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発言者:只人の少年・皇悠也 対象者:最愛の妻・ヘレン ミサキルート、目覚めた神祖の天敵が地母神を、知恵の神を駆逐し、大国主へと迫る。 何度も何度も操縦機兵(アメノクラト)を造り出したがそれもついに限界を迎える。迫り来る竜人を前に…… 「諦められるか。それでも僕はッ────!」 先に散った二柱を超える神天地(アースガルド)への渇望、いや使命感(・・・)が彼を無謀と知りながらも最後の突撃に踏み切らせる。 「大切な約束があるのは、おまえ達だけじゃないんだよ!」 世界を変えてしまった者としての責任をとるという一念、そして愛する伴侶へ誓った愛のために───絆のために。 ならば、いいだろう――この瞬間だけ、ラグナ・スカイフィールドは九条榛士として告げる。 「今でもそれを、相手が変わらず望んでいるか。ちゃんと確かめて来い、悠也!」 炸裂する終焉兵装(フィンブルヴェトル)。少年神の身体と不死の権能を粉微塵に吹き飛ばし、無慈悲な敗北を刻み込んだ。 +悔恨の果てに不可避の滅びへ墜落し――― 「―――また会えましたね、ユウヤさん」 草木の薫る青空の下、晴れ渡る視界に予期せぬ少女(・・)を見た。喉は枯れ、意識が凍る。耳をくすぐる最愛の声に息をのみながら少女の名を呟く。 「―――――ヘレン」 遥か昔に看取った最愛の妻を前に数多の臣民を支配してきた少年神は呆然と佇む。見渡す景色は恐ろしいほど二人が出会ったあの日のまま。初代の使徒(エドワード)の叛逆に心折れ、何もかもから逃げ出した片田舎で出会った記憶が堰を切って溢れ出す。 ――――訳が分からない、何だこれは?自分は必殺の神殺し(フィンブルヴェトル)を受けたのではなかったのか? 目の前に起きている現象(・・)が何なのか、それがどんな理屈(・・)で引き起こされたのか、冷静に動かそうとする思考さえままならない。いいや――――。 「―――ええ、もういいのです。あなたは立派にやりました。」 「―――わたしが先に逝った後もたくさん失って、たくさん傷ついて、それでも涙をぬぐっては立ち上がってきたのでしょう?」 「―――あんな強がりが上手くなるまで駆け抜けて……本当に、真面目で素直な人なんですから。」 「―――大丈夫、そんなあなたをわたしはすべて受け止めますよ。功も罪もあるのでしょうが、そんなの別に構いません。」 「―――たとえ世界のあらゆる人が小さな神を嫌っても、わたしだけはあなたの歩んだ足跡を一つ残らず抱き締めるわ。」 「―――だから、よく頑張りましたねユウヤさん。ここまで必死に駆け抜けたあなたの妻であることを、ヘレンは誇りに思っていますよ。」 「―――もうそろそろ、自分を許してあげてください。わたしの大好きな男の人を、ちゃんと認めてあげてください。ただそれだけを、わたしは我儘に願います。」 「―――そして願わくばもう一度……花のようにほがらかな優しい笑顔を見せてちょうだい。」 「―――愛しているわ、あなた」 「うぅ、うぅぅ……ああぁあぁぁっ!!!」 囁く想いがあまりに、あまりに優しくて、もうそれで完全に駄目だった。 涙が止め処なく溢れ出し、心の堤防が決壊する。手に触れた温もりへ許しを請う罪人のように神祖スメラギは瞬く間に息絶えた。 代わりに残る皇悠也というちっぽけな少年は訪れた再会の奇跡にもはや立ち上がることすらできない。 心が、思い出が、魂が、目の前の少女こそ紛れもなくかつて自分を蘇らせてくれた最愛の女性だと叫んでいた。如何なる理屈や原理で、という無粋な疑問など頭の端にも浮かばない。いや、そんな真実を暴いた瞬間に目の前の妻が消えてしまう想像の方が何兆倍も耐えられなかった。 「どうして、僕は……君と一緒に死ねなかったんだろう。こんな不死身(からだ)になった後で、出会ってしまったんだろう。」 「同じ様に歳を重ねて生きたかった。背丈が伸びて、大人になって、小さな苦楽を共にして……そしていつか、君の隣で皺くちゃのお爺さんになれていたら……ッ」 「それだけで皇悠也は良かったのに!世界で一番、誰より幸せだったのに!」 震える喉が、ずっと溜め込んでいた悔恨を滲ませていく。誰にも言えずひた隠しにしていた本音が罅の入った我慢の器からあふれ出した。 穏やかな百年ぽっちの人生を、すべてとすることが出来ていたなら、このささやかな愛と生死を共にできていたらそれだけで良かったのだ。 なのに、不滅の神祖?ふざけるな、こんな呪縛(しゅくふく)いったい誰が要るという。 終わらないから前を向いて進む以外に道がなく、彼女が愛した少年の笑顔を過去に置き去りにして、そして気づけば合理と秩序の無慈悲な象徴(イコン)になり果てていたなんて……。 「ごめん、ごめんようヘレン……!こんな神様にならなくちゃ、歩くことさえ出来なくて!人間のままでいられなくて!君が信じてくれた僕を忘れて……ごめんなさい、ごめんなさい!」 後悔に滂沱の涙を流すどこにでもいる小さな迷子(ヒト)を慈愛の抱擁が包み込む。 「―――愛している、ヘレン」 積み重ねた決意や懊悩も功罪も、一人の少女に受け入れられ許されて、少年は愛する妻と強く抱き合って蒼天の光に誘われたのだった。 「やっぱり現実の快感じゃ、仮想遊戯には勝てないのよぉッ」 -- この時のイザナ (2020-07-05 19 05 02) 心が折れたマイナス10ポイント -- 名無しさん (2020-07-05 19 21 46) 塵どもがヘレン君いじめてて笑える -- 名無しさん (2020-07-05 19 28 47) ↑生やすな -- 名無しさん (2020-07-05 19 29 55) ヴァルゼライド閣下なら乗り越えたぞ? -- 名無しさん (2020-07-05 19 34 02) ↑救世主「愛する者の声で立ち止まれること、そして己の所業を悔いることができるということ。それが不要だと?貴様ら、どこまで恥知らずなのだ?愚かしい、度し難いぞ」 -- 名無しさん (2020-07-05 19 37 04) ↑やはり....素晴らしい故にその輝きに報いるために極楽浄土は必要なのだ!!! -- 名無しさん (2020-07-05 19 47 00) なぁ本気で愛してたならなんで自殺の方法を本気で考えなかったんだ?舐めてんじゃねぇぞ人の可能性を -- 名無しさん (2020-07-05 19 53 54) これも過去に振りむいて気付くことってゼファーの勝利に近いもんだな -- 名無しさん (2020-07-05 20 00 01) ↑でもこの人の場合振り向いたらもう歩き出せないレベルなんだよな -- 名無しさん (2020-07-05 20 04 30) ↑それな。振り向いちゃったら進めなくなるから、前だけを見て前進して擦切れきって、こんな形でしか振り向けなくなった可哀想な人。 -- 名無しさん (2020-07-05 20 10 13) リチャードも思うところはあったらしいが所詮光の奴隷ってことで未来大好き!だったらしい -- 名無しさん (2020-07-05 20 14 54) リチャードじゃねぇわエドワードだわこれだったらジェイス必要ねぇ -- 名無しさん (2020-07-05 20 24 44) 女どもと悠也くんで末路のカラーが違いすぎる… -- 名無しさん (2020-07-05 20 26 12) 来世があるなら今度こそ100年程度の人生を二人で全うしてほしいな…… -- 名無しさん (2020-07-05 20 30 35) ↑「私がみんなを抱き締めるから」 -- 名無しさん (2020-07-05 20 37 28) 要らぬ糞だぞ -- 名無しさん (2020-07-05 20 40 48) ↑2 貴女様は自衛力が低いからうんこマン撃退出来てもいずれ誰かに滅ぼされるじゃないですかヤダー。 -- 名無しさん (2020-07-05 20 42 05) ヘレンは待っててくれるだろうけど千年の罪を償うまでにどのくらいかかることやら -- 名無しさん (2020-07-05 20 45 43) ↑2相手が真っ当なら、その有用性で生き残れるから・・・真っ当な覇道神はいない?そうだね()神祖なら神天地創造まで利用した後、第二太陽のようにポイ捨てしそう -- 名無しさん (2020-07-05 20 59 23) (∴)はぁ?1000年も孤独に耐えられん糞など使えんなぁ -- 名無しさん (2020-07-05 21 02 14) ↑3「償う?その必要ないほど功績をあげてるではないか?(極楽浄土目線)」 -- 名無しさん (2020-07-05 21 03 55) ↑結局目標達成できずに被害だけは数多出したから多分極大なマイナス背負ってスタートだぞ -- 名無しさん (2020-07-05 21 06 50) ↑ 被害だけ出して何の功績もあげてないとか糞眼鏡もこれは苦言を呈す。まぁ永遠を司る神祖は命を燃やして何かを成し遂げる光狂いとは相性悪いか。 -- 名無しさん (2020-07-05 21 14 54) 別の目的があったとはいえ、一応その過程で国の秩序・発展には多大な貢献もしてきてたしね -- 名無しさん (2020-07-05 21 18 11) エリュシオンは秩序維持やなんかはあんまり考慮しないみたいだからどうなんだろ。ルーファス君も切り捨てられるらしいし国の統治者やったとて新西暦の発端であるマイナスも含めるとプラマイ0ぐらいか? -- 名無しさん (2020-07-05 21 22 35) なお学パロ時空だと肉食系なヘレンさん -- 名無しさん (2020-07-05 21 32 59) ↑肉食系(イザナ・フォンザブレイブ) -- 名無しさん (2020-07-05 21 35 37) ↑肉棒系の間違いでは? -- 名無しさん (2020-07-05 21 37 11) ↑3夫を愛し続けて死後も思い続けた真性だぞ。肉食系以外思い付かないよ -- 名無しさん (2020-07-05 22 11 44) ↑続き。ナギサちゃんに迫る愛情グラビティ女子って言うイメージだね -- 名無しさん (2020-07-05 22 13 46) どこで読める?その肉食系へレンちゃんと生肉系悠也君 -- 名無しさん (2020-07-05 22 22 26) しかしこれってどういう理屈なんだろうな。本当に本人なら科学で死後概念すら解析できたって事だし、悠也の心の中のヘレンだったならあのエロゲ神と同じ目に合ってるってことだし -- 名無しさん (2020-07-06 00 39 15) いや、単純に第二太陽からヘレンとその時代のパーソナルデータ抽出して仮想空間にポイしただけだと思うぞ。 -- 名無しさん (2020-07-06 00 48 33) つまるところ。Hero,sのアメノクラトの仮想空間をやっているのと同じじゃないか? -- 名無しさん (2020-07-06 00 50 23) シルヴァリオシリーズって何をもって同一人物とするのか曖昧ってのはある。総統とヘリオスすら同一としちゃう奴らすらいるし -- 名無しさん (2020-07-06 01 45 18) やっぱり現実の快感じゃ、仮想遊戯には勝てないのよぉッ!ってことだろ。ヴァーチャルの精密再現と星の記憶に負けたのだ -- 名無しさん (2020-07-06 08 33 43) ヘレンのシルエットがミリィを幼くした感じにみえて、想像した性格がそれに近くなるな -- 名無しさん (2020-07-06 08 45 34) 下手したら、悠也とヘレンとの子供の子孫がブランシェ一家ということもありうるかもよ。 -- 名無しさん (2020-07-06 10 02 48) 悠也に子供はいなかったみたいだから、ヘレンの家族関係かもね。ミリィの才能も異常だからスメラギとかアマツの血を継いででも不思議じゃないけど -- 名無しさん (2020-07-06 10 19 37) アカシックレコードにでも接続したんじゃね? -- 名無しさん (2020-07-06 17 09 08) 女共が苦笑いするしかないような最期を迎えた後、スメラギの決死の突撃から涙腺が緩みだして「同じ年を重ねて生きたかった」って所で涙腺が崩壊して涙が止まらなくなった。これ解ってくれる人いるだろうか -- 名無しさん (2020-07-20 10 35 09) ここはガチの涙腺崩壊ポイント。なお前の二人 -- 名無しさん (2020-07-20 11 37 59) 落差を生み出す高等テクニックやぞ -- 名無しさん (2020-07-20 11 48 31) 逆に考えろ。この後にエロゲ神と研究中毒者こられたら色んな意味で精神的にもたんわ! -- 名無しさん (2020-07-30 19 13 56) 研究中毒→純愛→エロゲ神の順番もジェットコースターばりのアップダウンを味わえる可能性も -- 名無しさん (2020-07-30 19 51 22) どこに出しても恥ずかしくないジャンキーのイザナさんまじパネェ -- 名無しさん (2020-07-30 20 39 49) そもそも存在自体が恥ずかしい -- 名無しさん (2020-07-30 20 45 33) 「榛士」との決別を誓ったラグナが一時的に「榛士」として語りかけてあげたあたり思うところがあったんだろうか… -- 名無しさん (2020-07-31 06 59 57) 決めたからこそ -- 名無しさん (2020-08-17 00 33 01) ↑11,12 ヘレンの姉妹や親戚関係から続いたのがブランシェ一族としたら、たとえば欧州にいて難を逃れた研究者のひとりで、新西暦序盤の研究のいくつか(星辰力の性質の解明など)に関わってたのかも。 -- 名無しさん (2020-12-25 13 48 37) 名前 コメント
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つたえたい【登録タグ つ クラフトP 初音ミク 曲】 作詞:のりし~ 作曲:クラフトP 編曲:クラフトP 唄:初音ミク 曲紹介 のりし~氏 の歌詞にクラフトPが曲をつけた。曲調は和風ロック。 仮想空間でたくさんの人と出会い、共に過ごしていく… その中で見つけた大切な人との出会いと感情。(作詞者コメ転載) 「3D仮想空間で出会ったミクとマスター」という設定を独自で作り、ミク視点の歌詞を書いた。 PlayStationHome×ピアプロコラボの応募作品。 歌詞 ねぇ、すごいとおもうでしょ? この壮大な世界で あなたと私が一緒にいること 素敵な出会いに通わす心 この世界でも唄うよ この声を聞いて欲しいから ドキドキするのこれから先 どんなことがあるのかな 楽しいこと 嬉しいこと 悲しいことあるけれど あなたと分かち合いたい ずっと伝えたかった言葉があるの 出会ってくれてありがとう これからもずっと一緒にいてね どうしても伝えたくて ねぇ、素敵なことでしょ? 二人築いた世界で こうして笑い合えていること 無限の可能性に震える心 この世界で歌い続ける この声を皆に届けるため ドキっとするセリフを 君はサラっと言うけど 気づいてる? 照れてると空を見上げる癖に 思わず微笑んじゃうよ ずっと伝えたかった言葉があるの あなたと出会えて幸せだよ これからもずっと一緒にいてね 何度だって伝えたい 終わらないあなたとの物語だからいう よろしくね ずっと伝えたかった言葉があるの 出会ってくれてありがとう これからもずっと一緒にいてね どうしても伝えたくて コメント 名前 コメント
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208 名前:(*゚Д゚)さん[sage] 投稿日:03/11/26(水) 00 25 ID ??? [オート専用スレより] アニメ版 愛してナイト マル秘のやっこ 修正無し .,, ‐" ― ,, ,i ゙ ` -、 i′ ヽ l゛ ー ..,,、 l ./ , ` ,、 , .! / _.. - "゙`、 | , ., . i′ ,/´ .l | l .! / ./ ,ノl .l゙ .,i`、.! / .ヽ l / ./ .,亠| .,/,, //‐゙,| ./ | | ./ ..ノ,゙ -← ゛ 、 ゙ノ/ / , ,! ,..イ., / ゙ン i !,ノ.iワ" ` ,,,| ィ "` i.! ! !,ノ ! i″ ` ,,_l`、│ / `-〟 .、 `゙゙ ../ / .` ーy,,,,,,,.. ‐″ / ., ..l / ,..,,. .._,, .l ./ ゛ , .l / .i | .l l ! l .l .| ! | l ! | , / .l, | l .! l _..‐ , .! | . l , _,,/.r " .l ヽ .! . , ! / ヽ ` -、 ! .l . , . / . , \ l .l. ヽ,i′ \ .__;;i、,,......,,, . , " ヽ ` -,, ` ,..- " ̄ ._,, \ / 、 ` -、, .,i" ./ ゙ , ゛ \ ゙ ,、 │ ./ l, ` -、 ` ー ,,、 | 、 l. `゙ ー- ..,,,,_, ` ,、 ! l, l. `\. .y,,_ , | │ l `l, ! l. ,| .、 l ._ ! 、.、..l !゛ `` ―- フ ,,.゙ i\ i ヽ .l ` " “ `′ 477 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [sage] 投稿日:03/11/02(日) 19 47 ID ??? _,,, -ー "  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `` ~ ー 、.._ _/ `ー 、 _/ `ー、 _/ \ / .. ,, _ _ _ ヽ /,,-ー ´´ /  ̄ `` ー - 、 _ `、 / / `ー 、_ ゙i、 / / _ `ー、 | / / / `ー、. | / / / __ ,,`-、 ! | / / __/ ト、 | | / / __/ i ヽ | | / / _/; ; ;ハ ヽ ノ | / / / ;ハ ;ノ ;ノ ァ ;) ノ ヽ | / _/ ;ノーi ;ノノ ;ノ ノ;ノ´/| ノ ヽ | / _/ ;;ノ,-ーj ;ノ ノ ´ /ヽ彡 j / ヽi | ,∠;;;;;;;;;ノ _,,-ー=、´ / ;;;;;リ / ノノ´ i | _ノ| ( ミ; " /;;;リ /;;;0; ./ノノ´ ヽ、 | ,ノ(ヽ i i ミ / 0 ;ノ l 、;;;ノ /ノ´ ヽ_ヽ-ーくヽ(_ヽ_ヾ、 ヽi;;;;;;/ ゝ | `ヽ 、_`ーニ、_ ´ / `ー、_ / _ ー一 / .ノ ` ー 、 ` ´ / _/ ` ー - 、 _ _, _/ / ヽ. _/ / i. _/ ー - 、 ノ | _/ ` ー i i 愛してナイト 三田村八重子 325 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [sage] 投稿日:03/06/02(月) 23 59 ID ??? _ _ _ _ _ ,, -..ー..ー " ゙ ゙ ー 、_ _/.... ... \ /... ... ... \ /... ... \ ./ \ / _ , -ヽ ./ _ ,, - ー ヾi / / _,,r, _ ヽ | / ... / ` ー 、__ `ヽ、. ゙i |/ / ... / , ヽ ト、_ ヽ i | / ... / ハ ; i j.._ i .、 | | / ... / ノ ー`i ノ ;ノ,_, `! ;;、, ! | ! / / ノ_;;=-、j;;;;ノノ;;ノ/! 。 彡/ ; | \ i / / ノミ i o i. i i ゚ i i i ! ヽ / / ノ i i、 ;;;;; i i ヽ;; リ i;) / \i /;;;;;;;(. ヽ ノ ヽ - i / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ /{ c、 ;;` `ー 丿 i/ | 恋~は 突然 やって来る `、 / ヽ, ( _` ー ノ < 前ぇ触れも無く やって来る ` 、 ヽ `ー- 、_ ` / | 12星座のォ 占いを `"ヽヾ 、 i゙ー 、 _ / | 確かめる 間も無い程にー♪ ________`ヽ_ヽー -| ` ーァ-ー _____ \____________ | | . . / | . . ノ `ヽ、_ .. . _,,- " .. _ _ .. `ー-、 . . ~ ~ ~ ~ ~ _,- " - 、 `ヽ. ~ ~ ~ ~. ~ ~ / ヽ ( .. / ! ... ) ).. ...... ( ...../ ! |..... ( ( . ) . i i ,、 ヽ i . . . . . . . ........ .... . ....)) ( . . (( . . ........................... .................... . ) .. .... .............. ........... ......... 愛してナイト 三田村八重子 ブミーと泣くジュリアーノとか居た様な気が・・・ 歌を歌わさないと似てないような、少女の夢をぶち壊すAAでスマソ 449 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [ ( ´д`) <sage] 投稿日:03/11/04(火) 22 49 ID ??? ↓ _ , , - ー - 、 _ _/ `-、 / ⌒ ヽ / . ⌒ ..; ヾ `、 / ./ . _ ゝ i { . . _,- ,ハ } ヽ / , ,ノ) ノノ)ハ ノ _/ ̄  ̄`ー、 ヽ . _,- ノノ ァ´ ´; ;リノ)ノ / ヽ、 ヽ、 ノ6 ( ㍉ノ 、- iノ´ / )、 `ヾ、ゝ ` 、_, ノ i ) _/ ` ーァ - く´ 、 iヽヽ、 _ ,,__,、 | _/ _ _ , i ヽi( ;) ; ; ;ヽ ノ / 、 ` ! i ( 丶 ー ノ3)ノ / i ヽ ヽ ゝ-、^ _ , - | | ; ノ ヽ /  ̄ ヽ. | ヽ |、 _ ノ ンヽ ヽ. / / 、 ヽ _____| ヽ 、 , ___ヽ ヽ.___|_|____|__|_ ____ノ ヽ V____ヽ _ ,ヽ-、__________ / ヽ `ヽ、_ 冫´ / ヽ. / .ヽ、 `ー、__ / / ト, / ト ー-- 、 _ `ヽ-、 | ヽ ゙i ~.~ Y ~~ `ヽ C , | | i ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ヽミ彡 i、~~~~~~~~ ~~~~~~~~`~~~
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好き好き大好き愛してる。 ◆sUD0pkyYlo ◇ ◇ ◇ 好き好き大好き。愛してる。 だから。 来て見て触って、キスして抱いて。 貴方の息遣いを、貴方の体温を。貴方の命を、感じさせて。 おねがい。 あたしを、見て。あたしを、求めて――! ◆ ◆ ◆ 満身創痍のリリスが「グリーンだったモノ」を抱えB.A.B.E.L.本部に戻ってきた後、無駄としか言いようのない十数分もの時間を浪費しつつもすっかり事の顛末を聞きだした私は、答えました。 「事情は分かりました。 いろいろ言いたいことはありますが、グリーンの遺体を持ってきたのは正解です」 話を聞く限りでは、グリーンの指示にリリスが素直に従っていれば回避できた可能性のあるトラブルでした。あるいは、リリスがもう少し強ければ相手を圧倒してもう少しマシな結果になっていたはずでした。 まさにこのような時のために2人を組ませたのですが……本当に、使えない。 リリスもかなりの負傷をしているようですし、その戦闘力すら想定よりも下だった、ということでしょうか。だとすれば由々しきことです。 しかしグリーンが殺されリリスが帰ってくるような展開自体は、十分に想定の範囲内。 こうなるかもしれないことも覚悟の上で、彼らを送り出したのです。 決して良い結果とも望ましい結果とも言えないが、しかし絶望するような状況でもない。それが私の判断でした。 混乱し要領を得ない様子のリリスから、それでも必要なことを聞き出した私は改めてグリーンを観察します。 既に死んだグリーン。胸に大穴を開け大動脈から心臓から肺から取り返しのつかない傷を負った遺体。 逆に言えば、それ以外はほとんど無傷なままの遺体。 もはや手当ても間に合わぬ姿です。いまさら彼の遺体に向けて恨み言を言ったところで、何の益にもなりません。また、そんな無駄なことに時間を費やすつもりもありません。 ともあれ、こうして「帰ってきてくれた」以上、やるべきことはもう1つしかないでしょう。 私はこれ以上時間を無駄にすることなく、命じました。 「リリス。グリーンの遺体から、首輪を取って下さい。 彼の首を斬っても捻じ切っても構いません。ですが、首輪そのものには傷をつけないように」 そう。初期の想定以上に無能ではありましたが、グリーンは最後の最後に、私の期待した「最低限の仕事」は果たしてくれたのです。 つまり――実物の「首輪」の確保。「首輪」がついた死体の確保。 既にグリーンの持っていたハリボテの首輪を調べ解体しある程度の情報は確保していましたが、それでも実物が有ると無いとでは大違い。 リリスがこうしてグリーンの遺体を持ち帰ってくれたのは、本当に僥倖でした。おそらくそこまでの理解あっての行動ではなかったでしょうから。 あとは首を斬り落とすだけ……ま、この手の「力仕事」は、リリスの仕事でしょう。せめてこの程度のことには役立って貰わなくては。 ◇ ◇ ◇ 好き好き大好き。愛してた。 だから。 来て見て触って、キスして抱いた。 貴方の息遣いを、貴方の体温を。貴方の命を、身体全体で感じ取った。 今思い返せば、あの頃は……幸せ、だったのかな。 でも。 もう。 恋の魔法は既に解け。 貴方の命は既にない。 貴方はもう、ただの生首。 あたしが斬り落とした、物言わぬ生首。 そっと抱き上げてみたけれど、もう感じることができなくて。 貴方の息遣いが、貴方の体温が。貴方の命が、感じられない。 おねがい。 もう一度、あたしを見て。 もう一度、貴方の声を聞かせて。 もう好きでもないし、もう愛してもいないと思っていたけれど。 もう好かれてないし、もう愛されてもいないと思っていたけれど。 それでも。 それでも、もう一度だけ、貴方と触れ合いたい――! ◆ ◆ ◆ 建物を探索し施設内のコンピューターを掌握し、私が理解した限りでは、このB.A.B.E.L.というのは超能力を研究する日本で最大最高の公的組織、ということでした。 超能力。普段であれば一笑に付すような冗談でしかない単語です。 ですが私は既に「普段の常識」を捨ててこの場に臨んでいます。メタちゃんのような非・常識的存在や、リリスのような異能の持ち主と遭遇しています。だから、超能力の存在も頭から否定するようなものではありませんでした。 むしろ、この建物の研究設備、そしてそこに残されていた研究資料は、私のような者には理解しやすい性質のもの。現代科学の「さらに先」。冗談のような超心理学――。 それでも、科学は科学。医学・心理学・物理学・生化学など、私の知る現代科学の延長線上に存在する、理詰めで分析可能なモノでした。 もちろんいかに私といえども、この短時間でその原理をきっちり押さえて把握して、超能力の全貌を理解することは不可能です。 資料の量は膨大で、その主要な部分に目を通すだけでも相当な手間でしょう。十分な時間さえあれば、きっと何の問題もなく私の手中に納まっていたのでしょうけれども。 ただそれでも、表層をなぞるだけなら。 現代科学の延長にある、各種の解析機器を理解し、動かすだけなら。 私にとってはさほどの時間も要しない、実に簡単なことでした。 陣取っていたモニターの部屋を出て、予め目星をつけておいたいくつかの部屋を回り、検査用の機器を動かし。万事順調、何事も問題なしです。 ついでに医療関係の設備の近くにいることも利用して、リリスの傷にも簡単な応急手当を。 最初は彼女に命じて勝手に手当てをしておくように、と言ったのですが、結局私も手伝わざるを得ませんでした。全く手間のかかることです。 「……ねえ、ニア」 「何ですかリリス」 そうして未知の機材を前に解析作業を進める私に、リリスが唐突に声をかけてきました。 2人には、誰かと遭遇した際のトラブル回避のため、迂闊に私の名前は口にしないよう命じておいたのですが……まあ今更それはいいでしょう。 この大事なときに声をかけるのです、無意味な話ではないはずです。例えばそう、先の報告で何か言い忘れたことがあったのなら、早めに言っておいて欲しい。 そう思い振り返りもせず作業の手も止めずに彼女の言葉を待ったのですが。 「お願いが、あるの……。私のこと……抱いて、くれる?」 「嫌です」 即答。 全く何を考えているのでしょう。 グリーンを失いつまり判断力持つ別働隊指揮官を失い、今手元にいるのはリリスだけ。戦闘力だけはあるものの、独自の任務を与えるには不安過ぎる彼女だけ。 この状況下では、リリスに出来ることは大してありません……そう、有事に備えての私の護衛。及び、いざ私自身が移動する必要が出来た時の、足代わり。 言ってみれば、ちょっとした武装ヘリコプターのような存在ですね。今の彼女に期待できるのは、せいぜいがその程度。 ですから、今は私の邪魔をしないよう、そして勝手に歩き回らないよう命じて、放っておいたのですが……。 グリーンからの首輪確保の後、素直に静かにしてるかと思ったら、コレですか。全く本当に、使えない。 「じゃあ……キスだけでもいいから」 「嫌です」 「……なんで? グリーンは、してくれたよ?」 「私はグリーンではありませんから」 なるほど2人はそこまで深い関係を持っていたわけですか。しかし今となってはどうでもいいことです。 リリスに端的な答えを返しながらも、私の解析作業は止まりません。この程度の並行作業は私にとっては何の造作もないことです……が、鬱陶しいことには変わりない。 「じゃあ……何かニアの役に立てたら、ご褒美にキスしてくれる?」 「嫌です。大体、今は貴方に何か仕事をして欲しいとは思っていません。むしろ下手に動かれると迷惑です。 私の役に立ちたいというのなら、黙ってそこで待機していて下さい」 「……何で? 何でそんなにイヤなの? 男の子って、『そういうの』好きなんじゃないの? ひょっとしてニアは、おっぱい大きくないとダメ? だったら私、大きくするよ? どうせこの身体、ホンモノじゃないもの。きっと頑張れば、色々変えられると思う。 それとももしかして、男のひとしかダメなヒト? だったら私も、頑張って男の子に……」 「そういう意味じゃありません」 せっかく首輪から精神感応の反応がキャッチできて面白いことになってきてるのに、勝手に巨乳マニアやホモセクシャルにされてはかないません。この調子では、散々変態の疑いをかけられた上に、最後には性的不能者扱いされかねない。 ここははっきり言い切っておかないといけませんかね。 全く、小人と女子供は御しがたいものです。 「はっきり言いましょう。私は、あなたが嫌いです。少なくとも、好きにはなれません」 「…………」 「それでも『貴方が私のことを好きだと言うから』近くにいることを許しているのです。 私のために働くことを、許しているのです。 あまり調子に乗らないで下さい。 それとも……私の嫌がることを、無理やりに実行してしまいますか? それが貴方の望みですか?」 「…………」 私の問い掛けに、リリスは沈黙します。それはそうでしょう。 今の彼女は『魔女の媚薬』によって私に惚れている状態です。そして普通の恋愛と違い、6時間経過するまではその偽りの恋が醒めることはないという。この状況を、徹底利用しない手はありません。 彼女は決して、私を裏切ることはない。 彼女は決して、私から逃れることはできない。 強いて言えばさっきのような世迷い事を言い出すのが難点なのでしょうが、まあ、逆に言えば彼女が私にかける迷惑は精々がこの程度。仕方のないコストとして受け入れるしかないのかもしれませんね。 ああ、それよりも今は解析です。 首輪の中からの精神感応……これはつまり首輪の中の空洞に超能力を使用できる「生き物」がいると推測され……非常識極まりないですが何らかの超能力なり超技術なりを使えばおそらくは…… とりあえずは超能力者の身体検査に使われていたらしい近未来的な医療機器を応用して解析を……。 ◇ ◇ ◇ 好きなヒトなんていなかった。愛するヒトなんていなかった。 あたしが知っていたのは、無限にも等しい空虚な時間。 「自分自身」からも切り離された絶望、指輪の中に封じられた孤独。 ジェダ様にかりそめの身体を貰っても、真の肉体を持たぬ欠落は埋め切れなくて。 その空虚を埋めたくて、じっとしていられなくて、サキュバスの本能に任せて好きに動きまわった。 欲望のままに、「遊び」を求めたの。 遊んでる時だけは――笑っている間だけは、少しだけ欠落と空虚と虚無を忘れることが出来たから。 好き好き大好き。愛してる。……今思えば、きっとそう誰かに囁きたくて。 でも、その「誰か」が、どうしても見つからなくて。 ネギ君は、情熱的なキスを返してくれた。でも、約束を守らず、勝手にどこかで死んじゃった。 コナン君は、楽しい遊びを提案してくれた。でもやっぱり約束を守らず、勝手にどこかで死んじゃった。 ニケは、楽しく遊びに付き合ってくれた。でも、最後は結局「どっかいけ!」と私を追い払った。 エヴァは、つまらなかった。散々遊びを嫌がって邪魔して、おまけに呼んでもないのにまた邪魔しに来た。 ディなんとか……って子は、やっぱりつまらなかった。ニケと一緒に、邪魔するだけだった。 グリーンと一緒にいた子は、これもつまらなかった。鬼ごっこでも、ちょっと遠くに逃げすぎ。 そして、グリーンは……。 グリーンだけが、応えてくれた。リリスを見てくれた。 来て見て触って、抱いてキスしてくれた。 グリーンの息遣いを、グリーンの体温を。グリーンの命を、感じることができた。 たとえ最初は裏があっても、グリーンは、グリーンだけは、応えてくれた。 だから、言ったの。 抱き合いながら心から素直に、あたしは言ったの。 好き好き大好き、愛してる、って――。 ◆ ◆ ◆ 首輪の大体の構造はB.A.B.E.L.本部の医療機器を用いてすぐに判明しました。 解析作業を進めながら、ジェダたちの内情やQ-Beeと呼ばれていた少女について、背後に控えるリリスへ2、3の質問。十分な回答ではなかったものの推理を裏付けるには役立つ情報を獲得。そこからさらに踏み込んだ考察。可能性を絞り込み、さらに解析。 必要なだけのデータを収集し終え、私はリリスを従え元のモニターの部屋に戻ります。 建物のどこに移動しても最低限の周辺監視は可能なようにしていましたが、やはり、腰を据えて考えるのならばあの場が最適。生データの収集さえ終えてしまえば、コンピューター上の画像処理などはどこででも出来ます。 ならばこの「城」の中核、最も守りと監視が鋭い部屋が最適。そう考えての帰還です。 戸が開くと鼻を突くのは濃密な血の臭い。放置されたままだった首のないグリーンの遺体――そういえばこの遺体もちゃんと「処分」して掃除せねばなりませんね、後でリリスに命じておきましょう――をまたいで部屋の中央、私の定位置と定めた椅子の上へ。 既に転送しておいたデータをさっそく表示、分析を始めます。 「ねえ……」 「…………」 必要なだけの情報を獲得し、必要なだけの材料が手元に揃い、一気に思考が疾走します。 医療機器でデータを取りコンピューター上で3D画像化した透視像を元に構造を把握。容易にその機能が把握できるいくつかのシステムと、全く機能の把握できないブラックボックス――正確には、ブラックボックスの中央に陣取る小さな人影。 他の部分の機能……正確に言えば、他の部分に備えられた機能の「欠如」からその人影の担当する仕事を推測。つまりCPU兼盗聴器兼監視カメラ兼GPS兼通信機兼自爆装置…… まあ、こういう書き方をするよりももっとシンプルに「見張り番が1人1人の首輪に入っている」と言った方がいいでしょうか。それが首輪の機能のほとんどを支配している……。 リリスからの情報から合わせて考えるに、中に入っているのはQ-Beeの部下であり眷属であるP-Bee。その身体を小さくする技術(?)は理解すら出来ない恐るべきものですが、しかしどうやらそれも「借り物」の技術だと見ました。 首輪自体に使われているモノから推察するに、ジェダ自身の持つ技術力・ジェダが自在に使いこなせる技術はそう大したことはないでしょう。 魔法なりなんなりには注意が必要ですが、十分に、つけいる隙はある。 「ちょっと、ニア……」 「…………」 私は分析と考察を進めながら、同時にコンピューター内の文書作成ソフトを起動させ、これまでの考察を簡潔にメモしていきました。 首輪の構造、特にP-Beeが担っている仕事の内容を推察するに、現時点ではこの首輪を外すにはいくつか要素が足りない。それこそ魔法使いなり超能力者なりの協力が必要不可欠。 とことん使えないリリスにはどうやらその手の器用な真似は出来ないようですし、ならばいずれ新たな部下を得た時のために、今のうちに説明のための準備――簡潔にして要点を押さえた考察メモを作っておくことには意味があるでしょう。 盗聴を考慮すれば口頭で説明するわけにはいかず、その場の筆談で書き上げるにも時間がかかる。ゆえに時間的余裕のある今のうちに、メモという形で予め要点を押さえたものを作っておくのです。これさえ見せれば全ての条件がクリアされるように。 ああもちろん、首輪に開いた監視窓からの覗き見を防ぐために、既に私やリリスの首輪は簡単に上から覆って中から見えないようにしています。リリスから聞いたP-Beeの知性レベルではあまり複雑なことは分からないと思われますが、ま、念のための用心として。 「ねえ、ニアってば」 「…………」 メモを書き進めます。書きながら並行して頭脳はフル回転を続けます。 首輪の構造。その機能。P-Beeというパーツの存在。必要となってくる人材。リリスから聞き出したジェダの部下の規模(というより、部下の欠落)。そこから導き出されるジェダ攻略の道筋。考えられるアプローチ。まだ未解決の問題の数々。 例えばグリーン程度の頭の持ち主であればすぐにこれまでの私の考察と手持ち情報が理解できるような、そんなレベルのメモです。相手にメロほどの、あるいは夜神月ほどの頭があればもっと省略しもっと簡潔に出来るのですが、そこは仕方がない。 私が今欲っしているのは智者ではなく超能力などの異能の持ち主。しかし特殊技能の持ち主である彼らに飛びぬけた知性が要求できない以上、こちらが彼らに合わせるしかない。 「……ニア!」 「……五月蝿いですよリリス。邪魔しないようにと言ったはずですが。 ああそうです、ヒマを持て余しているのなら、そこのグリーンの死体の片付けと血の海の掃除を」 静かにしていろ、と言ったはずなのですけどね。まあ彼女の貧弱な自制心ではこの辺が限界ですか。 メモの作成が一段落したところで私は当面の作業を打ち切り、いい加減リリスにも何か仕事を与えてやろうかと思いつつ振り返って―― どすっ。 「かっ……はっ……?」 「リリスはね……ニアのことが好きなの。 好きで好きで大好きで、本当に、愛してたんだよ?」 そこにあったのは、何故か過去形で愛を語るリリスの姿。 情欲と哀しみを湛えた瞳で、泣き笑いのような儚い表情を浮かべた、リリスの姿。 場違いにも私らしくもなく、美しいと思ってしまった、そんな彼女の身体から伸びた翼は―― いつの間にか鋭い刃と化して、私の腹部を貫いていました。 ……え? 何故、です……? ◇ ◇ ◇ 好き好き大好き。愛してる。 だから。 来て見て触って、キスして抱いて、欲しかった。 貴方の息遣いを、貴方の体温を。貴方の命を、感じたかった。 でも。 お願いしても、届かない。 貴方はあたしを、振り向かない。 どうしても欲しくて、どうしても手に入れたくて、でも永遠に手に入らないと分かってしまって―― あたしは、我慢、できなくなってしまった。 触れて貰えないから、私から手を伸ばした。 貫いて貰えないから、私が貫いた。 感じるよ。 貴方の息遣いを、貴方の体温を。貴方の命を、感じるよ。 貴方を刺した翼の先から、しっかりと、感じるよ。 あたしが刺した側なのに、胸が張り裂けそうに痛い。呼吸が、苦しい。 本当に、取り返しのつかないことをしてしまった。あまりに甘美な絶望に、頭が痺れる。 ああでも、溢れて零れる、貴方の血、貴方の命。 キラキラ光って、とっても綺麗で―― ――ようやく、あなたを感じることができた。 ◆ ◆ ◆ リリスが私に牙を剥く――その最悪の事態を全く想定していなかったわけではありませんでした。 明らかに普通の人間とは異なる身体を持つリリス。『魔女の媚薬』が本来の規定通りの効力を発揮せず、予定よりも早い時間で効果が解けてしまう可能性も、頭の片隅にはありました。 その時のためにいつでも『眠り火』を取り出せるようにしておき、また『眠り火』が使えずともスプリンクラー等の設備を利用した撹乱の準備も行い、万が一の時の逃走ルートや隔壁閉鎖のチェックも万全だったはずでした。 ただ、私の計算違いは……『魔女の媚薬』の効果が切れてもいないのに、リリスが私を攻撃したこと。 考察に夢中になっていたのは確かですが、視界の片隅でリリスの様子は観察しその変化に注意はしていたのです。だから断言できる。まだ『魔女の媚薬』は、効いている。 醒めることなき偽りの恋に支配されているというのに――彼女は、私を、刺した――何故?! 血を吐き、床に崩れ落ちながら、私はリリスを見上げます。 まだ、ここで意識を手放すわけにはいきません。 私にはまだ成すべきことが残っているのですから。 「来て、見て、触って……キスして、抱いて欲しかった。 ニアの息遣いを、ニアの体温を。ニアの命を、感じたかった」 「ぐっ……うっ……。り……リリス……。 ま、まだ遅くはありません。私を、医務室に……早く……」 「でもね」 傷は決して浅くはありませんが、まだこのB.A.B.E.L.の技術力をもって治療すれば助かる可能性はある。 そう訴える私に、それでもリリスは聞く耳を持ちませんでした。 思わず見蕩れてしまうような哀しい笑顔のまま、彼女は小さく呟きます。 「ニアは、どうやってもあたしを振り向いてくれないから。 だったら、永遠に、あたしのものにするの。 この、『作られた気持ち』が醒めちゃう前に」 「!!」 「よく覚えてないけど…… 『ニアが好き』っていうリリスのこの『気持ち』、グリーンが使ったのと同じ、あの『お薬』のせいなんだよね? ぜんぶ、一緒だもの。胸のドキドキも、頭がクラクラするのも、欲しくて欲しくて堪らなくなる気分も」 ……! リリスに、『魔女の媚薬』を使われていた、という自覚が、あった?! 以前にグリーンが使ったらしいことは分かっていましたが、『その時と同じ』というだけで……!? 失策です。『魔女の媚薬』を飲ませる瞬間のことこそ、『眠り火』の暗示で『忘れろ』と命じはしましたが……こんな形でその存在に気付いてしまうとは。 考えてみればリリスは自らの『種族』について『サキュバス』と名乗っていました。 その時には適当に聞き流してしまいましたが、仮にそれが伝承通りの存在であるのならばそれこそ魅了と誘惑のエキスパートのはず。どうやら彼女は経験こそ浅いようですが……魅了・誘惑という一点においては、その種族的本能を発揮し真相を看破してもおかしくはない! ……しかし、それでも解せません。 その恋が偽りだと知ったなら、普通は感情を否定する形に向かうはず。それが自然な心理なのに……! 「でもね、ニセモノでも良かったの。 リリスがこんな気持ちになったのは、初めてだったから。 とっても、嬉しかったから」 「…………!?」 「この気持ち、教えてくれたのはグリーンだった。グリーンは、自分からキスをしてくれたんだ。 そのことは、グリーンへの『気持ち』が……『お薬』が切れちゃっても、忘れない。 だけど、ニアは……ニアは、キスもしてくれなかったから」 全く理屈の通ってないリリスの妄言。筋道も時系列もムチャクチャです。 けれども……私は、理解しました。いいえ、「理解できない」ということを理解してしまいました。 私には、彼女の『気持ち』とやらが、全く理解できません。 きっと、どれだけの言葉を重ねて愛を語られようと、私には納得できない種類のモノなのでしょう。 彼女が普通の人間心理から掛け離れた存在なのか、私が鈍感に過ぎるのか。あるいはその双方なのか。 口の中に血の味が広がります。きっともう私は助からない。 キラやジェダとの知恵比べに破れて命を落とすならともかく、こんなところで、こんなことでつまづくとは……無念でなりません。 「痛い思いさせてごめんね。すぐに、ラクにしてあげる。 ニアのこと、大好きだから。リリスだけのものに、したいから」 一方的に勝手なことを言い放つと、リリスは刃と化したままの翼を振り上げ、動けぬ私を見下ろして。 私の首を、すっぱりと斬り落としました。 不思議と痛みは感じませんでした。 かつてギロチンで首を落とされそれでも意識が数秒続くことの証明のためにまばたきを続けた男がいたと聞きますが、しかしそれを思い出すのが精一杯で転がる私の頭は急速にその意識を闇に絡め取られ闇の奥底へと引きずりこまれ?? ◇ ◇ ◇ 好き好き大好き。愛してた。 胸に抱いた生首に そっと囁きかけてみても、そこにはもう感じられない。 貴方の息遣いも、貴方の体温も。貴方の命も、感じられない。 グリーンも。ニアも。 2人とも、本当に好きだった。 グリーンは、あたしに応えてくれた。ニアは、あたしに応えてくれなかった。 きっと、ただそれだけの違い。 それだけの違いで、あとはあたしが心のままに振舞って??こんなことに、なっちゃった。 哀しくて、苦しくて、胸が張り裂けそうで……でも、他にどうしたらいいか分からなくて。 でもね。好きだったヒトの首を斬りおとす。好きなヒトの首を斬りおとす……。 「そんなやり方」を教えてくれたのは、ニア、貴方なんだよ? 首を傾げて問うてみたけど、もちろん答えは返ってこない。 あたしは、あたしが愛した2人の死体を前に、呆然と、これからのことを考える。 ニアは、あたしのことが嫌いだ、って言っていた。 じゃあ――グリーンは? 「素のグリーン」は、どうだったんだろう? きっとグリーンは、あたしの……サキュバスの体液で、普通じゃなくなってたんだと思う。 その影響が消えるのとほぼ同時に、今度はニアが使ったあの『お薬』。きっとグリーンも使われてた。 だからあたしは、「ほんとうのグリーン」をほとんど知らない。 「ほんとうのグリーン」だったのは、最初のちょっとだけ。 ちょっと遊び半分に戦っただけ。ちょっと適当にからかってみただけ。 それも、あの時はグリーンは他の人たちを守ろうと動いていた。あたしだけを見ていたわけじゃなかった。 だから……分からない。 こんなあたしに、「ほんとうのグリーン」がどう声をかけてくれるのか、見当もつかない。 声が聞きたい。そう思った。 もう一度だけ、グリーンの声が聞きたい。 たとえそれで、「嫌い」ってはっきり言われても構わない。 むしろそう言って貰えたら、やっとスッキリできる。 むしろそう言って貰えたら、きっとあたしは、ようやくにしてあの「失恋」を受け止められる。 ともかく、もう一度。今度は、サキュバスの体液や媚薬や惚れ薬で「酔っ払って」いないグリーンと。 会って、話がしたい。そう思った。 そのためには――あたしはゆっくりと立ち上がる。 グリーンの魂は、ジェダ様が用意した「神体」の中だ。ジェダ様がその気にならないと、そこから解放されない。 逆に言えば。 ジェダ様がその気になれば、いつでも話くらいなら出来るってことでもある。 ジェダ様さえその気にすれば、簡単にあたしの望みが、叶う。そのためにも。 「……優勝、かな……」 あのままジェダ様の下で働いてれば、仕事のお駄賃代わりにお願いできたのかもしれないけれど……。 今のあたしは、他の参加者のみんなと一緒。 ジェダ様にお願いするには、もう、優勝してそのご褒美を頼みにするしかない。 ここから先は――「遊び」は抜き。しばらくは、我慢しなきゃ。 エヴァにメチャクチャにやられちゃったように、あたしは決して、強くない。 だから、真面目に、真剣に、必死に、頑張ろう。 もしもグリーンだったらどういう指示を出すか、私なりに考えて、私が自分で動いて戦うんだ。 身体で覚えた新しいコンボ、敵に使われた戦術、不意打ちに騙し討ち、必要ならば撤退も。 あたしにはもう、「遊んで」いる余裕は、ない。 だから、必要だったら、ぜんぶやる。 ◇ ◇ ◇ ……目の前には、あたしが愛した2人の屍。 申し訳ないけれど、ここから先は「遊ぶ」余裕はない。だから、使えそうな荷物は貰っていくことにした。 地図。名簿。コンパスや時計などの、支給品一式。一応、あんまりおいしくなさそうなご飯と水も。 『眠り火』とかいう、煙幕が8つ。使い道は……ちょっとよく考えよう。 『メタちゃん』って名前の、ぷにぷにと形を変えるモンスター。この子にはボールの中に戻ってもらった。 なんだかよく分からない、たぶんグリーンやニアを「好き」になった『お薬』のビン。 ぜんぶ黒いランドセルに詰めなおして、背中に背負った。 最初にジェダ様からランドセルを貰った時と同じ、新しい始まり――でも今度は「遊び」じゃないから。 ここから先は、生まれてはじめての、「本気」だから。 そのままその部屋を出て行こうとして、あたしはふと、視界の隅にキラリと光るモノに気付いた。 首輪。 あたしが翼でニアの首を斬りおとして、その弾みで外れて転がっていった首輪。 ふと思いついて拾い上げて、血を拭き取って綺麗にして、腕輪のように腕に嵌めてみる。 うん。オシャレだね。そして、とっても綺麗。 もう片方の腕にも、ニアが分析してたグリーンの首輪を嵌めてみる。 これはそう、言ってみれば……グリーンとニアの、生きた証。 優勝を目指す心が揺らがないよう、あたしを支える誓いの腕輪(リング)。 「じゃ……いってくるね。きっとまた、すぐに会えるから」 小さく別れを告げて、あたしは部屋の外に出る。 そのまま屋上に出て、翼を広げる。 頭上を見上げれば、そこには大きなお月様。 あたしはようやく、「ほんとうの戦い」を始めるために―― 「あたしのバトルロワイヤル」を始めるために、月光差す夜空に飛び上がった。 【A-7/南部の研究所(B.A.B.E.L本部)屋上/1日目/真夜中】 【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】 [状態]:右足と左腕にレーザー痕。顔に酷い腫れ。全身打撲。(以上全て応急手当済み) 疲労(大)。微かな哀しみとすっきりと澄み渡った決意。 [装備]:首輪×2(グリーンとニアのもの。腕輪のように両腕に通している) [道具]:基本支給品(ランドセルは男物)、眠り火×8@落第忍者乱太郎、魔女の媚薬@H×H、 メタちゃん(メタモン)@ポケットモンスターSPECIAL、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL、 [思考]:ここからが……あたしの、本気だよ 第一行動方針:とりあえずB.A.B.E.L.本部を離れる。(その後は戦闘? それとも一時休息?) 基本行動方針:優勝して、グリーンの魂ともう一度語り合う。もう「遊び」に夢中になったりはしない。 [備考]: 荷物の中の『魔女の媚薬@H×H』には説明書がついていません。 【ニア@DEATH NOTE 死亡】 [備考] ニアとグリーンの遺体が、B.A.B.E.L.の中心であるモニターの部屋に並んで寝かされています。 どちらも首を斬りおとされ、胸や腹部に傷を追っています。首輪は残されていません。 同じ部屋の起動しっぱなしの端末の中には、ニアの『考察メモ』が残されています。 『考察メモ』には首輪の解析結果、ニアによる考察、リリスからの情報などが簡潔に纏められています。 具体的な詳しい内容は後続の書き手にお任せします。 ニアが持っていた『はりぼて首輪』は、解析の過程で分解され、原型を留めず消滅しています。 ≪238 Libido of sensitivity reaches paraisso...get it? 時系列順に読む 240 新たな武器と共に≫ ≪238 Libido of sensitivity reaches paraisso...get it? 投下順に読む 240 新たな武器と共に≫ ≪229 Selection mistake ニアの登場SSを読む GAME OVER リリスの登場SSを読む 240 新たな武器と共に≫
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愛してファラオ 制作:アファリス 公式サイト 製品概要 タイトル 愛してファラオ ジャンル 女性向け恋愛ADV 対応機種 携帯電話(au、docomo、SoftBank) 価格 無料(アイテム課金制) 発売日(配信日) 2011年10月7日 選評 選評1 愛してファラオ(アファリス)10月7日配信スタート 16歳の女子高生のアナタ。ある日、エジプト美術館を散策中に、3000年の時空を超えて、古代エジプトにタイムスリップしてしまう。 日本人の容姿と21世紀の女子高生としての知識が古代エジプトの人々の注目を集め「イシス神の化身」と崇められる。 古代エジプトの若きファラオに気に入られ、やがて2人は愛し合うようになるが・・・。(ゲーム紹介文より) 攻略対象キャラは3人 ・ラムセス:若きファラオ。我侭で強引、気性が激しい。性格はもろメンフィス。色違いの双子の兄がいる。 ・イシュタル:オリエント帝国の王子。比較的穏やかな性格。王子な為強引な面も。 何かとエジプトにやってきては主人公を連れ去り妃にしようとしている。 ・河辺新:現代の幼馴染。友達以上恋人未満。主人公を心配し、エジプト絡みの物から遠ざけようとしている。 出会い編10章(1章10話)、個別6章で構成される。ストーリーを読み進めると時々ミッションが出現する。 身だしなみというステータスで現代・エジプト・オリエントの数値を指定された値まで上げるとミッションクリアとなる。 身だしなみの数値を上げるアバターアイテムはミニゲームの報酬で手に入るゲーム通貨で購入できる。 エンディングは1人につきBAD、NORMAL、HAPPYの3種。 HAPPYに行く為に必要な好感度値が異常に高く、無課金では周回プレイが必須となる。場合によっては3周する恐れも。 ストーリーを読み進めるのに必要なチケットは1日で最大6話分配布される。 チケットは課金で購入可能。1話100円。セットで買うと割引でお得。 序盤の流れは紹介文にある通り。出会い編はほぼ相手からの一方通行恋愛。 個別に入るといきなり主人公からの矢印が出る為、過程すっ飛ばしに戸惑う事になるが、携帯アプリではデフォな流れ。 大体の流れは エジプトにタイムスリップ→現代の知識により活躍→イシス神の化身としてファラオに気に入られる →オリエント国の王子に誘拐される→ファラオが主人公を取り返しに来る→エジプトに戻った主人公とファラオ結婚 →またオリエントに連れて行かれる この間に現代と古代を数回行き来しているが、現代に戻ると古代で過ごした記憶はなくなる。 だがイシュタル編では何故か突然記憶がなくならなくなるらしい。 イシス神の化身としてファラオに寵愛され、それに目をつけたオリエント国の王子に誘拐されるが、 道中の砂漠で何故か現代に戻され危機脱出。古代エジプトで過ごした記憶は失い、現代の幼馴染といい感じに過ごしていると、 ある日自室に棺が出現し古代エジプト人の亡霊?に導かれ再び古代へ。 ここでミッションが発生し、現代の格好だとおかしいからエジプトの服を着ようという事になる。 ミニゲームで貯めた通貨でエジプト風のアバターを購入し、さてエジプトに戻るかといったところで いきなり現れたオリエント人達にまたもや誘拐される。今度はきちんと最後まで誘拐してくれるので、 せっかく購入したエジプト風アバターは一瞬として用無しとなった。 設定酷似の点について 物語の流れだけでなく、立ち絵、名前付きの脇キャラにもどこか既視感のわくキャラが多い。 ファラオの味方の白髪ロンゲの宰相、精悍な将軍、どこか親近感のわくファラオの側近、主人公を欲する高官など。 特に際立つのはファラオとの結婚を望むファラオの義理の母、ネフェルティ。 王家の紋章にはアイシスというファラオと結婚することが幼い頃からの夢だった異母姉が登場する。 先程触れたオリエント王子が画策した誘拐事件の流れを一部抜粋。 王家の紋章では主人公・キャロルがヒッタイトの王子に誘拐される話がある。 愛してファラオ(ネフェルティ=ネ、ラムセス=ラ) ネ「あらあら・・・でもしかたないわね。古来より、奪われた女はその男のものになるのが定め、これもあの娘の運命よ」 ラ「母上・・・だまっていただけないか」 ネ「ほらラムセス、どこの国の生まれとも知れぬ小娘のことなどさっさと忘れて、わたくしと一緒になりましょうぞ」 ラ「えぇい、だまれと言っているのだ!いくら母上だからといって、わたしに命令することは許さん!」 ネ「ラムセス・・・」 ラ「主人公はイシス神の化身。このエジプトにこそふさわしい娘だ。それをあの男に奪われるわけにはいかぬ!」 王家の紋章(アイシス=ア、メンフィス=メ) ア「ねえメンフィス・・・昔から・・・略奪された娘はその男のものになるのが運命。 キャロルだとて運命はまぬがれぬ・・・。どこの国の生まれとも知れぬキャロルなど忘れて・・・」 メ「姉上!キャロルはナイルの女神ハピの娘。いかに姉上といえどそれ以上言うことは許さぬ!」 ア「メンフィス」 その他 ・主人公を欲する高官と結託し、ファラオから主人公引き離そうとする ・その際主人公の暗殺を企むが失敗、エジプト中にネフェルティの悪い噂が流れる ・そんな中エジプトの国益の為に他国への結婚をファラオや宰相から勧められる ・悪い噂をかき消す為、ファラオと主人公の結婚の儀式の際、みんなの前で祝福してほしいとファラオに頼まれる 最後の祝福に関しては、王家の紋章ではアイシスが神殿の祭祀だったから起きた流れであったが、 愛してファラオではそのような設定はなく、少々意味不明な流れになってしまっている。
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【検索用 いちまんひょうのあいしてるも 登録タグ VOCALOID い タケノコ少年 曲 曲あ 水嶋 音街ウナ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:タケノコ少年 作曲:タケノコ少年 編曲:タケノコ少年 絵:水嶋(piapro) 唄:音街ウナ 曲紹介 最低な人 曲名:『一万秒の愛してるも』(いちまんびょうのあいしてるも) タケノコ少年氏の57作目。 5thアルバム『未来星シンフォニア』収録曲。 歌詞 (動画より書き起こし) 君がくれた最後の 愛してるの一秒が 何よりも最低な思い出になる 正直今でも 忘れられないよ 意味が増えた日常 愛してるの一言を 何よりも楽しみに過ごしてきた 君がくれた愛情 何もかも崩れ去る 何よりも最低な終わり方で おどけたような顔で 誤魔化すその姿が 一万回を全てウソに変える ふざけないで! いっそ出会わなければよかったの? とか聞かないで... さよなら、大好きな人、愛していました 花言葉覚えてますか? これから一体だれを好きになれますか? あなたをまだ忘れられません 最低な人 香水もネックレスも ネイビーのピアスも 全部全部もう 捨てられたら 全て忘れられるなら 告げられたさよならさえも愛していました それだけは真実だから これから一体だれを信じられますか? あなたは今どこに さよなら、大好きな人、愛していました 花言葉覚えてますか? これから一体だれを好きになれますか? あなたをまだ忘れられません 最低な人 解けますように 全部全部壊して 全部全部忘れて コメント 名前 コメント
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この想い伝えたくて このおもいつたえたくて【登録タグ:VOCALOID 初音ミク 曲 曲こ 曲この 鼻毛P】 曲情報 作詞:鼻毛P 作曲:鼻毛P 編曲:鼻毛P 唄:初音ミク ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
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豪邸の広くゆったりとしたリビング。 ソファーの上には、川内一輝が寝かされていた。 「ああ……いてぇ」 既に意識は回復してはいたが、何しろ脇腹に銃撃を食らっているので、下手に動く事は出来無い。 「具合、どうですか? 川内さん」 青木百合が心配そうに尋ねる。 川内の傷は一応は包帯を巻く等の処置は為されているが、白い包帯に滲む血が痛々しい。 「大丈夫、って言いたい所だけど、痛いなやっぱ」 「そうですか……病院に行った方が良いと思うんですけど、ここからじゃ余りに遠過ぎるし、 多分救急車なんて呼べないだろうし……」 「命があるだけ、マシって奴だな……」 一輝は疲れきった笑顔を浮かべた。 すぐ隣のリビングのテーブルに向かって、土御門伊織が座り百合と一輝の様子をたまに見ていた。 伊織もまた、右肩に銃撃を食らっていた。 一輝を撃ったのと同じ人物からである。 百合が立ち上がり、伊織の元へ歩み寄り近くの椅子に座った。 「土御門さん、肩は……」 「相変わらず痛みはあります……足をやられなかっただけ、まだマシですが」 「そうですか……」 「しかし、私はともかく、一輝は腹を撃たれてますからね……下手に動かす事も出来無い。 とは言っても……何にせよ、放送の時間も近付いていますから、この豪邸からは全員動けませんが」 「……」 百合が不安そうな面持ちを浮かべる。 何を考えているのか、伊織は用意に想像出来た。 兄の青木林の事であろう。 百合と初めて会った時、彼女の兄を慕う気持ちは伊織も一輝も良く聞かされた。 「貴女にとってどれくらい大切な人か」と言う伊織の問いに対し、百合は。 ――世界を滅ぼしたって構わないくらいです。 と返した。 それを聞いた瞬間、伊織は即座に判断した。 この子は異常だ、と。 兄についてはほんの少し聞いただけだったが、たったそれだけだったが、 百合の、兄に対する思いは、普通のそれでは無い事を、伊織に十分過ぎる程に伝えていた。 それ故に、兄、青木林が死亡したと判明した場合、百合が取る行動は容易に予測出来た。 同行者である自分や一輝、のみならず、他の参加者達にも矛先を向ける事は、火を見るより明らか。 (だからあの時、百合を気絶させた……誰にも遭遇しない内に学校から離れるため……。 流石に放送の時間まで気絶はしてくれませんでしたが……) どうしたものかと伊織は思案する。 百合の兄、青木林が既に死亡している可能性は十分有り得る。 万一の事があっても百合に放送は聞かせないように、と、百合を気絶させた後一輝と話したが、 流石にもう一度同じ手段で百合を気絶させるのは得策では無い。 第一回目の放送の時刻は刻一刻と迫っている。 「百合、疲れたでしょう、少し眠っては? 放送なら私が聞いておきますから」 駄目元で、伊織が百合に言ってみる。 放送は自分達で聞いておくと言う事にして百合には睡眠を取って貰う、と言う風に出来れば、と思ったのだが。 「いえ、大丈夫です」 やはり駄目であった。 当然と言えば当然だろう、現時点での兄の安否がもうすぐ知らされるのだから。 「そうですか……」 無理強いすると不審がられる。 理由を尋ねられても面倒だと、伊織はそれ以上は寝る事を勧めなかった。 おもむろに伊織は椅子から立ち上がった。 「ちょっと私も、一輝の様子を見てきます」 「はい」 百合はテーブルに向かって座ったまま、物思いに耽っていた。 伊織は一輝の顔の傍に座る。 「ああ、土御門……悪いな、俺が足手まといになっちまって」 「気にする事はありません。悪いのは阿見音です」 「……百合ちゃんはどうだ」 一輝がいささか真面目な表情で、伊織に訊く。 「……やはり、不安そうですね。もうすぐ兄が生きているのかどうか分かるのですから、無理もありませんが」 「放送聞かせないようにするって言ってたけどよ……やっぱ、無理があるんじゃないか?」 「……」 「例え、今回放送聞かせなかったとしてもよ、次の放送は、って事になるだろ? 放送のたんびに、百合ちゃんと会った時みたいに気絶させる訳にもいかないだろうし」 「確かにそうですが……」 「いずれ、ボロが出ちまうと思うんだよ……それに、あの子の兄貴が死んだとは限らないだろ?」 「……」 確かに青木林がまだ生存している可能性はある。 それに一輝の言う通り、ずっと放送を聞かせないと言う事は現実的に不可能だろう。 しかしもし、もうすぐ始まる放送で青木林の名前が呼ばれたら。 自分と一輝は重傷、百合は無傷。 「白澤」である自分はまだ良いとして、一輝は普通の人間である。 百合がその気になれば、二人共手に掛けるのは決して不可能では無い。 ――数刻前に自分と一輝に重傷を負わせた男が百合に向かって言った台詞と同じ事を考えるのは癪ではあったが。 「一輝」 「何だ?」 「百合に放送を聞かせないようにすると言うのは、貴方の言う通り無理がありました。 このまま、百合には放送を聞かせる事にします」 「……ああ」 「……ですが、もし、放送で百合の兄の名前が呼ばれ、 百合が私達に襲い掛かるような事になったら」 「……」 「その時は……何が何でも百合を止めなければなりません」 もし、本当に百合が襲いかかるような事になれば、 その時は、百合を殺さなければならなくなるだろう。 直接的な表現こそしなかったが、一輝には伊織の言葉の意味はすぐに伝わった。 「……そうならない事を祈るよ」 「……私もです」 最悪な事態は起きてくれない方が良いに決まっている。 伊織も一輝もそう願った。 (……そう言えば……樹月は無事なんでしょうか) ◆◆◆ お兄ちゃん。 今貴方はどこにいるの、何をしているの。 まだ生きてるよね? 私と会う前に、死んだりしないよね? 大丈夫だよね? もし、もし。 お兄ちゃんに万一の事があったら。 私は――。 【E-7/豪邸/一日目/昼】 【土御門伊織@オリキャラで俺得バトルロワイアル】 [状態]:右肩に銃創(処置済) [服装]:特筆事項無し [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品(1)、投げナイフ(4) [思考・行動] 基本:生き残る。 1:とりあえずは殺し合いには乗らない。 2:阿見音弘之に次に遭遇したら必ず殺す。 3:青木百合が襲い掛かってきた時は始末する。 4:放送を待つ。 5:そう言えば樹月はどうしているだろう。 [備考] ※俺得オリロワ参加前からの参加です。 【川内一輝@需要なし、むしろ-の自己満足ロワ3rd】 [状態]:腹に銃創(処置済) [服装]:特筆事項無し [装備]:大鋏 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品(1) [思考・行動] 基本:殺し合いには乗らないでおく。 1:放送を待つ。 [備考] ※マイナー参加者ロワに飛ばされる瞬間からの参加です。 ※傷の痛みにより行動に支障が出ています。 【青木百合@DOLバトルロワイアル2nd】 [状態]:健康、精神不安定 [服装]:特筆事項無し [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品(2)、斧 [思考・行動] 基本:兄・青木林の為に行動する。 1:……お兄ちゃん……。 [備考] ※DOLバトルロワイアル2nd、ゲーム離脱後からの参加です。 時系列順で読む Back:A WAYS AWAY Next:空蝉 投下順で読む Back:A WAYS AWAY Next:パラべラム・アライヴ『Down to Zero we go』 056:メカクシコード 川内一輝 083:Dead End - 白紙 -(前編) 056:メカクシコード 青木百合 083:Dead End - 白紙 -(前編) 056:メカクシコード 土御門伊織 083:Dead End - 白紙 -(前編)
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愛してる2ch 作詞/30スレ38 (1番) 頭ん中VIP VIP VIP 閉鎖するってマジか(ひろゆき) 俺たちの2ちゃんねるを返せ 暇があったら2チャンばかり いつものスレにレスしてる あと閉鎖まで三分 2ch永遠に愛してる (サビ) 物売るってレベルじゃねーよwww うそで釣りであってくれ 閉鎖の秒読みはじまって 最後のレスおまいらに捧げる .・・・・愛してる (間奏)(あれ、動くお) (二番) 常識的に考えて・・・(うはぁwww釣りかww) ツンデレもなくぜこりゃwww 今日からまた新しく2ちゃんねる VIPからきますた(ぶーん) うpうpもっともっとくれ ぬるぽ・・・(てんてんてん) ガッ (サビ) 今日の釣りは壮大(バーボンいかが) つられるのがVIPクオリティ また明日は月曜日 realな事でまた鬱になるけど 2chでbeautiful days まろゆき・・・ありがと (間奏)(別に閉鎖が嫌だったわけじゃないんだからねッッ)
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まっすぐに愛してる 金月真美演唱的曲目之一,与心跳回忆无关。 歌曲信息 作詞:金月真美 作曲:木戸やすひろ 演唱:金月真美 歌词 緩やかな日差しが差し込むカフェテラス 窓際でぼんやり街を見つめる 通り過ぎてく季節をアルバムにかえて 二人で見送るのも何度目かしら? あなたの瞳に見つめられたとき どこかで覚えた駆け引きも嘘も なんにもいらない事に気付いたの まっすぐに…愛してる ふざけあう仕草もつないだ指先も ねぇ出逢いの頃よりずっと自然ね 過ごした時間の輝き 二人を変えてく 自分よりも大事なはじめての人 あなたの想いに包まれた時に 目溜まりみたいな安らぎ知ったの 溢れる愛しさ全て届けたい 透き通るその胸に 優しい笑顔の癖を真似てみる いつでも心にあなた感じてる 喜び哀しみ二人うけとめて まっすぐに…愛したい 收录CD 金月真美 もっと恋しよう (1996/09/21) 金月真美 catchy (1996/11/21) 相关页面 音乐