… 相手によって能力が減少(低下)しない。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 『ホワイトナイトメア』… 相手が「霊」タイプの時、「こうかばつぐん」で受ける技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『ツナガルウワサ』… T終了時、「霊」タイプの味方と任意交代する事が出来る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『霊を統べる女王』… クイーンテレサ専用ポテンシャル。 自身に対するトレーナーの「統率」を「能力」と同ランクまで上げる。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz _ _ /´ > 、 _/ ハ、 / , . .-─x {ハ. ,..-─- 、/´ ̄` \ ハ ヽ、 . .イ `ーチ一 ,,... ≧xi i r' `ー一. . . `ー┤ | >"´ ̄ ̄ `ヾ \ 弋_ /,..──-. ,.. `ヾ ハ `ヾ / .ハ ○ ノ i ..\ \ i \ } l1 `ー一''" ∧ ∨○ 》 ハ \ 1 |㌶x _ / ハ `ー一’ | ハ ゝ. `1㍑ Lッ1,ゥ ,、 ,、 rxハイ .ノ ソ ..´ ̄ ハ `¨ヾ㌣㌧㌫㍊㌻ソ/ 「 < ̄ r一’ ト、ヽ. `´ヾノ`´ ノ¨´////∧ | !ハ///`ー┬-'ヽ ̄///////// L.. 人 ,、_,、 ,イ_ノ////,、.ノxx,,//》`"''゙そ///////ハ `1L..三ソハっ///;` ミ/;` ミ//////// i コ 匚///ハ. テ/ハ. シ///////..ソ 乂___,,..ノハェ /////////////////r一''" }>- .,,.. .ノニ{ハ //////////////ノ //1ゞ.. _」L.. . ッ<ハ //////////// l | l!  ̄l「 ̄ i l|ゞ //////>" l | | li ノイ `ー一''" ∨ゝ. l| /∥ `ヾ> イL.. / ソ `ー─一''" 【名前】ジャックランタン(AA出典:『女神転生』より「ジャックランタン」) 【タイプ】ほのお/ゴースト 【特性】いたずらごころ… 自分の使う変化技の優先度が+1される。 【もちもの】 【技x7:マジカルフレイム、シャドーボール、こどもだまし、おにび、のろい、みちづれ、ひばしら】 こうげき:D ぼうぎょ:D とくこう:A+ とくぼう:C すばやさ:A+ 【ポテンシャル】 『魔術師』… 先発で場に出ると、「とくこう」が上がる。 『南瓜頭の頂戴』… 相手の持ち物が「きのみ」の時、自身の技に「ついばむ」効果を付与する。 『南瓜頭の悪戯』… 相手の持ち物が「きのみ」以外の時、自身の技に「はたきおとす」効果を付与する。 『南瓜頭の撤退』… 自身の「ついばむ」「はたきおとす」効果の付与された技に「とんぼ」効果を付与する。 『パンプキンヘッド』… 自身が「瀕死」状態になった時、死に出しで場に出た味方の体力を1/4回復し状態異常を治癒する。 『先の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対悪回避』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、相手の「悪」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対悪耐性』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、相手の「悪」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対悪狙撃』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、低確率で自身の技が「必中」する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『スターター』… 『先発』が発動した時、自身の全能力値を強化(1.05倍)する。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『お菓子くれなきゃ悪戯するぞ』… 球磨専用ポテンシャル。 相手の「まもる」等の技と「みがわり」を貫通する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz / ≧=--、 \\ \ _ -=≠''' ', ', ヽヽ \ / /⌒\ ', ト、 _,, -―ァ \ / -=ニミ、 ', i / / ヽ // /} ⌒ ' レ≦ /  ̄ ̄~ミ、 l | l // / }_7 _.j f'⌒ヽr‐''T~' -、ヽ l | | // / / / ,イj_} レ--、 ', } } } ! | | | ,' !/ /~'7 ./. . } j / ト ', ノ ノ ,リ ! | | i ` i ~7-、i /. . . }/ / '/,',-イ} /_ __ | | l_, - { f ハ レ. . . ./}/、 ノ j ',' // {ー――-- _ミ 、', ', l ノ ノ / }. . . [ト- 、_)-{_ ィ }i/, / `ヾ', ', l ト y. . l . f  ̄ | |  ̄} ll/, / | | } /__ {. . .{ ./ ヽ ! l} イ !', /,/ .l l { / ',/ ,,=≧=、 ', ', /, l l K__ --ヽ { / ' / ', /,___ l l } `v‐‐ヘヽ__/ / ', /, \ l l { }i >- ___ / ', /,--- 、 \--- l l } }l l } ノ ', \ l l } }l , / ヽ} { l l ;' }i / / { { l l / / / >' ', i} // / ,.< >' _ ', } ,イノ/、__/ー< >'-} r''´ ヽ -、 ', ヽ/ヽ/-_-_-_-_-_- ̄ ̄ ̄ノ-_/ { 、 ノ f } ∧ _ 、-_-_-_-_-_-_-_->'-_/ } ー 、 ノ { ヽ \-_\-_-_-_-_->'-_-_f ____ } } ー ', ノ 【名前】ビクトル・フォン・ゲルデンハイム (AA出典:『ヴァンパイアシリーズ』より「ビクトル・フォン・ゲルデンハイム)」) 【タイプ】でんき/ゴースト 【特性】てつのこぶし… 「パンチ」等の技の威力を強化(1.5倍)する。 【もちもの】 【技x5:かみなりパンチ、シャドーパンチ、バレットパンチ、でんじは、いやしのねがい】 こうげき:AAA- ぼうぎょ:B+ とくこう:D とくぼう:C+ すばやさ:C 【ポテンシャル】 『エースキラーα』… 『エース』に与えるダメージを強化(1.5倍)する。 『エース』の「防/特防」の上昇(強化)を無視する。 『造怪物の怪力』… 自身の「攻」種族値に+補正を得る。 相手の「防」の能力の上昇(強化)を無視する。 『造怪物の剛拳』… 自身の「パンチ」等の技に「かわらわり」効果を付与する。 『造怪物の怖顔』… 相手が死に出しで場に出た時、相手の「速」を下げる。 『ガルバニズム』… 相手が攻撃以外のダメージを受けた時、同じ値だけ自身の体力が回復する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対地回避』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「闘」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対地耐性』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「闘」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対地迫撃』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『アンブッシュ』… 相手の『エース』が場に出た時、相手が場に出て最初に繰り出す技の優先度を「-1」に変更する。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『フランケンシュタインの怪物』… ビクトル・フォン・ゲルデンハイム専用ポテンシャル。1/試/先行 相手ポケモンの「まもる」等の技、特性、 相手ポケモンと相手トレーナーの防護ポテンシャルを無効化する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz __ ,.ィ´ . . . . .` .、 {`ヽ∠ . . . . . . . . . . . . . Y へヽ//゙T'i=-、 . . . . | / }/,λ` ' ,'ヽr=ミ . . l / ., i! { レ\ヽ!\`゚J!シ、 / /-! `゙ヾ., 、 }.入.{ヾミヽ ヽ,'--\ Yブ| |ー} ヽ_\\ ,.ィ= 、 ,-----`ー 'i´ | | |ノ-ミ 、\\ ( ( / / /---------、 レ| ヾヽ L! ヽヽ ´ \` 、---------`・、,=-v'/ マヽ ∠.._ \\`777,ヽ、--,ィ= 、//ヽ_ __} }_ |` 。、 ,. -<ヽ `ヽ\///////,`゙'<////7ヾ| iヾ, / // ヘ \-- .._`ヘ |У///////////`\/,/-} !__} / /´ \ /__..=---ヘ |-`'<'///////////,ヾ--ヘト、 }' / |' ̄___ ------} .|----/`'<'/////////,\ |-、 |/ <7 /マ,=--`-- | ,ィ彡`ヽ///`゙'<////////,ヽ ム ヽ´-------、 j,.イ////,|/,}/O/////^゙' //,〇/!'゙ }-------r'7///////リ/,|/////,/--- `゙</ {' _,../-----、////////////ヾ//,シ'--------ヾ| |///------//////////,/ /,_____/-| ヽ/ __ ////_////{//,{ /´______! -! /´ ,イ/|´,XX|'///!//!ヾ´ 「| 「| 「| -{゙ 、 /-----////!XXXi!///|//| ヘ´「!,.=-''777777777゙i 、 \ /-----ハ'//,|,XXX,!///!//! r'´'//////////////,!-i!\\ /___ / |//,|XXX !//,j//| !////////////////V ! \\ ,/ /. V/,|XX>'゙゙´ ]゙`! !//>-‐ ''¨´ ̄ ̄ ̄`ヾ. \\ {` ー--i [´_. -r ゙´ ヾヽ T _... ----------\ \` 、 【名前】マミーモン(AA出典:『デジタルモンスター』より「マミーモン」) 【タイプ】ゴースト 【特性】ミイラ… 直接攻撃を受けたとき、相手の特性をミイラにする。 【もちもの】 【技x6:シャドーボール、ヘッドショット、ゆうたいりだつ、まとわりつく、のろい、みちづれ】 こうげき:C ぼうぎょ:B+ とくこう:A+ とくぼう:B すばやさ:B+ 【ポテンシャル】 『アヴェンジャー』… 死に出しで場に出た時、自身の任意の能力値をぐーんと上げる。 『木乃伊の絞殺』… 相手の特性が「ミイラ」になった時、中確率で相手を「かなしばり」状態にする。 『木乃伊の呪殺』… 相手の特性が「ミイラ」になった時、中確率で相手を「呪い」状態にする。 『木乃伊の圧殺』… 相手の特性が「ミイラ」の時、相手の全能力値を低下(0.75倍)する。 『ネクロマンサー』… 「瀕死」状態の味方の数に比例して、自身の全能力を強化(1.1~1.5倍)する。 『対の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対悪回避』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、相手の「悪」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対悪耐性』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、相手の「悪」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対悪反撃』… 敵陣に「悪」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『リベンジヒール』… 死に出しで場に出た時、中確率で自身の体力を1/4回復する。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『木乃伊取りが木乃伊になる』… マミーモン専用ポテンシャル 死に出しで場に出た時、相手の特性を「ミイラ」にする。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz _r===i_ __「.........|___.|.........i__,...... _r―「 ¨¨| ̄ ̄| | | | | | ! ̄ ̄|¨¨ i―┐__. l .| ,ィ二..., 7 ! ! .| | .! !. | | | ! l l i ' / {{ .| | ! ! | | ! | | ! l l rマ゙ i! .| | | | | | | | | ! l l,..r'/ {i ''''''' ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ _'r―v゙二二yヽ,、 = ..j `{マ マ、...... __i l_____ ,n゙ ,ィ `ヽ⌒i'¨ ,ィj マ、 i l ,゙,.ィ } / { マ、___ i l ,ィ∠=-,..===..< r―〈' マにニ=ミ、 },}///77=i l-=777,n'>´ /´`!´j /-、 `ヾ ` ..==ミ !|/Zィ⌒⌒゙ヽ,n'゙ ;、i ノ ' ,.' / \ `ヽ{ __ 〃 i^i ! / \ ヽ´ ゞ _;;; ==ミ/`j / \ 〉 = / し ゙ ´ \ /r'゙゙ヽ`i >;イ >''´ `゙゙ヾ i`ー}| | i{ノ--''´ ,.イ >''´ ヘ 、 /,' ! { ,..ィ>''´ ヘ '--' v ´/ { ! ̄´ }シ `ヽ i´ j \ /,ィ=ゝ ) ..._ ,. ' し '゙´⌒¨゙゙''` // ´ 【名前】ワルプルギスの夜(AA出典:『魔法少女まどか☆マギカ』より「舞台装置の魔女」) 【タイプ】ゴースト/エスパー 【特性】さかさま… 自身(相手)の「こうかばつぐん」と「こうかいまひとつ」が反転する。 【もちもの】 【技x4:シャドーレイ、サイコブースト、ほろびのうた、のろい】 こうげき:C ぼうぎょ:AA+ とくこう:B とくぼう:AA+ すばやさ:D 【ポテンシャル】 『エンチャンター』… 場を離れる時、味方の任意の能力値を上げることが出来る。 『固有種』… 「ワルプルギスの夜」種がこの個体だけのため『オールドタイプ』を無効化する。 『逆魔女の魔力』… 自身の「防/特防」の種族値をトレーナーの「能力」と同ランクにする。 『逆魔女の無力』… 自身が攻撃を行っていない時、相手の技の威力を緩和(0.67倍)する。 『逆魔女の転移』… 自身が攻撃を行っていない時、相手の攻撃を受けると味方と任意交代する事が出来る。 『ダークオーブ』… 凝縮された『グリーフシード』により、自身の技「のろい」によって自身の体力の消費量が変化する。(1/2→1/4) 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対毒回避』… 敵陣に「毒」ポケモンがいる時、相手の「毒」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対毒耐性』… 敵陣に「毒」ポケモンがいる時、相手の「毒」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対毒反撃』… 敵陣に「毒」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リターンヒール』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の体力を1/4回復する。 『エキスパンション(霊)』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『明日も明後日も、ワルプルギスの夜』… ワルプルギスの夜専用ポテンシャル。 場に出た時、相手の能力(技)の上昇(減少)、強化(低下)を反転する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
https://w.atwiki.jp/mmdimg/pages/53.html
先行試験公開中の為、編集メンバー以外による追加編集等はオフになっております ご意見等はしたらば板 VPVP Wiki編集スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/23040/1251203687/ 新着情報はしたらば板 MMDデータ関連スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/23040/1241598884/ でお願いします 各種データ(ユーザーモデル含む)の取扱いについては、著作権等の権利にご注意願います *1「MMDアクセサリ保管庫」(www9.atpages.jp)は、外部からのリンクを許可していないため、リンク先をクリックしてもダウンロードが出来ない(エラーメッセージが表示される)場合があります。 その場合は、URLを直接指定(ブラウザのアドレス欄に入力)するか、アップローダーのトップから入って探してください。 最近の新着モデルデータ 鈴仙・優曇華院・イナバ(物理演算版) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/25 分類 モデルデータ-その他ジャンル:人型 *6 拡張子 PMD 作者名 モデリング モンテコア データ変換:quinsiene物理演算:kiyo 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader2/src/MMDaccs_0193.zip *1 内容 鈴仙・優曇華院・イナバ(物理演算版) 投稿者コメント ■1.使用上の注意■このデータを御使用の際は次に記載する各項目全てに同意するものとします1.このデータは 上海アリス幻楽団の二次創作ガイドライン に準じます2.このデータは、モンテコア様【東方兎歩法】の利用規約に準じます。(詳細はReadMe参照)3.本データを使用して発生したいかなる損害・損失・その他の不利益に対して、作者(Nagisa Takaya および モンテコア)は 一切の責任を負いません。本データの使用は自己責任の元、御使用下さい。・このモデルは、葡萄Pの配布されている「永遠亭セット」のうどんげを改変したものです。使用の際は、同梱された「readme.txt」をご覧ください。・物理演算対応【可動部分】耳・正面前髪・左右横髪・後髪・ネクタイ・スカート ※左右前髪は動きません。・スカートに関して元々、肌とスカートの間が短いので、極端に激しい動きをするとスカートが肌を貫通する場合があります。キラメキラリのモーションを使って動作確認したところ、ほとんど貫通は見られませんでした。(注意深く見たら細かい貫通はあるかもしれません) 転載・改変 ・レンダリング画像、ム-ビー、自作ゲーム等あらゆる用途にご利用頂けます。・ポリゴンを削ったり増やしたり、骨構造やウェイトの改変、巨乳への魔改造などもOKです。自由にいじってください。・改変したデータ、レンダリング画像は、商用、フリーに関わらずお使いいただけます。・データ作成者(モンテコア)に許可を取ったり報告する必要はありません。 木琴 公開日 2009/09/24 分類 アクセサリ-小物-楽器 *8 拡張子 X 作者名 アワビP 元記事 配布元動画 木琴 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/492.zip *1 内容 内容物を記載 投稿者コメント 転載・改変 たこルカMK-2 ver1.01 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-VOCALOID関連 *4 拡張子 PMD 作者名 6666AAP 元記事 配布元動画 【MMD】 たこルカモデルMk-II公開 配布先URL up0297.zip 内容 たこルカMK-2 ver1.01 投稿者コメント ・ 三月八日氏のたこルカ設定画を元に作成したMMD-Ver5用のPMDデータです。・ ピアプロがpmdかzipに対応した場合、そちらに移動する事があります。・ 過度のエログロ及び残虐な表現への使用を禁止します。基本的にはクリプトンのガイドラインに従ってください。・例によってノークレームノーサポートでお願いします。使用の際に表記や報告は不要です。・2009/09/23 前髪の謎の傾斜を修正。両前足を若干動かしやすく修正 他微調整 転載・改変 改変は推奨しますが、再配布はひとまず様子見でお願いします。 巡音ルカpironモデル バージョン1.3a 公開日 2009/9/27 分類 *2 拡張子 PMD 作者名 piron 元記事 配布元動画 配布先URL studioPiron仮営業所 (作者HP) 内容 ロングヘアー・ショートカットモデルの各ステージ衣装・スパッツモデル及びVer.1.3モデル 投稿者コメント ・Ver5.13以降専用モデル・物理設定の改善・スフィアの対応※なおVer1.3はそのままで公開いたします 使用条件 版権元のキャラクター利用のガイドラインと同様になります。 そのた ・通常のミクよりポリが多い重めのデータです。最近のCPUもしくはGPU、GPUメーカのチップセットがオススメです。・GPU側のアンチエイリアス設定を有効にするのがオススメです。・エッジの幅は無しか細目(0.5)がオススメです。 転載・改変 版権元のキャラクター利用のガイドラインの範囲内であれば本3Dデータ、テスクチャの改造、流用して個人・共有サイトでの使用、再配布、同人などOKです。ただし当方が作成したもの以外のモーション、曲等の扱いやマナーに注意してください。 博麗霊夢 公開日 2009/9/26 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 *6 拡張子 PMD 作者名 ISAO 元記事 配布元動画 【東方】ストロボナイツ 踊って見た【MMD】 配布先URL WITCH☆CRAFT (作者HP) 内容 博麗霊夢.pmd・ストロボナイツ_reimu.vmd 投稿者コメント ・このデータは東方Project「博麗霊夢」の「MikuMikuDance」用モデルデータです。”一応”環境マップを入れていますので最新版のMMDをお使い下さい。・MMD付属モデルと比較して目の可動域が狭いので、ミクのモーションを使用した場合、高確率で目が飛び出す、白目を剥く等の問題が出ます。両目のボーンモーションの修正で直ります、覚えておいてください。ソラ用のモーションは互換性が強いです。(霊夢用に修正したストロボナイツのモーションを同梱しました)・エッヂ太さは0.3辺りで使ってください。 転載・改変 データの商用利用・二次配布は禁止です。改造は自己責任の範囲内でお願いします。物理演算の設定で良いのが見つかったら教えてください、色々組み込んでいきたいです。 MMD PONミク白バージョンアップ 090923版 公開日 2009/9/23 分類 *2 拡張子 PMD 作者名 モデリング PON データ変換等 aswt 元記事 配布元動画 MMD PONミク白バージョンアップ 090923版 配布先URL PONMIKU_white_test090923.zip 内容 バージョンアップ版(090923)のPONミク・白 投稿者コメント オリジナルのPONミクフォルダにインストールする場合は、pmdファイルとmiku01white.bmp、miku02white.bmpを入れてください。他のbmpファイルはオリジナルと同じものなので移動不要です。改変モデルの配布を許可してくださったPON氏に感謝します。使用にあたっては、以下のPON氏の説明文に注意してください。個人的には許容範囲ですが、厳密にスカート貫通を消したい場合は、スカート前の剛体位置を調整してみてください。髪の毛付け根に角度をつけてありますので、初版よりダンス系モーション全般に使いやすくなってます。データ作成者はPONですが、キャラの権利等はクリプトン及びKEY氏にございます。クリプトン・フューチャー・メディア(株)の定める キャラクター利用のガイドライン の範疇で私的にお楽しみください。キャラのイメージを著しく損なう事なきようお願いいたします。 転載・改変 ファミリーマート風ミク nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 MMD付属モデル―衣装・色変え改造 *3 拡張子 PMD 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/458.zip *1 内容 ファミリーマートっぽいミクです。 投稿者コメント 転載・改変 素足・靴下一体化モデル(初音ミク) 素足・靴下一体化モデル(初音ミク) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 MMD付属モデル―衣装・色変え改造 *3 拡張子 PMD 作者名 元記事 スレ20- 232-235 配布元動画 配布先URL 177743.zip [pass 3939] 内容 素足・靴下一体化モデル(初音ミク) 投稿者コメント 転載・改変 サバイバルナイフ nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 アクセサリ-小物-武器 *9 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/486.zip *1 内容 サバイバルナイフ 投稿者コメント 転載・改変 球状Skybox(Skydome)テクスチャ用アクセサリ(改)Vue7.5製「海面(昼、夕、夜)」 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 アクセサリ-セット・背景-その他 *12 拡張子 AVI 作者名 Ks 元記事 紹介動画 海面(昼、夕、夜) 配布先URL 上記紹介動画ページ内 内容 球状Skybox(Skydome)テクスチャ用アクセサリ(改)Vue7.5 製「海面(昼、夕、夜)」 投稿者コメント 上記紹介動画ページ内参照 転載・改変 球状Skybox(Skydome)テクスチャ用アクセサリ(改)Vue7.5製「雲海」 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/23 分類 アクセサリ-セット・背景-その他 *12 拡張子 AVI 作者名 Ks 元記事 紹介動画 雲海 配布先URL 上記紹介動画ページ内 内容 球状Skybox(Skydome)テクスチャ用アクセサリ(改)Vue7.5 製「雲海」 投稿者コメント 上記紹介動画ページ内参照 転載・改変 【ミクのお部屋】大改造!!劇的ビフォーアフター【匠がリフォーム】 公開日 2009/9/23 分類 アクセサリ-セット・背景-ステージ *11 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 ミクのお部屋アイテム公開・確認用動画 紹介URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader2/src/MMDaccs_0191.zip *1 内容 カーテン、コルクとポスター、じゅうたん、スタンドミラー、スタンドランプ、ダンボー、テレビ、ベッド、ベッド寝る用、リゲイン、兜、観賞用ネギ、観葉植物、大理石調テーブル、棚、部屋小改良版 投稿者コメント ビフォーアフターでリフォームした部屋から小変更してあります。次期MMDではアクセが100個付けれるらしいので全部バラバラにしておきます。配置変更や、特定のインテリアだけ使いたいとか、bmpを変更して自分の好きなテクスチャに変えたいなどご自由にお使いください注意:観葉植物はフリーの3D素材を変換したものですが、重いので低スペックPCでは表示されない場合があるみたいです wiki注釈 紹介動画「ミクのお部屋アイテム公開・確認用動画」記載のURLは消失ファイルURLの為注意 転載・改変 改変・再配布・出展の明記は不要です。ご自由にお使いください。 アイドルステージ柳瀬加奈子ボディバランス改造モデル 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 *6 拡張子 PMD 権利者 Zero-Shaft 元記事 配布元動画 【MMD】柳瀬歌奈子さんのいじられ軌跡【アイステ】 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory /uploader/log/489.zip *1 内容 アイドルステージ柳瀬加奈子及びボディバランス改造モデル 投稿者コメント モデルの再配布可能とのことですので、配布してみます 権利元Zero-Shaftの見解 iSTDance用モデルデータの改造及び再配布につきましてユーザーの方々からモデルデータの改造・再配布についてのお問い合わせが数件寄せられております。 THEiDOLST@GE 公式サイトにて公開されているiSTDance用モデルデータにつきましては基本的に改造及びそれに伴った再配布を可能といたします。但し、公開(使用動画・配布)の際には元ネタがTHEiDOLST@GEという旨を表記頂ければと思います。自分好みのアイドルに仕上げて、改造者本人やみんなで楽しんでいただければ幸いです。※ THEiDOLST@GE 公式サイト内3D-iSTDanceページ参照 転載・改変 可能 柳瀬歌奈子改造モデル 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 *6 拡張子 PMD 権利者 Zero-Shaft 改変者 テンコウP 配布元動画 【MMD】 柳瀬歌奈子『Let's go positive!!』勝手にPV 配布先URL 184906.zip 内容 柳瀬歌奈子改造モデル 投稿者コメント ウエストを中心に細くしています。 権利元Zero-Shaftの見解 iSTDance用モデルデータの改造及び再配布につきましてユーザーの方々からモデルデータの改造・再配布についてのお問い合わせが数件寄せられております。 THEiDOLST@GE 公式サイトにて公開されているiSTDance用モデルデータにつきましては基本的に改造及びそれに伴った再配布を可能といたします。但し、公開(使用動画・配布)の際には元ネタがTHEiDOLST@GEという旨を表記頂ければと思います。自分好みのアイドルに仕上げて、改造者本人やみんなで楽しんでいただければ幸いです。※ THEiDOLST@GE 公式サイト内3D-iSTDanceページ参照 転載・改変 可能 エレーナ・N・桜井(改造 Ver002) 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 *6 拡張子 PMD 権利者 Zero-Shaft 元記事 配布元動画 【MMD】エレーナの魔改造モデル・公開【THEiDOLST@GE】 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/490.zip *1 内容 エレーナ・N・桜井(改造 Ver002) 投稿者コメント このモデルはアイドルステージのiSTDance用モデルデータとして公開された、「エレーナ・N・桜井」を思いっきり自分の好みにしてしまった改造データです。当初、モデラーさんのイメージを大きく変える、特に顔の造型をいじるのは良くないな、と考え、公開はしないつもりでしたが、現在の巡音ルカのように複数のモデラーの人が同一キャラモデルを公開し、多数の動画が作られるように、エレーナもタイプが複数あってもいいかな?とか思って公開することにしました。と、言っても、私はモデリングに関してド素人なため、不備があるかもしれません。そこら辺、おおらかに行ける人で、かつ、自分の好みにマッチする人は踊らせたりしてみてください。【お願い】誰かステージ衣装以外の服、着せてやってください。当方にそのスキルがありません。【備考】jk002_isteye01.xcf と言うファイルが同梱されていますが、これはフリーのペイントソフトGIMP(2.6.4)用ファイルです。目のテクスチャとなります。レイヤー分けしてるので、色を変えたいとき等にどうぞ。また、ご自由にお使いください。 権利元Zero-Shaftの見解 iSTDance用モデルデータの改造及び再配布につきましてユーザーの方々からモデルデータの改造・再配布についてのお問い合わせが数件寄せられております。 THEiDOLST@GE 公式サイトにて公開されているiSTDance用モデルデータにつきましては基本的に改造及びそれに伴った再配布を可能といたします。但し、公開(使用動画・配布)の際には元ネタがTHEiDOLST@GEという旨を表記頂ければと思います。自分好みのアイドルに仕上げて、改造者本人やみんなで楽しんでいただければ幸いです。※ THEiDOLST@GE 公式サイト内3D-iSTDanceページ参照 転載・改変 【ご利用の際の注意事項】このモデルはアイドルステージにて公開されているデータを元に作成しています。アイドルステージにおいてはモデルデータに関して、「基本的に改造及びそれに伴った再配布を可能」とされています。従って、当然ながら、このデータに関しても利用、改変、再配布などに関しての制限は基本的にありません。ご自由に行ってください。ただし、アイドルステージ、MikuMikuDance、その他各関係者の方々に多大な損害を与えるような、悪意ある利用に関してのみ禁止します。それ以外であれば、誰が、どのようなネタで使おうとも当方は関知いたしません。ネットコンテンツ以外や商用利用に関してはアイドルステージへ連絡し、その意向に従ってください。その際、当方への連絡を考慮する必要はありません。こちらから連絡することもありません。このモデルの使用によって生じた問題に対しては責任を負えません。使用する際は自己責任でお願いいたします。 ダイオキチルノVer.1.2 公開日 2009/9/23 分類 モデルデータ-その他ジャンル 人型 拡張子 PMD・X混在 作者名 nya 元記事 紹介動画 【MMD】ダイオキチルノモデル【\あたい/】 配布先URL MikuMikuDance関連のページ (作者HP) 内容 ダイオキチルノ,台詞アクセ 投稿者コメント 本ドキュメントの「最後に」の項を遵守してくださいまた、使用許可についてはMikuMikuDance(以降 MMD)上での利用で許可をいただいているためそれ以外のツールで本モデルデータを使うことは禁止します 例) Blenderでの使用や、ゲームに組み込むなどなお、MMDを用いて出力した動画に関してはこの限りではありませんAEや NiVE、その他でのツールの利用の制限はありません本データの使用に当たっては上海アリス幻楽団の二次創作ガイドラインに沿った利用をお願いいたします 上海アリス幻樂団創作物の二次創作・使用関連ページ 本チルノのイラスト原画の二次創作としての各権利は大沖様に帰属します特にガイドライン等はないようですが一般常識を踏まえた上での利用をお願いします改造、再配布の許可は得ておりますが,、著しく公序良俗に反する使用法や、また、原作者様、当モデルの元原画作者様およびその他の関係者(MMDで楽しまれている方など)に迷惑をかける使用法は絶対に避けてください 転載・改変 再配布については、大沖様より許可を頂いております改造については、大沖様のキャラデザインを崩さないよう注意して行ってくださいまた、改造したデータは、可能な限りVPVPのアップローダを使用していただくかご面倒とは思いますが、 当方に連絡いただき当方サイトでの公開とさせてください。 VT-1 VE-1 公開日 2009/9/22 分類 モデルデータ その他ジャンル:人型 拡張子 PMD・X混在 作者名 見せたがりP 元記事 配布元動画 【MikuMikuDance】VT-1とVE-1配布【MMD】 配布先URL VT-1.zip 内容 VE-1,VT-1およびポーズ・モーションデータ統合軍ぱんつ 投稿者コメント 【MMD用VT-1スーパーオストリッチ】他のVFシリーズとは尾翼形態が異なりますので読み込んだらVT専用のポーズを入れてくださいポーズはVEともにそれぞれ3パターンあります。モーションも専用が6パターンあります【MMD用VE-1エリントシーカー】VTと同じく尾翼形態が違う上にドームレーダーと左腕のレーダーがあるのでこれも専用のポーズが3パターンとモーションが6パターンあります※VT・VEともにブースター等は追従なので外して表情操作のパージで消せます先に公開したアーマードの原理です。(参考動画 sm8236024 )PS 統合軍ぱんつはおまけです 転載・改変 :一応、商用は禁止と言うことでお願いしますmqoも一緒に入れましたので改造はすき放題、むしろして頂いて使いやすいモデルにしてください。再配布もOKです 体操服ミク 公開日 2009/9/22 分類 MMD付属モデル―衣装・色変え改造*3 拡張子 PMD 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/479.zip *1 内容 初音ミク-体操服Ver wiki注釈 初音ミクVer.1の改造モデルと思われるモーフで裾上げ、ヘッドセット有無、裸足・靴下・ルーズソックス・ニーソ・上履きが選択できる 転載・改変 留置所Ver1_01 公開日 2009/9/22 分類 アクセサリ/セット・背景(ステージ)/建造物/建物/その他施設 拡張子 PMD・X混在 作者名 お遊戯P 元記事 MMDデータ関連スレ-120 配布元動画 G&M 偽 ~夜の公園~ 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader2/src/MMDaccs_0190.zip *1 旧Ver up0050.lzh 内容 留置所(トイレ・ベッド付き、扉開閉可能) 投稿者コメント 夜もお泊まり可能な留置所に、新たにトイレを設置しました。扉も開閉が楽になっています。ベッドも好きな位置に動かせます。これで何日でも安心してお泊まりが可能になりました使用報告不要。改良して面白いものが出来たら公開してくれると嬉しいかも 転載・改変 改変自由 踏切(警報機・遮断機) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/9/22 分類 *2 拡張子 PMD 作者名 モデリング sukajyun PMD変換 銀匙 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/483.zip *1 内容 投稿者コメント 転載・改変 大鎌 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/09/23 分類 アクセサリ-小物-武器 *9 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/488.zip *1 内容 大鎌 投稿者コメント 転載・改変 お手洗い(洋式)0.7 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/09/23 分類 アクセサリ-セット・背景-その他 *12 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/485.zip *1 内容 洋式便器・トイレットペーパー等 wiki注釈 PMD化して使う方が楽と思われます 転載・改変 Vocaloid On Ice ~ミクのICE☆SHOW~ アクセ、モデルなど 公開日 2009/9/21 分類 モデルデータ MMD付属モデル―衣装・色変え改造*3アクセサリ セット・背景(ステージ) 拡張子 PMD・X混在 作者名 zui 元記事 MMDデータ関連スレ-119 紹介動画 【第3回MMD杯本選】Vocaloid On Ice ~ ミクのICE☆SHOW ~ 配布先URL ICESHOW090830_2.zip 内容 上記作品で使用したリンクのアクセと改造ミクモデルなどのセットです 投稿者コメント pmmファイルを同梱していますが、モーションは改造モデル専用のため他モデルへの流用は困難です。そのためvmdファイルは入れていませんデータの使い方については同梱テキストと以下の記事を参照してくださいhttp //zoome.jp/zui/diary/10/ 転載・改変 アクセサリについては使用制限はしませんのでご自由にお使いくださいモーションは自由に使用いただいてかまいませんただし、モーションデータ(pmmおよび本pmmから抽出しただけのvmd)の無加工での再配布はご遠慮ください他モデルへのモーション流用が効かないことから、無用な誤解を避けるためモーションデータの再配布は制限させていただきますなお、本モーションをご自分の作品に部分的に取り入れた場合などにその作品全体について再配布を制限するものではありませんただし、ご自分の名義・責任のもとでの配布をお願いしますモデルデータは改造であるため、オリジナル(MMD標準添付の初音ミクVer1モデル)の規約、制限などに従って使用してください。 メグッポイド(ななみmodel) 公開日 2009/9/21 分類 モデルデータ VOCALOID関連 *4 拡張子 PMD 作者名 ななみ 元記事 配布元動画 【MMD】メグッポイドぽいの作ってみた(完) 配布先URL 天体少女図鑑 (作者HP) 内容 メグッポイド-ノーマル衣装モデル(Ver.1.0) -水着モデル(Ver.1.0) -秋っぽいような気がする衣装モデル(Ver.0.1) 投稿者コメント 『メグッポイド』の著作権は株式会社インターネットにあります当モデルデータを使用した動画及び静止画につきましてはニコニコ動画などの動画サイトや個人のウェブサイトで無償で公開する場合はキャラクターの著作権者の決めたキャラクター使用に関するガイドライン( http //www.ssw.co.jp/products/vocal/megpoid/guide/index.html )の範囲内での使用に限り自由にご使用していただいて構いません 転載・改変 当モデルデータの再配布、及び改造品などの配布は一切認めません当モデルデータの改造及びパーツを流用したモデルデータは改造者個人での使用に留め、配布は行わないでください Calx5人姉妹セット 公開日 2009/9/21 分類 モデルデータ VOCALOID関連 *4 拡張子 PMD・X混在 作者名 ヒノイ、Deino 元記事 配布元動画 Calx5人姉妹はパンツコレクター あとモデル配布 配布先URL Calx5人姉妹セット.zip [pass 1800] データ容量19MB超注意 内容 Calx5人姉妹 アクセサリ多数 投稿者コメント さきの第3回MMD杯で使用したモデルを嫁入りにいたします出来るだけreadmeに目を通していただければ幸いです仕様上色々めんどくさいモデルですので 特に表情モーフ関連は 転載・改変 このモデルの使用は、無償非営利に限りますこのモデルの二次配布は禁止致しますまた、このモデルを使用した際に発生したいかなるトラブルも制作者のヒノイ、Deinoは負いかねます ご使用は自己責任でお願い致します 腕IKモデル物理演算対応版(KAITO除く) blankimgプラグインエラー:画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。画像準備中 公開日 2009/9/21 分類 モデルデータ MMD付属モデル―ボーン・IK改造 *2 拡張子 PMD 作者名 zui 元記事 MMDデータ関連スレ-118 配布元動画 配布先URL ARMIK090921.zip 内容 腕IKモデル物理演算対応版(KAITO除く) 投稿者コメント いまさらですが、以前公開していた腕IKモデルに物理演算用の剛体とジョイントを組み込みました。Ver5.13添付の標準モデルから既存の腕IKモデルに剛体・ジョイントをコピーしただけのものです。そのため、KAITOは以前のままです。また、捩りボーンのあるモデルは腕IK化できなかったので未対応です。 転載・改変 元モデルに準拠 ''Zplus BeamSmartGun'' nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/09/21 分類 アクセサリ-小物-武器 *9 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/477.zip *1 内容 Zplus BeamSmartGun 投稿者コメント 弓っぽく構えると吉と出ました。トリガー邪魔な人は適当に消してください 転載・改変 改変とか自由にやって構いません Ex-sガンダムBeamSmartGun修正 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 2009/09/21 分類 アクセサリ-小物-武器 *9 拡張子 X 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/476.zip *1 内容 Ex-sガンダムBeamSmartGun 投稿者コメント 腰溜めに構えて撃ってください。実際より若干大きめに作ってあります。身長と同じぐらいだと干渉せず構えられるはず。 転載・改変 某WB風戦艦 公開日 2009/09/20 分類 アクセサリ-乗り物 *16 拡張子 PMD・X混在 作者名 紫 元記事 配布元動画 某戦艦紹介動画 配布先URL http //www9.atpages.jp/~mmdaccessory/uploader/log/471.zip *1 内容 某WB風戦艦PMD(ノーマルサイズスフィア適用・非適用の2種類サイズ変更50%・25%)Xファイル2種類 その他(アンテナ・ミクダム用シールド他) 投稿者コメント 使用条件 特にありません。使用者の判断にお任せします。此方のモデル及びアクセを使用して問題が発生しても責任は負いません。動画等に使用しましたら、ご連絡いただければ喜んで見に行きます。問題などもありましたら、ご連絡下さい。 にゃっぽんで検索かけていただければ見つかります。 転載・改変 *2 モデルデータ-MMD付属モデル―ボーン・IK改造 MMD付属の標準データを元に改造したMMD ver3.x 以降対応の「.pmd」で、外見に変化がないもの *3 モデルデータ-MMD付属モデル―衣装・色変え改造 MMD付属の標準データを元に改造したMMD ver3.x 以降対応の「.pmd」で、外見の形状に変化があるもの *4 モデルデータ-VOCALOID関連 MMD付属の標準データを元に改造したMMD ver3.x 以降対応の「.pmd」で、VOCALOID および 他の音声ソフトモデル *5''モデルデータ-THE IDOLM@STER関連'' MMD ver3.x 以降で対応の「.pmd」で、 THE IDOLM@STER (改造、類似、派生モデル含む)モデル *6 モデルデータ-その他ジャンル:人型 MMD ver3.x 以降で対応の「.pmd」で、VOCALOIDやTHE IDOLM@STER以外のジャンルの、 人型モデル (標準モデルとモーション互換がありそうなもの) *7 モデルデータ-その他ジャンル:非人型 MMD ver3.x 以降で対応の「.pmd」で、VOCALOIDやTHE IDOLM@STER以外のジャンルで、 非人型モデル (標準モデルとモーション互換がなさそうなもの) *8 アクセサリ-小物-楽器 小物の楽器類です。音に関連する道具があります *9 アクセサリ-小物-武器 刀剣・銃火器等の武器類 *10 アクセサリ-小物-その他 アクセサリのうち、手や足に保持・装着する物、地面に置く物等を掲載 *11 アクセサリ-セット・背景-ステージ セット・背景(以前の名称はステージ)の中でもステージや舞台を取り扱う *12 アクセサリ-セット・背景-その他 セット・背景(旧名称はステージ)の中で個々に分類されていないもの *13''アクセサリ-衣装-頭部 衣装:体に身に着けるもの…そのうち頭・顔周辺に装着するアクセサリ *14 アクセサリ-衣装-頭部以外 衣装:体に身に着けるもの…そのうち、胴体、手足に付属するもの *15 アクセサリ-体パーツ 義体。体の一部を補正・補完するもの *16 アクセサリ-乗り物 アクセサリのうち、背景とは別に移動可能な乗り物として利用するアクセ/モデルデータ等を掲載 ※ 操作性考慮の為、人物モデルと一体化されたモデルデータ(PMD)も含みます。 *17 モデル・アクセサリ-VPVPwiki以外 VPVP wiki 以外のモデル・アクセサリ MMD用のモデル・アクセサリ配布サイトへのリンク集です。 各サイトで発表されたモデル・アクセサリ等は、VPVP wikiの該当のページに記載されていないことが多いので注意してください。 編集履歴- 2009/9/23-「大沖チルノVer.2」「VT-1,VE-1」「体操服ミク」「留置所Ver1_01」及び VPVP.wiki-モデルデータ/MMD付属衣装・色変え改造 モデルデータ/Vocaloid関連 の9月追加モデルを記載 2009/9/22-「Vocaloid On Ice ~ ミクのICE☆SHOW ~ アクセ・モデルなど」「メグッポイド(ななみmodel)」「Calx5人姉妹セット」「腕IKモデル物理演算対応版(KAITO除く)」「お店基本セットVer1_01」「初音ミク偽おぱスラM」及び VPVP.wiki-モデルデータ/MMD付属モデル―ボーン・IK改造 の9月追加モデルを記載 以下テンプレート '''' nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 公開日 分類 *2 拡張子 PMD 作者名 元記事 配布元動画 配布先URL [[]] *1 内容 内容物を記載 投稿者コメント 転載・改変
https://w.atwiki.jp/doruota/pages/1395.html
僕の考えたトレーナー .。s≦ i i i i i i i i i i i i i`≧s。. _,.。s≦ i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i iヽ γ⌒Y } i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i;i;i;i;i i i i i i i i i i i ハ / ./ ^Y――ミ/―  ̄ {;i i i i i i i i i i iハ. / / /、_ ,.ィi〔 i;\\ i i i i i i i i i| - 、 / / /;i;i ℡_ ,,, ,,__,.ィi〔 i i ; -<;i ハ \ i i i i -ミγ^く Υ ./ ハ{ `寸 i { { i i i i >tッ⌒ヽ `` } i i/ },' ヽ ヽ / / ./ィf≠ミ、〉 `¨´ー‐‐一'′ /! !{ .|{ 〉 ,j!ム ./ .{ _j 〃| i! .) ノ ij!、 ./ { ノ V、 |i! ( ⌒) 〃 | i!γ /、 _ノ 人ヽ_ノ ヽ、| `ー、__,-‐'′ } i !-イ. ``ヽ_,...ィi〔 ゝ_,, .|.| ( ≧=‐- -=≦ ) 爻 .ハ | ) { 圦 〉------一 / 爻 ./ .| / .∧(、 __ ノ };i; / У}_ / ∧  ̄ ̄ / ,.ィi〔 ∨ \ ,.ィi〔 ∧ /ィi〔 入 / _.。s≦ ..。s≦ /≧s。. _ __,,.. -‐'''" ,.ィ'´ \ / _,,..。s≦ / | _,.。 *''" ,,.。*'" \≧=‐ /_ { / | ,,.。*'" >''~ ≧s。. 7| //^ |K'" / /| / i i i i i ハ ./ / | /{ i i i i i i ハ. / 【名前】剛田猛男(AA出典:『俺物語』より「剛田猛男」) 【トレーナーステータス】 指示:B-= 高水準の指示力。『全開』指令しか使えない。 育成:AA+= 非常に高い育成力。「闘」タイプに限りBD時に自身の「育成」が下がらない。 統率:B= 高水準の統率力。 能力:C= 味方を「ちからもち」にする固有を持つ。 【固有ポテンシャル】 『気は優しくて力持ちなナイスガイ』… 剛田猛夫固有ポテンシャル。 味方の「攻」の種族値をトレーナーの「育成」と同ランクまで上げる。 【サポーター】 厂 ヽ /⌒ヽ,._ レ' /--..、 >、`ー〉┴<二ヽ ヽ / / ̄ ,.二 _ ヽ ! { 〃 }} ヽ ヾ 〃/ / / /〃 _ V | { ∠_/j/ '´ ,.- 、` | ! 乂 /〃r'ヾ r' } 》 「 V レヘ _ゞ' `¨,,,, } }{ ト、.{、 '''' { 、 ,.'イ∧ 人 八 -‐' 人 ハ ノイ `..、 ,.イ_ ノj_ノ Nト、ト、_,.-〕>‐ < !八_,. ------、 / ̄ ̄ニ=-ノ 〈 / 〉 \ / { '. / / i } / | '. '.ー/ /_ \ヽ| 八 | | | / 、 V /、`ヽ ヽ! / ハ / ! !/ `、 / / \ | 〈/ | / V V / ! ヽ | ヽ ! / / | / _ } | | / / r 、__j // 八 /_ _j-、 / / /〉 ,ゝr-、V.┐ \ / _`r_,.-く_ //7 / / / _/ { { ヽ__」,. ―-、 ヽ 厂 ̄ L / / }- 、 / / / / ,| { ! ヽ. 〉、 ̄ ヽ〈〈 j/ // / / / 〉、 |/ / / / | ヽ ヽ. / | } i / ヽ ___/\\ | /___// ≧=--< | / 【名前】猪熊柔(AA出典:『浦沢直樹作品』より「猪熊柔」) 統率:A+= 卓越した統率力。追加任命は『アヴェンジャー』。 【サポート効果】 『YAWARAちゃんの柔道教室』… 猪熊柔のサポート効果。 相手の「パンチ」「キック」技のダメージを半減する。 【フィールド効果】 ◆《 タンバジム・押忍ッ! 》 タンバジムフィールド効果。 稀に「闘」タイプの技のダメージを2倍にする。 【手持ちのポケモン】 _⌒ヽ .V /_ ,.... . . . . . . .- .` .Y . . .⌒ヽ / . . . . /⌒v . . . . .\ . . \⌒ _彡 . . . . / . . . . . . . . . . . . .ヽ ヽ \-=  ̄ ̄二=…--=ミ / |≧ / . . . .从 . . . .从 . . . . . .. ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ )i 乂 _ 八 . / . . . . /竓ミ . .,才| i. .| . i _ , _ ≦/ 从i . . . 〃r' i Vゞ' |从|)' -==ニ / _ -=ニ /⌒´ 人从iヽ ゞ´ _' /}、_ -< __彡 _ -=ニニ=- ´ i / 个r _'_ イ/ i/ o\二 _ ____二=- __,ノ / /≧≦ ./ /|i _彡. r' { ヽ_)ム _ -=二 i=┓ \ニ i iニヽ/ |i /´  ̄ i _ -|ニゝ --} | / 八 Y / ニ=◎=≦| 7/、 / 人 __r≦ ||、ヽ=i辷 }リ . / ,/  ̄ \| /ニニ i |ニニ | // 乂___-=彡\,,---| | || ヽ、ゝ-r⌒ )/ / ilイ ニ|ニ| |ニ{r | / へ  ̄\\ 彡' 八 .、ヽ\ \ハ / / __ --==-- i| ゝ、ニヾ 、=ヾ\ヽ彡イ ,/ \ 二=-〉 〉 .〉 / /. / / __rく ̄ミ/ y}ニi| 〉ニ}_}ニ.|i厶  ̄ , ¨¨´ /彡 / / |i / / イ{ |ヽ Vノニ|___/ ヽ  ̄ \___/  ̄ |/ 乂 ノヽ=ァ |i |iニ= / / \ 7 、彡' /__ニ=- /{ il ノ 、 `⌒ー ´ _ ≦Y |= ゝ=- _/ 丶\ 、 _ ≦==≦人=/-〔___〕==\=//\\ 、 人彡 ⌒ー / ___≫≪  ̄ ムへニ==\\ 、 / __彡< ̄\ 〔 i ≪≫ム  ̄ \_彡ヘ / /  ̄ \ \ 、' // _辷 _ \- /⌒, ' _彡'⌒ヽ' / -rミ. \ \ 【名前】スバル・ナカジマ(AA出典:『魔法少女リリカルなのは』より「スバル・ナカジマ」) 【タイプ】かくとう 【特性】きかいのからだ… 自身のタイプに「鋼」を追加する。 相手の技が急所に当たらなくなる。 【もちもの】 【技x6:インファイト、あびせげり、コメットパンチ、イナズマキック、みきり、ビルドアップ】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:B+ とくこう:D とくぼう:C すばやさ:A- 【ポテンシャル】 『不動のエース』… 「ここぞ!」という時、全能力値が上昇し、技のクリティカル率が上がる。 『戦闘機人』… このポテンシャルを『戦闘続行』『サイボーグ』として扱う。 『鉢巻娘の気合』… 「小さな」以下のダメージを受けた時、相手の攻撃を必ず耐える。 『鉢巻娘の武術』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身の『アーツ』が必ず発動する。 『鉢巻娘の魔拳』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身の「闘」技が相手の防護特性を無視する。 『鉢巻娘の翼道』… 相手を倒した時、味方と任意交代する事が出来る。 宙に浮かび上がる。 『マッハキャリバー』… 自身の「速」の種族値を「A-」にする。 設置技の影響を受けない。 『愛の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『極炎回避』… 相手の「炎」技を低確率で回避する。 『極炎耐性』… 相手の「炎」技のダメージを半減する。 『極炎反撃』… 敵陣に「炎」ポケモンがいる時、中確率で一番最後に追加行動を得る。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『カウントアーツ』… 「ここぞ!」という時、自身の「避」を強化(1.33倍)する。 『キラー』がいると発動しない。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『一撃必倒の振動破砕』… スバル・ナカジマ専用ポテンシャル。 1/試/先行 「技能拡張:しんどうはさい」を繰り出す事が出来る。 「しんどうはさい」… 物理/闘/150/-/単体/○/必中技。「まもる」貫通。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz / / __/ ,ィ,..,r‐'-、__,......_ ,-z,、,.._ .. ´ /、ん辷ダr(_j,ノハ-- ({心、 , ・´ .,.r=='(ソ、,二彡,=、-イ {にj}rfj辷'`i`ァ-、 / _ (rjr-ミ}、{i匂 }_ミ辷リ_>--、-、 rj})!f沁}j 、ー、 __ , ' .'゙´ _ゞィ_r辷う! ミヾ'´ __V´ ` ., }三'、`爻´{ i、 ´゙ラ/ヽ / / //{.iトノ}代ツ/ .r-'゙ _', /イ /i包j }f抱i}jl斧、彡' \ , ' ., ' .,,=////;7ミ伝i /ヘ | ,ィァ `'゙l ,ィ 斧} ! {灯)r宀マ(ソj^/´ }. / / {{/,////{irfツ')} { ゙ヽ -=',「 }i匂从 ⌒ヾ辷彡γミ{ \ / ヽ , ゙ ;゙ ,||'/////,(r包}ハ .ィ゙ ミ¨ツ _人`イノj ヽトノ圦 j、辷'ノミ、_` 、 / \ ,' ;' =、V/////ゞrfsi) { ヾ/ /心マ= @} i包 } シ `¨ヾX ヽ } ,. ! }ハV//////辷'ノ 、 .} ム`ーィ伝j}i'rj }ニ'辷彡 r t' ヾ 、 ' , ,.ィ7 i i /'//,>ミ / ̄V/{ゝ ヽ._,. イ 〈以j〉辷'/^ミ彡r=j/. / /ヘ ≫=-'',゙゙´/´ | { /////// ' ,'V/ヾィrj }゙ー'ノ,二ヽ i'ra{戎j/> /_/_ '〃 ! ! | ヽ,////>''゙. ,.イ| ヾ///ヾ伝ヽ{辷'{iトノ}代ツ)' ・ ¨ ¨ ・、 ノ ヽ {7 、,ィ=ヵ `¨¨´ //,j}} 寸///で〉{i'赱j}圦マジ.´ ___ } | ', `V7///ヽ__ ,. ////J.! 寸'//,ヽ辷彡j i/ . ・´ `・ /´ `ヽ i {///////{___,..。</////`´ 寸'//iマj}、マ / / rv' ,ィ=}、 ヾ//////}!///,ヘV// Y/,ヒィ )' / ! }ヾ、 ,ィ彡'/ ', ヾ////j!//// }};/ {//辷i! i_,,.- 、{ ! ,≫《 / ! `゙<〃////ル' /⌒'ーi! {_} { }[.] |〃 ヾ、;} i `¨¨¨¨´ . イ ,ィ'| ! ヾシ' | ,' 7 ! | _,.. -‐ ´ ,. '´ /'´: ・ ', / ./ ・ : 「 ̄\ r,-、 / ヘ ヽ } _,.r'≫=ェ≠ / ,' |/´ ̄`ー' } / 、 \/ /'´ ̄´ `ヾ}/ / .ゝ' \ ` ― ././ ! / 【名前】カンジシャドウ(AA出典:『ペルソナ4』より「完二の影」) 【タイプ】でんき/かくとう 【特性】ようみゃく… 自身の「草」技の威力を2倍にする。 「草」技で受けるダメージが2倍になる。 【もちもの】 【技x6:らいげき、ともえなげ、はなふぶき、はなびらのまい、ばらぞの、くさかり】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:A- とくこう:A- とくぼう:D- すばやさ:E+ 【ポテンシャル】 『鬼人』… 先発で場に出ると、「こうげき」が上がる。 『完二影の薔薇』… 自身の『役割』の発動時、敵陣に「ばらぞの」を設置する。 『完二影の湯浴』… 相手が「亜人:♀」の時、低確率で技「ねっとう」による追加攻撃を繰り出す。 『完二影の誘惑』… 相手が「亜人:♂」の時、低確率で技「あくまのキッス」による追加攻撃を繰り出す。 『完二影の筋肉』… 相手を倒した時、技「ビルドアップ」による追加行動を得る。 『シャドウ』… 自身へのデータ解析を無効化する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『極地回避』… 相手の「地」技を低確率で回避する。 『極地耐性』… 相手の「地」技のダメージを半減する。 『極地迫撃』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、中確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『スターター』… 『先発』が発動した時、自身の全能力値を強化(1.05倍)する。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 |///////.| | |///////.| | |///////.| | ___ ___ |/////_/..| | \ . . . | | . . . / |///〃 ヽ.! | \_!__!_/ |///{ }| l---, r-.、 r-l//l-=z r-- 、 |///乂_乂! .l///l Y/\' , ,ヽ/, , , ,ミ ―< ヽ \//////! .l/}}.| .!/}}/l- = -l 爻 _ _ ―― ´ x<ニニ } /l \////\ l.}}/. . . . z付 行 }__.rγ^ヽ \ ,,/ x<> >{\//∧ ∧-T. .\//// l/. . . . . . .ヽ- イニ=- {γ´ ヽ∧ / x<ニ <///∧ V V / !. . .ミ三三三〕. . . . . . . . ニニニニニニニ〕{_/_ノ_ソ ――――――― <ニ ――― <///////. ◇ ◇ |. . . ミ/// ! .l. . . . . . . . ニ=- ヽミミ=-彡_ノ_ノ \,, `<ニ .<//// ∧__ ∧__∧|. . 彡///.| |/ノ=---''' }; ; ; ; ヽ \ _ `<ニ> L_/////!. . . . . .彡////.| |ソ /; ; ; ; ; ; Y  ̄ ̄ `ー< `<ニニ} 从彡'''''////// l>'''\ /; ; ; ; ; ; ;.;.| z_ / /////// / ^ー- ’; ; ; ; ; ; ;_./ |///r--,/ ./ \_;_;_;_;_;_;_;/ .} |//〃 }! ./ ト――――//l |//乂_乂! l /ー―――― } |//////.| l /ニニニ―<// !!| |//////.| | ./; ; ; ; ; ; ; ; =-ニニl |//////.| | /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; l 【名前】呂布奉先(AA出典:『Fate』より「呂布奉先」) 【タイプ】かくとう 【特性】おそれしらず… 自身の体力が1/2以下の時、「攻」が2倍になる。 【もちもの】 【技x5:からたけわり、けちらす、おいうち、アイアンランス、あばれる】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:B とくこう:C とくぼう:C すばやさ:B- 【ポテンシャル】 『エースキラーβ』… 『エース』から受けるダメージを半減する。 『エース』の「攻/特攻」の上昇(強化)を無視する。 『変種』… 原種である「バーサーカー」種とは異なる生態を持つ。 『オールドタイプ』を無効化する。 『反骨』… 相手トレーナーが「統率:A」以上の時、自身の技が相手のタイプ耐性を無視する。 『飛将軍の霊基』… 自身の体力が1/2以下の時、相手の「防」の上昇(強化)を無視する。 『飛将軍の画戟』… 自身の体力が1/2以下の時、自身の技が相手の「まもる」等の技を貫通する。 『飛将軍の令呪』… トレーナーの『指令』を受けた時、自身の任意の能力を上げる。 『飛将軍の狂化』… 自身の『バーサーク』の発動時、自身の全能力値を強化(1.33倍)する。 『ゴッドフォース』… 1/試 技「ゆみやでいぬく」を繰り出す。 この時、自身の「特攻」を最も高い種族値と同ランクにする。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『極妖回避』… 相手の「妖」技を低確率で回避する。 『極妖耐性』… 相手の「妖」技のダメージを半減する。 『極妖迫撃』… 敵陣に「妖」ポケモンがいる時、中確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『チャレンジ』… 敵陣に『エース』がいる時場に出ると、T終了時まで自身の技の優先度を+1する事が出来る。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『万夫不当の軍神五兵』… 呂布奉先専用ポテンシャル。 1/試/先行 自身の攻撃命中時、自身の体力を半分にし、追加攻撃を行うことが出来る。 (※体力が「1」の時は使用出来ない) zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz __ / i廴 __/__{>====ミ、 /⌒>''" ⌒\___ 〃二二{ 7=ミ、 ', ', / ⌒\、__ /i{_ -‐ ' } ', ' , ' \i i i i i i \ 〃 、^\__  ̄」 ', l }_ / \i i i i i i i', i{) ) ( __ ア] l__ /i i i i i i \ }i i i i i i i } 八/rf⌒ 7 {/i i i i i i {/ ̄ \i i} }i i i i i i i } ≧=L ノ /i, ´ ̄ { V }i i i i i i / /i i/ | / _ - / ̄i i \ \i i i i \ , i <^ 、 i{ /⌒\/^\i i i i i i i', \i i i i \ /i / \ \ィ⌒\ ⌒′ / \i i i i i ', \i i i i \ /i / ハ V /\、 / }i i i i i i} \i i i i \ {i i{ 〈 }___}⌒\/ヽ ' _ -=ニニ⌒\ \i i i i \ {i i{ /__ア⌒^Y^ヽ! ', , /i i i/ ̄⌒)i i i } \i i i i \ Ⅵ__ _r==f^7ー=┐ L/ト, 'i i i i// ィ(⌒)⌒\ \i i i i \ /⌒ 「l { L i{⌒ }___」 } li i i /'/ ^\二ニ=‐=ミ、 }i i i i i i } ′ 八\_{´ ハ 厂^}`} |i i i{/ / _ -―┴=ミ、__r<⌒`丶、 ノi i i i i ノ { {圦^ x斥こ ,' / ,' {i i i{ / / /⌒\\ \ \ \ {i i i i i i{ { 〈⌒f '⌒く^ /⌒厂{ Ⅵ{ , , / 、\ \ \__ 、 Vi i i i∧ {_ - 、_〉冖^`〈_/_ ィ }i{Y / / , Vノ ⌒ ̄\ノ_ Vi i i i∧ ⌒ ̄ \、__/⌒「 i{ }i{ v, ,′ , , ⌒ >==ミ ( ⌒ ー _ Vi i i i∧ \{ / i{ ,i i{ハ / / / / / `丶、 `丶、 Vi i i i∧ / ̄' i{ ,i i/ v 〈 / ̄⌒\i{ {/ `丶、 \ Vi i i i∧ / /{____i{_ /i / i{ } // _ ̄ >=ミ{ \ \ ⌒Vi i i\ / / ⌒\i{i i i i i i i/ ∧/ ̄⌒ 7 { / 、 ___ 、 ', }i i i i i i} / / /⌒ ̄ ̄ ̄ ̄⌒7 / ̄⌒v/ \ / `丶、', ', }i i i i i i} 【名前】ディスヌフ(AA出典:『トップをねらえ!シリーズ』より「ディスヌフ」) 【タイプ】かくとう/エスパー 【特性】てつのこぶし… 自身の「パンチ」等の技の威力を強化(1.5倍)する。 【もちもの】 【技x4:グロウパンチ、しねんのずつき、コメットパンチ、かみなりパンチ】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:A- とくこう:E+ とくぼう:A- すばやさ:E+ 【ポテンシャル】 『エースアシストα』… 場を離れる時、味方『エース』が最初に繰り出す技の威力を2倍にする。 『山のヌシ』… 「岩」技で受けるダメージを半減する。 『巖番長の右拳』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身の「防」の種族値を1ランク上げる。 『巖番長の左拳』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身の「特防」の種族値を1ランク上げる。 『巖番長の蛮殻』… 自身の「防/特防」を強化(1.33倍)する。 『巖番長の護送』… 相手の攻撃を受けた時、味方と任意交代する事が出来る。 『バスターマシン』… 稀に相手の技のダメージを耐える。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『極飛回避』… 相手の「飛」技を低確率で回避する。 『極飛耐性』… 相手の「飛」技のダメージを半減する。 『極飛狙撃』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、中確率で自身の技が「必中」する。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リターンヒール』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の体力を1/4回復する。 『ヌシの特権』… 自身の「体」種族値が少し上がる。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『叱咤激励の応援番長』… ディスヌフ専用ポテンシャル。 場を離れる時、味方の『エース』を発動させる。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz _ -- ―-- _ /`ヽ `ヽ rh、 ./ \ ____,,, -―'''"¨´/ (¨ r) / ''¨´ /―<  ̄ >、 / ./ /、'" ̄`)ニ ¨¨¨ヽ ,ィz-=='' ̄_i_ , / _/__`ー''ノ_三ミヽー __r'´r-―_二ヽzzヽ / /⌒ヽ / ___,ィ<''¨´_/ヽ ̄`゛ー-` _}__) _,ィ< `ヽ ヘ _/ ` ̄二二/ / /´¨ ∧/´/ ,r =、ヽヽ ', ヾ _`ヽ ヽ / ヽ  ̄ ̄ ̄} ノ / /.i { i {´( )i } .} { i´,r=、ヽ ', / / ,' ヽ、 ノ / }人 ヽ `_二'´ ノ i } ', {{ _ }i i i. / / / } } / i i> __/ i ヽ ヽ,`¨ ./ i. \ / /__ ノ'ー‐‐'´ i ' ,' ヽ、_フ ,' / <ー---''´ `>- / / ....../.... ,'. ,' --― 、 _ i {≧三三三三三彡' } // __. { , / ........... __/ .,'´ __ ハ i´ i`ヽ. ∧ ヾミ三三三三彡ノ /i _, ヘ r''´ ̄__ ヽ __i__ノiヽ _,ノ´¨¨ `} ,-i´ ,__ヽ/ i i i., `  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ'ー''' ̄ >、i'´ ̄___ \ ,' , ∠、{__ ,ノ i ー `ノ `-i | |i ー―――― ''´, ,/´ ̄ `ヽ \` , ヽ ,-、} 、 i i i i三ミ<____,r `z、{`ー ,'.' .| i r-ー――_―-ヽ. ', ', } i ' ̄ ̄`<, ,' , i ト ヽ. ...................,' 'i | ,' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾ、_ `リ i リ ri ∨ . i i i ,'. i '__i. | ∧ / ./ i i i , i i i i ∨ 、 ' i i 、〃____i__ヽ_ ヽ, ! `、 -― ―-、/ ,' | i i i i ,'i i i ∨ , -―‐ヽ、__フヽ______,',¨__ ノ > ___ < ,' i i i i / ,'i i i i ∨ ,' ト='/, ´/ フ } ∧ `i ̄ ̄`''''´ / .∧ } / ∧ /ヽ / 【名前】フォボス(AA出典:『ヴァンパイアシリーズ』より「フォボス」) 【タイプ】いわ/かくとう 【特性】つちくれ… 自身のタイプに「地」を追加する。 【もちもの】 【技x6:ストーンエッジ、きあいだま、じしん、れいとうビーム、マグネットボム、じこさいせい】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:B- とくこう:A- とくぼう:D- すばやさ:B- 【ポテンシャル】 『アヴェンジャー』… 死に出しで場に出た時、自身の任意の能力値をぐーんと上げる。 『遺跡のヌシ』… 「超」技で受けるダメージを半減する。 『古土偶の古力』… このポテンシャルを『オールドタイプ』として扱う。 『古土偶の古甲』… 『オールドタイプ』『適応種』『デルタ種』以外が繰り出す技の威力を半減する。 『古土偶の古鎧』… 『オールドタイプ』『適応種』『デルタ種』以外が繰り出す技が急所に当たらなくなる。 『古土偶の歩法』… 自身の体力が回復した時、味方と任意交代する事が出来る。 『ヴァンピリック』… 自身の体力が回復した時、相手の体力を1/8ドレインする。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『極水回避』… 相手の「水」技を低確率で回避する。 『極水耐性』… 相手の「水」技のダメージを半減する。 『極水反撃』… 敵陣に「水」ポケモンがいる時、中確率で一番最後に追加行動を得る。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リベンジヒール』… 死に出しで場に出た時、中確率で自身の体力を1/4回復する。 『ヌシの特権』… 自身の「体」種族値が少し上がる。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 , -―――- 、 /\/丶 . . . . } ̄`ヽ、 〈 / \ \ . . }_,人_ | | ∨ l | \ }  ̄ ヽ(_∠ノ || | ,、_ } | -x ―- 、 !! / ヘ - _ //|/ 丶 / ヽ || / ! . ∧イハ / //! X /{ |i' || 〉- _ ∧//∧ | l | | / r― 〉 | /|| |l / `7///∧l | N 「`。,| r。フ! |l / l| l / /////∧ | ヽヽ` ̄;| j ̄/l | / !. / //////∧l j-―-\\`!//l | || / / //////, ∧| / ! 二\ ! | li / / /∨////, ∧ / l/! \ ヽ / / | |l / ∨/// ∧l /|l || | \ ! ./三三./ / l | / ∨/// ∧ l―-|| |< l || x'´ / / | |l / ∨//////Ⅵ/|| | ! \i| ! .. / / l | |l / ∨//////I| |レ|i|  ̄ |T . / / li | l /‐-―∨/////IⅣ ! ||| ⌒ l |l 〈 / |l | /' ∨-―i ! Ⅸil||| |! !! ∧. . / /∧ -‐∨/// | { l |||乂jノ || / ∧ / /-∧ ∨// l V |lli |kく|∨ /∧/ /--∧ ∨/ | }川 || | | Ⅵ \_/ ______---∧ ∨ |l 八__,ノ'|、 | | -― ∠ / 丶\ ̄ ̄∧ ∨ /-―‐ | |iト-'  ̄  ̄ / \\ 【名前】ダゲキ(AA出典:『ポケットモンスター』より「ダゲキ」) 【タイプ】かくとう 【特性】かたやぶり… 相手の防護特性を無視する。 【もちもの】 【技x4:からてチョップ、はたきおとす、ストーンエッジ、ダブルチョップ】 こうげき:AA+ ぼうぎょ:C- とくこう:E- とくぼう:C- すばやさ:C- 【ポテンシャル】 『ベテラン』… 1/試 トレーナーに「タイム」を使わせることが出来る。 独自に専用ポテンシャルを保有する。 『変種』… 原種である「ダゲキ」種とは異なる生態を持つ。 『オールドタイプ』を無効化する。 『格闘王』… 自身の「闘」技が「闘」タイプに「こうかばつぐん」になる。 『打撃の当身』… 自身が場に出て最初に繰り出す技「からてチョップ」に「10割:怯み」の追加効果を付与する。 『打撃の空手』… 自身の技「からてチョップ」の威力を「20」増加する。 『打撃の手刀』… 自身の技「からてチョップ」の優先度を+1する。 『ブラックベルト』… トレーナーが「育成:A」以上の時、自身に『エキスパンション(闘)』を付与する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『極超回避』… 相手の「超」技を低確率で回避する。 『極超耐性』… 相手の「超」技のダメージを半減する。 『極超迫撃』… 敵陣に「超」ポケモンがいる時、中確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『アドバイス』… 「タイム」使用時、相手のデータを解析することが出来る。 『エキスパンション(闘)』… 「闘」技が相手の防護ポテンシャルを無視する。 『パワーウェイト』… 自身の「体」種族値を少し上げる。 自身の「速」種族値に「-」補正を得る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『一刀両断の空手チョップ』… ダゲキ専用ポテンシャル。 1/試/先行 自身の技「からてチョップ」の威力を2倍にし、相手の「まもる」等の技を貫通する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/418.html
電脳淫法帖 ◆FFa.GfzI16 ピチャリ、と奇妙な音が響いた。 早朝、一限目の前に食堂へと向かう予定だった学生は首をひねる。 なにか朝日に光るものがある。 首を捻りながら、空腹を押してその場へと駆け足で向かう。 普段ならば無視していただろうが、今となっては『そちら側』に重要な意味を持つ。 とある教棟の裏。 その近くに迫った瞬間、不可解な悪寒が襲う。 この学生は、その悪寒が無意識と習慣から生まれる、一人の男が向けた警戒の念と気付けるほどの訓練を受けていない。 用務員の怠慢か、生い茂った草の中で一人が壁にもたれるように倒れかかっている。 不審に思った学生は、その男へと近寄ってみせた。 それが始まりだった。 「くぅぅおおぉぉぉんぉぉぁぁああああ!?」 股間から走る激痛にも似た快感。 突然のことで膨大な感情の処理が脳が処理出来ず、それを激痛として最初は受け止めた。 しかし、その正体は激痛とは程遠い感情。 まさしく快感。 この世の全ての快感の根底に存在する、正しく生命の根源へと繋がる最も深い快感。 性的な快感だ。 「ぅぅぅぉぉぉおぉおぉぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 なんらかの『攻撃』であることを理解した彼は、懸命に足を動かそうとした。 しかし、それは叶わない。 彼を笑ってはいけない。 性そのものとも言える概念的な攻撃に対して。 僅か数秒。 ケダモノのような叫び声を上げて。 ――――彼は射精していた。 ◆ 電人HALは『奇跡』そのものの光を想いだしていた。 かつて、電子世界で生きる電子生命体であった頃の、一瞬の記憶。 あの『プログラム』を起動した瞬間、HALは確かに認識したのだ。 ――――電子の世界に、0と1のノイズを嵐のように携え、黄金に輝く杯を。 いや、聖杯という万能の願望器を求めているHALにはそれが杯に見えたのだろう。 この聖杯の成り立ちを理解している人物ならば、万能の願望器ではなく滅びから免れる唯一の方舟に見えたはずだ。 奇跡とは得てして不定形であり、観測者によって姿を変えて現れる。 己が魂を収める寺院を求めれば、それが人には黄金に輝く立方体に見えただろう。 0と1の電子ノイズの中で、まるで星天の一番星のように輝く聖杯と思しき物。 恐らく、これも聖杯の一側面に過ぎない。 0と1のノイズに塗れた、しかし、奥に潜む確かな黄金の輝きはHALの目的そのものだった。 完璧なる再現、完璧なる続篇、完璧なる終末。 人が決して生み出すことが出来ない第三の魔法、『失われた魂の完全なる再現』。 神の御業こそをHALは求めていた。 電子世界上で確かに存在する究極の演算装置。 地球を眺め続けた『もう一つの月』に吸い込まれるように、HALは方舟へと誘われた。 圧倒的な存在感。 なるほど、ありとあらゆる多次元世界を記録しているとの話は誇張でもなんでもないようだ。 狂ったように『事実』を記載し、そして、これからも永遠に記録し続ける。 そんなこの世の全てともいうべき情報へとアクセスすれば、恐らく、それだけでHALの目的は達成されていただろう。 しかし、そんなことをすれば自身はアークセルに取り込まれるだろう。 莫大なデータの中で、別のデータに自身を塗りつぶされかねないのだ。 それに、これだけの怪物が無許可のアクセスを許すとは思えない。 故に、現状のHALはその万能の願望器へと想いを馳せるだけにとどめていた。 「……さて、待ちを取ったはいいが」 HALのサーヴァントである魔眼のアサシン。 電子生命体であった存在であり、電子空間では無敵に等しい電人HALが持つ高いハッキング能力。 その事実から生まれる膨大な魔力供給は彼の魔眼を理不尽なほどに再現している。 アサシンへと向けられた殺意・敵意をその神秘の魔眼を通じて反射する。 すなわち、視界に映る限り、魔眼のアサシンは大半の攻撃を受けることはない。 そして、電脳ドラッグで洗脳、書き換えを施した数多のNPCの存在。 この無数のNPCが居る場合、錯刃大学を無差別テロめいた存在からの襲撃を避ける事が出来る可能性は高い。 常に錯刃大学には多数の人間を留めてある。 研究室に徹夜で居残る学生など珍しくもないし、HALが洗脳を施したのは学生だけでなく教授や職員なども含まれている。 HALと魔眼のアサシンへと大規模な攻撃を行うということは、そのNPCへも攻撃を行うということだ。 気配遮断のスキルも持ち、地の利を得た魔眼のアサシンに防衛の面で勝る英霊は少ない。 「"ますたあ"よ」 「……どうした、アサシン?」 そんな時だった。 音もなく向かってきた背後に立っていた、古めかしい衣服に身を包んだ、あまりにも奇抜な人物。 丑三つ時を迎えつつある暗闇の中に余りにも見事に溶け込んだ、闇の者。 この者こそHALの目的の具現とも言える。 そう、異次元の自動書機が記録していた偉業をなした英霊。 真名を甲賀弦之介。 愛した女と殺し合う運命に置かれ、愛した女を死なせた男。 取り戻せないものを求めて奇跡に誘われた男。 HALにわかるのはそれだけだ。 アサシンが真に求めているものが女の命か、女の温もりか、女の言葉か。 それは、アサシンにだけがわかるものであり、HALが表面上でしか理解できないものだ。 その願いは、アサシンだけのものだからだ。 HALは神秘そのものである魔眼から威圧感を放つ魔眼のアサシンの報告を受けた。 「襲撃を受けている」 「……何?」 HALに明確な動揺が生まれた。 あまりにも、速すぎる。 電脳世界の存在という異常な過去が故に、異例の速さで記憶を取り戻したHAL。 そのHALが構築してみせた自身の隠蔽における手際は完璧なものだと自認していた。 それが、こうも容易く発見されるとは、さすがにHALにも緊迫感を抱かせた。 「恐らくは"あさしん"、もしくは"きゃすたあ"であろう」 しかし、HALの動揺はそこまでだ。 異常ならば、その異常を解消しなければいけない。 元々、ここがHALの常識とは離れた地であることは十分に承知している。 HALは魔眼のアサシンへと続きを促した。 「根拠は」 「わしらが居を構えた建物へと近づいた人間の動きが、測ったように止まっておる。 恐らく、動く人間の些細な動作から『当たり』をつけられた。 わしの存在を知った者は、本能的にわしのことを避けようとしておったからの」 「無理もない、君たちは特別すぎる」 『敵』が行った行動の阻害――――いや、電脳ドラッグへの介入もあり得る。 電子生命体、いや、データそのものであるNPCの書き換えを塗り替えられた可能性も考慮に入れる。 想定は常に『最悪』であり、常に『最多』であるべきだ。 人智を超えた演算速度でHALは敵の攻撃の可能性を上げ続ける。 そのことを理解しているアサシンは、自身が見た様相を語り続けるのみだ。 「そして、敵の気配をその者達が動きを止めた一瞬しか感じぬ。 時間にすれば数秒と言ったところか。 高い気配遮断の持ち主か、遠隔からの魔の術の類であろう。 また、ここからは距離があるために"ますたあ"にはわからぬだろうが――――」 アサシンはそこで一度言葉を止めた。 『現代人』であり、同時に『諜報』や『暗殺』とは程遠い『一般人』であるHALへと伝える言葉を選んでいる。 『それ』は忍であるアサシンにとっては余りにも巨大な力だが、市井の民であるHALがどう捉えるか。 時間にすれば十秒にも満たない時間。 アサシンは、口を開いた。 「隠し切ることの出来ない、強烈な、精臭」 「……精臭?」 「襲われた者の全てが性的な絶頂を迎えておる、一人などは腎虚を迎える直前。あえて、殺さなかったであろうな」 「房中術だとでも言うのか?」 「然り……いや、違うな。あれはそんなものではない。 そこに理論は存在しない、無作為な性戯による余りにも強烈な快感」 そうだ、そこには特殊な『術』呼べるものはなかった。 本能的とまで言えるほどに、的確な快感を与えてくる。 恐らく、人間の本能が求めて突き詰めた英霊自身が生み出した単純なる『性戯』。 魔眼のアサシンすらも理解し得ない独自の理論と技術を持って絶頂という結果へと導く。 その規格外の性戯を、NPCは受けたのだ。 「一瞬、本当に一瞬。 まさに『触れた』だけと言った気軽さで動きを止めておる」 「……私の電脳ドラッグの大本は『抑えこまれた犯罪への欲望』を刺激することが第一」 「相性が悪い、あまりにも。快感とは常に抑え続けているものだ」 「よく理解している。 今回のNPCにはデータの書き換えだが、ベースはやはり『電脳ドラッグ』だ。 単なる痛みなら抗うことも容易いが、本能的な快感となるとまた話が違ってくる」 HALの生成した電脳ドラッグ、それの大本は『秘めた犯罪願望』を引きずり出すことだ。 ようは、恥部として秘めに秘めていた感情をさらけ出させるのだ。 そのさらけ出した感情を元に時間をかけて、精神を弄る。 故に、『秘めた性欲』という人間ならば当然持ちえるものに抗うことは難しい。 性欲も犯罪欲も同じくは欲望であり、性欲は犯罪欲よりも生物の根源的欲望に近しいものだからだ。 「そして、これは恐らく布石」 「……条件付けか」 「然り。一度絶頂の癖を植え付け、二度目の襲撃を円滑に行う。 恐らく、次の襲撃は半分の時間で兵の動きが乱れるだろう。 もしくは、それよりも面倒な『仕掛け』が施されている可能性がある」 「具体的には」 「"ますたあ"の洗脳を上書きする洗脳能力。 もしも、そのような『最悪』があればあまりにも大きな不確定要素――――」 瞬間だった。 アサシンは強烈な意思を感じる。 その種類は、奇妙なものだった。 背筋に走った、アサシンへと向けられた強烈な意思。 ――――あまりにも激しい性欲。 「――――ッ!」 アサシンはマスターのHALとの会話を瞬時に打ち切り、魔眼のアサシンは宝具を発動させる。 奇襲は背後からと決まっている。 アサシンは後方へと視線を向け、時空の歪みを捉えた。 水面に指を突き刺したように、僅かな波紋が広がっている。 波紋の中から、白い指が伸びている。 奇怪な現象に対し、しかし、アサシンはその瞳を指へと向ける。 虹彩が不気味に輝き、瞳の中に茨のような丸い線が走る。 自身に向けられた敵意を暗示によって相手へと移し替える魔眼。 忍法・瞳術。 悪意と敵意に溢れた罪人が跋扈する生き地獄の如き現実において、正しく無敵を誇る奇跡の瞳。 ピクリと、白い指が痙攣を始める。 魔眼のアサシンは目元に激しい皺を描きながら、腰元の忍者刀に手を取る。 空間の歪みへと駆け出し、白き指へと向かって横薙ぎに切り払う。 しかし、白い指はすぐに時空の歪みへと消えていき、忍者刀は空を斬った。 アサシンは魔眼を徐々に抑えていき、僅かに息を漏らした。 HALがその様子を見て、アサシンへと問いかける。 「……敵か?」 「ひとまずは、撃退した。恐らく、生きているであろうがな」 「……襲撃を受けた兵の様子を見てくれ。 アサシン、君は否定したが、敵の攻撃に魔術的なものが関わっていた場合は私だけでは判断が出来ない」 「承知した」 アサシンはゆっくりとした動作で、しかし、素早く歩き始めた。 相手の認識を幻惑させ、自らの体力の消費を抑える特殊な歩法だ。 HALは自身が引き当てたサーヴァントもまた尋常ではない英雄であることを感じる。 「おい」 アサシンは倒れこんだ学生を抱え起こし、軽く身体を揺すった。 NPCの学生はゆっくりと目を開き、一瞬だけ、怯えた顔を見せた。 アサシンという超常存在への本能的な恐れだ。 「……あ、あれ」 「気がついたか」 その男子学生はゆっくりと己の頭に手を当てる。 アサシンとHALは瞳から動揺を読み取った。 あの魔としか言いようのない手段で受けた膨大な快楽のためだと、アサシンは判断した。 しかし、HALはそうではなかった。 奇妙だ。 今まで電脳ドラッグによって犯罪欲求を引き出してきた『被験者』は見せなかった色を男の目から感じ取った。 HALはその動作に違和感を覚え、瞬時にその『最悪』のパターンが思い浮かんだ。 すぐさま、HALはアサシンへと命令を下す。 「……アサシン!」 「むっ?」 「あれ、俺……なんで、」 「――――!」 状況に気づいた瞬間、アサシンはNPCへと向けて当て身を行う。 最低限の痛みで意識だけを飛ばす技だ。 事実、その男のNPCは意識を失い。 衝撃のあまり。 全身の性感が敏感になっていた男は。 ――――射精をしていた。 「……一筋縄ではいかない、とはまさにこのことだな」 電脳ドラッグによる書き換えへの干渉。 性欲を満たした男が過度の快感から生まれる不意に冷静になる瞬間。 襲撃を行ったサーヴァントはその瞬間を的確に呼び起こし、犯罪欲を元にした洗脳から男を乖離させてみせた。 単なる兵への接触は、単純なセックスだけではなかった。 これは、尋常ではない。 アサシンの言葉を信じるのならば、単なる性行為のみでHALの常識を簡単に覆してみせた。 この戦いは異常だ。 HALの中ではすでに戦いと呼べるものでしかない。 しかし、これこそが戦いなのだ。 あらゆる手段を持って、勝利をもぎ取る。 これが戦いでなくて何だというのだ。 「尋常ではない、しかし、それこそこの戦争では通常なのであろう」 HALは巧妙に籠城を続けていた。 管理者からのお咎めもなく、兵士を作り上げ、最適の環境を創りあげた。 そこからは攻勢に映るまでの準備期間だ。 しかし、現実にはこうも容易く発見された。 なぜ、発見されたのか。 いや、不思議ではないのだろう。 何故ならば、相手は英霊。 その全てが『規格外』である存在なのだから。 HALはそれを再確認し、狼狽を見せずに新たな戦略のために演算を開始している。 HALと魔眼のアサシン・甲賀弦之介はこの戦争の異常さを改めて認識した。 ◆ 「んはぁぁはぁふぁぁぁぃいいいぃぃぃふぅ!!!!!」 突然の事だった。 狭間偉出夫は自身のサーヴァント、淫奔のライダーが突然自慰を始めた現状を理解することが出来なかった。 今までは件の淫らな、それだけでハザマの男を屹立させる、笑みを見せていた。 だが、今の『それ』は訳が違う。 左手に持っていた手鏡を地面へと落とし、手鏡を通じて『ここではないどこかへ』と伸ばしていた右手を引っ込める。 そして、両手を持って強烈な自慰を始めたのだ。 「はあぁあぁ……ぁあ! ふぅはぁああああぁぉぉぉおおぉおん!」 ライダーの指がライダー自身を絶頂へと導いていく。 恐らく『性行為』という行いに関しては類を見ないほどの大英雄であるライダー。 それはハザマ自身が身を持って体験している。 あのファースト・コンタクトを想い出すたびに、ハザマは屈辱とともにどうしようもない快感を想起させる。 そのライダーが誇る英霊すら恐れる脅威の指戯が、ライダー自身へと向かっていた。 全ての人物を絶頂へと導く指戯。 全ての人物に対して優位に立つ快感への耐性ともいうべき余裕。 「んはあああぁぁぁぁんぉぉおおおおおお!!!!!」 本日は無事、矛盾起こらず矛の勝利。 ライダーは自身を見事に 甘い息を漏らしながら、淫奔のライダーは腰砕けの姿勢のままに背後の机へともたれ掛かった。 三つ編みで固く整えた黒く長い髪が汗に濡れ、激しい性的衝撃によって乱れている。 ここはハザマの自室。 隣から、ドン、と強い音が聞こえたが無視をする。 なんてことはない、素っ気も生活感もないただ眠るだけの一室。 ハザマのかつての生活を体現しているような、人の温もりがない冷たい部屋。 いつもはきつく身体を締め付ける衣服を肌蹴、窓から指す朝日を浴びるライダーはあまりにも艷やかだった。 場所は錯刃大学の南に存在するマンション。 淫奔のライダーとそのマスター狭間偉出夫。 「……ふぅ、イっちゃった♪」 「……ライダー、貴様」 激しい絶頂から戻ったライダーは息を整えると、ハザマへと向かって無邪気に、無為に笑ってみせた。 マスターであるハザマは平静を装いながら、しかし、隠し切れない動揺の元に淫奔のライダーを叱責する。 ここまで、ハザマは大きな行動は取っていない。 ライダーの宝具によって襲撃を仕掛けたのみで、ただ、見ているだけだった。 サーヴァント、即ち僕であるはずのライダーに手綱を握られる鬱憤を晴らすような色もあった。 「何を、している。 じ、自慰……なんて、唐突な! ……敵へと攻撃を仕掛けたのではなかったのか!」 ハザマの叱責。 対し、ライダーは絶頂へと導かれた自分の身体を気怠げに起こしながら、イデオと視線を合わせる。 そして、その右手をぺろりと舐め、左手でハザマの頬を妖艶に撫でてみせた。 ――――その瞬間、ハザマは射精した。 ハザマを一瞬で絶頂まで導いた淫奔のライダーには媚香は使用していない。 魅了の呪術も持ち得なければ、人の身体の反応・感度を塗り替える術もない。 卓越したという言葉すら生ぬるい性戯とその魂にまで染み込んだ隠し切れない性臭。 たったそれだけで、純然たる『性戯』を『神秘』へと押し上げたビッチ・オブ・ビッチ。 そこに奇跡は存在しない。 ただ、性交を続けたが故に生まれた、現実の延長線上の神秘の性戯。 「反射……単純な性戯で私を撃退したのでなく、私の性戯の対象をそっくり私に……♪」 淫奔のライダーはハザマの反応に気怠げに、しかし、満足したように微笑んだ。 そして、魔眼のアサシンと行った一瞬の攻防について解説する。 一瞬、ハザマの胸に理解の出来ない嫉妬心が芽生える。 しかし、彼女はビッチの中のビッチ。 性行為が済んでしまえば、ベッドをともにしたピロートークの最中にも別の男へと想いを馳せるビッチだ。 そんなハザマが隠してみせた感情の機微には気づかなかった。 「強敵よ、あの瞳は。ふふ、ひょっとしたらまたイッちゃうかも……♪」 「私には敵マスターとそのサーヴァントが見えなかった、どのような敵だ?」 「マスターは確認できなかったわ、私としてもあのサーヴァントとの遭遇は予定外だったし…… まずは動きを止めようとして、反撃くらちゃった」 魔眼のアサシンの宝具は、殺意と悪意をそのまま敵へと返す。 ならば、性欲に塗れた敵の攻撃はどのような結末を生む? 答えは単純だ。 相手がアサシンへと向けるはずだった性の意思をそっくりそのまま相手へと押し付けるのだ。 事実、魔眼のアサシンへと向けて右腕を伸ばしたはずの淫奔のライダーは気づけば左手で自らを絶頂へと押し上げていた。 「サーヴァントの特徴は」 「わからない」 「……何?」 ハザマは鏡子の言葉に怒気を込めて再び尋ねる 毎度のごとく、鏡子の嘲りに似た茶化しだと感じたからだ。 しかし、鏡子は真顔で言葉を続ける。 「宝具か、スキルか……とにかく、情報を隠蔽する能力を持っているのね。 例えるなら、ピロートークもせずに本番だけで帰っていく謎めいた男……」 「……」 「そんな臭い生き方が絵になるタイプの英霊ね」 ふざけた言葉ではあるが真顔のまま、未だ男の体液が染み込んだ右手の指を、ぺろりと舐めてみせる。 消えてしまった一晩の男が残した、確かなる残り香を確かめているのだ。 その光景だけで、ハザマは自分自身がむくむくと半端な屹立を始めることを感じた。 そんなハザマへと向かってライダーは声をかける。 「とりあえず移動しましょう、マスター。 敵方のサーヴァントが周辺把握能力にも優れていれば、追撃を行ってくるかもしれない。 マスターは優秀すぎる魔術師だけど、サーヴァントの異常さには遅れをとる可能性だってあるわ」 そもとして、ハザマと淫奔のライダーが籠城を決め込んでいた電人HALと魔眼のアサシンの所在をどう確定したのか。 蒼いランサーを取り逃がした事実は、この二人にとって大きな意味を持っていた。 すなわち、淫奔のライダーの存在を知らしめたということ。 不意打ちならば間違いなく最強を誇るライダーは、同時に敵からの急襲に問題を残す。 だからこそ、あえて2キロメートル範囲内にライダーの無作為な攻撃を行い、警戒を促す。 初めは、敵への牽制の意味しか込められていなかったその攻撃。 その中でライダーは大学内に走る奇妙な雰囲気を感じ取ったのだ。 前述のとおり、HALの籠城は巧妙だった。 彼自身の繊細さを示すような巧妙さを、しかし、ライダーはくぐり抜けた。 その原因は、淫奔のライダーの宝具――――『ぴちぴちビッチ』にあった。 生きとし生けるもの全てを絶頂まで導ける最淫の英霊、魔人・鏡子。 ライダーは自身の索敵能力を持って、『奇妙な統一性』を発見してみせたのだ。 それは性へと理解の深いライダーでなければ理解できなかったであろう共通点。 馬鹿げている、その様子を見たハザマはライダーに侮蔑と混乱の入り混じった声を投げつけた。 しかし、ライダーはいつものように妖艶な笑みを見せるだけだ。 それだけで反射じみて自身の性器が屹立する笑みを見せられると、ハザマは言葉に詰まる。 そんなハザマに対して、淫奔のライダーは簡単に答えてみせた。 『試してみる価値はある』 結論を言うならば、絶頂に導かれた際にNPCは尽くなんらかの動きを取るという『異常』を見せた。 『報告』を行うために、ある建物へと向かおうとしていたのだ。 それが一人や二人でないとなれば、当然なんらかのサーヴァント、もしくはマスターの動きと見るのが当然だ。 『お前に出来るのか。 あの蒼いランサーを取り逃がしたお前に、そんな陣地を取ったサーヴァントに遅れを取らないのか?』 ハザマが嘲笑うように、ランサーを取り逃がしたライダーを責めてみせる。 相手と自分の能力でしか、いや、自身の能力を誇ることでしか相手と交流できない少年。 根底にあるコンプレックスが生んだ、歪なコミニュケーション能力。 しかし、そんな嫌味な言葉に対してライダーは微笑んでみせた。 『私は最淫のサーヴァント。だから――――生きているのなら、神様とだってセックスをしてみせる』 『それは答えじゃない』。 しかし、ライダーの放つ淫婦の空気に当てられ、ハザマはその言葉が出てこなかった。 ライダーにとっての勝負とはすなわちセックス。 ハザマが問うた『遅れを取らないか』はライダーにとっては『セックスが出来るのか』に受け止めてみせた。 「……相変わらず下衆な英雄だ」 現実の愛液を舐めとってみせる姿と、襲撃前の姿を思い出してハザマはポツリと零した。 ライダーはやはり優しく、しかし、淫奔に笑ってみせる。 娼婦のような、母親のような。 温もりと不快を同時に覚えるその笑みを前にすると、ハザマは言葉が詰まる。 そして、ライダーは代わりに言葉をハザマへと優しく交わす。 「なら、今度は私の『性行為』を禁止にしてみせる? 私の『ぴちぴちビッチ』で索敵を行って、マスターが敵を倒す。 愚策だとは思うけど、それも一つの手かもしれないわね」 令呪によってハザマへの淫行を封じられている鏡子。 ならば、次の一角はライダーの性行為そのものを封じ込めるのか。 ハザマは鼻で笑い、その言葉を切り捨てた。 「なら、今度は私の『性行為』を禁止にしてみせる? 私の『ぴちぴちビッチ』で索敵を行って、マスターが敵を倒す。 愚策だとは思うけど、それも一つの手かもしれないわね」 令呪によってハザマへの淫行を封じられている鏡子。 ならば、次の一角はライダーの性行為そのものを封じ込めるのか。 ハザマは鼻で笑い、その言葉を切り捨てた。 「貴様が令呪の一画程度で淫行を辞めるわけがないだろうか」 「ふふ、そうね。よく理解しているわ、マスター。 何度も言うけど、私はビッチの英霊。 ――――その気になれば、神様だって雄に変えてみせるわ」 今度の言葉は、比喩ではなかった。 神霊『ズルワーン』を打ち倒し、その身に神霊の力を得た狭間偉出夫。 その『神』同然のイデオを、確かに『性』が存在する『雄』へと変えてみせると言ったも同然なのだ。 「私が本気を出したらアークセルが観測した『童貞』という概念の類義語にマスターの名前を置くことだって出来るわ。 直接的な性行為は、そりゃ便利だけど、行わなくても死ぬほどの快感を味わうことは出来るのよ」 手段は幾らでもある。 言葉、匂い、感触、視覚、味覚、状況。 あらゆるものを『性欲』へと置き換え、ハザマの意志力を弱める。 ライダーの強烈な性への渇望と、ハザマの意志力が弱まれば令呪の束縛も弱まる。 ハザマは童貞のままあらゆる快楽を知り得る存在へと成りかねない。 それほどまでに、淫奔のライダーの性戯は異常なのだ。 「……私は、なぜ貴様などを召喚してしまったのだろうな。 共通点など――――馬鹿らしい。これでは聖杯の奇跡とやらも当てにはならんな」 その挑発とも誘惑とも取れる言葉に対し、ハザマは一瞬だけ怒りを覚えた。 ライダーはまともじゃない。 自身の特殊なまでの優秀性故に、相手の顔色を窺って生きてきたハザマはつかみ所のないライダーが嫌いだった。 少なくとも、そう思い込もうとしていた。 「……ねえ、マスター。そんな嫌わないで」 「今までの行動で、よくそんな言葉を紡げたものだな」 「私はね、マスターのイキ顔みたいの」 ハザマはその言葉に顔をしかめ、しかし、ライダーは笑みを消して応えていた。 その顔は、曖昧なものはなかった。 ただ、ハザマのイキ顔を見せてくれと。 心の底から訴えているものだった。 下品な言葉でありながら、ハザマは嫌悪の念を覚えなかった。 「あんなに苦しそうに喘いだ男は久し振り、快感よりも嫌悪が勝った色。 その行為自体に傷がある顔……私、あんな顔されるのが本当に辛いの。 一番好きなのはイキ顔だから、相手に拒絶されると、ね」 相手に拒絶される。 そのワードにハザマの脳が精神的外傷から生じる痛みを覚える。 憧れの女性から拒絶された痛み。 そうだ、ハザマの魂が生む歪さの根本は、結局のところそうなのだ。 過去、母親が自らの元から去った時のことから続く、痛みなのだ。 誰かに拒絶されていたくない、その想いこそが狭間偉出夫という少年の心を歪めているのだ。 淫奔のライダー――――魔人・鏡子が自らの快楽を受け入れる相手の淫姿にこそ己を見出していたように。 「……目星はついた、今回は十分な収穫とも言えるだろう」 僅かに湿った下半身とライダーのに強烈な違和感と屈辱を覚えながら、ハザマはライダーへと告げる。 現状、これ以上の交戦は危険だ。 もしも、ライダーの性戯を反射したサーヴァントが神殺しの逸話を持つ英雄ならば、ハザマなどカモそのものだ。 下手をすれば並のサーヴァントをも上回っている可能性のあるハザマイデオ。 しかし、英霊とは尋常ではないエピソードが付き物であり、全てが規格外とも呼べる存在だ。 無作為な接触は神の力を得たとしても危険すぎる。 自身のサーヴァントである淫奔のライダーは余りにも癖が強すぎる。 今はまだ、勝負をかける時ではない。 「…………そう、今はまだ前戯」 ライダーは一度目を閉じた後、ハザマの思考に同意するように、ペロリ、と性臭を発する右手を舐めてみせた。 自動書記が記録した多元宇宙にひしめく英雄を登録した英霊の座の中で、恐らくセックスが一番巧いビッチ。 魔人・鏡子が相手との『楽しい』駆け引きを捨てて本気で絶頂へと導こうと思えばそれこそ一度の愛撫もいらない。 彼女の吐息と愛液の香りだけで絶頂へと導ける。 もちろん、それは強い意志というものを持たない構造が単純なNPCに対してのみ。 マスターにそのような真似をすれば、間違いなくサーヴァントに狙われる。 英霊として強烈な意志力を持ったサーヴァント相手となると、さすがに鏡子も本腰を入れる必要があった。 絶頂へと導く間に宝具の解放を許しかねない。 そもとして、英霊には性豪としてのエピソードが付き物なのだから。 右腕だけの状態ではなく、全身を持って性交へと向かわなければいけない。 性交とは身体の感触だけでなく、視覚や聴覚、嗅覚を持って行うものだ。 『ぴちぴちビッチ』からの遠隔愛撫にしても、姿が見えない状態を向かい合った状態では効果が違う。 「相手の兵隊さんにも嫌がらせしてきたし、ね」 「洗脳か……管理者への報告も考えておくか」 「そこはご自由に」 鏡子の宝具の一つ、『賢者モードver鏡子』。 射精による強烈な快感の反動による脳の情報処理能力とモチベーションのクールダウンを応用する宝具。 この賢者モードver鏡子の力によって、NPCへと電脳ドラッグによる書き換えへの違和感を植えつけた。 ようは、自分の行動を達観して振り返る状態だ。 それを与えた結果、NPC自体の個人差も大きかったが、幾人かの兵隊に違和感を持ち込ませてみせた。 しかし、それは鏡子をして神秘の域に達した性戯を全力で注いでようやくと言ったもの。 第一、これは対雄宝具であって雌には通用しない手段。 全員の洗脳を解くのは非現実的だ。 あくまで、嫌がらせ。 自分はこんなことも出来ると相手に知らせて、過剰な警戒心を抱かせる目的。 そこに本線はないのだ。 ◆ 電脳空間に性の花が咲く。 雄臭と雌臭が交じり合い、誘うように精臭を揺らす性の花。 聖なる杯を、性なる杯へと貶す花。 滅びの方舟に、新たな命を灯す花。 電子の世界に、生なる命の根源たる花が咲く。 【C-6/錯刃大学・春川研究室/1日目 午前】 【電人HAL@魔人探偵脳噛ネウロ】 [状態]健康 [令呪]残り三画 [装備]『コードキャスト 電子ドラッグ』 [道具] 研究室のパソコン、洗脳済みの人間が多数(主に大学の人間) [所持金] 豊富 [思考・状況] 基本行動方針:勝利し、聖杯を得る。 1. ルーラーを含む、他の参加者の情報の収集。 2. ルーラーによる12時の通達の後に、得られた情報をもとに行動方針を是正する。 3. 通達の後、特に注意すべき参加者の情報が得られた場合、アサシンによる偵察や暗殺も考える。 『ハッキングできるマスター』はなるべく早く把握し、排除したい。 4. 性行為を攻撃として行ってくるサーヴァントに対する脅威を感じている。 [備考] ○『ルーラーの能力』『聖杯戦争のルール』に関して情報を集め、 ルーラーを排除することを選択肢の一つとして考えています。 ルーラーは、囮や欺瞞の可能性を考慮しつつも、監視役としては能力不足だと分析しています。 ○大学の人間の他に、一部外部の人間も洗脳しています。 ○洗脳した大学の人間を、不自然で無い程度の数、外部に出して偵察させています。 ○C-6の病院には、洗脳済みの人間が多数入り込んでいます。 ○ビルが崩壊するほどの戦闘があり、それにルーラーが介入したことを知っています。 ルーラー以外の戦闘の当事者が誰なのかは把握していません。 ○他の、以前の時間帯に行われた戦闘に関しても、戦闘があった地点はおおよそ把握しています。 誰が戦ったのかは特定していません。 ○性行為を攻撃としてくるサーヴァントが存在することを認識しました。 【アサシン(甲賀弦之介)@バジリスク~甲賀忍法帖~】 [状態] 健康 [装備] 忍者刀 [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:勝利し、聖杯を得る。 1. HALの戦略に従う。 2. 自分たちの脅威となる組は、ルーラーによる抑止が機能するうちに討ち取っておきたい。 3. 性行為を行うサーヴァントへの警戒。 【C-6/マンションの自室/一日目 午前】 【狭間偉出夫@真・女神転生if...】 [状態] 健康、性的興奮 [令呪] 残り二画 [装備] [道具] [所持金] 不明 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争に勝つ。 1.聖杯戦争に挑むにあたっての戦略をもう一度検討しなおそう。 [備考] ○まだ童貞。 ○錯刃大学に存在するマスターとサーヴァントの存在を認識しました。 ○学校をどうするかは決めていません。このまま欠席してもいいし、遅刻してもいいと考えています。 【鏡子@戦闘破壊学園ダンゲロス】 [状態] つやつや [装備] [道具] 手鏡 [所持金] 不明 [思考・状況] 基本行動方針:いっぱいセックスする。 1.一度お風呂に入らないといけないかな? [備考] ○クー・フーリンと性交しました。 ○甲賀弦之介との性交に失敗しました。 ○錯刃大学に存在するマスターとサーヴァントの存在を認識しました。 BACK NEXT 055 Moondive Meltout 投下順 057 機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー” 055 Moondive Meltout 時系列順 057 機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー” BACK 登場キャラ NEXT 041 破戒すべき全ての電人(ルールブレイカー) 電人HAL&アサシン(甲賀弦之介) 096 忍音 044 POINT OF VIEW 狭間偉出夫&ライダー(鏡子) 099 HIDE & LEAK
https://w.atwiki.jp/tmnanoha/pages/204.html
Flame Lancer2 ――― ふと私は――主が闇の書の呪縛から解き放たれたばかりの頃 まだ幾分、幼さを称えていた頃の事を思い出す 自分の足で地面を踏みしめ歩く事の出来る喜び 今まで味わうことの出来なかった当たり前の幸福を享受すべく 主は毎日のように自分らを連れ回して、色々な所に出かけていた ピクニック、海、山といった自然溢れる観光地から 夕方や休日、人でごった返した繁華街に至るまで 今までの人生を一気に取り戻すように―― 決して晴れぬ罪と咎 管理局に半服役状態の身故に あまり派手な事も出来なかったが、、 ともあれそれは主が子供から大人へ―― 決して楽ではない しかし友と交わした尊い約束 歩んでいこうと決めた夢へと進む前の、、 ささやかな骨休めだったのだろう そんなある日、いつものように守護騎士を引き連れて向かったのは 駅前にあるゲームセンターという同世代の子供達に大人気の遊戯施設だった 一通り回って遊んで その日、一番の琴線に触れたのはモグラ叩きという遊びだったか… 子供たちの間ではポピュラーなゲームだ、今更説明するまでもないだろう 何でも対戦方式のこのゲーム 二人以上でプレイをしてより多くのモグラを叩き殺した方が勝ちというルールだった筈だ 子供にやらせるには血生臭い遊びだ…と眉を潜めたのを覚えている そこで主を差し置いて熱くなっていたバカが一人 私と同じ、闇の書――夜天の書の守護騎士プログラム、鉄槌の騎士ヴィータ 私の、、まあ人間風にいえば姉妹のようなものだ 「アタシにこの武器を使わせた以上…… 例え、はやてが相手だとしても負けるわけにはいかねー! 見てろ……! 全員、ぶっ潰してやるぜ!!」 「潰したらあかんよー」 優しい独特のイントネーションの声で鉄の騎士を嗜める主 バカは聞く耳を持たない 結局、、渾身のラケーテン・ハンマー(ピコピコバージョン)で基盤に大穴を空けた奴 リンディ提督に給料を前借りして店には弁償 本人は罰として一週間、主の作る食事の代わりに シャマルの料理を食わされる羽目になった ―――何故、今…… こんな他愛のない事を思い出していたか、だと? 答えは簡単だ 何の因果か…今の私が、、まさにソレをプレイ中だからだ ああした遊びには私とシャマルは積極的に参加せず、後ろで見ているのが通例だったのだが 今更ながらに後悔している 何事も経験だ 私も少しは嗜んでおくべきだった まあ、、、ここまではいい 過ぎた事を悔いても始まらん だからこそ今 少し困った事になっている、という話に移そう 正直な話、、先ほどから嫌な汗が止まらん この相手にしているモグラがとにかく尋常でない強さでな… 悉く音を置き去りにしながら、私に向けて突進してくる それが穴からピョコッピョコッと顔を出した瞬間 私は全霊を以ってその頭を切り飛ばす――まさに骨をも砕く勢いでだ 服装は遊興に出かける時のカジュアルな軽装でなく――全身重武装 おかげで熱くてかなわん、、激しい運動に甲冑は不向きだな さて、、既にスコアは何点台なのか―― そこには親切にこちらのプレイ結果を教えてくれる表示もなく 相手は可愛らしい装飾で飾られたモグラではなく無骨で飾り下のない点―― その赤い点が地面――前面に張り巡らせた私のフィールドからポツポツポツと矢継ぎ早に顔を出し それを残らず叩き落す 先ほどから時間無制限で繰り広げられるソレ 本来ならクレジットを入れてプレイする筈の遊戯は――今回は無料 そして一つでもモグラを打ち漏らした場合は即ゲームオーバー その結果は、、、 私の命の喪失、という至極単純なルールだった ―――――― 「―――い、、、オイ! コラ聞いてんのか?」 突然、その耳に男の声が入ってきた事により 騎士は己が意識を深層より浮上 春雷の槍渦巻く戦場へと帰還を果たす 「………………」 切り離した意識、人としての部分が 重労働を科している肉体そっちのけで昔の夢を見ていたらしい 騎士が「シグナム」という一個の自我を確立する為の部分が その器である烈火の将の体に再び灯り 彼女は今のその現状を大まかに理解する 何かをがなり立てている槍の男に向かい、 「すまんが聞いていなかった、 ……何だ?」 にべもなく答えた 「いや、だから…大したもんだって誉めたんだよ」 「そうか」 「何だオイ……初めの打ち合いから見積もって明らかにお前の反射速度を超える速さで突いたんだぜ? それを既に36合、、涼しい顔して凌いだかと思えば――今度は気絶したみたいにボケっとしやがって、、」 「気絶していた」 「あぁん?」 「正確には余分な意識をカットした あのままでは貴様の攻撃を受けられぬと判断したのでな」 五感――視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚 そしてそれらの感覚が脳に伝達されて人は様々な思いや感情を働かせる その多感な脳と神経の織り成す小宇宙は複雑を極め、今の地球の科学では到底、生成不可能と言われている そう、、ヒトは複雑怪奇にして多感な生き物であり その多くの機能は反射という形で、己が意志の働く前に肉体に作用する事で発揮される だが今、騎士はその複雑に絡み合う神経と思考のうち 戦いに使用する以外の一切の機能を肉体から切り離した まさに完全な戦闘機械となる事で 神経の伝達速度や反応を飛躍的にアップさせて この相手の攻撃に対応したのだ 「無我の境地――無明の位って奴か…… ありゃなかなか難しいんだが、、其処に至ったのはいつだい?」 「生まれた時から出来たぞ」 「……」 一瞬、言葉を失い 目をしばたたせるランサー 彼とて人の御業という意味でのあらゆるジャンルを研鑽し、磨き上げ その練磨した強さによって英霊と呼ばれた男である そんな彼が今、目の前の女がしれっと言った事の意味―― その凄さ、凄まじさを分からぬ筈がない そして狂戦士の要素を持つほどに戦いに悦び、滾りを感じてしまう自分には 到底その域に入る事は出来ない事も理解していた 「姉ちゃん―――ひょっとしてお前……結構、凄い奴なんじゃねえの?」 後ろ手で後頭部を掻きながらに今更感のある事を言うランサー 「ベルカの騎士……ヴォルケン――むぅ、、、ひょっとしてお前さん、未来から来たとかそういうオチか? いや、俺のいけ好かねえ知り合いに一人、そういう面倒極まりないのがいてな」 「未来ではないが、ここではない所から来た 時空管理局、、この星の住人にはその存在は秘匿され詳細は知らされていない ついでに言えばこのヴォルケンリッターという名も本来ならば歴史の闇に埋もれた名前… 今はもう、命を賭した果し合いをする相手にしか名乗ってはいない」 「ああ、道理で―――」 聞いた事ない筈だ、と納得したようにうなづくランサー これほどの使い手だ 歴史の影に埋もれたとはいえ 英霊の座にその名が一片も刻まれていないのはおかしい 肩にその長物を担いだままに何か胸の痞えがが取れたという顔をする槍の男 その漂漂としたした表情…… これが先ほどまでこの場に旋風のような槍戟を降らせていた者と同一人物だとは思えない 「んじゃま、素面に戻ったところで――もう一丁行くかい?」 「、、!」 再びギチリと―ー―空気が凍り、凝縮した まるでハーフタイムを経て第二ラウンド突入といった 何かの遊戯かスポーツの試合でもするかの如き気軽さで、、、 ソレは――彼女に殺し合いの再開を促した 槍がゆらり、と正面 シグナムの正中線に向けて標準を定める 「…………」 対して再び、自分に向けられた紅き切っ先に相対する烈火の将 相手の切り替えに対しても微塵も浮足立つ事はない 当然である 彼女こそ生まれついての戦士 闘い殲滅するために生み出されし、とある魔導書の守護騎士プログラム ある意味、サーヴァントに匹敵する戦闘マシンなのだ (久々に踏み込んだが、、やはりきついか…) だが、その騎士の体の節々に電流のような痛みが走る 筋肉が己が意思を凌駕した動きに悲鳴を上げている ベルカ最強の騎士としてその数えきれぬ戦場を駆けた剣 攻撃を視認出来ない敵との交戦経験などいくらでもある それは航空隊として超々高速戦闘に勤しむ今でも同じ事 それに対し自身の剣は一撃必殺の剛剣であるが故に 速さに長ける者が相手だと、どうしても手数や相対的な速度で下回ってしまうのだ その対処法――― 自身の天敵である 「速度」 に対する処方 この最強を誇るプログラムが既に確立させていない筈がない 槍兵を驚愕させた、シグナムが今見せたその領域こそ 己が機能を強引に底上げした自己ブーストの一種 かつて、あの忌まわしき闇の書事件にてフェイトと交戦した際 彼女の見えない攻撃を見事、裁いて見せた時も騎士はこの力の一端を使っていた それは所謂、精神のリミッターカット 余分な機能や思考を人為的に遮断し、反射速度や伝達速度を上げる、 というか本来の完璧なる戦闘マシンへと戻す仕様 そのカットした物の中には当然、人として普通に生活を送るための そのために必要不可欠なブレーキも存在していて、、 それを無くした体が悲鳴を上げるのは至極当然の事だ 薬で精神の箍を外した人間の人体が 女子供でも銀貨を握り潰すほどの力を発揮する事と同じである そうだ――― これは本来、自己を捨てて 「命を落とすことを前提として」 勝利を攫む 片道切符で後先を考えない事を旨に使用する決戦モード 様々な主の手を渡ってきた闇の書 その中には何の躊躇いも無しに「そういう」命令を下す輩も当然いて、、 そんな時、シグナムは……ヴォルケンリッターは当然のように 玉砕承知の戦場にその身を踊らせ、血路を切り開いたのだ 「…………」 故に当然、これは烈火の将限定のモードではない スイッチの入れ方も効能もそれぞれ違うが他の3人―― 守護騎士の全員がその内に持っている力なのだ 激情家の鉄槌の騎士などはシグナムとは逆で その感情が極限まで高まり振り切れる事で、自己が切り替わる 瞳孔が開き、その幼い顔に鬼相を移し 目に見えるほどの様相の変化が小さなその手にもたらすは圧倒的な破壊力 タガの外れた筋力と魔力が叩き出す破壊の鉄槌は かつてあの高町なのはを2振りで地に叩き付けた 転生を繰り返す彼女たち その「記憶」は、擦り切れたテープのようにおぼろげな「記録」としてしか残っていないが 騎士にとっては当然、あまり良い思い出ではない そう、、昔の事だ―― 今、思い煩う事ではない 問題は……… それを今、、ここで使い――――そしてそこまでしながら、、 自身の体中に、至る所に刻まれた傷があるという事実だった その手足、脇腹、胸、首に残る刃の痕… 致命傷ではないものの、逸らしきれなかった槍が己が肉体を削っていった事は明白 もはやオープニングヒットを奪ったなどという事実 先に相手の額を割ったという結果など何の意味も無い 今、目の前に展開しているモノはシグナムの予想、、 これまで交戦した相手、戦闘経験を鑑みても…… その最上に位置するモノであるのはもはや間違いない そう、、、己が両目がまるで捉えられない攻撃を「普通に」放ってくる相手 小出しではなく、常時知覚全開にしてなお凌ぎ切れない猛攻 これは……相手の攻撃力が自分の総防御力を上回っているという事 この槍は凌ぎ切れないという結果を見事に突きつけたものだったのだ 互いの技量、性能を駆使した初戟の邂逅から もはや後退の選択肢など捨てたとばかりの気迫を以って 火の如き苛烈さと山の如き堅固さを併せ持つ両者の戦い だが、その天秤が徐々に相手に傾いている事に 表面上はおくびにも出さず、しかし初めに歯噛みしたのは他ならぬ烈火の将であったのだ 「…………フ、、」 だがその口に湛えるは更なる不敵な笑い まさに吹っ切れたといった感じの彼女 その結果は何ら自分の不利な要素には成りえないと言わんばかりの表情だ 守り切れない? だからどうした? 元より防御を固めて縮こまっているのは性に合わない 当然の事だ、、 戦は――――――守るだけでは勝てないのだ 「せぇあッッ!!!」 炎を纏う甲冑が、その凄まじい気合いと共に爆ぜる それに対し一寸も動かしていない筈なのに ゆらゆらと揺らめくように見える男の槍の穂先から溢れ出す魔力の残滓は まるで死神の手招きのようだった、、 そんな不吉な気配漂う呪いの朱槍を前にして騎士は 牽制もフェイントも一切無しに――真正面から突進を敢行する 「―――来な」 その竹を割ったような潔さがひたすらに心地よい 喜色を満面にしたランサーが、これまた両の足を地に踏みしめ断固不退の様相にて対峙 騎士の踏み込みは豪壮なれど彼にとっては決して速くは無い 左右後ろの空間をふんだんに使っての防戦ならば、比較的少ないリスクで迎撃出来るだろう だが、男がそんな無粋な真似をする筈がない 「せえええええりゃッッッ!!!!!!!」 ボッ、ボッ、ボッ、と陽炎のように その朱艙の切っ先が分身を開始 一つが二つ、二つが四つ、四つが八つ―― 否、分身などという生易しいものではない それはまさに分裂、、 真紅の槍の煌きは幾多の刃閃を伴い、男の周囲を囲み 結界じみたその弾幕は不可侵の防御にして絶え間ない攻撃の序章、、 そのガトリンク砲の如き連撃が今また――駆ける剣士に襲いかかる 「ぬうッ!!!」 その姿、闘神・阿修羅の如き 本当に自分と同じく二つの腕のみで繰り出しているのか?と疑わずにはいられないシグナム 両の眼を極限まで見開く 「頼むぞ騎士甲冑、、今はお前の堅牢さが我が命運を左右する…」 その赤き結界に自ら踏み込むシグナム それは全開で回る扇風機に手を突っ込む行為に似ていて 自殺行為にさえ見える、ゾッとするような光景だった ともあれ、やる事は先ほどまでのもぐら叩きと同じ 装甲で一瞬止まった刺突を全部打ち落とす そしてもう一つやる事が増えた その無数の赤いモグラに一つ、狙いをつけ―――― それを二度と出てこれないように渾身にて打ち上げ、または打ち落とし、、 ヴィータではないが、その出所…… 無数のモグラを排出する基盤を叩き壊す! それは身の毛もよだつ相打ち戦法であろう 防御をアーマーに任せてのクロスカウンター 同時に肉体にヒットすれば必ず打ち勝てるという自信がなければ出来ない、まさに捨て身の戦法だった ―――――― 赤き暴風渦巻く結界に踏み込んだシグナム 視界が紅で覆われる 朱に交われば、という格言が日本にはあるがこの状況はまさにそれ その赤き閃光の中に飛び込んだ別の色は、たちまちのうちに朱に染まり その色を塗りつぶされてしまうに違いない そんな烈風さながらの猛攻の中 決して両目を逸らさず、一つ、、 剣を死に物狂いで振いながらに一つ、、、 まるでイナゴの大群相手に剣を振るうような 絶望的に埒のあかない光景を前にして、それでも一つ、、、、 、、、、、選ぶ! その一突きを 辛うじて見えた赤い線 点が、線として捉えたその閃光こそ 男の持つ槍の柄に他ならない 「せえいっっっ!!!」 10の刺突が彼女の防御を突き抜け、その肉体を削っていく中 その1の刺突に対し剣を振り上げるシグナム バォウ!という、大気を根こそぎ持っていくような騎士のフルスィングは――― 男の槍を勢いよくかち上げ、、 「っ!? ちぃっ!!」 、、ない! 斜め下方から振り上げた姿勢が横に泳いでしまう そのあまりの手応えの無さ 霞を切ったかのような感触に歯噛みする女剣士 「ようやっと亀が顔を出したか」 そこに空気を切り、大気を割って繰り出される 刺突4連に払いで締める計五つの赤い光 ボン、ボン、という、ある種小気味の良い音がシグナムの鼓膜を震わせる だがそれは恐ろしい事に、まさに男の槍が通り過ぎた後に追随する形で鳴動する 間抜けなほどにタイミングのズレた轟音、、 「だがよ、、ちょっと見え見え過ぎだぜ、魂胆がよ!」 「っ……おのれ」 つまりそれは意味する所は一つしかなく、、 男の槍戟はその一つ一つがマッハの壁を優に超えているという結論に至ってしまう 信じられないことだが、、 (呆けたか私は……!) そしてそれは規則正しく打ち出されるゲーセンのモグラではないのだ それが戦技によって繰り出される槍である以上、男の技量に比例して 変化もすればフェイントも織り交ぜてくる それはまさに――相打ちや鍔迫り合いに持ち込むことすら困難な 触れる事叶わぬアンタッチャブル・レッド・サイクロン 「逃がさねえよ!!」 奇襲失敗の煽り、連撃にさらされ あの最強のベルカの騎士が戦前を維持出来ずに後退 押し返されるようにバックステップさせられてしまう そしてその後退よりも更に早い踏み込みで相手の間合いを犯し放たれる一撃が 下がりながらに振り払う太刀の、堅牢なアーマーの、 その隙間から針の穴を通すかのように、赤き点の一撃となってシグナムの心臓に迫る 「ぬっ、、おおぉッッ!!」 ガラ空きの左胸に今まさに突き立つ紅い切っ先を 剣持たぬ左手の手甲で力任せに薙ぎ払う騎士 辛うじて逸れた刃が彼女の鎖骨から上、、肩の肉をそぎ落とし 受けた手甲を半壊させる 肌に残していく傷はこれで20を超える 全身に刻まれた傷跡から滲む血が彼女の騎士甲冑を赤く滲ませる もはや空から強襲するどころの話ではない 先の初戦のように、とてもじゃないが敵への助走距離など稼がせてもらえない それに対し、中途半端に飛べば狙い済ましたような一撃が柔らかい腹を串刺しだ アーマー頼りに一瞬阻まれる点を死に物狂いで打ち落とし、逸らす そんな事をもうかれこれ10分弱――― 己が戦力を総動員して何とか今までは男の武と渡り合っている将であるが、、 これ以上ははっきりとジリ貧だ このまま同じ展開を続ければ自分はもはや目で追うのも億劫になるような手数に たちまちのうちに飲み込まれてしまう この強固な装甲がなければ自分は一体何回殺されていたというのか? 敵のその力、純然たる戦闘力に戦慄を覚えずにはいられない そうだ、、その戦慄と共に今、騎士の胸に湧き上がっているのは―― (こんな時でなければ……見惚れているところだな、、) それは純粋な感動だった 古代ベルカにその名を刻む 一対一では負けは無し、とまで謳われたヴォルケンリッター 無敵の剣の騎士にして烈火の将の名を冠する無双の存在であるシグナム その彼女をして、屈辱を通り越した感嘆を抱かせるほどに――― 目の前の蒼き槍兵の戦闘力、、その技能は常軌を逸していた 総合的な戦力では未だ自分が劣っているとは思わない そんな弱気な考えなど断じて持つ彼女ではない、、ないのだが、 もしこれが仮に、初めに木剣と棍をそれぞれ渡され その一振りのみで模擬戦をしろと言われたら、、どうだ? そういった試合形式で臨んだ場合 純然たる剣技のみで勝負をした場合、、 「勝てるのか?自分は、、」と直感的に思ってしまう 何せ男はシグナムが 「攻」 「防」 の動作を鎧と盾と剣を総動員して賄うのに対し その一本の細い槍のみで全てを担い しかもそれでいてシグナムを上回る戦果を叩き出しているのだ 少し打ち合っただけだが間違いない 男はこちらのような、ミッドチルダの魔道士のような フィールドもシールドも持ってはいない 本当に槍の一振りで――――このSランク騎士を圧倒している 剣士として、その技量の壮絶さ そこに敗北感を禁じえない将である (………ぬ、ぅ、、、ぐッ!?) 猛襲する槍兵がその本性を見せ始める 「はああッ!! はっはァッッ!!!!」 嬌声混じりの気合いと共に男はアクセルを終始ベタ踏み 更に、更に、加速ッ、加速ッッ!! 既に残像現象を伴うその動きは 減速という概念のコワれた暴走超特急 剣士が辛うじて往なした一条の閃光が すぐさま戻ってきて彼女の横っ腹を、首筋のすぐ横を通り過ぎていく 何とか鍔迫り合いに持込み、せめて一呼吸、、 酸素を体に取り込みたい剣士であるがその隙もない その場に踏み止まれず、得意の空からの打ち落としの機会もなく 先ほどから、じりじりと後退を余儀なくされる剣の騎士 恐らくはフェイトとの数え切れない模擬戦を含めた経験豊富な部分が ギリギリで、その速度に対応する手助けにはなっているのだろう でなければとうの昔に彼女は穴だらけにされている まさにハチの巣の言葉通りに だがそれでも対応できない部分があるのは目の前の男の速さが ミッド、ベルカ式でいう所の「スピード」とは全然違う種類のものだからだろう 即ち、最速と謳われるフェイトテスタロッサに見られる高機動型の魔道士や騎士のような 魔力出力によるアクセラレーションが醸し出す純然たるスピードではないのだ、男の動きは それは身のこなし、歩法、体捌き、フェイントを織り交ぜた気配の使い方に至るまで その他無駄の無い理想の挙動、術を突き詰めた、、 全ての動作から「余分」を削ぎとっていった末に辿り着いた戦闘技術の頂とも言うべきもの、、 恐らく 距離を決めて先に目的地に着いた方が勝ち という競争をやらせれば フェイトのスピードは男を凌いでいたかも知れない だが、これは徒競走ではなく白兵戦 技術、体術、生来持って生まれたセンスに恵まれた骨格 その全てを兼ね備えていなければ「術」というものは極められない 男のそれは―――まさに極めたとしか思えないレベルにあったのだ 先ほど、男がこちらの事を褒めていたが それは今まさに彼女の台詞だった、、 見たところ、年の頃はどう見ても30も行っていない 軽薄な口調に初めは苛ただしさを覚えたのも事実 だが、そんな姿からは想像もつかない ダイヤの如き強さと輝きを秘めた術技の結晶が目の前にあった これほどの、、これほどの戦技、、、 間違いなく生涯を武に捧げた者のみが到達し得るといわれる――剣聖の域 攻防は続く 何回目か数えるのも馬鹿馬鹿しい往なしから 槍がシグナムの左の二の腕を削っていく そこへ体を横にずらして、半身をきって踏み込む剣士 通り過ぎた槍が横に薙がれる形で彼女を追い それを剣の腹で受け流しながら更に突進する将 とにかく肉薄して間合いを潰したいシグナム 体勢も保てぬままに槍の男の間合いに踏み込む それはほとんど、剣技も何もない体当たりに近い こんなものは横に往なしてしまえば良いのだが―――男は逃げない 不動の姿勢にて 女剣士の全てを受け止め、弾き返す意を秘めたその瞳が 彼女の必死の突撃を見据える 互いに引かぬ意思 剣と槍が交錯したままに激突する肉体 ガツンッ!、とぶつかる頭と頭 両者の顔が目と鼻の先にある―― 時間にしてそれほど立っていないというのに ようやっと、、という思いが胸を締める女剣士 そう……ようやく鍔迫り合いに持ち込めた、、 「………答えろ」 数多の赤い線を掻い潜り 辿り着いた閃光の内側 台風の目となる男の懐、、 相手の槍の柄を上から剣で押さえ 今、目の前にある男の顔を真っ直ぐに見据えながら―― シグナムが口を開く 「貴様は……いや――」 それは今や到底拭えぬ 目の前の男に対する疑問だった 「貴方は何故、私たちを襲った…?」 今や荒くなった息を隠せぬほどに消耗した彼女 だが、そんな事はかまわずに騎士は問う 目の前の―― 戦技の究極の域に座すその男へと 「まだそんな事言ってんのか? いい加減、白けるぜ、、」 「いや、言わせて貰う……こちらには貴方のような者から命を狙われる謂れはない これほどの槍の使い手、さぞや名のある騎士と見受ける そのような者が、心から外道に付き従っている筈が無い、、、……何故だ?」 その胸に去来するは一人の悲しき宿命を負った騎士 ジェイルスカリエッティによって全てを奪われ、傀儡と化し 己が理想を、友との友情を求めながらこの剣にかかって死んでいった男の姿だった 目の前の男の態度、、 初めは何の悲哀も映しているようには見えなくて 新たなナンバーズ……ジェイルスカリエッティの開発した戦闘機人の新型か何かかと思っていた だが違う、、、 目の前の男は断じてそんな、こちらの見知える類のモノではない 剣を交えた騎士の直感でわかる 知らず彼女の口調にも畏敬の念が篭ってしまうほどの、、それは偉大な何かだ 一見ふざけた態度のその奥にあるモノ 交えた刃、かわした数百合は決してウソをつかない その根底にある戦士としての輝き、、魂は誓って――ーテロリストなどに組する者のそれではない 「名のある、か…… まあ、あるっちゃあ、あるんだが――シィッ!!」 これほどの男が何故、ジェイルスカリエッティ、、 あの人の命を弄ぶ外道に仕えているのかという疑問がどうしても拭えない この局面、それを口に出すにはいられないシグナムのその頬を――紅い閃光が通過した 「くうっっっ、、!!」 更に半歩、後退を余儀なくされる騎士 その凛々しい顔の右頬に…・・・くっきりと赤い痕がつく 「外道とはまさに言い得てズバリだが――別に珍しい事じゃねえだろ? 手違いで、いけ好かねえ主に召し上げられるなんてのは この世知辛いご時世じゃ、そこらで起きている事だぜ」 「ならばやはり本意ではないという事か? 話してくれねば分からぬ事もある……剣を交えるのはそれからでも遅くはあるまい?」 「………」 ここに来て一転、怪訝な表情を浮かべるランサーである 「おい、まさかお前――ビビってんじゃねえだろうな?」 「見損なうな………そうではない、、 貴方のような使い手にはそうそうお目にかかれるものではない 故にだからこそ有象無象の無頼として、ただの犯罪者として相手をしたくないだけだ」 かつて全次元を恐怖に震わせた闇の書 その守護騎士の一人であった猛将も、今は法を守る時空管理局の一員である そして管理局局員はその任務上において犯罪者と相対した場合、出来得る限りの対話をしなくてはいけない いや、、それはどの法的機関でもそうであろう だが戦いの最中において対話を成立させるという行為は傍で見ているよりも遥かに難しい 特にこうした一対一の戦いにおいて コンマを奪い合う刹那の域で 呼吸一つ、瞬き一つが戦況を左右する中で 己を空に溶け込ませ、相手の乱れを誘い、その知覚を上回る一撃を叩き込むのが達人同士の戦いであるにも関わらず、、 そんな中、言葉を吐くというのは当然 闘いにおける呼吸や集中力を霧散させてしまう行為に他ならないであろう ならば今まさに驚速の刃が飛び交う中で悠長に話しかけるなど出来よう筈もない シグナムのこの行為は、自分の首を絞めているようなものだった それでも、、 「かぁ、、、面倒くせえなぁ……御行儀の良い騎士様は」 彼女は惜しんだ 意見の食い違ったままにつく決着に納得のいくものなど無い―― そう教えてくれた、とある事件の事を脳裏に蘇らせながら…… 彼女は槍の男を真っ直ぐ見据え、その解答を待つ 「別にな、喋るなとは言わんが……お前さんも騎士なら 良い勝負の途中で敵に中断を促すような真似するんじゃねえよ」 槍の穂先を向けながらに叱咤するランサー 声にはその女騎士に対する失望の念がありありと籠っている 「敵……」 明確な敵意を持った――相手の意思 これほどの男が、はっきりとこちらを「敵」と明言した ―――あまりにもあけすけで ―――それでいてはっきりとした答え それでも釈然としないシグナムに対し、ち…と舌打ちするランサー 男には無抵抗の相手を突き殺す槍など持ち合わせていないし そんなつまらない結果は望んでいない 「強敵と刃を交えるのは光栄な事だ、、正直心が躍る 中断する気は無いし、決着は今ここで必ずつけよう だが槍の戦士よ、、剣を交えるにせよ……まずは立てるべき筋というものがあると思わないか?」 「は、……あくまで引かんか だが生憎と戦場で弱い奴と語る舌はねえ」 騎士の道理など些細な事と切り捨てるランサー 事実、男にとって襲う理由や真情など本当にどうでも良かったのかも知れない ―― どうせあのクソ神父の事だ……口にするのも憚られる、ロクな命令じゃないのだろうから ―― そんな事に気を揉むよりも男はとにかく戦いを欲していた 渇望する魂は言葉などでは癒せない サーヴァントが唯一、その身の置き所に誇りを感じる事があるのなら それはもう血潮飛び散る戦場以外に有り得ないのだから 「力を示しな、そうすりゃ口から何かしら零れるかも知れねえよ」 あくまでこのまま戦闘続行を促すランサー そこまでして秘匿したい内容なのか、、 刃と刃でならば、あそこまで豪壮に互いを交換できる両者であるのに 言葉ではまるで歩み寄りを見せない二人 釈然としない―― そんな思いから 振るう剣にいつもの業火の如き猛りを乗せられないまま 相手の男に対し構えるシグナム ――――――、、、、、、、、、、、その時 「―――――、、、、、」 「………っ!!?」 将の全身に衝撃が走った 見開かれた顔に大きく張り付いた驚愕 あ、、と声が漏れた口が しかしそれ以上の言葉を発する事無く 中途半端に開かれている (い、今のは…………?) それは、、、どこから聞こえてきたのか? 遥か南東 ここから見えるのは鬱蒼と茂る森 そこから―――― それは、、、何だったのだろうか? 山は山彦という、音が残響として残る現象があり その残滓が確かに彼女の鼓膜を揺らした が故に聞こえた――― それは断末魔じみた悲鳴―― 一体―――誰の、、、? 「テ、、、、、、」 半ば呆然とする思考が…… 今、火をくべられた暖炉のように燃え盛っていく (テスタロッサっっ!!!) そう、、決まっている この場において 将の耳に覚えのある声を放つ者など………一人しかいないのだ 今、まさにこちらと別の場所で戦っている戦友 フェイトテスタロッサハラオウン、その人の声以外には有り得なかった 歯噛みする騎士 焦燥に駆られるその思考 (まさか……そんなバカな、、) あの皆が、何より自分が認めている6課の双翼 ライトニング隊長――閃光と称された最速の魔道士が、、、 ――― こんな僅かな時間で ? ――― 「向こうは終わっちまったかな…」 目の前の男がポツリとそんな事を呟いた それは、今の声が幻聴でない事の何よりの証―― シグナムの髪が逆立ち 元々の薄い赤毛が今や 真っ赤な炎のように揺らめき出す 「………、、」 もはやモタモタとやっている暇も余裕も一切ない 「―――へぇ……良い顔になってるじゃねえか」 男がその相貌を横目に見てニィ、と嗤う 「レヴァンティンッッ!!」 烈火の将が相棒 その一振りの魔剣に一気に魔力を込める そしてそれでは足りぬとばかりに ベルカの結晶=カートリッジシステムがせわしなく稼動し 撃鉄音と共に薬莢の落ちる音が三つ――― 途端、騎士の女性のポニーテールが 否…全身の襞垂れが魔力の奔流と共に翻る それは宙を焦がす炎となって シグナムの剣に集約され、纏われていく 凄まじい気迫と熱気 ここへ来て三段ほどギアを跳ね上げたのが傍から見ても分かる 「本当に殺してしまうかもしれん… こうなった以上は後戻りは出来んぞ、、」 怒りに震える炎の剣士の口からは もはや一切の甘さも焦燥も感じられない 怜悧にして底冷えのする声が響く そんな騎士の様相を前にして 男の顔にも感極まったような笑みが灯った 「遅えよ――」 飄々とした口調はそのままに 槍を体の周囲で10ほど回転させたのは手慣らしのためか、、 何にせよ、それは中断された場を再び動かすためのゼンマイを捲く行為に似ていた そしてピタッと後方に抱えたまま 相手の騎士の正中線を見据えたままに、 「始めっからそのつもりでぇ! 来やがれってんだッッッ!!!」 猛々しく吠えるランサーが再びこの場に赤き旋風を作り出す 烈火の剣と春雷の槍 その苛烈な戦いは、、、 まだ始まったばかりである ――――――
https://w.atwiki.jp/sainaki2/pages/16.html
戦闘技術系スキル 戦闘技術系スキル(魔導系) 肉体系スキル 頭脳系スキル 対人系スキル 非戦闘系 従者系スキル 成長系スキル 分類不明系スキル 戦闘技術系スキル 武術 チェーンソー術lv1 チェーンソーを扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル1では付け焼刃であり大したものではない。勝利要素×1 銃術lv1 銃を扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル1では付け焼刃であり大したものではない。勝利要素×1 銃術lv3 銃を扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル3になれば流派や自分の特色が出始める。命中確定×1、勝利要素×5 筆術lv1 詳細不明 蔦術lv5 勝利確定×1 アイテム術lv1 アイテムを扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル1では付け焼刃であり大したものではない。勝利要素×1筆術lv1 チェーンソー術lv1 銃術lv1⇒統合⇒アイテム術lv1 アイテム術lv2 アイテムを扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル2ではようやく見習いというところ。とはいえ素人相手には十分善戦できるだろう。勝利要素×5 アイテム術lv3 アイテムを扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル3になれば武器による特色が出始める。先制確定×1、勝利要素×5 体術lv4 身体を扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル4なら真剣にその武術に打ち込んでおり体術家の端くれを名乗ることができるレベル。耐久確定×1、命中確定×1、勝利要素×10 体術(真) 体を扱い戦う武術。一握りの天才や熟練者が辿り着く領域の達人の技。歴史に名を遺すほどの武道家であることを示すスキル。勝利確定×1、耐久確定×1、命中確定×1、このスキルは無効化されない。 剣術lv2 剣を扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル2ではようやく見習いというところ。とはいえ素人相手には十分善戦できるだろう。勝利要素×5 剣術lv3 剣を扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル3になれば武器による特色が出始める。撃破確定×1、勝利要素×5 剣術(真) 剣を扱い戦う武術。一握りの天才や熟練者が辿り着く領域の達人の技。歴史に名を遺すほどの武道家であることを示すスキル。 勝利確定×1、撃破確定×1、先制確定×1。このスキルは無効化されない。 ガトリング術lv4 ガトリングを扱い戦う武術。魔導とは異なる術理を扱うためのスキル。レベル4なら真剣にその武術に打ち込んでおり、ガトリング斎の端くれを名乗ることができるレベル。先制確定×1、命中確定×1、勝利要素×10 ガン=カタ 命中 命中lv1 相手に攻撃を当てる基礎的な技術。如何なる攻撃だろうと当たらなければ意味をなさない。レベル1では必要最低限、というレベル。勝利要素×1 命中lv2 相手に攻撃を当てる基礎的な技術。如何なる攻撃だろうと当たらなければ意味をなさない。レベル2ではまだ心許ない。勝利要素×3 命中lv3 相手に攻撃を当てる基礎的な技術。如何なる攻撃だろうと当たらなければ意味をなさない。レベル3であれば十分実戦で通用するだろう。勝利要素×5 命中lv4 相手に攻撃を当てる基礎的な技術。如何なる攻撃だろうと当たらなければ意味をなさない。レベル4ともなれば十分当てることが得意だと言って良い。勝利要素×7 命中lv5 詳細不明勝利要素×10 命中(真) 相手に攻撃を当てる基礎的な技術、それを純粋に高めたもの。達人同士の戦闘であっても通用する高い基礎力命中確定×1、勝利要素×10 命中(極) 詳細不明命中確定×3、このスキルによる命中確定は勝利確定と相殺される。 叩き落とし 相手の攻撃を自身の攻撃を持って叩き落とし、相殺する技法。命中力を利用した回避の技。自身の命中確定が残っている場合、回避確定×1 誤射上等射撃 斜線上に立った味方を気にせずに攻撃をぶっ放す諸共精神。味方を巻き込んだり誤射上等で放つ攻撃時、命中確定×1を得る。 狙撃lv1 狙い撃ち 一瞬のために研ぎ澄まし致命的な一撃をお見舞いする技術。高い集中力とここぞという場面を見極める洞察力。作戦案で指定した自身のとっておきの一撃を命中確定×1して命中させる。 婉曲射撃lv5 湾曲する軌跡を描く射撃を行う技法。直線とは異なる軌道は相手を翻弄し、目的の対象へと攻撃を着弾させる。自身の行う射撃攻撃に複雑な軌道をつけることが可能になる。命中確定×1、勝利要素×10 ピンポイントショット 損傷のある場所に銃弾を撃ち込み更に大きな損傷を与える技術。それだけでは役立たないものの発生している傷へと着弾する魔弾/魔矢。自陣が撃破確定を産み出しているのなら撃破確定×1敵陣が敗北確定を保有しているのなら勝利確定×1 回避 回避lv1 相手の攻撃を避ける基礎的な技術。如何なる攻撃だろうと当たらなければ意味をなさない。レベル1では必要最低限、というレベル。勝利要素×1 回避lv2 相手の攻撃を避ける基礎的な技術。如何なる攻撃だろうと当たらなければ意味をなさない。レベル2ではまだ心許ない。勝利要素×3 回避lv3 詳細不明勝利要素×5 回避lv4 詳細不明勝利要素×7 回避lv5 相手の攻撃を避ける基礎的な技術。如何なる攻撃だろうと当たらなければ意味をなさない。レベル5まで至ればそれは十分あなたの武器となるだろう。勝利要素×10 回避(真) 相手の攻撃を避ける基礎的な技術、それを純粋に高めたもの。達人同士の戦闘であっても通用する高い基礎力。回避確定×1、勝利要素×10 回避(極) 相手の攻撃を避ける基礎的な技術、その極点。相手の攻撃を完全に回避する極めて高い基礎力。回避確定×3、このスキルによる回避確定は勝利確定と相殺される。 貧乳回避 詳細不明 受け流し 近接戦闘で行われる回避術。相手の攻撃を往なし期を伺う戦士の技。近接戦闘時、回避確定×1自身の武術が真以上なら代わりに回避確定×3 戦闘技法 基礎を固めし戦闘巧者 相手より早く動き、相手に確実に攻撃を当て、相手の攻撃に当たらない。純粋に高水準な戦闘技術の集大成。単純に高い戦闘力に対処するのは至難の業だ。勝利確定×1命中(真) 回避(真) 高速詠唱(真)⇒接着⇒基礎を固めし戦闘巧者 王道に勝る奇道なし 純粋に戦闘における基礎技術を磨き続けたことを示すスキル。ただただ単純にどんな場合でも強い、それは敵対者にとって何よりも絶望的だ。勝利確定×3、このスキルは無効化されない。└命中(極) 回避(極) 高速詠唱(極) アクロバット 常人には行いがたい身軽な身体運動や熟練の身体運動を示すスキル。軽業や曲芸とも言うバランス、機敏さ、コーディネートの高度な技を要する全身運動。ランダムに先制確定、回避確定、命中確定の中から2つを得る。 アクロバット(真) 常人には行いがたい身軽な身体運動や熟練の身体運動を示すスキル、その発展形。軽業や曲芸とも言うバランス、機敏さ、コーディネートの高度な技を要する全身運動。発展形になったことにより状況に応じて適切な行動を取ることができるようになった。先制確定、回避確定、命中確定の中から好きなもの2つを得る。 舞踏戦闘術 舞踏を用いた戦闘術。踊りながら行われる特殊な戦い方。それを捉えるのは並大抵のことではない。回避確定×1 箒式戦闘術 自身が乗っている箒を武器として転用する技術。自身の騎乗を同レベルの武術として使用できる。自身が勝利確定を生み出す場合、1ランク上の物として扱う。(レベル5の場合は真として扱う。) フライトマニューバ 航空戦闘術のスキル。三次元戦闘ということだけでなく、速度の維持や方向転換攻撃の設置など空中戦闘は地上で行うものとは大きな違いがある。航空戦闘中、先制確定、回避確定、命中確定の中から1つを得る。飛行系に対する無効化耐性を1つ得る。 フライトマニューバ(真) 航空戦闘術のスキル、その発展形。自由自在に大空を翔る一流の航空魔導師である証。航空戦闘中、勝利確定×1飛行系に対する無効化耐性を1つ得る。 弾幕展開lv2 自身の魔導を拡散させ、弾幕として発射する技法。広範囲を襲うマップ攻撃。勝利要素×3×(相手人数-2、最大10) 弾幕展開lv3 自身の魔導を拡散させ、弾幕として発射する技法。広範囲を襲うマップ攻撃。勝利要素×5×相手人数(最大10) 流星弾幕 流星雨の如く、視界を埋め尽くすほどの弾幕を展開する技法。広範囲を襲うマップ攻撃はもはや絶望でしかない。勝利確定×(相手人数-2、最低1最大5)敵陣の回避確定を1人につき1つずつ相殺する。 執念のラストアタック 敗北するその間際に放つ、決死の一撃。敗者になれど、ただでは勝たせない執念と技量。敗北時、状況に応じたダメージを発生させる。また戦闘による相手の疲労や損耗を増大させる。 必滅のクロスカウンター 詳細不明 心眼 経験や戦闘勘によって養われた高度な戦術論理のスキル。突発的な被害を減らし、着実な結果を齎す。自身への敗北確定を1つ相殺し、戦闘技術系に対する無効化耐性を1つ得る。 心眼(真) 経験や戦闘勘によって養われた高度な戦術論理のスキル、その発展形。高い安定性を有する熟練の戦士。作戦+1、自身への敗北確定を3つ相殺する。戦闘技術系に対する無効化耐性を1つ得る。 燕返し 振るった刀の切っ先を、急に反転させて相手を斬る刀法。空飛ぶ燕さえも避けれぬ必殺技法。命中確定×1、自身の剣術がレベル4以上なら代わりに命中確定×3自身の剣術が真以上ならば代わりに勝利確定×1 三段突き 素早く相手の急所を穿つ三連撃。踏み込みの足音が一度しか鳴らないのに、その間に三発の突きを繰り出す妙技。撃破確定×1、自身の武術がレベル4以上なら代わりに撃破確定×3 仁王立ち 相手の攻撃を避けずにただ己の肉体だけで迎え撃つ漢らしい戦闘術。相手の攻撃を耐え忍び、反撃の糸口を掴むのだ。耐久確定×1 仁王立ち(真) 相手の攻撃を避けずにただ己の肉体だけで迎え撃つ漢らしい戦闘術、その発展形。生半可な攻撃ではびくともしない耐久力。耐久確定×2、敵陣が近接攻撃によって勝利確定を産み出す場合勝利確定×1 仁王立ち(極) 相手の攻撃を避けずにただ己の肉体だけで迎え撃つ漢らしい戦闘術、その究極系。硬く雄々しく逞しいその姿は一種の芸術である。勝利確定×1、耐久確定×3 後の先(真) 敵手より初動が遅くとも敵手より早く攻撃を届かせる技術、その発展形。相手の動きを見て適切な対処を行う熟練技巧。敵陣が自陣よりも多くの先制確定を有している時、先制確定×5相手が先制確定を得る効果で得た勝利確定を2つ相殺する。 超至近強襲 超至近距離での戦闘術。息も吐かせぬ怒涛のラッシュ。魔導の展開よりも早く相手に迫り為す術なく相手を打倒する。勝利確定×(魔力+装備)/3(最大5、端数切り上げ)、先制確定×1 浸透発勁 相手の体内に直接ダメージを叩き込む格闘術。相手の耐久確定を1つ相殺する。自身の体術がレベル4以上なら代わりに3つ相殺する。自身の体術が真以上ならばさらに敗北確定×1を付与する。 急所狙いlv2 相手の急所を狙って鋭い攻撃を仕掛けるスキル。柔らかいところを穿つ致命の一撃。自身の命中確定を任意の数(最大2つ)まで減らし減らした数だけ撃破確定を得る。 急所狙いlv5 相手の急所を狙って鋭い攻撃を仕掛けるスキル。柔らかいところを穿つ致命の一撃。自身の命中確定を任意の数(最大5)まで減らし減らした数だけ撃破確定を得る。 限界突破 リミッターを外すことで本来の力よりも大きな力を扱えるようになるスキル。脳の制御を解き放ち、自らを顧みない強引な行動を可能にする自身に敗北確定×1を付与することで任意の通常確定を3つまで自由に得る。 限界突破(真) リミッターを外すことで本来の力よりも大きな力を扱えるようになるスキル、その発展形。単純に脳の制御を外すだけではなく、魔力的な制限すら解除する。自身に敗北確定×1を付与することで任意の通常確定を3つまで自由に得て魔力+1する。 限界突破(極) リミッターを外すことで本来の力よりも大きな力を扱えるようになるスキル、その究極系。自らの脳や魔力、魂の枷を外して行われる超駆動。自身に敗北確定×1~3を付与することで任意の通常確定を3~9つまで自由に得る。この効果を使用している時、自身の魔力+1、覚醒判定が発生することがある。 フルパワーインパクト 渾身の力を込めて放たれる強烈な一撃、その発展形。魔力を圧縮して放つチャージショット。魔法未満の単純な力押しだが、相手を倒せるのなら十分である。撃破確定×1、勝利要素×3魔力、遅緩確定×1自身の魔力が5以上ならさらに撃破確定×2 縮地 膝をぬく事で「重力」を利用した移動を行う歩法。地面自体を縮めたかのようにすら思える高速機動先制確定×1 縮地(真) 膝をぬく事で「重力」を利用した移動を行う歩法。地面自体を縮めたかのようにすら思える高速機動、その発展形。一瞬のうちに接近し勝負を決める達人の妙技。先制確定×2、自身が近接攻撃によって勝利確定を産み出す場合勝利確定×1 フェイント 相手を惑わせるために行う動作。攻撃が来ると思わせて相手の行動を誘発し、その隙を突く敵陣が回避確定を保有しているとき、命中確定×1 距離詰め 相手の攻撃を躱しながらその隙を付く技術。遠距離ならば近距離に、近距離ならばそのまま攻撃を加える。自身の回避確定が残っている場合、命中確定×1 刹那の窃盗 戦闘中という咄嗟の状況においてでさえ行うことができるスリの技術。相手と交差する一瞬の間に相手の懐から物を抜き取る神業のスリ。 判定を行い、成功すると相手のアイテム1つを奪い取ることができる。 盗んだアイテムを活用するには別途装備枠を必要とする。 無刀取り 盗む、という行為を以て切り結ぶ窃盗と武術の複合スキル。相手の武器を奪い取る強力な武術。判定を行い成功すると、相手の武器を奪い取ることができる。それがアイテムならばそれを無効化して自身が装備することも可能。盗んだアイテムを活用するには別途装備枠を必要とする。)またこれによって武術系効果の無効化が発生する。 ガ突 ガトリングを水平にして行う突き攻撃。全身をバネとして利用し、至近距離へガトリングによる突きを行い相手の肉体にめり込んだ状態で行われる一斉至近射撃。自身のガトリング術による効果をもう一度得ることができる。 ガトリング=カタ ガトリングを利用した奇妙極まる近接戦闘術。ガトリングで相手を殴打し、距離を取ってガトリングを打ち込むのだ。自身のガトリング術を近接技能としても使用できる。自身のガトリング術が真以上ならさらに命中確定×1を得る。 首狩り戦術 詳細不明 ターバンのガキ 詳細不明 七転び八殴られ 詳細不明 飛んで火に入る自己犠牲 望んで火刑に処されるが如き自己犠牲。それを尊いと見るか狂人の立ち振る舞いと見るかは人それぞれだがしかし無茶な行いであるがゆえに救えるものもまた存在するのだ。何等かの重大なマイナス効果を誰かの代わりに引き受けるかまたは自身に多大なマイナスを齎すことで相殺することができる。 イタクァ強化 詳細不明 無我の境地 意識と肉体を切り離し無意識に任せる戦闘術。思考よりも速く鋭く行われる極まった武術の粋。勝利確定×3、自身の武術系スキルが無効化されなくなる。 肉を斬らせて骨をチェーンソー 相手の攻撃をわざと受け入れ、そこに対して殺意を込めたチェーンソーをぶち込む技。必要なのは技術ではなく殺意と根性、あと生存確定である。相手の自身に対する攻撃を受け入れ、死亡確定×1を得ることで相手に死亡確定×1を付与する 力こそがパワー! ゴリ押しにゴリ押しを重ねた力による勝利への活路。圧倒的なパワーが全てを打ち砕く自身の撃破確定3つを勝利確定と相殺できるようになる。 武芸百般 様々な武芸に通じたことを示すスキル。あるいは自身の武術を応用させる高度な複合術。自身の武術を1レベルまたは1段階低下させ別の武術として適用できる。(効果そのものは1回しか機能しない。) 長銃棒術 長銃を利用した棒術。銃身が曲がらないように気を付けながら行う近接戦闘術。自身の銃術を近接技能としても使用できる。自身の銃術が真以上ならさらに命中確定×1を得る。 変幻自在 自らの戦法さえも容易く変える器用さあるいは不安定さによるスキル。膨れ上がった思考回路は精神あるいは魂にさえ作用する。自身は限定枠の上限を無視してスキルを修得できる。ただし戦闘案ごとにどのスキルを使用するかを決定すること。また一部のスキルはこの時使用しないことを選ぶことができない。 応急手当 応急手当 怪我をましな状態にしたり死にかけの奴を延命するスキル。使えるやつが一人はいると便利かもしれない。自陣が受ける敗北要素/確定のうち1つの効果を半減する。 戦闘技術系スキル(魔導系) 魔導習熟 魔導習熟lv1 魔導の基礎となる魔力運用のスキル。とはいえ習熟難易度が高めで昨今においては魔法の術式の簡便化によりこれがなくとも魔法を簡単に行使できるようになっており、修得しない者もいる。勝利要素×魔力 魔導習熟lv2 魔導の基礎となる魔力運用のスキル。とはいえ習熟難易度が高めで昨今においては魔法の術式の簡便化によりこれがなくとも魔法を簡単に行使できるようになっており、修得しない者もいる。勝利要素×魔力、魔術の修得が可能になる。 魔導習熟lv3 魔導の基礎となる魔力運用のスキル。レベル3以上であれば突発的な事態でも問題なく魔導の術式を展開できる。魔導師を名乗るのならばこの程度はなければならない、と言う魔導師も多い。勝利要素×魔力、魔術の修得が可能になる。自身の魔導がスキルによって無効化されなくなる。このスキルは無効化されない。 魔導習熟lv4 詳細不明 魔導習熟lv5 魔導の基礎となる魔力運用のスキル。それを純粋に高めることで熟練の域に達したもの。この段階にまで到達すれば誰憚ることのない一流の魔導師である。勝利確定×1、魔術の修得が可能になる。自身の魔導がスキルによって無効化されなくなる。自身の魔力+1、このスキルは無効化されない。 魔導体得 魔導の基礎となる魔力運用のスキルを極めたもの一流を越え、歴史に名を残す面々と争うようになった魔導師。勝利確定×魔力/2、魔術の修得が可能になる。自身の魔導がスキルによって無効化されなくなる。自身の魔力+1、このスキルは無効化されない 高速詠唱 高速詠唱lv1 魔法や魔術を素早く展開する基礎的な技術。詠唱、とは言うもの実際に呪文を唱える必要はなく魔法や魔術の術式を如何に素早く適切に行えるかを示す。レベル1では必要最低限、というレベル。勝利要素×1 高速詠唱lv2 魔法や魔術を素早く展開する基礎的な技術。詠唱、とは言うもの実際に呪文を唱える必要はなく魔法や魔術の術式を如何に素早く適切に行えるかを示す。レベル2ではまだ心許ない。勝利要素×3 高速詠唱lv3 魔法や魔術を素早く展開する基礎的な技術。詠唱、とは言うもの実際に呪文を唱える必要はなく魔法や魔術の術式を如何に素早く適切に行えるかを示す。レベル3であれば十分実戦で通用する……はずだった。勝利要素×5 高速詠唱lv4 魔法や魔術を素早く展開する基礎的な技術。詠唱、とは言うもの実際に呪文を唱える必要はなく魔法や魔術の術式を如何に素早く適切に行えるかを示す。レベル4ともなれば十分魔導の高速展開が得意だと言って良い。勝利要素×7 高速詠唱lv5 詳細不明 高速詠唱(真) 魔法や魔術を素早く展開する基礎的な技術、それを純粋に高めたもの。 達人同師の戦闘であっても通用する高い基礎力。 先制確定×1、勝利要素×10 高速詠唱(極) 魔法や魔術を素早く展開する基礎的な技術、その極点。相手よりも確実早く起動させる極めて高い基礎力。先制確定×3このスキルによる先制確定は勝利確定と相殺できる。 魔導技法 無詠唱 己が内部のみに術式を展開し、気付かれることなく魔導を行使するスキル。妨害されにくく、高い隠密性を保有する魔導の行使術。自身の魔導に関する行動が成功しやすくなる。魔導に対する無効化耐性 多重詠唱 複数の複雑な術式を展開する魔導行使のスキル。これにより遅い術式の展開を行いながら別の魔導を展開するといった複雑な挙動を行うことができる。自身の作戦が6以上の時、魔力+1 完全詠唱 如何なることがあろうと妨げられぬ完璧な詠唱術。朗々と紡がれる至極の術式。このスキルは無効化されない。魔導の詠唱に際して発生するマイナス効果を無効化し、魔導の発動が阻害されなくなる。 コンセントレイト 魔力を一点に収束し、威力を底上げする魔導技法。ある一つの魔導を極めんとする試みの一つ。高い集中力こそが魔導の力を引き上げる。遅緩確定×1、作戦時に自身の魔導1つを選ぶ。その魔導の効果を2倍にする。ただし攻撃ではない魔導には使用できない。 コンセントレイト(サイレントエラッタ) 魔力を一点に収束し、威力を底上げする魔導技法。ある一つの魔導を極めんとする試みの一つ。高い集中力こそが魔導の力を引き上げる。遅緩確定×3、作戦時に自身の魔導1つを選ぶ。その魔導に撃破確定×魔力を付与する。もしその魔導が大魔術式なら代わりに勝利確定×魔力を付与する。ただし攻撃ではない魔導には使用できない。 過剰収束(真) 魔導に本来込めれる以上の魔力を詰めることで高い破壊力を実現する技法。自身の魔導の火力を突き詰める高等技術、その発展形。収束された高濃度の魔力は自身の魔導を必殺技へと変える。撃破確定×1または魔力枠を1つ使用し、撃破確定×魔力 魂源抽出lv1 詳細不明 魂源抽出lv3 自らの魂から魔力を絞り出す技術。早い話が寿命の前借であり、極めて負担の大きい技法。敗北確定×1~3を得ることで自身の魔力を1~3上昇させる。このスキルを使用した場合、寿命が減少したり体力を大きく消費する。そのコストは使用者の魂に関する魔導力に依存する。 術式介入 他人が自身の修得している魔導を使用した時に使用する魔力運用の応用術。他者の魔導の制御権を奪い取り、己が支配下に置く。性質上、大きな才能の差や熟練度の差等が無ければ成立しない。相手が使用した魔導の効果が状況に応じて変更になる。この魔導は複数回使用することができる 圧縮言語lv4 言語を意味が繋がるように圧縮し、単一の魔導を連続展開する魔導技法。ある一つの魔導を極めんとする試みの一つ。重ね合わせることでより魔導はより大きな力を発動する。任意の魔導1つを4回まで追加で魔力枠に入れることができる。ただし一部魔導や大魔術式には適用できない。 魔力観測 相手の魔力の動きを観測することで相手がどのような魔導を使用しようとしているかを判別する高等魔導技能。相手の動きを事前に知ることは魔導師戦において高い効果を生み出す。作戦+1、相手の魔力枠の使用先がいくらか分かることがある。 魔導戦術『マジックサークル』(三首式) 複数人で行使する大規模魔導、その陣形。魔導を複数人で行使するのは簡単なことではなくそれが部隊規模となればほんの少しのズレでも大惨事に繋がりかねないが 三つの首を上手く利用することで疑似的にそれを行っている。複数の首で共同して行使する魔導の効果を行使した首の数倍にするただしこの魔導の行使に失敗した場合、敗北確定×首の数を得る。魔導戦術のスキルは味方内で1つしか効果を発揮しない 魔力暴走(不完全) 魔力をコントロールしきれずに暴発させてしまう技法というより失敗。基本的には術式が発動しなくなるはずなのだが大量の魔力を流すことで暴発として発動する。自身が使用した魔導の効果をX倍(最大絶対値2.5)にすることがある。この魔導はメアリーが表に出ていない時常時魔力枠を使用する。 魔力暴走 魔力をコントロールしきれずに暴発させてしまう失敗を技法へと昇華したもの。基本的には術式が発動しなくなるはずなのだが大量の魔力を流すことで暴発として発動する。自身が使用した魔導の効果をX倍(最大絶対値2.5)にすることがある。自身の魔力が6以上ならこの魔導技法は魔力枠を使用しない。 肉体系スキル 身体能力 恵体lv3 運動性能に優れた恵まれた身体。それだけでどうという訳ではないが、最終的な結果を分けるのは己が肉体である。勝利要素×5 恵体lv4 運動性能に優れた恵まれた身体。それだけでどうという訳ではないが、最終的な結果を分けるのは己が肉体である。勝利要素×7 恵体lv5 運動性能に優れた恵まれた身体。それだけでどうという訳ではないが、最終的な結果を分けるのは己が肉体である。勝利要素×10 黄金律(身体) 身体の黄金比率を表すスキル。常に健康であり、大きな力を発揮できる恵まれた身体。自身に対して肉体系に対する無効化耐性を3つ得る。勝利確定×1 怪力 人ならざる者の血か天賦の素質かこのキャラクターは他者を遥かに凌駕する力を持って生まれた。撃破確定×1 鋼の肉体 鋼のように硬い肉体には生半可な攻撃では傷をつけることは出来はしない。マッスルイズパワー。耐久確定×1 俊足 鍛え上げられた俊足。ただ走ることにおいてなら他の追随を許さない。先制確定×1 疾風迅雷 風や雷の如く駆け抜ける速さ。魔導さえも追いつけない敏捷な躰。勝利確定×1、先制確定×1 怪力乱神 神の如き腕力の冴え。魔導さえも紙切れのように破り捨てる強き躰。勝利確定×1、撃破確定×1 金剛力士 鍛えに鍛えた師玉の肉体。魔導さえも跳ね返す強靭な躰。勝利確定×1、耐久確定×1 財宝化の魔眼(真/制限) 睨んだ者を金銀財宝へと変える恐るべき石化の魔眼の亜種。視界に修めるだけで他者を変質させる生体に備わった魔導。抵抗しようがある程度動きを鈍らせることができる優秀な魔眼。見つめた対象に財宝化確定×0~3を付与する。財宝化に抵抗した対象に遅延確定×2と敗北要素を×25を付与し、その回避確定を1つ相殺する。このスキルは自身が竜形態でなければ使用できない。※肉体系スキル 肉体改造lv5 自身の身体に何らかの改造が施されている。けれどそれはその分だけ純正の人間からかけ離れるということであり肉体に負荷が掛かるということである。敗北確定×3、このスキルのレベルだけ改造系アイテムを内包する。寿命が低下する(大) 種族 単一種族 生物種として行ってはいけない特異点となり果てた者。突然変異ですらなく、同種として数えられないハズレ値。種族系参照効果を受けなくなり、肉体・限定系効果を取得しやすくなる。限定+1、勝利確定×(自身の限定-相手の限定 最低0)元同種からの好感度にマイナス補正。 半人半呪 人の身でありながら一種の呪物と化した存在。もはや災厄の一種と言っても過言ではなく、古の時代ならば間違いなく討伐対象である。限定+1、呪術一種を魔力枠を消費せずに使用できる自身が勝利確定を生み出すのなら自身以外のキャラクター全てに敗北確定×1を付与できる。 半竜半呪 竜の身でありながら一種の呪物と化した存在。もはや災厄の一種と言っても過言ではなく、古の時代ならば間違いなく討伐対象である。限定+1、呪術一種を魔力枠を消費せずに使用できる。自身が勝利確定を生み出すのなら自身以外のキャラクター全てに敗北確定×1を付与できる。自身に対する竜属性特攻の効果を半減する。 人狼 人に紛れ、襲撃を行う魔獣の血を引き継いだ人類種。人としての知性と魔獣としての力を行使できる恐るべき怪物。狼、とは言うものの実際にはその中身は千差万別。限定+1、勝利要素×10このスキルを使用した時、カテゴリが魔獣となる。 闇に吠える者 魔獣の血を引き継いだ人類種にして魔獣の力を使いこなす者。人間社会に溶け込み人間として行動しながら魔獣側の行為を行うのに躊躇が不要な怪物であり人類の天敵。限定+1、勝利確定×1、人類系スキルを1つ無効化する。このスキルを使用した時、カテゴリが魔獣となる 悪霊 死してなお未練のために現世を離れることができない哀れな存在。けれども彼らに情を抱いてはならない。それは黄泉へと続く奈落なのだから。通常とは異なる耐性と弱点を保有する。相手の精神系スキル1つを無効化する。 黄泉へ至らず祀ろわぬ者 死してなお未練のために現世を離れることができない哀れな存在。周囲へ祟りを齎す、神とさえ表せられる者。通常とは異なる耐性と弱点を保有する。相手の精神系スキルを1つずつ無効化する。敵対者全員に敗北確定×1を付与する。 魔獣lv3 魔力を持ちそれを本能で以て行使する野獣たち。世界に存在する魔導生物の大半を占める恐るべき存在。けれどこの世界に生きるのならば彼らとの付き合いを避けることなどできはしない。勝利要素×15、独自の耐性と弱点を保有する。また一部魔術を修得できる。 魔獣lv4 魔力を持ちそれを本能で以て行使する野獣たち。世界に存在する魔導生物の大半を占める恐るべき存在。けれどこの世界に生きるのならば彼らとの付き合いを避けることなどできはしない。勝利要素×21、独自の耐性と弱点を保有する。また一部魔術を修得できる。 怪獣 極大の暴虐を身に纏う破壊者たる魔獣の上位存在。全てを打ち滅ぼす暴威の象徴。生半可な存在では相対することさえ許されない大いなる力。勝利確定×1、このスキルは無効化されない。敵陣のキャラクターの無効化耐性を1つ相殺する。 屍鬼 無理やり生き返らせられ仮初の生を与えられた屍。知性はなくただ命令や本能、かつての思考の残滓によって動く怪物。仮初の生だからこそ逆に殺しきることが難しい。自身の作戦が1になる(下限無視)、耐久確定×0~4(元の肉体に依存する) 魔神lv1 異界より現れる高次魔導生物たる魔神。それぞれが特異な権能と恐ろしき力量を保有する怪物。力量が上がれば上がるほど、この世界への現界が難しくなる。とはいえこのレベルであればまだ抵抗が可能な範囲。勝利要素×10、限定+1 魔神lv5 異界より現れる高次魔導生物たる魔神。それぞれが特異な権能と恐ろしき力量を保有する怪物。力量が上がれば上がるほど、この世界への現界が難しくなる。決して呼び出してはいけない最上級の怪物。このレベルの存在を呼び出す者がいるとすれば、それは恐らく世界の破滅を願う者だろう。勝利確定×5、限定+1、魔力+1このスキルは無効化されず、レベルは低いものとして扱われない。このスキルは魔神調伏の魔術の効果を受けない。 ドラゴンルーラー 魔竜物差しと呼ばれる竜の属性を持つ魔獣。その力は真なる竜には及ばないものの凡百の魔獣とは一線を画す。勝利要素×10、自身が勝利確定を保有する時代わりに勝利確定×1自身に対する無効化耐性を1つ得る。 竜種 極大の神秘を身に纏う産まれながらの上位存在。空を飛び、焔を放つ暴威の象徴。生半可な存在では相対することさえ許されない大いなる力。勝利確定×1、このスキルは無効化されない。無効化耐性を1つ得る。 大いなる龍 極大の神秘を身に纏う純正のドラゴン、その頂き。固有の名を冠す最強の存在。英雄譚でしか見ないような暴威の究極。勝利確定×5、このスキルは無効化されない。無効化耐性を3つ得る。 環境適応(肉体系スキルとして適応) 環境適応(バッドイベント)lv1 一つの環境に適応した存在であることを示すスキル。それ以外の環境では力を発揮しきれないものの自身の得意領域でなら無類の強さを発揮する。該当場所によるマイナス効果を無効化することがある。該当の場所での勝利要素×3、それ以外の場所での敗北要素×1 環境適応(バッドイベント)lv4 一つの環境に適応した存在であることを示すスキル。それ以外の環境では力を発揮しきれないものの自身の得意領域でなら無類の強さを発揮する。該当場所によるマイナス効果を無効化または半減する。該当の場所での勝利要素×21、それ以外の場所での敗北要素×10 環境適応(バッドイベント)lv5 一つの環境に適応した存在であることを示すスキル。それ以外の環境では力を発揮しきれないものの自身の得意領域でなら無類の強さを発揮する。該当場所によるマイナス効果を無効化または半減する。該当の場所での勝利要素×30、それ以外の場所での敗北要素×10 環境適応(旧文明の森)lv3 一つの環境に適応した存在であることを示すスキル。それ以外の環境では力を発揮しきれないものの自身の得意領域でなら無類の強さを発揮する。該当場所によるマイナス効果を無効化する。該当の場所での勝利要素×15、それ以外の場所での敗北要素×5 環境適応(トロピカル)lv3 一つの環境に適応した存在であることを示すスキル。それ以外の環境では力を発揮しきれないものの自身の得意領域でなら無類の強さを発揮する。該当場所によるマイナス効果を無効化する。該当の場所での勝利要素×15、それ以外の場所での敗北要素×5 リング上の住人 リング上という環境に特化した適応能力。自身のフィールドにおいて勝てるものなどそうはいない。該当場所での勝利確定×3、作戦+1該当場所によるマイナス効果を無効化または半減する。該当場所以外で、自身が勝利確定を有する時、敗北確定×1 加護 精霊の加護(地)lv3 精霊と呼ばれる特殊な魔法生物から受けた加護。対応する属性への変換がやりやすくなり耐性を獲得するが加護に適応するほど肉体が精霊のそれへと近づいていく。レベル3とも成れば肉体の半分が精霊とも言うべき存在になっている。勝利要素×5、地属性の魔導やアイテムを使用した時、勝利要素×5通常とは異なる耐性と弱点を保有する、思考回路が精霊種のものに近づく。 魔神の加護(ラビアン) 異界より現れる高次魔導生物たる魔神。その狂気に満ちた名を告げられ、加護を受けし存在であるということ。その音階は呪いであり祝福である。勝利要素×10、自身が他に勝利確定を保有するなら代わりに勝利確定×1イベントでの成長率が鈍化(小)し、生存確定×1とラビアンと同等の精神・魂に対する防御力を得る。ラビアンへの愛を叫ぶことで短時間の通信を行うことも可能。(インターバルあり) 熱砂龍の加護 大いなる龍からの加護を受けた存在。龍とは人の身では抗うことすらできない災害であり世界の覇者となるだけの強大な力である。それに認められ力の一端を与えられるということはそれだけで偉業なのだ。勝利確定×1、ドラゴン属性を得る。熱や乾燥の環境によるデメリットを受けなくなり、それらの攻撃に耐性を得る。また熱砂系の成長率が上昇する(小)。 黄金龍の加護 大いなる龍からの加護を受けた存在。龍とは人の身では抗うことすらできない災害であり世界の覇者となるだけの強大な力である。それに認められ力の一端を与えられるということはそれだけで偉業なのだ。勝利確定×1、ドラゴン属性を得る。伝説のアイテムの入手率が上昇する。伝説のアイテムを7つ以上装備している時、装備+1新システムにおいてガチャチケットを得られる時、その倍率を1.5倍にする。 呪血の加護(ユカリ) 大いなる存在の血を受けたことにより呪われたことを示すスキル。単に血を受けるだけでなく存在から対象への強い思念を必要とする。敗北要素×10、自身が他に勝利確定を保有するなら代わりに敗北確定×1このキャラクターへのユカリ・タイドムーンからの精神への浸食を無効化する。このキャラクターへのユカリ・タイドムーンからの魂への自動的な浸食を無効化する。このキャラクターに対する干渉をユカリ・タイドムーンが肩代わりする可能性がある。非戦闘時、このキャラクターに発生する痛みをユカリ・タイドムーンが肩代わりする。このキャラクターへの呪厄竜の血厄液によるバッドイベント発生率上昇と不運を相殺し代わりにユカリ・タイドムーンのバッドイベント発生率を上昇させる。このスキルはユカリ・タイドムーンが健在な限り無効化されない。 頭脳系スキル 高速思考 高速思考lv1 素早く思考を巡らせるスキル。相手よりも速く物事を考えられるということは他者よりも深く物事を考えられるということでもある。勝利要素×3、自身が勝利確定を有するのなら先制確定×1 高速思考lv2 素早く思考を巡らせるスキル。相手よりも速く物事を考えられるということは他者よりも深く物事を考えられるということでもある。勝利要素×9、自身が勝利確定を有するのなら先制確定×2 高速思考lv3 素早く思考を巡らせるスキル。相手よりも速く物事を考えられるということは他者よりも深く物事を考えられるということでもある。作戦+1、勝利要素×15、自身が勝利確定を有するのなら先制確定×3 高速思考lv4 詳細不明 高速思考lv5 詳細不明 並列処理 複数の物事を頭の中で同時に処理するスキル。マルチタスクとも呼ばれる難易度の高いスキル作戦+1、作戦案の行数に+高速思考レベル/2(端数切り上げ)する。 臨機応変 器用に立ち回り最適解を探すスキル。高い応用力と手札の多さに裏打ちされた臨機応変さ。自身の魔力枠を高速思考のレベル個まで入れ替えることができる。 ファストシンキング 思考の瞬発力によって行われる戦闘における手札の切り合いを習熟していることを示すスキル。自身が他者の協力を必要としない自身への確定勝利、敵陣への無効化、敵陣への敗北確定のいずれかを(8-自身の高速思考のレベル)回生み出すたびに勝利確定×1を得る。 解へと至る道 自らの思考の淵へと深く沈み込む高速思考と分析の複合スキル。極限状況で行われる正解へたどり着くための高速分析。イベント中、一定の情報が集まった際、その答えへとたどり着く判定が発生する。 多層思考 詳細不明 パターン対応 いくつかのパターンを想定しておくことで素早く行動を行うスキル経験や想定による高い対応力。先制確定×1、高速思考のレベルが3以上ならさらに回避確定×1、命中確定×1 感情鎮静 詳細不明 輝け、渾身の迷推理 詳細不明 戦術指揮 戦術指揮lv2 味方を指揮して適切に行動させるスキル。作戦を考え、味方の能力を把握して行うことができる修得難易度の高いスキル。チーム内に指揮を行える者がいるかどうかは大きな違いを産む。自身以外の味方の作戦をレベル分増加させる。(最大自身の作戦) 戦術指揮lv3 味方を指揮して適切に行動させるスキル。作戦を考え、味方の能力を把握して行うことができる修得難易度の高いスキル。チーム内に指揮を行える者がいるかどうかは大きな違いを産む。自身以外の味方の作戦を3増加させる。(最大自身の作戦)戦術系効果に対する無効化耐性を1つ得る。 行動委任 詳細不明 兵は詭道なり 詳細不明 戦術看破 相手の戦術を見抜き、それを封殺する戦術を組み立てる戦術巧者。敵陣の技術・戦術系によるスキルを自身の戦術指揮のレベルの数だけ無効化する。ただし自身よりも作戦が高いキャラクターのスキルは無効化できない。 戦術予報 相手の行動を予測する調査分析と戦術指揮の複合スキル。的確な情報とそれによる予測は戦闘を優位に進める。敵陣のキャラクター1名の行動案を事前に知ることができる。ただし自身より作戦が低いキャラクターしか選ぶことができない。 包囲戦術 相手を囲んで追いつめる戦術。上手く機能させるためには事前の準備や味方同士がお互いに誤射をしないような配置が必要でそれをどうにかするのが指揮官の腕の見せ所。自陣が包囲している戦闘時、命中確定×味方人数(最大10)を得る。自身の戦術指揮がレベル4以上なら代わりに勝利確定×味方人数(最大10)を得る。ただし敵陣の人数が自陣以上ならこれで得られる勝利確定は半減(端数切り捨て)する。 火力支援 戦術・作戦行動を支援するために行われる火力投射。魔導師同士の戦闘においても火力の集中という概念は効果を発揮する味方陣営の撃破確定4つにつき勝利確定1つに変換できる。味方陣営がこのスキル以外で勝利確定を生み出すなら代わりに撃破確定3つで変換できる。 軍略 軍略lv3 味方の配置や作戦などを練り適切行動させて勝利へ導くスキル。その場その場における戦術ではなく軍全体の戦術や戦略に関するスキル。自身の戦略下にある味方陣営に勝利要素×その戦闘の味方人数×5を付与する。味方が勝利確定を有するのなら代わりに勝利確定×その戦闘の味方人数×0.5を付与する。味方に対する無効化耐性を1つ得る。追記:(軍略⇒自身の軍略下にあるキャラクターに頭脳系の無効化耐性を1つずつ与えるに変更)とのこと 特殊戦術 被害誘導lv2 配置や立ち回りによって相手の攻撃の的をずらすスキル。戦術的理解だけでなくそれを活かす能力も必要な高度なスキル。このレベルでは自身から被害を逸らす程度。自身を対象にした効果1つを別の対象に移し替える。失敗する場合もある。 被害誘導lv3 配置や立ち回りによって相手の攻撃の的をずらすスキル。戦術的理解だけでなくそれを活かす能力も必要な高度なスキル。レベル3以上なら対象を選ばずに誘導することができるようになる。誰かを対象にした効果1つを別の対象に移し替える。失敗する場合もある。 一撃離脱lv2 有効射程と索敵能力の許す限り遠くから攻撃を仕掛け、即座に撤退する戦術。攻撃の命中も去ることながらそれ以上に上手く撤退を行うことが必要な特殊戦術。勝利要素×自身の作戦×レベル 一撃離脱lv3 有効射程と索敵能力の許す限り遠くから攻撃を仕掛け、即座に撤退する戦術。攻撃の命中も去ることながらそれ以上に上手く撤退を行うことが必要な特殊戦術。勝利要素×自身の作戦×レベルこのスキルの使用に関わる作戦によるボーナスを2倍にする。 一撃離脱lv5 有効射程と索敵能力の許す限り遠くから攻撃を仕掛け、即座に撤退する戦術。攻撃の命中も去ることながらそれ以上に上手く撤退を行うことが必要な特殊戦術。勝利要素×自身の作戦×レベルこのスキルの使用に関わる作戦によるボーナスを2倍にする。回避確定×1 初撃決殺lv1 初手で攻撃を叩きつけ、戦闘を終わらせる戦術。自身が先制確定、命中確定、撃破確定のうち二つを得ている時、足りないものを1個まで追加する。 先手必勝 先手を取って強い攻撃を当ててしまえば勝利できるという火力主義の完成系。自身が先制確定、命中確定、撃破確定のうち二つを得ている時足りないものを足りるようになるまで追加する。 根性カウンターlv5 相手の攻撃に耐えることで機をを伺い確実に相手に攻撃を命中させるタフネスを利用した攻撃戦術。自身の耐久確定を任意の数(最大レベル分)まで減らし減らした数だけ命中確定を得る。 拠点構築、陣地作成 拠点防衛 陣地の防御に専念し、拠点を護るための防衛術。きちんと防御された拠点を突破するのは並大抵のことではない。陣地の防衛を行っている場合、耐久確定×2 野戦築城lv3 屋外等において素早く拠点を作成するスキル。ちょっとした塹壕程度であろうとあるとないとでは大違いだ。勝利要素×レベル×作戦作成した拠点において自身の作戦+1 調査分析 調査分析lv1 相手に関することや隠蔽された痕跡や目撃情報などを解明するスキル。通常の人間が気付かないような手がかりから真実を導き出す。基本成功率20%で分析することができる。 調査分析lv2 相手に関することや隠蔽された痕跡や目撃情報などを解明するスキル。通常の人間が気付かないような手がかりから真実を導き出す。基本成功率40%で分析することができる。 調査分析lv3 詳細不明 調査分析lv4 詳細不明 調査分析lv5 詳細不明 プロファイリング 詳細不明 偽証看破 詳細不明 盲打ちlv1 盲打ちlv2 誰にも予測できない敵も味方も混乱させる常軌を逸した戦術。それは自身さえ例外ではない頭のおかしい打ち手。けれどそれゆえに他者の思考にノイズを放り込む。敵味方問わず頭脳系のスキルのレベルをこのスキルのレベル分だけ低下させる。自身の行動を予測するような作戦案の成功率を著しく低下させることがある。 盲打ちlv3 誰にも予測できない敵も味方も混乱させる常軌を逸した戦術。それは自身さえ例外ではない頭のおかしい打ち手。けれどそれゆえに他者の思考にノイズを放り込む。敵味方問わず頭脳系のスキルのレベルをこのスキルのレベル分だけ低下させる。自身の行動を予測するような作戦案の成功率を著しく低下させることがある。自身は盲打ちやそれに類する効果を受けなくなる 魔獣理解 魔獣理解lv1 ダンジョンから現れる魔導生物、魔獣と呼ばれる彼らの生態を理解していることを示すスキル。人類の天敵であり、同時に良き隣人でもある彼らを知ることは彼らに対抗すべき魔導師には重要な事柄である。魔獣との遭遇時、基礎成功率レベル×20%で魔獣の存在について知ることができる。 魔獣理解lv2 詳細不明 魔獣理解lv3 ダンジョンから現れる魔導生物、魔獣と呼ばれる彼らの生態を理解していることを示すスキル。人類の天敵であり、同時に良き隣人でもある彼らを知ることは彼らに対抗すべき魔導師には重要な事柄である。魔獣との遭遇時、基礎成功率レベル×60%で魔獣の存在について知ることができる。 魔獣理解lv4 詳細不明 魔獣理解lv5 詳細不明 種族判別 相手の特徴からその存在がどういう種族、性質を持つかを当てるためのスキル。魔獣だけでなく多くの分類の魔導生物を頭の中に入れ分類訳を行うようになった者。その成功率は魔獣理解のレベルに依存する。 読書 読書lv1 書を読むためのスキル。書を速く読み込むこと、書を深く読み込むことそれらは簡単なようで重要なスキルなのだ。1行動で読める本の数に+1本を読む行動を行うたび1の経験値を得る。 読書lv2 書を読むためのスキル。書を速く読み込むこと、書を深く読み込むことそれらは簡単なようで重要なスキルなのだ。1行動で読める本の数に+2本を読む行動を行うたび2の経験値を得る。 学問 経済学 詳細不明 初級魔導薬学 詳細不明 薬草鑑定 詳細不明 植物学lv1 植物に関する学問。その知識を修め、その分野に精通していることを示すスキル。レベル1では少し齧った、程度。 対人系スキル 社交 社交lv2 他者と交友関係を築くスキル。単なるコミュニケーション能力だけではなくマナーや状況に合わせた立ち振る舞いなども含む高度なスキル。レベル2であれば社交界で恥をかくことはないだろう。 社交lv3 他者と交友関係を築くスキル。単なるコミュニケーション能力だけではなくマナーや状況に合わせた立ち振る舞いなども含む高度なスキルレベル3となれば社交の場において能動的な行動を行える有力者の域。 人間観察 ちょっとしたコミュニケーションや対象の仕草から相手の性格等を見抜く対人能力。社交や交渉等の対人スキルとコミュニケーションの深さに依存して発揮される分析と社交の複合スキル。観察量に応じて相手の行動を予測できるようになる。 黒子式社交術 詳細不明 井戸端会議の聞き上手 詳細不明 好意の反対は嫌悪である 詳細不明 誘惑 誘惑lv1 他者を惑わし、魅了し、己の意のままに操ろうというスキル。魅力的な人物の願いには人は容易く転んでしまう。性質上容姿がよいほど伸ばしやすいが、醜くても愛嬌がある人物なども得意であることがある。レベル1では二人組を作るのに失敗しない程度。 誘惑lv2 他者を惑わし、魅了し、己の意のままに操ろうというスキル。魅力的な人物の願いには人は容易く転んでしまう。性質上容姿がよいほど伸ばしやすいが、醜くても愛嬌がある人物なども得意であることがある。レベル2であれば玉の輿にのったりヒモになったりする程度は問題なく行える。 買収 お金で相手を誘惑するスキル。当然お金持ちには効きづらく、自らに財力が無いと無意味。金で買えない物はあるが、それでも買える物は沢山あるのだ。自身と相手の財力差に応じて誘惑の効果を上昇させる。 挑発 挑発lv1 詳細不明 挑発lv2 他者を挑発し、冷静でなくさせるスキル。人という生き物は平静でなければその力を100%を発揮しきれない。だが戦いの場で相手を怒りに染めるのは技術が必要だ。挑発したキャラクター1名の作戦を0~2低下させる。 挑発lv3 他者を挑発し、冷静でなくさせるスキル。人という生き物は平静でなければその力を100%を発揮しきれない。だが戦いの場で相手を怒りに染めるのは技術が必要だ。挑発したキャラクター1名の作戦を0~3⇒4分低下させる。複数名にこの効果を適用させることができる。 愚者の嘲笑 危険性も相手の力量も分からずにあるいは意図的に無視をして行われる命知らずな挑発行為。危険を顧みないからこそ相手の地雷を踏みつけることができる。敗北確定×1、自身の挑発の効果を+1する。 精神切開 他人の精神の傷を切り開き精神にダメージを与える技術。人の心を抉り、奈落へと突き落とす話術と挑発の複合スキル。一種の精神的医療ではあるものの大半はトラウマをより深くする攻撃でしかない。 条件を満たしたとき、他人の精神を切り開くことができる 致命的な一言 詳細不明 話術 話術lv1 どれだけ言葉を巧み操り会話を行えるかを示すスキル。このスキルがなければ会話ができないわけでも心に響くことが言えないわけでもないが話を相手に届かせる技術というものは確かに存在する。レベル1ではクラスの人気者になれるかもしれない程度。 話術lv2 どれだけ言葉を巧み操り会話を行えるかを示すスキル。このスキルがなければ会話ができないわけでも心に響くことが言えないわけでもないが話を相手に届かせる技術というものは確かに存在する。レベル2ならば十分言葉を操るのに長けていると言える。 話術lv3 どれだけ言葉を巧み操り会話を行えるかを示すスキル。このスキルがなければ会話ができないわけでも心に響くことが言えないわけでもないが話を相手に届かせる技術というものは確かに存在する。レベル3であれば言葉を扱う仕事についても苦労はしない。 染み入る共感の激痛よ 他者の精神的な痛みや欠点に対する共感術。他者の心の宿痾を看破し、深く理解することができるが反面その傷を自分のものであるかのように受け取ってしまう。 思考誘導 他者の思考を知らず知らずのうちに誘導する技能。そうと悟られることがなく相手の思考を望む方向へと誘導するためのスキル。施した対象の行動傾向を誘導することができる。どの程度誘導できるかは話術のレベルに依存する。 絢爛たる上の空 詳細不明 望まぬ答え 話し合いを誘導し誰もが望まないような着地へと運んでしまうスキル。話をややこしくし、時に平行線に、時に妥協させあいながら求めるべきものを少しずつずらし、間違った着地点へと導く。このスキルを使用することで誰も望まないような答えへと話し合いを導くことができる。 チョイスブロッキング 他者の選択肢を制限する話術スキル。他者の思考を自らの話術で誘導することで自分にとって不都合な行動を行わせない。会話をしたキャラクターの選択肢を制限することができる。 詐術 詐術lv1 他者を欺くためのスキル。言動や容姿、思い込みの利用など用いる手段は様々だがこのスキルが高いということは誠実さからは程遠いことは間違いがない。レベル1ではちょっと対人ゲームが強い、程度。 詐術lv2 他者を欺くためのスキル。言動や容姿、思い込みの利用など用いる手段は様々だがこのスキルが高いということは誠実さからは程遠いことは間違いがない。レベル2であれば他人から嘘吐きと言われても仕方がない。 偽りの仮面 外面に貼り付けた仮面。本来の性格とはかけ離れた外面を作り上げていることを示すスキル。精神系干渉に対して耐性を得る。自身の内面を他者に認識されづらくなる。 情報工作 詳細不明 脳ある鷹は猫を被る 自身の力を隠し弱くみせる嘘吐きのスキル。自身の詐術を見抜けないキャラクターは自身の実力を誤認し続けることになる。意図的に自身の力を下げたり、スキルのレベルを引き下げることができる。 燻製ニシンの虚偽 詳細不明 情報工作 詳細不明 伽藍洞の虚言 自身の言葉を軽薄な嘘で塗り固めるスキル。良い悪いに関わらず、その言葉には何一つ正しいものが乗っていない。自身に対する分析系の効果を大きく低下させる。 威圧 威圧lv1 他者に圧力を掛け、委縮させるスキル。殺意や敵意といった負の感情を叩きつけ動きを止める技。性質上格下に強く同格以上には効きが悪い。敵全員に敗北要素×3または敗北確定×0.1を付与する。(付与する相手の力量や自身の力量による。) 威圧lv2 他者に圧力を掛け、委縮させるスキル。殺意や敵意といった負の感情を叩きつけ動きを止める技。性質上格下に強く同格以上には効きが悪い。敵全員に敗北要素×9または敗北確定×0.3を付与する。(付与する相手の力量や自身の力量による。) 威圧lv3 他者に圧力を掛け、委縮させるスキル。殺意や敵意といった負の感情を叩きつけ動きを止める技。性質上格下に強く同格以上には効きが悪い。敵全員に敗北要素×15または敗北確定×0.5を付与する。(付与する相手の力量や自身の力量による。)さらに気絶判定を発生させる。 威圧lv5 他者に圧力を掛け、委縮させるスキル。殺意や敵意といった負の感情を叩きつけ動きを止める技。性質上格下に強く同格以上には効きが悪い。敵全員に敗北要素×30または敗北確定×1を付与する。付与する相手の力量や自身の力量による。)さらに気絶判定を発生させる。さらに遅緩確定×3を付与する。 空気揺るがす怒号 大声で怒鳴り散らすことで威圧するスキル。声の大きさは生物にとって恐ろしいものだ。自身の威圧によるものと同量の勝利要素または勝利確定を得る。 狂気感染 狂気を付与し同類を増やす特殊な威圧。別名強制SANチェック。自身の威圧に発狂効果が付与される。 恐るべき巨体 身体の大きさによって敵の戦意を失わせるスキル。大きさだけでなく、それを上手く活用する使い方も含まれる。自身の威圧を受けているキャラクターに対する無効化耐性を1つ得る。自身の威圧を受けているキャラクターが自身を攻撃する場合、耐久確定×1 悪魔の眼光 悪魔の如き鋭い眼光。その眼(まなこ)に睨まれるだけで人は十全なパフォーマンスを行えなくなってしまう。敵陣の自身の威圧を受けているキャラクターの作戦-1 上級国民 高級品や伝統のアイテムでマウントを取り威圧するスキル。いないところではどれだけ陰口を叩こうがいざ目の前にすると人は委縮してしまうものなのだ。敵陣の自身の威圧を受けているキャラクターの装備-1 いつでもヘラヘラ不気味な笑顔 弱さを受け入れる歪んだ笑顔で相手の精神を揺さぶるスキル。自らの醜さや不甲斐なさを笑って受け入れられる鬱屈した精神への恐怖。耐久確定×威圧レベル、周囲のキャラクターからの好感度が下がりやすくなる。相手が自身に対して強力な攻撃を行うたび、敗北要素または敗北確定×0.1×威圧レベルを付与する。(どちらになるかは対象に依存する。) 肥大化する恐怖 詳細不明 負のオーラ マイナス属性や不吉そうなオーラを身に纏うスキル。思わず距離を取りたくなるどこまでもマイナスな雰囲気。自身に対する好感度が上がりにくくなる。相手の精神系スキルを一人に付き一つずつ無効化する。 凶星のオーラ マイナス属性や不吉そうなオーラを身に纏うスキルが類まれなる不運と星の力によって変質したもの。思わず逃げ出したくなるどこまでもマイナスで危機感を煽る雰囲気と赤い星々。不運とテンション、運命力をトリガーに発動するマップ兵器。一定以上のバッドイベントまたは不運時、自らの頭上に死兆星を出現させテンションに応じて威圧の効果が上昇し、周囲のキャラクターの恐怖心を増大させる。相手の幸運を一人に付き一回ずつ無効化し、バッドイベント判定を行う。 教導 教導lv3 教え導く事を体系化し、十全に行えることを示すスキル。他者に物事を教えるということ、それは容易なことではない自身が他者に物事を教える際、その基本割引上昇量を15%にする。行動枠を消費することで状況に合わせたスキルや魔導を修得させることができる。 教導lv4 教え導く事を体系化し、十全に行えることを示すスキル。他者に物事を教えるということ、それは容易なことではない自身が他者に物事を教える際、その基本割引上昇量を20%にする。また行動枠を消費することで状況に合わせたスキルや魔導を修得させることができる。 実践教導 戦いや何等かの実践行為の中で行う教導術。一種のスパルタ教育であり、体験を通じて対象の成長を促すスキル。対象教導を行う場面でなくとも教導スキルを使用することができる。 個別指導 少人数のキャラクターに対して行う集中的な教導術。教える対象が少ないがゆえにその個人個人に合わせた教導を行うことができる。少人数に対する教導時、教導の効果を2倍にする。 煽り教導 煽ることによって行う特殊な教導術。挑発と教導の複合スキル。他者の心へずかずかと踏み入り触れられたくない部分を刺激することで相手の力を引き出し、向上させるろくでなしの教導術。挑発を行いながら相手に特殊な教導を行うことができる。 これで安心テスト対策 何等かのテストを行う対象に使用する教導術。テストの傾向を調べ上げ、相手がそれに合格できるように足りない部分を詰め込み埋め合わせる塾講師などが行うスキル。テストに関する教導時、基礎点を自身の教導レベル×5点上昇する。 修行心得 詳細不明 勤勉なる学習者 詳細不明 隠蔽 隠蔽lv1 起きた出来事やその場の状態、あるいは情報などを隠すスキル。真実を歴史の闇に葬るスキルと言っても過言ではないがあったことをなかったことにするのはとても難しくもある。基本成功率20%で隠蔽をすることができる。 非戦闘系 感知 感知lvN 周囲の違和感や気配、罠などを感知することができるスキル。平時ではなく危機的状況でこそ真価を発揮するスキル。基本成功率レベル×20%で感知を行うことができる。 直感 感覚的に自身の身の危険を察知することができる感知スキル。単に攻撃を回避するだけでなく、自分にとってまずい選択肢を嗅ぎ取ることもできる。回避確定×感知レベル(最大5)、感知が真以上なら感知確定×1選択肢において自身にとって危険なものや選ばない方がよいものが分かるようになる。 逃走 逃走術lv1 誰かから上手く逃げるためのスキル。移動力だけでなくルート選択や追跡者との心理戦など多くの要素を含むスキル。遭遇時だけでなく戦闘での敗北時にも使用できる。逃走の基本成功率は20%となる。 逃走術lv4 誰かから上手く逃げるためのスキル。移動力だけでなくルート選択や追跡者との心理戦など多くの要素を含むスキル。 遭遇時だけでなく戦闘での敗北時にも使用できる。逃走の基本成功率は80%となる。 逃走術lv5 誰かから上手く逃げるためのスキル。移動力だけでなくルート選択や追跡者との心理戦など多くの要素を含むスキル。遭遇時だけでなく戦闘での敗北時にも使用できる。逃走の基本成功率は100%となる。 逃走術(真) 誰かから上手く逃げるためのスキル、その発展形。移動力だけでなくルート選択や追跡者との心理戦など多くの要素を含むスキル。戦闘敗北時だろうと確実に逃走を行える高い逃走力。逃走確定×1 三十六計逃げるに如かず あれこれ考えるよりも逃げた方がよい場面もあるということ。あらゆる策を越える逃走術。逃走判定に+自身の作戦×5%、自身が逃走確定を生み出すなら代わりに逃走確定×1逃走に対する敵側によるマイナスを半減する逃走系に対する無効化耐性を1つ得る 無様なる生への逃走 体力を振り絞り一目散。これ以上ないほどの必死で無様な逃走。生存確定×1、逃走確定×1 追跡lv1 詳細不明 隠密 隠密lvN 物陰や闇に潜むスキル。他者に見つからずに行動するためのスキルであり、様々な場面に活用できる。基本成功率レベル×20%で隠密を行うことができる。 隠密(真 物陰や闇に潜むスキル、その発展形。他者に見つからずに行動するためのスキルであり、様々な場面に活用できる。その気になれば誰にも見つからない高度な隠密力。隠密確定×1 探索 探索lv1 場をくまなく探し、何か見つけ出すためのスキル。効率的な移動や危険への対処などが含まれる複合スキル。世界に広がり現れるダンジョンを踏破することは冒険者としての誉れである。レベル1ではまだ基礎の基礎という段階。しかしそれでも何もないよりは雲泥の差である。 サバイバルlv2 探索変異。詳細不明 壁壊し 邪道の探索術。壁を破壊し、ギミックの土台から台無しにして行う探索術。探索時、壁や部屋を破壊できることがある 水泳 水泳lv1 水の中を泳ぐためのスキル。簡単なように見えて意外と難しい特殊技能。レベル1であれば綺麗なフォームで25mプールを泳ぎきれる程度。たったそれだけのことでも割と難しい。 水泳lv3 水の中を泳ぐためのスキル。簡単なように見えて意外と難しい特殊技能。レベル3であれば鎧などを着て泳ぐことすら可能。特殊な鎧などを着ていない場合、勝利要素×5を得る。服装が水着等の泳ぎやすいものであればさらに勝利要素×5を得る。 異所水泳 空中や無重力空間、マグマなど水中以外で泳ぐ技術。とはいえあくまで水泳としての動作を適用させるだけでこれのみでどこでも泳げるようになるわけではない。水中以外で水泳スキルを発動させることができる。 芸術関連 芸術審美 全体的な芸術に関する知識とセンス。何がよいものかであるかなどをを把握する美的感覚。それを作れずとも良し悪しがきちんと分かることを示すスキル。基本成功率75%で審美判定を行うことができる。 珍品・迷品集め 迷走した結果産まれてしまったような品々を集めるコレクターのスキル。欠陥品だの亡国面だのと揶揄されるものの中には光るものがある……と彼等は信じている。珍品・迷品に該当するアイテムを入手しやすくなる。 音楽関連 製作(音楽)lv1 音楽を製作するためのスキル。物を作るということは一日そこらで習熟できることではない。レベルが高ければ高いほどより高度なものを作成できる。レベル1では少し齧った程度。 音楽業lv1 営みの一つ。音楽を扱う業種、およびそれを行うための技能。レベル1では少し齧った、程度。 音楽業lv2 営みの一つ。音楽を扱う業種、およびそれを行うための技能。レベル2であれば特技や趣味として十分自慢できる領域。 絵画関連 製作(絵画)lv1 絵画を製作するためのスキル。物を作るということは一日そこらで習熟できることではない。レベルが高ければ高いほどより高度なものを作成できる。レベル1では少し齧った程度。 事務 詳細不明 窃盗 詳細不明 従者系スキル 従者 従者lv4 詳細不明 従者は完璧を以て良しとする 完璧な従者とは主を支えるためのあらゆる行動を一切の淀みなく行えそして言われずとも自発的に主の求めに答える存在だ。勝利確定×1、従者確定×1、自身に対する従者系の無効化耐性を1つ得る。 従者の献身 攻撃を庇い、己が主を護る従者スキル。忠誠心溢れる従者を突破して主に攻撃を届かせるのは簡単なことではない。主を対象にした効果を自身に移し替えることができる。自身の従者のレベルが3以上の時、耐久確定×1 従者の操縦術 主に対する心理的な操縦術。主の欠点が発揮されないよう時に宥め時に褒めることで行われる主のコントロールスキル。主の作戦に+1、主が持つデメリット効果を1つ相殺する。 身辺警護 常に主の近くで備え、その身を護るボディガードのスキル。主を護るために警戒を続けるボディガードを突破するのは並大抵のことではない。感知確定×1、耐久確定×1 例え火の中水の中 例え火の中水の中 いつでもどこでも主の元へ素早く駆けつける従者の嗜み。例え距離が開いていようと何かをしていようと主人の求めに素早く駆けつけるのだ。主と共に行動していない時、合流判定が発生することがある。 静音動作 主の会話や思考を邪魔しないように、静かに見苦しくなく茶器やカートの音を立てぬように動く従者と隠密の複合スキル。静かで快適な環境は主の成長をも促すのだ。半月ごとの主の経験値に+従者レベル バトルメイド 戦いに身を投じるメイド/執事のスキル。――メイドだから戦えないとでも思っていたのか?自身の従者スキルを同レベルの武術として使用できる。自身が確定勝利を生み出す場合、その武術のレベルを+1する。(レベル5の場合は武術(真)として扱う。) カバーリング 相手の攻撃を防ぎ、味方を護るための防衛術。位置取りや相殺による護衛戦法。味方がいる場合、回避確定×1、耐久確定×1 カバーリング(真) 相手の攻撃を防ぎ、味方を護るための防衛術、その発展形。位置取りや相殺による護衛戦法であり、味方の奥の手を確実に決めさせるための時間稼ぎ。味方がいる場合、回避確定×1、耐久確定×1味方が勝利確定を有しているのなら勝利確定×1 成長系スキル 成長系 実践成長 実践する中で僅かな経験を糧とする一種の才覚によるスキル。行動の中で経験を積み、それを瞬時に活かすのだ。行動中に経験値を獲得したり成長を行うことができる。また成長判定が発生する可能性がある。 実践衰退 実践成長の反転とも言うべきスキル。行動の中で負の経験を積み、更なる袋小路へと入っていく。だがそれは己が欠点を以て武器とする者にとっては成長でもある。行動中に経験値を獲得したりデメリットのある成長を行うことができる。また負の成長判定が発生する可能性がある。 見取り稽古 見ることによって行う稽古。他者の行動を見るだけでも十分な経験を積むことができるノウハウあるいは才覚。見る、という行為が学びには重要なのだ。他者の行動を見ることで経験値を獲得したり、割引を受けとることができる。また一定以上の才覚がある場合覚醒判定が発生する可能性がある。 分類不明系スキル 集団 数が多いことを示すスキル。烏合の衆であろうとも数の力はいつの世であっても偉大である。勝利要素×1~50、または勝利確定×1(集団の数や質による)このスキルは効果で無効化されない。人数カウントにおいて自身を2~5人分として扱う。 欲深い金の三首よ 成長により三つに別れた龍の首。物理的な並列思考を可能にし、さらにそれぞれの首からブレスを放つことができる。多くの龍が首を増やすのはそれが強いからに他ならないのだ。作戦+2、ブレスを3つまで使用できる。この時同じブレスを使用してもよい。
https://w.atwiki.jp/drsx2/pages/128.html
生徒会SS 累積点数 点 エピソード SS『ソーコ:ヘル・オン・アース』#1 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#2 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#3 「黄金の絆」 人生、宇宙、すべての答え = 42 ~この宇宙の時空で二番目にすぐれたコンピュータ"ディープソート"の解答~ 侵入-希望崎生徒会サイド- エピソード 流血少女エピソード-内人王里- 流血少女エピソード-夕日千景- 流血少女エピソード-雨竜院血雨- 流血少女エピソード-加藤佐藤- 流血少女エピソード-口舌院単語- 流血少女エピソード-TEX2-コ89- 流血少女エピソード-二科ぴあ- 流血少女エピソード-白金七光- 流血少女エピソード-神尾まほろ- 流血少女エピソード-(ピー)ちゃん- SS 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#1 あれっ、と小さく声がしたのを、彼女は聞き逃さなかった。 「須十岡(すとおか)さん、何があった!」 部屋の隅でサーバ筐体に向かっていた内人王里は、華麗な回転ジャンプで須十岡の デスクの隣に着地、声をかける。3回転半ひねり、E難度である! 須十岡さんは電算部における王里の右腕で、優秀なエンジニアだ。 「いや、たいした事じゃないとは思うんですけど……」 須十岡は口ごもる。しかしその顔の前に王里は人差し指を立て、ぴしゃりと言った。 「ヒヤリ! ハット! そういった些細な疑念の中にこそ、危機はあるのだ」 小柄で華奢、高校三年のくせにちんちくりんな王里だが、口調は揺るぎない。 「また生徒が突然、倒れたんです。体育倉庫前」 観念した須十岡が報告する。短い時間に二度続いて、同じ場所で人が倒れた。 偶然といえる気もするが、何しろたった2時間の間に起こった出来事なのだ。 何らかの魔人能力の関与も疑われる。 王里たち電算部は生徒会活動の一環として、校内の監視カメラを管理している。 こうした異変を察知し、事件に発展するのを防ぐ。大事な役目である。 「ふむ」 王里は小さな顎に手をあてて少し黙考した。そしてやがて、言った。 「――私に、考えがある」 /* comment */ 「さば子くん、あんこラテをくれたまえ」 「あっ、はい……ちょっとあっち、向いててください///」 生徒会室に赴いた王里は、取飲苦さば子にドリンクを注文していた。 慣れた振る舞いでくるりと後ろを向くと、背後から「うっ、おぷっ、おげええぇ」 と声がする。続いて、コップに粘性のある液体が注がれる音がした。 「ど、どうぞ」 「ありがとう! やーッ!」 礼を言うと同時に、王里は気合とともに飛び上がっていた。くるくると回転上昇し、 天井のレバーを掴む。すると天井の一部がマンホールのように、パカリと開いた。 秘密の屋根裏部屋だ。王里がTEX2-コ89にお願いして勝手にリフォームした。 王里はプログラマーだ。理想の部屋のレイアウト、家具の配置をプログラムすれば 『コハク』は寸分違わず完璧に改築してくれた。やはり機械は美しい。 天井の部屋に華麗に入った王里はテーブルに好物のあんこラテを置くと、 キングサイズベッドに腰掛けてひと息ついた。すかさず、背後に大きな影が現れる。 「オ肩をお揉みシマス」 「ゴクソツくん、頼む」 ゴクソツもまた、生徒会になぜか居座っている機械である。なぜか己のマッサージ 性能をを熱烈アピールしてきたため、王里は彼をよく利用している。 壁のスピーカーからは小粋なピアニカ・ジャズが流れる。間接照明があたたかい。 屋根裏は、上質な安らぎ空間なのだ。 「ゴクソツくん」 「ハイ」 「尻を揉めと頼んだ覚えはないのだが」 「サービス、デス。私に感情はありません」 /* comment */ その頃、須十岡はゲームに熱中していた。 「たぶん、あと一時間は帰ってこない」 #2に続く 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#2 「ピガガー。エラーが発生しました」 「? どうした、ゴクソツくん」 生徒会室天井裏、内人王里の居室。 マッサージを続けていたゴクソツが、突如エラー警告を発し動きを止めた。 不測の事態が? 王里はベッドから起き上がる。 「ハードウェアは専門外だが、プログラムエラーならわかる。見せてみたまえ」 「整体エラー#081:乳房を認識できません。センサーに異状がないか確認を」 「いい度胸だ」 「私に感情はありません」 その時である! 『メカー! メカー!』と部屋内のアキカンサイレンが赤く明滅し回転した。異臭。 「きたか!」 王里は素早く制服を着た。床の下からは慌しい騒ぎ声が聞こえる。 /* comment */ 「へひはー! たたかわせろー! 血をよこせー!」 「ヨコセー!」 生徒会室では宇宙大天使ロリエルが無差別に宇宙大天使手斧を振るい、 宇宙大天使斬撃が次々と机を破砕! 宇宙大天使高笑いをキメて周囲を挑発していた。 そして、その宇宙大天使肩の上からはピーちゃんが語尾を追随! うぜえ! 突然暴れだしたロリエルは大変危険であり用意に近づく事はできない。 ――その死角を除いては。 「やーッ!」 突如、天井の蓋がパカリと開き、王里が回転ジャンプとともに落下、そのまま頭蓋に チョップ攻撃を見舞った! だが軽い、ノーダメージ! 手斧の反撃がくる。 「ヒヤリ!」 これを王里は持ち前の身のこなしで回避。着地してローキック。 だが軽い、ノーダメージ! 迫る斧の背による宇宙大天使殴り。かわす! 反撃のサマーソルトキック! だが軽い、ノーダメージ! 「ファンタスティック! やる!」 王里は不適に言い放つと、三連続後方宙返り。そのまま生徒会室から側転して逃走した。 「うがー! にげるんじゃねー!」 「ジャネー! ヤキトリニスンゾ!」 王里の予想通りの動きであった。敵対者で、彼女が学内の監視情報を統括している事を 知る者なら、まず王里を消そうとするだろう。番長グループか……? ロリエルの暴走は日常だが、今日は本気度が違った。何らかの干渉を受けているのだ。 体育倉庫の不審な事件。一週間前の「中庭の百合女神像」盗難騒ぎ。ロリエルの暴走。 ここまでして来たという事は、ついに「敵」が本格的に動き出したと思われる。 王里は体育倉庫へ急いだ。 /* comment */ 『システム全部グリーン』『肺活量正常』『エネルギー重点』『ロブスターは無効』 仁科ぴあの目の前のディスプレイに様々な文字が浮かんでは消える。 「これは、薬と併用すると危険な装置。風邪薬とか飲んでない? 大丈夫?」 「あっはい、ノードラッグです。でも、これ……」 電脳ピアニカ部副部長の問いかけに、ぴあは不安げに答えた。自分の体の周りを見る。 「大丈夫、必ず成功する。実地テストとか面倒な事はしないけど」 ゴゴゴゴゴゴゴ…………。 /* comment */ 薄暗い空間。女性が手を広げる。 「ラブ・オン・アース……全てはこの時のために」 #3へ続く 『ソーコ:ヘル・オン・アース』#3 ――妃芽薗学園、体育倉庫! そこには大勢の生徒が詰め掛けていた。魔人だけではない。人間や動物、アキカンまで。 場のオーラに耐えられず卒倒する者も出ていたが、気に留めず集会は続いていた。 壇上に立つのは、一人の女性である。 「ラブ・オン・アース! ついに計画の最終段階を実行する時がきた!」 「「「ウオオオオーーーーーー!!」」」 「見なさい、愛を体現し続ける『百合女神像』は手に入った! 凄まじい中二力を秘めている……その力は我らのモノとなるのよ!」 「「「ウオオオオーーーーーー!!」」」 「24時間で愛は地球を救う!」 「「「ウオオオオーーーーーー!!」」」 狂気のコール&レスポンスは続く。 演説する女性は、しきりに「愛」を強調した。愛こそが世界を救うと、本気で信じて いるのだ。彼女の名は、永遠なる(エターナル)LOVE子といった。 おそるべき「転校生」。彼女には、属する生徒会にも秘密裏な計画があったのだ! 場の盛り上がりが最高潮に達した、その時。 にわかに、集団の一部が統率を乱して騒ぎ立て始めた。出口周辺だ。 「曲者だー!」「曲者だー!」 「……何事?」 LOVE子は騒ぎの中心を見やる。その人の群れから、クルクルと飛び上がる影! 「ヒヤリ! ハット!」 体育倉庫に侵入した内人王里はいつもより多めに回って着地した。 そのパンチラ数、実に3ptr/sec(秒速3パンチラ)! 3ptrの壁を破る新記録! 「どうも。我が名は内人王里」 王里は不適に名乗ってみせた。無慈悲なまでに全能的。雰囲気だけは。 「ヒャッハー! 邪魔者は排除だぜェー!」 が、堂々と登場しても彼女は一人! あっという間にモヒカン女生徒に包囲された。 しかもモヒカン達は、なんたること、全員、左の薬指に指輪が光る! 既婚だと!? 上品な妃芽薗にもわずかなアウトサイダーはいる。それらを愛で包み込み、赦し、 味方としたのがLOVE子であったのだ。 さらに危機はそれだけではない。倉庫内部の女生徒達が、持ち込んだノートPCで いっせいにタイピングを開始! 王里の学園監視システムへのハッキング攻撃だ! 「主戦力のいない電算部など簡単に落としてやるわ!」 王里は呼吸を整えた。そして腰に装備していたボタンをプッシュ。 ヴォン、と音がして、彼女の周囲に緑色に光るホログラフィ・キーボードが展開した。 「ヒャッハァー!」 モヒカンが王里を押さえつけにかかる! 王里は流麗なブリッジでこれを回避。 そして両手は……ホログラフィ・キーボードをタイピングしている! 別のモヒカンが背後から王里を急襲! 王里は側転でこれを回避、同時にハッキングに 対処、電子攻撃を防衛! さらに別のモヒカンが右からサイドキック! 王里は回転ジャンプでこれを回避。 彼女の眼鏡のレンズには、難しい折れ線グラフの株価チャートが表示されていた。 趣味の株取引だ! 本日は5万の黒字! さらに別のモヒカンが左からラリアット! 王里は後方宙返りでこれを回避。 両手は別の生き物のようにタイピングを継続、明日までの数学の宿題を終了! 王里は着地した。彼女の最大の武器、その頭脳が脅威のマルチタスクを可能にする。 「逃げるだけじゃ勝てやしねェぜエェーーー」 多数のモヒカンが徐々に間合いを詰める。しかし王里の視線は冷静だ。彼女は頷いた。 「ああ、その通りだ」 「ピアニカ作戦発動! 電脳ピアニカ部に通信重点!」 そして王里は叫び、エンターキーを「ッターン!」と叩いた。 /* comment */ 「きた! 発進だ!」 電脳ピアニカ部、副部長がはしゃいだ。部長も目を輝かせて踊る。 「は、発進ん……?」 一人理解できないのは二科ぴあだ。 彼女は普段背負っている金属製のジェネレータ発電機に、さらに巨大な機械を接続 されていた。パワードスーツじみた無骨な外部アーマーだ。 最新型の電子ピアニカ戦闘システム『ストロング・ピアニカ』である。 コハクやゴクソツの機構を解析し、到達した、電脳ピアニカ部の最高傑作。 「ぴあ、息を吹き込め! その自慢の息を!」 部長が催促する。ぴあは目を閉じ、観念して、大きくホースに息を吹き込んだ。 ぶぴィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪ 校舎全体を揺るがす轟音とともに巨体が浮く。そして、一瞬で飛び去った! 「ピアニカ……ヤッターーーーー! 飛んだァ!」 「ニーシナ! ニシナニーシナ! ニーシナ! ニシナニーシナ!」 子供のようにはしゃぐ部長と副部長は、誰よりも幸せだった。 /* comment */ 王里のキータイプから5秒。 たった5秒でストロング・ピアニカは学園敷地を縦断し、体育倉庫に突入した。 ロケットエンジンの推進力は桁外れだ。もはやピアニカではない! 「ヒャハーーーー!?」「何だァ!?」 乱れ飛ぶモヒカン女子! 中にはモヒカンウィッグが飛ばされる者もいた。カツラだ。 その横をこそこそと、王里も倉庫の奥まで侵入した。そしてその目で、確認する。 「やはりここに有ったか、『百合女神像』……いや、」 王里が息継ぎする。小さな口だ。LOVE子はこの子とも結婚したい、と思った。 「元・生徒会長」 ――そう。 強大な愛のオーラを持つとされる、中二力溢れる「中庭の百合女神像」。 それは半年前には「うつるとミラ」と呼ばれていた、生徒会の会長本人だ。 (http //www45.atwiki.jp/dhgabix/pages/79.html) 圧倒的な耐久力を誇り、前回の戦役で常に戦場に立ち続けた生徒会長。 激しい戦闘を生き残るうちに、彼女たちの力はさらに増大されていった。 結果。その存在は通常の魔人のレベルを超越し、四六時中互いに愛し合っていた事も あり、限りなく「百合」の概念そのものになりつつあった。 「うふふ……うつる、綺麗」「ミラ、かわいいよ、えへへ」 2人は半永久的に互いを褒めあって愛撫し続ける。 能力で風呂を具現化し、裸で入浴しながら。それを中庭で行っていたところ、 あまりに人間味が薄かったため、英雄の像かなんかと勘違いされたらしい。 既に都市伝説になっていた。何しろ倉庫まで移動されてもノーリアクションなのだ。 「この愛のオーラを学園中に広めれば、世界は愛で満たされるのに……」 うわごとのように熱っぽくLOVE子は語った。 「いや、現に人、倒れてるし」 王里は突っ込んだ。うつるとミラの能力は「ユーアーミー」、精神攻撃だ。 「というわけで、この像は奪還して元の場所……安全な生徒会室にでも飾るとしよう。 加藤さんに守って貰えば、被害が出ることもあるまい」 「させないわ、あなたも私と結婚するの!」 LOVE子が必死に叫ぶ、が、王里は、 「悪いな、肉には興味が無いのだ」 右手を掲げ、二科に合図した。 「トドメオサセー!!」 ぶぴィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪ 轟音とともに、ぴあは百合女神像を、浴槽ごと連れ去った。 「うふふ……うつる、綺麗」「ミラ、かわいいよ、えへへ」 ノーリアクションだった。 /* comment */ その後、LOVE子は生徒会に復帰し、愛を広める活動を模索する事となる。 うつるとミラは、生徒会室に居座ったままだ。強力な戦力なのだが、 会話が通じないため戦場には駆り出せそうもない。 そして、今回の件で、ついに誰も気付かなかったことがある。 ロリエルの暴走、LOVE子の造反。結果として、うつるとミラの能力で人が倒れた。 なぜこんな事が起こったのか? 内紛のような争いから惨事となったのか? ある者が、学園に接近していた。 未来探偵紅蠍。蠍座の名探偵――。 『ソーコ:ヘル・オン・アース』終わり 「黄金の絆」 肌寒い、しかし爽やかに空気の澄んだ冬の朝。うっすらと積もった雪の上に赤い花が咲いていた。 手折られた花の如く、息絶えた少女から流れた血が咲かせた花。 「まあ綺麗」 赤い花に両掌を合わせてうっとりとした笑みを浮かべるのは、一八七ニ三(にのまえ はなつみ)、「花を摘んだ」張本人である。 凶行の直後にも関わらず、その振る舞いはあまりにも上品で、足元に咲く二輪の花へと向けられた眼差しは聖女のように優しい。 「うふふ……ここでしちゃいましょう」 「人を殺したあとは小便がしたくなる」――心因性殺戮後排尿症候群(フォックス・シンドローム)、それが彼女を蝕む病である。 希望崎に溢れるモヒカンザコに通じるメンタリティのようだが、しかし長いスカートの裾を持ち上げるその仕草は、やはりモヒカンザコとは比較にならぬ。 彼女の場合は「花を摘んだ後は花を摘みたくなる」といったところか。 スカートを膝よりやや上まで捲り上げると、冷気に晒されるカモシカのような脚線美。 白い肌に冬の太陽光が落とす影は上へと登る程に濃さをまし、そしてその影の奥にもまた乙女の花が咲いている。 花を寒風に撫でられることに八七二三がやや快感を覚えながら視線をあげたとき―― 「……!」 零度近い寒さの中、八七ニ三は冷や汗をかいた。 目は一点を見つめたまま固まっている。 普段の、また花を摘むときの彼女からは想像もつかない様子だ。 そして ――チョロロロロッ―― 闇の奥から迸る聖水。 それが白雪を金に染め上げ、レモンシロップのかき氷のように溶かしてゆく。 しかしこれは放尿では無い、「お漏らし」だ。 自分でする前に、思わず括約筋が弛緩したのである。 ちょうど排尿しようとしていたところで、下着も無くスカートを持ち上げていたので何も汚してはいないが、八七二三にとってはおむつが取れて以来、初めてのお漏らしであった。 「……」 尿の勢いが弱まり、やがてポタポタと雫が垂れるばかりとなった頃彼女はハッと我に返る。 彼女の視線の先にいた「それ」はいつの間にか視界から消え失せていた。 足元から湯気を立ち上らせながら、八七二三は感動を覚えていた。 世界に咲き乱れる花々を――物言わぬ花、意志を通じ合える花、自分に摘まれるべき花、摘むにはまだ早い花――と分類してきた彼女だが、今初めて出会ったのだ。 自分を恐怖させる花に。 「あんな花もあるなんて、世界は広いのですね」 またいつものように優雅な笑みを浮かべると、寮へと戻っていく。 スカートのプリーツを乱さぬよう、しかし尿の雫を零しながら。 ✝✝✝✝✝ 「おはよう、畢」 「うん、おはようちぃちゃん」 学生寮の一室、部屋の主である雨竜院血雨と、無断で泊まりに来ていた従姉妹の希望崎生・雨竜院畢が目を覚ました。 赤い髪の美少女と、見た目は10歳くらいのボーイッシュな少女、そんな2人が同衾していればここが妃芽園の寮であること、血雨に同性の恋人がいたことも手伝って良からぬ妄想をする者もいようが、 しかしこの2人は純粋に仲の良い従姉妹同士であった。 血雨はベッドの下の収納ボックスから下着を取り出すと、畢の目を特に気にすることも無く、パジャマの上着のボタンを外す。 可憐な乳房が室内とはいえ冷たい外気に晒され、微かに震えるのがまた愛らしい。 「……あっ」 「どうしたの? 畢」 「ちょっとおトイレ行ってくるね」 血雨が着替え始めたのを見て、自分もパジャマを脱ごうとした畢だったがあることに気づき、 自分のバッグからやや大きな布袋を取り出してそれを手に部屋を出ようとした。 「(ああ、生理か……)」 あんな外見の畢だが、一応女性としての機能はあるのだなとやや失礼なことを思いつつ、血雨は「ん」とだけ応える。 ブラジャーを着けながら何の気なしに窓の外に目をやれば、どうも外は雪のようだ。 成る程寒いわけだ、と窓に近づき雪の積もった庭を見下せばそこには防寒具を着込んで雪かきをする少女の姿があった。 自主的にか、それとも委員会か何かの仕事かわからないが凄いなあと、血雨が思ったその瞬間―― 「あっひ……!!」 ドアを開けて部屋を出ようとした畢は背中越しの悲鳴にさっと振り返った。 そこにはブラジャーだけでへたり込む血雨の姿があった。 「ちぃちゃん?」 彼女の様子に心配そうに背後に寄れば、その閉じられた太股を包むパジャマのズボンに染みが生じ、それは数秒かけてじわじわと大きくなると尻の下の絨毯にまで広がっていった。 血雨は失禁したのである。 驚き、畢は再び声をかけるが血雨は反応を見せずガタガタと震えている。 ✝✝✝✝✝ 「パターン黄! 失禁です!」 内人王理の部屋、通称電算部部長室では午前シフトの電算部員がモニタの表示を見て叫んだ。 学園内の治安悪化を懸念した生徒会は電算部に寮内の監視も任せ、 報酬として王理に一般生徒の数倍の広さの自室と、 そこに監視用モニタなどあれこれの機材を好き勝手設置する権限を与えたのだ。 「汚! じゃない来たな! なんだか知らないが何か来た!」 その言葉を受けた部屋の主・王理は出っ歯の少年のように月面宙返りを決めながら「ッターン!!」と打鍵する。 部員からすると無駄な緊急時に無駄な動きを、という感じだが「これ」をしていないとどうも彼女は調子があがらないらしいというのは今までの経験でわかっていた。 失禁の反応は次々に増え続け、それらの場所を表示すると廊下の、1つのルート上に沿って並んでいることがわかる。 即ち、寮生たちを失禁させる「何か」が寮内を動き回っているのだ。 普通年頃の少女たちなら、休日の早朝など深い眠りの中であろう。 しかしそこは育ちのいい妃芽園生。 多くの女生徒がすでに起きて部屋を出、トイレに行くなり顔を洗うなり食堂へ行くなりしている。 それが今は災いしていた。 「今失禁の反応は第2棟3階の渡り廊下を進んでいます!」 「監視カメラの映像をモニタに! 風紀委員会にも連絡だ!」 該当するカメラから送られた映像が映し出される。 そこには水たまりにへたり込む何人かの少女たち、そして…… モニタに映し出される「何か」と思しき影。 それが、ぐるりとカメラの方を向いた。 「ひぃっ……!」 「あっ……がっ!」 部員の少女はモニタを見ていた姿勢のままに凍りつき、 王理は宙返りからの着地に失敗して椅子から転げ落ちる。 2人の股間からも尿が溢れ出した。 「やっぱり……肉は嫌いだ」 股間に広がる温かい感触に、王理は虚ろな瞳で呟いた。 恐怖すれば、それがすぐさま反映されてしまう脆弱な「肉」体。 彼女が見つめる機械には、機械を通して送られた映像が映し出され、 そしてそこでは機械――TEX2-コ89――が「何か」の前に立ち塞がっていた。 「私風紀委員です。アナタ通さない」 合成音声が、尿臭漂う廊下に響く。 コハクのアイカメラに映し出される「何か」は未だ監視カメラへと視線を向けている。 コハクはすでに風紀委員として与えられた学園のデータと照合し、「何か」が何かを導き出していた。 というか、別にコハクで無くとも一見して明らかなのだが、他の少女たちは皆へたり込んで失禁しておりそれどころでは無い。 「私自我ありません。あなた「目」私効きません」 そう言って、ガシュンガシュンと接近する。 データ通りなら「何か」の運動能力は高く無い。 スペックをいくらか開放すれば、無傷での制圧は容易だ。 そのとき、「何か」は監視カメラへと向けていた視線を、漸くコハクへと向ける。 それ自体はコハクの予測の範疇であった、が 「あっ……」 重量感のある音と共に、コハクはその場に崩れ落ちた。 そして 「どうして……私自我無い。なのに」 「股間からオイルが」 他の少女たちと同様に、足元に広がる水たまり。 自我が無いはずの自分が、まるで他の少女たちのように。 そしてもっと奇妙なことに、そんな少女めいた反応を「嬉しい」と思う自分もまたいるということに、 自我が無いはずの彼女は困惑していた。 ✝✝✝✝✝ 寮内にあがる黄色い悲鳴、美少女の失禁を見て喜ぶ者達もいたが、そんな彼女らもまた次の瞬間には失禁してしまう。 一八七二三の失禁から20分余りで実に第2棟寮生の半分近くが尿の海に沈むこととなった。 「廊下に出ている寮生はすぐに部屋に戻るようにしてください」 「現在失禁反応は2階第2トイレへと向かう廊下を進んでいますそちらへは決して近づかないように」 「もし『それ』に遭遇しても決して目を合わせないように」 放送が寮生達に避難を訴える。 今、第2棟寮内の少女たちは3つのカテゴリにわけられる。 1. 避難を済ませた者、或いは途中の者 2. 避難が間に合わず失禁してしまった者 3. そのどちらも無い者 3に分類される者は2名だけであった。 1人は少女たちを失禁させながら、寮内を進む「何か」、方やそれに立ち向かわんとする者。 「ゴホッゴホッ」 「(うう……頭痛い……視界はぐにゃぐにゃだし体はダルいし意識もハッキリしないし、なんか放送で言ってたけど咳してて聞こえなかったし)」 何か--岡崎康子は体調不良に苦しみながら自分の部屋を目指していた。 心優しい彼女は元々風邪気味にも関わらず自発的に他の有志の生徒と共に寮の周りの雪かきをしていたのだが、途中で症状が悪化してきたために先に抜けさせてもらったのだ。 尤も、苦悶の表情を浮かべる彼女と目を合わせてしまった他の女生徒達は失禁しており、自分で述べた通り視界も意識もぼやけた状態のためそのことにも彼女は気づかない。 足跡代わりに尿の水たまりを残しながら岡崎康子は進む。 とはいえ放送によって彼女の眼前に続く廊下に少女の姿は見えぬ。 ただ1人を除いては! 「止まって!!」 1人の少女が岡崎康子の前に立ち塞がり、彼女を制止する。 小柄な体躯に幼い顔立ち、小等部の生徒と知らない者は考えるだろうが、そもそも学園の生徒でさえ無い彼女の名は、雨竜院畢。 畢は燃えていた。 頻繁にお漏らしする彼女だからわかる、人前でのお漏らしは恥ずかしいと。 無断で泊まったとはいえ一宿一飯の恩義、この寮の少女たちをこれ以上お漏らしさせるわけにはいかない。 「(誰……?)」 熱でぼやけて判然としないが、自分の前に立つ小さな影が何か呼びかけて来ているようだ。よく見えないなりに、岡崎康子はその影を少しでもハッキリ見ようと目に力をこめた。 「ひゃうんっ……!」 魔眼に射抜かれた畢は愛らしい悲鳴と共に痙攣し、そして他の少女たちと同様に床にへたり込んだ。 そして、同様にそのパジャマの股間に尿の染みが広がり、はしない!! 次の瞬間畢は立ち上がると同時に素早く前方へ駆けた。傘術の歩法「蛟」だ。 「あっ……!」 そして後ろに隠し持っていた鏡を、岡崎康子の眼前へと鋒の如くに突きつけた。 数え切れない少女たちを失禁させてきた自身の魔眼を、ぼやけた視界でもわかるほどの近距離で岡崎康子は見てしまう。 「うっあ……ああっ!」 ギリシャ神話の魔女メデューサがそうであったように、魔眼は持ち主に対しても有効であった。 彼女は後ろに倒れこみ、尻もちをつくとちょろちょろと湯気をあげて小便を漏らした。 失禁する少女を畢は見下ろしている。 しかしその目には同情でなく、ある種のシンパシーが宿っている。 何故ならば、彼女もまたおむつの中に失禁していたから。 心因性睡眠中排尿症候群(アロエシンドローム)――畢を蝕む病が彼女にお泊りの際にはおむつを着用することを習慣づけていた。 それが、今回は勝敗を分けたのである。 絨毯の上にへたり込む岡崎康子に畢がそっと手を差し出すと、その小さな手を康子はぎゅっと握る。 2人の股間から漏れる水音が小さな二重奏となって響いた。 寮の大浴場はその辺の温泉旅館のものより遥かに大きく、そこで失禁した少女たちは皆仲良く汚れを洗い流した。 部活や学年、生徒会に番長グループ、種や学校の垣根を超え、皆で恥ずかしい体験を共有したこの朝は彼女らに奇妙な絆を芽生えさせたのである。 しかし、この絆も引き裂かれることは決定的であった。 なぜならこのときすでにハルマゲドンは避けられぬ事態となっていたのだから―― 「パターン黄! 失禁です!」 何言ってんだwwww 人生、宇宙、すべての答え = 42 ~この宇宙の時空で二番目にすぐれたコンピュータ"ディープソート"の解答~ 妃芽薗学園生徒会室。 本日最後の授業がそろそろ終わろうかというこの時間。 ガチャリ。ドアが開き、ゴクソツ猟用機構・イの15号乙が入ってくる。 まだ誰も居ない。静かである。暇である。 感情はないはずだが退屈を持て余したゴクソツは、 1.5テラに及ぶ精霊ディレクトリに詰め込まれたアプリケーションの一つ、 とあるシミュレータを脳内で起動。 1分。 「……ほほう、これはこれは。」 ガチャリ。ドアが開き、TEX2-コ89が入ってくる。 既に来ていたゴクソツが一人。静かである。身動きもしない。 興味を引かれたコハクは声を掛ける。 「ゴクソツどうしました。不具合?お困り?」 数瞬置いてゴクソツが顔を上げコハクを見る。答える。 「私の演算能力でも処理しきれない人の世の不条理をシミュレートしていました。」 コハクはおもむろに自分を指すように胸に手を当て、 「私演算能力足す、答え出る?」 手の当てられた胸を見詰めながらゴクソツは、 「歓迎します。」 暫し考えて答える。 コハクは首の後ろからコネクタを引き出しゴクソツに接続する。 1秒。 「……ほほう、これはこれは。」 ガチャリ。ドアが開き、内人 王里が入ってくる。 寄り添うようなゴクソツとコハク。静かである。身動きもしない。 興味を引かれた王里は声を掛ける。 「二人とも何があった!不具合? ヒヤリ! ハット!の心構えは!?」 数瞬置いて二人が顔を上げ王里を見る。ゴクソツが答える。 「私たちの演算能力でも処理しきれない人の世の不条理をシミュレートしていました。」 王里はおもむろに自分を指すように胸に手を当て、 「私の人にも対応したプログラムを使えば、答えが出るかもしれないぞ。」 手の当てられた胸(?)を見詰めながらゴクソツは、 「…………歓迎します」 暫し考えて答える。 王里は気合一発飛び上がると3回半捻ってゴクソツの背後に着地。 携帯していた端末からコネクタを引き出しゴクソツに接続する。 3秒。 「……ほほう、これはこれは。」 ぷぴー♪ドアが開き、二科 ぴあが入ってくる。 一塊のゴクソツ、コハク、王理。静かである。身動きもしない。 興味を引かれたぴあは声を掛ける。 「みんなどうしたんですか?不具合?お困りですか?」 数瞬置いて三人が顔を上げぴあを見る。ゴクソツが答える。 「私たちの演算能力でも処理しきれない人の世の不条理をシミュレートしていました。」 ぴあはおもむろに自分を指すように胸に手を当て、 「音楽は人生の潤滑剤です。私の電脳ピアニカだったら答えが出るかも。」 手の当てられた胸を見詰めながらゴクソツは、 「歓迎します。」 暫し考えて答える。 ぴあは電脳ピアニカからコネクタを引き出しゴクソツに接続する。ぷぴー♪ 『接続確認』『モニタリング開始』『デジタル馬鹿に1/fゆらぎを』『音楽は人生を豊かに』 5秒。 「……ほほう、これはこれは。」 ガチャリ。ドアが開き、残りのメンバーが入ってくる。 四人を見る。静かである。身動きもしない。 興味を引かれた皆は口々に声を掛ける。 「みんなどうしたの?」「不具合?」「お困りです?」 数瞬置いて四人が頭を上げ皆を見る。ゴクソツが答える。 「私たちの演算能力でも処理しきれない人の世の不条理をシミュレートしていました。」 皆はおもむろに自分を指すように胸に手を当て、一人が、 「餅は餅屋。人間のことは人間に。三人よれば文殊の知恵。皆で考えれば答えが出るかもね。」 手の当てられた胸を見渡しながらゴクソツは、 「……歓迎します。」 暫し考えて答える。 ゴクソツは壁のほうを向きシミュレーションを投影する。 5秒。 「「「……ほほう、これはこれは。」」」 tp //0006.x0.to/oo/gif/lifespace.jpg 侵入-希望崎生徒会サイド- 「ここが乙女の花園妃芽薗学園ってわけね。」「ワケダゼー」 皮の一式を装備した少女が告げ、オウムが反復し、謎の機械が後ろに控える。 彼女らの言う通り、ここがあの過剰な男子禁制で知られた妃芽薗学園である。 「知っての通り男は入れないけど私は大丈夫ね。 それからゴクソツは無性だし、……ってそのちゃっかり着込んだセーラー服は何?」 「ナンダゼー? ビグロダゼー!」 機械のボディにセーラー服を歪に着込んだゴクソツは至って真面目に、 「これは旧型のイの15号から引き継ぎました。 こんな物を持っていた理由はわかりませんが、 女装が趣味のド変態だと考えるのが妥当です。」 と答える。 尋ねた少女神尾まほろはやや引き気味に、 「うわー、同僚なのに容赦ないね。」「ナイゼー!」 一々繰り返すオウムがそろそろウザイ。 「私に感情はありません。ゆえに私情を挟まない判断が可能です。」 「うんうん、そうかそうか。そういう事にしてあげよー でピーちゃんだけど、普通の人は鳥の性別なんか分かんないからオッケー♪」 「オッケーダゼー ヒャッハー!」 トサカをうねらせヘッドバンギングしながらピーちゃんが同意する。 「でも、あんまり騒いで目立っちゃダメよ。」 ちょっと不安げにたしなめるまほろにゴクソツが、 「問題ありません。任務を妨害するなら即ギルティ。 帰ってからボイラーで焼き鳥です。」 「ヤ ヤキ ト リ……」 「あ、ピーちゃんフリーズした。冷凍焼き鳥だ! ゴクソツぅ、ダメだよピーちゃん前に火炎放射器で、 自分のこと焼き鳥にしかけてからトラウマなんだから。」 ゴクソツは頭をぐるりと一回転。 まほろは腰に手を当て一つ頷くと、 「ま、いっか。じゃあいっちょーいろいろ掘りにいきますか!」 妃芽薗学園へ歩き出す。 ゴクソツも地面に落ちたピーちゃんの足をまとめて掴み、 逆さに吊るし持つと後に続く。 こうして彼ら彼女らのハルマゲドンは幕を開けたのだ。
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/90.html
左右正面頭上に斜め上。六人のアサシンが一斉に跳躍し、白き髑髏の面貌を月の浮かぶ夜空に躍らせながら手にしたダークを穿つ。都合二十に迫る短刀群を、手にした黒檀の弓と後退にて迎え撃つ。 その隙を見逃さずに敵のマスターは空に飛び込んだが、アーチャーは後を追う真似はしなかった。元よりサーヴァントにサーヴァントをぶつけるように、マスターの相手を行うのもまたマスターの役目。 あの男はアーチャーの援護など望んでいない。ただ単に敵のサーヴァントを警戒したが為に令呪に訴えアーチャーを呼び寄せただけであり、最初からマスターとサーヴァントを分断出来れば後は自力でなんとかするつもりだっただろう。 切嗣がとりわけ危険視していた綺礼なればこそ、是が非でもこの段で排除しておかなければならない。憂慮を一つ断てば、聖杯に一歩近づくのだから。 アサシン達もまた同じ腹積もりであったのか、綺礼が消え去った今は油断なくアーチャーを窺うばかりで無理に攻め立てようとはして来ない。こちらの力量を測りかねているのか綺礼よりの指示なのかは判別はつかなかったが。 「フン……本来一人しか収まらない英霊の座に群体としてあるアサシン……か。 なるほど、ならばさぞかし情報の収集は楽だったろうな。一人でこの街を奔走する必要はなく、皆で分散して情報の収集に当たればいいだけなのだからな」 アーチャーの言葉にもアサシンは声らしい声を発さない。声を出さないのか、出せないのか。何れにせよ、相手から得られる情報は少ないと見てもいい。しかし、駆け引きとは何時の世も焦りを生じさせた方が負けるのだ。 「で、貴様らのその異様……それは宝具の能力か?」 答えなど期待せずに、アーチャーは気付かれぬように一歩後退する。 「口も利けんか。ならば問いを変えよう────貴様らは、それで全部か?」 アーチャーの眼前にいるアサシンは六人。全部で七騎のサーヴァントの諜報活動を行う上でお誂え向きの数だが、本当にこれで全員なのかとアーチャーは訝しむ。 無論答えはなく、アーチャーは更に一歩後退する。同時に、アサシン達からは殺意が漏れ出す。手にしたダークに僅かながらに力が込められたのを鷹の慧眼は見逃さなかった。そして、火蓋を切る言の葉を紡ぎ出す。 「強情だな。ならば良い、この場で全員を殺し尽くせば分かることだ」 言い終るや否やアーチャーは手にした弓を眼前に掲げる。同時に迸った戦いの気配と溢れ出した殺意に反応した二体のアサシンが滑るようにアーチャーへと駆け出す。 弓兵の射程外とは懐だ。どんな名手であろうとも、自らの胸に向けて矢は放てない。そう知るからこそ戦いの予兆を看破した瞬間にアサシンは疾走した。 弓に矢を番える暇を与えないと。一射すら放たせずに勝負を決めると。 脅威的な瞬発力でアサシンは肉薄する。手にしたダークを放つまでもなく、手ずから斬り裂いてやると白面を揺らしたアサシンはしかし、 「ギィァアァァァ……!」 奇声を叫び、血の華を咲かせて倒れ伏した。 同じく踊りかかっていたもう一人のアサシンも追随する形で短刀を振り上げていた姿勢が災いし、流れるような動作で振るわれたアーチャーの“剣”に斬り裂かれた。 「口無しかと思えば違ったか。だがまあ、その口を割らせるのは容易ではなさそうだ」 息を呑んだのは残った四人のアサシン達だ。 先程までは弓を手にしていたアーチャーの手の中には今は剣が握られている。反り返る刃を煌かせる白と黒の中華剣。無骨でありながらその実清廉なるしなやかさを持つ、夫婦の剣であった。 「フン、弓兵が弓しか使わないと思い込んでいたのなら早計だな。それともあれか、君達の情報収集能力というのはその程度なのか? ならば高が知れるというものだな。数でしか戦力差を埋められない時点で、力を測る必要性もない事だったか」 「キサマ────!」 四人のアサシンが散開し四方からアーチャーを囲い込む。しかし、アーチャーには怯えの一つもありはしなかった。 先ほど斬り裂いた二人のアサシンの手応えの無さから推測された結果は彼らは群体であるが故に個々人の能力は極めて低い。本来一人分の枠しかない座を無数で分散したのだとすれば当たり前の事なのかも知れないが。 加えてこんなにも安い挑発にかかる時点で相手にもならない。アーチャーがわざと間合いを広げようとした様から弓を射る為の間隔確保と睨んだ時点で、あの二人の敗北は決まっていた。 この状況も充分に許容範囲。冷静さを無くした者ほど御しやすいものもない。単調なだけの攻撃、思慮を欠いた突撃、無謀な突貫。幾重にも策を巡らせたアーチャーを相手取って自己を見失った時点で敗北は必定だ。 「さあ、掛かって来い暗殺者。せめて最後に気概を見せてみろ────!」 月下にて双刃が踊る。 無数の血の華で夜の闇を染め上げながら、舞うように赤い外套が翻る。 ◇ アーチャーとアサシンの対峙の場から幾らかの距離を取った先で二人は向き合った。ビルが乱立する区画に入ったお陰で先のようにアーチャーの助力なくして跳躍を成し遂げた切嗣と、全く呼吸を弾ませていない綺礼が互いの面貌を睥睨し合う。 「嬉しいよ衛宮切嗣。おまえとこうして見えられるとは……それも、こんなにも早く」 恋焦がれた相手に振り向いて貰えたかのように歓喜に打ち震える綺礼を切嗣は醒めた目で見つめている。 互いのサーヴァントは相手のサーヴァントの足止め。これで余計な邪魔は入らない。速やかにこの男を斃す。生かしておいては危険な人物だと、切嗣の全てが警告を発する。 「待て衛宮。私におまえと争う意図は無い。おまえが有無を言わせずに銃を放つから仕方なく応じただけだ。他意はない」 誰がそんな戯言を信じるものかと切嗣は銃口を向けたまま引き鉄に指を掛ける。いつでも放てるように。 綺礼は胸に下げたロザリオを掴み祈りを捧げる。まるで今自分が立っている場所が戦場ではなく、礼拝堂であるかのような堂々とした所作だ。 「衛宮切嗣。私はおまえに問わねばならない」 黙祷から脱した鋭い瞳が切嗣を射抜く。いつでも動けるように若干腰を落として謳い上げる神父を睨み付けた。 「教えてくれ。おまえは何を手に入れた。戦場の只中で見つけられなかった何を、あの聖杯に執着する一族の元で見つけたのだ」 およそそんな問いかけを切嗣は予想していなかった。むしろ、理解さえ出来なかったと言ってもいい。この男は何を言っている。何の話をしているのだ、と。 「おまえの遍歴は余さず見せて貰った。明らかに小金に執着するが為の紛争地帯への介入ではない。 おまえは一体、世界中の死地で何を探し求めていた? 私と同じ、空虚な心を埋められるものを探していたのだろう? けれどソレは終ぞ見つけられず、しかしおまえは違う場所で見つけた筈だ。冬の一族、アインツベルンに召抱えられてからの静寂は、心を確かに埋めたが為なのだろう?」 「…………」 やはり、切嗣には理解が出来ない。この男は何かを勘違いしている。いや、強ち間違いでもないのかもしれない。 数多の戦場を馳せ、切嗣が己が命を賭してきた意味とは生命の救済。人の手で可能な最良の選択……多くを生かす為に少数を切り捨てるという無常の愛の実践行為。 心を鉄に変え、天秤の揺れだけを冷やかに見つめ続けてきた切嗣が辿り着いた解というものがあるとすれば、この闘争の決着の果てに頂く杯だ。 奇跡の縁に縋り、およそ人の手では行えない救済を世にばら撒く。恒久の平和。二度と人の手が血で塗れる事がないように、切嗣は最後の闘争に身を投じた。 「さあ、教えてくれ衛宮切嗣……! おまえの答えを! おまえの見つけたものの正体を! この問いを投げ掛ける為だけに、私は争いに身を投じたのだから……!!」 哀願にも似た焦眉を露にしながら綺礼は問う。何一つとして得られなかった生に解を。同じ空虚を宿し、己よりも先に答えを得た男に。 ──しかし。切嗣の返答は冷淡だった。 手にした銃の引き鉄を引き絞る。火花を散らせながら放たれた銃弾は寸分違わず綺礼を射止め、けれどただの一つも貫通せずに地に落ちた。 先の一幕よりキャレコ短機関銃では綺礼を打倒出来ないと承知している。だからこれは単なる拒絶の意思表明。おまえにくれてやるものは“死”以外に有り得ないと明確な否を衝き付けた。 「何故だッ! 頼む、教えてくれ! おまえの得たものを、おまえが掴んだものをォ!!」 狂気に囚われた綺礼が裾より引き抜いた黒鍵を手に疾駆する。是が非でも答えを得なければならない。たとえ切嗣を殺し尽くす事になろうとも。綺礼の執着は、もはや妄執の域にある。 応じる切嗣は全力で後退しながら銃弾をばら撒きつつ牽制する。短機関銃では綺礼の足止めさえ僅かな時間しか稼げない。 本来ならばいかな防護加工を施そうとも魔術的な加護を働かせなければ相応の衝撃が身体を穿ち激痛に苛まれる。だというのに、目の前の男はまるで意に返した様子もなく銃弾の雨の只中に身を晒している。 つまり彼の代行者の身体能力は脅威の域にある。接近されれば恐らく、切嗣はまるで歯が立つまい。 故にこの戦いはいかに間合いを保つか、間合いを詰めるかに終始する。 しかし綺礼の手の中には代行者が扱う黒鍵がある。剣としての特性よりも矢として特化した十字架を模した剣を余さず振り抜き、切嗣を縫い止めようと夜を斬り裂く。 夜闇に穿たれた黒鍵を跳躍を以って回避。手にした銃は火を噴き続け、黒衣の僧侶を僅かばかりの足止めをする。 それでも綺礼は止まらない。更なる刃を繰り出し、彼我の距離を詰めんと疾駆する。 それなりの広さを誇る屋上であるからこそ、綺礼が生身の箇所を庇う事を優先しているからこそ、切嗣は飛来する黒鍵を回避迎撃せしめている。 しかし身体能力に絶対的な差がある。現代兵器を武装とする切嗣は綺礼ほど肉体を研鑽していない。代行者として培った修練を身に刻んだ綺礼の肉体は単純なスペック差で切嗣を凌駕する。 決め手があるとするのなら己が胸に抱く魔銃の一射。魔術らしい魔術を発動している様子を見せない綺礼に真の切り札足る魔弾は用を為さないだろうが、既に装填されている銃弾ならばむしろその方が都合が良い。 算段と共に逃げ回るように銃を乱射していた切嗣に、唐突に衝撃が走る。まだ裕に七メートルはあった間合いを一瞬にして詰める綺礼の歩法。八極拳の流れを汲む絶技で以って、綺礼は勝負に出た。 僅かに二メートルの距離にまで迫った綺礼が更なる追い込みをかけ、裏打ちされた肉体にものを言わせた掌打を繰り出さんと震脚を撃ち抜く。 間合いを詰められた切嗣はタイミングも悪くキャレコの弾切れを起こし、絶体絶命の窮地へと追い込まれる。しかし、切嗣とてこれまで潜り抜けて来た死線の数では綺礼にさえ匹敵する。 冷えきった心は死地にあっても冷静を貫き、敵の見せた絶技に瞠目する時間さえも惜しんで迎え撃つべき一手を素早く信号として送り出す。 代行者言峰綺礼の秘門に対するは、魔術師衛宮切嗣が奥義。 「Time Alter(固 有 時 制 御)────double accel(二 倍 速)!」 切嗣の呪文の詠唱と綺礼の必殺の構えはほぼ同時。 確たる勝利を描いたわけではないが、それでも一矢報いるには充分すぎる間合いと相手の隙を手に入れた筈の綺礼が一瞬の後に驚愕する羽目になるなどとは本人さえも思いもしなかった。 明らかな加速。ただ綺礼の掌打から逃れんと決死の後退しか道の残されていなかった刹那において、切嗣の動作の一つ一つが異常を描く。 掌打を避けんとバックステップを踏んだ切嗣の身体が綺礼の予測より遥かに遠い。コンマを切る速度で撃ち出された絶殺の秘門は空を切り、追い討ちをかける旋脚は僅かに切嗣の顎を掠めるに留まった。 流れるような一連の拳は切嗣に避けようもない驚愕を産み落とす。ただ顎先を掠めただけの一撃に、脳を揺さぶられるかのような衝撃を感じ取り焦燥を噛み殺した。 けれど脳とは別のところで腕は自律行動を行い、手にしていた短機関銃を放り、ホルスターより愛銃を引き抜いた。 魔銃に装填されている弾丸は・30-06スプリングフィールド弾。キャレコ短機関銃の9mm弾を弾速、威力共に圧倒する凶弾をこの距離から放てば綺礼とて無事では済まない。 旋脚の回避に上を向いた顔から視線だけで眼前の僅かな硬直の中にある敵影を見咎め、揺らぐ視界の中でも全くぶれない照準を表面積の少ない頭部ではなく心臓のある身体に合わせる。 蹴りを振り抜いた姿勢の綺礼。身体を流したまま銃を向ける切嗣。指先にかかる引き鉄に僅かばかりの力を込めれば、撃ち出される死の凶弾。夜を斬り裂く轟音と共に、魔弾の射手が致命の一撃を解き放つ。 ◇ 苛烈なる戦場に一時の静寂が訪れる。屋上を攫う風は冷たく、中心にある二つの人影を強く吹き付ける。 たっ、と軽い音を立てて切嗣が着地してそのまま後退。倍化していた体内時間は呟きと共に収束し、代わりに彼の身を襲うのは反動だ。 時間の流れを操作する固有時制御を我流にて戦闘魔術にまで昇華させた切嗣を以ってしても、世界よりの修正は避けえない。 「────っ、……」 血反吐さえ吐き出しかねないフィードバックを噛み殺し、未だ存命の仇敵を見据える。 充分に広げた間合いの先にある僧衣。あの一瞬、最早回避する時間などない筈の刹那において、綺礼は確かに回避運動を取って見せた。 綺礼が切嗣の魔術を知らず目測を誤ったように、切嗣もまた綺礼の身体能力の出鱈目さを見誤っていた。 世の中には銃弾を視認してから避ける事の出来る化物もいると聞くが、目の前の男はその類ではない。 向けられた銃口の角度、視線、引き鉄にかけられた指の動き。ありとあらゆる予備動作から放たれる弾丸の軌道を予測し、脅威の身体能力で以って回避する…… 人の範疇にありながら、一体どれほどの修練を積み上げればその高みへと到るのか、切嗣には理解さえ出来なかった。 誤算があったとすれば切嗣の手にしていた魔銃の威力か。脇腹を掠めに留まった一撃はキャレコ短機関銃の弾丸を悉く防いだ僧衣を突き破り、表皮さえも焦がし赤い血肉を露にしていた。 ただそれでも憮然とした綺礼の表情には痛みや焦りの色は全く垣間見えない。 睨み合いの最中にあって、不利なのはむしろ切嗣の方だった。彼の手にするコンテンダーは装填弾数一発の代物だ。キャレコ短機関銃を手離した今、頼みの綱の愛銃には弾丸が込められていない。 綺礼が再度迫るよりも早く弾丸を装填し、更なる一撃を叩き込む……口にすれば簡単な動作が、今の切嗣には途方もなく遠い場所の事に思えた。 ただ、隙があるとするのなら…… 「衛宮。私はおまえの答えが聞きたい、ただそれだけだ。その銃を私に向けるな。次は殺してしまうかもしれん」 言峰綺礼の執着、か。 これほどまでに欲する解ならば、綺礼は殺害よりも捕縛を優先して行動する。いや、いざ闘争の只中に身を置けばそんな悠長な考えは捨て去るだろうが、こうして間合いを開け対峙する分には猶予があると見て取っていいだろう。 しかし切嗣にとって綺礼と交わす言葉など持ち合わせていない。今一つ要領を得ない綺礼の問いかけに馬鹿正直に答えてやる義理も義務も存在しない。ただ冷徹に。勝利の布石をばら撒く時間稼ぎに丁度良いとしか思えない。 綺礼の問いを黙殺したまま、切嗣は素早く再装填を済ませる。綺礼に動きはない。戦力的に有利にあるのは綺礼だが、唯一つの執着が彼我の思惑を交錯させる。 更に手持ちの武装の確認。銃は今手にするコンテンダーが一挺。身体の随所にナイフを数本。コートの裏側に手榴弾、発煙筒や閃光弾、その他それに類する撹乱の道具。 武装としては必要充分。後は自らの覚悟の量だけ。今この場で言峰綺礼を亡き者と出来るのならば、多少の損傷は受け入れなければならないものと了解する。 切嗣の準備完了に伴い綺礼は目聡く魔術師殺しの手にする銃把に力が篭るのも見咎めた。 「やはり、戦うか。ならば是非もない。力尽くで答えさせるまで」 一挙一動を見誤らぬと構えた綺礼に差し向けられるは銀の刃。撓りを以って打ち出された投げナイフを第二幕の開戦の合図とし両者は共に動き出す。 綺礼は一直線に飛来した銀閃を難なく回避せしめ、強靭な脚力で疾駆する。切嗣の手にする銃がただの一発で再装填を行われた事から総弾数を推測。 至近距離でなければ回避さえも可能。身を削る覚悟は必要だが、それで切嗣を無力化出来るのであれば安い代償だと了解する。 先のように待ちはない。猶予もない。確実に捉え、是が非でも吐かせてみせる…… 二閃、三閃と繰り出されるナイフの全てを躱し切り目標に迫る。先程垣間見た切嗣の魔術は既に把握済み。いかに二倍の速度で動けようとも、ならばそれさえも計算に入れ打ち込むだけの事。 綺礼の止まらない加速の最中、降り止んだ銀光の代わりに切嗣が両者の間に発煙筒を放り投げる。 一瞬にして屋上を包み込む白煙に綺礼は一度足を止め即座に口元を覆う。毒か何かと勘繰ったがどうやらただの煙幕のようだった。濛々と煙る視界の中、強く吹きつける風が一定方向へと煙を攫っていく。 ────これは、まずい。 綺礼の脳裏を掠める焦燥を後押しするように、右方より白靄を斬り裂いて銀色の閃光が飛来。寸でのところで躱せたのは風を切る音、空気の流れの違和感だった。 屋上に吹き荒ぶ風ならば、煙幕など数秒と持たず消え去るだろう。だがこの一手を講じた切嗣が座して霞が晴れる事を待つなど有り得ない。逃走の可能性も考えるが、切嗣は必ずや殺しにかかると確信する。 ナイフが白靄の向こうに消え去るよりも早く僧衣の裾より左右八本の黒鍵を引き抜く。静聴にて足音、発砲音を探り、視野にて煙の流れを見続ける。 上下左右正面背後。何れよりの攻勢にも対応できる布陣を即座に築き上げて綺礼は必ずや訪れる衝突の瞬間を待つ。 カン、と耳に届く妙な音。左方より聞こえたその音はブラフ──そう読んだ綺礼が他の方向へと注意を向けた瞬間、音の響いた方向より猛然と煙を引き裂いて疾駆する切嗣の姿を目の端で捉える。 既に倍速化が施術されている切嗣の速度は常人の域を逸脱。漆黒の瞳孔に敵影を映し込んだ瞬間、綺礼が放つ左手の四閃。 明確に仕留める為の投擲ではなく、右手の四閃へと繋ぐ為の牽制。 異常な速度で黒鍵を回避した切嗣に差し向けられるは必殺を以って放たれる銀の刃。切嗣もまた至近距離から確実に銃弾を叩き込む為に身を晒し突貫する。 翻る刃。向けられる銃口。互いが互いを仕留める為に放つ凶弾凶刃は、 「ウオォォォォォォォォォォ────!」 「────!」 「…………!」 およそ予期していなかった脅威の到来により阻止され、危機を同時に悟った二人はどちらとも無く離脱した。 白煙を晴らすかのように空より降った稲妻。コンクリートの床を穿ち破砕した欠片が礫となって飛沫を上げる。 二人が死地と踏み込んだ場所に寸分違わず落ちた落雷の正体は、黄色の短槍──ランサーが手にした槍の一本だった。 遅れて来た痩躯の槍使いの姿を目視し、切嗣と綺礼は瞠目する。 ほぼ全身を血塗れと化し、けれど瞳には昨夜の戦いよりなお強固な意志を秘めて二人を睥睨している。手にした赤色の長槍が穂先を揺らしていた。 「……どちらだ。我が主に不敬なる一矢を放った者は」 明確な怒気を孕ませた視線に射竦められ、切嗣は焦燥を抱いた。ランサーの姿を見るからに、アーチャーの狙撃は相応の痛手を喰らわせたと見てもいいだろう。 だがまだ詳細までは知れない。マスターであるケイネスは死んだのか? ならば今いるランサーは最後の足掻きを行っているだけなのか? あるいはなんとか生き延びて、憤怒を憎悪に変えてランサーを差し向けて来たのか……? 言峰綺礼に気を取られ、彼らの存在を忘却していた己が不肖を歯噛みする。どうすればいい。既に令呪の一画を消費した現状、二画目を使うのだけは避けなければならない。一夜で二つも消費したとなれば、後の戦いで圧倒的な不利を被る。 「答えないか。ならば良い。どちらもマスターであるな? どのサーヴァントのマスターかは知らないが、おまえ達はここで死んでくれ」 黄槍を手にして両翼を広げたランサーを前に、綺礼が一歩先んじた。 と同時に、今にも弾け出さんと踏み込みを強めたランサーの元に奔る黒色の刃。容易く叩き落すも、己の与り知らぬ第三者の存在を認識した槍兵が周囲への警戒を強める間に、綺礼は言葉を紡ぎ出す。 「衛宮。私はまだおまえに聞いていない。おまえの解を聞いていない。ここで誓え。次見える時、必ずや私の迷いに解を齎すと」 サーヴァントが現れた以上、マスターでしかない二人が闘争を続けられる筈もない。局面の移り変わりを理解し、更に綺礼の言の意味するところを瞬時に理解した切嗣は、ただ冷淡に己が行うべき最善の策を言葉にする。 「……いいだろう。おまえの欲するものが何かは知らないが、僕に答えられるものなら答えると約束しよう」 「その言葉──ゆめ忘れるな」 綺礼が腕を眼前に差し出し謳い上げる。 「令呪を以って我がサーヴァントに命ずる──出でよアサシン、ランサーを足止めせよ」 祝詞は令呪を赤く染め上げ、膨大な魔力を渦巻かせながら主の命を昇華する。屋上を染め上げた白光が晴れた後、現れたサーヴァントの異様に、綺礼以外の二人は驚愕に目を見開いた。 綺礼とランサーの間に現れたアサシンの数は、先程の比ではない。十や二十を裕に超える無数の白面が月下に踊り、怪奇なる声を多重奏として夜に響かせる。 それぞれがサーヴァントでありそれぞれがアサシン。無数にして個である今代の暗殺者の異様は、彼らの度肝を抜いて余りある。 「行け、衛宮切嗣。先の誓約、必ず果たして貰うぞ」 「ああ。その時まで、おまえが生きていればの話だがな」 即座に始まったランサーとアサシンの闘争の裏で、身を翻して階下に通じる扉へと駆け出した切嗣を見やり、綺礼は乾いた笑みを零して向き直る。 「アサシン、目的は奴の足止めだ。深入りはするな。それなりの時間を稼いだのならば離脱しろ」 「御意に」 一番近くにいた一人の白面に告げて一瞬だけ前を見る。一人のサーヴァントを囲む無数の影。縦横無尽に奔る短刀はその数さえも計り知れない。 「どけぇええ……! サーヴァントォ……!!」 しかし、今宵のランサーは尋常な強さではない。身を濡らす赤き血を巻き上げながら赤の長槍と黄の短槍を閃と振り翳し、身を穿つダークの全てを叩き落して、忍び寄る暗殺者を殲滅する。 アサシンの返答を聞き取り、綺礼もまた屋上を去る。 今宵の闘争、師である時臣に隠し通す事など出来まい。下手を打てばこの場に居るアサシンの全てが討ち取られる可能性とてあるのだから。 しかし綺礼は確かな手応えを得た。切嗣に取り付けた誓約を果たす為、再び見えなければならない。それが何時かは知れないが、絶対にもう一度あの男と対面すると決意を灯し、綺礼は夜闇に紛れ姿を眩ませた。 /Romancer 深夜。 世界は闇に沈み、煌々と暗闇を照らし出すは疎らに建て付けられた街灯のみ。居並ぶ家屋には明かりの一つさえ見受けられず、街は静寂に閉ざされていた。 およそ人の営みの外に置かれた時間に、その少女は街を彷徨い歩いていた。軽やかな足取りでステップを踏みつつ、小さく歌を口ずさむ。 闇に潜む動物達の鳴き声に合わせるように、名も無い歌を歌い上げる。透き通る声で、神を前にした信徒が謳う祝詞のように、闇を震わせ切り裂いて。 「ああ、楽しいなぁ。こんなに楽しいのは久しぶりかも。それもこれも全部貴方のお陰ね」 くるりと廻り後ろを向いた彼女の視線の先には、何もない。いや、微かな歪みと暗闇に灯る赤い光が二つばかり浮かんでいた。 「ねえ、そういえば貴方、喋れないの?」 茫洋とした影は答えない。蜃気楼のように揺らめく巨大な影は赤い光を少女に向けるばかりで、言語を発さなかった。 「んー、でも確かに聞いたんだけどなぁ。じゃなきゃ私にあんな真似、出来る筈ないし」 あの夜、執行者に追い詰められた墓地で少女は確かに声を聞いた。与り知らない誰かの声を。そして唐突に理解を得たのだ。己の知らない叡智。欲した知識。およそ人外の秘奥の一端を垣間見た。 小首を傾げたまま空を、赤く灯る光を見つめる少女。 「ねえ、やっぱり────」 『煩い。喋るな』 「…………っ!?」 突然脳裏に直接響いたその言葉に少女は驚きと共に首を竦めた。周囲には人影はなく、声も耳朶より入り込んだものではない。ならばと、再度視線を上げれば、爛々と輝く赤い双眸が確かに少女を見下ろしていた。 「今の……」 『喋るなと言ったのが聞こえなかったか? 面倒なのは嫌いなんだ』 「やっぱり! あの時の声だ!」 少女は目を輝かせて影を見上げる。虚ろな影の表情は全くと言っていいほど読めなかったが、先の声音は本当に面倒臭そうだった。あるいは怒りさえも孕んでいたのかもしれないが少女にはまるで聞こえていなかった。 「ねえ貴方なに? なんでそんな姿なの? 喋れるのに何で今まで黙ってたの? 私にくれた力ってなに?」 『……。サーヴァント。姿に意味はない。おまえが望めば形くらいは変えられる。面倒だからだ。おまえの望んだものだろう? だから私はここにいる』 少女はぽかんとした表情のまま化物を見つめている。 『なんだ、おまえが質問したのだろう? だから答えたまでだ』 「……ふぅん。ぶっきらぼうな癖に妙なところで律儀なのね。ああ、そうだ。姿、変えられるって本当? ならもっと話しやすい姿になって欲しいかな」 別段少女にとって目の前の異形は恐ろしくもないのだが、傍から見れば変人に見られかねない。それというのも、このサーヴァントの見えない他人から見れば、空気に向かって話しかけている可笑しな人なのだから。 『…………』 僅かな黙考の後、異形の周囲に白い風のようなものが巻き上がる。巨大な影を覆いつくした風は吹き荒れた後に収束し、その後に現れたのは、 「これで文句はあるまい」 どこにでもいそうな、何の特徴もない優男だった。 「…………」 「なんだ、まだ何か文句でもあるのか」 「え? ううん、それはないんだけど……なんだか拍子抜けしちゃったというか。もっとこう、演出的にカッコイイ人が出てくるとか、スゴイ格好した人が出てくると思ってたんだけど」 少女は現れた青年の周りをぐるぐると廻る。黒いティーシャツに擦り切れたジーンズ。黒い髪に黒い瞳。見た目二十代前半。アクセサリーの類は身に着けていない。 全体的に容姿は整っているのだが、この国の往来を歩けばすぐにでも見かけられそうな、然したる特徴らしい特徴などない男だった。なので、 「うん、すごく普通」 「煩い、黙れ」 少女の評はまことに正しいのだが、現れた男はどうやら気に障ったようだった。 「面倒事が嫌いなんだ。しかしおまえが望むのなら変わってやらん事もないが、どうする」 「いいよ、それで。さっきまでの姿に比べれば充分マシだからね。それで今更だけれど、貴方誰?」 「サーヴァント。それ以外に知る必要などないだろう? というよりもだ、おまえ、全部分かってて訊いてるだろう?」 「────」 先程までカラカラと笑っていた少女の目が細く鋭利になる。見下ろす二対の硝子球を見つめ返し、その奥底を覗き込むように。 「ふふ、そうね。大体は分かってるつもり。聖杯戦争、マスター、サーヴァント。私は追われる身だったけれど、ただ闇雲に逃げ続けてきたワケじゃない。この場所を目指して、そして辿り着いたのだから」 「ならもういいだろう。おまえが欲したものはくれてやった筈だ、後は勝手にすればいい」 「ああ、ちょ、ちょっと待って!」 言うだけ言って勝手に消えていこうとする男を少女はどうにか呼び止める。さも面倒臭そうに男は振り返り、言葉には出さず目で『まだ何かあるのか』と訴えた。 「ねえ、サーヴァントって望みを抱いて召喚されるものなんでしょう? なら貴方にも何か──」 「ない」 男は短く、けれど断固として言い放った。 「喚んだのはおまえ。だから出てきた。それだけ」 無感情に、ぶつ切りに短く言ってのけられ、少女はまたも唖然とした。 「……迷惑、だった?」 「ああ、物凄く」 ちょっと泣きそうになりながら、でもなんとか踏ん張って少女は男を睨みつける。無遠慮に睨まれ男も居た堪れなくなったのか、ぼりぼりと頭を掻いた。 「……だがまあ、既に契約は交わされた。おまえが望んで破棄しない限り、俺はおまえの傍にいる」 その言葉に少女は年相応の笑みを零す。 「優しいんだねぇ」 「ああ。何といっても────悪魔だからな」 意味もなく二人してクスクスと一頻り笑い合う。少女は軽い足取りで坂道を駆け下り、開けた交差点の中心で両手を広げ、明るい空を見上げた。 満天の夜空には唯一つ大きな月。周りの闇を飲み込もうとするように、ぱっくりと口を開けている。 くるくるくるくる少女は踊る。世界の中心、誰もいない場所で。表情は明るく、ステージに立ったトップダンサーの如く、月明かりの下で狂い踊る。 「アハ、アハハハ、アハハハハハハハハハハ……!」 少女は笑う。 妖しく嗤う。 楽しくて仕方がなくて。 嬉しくて仕方がなくて。 そして何より──これより開かれる宴を想い浮かべて。 「じゃあもう少し付き合ってよ。私の長年の研究に及ばないくらいの成果は貴方から貰ったけれど、ほら、良く言うでしょう? 人はね、罪深い生き物なんだ。一つ手に入れればもう一つ。良いものを手に入れればより良いものが欲しくなる」 「ああ、人とは強欲な獣の名だと、どこぞの王様も言っていた。好きにすればいい。俺はおまえを止めはしないし、おまえが望む限りの助力も貸そう。 それが契約。おまえがサインをした契約書は、悪魔に魂を売る誓約書だ」 「上等。人では手に入らない力が得られたのなら、安い代償ね。それで? 代価は何を所望なの?」 「さっきも言ったが、何もいらない。悪魔はただ優しく囁くだけさ、人の心の隙間を埋めるように」 「キザっ、クサッ。でもまあいいや。なら────」 少女は少女の望むままに。欲する全てを手中に収める為に。この都を地獄の釜へと突き落とす。 「さあ、一緒に準備を始めましょう……? 念入りに、抜かりなく。しっかりと舞台を作り上げて、あのヒト達を招待してあげないと。 奇跡? 願望器? そんなもの、私には必要ないけど。この儚い宴を盛り上げる為に、私は歌い踊り続けるわ。貴方から貰った力を使って……ね」 少女の笑みを向けられた男が腕を掲げる。同時に、道路に面した位置にあった墓地に異常が蔓延った。 墓標に灯る奇妙な炎。青白い色の灯火が見えない蝋燭に灯される。それは死者を眠りより呼び起こす声であり、誘いだ。 「さあ、貴方達も手伝って。ううん、私と一緒に踊りましょう? だって宴は沢山の人で開いた方が楽しいもの。 だから皆で、あの街を染め上げよう? 赤い赤い血の色に。闇を鮮血で染め上げて」 無数の墓標へと差し出された少女の掌。ダンスを求める少女の手を取るのは王子様ではなく、数え切れない死者の群れ。唯一人の少女の誘いに乗って、数多の死者が深き眠りより目を覚ます。 刻々と時は刻まれ、着々と準備は進んでいく。楽しげに踊る少女のバックダンサーは日を追う毎に増えていく。 秘密裏に開かれる闘争の更に裏側で、一人の少女が魔宴の指揮を執る。 暗い闇の底で。人知れず、狂宴の輪が広がっていく……
https://w.atwiki.jp/noryokusyayo/pages/413.html
【番外編】 「はぁ……はぁ……!」 街中を走っている。当ても無く走っている。 何かから逃げるように。何かを追うように。 俺は……どこに行けばいい。 Beat the fallen angel. [遠い約束] ──脳裏に移る情景。 微かな記憶を辿り、ひたすらに走る。 恐らく、これを逃したら次は無い。 「俺」が「俺」になったのは、この記憶に理由があるはずだ。 「ぐっ! はぁ……はぁ……」 流石に立ち止まり、壁に手をつく。もうどのぐらい走り続けていたか覚えていない。 足はもう限界。心臓も五月蝿いぐらいに鳴っている。 だが、ある種の強迫観念に突き動かされる。 「くそ、どこだ……!」 走らなければ? 違う。正確には、逃げなければ、だろう。 記憶を手にしたいと願いつつ、何故か心のどこかでそれを遠ざけている。 その矛盾が焦燥感を掻き立てる。 息を整えるのも忘れて、また走り出す。 雷雨の夜。 目の前に女性が横たわっている。 その人は自身の腹を押さえ、押さえている箇所からは血が流れ出ていた。 俺は座りこんでいた。 確か、泣いていたと思う。 目の前の女性は、ゆっくりと口を開いて、息も絶え絶えにこう言った。 「お前なんか……生まれなければ良かった」と。 実は、このときの、この夜の記憶は、ここしかない。 他は覚えていない。 ……母と呼んでいた女性の他に、誰かが倒れていた気がする。 「……」 街から出て更に北へ向かった先に、森が広がっていた。 空は晴れている。にも関わらず、霧が出ているというのは違和感があった。 その上、この霧は……魔力を多量に含んでいる。 記憶と直感が俺に告げていた。 ──ここに間違い無く、探していたものがある── 霧の出ている森へ入っていく。 少々危険を伴うが、この先に必ず探しているものがある。 だが、記憶の中にこの森がある、という情報はあってもどんな結界かという情報は無い。 この霧は間違い無く結界の類だ。 本来、結界というのは内側を守るための魔術。 だが、こと魔術師の家の結界となると話が違ってくる。 魔術師の家というのは拠点であり要塞。同時に敵を食らうための罠でもある。 そう。魔術師の家に展開されている結界は守るためではなく、攻めるため。敵を殺すために存在している。 故に、結界の情報を持たずに侵入するなど自殺行為。 ただし、それは家主が生存していた場合の話だ。 恐らくこの先の屋敷に家主は居ない。 それどころか、誰も居ないだろう。 しばらく歩いていて、一部の考えが間違っている事に気付いた。 「はぁ……はぁ……」 木に手をついて立ち止まる。 どうやら攻撃性の結界、というのは少々違ったらしい。 森に入ってから30分ほど真っ直ぐ歩いていたが、どこにも出ない。 歩いていただけにも関わらず、息は切れ、足が重く、心臓がさっきからずっと鳴りっぱなし。 しかも立ち止まって休んでも体力が回復しない。 ……読み間違えた。 攻撃性の結界ならば、「結界を張った人間が居なければ機能しない」と思っていた。 侵入者を感知した後に、術者が調節を施してから攻撃に入る、というのが攻撃性の結界だ。 だがこれは違う。術者が存在していないにも関わらず機能している。 これは、防御性でも攻撃性でもない自動的な結界。本当の本当に……罠だ。 恐らく、何かしらの方法を取らない限り外に出る事は出来ず、内側では体力の回復も望めない。 かといって動かないでいては出る事も出来ない。動けば体力を過度に消費する。 完全に、袋小路だ。 「くく……どうするよ、俺」 流石に、乾いた笑いが出る。 座って五分ほど考えていた。 どうやら動かない限りは体力の消耗は無いらしい。 効力は体力と魔力の消費を倍化と、結界内の迷宮化、といったところか。 「……選択肢が少ねぇな」 この結界を破る術を考えていた。 ルーン・ブレイカーは残念ながら効力が無いようだ。恐らく、この結界内に結界を維持するための何かがあるのだろうが、探していては力尽きて死んでしまう。 それはよろしくない。 睡眠を取って体力を回復させる、という手も考えたがこれもだめなようだ。 通常の人間ならともかく、自分の身体は、睡眠時に周囲の魔力を取りこみ変換して生命力にしている。 周囲の魔力が取りこめなければ意味がない。 残念ながら、この結界内の魔力は取りこめなかった。 対魔術の要である宝具でもダメ。体力回復も無理。結界解除方法が見つからない。 そう。通常の方法では不可能なのだ。 ……とすると、方法は一つ。 通常ではない方法で、結界を破る。 「あーあ……最悪死ぬけど、放っといても死ぬ、か」 ここまで来ると、後は覚悟を決めるだけ。 「……」 ゆっくりと立ち上がって目を閉じ、魔力を変換していく。 脳内でイメージをする。 起源は怒り。瞬間的な爆発力。その激情の炎は全てを飲みこむ。 どれだけ後が変わろうと、起源は変わらない。怒りを持って全てを無に帰す。 「……接続、開始」 イメージは……自身を包む炎。 足元に魔方陣が現れる。それは自身の身体に描かれた刻印と同じもの。 風が吹き、森がざわめく。周囲の空気が、まるで全身に圧し掛かるかのように重くなる。 世界から自分を切り離す。暗闇の中に居る自身をイメージする。 その暗闇の中で最も重く暗い塊を見つける。その中に入る。 「我は……再生と破壊を司る者なり」 詠唱、開始。 ──我は、再生と破壊を司る者なり。 万物の征服者であり、源である。 我が右手は神の息吹、我が左手は死の宣告。 全てのものに安らぎを与え、全てのものに終わりを与える。 我は唯一無二の存在。敵対を許さず、同列を拒絶する。 ゼロス・フォン・スフィールの名において命ずる。 万物に拒絶を、孤独を、終焉を……絶対的な死を──!! 「これが俺の根本原理だ……Violent Ultimatum(ヴァイオレント・アルティメイタム)!!」 詠唱を終了させ指を鳴らす。 集中させていた魔力が自身の周囲に球体状に展開してから、凄まじい勢いで全包囲に放出される。 魔力の波動は霧だけを吹き飛ばし、木や生物や地面には影響を及ぼさない。 最終的に森全体まで波動は広がり、霧全てを吹き飛ばした。 「が……ぐ……」 霧を吹き飛ばしたのを確認してから、その場にばたりと倒れて気絶した。 「ぐ……うう……」 意識を取り戻して、身体を無理に起こそうとするが、起きあがらない。 痛みで動かないんじゃあない。単に力が入らない。カノッサ第三支部でユラと戦ったときと同じだ。 どうも、魔力と生命力を使いすぎたらしい。 だが身体の乖離はしていない。 まだいける。 「ぬ、うう……!」 近くにあった木の枝を杖代わりにして無理矢理立ち上がる。 足に殆ど力が入らないが、何とかなった。 そのまま森の奥へと進んでいく。 10分ほどのたのたと歩くと、森の外へ出た。 ……屋敷を見つけた。裏手には山がある。 「はぁ……はぁ……やっと……やっと見つけた……!」 蔦が絡まって老朽化しているがすぐに分かる。 ここが俺の探していた場所。 ……俺が住んでいた屋敷だ。 「ぐ……ぬぅう!!」 身体に力が入らないせいで扉を開けるのにも一苦労。 何とかこじ開けてエントランスへ入る。 光があまり差し込んでないせいで薄暗いが、感覚が鋭いおかげであまり苦にはならない。 やはりここは自分が住んでいた屋敷らしい。エントランスには滅多に来なかったが覚えてる。 黄色の床。真正面には赤い絨毯が敷いてある階段。階段の上は左右に分かれていて、二階へと繋がっている。 一階の左右にも扉がある。どこへ繋がっていただろう……。 「っと。いけねぇ」 つい昔を思い出してしまうが、懐かしむためにわざわざぼろぼろになりつつここへ足を運んだわけではない。 自室は確か二階の奥だ。急ごう。 エントランス中央の階段を昇って行く。 一段昇るごとに言い様のない恐怖感のようなものが全身を襲う。 それ以上進むな、と誰かが囁く。 「それ以上は進むな」 誰か……? 違う。幻聴じゃなく、「本当に」声が聞こえる……!! 声を認識し、足を止めた瞬間に目の前が真っ暗になった。 (BGM:「引き裂かれしもの」) 「よう」 声に気がついて目を開けると、真っ暗な中、目の前に……自分が居た。 いや、容姿は昔の姿だ。だが声は今の自分。 「よう。返事ぐらいしろよ」 前髪のせいで表情は見えない。口元だけでニヤリと不気味な笑みを浮かべながらソイツは自分に話しかけている。 「だ、誰だお前……ここはどこだ!」 何故かソイツに恐怖を覚え、声を荒げてしまう。 「誰だはねぇだろ。ずっと繋がってただろう?」 何をおかしなことを、といった感じでソイツは答える。 目の前のソイツと言葉を交わす度に、自身の記憶に手をのばした時とは違った恐怖を感じる。 「まさか……お前は……!」 言葉を聞いてはっとする。 全ての元凶。俺が俺でなかった理由。神と同等の存在。 「そう……俺はお前自身。無だったお前を形成したもの」 ソイツが一言放つ度に心から血が噴き出したような痛みを感じる。 「や……やめろ……!」 「やめろ? 何をやめるんだ? 愚かな事をしようとしてるお前を止めてやろうっていうんじゃあないか」 不気味な笑みを口元に浮かべながらソイツはこちらに近付いてくる。 恐ろしくて堪らなくて逃げ様としても、足が動かない。 「やめろ……こっちに来るな!!」 「なぁ、思い出せよ。お前は、『何』だ?」 「うるさい!!」 思い出したくもない事を思い出しかける。 ソイツはゆっくりとこちらに近付いてくる。足は一向に動かない。心から溢れる血も止まらない。 目を閉じても姿が見え、耳を塞いでも声が聞こえる。逃げ場が無かった。 「否定してもしょうがねぇだろ? お前は人間じゃあないんだ……どれだけ人間のフリをしても、どれだけ人間に近かろうと、それは変わらねぇんだよ」 「黙れよ!!」 ソイツの声を遮るように叫ぶ。それでもソイツは続ける。心の傷を抉るように。ゆっくりと、じっくりと。 「忘れたのか? 周りの人間どもがお前に何をしたのか。偽善面で近付いて、利用するだけ利用したら路地裏へぽい捨てだ。また同じ目に遭いたいのか?」 「……ッ!!」 すぐ傍まできたソイツはゆっくりと言う。また傷を負いたいのか、と。 当然答えはNOだ。信じていた相手に裏切られるのも、そんな相手を信じていた自分を馬鹿にするのももう真っ平だ。 「答えは決まっているんだろう? あぁ当然だ、誰だって心に傷なんざ負いたくない。お前は正常さ。何も恥じる事はない」 「……」 押し黙る。ソイツは言う。人間の仲間になどなるな、と。 お前は人間じゃない。人間は醜い。だから人間を信じる必要などない、と。 「そう。人の味方などする必要はない。奴らは敵なんだよ。お前の味方はこの世でたった一人……俺だけだ」 「……違う」 「何?」 声を振り絞る。目の前の闇に負けないように。光を見失わないように。自分自身を確かめるように。 「お前は味方なんかじゃない。俺は味方が誰かを知ってる! 氷桜、ユラ、バージル、姉貴、親父、ルナト! 味方ならいくらでも居る!!」 「はっ! そうか!!」 こちらが大声を張り上げると、向こうも同じように大声で返す。 不機嫌な声をあげて、ソイツは俺から少し離れた。 「だったらそのお友達ごっこにしがみついてるといい! 愚かなお前は忘れているようだな! あの雷雨の夜を!!」 「ッ!」 また沢山の血が心から流れていく。痛い、熱くて、痛い。 「誰のせいで母が死んだ! 誰のせいで一家が死んだ!! お前のせいだろう!! そんな事も忘れたのか!!」 「や、やめ……」 「やめろだと? ふざけるな!! たった一つの罪も忘れて何をほざく!! 貴様に何が守れる? 何が出来る? 友人だと? 笑わせるな! どうせその友人たちも、お前が死なせるんだよ!!」 「違う!!」 さっきの言葉が傷口から入りこみ、何時の間にか傷を広げてる毒ならば、今の言葉は直接傷を広げるナイフのようなもの。 「違わないだろう!! ルナトに対して何をやれた!? ユラに対してお前は何をした!? バージルが左目を失ったのは何故だ!? 氷桜が魔力回路を破壊されたとき、お前は何がやれた!? 分かってないみたいだから言ってやるよ。お前は、無力なんだよ」 「ち、違う……」 痛すぎて涙が溢れてくる。 いつも何も出来なかった。氷桜のやつは自分の無力を考えて力をつけてきた。俺は違う。 誰も救えてない。救われてもない。誰も救えない。誰も、誰も。 「お前は無力だ。お前は屑だ。お前は誰も救えない。お前は傷付けることしか出来ない。お前は誰も幸せになんか出来ない。絶対に、絶対にだ!」 「う……あ……」 元々暗いはずの目の前が、より一層暗くなったように感じた。 ……ふと。暗闇の中で別の声が聞こえた。 その声は聞き取れなかった。けれど、次にまた別の声が聞こえた。 それは、初めて出来た親友の声。 ──お前は屑なんかじゃない。お前は立派な奴だよ。 次に聞こえたのは、いつも後ろをついてくるあいつの声。 ──人の命を喰らって生きた人間? 違うでしょう? それは零次さんのせいじゃないんだよっ? 最後に聞こえたのは……救いたいと願った人の声。 ──ゼロス。 不思議と、涙が止まって、力が沸いてきた。 「あん?」 目の前のソイツを睨みつける。 「確かに俺は屑さ……目の前の、大切な人を救えない程な! だがな……そんなことで立ち止まってたら、申し訳が立たねぇんだよ……!」 「……ほう」 興味深そうにソイツは「俺」を見る。 「良いのか? 自分のせいでルナトやユラが傷付いても」 「俺はもう何人もの命を食らってきた。これ以上は要らねぇ。もう犠牲は出さない! 必要なのは──」 ソイツを睨みつけて宣言する。 「──覚悟だ!!」 「ふん。氷桜の受け売り、というわけか」 「そういうことさ」 ニヤリと笑ってやる。もう二度と負けるわけにはいかない。 「この屑が……もういい。対話は終了だ。直接潰す!」 そう言ってソイツは右手に剣を、左手に丸い盾を持った。 剣は普通の形状をしていたが、刃の先端部分が、血のように赤かった。まるで突き刺した後のように。 「まさかの戦闘とはね」 両の拳をしっかりと握り締め、構えを取る。今度は動ける、いや、動く。 目の前の奴を、ぶっ飛ばす! 「想像主に勝てると思うなよ」 「はっ! 何が想像主だ。お前は、俺が見てるただの幻影に過ぎないんだよ!!」 戦闘、開始。 【BGM 「meaning of birth」】 一気に距離を詰めていく。 だが、相手も接近させるわけにはいかないだろう。剣の刺突で迎撃してくる。 それを素早く左に避けて、無防備の右横腹に右ストレートを当てようとするが、盾に割って入られ防がれた。 「ちっ!」 軽く舌打ちをしながら右手を引っ込め、相手の背後に回ろうとしたところで、剣が右側から向かってきた。 相手の右腕を、左手で殴りつけて動きを止めてから背後に回り、後頭部を右手で強打。 通常ならばこれで勝負がつくが、相手が悪かった。 剣を逆手に持って、背後に居る俺を突こうとしてきた。 後ろに跳んで避けたが、軽く腹を掠めた。服が切れている。 「……」 お互い距離が離れた。相手はこちらに振り返り、様子を伺っている。 先ほどは刺突という回避しやすい攻撃が来たが、今度はそうはいかないだろう。 だが、先手を取られても不利。攻めていくしかない。 「はぁああ!!」 もう一度距離を詰めていく。 「ふん!」 迎撃に繰り出されたのは左からの袈裟斬り。それをしゃがみつつ左に避けて、顔面に向かって右ストレート。 だがその一撃は剣を持った手で弾かれ、今度は相手の左足の回し蹴りが飛んできた。 それに合わせてこちらも左足で回し蹴りを相手の背中に打ちこみ、軽くふっ飛ばす。 「ぐ!」 3Mほど飛び、すぐに立ちあがろうとしている。 この好機を逃す手はない。素早く近付き、追撃をかける。 相手が繰り出してきたのは、座った体制からの右斬り上げ。 しかしこちらの方が速かった。十分に詰められた距離から相手を右足で蹴り上げ、斬撃を止めつつもう一度ふっ飛ばす。 「うぐ!?」 空中に無防備で放り出され、苦しそうな声を上げている。 「そぉらぁああ!!」 無防備の身体に、発勁を使った拳を叩き込む。 「ぐぁあ!?」 地面に叩き付けられ、腹を押さえて呻き声をあげている。 「……はぁ。どうだ、参ったか」 転がってるソイツを見下ろして一息ついてから言葉を投げかける。 「いや参った参った。魔術師のくせに近接戦闘が強いとは、やるな」 「!?」 声が後ろからしたと思ったら目の前のソイツが消えていた。 ばっと後ろを振り向く。やはり背後に居た。 「驚いたか? やっぱりお前は愚か者だな」 ソイツが持っていたはずの剣と盾は消えている。 「……ちっ」 「さぁ、次だ」 代わりにソイツは……全身を覆うマントを身につけていた。 「そりゃ、反則だろ」 流石に、キツイ。 「そら!」 「っと!?」 相手がこちらに手の平を向けようと瞬間に位置をずらす。手の平が向けられた位置に何かが着弾する。 知っているからこそ避けられるが、あれは本来避けれるものでもない。 ひたすらに不可視の攻撃を避けつつ、相手の周囲を旋回する。 (やばいやばいやばい! あんなもんに対抗出来るか!) ある程度距離があるからこそ避けられるが、近距離ではどうしようもない。 頭の中で打開策を考えつつ、ある物がないかを探る。 そう、宝具だ。 相手の攻撃は魔力によるもの。ならば宝具で防げる。 「あった!」 懐から取り出してすぐに相手に向けてかざし、障壁を出す。 「ちっ。それがあったか」 相手も効力はしっているようだ。すぐに魔力の連射をやめる。 お互い動くのを止めて睨み合う。 「さぁどうする。接近戦では勝てない。魔術もこれで防がれる。詰みか?」 「……ふん」 まだソイツはニヤリと不気味に笑う。 「まだ手はあるさ」 「……まさか、同じ格闘戦で来るのか」 「そういうことだ。せいぜい気張るんだな!」 先手は向こう。真っ直ぐに突っ込んできた。 一歩遅れてからこちらも接近。同じタイミングで拳を突き出したが、相手の拳が先にこちらの顔面にヒット。 右足で踏ん張って耐える。そこに相手の左足が腹を蹴り上げようと向かってくる。 蹴りを右腕で防ぎつつ足を掴むが、相手は足を捕まれたまま、右足で軽く跳んでから蹴りを繰り出し、こちらの後頭部を狙う。 予想外の行動だったがために反応しきれず、まともに蹴りを食らって相手の足を離してしまう。 「ぐっ!?」 目の前が軽く揺れる。気絶しそうな衝撃のせいで頭が働かないが、直感だけが告げてきた。 次の一撃だけは食らうな、と。 直感に従い、相手の行動を見ずに、右の拳を相手が居るはずの位置に思いっきり振りかぶって叩きつけた。 「何!?」 拳は相手の顔面に直撃。相手はちょうど止めとして一歩踏み込んで拳を突き出しているところだった。 相手が自分と同じ戦闘術を使うならば、あの状況で繰り出すのは確実に止めの一撃。一瞬だけ隙が出来る発勁。その差が命取りだった。 「ぐう!」 吹き飛ばすまではいかないが軽くよろけた。ここを逃す手はない。 素早く特殊な歩法で纏絲勁を練りつつ懐に入り込み、左の拳で鳩尾、右の拳で首を殴りつける。 「ぐおぁ!!」 相手が背後によろけるのに合わせて右足を後ろにかけ、倒れさせるのと同時に上から鳩尾に向かって拳を振り下ろす。 「そぉらぁあ!!」 足を引いて、そのまま地面に叩きつける。 「がっ……!」 【BGM:「finish the promise」】 「はぁ……はぁ……はぁ……どうだ」 息が切れた状態で数歩下がり、相手の様子を伺う。 一撃の威力が高い代わりに体力の消費も激しい。連戦はキツイ。 「……あれだけ責められ、未来に希望が無いと言われたにも関わらず、何故そんなに頑張るんだ」 疲労状態のこちらとは反対に、相手は倒れたまま、全く息も切らさず、無機質な声で尋ねてきた。 「はっ! ……他の誰かに負けるのはいい。だが、自分には負けられない……それだけだ」 誰よりも俺は自身を嫌う。故に、ソイツに負けるのだけは我慢がならない。 答えを聞いたソイツは、どこか満足げに「そうか」と短く返してゆっくりと立ち上がった。 「まだやるのか……」 「残ってるからな」 背を向け、少し歩いてから拳を開いて、右腕を右に伸ばす。 すると、右肩から右手の甲まで、赤白い炎が一筋走った。 「こいつが残ってるだろ。赤白い炎は自然の色だ」 腕を下ろしてからこちらを向き、静かにソイツは俺に向かって話す。 俺も合わせるように右腕を伸ばし、青白い炎を一筋走らせる。 「自然を真似ただけの贋作が勝てると思うな」 深く腰を落とし、左手を前に出し、右手を引いて、静かに、だが見下すようにソイツは俺に言った。 こちらは構えず、ただ右手を引くだけ。 「ふん。贋作が本物に劣るなどと誰が決めたよ」 お互い、睨み合う。 次が最後の一撃。 「はぁああ!!」 「そぉらぁああ!!」 同時に、変換した魔力をぶつけ合う。 お互いに弾かれ続ける青白い閃光と赤白い炎。 きっと遠くから見たら赤と青の翼に見えるんだろうな、などと呑気な事を考えていた。 力は均衡。衝撃は同等。タイミングも同じ。魔力量も同一。 唯一の違いは……覚悟だけ! 「ぬぁ! ぐ……ここだけは、負けるわけにはいかねぇんだよ!!」 「だったら突破してみろぉ!!」 同時にお互いの炎の勢いを増す。だが相手の炎の方が強くなっている。 力の均衡が崩れ、押され始めた。 「ぐ……!!」 こちらも更に勢いを増させるが、追いつかない。 ここまでかと諦めかけたとき、誰の声でもない、目の前の敵なはずの声が聞こえた。 「どうした、そんなものか!! お前の想いはそんなものか!! お前が生きる事を願っている人間が居るのなら、その願いぐらい叶えてみせろぉお!!」 その一言で、頭の中の何かが切れた。 「……ッ!! 言われなくても、やってやらぁあああーーーッ!!」 叫ぶと同時に一歩踏み出して全力を傾ける。 一気に蒼い炎が赤い炎をソイツごと包み込んだ。 「ぐぅうう!?」 ──自身の魔力に飲みこまれていく直前、敵だったソイツの声が聞こえた。 「やりゃあ出来んじゃねぇか、相棒。その調子で、しっかりやれよ」 俺の幻聴だったかもしれないが、ソイツは確かに、そう言った── 「──!」 はっと目を覚ますと、エントランスの天井が目の前に広がっていた。 どうやら階段から落ちたらしい。 身体を起こす。痛みはない。それどころか、気絶する前と違い、身体に力が入る。いや、どこかより一層の力を感じる。 「夢……か?」 右手を開いたり閉じたりして、先ほどの光景を思い出す。 夢にしてはあまりにリアルだ。 「……」 気にしていても仕方ない。さっと立ち上がって、二階奥の自室だった場所を目指す。 不思議と、気絶前のような恐怖は無かった。 二階。いくつかある窓から、光が差し込んでいる長い廊下の、赤い絨毯を踏み締めながら歩いていく。 進んでいく毎に、昔の事を思い出していった。 だがそれはどれも研究室の記憶ばかり。屋敷に居るにも関わらず、屋敷での記憶が蘇らない。 感覚としては、思い出せない、というより、記憶が無い、というのが正しいだろう。 不思議と恐怖は無かった。代わりに、これからすぐに分かるだろうという確信があった。 ──ついた。二階の一番奥。他のと同じ、何の変哲も無いこの扉の先が自室だ。 覚悟は、出来た。 ゆっくりと、扉を開けて中に入る。 大きな窓が一つ。これまた赤い絨毯の敷かれた部屋に……骸骨が、四つ。 三つはすぐに分かった。若干ながらどれも服が残っている。 一つは母、一つは部屋に入ってきた暗殺者に真っ先に殺された父。一つはその暗殺者。 だが、もう一つは……? 頭に疑問符が浮かぶ。どれだけ考えてももう一つの骸骨が誰かが出てこない。 その骸骨は……メイド服を着ていたようだ。 「……?」 頭にノイズが走る。 古ぼけたフィルムのように、セピアカラーで記憶が再生される。 【BGM:ゼノギアス「遠い約束」】 これは、十年以上前の事。 (お友達に、なりませんか?) 初めて会ったときに言われたのがそれだった。 新入りのメイド。屈んで、目線を合わせながら満面の笑みまで付けて。 当時の俺は、実験の影響で殆どの記憶と感情を失っていた。 だから、言葉の意味は分かっても、意図が分からなかった。 (友、達?) (そう。お友達です) ただ同じ事を返しただけの俺に、その人は何故だか嬉しそうに微笑んだ。 それ以来、両親や他のメイドに隠れて、その人と話をするようになった。 その人と話すのは心地よかった。その人は色んな事を聞かせてくれた。 自分は自然が好きだとか、犬は好きだけど何故か猫は苦手だとか、好きな食べ物のことや嫌いな食べ物のこと、どうして屋敷に来たかや、両親がどんな人だったか等。 最初は聞いてるだけだったが、俺も少しずつ、自分から話すようになっていった。 実験結果が芳しくなく、研究員に屑呼ばわりされた事を話したら、その人は少し怒りながらこう言ってくれた。 「屑なんて酷い! ゼロスはすっごく立派なのにさ! ゼロスは凄いよ!」 その後に、何故かニコニコしながら俺の頭を撫でていた。 初めて実験が辛いと話したとき、その人は俺を優しく抱きとめてこう言ってくれた。 (怖いよね。苦しいよね。辛いよね。ごめんね、何もしてあげられなくて) 泣きながらその人はそう言ってくれた。 俺は何故だかその人が泣いてると、実験よりも辛い気持ちになった。 何かが言いたかったけど、何を言いたいのか分からなかった。 結局、何も言わずに一緒に泣いてしまった。 それからまたしばらくして、その人が唐突にこんな事を言い出した。 (ゼロスは、結婚って分かる?) (結婚? 知ってるけど……) その人のおかげ}で、俺はだいぶ感情が戻っていた。実験は当然辛かったが、その人のおかげで乗り越えられた。 言葉の意味は知ってた。だから、嫌な予感がした。 (そっかぁ……私ね、結婚するんだって) まるで他人事のようにその人は俺に話した。 何故だか胸が、絞め付けられるような感覚がした。 (へぇ。良かったじゃん) 顔を見てそう言う。口調だけは軽く。顔は少し笑みを浮かべさせて。 (うん。相手の人も凄くやさしくて、紳士的な、いい人なんだ) 本当なら喜ぶべきなのに、心がざわついた。 そしてその人も、悲しい顔をしていた。 (……どうしてそんな悲しい顔をするのさ) 明らかに不機嫌と分かる声で俺は聞いた。 自分でも、どうして不機嫌なのか分からなかった。 (ゼロスこそ。何だか機嫌悪そうだよ?) 機嫌が悪いのはばれて。なのにその理由は分かってもらえなくて、何故だか無性に腹が立った。 (知らないっ) そっぽを向くと、その人は俺を後ろから抱き寄せた。 (ど~したの~? 言ってくれないと分からないよ~?) いつもなら抱きしめられると安心するし、声を聞けば機嫌が直った。 だけど、今回だけは、どうしても機嫌が直らなかった。 (知らないっ! ■■■なんて嫌いだ!) (あっ) そう言い残して、俺は部屋から飛び出した。 部屋から出た瞬間に、ちらっと見たその人の顔が印象的だった。 ──それはとても悲しそうで、今にも泣きそうな微笑みだった。 次にその人と会ったのは、雷雨の夜だった。 生まれて初めての雷雨。怖くて部屋の隅で震えてた。 そんなときに、その人が部屋に入ってきた。 ……後ろに、両親をつれて。 話しによると、二人で会話してたのがばれたらしい。 俺ではなく、両親はわざわざ俺の前でその人を責め立てた。 助けてあげたかった。悪いのはその人じゃないと叫びたかった。 けれど、恐ろしかった。両親に楯突こうものなら、後で何をされるか分かったものではない。 結局、俺は最後まで膝を抱えて震えていた。 ──ふっと、足音も立てず、天井から、黒い何かが、父親の背後に、降り立った── その黒い何かが、巨大な爪のようなもので父親を突き刺した。 父親は口から血を吐きながらばたりと倒れ、絶命した。 母もその人も恐怖に顔を引きつらせ、母に至っては叫び声をあげていた。 黒い何かは、父親から爪を引きぬくと、真っ直ぐに爪を出しながら俺へ向かってきた。 そこで母が俺を庇った。 覚えてなかった……いや、知らなかったのはここからだ。 俺が母を呆然と見ている間に、その人はどこからか剣を取り出していた。 母から爪を引きぬき、隙が出来てる黒い何かに剣を突き刺した。 結果は相打ち。黒い何かも、その人に爪を突き刺していた。 ばたりとその人と黒い何かが倒れた後で、俺は母と会話をしていた。 「お前さえ、生まれなければ」 そういったニュアンスの事を言われた。 言い終わってすぐに、母も絶命した。 残ったのは、俺だけだった。 「う、うう……うわぁあああああああ!!」 【BGM:「星の涙、人の想い」】 叫び声をあげて、すぐに気絶したと思う。 次に目が覚めたのは朝だった。 夢だと思いたかったが、夢じゃなかった。 目の前に広がる惨状。鼻をつく血の臭い。 何もかもが現実だった。俺には耐えられなかった。 だから、俺は自分の記憶を封じた。『代わりの人格を立てて』 嫌な記憶をソイツに押しつけて、ソイツを殻に閉じ込めた。 二度と思い出さないように。決して表に出さないように。 記憶もなく、感情もないまま放浪した。 今の親父たちに拾われたのはこの後だ。 【BGM:「遠い約束」】 「……ッ!!」 ふと気がつくと、涙を流していた。自分の頬に触れてみる。濡れている。 こんな大事なことを、こんな大切な事を忘れた挙句、夢に見たあいつに押し付けていた。 そんな自分が不甲斐ないのか、記憶を取り戻したせいか、泣いていた。 思い出した。 ユラを避けていたのも、メイドを見ると気絶するのも、女性が苦手だったのも、死にたいのか生きたいのか分からなかったのも、記憶が無くなっていた理由も全部。 今思えば、夢に見たあいつが持っていた剣は、あの人が持っていた剣だ。 夢に見たあいつに責め立てられたとき、最初に聞こえたのはあの人の声だ。 「ごめんなぁ……今の今まで忘れててよぉ……あんなにも色々してくれたのによぉ……」 ぼろぼろと泣きながら、メイド服をつけていた骸を抱きしめる。 「今なら分かる。今なら言える。俺ぁ、あんたが好きだったんだよ……だからあんたが泣くとあんなにも辛かったんだ。だからあんたが結婚の話をしたときに憎まれ口なんて叩いたんだ……」 ひたすらに泣いたままごめんと謝り続ける。 他に何の音もしない。ただ部屋には、すすり泣く音だけが響いている。 「ありがとう。おかげで救われた。あんたのおかげで俺は救われたんだ。本当に、ありがとう」 十年の時を経て、ようやく言えた、感謝の言葉。 もう遅いかもしれない。もう届かないかもしれない。もう意味は無いかもしれない。 それでもただ……言いたかった。 「ありがとう」 その後、屋敷の中にあった骸骨全部を、屋敷の裏に埋めた。 何とか名前が分かった人にはちゃんと墓標も立てて。 その人の墓標だけ立派にしようかとも思ったが、やめておいた。 きっと特別扱いは嫌がるだろう。 その代わりに父と母の墓だけは立派にしておいた。 どんな人間だったとしても、二人のおかげで自分が生きているのは事実だ。 墓に向かってたっぷりと感謝と非難の言葉も投げかけておいた。 これで、俺の旅は終わる。 長い長い旅が、終わる。 「さて、と。行くか」 墓場の中央に案山子を作り、自分が持っていた赤い外套をつけておく。 高価なものだが、構うまい。 改めて屋敷と屋敷前の森に自作の結界を張っておく。 自分だけは通れるようにして。 安らかに眠ってほしいと、祈りを捧げて。 「じゃあな。俺の初恋の人。俺の半身。俺の記憶たち」 「せいぜい、俺の浅はかな生き方でもあの世で笑いながら見守っててくれ!」 誰にでもなくそう呟き、その場を後にした。 俺の旅はここで一旦お終い。 この後、初めての親友のせいで大切な人に少しは気に入られてるのが分かるが、それはまた別の話。 ~fin~