約 25,193 件
https://w.atwiki.jp/jnro/pages/319.html
NGあり・漢字版・・・初めての方でも気軽に楽しめます。 限定解除版・・・上級者向け。素早い行動と発想力・推理力が必要です。 画像版(ダイイング・イメージ)・・・流れは限定解除版同様です。次元の違うやり取りが楽しめます。 ポンコツ霊媒師・・・死後も(死後の方が?)最高に笑える村です。限定解除版経験者向けです。
https://w.atwiki.jp/among/pages/14.html
推理力は探偵レベル アユさん 皆さんはアユさんをご存知ですか? アユさんは普通部屋で活躍している、推理の天才です。 ライバルでポンデリングという、インポスターの名人がいます (団体) 加盟している宗教や団体はまだありません。 (最後に) この記事を元に色々なアモアスの名人と関わってみてください
https://w.atwiki.jp/ochiwiki/pages/1224.html
推理亭リアスの受難 君が悪いんじゃないってことはわかってる、わかってるから。 いや(リアス) 講義が終わったら俺のパンツが落ちてた(リアス) 心の中ではshitです(リアス) 自分が面白すぎて笑い死ぬ(リアス) コンボが止まらねえぜ!(リアス) いや~、勝ちたくなくても勝っちゃうわ~(リアス) 49代男子失踪事件 扇子交換事件 推理亭リアス、遅めの大学デビュー事件
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/193.html
2012年6月22日 このページでは日ソ推理作家交流史として6つの事例を紹介している。 ただし、実際に「交流」といっていいのはおそらく(1)、(2)、(6)だけだろう。 (3)と(4)は、日本の推理作家とソ連の推理作家が会議に同席したというに過ぎない。 (5)は、日本の推理作家とソ連の推理作家が同じミステリ祭に招かれていたというだけであって、彼らが顔を合わせたかは不明である。 Index (1)江戸川乱歩、ソ連のスパイ小説作家ロマン・キムと文通開始(1956年) (2)中薗英助、日ソ文学シンポジウムに出席(1965年) (3)夏樹静子、スウェーデンで開催された第3回世界推理作家会議に出席(1981年) (4)戸川昌子、ソ連・ヤルタで開催された国際推理作家協会の第1回理事会に出席(1987年6月) (5)松本清張、フランス・グルノーブルで開催された世界ミステリ祭に参加(1987年10月) (6)日ソ推理作家会議開催(1988年・1989年) 参考文献 (1)江戸川乱歩、ソ連のスパイ小説作家ロマン・キムと文通開始(1956年) 江戸川乱歩(1894-1965)は1956年、ロシア文学者の原久一郎(1890-1971)がソビエト連邦および中華人民共和国から招待を受けて両国を視察する際、数か月前に完成したばかりの自分の英訳短編集『Japanese Tales of Mystery Imagination』を託した。これをきっかけにして、ソ連のスパイ小説作家のロマン・キム(1899-1967)と乱歩の文通が始まっている。 ロマン・キムは小・中学校時代を日本で過ごしていたため日本語を流暢に使いこなし、多数の日本の推理小説を収集し原文で読んでいた。乱歩からロマン・キムへの手紙は日本語で送ったようだが、ロマン・キムから乱歩への手紙はロシア語で書かれている。少なくとも3通の手紙が届いており、それらは翻訳されて推理雑誌『宝石』に掲載された(1956年10月号、1957年1月号、8月号)。当時のソ連の推理小説界を知ることができる貴重な資料である。 ロマン・キムからの手紙のうち第一信と第二信は乱歩のエッセイ集『子不語随筆』(講談社《江戸川乱歩推理文庫》第63巻、1988年)でも読むことができる。 ロマン・キムの小説の邦訳は『切腹した参謀達は生きている』(高木秀人訳、五月書房、1952年1月)および同書の完訳版『切腹した参謀たちは生きている』(長谷川蟻訳、晩聲社、1976年)がある。日本やアメリカの人物が実名で登場するスパイ小説である。 ロマン・キムの生涯については以前に「こちら」でまとめた。 (2)中薗英助、日ソ文学シンポジウムに出席(1965年) 1965年9月30日からの3日間、モスクワで日ソ文学シンポジウムが開催された。このとき日本代表の約20名のうちの1人としてスパイ小説作家の中薗英助(1920-2002)が参加している。シンポジウムでは一般の小説や詩、戯曲などから推理小説やSF小説まで幅広く議論の対象となった。中薗英助のエッセイ「ソ連推理作家と語る」(日本推理作家協会会報1966年2月号)によれば、シンポジウムには前述のロマン・キム(1899-1967)やSF作家のアルカジイ・ストルガツキー(1925-1991)も出席していて、中薗英助は彼らと推理小説やSF小説について語り合ったという。中薗英助はこのときロマン・キム邸にも招かれている。当時のソ連では松本清張『深層海流』や安部公房『第四間氷期』が10万、20万という大部数で翻訳出版されていたそうだ(『第四間氷期』の訳者はアルカジイ・ストルガツキー)。なお、中薗英助の作品は英語圏や西ヨーロッパでは刊行されていないが、旧ソ連やポーランドなどでは刊行されている(最初に翻訳出版されたのがいつごろなのかは未調査)。 中薗英助は翌1966年9月にもモスクワを訪れ、このときはロマン・キムの紹介でソ連の3人の推理作家と食卓を囲んでいる(ロマン・キムが通訳を務めた)。 アルカージイ・アダモフ(1920-1991、ロシア語版Wikipedia) - 警察小説作家。ロマン・キムによれば「ソ連のエド・マクベイン」。 ワシーリイ・アルダマツキー(1911-1989、ロシア語版Wikipedia) - 軍事冒険小説、スパイ小説作家。 ニコライ・ミハイロフ(1905-1982、ロシア語版Wikipedia) - 英雄ドキュメンタリーものを得意とする作家。 3人の作家のうち、アルダマツキーは邦訳『報復 サヴィンコフ その反逆と死』(川崎浹訳、現代思潮社、1969年)がある。アルカージイ・アダモフは1950年代以降の中国ミステリ界に影響を与えたとされる作家。ロマン・キムから乱歩への手紙でも言及されており、代表作である『Дело пёстрых』(第一信では『複雑な事件』、第二信では『さまざまな人の事件』、第三信では『ぐれん隊事件』と訳されている)はロシア文学者の木村浩(1925-1992)が邦訳する予定もあったようだが、結局邦訳は出ていない。 (なお、1966年秋には木村浩が安部公房(1924-1993)を伴ってモスクワのロマン・キム邸を訪れている。その後、ロマン・キムは病気のため1967年5月に逝去。日本への再訪を望んでいたが、叶わなかった) (3)夏樹静子、スウェーデンで開催された第3回世界推理作家会議に出席(1981年) 1981年6月15日から19日までの5日間、スウェーデンの首都ストックホルムで第3回世界推理作家会議が開催された。日本からは、エラリー・クイーンから個人的に招待されていた夏樹静子(1938- )が日本推理作家協会の代表として参加。この第3回会議には英米以外に西欧・北欧諸国、ソ連、ポーランド、エジプト、イスラエル、ジンバブエ、ガーナ、ケニア、オーストラリア、インド、そして日本など25か国から約300名が参加した(うち約200名が作家)。日本の作家では夏樹静子以外に藤本泉(1923- ?)が個人で参加している。 会議初日には「世界各地域のクライム・フィクション」と題するパネル・ディスカッションがあり、アメリカ、イギリス、スウェーデン、ノルウェー、ソ連(ユリアン・セミョーノフ)、ポーランド(イェジィ・エディゲイ)、日本(夏樹静子)、ジンバブエ(シャミツ・ノホ・マプフンデ)の8カ国の代表がパネラーとして参加。それぞれの国のミステリ事情を英語でスピーチした。二日目の夜には新聞社主催のディナー・パーティーがあり、その翌日の新聞には夏樹静子とソ連代表のユリアン・セミョーノフ(1931-1993)が仲睦まじくする写真がでかでかと掲載されたという。 なお、夏樹静子の長編が初めて英訳出版されるのは1984年であり、1981年6月の段階では短編「断崖からの声」(Ellery Queen s Japanese Golden Dozen、1978年)、「質屋の扉」(米国EQMM1980年5月号)が英訳されていたにすぎない(ほかにも数点訳されていたかもしれないが、未調査)。 世界推理作家会議はイギリスのミステリ作家のジュリアン・シモンズ(1912-1994)の提唱で始まったもので、第1回は1975年にイギリス・ロンドンで、第2回は1978年にアメリカ・ニューヨークで開催された。なお第3回会議の最終日、スウェーデン主催者側スタッフおよびアメリカの代表から1984年の第4回会議はぜひ日本で開催してもらいたいとの申し入れがあり、日本推理作家協会の理事会で検討されたが、「討議の結果、次回日本での開催の件は、時期尚早のため見送ることに決定」(日本推理作家協会会報1981年10月号)。第4回は1988年に再度アメリカ・ニューヨークで開催された(夏樹静子が参加)。その後、第5回会議が開催されたという話は聞かない。 なお、ユリアン・セミョーノフの作品の邦訳には警察小説『ペトロフカ、38』(飯田規和訳、早川書房 ハヤカワ・ミステリ883、1965年3月/のちに『世界ミステリ全集12』[早川書房、1972年12月]に収録)や、スパイ小説『春の十七の瞬間(とき)』(伏見威蕃訳、角川文庫、1991年6月)などがある。『ペトロフカ、38』はソ連の暗いイメージなど微塵も感じさせない、サスペンスとユーモアにあふれた傑作である。おすすめ。 (4)戸川昌子、ソ連・ヤルタで開催された国際推理作家協会の第1回理事会に出席(1987年6月) 1986年、世界中のミステリ作家の親睦と翻訳出版の促進を目的とする国際推理作家協会(AIEP、アイープ)が創設された。中心になったのはソ連や中南米のミステリ作家たちで、初代会長はソ連の警察小説・スパイ小説作家のユリアン・セミョーノフ(1931-1993)。副会長(3人)はメキシコのパコ・イグナシオ・タイボ二世(1949- )、アメリカのロジャー・L・サイモン(1943- )、スペインのマヌエル・バスケス・モンタルバン(1939-2003)【注】。日本のミステリ作家では、『大いなる幻影』と『猟人日記』がそれぞれ『The Master Key』、『Lady Killer』として英訳され好評を博していた戸川昌子(1931- )が協会側から打診を受け、日本代表理事となっている。 1987年6月にソ連・ヤルタ(現在はウクライナ)で開催された第1回理事会の参加国は、北米のアメリカ、カナダ、欧州のイギリス、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、ポーランド、チェコスロバキア、ブルガリア、フィンランド、中南米のメキシコ、キューバ、アルゼンチン、グアテマラ、そして日本、開催国のソ連の計17か国。日本代表の戸川昌子は日本推理作家協会の中島河太郎理事長(当時)のメッセージのロシア語訳を読みあげ、たくさんの拍手をもらったという。会議のほか、聴衆の前での公開ディスカッションも行われた。戸川昌子はユリアン・セミョーノフについてインタビューで、「議長をつとめたセミョーノフさんは大変な人気で、子供達はどっと集まってきてサインをせがむし、スターという感じでした」と述べている(『ミステリマガジン』1987年9月号)。戸川昌子はインタビューに答えて、翌年にスペインで開催される理事会にも参加するつもりだといっているが、実際に参加したのかは分からない。 国際推理作家協会の年1回の会議は今でも行われている。近年はミステリ研究家の松坂健氏が2008年から2012年までの任期で国際推理作家協会の副会長(アジア担当)となっており、毎年『ミステリマガジン』に会議のレポートを寄せている(2007年12月号、2008年11月号、2009年10月号、2010年9月号、2011年9月号)。ただ、近年は会議での公用語は英語とされており、ロシアからの参加者は見られないようだ。2011年の会議に関するエッセイは『日本推理作家協会会報』2011年8月号(リンク)にも掲載されている。2012年2月には東京での国際推理作家協会非公式ミーティングが予定されていたが、これは日本の震災の影響で延期となった。 【注】木村二郎「国際犯罪作家協会(IACW)発足?」(『ミステリマガジン』1987年6月号)ではこの3人が副会長とされているが、オットー・ペンズラー「Crime Column #67 国際犯罪作家協会、チェス……」(『ミステリマガジン』1987年11月号)では副会長とされているのはタイボ二世とロジャー・L・サイモンの2人で、モンタルバンの名は挙げられていない。モンタルバンは第1回理事会に出席はしている。 (5)松本清張、フランス・グルノーブルで開催された世界ミステリ祭に参加(1987年10月) 1987年10月16日から3日間、フランスのグルノーブルで第9回世界ミステリ小説・映画祭(Festival International du Roman et du Film Noirs)が開催され、日本の推理作家では松本清張(1909-1992)が参加している。第8回まではフランスのランス(Reims)で国内規模で開催されていたが、第9回から場所をグルノーブルに移して国際的なイベントとなっており、清張はこの第9回にゲストとして招待されたのである。このイベントは当時の日本では「世界推理作家会議」、「国際推理作家会議」など「会議」の名称で呼ばれることが多かったようだが、実態としてはアメリカのバウチャーコン(Bouchercon)のようなミステリ読者と作家が集うミステリの祭典とでもいうべきイベントだった。第9回では約30名の国外作家、約50名の国内作家が招待されている。ソ連のユリアン・セミョーノフ(1931-1993)も招待されていたが、松本清張とユリアン・セミョーノフが顔を合わせる機会があったかは分からない。 松本清張は出席が決まったのち運営委員会側と交渉し、日本の推理小説の現状を紹介する40分間の講演の時間を確保した。その講演の内容は清張のエッセイ「グルノーブルの吹奏」(『小説現代』1988年1月号)で読むことができる。3日目の午後には複数の推理作家が参加する討論会も行われているが、通訳の都合がつかず、松本清張はこの討論会には参加していない。なおフランスでは1982年にマスク叢書(Le Masque)で『点と線』の仏訳が刊行されており、このミステリ祭の直前には『砂の器』の仏訳が刊行されていた。 グルノーブルの世界ミステリ祭のその後についてはよく分からない。「Festival International du Roman et du Film Noirs」で検索してみると、どうやら1989年の第11回まではグルノーブルで開催されていたようだが、その後のことは不明である。 (6)日ソ推理作家会議開催(1988年・1989年) ※未執筆 参考文献 江戸川乱歩とロマン・キム江戸川乱歩「探偵小説の世界的交歓 チェーホフの長篇探偵(?)小説」(『宝石』1956年10月号、pp.68-77) - ロマン・キムからの第一信の全文掲載(原卓也訳) 江戸川乱歩「ソ連と中共の近況 ――ロマン・キム氏から第二信――」(『宝石』1957年1月号、pp.137-140) - ロマン・キムからの第二信の全文掲載(原卓也訳) 江戸川乱歩「海外近事 ――アメリカ、ソ連、オランダ――」(『宝石』1957年8月号、pp.238-243) - ロマン・キムからの第三信の大部分を掲載(木村浩訳) 中薗英助とロマン・キム中薗英助「ソ連推理作家と語る」(『日本推理作家協会会報』1966年2月号、第218号) 中薗英助「ロマン・キムさんの想い出」(『日本推理作家協会会報』1967年10月号、第238号) 夏樹静子とユリアン・セミョーノフ夏樹静子「世界推理作家会議に出席して」(『日本推理作家協会会報』1981年7月号、第391号) 夏樹静子へのインタビュー「センチメンタル・ジャーニー」(『ミステリマガジン』1981年10月号、pp.6-11) 麻田実「ザ・ストックホルム・コネクション」(『ミステリマガジン』1981年10月号、pp.92-98) 戸川昌子とユリアン・セミョーノフ戸川昌子へのインタビュー「戸川昌子氏に聞く ヤルタの国際犯罪作家会議に招かれて」(聴き手=ミステリマガジン)(『ミステリマガジン』1987年9月号、pp.170-171) 戸川昌子「I・A・C・W(国際犯罪小説作家協会)のこと」(『日本推理作家協会会報』1987年11月号、第467号) 木村二郎「国際犯罪作家協会(IACW)発足?」(『ミステリマガジン』1987年6月号、p.108) オットー・ペンズラー「Crime Column #67 国際犯罪作家協会、チェス……」(『ミステリマガジン』1987年11月号、pp.104-106) 松本清張とユリアン・セミョーノフ松本清張「グルノーブルの吹奏」(『小説現代』1988年1月号、pp.34-43/『松本清張全集』第65巻に収録) 松本清張「国際推理作家会議で考えたこと ネオ「本格派」小説を提唱する」(『文藝春秋』1988年1月号、pp.346-360/『松本清張研究』第8号[2007年、北九州市立松本清張記念館]に収録) 長谷川隆子「グルノーブルの世界ミステリ祭」(『ミステリマガジン』1988年2月号、pp.14-18) 1965年の日ソ文学シンポジウムについての詳細は『新日本文学』1966年1月号および2月号に掲載されているとのことだが、未見。 関連記事 ソ連/ロシア推理小説略史 (2012年2月4日) 1950年代に江戸川乱歩と文通していたソ連の推理作家ロマン・キムの数奇な生涯 (2011年5月)
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/88.html
2010年11月19日 日本には推理作家の名を冠した公募新人賞として江戸川乱歩賞、横溝正史ミステリ大賞、鮎川哲也賞などがある。これらはミステリ読者の間では有名な賞だが、一方で「島田荘司推理小説賞」という賞があることは、日本のミステリファンの間でもおそらくあまり知られていない。なぜかというと、それは「島田荘司推理小説賞」が台湾で実施されている新人賞だからである。 島田荘司推理小説賞(島田莊司推理小說獎 / 岛田庄司推理小说奖)は、台湾で実施されているミステリの賞で、中国語で書かれた長編の本格ミステリ小説を募集している。2008年に募集が開始され、2009年9月に第1回の結果が発表された。受賞したのは、その2年前に台湾推理作家協会賞(短編ミステリの公募新人賞)を受賞し、2008年には短編集『吾乃雜種』を上梓していた寵物先生(チョンウーシェンセン)の『虚擬街頭漂流記』(シューニー ジエトウ ピャオリウジー)である。小学生のころからミステリ好きだった寵物先生が自分でもミステリを書いてみようと思ったのは、綾辻行人の『十角館の殺人』を読んだのがきっかけだったという(『虚擬街頭漂流記』特設サイト スペシャル対談:島田荘司×寵物先生)。 この賞の特色として、受賞作が台湾だけではなく、中国、タイ、そして日本でも刊行されるということが挙げられる。第1回受賞作の日本語版は、寵物先生(ミスターペッツ)という筆名、『虚擬街頭漂流記』(きょぎがいとうひょうりゅうき)というタイトルで2010年4月、文藝春秋から刊行されている。また、第2回は受賞作の刊行地域にイタリアとマレーシア(英訳)が加わることが決まっており、第3回以降は韓国などへの拡張も視野に入れているという(『ジャーロ』No.40、p.60)。 なおこの賞は、最終選考を島田荘司が1人で行っている。この賞では、全体の構成とストーリーの要旨、前半で設定される謎を生みだすトリックとその目的、自分の作品が今までの推理小説と比べて独自である点などを記したレポートを提出することが義務付けられており、最終選考者の島田荘司は、このレポートの翻訳と小説の一部の翻訳を読んで、最終的な受賞者を決定する。日本にも島田荘司が1人で最終選考を行う「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」という賞があるが、島田荘司推理小説賞はこの賞をモデルとして作られたものである(『ジャーロ』No.40、p.60)。 この賞は2年に一度実施されるようで、現在は第2回の募集が開始されている。締切は2011年2月28日で、受賞作の決定は2011年8月が予定されている。 リンク 第2回島田荘司推理小説賞公式サイト (中国語、日本語、英語、タイ語)島田先生の本格ミステリーの定義について (日本語) 華文の本格ミステリー創作に期待するもの (日本語) 第1回受賞作 台湾だけでなく、中国、イタリア、カナダなど世界各地から応募された58作品の中から、寵物先生(ミスターペッツ)『虚擬街頭漂流記』が受賞作に選出された。58作品というのは、鮎川哲也賞に寄せられる作品数の約半分ほどの数である。 『虚擬街頭漂流記』(きょぎがいとうひょうりゅうき) 文藝春秋、2010年4月10日 初版発行 作者:寵物先生(ミスターペッツ、男性、1980年 - ) 玉田誠 訳 文藝春秋 寵物先生『虚擬街頭漂流記』特設サイト 寵物先生『虚擬街頭漂流記』 西門町@Googleストリートビュー 日本語で「きょぎ」と聞くと「虚偽」を思い浮かべてしまうが、「虚偽(Xuwei、シューウェイ)」と「虚擬(Xuni、シューニー)」は意味が異なる。 タイトルに使われている「虚擬(Xuni、シューニー)」は、「虚構の、架空の」という意味である。 ※日本語版のタイトルは正確には『虛擬街頭漂流記』(奥付け、表紙)。日本の字体「虚」ではなく、「虛」が使われている。 左から順に、台湾版『虛擬街頭漂流記』(2009年8月28日)、大陸版『虚拟街头漂流记』(2009年11月1日) ※表紙をクリックすると、それぞれ現地の出版社の該当ページ、現地のネット書店の該当ページが開きます。 第1回最終候補作 最終候補作の選定は台湾のミステリ評論家らが行い、通常は3作が選ばれる。受賞作以外の最終候補作は、台湾と中国(大陸)での刊行が約束されている。現在、日本での刊行予定はない。 島田荘司氏による選評は、文藝春秋『オール讀物』2009年11月号(2009年10月刊行)に掲載の特別寄稿「いま、アジアのミステリーに何が起きているのか」(pp.446-453)で読むことができる。 なお、下で示した邦題(および振り仮名)は、その特別寄稿で示されているものである。筆名については振り仮名が付されていないため、慣例に従ってこちらで付けている。 ※表紙をクリックすると、現地の出版社の該当ページ、それがない場合は現地のネット書店の該当ページが開きます。 『幸せ宅急便はぼくの仕事じゃない』 作者:不藍燈(ふうらんとう / プーランドン、男性、1976年 - ) 原題:『快遞幸福不是我的工作』(2009年8月28日)、簡体字表記:『快递幸福不是我的工作』(2009年11月1日) 島田荘司「いま、アジアのミステリーに何が起きているのか」より選評の一部を引用(p.450) この作品の何よりの美点は、作中のすべて、細部にいたるまでが自然であることだろう。台湾の若者たちの日常がリアルに、上手に切り取られ、きわめて自然に、飾らない文体で描かれている。 私は日本語訳でしか読めないわけだが、それでもこの作の文章が持っている暖かさや自然なふくらみ、NET時代特有の、時に冷たい空気、匿名性の高い世界にかかわる危険、しかしそうせざるを得ない時代への不安、そうした中で育てていかなくてはならない恋愛の感情などが、若者らしい軽妙な感覚やリズムで、共感を持って描かれていく点に感心した。 『氷鏡荘殺人事件』(ひょうきょうそうさつじんじけん) 作者:林斯諺(りんしげん / リンスーイェン、男性、1983年 - ) 原題:『冰鏡莊殺人事件』(2009年8月28日)、簡体字表記:『冰镜庄杀人事件』(2009年11月1日) 島田荘司「いま、アジアのミステリーに何が起きているのか」より選評の一部を引用(p.452) この作は「幸せ宅急便」の方法とは大きく異なって、典型的なコード型、「館もの本格」の体質をストレートに継承し、これを避けたり隠したり、ほどほどにアレンジしたりすることをせず、堂々と真正面から格闘して、考え得る限り発想を押し進め、今日的に先鋭化、複雑化したものと理解ができる。 物語の中心軸部に、ある大掛かりな騙しのメカニズムがあり、このメカの稼働によって、事件進行にあわせて、大小さまざまな謎が周辺にこぼれおちる、という構造になっている。 リンク:taipeiさんがブログで詳細な書評を書いていらっしゃいます。 → 冰鏡莊殺人事件 / 林斯諺 (2010/1/8) 第1回1次選考通過作・応募作 1次選考では、主催する出版社(皇冠文化出版)が10作品程度を選出する。ここでは、1次選考通過作および応募作のうち、台湾または中国(大陸)で出版されているものを挙げる。 1次選考結果(中国語):皇冠文化集團 第一屆島田莊司推理小說獎初選公佈 ※表紙をクリックすると、現地の出版社の該当ページ、それがない場合は現地のネット書店の該当ページが開きます。 <1次選考通過作> 『猟頭』(繁体字表記:獵頭) 蓋亞、2010年3月24日 作者:烏奴奴(ウーヌーヌー) 夏佩爾(シア ペア) 台湾で刊行。 『紅楼夢殺人事件』(簡体字表記:红楼梦杀人事件) 新星出版社、2010年9月13日 作者:江暁雯(こう ぎょうぶん / ジャン シャオウェン、簡体字表記:江晓雯) 中国(大陸)で刊行。台湾では未刊行。 芦辺拓『紅楼夢の殺人』は、中国語では『紅楼夢殺人事件』というタイトルで刊行されており、江暁雯の作品と同一タイトルになっている。 → 台湾版(2006年)、大陸版(2008年) 『魔術殺人事件簿』(簡体字表記:魔术杀人事件簿) 中国画報出版社(中国画报出版社)、2009年7月1日 作者:王稼駿(おう かしゅん、ワン ジアジュン、簡体字表記:王稼骏) 中国(大陸)で刊行。台湾では未刊行。 帯には「受賞作」(获奖作品)と書いてあるが、1次選考通過後、「未発表作に限る」という規程の違反により失格になった作品である。 <応募作> 『国球的眼涙』(繁体字表記:國球的眼淚) 大旗出版社、2010年1月1日 作者:秀霖(しゅうりん / シウリン) 台湾で刊行。
https://w.atwiki.jp/holyland4/pages/506.html
怪盗マタンキの適当推理 「おーい、こっちですぅ~」 やって来たパルプに手を振りマタンキはゆうくりと歩む。 一歩、二歩、ダッシュ。 一瞬で距離を詰めパルプの胸に顔をうずめグリグリと動かす。 「ですぅ~ですぅ~」 グリグリグリグリグリ。 「ちょ!たまきさん何してるんですか!」 「このまま話を聞いて欲しいですぅ~。たまきもこんな事したくないけどぉ~、 犯人に聞かれないように戦ってるフリをして耳打ちするですぅ~、 勝利を譲ってやるから安心するですぅ~」 「は、はい。そういう事なら」 密着した状態から気弾やら色々打ち込みながらパルプはたまきの話を聞いた。 「最初に謝っておきますぅ~、以前犯人はマタンキじゃないかって言ったけど 推理しなおした結果、今一番怪しい人は女装者である可能性は低いんですぅ~、 なので襲撃者はマタンキと別にいるという前提でお願いするですぅ~」 「はい、まあ私も変態オカマと色々やりあったりするのは正直嫌なので それは寧ろ良い事です。所で賞品の少年と勝負したのはどうして・・・」 「行動直前に少年の情報を聞いて、少年という事は男子、マタンキがすり替わったり 利用したりするには都合のいい存在と反射的に思いそっちに行ってしまいましたぁ~」 「ああ、そうだったんですか」 マタンキは今度は両手でパルプの胸をもみながら推理を語りだす。 正面から脱がせるのはそう得意ではないマタンキの攻撃ではパルプの服は一向に脱げず 逆に抗う勢いでマタンキの方の服が徐々に乱れていった。 「それで、あのメッセージはルガーさんの事を示してたんですか?」 「そうですぅ~、ちゃんと伝わってたみたいで話が早いですぅ~」 「でも、あの人と何度かやりあったけど、とても襲撃犯とは思えませんでした。 ううん、ルガーさんだけじゃない。今残っている選手全員襲撃者とするには 何かしら違和感があります」 「たまきもそれには賛成ですぅ~、でも犯人に自分が襲撃者だと自覚がなかったら?」 「えっ?」 「思い出すですぅ~、ルガーとの砂浜戦、そこで別人の様になった彼女と 出会ってるはずですぅ~」 確かにパルプは砂浜での勝負で別人の様に凶悪になったルガーと対峙している。 そしてルガーはその時の事をハッキリとは覚えていなかった。 「血液不足の飢餓状態で意識が混濁し、大会開催前に偶然出会った参加者を 襲ってしまった。そんな所ではないかというのがたまきの推理ですぅ~。 ちなみにこの推理はぁ~少年を追って別人の様になった参加者と出会った事で 閃いたんですぅ~」 「そ、そんな・・・だったら私はどうすれば」 「ルガーが犯人という証拠を探し突きつけるも、彼女を許し捜査を切り上げるも、 たまきの推理以外に真相があると考え別の人物を追うのも自由ですぅ~。 たまきに言えるのは『もし襲撃の実行犯が現在の未敗退者の中にいるとすれば、 それがルガーである可能性が他より高い』という事だけですぅ~」 パルプは頭の中で要点を確認する。 1. 襲撃者の正体は無意識の内に血液を欲したルガー? 2. だとすると彼女がマタンキの可能性は低いから襲撃者とマタンキはイコールではない。 3. 今の所襲撃者本人だと思われる素振りをしている人物はルガー含め皆無。 4. マタンキが誰かは依然として不明。 「まあこんな所ですぅ。それじゃあこのあたりで決着としましょうかぁ~。 正直立ってるのもつらいですぅ~」 会話に夢中になってる間、パルプは気づかなかったがマタンキの足は 既にズタズタになっていた。 「あっ、ごめんなさい!やりすぎちゃいました!」 「八百長に見られるよりはマシですぅ~。たまきはこの大会の賞金には興味ないしぃ~ これまでの賞金でなんとか払えそうだから気にしないでほしいですぅ~。 それじゃあたまきは引き続きマタンキを探すですぅ~。パルプちゃんもガンバですぅ~」 パルプが見えなくなるまで手を振るマタンキ。 彼女と別れた後は公園の茂みに入りゆっくりと倒れこんだ。 「痛いー!これ右足の神経切れてる絶対!借金無しに大会を終えるには 後一勝は必要じゃない!私引き続きピンチー!」 もし借金を払えずに大会を終わったら、何をされるかわからないが 少なくともその拘束期間でマタンキの正体がばれるのは確実である。 「でも身体はった甲斐はあったわ。取りあえずあの子の疑いは逸らせたし。 ルガーが襲撃犯ならそれでよし、違ったとしても私の推理を信じる前提で動けば 彼女の行動が私にマイナスな影響を与える事はない。でも・・・」 マタンキはパルプとの会話中に新に思いついた可能性について考察する。 マタンキはこう言った『実行犯がいるならルガーの無意識の行為の可能性が高い』と。 逆に言えば『ルガーの無意識の行為という無理目な推理がでるぐらい実行犯がいる可能性が低い』という事だ。 パルプは占いの様な自身の能力と襲撃犯の捨てセリフでこの大会に襲撃者がいると 考えたが、その襲撃犯はこの大会には来ていないのではないか。 この大会に見え隠れする犯人の気配、それは実行犯のソレではなく襲撃を計画し 指示した人物のものではないのか。 では、その人物は何の為に襲撃をさせた? 決まっている、パルプをこの大会に参加させる為だ。 数々の事件を解決してきた魔法少女、この大会に参加させるにはうってつけの存在だ。 だが、正体不明であり住所不定な上に正義の為にしかその姿を現さない彼女に 招待状を送る事は不可能と考えた犯人はパルプの活動領域にいる大納言に目を付けた。 適当な変身能力者を使って大納言を負傷させ、その現場をパルプにあえて発見させる。 そうすれば『大切な人達の為に卑劣な敵を追う魔法少女が大会参戦』。 大会の目玉の一つとして十分なイベントの完成という事である。 だが、マタンキはこの推理はパルプには黙っていた。 もしこっちが真実なら、対処はほぼ不可能。 気づかずにいるか知らないフリをしていた方がマシだからだ。 「こっちの推理が正解なら『計画者』はこの大会の流れを操作している人物。 一番怪しいのは、おっと」 思わず口にした推理をマタンキは切り上げ、誰も聞いている気配が無い事に ほっと胸をなでおろした。 (続く)
https://w.atwiki.jp/gyakusai/pages/62.html
逆転裁判 4 Presents あなたの推理力検定 ~嘘を暴く快感~ http //cert.yahoo.co.jp/tie_up/capcom.html 「逆転裁判 4 Presents あなたの推理力検定」では、あなたの推理力をさまざまな角度から判定します。 普段から推理小説が好きな方や、自分の推理力を試してみたい方にピッタリの検定となっています。 出題される10問に回答し、合計正解数によって推理力のレベルを判定します。 8問以上正解のあなたは「逆転裁判検定:上級」です。 さぁ、今すぐチャレンジ! 丸山和也弁護士より 弁護士の仕事は法廷での裁判だけではないんです! 法廷にたどり着くまでに、いろいろな場面で頭を働かせ、 推理することが必要なんです。そんな頭を使って推理する問題を 『逆転裁判 4』の開発スタッフが特別に用意してくれました! 皆さんも一度、チャレンジしてみてください。 第1問 高級住宅街の殺人 正解 (答)2 解説 解剖所見では、死後3時間が経過、とある。 被害者は3時間も前に死んだのに、テーブルの上のドリンクの氷がとけていないのは、おかしい。 第2問 玄関の殺人 正解 (答)3 解説 靴脱ぎ場の状態がきれい過ぎる。 外から帰ってきて妻の死体を発見し、慌てて部屋へ入って通報したなら、靴がきれいに揃っているのはおかしい。 出かけていた時の靴がこれでないとしても、脱ぎ散らかしてある靴も見当たらない。 夫は出かけてなどおらず、出かけようとした妻を玄関で殺害しそのまま発見者を装って通報したものと思われる。 第3問 強盗の目的は? 正解 (答)4 解説 掛け軸の跡で血痕が途切れている。 つまり、掛け軸には被害者の血がついていたことになる。 血のついた掛け軸に金銭的な価値はないので、金目当ての強盗が奪っていったとは考えにくい。 第4問 晩餐の殺人 正解 (答)3 解説 『1. 灰皿』には、タバコの吸殻と灰がたまったままになっている。 これで殴ったならば、灰がこぼれたはず。 よって、灰皿は凶器ではない。 『2. 百科辞書』を凶器として使用したならば、ページに被害者の血が染み込んだはず。 この血痕はふき取ることはできないため、凶器ではありえない。 開封済みの『4. ミネラルウォーターのビン』で殴ったならば、テーブルの上が水浸しになっていなければおかしい。 よって、これも凶器ではない。 以上のことから、残った『3. ビールのビン』が使用された凶器であることが分かる。 ビールのビンは、まだ栓が開けられていないため、凶器として使用できる。 第5問 強盗への反撃 正解 (答)1 解説 見知らぬ男が、何冊もある本の中から、10万円の入った本だけを正確に抜き出すことができるだろうか? 本だなの状況を見れば、家の主人がウソをついていることは明らか。 第6問 パン泥棒は誰? 正解 (答)4 解説 目撃者の証言は、あてはまる人物がひとりもおらず、3人とも信用できない。 パン泥棒をかばうために、ウソをついていると推定できる。 となると怪しいのは、「ヒゲでもなく、メガネでもなく、太っておらず、おじいさんでもない」人物。 すなわち「森本四郎」。 (この後、兄弟4人でパンを山分けにしたと思われる) 第7問 正当防衛 正解 (答)3 解説 銃痕の大きさから、小さい銃痕のほうが探偵によるものとわかる。 大きな銃弾でできたヒビが、小さな銃弾でできたヒビに止められているので、探偵が先に発砲したと断定できる。 探偵の「応戦して撃ち返した」という証言と、窓の状況とが矛盾しており、探偵の言う「正当防衛」は成立しない。 第8問 対局中の殺人 正解 (答)3 解説 被害者が「即死」しているのがポイント。握られた「駒」は、犯人の偽装工作と断定できる。 だとすれば、駒の意味と関連のない人物が犯人。菱屋 キヨシは「飛車」、五角 雄二は「コマの形が五角形」、 駒田 正一は「駒」そのもの。よって、握られた駒に何の関連性もない名を持つ、岸辺幸造の偽装と思われる。 第9問 証言者の矛盾 正解 (答)4 解説 はじめて部屋を訪れた、といっているのに、部屋に飾ってあった置物が、重くて持ち上げられないと知っているのがおかしい。 第10問 誰が彼女を殺したか? 正解 (答)2 解説 『1. 空巣』は事件当日の朝すでに逮捕されているので、犯人ではありえない。 空巣が犯人だった場合、女友達と○×運輸の配達員は、被害者に会えないことになってしまう。 現場の状況を見ると血痕の上に宅急便のダンボールが置かれていることから、犯行時刻は宅急便の到着よりも前だったことが分かる。 このため、夜に帰宅するまで会社で仕事をしていた『4. 被害者の夫』にはアリバイが成立する。 夕方よりも前に犯行が可能だったのは、『2. 被害者の女友達』か『3. ○×運輸の配達員』だが、○×運輸の配達員が犯人だった場合、被害者は下着姿のまま宅急便に出たことになってしまうため、やはり犯人ではありえない。 残った『2. 被害者の女友達』が、犯人。 彼女は、昼すぎに被害者宅を訪れ、被害者を殺害。 そこに、折り悪く○×運輸の配達員が宅急便を届けに来た。 宅急便を受け取らなければ、死亡推定時刻がしぼられて自分が疑われてしまうと考えた犯人は、仕方がなく被害者のフリをして宅急便を受け取ったのである。 ▲ページ上へ▲
https://w.atwiki.jp/abokadou/pages/134.html
『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』シリーズにおける、単なる思い付きと場当たりで起こったことに言及する推理を指した言葉。 何の必然性のないことを「~かもしれない」で処理していく。 鬼が子供を誘拐し、家に電話をかけて、母親を呼び出したりするものだろうか? →そういう鬼もいるだろう とか言う論理がまかり通っていく。 オレは流行り神のシナリオライターを許していない。
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/117.html
2011年5月 このページでは、アジアの推理小説の日本語への翻訳の歴史をまとめている。 欧米ミステリ(英米仏独)の日本語への翻訳の歴史をまとめたものとしては、1993年に第46回日本推理作家協会賞を受賞した長谷部史親氏の『欧米推理小説翻訳史』がある。このページは、そのアジアミステリ版である。 姉妹ページソ連/ロシア推理小説翻訳史 東欧推理小説翻訳史 中国編 1. 『新青年』掲載の忘れられた四短編(未公開) 呂侠(ろきょう)「絶命血書」(チュエ ミン シェー シュ)、「白玉環」(はくぎょくくゎん) 張慶霖(ちょう けいりん)「無名飛盗」(ウー ミン フェイ タオ) 幸福斎(こうふくさい)「賭場母女」(トゥ チャン ムー ヌー) 2. 探偵作家クラブ会員・東震太郎氏による中国探偵小説の紹介(公開中(未完成)) 3. 『宝石』 辛島驍(からしま たけし)訳「韓夫人の神様」(1948年12月号、1949年1月号) 4. 『探偵実話』 柯藍(コーラン)「鴉の告発」(1952年第2号) 5. 『サンデー毎日』 艾国文(がい こくぶん)、黄偉英(こう いえい)「人民公社殺人事件」(1981年6月14日号~7月19日号、全6回) 6. 『ミステリマガジン』 呉均(ごきん)「陽羨鵝籠」(ようせんがろう)(1991年8月号) 宣鼎(せんてい)「少女軽業師の恋」(1993年8月号) 7. 『ジャーロ』 畀愚(ビイユ)「謀殺」(7号(2002年春号)) 8. アジア本格リーグ 水天一色(すいてんいっしき)『蝶の夢 乱神館記』(講談社、2009年) 香港編 1. 乱歩が定期購読した香港の探偵雑誌『藍皮書』 (未公開) 台湾編 1. 『有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー』(角川文庫、2001年8月) 余心樂(よ しんらく)「生死線上」 2. 『ミステリーズ!』 凌徹(リンチェウ)「幽霊交叉点」(Vol.29(2008年6月)) 3. 第1回島田荘司推理小説賞受賞作 寵物先生(ミスターペッツ)『虚擬街頭漂流記』(文藝春秋、2010年4月) 4. 『ジャーロ』 寵物先生(ミスターペッツ)「彷徨えるマーク・ガッソン」(41号(2011年春号)) 韓国編 1. 実現しなかった翻訳 2. 『ミステリマガジン』韓国ミステリ特集号 3. 『ジャーロ』 4. 『ミステリマガジン』2009年1月号 5. 単行本 番外編 1. 野口赫宙 2. 邱永漢 3. 陶文祥
https://w.atwiki.jp/yahoo-zinrou/pages/21.html
(´・ω・`)「メタ推理ってよく聞くけど、あれなんなのさ」 ( ̄д ̄)「現在のゲームとは関係のないところから得た情報を使って推理することだな。 大きく分けて『人メタ』と『シスメタ』に分類されるぞ」 (´・ω・`)「人メタって何?」 ( ̄д ̄)「ヤフーだと同村してる人が見えるだろ? 例えば俺が『ショボーンは狼なら絶対に信用勝負に出ないので真狂じゃない?』 とか言っちゃうことだな」 (´・ω・`)「あ、それ人物知ってないと使えない情報だもんね」 ( ̄д ̄)「そう、どうしてもこういうのは発生するけど、発言として公開しないのが大事なんだ」 (´・ω・`)「心のうちに秘めとけってことだね」 ( ̄д ̄)「そういうことだ。 ただし、村開始後の発言とかから推理したものは人メタにならないぞ」 (´・ω・`)「あくまで、その村の中で見れない人物情報がメタになるんだね」 ( ̄д ̄)「正解!」 (´・ω・`)「じゃあシスメタは?」 ( ̄д ̄)「システムメタの略だ。主にシステムを使った真証明だな たとえば夜時間エモし続けることで村アピしようとしたりするのが該当する」 (´・ω・`)「ほうほう」 ( ̄д ̄)「酷いのだと、『真結果出てるスクショとりました。画像ファイルのURL貼りますね』とか」 (´・ω・`)「ゲーム崩壊するね」 ( ̄д ̄)「そう、ゲームを壊すプレイだから禁止されてるし、非常に嫌われてるんだな」 ( ̄д ̄)「それと最近では、シスメタには人メタ以外の情報全般扱うこともあるぞ」 (´・ω・`)「たとえば?」 ( ̄д ̄)「ステってしまった理由で『回線が落ちた』とか下界で言ってしまったりする奴だ」 (´・ω・`)「ああ、言っちゃったことあるかも…」 ( ̄д ̄)「それで真証明とかされちゃうとやはりゲームを壊してしまうし、勝っても後味悪い 自分の不手際で他陣営貶めるなよって風潮が強いんだな。 そういうのは言い訳せずに察してもらうのが一番だ」 (´・ω・`)「今度からそうする」 ( ̄д ̄)「あとはグレーゾーンだけど、 『ああああああああ、手が滑って8番さん占っちゃった・・・・本当に申し訳ないです…』 みたいな発言も嫌う人はすごく嫌うな」 (´・ω・`)「なんで?」 ( ̄д ̄)「手が滑ったという他人が察しようがない情報で、真証明しようとしてるからだ 真がやっても人外がやっても非常に嫌われることが多いぞ」 (´・ω・`)「これも適当に取り繕って察してもらう感じかな?」 ( ̄д ̄)「そのほうがいいと思うぞ 似たようなのに『トイレいってました』『来客がありました』等があるぞ」 (´・ω・`)「確かに推理に真偽絡めようがないもんね」 (´・ω・`)「大体わかったよ、気を付ける」 ( ̄д ̄)「がんばれよ」