約 1,257 件
https://w.atwiki.jp/riwamahi/pages/798.html
大部品 南国人はakiharu国涼原秋春さん作 大部品 急げ馬よは宰相府はるさん作 大部品 FROG職員は海法よけ藩国 不離参さん作 大部品 回避の達人は満天星国蒼のあおひとさん作 大部品 護民官は星鋼京双海さん作 部品構造 大部品 ダムレイ RD 223 評価値 13大部品 ダムレイの趣味と経歴 RD 6 評価値 4部品 リワマヒ国に入国。医師として従事しつつ料理も修行。 部品 初心者騎士団二期に参加。有志とFROGを立ち上げ 部品 植物使いとしての修行 部品 行政士官としての活動 部品 趣味:プロレス 部品 趣味:ラジオとはがき職人 大部品 南国人 RD 8 評価値 5大部品 南国人の身体的特徴 RD 3 評価値 2部品 金色の髪 部品 小麦色の肌 部品 健康的な肉体 部品 布地の少ない服装 部品 基本の職業適正 部品 封魔の民 部品 南国の狩猟採集生活 部品 南国人の習慣 大部品 FROGの長 RD 41 評価値 9大部品 FROGの長の仕事 RD 4 評価値 3部品 FROGの長の概要 部品 各国藩王・華族との折衝 部品 本部・支部、活動現場の視察 部品 活動声明の発表とお礼状の作成 大部品 政治家 RD 12 評価値 6部品 概要(政治家) 部品 取得条件(政治家) 大部品 資質(政治家) RD 7 評価値 4部品 カリスマ性 部品 弁舌力 部品 財力(政治家) 部品 使命感(政治家) 部品 本気の嘘 部品 礼儀作法(政治家) 部品 折衝力(政治家) 部品 コネクション 部品 情報収集力 部品 知名度の高さ(政治家) 大部品 FROG職員 RD 25 評価値 7大部品 概要 RD 4 評価値 3部品 着用制限 部品 信念 部品 日常業務 部品 訓練の継続と緊急避難マニュアルの熟読 大部品 特徴 RD 3 評価値 2部品 コミュニケーション技能 部品 元気で体力がある 部品 いい笑顔 大部品 事務技術 RD 4 評価値 3部品 書類作成 部品 TODOリスト 部品 関係各所との調整 部品 報告・連絡・相談 大部品 炊き出し技術 RD 7 評価値 4部品 炊き出し技術とは? 部品 炊き出しメニューの検討 部品 調理スペースを整える 部品 大量の調理を行う 部品 衛生管理を徹底する 部品 食事の配給 部品 個別の対応が必要な人への支援 大部品 避難誘導技術 RD 7 評価値 4部品 避難誘導技術とは? 部品 避難判断と避難経路の策定 部品 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築 部品 要支援者の把握と対応 部品 避難指示の素早い伝達 部品 避難先への移動 部品 避難先の安全把握と判断 大部品 緊急展開軍 RD 27 評価値 8大部品 緊急展開軍の特徴 RD 5 評価値 3部品 緊急展開軍の部隊概要 部品 航空機による緊急展開のメリット 部品 緊急展開軍の選抜基準(リワマヒ国版) 部品 シフト制による常時准警戒体勢の確立 部品 後方支援及び災害派遣や民生協力について 大部品 緊急展開軍の戦闘技能について RD 15 評価値 6部品 緊急展開軍の日常訓練及び戦闘マニュアルについて 大部品 歩兵(リワマヒ国版) RD 14 評価値 6大部品 リワマヒ国の歩兵事情 RD 4 評価値 3部品 初期の歩兵養成事情 部品 第一次歩兵強化策 部品 現在の歩兵養成について 部品 特色 部品 服装 大部品 白兵戦技術 RD 6 評価値 4部品 バッドさん流筋肉トレーニング 大部品 白兵戦防御技術 RD 2 評価値 1部品 入り身術 部品 打撃防御技術 大部品 白兵戦攻撃技術 RD 2 評価値 1部品 受け流し格闘 部品 一般近接格闘術 部品 観察と実践 大部品 射撃戦技術 RD 3 評価値 2部品 通常射撃技術 部品 遮蔽物の利用 部品 射撃武器の状況に合わせた切り替え 大部品 緊急展開軍における装備選択理念 RD 7 評価値 4部品 B世界での歩兵装備運用について 大部品 リワマヒ国軍歩兵標準装備 RD 4 評価値 3部品 歩兵銃 部品 短機関銃 部品 狙撃銃 部品 軍刀・その他装備 部品 緊急展開用各種コンテナパックについて 部品 緊急展開軍における歩兵個人戦闘装備の選択理念 大部品 炎の料理人 RD 27 評価値 8大部品 炎の料理人の特徴 RD 7 評価値 4部品 火力を活かした調理技術 部品 炎を使った魅せる調理 部品 同時作成による時短調理術 部品 食材の調達へのこだわり 部品 自然への敬意と畏れ 部品 大衆料理から宮廷料理まで 部品 炎の料理人同士の切磋琢磨 大部品 炎の料理人の修行 RD 4 評価値 3部品 火の持つ性質の理解 部品 炎との格闘の日々 部品 炎の料理人たちの元での武者修行 部品 ニッポリテスト 大部品 炎の料理人の専門道具 RD 3 評価値 2部品 使い込まれた中華鍋 部品 手入れの行き届いた中華包丁 部品 防炎性能の高いコック服 大部品 料理人 RD 13 評価値 6大部品 料理人の仕事 RD 5 評価値 3部品 メニューの考案 部品 食材の仕入れ 部品 下準備・仕込み 部品 料理の作成 部品 衛生管理と安全管理 大部品 料理人の6年の修行 RD 6 評価値 4部品 師匠となる料理人への弟子入り 部品 皿洗い・雑用などの下積み 部品 調理技術の修得 部品 食材についての勉強と理解 部品 料理の実践 部品 調理器具のメンテナンススキルの修得 大部品 料理人の基本道具 RD 2 評価値 1部品 料理人愛用の包丁セット 部品 料理人御用達のフライパン や鍋などの調理器具 大部品 植物使い RD 12 評価値 6大部品 植物使いの持ち物 RD 3 評価値 2部品 植物と心をつなぐ笛 部品 植物使いの持ち歩く植物の種 部品 植物に水をやるためのじょうろ 大部品 植物使いになるための修行 RD 5 評価値 3部品 先達の下へ弟子入りする 部品 植物と仲良くなる 部品 笛の練習 部品 植物の勉強 部品 自然保護の知識 大部品 植物を操る能力 RD 4 評価値 3部品 笛で意思を伝える 部品 動かせる植物の範囲 部品 思いを聞いて手伝ってくれる植物の力 部品 植物に力を借りる上での注意点 大部品 護民官(職業) RD 12 評価値 6部品 護民官事務所への出仕 部品 出仕者の作業 部品 案件への対応 部品 救済案件 部品 仲裁案件 部品 自主案件 部品 護民官補 部品 藩国における役割 部品 報奨と罰則 部品 不正について 部品 級について 部品 報連相の徹底 大部品 栄光の野戦炊飯具1号 RD 18 評価値 7大部品 栄光の野戦炊飯具の概要 RD 5 評価値 3部品 栄光の野戦炊飯具とは? 部品 栄光の野戦炊飯具の開発動機 部品 栄光の野戦炊飯具の性能要求 部品 炊き出し大会で得られた知識・技術のフィードバック 部品 リワマヒ陸軍の戦闘糧食フルコース 大部品 野戦炊飯具の調理性能と基本装備 RD 5 評価値 3部品 糧食作成能力 部品 多様な調理を支える炊飯器と万能調理器具 部品 圧縮空気を使った野菜カッター 部品 圧縮空気の作成 部品 給水タンクと水道設備 大部品 野戦炊飯具のオプション装備 RD 3 評価値 2部品 焼き物作成用の携帯コンロもしくは七輪 部品 野戦炊飯具搭載用の野外冷蔵庫 部品 増設用給水タンク 大部品 野戦炊飯具の移動方法 RD 2 評価値 1部品 けん引による移動 部品 航空輸送への対応 大部品 野戦炊飯具に期待される効果 RD 3 評価値 2部品 大量の糧食の一括作成による省力化 部品 暖かい糧食による士気の向上 部品 軍隊内の栄養管理 大部品 急げ馬よ RD 16 評価値 6部品 急げ馬よのあらまし 部品 急げ馬よの取得条件 部品 急げ馬よの陸路移動効果 大部品 馬術 RD 8 評価値 5部品 馬と心を通わせる 部品 乗り降り練習 部品 騎乗姿勢 部品 歩法の習得 部品 常歩 部品 速歩 部品 駈歩 部品 襲歩 大部品 長距離移動訓練 RD 5 評価値 3部品 長距離移動計画 部品 地図を読む 部品 越境の準備 部品 休憩・補給 部品 馬と野営 大部品 受付(技術) RD 12 評価値 6部品 概要(受付) 部品 使用条件(受付) 大部品 受付方法の制定 RD 4 評価値 3部品 受付場所を構える 部品 連絡方法の確立 部品 応対要員の確保 部品 受付方法を周知する 大部品 信頼を得る RD 3 評価値 2部品 地道な活動 部品 知り合いを増やす 部品 困りごと解決のお手伝い 大部品 国民との共同実施 RD 3 評価値 2部品 連帯感の芽生え 部品 異なる視点の獲得 部品 効果の向上 大部品 回避の達人 RD 4 評価値 3部品 素早い動き 部品 潜り抜け 部品 ジャンプ 部品 捨てて身軽に 大部品 低物理域対応訓練 RD 23 評価値 7部品 低物理域対応訓練の簡潔な概要 大部品 低物理域対応訓練の歴史 RD 7 評価値 4部品 リワマヒ国における武術のおこり 部品 鉢器術の概要 部品 鉢器術の特徴(1):両手に装着する鉢 部品 鉢器術の特徴(2):胴鎧 部品 鉢器術から低物理域対応訓練へ 部品 武術の一般化における問題点と、室賀兼一のアプローチ 部品 低物理域対応訓練の修行期間 大部品 低物理域対応訓練の特徴について RD 5 評価値 3部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(1):宇宙対応 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(2):スタンド・グラウンド・コントロール 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(3):独特の鍛錬法・木人向日葵 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(4):徹底したショーマンシップ 部品 低物理域対応訓練における装具 部品 低物理域対応訓練の思わぬ副産物 部品 ジョークの神様の加護 大部品 B世界での低物理域対応訓練について RD 2 評価値 1部品 急に増えた習得希望者への対応。 部品 物資不足に対応した低物理域対応訓練 大部品 独特な白兵戦 RD 6 評価値 4大部品 受け技 RD 3 評価値 2部品 絡め手からの投げ・極め技 部品 崩し技 部品 受け流し 大部品 当身技 RD 3 評価値 2部品 掌底術 部品 巻き込み肘 部品 腕打ち 大部品 行政士官 RD 17 評価値 6大部品 概要 RD 3 評価値 2部品 リワマヒ国の行政士官 部品 事務官について 部品 技官とは 大部品 武官としての側面 RD 3 評価値 2部品 武官を兼ねる 部品 武官としての行政士官について 部品 リワマヒ国軍の各部について 大部品 育成過程 RD 5 評価値 3部品 育成機関「グランデコール」 部品 準備過程 部品 養成学校について 部品 卒業後の進路について 部品 任用制度の移り変わりについて 大部品 抜かない拳銃 RD 2 評価値 1部品 任官時の拳銃の支給 部品 四二年式拳銃(リワマヒ国制式将校用拳銃) 大部品 行政士官のその後 RD 2 評価値 1部品 健康管理について 部品 リワマヒ国陸軍廃兵院とは 大部品 行政士官の非戦争活動 RD 2 評価値 1部品 非戦争活動時の協調行為の適正 部品 非戦争活動における適応力の高さ 部品定義 部品 リワマヒ国に入国。医師として従事しつつ料理も修行。 ふらふらと旅をしていたがリワマヒ国の気候やごはんが気に入ってリワマヒ国に入国。医師の訓練を受けて、医療活動にかかわる傍ら、料理にも打ち込む。 部品 初心者騎士団二期に参加。有志とFROGを立ち上げ 初心者騎士団二期に参加し、各国の同期とネットワークを作る。この時の有志であつまってFROGの立ち上げを行った。 部品 植物使いとしての修行 おいしいごはんを作るために農業にも興味があり、もっと植物を知ろうと国内の植物使いと話をして意気投合。植物使いとしての修行をつけてもらう。筋は良くなかったが、十年弱かかって植物使いとなった。 部品 行政士官としての活動 行政にかかわるものとして一から勉強をしたいと行政士官の訓練課程を受け、行政士官として活動する。行政理論にも詳しくなり、視野が広がった。 部品 趣味:プロレス プロレス観戦が趣味。趣味が高じて、同好の仲間とともに野良プロレスを不定期で開催している。マスクマンが好きで自分用のマスクを5種類もっている。 部品 趣味:ラジオとはがき職人 お笑いが好きで特に言葉だけで笑いや感動、情報を与えるラジオが大好き。こっそりとネタはがきを送るはがき職人でもある。 部品 金色の髪 南国人の髪は金色をしていて、さんさんと降り注ぐ日光を浴びて美しく輝く。 髪型にこれといった傾向はなく、皆思い思いのヘアスタイルをしている。 部品 小麦色の肌 降り注ぐ陽光で焼けたのか、南国人の肌は健康的な小麦色をしている。 これは布地の少ない服を好むせいもあるだろう。 部品 健康的な肉体 陽気な風土で育まれたためか、 南国人は他国よりも健康的な肉体をしていることが多い。 豊かな自然環境の中、元気いっぱいに暮らしている。 部品 布地の少ない服装 南国人は布地の少ない服装を好む。 他国人からすると目のやり場に困るという意見もあるが、暑いのだから仕方がない。 また、密林で動きやすい服装という一面もある。 部品 基本の職業適正 南国人は科学技術に強く、 そのためパイロットを目指すもの、 学生として知識を学ぶもの、医師をめざすもの、 あるいは薬品にとらわれてドラッガーになるものが多く、 また健康的な肉体を活かして歩兵になるものもいた。 部品 封魔の民 南国人は封印の民、あるいは封魔の民と自称し、古代遺跡のある土地に住んで封印が解けるのを防いでいる。 南国が密林なのも、魔を封じるための樹が生い茂っているからである。 南国人は先天的に魔法遺伝子が欠損しており、これによって変異を防いでいた。 部品 南国の狩猟採集生活 南国人はその豊かな動植物相から食料を得る技術に長けている。 生物資源を使って仕掛けを作り、野生動物を捕らえたりするのだ。 南国人には食べることで浄化し、その存在を受け継ぐという信仰が根付いていることが多い。 部品 南国人の習慣 南国人は森国人同様に自然の中に住み、親近感を持っている事が多い。 また、河などの水場が近い地域に住むため、その家は洪水対策されている。 部品 FROGの長の概要 NGO組織のFROGの長として組織全体の最終責任を負う。また各部門で判断ができない事案や大規模なプロジェクトについて判断を行ったり、組織全体の方向性を示す。状況に応じて各国の藩王華族との折衝も行う。当然ながら、FROGの組織に1人しかいない。 部品 各国藩王・華族との折衝 FROGの長として、各国藩王・華族との折衝を行い、協力を取り付ける。また、各国の許認可に関しても交渉を行う。 部品 本部・支部、活動現場の視察 「現場・現実・現物」をモットーに本部や支部、活動の現場に出てできるだけ人の話を聞き、実際の動きを見ることを心がける。 部品 活動声明の発表とお礼状の作成 FROGとしての意見表明や、支援のお礼などへの声明の発表等を行う。また、寄付を下さった方々へのお礼状をこまめに作成している。原稿は自ら作成する。 部品 概要(政治家) 政治家とは、職業として政治に関わっている人のことをいう。自らが所属する国家や組織、団体のために、所属機構を代表して行動する。 部品 取得条件(政治家) 政治家は名乗るだけならばほぼ誰にでもできる。しかし、政治家として「所属組織の目的を達するため、所属組織を代表して行動する」ためには、まず組織への所属を行うこと、組織の代表として選出されることが必要となる。 そのためには所属しようとする組織の性質や規模にもよるが、一定以上の教養や財力、人脈が求められる。 政治家としてのスタート地点に立つためにも「政治」が必要なのはなんとも皮肉な話だ。 部品 カリスマ性 人を惹きつける魅力。「この人のためなら苦労もいとわない」と周囲の人々に思わせる人間性。口調や態度、外見など、話している内容とは関係なく先天的に得られる種類と、プレゼンテーション力や発声方法など、年単位での必死の努力の末に身につけられる種類がある。 部品 弁舌力 自分の言説の正当性を主張する能力。高い弁舌力を持つ者の中には、隙の無い原稿と想定問答集を用意し理路整然と最初から最後まで駆け抜けるタイプと、時折アドリブに任せながらも、必要なポイントは完全に抑えて場を制するタイプの2種類が存在する。 両者の良し悪しは比較できないが、自分が血反吐を吐くのが前者。周囲が胃を痛めるのが後者である。 部品 財力(政治家) 主に所属組織の利益につながる行動をとるのが政治家である。国のため、都市のため、組織のため、お題目は様々だが、どんな時にも必要になるのが活動資金である。 政治家の中には本業で稼いだ資金を元手に政治の世界に乗り出した者も少なくない。資金が多ければ養える人材の数も増え、より組織は強化される。 だからといって、後ろ暗い方法で資金を入手するのは政治生命を縮めるどころか普通にお縄になるのでやってはいけない。 部品 使命感(政治家) 政治家は自らが所属する組織に利益をもたらすために行動する。行動しなければならない。国益を考えずに自らの懐を肥やすことだけを追い求める者はもはや政治家とは呼ばない。政治屋である。 皆を代表して行動するという使命感・責任感を、政治家は忘れてはならない。政治家の行動の裏には数多くの人々の明日への希望が詰まっているのだ。 部品 本気の嘘 政治家が必ず備えている素養・・・であれば完璧なのだが、そうもいかないのが人間である。少なくとも、少しつつかれただけでボロが出るような嘘や隠蔽工作は行わない。もしも必要に応じて嘘をつくのならば、その嘘を嘘と気づかれてはいけない。墓場まで抱えていくか、嘘を本当にするために死ぬ気で働くのが政治家のつく嘘である。 部品 礼儀作法(政治家) テーブルマナーなどに限らず、その国その国、地域ごとの慣習や作法に精通している政治家は信頼を得やすい。真剣に自分たちのことを考えてきてくれたと思ってもらえるからだ。完璧にこなすのが一番だが、多少拙くとも真面目にやっていることを伝えられればまずは上出来だ。 部品 折衝力(政治家) どの組織も、それぞれの主義主張・権益を抱えて調整の場に臨んでいる。それぞれの組織が一応の納得をしつつ、中でも自分の組織が望む結果を得られるように場をコントロールし結末へと導く力、折衝力のある政治家はどの組織でも重宝される。 部品 コネクション 政治家はその仕事を通して、所属組織内外に多くのコネクションを構築する。コネクションの多さは切れる手札の枚数にも等しい。強い手札をどれだけ集められるかが、政治家としてのポテンシャルの高さである。 部品 情報収集力 培ったコネクションや自らが所属する組織の力を用いて、政治家は情報収集に余念がない。世の流れを掴む力は政治力の源泉となる。必要な時に必要なところへ必要な情報を集められる者が、政治の裏舞台で今日も活躍している。 部品 知名度の高さ(政治家) 政治家は文字通り組織の「顔」である。内政をするにも、対外的な交渉をするにも、「顔」を見せるか否かで効果は大きく異なる。おらが村にも有名人が来てくれた、というのは部外者が思っている以上に大切なことなのだ。そのため政治家には、品行方正さが常に求められる。汚れた顔でお客様に会うのは失礼にあたる、ということだろう。 部品 着用制限 FROG職員は、FROGの活動許可を出している藩国の成人であり。FROGの活動理念に共感し、それを体現し。既定の面接及び筆記試験を合格した。採用規定を満たし採用された者のみ着れる。 部品 信念 FROG職員は、FROGの設立目的と、活動理念、活動内容などに、共感し、それを体現しようとする信念を持っている。 部品 日常業務 日常業務は、食料の配布、自立へのサポート、地域の食糧事情についての調査報告、広報啓発活動、活動原資の獲得、各国支部の食糧備蓄状況の確認と買い付け・輸送など多岐にわたっている。このほかに訓練も継続している。 部品 訓練の継続と緊急避難マニュアルの熟読 FROG職員は、緊急食料支援などについて、支援が必要でない平時も、平時の食糧配布とともに、スタッフの育成や災害発生時のシミュレーションなど、緊急時の訓練も継続して実施している。また、災害発生時の対応方が書かれている、緊急時マニュアルを熟読しており、緊急時にはそのマニュアルに沿って行動する。 部品 コミュニケーション技能 FROG職員は、その性質上、各藩国の文化に配慮してコミュニケーションをとる必要があるため、各藩国の文化について常日頃学んでいる。 部品 元気で体力がある FROG職員は、周知などに大きくて元気な声や、作業などの支援に体力がとても必要であるため。声出しや体力をつけることを常日頃から行っている。 部品 いい笑顔 FROG職員は、困難に際しても、いい笑顔で、要支援者に接することができる。支援をするものが、不安をあらわにすれば、支援を受けるものは、もっと不安になってしまうだろう。しかし、要支援者がいない、同僚の前では別であるみんなで不安を共有し、支え合い、不安を乗り越える力へとかえている。 部品 書類作成 様々な種類の書類を作成して、整理していく。書類のフォーマットを作って置くと、作成しやすく、まとめて整理しやすい。 部品 TODOリスト やることをまとめた、TODOリストを作り、効率的に作業をしていく、今やらなければいけないもの、締め切りが近いものが視覚化できる。 部品 関係各所との調整 事務の仕事に関する、関係する各所との調整業務をする。事務は、コミュニケーション能力が実は一番必要なのだ。 部品 報告・連絡・相談 仕事の終了報告、同僚への仕事上の連絡、上司などへの相談も必要な技能になる。相談するときなどは、事前に自分の考えをまとめて置き、こう考えているということを伝えると良いアドバイスが貰えるかもしれない。 部品 炊き出し技術とは? 災害や貧困等により困窮した状態にある多数の人に対して、無償で食事を提供するための段取りや配布等に係る技術のことである。 部品 炊き出しメニューの検討 炊き出しで料理を提供する人数、備蓄された食料と、これから手に入りうる食料の量、被災者の健康状態や精神状態、栄養状態を勘案してメニューを考える。 部品 調理スペースを整える 大人数への食事を提供するためには広い調理スペースがあることが望ましい。また、調理器具等がそろっているかを確認し、使うものをセットしたうえで調理に入る。 部品 大量の調理を行う 調理スペースに食材を持ち込み、大量の調理を同時に行う。大量作成に向いた炊飯や、スープ系のものが選ばれることが多い。 部品 衛生管理を徹底する 炊き出しでは多くの人に提供することもあり、食中毒等の被害が大きくなってしまう。手洗いの徹底、食材に必ず熱を通す、生水を使わず沸かすなどを周知徹底する。 部品 食事の配給 食事ができたら配給を行う。列に並んでもらい、一人ひとりに手渡しする場合と、グループごとにまとめて取りに来てもらう場合など、状況に合わせて混乱がないように注意する。 部品 個別の対応が必要な人への支援 乳幼児や高齢者、病人等、食事に配慮が必要な人に対してはニーズを聞き取り、食べられるメニューを個別に対応し提供する。 部品 避難誘導技術とは? 災害現場等でまだ災害発生源の影響を受ける可能性がある、また二次災害の可能性がある等を判断し、より安全な場所へ人を誘導する技術。 部品 避難判断と避難経路の策定 避難が必要となるのかを判断し、避難人数や最低限持っていく必要がある物品、使える移動方法や経路などを把握し避難計画を策定する。時間がない場合も荒いものでも良いので少しでも立ち止まって計画は立てる。 部品 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築 避難に際しては、被災者全体への情報伝達や信頼度の問題でも関係機関や地域のキーマンへの協力を要請し、協力関係を作ることが望まれる。 部品 要支援者の把握と対応 避難の際に特に配慮が必要な子どもや妊婦、病人等について数や特性を把握し、サポートをする人をマッチングする。 部品 避難指示の素早い伝達 避難を行う際には、避難誘導計画や避難先、避難ルール(持っていける持ち物がある場合は、一人どれだけもっていけるか等)を素早く伝達し、移動できるように準備を整えてもらう。 また、避難に際してはブレーカーを落とすやガス栓をしめる等のそのままにしておいては事故につながるものの処理をするように伝え、避難先のメモを玄関先に貼るよう促す。 部品 避難先への移動 避難先への移動の際は、移動グループごとに先頭につく先導役2名、最後尾について脱落者がでないようにする最後尾役2名、中間にいて移動グループで問題がないか把握したり先頭と最後尾の連絡役を務める中間連絡役2名を決めて移動する。 部品 避難先の安全把握と判断 避難先についた後は、避難先が本当に安全なのかを状況把握して判断する。安全であれば拠点をつくる。安全が確保できないと判断すれば、さらに避難先を決めて移動する。 部品 緊急展開軍の部隊概要 緊急展開軍とは、各地域の方面軍を航空輸送などにより援護を行う部隊の事で、陸軍エリートによって構成される機動部隊を指す。 援軍活動を行うには政府の許可が必要である。 部品 航空機による緊急展開のメリット 治安維持や物資補給などで戦地へ輸送機を使った航空作戦により高速展開し 、各部隊を支援をするのを前提に訓練を行い、装備が配備された部隊である。 航空機による機動展開のメリットは移動にかかる時間が地形により影響されない点、水上移動に比べると高速である点などが挙げられる。 部品 緊急展開軍の選抜基準(リワマヒ国版) 緊急展開軍への配属を志望するものはまず、リワマヒ国の歩兵としての実績が求められる。 さらに緊急展開軍は、個人個人での即応性と幅広い対応が求められるため、 選抜過程においては基礎となる体力や戦闘技術以外にも、判断力・指揮適正・交渉能力、はては調理技術やサバイバル術など多岐にわたる訓練が 長期間に渡って施されようやく一人前とされる。 部品 シフト制による常時准警戒体勢の確立 緊急展開軍所属の兵士は、組織の性格上24時間365日いついかなる時に任務が発生しても対応できるよう、きっちりとシフト制を組んでいる。また同時展開の可能性も考慮されており、対応班分けも細かく設定されている。 部品 後方支援及び災害派遣や民生協力について 緊急展開軍はその性質から戦闘活動だけでなく、緊急事態における対応能力も求められる。 そのため、応急的な限定医療行為や補助的な工兵活動などの知識・技術も身につけている。また、災害派遣時の炊き出しなどの際は野戦炊飯具などを活用した美味しい食事の調理なども行えるよう訓練を受けている。 部品 緊急展開軍の日常訓練及び戦闘マニュアルについて 緊急展開軍は歩兵としてありとあらゆる場面に対応が必要であるため、前提として一般的な歩兵としての技能はもちろんのことだが、 それ以上のスキルが求められる。 白兵戦技術や射撃訓練などは日々の日課として行われ、最新の軍事トレンドや他国での活動の情報など、 活用できるものは随時取り入れマニュアルを更新し対応力の更新に努めている。 部品 初期の歩兵養成事情 小国であるリワマヒは国民が少数で有ることもあり、健康な一定年齢以上の国民は兵役義務が課されている。 徴収した人員に対し、歩兵としての教育を行うのが「リワマヒ陸軍学校」であり、 通常リワマヒで「歩兵」といった場合には実働戦力として認定を受けた学生の事を指す。 入学時期等はある程度個人の自由とされているが義務教育と合わせて基礎的な軍事教練が行われてきた。 部品 第一次歩兵強化策 根源種族襲来による「銀の街防衛戦」の敗戦及び、 共和国参謀部による歩兵強化提言に基づき、リワマヒ政府は歩兵強化策を実施。 これまで能力を問わず広く徴収した兵による部隊構成を行ってきたが、 選抜を行い経験・能力に優れた人間による学生歩兵部隊を構成する事となった。 部品 現在の歩兵養成について 現在は徴用制度ではなく、志願者を養成した上で体力・精神・知識等総合的に勘案し、 適正のある者のみが正式にリワマヒ国軍として任官される。 部品 特色 にゃんにゃん共和国内での共同軍事演習では「正直まったく強くない」と酷評されるリワマヒ軍だが、 ランク付けを行った際には、兵站部門に関してだけはトップクラスの評価を得ている。 これは本来少ない兵員を効率よく戦力化しておくための苦肉の策ではあったが、 現在の時点でここまで力を入れた国が他に無かった為、特に際だった評価を得る事となった また、夏は酷暑、冬は豪雪と実に極端な気候風土に対応するために 糧食は高いカロリー量に設定されており、また味にうるさい国民が多い為、 品目と味には特に注意が払われ、品質と配布の管理には歴戦の勇士があてがわれ、 常に最高の状態になるよう細心の注意が払われている。 合同演習が行われ他国の兵士と食事を共にする機会では 「演習中にフルコースを食べられるとは思わなかった」と言わしめるほどである 部品 服装 元々学生+歩兵が主軸であったため、平時は学生服、礼装及び出兵時は各種装備を取り付けた軍服にて活動を行う。 青を基調とした「マトイ」と呼ばれる長いコート状の上着を着用し、額に頭環をつけるのが正式な制服であるが、 これらは南国で高温多湿のリワマヒでは暑いため、内勤の人間だけが着用している。 訓練中の学生の殆どは腹にサラシを巻き、ズボンのみ等の格好が愛好する。 絵ではセーラー服を着た男女が描かれているが、これは小笠原分校の為に技族が制服をデザインした際、 セーラー服が高温多湿のリワマヒの気候では案外過ごしやすいじゃないかと評判になり、 年齢の低めの学生に受けが良く、着用されるようになったためである。 リワマヒは南国であり、国内及びその周辺の殆どが密林に覆われている為 演習で活動するときは緑の迷彩仕様の服装を着用している 部品 バッドさん流筋肉トレーニング リワマヒ国に逗留しているバッドさんによる筋力トレーニングは、ほがらかに笑いながら重量屋台を曳かされるなど屋台のお手伝いにも見えるトレーニングとなっており、 続けると足腰をはじめとした全身の筋力強化に格闘トレーニングの成績も上昇。おまけにバッドさんのコロッケも食べられるとあって、歩兵たちにとっても大人気である。 部品 入り身術 相手の構えや技に合わせて体を入れていく事で攻撃を反らす技術。リワマヒ国では低物理域対応訓練の技術を応用した入り身術をベースとして歩兵防御技術の一つとして構築されている。 部品 打撃防御技術 相手の打撃に合わせるタイミングで打撃を当てることで、相手の力を利用してダメージを増やす技術。 これは学生が多かったため、無理に筋力に頼るよりも相手の筋力を利用すればよいという考えのもと成熟された技術の一つである。 部品 受け流し格闘 低物理域対応訓練の基礎技術である、受け流す技術は歩兵訓練カリキュラムにも応用されており、 主に相手の打撃を受け流し投げたりいなす技術として白兵戦時の防御策の一端として兵士たちを守っている。 部品 一般近接格闘術 リワマヒ国の歩兵は養成課程の中で標準的な近接格闘術を学ぶ。 これは学生の健康増進や心身の鍛錬も兼ねており、むやみに格闘術を振るい喧嘩の原因にならぬよう指導員は心構えから教育をしている。 部品 観察と実践 リワマヒ国流の白兵技術は、相手の動きに合わせて動く技術が多い。 そのため、通常の格闘術以上に相手の動きをしっかりと観察し、それに合わせて身体を動かす。 相手に呼吸を合わせることがポイントだ。 部品 通常射撃技術 リワマヒ国の歩兵の射撃技術は良く狙い当てることにまず主軸が置かれる。これは標準装備のライフルの装弾数が少ない事にも起因するが、 当たらない射撃練習よりも当たる射撃練習の方が達成感が増える為である。 基礎の射撃が出来た後に射撃戦においての体の動かし方を学ぶ。 部品 遮蔽物の利用 射撃戦の基本は相手の射撃に身体をさらさないことである。 戦場で棒立ちは危険、歩兵たちは地形や遮蔽物を利用して自分の体を守りながら射撃をする意識をたたき込まれるのだ。 部品 射撃武器の状況に合わせた切り替え 射撃戦においては相手との相対位置に合わせて的確な武器を選択する事が重要である。 白兵距離に近い間合いにおいてはライフルは取り回しづらく、距離が離れている場合に拳銃はそもそも狙うことが困難だ。 歩兵たちは装備に合わせて的確に武器を切り替えるよう柔軟に考えるのだ。 部品 B世界での歩兵装備運用について 元来のリワマヒ国軍では持ち込み装備以外はリワマヒ国軍標準装備を使用していたが、 B世界では物資不足などが不足することが見られるため、同系統の武器でも問題なく使えるよう、 追加慣熟訓練を行っている。 部品 歩兵銃 リワマヒ国の歩兵銃については以下の通り。 全長 127.6cm 、銃身長 79.7cm 、重量 3.73kg 。装弾数は5発、 口径 6.5mm のライフル弾を 初速 762m/s で打ち出す。 歩兵銃は遺跡街の西、宮城の北にあるリワマヒ砲兵工廠にて熟練の職工により 一挺ずつ職人芸にて生産されていた。 狩猟用モデルも生産されており、リワマヒ国民にとって「銃」と言えばまずこれを指す。 部品 短機関銃 全長 94.7cm 銃身長 31.5cm 重量 3.9kg 口径 9mm 装弾数は 10発/20発/40発 から選択 これまで連射機能の無い歩兵銃を愛用してきたリワマヒ陸軍だが、 共和国合同作戦などの増加から、共和国規格に合わせた機関銃を採用する事となった 数種類の候補の中から丈夫で軽く、拳銃と弾薬を共有出来る当モデルが採用となった 部品 狙撃銃 全長 122.5cm 重量 4.31kg 口径 7.62mm 銃身長 62cm 銃口初速 830m/s 有効射程 500m 装弾数 10発 作動方式 ガス圧利用 軍隊で運用する上で、軽量で運搬性なども考慮に入れられたデザインは合理的である。 市街戦、密林戦におけるスナイパーの有効性を知ったリワマヒ国陸軍工廠がそのために作ったものであるため、 遠距離の狙撃能力よりも、市街(100から400m)での即射性を優先したつくりとなっている。 気温差が激しく湿度の高い環境で長期間使用することを前提とした銃であり、精度より耐久性に特化している。 一部のモデルには着剣装置が付属しており、銃剣を装着できる。 リワマヒ国では参謀本部からの情報により、夜戦を想定した暗視スコープを標準装備しているが、 現時点においてはいまだ単独でのミッションを達成するまでの精度を得るに至ってないのが実情である。 これに対応する為、リワマヒ国では風や目標、着弾点の情報をスナイパーに報告する観測手を補助要員として就けることで、対応している。 観測手はこれら情報をスナイパーに伝え、2人1組で活動することでその能力を遺憾なく発揮している。 これは、リワマヒ国の公立校である軍学校にての活動、冒険などでも必ずバディ制が導入されている事からも証明されているリワマヒ陸軍では、狙撃兵専門の教官を招聘し、今後も更なる訓練を重ねることで学生兵らの高い帰還率を維持する予定である 部品 軍刀・その他装備 刃渡り70cm前後、ベルトを使用して腰から吊るす。 軍刀といってはいるが、リワマヒにおいては密林の植物を払い通るための装備であり、 使い勝手から各個人の変更が許されており刃渡り30cm程度の鉈に持ち替えている者もいる その他装備 出撃の際には、ベルト、弾体入れ、手榴弾入れ、肩掛け水筒、雑嚢、携帯シャベルケース等を所持する 部品 緊急展開用各種コンテナパックについて きゃりっじを始めとした航空機による緊急展開の際は予め用意された各種コンテナパックを搭載することで素早く発進可能としている。 コンテナパックは任務用途に応じて各種用意されており、人道支援用パックなどは緊急展開と並行して陸路や海路輸送でも用いられるため、共通の規格のものを採用している。 部品 緊急展開軍における歩兵個人戦闘装備の選択理念 緊急展開軍において個人装備は重要な要素の一つである。 緊急展開先においてどのような戦闘が想定されるのか、どのような地形・環境かの情報を元に最適な装備を選択することはもちろん、それらの装備をいついかなる状況でも問題なく使用出来るよう、日々の訓練を行っている。 部品 火力を活かした調理技術 火のもつ性質を習熟した炎の料理人は、炎を相棒として様々な料理を作る。鍋を振って空中で直火に当ててぱらっとした食感を実現したり、逆に絶妙な弱火で食材をベストな状態で煮込み続けるなど、高温も低温も使い分ける。 部品 炎を使った魅せる調理 アルコール度数の高い酒を振りかけて一気にアルコール分を飛ばすフランベは見た目も派手なため、炎の料理人の十八番のように人々から思われている。「子どもたちが喜ぶから」という理由でフランベを多用する料理人も多い。 部品 同時作成による時短調理術 炎の料理人は、もともと国軍という巨大な胃袋を支える兵站部門から生まれたため、「大量に素早くおいしいものを」というニーズがあった。そのため、いくつもの料理を同時に作成することが当たり前であった。複数のコンロを使って同時にいくつの料理を作れるかが、炎の料理人の習熟度を測るバロメータになっている。 部品 食材の調達へのこだわり 人に喜んでもらえる食事を作るため、安全安心な食材を調達することには並々ならぬこだわりがある。必要ならば土地の人々の許可を得たうえで山や海に自ら入り、食材を手に入れる。 部品 自然への敬意と畏れ 炎の料理人たちは、時に山や海に潜って食材をとることから、自然には勝てないということ、自然を敬うことが体に染みついている。必要以上に収奪することで生態系を壊さないように細心の注意を払う。 部品 大衆料理から宮廷料理まで 「うまい、はやい、やすい!」を目指すものや、「至高の一皿を作り上げる」ことに全力を注ぐものなど、料理人は自分の求めるもののために、日々試行錯誤を続ける。炎の料理人は、火という料理の基本に習熟することによって、それらの料理バリエーションをさらに広げている。 部品 炎の料理人同士の切磋琢磨 炎の料理人たちは、自らの技術を高めることに余念がない。そのためには、自分ひとりで技術を磨くのではなく、相互に切磋琢磨して、時に教えあい、時に競い合うことで、よりおいしい料理を目指している。 部品 火の持つ性質の理解 炎の料理人を目指すものは、まず炎の性質を理解しなければならない。炎は内側のほうが温度が低いのでいたずらに火を大きくすればよいのではないこと、コンロや炭火など熱源によっても熱の伝わり方や水分が違うということなどを修行中に学びとっていく。 部品 炎との格闘の日々 料理の基本である火を自在に操るためには、座学だけではなく実践が重要視されている。先輩料理人に教わりながら、何度も鍋をふるい、失敗し、それを教訓に再挑戦していく。炎との日々の格闘を通じて、炎を相棒と呼べるようになるほど習熟していく。 部品 炎の料理人たちの元での武者修行 炎の料理人と一口でいっても、一人ひとりの料理人によって調理スタイルは様々である。修行中のものは最後の一年間に最低でも3人の炎の料理人のところに武者修行に行く。このことにより、一つの師匠の元では得られない視点や技術を学び取る。 部品 ニッポリテスト 炎の料理人として認められるためには、炎の料理人認定試験を受ける必要がある。この試験では、ニッポリという料理を作成する。ニッポリとはドロドロした生地を鉄板に流し入れて薄く延ばし、裏返したら具材を乗せてくるくると巻いていくというシンプルなものだが、具材は何を入れても自由なため、仕入れや仕込み、メニューの考案力が試される。また、具材を強火で炒めながら、弱火で繊細に生地を仕上げる必要もあり炎の使い方の習熟度が試されることになる。 部品 使い込まれた中華鍋 修行中から何度も使っている鉄製の中華鍋。炒める、焼くだけでなく、煮る・揚げる・蒸すも可能で料理のバリエーションを広げられる。手入れを怠るとすぐに錆が浮いてきてしまうため一目でわかる。手入れ不足の中華鍋は料理人の恥とされる。 部品 手入れの行き届いた中華包丁 幅広で重みのある包丁。野菜の千切りから豚肉や牛肉を骨ごと断つのにも使える便利さがあるが、大きく重いため熟練の料理人でなければ使いづらい。使用方法によっては刃こぼれもしやすいため、質の良いものを丁寧に手入れして料理人たちは使っている。 部品 防炎性能の高いコック服 厚手で防炎性能の高い繊維を使ったコック服。露出した肌に跳ねた油や食材が付着するとやけどをしてしまうため、長袖のものを着用する。当然重ね着しても意味はない。 部品 メニューの考案 仕入れられる食材、お客様の要望、自分の得意ジャンルや経験などを勘案して作成する料理の内容を決める。時にはオリジナルのレシピに挑戦することもある。 部品 食材の仕入れ 料理に必要な肉や魚、野菜などの食材を調達する。調達にあたっては、美味しく新鮮な食材を見分ける目利きだけでなく、仕入れ業者との信頼関係も大切になる。 部品 下準備・仕込み その日に作る料理をイメージして食材の切り出しや下味、調味料の配分、調理器具の準備などを行う。料理は同時作業が連続で発生するため、一流の料理人ほど段取りを重視する。 部品 料理の作成 お客様に一番美味しい状態で料理が届くように、仕込んだ食材に切る、焼く、炒める、煮るなどの調理を施していく。熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たくが基本。味だけでなく見た目も綺麗に盛り付ける。 部品 衛生管理と安全管理 食中毒などの健康被害が起こらないよう菌をつけない、持ち込まない、増やさないを徹底する。手指の洗浄、調理器具の洗浄、食材の温度管理などが基本。また刃物や火による事故が起こらないよう整理整頓、導線の確保、作業手順の遵守、十分な休息の確保などを徹底する。 部品 師匠となる料理人への弟子入り 料理人を志すものは、一般的に自分の作りたい料理ジャンルの先輩料理人に弟子入りをする。どの料理人を師と仰ぐかによって、その後の料理人人生も変わるので各自真剣に情報収集をした上で決断する。 部品 皿洗い・雑用などの下積み 多くの場合、弟子入り後に最初に任されるのは皿洗いやお使い、野菜の皮むきなどの雑用である。この雑用を通して、料理人とそれを取り巻くスタッフ、顧客、仕入れ先などの全体感を掴むことを期待される。 部品 調理技術の修得 切る、焼く、炒める、煮るなどの食材を料理にするための技術を修得する。師匠や先輩料理人によって手取り足取り教えてもらうだけでなく、やり方を見て盗んで空き時間に練習を続ける。 部品 食材についての勉強と理解 野菜や肉、魚などの食材の旬や一般的な調理方法、栄養素などを学ぶ。また、食材やそれに関わる生産者への感謝・尊敬の念を自然と身につけていく。 部品 料理の実践 ある程度の下積みが終わると、料理の作成を許される。ただし、最初にお客様に出すことはできず、まずは賄いを作って師匠や先輩たちに評価してもらうことになる。賄いで一定のレベルを出すことができると、いよいよお客様に出す料理を作れるようになる。 部品 調理器具のメンテナンススキルの修得 包丁のとぎ方、鍋の磨き方、焼き網の焦げ落としなど、調理器具に合わせたメンテナンスを学び、良好な状態に保つ方法を知る。 部品 料理人愛用の包丁セット 一人前の料理人にとって、自分の手に馴染む包丁は料理を作る際の相棒のような存在である。作る料理の種類や工程に合わせて、牛刀や柳刃、出刃などを使い分ける。当然ながら食材調理に使うもので、人や知類を傷つけるために使うものはいない。 部品 料理人御用達のフライパン や鍋などの調理器具 炒める、焼く、煮るなどの基本的な調理のために使われるフライパンや鍋は、各料理人のこだわりが現れやすい部分である。料理人は自分が作りたい料理に合わせた調理器具を用意するのが一般的。 部品 植物と心をつなぐ笛 植物は声をかけてやると反応して成長速度が変わるという話がある。この話を聞いた者が音楽を奏でることでより気持ちを伝えられるのではないかと植物に笛の音を聞かせ始めた。今ではその行為がすっかり習慣となり植物使いが笛を持つのは常識となっている。修業時代に植物に枝を分けてもらい、自分で削って作る手作り品。 部品 植物使いの持ち歩く植物の種 植物使いはいつも植物の種を持ち歩き必要な時には植物を植えて緑を増やす。持ち歩く植物の種類は人それぞれだがリワマヒの国名からかひまわりの種を持ち歩く人が多いようだ。たくさんあってもかさばるので多くてもポケットに入る程度しか持ち歩かない。 部品 植物に水をやるためのじょうろ 植物使いが持ち歩いている種を植えた時に水をやるために小さいじょうろを携帯している。それ以外の時にも、水が足りていなさそうな植物を見かけるとつい世話をしたくなるので、そういうときにはこれを使う。これもかさばるので一つしか持ち歩かない。 部品 先達の下へ弟子入りする 植物使いになるためにはまず先達の元を訪れて弟子入りし、植物使いに夏ために必要な修行を積むことが必要である。先達と一緒に山の中で修行という名目で木々の世話をしながら知識を深める。 部品 植物と仲良くなる 植物使いが植物の力を借りるにはまず植物に力を貸してもらえるくらい仲良くなっていなければならない。そのため植物使いたちは日ごろから植物に水をやり、声をかけ、相手のことを理解できるように努力する。修業中毎日笛の音で気持ちを伝える努力を続けることで、やがて初めて出会う植物とも笛の音でコミュニケーションをとることができるようになる。 部品 笛の練習 植物に気持ちを伝えるための笛の練習。メインの修行とは言えないのだが、植物もどうせ聴くならうまい方がよかろうということで、意外と合格ラインは厳しい。 部品 植物の勉強 植物と言ってもたくさんの種類があり、その性質は多岐にわたる。相手のことを理解するうえで植物に関する多様な知識は欠かせない。植物使いになるためには植物に関する勉強は必須である。 部品 自然保護の知識 植物の力を一方的に借りるだけでは仲が良いとは言えない。水やりのような世話だけでなく、自然保護に関する知識を得て行動し、物言わぬ彼ら・彼女らが一方的に破壊されたりせぬように、友の居場所を守れるように努力することもまた植物使いには必要である。 部品 笛で意思を伝える 植物使いは植物を操れるといわれている。それはコミュニケーションのために修業した笛の音を使って植物にお願いをして動いてもらう様子を普通の人が見るとまるで植物操っているように見えるためである。 部品 動かせる植物の範囲 植物に動いてもらえる範囲は笛の音の聞こえる範囲と同じであるが、植物と仲良くなったベテラン植物使いだと植物同士が伝え合うことで中距離戦の距離くらいまでは意思を伝えられる。 部品 思いを聞いて手伝ってくれる植物の力 植物使いのお願いを聞いてくれる植物の数によってどのくらいのことができるかは変わってくる。多い場合だと一度に何十本もの木々が動いていたという話もあるが、植物使い自身の能力によって変わってくるだろう。 部品 植物に力を借りる上での注意点 当たり前のことだが、お願いをして植物に動いてもらう以上、植物が嫌がるようなことには力を貸してはもらえない。力を借りる意味やその責任を理解したうえで助力をお願いしなければならない。 部品 護民官事務所への出仕 護民官は各藩国から護民官事務所に出仕し、仕事をすることになる。 出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保障される。 部品 出仕者の作業 出仕者は護民官事務所に寄せられた救済・仲裁案件の対応に当たる。 また、護民官が対応した方がよいと思われる事件が発生している場合には、自主案件として作業が発生する場合もある。 これらの作業には進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。 部品 案件への対応 案件には上級者より、対応の目安の級が振られるがあくまで目安であって、やる気があるのならば特に案件に対応するのに級は問われない。 基本、手の空いているものが3人1組で案件に当たり、3人の中で一番級の高いものが作業リーダーとなる。 3人とも同級の場合は、最初に案件に着手した者が作業リーダーとなる。 案件作業中、作業リーダーが手に余ると判断した場合、その案件は上級者へと引き継がれる。 解決した案件にはすべて報告書がかかれ、宰相へと提出される。 部品 救済案件 各藩国・個人より、不当だと思うことに対する救済依頼が来た場合の案件。 関係者の聞き取りや書類調査などに当たり、結果を元に作業に当たっている3人で審議して結論を出す。 調査過程は全て護民官事務所へ随時報告され、結論についても上級者の承認がなければ決定とはされない。 部品 仲裁案件 諍いが起きた場合の仲裁をする案件。 関係者への聞き取りや、書類調査などで経緯を調べ、勘違いや行き違いがないかを調べる。 調査結果を双方に開示し、争いを収められないか説得する。 プライバシー保護のため、調査結果が公開されることはない。 部品 自主案件 護民官が護民活動が必要であると思った事案に対して、自主的に護民活動を開始する案件。 基本的に護民官長及び、副官長の許可が出なければ案件として成立せず、活動することはできない。 緊急性が高い場合は事後承諾を取ることもできるが、護民官長や副官長が妥当でないと判断した場合、罰則の対象となる。 部品 護民官補 護民官への採用枠として護民官補がある。犯罪者ではないか、身元はしっかりしているかなど、公務員として活動に支障のないかの基本の調査に合格すれば護民官補として登録され活動することができる。 護民官補は作業リーダーにこそなれないもの、3級目安の案件にまでは自由に参加できる。 部品 藩国における役割 藩国において護民官は弁護士的役割を担う。また理由(読み書きができない、護民官事務所の存在を護民官に説明されるまで知らなかった等)があって護民官事務所に依頼が出来ない国民に代わって依頼の手続きをすることもある。 部品 報奨と罰則 護民官事務所内で特に功績があった者は特別に起家もしくは栄達と表彰を持って、これに報いる。 不正を行ったものについては、不正の内容により地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる。 藩国内で行ったものについては、報奨や罰則の判断は藩国に委ねることとする。 部品 不正について 活動している藩国、天領での法律違反はもちろんのこと、情報漏えい、無断での護民活動による権限行使、虚偽報告などは不正とみなされ、罰則の対象となる。 部品 級について 起家前の護民官補から始まり、5級、4級、3級、2級、1級と栄達して上がっていく。護民官長、副官長になるには2級以上が必要。 長期による活動休止などで「級に見合う働きが出来ない」と、自己申告で申し出があった場合には級が下がることもある。 部品 報連相の徹底 護民官はその権限の高さから、業務には報告と連絡と相談が重要である。特に護民官事務所に無断での護民活動は厳罰の対象となる。 報連相を行っている限りにおいては、案件で何かトラブルが起こっても作業者の責任は問われず、上級者案件として対応される。 部品 栄光の野戦炊飯具とは? リワマヒ国で開発された野戦用調理器具。屋外で大量の調理を行うことができ、野外での軍事行動の際のみならず、災害派遣等での炊き出しにも用いられる。一軸の小車両に各種器具を搭載しており、車両や馬等によるけん引によって運ばれる。 部品 栄光の野戦炊飯具の開発動機 食の国であるリワマヒ国では、戦争においても兵站を重視し、軍事作戦中の野外であっても暖かいごはんを食べることができるようにと野外炊飯具の開発が行われた。 部品 栄光の野戦炊飯具の性能要求 開発にあたっては、リワマヒ陸軍の兵站担当より「暖かいありとあらゆるご飯を」という要求が出され、かまどやせいろ、オプションのガスコンロなどを開発し、様々な調理方法に対応できるものとなっている。 部品 炊き出し大会で得られた知識・技術のフィードバック 野戦炊飯具の開発の前に行われた全国規模での炊き出し大会では、さまざまな国が参加し、それぞれの独自性のある料理が提供された。このとき、各参加国から持ち寄られた食材及びその調理法のノウハウを集積研究し、調理器具の改良に反映した。 部品 リワマヒ陸軍の戦闘糧食フルコース リワマヒ国軍の標準配布内容は他国軍に比べて圧倒的なカロリー・栄養バランスを持つメニューで知られている。 前菜・サラダから始まりパスタ・パン・米食等の主食、 主菜、副菜、スープ、食後の甘味、ワインなどとチャイなどのお茶、等が出るあきれるほどの贅沢仕様で、その高いカロリーから連続行軍等をさせた場合のリワマヒ国軍の耐久度のみは目を見張るものがあるといわれている。 部品 糧食作成能力 炊飯能力 600人分(最大750人分)の米飯 もしくは200人分(最大250人分)の主食におかず+汁物のセットが概ね45分以内に同時に調理できる。 リワマヒ陸軍の戦闘糧食フルコースの場合には通常100人分が作成できる。 部品 多様な調理を支える炊飯器と万能調理器具 6つの炊飯器と、それに併設された万能調理器具、後部に1つのかまどを基本装備としている。万能調理器具に専用の器具をセットすることで、煮物、炒め物、蒸し物、揚げ物などに対応する。 部品 圧縮空気を使った野菜カッター 大量の野菜を切るのは大変な労力がかかる。野戦炊飯具では圧縮空気を使って野菜を一口大やスライスなどにカットする回転式カッターを搭載しており、作業効率を高めている。 部品 圧縮空気の作成 圧縮空気は基本的にエンジンで駆動するコンプレッサーを利用して作る。エンジンが動かない場合は、搭載している自転車の空気入れを活用することで外部から圧縮空気を入れることで稼働する。 部品 給水タンクと水道設備 調理や作業に使用する水を入れておくタンクと、そこからひかれた水道。野外で水を確保する場合は、煮沸した水を給水タンクに補充する。なお、給水タンクの容量は最低限のものしかないため、水の確保に不安がある場合は別途給水車や増設用のタンクを設置する。 部品 焼き物作成用の携帯コンロもしくは七輪 焼き物を作成するためのコンロや七輪。献立や派遣先に合わせて最適なものを選ぶ。焼き物は行軍中の大量作成には向かないが、兵站担当や料理人たちのたっての願いでオプション装備となった。 部品 野戦炊飯具搭載用の野外冷蔵庫 食材の鮮度を保つために搭載される野外用冷蔵庫。野外で使うため、防塵防水性に優れ、揺れなどにも強い専用品を開発している。 部品 増設用給水タンク 大容量の給水タンク。大量の水を運ぶために使われ、水の確保が難しい地域であると想定される場合に使用される。既設の給水タンクに接続することができる機構がついている。場所をとるため、随行の輸送車等に載せて運ぶことも多い。 部品 けん引による移動 野戦炊飯具には自走機能はついておらず、大型トラックや馬等のけん引によって必要な場所に輸送される。短距離の位置調整であれば、人を集めて人力で動かすこともできる。けん引するものの種類に合わせた器具が搭載されており、途中で変更することも可能。 部品 航空輸送への対応 できる限りどこにでもおいしいごはんを届けるため、きゃりっじを始めとした航空機によるコンテナ積載・パラシュート投下にも対応している。 部品 大量の糧食の一括作成による省力化 軍隊は大量の食糧を消費する上、その食事を作成するのも一苦労である。野戦炊飯具があることで、大量に効率的に食事を作成することで兵站部門にかかる負担を軽減することができる。これは、災害支援等で使われる場合にも効果を発揮する。 部品 暖かい糧食による士気の向上 カロリーを摂取するだけならレーションなどでも良いが、長期の行軍となりそれが続けば士気が低下する。行軍中も暖かく種類豊富な料理を食べることで元気がでて仕事にも身が入り、士気が向上する。 部品 軍隊内の栄養管理 さまざまな調理方法が可能な野戦炊飯具は、献立の作成を容易にし、栄養バランスのとれた食事を提供することができる。 部品 急げ馬よのあらまし 馬を走らせ、短期間で長距離移動するための技術。はいよーシルバー! 馬を所有していない場合は貸し馬屋にレンタルしたりするらしい。 部品 急げ馬よの取得条件 馬術の習得及び、馬での長距離移動訓練を年四回は行っていること。 なお、越境及び交通法規は各国のルールを事前に調査し、遵守すること。 部品 急げ馬よの陸路移動効果 急げ馬よは、具体的には陸路に限り一航路分の移動を可能とする技術である。 緊急事態があれば即座に現場に急行することが可能となる。 馬を保有する必要が無いのは前述の通り。 部品 馬と心を通わせる テレパシーというわけではなく、馬との信頼関係を築く練習。 背筋を伸ばし、力を抜いて余裕を持つことで、馬に不安を与えないように心がける。 部品 乗り降り練習 まず馬に乗るための練習。馬の左側から鐙に片足を掛けて跨がる方法から、飛び乗りまで練習する。 折り方は乗り方を逆順で行う。 部品 騎乗姿勢 鞍の相性知り、跨がり方を覚え、正しい姿勢で騎乗するための訓練。 速さに応じて姿勢を変える必要があるので注意。 部品 歩法の習得 歩法とは馬術における、馬の歩き方、走り方のことである。 常歩、速歩、駈歩、襲歩が基本歩法とされ、それぞれに訓練を行う。 部品 常歩 なみあし。歩きの状態。常に二本ないし三本の肢が地面について体重を支えている状態。 正しい姿勢で発進や停止、曲がり方なども覚えよう。 部品 速歩 はやあし。二本の肢をペアで着地、離地する走り方で、速度は常歩の二倍程度。 強く上下に揺れるため、動きに合わせて鐙に立つ、鞍に座るを繰り返して衝撃を軽減したりする。 部品 駈歩 かけあし。速度は速歩のおよそ1.7倍ぐらいか。 三肢で接地しているタイミングと、四肢が地面を離れているタイミングがある。 パカラッパカラッといった感じか。 ゆったりと前後に揺れる。 部品 襲歩 しゅうほ。全速力の走り。後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎のバネを利用して歩幅を伸ばし疾走する。 速度は駈歩の三倍にも達する。 部品 長距離移動計画 連休のお父さんには必須の計画能力。 地図を広げ、目的地に辿り着くルートを導き、適切な時間に適切な道を進む計画を立てることが重要。 部品 地図を読む 道路地図を読み解く力。これがなければそもそも長距離移動は諦めるべきだろう。 ルートを検索するだけでなく、休憩の予定も立てよう。 部品 越境の準備 移動に於いて国を越えることもあるだろう。国が変わればルールも変わる。 各国のルールに従い、越境できる様、事前の予習と準備をしよう。 部品 休憩・補給 事前に予定を立て、所定の場所で人と馬の休息と補給を行う。 日を跨ぐのであれば馬小屋のある宿の確保も忘れてはならない。 部品 馬と野営 やむなく野営することもあるだろう。 野営をするのであれば、馬をきちんと繋いでおくこと。 もちろん、世話と手入れを忘れてはいけない。 部品 概要(受付) 自身または自身の所属組織の業務を円滑に進めるため、受付窓口を設置することで自国民と共同で行動を実施するための技術。 自分たちの意思表示(行動)に対する自国民の反応を伺いながら行動をすることができる。共同作業による連帯感の芽生えにもそれなりに期待ができる。 部品 使用条件(受付) 受付場所や人員を確保できる一定以上の財力、国民とともに行動ができる人望を備えた人物でなければ、受付(技術)を十分に活用することはできない。皆と一緒に行動することが、受付(技術)の効果を最大限発揮させるからである。 部品 受付場所を構える 用のある人が訪れるための受付場所を構える。ある程度の規模の機関であれば応接室・会議室、個人宅であれば応接間など。部外者に話が漏れ聞こえない隔離された空間があるのが望ましい。 部品 連絡方法の確立 受付に訪れた人が空振りにならないよう、受付をする者への連絡方法の確立が必要である。 決まった場所に決まった時間内に訪れれば対応できる、手紙などによる事前連絡(アポ取り)が必要、など。 部品 応対要員の確保 訪れた人に応対するための人員を確保する。1人が1日に応対できる人数は決まっている。休憩などで場を外すことを考えると、交代要員も必要となるだろう。 個人業務などで必然的に応対要員が1人しかいない場合にも、自身の心身に問題がない範疇で応対可能時間を設定する必要がある。 部品 受付方法を周知する 自身あるいは自組織がどのような形で受付体勢を設けているか、受け付けたい相手に伝わるように周知しなければ意味がない。 口コミ、名刺交換、チラシの配布、広告など、目的や規模、予算などに応じた手段で周知を行う。 部品 地道な活動 いきなりやってきて「さあ一緒にやりましょう」と言っても、周囲の目は冷ややかである。少しずつ少しずつ、周囲の人々と打ち解けることが肝要だ。 部品 知り合いを増やす 受付活動を自分たちだけの力で行おうとしても限界はある。知り合った人から人へと何かの機会に自分たちの存在が伝わり、仲介のもとで知り合う。誰だって、知らない人よりも友人を手伝いたいものだ。 部品 困りごと解決のお手伝い 自分たちがやりたいことだけを押し付けても、周りの人々は動かない。ゴミ掃除でも、迷子探しでも、自分たちが手伝うことで解決する困りごとをちょっとずつ解決することで、皆が過ごしやすい環境を作る。そうした環境は、やがて自分たちが困ったときの支えになるものだ。情けは人のためならず。 部品 連帯感の芽生え 一緒に行動をすることで、「単なる知り合い」から「一緒にXXした人」へと少しだけランクアップする。困難な作業であるほど、その達成感は大きい。大きな達成感あるいは失敗の経験を長きに渡って共有した相手を、「仲間」ともいう。 部品 異なる視点の獲得 同じ作業でも、作業者が違えば感じ方は変わる。1つの問題に取り組む時も、様々な所属、立場の人々と共に行動することで、自分とは違った目線で物事を見ることが出来る。 それは時に、1人では気付き得なかった別の問題の発見にもつながる。 部品 効果の向上 多くの人々との共同作業は、単純な人数比による効果増だけではない成果をもたらす場合がある。 指揮人員の確保による効率化、それぞれの長所を活かしたシナジーの獲得、ノウハウの蓄積による手順整備、人員増加による広告効果など、得られる成果は多彩である。 部品 素早い動き 回避する基礎となるのはやはり素早い動きだろう。 またそれを可能とするのは下半身の鍛錬だ。 小回りの利いた機敏さと、あらゆる困難を避けてきた経験を用いる予測で、大抵の攻撃は避けられる。 迷宮内で何度も危険に晒されることで、小回りの利く機敏さが習得された。 部品 潜り抜け 回避は左右の動きだけではない。 相手の予測しないタイミングでしゃがみこみ、視線を切り視界の下を潜り抜ける。 そうする事で避ける事もまた容易になる。 迷宮内では遮蔽物も多かったため、視線を遮る技術も身につけた。 部品 ジャンプ 下に避ける事もあるのだから当然上に避ける事もできる。 地を這うような攻撃は純粋なジャンプで避けられるし、助走をつけて大きく飛ぶことで岩場から岩場へと移動する事もできる。 場所移動での回避は迷宮内で危険を避ける際に身につけられた。 部品 捨てて身軽に 時として自分の装備が邪魔になることもある。 そんな時は躊躇なく装備品を捨てて身軽になろう。 必要ならば衣服も脱ごう。それで攻撃が避けられる可能性が上がるのならば、躊躇する必要はない。 部品 低物理域対応訓練の簡潔な概要 低物理域対応訓練とは、リワマヒ国の伝統武術の一つ「鉢器術(ぱちきじゅつ)」を元に生み出された新興の戦闘技術である。 両手に金魚鉢、胴鎧をまとう伝統的なスタイルを用いつつ、宇宙対応、ショーマンシップなどの異なる文化圏での考えを取 り入れ大成した。 部品 リワマヒ国における武術のおこり アイドレスの当初より「警官」が存在しないリワマヒ国では、治安維持は民衆が独自に組織する自警団と、 藩国軍部隊とがこれをまかなう歴史が存在した。 この歴史的経緯から、リワマヒ国の村々には自警団が用いる防衛のための技術として、 一村一流儀といわれるほどの武術が個々に伝えられていた。 これら武術は、世代から世代へと伝えられる関係上から、単なる白兵戦闘技術という次元を越え、 祭祀と同様に文化、芸術として形成された。 部品 鉢器術の概要 鉢器術は南国リワマヒ国にある武術の一つである。 密林と沼沢地、河川を主とする南国では、古来より移動や生活の場は船、 ないし高床式住居を主としていた。その為、そこで使用され る武術は両足を踏ん張り、 手技を主体とする技法が多く生まれていた。鉢器術もまた手技を主体とする武術である。 自由な動きがとれず、狭い場所での 動作が要求されたことから、 動作は小さく、正座位や膝行、片膝立ちでの形を多く保有した。 また安定性に欠けることから蹴りの形は少なかった。 なお。頭突きは形に含まれていない。(名前は偶然である) 部品 鉢器術の特徴(1):両手に装着する鉢 鉢器術最大の特徴である、鉢について説明する。 鉢器術では胴鎧をつけ、両手を鉢と呼ばれる金魚鉢上の護拳で覆う。 指は出ず、鉢の固定は内部で手指を強く広げることで行う。 こ れは創始者である医師で武術家の「鉄尾長和金(てつおなが・わきん)」が、 薬の調合中に刀で襲いかかる暴漢を手を入れていた薬壷で受け流し、撃破したこと に端を発している。 鉢での打突は行われず、鉢は主に相手の捌き(さばき)と手首、腕を用いた絡みに用いる。 鉄尾長の武術に関する修行につ いては、蒼燐による調査が詳しい。 部品 鉢器術の特徴(2):胴鎧 鉢器術もう一つの特徴である胴鎧もまた、医師であった創始者「鉄尾長和金」の術衣に由来する。 患者に精の付くものを食べさせようと鉢を手に森へと入った鉄尾長は、森を徘徊する暴れ羊に遭遇した。 固 い角をもつ暴れ羊からの突進を胴体で捌き、入り身投げで倒した鉄尾長は、 とっさに行ったこの動きをヒントとし、 入り身の体捌きと、自らの胴もまた鉢 とする胴鎧とを武術に取り入れることとした。 こうして、鉢器術は大成したといわれている。 部品 鉢器術から低物理域対応訓練へ そんなリワマヒ国の武術の一つに、鉢器術(ぱちきじゅつ)と呼ばれる 伝統的武術があった。 鉢器術の免許であった、時の藩王室賀兼一 はこれに着目し、国民の生活向上、 治安維持能力向上のためにこれを技術化することを、計画した。 ターンをまるまる一つ用い、鉢器術をいったん分解・再構成し、 他文化圏の考えをとりいれた実践的白兵戦闘技術を構築したのである。 このとき、室賀兼一は伝統をつたえる各流派・門派の継承者に敬意と謝意を示す為、 自身の属する宗家に免状を返上し破門を受けた後、 技術が武術と全くの別物であることを示すため「低物理域対応訓練」と命名した。 部品 武術の一般化における問題点と、室賀兼一のアプローチ 伝統的武術を藩国の自衛力強化に用いることを考えた室賀兼一だったが、 鉢器術を一般化することには問題がある、とも考えた。 自身も伝統的鉢器術の免状を得ている室賀兼一は、鉢器術の一般化、大衆化による 負の側面を恐れていたのである。 あらゆる伝統文化は、大衆化することで質の低下を招き、 競技化することで伝統技能をないがしろにするようになる、傾向がある。 たとえば、ある武術に対して体操競技の床運動での評価方式を取 り入れる、単なる格闘技としてしまう、 などを行った場合を考えよう。 その結果おそらくその武術には、派手に両手を振り回してアクロバットを行い得点を得る 「見せるための技」や、 本来護身や防衛の為にあった武術を「人を害する目的で用いる者」が現れることにつながる。 むろん、武術において顔面を殴り、胴を蹴って敵にけがを負わせるのは (武術の世界では)最低、下劣の下にあたる行為である。 こうした問題に対し、室賀兼一は自身の免状を師に返すとともに、 鉢器術の世界において破門されてから「低物理域対応訓練」をおこした。 修得を容易にし、一般化する上で、この技術は武術とは明確に別物であることを、 リワマヒ国武術界に示したともいえる。 現在では「リワマヒ国には正統な鉢器術がまずあり、別物として、低物理域対応訓練が存在する」という認識がニューワールド武術関係者の間では一般的である。 部品 低物理域対応訓練の修行期間 低物理域対応訓練の技術を習得するためには一定以上の期間の修行が必要である。 これは独特の用具を用いるための技術の習得の面だけでなく、誤った知識・概念の広まりを防ぐためでもある。 修行の終了は師範によって判断されるが少なくとも5年から6年はかかるのが一般的である。 この修業期間の間はみっちりと技術の習得や概念を習得するのである。 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(1):宇宙対応 低物理域対応訓練は、伝統的武術である鉢器術を参考に創作された白兵戦闘技術であり、 その要素には他の文化圏での考えが多数、取り入れられている。 ここではその鉢器術との相違をもとに、低物理域対応訓練の特徴について解説したい。 その第一にあげられるのが、宇宙環境への対応である。 狭い場所や不安定な場所など、自由な動きがとりづらい環境での動作を主体とする鉢器術に対し、 低物理域対応訓練では、動作が極端にとりづらく、また体捌きの難しい宇宙空間での戦闘を 想定に取り入れている。 これは、室賀兼一の(設定上の)出自である辺境宇宙におけるコースガードでの経験、 宇宙軍に所属した経験のある ジョージ・タフト氏(現在リワマヒ国逗留中)の意見から 取り入れられたといわれている。 この技法は押さえ込み(固め)、極めを主とし、関節部にダメージを与える技が多く 取り入れられた。 これと同時に低物理域対応訓練は、透明な金魚鉢ヘルメットを被ることによって、 「宇宙適正を手に入れた。 酸素のない世界においても戦えるようになった」 と強弁するものもいるが、 そんなわけもなく真面目に試したものもいない。 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(2):スタンド・グラウンド・コントロール 低物理域対応訓練の技はまた、相手と自分の存在する空間を有効利用することを念頭に置かれている。 そのため、自分と相手との体勢を支配するべく、多彩な投げ(テイクダウン)と崩しの技法を 多く取り入れている。 腕、手首の絡みを多用する鉢器術の技法とミックスされたこの様式について、ちまたでは 「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」と呼ぶ者もいる。 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(3):独特の鍛錬法・木人向日葵 この技術を持つ者を育成するにあたり、低物理域対応訓練では様々な訓練メニューを整備している。 「木人向日葵(もくじんひまわり)」、ないし扇風器と呼ばれる鍛錬器具を用いる練習は、 低物理域対応訓練における特徴的な訓練方法の一つである。 木人向日葵は、回転する竹製の柱の上部に二本の棒が、中央には一本の棒が突き出ており、 下部には斜め下へ棒が突き出た形をしている。 柱は中ほどで金属の輪にて支えられており、扇風機の羽根のように柱自体が縦回転できるように なっている。 低物理域対応訓練では、この木人向日葵を人に見立てて崩し、極め、投げの練習をすることで 腕、手首、体幹(たいかん。胴のこと)を鋼のようにこれ以上もなく鍛え上げるのである。 これを「手是鉄鉢(しゅぜてっぱち)」と呼び、低物理域対応訓練では基礎練習の一つとしている。 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(4):徹底したショーマンシップ 鉢器術と全くの別物であることをもっとも強く示す特徴として、 低物理域対応訓練の徹底したショーマンシップがあげられる。 これは、武術を白兵戦闘術として解体、再構築する上で避けて通れない、 「殺人や人を害する目的とする技術ではない」ことを 明確に打ち出す為、 室賀兼一により強く推し進められた。 これの意義について室賀兼一は、技をかけるもの、かけられる者だけがいるのではなく、 その家族、それをみる人々や 関係者の存在を、術者に意識させるのが目的だ。と答えた。 室賀兼一は「この技術は人を喜ばせ、感動を与えるのが原点。 低物理域対応訓練は人間愛の産物なのです」と、 質問への回答を締めくくったという。 部品 低物理域対応訓練における装具 低物理域対応訓練では鉢器術で用いられる鉢と胴鎧の他に、透明な金魚鉢ヘルメットを被る。 これは大本である鉢器術の受け流す基本を実践するためである。 また熟練者となると装具を身に着けていない時でも技術を応用し受け流すことが出来る。 部品 低物理域対応訓練の思わぬ副産物 低物理域対応訓練は宇宙にも対応した武術として生まれたものであるが、 そもそもの過程においてその体を鍛え、武術を身につける事により、 銃器などが作動しないとされている低物理域において重要な心身を鍛えられるという、 想定外のメリットもあり、いざという時の備えと修行に励むものが増えている。 部品 ジョークの神様の加護 低物理域対応訓練を実践するものはジョークの神様に愛されていると世間では言われている。 何も知らないものが金魚鉢を被り、金魚鉢を手につけて戦うその姿を見たら、たしかにギャグであると思われても仕方がないが、本人たちは至って真面目である。 リワマヒ国軍は様々な場面で戦っており。その最中は無我夢中で気がつかないが、どんな物理域でも生き残ってきたのは、ジョークの神様のさりげない加護のおかげでもあると、送り出す側は帰ってきた戦士たちを見て思うのである。 部品 急に増えた習得希望者への対応。 高物理域の国の人達が低物理域対応を探す中で、 そのネーミングから習得希望者が多くなったが、資源不足の折、特徴的な防具の調達が間に合わないため、 まずは基礎的な体力や体の動き方を身につける訓練を重点として行っている。 大抵は基礎体力が向上したことで満足し、道場を後にするが、 一握りの修行者は継続して修行に励み、数少ない防具を身に着け低物理域対応訓練の技術の習得に励む。 部品 物資不足に対応した低物理域対応訓練 B世界では物資がとかく不足しがちな時があるため、 低物理域対応訓練で用いられる装具も補修が間に合わないことが多い。 そのため、元々低物理域対応訓練を習得していたリワマヒ国民は技術をさらに発展させ、 装具なしでも低物理域対応訓練を行えるようになった。キーワードは「心の金魚鉢」! 装具を身に着けているかのように体を柔軟に動かし、相手の武器や攻撃に合わせることで、 問題なく行えるようになった。この技術を身につけるために、既存の低物理域対応訓練を身に着けた上で、 習得者同士で数年単位で修行を積む必要がある。この秘伝の拡散を防ぐために、現在習得しているプレイヤーが、 新たに習得者を増やすときは、2人以上の習得者の合意の上で行うとした。 部品 絡め手からの投げ・極め技 低物理域対応訓練では当身技は少なく、むしろ相手の打撃や攻めを捌き、手首や腕を絡め、そこから投げ技や関節の極め技へとつなげる。 攻防一体の技術がベースである。 部品 崩し技 低物理域対応訓練ではこちらから攻める技術は主に相手の体勢を崩す技が多い。 絡めた腕を少し引く・押す・回す。単純な動きだがその崩れた隙をさらに広げ相手を制するのだ。 部品 受け流し 鉢器術の頃からの基本である受け流し。相手の打撃の力を利用し、受け止めるのではなく受け流すことで相手の打撃を無効化し、 相手の体制を崩す。 部品 掌底術 低物理域対応訓練では手には鉢と呼ばれる護拳をつけるが、打撃には用いられない。 そんな中の数少ない当身技の一つとして掌底がある。相手を傷つけるのではなく一時的に行動不能にすることを主眼とした攻撃である。 胸部に重い掌底の一撃を食らうとトテモツライ。 部品 巻き込み肘 投げ技の派生として巻き込みながら打ち付ける肘打ちがある。直線的な動きでなく、投げる一環で体幹とともに回りながら打ち付けるのだ。 部品 腕打ち 自らの腕を鞭のように相手に打ち付ける技。主に相手の打撃に合わせる形で打ち付け、そのまま絡め手へて移行する技である。 関節の柔軟性が肝である。 部品 リワマヒ国の行政士官 リワマヒ国の行政士官とは、経験豊富な現役士官と連携しながら、行政機構の中核として、国防上の政策立案から政策評価までの政策形成過程に携わる行政官僚を兼ねた武官のことを言う。 リワマヒ国の行政士官は大きく分けて事務官と技官の2種類が存在する。 部品 事務官について 事務官は国の機関の事務をつかさどりる。藩王並びに摂政の元、事務官は行政府であり立法府であり裁判所である王城にて行政事務の一切を取り仕切る。 部品 技官とは 技官は国の機関において技術をつかさどり、主として、医療や福祉行政、土木行政などの技術に関する行政事務、金融工学や数理工学など高度な専門知識を必要とする経済に関する行政事務にたずさわる。特に技官は、高度な科学技術の専門知識と政策能力を持ち、なおかつ、国家の政策決定に関与できるため、テクノクラート(technocrat)と呼ばれている。 部品 武官を兼ねる リワマヒ国における行政士官は武官を兼ねる事が求められ、その任用試験に際しては軍事、防衛に関する知識と従軍が求められる。 小国であるリワマヒ国では、国家の基盤である国民の守護がなにより優先される。そのため行政士官は政治、軍事の両面においてしばしば横断的に対応する藩王を補佐し、その意志を体現することが求められる。 このため、リワマヒ国の行政士官は全員文武を兼ね、軍に所属することを示す制服をつねに着用している。 この横断的な職務は任官後の人事においても反映され、行政士官はしばしば人事移動によって文官的職務(役方)と武官的職務(番方)とを行き来している。 部品 武官としての行政士官について 武官としての行政士官は厳密には将校ではなく、リワマヒ国軍内の各部署にて将校相当の階級にあるものとして扱われる。 ここではこれを総称して各部将校と呼ぶ。 各部将校とは、その字面とは裏腹に将校ではない。一般に将校とは兵科に所属する少尉以上の階級の者を示し、兵科以外の部門(これを各部という)に所属する将校に相当する階級のものを各部将校と呼ぶ。リワマヒ国のグランデコール卒業生、いわゆるエリートの軍における進路としては一般的なものであり、そのエリートの中でも更に厳しい任官試験をくぐりぬけたエリート中のエリートである行政士官たちが要求される従軍経験を積むために身を置く立場でもある。 彼ら行政士官は各部においては“神に選ばれたる者”と呼ばれその能力に尊敬と期待を集めている。その呼称は行政士官という立場ではなく、そこに至る努力を重ねた個人に付随するようで仮に職を辞したとしてもその呼称と尊敬が損なわれることはないようである。 部品 リワマヒ国軍の各部について 技術部 日々研究開発されている様々な技術を軍事に活用する方法を模索する。兵技課と生体課に分かれており、前者では主に機械的な技術を、後者はバイオテクノロジーを扱う。前者の功績の代表的なものとしては、輸送機「きゃりっじ」の運用方法の確立や歩兵銃等の銃器の研究開発がある。後者では、最近になり植物型WD「謙者」をLOW研究開発センターという研究機関と提携して開発し、その運用方法などを模索している。 経理部 文字通り、軍の経理を担当している。またそれ以外にも施設の営繕や、制服などの支給といった被服分野も担当する。糧食だけで独立した課が存在し、経理担当の主計課、被服・営繕を担当する建技課、糧食に関する業務の担当が糧食課、と三課に分かれる。 衛生部 医療を重んじるリワマヒでは、花形部署の1つとなっている。軍医が所属する軍医課をはじめ、歯科医を集めた歯科医課、薬剤師が集う薬剤課、施設の衛生状態などを管理する衛生課に分かれている。ここに所属する医師及び看護スタッフは、正規の資格を得た後、リワマヒ陸軍医療大学において一定期間の教育を受けた者が選ばれる。なお、正規資格を持たない下士官以下の階級の者は衛生課にしかおらず、そういった人員は他の課の雑用などのフォローに回ることもある。 獣医部 軍馬や軍用犬などの医療を担当していた。特色として、植物を専門とする医師も在籍していることが挙げられる。獣医課の人員は衛生部同様、正規の資格取得者がリワマヒ陸軍医療大学の獣医学科において一定期間の教育を受けた後、任官される。 軍楽部 式典や広報活動で演奏を行う楽隊が所属する部署。将校になるには厳しい選抜があるものの、所属すること自体は難しくなく、特に経験などを問われることもない。これは現藩王による「音楽は皆で楽しくやりましょう」という方針が反映されたものである。その一環として民間へのブラスバンド指導なども行っている。 法務部 軍部における訴訟や損害賠償などに関することに始まり、職員の災害補償や例規案等の審査、事務の遂行に必要な法令の調査研究を行う部署。法務課に所属するためには法曹資格、またはそれに相当する知識が要求され、任官に際しては法曹資格試験を難度において上回る試験が行われる。 部品 育成機関「グランデコール」 行政士官を語る上で欠かせないのが、その育成機関であるグランデコールの存在である。このシステムはリワマヒ国の中枢を担う人材の育成を担当する、リワマヒのエリート養成機関である。 部品 準備過程 リワマヒの教育機関はおおむね一種類である。「リワマヒ学園」というのがそれで、六歳前後から12年というスパンで行われる義務教育となっている。そこを卒業した後は家業を継いだり同じ敷地内の大学や大学院に進学する者がほとんどだが、ごく一部の優秀な生徒には、まったく別の道が開けている。 それは従来の教育機関とは一線を画するもの、すなわち上記に上げたリワマヒのグランデコール、エリート養成機関だ。通常の大学よりも、更に実用的でハイレベルな学問を修める場所といえば、だいたいのイメージは掴めるだろうか。 リワマヒ学園在学中からその選定は既に始まっており、その進学の道すら全ての人間が希望できるわけではない。16歳になる年に行われる選抜試験に勝ち残った者だけが、各養成学校に進む準備学校に編入することを許されるのだ。そこでは通常「リワマヒ学園」で行われる全ての学業を修めた上で、更に上級の知識や教養を身につけ、各々が進みたい方向へと能力開発を行っていく。 リワマヒ学園での修業は速度もレベルも緩やかなものだが、準備学級に編入した生徒はそうはいかなくなる。倍以上のカリキュラムを叩き込まれるため、教室は常に眠気と戦う学生達で満ちあふれているわけだが、授業内容の習得だけでは2年後の各大学への入学試験はおぼつかないと言われている。つまりはそれだけ、各養成大学への入学は難しいということだ。 二年間の準備学校を経て、生徒達はそれぞれが希望するグランデコールを受験する。準備学校に入ることも難関ではあるが、それぞれの入学試験は更に狭き門となっており、総生徒の内三分の二はここで脱落することになる。ちなみに脱落した生徒達には、既存の大学の推薦枠が確保されている。 部品 養成学校について リワマヒ内にある養成学校は全部で五校。それぞれの担う方向性は下記の通りである。 王立政治学院(社会科学系) 王立高等師範学校(人文科学系 教育者・研究者育成を主とする) 王立理工科学校(理工科学系) 王立士官学校(軍事学(軍事史学、安全保障管理学・武器機械工学・体育学)) 王立陸軍医療大学(医・歯・薬学) この五校のうちいずれかに入るということはすなわち、それが国防であれ医療であれ学術研究であれ、リワマヒ国の国家の中枢に位置する人材として育成されるということである。その為、二年から四年(大学によって在学期間が異なる)のカリキュラムは初年度から非常にレベルが高く、かつ実用的な講義で埋め尽くされている。 また、在学中の課題として作り出された作品、研究論文などであっても、その有用性が認められれば即採用となる。実際、LOW研究開発センターで現在も使用されている「地域生態システム観測プログラム」の基幹コードは、現在の主任研究員が王立理工科学校在学中に作成したものである。 また、進級試験や卒業試験がきわめてシビアなことでも知られる。一例を挙げれば、陸軍医療大学で行われる「客観的臨床技能試験(OSCE)」は非常に有名である。 部品 卒業後の進路について このような幾多の難関をくぐり抜けてそれぞれの大学の卒業資格を勝ち取った者たちは、その後各々の志望に従ってそれぞれの道を行くこととなる。ほとんどの者が何らかの形で国に関わる仕事を選ぶが、一般企業に職を求めたとしても、グランデコール卒業生の肩書きだけで最敬礼で迎えられることは確実だ。その肩書きは、生え抜きのエリートであるというお墨付きであるといえるだろう。 そして、卒業大学にもよるのだが、グランデコール卒業生の花形職業といえるのが、更に厳しい任官試験を勝ち上がることで就くことが出来る国家の要職、「行政士官」なのである。 部品 任用制度の移り変わりについて リワマヒ国の行政士官は、主として任官試験をもとにした資格任用制と緩やかな政治任用制の折衷にて任用されている。 多くの行政士官が資格任用制、すなわち専門能力の優劣を元に採否を定められている(資格任用制)が、リワマヒ国ではさらにこの行政士官の中から専門的な政策能力や政治的忠誠心などに基づいた政治的判断をたずねる試験が行われ、その内容を元に藩王による任免が行われる(政治任用制)。 藩王による任免においては、伝統的に藩王臨席のもとに試験が行われ、主に政策能力において判断がなされている。 このときの試験は通例として必ず、「朕惟(おも)うに…」より始まる藩王の手よりなる問題全一問が下賜され、試験回答者は6時間の制限時間内に、「臣の聞及ぶる処では…」で始まり「…臣、謹(つつし)んで言上(ごんじょう)仕(つかまつ)る」で終わる、伝統的な文法にのっとった回答を作成しなければならなかった。そして、このときの回答者のうち上位3名はそれぞれ慣習として、第1位が状元、第2位が榜眼、第3位が探花と呼ばれ、高官としての将来が約束されていた。 この試験については、「王のしろしめす神聖不可侵なる会試」と長年呼び習わされていたが、昨年度より、現藩王の判断によって本試験は簡単に「昇進試験」と改名され、同時に革新的な試験課題が提示された。 参考のため、昨年度の室賀兼一藩王より下賜された昇進試験課題をここに記しる。 「朕惟うに 正直言ってわが国にはモテ要素が足りない。 もっと藩国民がせかいじゅうでモテモテになる政治的方策を述べよ。 禁止ワード:『ヤング』『ハッスル』『あの文法』 」 受験者と行政士官らはこの設問を聞いて皆ぶっ倒れ、その日一日業務は停止したという。 なお現在は若手行政士官を中心に、これを機に試験方式や問題についてもより時代に即した試験方法へと合理化されるべき、との意見が戦われている。 部品 任官時の拳銃の支給 リワマヒ国では、行政士官の任官に際して拳銃の支給を行っている。これは儀礼用の装飾を施された実用性の低いものであり、基本的に使用されることはない。 行政士官たる各部将校の間ではこの拳銃を使用することを恥として忌避する風習があり、これはどのような状況に陥っても各部に所属する人員の武器は己の職分である、という誇りに起因する風習である。 部品 四二年式拳銃(リワマヒ国制式将校用拳銃) 前藩王時代半ばまで自費調達とされていた将校及び各部将校用拳銃だが、行政士官への任官に際し下賜されるようになってから国内で独自生産されたものを用いることとなった。 装弾数8+1発の自動式拳銃であり、8mm拳銃弾を初速約325m/sで撃ち出す。その発射速度は600発/分であり、有効射程はおよそ50mである。 メンテナンスの労力軽減や弾薬の共通化を図るべく開発が始まったこの拳銃であるが、設計に携わった職人達のこだわりにより機構が複雑化、大型化しており、全長250mmに対して重量1306gと拳銃としてはアンバランスな設計となった。 数少ない純粋なリワマヒ国産拳銃であるが、部品数も多く細かな仕上げを要する本銃はメンテナンスにも手間がかかり、戦場からの要求には応えられなかった銃と言える。 しかしながらその戦場における不便さが「抜かない銃」の象徴として諸兵科以外の各部将校たちにマニアックな人気を呼び、現在でも各部将校らによって用いられている。なお、現代においては主に儀礼用拳銃として、職人の手により各部の定色に染められた飾り紐の銃床への取り付けとグリップ部の装飾を施されたものが下賜されている。 部品 健康管理について そのシステム上、選良中の選良を酷使するリワマヒ国の行政システムでは、業務に忙殺され身体や精神を損なうものも少なくない。そのため行政士官は必ず国内の医師による定期的なメディカル・チェックを義務付けられており、問題のある場合は随時休暇が取れるよう勤務においても配慮がなされている。 しかしながら、戦争など緊急の事態に対処するために業務に専念した結果として負傷し、業務の継続が困難となった場合は、リワマヒ国陸軍廃兵院へと配置替えが行われる。 部品 リワマヒ国陸軍廃兵院とは 現代リワマヒ国における廃兵院の役割は、身体的な欠損などの理由などによるドロップアウトではなく、職場のストレス、燃え尽き症候群、戦場神経症、PTSDなどの精神や心の病で任務に復帰出来ない者たちを部隊復帰または、一般社会生活が可能なレベルまで療養させる事が目的となっている。当院所属の兵士たちは廃兵中隊と呼ばれる部隊に配属された人員により運営され、カウンセラーによるカウンセリングと治療を受けながら復帰まで主に事務や開始された士官養成校の図書館司書などをしながら、穏やかな日々を過ごしている。 部品 非戦争活動時の協調行為の適正 行政士官はあくまで行政の士官であるため、もっぱら非戦争活動時においてその真価が発揮される。 各行政機関や国軍など多岐にわたって協力して活動する行政士官たちは、何らかの行為を行う際に協調して行うことに長けている。 部品 非戦争活動における適応力の高さ 行政士官たちはもっぱら行政に携わるものであるため、戦争という混沌状態でもなければ、 通常業務の延長線として大体の行動においてとても適切に対応を行うことが出来る。 提出書式 大部品 ダムレイ RD 223 評価値 13 -大部品 ダムレイの趣味と経歴 RD 6 評価値 4 --部品 リワマヒ国に入国。医師として従事しつつ料理も修行。 --部品 初心者騎士団二期に参加。有志とFROGを立ち上げ --部品 植物使いとしての修行 --部品 行政士官としての活動 --部品 趣味:プロレス --部品 趣味:ラジオとはがき職人 -大部品 南国人 RD 8 評価値 5 --大部品 南国人の身体的特徴 RD 3 評価値 2 ---部品 金色の髪 ---部品 小麦色の肌 ---部品 健康的な肉体 --部品 布地の少ない服装 --部品 基本の職業適正 --部品 封魔の民 --部品 南国の狩猟採集生活 --部品 南国人の習慣 -大部品 FROGの長 RD 41 評価値 9 --大部品 FROGの長の仕事 RD 4 評価値 3 ---部品 FROGの長の概要 ---部品 各国藩王・華族との折衝 ---部品 本部・支部、活動現場の視察 ---部品 活動声明の発表とお礼状の作成 --大部品 政治家 RD 12 評価値 6 ---部品 概要(政治家) ---部品 取得条件(政治家) ---大部品 資質(政治家) RD 7 評価値 4 ----部品 カリスマ性 ----部品 弁舌力 ----部品 財力(政治家) ----部品 使命感(政治家) ----部品 本気の嘘 ----部品 礼儀作法(政治家) ----部品 折衝力(政治家) ---部品 コネクション ---部品 情報収集力 ---部品 知名度の高さ(政治家) --大部品 FROG職員 RD 25 評価値 7 ---大部品 概要 RD 4 評価値 3 ----部品 着用制限 ----部品 信念 ----部品 日常業務 ----部品 訓練の継続と緊急避難マニュアルの熟読 ---大部品 特徴 RD 3 評価値 2 ----部品 コミュニケーション技能 ----部品 元気で体力がある ----部品 いい笑顔 ---大部品 事務技術 RD 4 評価値 3 ----部品 書類作成 ----部品 TODOリスト ----部品 関係各所との調整 ----部品 報告・連絡・相談 ---大部品 炊き出し技術 RD 7 評価値 4 ----部品 炊き出し技術とは? ----部品 炊き出しメニューの検討 ----部品 調理スペースを整える ----部品 大量の調理を行う ----部品 衛生管理を徹底する ----部品 食事の配給 ----部品 個別の対応が必要な人への支援 ---大部品 避難誘導技術 RD 7 評価値 4 ----部品 避難誘導技術とは? ----部品 避難判断と避難経路の策定 ----部品 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築 ----部品 要支援者の把握と対応 ----部品 避難指示の素早い伝達 ----部品 避難先への移動 ----部品 避難先の安全把握と判断 -大部品 緊急展開軍 RD 27 評価値 8 --大部品 緊急展開軍の特徴 RD 5 評価値 3 ---部品 緊急展開軍の部隊概要 ---部品 航空機による緊急展開のメリット ---部品 緊急展開軍の選抜基準(リワマヒ国版) ---部品 シフト制による常時准警戒体勢の確立 ---部品 後方支援及び災害派遣や民生協力について --大部品 緊急展開軍の戦闘技能について RD 15 評価値 6 ---部品 緊急展開軍の日常訓練及び戦闘マニュアルについて ---大部品 歩兵(リワマヒ国版) RD 14 評価値 6 ----大部品 リワマヒ国の歩兵事情 RD 4 評価値 3 -----部品 初期の歩兵養成事情 -----部品 第一次歩兵強化策 -----部品 現在の歩兵養成について -----部品 特色 ----部品 服装 ----大部品 白兵戦技術 RD 6 評価値 4 -----部品 バッドさん流筋肉トレーニング -----大部品 白兵戦防御技術 RD 2 評価値 1 ------部品 入り身術 ------部品 打撃防御技術 -----大部品 白兵戦攻撃技術 RD 2 評価値 1 ------部品 受け流し格闘 ------部品 一般近接格闘術 -----部品 観察と実践 ----大部品 射撃戦技術 RD 3 評価値 2 -----部品 通常射撃技術 -----部品 遮蔽物の利用 -----部品 射撃武器の状況に合わせた切り替え --大部品 緊急展開軍における装備選択理念 RD 7 評価値 4 ---部品 B世界での歩兵装備運用について ---大部品 リワマヒ国軍歩兵標準装備 RD 4 評価値 3 ----部品 歩兵銃 ----部品 短機関銃 ----部品 狙撃銃 ----部品 軍刀・その他装備 ---部品 緊急展開用各種コンテナパックについて ---部品 緊急展開軍における歩兵個人戦闘装備の選択理念 -大部品 炎の料理人 RD 27 評価値 8 --大部品 炎の料理人の特徴 RD 7 評価値 4 ---部品 火力を活かした調理技術 ---部品 炎を使った魅せる調理 ---部品 同時作成による時短調理術 ---部品 食材の調達へのこだわり ---部品 自然への敬意と畏れ ---部品 大衆料理から宮廷料理まで ---部品 炎の料理人同士の切磋琢磨 --大部品 炎の料理人の修行 RD 4 評価値 3 ---部品 火の持つ性質の理解 ---部品 炎との格闘の日々 ---部品 炎の料理人たちの元での武者修行 ---部品 ニッポリテスト --大部品 炎の料理人の専門道具 RD 3 評価値 2 ---部品 使い込まれた中華鍋 ---部品 手入れの行き届いた中華包丁 ---部品 防炎性能の高いコック服 --大部品 料理人 RD 13 評価値 6 ---大部品 料理人の仕事 RD 5 評価値 3 ----部品 メニューの考案 ----部品 食材の仕入れ ----部品 下準備・仕込み ----部品 料理の作成 ----部品 衛生管理と安全管理 ---大部品 料理人の6年の修行 RD 6 評価値 4 ----部品 師匠となる料理人への弟子入り ----部品 皿洗い・雑用などの下積み ----部品 調理技術の修得 ----部品 食材についての勉強と理解 ----部品 料理の実践 ----部品 調理器具のメンテナンススキルの修得 ---大部品 料理人の基本道具 RD 2 評価値 1 ----部品 料理人愛用の包丁セット ----部品 料理人御用達のフライパン や鍋などの調理器具 -大部品 植物使い RD 12 評価値 6 --大部品 植物使いの持ち物 RD 3 評価値 2 ---部品 植物と心をつなぐ笛 ---部品 植物使いの持ち歩く植物の種 ---部品 植物に水をやるためのじょうろ --大部品 植物使いになるための修行 RD 5 評価値 3 ---部品 先達の下へ弟子入りする ---部品 植物と仲良くなる ---部品 笛の練習 ---部品 植物の勉強 ---部品 自然保護の知識 --大部品 植物を操る能力 RD 4 評価値 3 ---部品 笛で意思を伝える ---部品 動かせる植物の範囲 ---部品 思いを聞いて手伝ってくれる植物の力 ---部品 植物に力を借りる上での注意点 -大部品 護民官(職業) RD 12 評価値 6 --部品 護民官事務所への出仕 --部品 出仕者の作業 --部品 案件への対応 --部品 救済案件 --部品 仲裁案件 --部品 自主案件 --部品 護民官補 --部品 藩国における役割 --部品 報奨と罰則 --部品 不正について --部品 級について --部品 報連相の徹底 -大部品 栄光の野戦炊飯具1号 RD 18 評価値 7 --大部品 栄光の野戦炊飯具の概要 RD 5 評価値 3 ---部品 栄光の野戦炊飯具とは? ---部品 栄光の野戦炊飯具の開発動機 ---部品 栄光の野戦炊飯具の性能要求 ---部品 炊き出し大会で得られた知識・技術のフィードバック ---部品 リワマヒ陸軍の戦闘糧食フルコース --大部品 野戦炊飯具の調理性能と基本装備 RD 5 評価値 3 ---部品 糧食作成能力 ---部品 多様な調理を支える炊飯器と万能調理器具 ---部品 圧縮空気を使った野菜カッター ---部品 圧縮空気の作成 ---部品 給水タンクと水道設備 --大部品 野戦炊飯具のオプション装備 RD 3 評価値 2 ---部品 焼き物作成用の携帯コンロもしくは七輪 ---部品 野戦炊飯具搭載用の野外冷蔵庫 ---部品 増設用給水タンク --大部品 野戦炊飯具の移動方法 RD 2 評価値 1 ---部品 けん引による移動 ---部品 航空輸送への対応 --大部品 野戦炊飯具に期待される効果 RD 3 評価値 2 ---部品 大量の糧食の一括作成による省力化 ---部品 暖かい糧食による士気の向上 ---部品 軍隊内の栄養管理 -大部品 急げ馬よ RD 16 評価値 6 --部品 急げ馬よのあらまし --部品 急げ馬よの取得条件 --部品 急げ馬よの陸路移動効果 --大部品 馬術 RD 8 評価値 5 ---部品 馬と心を通わせる ---部品 乗り降り練習 ---部品 騎乗姿勢 ---部品 歩法の習得 ---部品 常歩 ---部品 速歩 ---部品 駈歩 ---部品 襲歩 --大部品 長距離移動訓練 RD 5 評価値 3 ---部品 長距離移動計画 ---部品 地図を読む ---部品 越境の準備 ---部品 休憩・補給 ---部品 馬と野営 -大部品 受付(技術) RD 12 評価値 6 --部品 概要(受付) --部品 使用条件(受付) --大部品 受付方法の制定 RD 4 評価値 3 ---部品 受付場所を構える ---部品 連絡方法の確立 ---部品 応対要員の確保 ---部品 受付方法を周知する --大部品 信頼を得る RD 3 評価値 2 ---部品 地道な活動 ---部品 知り合いを増やす ---部品 困りごと解決のお手伝い --大部品 国民との共同実施 RD 3 評価値 2 ---部品 連帯感の芽生え ---部品 異なる視点の獲得 ---部品 効果の向上 -大部品 回避の達人 RD 4 評価値 3 --部品 素早い動き --部品 潜り抜け --部品 ジャンプ --部品 捨てて身軽に -大部品 低物理域対応訓練 RD 23 評価値 7 --部品 低物理域対応訓練の簡潔な概要 --大部品 低物理域対応訓練の歴史 RD 7 評価値 4 ---部品 リワマヒ国における武術のおこり ---部品 鉢器術の概要 ---部品 鉢器術の特徴(1):両手に装着する鉢 ---部品 鉢器術の特徴(2):胴鎧 ---部品 鉢器術から低物理域対応訓練へ ---部品 武術の一般化における問題点と、室賀兼一のアプローチ ---部品 低物理域対応訓練の修行期間 --大部品 低物理域対応訓練の特徴について RD 5 評価値 3 ---部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(1):宇宙対応 ---部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(2):スタンド・グラウンド・コントロール ---部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(3):独特の鍛錬法・木人向日葵 ---部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(4):徹底したショーマンシップ ---部品 低物理域対応訓練における装具 --部品 低物理域対応訓練の思わぬ副産物 --部品 ジョークの神様の加護 --大部品 B世界での低物理域対応訓練について RD 2 評価値 1 ---部品 急に増えた習得希望者への対応。 ---部品 物資不足に対応した低物理域対応訓練 --大部品 独特な白兵戦 RD 6 評価値 4 ---大部品 受け技 RD 3 評価値 2 ----部品 絡め手からの投げ・極め技 ----部品 崩し技 ----部品 受け流し ---大部品 当身技 RD 3 評価値 2 ----部品 掌底術 ----部品 巻き込み肘 ----部品 腕打ち -大部品 行政士官 RD 17 評価値 6 --大部品 概要 RD 3 評価値 2 ---部品 リワマヒ国の行政士官 ---部品 事務官について ---部品 技官とは --大部品 武官としての側面 RD 3 評価値 2 ---部品 武官を兼ねる ---部品 武官としての行政士官について ---部品 リワマヒ国軍の各部について --大部品 育成過程 RD 5 評価値 3 ---部品 育成機関「グランデコール」 ---部品 準備過程 ---部品 養成学校について ---部品 卒業後の進路について ---部品 任用制度の移り変わりについて --大部品 抜かない拳銃 RD 2 評価値 1 ---部品 任官時の拳銃の支給 ---部品 四二年式拳銃(リワマヒ国制式将校用拳銃) --大部品 行政士官のその後 RD 2 評価値 1 ---部品 健康管理について ---部品 リワマヒ国陸軍廃兵院とは --大部品 行政士官の非戦争活動 RD 2 評価値 1 ---部品 非戦争活動時の協調行為の適正 ---部品 非戦争活動における適応力の高さ 部品 リワマヒ国に入国。医師として従事しつつ料理も修行。 ふらふらと旅をしていたがリワマヒ国の気候やごはんが気に入ってリワマヒ国に入国。医師の訓練を受けて、医療活動にかかわる傍ら、料理にも打ち込む。 部品 初心者騎士団二期に参加。有志とFROGを立ち上げ 初心者騎士団二期に参加し、各国の同期とネットワークを作る。この時の有志であつまってFROGの立ち上げを行った。 部品 植物使いとしての修行 おいしいごはんを作るために農業にも興味があり、もっと植物を知ろうと国内の植物使いと話をして意気投合。植物使いとしての修行をつけてもらう。筋は良くなかったが、十年弱かかって植物使いとなった。 部品 行政士官としての活動 行政にかかわるものとして一から勉強をしたいと行政士官の訓練課程を受け、行政士官として活動する。行政理論にも詳しくなり、視野が広がった。 部品 趣味:プロレス プロレス観戦が趣味。趣味が高じて、同好の仲間とともに野良プロレスを不定期で開催している。マスクマンが好きで自分用のマスクを5種類もっている。 部品 趣味:ラジオとはがき職人 お笑いが好きで特に言葉だけで笑いや感動、情報を与えるラジオが大好き。こっそりとネタはがきを送るはがき職人でもある。 部品 金色の髪 南国人の髪は金色をしていて、さんさんと降り注ぐ日光を浴びて美しく輝く。 髪型にこれといった傾向はなく、皆思い思いのヘアスタイルをしている。 部品 小麦色の肌 降り注ぐ陽光で焼けたのか、南国人の肌は健康的な小麦色をしている。 これは布地の少ない服を好むせいもあるだろう。 部品 健康的な肉体 陽気な風土で育まれたためか、 南国人は他国よりも健康的な肉体をしていることが多い。 豊かな自然環境の中、元気いっぱいに暮らしている。 部品 布地の少ない服装 南国人は布地の少ない服装を好む。 他国人からすると目のやり場に困るという意見もあるが、暑いのだから仕方がない。 また、密林で動きやすい服装という一面もある。 部品 基本の職業適正 南国人は科学技術に強く、 そのためパイロットを目指すもの、 学生として知識を学ぶもの、医師をめざすもの、 あるいは薬品にとらわれてドラッガーになるものが多く、 また健康的な肉体を活かして歩兵になるものもいた。 部品 封魔の民 南国人は封印の民、あるいは封魔の民と自称し、古代遺跡のある土地に住んで封印が解けるのを防いでいる。 南国が密林なのも、魔を封じるための樹が生い茂っているからである。 南国人は先天的に魔法遺伝子が欠損しており、これによって変異を防いでいた。 部品 南国の狩猟採集生活 南国人はその豊かな動植物相から食料を得る技術に長けている。 生物資源を使って仕掛けを作り、野生動物を捕らえたりするのだ。 南国人には食べることで浄化し、その存在を受け継ぐという信仰が根付いていることが多い。 部品 南国人の習慣 南国人は森国人同様に自然の中に住み、親近感を持っている事が多い。 また、河などの水場が近い地域に住むため、その家は洪水対策されている。 部品 FROGの長の概要 NGO組織のFROGの長として組織全体の最終責任を負う。また各部門で判断ができない事案や大規模なプロジェクトについて判断を行ったり、組織全体の方向性を示す。状況に応じて各国の藩王華族との折衝も行う。当然ながら、FROGの組織に1人しかいない。 部品 各国藩王・華族との折衝 FROGの長として、各国藩王・華族との折衝を行い、協力を取り付ける。また、各国の許認可に関しても交渉を行う。 部品 本部・支部、活動現場の視察 「現場・現実・現物」をモットーに本部や支部、活動の現場に出てできるだけ人の話を聞き、実際の動きを見ることを心がける。 部品 活動声明の発表とお礼状の作成 FROGとしての意見表明や、支援のお礼などへの声明の発表等を行う。また、寄付を下さった方々へのお礼状をこまめに作成している。原稿は自ら作成する。 部品 概要(政治家) 政治家とは、職業として政治に関わっている人のことをいう。自らが所属する国家や組織、団体のために、所属機構を代表して行動する。 部品 取得条件(政治家) 政治家は名乗るだけならばほぼ誰にでもできる。しかし、政治家として「所属組織の目的を達するため、所属組織を代表して行動する」ためには、まず組織への所属を行うこと、組織の代表として選出されることが必要となる。 そのためには所属しようとする組織の性質や規模にもよるが、一定以上の教養や財力、人脈が求められる。 政治家としてのスタート地点に立つためにも「政治」が必要なのはなんとも皮肉な話だ。 部品 カリスマ性 人を惹きつける魅力。「この人のためなら苦労もいとわない」と周囲の人々に思わせる人間性。口調や態度、外見など、話している内容とは関係なく先天的に得られる種類と、プレゼンテーション力や発声方法など、年単位での必死の努力の末に身につけられる種類がある。 部品 弁舌力 自分の言説の正当性を主張する能力。高い弁舌力を持つ者の中には、隙の無い原稿と想定問答集を用意し理路整然と最初から最後まで駆け抜けるタイプと、時折アドリブに任せながらも、必要なポイントは完全に抑えて場を制するタイプの2種類が存在する。 両者の良し悪しは比較できないが、自分が血反吐を吐くのが前者。周囲が胃を痛めるのが後者である。 部品 財力(政治家) 主に所属組織の利益につながる行動をとるのが政治家である。国のため、都市のため、組織のため、お題目は様々だが、どんな時にも必要になるのが活動資金である。 政治家の中には本業で稼いだ資金を元手に政治の世界に乗り出した者も少なくない。資金が多ければ養える人材の数も増え、より組織は強化される。 だからといって、後ろ暗い方法で資金を入手するのは政治生命を縮めるどころか普通にお縄になるのでやってはいけない。 部品 使命感(政治家) 政治家は自らが所属する組織に利益をもたらすために行動する。行動しなければならない。国益を考えずに自らの懐を肥やすことだけを追い求める者はもはや政治家とは呼ばない。政治屋である。 皆を代表して行動するという使命感・責任感を、政治家は忘れてはならない。政治家の行動の裏には数多くの人々の明日への希望が詰まっているのだ。 部品 本気の嘘 政治家が必ず備えている素養・・・であれば完璧なのだが、そうもいかないのが人間である。少なくとも、少しつつかれただけでボロが出るような嘘や隠蔽工作は行わない。もしも必要に応じて嘘をつくのならば、その嘘を嘘と気づかれてはいけない。墓場まで抱えていくか、嘘を本当にするために死ぬ気で働くのが政治家のつく嘘である。 部品 礼儀作法(政治家) テーブルマナーなどに限らず、その国その国、地域ごとの慣習や作法に精通している政治家は信頼を得やすい。真剣に自分たちのことを考えてきてくれたと思ってもらえるからだ。完璧にこなすのが一番だが、多少拙くとも真面目にやっていることを伝えられればまずは上出来だ。 部品 折衝力(政治家) どの組織も、それぞれの主義主張・権益を抱えて調整の場に臨んでいる。それぞれの組織が一応の納得をしつつ、中でも自分の組織が望む結果を得られるように場をコントロールし結末へと導く力、折衝力のある政治家はどの組織でも重宝される。 部品 コネクション 政治家はその仕事を通して、所属組織内外に多くのコネクションを構築する。コネクションの多さは切れる手札の枚数にも等しい。強い手札をどれだけ集められるかが、政治家としてのポテンシャルの高さである。 部品 情報収集力 培ったコネクションや自らが所属する組織の力を用いて、政治家は情報収集に余念がない。世の流れを掴む力は政治力の源泉となる。必要な時に必要なところへ必要な情報を集められる者が、政治の裏舞台で今日も活躍している。 部品 知名度の高さ(政治家) 政治家は文字通り組織の「顔」である。内政をするにも、対外的な交渉をするにも、「顔」を見せるか否かで効果は大きく異なる。おらが村にも有名人が来てくれた、というのは部外者が思っている以上に大切なことなのだ。そのため政治家には、品行方正さが常に求められる。汚れた顔でお客様に会うのは失礼にあたる、ということだろう。 部品 着用制限 FROG職員は、FROGの活動許可を出している藩国の成人であり。FROGの活動理念に共感し、それを体現し。既定の面接及び筆記試験を合格した。採用規定を満たし採用された者のみ着れる。 部品 信念 FROG職員は、FROGの設立目的と、活動理念、活動内容などに、共感し、それを体現しようとする信念を持っている。 部品 日常業務 日常業務は、食料の配布、自立へのサポート、地域の食糧事情についての調査報告、広報啓発活動、活動原資の獲得、各国支部の食糧備蓄状況の確認と買い付け・輸送など多岐にわたっている。このほかに訓練も継続している。 部品 訓練の継続と緊急避難マニュアルの熟読 FROG職員は、緊急食料支援などについて、支援が必要でない平時も、平時の食糧配布とともに、スタッフの育成や災害発生時のシミュレーションなど、緊急時の訓練も継続して実施している。また、災害発生時の対応方が書かれている、緊急時マニュアルを熟読しており、緊急時にはそのマニュアルに沿って行動する。 部品 コミュニケーション技能 FROG職員は、その性質上、各藩国の文化に配慮してコミュニケーションをとる必要があるため、各藩国の文化について常日頃学んでいる。 部品 元気で体力がある FROG職員は、周知などに大きくて元気な声や、作業などの支援に体力がとても必要であるため。声出しや体力をつけることを常日頃から行っている。 部品 いい笑顔 FROG職員は、困難に際しても、いい笑顔で、要支援者に接することができる。支援をするものが、不安をあらわにすれば、支援を受けるものは、もっと不安になってしまうだろう。しかし、要支援者がいない、同僚の前では別であるみんなで不安を共有し、支え合い、不安を乗り越える力へとかえている。 部品 書類作成 様々な種類の書類を作成して、整理していく。書類のフォーマットを作って置くと、作成しやすく、まとめて整理しやすい。 部品 TODOリスト やることをまとめた、TODOリストを作り、効率的に作業をしていく、今やらなければいけないもの、締め切りが近いものが視覚化できる。 部品 関係各所との調整 事務の仕事に関する、関係する各所との調整業務をする。事務は、コミュニケーション能力が実は一番必要なのだ。 部品 報告・連絡・相談 仕事の終了報告、同僚への仕事上の連絡、上司などへの相談も必要な技能になる。相談するときなどは、事前に自分の考えをまとめて置き、こう考えているということを伝えると良いアドバイスが貰えるかもしれない。 部品 炊き出し技術とは? 災害や貧困等により困窮した状態にある多数の人に対して、無償で食事を提供するための段取りや配布等に係る技術のことである。 部品 炊き出しメニューの検討 炊き出しで料理を提供する人数、備蓄された食料と、これから手に入りうる食料の量、被災者の健康状態や精神状態、栄養状態を勘案してメニューを考える。 部品 調理スペースを整える 大人数への食事を提供するためには広い調理スペースがあることが望ましい。また、調理器具等がそろっているかを確認し、使うものをセットしたうえで調理に入る。 部品 大量の調理を行う 調理スペースに食材を持ち込み、大量の調理を同時に行う。大量作成に向いた炊飯や、スープ系のものが選ばれることが多い。 部品 衛生管理を徹底する 炊き出しでは多くの人に提供することもあり、食中毒等の被害が大きくなってしまう。手洗いの徹底、食材に必ず熱を通す、生水を使わず沸かすなどを周知徹底する。 部品 食事の配給 食事ができたら配給を行う。列に並んでもらい、一人ひとりに手渡しする場合と、グループごとにまとめて取りに来てもらう場合など、状況に合わせて混乱がないように注意する。 部品 個別の対応が必要な人への支援 乳幼児や高齢者、病人等、食事に配慮が必要な人に対してはニーズを聞き取り、食べられるメニューを個別に対応し提供する。 部品 避難誘導技術とは? 災害現場等でまだ災害発生源の影響を受ける可能性がある、また二次災害の可能性がある等を判断し、より安全な場所へ人を誘導する技術。 部品 避難判断と避難経路の策定 避難が必要となるのかを判断し、避難人数や最低限持っていく必要がある物品、使える移動方法や経路などを把握し避難計画を策定する。時間がない場合も荒いものでも良いので少しでも立ち止まって計画は立てる。 部品 関係機関や地域のキーマンへの協力要請と協力関係の構築 避難に際しては、被災者全体への情報伝達や信頼度の問題でも関係機関や地域のキーマンへの協力を要請し、協力関係を作ることが望まれる。 部品 要支援者の把握と対応 避難の際に特に配慮が必要な子どもや妊婦、病人等について数や特性を把握し、サポートをする人をマッチングする。 部品 避難指示の素早い伝達 避難を行う際には、避難誘導計画や避難先、避難ルール(持っていける持ち物がある場合は、一人どれだけもっていけるか等)を素早く伝達し、移動できるように準備を整えてもらう。 また、避難に際してはブレーカーを落とすやガス栓をしめる等のそのままにしておいては事故につながるものの処理をするように伝え、避難先のメモを玄関先に貼るよう促す。 部品 避難先への移動 避難先への移動の際は、移動グループごとに先頭につく先導役2名、最後尾について脱落者がでないようにする最後尾役2名、中間にいて移動グループで問題がないか把握したり先頭と最後尾の連絡役を務める中間連絡役2名を決めて移動する。 部品 避難先の安全把握と判断 避難先についた後は、避難先が本当に安全なのかを状況把握して判断する。安全であれば拠点をつくる。安全が確保できないと判断すれば、さらに避難先を決めて移動する。 部品 緊急展開軍の部隊概要 緊急展開軍とは、各地域の方面軍を航空輸送などにより援護を行う部隊の事で、陸軍エリートによって構成される機動部隊を指す。 援軍活動を行うには政府の許可が必要である。 部品 航空機による緊急展開のメリット 治安維持や物資補給などで戦地へ輸送機を使った航空作戦により高速展開し 、各部隊を支援をするのを前提に訓練を行い、装備が配備された部隊である。 航空機による機動展開のメリットは移動にかかる時間が地形により影響されない点、水上移動に比べると高速である点などが挙げられる。 部品 緊急展開軍の選抜基準(リワマヒ国版) 緊急展開軍への配属を志望するものはまず、リワマヒ国の歩兵としての実績が求められる。 さらに緊急展開軍は、個人個人での即応性と幅広い対応が求められるため、 選抜過程においては基礎となる体力や戦闘技術以外にも、判断力・指揮適正・交渉能力、はては調理技術やサバイバル術など多岐にわたる訓練が 長期間に渡って施されようやく一人前とされる。 部品 シフト制による常時准警戒体勢の確立 緊急展開軍所属の兵士は、組織の性格上24時間365日いついかなる時に任務が発生しても対応できるよう、きっちりとシフト制を組んでいる。また同時展開の可能性も考慮されており、対応班分けも細かく設定されている。 部品 後方支援及び災害派遣や民生協力について 緊急展開軍はその性質から戦闘活動だけでなく、緊急事態における対応能力も求められる。 そのため、応急的な限定医療行為や補助的な工兵活動などの知識・技術も身につけている。また、災害派遣時の炊き出しなどの際は野戦炊飯具などを活用した美味しい食事の調理なども行えるよう訓練を受けている。 部品 緊急展開軍の日常訓練及び戦闘マニュアルについて 緊急展開軍は歩兵としてありとあらゆる場面に対応が必要であるため、前提として一般的な歩兵としての技能はもちろんのことだが、 それ以上のスキルが求められる。 白兵戦技術や射撃訓練などは日々の日課として行われ、最新の軍事トレンドや他国での活動の情報など、 活用できるものは随時取り入れマニュアルを更新し対応力の更新に努めている。 部品 初期の歩兵養成事情 小国であるリワマヒは国民が少数で有ることもあり、健康な一定年齢以上の国民は兵役義務が課されている。 徴収した人員に対し、歩兵としての教育を行うのが「リワマヒ陸軍学校」であり、 通常リワマヒで「歩兵」といった場合には実働戦力として認定を受けた学生の事を指す。 入学時期等はある程度個人の自由とされているが義務教育と合わせて基礎的な軍事教練が行われてきた。 部品 第一次歩兵強化策 根源種族襲来による「銀の街防衛戦」の敗戦及び、 共和国参謀部による歩兵強化提言に基づき、リワマヒ政府は歩兵強化策を実施。 これまで能力を問わず広く徴収した兵による部隊構成を行ってきたが、 選抜を行い経験・能力に優れた人間による学生歩兵部隊を構成する事となった。 部品 現在の歩兵養成について 現在は徴用制度ではなく、志願者を養成した上で体力・精神・知識等総合的に勘案し、 適正のある者のみが正式にリワマヒ国軍として任官される。 部品 特色 にゃんにゃん共和国内での共同軍事演習では「正直まったく強くない」と酷評されるリワマヒ軍だが、 ランク付けを行った際には、兵站部門に関してだけはトップクラスの評価を得ている。 これは本来少ない兵員を効率よく戦力化しておくための苦肉の策ではあったが、 現在の時点でここまで力を入れた国が他に無かった為、特に際だった評価を得る事となった また、夏は酷暑、冬は豪雪と実に極端な気候風土に対応するために 糧食は高いカロリー量に設定されており、また味にうるさい国民が多い為、 品目と味には特に注意が払われ、品質と配布の管理には歴戦の勇士があてがわれ、 常に最高の状態になるよう細心の注意が払われている。 合同演習が行われ他国の兵士と食事を共にする機会では 「演習中にフルコースを食べられるとは思わなかった」と言わしめるほどである 部品 服装 元々学生+歩兵が主軸であったため、平時は学生服、礼装及び出兵時は各種装備を取り付けた軍服にて活動を行う。 青を基調とした「マトイ」と呼ばれる長いコート状の上着を着用し、額に頭環をつけるのが正式な制服であるが、 これらは南国で高温多湿のリワマヒでは暑いため、内勤の人間だけが着用している。 訓練中の学生の殆どは腹にサラシを巻き、ズボンのみ等の格好が愛好する。 絵ではセーラー服を着た男女が描かれているが、これは小笠原分校の為に技族が制服をデザインした際、 セーラー服が高温多湿のリワマヒの気候では案外過ごしやすいじゃないかと評判になり、 年齢の低めの学生に受けが良く、着用されるようになったためである。 リワマヒは南国であり、国内及びその周辺の殆どが密林に覆われている為 演習で活動するときは緑の迷彩仕様の服装を着用している 部品 バッドさん流筋肉トレーニング リワマヒ国に逗留しているバッドさんによる筋力トレーニングは、ほがらかに笑いながら重量屋台を曳かされるなど屋台のお手伝いにも見えるトレーニングとなっており、 続けると足腰をはじめとした全身の筋力強化に格闘トレーニングの成績も上昇。おまけにバッドさんのコロッケも食べられるとあって、歩兵たちにとっても大人気である。 部品 入り身術 相手の構えや技に合わせて体を入れていく事で攻撃を反らす技術。リワマヒ国では低物理域対応訓練の技術を応用した入り身術をベースとして歩兵防御技術の一つとして構築されている。 部品 打撃防御技術 相手の打撃に合わせるタイミングで打撃を当てることで、相手の力を利用してダメージを増やす技術。 これは学生が多かったため、無理に筋力に頼るよりも相手の筋力を利用すればよいという考えのもと成熟された技術の一つである。 部品 受け流し格闘 低物理域対応訓練の基礎技術である、受け流す技術は歩兵訓練カリキュラムにも応用されており、 主に相手の打撃を受け流し投げたりいなす技術として白兵戦時の防御策の一端として兵士たちを守っている。 部品 一般近接格闘術 リワマヒ国の歩兵は養成課程の中で標準的な近接格闘術を学ぶ。 これは学生の健康増進や心身の鍛錬も兼ねており、むやみに格闘術を振るい喧嘩の原因にならぬよう指導員は心構えから教育をしている。 部品 観察と実践 リワマヒ国流の白兵技術は、相手の動きに合わせて動く技術が多い。 そのため、通常の格闘術以上に相手の動きをしっかりと観察し、それに合わせて身体を動かす。 相手に呼吸を合わせることがポイントだ。 部品 通常射撃技術 リワマヒ国の歩兵の射撃技術は良く狙い当てることにまず主軸が置かれる。これは標準装備のライフルの装弾数が少ない事にも起因するが、 当たらない射撃練習よりも当たる射撃練習の方が達成感が増える為である。 基礎の射撃が出来た後に射撃戦においての体の動かし方を学ぶ。 部品 遮蔽物の利用 射撃戦の基本は相手の射撃に身体をさらさないことである。 戦場で棒立ちは危険、歩兵たちは地形や遮蔽物を利用して自分の体を守りながら射撃をする意識をたたき込まれるのだ。 部品 射撃武器の状況に合わせた切り替え 射撃戦においては相手との相対位置に合わせて的確な武器を選択する事が重要である。 白兵距離に近い間合いにおいてはライフルは取り回しづらく、距離が離れている場合に拳銃はそもそも狙うことが困難だ。 歩兵たちは装備に合わせて的確に武器を切り替えるよう柔軟に考えるのだ。 部品 B世界での歩兵装備運用について 元来のリワマヒ国軍では持ち込み装備以外はリワマヒ国軍標準装備を使用していたが、 B世界では物資不足などが不足することが見られるため、同系統の武器でも問題なく使えるよう、 追加慣熟訓練を行っている。 部品 歩兵銃 リワマヒ国の歩兵銃については以下の通り。 全長 127.6cm 、銃身長 79.7cm 、重量 3.73kg 。装弾数は5発、 口径 6.5mm のライフル弾を 初速 762m/s で打ち出す。 歩兵銃は遺跡街の西、宮城の北にあるリワマヒ砲兵工廠にて熟練の職工により 一挺ずつ職人芸にて生産されていた。 狩猟用モデルも生産されており、リワマヒ国民にとって「銃」と言えばまずこれを指す。 部品 短機関銃 全長 94.7cm 銃身長 31.5cm 重量 3.9kg 口径 9mm 装弾数は 10発/20発/40発 から選択 これまで連射機能の無い歩兵銃を愛用してきたリワマヒ陸軍だが、 共和国合同作戦などの増加から、共和国規格に合わせた機関銃を採用する事となった 数種類の候補の中から丈夫で軽く、拳銃と弾薬を共有出来る当モデルが採用となった 部品 狙撃銃 全長 122.5cm 重量 4.31kg 口径 7.62mm 銃身長 62cm 銃口初速 830m/s 有効射程 500m 装弾数 10発 作動方式 ガス圧利用 軍隊で運用する上で、軽量で運搬性なども考慮に入れられたデザインは合理的である。 市街戦、密林戦におけるスナイパーの有効性を知ったリワマヒ国陸軍工廠がそのために作ったものであるため、 遠距離の狙撃能力よりも、市街(100から400m)での即射性を優先したつくりとなっている。 気温差が激しく湿度の高い環境で長期間使用することを前提とした銃であり、精度より耐久性に特化している。 一部のモデルには着剣装置が付属しており、銃剣を装着できる。 リワマヒ国では参謀本部からの情報により、夜戦を想定した暗視スコープを標準装備しているが、 現時点においてはいまだ単独でのミッションを達成するまでの精度を得るに至ってないのが実情である。 これに対応する為、リワマヒ国では風や目標、着弾点の情報をスナイパーに報告する観測手を補助要員として就けることで、対応している。 観測手はこれら情報をスナイパーに伝え、2人1組で活動することでその能力を遺憾なく発揮している。 これは、リワマヒ国の公立校である軍学校にての活動、冒険などでも必ずバディ制が導入されている事からも証明されているリワマヒ陸軍では、狙撃兵専門の教官を招聘し、今後も更なる訓練を重ねることで学生兵らの高い帰還率を維持する予定である 部品 軍刀・その他装備 刃渡り70cm前後、ベルトを使用して腰から吊るす。 軍刀といってはいるが、リワマヒにおいては密林の植物を払い通るための装備であり、 使い勝手から各個人の変更が許されており刃渡り30cm程度の鉈に持ち替えている者もいる その他装備 出撃の際には、ベルト、弾体入れ、手榴弾入れ、肩掛け水筒、雑嚢、携帯シャベルケース等を所持する 部品 緊急展開用各種コンテナパックについて きゃりっじを始めとした航空機による緊急展開の際は予め用意された各種コンテナパックを搭載することで素早く発進可能としている。 コンテナパックは任務用途に応じて各種用意されており、人道支援用パックなどは緊急展開と並行して陸路や海路輸送でも用いられるため、共通の規格のものを採用している。 部品 緊急展開軍における歩兵個人戦闘装備の選択理念 緊急展開軍において個人装備は重要な要素の一つである。 緊急展開先においてどのような戦闘が想定されるのか、どのような地形・環境かの情報を元に最適な装備を選択することはもちろん、それらの装備をいついかなる状況でも問題なく使用出来るよう、日々の訓練を行っている。 部品 火力を活かした調理技術 火のもつ性質を習熟した炎の料理人は、炎を相棒として様々な料理を作る。鍋を振って空中で直火に当ててぱらっとした食感を実現したり、逆に絶妙な弱火で食材をベストな状態で煮込み続けるなど、高温も低温も使い分ける。 部品 炎を使った魅せる調理 アルコール度数の高い酒を振りかけて一気にアルコール分を飛ばすフランベは見た目も派手なため、炎の料理人の十八番のように人々から思われている。「子どもたちが喜ぶから」という理由でフランベを多用する料理人も多い。 部品 同時作成による時短調理術 炎の料理人は、もともと国軍という巨大な胃袋を支える兵站部門から生まれたため、「大量に素早くおいしいものを」というニーズがあった。そのため、いくつもの料理を同時に作成することが当たり前であった。複数のコンロを使って同時にいくつの料理を作れるかが、炎の料理人の習熟度を測るバロメータになっている。 部品 食材の調達へのこだわり 人に喜んでもらえる食事を作るため、安全安心な食材を調達することには並々ならぬこだわりがある。必要ならば土地の人々の許可を得たうえで山や海に自ら入り、食材を手に入れる。 部品 自然への敬意と畏れ 炎の料理人たちは、時に山や海に潜って食材をとることから、自然には勝てないということ、自然を敬うことが体に染みついている。必要以上に収奪することで生態系を壊さないように細心の注意を払う。 部品 大衆料理から宮廷料理まで 「うまい、はやい、やすい!」を目指すものや、「至高の一皿を作り上げる」ことに全力を注ぐものなど、料理人は自分の求めるもののために、日々試行錯誤を続ける。炎の料理人は、火という料理の基本に習熟することによって、それらの料理バリエーションをさらに広げている。 部品 炎の料理人同士の切磋琢磨 炎の料理人たちは、自らの技術を高めることに余念がない。そのためには、自分ひとりで技術を磨くのではなく、相互に切磋琢磨して、時に教えあい、時に競い合うことで、よりおいしい料理を目指している。 部品 火の持つ性質の理解 炎の料理人を目指すものは、まず炎の性質を理解しなければならない。炎は内側のほうが温度が低いのでいたずらに火を大きくすればよいのではないこと、コンロや炭火など熱源によっても熱の伝わり方や水分が違うということなどを修行中に学びとっていく。 部品 炎との格闘の日々 料理の基本である火を自在に操るためには、座学だけではなく実践が重要視されている。先輩料理人に教わりながら、何度も鍋をふるい、失敗し、それを教訓に再挑戦していく。炎との日々の格闘を通じて、炎を相棒と呼べるようになるほど習熟していく。 部品 炎の料理人たちの元での武者修行 炎の料理人と一口でいっても、一人ひとりの料理人によって調理スタイルは様々である。修行中のものは最後の一年間に最低でも3人の炎の料理人のところに武者修行に行く。このことにより、一つの師匠の元では得られない視点や技術を学び取る。 部品 ニッポリテスト 炎の料理人として認められるためには、炎の料理人認定試験を受ける必要がある。この試験では、ニッポリという料理を作成する。ニッポリとはドロドロした生地を鉄板に流し入れて薄く延ばし、裏返したら具材を乗せてくるくると巻いていくというシンプルなものだが、具材は何を入れても自由なため、仕入れや仕込み、メニューの考案力が試される。また、具材を強火で炒めながら、弱火で繊細に生地を仕上げる必要もあり炎の使い方の習熟度が試されることになる。 部品 使い込まれた中華鍋 修行中から何度も使っている鉄製の中華鍋。炒める、焼くだけでなく、煮る・揚げる・蒸すも可能で料理のバリエーションを広げられる。手入れを怠るとすぐに錆が浮いてきてしまうため一目でわかる。手入れ不足の中華鍋は料理人の恥とされる。 部品 手入れの行き届いた中華包丁 幅広で重みのある包丁。野菜の千切りから豚肉や牛肉を骨ごと断つのにも使える便利さがあるが、大きく重いため熟練の料理人でなければ使いづらい。使用方法によっては刃こぼれもしやすいため、質の良いものを丁寧に手入れして料理人たちは使っている。 部品 防炎性能の高いコック服 厚手で防炎性能の高い繊維を使ったコック服。露出した肌に跳ねた油や食材が付着するとやけどをしてしまうため、長袖のものを着用する。当然重ね着しても意味はない。 部品 メニューの考案 仕入れられる食材、お客様の要望、自分の得意ジャンルや経験などを勘案して作成する料理の内容を決める。時にはオリジナルのレシピに挑戦することもある。 部品 食材の仕入れ 料理に必要な肉や魚、野菜などの食材を調達する。調達にあたっては、美味しく新鮮な食材を見分ける目利きだけでなく、仕入れ業者との信頼関係も大切になる。 部品 下準備・仕込み その日に作る料理をイメージして食材の切り出しや下味、調味料の配分、調理器具の準備などを行う。料理は同時作業が連続で発生するため、一流の料理人ほど段取りを重視する。 部品 料理の作成 お客様に一番美味しい状態で料理が届くように、仕込んだ食材に切る、焼く、炒める、煮るなどの調理を施していく。熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たくが基本。味だけでなく見た目も綺麗に盛り付ける。 部品 衛生管理と安全管理 食中毒などの健康被害が起こらないよう菌をつけない、持ち込まない、増やさないを徹底する。手指の洗浄、調理器具の洗浄、食材の温度管理などが基本。また刃物や火による事故が起こらないよう整理整頓、導線の確保、作業手順の遵守、十分な休息の確保などを徹底する。 部品 師匠となる料理人への弟子入り 料理人を志すものは、一般的に自分の作りたい料理ジャンルの先輩料理人に弟子入りをする。どの料理人を師と仰ぐかによって、その後の料理人人生も変わるので各自真剣に情報収集をした上で決断する。 部品 皿洗い・雑用などの下積み 多くの場合、弟子入り後に最初に任されるのは皿洗いやお使い、野菜の皮むきなどの雑用である。この雑用を通して、料理人とそれを取り巻くスタッフ、顧客、仕入れ先などの全体感を掴むことを期待される。 部品 調理技術の修得 切る、焼く、炒める、煮るなどの食材を料理にするための技術を修得する。師匠や先輩料理人によって手取り足取り教えてもらうだけでなく、やり方を見て盗んで空き時間に練習を続ける。 部品 食材についての勉強と理解 野菜や肉、魚などの食材の旬や一般的な調理方法、栄養素などを学ぶ。また、食材やそれに関わる生産者への感謝・尊敬の念を自然と身につけていく。 部品 料理の実践 ある程度の下積みが終わると、料理の作成を許される。ただし、最初にお客様に出すことはできず、まずは賄いを作って師匠や先輩たちに評価してもらうことになる。賄いで一定のレベルを出すことができると、いよいよお客様に出す料理を作れるようになる。 部品 調理器具のメンテナンススキルの修得 包丁のとぎ方、鍋の磨き方、焼き網の焦げ落としなど、調理器具に合わせたメンテナンスを学び、良好な状態に保つ方法を知る。 部品 料理人愛用の包丁セット 一人前の料理人にとって、自分の手に馴染む包丁は料理を作る際の相棒のような存在である。作る料理の種類や工程に合わせて、牛刀や柳刃、出刃などを使い分ける。当然ながら食材調理に使うもので、人や知類を傷つけるために使うものはいない。 部品 料理人御用達のフライパン や鍋などの調理器具 炒める、焼く、煮るなどの基本的な調理のために使われるフライパンや鍋は、各料理人のこだわりが現れやすい部分である。料理人は自分が作りたい料理に合わせた調理器具を用意するのが一般的。 部品 植物と心をつなぐ笛 植物は声をかけてやると反応して成長速度が変わるという話がある。この話を聞いた者が音楽を奏でることでより気持ちを伝えられるのではないかと植物に笛の音を聞かせ始めた。今ではその行為がすっかり習慣となり植物使いが笛を持つのは常識となっている。修業時代に植物に枝を分けてもらい、自分で削って作る手作り品。 部品 植物使いの持ち歩く植物の種 植物使いはいつも植物の種を持ち歩き必要な時には植物を植えて緑を増やす。持ち歩く植物の種類は人それぞれだがリワマヒの国名からかひまわりの種を持ち歩く人が多いようだ。たくさんあってもかさばるので多くてもポケットに入る程度しか持ち歩かない。 部品 植物に水をやるためのじょうろ 植物使いが持ち歩いている種を植えた時に水をやるために小さいじょうろを携帯している。それ以外の時にも、水が足りていなさそうな植物を見かけるとつい世話をしたくなるので、そういうときにはこれを使う。これもかさばるので一つしか持ち歩かない。 部品 先達の下へ弟子入りする 植物使いになるためにはまず先達の元を訪れて弟子入りし、植物使いに夏ために必要な修行を積むことが必要である。先達と一緒に山の中で修行という名目で木々の世話をしながら知識を深める。 部品 植物と仲良くなる 植物使いが植物の力を借りるにはまず植物に力を貸してもらえるくらい仲良くなっていなければならない。そのため植物使いたちは日ごろから植物に水をやり、声をかけ、相手のことを理解できるように努力する。修業中毎日笛の音で気持ちを伝える努力を続けることで、やがて初めて出会う植物とも笛の音でコミュニケーションをとることができるようになる。 部品 笛の練習 植物に気持ちを伝えるための笛の練習。メインの修行とは言えないのだが、植物もどうせ聴くならうまい方がよかろうということで、意外と合格ラインは厳しい。 部品 植物の勉強 植物と言ってもたくさんの種類があり、その性質は多岐にわたる。相手のことを理解するうえで植物に関する多様な知識は欠かせない。植物使いになるためには植物に関する勉強は必須である。 部品 自然保護の知識 植物の力を一方的に借りるだけでは仲が良いとは言えない。水やりのような世話だけでなく、自然保護に関する知識を得て行動し、物言わぬ彼ら・彼女らが一方的に破壊されたりせぬように、友の居場所を守れるように努力することもまた植物使いには必要である。 部品 笛で意思を伝える 植物使いは植物を操れるといわれている。それはコミュニケーションのために修業した笛の音を使って植物にお願いをして動いてもらう様子を普通の人が見るとまるで植物操っているように見えるためである。 部品 動かせる植物の範囲 植物に動いてもらえる範囲は笛の音の聞こえる範囲と同じであるが、植物と仲良くなったベテラン植物使いだと植物同士が伝え合うことで中距離戦の距離くらいまでは意思を伝えられる。 部品 思いを聞いて手伝ってくれる植物の力 植物使いのお願いを聞いてくれる植物の数によってどのくらいのことができるかは変わってくる。多い場合だと一度に何十本もの木々が動いていたという話もあるが、植物使い自身の能力によって変わってくるだろう。 部品 植物に力を借りる上での注意点 当たり前のことだが、お願いをして植物に動いてもらう以上、植物が嫌がるようなことには力を貸してはもらえない。力を借りる意味やその責任を理解したうえで助力をお願いしなければならない。 部品 護民官事務所への出仕 護民官は各藩国から護民官事務所に出仕し、仕事をすることになる。 出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保障される。 部品 出仕者の作業 出仕者は護民官事務所に寄せられた救済・仲裁案件の対応に当たる。 また、護民官が対応した方がよいと思われる事件が発生している場合には、自主案件として作業が発生する場合もある。 これらの作業には進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。 部品 案件への対応 案件には上級者より、対応の目安の級が振られるがあくまで目安であって、やる気があるのならば特に案件に対応するのに級は問われない。 基本、手の空いているものが3人1組で案件に当たり、3人の中で一番級の高いものが作業リーダーとなる。 3人とも同級の場合は、最初に案件に着手した者が作業リーダーとなる。 案件作業中、作業リーダーが手に余ると判断した場合、その案件は上級者へと引き継がれる。 解決した案件にはすべて報告書がかかれ、宰相へと提出される。 部品 救済案件 各藩国・個人より、不当だと思うことに対する救済依頼が来た場合の案件。 関係者の聞き取りや書類調査などに当たり、結果を元に作業に当たっている3人で審議して結論を出す。 調査過程は全て護民官事務所へ随時報告され、結論についても上級者の承認がなければ決定とはされない。 部品 仲裁案件 諍いが起きた場合の仲裁をする案件。 関係者への聞き取りや、書類調査などで経緯を調べ、勘違いや行き違いがないかを調べる。 調査結果を双方に開示し、争いを収められないか説得する。 プライバシー保護のため、調査結果が公開されることはない。 部品 自主案件 護民官が護民活動が必要であると思った事案に対して、自主的に護民活動を開始する案件。 基本的に護民官長及び、副官長の許可が出なければ案件として成立せず、活動することはできない。 緊急性が高い場合は事後承諾を取ることもできるが、護民官長や副官長が妥当でないと判断した場合、罰則の対象となる。 部品 護民官補 護民官への採用枠として護民官補がある。犯罪者ではないか、身元はしっかりしているかなど、公務員として活動に支障のないかの基本の調査に合格すれば護民官補として登録され活動することができる。 護民官補は作業リーダーにこそなれないもの、3級目安の案件にまでは自由に参加できる。 部品 藩国における役割 藩国において護民官は弁護士的役割を担う。また理由(読み書きができない、護民官事務所の存在を護民官に説明されるまで知らなかった等)があって護民官事務所に依頼が出来ない国民に代わって依頼の手続きをすることもある。 部品 報奨と罰則 護民官事務所内で特に功績があった者は特別に起家もしくは栄達と表彰を持って、これに報いる。 不正を行ったものについては、不正の内容により地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる。 藩国内で行ったものについては、報奨や罰則の判断は藩国に委ねることとする。 部品 不正について 活動している藩国、天領での法律違反はもちろんのこと、情報漏えい、無断での護民活動による権限行使、虚偽報告などは不正とみなされ、罰則の対象となる。 部品 級について 起家前の護民官補から始まり、5級、4級、3級、2級、1級と栄達して上がっていく。護民官長、副官長になるには2級以上が必要。 長期による活動休止などで「級に見合う働きが出来ない」と、自己申告で申し出があった場合には級が下がることもある。 部品 報連相の徹底 護民官はその権限の高さから、業務には報告と連絡と相談が重要である。特に護民官事務所に無断での護民活動は厳罰の対象となる。 報連相を行っている限りにおいては、案件で何かトラブルが起こっても作業者の責任は問われず、上級者案件として対応される。 部品 栄光の野戦炊飯具とは? リワマヒ国で開発された野戦用調理器具。屋外で大量の調理を行うことができ、野外での軍事行動の際のみならず、災害派遣等での炊き出しにも用いられる。一軸の小車両に各種器具を搭載しており、車両や馬等によるけん引によって運ばれる。 部品 栄光の野戦炊飯具の開発動機 食の国であるリワマヒ国では、戦争においても兵站を重視し、軍事作戦中の野外であっても暖かいごはんを食べることができるようにと野外炊飯具の開発が行われた。 部品 栄光の野戦炊飯具の性能要求 開発にあたっては、リワマヒ陸軍の兵站担当より「暖かいありとあらゆるご飯を」という要求が出され、かまどやせいろ、オプションのガスコンロなどを開発し、様々な調理方法に対応できるものとなっている。 部品 炊き出し大会で得られた知識・技術のフィードバック 野戦炊飯具の開発の前に行われた全国規模での炊き出し大会では、さまざまな国が参加し、それぞれの独自性のある料理が提供された。このとき、各参加国から持ち寄られた食材及びその調理法のノウハウを集積研究し、調理器具の改良に反映した。 部品 リワマヒ陸軍の戦闘糧食フルコース リワマヒ国軍の標準配布内容は他国軍に比べて圧倒的なカロリー・栄養バランスを持つメニューで知られている。 前菜・サラダから始まりパスタ・パン・米食等の主食、 主菜、副菜、スープ、食後の甘味、ワインなどとチャイなどのお茶、等が出るあきれるほどの贅沢仕様で、その高いカロリーから連続行軍等をさせた場合のリワマヒ国軍の耐久度のみは目を見張るものがあるといわれている。 部品 糧食作成能力 炊飯能力 600人分(最大750人分)の米飯 もしくは200人分(最大250人分)の主食におかず+汁物のセットが概ね45分以内に同時に調理できる。 リワマヒ陸軍の戦闘糧食フルコースの場合には通常100人分が作成できる。 部品 多様な調理を支える炊飯器と万能調理器具 6つの炊飯器と、それに併設された万能調理器具、後部に1つのかまどを基本装備としている。万能調理器具に専用の器具をセットすることで、煮物、炒め物、蒸し物、揚げ物などに対応する。 部品 圧縮空気を使った野菜カッター 大量の野菜を切るのは大変な労力がかかる。野戦炊飯具では圧縮空気を使って野菜を一口大やスライスなどにカットする回転式カッターを搭載しており、作業効率を高めている。 部品 圧縮空気の作成 圧縮空気は基本的にエンジンで駆動するコンプレッサーを利用して作る。エンジンが動かない場合は、搭載している自転車の空気入れを活用することで外部から圧縮空気を入れることで稼働する。 部品 給水タンクと水道設備 調理や作業に使用する水を入れておくタンクと、そこからひかれた水道。野外で水を確保する場合は、煮沸した水を給水タンクに補充する。なお、給水タンクの容量は最低限のものしかないため、水の確保に不安がある場合は別途給水車や増設用のタンクを設置する。 部品 焼き物作成用の携帯コンロもしくは七輪 焼き物を作成するためのコンロや七輪。献立や派遣先に合わせて最適なものを選ぶ。焼き物は行軍中の大量作成には向かないが、兵站担当や料理人たちのたっての願いでオプション装備となった。 部品 野戦炊飯具搭載用の野外冷蔵庫 食材の鮮度を保つために搭載される野外用冷蔵庫。野外で使うため、防塵防水性に優れ、揺れなどにも強い専用品を開発している。 部品 増設用給水タンク 大容量の給水タンク。大量の水を運ぶために使われ、水の確保が難しい地域であると想定される場合に使用される。既設の給水タンクに接続することができる機構がついている。場所をとるため、随行の輸送車等に載せて運ぶことも多い。 部品 けん引による移動 野戦炊飯具には自走機能はついておらず、大型トラックや馬等のけん引によって必要な場所に輸送される。短距離の位置調整であれば、人を集めて人力で動かすこともできる。けん引するものの種類に合わせた器具が搭載されており、途中で変更することも可能。 部品 航空輸送への対応 できる限りどこにでもおいしいごはんを届けるため、きゃりっじを始めとした航空機によるコンテナ積載・パラシュート投下にも対応している。 部品 大量の糧食の一括作成による省力化 軍隊は大量の食糧を消費する上、その食事を作成するのも一苦労である。野戦炊飯具があることで、大量に効率的に食事を作成することで兵站部門にかかる負担を軽減することができる。これは、災害支援等で使われる場合にも効果を発揮する。 部品 暖かい糧食による士気の向上 カロリーを摂取するだけならレーションなどでも良いが、長期の行軍となりそれが続けば士気が低下する。行軍中も暖かく種類豊富な料理を食べることで元気がでて仕事にも身が入り、士気が向上する。 部品 軍隊内の栄養管理 さまざまな調理方法が可能な野戦炊飯具は、献立の作成を容易にし、栄養バランスのとれた食事を提供することができる。 部品 急げ馬よのあらまし 馬を走らせ、短期間で長距離移動するための技術。はいよーシルバー! 馬を所有していない場合は貸し馬屋にレンタルしたりするらしい。 部品 急げ馬よの取得条件 馬術の習得及び、馬での長距離移動訓練を年四回は行っていること。 なお、越境及び交通法規は各国のルールを事前に調査し、遵守すること。 部品 急げ馬よの陸路移動効果 急げ馬よは、具体的には陸路に限り一航路分の移動を可能とする技術である。 緊急事態があれば即座に現場に急行することが可能となる。 馬を保有する必要が無いのは前述の通り。 部品 馬と心を通わせる テレパシーというわけではなく、馬との信頼関係を築く練習。 背筋を伸ばし、力を抜いて余裕を持つことで、馬に不安を与えないように心がける。 部品 乗り降り練習 まず馬に乗るための練習。馬の左側から鐙に片足を掛けて跨がる方法から、飛び乗りまで練習する。 折り方は乗り方を逆順で行う。 部品 騎乗姿勢 鞍の相性知り、跨がり方を覚え、正しい姿勢で騎乗するための訓練。 速さに応じて姿勢を変える必要があるので注意。 部品 歩法の習得 歩法とは馬術における、馬の歩き方、走り方のことである。 常歩、速歩、駈歩、襲歩が基本歩法とされ、それぞれに訓練を行う。 部品 常歩 なみあし。歩きの状態。常に二本ないし三本の肢が地面について体重を支えている状態。 正しい姿勢で発進や停止、曲がり方なども覚えよう。 部品 速歩 はやあし。二本の肢をペアで着地、離地する走り方で、速度は常歩の二倍程度。 強く上下に揺れるため、動きに合わせて鐙に立つ、鞍に座るを繰り返して衝撃を軽減したりする。 部品 駈歩 かけあし。速度は速歩のおよそ1.7倍ぐらいか。 三肢で接地しているタイミングと、四肢が地面を離れているタイミングがある。 パカラッパカラッといった感じか。 ゆったりと前後に揺れる。 部品 襲歩 しゅうほ。全速力の走り。後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎のバネを利用して歩幅を伸ばし疾走する。 速度は駈歩の三倍にも達する。 部品 長距離移動計画 連休のお父さんには必須の計画能力。 地図を広げ、目的地に辿り着くルートを導き、適切な時間に適切な道を進む計画を立てることが重要。 部品 地図を読む 道路地図を読み解く力。これがなければそもそも長距離移動は諦めるべきだろう。 ルートを検索するだけでなく、休憩の予定も立てよう。 部品 越境の準備 移動に於いて国を越えることもあるだろう。国が変わればルールも変わる。 各国のルールに従い、越境できる様、事前の予習と準備をしよう。 部品 休憩・補給 事前に予定を立て、所定の場所で人と馬の休息と補給を行う。 日を跨ぐのであれば馬小屋のある宿の確保も忘れてはならない。 部品 馬と野営 やむなく野営することもあるだろう。 野営をするのであれば、馬をきちんと繋いでおくこと。 もちろん、世話と手入れを忘れてはいけない。 部品 概要(受付) 自身または自身の所属組織の業務を円滑に進めるため、受付窓口を設置することで自国民と共同で行動を実施するための技術。 自分たちの意思表示(行動)に対する自国民の反応を伺いながら行動をすることができる。共同作業による連帯感の芽生えにもそれなりに期待ができる。 部品 使用条件(受付) 受付場所や人員を確保できる一定以上の財力、国民とともに行動ができる人望を備えた人物でなければ、受付(技術)を十分に活用することはできない。皆と一緒に行動することが、受付(技術)の効果を最大限発揮させるからである。 部品 受付場所を構える 用のある人が訪れるための受付場所を構える。ある程度の規模の機関であれば応接室・会議室、個人宅であれば応接間など。部外者に話が漏れ聞こえない隔離された空間があるのが望ましい。 部品 連絡方法の確立 受付に訪れた人が空振りにならないよう、受付をする者への連絡方法の確立が必要である。 決まった場所に決まった時間内に訪れれば対応できる、手紙などによる事前連絡(アポ取り)が必要、など。 部品 応対要員の確保 訪れた人に応対するための人員を確保する。1人が1日に応対できる人数は決まっている。休憩などで場を外すことを考えると、交代要員も必要となるだろう。 個人業務などで必然的に応対要員が1人しかいない場合にも、自身の心身に問題がない範疇で応対可能時間を設定する必要がある。 部品 受付方法を周知する 自身あるいは自組織がどのような形で受付体勢を設けているか、受け付けたい相手に伝わるように周知しなければ意味がない。 口コミ、名刺交換、チラシの配布、広告など、目的や規模、予算などに応じた手段で周知を行う。 部品 地道な活動 いきなりやってきて「さあ一緒にやりましょう」と言っても、周囲の目は冷ややかである。少しずつ少しずつ、周囲の人々と打ち解けることが肝要だ。 部品 知り合いを増やす 受付活動を自分たちだけの力で行おうとしても限界はある。知り合った人から人へと何かの機会に自分たちの存在が伝わり、仲介のもとで知り合う。誰だって、知らない人よりも友人を手伝いたいものだ。 部品 困りごと解決のお手伝い 自分たちがやりたいことだけを押し付けても、周りの人々は動かない。ゴミ掃除でも、迷子探しでも、自分たちが手伝うことで解決する困りごとをちょっとずつ解決することで、皆が過ごしやすい環境を作る。そうした環境は、やがて自分たちが困ったときの支えになるものだ。情けは人のためならず。 部品 連帯感の芽生え 一緒に行動をすることで、「単なる知り合い」から「一緒にXXした人」へと少しだけランクアップする。困難な作業であるほど、その達成感は大きい。大きな達成感あるいは失敗の経験を長きに渡って共有した相手を、「仲間」ともいう。 部品 異なる視点の獲得 同じ作業でも、作業者が違えば感じ方は変わる。1つの問題に取り組む時も、様々な所属、立場の人々と共に行動することで、自分とは違った目線で物事を見ることが出来る。 それは時に、1人では気付き得なかった別の問題の発見にもつながる。 部品 効果の向上 多くの人々との共同作業は、単純な人数比による効果増だけではない成果をもたらす場合がある。 指揮人員の確保による効率化、それぞれの長所を活かしたシナジーの獲得、ノウハウの蓄積による手順整備、人員増加による広告効果など、得られる成果は多彩である。 部品 素早い動き 回避する基礎となるのはやはり素早い動きだろう。 またそれを可能とするのは下半身の鍛錬だ。 小回りの利いた機敏さと、あらゆる困難を避けてきた経験を用いる予測で、大抵の攻撃は避けられる。 迷宮内で何度も危険に晒されることで、小回りの利く機敏さが習得された。 部品 潜り抜け 回避は左右の動きだけではない。 相手の予測しないタイミングでしゃがみこみ、視線を切り視界の下を潜り抜ける。 そうする事で避ける事もまた容易になる。 迷宮内では遮蔽物も多かったため、視線を遮る技術も身につけた。 部品 ジャンプ 下に避ける事もあるのだから当然上に避ける事もできる。 地を這うような攻撃は純粋なジャンプで避けられるし、助走をつけて大きく飛ぶことで岩場から岩場へと移動する事もできる。 場所移動での回避は迷宮内で危険を避ける際に身につけられた。 部品 捨てて身軽に 時として自分の装備が邪魔になることもある。 そんな時は躊躇なく装備品を捨てて身軽になろう。 必要ならば衣服も脱ごう。それで攻撃が避けられる可能性が上がるのならば、躊躇する必要はない。 部品 低物理域対応訓練の簡潔な概要 低物理域対応訓練とは、リワマヒ国の伝統武術の一つ「鉢器術(ぱちきじゅつ)」を元に生み出された新興の戦闘技術である。 両手に金魚鉢、胴鎧をまとう伝統的なスタイルを用いつつ、宇宙対応、ショーマンシップなどの異なる文化圏での考えを取 り入れ大成した。 部品 リワマヒ国における武術のおこり アイドレスの当初より「警官」が存在しないリワマヒ国では、治安維持は民衆が独自に組織する自警団と、 藩国軍部隊とがこれをまかなう歴史が存在した。 この歴史的経緯から、リワマヒ国の村々には自警団が用いる防衛のための技術として、 一村一流儀といわれるほどの武術が個々に伝えられていた。 これら武術は、世代から世代へと伝えられる関係上から、単なる白兵戦闘技術という次元を越え、 祭祀と同様に文化、芸術として形成された。 部品 鉢器術の概要 鉢器術は南国リワマヒ国にある武術の一つである。 密林と沼沢地、河川を主とする南国では、古来より移動や生活の場は船、 ないし高床式住居を主としていた。その為、そこで使用され る武術は両足を踏ん張り、 手技を主体とする技法が多く生まれていた。鉢器術もまた手技を主体とする武術である。 自由な動きがとれず、狭い場所での 動作が要求されたことから、 動作は小さく、正座位や膝行、片膝立ちでの形を多く保有した。 また安定性に欠けることから蹴りの形は少なかった。 なお。頭突きは形に含まれていない。(名前は偶然である) 部品 鉢器術の特徴(1):両手に装着する鉢 鉢器術最大の特徴である、鉢について説明する。 鉢器術では胴鎧をつけ、両手を鉢と呼ばれる金魚鉢上の護拳で覆う。 指は出ず、鉢の固定は内部で手指を強く広げることで行う。 こ れは創始者である医師で武術家の「鉄尾長和金(てつおなが・わきん)」が、 薬の調合中に刀で襲いかかる暴漢を手を入れていた薬壷で受け流し、撃破したこと に端を発している。 鉢での打突は行われず、鉢は主に相手の捌き(さばき)と手首、腕を用いた絡みに用いる。 鉄尾長の武術に関する修行につ いては、蒼燐による調査が詳しい。 部品 鉢器術の特徴(2):胴鎧 鉢器術もう一つの特徴である胴鎧もまた、医師であった創始者「鉄尾長和金」の術衣に由来する。 患者に精の付くものを食べさせようと鉢を手に森へと入った鉄尾長は、森を徘徊する暴れ羊に遭遇した。 固 い角をもつ暴れ羊からの突進を胴体で捌き、入り身投げで倒した鉄尾長は、 とっさに行ったこの動きをヒントとし、 入り身の体捌きと、自らの胴もまた鉢 とする胴鎧とを武術に取り入れることとした。 こうして、鉢器術は大成したといわれている。 部品 鉢器術から低物理域対応訓練へ そんなリワマヒ国の武術の一つに、鉢器術(ぱちきじゅつ)と呼ばれる 伝統的武術があった。 鉢器術の免許であった、時の藩王室賀兼一 はこれに着目し、国民の生活向上、 治安維持能力向上のためにこれを技術化することを、計画した。 ターンをまるまる一つ用い、鉢器術をいったん分解・再構成し、 他文化圏の考えをとりいれた実践的白兵戦闘技術を構築したのである。 このとき、室賀兼一は伝統をつたえる各流派・門派の継承者に敬意と謝意を示す為、 自身の属する宗家に免状を返上し破門を受けた後、 技術が武術と全くの別物であることを示すため「低物理域対応訓練」と命名した。 部品 武術の一般化における問題点と、室賀兼一のアプローチ 伝統的武術を藩国の自衛力強化に用いることを考えた室賀兼一だったが、 鉢器術を一般化することには問題がある、とも考えた。 自身も伝統的鉢器術の免状を得ている室賀兼一は、鉢器術の一般化、大衆化による 負の側面を恐れていたのである。 あらゆる伝統文化は、大衆化することで質の低下を招き、 競技化することで伝統技能をないがしろにするようになる、傾向がある。 たとえば、ある武術に対して体操競技の床運動での評価方式を取 り入れる、単なる格闘技としてしまう、 などを行った場合を考えよう。 その結果おそらくその武術には、派手に両手を振り回してアクロバットを行い得点を得る 「見せるための技」や、 本来護身や防衛の為にあった武術を「人を害する目的で用いる者」が現れることにつながる。 むろん、武術において顔面を殴り、胴を蹴って敵にけがを負わせるのは (武術の世界では)最低、下劣の下にあたる行為である。 こうした問題に対し、室賀兼一は自身の免状を師に返すとともに、 鉢器術の世界において破門されてから「低物理域対応訓練」をおこした。 修得を容易にし、一般化する上で、この技術は武術とは明確に別物であることを、 リワマヒ国武術界に示したともいえる。 現在では「リワマヒ国には正統な鉢器術がまずあり、別物として、低物理域対応訓練が存在する」という認識がニューワールド武術関係者の間では一般的である。 部品 低物理域対応訓練の修行期間 低物理域対応訓練の技術を習得するためには一定以上の期間の修行が必要である。 これは独特の用具を用いるための技術の習得の面だけでなく、誤った知識・概念の広まりを防ぐためでもある。 修行の終了は師範によって判断されるが少なくとも5年から6年はかかるのが一般的である。 この修業期間の間はみっちりと技術の習得や概念を習得するのである。 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(1):宇宙対応 低物理域対応訓練は、伝統的武術である鉢器術を参考に創作された白兵戦闘技術であり、 その要素には他の文化圏での考えが多数、取り入れられている。 ここではその鉢器術との相違をもとに、低物理域対応訓練の特徴について解説したい。 その第一にあげられるのが、宇宙環境への対応である。 狭い場所や不安定な場所など、自由な動きがとりづらい環境での動作を主体とする鉢器術に対し、 低物理域対応訓練では、動作が極端にとりづらく、また体捌きの難しい宇宙空間での戦闘を 想定に取り入れている。 これは、室賀兼一の(設定上の)出自である辺境宇宙におけるコースガードでの経験、 宇宙軍に所属した経験のある ジョージ・タフト氏(現在リワマヒ国逗留中)の意見から 取り入れられたといわれている。 この技法は押さえ込み(固め)、極めを主とし、関節部にダメージを与える技が多く 取り入れられた。 これと同時に低物理域対応訓練は、透明な金魚鉢ヘルメットを被ることによって、 「宇宙適正を手に入れた。 酸素のない世界においても戦えるようになった」 と強弁するものもいるが、 そんなわけもなく真面目に試したものもいない。 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(2):スタンド・グラウンド・コントロール 低物理域対応訓練の技はまた、相手と自分の存在する空間を有効利用することを念頭に置かれている。 そのため、自分と相手との体勢を支配するべく、多彩な投げ(テイクダウン)と崩しの技法を 多く取り入れている。 腕、手首の絡みを多用する鉢器術の技法とミックスされたこの様式について、ちまたでは 「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」と呼ぶ者もいる。 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(3):独特の鍛錬法・木人向日葵 この技術を持つ者を育成するにあたり、低物理域対応訓練では様々な訓練メニューを整備している。 「木人向日葵(もくじんひまわり)」、ないし扇風器と呼ばれる鍛錬器具を用いる練習は、 低物理域対応訓練における特徴的な訓練方法の一つである。 木人向日葵は、回転する竹製の柱の上部に二本の棒が、中央には一本の棒が突き出ており、 下部には斜め下へ棒が突き出た形をしている。 柱は中ほどで金属の輪にて支えられており、扇風機の羽根のように柱自体が縦回転できるように なっている。 低物理域対応訓練では、この木人向日葵を人に見立てて崩し、極め、投げの練習をすることで 腕、手首、体幹(たいかん。胴のこと)を鋼のようにこれ以上もなく鍛え上げるのである。 これを「手是鉄鉢(しゅぜてっぱち)」と呼び、低物理域対応訓練では基礎練習の一つとしている。 部品 低物理域対応訓練の特徴(鉢器術との相違)(4):徹底したショーマンシップ 鉢器術と全くの別物であることをもっとも強く示す特徴として、 低物理域対応訓練の徹底したショーマンシップがあげられる。 これは、武術を白兵戦闘術として解体、再構築する上で避けて通れない、 「殺人や人を害する目的とする技術ではない」ことを 明確に打ち出す為、 室賀兼一により強く推し進められた。 これの意義について室賀兼一は、技をかけるもの、かけられる者だけがいるのではなく、 その家族、それをみる人々や 関係者の存在を、術者に意識させるのが目的だ。と答えた。 室賀兼一は「この技術は人を喜ばせ、感動を与えるのが原点。 低物理域対応訓練は人間愛の産物なのです」と、 質問への回答を締めくくったという。 部品 低物理域対応訓練における装具 低物理域対応訓練では鉢器術で用いられる鉢と胴鎧の他に、透明な金魚鉢ヘルメットを被る。 これは大本である鉢器術の受け流す基本を実践するためである。 また熟練者となると装具を身に着けていない時でも技術を応用し受け流すことが出来る。 部品 低物理域対応訓練の思わぬ副産物 低物理域対応訓練は宇宙にも対応した武術として生まれたものであるが、 そもそもの過程においてその体を鍛え、武術を身につける事により、 銃器などが作動しないとされている低物理域において重要な心身を鍛えられるという、 想定外のメリットもあり、いざという時の備えと修行に励むものが増えている。 部品 ジョークの神様の加護 低物理域対応訓練を実践するものはジョークの神様に愛されていると世間では言われている。 何も知らないものが金魚鉢を被り、金魚鉢を手につけて戦うその姿を見たら、たしかにギャグであると思われても仕方がないが、本人たちは至って真面目である。 リワマヒ国軍は様々な場面で戦っており。その最中は無我夢中で気がつかないが、どんな物理域でも生き残ってきたのは、ジョークの神様のさりげない加護のおかげでもあると、送り出す側は帰ってきた戦士たちを見て思うのである。 部品 急に増えた習得希望者への対応。 高物理域の国の人達が低物理域対応を探す中で、 そのネーミングから習得希望者が多くなったが、資源不足の折、特徴的な防具の調達が間に合わないため、 まずは基礎的な体力や体の動き方を身につける訓練を重点として行っている。 大抵は基礎体力が向上したことで満足し、道場を後にするが、 一握りの修行者は継続して修行に励み、数少ない防具を身に着け低物理域対応訓練の技術の習得に励む。 部品 物資不足に対応した低物理域対応訓練 B世界では物資がとかく不足しがちな時があるため、 低物理域対応訓練で用いられる装具も補修が間に合わないことが多い。 そのため、元々低物理域対応訓練を習得していたリワマヒ国民は技術をさらに発展させ、 装具なしでも低物理域対応訓練を行えるようになった。キーワードは「心の金魚鉢」! 装具を身に着けているかのように体を柔軟に動かし、相手の武器や攻撃に合わせることで、 問題なく行えるようになった。この技術を身につけるために、既存の低物理域対応訓練を身に着けた上で、 習得者同士で数年単位で修行を積む必要がある。この秘伝の拡散を防ぐために、現在習得しているプレイヤーが、 新たに習得者を増やすときは、2人以上の習得者の合意の上で行うとした。 部品 絡め手からの投げ・極め技 低物理域対応訓練では当身技は少なく、むしろ相手の打撃や攻めを捌き、手首や腕を絡め、そこから投げ技や関節の極め技へとつなげる。 攻防一体の技術がベースである。 部品 崩し技 低物理域対応訓練ではこちらから攻める技術は主に相手の体勢を崩す技が多い。 絡めた腕を少し引く・押す・回す。単純な動きだがその崩れた隙をさらに広げ相手を制するのだ。 部品 受け流し 鉢器術の頃からの基本である受け流し。相手の打撃の力を利用し、受け止めるのではなく受け流すことで相手の打撃を無効化し、 相手の体制を崩す。 部品 掌底術 低物理域対応訓練では手には鉢と呼ばれる護拳をつけるが、打撃には用いられない。 そんな中の数少ない当身技の一つとして掌底がある。相手を傷つけるのではなく一時的に行動不能にすることを主眼とした攻撃である。 胸部に重い掌底の一撃を食らうとトテモツライ。 部品 巻き込み肘 投げ技の派生として巻き込みながら打ち付ける肘打ちがある。直線的な動きでなく、投げる一環で体幹とともに回りながら打ち付けるのだ。 部品 腕打ち 自らの腕を鞭のように相手に打ち付ける技。主に相手の打撃に合わせる形で打ち付け、そのまま絡め手へて移行する技である。 関節の柔軟性が肝である。 部品 リワマヒ国の行政士官 リワマヒ国の行政士官とは、経験豊富な現役士官と連携しながら、行政機構の中核として、国防上の政策立案から政策評価までの政策形成過程に携わる行政官僚を兼ねた武官のことを言う。 リワマヒ国の行政士官は大きく分けて事務官と技官の2種類が存在する。 部品 事務官について 事務官は国の機関の事務をつかさどりる。藩王並びに摂政の元、事務官は行政府であり立法府であり裁判所である王城にて行政事務の一切を取り仕切る。 部品 技官とは 技官は国の機関において技術をつかさどり、主として、医療や福祉行政、土木行政などの技術に関する行政事務、金融工学や数理工学など高度な専門知識を必要とする経済に関する行政事務にたずさわる。特に技官は、高度な科学技術の専門知識と政策能力を持ち、なおかつ、国家の政策決定に関与できるため、テクノクラート(technocrat)と呼ばれている。 部品 武官を兼ねる リワマヒ国における行政士官は武官を兼ねる事が求められ、その任用試験に際しては軍事、防衛に関する知識と従軍が求められる。 小国であるリワマヒ国では、国家の基盤である国民の守護がなにより優先される。そのため行政士官は政治、軍事の両面においてしばしば横断的に対応する藩王を補佐し、その意志を体現することが求められる。 このため、リワマヒ国の行政士官は全員文武を兼ね、軍に所属することを示す制服をつねに着用している。 この横断的な職務は任官後の人事においても反映され、行政士官はしばしば人事移動によって文官的職務(役方)と武官的職務(番方)とを行き来している。 部品 武官としての行政士官について 武官としての行政士官は厳密には将校ではなく、リワマヒ国軍内の各部署にて将校相当の階級にあるものとして扱われる。 ここではこれを総称して各部将校と呼ぶ。 各部将校とは、その字面とは裏腹に将校ではない。一般に将校とは兵科に所属する少尉以上の階級の者を示し、兵科以外の部門(これを各部という)に所属する将校に相当する階級のものを各部将校と呼ぶ。リワマヒ国のグランデコール卒業生、いわゆるエリートの軍における進路としては一般的なものであり、そのエリートの中でも更に厳しい任官試験をくぐりぬけたエリート中のエリートである行政士官たちが要求される従軍経験を積むために身を置く立場でもある。 彼ら行政士官は各部においては“神に選ばれたる者”と呼ばれその能力に尊敬と期待を集めている。その呼称は行政士官という立場ではなく、そこに至る努力を重ねた個人に付随するようで仮に職を辞したとしてもその呼称と尊敬が損なわれることはないようである。 部品 リワマヒ国軍の各部について 技術部 日々研究開発されている様々な技術を軍事に活用する方法を模索する。兵技課と生体課に分かれており、前者では主に機械的な技術を、後者はバイオテクノロジーを扱う。前者の功績の代表的なものとしては、輸送機「きゃりっじ」の運用方法の確立や歩兵銃等の銃器の研究開発がある。後者では、最近になり植物型WD「謙者」をLOW研究開発センターという研究機関と提携して開発し、その運用方法などを模索している。 経理部 文字通り、軍の経理を担当している。またそれ以外にも施設の営繕や、制服などの支給といった被服分野も担当する。糧食だけで独立した課が存在し、経理担当の主計課、被服・営繕を担当する建技課、糧食に関する業務の担当が糧食課、と三課に分かれる。 衛生部 医療を重んじるリワマヒでは、花形部署の1つとなっている。軍医が所属する軍医課をはじめ、歯科医を集めた歯科医課、薬剤師が集う薬剤課、施設の衛生状態などを管理する衛生課に分かれている。ここに所属する医師及び看護スタッフは、正規の資格を得た後、リワマヒ陸軍医療大学において一定期間の教育を受けた者が選ばれる。なお、正規資格を持たない下士官以下の階級の者は衛生課にしかおらず、そういった人員は他の課の雑用などのフォローに回ることもある。 獣医部 軍馬や軍用犬などの医療を担当していた。特色として、植物を専門とする医師も在籍していることが挙げられる。獣医課の人員は衛生部同様、正規の資格取得者がリワマヒ陸軍医療大学の獣医学科において一定期間の教育を受けた後、任官される。 軍楽部 式典や広報活動で演奏を行う楽隊が所属する部署。将校になるには厳しい選抜があるものの、所属すること自体は難しくなく、特に経験などを問われることもない。これは現藩王による「音楽は皆で楽しくやりましょう」という方針が反映されたものである。その一環として民間へのブラスバンド指導なども行っている。 法務部 軍部における訴訟や損害賠償などに関することに始まり、職員の災害補償や例規案等の審査、事務の遂行に必要な法令の調査研究を行う部署。法務課に所属するためには法曹資格、またはそれに相当する知識が要求され、任官に際しては法曹資格試験を難度において上回る試験が行われる。 部品 育成機関「グランデコール」 行政士官を語る上で欠かせないのが、その育成機関であるグランデコールの存在である。このシステムはリワマヒ国の中枢を担う人材の育成を担当する、リワマヒのエリート養成機関である。 部品 準備過程 リワマヒの教育機関はおおむね一種類である。「リワマヒ学園」というのがそれで、六歳前後から12年というスパンで行われる義務教育となっている。そこを卒業した後は家業を継いだり同じ敷地内の大学や大学院に進学する者がほとんどだが、ごく一部の優秀な生徒には、まったく別の道が開けている。 それは従来の教育機関とは一線を画するもの、すなわち上記に上げたリワマヒのグランデコール、エリート養成機関だ。通常の大学よりも、更に実用的でハイレベルな学問を修める場所といえば、だいたいのイメージは掴めるだろうか。 リワマヒ学園在学中からその選定は既に始まっており、その進学の道すら全ての人間が希望できるわけではない。16歳になる年に行われる選抜試験に勝ち残った者だけが、各養成学校に進む準備学校に編入することを許されるのだ。そこでは通常「リワマヒ学園」で行われる全ての学業を修めた上で、更に上級の知識や教養を身につけ、各々が進みたい方向へと能力開発を行っていく。 リワマヒ学園での修業は速度もレベルも緩やかなものだが、準備学級に編入した生徒はそうはいかなくなる。倍以上のカリキュラムを叩き込まれるため、教室は常に眠気と戦う学生達で満ちあふれているわけだが、授業内容の習得だけでは2年後の各大学への入学試験はおぼつかないと言われている。つまりはそれだけ、各養成大学への入学は難しいということだ。 二年間の準備学校を経て、生徒達はそれぞれが希望するグランデコールを受験する。準備学校に入ることも難関ではあるが、それぞれの入学試験は更に狭き門となっており、総生徒の内三分の二はここで脱落することになる。ちなみに脱落した生徒達には、既存の大学の推薦枠が確保されている。 部品 養成学校について リワマヒ内にある養成学校は全部で五校。それぞれの担う方向性は下記の通りである。 王立政治学院(社会科学系) 王立高等師範学校(人文科学系 教育者・研究者育成を主とする) 王立理工科学校(理工科学系) 王立士官学校(軍事学(軍事史学、安全保障管理学・武器機械工学・体育学)) 王立陸軍医療大学(医・歯・薬学) この五校のうちいずれかに入るということはすなわち、それが国防であれ医療であれ学術研究であれ、リワマヒ国の国家の中枢に位置する人材として育成されるということである。その為、二年から四年(大学によって在学期間が異なる)のカリキュラムは初年度から非常にレベルが高く、かつ実用的な講義で埋め尽くされている。 また、在学中の課題として作り出された作品、研究論文などであっても、その有用性が認められれば即採用となる。実際、LOW研究開発センターで現在も使用されている「地域生態システム観測プログラム」の基幹コードは、現在の主任研究員が王立理工科学校在学中に作成したものである。 また、進級試験や卒業試験がきわめてシビアなことでも知られる。一例を挙げれば、陸軍医療大学で行われる「客観的臨床技能試験(OSCE)」は非常に有名である。 部品 卒業後の進路について このような幾多の難関をくぐり抜けてそれぞれの大学の卒業資格を勝ち取った者たちは、その後各々の志望に従ってそれぞれの道を行くこととなる。ほとんどの者が何らかの形で国に関わる仕事を選ぶが、一般企業に職を求めたとしても、グランデコール卒業生の肩書きだけで最敬礼で迎えられることは確実だ。その肩書きは、生え抜きのエリートであるというお墨付きであるといえるだろう。 そして、卒業大学にもよるのだが、グランデコール卒業生の花形職業といえるのが、更に厳しい任官試験を勝ち上がることで就くことが出来る国家の要職、「行政士官」なのである。 部品 任用制度の移り変わりについて リワマヒ国の行政士官は、主として任官試験をもとにした資格任用制と緩やかな政治任用制の折衷にて任用されている。 多くの行政士官が資格任用制、すなわち専門能力の優劣を元に採否を定められている(資格任用制)が、リワマヒ国ではさらにこの行政士官の中から専門的な政策能力や政治的忠誠心などに基づいた政治的判断をたずねる試験が行われ、その内容を元に藩王による任免が行われる(政治任用制)。 藩王による任免においては、伝統的に藩王臨席のもとに試験が行われ、主に政策能力において判断がなされている。 このときの試験は通例として必ず、「朕惟(おも)うに…」より始まる藩王の手よりなる問題全一問が下賜され、試験回答者は6時間の制限時間内に、「臣の聞及ぶる処では…」で始まり「…臣、謹(つつし)んで言上(ごんじょう)仕(つかまつ)る」で終わる、伝統的な文法にのっとった回答を作成しなければならなかった。そして、このときの回答者のうち上位3名はそれぞれ慣習として、第1位が状元、第2位が榜眼、第3位が探花と呼ばれ、高官としての将来が約束されていた。 この試験については、「王のしろしめす神聖不可侵なる会試」と長年呼び習わされていたが、昨年度より、現藩王の判断によって本試験は簡単に「昇進試験」と改名され、同時に革新的な試験課題が提示された。 参考のため、昨年度の室賀兼一藩王より下賜された昇進試験課題をここに記しる。 「朕惟うに 正直言ってわが国にはモテ要素が足りない。 もっと藩国民がせかいじゅうでモテモテになる政治的方策を述べよ。 禁止ワード:『ヤング』『ハッスル』『あの文法』 」 受験者と行政士官らはこの設問を聞いて皆ぶっ倒れ、その日一日業務は停止したという。 なお現在は若手行政士官を中心に、これを機に試験方式や問題についてもより時代に即した試験方法へと合理化されるべき、との意見が戦われている。 部品 任官時の拳銃の支給 リワマヒ国では、行政士官の任官に際して拳銃の支給を行っている。これは儀礼用の装飾を施された実用性の低いものであり、基本的に使用されることはない。 行政士官たる各部将校の間ではこの拳銃を使用することを恥として忌避する風習があり、これはどのような状況に陥っても各部に所属する人員の武器は己の職分である、という誇りに起因する風習である。 部品 四二年式拳銃(リワマヒ国制式将校用拳銃) 前藩王時代半ばまで自費調達とされていた将校及び各部将校用拳銃だが、行政士官への任官に際し下賜されるようになってから国内で独自生産されたものを用いることとなった。 装弾数8+1発の自動式拳銃であり、8mm拳銃弾を初速約325m/sで撃ち出す。その発射速度は600発/分であり、有効射程はおよそ50mである。 メンテナンスの労力軽減や弾薬の共通化を図るべく開発が始まったこの拳銃であるが、設計に携わった職人達のこだわりにより機構が複雑化、大型化しており、全長250mmに対して重量1306gと拳銃としてはアンバランスな設計となった。 数少ない純粋なリワマヒ国産拳銃であるが、部品数も多く細かな仕上げを要する本銃はメンテナンスにも手間がかかり、戦場からの要求には応えられなかった銃と言える。 しかしながらその戦場における不便さが「抜かない銃」の象徴として諸兵科以外の各部将校たちにマニアックな人気を呼び、現在でも各部将校らによって用いられている。なお、現代においては主に儀礼用拳銃として、職人の手により各部の定色に染められた飾り紐の銃床への取り付けとグリップ部の装飾を施されたものが下賜されている。 部品 健康管理について そのシステム上、選良中の選良を酷使するリワマヒ国の行政システムでは、業務に忙殺され身体や精神を損なうものも少なくない。そのため行政士官は必ず国内の医師による定期的なメディカル・チェックを義務付けられており、問題のある場合は随時休暇が取れるよう勤務においても配慮がなされている。 しかしながら、戦争など緊急の事態に対処するために業務に専念した結果として負傷し、業務の継続が困難となった場合は、リワマヒ国陸軍廃兵院へと配置替えが行われる。 部品 リワマヒ国陸軍廃兵院とは 現代リワマヒ国における廃兵院の役割は、身体的な欠損などの理由などによるドロップアウトではなく、職場のストレス、燃え尽き症候群、戦場神経症、PTSDなどの精神や心の病で任務に復帰出来ない者たちを部隊復帰または、一般社会生活が可能なレベルまで療養させる事が目的となっている。当院所属の兵士たちは廃兵中隊と呼ばれる部隊に配属された人員により運営され、カウンセラーによるカウンセリングと治療を受けながら復帰まで主に事務や開始された士官養成校の図書館司書などをしながら、穏やかな日々を過ごしている。 部品 非戦争活動時の協調行為の適正 行政士官はあくまで行政の士官であるため、もっぱら非戦争活動時においてその真価が発揮される。 各行政機関や国軍など多岐にわたって協力して活動する行政士官たちは、何らかの行為を行う際に協調して行うことに長けている。 部品 非戦争活動における適応力の高さ 行政士官たちはもっぱら行政に携わるものであるため、戦争という混沌状態でもなければ、 通常業務の延長線として大体の行動においてとても適切に対応を行うことが出来る。 ダムレイインポート用JSONデータ
https://w.atwiki.jp/sac39/pages/19.html
矢神サク(T20提出) #流用部品 まず過ぎるポーション(アイテム) 猫好き 散歩好き 長距離走の訓練 急げ馬よ 受付(技術) まあ待て落ち着け スコップアート 複合双眼鏡 吏族 #自国職業 鍋の民 強い舞踏子 鍋の国の名医さん 海兵隊 JASON形式 https //www65.atwiki.jp/sac39/pages/20.html 部品構造 大部品 矢神サク(T20用) RD 257 評価値 13大部品 人物について RD 1 評価値 0部品 性格や人柄、家族のこと 大部品 職業 RD 146 評価値 12大部品 鍋の民 RD 23 評価値 7大部品 国民性 RD 5 評価値 3大部品 てづくりを好む RD 1 評価値 0部品 ものづくりへの意識 大部品 眼鏡に対する思い RD 1 評価値 0部品 眼鏡好きな嗜好 大部品 フレンドリー RD 3 評価値 2部品 隣人を愛する気持ち 部品 王猫様が大好き 部品 鍋友の心 大部品 南国で暮らす民 RD 3 評価値 2部品 南国由来の人種 部品 お日様を浴びて元気 部品 南国特有の服装 大部品 鍋からはじまる食への意識 RD 3 評価値 2部品 ソウルフード 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 部品 食べる事が大好き 大部品 食べる文化 RD 3 評価値 2部品 命に対する感謝 部品 食葬について 部品 弔い方は個人による 大部品 鍋に関する大規模科学研究 RD 6 評価値 4部品 人の形質問題 部品 原因はアレルギー 部品 研究結果 部品 カテゴリーブック 部品 国民への理解と協力 部品 食意識の変化 大部品 食育 RD 3 評価値 2部品 食育に対する認識 部品 食育の効果による変化 部品 鍋の民の食育の継続的研究 大部品 強い舞踏子 RD 30 評価値 8大部品 鍋の国における舞踏子 RD 3 評価値 2部品 舞踏子という職名 部品 長期の訓練期間 部品 適正審査 大部品 強い舞踏子の強いについて RD 3 評価値 2部品 自ら戦える舞踏子 部品 コックピット外でも戦える理由 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 大部品 ボディについて RD 2 評価値 1部品 生身 部品 生身ボディで得る体験 大部品 衣装 RD 1 評価値 0部品 誓いと祈りと願いの衣装 大部品 理念 RD 2 評価値 1部品 舞踏子としての誓い 部品 国民の支援体制 大部品 操縦能力 RD 13 評価値 6部品 パイロット資格 部品 サブパイロットとしての操縦技能 大部品 操縦訓練と講義 RD 11 評価値 5部品 白兵戦訓練 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 部品 同乗者との共通訓練 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 部品 I=D連携訓練 部品 機体特性と装備に関する事前研修 部品 新型機体の慣らし訓練 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 部品 各地形対応訓練 部品 戦闘区域別対応訓練 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 大部品 特定対象に関する加護能力 RD 1 評価値 0部品 加護という名のやる気 大部品 福利厚生 RD 4 評価値 3部品 日々の食事 部品 定期的な健康診断 部品 精神を癒す環境作り 部品 慰安とストレス解消 大部品 その他のお仕事 RD 1 評価値 0部品 エースパイロットとしての後輩育成 大部品 鍋の国の名医さん RD 30 評価値 8大部品 名医 RD 27 評価値 8大部品 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD 5 評価値 3部品 礼儀作法(医療 部品 医師に求められる外見 部品 正確な診断力・検査力 部品 ムンテラ力 部品 最新医療知識の維持 大部品 鋼の心臓(医師) RD 3 評価値 2部品 動揺しても態度に出さない。 部品 経験と実績から発生する自負心 部品 強い自制心 大部品 医師の腕力 RD 3 評価値 2部品 うなされるほどの練習 部品 無駄のない手技 部品 瞬時判断 大部品 医師(現代版)(職業) RD 16 評価値 6大部品 現代医の能力と技能 RD 10 評価値 5部品 人体への理解 部品 基礎医学の心得 部品 地域医療の実地実習経験 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 部品 一次救命処置能力 部品 患者とのコミュニケーション能力 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 部品 臨床研修で得た経験 部品 6年間の医学生生活 大部品 医師の心得 RD 6 評価値 4部品 医療関連ルールを遵守する 部品 生涯を人道に捧げる誓い 部品 患者へ尽力する誓い 部品 公平で公正な治療行う誓い 部品 人命尊重の誓い 部品 医師という職業への誓い 大部品 医療鍋(鍋の国独自の食事療法) RD 3 評価値 2部品 医療鍋発端は民間療法 部品 食事療法としての医療鍋 部品 心理面から見る医療鍋の効果 大部品 海兵隊 RD 39 評価値 9大部品 海兵隊設立の目的 RD 2 評価値 1部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 部品 少数精鋭の選抜部隊 大部品 水上・海上でも活躍 RD 3 評価値 2部品 海上・海辺近隣の警備 部品 上陸・占領作戦 部品 水上活動能力 大部品 訓練期間と内容 RD 5 評価値 3部品 歩兵から選抜試験 部品 体力基礎トレーニング期間 部品 歩兵関連座学一般 部品 軍事的判断力養成訓練 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 大部品 独自の輸送手段 RD 1 評価値 0部品 輸送手段の詳細 大部品 手信号 RD 1 評価値 0部品 ハンドサイン 大部品 海兵隊で使用される数々の装備 RD 25 評価値 7大部品 標準装備 RD 2 評価値 1部品 戦闘服 部品 軍用グローブ 大部品 偵察や索敵装備 RD 2 評価値 1部品 偵察用双眼鏡 部品 偵察用ゴーグル 大部品 ガス対策装備 RD 1 評価値 0部品 ガスマスク 大部品 近距離武装 RD 4 評価値 3部品 海兵用アサルトライフル 部品 バナナマガジン式弾倉 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 部品 手榴弾収納専用ホルダー 大部品 支援行動 RD 1 評価値 0部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 大部品 中距離武装 RD 2 評価値 1部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 部品 迫撃砲 大部品 中距離発煙、照明弾 RD 1 評価値 0部品 牽引式の榴弾砲 大部品 無線 RD 1 評価値 0部品 歩兵用無線機 大部品 水上活動補佐 RD 2 評価値 1部品 船上活動服 部品 ライフジャケット 大部品 式典用 RD 1 評価値 0部品 海軍の制服と正装 大部品 防御 RD 1 評価値 0部品 ポットシールド 大部品 灯りとモールス信号 RD 1 評価値 0部品 専用フラッシュライト 大部品 応急処置 RD 1 評価値 0部品 衛生医療キット 大部品 非常食 RD 2 評価値 1部品 鍋レーション 部品 ボトル&ホルダー 大部品 塹壕 RD 1 評価値 0部品 軍用ショベル 大部品 サバイバル RD 2 評価値 1部品 サバイバルナイフ 部品 野営用装備一式 大部品 非番や休息 RD 2 評価値 1部品 日頃の疲れを癒す 部品 演習後の慰労会 大部品 吏族 RD 12 評価値 6部品 尚書省への出仕 部品 工部事務 部品 紋章事務 部品 財務事務 部品 運輸事務 部品 出仕者の作業 部品 吏族試験 部品 藩国における役割 部品 起家・栄達 部品 功労に対する対価 部品 不正に対する罰則について 部品 報告と連絡と相談 大部品 猫好き RD 12 評価値 6部品 猫好きとは 大部品 猫好きの宿命 RD 7 評価値 4部品 猫に話しかけると赤ちゃん言葉になる 部品 猫の肉球にふまれるのが幸せ 部品 猫と添い寝 部品 猫写真フォルダー 部品 つい自分のうちの猫の話をしてしまう 部品 猫の声に敏感 部品 猫グッズ収集 大部品 猫にご挨拶(技術) RD 1 評価値 0部品 猫にご挨拶の効果 大部品 猫なでテクニック(技術) RD 1 評価値 0部品 猫なでテクニックの効果 大部品 猫ブラッシング(技術) RD 1 評価値 0部品 猫ブラッシングの効果 大部品 猫の爪切り(技術) RD 1 評価値 0部品 猫の爪切りの効果 大部品 持ち物 RD 23 評価値 7部品 銀の結婚指輪(仮) 大部品 ちりんの鍋 RD 9 評価値 5部品 富滋の土 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 部品 加熱による遠赤外線効果 部品 鍋肌の表面構造 部品 特有の形状による効果 部品 すぐれた耐久性 部品 職人の魂がこもっている 部品 鍋を囲む効果 大部品 まず過ぎるポーション(アイテム) RD 7 評価値 4部品 概要 大部品 期待できる効果 RD 3 評価値 2部品 治療 部品 解毒作用 部品 栄養満点 部品 まがまがしい入れ物 部品 実はまずいことが大事 部品 大量の注意書きから得られる知識 大部品 複合双眼鏡 RD 6 評価値 4部品 概要 部品 所持制限 部品 偵察 部品 FO(Forward Observer) 部品 暗視 部品 熱源探知 大部品 日課 RD 42 評価値 9部品 最近思うこと 大部品 散歩好き RD 12 評価値 6部品 散歩とは 部品 散歩好きと呼ばれるまで 大部品 散歩の楽しみ方 RD 5 評価値 3部品 風景を眺める 部品 季節を感じる 部品 人とのふれあい 部品 抜け道探し 部品 日常の変化に気付く 大部品 散歩に適した服装 RD 3 評価値 2部品 歩きやすい靴 部品 帽子 部品 汗をかいてもいい服 大部品 散歩に持っていく推奨アイテム RD 1 評価値 0部品 散歩に何をもっていけばいい? 大部品 散歩中の挨拶(技術) RD 1 評価値 0部品 散歩中の挨拶の効果 大部品 長距離走の訓練 RD 29 評価値 8大部品 筋力トレーニング RD 5 評価値 3部品 筋トレの重要性 部品 怪我の予防 部品 フロントランジ 部品 腹筋・背筋 部品 腕立て伏せ 大部品 トレーニング前の準備 RD 2 評価値 1部品 準備運動の効果と重要性 部品 良好なコンディションを保つ 大部品 トレーニング方法 RD 5 評価値 3部品 インターバル走 部品 レペティション 部品 ペース走 部品 ジョグ 部品 ビルドアップ走 大部品 フォーム RD 6 評価値 4部品 正しいフォームの重要性について 部品 正しい姿勢を保つ練習 部品 足の出し方 部品 使う筋肉 部品 腕の振り方 部品 呼吸の仕方 大部品 走る際気を付けること RD 3 評価値 2部品 ペース配分 部品 ランナーズハイ 部品 クールダウン 大部品 道具 RD 5 評価値 3部品 靴 部品 帽子 部品 ワセリン 部品 動きやすい服 大部品 女性用 RD 1 評価値 0部品 スポーツブラ 大部品 食事 RD 3 評価値 2部品 走る前の食事 部品 水分の取り方 部品 エイド 大部品 技術 RD 45 評価値 9大部品 急げ馬よ RD 16 評価値 6大部品 要点 RD 2 評価値 1部品 急げ馬よのあらまし 部品 急げ馬よの取得条件 大部品 馬術 RD 8 評価値 5部品 馬と心を通わせる 部品 乗り降り練習 部品 騎乗姿勢 部品 歩法の習得 部品 常歩 部品 速歩 部品 駈歩 部品 襲歩 大部品 長距離移動訓練 RD 5 評価値 3部品 長距離移動計画 部品 地図を読む 部品 越境の準備 部品 休憩・補給 部品 馬と野営 大部品 陸路移動 RD 1 評価値 0部品 急げ馬よの陸路移動効果 大部品 受付(技術) RD 12 評価値 6部品 概要(受付) 部品 使用条件(受付) 大部品 受付方法の制定 RD 4 評価値 3部品 受付場所を構える 部品 連絡方法の確立 部品 応対要員の確保 部品 受付方法を周知する 大部品 信頼を得る RD 3 評価値 2部品 地道な活動 部品 知り合いを増やす 部品 困りごと解決のお手伝い 大部品 国民との共同実施 RD 3 評価値 2部品 連帯感の芽生え 部品 異なる視点の獲得 部品 効果の向上 大部品 まあ待て落ち着け RD 5 評価値 3部品 思慮深い 部品 石橋を叩いて渡る 部品 質問・相談する習慣 部品 信頼できる相手を見極める 部品 背筋がぞわっとする 大部品 スコップアート RD 12 評価値 6部品 概要 部品 習得制限 大部品 野戦築城 RD 6 評価値 4部品 自陣構築、一夜城 部品 穴掘って塹壕にする 部品 土盛って土嚢つくる 部品 トラップ発動落とし穴 部品 敵陣超えて突入路 部品 みんな埋めてお片付け 大部品 習得への道 RD 4 評価値 3部品 道具へ敬意を払う 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 部品 工事計画は正確に 部品 コラボレーションへの理解 部品定義 部品 性格や人柄、家族のこと 鍋の国に住んでいる、南国人の成人女性。ゆるく波打つ長い金髪・緑の瞳。ワンピースを着用していることが多い。穏やかな性格をしているが少しぬけているところもあり、周囲の人間がフォローしたり本人から頼りに行く場面もよく見られる。真面目で責任感が強く物事には一生懸命取り組むが、その分失敗したときは後々までひどく落ち込んでしまう。弱者を守ろうとする性質があり子どもや傷付いた者をとっさに庇うことも。家族は夫である矢神総一郎、息子の銀一郎と銀二郎、猫士のくー太、そして馬。普段は家でゆっくり過ごすことを好み、家事や身の回りの環境を整えたり、暮らしを快適にする工夫をすることに長けている。 部品 ものづくりへの意識 鍋の民はものづくりを好む民であり、自らの手で作業をつる事を好む。機械での作業も行うが、細かい部分、重要な部分は自らの手で一つ一つ丁寧に仕上げる、経験や技術力だけでなく、心を込めてつくるという事を大事にしている。 部品 眼鏡好きな嗜好 鍋の国の藩王は眼鏡が大好きな影響か、国民の眼鏡率も高いです。普通の眼鏡だけでなく、鼻眼鏡、サングラス、伊達眼鏡も認めている。眼鏡を愛用していない国民もそんな国民の眼鏡に対する愛を暖かく見守っている。 部品 隣人を愛する気持ち 鍋の国は鍋愛、眼鏡愛、王猫様愛、猫愛、恋人、友情と愛にあふれている。敵対するなら仕方ないが、できれば一緒に鍋を食べて共に同じ道を歩いて行きたい。しかし、愛を平穏を守る為には戦わなければならないなら戦う……人と猫が平和に暮らせる国を目指し、国の平穏を維持すべく日々を歩んでいるのだ。 部品 王猫様が大好き 鍋の国に王猫様が嫌いな人なんていません>< といわんばかり、鍋の民は王猫様が好きである。その影響か猫士も猫も好きである。猫が平和そうにしているのを見るとほっこりし、猫の話題から始まるコミュニケーションも得意です。 部品 鍋友の心 鍋友という言葉がある。古くから伝わる言葉で、ひとつの鍋をいっしょに食べればそれはもう友達というもので、国民には鍋友と略され呼ばれている。 部品 南国由来の人種 南国に由来する鍋の民は小麦色の肌にげんきな笑顔、金色の髪がキラキラと輝き、皆のびのびと生活している。 部品 お日様を浴びて元気 南国は太陽まぶしく、また太陽の光は身体を健康にしてくれる。鍋の民はおひさまの光を浴びて元気よく日々を暮らしています。 部品 南国特有の服装 鍋の国は南国であり、暑い。それゆえ基本的に薄着で生活しており、布地は少なく、見た目は涼しげそうな服装をしている。またアクセサリーとして金の輪っかをつけてる者も多い。 部品 ソウルフード 鍋の国のソウルフードは鍋である。自分用のマイ鍋を1つは持っており、鍋料理やご飯を食べる事が好きで食に対する興味が高めです。鍋料理を皆で囲み、一緒に食事をする事で楽しい食事の時間を共有する事が鍋の醍醐味の一つです。 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 鍋の国の鍋はコミュニケーションツールである。街角を覗いてみるとあちらこちらで鍋を囲む人々。通りかかった知り合いがいれば鍋に誘う。祝い事、お祭り、景気づけ、悲しい時、携帯食、ピクニック……どんな時にも鍋を食べ、一緒に会話をするコミュニケーションの役割を担っているのである。 部品 食べる事が大好き 鍋の民は食事を日々のエネルギーを取るというだけの認識ではなく、大好きな事と認識している。食への好奇心が強い反面、命を頂いているという事を大切に考えており、普段の食事でも食べ物への感謝を忘れない。 部品 命に対する感謝 鍋の民は命をとても大切に思っている。普段食べている食べ物(植物由来や動物由来)にも、ありがとうの気持ちを忘れずに、ご飯をのこさずたべる、ということで感謝の気持ちを忘れない。 部品 食葬について 鍋の国には食葬という文化があった。亡くなった人を弔うために食べるという文化である。食べる事で繋がり、食べる事で受け継ぐという事であり、実際に記憶や能力をほんの少し受け継ぐ力があったのだ。受け継ぐことにより次世代へと繋がるという考え方である。 部品 弔い方は個人による 食べて弔うことについては、文化があるというだけで全員が全員ではなく、火葬や植物葬などを選ぶ民もいます。共通していえるのは、故人を思う心なのです。 部品 人の形質問題 人の形質から外れ、人として存在できないという問題があった。人ならざる力を持ち、人ならざる形を持つ者。完全に人から外れると受け継ぐべき人も想いも何も繋がらない、残らないという深刻な問題であった。 部品 原因はアレルギー 調査、研究の結果、形質問題は森国の砂と鍋の民の継承能力との相性、いわゆるアレルギーによるものだったことが判明。アレルギ―の症状としては鍋の民の継承能力に異常をきたし、食べたモノの形状や能力が、身体の形状や能力に現れるといったものであった。 部品 研究結果 アレルギーによる人の形質が外れる問題は鍋の国国民と森国の砂との相性だった。他国と鍋の国の食文化を調べ、栄養、食べ合わせ、食事と病の関係性の研究の結果、他国で食用されない食材を使わない、他国から見た一般的な食材を使った食事を摂り続ける事で人の形質が戻り、保てる事が判明した。また、他国で食用とされない食材、そして食材ですらないモノを使った食事を続けると人の形質から外れる可能性が高い事もわかったのである。 部品 カテゴリーブック 人の形質から外れるから鍋の国の食文化、伝統を変える……といっても反発必至。まずは食材を政府安全保証食材、通常食材、摂取量制限品、注意喚起品と四つのカテゴリーに分け、情報を周知。 部品 国民への理解と協力 食葬を続けた場合、形質が外れ受け継ぎが行われなくなるので食葬もできるだけ行わないようにと無理のない範囲で制限をかけ、子供を作る予定のある人は食べる以外の火葬や樹木葬を行うなど、国民に理解と協力を求めた。 部品 食意識の変化 カテゴリーブックで指定された食事を使った食育の為に小・中学校において食育科目が履修必須科目として導入、食育を充実した教科用図書の指定。民間においても各放送局でカテゴリーブックを意識した料理番組が作られ、レシピ本などもいくつも出版。今までの美味しい物を食べたい……だけではなく、安心安全も求めるようになったのである。 部品 食育に対する認識 今まで食べてきたものが食べられなくなる。しかし、次の世代へと想いや知識を受け継げない事はもっと困る。食生活の改善を段階的に進めた事もあり、食事制限という縛りではなく、安全で安心できる食材を使った新たな料理への挑戦として食育は認識されている。 部品 食育の効果による変化 今までの食葬での受け継ぐ方法ではなく、技術を、思いを、記憶を……教え、学び、伝えるという新たな継承方法を行う事となった。今までの継承のやり方ではなくとも、継承文化が無くなっても、想いを伝え、人と人の繋がりを大切にし、共に歩む。鍋の民の信念は変わらない。 部品 鍋の民の食育の継続的研究 食育の研究は終わらない。どのような場所、状況でもそれは変わらない。採取、生産できる食材の栄養やアレルギーの調査、研究を日々行い、カテゴリーブックの更新を行い、安心した生活を行えるよう日々研究は行われている。 部品 舞踏子という職名 鍋の国における舞踏子という名は人の名ではなくパイロットの名称の一つとして扱われる。舞踏子になるというのは名誉ある事であり、幾つもの実戦を乗り越え、幾重もの審査をくぐり抜けた者がなれる花形職業なのだ。 部品 長期の訓練期間 舞踏子になるにはまず藩立鍋野高校―通称鍋校のパイロット科を三年かけて卒業。その後、パイロットとして実績を重ね、一年が経過した後に舞踏子へ挑戦する事ができるようになる。 部品 適正審査 舞踏子の審査はいくつかの項目に分かれており、パイロットとしての実際の操縦技術はもちろんだが、状況判断能力、リーダーとしての統率能力なども求められる。また思想の調査や危険な思考を持っていないか? 人格面においてもパイロット向きかどうかのテストが行われる。最終的には面接が行われ、そこでパイロットとして、舞踏子としての覚悟が問われると言われている。 部品 自ら戦える舞踏子 強い舞踏子の強いは、言ってしまえば平手打ちができたりハイヒールキックをお見舞いできたり、いわゆるI=Dや機体が無くても多少戦える舞踏子的な、強いであった。 部品 コックピット外でも戦える理由 自ら戦えるといっても、暴力的なものではない。自らの身を守ったり、目の前の人を守る為には、コックピットに座っているだけでは救えないものもあることに気づき、戦う術を得ようとしたのだ。 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 それまでは機体操縦関係しか訓練は無かったが、強くなりたいという舞踏子の願いのもと、専用のカリキュラムが組まれて日々の訓練に導入された。少し女性用な内容になっているものの、体力や筋力向上のほか、実践も行われる。 部品 生身 強い舞踏子は義体の舞踏子とは違い、生身である。義体とは違い、生身でのパイロットとしての機体操縦関係や体力作りの日々の訓練は甘いものではなかったが、強い義体ではなく、物理域面で行ける場所も増える生身で、これまでよりも強くあることを選んだのである。 部品 生身ボディで得る体験 ご飯が美味しい、日差しが気持ち良い、身体を動かすと気持ち良い、日常生活でもコックピットでの操縦でも指先で感じとる、のびやかな動きができる、など、得られるものが多く、いまや鍋の国の舞踏子の間では生身が人気で主流である。 部品 誓いと祈りと願いの衣装 舞踏子の制服は太陽系総軍軍風であり、靴はハイヒール。これは夜明けの船の舞踏子へのリスペクトであり戦いの決意の衣装。あとハイヒールはおしゃれ。 また鍋の国特有な物として王猫様が換毛期の時に抜けた抜け毛を少しだけ編み込まれたガーターベルトがある。これは舞踏子達にとってはお守りでもあり、王猫様の願い(がんばって)と祈り(いきのこって)の象徴でもある。 王猫様の毛の入ったガーターベルトは鍋の国のエースである舞踏子だからこそ着用される事が許されており、他の者が抜け毛が編み込まれたガーターベルト着用は禁止されている。 変わりといってはなんだが、民間で使用される舞踏子のガーターベルトを模した商品にはお守りを入れる事ができるスペースがある。お守りの中身は猫の毛は入れられないので猫の写真、家族の写真な事が多い。 部品 舞踏子としての誓い 舞踏子という職名……それは同時に誰かの為の剣となり盾となる誓いである。ただのパイロットではなく、舞うように戦い、戦場を踏破し、国を守る決意を持った者を鍋の国では舞踏子と呼ぶ。 部品 国民の支援体制 鍋の国のエースパイロットでもあり、国を守る剣である舞踏子。I=Dを動かすにはパイロットだけではない。その陰には整備士、燃料や資源を確保、輸送、管理する者達の存在がある。国を守る舞踏子とそれを支える国民一人一人の働きがあってこそパイロットは動けるのだ。 部品 パイロット資格 I=DやRBだけでなく、水上艦船のパイロット能力を持っているぞ。パイロットとしての連携、操縦訓練は日々の賜物。 部品 サブパイロットとしての操縦技能 サブパイロットとしての汎用性が強み。パイロット能力におけるI=DやRB、水上艦船だけでなく、あらゆる種類の機体に搭乗可能。 部品 白兵戦訓練 舞踏子として強くなるために導入された白兵戦用の訓練カリキュラム。己の肉体については体力増強面以外ではI=Dとはあまり関係ないと思われがちだが、訓練の中で得た相手との距離感や咄嗟の判断力、反射神経を鍛えた事は、そのままI=D操縦での白兵戦でも活かすことができる部分があるのである。 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 鍋の国はアメショーをはじめとする共和国共通I=Dの開発国家である。I=Dの開発においてパイロットは欠かせない。舞踏子達は初期段階からテストパイロットとして開発に参加。パイロット側の意見による開発機体の改善だけでなく、機体を開発段階から知る事によりパイロットとしての機体熟練の糧にもなるのだ。 部品 同乗者との共通訓練 I=D操縦において、パイロット、コパイロットの意思疎通は重要な課題である。定期的に操縦訓練を行うだけでなく、コンビを組む相手を適度に交換して訓練。どのような相手とでも即座に連携ができるようにという理想を求めて日々訓練が行われている。 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 機体操縦時の他機との連携を重視する為に、I=Dの手を使ったハンドサインや光によるモールス信号受信による連携を行う為の講習会がが行われた。 ハンドサインやモールス信号は鍋の国にある海兵隊と協力して教わった。これはI=D同士の連携、I=Dと歩兵の連携の際に必要な重要科目である。通信が途絶した時や傍受される可能性がある時などの非常時を想定した講習会である。 部品 I=D連携訓練 I=Dの操縦において同じ機体間のパイロット、コパイロット同士の連携だけでは終わらない。同時に出撃しているI=D同時の連携も必要である。二機編成、三機編成などの戦術が検討され、実際に訓練を行い問題点を洗い出し、また訓練を行い洗練された連携戦闘術を磨き続けたのである。 ハンドサインで独自の連携パターンのサインを作り、目視での連携も可能なように訓練が行われた 部品 機体特性と装備に関する事前研修 パイロットは訓練だけでなく、機体についても知らなくてはならない。機体の特性や武装の特徴などを開発メンバーや整備士を講師とし、事前研修を行い、訓練を行う。新型機や武装の導入、アップデートにより一部性能が改良された時などには必ず研修が行われた。 部品 新型機体の慣らし訓練 鍋の国に新型機体が受領された際には慣らし訓練を行う。出撃する可能性のある舞踏子達はあらかじめ受けた事前研修とマニュアルにそって機体を動かし基本に忠実に動かし、慣らし運転を最初に行い機体の癖を掴むのだ。 鍋の国が開発したI=Dの場合はテストパイロットの経験があるとはいえ、もう一度一から覚えるような気持ちで抜けのないように確認し、操縦する。 鍋の国以外が開発したI=Dの場合は何もかもが初めてなのでしっかりとマニュアルを読み基本的な操縦を確認、終了後に皆の操縦に対する感想、マニュアル外の事、注意点、検討などを行う検討会を行い、機体を知る。 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 それぞれ異なる視野や機動性を持つI=Dと歩兵が、互いの長所だけを生かし、短所を相殺するべく、連携を取る訓練イベント。兵科をまたいでの実施になるため、通常の訓練よりは機会が少ない。 また、予め海兵隊が使うハンドサインや武装などを学んでおき、理解した上で訓練を行い、検討会において問題点を洗い出して再び訓練を行う。同じ鍋の守り手として協力して守れるように努力は惜しまない。 部品 各地形対応訓練 森林、沼地、砂漠など、世界には様々な地形がある。同じ気候圏の中でさえ地域差があり、また、全く同じ地形などはそうそうない。可能な限り、それらの多様な地形に対応できるよう、要素の詰まった再現環境下で訓練が行われた。 部品 戦闘区域別対応訓練 戦闘区域、具体的には水中戦、空中戦、宇宙戦、低重力戦といった戦闘状況における戦闘に対応できるように訓練が行われた。今後の戦いを想定し、それぞれのフィールドにおける奇襲、防衛、機動防御などいくつかのシチュエーションに沿った模擬線を行い、対応訓練とした。 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 鍋の国のI=Dは代々三人乗りが定着している。そんな中、パイロット視点でのI=D操縦の動き、コパイロット1とコパイロット2の視点では意見が変わってくる。 特にサイベリアン以降、コパイ1が射撃、コパイ2が戦場把握、指示と役目が分けられた事により三つの視点から操縦内容を分析できるようになった。訓練でパイロット、コパイ両方の経験をする。 その上で訓練に対する操縦の検討会を毎訓練の度に機体搭乗者同士で行う。うまくいった事、ダメだった事、今後の課題……。そして全体の検討会に出席し、異見を統合、重要な案件があれば訓練項目に追加するなど全体にフィードバックしていく。 部品 加護という名のやる気 舞踏子や元気な舞踏子は、ヤガミ、ドランジ、アキを帯同している間は加護を与えられるという。そして強い舞踏子は、相手を守りたいという気持ちの強さから自身が戦う力もつけたことで、強くなれるのだ!特に不思議な力ではなく、やる気が出ることで強さに繋がるというもので、大事な人が近くにいると、大事な人が共にいるからこそ、守りたい者がいるからこそ強くなれるという想いのちからである。 部品 日々の食事 舞踏子達の日々の食事は栄養管理はもちろん、舞踏子としての特訓の欠かせないエネルギー。日々の鍛錬と食事はもちろん、舞踏子同士のコミュニケーションの場でもあります。その場を提供する料理に求められるのは美味しい事。訓練で欠いた塩分補給などサポートは充実。 部品 定期的な健康診断 舞踏子には鍋の国の女医による定期健診が行われています。職業的な危険性の高い項目の健診を加えて異常の早期発見を目指し、健康をささえています。 部品 精神を癒す環境作り パイロットとしての生活は知らず知らずのうちに疲れが貯まる。戦闘が長引けば、被害が増えれば……気づかないうちに疲労、ストレスは蓄積されるのだ。鍋の国はカウンセラーを雇い、そんな彼女達の心身を含めた健康の対応を行っている。 またアロマセラピーやアニマルセラピー、マッサージなどを行っており、エースパイロットにはエースらしく相応の環境を作る事に心がけている。 部品 慰安とストレス解消 日々の疲れを癒し、ストレスを解消する為に慰安旅行やレクリエーション、食事会にビンゴ大会など定期的にイベントが行われています。ストレスだけでなく、パイロット達の交流の場とし、共に戦場を駆け抜ける戦友とのコミュニケーションの場としても機能している。 部品 エースパイロットとしての後輩育成 強い舞踏子は鍋の国のパイロット達の憧れのエースパイロットである。舞踏子達は時折、母校である鍋鍋野高校パイロット科を訪れ、パイロットとしての講演会や模擬戦、シミュレーション訓練などに参加し、鍋の国を守るパイロットとはこうあるべきという姿を後輩達に技術で見せ、激励するのだ。 部品 礼儀作法(医療 医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。 しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。 その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。 部品 医師に求められる外見 第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。 よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。 余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。 部品 正確な診断力・検査力 高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。 医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。 余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。 部品 ムンテラ力 ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。 患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。 望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。 医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。 治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。 敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。 部品 最新医療知識の維持 正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。 納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。 何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強! これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。 部品 動揺しても態度に出さない。 医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。 予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。 部品 経験と実績から発生する自負心 ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。 部品 強い自制心 患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。 当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。 実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。 部品 うなされるほどの練習 治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。 緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。 部品 無駄のない手技 名医の治療は早い。 何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。 部品 瞬時判断 どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。 部品 人体への理解 医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。 部品 基礎医学の心得 人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。 部品 地域医療の実地実習経験 医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。 清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。 部品 一次救命処置能力 医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。 この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。 救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。 C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。 部品 患者とのコミュニケーション能力 医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。 このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。 患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。 いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。 これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。 部品 臨床研修で得た経験 一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。 臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。 部品 6年間の医学生生活 医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。 これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、 同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。 なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。 部品 医療関連ルールを遵守する 医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。 部品 生涯を人道に捧げる誓い 医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。 部品 患者へ尽力する誓い 医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。 部品 公平で公正な治療行う誓い 医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。 部品 人命尊重の誓い 医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。 部品 医師という職業への誓い 医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。 部品 医療鍋発端は民間療法 鍋の国には民間療法として広く伝わる鍋を食べることで治すという医療鍋というものがある。栄養豊富で滋養効果のある鍋を食べる事による栄養補給。また普段の食事に近づける事により、普段通りだという安心感を与える民間療法である。 部品 食事療法としての医療鍋 薬での治療には副作用の可能性が付いてくる。病の進行を止め、治療への道を進める為の栄養療法として鍋の国の医師は食事を通して行われる治療も重要視している。食事を大切にする鍋の国とした場合、治療においての高度なインフォームドコンセントを形成するためには食を通じる必要がある。 部品 心理面から見る医療鍋の効果 鍋の国の国民にとっては食べる事は栄養だけでなく、友人、隣人との交流、精神の安定剤でもある。医師は患者の身体だけでなく心の治療も求められる。鍋料理がコミュニケーションのツールである鍋の国にとって患者とのコミュニケーションとしての鍋の話題は安心する材料でもあり、また食べて良い物を説明する事により安心安全感が得られる為、治療の一環として医療鍋が導入されている。 部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。 部品 少数精鋭の選抜部隊 海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。 部品 海上・海辺近隣の警備 鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。 部品 上陸・占領作戦 海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。 部品 水上活動能力 海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。 部品 歩兵から選抜試験 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。 部品 体力基礎トレーニング期間 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。 部品 歩兵関連座学一般 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。 部品 軍事的判断力養成訓練 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、 そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。 これらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。 部品 輸送手段の詳細 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。 部品 ハンドサイン 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。 部品 戦闘服 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。 部品 軍用グローブ 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。 部品 偵察用双眼鏡 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。 部品 偵察用ゴーグル 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。 ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。 部品 ガスマスク 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。 部品 海兵用アサルトライフル 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。 サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。 サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。 部品 バナナマガジン式弾倉 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。 部品 手榴弾収納専用ホルダー 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。 ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。 部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。 部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。 部品 迫撃砲 鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。 部品 牽引式の榴弾砲 遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。 部品 歩兵用無線機 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。 部品 船上活動服 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。 ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。 部品 ライフジャケット ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。 使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。 海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。 任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。 部品 海軍の制服と正装 海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。 部品 ポットシールド いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。 部品 専用フラッシュライト 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 部品 衛生医療キット 緊急時に使う医療キット。 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。 部品 鍋レーション 残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。 部品 ボトル&ホルダー 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。 部品 軍用ショベル 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。 部品 サバイバルナイフ 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。 サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。 部品 野営用装備一式 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。 部品 日頃の疲れを癒す 過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。 部品 演習後の慰労会 特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。 部品 尚書省への出仕 各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。 それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。 また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保障される。 部品 工部事務 工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。 部品 紋章事務 紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。 部品 財務事務 財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。 部品 運輸事務 兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。 部品 出仕者の作業 出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。 これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。 部品 吏族試験 吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。 部品 藩国における役割 藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。 部品 起家・栄達 これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。 また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。 部品 功労に対する対価 尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。 藩国内での業務については藩国が労うこと。 部品 不正に対する罰則について また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。 藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。 部品 報告と連絡と相談 基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。 部品 猫好きとは 猫好きとは何か。それはなるものではない、いつのまにか猫の魅力にめろめろになってしまったものがそう呼ばれるのである。 部品 猫に話しかけると赤ちゃん言葉になる 猫が近くに寄ってきて「にゃーん」と鳴いたら 「どしたの~~?ご飯でしゅか~?(デレデレ)」と返してしまうのが猫好き。 「猫なで声」は、なでられている猫側の声なのでこれとは違う。 部品 猫の肉球にふまれるのが幸せ 猫の肉球はよいものである。ぷにぷにしてひんやり。 寝ているとき顔を踏まれても 猫の肉球ならそれは猫好きにとってご褒美である。 部品 猫と添い寝 猫は眠るときくっついて眠るものである。 冬場は暖かいが 夏場は暑い…暑いがそれは仕方がない 猫との添い寝の幸せに比べたらささいな問題である。 そうたとえ布団が毛だらけになろうとも。 部品 猫写真フォルダー 猫好きの写真フォルダーは猫の写真でいっぱいである。 我が家の猫からご近所で出会った猫、さまざまであるがどんどん増える。 部品 つい自分のうちの猫の話をしてしまう 猫を飼っている猫好き同士が集まるとうちの猫かわいい自慢大会が始まる。 しかしここで喧嘩にはならない。 なぜならお互い「自分のうちの猫が一番可愛いがそっちが可愛いのもわかる…わかる猫かわいい…わかる」 と思っているからである。 部品 猫の声に敏感 外出先で猫の鳴き声がするとつい目で探してしまう。 子猫の「みーみー」言う声だと必死に探す。 急いでるときは死活問題だが…子猫ならしかたない。 部品 猫グッズ収集 猫好きになるといつの間にか増えているのが猫グッズである。 ちょっとしたものでも猫柄を選んでしまうことがある。 カレンダーを子猫がいっぱい写ってるやつにしてしまったり… 部品 猫にご挨拶の効果 ご近所の猫さんへのご挨拶は猫好きのたしなみである。 散歩の途中で見かけた猫に警戒されない位置からそっとまばたきと声かけ。 可能ならば指の匂いを嗅いでいただく。 慣れてくればなでなでも許してもらえるかもしれない。まずは覚えてもらおう。 部品 猫なでテクニックの効果 猫が喜ぶ箇所を的確になでなでする技。猫によって好みが違うため喜ぶ箇所を見極める力も重要である。 基本的には猫が自分であまり触ることが出来ない 背中や額、アゴの下などが喜ぶポイントだろう。 うまく撫でることができれば猫からの好感度があがるぞ! 部品 猫ブラッシングの効果 猫をブラッシングすることで抜け毛を取り除き、毛並みをつやつやに保てる。 またスキンシップも兼ね、体調の変化などにも気付きやすくなる。 ブラッシングされて猫はご機嫌になる。 部品 猫の爪切りの効果 室内で猫と同居している場合必須技術ともいえよう。 猫が嫌がる暇を与えずさっと伸びてとがっている部分の爪を爪切りで切る。 そうすることで家具や壁紙への爪とぎを減らしたり 猫にひっかかれて怪我をすることや、猫の爪が割れて猫自身が痛い思いをすることが減らせる。 部品 銀の結婚指輪(仮) 矢神総一郎から贈られた結婚指輪。もちろん夫も同じものをしている。仮とついているのは指輪の名称が不明だったため。いつか教えてもらいたいと思いながら、肌身離さずとてもとても大事にしている。 部品 富滋の土 鍋山沼沢から産出される粘土質土壌である。ちりんの鍋を開発した職人鍋川菊次郎により、富滋の土と名付けられた。含んだ微量鉱物のためか、生地色が濃い褐色。扱いが難しく、火の温度管理も微妙だが、焼くと固く、それでいて柔らかな手触りを生む。その扱いづらさについては 「俺はこんな頑固な土を、今までみたことがない」と開発に協力した鍋原白乃進が弱音を吐く程である。しかしこの土を使う事により耐久性に優れていて、美味しく具材を煮る事ができる鍋ができるのである。 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ちりんの鍋は、熟練の職人の技とおしまぬ手間によって作られている。粘土の密度を高める為に、丹念に菊練りという粘土を練り合わせる作業を行うが、これが鍋の強度にも寄与している。量産を行う工場でも熟練工がこの菊練りの作業を監督し、品質を守っている。 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 鍋山沼沢に茂っている草と根を特有の配合で混ぜ合わせ桶で寝かせる事2週間。この手間がなければちりんの鍋は焼成に成功しなかった。菊次郎と白乃進という2人の名匠が実験を重ねて辿りついた工程であり、この手間により硅素のガラス質の粘りを上げ、扱いの難しい富滋の土を鍋の形に完成せしめるのである。焼成後の緻密なガラス質構造が耐久性にも寄与している。この配合は量産品にも取り入れられている。 部品 加熱による遠赤外線効果 ちりんの鍋の素材を化学的に分析した所によれば、ミネラルの主成分カオリンに加え、アルミナの含有率が通常の粘土よりも高く、成型・焼成後、加熱することにより多くの遠赤外線を鍋内に放射する。この遠赤外線により食材を効率よく加熱することができ、うまみ成分の消失を最低限に抑え、食材が持つ旨味を十分に引き出すことが可能となった。 部品 鍋肌の表面構造 また、鍋肌の表面構造により加熱時の泡立ちが細かいため、味の浸透、出汁への溶出のバランスが良く、また煮崩れが少ない。またよくだし汁を対流させ、具材の火の通りを均一にする効果がある。 部品 特有の形状による効果 蓋の重量及び形状が良く、食材や出汁から出る水蒸気が鍋内でランダムな対流を起こし食材を均一に加熱することにも役を買っている。計算された気孔形状は適度な水蒸気を鍋外に逃し吹きこぼれを防ぐものの、旨味成分や香りの流出を最小限に抑えている。 部品 すぐれた耐久性 アルミナ含有率の高さにより、通常の鍋より強度が高く耐衝撃性に優れている。また耐火温度も上がり、コークスなどの使用にも耐えうる。この事により災害などの避難時に頭に被る事で、衝撃から頭部を守る事ができる。ただし鍋で防げる程度の物理的傷害に限り、もちろん衝撃が大きいと壊れてしまう。 部品 職人の魂がこもっている ちりんの鍋は、鍋職人鍋川菊次郎が病身にあった息子・啓介が自身が焼いた鍋でつくった料理を食べ、自然に笑みをこぼしたのを見て、自らが作った鍋で人々が笑顔になって欲しいという願いから開発された鍋である。「俺が出来ることは鍋を作ることだけだが、それでも人に笑顔を分け与えることができる。たとえほんの一時の幸せでも、無いよりはずっといい。」そう思ったと菊次郎は当時を振り返り動機を語った。 苦節2年の時を経て、化学的見識に強い鍋原白乃進の助けも得ながら、努力を重ねて完成させた鍋である。それにも関らず鍋川菊次郎は利益を二の次として、子供や病気の者に優先的に、そして広く鍋の国に行き渡る事を願った。 現在では、菊次郎の意志を汲んだ政府の政策により、鍋職人組合とメーカーとが協力して手の届きやすい価格帯で量産されているものの、この魂は受け継がれ「ちりんの鍋」はその品質が守られている。 部品 鍋を囲む効果 ちりんの鍋は食材を美味しく料理できる調理器具であるが、「鍋」は家族や仲間と囲んで食べるのが一般的である。1人で食べても美味しいが、誰かと一緒に食べた時より美味しく感じた事はないだろうか。一気に大量に作ると美味しい料理というのは存在するが、食べる人の気持ちにも変化があるのだろう。美味しいものを「美味しい」と言いながらみんなで食べると、より美味しく感じられるし、仲良くなれる気がする。「同じ釜の飯」という言葉があるが、同じ鍋をみんなで囲む効果である。それを知っている鍋の国の民は、お腹が空いている人、1人でいる人に「一緒に鍋を食べよう」と声をかける。悪い事をする人には色んな事情や背景があるだろうが、この「一緒に鍋を食べよう」で少なくとも空腹や孤独が原因で感情が高ぶっている人や、魔がさしてしまった人には効果があるといいな、と鍋を作る職人は願っている。 部品 概要 先の迷宮協議会において30階で賞品としてランダムに配布されたもののうちの一つ。泡だっていたり、おいしくなかったりと散々なようだが、 実際はかなり優秀なポーションだった。治療にも、対毒にも使え、まずいが栄養自体も満点であった。 部品 治療 まず過ぎるポーションは治療に使用できる。実際治療に使用した実績もある。まずいが我慢して飲めば軽いけがや病は治せるだろう。 部品 解毒作用 まず過ぎるポーションは絶妙な調合により毒を受けた場合の解毒効果も期待できる。毒に侵された場合は我慢して飲むことで、解毒治療の補助にはなるだろう。 部品 栄養満点 まがましい見た目とまずさから、敬遠されがちで恐れられていたが、難民キャンプにおいて、食料と衣料品不足によりどうしても使用せざるを得なくなった結果、栄養満点であることがわかった。 「これで救われた妊婦と子供は数知れず」である。 部品 まがまがしい入れ物 一見丸フラスコだが劇薬や毒薬を連想させるラベルが貼ってあり、あまり積極的に使用したくはならない。しかし気密性はいいらしく、中のポーションが劣化したり腐敗したりしてしまうことはないようだ。 部品 実はまずいことが大事 まず過ぎるポーションは治療、対毒と栄養補給いずれにも使用できるが、ポーションであるから、薬の一種である。このポーションはまずくていいと、難民キャンプの医療整備で使用した和錆は語っている。 薬は過ぎれば中毒になり、命を危険にさらす。万能で栄養があるからといって飲みすぎるな。まずいからこれ以上飲めないというのが妥当な飲用量なのだろうと和錆は考えている。 部品 大量の注意書きから得られる知識 まず過ぎるポーションにはこのポーションに対する注意書きが大量に付属している。 面倒なようだが、この注意書きを一つ一つ読み解いていくことで、このポーションを作成した先人の知識を得ることができるし、材料があれば再生産することも可能になるかもしれない。 部品 概要 迷宮競技会のB50到達リザルトで手に入れた双眼鏡である。普通の視界のほか暗視や熱源探知など多機能な双眼鏡であり、一般販売はされていない。 部品 所持制限 複合双眼鏡は迷宮競技会のB50リザルトアイテムとして入手したプレイヤーかその後の交換会で手に入れたプレイヤーのみが所持することができる。 部品 偵察 複合双眼鏡は高い倍率と様々な状況に対応した機能により利用者に高い偵察能力を与える。夜間でも暗視能力により視界を確保でき、また熱源感知により隠れている対象を発見する状況にも優れた性能を発揮する。 部品 FO(Forward Observer) 複合双眼鏡は砲撃の観測においても高い性能を発揮する。多機能による高い視界確保性能は夜間や悪天候下においても敵陣と着弾地点の観測を成功させ、砲撃能力を有効に機能させることができる。 部品 暗視 複合双眼鏡には暗視機能が組み込まれており、光源の確保が難しい状況下でも視界の確保を行うことができる。双眼鏡の望遠機能と合わせて夜間の偵察活動において高い性能を発揮する。 部品 熱源探知 複合双眼鏡には熱源探知機能が組み込まれており、生物や火器の温度を使った追跡・索敵に高い性能を発揮する。 部品 最近思うこと 最近は子ども達も成長して手のかかることも少なくなり、自分の時間も持てるようになってきた。家に引きこもってばかりいないで、お散歩してご近所探索をすることに。今まで知らなかった可愛いお店やお花屋さん、小さな猫の集会所なんかを見つけて、毎日の楽しみが増えた気がする。以前、世界忍者国で知り合ったキルケさんに教えてもらった長距離走の訓練も本格的に初めてみようかな。遠くまでいけたらまた違う風景が見れるかもしれない。 部品 散歩とは 自宅や滞在している場所の周辺を、とりとめもなく、ぶらぶらと歩くことを言う。 目的は気晴らしや、健康のため、ペットの世話など様々である。 部品 散歩好きと呼ばれるまで ただ数度散歩をしただけで散歩好きとは呼ばれない。 頻繁に散歩をし習慣となってそれを楽しんでいる者を散歩好きと呼ぶ。 部品 風景を眺める 普段通らない道を通り、新しい風景を楽しむというものも散歩の魅力の一つである。 観光などで知らない土地にいったときなどもこれにあてはまる。 部品 季節を感じる 散歩中、道端に生えている草花のうつろい。同じ時間帯でも変わる日の長さ。そして気温の変化。 散歩は季節を感じるのにぴったりである。 部品 人とのふれあい 散歩の良い所はご近所づきあいが増えることだろう。 すれ違うたび挨拶をしお互い顔を覚えることで交流が増える。 部品 抜け道探し よく知ったご近所といえど通ったことのない小道、入ったことのない商店などあるかもしれない。 散歩しながらそういう場所を開拓し自分の行動範囲を広げていく。 部品 日常の変化に気付く 日課のように散歩をしていると 日常に変化があったとき気付きやすくなる。 あそこに引っ越してきた人がいる、とか新しいパン屋さんが出来てるなど そういう違いを探すのも楽しみの一つだろう 部品 歩きやすい靴 歩きやすい靴とは自分にサイズのあった、底のしっかりした靴で、おもにスニーカーなどをさす。 自分にあった靴を選ぶことで靴擦れなどを起さずにすむ。 また歩きやすい靴は疲労軽減効果もある。 部品 帽子 頭部にかぶるもので、頭部を物理的に保護し、また、強い日差しや熱中症からも守ってくれる。 最近はUVカット加工がされているものもある。 部品 汗をかいてもいい服 オシャレ着などではない、普段着に近いもの もしくは運動する前提で汗をかいて汚れてもよく、動きやすい服装のこと。 部品 散歩に何をもっていけばいい? 散歩場所がもしご近所でも 外出するのに何があるかはわからない。 時間や場所、季節にあわせて持っていくアイテムを決めよう。 迷ったときのための地図がわりや他者との連絡手段のために携帯(気になることを調べる辞書代わりにもなる) ペットボトルや水筒など 飲み物の入ったもの。 ぱっと必要になったとき使える程度の金銭 汗をぬぐうタオル 万歩計 部品 散歩中の挨拶の効果 相手にその時と状況、関係性にあった言葉で挨拶をする。 朝なら「おはようございます!」 昼なら「こんにちは!」 さわやかに挨拶できればお互いにすがすがしい気分になれるぞ! 部品 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品 フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品 インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品 レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品 ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品 ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品 ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品 ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品 ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品 クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品 ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品 スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 部品 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品 エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品 急げ馬よのあらまし 馬を走らせ、短期間で長距離移動するための技術。はいよーシルバー! 馬を所有していない場合は貸し馬屋にレンタルしたりするらしい。 部品 急げ馬よの取得条件 馬術の習得及び、馬での長距離移動訓練を年四回は行っていること。 なお、越境及び交通法規は各国のルールを事前に調査し、遵守すること。 部品 馬と心を通わせる テレパシーというわけではなく、馬との信頼関係を築く練習。 背筋を伸ばし、力を抜いて余裕を持つことで、馬に不安を与えないように心がける。 部品 乗り降り練習 まず馬に乗るための練習。馬の左側から鐙に片足を掛けて跨がる方法から、飛び乗りまで練習する。 降り方は乗り方を逆順で行う。 部品 騎乗姿勢 鞍の相性知り、跨がり方を覚え、正しい姿勢で騎乗するための訓練。 速さに応じて姿勢を変える必要があるので注意。 部品 歩法の習得 歩法とは馬術における、馬の歩き方、走り方のことである。 常歩、速歩、駈歩、襲歩が基本歩法とされ、それぞれに訓練を行う。 部品 常歩 なみあし。歩きの状態。常に二本ないし三本の肢が地面について体重を支えている状態。 正しい姿勢で発進や停止、曲がり方なども覚えよう。 部品 速歩 はやあし。二本の肢をペアで着地、離地する走り方で、速度は常歩の二倍程度。 強く上下に揺れるため、動きに合わせて鐙に立つ、鞍に座るを繰り返して衝撃を軽減したりする。 部品 駈歩 かけあし。速度は速歩のおよそ1.7倍ぐらいか。 三肢で接地しているタイミングと、四肢が地面を離れているタイミングがある。 パカラッパカラッといった感じか。 ゆったりと前後に揺れる。 部品 襲歩 しゅうほ。全速力の走り。後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎のバネを利用して歩幅を伸ばし疾走する。 速度は駈歩の三倍にも達する。 部品 長距離移動計画 連休のお父さんには必須の計画能力。 地図を広げ、目的地に辿り着くルートを導き、適切な時間に適切な道を進む計画を立てることが重要。 部品 地図を読む 道路地図を読み解く力。これがなければそもそも長距離移動は諦めるべきだろう。 ルートを検索するだけでなく、休憩の予定も立てよう。 部品 越境の準備 移動に於いて国を越えることもあるだろう。国が変わればルールも変わる。 各国のルールに従い、越境できる様、事前の予習と準備をしよう。 部品 休憩・補給 事前に予定を立て、所定の場所で人と馬の休息と補給を行う。 日を跨ぐのであれば馬小屋のある宿の確保も忘れてはならない。 部品 馬と野営 やむなく野営することもあるだろう。 野営をするのであれば、馬をきちんと繋いでおくこと。 もちろん、世話と手入れを忘れてはいけない。 部品 急げ馬よの陸路移動効果 急げ馬よは、具体的には陸路に限り一航路分の移動を可能とする技術である。 緊急事態があれば即座に現場に急行することが可能となる。 馬を保有する必要が無いのは前述の通り。 部品 概要(受付) 自身または自身の所属組織の業務を円滑に進めるため、受付窓口を設置することで自国民と共同で行動を実施するための技術。 自分たちの意思表示(行動)に対する自国民の反応を伺いながら行動をすることができる。共同作業による連帯感の芽生えにもそれなりに期待ができる。 部品 使用条件(受付) 受付場所や人員を確保できる一定以上の財力、国民とともに行動ができる人望を備えた人物でなければ、受付(技術)を十分に活用することはできない。皆と一緒に行動することが、受付(技術)の効果を最大限発揮させるからである。 部品 受付場所を構える 用のある人が訪れるための受付場所を構える。ある程度の規模の機関であれば応接室・会議室、個人宅であれば応接間など。部外者に話が漏れ聞こえない隔離された空間があるのが望ましい。 部品 連絡方法の確立 受付に訪れた人が空振りにならないよう、受付をする者への連絡方法の確立が必要である。 決まった場所に決まった時間内に訪れれば対応できる、手紙などによる事前連絡(アポ取り)が必要、など。 部品 応対要員の確保 訪れた人に応対するための人員を確保する。1人が1日に応対できる人数は決まっている。休憩などで場を外すことを考えると、交代要員も必要となるだろう。 個人業務などで必然的に応対要員が1人しかいない場合にも、自身の心身に問題がない範疇で応対可能時間を設定する必要がある。 部品 受付方法を周知する 自身あるいは自組織がどのような形で受付体勢を設けているか、受け付けたい相手に伝わるように周知しなければ意味がない。 口コミ、名刺交換、チラシの配布、広告など、目的や規模、予算などに応じた手段で周知を行う。 部品 地道な活動 いきなりやってきて「さあ一緒にやりましょう」と言っても、周囲の目は冷ややかである。少しずつ少しずつ、周囲の人々と打ち解けることが肝要だ。 部品 知り合いを増やす 受付活動を自分たちだけの力で行おうとしても限界はある。知り合った人から人へと何かの機会に自分たちの存在が伝わり、仲介のもとで知り合う。誰だって、知らない人よりも友人を手伝いたいものだ。 部品 困りごと解決のお手伝い 自分たちがやりたいことだけを押し付けても、周りの人々は動かない。ゴミ掃除でも、迷子探しでも、自分たちが手伝うことで解決する困りごとをちょっとずつ解決することで、皆が過ごしやすい環境を作る。そうした環境は、やがて自分たちが困ったときの支えになるものだ。情けは人のためならず。 部品 連帯感の芽生え 一緒に行動をすることで、「単なる知り合い」から「一緒にXXした人」へと少しだけランクアップする。困難な作業であるほど、その達成感は大きい。大きな達成感あるいは失敗の経験を長きに渡って共有した相手を、「仲間」ともいう。 部品 異なる視点の獲得 同じ作業でも、作業者が違えば感じ方は変わる。1つの問題に取り組む時も、様々な所属、立場の人々と共に行動することで、自分とは違った目線で物事を見ることが出来る。 それは時に、1人では気付き得なかった別の問題の発見にもつながる。 部品 効果の向上 多くの人々との共同作業は、単純な人数比による効果増だけではない成果をもたらす場合がある。 指揮人員の確保による効率化、それぞれの長所を活かしたシナジーの獲得、ノウハウの蓄積による手順整備、人員増加による広告効果など、得られる成果は多彩である。 部品 思慮深い それを実行したらどんなデメリットが発生するかを一旦考える思慮深さ。 実行前に一旦考えることで、いざという時に立ち止まるチャンスを得る。 部品 石橋を叩いて渡る 大丈夫かどうか確認してから実行するということわざ。これを意識して習慣化することでついうっかりを危険に踏み込むことを防ぐ。 より上位に石橋を叩いて壊すというものがある。 部品 質問・相談する習慣 実行前に信頼できる相手に質問・相談する習慣、自分ひとりでは見落としていたことも相談や質問をすることで発見することができる。 部品 信頼できる相手を見極める 信頼できる相手に質問・相談をするため、信頼できる相手を見極めるための判断力。 相手と自分の関係を正確に把握する(所謂空気を読む)能力でもある。 部品 背筋がぞわっとする 危険な場所やことに踏み込みそうになると嫌な予感や背筋がゾワッとして踏みとどまる能力。所謂第六感。 確実性はないが、経験からくる直感でありこれに救われることは意外に多い。 部品 概要 スコップアート・・・それはスコップによっておこなわれる築城芸術である。習得者によって振るわれるその技は味方の陣地の構築と相手の陣地の無効化の両方に力をふるった。 部品 習得制限 スコップアートは迷宮競技会のB40階突破リザルトで取得した者および交換会で入手した者のみが習得できる。 部品 自陣構築、一夜城 スコップアートを習得したものにかかれば極めて短時間で築城を終えることができる。もちろん戦場で作られるものなので実用性重視である。 部品 穴掘って塹壕にする スコップの真骨頂ともいえる塹壕掘りである。この塹壕は歩兵のみならずI=Dにおいても利用されることがある極めて重要な戦術の一つであり、それを素早く、重厚に終えることこそ野戦築城の一つの極みである。 部品 土盛って土嚢つくる スコップアートのもう一つ力は土を積めて土嚢を作ることである。土嚢は遮蔽物や障害物の作成から水害時の応急処置まで土木工事において多くの場面で使われる。その土嚢を短時間で多数作成できる強みは計り知れない。 部品 トラップ発動落とし穴 穴は自分たちの身を隠す以外にも極めて単純に相手の行動を阻害するのにもつかわれる。相手が大群であればあるほどこうした進軍阻害は有効に機能し、時に単純な遅延以上の被害を相手に与えることができる。 部品 敵陣超えて突入路 強固な敵陣をどう攻略するかはいつの時代も悩みどころである。しかしスコップアートがあれば単純な掘りの埋め立てから壁の穴開け、果てには土竜攻めまで思いのままである。築城に長けるものは相手の陣地をつぶすことにも長けるのである。 部品 みんな埋めてお片付け 穴を掘るだけではなく穴を埋めることにも、壁を築くだけでなく壁を崩すことも得意なのがスコップアートである。自陣をかたずけるのみならず相手の陣地の防御効果を破壊することにも長けるのである。 部品 道具へ敬意を払う スコップアートをおさめるものにとってスコップは単なる道具以上の存在である。画家が自身の絵筆を大事にするように、彫刻家が鑿を大事にするようにスコップアートを修めるものはスコップを大事にする。 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 千里の道も一歩から、最高の仕事は日々の積み重ねの先に!スコップアートを修めるために行われる最も基本的な修行は穴を掘って土嚢を作り一定の深さになったら埋めるという単純な繰り返しである。拷問のようにも思えるこの単純な作業の先にだけスコップアートと呼ばれる築城芸術はなるのである。 部品 工事計画は正確に 正確な工期の見積もりもスコップアートには欠かせない。いつできるかの見立てを正確に立てるために、自分の能力と周囲の環境、はたまた土の質までを考えられるようにならなければいけない。そのためにおこなわれるのは学習と実践の反復である! 部品 コラボレーションへの理解 自分だけ満足すればいいわけではないのがスコップアート使いの辛いところである。戦場で有効に技術を機能させるためにも他者とのコラボレーションは欠かせない。独りよがりにならないように日ごろからの交流を重ねるのもよいスコップアート使いへの道である。 提出書式 大部品 矢神サク(T20用) RD 257 評価値 13 -大部品 人物について RD 1 評価値 0 --部品 性格や人柄、家族のこと -大部品 職業 RD 146 評価値 12 --大部品 鍋の民 RD 23 評価値 7 ---大部品 国民性 RD 5 評価値 3 ----大部品 てづくりを好む RD 1 評価値 0 -----部品 ものづくりへの意識 ----大部品 眼鏡に対する思い RD 1 評価値 0 -----部品 眼鏡好きな嗜好 ----大部品 フレンドリー RD 3 評価値 2 -----部品 隣人を愛する気持ち -----部品 王猫様が大好き -----部品 鍋友の心 ---大部品 南国で暮らす民 RD 3 評価値 2 ----部品 南国由来の人種 ----部品 お日様を浴びて元気 ----部品 南国特有の服装 ---大部品 鍋からはじまる食への意識 RD 3 評価値 2 ----部品 ソウルフード ----部品 コミュニケーションツールとしての鍋 ----部品 食べる事が大好き ---大部品 食べる文化 RD 3 評価値 2 ----部品 命に対する感謝 ----部品 食葬について ----部品 弔い方は個人による ---大部品 鍋に関する大規模科学研究 RD 6 評価値 4 ----部品 人の形質問題 ----部品 原因はアレルギー ----部品 研究結果 ----部品 カテゴリーブック ----部品 国民への理解と協力 ----部品 食意識の変化 ---大部品 食育 RD 3 評価値 2 ----部品 食育に対する認識 ----部品 食育の効果による変化 ----部品 鍋の民の食育の継続的研究 --大部品 強い舞踏子 RD 30 評価値 8 ---大部品 鍋の国における舞踏子 RD 3 評価値 2 ----部品 舞踏子という職名 ----部品 長期の訓練期間 ----部品 適正審査 ---大部品 強い舞踏子の強いについて RD 3 評価値 2 ----部品 自ら戦える舞踏子 ----部品 コックピット外でも戦える理由 ----部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 ---大部品 ボディについて RD 2 評価値 1 ----部品 生身 ----部品 生身ボディで得る体験 ---大部品 衣装 RD 1 評価値 0 ----部品 誓いと祈りと願いの衣装 ---大部品 理念 RD 2 評価値 1 ----部品 舞踏子としての誓い ----部品 国民の支援体制 ---大部品 操縦能力 RD 13 評価値 6 ----部品 パイロット資格 ----部品 サブパイロットとしての操縦技能 ----大部品 操縦訓練と講義 RD 11 評価値 5 -----部品 白兵戦訓練 -----部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット -----部品 同乗者との共通訓練 -----部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 -----部品 I=D連携訓練 -----部品 機体特性と装備に関する事前研修 -----部品 新型機体の慣らし訓練 -----部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 -----部品 各地形対応訓練 -----部品 戦闘区域別対応訓練 -----部品 サブパイロットとしての戦闘分析 ---大部品 特定対象に関する加護能力 RD 1 評価値 0 ----部品 加護という名のやる気 ---大部品 福利厚生 RD 4 評価値 3 ----部品 日々の食事 ----部品 定期的な健康診断 ----部品 精神を癒す環境作り ----部品 慰安とストレス解消 ---大部品 その他のお仕事 RD 1 評価値 0 ----部品 エースパイロットとしての後輩育成 --大部品 鍋の国の名医さん RD 30 評価値 8 ---大部品 名医 RD 27 評価値 8 ----大部品 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD 5 評価値 3 -----部品 礼儀作法(医療 -----部品 医師に求められる外見 -----部品 正確な診断力・検査力 -----部品 ムンテラ力 -----部品 最新医療知識の維持 ----大部品 鋼の心臓(医師) RD 3 評価値 2 -----部品 動揺しても態度に出さない。 -----部品 経験と実績から発生する自負心 -----部品 強い自制心 ----大部品 医師の腕力 RD 3 評価値 2 -----部品 うなされるほどの練習 -----部品 無駄のない手技 -----部品 瞬時判断 ----大部品 医師(現代版)(職業) RD 16 評価値 6 -----大部品 現代医の能力と技能 RD 10 評価値 5 ------部品 人体への理解 ------部品 基礎医学の心得 ------部品 地域医療の実地実習経験 ------部品 清潔操作と基本的医療手技修得 ------部品 一次救命処置能力 ------部品 患者とのコミュニケーション能力 ------部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 ------部品 共通試験・国家試験を合格する能力 ------部品 臨床研修で得た経験 ------部品 6年間の医学生生活 -----大部品 医師の心得 RD 6 評価値 4 ------部品 医療関連ルールを遵守する ------部品 生涯を人道に捧げる誓い ------部品 患者へ尽力する誓い ------部品 公平で公正な治療行う誓い ------部品 人命尊重の誓い ------部品 医師という職業への誓い ---大部品 医療鍋(鍋の国独自の食事療法) RD 3 評価値 2 ----部品 医療鍋発端は民間療法 ----部品 食事療法としての医療鍋 ----部品 心理面から見る医療鍋の効果 --大部品 海兵隊 RD 39 評価値 9 ---大部品 海兵隊設立の目的 RD 2 評価値 1 ----部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ ----部品 少数精鋭の選抜部隊 ---大部品 水上・海上でも活躍 RD 3 評価値 2 ----部品 海上・海辺近隣の警備 ----部品 上陸・占領作戦 ----部品 水上活動能力 ---大部品 訓練期間と内容 RD 5 評価値 3 ----部品 歩兵から選抜試験 ----部品 体力基礎トレーニング期間 ----部品 歩兵関連座学一般 ----部品 軍事的判断力養成訓練 ----部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 ---大部品 独自の輸送手段 RD 1 評価値 0 ----部品 輸送手段の詳細 ---大部品 手信号 RD 1 評価値 0 ----部品 ハンドサイン ---大部品 海兵隊で使用される数々の装備 RD 25 評価値 7 ----大部品 標準装備 RD 2 評価値 1 -----部品 戦闘服 -----部品 軍用グローブ ----大部品 偵察や索敵装備 RD 2 評価値 1 -----部品 偵察用双眼鏡 -----部品 偵察用ゴーグル ----大部品 ガス対策装備 RD 1 評価値 0 -----部品 ガスマスク ----大部品 近距離武装 RD 4 評価値 3 -----部品 海兵用アサルトライフル -----部品 バナナマガジン式弾倉 -----部品 鍋の国仕様サブマシンガン -----部品 手榴弾収納専用ホルダー ----大部品 支援行動 RD 1 評価値 0 -----部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) ----大部品 中距離武装 RD 2 評価値 1 -----部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 -----部品 迫撃砲 ----大部品 中距離発煙、照明弾 RD 1 評価値 0 -----部品 牽引式の榴弾砲 ----大部品 無線 RD 1 評価値 0 -----部品 歩兵用無線機 ----大部品 水上活動補佐 RD 2 評価値 1 -----部品 船上活動服 -----部品 ライフジャケット ----大部品 式典用 RD 1 評価値 0 -----部品 海軍の制服と正装 ----大部品 防御 RD 1 評価値 0 -----部品 ポットシールド ----大部品 灯りとモールス信号 RD 1 評価値 0 -----部品 専用フラッシュライト ----大部品 応急処置 RD 1 評価値 0 -----部品 衛生医療キット ----大部品 非常食 RD 2 評価値 1 -----部品 鍋レーション -----部品 ボトル&ホルダー ----大部品 塹壕 RD 1 評価値 0 -----部品 軍用ショベル ----大部品 サバイバル RD 2 評価値 1 -----部品 サバイバルナイフ -----部品 野営用装備一式 ---大部品 非番や休息 RD 2 評価値 1 ----部品 日頃の疲れを癒す ----部品 演習後の慰労会 --大部品 吏族 RD 12 評価値 6 ---部品 尚書省への出仕 ---部品 工部事務 ---部品 紋章事務 ---部品 財務事務 ---部品 運輸事務 ---部品 出仕者の作業 ---部品 吏族試験 ---部品 藩国における役割 ---部品 起家・栄達 ---部品 功労に対する対価 ---部品 不正に対する罰則について ---部品 報告と連絡と相談 --大部品 猫好き RD 12 評価値 6 ---部品 猫好きとは ---大部品 猫好きの宿命 RD 7 評価値 4 ----部品 猫に話しかけると赤ちゃん言葉になる ----部品 猫の肉球にふまれるのが幸せ ----部品 猫と添い寝 ----部品 猫写真フォルダー ----部品 つい自分のうちの猫の話をしてしまう ----部品 猫の声に敏感 ----部品 猫グッズ収集 ---大部品 猫にご挨拶(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 猫にご挨拶の効果 ---大部品 猫なでテクニック(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 猫なでテクニックの効果 ---大部品 猫ブラッシング(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 猫ブラッシングの効果 ---大部品 猫の爪切り(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 猫の爪切りの効果 -大部品 持ち物 RD 23 評価値 7 --部品 銀の結婚指輪(仮) --大部品 ちりんの鍋 RD 9 評価値 5 ---部品 富滋の土 ---部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ---部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 ---部品 加熱による遠赤外線効果 ---部品 鍋肌の表面構造 ---部品 特有の形状による効果 ---部品 すぐれた耐久性 ---部品 職人の魂がこもっている ---部品 鍋を囲む効果 --大部品 まず過ぎるポーション(アイテム) RD 7 評価値 4 ---部品 概要 ---大部品 期待できる効果 RD 3 評価値 2 ----部品 治療 ----部品 解毒作用 ----部品 栄養満点 ---部品 まがまがしい入れ物 ---部品 実はまずいことが大事 ---部品 大量の注意書きから得られる知識 --大部品 複合双眼鏡 RD 6 評価値 4 ---部品 概要 ---部品 所持制限 ---部品 偵察 ---部品 FO(Forward Observer) ---部品 暗視 ---部品 熱源探知 -大部品 日課 RD 42 評価値 9 --部品 最近思うこと --大部品 散歩好き RD 12 評価値 6 ---部品 散歩とは ---部品 散歩好きと呼ばれるまで ---大部品 散歩の楽しみ方 RD 5 評価値 3 ----部品 風景を眺める ----部品 季節を感じる ----部品 人とのふれあい ----部品 抜け道探し ----部品 日常の変化に気付く ---大部品 散歩に適した服装 RD 3 評価値 2 ----部品 歩きやすい靴 ----部品 帽子 ----部品 汗をかいてもいい服 ---大部品 散歩に持っていく推奨アイテム RD 1 評価値 0 ----部品 散歩に何をもっていけばいい? ---大部品 散歩中の挨拶(技術) RD 1 評価値 0 ----部品 散歩中の挨拶の効果 --大部品 長距離走の訓練 RD 29 評価値 8 ---大部品 筋力トレーニング RD 5 評価値 3 ----部品 筋トレの重要性 ----部品 怪我の予防 ----部品 フロントランジ ----部品 腹筋・背筋 ----部品 腕立て伏せ ---大部品 トレーニング前の準備 RD 2 評価値 1 ----部品 準備運動の効果と重要性 ----部品 良好なコンディションを保つ ---大部品 トレーニング方法 RD 5 評価値 3 ----部品 インターバル走 ----部品 レペティション ----部品 ペース走 ----部品 ジョグ ----部品 ビルドアップ走 ---大部品 フォーム RD 6 評価値 4 ----部品 正しいフォームの重要性について ----部品 正しい姿勢を保つ練習 ----部品 足の出し方 ----部品 使う筋肉 ----部品 腕の振り方 ----部品 呼吸の仕方 ---大部品 走る際気を付けること RD 3 評価値 2 ----部品 ペース配分 ----部品 ランナーズハイ ----部品 クールダウン ---大部品 道具 RD 5 評価値 3 ----部品 靴 ----部品 帽子 ----部品 ワセリン ----部品 動きやすい服 ----大部品 女性用 RD 1 評価値 0 -----部品 スポーツブラ ---大部品 食事 RD 3 評価値 2 ----部品 走る前の食事 ----部品 水分の取り方 ----部品 エイド -大部品 技術 RD 45 評価値 9 --大部品 急げ馬よ RD 16 評価値 6 ---大部品 要点 RD 2 評価値 1 ----部品 急げ馬よのあらまし ----部品 急げ馬よの取得条件 ---大部品 馬術 RD 8 評価値 5 ----部品 馬と心を通わせる ----部品 乗り降り練習 ----部品 騎乗姿勢 ----部品 歩法の習得 ----部品 常歩 ----部品 速歩 ----部品 駈歩 ----部品 襲歩 ---大部品 長距離移動訓練 RD 5 評価値 3 ----部品 長距離移動計画 ----部品 地図を読む ----部品 越境の準備 ----部品 休憩・補給 ----部品 馬と野営 ---大部品 陸路移動 RD 1 評価値 0 ----部品 急げ馬よの陸路移動効果 --大部品 受付(技術) RD 12 評価値 6 ---部品 概要(受付) ---部品 使用条件(受付) ---大部品 受付方法の制定 RD 4 評価値 3 ----部品 受付場所を構える ----部品 連絡方法の確立 ----部品 応対要員の確保 ----部品 受付方法を周知する ---大部品 信頼を得る RD 3 評価値 2 ----部品 地道な活動 ----部品 知り合いを増やす ----部品 困りごと解決のお手伝い ---大部品 国民との共同実施 RD 3 評価値 2 ----部品 連帯感の芽生え ----部品 異なる視点の獲得 ----部品 効果の向上 --大部品 まあ待て落ち着け RD 5 評価値 3 ---部品 思慮深い ---部品 石橋を叩いて渡る ---部品 質問・相談する習慣 ---部品 信頼できる相手を見極める ---部品 背筋がぞわっとする --大部品 スコップアート RD 12 評価値 6 ---部品 概要 ---部品 習得制限 ---大部品 野戦築城 RD 6 評価値 4 ----部品 自陣構築、一夜城 ----部品 穴掘って塹壕にする ----部品 土盛って土嚢つくる ----部品 トラップ発動落とし穴 ----部品 敵陣超えて突入路 ----部品 みんな埋めてお片付け ---大部品 習得への道 RD 4 評価値 3 ----部品 道具へ敬意を払う ----部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… ----部品 工事計画は正確に ----部品 コラボレーションへの理解 部品 性格や人柄、家族のこと 鍋の国に住んでいる、南国人の成人女性。ゆるく波打つ長い金髪・緑の瞳。ワンピースを着用していることが多い。穏やかな性格をしているが少しぬけているところもあり、周囲の人間がフォローしたり本人から頼りに行く場面もよく見られる。真面目で責任感が強く物事には一生懸命取り組むが、その分失敗したときは後々までひどく落ち込んでしまう。弱者を守ろうとする性質があり子どもや傷付いた者をとっさに庇うことも。家族は夫である矢神総一郎、息子の銀一郎と銀二郎、猫士のくー太、そして馬。普段は家でゆっくり過ごすことを好み、家事や身の回りの環境を整えたり、暮らしを快適にする工夫をすることに長けている。 部品 ものづくりへの意識 鍋の民はものづくりを好む民であり、自らの手で作業をつる事を好む。機械での作業も行うが、細かい部分、重要な部分は自らの手で一つ一つ丁寧に仕上げる、経験や技術力だけでなく、心を込めてつくるという事を大事にしている。 部品 眼鏡好きな嗜好 鍋の国の藩王は眼鏡が大好きな影響か、国民の眼鏡率も高いです。普通の眼鏡だけでなく、鼻眼鏡、サングラス、伊達眼鏡も認めている。眼鏡を愛用していない国民もそんな国民の眼鏡に対する愛を暖かく見守っている。 部品 隣人を愛する気持ち 鍋の国は鍋愛、眼鏡愛、王猫様愛、猫愛、恋人、友情と愛にあふれている。敵対するなら仕方ないが、できれば一緒に鍋を食べて共に同じ道を歩いて行きたい。しかし、愛を平穏を守る為には戦わなければならないなら戦う……人と猫が平和に暮らせる国を目指し、国の平穏を維持すべく日々を歩んでいるのだ。 部品 王猫様が大好き 鍋の国に王猫様が嫌いな人なんていません>< といわんばかり、鍋の民は王猫様が好きである。その影響か猫士も猫も好きである。猫が平和そうにしているのを見るとほっこりし、猫の話題から始まるコミュニケーションも得意です。 部品 鍋友の心 鍋友という言葉がある。古くから伝わる言葉で、ひとつの鍋をいっしょに食べればそれはもう友達というもので、国民には鍋友と略され呼ばれている。 部品 南国由来の人種 南国に由来する鍋の民は小麦色の肌にげんきな笑顔、金色の髪がキラキラと輝き、皆のびのびと生活している。 部品 お日様を浴びて元気 南国は太陽まぶしく、また太陽の光は身体を健康にしてくれる。鍋の民はおひさまの光を浴びて元気よく日々を暮らしています。 部品 南国特有の服装 鍋の国は南国であり、暑い。それゆえ基本的に薄着で生活しており、布地は少なく、見た目は涼しげそうな服装をしている。またアクセサリーとして金の輪っかをつけてる者も多い。 部品 ソウルフード 鍋の国のソウルフードは鍋である。自分用のマイ鍋を1つは持っており、鍋料理やご飯を食べる事が好きで食に対する興味が高めです。鍋料理を皆で囲み、一緒に食事をする事で楽しい食事の時間を共有する事が鍋の醍醐味の一つです。 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 鍋の国の鍋はコミュニケーションツールである。街角を覗いてみるとあちらこちらで鍋を囲む人々。通りかかった知り合いがいれば鍋に誘う。祝い事、お祭り、景気づけ、悲しい時、携帯食、ピクニック……どんな時にも鍋を食べ、一緒に会話をするコミュニケーションの役割を担っているのである。 部品 食べる事が大好き 鍋の民は食事を日々のエネルギーを取るというだけの認識ではなく、大好きな事と認識している。食への好奇心が強い反面、命を頂いているという事を大切に考えており、普段の食事でも食べ物への感謝を忘れない。 部品 命に対する感謝 鍋の民は命をとても大切に思っている。普段食べている食べ物(植物由来や動物由来)にも、ありがとうの気持ちを忘れずに、ご飯をのこさずたべる、ということで感謝の気持ちを忘れない。 部品 食葬について 鍋の国には食葬という文化があった。亡くなった人を弔うために食べるという文化である。食べる事で繋がり、食べる事で受け継ぐという事であり、実際に記憶や能力をほんの少し受け継ぐ力があったのだ。受け継ぐことにより次世代へと繋がるという考え方である。 部品 弔い方は個人による 食べて弔うことについては、文化があるというだけで全員が全員ではなく、火葬や植物葬などを選ぶ民もいます。共通していえるのは、故人を思う心なのです。 部品 人の形質問題 人の形質から外れ、人として存在できないという問題があった。人ならざる力を持ち、人ならざる形を持つ者。完全に人から外れると受け継ぐべき人も想いも何も繋がらない、残らないという深刻な問題であった。 部品 原因はアレルギー 調査、研究の結果、形質問題は森国の砂と鍋の民の継承能力との相性、いわゆるアレルギーによるものだったことが判明。アレルギ―の症状としては鍋の民の継承能力に異常をきたし、食べたモノの形状や能力が、身体の形状や能力に現れるといったものであった。 部品 研究結果 アレルギーによる人の形質が外れる問題は鍋の国国民と森国の砂との相性だった。他国と鍋の国の食文化を調べ、栄養、食べ合わせ、食事と病の関係性の研究の結果、他国で食用されない食材を使わない、他国から見た一般的な食材を使った食事を摂り続ける事で人の形質が戻り、保てる事が判明した。また、他国で食用とされない食材、そして食材ですらないモノを使った食事を続けると人の形質から外れる可能性が高い事もわかったのである。 部品 カテゴリーブック 人の形質から外れるから鍋の国の食文化、伝統を変える……といっても反発必至。まずは食材を政府安全保証食材、通常食材、摂取量制限品、注意喚起品と四つのカテゴリーに分け、情報を周知。 部品 国民への理解と協力 食葬を続けた場合、形質が外れ受け継ぎが行われなくなるので食葬もできるだけ行わないようにと無理のない範囲で制限をかけ、子供を作る予定のある人は食べる以外の火葬や樹木葬を行うなど、国民に理解と協力を求めた。 部品 食意識の変化 カテゴリーブックで指定された食事を使った食育の為に小・中学校において食育科目が履修必須科目として導入、食育を充実した教科用図書の指定。民間においても各放送局でカテゴリーブックを意識した料理番組が作られ、レシピ本などもいくつも出版。今までの美味しい物を食べたい……だけではなく、安心安全も求めるようになったのである。 部品 食育に対する認識 今まで食べてきたものが食べられなくなる。しかし、次の世代へと想いや知識を受け継げない事はもっと困る。食生活の改善を段階的に進めた事もあり、食事制限という縛りではなく、安全で安心できる食材を使った新たな料理への挑戦として食育は認識されている。 部品 食育の効果による変化 今までの食葬での受け継ぐ方法ではなく、技術を、思いを、記憶を……教え、学び、伝えるという新たな継承方法を行う事となった。今までの継承のやり方ではなくとも、継承文化が無くなっても、想いを伝え、人と人の繋がりを大切にし、共に歩む。鍋の民の信念は変わらない。 部品 鍋の民の食育の継続的研究 食育の研究は終わらない。どのような場所、状況でもそれは変わらない。採取、生産できる食材の栄養やアレルギーの調査、研究を日々行い、カテゴリーブックの更新を行い、安心した生活を行えるよう日々研究は行われている。 部品 舞踏子という職名 鍋の国における舞踏子という名は人の名ではなくパイロットの名称の一つとして扱われる。舞踏子になるというのは名誉ある事であり、幾つもの実戦を乗り越え、幾重もの審査をくぐり抜けた者がなれる花形職業なのだ。 部品 長期の訓練期間 舞踏子になるにはまず藩立鍋野高校―通称鍋校のパイロット科を三年かけて卒業。その後、パイロットとして実績を重ね、一年が経過した後に舞踏子へ挑戦する事ができるようになる。 部品 適正審査 舞踏子の審査はいくつかの項目に分かれており、パイロットとしての実際の操縦技術はもちろんだが、状況判断能力、リーダーとしての統率能力なども求められる。また思想の調査や危険な思考を持っていないか? 人格面においてもパイロット向きかどうかのテストが行われる。最終的には面接が行われ、そこでパイロットとして、舞踏子としての覚悟が問われると言われている。 部品 自ら戦える舞踏子 強い舞踏子の強いは、言ってしまえば平手打ちができたりハイヒールキックをお見舞いできたり、いわゆるI=Dや機体が無くても多少戦える舞踏子的な、強いであった。 部品 コックピット外でも戦える理由 自ら戦えるといっても、暴力的なものではない。自らの身を守ったり、目の前の人を守る為には、コックピットに座っているだけでは救えないものもあることに気づき、戦う術を得ようとしたのだ。 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 それまでは機体操縦関係しか訓練は無かったが、強くなりたいという舞踏子の願いのもと、専用のカリキュラムが組まれて日々の訓練に導入された。少し女性用な内容になっているものの、体力や筋力向上のほか、実践も行われる。 部品 生身 強い舞踏子は義体の舞踏子とは違い、生身である。義体とは違い、生身でのパイロットとしての機体操縦関係や体力作りの日々の訓練は甘いものではなかったが、強い義体ではなく、物理域面で行ける場所も増える生身で、これまでよりも強くあることを選んだのである。 部品 生身ボディで得る体験 ご飯が美味しい、日差しが気持ち良い、身体を動かすと気持ち良い、日常生活でもコックピットでの操縦でも指先で感じとる、のびやかな動きができる、など、得られるものが多く、いまや鍋の国の舞踏子の間では生身が人気で主流である。 部品 誓いと祈りと願いの衣装 舞踏子の制服は太陽系総軍軍風であり、靴はハイヒール。これは夜明けの船の舞踏子へのリスペクトであり戦いの決意の衣装。あとハイヒールはおしゃれ。 また鍋の国特有な物として王猫様が換毛期の時に抜けた抜け毛を少しだけ編み込まれたガーターベルトがある。これは舞踏子達にとってはお守りでもあり、王猫様の願い(がんばって)と祈り(いきのこって)の象徴でもある。 王猫様の毛の入ったガーターベルトは鍋の国のエースである舞踏子だからこそ着用される事が許されており、他の者が抜け毛が編み込まれたガーターベルト着用は禁止されている。 変わりといってはなんだが、民間で使用される舞踏子のガーターベルトを模した商品にはお守りを入れる事ができるスペースがある。お守りの中身は猫の毛は入れられないので猫の写真、家族の写真な事が多い。 部品 舞踏子としての誓い 舞踏子という職名……それは同時に誰かの為の剣となり盾となる誓いである。ただのパイロットではなく、舞うように戦い、戦場を踏破し、国を守る決意を持った者を鍋の国では舞踏子と呼ぶ。 部品 国民の支援体制 鍋の国のエースパイロットでもあり、国を守る剣である舞踏子。I=Dを動かすにはパイロットだけではない。その陰には整備士、燃料や資源を確保、輸送、管理する者達の存在がある。国を守る舞踏子とそれを支える国民一人一人の働きがあってこそパイロットは動けるのだ。 部品 パイロット資格 I=DやRBだけでなく、水上艦船のパイロット能力を持っているぞ。パイロットとしての連携、操縦訓練は日々の賜物。 部品 サブパイロットとしての操縦技能 サブパイロットとしての汎用性が強み。パイロット能力におけるI=DやRB、水上艦船だけでなく、あらゆる種類の機体に搭乗可能。 部品 白兵戦訓練 舞踏子として強くなるために導入された白兵戦用の訓練カリキュラム。己の肉体については体力増強面以外ではI=Dとはあまり関係ないと思われがちだが、訓練の中で得た相手との距離感や咄嗟の判断力、反射神経を鍛えた事は、そのままI=D操縦での白兵戦でも活かすことができる部分があるのである。 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 鍋の国はアメショーをはじめとする共和国共通I=Dの開発国家である。I=Dの開発においてパイロットは欠かせない。舞踏子達は初期段階からテストパイロットとして開発に参加。パイロット側の意見による開発機体の改善だけでなく、機体を開発段階から知る事によりパイロットとしての機体熟練の糧にもなるのだ。 部品 同乗者との共通訓練 I=D操縦において、パイロット、コパイロットの意思疎通は重要な課題である。定期的に操縦訓練を行うだけでなく、コンビを組む相手を適度に交換して訓練。どのような相手とでも即座に連携ができるようにという理想を求めて日々訓練が行われている。 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 機体操縦時の他機との連携を重視する為に、I=Dの手を使ったハンドサインや光によるモールス信号受信による連携を行う為の講習会がが行われた。 ハンドサインやモールス信号は鍋の国にある海兵隊と協力して教わった。これはI=D同士の連携、I=Dと歩兵の連携の際に必要な重要科目である。通信が途絶した時や傍受される可能性がある時などの非常時を想定した講習会である。 部品 I=D連携訓練 I=Dの操縦において同じ機体間のパイロット、コパイロット同士の連携だけでは終わらない。同時に出撃しているI=D同時の連携も必要である。二機編成、三機編成などの戦術が検討され、実際に訓練を行い問題点を洗い出し、また訓練を行い洗練された連携戦闘術を磨き続けたのである。 ハンドサインで独自の連携パターンのサインを作り、目視での連携も可能なように訓練が行われた 部品 機体特性と装備に関する事前研修 パイロットは訓練だけでなく、機体についても知らなくてはならない。機体の特性や武装の特徴などを開発メンバーや整備士を講師とし、事前研修を行い、訓練を行う。新型機や武装の導入、アップデートにより一部性能が改良された時などには必ず研修が行われた。 部品 新型機体の慣らし訓練 鍋の国に新型機体が受領された際には慣らし訓練を行う。出撃する可能性のある舞踏子達はあらかじめ受けた事前研修とマニュアルにそって機体を動かし基本に忠実に動かし、慣らし運転を最初に行い機体の癖を掴むのだ。 鍋の国が開発したI=Dの場合はテストパイロットの経験があるとはいえ、もう一度一から覚えるような気持ちで抜けのないように確認し、操縦する。 鍋の国以外が開発したI=Dの場合は何もかもが初めてなのでしっかりとマニュアルを読み基本的な操縦を確認、終了後に皆の操縦に対する感想、マニュアル外の事、注意点、検討などを行う検討会を行い、機体を知る。 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 それぞれ異なる視野や機動性を持つI=Dと歩兵が、互いの長所だけを生かし、短所を相殺するべく、連携を取る訓練イベント。兵科をまたいでの実施になるため、通常の訓練よりは機会が少ない。 また、予め海兵隊が使うハンドサインや武装などを学んでおき、理解した上で訓練を行い、検討会において問題点を洗い出して再び訓練を行う。同じ鍋の守り手として協力して守れるように努力は惜しまない。 部品 各地形対応訓練 森林、沼地、砂漠など、世界には様々な地形がある。同じ気候圏の中でさえ地域差があり、また、全く同じ地形などはそうそうない。可能な限り、それらの多様な地形に対応できるよう、要素の詰まった再現環境下で訓練が行われた。 部品 戦闘区域別対応訓練 戦闘区域、具体的には水中戦、空中戦、宇宙戦、低重力戦といった戦闘状況における戦闘に対応できるように訓練が行われた。今後の戦いを想定し、それぞれのフィールドにおける奇襲、防衛、機動防御などいくつかのシチュエーションに沿った模擬線を行い、対応訓練とした。 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 鍋の国のI=Dは代々三人乗りが定着している。そんな中、パイロット視点でのI=D操縦の動き、コパイロット1とコパイロット2の視点では意見が変わってくる。 特にサイベリアン以降、コパイ1が射撃、コパイ2が戦場把握、指示と役目が分けられた事により三つの視点から操縦内容を分析できるようになった。訓練でパイロット、コパイ両方の経験をする。 その上で訓練に対する操縦の検討会を毎訓練の度に機体搭乗者同士で行う。うまくいった事、ダメだった事、今後の課題……。そして全体の検討会に出席し、異見を統合、重要な案件があれば訓練項目に追加するなど全体にフィードバックしていく。 部品 加護という名のやる気 舞踏子や元気な舞踏子は、ヤガミ、ドランジ、アキを帯同している間は加護を与えられるという。そして強い舞踏子は、相手を守りたいという気持ちの強さから自身が戦う力もつけたことで、強くなれるのだ!特に不思議な力ではなく、やる気が出ることで強さに繋がるというもので、大事な人が近くにいると、大事な人が共にいるからこそ、守りたい者がいるからこそ強くなれるという想いのちからである。 部品 日々の食事 舞踏子達の日々の食事は栄養管理はもちろん、舞踏子としての特訓の欠かせないエネルギー。日々の鍛錬と食事はもちろん、舞踏子同士のコミュニケーションの場でもあります。その場を提供する料理に求められるのは美味しい事。訓練で欠いた塩分補給などサポートは充実。 部品 定期的な健康診断 舞踏子には鍋の国の女医による定期健診が行われています。職業的な危険性の高い項目の健診を加えて異常の早期発見を目指し、健康をささえています。 部品 精神を癒す環境作り パイロットとしての生活は知らず知らずのうちに疲れが貯まる。戦闘が長引けば、被害が増えれば……気づかないうちに疲労、ストレスは蓄積されるのだ。鍋の国はカウンセラーを雇い、そんな彼女達の心身を含めた健康の対応を行っている。 またアロマセラピーやアニマルセラピー、マッサージなどを行っており、エースパイロットにはエースらしく相応の環境を作る事に心がけている。 部品 慰安とストレス解消 日々の疲れを癒し、ストレスを解消する為に慰安旅行やレクリエーション、食事会にビンゴ大会など定期的にイベントが行われています。ストレスだけでなく、パイロット達の交流の場とし、共に戦場を駆け抜ける戦友とのコミュニケーションの場としても機能している。 部品 エースパイロットとしての後輩育成 強い舞踏子は鍋の国のパイロット達の憧れのエースパイロットである。舞踏子達は時折、母校である鍋鍋野高校パイロット科を訪れ、パイロットとしての講演会や模擬戦、シミュレーション訓練などに参加し、鍋の国を守るパイロットとはこうあるべきという姿を後輩達に技術で見せ、激励するのだ。 部品 礼儀作法(医療 医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。 しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。 その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。 部品 医師に求められる外見 第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。 よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。 余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。 部品 正確な診断力・検査力 高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。 医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。 余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。 部品 ムンテラ力 ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。 患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。 望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。 医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。 治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。 敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。 部品 最新医療知識の維持 正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。 納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。 何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強! これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。 部品 動揺しても態度に出さない。 医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。 予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。 部品 経験と実績から発生する自負心 ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。 部品 強い自制心 患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。 当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。 実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。 部品 うなされるほどの練習 治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。 緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。 部品 無駄のない手技 名医の治療は早い。 何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。 部品 瞬時判断 どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。 部品 人体への理解 医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。 部品 基礎医学の心得 人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。 部品 地域医療の実地実習経験 医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。 部品 清潔操作と基本的医療手技修得 医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。 清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。 部品 一次救命処置能力 医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。 この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。 救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。 C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。 部品 患者とのコミュニケーション能力 医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。 このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。 部品 臨床実習で得た臨床医としての能力 医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。 患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。 いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。 部品 共通試験・国家試験を合格する能力 一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。 これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。 部品 臨床研修で得た経験 一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。 臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。 部品 6年間の医学生生活 医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。 これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、 同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。 なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。 部品 医療関連ルールを遵守する 医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。 部品 生涯を人道に捧げる誓い 医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。 部品 患者へ尽力する誓い 医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。 部品 公平で公正な治療行う誓い 医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。 部品 人命尊重の誓い 医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。 部品 医師という職業への誓い 医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。 部品 医療鍋発端は民間療法 鍋の国には民間療法として広く伝わる鍋を食べることで治すという医療鍋というものがある。栄養豊富で滋養効果のある鍋を食べる事による栄養補給。また普段の食事に近づける事により、普段通りだという安心感を与える民間療法である。 部品 食事療法としての医療鍋 薬での治療には副作用の可能性が付いてくる。病の進行を止め、治療への道を進める為の栄養療法として鍋の国の医師は食事を通して行われる治療も重要視している。食事を大切にする鍋の国とした場合、治療においての高度なインフォームドコンセントを形成するためには食を通じる必要がある。 部品 心理面から見る医療鍋の効果 鍋の国の国民にとっては食べる事は栄養だけでなく、友人、隣人との交流、精神の安定剤でもある。医師は患者の身体だけでなく心の治療も求められる。鍋料理がコミュニケーションのツールである鍋の国にとって患者とのコミュニケーションとしての鍋の話題は安心する材料でもあり、また食べて良い物を説明する事により安心安全感が得られる為、治療の一環として医療鍋が導入されている。 部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。 部品 少数精鋭の選抜部隊 海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。 部品 海上・海辺近隣の警備 鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。 部品 上陸・占領作戦 海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。 部品 水上活動能力 海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。 部品 歩兵から選抜試験 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。 部品 体力基礎トレーニング期間 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。 部品 歩兵関連座学一般 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。 部品 軍事的判断力養成訓練 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、 そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。 これらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。 部品 輸送手段の詳細 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。 部品 ハンドサイン 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。 部品 戦闘服 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。 部品 軍用グローブ 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。 部品 偵察用双眼鏡 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。 部品 偵察用ゴーグル 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。 ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。 部品 ガスマスク 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。 部品 海兵用アサルトライフル 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。 サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。 サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。 部品 バナナマガジン式弾倉 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。 部品 手榴弾収納専用ホルダー 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。 ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。 部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。 部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。 部品 迫撃砲 鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。 部品 牽引式の榴弾砲 遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。 部品 歩兵用無線機 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。 部品 船上活動服 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。 ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。 部品 ライフジャケット ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。 使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。 海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。 任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。 部品 海軍の制服と正装 海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。 部品 ポットシールド いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。 部品 専用フラッシュライト 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 部品 衛生医療キット 緊急時に使う医療キット。 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。 部品 鍋レーション 残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。 部品 ボトル&ホルダー 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。 部品 軍用ショベル 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。 部品 サバイバルナイフ 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。 サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。 部品 野営用装備一式 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。 部品 日頃の疲れを癒す 過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。 部品 演習後の慰労会 特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。 部品 尚書省への出仕 各藩国から吏族は尚書省へ出仕することになるが、吏族の出仕先は大きく分けて三部門に別れていた。 それぞれ工部省、紋章省、財務省という。後に兵部省(参謀)より分かれて運輸省が設立されている。 また、出仕中は所属国に何があったとしてもその身分は保障される。 部品 工部事務 工部事務とは、申請物の整合性のチェック、新規事業などの審査などを担当する部門での事務作業のことである。 部品 紋章事務 紋章事務とは、いわゆる戸籍や資格、所有権などの国民に関する管理などを担当する部門での事務作業のことである。 部品 財務事務 財務事務とは、各藩国の財務状況の管理を担当する部門での事務作業のことである。資金、燃料、資源、生物資源等から、生産されたI=Dまであらゆる資産に関する業務がここで行われていた。 部品 運輸事務 兵部事務(参謀)から分化した、輜重分野(運輸計画等)を計画立案する部門での事務作業のことである。主に運輸計画等の運用をに携わる。 部品 出仕者の作業 出仕者は主に高位吏族の立案したチェック作業を分担して遂行することが求められる。 これらの作業には作業広報、進捗報告、クロスチェックなどの業務が含まれる。 部品 吏族試験 吏族は共通試験を受け、高位吏族による採点を受けた結果、内容により資格を得ることができる。場合によっては高位吏族に抜擢されることもある。受験については年齢制限はなく、その能力によって評価されるものである。 部品 藩国における役割 藩国において吏族は政治を動かす官僚的な役割を果たしている。尚書省の定めに準拠した様式を整えたり、収支記録を正しくつけたりすることは吏族の仕事である。 部品 起家・栄達 これまでの作業の結果、十分な実力を認められたものは天戸吏族として起家することができる。 また、一定水準以上の実力を認められたものは尚書の推薦により高位吏族へ栄達することもある。 部品 功労に対する対価 尚書省内で特に功績があった者は特別に栄達を行うことがあり、特別作業参加者には働いた時間に応じて給与が払われる。 藩国内での業務については藩国が労うこと。 部品 不正に対する罰則について また、不正を行った者についっては、吏族の地位の剥奪、階級の降格、制裁金を課せられる場合がある。 藩国内業務での不正については藩国内の法によって裁かれるが、その影響により尚書省より照会があった際には藩国に罰則が課せれることもある。 部品 報告と連絡と相談 基本的に業務は報告と連絡と相談が重要である。作業の報告、関連の部署及び人への連絡、上司への相談は必ず行うべきだ。これを行っている限りにおいては責任は上司が取ることになる。 部品 猫好きとは 猫好きとは何か。それはなるものではない、いつのまにか猫の魅力にめろめろになってしまったものがそう呼ばれるのである。 部品 猫に話しかけると赤ちゃん言葉になる 猫が近くに寄ってきて「にゃーん」と鳴いたら 「どしたの~~?ご飯でしゅか~?(デレデレ)」と返してしまうのが猫好き。 「猫なで声」は、なでられている猫側の声なのでこれとは違う。 部品 猫の肉球にふまれるのが幸せ 猫の肉球はよいものである。ぷにぷにしてひんやり。 寝ているとき顔を踏まれても 猫の肉球ならそれは猫好きにとってご褒美である。 部品 猫と添い寝 猫は眠るときくっついて眠るものである。 冬場は暖かいが 夏場は暑い…暑いがそれは仕方がない 猫との添い寝の幸せに比べたらささいな問題である。 そうたとえ布団が毛だらけになろうとも。 部品 猫写真フォルダー 猫好きの写真フォルダーは猫の写真でいっぱいである。 我が家の猫からご近所で出会った猫、さまざまであるがどんどん増える。 部品 つい自分のうちの猫の話をしてしまう 猫を飼っている猫好き同士が集まるとうちの猫かわいい自慢大会が始まる。 しかしここで喧嘩にはならない。 なぜならお互い「自分のうちの猫が一番可愛いがそっちが可愛いのもわかる…わかる猫かわいい…わかる」 と思っているからである。 部品 猫の声に敏感 外出先で猫の鳴き声がするとつい目で探してしまう。 子猫の「みーみー」言う声だと必死に探す。 急いでるときは死活問題だが…子猫ならしかたない。 部品 猫グッズ収集 猫好きになるといつの間にか増えているのが猫グッズである。 ちょっとしたものでも猫柄を選んでしまうことがある。 カレンダーを子猫がいっぱい写ってるやつにしてしまったり… 部品 猫にご挨拶の効果 ご近所の猫さんへのご挨拶は猫好きのたしなみである。 散歩の途中で見かけた猫に警戒されない位置からそっとまばたきと声かけ。 可能ならば指の匂いを嗅いでいただく。 慣れてくればなでなでも許してもらえるかもしれない。まずは覚えてもらおう。 部品 猫なでテクニックの効果 猫が喜ぶ箇所を的確になでなでする技。猫によって好みが違うため喜ぶ箇所を見極める力も重要である。 基本的には猫が自分であまり触ることが出来ない 背中や額、アゴの下などが喜ぶポイントだろう。 うまく撫でることができれば猫からの好感度があがるぞ! 部品 猫ブラッシングの効果 猫をブラッシングすることで抜け毛を取り除き、毛並みをつやつやに保てる。 またスキンシップも兼ね、体調の変化などにも気付きやすくなる。 ブラッシングされて猫はご機嫌になる。 部品 猫の爪切りの効果 室内で猫と同居している場合必須技術ともいえよう。 猫が嫌がる暇を与えずさっと伸びてとがっている部分の爪を爪切りで切る。 そうすることで家具や壁紙への爪とぎを減らしたり 猫にひっかかれて怪我をすることや、猫の爪が割れて猫自身が痛い思いをすることが減らせる。 部品 銀の結婚指輪(仮) 矢神総一郎から贈られた結婚指輪。もちろん夫も同じものをしている。仮とついているのは指輪の名称が不明だったため。いつか教えてもらいたいと思いながら、肌身離さずとてもとても大事にしている。 部品 富滋の土 鍋山沼沢から産出される粘土質土壌である。ちりんの鍋を開発した職人鍋川菊次郎により、富滋の土と名付けられた。含んだ微量鉱物のためか、生地色が濃い褐色。扱いが難しく、火の温度管理も微妙だが、焼くと固く、それでいて柔らかな手触りを生む。その扱いづらさについては 「俺はこんな頑固な土を、今までみたことがない」と開発に協力した鍋原白乃進が弱音を吐く程である。しかしこの土を使う事により耐久性に優れていて、美味しく具材を煮る事ができる鍋ができるのである。 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ちりんの鍋は、熟練の職人の技とおしまぬ手間によって作られている。粘土の密度を高める為に、丹念に菊練りという粘土を練り合わせる作業を行うが、これが鍋の強度にも寄与している。量産を行う工場でも熟練工がこの菊練りの作業を監督し、品質を守っている。 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 鍋山沼沢に茂っている草と根を特有の配合で混ぜ合わせ桶で寝かせる事2週間。この手間がなければちりんの鍋は焼成に成功しなかった。菊次郎と白乃進という2人の名匠が実験を重ねて辿りついた工程であり、この手間により硅素のガラス質の粘りを上げ、扱いの難しい富滋の土を鍋の形に完成せしめるのである。焼成後の緻密なガラス質構造が耐久性にも寄与している。この配合は量産品にも取り入れられている。 部品 加熱による遠赤外線効果 ちりんの鍋の素材を化学的に分析した所によれば、ミネラルの主成分カオリンに加え、アルミナの含有率が通常の粘土よりも高く、成型・焼成後、加熱することにより多くの遠赤外線を鍋内に放射する。この遠赤外線により食材を効率よく加熱することができ、うまみ成分の消失を最低限に抑え、食材が持つ旨味を十分に引き出すことが可能となった。 部品 鍋肌の表面構造 また、鍋肌の表面構造により加熱時の泡立ちが細かいため、味の浸透、出汁への溶出のバランスが良く、また煮崩れが少ない。またよくだし汁を対流させ、具材の火の通りを均一にする効果がある。 部品 特有の形状による効果 蓋の重量及び形状が良く、食材や出汁から出る水蒸気が鍋内でランダムな対流を起こし食材を均一に加熱することにも役を買っている。計算された気孔形状は適度な水蒸気を鍋外に逃し吹きこぼれを防ぐものの、旨味成分や香りの流出を最小限に抑えている。 部品 すぐれた耐久性 アルミナ含有率の高さにより、通常の鍋より強度が高く耐衝撃性に優れている。また耐火温度も上がり、コークスなどの使用にも耐えうる。この事により災害などの避難時に頭に被る事で、衝撃から頭部を守る事ができる。ただし鍋で防げる程度の物理的傷害に限り、もちろん衝撃が大きいと壊れてしまう。 部品 職人の魂がこもっている ちりんの鍋は、鍋職人鍋川菊次郎が病身にあった息子・啓介が自身が焼いた鍋でつくった料理を食べ、自然に笑みをこぼしたのを見て、自らが作った鍋で人々が笑顔になって欲しいという願いから開発された鍋である。「俺が出来ることは鍋を作ることだけだが、それでも人に笑顔を分け与えることができる。たとえほんの一時の幸せでも、無いよりはずっといい。」そう思ったと菊次郎は当時を振り返り動機を語った。 苦節2年の時を経て、化学的見識に強い鍋原白乃進の助けも得ながら、努力を重ねて完成させた鍋である。それにも関らず鍋川菊次郎は利益を二の次として、子供や病気の者に優先的に、そして広く鍋の国に行き渡る事を願った。 現在では、菊次郎の意志を汲んだ政府の政策により、鍋職人組合とメーカーとが協力して手の届きやすい価格帯で量産されているものの、この魂は受け継がれ「ちりんの鍋」はその品質が守られている。 部品 鍋を囲む効果 ちりんの鍋は食材を美味しく料理できる調理器具であるが、「鍋」は家族や仲間と囲んで食べるのが一般的である。1人で食べても美味しいが、誰かと一緒に食べた時より美味しく感じた事はないだろうか。一気に大量に作ると美味しい料理というのは存在するが、食べる人の気持ちにも変化があるのだろう。美味しいものを「美味しい」と言いながらみんなで食べると、より美味しく感じられるし、仲良くなれる気がする。「同じ釜の飯」という言葉があるが、同じ鍋をみんなで囲む効果である。それを知っている鍋の国の民は、お腹が空いている人、1人でいる人に「一緒に鍋を食べよう」と声をかける。悪い事をする人には色んな事情や背景があるだろうが、この「一緒に鍋を食べよう」で少なくとも空腹や孤独が原因で感情が高ぶっている人や、魔がさしてしまった人には効果があるといいな、と鍋を作る職人は願っている。 部品 概要 先の迷宮協議会において30階で賞品としてランダムに配布されたもののうちの一つ。泡だっていたり、おいしくなかったりと散々なようだが、 実際はかなり優秀なポーションだった。治療にも、対毒にも使え、まずいが栄養自体も満点であった。 部品 治療 まず過ぎるポーションは治療に使用できる。実際治療に使用した実績もある。まずいが我慢して飲めば軽いけがや病は治せるだろう。 部品 解毒作用 まず過ぎるポーションは絶妙な調合により毒を受けた場合の解毒効果も期待できる。毒に侵された場合は我慢して飲むことで、解毒治療の補助にはなるだろう。 部品 栄養満点 まがましい見た目とまずさから、敬遠されがちで恐れられていたが、難民キャンプにおいて、食料と衣料品不足によりどうしても使用せざるを得なくなった結果、栄養満点であることがわかった。 「これで救われた妊婦と子供は数知れず」である。 部品 まがまがしい入れ物 一見丸フラスコだが劇薬や毒薬を連想させるラベルが貼ってあり、あまり積極的に使用したくはならない。しかし気密性はいいらしく、中のポーションが劣化したり腐敗したりしてしまうことはないようだ。 部品 実はまずいことが大事 まず過ぎるポーションは治療、対毒と栄養補給いずれにも使用できるが、ポーションであるから、薬の一種である。このポーションはまずくていいと、難民キャンプの医療整備で使用した和錆は語っている。 薬は過ぎれば中毒になり、命を危険にさらす。万能で栄養があるからといって飲みすぎるな。まずいからこれ以上飲めないというのが妥当な飲用量なのだろうと和錆は考えている。 部品 大量の注意書きから得られる知識 まず過ぎるポーションにはこのポーションに対する注意書きが大量に付属している。 面倒なようだが、この注意書きを一つ一つ読み解いていくことで、このポーションを作成した先人の知識を得ることができるし、材料があれば再生産することも可能になるかもしれない。 部品 概要 迷宮競技会のB50到達リザルトで手に入れた双眼鏡である。普通の視界のほか暗視や熱源探知など多機能な双眼鏡であり、一般販売はされていない。 部品 所持制限 複合双眼鏡は迷宮競技会のB50リザルトアイテムとして入手したプレイヤーかその後の交換会で手に入れたプレイヤーのみが所持することができる。 部品 偵察 複合双眼鏡は高い倍率と様々な状況に対応した機能により利用者に高い偵察能力を与える。夜間でも暗視能力により視界を確保でき、また熱源感知により隠れている対象を発見する状況にも優れた性能を発揮する。 部品 FO(Forward Observer) 複合双眼鏡は砲撃の観測においても高い性能を発揮する。多機能による高い視界確保性能は夜間や悪天候下においても敵陣と着弾地点の観測を成功させ、砲撃能力を有効に機能させることができる。 部品 暗視 複合双眼鏡には暗視機能が組み込まれており、光源の確保が難しい状況下でも視界の確保を行うことができる。双眼鏡の望遠機能と合わせて夜間の偵察活動において高い性能を発揮する。 部品 熱源探知 複合双眼鏡には熱源探知機能が組み込まれており、生物や火器の温度を使った追跡・索敵に高い性能を発揮する。 部品 最近思うこと 最近は子ども達も成長して手のかかることも少なくなり、自分の時間も持てるようになってきた。家に引きこもってばかりいないで、お散歩してご近所探索をすることに。今まで知らなかった可愛いお店やお花屋さん、小さな猫の集会所なんかを見つけて、毎日の楽しみが増えた気がする。以前、世界忍者国で知り合ったキルケさんに教えてもらった長距離走の訓練も本格的に初めてみようかな。遠くまでいけたらまた違う風景が見れるかもしれない。 部品 散歩とは 自宅や滞在している場所の周辺を、とりとめもなく、ぶらぶらと歩くことを言う。 目的は気晴らしや、健康のため、ペットの世話など様々である。 部品 散歩好きと呼ばれるまで ただ数度散歩をしただけで散歩好きとは呼ばれない。 頻繁に散歩をし習慣となってそれを楽しんでいる者を散歩好きと呼ぶ。 部品 風景を眺める 普段通らない道を通り、新しい風景を楽しむというものも散歩の魅力の一つである。 観光などで知らない土地にいったときなどもこれにあてはまる。 部品 季節を感じる 散歩中、道端に生えている草花のうつろい。同じ時間帯でも変わる日の長さ。そして気温の変化。 散歩は季節を感じるのにぴったりである。 部品 人とのふれあい 散歩の良い所はご近所づきあいが増えることだろう。 すれ違うたび挨拶をしお互い顔を覚えることで交流が増える。 部品 抜け道探し よく知ったご近所といえど通ったことのない小道、入ったことのない商店などあるかもしれない。 散歩しながらそういう場所を開拓し自分の行動範囲を広げていく。 部品 日常の変化に気付く 日課のように散歩をしていると 日常に変化があったとき気付きやすくなる。 あそこに引っ越してきた人がいる、とか新しいパン屋さんが出来てるなど そういう違いを探すのも楽しみの一つだろう 部品 歩きやすい靴 歩きやすい靴とは自分にサイズのあった、底のしっかりした靴で、おもにスニーカーなどをさす。 自分にあった靴を選ぶことで靴擦れなどを起さずにすむ。 また歩きやすい靴は疲労軽減効果もある。 部品 帽子 頭部にかぶるもので、頭部を物理的に保護し、また、強い日差しや熱中症からも守ってくれる。 最近はUVカット加工がされているものもある。 部品 汗をかいてもいい服 オシャレ着などではない、普段着に近いもの もしくは運動する前提で汗をかいて汚れてもよく、動きやすい服装のこと。 部品 散歩に何をもっていけばいい? 散歩場所がもしご近所でも 外出するのに何があるかはわからない。 時間や場所、季節にあわせて持っていくアイテムを決めよう。 ・迷ったときのための地図がわりや他者との連絡手段のために携帯(気になることを調べる辞書代わりにもなる) ・ペットボトルや水筒など 飲み物の入ったもの。 ・ぱっと必要になったとき使える程度の金銭 ・汗をぬぐうタオル ・万歩計 部品 散歩中の挨拶の効果 相手にその時と状況、関係性にあった言葉で挨拶をする。 朝なら「おはようございます!」 昼なら「こんにちは!」 さわやかに挨拶できればお互いにすがすがしい気分になれるぞ! 部品 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品 フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品 インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品 レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品 ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品 ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品 ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品 ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品 ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品 クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品 ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品 スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 部品 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品 エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品 急げ馬よのあらまし 馬を走らせ、短期間で長距離移動するための技術。はいよーシルバー! 馬を所有していない場合は貸し馬屋にレンタルしたりするらしい。 部品 急げ馬よの取得条件 馬術の習得及び、馬での長距離移動訓練を年四回は行っていること。 なお、越境及び交通法規は各国のルールを事前に調査し、遵守すること。 部品 馬と心を通わせる テレパシーというわけではなく、馬との信頼関係を築く練習。 背筋を伸ばし、力を抜いて余裕を持つことで、馬に不安を与えないように心がける。 部品 乗り降り練習 まず馬に乗るための練習。馬の左側から鐙に片足を掛けて跨がる方法から、飛び乗りまで練習する。 降り方は乗り方を逆順で行う。 部品 騎乗姿勢 鞍の相性知り、跨がり方を覚え、正しい姿勢で騎乗するための訓練。 速さに応じて姿勢を変える必要があるので注意。 部品 歩法の習得 歩法とは馬術における、馬の歩き方、走り方のことである。 常歩、速歩、駈歩、襲歩が基本歩法とされ、それぞれに訓練を行う。 部品 常歩 なみあし。歩きの状態。常に二本ないし三本の肢が地面について体重を支えている状態。 正しい姿勢で発進や停止、曲がり方なども覚えよう。 部品 速歩 はやあし。二本の肢をペアで着地、離地する走り方で、速度は常歩の二倍程度。 強く上下に揺れるため、動きに合わせて鐙に立つ、鞍に座るを繰り返して衝撃を軽減したりする。 部品 駈歩 かけあし。速度は速歩のおよそ1.7倍ぐらいか。 三肢で接地しているタイミングと、四肢が地面を離れているタイミングがある。 パカラッパカラッといった感じか。 ゆったりと前後に揺れる。 部品 襲歩 しゅうほ。全速力の走り。後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎のバネを利用して歩幅を伸ばし疾走する。 速度は駈歩の三倍にも達する。 部品 長距離移動計画 連休のお父さんには必須の計画能力。 地図を広げ、目的地に辿り着くルートを導き、適切な時間に適切な道を進む計画を立てることが重要。 部品 地図を読む 道路地図を読み解く力。これがなければそもそも長距離移動は諦めるべきだろう。 ルートを検索するだけでなく、休憩の予定も立てよう。 部品 越境の準備 移動に於いて国を越えることもあるだろう。国が変わればルールも変わる。 各国のルールに従い、越境できる様、事前の予習と準備をしよう。 部品 休憩・補給 事前に予定を立て、所定の場所で人と馬の休息と補給を行う。 日を跨ぐのであれば馬小屋のある宿の確保も忘れてはならない。 部品 馬と野営 やむなく野営することもあるだろう。 野営をするのであれば、馬をきちんと繋いでおくこと。 もちろん、世話と手入れを忘れてはいけない。 部品 急げ馬よの陸路移動効果 急げ馬よは、具体的には陸路に限り一航路分の移動を可能とする技術である。 緊急事態があれば即座に現場に急行することが可能となる。 馬を保有する必要が無いのは前述の通り。 部品 概要(受付) 自身または自身の所属組織の業務を円滑に進めるため、受付窓口を設置することで自国民と共同で行動を実施するための技術。 自分たちの意思表示(行動)に対する自国民の反応を伺いながら行動をすることができる。共同作業による連帯感の芽生えにもそれなりに期待ができる。 部品 使用条件(受付) 受付場所や人員を確保できる一定以上の財力、国民とともに行動ができる人望を備えた人物でなければ、受付(技術)を十分に活用することはできない。皆と一緒に行動することが、受付(技術)の効果を最大限発揮させるからである。 部品 受付場所を構える 用のある人が訪れるための受付場所を構える。ある程度の規模の機関であれば応接室・会議室、個人宅であれば応接間など。部外者に話が漏れ聞こえない隔離された空間があるのが望ましい。 部品 連絡方法の確立 受付に訪れた人が空振りにならないよう、受付をする者への連絡方法の確立が必要である。 決まった場所に決まった時間内に訪れれば対応できる、手紙などによる事前連絡(アポ取り)が必要、など。 部品 応対要員の確保 訪れた人に応対するための人員を確保する。1人が1日に応対できる人数は決まっている。休憩などで場を外すことを考えると、交代要員も必要となるだろう。 個人業務などで必然的に応対要員が1人しかいない場合にも、自身の心身に問題がない範疇で応対可能時間を設定する必要がある。 部品 受付方法を周知する 自身あるいは自組織がどのような形で受付体勢を設けているか、受け付けたい相手に伝わるように周知しなければ意味がない。 口コミ、名刺交換、チラシの配布、広告など、目的や規模、予算などに応じた手段で周知を行う。 部品 地道な活動 いきなりやってきて「さあ一緒にやりましょう」と言っても、周囲の目は冷ややかである。少しずつ少しずつ、周囲の人々と打ち解けることが肝要だ。 部品 知り合いを増やす 受付活動を自分たちだけの力で行おうとしても限界はある。知り合った人から人へと何かの機会に自分たちの存在が伝わり、仲介のもとで知り合う。誰だって、知らない人よりも友人を手伝いたいものだ。 部品 困りごと解決のお手伝い 自分たちがやりたいことだけを押し付けても、周りの人々は動かない。ゴミ掃除でも、迷子探しでも、自分たちが手伝うことで解決する困りごとをちょっとずつ解決することで、皆が過ごしやすい環境を作る。そうした環境は、やがて自分たちが困ったときの支えになるものだ。情けは人のためならず。 部品 連帯感の芽生え 一緒に行動をすることで、「単なる知り合い」から「一緒にXXした人」へと少しだけランクアップする。困難な作業であるほど、その達成感は大きい。大きな達成感あるいは失敗の経験を長きに渡って共有した相手を、「仲間」ともいう。 部品 異なる視点の獲得 同じ作業でも、作業者が違えば感じ方は変わる。1つの問題に取り組む時も、様々な所属、立場の人々と共に行動することで、自分とは違った目線で物事を見ることが出来る。 それは時に、1人では気付き得なかった別の問題の発見にもつながる。 部品 効果の向上 多くの人々との共同作業は、単純な人数比による効果増だけではない成果をもたらす場合がある。 指揮人員の確保による効率化、それぞれの長所を活かしたシナジーの獲得、ノウハウの蓄積による手順整備、人員増加による広告効果など、得られる成果は多彩である。 部品 思慮深い それを実行したらどんなデメリットが発生するかを一旦考える思慮深さ。 実行前に一旦考えることで、いざという時に立ち止まるチャンスを得る。 部品 石橋を叩いて渡る 大丈夫かどうか確認してから実行するということわざ。これを意識して習慣化することでついうっかりを危険に踏み込むことを防ぐ。 より上位に石橋を叩いて壊すというものがある。 部品 質問・相談する習慣 実行前に信頼できる相手に質問・相談する習慣、自分ひとりでは見落としていたことも相談や質問をすることで発見することができる。 部品 信頼できる相手を見極める 信頼できる相手に質問・相談をするため、信頼できる相手を見極めるための判断力。 相手と自分の関係を正確に把握する(所謂空気を読む)能力でもある。 部品 背筋がぞわっとする 危険な場所やことに踏み込みそうになると嫌な予感や背筋がゾワッとして踏みとどまる能力。所謂第六感。 確実性はないが、経験からくる直感でありこれに救われることは意外に多い。 部品 概要 スコップアート・・・それはスコップによっておこなわれる築城芸術である。習得者によって振るわれるその技は味方の陣地の構築と相手の陣地の無効化の両方に力をふるった。 部品 習得制限 スコップアートは迷宮競技会のB40階突破リザルトで取得した者および交換会で入手した者のみが習得できる。 部品 自陣構築、一夜城 スコップアートを習得したものにかかれば極めて短時間で築城を終えることができる。もちろん戦場で作られるものなので実用性重視である。 部品 穴掘って塹壕にする スコップの真骨頂ともいえる塹壕掘りである。この塹壕は歩兵のみならずI=Dにおいても利用されることがある極めて重要な戦術の一つであり、それを素早く、重厚に終えることこそ野戦築城の一つの極みである。 部品 土盛って土嚢つくる スコップアートのもう一つ力は土を積めて土嚢を作ることである。土嚢は遮蔽物や障害物の作成から水害時の応急処置まで土木工事において多くの場面で使われる。その土嚢を短時間で多数作成できる強みは計り知れない。 部品 トラップ発動落とし穴 穴は自分たちの身を隠す以外にも極めて単純に相手の行動を阻害するのにもつかわれる。相手が大群であればあるほどこうした進軍阻害は有効に機能し、時に単純な遅延以上の被害を相手に与えることができる。 部品 敵陣超えて突入路 強固な敵陣をどう攻略するかはいつの時代も悩みどころである。しかしスコップアートがあれば単純な掘りの埋め立てから壁の穴開け、果てには土竜攻めまで思いのままである。築城に長けるものは相手の陣地をつぶすことにも長けるのである。 部品 みんな埋めてお片付け 穴を掘るだけではなく穴を埋めることにも、壁を築くだけでなく壁を崩すことも得意なのがスコップアートである。自陣をかたずけるのみならず相手の陣地の防御効果を破壊することにも長けるのである。 部品 道具へ敬意を払う スコップアートをおさめるものにとってスコップは単なる道具以上の存在である。画家が自身の絵筆を大事にするように、彫刻家が鑿を大事にするようにスコップアートを修めるものはスコップを大事にする。 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 千里の道も一歩から、最高の仕事は日々の積み重ねの先に!スコップアートを修めるために行われる最も基本的な修行は穴を掘って土嚢を作り一定の深さになったら埋めるという単純な繰り返しである。拷問のようにも思えるこの単純な作業の先にだけスコップアートと呼ばれる築城芸術はなるのである。 部品 工事計画は正確に 正確な工期の見積もりもスコップアートには欠かせない。いつできるかの見立てを正確に立てるために、自分の能力と周囲の環境、はたまた土の質までを考えられるようにならなければいけない。そのためにおこなわれるのは学習と実践の反復である! 部品 コラボレーションへの理解 自分だけ満足すればいいわけではないのがスコップアート使いの辛いところである。戦場で有効に技術を機能させるためにも他者とのコラボレーションは欠かせない。独りよがりにならないように日ごろからの交流を重ねるのもよいスコップアート使いへの道である。
https://w.atwiki.jp/nijiura_city/pages/686.html
○ ――松本空港付近の空地 風があり、人がいる。 風は冷気をはらんでおり、人は銃器などで武装していた。 涼風が吹き寄せる中、武装した者たちは一人の女を包囲している。 包囲の人数は十三人。 武装する周囲に対し、女は無手だ。下駄に着物という純和風の格好で、周囲を気にすることなく立っている。 と、包囲網に動きがあった。 「――母様!」 声と同時、包囲網の上を飛び越えて、小柄な人影が現れた。 少年だ。紺色の子供用スーツに身を包み、手には細長い包みを六本。 武装した者たちはとっさに手にした銃器を向けるが、長弓を背負った指揮官らしき男の制止の手振りで動きを止めた。 女は現れた人影を見て、 「ジェイド。おかえり」 「ごめんなさい、遅くなりました。――この人たちは?」 ジェイドと呼ばれた子供は笑顔で母に答え、すぐに周囲に視線を巡らせて顔色を曇らせる。 女はジェイドの持ってきた包みを受け取り、 「さあ。――とりあえず、無害だから無視してればいい」 そう答えた直後、 「――相変わらずだな、荻原!」 声が響いた。 ○ 荻原・文月はその姓を呼ばれ、包囲の輪の中から出てくる声の主を見た。 対全攻撃型白衣に身を包み、長弓と矢筒を背負った男だ。 文月はその男を数秒見て、 「……誰?」 「矢村だ。散々迷惑かけた昔の同僚を忘れんで欲しい」 「――ああ、常念岳守護役の夫の矢村?」 「……何故そういう覚え方をするのだ、貴女は」 なぜか溜め息を漏らす矢村を失礼だと思いつつ、文月はジェイドから受け取ったものを軽く振る。 土産物屋でよく売っている、神形具の木刀だ。学生用で殺傷能力には欠けるが、耐久性が高く使いやすい。 文月は六本のうち四本をジェイドに持っていてもらい、残る二本を両手に持ち、 「――それで、特領(GASAS)が私に何の用?」 右の一刀を矢村に向けた。 「……国家レベルの問題でれば、我々特領が出るのは必然。心当たりはあるだろう?」 「私が言っているのは――」 文月は自分に向けられる銃口の一つ一つを見回して、 「――この程度の人員で、私に何をするつもり?」 ――文月・心理技能・発動・殺気放射・成功! 殺気に気圧されて、包囲の者たちが後ずさった。 冷や汗を流しながら、矢村が背の弓を手に取った。 「……この程度、とは言ってくれるな。確かに個人戦力では貴女に及ばないだろうが、集団戦ならば易々と狩られはしないぞ」 「判った」 答えた時には文月は走り出している。 矢村との距離は約八メートル。 その距離を、文月は技能も用いず一瞬で詰める。 下駄による足音とは木を打つ堅音だ。 足音を甲高く鳴らし、文字通りの一瞬で距離を詰め、 「!」 斬撃。 ――文月・剣術(ソード)技能・発動・物体切断・成功! 矢村は対抗判定(リバーサル)。 だが遅い。 ――矢村・回避技能・対抗発動・回避・失敗! 裂音。 文月の木刀が、矢村の長弓を断ち割った。 「な……!」 「素直に退いたのなら無視したけど――」 ――矢村・脚術/回避技能・重複発動・バックステップ・成功! 矢村は遠隔武術師(ストライクガンナー)としての癖で反射的に飛び退く。 が、文月はその動きに追いつく。 ――矢村・脚術/回避技能・重複発動・サイドステップ・成功! ――矢村・脚術/回避技能・重複発動・跳躍・成功! ――矢村・脚術/回避技能・重複発動・疾走・成功! 矢村は振り切ろうと足掻くが、下駄の堅音を振り切れない。 「技能で振り切れない!? ――神陰流か!」 「――邪魔をするのなら、相手になる」 文月の歩法は神陰流の流れを汲んだものだ。技能では逃げ切れない。 包囲する者たちは、矢村への誤射を恐れて発砲できない。 「この……!」 矢村が背の矢筒から矢を引き抜き、 ――矢村・槍術/腕術技能・重複発動・突き・成功! ――文月・剣術技能・対抗発動・切り払い・成功! 放った突きの一撃を右の一刀で切り払い、文月は左の一刀を矢村の胸元へ突きつけた。 そして、 「あ」 単音の詞(テキスト)。 五行(バスト)の光撃が矢村を打撃した。 「――――!?」 言葉にならない悲鳴をあげ、矢村が吹き飛ぶ。 包囲の者たちが表情に怯えを見せ、包囲の輪を広げた。 ジェイドがやや不安げな表情で、 「あの……いいんですか?」 「昔の同僚だから手加減はした。骨折程度で済むはず」 「はあ」 返事とも溜め息とも取れる息を漏らす息子に構わず、文月は包囲の者たちへと向き直り、 「手加減するから安心して」 直後、十二秒で全員を吹っ飛ばした。 ○ 小一丸が告げた直後、通話は切られた。 受話器を置き、深く息を吸い、 「――はあぁ~。……って痛――!?」 疲れとともに吐き出すと、筋肉の収縮が胸の傷に響いて悶絶した。 「うう。おユキさんは怒らせるし兄さんには迷惑かけるし田中にやられた傷は痛むし、なんかもう天中殺っすよ。貧乏神とか疫病神とか凶々星とかそんな感じのにしこたま憑かれてる気がするっす。肩とか背中とかにぞこぞこと。――渦呪都市(カースシティ)―邪馬形に行った覚えはねえっすのに」 どっかで御祓いとかしてもらうっすかね、と呟き、 ……兄さんは、勝てるっすかねえ? と、思考する。 田中・核衛は強い。 実際にやられてみて、その強さは思い知った。田中は殺括者(キリングホルダー)の力を持っている。 人を傷つけることを恐れず、自らが傷つくことを恐れず、他者の喪失を理性で無視できる強者。 それが殺括者だ。 最も多くを殺した者(ジェノサイダー)の字名(アーバンネーム)は誇張ではない。間違いなく、田中は最強の殺括者だ。 そのうえ田中は、王系殺括者(ロウリズム・キリングホルダー)の力、遺伝詞凍結という力も持っている。 炎の遺伝詞すら凍て付かせる力だ。攻撃力や防御力を神器や神術、武具に頼る者や、遺伝詞系戦種では勝ち目が薄い。 田中に対して勝算が高いのは、純粋な肉体のみで戦う格闘師――それも田中と同等かそれ以上の力を持つ者だけだ。 そして長野圏総長連合の面子で、その条件に合致するのは、 ……総長である深視姐さんと、非常勤の荻原兄さんだけっす。 長野圏総長連合最強にして最大戦力である、総長の遠隔格闘師(クリティカルガンナー)、筑摩・深視。 殺人術の伝承者であり殺外者(キリングメイカー)の字名を持つ、第一特務の近接格闘師(クリティカルフォーサー)、荻原・蔵人。 彼我の格を考えれば、新潟圏総長である田中・核衛には、長野圏総長である筑摩・深視との決闘を組むのが正道だろう。 だが副長補佐、上杉・信繁は言った。 ……総長が最初に戦って、万が一にも負けてしまったら? 総長の敗北はその圏の総長連合そのものの敗北に等しい。 総長は負けてはいけないのだ。 そう前置きし、上杉は言葉を重ねた。 ただの非常勤隊員である荻原・蔵人をぶつけて田中を損耗させ、あわよくば勝ちを拾おう。 負けても隊員一人が負けた程度では長野圏総長連合の敗北ではない、と。 ……戦略としちゃ、正しいっすよね。 間違ってはいない。戦略としては正しい。 だが、と小一丸は考えてしまう。だが、と。 「……姐さんが負けるかもしれないと思うこと、兄さんの勝敗はどうでもいいと思うこと――」 それは、 「姐さんの勝利も、兄さんの力も、信じていないってことっすよね……」 一息。 「……俺も信じられなかったから、その指示に従ったっすよ、と」 疲れた口調で詞を吐き棄て、傷の痛みに舌打ち。 天井を見上げ、目を閉じた。照明の人工光が消え、瞼の裏の闇が視界となる。 何も映らぬ暗闇に浸り、小一丸は苦笑を一つ。 「――いつか、信じられるようになりたいものっすねえ」 ○ ――常念岳 かつて常念坊という風水師が変じた大地竜(アーサーペント)の山は、標高2,857メートル。 観光地として登山客が多く訪れるこの山も、冬には人影が少ない。 が、その少ない人影が山頂にあった。 人影は三つ。一人は槍を持った巫女服姿の女であり、一人は着物に下駄という服装で、両の腰に二振りずつ、両肩の後ろに一振りずつ、そして背中に一振りの計七刀を携える女であり、一人は紺色のスーツ姿の子供だ。 槍を持つ女は、山頂に作られた木の祠の雪を祓い、詞を放った。 「この地を支える遺伝詞達。かつて鎮めの力となり、いまここに鎮めの地とある竜の意志よ。聞こえていますか? 私の詞が」 風水五行の基本、楽府式首聯(ワインドアップ)だ。 だが微妙に違う。最後に対象に確かめるものが、遺伝詞ではなく詞であった。 女は神形具の槍を祠の前、雪に包まれた岩塊の奥深くに突き刺し、 「浸(しん)」 と、遺伝詞を伝えた。 しかし、周囲に変化はない。 雪に覆われた岩の地面も、冷たく吹き寄せる風も、風水した女自身も、何一つとして変化がない。 が、女の顔に落胆の色は微塵もない。あるのは一仕事終えた、という満足感だけだ。 何も起こらないのは、そういうものだからだ。 女は槍を引き抜き、背後でその作業を見ていた二人を振り返る。 そして言葉を放った。 「――四年ぶりね、お隣さん」 「久しぶり」 「今日は何の用かしら」 「あなたに用があるわけじゃない」 「そう――」 僅かな応答に笑みを浮かべ、女は槍を構えた。 戦いに備えるために。 「ならば何をしに来たのかしらね? 荻原・文月。この常念岳守護役、矢村・紗月が護る――竜在る山に」 その言葉に、相手は一つの対応を見せた。 両の腰に二振りずつ佩いた刀の柄に、手をかけたのだ。 戦闘の構えに、文月の傍らに居た子供が声をかける。 「母様……」 「下がっていて。――紗月も、この子には手を出さないで」 「子供を害する親はいないわよ。……ところでその子は貴女の息子でいいのかしら?」 「当然。私の息子。名前はジェイド」 「硬玉(ジェイド)ね……蔵人君も喜ぶわね、弟が出来て」 「妹も作った」 「そう。……じゃあ喜び二倍ね」 言い、両者は子供が戦闘の邪魔にならないところに下がるまで沈黙した。 構え合う二人を、ジェイドは不安そうな瞳で見つめる。 そして、 「あ」 荻原・文月が先制の五行(バスト)を放ち、 「浸」 矢村・紗月が迎撃の竜を起こした。 ○ 居合いの速度を上乗せした文月の五行は、超高速の光撃となって紗月を斬撃する。 が、それは防がれた。 破砕音。 己の身体で光を防いだのは、一匹の小竜(レッサードラゴン)だ。体長二メートルほどの、黒の鱗を持つ土行の竜。 紗月が攻撃を受ける一瞬前、事前に描いておいた風水紋章(チューンエンブレム)に眼点(タクト)して起こされた竜だ。 通常の風水のように遺伝詞操作で竜を生んだのではない。 竜が変じた常念岳の持つ“竜”という遺伝詞を起こしたのだ。原理で言えば、英国でいう外燃詞(オープン)に近い。 破! 黒の小竜が吼え、周囲の遺伝詞から破壊された部位を修復する。 紗月は眼点に使った槍の代わりを懐から取り出した。 短刀だ。一振り、という動作をもってそれは槍となる。 新たに出した槍を構え、紗月は笑みで告げる。 「矢村の血族が常念岳においてのみ使える、起竜の風水。――どうかしらね?」 その言葉に、文月はひとつの表情を見せた。 それは目を細め、口元を僅かに吊り上げた表情。 獲物を狩ろうとする肉食獣の表情だ。 その口から発される言葉は、 「――面白い」 「喜んでもらえて嬉しいわ。では、――撃ちなさい!」 紗月の命令に小竜は正しく従った。 口を開け、光を放ったのだ。 竜詞砲。 身体を作る遺伝詞を己の掛詞に乗せて放つそれは、竜属における最大の攻撃方法だ。 光は一直線に文月を狙い、 ――文月・体術/脚術/回避技能・重複発動・大跳躍回避・成功! 跳躍によって回避された。 文月の位置は一気に黒の小竜の真上に。 竜の一撃は標的を外して冬の大気を射抜き、 「あ――」 と、上空から返礼の遺伝詞が小竜を穿った。 そしてそれは一撃で終わらない。 「あ、あ、ああ――」 右腰の一刀から左腰の一刀、両腰の二刀と居合いの五行を連撃。 超高速の五行の連続に、竜は有効な対応を取れない。 そこに、 「――あああああああっ!!」 落下の勢いも鋭く、文月は両肩の二刀を竜に振り下ろした。 斬断。 そして二刀を突き刺したまま、 「あ」 五行。 神形具(デヴァイス)で増幅(アンプ)された文月の遺伝詞が、竜の体内に炸裂。 威の連続にもはや黒の小竜は耐え切れず、流体に還元した。 やるわねえ、と紗月は微笑。神形具の槍を手に一歩を後退し、 「じゃ、次は四匹同時でどうかしら?」 積雪に隠した風水紋章に眼点した。 同時、周囲三箇所に描いた風水紋章も起動し、四匹の竜が起きる。先ほどよりも大きく、一匹の体長はおよそ五メートルほど。 同一神形具間の共鳴発動(ハウリングホイッスル)を利用した同時起竜だ。 「夫から貴女が来るかもしれないと聞いて、張り切って準備したのよ。――有り難いものよね、矢村の血脈は。私程度の力量で、大量生産の神形具を使って、なおこれだけの竜を起こせるのだから」 苦笑。 「……で、どうかしらね?」 四匹の黒竜の視線を一身に受けた文月は、四対の竜眼をしっかりと睨み返し、 ――文月・心理技能・発動・威圧・成功! 笑う。 獰猛な笑みを浮かべ、背の一刀を引き抜いた。両腰両肩の小太刀六刀と違い、長刀というべき長さを持った刀だ。 雪月花、という名前を持つ神形具である。 それを正眼に構え、言い切る。 「――この三倍でも余裕」 ○ 四匹の黒竜が口腔に力を溜める。 竜詞砲を放つつもりだ。 対し、文月は正眼に構えた神形具を横に。切っ先が背に隠れるように構えをずらし、 「あ」 と放つ遺伝詞は、もはや金属の遺伝詞を含んだ白光ではない。陰りを含んだ、淡い光。 月の光だ。 文月自身の遺伝詞である。 月光色の遺伝詞による五行が横薙ぎに放たれる。 同時に、竜詞砲が放たれた。光熱の直線射撃の数は四本。それは月光色の遺伝詞と衝突し、 「砕く」 相殺した。 硝子の砕音を響かせ、熱と光の遺伝詞が大気に踊る。 文月の攻撃はそれで終わらない。 ――文月・心理技能・発動・記憶再生(イメージリピート)・成功! 一撃を放った動作、その記憶を強く思い出す。 強く外燃詞(オープン)された記憶遺伝詞は、長野の特性に従って反響(リフレクス)。 それによって生まれるのは、 「二撃目」 先ほどとまったく同じ動作の五行が意識せずに放たれた。 円弧を描いて飛んだ月光色の遺伝詞は、空間に漂う光熱の遺伝詞を断ち切って更に前に。 四匹の竜へと、その威をぶちまけた。 四竜は月光色の斬撃に鱗を砕かれ、身体を損じ、しかし、 「まだまだ、よ」 耐えた。 崩! という咆哮と共に、竜達が文月へと跳びかかり、 「詞変(ワード・アクセル)! 十二万詞階(オクターブ)の遺伝詞(ライブ)達よ!」 紗月が追撃の風水打撃を放つ。雅式首聯(オーバーラップ)で作られたのは風の槍だ。 四匹の竜の突撃と風の槍を前にしても文月は恐れない。 長刀を地に突き刺し、両腰の小太刀に手をかける。 「あ」 と瞬時に放たれる光は、文月の月光色の遺伝詞と、小太刀の金属の遺伝詞が混ざった白い詞色の遺伝詞。 居合いという速度を持った白光は同時に二条が放たれた。 それは四匹の竜のうち二匹を穿ち、しかし砕き切れず、それでも勢いを衰えさせ、 ――文月・剣術/投術技能・重複発動・左右小太刀投擲・成功! 納刀の勢いで投じられた小太刀が、その二竜を断ち割った。 建御名方刀術の奥の手、射刀術だ。 抜刀の五行。納刀の射刀術。 文月の居合いの真髄とは、それら二つの動作を組み合わせ、居合術として一動作とした高速攻撃だ。 残る竜は二匹。文月は同じ動作を繰り返す。 「あ」 と抜刀の五行を放ち、 ――文月・剣術/投術技能・重複発動・左右小太刀投擲・成功! 納刀の射刀術で仕留める。 最後、一直線に飛んできた風の槍を、 ――文月・剣術技能・発動・逆袈裟・成功! 地に突き刺しておいた長刀を掴み、そのまま振り上げて迎撃した。 文月は紗月に視線を向け、 「これで終わり?」 「……あと十個ぐらい描いとくべきだったかしらね、風水紋章」 「そもそも戦法がなってない。……竜の本能に任せてるだけじゃ、駄目」 「今まではそれで何とかなるような連中しか来なかったから……ね。やっぱり貴女には敵わないわぁ」 「そうでもない。……紗月が本気で来てたら、私も危なかった」 呟き、文月は紗月の瞳をしっかりと見据えた。 「なぜ、本気を出さなかったの?」 「そうねぇ……」 頬に手を当て、紗月は微笑。 「――だって貴女、遺伝詞に殺気がないじゃない?」 一息。 「貴女が本気になってないのに、私が本気になれるわけないでしょ」 「……ごめん」 文月は頭を下げた。紗月は苦笑。 苦い笑みを浮かべて、 「……本命は、息子さんだったのね?」 紗月の視線の先、常念岳頂上の祠があった場所に、一つの樹が生えていた。 いつの間にか生えているその樹は、自然のものではない。 恐縮そうにジェイドが頭を下げ、言う。 「超人紋章(スーパーエンブレム)“聖伝樹(レジェンド)……地脈、少し弄りました。ごめんなさい」 言葉と同時に樹が掻き消えた。 ジェイドが超人紋章を解除したため、流体に還元したのだ。 紗月は溜め息を一つ。槍を肩に担い、 「やっちゃったことは仕方がないわねえ。……まったく、また一月ぐらい山篭りして地脈の整調化しないと」 「……ごめん」 「謝るぐらいなら最初からやらないで欲しいのだけど?」 「違う。それはさっき謝った。……今のは、あなたの旦那の分」 文月の言葉に紗月は半眼で問うた。 「……何したの?」 「全治一ヶ月ぐらい」 「……下山したら、私の娘に伝えて頂戴。――両親ともども一ヶ月ほど家を空けます、と」 「判った」 紗月は再度溜め息。 と、音が響いた。 風の重なりによって生まれる音だ。 それは一つの掛詞(メッセージ)を持っていた。 鎮魂という掛詞だ。 「……鬼が出てたのね」 紗月が下界を見るのに合わせて、文月もそちらを見た。 戦闘の所為か、霧が出てきていた。下界は見えない。 しかし霧の先を見て、紗月は呟いた。 「起竜とか地脈改造とかのせいで、少し遅れたかしら。……誰かが傷ついてないといいんだけれど」 ○ 芙雪が戻ってきた。 うつむき加減の顔色は暗く、足取りも重い。 「……どうした?」 問いに芙雪は一瞬顔を上げ、しかしまたうつむいた。 消え入るような小さな声音で、 「……第一特務は、事実上壊滅したみたいだ」 「それはさっき聞いたぞ」 「……詰め所にいた全員が負傷して、――平林が死んだ」 告げられた言葉に蔵人はやや考え込み、 ――蔵人・心理技能・発動・人物照合・成功。 技能に成功するが記憶にはない。 「誰だそれは」 「神術師の……」 告げられたキーワードに蔵人は再度考え込み、 ――蔵人・心理技能・発動・人物照合・成功。 技能に成功するがやはり記憶にはない。 「いや。判らん」 きっぱりと告げる。と、なぜか芙雪は溜め息をひとつ。 「……蔵人って第一特務のメンバー、小笠原隊長とアズマしか把握してないだろう」 「それとおまえだな。別に毎日顔出してるわけでもないしそれで充分だと思うが」 「……蔵人にそういう、人間関係の暖かさを期待するのは無駄かな」 「そうだな」 一息。 「――ところで、話はそれで終わりか?」 「…………」 芙雪は沈黙。 そして唐突に抱きついてきた。 「……ユキ?」 背から抱きついてきた芙雪は腕をこちらの胸へと回し、張り付くように身体をすり寄せる。 蔵人はややうろたえながらも、振りほどくようなことはせずに考える。 ……何があった? 芙雪は割と無防備な性質であり、男が誤解するような言動を天然で実行するが、それにしてもこれは唐突だ。 何故か、と考えるが、判らない。 判ることは、 ……不安なのだな。 抱きしめて存在を確認したいほど、不安なのだろう。 つまりは、 ……おれが危害を受けるかもしれない、ということか? 蔵人は抱きついたまま言葉を発さない芙雪の手を取り、握った。大丈夫だ、とでも言うように。 そして、言う。 「――ユキ、何かあるならば言ってくれ。おれはおまえと違って、言葉で伝えられなければ判らない」 NEXT
https://w.atwiki.jp/sougohankoku/pages/314.html
作成者 月松堂 部品構造 大部品 蒼月流空手 RD 39 評価値 9部品 成り立ち 部品 概要 部品 蒼月流空手の着用制限 大部品 精神修養 RD 3 評価値 3部品 己を鍛える 部品 使い道を選ぶ 部品 精神的な余裕を得る 大部品 必要な道具 RD 5 評価値 4部品 空手道着 部品 色帯 大部品 練習、試合用の道具 RD 3 評価値 3部品 拳サポーター 部品 ヘッドギア 部品 打撃ミット 大部品 代表的な技 RD 8 評価値 5大部品 攻撃手段 RD 3 評価値 3部品 正拳突き 部品 手刀 部品 蹴り 大部品 防御手段 RD 3 評価値 3部品 構え 部品 腕による受け 部品 打点ずらし 部品 足さばき 部品 呼吸法「息吹」 大部品 派生技 RD 6 評価値 4部品 肘打ち 部品 膝蹴り 部品 防御崩し 部品 受けからの正拳突き 部品 連続技 部品 三戦立ち 大部品 使用禁止の技 RD 5 評価値 4部品 使用条件 部品 急所狙い 部品 追い打ち 部品 破壊目的のカウンター 部品 靴を履いての蹴り技 大部品 代表的な訓練 RD 6 評価値 4部品 礼儀作法 部品 準備運動 部品 発声練習 部品 反復練習 部品 組み手稽古 部品 模擬試合 大部品 蒼月流空手の演武 RD 3 評価値 3部品 型の演武 部品 試し割り 部品 複数人組み手 部品定義 部品 成り立ち 蒼梧藩国立国後、内戦に慣れ、他国への救援にて略奪行為を行うほどに猛々しい様相を呈した国軍兵士の姿を重く見た摂政月松堂が精神的な鍛錬により武の精神をもって猛々しさを鎮めるため、そして徒手空拳の技術強化のために広めたことがこの流派の成り立ちである。 部品 概要 無手、武器を何も持たない状態で自身の手足を使って戦う格闘術。鍛錬を通してその技術の使い道も学ぶこととなる。 部品 蒼月流空手の着用制限 このアイドレスは蒼梧藩国において週二日6年修行し、国に認可を得た道場主から3年以上訓練を受けることで着用を可能とする。また着用中に犯罪を犯したものについては着用ができなくなる。 部品 己を鍛える 訓練を通して同じ動作の反復練習を行うことで体に記憶させ、技を使うべき時に繰り出せるようにする。それらを通じて精神を研ぎ澄ますことを目的とする。 部品 使い道を選ぶ 鍛えた技は簡単に他者や物を傷つける力を持つ。その意味と力に伴う責任、守るもののためにためらわず使うなど訓練を通じてその力の使い道を学ぶ。 部品 精神的な余裕を得る 訓練によって力をつける。これにより心身の健康を得ることで様々な不安に対して対抗する力を持ちうることができるという余裕を得る。それが自信をつけることにも繋がる。 部品 空手道着 練習、及び試合の際に着る衣服。白のズボンと白の上着で構成される。ズボンは体の前、上着は左右のヒモで結ばれる、よほど激しく動かなければほどけないが動いているうちにゆるくなることもある。 部品 色帯 上着の前を止めるために使う帯。着用している者の鍛錬の度合いを示す役割もあり、色は白から始まり茶、黒の順となる。 部品 拳サポーター ケンサポと略されることもある手甲。クッション性のある柔らかい素材でできており試合においては自身の拳を守り、相手に衝撃だけを伝えることで、無用な切り傷や固い箇所への打撃によるけがを軽減する。 部品 ヘッドギア 試合、および試合形式の練習で使われる頭部を守る防具。内外共にクッション性のある柔らかい素材でできており、相手も自分も大けがをしないように作られている。 部品 打撃ミット 練習用で使われる道具。スナップを利かせて当てることで快音が出るタイプや重い一撃を受け止めるものなど種類は豊富。 部品 正拳突き 小指から人差し指、親指の順に握った拳を相手にまっすぐ当てるパンチ。自分から狙う箇所の相対的な位置関係によって上段、中段、下段に分かれる。 部品 手刀 親指を掌に添えて小指から掌の横にかけてを当てるチョップ。狭い位置を狙うことが可能。演武ではビール瓶や瓦、板などを割るのに使われる。 部品 蹴り 片足立ちの状態でもう片方の足を当てるキック。前蹴りはつま先でなく足の裏の前側、かかと落としも足の裏全体を当てることで、技を繰り出した方がダメージを受けることを防ぐ。 部品 構え 利き手で拳を作り腰の横に据え、もう片方の手を前に出すことで防御をしやすく、また反撃もしやすい形にする行動。足は肩幅で利き手と同じ側に一歩引いた形になる。 部品 腕による受け 上中下の三方向に腕を出すことで敵の狙う位置から体を守る防御手段。体の内側から外側に向かって腕を出すことで逸らす形にもなる。 部品 打点ずらし 腿を狙ったローキックに対して足を上げる。手によるガードで体の外側に逸らす。間合いを詰めたり離すなど相手の狙ったところに攻撃を当てさせない技術。 部品 足さばき 構えからすり足で間合いをはかり、後ろに置いた片足に力を込めて前に出る歩法。床との摩擦でやけどしないように注意。 部品 呼吸法「息吹」 みぞおち、胸部への打撃や投げによる背中からの落下によって呼吸不全に陥った体に呼吸を取り戻すために意図的に息を吐き、吐ききることによって強制的に息を吸えるようにする回復方法。その後数回呼吸することで息を整え、状況を改善する。 部品 肘打ち 人体において固い部分の上位に位置する肘を使った打撃。単純に考えて正拳突きの半分のリーチだが近い間合いでの戦いに有用。 部品 膝蹴り 肘打ち同様正拳突きでも蹴りでも逆に不便な至近距離で使われる技。高い位置では主にみぞおちや顎など当たれば行動不能に追い込みやすい位置への攻撃にも有効。 部品 防御崩し 構えている相手のガードしている手をこちらが防御用に構えていた手で下に落とす、横にどかすなどして空いた空間に正拳突きを入れる技。消極的な相手に使う。 部品 受けからの正拳突き 利き手が右の場合左手で相手の攻撃を逸らすと同時に正拳突きを叩き込む受動的な技。カウンターとしては回避でなく防御と一体になるため敷居は低い。 部品 連続技 構えで握っている拳と逆の手を瞬間的に握って突き出す牽制と本命の拳を当てるワンツーパンチ、蹴り足を横に足を出すミドルキックから繋げる後ろ回し蹴りなど2つ以上の技を連続して繰り出すもの。体力との兼ね合いで途中で止めて隙を軽減しないと反撃を食らうので注意。 部品 三戦立ち さんちんだち。足を肩幅、ゆるいハの字に構え腰を落として膝を柔らかく使う構え。バランス制御に有効で元々は揺れる船の上で戦うための構えとして編み出された。 部品 使用条件 練習、試合においては禁止の技としてカテゴライズされており、3年の訓練の後に実戦において、生命の危険が及ぶ状況下で使うよう入念に指導される。 部品 急所狙い 目、鼻、鼻と上唇の間、みぞおち、左胸、金的、脛など当たれば良くて行動不能、悪ければ生命の危機や肉体部位の欠損にもつながる箇所への攻撃。 部品 追い打ち 試合形式では互いに立った状態での戦闘を想定しているため、姿勢を崩した相手に対する追い打ちについては基本的な指導の対象外となっている。足では踏みつけ、手ではいわゆるマウントパンチなど地面を背にしているがゆえに衝撃をダイレクトに受けることとなる。 部品 破壊目的のカウンター 相手の正拳突きを回避して腕に肘打ちを入れる、蹴り足に膝を当てる、手首のでっぱりこと茎状突起を回し蹴りの足の甲にぶつけるなど相手の攻撃に対して繰り出した手足への破壊で対応するタイプのカウンター攻撃。 部品 靴を履いての蹴り技 命がけの実践においてのみ使うことが許される技。前蹴りがつま先、かかと落としが文字通りかかとを使えるようになり一方的に相手を破壊することができてしまう。ゆえに禁止とされている。 部品 礼儀作法 立礼、座礼については練習でも試合でも必要となるため、初期の段階から訓練が行われる。座礼については土下座に近い見た目となるが状況も向ける意思も異なる。 部品 準備運動 基本的な屈伸、ストレッチなど体育の授業や水泳などと同じく体を動かしやすくするための運動。試合前などはウォーミングアップもこれに含まれる。 部品 発声練習 練習においては技を繰り出す際に1回ごとに大きく声を出すことで気合を入れ、攻撃に力を込めることに繋がる。 部品 反復練習 受け、正拳突き、蹴りの諸動作を一定の回数を設けて複数回行わせる訓練。その間に間違った形で技を覚えないよう、構えから技の出し方、技を出してからの戻りの動作までを指導される。 部品 組み手稽古 ヘッドギア、拳サポーター、場合によっては胴部にもクッション性のある柔らかい素材の防具を身に着けて行う。時間制限の中でいかに相手の防御を崩して攻撃を通すことができるか、を磨く。 部品 模擬試合 時間制限を設け、防具を着用した状態での練習試合。正しいフォームで技を出せているかをメインに見られるポイント制のため、さほどダメージが無いまま終わることも多い。 部品 型の演武 攻撃や防御の一連の流れを確実に正確にできるかを競う演武。体幹を鍛えることで片足立ちを安定させ、タイミングよく裂帛の気合を込めて声を出すことが求められる。 部品 試し割り 演武用に木目が割れやすく切り出されている板や薄く作られた屋根瓦、氷柱など訓練と実践を通して鍛えられた手足を使った演武。 当然訓練期間の長い者に限定される。 部品 複数人組み手 1対1の組み手稽古を片方の人員を固定して行う演武。連戦をやり通す体力と勝ち続ける勝負強さを求められる。5人から10人が標準的。 提出書式 大部品 蒼月流空手 RD 39 評価値 9 -部品 成り立ち -部品 概要 -部品 蒼月流空手の着用制限 -大部品 精神修養 RD 3 評価値 3 --部品 己を鍛える --部品 使い道を選ぶ --部品 精神的な余裕を得る -大部品 必要な道具 RD 5 評価値 4 --部品 空手道着 --部品 色帯 --大部品 練習、試合用の道具 RD 3 評価値 3 ---部品 拳サポーター ---部品 ヘッドギア ---部品 打撃ミット -大部品 代表的な技 RD 8 評価値 5 --大部品 攻撃手段 RD 3 評価値 3 ---部品 正拳突き ---部品 手刀 ---部品 蹴り --大部品 防御手段 RD 3 評価値 3 ---部品 構え ---部品 腕による受け ---部品 打点ずらし --部品 足さばき --部品 呼吸法「息吹」 -大部品 派生技 RD 6 評価値 4 --部品 肘打ち --部品 膝蹴り --部品 防御崩し --部品 受けからの正拳突き --部品 連続技 --部品 三戦立ち -大部品 使用禁止の技 RD 5 評価値 4 --部品 使用条件 --部品 急所狙い --部品 追い打ち --部品 破壊目的のカウンター --部品 靴を履いての蹴り技 -大部品 代表的な訓練 RD 6 評価値 4 --部品 礼儀作法 --部品 準備運動 --部品 発声練習 --部品 反復練習 --部品 組み手稽古 --部品 模擬試合 -大部品 蒼月流空手の演武 RD 3 評価値 3 --部品 型の演武 --部品 試し割り --部品 複数人組み手 部品 成り立ち 蒼梧藩国立国後、内戦に慣れ、他国への救援にて略奪行為を行うほどに猛々しい様相を呈した国軍兵士の姿を重く見た摂政月松堂が精神的な鍛錬により武の精神をもって猛々しさを鎮めるため、そして徒手空拳の技術強化のために広めたことがこの流派の成り立ちである。 部品 概要 無手、武器を何も持たない状態で自身の手足を使って戦う格闘術。鍛錬を通してその技術の使い道も学ぶこととなる。 部品 蒼月流空手の着用制限 このアイドレスは蒼梧藩国において週二日6年修行し、国に認可を得た道場主から3年以上訓練を受けることで着用を可能とする。また着用中に犯罪を犯したものについては着用ができなくなる。 部品 己を鍛える 訓練を通して同じ動作の反復練習を行うことで体に記憶させ、技を使うべき時に繰り出せるようにする。それらを通じて精神を研ぎ澄ますことを目的とする。 部品 使い道を選ぶ 鍛えた技は簡単に他者や物を傷つける力を持つ。その意味と力に伴う責任、守るもののためにためらわず使うなど訓練を通じてその力の使い道を学ぶ。 部品 精神的な余裕を得る 訓練によって力をつける。これにより心身の健康を得ることで様々な不安に対して対抗する力を持ちうることができるという余裕を得る。それが自信をつけることにも繋がる。 部品 空手道着 練習、及び試合の際に着る衣服。白のズボンと白の上着で構成される。ズボンは体の前、上着は左右のヒモで結ばれる、よほど激しく動かなければほどけないが動いているうちにゆるくなることもある。 部品 色帯 上着の前を止めるために使う帯。着用している者の鍛錬の度合いを示す役割もあり、色は白から始まり茶、黒の順となる。 部品 拳サポーター ケンサポと略されることもある手甲。クッション性のある柔らかい素材でできており試合においては自身の拳を守り、相手に衝撃だけを伝えることで、無用な切り傷や固い箇所への打撃によるけがを軽減する。 部品 ヘッドギア 試合、および試合形式の練習で使われる頭部を守る防具。内外共にクッション性のある柔らかい素材でできており、相手も自分も大けがをしないように作られている。 部品 打撃ミット 練習用で使われる道具。スナップを利かせて当てることで快音が出るタイプや重い一撃を受け止めるものなど種類は豊富。 部品 正拳突き 小指から人差し指、親指の順に握った拳を相手にまっすぐ当てるパンチ。自分から狙う箇所の相対的な位置関係によって上段、中段、下段に分かれる。 部品 手刀 親指を掌に添えて小指から掌の横にかけてを当てるチョップ。狭い位置を狙うことが可能。演武ではビール瓶や瓦、板などを割るのに使われる。 部品 蹴り 片足立ちの状態でもう片方の足を当てるキック。前蹴りはつま先でなく足の裏の前側、かかと落としも足の裏全体を当てることで、技を繰り出した方がダメージを受けることを防ぐ。 部品 構え 利き手で拳を作り腰の横に据え、もう片方の手を前に出すことで防御をしやすく、また反撃もしやすい形にする行動。足は肩幅で利き手と同じ側に一歩引いた形になる。 部品 腕による受け 上中下の三方向に腕を出すことで敵の狙う位置から体を守る防御手段。体の内側から外側に向かって腕を出すことで逸らす形にもなる。 部品 打点ずらし 腿を狙ったローキックに対して足を上げる。手によるガードで体の外側に逸らす。間合いを詰めたり離すなど相手の狙ったところに攻撃を当てさせない技術。 部品 足さばき 構えからすり足で間合いをはかり、後ろに置いた片足に力を込めて前に出る歩法。床との摩擦でやけどしないように注意。 部品 呼吸法「息吹」 みぞおち、胸部への打撃や投げによる背中からの落下によって呼吸不全に陥った体に呼吸を取り戻すために意図的に息を吐き、吐ききることによって強制的に息を吸えるようにする回復方法。その後数回呼吸することで息を整え、状況を改善する。 部品 肘打ち 人体において固い部分の上位に位置する肘を使った打撃。単純に考えて正拳突きの半分のリーチだが近い間合いでの戦いに有用。 部品 膝蹴り 肘打ち同様正拳突きでも蹴りでも逆に不便な至近距離で使われる技。高い位置では主にみぞおちや顎など当たれば行動不能に追い込みやすい位置への攻撃にも有効。 部品 防御崩し 構えている相手のガードしている手をこちらが防御用に構えていた手で下に落とす、横にどかすなどして空いた空間に正拳突きを入れる技。消極的な相手に使う。 部品 受けからの正拳突き 利き手が右の場合左手で相手の攻撃を逸らすと同時に正拳突きを叩き込む受動的な技。カウンターとしては回避でなく防御と一体になるため敷居は低い。 部品 連続技 構えで握っている拳と逆の手を瞬間的に握って突き出す牽制と本命の拳を当てるワンツーパンチ、蹴り足を横に足を出すミドルキックから繋げる後ろ回し蹴りなど2つ以上の技を連続して繰り出すもの。体力との兼ね合いで途中で止めて隙を軽減しないと反撃を食らうので注意。 部品 三戦立ち さんちんだち。足を肩幅、ゆるいハの字に構え腰を落として膝を柔らかく使う構え。バランス制御に有効で元々は揺れる船の上で戦うための構えとして編み出された。 部品 使用条件 練習、試合においては禁止の技としてカテゴライズされており、3年の訓練の後に実戦において、生命の危険が及ぶ状況下で使うよう入念に指導される。 部品 急所狙い 目、鼻、鼻と上唇の間、みぞおち、左胸、金的、脛など当たれば良くて行動不能、悪ければ生命の危機や肉体部位の欠損にもつながる箇所への攻撃。 部品 追い打ち 試合形式では互いに立った状態での戦闘を想定しているため、姿勢を崩した相手に対する追い打ちについては基本的な指導の対象外となっている。足では踏みつけ、手ではいわゆるマウントパンチなど地面を背にしているがゆえに衝撃をダイレクトに受けることとなる。 部品 破壊目的のカウンター 相手の正拳突きを回避して腕に肘打ちを入れる、蹴り足に膝を当てる、手首のでっぱりこと茎状突起を回し蹴りの足の甲にぶつけるなど相手の攻撃に対して繰り出した手足への破壊で対応するタイプのカウンター攻撃。 部品 靴を履いての蹴り技 命がけの実践においてのみ使うことが許される技。前蹴りがつま先、かかと落としが文字通りかかとを使えるようになり一方的に相手を破壊することができてしまう。ゆえに禁止とされている。 部品 礼儀作法 立礼、座礼については練習でも試合でも必要となるため、初期の段階から訓練が行われる。座礼については土下座に近い見た目となるが状況も向ける意思も異なる。 部品 準備運動 基本的な屈伸、ストレッチなど体育の授業や水泳などと同じく体を動かしやすくするための運動。試合前などはウォーミングアップもこれに含まれる。 部品 発声練習 練習においては技を繰り出す際に1回ごとに大きく声を出すことで気合を入れ、攻撃に力を込めることに繋がる。 部品 反復練習 受け、正拳突き、蹴りの諸動作を一定の回数を設けて複数回行わせる訓練。その間に間違った形で技を覚えないよう、構えから技の出し方、技を出してからの戻りの動作までを指導される。 部品 組み手稽古 ヘッドギア、拳サポーター、場合によっては胴部にもクッション性のある柔らかい素材の防具を身に着けて行う。時間制限の中でいかに相手の防御を崩して攻撃を通すことができるか、を磨く。 部品 模擬試合 時間制限を設け、防具を着用した状態での練習試合。正しいフォームで技を出せているかをメインに見られるポイント制のため、さほどダメージが無いまま終わることも多い。 部品 型の演武 攻撃や防御の一連の流れを確実に正確にできるかを競う演武。体幹を鍛えることで片足立ちを安定させ、タイミングよく裂帛の気合を込めて声を出すことが求められる。 部品 試し割り 演武用に木目が割れやすく切り出されている板や薄く作られた屋根瓦、氷柱など訓練と実践を通して鍛えられた手足を使った演武。 当然訓練期間の長い者に限定される。 部品 複数人組み手 1対1の組み手稽古を片方の人員を固定して行う演武。連戦をやり通す体力と勝ち続ける勝負強さを求められる。5人から10人が標準的。 インポート用定義データ [ { "id" 126046, "title" "蒼月流空手", "description" "技術", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 36.157649", "updated_at" "2017-10-29 12 50 36.157649", "children" [ { "id" 125997, "title" "成り立ち", "description" "蒼梧藩国立国後、内戦に慣れ、他国への救援にて略奪行為を行うほどに猛々しい様相を呈した国軍兵士の姿を重く見た摂政月松堂が精神的な鍛錬により武の精神をもって猛々しさを鎮めるため、そして徒手空拳の技術強化のために広めたことがこの流派の成り立ちである。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.150333", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.150333", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 1 }, { "id" 125998, "title" "概要", "description" "無手、武器を何も持たない状態で自身の手足を使って戦う格闘術。鍛錬を通してその技術の使い道も学ぶこととなる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.160038", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.160038", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 2 }, { "id" 125999, "title" "蒼月流空手の着用制限", "description" "このアイドレスは蒼梧藩国において週二日6年修行し、国に認可を得た道場主から3年以上訓練を受けることで着用を可能とする。また着用中に犯罪を犯したものについては着用ができなくなる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.163113", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.163113", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 3 }, { "id" 126003, "title" "精神修養", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.177034", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.177034", "children" [ { "id" 126000, "title" "己を鍛える", "description" "訓練を通して同じ動作の反復練習を行うことで体に記憶させ、技を使うべき時に繰り出せるようにする。それらを通じて精神を研ぎ澄ますことを目的とする。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.16641", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.16641", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 5 }, { "id" 126001, "title" "使い道を選ぶ", "description" "鍛えた技は簡単に他者や物を傷つける力を持つ。その意味と力に伴う責任、守るもののためにためらわず使うなど訓練を通じてその力の使い道を学ぶ。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.169042", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.169042", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 6 }, { "id" 126002, "title" "精神的な余裕を得る", "description" "訓練によって力をつける。これにより心身の健康を得ることで様々な不安に対して対抗する力を持ちうることができるという余裕を得る。それが自信をつけることにも繋がる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.171731", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.171731", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 7 } ], "position" "4", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 4 }, { "id" 126010, "title" "必要な道具", "description" "物品", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.500439", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.500439", "children" [ { "id" 126004, "title" "空手道着", "description" "練習、及び試合の際に着る衣服。白のズボンと白の上着で構成される。ズボンは体の前、上着は左右のヒモで結ばれる、よほど激しく動かなければほどけないが動いているうちにゆるくなることもある。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.338766", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.338766", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 9 }, { "id" 126005, "title" "色帯", "description" "上着の前を止めるために使う帯。着用している者の鍛錬の度合いを示す役割もあり、色は白から始まり茶、黒の順となる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.341626", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.341626", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 10 }, { "id" 126009, "title" "練習、試合用の道具", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.356783", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.356783", "children" [ { "id" 126006, "title" "拳サポーター", "description" "ケンサポと略されることもある手甲。クッション性のある柔らかい素材でできており試合においては自身の拳を守り、相手に衝撃だけを伝えることで、無用な切り傷や固い箇所への打撃によるけがを軽減する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.344672", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.344672", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 12 }, { "id" 126007, "title" "ヘッドギア", "description" "試合、および試合形式の練習で使われる頭部を守る防具。内外共にクッション性のある柔らかい素材でできており、相手も自分も大けがをしないように作られている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.348676", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.348676", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 13 }, { "id" 126008, "title" "打撃ミット", "description" "練習用で使われる道具。スナップを利かせて当てることで快音が出るタイプや重い一撃を受け止めるものなど種類は豊富。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.351467", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.351467", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 14 } ], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 11 } ], "position" "5", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 8 }, { "id" 126021, "title" "代表的な技", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.940424", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.940424", "children" [ { "id" 126014, "title" "攻撃手段", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.655302", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.655302", "children" [ { "id" 126011, "title" "正拳突き", "description" "小指から人差し指、親指の順に握った拳を相手にまっすぐ当てるパンチ。自分から狙う箇所の相対的な位置関係によって上段、中段、下段に分かれる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.645715", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.645715", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 17 }, { "id" 126012, "title" "手刀", "description" "親指を掌に添えて小指から掌の横にかけてを当てるチョップ。狭い位置を狙うことが可能。演武ではビール瓶や瓦、板などを割るのに使われる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.648415", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.648415", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 18 }, { "id" 126013, "title" "蹴り", "description" "片足立ちの状態でもう片方の足を当てるキック。前蹴りはつま先でなく足の裏の前側、かかと落としも足の裏全体を当てることで、技を繰り出した方がダメージを受けることを防ぐ。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.650768", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.650768", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 19 } ], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 16 }, { "id" 126018, "title" "防御手段", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.80231", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.80231", "children" [ { "id" 126015, "title" "構え", "description" "利き手で拳を作り腰の横に据え、もう片方の手を前に出すことで防御をしやすく、また反撃もしやすい形にする行動。足は肩幅で利き手と同じ側に一歩引いた形になる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.792553", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.792553", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 21 }, { "id" 126016, "title" "腕による受け", "description" "上中下の三方向に腕を出すことで敵の狙う位置から体を守る防御手段。体の内側から外側に向かって腕を出すことで逸らす形にもなる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.795364", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.795364", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 22 }, { "id" 126017, "title" "打点ずらし", "description" "腿を狙ったローキックに対して足を上げる。手によるガードで体の外側に逸らす。間合いを詰めたり離すなど相手の狙ったところに攻撃を当てさせない技術。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.797765", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.797765", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 23 } ], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 20 }, { "id" 126019, "title" "足さばき", "description" "構えからすり足で間合いをはかり、後ろに置いた片足に力を込めて前に出る歩法。床との摩擦でやけどしないように注意。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.931456", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.931456", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 24 }, { "id" 126020, "title" "呼吸法「息吹」", "description" "みぞおち、胸部への打撃や投げによる背中からの落下によって呼吸不全に陥った体に呼吸を取り戻すために意図的に息を吐き、吐ききることによって強制的に息を吸えるようにする回復方法。その後数回呼吸することで息を整え、状況を改善する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 34.934092", "updated_at" "2017-10-29 12 50 34.934092", "children" [], "position" "4", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 25 } ], "position" "6", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 15 }, { "id" 126028, "title" "派生技", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.175713", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.175713", "children" [ { "id" 126022, "title" "肘打ち", "description" "人体において固い部分の上位に位置する肘を使った打撃。単純に考えて正拳突きの半分のリーチだが近い間合いでの戦いに有用。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.157445", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.157445", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 27 }, { "id" 126023, "title" "膝蹴り", "description" "肘打ち同様正拳突きでも蹴りでも逆に不便な至近距離で使われる技。高い位置では主にみぞおちや顎など当たれば行動不能に追い込みやすい位置への攻撃にも有効。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.159912", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.159912", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 28 }, { "id" 126024, "title" "防御崩し", "description" "構えている相手のガードしている手をこちらが防御用に構えていた手で下に落とす、横にどかすなどして空いた空間に正拳突きを入れる技。消極的な相手に使う。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.162141", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.162141", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 29 }, { "id" 126025, "title" "受けからの正拳突き", "description" "利き手が右の場合左手で相手の攻撃を逸らすと同時に正拳突きを叩き込む受動的な技。カウンターとしては回避でなく防御と一体になるため敷居は低い。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.164263", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.164263", "children" [], "position" "4", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 30 }, { "id" 126026, "title" "連続技", "description" "構えで握っている拳と逆の手を瞬間的に握って突き出す牽制と本命の拳を当てるワンツーパンチ、蹴り足を横に足を出すミドルキックから繋げる後ろ回し蹴りなど2つ以上の技を連続して繰り出すもの。体力との兼ね合いで途中で止めて隙を軽減しないと反撃を食らうので注意。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.166358", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.166358", "children" [], "position" "5", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 31 }, { "id" 126027, "title" "三戦立ち", "description" "さんちんだち。足を肩幅、ゆるいハの字に構え腰を落として膝を柔らかく使う構え。バランス制御に有効で元々は揺れる船の上で戦うための構えとして編み出された。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.168632", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.168632", "children" [], "position" "6", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 32 } ], "position" "7", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 26 }, { "id" 126034, "title" "使用禁止の技", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.493675", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.493675", "children" [ { "id" 126029, "title" "使用条件", "description" "練習、試合においては禁止の技としてカテゴライズされており、3年の訓練の後に実戦において、生命の危険が及ぶ状況下で使うよう入念に指導される。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.480057", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.480057", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 34 }, { "id" 126030, "title" "急所狙い", "description" "目、鼻、鼻と上唇の間、みぞおち、左胸、金的、脛など当たれば良くて行動不能、悪ければ生命の危機や肉体部位の欠損にもつながる箇所への攻撃。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.482044", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.482044", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 35 }, { "id" 126031, "title" "追い打ち", "description" "試合形式では互いに立った状態での戦闘を想定しているため、姿勢を崩した相手に対する追い打ちについては基本的な指導の対象外となっている。足では踏みつけ、手ではいわゆるマウントパンチなど地面を背にしているがゆえに衝撃をダイレクトに受けることとなる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.484889", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.484889", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 36 }, { "id" 126032, "title" "破壊目的のカウンター", "description" "相手の正拳突きを回避して腕に肘打ちを入れる、蹴り足に膝を当てる、手首のでっぱりこと茎状突起を回し蹴りの足の甲にぶつけるなど相手の攻撃に対して繰り出した手足への破壊で対応するタイプのカウンター攻撃。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.486888", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.486888", "children" [], "position" "4", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 37 }, { "id" 126033, "title" "靴を履いての蹴り技", "description" "命がけの実践においてのみ使うことが許される技。前蹴りがつま先、かかと落としが文字通りかかとを使えるようになり一方的に相手を破壊することができてしまう。ゆえに禁止とされている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.48895", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.48895", "children" [], "position" "5", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 38 } ], "position" "8", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 33 }, { "id" 126041, "title" "代表的な訓練", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.715795", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.715795", "children" [ { "id" 126035, "title" "礼儀作法", "description" "立礼、座礼については練習でも試合でも必要となるため、初期の段階から訓練が行われる。座礼については土下座に近い見た目となるが状況も向ける意思も異なる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.69973", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.69973", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 40 }, { "id" 126036, "title" "準備運動", "description" "基本的な屈伸、ストレッチなど体育の授業や水泳などと同じく体を動かしやすくするための運動。試合前などはウォーミングアップもこれに含まれる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.702254", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.702254", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 41 }, { "id" 126037, "title" "発声練習", "description" "練習においては技を繰り出す際に1回ごとに大きく声を出すことで気合を入れ、攻撃に力を込めることに繋がる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.704265", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.704265", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 42 }, { "id" 126038, "title" "反復練習", "description" "受け、正拳突き、蹴りの諸動作を一定の回数を設けて複数回行わせる訓練。その間に間違った形で技を覚えないよう、構えから技の出し方、技を出してからの戻りの動作までを指導される。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.706196", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.706196", "children" [], "position" "4", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 43 }, { "id" 126039, "title" "組み手稽古", "description" "ヘッドギア、拳サポーター、場合によっては胴部にもクッション性のある柔らかい素材の防具を身に着けて行う。時間制限の中でいかに相手の防御を崩して攻撃を通すことができるか、を磨く。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.708233", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.708233", "children" [], "position" "5", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 44 }, { "id" 126040, "title" "模擬試合", "description" "時間制限を設け、防具を着用した状態での練習試合。正しいフォームで技を出せているかをメインに見られるポイント制のため、さほどダメージが無いまま終わることも多い。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 35.710236", "updated_at" "2017-10-29 12 50 35.710236", "children" [], "position" "6", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 45 } ], "position" "9", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 39 }, { "id" 126045, "title" "蒼月流空手の演武", "description" "", "part_type" "group", "created_at" "2017-10-29 12 50 36.023787", "updated_at" "2017-10-29 12 50 36.023787", "children" [ { "id" 126042, "title" "型の演武", "description" "攻撃や防御の一連の流れを確実に正確にできるかを競う演武。体幹を鍛えることで片足立ちを安定させ、タイミングよく裂帛の気合を込めて声を出すことが求められる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 36.015221", "updated_at" "2017-10-29 12 50 36.015221", "children" [], "position" "1", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 47 }, { "id" 126043, "title" "試し割り", "description" "演武用に木目が割れやすく切り出されている板や薄く作られた屋根瓦、氷柱など訓練と実践を通して鍛えられた手足を使った演武。\n当然訓練期間の長い者に限定される。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 36.017854", "updated_at" "2017-10-29 12 50 36.017854", "children" [], "position" "2", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 48 }, { "id" 126044, "title" "複数人組み手", "description" "1対1の組み手稽古を片方の人員を固定して行う演武。連戦をやり通す体力と勝ち続ける勝負強さを求められる。5人から10人が標準的。", "part_type" "part", "created_at" "2017-10-29 12 50 36.019774", "updated_at" "2017-10-29 12 50 36.019774", "children" [], "position" "3", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "localID" 49 } ], "position" "10", "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 46 } ], "position" null, "character" { "id" 1945, "name" "月松堂" }, "expanded" true, "localID" 0 } ]
https://w.atwiki.jp/nijiura_city/pages/13.html
06/03/12(日)00 40 34 No.37719950 02 00頃消えます 「和解動乱」から10年。 都市世界の日本はかつてない群雄割拠の時代へと突入していた…… 妄想せよ、都市「」! http //f11.aaa.livedoor.jp/~ashou/osaka.htm 前スレhttp //nijibox.ohflip.com/futalog/img/src/img1949.mht.html このスレは古いので、もうすぐ消えます。 … 06/03/12(日)00 42 56 No.37720079 東京の特性はわかったけど大阪と名古屋ってなんだっけ … 06/03/12(日)00 43 48 No.37720122 TOKYOは殆ど何でもありって言われてたけど、都市の特性がそんなに滅茶苦茶なのかい? … 06/03/12(日)00 44 08 No.37720144 大阪=金 名古屋=味噌 … 06/03/12(日)00 45 01 No.37720187 TOKYOは殆ど何でもありって言われてたけど 矛盾を許容できるとか何とか … 06/03/12(日)00 45 03 No.37720189 大阪=足が早い … 06/03/12(日)00 45 12 No.37720195 東京は特別。「世界七大最強都市」っていうのがあって、そのひとつが東京。 ニューヨークなんかは「成功の力」を持ってる「成功都市」。商売なんかに行くとボコボコにされる。でもブロードウェイなんかはヒャッホー! … 06/03/12(日)00 47 53 No.37720326 群馬の県庁所在地ってどこだっけ 新潟に対抗するんだ … 06/03/12(日)00 48 26 No.37720361 TOKYOは殆ど何でもありって言われてたけど 夜風がメシたかりに来る … 06/03/12(日)00 48 46 No.37720376 大阪=足が早い 大阪人は動く歩道でも歩くよ … 06/03/12(日)00 49 44 No.37720429 新潟、山形、千葉、盛岡、宮崎、姫路 あとは? … 06/03/12(日)00 50 14 No.37720443 大阪=ゴツくなる 故にギャグ漫画状態の耐久力になる … 06/03/12(日)00 51 30 No.37720509 前スレの、新潟の総長と長野の副長が遺伝詞交換最後にするんだろうなと思った俺は心が汚れてる … 06/03/12(日)00 52 19 No.37720551 ああ、昔地元ネタで二次創作書いたっけ…… 何もかもが懐かしい … 06/03/12(日)00 52 38 No.37720578 遺伝詞交換 スクリプトうp … 06/03/12(日)00 56 11 No.37720723 静岡メチャ長いのにマジ素通り … 06/03/12(日)00 56 55 No.37720759 新潟の特性「遺伝詞を凍らせる」ってDIO様並みの能力なんじゃねえの!? … 06/03/12(日)00 57 06 No.37720768 とりあえず前スレの総長達とどう絡めるかを考えるぜ! … 06/03/12(日)00 58 37 No.37720841 大阪=足が早い 大阪人は動く歩道でも歩くよ 関西人だがそれは常識じゃなかったのか・・・ … 06/03/12(日)00 58 42 No.37720846 とりあえず前スレの総長達とどう絡めるかを考えるぜ! ヒロインが長野しかいないな 姫路も女にしよう … 06/03/12(日)00 59 37 No.37720893 大阪の特性は頑丈 つーか死にづらくなる 都市の中でわかりやすい特性もってるのか巴里と倫敦かな … 06/03/12(日)01 01 57 No.37721033 渦呪都市・邪馬形(カースシティ・ヤマガタ) 山形に住む者はまじないを受ける 山形に訪れるものはのろいを受ける 禁忌の土地 思ひでぽろぽろ みたいな掛詞を作ろうと思ったが挫折 … 06/03/12(日)01 02 16 No.37721042 KO-BEの外国人留学生とかどうよ 総長連合の事とか全く知らないけどドンパチ起こして総長を張り倒しちゃうとか あ、性別は女で … 06/03/12(日)01 04 51 No.37721179 ヒロインが長野しかいないな 姫路も女にしよう 白鷺と黒烏かよ! … 06/03/12(日)01 06 57 No.37721292 静岡 きっと神器は球体だな。 … 06/03/12(日)01 08 54 No.37721391 ヒロインが長野しかいないな 姫路も女にしよう 白鷺と黒烏かよ! だって姫路は直せば「プリンセスロード」 この名前の実名高速バスだってあるんだから プリンセス、なんてヒロインちっく 関西弁じゃなくて播州弁なあたりもチェックポイント … 06/03/12(日)01 09 14 No.37721409 見つけた ・機甲都市 伯林 ・架空都市 倫敦 ・風水街都 香港 ・奏楽都市 OSAKA ・閉鎖都市 巴里 ・創雅都市 S.F ・矛盾都市 TOKYO ・電詞都市 D.T ・成功都市 N.Y ・失意都市 N.Y ・演劇街都 上海 ・蒼円街都 上海 ・書簡都市 符等 ・神罰都市 YOKOHAMA ・機密都市 KURE ・占術街都 台湾 ・帝聖都市 KYOTO ・星霜都市 KO-BE ・戦刻都市 NAGOYA ・幻実都市 IZUMO … 06/03/12(日)01 10 18 No.37721466 長野はミシャグジさまのイメージしかありませんの … 06/03/12(日)01 11 12 No.37721517 とりあえず地震と大雪で言詞的被害を受けた新潟が関東統一に動くのを長野が止める というのがメインストーリーで構いませんね? … 06/03/12(日)01 11 58 No.37721551 (よかったまだやってた…バイトで絶対間に合わないと思ってた…) 北海道ことEーzoは日本人とロシア人とアイヌとで群雄割拠状態だから書き込みが赤いんだよ … 06/03/12(日)01 12 09 No.37721564 へへへ……俺は材料さえ与えられたら ひたすら妄想し続ける男なんだぜ? もっと燃料をくれーー … 06/03/12(日)01 13 38 No.37721653 四国の すごい スルーされっぷり … 06/03/12(日)01 14 36 No.37721687 構いませんね? では神災での経験を活かすべく新潟にKO-BEとプリンセスロードの面々が訪れるというのも入れておいて下さい … 06/03/12(日)01 14 49 No.37721702 長野はミシャグジさまのイメージしかありませんの タケミナカタさまに譲ったいい子じゃないか … 06/03/12(日)01 15 45 No.37721756 即興でもせめて総長ぐらいはと 無名都市千葉総長 WOLT 戦種は言詞組成師(ストーリーメイカーただし自称) 使用神器、国籍、本名全てが不明(認識不能?) 日本でも数少ない海外との接点である成田空港より入国した正体不明の外国人。 TOKYOの直轄地であった千葉独立の立役者。 不可侵領域であった無名区域から数々の神器を持ち帰り各都市に対抗する力を与えた。 無名区域の神器使用者は遺伝詞に変容をきたし各種動物の特性を得る。 WOLTの遺伝詞変化は鼠。一見弱そうな特性に見えるのだが・・・ … 06/03/12(日)01 16 56 No.37721819 四国の すごい スルーされっぷり 柑橘都市 EHiME があるじゃないのさ もちろん死闘を繰り広げてますよ 乙MEたちが … 06/03/12(日)01 17 33 No.37721855 とりあえず地震と大雪で言詞的被害を受けた新潟が 関東統一に動くのを長野が止める というのがメインストーリーで構いませんね? 自分の住んでる所の総長を活躍させたいって気持ちになってくるな。 … 06/03/12(日)01 17 49 No.37721868 千葉は下手すると姿が見えなくなりそうで怖い … 06/03/12(日)01 19 13 No.37721942 とりあえず地震と大雪で言詞的被害を受けた新潟が 北関東統一に動くのを長野が止める というのがメインストーリーで構いませんね? 自分の住んでる所の総長を活躍させたいって気持ちになってくるな。 アレだ、各地に飛んだりして仲間集めるような感覚でストーリーが進むんだよ。 各地総長連合大交流会。 … 06/03/12(日)01 19 35 No.37721958 千葉は下手すると姿が見えなくなりそうで怖い 地味に強敵じゃねえの 終わクロの歩法より外道能力だぞ … 06/03/12(日)01 20 03 No.37721983 とりあえず地震と大雪で言詞的被害を受けた新潟が 関東統一に動くのを長野が止める というのがメインストーリーで構いませんね? 自分の住んでる所の総長を活躍させたいって気持ちになってくるな。 へっへっへ……俺なんか都市世界でプロレス活劇をさせちゃうぜ … 06/03/12(日)01 20 18 No.37722000 物怪都市・鹿児島 モンストラムが徘徊する危険地域。 総長は屋久島・種子(やくしま・たねこ) 桜島で修業したのち第四焔帝を受け継ぐ 日本で唯一衛星と通信でき高速情報網を使用する 地元の人ごめん … 06/03/12(日)01 20 44 No.37722024 無名都市千葉総長 WOLT きっと仮面で顔を隠してそうなくらい正体不明な人だな。 … 06/03/12(日)01 21 47 No.37722084 長野の娘は『二番目』の娘なのか。 ……総長の姉死ぬんじゃねえのか? … 06/03/12(日)01 21 55 No.37722091 衛星通信は、古都圏総長の特殊技能じゃなかったっけ? … 06/03/12(日)01 22 53 No.37722137 衛星通信は、古都圏総長の特殊技能じゃなかったっけ? H-IIの成果だよ!! … 06/03/12(日)01 23 21 No.37722165 きっと仮面で顔を隠してそうなくらい正体不明な人だな 見えてるんだけど見えない&聞こえるんだけど聞こえないんだよきっと 恐ろしい奴だぜ … 06/03/12(日)01 23 55 No.37722193 日本で唯一衛星と通信でき高速情報網を使用する 敵がどこにいるかとか、すぐ分かりそうだな! … 06/03/12(日)01 24 03 No.37722201 それ以前に天蓋に覆われて宇宙に出れないんだっけ … 06/03/12(日)01 24 52 No.37722235 矛盾都市…嗚呼、所でわぁいランドは何処かね? … 06/03/12(日)01 26 15 No.37722303 衛星通信 朱雀四十式が「世界唯一の戦闘衛星」だったはずだから普通の衛星がある可能性も否定でき・・・ 大天蓋が覆っちゃってるからどのみち難しいか … 06/03/12(日)01 26 59 No.37722340 大阪人は動く歩道でも歩くよ 立ち止まってどうすんだよ アホ? … 06/03/12(日)01 27 04 No.37722347 H-IIの成果だよ!! 都市世界は第二次大戦以降は宇宙に出られませんから ていうことは鳳星とかもかなり前の技術なんだよな … 06/03/12(日)01 28 16 No.37722413 爺ちゃん達が鉄槌事件起こした時には天蓋なんて無かったんだがなぁ。 月はまだそこにある……無尽蔵の燃料が……勿体無い…… … 06/03/12(日)01 29 01 No.37722450 それ以前に天蓋に覆われて宇宙に出れないんだっけ うん 人類が宇宙に出たのは伯林1935だけで あとは天蓋のせいで宇宙に出ることが出来なくなった ちなみに朱雀は第二次世界大戦中にあげられた唯一の戦闘衛星 戦闘衛星以外は無いと言う描写が無いから、通信衛星もありじゃないか? … 06/03/12(日)01 29 29 No.37722479 それを利用するのがBABELなんじゃね? … 06/03/12(日)01 30 02 No.37722516 まあその辺りにしてだね この辺りでだね、いじられエロ担当キャラをだね … 06/03/12(日)01 30 15 No.37722529 群馬の県庁所在地ってどこだっけ 新潟に対抗するんだ 狂走都市前橋 総長赤城・榛名 とりあえず暴走 公道でのレースは絶対にやめて下さい … 06/03/12(日)01 30 24 No.37722543 それを利用するのがBABELなんじゃね? BABELは超大出力なだけ … 06/03/12(日)01 30 27 No.37722547 よし!古都圏出身のBUBUさんだ。 … 06/03/12(日)01 30 28 No.37722550 BABEL ゲームやってないからよく分かんないんだけど、そこんとこどーなってんの? … 06/03/12(日)01 31 18 No.37722607 夕樹が任から離れるときは鳳凰も取り外すんだろうか… でも総長は退いても守護役は続行するだろうからそれはないかな … 06/03/12(日)01 31 32 No.37722615 それを利用するのがBABELなんじゃね? BABELはOSAKA(ゲーム版)で企業間のイザコザで頓挫したからな… 電詞都市DTに移築されたが、結局は倒壊したから…… 新たに建造するのも無理そうだ … 06/03/12(日)01 32 28 No.37722664 総長赤城・榛名 神器は雷神(サンダー・ハイ) 近接格闘師だな! … 06/03/12(日)01 32 59 No.37722699 大阪人のオーバーパワーっぷりは異常 でも東京人の無茶苦茶さも異常 … 06/03/12(日)01 33 06 No.37722705 恥を捨てて人様の都市を勝手に妄想 カイキ 灰奇都市 TOYAMA 黒部ダムにて爆発した言詞爆弾の影響で地表付近が灰色の霧に覆われている この霧は流体を減衰させる作用を持っており、爽伝線などによる内外への通信などを著しく阻害する 過去に遺伝詞情報を爽伝線で運ぼうとした時に、遺伝詞情報が半分以上欠損して灰色の霧と化していた例もある 灰色の霧と通信手段が手紙などの物理的手段以外にはほぼ不可能なため、何がいるかわからない、灰奇都市と呼ばれる 灰色の霧は流体への時虚遺伝詞の作用すら阻害しており、霧のある場所は最大で100分の1倍加圧の世界となっている ありとあらゆる点で電詞都市DTと対称的な存在となっている … 06/03/12(日)01 33 54 No.37722751 BABAELはむっちゃ強力な放送塔なだけ 強力すぎて遺伝詞でできてる倫敦が危険なんじゃないのかとかいわれたほど … 06/03/12(日)01 34 49 No.37722793 この辺りで神話都市Athensを投下 … 06/03/12(日)01 35 42 No.37722842 北海道千葉富山は虹裏的に美味しすぎ 名古屋もあるけど一応都市的設定あるし … 06/03/12(日)01 36 01 No.37722860 強力すぎて 基礎世界(FORTH~GENESIS)の頃は世界創造概念みたいなもんだからなあ 強力で当然だよな … 06/03/12(日)01 36 26 No.37722874 BABAELはむっちゃ強力な放送塔なだけ 強力すぎて遺伝詞でできてる倫敦が危険なんじゃないのかとかいわれたほど 空にある蓋をぶっ壊すためのあれを使用するために、第二ジュネレーターや違法言詞板を使ってなかったっけ? だが最終戦で負けたから分からん … 06/03/12(日)01 37 13 No.37722912 名古屋 名護屋の"御山"って地獄なんだろうな 特に食事とか … 06/03/12(日)01 38 10 No.37722967 いじられエロ担当 陽気な性格なら、きっと沖縄とか南の方の都市の総長だな。 … 06/03/12(日)01 38 35 No.37722979 性別都市アルジェリア 性別都市ナイジェリア 男だけの都市と女だけの都市の紛争 とか以前どこかのすれで言ったような気がする … 06/03/12(日)01 38 59 No.37723000 肌が焼けた健康的なポニテなんだな。 でもそれって弄る側じゃね? … 06/03/12(日)01 39 11 No.37723008 空にある蓋をぶっ壊すためのあれを使用するために、第二ジュネレーターや違法言詞板を使ってなかったっけ? うんむっちゃ使ってる そのせいで倫敦から苦情きて使用禁止→DTへになった … 06/03/12(日)01 39 38 No.37723038 ……年末の日本地図にこれ入れてったら楽しそうだなー ごめん思いつきで言っただけ 都市もいいけど俺が考えた神器はー? … 06/03/12(日)01 40 47 No.37723098 山形は、庄内と内陸で 血で血をあらう抗争の真っ最中だよ … 06/03/12(日)01 41 44 No.37723151 北海道千葉富山は虹裏的に美味しすぎ 無名都市千葉 灰奇都市 TOYAMA さあ次は北海道(札幌?)だ! … 06/03/12(日)01 41 54 No.37723159 各地総長連合大交流会。 すごくやってみたい。 … 06/03/12(日)01 42 40 No.37723198 都市もいいけど俺が考えた神器はー? 次元壊(リュミーン)120万オクターブ 空間と空間の繋がり方を自在に組み替えることの出来る神器 敦詞の持ち主だけが使用できる … 06/03/12(日)01 42 43 No.37723200 ……年末の日本地図にこれ入れてったら楽しそうだなー ソレだ!! … 06/03/12(日)01 44 31 No.37723277 いじられエロ担当 TOYAMA出身の「己の画像を持たない少女(ディスピクチャー)」だろ … 06/03/12(日)01 44 55 No.37723293 でもそれって弄る側じゃね? 姫路と長野が同時に乳揉まれる姿想像した … 06/03/12(日)01 45 23 No.37723319 この辺りでだね、いじられエロ担当キャラをだね 名前:アンナ・カンパネッラ 字名:「翔る星」 肩書き:留学生 戦主:近接格闘師 舞闘:伊太利亜空軍流 使用神器:なし 詳細:巨乳のイタリア人 祖父は日系だが、日本の一般常識は皆無 だと弄りやすそうな気がする … 06/03/12(日)01 45 59 No.37723344 俺が考えた神器 荒器 6秒間をループさせることで己の有利な未来を選択できる 仙台圏総長の神器 … 06/03/12(日)01 47 44 No.37723427 荒器 これ間違いなく重神器だよね … 06/03/12(日)01 48 55 No.37723488 TOYAMA出身の「己の画像を持たない少女(ディスピクチャー)」だろ 無名都市とはまた違った意味で姿が見えなかったりするんだよね … 06/03/12(日)01 50 33 No.37723555 北海道といえば赤字、馬、牛、じゃがバター、時計台、まりも、最終兵器彼女 キャラが浮かばneeeeeeeeee … 06/03/12(日)01 50 55 No.37723573 DTからの留学生デジ様だ イヤホンからは常にピーガガガピュルルルルとか鳴ってる … 06/03/12(日)01 51 25 No.37723592 とりあえず来週も立てて様子を見ます … 06/03/12(日)01 53 00 No.37723657 OKAYAMAはリアルモンクだわ … 06/03/12(日)01 53 03 No.37723664 電詞都市だとOSって強いんだろうな…… … 06/03/12(日)01 54 13 No.37723716 寧ろ弄られ兼エロ担当は。 わぁいな子にしようぜ! 具体的には女装ショタとか。 … 06/03/12(日)01 54 56 No.37723740 とりあえず来週も立てて様子を見ます 23時でおk? … 06/03/12(日)01 55 19 No.37723753 とりあえず来週も立てて様子を見ます ふたろぐに上げるのも任せていいかな … 06/03/12(日)01 55 54 No.37723772 ショタとかわぁいが盛んな都市ってないよな あったら困るけど … 06/03/12(日)01 56 22 No.37723796 クソッ、設定考えてたらスレ消え直前だぜ! … 06/03/12(日)01 56 49 No.37723815 また来週~ … 06/03/12(日)01 56 58 No.37723823 ううもう消えるのか せっかく作った大阪圏総長は来週に置いておくとするか … 06/03/12(日)01 57 07 No.37723827 北海道といえば こう、動物のお医者さん的な何かをだね … 06/03/12(日)01 57 43 No.37723844 こう、動物のお医者さん的な何かをだね 傍若無人教授しかいないじゃないか … 06/03/12(日)01 58 05 No.37723853 せっかく作った大阪圏総長は来週に置いておくとするか 聞きたいな 無理にとは言わんのだけど … 06/03/12(日)01 58 40 No.37723879 奏(騒)楽都市 OSAKA 楠木・金剛 字名:「大悪党」 肩書き:大阪圏総長 戦種:全方位武術師 舞闘:新伊賀ゲリラ流 使用神器:右神器・南木(なぎ)明神・・・設置・時間差型という極めて特殊な神器それゆえ「神」の名を持つものの威力は低い 詳細:出身は南河内、大阪でありながら山に半分ほど覆われた地域で幼少を過ごした為、市内の環境(ノリ)にはいまだに馴染めずにいる それでも総長まで登りつめれた要因は「大悪党」の字名が示す通りの腹黒さにあり 彼の通ってきた道には裏工作の後が不法投棄のゴミ山のように積まれていると噂される 戦闘では本人は動く事も攻める事も嫌いなため、基本的には篭城型それで駄目ならゲリラ戦法 何かされなければ何もしないと言う姿勢で現在の大阪圏を治めている … 06/03/12(日)01 58 53 No.37723890 じゃあ頑張って四国のことでも考えるか…
https://w.atwiki.jp/dangerousss2/pages/109.html
準決勝貪欲者の地獄 夜魔口工鬼&夜魔口断頭 名前 性別 魔人能力 夜魔口工鬼&夜魔口断頭 男性/女性 グレムリンワークス 安全院綾鷹 男性 禁止句域 採用する幕間SS なし 本文 ◆ 雨が降り注いでいる。 黄金色の雨、虹色の雨、透き通る輝きの雨。 亡者たちが作った雨避けの建造物が無残に崩れ去り。 亡者たちを打ちのめす。 欲望と狂気に満ちた嗤い声が木霊する。 「ヒャッハハハハハァッ!!金だッ!!金だァ!!全部ッッ!!全部俺のモンだ!!金だ!!金だ…!!か…ね…!!」 しかし、その声も次第に聞こえなくなる。 雨が止み、亡者たちはのそのそと起き上がり、金銀財宝で小屋を作る。 財宝の雨から自分たちを守るために。 無駄だと解っていながら。 自分たちはこんな物に執着していたのか。 そして、誰かが空を指さす、金色に輝く空を。 雨が降る。 翠玉の雨、紅玉の雨、青玉の雨、藍玉の雨、黄玉の雨、瑪瑙の雨、水晶の雨、琥珀の雨、金剛の雨、白金の雨、銀の雨、金の雨、珊瑚の雨、雨、雨、雨、雨、雨…黄金色の雨、虹色の雨、透き通る輝きの雨。 けして終わらない雨が、降る!! ダンゲロスSS 準決勝 貪欲者の地獄 ◆ もう一瞬の猶予もならなかった。 ラスコーリニコフは斧を取り出して、ほとんど無意識のまま両手で振りかぶると。 ほとんど力も入れず機械的に、金貸しの頭をめがけて斧の峰をふりおろした。 ドストエフスキー「罪と罰」 ◆ 「アハハハハハ!!金だなァ、工鬼!!」 財宝の雨に打たれて銀髪の女が笑った。 彼女には両腕が、無い。 胸は大きく脚のラインはは美しい。 頭にはヘルメット代わりの王冠があり頭部へのダメージを避けている。 アイルランドの夜の妖精「デュラハン」の名を持つ魔人ヤクザ。 財宝の雨に打たれていても堂々と夜魔口断頭は笑っている。 「そうでスねェ、いてて。」 同じく、財宝の雨に打たれて、少し痛そうにしながら。 近代の夜魔「グレムリン」の名を持つ魔人ヤクザ。 金髪にアロハシャツ、そしてサングラスといったチンピラの風体の男は相槌をうつ。 彼の頭にも細工が施された兜が装着されている。 「先輩は金が好きでスからね。」 「そうだな、私は金が好きだ。金は力だ、金で買えないものはあるが、金で買える物もある。そういう金で買える力は、確実で強い。」 「先輩の能力は使えないんでスか?」 「まだ無理だな。金があれば、私の裁量で調達できる物は調達できるのだが…」 「うっきき、力が使えない先輩も可愛いでスよ」 「うるせえ、死ね。それよりどうだ?」 「現在広域索敵中でスね。まあその辺の冠とか被って行かせたので若干、機動力は落ちますが隠密性は高いでス。財宝を隠すなら財宝の中ってね。めたるぎあー。」 夜魔口工鬼の能力は使い魔を使った情報収集である。 地獄の各地でメタルギア的に様々な財宝に隠れたスネーク的なサルにも似た小悪魔たちが動き回っている。 夜魔口工鬼はゲーム好きであった。 「上出来だ。今回の敵はやっかいだ。使えもしない金などクソの役にも立たない。」 「いえあー。でも、どうするんでス?」 「まずは私が出よう。サラリーマンとの商談にはお前は向かないからな。」 「ええー?先輩を守るのは俺の役目でしょう?戦闘は任せてくださいよォ。」 「いや、まずは私だ。それと最低限を残してサルをこっちに寄越せ。戦闘員モードでだ。」 「ええ?ヤでス!!俺も先輩と一緒に…」 「おい、ちょっと其処に立て。」 ごねる工鬼を断頭は無理やりに立たせる。 両足が戻った断頭は小柄な工鬼に対して少し背が高い。 「だって、先輩まだ斧が持てないでしょ?戦闘力的に…むぐッ!?」 瞬間、断頭は工鬼の唇を塞いだ。 何をもって? 男の口を塞ぐのは女の唇でしかあり得ない。 夜魔口断頭は夜魔口工鬼にキスをしたのだ。 ◆ 「ヤクザ者相手の交渉か、久しいな…」 スーツ姿の長身の男。 サラリーマンである安全院綾鷹にとって魔人ヤクザと相対する事は、日常ではないが、初めてではない。 チンピラヤクザ相手から親分級まで、過去に何度か相対した事が、ある。 能力は言霊を使い動作を禁じる事。 「落とす・な」 やや小降りとなってきているが財宝の雨は綾鷹をも打ち据える。 しかし、彼の頭の上には絶妙なバランスでアタッシュケースが乗っており、雨の直撃を防いでいた。 サラリーマンとしての宴会芸の極致の一つ、頭に物を載せてバランスを保つ、例のアレであった。 更に言葉で行動を封じる「禁止句域」を自身にかける事によって芸術的なレベルでそれを保っているのである。 「こちらの居場所は掴まれたか、情報収集は向こうが上手のようだ。」 先ほど不自然に動く宝を見つけた。 宝石の雨の中は視界が悪い。 「見逃す・な」を用いて見つけたが相手の動きは早く、また5mの範囲には入ってこない、そして逃げ去って行った。 「相手の戦いも見させてもらった。あれは、相当なものだ。」 戦い方を考えなければならない。 時間は多くない。 対処方は、ある。 ざりっ。 金銀財宝を踏みしめて何者かが歩く音が聞こえる。 この地獄では、足音は隠せない。隠せないのか? じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら!! 金銀財宝が降ってくるのだ。 当たり前の事であるが凄まじい音が鳴り響いている。 普通の魔人では判別はできまい。 しかし、綾鷹は聞き取れる。 注意深く伺うのは日本のサラリーマンと基本的な美徳であるからだ。 「隠れる・な」 綾鷹の声は轟音の中でも染み入るように良く通る。 ジャパニーズビジネスマンは声が命だ。 戦場での商談も、ある。 隠れるな、姿を見せろ。 「良い声だ。この騒音の中でも良く聞こえる。くくく、言われなくても私は逃げも隠れもしない。」 女が、一人。 崩れた小屋の影から歩み出る。 銀髪で長身の美女、両腕は、無い。 女は上体を低くし上目使いで、綾鷹を見つめる。 「御控えなすって!!」 この轟音を物ともしない良く通る声。 聴く者の心に冷たい闇が刺す、これもヤクザハウリングである。 通常のヤクザハウリングは大きな声で相手を怯えさせる動の恫喝!! しかし古式ゆかしいヤクザの挨拶は大声で罵声を浴びせるでもなく、しかし身を凍らせる。 静かなる恫喝の恐怖が相手を束縛する。 「私、生まれは魔、育ちは夜。性は夜魔口、名は断頭。人呼んで首切り騎士のデュラハンと申しますチンケな極道者で御座います。」 「自分は安全院綾鷹だ、よろしく頼む。」 綾鷹の声は落ち着いているが、その内には気迫がこもる。 二十四時間戦う裂帛のジャパニーズビジネスマン魂が恫喝術を無効化する。 真のビジネスマンは恫喝には屈しない!! サラリーマン交渉術「暴対法」である。 綾鷹の声も轟音の中染み透るように聞こえる。 挨拶に挨拶を返す、これもジャパニーズビジネスマン的な美徳。 しかし先手はこちらがとる。 「避ける・な」 綾鷹は空から降ってきた宝剣を掴み投擲する。 この地獄において武器の数に限りは無し!! 宝石の雨が両者の体を打ち据える。 ◆ 「手前ぇ!!何してくれとんじゃ!!」 綾鷹が口を開く瞬間、断頭も吠える。 動のヤクザハウリングは音の暴力だ。 遠距離の言霊はヤクザハウリングによる金縛りに近い。 言霊はヤクザハウリングでの相殺を。 (くッ、やはり技術と能力ではなッ。万全には打ち消せるほど甘くはないッ。) 距離!! 財宝の雨による轟音!! ヤクザハウリング!! 僅かに体は、動く!! ズシャッ!! 断頭の肩口を剣が掠める。 血が、流れた。 万全であれば致命的な傷を負う可能性もある。 「ハッハァーッ!!いきなり攻撃とは仁義が無いなァ、ビジネスマン!!」 「御冗談を、ご用件を伺いましょうか!!」 「避ける・な」 パーティ会場で遠方の顧客に対して名刺を投げるが如く、宝石を投擲する。 「舐めんなよ、コラ!!」 断頭が地面に降り積もった財宝を蹴りあげる。 ヤクザキックだ!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『ヤクザキック』 ヤクザは実際、物をよく蹴る。 何故か?物を蹴る事で暴力性をアピールして交渉を有利に進めたり、相手に苦痛を与える為である。 車を蹴り、バーカウンターを蹴り、ドラム缶を蹴り、人を蹴る。 しかし、考えなしに蹴ってばかりでは足を痛めてしまいかねない。 それゆえの技術としてのヤクザキックである。 ヤクザの革靴などが蹴りで破損しては見栄えが悪い。 だから、ヤクザの靴には鉄板が仕込んであるのが常識だった。 洗練された蹴りの技術と強化された靴によって成しえる。 それがヤクザキックだ!! 単独の破壊力も勿論だが、何かを蹴り飛ばして攻撃する運用も凶悪である!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 断頭の強化ヒールが宝石を凄まじい勢いで蹴りあげる。 (避けはしない、防ぐ!!) 投擲された宝石の礫は撃墜。 その隙に一振りの宝刀を手に綾鷹が迫る。 「避ける・な」の言霊はまだ有効か? 危ない!! 「聞ク耳持タ・ヌ!!」 断頭が叫び、体操選手の様なバック転で距離をとる。 これは言霊ではない。 ヤクザハウリングを利用した自己暗示。 「おんどれ舐めとんのか!!我ェ!!」 爆裂的なヤクザキックが散弾銃の如き宝石の弾幕を浴びせかける。 指先でクルクルと回転させたアタッシュケースを盾にして綾鷹は攻撃を捌く。 ヤクザハウリングは「禁止句域」の下位互換的な技術だ。 もしかすると、その派生の基は同じであったのかもしれぬ。 ヤクザの交渉の基本は相手の言い分を聞かない事だ。 能力を打ち消すことはできない。 しかし、外国人相手に日本語の言霊が通じにくいように、意図的に意識を遮断する事で軽減しうるのである。 これは、幹部級ヤクザである断頭にできて、工鬼にはできない事である。 宝石の雨による騒音では止められない。 ヤクザハウリングの大音声で相殺できない。 ならば、ビジネスマンが裂帛の気合いで精神をコントロールするように。 ヤクザにはヤクザの精神コントロール術がある。 相手の言い分を聞かない。 しかし、これで「避ける・な」は打ち破れたのか。 今は後ろに退いて時間を。 「距離と時間を稼ぐ、ヤクザのやり口だな。」 「時間をかけてじっくりと話そうや、ビジネスマン」 「退る・な」 綾鷹の言霊は一撃必殺ではない。 何かをさせないだけだ。 だからこそ、その場の的確な判断で、相手の選択肢を奪う。 可能性を潰し、敵の思考を縛る。 更に死地に踏み込んだ綾鷹が前に出る。 「退けないのなら、前に!!」 宝石の雨に打たれながら断頭も一歩前に!! ◆ 綾鷹は居合の構え。 右手首の怨念との戦いで見せた刀術と能力が、ある。 断頭はヤクザキックの構え。 斧も、腕も、能力も使えない。 「その美しい脚を斬るには忍びない、助けを呼ぶのも選択肢だと提案しよう」 「かかってきな、相手してやる。ビジネスマン風情が。」 綾鷹は音もなく滑るようにジリジリと移動する。 奥ゆかしきサラリーマン的歩法!! だが!! 「ヤッチマイナー!!」 「「「「「うっきーッ!!」」」」 睨み合いを破ったのは断頭の号令。 財宝の陰からサル達が襲い掛かる。 サル達の武器は工鬼の身に着けていたアクセサリー、すなわち斧!! (一度にこれだけの不規則な攻撃を止められるかッ!!) ギィィィン!! 小悪魔一号の攻撃を刀で受け流す。 ガッ!! 小悪魔アマゾンの攻撃をアタッシュケースで防ぐ。 ザシュッ!! 小悪魔ブラックの攻撃を紙一重で避ける。頬に傷が。 「従う・な!!」 綾鷹のその一言が響いたとき。 今まさに襲い掛かろうとしていた小悪魔達が一斉に。 糸の切れた人形のように動きを止める。 「ハッ!!土下座して靴でも舐めろ!!」 宝石の雨の中、流星の様なヤクザキック!! ◆ 「良く、これ程の手を積み上げたものだ。」 綾鷹は刀を大上段に構える。 隙はない。 「蹴る・な!!」 「ぬうううッ?!」 攻撃手段を封じられた断頭は空中で回転して後方へ着地。 宝石の雨が断頭を打つ。 「終わりだ」 一気に間合いを詰めた綾鷹が刀を振りぬく。 一流の腕前だが魔人レベルの超一流の刀術ではない、避けられ…。 「避ける・な」 避けられない!!ならば防…。 「防ぐ・な」 「退く・な」「蹴る・な」 「避ける・な」「叫ぶ・な」「しゃがむ・な」 「見る・な」「話す・な」「蹴る・な」「振り向く・な」 「飛ぶ・な」「走る・な」「蹴る・な」「動く・な」「回る・な」 「避ける・な」「叫ぶ・な」「走る・な」「蹴る・な」「しゃがむ・な」 「見る・な」「話す・な」「蹴る・な」「振り向く・な」「飛ぶ・な」「走る・な」「蹴る・な」「動く・な」「回る・な」 「退く・な」「蹴る・な」「飛ぶ・な」「走る・な」「考える・な」「話す・な」「蹴る・な」「振り向く・な」「飛ぶ・な」「走る・な」「蹴る・な」 言葉の、雨!! ◆ 凄まじい言葉の連続。繰り出される斬撃。 効果に疑問のある無体な強制もある。 しかし、次に何を封じられるのか、解らない。 禁句の奔流。 「禁言絶句」 綾鷹の刀術は戦闘魔人のなかでそこまで優れているとは言い難い。 良く見て並みレベル。 しかし、避ける事を封じられれば? 一瞬でも視界を奪われれば? 逃げる事も、攻撃する事すら封じられれば? 達人でもこの攻撃を防ぎきる事は難しい。 次に何を封じるのか、言葉を発する綾鷹にすら解らない、だから相手にも読めない。 自身すら制御を放棄した言語集積からのランダムワード!! ドシュ。 「おっとと、痛いじゃないか。いやホントに洒落にならんよ、痛てて。」 断頭の右足が斬りおとされる。 それでも案山子のように片足で立つ。 断頭は笑みを浮かべヤクザキックの構えを解かない。片足ですら!! 綾鷹の表情は変わらない。刀は大上段に構えられる。 「その対応力見事だとしか言いようがない…感嘆に値する。時間稼ぎに徹したとしてもその防御技術。」 「どーも、お褒め頂き光栄の至りだ、コラァ。」 「しかし、もはや『一瞬の猶予もない』。『金貸しの頭』は早急に断ち『割らねば』ならないな。」 「罪と罰か!!ドストエフスキー!!なるほど言霊で斧を制御しようというのか!!くくくッ!!」 「君たちの強さは貴方の精神力と対応力に負うところが大きい。jokerがまだあるにせよ、プレイヤーは貴方だ、夜魔口断頭。時間はもう稼げない。」 「切り札ねぇ、私が切られたンだ。」 「うっきゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 財宝の積もった地面から、夜魔口工鬼が飛び出し、安全院綾鷹に襲い掛かる。 「おいおい、声がデケーから奇襲になってないじゃなか、アホンダラァ」 ◆ 「むうっ」 「うきゃあああ!!」 余りにも派手な工鬼の第一撃は避けられる。 この男財宝の下を潜って近づいて来たというのか? 「どうも冷静さを欠いている、それでは貴方の姉貴分の策に失礼だ」 「うきゃきゃかかかッ!!」 突進する工鬼 早い、が大振りな斬撃。 大きく振り上げた斧が綾鷹に迫る。 「振りおろす・な」 ザクッ。 「ぐぬっ?」 工鬼の斧が綾鷹の胸部を抉り斬る。 更に一撃が。 「見る・な」 一瞬でも視界が奪われれば、隙をついて避けるも良し、反撃する機会も得られる。 グシャ。 そのまま、綾鷹めがけて振りぬいてくる斧を辛うじて左手を犠牲にして致命傷を避ける。 綾鷹の左腕が斬りおとされる。 「うきゃあああきゃああ」 「これはッ!?」 綾鷹の能力は万能ではない。 だからこそ、距離とタイミングを計れば強いのだ。 何故通じない。 言葉を聞かぬという対処法は、知られている。 当然だ、公開情報なのだから。 綾鷹が自ら公開したのだ。 何故公開したのか、それで聞かぬふりをできる理路整然とした人間が、本当に人の言葉を遮断できるのか? 耳を潰すという選択肢もあるが、それでも相手の意識に語りかける話術を綾鷹は隠し持っている。 ツー・カーと呼ばれるジャパニーズビジネスマン話術!! 言わぬでも通じる。 だが先ほどの言葉にそれを込めても通じない。 聞く耳を持たないという対処法は言うほど簡単ではないのだ。 断頭レベルでも難しい、この頭の悪そうなチンピラにできるというのか? 聞かないという意識を持てる相手は逆に「禁言絶句」に捕らえられる。 全ての言語を、取捨選択して意識的に遮断できるか? 無理だ。 獣のように振る舞っても言葉を遮るなどと、悟りでも開かぬ限り無理だ。 何故だ。 だがあり得ない事は考えない。 安全院綾鷹のjokerはまだ破られてはいない!! 禁言絶句。 片手で刀を振るい安全院綾鷹は再び死地に踏み込む。 「振り下ろす・な」 「退く・な」「蹴る・な」 「避ける・な」「蹴る・な」「防ぐ・な」 「見る・な」「話す・な」「蹴る・な」「振り向く・な」 「飛ぶ・な」「走る・な」「蹴る・な」「動く・な」「回る・な」 「避ける・な」「薙ぎ払う・な」「しゃがむ・な」「走る・な」「しゃがむ・な」 「見る・な」「叩き割る・な」「蹴る・な」「振り向く・な」「斬る・な」「走る・な」「蹴る・な」「動く・な」「回る・な」 「唸る・な」「叫ぶ・な」「喚く・な」「吠える・な」「狂う・な」「来る・な」「振り下ろす・な」「従う・な」「斧をふるう・な」「来る・な」「来る・な」 ザクッ。グシャッ。ドチュ。 「かッ!?あ?」 「はッ!女の子がキスまでしてお願いしたンだぜ?言うのもアホらしいが、そのアホは童貞でアホで私のいう事は絶対だ。今の状況でおっさんの言葉なんぞ耳に入るかよ!!」 ◆ 少し前の事である。 くちゅくちゅぬぱぁ。 断頭が唇を離す。 「あけ?」 「おい、工鬼。お前はもうサルだ、おサルさんだ。とっておきのディープキスだ、クソが。」 「うき?」 「お前地面に潜ってついてこれるか?」 「うきゃ?」 「来れるよなあ!!昔、女子寮に穴掘って侵入しようとしてたよな?ボケ。あー、もう。」 「うき」 「ホントにアホだな、死ね。」 「うきゃけ?」 「まあいい。私がヤバくなったら、私を傷つけた奴を殺せ!!いいな?」 「うきゃあ」 「もう人間の言葉なんぞ必要ないな、私だけを見ていろ私の言葉以外理解するな。他の言葉は…」 「うきー」 「もう聞こえてねえなコレ、どうしよう。元に戻るのか?」 ◆ 「という事があったのさ!!今考えると恥ずかしいなあオイ!!」 「貴方達はアホですか」 「うきー、うきー。」 「オラ、工鬼!!ええ加減元に戻れやぁ!!」 バキィ!! 「ありがとうございますッ?」 両腕が戻った断頭のコークスクリュー的なヤクザパンチが工鬼を吹き飛ばす。 ズタボロになって体も動かせない状況の安全院綾鷹が呆れた顔をする。 斬りおとされた脚を小悪魔達が包帯を巻くなどして介抱している中、器用に片足で断頭は歩く。 「ドストエフスキーまで引っ張り出して来たというのに全く。」 「罪と罰か。思いつきは良いンだけれど、ラスコーリニコフは斧の峰で相手を殴るからな、致命傷にはなりにくい。しかも金貸しは女だ。横槍さえ入れれば殴られるのは私になるから、工鬼はどうせ止められないよ。」 「先輩どうでス?ご褒美にもう一回チューなんてのは?激しいヤツをプリーズ。」 バキィ!! 「ありがとうございますッ!?」 「さて、ビジネスマン。質問の時間だが、痛いのと自分から話すのはどっちが良い?」 「無難に、痛くないほうでいいですよ。」 「大会の主催者については?」 「詳しい事は解りません。しかし、趣味の悪い事には金が絡むのが常だと思いますが。生き返れるのは本当らしいですよ。まああの兄弟を信じるならですが。」 「信じられると思うか?」 「極めて怪しいとしか言えませんが。この手の大会はルール上の嘘をつくと魔人の格が下がる。そういう意味で優勝者が生き返れるのは本当だと思います。他の生き返る方法はなさそうです。」 「ハッ。まあやるしかないという事だな。工鬼!!」 「いえあー。何でスか?」 「止めを刺してやれ」 「ここで恨み言を言って『 愛する・な』 とか呪いを懸けるのも一興ですが?」 くっくっく、と綾鷹が笑う、ビジネス的な笑いではない、気楽なオフの笑い。 ニヤニヤと断頭が不敵に笑う。 へらへらと工鬼は気楽に笑う。 「ははは。そりゃ清々するが。まあコイツの場合半分は童貞の性欲だ。」 「えーそんなこと無いでスよォ。」 「じゃあなビジネスマン。縁があれば商談に乗ろうじゃないか」 「くっくっ。ヤクザと関わるとロクなことになりませんから、できれば遠慮したいですな」 グチャ!! 「おっと、脚がくっついたぞ、怪我が治るってのはホントだな」 「先輩の全てが戻って俺も嬉しいでスよ、っさ、ご褒美に両腕で抱きしめて…」 バキィ!!ゲシゲシゲシ!! 「さて、ソロソロ残りも少なくなってきたなあ」 「そうでスねえ。先輩。」 「「「「「うっきー」」」」」 夜魔口組は地獄の深淵に進んでゆく 了
https://w.atwiki.jp/dangerousurass/pages/36.html
第一回戦第一試合 裸繰埜闇裂練道 名前 性 魔人能力 裸繰埜闇裂練道 男 永劫 医死仮面 男 サナティック・アスクレピオス 採用する幕間SS なし 試合内容 裸繰埜闇裂練道は波止場の係船柱に腰掛けたまま、二本目の煙草に火を付けた。 ゆっくりと吐き出された紫煙が、明滅する街灯に照らされゆるやかに立ち昇って行く。 視線の先には墨を流したが如き黒々とした水面が、 幾つかの廃船と共に音も無くうねりを繰り返していた。 暗澹たる雰囲気を湛えた海の寄せては返す様は、何か巨大な怪物の蠕動を思わせる。 敗者戦第一試合の開始から既に十分が経とうとしていた。 このマップへ転送されから、練道は殆ど移動せず煙を吸っている。 索敵する意思が無いからだ。 対戦相手の名は医死仮面……パンフレットの情報が確かなら医師にして暗殺者。 そして『仮面武闘會』の一員。 気配を消して闇に乗じ、虚を突く技術に長けた暗殺者を探し回るより、 待ちに徹して誘い込む方が面倒は少ないと考えていた。 故に練道は見通しの良い波止場で隙を晒している訳である。 問題は何時まで経っても相手が仕掛けて来ない場合だが、 練道に迷いは無かった。敵は既に己を捕捉している。 港に漂う、ほんの僅かな薄く粘っこい空気……これは、殺気だ。 幾千幾万の修羅場を潜って来た練道がそれを読み違える事は有り得ない。 極限まで薄められた殺気と、それに気付いてもなお居場所を悟らせぬ隠密技術が、 敵の確かな実力を練道に伝えていた。 二指で挟んだ煙草の灰を、親指で弾いて落とした、その瞬間。 微かな風切り音に反応し上体を反らした練道の鼻先を、 極細の針が凄まじい速度で掠めた。指から煙草が零れ落ちる。 並の使い手ならば為す術も無く瞬殺されているであろう刹那、 練道は針の飛んできた方向とは逆に首を捻っていた。聞こえた音は1つでは無かったのだ。 そして正しく練道の視覚は、己に向かって飛び来る白い網を捉えていた。 反らした体を更に後方へ倒し、バック転の要領で網を交わしたその先には、 既に三本の針が投げ放たれている。 練道が事も無げにそれを掴み取ったと同時に、先程の煙草が地に触れていた。 「暗殺者にしては随分真っ当な奇襲だな」 練道は相対する医死仮面に向けて言った。 中世ヨーロッパの医師を思わせる鳥の頭を模した仮面と、ゆったりしたローブにマント。 事前の情報通りの恰好である。 「今のはどういうからくりだ?」 「それを話すと思うのか?」 合成音声のような甲高い声だった。 同時に間合いを詰める医死仮面。右手にはメスが握られている。 「ふん」 練道も同じく足を踏み出した。接近戦なら望む所である。 緩やかで隙の無い歩法からメスによる鋭い突きが繰り出された。 左手を添えながら最小限の体捌きでそれをかわし、引き込みながら右の裏拳を放つ。 顔面に迫る右拳を左手で受け止め、同時に引き込まれる勢いを利用し、 練道の脇腹めがけ左膝を突き出した。 これを右膝で受け止めた練道は、医死仮面の右手を掴んだままの左手を素早く捻った。 「!?」 医死仮面の体が宙を舞う。片足で踏ん張りが効かなくなった隙を狙い、 合気の応用技で医死仮面を投げ飛ばしたのだ。 空中で反転する医死仮面に掴まれていた右手を強引に引き抜き、 その頭が地面に触れる直前を狙って突きを繰り出さんとする練道。 「シィッ!」 その右手は回転する勢いを利用した医死仮面の蹴りを防がねばならなかった。 医死仮面は左手一本で受け身を取りつつ、己の右手を掴んでいる練道の手首に足刀を見舞う。 反動で体を捻りながら後転した医死仮面のマントを、 練道のかち上げるような背足蹴りが切り裂いた。 「(好機!)」 反転しつつ立ち上がった医死仮面はそのまま勢いを殺さず、 足を振り上げている筈の練道目がけてメスを薙ぐ。しかし―― 練道は既に地に足をつけて踏み込み、左拳を脇腹に打ち込まんと構えていた。 「(迅――!)」 「シッ!」 鋭く吐き出された呼気と共に拳が医死仮面の体にめり込む。 呻き声と共に医死仮面が三メートル程横滑りし、 その衣装の中から注射器や縫合糸、鉗子といった手術道具が零れ落ちた。 「トランクでも仕込んでいたか?」 「……」 医死仮面は答えず、裂けたマントを翻すと迷いの無い動きで走り、廃船に飛び乗った。 仮面の鼻を一瞬練道に向けてから、医死仮面は船体へ身を隠した。 「誘いか」 すぐに後を追わなかったのは、己の左足に刺さった針の存在に気付いていたからだ。 足の甲に突き立ったそれを引き抜くと、練道は凶暴な笑みを浮かべた。 針の刺さった位置は経穴から数ミリ程ずれいているだけだ。 もし医死仮面の狙い通りの位置ならば、練道の左足はその機能を失っていただろう。 あの攻防の最中に針を飛ばす余力を残していた事。 完全に入ると確信した打撃のポイントをずらしてダメージを軽減した事。 いずれも試合前に見たDVDの映像から予測していた実力を上回る芸当である。 「やるじゃないか」 足元に転がった注射器を拾い上げて、練道は呟いた。 「だが面倒は御免だな」 ■ ■ ■ ■ 廃船の一室で、医死仮面は体の状態をチェックしていた。 打撃を受けた脇腹はスーツケースが盾となった事もあり、打撲程度で済んでいた。 奇襲に使用したアスクレピオスの杖は既に回収済みである。 医死仮面は杖を固定して発射装置に糸を巻き付け、敵に気付かれぬよう適当な突起等を選んで 引っ掛けつつ反対側に回り込み、タイミングを見計らって糸を引き毒針を射出したのだ。 「(……兼石次郎、か)」 裏社会の住人ならば知らぬ者は居ないと言える程のビッグネームである。 毒針と投網の同時攻撃を難なく回避したあの反応。 実際に手を合わせてみて、医死仮面は聞き及んでいた伝説の数々が虚構でない事を確信した。 技のキレ、鋭さ、重さ、判断力……どれを取っても自分と同じか、 あるいは上回っているだろう。 「(しかも奴は恐らく、まだ本気を出していない)」 超一流の医者としての、そして暗殺者としての勘であった。 医死仮面はそれでもよい、と胸中で思う。 「(本気を出さないつもりなら、出さないまま死んで貰うだけだ)」 彼は暗殺者であって武道家では無い。どんな手段を使おうと、どんな経緯を辿ろうと、 最後に殺せばそれで良い。 既に仕込みは完了している。後は詰めを誤らぬよう事を運ぶだけだ。 医療器具の幾つかは失ったが、行動に支障は無い。 医死仮面はすっくと立ち上がった。同時に感じる、微かな振動。 本当に猪突猛進の男だ。 仮面の下の口角を僅かに上げ、医死仮面は音も無く船室を後にした。 ■ ■ ■ ■ 「(体が重いな)」 船に飛び移った練道は、己の身体に違和感を感じていた。 その原因が先程受けた針にある事は明白である。 恐らく麻痺毒かそれに近い薬物が塗られていたのだ。 「(だが問題は無い)」 一つ息を吐いて、練道はゆっくりと歩を進める。 船首から操舵室を横目に左舷デッキへ……その細長い通路に、医死仮面は立っていた。 先程の交戦時には持っていなかった、蛇が巻き付いた意匠の杖を手にしている。 持ち手には不気味な髑髏が嵌め込まれていた。 練道は一瞬の躊躇いも無く踏み込んだ。狙うは早期決着である。 一度の戦闘で、練道は医死仮面の実力をほぼ見切っていた。 その上で格闘戦に置いて遅れを取る事は無いと判断し、 医死仮面もおおよそ同じ様な認識を抱いていた。 牽制として突き出したメスを身を沈めてかわし、踏み込みながらの追い突き……崩拳。 全ては計画通りであった。拳が当たる直前に後方へ跳び、ダメージを吸収した事も。 同時に左手に握られた縫合糸を引き、罠を作動させた事も。 「!!」 完全な死角から放たれた投網に対し、咄嗟に手刀を返した反応は見事。 二人の居る通路は狭く、前方には医死仮面。この状況下では網自体を掃うしかない。 練道の膂力ならば、投網程度を切断する事は造作も無い。 だがその行動も計算の内である。 手刀で切断された糸はたった四、五本のみであった。 端に鈎針が仕掛けられた投網は練道の全身に絡みつく。 「糸かッ!」 「御明察」 もがく練道に医死仮面が迫る。網目に手をかけ満身の力を込めても破れない。 練道は脱出を諦め、医死仮面の攻撃に備えた。体の動きは制限されるが、まだ闘える。 そんな練道の考えを見透かした様に、医死仮面は杖を突き出した。髑髏が嗤っている。 その眼窩から白いガスが噴射され、練道の顔を覆った。 「ぐっ、ぬうッ!」 身を捩り煙を振り払おうとする練道。しかし空しい努力も束の間、 次の瞬間100キロを超える巨体が宙に浮いていた。横腹に激痛。 ガスを目隠しに側面へ回った医死仮面の中段足刀をまともに喰らったのだ。 網に絡まったままの練道は船室内へ吹っ飛ばされた。 医死仮面は素早くガスを噴出し続ける杖を部屋の中に投げ込み、水密扉を閉め、 更に扉の取っ手を糸で完全に固定した。 「これにて詰みだ」 医死仮面の甲高い合成音声が、闇の中に響いた。 練道は全く医死仮面の計算通りに動いていた。彼は事前に縫合糸で網を作り、 その上から漁船内に捨て置かれていた投網を被せたのだ。 張力一トンを超える縫合糸は並大抵の事では切れない。 不利と解っている接近戦を挑んだのも、闘いの中で麻酔針を打ち込んだのも、 程々の所で退散したのも全て計画の内である。 医死仮面は予め練道の性格を分析し、その上で弱点を見抜いていた。 己の強さに対する絶対的な自信、それ故の愚直さを。 そして医死仮面の予想通り、練道は罠に嵌まった。 それはあたかも、一回戦をなぞるかの様に……。 ■ ■ ■ ■ 10分後…… 船室の屋根に登り聴診器を押し当てていた医死仮面は、ひらりと飛び降りた。 室内の音を聴いていたのは、網から脱出した練道が壁や床を破壊して 脱出していないかどうかを探る為である。内視鏡(監視カメラ)による映像は、 一切の光源が無い室内では用を成さない。 麻酔ガスをまともに浴びてそれだけの力が発揮出来るとは考えにくいが、相手は魔人。 それも兼石次郎である。用心に越した事は無い。 が、部屋を封鎖して二分も経った頃には、何の物音もしなくなった。 医死仮面は糸を外し、水密扉のバルブを回して扉を開けた。 室内から真っ白なガスが靄の様に漂い出た。 医死仮面は躊躇う事無く部屋に侵入する。仮面は防毒マスクの役割も果たすのだ。 医死仮面は部屋の中央で立て膝をついて顔を伏せる練道を発見した。 その様子を注意深く見つめていると、練道の頭がゆっくりと持ち上がった。 その眼差しははっきりと医死仮面の姿を捉えている。 「呆れた男だ。まだ意識があるか」 医死仮面は懐から鍼を取り出して言った。確かに驚嘆すべき精神力、肉体強度だ。 だがいずれ結果は同じ。鍼で経穴を穿てば、人間である以上死は免れぬ。 止めを刺さんと振り被った医死仮面は、しかしその動作を止めた。 練道が右手を突き出していた。その手に何か握っている。医死仮面は目を凝らした。 医者にとってはあまりに見覚えのある形状……それは、注射器だった。 「それは……」 「そうだ……お前の注射器だ。あの時、一つ拾わせて貰った」 医死仮面が正拳を受けた際に落ちた、あの注射器だ。 暗殺者は不審気に問う。 「それがどうした?それを注射した所で形勢は変わらない。そもそも注射の隙を、 この私が見逃すと思うのか?それが毒物では無いという確信はあるのか?」 「いいや」 練道は答える。医死仮面の心が僅かに揺れた。 その眼の色は、あまりにも迷いが無かった。 「だがこの中身が覚醒剤である可能性も、それに近い薬物である可能性も零ではない。 お前の攻勢をかい潜って注射出来る可能性もな。このまま死ぬよりは余程良い」 「………」 ぐい、と左拳を突き出す練道。逆手に持った注射器を構える。 「さあ、お前はどうする?伸るか反るか、好きな方を選べ」 練道がそう言い終わる前に、医死仮面は行動を起こしていた。 急所目がけて四本の鍼を一気に飛ばす。 それを両腕でガードする練道。 「(まだ余力があるか!)」 医死仮面は一切の逡巡を捨て跳躍した。 両腕は辛うじて動く様だが、体はそうは行くまい。 ならば至近距離からのメスによる投擲で腕ごと首を切断する迄。 一回戦で見せた金縛りの様な術――能力か技術かの判断はつかないが――で麻痺させ、 その注射器を刺そうとしたとしても問題は無い。私はその射程距離圏外から攻撃出来る! 医死仮面は三メートルの距離からメスを振り被った。練道と視線が交錯する。 その表情は決意か、諦観か、絶望か――否。 練道は、静かに嗤っていた。 ――――『永劫』。 硬直する医死仮面。明瞭な意識の中、彼は勝利を確信した。 当たり前の様に立ち上がった練道の右正拳が、己の胸骨を砕くまでは―――。 ■ ■ ■ ■ 「何故だ」 扉を打ち破り、鉄製の手すりに叩きつけられた医死仮面が問う。 ゆっくりと船室から姿を現した練道には無論、その問いの意味は理解していた。 固く握られた左拳を突き出し、緩やかに開いていく。 零れ落ちたのは、四枚の赤い固まり。 「……爪、を」 「そうだ」 麻酔ガスに対抗するため、網から脱出した練道は自分の爪を剥がし、 激痛による覚醒を促した。親指を残したのは医死仮面にそれを悟らせない為である。 無論それだけでは無く、ガスを吸わない為に呼吸は最小限に保ち、 極力体を動かさぬ様努めた。 壁を破壊しての脱出も考慮したが、それに対し医死仮面が何の用意もしていないとは考え難かった。 医死仮面は手すりに掴まりながらよろよろと立ち上がる。 「いつから……ゴホッ!……いつからこんな事を考えていた?」 「お前にあの部屋へ蹴り入れられてからだ」 「では……あの注射器は何だ」 「何かの役に立つかも知れんと拾って置いた。それだけだ」 「……あれが麻酔ガスではなく毒ガスならどうするつもりだった?」 「その時は壁でも床でも破って脱出するまでだ。動きが阻害されなければどうとでもなる」 「フ……フフフフ……」 医死仮面は身を屈めて笑った。途中で激しく咳き込み、顎先から鮮血が滴り落ちる。 咳音を混ぜながらも、医死仮面は話しを続けた。 「まさかあの兼石次郎が……こんな回りくどい戦法を取るとはな。当てが外れた」 「お前も自分の半分も生きていない小娘に負けてみろ。価値観の一つも変わるぞ」 「………」 「そもそも俺は大会の趣旨を理解していなかった。死んでも生き返るというのなら、 これはもう生死を賭けた殺し合いではなく、遊戯の範疇だ。 遊戯ならばまず楽しむ事が本筋。だからあの小娘の手口を真似た。 中々の趣向だっただろう」 「クク……」 医死仮面はその問いには答えなかった。 「……私の動きを止めた技……何故あれを最初に使わなかった」 「ああ……お前の能力が解らなかったからだ。一回戦の映像を見ただけでは、 あの急激に身体機能が向上する技が能力なのか技術なのか、判別が付かなかったのでな。 奥の手は残しておきたかった。それはお前も同じだろう?」 「……何もかもお見通しと言うわけか」 互いが互いの能力を警戒する余り、知らず勝機を逃していたという事だ。 医死仮面は再び皮肉に笑った。練道も冷ややかに笑う。 「最後の質問だ。何故止めを刺さない?」 「はッ!お前がそれを言うか!」 練道が口角を捻じ曲げた。 「何の為にお前の長いお喋りに付き合ってやったと思ってる?回復は済んだか? さあ、見せてみろ……奥の手を」 「……全く、呆れた男だ」 医死仮面が呟く。直後、その体が大きく隆起した。 『ワンミニット・エクスタシー』……内気功、ドーピング、そして脳内麻薬。 その三つが齎す物は、劇的な身体能力の強化である。 筋肉は肥大し、感覚が研ぎ澄まされる。 その強化された聴覚が確かに捉えた、独り言の様な練道の一言。 「阿呆」 瞬間、医死仮面の動きは停止した。 兼石が待っていたのは、己の回復などでは無く……。 考えられたのはそこまでだった。練道の右上段回し蹴りが、 意識ごと医死仮面の首を刈り取った。 ■ ■ ■ ■ 「ぐ、ッはぁ!」 それは凡そ考えられぬ出来事であった。練道の左脇腹に、医死仮面の右拳が埋まっている。 右上段は確実に医死仮面の頸椎を叩き折った。 真横に九〇度以上の角度で曲がった首を見てもそれは明らかだ。 そんな状態にも拘らず、医死仮面は強烈な反撃を仕掛けて来たのである。 「ゲホッ、ぐッ、ガブッ……」 口からどす黒い血が溢れ出た。折れた肋骨が内臓に刺さったか。 医死仮面を見ると、己の髪の毛を掴み、 不自然な角度に曲がった首を強引に戻していていた。ベキボキと鈍い音が響く。 「少々、甘く見ていたか」 右上段による一撃を耐え、更に間を置かず反撃を行うなど全く想像の埒外だった。 仮面の端から止め処なく血を流しつつ、医死仮面がメスを構える。 「シィイイイイアアアッ!!」 鋭い呼吸音と共に、雷光の如きスピードで医死仮面が迫る。 先程までとは比べ物にならないスピードだ。 「呼ォオオオオ!!」 練道も気合いを入れ、構えた。メスによる突きが五月雨の様に降り注ぐ。 烏兎、人中、天突、水月。釣鐘、関元、伏兎、甲利。 その全てが正確に急所を狙っていた。更に四肢による攻撃も交えている。 練道は完全に防戦一方となっていた。 かろうじて急所は外しているものの、練道の身体は瞬く間に血に染まって行った。 「く、お、おおおおお!」 隙とすら呼べぬ攻撃の間断を突き、練道の右拳が繰り出され――あっさりと掴まれた。 極限まで研ぎ澄まされた医死仮面の感覚は、 練道の突きですらスローモーションに映っていた。 そこへ振り下ろされたメスを左手で抑えるが、恐るべき膂力でじりじりと押し返される。 狙いは頸動脈だ。練道は上体を反らし後退するが、すぐに壁にぶつかった。 「ぬぅッ!」 咄嗟に右足を振り上げ、医死仮面の左足甲を踏み砕く。だが力は些かも緩まない。 刃先が動脈に食い込む。体はこれ以上反らせない。追い詰められた練道が取った行動は。 「おォおおッらアアアアぁアあ!!」 前に出る事であった。頭突きである。 そして必然、頸動脈は切り裂かれて水鉄砲の様に鮮血が噴き出た。 予期せぬ攻撃に虚を突かれた医死仮面はまともに喰らったものの、 仮面越しでは大したダメージは無い。練道の狙いは別にあった。 「グゥッ!」 頭突きを喰らい仰け反った医死仮面が前を向いた時点で、練道の攻撃は完了していた。 即ち、自身の血液による目潰しである。 医死仮面が被っている仮面は中世の医師が実際に身に付けていた物を模している。 故に感染症などを防ぐ為に密閉性が高く、それ自体が防毒マスクの働きもする。 つまり通常の仮面の様に目の部分に穴が空いている訳では無く、 代わりに強化ガラスが嵌め込まれている。一度血などが付着すれば簡単には落ちない。 遂に生じた決定的な隙を、練道が見逃す筈も無かった。 「轟ォオオオオオッ!!」 医死仮面の左肩口へ一本拳の一閃。その激痛は足を砕かれる痛みすら比較にならない。 練道の右腕が自由となった。一瞬風切り音を立てて息を吸い込んだ練道は、 噴き出す血など構い無しに猛烈な連撃を医死仮面に叩きこむ。叩きこむ。叩きこむ! 「ごっ、ぐ、は、あ、ああああああ!!」 それは暗殺者としての執念だろうか。 最早骨という骨が砕けていると言える体で、 医死仮面は形振り構わず練道に掴みかかった。 「ッだッらァ!!」 それを退かず、逆に踏み込み、甲板を踏み抜く震脚と共に繰り出された頂肘が、 医死仮面の水月を貫いた。 人形の如く吹き飛ばされた医死仮面は、鉄柵を突き破り、海へと落下し、そして―― 轟音と共に、高々と水柱が噴き上がった。 「ハァッ、ハァッ、ぐッ、あの、野郎……最後の最後で、俺を、道連れに……ゲホッ!」 首を抑えながらその場に座り込む練道。 そして水柱が収まった頃、例のアナウンスが脳内に流れた。 『医死仮面選手の死亡が確認されました。敗者戦第一回戦第一試合は兼石次郎選手の勝利となります。 なお、転送ゲートが開くまで今暫く待機して頂きます様、お願いを申し上げます』 しかしその声は最早殆ど聞こえていなかった。出血による意識障害が起こり始めていた。 「ハァッ、医死、仮面……覚えておくぞ、……その名前……ぐッ……」 壁に預けた上体がズルズルと横倒しになり、遂に練道は倒れ伏した。 最後に見上げた星空が、地上の争いなどとは無関係に美しく輝いていた。
https://w.atwiki.jp/p2rdj/pages/33.html
レンジャー Ranger 一部のレンジャーは、文明は魂をすり減らすものと考えながらも、文明を野生の生き物から保護しなければならないと考えている。別のレンジャーは自然を貪欲から保護する必要があると主張し、その美しさを飼いならし、自らのものにしたいと望んでいる。君はその目標の片方、あるいは両方を望んでいる。君は斥候、追跡者、逃亡者、あるいは獣の狩人であり、文明の境界に現れたり、荒野を探索しているかもしれない。君は文明圏から離れて生きる方法を知っており、適切な獲物と憎い敵の両方を見つけて鼻をあかすことを得意としている。 戦闘遭遇では… During combat encounters… 特定の敵を探し出して狩り、敵を倒すことが上手い。 自分の技能で味方を支援しながら、ボウや近接武器を使用して目標を残忍に扱う。 社会遭遇では… During social encounters… 話すときは、特に荒野での探索を含む実経験に基づいた言葉を使う。 探索では… While exploring… 味方に荒野を案内したり追跡したりする。厄介事に目を光らせ、明らかでないときでも常に危険に注意を払う。 余暇では… In downtime… 次の冒険に備えて武器と輪縄を作る。外に出たい場合、環境をよりよく理解するために狩りに行ったり周辺地域を偵察したりするだろう。 君はおそらく… You might… 自然のそのものの力を尊重し、その恵みを最大限に活用する方法を理解する。 狩りのスリルを楽しむ。 パーティの前方へと先行し、戦闘が始まる前に危険を再確認する。 ひょっとしたら他人は… Others probably… 野生や文明の侵略から守るために君を呼び出す。 君が物静かで一匹狼であることを期待している。 君に危険で野性的な何かがあると思っている。 重要能力値:【筋力】または【敏捷力】 Key Ability 1レベルの時点で、このクラスは【筋力】または【敏捷力】のどちらか選択した1つへの能力値増強を与える。 ヒット・ポイント:10+【耐久力】修正値 Hit Points 1レベルの時点とそれ以降の各レベルで、この値だけヒット・ポイントの最大値を増やす。 開始時の習熟 Initial Proficiencies 1レベルの時点で、君は以下のデータで掲載された習熟ランクを得る。君が他の方法でより高い習熟ランクを得ない限り、掲載されていないものは未習熟となる。 知覚 Perception 熟練:知覚 セーヴィング・スロー Saving Throws 熟練:頑健 熟練:反応 修得:意志 技能 Skills 修得:〈自然〉 修得:〈生存〉 修得:4+【知力】修正値に等しい数の技能を追加 攻撃 Attacks 修得:単純武器 修得:軍用武器 修得:素手攻撃 防御 Defenses 修得:軽装鎧と中装鎧、および鎧無し防御 クラスDC Class DC 修得:レンジャーのクラスDC 重要な用語 Key Terms 多くのレンジャーのクラス特徴には以下のような重要な用語がある。 卓越/Flourish:卓越アクションはたくさんの回数を連続して行うには労力がかかりすぎるアクションのことだ。君は1ターンに1回しか卓越の特性を持つアクションを使用できない。 初動/Open:これらの動きはターンの最初に口火を切るときにのみ機能する。君は攻撃あるいは初動の特性を持つアクションをこのターンにまだ使用していないときにのみ、初動を使用できる。 連携/Press:この特性を持つアクションは、直前のアクションに続けることができる。連携特性を持つアクションは、君が複数回攻撃ペナルティを受けている場合にのみ使用できる。 連携特性を持つアクションの中には、失敗したときに適用されるものもある。失敗時に適用される効果は、大失敗時には適用されない。連携アクションが成功した場合、君は失敗効果を代わりに適用することを選択できる。例えば、君は攻撃が抵抗されたときにダメージを与えない場合にそうしようと思うかもしれない。連携アクションを使用するには複数回攻撃ペナルティが必要なので、たとえ君が待機行動を使用したとしても、自分のターンでないときに使用することはできない。 クラス特徴 Class Features 表3-14:レンジャーの成長 Ranger Advancement レベル クラスの特徴 1 種族と来歴、開始時の習熟、“獲物狙い”、猟技、レンジャー特技 2 レンジャー特技、技能特技 3 一般特技、鋼の意志、技能増加 4 レンジャー特技、技能特技 5 能力値増強、種族特技、技能増加、跡無き足取り、レンジャー武器熟練 6 レンジャー特技、技能特技 7 身かわし、一般特技、技能増加、警戒、武器開眼 8 レンジャー特技、技能特技 9 種族特技、自然の刃、レンジャー熟練、技能増加 10 能力値増強、レンジャー特技、技能特技 11 一般特技、不撓不屈、中装鎧熟練、技能増加、野生の歩行 12 レンジャー特技、技能特技 13 種族特技、技能増加、武器の達人 14 レンジャー特技、技能特技 15 能力値増強、一般特技、上級武器開眼、身かわし強化、信じがたい感覚、技能増加 16 レンジャー特技、技能特技 17 種族特技、秀抜の狩人、技能増加 18 レンジャー特技、技能特技 19 一般特技、第二の皮膚、技能増加、即行の獲物狙い 20 能力値増強、レンジャー特技、技能特技 君はレンジャーとしてこれらの能力を得る。高いレベルで得た能力は、名前の横にレベルが併記されている。 種族と来歴 Ancestry and Background 1レベルの時点でクラスから得られる能力に加えて、君は選択した種族と来歴の利益を持つ。 開始時の習熟 Initial Proficiencies 1レベルの時点で、君は基本的な修得を表す多くの習熟を得る。これらの習熟はこのクラスのはじめの部分に記載されている。 獲物狙い Hunt Prey 1体の敵に注意を向けると、君の追跡は止められないものとなる。君は“獲物狙い”のアクションを得る。 獲物狙い [one-action] Hunt Prey 精神集中 レンジャー 君は1体のクリーチャーを獲物として指定し、そのクリーチャーに対する攻撃に集中する。獲物を指定するには、獲物を見るか聞くことができるか、探索モードの間に獲物を追跡している必要がある。 君は獲物を“捜す”際の知覚判定に+2の状況ボーナスと、獲物を“追跡”する際の〈生存〉判定に+2の状況ボーナスを得る。また“獲物狙い”の獲物に対して、2つ目の射程単位までの距離への遠隔攻撃を行うことによるペナルティを無視する。 一度に獲物として指定できるクリーチャーは1体のみである。既にクリーチャーを指定している時にクリーチャーに対して“獲物狙い”を使用すると、以前のクリーチャーへの指定は失われ、新しい獲物が指定される。この指定は次の日毎の準備まで持続する。 猟技 Hunter’s Edge 君は熟練した狩人や追跡者になるために限りない時間の訓練を行い、訓練で専念した領域に応じて、“獲物狙い”時に追加の利益を得る。猟技を選択する。 一迅/Flurry:君は獲物に破滅的な一陣の攻撃を放つように訓練した。君の“獲物狙い”の獲物に対する攻撃における複数回攻撃ペナルティは、ターン中の2回目の攻撃では-5ではなく-3(機敏武器の場合は-2)となり、ターン中の3回目以降の攻撃では-10でなく-6(機敏武器の場合は-4)となる。 機転/Outwit:君は獲物の裏をかきその攻撃を避けるのが上手い。君は獲物に対する〈ペテン〉判定、〈威圧〉判定、〈隠密〉判定、獲物に関する“知識の想起”のための判定に+2の状況ボーナスを得、獲物の攻撃に対するACに+1の状況ボーナスを得る。 精密/Precision:君は獲物の弱点を狙うように訓練した。このラウンドで“獲物狙い”の獲物に初めて攻撃した時、その攻撃は追加で1d8の[精密]ダメージを与える([精密]ダメージは君が既に与えたダメージを同じダメージ種別で増加させるが、急所がなかったり弱点がなかったりするクリーチャーに対しては効果がない)。11レベルの時点でこの追加ダメージは2d8の[精密]ダメージに、19レベルの時点でこの追加ダメージは3d8の[精密]ダメージに増加する。 レンジャー特技 Ranger Feats 1レベルの時点と、以降全ての偶数レベルにおいて、君はレンジャー・クラス特技を得る。 技能特技 2レベル Skill Feats 2レベルの時点と以降2レベル毎に、君は技能特技を得る。技能特技は技能特性を持つ。技能特技を選択するためには、君は対応する技能の修得か、それ以上でなければならない。 一般特技 3レベル General Feats 3レベルの時点と以降4レベル毎に、君は一般特技を1つ得る。 鋼の意志 3レベル Iron Will 訓練は君の決意を硬いものとした。意志セーヴの習熟ランクは熟練へと向上する。 技能増加 3レベル Skill Increases 3レベルの時点と以降2レベル毎に、君は技能増加を1つ得る。君は技能増加を使用することで、未修得の技能1つを修得にするか、修得の技能1つを熟練に向上させるかすることができる。 7レベルの時点で、君は技能増加を使用して熟練の技能1つの習熟ランクを達人に向上させることができるようになる。15レベルの時点で、君は達人の技能1つの習熟ランクを伝説に向上させることができるようになる。 能力値増強 5レベル Ability Boosts 5レベルの時点と以降5レベル毎に、君は4つの異なる能力値を増強できる。これらの能力値増強を使用して、君は能力値を18より高い値に増加しても良い。このとき、その能力値が18以上の場合は1、18未満の場合は2だけ能力値が増加する。 種族特技 5レベル Ancestry Feats 開始時の種族特技に加えて、5レベルの時点と以降4レベル毎に、君は種族特技を1つ得る。 利用できる種族特技の一覧は、種族の項に記載されている。 跡無き足取り 5レベル Trackless Step 自然の地形を移動している間、君を追跡するのは困難だ。君は自然の地形で常に“痕跡を隠す”の利益を得る。この時、移動速度を半分にする必要はない。 レンジャー武器熟練 5レベル Ranger Weapon Expertise 君は武器の複雑さを学ぶことに専念した。君の単純武器、軍用武器、素手攻撃の習熟ランクは熟練へと向上する。“獲物狙い”の獲物を攻撃する時、君は全ての単純武器、軍用武器、素手攻撃のクリティカル開眼効果を使用できるようになる。 身かわし 7レベル Evasion 君は爆発や竜のブレス攻撃、あるいはもっと悪いものを避けるために素早く動くことを学んだ。君の反応セーヴの習熟ランクは達人となる。君は反応セーヴで成功をロールすると、代わりに大成功を得る。 警戒 7レベル Vigilant Senses 冒険を通じて、君は細部への鋭い意識と注意を身につけた。知覚の習熟ランクは達人へと向上する。 武器開眼 7レベル Weapon Specialization 君は最もよく知っている武器で大きな怪我を負わせる方法を学んだ。君が熟練である武器や素手攻撃は追加で2ダメージを与える。このダメージは達人で3に、伝説で4に増加する。 自然の刃 9レベル Nature's Edge 敵が好まぬ地形にいる間、君はいつだって敵の防御に弱点を見つける。敵が自然による移動困難地形、輪縄で生じた移動困難地形にいる間、敵は君に対して立ちすくみ状態である。 レンジャー熟練 9レベル Ranger Expertise 君は抵抗するのが難しくなるような技術を実践してきた。君のレンジャー・クラスDCの習熟ランクは熟練へと向上する。 不撓不屈 11レベル Juggernaut 君の身体は身体的な困難に慣れており、病気に強い。君の頑健セーヴの習熟ランクは達人へと向上する。君が頑健セーヴに成功したなら、代わりに大成功を得る。 中装鎧熟練 11レベル Medium Armor Expertise 君は攻撃から身を守る優れた方法を身につけた。 君の軽装鎧、中装鎧、鎧なし防御の習熟ランクは熟練へと向上する。 野生の歩行 11レベル Wild Stride 君は転がっている石、絡まりあう下生え、まとわりつく泥などの障害物を素早く通り抜ける。 君は魔法のものでない移動困難地形の効果を無視することができる。通常の移動困難地形を無視する場合と同様、君は上級移動困難地形による不利益を移動困難地形の不利益として扱う。 武器の達人 13レベル Weapon Mastery 君は武器の複雑さを完璧に理解している。 君の単純武器、軍用武器、素手攻撃の習熟ランクは達人へと向上する。 上級武器開眼 15レベル Greater Weapon Specialization 熟練の習熟ランクを持つ武器と素手攻撃において、君が武器開眼から得る追加ダメージは4に増加する。このダメージは達人であれば6に、伝説であれば8に増加する。 身かわし強化 15レベル Improved Evasion 君の危険回避能力は他に並ぶものがないほどだ。君の反応セーヴの習熟ランクは伝説へと向上する。君が反応セーヴで大失敗をロールすると、代わりに失敗となる。ダメージのある効果に対する反応セーヴで失敗すると、半分のダメージしか受けない。 信じがたい感覚 15レベル Incredible Senses 君は普通の人ではほぼ検知できないことにも気付く。君の知覚の習熟ランクは伝説へと向上する。 秀抜の狩人 17レベル Masterful Hunter 君は狩人としての能力を信じられない領域にまで磨き上げた。君のレンジャー・クラスDCの習熟ランクは達人へと向上する。君が達人の習熟ランクを持つ遠隔武器を使用する場合、2番目と3番目の武器の射程単位内で狙っている“獲物狙い”の獲物を攻撃する場合、射程単位によるペナルティを無視できる。 君が知覚に達人の習熟を持つなら、獲物を“捜索”する際に行う知覚判定に+4の状況ボーナスを得る。君が〈生存〉に達人の習熟を持つなら、獲物を“追跡”する際に行う〈生存〉判定に+4の状況ボーナスを得る。 加えて、君は猟技に応じた追加の利益を得る。 一迅/Flurry:君は武器への熟練と巧みな目標設定を組み合わせ、一連の正確な攻撃を行うことができる。武器の習熟が達人なら、君が“獲物狙い”で“獲物狙い”の獲物に対する攻撃への複数回攻撃ペナルティは、ターン中の2回目の攻撃では-2(機敏武器の場合は-1)、ターン中の3回目以降の攻撃では-4(機敏武器の場合は-2)となる。 機転/Outwit:君は技能を体得して獲物を圧倒できる。〈ペテン〉、〈威圧〉、〈隠密〉、獲物に関する“知識の想起”に使用する技能の習熟ランクが達人なら、君の獲物に対するこれらの技能の状況ボーナスを+2から+4に増加させる。鎧に対して達人の習熟を持つ場合、君の獲物に対するACへの状況ボーナスを+1から+2に増加させる。 精密/Precision:君の武器の達人は、獲物の急所の範囲に複数回攻撃することができる。このラウンドで“獲物狙い”で“獲物狙い”の獲物に2回攻撃が命中したなら、その2回目の攻撃は1d8の[精密]ダメージを追加で与える。19レベルの時点で、“獲物狙い”の獲物に対するこのラウンドにおける2回目の攻撃は2d8の[精密]ダメージを、このラウンドにおける3回目の攻撃は1d8の[精密]ダメージを与える。 第二の皮膚 19レベル Second Skin 君の鎧は君にとって第二の皮膚と呼べるほどのものになった。君の軽装鎧、中装鎧、鎧無し防御の習熟ランクは達人へと向上する。軽装鎧または中装鎧の着用時、君は休息が不十分で疲労状態になることはなく、通常通り休息することができる。 即行の獲物狙い 19レベル Swift Prey 君はひと目で獲物の大きさを見抜く。君のターンの最初のアクションであれば、君は“獲物狙い”をフリー・アクションで使用できる。 レンジャーの例:動物のレンジャー Sample Ranger Animal Ranger 強力な絆を共有した君と最愛の動物は、荒野を探検し連携して戦う。 能力値 Ability Scores まず【敏捷力】を、次に【耐久力】と【判断力】を優先する。より多くのダメージを与えたい場合は、【筋力】を高くする。 技能 Skills 〈軽業〉、〈運動〉、〈医術〉、〈自然〉、〈隠密〉、〈生存〉 猟技 Hunter’s Edge 機転 開始時の特技 Starting Feat 《動物の相棒》 成長後の特技 Higher-Level Feats 《相棒への要求》(4レベル)、《成体の動物の相棒》(6レベル)、《信じがたき相棒》(10レベル)、《いつもそばに》(12レベル)、《相棒専門化》(16レベル)、《秀抜の相棒》(18レベル) レンジャーの例:弓兵 Sample Ranger Archer 君は獲物からの距離を保ち、信じられないほど正確に矢を放ち、狩られる者を妨害し、殺す。 能力値 Ability Scores まずは【敏捷力】を、次に【判断力】を優先する。コンポジット・ボウや投擲武器を使用する場合は【筋力】を、技能を伸ばす場合は【知力】を選択する。 技能 Skills 〈運動〉、〈隠密〉、〈軽業〉、〈自然〉、〈生存〉、〈盗賊〉 猟技 Hunter’s Edge 一迅 開始時の特技 Starting Feat 《狩りの射撃》 成長後の特技 Higher-Level Feats 《早抜き》(2レベル)、《遠射》(4レベル)、《混戦打撃》(6レベル)、《致命的な狙い》(8レベル)、《貫通射撃》(10レベル)、《気逸らし矢》(12レベル)、《信じられぬ遠射武器》(18レベル) レンジャー特技 Ranger Feats レンジャー特技を得るレベル毎に、君は以下に示す特技のいずれかを選択できる。特技を得る前に、君は全ての前提条件を満たしていなければならない。 レベルではなく名前でレンジャー特技を探す必要があるなら、この表を使用するとよいだろう。 特技 レベル 《相棒専門化》 16 《相棒への要求》 4 《幾重の猟技》 18 《いつもそばに》 12 《獲物の共有》 14 《獲物の妨害》 4 《遠射》 4 《怪物からの守人》 2 《怪物狩り》 1 《怪物狩りの達人》 10 《怪物狩りの伝説》 16 《影の狩人》 18 《狩りの射撃》 1 《狩人の狙い》 2 《貫通射撃》 10 《完璧な射撃》 18 《気逸らし矢》 12 《究極の散兵》 20 《強力な輪縄》 8 《クロスボウの名手》 1 《高速追跡》 6 《高速輪縄》 6 《混戦打撃》 6 《三重殺》 20 《忍びやかな相棒》 14 《射撃機会攻撃》 6 《秀抜の相棒》 18 《障害見抜き》 8 《上級気逸らし矢》 16 《信じがたき相棒》 10 《信じられぬ遠射武器》 18 《信じられぬ連撃》 18 《成体の動物の相棒》 6 《斥候の警告》 4 《走行再装填》 4 《双刃受け》 4 《双刃撃》 1 《双刃突き返し》 10 《双刃突き返し強化》 16 《大地の果てまで》 20 《第二波》 12 《地形の達人》 8 《致命的な狙い》 8 《電光石火の輪縄》 12 《伝説的な射撃》 20 《動物の相棒》 1 《得意な地形》 2 《得意な敵》 4 《2体の獲物》 12 《狙い撃ち》 14 《早抜き》 2 《遍在する輪縄》 16 《守人の恩恵》 8 《守人の歩法》 10 《守人の導き》 14 《見えざる者への感知》 14 《無視界戦闘》 8 《迷彩》 10 《野生動物との共感》 2 《輪縄の専門家》 4 1レベル 《怪物狩り》 特技1 Monster Hunter レンジャー 君は獲物を素早く見定め、その知識を当てはめる。 君は“獲物狙い”のためのアクションの一部として、獲物に対して“知識の想起”の判定を試みることができる。 “獲物狙い”の獲物の識別に対する“知識の想起”に大成功すると、君はクリーチャーの防御の弱点に気付く。君とその味方は獲物に対する次の攻撃ロールに+1の状況ボーナスを得る。君は特定のクリーチャーに対して1日1回だけ、《怪物狩り》によるボーナスを与えることができる。 《狩りの射撃》 [one-action] 特技1 Hunted Shot 卓越 レンジャー 使用回数 1ラウンド1回 必要条件 君が装填:0の遠隔武器を装備している。 君は狩りの獲物に対して2回の速射を放つ。必要条件を満たす武器を使用して、“獲物狙い”の獲物に対して2回の“打撃”を行う。両方が同じクリーチャーに命中した場合、抵抗と脆弱性を考慮する際、そのダメージを合算すること。各攻撃には、通常通り複数回攻撃ペナルティを適用する。 《クロスボウの名手》 特技1 Crossbow Ace レンジャー 君はクロスボウを深く理解している。クロスボウを装備して“獲物狙い”を使用するか、クロスボウを装填するために“扱う”を使用するかしたなら、そのクロスボウを用いて次に行う“打撃”のダメージ・ロールに+2の状況ボーナスを得る。クロスボウが単純武器に属する場合、その攻撃におけるダメージ・ダイスのサイズを1段階向上させる。次のターンの終了時までに攻撃が行われなければ、この利益は失われる。 《双刃撃》 [one-action] 特技1 Twin Takedown 卓越 レンジャー 使用回数 1ラウンド1回 必要条件 君が2つの近接武器を装備しており、それぞれを異なる手で持っている。 君は“獲物狙い”の獲物を両方の武器で素早く攻撃する。“獲物狙い”の獲物に対して2回の“打撃”を行う。この攻撃は必要条件を満たすそれぞれ武器で1回ずつ行われなければならない。両方の攻撃が同じ“獲物狙い”の獲物に命中したなら、抵抗と脆弱性を考慮する際、そのダメージを合算すること。各攻撃には、通常通り複数回攻撃ペナルティを適用する。 《動物の相棒》 特技1 Animal Companion レンジャー 君と一緒に旅し、簡単な命令にできるだけ従う、若い動物の相棒の助力を得る。動物の相棒の項を参照すること。君が“獲物狙い”を使用すると、動物の相棒はそのアクションによる利益と、君が猟技を有する場合はその利益を得る。 2レベル 《怪物からの守人》 特技2 Monster Warden レンジャー 前提条件 《怪物狩り》 君は獲物から自分や他人を守る方法を理解している。《怪物狩り》からのボーナスを与えると、君とその味方は、そのクリーチャーに対する次のセーヴィング・スローとそのクリーチャーの次の攻撃に対するACに対して、それぞれ+1の状況ボーナスを得る。 《狩人の狙い》 [two-actions] 特技2 Hunter’s Aim 精神集中 レンジャー 狙いをつけることに集中すると、君の攻撃は極めて正確なものとなる。“獲物狙い”の獲物に対して1回の遠隔武器による“打撃”を行う。この“打撃”では攻撃ロールに+2の状況ボーナスを得、獲物の視認困難状態を無視する。 《得意な地形》 特技2 Favored Terrain レンジャー 君は特定の地形を研究し、その課題を克服した。得意な地形として、水界、極地、砂漠、森林、山、平原、空、沼地、地下のいずれかを選択する。その地形にいる間、君は魔法のものでない移動困難地形の効果を無視できる。 野生の歩行のクラス特徴を持つなら、君は得意な地形にいる間、選択した地形に関連する2つ目の利益を得る。 極地/Arctic 君は通常の1/10しか飲食の必要がなくなり、猛寒環境や極寒環境の影響を受けず、“平衡感覚”の必要なく氷や雪を本来の移動速度で通過できる。 砂漠/Desert 君は通常の1/10しか飲食の必要がなくなり、猛暑環境や極暑環境の影響を受けず、“平衡感覚”の必要なく砂地を本来の移動速度で歩くことができる。 森林、山、地下/Forest, Mountain, Underground 君は移動速度に等しい登攀移動速度を得る。既に登攀移動速度を持っている場合は、その登攀移動速度に+10フィートの状態ボーナスを得る。 水界/Aquatic 君は自分の移動速度に等しい水泳移動速度を得る。既に水泳起動速度を持つ場合は、その水泳移動速度に+10フィートの状態ボーナスを得る。 空/Sky 君が飛行移動速度を有しているなら、飛行移動速度に+10の状態ボーナスを得る。 沼地/Swamp 沼地が上級移動困難地形であったり、通常なら〈水泳〉が必要なほど深い場合でも、君は沼地を本来の移動速度で通過できる。 平原/Plains 君は地上移動速度に+10の状態ボーナスを得る。 《早抜き》 [one-action] 特技2 Quick Draw レンジャー 君は同じ動きの中で武器を抜いて攻撃できる。君は武器を1つ抜くために“扱う”し、それからその武器で1回の“打撃”を行える。 《野生動物との共感》 特技2 Wild Empathy レンジャー 君には自然界のクリーチャーとの繋がりがあり、そのようなクリーチャーと初歩的な意思疎通をとることができる。君は非常に簡単な要望を行う目的において、動物を“懐柔”するために〈交渉〉を使用できる。ほとんどの場合、野生動物は君に主張する時間を与えてくれる。 4レベル 《相棒への要求》 特技4 Companion’s Cry レンジャー 前提条件 《動物の相棒》 君は相棒に最大限の努力を促すことができる。動物の相棒に命令する際、1アクションではなく2アクションを使用して“動物に命令する”ことができる。その場合、動物の相棒は追加で1アクションを使用できる。 《獲物の妨害》 [reaction] 特技4 Disrupt Prey レンジャー トリガー “獲物狙い”の獲物が間合い内におり、獲物が“扱う”アクションを使用したか移動アクションを使用したか使用中の移動アクションの間にマスを離れるかした 獲物に対して1回の近接“打撃”を行う。その攻撃がクリティカル・ヒットした場合、トリガーとなったアクションを妨害する。 《遠射》 特技4 Far Shot レンジャー 戦場での経験から、君はより遠くに照準を合わせて精度を向上させる方法を学んだ。君が使用する武器の射程単位を2倍にする。 《斥候の警告》 [free-action] 特技4 Scout’s Warning レンジャー トリガー 君がイニシアチブのために知覚または〈生存〉をロールしようとしている。 君は危険を視覚ないし聴覚に訴えかけることで味方に警告し、味方のイニシアチブ・ロールそれぞれに+1の状況ボーナスを与える。 身振りを使用すると、このアクションは視覚特性を得る。叫び声を使用すると、このアクションは聴覚特性を得る。 《走行再装填》 [one-action] 特技4 Running Reload レンジャー 君は移動中に武器を再装填できる。君は“歩行”、“ステップ”、“忍び歩き”のいずれか1つを行った後、再装填のために“扱う”できる。 《双刃受け》 [one-action] 特技4 Twin Parry レンジャー 必要条件 君が2つの近接武器を装備しており、それぞれを異なる手で持っている。 君は2つの武器を使用して攻撃を逸らすことができる。君は次の自身のターン開始時まで、ACに+1の状況ボーナスを得る。使用している武器のいずれかが受けの特性を持つなら、代わりに+2の状況ボーナスを得る。君がこの特技の必要条件を満たさなくなると、この状況ボーナスは失われる。 《得意な敵》 特技4 Favored Enemy レンジャー 君は特定の種別の野生動物を研究し、より簡単に狩ることができる。この特技を得た時、君は得意な敵として動物、魔獣、竜、菌類、植物の中から1つを選択する。イニシアチブをロールする時に選択した種別に属する敵を見ることができるなら、君はフリー・アクションとしてその敵を指定した“獲物狙い”を行える。 “知識の想起”でクリーチャーをまだ特定していない場合でも、君はこのフリー・アクションを使用できる。他のクリーチャーに変装した得意な敵に対しては、この利益は適用されない。得意な敵の姿に変装したクリーチャーに得意な敵を適用できるかについては、GMが決定する。 《輪縄の専門家》 特技4 Snare Specialist レンジャー 前提条件 〈製作〉の熟練、《輪縄作成》 君は戦場で敵を妨害するための罠を素早く作ることを得意としている。君は〈製作〉の習熟ランクに応じた数だけ、コモンまたはアンコモンの輪縄の処方を得る。ランクが熟練なら3つ、習熟ランクが達人なら6つ、ランクが伝説なら9つ得る。 日毎の準備の間、君は素早く展開できるように、処方書から4つの輪縄を準備できる。通常、製作に1分かかる輪縄であれば、3回の“扱う”アクションで製作できる。この方法で準備された輪縄は“作成”に資源を必要としない。 6レベル 《高速追跡》 特技6 Swift Tracker レンジャー 前提条件 〈生存〉の熟練、《経験豊富な追跡》 君の鋭い眼光は、君が移動しているときでさえ通過したものの兆候を捉えてみせる。 君は“追跡”中に本来の移動速度で移動できる。〈生存〉の習熟ランクが達人なら、君は“追跡”中に1時間毎に新しい〈生存〉判定を試みる必要はない。〈生存〉の習熟ランクが伝説なら、君は“追跡”中に他の探索モードの連続行動1つを使用できる。 “獲物狙い”の獲物を追跡している間にイニシアチブのために〈生存〉をロールする場合、遭遇モードにおける君の最初のターンの開始時に、君はフリー・アクションとして、“獲物狙い”の獲物に向かって“歩行”できる。 《高速輪縄》 特技6 Quick Snares レンジャー 前提条件 〈製作〉の熟練、《輪縄の専門家》 君はほんの一瞬で輪縄を仕掛けることができる。君が準備をしていなかった場合でも、君は通常は1分かかる輪縄を3回の“扱う”アクションで“作成”できる。 《混戦打撃》 [one-action] 特技6 Skirmish Strike 卓越 レンジャー 君の脚と武器は連動して動く。君は“ステップ”後に“打撃”するか、“打撃”後に“ステップ”する。 《射撃機会攻撃》 特技6 Snap Shot レンジャー 君はクリーチャーが近くにいるときに遠隔武器で反応するすべを学んだ。君は通常なら近接武器で“打撃”を行うリアクションを使用して、代わりに遠隔武器による“打撃”を行える。その際、隣接する目標を攻撃しなければならない。リアクションのトリガーを満たすために必要な場合、君は使用している遠隔武器を5フィートの間合いがあるかのように扱う。特定の種類の武器を使用するなど、リアクションに他の必要条件がある場合、《射撃機会攻撃》はそれらを無視することはできない。この特技は近接武器による“打撃”を遠隔武器による“打撃”に置き換えるだけだ。 《成体の動物の相棒》 特技6 Mature Animal Companion レンジャー 前提条件 《動物の相棒》 君の動物の相棒は成長し、成体の動物の相棒となって追加の能力を得る。 君が“獲物狙い”アクションを有しているなら、動物の相棒は君の命令がなくとも獲物を攻撃する。遭遇モードでは、たとえ“動物に命令する”アクションを使用していなくとも、動物の相棒は君のターンで獲物に向かって“歩行”したり、獲物を“打撃”したりするために1アクションを使用できる。 8レベル 《強力な輪縄》 特技8 Powerful Snares レンジャー 前提条件 〈製作〉の達人、《輪縄の専門家》 敵にとって、君の輪縄は避けるのが特に難しい。 君が輪縄を設置する際、輪縄のセーヴィング・スローDCは輪縄の通常のDCと君のクラスDCのどちらか高い方に等しい。 《致命的な狙い》 [one-action] 特技8 Deadly Aim 初動 レンジャー 前提条件 武器開眼 君は獲物の弱点を狙う。射撃はより難しくなるが、命中するとより多くのダメージを与える。-2のペナルティを受けて、“獲物狙い”の獲物に対して遠隔“打撃”を行う。君はその“打撃”のダメージに+4の状況ボーナスを得る。このボーナスは11レベルの時点で+6に、15レベルの時点で+8に増加する。 《障害見抜き》 特技8 Hazard Finder レンジャー 君には障害を感知する直感的な能力がある。罠と障害を見つけるための知覚判定、罠と障害の攻撃に対するAC、罠と障害の効果に対するセーヴに対して、君は+1の状況ボーナスを得る。君は、通常なら“捜索”が必要な障害であっても、“捜索”することなく見つけることができる。 《地形の達人》 特技8 Terrain Master レンジャー 前提条件 〈生存〉の達人、《得意な地形》 いかなる自然の地形であっても、君は周囲に順応する。君は現在の地形で1時間を訓練に費やすことで、その地形を自分の得意な地形にすることができる。これにより、君の本来の得意な地形は現在の地形に一時的に置き換わる。新しい得意な地形で1日過ごすと、得意な地形は《得意な地形》特技を得た時に選択したものに戻る。 《守人の恩恵》 [one-action] 特技8 Warden’s Boon レンジャー 弱点を指摘することで、君は“獲物狙い”に示された利益と猟技の利益を、君の味方1体に与えることができる。この利益は味方の次のターン終了まで続く。身振りを使用すると、このアクションは視覚特性を得る。叫び声を使用すると、このアクションは聴覚特性を得る。 《無視界戦闘》 特技8 Blind-Fight レンジャー 前提条件 知覚の達人 戦闘本能により、君は視認困難状態や不可視状態の相手により意識を向けるようになる。君は視認困難状態のクリーチャーを目標とするために、平目判定で成功する必要はなくなる。君は君から隠れた状態のクリーチャーに対して立ちすくみ状態とならない。ただし、隠れた状態以外の理由で立ちすくみ状態であるなら、その効果は受ける。また、隠れた状態のクリーチャーを目標とする場合、DC 5の平目判定に成功するだけでよい。 自分のレベル以下の未探知状態のクリーチャーに隣接している間、そのクリーチャーは単に君から隠れた状態となる。 10レベル 《怪物狩りの達人》 特技10 Master Monster Hunter レンジャー 前提条件 〈自然〉の達人、《怪物狩り》 君は世界の全てのクリーチャーについて、ほぼ百科事典と呼べるほどの知識を持つ。君はいかなるクリーチャーに対しても、識別する目的で“知識を想起”するために、〈自然〉を使用できる。加えて、この判定に成功したなら、大成功と同様に《怪物狩り》の利益を(有しているなら同時に《怪物からの守人》の利益も)得ることができる。 《貫通射撃》 [two-actions] 特技10 Penetrating Shot 初動 レンジャー 必要条件 遠隔武器を装備している。 君は獲物に当てるために、間にいるクリーチャーをはっきりと貫くように撃つ。君の“獲物狙い”の獲物に初級遮蔽を与えている目標を1体選択する。君は選択した目標と“獲物狙い”の獲物に対して、必要条件を満たす武器で1回の遠隔打撃を行う。この攻撃は、選択した目標が“獲物狙い”の獲物に提供する初級遮蔽を無視する。ダメージを1回だけロールし、命中した各クリーチャーに適用する。複数回攻撃ペナルティを考慮する際、《貫通射撃》は2回の攻撃として扱う。 《信じがたき相棒》 特技10 Incredible Companion レンジャー 前提条件 《成体の動物の相棒》 君の動物の相棒は成長し続ける。君の相棒は俊敏な動物の相棒または獰猛な動物の相棒となり(君が選択する)、相棒の種別に応じて決定される追加の能力を得る。 《双刃突き返し》 [reaction] 特技10 Twin Riposte レンジャー トリガー 君の間合い内のクリーチャーが君の対する“打撃”で大失敗した。 必要条件 君が《双刃受け》から利益を得ている。 君が一方の武器で巧妙に受け流しをすると、相手はもう一方の武器による攻撃にさらされる。君はトリガーとなった相手に対して近接“打撃”を1回行うか、“武器落とし”アクションを1回使用する。 《迷彩》 特技10 Camouflage レンジャー 前提条件 〈隠密〉の達人 君は外見を変えて自然に溶け込む。自然の地形において、君は遮蔽がなく視認困難状態を与えていなくても“隠れ身”や“忍び歩き”を行える。 《守人の歩法》 特技10 Warden’s Step レンジャー 前提条件 〈隠密〉の達人 君は荒野を静かに移動するよう味方を誘導できる。君が探索中に自然の地形で“忍び歩き”する際、任意の数の味方を指定する。その味方は探索中に“忍び歩き”の連続行動を使用しているかのようにその利益を得る。このとき、味方はアクションを必要としない。 12レベル 《いつもそばに》 特技12 Side By Side レンジャー 前提条件 《動物の相棒》 君と動物の相棒は連携して戦い、敵の気を逸らし、バランスを崩す。君と動物の相棒が同じ敵に隣接しているときは、実際の位置に関係なく、互いに敵を挟撃していることになる。 《気逸らし矢》 特技12 Distracting Shot レンジャー 君は圧倒的な力あるいは手数の攻撃をもって敵を動揺させる。君が“獲物狙い”の獲物を遠隔武器でクリティカル・ヒットした場合、または同じターンに遠隔武器を少なくとも2回命中させた場合、獲物は次の君のターン開始時まで立ちすくみ状態となる。 《第二波》 [one-action] 特技12 Second Sting 連携 レンジャー 必要条件 君が2つの近接武器を装備しており、それぞれを異なる手で持っている。 君は獲物の動きを読み、それを好機にする。そうして、君は一方の武器で失敗することを他方の武器をかすめることにつなげる。君は“獲物狙い”の獲物に対して、必要条件を満たす武器の一方で近接“打撃”を行う。この“打撃”は以下に示す失敗時の効果を得る。 失敗 必要条件に示された他方の武器が命中した際に与えるダメージの内、全てのダメージ・ダイスを除いたダメージを与える(これは武器のダメージ・ダイスだけでなく武器のルーン、呪文、特殊能力からのダイスも取り除く)。 《電光石火の輪縄》 特技12 Lightning Snares レンジャー 前提条件 〈製作〉の達人、《高速輪縄》、《輪縄の専門家》 君は驚異的な速度で罠を仕掛けることができる。通常は“作成”に1分かかる輪縄を作る際、代わりに1回の“扱う”アクションで輪縄を“作成”できる。 《2体の獲物》 特技12 Double Prey レンジャー 君は一度に敵2体に集中し、両方を狩り立てることができる。 “獲物狙い”を使用する際、君はクリーチャー2体を獲物として選択できる。 14レベル 《獲物の共有》 特技14 Shared Prey レンジャー 前提条件 《2体の獲物》、《守人の恩恵》 二人で狩りをすると、君と味方の両方が君の獲物を相手取る。 “獲物狙い”を使用して1体の獲物のみを選択したなら、君は自分だけでなく、味方1体に“獲物狙い”の利益と猟技を与えることができる。この味方は、君が“獲物狙い”を再び使用するまでこの利益を保持する。 《忍びやかな相棒》 特技14 Stealthy Companion レンジャー 前提条件 《動物の相棒》、《迷彩》 君は周囲に溶け込むように動物の相棒を訓練した。君の動物の相棒は《迷彩》特技の利益を得る。君の動物の相棒が奇襲兵に専門化された動物の相棒なら、相棒の〈隠密〉の習熟ランクは達人となる(既に達人である場合は伝説となる)。 《狙い撃ち》 [one-action] 特技14 Targeting Shot 精神集中 連携 レンジャー 前提条件 《狩人の狙い》 君は獲物の位置と防御を注意深く観察し、射撃を妨げる障害物のそばを縫ってどこまでも追いかけることができる。 “獲物狙い”の獲物に対する遠隔武器による“打撃”を1回行う。君は目標の視認困難状態と全ての遮蔽を無視する。 《守人の導き》 特技14 Warden’s Guidance レンジャー どれだけ獲物が隠れていても、君は獲物の場所を味方に伝えることができる。“獲物狙い”の獲物が君にとって可視状態なら、君の全ての味方は“捜す”で失敗または大失敗をロールした際、代わりに成功を得る。この利益を得るためには、君の味方は君の姿を見られるか君の声を聞こえるかしなければならない。また、味方がこの利益を得るために、君は味方に呼びかけるか身振りを行わねばならない。 《見えざる者への感知》 [reaction] 特技14 Sense The Unseen レンジャー PFS特記 GMは《見えざる者への感知》インヴェスティゲーター特技を持つキャラクターに使用できる際に使用するかどうかを判断させるため、この能力のトリガーが満たされたことを知らせなければならない。 トリガー 君が“捜す”判定に失敗した。 君は敵を探すときに、かすかな動きや肌に触れる気流など、ほんの僅かな手がかりでも捉えることができる。トリガーとなった判定に失敗しているにも関わらず、君は“捜す”の範囲内にいる未探知状態のクリーチャーを自動的に感知し、単に君に対して隠れた状態とする。 16レベル 《相棒専門化》 特技16 Specialized Companion レンジャー 前提条件 《信じがたき相棒》 君の動物の相棒は専門化されるほど十分賢くなった。君の動物の相棒は、選択した専門化を1つ得る(動物の相棒参照)。 《怪物狩りの伝説》 特技16 Legendary Monster Hunter レンジャー 前提条件 〈自然〉の伝説、《怪物狩りの達人》 君のモンスターについての君の知識は信じられないほどのもので、獲物のはっきりした欠点を明らかにする。君と利益を得る味方に対する《怪物狩り》からのボーナスは、+1ではなく+2に増加する。君が《怪物からの守人》を有している場合、この特技によるボーナスも同様に増加する。 《上級気逸らし矢》 特技16 Greater Distracting Shot レンジャー 前提条件 《気逸らし矢》 たった一発の矢弾でさえ君が用いれば敵のバランスを崩すことができ、より強力な攻撃は敵をさらに長く狼狽させる。君が“獲物狙い”の獲物に遠隔武器を命中させたなら、次の君のターン開始時までその獲物は立ちすくみ状態となる。獲物に対してクリティカル・ヒットしたか、同じターンの間に遠隔武器を2回命中させたなら、代わりに、次の君のターン終了時までその獲物は立ちすくみ状態となる。 《双刃突き返し強化》 特技16 Improved Twin Riposte レンジャー 君の各ターンの開始時に、君は追加で1回のリアクションを得る。このリアクションは“獲物狙い”の獲物に対して《双刃突き返し》を行うためにのみ使用できる。君は《双刃受け》の利益を得ていない場合でも、この追加リアクションを使用できる。 《遍在する輪縄》 特技16 Ubiquitous Snares レンジャー 前提条件 《輪縄の専門家》 君は一見不可能な数の輪縄を事前に準備しておくことができる。無防備な敵に仕掛ける準備は万端だ。 君が《輪縄の専門家》で準備できる輪縄の数は2倍になる。 18レベル 《幾重の猟技》 特技18 Manifold Edge レンジャー 前提条件 猟技、秀抜の狩人 君は敵に対して使用できる、あらゆる猟技を学んできた。 “獲物狙い”を使用する際、1レベルで選択した猟技の利益とは別の利益1つを得ることができる。そうするなら、秀抜の狩人による追加の利益は得られない。 《影の狩人》 特技18 Shadow Hunter レンジャー 前提条件 《迷彩》 君は周囲に上手く溶け込んでいるため、周囲のものは君を地形と見分けることができない。君が望むなら、君が自然の地形にいる間、“獲物狙い”の獲物を除く全ての敵から、君は常に視認困難状態となる。 《完璧な射撃》 [three-actions] 特技18 Perfect Shot 卓越 レンジャー 必要条件 装填1以上の装填遠隔武器を装備しており、直前のターンから武器を再装填していない。 信じられないほどの強度と正確さで戦闘の動きを見た後、君は最大の痛みをもたらすために完璧なタイミングで獲物へと発射する。“獲物狙い”の獲物に対して、必要条件を満たす武器で遠隔“打撃”を1回行う。命中すると、その“打撃”は最大のダメージを与える。この“打撃”の後、君のターンは終了する。 《秀抜の相棒》 特技18 Masterful Companion レンジャー 前提条件 秀抜の狩人、《動物の相棒》 君の動物の相棒は君が持つ信じられないほどの狩猟技術を共有しており、共有した獲物を簡単に倒すことができる。“獲物狙い”をするとき、君の動物の相棒はもともと得ていた猟技の利益に加え、猟技に対応する秀抜の狩人の利益も得る。 《信じられぬ遠射武器》 [three-actions] 特技18 Impossible Volley レンジャー 卓越 初動 必要条件 遠射用の特性を持つ装填0の遠隔武器を1つ使用している。 君は範囲内のすべての敵に一斉射撃を行う。武器の遠射用の射程内を中心とする半径10フィートの爆発内にいる全ての敵に、-2のペナルティを受けて“打撃”を1回行う。全ての目標に対して、1回だけダメージをロールすること。 複数回攻撃ペナルティを考慮する際にそれぞれの攻撃を別の攻撃として扱うが、すべての攻撃が終わるまで複数回攻撃ペナルティは増加しない。 《信じられぬ連撃》 [three-actions] 特技18 Impossible Flurry 卓越 初動 レンジャー 必要条件 君が2つの近接武器を装備しており、それぞれを異なる手で持っている。 君は精密さを捨て、不可能なほどの速さで攻撃する。必要条件の武器のそれぞれで近接“打撃”を3回行う。これらの打撃は、このターン中に既に2回以上の攻撃を行ったかのように、これらの攻撃全てに最大の複数回攻撃ペナルティを受ける。 20レベル 《究極の散兵》 特技20 Ultimate Skirmisher レンジャー 前提条件 野生の歩行 君は自然界での案内に非常に長けているため、君の移動は地形の影響を全く受けない。君は全ての移動困難地形、上級移動困難地形、障害地形の効果を受けない。加えて君は、自分が望まない限り、範囲内を移動することでトリガーする罠と障害(仕掛け線や感圧板など)のトリガーを満たさない。 《三重殺》 特技20 Triple Threat レンジャー 前提条件 《獲物の共有》 狩りにおいて、君は3つの方法で注意を分けることができる。“獲物狙い”を使用する際、君は3体のクリーチャーを獲物に指定するか、2体のクリーチャーを獲物に指定して味方1体と(《獲物の共有》として)効果を共有するか、1体のクリーチャーを獲物として指定して味方2体と効果を共有するか、からいずれか1つを選択できる。 《大地の果てまで》 特技20 To The Ends of the Earth レンジャー 前提条件 〈生存〉の伝説 獲物を追跡する能力は説明できる以上のもので、獲物の動きを追跡しその位置を容易に予測することができる。100フィート以内のクリーチャーに“獲物狙い”を使用する際、君はそのクリーチャーの動きを追うことができ、獲物である限り、そのクリーチャーとの距離に関わらず正確な位置を知ることができる。瞬間移動や次元界移動を使用した獲物の位置を追跡するには〈自然〉が伝説でなければならない。君が〈自然〉の伝説である場合、この特技は始原、占術、探知の特性を得る。 《伝説的な射撃》 特技20 Legendary Shot レンジャー 前提条件 秀抜の狩人、知覚の伝説、《遠射》 君は“獲物狙い”の獲物に集中し、角度、空気抵抗、および遠隔攻撃に影響を及ぼす全ての要素を感知する。遠隔武器に達人の習熟を持つなら、“獲物狙い”の獲物を攻撃する際、君は射程単位の5倍までの距離への攻撃に対するペナルティを無視することができる。
https://w.atwiki.jp/stselysium/pages/73.html
眼下の街をいとおしみ、手を差し伸べて抱え上げたい想いに駆けられな がら。 武田赤音は最後に階段を登った。 「は………………?」 初めに感じたのは、憤怒。 最後の一段を登ったら山門でした。 至高の仕合せ?刹那の刃鳴? そんなものは無い、現実は非常である。 「は………あ……………っっ」 短く、切れ切れに息を吐く。 「ふ………ざ…………け………んなあああああああああああッッッ!!!!!」 赤音は肺の中の空気を全て怒声として吐き出す。雷の轟の如き声が夜の空気を激しく震わせた。 少年の様な少女の様な中世的な顔立ちを、悪鬼のごとく歪ませて咆哮する。 黄金の塔?おれが登るのはあの廃塔だ。何でも願いが叶う杯?おれの願いはあの階(きざはし)の上にある。 おれはおれの世界で得られる最後のものを得る寸前だったんだ。杯なんざいらねえ、一剣を以って全て奪い、喰らい尽くす。その筈だったんだ。 「人の願いが叶う直前に邪魔しやがって何でも願い叶えてやるから殺しあえ!?」 いらねえよクソが。 ああクソが、あの雑魚が妙なもの弄んでたから拾った結果がコレだよ!! どこまでも邪魔しやがって雑魚が。 吠える。吼える。咆える。怒号は何処までも何時までも響き続けた。 燃え盛った闘志も、 引裂かれた誠心も、 荒れ狂った凶意も、 心震わせた歓喜も、 煮え滾った執念も、 身魂を捧げた剣も、 そして、たったひとつのものを求め続けた至情も、 全ての赤音が報われる。全ての赤音が結果を得る。その寸前に報いを結果を奪われ、行き場を失った武田赤音の全てが狂乱する。 「ク…ククク」 ひとしきり吠えた後、赤音は笑い出した。 「クハハハハハ………ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」 楽し気に、愉し気に、男は嗤う。顔は変わらず悪鬼のまま。 「良いぜ…殺してやるよ、皆殺しだ。手前ぇも込みでな」 紡がれる言葉に込められた極大の殺意。ルーラーを含む全てを殺すと赤音は此処に殲言する。 ああ…おれには待たせている相手が居るんだ。あいつがおれを待っているんだから。 そしておれと伊烏の復讐(ヴェンデッタ)が遂げられる時。彼女が救済を得る時があの階の先に有る筈なのだから。 四年前に得られる筈だった決着を奪われた事への復讐(ヴェンデッタ)と、四年前に奪われた愛する者へ捧げる復讐(ヴェンデッタ)と、四年前に勝負を穢した事への贖罪と。 その全てがあの階の先に有る筈なのだから。 「もう四年も待たせたんだ。彼奴の剣と交える剣も出来たんだ。これ以上待たせたら悪いからな……だからさっさと死ね塵(ゴミ)共」 腰の刀に手を掛ける。 こんな処で遊んでいる暇は無い。 尽く殺して滅相してやるよ。サッサと死ね、死に絶えろ塵(ゴミ)共。おれと、彼奴の間に入って来る奴は全員死ね。 「それで……おれのチリ取りは何処に有るんだ?」 「私のことか」 後ろから不意に掛けられた声に、殺意を漲らせた赤音の身体が意識を余所に過剰に反応する。 腰の刀を抜きながら、身体を回転させ、声の主に斬りつける。 切先が声の主の服との間に髪一筋分の隙間を残して空を裂く、赤音の身体は止まることなく動き、刀を右肩に担ぐ。左足を前に、右足を後ろに。鼻から息を吐いて全身の力を抜く。 右足を前に出し、左足を急停止させて全身を撃ち出す。腕の力を用いず、脱力により足腰で刀を振るい、突進の推力と全体重を刀に載せる。 ─────刈流、強。 轟、と唸りを上げて振り降ろされる刀身は神速にして剛猛。 その速度は回避を許さず、その威力は防御を許さず。 しかし、それは人が相手であった時。 剣を振るう赤音の眼は、艶やかな繭袖(けんちゅう)の布地に龍の刺繍をあしらった長衫を纏った男の姿を捉えていた。そして己の刃が僅かに男に届かぬことも。 ─────悟ると同時、赤音の身体は意識と関わりなく動いた。 地に残した軸足を大きく伸ばし、更に爪先で地を蹴って跳躍する様に踏み込み、一気に男との間合いを詰める。 ─────刈流、飢虎。 確かに男の身体を捉えた刃は、肉を裂く感触も、骨を断つ手応えも感じさせなかった。 赤音は大きく後ろに跳んで、男と向かい合う。 「チ……サーヴァントは斬れねぇか」 刀を鞘に納める。 眼前の男に害意は無い、あれば己は殺されていただろう…。そういう確信が赤音には有った。 「驚いたな。意を感じなかった。無想の境地、いや違う……特異な才能か?」 「ああ、似て非なるモンさ、剣聖の至る境地なんて御大層なモンじゃ無い。おれには無想の境地なんて終ぞ縁が無いモノさ……しかしその辺分かるとはお前もご同輩か?」 男の唇の端が吊り上がった。 「そうだ、お前の流派は何だ?見たところ大陸の剣技には見え無いが」 「へぇ…大陸の剣士か、俺は日本人だよ。これ見れば判るだろ」 赤音は鞘に納めた“かぜ”を見せつける様に掲げる。 美丈夫と呼んで良い男の顔が僅かに歪む。赤音はその歪みを憎悪によるものと見て取った。 「生憎と生前に倭刀を使う相手と戦ったものでな、得物を見せられただけでは判らん」 「其奴がお前の相手か?」 男が湛えていた涼しげな気配が刹那の間に変わる。 凄まじい憎悪。必ず殺すという意志。其処に居るのは正しく悪鬼。 「ああ…俺は奴を必ずこの手で殺す。戦って殺さねばならぬ」 赤音の唇の端が吊り上がる。獣の様に、悪鬼の様に。人が知性を持つ前より持っていたもの。原始的で、それだけに純粋なモノを湛えた笑み。 「おれと似ているな。少し違うが」 違う?と、男が呟いたのに応えて話す。 「おれは彼奴と戦う、戦わなきゃならない。戦って結果を得る。生も死も勝敗も知ったことじゃねえ」 徹底的に純化された意志。只、戦う。それのみで構成された意志。 生死勝敗を度外視した─────否、最初から思考に入れていないその在り方は、人では無く、只々純粋に“斬る”為だけに在る刃を思わせて、男にどうしようも無く、自身を破った宿敵たる義兄を想起させた。 「おれはサッサとあの場に戻って、彼奴と戦って、そして人生で得られるモノを全て得る。聖杯なんざ犬の餌にでもすれば良い」 男は疑問に思っていたことをふと─────訊いてみた。 「先刻、“彼奴の剣と交える剣も出来た”と言っていたな。どうやって作った」 いきなりの質問に、赤音は己がサーヴァントの意図が読めずに面食らったが、声に含まれた真摯な響きに応じて応えてやることにした。 「ちょっとばかし殺されかかったら出来たんだよ。けどな、アレは日頃の工夫と稽古と積み重ねられた剣理の結果だからな。“俺にだって出来る”何て思うなよ」 思う様な愚物なら洒落になっていない。こんな巫山戯た状況で、あの雑魚と同類の輩と組まなきゃならないとかやってられない。 「ふむ…やはり必要なものは死線か。運が良い……と言うべきか」 「お前……此処で剣を作る気か?」 赤音の問いに、男は薄く笑った。 「何しろ生前は俺に死線を感じさせるどころか、苦戦させる者さえ居なかったのだからな。此処には英雄とまで呼ばれる強者が数多集う。好都合というものだ」 ああ、そうだとも。奴が十の死線を潜って絶技に開眼したというなら、俺は百の死線を超えて奴の剣を凌駕して見せる。 我が想いに掛けて、必ず奴を屠ってみせる。 奴に敗れた理由は唯一つ。己もまた侮蔑していたサイバネ拳士共と同じで、足りない功を機械の身体によって引き上げていたからだ。 ならば功において同等となれば良い。己も絶技に開眼すれば、最早奴に破れる道理無し。 その為にも強者が要る。己を死線に叩き込めるだけの強者が。 「大した自信じゃねえか」 赤音は言葉を返す。赤音の目に写るサーヴァントのステータスは驚異的な低さだが、赤音はさして気にしていない。 赤音自身、身体能力そのものは其処まで高くはない。それでも巨躯を誇り、長大重厚な武器を操る者共を歯牙にも掛けずに屠り去ってきた。 闘争に於いて身体能力は確かに重要だが、絶対のものでは無いということを、赤音は自身の経験と身につけた理合いによって知っている。 「そうとも、この地に顕れた英霊共は、皆我が剣の糧に過ぎん」 そして其れはサーヴァントも同じ。彼は身につけた深遠なる理合いを以って、肌で刃を弾き、拳で鋼鉄を砕き、亜音速で機動する足腰を持った、人を超越した肉体を持つ輩共を屠り去れるのだから。 「まあ、やる気ならどうでも良いさ。こんな処で愚図愚図している気はねえ。サッサと塵(ゴミ)を皆殺しにしないとな。伊烏が待っているんだ」 「大した自信だな」 サーヴァントが言う。先程の赤音の言葉をそのまま返してくる。 「おれと伊烏は必ず出逢って戦う。そうなっている。伊烏がこの糞っ垂れな場所に来ていなけりゃ、勝ち残ってあの場所に戻るのはおれさ」 赤音が嗤う。その獰猛な笑みは人では無く悪鬼の其れ。 「宿命というものか……。だとすれば俺は随分と幸運な出逢いをしたという事か」 サーヴァントが嗤う。人間味を感じさせぬ笑みは人では無く化生の其れ。 「違う。おれと伊烏が出逢ったのは運命だが、其処からはおれと彼奴の意志だ。彼奴が己のみの剣を持とうとしたのも、 おれが彼奴の剣に恋(こ)がれたのも、全てはおれ達の意志だ。運命だの宿命だの、しゃらくさいものじゃねえ」 「済まない。謝罪しよう」 サーヴァントは誠心を込めて謝罪する。確かにそうだ赤音の言う通りだ。俺の奴に対する憎悪も、その源となった彼女に対する愛も、俺だけのものだ。俺の彼女への愛が運命だの宿命だのの結果などと言われれば、俺は言ったものを必ず殺す。 あの剣に捧げる唯一つの恋(こ)がれと、一人の女への復讐と。 彼女に捧げる唯一つの愛と、一人の男への復讐と。 奉じる想いの元に行う戦は、聖戦と呼ぶには厭わしく。 振るわれる刃を復讐劇(ヴェンデッタ)と呼ぶには自儘に過ぎて。 されども二人が抱く想いの強さ烈しさは、人類が過去現在未来で行ってきた、聖戦や復讐劇と呼ばれるものの際に抱いていた其れを凌駕する。 そんな激情を抱けるのモノは最早人に非ず。 悪鬼羅刹、人外化生と呼ばれるに相応しい代物だった。 嘗て人だった人でない二人は、此の地の主従全てを葬るべく並んで歩き出した。 【クラス】 セイバー 【真名】 劉豪軍(リュウ・ホージュン)@鬼哭街 【ステータス】 筋力:E 耐久:E 敏捷:E 幸運:E- 魔力:E 宝具:E(通常時) 筋力:B 耐久:C 敏捷:B 幸運:E- 魔力:E 宝具:E(内功使用時) 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 対魔力:E 魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 騎乗:D 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 【保有スキル】 内功:A+ 呼吸法により丹田に気(サーヴァントとしては魔力)を練り、全身に巡らせて、森羅万象の気運の流れに身を委ねる技法。 このスキルが低下すれば、後述の戴天流、縮地スキルも低下し、使用不能ともなれば、戴天流、縮地スキルも使用不能となる。 呼吸法により魔力を幾らでも精製することができる為、実質的にセイバーは無尽蔵の魔力を持っているに等しい。 修得の難易度が非常に高く、Aランクで漸く『修得した』と言えるレベル。 使うと内傷を負い、内臓や経絡に損傷を齎す……が、セイバーは宝具により内傷を負う事が無い。 戴天流:A+(A++++) 中国武術の二つの大系のうちの一つ、『内家』に属する武術大系。 型や技法の修練に重きを置き、筋肉や皮膚など人体外部の諸要素を鍛え抜く武術大系である『外功』と対になる武術大系。 外功の“剛”に対する“柔”であり、力に対する心気の技である。体内の氣が生み出すエネルギー“内勁”を駆使することにより、軽く触れただけで相手を跳ね飛ばしたり、武器の鋭利さを増したり、五感を極限まで研ぎ澄ましたりといった超人的な技を発揮するほか、掌法と呼ばれる手技により、掌から発散する内勁によって敵にダメージを与えたり治癒能力を発揮したりもする。 内家功夫は外家功夫より修得が難しく、その深奥に触れうるのはごく一握りの者しかいない。 修得の難易度が非常に高く、A+ランクで漸く『修得した』と言えるレベル。 敵手の“意”を読んで、“意”より遅れて放たれる攻撃を払う事で、“軽きを以って重きを凌ぎ、遅きを以って速きを制す”事が可能となる。 ランク相応の魔力放出、矢避けの加護、Cランクの千里眼の効果を発揮する複合スキル。 効果を引き出すには、其れに見合った内功スキルが必要になる。 セイバーは絶技に開眼してはいないが、練達の武人であり、修得した戴天流の武功は、宝具の効果により、極めた者の其れを遥かに凌駕する。 内勁の込められた刃が齎すは因果律の破断。凡そ形在るもの全てを斬断する。 内功を充分に練らなければ使用不能だが、練る事さえ出来れば、同等の功の持ち主か、特殊な概念でも帯びていない限り防げない。 一刀如意:A 意と同時に刃を繰り出す剣の境地。通常は意に遅れて刃が放たれる為に事前に察知する事が可能となるが、この境地に至れば事前に知ることは不可能となる。 Bランク以下の直感と心眼(偽)を無効化し、Aランク以上の直感と心眼(偽)の効果を半減させる。 心眼(真):A 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。 逆転の可能性がゼロではないなら、 その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 精神異常:A+ 精神を病んでいる。一人の女に己の全てを捧げた結果、周囲の事がな全く気にならなくなっている。精神的なスーパーアーマー。 軽身功:B+++ 飛翔及び移動の為の技術。多くの武術、武道が追い求める運体の極み。単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合って完成する。 セイバーの縮地は宝具との組み合わせにより、技法の域を超えている。 その速度は複数の残像を伴いながら間合いを詰め、複数人数から同時に攻撃されたと誤認させる程。 セイバーにとって、間合いとは存在しないに等しいものである。 【宝具】 電磁発勁 ランク:なし 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大補足:自分自身 対サイボーグ気功術である。体内の氣の運行によって瞬間的に電磁パルス(EMP)を発生させ、それを掌力として解き放つ……ものだが、 セイバーとしての現界の為に、殺戮の絶技(アーツ・オブ・ウォー)たる“紫電掌”は使えない。 拳脚や武器に電撃を纏わせられる程度である。 Aランク以上の内功スキルがなければ使用不能。 黒手裂震破 ランク:なし 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 内家掌法の絶技。胸への掌打を以って五臓六腑を四散させる。 受けた者の胸に黒い手形が付くのが特徴。 Bランク以上の対魔力が無ければ防ぐことは出来ない。 内勁駆動型義体 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大補足:自分自身 生前に己の肉体を寸分たがわず再現させた、史上初の内剄駆動型義体の試作品が宝具化したもの。 セイバーの肉体をを完全に再現した義体であり、経穴まで存在する。 この為内功を駆使できるが、義体そのものの性能は、生身より多少丈夫というだけである。 人造器官の強度とパワーで駆使する内功は尽きること無く、内傷を負うことも肉体の限界に縛られることも無い、全ての流派を過去の遺物とセイバーが豪語する程。 この宝具により戴天流スキルは()内の値となる。 この身体で軽功を繰れば、敏捷の値がA+++にまで引き上げられ、後述の宝具が使用可能となる。 絶縁体で構成されている為に電撃系の攻撃を無効化する。 しかし、首筋だけは接続端子がある為に電撃が通る。 痛みを感じず、出血も無い為に、継戦能力はかなり高い。 六塵散魂無縫剣(偽) ランク:なし 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:10人 戴天流剣法絶技。 十の刺突を神速で繰り出すその剣閃は同時に放たれたように見えるどころか、緻密な残像が重なって一薙ぎの斬撃としてしか捉えられないほど。 弾雨を悉く撃ち落とす事さえ可能な剣技。 本来この剣技は、最高ランクの透化、無窮の武練、圏境スキルの効果を発揮し、 如何なる精神、地形、肉体的状況にも左右されず。無念無想、剣我一如の境地に達して、刃圏に在るもの悉くを捉えて斬る絶技だが、 セイバーの技は、自身の武功と宝具の効能を併せて、速度のみを発揮している為に(偽)が付く。 もしセイバーがこの剣技を真に会得すれば、この宝具のランクと戴天流スキルのランクがEXとなる。 【weapon】 レイピア 【人物背景】 「花は彼女の為だけに咲けばいい。鳥は彼女の為だけに鳴けばいい」 鬼哭街のラスボス。主人公の妹の夫であり兄弟子。青雲幇のトップ。 妻の持つ“兄への思慕”という道ならぬ想いに気付き、己が最愛の女の眼中に無いことを知り発狂。 主人公をマカオで死なない程度に重傷負わせて海に沈め、妻を輪姦させて五分割。尤も、道ならぬ想いに苦しんでいた妻にとっては救いだったわけだが。 そうして一年後、戻ってきた主人公に五分割された妻を回収・統合させて、その工程のさなかに妻の裸の心の触れさせて、妻の主人公に対する想いを気付かせようとする。 この時ついでとばかりに自分の束ねる幇会や、その構成員を妻への生贄として主人公に潰させる。 これで最後の戦いが終わったら端麗が微笑んでくれるかもしれないと夢想。 最後は、嘗ての面影など欠片もない程に荒れ果てた、自分と妻と主人公の思い出の桃園で主人公と決戦。 言葉責めとチート武功を駆使して主人公を責め苛むも、主人公ふぁ幾多の死線の中で開眼した絶技に敗れ去る。 それでも最後の最後、死ぬ瞬間まで「お前が俺達を狂わした」と言い放った。 【方針】 死線を感じさせる相手と戦い、絶技に開眼する。 【聖杯にかける願い】 復活と再戦 【マスター】 武田赤音@刃鳴散らす 身長161cm 体重54kg 年齢22歳 【能力・技能】 兵法綾瀬刈流中伝 脱力を旨とする古流剣術。その斬撃は神速しして、剣尖に全体重を乗せて繰り出される為に防ぐことは不可能。 組太刀と居合いの技を以って、幕末の京都にも勝る刀剣乱舞する廃帝都東京で無類の剣腕を発揮した。 相手にイニシアチブを渡さず、先手を打っての必勝を赤音は好む。 隙を見出して先の先を衝く。攻撃を釣り出して先の機を衝く。 後の先はあまり好まないが、必要な際は後の先を取る柔軟性も有している。 即応能力 緊急事態に対して、思考や感情とその肉体の行動を脳で完全に切り離し、 一旦はその反射神経のみで最適の行動を最速で為す異才である。 「考える前に行動する」「己が無のまま勝利する」を地で行く訳である。 尤も「剣聖紛い」でしかなく、その攻撃的すぎる性質から、剣聖の境地に至ることは決して無い。 鍔眼返し 一歩の踏み込み、一太刀分の時間で振り下ろしと斬り上げの二度の必殺の斬撃を繰り出す妖技。 形を真似るだけならば誰にでも出来る。 しかし、実践するには敵が一の太刀を無力化した瞬間を毛筋のずれさえなく確ととらえ二撃目に繋げねばならない。 実戦の場において誰がそのようなな事を成し得ようか? 最良の運動効率を最高の反応速度で貪り尽くしてこその剣。 武田赤音はこれを成す。 彼の即応能力の極限、 無想の境地とは酷似しながらも対極。 宿敵の所作を寸毫たりとも見逃さぬ、愛のような執念だけがこの妖技を現実のものとする。 【weapon】 藤原一輪光秋「かぜ」 【ロール】 どっかの金以ってる女のヒモ 【人物背景】 嘗て穢された伊烏義阿との決着のみを求める剣鬼。 その障害となるものは全て死地へと蹴り込んできた。 性格は徹頭徹尾自己中に見えるが、実際には伊烏との決着以外には自分自身ぬすら関心がなく、伊烏と決着つけるまでは死ねないので結果として自己中に見えるだけである。 【令呪の形・位置】 剣を象ったものが右手の甲に 【聖杯にかける願い】 無い。精々が帰還 【方針】 皆殺し 【参戦時期】 伊烏との決戦にに臨む直前。雑魚が弄んでいた『鉄片』を何の気なしに拾った。 【運用】 セイバーが広範囲攻撃以外では先ず斃されない上に、魔力を自己精製出来るので、強気にガン攻めが可能。 ただし回避に幸運判定要る攻撃には対処する術が無いのが難点。 把握資料 両方ともかなり前にニトロプラスから発売されたR18ゲームだが、鬼哭街の方は角川スニーカー文庫から全二冊で書籍化されているので把握は楽。 刃鳴散らすの方は、プレイ動画みるのが手っ取り早いかなあ
https://w.atwiki.jp/arcoiris/pages/136.html
その一瞬を、言葉にする事は難しい。 波打ち、初夏の光を透かして煌く、紅炎色の髪(ファイヤー・レッド・ブロンド)。 舞台舞踏(バレエ)のロマンティック・チュチュめいて翻る紅薔薇(ローズ・レッド)のドレス。 しなやかに伸びた脚は、雪豹を思わせる。 無骨な男の顎を爪先で捕え、間断なく無慈悲な踵落としを、頭頂へと叩き込んだとは信じられぬ程。 一連の動作は、余りにも人の目を惹き付けて止まず、目にした者の心に、鮮やかな紅い魔女の美貌を刻み付けるに十分だった。 偽りの言葉と動作で、相手を惑乱し、意識の間隙をついた奇襲。 名誉や誇りを掲げる騎士物語でなら、決して描かれぬ様な、卑怯の誹りを免れぬ行いを働き、それでも『少年』は、フランディア・ローズレッドは美しかった。 意地の悪い笑顔さえ、どこか愛敬を持って、見る者に受け入れられる。 「……何と、まぁ」 蝕紫色(イクリプス・ヴァイオレット)の目を丸くして、今見た光景を疑う様に、銀月色(ムーンライト・シルバー)の髪を有する吸血鬼(ヴァンパイア)の少女、ソルティレージュ・アン・アトガルド・エトナシアは呟いていた。 「わーお。えっげつなー。フラっち。あんた、性格悪いって云われない?」 アエマ・ゼットンが、茶化す様に問う。 フランの事を、顔を合わせたばかりどころか、録に自己紹介も終えていないのに、既に勝手な渾名を付けて呼んでいた。 「良く云われますね。事実ですし、仕方ありません。お世辞にも僕は、真っ直ぐな性格をしているとは云えませんから。『我々は、生まれながらにして狼だ。男など、誰も信じてはいけない』」 フランが、苦笑を浮かべて云った。 「『流氷階段』(カスケイド)。エリオット・ベヒシュタインの一節ですわね。あれは良い作品でした」 ソルティレージュが、フランの引用した古典小説の題名を応える。 フランが、嬉しそうに微笑んだ。 「ですが」 前置きをして、双りの少女を振り向き、“ぱちり”とウインクをする。 「成果はあるでしょう? 物語の騎士の様に、正々堂々とは行かぬが世の常です。ならば、卑怯者との誹りを受けて、それで、護れる者が在るかも知れない」 異端の魔女たる身には、掲げるべき誇りは無く、護るべき名誉も無い。 泥に塗れる己の背後に、無垢なる花の清らなるを護れるならば、厭う理由は存在しないと、フランは告げた。 それこそが、自分にとっての名誉であり、誇りであると、騎士の様に微笑む。 「僕は護り屋。護衛者です。誰かの生命を、心を、名誉を護る楯ならばこそ、我が身、我が心、我が名誉が傷付くは厭わない」 そして、と。 一味の仲間を倒され、身構える盗掘団四天王の、残り三名へと向き直る。 「我が〝想楯〟の称号に掛けて。日々の暮らしの、安らかなるを願う誰かの為に。僕は今、虹の都が治安を守護する楯となろう」 紅い魔女の静かな宣誓に、言葉に秘められた力に気圧された様に、男たちが知らず、僅かに背後へと下がる。 痩せ細った、魔術師らしき男が、総身を竦ませる武威(プレッシャー)に抗して、或いは必死で逃れようとするかの様に、声を張り上げた。 「――殺れぇッ!」 声に触発されて、男たちが、弾かれた様に駆け出す。 筋骨隆々とした男、盗掘団随一の豪力の持ち主、カーム・ライノセラス。 鋭い目を持つ男、盗掘団随一の射手、インテンス・パラキート。 痩せ細った魔術師の男は、盗掘団随一の魔術師、ワイズ・リザード。 襲い掛かってくる男達を迎え撃つべく、フラン達もまた身構える。 「来ましたわよ。先刻、フランさんが意識を刈り取った男が、ダーティ・スクーロルと名乗っていた剣士ですわね。残りは、三人」 「自警団の人たちも疲れ切ってるみたいだし。んー、やっぱ装備の差がでかかったかー。これ見よがしに魔法器物(マジック・アイテム)で固めてるもんなぁ。じゃ、私は、あっちの弓兵さんを相手にしましょ」 アエマが、“にひひっ”と、悪戯な笑みを浮かべた。 ソルティレージュも否やはなく、向かってくる男の一人を見据える。 「ならば私は、エレガントに力比べと参りましょうか」 「うん。偶に思うけどさ。ソルっち。エレガントの意味を明後日の方向に履き違えてるよね。ってか、優雅に力比べしようって、すっげぇ字面だと思うんだけどどうよ? あと、相変わらず魔術師の発想じゃねー」 「ふふ。そこは吸血鬼としての発想と云う事で、見逃してくださいませ。それからエレガントは、私の心情の問題ですわ。フランさんは、如何でしょうか?」 「否やは在りませんよ。魔道の業の競い合いならば、僕としても望む処。では」 「ええ、それでは」 奇しくも、フランとソルティレージュの声が唱和する。 「貴女の道に、鴉と黒猫の啼き声が在ります様に」 「貴男の夜に、紅う月の恩寵が在ります様に」 フランが口ずさんだものは、魔女に伝わる厄除けの呪い。 ソルティレージュが口ずさんだものは、夜の国に伝わる厄除けの呪いだった。 “くすり”と、双り、微笑みを交わす。 「かくして、お耽美なお双り様の中に在っては、あちきは、すっげー浮いている存在なのでした。ったく。双りともなってねーぜ。郷に入っては郷に従え。厄除けの詩なら、これ以外にないっしょ。ここは魔女の山でも、夜の国でもなくて、アルコ・イリスだぜぃ?」 そうしてアエマは、七虹都市に旧くから伝わる、祈願の詩を紡ぎ出す。 曰く―― 「貴方の空を、掛かる虹が照らします様に」 紡がれた詩を合図に、魔女たちは、それぞれの敵へと相対した。 ◆ 「我が得物は貴様か、少女よ! 『隠者の猟虎』四天王筆頭、インテンス・パラキートが、飛鳥さえ射抜き堕とす弓の業を、味わって見るが良い!」 魔法の弦が張られた長弓を誇り、男が告げる。 アエマは、不敵な笑みを絶やさぬままに、応えた。 「やー。そいつは凄いね。けどさ。あんたの弓は、喩えば、暗い、真っ黒な風も射抜けるのかい?」 ――“びょう” 不意に、一陣の『影』が、突風の様に吹く。 「むぅっ……!?」 否、それは闇を孕んで吹き荒ぶ、黒く、影に似た風だった。 アエマを中心に渦巻く黒風が、対峙する双りの髪を、服をはためかせる。 魔道の心得がある者が見れば、アエマを取り巻く様にして、正体を無くし躍り狂う、闇と風の精霊の姿を幻視するだろう。 魔の森の民(ダーク・エルフ)が受け継ぐ、黒の魔力を用いて精霊を狂わせ、従える、『精霊魔術』からの派生系統。 『黒霊魔術』が顕現させた神秘だ。 男が、慌てて長弓に番えた矢を放つ。 魔法の弦より放たれた矢は、狙い過たずアエマの急所へと飛んだ。 忽ちの内に、黒い風に巻かれて、力尽きた飛鳥の様に地に落ちる。 「残念でしたー。俺様ちゃんの属性は、見ての通り……なのかなー? ま、とにかく『風』だよ。幾らおっちゃんが、風に乗って、飛ぶ鳥を撃ち堕とせる腕前でもさ。そもそも風を狂わせる私には届かないんだな、これが」 矢除けの黒風を、幾重にも防壁として纏いながら、当然の事の様に、愕然としている男に向かって、アエマは告げた。 男が、幾本もの矢を撃ち放つが、総ては等しく、同じ末路を辿る。 爆塵の鏃も、氷河の鏃も、得物に届かぬ以上、効力を発揮する事は無い。 「こんな……こんな事が……ッ!」 不条理だと、男が叫んだ。 「ならば、これで!」 怒りに染まった顔で、一本の矢を取り出す。 鏃から迸る魔力は、先刻までの魔法矢とは一線を画していた。 矢の正体を悟ったアエマが、表情を変える。 「……げっ。雷華の矢の、それも一級品じゃん。なんで一介の盗掘屋が、そんなもん持ってるのさっ!?」 「これぞ我が切り札よ! 放たれた瞬間、稲妻の閃きと化す鏃を、風で捕えられるか?」 「んなの、無理に決まってんじゃん。風の矢除けで、雷が防げるかっつーの」 「ならば、勝負あったな。この間合いでは、私は狙いを外さぬ。貴様が何か策を講じるより先に、我が雷は、その躰を穿つぞ。貴様は最早、遅きに失したのだ」 勝利を確信して宣言する男を前に、アエマが笑う。 「うん。そーだね。その矢を撃てたら、おっちゃんの勝ちだよ。撃てたら、ね」 「何を――」 「遅きに失したかー。確かにね。あたしを前にした時に、有無を言わさずそれを使ってたら、結果は違ってたのに。やー、さっきはフラっちの事を性格悪いって云ったけどさ。うちの魔術も大概、陰険なんだわ」 「あ……?」 “ぽたり”……“ぽたり” 逆巻く風音の中、滴る水音に、男が足元を見ると、血の雫が落ちていた。 血は、男の鼻腔から流れ出している。 「これは……何故、私が……貴様、何を……!」 男の視界が、唐突に“ぐにゃり”と歪む。 平衡感覚を失い、寒気に襲われ、躰に力が入らない。 指先が振るえ、弓を番える事さえ億劫に感じた。 「あたしが狂わせた風は、黒に染まりて、病を運ぶ」 アエマは、男を“ひた”と見据えながら、静かに呟いた。 「風は幾重にも私を護り、運ばれた病が、触れた者の命を奪う――ま、判りやすく云うとね。あたしは射手(アーチャー)封じの、疫病使い。バッド・ステータス&ペナルティ付与なんだな、これが。いやらしー戦い方っしょ? おっちゃん。もう、そうなったら暫らくは、まともに動けないよ。降参してくれたら、今なら、アエマちゃんの手厚ーい看病がついてくるけど?」 「巫山戯……るな……! この私が……四天王筆頭が、貴様の様な小娘にぃぃぃ……ッ!」 怒りと屈辱を綯い交ぜとして、アエマを睨み付ける男。 アエマは、務めて明るく、何時もの調子で、男へと決別の言葉を告げる。 「あ、そう。じゃー、仕方ないね。目が覚めたら、ベッドの上で反省しなよ。ああ、それと。歳とか見た目で、相手を侮るのは止めときな。世の中、そんなもんで動いちゃいない。歳月も修練も関係なくさ。『才能』って奴は、何もかもを台無しにして、一纏めに持っていくんだから。おっちゃんの『狙い撃つ才能』は、あたしの『病に侵す才能』を上回れなかった。まー、納得出来ないだろうし、無体な話だって思うけど。でも、そう云うもんだよね。世界は、そう云う風に出来ていて。そう云う容なんだから。何をしたって、その通りにしか廻らないんだよ」 「ぐっ……私は、まだ……敗れては……弓の業を、十余年磨き続けて……鳥さえ射抜ける様になった、私が……! 友を……救い出すまでは……!」 朦朧としているのだろう。 支離滅裂な言葉を吐き出す男。 歯を食い縛り、懸命に矢を番えようとする男の前で、アエマは、どこか悲しそうに云った。 胡桃茶色(ウォーナット・ブラウン)の瞳に去来するのは、『才能』を、逃れ得ず、覆せぬ『自分の容』を知る者の悲哀だ。 『誰も彼もが、才能の奴隷に過ぎない。その支配は、如何なる運命よりも苛烈で残酷だ。無慈悲なる神の如くに』 それは高名な劇作家、カルデニオ・シンドベルトが、自らの作品の中で書いた一節。 先刻、フランがアルテミシアとの会話に於いて、引用した台詞でもある。 「うん、やっぱおっちゃんは、私やソルっちと同じ才能を持ってるね。同じ容だよ。もう届いてるかどうかは知らないけれど。その在り様を、言葉にしたらどうなるか教えて上げるよ。おっちゃんの才能はさ、『大切なものを手に入れることが出来ない才能』。本当、報われないよね、お互いに」 自嘲めいて、アエマは云う。 『才能』とは、己の容だ。 それを開花させる事は、必ずしも幸福を約束しない。 無慈悲で、報われない容であるとしても、自らの容が、そうと定められているのならば、向き合うしか無い。 アエマが、『幸せになれない才能』と云う容を、持って産まれた様に。 『辛くても明るく振舞う才能』と云う容の通りにしか、生きていけない様に。 最後の力を振り絞り、矢を番える男の前で、荒れ狂っていた風の唸りが止む。 黒き疫病の風は、アエマの左腕に纏わり付き、圧縮され、その肌の色を、黒ずんだ褐色へと染め上げた。 爪は、妖しい黒瑪瑙の輝きを放っている。 アエマは、黒き病の腕で、男へと触れた。 風が運ぶ病が、男の躰を侵し、今度こそ意識を、一時の奈落へと刈り取る。 「あ、げっ……あ……っ……!」 「『疫風蝕む熱病の腕』――眠りなよ。なぁに。大切なものが手に入らないとしても。それでも、どーにかこーにか、やっていけるのが人生だ。おっちゃんの容は、あたしやソルっちより、大分マシだしにゃー」 “どさり”と、地に倒れ付す男を見下ろし、アエマは、勝利を掲げる言葉を紡ぐ。 「我が勝利――黒き風と共に」 ◆ ソルティレージュが対峙するは、筋骨隆々とした男。 男は、向かってくる少女の姿を認めると、露骨に嘲りの笑みを浮かべる。 「ふんはぁー! お前の様な細腕で、この『隠者の猟虎』四天王筆頭、カーム・ライノセラスの豪力に太刀打ち出来るものか!」 「では、試して見ますか? ――破ッ!」 「ぬぅん!」 両者が、同時に拳撃を繰り出す。 巨躯から、愚直に振り下ろす一撃と、打ち上げる様に、直線に放たれる一撃。 重く、鈍い音と共にぶつかり合う。 「くぅッ!?」 「何とッ!?」 驚愕の声を上げたのは、同時だった。 吸血鬼の真祖であるソルティレージュは、人間はおろか、下手な巨人族にも匹敵するだけの膂力を有している。 男は、吸血鬼の一撃を、受け流す事さえせず、真っ向から受け切った。 男にしても、よもや自らの一撃が、少女の細腕と互角とは予想しなかったのだろう。 信じられぬ者を見る様な目で、ソルティレージュを“まざまざ”と見る。 「まさか俺の拳を……そうか。口元に覗く牙。貴様、吸血鬼か!」 「ええ、その通りですわ。私と拮抗する膂力の持ち主が、よもや人の中に居るだなんて。驚嘆に値します」 「ふはは! 鍛え上げた肉体は、肉と骨を成長させる! 俺の拳は、既に剣も矢も越えた。躰は、鋼の鎧よりも強靭に、如何な攻撃をも防ぎきるぞ!」 「無駄に暑苦しい殿方です事。しかし、成る程。『強靭な肉体を鍛え上げる才能』の保有者ですか。努々、侮る事は出来ませんわね。その力、既に鬼族(オーガ)のそれにも匹敵しましょう」 「吸血鬼と力比べをするのは初めてだ。しかし、俺が勝つ! 俺の修練が、吸血鬼を凌駕する事を証明してやろう。ずぇい!」 “ごうっ”と、唸りを上げて繰り出される拳。 暴風めいた連弾を、ソルティレージュは時に受け止め、時に躰を霧へと変える事で避けていく。 「痛ぅ……! これは、なかなか……腕が痺れますわね」 「はーはっはっ! どうした。防戦一方では無いか! その程度か吸血鬼!」 繰り出す拳の向こうに、大口を開けて、笑う男。 愚直な拳は、男がこれまで積み重ね、鍛え上げてきた暴力の容だ。 ソルティレージュは、背後へと飛び下がり、距離を開ける。 痺れた腕を、二度、三度と振って感覚を確かめた。 「全く。何と云う真っ直ぐな暴力でしょう。『修練を積み重ねる才能』の元に、鍛え上げられた力。少し、羨ましくも在りますね。『努力が報われない才能』を有する、私からすれば」 “くすり”と微笑み、ソルティレージュは、男の姿を真っ直ぐに見た。 努力する事と、努力しない事。 努力出来る事と、努力出来ない事。 努力が報われる事と、努力が報われない事。 徒労に終わる事も、無為に終わる事も。 それらも総て、才能と云う、自己の容によって縛られる。 どれだけ羨み、渇望して、苦悩しても、自分の在り様からは逃れられない。 自分の容は、変えられない。 目の前の男が、努力によって、当たり前の様に成し遂げる事。 それを、ソルティレージュは、努力によって、当たり前の様に成し遂げられない。 そう云う容に産まれ付いて、そう云う在り様だと定められて、そう云う風にして、世界は廻っていくのだから。 「言っても、詮無い事では在りますけれどね。私は、私ですし。その通りにしか生きていけないのですから――」 真理であり、摂理であり、条理であると受け止めて、ソルティレージュは、静かに構えた。 才能は、絶対だ。 才能を覆すには、それ以上の才能を持って打倒するしか無い。 つまりは―― 「貴方の才能は、あくまでも人間と云う枠組みの中で、肉体を鍛え上げる才能。つまり、その枠組みを超越したものには、貴方は対処できない」 静かに、呼吸を繰り返す。 蝕紫色の瞳が、男の姿を捉えた。 「では、お見せ致しましょう。肉と骨と、関節と血の流れ。心の動き。人体の戒めの全きを超越する、我が血族の権能。自在霧散化特性に立脚した、人外なる鬼の闘技法を。毒蛇の舞踏を」 宣言と同時。 “すっ”と、流れる様な所作で、ソルティレージュが、右脚を踏み出す。 踏み出した脚が、靴底で、前方の地面を踏み締める瞬間。 身に纏う衣装ごと、脚が、霧へと転じて消失する。 肉の躰が、二足歩行で、前方へと歩みを進める為には、畢竟、重心を向かいたい方向へと傾ける必要がある。 その状態で、本来、地を踏み締め、傾く躰を支える筈の脚が消えればどうなるか。 地に惹かれる様に、力尽きた鳥が堕ちる様に、ソルティレージュの躰は流れ、前方へと倒れ込む。 倒れる躰の動きに逆らわず、路面へと接吻をしそうになる寸前。 雲間に閃く稲光の如く、憐れな獲物へと飛び掛る、毒蛇の疾駆が顕現する。 前方へと倒れこむ動き。 万物が、星の中心へと引かれて堕ちる摂理そのままに、発生した力を、一端は霧へと転じた脚が、再び実体化し、水平な地面を斜めにでは無く、『垂直』に、『直角』に蹴り付けると云う、およそ人体には不可能な所業をやってのけた。 その結果が、どうなるか。 本来、肉の脚は歩行の際、発生した前方へと進む為の駆動力を、幾らかは無駄に使っている。 これは、前に進む為には、地面に対して、必ず、脚を斜めにして蹴り付けなければならないと云う、肉体が有する当たり前の制限故に発生するもの。 地面を垂直に蹴りつければ、肉体は垂直方向へと跳躍するが道理だ。 しかし、ソルティレージュの血族が有する権能。 肉体を霧に転じる事が出来る吸血鬼の中にあってさえ、自由に、自身の肉体の霧散化を操作出来ると云う権能は、肉と骨の消失はおろか、肉体の容を残したまま、内部の関節のみを消去させると云う荒業さえ、容易くやってのける。 肉体を有し、その容に縛られる生物の枠組みを、容易く超越する魔物の容。 『前進』する為に、『垂直』、『直角』に『水平』な地面を蹴り付けて、発生した力の一切を無駄に拡散させる事無く、ソルティレージュは走った。 走るのでは無く、奔るのでは無く、正しく疾る。 地を這う毒蛇の様に、銀の髪を尾と引いて、霧を纏う吸血鬼の少女が、駆け抜けて、翔け抜けた。 縮地法。 遥か東方の大陸においては、武道の奥義として知られる歩法の亜種を、ソルティレージュは、自らの肉体特性に拠って強引に成し遂げる。 「な……あっ……ッ!?」 男が、理解を超えた吸血鬼の挙動に、迎撃の拳を慌てて繰り出すも、総ては遅きに失する。 「『地を翔け疾る毒蛇の強襲』――貴方は最早、狩られる獲物。我が毒蛇の顎門を持って、喰らい尽くす」 「くっ……だが、俺の肉体は鋼よりも硬い……ッ!」 男の叫びに、ソルティレージュの口元に刻まれる、笑みの容。 “にぃ”と、亀裂の様な唇から、毒蛇の如き鋭い牙が覗く。 ソルティレージュは、自身の腕を、番えられた矢の様に背後へと引き絞った。 そして、再び、自身の肉体を霧に変える。 見える変化では無く、見えざる変化。 即ち、肉体の外部では無く、肉体の内部。 頭蓋の中、脳の内部に編まれた神経の網目の一部を、自らの意志で消滅させた。 限界を超えた挙動の反動が、自身の肉体を壊さぬ様、無意識が設けている制御機構を、無理矢理に解除する。 生物は本来、その肉体の機能を、三割にも満たぬ状態でしか発揮出来ない。 しかし、自在霧散化特性は、云うなれば、肉体のあらゆる機能や制限を、自らの意志を持って解除できる鍵だ。 無意識を統括する脳内機関を霧へと転じて、その働きを無効化すれば。 畢竟、普段は抑制された肉体機能の総て、封印された、残り七割の力を、掛け値無しの全力を持って操る事が出来る。 人間を遥かに越えた性能を有する、吸血鬼の肉体性能の、完全解放。 それから繰り出される、単純な破壊力は、人間如きの鋼の肉体に、毒蛇の牙を突き立てるに、十分に過ぎる。 ソルティレージュの放つ一撃が、衝撃と共に、男の躰を貫いた。 「ぎっ……あ……が、ぁ……っ!」 「『戒め解かれし暴虐の毒蛇』――これを使うと、とても疲れる上に、私自身への反動も大きいのですけれど。貴男は、相応しい相手でした。道を違えなければ、一角の猛者として、名を馳せていたでしょうに。残念ですわ」 崩れ落ちる男を見下ろし、ソルティレージュは、勝利を掲げる言葉を紡ぐ。 「我が勝利――いと貴き月と共に」