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作者:月下の人 ◆WXsIGoeOag 【前作】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【次作】 ――やはり、おかしい。 狼男、ファングの激しい攻撃をかいくぐりつつ、クロスは考えを巡らせる。 気のせいではない。いつものこいつより明らかに能力が上がっている。パワー、スピード、そして再生能力。 つい先程根元から斬り飛ばした指がすでに半ばまで再生しているのが見えたときは、さすがのクロスも驚きを禁じ得なかった。 加えて様子もおかしい。こいつはもともと馬鹿ではあるが、人間として最低限の知性はあったはずだ。 今日のこいつからはそれがまるで感じられない。いくら激怒しているとて、言葉までなくすようなことがあるだろうか。 これではまるで狂戦士【バーサーカー】ではないか。 度重なる斬撃に構わずファングの右腕が大きく引かれ、筋肉が肥大化するのが見えた。 次に来るのは恐らく超高速の横薙ぎ。直撃=即死の一撃。一流のエージェントであるクロスは、その極めて危険な状況を好機と見る。 身を硬くしたところで防御は不可能、ならば身構えず全身を柔らかく。神経を最大限に研ぎ澄ます。 …来る!! 直後眼前に迫りくる剛腕。銃弾すら超えよう速度にクロスは完璧に反応する。 予想以上の速さ、だが躱せるっ! 腕の軌道を見極め上体を大きくのけ反らすと、鼻先数ミリを通過する致死の剛腕。感じる、空気の焦げ付く臭い。 空間に取り残された一筋の銀髪が、その爪に触れて千切れ飛ぶ。 脅威の一撃を間一髪回避したクロスの目に映るは、腕の勢いに引かれるファングの無防備な背面。 視認と同時に体勢を低くその足元に踏み込む。 クロスの狙いは一つ。ファングを空中へ蹴り上げ『slow』――空中の物体の時間を約1000倍遅くする能力――で無力化する。 通常、鍛えているとはいえ標準的な女性のクロスに、体重100キロを超える獣化ファングを蹴り上げるのは難しい。 だが基本的に前傾姿勢のファングは常に重心が前面にある。ならば無防備な背面から全力を込めて蹴り上げれば、少しでも空中に浮かせることは可能なはず。 そうクロスは踏んでおり、それは間違っていなかった。戦闘は終了していたのだ。そのまま蹴ることができたのであれば。 「うっ!?」 踏み込んだ左足と同時に左手も地面につき右足を付き上げるその直前、黒い何かが両目を叩き一瞬視界が奪われる。 クロスにとって不運な偶然。その両目を叩いたのは、荒々しく跳ね上がったファングの尻尾だった。 ほとんど威力はないが不測の事態にクロスは混乱し、僅かに全身の動きが止まる。 それはほんの一瞬、瞬きほどの刹那。だがクロスがいるのは、その一瞬が命取りの世界だ。 次にクロスが見たのは、大きく捻られた身体を戻す勢いで繰り出された裏拳。既に十分な速度を持って迫る脅威。 このタイミングで回避は不可能とクロスは一瞬で判断し即座に動く。 逆手にナイフを持った右手を眼前に構え、左手で手首を掴み全身に渾身の力を込める、可能な限りの防御態勢。 直後に来るであろう巨大な衝撃に備え、歯を食いしばり身を硬くする。 「ライダアアァキック!!」 だが、その衝撃はやってこなかった。 クロスの目には、緑の突撃槍がファングの頭部に直撃したように見えた。 身体が傾いたことで軌道が逸れた裏拳は頭上を空振り、大きな隙を晒すファング。 細かいことは後と意識を即座に反撃に切り替え、ナイフを頭上にクロスは跳躍する。 「はあぁっ!」 衝撃にふらつくファングの額に、両手で思いきり突き立てる一撃。着地と同時に腰から抜き出す2本。 「これでっ!」 まっすぐ正確に、心臓目がけ深々と突き刺す二撃。残ったナイフを軽く放ると、それは空中にピタリと停止する。 「どうだっ!!」 空中停止したナイフを、渾身の力でその喉に蹴りこむ。全てが致命傷の三連撃。 ファングは人形のように吹き飛ばされて大の字に倒れ、それきりピクリとも動かなくなった。 クロスは蹴りこんだ右足をゆっくりと下ろしながら、フー…と大きく息を吐く。 「ちょ…ちょっとやりすぎじゃ……」 「奴に限ってやりすぎということはない。これだけやっても恐らく十数秒の時間稼ぎにしかならん」 「ええぇ…」 クロスは冷静に答えながら、隣に立つ声の主にチラリと目を向ける。倒れたファングに視線を戻して、また見る。 そこ立っていたのは緑色の、しいて言うなら服を着た人間大の虫。骨格からして人間と違うところを見るに、変身能力者とクロスは推測する。 「さっきは助かった、礼を言う。ときに君は何者だ」 「あー…僕は鎌田之博。通りすがりの変身能力者です」 「そうかカマタユキヒロ、私はクロスだ。その姿は……カ…」 その人間と大きく異なる身体をさっと見回すクロス。期待の眼差しを向ける鎌田。 「……カミキリムシ?」 「カマキリ!!」 おお、新発想だ。 やりとりが聞こえていた晶はこの女性に、なぜか感心に似た感情を覚えるのだった。 「ともかくお手伝いしますクロスさん。一人より二人のほうが危険は少ない」 そう言って半身に構える鎌田をもう一度見て、遅れてやってきた晶を一瞥し、クロスは言う。 「悪いがカマタ、彼女を連れて一刻も早くこの場を離れてほしい。一般人を奴との戦いに巻き込むわけにはいかない」 「それならなおさら協力します。長引けば別の被害者も出かねない」 「いやしかし奴は本当に危険でだな」 「こういうことは慣れてます。そう足手纏いにはならないと思いますよ」 「………ふむ。そうか」 それきりクロスは黙り、未だ動かないファングに向けて右手でナイフを抜き身構える。そして… ごく無造作に、一切目も向けず左手が振られ、放たれるナイフ。数歩隣に立つ鎌田の顔面に向けて、一直線に飛ぶ投げナイフ。 「っ!!!?」 「………」 そしてナイフは空中でピタと停止する。鎌田が反射的に出した腕の数センチ前で。 「っな……なんっ!?」 「悪いが実力を試させてもらった。なるほど、良い反応だ」 驚く鎌田に対して悪びれもせず、クロスは数歩歩いて空中に浮かぶナイフを回収する。 「わかった、カマタ。君を一時的に戦力として数えさせても」 「っ来ます!!」 突如声を上げる晶。直後、跳ね起きるなり襲いかかるファング。 いち早く反応し走って迎え撃つクロスは、突進の軌道を見切り脇をすり抜けると同時に太腿を切り裂く。 バランスを崩し減速した鼻面に、合わせて跳んだ鎌田の飛び後ろ回し蹴りが炸裂、鼻血が吹き出す。 ふらりと後ずさる腹に、大きく踏み込んだ鎌田の直突きとクロスの横蹴りが同時にめり込む。 ファングは数メートル吹き飛ばされ、先にあった鋼鉄の手すりに後頭部を強打。頭蓋骨の軋む鈍い音が響いた。 クロスは油断なく身構えたまま、離れた位置にいる晶へ向けて声を大きくする。 「君は奴の心が読めるのか」 「は、はい、少しなら」 「ならば聞くが奴は今何を考えている。どういった動機で襲ってきているのかわかるか」 「その…怒ってます! 理由はわかんないけどものすごく怒ってる、それだけです!」 「それだけか!? 他に考えていることはないのか!?」 「なんかおかしいです、普通じゃない。心がこんな怒り一色になるなんて普通ありえないんです!」 「……そうか、わかった。君はナオキと一緒に離れていてくれ」 やはり……と小さく呟く。 今思えば、出くわした瞬間から奴の様子はおかしかった。今の奴は私の挑発に関係なく、何らかの理由で正気を失った暴走状態にあるのだろう。 後々本部に詳しく報告する必要があるだろうな。そうクロスは考えた。 ともかく今は、ここを切り抜けること。意識を切り替え、指先からピクピクと動き出しているファングを睨みつける。 「さてカマタ、奴の名はファングだ。見ての通り超速再生能力を持っていてほぼ不死身、体力は無尽蔵で急所を突いても死なない。 一瞬で粉々にするなり消し炭にするなりしなければ奴を倒すことは不可能だ。君にそれは可能か?」 「そ、それはさすがに無理です」 「そうだな、そこで私の能力を使う。先程ナイフで見せた空中の物体をほぼ停止させる能力だ。あれは生物にも適用される」 「つまりあのファングをなんとか投げ飛ばすなり打ち上げるなりして、能力で空中停止させると?」 「そういうことだ。ちなみに奴の体重は100キロ超、どちらも私の力では苦しい。カマタには可能か?」 「はっきり自信は持てませんが…やってみます」 「いいだろう。私が先に斬りこみ奴の動きを止める。隙を見てやってくれ」 「わかりました」 鎌田は大きく深呼吸すると、握りしめていた拳を開く。開く指に伴い解放される鎌。鎌田の蟷螂人たる証。 カマキリの鎌は刃物ではない。獲物に引掛け、確実に捕らえるための道具なのだ。 ヒビの入っていた頭蓋骨が完全に再生し、ゆらりと立ち上がるファング。 まるで本物のカマキリのように両手の鎌を前方に向け、身構える鎌田。 左手に3本のナイフを取り、右手の大型ナイフを握りしめるクロス。 騒がしかった蝉の声が、ぱたりと消える。時間が止まる。 それは一秒か、十秒か、はたまた刹那の間だったか。 最初に動いたクロスのナイフ投躑を合図に、三つの影は弾けるように動き出した。 <続く> 登場キャラクター クロス 水野晶 鎌田之博 ファング 上へ
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作者:月下の人 ◆WXsIGoeOag 【前作】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【次作】 言葉を失う晶の目の前で、ゆらりと後ろ脚で立ち上がる狼。見下ろす狼の突き刺すような眼光が晶を射止める。 一刻も早く逃げろと警鐘を鳴らす脳とは裏腹に、その足は凍りついたように動かず。 その前足、むしろ腕と言うべきか、分厚い筋肉と獣毛に覆われたそれががゆっくりと晶へと伸びて…… 瞬間その上腕部、続けざまに肩、脇腹へと突き刺さる投げナイフ。 狼は僅かに呻き、3本のナイフが飛来したその先に体ごと怒りの形相を向ける 「貴様っ! 一般人に手を出すとはどういう了見だ! お前の狙いは私だろう!」 狼と晶の耳に勇ましく響く女性の声。 向けた視線の先には、黒のロングコートに長い銀髪、大振りのナイフを右手に構える若い女性の姿があった。 「グルルルオオオオォォォォッ!!」 怒りの声を上げ女性へと襲いかかる狼。二本の脚で人間のように走るその姿は、狼というよりむしろ狼男だ。 恐るべき加速から突き出された爪を女性は目にも止まらぬ螺旋運動で回避、回転の勢いのまま、隙ができた後頭部首筋にナイフを突き立てる。 「ガッ!?」 狼男の口から苦痛の声が洩れる。そして走った勢いをそのまま盛大に倒れ、そのまま動かなくなった。 狼男は、大型ナイフの柄だけが延髄から生えている状態。急所を深々と貫かれたのだ、如何な生物とて絶命は免れないだろう。 しかし女性は油断なく新たなナイフを構え、倒れて動かない狼男を凝視、視線を外さないままに言う。 「ナオキ! 怪我人を頼む!」 「お、おう、わかった!」 そこで初めてその存在に気付いた。目立つ女性に気を取られて気付かなかったが、女性の傍にもう一人、いたって普通の格好をした青年がいたのだ。 ナオキと呼ばれたその青年はまっすぐ晶に駆け寄るなり、謝罪と安否の確認を向ける。 「すまない! 君大丈夫か!?」 「ぼ、僕は大丈夫ですけど……そうだ鎌田さん!」 「えっ? 君一人じゃなかったのか!?」 「鎌田さーん! 大丈夫ですか鎌田さーーん!!」 手すりから身を乗り出し、カバの池へと叫ぶ晶。ナオキが目を向けると突然カバの隣の水面が大きく跳ね、そこから人影が出現する。 「おっおーい! あんた大丈夫かー!」 「あー、一応大丈夫ですー! ええっと……はじめましてー」 そう叫び、元気に手を振る人影を見て、ナオキは大きく安堵のため息をついた。 迷惑そうな目を向けるカバに軽く謝罪の動きをすると、陸に上がり池を迂回して歩いてくる、鎌田と呼ばれた人影。 すぐにナオキはその鎌田の姿が尋常ではないことに気付く。何と言ってもその頭部は鮮やかな薄緑色の逆三角形なのだ。 晶もそのことにハッと気付き、慌てて鎌田のことを説明する。 「あっ! えーと鎌田さんはその変身能力者で!」 「…ああ、なるほど、彼もそうなのか」 晶が鎌田の真の姿、半分人間、半分カマキリな蟷螂人の姿を見たとき、極力平静を装っていたが内心は相当驚いたものだ。 だが、ナオキは驚くほどあっさりその姿を受け入れた。彼自身が変身能力者か、あるいは変身能力に慣れているのだろうと晶は推測する。 そうしているうちに鎌田は晶たちの目の前に帰ってきた。服は水浸しだが、本人はいたって元気な様子である。 「本当に申し訳なかった! あんた怪我は?」 「いやー僕は大丈夫ですよ、怪我もないです。見ての通り頑丈なんで」 心から申し訳なさそうに謝罪するナオキに対して、鎌田は大したことないと身軽に全身を動かしてみせた。 「しかしあれを食らって無傷とは……凄いなその姿……」 「当たり所が良かったのと飛んだ先が池だったってのもありますけどね」 ナオキは軽く動く鎌田の姿をまじまじと見つめる。 全身を覆う薄緑の外骨格、大きな複眼に触角、背中の翅…… 「……バッタ?」 「カマキリ!!」 デジャヴを感じる晶だった。 「ところであなたがたはどちらさま? 僕は鎌田之博。しがない変身能力者です」 「あ、僕は水野晶です」 「鎌田さんと水野君か。すまん、こっちの紹介が遅れた」 ナオキは離れた位置にいるロングコートの女性をチラリと見て、少し考えてから口を開く。 「俺は遠藤直輝、あっちの女はクロス。ええっと……この動物園の飼育員だ」 「え……ええっ!?」 「飼育員っ!?」 紹介そのものは衝撃的ではないにせよ、状況から考えればあきらかに予想の斜め上な言葉に晶と鎌田は目を丸くする。 直輝は斜め下を向いて何事かポツリと呟くと、ゴホンと大きく咳払いをして続ける。 「ああ、飼育員なんだ。それがちょっとした問題が起こってあの狼が檻から逃げ出しちまった。今それをなんとかしようとしてるとこだ」 「え、あれ本当にただの狼だったんですか? さっき二本脚で走ってたような…」 「いやあ気のせいだろう。でかいからな、普通に走ってもやたら高く見える」 「っていうかあんなナイフ刺しちゃっていいんですか? 普通麻酔銃とか…」 「ナイフみたいに見えるがあれは麻酔注射でな。生半可な麻酔銃じゃ寝ないんだアイツは」 「えー、でも」 「とにかく!!」 二人から次々出てくる疑問を、直輝は大声で打ち切る。 「今ここにいるのは危険だから一刻も早く園を出てほしい。謝罪は後でする」 「危険ってもう終わったんじゃ………えっ!?」 倒れていたはずの獣へと目を向けて晶は驚愕する。 延髄に深々と麻酔注射?を突き刺されたはずの狼?は、片膝をついて既に二本脚で立ち上がりかけていた。 「嘘…なんで…!?」 「言ったろ、アイツはあの程度じゃビクともしないんだ」 直後、立ち上がると同時に怒りの声と共にクロスへと爪を振りかざす狼男。やはり普通の狼とはとても思えない。 紙一重でかわすと同時に斬撃を加えるクロスの武器もまた、どう見ても大振りのナイフである。 「そんな…そんな相手にあの人は大丈夫なんですか!?」 「気にすんなクロスはプロだ。能力だってあるから問題ない」 決して小さくはない傷をまるで気に留めず、続けざまに振るわれる大振りの二撃、三撃。受ければ大怪我は免れないであろうそれを クロスは一切無駄のない動きでくぐり、受け流し、後方へ跳んで距離をとる。跳躍と同時に振るわれた左腕から放たれた投げナイフが 狼男の太腿に突き刺さり追撃の足を止める。超高速の人間離れした攻防である。 「見ての通りあいつはクロスがなんとかするから、あんたらは一刻も早く退避してくれ。巻き込まれたらただじゃすまない」 「は、はあ………鎌田さん?」 晶は不安げに鎌田に目をやる。 しばらく黙っていた鎌田は、クロスと狼男の攻防を見ながらじっと考え込んでいたがやがて、よし、と小さく頷き。 「ちょっと手伝ってくる」 言うなり駆けだす鎌田。反応が遅れた直輝の制止の声は届かず。 「おっおい鎌田さん!」 「あっ僕も!」 「ってオイィ! 水野君まで!?」 鎌田に続いて駆けだす晶に直輝は慌てて追いすがる。 「ちょちょっと待てだから奴はマジ危ないんだって! 怪我じゃすまなくなるぞ!」 「鎌田さんはあれで強いから大丈夫です。僕は動物の心が視えるから何か力になれるかも」 「動物って…アイツのか!?」 「はい、だから攻撃かわすくらいならできると思います」 ふいに足を緩める直輝。離れていく晶の背を見ながらポツリと呟いた。 「…って…アイツは動物なのか……?」 晶はあの獣をただの狼ではなく、何度か出会ったことのあるキメラの一種だと思っていた。キメラとて動物だ。 真実は違う。狼男の名前はファング。変身能力であの姿をとっているが、れっきとした人間である。 晶はまだ、その事実を知らない。 <続く> 登場キャラクター 水野晶 鎌田之博 クロス 遠藤直輝 ファング 上へ
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作者:月下の人 ◆WXsIGoeOag 【前作】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【次作】 投げたナイフを追うように急速にファングとの距離を詰めるクロス。新たに取り出す、先端に返しのついた特殊形状ナイフ2本。 最初に投げた顔面狙いが右腕の一振りで払われた直後、時間差で飛来したナイフが反射的に出た左手に刺さる。 ファングの視界が自らの手に覆われるその一瞬を逃さず、間合いまで踏み込んで肩に突き刺すは特殊ナイフ。 反撃の横薙ぎを頭を下げて回避、同時に太腿にもう1本を突き立て、直後に飛んでくる蹴りをバク転で回避しながら距離を取る。 肩と太腿に刺さった2本の特殊ナイフからは細いコードが伸びて、クロスの腕の金具に繋がっていた。 「グガッ!? ガッガガガアガガガッガガガアッ」 瞬間、奇妙な声を上げ激しく痙攣を始めるファング。電気の迸る音が響き、肉の焦げ付く臭いが漂い始める。 一歩引いて見ていた鎌田は驚きの声を上げた。 「これっ…電撃っ!?」 「まだ触れるなよカマタ、常人なら5秒で死に到る威力がある。奴の動きを数秒止める程度ならできるはずだ。あと6秒でバッテリーが切れる」 「6……わかりました」 鎌田は痙攣を続けるファングに決意の目を向けると、両手の鎌を広げて構えた。クロスは静かにカウントを始める。 「3…2…1…今だ!」 「はあぁっ!」 クロスがナイフを引き抜くと同時に、鎌田は痙攣して動かないファングの懐に踏み込む。上がっていた右腕を左の鎌で引き寄せて掴み、 右手は下から上腕部を掴み、獣毛に覆われた胸に硬い背中を密着させる。可能な限り深く踏み込んだ一本背負いの体勢。 掴んだ右腕を思いっきり引き、同時に腰を跳ね上げると、ファングの足が浮き上がる。 このまま一番高い場所で放して投げ飛ばす。かなり重いが予想の範疇、いける! そう思った。 「ふんっぐっ!?」 次の瞬間鎌田は驚愕する。掴んでいる右腕の肘が曲がり、自分の服を掴んだのだ。あれだけの電撃を受けてもう動くというのか!? ここから行動を変えるのは不可能。強引に投げ飛ばそうとするが、鋭い爪は生地に食い込んで離れず。 あえなくファングの体は半円を描いて地面に落ちる。硬い地面に背中を叩きつけられてなお、ファングの右手は胸元を掴んで離さない。 直後、失敗に落胆する暇もなく、自由な左の剛腕が鎌田に襲い掛かった。 反射的に出した両腕のガードがギリギリ間に合ったが、巨大な衝撃が腕の外骨格を、全身を軋ませる。 同時に限界を迎えた服が千切れ、鎌田は横に大きく弾き飛ばされた。 「がっ!!」 「カマタっ!?」 横に転がること二回、三回、仰向けに止まる。思考はぼやけて全身が痺れ、腕の感覚はほとんどない。 「カマタっ! 大丈夫か!?」 「っく……だ……大丈夫です」 走り寄ってきたクロスの呼びかけで、鎌田の思考はクリアになる。身体も痺れてはいるが動く、腕の感覚も少しずつ戻ってきた。 思ったよりダメージは少ないようだ。自身の頑丈な身体に感謝しながら、鎌田はふらつく身体に活を入れ立ち上がった。 臨戦態勢を取るクロスの向こうで、ファングは仰向けのまま小さく痙攣を続けている。電撃の影響がまだ残っているようだ。 「すいませんクロスさん、せっかく作ってもらったチャンスを……」 「いや、カマタはよくやってくれた。奴の耐久力を読み違えた私のミスだ」 振り返らぬままにクロスは続ける。 「動けるか、カマタ」 「まだいけますよ。幸い頑丈にできてるので」 「それはよかった。ならば今すぐ彼女を連れて逃げてほしい。やはりこれは私の問題だ」 「逃げませんよ。ヒーローは逃げないんです」 鎌田はクロスの隣に立って構えを取り、大きく息を吐いて倒すべき敵を見据える。クロスは小さく息を吐いた。 「カマタ。残念ながら、この現実世界にヒーローなど存在しない」 「いますよ、ヒーローは。人を守る心があるならば、誰だってヒーローになれるんだ。そう、あなただってヒーローだ」 鎌田の言葉にクロスは少しだけ驚いた顔を見せると、ふっ、と微かに微笑んだ。 「私はそんな大それた人間じゃあないさ」 「僕だってまだまだ、道を求めている途中ですから」 そんなクロスを見て鎌田も小さく微笑み、それに、と続ける。 「撤退するにしても、やれることを全てやってからでも遅くない、でしょ?」 「何か作戦があると?」 「ひとつだけ、提案があります」 そうして鎌田はクロスに作戦を提案する。ファングの完全復活は時間の問題。要点だけを手短に話した。 「どうですか? 信用できないと言われても仕方ないですけど……」 「なるほど……」 少し考え込むクロスを、鎌田は不安げな目で見つめる。クロスはすぐに顔を上げた。 「信じようカマタ。その作戦で行く。他に手もないしな」 「あ、ありがとうございます!」 虫の顔で、無表情なはずの鎌田がパッと明るい表情をしたのがわかって、クロスはふっと微笑む。 そして空の左手を腰の後ろに廻し、小さく舌打ちをした。 「…まさか奴相手にここまで消費することになるとはな」 膝を屈し、左のブーツから大型ナイフを抜き出す。両手に構えたナイフの奥で、ゆっくりと立ち上がるファングを睨みつけた。 「5秒。恐らくそこが限界だ」 「十分です。やってみせます、今度こそ」 「よし。では行くぞ!」 「はい!」 合図と同時にクロスが地を蹴って突撃。ファングの始動前に一気に距離を詰め、あろうことかあと一歩の距離で立ち止まった。 そこはファングの全ての攻撃が直撃する危険地帯。そんな場所でクロスは地面を踏みしめてファングを挑発する。 「さあファング、決着をつけようじゃないか。私は逃げも隠れもしない!」 「ガアアアアァァァッ!!」 本能のままにファングは爪を振りかざす。 首を跳ね飛ばす威力の横薙ぎを、クロスは身体を反らして躱す。胸を貫く突きを、横から斬りつけ方向を変えて捌く。 頭を砕く振り下ろしを、両手のナイフで無理矢理受け止める。手を跳ねのけると同時に斬りつけて反撃する。 躱し、捌き、捌き、躱し、受け止め、反撃。その間約1秒。 ファングとクロスの間およそ1.5メートル四方の空間で、高密度に爪と刃の嵐が吹き荒れる。常人の目には影しか映らないであろう 超高速の攻防。絶え間なく続く当たれば大怪我、あるいは死が確定するような攻撃を、クロスは一歩も引かず受け続けていた。 2秒。千切れた銀髪の一筋が宙を舞う。 3秒。中指の爪が白い頬に真っ赤な線を刻む。 4秒。五回目の爪の直撃を受けたナイフがミシリと軋む。 次の攻撃を捌いた瞬間、遂に限界を迎えたナイフがバキンと根元から折れた。 尚続く攻撃をクロスは大きく屈んで回避し、曲げた膝に力を溜めて一気に解放、後方に跳ぶ。 距離を取った相手を逃がすまいとファングが地を蹴った、その瞬間。 足元に突然、屈んだ状態の鎌田が現れた。 「ライダー…!」 両手を地面に、両足を天に。逆立ちのような体勢で、渾身の力を込めて蹴りこむ。狙うは重心の中心部。 「反転キイィック!」 「ガフゥ!?」 無防備な鳩尾に両足がめり込む。ファングはそこでようやく鎌田の存在に気付くがもう遅い。 勢いをそのままに、ファングの身体ごと天に向けて伸びていく両足。 「はああああああぁぁぁぁ!!」 全てはこの一瞬のために。 外骨格が軋む、筋繊維が歪む。構うものか。全身が砕けたって構わない。全ての力をこの一瞬に集中する。 どこかの誰かを守るために。見ず知らずの自分を信じて、決死の攻撃を仕掛けてくれたクロスに報いるために。 「ああああっ!!!!」 鎌田の全身が伸びきり、足を離れたファングの身体が空中に浮き上がる。 踏み込みの横ベクトルと蹴り上げの上ベクトルが合わさり、斜め上に高く上昇していく。 目前に飛来するファングに、クロスは右手の平を突き出す。 「slow!」 その瞬間、ファングは身体をくの字に曲げた体勢のまま、空中に縫いつけられるかのようにピタリと動きを停止した。 鎌田の提案した作戦は、そう複雑なものではない。 直立した重量級の相手を打ち上げるのは難しい、かと言って向かってくる所を狙うのも、あの速度相手には自殺行為だ。 だから加速が付く前の初動狙い。逃げた相手に身体と思考が向いたその瞬間、完全な不意打ちを仕掛けた。 足元に突然現れたのは、何を隠そう鎌田の昼能力――通常サイズのカマキリへの変身――を使ったのだ。 作戦の概要はこうだ。クロスはファングが動き出すより先に接近し、足を止めての接近戦に持ち込む。 その隙に鎌田は小さな虫に変身して移動、ファングに気付かれぬまま足元にスタンバイ。 クロスが距離を取りファングが踏み出した瞬間元の姿に戻り、空中に蹴り上げる。そこをクロスの能力で無力化して作戦完了。 足止めは言うまでもなく死と隣り合わせだ。 そしてクロスが足止めに失敗すれば、小さな鎌田は踏み潰される危険性もあった。 互いが互いの力を信じなければ成立しない、綱渡りのような作戦だった。だが、二人は見事にやってのけたのだ。 「立てるか、カマタ」 大の字に倒れたまま荒い呼吸をする鎌田に、クロスの手が差し出される。 「……ああ、ありがとうございます」 その手をとって立ち上がる鎌田。空中で動かないファングを見て、心の底から安堵の息を吐いた。 「感謝するのはこちらのほうだ。私一人ではどうにもならなかった。協力に心から感謝する」 「いえいえ、困った時に助け合うのは当然のことですから」 「カマタ。君は立派なヒーローだと私は思う」 「いっ、いやぁクロスさんに比べたら僕なんかまだまだ」 満更でもないように鎌田はハハハと笑い、そんな鎌田を見てクロスもクスリと笑う。 駆け寄ってくる晶と直輝を、鎌田は大きく手を振って迎えたのだった。 <続く> 登場キャラクター クロス 鎌田之博 ファング 上へ
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おひつじ座(牡羊座、Aries) おうし座(牡牛座、Taurus) ふたご座(双子座、Gemini) かに座(蟹座、Cancer) しし座(獅子座、Leo) おとめ座(乙女座、Virgo) てんびん座(天秤座、Libra) さそり座(蠍座、Scorpius) いて座(射手座、Sagittarius) やぎ座(山羊座、Capricornus) みずがめ座(水瓶座、Aquarius) うお座(魚座、Pisces) おひつじ座(牡羊座、Aries) 名前:アリエス 所属 信心組織 世代 第2世代 機体のコンセプト 羊毛による衝撃吸収、静電気による発電、機体の軽量化 機体の特徴 装甲が高密度の羊毛(ウール)で構成されている 弱点など レーザーやプラズマ砲は避けるしかない 【スペック】 全長:70m 最高速度:640km/h 装甲:高密度羊毛 足回り:静電気式 主砲:静電気収束式大口径レールガン 副砲:レールガン メインカラー:鮮やかな金色 エリート 不明 おうし座(牡牛座、Taurus) 名前:ゴズ(牛頭) 所属 『信心組織』 世代 第一世代 機体のコンセプト 敵をオーバーヒートさせて無力化させる 機体の特徴 大量の焼夷弾、ナパームを積んでおり辺りを火の海にし、相手を焼き払うことで高熱の状況下に置くことでオーバーヒートさせ無力化する。 弱点など 自身が先にオーバーヒートしないように取り付けられた機体後部のヒートシンク部分は非常に脆い 【スペック】 全長:110m 最高速度:530km/h 装甲:1cm×1000層+対高熱装甲 足回り:キャタピラ式推進システム 主砲:広範囲拡散焼夷弾頭砲 副砲:対人火炎放射器、ナパーム弾 メインカラー:銅色 エリート 不明 ふたご座(双子座、Gemini) 名前:メタトロン/サンダルフォン 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 『攻撃』と『防御』の役割分担 機体の特徴 メタトロンは過剰なまでに火器、レーザー類を満載し、サンダルフォンは執拗なまでにオニオン装甲を纏い、更に微弱プラズマ展開装置によりある程度プラズマ砲の威力を減衰させることが可能。 基本的戦術はサンダルフォンが盾になりながらメタトロンが圧倒的攻撃力で敵を殲滅する二機一体での運用。 弱点など お互いに攻撃と防御を依存しているためどちらかが落ちると勝率が非常に下がる。更にメタトロンの攻撃時には邪魔にならないようサンダルフォンの微弱プラズマ展開を切る必要がある 【スペック】 全長:メタトロン・70m サンダルフォン・140m 最高速度:メタトロン・670km/h サンダルフォン・360km/h 装甲:メタトロン・1cm×500層 サンダルフォン・2cm×1000層 足回り:メタトロン・イオンスラスター サンダルフォン・エアクッション 主砲:メタトロン・高出力プラズマ砲、対オニオン装甲貫徹ミサイル、拡散式コイルガン サンダルフォン・なし 副砲:メタトロン・対人機銃、レーザー、コイルガンなど サンダルフォン・微弱プラズマ展開装置、レーザー反射板展開用アームなど メインカラー:メタトロン・白 サンダルフォン・黒 エリート エリッセ=ヒルデブラント(男性名:エルク=ヒルデブラント) エリート スイッセス=ヒルデブラント かに座(蟹座、Cancer) 名前:カルキノス 所属 『信心組織』 世代 第1.5世代 機体のコンセプト 『蟹』らしいオブジェクト 機体の特徴 金属腐食剤を多量に含んだ泡を周囲に展開することでオブジェクトの視界、進路を塞ぐ。またこの泡一つ一つが微弱に光を反射するためレーザーを無効化することも可能。 泡の中に隠れ、泡の領域を広げながら攻撃をするのが基本的戦術。 弱点など 金属腐食剤は自然分解不可能なため広範囲に環境汚染を及ぼしてしまう 【スペック】 全長:95m 最高速度:540km/h 装甲:1cm厚×1000層+対腐食コーティング 足回り:多脚式推進システム 主砲:回転アーム式兵装×6 副砲:コイルガン、下部安定式プラズマ砲など メインカラー:橙色 エリート オービット=イスカラグア しし座(獅子座、Leo) 名前:ナラシンハ 所属 『信心組織』 世代 第一世代 機体のコンセプト 無補給長期戦闘用戦場制圧兵器 機体の特徴 第一世代の基礎コンセプトを元に『一個のオブジェクトがどれだけ長く戦えるか』という課題に挑戦した画期的な機体。機体内部に存在する特殊な加工装置やメンテナンスマシンによって撃破した敵オブジェクトから物資・弾薬を回収し、自身に合う規格の弾頭を生成したり、燃料の補給、剥がれたオニオン装甲の応急処置等が可能。 また弾薬や燃料切れ等を想定して近接格闘用の武装や帰還用の非常用大型バッテリー等も搭載しており、徹底的に無補給状態を想定しての設計となっている。その為正統王国からの適正CNは『スカベンジャー』。勝利し続けることが出来れば、この機体は(理論上は)無限に戦える。 弱点など 機体の性能に明確な欠点は存在しないが、剥離したオニオン装甲に関しては応急処置程度にしか補修出来ないため無傷で勝利し続けなければどんどん防御力が低下していく 【スペック】 全長:90m 最高速度:約620km/h 装甲:1cm×950層 足回り:エアクッション推進+小型イオンスラスター併用推進式 主砲:特殊大型レールガン(多少弾頭の規格が合わなくても問題無く発射できる)×4 副砲:レールガン、コイルガン、レーザービーム、大型ミサイルコンテナ、近接格闘用兼作業用大型アーム×4、回収物資加工用特殊装置、小型自己修理・点検用ドローン メインカラー:装甲が剥離することが前提なので無塗装 エリート レオン=バックスフィズ おとめ座(乙女座、Virgo) 名前:イルマタル 所属 信心組織 世代 第二世代 機体のコンセプト:特殊な薬品による洗脳 機体の特徴 非常に簡潔に言えば単純に言えば、「薬品で急激に興奮させ、精神退行させた上で、自分が母親だと思い込ませる」という狂気のオブジェクト 外部刺激の体内の水分調節、代謝を操作する。利用するのは単純な「水」である。単体では無害な成分を調節し、即興で調合し、空中に散布する。そして、人体に水分と共に触れた場合一気に化合させる。エリートでないのであれば雨などを利用するが、エリートに対しては「汗」をかかせることで化合を促進する。尚、呼吸を行うことや目の粘膜を介してでもある程度薬物の化合は可能 あくまで単体では無害な物質を複数組み合わせていくことで、フィルターを貫通するが、効果が出るまで時間がかかる 取り扱う薬物の効果によって、興奮を刺激する、視野狭窄に陥らせることが可能。そして刷り込み効果を引き起こしす 洗脳用として開発された本オブジェクトの特殊な薬品調合機能だったが、なぜかインプリンティングの際に初恋に近い感情を相手に必然的に与えることが判明した。洗脳の過程で興奮を刺激するため本格的にR18な光景が割と広がることが機体製作後に判明した 尚、エリートを直接狙うというより、敵基地の兵士を操り裏切らせることで敵エリートの士気を大幅に低下させることの方が狙い 弱点など:状況、空調、相手の機体について想定しながら戦闘中に調合を行うためやることが多すぎる状態になり続けている。ぶっちゃけこの機体を操れるエリートな時点で薬品を使わずに直接敵機を殴った方が早い 【スペック】 全長:120m 最高速度:550km/h 装甲:1cm×1000層 足回り:エアクッション 主砲:不純物可変式高圧力ウォーターカッター(薬品を溶け込ませて仕様することが多い) 副砲:薬品散布用雲霧発生装置・薬物散布用ファン、下位プラズマ砲他 メインカラー:水色 エリート 不明 てんびん座(天秤座、Libra) 名前:アストライア 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 戦場の監視、高高度からの観測手 機体の特徴 敵の攻撃の届かない高硬度から戦場を見下し、『悪』と判断した対象に関するあらゆるデータを味方に送信するサポート重視のオブジェクト。極めて高度なバランサーを搭載しているため台風が直撃しても揺るがない安定感を持つ 弱点など 観測特化なため攻撃手段は非常に乏しい。味方と連携して初めて真価を発揮できるオブジェクト 【スペック】 全長:80m 最高速度:350km/h 装甲:2cm×500層 足回り:斥力フィールド利用反発浮遊機構 非常用ローター飛行×3 主砲:遠距離狙撃用レールガン 副砲:高性能観測用広域レーダー、高性能レドーム、ジャミング装置 メインカラー:白(レーダーステルス仕様) エリート クラウディア=ルビーフィズ さそり座(蠍座、Scorpius) 名前:セルケト 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 『蠍』らしいオブジェクト 機体の特徴 最たる特徴は装填する特殊弾『多段式炸裂内部送針弾頭』。敵のオニオン装甲に着弾すると一定時間ごとに起爆、効率的にオニオン装甲を破壊しながら最後に弾頭内部に仕込まれたパイルバンカー機構によって内部機構を破壊しながら電子ウイルスを感染させることにより、敵オブジェクトの生殺与奪を手中にする。 更に砂漠での戦闘に特化しており、砂を巻き上げて砲身のみ残して機体を埋もれさせることで奇襲、隠密を行える。 弱点など 特殊弾はとてもデリケートで、一発ずつ丁寧に確認する必要がある。怠ると砲身内部で爆発。 また強い衝撃でも誘爆する危険性あり。 【スペック】 全長:120m 最高速度:560km/h 装甲:1cm×1000層 足回り:多脚式推進システム 主砲:多段式炸裂内部送針弾頭砲 副砲:レーザー、コイルガンなど メインカラー:茶系統の迷彩色 エリート 不明 いて座(射手座、Sagittarius) 名前:ケイローン 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 全世界を射程に収める超々遠距離狙撃 機体の特徴 『信心組織』本国付近に配置されている迎撃・粛清用オブジェクト。巨大かつ長大な砲身を用いて特殊弾頭を宇宙空間まで射出し、弾頭自体に入力されたデータを元に対象へと内蔵された推進装置で飛翔。狙った標的のみを約マッハ30の速度で空を裂きながら飛ぶ一発の弾丸でスマートかつ迅速に破壊する。 弱点など 地下に複数の動力炉を配置し、かつ反動の問題から本体をガッチガチに固定しているため移動ができない。その上射程こそ長いが観測手が別にいないと狙いはつけられない。その為アストライアとの連携が大前提となる。 また、存在が発覚すると世界中から狙われかねないため本国の首脳陣の許可が無いと動かすことすら許されていない 【スペック】 全長:220m 最高速度:0km/h 装甲:1cm×1200層 足回り:無し 主砲:超々遠距離射撃用特殊仕様弾頭専用多段加速超電磁加速式高射砲《サジタリウス》 副砲:無し メインカラー:空色 エリート ジュリアン=ヘミングウェイ やぎ座(山羊座、Capricornus) 名前:ヘイズルーン 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 『山羊』らしいオブジェクト 機体の特徴 山岳の絶壁を歩けるように山羊の足裏を参考にした機構が採用されており、これによりほぼ垂直に近い山肌でも柔軟な移動が可能。緊急の機構としてパイルバンカーがあり足裏から射出、機体を固定することも可能。 戦闘の時には高濃度のアルコールの霧を発生させ、敵エリートを泥酔させ判断能力、操縦能力を削ぐことも出来る上、着火して爆破、即席の煙幕を張ることも可能。 弱点など 山肌を移動は出来るがかなり遅いため、かなり足場の悪い環境でなければ優位を保てない。 【スペック】 全長:80m 最高速度:460km/h 装甲:1cm×1000層 足回り:特殊四脚推進システム 主砲:下位安定式プラズマ砲 副砲:高濃度アルコール噴霧装置、レーザー、コイルガンなど メインカラー:茶色 エリート 不明 みずがめ座(水瓶座、Aquarius) 名前:ヴァッサーマン 所属 『信心組織』 世代 第三世代(ダム、浄水施設、人工降水施設の内蔵) 機体のコンセプト 『水瓶』らしいオブジェクト 機体の特徴 大量の水を保存、運搬出来る。戦闘時は超高圧ウォーターカッターで攻撃。 普段は水不足の問題を抱える『安全国』を助ける(ついでに『信心組織』の名声を高める)ために世界中を駆けずり回っている 弱点など 運搬能力にスペックを割り振ったため戦闘力は非常に低い 【スペック】 全長:180m 最高速度:480km/h 装甲:2cm×500層 足回り:エアクッション、静電気式推進システム 主砲:超高圧ウォーターカッター×4 副砲:人工降水、降雪装置 メインカラー:青色 エリート 不明 うお座(魚座、Pisces) 名前:オーケアニス 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 海戦・水中戦/隠密輸送特化型 機体の特徴 オブジェクトの形状を保ったまま潜水時でもステルス性と静音性を保つための技術試験機。電磁流体制御システム(スマートスキン)を限界まで強化することで無音かつスクリュー無しでの水中移動を実現。副推進装置であるウォータージェットと併用することで(静音性という利点が消えてしまうものの)約170ノット(約300km/h)での水中航行を実現した。 そのステルス性を最大限に利用し、敵に見つからない深度に潜行しての大量の物資輸送を可能とする。また索敵能力も優れており、イルカの持つエコーロケーション能力を参考にした試作型の超音波索敵装置が組み込まれている。これにより極めて正確に障害物や敵の居場所を探知可能。 弱点など 地上での運用は全く想定されていない。万が一地表に打ち上げられたら戻る手段が存在しないためまな板の上の魚と化す。 【スペック】 全長:85m 最高速度:約300km/h 装甲:3cm×450層+特殊ステルス塗装膜 足回り:スマートスキン+ウォータージェット推進 主砲:レーザービーム 副砲:無音魚雷発射管×30、水中用コイルガン、物資コンテナ牽引用装備等 メインカラー:深海を意識したインディゴ エリート 不明
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おひつじ座(牡羊座、Aries) おうし座(牡牛座、Taurus) ふたご座(双子座、Gemini) かに座(蟹座、Cancer) しし座(獅子座、Leo) おとめ座(乙女座、Virgo) てんびん座(天秤座、Libra) さそり座(蠍座、Scorpius) いて座(射手座、Sagittarius) やぎ座(山羊座、Capricornus) みずがめ座(水瓶座、Aquarius) うお座(魚座、Pisces) おひつじ座(牡羊座、Aries) 名前:アリエス 所属 信心組織 世代 第2世代 機体のコンセプト 羊毛による衝撃吸収、静電気による発電、機体の軽量化 機体の特徴 装甲が高密度の羊毛(ウール)で構成されている 弱点など レーザーやプラズマ砲は避けるしかない 【スペック】 全長:70m 最高速度:640km/h 装甲:高密度羊毛 足回り:静電気式 主砲:静電気収束式大口径レールガン 副砲:レールガン メインカラー:鮮やかな金色 エリート 不明 おうし座(牡牛座、Taurus) 名前:ゴズ(牛頭) 所属 『信心組織』 世代 第一世代 機体のコンセプト 敵をオーバーヒートさせて無力化させる 機体の特徴 大量の焼夷弾、ナパームを積んでおり辺りを火の海にし、相手を焼き払うことで高熱の状況下に置くことでオーバーヒートさせ無力化する。 弱点など 自身が先にオーバーヒートしないように取り付けられた機体後部のヒートシンク部分は非常に脆い 【スペック】 全長:110m 最高速度:530km/h 装甲:1cm×1000層+対高熱装甲 足回り:キャタピラ式推進システム 主砲:広範囲拡散焼夷弾頭砲 副砲:対人火炎放射器、ナパーム弾 メインカラー:銅色 エリート 不明 ふたご座(双子座、Gemini) 名前:メタトロン/サンダルフォン 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 『攻撃』と『防御』の役割分担 機体の特徴 メタトロンは過剰なまでに火器、レーザー類を満載し、サンダルフォンは執拗なまでにオニオン装甲を纏い、更に微弱プラズマ展開装置によりある程度プラズマ砲の威力を減衰させることが可能。 基本的戦術はサンダルフォンが盾になりながらメタトロンが圧倒的攻撃力で敵を殲滅する二機一体での運用。 弱点など お互いに攻撃と防御を依存しているためどちらかが落ちると勝率が非常に下がる。更にメタトロンの攻撃時には邪魔にならないようサンダルフォンの微弱プラズマ展開を切る必要がある 【スペック】 全長:メタトロン・70m サンダルフォン・140m 最高速度:メタトロン・670km/h サンダルフォン・360km/h 装甲:メタトロン・1cm×500層 サンダルフォン・2cm×1000層 足回り:メタトロン・イオンスラスター サンダルフォン・エアクッション 主砲:メタトロン・高出力プラズマ砲、対オニオン装甲貫徹ミサイル、拡散式コイルガン サンダルフォン・なし 副砲:メタトロン・対人機銃、レーザー、コイルガンなど サンダルフォン・微弱プラズマ展開装置、レーザー反射板展開用アームなど メインカラー:メタトロン・白 サンダルフォン・黒 エリート エリッセ=ヒルデブラント(男性名:エルク=ヒルデブラント) エリート スイッセス=ヒルデブラント かに座(蟹座、Cancer) 名前:カルキノス 所属 『信心組織』 世代 第1.5世代 機体のコンセプト 『蟹』らしいオブジェクト 機体の特徴 金属腐食剤を多量に含んだ泡を周囲に展開することでオブジェクトの視界、進路を塞ぐ。またこの泡一つ一つが微弱に光を反射するためレーザーを無効化することも可能。 泡の中に隠れ、泡の領域を広げながら攻撃をするのが基本的戦術。 弱点など 金属腐食剤は自然分解不可能なため広範囲に環境汚染を及ぼしてしまう 【スペック】 全長:95m 最高速度:540km/h 装甲:1cm厚×1000層+対腐食コーティング 足回り:多脚式推進システム 主砲:回転アーム式兵装×6 副砲:コイルガン、下部安定式プラズマ砲など メインカラー:橙色 エリート オービット=イスカラグア しし座(獅子座、Leo) 名前:ナラシンハ 所属 『信心組織』 世代 第一世代 機体のコンセプト 無補給長期戦闘用戦場制圧兵器 機体の特徴 第一世代の基礎コンセプトを元に『一個のオブジェクトがどれだけ長く戦えるか』という課題に挑戦した画期的な機体。機体内部に存在する特殊な加工装置やメンテナンスマシンによって撃破した敵オブジェクトから物資・弾薬を回収し、自身に合う規格の弾頭を生成したり、燃料の補給、剥がれたオニオン装甲の応急処置等が可能。 また弾薬や燃料切れ等を想定して近接格闘用の武装や帰還用の非常用大型バッテリー等も搭載しており、徹底的に無補給状態を想定しての設計となっている。その為正統王国からの適正CNは『スカベンジャー』。勝利し続けることが出来れば、この機体は(理論上は)無限に戦える。 弱点など 機体の性能に明確な欠点は存在しないが、剥離したオニオン装甲に関しては応急処置程度にしか補修出来ないため無傷で勝利し続けなければどんどん防御力が低下していく 【スペック】 全長:90m 最高速度:約620km/h 装甲:1cm×950層 足回り:エアクッション推進+小型イオンスラスター併用推進式 主砲:特殊大型レールガン(多少弾頭の規格が合わなくても問題無く発射できる)×4 副砲:レールガン、コイルガン、レーザービーム、大型ミサイルコンテナ、近接格闘用兼作業用大型アーム×4、回収物資加工用特殊装置、小型自己修理・点検用ドローン メインカラー:装甲が剥離することが前提なので無塗装 エリート レオン=バックスフィズ おとめ座(乙女座、Virgo) 名前:イルマタル 所属 信心組織 世代 第二世代 機体のコンセプト:特殊な薬品による洗脳 機体の特徴 非常に簡潔に言えば単純に言えば、「薬品で急激に興奮させ、精神退行させた上で、自分が母親だと思い込ませる」という狂気のオブジェクト 外部刺激の体内の水分調節、代謝を操作する。利用するのは単純な「水」である。単体では無害な成分を調節し、即興で調合し、空中に散布する。そして、人体に水分と共に触れた場合一気に化合させる。エリートでないのであれば雨などを利用するが、エリートに対しては「汗」をかかせることで化合を促進する。尚、呼吸を行うことや目の粘膜を介してでもある程度薬物の化合は可能 あくまで単体では無害な物質を複数組み合わせていくことで、フィルターを貫通するが、効果が出るまで時間がかかる 取り扱う薬物の効果によって、興奮を刺激する、視野狭窄に陥らせることが可能。そして刷り込み効果を引き起こしす 洗脳用として開発された本オブジェクトの特殊な薬品調合機能だったが、なぜかインプリンティングの際に初恋に近い感情を相手に必然的に与えることが判明した。洗脳の過程で興奮を刺激するため本格的にR18な光景が割と広がることが機体製作後に判明した 尚、エリートを直接狙うというより、敵基地の兵士を操り裏切らせることで敵エリートの士気を大幅に低下させることの方が狙い 弱点など:状況、空調、相手の機体について想定しながら戦闘中に調合を行うためやることが多すぎる状態になり続けている。ぶっちゃけこの機体を操れるエリートな時点で薬品を使わずに直接敵機を殴った方が早い 【スペック】 全長:120m 最高速度:550km/h 装甲:1cm×1000層 足回り:エアクッション 主砲:不純物可変式高圧力ウォーターカッター(薬品を溶け込ませて仕様することが多い) 副砲:薬品散布用雲霧発生装置・薬物散布用ファン、下位プラズマ砲他 メインカラー:水色 エリート 不明 てんびん座(天秤座、Libra) 名前:アストライア 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 戦場の監視、高高度からの観測手 機体の特徴 敵の攻撃の届かない高硬度から戦場を見下し、『悪』と判断した対象に関するあらゆるデータを味方に送信するサポート重視のオブジェクト。極めて高度なバランサーを搭載しているため台風が直撃しても揺るがない安定感を持つ 弱点など 観測特化なため攻撃手段は非常に乏しい。味方と連携して初めて真価を発揮できるオブジェクト 【スペック】 全長:80m 最高速度:350km/h 装甲:2cm×500層 足回り:斥力フィールド利用反発浮遊機構 非常用ローター飛行×3 主砲:遠距離狙撃用レールガン 副砲:高性能観測用広域レーダー、高性能レドーム、ジャミング装置 メインカラー:白(レーダーステルス仕様) エリート クラウディア=ルビーフィズ さそり座(蠍座、Scorpius) 名前:セルケト 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 『蠍』らしいオブジェクト 機体の特徴 最たる特徴は装填する特殊弾『多段式炸裂内部送針弾頭』。敵のオニオン装甲に着弾すると一定時間ごとに起爆、効率的にオニオン装甲を破壊しながら最後に弾頭内部に仕込まれたパイルバンカー機構によって内部機構を破壊しながら電子ウイルスを感染させることにより、敵オブジェクトの生殺与奪を手中にする。 更に砂漠での戦闘に特化しており、砂を巻き上げて砲身のみ残して機体を埋もれさせることで奇襲、隠密を行える。 弱点など 特殊弾はとてもデリケートで、一発ずつ丁寧に確認する必要がある。怠ると砲身内部で爆発。 また強い衝撃でも誘爆する危険性あり。 【スペック】 全長:120m 最高速度:560km/h 装甲:1cm×1000層 足回り:多脚式推進システム 主砲:多段式炸裂内部送針弾頭砲 副砲:レーザー、コイルガンなど メインカラー:茶系統の迷彩色 エリート 不明 いて座(射手座、Sagittarius) 名前:ケイローン 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 全世界を射程に収める超々遠距離狙撃 機体の特徴 『信心組織』本国付近に配置されている迎撃・粛清用オブジェクト。巨大かつ長大な砲身を用いて特殊弾頭を宇宙空間まで射出し、弾頭自体に入力されたデータを元に対象へと内蔵された推進装置で飛翔。狙った標的のみを約マッハ30の速度で空を裂きながら飛ぶ一発の弾丸でスマートかつ迅速に破壊する。 弱点など 地下に複数の動力炉を配置し、かつ反動の問題から本体をガッチガチに固定しているため移動ができない。その上射程こそ長いが観測手が別にいないと狙いはつけられない。その為アストライアとの連携が大前提となる。 また、存在が発覚すると世界中から狙われかねないため本国の首脳陣の許可が無いと動かすことすら許されていない 【スペック】 全長:220m 最高速度:0km/h 装甲:1cm×1200層 足回り:無し 主砲:超々遠距離射撃用特殊仕様弾頭専用多段加速超電磁加速式高射砲《サジタリウス》 副砲:無し メインカラー:空色 エリート ジュリアン=ヘミングウェイ やぎ座(山羊座、Capricornus) 名前:ヘイズルーン 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 『山羊』らしいオブジェクト 機体の特徴 山岳の絶壁を歩けるように山羊の足裏を参考にした機構が採用されており、これによりほぼ垂直に近い山肌でも柔軟な移動が可能。緊急の機構としてパイルバンカーがあり足裏から射出、機体を固定することも可能。 戦闘の時には高濃度のアルコールの霧を発生させ、敵エリートを泥酔させ判断能力、操縦能力を削ぐことも出来る上、着火して爆破、即席の煙幕を張ることも可能。 弱点など 山肌を移動は出来るがかなり遅いため、かなり足場の悪い環境でなければ優位を保てない。 【スペック】 全長:80m 最高速度:460km/h 装甲:1cm×1000層 足回り:特殊四脚推進システム 主砲:下位安定式プラズマ砲 副砲:高濃度アルコール噴霧装置、レーザー、コイルガンなど メインカラー:茶色 エリート 不明 みずがめ座(水瓶座、Aquarius) 名前:ヴァッサーマン 所属 『信心組織』 世代 第三世代(ダム、浄水施設、人工降水施設の内蔵) 機体のコンセプト 『水瓶』らしいオブジェクト 機体の特徴 大量の水を保存、運搬出来る。戦闘時は超高圧ウォーターカッターで攻撃。 普段は水不足の問題を抱える『安全国』を助ける(ついでに『信心組織』の名声を高める)ために世界中を駆けずり回っている 弱点など 運搬能力にスペックを割り振ったため戦闘力は非常に低い 【スペック】 全長:180m 最高速度:480km/h 装甲:2cm×500層 足回り:エアクッション、静電気式推進システム 主砲:超高圧ウォーターカッター×4 副砲:人工降水、降雪装置 メインカラー:青色 エリート 不明 うお座(魚座、Pisces) 名前:オーケアニス 所属 『信心組織』 世代 第二世代 機体のコンセプト 海戦・水中戦/隠密輸送特化型 機体の特徴 オブジェクトの形状を保ったまま潜水時でもステルス性と静音性を保つための技術試験機。電磁流体制御システム(スマートスキン)を限界まで強化することで無音かつスクリュー無しでの水中移動を実現。副推進装置であるウォータージェットと併用することで(静音性という利点が消えてしまうものの)約170ノット(約300km/h)での水中航行を実現した。 そのステルス性を最大限に利用し、敵に見つからない深度に潜行しての大量の物資輸送を可能とする。また索敵能力も優れており、イルカの持つエコーロケーション能力を参考にした試作型の超音波索敵装置が組み込まれている。これにより極めて正確に障害物や敵の居場所を探知可能。 弱点など 地上での運用は全く想定されていない。万が一地表に打ち上げられたら戻る手段が存在しないためまな板の上の魚と化す。 【スペック】 全長:85m 最高速度:約300km/h 装甲:3cm×450層+特殊ステルス塗装膜 足回り:スマートスキン+ウォータージェット推進 主砲:レーザービーム 副砲:無音魚雷発射管×30、水中用コイルガン、物資コンテナ牽引用装備等 メインカラー:深海を意識したインディゴ エリート 不明
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ホッパー21 ほのりん12 もりごん24 ざぶごん24 ぴちょりん19 体力4945 ぼうぎょ296 火187 水645 木589 ザブリオンに進化 モリエットに進化 自動セーブされる メガモリリンに進化 コダマの森 ステージ1 コダマ森林道 エニグマ登場 運と答えた メタドラのおふだZもらう ほのりん*1、めらごん*1 VS あわりん、ほのりん、もりりん 939-45 ほのりん*2 ほのりんチップ ほのりん*3 ほのりんチップ 105-6 VS あわりん、ほのりん、もりりん 939-45 もりエッグ、ほのチップ ???登場 ブリーフ、トランクス、ふんどし、はかない はかない ほのりん*2、チッチ*1 105-6 ほのエッグ、ほのチップ ほのりん*1、めらごん*1 90-4えな ほのチップ BOSS カイオス*2、メラゴン*1 287-9 セーブ ステージ2 神木の森林道 ほのりん*3 105-6 ほのチップ メラゴン*1、ほのりん*2 125-6 VS ドン・ベロンガ*1 238-18 1キル カイオス*1、ほのりん*2 155-6 ほのチップ VS ヌメリ*2、カイオス*1 249-24 メラゴン*1、ほのりん*2、カイオス*1 210-8 カイオスエッグ BOSS メラゴン*1、クルル*1、カイオス*1 309-9 クルルエッグ クルル爆誕レベル10 カイオスレベル1 2F 1000エナ メタドラのおふだ モンスターのエッグ メラゴンのチップ コンロン鉱山 4色ダンジョン ステージ1鉱山の入口 ひかりん*3 138-9 ひかりんチップ、エッグ 分岐 左へ ひかりん*3 138-9 vs あわりん、ほのりん、もりりん 1107-54 あわチップ、ほのエッグ ひかりん*3 138-9 ひかチップ 竜の勾玉=スキルゲージ上限あがる 宝 光6個消せ 300エナ 岩の魔剣士*1、炎の魔剣士*1、ひかりん*1 212-9 岩の魔剣士エッグ BOSS バーサーカー*1、ガラム*1 296-9 バーサーカーエッグ ステージ2 鉱山の最下層 ガラム*1、岩の魔剣士*1、炎の魔剣士*1 212-9 ガラムエッグ 分岐 右へ ひかりん*2、炎の魔剣士*1 175-9 ひかりん*3、ガラム*1 184-12 ひかチップ vs ファルクス*1 スキルバーサク使われた はいすいの??? 282-21 岩の魔剣士*1、ひかりん*3 221-12 ???登場 よく会うね 緑の憂鬱ジレン登場 BOSS フォレストバーン 264-88 ガラムレベル1 岩の魔剣士レベル1 ひかりんレベル1 バーサーカーレベル1 木の神殿 4色 ステージ1神殿入口 もりごん*1、もりがのん*1 281-6 分岐 左へ もりごん*1、もりがのん*1 281-6 岩の魔剣士*1 103-3 vs ワルドゥ*3 ワルドゥチップ 918-48 岩の魔剣士*1、もりごん*1、もりがのん*1 384-9 もりがのんチップ BOSS もりごん*2、もりがのん*1 443-12 ステージ2 神殿の間 岩の魔剣士*1、もりごん*3 445-16 もりごんチップ アースナイト*1、もりごん*2 461-15 分岐3つ 中央へ 岩の魔剣士*1、もりがのん*1、もりごん*1 460-12 宝 合計4コンボ もりりんチップ アースナイト*1、岩の魔剣士*2 スキル「れんぞくこうげき」 495-15 BOSS ハイランダー*1、アースナイト*1 ハイランダーエッグ 697-18 ハイランダーレベル1 メラバーンに進化 ステージ3 天空龍の間 もりがのん*1 229-4 vs ナメロウ*2、ヌメリ*1 390-35 もりがのん*1 229-4 アースナイト*1、もりがのん*2 705-15 もりがのんチップ アースナイト*2、もりがのん*1 れんぞくこうげき 723-18 BOSS 樹天龍・ホウライ 強制パワーアップ薬 HP20000くらい 719-35 10000エナキューブ 樹天龍の勾玉ゲット スキルゲージの上限アップ 登録できるチームが4つになった ワタリ隊長から魔剣士のエッグ・闇をもらう モンスター強化装置ATHENA使用可能になる エッグ1個あたり500エナ必要 あわりんにあわりんエッグ使ってみる レベル9、体力ボーナス1(+10) 別モンスのエッグを使うこともできるようだ 闇の魔剣士レベル1 クエストニライ草原で養老草をとりにいく 倉庫解放 左の部屋 1000エナ モンスターのエッグ(カタラ) キラボルトのチップ メタドラのおふだ カタラレベル1 神社で曜日のおふだもらう 1日1回もらえる クエストヒスイ川でビッグなキノコ 街の入り口の近くにクエスト情報おしえてくれるねーちゃんいる 普段の宝部分がクエスト報酬になってる。 同時に水を6つ消せ ビッグなキノコゲット クエストクリア報酬ザブゴンのチップ クエストコダマの森でハリネズミのくつ
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ACS-002C クラーケン 設定 機体諸元 性能 固定装備 スキル 設定補遺 設定 ドロームの開発した宇宙用KV。 イカに似た既存のKVとも一般的な宇宙船のイメージとも一線を画す特異な形状が特徴。 宇宙用姿勢制御装置の試験用の空水機を再設計し 宇宙機として実用可能なまでに性能を向上させたという開発経緯を持つ。 その為宇宙・空中・水中での活動が可能だが 代わりに歩行形態を持ない為陸戦や宇宙での施設突入には使用できない。 異形と呼べるその機体形状は、 フレキシブルな多関節を備える可動式の推進器と砲を装備する事で 運動性の向上と攻撃可能範囲の拡大を図り、 死角を無くす事を意図して採用されたものである。 8基の触手状の可動式推進器「テンタクルスラスター」により複雑な推力制御を実現。 推進器自体を動かす事による推力偏向と、簡易ブーストの組み合わせにより 高い機動性と姿勢制御能力を備える。 固定兵装として先端にレーザー砲とセンサーを搭載した 触手状の可動式砲台「ブラストテンタクル」を装備。 砲台自体を動かして攻撃する事で複数の砲台を設置するよりも 重量・コストを抑えつつ機体の死角を減らす事に成功している。 但しこの装備はあくまでも緊急迎撃を主眼に置いたものであり、 メインセンサーの捕捉範囲外(後方)への射撃時は命中精度が低下する。 簡易ブースト使用可能。AU-KV対応。 機体諸元 全長 28.5m 全幅 7.2m 空虚重量 16.6t 乗員 1名(簡易補助シートあり) 通常最高速度 M2.05 ブースト最高速度 M6.13 巡航速度(経済) 941.5km/h 水中通常最高速度 M0.085(56kt/h) 水中ブースト最高速度 M0.17(112kt/h) 水中巡航速度(経済) 70.2km/h(38kt/h) 性能 攻撃100 命中240 回避240 防御210 知覚280 抵抗210 装備500 行動3 生命180 練力180 移動5 兵装4(固定武装込み) アクセ4 固定装備 【SP】ブラストテンタクル 命中30知覚30射程15重量40 SES搭載武器。クラーケン固定武装。 装弾数6。一度に2発使用。リロード可。 柔軟に可動する一対の触手の先端部に搭載された宇宙用レーザー砲。 水素供給機構により場所を問わず使用可能。 スキル ○多脚潜水艇モード クラーケンの潜航形態。 触手型の多関節推進器を複数搭載する事から多脚潜水艇と命名された。 パピルサグよりも耐圧性能が向上し、深度200mまでの潜航が可能だが 飛行形態よりも推力が低下する為加速力が低下する。 潜航形態時、200mまで潜航可能。 潜行中は消費練力が3→10に増え、更に移動力-1の修正を受ける。 離着水は水上で行い、高度変更の行動力を消費する。潜航形態と飛行形態の切り替えは離着水の滑走中に行われる。 水中と空中の間を高速で行き来できないことに注意。 ○テンタクルスラスター 触手状の多関節可動式推進器8基を動かす事で推力偏向を行う。 開発途中まではこれ自体で行動力を消費せずに方向転換が可能だったが、 簡易ブーストと効果が被る事が判明した段階で調整が加えられ、 併用する事で機動力・姿勢制御能力を強化するスキルに変更された。 宇宙・水中でのみ使用可能。強度の関係上空中では使用不可。 簡易ブーストまたはブースト中に練力10を消費。 1ターンの間命中・回避+40の修正を受ける。 ○ブラストテンタクル 長く柔軟な多関節アームの先端にレーザー砲と小型レーダー・ソナー・カメラを搭載した 可動式砲台「ブラストテンタクル」による全方位攻撃機能。 触手先端のセンサーを目標捕捉に活用しているが、 機体前方に搭載されたメインセンサーと併用しないと十分な精度は得られ無い為、 メインセンサーの範囲外である後方――“視界外”へ攻撃を行う場合は命中精度が低下する。 強度の関係上大気圏内を飛行する時は前方を向けて固定される。 出撃前か潜航形態からの変形時に関節のロックが行われる。 宇宙空間ではロックは解除される。 固定兵装使用時、宇宙と水中では機体の向きに関わらず攻撃を行う事が可能。 ただし後方180度への攻撃時は命中に-50の修正を受ける。 空中では前方へのみ攻撃可能。 設定補遺 型式はAdvanced All-round Armaments-complex type-Squidの略。 イカ型のAC2番機の意。 ACSは何らかの生物に似た形状を持つ機体のシリーズに付けられる型番と言う事らしい。 とは言え、最初からその形状を意識して設計している訳ではなく、 必要な能力や要求される性能を満たす形状を追求して設計していったら 結果的に何らかの生物の様な異形の機体に行き着いているだけ、との事である。 奇抜な外観だが以外にも技術的には新規の要素は少ない。 殆どの部分は既存技術の発展や応用、流用であり、見た目よりも堅実な設計である。 この堅実で保守的な設計についてはパピルサグに通じる部分がある。 宇宙用の推進機関は新型のものを使用しているが、 再設計にあたり一部の部品をリヴァティーと共通化している。 これもある意味堅実さ重視の設計思想の現れと言えるか。 テンタクルスラスターはパピルサグの尾――――多関節推進器を発展させたもの。 複数の可動式推進器を動かすことで推力方向を自在に偏向し機動力を向上させる。 通常は推力を後方へ纏める事で高い加速力を発揮し、 急旋回時は推進器自体を可動させる事で推力偏向を行う。 各スラスターを連動させるか独立可動させるかは予め登録されたプログラムにより制御される。 戦闘中に全スラスターをマニュアルで制御するのは操作が煩雑になり過ぎる上、 その操作により機体がどういった機動を行うかをリアルタイムで計算するのは不可能な為 入力した操作に応じて必要な制御パターンを呼び出すセミオート方式が採用されている。 理論的には制御プログラムのアップデートによる機動性の強化は可能だが、 当機のバージョンアップは行われない為、後からVUによって性能が向上する事はない。 個々のユーザーによる機体強化やスキル強化時に改良を行うことは可能。 ブラストテンタクル先端のレーザー砲は ブラストシザースに使用されたレーザー砲のマイナーチェンジバージョン。 3点バーストから単発に減らす事で若干出力を上昇させている。 鋏と違い物を持つ事は出来ない為、武装マウントとしての使用は出来ない。 ハードポイントを設けることも検討されたが、 センサーへ衝撃が加わり破損する事が懸念され見送られている。 アーム部分はスラスター同様にパピルサグの尾の技術を使用して開発された。 ブラストテンタクルは全方位に射撃を行えるが メインセンサーの捕捉範囲外に対しては命中精度が低下する。 その為単独では死角無しとは言えず、 テンタクルスラスター及び乗員の技量が組み合わせる事で 初めて死角無しと呼べる性能を発揮出来ると言える。 余談だがスラスターを噴射せずにこれらの触手を振り回す事で いわゆるAMBACによる姿勢制御を行う事は出来ない。 より正確には、シミュレーターでのテストの結果 ある程度姿勢制御に効果があると思われるという結果が出たが、 これだけで姿勢制御を行うには効果が不十分で 対バグア戦においては隙だらけの“悠長な”姿勢変更となってしまい 戦術的なメリットはないと言うことである。 スラスターとの併用については制御プログラム内で質量移動の影響を考慮しているので 自動的に行っていると言える。 とは言え、そもそも宇宙用KVは 戦闘中は簡易ブーストによる擬似慣性制御を使用して姿勢制御を行う。 簡易とは言え慣性制御の影響下にある状態で慣性質量にどれほどの意味があるかと考えると そもそも余り気にしないでもいい事項だという可能性もある。 簡易ブースト完成後、擬似慣性制御による「方向転換時の行動力消費なし」の効果と テンタクルスラスターによる旋回機能は効果が被るという問題が発生したが、 機体構造の根幹にあたる機構である以上オミットする訳にも行かず 擬似慣性制御と併用する事で機動性と姿勢制御能力を向上させる様に 調整を加えた上で完成となった。 なお、擬似慣性制御とテンタクルスラスターの併用時のほうが 単独使用時よりも僅かに旋回速度は向上しているが、 戦闘に影響を与える程のアドバンテージはない。 因みにスラスター方向の統一による加速力強化は通常時に行なっており、 当機の移動5というのはそれを加味した上での値である為、これ以上の強化は難しいとの事。 練力を消費しての加速も通常ブーストの内部に含まれるので こちらもやはりこれ以上の性能向上は期待できない。 歩行形態を持たない為闘技大会への参加は行えず、 腕部も無いので格闘武器を装備して白兵戦を行うことも出来ない。 当機が敢えて汎用性で他機に劣る面のある歩行形態を持たない機体として開発されたのは 陸戦用KVの開発時に示された「作戦や戦場、状況に応じて乗り換える」という思想と 「傭兵に出される依頼の大部分は空戦限定や陸戦限定の戦闘である」という実情から 他の機体と組み合わせて運用するならば問題ないと判断された為である。 こういった理由から当機は制空ならぬ制宙戦闘機として敵拠点周辺の敵機を掃討し、 施設内へ突入する友軍機を掩護する事を主な任務として想定している。 型式番号末尾がCなのは計画段階と試作段階に2回の再設計を行っているからである。 同様の事例としては正式採用されなかった機体ではあるが、 「YF-194 スカイタイガー」が該当する。 (YF-201と競合に敗れた後、NMVに提出された機体は再調整されB型と呼称されていた) 生物学的にはイカやタコの備えている器官は触手であり、英語でもアームなのだが、 当機の触手は推進装置で更に複数搭載しているので、潜水形態に“多脚”という呼称が採用された。 他にはパピルサグの有腕潜水艇と合わせたという理由もあるとのこと。 ネーミングについてはイカ型であるというのが由来だが、 元となった試験機が水中用であったことから、テンタクルスの後継という意味合いも込められている。 宇宙用推進機関はプラズマロケット(電気推進)、駆動系は電動モーター駆動、 姿勢制御装置はエミオンスラスターと反動推進スラスターの併用。 水中用推進機関はハイドロジェット(電磁推進)。 資料の全長28.5mという表記からは一見巨大な機体の様に思えるが、 記載されている全長は触手を後ろへ向けた状態のものであり、半分程度は触手によるものである。 この全長の半分程度(胴体と同じくらい長い)が触手というのはパピルサグに通じるものがある。
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一般的なカスタマイズ カスタマイズとは既存の商品などに手を加えて、好みのものに作り変えることである。 このゲームにおけるカスタマイズ 種族特性[カスタマイズ]はアンドロイドとゴーレムのみが保有している固有のアクションスキルである。一般的なカスタマイズと同様に自らの体をある程度自由に改造することを指す。 同じ名前の特性だが、共通しているのは自らの体を改造するということだけである。 ゴーレムのカスタマイズ ゴレームのカスタマイズは岩を用いて行われる。アンドロイドとは違い、必要なのは自らの想像力だけだ。岩を体につけることで盾を作り出したり槍を作ったりできる。アンドロイドとと違いそれほど重要ではないが、使いこなすことに意味はあるだろう。カスタマイズを使うことで様々なものを創りだすことができるが体の一部と見なされるのでダメージは入る。また体から切り離すことはできない。 今のところ有用な使い方は発見されていないが、作れるものに制約はないのでまだまだ可能性を感じられるスキルだ。 アンドロイドのカスタマイズ アンドロイドは『拡張パーツ』というものをNPCか職業が機械技師のプレイヤーから入手することで発動させることができる。ゴーレムのカスタマイズと違いアイテムとして扱われ、性能にも差がでる。 主な拡張パーツ 加速装置型 足にMPを消費することで発動する推進装置をつけることができる。これによりMPを消費することで敏捷値以上の瞬発力を手に入れることができる。制御を難しいが、使いこなすことができるのならば非常に強力なものとなる。 義手型 義手内に銃や剣を仕込むというのが最初期の主な使い方であり、かっこいいという利点以外なかった。暗殺で使う案も考えられたが、もっと有用なスキルが他にあるため実戦で使われることはなかった、のだが。 拳闘術を使うアンドロイドの当たり判定を大きくするため巨大な機械製の腕を両手につけるという案が1人の機械技師により出された。そこから義手の大型化が進み、体の大きさを越えた巨大な義手を身につけ、腕で歩くようなアンドロイドも増え始めた。ここまでは加速装置型の拡張パーツの方が有用だと考えられていたが、巨大な義手でジャイアント用の武器が装備できるとわかると評価は一変した。 ジャイアント用の武器は非常に高い攻撃力と攻撃範囲を誇る。その代わりにジャイアントは種族特性により武術スキルの補正が乗らずに見た目ほど火力があるわけではなく、レベルが上がるごとに他の武術スキル持ちの種族と火力と同等なものとなっていくのである。しかしアンドロイドは武術スキルの補正が変わらずに乗る。ここに驚異的な攻撃力と攻撃範囲を持つぶっ壊れ種族が誕生してしまったのである。巨人と同じ攻撃範囲が多すぎるゆえのフレンドリーファイアを引き起こしやすいという欠点は持ち合わせている。またその驚異的な火力により狩り場のモンスターを狩り尽くしてしまう場合もあり好かれているとは言いづらい。確かに火力は最強だが巨人と違い武器に振り回されやすい。細かい制御が効かないということを念頭に置き、迷惑をかけないように狩りをしよう。 近年、複雑な動きをするエナミーが増えたため、義手型一強というわけではなくなった。他の様々なコンボの発見により全体的に火力がインフレしていると言われているが、それでも物理火力では最強の座を明け渡してはいない。 また非常に攻撃が見切りやすいのでプレイヤー間での戦闘ではそれほど脅威にはならない。 マニピュレーター型 体から追加の腕を増やす。戦闘に使う場合は1本だけ増やすのが賢明だろう。腕を1本増やすだけでも手数は大きく増える。加速装置型よりも使いこなすのが難しい。現状では4本の腕を持つアンドロイドが確認されているが、始めは追加の1本分から慣れていこう。なお追加の腕は筋力値に依存しないため筋力にあまり振っていない場合はマニピュレーターの方が火力があるということになるが、筋力値に振れば振るほどマニピュレーターの火力が物足りないものに感じてしまうことに注意。 ここであげた物以外にも日々新たな拡張パーツが開発されている。義手型のように様々なスキルの対象内になるようなものもまだあるかもしれない。アンドロイドにはまだまだ化ける要素が隠されている。 光学迷彩を搭載したアンドロイドも開発された詳しい記事を書ける方は編集をどうぞ。
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プロフィール 表記 :April Cipher 本名 :篠村 真/シノムラ マコト 種族 :人間 性別 :男 年齢 :21 誕生日 :10月27日 身長 :169cm 体重 :52kg 保持属性 :無 好きな物 :戦闘 酒 パイプ 煙草 楽しいと感じれる事象 他人の不幸 苦手な物 :何もない時間 楽しくない事象 自身の不幸 爵位 :平民 所属 :オワリノ國猛兵隊4番戦闘隊タマガイ隊 コールサイン:タマガイ1 階級 :少佐 イメージCV :神谷浩史 魔術 白獣狂乱 / パブリック・エネミー 詠唱:これは生物の欲で生まれた悪、これは人間が望んで創りし悪、そしてこれこそが!貴様らが欲した絶対悪!これこそが!私を型成す原初の力!貴様らが望み、欲し、決めつけて創り上げた絶対悪をご覧あれ! 合金にて作られた自身より一回り大きい人型のロボットを一機具現化させる魔術。 これは中に入り外部装甲として使用も可能。 また術者の意思で動かすことも可能。 足は無く、推進装置が左右に二つずつ腰に着いており、背中にジェット型推進措置が二つ、真ん中に何らかの砲身と思わしきものが一つ。 武装は長くて右手のレーザー砲を内蔵してある剣と左手の盾のみ。 硬度はそこそこある。 また無詠唱の際は部分展開、一部複製も可能。 なお詠唱した状態で長時間(概ね1時間以上)居ると、解いた後しばらく精神に異常が起きる 主な症状は加虐体質となり見境がなくなる また思考もおぼろげのようで発せられる言葉も無作為で理解が難しく、かつこちらの言葉も理解することが困難 一時的なものであるため、時間が経てば解消するが無関係な者が巻き込まれる可能性がある またこの術を使ったさいは、左目から赤みが消え、術を解けばまた左目が赤くなる。 本人曰く、向こうに目が移って視界が見えてるとのこと。 人物 元少年兵元懲罰兵 幼少期、周囲の人間から騙された両親に、身代わりのように売られて幼い頃から軍事に関わる。 能力はまずまず…ではあるが、度重なる不遇にて考える事をやめてしまったため周りの少年兵達から手柄を取られやすかったり嵌められやすかったりし、結果的に上からの評価自体は最悪であった。 本人自体、言葉通り何も考えてなかったため特に反抗等しなかったが…ある時に煙草という嗜好を何者かに教わり、それが楽しいと感じる。 以降、タバコ以外にもあれやこれやと試し始め、楽しいを集め出したが、それを良く思わない集団が彼の遊びを奪おうとし、返り討ち…どころか全員を殺害。 その件によりエイプリルは懲罰兵となり、無茶な任務を続けさせられた。 主に単独行動での作戦か、単独行動にならざるを得ない状況が多く、死線を潜り抜けて行く内に能力が上がり、魔術も相まって『白い獣』と畏怖…というより気味悪く思われていた。 数年後、懲罰部隊から抜けるも行く宛無く軍事に戻る。 名前はこの際に偽名を名乗り始める。 意味合いは『春に生まれた不要なモノ』 功績を鑑みて少佐の階級と小隊を得たが、入隊志願者が居らず単独小隊と日々を過ごしてる最中、事実上亡命したルーブと出会い、面白そうと言う理由でスカウト。 少佐の権限で入隊させた。 現在は上層部の独断で人員を派遣するから大人しくしていろと言われるも反抗。 領主の信鞘が直々に言うことにより場が収まり、しぶしぶ大人しくしている…恐らく。 人間との出会いの運がかなり無く特に幼少期ではそれが酷かったため、思考を停止していたこともあり、基本的に考えて物事をするのが苦手 またそういう者ばかりだったため、人間=好き勝手にして好き勝手に嘆く生き物、という認識を持っており(多少は学んだため)表面上は優男ではあるが、実際はかなり本能に忠実。 (逆に本能に忠実であるため、関心を持てば普通に接する) 食べたい時に食べ、寝たい時に寝て、戦いたい時に戦い、殺したいように殺し、どうでもいい事柄に関してはその時の気分で決める。 本人曰く、「どの人間もそれをしていて楽しそうだから真似をしている」とのこと 自身の事を絶対悪と自己暗示しており、詠唱にもそれが窺え、さらにそれを産んだのは過去の環境、人間達とし、奴らが望んだ結果と思いながら、自らが動く事により不利益を被る相手の顔を楽しみながら戦っている。 「サイコパス?いいえ、ただの獣です。彼らが望んだ、好きなように蔑み、好きなように叩け、好きなように陥れることが叶う…彼らが創った絶対悪だ」
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装置(そうち)とは、ある一定の機能を持った機構のひとまとまりのこと。