約 1,954,470 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2563.html
ここには「美咲さんと先生」のいろいろな設定などを書きたいと思います。 人物 「先生」 :名字は竹田。齢四十に近い男性。常に敬語で話すために真面目な人間かと思いきや、中身は変人である。だが、オリジナル装備製作やプログラムの組み立て、神姫のメンテナンス等をこなせることからかなりの知識人であると思われる。株式会社「カサハラテクニカル」の神姫用玩具開発部門の主任。結果重視の会社であるため、特定の拘束時間はないが出勤日数は二十日間以上と決められている。まれに一日五分しか会社にいないこともあるらしい。フブキタイプ・美咲のマスター。メガネはかけていない。 「カエデ」 :本名・一条 楓(いちじょう かえで)。どこにでもいる普通のOL。薄給から何とかやりくりして神姫を楽しんでいる。会社の休日は火曜、日曜。アーンヴァルタイプ・エルスのマスター。幸薄感に溢れている。 「ケイゴ」 :本名・柏木 圭吾(かしわぎ けいご)。ニートに近いフリーター。親が甘いので神姫もほぼ親の金で楽しんでいる。ただ、嫌味のないさわやかな性格であるため、あまり疎まれてはいない。触手好き。マリーセレスタイプ・ステルヴィアのマスター。ぽっちゃり系。 「エンドウ」 :本名・遠藤 健太郎(えんどう けんたろう)。大学生。先生を師として仰ぎ、尊敬している。アルバイトをしながら大学生活と神姫を満喫している。セカンドリーグのトップクラスに在籍してるので、金銭的に余裕がある。大学生特有の自由時間を生かして全国各地を回り武者修行をしている。ウェルクストラタイプ・『弾丸』のフェフィーのマスター。精神面は幼め。 「ケイイチ」 :本名・東雲 慶一(しののめ けいいち)。高校生。四人の神姫を維持するための電気代や経費を稼ぐため、言うことをあまり聞かない姉妹を引き連れ日々放課後バトルに明け暮れる。バトルセンスはピカイチであり、特に多対多でのチーム戦や混戦においてその真価を発揮するタクティカルコマンダー。今現在は親元を離れて一人暮らしであるが、騒がしい毎日を送っている。アルトレーネタイプ・イール、マオチャオタイプ・アルマ、アークタイプ・マリネ、アルトアイネスタイプ・ネムのマスター。女難の相ならぬ神姫難の相が出ている。 「タチバナ」 :本名・立花 菊子(たちばな きくこ)。先生と同じ「カサハラテクニカル」の社員。神姫武装開発部門の若き主任(年齢は二十代中盤らしい)。立花財閥のお嬢様だが神姫に没頭するあまりに勘当される。彼女が開発する武装はどれも派手さや見た目に重点を置いたものであるが、それに詰め込めるだけの性能を詰め込んだ、高性能だがピーキーなものがほとんど。故にカサハラ製の武装は目立ちたがりの玄人が好む傾向にある。苦いものが大嫌いで、タバコは吸えないがくわえるのは好き。ジュビジータイプ・ホムンクルス、他「カサハラテクニカル」の社員神姫のマスター。残念美人。 「ムースのマスター」 :本名・柊 麻昼(ひいらぎ まひる)。女子高生。明るく元気な女子高生だが、時々ブツブツと独り言を呟いてはニヤリと笑うちょっとアレな子。ゲームの類が大好きで、それが高じて武装神姫に手を出した。友人に機械に強い人が居り、武装の製作を委託している。 神姫 「美咲さん」 フブキタイプ。初期に販売された神姫。比較的角ばった作りの初期素体のままなことをちょっと気にしている。より人間の少女らしい丸みを帯びた新型に換装することを先生に申し出たが、「今のままがいいです」と却下された。どんな武装も使いこなし、どんな間合いにも対応するオールラウンダー。比較的高次元な戦いにも対応できるが、並列処理能力は低いので臨機応変には戦えない。先生の的確な指示が勝利の鍵。 「エルス」 アーンヴァルMk-2タイプ。美咲のギターの副作用の媚薬プログラムのせいでおかしくなったと皆は思っているが、実は初めから百合属性。今までは抑えていたが、プログラムによって解放されただけ。アーンヴァルの標準通り飛行特化の射撃重視装備を施されている。回避以外特に目立った性能はないバランス型。マスターであるカエデ自身があまりいいセンスではないため、実力はサードリーグクラス。だが本人達は気にしていない。 「ステルヴィア」 マリーセレスタイプ。自称地区一の触手使い。マリーセレスの標準装備の触手をカスタマイズし長くしている。触手マイスターになるのが夢。装備はマリーセレスの標準装備にカスタマイズした触手のみの近接格闘型である為、飛行型の敵には弱い。が、地上戦ならばかなりの戦闘力を見せる。マスターであるケイゴはステルヴィアに指示を与えるより、ステルヴィアに敗北しチョメチョメされる相手を見ることに力を注いでいるらしい。 「フェフィー」 ウェルクストラタイプ。『弾丸』の二つ名をもつ。一度CSCを破損し交換されているため、今のフェフィーは記憶を継承した二代目である。コアとCSCの相性が悪かったようで、知らぬ相手には無愛想になり、BL好きになってしまった。さらに、全ての神姫がBL好きだと思い込んでいる為、知り合った神姫に普通にBL話を持ち掛け、どん引きされるのだそうだ。故に友好関係はあまりよろしくない。格闘特化のCSCに合わせて、装備も格闘特化型である。足に備えたバッタの足のようなシリンダーは瞬発力を増加させるための装置で、バネのように足を弾くため高機動用モーターよりもバッテリーの消耗は低い。が、素体への反動は大きい為、こまめに整備をしないと素体自体が破損する恐れがある代物。手足に装備している武装は、エネルギーを内部にて圧縮し、攻撃時に解放させることにより威力を数十倍させることができる。冷却装置は付いているが、すぐに熱を持つので一度の解放ごとに表面を開き熱を逃がさなければならない。スカートバーニアは加速力増加と空中での姿勢制御を兼ねている高出力低持続性の小型バーニアである。内部には小型のエネルギータンクを備え、戦闘時の稼働時間を僅かに延長させている。ちなみにこれは本戦仕様であり、軽い手合わせ等の手加減用装備も別に存在している。 「イール」 アルトレーネタイプ。仲良し四姉妹(笑)の長女。標準のアルトレーネの性格であり、マスターであるケイイチに従順である。が、熱しやすい性格で「牛丼」と呼ばれることを何よりも嫌い、頭に血が上ると冷静さを欠く。武装は近接特化で、紅黒のダークカラーに塗装されたアルトレーネの標準アーマーに七つの細剣を装備するのみ。一対一では勝率はあまり高くないが、多対多の混戦時には無類の強さを誇る。その強さの秘密はアーマーにあるらしい。待て次回!(←未定)末妹であるネムが可愛くてしょうがない。 「アルマ」 マオチャオタイプ。仲良し四姉妹(笑)の次女。性格は捻じ曲がっており、常に他人に突っかかる。ケイイチに起動させられたわけではなく、色々あって人の手から手に渡り歩き、最終的にケイイチのところにたどり着いた。武装は紅黒のダークカラーな標準装甲にカスタマイズされたドリルとレーザー刃の切れ味抜群なレーザーソー。攻撃力はとても高く、さらにマオチャオ特有の機動力の高さで地元神姫センターのトップに君臨する。特に妹のマリネとのコンビは強力で、一部ではそのカラーリングと強さに『夕闇の旋風』と呼ばれている。普通のマオチャオと違って辛いものを好む。末妹であるネムにデレデレである。 アルマ語講座。 「~無い」という否定形は「~にゃー」となる。例「馬鹿じゃないよ」→「馬鹿じゃにゃーよ」 一人称・二人称・三人称。「おまえ」は「おみゃー」。「私」は「あちし」。「あいつ」は「きゃつ」。「こいつ」は「こやつ」 語尾ににゃーをつけるかどうかは気分らしい。「な」を「にゃ」にするかどうかも気分らしい。 「マリネ」 アークタイプ。仲良し四姉妹(笑)の三女。性格は粗暴。一人称は俺。恐ろしく口が汚く、言語矯正プログラムによって規制音が鳴り響く。普段マスターであるケイイチの言うことには馬耳東風だが、バトルの時には忠実である。武装は紅黒のダークカラーなイーダのトライクのカスタム品である。走行可能ギリギリまで積載した火器による砲撃が得意で、地元神姫センターで二位の実力を誇る。アルマとのタッグでは負け知らずで五十連勝以上はしているらしい。末妹であるネムにゾッコンである。 「ネム」 アルトアイネスタイプ。仲良し四姉妹(笑)の四女。仲良し四姉妹(笑)が仲良しでいられるのは彼女のおかげ。性格はかなり幼く甘えん坊で泣き虫ではあるが、芯は強い。武装は紅黒のダークカラーで姉妹たちとおそろいになるように塗りなおされているが、彼女はバトルすること自体は嫌なので装備したことは無い。強いて言うなら、相手の母性や保護欲を掻き立てるその性格が最大の武器。実質一家の支配者だが自他ともに自覚はない。 「ムース」 ストラーフタイプ。クールな印象をあたえるしゃべり方をするが、頭の足りない子。普段から黒いロングコートを愛用している。武装はストラーフの標準装備である強化脚とサブアームに、昔のゲームの主人公が使用していたケルベロスと呼ばれる大型二丁拳銃とデスホーラーという火器満載の棺桶を装備する。それらの火器を自在に使いこなし、セカンドリーグの上位に在籍しているが、そんな装備よりも歌のほうがより強力で凶悪である。 「ホムンクルス」 ジュビジータイプ。派手好きで自意識過剰で自信過剰で自己中心的でポジティブでハッタリ屋。ファーストリーグランカーだが順位は高くないらしい。詳しい記述は未登場なので避ける。 その他 「ギタにゃん」(CV若本規夫 推奨) 『ニャンたるロック』ギター担当にしてリーダー。音楽に対して固有の価値観を持ち、それにそぐわないものには容赦がない。 「にゃんベース」(CV千葉繁 推奨) 『ニャンたるロック』ベース担当。ノリがいいともっぱらの評判。 「ぬこドラム」(CV大塚明夫 推奨) 『ニャンたるロック』ドラム担当。性欲はもてあましてない。 「にゃんセイザー」(CV子安武人 推奨) 『ニャンたるロック』シンセサイザー担当。超クール。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2706.html
「ずいぶん思いきったことをしましたね?」 「わかってるわ。でも、誰かが言わなきゃいけなかった。それがあたしだっただけよ」 暗い店内で、話声がする。華凛と仁だ。 「それでも、相当な覚悟をしましたよね? 信頼しあってる親友ですから、なおさら」 「…………」 華凛は答えない。いつもの明るさはどこへやら。ただ、黙っているだけだ。 黙って、堪えているのだ。 「大丈夫。あの子は頭のいい子です」 仁が華凛の頭を撫でる。 「よく頑張りましたね、華凛さん」 「……ぐすっ」 強がっていた。堪えていた何かが決壊し、奥から押し殺していた感情が流れ出す。 泣いた。もう過ぎたことのはずなのに。もしかしたらそうなっていたかもしれない未来を恐れて、泣いた。 「仁さん……あたし……ぐすっ……あの子に嫌われたらどうしようって……ずっと……ずっと……」 華凛は仁にすがるように泣き続けた。そんな彼女を仁は、まるで娘をあやすように頭を撫でた。 「大丈夫ですよ」 「仁さん……」 華凛が、泣きはらした目で仁を見上げる。眼鏡の奥の瞳は、どこまでも穏やかで――。 「あの神姫が直ったら、彼女に神姫バトルを教えてあげるつもりです。その時は、あなたも一緒に」 「……うん。その時は、一緒に」 華凛はそう言ってまた泣いた。 この時のこの涙は別の意味での涙であることは、仁にも、そして誰にも分かりはしなかった。 あとエリーゼは空気を読んで黙っていた。 第二話の2へ 第三話の1へ トップへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1610.html
「そしてゲリラに3Sが斬るのお時間です」 「ん」 「いきなりですが、本日は悲しいお話をいたしましょう……」 「唐突ですね」 「(ぱちぱち)」 「とあるところに、名も無き神姫オーナーがいました。彼は上野で開催している大ロボット博を堪能した後で、上野に近い秋葉原へと足を運びましたのです」 「オタクの行動としては順当かと」 「ん」 「そう、順当なところですが、本日の彼には『秋葉原になら、地元にはない武装神姫もあるかもしれない』という目的もあったのでした。 そしてその思惑通り、ソ○マ○プを訪れた彼は、地元では見かけることの無かった第五弾やジュビジー、フォートブラッグといった武装神姫の実物を見ることができ、大変に喜びました」 「ほほう」 「……それで?」 「さらにはその店では、武装神姫のディスプレイも行なっていたのです。きちんと武装した神姫たちが様々なポーズで飾られ、彼はさながらトランペットに憧れる少年のように見つめたのです」 「今のところいいお話ですね」 「……一般的にいい話かはちょっと微妙」 「ええ、ここからがお話の本番です。そうやってずっとディスプレイされた武装神姫を楽しんでいた彼は、ふと気が付いてしまったのです。そこには、ヴァッフェドルフィンやツガル、グラップラップも飾られていることに」 「別に何もおかしくはない……と、言いたいところですが」 「全部EXウェポンセット……」 「そうです。本来素体が付属していない彼女らもまた、しっかりとフル装備で飾られているのです。では、その素体はどうしたのでしょうか? 通常店舗では扱っていない素体を、ディスプレイ用に別途購入したのでしょうか?」 「なんとなく、話の展開が見えてきました」 「どきどき」 「そう疑問に思い、まじまじとその素体を観察した彼は……とうとう気付いてしまったのです。 彼女らEXセットの胴体部のカラーリングが、白黒であることに。 右側が白くて、左側が黒いことに。 胴装備の隙間からのぞく模様が、陰陽マークを思わせるものだったことに!」 「それって、ベn」 「言ってはなりません」 「……おサムr」 「ですから言ってはなりません、神姫の情けがあるのなら」 「ん」 「了解しました……つまりなんですか、その店舗は、EXセットをディスプレイするために、売れ筋でなかった武装神姫の素体を流用したと」 「思惑に関しては推測する他はありませんが、事実としてはおそらくそうなるのでしょう」 「……悲しいね」 「悲しいですね」 「はい、悲しいです。そして彼は、"その武装神姫"の不憫さに涙し、売れ残っていた彼女を一体購入し、その場を後にしたそうです」 「ですがまぁ、雛壇を崩すには焼け石に水ですね」 「さすが赤壁のバベル」 「ですから言ってはいけませんと!」 「うーん、僕も、"その武装神姫"が投売りされているところは見ていますねぇ」 「売り出し文句が、そのものズバリ『素体スペアに最適です!』とかも見たことあるわね……」 「えーと、該当の武装神姫の皆さん、ゴメンなさい」 <戻る> <進む> <目次> 犬子さんの土下座ライフ。 クラブハンド・フォートブラッグ 鋼の心 ~Eisen Herz~
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1056.html
第2話 「開始」 チビ悪魔と暮らす事を決めた次の日。 まずはブソーシンキ…「武装神姫」について無知極まる俺に対するお勉強から始まった。 チビ悪魔の長ったらしい説明をかいつまんで話すと、武装神姫ってのは「EDEN-PLASTICS」っていうバカデカい多国籍企業が去年……つまり2036年に発売してから爆発的な大ブームになったオモチャのこと。 しかしたかがオモチャと侮るなかれ、そのシェアはいまやとんでもない規模らしい。 このチビ悪魔を作った「島田重工」は元々航空機用だの工業用ロボットだのの製造で有名な大会社だし、他にも国内有数の製鉄会社「篠房製鉄」や世界的トップデザイナーが起業した「GOLIフューチャーデザイン」、トドメにゃヨーロッパ系軍事産業の勇「カサハラ・インダストリアル」までもが参入して、今現在も続々と関連企業は増えているという。 ……正直言ってビックリしたってぇか呆れたね。 世界は平和だ。 で、そういうオフィシャルメーカーから色々発売されている専用パーツはもとより、アンオフィシャルのオモチャさえ流用可能という拡張性の高いカスタマイズ性(チビ悪魔によると『公式アナウンスは出来ないけれど世間では暗黙の了解』だとか)が人気を呼び、さらにはネット上での登録によるイメージカスタマイズやドレスアップコンテスト、神姫同士を戦わせるバトルサービス……なんてのもあるそうだ。 ハイテクな話にはあまり興味もなく、アレコレと関係ない話で混ぜっ返しながら聞く俺に、根気よく話してくれたチビ悪魔の根性はたいしたモンだった。 話が一段落したあたりで、オレンジジュースを一口。 俺は百均で買った紙コップ(後で洗うのがめんどくさいから)だが、コイツには手ごろなサイズのコップなんか無いんで、ペットボトルのキャップだ。 んくんく、と器用にジュースを飲んでいる悪魔を見て、ふと思いついた事を口にしてみる。 「それにしても、お前って悪魔タイプなのに礼儀正しい喋り方だよな。 神姫ってみんなそうなの?」 「いえ、出荷時にランダム設定されますので、性格は個体ごとに違います。 無邪気な子や大人しい子、元気な子、悪戯が好きな子、オシャレが好きな子、バトルが好きな子、嫌いな子……様々です」 「ふーん。 で、お前はどんな性格なワケ?」 えっ、と一瞬口篭もったあと、おずおずとこっちを見上げてきた。 「……あの、笑いませんか?」 「んにゃ、別に」 「……その……バトルに興味が……」 「へー意外」 「笑わないって約束したじゃないですかぁ!」 「いや笑ってない笑ってない。 なんか掃除とか洗濯とかのお世話関係が好きそうかなーって思ってただけで」 「そういうのも嫌いじゃないです……というか好きですけど、『特訓』とか『パワーアップ』という言葉には憧れがあります」 …つくづく意外だ。 いや、「実は好戦的」ってのは悪魔らしいというべきなのかね?
https://w.atwiki.jp/2chbattlerondo/pages/254.html
カタログ このページはゲーム中から参照不可能なwebカタログへのリンクをまとめていたものです(過去形)神姫SHOPで購入可能な物に関しては、ゲーム内及び公式ページから参照してください種類>入手法の順に並んでいますが、同種装備の色違いは入手法別に分けてあります webカタログは更新終了しました 「カタログ/武器」を編集する 「カタログ/装備」を編集する 武器 装備 コメント 武器 メインウェポンアチーブメント GEM交換 ふくびき その他 サブウェポン メインウェポン アチーブメント 入手元 パーツ名 入手方法 S到達 パラソルスピア フブキでS到達 S到達 ツインビームガン アーンヴァルでS到達 S到達 ローズブーケ(赤) ストラーフでS到達 S到達 ロケット砲“シュトルム・ウント・ドラング” ハウリンでS到達 S到達 バブルマシンガン マオチャオでS到達 S到達 レトロビームガン ヴァッフェバニーでS到達 S到達 ミョルニルハンマー サイフォスでS到達 S到達 センス・オブ・ユーモア 紅緒でS到達 S到達 ゴージャスフェザー ツガルでS到達 S到達 ボコボコハンマー ジュビジーでS到達 S到達 ASK-77 アサルトライフル フォートブラッグでS到達 S到達 オマールダック エウクランテでS到達 S到達 冷凍マグロ イーアネイラでS到達 S到達 フラフープ ヴァッフェドルフィンでS到達 S到達 たこやきボム ティグリースでS到達 S到達 バンドガン ウィトゥルースでS到達 S到達 つるはし グラップラップでS到達 S到達 アキナス アークでS到達 S到達 チャクラム イーダでS到達(2本セット) S到達 ペンライト(レインボー) シュメッターリングでS到達 S到達 お祓い棒 飛鳥でS到達 S到達 手榴弾 ゼルノグラードでS到達 オフィ 飛苦無“蓮華草” オフィシャルバトルで累計10勝 オフィ フライングソーサー オフィシャルバトルで累計10敗 オフィ コルク銃 オフィシャルバトルSクラスで20勝 オフィ お注射器 オフィシャルバトルSクラスで100勝 オフィ 金ダライ オフィシャルバトルを累計500戦 ミッション/ジャーナル クレセントムーン 「ジャーナルからの挑戦状」を6つクリア ミッション/ジャーナル 銀のスプーン 「ジャーナルからの挑戦状」を9つクリア ミッション/ジャーナル 聖槍“ロンギヌス” 「ジャーナルからの挑戦状」を12クリア ミッション/ジャーナル ホールケーキ 「ジャーナルからの挑戦状」を15クリア ミッション/ジャーナル “アクベンス”シザーアーム 「ジャーナルからの挑戦状」を18クリア ミッション/ジャーナル 三色団子 「ジャーナルからの挑戦状」を21クリア ミッション/エキストラ エーススラッシャー 「エキストラミッション」を1つクリア ミッション/エキストラ ラブラブボンバー 「エキストラミッション」を2つクリア ミッション/エキストラ セブンエッジ 「エキストラミッション」を5つクリア ミッション/エキストラ ガトリング砲“アイゼンイーゲル” 「エキストラミッション」を10クリア ミッション/エキストラ ピコピコハンマー(赤) 「エキストラミッション」を15クリア ミッション/エキストラ マイナスドライバー 「エキストラミッション」を20クリア ミッション/イリーガル 魔槍“グングニル” 「イリーガル討伐指令」を4つクリア ミッション/イリーガル ドラゴンキャノン 「イリーガル討伐指令」を6つクリア ミッション/イリーガル ヴァジュラ 「イリーガル討伐指令」を9つクリア ミッション/イリーガル 天羽々斬 「イリーガル討伐指令」を12クリア ミッション/イリーガル バースプーン 「イリーガル討伐指令」を15クリア ミッション/イリーガル マンティスアーム 「イリーガル討伐指令」を18クリア ミッション/シークレット スノーボード 「忍びの仇討」をクリア ミッション/チーム スーパーダイス チームミッションを5つクリアする シミュ “ギガンテス”ロボアーム バトルシミュレータで累計300戦 特定装備 銀のナイフ フライングソーサーでとどめを刺しオフィシャルバトルで勝利 特定装備 ポンポン メインウエポンを5種類使用しオフィシャルバトルに勝利 特定装備 如意棒 打撃攻撃のみ使用し、全ての攻撃を命中させて勝利 特定装備 ダブルレイブレード 「M4ライトセイバー」二刀流でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 特定装備 ちゃぶ台 投擲攻撃のみ使用し全て命中させて勝利 特定装備 湯呑み アイゼンイーゲルの攻撃のみで勝利 10GEM(GEM/アイテム交換) 特定装備 みかん 雪玉シュートでとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 特定装備 蹄鉄 短銃の攻撃のみで勝利 特定装備 スクールバッグ(紫) 「スクール」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利 特定装備 スポーツバッグ(白) 「チアリーダー」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利 特定装備 方天戟 「中華」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利 特定装備 ラッキーコイン 「ギャンブル」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利 特定装備 たけのこドリル 「クッキング」コーディネイトでExクラスオフィシャルバトルに勝利 特定装備 プラスチックレーキ 「ファンシー」コーディネートの武器のみ全て命中させてオフィシャルバトルに勝利 特定装備 ビート板 アクアで「スクール水着」を着用し、オフィシャルバトルに勝利 特定装備 みたらし団子 シティ(夜)で「湯呑み」の攻撃を3回以上命中させて勝利 育成 スタンロッド 神姫を6種類、成長限界まで育成 育成 桃花扇 特級トレーニング全種大成功 育成 グレートリッチ 神姫を3体、Sクラスにする 特殊 モアイ像 残りLPが573でバトルに勝利 特殊 ビーチボール 累計1000回スキルを使用 特殊 万能包丁 オーナーグレードがPlatinumに 特殊 プラスチックバケツ 「金ダライ」の攻撃を3回以上受けて勝利する 特殊 水風船ヨーヨー 「ゆかた」アーマーを装備した神姫にオフィシャルバトルで勝利 特殊 ハンディクリーナー 自分の神姫がCHARM状態で相手にとどめを刺して勝利 特殊 イガグリボム 爆弾攻撃のみ使用し、全ての攻撃を命中させて勝利する 上へ戻る GEM交換 入手元 パーツ名 入手方法 GEM ツリーランス 30GEM GEM 大筆 50GEM GEM ダーツ 50GEM GEM スクールバッグ(紺)・(緑) 25GEM GEM スポーツバッグ(赤)・(緑) 25GEM GEM ピコピコハンマー(緑) 30GEM GEM ローズブーケ(黄) 25GEM GEM 忍刃鎌“散梅” 25GEM 初回ログイン特典 GEM 教鞭 25GEM GEM 黒板消し 25GEM GEM 土鍋 20GEM GEM 竹槍 20GEM GEM ボールボム 25GEM GEM ウイングブレード 50GEM GEM “スティンガー”レーザーライフル 100GEM GEM ジェムバレット 100GEM GEM レインボーアーチ 100GEM GEM ウインビームガン 100GEM GEM クリスタルソード 150GEM GEM ダブルコットン 100GEM GEM つくしスピア 25GEM GEM 桜スピア 40GEM GEM ロングボウ 75GEM GEM つりざお 10GEM GEM アスパラスピア(グリーン)・(ホワイト) 25GEM GEM バレーボール 50GEM GEM 愛のムチ 150GEM GEM ススキセイバー 50GEM GEM パンプキンヘッド 50GEM GEM トンファー 100GEM ネットカフェ先行交換 GEM ヌンチャク 100GEM GEM 怒りのブドウ 100GEM 上へ戻る ふくびき 入手元 パーツ名 入手方法 ふくびき、宝島 小判 ふくびき4等/宝島「冒険の始まり」 ふくびき、宝島 リコーダー ふくびき4等/宝島「のどかな放牧地」 ふくびき、宝島 スリングショット ふくびき4等/宝島「砂漠戦線異常なし」 ふくびき 風車手裏剣 ふくびき4等 ふくびき イースターエッグ ふくびき4等 ふくびき アイシクルスピア ふくびき4等 ふくびき 和弓 ふくびき4等 ふくびき、宝島 紙ヒコーキ ふくびき3等/宝島「砂漠のサンタクロース」 ふくびき ハンドベル ふくびき3等 ふくびき 消火器 ふくびき3等 ふくびき ミトン(ピンク) ふくびき3等 ふくびき ダイナマイト ふくびき3等 ふくびき 極意之巻「飯綱」 ふくびき2等 ふくびき ドラゴンクロー(ブラック・シルバー) ふくびき2等 ふくびき ウォーターガン ふくびき2等 ふくびき 赤青えんぴつ ふくびき2等 ふくびき 線香花火 ふくびき2等 ふくびき 芭蕉扇 ふくびき2等 ふくびき 竹刀 ふくびき2等 ふくびき 天叢雲剣 ふくびき2等 ふくびき シャンパンボトル ふくびき2等 ふくびき オペレーションマニュアルⅠ ふくびき1等 ふくびき オペレーションマニュアルⅡ ふくびき1等 ふくびき オペレーションマニュアルⅢ ふくびき1等 上へ戻る その他 入手元 パーツ名 入手方法 特殊攻撃 ツインビー&ウインビー合体攻撃 ツインビームガン、ウインビームガンを装備 イベント ローズブーケ(青) 期間限定ログイン コード スクールバッグ(ピンク) CM73武装神姫カプセルトイ コード スポーツバッグ(黒) CM73武装神姫カプセルトイ コード 大手裏剣“白詰草” TGS2006配布ステッカー付属コード コード ラジオロンドCD 「武装神姫RADIO RONDO」ラジオCD付属アクセスコード 宝島 芭蕉扇(黄) 宝島「灼熱の罠」 宝島 竹刀(炭) 宝島「ラビリンス」 宝島 緑黄えんぴつ 宝島「全てを呑む渦」 宝島 天叢雲剣(黒) 宝島「最後の守護者」 イベント バースデーキャンドル 2周年感謝祭配布 イベント 柏餅 2周年感謝祭ビンゴ 500bp イベント バスケットボール 2周年感謝祭ビンゴ 1000bp イベント ビニールスリッパ 周年感謝祭ビンゴ 2000bp イベント 枕(各種) 2周年感謝祭ビンゴ 4000bpブルー:1周目ピンク:2周目 イベント 体操マット 2周年感謝祭ビンゴ 5000bp イベント 跳び箱 2周年感謝祭ビンゴ 6000bp イベント スクールチェア 2周年感謝祭ビンゴ 10000bp イベント スクールデスク 2周年感謝祭ビンゴ 12000bp イベント レイディアントボウ 2周年感謝祭ビンゴ 14000bp 上へ戻る サブウェポン 入手元 パーツ名 入手方法 S到達 リンドヴルム ムルメルティアでS到達 ミッション/イリーガル オプション 「イリーガル討伐指令」を2つクリア 特殊 ぬいぐるみ“ハピラピ” コンボ数35以上を達成する 特殊 ぷちモアイ ぷちモアイを装備した相手に勝利する GEM 雪ダルマ 20GEM ふくびき、宝島 人魂 赤・青・緑 ふくびき3等黄 宝島 上へ戻る 装備 リアパーツ アーマーアチーブメント GEM交換 ふくびき その他 アクセサリアチーブメント GEM交換 ふくびき その他 リアパーツ 入手元 パーツ名 入手方法 特定装備 のぼり“風林火山” 「和風」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利 特定装備 のぼり“天下布武” 「和風」の打撃武器による攻撃のみで勝利 GEM 鯉のぼり 30GEM ふくびき、宝島 ドラゴンウイング(各種) 無印 ふくびき2等/宝島「夏の夜のアブダクション」ブラック・シルバー ふくびき2等 ふくびき スネイルシェル ふくびき3等 ふくびき グラスパピヨン ふくびき2等 イベント 蝶の羽(紋白・紋黄) 2周年感謝祭ビンゴ 9000bp イベント 日輪光背 2周年感謝祭ビンゴ 20000bp イベント 紋機蝶の羽 極秘ファイルを入手せよ!「灼熱のトラップ」 イベント はっぱの傘 極秘ファイルを入手せよ!「悪魔の○○」/「立ち塞がる者1」 上へ戻る アーマー アチーブメント 入手元 パーツ名 入手方法 NJA育成 面隠し“闇狐” NJA総合レベル10以上 NJA育成 忍大袖“紫木蓮” NJA総合レベル20以上 NJA育成 忍篭手“紫式部” NJA総合レベル40以上 NJA育成 忍脚絆“紫鳳” NJA総合レベル80以上 S到達 フローラルシールド ジルダリアでS到達 バトル マジックシールド 敵の魔法属性の攻撃を5回以上受けて勝利 バトル イージスの盾 スキル攻撃を5回以上防御して勝利する バトル ダンボールアーマー:胸 「ダンボールアーマー 胸」を装備した神姫に勝利 バトル ダンボールアーマー:腕 「ダンボールアーマー 腕」を装備した神姫に勝利 オフィ チアリーダーシャツ(赤) オフィシャルバトルで10連敗 オフィ チアリーダースカート(赤) オフィシャルバトルで7連勝 オフィ カルテシールド EXオフィシャルバトルで累計100勝 オフィ 首かけタオル 耐熱ダメージでとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 ミッション シュタールカッツェ・ABシールド 「ジャーナルからの挑戦状」を3つクリア ミッション/エキストラ ぐるぐるメガネ 「エキストラミッション」を20クリア ミッション/チーム シルクハット チームミッションを10クリア ミッション サキュバスホーン 「ノアの逆襲」をクリア ミッション サキュバスメイル 肩 「先生の課外授業」をクリア ミッション サキュバスメイル 胸 「復讐のジュデッカ」をクリア ミッション サキュバスメイル 腰 「ラジオロンドからの刺客」をクリア ミッション サキュバスメイル 脛 「ビッグウェーブ」をクリア ミッション サキュバスメイル 腿 「白き幻影」をクリア ミッション サキュバスメイル 腕 「スプリット・ヴァイス」をクリア 特定装備 安全ヘルメット 「コンストラクタ」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利 特定装備 アイゼンヒンダニス・ASシールド 敵の攻撃を全て防御し勝利 特定装備 ユースティティア・AMシールド 敵の投擲攻撃を5回以上受けて勝利 特定装備 メギンギョルド メインウエポン以外装備せずに勝利 特定装備 パピヨンフィラー 「インセクト」コーディネイトでEXオフィシャルバトルに勝利 育成 チアリーダーシューズ(白) 総合レベルが20以下でBクラスになる 特殊 コック帽 1hitで1500以上のダメージを受ける 特殊 まな板シールド 1hitで1500以上のダメージを与える 特殊 ターバン(白) 総プレイ時間が100時間以上 特殊 ナースタイツ オーナー登録から90日経過 特殊 水中めがね 50.1mm~70.0mmの魚拓をゲットする 特殊 ホタテアーマー 90.1mm以上の魚拓をゲットする 上へ戻る GEM交換 入手元 パーツ名 入手方法 GEM サンタ帽 30GEM GEM ターバン(ピンク・青) 10GEM GEM 出席簿シールド 25GEM GEM ゴム長ぐつ(黒・水色・(ピンク)L/R) 60GEM GEM 天女の羽衣 100GEM GEM ジャージトップス 100GEM GEM ジュラルミンシールド 60GEM GEM パピヨンパンツ 50GEM GEM ジャージボトム ?GEM 上へ戻る ふくびき 入手元 パーツ名 入手方法 ふくびき ガントレット ふくびき4等 ふくびき 風車 ふくびき4等 ふくびき 結晶シールド ふくびき4等 ふくびき ボアブーツ(ピンク) ふくびき4等 ふくびき、宝島 レースクイーントップス 青 ふくびき3等/宝島「穢れ無き翼」ピンク ふくびき3等/宝島「マーメイドの岩礁」 ふくびき、宝島 レースクイーンスカート 青 ふくびき3等/宝島「悪魔の証明」ピンク ふくびき3等/宝島「島の中心部にて」 ふくびき、宝箱 ビーチサンダル(各種) 無印:ふくびき3等/宝島「実りの大地」青:ふくびき3等 ふくびき レザーアーマー ふくびき3等 ふくびき レザーパンツ ふくびき3等 ふくびき ラクーンハット ふくびき3等 ふくびき ファーケープ ふくびき3等 ふくびき ドラゴンホーン(ブラック・シルバー) ふくびき2等 ふくびき パトランプ ふくびき2等 ふくびき 忍襟布“陽炎” ふくびき2等 上へ戻る その他 入手元 パーツ名 入手方法 その他 忍草摺“紫蘭” 初回ログイン その他 忍装束“紫苑” 初回ログイン コード ナースキャップ マスターズブック付属コード コード ナース服 マスターズブック付属コード コード ナースコルセット マスターズブック付属コード コード ナーススカート マスターズブック付属コード イベント レースクイーントップス(黄) BitChashキャンペーン イベント レースクイーンスカート(黄) BitChashキャンペーン 宝島 ビーチサンダル(黄) 宝島「バイト帰りの女」 宝島 ガントレット(黒) 宝島「平原に潜む獣」 イベント ビニールスリッパ(装着) 2周年感謝祭ビンゴ イベント キャミソール(白) 2周年感謝祭ビンゴ イベント 忍襟布“陽炎”(各種) 青:2周年感謝祭 7000bp(1周目)黄:〃(2周目)緑:極秘ファイルを入手せよ!「穢れ無き翼?」/「立ち塞がる者3」 イベント ビンゴ王Tシャツ(各種) 2周年感謝祭ビンゴパーフェクト白 1回目赤 2回目青 3回目黄 4回目緑 5回目 イベント キャミソール(各種) 2周年感謝祭ビンゴ 16000bp白 1周目黒 2周目赤 3周目 イベント ヒブソウTシャツ(各種) 2周年感謝祭ビンゴ 18000bpあんこ 1周目ジョー 2周目ハウ子 3周目マー 4周目店長 5周目 イベント 2ndアニバーサリーTシャツ(赤) 2周年感謝祭ビンゴグロアチ 上へ戻る アクセサリ アチーブメント 入手元 パーツ名 入手方法 オフィ しましまテイル オフィシャルバトルで累計50戦する オフィ ティアラ オフィシャルバトルで累計30引分する オフィ イヤリング(ハート) オフィシャルバトルで総合レベルが30以上高い神姫に勝利 オフィ イヤリング(スター) オフィシャルバトルで相手の7以上の連勝を阻止 ミッション/ジャーナル 翼の髪飾り 「ジャーナルからの挑戦状」を24クリア ミッション ユニホーン 「イリーガル討伐指令」を1つクリア 特定装備 保安官バッジ 「ウェスタン」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 特定装備 牡丹(赤) 「ファンシー」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 特定装備 勾玉 「蕨手刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 特定装備 桜の髪飾り 「桜スピア」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 特定装備 アジサイの髪飾り 「ローズブーケ」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 特殊 まるみみ(茶) 残りLPが1になる 特殊 イヤリング(サークル) 3ターン以内にバトルモードを発動し、勝利 特殊 桜のイヤリング 総プレイ時間が200時間以上になる 特殊 マスカレード オーナー登録から180日経過 特殊 貝殻のイヤリング 30.1mm~50.0mmの魚拓をゲットする 特殊 海の髪飾り 70.1mm~90.0mmの魚拓をゲットする 特殊 プリマヴェーラリング ミッション「全能なる者」をクリアする 上へ戻る GEM交換 入手元 パーツ名 入手方法 GEM スクウェアイヤリング(緑) 10GEM GEM パールイヤリング(白) 10GEM GEM コンみみ(白・黄) 80GEM GEM ナインテイル((白・黄) 100GEM GEM たんぽぽの髪飾り 20GEM GEM たんぽぽのイヤリング 20GEM GEM ディアホーン 80GEM GEM 鼻メガネ 20GEM GEM 腕時計(白・ピンク・水色) 20GEM GEM しましまテイル(白) 80GEM GEM まるみみ(白) 60GEM GEM イヤリング(キャンディー) 25GEM GEM キャンディー髪どめ 25GEM GEM イヤリング(もみじ) 25GEM GEM スノーゴーグル 30GEM GEM ネックファー 25GEM GEM 牡丹(ピンク) 30GEM GEM イヤリング(イースターエッグ)(シアン)・(カーキ)・(レッド) 25GEM GEM コンしっぽ(白・黄) 80GEM 上へ戻る ふくびき 入手元 パーツ名 入手方法 ふくびき イヤリング(ティアドロップ) ふくびき4等 ふくびき イヤリング(ブラックハート) ふくびき4等 ふくびき イヤリング(ローズ/無印・ブラック) ふくびき4等 ふくびき イヤリング(フェザー) 無印 ふくびき4等/宝島「大空を駆け抜けぬ」ブラック ふくびき4等 ふくびき ドッグタグ ふくびき4等 ふくびき イヤリング(スパーク) ふくびき4等 ふくびき イヤリング(トゥインクル/無印・ブルー・レッド) ふくびき4等 ふくびき イヤリング(ルミナス/無印・イエロー・ピンク) ふくびき4等 ふくびき イヤリング(バブル) ふくびき4等 ふくびき イヤリング(結晶) ふくびき4等 ふくびき イカリング(アゲタテ) ふくびき4等 ふくびき エンジェルリング ふくびき4等 ふくびき 鈴 ふくびき3等 ふくびき ギフトリボン(赤) ふくびき3等 ふくびき 翼のチョーカー ふくびき3等 ふくびき ドラゴンテイル(ブラック・シルバー) ふくびき3等 ふくびき イリーガルマインド(アリス) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(雪乃) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(マリーシア) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ハートゥース) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ヴォルヴァ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(スウ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(つなみ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ジュデッカ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(サーシャ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(フォルテ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ジャスミン) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(紅天蛾) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(グラミス) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ティンベル) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ウィラキア) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ヴァネッサ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(イレーネ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(エルザ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(アッシュ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(イルミーナ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(シャロン) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ゼノン) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(ムーラ) ふくびき1等 ふくびき イリーガルマインド(飛魅子) ふくびき1等 上へ戻る その他 入手元 パーツ名 入手方法 コード ナース腕章 マスターズブック付属アクセスコード イベント 金のシャチホコ バトルロンド一周年感謝祭の魚拓ランキング100位以内の賞品 イベント 銀のシャチホコ バトルロンド一周年感謝祭の魚拓ランキング101位~500位の賞品 イベント イヤリング(ムーン) サマーフェスタ中にログイン イベント 薔薇の髪飾り バトルロンド2ndアニバーサーリー配布 イベント もみじの髪飾り 2008秋の新キャラキャンペーン配布 イベント エンゲージリング WF 08 イベント 結晶の髪飾り WF 08 イベント 桜のコサージュ 2周年感謝祭 イベント 月桂樹の冠 2周年感謝祭 イベント イヤリング(♪) 2周年感謝祭 イベント イヤリング(蝶) 2周年感謝祭 イベント ケロケロヘッド 極秘ファイルを入手せよ!「燃え盛る焔……?」 イベント イヤリング(ゴールドフェザー) ゴールド:宝島「宝の島でつかまえて」 イベント イヤリング(ブルーローズ) 宝島「彷徨える遅参者」 イベント イヤリング(ブラッドドロップ) 宝島「乾いた風に吹かれて」 イベント イヤリング(イエローローズ) 宝島「花咲き誇る大地」 イベント 鈴(銀) 宝島「プラント建設現場」 その他 おしゃれメガネ(ライトブルー) SSコンテスト賞品・先行配布 コメント カタログリンクは一元化したページがあると便利なので作成しました 各ページからカタログへのリンクはそのままにしてあります 容量が厳しくなければそのままで良いと思いますので -- (名無しさん) 2008-09-16 10 41 09 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/nekonade/pages/21.html
主題歌「Bullshit!! Hard problem!!」 Voval:Outer 作詞:KOTOKO 作曲:高瀬一矢 編曲:高瀬一矢/尾崎武士 全てはゴミ それか光 幻だろう? この世って何だ? 「猫は猫で鳥じゃないさ」 眉唾もんで笑えねえぜ "fuck it!!" 「中止だ」って電源プラグ引き抜いて終[ブチ]るほど単純じゃないさ この脈動の証明は誰も出来ない くだんねえな! ノイズも合図と決めて試すのも損ではない あえて罠へ Hey! Why you bugging? Yeah, It's a piece of cake! 情熱の色は 破滅に似てらぁ! 昇天しそうだ それが何だ!! 曖昧な情報で満たされてんだ 暴露を邪魔するゾンビども "fuck it!!" 「本気」なんて唾吐きかけりゃ飛び散る糞みたいな感情でも この脈動の証明は誰も出来ない カス同然の現象に価値をこさえて 脳まで腐ってくなら とにかく叫べ! I like you so bad!! Do you like me so bad? 「中止だ」って電源プラグ引き抜いて終[ブチ]るほど単純じゃないさ この脈動の証明は誰も出来ない くだんねえな! ノイズも合図と決めて試すのも損ではない あえて罠へ Hey! Why you bugging? Yeah, It's a piece of cake! I like you so bad!! Do you like me so bad?
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/662.html
春の足跡も聞こえてきそうな二月の下旬 暖冬だ? つってもまだまだ寒いんだよ! と、いうわけで冬に向かって逆ギレしながらベッドの中でぬくぬくと惰眠を貪る事にしていた俺なのだが… いきなり俺の部屋に入ってきた香憐ねぇに毛布までひっぺがされたかと思うと「兼房様がお呼びです」の一言と共に香憐ねぇの愛車で朝の国道を突っ走り、腕をつかまれて引きずられるがままに鳳条院グループ本社ビルまで拉致られていた 社員用とは別の特殊エレベーターまで俺を押し込むと最上階である四十階のボタンを押す香憐ねぇ まだ少し寝ぼけていた俺の頭もゆっくり覚醒し始め、ある疑問に行き着いた 「なぁ、香憐ねぇ…最上階は社長室だろ?」 「はい、そうですが」 「いや、俺を呼び出したのは御袋じゃなくてジジイなんじゃなかったか?」 普段社長室にいるのはジジイじゃない ジジイはグループの総帥であり、社長は別にいる では誰が鳳条院グループの社長なのか 今の会話からもわかるかもしえないが………俺の母親だ つまり社長室は俺の母親のオフィスとなっているはずなのだ 「伊織さん…いえ、社長はただ今会議中です。ですから兼房様は社長室をお使いになるのだろうと…」 最上階に到着 社長室の扉を開け、俺を中に入るよう促しながら香憐ねぇは先ほどの言葉を続ける 「ここ、鳳条院グループ本社においても博士の研究フロアと会議室と社長室の三つは最重要箇所です。他とは別格のセキュリティーですからね…」 …つまり俺を呼び出したのは結構重大な話があるって事なのだろうな 「んで、肝心の爺さんがいないんだが…」 「そう…ですね…」 香憐ねぇも困惑気味である 社長室は見事なまでにもぬけの殻と化していた 「わしならここにおるぞ?」 部屋を見渡していた俺たちに聞こえたジジイの声 しかし今だ姿は見えない 「ふぉふぉふぉ、ここじゃよ。ここ」 と聞こえた瞬間、部屋の奥にある社長椅子がぐるりと回る しかしそこにも爺さんの姿はない だがその椅子には景色が揺れるような違和感があった 「もしかして………ステルスか?」 「正解じゃ♪」 まるで椅子の上に転送されたかのように爺さんが現れる SFじゃないんだからよ…… 「どうじゃ? わが社の新技術、『ミラージュコロイド』じゃ!」 ついにボケたかこのジジイ… 「……なにが新技術だ。思いっきりパクッてんじゃねぇか…」 「心配するな。ちゃんとあちらさんには許可を取っとる。それに斗小野グループの國崎技研との共同開発品じゃ」 ほぅ、斗小野グループ…國崎技研…… 斗小野グループといえば昔、俺がまだ本家にいるときに無理やり出された社交界かなんかで斗小野会長に挨拶したことがあったな たしか俺より少し年上の孫娘を連れて来てたっけ… それに國崎技研… ファーストランカーの國崎 観奈ちゃんには俺も面識がある 彼女のお父さんの会社だ 「バーチャルとは違う。つまりはリアルリーグでも使えるというのが売りじゃ!」 「………そんで? それを自慢したかっただけなんて言うなよ。もしもそうなら実の祖父といえど、すぐさま葬式屋のお客にしてやるぜ?」 「心配するな。わしが棺桶に入るのはお前がこの会社を継いだ後じゃからな。ふぉふぉふぉ!」 口の減らないクソジジイが…… 俺が本気で仏様にしてやろうかと思っていると可憐ねぇがため息混じりに俺達の仲裁に入った 「兼房様…そろそろ本題に入られては…」 「香憐ちゃん、続きは私が話すわ。呼び出したのはお父さんだけど用事があったのは私だからね…」 そう言ったのはいつの間にか俺と香憐ねぇの後ろにいた… 「社長」 ここのトップである俺の母親、鳳条院 伊織 その人であった 「久しぶりね、明人……」 俺の母親だ、実際の年齢はソコソコになるんだろうが…どう見たって香憐ねぇより年下に見える 下手すりゃ葉月より少し上程度…我が母は若々しいの度を越えて…子供っぽかった (何故かマイスターを連想するのは俺だけか?) (いえ、社長には申し訳ないですが…私もです明人様…) 「もぅ明人! 聞いてるの?」 「ああ…っても、葉月の誕生日のときに顔出しただろう?」 「だってだって! あの時は私に挨拶もしてくれなかったじゃない!」 ぷんぷんという擬音が恐ろしいほど似合うような頬の膨らまし方をする御袋… ヤメテクレ…マジデハズイデス… 小学校のときの参観日の記憶がフラッシュバックする 「だったらそっちから挨拶でも何でもしてくりゃいいじゃねぇか…」 …なんだか頭が痛くなってきて俺は左手を額に当てた 「それは……はづちゃんの邪魔しちゃ…悪いじゃない…」 今度は小さな声でブツブツと何かを言いながら拗ねだした アンタホントに俺の親ですか? 「社長、お話がそれていますよ…」 またしても新たな声 その声の主には俺も香憐ねぇも予想はついていた そりゃそうだ、御袋とこの人はワンセットだからな… 「桜さん」 「お母さん」 「お久しぶりです若様。香憐も…」 香憐ねぇのお母さん、水無月 桜さんである 御袋よりも歳を取って見えるものの、それでも十分に若く見える(御袋が幼すぎるんだ…) 着ているレディーススーツも香憐ねぇの母親なだけあってバッチリ似合っている(ちなみに香憐ねぇもレディーススーツだがパンツスタイル、桜さんはスカートスタイルだ) 香憐ねぇの実家である水無月家は昔からウチの家、鳳条院家に仕えてくれている 香憐ねぇのお父さんも爺さんの専属執事として働いてくれているんだわ まぁ昔といっても爺さんが事業に成功してからなのだが…それでも両家の関係は深い 俺と香憐ねぇも姉弟のような関係だが… 「あ、いつの間に…ごめぇ~ん。ありがとね、桜」 「はぁ…いつものことですから」 この二人の関係も主人と従者と言うより無二の親友という風に見える そりゃそうだ 生まれたときからの幼馴染で小中高、さらには大学まで一緒というほどの年月を共にしているんだからな この母親の性格でこのどデカイ会社のトップを切り盛りできているのは有能な秘書である桜さんのサポートあってこそなのだろうとしみじみ思うぞ… ホントお世話になってます…桜さん… 「オホン! それでは本題に入ります…」 いまさら社長っぽく締めようとしてもムダな気がするぞ御袋 「明人、この時期になって貴方を呼んだことに思い当たる節はない?」 いきなりの質問である そう言われてもこちとら朝っぱらから香憐ねぇに拉致られてクタクタな訳だ いきなりそんな漠然とした質問されても答えがすぐに出るわけがない 「なんだよ藪から棒に…わかるわけねぇだろ…」 ぶっちゃけ俺、ただ今不機嫌 それにより口調がいつもより二割り増しで厳つい… 「う~ん…それじゃぁヒント。武装神姫関係」 「…………『武装神姫お花見ツアー』の企画会議?」 やる気なさげに思いついたことを言ってみる 言っておいてなんだがここは技術会社…そんな旅行ツアー計画あるわけないよな… 「…………あなたホントにファーストランカー? ってかホントに我が愛しの息子で鳳条院の次期跡取り?」 がっくりと肩を落とす御袋 「ずいぶんな言い草だなオイ…それにその二つは関係ないだろうが」 だいたい俺は継ぐ気なんかねぇし…… 「あるわよぉう;知ってるでしょ? 鳳凰カップ!」 痺れを切らして答えを述べる御袋 最初からそうしろよ…… ん? 鳳凰………どっかで聞いたような……… 「…………………………あぁ、アレね」 「そう、アレよアレ………」 《鳳凰カップ》 2035年から始まった鳳条院グループ主催の武装神姫バトルカップだ 会場は鳳条院グループ本社ビルから近いイベント広場 春と秋の年二回開催されていてそれぞれ〈春の陣〉と〈冬の陣〉と呼ばれている 会議中、発案者であるジジイがグループ役員に『何でこの時期なんですか?』との質問に対して… 『夏コミと冬コミに被らないからじゃ!!!』 …と、高々と宣言して全員を納得させたエピソードは社内や身内でも印象深かった それはさておき バトル形式は全試合バーチャルバトル 抽選によりA~Pまでの十六組に分かれての予選リーグ そこからは予選リーグを勝ち抜いた者達による決勝トーナメントだったっけ 毎年上位優勝者には多額の賞金と豪華副賞が送られる 確かテレビ中継もやっていて特番も組まれたりするんだっけかな? なんにせよメディアからの注目をバッチリ受けるもんだからランカーとして名声を受けることに憧れる神姫ユーザーや神姫にとっては登龍門となっているとか何とか… 武装神姫関係の各企業や研究所、私営の神姫ショップなんかと協力して企業ごとのブースを設けることで、バトルをしない神姫ユーザーにとってもお祭り気分で楽しめることもイベントの売りのようだ… 何にせよ鳳条院グループ社内総動員の一大プロジェクトなわけで、それも今年で三回目の〈春の陣〉を迎えようとしている ちなみに〈春の陣〉の日程は三月の中頃だそうだ 「そうえば若様は前年度も前々年度も鳳凰カップには参加しておいでではなかったですね…」 と桜さん 「確かにそうですねぇ…」 とうなずく香憐ねぇ 「なんでぇ!? なんで明人は出てくれないのぉぉぉ!!?」 「そうじゃそうじゃ!!」 「あぁ~止めろ! 御袋、抱きつくな!! ジジイは煽るな!!」 俺は腰の辺りにへばり付いて喚く御袋に悪戦苦闘中… 俺がこの大会に出ない理由は至極簡単 あれだよ、夏祭りで自分の家が出した夜店に誰が客としていくと思う? そりゃ誰もいかねぇわな普通… 「つか、そういうのって関係者は参加禁止だろうが」 「そんなもん関係ないわい!!」 ………い、いやいやいやいやいや!! 関係あるだろ!!? 「無論、香憐も葉月も昴もじゃ。ついでにアル嬢ちゃんとエリー嬢ちゃんもええぞ?」 ジジイの一蹴で俺、以下、いつものメンバーの参加は許可されてしまった…… それでいいのか鳳条院グループ!! 「と、いうわけで私たちの鳳凰カップ参加が許可されました」 時間は飛びに飛んでお昼前 あれから香憐ねぇは俺を引きずり二十二階、博士の研究所フロアへ移動 パソコンでデータ整理をしていたアルティと博士にお茶を出していたエリーの二人を拉致るなり俺共々自分の愛車に乗せて、来た道を華麗なるドライビングテクニックでスピード帰宅したのだった 途中で四輪ドリフトかましたときは流石に死ぬかと思ったぞ… んで、我が家に帰ってみると何故か昴と葉月がリビングで茶を飲みながら話していた 二人とも香憐ねぇに呼び出されたのだとか 何がなんだかわからないうちに俺の家にはマスターとその神姫たち…(葉月の前なのでインターフェイス組も全員神姫素体)が勢揃いしているこの状況…それから 「あっ」 っという間に香憐ねぇはアルティ達に今までのことをズバッと説明 「面白そうじゃねぇか」 話が一段落してから始めに口を開いたのは昴だった 「香憐ねぇ、言うなればお祭り騒ぎ&腕試しってこったろ?」 「まぁ、そのようなものですね」 それを聞くとニヤリと笑いランを見ながら昴は言った 「その鳳凰カップとやら、俺とランは参加するぜ。ラン、いいよな?」 「ええ、昴さんがそういうのなら……」 まずはアッサリと参戦決定の昴&ランスロット ペア 「ランスロットが出るとなれば手前も出ねばなりますまい…よろしいか、姫君殿?」 「う~ん…私は本来、会場運営を手助けしなければならないんですが…」 少し考え込む香憐ねぇ………だが 「お許し…いただけませんか?」 「………でも、兼房様からの折角のお許しが出ましたし………出てみますか、孫市」 少ししょんぼりした孫市の視線に数秒で陥落、香憐ねぇ&孫市ペア、参戦決定 「レイア、私達はどうする?」 「え?…あ、その………私は…参加してみたいです」 少し赤くなりながらも控えめなレイア 「そだよね! 燃えるよね! よっしゃ! いいトコ見せるぞ!!」 誰に? と聞きたくなったが香憐ねぇに拍手されている葉月はいつの間にか熱血お嬢様キャラと化していた…… これほど我が妹に声を掛けづらかったことはなかったぞ 世間で言う『妹萌え』ならぬ『妹燃え』とはコレいかに… 葉月&レイア ペア、参戦決定 「ふっ、負けてはおれんな。ミュリエル、私達も…って…ミュリエル?」 いつの間にかいなくなっているミュリエルを探し周りを見わたすアルティ そりゃいないわな…だってお探し中の相棒は何故か知らんが俺の前にいるんだから… 「ど、どうかしたのか? ミュリエル」 そう問いかけてみた俺にミュリエルは自分の小さな拳を頭の上に掲げ 「………ミュリエル…勝つ…」 と、気合満々の意気込みを見せてくれた それはいいんだが……え~っと………何故俺に? 「ミュリエル…お前…」 その一部始終を黙って見ていたアルは困惑気味の表情 アルの声に振り返り、ミュリエルは一言… 「…アル…戦場はいつも非情…」 なんだか少し挑発的に感じたのは俺の気のせいなんだろうか… アルティ&ミュリエル ペア参戦決定 「エリー、お前はどうするんだ?」 「ん~、僕らはいいよ。あの子達はあんまりバトルは…ね。それよりもお祭りを回らせてもらおうかな。他の企業の新作とかも出るみたいだし」 にっかりと白い歯を見せながら笑うエリー 「明人はバトルカップに出るんでしょ?誰でエントリーするの? やっぱりノア? それともミコ? あ、ユーナの経験値稼ぎにはいいかもしれないね~」 なにやら一人で勝手に話を進めておられますな… 「いや、俺は出る気はない」 と、言うことで明人&ノアールorミコorユーナ チーム、不参加決…… 「「「「え、ええぇぇぇ~~~~~!!!??」」」」 一斉に騒がしくなる橘家リビング… 「ちょ、待てよオイ! どういうこった明人?」 「何故だ! 何故お前らが出んのだ!?」 「明人様…まさか、メンドクサイ…なんて言いませんよね?」 昴には詰め寄られるわ、アルには胸倉つかまれるわ、香憐ねぇはお説教モードになりかけるわで散々だなぁ俺… つぅかアル! ちょ、顔近いって!! 「どういうことだ? アニキ」 「私もバトル大会でたいよぅ~;」 「私は別にかまいませんが…」 三人それぞれの意見を述べる我がかしましシスターズ ………ネーミングセンスが微妙? うっせぇ!! 「実家主催の大会に出るのはなんだかなぁ~って感じだからな。バトルカップ参加はパスだ」 俺は社長室で思ったことと同じ理由を述べた たとえ上位に入ったってあんまり嬉しくないような気がするんだよなぁ…… 「じゃあ…兄さんは大会に来てくれないの?」 いつの間にか『燃えモード』の熱が冷めている葉月が悲しそうに訊ねてくる 昴達もさっきまでのテンションはどこえやらと言った感じ… そんなに俺達が出ないことが残念なんだろうか? と少しの罪悪感を感じる 「いや、大会には行くつもりだ。御袋からバトルカップの解説者役を頼まれてるしな」 「あ、そう言えばそうでしたね…」 大体、今日本社まで呼び出されたのはそのためだったのだ ついでに知り合いのショップや関係者に宣伝してくれって言われたけど…どうしたもんかねぇこりゃ… 「でも明人様…たしか伊織さんにはお断りしてらしたじゃありませんか…本家の手伝いは遠慮するって…」 そりゃそうなんだがなぁ…… 自分の母親に泣きつかれて(子供の様にだがな…)聞かなかったことにするほど俺は鬼畜じゃねぇし… 「まぁ、ちょっとした気まぐれだよ、気まぐ…うわぁ!! むぐぅ…」 気がつくと俺は香憐ねぇに抱きしめられていた 「明人様…ご成長なされて…香憐は…香憐はうれしゅうございますぅぅぅ!!」 (ちょ、香憐ね…ぇ…息…息ができ…ねぇ…!!) 香憐ねぇは美人な上にスタイルもいい その大きめのバストに顔を押し付けられて俺と葉月は何回呼吸困難に陥ったことか… あれはちょっとした恐怖だぞ、死の恐怖… 「むぅ! むぐぐぅ!!」 早めに香憐ねぇの背中にタップして危険な状態であると必死のアピール 俺のSOSに香憐ねぇは我に返り、慌てて俺を解放すると「申し訳ありません…」と小さくなった 香憐ねぇは感動すると毎度コレをやる 被害者の俺や葉月はこのパターンにけっこう慣れてしまっているのだが 「ゴホッ、ゴホッ……あぁ~それにだな。皆が行くのにコイツラだけお預けってのも…なぁ」 涙目になりながらも三人のイベント参加を許可してやる 「よかったですね。お姉様方」 「私達は観戦だけどちゃんと見させてもらうわねレイア、ラン」 「は、はい! ノア御姉様!」 「おう、頑張れよ孫市!」 「は! ユーナ姉上、見ていて下され」 それから皆で大会についての雑談に花を咲かせる そんな中、突然ミコが俺に向かって走って来たかと思うと… 「うにゃぁ~~~ご主人様ダイスキ~~~!!」 という絶叫とともにテーブルから俺目掛けての大ジャンプ 避けるわけにもいかない俺の胸に両手でガシッとしがみ付いた 「あ、コラァ! アネ……キ……」 ミコに怒鳴ろうとしたユーナの声が何故か途中から小さくなっていく 不思議に思いその視線を辿っていくと… 「……え~っと…ミュリエル?」 俺の右肩に座り、俺の頬に体を預けてもたれかかっているミュリエルに行き着いた いつの間に………ってかなんで?? 「…ミコ、ユーナ……戦場はいつも非情…」 ミュリエルが放つ、またしても挑発的で勝ち誇ったようなニュアンスの台詞にショックを受けていたミコとユーナであった… 追記 「ご主人様、参加者募集活動をするんですか?」 「ん? あぁ、まぁな。集めるのはバトルカップ参加者とブース出展参加者の二通りだ。まぁ、ちらっと知り合いでも声かけてみるだけでいいんだとさ…なんとかなるだろ」 「………少し楽天的過ぎませんか?」 「それは俺じゃなくてジジイに言ってくれ」 続く メインページへ このページの訪問者 -
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/958.html
―海神― その日も私は主の肩に座る。主はこの寒空の下、神姫センターの中にも入らずにただ自動販売機で購入したココアで暖を取っていた。 11月の末のその日、天気予報が正しいとすればこの後雪が降るという。 温暖化が進み、暖冬という言葉さえ使われなくなるくらい温かい冬が当たり前になった昨今、この時期にこの地域で雪が降るなんて。 それ程に冷えるというのに、主はそれでも暖房の効いているであろう店内に入ろうとはしない。 しかしその事についてなんら感慨を持たない自分は、やはり欠落しているんだと納得出来る。 そしてそれを少しも悲しいと思わない事にも、違和感を覚えなかった。 そこにある現象や、歴然とある事実に対して理解は出来ても、そこになんら感情を見出す事ができない。 それは私が私であると定められた時からの性質。要するに仕様なのだ。 MMSのヴァリエーションとして武装神姫が市場に出回る前段階で、試験用と銘打たれて製作されたいくつかの神姫が存在する。 『武装神姫』の前身である『神姫』シリーズは、現在の武装神姫の素体のみを販売していたわけではない。 元来『神姫』シリーズは戦闘遊戯用に作られたものではなかったのだ。だと言うのに『神姫』を使用したバトルが、それまで行われていた『GFF』や『SRW』などの影響を受け、派生的に生まれた。 その状況を見て取り、EDEN―PLASTICSを含めた各神姫メーカーが戦闘に対応した『武装神姫』をシリーズ化したのだ。 似て非なる存在『神姫』と『武装神姫』。その橋渡しとなる存在が『ジ・オリジン』とも称される試作品の数々である。 プロトタイプ、またはテストタイプである『ジ・オリジン』の大多数は、現在発表されている製品版に劣るか、良くても同等のものでしかなく、それらは研究用や保存用として数体残されるのみでほとんどは廃棄処分されている。 その中には現状のレギュレーションの枠から逸脱した、戦闘面においてずば抜けた能力を持つ『ジ・オリジン』が存在した。しかしそれはあまりに『バトル』重視で、感情面や情緒面での欠損が大きい機体であった。そういう意味では、やはり現行の『武装神姫』に大きく劣る。 当然それらは研究用として全て保管された。 だが、そこに人が介入している時点で『絶対』外部に漏れることは無いと言い切れなくなるのが現実で。 実際私は研究室にではなく、主の肩に座って、居る。 主がその私用を済ませた帰り道。暗くなった夜空は厚い雲によって更に影を強める。 主は先ほどの、あの男が行った行為に酷く腹を立てているらしく、不快感を隠そうともしない。ただ黙々と家路を急いでいた。 あくまで私用での外出なので、家の車を用意していない。主は私事で家の権力を使用することを嫌悪していた。 だからこの日も、主は私を肩に乗せたまま、夜の通りを歩いて帰る。 私と主は平時より会話を楽しむという習慣はなかった。だから主の機嫌が損なわれていてまるで口を利こうとしなくても、主と私の間にある沈黙は普段となんら変わりが無いものとして認識される。 ただ、不快感があまりに過ぎたのだろうか。常であれば避けて通る事の無いその暗い路地に、主は足を向けた。 「主、この道は安全とは言いかねます」 警告。 そのつもりで私は言葉を発したのだが、主は聞こえなかったのか、それとも無視しているのか、足を止めることをしなかった。 私は再び同じ言葉を発しようと考え、そして止めた。主の決めた事に私が口を出すのはあまりに差し出がましい。 長い一本道。人気も無く、そして街灯も疎らな道。 そこで私はすぐに二度目の警告を口にしなかった失敗に気が付く。 人が感じる事の出来ない深い影の、その闇の中で。 生糸を引っかくようでそれでいて耳障りな音が。 赤い光点を伴い辺りを侵略し始める。 赤 赤 赤赤赤赤 赤赤赤赤赤赤赤赤 赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤 無数の赤い光点。そしてその薄明かりに晒され浮かび上がる、異形。 赤い光点を伴ったその全てが、武装神姫。 だがそれらの体はいびつに捻じ曲がり、四肢はその胴との接合を不完全とし、人とも、神姫のそれとも異なった挙動を行う。 感情を実感できない私よりもその表情には意思を窺う事は出来ない。 その虚ろで何も映さない瞳が赤く照る。 本来カメラであるはずの神姫の瞳が、ライトのように光るなどありえない。 間接部を無視して可動範囲を広げる事など不可能。 砕けた関節を支えるのが、その先にある壊れた脚部であるなんて非現実的だ。 ならば、今目の前にあるのは一体なんだ? 私の思考はここで中断せざるを得なかった。 武装神姫ではありえない速度で、赤い瞳の『ソレ』が主に近づく。 リミッターを与えられた私は、そんな速度で動く事は出来ない。が、それでも主に襲い掛かる凶刃を受け止めることにどうにか成功した。 「くっ……!」 あまりに強大すぎるその純粋な圧力に、私の腕が硬い音を響かせる。 相対するソレの腕は、自らの力に耐えられず砕ける。 砕けるのに、しかしそれでもそこにあった。 データ上のウソが入り込む余地の無い、現実にある私の体は通常の武装神姫とは比べ物にならないくらいに頑強だ。だが、その頑強さを持ってしても同じ圧力をもう一度防ぐ事は不可能。 対して赤い目をしたソレは、現実ではありえない不滅性を体現している。 そんなの、勝負になるわけが無い。 とるべき手段は一つしかなかった。 その点、わが主は頭の回転が速い。背を向ける危険を冒すことにはなるが、すばやく踵を返すと全力で走り出す。私も主の行動に合わせ、追っ手が来る事を予測し向きを変えた。 はたしてソレは予測通りに主と私を追う。 明るい所に逃げることが出来れば、人が行き交う通りに出る事が出来れば、少なくともこの状況から脱する事が叶う。 雪が、降り始めた。 簡単に現状を打破させてくれる程には、甘くはなかった。 主と私はことごとくを妨害され、邪魔を受け、そして誘導された。 気がつけばそこは人気の完全に途絶えた公園。 住宅地だけを経由し、これほどの敷地を誇る公園に到る事を私は知らなかった。 「……随分と、ベタな所に、追い込まれたわ、ね」 ハァハァと肩で息をしながら、それでも茶化したように主は呟く。 しんしんと雪の降るその広場で、主と私は完全に囲まれた。 確認できるソレの数は九。多くは無いが、その能力を顧みれば決して少ない数ではない。 確実に市販の武装神姫を破壊でき、そして主を殺す事のできる以上の数。 「万事休す、みたいね」 半ば諦観めいたものが混じったようにも取れる主の言葉。 だがもう半分は、間違いなく覚悟を決めた者が発する声音。 私は武器を手にする。 「海神、コードF解除」 主のその声で、その言葉で、私の中の枷が無くなっていくのを実感する。 私が本来の私、『ジ・オリジン』の中でも特に戦闘に特化して開発された『欠陥品』に戻ってゆく。 私がかつての力の全てをその手に戻した瞬間、二体のソレが主を、三体が私目掛けて襲い掛かる。 刹那。 「スキル発動 夢想散華」 戦闘特化型試作体である私は、武器の能力に頼ることなく刀剣の類であれば私固有のスキルを発動させる事が出来た。 私は取り戻した本来の能力の全てを振るい、五体のソレを完膚なきまでに破壊する。 その形が、一片すら判別できない程に。 何のトリックだかは解らないが、形すら残らないほどに粉々にしてしまえば動きようもあるまい。 事実、私が破壊した五体のソレが動く事はなかった。 だが…… だが、反抗もここまでだった。 残りの四体をしとめるための力を、私は残してはいない。 スキルを発動させるための力も、もう尽きてしまった。 「絶対、絶命ですか」 主に習い、私も状況を簡潔に述べてみる。それでもしっかりと両の脚で地面を踏みしめる。 残る四体は、ジリジリとした動きを必殺の確実さを伴う素早い攻撃へと転じさせた。 四体が四体共に、わが主に向かう。 私は何も考える事が出来なかった。こんな事は、初めての経験だ。 そして何も考えていないのに、私の体は私の思考を置いたままに勝手に動く。 私ではその四体相手にどうすることも出来ないというのに…… 最小限の力で主の膝の裏を蹴り、私は更に高く跳ぶ。主の体は突然加わった力に抗う事が出来ず、バランスを崩し膝から落ちる。 ソレが標的としていた座標にはすでに主の頭は無い。 しかし胸を標的としていたソレの前に、今は主の頭がある。 思考した上での行動ですらなく、つまりは反撃の時機さえ計れない私は、それでも体の、今まで感じたことの無い『思い』の指示に従い、主とソレの間に自らの体を割り込ませた。 時の経過が引き伸ばされる。 目の前には驚いたような瞳の主の顔。 背後を見ることは出来ないが、それでもセンサーが感じ取る、確実な死の象徴。 迫る刃。 私の目の高さにある主の顔。 私の頭上で目標を失った赤い目をした神姫だったソレ。 主に近づく見知らぬ少女。 その少女共に現れた四枚の翼を持つ神姫。 その人影と小さな天使が主を守るものだと認識できた時…… わたしのこあが つ ら ぬ か れ た 海神というその個体は完全にこの世界から失われた。 だからこれから先の話はただの蛇足でしかない。 小規模な爆発が四つ。 あっという間だった。 四枚の翼を持ったそのアーンヴァルは、ただレーザーソードを振るだけで残っていた四体のソレを破壊した。 現実は何時の世でも簡単にフィクションに追いつく。 だから実際にこんなご都合主義的な出来事が起こっても間違いではないし、まあたまには良いだろう。 そういう意味では、現実も言うほど捨てたものではないらしい。 海神のオーナーであった結城セツナは、あまりにも瞬間的に起きたそれらの事象に、それでも混乱することなく、自身を救ってくれた者に目を向ける。 果たしてそこにいたのは、夜の空よりなおも暗い、闇色の外套を身につけた小柄な影。声のトーンで何とか女性だと判別は出来たが、フードに覆われたその顔を覗う事は出来ない。 四枚の翼を持つアーンヴァルが彼女の元へ戻ると、彼女はフードから顔を出した。 顕になったその顔は、黒髪の15歳くらいの少女のものであった。瞳だけが青く輝き、日本人離れしていた。 少女とその少女の神姫と、セツナの間に何があったのかはあえて記さない。 当然その少女が何者であったか記す事も無い。 なぜならこれはただの蛇足。 必要なのは 結城セツナの命が失われる事はなかった。 という事実だけ。 戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2724.html
負けた。これはもう、成す術無しだ。理由も全てわかってる。改善の余地はある。だから、やることも分かってるはずなんだけど、何故だか私は椅子から立ち上がることはおろか、ヘッドギアを外すことすら出来なかった。負けたと言う事実は思いの外私の中に深く突き刺さっているらしい。 その時、ヘッドギアが外された。華凛だ。 「華凛、負けた」 「そうね……」 「…………」 どうやら私は気持ちの切り替えがうまくないらしい。どうしても気分がすぐれない。 「……こんなこともあるよね」 「ま、そうね。神姫バトルなんてのは勝って負けての繰り返しだもの。まさか、一回の敗けで嫌になった?」 「そんなことないよ」 そう、課題も見付かった。だから、この敗けをバネにするだけ。問題は……。 「……ごめん、樹羽」 目の前ですっかり小さくなってしまっているシリアだ。 「気にしないで。こういうのはよくある」 「でも! 私、また樹羽の役に立てなかった! 私がバリアをしっかり張れていれば、まだ戦えたのに!」 軽い嗚咽混じりの吐露。華凛が何か言おうとするが、私はそれを手で止めた。 「シリア、じゃんけんして。出さなかったら負け」 「え……?」 了承を得る間もなく、私は握り拳を振る。 「最初はグー、じゃんけん、ぽん」 慌てて出したシリアはグー。対するこちらは指が二本のチョキ。私の負け。 「これが、どうしたの?」 シリアが怪訝そうに訪ねる。 「さっきのも、これと同じ。相手がパーを出すのか、グーを出すのか、チョキを出すのかわからない。出さなかったら負けだから、こっちは何かを出す。あの時、私たちはパーを出していた、相手がチョキだったから負けた。それだけ」 つまり、勝負は時の運と言うわけだ。元々あの状態にまで持っていかれたら負けも同然なのだが。 「それに、私の動きに合わせてアイオロスを動かしてくれた。十分役立ってる」 「そっか、そうだよね。ごめん、一番基本的なこと見失ってた」 シリアの顔が明るくなる。すっかり吹っ切れたようだ。 「華凛」 「ん、何?」 私は立ち上がった。もう体の重みは取れている。 「これから柏木さんの所に行くけど、一緒に行く?」 「そうねぇ、特に他にやること無いから行くわ」 「うん」 私はシリアをポーチに入れ、ゲームセンターを後にした。 目指すは柏木さんのホビーショップだ。 相変わらず客足のない扉を開ける。この扉は一日に何回開けられているのだろうか。 「いらっしゃいませ! あ、樹羽さん。こんにちは!」 カウンターの所で出迎えてくれたのは、いつもの眼鏡姿ではなくその神姫、エリーゼだった。 「あんれ、仁さんは?」 「店長はお得意様の所に行ってますよ。唯一の稼ぎ口ですからねぇ、時間もかかるってもんですよ」 その間、エリーゼが店番をしていると言うわけらしい。彼女は携帯をペタペタと操作している。入荷状況云々は大体彼女が管理しているんだとか。 「稼ぎ口は一つじゃない」 「ほえ? もしかしてお買い物ですか!?」 「ん」 私が頷くと、エリーゼは両手をあげてくるくると踊り始めた。 「うおぉぉっ、マジですか!? 本気と書いてマジですか!? ここで『もちろん嘘☆』なんて言われたら何にも信じられなくなりますよ!?」 「大丈夫、購入」 うおっしゃぁぁぁっ! やりました店長! 顔見知りのお客様とは言えついに商品が売れますよぉぉっ!! というエリーゼの魂の叫びを聞きながら、私は武装の棚を眺めた。この商品棚は大剣や小剣、槍など大まかにカテゴライズされている。だからどんな物が欲しいのかハッキリしていればピンポイントに探せるのだ。 私がまず向かったのは、ライトガンの中の短機関銃の棚だ。今回の敗因の一つである“実弾武装の未装備”。これをまずどうにかする。 たくさん並べられた商品の中で、取り回し易く段数が多い物。やっぱり沢山ありすぎてよくわからない。神姫カードを確認してみる。sptは軽く貯まっていて武装を買うには十分だった。 (出来るだけ使いやすいやつがいいんだけど……) どれもこれも似たような物ばかりでどれを選んでいいのかさっぱりわからない。 「短機関銃のオススメはこれ」 その時、華凛が一つの武装を手にとる。それはどの神姫の純正装備でもない無名の銃だった。一応メーカーはエウクランテやイーアネイラと同じマジックマーケット。 「弾数もお手頃、ちょっと大きいけど、そんなブレなくて結構使いやすいよ」 「使いやすい?」 華凛はハッとして慌てて手をぶんぶんと振った。 「そ、そう! 使いやすいって聞いたの! 使ってる人少ないけど割りとわかる人にはわかる武器ってわけ!」 「ふーん……」 手に取ってみる。確かに神姫には少し大きいかもしれない。だがそれも、この間楓さんが使っていたアサルトライフルより僅かに大きいぐらいだ。これで短機関銃というのだから安定制は抜群だろう。 色は白とメタリックバイオレットと黄色、ワンポイントで赤が入っている。 短機関銃はこれでいいだろう。あともう一つの課題である“圧倒的パワー不足”を解消出来る近接武器を探さなければならない。 エウロスは確かに強い。長さも小剣並にあるし、その形状から突いた時の威力は最高クラスだと思う。 だがしかし片手で一本しか装備できないと言う欠点がある。よって鍔競り合いに発展したり、切り合いになった際にパワー負けしてしまう。両手に装備出来るとは言え、どうあっても攻めがパターン化しやすいと言うのがある。 「シリアはどんなのがいいと思う?」 「そうだなぁ、槍……とか?」 私は円錐型の馬上槍を思い浮かべた。やることがエウロスより単調になる気がする。パワーがあるのは事実だけど。 だがヒントはもらった。槍は不味いが、これならいけるかもしれない。 私は一つの武装を手にとった。 「薙刀?」 これまた無名の薙刀。長さは13、4cmぐらいで刃が3cm程あり、さらに1.5cmほどプレート状になっている。後の部分は全て柄だが、最後の部分だけ刃と同じ向きに小さなピックのようなものが付いている。これのメーカーはよくわからない所だった。華凛曰くすごくマイナーだそうだ。 「シリア、どう?」 「いいんじゃないかな? 薙刀っていろんな使い方が出来るし」 と言うわけで購入確定。私はその二つを持ってカウンターへ行った。 そこでは既にエリーゼが準備万端と言った面持ちで待っていた。 「この二つ」 「はいはい、えっと番号はっと……」 携帯をペチペチと叩き、整理番号のような数字を入力していく。 「じゃあ、神姫カードをここに入れて下さい!」 指差す先にあったのは、カードリーダーのような装置だった。そこに神姫カードを通す。ピピッ、と言う短い音が鳴った。 「これで購入完了です! ついでに装備しておきましたから! またの御利用お待ちしておりますね!」 頼んでもいないのに装備までしてくれたらしい。願ってもないことだ。 神姫の武装はデータ管理である。だからフィギュアはあくまでオマケみたいな物らしい。 私はその足で練習用の筐体に向かった。筐体に神姫カードを入れてスタートボタンを押す。さすがに新しい武装をぶっつけ本番と言うわけにはいかない。 「華凛、私は練習してるけど華凛はどうする?」 「んー、練習の様子見たり武装見たり、まぁ適当に時間潰しておくわ」 その答えを聞いて安心した。これで心おきなく練習出来る。 「シリア、行くよ」 「うん。ちゃんと使いこなせるようになっておかなきゃね!」 シリアが筐体の中に入り込み、私も筐体の中にライドした。 樹羽がライドした事を確認して、あたしは一息ついた。よかった、ちゃんと良い方向に向かっている。 あたしは無意識の内にカレンダーを見ていた。今日は28日。もうすぐ7月が終わる。これなら完璧とは言わないものの、上出来クラスではあるだろう。 筐体の中の様子はパソコンの画面に映し出されている。画面内の樹羽は、短機関銃の反動が予想以上で慌てていたり、薙刀がリアパーツに当たったりしたりしていた。樹羽は割りと、と言うか結構器用な子だ。たぶん明日ぐらいにはマスターしているだろう。 時間に待ったは効かない。けれど速まりもしない。だから一定の速度で進むこの世界であがくしか、私たちには出来ないのかもしれないな、と思いながら、私は画面を見続けた。 第八話の2へ 第九話の1へ トップへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2705.html
「どう? 仁さん」 とある建物のとある一室。華凛はパソコンを横から覗きながら言った。パソコンを操作している青年は眼鏡を直しながら呟く。 「思った通り、改造神姫ですね。それも、重度の」 青年はそれだけ言って、再びキーボードを打ち始める。 私は、クレイドルで眠る神姫を見た。武装は全て外され、静かに眼を瞑っている。その安らかな寝顔を見ていると、さっきまでこちらに銃口を向けてきたとは思えない。 「店長、こっちの武器も違法改造が施されてます」 そう言って改造神姫の武器の入ったダンボールを抱えて現れたのは、別の神姫だった。たしか、アーンヴァルMk.2型。 「そうですか。ご苦労様です、エリーゼ」 「いえ、そこまでのことは……」 「いえいえ、いつも助かってます」 「もう、店長ってば大袈裟ですよ~」 エリーゼと呼ばれた神姫と青年は、仲良さげに会話している。とても微笑ましい。 することのない私は、椅子に座ってここに来た経緯を思い出した。 「止まった? 壊れた? どっちでもいいけど」 「エネルギー不足だって」 神姫が止まってしばらく経ち、私達は神姫を調べた。虚ろに開かれた瞳は、何も映さない。口は半開きで、まったく動かない。刑事ドラマで出てくる死体と似たような感じだ。 頬を伝う涙が、妙になまなましい。 「って、華凛。何してるの?」 見れば華凛は携帯を取りだし、どこかへ電話しようとしていた。 「う~ん、ちょっと待ってて」 携帯を耳に当てる華凛。まさか、警察にでも連絡しているのだろうか? 「あ、仁さん? あたしよ。うん、ちょっと興味深い物を見つけてね?」 違うようだ。警察相手にこんなにフレンドリーに会話出来る人はいないだろう。いや、いるかもしれないが、それは華凛ではないはずだ。 「ううん、こっちから行くからいいわ。うん、それじゃ」 ピッと通話を切った華凛は、神姫を手に取る。 「樹羽、もう少し付き合ってもらえる?」 「どうするの?」 華凛は神姫をちらつかせるように振る。 「調べるのよ。この神姫を」 そして来たのが、このホビーショップな訳だ。華凛が話していた、知り合いが経営している店とはここの事らしい。 店長である柏木仁(かしわぎじん)さんは、若いながらも相当なエンジニアであるらしく、今もあの神姫を全力で調べてくれている。 その助手でもある神姫、アーンヴァルMk,2型のエリーゼは、オーナーである柏木さんのことをとてもよく慕っている。 (神姫は小さな人、か……) まったくもってその通りだと思う。人と同じように笑う神姫。人と一緒に笑う神姫。しかし、あのエウクランテ型の神姫は、はたしてそうだったのだろうか? 昔は、あのエリーゼのように笑っていたのだろうか? 最後に見せた涙は、彼女の本当の意識なのだろうか? さっき柏木さんに聞いたが、あの神姫は重度の改造で暴走してしまっていたらしい。誰がそんなことをしたのか、まではわからなかったが。 「こんなこと、絶対おかしいよ」 「ぎりぎりセーフね、今のセリフ」 パソコンを見るのに飽きたのか、華凛はこっちに近付いてきた。 「別に飽きた訳じゃないわ。樹羽が暇そうにしてるから来たの」 「そう……」 華凛は私と反対側の椅子に座る。 「樹羽、大丈夫? 肩とか」 「肩?」 ああ、そういえば被弾していたんだっけ? 肩口を見てみる。軽く痣が出来ているが、重傷じゃない。 「大丈夫、痛くない」 「そう、ならいいの。それじゃあ、あとはあの神姫のことね」 華凛がクレイドルに眼を向ける。そこには相変わらず神姫が眠っていた。 「ホント、さっきまであれに撃たれそうになったなんて思えないわ」 私は被弾しているが。 「ねぇ、樹羽。実はね……」 華凛が何か言おうとした時、柏木さんが大声をあげた。 「よし! プロテクト解除成功です!」 「……ごめん、樹羽。また後で」 華凛は柏木さんの元へ戻っていく。私も同行した。 「なんのプロテクトですか?」 「この子の記憶ファイルのだよ。悪いとは思ったんだが、犯人特定のために仕方なくね」 「記憶ファイル……」 パソコンの画面を見ると、いくつかファイルがあった。それぞれ日付がふってある。 「ん?」 よく見てみると、昨日と一昨日の分がない。それどころか、3日前のファイル以外、全て×印がついている。どうやら破損しているようだ。 「とりあえず、この3日前のファイルを開いてみよう」 柏木さんがマウスを動かし、ファイルをクリックする。神姫にもよるが、数日の記憶ぐらいなら、映像で保管されているという。 ファイルが開かれ、ムービーが再生される。 暗い部屋の中だ。デスクの上のパソコンのディスプレイしか光源のない小さな部屋。神姫の前には、男の姿があった。顔は写っていない。 『駄目ですよ! そんなこと!』 『うるさいっ! マスターに指図するな!』 突然の怒鳴り声。さらに、視界が目まぐるしく回転し、衝撃とともに止まる。多分、デスクの上から落とされたのだろう。 『もう俺には後がないんだ! もうこれしか方法がないんだよ!!』 『だ、だからって、改造は違法行為です! そんなの、間違ってます! 目を醒まして下さいマスター!』 『黙れぇっ!!』 何かを蹴る音とともに、視界が暗転する。 『もういい、お前は徹底的に改造してやる! そしてもう二度と俺に指図出来なくさせてやる!』 声が近付いてくる。うっすらと開かれる視界。大きな人の足が写る。視界は急に浮上し、天井が写る。多分、今は移動中。 『絶対に見返してやるんだ……あいつらを……俺は……』 マスターらしき男の呟きを最後に、神姫の意識が途絶えた。 「…………」 ムービーもそこまでで終った。辺りには重たい空気が流れる。 「酷い……」 思わず呟いた。会話からして多分、神姫バトルで一向に勝てないさっきの男が、最終手段で改造に走った。 そして改造した結果、神姫は暴走。逃げ出されたのだろう。 「……この記憶は、消してしまった方がいいのかもしれません。この子のためにも」 柏木さんがパソコンを操作する。 「待って、仁さん」 華凛がそれを制止する。あたかもその行動を予測していたかのような速さだ。 「ちょっとそれは待って。それより、それ以外の箇所クリーニングできる? 改造された部分と、マスター登録も含めて」 華凛が質問する。その表情は、いつになく真剣だ。仁さんは怪訝そうな顔をしたが、一応頷く。 「人格が破損している場合、厳しいですが……多分、なんとかなると思いますよ」 「そう、よかった」 華凛は私の方に向き直る。いつもと違う雰囲気に、私は少し戸惑った。 「樹羽、さっき言いかけたこと、言うね?」 「う、うん」 華凛は目を瞑り、しばらくしてから、開けた。 「この子の、新しいマスターになってくれないかな?」 「えっ?」 それは、頭の片隅で予想していた質問だった。願ってもない質問。しかし、私は気が動転していた。 「べ、別に私じゃなくてもいいはず。華凛がマスターになればいいし、それに私、引きこもりだよ」 それに、何故記憶を消さないのかが気になる。 「あ~、それは重要だけど、あたしからは言えないわ」 「……?」 ますますわからなくなった。記憶を消すなと言っておいて、理由は言えない?私が考えている間に華凛は私の肩に手を置く。 その目には、強い覚悟が見て取れた。 「ねぇ樹羽、今の状態がいつまでも続くとは思ってないでしょ?」 「…………」 今の状態――。 高校にも通わず、ただ家にいるだけの日々。引きこもりとしての人生。 徐々に言葉のピースが埋まっていく。 つまり、そういうことか。 この神姫には、新しいマスターが必要で。 私は華凛以外の繋がりが必要で。 二人の条件が重なる。 「樹羽」 そう。私だって、今の状態をよしとしている訳じゃない。どこかで変えなければと思っていた。 ただ、取っ掛かりが見えなかっただけで。きっかけがなかっただけで――。 「……わかった」 変わるタイミングは、今しかない。 「私、マスターになる」 こうして私、奏萩樹羽(かなはぎみきは)は、神姫のマスターとなった。 第二話の1へ その夜の話 トップへ戻る