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登録日:2011/09/03(土) 23 33 42 更新日:2024/05/18 Sat 15 34 21NEW! 所要時間:約 36 分で読めます ▽タグ一覧 シンクロ シンクロモンスター シンクロ召喚 チューナー 召喚法 白 遊戯王 遊戯王5D's 遊戯王OCG 遊戯王OCG用語項目 高橋和希 俺はレベル2のスピード・ウォリアーにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング! シンクロ召喚とは遊戯王OCGの第6期で登場した新しい召喚方法のこと。 第6期に突入しマスタールールが導入されるとともに、新たに設定された。 ●目次 【概要】 【特徴】 【7期以降の動向】7期~8期 9期 10期 11期 【アニメでのシンクロ召喚】アニメ『遊戯王5D's』 【主なシンクロモンスター】【主なチューナー】 【概要】 シンクロ召喚にはチューナーという特性を持つモンスターを使用する。 自分のメインフェイズ中、チューナーとそれ以外のモンスターを墓地に送る事で、 そのレベル合計と同じレベルのシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚することができる。 簡単にいうとレベルの足し算。 基本的に素材となるモンスターはレベルの合計が一致していれば何でもよい。 ただし、属性・種族が決められていたり、非チューナーが2体以上必要だったりと、特別な条件が指定されているものもある。 「融合召喚」における《融合》のような専用のカードを必要とせず、素材となるモンスターのみで手軽に行うことができる。 それまでの常識を打ち破る非常に革新的なシステムだった。 どう革新的だったかと言うと、それはシンクロ召喚が登場する事によって、 これまで日陰者だった低ステータスモンスターにスポットライトが当たるようになったこと。 攻撃力・守備力が低くてもフィールドに出しやすければ、シンクロのサポートとして活用できるようになったのである。 むしろ低ステータスのモンスターはそれ故に出しやすい状況を作りやすかった。 これは提案者でもある遊戯王の原作者高橋和希先生の狙いでもある。 自力で特殊召喚できたり、あるいは他のカードで特殊召喚できるならば、一気に有用なカードに化けたのである。 好例としては《レスキューキャット》が挙げられるだろう。 レベル3獣族チューナーの《X-セイバー エアベルン》と他の獣族モンスターを呼び出すことで、 簡単にレベル6のシンクロモンスターを出すことができる。 ただ、こいつの場合はスポットライトが当たり過ぎて黒焦げになってしまったが。 またシンクロの召喚の導入により、それまでメインデッキとは別に作られていた融合デッキを改称。 マスタールール以降はエクストラデッキと改められ、枚数も15枚に制限され)。 これは【HERO】などの多彩な融合召喚を主軸としたデッキに少なからず打撃を与えた。 とはいえ当時は枚数制限がなく、やろうと思えば全ての融合モンスターを投入した融合デッキを作ることができてしまっていた。 シンクロモンスターの導入によりカード資産による格差が更に広がるの避けるためか、枚数制限が実施されたには当然の流れと言える(*1)。 【特徴】 戦略としてのシンクロ召喚のメリットをいくつか挙げると 1.モンスターを一切利用しない一部のデッキを除いた、ほぼ全てのデッキにチューナーを組み込む事だけで使用できる 2.手札事故の要因だった上級モンスターを実質エクストラデッキに置くことができる 3.その状況に合わせてエクストラデッキから自由にシンクロモンスターが選択できる 4.相手ターン中にシンクロ召喚を行えるカードも存在する などなど。 シンクロモンスターはフィールドにモンスターを並べるだけで呼び出せる。 従来の「融合召喚」や「儀式召喚」に比べて必要な枚数が少なくなるだけでなく、上級モンスターが手札にだぶつくこともなくせるので事故の可能性も下がる。 さらに、素材の条件が同じならば現在の状況に合わせて最適なカードを選択できるといういいことずくめの存在であった。 要約すると、エクストラデッキの実質的な手札化によって、 大半のデッキがメジャー級になれる可能性が生まれたという事。 事実【アンデットオーム】など、それまで展開力は持ちながらも決め手に欠けていたテーマデッキの多くが、 シンクロ召喚の登場によって一躍、一線級に輝くこととなった。 蟹「どんなカードにも、存在する以上、必要とされる力がある」 提案者である高橋先生の狙い通り、 雑魚カードの烙印を押されていた強力な効果を持たない低ステータスモンスター、 また必然的に雑魚カード扱いされるそれらのサポートカード、 そしてそれらのモンスターとサポートカードに対するメタカード、 これらにユーザーに大きな見直しをさせ新しい存在価値を見出せた点に関してはシンクロ召喚は偉大なシステムだったと言えよう。 また、他の召喚法と比べると、相手ターン中に行いやすいというのもメリットの1つだろう シンクロ召喚は基本的に自分のターンに行うものだが、《フォーミュラ・シンクロン》など、一部のカードには相手ターン中にシンクロ召喚を行えるものがある。 エクシーズ召喚の「R(ランク)U(アップ)M(マジック)」など、他の召喚法にもそういったカードはあるが、シンクロ召喚はそういった効果が他の召喚法より多い傾向にある。 中には「竜星」や「水晶機巧(クリストロン)」など、カテゴリ単位で推奨しているものもある。 《ブラック・ローズ・ドラゴン》や《氷結界の龍 トリシューラ》など、除去効果を持つシンクロモンスターを出して妨害するのが主な目的となる。 ただし、「時の任意効果」はタイミングを逃すことがあるので要注意。 ――だが、シンクロ召喚がもたらしたのは純然たる希望だけではなかった。 ――シンクロ召喚の力はあまりにも強大だった事を、コンマイは把握していなかった。 ――強大過ぎる光は、また強大過ぎる影を生み出した。 ――絶望という名の大いなる闇を…… さて、説明した通りシンクロ召喚というギミックはそのシステムだけで十分強力だった。 にもかかわらず、シンクロモンスターに既存のモンスターにも無いような強力な効果を効果の発動制約やシンクロ素材の指定といった強さの制約を持たせずにを与えてしまった。 この結果、カオスに匹敵するカード群を好きな時に好きなだけ使えるようになってしまったと言っても当時の価値観では過言ではなかった。 シンクロ召喚は今までに無い未知の試みであり、こうした調整は仕方がなかったのかもしれない。 だが、未知の領域だったからこそ慎重に行かなければいけなかったと、逆に言えるのも確かだろう。 かくして初期のいっさいがっさいの制約を持たないシンクロモンスターの強さとシンクロを考慮していない既存のカードプールでも意外と簡単にだせる方法がわかるやいなや、 ほとんどのデッキでフィニッシャーとして引っ張りだされモンスターゾーンは白だらけとなった。 現にコナミもシンクロ召喚が登場して1年以上経ってから気付いたらしく、以降徐々に効果の発動制約や、シンクロ素材先の指定をするなどして特に強力な効果を持ち味とするシンクロモンスターに対して気を使うようになった。 トリシュ「やあ!」 ライブラリアン「どうも(^^)」 ……徐々にである。 【7期以降の動向】 7期~8期 第7期の途中からアニメが『5D s』から『ZEXAL』へと移行し、 それに伴いデュエルシーンの主役はシンクロ召喚からエクシーズ召喚に取って変わられることとなる。 レギュラーパックにシンクロモンスター・チューナーモンスター及びシンクロ召喚関連のカードが収録されなくなり、 漫画版5D sの付録などのごく一部を除き、新規はほぼ皆無の状態が続いた。 また、時期を同じくして強力なシンクロモンスターおよびデッキの規制、より簡単に特殊召喚できるエクシーズモンスターの種類増加によって、シンクロ召喚自体が下火となる。 しかし、5D s放映終了から2年後、第8期パックの「JUDGMENT OF THE LIGHT」において、 久々にシンクロモンスターとチューナーがラインナップに並ぶことになる。 また、2013/9/01の制限改訂においてトリシューラがまさかの制限復帰。 長い間下火であったシンクロ召喚に復権の兆しが見え始めた。 こうしてシンクロ召喚とエクシーズ召喚の両方を扱うデッキも増加。 ストラクの青眼龍轟臨では、かの青眼の白龍をサポートするシンクロモンスターが登場している。 9期 第9期のARC-Vでは、放送開始直後に《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》や《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》といったモンスター達が登場。 その命名法則から、シンクロモンスターのドラゴンが出るという予想がされ、後にシンクロモンスター《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》が登場している。 またテキスト上ではSモンスターと省略表記されるようになった。 シンクロ次元出身のユーゴや、再登場したジャックはシンクロモンスターを使用しており、他の召喚法とともに再注目された。 ブルーアイズのカテゴリにも新たなシンクロモンスターが追加されている。 10期 2017年になると新マスタールールが導入され、他の召喚法ともども大幅な弱体化を余儀なくされた。 【ジャンクドッペル】をはじめ、多くのシンクロ使いは対応に苦慮することになったが、 同年11月にはLINK VRAINS PACKにてリンクモンスターである《水晶機巧-ハリファイバー》が登場。 簡単な条件で出すことができ、レベル3以下のチューナーを条件付きでリクルートできることから、多くのシンクロデッキに新たな力を与えることとなった。別の用途で使われることが多かったのだが。 11期 2020年からの改訂後のマスタールールではかつてのようにメインモンスターゾーンにもシンクロモンスターを出せるようになり、 かつての使い勝手を取り戻した。むしろリンクモンスター前提で作られたカードが登場していたり、単純に出せる場が1箇所増えたこともあり第9期以前よりも総合的にはパワーアップしている。 2022年に《水晶機巧-ハリファイバー》が禁止となり多くのシンクロテーマが打撃を受けることとなった。 ポジティブに考えればこれからは新しくチューナーを作る際にリンク展開に悪用されがちなハリファイバーの影響を考えなくて良くなるわけだが、 新マスタール―ル導入からハリファイバー禁止までのリンク絡みに振り回され続けた5年間のハンデもあり厳しい状況に立たされているシンクロテーマが多数なのも現実である。 一方で、シンクロ召喚をサポートする新たなカードも登場しており、環境に姿をみせることもある。。 【アニメでのシンクロ召喚】 アニメ『遊戯王5D s』 『遊戯王5D s』において初めて登場し、不動遊星を始めとする様々なキャラクターが行った。 が……時代が進んで行くにつれて、人々は欲望を加速させ、「人々の進化の象徴」であるシンクロ召喚を多用し過ぎた。 その結果、人間の心を読み取る遊星粒子を用いたモーメントと呼ばれる永久機関エネルギーシステムに、人の身勝手な欲望の感情がシンクロ召喚を通じてモーメントに流れ込み、モーメントを無闇に加速させてしまう。 結果、人間の欲望によって暴動寸前となった未来。 暴走したモーメントによって人間は地球に害悪とみなされ、大量のリアル機皇帝が投入され、愚かな歴史の象徴とされるシンクロ召喚と未来の世界を破壊しつくしてしまった。 何を言ってるか良く分からないが多分遊戯王ではよくあること 【主なシンクロモンスター】 ☆レベル2~4 + 詳細は以下 《フォーミュラ・シンクロン》 光属性/機械族・チューナー/ATK 200/DEF1500 チューナー+非チューナー1体 いつの間にか遊星のデッキにいた希望の力。通称F1。 S召喚時に1ドローできるシンクロチューナー。 また、こいつを使って相手ターンのメインフェイズにシンクロ召喚できる。 《シューティング・スター・ドラゴン》《シューティング・クェーサー・ドラゴン》《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を出すためには素材指定の制約上、ほぼ必須。 【ジャンクドッペル】では《TG ハイパー・ライブラリアン》と組んで2枚ドローしてくる。 その汎用性からかつては値段が高かったが、何度も再録されたので安くなった。 《水晶機巧-ハリファイバー》で特殊召喚できるシンクロチューナーの1つ。 ドロー効果はタイミングを逃すので、なるべくチェーン1で呼び出すようにしたい。 《天輪の双星道士》 シンクロ・チューナー・効果モンスター 光属性/天使族/攻 100/守 800 チューナー+チューナー以外のモンスター1体 漫画版5D sで超官が使ったシンクロチューナー。 S召喚時、手札・墓地からレベル2のチューナーでないモンスターを可能な限り特殊召喚できる。 ただし、この効果の発動後、自分はSモンスターしかエクストラから呼べなくなる。 偶数のレベルのSモンスターとは相性がよく、レベル4、6、8、10のシンクロにはすぐにアクセスできる。 《神聖なる球体》をまるごと再利用したり、【ジャンド】に入れて《ドッペル・ウォリアー》を再利用するなどの方法がある。 もちろん、《団結の力》とのコンボも可能。 《霞鳥クラウソラス》 風属性/鳥獣族/攻0/守2300 チューナー+非チューナー1体以上 縛りのないレベル3シンクロ。 相手モンスターの効果を無効にして攻撃力を0にする。 攻撃力は0なので単体では戦闘破壊できないが、他にアタッカーを用意するか、 さらにシンクロ・エクシーズすることで厄介なモンスターを突破できる。 レベルの低さから、《ヴェルズ・オピオン》に引っかからず無力化できる数少ないシンクロモンスター。 【ジャンド】などのデッキでは何かと役に立つだろう。 何気に「レプティレス」との相性が抜群。 《たつのこ》 シンクロ・チューナー・効果モンスター 水属性/幻竜族/攻1700/守 500 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 幻竜族のシンクロチューナー。 S召喚したこのモンスターでシンクロする場合、手札のモンスター1体も素材にできるという変わった効果を持つ。 主に連続でS召喚するデッキでの補助として使われ、手札のモンスターを素材として落とすために使われる。 モンスター効果を受けない耐性も持っているが、あくまで保険であり、活かされることは少ない。 《武力の軍奏》 シンクロ・チューナー・効果モンスター 星3/風属性/機械族/攻 500/守2200 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 S召喚時に墓地からチューナーを吊り上げ、自身を素材にしたシンクロモンスターをチューナー化するシンクロチューナー。 トークン生成カードとの相性が良く、シンクロ先のチューナー化と合わせて連続シンクロからの大型シンクロへ繋げやすい。 《水晶機巧-ハリファイバー》で《ジェット・シンクロン》をリクルートして《幻獣機アウローラドン》を出してトークン生成からの連続シンクロは10期以降のスタンダードとなりつつある。 《アームズ・エイド》 星4/光属性/機械族/攻1800/守1200 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 ユニオンのようにモンスターに装備できるカード。 装備したモンスターは攻撃力が1000上昇し、戦闘で破壊した相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを与えられる。 レベルの都合上シンクロはしにくいが、その爆発力は魅力的。 《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》のような連続で攻撃できるモンスターとは相性がよく、一気に相手のLPを削り取ることができる。 《魔界闘士 バルムンク》 闇属性/戦士族/攻2100/守 800 チューナー+非チューナー1体以上 アームズ・エイド以来の縛りなし・レベル4シンクロ。 効果で破壊された時、自身以外のレベル4以下モンスターを蘇生できる。 魔界の闘士のくせに仲間思いなナイスガイ。 《虹光の宣告者(アーク・デクレアラー)》 光属性/天使族/攻 600/守1000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 「宣告者」の1つであり、自身をリリースすることで、魔法・罠・モンスターの効果をカウンターできる。 さらに、お互いの手札・デッキから墓地に送られるカードを除外するという、地味ながら厄介なメタ効果を持つ。 自身の打点は低いが、この2つだけでかなりのプレッシャーを与えられる。 墓地に送られると、儀式モンスターか儀式魔法をサーチできるため、儀式召喚との相性もいい。 《宣告者の神巫》や《ゲール・ドグラ》でEXデッキから直接墓地に送られたりする。 【サイバー・エンジェル】では《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》で何度も蘇生させることが可能。 ☆レベル5 + 詳細は以下 《ジャンク・ウォリアー》 闇属性/戦士族/攻2300/守1300 「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上 遊星の序盤のエースにして、OCGで初めて登場したシンクロの1つ。 S召喚に成功した時、味方のレベル2モンスター全員の攻撃力を自身に加算する効果を持っている。 《ドッペル・ウォリアー》との組み合わせで攻撃力3100になるほか、 【湿地草原】や【サクリファイス】で使えば爆発的な攻撃力が期待できる。 チューナーに《ジャンク・シンクロン》を指定しているが、使い勝手がいいので特に問題はない。 仲間との絆を大事にする遊星の切り札にふさわしいカード。 必殺技カードとして《スクラップ・フィスト》が存在する。 《A・O・J カタストル》 闇属性/機械族/ATK2200/DEF1200 チューナー+非チューナー1体 闇属性以外のモンスターと戦闘を行う際、ダメージ計算を行わず一方的に破壊することができる。 その気になれば《オベリスクの巨神兵》をも葬るハイテクマスィーン。 その強力なスペックから高い採用率を誇り、エクシーズ召喚が主流となってきた第7期後半以降でさえ、 《スターダスト・ドラゴン》とともにエクストラに常駐していたという、ゴキブリの如きしぶとさを誇る(モノホンのGと共演することも多かったろう)。 そんな彼(?)はのちにヴェルズ化し、ホントにゴキブリみたいな姿になった。 《マジカル・アンドロイド》 光属性/サイキック族/ATK2400/DEF1700 チューナー+非チューナー1体以上 原作ではおじさんが使用した。 帝、特に《A・O・J カタストル》 じゃ倒せない《邪帝ガイウス》とタメを張れる攻撃力だったので、登場時は重宝された。 また、高レアリティに設定されがちなシンクロの中で唯一ノーマルでばら撒かれていたため初心者にも優しいカードだった。 後述の《TG ハイパー・ライブラリアン》や《幻層の守護者アルマデス》の登場で一線を退いたが、サイキック族デッキならば今も活躍の場は残っている。 《真六武衆―シエン》 闇属性/戦士族/ATK2500/DEF1400 戦士族チューナー+非チューナーの「六武衆」1体以上 1ターンに1度、相手の魔法・罠をカウンターできる。 また、自身が戦闘・効果で破壊される時、他の「六武衆」を身代わりに破壊できる。 こいつが複数並んだ時の絶望感はトラウマなどというレベルでは語れまい。 さすがに強すぎたためか一時制限カードになったが、後に釈放された 大将軍様の若き日の姿であり、彼ら真六武衆の登場により六武衆は正に天下をとった。 《T(テック)G(ジーナス) ハイパー・ライブラリアン》 闇属性/魔法使い族/ATK2400/DEF1800 チューナー+非チューナー1体以上 希望の力と親友な先生。通称鬼畜司書。 自分か相手がS召喚に成功する度に強制で1ドローする。 ターン1制限がないので、S召喚を繰り返せば何枚でもドローできる。 ただし、効果の解決時にも表側表示で存在している必要がある点には気を付けよう。 こいつのおかげでドローを繰り返しながら展開できるのは【ジャンクドッペル】の強みである。 他のTGと違いなぜか素材に制限がない。 戦友である《フォーミュラ・シンクロン》と共にシューティング・クェーサー・ドラゴンを生み出しまくっていたせいで制限カードになった。 2017年の新マスタールールの導入により使いづらくなり、一度は制限解除されたが、2020年のマスタールール改訂により大暴れが予想されるため再び制限に舞い戻った。 《T(テック)G(ジーナス) ワンダー・マジシャン》 星5/光属性/魔法使い族/攻1900/守 0 チューナー+チューナー以外の「TG」と名のついたモンスター1体以上 《フォーミュラ・シンクロン》と同じく、相手のメインフェイズ時にS召喚ができるシンクロチューナー。 S召喚時には魔法・罠を1枚破壊し、破壊された時には1枚ドローする。 強制効果ゆえにタイミングを逃さないが、自爆にはご注意。 非チューナーにTGが指定されているが、《水晶機巧-ハリファイバー》の登場でこの制約を無視できるようになり、一気に使いやすくなった。 《ナチュル・ビースト》 地属性/獣族/ATK2200/DEF1800 地属性チューナー+非チューナーの地属性1体以上 素材はすべて地属性でなければならないが、デックトップから2枚墓地に送るだけで魔法をカウンターできる。 ターン1制限はないので、こいつがいる限り魔法の発動は封殺し続けられる。 攻撃力は上級にしてはやや頼りないので、他のカードで補佐してやりたい。 相手のデッキ次第ではこいつを出すだけで詰みに持ち込める強力なカード。 特に【魔力カウンター】【閃刀姫】あたりは天敵となる。 《グローアップ・バルブ》が評価されていた理由の1つでもあった。 《幻層の守護者アルマデス》 光属性/悪魔族/ATK2300/DEF1500 チューナー+非チューナー1体以上 ドラゴンボールライクなルックスがイカす1枚。 自身が戦闘を行う場合、ダメステ終了時まで相手の魔法・罠・モンスター効果の発動を封じる。 自分は自由に発動できるため、相手の《オネスト》を縛りつつ自分だけ一方的にオネストを使ったり、 攻撃宣言に合わせて《サイクロン》を発動しチェーンを認めずに伏せカードを除去したりできる。 光属性のくせに《A・O・J カタストル》を粉砕できるイケメン。 というかATK2300は明らかに《A・O・J カタストル》を意識したのだろう。 命名法則が同じな《始祖の守護者ティラス》《終焉の守護者アドレウス》とは兄弟らしく、後者とはとある速攻魔法で共演している。 《アクセル・シンクロン》 シンクロ・チューナー・効果モンスター 闇属性/機械族/攻 500/守2100 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 遊星のDホイール「遊星号」をモチーフにしたシンクロチューナー。 デッキから「シンクロン」を落とし、そのレベル分、自身のレベルを上げるか下げることができる。 また、相手ターンのメインフェイズに、このカードを使用してシンクロ召喚が可能。 「シンクロン・エクストリーム」で登場した【ジャンクドッペル】の新たな戦力。 手札を捨てて自己蘇生できるチューナーの《ジェット・シンクロン》を墓地に落とすことで、さらなるS召喚に繋げられる。 また、カード名の通り、シンクロモンスター同士によるアクセルシンクロに使用できる。 《スターダスト・ウォリアー》など、除去効果を持つシンクロを相手ターン中に出して妨害できる。 《H(ハイ)S(スピード)R(ロイド)チャンバライダー》 風属性/機械族/攻2000/守1000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 2回攻撃できる「スピードロイド」。 攻撃するダメージステップ開始時に攻撃力が200上昇するため、総ダメージ量は4600となる。 墓地に送られた時、除外されている「スピードロイド」を回収できるので、 《HSR魔剣ダーマ》であらかじめ除外しておくといいだろう。 ランク4デッキの《ガガガザムライ》のごとく手軽に大きなダメージを稼げるので、 S召喚が得意なデッキでは1ショットキルの友として使われている。 《源竜星-ボウテンコウ》 シンクロ・チューナー・効果モンスター 光属性/幻竜族/攻 0/守2800 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 「竜星」に属するシンクロチューナー。 特殊召喚時に「竜星」カードをサーチし、フィールドから離れると「竜星」モンスターをリクルートできる。 また、デッキから幻竜族を落とすことで、自身のレベルをそれと同じにする起動効果まで持っている。 S召喚しても素材に使ってもアドバンテージを稼ぎ、チューナーでありながらレベルを調整する効果まで備えたアドの塊。 《竜星の九支》をサーチすれば手軽に1妨害を構えられるので【竜星】以外でも活躍する。 【恐竜竜星】での活躍が目立ったことから一時期制限カードまで上り詰めるが環境の変化で次第に解除されていった。 これ以外の竜星のシンクロについては当該項目を参照。 《ジャンク・スピーダー》 星5/風属性/戦士族/攻1800/守1000 「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 20th ANNIVERSARY DUELIST BOXで登場した「ジャンク」モンスター。 S召喚成功時、デッキから可能な限り異なるレベルの「シンクロン」を特殊召喚できるというとんでもない効果を持っている。 もちろん、この効果を発動するターン中はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できないという縛りが付くが、それを考慮しても稼ぎ出すアドバンテージの量は圧倒的。 《シューティング・クェーサー・ドラゴン》でも《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》でも軽々と出せる。 《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》については当初新規「リゾネーター」の情報がなかったため、数少ない現実的なトリプルチューニングの手段であった。 登場した当時は新マスタールールの適用下でリンクモンスターなしでは満足な展開ができなかったが、2020年のルール改訂でそのような制限は取り払われ、遂に本領を発揮できる格好となった。同時に他のカードと同じく新ルール下での暴走を危惧して制限カードとなったが、結局のところ環境レベルでの活躍は乏しく1年で規制解除となった。 なお、S召喚したターン中は攻撃中に攻撃力を倍加できるが、連続シンクロに重きが置かれるため空気気味の効果である。 《星杯の神子 イヴ》 シンクロ・チューナー・効果モンスター 星5/水属性/魔法使い族/攻1800/守2100 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 「DARK NEOSTORM」で登場した「星杯」のシンクロチューナー。 S召喚した場合に「星遺物」カードをサーチし、フィールドを離れた場合にデッキ・墓地から自身と同名以外の「星杯」モンスターを特殊召喚する。 出たらサーチ、離れたらリクルートできるシンクロチューナーということで《源竜星-ボウテンコウ》を連想されるカード。そちらと同じくもの凄いアドバンテージを稼げるため、登場した当初から活躍した。 特に前弾で登場した「守護竜」との相性は凄まじく、《星遺物の守護竜》をサーチすることで手軽なソリティアの起点となっていた。適当なドラゴン族チューナーでこのカードをS召喚して《星遺物の守護竜》をサーチ、そちらの効果でドラゴン族チューナーを蘇生して《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚すれば、簡単にリンク先と2体の「守護竜」を呼び出す準備が整ったのである。 それ以外のデッキでも手軽な蘇生カードである「星遺物を継ぐもの」をサーチできるので展開力の増強に役立った。 様々なデッキで使われたものの、やはり守護竜を使った先攻制圧に貢献してしたのが仇となり禁止カードに指定された。 ☆レベル6 + 詳細は以下 《大地の騎士ガイアナイト》 地属性/戦士族/ATK2600/DEF 800 チューナー+非チューナー1体以上 一切の効果を持たず、純粋に戦闘のみで主に貢献する漢。パールさんとはお友達。 登場した直後に上位互換となる《ゴヨウ・ガーディアン》が登場してしまった非常に不遇な存在。 この事態には多くのプレイヤーの同情が集まり、ネタ方面での人気を獲得することになった。 あの武藤遊戯が使用していたカードのリメイクだけあって、色んな意味で強力。 後に地天の騎士にランクアップし、あの凶悪な権力とバウンス龍を成敗した。 シンクロじゃねーじゃんって言ったヤツ、串刺しな(^^) その後《ゴヨウ・ガーディアン》はエラッタを経て禁止カードから復帰。 素材の条件が変更されたので晴れて差別化に悩む必要はなくなった。 デッキに入れて使うかはともかく 《氷結界の龍 ブリューナク》 水属性/海竜族/ATK2300/DEF1400 チューナー+非チューナー1体以上 別名青きバウンスと呼ばれた元禁止カード。 手札を任意の枚数捨て、その数だけフィールドのカードを選んで発動。対象のカードを手札に戻す。 手札の消費は荒いが、1ショットキルできるならば関係はない。 当初は1ターンに何度でも使え、戻すカードの種類を問わないので異常に柔軟性が高い。 素材の縛りも無いので、《ゾンビキャリア》があれば多くのデッキで簡単に出せた。 登場直後からその恵まれた効果を武器に大暴れ。EXデッキからポンと出てきてフィールドをちゃぶ台返していた。 自分のカードもバウンスできることからループコンボの温床にもなり、自分の《早すぎた埋葬》をバウンスして再利用するなどの使い道もあった。 その姿は多くのプレイヤーのやる気を氷点下に落とし、設定どおり封印された。 その後、2017年にエラッタ込みで突如環境に復帰。 ターン1の制限が付き、相手フィールド限定のバウンスに弱体化して帰ってきた。 今後は単なる除去カードとしての活躍になるが、効果自体は未だに強力。 《ゴヨウ・ガーディアン》 地属性/戦士族/ATK2800/DEF2000 チューナー+非チューナー1体以上 戦闘で破壊した相手モンスターを表側守備表示で自分フィールドに特殊召喚してしまう極悪モンスター。 レベルに見合ってない異常な攻撃力の高さも特徴であり、 攻撃力2800未満で蘇生可能なモンスターはいつ相手に奪われてもおかしくないというゲーム環境を生み出し、2800ラインという指標を作った。 色々なモンスターをゴヨウし、バウンス龍と星6ラインの双璧を担った。 せっかく出した自分のモンスターをあっさりコントロール奪取する驚異的な性能は多くのプレイヤーを悩ませていた。 別名は権力。 あまりに大暴れしたため、最終的には自分がゴヨウされた。 投獄されている間にはARC-Vで仲間が増えている。 その後、《氷結界の龍 ブリューナク》と同じく更生して釈放。 エラッタ後は地属性チューナーを指定しているので、入るデッキは限られる。 また、第10期以降ともなると戦闘を介する時点で遅いという評価が浸透しており、ゴヨウできないリンクモンスターの存在もあり、相対的に弱体化している。 《獣神ヴァルカン》 炎属性/獣戦士族/ATK2000/DEF1600 チューナー+非チューナー1体以上 シンクロ召喚時、互いの表側表示カードを1枚ずつ手札に戻す強制効果を持つ。 攻撃力は低いが、バウンス持ち・縛りなしという点を鑑みれば、まあ妥当な調整だろう。 強制効果であり、自身以外の表側カードがなければ自身がバウンスされる。 さらに同名ターン1であり、戻したカード及び同名カードはそのターン発動できない。 なぜこんなにガチガチに縛られているかというと、コンマイには前科があり、その反省と思われる。 《BF-星影のノートゥング 》 シンクロ・効果モンスター 闇属性/鳥獣族/攻2400/守1600 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 特殊召喚時、相手プレイヤーに800ダメージを与え、その後相手のモンスターの攻撃力を800ダウンさせる。 対象をとらない弱体化で戦闘破壊を狙ったり、シンクロ版《ガガガガンマン》としてLPが800以下になった相手にとどめを刺すことができる。 BFモンスターの召喚権を増やす効果から主に【BF】で使われるが、 素材の縛りはなく使いやすいので、それ以外のデッキでも汎用レベル6として十分採用に値する。 その他、BFのシンクロモンスターについては当該項目を参照のこと。 《瑚之龍(コーラル・ドラゴン)》 シンクロ・チューナー・効果モンスター 水属性/ドラゴン族/攻2400/守 500 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 第9期に《ブラック・マジシャン》が強化された「ザ・ダーク・イリュージョン」でこっそり登場したシンクロチューナー。 手札を1枚捨てることで相手フィールド上のカードを1枚破壊するという《氷結界の龍 ブリューナク》を調整したような性能になっている。 腐った手札を利用できるほか、「海皇」や《ボルト・ヘッジホッグ》などを落としてコンボに繋げることもできる。 S召喚した状態で墓地に送られると1ドローできるので、状況次第では積極的に素材にしていきたい。 レベル5以上のチューナーであるという点もメリットであり、《D-HERO ディアボリックガイ》などと組み合わせて《アルティマヤ・ツィオルキン》が出しやすくなった。 幻竜族ではなくドラゴン族だが、おそらくは《たつのこ》の成長した姿。 《水晶機巧-ハリファイバー》で特殊召喚する場合、相手ターンのS召喚はできないものの2400という高めの打点が光る。 《スターダスト・チャージ・ウォリアー》 風属性/戦士族/攻2000/守1300 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 漫画版5D sで遊星が使ったシンクロの1つ。 S召喚時に1枚ドローでき、特殊召喚された相手モンスターすべてに1回ずつ攻撃できる。 この1ドローは単純ながら応用が効き、《ゾンビキャリア》でデックトップに置いた《インフェルニティ・デーモン》や《守護神官マハード》を特殊召喚できる。 また、【セフィラ】では、《セフィラの神託》のデックトップ操作と組み合わせることで、好きなモンスターをサーチできるようになる。 全体攻撃効果は忘れられがちだが、羊トークンの一掃などが可能なので覚えておきたい。 《レッド・ライジング・ドラゴン》 星6/闇属性/ドラゴン族/攻2100/守1600 悪魔族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 VJの全サで登場した闇属性・ドラゴン族。 発動するターン中はEXデッキからドラゴン族・闇属性Sモンスターしか出せなくなる代わりに、S召喚時に「リゾネーター」を1体蘇生できる。 「リゾネーター」と「レッド・デーモン」を結びつける待望の効果であり、レベル2の「リゾネーター」を蘇生すればすぐに《琰魔竜 レッド・デーモン》や《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》をS召喚できる。 悪魔族チューナーしか使えない縛りはあるものの、《レッド・リゾネーター》がいるので問題なし。特に《クリムゾン・リゾネーター》との組み合わせでは、デッキから2体の「リゾネーター」を追加で呼び出し、《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》をS召喚できる。 また、自身を墓地から除外することでレベル1の「リゾネーター」2体の蘇生が可能。特殊召喚しやすい「シンクローン・リゾネーター」は墓地に貯まりやすく、さらにフィールドから墓地に送られた場合のサルベージ効果もしっかり発動する。 墓地に送られたターン中は発動できないものの、《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》や《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》を呼び出すのに役立つため覚えておきたい。 ☆レベル7 + 詳細は以下 《ブラック・ローズ・ドラゴン》 炎属性/ドラゴン族/ATK2400/DEF1800 チューナー+非チューナー1体以上 第6期2番目のパック「CROSSROADS OF CHAOS」で登場した。 通称ぶっぱ。みんな大好きリセットボタン。 S召喚時、任意でフィールドのカードをすべて破壊できるという豪快な効果を持つ。 また、墓地の植物族を除外することで、相手の守備表示モンスターを攻撃表示した上に攻撃力を0にする。 手軽な全体除去の選択肢を多くのデッキにもたらした一枚。 こいつのせいでロックデッキは大きく評価を落とす羽目になった。 《フォーミュラ・シンクロン》や《クロスローズ・ドラゴン》による相手ターン中のS召喚を狙うのもよい。 時の任意効果ゆえにタイミングを逃すので、その場合はチェーン1でS召喚しよう。 場持ちの悪さはスピリット以上ではあるが、第10期以降にサポートカードが数多く登場しており、ぶっぱして吹き飛んだこのカードをフィールドに呼び戻すのも容易くなっている。 依然として2番目の効果は忘れられがちだが、追い詰められた場面でもLPを削り切る手段となりうるので覚えておきたい。 《パワー・ツール・ドラゴン》 地属性/機械族/攻2300/守2500 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 第6期4番目のパック「RAGING BATTLE」で登場。 双子の兄である龍亞のエースモンスター。 デッキから装備魔法を3枚見せ、相手に無作為に選ばせた1枚を手札に加えられる。 やや回りくどいが、装備魔法をサーチできる便利な1枚。 同名のカードを3枚見せれば確実に狙ったカードをサーチ可能。 自身の中途半端な攻撃力を補えるほか、様々なコンボに活用できる。 また、装備魔法を装備した状態で破壊される時、装備魔法1枚を身代わりにすることができるのでそこそこ場持ちはよい。 《ライフ・ストリーム・ドラゴン》が素材に指定するモンスターでもある。 《ダーク・ダイブ・ボンバー》 闇属性/機械族/ATK2600/DEF1800 チューナー+非チューナー1体以上 第6期3番目のパック「CRIMSON CRISIS」で登場したボマーさんの裏エースモンスター。 通称DDB。 自分のモンスターをリリースすることで、レベル×200ポイントのダメージを与える。 当初はターン1の制限も無く、メイン2でも発動できたので、大抵の場合登場=フィニッシュとなっていた。 圧倒的な殺意で環境を絨毯爆撃しまくった挙句、1年未満で投獄された。 子征竜や《魔導書の神判》が来るまでは当時最速の禁止記録を持っていた。 2014年になると、1ターンに1度 メイン1限定というエラッタを受けて突如復活。 さすがに調整されまくったため、無制限ながら特に悪さはできていない。 《アーカナイト・マジシャン》 光属性/魔法使い族/ATK 400/DEF1800 チューナー+非チューナー魔法使い1体以上 S召喚時に自身に魔力カウンターを2つ乗せ、カウンターを1つ取り除くごとにフィールドのカードを1枚破壊できる。 魔法使いシンクロの顔。その顔が見えない気がするが気のせいだろう。 初登場はDDBの陰に隠れていた。 OCGオリジナルのモンスターには珍しく、派生形態が2種もある。 第9期前半にはシャドールで場を荒らしていたりする。 《氷結界の龍 グングニール》 水属性/ドラゴン族/ATK2500/DEF1700 チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上 手札を2枚まで捨てて、捨てた枚数分相手のカードを破壊可能。 《ブラック・ローズ・ドラゴン》と違って味方のカードを巻き込まないほか、2枚『まで』なので1枚でもいいととにかく小回りがきく。 水属性デッキじゃないと出しにくそうだが、《スノーマンイーター》や《沼地の魔神王》を《デブリ・ドラゴン》で釣ってくればよい。 氷結界の3竜の一角だが、ぶっ飛んだ他2体に比べてその堅実な効果ゆえに唯一規制された経験がない。 《月華竜 ブラック・ローズ》 光属性/ドラゴン族/ATK2400/DEF1800 チューナー+非チューナー1体以上 漫画版5D sでアキが使う決闘竜。 自身の特殊召喚時、及び相手の場にレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時に、 1ターンに1度、特殊召喚されたモンスター1体をバウンスする。 元となった《ブラック・ローズ・ドラゴン》とは違い、自身は場を離れることが無く、居座り続けることで相手を牽制し続けられる。 墓地から蘇生させた場合でも効果が使えるのは嬉しい。 また、バウンスなので破壊耐性を無視でき、蘇生を許さないというメリットがある。 ただし、エクシーズやリンクの特殊召喚には反応しないのが玉に瑕。 《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》 炎属性/ドラゴン族/攻2500/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 「マスター・オブ・ペンデュラム」で登場したドラゴン族シンクロ。 遊矢は使用していないが、「オッP」の進化形態の1つ。 特殊召喚に成功した時、そのターンの攻撃を放棄する代わりに、Pゾーンのカードを特殊召喚できる。 レベル7の《竜穴の魔術師》などを出せば、そのままランク7エクシーズが可能。 《覇王眷竜ダークヴルム》と「覇王門」の登場でこの動きはかなり狙いやすくなった。 《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》を出せば、メテオバーストを墓地経由で出し直すことができる。 「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」に《貴竜の魔術師》の効果を使えばすぐにS召喚できる。 バトルフェイズ中に相手モンスターの効果を発動できなくさせる効果もあるので、ガンガン攻め込もう。 《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》 風属性/ドラゴン族/ATK2500/DEF2000 チューナー+非チューナー1体以上 ARC-Vにて登場したユーゴのSモンスター。 自身以外のレベル5以上のモンスターの効果、またはレベル5以上のモンスター1体のみを対象にしたモンスター効果を、それぞれ1ターンに1度、発動を無効にして破壊する効果を持つ。 さらに、自身の効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力をターン終了まで吸収する効果を持つ。 分かりづらいが、レベル5以上に関係するモンスター効果を最大2種類カウンターできるということ。 多くの大型モンスターに対処できる上、自身もレベル5なので自身を対象にとるモンスター効果は自力で無効にできる。下手なエクシーズも太刀打ちできないため、場持ちはなかなか。 進化形態の《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の登場後は、レベルに関係なくモンスター効果をカウンターできるそちらに重きが置かれるようになった。 《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》 シンクロ・ペンデュラム・効果モンスター 星7/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000 【Pスケール:青4/赤4】 チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上 漫画版ARC-Vでユーゴが使うシンクロ・ペンデュラムモンスター。 1ターンに1度、EXデッキから特殊召喚された相手モンスターの攻撃力を0にし、効果を無効にできる。 また、破壊された場合にPゾーンに自身を送ることができ、 「スピードロイド」のチューナーを使うことで、Pゾーンのこのカードを疑似的にS召喚することができる。 主に【スピードロイド】で使われるカードだが、《スターダスト・チャージ・ウォリアー》や《古神ハストール》などの風属性Sモンスターを挟むことでS召喚できる。 その制圧力はなかなかのもので、EXデッキを多用する相手には滅法強い。 《シューティング・ライザー・ドラゴン》 光属性/ドラゴン族/攻2100/守1700 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 シンクロ召喚した場合に、自身よりもレベルの低いモンスターをデッキから墓地に送り、そのモンスターのレベル分、自身のレベルを下げることができる。 また、相手のメインフェイズに自身を素材にシンクロ召喚できる。 相手ターン中にシンクロ召喚ができるチューナーの1つ。 レベルは7だが、自身の効果でレベルを1~6まで変化させられる。 墓地に送るのは《妖精伝姫-シラユキ》や《D-HERO ディアボリックガイ》などが手頃。 単純に、レベル6以下専用の《おろかな埋葬》として使うことができる。 ただし、墓地に送ったモンスターは、同名モンスターも含めてそのターン中効果の発動ができないので注意。 《水晶機巧-ハリファイバー》で呼び出せるシンクロチューナーであり、相手ターンに中にS召喚できることも併せて何かと相性がいい。 《サイバース・クアンタム・ドラゴン》 闇属性/サイバース族/攻2500/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 第10期に登場したサイバース族Sモンスター。 自分のリンクモンスターが存在すれば、自身以外のモンスターを攻撃・効果の対象にできなくさせる。 また、1ターンに1度戦闘を行う相手モンスターをバウンスし、続けて攻撃できる。 遊作が使うカードらしくリンクモンスターとの連携で力を発揮する。 攻撃力の低いリンクモンスターを守りつつ攻撃対象を自身に誘導できる。 バウンス効果は戦闘を介するという点は気になるものの、対象をとらないというメリットがあり、多くの耐性をすり抜けて厄介なモンスターを消し去ることができる。 同じレベルでは《月華竜 ブラック・ローズ》などと比較しながら採用を検討したい。 《F.A.ライトニングマスター》 光属性/機械族/攻 0/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 レーシングカーをモチーフにした「F.A.」の1体。 元々の攻撃力は0だが、レベル×300分攻撃力が上がるので素の打点は2100。 「F.A.」魔法・罠が発動するたびにレベルが1つ上昇していく。 さらにレベルを2つ下げることで、1ターンに1度魔法・罠をカウンターできる。 攻撃力は下がってしまうものの、このような制圧効果はありがたい。 【F.A.】以外でも使用可能であり、この効果を目当てに採用されることがある。 《ウィンドペガサス@イグニスター》 風属性/サイバース族/攻2300/守1500 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 自分フィールド上の「@イグニスター」の数まで相手の魔法・罠を破壊できる。 自分フィールド上の他のカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、フィールドか墓地のこのカードを除外することで相手のモンスターをデッキに戻せる。 フィールドのカードの除去に長けたモンスター。 「@イグニスター」に属するが、どちらの効果も自身のみで発動可能な汎用シンクロである。 【WW】ではこのモンスターを中継して《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を出せる。 風属性縛りを問題なく満たせるうえ、ついでにアドバンテージを稼げるのでかなり相性がいい。 《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》 シンクロ・効果モンスター 光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 第6期5番目のパック「ANCIENT PROPHECY」で登場した。 双子の妹である龍可の持つシグナーの竜であり、彼女のエースモンスター。 フィールド魔法を破壊した後でLPを1000回復し、フィールド魔法をサーチするという、「地縛神」や「Sin」をメタるような効果を持っている。 いかんせん地味であり、他のシンクロドラゴンに比べると目立たなかったが、 《霞の谷の神風》や《フュージョン・ゲート》を持って来られる点から、先攻ワンキルに利用されという予想の斜め上を行く使われ方をされた。 また、手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚するもう1つの効果が注目され、【インフェルニティ】でも活用されていた。 《インフェルニティ・デーモン》を特殊召喚した後は《旧神ヌトス》の素材にできる。 地縛神をメタるはずが、その持ち主のデッキに利用されるとはこれいかに。 5D sの主要なカードの1つでもあり、長年規制をかわし続けてきたが、遂に2018年1月1日の改訂で禁止カードとなることが決定した。 その結果、シグナーの竜の数が番組名同様5体になるというのは皮肉である 2023年1月1日にカード名ターン1の制約と破壊したカードと同名のフィールドはサーチ不可というエラッタを経て制限解除。 ☆レベル8 + 詳細は以下 《スターダスト・ドラゴン》 風属性/ドラゴン族/ATK2500/DEF2000 チューナー+非チューナー1体以上 第6期最初のパック「THE DUELIST GENESIS」で登場。 遊星のエースカードで、実質ノーコストで破壊効果を無効にする。 自身をリリースすることでフィールドのカードを破壊する効果をカウンターし、 エンドフェイズ時にリリースした自身を特殊召喚できる。 献身的な効果から、原作ではやたらと損な役回りが多い苦労人……もとい苦労竜。 ふつくしいイラストも相まってシンクロモンスターのなかでも人気が高い1枚である。 蘇生制限は満たせないものの《スターライト・ロード》で呼べる点も要注目。 進化系である《スターダスト・ドラゴン/バスター》は「/バスター」の中でも特に強力なカードとして知られる。 《レッド・デーモンズ・ドラゴン》 闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 ジャックの魂にして、彼の切り札。愛称は「レモン」。 ライバルキャラの伝統である攻撃力3000を誇り、 守備表示モンスターを攻撃すると、ダメージ計算後に相手の守備表示モンスターをすべて破壊できる。 だがエンドフェイズになると、レモン以外の攻撃していないモンスターをすべて破壊してしまうのでご注意。 《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》や《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》など、様々な進化形態が存在する。 現在では攻撃表示モンスターを破壊できる《琰魔竜 レッド・デーモン》や《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》に出番を譲ることが多い。 WJにシクレア版が先行収録されたため、250円同盟の1枚として有名。 こいつの「/バスター」は「CRIMSON CRISIS」の表紙を飾った。 《ギガンテック・ファイター》 闇属性/戦士族/ATK2800/DEF1000 チューナー+非チューナー1体以上 お互いの墓地の戦士族の数×100攻撃力が上がり、 戦闘で破壊され墓地に送られると自分か相手の墓地の戦士族モンスターを蘇生できる。 何度バトルで破壊されても粘り強く蘇る不死身の戦士。 戦闘で除去を行っていくデッキに対しては悪夢のような存在となる。 しかし、効果による破壊には無力であり、それ以外の除去も普通に効くので過信は禁物。 「/バスター」形態があり、戦士族2体を墓地に送れる。 《スクラップ・ドラゴン》 地属性/ドラゴン族/ATK2800/DEF2000 チューナー+非チューナー1体以上 第7期最初のパックである「DUELIST REVOLUTION」で登場。 《スターダスト・ドラゴン》と同じくレベル8シンクロの定番の1つとされる。 自分と相手フィールドのカードを1枚ずつ対象にとって破壊する効果を持つ。 確実な1:1交換ができ、フリーチェーンのカードを選べば相手のカードだけを割れる。 攻撃量2800のためゴヨウされず、スタダをボコれる優秀な鉄屑。 メカニカルな外見だが、スクラップのお約束して種族は機械族ではなくドラゴン族。 《クリムゾン・ブレーダー》 炎属性/戦士族/ATK2800/DEF2600 チューナー+非チューナー1体以上 アニメ5D s最終回にジャックが使ったシンクロモンスター。 戦闘破壊に成功すれば、次ターンの相手のレベル5以上のモンスターの召喚・特殊召喚を封じる。 効果が発動すれば、融合・儀式・シンクロの高レベルモンスターを出せなくし、 高レベルモンスターによるエクシーズも間接的に阻止できる。 タッグフォース6の付属カードだったため、【征竜】が流行していた間は価格がかなり高騰していたが、再録されて値段も落ち着いた。 《閃珖竜 スターダスト》 光属性/ドラゴン族/ATK2500/DEF2000 チューナー+非チューナー1体以上 漫画版5D sで遊星の使う決闘竜。 表側表示カードを対象として発動し、1ターンに1度、戦闘・効果破壊を防ぐ。 元となった《スターダスト・ドラゴン》とは属性以外のステータス、破壊耐性を持つ点が似ているが、 フリーチェーンであること、場を開けないこと、本家《スターダスト・ドラゴン》の弱点だった戦闘破壊からも守れることなど、かなり小回りがきく効果。 《琰魔竜 レッド・デーモン》 闇属性/ドラゴン族/ATK3000/DEF2000 チューナー+非チューナー1体以上 漫画版5D sでジャックの使う決闘竜。通称は「フィールレモン」。 メインフェイズに1度、自身以外の攻撃表示モンスターを全て破壊できる。 ただし、効果を使ったターンはこのカード以外攻撃できない。 相手の展開したモンスターを一掃した上で3000打点で殴れる。 守備表示モンスターを破壊しない、他のモンスターと一斉攻撃できないなど、本家《レッド・デーモンズ・ドラゴン》とは対照的。 相互互換の《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》とは使い分けが肝心。 《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》 闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000 闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 漫画版5D sで鬼柳が使う決闘竜の1つ。 手札が0枚の時、1ターンに1回まで魔法・罠をカウンターできる効果を持つ。 妨害用の罠を何枚もサーチしてガチガチに封殺する【インフェルニティ】との相性はよく、 新マスタールール導入まではよく使われていた。 チューナーは闇属性でなければならないが、《インフェルニティ・ビートル》が使える【インフェルニティ】では大した問題ではない。 《氷結界の龍 トリシューラ》らと並ぶ満足龍の1体。 《魔王龍 ベエルゼ》 闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000 闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 漫画版5D sで伊集院セクトが使う決闘竜の1つ。 戦闘でも効果でも破壊されない耐性を持ち、 このカードの戦闘または相手の効果で持ち主がダメージを受けると、その分攻撃力がアップする。 《鳥銃士カステル》のような破壊以外の除去は増えているものの、やはり破壊されないというのはなかなか頼りになる。 《オネスト》に対しては強く、戦闘破壊できないうえに攻撃力まで上げてしまう。 闇属性チューナーには《ゾンビキャリア》や《ジャンク・シンクロン》などがいるので、あまり問題ではない。 《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》 闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500 チューナー+非チューナー1体以上 第9期6番目のパックである「ディメンション・オブ・カオス」で登場。 こちらはARC-Vのジャックが使うレッド・デーモン。 自身を除く、このカードの攻撃力以下の特殊召喚された効果モンスターをすべて破壊し、その数×500ダメージ与える効果を持つ。 格上は除去できず、味方も巻き込まれるものの、バニラとトークン以外の特殊召喚されたモンスターは大体掃除できる。 バーンの駄目押しでメイン2にとどめを刺すような使い方も可能。 《琰魔竜 レッド・デーモン》とは相互互換の関係にある。 ご丁寧なことにフィールド・墓地だと元祖レモンとして扱うため、《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》の素材にもなる。 ますます元祖レモンの立場が失われる 《PSY(サイ)フレームロード・Ω》 光属性/サイキック族/攻2800/守2200 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 PSYフレームのエースカードであり、3つの効果を持つ。 1ターンに1度、自分か相手のメインフェイズに、自身と相手の手札をランダムに1枚選び、次のスタンバイフェイズまで除外できる。 また、相手のスタンバイフェイズに、自分か相手の除外されたカード1枚を墓地に戻せる。 さらに、自身が墓地にある場合、自分か相手の墓地のカード1枚と自身をデッキに戻すことができる。 いずれの効果も有用だが、特にハンデス効果が有名であり除去をかわしつつ一時的に相手の手札を削れる。 帰還した時にはメインモンスターゾーンに置かれるので、新マスタールール導入時には評価されていた。 除外されたカードを墓地に戻す効果は《PSY・フレームドライバー》を再利用するためのものだろう。 また【不知火】などの【アンデット族】と相性がよく、《馬頭鬼》を使い回すことができる。 《仁王立ち》との組み合わせでは相手の攻撃をロックすることができる。 墓地のカードをデッキに戻す効果は主に【インフェルニティ】で使われており、《インフェルニティガン》を何度も使用するというコンボが可能。 また、効果を使うために一時的に除外された《シューティング・スター・ドラゴン》《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》などを処理するのに使える。 このように、幅広いデッキで利用できる汎用性を誇るが、 【シンクロダーク】で先攻大量ハンデスに悪用された結果、2016年10月1日の改訂で制限カードとなってしまった。 一応、墓地に落ちても自身の効果でEXデッキに戻せるので再びS召喚するのは容易。 《ヴァレルロード・S(サベージ)・ドラゴン》 シンクロ・効果モンスター 闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 第10期7番目のパック「SAVAGE STRIKE」で登場した、遊戯王VRAINSのリボルバーが使用する新たな力。 《ヴァレルロード・ドラゴン》の亜種であり、攻撃力は同じく3000。 S召喚時に自分の墓地のリンクモンスター1体を装備し、その攻撃力の半分を自身の攻撃力に加算する。 また、装備したモンスターのリンクマーカーの数だけ「ヴァレルカウンター」を乗せ、1つ取り除くことで魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にできる。 3500前後の攻撃力を得やすい上、範囲の広いカウンター効果で相手の反撃を封じ込めることができる。 カウンター効果は発動を無効にするだけで破壊はせず、名称指定の1ターンに1回だが、魔法・罠・モンスター効果に対応しており制圧効果として優秀。 汎用レベル8シンクロの中でも強力なモンスターの1つであり、 《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》と並んでSモンスターのエースとして活躍している。 《白闘気白鯨(ホワイト・オーラ・ホエール)》 星8/水属性/魚族/攻2800/守2000 水属性チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上 漫画版ARC-Vに登場するモンスター。 S召喚時に、相手の攻撃表示モンスターを全て破壊できる。 また、モンスターへの2回攻撃と、貫通効果を持つ。 非常に攻撃的な効果を持っており、水属性シンクロデッキの切り札となれる。 タイミングを逃すことがあるものの、相手ターンにS召喚するのも有効。 さらに、相手によって破壊された場合には、墓地の水属性モンスターを1体除外することでチューナー扱いで蘇生可能。 1ターンに何度でも発動できるので、除外やバウンスを喰らわない限りはしぶとくフィールドにとどまることができる。 素材はすべて水属性でなければならないので【水晶機巧】【グレイドル】【魚族】などで採用したい。 《天威の龍鬼神》 闇属性/幻竜族/攻3000/守 0 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 第10期10番目のパック「CHAOS IMPACT」で登場した、幻竜族テーマである「天威」に属するモンスター。 相手がモンスター効果を発動した時にそのモンスターを除外できる。 また、効果モンスターを戦闘破壊するとその元々の攻撃力分自身の打点を上げ、さらにもう1度モンスターに攻撃できる。 モンスター効果に反応し、問答無用で除外してしまう。 効果は無効にできないものの対象を取らない除外なので多くの耐性を無視できる。 さらに打点増強と連続攻撃の効果によって、適当なモンスターを踏み台に自身よりも攻撃力が高いモンスターも突破できる。攻撃的な性能で頼りになるモンスターの1つだろう。 《天威の鬼神》とは同一人物と思われるが非常に禍々しい姿になっている。 《混沌魔龍 カオス・ルーラー》 闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 第11期最初のパックである「RISE OF THE DUELIST」で登場したモンスター。 S召喚時にデックトップから5枚を公開し、光か闇のモンスターを手札に加え、残りを墓地に送ることができる。 また、光と闇のモンスターを1体ずつ墓地から除外することで、自身を墓地から特殊召喚できる。 出すだけでアドバンテージを稼げる便利なカード。 《エフェクト・ヴェーラー》や【幽鬼うさぎ》などを拾えれば儲けものだろう。 墓地肥やしにもなるので自己蘇生効果の条件も満たしやすくなる。 自己蘇生効果も1ショットキルのための打点稼ぎや他のモンスターを呼び出すための素材として使いやすい。 この効果を使うとフィールドを離れた時に除外されてしまうが、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》などのX素材にしてしまえばこの点も無視できる。 光と闇が多くないデッキでも、EXデッキ次第では墓地に揃えることは難しくない。 闇属性・ドラゴン族なので「レッド・デーモン」のサポートを転用できる。 《シンクローン・リゾネーター》を手札に加えれば即《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》をS召喚できるなど相性は良好。 《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》 風属性/ドラゴン族/ATK3000/DEF2500 チューナー+シンクロモンスター1体以上 ARC-Vでユーゴの使う切り札。 クリアウィングが進化した姿であり、非チューナーにはSモンスターを指定する。 カウンター効果は効果モンスター全てに及んでおり、 レベルを持たないエクシーズやリンクだろうと1ターンに1度発動を潰すことができる。 また、レベル5以上のモンスターと戦闘する時に相手モンスターの攻撃力分自身の打点を上げる《オネスト》効果を内蔵しており、 3000という高い攻撃力と相まって戦闘にも強い。 2つの効果はシナジーを生んでおり、攻撃力の上昇によって相手モンスターの効果を誘発させ、それをカウンター効果で処理することができる。 S召喚を主軸にするデッキならば出すのはそう難しくなく、シンクロデッキの代表的な切り札として活躍している。 使用者同士がパートナーの関係にある【WW】では召喚権を使わず耐性付きで呼び出すことが可能。 さらに《アルティマヤ・ツィオルキン》でも特殊召喚できる。 ☆レベル9 + 詳細は以下 《XX-セイバー ガトムズ》 地属性/獣戦士族/攻3100/守2600 チューナー+地属性モンスター1体以上 X-セイバーの総大将を務めるお方。 自分のX-セイバーを1体リリースするごとに1枚ハンデスできる。 X-セイバーは展開力が高いので、ARC-Vの刀堂刃のように相手の手札を空にするのも珍しくはない。 ただし、【暗黒界】や【シャドール】のように、相性の悪い相手もいるので注意。 「ソウザ」と違って人望が厚いのだが、味方を犠牲にする効果なのはこちらも変わらなかったりする。 素材の条件をよく見ると、チューナーだけでS召喚できるのも特徴。 《氷結界の龍 トリシューラ》 水属性/ドラゴン族/ATK2700/DEF2000 チューナー+非チューナー2体以上 S召喚時、相手の手札、フィールド、墓地のカードをそれぞれ1枚まで除外できる。 対象を取らないことから《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》や《ヴァレルロード・ドラゴン》にも対処可能。 価格・ワンキル・入手難度と決闘者に三つの絶望を与えた満足龍の一角。 おかげで、このカードを最も制御できるのは「氷結界」ではなく「インフェルニティ」とネタにされることに。 1枚制限になったが、出されるだけでも十分な脅威になりうる。 レベル9シンクロが出せるならEXデッキに挿したくなる1枚。 《ブラック・ローズ・ドラゴン》と同じく「水晶機巧」などで相手ターン中のS召喚を狙うのも一興。 《ミスト・ウォーム》 風属性/雷族/ATK2500/DEF1500 チューナー+非チューナー2体以上 S召喚時、相手フィールド上のカードを3枚まで対象に取ってバウンスする。 こちらも大概はワンキルのお供。強力ではあるが、《氷結界の龍 トリシューラ》の登場以降は影に隠れがちとなった。 と言っても別にこのカードが弱いわけではなく単にトリシューラがトチ狂っているだけであり、 こいつ自体の性能は十分に高いのだ。 風属性縛りがある【スピードロイド】などには採用されることがある。 《鬼岩城》 地属性/岩石族/ATK2900/DEF2800 チューナー+非チューナー1体以上 S召喚時、素材にした非チューナーの数×200ポイント分攻守をアップさせる。 つまり最低でもATK3100ということ。 それ以外の効果はないが、単純に高ステータスであり、レベル9では素材縛りなしかつ、非チューナーが1体で済むのは初。 コントロール奪取した高レベルモンスターの処理など、S召喚に幅を持たせることが可能。 《浮鵺(ふや)城》 シンクロ・効果モンスター 風属性/機械族/攻 0/守3000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 S召喚時、自分のレベル9のモンスターを蘇生できる。 また、召喚・特殊召喚されたレベル8以下のモンスターは、そのターン中攻撃できなくなる。 主に《真竜皇V.F.D.》などのランク9を出すために使われるモンスター。 このカードが出せるならレベル9シンクロがしやすいということなので、Sモンスターを釣り上げるとよい。 ここで挙げたモンスターをはじめ、蘇生しても効果が使える《蒼眼の銀龍》などが狙い目だろう。 《青眼の精霊龍(ブルーアイズ・スピリット・ドラゴン)》 光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000 チューナー+チューナー以外の「ブルーアイズ」モンスター1体以上 ブルーアイズの名を持ち、【青眼の白龍】で活躍するドラゴン族シンクロ。 互いに同時に2体以上の特殊召喚を封じ、1ターンに1度、墓地で発動した効果をカウンターできる。 また、自身をリリースすることで、自身と同名以外のドラゴン族・光属性のSモンスターを守備表示で特殊召喚する。 呼び出したドラゴン族はエンドフェイズに破壊されるが、《蒼眼の銀龍》を連れてくれば問題なく、 次のスタンバイフェイズに《青眼の白龍》の蘇生が狙える。 除去したいならば《月華竜 ブラック・ローズ》を出して相手のモンスターをバウンスしよう。 《水晶機巧(クリストロン)-グリオンガンド》 シンクロ・効果モンスター 水属性/機械族/攻3000/守3000 チューナー2体以上+チューナー以外のモンスター1体 相手ターン中のS召喚を得意とする「水晶機巧(クリストロン)」のエース。 汎用レベル9ではあるが、チューナーが2体以上で、非チューナーの指定が1体のみとなっている。 S召喚時、素材の数まで相手フィールド・墓地のモンスターを除外する効果を持つ。 基本的に3枚以上除外できるため、その威力は《氷結界の龍 トリシューラ》と同じかそれ以上。 ただし、こちらは対象を取ってしまい、モンスターしか除外できないので効果だけなら相互互換の関係にある。 また、S召喚したこのカードが破壊された時、除外された自分か相手のモンスターを特殊召喚できる。 破壊以外の除去が蔓延しているものの、除外したモンスターを奪えれば儲けものだろう。 《飢鰐竜アーケティス》 水属性/魚族/攻1000/守1000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 S召喚時、素材の非チューナーの数だけドローでき、手札の枚数×500攻撃力と守備力がアップする。 さらに手札2枚を捨てることでフィールドのカード1枚を破壊する、フリーチェーンの除去効果を持つ。 「白闘気」以来久しぶりに登場した魚族のシンクロモンスター。 素材を増やすほど何枚もドローでき、ステータスも上がるというロマンのある効果を持つ。 最低でも1枚はドローでき、手札が3枚あれば攻守は2500、6枚になれば4000となる。 《邪竜星-ガイザー》で《タツノオトシオヤ》を出すなどすれば水増ししやすいだろう。 これらの効果は独立しているため【ジャンクドッペル】のギミックを採用して《TG ハイパー・ライブラリアン》でドローしまくるという手もある。 破壊効果は手札を消耗するものの、フリーチェーンなので質は高く相手に対する妨害としては十分。 面白い性能をしているので、このカードを中心にデッキを組んでみるのも楽しいだろう。 《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス》 闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500 チューナー+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体 第9期のブースターSP ハイスピード・ライダーズで登場したモンスター。 1ターンに1度、フリーチェーンでフィールドのカード1枚の効果を無効にできる。 また、戦闘ダメージを与えた時に自分の墓地のチューナー1体を蘇生できる。 主に「リゾネーター」軸の【レッド・デーモン】で使われる。 《クリムゾン・リゾネーター》を使えばこのカードか《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》を出し分けられる。 非チューナーはドラゴン族・闇属性のSモンスター限定と、縛りがキツいだけに効果は強力であり、モンスター・魔法・罠を何でも1枚無効にしてしまう。カウンター罠以外は大抵無効にできるため、高い攻撃力も相まって安心感がある。 《混沌魔龍 カオス・ルーラー》の自己蘇生効果を使えばそれ以外のデッキでも出しやすいだろう。 チューナーの蘇生効果も見逃せず、追撃はできないものの《琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》などより上位のSモンスターに繋げやすい。《幽鬼うさぎ》を出せば1妨害になり、《サイキック・リフレクター》を出せばもう1体Sモンスターを出せるなど、相性のいいカードは多い。 ☆レベル10 + 詳細は以下 《シューティング・スター・ドラゴン》 風属性/ドラゴン族/攻3300/守2500 Sモンスターのチューナー1体+「スターダスト・ドラゴン」 クリア・マインドの境地に至った遊星が手にした新たな切り札 シンクロチューナーと《スターダスト・ドラゴン》によるアクセルシンクロによって呼び出される 1ターンに1回ずつ発動できる3つの効果を持つ。 1つ目はチューナーを参照する攻撃回数の変化。 デックトップから5枚を確認し、その中のチューナーの数まで攻撃できるようになる。 非常に豪快ではあるが、注意したいのが、攻撃回数を増やすのではないということ。 つまり、チューナーが1枚もめくれないと、一切攻撃できなくなる。 S召喚を多用するデッキでもそこまで多くのチューナーが入るわけではないので、かなりギャンブル性が高い 本気で活用するならば《ゾンビキャリア》や《ダーク・ドリアード》など、デックトップを操作できるカードと組み合わせるとよい 「アダマシア」とは相性がよく、デックトップにチューナーを集めて確実に連続攻撃を達成できる。 2つ目は《スターダスト・ドラゴン》と同じく、カードの破壊を行う効果に対するカウンター効果。 破壊を含む効果ならば大抵は無効にできるため、なかなか場持ちがいい こちらは自身のリリースが不要だが、2枚目以降の除去で狙われる可能性もあるので一長一短 3つ目は相手モンスターの攻撃宣言時に、自身を除外しつつ行える攻撃の無効化 こちらは本家《スターダスト・ドラゴン》と同じく、エンドフェイズ時に帰還できる 発動を伴うので、この効果自体を潰されないように注意したい。 素材の条件が重いためロマンカード寄りではあるが、 第10期現在のカードプールならば、安定してシンクロ召喚しつつデックトップ操作を行えるようになっている。 《A・O・Jディサイシブ・アームズ》 闇属性/機械族/ATK3300/DEF3300 チューナー+非チューナー2体以上 設定では対ワーム決戦兵器だったが、OCGではもっぱらライロを焼いたりしている。 ステータスは高いのだが効果が光属性ピンポイントなため、モンスター3体の消費で出すには少々物足りない。 《神樹の守護獣-牙王》 地属性/獣族/ATK3100/DEF1900 チューナー+非チューナー1体以上 ナチュル・ガオドレイクがヴェルズっぽい装備でリメイクされた。 縛りなし、2体でシンクロ召喚できるレベル10モンスター。 自分のターンのメインフェイズ2を除き、相手の効果の対象にならないというシンプルな耐性。 打点もブルーアイズラインを越えているため、容易には突破できない。 《ブラッド・ローズ・ドラゴン》 炎属性/ドラゴン族/攻3200/守2400 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 第11期パック3番目のパック「LIGHTNING OVERDRIVE」で登場。 生まれ変わってレベル10となった《ブラック・ローズ・ドラゴン》の新たな姿。 S召喚時の効果でお互いの墓地のカードをすべて除外できる。 さらに本家《ブラック・ローズ・ドラゴン》または植物族Sモンスターを素材にした場合、自身以外のフィールドのカードをすべて破壊できる。 遊戯王OCGは昔から墓地を活用する手段が多いゲームなので、墓地の全体除外による影響は大きい。 ただし自分の墓地も空になってしまうので使うタイミングはよく考えたい。 素材によっては全体除去を発動でき、自身を除くフィールドのカードをすべて消し去って安全にダイレクトアタックができる。 事前に墓地のカードをなくせるので《ネクロ・ガードナー》や《超電磁タートル》は対策できる。 また、カードを破壊する効果が発動した時、自身をリリースすることでそれをカウンターし、EXデッキ・墓地から本家《ブラック・ローズ・ドラゴン》を特殊召喚できる。 発動できる場面は多く、似たような《スターダスト・ドラゴン》に比べるとフィールドを空けずに済む点が嬉しい。 このカードをS召喚するために使った《ブラック・ローズ・ドラゴン》をそのまま蘇生できる。 《フルール・ド・バロネス》 風属性/戦士族/攻3000/守2400 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 DP-疾風のデュエリスト編-で登場した汎用レベル10。 5D sのシェリーの新たな切り札というイメージとなっている。 強力な効果が詰め込まれており、1ターンに1度フィールドのカード1枚を対象にとって破壊でき、フィールドに表側表示で存在する限り1度だけ魔法・罠・モンスター効果の発動を無効にして破壊できる。 カウンター効果は1度きりの使用となるが、ご丁寧なことにお互いのスタンバイフェイズに自身をフィールドからEXデッキに戻しつつレベル9以下のモンスターを墓地から特殊召喚できるという効果まで持っている。 除去効果でフィールドを荒らし、無効化しようとしても自力で防いでしまう厄介なモンスター。元になった《フルール・ド・シュヴァリエ》にあったチューナーの指定もなく、多くのデッキで採用可能。自分のカードも破壊できるので【フルール】ではコンボに繋げられる。 除去とカウンターを兼ね備えている点はかの《 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を彷彿とさせ、第11期のインフレぶりを多くのプレイヤーに印象付けた。 その強さはパックに描かれていた《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》の立場を喰ってしまうほどであった 《スタ-ダスト・ウォリアー》 風属性/戦士族/攻3000/守2500 Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上 「シンクロン・エクストリーム」で登場した新たな「ウォリアー」Sモンスター。 遊星は使用していないが、彼の使うモンスターという設定である。 自身をリリースすることで発動できる特殊召喚のカウンター効果を持ち、 チェーンブロックを作らない、ルールに基づく特殊召喚を潰すことができる。 フィールドを離れてしまうが、「スターダスト」の名前を持つだけあって、エンドフェイズに墓地から特殊召喚できる。 こいつが立っているだけでもなかなかの抑止力があるが、 「融合召喚」や《死者蘇生》など、カードの発動を伴う特殊召喚には発動できないのは注意。 また、表側表示のこのカードが、戦闘、または相手の効果でフィールドを離れると、レベル8以下の「ウォリアー」SモンスターをEXデッキからS召喚扱いで特殊召喚できる。 EXデッキに空きがあれば、後続を呼び出せるので安心感がある。 天敵となる「ライトニング」については特殊召喚のカウンターで対策できるのがありがたい。 ☆レベル11 + 詳細は以下 《星態龍》 光属性/ドラゴン族/ATK3200/DEF2800 チューナー+非チューナー1体以上 第8期5番目のパック「JUDGEMENT OF THE LIGHT」にて久しぶりに登場したSモンスター。 初のレベル11シンクロかつ、初のEXデッキに入るレベル11モンスター。 シンクロ召喚でのみ特殊召喚でき、シンクロ召喚を無効化されず、召喚時のカードの効果の発動を封じる。 さらに攻撃する場合、ダメステ終了時まで自身以外のあらゆる効果を受け付けなくなる。 独特の耐性により出した直後には除去されづらく、安定している。 しかし、直接相手に干渉できるわけではなく、大きく戦況を変える効果もない。 唯一のレベル11という点を活かし、選択肢の1つとして採用するのがベターか。 レベルは高いものの、素材は少なくとも2体だけで出せるのもありがたい。 ちなみに海外版JUDGMENT OF THE LIGHTではレアリティが上昇し、 おまけに《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》からホログラフィックレアの座を強奪した。 主人公のカードになんてことを。 《氷結界の還零龍 トリシューラ》 星11/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 凍獄の氷結界にて登場した《氷結界の龍 トリシューラ》の新たな姿。 S召喚時に相手フィールドのカードを3枚まで除外できる。 墓地と手札には干渉できないものの、盤面への影響力は増したといえる。 本家同様に対象を取らない除外なので多くの耐性を無視でき、効果が通れば相手の場を一気に壊滅させられる。 さらに、相手によって破壊されるとEXデッキ・墓地から本家《氷結界の龍 トリシューラ》1体を攻撃力3300にして特殊召喚できる。相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にし、効果も無効にするオマケまでついている。 除外効果がカウンターされたとしても、こちらの効果で場をひっくり返せる。相手はうかつな破壊を躊躇うことから疑似的な破壊耐性としても機能する。 この3300という数値は背景ストーリーで対決している《ドラグニティナイト-アスカロン》に合わせたものだろう。 皮肉にもこの2体はどちらも相手のカードの除外に長けているが、自身が除外に弱いという似た者同士である。 本家《氷結界の龍 トリシューラ》に比べると先攻1ターン目に出す旨味がなく、レベルも異なることから相互互換ではなく別のカードとして見るべき。 また、除外効果だけでも十分な仕事をすることから本家《氷結界の龍 トリシューラ》もEXデッキに採用するかはよく考えたい。 《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》 風属性/ドラゴン族/攻4000/守3300 「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+ドラゴン族Sモンスターを含むチューナー以外のモンスター1体以上 第11期5番目のパックである「DAWN OF MAJESTY」で登場した風属性・ドラゴン族。 使いづらいことで有名な《セイヴァー・スター・ドラゴン》の上位種であり、10年以上もの空白を経て登場した新規「セイヴァー」モンスター。 1ターンに1度、相手モンスター1体の効果を無効にできる起動効果を持つ。 また、元となった《シューティング・スター・ドラゴン》のように自分の墓地の《スターダスト・ドラゴン》およびそのカード名がテキストに記されたSモンスターの数だけ攻撃回数を増やせる。 さらに自身をエンドフェイズまで除外しつつ相手の魔法・罠・モンスター効果をカウンターできる。 元になった《セイヴァー・スター・ドラゴン》に比べると、カウンター効果でフィールドからいなくなる点は同様ではあるが、自力で戻って来られる。 エンドフェイズにEXデッキに戻る効果がないことも併せて、大幅に場持ちがよくなっている。 カウンター効果のために自身を除外するのは《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》と似ているが、こちらはコストではなく効果の一部である。つまりチェーンして除去を撃たれると不発になってしまうので要注意。 同弾では《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》として扱える上、ドローされた時に特殊召喚でき、レベル8以上のドラゴン族Sモンスターがいれば他のレベル1モンスターまで連れてくる《想い集いし竜》が登場。 《スターダスト・シンクロン》や《光来する奇跡》など、それらをバックアップする体制も完備しており、「セイヴァー」モンスターを安定して運用できるようになっている。 余談だが、収録されたパックの「MAJESTY」という単語は英語版での「セイヴァー」に当たる「MAJESTIC」を連想させるものであり、パック名が判明した時点で「セイヴァー」の新規を予想するプレイヤーも少なくなかった。 ☆レベル12 + 詳細は以下 《炎斬機ファイナルシグマ》 炎属性/サイバース族/攻3000/守 0 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 数学に関するネーミング特徴のサイバース族テーマ、「斬機」に属するSモンスター。 EXモンスターゾーンに存在する限り、「斬機」カード以外の効果を受けず、相手モンスターとの戦闘で発生する戦闘ダメージを倍にする。 そして、戦闘または相手の効果で破壊されるとデッキから「斬機」カードをサーチできる。 EXモンスターゾーンに出して大きな戦闘ダメージを狙うのが主な運用法。 2回攻撃できるようにする《斬機ナブラ》、攻撃力を倍化する《斬機マルチプライヤー》などと組み合わせれば、容易に1ショットキルが可能となる。 「斬機」以外のカード効果を受けなくなる耐性によって下手な妨害は踏み越えていける。 素材の縛りは一切ない汎用レベル12シンクロでもあるので、以下に列挙するモンスター群と比べると特に複雑なギミックがなくても使いやすい。 《シューティング・クェーサー・ドラゴン》 光属性/ドラゴン族/ATK4000/DEF4000 シンクロチューナー+非チューナーシンクロモンスター2体以上 蟹座の黄金聖闘士が限界を超えて創ったリミットオーバーアクセルシンクロモンスター。 素材にしたチューナー以外のモンスターの数だけ攻撃でき、1ターンに1度、魔法・罠・モンスター効果のカウンターが可能。 さらに、フィールドを離れた時《シューティング・スター・ドラゴン》を特殊召喚できると、強力な効果が詰め込まれている。 S素材はすべてSモンスターでなければならないが【ジャンクドッペル】では確立された展開手段が存在し、ロマンカードにとどまらないフィニッシャーとして運用可能。 素材の都合上、攻撃できるのはほぼ2回となるが、攻撃力4000なので1ショットキルを狙える。 カウンター効果によって《オネスト》や《聖なるバリア −ミラーフォース−》なども対策でき、 仕留め損なっても相手にプレッシャーを掛け続けることができる。 ただし《シューティング・スター・ドラゴン》を出す効果はタイミングを逃す上、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》などの苦手な相手も増えているので気を付けよう。 《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》 シンクロ・効果モンスター 闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000 チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」 バーニング・ソウルの境地に至ったジャックが地縛神の力を取り込んで手にしたカード。 《レッド・デーモンズ・ドラゴン》とチューナー2体のダブル・チューニングによってS召喚される。 墓地のチューナーに反応して攻撃力が上がり、相手の効果では破壊されない耐性を持つ。 また、相手の攻撃を無効にしつつ自身を除外し《スターダスト・ドラゴン》のようにエンドフェイズに帰還する。 攻撃力は少なくとも4500になるので打点については申し分ないが、 5D s時代に比べると、除外やデッキバウンスなど破壊以外の除去は増えているので、耐性についてはやや不安が残る。 素材の調達については、《《琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》《レッド・ライジング・ドラゴン》《クリムゾン・リゾネーター》の登場で大分やりやすくなった。 こいつのフィール版といえるのが《琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティ》。 《TG ハルバード・キャノン》 地属性/機械族/攻4000/守4000 Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上 5D sでアンチノミーが使用した、デルタアクセルシンクロで呼び出されるモンスター。 表側表示で存在する限り、1ターンに1度召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にできる。 また、フィールドから墓地に送られた時、TGモンスターを1体蘇生できる。 特殊召喚をカウンターできるのでなかなかのプレッシャーをかけられる。 ただし、チェーンブロックを作らない「ルールに基づく特殊召喚」のみ無効にできるのであって、《死者蘇生》や融合召喚などは無効にできないので注意。 要は《ライオウ》と同じタイプである。 計3体以上のシンクロモンスターでS召喚するカードとしてはやや物足りないが、第10期に待望のTGの強化が入る。 リンクモンスターである《TG トライデント・ランチャー》は素材を確保しつつリンク先のこのカードを対象をとる効果から守ってくれる。 「TG」のサポートにより晴れて明確な差別化が可能となった。 さらには「/バスター」形態も登場するなど再注目されている。 《聖珖神竜 スターダスト・シフル》 光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000 Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上 《シューティング・クェーサー・ドラゴン》と同じ素材の条件を持つシンクロモンスター。 漫画版5D sで遊星が使用したいわばそちらのフィール版。 自分フィールドのカードはそれぞれ1ターンに1度だけ破壊されなくなるので、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》やカウンターに対しては本家よりも強い。 1ターンに1度、相手モンスターの効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊することができるので、 モンスター効果に対しては相変わらず強い。破壊するモンスターは無効にしたものでなくてもいいので、柔軟性がある。 一方、魔法・罠による破壊以外の除去に対しては脆いので注意。 墓地のこのカードを除外すると、自分の墓地のレベル8以下の「スターダスト」1体を蘇生できるので、 できれば事前に「スターダスト」モンスターを素材として消費しておきたい。 タイムラグはあるものの、本家のようにタイミングを逃す心配がないのはありがたい。 《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》 風属性/ドラゴン族/ATK4000/DEF4000 Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上 《クェーサー》と同じ素材の条件を持つドラゴン族シンクロの3体目。 フィールドの自身をエンドフェイズまで除外して発動する効果を持ち、 魔法・罠・モンスターのカウンター、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚の打ち消し、攻撃の無効とバトルフェイズの終了のいずれかを行える 要するに《神の宣告》《神の通告》《攻撃の無力化》を内蔵しているのと同様。 フィールドを空けてしまうものの、妨害の範囲は《シューティング・クェーサー・ドラゴン》よりも広がっており、モンスターの召喚にすら対処可能。 上の2体に比べると、本家の天敵である《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》を攻撃前に潰すことができる。 自身の除外はコスト扱いなので、戻ってくる処理は効果の発動を伴わない。つまり妨害される心配がないということ。 このカウンター効果がカウンターされても除外されたままにはならず、エンドフェイズになればしっかり戻ってこられる。 妨害効果を持つ攻撃力4000が居座り続けるため、相手にとっては鬱陶しいことこの上ないだろう。 ちなみに、長らくデルタシンクロモンスターであること以外、正体は不明であった。 というのも、こいつは遊星がリミットオーバーアクセルシンクロにたどり着かなかった 当初の未来に存在していたモンスターであり、アニメ5D sでZ-ONEの回想シーンで一瞬登場したのみ。 裏設定や小ネタレベルの存在であり、カード化が決定した時は驚きを持って迎えられた。 なお、こいつの性能は遊星とZ-ONEの最終決戦の内容を踏まえており、 《シューティング・クェーサー・ドラゴン》でなければデュエルに勝てないようになっている。 間接的ではあるが、細かいところに配慮が行き届いているといえるだろう。 《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》 闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3000 チューナー3体+チューナー以外のSモンスター1体以上 LEGENDARY GOLD BOXで登場したカード。 かの《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》がさらに進化したトリプルチューニングによって呼び出されるモンスターである。 自分の墓地のチューナー×500攻撃力が上昇し、相手の効果によっては破壊されない効果は相変わらず。 さらに相手モンスターの効果発動時、または相手モンスターの攻撃宣言時、自身もろとも相手フィールドのカードをすべて除外するというド派手な効果を持つ。 その後、除外された自身は次の自分エンドフェイズに帰還する。 召喚条件の都合上墓地にチューナーが貯まりやすく、普通にS召喚すれば5500以上の打点となる。 さらに下手に動けば全除外効果を使われフィールドを更地にされるという相手にすれば厄介極まりない存在。 「レッド・デーモン」モンスターにありがちな自分が被害を受ける欠点はなく、自身と相手のカードのみを除外してしまう。 情報が出た当初は《ジャンク・スピーダー》を使わなければ呼び出すのに苦労していたが、第10期最後のパックである「ETERNITY CODE」にて《クリムゾン・リゾネーター》が登場。《レッド・ライジング・ドラゴン》との組み合わせにより、手札によっては召喚権なしでこの怪物をS召喚することも可能になった。 【レッド・デーモン】では最高のフィニッシャーの1つとして君臨している。 ☆その他 + 詳細は以下 ☆ダークシンクロ アニメ5D sではダークシンクロと呼ばれる特殊なSモンスターが登場している。 「D(ダーク)T(チューナー)」からチューナー以外のモンスターのレベルを引く、 マイナスレベルと呼ばれるレベルを持っている。 しかし、ルールがややこしくなるためか、OCGに際しては全て通常ののSモンスターとしてカード化された。 ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン 満足こと鬼柳さんのダークシグナー時代のモンスター ☆特殊なシンクロモンスター 《アルティマヤ・ツィオルキン》 レベル0/闇属性/ドラゴン族/ATK 0/DEF 0 漫画版5D sのレクス・ゴドウィンが扱う究極神。 ルール上、レベル12として扱う特殊なモンスター。 レベル5以上で同レベルのチューナーと非チューナーを1体ずつ墓地に送って特殊召喚する。 1ターンに1度、自分フィールドに魔法・罠がセットされた時、 「パワー・ツール」シンクロorレベル7・8のドラゴン族シンクロ1体をエクストラから特殊召喚する効果を持つ。 また、味方シンクロモンスターがいれば攻撃対象・効果対象にならなくなる。 モンスター効果をカウンターできる上に戦闘にも強い《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を出すのが一般的。 「クリアウィング」「閃珖竜」で守りを固めたり、「月華竜」で敵陣に穴を開けたり、 「ライフ・ストリーム」で2体目のツィオルキンを呼び出したりできる。 手軽に出せる高レベルのチューナーが増えた結果、様々なデッキで使用されていたが、 新マスタールールの導入以降はリンクモンスターとの併用が必須となり、大きく使い勝手が悪くなっていた。 2020年にはルール改訂が行われ、再び依然と同じように使えるようになっている。 こうした新規のシンクロモンスターを見てわかるのは、実に絶妙に性能の調整がなされているということである(特にヴァルカン)。 コンマイも漸く調整の仕方を覚えたということなのだろう。 まあ3年ぐらい掛かったんだけどな! 【主なチューナー】 + 詳細は以下 《ジャンク・シンクロン》 チューナー・効果モンスター 星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500 5D sで遊星がよく使用するレベル3チューナー。 召喚時、墓地からレベル2以下のモンスターを効果を無効にして特殊召喚できる。 あらかじめ墓地にモンスターを用意すればレベル4か5のシンクロ召喚が可能。 「ドッペル・ウォリアー」との組み合わせは特に有名であり【ジャンクドッペル】のデッキ名にもなっている。 「調律」「増援」に対応することから扱いやすい。 ジャンク・ウォリアーが素材に指定するチューナーでもある、 《ゾンビキャリア》 チューナー・効果モンスター 星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200 アンデット族のレベル2チューナー。 手札を1枚デックトップに戻すことで墓地から蘇生できる。 ただし、この方法で特殊召喚するとフィールドから離れた場合に除外されてしまう。 不要な手札1枚と引き換えに簡単に蘇生できるため便利な1枚。 アンデット族なので「馬頭鬼」などにも対応する。 闇属性ゆえに「終末の騎士」や「ダーク・グレファー」などで簡単に墓地に送れるのも嬉しい。 また、デックトップを操作できるため「インフェルニティ・デーモン」「マハード」らを置いた後に「スタチャ」でドローするコンボもある。 フィールドから離れると除外されるが、X素材にすれば除外されない。 《デブリ・ドラゴン》 チューナー・効果モンスター 星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000 召喚時、自分の墓地から攻撃力500以下のモンスターを蘇生できるレベル4チューナー。 ただし、ドラゴン族Sモンスターの素材にしか使用できず、他の素材はレベル4以外のモンスターでなければならない。 様々な制約が付いているものの、やはり1枚でS召喚できるのは強力。 「ダンディライオン」と組み合わせて何度もトークンを生み出すのは「デブリダンディ」と呼ばれる。 縛りがあるのはシンクロの時だけなので、エクシーズ召喚やリンク召喚の素材にしてもいい。 《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》 チューナー(効果モンスター) 星1/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0 セイヴァーと名のつくシンクロモンスターの素材にしか使えないチューナー。 「セイヴァー・スター・ドラゴン」と「セイヴァー・デモン・ドラゴン」のS召喚に必要となる。 「ワン・フォー・ワン」に対応するレベル1であり、ドラゴン族ということで墓地に送りやすい。 しかし、特殊召喚できるような効果はなく、単体では扱いづらいチューナーでしかないので、 かなりの工夫が必要になる。 《グローアップ・バルブ》 チューナー・効果モンスター 星1/地属性/植物族/攻 100/守 100 デュエル中1度だけ、デックトップのカードを墓地に落としつつ自身を墓地から特殊召喚できる植物族。 レベル1なのでレベルを調整しやすく、墓地に落とせばほぼノーコストで起動できる。 使い切りなのはネックだが、1度でも使えれば十分すぎる性能をしている。 チューナーであることに目が行きがちだが、アドバンス召喚のリリースをはじめ、 シンクロ以外の召喚法に使ってもいい。 「リンクリボー」とは何かと相性がよく、「ハリファイバー」を手軽にリンク召喚できる。 しかし現在は禁止カード。 《ジェット・シンクロン》 チューナー・効果モンスター 星1/炎属性/機械族/攻 500/守 0 S召喚時に使用されると、「ジャンク」モンスター1体をサーチできる機械族。 また、手札を1枚捨てることで墓地から蘇生できる。 「バルブ」と同じく、墓地から手軽に蘇生できるレベル1チューナー。 手札から墓地に落としたいカードがある場合にはこちらも使うといいだろう。 機械族なので「機械複製術」に対応し、「シンクロン」ゆえに「アクセル・シンクロン」でデッキから落とせる。 自己蘇生後にフィールドを離れると除外されるが、そこまで痛いものではない。 【ジャンクドッペル】のような「ジャンク」モンスターを使うデッキならばサーチ効果も活用できるが、 蘇生効果とは1ターンにどちらかしか発動できないため注意。 《ガード・オブ・フレムベル》 チューナー(通常モンスター) 星1/炎属性/ドラゴン族/攻 100/守2000 《ギャラクシー・サーペント》 チューナー・通常モンスター 星2/光属性/ドラゴン族/攻1000/守 0 ともにドラゴン族バニラ。 「調和の宝札」「竜の霊廟」「竜の渓谷」など、対応するカードは多く扱いやすい。 「ドラコネット」などで呼び出せば即シンクロ召喚できる。 《青き眼の賢士》 チューナー・効果モンスター 星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守1500 ブルーアイズをサポートするためのカード。 召喚時、賢士以外の光属性・レベル1のチューナーをサーチ可能。 「乙女」をはじめとした青き眼の一族や「エフェクト・ヴェーラー」などを幅広くサーチ可能。 また、自身を手札から捨て、自分フィールドの効果モンスターを選択して発動し、 そのモンスターを墓地に送ることで「ブルーアイズ」モンスター1体をリクルートできる。 ここで「乙女」を対象に取れば「青眼の白龍」を2体展開できるコンボとなる。 《ライトロード・アサシン ライデン》 チューナー・効果モンスター 星4/光属性/戦士族/攻1700/守1000 ライトロードに属する光属性の戦士族。 「光の援軍」「増援」に対応し、起動効果で墓地肥やしできるのがメリット。 登場した当初は高価だったが、再録されて値段は落ち着いた。 《カメンレオン》 チューナー・効果モンスター 星4/地属性/爬虫類族/攻1600/守1100 召喚時、守備力0のモンスターを蘇生できる。 ただし、発動したターン中はこの効果またはEXデッキからの特殊召喚しかできない。 「フォトン・スラッシャー」や「ゴブリンドバーグ」らは守備力0なので相性がいい。 「速攻のかかし」を蘇生できれば「ナチュル・ビースト」をシンクロ可能。 他にも該当のモンスターは多いので、色々と研究してみよう。 爬虫類族なので「キングレムリン」でサーチできるのも嬉しい。 《WW-グラス・ベル》 チューナー・効果モンスター 星4/風属性/魔法使い族/攻1500/守1500 ARC-Vでリンが使うWW(ウィンド・ウィッチ)の1体。 「アイス・ベル」からリクルートし、自身の効果で「スノウ・ベル」をサーチすれば、 そのまま「クリスタルウィング」がS召喚できる。 風属性のモンスターしかEXデッキから呼べなくなるデメリットがあるが、EXデッキをあまり使わないデッキならば気にならない。 有名な出張ギミックであり、規制を喰らった。 《テセウスの魔棲物》 融合・チューナーモンスター 星5/水属性/アンデット族/攻2200/守1800 チューナー2体が素材の融合モンスターで、自身もチューナー。 最大のメリットは「簡易融合」で呼べることであり、必要に応じて柔軟な運用ができる。 レベル5なので「ツィオルキン」の素材の片割れにしてもいい。 《無の畢竟 オールヴェイン》 融合・チューナーモンスター 星2/闇属性/天使族/攻 0/守2100 2体目の融合チューナー。勿論《簡易融合》・《簡素融合》にも対応している。 レベルは2と低く大型シンクロには使いにくいが、逆にレベル調整がしやすい利点にもなる。 また素材指定が通常モンスター2体なのでトークンなどを利用した正規の融合召喚もしやすい。 《亡龍の戦慄-デストルドー》 チューナー・効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000 レベル7の闇属性・ドラゴン族 自分のレベル6以下のモンスターを選択し、LPを半分払うことで手札・墓地から特殊召喚できる。 そうした場合、選んだモンスターのレベル分レベルが下がり、フィールドから離れた際にデックボトムに送られる。 単純にいえば「絶対レベル7シンクロするマン」であり、レベル6以下のモンスターがいれば簡単に特殊召喚できる。 闇属性・ドラゴン族なので墓地肥やしの手段は色々と豊富。使用後は除外ではなくデッキの1番下に戻るので再利用しやすい。 レベル7シンクロをするデッキならば覚えておきたい。 《幽鬼うさぎ》 チューナー・効果モンスター 星3/光属性/サイキック族/攻 0/守1800 相手のモンスター効果、または既に発動している魔法・罠の効果が発動した時、 手札・フィールドから捨てて発動でき、そのカードを破壊できる。 「エフェクト・ヴェーラー」らのような「手札誘発」の1つであり、その存在を察知されにくい。 1:1交換ではあるが、先攻第一ターンの行動を妨害できるのは重要。 特に召喚権を使用して出されたカードを破壊して、シンクロやエクシーズを妨害できれば十分な成果。 サイキック族ゆえに「緊急テレポート」で特殊召喚できるのも利点。 シンクロ素材として使われることは少ないが、フィールドにいるだけで牽制になるのはありがたい。 《灰流(はる)うらら》 チューナー・効果モンスター 星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800 こちらも手札から捨てて効果を発動できる「手札誘発」の代表格。 デッキからカードを手札に加える・墓地に送る・モンスターを特殊召喚する効果を無効にできる。 サーチ、墓地肥やし、リクルートは大半のデッキで使用されているため、多くのデッキタイプに刺さる。 環境レベルでもほとんどのデッキで採用されているという強力なカードである。 《レッド・リゾネーター》 チューナー・効果モンスター 星2/炎属性/悪魔族/攻 600/守 200 リゾネーターに属するレベル2の悪魔族。 召喚時に手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できる。 また、自身が特殊召喚されると、表側表示モンスターを1体選択して攻撃力分のLPを回復できる。 手札消費は激しくなるが、簡単にシンクロできる。 【レッド・デーモン】ではこいつでレベル4モンスターを展開し、 「レッド・ライジング・ドラゴン」を経由して簡単に「レモン」やその派生体を呼べる。 また、レッド・デーモンの進化形は墓地のチューナーを特殊召喚できるため、後半のLP回復も活かすことができる。 回復できる値はそれなりに多いため、「デストルドー」や「神の宣告」などを使う際には保険になるだろう。 《DDラミア》 チューナー・効果モンスター 星1/闇属性/悪魔族/攻 100/守1900 DDに属するチューナー。 手札・フィールドから表側表示の「DD」か「契約書」カードを墓地へ送ることで、手札・墓地から自身を特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚すると除外されるので、何度も使用することはできないが、「地獄門の契約書」でサーチして手軽にS召喚に繋げられる。 「DD魔導賢者ケプラー」や「DD魔導賢者コペルニクス」などを活用してうまく使いたい。 追記・修正は各シンクロ口上を考えてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 征竜が環境席巻したときのクリブレの値段はヤバイ -- 名無しさん (2013-09-09 10 17 37) 征竜が一人勝ちで無くなり、シンクロ以上にエクシーズをし辛い魔導が居なくなったせいか、またエクストラは黒まみれに・・・ まぁゼアル放送中は主力の召喚方法にしてないとある意味マズイからしゃーない -- 名無しさん (2013-09-09 15 20 54) とはいえまたシンクロ出してくれたのは嬉しい。星態龍とかアルマデスはそこそこイケる -- 名無しさん (2013-09-09 16 03 28) 声優さんの誰かがイベントかなんかで自分で考えた口上を言いながらシンクロ召喚を何回もしたら全部召喚した瞬間に潰されたって聞いたんだが、誰だっけ。 -- 名無しさん (2014-02-19 09 22 36) ↑満足さんの中の人小野友樹さんやね 本人役のアニメ口上でデスドラ出したら脱出、オリジナル口上でトリシュを出したら脱出……w -- 名無しさん (2014-02-19 17 32 13) ガチガチwホープwうはwwwシンクロの敵じゃねえ!な時が懐かしい -- 名無しさん (2014-02-19 17 38 05) いやぁあぁあ!!!シンクロ召喚が返ってきたあぁあ!!懐かしすぎるうぅう!! -- 名無しさん (2014-06-15 18 03 19) あの輪っかピュンピュンに感じ入るものがあった -- 名無しさん (2014-06-15 18 07 22) いやー何年振りだろ。マジで感動した -- 名無しさん (2014-06-15 18 15 50) シンクロ口上もなにげにちゃんと七五調だったよね? -- 名無しさん (2014-06-15 18 47 53) 効果音→ほぼゴッズそのまま 演出→リングの形状が違う以外全部そのまま 口上のタイミング→そのまま やっぱアニメ映えするわシンクロ召喚は -- 名無しさん (2014-06-15 18 49 23) やっぱりシンクロ召喚はいいな -- 名無しさん (2014-06-15 18 50 04) ↑2 リングの違いはあえて理由付けるならモーメントの有無とかなのかね。遊星粒子オマージュとか入ってたら面白そうだけどw -- 名無しさん (2014-06-16 20 19 57) オリジナルの口上を考えたのはきっと僕だけじゃないはず。 -- 名無しさん (2014-06-16 20 33 47) 細谷氏、ダークシンクロもやってたからシンクロ口上もすっげぇ自然だったわw -- 名無しさん (2014-07-02 18 42 50) 仮にARC-Vにアクセルシンクロが出てくるのだとしたら権ちゃんにとってすごい皮肉な気がする。不動の決闘のために習得したシンクロ召喚の真価はスピードの中にある訳だから -- 名無しさん (2014-12-02 19 05 16) いや、もしかしたら不動の境地の先に、アクセルシンクロではない権ちゃんだけのシンクロを見つけ出せるかもしれないじゃないか!!(希望的観測) -- 名無しさん (2014-12-02 19 18 12) 君だけのアクセルシンクロがあるのだから、権ちゃんだけのシンクロ召喚も不可能ではない。いや、むしろ -- 名無しさん (2014-12-02 19 35 24) 権ちゃんだけのシンクロ……素オッPか融合オッPとスサノ-Oとの乗っただけシンクロ?(違) ……何かそのうち出そうな気がするな…… -- 名無しさん (2014-12-02 23 30 22) ↑ それ融合かエクシーズだろ。そして遊矢が融合、権ちゃんがエクシーズと見た! -- 名無しさん (2014-12-03 12 20 13) ↑ダブルチューニングがまだある -- 名無しさん (2014-12-03 21 35 41) ↑ビッグベンK+チューナー二体 -- 名無しさん (2014-12-05 01 29 15) 不動を保ちつつ精神のみを加速させてアクセルシンクロするとか?自分でも何言ってんのって感じだがなんとなくそんなフレーズが思い浮かんだ -- 名無しさん (2015-02-03 19 35 38) 今の時代だと専用デッキじゃないとシンクロがちょっと使いにくい・・・エクシーズが出しやすすぎるというか。いや、クリアウィングとか強いのもいっぱいいるんだけどね。 -- 名無しさん (2015-03-06 20 43 42) ゴンちゃんはマイナスゼロチューニングかダークシンクロからのプラスゼロチューニングするんだよ。つまりレベル0こそが不動の極致なんだよ! -- 名無しさん (2015-04-17 13 45 33) ↑ダブルチューニングかも知れんぞ -- 名無しさん (2015-04-17 18 11 06) カテゴリー専用っぽいペンデュラムチューナーが出るけど、今までのシンクロとペンデュラムシンクロの相性は微妙そうだな -- 名無しさん (2015-04-20 18 08 27) アニメしか見てないから良く分からないんだが、シンクロ召喚のメリットって何なんだ? -- 名無しさん (2015-05-24 22 13 45) 俺もアニメしか見てないけど、リリースするモンスターのレベル合計=シンクロモンスターレベル&基本的に効果回数制限なしってところが使いやすいんじゃね?融合と儀式⇒属性や種族縛り&融合効果カード必須、XYZ⇒同レベル縛り&効果回数制限、P⇒ややっこしい -- 名無しさん (2015-05-24 22 22 12) ↑シンクロは素材が即墓地に行くから、即墓地から引きずり出してまたシンクロしたり、色んな組み合わせで複数のシンクロモンスターに繋げられて状況に合わせたモンスターが呼べるのが魅力 -- 名無しさん (2015-05-24 22 44 21) 未だに通常シンクロの星12が無いな -- 名無しさん (2015-05-25 02 40 56) 成程、確かに条件が他より緩いな。テンポ良く回せそうだし墓地から引っ張り出す方法を確立していれば高速で強力なカードを複数出せるし便利だな -- 名無しさん (2015-05-29 20 17 15) ↑2そんなの場にいる場合系の特殊召喚系駆使すれば簡単に1ターン目に出せるやん、星態龍は地味ではあるけどトリシュやら効果使い終わったシンクロの再利用には持って来いで気に入ってる -- 名無しさん (2015-09-11 15 39 37) ↑通常シンクロってのはシンクロチューナーを使わないシンクロの事を言ってんじゃないのか?話噛み合ってなくね? -- 名無しさん (2015-10-26 11 37 23) チューナーがいる分エクシーズより使いにくいなんて聞いたから、久々に見たアニメでシンクロがプッシュされてて嬉しかったな -- 名無しさん (2015-11-30 12 30 52) シンクロ召喚がよくわからないって人はTF6やってみればシンクロの便利さがよくわかる。シンクロ全盛期だしキャラゲーとしても面白いからお勧め -- 名無しさん (2016-04-15 00 47 27) カオス「こいつらのせいでインフレが進んだよな」 ライロ「高速化もな」 マキュラ「最低だな」 八汰鳥「あー、ほんとない」 -- 名無しさん (2016-06-21 12 01 42) シンクロ召喚考えたのってカズキングなんだっけ?デュエルディスクといい本当に凄い発想するなこの人は…もうちょい真剣にテストプレイしろよコンマイ -- 名無しさん (2017-01-04 20 01 29) OCGの混沌の開闢を務めたシンクロは、その反動で抑制に抑制を強いられ、とうとうアクセルシンクロまで事実上奪われてしまった……皮肉な因果だ -- 名無しさん (2017-02-18 02 31 18) それな。ほんとつらい。シンクロからシンクロに繋がる美しい流れはもう二度と見ることは出来ないのか… -- 名無しさん (2017-02-18 04 47 38) 素直にリンク経由しろよ -- 名無しさん (2017-02-18 06 39 33) ↑ただでさえシンクロメインのデッキはエクストラの枠に悩むのに、リンクモンスター突っ込めば更に圧迫するし、そもそも召喚条件を自然に満たせるリンクモンスターが出てこないと動きや採用モンスターも制限されるし、リンクモンスターをシンクロ素材に出来ないし… 少なくともこれまでの戦術が否定された時点でかなり痛い。デッキによってはほぼ死刑宣告食らったような物だし… -- 名無しさん (2017-02-18 06 50 36) エクストラをコンボに使ってたデッキは全部弱体化ないし産廃、フィニッシャーとしてならまだいいがそれでも2テンポ遅れて出てくるわけだし -- 名無しさん (2017-02-18 07 12 25) 待て待て、元々シンクロ特化デッキは効果モンスター3体を並べることは難しくないからデコードトーカーは楽に出せる、そこから展開に持ってけばまだ動ける -- 名無しさん (2017-02-18 08 12 38) もう何度も言われてるけど、今まで当たり前の出来ていた事をリンク召喚なんて後付け不純物を採用しなきゃ出来なくなる(しかも完全に以前通りには出来ない)ってのはホント酷い -- 名無しさん (2017-02-18 09 38 04) 何度も何度もソリティアしてEXから引っ張り出しまくって先行で相手に何もさせないよう制圧するのが当たり前にできていたほうがおかしい。リンク経由でテンポが遅れるのは相手も同じだろ -- 名無しさん (2017-02-18 09 56 28) っていうか怒りの矛先を向けるべきは今までインフレにインフレ重ねた挙句ピーク直後にそれを崩すコンマイの売り方なんじゃ -- 名無しさん (2017-02-18 10 12 43) 要するにシンクロで満足したかったら新しいパックなりストラクなりを買えということですな -- 名無しさん (2017-02-18 11 48 52) ↑5待て、その時点で手札3、4枚使ってるんだぞ。後攻ならまだしも、先行の場合は難しすぎる -- 名無しさん (2017-02-18 12 43 26) コズブレを出した瞬間にこのルール変更・・・、頭沸いてるのか? -- 名無しさん (2017-02-18 12 52 55) 最近まともだと思ったらリンクとかいうふざけたの使いやがって -- 名無しさん (2017-02-18 13 17 15) 満足さんの中の人は何を考えてるかな……。 -- 名無しさん (2017-02-18 14 20 13) リンクチューナーでも作ればレベル0を足せるんだろうか(バカ) -- 名無しさん (2017-11-21 22 12 42) ついにリボルバーのシンクロ出たな -- 名無しさん (2018-09-26 19 20 37) レベル8のシンクロでドラグーンオブレッドアイズを倒せるのがほとんどいないのが痛い -- 名無しさん (2020-01-22 15 01 48) ↑なんならドロドロゴンでドラグーン出すしな -- 名無しさん (2020-06-18 14 57 21) シンクロって儀式のほぼ完全な上位互換ってイメージであってる? -- 名無しさん (2020-07-10 15 17 41) ↑儀式は場に素材を並べる必要がなかったりEXメタに引っかからないので上位互換は視野が狭い -- 名無しさん (2020-08-30 23 30 18) レベルの引き算シンクロが出たと言う事は次はダークシンクロの番だな(なおルール上存在しないマイナスレベルの壁) -- 名無しさん (2021-01-14 20 46 15) 「レベルを引く」じゃなくて「レベルの差」を参照ってのは上手いことやったよね。 -- 名無しさん (2021-01-22 09 29 05) 儀式はシンクロと違ってレベルが超過しても出せるし素材が一体でもいいから上位互換と呼ぶには違いがありすぎるかな。 -- 名無しさん (2021-10-28 17 35 33) シンクロ召喚っていうシステム自体の弱みというか弱点がMDのシンクロフェスで改めて浮き彫りになったなって -- 名無しさん (2022-04-19 15 44 42) ↑対戦相手がチューナーだけ並べて何も出せずにターン渡してきたの見て、自分が普段サクサクシンクロやってるのって実は凄いことなんだなーって思った -- 名無しさん (2022-04-30 02 53 09) ハリ禁止でいよいよデッキシンクロとかできなきゃシンクロテーマが環境で活躍するのもう無理だなって感じる -- 名無しさん (2022-09-19 11 34 31) チューナー+非チューナーというのが他の召喚法と比べてネックだな -- 名無しさん (2022-10-28 17 00 25) ↑続。自身でチューナーを用意出来る相剣は流石にちょっとズルいと思うw。 -- 名無しさん (2022-10-28 17 02 35) とりあえずスプライトやクシャトリラのメインデッキのモンスター達みたいに自己SS効果+他にもメリット効果で固めたシンクロテーマ出せば良いと思うよ、カオスシンクロみたいなデッキに触れるカード皆無なギャグ集団出してないでさ -- 名無しさん (2022-11-07 16 28 28) 汎用がどいつもこいつも強すぎて専用エース出すのキツそう -- 名無しさん (2023-09-20 16 42 50) ×汎用が強すぎる ◯テーマ専用なのに弱いのが多すぎる -- 名無しさん (2023-09-25 10 26 22) ↑他人のコメントをわざわざ悪い方向性に書き換えない方がいいよ。はっきり言って感じ悪いから -- 名無しさん (2023-09-25 10 49 51) 名前 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登録日:2016/07/25 Mon 08 50 30 更新日:2024/07/01 Mon 00 00 05NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 リミットレギュレーション 元禁止カード 制限カード 制限復帰 制限改訂 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG用語項目 遊戯王OCGのルールの1つ。 これに指定されたカードは1つのデッキに1枚までしか入れられなくなる。 関連項目 禁止カード(遊戯王OCG) 準制限カード(遊戯王OCG) ●目次 【概要】 【制限カード一覧(2024年7月1日から)】効果モンスター・通常モンスター 魔法 罠 融合モンスター シンクロモンスター エクシーズモンスター リンクモンスター 【余談】 【概要】 遊戯王OCGにはリミットレギュレーションというルールが存在し、 公式大会や公認大会に出場する際には、それに見合ったデッキを組まなくてはならない。 デッキに入れることができない禁止カードが存在するが、 この一歩手前の段階としてデッキに一枚しか入れられない制限カードが存在している。 これの前段階としてデッキに二枚までしか入れられない準制限カードも存在している。 基本的に 汎用性が高すぎてどのデッキにも入ってしまい、デッキスロットの固定化を招くカード 2枚以上投入できるととぶっ壊れだが、1枚だけなら問題ないカード(複数枚投入することで真価を発揮するカード) 先攻ワンキルのコンボパーツ。 テーマデッキ専用だが、あまりにもカードパワーが高いカード デッキの回転率や安定性を高めるサーチカードやドローソース カードプールやルールの変化によって悪用が想定されるカード 三ヶ月周期の規制になったことを良いことに後で規制する前提で出したとしか思えないカード 環境の変化とコナミの商売事情に合わせて禁止カードから緩和されたカード 等が該当する。 要はゲームバランスを崩壊させるような強力なカードが指定されるものだと思って差し支えない。 とりわけ対策の難しいバーンによる1キルコンボには厳しく、 一見それほど強く見えないカードもループコンボ等による勝利の余地があれば規制されやすい。 ただし、発売からそれほど期間の経っていないカードはしばらく規制を免れることが多い。 その辺は発売元であるKONAMIの商売事情が絡んでいるのだろう。 大抵のカードは1枚制限になると適正以下のカードパワーに落ち着くのだが、 それでもゲームバランスに差し障ると判断されると、デッキに1枚も入れることができない禁止カードに指定されてしまう。 禁止カードの詳細についてはそちらの記事を参照されたし。 逆に長期間目立った活躍がないと準制限カードや規制解除されることもある。 また環境以外のデッキにチャンスを与えるためにそれなりのパワーを持つカードが緩和されることもたまにある。 しかし、迂闊に緩和した結果大暴れしてこちらに逆戻りしてくるパターンもそれなりに多い。 なお、これらはあくまで公式大会・公認大会に出場する際に義務付けられるものなので、友人とのフリープレイならば厳密に順守する必要はない。 しかし、大々的に施行される都合上、ほとんどのプレイヤーはこれらに従ってデッキを組んでいる。 相手が誰であっても、レギュレーションを満たさないデッキを使う際は一言断りを入れるのが無難。 【制限カード一覧(2024年7月1日から)】 効果モンスター・通常モンスター + 詳細は以下 [部分編集] 《アストログラフ・マジシャン》 ☆7 ATK/2500 DEF/2000 スケール1 自分フィールドのカードが破壊されたら手札からSS+破壊されたモンスターの同名カードサーチ。 手札を減らさずに2500打点が出てくる+破壊されたモンスターなら相手のカードも参照できる、という利便性から、本来採用されるはずの【魔術師】から飛び出してペンデュラムデッキでの出張採用が相次ぐ。 一応このカードが話題にもならないくらいヤバいテーマが跳梁跋扈していた第9期環境ではそこまで飛び抜けた悪さをしていなかった事や新マスタールール施行によりペンデュラムテーマ自体が落ち目になったことで規制を免れていた。 ところが後述する《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》が登場したことで状況は一変。タイミングを逃さないという性質が最悪の形で噛み合い、大暴走を始めてしまう。 + 何が起こったのか まず《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の召喚成功時効果でこのカードをエクストラデッキへと送る。 →次に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の起動効果で任意のペンデュラムカードを破壊、エクストラデッキのこのカードを手札に加える。 →このカードの効果はタイミングを逃さないため、手札に加えた後効果発動。 →手札から特殊召喚され、デッキから破壊したカードの同名カードを手札に加える。 →同時に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の誘発効果が発動。デッキからカードを一枚ドロー。 お気づきだろうか。このムーヴの時点で場に一枚、手札に2枚ものカードが増えている事に。 そしてこの後ペンデュラム召喚で《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の素材になったペンデュラムモンスターを呼び戻せば実質リンク召喚分の素材消費はゼロ。そしてこのムーヴに破壊されたときデッキからカードをサーチしてくる後述の《虹彩の魔術師》が巻き込まれたらどうなるのか。結果は言うまでもあるまい。 更に悪い事にこのカードの特殊召喚効果と《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の回収効果が共に1ターンに1度がついていないため、出てきたこのカードが《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》のリンク素材になって、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》がこのカードを回収し、《アストログラフ》が特殊召喚されるというループが起こってしまう。 このムーヴの凶悪なところはリンクマーカーを実質消費ゼロで最大3箇所も確保しながら、エクストラデッキからの特殊召喚制限を受けない手札にも大量のモンスターを溜め込むことが可能になる点である。 このせいで【魔術師】は元々あった異常なリソース回収能力がさらにブーストされ、【魔術師】は再び環境の一角で舞い戻る事となった。 結果、TCGでは禁止、OCGそれに遅れる形で制限となり、相方の《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》や古巣の「魔術師」などをも巻き込んだ大弾圧事件を引き起こしてしまった。 後半の《覇王龍ズァーク》融合効果はもはやオマケである。 ついでに、P効果として自壊してデッキから《星読みの魔術師》リクルートする効果も持つが、効果の盛りすぎなモンスター効果よりは地味と見られていた。 しかし似た効果を持つ相方も……。 《イーバ》 ☆1 ATK/500 DEF/200 墓地に送られたときに自身以外の天使族をフィールド・墓地から二体まで除外し、その数まで同名でないレベル2以下の天使族をサーチする。 相手のモンスター効果を無効にして破壊する《朱光の宣告者》や、《崇光なる宣告者》や《神光の宣告者》の効果の発動コストをサーチできる、【宣告者パーミッション】と呼ばれるデッキで優秀なカードであったが、後者のモンスターを簡単に出せるカテゴリ「ドライトロン」が登場すると1ターンに1度の制限がない無効破壊を6回構えるという無慈悲すぎる先攻制圧の一翼を担うことになる。(*1)。 そのため2022/7/1に一発で制限指定されたが、環境で【ドライトロン宣告者】が活躍したのは制限のおおよそ1年前であり時機を逸したという考えも多い。(*2)。 《朱光の宣告者》 ☆2 ATK/ 300 DEF/ 500 手札から自身と天使族を捨てる事で相手モンスターの効果を無効にして破壊するモンスター。 強力な手札誘発であるが、こちらが2枚消費して相手の1枚を無効にして破壊する2 1交換となるため使い所が肝要となるカードであったが、カードプールの増加により墓地に送られた時に効果を発動する天使族が増加。 《イーバ》で同名カードをサーチして更に妨害準備を整えたり、《古衛兵アギド》や《古尖兵ケルベク》を落として墓地肥やし・デッキ破壊を誘発させたりと単なる妨害カード以上の働きをする様になった。 特に《古衛兵アギド》・《古尖兵ケルベク》を擁する【イシズティアラメンツ】では妨害ついでに《エルシャドール ・ミドラーシュ》や《ティアラメンツ・ルルカロス》と言った制圧モンスターを後攻0ターン目に出す事を可能にさせていたため、規制の一環として2022/10/1に制限指定を受ける。 《Em ヒグルミ》 ☆4 ATK/1000 DEF/1000 Pスケール5 「Em」のペンデュラムモンスター。 破壊された場合に「Em」をリクルートできる。 何故かPゾーンで破壊されてもモンスター効果が発動できる裁定が下されており(*3)、「1ターンに1度」などという生温い制約はもちろん存在しない。 そもそもが戦闘破壊・効果破壊の両方に対応しているタイミングを逃さないリクルーターと、裁定抜きにしても強力カードだった。 既存の連中に謝るべき。 《EM ペンデュラム・マジシャン》でコイツを2枚割ると2枚サーチしながら2体のモンスターをリクルート可能。 即座に次ターンでのペンデュラム召喚の準備ができてしまう。次のターンはまず来ないし、来ても何も出来ないが 《竜剣士 ラスターP》でコイツを割れば簡単に2枚揃う。 ペンデュラム効果は、フィールドの「Em」が破壊されるとPゾーンから特殊召喚して500ダメージ受けるというもの。 こちらの方が、使われることが圧倒的に少ないのに「同名は1ターンに1度」の効果使用制限がついている。 明らかに制限かける方を間違えている。 2016/01/01の改訂にて物凄いスピードで禁止となった。 Pモンスター初の禁止カードであり、登場から167日と最速禁止記録を更新した。 「征竜」からわずか2年でこれである。 この時の改訂では、「Em」と《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》にメスが入っただけであった。 そのため【EMEm】と言う名の【EMEm竜剣士】が【EM竜剣士】になっただけで普通に生き残っていたため、明らかな規制不足として疑問視する声が多かった。 ラスターP、眼差し、竜呼など、色々とマズいカードをことごとくスルーしていたので、「どうせ竜剣士を売りたいだけだろ」という批判が続発。 禁止改訂が年2回から年4回に移行してからしばらくの間は「追加された2回分の改訂ではあまり動かさない」なんて噂があったが、この時の改訂もその噂の流行に一役買うことに……。 そしてインフレが進んだ2024/7/1、「Em」の強化に合わせる形でリクルート効果にターン1制限がつく妥当すぎるエラッタを経て制限カードに復帰。 海外では予想通り【PePe】(*4)が暴れた結果、一部大会のみで適用されるAdjusted Listにおいてだが、登場からたった94日で禁止化という前代未聞の緊急措置がとられた。 その後正式に禁止。それまでのTCG環境は【PePe】+「プトレノヴァインフィニティ」+「簡易ノーデン」が成立する超世紀末環境であった(*5)。 《EMモンキーボード》 ☆6 ATK/1000 DEF/2400 Pスケール1 「EM」に属するPモンスター。 ペンデュラム効果は、Pゾーンに置いたターンに1度、デッキから☆4以下の「EM」をサーチする効果というもの。 ただでさえ強力で環境トップだった【EMEm】に放り込まれたぶっ壊れカード。 まがりなりにも【帝王】・【彼岸】と3強状態を作っていたのに、このカード登場後は完全に1強状態になった。 事実上1回しかサーチできないが、2回目なんて回ってこないか回ってきても殴れば勝てる状況なのだから関係ない。 ラスターPいれば2枚目持ってこられるしね。 たった1枚からペンデュラム召喚の準備が整ってしまう。 しかもサーチ効果を持つ《EM ドクロバット・ジョーカー》や《EM ペンデュラム・マジシャン》をサーチ可能なため強力なシナジーを発揮する。 この相互作用は異常なまでに強力であり、2016/01/01の改訂で「Em」が抜けた後も【EM竜剣士】として環境を染め続け、【EMEm】全盛期から合わせて「遊戯王EMモンスターズ」等と揶揄される事態を引き起こす。 一応「もう片方のスケールに『EM』がいないとスケールが4になる」というデメリットはあるが、上述のとおり自身の効果を発動するだけで回避可能。 また、残って邪魔になったこいつを《EM ペンデュラム・マジシャン》や《竜剣士ラスターP》の効果で破壊してサーチに繋げることもできたので、効果の強力さに対してデメリットは無いも同然。 ちなみにこれでもアニメ効果から大幅に弱体化している(*6)。 一度目の改訂ではスルーされたものの、流石に許される訳でもなく次の改訂で即禁止指定。 上記の《Em ヒグルミ》と同じく現役期間は167日と最速タイ、2016年が閏年でなければ記録を1日更新できたというオマケ付き。 海外ではヒグルミと同じく特別禁止改訂で制限カードに指定される。 海外での発売日からわずか24日のことであった(*7)。 その後当然禁止にブチ込まれたが、海外では《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》が禁止になっていることもあって後に制限復帰を果たしている。 なお、相方の《EM ペンデュラム・マジシャン》と《EM ドクロバット・ジョーカー》は制限になった。 こいつ程手軽にサーチ出来ない(*8)ためであろう。 その後、マジシャンについては新マスタールールの影響で2017年に制限解除され、ジョーカーの方も2022年に制限解除された。 そしてこのカード自身も2023/7/1にようやく禁止解除され制限カードへと緩和された。 《クシャトリラ・ユニコーン》 ☆7 ATK/2500 DEF/2100 自分の場にモンスターが居なければ特殊召喚出来る共通効果を持つ「クシャトリラ」モンスターの1体。 固有効果として「クシャトリラ」魔法カードをサーチする起動効果と、自分の攻撃宣言時もしくは相手モンスターの効果発動時に相手のEXを確認して1枚を裏側除外する効果を持つ。 レベル7モンスターをリリースなしで召喚できる様になる《クシャトリラ・バース》やデッキから「クシャトリラ」をリクルート出来る《六世壊他化自在天》にアクセスできる【クシャトリラ】の重要な初動。 更に除外効果も相手のEXを確認しつつ除外するため、相手の切り札やメタカードを事前に抜く事が出来るのは非常に大きい。 【クシャトリラ】の初動と妨害を同時に担う重要なカードであったため2023/1/1に制限指定を受ける。 《クロノグラフ・マジシャン》 ☆6 ATK/2000 DEF/1700 スケール8 《アストログラフ・マジシャン》と同様の条件で手札から特殊召喚+手札から任意のモンスターを特殊召喚。 また、P効果で自分を破壊することでデッキから《時読みの魔術師》を特殊召喚する。 アドバンテージの塊である《アストログラフ・マジシャン》と違って手札消費も荒く影に隠れがちだが、 手札からの特殊召喚効果か、スケールから自己破壊してデッキから《時読みの魔術師》を呼び出す効果により、 P召喚をする前にPモンスターをフィールドに並べて《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》に繋ぐ役割を担ったため、 【魔術師】規制の一環で制限指定された。 《剣神官ムドラ》 ☆4 ATK/1500 DEF/1800 かつてイシズ・イシュタールが使用していた《ムドラ》のリメイクモンスター。通称・イシズパーツの1枚。 手札から他の天使族・地属性を捨てて特殊召喚し、デッキから《墓守の罠》を表側で出す効果と、自分・相手ターンに墓地から除外して互いの墓地のカードを合計5枚、《現世と冥界の逆転》が自分の墓地になければ合計3枚デッキに戻す効果を持つ。 自己特殊召喚効果はコストこそ限定されているが、同期の《古尖兵ケルベク》や《古衛兵アギド》の墓地送り効果のトリガーにする事が可能で、「ティアラメンツ」の様に墓地送りに反応する効果を連鎖するトリガーになれる。 おまけとして《墓守の罠》を持ってくる効果も、デッキから直接表側で持って来れるために《灰流うらら》に引っ掛からずすぐさま効果を使える様になるのがこれまた強力。 その《墓守の罠》も手札を捨てて天使族・地属性をサーチ出来るので、2枚目以降の《剣神官ムドラ》や同期達をサーチしつつ墓地送りで更に効果を誘発させたりと非常に強固なシナジーを形成している。運良く《現世と冥界の逆転》が墓地に落ちれば相手の墓地利用を封じる事も可能。 前述した通り、墓地送り効果と自身の墓地送りをトリガーとした効果を持つ【ティアラメンツ】とは抜群のシナジーを誇り、このカードを含めたカード群・通称“イシズパーツ”が【ティアラメンツ】と共に【イシズティアラメンツ】として大会環境を荒らし、【イシズティアラメンツ】の規制と【クシャトリラ】の登場で【ティアラメンツ】での採用率が落ちて一時は環境から退いたものの、追加の規制を受けた【ティアラメンツ】が再びイシズパーツを採用して環境に居座り続けた結果、2023/04/01にこのカードも制限指定を受けた。 【ティアラメンツ】とのシナジーの強さもさる事ながら、このカードで引っ張って来れる《墓守の罠》が墓地メタとして機能する、即ちミラーマッチ対策になると言う点がトドメとなったと思われる。 《PSYフレームギア・γ》 ☆2 ATK/1000 DEF/0 チューナー 除外ゾーン以外から《PSYフレーム・ドライバー》を引き連れて場に出つつカウンターを決めて来る「PSYフレーム」チューナーの内、モンスター効果無効化担当。 モンスター効果偏重の環境ではかなり刺さる性能であり、 単体では役に立たない上級バニラの《PSYフレーム・ドライバー》も同時に採用しなければならない制約と、自分のモンスターが居ないと言う条件こそあれど、 場以外で発動した効果にも対応出来る上に、手札で発動するため《墓穴の指名者》に止められず、《灰流うらら》の様な破壊を伴わない無効化を食らってもチェーン処理後に改めて使用出来ると言う使い勝手の良さを誇る。 更に、発動後には自身と《PSYフレーム・ドライバー》が残るので各種素材に使う事も可能。 更に素材指定が緩いカテゴリリンクの《PSYフレームギア・Λ》の登場で自分の場にモンスターが存在しても使える様になったのも追い風。 その使いやすさから多くのデッキで使われて、大会環境ではこのカードの存在が念頭に置かれてデッキや戦略の固定化を招き、 本来なら先攻1ターン目に於ける後攻側の対抗手段のはずが、 モンスターを出していない状態で先攻側が「後攻の手札誘発を潰しつつ出したこのカードと《PSYフレーム・ドライバー》で《水晶機巧-ハリファイバー》を出して展開する」といった頭の痛くなるような先攻制圧に使われたせいで2021/7/1に準制限となり、それでも採用率は落ちなかったためか直後の改訂である2021/10/1に制限へと規制強化された。純PSYフレーム使いは泣いて良い こいつが流行っている状態ではモンスターを出していない状況で迂闊にモンスターの手札誘発を撃つと、1ハンデスされた挙句相手に展開要員を2体も渡してしまう格好になってしまいゲームセットが大幅に近づいてしまう。 そのため、リスク回避のためにモンスターが1体立つまで手札誘発を撃たずに待つのが定石とされ先攻の初動が通りやすくなっていた。 《深淵の獣ルベリオン》 ☆8 ATK/2500 DEF/3000 「ビーステッド」の力を得たアルベルの新たな姿。 自分の場のレベル6以上のドラゴン族・闇属性1体をリリースして手札・墓地から出せる特殊召喚モンスター。 手札から捨てる事で同名以外の「ビーステッド」モンスターをサーチする効果と、メインフェイズに「烙印」永続魔法か永続罠をデッキから表側で置く効果を持つ。 自身を手札から捨ててサーチした《深淵の獣アルバ・ロス》以外の上級「ビーステッド」モンスターを出して即座にリリースするだけで降臨し、リリースしたのが《深淵の獣サロニール》ならデッキから「ビーステッド」モンスターか「烙印」魔法・罠の墓地肥やし、《深淵の獣ドルイドヴルム》なら相手の特殊召喚されたモンスターを墓地送り、とアドバンテージを稼げる。 更に「烙印」永続魔法・罠を展開する効果も強力で、《復烙印》で手札交換や「ビーステッド」の展開、《烙印の獣》で除去、《導かれし烙印》で「ビーステッド」にカウンターして来た相手のカードを打ち消し、《烙印の即凶劇》で相手の展開を妨害、と多彩な動きが可能。 おまけにデッキから直接出すので《灰流うらら》に妨害されないため妨害を受けにくいのも強み。 それでいてステータスもアタッカーとして及第点の攻撃力と高い守備力を併せ持つため戦闘にも強い、と万能なモンスター。 言うまでもなく【ビーステッド】の要であり、2023/1/1の規制で止まらなかった【ビーステッド】を抑えるためか2023/4/1の改訂にて制限指定を受ける。 《斬機サーキュラー》 ☆4 ATK/1500 DEF/1500 コストでデッキから「斬機」モンスターを墓地に送って特殊召喚出来る「斬機」の1体。 自身が場にいる時に他の「斬機」が出たら「斬機」魔法・罠をサーチする効果を持つ。 緩い条件で自己再生出来る《斬機シグマ》がいるため、このカード1枚から召喚権を使わずモンスター2体並べつつ1枚サーチが可能と言う意味の分からないアドバンテージを稼げるサイバースの最強初動。 特殊召喚効果を使うとこのターンモンスター1体でしか攻撃出来なくなるデメリットはあるが先攻1ターン目ならそもそも攻撃出来ないからノーデメリット、後攻でも複数攻撃を付与したモンスターで殴れば軽減出来るためほぼノーリスク。《斬機シグマ》のサイバースしか特殊召喚出来なくなるデメリットもサイバース族デッキなら何も問題ない。 このカードと《斬機シグマ》で《塊斬機ダランベルシアン》を出して《斬機ダイア》をサーチして更に展開し、相手ターンにはこのカードでサーチした《斬機超階乗》で《斬機ダイア》込みの《塊斬機ラプラシアン》をぶつけて除去 万能無効で妨害するムーブが非常に強力。 更に《斬機シグマ》の代わりに《斬機ナブラ》を採用すれば《塊斬機ダランベルシアン》から《斬機超階乗》 《塊斬機ラプラシアン》の妨害コンボに繋げられる為、適当なランク4デッキにも出張可能と言う凄まじいパワーカード。 登場してしばらくしてから【スプライト】や【ティアラメンツ】と言った凶悪なデッキが幅を効かせていたため、カードパワーの高さに反して目立たなくなってしまっていた。 そして彼らが規制を受けた2023年になってようやく頭角を表して環境争いをしたためか、2023/7/1に制限指定を受ける。 ちなみにこのカードの規制により収録パックのPOWER OF THE ELEMENTSは収録カードの内規制された枚数が11枚となり、あの悪名高いマキシマム・クライシスの規制経験枚数10枚を超えて歴代トップに躍り出ると言う快挙(?)を果たした。やっぱり2022年はおかしい 《十二獣モルモラット》 ☆4 ATK/0 DEF/0 十二獣に属する下級モンスター。 召喚成功時にデッキから「十二獣」カードを墓地へ送る効果を持つ。 また、エクシーズ素材になっている時、エクシーズモンスターに《十二獣モルモラット》をデッキか手札から特殊召喚する効果を付与する。 制限カードゆえ、後者のリクルート効果は実質的に使用できなくなっている。 無制限時代はこれを利用することで、容易にランク4モンスターを立てつつ《十二獣ブルホーン》で後続を確保し、《十二獣ドランシア》に繋ぎ構えることができた。 現在では相手から《十二獣モルモラット》を奪ってエクシーズ素材にしない限りは発動できない。 地属性の獣戦士族のため《十二獣の開局》は勿論、《M.X-セイバーインヴォーカー》(現在は禁止カード)、《炎舞-「天キ」》とデッキから引っ張り出す手段は豊富であった。 《宿神像ケルドウ》 ☆4 ATK/1200 DEF/1600 かつてイシズ・イシュタールが使用していた《ケルドウ》のリメイクモンスターでイシズパーツの1枚。 手札から他の天使族・地属性を捨てて特殊召喚しつつ《現世と冥界の逆転》もしくはその関連カードをサーチする効果と、 フリーチェーンで場・墓地から自身を除外して互いの墓地のカードを、自分の場か墓地に《現世と冥界の逆転》があれば合計5枚、なければ合計3枚をデッキに戻す効果を持つ。 《古衛兵アギド》や《古尖兵ケルベク》をサーチ、もしくはそれらを捨てて墓地肥やしを発動させつつ《現世と冥界の逆転》や《剣神官ムドラ》などをサーチしたりなど手札の状況に応じて柔軟な動きが出来るサーチャー。 墓地に落ちた後もこちらのカードを戻してリソース確保や相手の墓地利用を妨害したりと器用に立ち回れる。 【イシズティアラメンツ】の安定性を底上げしていた重要カードだったため2022/10/1に制限指定を受ける。 《スネークアイ・エクセル》 ☆1 ATK/800 DEF/1000 召喚・特殊召喚時に炎属性レベル1をサーチする効果と、自身含めた自分の場の表側のカード2枚をコストに手札・デッキから同名以外の「スネークアイ」モンスターをリクルートする効果を持つ。 サーチ先にドロー以外で手札に加わると特殊召喚される《蛇眼の炎燐》が存在し、あちらの効果で「スネークアイ」魔法・罠のサーチにも繋がり、 リクルート効果で《スネークアイ・オーク》を呼んで、あちらの効果で墓地から釣り上げてもらい頭数を増やす、と言った感じで【スネークアイ】の展開の要となる重要な初動。 サーチ先は《蛇眼の炎燐》以外でも《倶利伽羅天童》と言った汎用性の高いカードが存在するため「スネークアイ」モンスターの中でも汎用性が高く、【スネークアイ】規制の一環として2024/4/1に準制限指定を受け、同年7/1に制限指定を受ける。 《SRベイゴマックス》 ☆3 ATK/1200 DEF/600 自分フィールドにモンスターがいなければ手札から特殊召喚できる効果と、召喚か特殊召喚時に同名以外の「SR」カードをサーチする効果を持つ。 サーチ効果は同名縛りで1ターンに1度しか使えない。 「SR」はシンクロテーマなので少ない消費でシンクロに繋ぐカードとして作られたと思われ、実際《源竜星-ボウテンコウ》を1枚で作るカードとして使われたこともあった。 しかしサーチ先に場に風属性モンスターがいれば特殊召喚できるレベル3の《SRタケトンボーグ》がいたのでランク3デッキにおける超パワーカードとしての活躍がメインだった。 しかもベイゴマタケトンの流れは召喚権を使わないためこいつを潰しても別の召喚権を使うギミックで動かれ、更にこのカードの特殊召喚からランク3エクシーズの流れでチェーンを組む特殊召喚は一回も行われないため《増殖するG》を投げられても止まる判断もしやすく余分に引かれにくい。 このギミックは2体リリースを必要とするアドバンス召喚のギミックにも転用できる。 【彼岸】【十二獣】とランク3が重要になるデッキで出張で使われ続け《餅カエル》と一緒に正月で規制された。 しかし「SR」の新規を作るからなのか、単に最近採用されてないからとトチ狂った判断をしたのかは不明だが突然準制限に緩和され《彼岸の黒天使 ケルビーニ》や《M.X-セイバーインヴォーカー》を活用するリンクソリティアに加担し回った。 その後《彼岸の黒天使 ケルビーニ》で主に落としていた《ダンディライオン》や《M.X-セイバーインヴォーカー》が規制されたが、【オルフェゴール】【転生炎獣】で強力な初動として暴れ続けたため改訂で制限に逆戻りした。 シンクロよりもエクシーズやリンクで多く使われる要因を作っているのはサーチ先の《SRタケトンボーグ》の存在であり、デザインミスにしか見えない。 《スプライト・ジェット》 ☆2 ATK/1300 DEF/ 700 自分の場にレベル2またはランク2が居れば特殊召喚出来る「スプライト」モンスター。更に特殊召喚時には「スプライト」魔法・罠をサーチ出来る。 展開だけじゃなく、《スプライト・スターター》で更に「スプライト」を展開したり、《スプライト・ガンマ・バースト》で全体強化からのフィニッシュ、《スプライト・スマッシャーズ》で除去、《スプライト・ダブルクロス》をセットして相手ターンへの備え、と状況に応じて柔軟に動ける【スプライト】の戦術の要。 【ガエルスプライト】を初めとした【スプライト】への規制の一環として2022/10/1に制限指定を受ける。 《スプライト・ブルー》 ☆2 ATK/1100 DEF/1000 自分の場にレベル2またはランク2が居れば特殊召喚出来る「スプライト」モンスター。更に特殊召喚時には「スプライト」モンスターをサーチ出来る。 共通効果のおかげでサーチした「スプライト」モンスターは即座に展開出来るため、《スプライト・ジェット》で更にサーチ、《スプライト・レッド》でモンスター効果への対策、《スプライト・キャロット》で魔法・罠への対策をしたり、はたまた相手ターンに《スプライト・エルフ》の効果で蘇生して《スプライト・ピクシーズ》を手札に加えて相手の攻撃を牽制したりと柔軟に動ける【スプライト】の重要カード。 規制後もあの手この手で生き延びる【スプライト】への追加規制の一環として2023/4/1に制限指定を受ける。 《ダイナレスラー・パンクラトプス》 ☆7 ATK/2600 DEF/0 相手モンスターの数が多ければ自力で特殊召喚可能であり、更にフリーチェーンで「ダイナレスラー」モンスター1体をコストに相手のカード1枚を破壊できる効果を持つ。 自身もリリースコストにできるため、かつて制限指定を受けた《サイバー・ドラゴン》よりも特殊召喚条件が緩く、《ならず者傭兵部隊》よりもタイミングが自由とこの2枚を足してちょっと付け加えたかの様な性能をしている。 オマケに攻撃力も高いためメインデッキの打点不足に悩まされていたデッキにとっての救世主でもあり、 楽に特殊召喚できる☆7モンスターと言う貴重なモンスターなのでランク7を狙うデッキへの出張要員にもなる。 破壊効果は前述の《ならず者傭兵部隊》と違い魔法・罠も可能、更に表裏も問わないため召喚権を使わない除去としては最高級であり、前述の通りアタッカーとフリーチェーン除去による妨害役をこなす恐ろしいまでの高い汎用性を持っている。 一部ではデッキ変更した鬼塚の最大の功績とされている そのあまりの汎用性の高さから【ダイナレスラー】や【恐竜族】だけでなく、多くの環境デッキのサイドデッキ常連として環境を駆け抜けていた。 早い段階で準制限カードに指定されているが被ると弱い性質からそこまで影響はなかった。 しかし、環境がやや低速化し前程先攻ゲーではなくなったためメインからも投入されることが多くなったためか制限化。 凄まじい万能さを持つモンスターだが初出はノーマルであり財布にも優しく、ある意味隙のないカード。 《超重武者装留イワトオシ》 ☆4 ATK/1200 DEF/0 手札・場から「超重武者」の装備カードとなり、装備モンスターに守備貫通を与えるモンスター。 しかし、このカードの真価は場から墓地に送られた時に発動する「超重武者」モンスターのサーチ。 同名カードはサーチ出来ないものの場から墓地に送られる以外の条件もなく、効果に回数制限がないのが最大の特徴。 当初こそ展開力に乏しいため使いにくく、リンク1の《超重武者カカ-C》の登場で使い回しが容易になったもののデッキパワーが不足していたため活躍する事はなかったものの、CYBERSTORM ACCESSで登場した新規によりその潜在能力が大爆発。 《超重神童ワカ-U4》と言った初動へアクセスしつつ墓地と場を行ったり来たりしてサーチを繰り返してアドバンテージを稼ぐ大暴れを果たしたため、環境トップに躍り出た【超重武者】規制の一環として2023/7/1に制限指定を受ける。 使い回しが可能とは言え素引きする確率が下がる上に《墓穴の指名者》などを食らってしまえばリカバリーが効かなくなるため考えなしに使えなくなったのは大きい。 《ティアラメンツ・シェイレーン》 ☆4 ATK/1800 DEF/1300 効果で墓地に送られた時に、墓地の自身を含めた素材をデッキ・EXに戻して融合召喚する共通効果を持つ「ティアラメンツ」モンスター。 固有効果は自身を特殊召喚しつつ手札からモンスター1枚を墓地に送り、更に追加でデッキトップから3枚を墓地に送る。 緩い条件で1度に合計4枚も墓地に送れ、「ティアラメンツ」の共通効果のトリガーになれる。 更に「ティアラメンツ」以外も手札から墓地に送れるので、手札に来た「シャドール」や「イシズパーツ」辺りを墓地に送って誘発させる事も可能で、混成デッキであっても機能させられる。 更に墓地に送った「ティアラメンツ」の効果でこのカードを素材にすればこのカードの共通効果で更に融合召喚が可能になる【ティアラメンツ】の初動の1枚。 登場当初から環境トップをほぼ独走していた【ティアラメンツ】を抑えるために2023/1/1に制限指定を受ける。 《ティアラメンツ・クシャトリラ》 ☆7 ATK/2300 DEF/1200 最上級「ティアラメンツ」モンスターにして「クシャトリラ」にも属するモンスター。 共通効果は持たず、自分・相手メインフェイズに手札・墓地の「クシャトリラ」か「ティアラメンツ」を除外して自身を特殊召喚する効果と召喚・特殊召喚時に自分か相手のデッキトップから3枚墓地に送る効果、効果で墓地に送られたら自分のデッキトップから2枚墓地に送る効果を持つ。 融合効果こそないが2種類の墓地肥やし効果を持っているため、共通効果持ちの「ティアラメンツ」を落として融合召喚に繋げやすい。 《壱世壊=ペルレイノ》だけじゃなく《六世壊=パライゾス》のサーチにも対応しているため規制を受けて弱体化した【イシズティアラメンツ】を【クシャトリラ】混成型の【ティアラメンツ】(*9)として支えた。 追加規制を受けて【ティアラメンツ】がシンクロ型に移行したら後もレベル7であることを活かしてレベル1チューナーとシンクロして《混沌魔龍 カオス・ルーラー》に繋げるなど潤滑油として支え続けたが、2023/10/01に制限指定を受ける。 そしてこのカードの規制により「ティアラメンツ」はメインデッキのモンスター全てが制限カードになった。 《ティアラメンツ・ハゥフニス》 ☆3 ATK/1600 DEF/1000 共通効果持ちの「ティアラメンツ」モンスター。 固有効果は相手の場のモンスター効果を発動した際に自身を特殊召喚して自身のデッキトップから3枚墓地に送る。 発動が相手依存かつトリガーとなった相手のモンスター効果を無効にしないが、相手ターンでも墓地送りを発動させて「ティアラメンツ」の共通効果のトリガーになれるため、運も絡むが後攻0ターン目に融合モンスターを出す事も可能なカード。 【イシズティアラメンツシャドール】では後攻0ターン目に《エルシャドール・ミドラーシュ》を立てる事を可能にしていた1枚だったためか、2022/10/1に準制限指定を受ける。 準制限で留まったのはやはり相手依存で不安定な所と、効果を無効にせず素通しする点が考慮されたと思われるが、それでも止まらなかった【ティアラメンツ】を抑えるために2023/4/1には制限指定を受ける。 《ティアラメンツ・メイルゥ》 ☆2 ATK/ 800 DEF/2000 共通効果持ちの「ティアラメンツ」モンスター。 固有効果は場に出た時に自分のデッキトップから3枚墓地へ送る。 固有効果で能動的な墓地肥やしが可能だが、下記の《ティアラメンツ・レイノハート》の方が狙ったカードを落としやすいため、このカードに召喚権を割く価値はあまりない。 しかし、「ティアラメンツ」モンスター唯一の“レベル2”であるため、《スプライト・エルフ》の釣り上げや《スプライト・スプリンド》の墓地肥やしに対応しているため彼らをリンク召喚しつつ更なる展開が可能となっているのが特徴。 不安定な固有効果も《スプライト・エルフ》による釣り上げで試行回数を増やせば無理矢理成功を手繰り寄せる事が可能であり、上手く行けば相手ターンに融合モンスターを展開する事も可能。 あの手この手で生き延びる【ティアラメンツ】の追加規制の一環として2023/4/1に制限カードとなる。 そしてこのカードの制限指定により、下級「ティアラメンツ」モンスターは全て制限カード指定を受ける結果となった。 「スプライト」にイシズパーツ、「クシャトリラ」に「ビーステッド」と2022年はやはりおかしかった 《ティアラメンツ・レイノハート》 ☆4 ATK/1500 DEF/2100 《ヴィサス=スタフロスト》のそっくりさんにして共通効果を持たない下級「ティアラメンツ」モンスター。 召喚・特殊召喚時にデッキから同名以外の「ティアラメンツ」1体を墓地に送る効果と、効果で墓地に送られた時に除外デメリット付きで墓地から自己再生して手札の「ティアラメンツ」1枚を墓地に送る効果を持つ。 どちらの効果も「ティアラメンツ」の共通効果による融合召喚のトリガーとして優秀なため初動となり得る1枚であり、デッキバウンスと自己再生効果を持つ《ティアラメンツ・カレイドハート》の融合素材にも指定されている【ティアラメンツ】の最重要カード。 勢いの止まらない【ティアラメンツ】を抑えるためか2023/1/1に制限指定を受ける。 《深淵の獣ドルイドヴルム》 ☆6 ATK/2500 DEF/2000 自分か相手の墓地の光か闇属性モンスターを除外して特殊召喚可能で、相手の場にモンスターがいればフリーチェーンで発動出来る共通効果を持つ「ビーステッド」モンスター。 固有効果は場から墓地に送られた際に相手の特殊召喚されたモンスターを道連れに墓地送りにする。 各種召喚の素材にするなり何らかの効果のコストにするなりする必要はあるものの、破壊耐性を無視して相手のモンスターを除去出来るのは非常に強力。 また、固有効果は特定のカード必要としないため「ビーステッド」以外でも使いやすいのも特徴。 【ビーステッド】の追加規制の一環として2023/4/1に制限指定を受ける。 《深淵の獣バルドレイク》 ☆6 ATK/2500 DEF/2000 共通効果持ちの「ビーステッド」モンスター。 固有効果は相手が儀式・融合・S・X・リンクモンスターを特殊召喚した時に発動し、自身以外の光・闇属性モンスター1体をリリースしてそのモンスター1体を除外。 固有効果は自身以外にリリースコストを要求するものの、光・闇属性であれば「ビーステッド」以外でもコストに使えるため確保は難しくない。 こちらも《深淵の獣ドルイドヴルム》同様破壊耐性を無視できる上、デッキによっては再利用が難しい除外なのも特徴。 【ビーステッド】の追加規制の一環として2023/4/1に制限指定を受ける。 《深淵の獣マグナムート》 ☆6 ATK/2500 DEF/2000 共通効果持ちの 「ビーステッド」モンスター。 固有効果は特殊召喚成功時に発動し、エンドフェイズにデッキ・墓地から同名以外のドラゴン族をサーチ・サルベージ。 サーチ・サルベージ効果はタイムラグがあるものの、【ビーステッド】の重要カードである《深淵の獣ルベリオン》にアクセス出来るのは非常にありがたい。 また、サーチ・サルベージは“特殊召喚成功時に発動し、エンドフェイズに処理する”関係上、発動後に自分が場を離れても有効であり、相手ターンに発動して壁になりつつ相手エンドフェイズにサーチして来た「ビーステッド」を展開する事も可能。 また、サーチ対象が“同名以外のドラゴン族”と非常に緩いため光か闇属性の入っているドラゴン族デッキならサーチ要員として出張させる事も可能で汎用性が高い。 その汎用性の高さが危険視されたためか2023/1/1に制限指定を受ける。 《封印されしエクゾディア》および手足4枚 本体:☆3 ATK/1000 DEF/1000 パーツ:☆1 ATK/200 DEF/300 手札に5枚パーツを揃えたら勝利できる、おなじみ特殊勝利カード。 専用の構築をすれば、意外と容易に揃えられることから、当然というか制限改定黎明期に指定されて以降緩和された事はない。 デッキ構築の幅が広く、新たなドローエンジンが開発される度に注目されるカードでもある。 ちなみに一応手足パーツは通常モンスターである。デッキに三枚ずつなんてできませんからねレアハンターさん! 詳しくは個別項目で…… 《ブロックドラゴン》 ☆8 ATK/2500 DEF/3000 手札・墓地から地属性3体を除外して手札・墓地から出せる特殊召喚モンスター。 場から墓地に送られるとレベル合計が8になるように岩石族を3枚までサーチ出来る。 地属性が多く、墓地肥やしが得意な岩石族デッキでは非常に出しやすく、各種素材にした後のサーチで後続を確保出来るので展開を更に伸ばせる。 更にサーチ効果は流石に同名ターン1は付いてるものの、特殊召喚に制限はないため墓地コストさえあれば即座に復活可能。 オマケに場にいる限り自身を含めた自分の岩石族に戦闘以外では破壊されない耐性を付与するため、効果破壊耐性だけでなく「コアキメイル」の様な誓約での自壊デメリットを踏み倒せてしまうのも非常に強力。守備力も3000あるので戦闘にも強いのも魅力。 強力な展開及び墓地肥やし性能を持つ【アダマシア】と共に環境で長く活躍したためか、2023/7/1に準制限指定、2023/10/1に制限指定を受ける。とは言え1枚あれば容易に使いまわせる為規制としては緩め。 その為か展開系に厳しい海外では2020/9/14に一発禁止、シングル戦オンリーのMDでは2023/1/10に制限指定、とOCGより厳しい規制が掛けられている。 《マジェスペクター・ユニコーン》 ☆6 ATK/2000 DEF/2000 Pスケール2 「マジェスペクター」に属する上級Pモンスター。 相手ターンにも発動可能な、自分フィールド上のPモンスターと相手のモンスター1体をバウンスする効果を持つ。 マジェ共通の「相手の効果の対象にならず相手の効果で破壊されない耐性」もある。 かつては自身と戦闘を行ったモンスターをダメージ計算前にバウンスする《N・グラン・モール》が「鬼畜モグラ」と呼ばれ制限に堕ちたものだが、こいつのモンスター効果はその遥か上を行くあまりにも強烈なものだった。 自分の戻すPモンスターにはこれといった制約がなく、自身やマジェ以外のPモンスターでもOK。 召喚時に効果を発動する《EM ドクロバット・ジョーカー》なんかを戻して再利用なんてこともできる。 《セイクリッド・プレアデス》を見て分かる通り、フリーチェーンのバウンスというだけでも強いものだが、対象に取られず破壊されない耐性まであるため、対処できるカードが非常に少なかった。 そのため、こいつ1体のためにわざわざ《皆既日食の書》や《闇の護封剣》を用意する必要があったのである。 おかげで上記2枚の採用率が急上昇することに。 あと《闇の護封剣》の裁定違いが世界大会で発覚したり、裁定が行ったり来たりした。 攻守も下級では突破されない程度はあり、かといってエクストラのモンスターを出しに行こうものなら、並べてる過程で素材を飛ばされたり本体を飛ばされたりする。 自身のバウンスを誘ったところでレベル6なので、スケール7以上を採用するデッキでは容易に再度フィールドに出すことも可能。 除去したところでエクストラデッキに行きP召喚で再利用されてしまうため対処が非常に難しい。 2016/10/01に制限カードに指定されたが、それでも《マジェスペクター・ラクーン》で容易に手札に加えられる上、これ1枚で完封されてしまうデッキが少なくなかったため、次の改訂で禁止行きとなった。 2017年には新マスタールールの施行でペンデュラム召喚が大幅に弱体化したが、1体でも「バカか」ってくらい強い。 そもそもEXデッキに行かずにフィールドと手札を往復するこいつには関係ない話なので、緩和への道は遠く、インフレが進んだ2024/7/1にようやくノーエラッタで制限へと緩和された。 この頃になると耐性付きとは言えフリーチェーンの単体バウンスだけでは心許なく、2・3ターンのやり取りで決着がつく事も珍しくないため再利用する機会が少なくなって利点が機能しにくくなっているものの、 関連テーマの強化に合わせて禁止カードがノーエラッタで釈放される事が多い中、2023年10月の「マジェスペクター」の強化からだいぶ間を空けてからの緩和であるため、それなりに警戒されていたのが窺える。 《メタモルポット》 ☆2 ATK/700 DEF/600 リバース効果を持つ下級の岩石族。 リバースするとお互い手札を捨てて5ドローするという豪快な効果を持つ。 【暗黒界】の友達その1。 相手が大量に魔法・罠をセットしたら、こいつや「アーティファクト」を疑うのはプレイングの基本。 遊戯王OCGでは貴重な大量ドローカード。これを使いまわすことでデッキ破壊が可能になってしまったため規制。 ドローが日本以上に重視され、デッキ破壊への風当たりが厳しい海外では禁止指定されている。 《竜剣士ラスターP》 ☆4 ATK/1850 DEF/0 チューナー ペンデュラム☆4チューナー。ただし竜剣士モンスター以外の素材にできない。スケールは5。 ペンデュラムゾーンのカードを割って同名サーチという効果を持っており、単純に使っても強いが破壊することに意味のあるカードを破壊すると更に強さが増す。 主に《Emヒグルミ》や《解放アリアドネ》を破壊しては大量展開のサポートをしていた。サーチ効果を使った後に邪魔になった《EMモンキボード》もこれで破壊しつつ後続をサーチしていた。 こいつを素材にして出すエクストラのモンスターも《爆竜剣士イグニスターP》を中心に強いカードが揃っている。 おまけに《デュエリスト・アドベント》対応。 エクストラを肥やすタイプのペンデュラム召喚デッキがルール変更により大幅に弱体化したため《EMペンデュラム・マジシャン》のような緩和も今後あり得るかもしれない。 魔法 + 詳細は以下 [部分編集] 《壱世壊=ペルレイノ》 フィールド魔法 発動時に「ティアラメンツ」か《ヴィサス=スタフロスト》をサーチする効果と、「ティアラメンツ」と融合モンスターを全体強化する効果、場か墓地の「ティアラメンツ」がデッキ・EXデッキに戻ったら場のカード1枚破壊する効果を持つ。 サーチで初動の安定、全体強化で突破力を向上させるだけでなく、「ティアラメンツ」モンスターには素材をデッキ・EXデッキに戻しつつ融合召喚する共通効果を持つカードがあるため融合召喚ついでにアドバンテージも稼げる【ティアラメンツ】の戦略を支える最重要カード。 【イシズティアラメンツ】を初めとした【ティアラメンツ】への規制として2022/10/1に制限指定を受ける。 《一時休戦》 通常魔法 お互い1ドローし、次の相手ターン終了時までの間、互いのプレイヤーはダメージを受けなくなる。 極端に強いわけでは無いが、2013年3月1日突如規制された。 遅延デッキやパーツが揃えばワンキルできるデッキによく積まれていたので、その辺りが制限の理由と思われる。 当時、強化が約束されていた【魔導】に投入されれるのを懸念して規制された説もある。 《簡易融合》 通常魔法 1000ライフを払って☆5以下の融合モンスターを攻撃不可・エンドフェイズに自壊するデメリットを付けてEXから融合召喚扱いで特殊召喚。 登場当初から《サウザンド・アイズ・サクリファイス》とのコンビで暴れていたが、それ以外に目ぼしい相方が居なかったのもあり、《サウザンド・アイズ・サクリファイス》の禁止化と共にひっそりと忘れられていった。 時が経ち、シンクロ召喚・エクシーズ召喚の登場により「任意のレベル・種族・属性の素材をEXに用意できる」点が同じく忘れ去られた古い融合モンスターと共に注目され、低レベルながらも強力な効果を持つ融合モンスターも増加したため再び注目を集める。 特に墓地のモンスターを釣り上げる《旧神ノーデン》との相性は抜群であった(*10)ために一時は制限指定となるも、 肝心の《旧神ノーデン》が禁止カードとなったために無制限へと緩和される。 その後も《The tyrant NEPTUN》のコピー元として《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》を持ってきたりと地味に活躍していたが、チューナーモンスターでもある☆5融合モンスターの《テセウスの魔棲物》の登場、疑似《墓穴の指名者》効果を搭載した《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》の襲来とのった追い風が吹いており、2020/4/1のルール変更に伴い更なる猛威を警戒されたためか制限カードに再度指定される。 《EMERGENCY(エマージェンシー)!》 速攻魔法 ルール上「R-ACE」カードとして扱う速攻魔法で、デッキから「R-ACE」モンスターを守備表示でリクルートしつつ手札・場の「R-ACE」モンスターをリリースする。自分メインフェイズに墓地から除外して墓地の「R-ACE」罠をセットする効果もある。 リリースが必要な分やや重く見えるが、好きな「R-ACE」モンスターにアクセス出来るのは大きく、むしろ《R-ACEタービュランス》や《R-ACEプリベンター》の特殊召喚コストを墓地に用意出来る強みにもなる。 そのおかげでこのカードをサーチ出来る《R-ACEエアホイスター》1枚もしくはこのカードと適当な「R-ACE」モンスターの2枚から《R-ACEハイドラント》+《R-ACEタービュランス》+任意の「R-ACE」魔法罠4枚と言う理想的な盤面を形成できるため【R-ACE】の初動の安定感が飛躍的に上昇した。 更に速攻魔法であるためサクリファイス・エスケープの如く相手の除去や無効化を躱して確実に「R-ACE」モンスターの効果を通すと言う使い方も可能であり、初動札でありながらもダブっても問題ないため腐りにくいと言う側面もある。 オマケに墓地除外で墓地の「R-ACE」罠を再利用出来る上に除外した後も《R-ACEヘッドクオーター》でデッキに戻せるため使用後も無駄にならない、といたせり尽せり。 【R-ACE】を大会トップに押し上げた立役者であったためか、2024/1/1に制限指定を受ける。 直前の改訂でこのカードをサーチ出来る《R-ACEエアホイスター》が準制限指定を受けており、このカードの制限指定と合わせて一気に初動の安定性を落とす事となった。 《大嵐》 通常魔法 互いのフィールドの魔法・罠を問答無用で全て吹き飛ばす豪快なカード。 勝負を決めかねないカードであり、一斉攻撃の前にはよく使われた。 自分のカードも巻き込むが、プレイングを工夫することで克服可能。 後攻で撃てば《ハーピィの羽根帚》と同じ性能で使えるし、トドメを刺すならアドバンテージは関係ない。 相手の《大嵐》を牽制するために相手のセットカードの枚数に合わせてセットする枚数を調整するというプレイングもよく見られた。 逆にこのカードを含む複数枚をセットして相手の大量セットを誘うなんてプレイングも(*11)。 以前は《ハリケーン》と交互に禁止と制限を行き来していたが、対処のしにくい《ハリケーン》が先に禁止に定着。 その後しばらくは唯一の大量魔法罠除去として使われていたが、衰えるどころか時に採用率が死者蘇生と逆転する半必須カードになっていった。 2015/01/01の改訂での羽根帚の制限化に伴い、こいつとの2枚体制は危険とされたのか、久々に禁止カードに。 基本的に下位互換のカードを禁止にしてまで上位互換のカードを復帰させる例はあまり見られないため、何故羽根帚と入れ変わったかについて様々な憶測が飛び交った。 禁止直後に羽根帚を収録したパックが出たので「商業事情だろう」という説が有力であった。 しかし《Em ヒグルミ》や《解放のアリアドネ》などPゾーンで破壊された時にアドを稼ぐPモンスターが出てきたことが分かれ目になった。 羽根帚とは違い先攻1ターン目で引いてしまった時でも腐らず、自分のカードを割って更なる展開につなげられる利点が評価されたのだ。 ゆえに上記のカードを入れやすい【EMEm】などでは「単なる除去カードとしてしか使えない羽根帚より強いのでは?」という判断から禁止されたという考えが定着。 現在では羽根帚ですらサイドデッキに追いやられることも珍しくないので、いつぞやの《ブラック・ホール》&《サンダー・ボルト》のようにとりあえず制限に復帰することもあり得る状況になっている。 そして9年が経過した2024/1/1に久し振りに制限復帰。 先攻で使えないのもあるだろうが、【ラビュリンス】や【神碑】、【R-ACE】など魔法罠を多用するデッキが環境上位に居座っていたため、それらへの抑止力としての緩和と言う側面もあると思われる。 《おろかな埋葬》 通常魔法 デッキのモンスターを1体だけ墓地に送るカード。 単体ではアド損だが、様々なコンボの起点になるため相性のいいカードは無数に存在する。 カードプールが少なかった初期の頃はー1枚のアド損を背負ってまでこのカードを使う理由もあまりなく、そこまで注目されるカードではなかったが、《クリッター》や《処刑人-マキュラ》といった墓地で強力な効果を発揮するモンスターの増加とともにカードパワーがどんどん上がっていき、最終的に10年3月1日に制限化。以降そこから動いておらず、「名誉制限カード」とも称される制限カードの象徴的存在となった。 テキストがシンプルなカードは強いという一例。 《金満で謙虚な壺》 通常魔法 EXから3or6枚裏側で除外してその数だけデッキをめくり、1枚を手札に加える。 発動するターンは他のカードの効果でドロー出来ず、相手に与えるダメージも半分になる。 コストは裏側除外なため再利用が難しく、似た様な効果を持つ《強欲で金満な壺》と比べると手札は増えずないものの、コストとして除外するカードは選べる上にデッキに眠っていて欲しいカードを避けつつ欲しいカードだけをピンポイントで狙えるため展開の邪魔になりにくいのがポイント。 ドロー出来なくなる制約もサーチ効果ならすり抜けられる上にダメージ半減の制約も先攻であるならほぼ無視出来るため、EXデッキへの依存度が高めのデッキですら「多少EXを圧迫しても目指す制圧盤面を敷けるなら安いもの」と言わんばかりに採用していた。 こうして先攻制圧を助長する活躍をしたためか2022/4/1に準制限指定を受ける。 …とは言え15枚しかないEXをコストにする関係上、連発する様なカードではないため規制としてはかなり緩めだったためか変わらず使い続けられ、2023/7/1には遂に制限指定を受ける。 《原初の種》 通常魔法 《カオス・ソルジャー-開闢の使者-》か《混沌帝龍-終焉の使者-》がいれば発動でき、除外されたカードを2枚回収する。 《マクロコスモス》などを出した状態でこのカードが二枚あると、簡単に無限ループができてしまうため規制された。 《カオス・ソルジャー-開闢の使者-》の制限復帰と同時に規制されたが、当時は発動条件となるカードが制限の《開闢》のみで、 両者ともサーチ手段が乏しく仮に《原初の種》が2枚以上使えたとしてもロマンコンボ程度だった。 環境で活躍したカードではなく、悪用を恐れて規制というやや珍しいパターンの1枚。 しかし、エラッタされた《混沌帝龍-終焉の使者-》の制限復帰からの無制限化や、《混沌帝龍-終焉の使者-》をサーチできる《エクリプス・ワイバーン》や《目覚めの旋律》と言ったカードもあるためロマンとも言えなくなってきた。 さらに《カオス・ソルジャー-開闢の使者-》が無制限に緩和されたため、緩和されることは難しいと思われる。 発動条件となるモンスターが無制限でこのカードが制限というのは、第3期~4期のプレイヤーにとっては信じがたい状況だろう。 《“罪宝狩りの悪魔”》 速攻魔法 「ディアベルスター」モンスター1体をサーチorサルベージ。 墓地から除外する事で同名以外の「罪宝」魔法・罠を墓地or除外ゾーンからデッキに戻して1枚ドローも出来る。 サーチ先の《黒魔女ディアベルスター》が場か手札のカードをコストに特殊召喚可能かつ「罪宝」魔法・罠をデッキからセット可能で、 中でも場のカードをコストにレベル1炎属性をリクルート出来る《原罪宝ースネークアイ》は【スネークアイ】や【R-ACE】、【炎王】などのレベル1炎属性モンスターが展開の起点となるデッキに取って非常に便利だったため、このカードを含めた3枚が「罪宝ギミック」と呼ばれる出張セットとして大流行。 また、「罪宝」魔法・罠には《原罪宝ースネークアイ》以外にも万能無効や永続魔法化と言う変則的な除去と使いやすいカードが揃っている上、《黒魔女ディアベルスター》もレベル7闇属性・魔法使い族・攻撃力2500と各種素材にもアタッカーにも使える優秀なステータスをしており、上記のデッキ以外でも任意の「罪宝」魔法・罠を採用した罪宝ギミックが使われる様になったためか2024/4/1に制限カード指定を受ける。 真っ先にこのカードが規制されたのは、発動コストを要求しないため相手の手札誘発を使わせて本命の展開を通すと言う囮としても使いやすい点と、墓地効果によるリソース確保が膠着した時や長期戦の時に有利となりやすい点が重要視されたと思われる。 《盃満ちる燦幻荘》 フィールド魔法 自分メインフェイズ1の間に自分のドラゴン族・炎属性モンスターに相手の発動した効果を受け付けない耐性を付与する永続効果と、「天盃龍」モンスターをサーチして手札を1枚捨てる起動効果、バトルフェイズ中に自身が破壊されたら自分のドラゴン族シンクロの攻撃力を永続的に倍化する誘発効果を持つフィールド魔法。 サーチ効果で初動となり、耐性付与で安定して展開を進め、バトルフェイズにエースの《トライデント・ドラギオン》を出してその効果のコストで破壊すれば攻撃回数を増やしつつ攻撃力を倍化させて一気にフィニッシュを決められる【天盃龍】の要。 特に耐性付与が強力で多くの手札誘発や妨害効果を防げるため安全に後攻ワンキルを狙えるのが非常に便利。 圧倒的な後攻ワンキル性能を誇る【天盃龍】の規制の一環として2024/7/1に制限指定を受ける。 《死者蘇生》 通常魔法 いわずと知れた蘇生カード。 あらゆるデッキに入るカードではなくなったが、モンスター1体を完全蘇生させるのは単純ながら強力 相手の墓地からモンスターを出せるカードは珍しく、未だに多くの蘇生カードと一線を画している。 一時期禁止で解除された経緯を持つが、原作・アニメでここぞという時に使われたからかむしろ歓迎する声の方が多い。 《十二獣の会局》 永続魔法 「十二獣」をサポートする永続魔法。 同名指定で1ターンに1度自分フィールドの表側のカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスターを特殊召喚。 このカードが破壊されて墓地へ送られた時にフィールドに「十二獣」エクシーズモンスターがいれば素材にできる。 破壊と特殊召喚は同時のため、自身を破壊しても特殊召喚が可能なインチキ性能。これ1枚からライフコストのない《ヒーローアライブ》のようなことができる。 これの禁止と同時に制限に放り込まれた《十二獣モルモラット》が無制限だったため、 後続のランク4エクシーズを立てつつ《十二獣ドランシア》の構えが出張でも容易にできた。 純構築なら「《十二獣ドランシア》+ランク4エクシーズ×2体」なんて事もできた。 レイジング・テンペスト発売後の【十二獣】ゲーの要因の一つ。 《増殖するG》などの手札誘発には弱いため色々なプレイングを作り出したりし、それを面白いと評されたりもしたがいかんせん強すぎたために、登場から僅か174日の2017/4/1に《十二獣ドランシア》と共に禁止カードとなった。 その後、《十二獣ブルホーン》も禁止となり、新マスタールールにより複数のエクシーズを立てるにはリンクモンスターを用意する必要が出て来たのを考慮されたためか、禁止から2年半経過した2019/10/1に制限カードへと緩和された。 《スプライト・スターター》 速攻魔法 デッキから「スプライト」を特殊召喚し、その元々の攻撃力分のライフを失う速攻魔法。 ライフロスとこのターンレベル2・ランク2・リンク2しか出せなくなる二重のデメリットが課せられてるが、メインデッキの「スプライト」の最高攻撃力は1400なのでライフロスはそこまで痛くなく、【スプライト】はレベル2モンスターの展開に長けており、主軸となる《ギガンティック・スプライト》も同様のデメリットを持つので気にするほどでもない。 サーチ効果を持つ《スプライト・ブルー》をサーチして召喚権を使わず2体の「スプライト」を並べられる【スプライト】の貴重な初動であったため、【スプライト】の規制の一環として2022/10/1に制限指定を受ける。 《閃刀機-ホーネットビット》 速攻魔法 自分のメインモンスターゾーンにモンスターが居ない時に発動でき、閃刀姫トークンを1体産み出す。 《閃刀起動-エンゲージ》でサーチでき、《閃刀姫-カガリ》でサルベージすれば召喚権を使わずにリンク2が出せる。 【閃刀姫】及び出張セットが猛威を奮ったために2018年7月に制限指定を受ける。 《増援》 通常魔法 レベル4以下の戦士族なら何でもサーチできる便利なカード。 サーチ対象は《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《ゴブリンドバーグ》《ライトロード・アサシン ライデン》など無数に存在し、 多くの「E・HERO」や「D-HERO」も範囲に収まる。 これの相互互換の《E-エマージェンシーコール》、下位互換の《紫炎の狼煙》すら一時期準制限だったのでその強力さは言わずもがな。 第2期時点でも優秀な戦士族は多く、02年5月1日に準制限となる。 08年9月1日に無制限に緩和されたが、【シンクロダーク】や【シンクロアンデット】が大暴れすると09年3月1日に制限になり、以後そこから動いていない。 海外ではなんと準制限の段階を踏んでから無制限化してしまったが、「影霊衣」の《影霊衣の術士 シュリット》がトドメになったのか再び制限送りに。 《手札抹殺》 通常魔法 お互いの手札を捨て、捨てた枚数分ドローさせる。【暗黒界】の友達その2。 主にコンボ系デッキの墓地肥やし及びデッキ破壊を主軸としたデッキに投入され、デッキを回転させたり、手札を入れ替えて事故を回避するのに使われる。 単純な手札入れ替えとして使おうとすると1枚アド損する上に、 相手の墓地肥しや事故回避を手助けしてしまう事もあるため、無計画には使えないが、枚数指定がない分ポテンシャルは高い。 様々なコンボが考えられるが、その中でも特に《メタモルポット》や禁止前の《サイバーポッド》を利用したデッキ破壊先攻1キルのキーカードとして猛威を振るった。 そのためか、2002年5月に制限になって以降一度も緩和されたことはない。 現在でも効果で大量の手札を捨てる行為は相性のいいデッキが多い。 《テラ・フォーミング》 通常魔法 フィールド魔法を1枚サーチするカード。 昔からフィールド魔法を使うデッキのお伴として活躍していた。 強力なフィールド魔法が増える度に有用性を増して行き、ついには制限カード化した。 カードプールの増加によってパワーカード化していき規制というパターンは《クリッター》等に似ている。 《ハーピィの羽根帚》 通常魔法 何のコストも無く相手フィールドの魔法・罠を全て破壊するカード。 遊戯王OCGでは《サンダー・ボルト》と双璧を成すパワーカードとして有名。 2000年4月から準制限となり、直後に制限カードに規制強化され、2004年3月1日には最初の禁止カードの1つとなった。 長らく緩和はあり得ないと思われていたが、何を思ったのか10年ぶりに禁止解除されて制限となった (それもほぼ下位互換の《大嵐》と入れ替わりで、である)最高の魔法・罠除去カード。 「確実に商売事情」かと思われたが、「普段は魔法カード扱いだが破壊されるとEXデッキに行く」Pモンスターの登場と、「破壊される事でサーチなどの効果を発動するカード」の増加により、「相手のカードしか破壊できない《ハーピィの羽根帚》より《大嵐》の方がヤバい」と言う認識が広まった。 また、これすら流行のデッキには刺さりにくいこともあり、 環境レベルではメインデッキに投入しない人も出てくるという衝撃の事態が待ち受けているのであった。 とはいえ、魔法・罠カードをメインに戦うようなテーマには今でも脅威となる存在であり、後攻での攻め手としては最高級の性能を誇るカードでもあることは確か。 その為、現環境ではサイドデッキの常連としての地位を確立している。 《ピュアリィ・スリーピィメモリー》 速攻魔法 共通効果として手札を1枚捨てることでデッキからレベル1の「ピュアリィ」モンスターをリクルートする効果と「ピュアリィ」エクシーズモンスターの素材になることで適用される効果を持つ。 発動時の固有効果は発動ターンに受ける戦闘・効果ダメージを1度だけ0にする効果、X素材時の効果は相手スタンバイフェイズに1枚ドローする効果。 前半の効果は無条件で発動出来るため「ピュアリィ」モンスターのリクルートとして使いやすく、咄嗟の防御札としても使える。 後半の効果も返しのターンの為の返し札や手札誘発を引き込むためにも使える上に、同名制限がないため複数枚X素材に持っていればその数ドロー効果を使え、チェーンして《ピュアリープ!?》でスタンバイフェイズ中にエクシーズチェンジすれば別モンスター扱いになるのでもう一度ドロー効果が使えるため最大6枚ドローが可能で現実的なラインでも4枚ドローが狙えると言った具合にハンドアドバンテージの暴力を生み出す。 このカードの名前が記されたエクシーズの《エピュアリィ・ノアール》で《ピュアリープ!?》はデッキから直接セット可能であり、エクシーズチェンジ先の《エクスピュアリィ・ノアール》は5枚以上素材を持っていれば相手の効果を受けつけない耐性を持つため場持ちが良く、獲得したハンドアドバンテージを自分のターンに持ち越しやすいのも魅力的。 ヤベー奴らのいなくなった2023年以降の環境で暴れ回った【ピュアリィ】規制の一環として2023/7/1に制限指定を受ける。 《封印の黄金櫃》 通常魔法 デッキからカードを1枚除外し、発動から2回目のスタンバイフェイズ時に手札に加える。 登場当時は4ターン後になるとは言え本質的には万能サーチカードであり、デュエルスピードがそこまで早くなかった登場当時はこの面が危険視され制限化されていた。 後にゲームスピードが格段にあがり一時期、無制限化するものの、 現在では除外版《おろかな埋葬》としての運用が主で、前述の《ネクロフェイス》を除外できるだけでなく、 【征竜】においては「征竜」のサーチ効果を発動しつつ4ターン後に手札に加えられ、 除外された時にサーチやリクルートを行える【サンダー・ドラゴン】と言ったデッキの台頭もあり、《嵐征竜-テンペスト》禁止解除と同時に制限指定を受ける。 《ブリリアント・フュージョン》 永続魔法 発動時に「ジェムナイト」融合モンスターを攻守0にしてデッキ融合し、手札から魔法を捨てる事でターン終了時まで攻守を戻す。 本来なら《ジェムナイト・フュージョン》の自己サルベージと合わせたコンボを想定していたのだろうが、召喚権を増やす効果を持つ素材指定の緩い《ジェムナイト・セラフィ》の存在から任意の光属性モンスターを墓地に落とせるカードとして注目を集める。 《Em トリック・クラウン》や《妖精伝姫ーシラユキ》辺りを素材にして自己再生させたり、《ジェムナイト・ラズリー》を素材にして光属性通常モンスターをサルベージして《ジェムナイト・セラフィ》の効果でそのまま召喚したりと高い展開能力を誇る。 EXからの召喚制限がついた10期に入っても、ドラゴン族バニラチューナーを利用して《水晶機巧-ハリファイバー》や《星杯の神子イヴ》と言ったソリティアの常連に良く繋がって猛威を奮っていたため、2020/4/1にてようやく制限指定を受ける。 《フュージョン・デステニー》 通常魔法 「D-HERO」を素材指定する融合モンスター専用融合魔法。 融合モンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊され、発動後は闇属性「HERO」しか出せなくなるが、デッキ融合も可能なのが強み。 《Dragoon D-END》や《D-HERO ドミネイトガイ》の様な大型融合モンスターが出しやすくなるだけでなく、《D-HERO ダッシュガイ》の様に墓地発動するカードを墓地に仕込む事も出来る。 更に【D-HERO】であるならば召喚制限はほぼ無視でき、 自壊デメリットも《X・HERO クロスガイ》の素材に使ってから吊り上げたり、コストが必要かつ次の自分スタンバイフェイズ時と言うタイムラグはあるが自己再生出来る《Dragoon D-END》で対応したり、《D-HERO ドミネイトガイ》の被破壊時の展開効果に繋げたりと柔軟な対応が可能なので、 【D-HERO】においては単なる融合札以上の働きをする重要なカード。 二重のデメリットと融合先の関係からほぼ【D-HERO】専用のカードとして長らく規制からは程遠いカードと思われていたが、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が登場した事により状況は一変。 ノーコストかつ次のスタンバイフェイズと言う短いタイムラグでの自己再生で自壊デメリットを踏み倒せる上に、フリーチェーンの破壊効果で自分のカードごと相手のカードを破壊して場を荒らし、自分を破壊効果の対象にすれば相手の除去を回避出来る疑似的な効果耐性持ちと言うハイスペックなモンスターをこのカード1枚で出せる事から《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》と共に多くのデッキに出張採用がなされる事となり、 除去を躱しつつ着実にアドバンテージを削っていくその様から「《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を先に出したもん勝ち」「相手の《D-HERO デストロイフェニックスガイ》に対抗するには出される前に止めるかこちらも《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出す」とまで言われ、あの《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の再来とも呼ばれる状況を作り上げた。 更に《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の素材は《D-HERO ダッシュガイ》ならドローしたモンスターを特殊召喚したり《D-HERO ディバインガイ》なら手札補充したりと融合素材になった後も役割があり、 このカードのもう一つのデメリットである召喚制限は《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》でコピーした時よりも軽く、その召喚制限も発動後に付くので発動前に展開しきっておけば事実上踏み倒せるため、かつての《真紅眼融合》と異なり素引きして困る所かむしろ素引きして使いたい、 と言う諸々の要素を鑑みると「ドラグーン」を超えたと言わしめるほど環境に大きな活躍をした。 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の登場時期と改訂時期が近かったため1度は規制を逃れるも、流石にこんな状況が許されるはずもなく、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の蔓延を止めるために2022年1月1日付けでこのカードが無制限から一気に飛んで禁止カード指定を受ける。 かつて規制が中途半端だったために勢いが止まらなかった「ドラグーン」の反省と、 このカードと《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》はそれぞれ1枚でも使えれば充分な点、 更にこのカードは素引きして使いたいカードであるので1枚しか使えなくなったり仮に《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》がいなくなったりしてもサーチ札を増やして対応出来てしまう点、 墓地発動するモンスターが多いテーマにおける”デメリットこそあるが無条件で発動できるデッキ融合“であるために今後のカードデザインにも影響を及ぼしてしまう点、 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》もこのカードさえなければ出張される事なく【D-HERO】専用の切り札に収まるだろうと言う予測とまだパックが残ってる《デストロイフェニックスガイ》と再販したばかりの《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》のお代わりを可能にするカードが収録された《アルバスの落胤》のストラク、そして強化されて「融合」「フュージョン」サーチがやりやすくなった「捕食植物」が収録された来年発売予定のパックを売り捌きたいと言う商売事情からこのカードに白羽の矢が立ったと思われる。 《D-HEROディスクガイ》、《D-HERO ディアボリックガイ》、《デステニー・ドロー》の悪夢が繰り返され、展開の要を奪われる最悪の新年のスタートを切る事となった【D-HERO】使いは泣いていい。 禁止後は《デストロイフェニックスガイ》の出張が完全に終わったため、エラッタなしでの釈放は難しいかと思われたが直後の改訂である2022年4月付けでなんと《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》と入れ替わる形で再び釈放。しかし、やはり「HEROのデッキ融合」という点が危険視されたのかというかほぼ《デストロイフェニックスガイ》のせいで制限にとどまる。 とはいえ前代未聞の早さで【D-HERO】使いの元に舞い戻る事となった。そして前回の禁止化は商売事情だった疑惑が深まった 《盆回し》 通常魔法 デッキからカード名が異なるフィールド魔法を2枚選び、自分と相手の場にセットする。 自分は強力なフィールド魔法をサーチ、相手には扱えないフィールド魔法を押し付ける事で自分だけが得する事が可能。 この効果でセットされたカードがある限り、互いに新しくフィールド魔法を使えなくなる効果で相手の動きを縛ることもできた。 相手にカードを送りつける事で《拮抗勝負》や《無限泡影》を対策したり、デッキにサーチ対象のカードがないと発動すらできない《混沌の場》を送り付ける事でフィールド魔法を封殺するという《テラ・フォーミング》にはできない妨害も可能だった。 フィールド魔法のインフレ化に伴い、こちらにも2018年7月に制限カードとなった。 《マスク・チェンジ・セカンド》 速攻魔法 手札を1枚捨てモンスターを墓地に送り、そのモンスターよりレベルの高い同属性の「M・HERO」を特殊召喚するカード。 【HERO】だけに留まらず、闇属性デッキならどこからでも《M・HERO ダーク・ロウ》が出てくるという世紀末を招いたので制限は妥当。 手札コストがつくのは地味に痛いが、【彼岸】などのデッキではそれすらボーナスにすることができる。 《抹殺の指名者》 速攻魔法 カード名を1つ宣言してそのカードをデッキから1枚除外する事で、ターン終了時までそのカード及び同名カードの効果を無効にする。 相手が採用してるカードと同じカードがデッキにある必要があるが、発動する場所を問わず無効に出来る上に自分のターンなら相手の制圧布陣を突破する糸口として使え、速攻魔法なので相手ターンの妨害としても使える汎用性の高さがウリ。 《墓穴の使命者》と違い無効化されるのはそのターンだけなので「相手の《増殖するG》は無効化し自分は一方的に《増殖するG》を通す」といった理不尽な事もできる。 《墓穴の使命者》同様に採用率の高い手札誘発に対するメタカードとして先攻側が後攻の反撃を潰しつつ制圧するカードとして採用されたため、2021/10/1に準制限、2022/1/1には制限と段階を踏んで規制される事となった。こちらは《墓穴の使命者》が対応出来ない《原始生命態ニビル》や《無限泡影》などを止められるのが強みである。 また、このカードの性質上採用カードが多く被るミラーマッチでは非常に有効に働き、「【○○】に1番対抗しやすいデッキは【○○】」と言う悪夢の状況を助長しかねない危険な性質も持つので、遅かれ早かれ規制は免れなかったと思われる。 《六世壊=パライゾス》 フィールド魔法 発動時の処理としてデッキから「クシャトリラ」をサーチするフィールド魔法。 自分のモンスターを自分の場の属性の数×100強化し、自分の場の《クシャトリラ・シャングリラ》が効果を発動したら場のカードを1枚破壊する効果もある。 【クシャトリラ】の初動の安定と制圧盤面の強化は勿論の事、【ティアラメンツ】においても《クシャトリラ・フェンリル》を経由して《ティアラメンツ・クシャトリラ》にアクセス出来る初動としても活躍する。 流石に環境を席巻したツートップの重要カードとして暴れ回った事は見逃されず、登場から僅か78日で制限行きと、通常パック出身最速の制限記録を打ち立てる。 《烙印開幕》 速攻魔法 発動後はEXから融合モンスターしか出せなくなるが、手札を1枚捨ててデッキから「デスピア」モンスターをサーチorリクルート。更に融合モンスターが効果破壊される時に代わりに墓地から除外出来る。 サーチ効果を持つ《デスピアの導化 アルベル》をリクルート出来る【デスピア】の初動。 単純なサーチ・リクルートとしてみるとやや手札消費が重いが、コストではなく効果処理で手札を捨てるため《悲劇のデスピアン》のサーチ効果を誘発させたりと「効果で墓地に送られた」時に発動する効果を持つカードを使用すればコストを抑えつつ展開が可能。 更に融合モンスターを効果破壊から守る効果も備えているため、完成した盤面をより強固な物に出来る。 一応、サーチorリクルートと身代わりは同一ターンには発動出来ない制約はあるものの、基本的には被るタイミングがないのであってない様なものである。 《アルバスの落胤》ストラクの発売後、環境トップへ躍り出た【デスピア】を抑えるためか2022/4/1に準制限となり、さらに2022/7/1の改訂で【烙印ティアラメンツ】の規制の一環として《烙印融合》の身代わりとなる形で制限カードになった。そしてその頃には【ティアラメンツ】はとっくにイシズに鞍替えしており、後に《烙印融合》も制限カードとなってしまったが 《烙印融合》 通常魔法 発動ターンはEXから融合モンスターしか出せなくなるが、手札・場・デッキから素材2体を調達して《アルバスの落胤》を素材指定する融合モンスターを融合召喚する通常魔法。 融合召喚のトレンドであるデッキ融合だが、最大の特徴は融合先の多さとそれに伴う素材指定の緩さ。 攻撃力2500以上・レベル8以上・光属性・闇属性・ドラゴン族・獣族・獣戦士族・鳥獣族・光属性の魔法使い族の内どれか1つでも当てはまっているならデッキから落とせると言う凄まじい広さを誇り、中でも光属性を指定する《烙印竜アルビオン》と闇属性を指定する《神炎竜ルベリオン》は落とせる範囲もさる事ながら、レベル8以下の融合モンスターを融合召喚する効果もあるので更にアドバンテージを稼げる。 発動後の誓約の関係で、この手のデッキ融合をコピーしていた《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》とは相性は良くないものの、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》禁止化前は融合先の多さを利用して妨害された時の妥協策や【烙印】以外のデッキで展開の〆として《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》自身を素材にして《氷剣竜ミラジェイド》を出して牽制すると言う使われ方もされた。 登場直後の改訂は見逃されたものの、2022/7/1に【烙印】規制の一環として準制限指定を受ける。 その後は【ティアラメンツ】や【クシャトリラ】の台頭により【烙印】のシェアは落ち込んでいたものの、2023/1/1の規制により彼等がシェアを落とす事と《アルバスの落胤》新規の登場による伸び代を警戒されてか、2023/1/1に制限カードへ指定される。 《神碑の泉》 フィールド魔法 相手ターンに手札から「神碑」速攻魔法が使える様になる永続効果と、1ターンに1度自分が「神碑」速攻魔法を発動した際に墓地の「神碑」速攻魔法を3枚までデッキボトムに戻してその枚数ドローするフィールド魔法。 「神碑」速攻魔法を手札に保持して相手の除去から守れる様になるだけでなく、後半の効果で「神碑」速攻魔法をドローしたらそこからも使えるため非常に便利。 後半のドロー効果も墓地の「神碑」速攻魔法を回収しつつドロー出来るため、長期戦が前提となる【神碑】には欠かせない。 更に後半の効果は1ターンに1度の制限はあるが“同名制限はない”ため、墓地さえ肥えているならドローした後貼り直して更にドローする事も可能。 サーチ手段も《テラ・フォーミング》に加えて《神碑の穂先》があるため手札に加えやすく、真っ先に除去の対象になりやすいが《神碑の翼フギン》や《神碑の翼ムニン》で守れるため維持もしやすい。 しばしば大会優勝を掻っ攫う【神碑】の戦略の要を担う1枚であるためか、2023/4/1の改訂にて準制限指定を受け、2023/7/1には制限指定を受ける。 そして【神碑】使いの「泉を除外されたら死ぬだろふざけんな」と言う嘆きに対して「散々除外して来たんだから次のお前の番って事だろ?」などと皮肉混じりに返される光景がちらほら見られた。 《六武の門》 永続魔法 「六武衆」が場に出る度に武士道カウンターを2個乗せ、取り除いた数により「六武衆」の強化(2個)/「六武衆」のサーチ・サルベージ(4個)/「紫炎」の蘇生(6個)ができる。 特に「六武衆」のサーチ・サルベージの効果が強力であり、しかも回数制限がついていないと言う恐ろしさ。 特殊召喚が容易な《六武衆の師範》や《六武衆の御隠居》、《真六武衆ーキザン》や手札の「六武衆」を出す《真六武衆ーカゲキ》、同じ攻撃力の「六武衆」をリクルートする《六武衆の荒行》などを駆使すれば瞬く間にカウンターが溜まって後続がワラワラ沸いてくる。 更に取り除く武士道カウンターは効果を使う《六武の門》以外の物でも拝借できたので2枚目・3枚目の《六武の門》が同時に張られた場合は最早使い切れないレベルでカウンターが溜まっていき、《マスドライバー》を利用した無限ループ・先攻1Killの温床にもなった。 あまりの猛威により制限指定を食らうが、サーチ手段に乏しい事と9期のインフレに置いていかれた事によって終いには無制限へと緩和される。 しかし、EXからの展開に制限がかかった新マスタールール下において念願のサーチ手段である《六武衆の軍大将》が登場し、ルール改訂でEXからの展開制限が緩和される事が決まり、再び以前の様な猛威を奮うのを危険視されたためか2020/4/1に制限カードへと舞い戻った。 《ワン・フォー・ワン》 通常魔法 手札のモンスターを1体墓地に送ってレベル1のモンスターをデッキから特殊召喚。 シンクロ召喚全盛期は《グローアップ・バルブ》のようなチューナーが出てくることが多かった。 《海皇子 ネプトアビス》や《ワイトキング》のようなモンスターもおり、デッキの軸になるモンスターも少なくはないためレベル1が出るたびに強化されていくことが確定しているので制限からの緩和は難しいだろうと思われていた。 しかしシンクロの衰退によりレベル1チューナーを優先して出す機会が減ったと判断されたためか10年と1か月の歳月を経た2019/10/1に一度準制限に緩和された。その結果、《SPYRAL-ジーニアス》を擁する【SPYRAL】が大きく恩恵を受け、再びSPYRALを環境の一角へと押し上げるエンジンとなった。 SPYRAL自体はジーニアスが再び制限となったことでとりあえずは落ち着いたものの、《オルターガイスト・メリュシーク》を擁する【オルターガイスト】は環境に留まり続けており、環境デッキを底上げするカードパワーの高さが問題視されたのか1年後の2020/10/1には再び制限に舞い戻った。むしろ何故緩和したとの声も挙がった。 一応手札からも出せるがアド損のため殆どの人は忘れている。強いて言えば【インフェルニティ】なら手札0枚の条件を満たすために敢えて手札から出すことも稀にあるか。 罠 + 詳細は以下 [部分編集] 《群雄割拠》 永続罠 互いに1種類の種族のモンスターしか場に存在出来なくさせる永続罠。既に場に出ている分は耐性を無視して墓地に送る。名前の割にちっとも《群雄割拠》させない皮肉 種族混成デッキにはモロに刺さり、種族統一デッキであってもEXの汎用モンスターの種族は別である事も珍しくないため多くのデッキに一定の束縛が期待できる。 また、相手がこちらの場に特殊召喚する場合も制約がかかるため、こちらの場の種族次第では《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や「壊獣」なども防げる強みもある。 【ラビュリンス】や【神碑】規制の一環としてか、2023/10/1に準制限指定を受け、登場から20年以上が経過して初めて規制される事となった。 そしてその後も【ラビュリンス】や【神碑】への追加規制として制限指定を受ける。 シングル戦オンリーのマスターデュエルではその制圧能力が更に凶悪化しているためか、このカードの属性版の《御前試合》ともども2022/9/30には準制限、2023/4/10には制限指定とOCGより早い段階で規制がかけられている。 《サモンリミッター》 永続罠 互いに1ターンに合計2回までしか召喚・反転召喚・特殊召喚出来なくなる。 大量展開からのソリティアが基本となる現代遊戯王に於いては非常に凶悪なロック性能を誇る永続罠。 あまりソリティアしないデッキであっても、シンクロ・エクシーズ・リンクを主体とするデッキなら大抵は素材を並べた時点で展開がストップしてしまうためほぼ何も出来なくなるに等しい。 主にメタビートやパーミッション系のデッキで使われる事が多かったが、それ以外のデッキでもかつての《虚無空間》の様に先攻で散々展開しきった後に発動して相手の展開を封じると言った悪用がされる様になったためか2024/7/1に制限指定を受ける。 《スキルドレイン》 永続罠 発動に1000ライフを要求し、互いの場にいるモンスターの効果を無効にする。 20年以上も現役であり続ける、言わずと知れたモンスター効果メタカード。 様々な抜け道はあるものの、モンスター効果偏重の環境になるにつれてそのメタ性能が凶悪化していき、デッキに対策カードがない、もしくは対策カードが入っていても引けないと詰みかねないため、デッキ・サイドデッキの構築に影響を及ぼす程の存在感を示す1枚。 【クリフォート】や【真竜】、【エルドリッチ】など「このカードと相性がいい」という事がそのデッキの強みになる事例すら存在するなど、一部の罠デッキの存在理由にすらなっていたカード。 「構築に影響を及ぼすカードは規制すべき」「抑止力となるカードだから規制してはならない」と議論を巻き起こす事もあるカードだったが、モンスター効果のインフレに伴い凶悪さを増すその性能と、戦闘を行わずにデッキ破壊で勝利を目指す【神碑】で使われた事がトドメとなってか、2023/4/1に遂に制限カードとなる。 《センサー万別》 永続罠 互いに1種族につき1体までしかモンスターを場に存在出来なくさせる永続罠。《群雄割拠》と同じく超過分は耐性を無視して墓地送りにする。 《群雄割拠》とは逆に種族統一デッキに思いっきり刺さる性能をしており、昨今のデザイナーズデッキは種族統一されている事が多く、種族混成であっても「展開途中で同じ種族のモンスターが並ぶ」事は珍しくないため思う様に動けず機能不全に陥るデッキも少なくない。 モンスターをほとんど展開しない【神碑】規制の一環としてか、2024/1/1に準制限指定を受け、2024/4/1には制限カードと規制強化された。 こちらもシングル戦オンリーのマスターデュエルではその制圧能力が更に凶悪化しているためか、2023/2/6の時点で準制限、2024/1/10に制限とOCGより早く規制がかけられている。 《トリックスター・リンカーネイション》 通常罠 相手の手札を全て除外し、その枚数分相手にドローさせるカード。 墓地ではフリーチェーンで除外することで墓地の「トリックスター」を蘇生することができる。 手札をリセットさせるだけでも相手が何らかのカードをサーチ・サルベージした時に発動すればそれだけで相手の思惑を大きく狂わせる事ができる。 相手が元々持っていた手札は除外してしまうので、墓地に送られるよりも遥かに再利用が難しくなってしまう。 《トリックスター・マンジュシカ》と《トリックスター・ライトステージ》をフィールドに並べこのカードを連打すればバーンの火力でワンキルすることも可能だった。 《ドロール&ロックバード》とのコンボでの全ハンデスが決め手となったのか、登場から半年も経たずに制限化。 10期出身のカードとしては初めて規制を受けたカード。 《レッド・リブート》 カウンター罠 相手の罠カードの発動を無効にしてセットさせ、このターン中、相手は罠カードを使えない代わりにデッキから罠カードを追加セットできる。 ターン中相手の罠カードを止められる反面、追加セット分を含めた次ターン以降の反撃が痛い様に見える。 が、このカードの真価はライフを半分払えば手札から発動できる所にある。 盤面に左右されず発動でき、《拮抗勝負》や《無限泡影》の様な同類による妨害を止めつつ勝負を決められる布陣が敷けるのならライフ半減程度安いもの。 セットされた2枚の罠も、カウンターの心配がないのでさっさと割ったり効果耐性持ち・発動封殺持ちなどを出してしまえば問題ない。 そもそも、そのターンに決めてしまえばセットされたカードの発動機会を与えずに決着がつくのでデメリットが事実上機能してない事が多かった。 余程追い詰められていなければそのターンに決められるか、セットされた罠を何とかできない限り発動することはまずない。 メインに積まれる事はあまりないが、マッチ2戦目以降での逃げ切り・逆転を意識したサイドの常連として環境トップ勢と駆け巡り、そのあまりの汎用性のために準制限指定を受ける。 高い汎用性を持ち、制圧や1killを助長するカードでありながら準制限で止まったのは同じく環境トップ勢の【オルターガイスト】へのメタカードとしての側面がある点だと思われる。 その後、【オルターガイスト】が大会環境から転落したためか後、新しい魔法・罠主体のカテゴリを売りたいためかサイドデッキの固定化を招いていたこのカードも2021年には制限指定となる。 融合モンスター + 詳細は以下 [部分編集] 《重爆撃禽 ボム・フェネクス》 ☆8 ATK/2800 DEF/2500 漫画版5D sでボマーが使った融合モンスター。 バーン効果を持つが、アニメの方のボマーの切り札の反省からか1ターンに一度で攻撃不可能になるという制約があった。 ……が、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の効果は1ターンに一度とは書いてなかったために、コイツ自身を素材にして二、三体目を出せばおしまい。 そのため、教訓を生かせずあえなく制限化。 当然活躍先は先攻ワンキル。 シンクロモンスター + 詳細は以下 [部分編集] 《PSYフレームロード・Ω》 ☆8 ATK/2800 DEF/2200 汎用☆8シンクロ。 「PSYフレーム」に属する汎用レベル8シンクロ。 相手のスタンバイフェイズ時に、除外されている自分のカード1枚(種類指定がないので裏側も可能)を墓地へ戻すことができる。 また、こいつが墓地へ存在すれば、こいつとお互いの墓地のカードの中から1枚を対象に選択し、デッキに戻せる。 問題となったのはお互いのメインフェイズに発動できるハンデス効果で、フリーチェーンでこいつと相手の手札を次の自分のスタンバイフェイズまで除外することができる。 あろうことか同名ターン1の制限が付いていなかったために、何度もシンクロ召喚すればその度に発動可能。 この効果を先攻から連打する【シンクロダーク】というデッキが暴れたため制限に。 汎用8シンクロとして使うデッキはあまり支障はなかったが、本家の【PSYフレーム】はかなりのとばっちりを受けた。 《TG ハイパー・ライブラリアン》 ☆5 ATK/2400 DEF/1800 縛りがない汎用レベル5シンクロ。 通称ライブラ。自分か相手がシンクロ召喚すれば1ドロー しかもターン1制限は無し・・・と言えばもうヤバさが分かると思うで以下省略。 無制限の頃は、2体以上出すと猛烈な勢いでドローが可能となり 《シューティング・クェーサー・ドラゴン》を出してなお手札が増えているという光景が繰り広げられた。 ただ制限になっても効果はそのままであり、爆発力はあまり変わっていないとのもっぱらの評判である。 新マスタールールの影響を受けシンクロ召喚の連打がしにくくなったが、《水晶機巧-ハリファイバー》の登場後はそんなこともなくなった。 しかし、新マスタールール下ではシンクロモンスターよりリンクモンスターの方が並べやすいために採用率は下がり、とうとう無制限まで緩和された。 2020/4/1にルール改訂でシンクロモンスターも複数並べやすくなり、このカードを危険視したためか再び制限へと舞い戻った。 《氷結界の龍 トリシューラ》共々再制限化は予想できた人が多かった。 エクシーズモンスター + 詳細は以下 [部分編集] 《永遠の淑女 ベアトリーチェ》 ★6 ATK/2500 DEF/2800 素材を1つ取り除いてフリーチェーンでデッキから任意のカードを墓地に送れる縛りなしランク6。 フリーチェーン化した《ラヴァルバル・チェイン》とでも言うべき効果を持っており、フリーチェーン化した事でチェーン不可の除去を喰らわない限りは確実に2枚の墓地肥やしが可能で墓地肥やし性能だけならこちらが上。 その代わりにランク6とデッキを選ぶ素材指定となっており、《ラヴァルバル・チェイン》ほど気軽に出せない調整がされている。 しかし、「デモンスミス」の登場により事態は一変。簡単にレベル6モンスターが2体並び、場合によっては召喚権すら使わないため多くのデッキで墓地肥やし要員として「デモンスミス」と共に出張。 その余りの汎用性の高さに2024/7/1に制限指定を受けるが、「デモンスミス」はEXの枠を圧迫するためこのカードを2枚以上採用する余裕がないため出張要員としてはノーダメージ。大半の決闘者は「最終警告」「次の改訂で禁止にする予告」と見ている。 肝心の【彼岸】ではランク6エクシーズしにくいものの、そのターン墓地肥やし効果は使えない代わりに手札の「彼岸」モンスターをコストに「ダンテ」モンスターの上に重ねて出せ、被破壊時効果でEXの彼岸を特殊召喚出来るので【彼岸】における重要カードであるため制限指定は非常に痛い。つまり出張要員として規制されて本家がとばっちりを喰らういつものパターン 《No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス》 ★8 ATK/3000 DEF/2000 素材を1つ取り除いて自身以外全てのモンスターにストリングカウンターを載せ、次の相手エンドフェイズにストリングカウンターの載ったモンスターを全て破壊してその数×500バーンを与える縛りなしランク8。 単体では破壊効果のタイムラグが大きく使いづらいが、特殊召喚時にストリングカウンターの載ったカードを全て破壊 1枚ドローしつつ破壊したモンスターの内1番高い元々の攻撃力分のバーンを飛ばす《CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス》にランクアップして使うのが基本。 【ギミック・パペット】が強化されて先攻ワンキルが容易となったため、ストリングカウンターを載せるこのカードが制限指定を受ける。 このカードを2枚使うルートは使えなくなったものの、1枚でもワンキルは可能であるため成功率は下がったが先攻ワンキルはまだ可能、と言う所に留まった。 その代わり、「ギミック・パペット」縛りが付いてる時でも出しやすい高打点エクシーズと言う事で、打点不足に悩まされがちな【ギミック・パペット】では貴重なアタッカーも兼任しているため、規制を受けた事でワンキル失敗時のリカバリーがしにくくなったと言う点が大きく響いている。 《天霆號アーゼウス》 ★12 ATK/3000 DEF/3000 素材を2つ取り除いて自身以外のフィールドのカードを全て墓地送りにする縛りなしランク12。 レベル12を2体と正規エクシーズ召喚可能なデッキは限られるが、自分のエクシーズが戦闘したターンに適当なエクシーズモンスターに重ねて出せると言う非常に緩い召喚条件を持つので、実質ほぼ全てのエクシーズモンスターを採用したデッキに投入可能と言う汎用性の高さを誇り、あらゆるデッキが強力なリセットボタンを手に入れた状況となった。 更に重ねる元のエクシーズモンスターが必ずしも攻撃する必要はない事とリセット効果にはターン中の回数制限がない事もあり、重ねてエクシーズを繰り返して4つ以上の素材を持たせれば1ターン中に複数回のリセットも可能と言う凄まじい除去性能を誇る。 リセットに比べ全く目立たないが、エクシーズ素材を手札・デッキ・EXデッキという凄まじく広い範囲から補充することができる。 こっちだけ何故か1ターンに1度、自身以外が破壊された時と受動的、メインのリセット効果と噛み合っていない、エクシーズ素材を介すると非常にまだるっこしいが実質的に好きなカードを墓地へ送れる万能サーチ。 リセットがなくてもこれだけで採用価値を見出せそうな恐るべき効果である。使われることはないが。 自身は何の耐性も持っていないもののその汎用性の高さは凄まじく、【十二獣】の復権や《ダウナード・マジシャン》の再評価に伴う【幻影騎士団】や【LL】の台頭などこのカードが大会環境に与えた影響は大きく、常にこのカードの存在を念頭においたゲームを強いられた程だったため、2021/10/1に制限指定を受ける。 《M.X-セイバー インヴォーカー》 ★3 ATK/1600 DEF/500 X素材を切って地属性の☆4戦士族or獣戦士族を守備表示でリクルート。 肝心な「X-セイバー」においては素材となる☆3がX召喚と相性が良くない。 リクルート対象は戦士族と獣戦士族と一見優秀だが地属性縛りが地味にきつく、とりあえずの戦力増強として使おうにも☆4は戦闘で効果を発動する者が多くて守備表示でのリクルートと噛み合わない、 そもそも「X-セイバー」はS召喚をメインとしている為にレベルを持たない「インヴォーカー」は邪魔になりかねない、とそこまで相性が良くなかった(*12)が、それ以外のデッキでは需要が爆発。 ☆3が2体以外に指定はないエクシーズ召喚条件の緩さもあり【マドルチェ】(通称《マドルチェ・知らないオッサン》)や【六武衆】(通称《六武衆の陰謀家》)を始め、【ゼンマイ】、【十二獣】、【U.A.】、【アマゾネス】、【剛鬼】と言った☆4地属性の戦士族or獣戦士族をキーカードとしているor有している多くのデッキにおいて使われた。 ランク3の出しやすさと優秀なリクルート性能でガチデッキからファンデッキに至るまで長らく使われたモンスターであったが、環境を席巻した【十二獣】で「メインデッキの「十二獣」を誰でも呼び出せる」と言う点で注目され、ランク3を出す為の出張要員と共に参加して大暴れをする。 【十二獣】の規制によりなんとか逃れるも、今度はリンク召喚の登場により「1killループコンボの〆を担う《アマゾネスの射手》をリクルート出来る」「召喚権を使わずに出せてリクルートからリンクモンスターへの素材になれる」等の点が注目されてしまう。 というか「戦士族をリクルートできる戦士族」の時点で「イゾルデ」に目をつけられないはずもなく… ループコンボの方は《アマゾネスの射手》が禁止になった為なんとか逃れたものの(*13)、【トロイメア剛鬼】を始めとしたリンク召喚における猛威は無視出来る物ではなかった為か、2019/01/01付けでとうとう禁止指定となった。 リンク召喚実装後の結果論ではあるが、素材指定がない故に展開に優れているが種族的に恵まれない☆3モンスター2体を、☆4モンスターをリクルートしつつリンクモンスターにとって重要な戦士族に変換できるのがまずかった。 多くのプレイヤーから惜しまれた一方、「インヴォーカー」を出す為に使われて規制のとばっちりを受けたカテゴリの使い手からは「ようやく禁止になってくれたか」と胸を撫で下ろした。 が、2023/7/1付けで突如としてノーエラッタで制限復帰を果たす。 関連カードの規制やエラッタによりかつて活躍したデッキが消滅した事と、当時と違い「イゾルデ」へのアクセス手段が増えたためランク3ギミックが逆に事故要因になる事、強化により「インヴォーカー」無しでも立ち回れる様になったデッキも増えた事が解除の理由だろうか。 リンクモンスター + 詳細は以下 《S Pリトルナイト》 リンク2 ATK/1600 【リンクマーカー:左/右】 素材指定は効果モンスター2体。 融合・S・X・Lモンスターのいずれかを素材としてリンク召喚した際に自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を除外する効果と、相手が効果を使ったら自分のモンスター含めて場のモンスター2体をエンドフェイズまで除外する効果を持つ。 特に後半の効果の汎用性が非常に高く、相手の展開の妨害や除去に対するエスケープ、《フルール・ド・バロネス》の無効効果の再使用など幅広い用途で使える。 前半の効果も一見すると重そうに見えるが、リンクモンスター、特にリンク1を経由する事で簡単に満たせるため発動しやすく、《I Pマスカレーナ》と併用すれば相手ターンに使用できるため、後半の効果と併せて2妨害構える事も可能。 その効果の汎用性の高さと素材指定の緩さもあり、多くのデッキで採用されたためか2024/4/1に準制限指定を受ける。 とは言えEXデッキのカードであるためピン挿しのデッキも多く、複数採用するデッキでも2枚に留める事が多かったため影響としてはほぼゼロに近く、制限指定前の最終通告と捉える決闘者が大半であり、大方の予想通りに同年7/1には制限カードとなった。 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》 リンク2 ATK/1800 【リンクマーカー:左下/右下】 素材縛りはペンデュラムモンスター2体。 リンク召喚時に1の効果でデッキからデッキからエクストラデッキにPモンスターを送り込み、起動効果である2の効果で自分フィールド上の表側のカードを破壊しエクストラデッキからPモンスターを回収し、3の効果で自分のスケールが破壊されたら1ドローとこのカード1枚で全ての効果が繋がっており自己完結している。 2の効果でスケールを破壊しているがPモンスターには破壊はボーナスと言わんばかりに破壊時に効果を発動する物があり、3のドロー効果に繋がるため爆アド製造機。 またリンク召喚に使ったモンスターはP召喚できればそのまま自身のリンクマーカー先に帰ってくることができる。 3の効果以外は同名ターン制限がついておらず破壊時に効果を発動する「魔術師」モンスターや《アストログラフ・マジシャン》とは非常に相性が良い。 前述の《アストログラフ・マジシャン》と組んで【魔術師】で暴れたのが直接の原因となりあえなく制限送りに。 しかし制限になっても2の効果の同名発動制限がついていないのが仇になり《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を連打して何回も効果を使い倒すコンボが使われるようになった。 新マスタールールの露骨なペンデュラム潰しがこいつ一枚で結構な割合で盛り返された。 P召喚主体のデッキで使うカードのため同じリンク2の問題児である《水晶機巧-ハリファイバー》《聖騎士の追想 イゾルデ》より汎用性は落ちるが、ヤバさの度合いで言えば引けを取らない。 同パック出身かつ、特定の召喚法救済の立ち位置も同じなハリファイバーは禁止になって何でこいつは禁止にならないんだって話になるが、 新マスタールール下でのシンクロ補強としてデザインされたであろうあちらが何故か新マスタールールが過ぎて制約が消えてなお依然として残り続けたいっぽう、 そもそもペンデュラムはルール的に何も緩和されていないので変化がなく、当然といえば当然。 また、良くも悪くも革命的で決まりさえすれば勝利にグッと近づくハリファイバーだが、 シンクロにはパワーは落ちる(禁止カードなので当然)ものの汎用的に使える代替手段がないこともない。最終盤面やリソースは変わるが、作れはするのだ。 ……が、ペンデュラムは事情が異なり、ペンデュラムというだけで採用できる汎用カード、特にエンジンに例えられる展開札は少ないと言わざるをえない。 エンジンの性能に悩むのではなく、火を入れるエンジンが他に見当たらないような状況なのだ。 つまり、これがないだけでペンデュラム召喚を使うデッキは格段に汎用性が落ちてしまう他、展開手段が非常に限られてしまうからだと推測されている。 (ついでに未だ無制限のイゾルデに関しては装備魔法をデッキに入れなければ特殊召喚の効果を発動できないことが理由になっている物と思われる) エレクトラムに頼らずとも展開できる専用リンク持ち等のテーマも増えてはいるが……誇張でもなんでもなく、文字通りペンデュラムのライフラインがこのカード。 ハリファイバーより汎用性も影響範囲も数段見劣りするが、禁止になった日に訪れる絶望はペンデュラムにとって比ではない、と断言できよう。 余談だが、海外TCGでは禁止に追い込まれている。向こうでは増Gが禁止な関係で一部展開系により厳しかったり、その他環境や考え方の違いもあるので一概には言えないが、 それでも「エレクトラム禁止」の一文だけでペンデュラム使いは目を覆い空を仰ぐ。どうしろというのだ。 【余談】 基本的に環境で活躍したカードが制限カードに選ばれるのだが、意外な理由で指定されたものも存在する。 かつて制限カードに指定されていた《ドル・ドラ》というカードがある。 こいつはデュエル中に1度しか使えない効果を持っているのだが、 効果を使った後にデッキに戻ると二枚目以降と判別がつかなくなるという、投げやりな対応によるものだった。 これはKONAMIの仕事の雑っぷりの代名詞として挙げられていた。 現在は(7年以上放置して)エラッタによって問題を解決したので《ドル・ドラ》は無制限カードとなっている。 アニメの世界でも制限リストはあるらしく、遊戯王DMやGX等では禁止制限に言及しているシーンがある。 DMのバトルシティ編では大会専用の禁止制限リストがある模様。 『追記・修正』の制限を緩和する。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ただ羅列してるだけの典型的な無価値まとめ記事…… -- 名無しさん (2016-07-25 09 01 24) ↑文句言うならお前が追記修正しろよクズ。 -- 名無しさん (2016-07-25 12 26 43) 抜けがあったり、ステータス間違ってたり、事実とずれがある記述があったり、ちょい粗があるな… -- 名無しさん (2016-07-25 13 04 58) ブリューナクのネクロスは誤解を招く書きかただな -- 名無しさん (2016-07-25 13 27 39) ↑修正しといた -- 名無しさん (2016-07-25 13 47 09) ついでにページが縦に伸びて見辛いので折り畳み機構を追加 -- 名無しさん (2016-07-25 14 01 55) 作成者のせいじゃないが禁止カードと比べて突き抜け感が足りないなやっぱ -- 名無しさん (2016-07-25 16 14 33) 最後のところは作画ミスだから禁止制限とは全く関係ないぞ -- 名無しさん (2016-07-25 16 20 17) 何故か抜け落ちていたエルシャとガンを追加しました。 -- 名無しさん (2016-07-27 21 53 18) 開闢は準制になったよ -- 名無しさん (2016-10-28 01 38 32) 半年ほど更新されてなかったので更新してみました。餅とΩは後程。 -- 名無しさん (2017-04-04 15 08 25) 遂にここに主人公のエースモンスターが入ることになったか…しかも放送中に1年目で -- 名無しさん (2017-12-12 19 53 11) ↑しかも制限が決まった段階じゃアニメでまだ2回しか登場しておらず(2)の効果は使ってもいないんだよね -- 名無しさん (2017-12-12 20 29 54) ↑2 どの道アニメじゃ一枚しか入れてないし、とか言う冗談はさておきよく制限にしたなコンマイってのが正直な感想。なんだかんだしばらくはすり抜けるんじゃとか他を規制するとかかと思ってたが、流石に放置は不味かったのか -- 名無しさん (2017-12-12 20 59 40) 多分放っておくとエラッタ祭りになってしまうのを怖れたんだと思う。 -- 名無しさん (2017-12-12 23 27 02) ダイナマイトKの一行目ってもしかして「手札に加えるか発動」の誤記かな? -- 名無しさん (2017-12-19 20 33 41) 長らく誰も編集しなかったせいで制限の内容が古いな。誰か編集してくれないものか…俺はもう気力が尽きたよパトラッシュ… -- 名無しさん (2019-01-09 18 00 34) すまんがこれが限界だ…制限カードは入れ替わりが激しいから編集大変なんだよねぇ… -- 名無しさん (2019-01-09 23 18 55) なんかスマホからじゃ読みずらい -- 名無しさん (2019-05-25 12 50 10) 7月改定の内容見るに、テラフォ 終末は10月辺りに禁止されそう。実質的な調整版すら規制強化(ダグレ準・メタバース制限)されるし。 -- 名無しさん (2019-06-15 18 50 35) ドルドラと違って特殊な挙動は必要としないけど、深淵の暗殺者も放置されっぱなしだよな。素直に「深淵の暗殺者以外」にエラッタすれば一発で解決するのに -- 名無しさん (2021-01-15 09 20 39) 元禁止組のセリフそのまま残しておきたい気もするけど容量足りなくなるかな?禁止未経験のとも格差出そうだし。 -- 名無しさん (2021-04-11 13 48 24) 原初の種はマスターデュエルだと無制限で全く使われてないし解除してもたぶん大丈夫そうですね -- 名無しさん (2022-06-19 23 35 17) プトレマイオスと心変わりが遂にこっちに来たか…大丈夫か? -- 名無しさん (2022-12-12 16 24 29) 心変わりの下りは説明として筋が通ってない気が…。これだけ読むと心変わりを解除してもトップメタだけ強化されるとしか読めなくて理由付けとして不自然極まりない(結果的にそうなるかもしれんけど最初からそれを意図したってのは流石に不自然)。そうではなくトップメタにしか使えないぐらいピンポイントメタ気味な精神操作より、いろんなデッキに使える汎用性のある心変わりの方がトップメタに対する対抗札としての活躍を期待した…という判断の方が適切に思えるかなぁ。 -- 名無しさん (2023-01-01 10 17 01) 唐突なスキドレ制限はなんなんだろうな MDはシングルだからまだ分かるが紙はサイドで幾らでも割れるんじゃ無いのか? -- 名無しさん (2023-03-31 08 09 12) ↑上位のデッキを端から制限かけたから次に神碑が環境トップになるのを警戒されたからだと思ってる。モンスター効果が強くなればなるほど相対的にスキドレのパワー上がるからコナミ的にも許容できるラインを越えたかもしれない -- 名無しさん (2023-03-31 08 30 08) 名前 コメント
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我が名はドン・サウザンド・・・ バリアンを統べるバリアン世界の神。かつては悪意の海に封印されていた。 しかしサルガッソにて一度は仲間割れした遊馬とアストラルの新たな力に大敗北したベクターによって復活。 そのベクターと一体化し力を与え、その力によって瀕死だったアリトとギラグを復活させ洗脳、ベクターと共に暗躍を開始する・・・。 声優は壤晴彦さん。「ライオン・キング」のスカー(*1)といえば、わかる人はわかるのではないだろうか。 過去 彼は元々はアストラル世界の住人だった。 しかし、そのあまりに大きすぎるカオス(かっとビング欲望)に恐れをなした処女厨エリファスによってアストラル世界から追放。 アストラルとの数百日もの戦いの末、7枚のナンバーズの力で封印される。この時、ドンサウザンドの力の一部がアストラルに宿り、それが後のNo.96となった。 その前後、彼は自身の復活のための生贄とするべく、本来はアストラル世界へとランクアップするはずの英雄たちをバリアン世界へと堕としていった。 アリトの場合、その為に 兵隊たちを洗脳しアリトに無実の罪を着せる。 親友であった王子も洗脳する。 記憶をリ・コントラクト・ユニバース書き換えて、復讐と憎悪の念を抱かせて死に追いやる。 などベクター並みの非道な行為を行った。 バリアン達への介入が封印された後から計画されたものなのか、万が一アストラルに倒されることも見越してあらかじめ用意してあったものなのかは不明だが、いずれにせよ恐るべきえげつなさと用意周到さを兼ね備えている。 何か問題が起きたときは大抵ドンのせい。はいはい、ドンのせい、ドンのせい(*2) 歴代でもここまで酷いことをした敵も少ないだろう・・・ エリファスのハードル バリアン世界の神であり、ZEXALⅡのラスボス的な立ち位置と目されていた。 そんな中、遊馬先生はアストラル復活のためにアストラル世界に向かい、その総意たる「エリファス」とデュエル。 言ってみればドン・サウザンドの対極に位置するキャラであるが、その実力たるや凄まじいものであった。 『全てのドローがシャイニングドロー』 『ランクアップマジック連発』 複数体の大型モンスターの展開 『切り札はランク13のエクシーズモンスター』 『オーバーレイユニットとして吸収という最悪レベルのデッキ破壊』 と、もうこいつがラスボスでいいんじゃねという強さを見せ付けてしまった。 そのエリファスと対峙する遊馬先生もまた、ランクダウンというラスボスが使いそうな技を披露しており、迫る最終決戦においてこのインパクトを超えられるのか、はたまたダークネスのように残念ラスボスになってしまうのか、注目されていた。 ……結果は視聴者の予想をはるかに上回ったが。 メガベクター ベクターがドルベとメラグとのデュエルにおいて、永続魔法『ドン・サウザンドの玉座』によってメガ進化覚醒した姿。画像に悪意はない。 本来のイラストは名前通り豪華な玉座だが、『座ってデュエルするのは失礼』だからとベクターは玉座をリアル装備した。よくあることなのでスレではスルーされたが なお、効果は「エンドフェイズ時に受けたダメージ分ライフを回復する」というもの。 つまり、ワンキルかまさないとベクターを倒すことができないのである。姑息な装備を… それならばとメラグがワンキルしようとするが、さらなる効果「墓地に送ることで破壊とダメージを無効化し、さらにランクアップできる」によって返り討ちにしてしまった。 なお、このデュエルでベクターがプレイングミスをやらかそうとしたのを事前に防いだため、ベクター以上の実力を持つデュエリストである可能性が示唆された。 ベクターにプレイングの補助をするあたり、遊馬・アストラルの関係に似ており、主人公タッグとラスボスタッグで対比の形をとっていると思われる。 ドンちゅわ~ん、ちょっとイケてないんじゃなーい? ベクターはドンと共にドルベ、メラグ、アリト、ギラグ(+ポン太)も吸収し、ベクターは取り付いたドンを逆に押さえ込むほどの力を得る。 この際、案の定ドンが触手で攻められた。……おいバリアン世界の神。 そしてナッシュとのデュエルにおいて、ベクターの過去もやっぱりドンサウザンドが関わっていることが発覚。 本来の彼はまさに真月零の性格だったが、ドンの改竄によって人格まで歪められていたのだった。 全てを知ったベクターは、罠カードで自分の場をガラ空きにし、ナッシュに自分ごとドンサウザンドを葬れと告げる。 焦ったドンサウザンドはベクターを操ろうとするが、ベクターに抵抗され、ついにナッシュの一撃がベクターを襲う…… ……が、それはベクターの演技で、実際には全く改心などしておらず、更なる罠でナッシュの場を壊滅させる。 実はベクターはドンサウザンドが記憶を書き換えていたことには既に気付いていて、その上でやりたい放題やっていたのだった。 が、記憶を改竄されたことは癇に障ったために、ドンサウザンドを謎オーラで焼き尽くして消滅させた。 ……おい、バリアン世界の神。 ドン・サウザンド復活 ……が、実際にはやられた振りをしただけだったようで、ベクターがナッシュに敗北した後に復活。 そのまま敗北したベクターを吸収し、さらにバリアン世界と地上の融合も完了する。 201401261821210000.jpg 巨大な蓮らしき物体から再び登場。 この際には以前と違い、より人間らしい姿であった。 ちなみに声優は宮本充さんに変更になった。GXの佐藤先生やこち亀の中川の人である。 さらに、彼はライオン・キングで主人公のシンバ(大人ver.)も担当している。…主役と仇敵が同じキャラクターを演じるとは、なんとも奇妙なことがあったものである。 ○○からトラップだと!? 復活後、月より帰還したミザエルはカイトの形見、ヌメロンドラゴンを遊馬に託し、ドン・サウザンドにデュエルを挑む。 ついに来るドンサウザンドのデュエル。一体どんなとんでも戦略が始まるか注目された…… ドン「先攻はもらう。我のターン、ドロー!……我は(何もせず)これでターンエンドだ。」 まさかのドローゴーである。 次なるターン、ミザエルはドラゴンを大量展開し、その攻撃力の合計分のダメージを互いに受ける魔法カード、「竜皇の崩御」を発動。 またもや相打ちを狙い、ダメージが互いを襲ったかに見えたが…… 発動した魔法カードが全く別の魔法カード「竜皇の宝札」(*3)に変化。 あろうことか相手のカードを書き換えるというとんでもない真似をやってのけた。 結果、ミザエルはそのデメリットによってわずか1ターンで敗北してしまう。 短いデュエルではあったが、未知かつ強大過ぎる敵に対するこれしかない後攻1キルを選んだミザエル、そしてそれを看破しわけのわからない方法で叩き潰したドン、という構図は彼の強さと底知れなさを存分に視聴者に知らしめた。 続く、ナッシュと遊馬の2人を相手どったタッグデュエルで詳しい事情が明かされる。 ドン・サウザンドはフィールド魔法「ヌメロン・ネットワーク」によってなんとデッキからカウンター罠を発動していたのだ! 罠カードの使い方に定評のある遊戯王のラスボスとはいえ、当然こんなもん初の事態である。 その効果で相手の魔法を無効にし、さらに同じ発動条件を持つ別の魔法カードを相手のデッキから強制発動させていたのだという。 …アニメのデュエルにおいて「既に~を発動していたのさ!」は珍しくないが、デュエルが終わってから説明が入るのは流石に初であろう。 そして、彼が使用するカードは、名前の通りヌメロンコードの力を持つカード。 本来、ヌメロンコードは地上のどこかに隠され、100枚のナンバーズを集めなければ起動しないはずなのに、何故使用できるのか… 答えは簡単。 人間世界を丸ごとバリアン世界と融合させることで、自分の支配下に置いたからである。 「ヌメロンコードの場所がわからないなら、地上ごと取り込めばいい」というスケールが大きすぎる発想で視聴者とアストラルの度肝を抜いた。 偽ナンバーズをばら撒いた真の狙いはこれだったらしい。 こうして、エリファスが上げまくったハードルを見事飛び越えることに成功したのだった。 その後も5万バーンやらガンバラナイトやら攻撃力1万やら攻撃力10万やらを繰り出して遊馬 ナッシュのコンビを追い詰めた。 しかし、遊馬先生とナッシャーク(とカイト)の絆の力によって攻撃力10万を真向に叩き斬られ、敗北してしまうのだが、 それが話が始まってからすぐにライフが0になる、いわゆる「アバン死」であった。 ラスボス級が話の開始直後にライフが0になることは前例がなく、多くの視聴者とスレ民に衝撃を与えた。 これではせっかく上がった株が水泡に帰し、一気に残念ラスボスへ転落……するかとも思われたが。 しかしこれはドンの本当の滅びではなかった。 「我は世界そのものとなった」との発言は伊達ではなく、彼は敗北して消滅しようとしても「我は滅びぬ、何度でも蘇るさ(抜粋)」と余裕の表情でナッシュにとりつき、真の決戦が幕を開けるのである。 そして彼が滅びない真の理由、ナッシュにかけられた「呪い」の真実が語られ、最後の最後まで遊馬とアストラル、そしてナッシュを苦しめるのだった…… と、この様にゼアルⅡのラストまでを大いに盛り上げてくれた、歴代にも劣らぬ悪役大ボスだったといえよう。 とどのつまり、絶対に許さねえ!ドン・サウザンドォオオオオオオオオオオ!! スレでの扱い 以前はほとんど出番がなかったが、アリトの記憶改変の発覚から、七皇の過去にドンサウザンドらしき人物がいないか探し始めた。 結果、ナッシュとメラグの前世から浮かんだ疑惑の人物が、よりにもよって幼女イリス。 現時点ではネタ半分の説だが、イリスをprprしていた住民達にとってはあまりに大きな衝撃を与えた。 結果、イリスのAAや台詞をドンに改変する住民が多数出没。 『わたいりす』だらけだったスレが『わたどんさうざんど』に飲み込まれていくのだった。 / { <二ニ| l |ニ二>| l l | <二ニ| l |ニ二>| l ヽ ヽ\_ 」l_ _ / l { \ `ヽ∨´/´ / _\_ -─-、 | _ -‐、 / ヽ 弋_ o ‐-‐ o _ノ  ̄7 lヽ -=ニ{ ̄`Y´ ̄}ニ=- / <わがなはどんさうざんど! l l、__〉 `i‐-|-‐i´ /__/ ヽ......... `l\l/l´ /../| /| .l / / |\l/| /../ ∧ |`ヽ / / | / / / `l | l´ ヽ ヽ∧ |.l \ / / |. _ノ / l l | l ', l ∧. /..l ヽ . / / | ./ _ // ノ`ー- .∨. _ -‐| lー- `ヽ /....| ム l l_ -‐ ̄` /// l / /‐-、 _ -‐ | l |\ム/..../ヽ } ─、 / `ー-- 、 ´ | |/ l_ ヽ / _l iノ lヽ}../ ノ { \\ `ヽ.ノ |  ̄´ ` ̄ | |l |/ _ -.. ̄ ノ 、 {´ ̄`ー-、 _ -  ̄`ヽ _ - _ ,r‐=  ̄ ヽ `ー ┌─''"`ヽ 昆虫なんだかバルタン星人なんだかわからない容姿の彼がょぅι゛ょ ことばを使う姿は、まさにアストラル世界から拒絶される程のカオスそのものである。 結果的に本編でこの説が否定されたのでこの扱いはなくなった。でもイリスの扱いはあまり変わらなかった。 また本編において、大抵のことが元を辿るとドンのせいになるため、様々な罪を擦り付けられる諸悪の根源としても扱われる。 こんなんだから、あのベクターすらもビッグな愛でお許しになった遊馬先生にすら絶許されてしまうのも頷ける。 ベクターがゲスなのもブックス!が無能なのも、ラーがヲーになっちゃったのもホルアクティがまだ届かないのも、最低の裁定変更もハズレアばっかり出るのも、トロンスレがカオスなのも全部ドンのせい。 本人も「はいはい、我のせい、我のせい」とあっさりそれを認めていたが、最近はあまりの扱いの悪さに必死に自己弁護している。 特に444スレの様な記念スレなどでは「こんなめでたい日には我も許されるだろう♪」とか調子に乗っていたり、 更にどこぞの漫画では女体化し、しかもゲロマブなエロ巨乳お姉様な容姿になって読者を萌えさせ許されようとする姑息な手を…… そのせいでますます許されなくなる。まさに無限ループ! ドンが許されないのも全部ドン・サウザンドって奴の仕業なんだ! もっともスレ民も本当にドンを憎んでいるわけではない。とどのつまりドンを許さないのはスレ民の愛である。多分 愛なら仕方ないからドンは許さない。 _______ 絶対に許さねえ!ドン・サウザンドオオオオオオオ!!> , '´ ´, i `、 ヽ / ./i. ンへ.、∧ .,ヘ ノ'lヽ / |...."..i.......i.{ i } l....i.゛.| ヽ / .|.........i...∧!∨ l...,.i.....| ヽ./ ヘ|.........Ⅳ _i l/_i......| ヽ. 丶|........| -‐‐/‐- |....| ヽ. |........| ^ / │ ^|....| ヽ はいはい我のせい我のせい. |........| i ' |....| ヽ. |........|、 ! -‐ ! |....| ヽ. |........|. .\ /l....| ヽ. |........| . . . .T .|....| ヽ. |........| 0 i i ヽ .|....| ヽ コメントを増幅させバリアン世界と同一化することで我が力は飛躍的に増大する・・・ わたどんさうざんどのきじができていてうれしいの -- 名無しさん (2013-11-25 20 31 37) なぜかコメントがコメントログへ移動する事態が発生しました。とりあえず修正+テス -- 作成者 (2013-11-25 20 44 47) トロンスレの記事なんだからスレでの扱いぐらい載せようよ -- 名無しさん (2013-11-25 20 49 53) ワンキルかまさないといけない?姑息な手を・・・(モンケッソクカゲキカゲムシャキザンサーチアラギョウゴインキョ・・・) -- 名無しさん (2013-11-26 10 19 12) ↑×2失念してました、追記してくれた人ありがとうございます -- 作成者 (2013-11-26 17 25 26) 流石にもうダークネスよりはラスボス感ある。未だにゾークやゾーンには及ばないが、ゾークレベルになる可能性は十分ある -- 名無しさん (2013-11-26 22 52 01) バルタン星人wwwww -- 名無しさん (2013-11-27 20 02 15) 画像に悪意しか感じない -- 名無しさん (2013-11-28 23 20 56) バックルが皇の鍵っぽいのはやっぱりアストラルとバリアンがもともと一つの世界だったことをあらわしているのかな。 -- 名無しさん (2013-12-17 06 03 17) エリファスに追放された時点でエリファス以下ですし -- 名無しさん (2013-12-30 20 57 10) ベクターに騙されて力負けするなんて・・・でも次覚醒するんだよな・・・ -- 名無しさん (2014-01-19 21 12 02) デッキから罠発動だとかヌメロンの力を得たとか完全にエリファス超えのチートやん! -- 名無しさん (2014-01-26 18 06 53) 手札から罠なんて生ぬるいな -- 名無しさん (2014-01-26 18 15 02) 強すぎて実感が沸かないぐらい強いな -- 名無しさん (2014-01-26 18 40 32) ZONE「デッキから!!」 ダークネス「カウンタートラップ!?」 マリク「だと!?」 -- 名無しさん (2014-01-26 19 32 59) 遂に相手のカードを書き換えました -- 我☆ドン千 (2014-01-26 20 06 31) ルールは律儀に守っているが、マナーは守っていない。しかしエリファスのあげたハードルをちゃんと超えたのは凄いな -- 名無しさん (2014-01-27 18 43 13) 最近は「ルールを守って楽しくデュエル」しか表記されなくなったから、マナーがどうなろうとも知ったことじゃないって蚊ァ? -- 名無しさん (2014-01-27 18 49 48) 何十億ものバリアンと一つになったって言ってたから、ドンさんは名実ともにイリスそのものとなったな -- 名無しさん (2014-01-27 20 13 14) 顔アップの画像が欲しいな。イケメン度が高いやつ -- 名無しさん (2014-01-27 21 31 31) ↑↑↑OCGで再現したら、相手のデッキ見て入れ換えるようなもの。情報アド美味しいです -- 名無しさん (2014-01-27 22 49 05) あのバルタンもどきな姿はドンを封印していた外装だったのかな? しかし色が黒いバージョンだとジャイアントキラーっぽいな -- 名無しさん (2014-01-28 10 29 44) 解説が冗長な感じがするな -- 名無しさん (2014-01-28 10 36 34) ラスボス級の強さを誇りながらもOP前に倒された実績を持つ神は地理際も見事でした -- 名無しさん (2014-02-16 22 27 36) ↑5 せっかくイケメン化したしな というわけで画像追加してみた -- 名無しさん (2014-02-20 12 16 09) 最期までボスの風格を失わないあたりがよかったと思います(KONAMI感) -- 名無しさん (2014-02-20 12 26 54) 真ドン千のジト眼prpr -- 名無しさん (2014-02-20 20 51 27) そういやドンさんナッシュの記憶だけは改竄してないって言ってたが…それが本当なら、ようじょイリスは実在して経って事か -- 名無しさん (2014-02-21 17 09 31) 最近のドンさん許されなさすぎんよ~ -- 名無しさん (2014-05-31 16 53 01) マジかよドンサウザンド最低だな -- 名無しさん (2014-08-17 11 15 31) ドンさん、八雲にとりついているの? -- 漫画ゼアル (2014-08-18 22 38 12) ↑確かにそれっぽく思えたね、デッドリーシンと白紙のNo8枚って……アストラルもダークマターギャラクシーゲットの際に何かに気付いたみたいだし -- 名無しさん (2014-08-20 14 15 19) どうしてスレ民どころか本スレ民まで我のせいにするんだろう・・・? -- 名無しさん (2014-08-31 12 24 47) ドン・サウザンドだから…かな -- 名無しさん (2014-09-01 00 13 29) 【悲報】漫画版の黒幕判明・ドン千無実【我じゃなかった】 -- 名無しさん (2014-09-19 15 21 59) 一人称我だったから「やっぱりゆるせねえドン・・・なんだこのオバサン!?(驚愕)」ってなった -- 名無しさん (2014-09-19 21 04 30) ↑リオに似たボッキュッボンのエロ戦車じゃないか。そりゃ八雲も堕ちるわ(性的な意味で -- 名無しさん (2014-09-20 10 39 42) 性転換するなんてますます許さねぇ!ドン・サウザンド! -- 名無しさん (2014-09-20 12 45 56) 古の戦いで分かれた、紛れもない我の半身… -- 名無しさん (2014-09-20 13 16 37) 仮に半身だったら揃いも揃ってやってることが許されなさすぎるんだよなぁ -- 名無しさん (2014-09-21 17 21 43) ドンの阪神だったら元はふたなりってことじゃないか!絶許ド! -- 名無しさん (2014-09-21 21 05 40) なんなのだこれは・・・・そうすれば許されるのだ・・・ -- 名無しさん (2014-09-21 22 33 53) ↑どうせお前はゆるされない -- 名無しさん (2014-09-23 00 10 46) 許されないのが許し…それがドン千絶許レクイエム… -- 名無しさん (2014-09-23 12 24 09) e•ラーは、ドンサウザントの妹か、妻なのか? -- 名無しさん (2014-09-25 07 29 36) そろそろ我許される? -- 名無しさん (2014-10-22 00 17 41) ↑今はまだお前が許される時ではない -- 名無しさん (2014-10-22 00 20 19) ↑そうとも、e•ラーとは嫁なのか?はっきりさせてもらう。 -- 名無しさん (2014-10-26 22 47 46) 最近スレでの搭乗率高すぎィ! -- 名無しさん (2014-11-07 00 58 21) もし全てのアニメ・漫画・ゲームのラスボスが皆ドン・サウザンドだったら… -- 名無しさん (2014-12-03 19 12 24) 紅蓮の悪魔が現れたのもドンの仕業でございます… -- 名無しさん (2014-12-03 22 45 16) ↑×2 -- 名無しさん (2014-12-09 05 23 52) ミスったm(__)m↑×2満開の代償である散華も -- 名無しさん (2014-12-09 05 25 11) シンクロデッキに愚かな埋葬入れようと思ったらないでござる。書き換えやがったな、ドン・サウザントめ -- 名無しさん (2014-12-21 17 27 34) 混沌帝龍が脱獄しただと!?許さねぇぞドン・サウザンドオオオオオオ! -- 名無しさん (2014-12-23 11 06 16) おいおいお前ら我…じゃなくてドンサウザンドだってエリファスに追放されてああなったんだから、全部が全部我…じゃないドンサウザンドのせいじゃないだろう?ゆるしてやったらどうだ。 -- 名無しさん (2014-12-26 10 09 17) ↑君には失望したよ -- 某ショタジジィ (2014-12-26 17 29 02) ところでベクター、我が許されないのはお前の仕業か? -- 名無しさん (2015-01-07 19 18 52) お、俺は知らねぇ!そうだ!エリファス!あいつの仕業じゃねぇか? -- 名無しさん (2015-01-07 22 18 59) 2chが落ちてるのもドンサウザンドのサイバー攻撃のせいらしい -- 名無しさん (2015-01-10 14 08 09) マジかよドンサウザンド最低だな -- 名無しさん (2015-01-10 19 37 24) ドンサウザンド「行け。このスレをカオスに陥れてやれ」 -- 名無しさん (2015-01-11 08 01 07) 「ベクタナイト」とはどんな効果だ?どこで手に入る? -- 名無しさん (2015-01-12 19 29 44) ↑ベクターをフィールドに存在するだけで相手の回避率、命中率をがくっと下げる特性『あおりじょうず』にして600族並みのステータスのメガベクターにメガシンカさせるアイテムだ!ベクターをカウンセリングすることで手に入るぞ! -- 名無しさん (2015-01-12 19 47 46) ところでベクター、我がゲームに出られないのはお前の仕業か? -- 名無しさん (2015-01-23 16 20 49) これも全部、乾た…ドン・サウザンドっていうやつの仕業なんだ -- 名無しさん (2015-01-23 18 42 08) 記念すべき500スレ目の555も我がいただいちゃったよ。ごめんな?V -- 名無しさん (2015-01-24 06 31 24) デニスの柚子への壁ドンは、実は名前関係でドン・サウザンドが仕向けた可能性が… -- 名無しさん (2015-02-17 06 57 43) マジかよ次回作にまで出てくるのかドンサウザンド -- 名無しさん (2015-02-17 09 30 31) もう1年以上経ったし我は許されただろうな☆ -- 名無しさん (2015-03-11 01 00 53) ↑なんてこと!言うと思ったか!お前は絶対に許さねぇぞ! -- 名無しさん (2015-03-11 08 01 01) ↑↑何勘違いしてるんだ? まだお前の絶許フェイズは終了してないぜ -- 名無しさん (2015-03-11 17 17 49) もう許してやれよ -- 名無しのドン千 (2015-03-11 18 54 19) ↑そして絶対に許されない、絶対にだ -- 融合次元のプロフェッサー (2015-03-11 19 49 39) キャラスレおめ -- 名無しさん (2015-03-18 19 26 21) 遂にキャラスレまで出来るとかこれは大人気キャラの証明だろ?そんなキャラが許されないはずがないしこの機会にわドンを許してあげようぜw -- 名無しさん (2015-03-20 03 23 10) ↑ いいやダメだね!絶対に許されないね!! -- 名無しさん (2015-03-20 11 57 46) ↑↑知らん、そんな事は俺の管轄外だ -- 名無しのナンバーズハンター (2015-03-20 12 18 19) ↑↑↑ろくでもない計画立てといて、ふざけんな!\レモンエナジー/ -- (2015-03-20 16 12 13) ほうほう…「我は許された」という書き込みがいっぱい見るな どうやら我…ではなくドン・サウザンドは許されたようだな -- 名無しの1000 (2015-03-20 19 50 42) ↑遊戯王の日も許さねえぞドンサウザンド -- 名無しさん (2015-03-21 23 28 15) 【悲報】ネプテューヌVⅡ、そちらのゲームでもドン・サウザンドらしき者が世界の改変や主人公たちの記憶の改竄を行いラスボスとして活躍している模様 -- 名無しさん (2015-05-03 12 22 18) ↑3 はぁ?許される?冗談言うなよ こんなドン・サウザンド、キャンディ舐めても僕は許さない! -- ゲスショタ (2015-05-03 15 13 26) えーっと 「ドン・サウザンドはみんなから許されました」 ・・・っと これで我…ではなく奴も許されるだろうな -- 名無しの1000 (2015-05-08 01 21 41) ↑自演するなんて失望しました。Ⅳさんのファンやめて絶対にゆるさねぇドン・サウザントオォォォ! -- みく (2015-05-14 18 19 05) 絶対に許さねえ!!ドンサウザンド!!!!!! -- 名無しさん (2015-06-29 20 06 18) 我が許されますようにっと(無言の短冊) -- 名無しさん (2015-07-07 22 22 22) 我…ではなくドン・サウザンドがみんなから許される存在であります様に…っと -- 名無しの千 (2015-07-07 23 03 08) その点ドンってすげえよな、絶対に許されねえんだもん -- 名無しさん (2015-08-25 19 14 22) その点ベクターってすげぇよな、遊馬先生に許されて最近ではプロデューサーデビューしたんだもん -- 名無しさん (2015-08-25 19 19 30) ペンデュラム?誰それ 俺ベクターP☆ 鈍いなぁ俺がプロデューサーだよぉ!!!! -- 名無しさん (2015-11-22 03 24 26) てかドンのデッキ普通に強くね?ADSでドンが無制限征竜をふるぼっこにする動画を見た… -- 名無しさん (2016-08-09 04 57 49) あ、もちろんデッキはちゃんとシャッフルでネットワークは確かテラフォでサーチしてた -- 名無しさん (2016-08-09 04 58 56) もうすぐAVも終わるしそろそろわドン許してあげても良いと思うんだ -- 名無しさん (2017-02-06 22 31 47) ↑マスタールール4になっても決して許されない -- 名無しさん (2017-03-17 16 01 06) ドン千のナンバーズがようやくOCG化されるし、そろそろ彼が許される可能性が -- 名無しさん (2020-05-13 21 26 43) 名前 コメント
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登録日:2011/12/15(木) 13 48 06 更新日:2024/03/14 Thu 23 30 26NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ふわんだりぃず アドバンス アドバンス召喚 インヴェルズ クリフォート ダブルコストモンスター ハードアームドラゴン リリース 三幻神 三邪神 上級モンスター 偉大魔獣 ガーゼット 冥界の宝札 冥界軸最上級多用 召喚 召喚法 帝 生け贄 生け贄召喚 生贄 通常召喚 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG用語項目 手札にあるブルーアイズを召喚するために必要な生け贄は2体…! アドバンス召喚(旧名・生け贄召喚)とは、遊戯王OCGにおける召喚方法の一つである。 新エキスパートルールから導入され、当初は「生け贄召喚」という名称だった。 第6期が始まり、マスタールールに移行したときに「アドバンス召喚」に改称された。 なお、6期で改称された理由については公表されていない。 遊戯王5D'sの世界観に合わせたスタイリッシュなイメージを出すため、子供向けTCGとして「生け贄」という言葉が過激だったとも言われるが、 いずれにして推測の域を出ておらず、改称後も「生け贄」という言葉自体はアニメのセリフやカード名などでは度々用いられている。 レベル5以上のモンスターを通常召喚する場合、 自分の場にあるモンスターを決められた数だけリリースとして墓地に送らなければならない。 これがアドバンス召喚である。 レベル5・6の上級モンスターをアドバンス召喚するには1体、 レベル7以上の最上級モンスターをアドバンス召喚するには2体のリリースが必要になる。 しばしば勘違いされるが、レベル9以上のモンスターをアドバンス召喚する際に必要なリリースも2体である。 オシリスなどの三幻神や三邪神などが3体のリリースを要求するのはカードごとの召喚条件として指定されているためである。 なお、原作・アニメDMに限ればまた別の話ではある。 【アドバンス召喚と関連のあるカード】 帝モンスター アドバンス召喚されることで効果を発揮するモンスター。 攻守は2400/1000で統一されており、全て上級。 光帝と闇帝は例外で召喚・特殊召喚でも効果を使用できる。 また、後に上位種である最上級モンスターの帝も登場した。 使いやすい性能でプレイヤーから親しまれ、第5期では【帝コントロール】を始めとする多様なデッキが活躍した。 第8期では「帝王」カードが登場してテーマとして強化されるようになった。 第9期にはリメイク版のストラクが登場し、再び環境に顔を見せるようになった。 インヴェルズ 「インヴェルズ」と名のついたカードをリリースしてアドバンス召喚することで効果を発揮するモンスター。 アドバンス召喚に革命を起こしてくれることを期待されたが、帝と比べて癖の強いカードだらけであった。 特化すれば、相応の強さを持つデッキを構築する事も不可能ではないが……。 絶滅したかにみえたが……DT14弾で復活した。儀式モンスターとしてな! ダブルコストモンスター 特定の種類のモンスターをアドバンス召喚する場合、2体分のリリースとして扱えるモンスター。 初出は光属性に対応する《カイザー・シーホース》であり、 後に特定の属性モンスターのアドバンス召喚限定でダブルコストになる6種類のモンスター達が揃った。 特定の属性でなおかつ通常モンスターをアドバンス召喚する場合のみダブルコストに出来る○○フレームというシリーズも存在する。 ステータスや種族によって扱い易さが前者よりも勝る場合もあるが、あくまで出てくるのはバニラであり、手間に見合うかは微妙。 特に対応するモンスターが事実上一種類しかいない(*1)ウィンドフレームは悲惨。 いずれにしても古のルールなどを使った方が効率が良いため使うには工夫が必要。 環境が高速化した現在でそう何度も発動できる機会はないだろうが、モンスター故に再利用しやすいといった利点はある。 その後もカテゴリ専用ダブルコストモンスターが登場するなど時折数を増やしている。 スピリットモンスター スピリットは基本的に特殊召喚不可なので、原則として上級・最上級モンスターはアドバンス召喚が必須となる。 特に強力なのは、戦闘ダメージを与えると次の相手ターン開始時のドロー前に全ハンデスを行う《火之迦具土(ヒノカグツチ)》と、 戦闘ダメージを与えた時に手札が5枚になるようにドローできる《八俣大蛇(ヤマタノドラゴン)》の2枚。 三幻神 全部で三種類存在する、レベル10・神属性・幻神獣族のモンスター。 通常召喚する場合は、必ず3体のリリースが必要という非常に重いモンスター。 三幻神のうち二種類は特殊召喚も可能なのだが、その場合はターンの終わりに墓地に送られるため、 フィールドに維持したいならアドバンス召喚するしかない。ラーはようやく別方向の戦術が出来たが。 類似モンスターとして、三幻神と対になる三邪神が存在する。 血の代償 500LPと引き換えに自分メインフェイズ及び相手バトルフェイズに召喚権を得られる永続罠。 アドバンス召喚を早くしたいなら採用の余地もある…といったカードだったが、 1ターン中の回数制限がないことから度重なるインフレの果てに、このカードが あれば簡単に1ショットキルを行えるようになってしまった。 現在は禁止カード。 血肉の代償 「血の代償」の調整版として12期に登場した永続罠で、自分メインフェイズに1000LP払うことで通常召喚を3回まで、 相手バトルフェイズに500LP払うことで効果による召喚を1回行うことが出来る。 「血の代償」と比較して回数制限が付き小回りがきかなくなったものの、2回もの召喚権追加は 現代においても非常に強力であり、相手バトルフェイズでの召喚も土壇場での粘りや「拮抗勝負」を受けた時の立て直しなどに役立つだろう。 二重召喚(デュアルサモン) 「血の代償」と同じように召喚権を1回追加できる魔法カード。名前からもうかがえる通り、本来はデュアルモンスターサポートのカードに近い。 一回限りだが血の代償と違い魔法カードのため、即座に上級モンスターまで繋げられる。 手札消費が激しくなるため、無計画に採用できるカードではないものの、召喚権が重要となるデッキでは十分採用に値する。 サモンチェーン チェーン3以降でのみ発動可能な速攻魔法。 ターン中に行える通常召喚の数を3回に増やすことができる。 ただし、他のチェーンカード同様、同名カードが同一チェーン上で発動されていないのが条件。 やや発動条件が難しいが、上の「二重召喚」同様に爆発力のあるカード。 【コアガジェット】のキーカードである他、チェーンを積みやすい【トリックスター】の登場で再評価された。 まあ、これはアドバンス召喚の項目で関係ない話なのだけれども。 罠モンスター・トークン生成カード 召喚権をアドバンス召喚に使うために、リリース要員を特殊召喚する目的で使われる。 スケープ・ゴートやゴウフウなどのリリースできないトークンもリンクモンスターに変換すれば疑似的にリリースが可能になる。 冥界の宝札 2体以上リリースしてアドバンス召喚すると2枚ドロー、というアドバンテージ回復カード。 ただし最上級モンスターのアドバンス召喚は上級モンスターのそれ以上に難易度が高い。 手札消費よりテンポを優先してリリース要員を展開できるようにすることが求められるだろう。 このカードを軸にしてカード消費の激しさを補う【冥界軸最上級多用】というやたら物々しい名前のデッキが存在する。 死皇帝の陵墓 1000LP払う事でモンスター1体、2000LP払う事でモンスター2体のリリースの代わりにして召喚ができるフィールド魔法。 LPの消費は大きいが、素早く上級・最上級のモンスターを展開したいデッキで使用される。 ただし、 アドバンス召喚扱いではないので、帝の効果などは使えない 。 ……にも関わらずVBのサンプル帝デッキにこのカードが3枚積みされていた事がある。 また、神などのリリースを3体以上要求するアドバンス召喚に使用したり、1000LP+1体生け贄で最上級モンスター召喚といった使い方はできない。 当初のテキストでは「1000LP払う毎に生け贄を1体減らせる」といった表記だったため分かりにくかったが、 ストラクチャーデッキR-機械竜叛乱-での再録に際してエラッタされて実際の処理やできない事が分かりやすくなった。 昔のフィールド魔法故に相手も効果を使える点には留意されたし。 生け贄封じの仮面 お互いに一切のリリースが出来なくなる永続罠。 アドバンス召喚は勿論、儀式召喚や各種コストのリリースのメタとなる。 ロックデッキでの駄目押しや、【帝】や【クリフォート】【壊獣】などの対策として積まれる事が多い。 ただし、現在は効果の薄いデッキも多いのでサイドデッキ向け。 ご存知の通り生け贄という用語は消滅したが、用語改名時にも流石にリリース封じの仮面にはならなかった。 アンデットワールド 場と墓地のモンスターを全てアンデット化するフィールド魔法。 専らアンデットサポートの範囲拡大を目的とした運用をされているが、隠された効果によりアンデット族モンスター以外のアドバンス召喚を無効にする効果も内蔵している。 フィールド魔法故に即効性があり、またこのカードをサポートするモンスター《屍界のバンシー》も存在するため、アドバンス召喚を使用するデッキに対する脅威度は比較的高い。 霧の王 最上級モンスターだが生け贄1体、ないし生け贄無しで召喚できるモンスター。 攻撃力は生け贄モンスターの攻撃力の合計となるため、高攻撃力を得る為にはそれなりの素材を用意してやる必要がある。 その効果は一言で表せば「生きた《生け贄封じの仮面》」。 罠カード故に即効性が低い代わりに奇襲性が高いあちらに対して、こちらはモンスター故にすぐに出せるが召喚権を消費する上に打点が低くなりがちと、一長一短。 どちらかと言えば《生け贄封じの仮面》の方が人気か。 進撃の帝王 エクストラデッキからの特殊召喚が出来なくなるかわりに、アドバンス召喚したカードが効果の対象にならず、破壊されなくなる永続魔法。 自分の効果にも耐性を得るため、地縛神のデメリットも克服できる。 王家の神殿が禁止されていた時代には聖獣セルケトを維持する役割も。 このカードから帝王サポートのセルフアンチエクストラが始まった。 帝王の開岩 進撃の帝王と同じくエクストラデッキが使用できなくなるが、自分がアドバンス召喚に成功した時、 アドバンス召喚したモンスターとカード名が異なる「攻撃力2400/守備力1000」か「攻撃力2800/守備力1000」のモンスターをサーチできる。 明らかに帝モンスターのサポートとしてデザインされているが、 帝や新登場した帝の進化形態の他にも、ちゃっかりイリュージョン・スナッチやダーク・アームド・ドラゴン、地球巨人 ガイア・プレートもサーチ可能。 帝王の凍志 選択したアドバンス召喚モンスターの効果が無くなる代わりに、このカード以外のカードの効果を受けなくなる。 完全耐性がつくものの、発動条件が「自分のエクストラデッキにカードが存在しない場合」なので、進撃の帝王、帝王の開岩よりさらに厳しくなっている。 いくら最上級打点に完全耐性をつけてもライトニングなどでワンパンで沈むので決まったからと言ってもそこまで過信はできない。 帝王の溶撃 アドバンス召喚したモンスターには影響しないスキルドレイン。 しかし、発動条件の厳しさに見合っているかと言うと……しかもこちらの場にアドバンス召喚したモンスターがいないと自壊する。 さらに同じPRIMAL ORIGIN出身カードに、より使いやすい性能の威光魔人がいるのが余計に悲しい。 ただしその弱点を克服できるデッキでは強力な1枚であり、後述する真竜などで使われる。 帝王の烈旋 相手モンスターをリリースしてのアドバンス召喚を可能とするカード。 クロス・ソウルの相互互換的な効果だが、バトルフェイズを行えることと「帝王」カテゴリに属しているという強みがある。 癖が強い帝王サポートの中では使いやすい上に強力で電池メンでは烈旋充電池というワンキルコンボが存在する。 真帝王領域 自分フィールドのみにアドバンス召喚されたモンスターが存在し自分のエクストラが0の場合エクストラデッキから特殊召喚が行えなくなる効果と、 アドバンス召喚されたモンスターがモンスターに攻撃する場合に打点が800上昇する効果と、攻守2800/1000のモンスターを手札から見せることでそのモンスターのレベルをターンの終わりまで2下げる効果を持つ。 最初の効果が特に強力で相手によっては何もできなくなることもあったためか帝王カードの中では唯一制限カードまで規制された経験を持つ。 ギルフォード・ザ・ライトニング モイスチャー星人 神獣王バルバロス 召喚時に3体のモンスターをリリースすると全体破壊効果を発動できるモンスターたち。 神並みに重い条件に相応しくステータスも高い。 バルバロスは逆にステータスを下げる代わりにリリース無しで召喚する事も可能。 クリフォート 妥協召喚可能な上級のペンデュラムモンスター群。 妥協召喚・特殊召喚されると星4・攻撃力1800になる。 ペンデュラム召喚で数を並べ、それをリリースしてアドバンス召喚するというデザイン。 現代基準の動きにアドバンス召喚を取り入れ、かつ真っ当なアドバンス召喚を使いこなす貴重なテーマ。 また、「スキルドレイン」で相手モンスターの効果を封殺し、妥協召喚したクリフォートのステータスを元に戻して殴る【メタビート】的な戦術も得意。 真竜 アドバンス召喚の皮をかぶったナニカ。 「モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる」効果が特徴。 ちなみにセット状態でもリリース可能なため引いた直後の永続罠もリリースできる。 この方法、召喚権の不足を克服しつつ罠モンスターやトークン生成カードでも引っかかる「特殊召喚メタ」をすり抜けるというトンデモ具合である。 真竜魔法・罠の効果でアドバンス召喚を行う効果があるため1ターンに2,3回アドバンス召喚と言い張る何かができる。 どう見ても特殊召喚だが召喚なので特殊召喚するデッキでは使いにくい命削りの宝札等も上手く使える。 普通のアドバンス召喚よりも簡単に出てくるのに、その上でさらに強力な効果を備えていたこともあってか、登場早々に一部カードが規制された。 禁止カードになったカードの枚数こそ十二獣より少ないが発売から約半年で五枚も規制されたカード(内禁止カード2枚)を出した。 ふわんだりぃず マスコットキャラクターのような可愛らしいイラストが特徴的な鳥獣族テーマ。 下級モンスターはどう見ても特殊召喚だが特殊召喚を使わずに展開とリソースの回収を兼ねた効果を持ち、特殊召喚メタの効果を持つ最上級モンスターを繰り出す。 テーマ内のカードでサーチが容易にできる烈風帝ライザーや霞の谷の巨神鳥との相性も良い。 総じてアドバンスの弱点を上手くカバーしており、高いメタ性能を持つ事から環境上位の一角として活躍している。 【原作遊戯王シリーズにおけるアドバンス召喚(生け贄召喚)】 ◆遊☆戯☆王 原作漫画で、生け贄召喚された記念すべき最初のモンスターは魔導ギガサイバー……と思いきや、実はブラック・マジシャン。 17巻にて遊戯の病室で行われた城之内戦にて、表遊戯がタイホーンと魔人テラを生け贄に召喚、勝負を決めている。 きっちり「モンスター2体を生贄にして召喚」と宣言して召喚している。ギガサイバーは二番手。 なお、ギガサイバーが出て来たデュエルにおいて城之内はレベル6の魔導騎士ギルティアを生贄なしで、いきなり召喚しようとするプレイングミスをしている。 最上級を大量に持つ海馬は何気にオベリスク以外で生け贄召喚することは少ない。 ちなみに遊戯がブラマジを生贄召喚したのは上記したが、スーパーエキスパートルールが公式に適用されたのはこの後の話である。 決闘盤のテストをやっていた海馬、レア・ハンターに襲われた城之内は王国ルールで対戦しているが、ルール自体は先行登場していたのかなどの詳細は不明。 ちなみにアニメ版ではどちらのデュエルも生け贄ありのルールで行われている(そのため絽場戦でのミスは若干描写を変えられている)。 ◆遊戯王デュエルモンスターズGX 主人公の遊城十代は融合召喚を多用し、ネクロダークマンの生け贄シカト効果を使うこともあるので生け贄召喚を行うことは少なくなった。 最初に生け贄召喚を行ったのは初デュエルの相手となるクロノス教諭で、最初に生け贄召喚されたのは古代の機械巨人。 主人公の遊城十代が最初に生け贄召喚したのはE・HERO ネオス。 なお、アニメ第四期最初のデュエルで十代は モンスターを手札融合→融合解除→素材を生け贄にネオスを生け贄召喚という、 手札5枚消費のものすごいアド損コンボを披露している。 ◆遊戯王5D s ここからアドバンス召喚に改名。 シンクロ召喚システム導入により、アドバンス召喚が使われることはほとんどなくなった。 最初にアドバンス召喚を行ったのは牛尾さんで、最初にアドバンス召喚されたのは手錠龍(ワッパー・ドラゴン)。 アドバンス召喚の地位が下がる一方、最初の敵がアドバンス召喚を使ってくる流れだけは以降も踏襲され続けることとなる。 主人公の不動遊星が最初にアドバンス召喚したのはアースクエイク・ジャイアント。 ちなみに、作中でダークシグナーの面々が「人間(と精霊の魂)を生け贄に捧げて」地縛神を呼び出すというリアル生け贄召喚をやらかしている。 ◆遊戯王ZEXAL エクシーズ召喚システム導入により、やはりアドバンス召喚はあまり使われない。 最初にアドバンス召喚を行ったのは神代凌牙で、最初にアドバンス召喚されたのはジョーズマン。 主人公の九十九遊馬が最初にアドバンス召喚したのはチャッチャカアーチャー。 ◆遊戯王ARC-V 主人公たちの住むスタンダード次元では融合召喚も含めてほかの召喚方法がほとんど無く、 最近になって特殊召喚が(公にはなっていないが)他の世界由来の召喚法として一部に普及し始めたという環境であるため、打って変わって使用者が多い。 本作の新システムであるペンデュラム召喚はクリフォートの例が示すようにアドバンス召喚と組み合わせられるのも追い風となった。 ついでに召喚口上付きの奴も出てきた。 物語が進むと他の召喚方法を使う世界での戦いが始まって影が薄くなっていったが、それでも格段にマシではある。 余談だがアドバンス召喚はあくまで基本要素であるため、スタンダード次元は(物語開始時になって誕生したものだが)ペンデュラム召喚の世界と言うべきだろう。 最初にアドバンス召喚を行ったのは権現坂昇で、最初にアドバンス召喚されたのは超重武者ビッグベン-K。 主人公の榊遊矢が最初にアドバンス召喚したのはオッドアイズ・ドラゴン。 また方中ミエルが「占術姫クリスタルウンディーネ」でアドバンスセットを行った。 遊戯王アニメでアドバンスセットを行ったのは何気にこれが初である(*2)。 ◆遊戯王VRAINS リンク召喚の登場により以下略。 ARC-V同様、途中から他の召喚方法も使う作風にシフトしているが、アドバンス召喚の扱いはZEXAL以前と同程度である。 (省略を除いて)最初の敵であるハノイの騎士が完璧な手札からハック・ワーム2体特殊召喚→クラッキング・ドラゴンアドバンス召喚を先攻1ターン目に行っている。 一方、主人公の藤木遊作/Playmakerはコンデンサー・デスストーカーのアドバンス召喚をリボルバー戦で行った。 ◆遊戯王SEVENS 遊戯王ラッシュデュエルのアニメ。別のゲームになったことで再びアドバンス召喚が主流に返り咲いた。 ラッシュデュエルでは1ターンの召喚数に制限が無いため、下級モンスターを複数召喚し、即リリースして上級・最上級モンスターの召喚が可能である。 そのため召喚されたと思ったら次の瞬間リリースされる下級モンスターという出オチな光景も多々見られる。 特に攻撃力0の《はぐれ使い魔》などはリリース要員としての出番がほとんどで、紹介コーナーで「いつも超速でリリースされる猫」なんて言われてしまった。 まあ「生け贄」の呼称も使われなくなって久しいし、捨て駒というよりは縁の下の力持ちなポジションと言えよう。 【OCGにおけるアドバンス召喚】 準備なしではモンスターをメインデッキに投入しなければならないため事故要因になりやすい 1ターンに一度の通常召喚権を使用してしまう 最上級モンスターをアドバンス召喚するとモンスターが1体減る。 最上級モンスターを出すよりも下級2体で殴ったほうが合計攻撃力が高いことも多い 等の理由から、アドバンス召喚は帝などを除きあまり使われなかった。 帝以外でもサイコ・ショッカー等はアドバンス召喚されることがあるが、こちらは死者蘇生等で蘇生しても問題ない。 しかも、6期でのシンクロ召喚の導入により、 状況に応じてエクストラデッキから強力なモンスターが手軽に特殊召喚できるようになり、更にアドバンス召喚は斜陽の一途をたどることになる。 とはいえ、生け贄召喚登場当時から最上級モンスターの生け贄召喚は殆どされていなかったので、 サポートが増えた現在の方がアドバンス召喚は使いやすくなってはいる。 また、大量展開が得意なデッキではエクストラデッキメタやミラーマッチを意識して、アドバンス召喚前提の強力な最上級モンスターを投入する場合もある(【征竜】におけるオベリスクの巨神兵等)。 現在は特殊召喚での展開が主流となった結果、多くの(サイド)デッキに特殊召喚メタ又はエクストラデッキメタとなるカードが投入されている。 しかし、アドバンス召喚主体のデッキは前述したように特殊召喚メタ・エクストラデッキメタが刺さりにくいという長所を手に入れている。 相手のデッキに積まれたそれらのカードを腐らせつつも、自分は安心して特殊召喚メタを使えるメリットは非常に大きい。 【帝】や【真竜】【ふわんだりぃず】といったデッキが結果を残す背景には、デッキパワーの高さのみならず、こうしたメタの引っ掛かりにくさも関係しているだろう。 2017年の新マスタールールでは、リンクモンスターを使わずに強力なモンスターを複数体展開できる召喚方法という点が強みの一つとなった(2020年に廃止)。 童帝チャウワー このカードのアドバンス召喚に成功したとき、アニヲタwikiの項目を二つまで選択し、追記・修正することができる △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これも遊戯が常日頃言ってる「カードとの信頼」に背く行為だと思うんだけど・・・・・・ -- 名無しさん (2013-09-12 12 36 47) エクトプラズマーやカタパルトタートルみたいな「使い捨て」じゃなくて、後続に「繋げる」的なイメージじゃないのかな、アドバンス召喚って。 リリース要員みたいな奴もいるし、適材適所かと。 -- 名無しさん (2013-09-12 12 46 35) 某所のSSに影響されて冥界軸最上級多用作ってみたけど、なかなか面白かった。…序盤にスティーラー落とし切れなかったり、蘇生用のバルバロスやスライムが来ないと悲惨な事になるけど -- 名無しさん (2014-01-26 10 59 47) DS召喚はありますか? -- 名無しさん (2014-01-26 12 24 38) 「リリースなしで召喚できる」ってのは通常召喚と同じで良いのかな?(初心者) -- 名無しさん (2014-02-27 02 25 27) ↑せやで。 -- 名無しさん (2014-02-27 03 35 57) 神のカードに捧げるということで生贄 -- 名無しさん (2014-02-27 11 35 28) Pモンスターをエクストラデッキにため込む→ペンデュラム召喚→アドバンス召喚→リリースされたPモンスターはエクストラデッキへ→次のターン以下略……いけるか……? 巻き返しいけるか……? -- 名無しさん (2014-03-27 14 43 52) ↑そこからさらにヴォルカザウルスとかの上級エクシーズを召喚できればいけるはず -- 名無しさん (2014-05-27 18 56 18) アドバンス(笑)ってなってたのも昔の話だね。何もかも懐かしい・・・ -- 名無しさん (2014-06-30 09 21 35) ↑4 俺は神を生贄に青眼の白龍を召喚する! -- 名無しさん (2014-06-30 10 20 32) 信頼に背く?そもそもしもべなんだが。信頼しているからこそするんだろ? -- 名無しさん (2014-07-12 15 27 29) クリフォートでアドバンス召喚しよう! -- 名無しさん (2014-07-20 10 22 20) ↑マジキチ -- 名無しさん (2014-07-20 13 35 14) 上級は救われてるし、三体生け贄もハイリスクハイリターンだから出したいけど、最上級のアドバンス召喚ってなかなかいいのないよね…… -- 名無しさん (2014-07-20 14 30 56) ↑【光と闇の龍】なんかどうだ? -- 名無しさん (2014-07-24 14 21 32) ↑2 轟雷帝ザボルグで相手のエクストラを空にしてやろう(提案) -- 名無しさん (2014-08-01 15 34 39) ↑3グリード・クエーサー「エルシャドール…?クリフォート…?コレクッテモイイカナ?」 -- 名無しさん (2014-08-01 15 40 28) 友人とのデュエルであえて「ギルフォード・ザ・ライトニング」を使って(三体生け贄)逆転勝ちした。爽快。 -- ??隊長 (2014-08-14 17 47 38) GXで止まってるが今のアニメで生け贄主体なのはエクストラに依存した環境への皮肉じゃないの? -- 名無しさん (2014-09-08 00 26 45) ↑別にそこまで主体って訳では無いよ。アドバンスでも勝てるようになったねってだけだから -- 名無しさん (2014-09-08 00 31 22) 未だに生け贄と言っちゃう。そのほうがしっくりくる -- ??隊長 (2014-09-08 00 55 31) カードのコストはリリースよりも生け贄に捧げるってのがしっくりくるよね。 -- 名無しさん (2014-09-08 09 40 32) あと儀式召喚だな。あっちは生け贄のほうがしっくりくる。反対にアドバンス召喚はリリースのほうがしっくりくるようになった。 -- 名無しさん (2014-09-08 09 43 08) 陵墓をエラッタして通常召喚から生け贄召喚にしよう(提案) バルバはともかく三幻神やドグマガイは無理そうだが -- 名無しさん (2014-09-15 05 42 24) 帝王カードは帝に書けばよかか -- 名無しさん (2014-09-15 06 46 58) 「アドバンス召喚に使用する場合2体分リリース素材」+「もう一度アドバンス召喚できる」くらいの効果の下級が来れば・・・ -- 名無しさん (2015-03-11 09 52 28) 帝(EX0)ってちょっとかっこ良い -- 名無しさん (2015-03-11 09 56 38) 満足さんとかダグナー組がリアル生贄召喚したのは触れないの? -- 名無しさん (2015-07-24 10 08 30) 召喚ルール効果でデッキからアドバンス召喚できるモンスターとか良さそう -- 名無しさん (2016-05-14 14 18 03) メタルデビルゾア「おう、それ面白そうだな」 -- 名無しさん (2016-08-13 09 21 10) ついに魔法罠で生贄召喚できるようになったと聞いて -- 名無しさん (2016-12-14 17 30 49) いつ見ても融合解除ネオスアドバンス召喚はお気に入りのカードに捕らわれ過ぎてて目的を見失っている感じが酷い。 -- 名無しさん (2018-01-09 00 34 41) リリース・ロック・マスクじゃ駄目だったのか? -- 名無しさん (2018-05-27 23 07 32) 個人的に儀式召喚の時のリリースは「儀式の生贄としてリリース」って言うことにしてる。 -- 名無しさん (2018-05-27 23 18 45) アド損ず召喚(ボソ) -- 名無しさん (2018-05-27 23 55 23) 知らない間に生贄召喚がリリースになっていた時、時代の流れを感じた -- 名無しさん (2018-11-14 17 23 46) タッグフォースで心変わり等で奪って帝を出すデッキ作ったら楽しくなってきた -- 名無しさん (2020-09-27 20 52 51) ラッシュでは優遇、というかマキシマム以前はアドバンス召喚するしかないしなあ -- 名無しさん (2021-08-01 12 38 14) アドバンス召喚なら最近出たふあんだりぃずがヤバい -- 名無しさん (2021-08-01 13 36 47) ↑おそらく「実質特殊召喚」という言葉を学ばなかった者達(下級モンスター)だ 面構えが違う -- 名無しさん (2021-08-01 15 10 32) 生贄封じの仮面という超メタがあるが、まずこの用途では使われない。壊獣とか閃刀姫とか微妙に刺さるついでの上、サイドデッキに入るか入らないかぐらいか -- 名無しさん (2022-05-08 19 41 06) 名前 コメント
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登録日:2018/06/14 (Thu) 22 18 22 更新日:2024/07/01 Mon 18 47 25NEW! 所要時間:約 21 分で読めます ▽タグ一覧 LVP新規収録カード インフラ クリストロン ハリラドン リクルーター リンク2 リンクモンスター レアコレ再録 元高額カード 壊れ 機械族 水属性 水晶機巧 禁止カード 遊戯王 遊戯王OCG 《水晶機巧(クリストロン)-ハリファイバー》とは遊戯王OCGに存在するモンスターである。 リンクモンスターであり、【水晶機巧】のカテゴリに属するカードの1つ。 【概要】 【カードの効果】 【解説】◆リンク素材について ◆(1)の効果 ◆(2)の効果 【環境において】◆制限後 【相性のいいカード】◆(1)の効果 ◆(2)の効果 ◆《水晶機巧-ハリファイバー》自身を出すのに相性が良いカードたち ◆《水晶機巧-ハリファイバー》から出すのに相性が良いカードたち ◆最高の相棒 【《水晶機巧-ハリファイバー》1枚からできること】 【そして、遂に……】 【余談】 【概要】 2017年10月改訂後のSPYRAL1強環境の中発売された「LINK VRAINS PACK」に収録された。 このパックはアニメとは関係なく過去のいくつかのテーマに新規のリンクモンスターが作られた。 新ルールに対応しにくくてエクストラの展開が難しかったテーマが救済された一方、素材縛りが緩く汎用性がありすぎる上にカードパワーが高すぎたために環境を更に高速化させたという面も持つ問題児満載のパック。 《聖騎士の追想 イゾルデ》《アロマセラフィ-ジャスミン》《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》など素材縛りの緩さからテーマの名前を持ちながら各地で出張し暴れまわるカードを多数輩出したが、《水晶機巧-ハリファイバー》はその中でも代表格とも言える存在。 リンクモンスターそのものの特殊召喚条件の緩さもあり環境は青一色となった。 では効果を見てみよう。 【カードの効果】 水晶機巧(クリストロン)-ハリファイバー リンク・効果モンスター ◤ ▲ ◥ ◀ ▶ ◣ ▼ ◢ リンク2/水属性/機械族/攻1500 チューナーを含むモンスター2体 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。 手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。 (2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。 EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。 素材や効果が「水晶機巧」と何の関係もない効果となっているがこれはシンクロ召喚救済の目的で作られた面もあるからだと思われる。 事実このカードの登場後アクセルシンクロや相手ターンシンクロが狙いやすくなった。 また効果やリンクマーカーの性質上、新マスタールール導入後難しかったシンクロモンスターを複数並べる行為もやりやすくなった。 カテゴリーの名前を持っている割にはカテゴリーに関する効果を持たず汎用性がやたら高いのは上記の《聖騎士の追想 イゾルデ》《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》にも言えることではある。 【解説】 ◆リンク素材について リンク素材にチューナーを含むことを要求するこれまでのリンクモンスターの中では少し変わった指定。 水晶機巧のカテゴリーがシンクロ主体である事やシンクロ召喚のサポートカードと言う面があるためこういった指定になったと思われる。 シンクロ召喚のような指定ではあるがチューナー同士でも良く、レベルを合わせる必要がなく、レベルを持たないエクシーズモンスターやリンクモンスターも使えるのでシンクロ召喚より遥かに緩い。 素引きした《グローアップ・バルブ》で《リンクリボー》を経由すれば1枚でリンク召喚することが可能で、《ジェット・シンクロン》でも蘇生効果使用時に手札コストを使う必要があるものの似たような動きが可能。 《ジャンク・シンクロン》などの釣り上げ効果をもつモンスターを使うことで1枚でリンク召喚が可能。 これらのカードを使わずとも汎用手札誘発モンスターはチューナーが多く、非チューナーを特殊召喚してチューナーと共に2体並べるだけでもいい。 そのため特殊召喚条件は非常に緩い上に軽いと言える。 ◆(1)の効果 (1)の効果はリンク召喚成功時に手札かデッキからレベル3以下のチューナーを守備表示で特殊召喚できる。 「水晶機巧」や「機械族」の縛りもないため非常に広い範囲からリクルートが可能。 ただし守備表示で特殊召喚されるため殴るのには使えず、特殊召喚したモンスターはそのターンは効果が発動できない。 しかしあくまでフィールド上で発動できないだけで、永続効果や墓地で発動する効果などはそのまま使える。 ついでに特殊召喚したモンスターは素材に使う分には何の制約もないためそのまま《水晶機巧-ハリファイバー》と新たなリンク召喚をすることも可能。 自己再生効果で1枚で実質的に素材2枚分になる《グローアップ・バルブ》やトークンを生成できる《幻獣機オライオン》《BF-隠れ蓑のスチーム》とは相性が良く連続リンク召喚をするのにうってつけ。 シンクロ召喚サポートのような体面を持つカードだがシンクロ召喚をしないデッキでもリンク召喚の中継点として使われていることは珍しくもなんともない状況である。 この場合(2)の効果のためのシンクロモンスターすら入ってないこともある。 ◆(2)の効果 (2)の効果は相手ターン限定で除外することでエクストラデッキからシンクロ召喚扱いでシンクロチューナーを特殊召喚できる。 ドロー効果やカードの破壊効果を持つカードを出したい。チェーン2以降で特殊召喚するとタイミングを逃すカードがある点には注意が必要。 シンクロチューナーは相手ターンにシンクロ召喚を行う効果を持つものもあるため、それらを使いシンクロ召喚し妨害しに行くことも可能。 【環境において】 素材縛りが緩く軽い割には非常に強力な効果を持っているという単体性能は脅威であり、瞬く間に必須カード扱いを受ける。 さらに、この後に登場した《サモン・ソーサレス》と組んで《ファイアウォール・ドラゴン》に繋ぎリンク召喚を連打してソリティアしまくる悪夢のような光景が日常的に行われていた。 トロイメアのリンクモンスターと絡めて先攻エクストラリンクなんてことも難しくはない。 ソリティアまでしないにしてもこれまで出すには重めだったリンク4かつモンスターを3体要求する《ヴァレルロード・ドラゴン》などもこのカードが1枚あれば特殊召喚が可能という無法っぷり。 緩い縛りと範囲が広いリクルート効果とがあいまって《水晶機巧-ハリファイバー》登場以後、リンク4以下は実質リンク2と大差ない状況となってしまい、素材のバランスが崩壊した。 結果としてシンクロ召喚のサポートというよりリンク召喚のサポートカードと言う面が強くなってしまったのは皮肉というかなんというか。 登場以後《サモン・ソーサレス》《幻獣機オライオン》の組み合わせでソリティアを繰り返して規制が危惧されるもしばらく無制限に居座り続ける状況が続いていたが、 《BF-隠れ蓑のスチーム》《ダンディライオン》《グローアップ・バルブ》など容易にリンク素材の水増しが可能なモンスターを噛ませる事で簡単に高位リンクモンスターを出せる危険性、特に《ファイアウォール・ドラゴン》と組んだ凶悪な先攻ソリティア制圧コンボや即死コンボの横行に加担した事が決定打となり、遂に2019年1月1日に制限カードに指定された。 ついでとばかりに一緒に暴れていた《BF-隠れ蓑のスチーム》《ダンディライオン》《グローアップ・バルブ》も根こそぎ禁止カード指定という無期懲役判決が下された。 1枚あればソリティアできるためあまり意味が無いようにも見えるが、P召喚系のデッキなど2枚採用のデッキもあったためそれなりに影響を受けたデッキもある。 リンクソリティアを加速させたこいつや《サモン・ソーサレス》の反省からか近年は素材を増やす効果を持つリンクモンスターをそのままリンク召喚に転用されないような制約を持ったリンクモンスターが増えている。 なお1箱で2枚しか入っておらず、全部で5種類の内の1枚のウルトラレアでの収録のためシングルでの取引価格は高い。 ◆制限後 登場前からすぐに禁止になるとを囁かれ、実際登場するやいなや禁止化されてもおかしくない勢いで暴れていたが、相性のいい関連カードが規制を受けてきたため規制こそ受けたものの制限に留まった。 同期の投獄され禁止カードになった《サモン・ソーサレス》と《トロイメア・ゴブリン》と比較しても決して勝るとも劣らぬ性能であるにも関わらずしぶとく禁止は免れた。 この頃になると多様な活用方法が考案され、数多のデッキに採用されていくようになる。 ガチ・カジュアル、環境・ファンデッキ、シンクロ・非シンクロ問わず非常に多数のデッキでの採用実績はこのカードの汎用性を物語っていると言える。 「強い」「壊れ」「必須カード」などと言われるカードは数あれど「インフラ」とまで称されたのはこいつと《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》ぐらいであろう。 また、プレイヤー間では上記のカードが禁止化された時も規制すらされず、されたと思えばほぼ無意味な制限止まりであることに物議を呼び起こし、その対応については様々な邪推憶測がされていた。 最高の相棒であった《リンクロス》が制限・禁止になった改定でも《水晶機巧-ハリファイバー》はスルー。 つまりKONAMIは半年にも満たない新カードより、当時1年とかそんなレベルではない程に暴れ続けている存知の禁止級の問題児を優先したことになる。 やっぱりというか、ここまでくるとどうすれば禁止になるかという話題が《水晶機巧-ハリファイバー》を囲むのであった。 まぁ禁止にされたら相当数のデッキが路頭に迷うことになるのでそれはそれで困るといった意見も多い。往年のラバチェと同じである。 【相性のいいカード】 ◆(1)の効果 デッキから呼ぶのに向いたチューナー。 特殊召喚されたターンはフィールド上で効果を発動できないデメリットが適用されるので、《ユニゾンビ》などを出しても効果は使えない。 1回フィールドから離れると関係が断たれるので、主に墓地で発動する効果を持ったチューナーが挙げられる。 グローアップ・バルブ フィールドから墓地へ送られた後も墓地効果で特殊召喚できるため、《水晶機巧-ハリファイバー》から呼び出せばリンク4までが確定する。 ヴァレルロードなどの3体要求するリンクモンスターも特殊召喚した《グローアップ・バルブ》を《リンクリボー》に変換してから自己再生させればモンスターを3体並べることができる。 リンク素材としても適している。 あまりにも相性が良すぎたためか2019年1月1日で禁止カードに指定され、その役割を下の《ジェット・シンクロン》に譲ることになった。 ジェット・シンクロン 基本的にできることは上記の《グローアップ・バルブ》と同じ。 自己再生に手札コストを要求されるので単純に使うには《グローアップ・バルブ》に劣るが《水晶機巧-ハリファイバー》と同じ機械族のため呼び出してすぐに《サモン・ソーサレス》をリンク召喚できる。 更に自己再生効果を使えば《サモン・ソーサレス》で機械族モンスターを特殊召喚することが可能になる。 2018年10月1日改訂で《サモン・ソーサレス》が禁止になり機械族である利点が大きく失われ、手札コストの影響もありグローアップ・《グローアップ・バルブ》に大きく穴を開けられた。 しかし次の2019年1月1日改訂で《グローアップ・バルブ》が禁止になり、手札コストが必要な事以外はほぼ同じことができるため多くのデッキでその役割を引き継ぐことになった。 《サモン・ソーサレス》の禁止後も機械族を素材に要求する《幻獣機アウローラドン》が出てきたため、《幻獣機オライオン》とシェアを二分する形となっている。 幻獣機オライオン 《サモン・ソーサレス》を使う場合によく使われる。 機械族なので《水晶機巧-ハリファイバー》とそのまま《サモン・ソーサレス》を展開し、墓地へ送られた後に発動するトークン生成効果で《サモン・ソーサレス》のリンク先に機械族を置く事ができる。 機械族を使わないデッキでも2枚目以降の《幻獣機オライオン》を呼び出せばよく、手札にダブっても召喚権を増やす効果もあると、出張パーツ適正が高い。 《サモン・ソーサレス》禁止後は《幻獣機アウローラドン》によりリクルートされるようになったため、こちらから呼び出される機会は少なくなっている。 BF-隠れ蓑のスチーム やることは《幻獣機オライオン》に似ているがこちらは鳥獣族。 《水晶機巧-ハリファイバー》を意識して登場後のリミットレギュレーションにおいて制限カードに指定されたがピン刺しが主流なので正直な所【BF】以外には全く意味がない。 2019年1月1日にリンクソリティア規制の一環で《水晶機巧-ハリファイバー》及び関連パーツの規制に巻き込まれ禁止カードになってしまった。 《水晶機巧-ハリファイバー》の影響でBFのチューナーが2体葬られてしまったため【BF】にとっては厄病神的な存在。 幽鬼うさぎ 汎用手札誘発の1枚。 《水晶機巧-ハリファイバー》で特殊召喚したモンスターの効果の発動を封じられるのは特殊召喚したターンのみなので相手ターンには普通に妨害として機能する。 《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク素材として使わずシンクロチューナーに変えたい場合は妨害となるこのカードを特殊召喚することが多い。 ◆(2)の効果 相手ターンにシンクロチューナーを呼ぶ効果。 S召喚扱いなので「S召喚に成功したときの効果」も蘇生も可能。 タイミングを逃さない効果が望ましいが、必ずしもそうである必要は無い。 TG ワンダー・マジシャン シンクロ召喚成功時にフィールドの魔法か罠を破壊し、自身が破壊されると1ドローする1枚で2枚のアドバンテージを獲得できるレベル5シンクロチューナー。 自身も相手ターンでのシンクロ召喚効果も持つ。 魔法・罠の破壊効果とドロー効果は強制効果なのでタイミングを逃さないが、破壊効果は自分フィールドにしか魔法・罠カードがない場合自滅することがある点には注意。 《アーティファクトーダグザ》登場後は、ダグザの効果でセットした《アーティファクトーデスサイズ》を相手ターンに破壊して特殊召喚しEXからの展開を封じつつ、そのまま自分は《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚すると言うかなり嫌らしいコンボが成立した。 1度しか収録されたことがない事もあって高騰したが現在は再録され落ち着いている。 フォーミュラ・シンクロン 相手ターンにシンクロ召喚する効果を持つレベル2シンクロチューナー。 こちらのドロー効果はタイミングを逃す点には注意。 水晶機巧-クオンダム 相手ターンにシンクロ召喚する効果をもつレベル4シンクロチューナー。 他の効果は出張ではまず使えない効果だがレベル4と言う点で差別化が可能。 ライフ・ストリーム・ドラゴン 《水晶機巧-ハリファイバー》で出せるモンスターの中では最高打点の2900を持つレベル8シンクロチューナー。 自分のLPを4000にする効果を持つがフォーミュラ同様にタイミングを逃す点には注意。 シューティング・ライザー・ドラゴン 《水晶機巧-ハリファイバー》が登場した後にVジャンプの付属で登場した、相手ターンにシンクロ召喚する効果を持つレベル7チューナー。 シンクロ召喚成功時にこのカードよりレベルの低いモンスターをデッキから墓地へ送ることが可能でその分レベルが下がる。 ただし墓地へ送ったモンスターはそのターン効果を使えないが、《水晶機巧-ハリファイバー》の場合相手ターンに《グローアップ・バルブ》やゼピュロスを墓地へ送ることで自分のターンに使う事が可能。 正直《水晶機巧-ハリファイバー》に露骨に噛み合わせるために作られたとしか思えない。 ◆《水晶機巧-ハリファイバー》自身を出すのに相性が良いカードたち 自己特殊召喚効果や吊り上げ効果を持ったチューナーは元より数多く、 「シンクロ素材にできない」「特定モンスターのシンクロ素材にしかできない」縛りを無視でき、チューナー2体でも出せるので選択肢は幅広い。っていうか広すぎる。 BF-朧影のゴウフウ 場にモンスターがいなければ特殊召喚が可能でこれ1枚でトークン1個のお釣り付きで《水晶機巧-ハリファイバー》を出せる。 召喚権すら使わないので仮にこのカードが妨害を受けても他のギミックを動かすことが出来る。 《水晶機巧-ハリファイバー》の登場でカードパワーが跳ね上がりすぎたせいか2018年4月改訂で禁止カードになった。 ドラコネット、終末の騎士、魂喰いオヴィラプター、深海のディーヴァ、魔界発現世行きデスガイド 下準備無しに1枚でチューナーともう1体のモンスターを用意できるカード、及びそれらに直接アクセス、もしくはそれらを疑似的に再現できるカード群。 《水晶機巧-ハリファイバー》を出さずに普通にシンクロしたり、他のカードをサーチやリクルートしてもいい。 この中で1番汎用性の高い終末の騎士だけは制限なので注意。 ジャンク・シンクロン、サイバース・ガジェット、デブリ・ドラゴン この他にもいっぱいいる釣り上げモンスター。 自身がチューナーならモンスターを釣り上げた時点で《水晶機巧-ハリファイバー》になれるが非チューナーの場合チューナーを釣り上げる必要がある。 とはいえ釣り上げの範囲が広いモンスターなら汎用手札誘発にはチューナーが多いので何とかなる事も多い。 転生炎獣アルミラージ この他にもいっぱいいるリンク1モンスター。 これらを経由すればフィールドに出したモンスターを速やかに墓地へ送ることが可能。 墓地へ送られた場合にサーチ・リクルートできたり自己再生できるモンスターと組み合わせることにより、《ジェット・シンクロン》や《クリッター》といった下級モンスターも始点となって《水晶機巧-ハリファイバー》になれる。 手札誘発チューナー 《エフェクト・ヴェーラー》を始め最近人気の《灰流うらら》等、 ただただ単純に汎用性が高くほぼあらゆるデッキに投入できるチューナー。 リクルート先の水増しに使え、極端な場合は適当に特殊召喚したモンスターと通常召喚したこれらとで《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚できる。 そうしたデッキはシンクロ軸でないため、ヴェーラーを蘇生できる《神聖魔皇后セレーネ》などを経て《アクセスコード・トーカー》という流れになることが多い。 ◆《水晶機巧-ハリファイバー》から出すのに相性が良いカードたち 《水晶機巧-ハリファイバー》自身が「リクルート効果を持つリンク2モンスター」と言う事で単純にリンク3に繋げやすく、連れてくるチューナー次第では素材縛りもクリア出来る。 サモン・ソーサレス 悪友。口さがない決闘者からは愛人とも言われる。 機械族チューナー引っ張ってこれば出せる上、上記の《幻獣機オライオン》を使えばトークンも生えてくるためリクルート効果も誘発すると言う凄まじい噛み合わせを見せる。 LINK VRAINS PACK発売後の環境におけるテンプレ展開として《水晶機巧-ハリファイバー》と共に暴れ回ったためリンクモンスター初の禁止指定を受ける。 幻獣機アウローラドン LINK VRAINS PACK3で登場した後輩その1。 こちらも機械族チューナーを引っ張ってこれば素材縛りをクリアできる。 発動後はリンク召喚出来なくなるが☆3の幻獣機トークンを3体も生み出せる。《水晶機巧-ハリファイバー》で引っ張ってきたチューナーが《ジェット・シンクロン》や《ブンボーグ001》なら自己再生からそのままシンクロ出来る。 幻獣機を2体リリースすれば幻獣機をリクルート出来るので自身+トークンで幻獣機チューナーをリクルートしつつ低攻撃力の自身を逃がせる。墓地に行った後も《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の装備カードとしての使い道がある。 この組み合わせは「ハリラドン」としてLINK VRAINS PACK3発売以降におけるシンクロギミックの定番として定着している。 もはやハリラドンを決めるためだけに全力を注いだデッキすらも誕生した。 ちなみに《水晶機巧-ハリファイバー》を使わない場合の1枚ルートとしては、 デスガイドNS→クリッターSS→警衛バリケイドベルグSS→クリッターの効果でワンショット・ブースターをサーチしてあちらの条件でSS→アウローラドンSS というものがある。 神聖魔皇后セレーネ LINK VRAINS PACK3で登場した後輩その2にして愛人その2とも。 素材に魔法使い族モンスターを含めた2体以上を要求するが《エフェクト・ヴェーラー》などの魔法使い族チューナーでクリア出来る。 素材にした魔法使い族チューナーを蘇生して《アクセスコード・トーカー》などのリンク4に繋げる中継役。 効果の都合上、場と墓地に魔法カードが3枚以上存在する必要があるので【閃刀姫】などの魔法カードを多用するデッキでよく使われる。 ギガンティック・スプライト スプライトに属するランク2エクシーズモンスター。 一見するとレベルを持たない《水晶機巧-ハリファイバー》とはなんの関係もない様に見えるが、実はリンク2モンスターをレベル2モンスター扱いとして自身のエクシーズ召喚の素材に出来るため、《水晶機巧-ハリファイバー》からレベル2チューナーをリクルートすれば出せてしまう。 そのままリクルート効果を発動してレベル2・ランク2・リンク2に特化した【スプライト】の展開に繋げられるだけでなく、 融合・シンクロ・エクシーズ・リンクのいずれかを素材に持っていれば元々の攻撃力が倍化して3200の《青眼の白龍》ラインを超えたアタッカーにもなれるため、リクルート効果を使わなければ《ダウナード・マジシャン》を経由して素材4つの《天霆號アーゼウス》も出せる。 遂にエクシーズにまで手を伸ばしたか。 ◆最高の相棒 リンクロス リンク1/光属性/サイバース族/攻 900 【リンクマーカー:下】 リンク2以上のリンクモンスター1体 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。 そのリンク素材としたリンクモンスターのリンクマーカーの数まで、 自分フィールドに「リンクトークン」(サイバース族・光・星1・攻/守0)を特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「リンクトークン」をリンク素材にできない。 10期終盤に現れた、リンク2以上のモンスター1体を素材に要求するリンク1。 リンク召喚時に素材にしたリンクモンスターのリンクマーカーの数までリンクトークンを生み出す。 このターン、リンクトークンをリンク素材に出来なくなる(*1)が、それ以外の召喚やコストなどに使う分には何の問題もない。 そして《水晶機巧-ハリファイバー》は(1)の効果でチューナーをリクルートする。 …そう、10期終盤にてシンクロ召喚はチューナーを引っ張ってくるリンクモンスターの《水晶機巧-ハリファイバー》とリンクモンスターをシンクロ素材に変換する《リンクロス》と言う最高のコンビによって更なる加速を見せたのである。 普通に《水晶機巧-ハリファイバー》で引っ張ってきたチューナー+リンクトークン×2の組み合わせだけで☆3〜6(*2)のシンクロモンスターが呼べる上に、トークンを生む《幻獣機オライオン》とシンクロ召喚時にチューナーを釣り上げる武力の軍奏と組ませるだけでも5体もモンスターが並んだりと更なる展開が可能となる。 更に《リンクロス》自身にはリンク素材に出来ないなどの制約はないのでリンクトークンを他のモンスターに変換してしまえば普通に更なる高リンクへの素材に出来る。 ソリティア御用達の《星杯の神子イヴ》に繋げたり、《虹光の宣告者》で儀式モンスターや魔法をサーチしつつ《シューティング・ライザー・ドラゴン》で落とした儀式魔人をコストに儀式召喚をしたりと最早書ききれないレベルで出来る事が増えた。 このコンビによってEXデッキからの召喚制限と召喚制限もなくレベル合わせの必要もない手軽なリンク召喚の登場で下火となっていたシンクロ召喚が完全に息を吹き返したとまで言われるレベルの活躍を見せ、10期終盤の環境デッキにおける鉄板コンボとして大会環境を駆け巡っていた。 シンクロモンスターの召喚制限がある中でもこれだけ暴れており、このままルール改訂で召喚制限が緩和されれば更なる暴走をするのは火を見るよりも明らかな為か、《リンクロス》は2020/4/1に制限カードへ、3ヶ月後の7/1には遂に禁止となった。 制限になって以降は新型ウィルスの影響で大会などのイベントがほとんど開催されてない中での予定通り異例の禁止指定であった。(*3) 誰がどう見てもヤバい性能持ってたのにノーマルでの収録ってそういうことじゃ… 【《水晶機巧-ハリファイバー》1枚からできること】 構築にもよるが機械族チューナーから《幻獣機アウローラドン》を出し、レベル4~12までのシンクロ召喚。↑に《ルイ・キューピット》を絡めることで《超雷龍ーサンダードラゴン》を召喚。 同じく《幻獣機アウローラドン》からランク1・4~9までのエクシーズ召喚。 あらゆるリンク3モンスターのリンク召喚。特に縛りがない場合は《幻獣機オライオン》やセレーネ等でリンク4も。 《天威の龍拳聖》による対象を取らない破壊。 《ストライカー・ドラゴン》から【ドラゴンリンク】の展開。 《グローアップ・ブルーム》による上級アンデット族モンスターのサーチ。《アンデットワールド》発動下ならリクルート。 《王神鳥シムルグ》によるあらゆる鳥獣族モンスターのリクルート。 上記のシンクロ召喚のルートから《虹光の宣告者》による儀式カードのサーチ。 水属性モンスターor機械族モンスターから《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚し、なんらかのモンスターをデッキから装備。↑に《幻獣機オライオン》《リンク・スパイダー》《セキュア・ガードナー》を絡めることで、機械族orサイバース族or風属性or地属性の万能墓地送り。 etc… 【そして、遂に……】 シンクロデッキの潤滑油として、インフラ枠として落ち着いていた《水晶機巧-ハリファイバー》。 しかし、2022年7月1日の制限改定をもって遂に禁止カード行きが決定。 融合インフラ枠だった《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の後を追うように、自分も牢獄にぶち込まれることになってしまった。 遊戯王マスターデュエルではアナコンダと共に現役……だったのだが なんとこちらでも2022年9月30日付で禁止カード行きが決定してしまった。 ちなみに逆にヴェルテ・アナコンダは制限止まりになっている。 ヴェルテ・アナコンダ「ザマァ」 ハリファイバ―「ちくしょおおおおおお!」 【余談】 名前の由来は「玻璃」+「(繊維の)ファイバー」。玻璃はガラスのことも指すのでガラス繊維のことともとれ、 ガラス繊維が通信分野の光ファイバーケーブルで活用されていることを考えると、まさに「光差す道となれ!」ということなのだろう。結果的に自身の破滅の未来に繋がった事を考えると盛大な皮肉となってしまったが 海外でもそのやばさは認識していたためかTCGの《水晶機巧-ハリファイバー》収録は見送られていた。 その後TCGでもOCGから2年以上経った2020年3月に収録が決定…がTCGでもゴウフウは禁止になっているが《グローアップ・バルブ》は規制を受けていない。 一応TCGのレギュレーション発表はOCGとは異なり不定期なため、発売前に規制するという可能性もあったがそれもなく、果たしてTCGでの活躍はどうなるかと注目されていた。 結果、《水晶機巧-ハリファイバー》収録の1ヶ月後に《グローアップ・バルブ》と《BF-隠れ蓑のスチーム》、加えて《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚する為に使われていた《亡龍の戦慄-デストルドー》が禁止指定を受けた。 更に半年後には《ジェット・シンクロン》と《幻獣機オライオン》までも禁止となった。 OCG以上の巻き添え規制をやらかしておきながら何故か《水晶機巧-ハリファイバー》自身は無制限カードのままだったが、収録から約2年後の2022年5月に遂に制限カード化、2022年10月(OCGの3ヶ月後)に禁止カードとなった。 なお、《水晶機巧-ハリファイバー》と相性の良かった《星杯の神子イヴ》はTCGでは先んじて2020年1月の改定で禁止されておりTCGではイヴを用いたコンボは使用できなかった。 追記・修正はハリファイバーを3枚パックから当ててからでお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いい感じだけど、佐藤君の漫画みたいにまずアクセルシンクロサポートだよ!って感じのネタから入った方が面白いかも。ゴウフウとかみたいに。なにせ間接的にとはいえ、漫画版の遊星が使ったカードとも言えるし -- 名無しさん (2018-06-14 22 27 25) せめてリンク素材にできない制約でもあればな。4竜はこいつらの反省もあるんだろうけど。でもクリストロンだと必須レベルである・・・手放せねぇ・・・ -- 名無しさん (2018-06-15 03 42 51) シンクロ側から見てもクェーサーorコズブレを簡単にホイホイ出すマンだからオーバースペック過ぎるんだよな、まぁこいつだけじゃなくて天狗3積出来るようになったからってのもあるけど -- 名無しさん (2018-06-15 03 58 42) 余りにも馴染み過ぎて「遊星を支え続けてきたカード」って謎の記憶が割り込んできた -- 名無しさん (2018-06-15 04 36 14) ↑2それに加えてチューナーを含むじゃなくてチューナー2体だったならばまだ…どのみちスピードが10から8程度にしかならんだろうが -- 名無しさん (2018-06-15 07 19 37) なぜエレクトラムと一緒に制限にならないのか -- 名無しさん (2018-06-15 07 52 35) 出てきたモンスターの制約が甘すぎた 墓地でも発動しちゃだめだろ -- 名無しさん (2018-06-15 10 18 33) この後出てきたリンクレダメが「フィールドでの効果無効」「フィールドから離れる場合墓地へ行かずデッキに戻る」「効果使用後リンク召喚不可」とこれより重いのにヤケクソの様に制約がついているのを見るといかにハリサモソがゆるゆるガバガバだったかがよくわかる。 -- 名無しさん (2018-06-15 10 30 50) 「既存のデッキの救済」と「リンク召喚の普及」を追求し過ぎた結果生まれたカードって感じ。新たな可能性を示した反面環境を加速し過ぎたカードだよなぁ。 -- 名無しさん (2018-06-15 11 07 03) 必要悪も行き過ぎればただの悪、というどこかのデュエリストが言った言葉が心に刺さって離れない… -- 名無しさん (2018-06-16 02 44 57) 水晶機巧と関係ないと言われてるけど、リンクマーカー作りつつ即時に埋められる、除外してもリンク素材にしてもシンクロ体の効果で再利用しやすいと水晶機巧にとっては絶妙な性能してる -- 名無しさん (2018-06-16 11 26 47) 今後エクシーズモンスター×2のサポートカードが出る時にはもっと自重した効果になるだろうな -- 名無しさん (2018-06-16 11 31 00) でもこいつ死んだらデルタアクセルめっちゃきつくね? -- 名無しさん (2018-06-16 14 00 00) ジャンク・コネクターが代替に・・・なるわきゃねぇな -- 名無しさん (2018-06-16 18 14 46) 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-06-16 22 14 57) ↑2コネクターはこいつとの比較以前に単純に性能が低いのがな。アクセルシンクロするとなればヴァレルシリーズ並みかそれ以上の労力が必要になるし。 -- 名無しさん (2018-06-16 22 31 32) 禁止にぶちこんで下位互換出しても良いんじゃないかと思えてきた -- 名無しさん (2018-06-17 02 36 38) 相性のいいカード【サモソ】【FWD】 -- 名無しさん (2018-06-17 03 49 31) 呼び出したモンスターがいる限りリンク素材にできない縛りがあればこんなことには…… -- 名無しさん (2018-06-17 11 48 33) せめて素材に「クリストロンチューナー」の指定があれば良かったんだけどね -- 名無しさん (2018-06-17 14 28 17) ↑4 エラッタしてまで残すカードでもなさそうだからなー シンクロ及びアクセルシンクロ特化(他のエクストラデッキからの召喚は不可になるレベル)にしたら許される気がする -- 名無しさん (2018-06-17 14 55 52) 機巧かー…。零王の一部モンスター名にも機巧が入ってたね -- 名無しさん (2018-06-17 15 01 05) 金華猫からバルブ→ハリファ→バルブ蘇生→ファイアウォールをやられたときは殺意が湧いた -- 名無しさん (2018-07-11 18 49 32) 規制されなかったけど時間の問題だと思う -- 名無しさん (2018-09-15 12 46 20) リンクと新マスターの相性がとにかく最悪だった結果として生まれた化物。これまでのテーマ救済という名目で展開能力付きのリンクとアド稼げる汎用リンクを出したこと、リンクモンスターは素材○体分になれるというルールが噛み合いすぎた。そりゃリンク大量展開 大型リンクも並べて制圧ゲーになるわな、って感じ。 -- 名無しさん (2018-10-03 13 11 50) こいつはまだ規制されないなーってTG新規とかの効果見ててわかる -- 名無しさん (2018-10-04 10 20 21) 10↑今度のVジャン付録のガジェットリンクがそれみたく言われてるな -- 名無しさん (2018-11-15 20 03 45) とりあえず制限カードだけどこいつも禁止になるだろうなー 色んなチューナー巻き込んでる感すごい -- 名無しさん (2018-12-11 10 41 13) ただ、このカードを禁止にすると8割のシンクロ系が使い物にならなくなるからその時は何らかの救済策を出してもらいたいものだ -- 名無しさん (2018-12-13 21 35 37) チューナーを含むという緩い縛りのリンク2←まぁわかる Sチューナーを相手ターンでEXデッキから出せる←便利すぎね? チューナーを即座にリクルートできる←壊れ 効果発動ターンに制約が一切ない←ぶっ壊れ 下位互換出すならリクルート効果調整してリンク3以上のリンク素材に使えないようにすべきやな -- 名無しさん (2019-01-11 01 16 26) ↑「リンク素材に出来ない」か「効果の発動後にリンク召喚できない。」の方が良いと思う。「リンク3の素材に出来ない」だとスクラップワイバーン経由でリンク4いけちゃう。 -- 名無しさん (2019-01-13 16 56 32) 普通にSSしたチューナーに「シンクロ召喚にしか使用できない」って制限付ければよくね? -- 名無しさん (2019-01-13 17 12 57) パワーカードなのはわかるけど、かといってサモソやFWDの後を追わせたらシンクロギミックに致命打になってしまうから非常に困るのがまた。 -- 名無しさん (2019-02-11 10 29 31) コナミが完全にリンク召喚を持て余してることの証左のようなカード。リンクの導入で大不況を買ったデッキ達の救済と思わして、さらなるリンクと環境を加速させただけ。さっさとリンク廃止にすればいいのに -- 名無しさん (2019-08-26 15 50 17) 海外では未だに出ないカード さて次の新たなアニメまでに出るのか -- 名無しさん (2019-08-26 21 09 24) よく今回生き残れたなこいつ。規制は時間の問題だと思ってたが意外にしぶとい。 -- 名無しさん (2019-10-02 17 48 52) とっととシンクロ救済に特化した調整版出して欲しい。シンクロする気ないデッキにすら当たり前のようにいるのはさすがにまずい。 -- 名無しさん (2019-11-20 21 18 48) こいつ禁止にするとシンクロデッキも困るし。 -- 名無しさん (2019-11-25 13 48 03) 新ルールでお買い求めやすい価格になるかな…… -- 名無しさん (2019-12-21 16 45 14) ↑下手したら4月に禁止行きもあり得るのがな…あくまでもシンクロ救済の側面があったから見逃されてる感じで、リンク3以上に繋げやすい便利なリンク2の使われ方が主流だったし。 もうシンクロに召喚制限がかからないなら汎用パワーカードでしかなくなるし… -- 名無しさん (2019-12-22 14 16 28) ルール改訂するからにはシンクロ召喚以外に使えない調整版出そうだよね -- 名無しさん (2019-12-22 14 47 14) 流石に新ルールになったら禁止待ったなしだと思う。現状でも連続リンク召喚の起点になってるがこれに融合・S・Xも並べてOKになったら地獄絵図になる -- 名無しさん (2019-12-22 17 23 44) まだ新ルールのすべてが明らかになったわけじゃないし、特殊召喚回数に制限が入るとか新たな制約が追加されるかもしれん -- 名無しさん (2019-12-22 17 30 08) 2↑現状でもドラグーンの跋扈に一役買ってるんだし(ドロドロゴン)、流石に次改訂で禁止にすると思う。konmaiが良識ある会社ならの話だが。 -- 名無しさん (2020-01-25 21 37 40) リンクロスとかいう10期ラストで巡り合った最強の相棒。ハリでオライオンを呼ぶ、ハリをリンクロスにする、オライオンとリンクトークンで武力の軍奏、の動きがただひたすら強い -- 名無しさん (2020-02-19 20 55 45) 今んとこ新ルールで禁止筆頭のリンクの御大将ことハリファイバーが生き残る術とは…サルヒグルミ神判征竜あたりの古強者を解禁するくらいじゃないっすか?(適当) -- 名無しさん (2020-02-24 18 36 48) エラッタで呼べるのがクリストロンチューナーにするか クリストロンチューナーを含むモンスター2体以上にするかしかない -- 名無しさん (2020-02-25 16 00 01) クリッター出すだけで簡単に呼べるのは気が狂っとる -- 名無しさん (2020-03-20 20 58 49) 今回の改定で禁止にならなかったのを疑問抱いてるの多いけど、TCGでは今年ようやく登場したばっかなのに4月にOCGで禁止になったら大会やらで影響でるってことも分からんのかね -- 名無しさん (2020-04-01 13 31 44) ↑2 そもそも与えられた汎用シンクロサポートという役割をこなす上でこのくらいの緩さは必要だから、そこは糾弾すべきじゃない。結局問題はこいつで呼んだチューナーがリンク素材にできる点だったと思う。あとリンクロスからの展開については基本的に悪いのはリンクロスと武力で、このルートに関してハリファを叩くのは筋違いな気がする -- 名無しさん (2020-08-11 04 37 41) ハリラドンのムーブも強いけどオライオン制限にでもすれば事故るからまだまだ大丈夫だろう -- 名無しさん (2020-08-11 14 09 57) 展開効果そのものならやってることが全く同じな(リンク素材に使えない縛りあるけど)ワイズストリクス見るとコイツのオーバーパワーぶりが分かるというか -- 名無しさん (2020-10-31 12 25 23) まあワイズは比較するならイゾルデだな あいつも大概おかしい -- 名無しさん (2020-10-31 19 00 24) 自分が使っているデッキは機械族軸なのでタイミング次第ではあるが超融合の餌食となってもらっているカード。運が良ければ特殊召喚されたチューナー諸共・・・ -- 名無しさん (2021-05-14 01 55 53) 改めてシンクロ環境からぶっ壊れた象徴だわこいつ -- 名無しさん (2022-03-13 21 08 04) アナコンダ「オマエもこっちにおいで...」 -- 名無しさん (2022-03-14 10 52 21) リンク2をレベル2扱いで素材に出来るランク2が出たせいでコイツからアーゼウスに繋がるようになってて草。シンクロだけじゃなくエクシーズにも手を伸ばすとか召喚法の破壊者になりつつあるぞ… -- 名無しさん (2022-04-08 12 48 19) ラドン禁止は困るんでそろそろハリ禁止になってください -- 名無しさん (2022-04-08 12 57 57) できることが多すぎる…いなくなったら困るは困るがいなくなった方が色々良いはずだ -- 名無しさん (2022-04-13 01 08 59) シンクロフェスやると偉大さがわかるわ チューナー被っていいのがね -- 名無しさん (2022-04-13 20 59 52) 一体どういう了見でこいつ自身とこいつが特殊召喚したモンスターをリンク素材にできるようにしてしまったのか -- 名無しさん (2022-04-17 12 58 17) 最近はスプライトで下敷きになってる模様 -- 名無しさん (2022-05-04 09 26 52) 海外ではハリファイバーが万物を生み出すという、展開性能がやばい -- 名無しさん (2022-05-12 10 31 11) ある意味こいつは征竜みたいなもんだよな。オーバーパワーなのは誰もが認めるところだけど、サポートとしてメチャクチャ優秀だから禁止が惜しまれるっていう。 -- 名無しさん (2022-05-16 17 38 37) こいつ禁止になったらバルブ帰ってくるかな? もしそうなるならいい加減禁止でいいと思うんだが。記事にもあるけどサモソやアナコンダが許されなかったのにこいつが許されるってのはホントに意味わからんし。 -- 名無しさん (2022-05-22 22 24 09) 出た当時は汎用性とパワーを総合的に見ると頭2つぐらい抜けてたけど色々増えたから飛びぬけてる感はないんだよな(それでも最上位の部類だとは思うけど)。サモソやアナコンダみたいに触っちゃいけない所に簡単に触りに行ってる感じでもないから禁止になってもならなくても納得するような奴。 -- 名無しさん (2022-05-22 23 00 45) もう帰ってくんなよ -- 名無しさん (2022-06-12 21 04 25) ようやく、って言っていいレベルの大逃走劇だったな…しかしハリに依存してたデッキも多いだろうし、構築見直し大変だろうな -- 名無しさん (2022-06-12 21 14 17) ついに禁止かあ…色んなとこでお世話になりました。オウネンノラヴァチェと同じく今までありがとうと言いたい -- 名無しさん (2022-06-12 21 20 15) やっと禁止になったと言うか、よく今まで禁止にならなかったなと思う。コナミ的には今日までは禁止にするほどのカードじゃなかったって認識なのか? -- 名無しさん (2022-06-12 21 24 51) 禁止にするほどのカードじゃなかったというより依存してるデッキが多かったから何とか見逃してたけど…って感じがする -- 名無しさん (2022-06-12 21 41 58) アナコンダ禁止になったからそろそろかと思ってた ついに逝ったか... -- 名無しさん (2022-06-12 21 42 02) 新マスタールールの負の遺産が散ったか、次はエレクトラムだな -- 名無しさん (2022-06-12 21 46 04) ソリティアあるところにハリファイバーありって感じだったからな。やっとハリラドンを見なくて済むようになる -- 名無しさん (2022-06-12 21 46 17) 禁止カードでこいつの項目建てるとしたらヒーロー列伝のステゴのやつ引用したら面白そう。「時代に新たなデッキが現れるたび、いつもあなたの姿がいた。ハリファイバー、もう誰もがあなたの事を憎まずor(愛さず)にはいられない。」的な。 -- 名無しさん (2022-06-12 21 48 20) ティアラメンツとかエクソシスターとかハリファイバー使ってなかったしむしろファンデッキが死にそう。下手に強力な分、スプライトが死んでも許されなさそうなのがぁ -- 名無しさん (2022-06-12 21 50 48) ↑↑↑ハリセレーネアクセスも見なくて済む -- 名無しさん (2022-06-12 22 32 58) ハリが死んで困るのは環境じゃなくて準環境以下だろうになあ。なんでラドンにしとかなかったんだろう -- 名無しさん (2022-06-12 23 25 27) ↑環境2強のスプライトが使ってるんですが。餅も一緒にぶち込んでるしガエルスプライト狙い撃ちしつつスプライトは他の型使わせる方向で調整したつもりなんじゃないかな。なお無傷のティアラメンツ -- 名無しさん (2022-06-12 23 39 51) リンクショックでオワコン化したシンクロの救済が存在理由だったわけで、ルールが改正されたらもう用済みよな -- 名無しさん (2022-06-13 01 23 14) BF強化来るけど針投獄ならスチーム返してよかったんじゃ? -- 名無しさん (2022-06-13 01 29 27) 散々言われてるけど、10期ルールならSの救済措置として必要悪だったからギリギリ制限で理解できた。11期になってSに制限なくなったんだからルール改訂と同時に禁止にしておくべきだったんだよ -- 名無しさん (2022-06-13 01 44 38) 最終的にほとんどシンクロに活用されてなかったし… -- 名無しさん (2022-06-13 08 33 12) こいついなくなったからいろんな過去テーマ救済とかワンチャン来ないかな…ハリギミックで悪用されちまうから構想あっても刷れてないカードとかありそうだし -- 名無しさん (2022-06-13 09 46 54) この投獄でダンディとかてんとう虫とか帰ってくれば...無論エラッタは必要だろうけど -- 名無しさん (2022-06-13 10 02 32) ↑6スプライトはハリよりもガエル要素への依存の方がよっぽど強くて、ハリの禁止はむしろスプライトにワンチャンあったデッキの死に繋がるからむしろ -- 名無しさん (2022-06-13 10 03 34) ↑送信ミス。むしろスプライトにとってプラスまであるんだよなあ -- 名無しさん (2022-06-13 10 04 28) そもそもハリファ自体にリンク素材に出来ない制約が無かったり、効果使用後はEXデッキからはシンクロしか出せないデメリットが無い時点でリンクで悪用されるの前提で刷ったとしか考えられない -- 名無しさん (2022-06-13 10 06 19) むしろこいつのせいで多くの優秀なチューナーや展開補助が投獄されたのでシンクロの敵ですらあった。多分、こいつのせいで作れなかったチューナーやシンクロサポートもあっただろう -- 名無しさん (2022-06-13 12 54 35) 多少なりとも遊戯王をかじっていれば一目で壊れとわかる効果で、案の定出た当初からヤバいヤバいといわれまくって、正直禁止にするのが2、3年遅かったんじゃないかと思う。旧ルールで既存の召喚法を殺しにかかったからこそこんなカード刷ったんだろうけど、そう考えるとハリもまた被害者の一人。 -- 名無しさん (2022-06-13 17 20 08) カラクリ新規の縛りとか見ると機械のみSS縛りとか意味ないもんなあ 今後は出てきそう -- 名無しさん (2022-06-13 21 48 22) 禁止のおかげでうららも微弱体だ。所詮微弱体だが。 -- 名無しさん (2022-06-13 22 14 38) うららよりヴェーラーの方が弱体化してる -- 名無しさん (2022-06-14 01 58 26) 投獄されたチューナーはハリ登場以前からヤバい奴の方が多かったような -- 名無しさん (2022-06-14 08 47 36) バルブくらいなら返していいかもしれんが他は大概な奴らしかいねえからな… -- 名無しさん (2022-06-14 09 07 16) ハリファイバー自体はそんなに暴れると思わなかったんだろうな。ハリが暴れたからその後に出るカードには縛りが増えた。縛りのあるモンスターを出し続けるのに縛りがないハリが生きていた事自体がおかしい -- 名無しさん (2022-06-14 10 04 38) コイツの禁止はデッキシンクロするカードが今後出る伏線なんじゃないかと思ってる。アナコンダ禁止も似たような経緯だし -- 名無しさん (2022-06-14 14 38 23) ありがとうハリファイバー(*´;ェ;`*)君の事は忘れない…。 -- 名無しさん (2022-06-14 19 07 31) これがファンデッキの救世主とか言われてるの本当嫌い、こいつから汎用出すだけだし -- 名無しさん (2022-06-14 19 46 10) リンクショック時代なら必要悪として制限止まりにするしかなかったけど、流石に改訂後はねぇ -- 名無しさん (2022-06-14 20 00 52) エラッタで自分をリンク素材にできない縛りつければかえってこれるかね? なんだかんだでシンクロサポートとしては好かれてたから、リンクの補助にならないようにすればそんなに嫌われない気がする。 -- 名無しさん (2022-06-14 21 46 02) スプライトで誘発チューナーを実質サーチしてたし多分無理 -- 名無しさん (2022-06-14 22 10 19) 新マスルールが無ければこのカードが生まれることが無かったかも。 -- 名無しさん (2022-06-14 22 13 55) 禁止になったからには今までの使っていたテーマ全てに互換性のあるやつ出せよ -- 名無しさん (2022-06-14 23 49 08) 結果としてリンクショックから5年以上の空白を作らさせられた複数のシンクロテーマへの補填としてリンクヴレインズパックのシンクロ版のシンクロヴレインズパックを作ってくれ -- 名無しさん (2022-06-15 15 25 25) TGが見るも無残な死体になってしまった… -- 名無しさん (2022-06-15 18 14 44) ↑まだスターガーディアンがいる -- 名無しさん (2022-06-15 18 33 03) スターガーディアンは元々展開に組み込んでる上でキツいって話だと思うの -- 名無しさん (2022-06-15 19 26 37) どんなデッキでも対応したチューナー仕込めばハリラドン、ハリセレーネアクセスって、ファンデッキの救世主と言うよりファンデッキの個性殺していたようなカードだし、禁止化が本当に遅すぎた… -- 名無しさん (2022-06-15 21 54 36) 周知されてるハリ絡みの展開よりテーマ固有の展開の方がマストカウンターされにくいから選択肢の一つと思ってた -- 名無しさん (2022-06-15 23 51 31) ワイスピードロイド使い、ラドンじゃなくてホッとした -- 名無しさん (2022-06-16 12 06 34) だれが・どう見ても・ぶっ壊れって本来こういうカードのことだよな。本家DDBはエクストラから出せるデカいキャノソルくらいの認識だろうし、あそこまで暴れたのも想定外なところはあっただろう。こっちは本当に書いてあることなにもかもがぶっ飛んでる。 -- 名無しさん (2022-06-25 18 27 39) 「やれる事が多過ぎた」転じて「お前はやり過ぎた」これに尽きる -- 名無しさん (2022-06-25 23 41 08) エラッタするにしてもよくあるターン1制限は既にされてるし、呼び出すチューナーに種族制限付けて専用サポートになっても普通に悪用されそう -- 名無しさん (2022-06-26 00 45 48) ハリファイバーのお墓を建てるウラ -- 名無しさん (2022-07-01 00 11 00) 相変わらず融合エクシーズリンク環境だしKONAMIは早くシンクロの環境テーマ出して 融合にはアナコンダ禁止にした4月にティアラメンツ登場させたんだしさ -- 名無しさん (2022-07-15 08 22 26) 勅命や虚無と違って惜しむ声もあるあたり「誰がどう見ても」では無いがな -- 名無しさん (2022-07-15 13 52 32) 本来テーマにあるべき潤滑油をハリファイバー君一枚で補ってたんだからテーマ補強を怠ったKONAMI君が悪い。 -- 名無しさん (2022-08-22 11 32 44) 全盛期のハリファイバー伝説「禁止になった後にもYUDTで活躍した」←New! -- 名無しさん (2022-08-29 18 14 39) チューナー含むモンスターを2体並べるところからスタートする全てのデッキをハリファイバーデッキの下位互換に追いやったから禁止は妥当 -- 名無しさん (2022-09-02 19 17 53) 禁止は別にいいけど補填としてシンクロ強化沢山してくれるとかが無いのがなぁ -- 名無しさん (2022-09-06 09 31 49) MDだとハリラドン除けば閃刀姫がハリセレアクセスするくらいなのにラドンじゃなくてハリ殺すんだ?って思った。まあそこはまだ納得するにしても勇者規制でアナコンダ制限止まりはあのURだらけの烙印パック剥かせる気満々すぎて笑っちゃう -- 名無しさん (2022-09-16 16 02 21) アハシマと同じようにリンク素材にできないの一文さえあれば死ぬことはなかったのに -- 名無しさん (2022-09-16 17 50 07) Q.テーマに捉われない2体で済んで自分のデッキから誰かを特殊召喚出来て即リンク3に出来るやつ A.ハリファイバーぐらいしかおらんよ -- 名無しさん (2022-09-17 10 11 35) ↑↑ハリやエレクトラムが暴れた結果、後発組の制約でしょ。今となってはスプライトでX素材に出来るからどのみちアウト -- 名無しさん (2022-09-17 10 21 32) アナコンダ君ザマァって言ってっけど、お前もいつブチ込まれるかわからんからね?? -- 名無しさん (2022-09-17 11 00 50) リンク召喚に成功した時と効果を発動った -- 名無しさん (2022-09-27 02 51 24) 書き込みミスごめん。 リンク召喚に成功したターン、または効果を発動したターンはシンクロ召喚でしかEXデッキから特殊召喚できない。みたいになればまだ良かったとは思う。 -- 名無しさん (2022-09-27 02 54 55) 海外でも逝った!逝っちまったぞ! -- 名無しさん (2022-09-27 04 09 41) 案の定海外でも淘汰。唯一残った居場所が収録の遅かった微妙ゲーのLotDという皮肉 -- 名無しさん (2022-09-27 06 22 57) 海外でも禁止おめでとうございます!二度と帰ってくるな! -- 名無しさん (2022-09-27 20 32 14) じゃあな!アバよ! -- 名無しさん (2022-10-01 00 11 48) シンクロファンデッキの展開力を補う用途なら、特殊召喚元が「手札・デッキ」からじゃなくて「手札から」だけになって戻ってきてくれるだけでも十分そう ヴェーラーを手札から出さないといけないならハリセレーネアクセスにも納得いくし -- 名無しさん (2022-12-14 13 45 57) 結局リンクブレインズの3強全部テーマもどきの汎用なわけでなぜテーマ名つけたのか謎でしかない。実際アナコンダ以外素材に名称縛りつければテーマ切り札くらいの認識で許されるだろ -- 名無しさん (2023-04-17 14 26 45) テーマ触ってないから本当のとこわからんけどアナコンダもハリも本来のテーマとの相性はそんなに良くないらしいのがひどいと思う -- 名無しさん (2023-05-08 05 06 21) ↑こちらは元のテーマとの相性はあちらよりはまだいい。ただ、カテゴリーサポートがあまり受けられないとか、他所のデッキでインフラしていたイメージの方が目立つ -- 名無しさん (2023-06-06 11 56 10) ハリは縛りの内容含めてクリストロン向けにも設計されてるし使ったよ -- 名無しさん (2023-07-14 10 49 07) ただハリラドンしたほうが強かったんだけど… -- 名無しさん (2023-07-14 10 49 41) こいつは他の禁止カードと違って必要以上に擁護する奴が多くて本当にウザかった -- 名無しさん (2023-12-27 19 19 30) もうティアラより弱い雑魚カードなんだから解除していいよ さっさと復帰勢に束の間の希望を与える生贄になってな -- 名無しさん (2024-05-16 19 22 39) 名前 コメント
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登録日:2009/10/18 (日) 23 22 00 更新日:2024/07/02 Tue 19 21 53NEW! 所要時間:約 36 分で読めます ▽タグ一覧 DT再録 LEGENDカード オーティス ダイナソー竜崎 ダークネス デュエルリンクス ドラゴン ドラゴン族 バニラ ブラックドラゴン ホログラフィックレア メタル化 レッドアイズ 原作出身 城之内の嫁 城之内克也 天上院吹雪 所要時間30分以上の項目 星7 最上級モンスター 真紅眼の黒竜 竜 融合素材 通常モンスター 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王ラッシュデュエル 闇属性 「赤き竜がもたらすのは勝利にあらず、可能性なり」 「真紅眼の黒竜」とは遊戯王に登場するモンスターの1つ。 真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラック・ドラゴン)/Red-Eyes Black Dragon 通常モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族 攻2400/守2000 真紅の眼を持つ黒竜。怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。 ※旧テキストは「攻撃力は上級レベル。まぼろしの超レアカードだ!」 ドラゴン族では(一応)「青眼の白龍」と対となる竜。 ちなみにドラゴン族以外で「青眼の白龍」と対になるのは「ブラック・マジシャン」「カオス・ソルジャー」である。 よく勘違いされているが青眼と違い『龍』ではなく『竜』である。 なお非OCGではあるが過去には赤眼の黒龍や真紅眼の黒龍といった表記も見られた。 また、フィギュア化もされている。 青眼フィギュアと同じ会社でクオリティーも同じ、お値段も同じく7万のもの。 2011年春発売の遊戯王ワンコインフィギュアの二種類である。 ●目次 【概要】【そして…】 【インフレの壁は厚く…】 【強化への希望と諦念】 【現状と今後】 【レッドアイズ関係カード】エクストラデッキ ■主な真紅眼の黒竜と相性の良いカード 【このカードでデッキを組むなら?】【主なデッキ構成の型】【融合型】 【デュアル型】 【アンデッド型】 【スキドレッドアイズ型】 【ドラゴンリンク型】【鋼炎竜型】 【実質先行ワンキル型】 【原作・アニメ等での活躍】 【概要】 名前の通り赤い目に黒い体色の竜で、種族はもちろんドラゴン族。 「レッドアイズ」が「赤眼」ではなく「真紅眼」と表記されているところに中二心をくすぐられるだろう。 名前やフレイバー・テキストがやや炎属性っぽいが、闇属性である。 シャープに描かれたイラストや遊戯と城之内の友情エピソードもあり高い人気を誇るが、 7つ星かつ通常モンスターにもかかわらず、攻撃力は2400しかない。 これはリリース1体で出せる「デーモンの召喚」未満、リリース1体の標準値程度であり、かなり寂しい。 守備力が2000と高い点を活かそうにも、「半魚獣・フィッシャービースト」はこれまたリリース1体で同等の攻守を誇る。 攻撃力2400かつ城之内が使っていたモンスター同士という関係で「人造人間-サイコ・ショッカー」の有能さと比べてネタにされることも多かった。 「上級レベル」という旧テキスト通りと言えばテキスト通りだが、さすがに自重しすぎである。しかもレッドアイズカード全体で攻撃力が上がるようなギミックも薄い。 昨今通常モンスターは場に出てすぐ素材になることが多いとはいえ、リリース1体の上級程度なら大抵は一方的に戦闘破壊できるブラマジやブルーアイズとの差は大きい。 具体例をあげると、それらが純構築にする場合はバニラ3枚投入がほぼ必須な中、このレッドアイズの場合付与効果が薄いため、純ですらバニラはなるべく減らしたくなるのである。 あげくそのバニラを先行の状況で直接呼び出すにも四苦八苦する有り様なのも、格差を感じる要素。 派生・サポートカードが充実し始めたのがブルーアイズやブラマジに比べてかなり遅く、第4期に入るまでは攻撃力3000超えだがバニラの融合形態2種と、わざわざ出すメリットが薄いメタル化形態が存在していたぐらい。 この時代の2体融合モンスターとしては攻撃力が高く「融合解除」を絡めた1キルも狙えたが、正直ファンデッキでの使用が大半で、上記2種のエースモンスターに勝る点はほとんどなかった。 しかもインフレが始まるギリギリのタイミングだったこともあり、その多くが時代遅れで使い物にならない、という痛さ。 しかしドラゴン族の地位向上によりブラマジ、エクシーズ召喚の登場により青眼との明確な差別点を獲得した。 融合モンスターは青眼よりも充実しているが、内2体は初期の効果なし融合モンスターという実質バニラカードである。 というわけで差別化自体は容易だが効果が弱いのと青眼側も充実し始めたことでで正直こちらでも今は微妙である。 攻撃名は黒炎弾(ダーク・メガ・フレア)。 ルビは元々後述するレッドアイズ・ブラックメタルドラゴンの攻撃名だったのだが、だんだん混ざるようになり、OCG化に伴ってかGXではルビ通りに統一。 しかし、そのまま「こくえんだん」と読む人も多い。 このカードは原作やアニメなどで結構な活躍をしており、モンスター自体のデザインも非常にカッコ良く、根強い人気を誇っている。 だが、上記のスペックやサポートカードの問題からこのカードをメインにデッキを組もうとする決闘者は少なかった。 現環境においては、「真紅眼の黒竜」が持つ「闇属性・ドラゴン族・通常モンスター」という サポートカードに恵まれたステータスを活かしたデッキが生み出されている。 単なる最上級バニラドラゴンとしては上記の青眼の白龍、闇属性でもトライホーン・ドラゴン等が存在するが、レベル7という点で差別化が可能。 「カーボネドン」で蘇生できる範囲の最高レベルであるほか、レベル1のチューナーと組み合わせ優秀なカードの多いレベル8シンクロを出したり征竜や妥協召喚できるレベル7と共に精鋭ぞろいのランク7エクシーズに変化したりできるという強みがある。 レベル7のバニラドラゴンにも攻撃力で勝るホーリーナイト・ドラゴン等がいるが、属性の違いや豊富な専用サポートで差別化でき、同属性のエビルナイト・ドラゴンやクレセント・ドラゴンよりも攻撃力は高い。 もっとも現状の【ドラゴン族】では単なる最上級バニラを必要とするのは【聖刻】等一部に限られるため、実戦では真紅眼の黒竜を名指しするカードや各種「レッドアイズ」サポートを活用していくのが基本である。 だが、問題は、汎用のサポートカードが強すぎてよく考えなければ、「単なる真紅眼の黒竜入りドラゴン族デッキ」になりかねない所。 かねてからテコ入れがなかなかされないのも、レベル7故に本来のテコ入れとは無関係な連中が今すぐにでも暴れかねないからかもしれない。 要するに「真紅眼の黒竜の独自性が出しにくく、特化するなら青眼の白龍がいい」という本末転倒な難点が付きまとっているのが実情。 というわけで、真紅眼の黒竜を本当にメインで使いたいならば、相当なデッキ構築のセンスが問われるというのが基本である。 【そして…】 ……しかし、 無関係な連中が投獄された後 2015年4月、突如「真紅眼の黒竜」自身への大量のサポートが追加されることが決定。 長い雌伏の時を経て、ついに真紅眼の反逆が始まる……!! 真紅眼の黒竜はまさに可能性の竜なのである。 上記の通り、真紅眼の黒竜のテコ入れは 「下手に強化するとやばい連中(主にレベルが同じ征竜)がアップを始める、やっても他デッキの劣化になる」 という面から非常に困難と見られており、アニメシリーズでの扱いの悪さ・派生カードの微妙さから半ば絶望視されていた。 落ちるとこまで落ちぶれていたのが名実ともに現役に復帰し独自の個性をも手に入れた青眼の白龍があまりに眩しすぎたこともあり、 元祖不遇カードという触れ込みからソス教教祖というあだ名も有るほどである。 ……そんなユーザーの10数年続く嘆きに、KONAMIはこう応えた。 「融合から物理で殴って、バーンで削ればいい」、と 2015年4月パック「クラッシュ オブ リベリオン」で待望の大幅なテコ入れが決定した。 強化方針も《黒炎弾》《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》を元ネタにするデュアル&融合&バーンという独自路線である。 融合体の大火力バーンで一気に決めたり、真紅眼の鋼炎竜のチクチクバーンを併せて相手を縛ったりと幅のある戦術がとれる。 ライフアド軽視の遊戯王OCG界にトリッキーなライフ削りで一気呵成に殴り込んだ。 さらにオッP派生勢と相性の良いエクシーズ真紅眼。 CPではドーマ編に登場した真紅眼の影霊衣…もといロード・オブ・ザ・レッドも登場。 現状、直接に真紅眼となるペンデュラム・リンクモンスターこそいないものの、『バニラ』『デュアル』『融合』『儀式』『シンクロ』『エクシーズ』などに関連カードがそろい、 文字通り決闘者の数だけさまざまな方向性のデッキを開発可能になった。 まさに可能性の竜である。 新規デュアルは素材元2体をリスペクトした効果を内蔵しており、 専用融合も事実上元のバニラカードが必須というかつてのワイトの悲劇を反省した仕様である。 これにより差別化自体はなされたのだが、以降の遊戯王環境は一気にインフレの波に傾いていくことになる。 【インフレの壁は厚く…】 新規カードによって方向性が広がった反面、様々な要素が散らばった結果、かえって主流となる流れが定まらなくなり、デッキとして纏まりが生まれにくくなってしまった。 そもそも現在の主流はモンスター自体はほぼ1テーマをメインに固めて、それ以外のカードで弱点を補ったり強みをより突出させる運用が基本である。 しかし、レッドアイズはモンスターもサポートカードも痒い所に手が届かず奮わないものがほとんどで、純としてデッキで組むのにも採用が躊躇われる。 逆にたまに出てくる有用なカードはレダメ(エラッタ前)やドラグーンみたいにやり過ぎて禁止になるという両極端。 鋼炎竜はまれにお呼びがかかるが、基本的に「他を出すためのつなぎ・潤滑油」としての活用法であり、レッドアイズが切り札としての運用を求められる事例はほとんどない。 結果として、「レッドアイズテーマを作る時はレッドアイズ関係を減らした方が強い」と揶揄されやすく、 「一部のレッドアイズ関係カードは普通に使える性能なので、ドラゴン族デッキ・ドラゴンリンク目線で繋ぎとして一部のみ入れる価値があるだけ(主にレダメと実質付属品の黒鋼竜)」 「趣味の領域でレッドアイズを無理矢理入れてるだけ(=混成にするなら実際はもっと他に強いテーマがたくさんある)」 というのが実際ほとんどの場合で起こってしまう。 テーマを彩るコンボが出来るモンスターカード、サポートカードの力が明らかに足りておらず(主に展開面)、ドラゴン族サポートでレッドアイズをサポートするという形になっている。 青眼に対して「テクニカルタイプ」のテーマと言われるが、最早それは形骸化した評価で、現実はただ何にもなりきれていない半端なテーマである。 ぶっちゃけ脳筋パワー型と呼ばれる青眼以上に強力な搦手が少なく、むしろレッドアイズの方がよっぽど脳筋志向が高い。 更にインフレが進んだ今となってはその青眼すらもパワー不足と言われており、それに数段劣ると評価されてるテーマパワーのレッドアイズの評価がどれだけ低いかはお察し。(*1) とは言えかつてに比べれば回す余地は十分にあり、できることの多さから意外なネタを繰り出せたりするので愛好しているデュエリストも少なくない。 なんだかんだで原作の主流カードだけに新規カードも度々出ているなど優遇されていないわけでもない。 青眼やブラマジと比べてしまうと強化が散発的でカードが揃いにくいため、流石に目をかけられていないと言わざるをえない。 が、ちょくちょくとはいえ追加自体はされているので、人気の高さと相まって今後の発展して欲しいと期待はされているテーマではある。 しかし現状はドラゴン族で良さげなカードが出ると「レッドアイズで使えるかも?」となる程度のもので一喜一憂するパターンが多いのも事実。 結局その手のカードは他のテーマデッキの方が扱いやすい、というオチが付きやすい。 【強化への希望と諦念】 現実問題、都度都度インフレしていく環境下では数枚実装した程度では改善されない、というのが大方の見立てである。 はっきり言うとまったく手をかけられていないわけではないにせよ、全体で見ると長年見捨てられてきたテーマであり、公式の手に余るレベルで弱くなりすぎたのである。 実際これまでに投入されたカードも先のやりすぎて禁止送りにされた経験や、サーチ出来たら強かったであろう黒炎弾バーン軸の理論上の強力さもあってかあと一歩効果が及んでいないものが多い。 特に15年実装のカード群はインフレが一気に進む手前に実装されたことが仇となり、かつては各項目も評価目線で執筆されていたが、現在の視点ではどれも控えめな性能過ぎるのである。 攻撃力が全体的に低いわりに特殊効果で相手をかき乱す力が弱くあんな見た目で優しいな、特に除去能力が貧弱。よって強い耐性持ちや戦闘破壊無効等のカードと対面相性が最悪 真紅眼融合のせいで(即効性だけはあるが)展開力が皆無で、これを補うのに他テーマに依存する必要がある。このうえでトレンドの「手札からほぼノーリスクで直接召喚」できるものが少ない比較的バニラを呼び出せる手段の多い青眼やブラマジと比べるとバニラを手札から直接出すことすらレッドアイズは困難という枷を背負っている 他テーマ依存度が高い=レッドアイズである意味が薄くなる、特にクシャトリラとの混成はよく候補に上がるが、正直これでも処置なしなくらいパワーが落ちる これまで追加されてきたカードの効果に一貫性が乏しく、どの側面を活かしてデッキを組もうとしても微妙に要素が不足するテーマカード間のデザイナーズコンボのような繋がりが殆ど無く、また種族も属性もレベルも統一されていないと無駄に個性豊かな為に個々のカードに対してそれぞれ別の方法で介護を行わなくてはならない 最低限の動きをする為に要求されるカード枚数が多く、他のテーマと組み合わせる際の自由度も比較的低い レッドアイズ関係カードに未実装の要素が多すぎる。モンスターならリンクとペンデュラム、そしてチューナーが、魔法なら速攻・永続・フィールド魔法が存在しない。専用の永続カードは鎧旋くらいシンクロはあるがほぼアンデッド軸専用、またトゥーンのレッドアイズはトゥーンデッキ以外使えなかったりとテーマ内ですら連携が断絶されているものもある 一応テーマカードなのに融合モンスターが平時にレッドアイズの名を冠さないせいで効果の恩恵を得られないものが多く、逆に新規カードに「レッドアイズのみ召喚可」といった制約をかけたうえで実装しづらい(*2)闇属性・ドラゴン族・☆7がメインということもあり出張性能だけは相当に優秀なため、これも強化の妨げになっていると評価されている サーチ手段が黒鋼竜以外発動条件が微妙だったり、全体的に効果発動の制約が多いためアドリブ性皆無。直接墓地行きで発動する効果もなくデッキ削りにも弱い 手札消費が屈指の激しさながらドローソースに乏しく、加えて汎用ドローソースとの相性が微妙(*3) インフレ化した各種テーマデッキに対抗するために用意された「先攻妨害」や「後攻カウンター」等のインフレした汎用妨害カードに弱すぎる。うらら・G・無限泡影など汎用カードは例に漏れず全て致命傷で、1枚投げられただけでも止まる とまあ、上げればキリがないくらいレッドアイズには先の追加カード以降、いや、22年のインフレ下に追加された新規カードの時点ですら環境で通じる要素がほとんど存在しない。 レッドアイズデッキの固有の強みがないということはそれだけ環境に対抗するには汎用カードが必要になるが、結局「レッドアイズである必要がない」という結論に至る。 なまじ属性等には恵まれていることから出張性能自体は高いため、他所からの出張が増え、レッドアイズの味が薄れる…という逃れようのない負のスパイラルに陥る。 あとついでにその属性等に恵まれているせいで、それらに巻き込まれて対策カードで容易に潰されやすい、という新たな弱点も見え始めている。 その最たる例がビーステッド。混成で組む場合、その属性や恵まれた効果からとの相性は良好だが、こちら側が使われると1発でも展開を止められかねなかったりする。 超融合による「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」の材料にされることも多く、現在ではレッドアイズ目線では利点よりデメリットの方が多いといえる。 レダメ、鎧旋、ドラグーンなど、何故かレッドアイズカードは最大の強みに対して「レッドアイズのみという制限をかけない」ものが多く、少しでも制限を緩くすると過去の悲劇の再来になりかねない可能性が一応ある。 このことがレッドアイズのテーマ性の拡充を妨げていることは確実で、手を付けられない理由の一つなのかもしれない。 そうでなくてもレッドアイズ関係だけにモンスターを絞ったデッキの場合であっても、かなりの運ゲーにはなるが先攻1ターンキルが可能なバーンコンボがある他、バーン方面はそれなりに充実している。 そこだけ見れば一応理不尽さを押し付ける可能性はしっかり持っているのである。 ただ実際のところ公式は「青き龍は勝利をもたらす。しかし、赤き竜がもたらすのは勝利にあらず、可能性なり」という言葉を「レッドアイズはエース級になれない」と解釈しているのか、 基本的に何かのデッキの素材へと繋げる可能性に寄っている現状がある。 加えて言うと姉妹展開のラッシュデュエルでもメテオ・ブラック・ドラゴン路線の派生=レッドアイズを冠さないモンスターが多い 先の新規カード等、1枚ずつ着実に強化されてはいるものの、レッドアイズテーマのデッキパワー自体はやはり不十分であり、 出張してきたカードの性能のおかげで形をなしているという状態。 テーマ内の強力なコンボ・連携が重視される現代遊戯王において、混成しないと回らないというのはファンデッキとして見てもあまりに弱すぎるのである。 あげく、マスターデュエルやデュエルリンクスに至っては先述の通り裏のエースカードとも言える亜黒竜が事実上の実装不可な状況があるため、テーマ的に余計に弱くなっている。 では紙では強いのかというと、真紅眼融合のキツすぎる制約をすり抜けるためのお供だったアナコンダが禁止となり、融合軸がほぼ死んでいるという有り様。 可能性の竜と言われるだけあって、確かにバーン方面で下手に強化すると環境どころじゃないものになれる理論上のポテンシャルは秘めている。 ……が、正直そのバーン路線のせいで調整が難しいことになっており、かつての失敗もあって調整がかなり慎重路線。手を付けられても微妙というのが多い。 【現状と今後】 雑な強化カードを出しては即制限・禁止行き、ということが目立ちやすく、そうなればドラグーンの二の舞でしかない。 強化するのなら軸を決めておき、既存のカードのチグハグさを補う新規カードを刷る、という形が望ましいのではないかとも言われる。 例えばレッドアイズモンスターをサーチできるレッドアイズ魔法カードが出るだけでも《レッドアイズ・インサイト》での初動がスムーズになる。 11期以降なら1枚の新規に2枚程度の効果を詰め込む様な新規が出ることもあり、そこに何か墓地効果を付け加えれば一線級までは無理でも既存のカードを活かす運用はできる。 既存のカードも発動後の効果だけ見れば良いものを持っているものはおり、既存カードを最大限活かせるようになることが望まれるだろう。 当然その場合は「そのターンはレッドアイズテキストを保有するモンスターのみ召喚可能」といったような制約がないと長年懸念されている出張性能の高さが顔を出し、 結局は「レッドアイズは何かの繋ぎ」というところで落ち着いてしまうため、良い塩梅の制限と強化が求められるだろう。 レッドアイズが新たな、レッドアイズとしての可能性に目覚める日は、果たして来るのだろうか……。 なお、派生作品である『ラッシュ・デュエル』では専用の融合モンスターや新規の派生モンスターが登場している。 それらがOCGに移植される可能性は低いものの、おかげでOCGとは比べ物にならないくらいのデッキパワーを持ち、結構戦えるまでになっている。 ただ先の通り融合先には尽くレッドアイズ名称も「見なしレッドアイズモンスター」も付かないためやはりテーマとしての相性が絶望的に悪く、仮にOCGで出た場合もそこが難点になりそうのは御愛嬌。 【レッドアイズ関係カード】 + 派生モンスター レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン 特殊召喚/効果モンスター 星8/闇属性/機械族/攻2800/守2400 このカードは通常召喚できない。 自分フィールドの、「メタル化・魔法反射装甲」を装備した 「真紅眼の黒竜」1体をリリースした場合にデッキから特殊召喚できる。 「メタル化」で強化された「真紅眼の黒竜」がカード化されたもの。 原作ではキースのカードを「墓荒し」で借りパクして進化させた。 特殊召喚が面倒な割に、攻撃力ぐらいしかメリットがなく、 何より「メタル化」の効果が失われている。 更にデッキからしか特殊召喚できないため、手札に来てしまうと出せなくなってしまうという不親切な仕様。 したがって、「メタル・デビルゾア」以上に微妙な立ち位置である。 普通に「メタル化」を装備した真紅眼で殴っていくか、後述する「闇竜」を使う方がいいだろう。 後述の「黒炎弾」等とのコンボは可能だが、 「真紅眼の黒竜」をコストにするにしてももっと強力なモンスターを召喚したい所。 どうしても使いたいというのであれば、専用のファンデッキを組むことになるだろう。 余談だが、こいつと「メタル・デビルゾア」は自身の召喚条件でデッキから特殊召喚するところが特徴である そのおかげで、特殊召喚が地味に妨害されにくいが…。 OCGではゲームの特典として初登場したが同じシークレットであったメタル・デビルゾアよりも封入率が低かった。 一度イラスト違いばかりを収録したプレミアムパックで再録されるが、その後は性能もあってか再録される機会はなく、 約15年後に再録されたがプレミアムパックの時のイラストで再録されており初登場時の再録はOCGではない。 そのため初期イラスト版はその希少性もあって同ゲームの特典としては最も高値で取引されている。 逆にTCGでは日本同様に初期イラスト版がゲーム特典で収録後プレミアムパックの物も登場したが、日本では未発売の レジェンダリー・コレクションというパックにてノーマルで初期イラスト版が再録されている。 真紅眼の闇竜(レッドアイズ・ダークネスドラゴン) 効果モンスター 星9/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上に存在する「真紅眼の黒竜」1体をリリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。 このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在するドラゴン族モンスター1体につき300ポイントアップする。 第4期初のストラク「ドラゴンの力」で登場したレッドアイズ。 同時発売された「アンデットの脅威」の「ヴァンパイアジェネシス」とともにパッケージを飾った。 腕が無く、体中に紅い結晶の付いたドラゴンというかワイバーンみたいな外見。 特殊召喚モンスターであり、召喚条件は「真紅眼の黒竜」1体をリリースすること。 効果は「自分の墓地のドラゴン族1体につき攻撃力が300ポイントアップする」というもの。 少なくとも墓地には真紅眼が1体いるので実質的な基本攻撃力は2700であり、墓地にドラゴン族を貯めれば攻撃力はさらに上昇する。 …あまり出くわさないが「バスターブレイダー」という天敵には注意。 融合軸等の上位モンスターの攻撃力が2800なことを考えると、基本的な最低保証が2700という点が微妙。 さらに蘇生ができず、墓地からの特殊召喚の手段が多い【レッドアイズ】との相性はよくないが、召喚条件がリリースなので「闇黒の魔王ディアボロス」のトリガー役になれる。 一応「黒鋼竜」によってサーチは容易なので、墓地送り自体はそこそこ得意なレッドアイズであれば、汎用カードとの合わせ技を駆使出来る構築によっては十分な火力が出る。 他にも真紅眼の黒竜を伝説の黒石で呼び出したり、E・HERO プリズマーでコピーすることで、召喚は格段に楽になる。 召喚条件と効果から、おそらくは「青眼の光龍」を意識したモンスターだろう。 あちらより素のステータスや耐性では劣る反面、出しやすさでは圧倒的に勝る。 かつては「墓地にドラゴン族が溜まっているなら龍の鏡でF・G・Dを出した方が良い」「出しにくい割に火力しか能がない」などの理由から「ストラクにありがちな使えない看板モンスター」の代表扱いだった。 しかし、今は上記のサポートなどで簡単に黒竜も出せるようになったため、【レッドアイズ】の打点強化のために採用することもあり得なくはないとされている。 できれば除去耐性を付与したいところだがこいつに付与出来るレッドアイズ用の耐性カードが皆無なのが難点。 そこまでしても結局は脳筋カードなのでメインとして使うよりはあくまで隠し種の一つとして使うほうがいいだろう。 融合軸やエクシーズ軸は割合墓地にカードを溜めやすいのでおすすめ。 真紅眼の不死竜(レッドアイズ・アンデットドラゴン) 効果モンスター 星7/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000 このカードはアンデット族モンスター1体をリリースして 表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。 このカードが戦闘によってアンデット族モンスターを破壊し墓地へ送った時、 そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 第6期のストラク「アンデットワールド」で収録されたレッドアイズ。 「相手のアンデット族モンスターをゴヨウする」効果を持っている。 フィールド魔法「アンデットワールド」と併用する事で、 戦闘破壊したモンスターを元々の種族に関係なく自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 このカードと「アンデットワールド」は同じストラクに入っており、このコンボを前提としたコンセプトのようだ。 外見は「真紅眼の闇竜」がアンデット化した感じで、闇竜で宝石のような形をしていた部分に青白い火の玉が浮き出ている。 弱くはないが黒竜やサポートカードとのシナジーがないため、「アンデットワールド」を軸にした別のデッキを組むべきだろう。 ……それにしても、「真紅眼の黒竜」は派生体がストラクの看板になることが多い気がする。 レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン 効果モンスター 星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000 このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、 (2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、 手札から特殊召喚できる。 (2):自分メインフェイズに発動できる。 自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外の ドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。 GXでダークネス吹雪が使った真紅眼 「真紅眼の闇竜」がメタル化した姿なのだが、OCG化に際して効果は全く無関係なものになった。 「闇竜」は「真紅眼の黒竜」との併用が必須の特殊召喚モンスターだったが、 こちらは通常召喚もでき、【レッドアイズ】以外でも使える汎用ドラゴン族サポートになっている。 最上級モンスターでありながら自身の召喚ルール効果で手札から出せ、 1ターンに1度、同名以外のドラゴン族なら何でも蘇生というのはシンプルに強い。何故かレッドアイズ要素がここで薄れてしまう。 かつては名称指定でのターン1がなかったため、何らかの方法で出し直せばもう1度使えた。 ドラゴン族デッキにはまず搭載されているといっても過言ではない。 一方でこのことがツッコミどころにもなっており、例えレッドアイズモンスターであってもドラゴン族以外は蘇生できない。 エビルデーモンなどは鎧旋でサルベージできるとはいえ、そちらが罠である以上即効性がない。 この制約のおかげで悪魔竜を呼び出すためにエビルデーモンを採用、というのがしづらくなっている。 名称サポートを受けられる【レッドアイズ】ではさらに使いやすくなる。 「レッドアイズ・インサイト」や「流星竜」で簡単に墓地に送れ、「レッドアイズ・スピリッツ」で蘇生できる。 元々強かったが、エラッタ前は【聖刻】で「グスタフ・マックス」のエクシーズ召喚に使われたのが仇となって制限カードに。 その後もドラゴン族の切り札として使われてきたが、ガンドラX絡みのソリティアに使われたせいで遂に禁止カードになってしまった。 その後、2020年4月に同名制限が付くエラッタを経て、制限カードへと舞い戻った。 一応フォローしておくとアニメではしっかりと「真紅眼の闇竜」のメタル化といった位置づけの効果をしている。 原作版のメタル化・魔法反射装甲にあった魔法耐性も兼ね備えており、非常に完成度の高いカードだった。 Sin 真紅眼の黒竜 効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000 このカードは通常召喚できない。 自分のデッキから「真紅眼の黒竜」1体をゲームから除外した場合に特殊召喚できる。 「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。 このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。 フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。 映画「超融合!」でパラドックスが使用したSinモンスター そのため、地縛神もどきのテキストをしている。 ただ何故かレッドアイズにはフィールド魔法がないのに召喚維持にはフィールド魔法を要求される。 Sinデッキではいらない子だが、Sinの中では唯一レベルと属性が元ネタと同じなので、各種素材として優秀。 「黒鋼竜」でサーチすればデッキの真紅眼の黒竜を除外するだけで出せる。 シンクロ召喚やエクシーズ召喚に使うなりお好きにどうぞ。 「ドラグニティナイト-ロムルス」の登場で、ドラゴン族全般と相性のいい「竜の渓谷」をサーチできるようになったのも嬉しい。 一度出せば蘇生・帰還出来るので使いまわしも利く。 しかし後述する黒星竜のコストがこのSinよりも軽い墓地送りで済むことから、現在は一気にその立つ瀬が薄れ気味である。 たださしもの黒星竜も二枚目が手札にくると持て余しやすいことを考えるとこのターン1制限を掻い潜ってレベル7を増やすという点では決して悪い選択ではない。 ダークネスメタルや復烙印など、比較的レッドアイズでも活用出来なくないそれと合わせて活用する手もある。 黒竜の雛 効果モンスター 星1/闇属性/ドラゴン族/攻 800/守 500 自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送って発動できる。 手札から「真紅眼の黒竜」1体を特殊召喚する。 真紅眼の黒竜の雛と思われる下級ドラゴン。なかなか可愛い。 効果は、自身をリリースすることで手札から真紅眼の黒竜1体を特殊召喚するというもの。 「真紅眼の黒竜」はバニラゆえに手札に加えやすく、発動自体は容易。 かつては貴重な「真紅眼の黒竜」のサポートだったが、第9期には、デッキからレベル7以下のレッドアイズを何でも呼び出せる「伝説の黒石」が登場したために肩身が狭い。 「乙女」や「籠竜」といった他カテゴリの上位互換な後輩たちを見て、「カイバーマン」と共にため息を吐いているとかいないとか。 実はOCG最古のレベル1ドラゴン族であり、通常召喚可能なレベル1モンスターの中では攻撃力が高い。 ダークゾーンや一族の結束で強化すれば無理やり攻撃に使えなくもないか。 発動コストが「墓地に送る」なので《次元の裂け目》とかで墓地に送らせず除外系カードがフィールド上に存在する場合には使用できない。 真紅眼の飛竜(レッドアイズ・ワイバーン) 効果モンスター 星4/風属性/ドラゴン族/攻1800/守1600 このカードの効果を発動するターン、自分は通常召喚できない。 (1):自分エンドフェイズに墓地のこのカードを除外し、 自分の墓地の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 TAG FORCE3の特典で登場した下級のレッドアイズ。 墓地から自身を除外すると「レッドアイズ」1体を蘇生できる。 この手の蘇生カードにしては高めのな打点を持っているが、 通常召喚していないターン限定かつ、召喚できるタイミングがエンドフェイズと非常に遅い点がネックとなる。 相手ターン中に効果を使えるレッドアイズは少ないため、せっかく蘇生しても棒立ちとなってしまうことが多い。 ただ蘇生するだけならステータスは劣るものの手札コストと引き換えに墓地のドラゴン族を回収できる《神竜 アポカリプス》なども存在する。 何より、レッドアイズ唯一の風属性という点が足を引っ張りまくっている。 風属性のおかげでテンペストのコストにはできるのだがそもそもレッドアイズは闇属性の方が都合が良い場合が……。 ちなみに、後述のドラグーン全盛期には、ドラグーンとの相性は良かった。 単純にドラグーンの制圧性能が高いために、エンドフェイズの蘇生でも相手を圧迫できてしまうのである。 真紅眼融合をインサイトでサーチするコストとして墓地に落とすことで、相手がドラグーンを乗り越えたとしても復活の保険として有用だった。 その後ドラグーンが禁止にぶち込まれ、他の融合体は黒刃竜以外は墓地でレッドアイズ扱いにならないために利用できず、 現在では上記欠点のためにほぼ出番のない状態になっている。 アニメでは、特殊召喚できるのは「真紅眼の黒竜」のみだった。 伝説の黒石(ブラック・オブ・レジェンド) 効果モンスター レベル1/闇属性/ドラゴン族/攻0/守0 「伝説の黒石」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 ①:このカードをリリースして発動できる。 デッキからレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。 ②:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを手札に加える。 雛「卵に戻ってから本気出す」 他サポートの立場をなくすという意味でも青眼の白石に相当するカードが漸く登場。 サーチやリクルートが課題の1つだったレッドアイズにとって待望の専用リクルート効果である。 しかも、墓地のレッドアイズをデッキに戻しつつ自身をサルベージする効果まで付いているという至れりつくせりっぷり。 ただ、雛や白石に配慮したのか、「チューナーではない」「レッドアイズを手札から召喚できない」などの点がある。 当初こそそれなりに評価されたが、現在の評価は微妙。 というのも呼び出せるのが☆7までなため、そこまでレッドアイズに有益なカードがまず存在しない。 ☆7のバニラを並べたいなら鋼炎竜展開を軸に組んだ方がやりやすいし、黒石を出すために原則通常召喚権が必要なのでデュアルとの相性も悪い。 サルベージ効果も①の効果を使ったらそのターンに②の効果は使えないという微妙に回しづらい仕様。 レッドアイズメインのデッキを組むのであれば、墓地肥やししてなんぼのレッドアイズとしては相性がいいわけでもない。 イマイチ効果が活かせていない感が強く、おまけに青眼には「太古の白石」が実装されたこともあり、 それに対応するものがない黒石側にはますます立つ瀬がない。 よって採用されるのは専らレッドアイズ以外がメインのデッキが多い。が、それについても最近はあまり重宝されにくくなりつつある。 そもそもレッドアイズで☆1に通常召喚権を使うなら下記の黒鋼竜のほうが明らかに強いことも向かい風の理由。 レッドアイズの今後の強化により、召喚権を使わずこれを呼び出せる手段が出れば一転して道が拓けるポテンシャルはあるか。 レッドアイズが手札に来てしまった場合は、デッキに戻すカードを使うか、手札融合するか、 雛や古のルールで出すか、闇の誘惑や七星の宝刀などのコストにするかはあなた次第。 なお、金華猫から野獣の眼光を出せるのは現在レッドアイズサポート3種のみである。 黒鋼竜(ブラックメタルドラゴン) 効果モンスター レベル1/闇属性/ドラゴン族/攻600/守600 ①:自分メインフェイズに自分フィールドの「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 自分の手札・フィールドからこのモンスターを攻撃力600アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。 ②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「レッドアイズ」カード1枚を手札に加える。 ユニオンのような装備効果を持つメカメカしい竜。だが、ドラゴン族である。 攻撃力600アップ効果はありがたく、青眼と攻撃力で並ぶことができる。 しかし、こいつの真価はフィールドから墓地に送られたときに発動するサーチ効果。 登場した当初は装備カードとして使用した場合のオマケのようなものだったが、第10期に入ると「リンクリボー」の登場で、召喚してすぐに墓地に送り込めるようになった。 さらにこの効果には1ターンに1度の発動制限がない。 「守護竜」が登場すると、「レダメ」で何度も使い回し、強力なドラゴン族を展開しつつサーチ効果を連打できるようになった。 そのため、【レッドアイズ】での過労死枠と目されるようになった。 だが逆に言えばレッドアイズのサーチカードとして、現在はこの黒鋼竜への依存度があまりにも高すぎるのが難点。 このカードの汎用性は現代遊戯王でも通じるくらい高いが、おかげでレッドアイズのサーチは本カード実装以降なかなか拡充されない側面もあるのかもしれない。 レダメの効果が変更されたこともあり、過重労働を強いるのにも他テーマに重く依存してやっとになるため、 レッドアイズ向けではあるがドラゴンリンクにおける初動候補の一つとして、後発への繋ぎとして使われやすい。 特にマスターデュエルにおいては輝白竜ワイバースターが禁止になった事もあり、ドラリンデッキの初動としてしばしば見かける事がある。 一応、レッドアイズ関係カードとしては「墓地送りという発動条件」はサーチカードとして最も緩いのだが、逆に言えばデッキから送っても効果が発揮できないのは普通に不便極まりない。 ターン1制限なし、という点からこの辺りは本来なら仕方ないといえることなのだが、何分固有のサーチ手段がまったく足りていないレッドアイズ的には苦しすぎる制限。 当然だが、うらら等で無効化されればそのターンは仮に2枚目を活用できる状況にあっても使えなくなる。そういう意味でもリスクが高すぎる。 竜の霊廟等でそのまま送って効果発動…とかならもっと強かったのだが。 レッドアイズの中では数少ない「現代遊戯王でも強い(レダメ込み)と言って差し支えないカード」であり、展開の要である。 が、同時にテーマの問題点を象徴するカードともいえる。 また、スケープ・ゴートと組み合わせると…。 元ネタは恐らく「闇竜族の爪」。 真紅眼の黒炎竜(レッドアイズ・ブラックフレアドラゴン) デュアル/効果モンスター レベル7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000 ①:このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。 ②:フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。 その場合、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。 ●このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。 このカードの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。 「真紅眼の黒炎竜」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。 金属化、闇堕ち、ゾンビ化、Sin化に続きまさかのデュアル化 …っていうかデュアルモンスター自体およそ1年ぶりである。 再度召喚された状態のバトル後に《黒炎弾》を放つ物騒な竜である。 色々ぶっ飛んでいるように見えるが、デーモンの効果がそれ以上に豪快なため相対的に地味。 本家「真紅眼の黒竜」の上位互換に見えるが、デュアルなため後述の専用融合ではデッキ融合できず、かつカード名も違うので手札融合も不可能。 さらに元の黒竜と比べて融合準備や融合徴兵に対応しておらず、闇竜にもなれない(あと自前で持つとはいえ黒炎弾非対応)。 と、扱いやすさでは向こうが上回るので、こちらは2種類目・4枚目以降の黒竜として扱うか、【デュアル】やデュアル型の【レッドアイズ】で扱いたいところ。 現在では非常に強力な自己展開効果を持つ真紅眼の黒星竜が登場し、そちらの効果のコストとして「レベル5以上のバニラ」がデッキ内に要求される為、デッキ内では効果モンスター扱いになるこのカードは黒竜の相互互換のように扱う事は難しくなっている。 真紅眼の凶雷皇(レッドアイズ・ライトニング ロード)―エビル・デーモン デュアル/効果モンスター レベル6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200 ①:このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。 ②:フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。 その場合、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。 ●1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 このカードの攻撃力より低い守備力を持つ、相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。 《デーモンの召喚》までまさかのレッドアイズ化&デュアル化。 こちらは、ノーデメリットの《魔霧雨》を内蔵している。 自身の打点を上げることで効果範囲も広まるため、鎖付き真紅眼牙との相性が良いのも魅力。 効果の強さはもとより、デーモン・悪魔族・闇属性・デュアルとアナネオばりにサポートの恩恵を受けられ、打点も元ネタ準拠。 表向きのカード単体のスペックが凄まじく、こいつと数枚のレッドアイズサポートをデーモンデッキやデュアルデッキに出張させるのもありっていえばあり。 地味に後述の悪魔竜のどちらの素材にもなれるので、デーモンサポートから2体並べて、 瞬間融合と併用した1ショットキルというロマンあふれるコンボが割とやりやすかったりする。 当然ながら元のほうは元のほうでメリットや扱いやすさがあるので、どっちを採用するかはデッキの型次第だろう。 ただし真紅眼融合のデッキ融合の対象外なので注意。(非デュアル化状態の通常モンスターならOK) …………とまあ良いところばかりをあげたが、デビュー当初はともかく現在の観点で見ると正直いって微妙な立ち位置。 《デュアル・アブレーション》で再度召喚した状態でリクルートはできるが、 相手の守備力を参照する都合上、リンクモンスターには通用しないという弱点がある。 また、レッドアイズの蘇生手段だと「鎧旋」「スピリッツ」に対応する一方で、レダメの効果には対応せず、蘇生させても再度召喚の手間が残る。 耐性さえ付けられなければ相手の場を空にできるので、諸々の問題をなんとかクリアして活用したいところ。 真紅眼の遡刻竜(レッドアイズ・トレーサードラゴン) 効果モンスター 星4/闇属性/ドラゴン族/攻1700/守1600 (1):自分フィールドのレベル7以下の「レッドアイズ」モンスターが 相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊され自分の墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを手札から守備表示で特殊召喚し、 可能な限り破壊されたモンスターを破壊された時と同じ表示形式で特殊召喚する。 (2):このカードをリリースして発動できる。 このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、 自分メインフェイズに「レッドアイズ」モンスター1体を召喚できる。 飛竜に続く、2体目の下級レッドアイズである。ちなみに、闇属性でありあちらより打点が100低い。 レベル7以下のレッドアイズが相手に破壊された場合に、手札の自身と破壊されたモンスターを可能な限り蘇生できる。 なお、この記述だとレベル7以下のレッドアイズ以外が破壊に巻き込まれた時も同時に蘇生できそうに見えるが、蘇生出来るのはレベル7以下のレッドアイズのみなので注意したい。 加えて「破壊」限定なので、それ以外でもそうだが「リリース、墓地送り、デッキ・手札戻し・除外」など条件をすり抜けるのが容易な現環境ではせっかくの効果が活きづらい。 更に、自身をコストにレッドアイズの召喚権を増やす効果もある。 デュアルレッドアイズのサポート用と思われるが、再度召喚しないのであればより汎用性のある《霊廟の守護者》がいるし、 再度召喚するにしても《ワン・フォー・ワン》等で召喚権を消費せずに黒石を呼び出した方が早いだろう。 基本は、いざという時に防御札として使える下級レッドアイズとしての用途か。 …一応、鎧旋の力を借りれば後半効果の方も使う機会があったりするが。 イラストの背景には懐かしの《時の機械-タイム・マシーン》が描かれている。 原作では《時の魔術師》で化石になったり、ブラックメタルドラゴンがタイム・マシーンで舞い戻ったりと妙に「時間」に縁があるのがこのカードのモチーフなのだろうか。 ただし、ブラックメタルドラゴンは色々な意味でこのカードの対象外なので原作再現は出来ない。 レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン トゥーン/効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000 (1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。 (2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。 (3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札から「レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン」以外のトゥーンモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。 まさかのトゥーン版登場である(*4)。 このカードを含め多くのトゥーンには召喚酔いこそあるものの、あらゆるトゥーンを召喚条件無視で展開できるのは非常に優秀。 更に、このカード自身には召喚酔い以外のデメリットが一切ないためレッドアイズの展開サポートの恩恵を受けられるのが利点。 ただ、レッドアイズ側の展開ギミックの肝要である「墓地からの蘇生」はトゥーンとはいまいち相性が良くないものが多く、候補に挙がるのは黒石や幼竜など一部に限られる。 むしろトゥーンを出すために便利なこれをどうやってトゥーンデッキで場に出すかに悩ましさがあるといったところ。この辺りはトゥーン・ブラック・マジシャンにも通じる。 その性質上、レッドアイズでありながらレッドアイズデッキにお呼びがかかることはほぼない。 真紅眼(レッドアイズ)の凶星竜―メテオ・ドラゴン デュアル・効果モンスター 星6/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守2000 (1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。 (2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。 ●このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカード以外の自分フィールドの「レッドアイズ」モンスターは戦闘・効果では破壊されない。 あのメテオ・ドラゴンまでまさかの真紅眼化 デュアル化。 自身以外のレッドアイズを破壊から守る守備的な効果を持つ。が、全体除去を食らうと自身に耐性がないと実質効果が無効となる。 仮に破壊されてもレッドアイズ・バーンのトリガーにも出来るのがレッドアイズなので、それを採用していると正直微妙。 とはいえレッドアイズには蘇生手段がある程度あるとはいえ耐性がなさすぎて潰されやすいという点はかねてから問題視されており、本来なら悪くない…はずだった。 が、現在は除去手段がインフレ化しており、破壊耐性を付けただけでは墓地送り、除外、デッキ・手札戻し等に対応できないのがネック。 後述の流星竜の融合素材にはなるものの、真紅眼の黒竜と相性の良いライトパルサーや聖刻も素材に出来、さらに後々登場した黒星竜の存在から 黒鋼竜でレッドアイズカードとしてサーチが可能で、通常融合カードが活かせる…というメリットも最早損なわれた。 よって正直言ってこの時期に追加された新規レッドアイズとしても、そして現在の目線で見ても最底辺の名を欲しいままにしている、不遇なカードである。 現状の使い道ははっきり言ってない。しかもこんな微妙な立ち位置のカードがエラッタ等の対象になるはずもなく、 デュアルであることが災いして何もかもが台無しになってしまっている。せっかくの追加カードなのにあんまりである。 効果が微妙というのは間違いないが、腐っても破壊耐性が付くのは場合によりけりで活きることはある。 よって今後レッドアイズ専用のデュアル向けで軽く呼び出しやすいカードが出れば、少しは活躍の芽が出るか…? 真紅眼の鉄騎士(レッドアイズ・メタルナイト)-ギア・フリード 効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1800/守1600 (1):1ターンに1度、このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。 その装備カードを破壊する。 その後、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。 (2):1ターンに1度、このカードに装備されている自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送り、 自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 城之内デッキの切り込み役ことギア・フリードもレッドアイズ化。 装備カードの破壊が任意効果になり、墓地のレッドアイズを蘇生させる効果がついた。 レベル7以下にしか対応していないのがネックだが、コイツ自身もレッドアイズなので2枚目を蘇生すればエクシーズにもつながる。 ただ基本的には下記の幼竜とのコンボが想定されているようで、鎖付き真紅眼牙や黒鋼龍など、 優秀かつ付けやすいレッドアイズサポートを墓地に送ってまで発動させる効果かと言うと流石に微妙。 レッドアイズには貴重な魔法・罠カード破壊に対応しているのが良いが、条件緩めに指定破壊するのなど当たり前の現状では流石にリスクとリターンの噛み合いが悪すぎる。 魔法・罠破壊等はやはり嬉しい効果だが、色々と勿体ない性能の持ち主と言わざるを得ない。 真紅眼の幼竜(レッドアイズ・ベビードラゴン) 効果モンスター 星3/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守 700 (1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキからレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚し、 墓地のこのカードを攻撃力300アップの装備カード扱いとして、そのモンスターに装備する。 (2):モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 自分のデッキ・墓地から、ドラゴン族・レベル1モンスター1体を選んで手札に加える。 ついにベビードラゴンもレッドアイズ化。というよりも、素のレッドアイズの子供、黒竜の雛が成長したのがコレらしい。 戦闘破壊されるとレッドアイズをリクルートして装備カードになるが、それ以外の破壊及び除去では発動しないし攻撃力上昇も微々たるもので実用性はちょいと疑問。 自爆特攻でレッドアイズをリクルートするのが基本。あとは真紅眼融合後の伏せモンスターとして出しやすいというのが主な使い道。 特に融合デッキなら真紅眼融合は嫌でも運用必至なので、入れておくと保険くらいにはなるかもしれない。 (2)の効果は装備モンスターが離れたことによる破壊では発動しないのも使いどころを狭めていて難しい。 基本は上記のギア・フリードとのコンボ用であり、装備される→ギア・フリードのどっちかの効果で墓地に送られる→対応モンスターをサーチorサルベージ、となる。 あとは黒刃竜の効果でも発動可能なので一応テーマ的な発動手段はある程度あるが全体的にやや厳しさが否めない。 そしてその肝心なギア・フリードも黒刃竜もデッキに採用しづらく、これを前提に幼竜を入れるメリットも薄く、採用する価値は現在だと薄めという評価にならざるをえない。 ただ、これを活用すれば黒鋼竜を引っ張ってこれるので効果自体はとても美味しいので、常々発動条件の厳しさが悔やまれる。 つまり効果自体はどちらもかなり有効なのだが、いかんせん発動条件の厳しさがこちらも足を引っ張っている。 そのため、何かしらレッドアイズ用の魔法・罠カードで強引に発動させられるようになれば、活かせる可能性もありそうなカードである。 真紅眼の亜黒竜(レッドアイズ・オルタナティブ・ブラックドラゴン) 効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000 このカードは通常召喚できない。 自分の手札・フィールドから「レッドアイズ」モンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。 この方法による「真紅眼の亜黒竜」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。 (1):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、 「真紅眼の亜黒竜」以外の自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターが「真紅眼の黒竜」の場合、その元々の攻撃力は倍になる。 青眼の白龍に引き続きレッドアイズもオルタナティブ化。 あちらが手札のオリジナルを公開をコストにするのに対して、こちらは1体リリース。 一見重めだが、そもそも手札事故の起きやすいレッドアイズテーマとして考えるならリリース手段の増加自体が救いになることもある。 さらにリリースするレッドアイズはその黒竜でなくてもいいので、飛竜を墓地に送ってエンドフェイズのレッドアイズ蘇生に繋げたり、レベル7以下のレッドアイズを送って(1)の効果の蘇生に繋げたりと運用方法はあちらに勝っている面も。 ただ効果の内容を考えると、できれば黒竜を墓地に用意しておきたいところ。 効果は破壊された場合に自身と同名以外のレベル7以下のレッドアイズの蘇生だが、特筆すべきはオリジナルの黒竜を蘇生すれば元々の攻撃力が倍の4800になること。しかも永続である。 微妙に打点に不安が残るレッドアイズには頼もしい強化であり、さらに元々の攻撃力そのものが変動するので黒炎弾のダメージ数値もしっかり倍化。 戦闘で破壊されても発動できるので、自爆特攻から4800の追撃や後述の真紅き魂と組み合わせて強烈なバーンを叩きこんだりできる。白龍と違ってオリジナルとは別名カードなので、このカードが自爆特攻しても蘇生した黒竜が攻撃しなければターン中に黒炎弾も使える。 あくまで墓地にいるこのカードの効果での強化なので、スキルドレイン発動中でも蘇生&攻撃力倍増は使えるのもウリ。ただしあくまでバニラなので過信は禁物。 蘇生効果を考えず、召喚条件の緩さを利用してシンクロ素材やランク7エクシーズの素材として運用することも可能。 また、特殊召喚モンスターであるがそれに成功すれば蘇生制限はないので、ダイレクトアタックを仕掛けた相手にレッドアイズスピリッツで蘇生して壁にする、ということもできる。 ちなみに、カードイラストは原作者である高橋和希先生による描きおろしで、先生のサイン入りという豪華な仕様。 が、そのイラストの影響なのかは不明だがデュエルリンクスやマスターデュエルなどといったゲームでは収録されていない。(*5) レッドアイズサポートとしての使い勝手の面から見ると、後述する鋼炎竜の展開難易度に直で関わる部分でもキーカードの一つとなるものであり、 さらにバーンデッキとして見るとその有用性は歴然。 よってこれがないだけでテーマとしてのデッキパワーの低下があまりにも顕著なため、絵柄変更による再収録を望む声は多い…。電子ゲーム用にわざわざ刷り直すとも思えないのが悲しいところだが 実際24年2月発売の「QUARTER CENTURY CHRONICLE side PRIDE」ではレッドアイズ再録祭だったのにも関わらず この亜黒竜は収録されなかったためより絶望感が強く、電子版デュエリストは涙を飲むしかなくなった。ついでに紙の方も亜黒竜も少しずつ高騰中。 とはいえ、この亜黒竜は手札事故が苦しいことこのうえないレッドアイズデッキにおいて、バニラが手札にきてもしっかり有効活用できる手段として このうえない有望株であり、同時にこの路線を開拓することがレッドアイズにおける一つの理想的な解答となっている部分もあろう。 同系統のレッドアイズモンスターの登場が望まれるところか。 真紅き魂(レッドアイズ・ソウル) 効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻 900/守2000 このカード名の、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できず、 (3)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。 (1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「真紅眼の黒竜」として扱う。 (2):相手がモンスターを特殊召喚した場合、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。 手札・デッキから「真紅き魂」以外の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。 (3):自分・相手ターンに、自分フィールドの「真紅眼の黒竜」1体を対象として発動できる。 そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。 バトルシティ編でロケット戦士に腕と翼をぶち抜かれた真紅眼の黒竜がまさかのカード化。しっかり攻撃力もロケット戦士の攻撃力分下がっている。 場と墓地に存在する限り真紅眼の黒竜として扱い、自分か相手のターンにデュエル中1度のみの黒炎弾、相手がモンスターを特殊召喚したら手札・場から自身を墓地に送って手札・デッキから同名以外のレッドアイズを呼べる。 他のレッドアイズは尽くレベル制限を付けてくる中、こいつの場合はレベル関係なくレッドアイズならなんでも召喚できる。よってレダメを呼び出したりするのによく使われる。 本家真紅眼の黒竜と並べればこのカード+黒炎弾で4800、真紅眼融合で出した融合モンスターなら最大7000バーンとなり、バーン効果を持つ流星竜なら1ターンキルも狙える。 仕留めきれずこのカードが棒立ちになっても相手の特殊召喚に合わせて他のレッドアイズと交代出来るので隙を晒しにくいのもポイント。 ただ、欠点も目立つ。 あくまで自分を墓地に送る代わりにレッドアイズモンスターを呼び出す効果なので、肝心のこのカードを呼び出すのが若干難しいのが、バーンを活かすうえでの難点。 名前こそ「真紅眼の黒竜」扱いになるが、あくまで効果モンスターなので、レッドアイズテーマを目指すなら採用率がまあまあ高い鎧旋はおろか、鋼炎竜の蘇生にも対応していないのがかなりネック。 ではこいつのためにスピリッツ等の蘇生カードを入れるか?と言われると、悪くはないが1ターン目で展開できない以上は普通に使ううえでは決定打として微妙。 勿論、決定打になるならレダメから呼び出すこともできるが、こいつで呼び出したレダメをなんとか1ターン保たせつつ、 それでいて次ターンで魂も流星竜も召喚するのが困難………というレッドアイズテーマ特有のジレンマに悩まされる。真紅眼融合ェ… バーン効果がデュエル1制限なのもまあまあキツイが、上手くコンボできれば実質1ターンキルのコンボに持ち込める。 真紅眼融合で出した「真紅眼の黒竜」扱いされた流星竜しかり、亜黒竜で強化したバニラしかりが潰れなければ、 スピリッツを利用することで事実上の黒炎弾サーチになるので、上手くいけばバーン軸の切り札になることは間違いない。 微妙に不便さこそ残るとはいえ、相手ターンに手札から多少なりとも介入できるのは十分な強みとなるだろう。 1度きりの黒炎弾はあの名シーンである「真紅眼(レッドアイズ)!オレに攻撃しろ!!」の、特殊召喚効果はおそらくこのカード名の由来となった原作のサブタイトル「真紅(あか)き魂」において海馬のドラゴンを呼ぶ笛の原作版効果で遊戯が真紅眼の黒竜を特殊召喚したシーンの再現と思われる。 真紅眼の黒星竜(レッドアイズ・ブラックメテオドラゴン) 効果モンスター 星6/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札・デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、このカードのレベルを1つ上げる。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 自分のデッキ・墓地から「真紅眼融合」1枚を選んで手札に加える。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。 後述する流星竜への進化の途上を思わせる意匠の真紅眼の黒竜。 上級モンスターであるが、手札かデッキから上級バニラを落としつつレベルを1つ上げて自身を特殊召喚する(1)の効果があるため場に出す事自体は容易。 手札だけでなくデッキからもコストを確保できるため、上級バニラを抱えるデッキなら【レッドアイズ】以外のデッキでも「特殊召喚しやすいレベル7闇属性ドラゴン族モンスター」として扱う事も可能。 ただし逆に言えばバニラの黒竜をデッキに用意する必要があり、黒炎竜などでは代用できない。 この効果によりランク7のエクシーズモンスターにつながり、後述の《真紅眼の鋼炎竜》で墓地に置いた真紅眼の黒竜をそのまま蘇生する手もある。 そして本命となるのは(2)の効果で、遂に来た待望の真紅眼融合サーチ。 黒星竜が墓地に送られたターンには発動出来ないものの、真紅眼融合の特性を考えるとこれ自体はそこまで痛手にはならず、墓地から黒星竜を除外するだけでサーチ出来るお手軽さは魅力的。 そうは言っても真紅眼融合の性能上、これだけではそこまで優秀というわけでもないのだが、最大の長所は墓地からもサルベージできること。 つまり採用するのが躊躇われる性能なのに使うならほぼ3枚積み必須だった真紅眼融合の採用枚数を減らしやすくなる。デッキ構築がタイト過ぎるレッドアイズにはこの点が非常に嬉しい要素である。 自身がレベル6ドラゴン族モンスターなのでそのままでも流星竜の融合素材になり、(1)の効果でレベルを上げれば“レベル7「レッドアイズ」モンスター”としても扱えるので場と手札の黒星竜2体で融合召喚、と言う荒技も可能なため墓地に送りやすい。 鋼炎竜の召喚ハードルを下げるという役割としても☆7として召喚出来る能力は先のレッドアイズの墓地送りを含めて強く、融合・エクシーズ軸どちらもカバーできる有能カード。 ただ特殊召喚のコストが結局はバニラレッドアイズのみなのは窮屈。先の通り黒炎竜では代用できない他、真紅眼の黒竜扱いになる魂なども対象に出来ないのが少々難点でもある。 エクストラデッキ ブラック・デーモンズ・ドラゴン 融合モンスター 星9/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500 「デーモンの召喚」+「真紅眼の黒竜」 原作の迷宮兄弟とのタッグデュエルにおいて初登場した融合モンスター。 遊戯と城之内の友情を象徴するカードの1つである。 登場したVol.シリーズ当時は「青眼の白龍」の攻撃力を超えるモンスターとして注目を浴びた。 ……が、実際に東映版の映画で青眼を倒したのはメテオの方なため、その意味での実感は薄い。 それでも「融合呪印生物-闇」が使えるのと後述の「メテオ・ブラック・ドラゴン」より入手が容易なため、よく使われていた。 融合素材がどちらも闇属性の上級通常モンスターなので、サポートカードを共有しやすい。 「召喚師のスキル」や「闇の量産工場」で手札融合を補助することも可能。 「融合解除」とのコンボは事故りやすいが、決まれば1ショットキルが成立するので、狙ってみるのも一興。 第9期には後述する「悪魔竜」というリメイクカードが登場したが、「プリズマー」の効果を使うためには、融合素材を名指しするこっちが必要。 また、「レッド・デーモンズ・ドラゴン」とは何となく関係がありそうだが、別にそんなことはない。 メテオ・ブラック・ドラゴン 融合モンスター 星8/炎属性/ドラゴン族/攻3500/守2000 「真紅眼の黒竜」 + 「メテオ・ドラゴン」 初登場は東映劇場版。 ラストにて海馬の青眼三体を玉砕し逆転勝利を収めた。アニメではミスターTが使用した。 上記のブラック・デーモンズ・ドラゴンよりも攻撃力が高いので、 「沼地の魔神王」等の融合素材代用モンスターを素材とする場合は、こちらを優先的に召喚したい。 「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」に比べると、本体・融合素材の「メテオ・ドラゴン」は共に炎属性なので、闇属性サポートを共有できない点に注意。 第9期ではこちらにも後述する「流星竜」というリメイクが登場した。 悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン 融合/効果モンスター レベル9/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500 レベル6「デーモン」通常モンスター+「レッドアイズ」通常モンスター 自分は「悪魔竜 ブラック・デーモンズ・ドラゴン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。 ①:このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。 ②:融合召喚したこのカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、自分の墓地の「レッドアイズ」通常モンスター1体を対象として発動できる。 墓地のそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。その後、そのモンスターをデッキに戻す。 名前やイラスト通り「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」のリメイクカードである(ちなみに原作の初期名だったりする)。 今風のイラストにした結果、どことなく赤い方の悪魔竜にそっくりになったのは時代の流れを感じる。 リメイク元とステータスは一緒だが、融合準備や融合徴兵、「プリズマー」や融合代用モンスターに対応していない。 また効果モンスターなので「ダイガスタ・エメラル」にも対応していないというのがこちら側のデメリット。 特殊召喚も1ターンに1度しかできないので、なんならいっそ両方採用(特殊召喚)したほうがいいだろう。 効果は一言で言えば、「バトル後に絶対LP削るマン」である。 戦闘(特に「オネスト」などのダメージステップ時に頻繁に使われるカード)に関しては滅法強いため、 まず安全に自身の効果を使え、墓地のエビル・デーモンを指定すれば2500バーンで相手のライフをガリガリ削れる。 勿論ダイレクトアタック時にも対応するので、立ち回りや構築次第では1ショットキルも可能。 逆に言えばそれ以外の一切の耐性が無い為、メインフェイズやバトル前後の除去、フリチェには弱いし、 殴り合いに関しては3200という攻撃力があまりにも中途半端だし、反逆の名を持つ方の黒き竜に攻撃力を吸収される。 この辺は脳筋カードの宿命ではあるが。 また、「融合召喚したこのカード」なので一旦場を離れるとこの効果はなくなる。 月の書で裏になったり蘇生させてもバーンは使えないので注意。 レッドアイズ目線で見ると攻撃性能がかなり高く、「出せれば」弱いカードではないのだが、レベル6デーモン通常モンスターの方の縛りがきつく(*6)、 この点を考えると召喚制限のわりにはそこまで強いと言えるわけでもないため、そもそも採用されないということも増えている。 その上、折角追加されたテーマモンスターかつ「デーモン名称レベル6」である真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモンがデュアルモンスターである都合上、 デッキ内では効果モンスター扱いになり、通常モンスターを指定するこのモンスターの融合素材には出来ないという明らかに設計ミスであろう欠陥点も抱えている。 龍の鏡との相性は良いが、レッドアイズの名前を捨てることになるのもキツイ。というかメテオもそうだが何故レッドアイズの名を冠さなかった。 真紅眼の鋼炎竜(レッドアイズ・フレアメタルドラゴン) エクシーズ/効果モンスター ランク7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400 レベル7モンスター×2 (1):X素材を持ったこのカードは効果では破壊されない。 (2):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に相手に500ダメージを与える。 (3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の「レッドアイズ」通常モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。 「レッドアイズ」の名を持つランク7エクシーズモンスター。 ファンからは真のブラックメタルドラゴンと呼ばれ、原作効果を考えると真のダークネスメタルドラゴンが降臨といえるかもしれない。 あらゆる効果の発動にスリップバーンを付与する能力は、 平たく言うと方向性こそ異なるがランク7版ガガガガンマンとも言える効果。 そのバーン持ちエクシーズの強さに関してはあちらの項目も参考にして貰いたいが、 こいつの場合は(1)の効果破壊耐性と相まって地味ながら中々の鬱陶しさである。 しかも除去されそうになっても墓地から真紅眼限定とは言え後続を(それもフリーチェーンで)呼び出せるおまけつきで、既存のランク7とはまた違った用途の持ち主。 うまいこと活用すれば2体以上並べることも決して難しくないので、実質的な制圧カードとして扱える。 ライフを十分削った上で複数体並べれば相手はうかつに効果が使えなくなる。2体並べるだけで相手は8回以上カード効果を使えなくなり、 3体いれば1回に付き1500ダメージというシャレにならないバーンを相手に浴びせられ、6回しか効果を使えなくなる。 サーチしづらいためややネタの域に入るが、これに悪夢の拷問部屋を加えるとバーン回数の数だけ300ダメージ入るのでさらに凶悪性が増す。 破壊耐性持ちなのとレッドアイズのエクシーズである事から後述の鎧旋との相性もいい。 なお、自身の効果と相克の魔術師だけで覇王黒竜を呼び出せるため意外と殺傷力もある。 またこの場合、融合徴兵でオッPも黒竜もサーチ出来る上に、 オッPを自身のサーチ能力でエクストラデッキに送っておけばより手札の効率良く覇王黒龍が出せたりする。 …この一族、オッP派生と仲好過ぎである。 (3)の効果から性能をフル発揮するにはレッドアイズで使うのが望ましいが、(1)(2)が十分強い上にエクシーズ素材にレッドアイズ指定はないので、 レッドアイズ以外でもランク7主体デッキなら採用候補の一枚となるカードである。 ちなみにこのカードが場にあり、相手の場に魔王龍 ベエルゼ、もしくはドッペル・ゲイナーが存在するときに相手が効果を発動するかダメージを受けるかすると、 無限ループが発生(*7)し、前者ならこちらが勝利。後者ならライフが多いほうが勝利する。 前者は必要パーツが多いものの一度決まれば止める手段はこのカードの効果を無効化するか、 相手がマテリアルドラゴン、波動竜騎士 ドラゴエクィテス等のライフダメージを防ぐカードを出さなければ止められないため、 ベエルゼのシンクロが可能な【レッドアイズ】の場合、狙ってみるのも面白いかもしれない。 後者についてはフレアメタルを相手に送りつけてドッペル・ゲイナーを発動すれば能動的に成立できる。 流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン 融合・効果モンスター 星8/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守2000 レベル7「レッドアイズ」モンスター+レベル6ドラゴン族モンスター (1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキから「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送り、そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。 (2):このカードがモンスターゾーンから墓地へ送られた場合、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 あのメテオ・ブラック・ドラゴンもリメイクされて登場。リメイク前と比べるとややスリムになり、属性も炎から闇に変更、名前も悪魔竜に倣い「流星竜」を冠した。 素材は悪魔竜と比べると極めて緩く、レベル7レッドアイズはもちろん、もう片方のレベル6のドラゴン族は何でもOKなのが便利。 候補としては真紅眼と相性の良いライトパルサーがまず挙げられていたが、今は黒星竜が効果内容的にも適任だろう。凶星竜…?知らない子ですね 聖刻よりの構築ならばシユウやトフェニ、エレキテルやラブラドライ辺りも候補になりうるか。 リメイク前と同じくレッドアイズデッキとしては最高打点を誇るのが売り。 さらに真紅眼融合で出せば黒炎弾で3500バーンが入る上に、 融合召喚成功時に墓地肥やし+バーン、場から墓地に送られた場合にバニラを蘇生出来る、と悪魔竜ほど派手ではないが堅実かつ安定した効果を持っており、素材指定も悪魔竜と比べて緩めなので序盤や様子見ならこちらが優先されるか。 融合レッドアイズ関係モンスターとしては最高打点を誇り、誘導条件も緩めなどなど、レッドアイズの正統派融合モンスターといえるカード。 が、悪魔竜と同じく真紅眼融合を使わないとレッドアイズモンスター扱いにならず、しかも墓地に行くとレッドアイズ系の蘇生効果の対象から外れる痛い弱点がある。 さらに(2)の効果は真紅眼融合を発動したターンだと、召喚ターンに除去を食らった場合、召喚制約のために効果が潰れてしまう、という点も痛い。 総じて火力だけは悪くないが、悪魔竜以上に脳筋カードの宿命に悩まされており、痒いところに微妙に手が届かないといったカードである。 真紅眼の黒刃竜(レッドアイズ・スラッシュドラゴン) 融合・効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400 「真紅眼の黒竜」+戦士族モンスター (1):「レッドアイズ」モンスターの攻撃宣言時に自分の墓地の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを攻撃力200アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。 (2):自分フィールドのカードを対象とするカードの効果が発動した時、自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 (3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 このカードに装備されていたモンスターを自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。 戦士族との融合モンスター。 黒竜の進化先としてはビジュアル的にも唯一の正統派といえる存在。 他のレッドアイズの攻撃でも装備カード化が発動できるので、レッドアイズモンスターを並べば大きくパワーアップできる。 ただし、通常のレッドアイズで採用される戦士族はそうそう多くないので、2枚も装備できれば上々。 効果を最大限生かしたいなら特化したデッキになるだろう。(2)の効果も生かすなら装備魔法を多目の構築にしたいところ。 《E・HERO ブレイズマン》で《融合》をサーチしながら融合召喚したり、E・HERO シャドーミストは素材としても装備対象としても優秀。 ドラゴンを飼う竜破壊の剣士も考えられる。 レッドアイズには貴重な耐性持ちだが、単体対象指定でないと無効破壊が発動しない。 つまり全体破壊はおろか複数対象になっただけでトリガーから外れてしまう。これは自分のカードをコストとして指定した上で相手の妨害対象を指定する場合も含まれる。 しかもせいぜい2体装備できれば上々という中、肝心のモンスター装備時の攻撃力の上がり幅が200といくらなんでも低すぎるうえ、 基本的には攻撃によって初めて発動できる都合上、最も耐性が必要になる先攻展開においては殆ど機能しない。召喚したら1体装備するくらいの効果があっても…。 ターン1制限がないのは利点だがこの効果を無効化されるリスクがあり、それに対してさらにチェーンするなら自前ではなく2体目の装備付き黒刃竜が必要になってしまう。 よって後攻だと出すのにも苦労するなど、インフレにより一気に影が薄れてしまった。 先の通り特化しないと使えない、というところが戦士族に富んでいないレッドアイズテーマとの相性を悪くしているのも厳しいところ。 レッドアイズの融合モンスターを複数呼ぶ手段として扱いやすい龍の鏡も、召喚後融合コストにした戦士族を装備する構造上、相性が良くないのも厳しい。 バニラのレッドアイズか一定条件下の真紅眼の魂しか素材に出来ないのも少々扱いづらいところ。 ただ禁止されたドラグーンを除くと、真紅眼融合抜きでもレッドアイズカードとして扱われる唯一の融合レッドアイズ、という長所もある。 レベル7なので遡刻竜にも対応するし、「レッドアイズ・スピリッツ」による蘇生も容易であるなど、このカードならではの利点は少なくない。 しかしその点を差し引いても悪魔竜や流星竜の足元にも及ばないとして、レッドアイズテーマで組む場合真っ先に外されやすい。 が、そうした利点が活用できたのがデュエルリンクス。 現実の環境よりカードパワーが緩めなこちらの環境では、天敵のうららがいないこともあって実質3000打点がローリスクでデッキ融合できるというのは極めて強力。 対象を取らないカードの種類も少ないので無効破壊も活用しやすく、さらにガーディアンの力あたりを装備させてやれば、手の付けられない強さになってくる。 破壊されても後続の戦士族を自身の効果で呼べる上に、遡刻竜やスピリッツで蘇生できるため、場持ちも非常に良い。 真紅眼融合とともにストラクチャーデッキに入っていたことや、城之内のスキルで繰り出せることもあり、長らくレッドアイズの主力融合モンスターとして活躍した。 ストラクチャー一つで組めるお手軽さもあり、環境デッキとして名を馳せた時期もある。 性能的にリンクス環境との噛み合い方が強く、最初からこちら向けに刷ったのではと邪推するファンもいるとか。 真紅眼の黒竜剣(レッドアイズ・ブラックドラゴンソード) 融合・効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000 このカードは「ヘルモスの爪」の効果で 自分の手札・フィールドのドラゴン族モンスターを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合、 このカード以外のフィールドのモンスター1体を対象として発動する。 このカードを攻撃力1000アップの装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。 (2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターの攻撃力・守備力は、お互いのフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数×500アップする。 ヘルモスの爪で呼び出される装備融合モンスター。 最低でも素材にしたドラゴン込みで1500アップ。ヘルモスには戦士族との融合カードもあるのでバスブレと組むとえらいことになる。 火力だけは確かなのだが、消費が大きいのと耐性がないのがかなり厳しい。 ちなみに、どちらのフィールドにもモンスターがいない場合に特殊召喚すれば普通にモンスターカードとしてフィールドに留まるが、 フィールドに相手モンスターしかいない状態で出すと相手に強制で装備することになる。当然にデメリットしかない。 せめて任意なら、レベル7ドラゴン族効果モンスターの素材を送り出す方法としての活用法も見いだせたのだが……。 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ 融合・効果モンスター 星8/闇属性/魔法使い族/攻3000/守2500 「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター (1):このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。 (2):自分メインフェイズに発動できる。 相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、 その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。 この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。 (3):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。 その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。 アテムのエースブラック・マジシャンとの融合モンスター。 見た目的にメインはブラマジ?言うな 素材にした通常モンスターの数だけ相手モンスター破壊 その元々の攻撃力分バーンを使える非常に攻撃的なモンスター。 それでいて効果破壊耐性・対象耐性に加えて手札を捨てて相手の効果発動を無効にして攻撃力を上げる制圧効果まで兼ね添えたハイスペックなモンスター。 勿論、真紅眼融合にも対応。幸いにもブラマジは真紅眼の黒竜と同じく闇属性・レベル7なので【真紅眼の黒竜】ならいくつかのサポートを共有出来る。 ただし、真紅眼融合する場合は「ブラマジ+真紅眼の黒竜」の組み合わせ限定となる(*8)点と、自分のカードの対象にもならないので真紅眼融合で「真紅眼の黒竜」になっても黒炎弾が使えない点には要注意。 その性能の高さと後述の真紅眼融合の存在から環境で暴れ回った結果、制限を経て禁止カードとなる。 インフレに付いていけなくなったレッドアイズテーマのパワー不足を補うために作られたとすら言える特効薬のようなカードだったのだが、 レッドアイズの使い手からも怨嗟の声が上がるほど、かなり嫌っている人もいる。 というかレッドアイズなのに真紅眼側の素材指定が無関係のドラゴンでOKという謎設計に加え、 上記の通り真紅眼融合で出しても黒炎弾が使えない、同じ理由で一部のレッドアイズサポートの対象外、魔法使い族なのでドラゴン族サポートが使えない、など細かいところで効果の嚙み合わせがイマイチだったりする。 第一に見た目も融合条件もブラマジが主体になっていることもあり、当のレッドアイズ使いからもレッドアイズの皮を被った別の何かという扱いをされることが多く、禁止にされてもあまり惜しまれなかった。 上述の飛竜など、レッドアイズで噛み合ったカードも一応はあったのだが…。 禁止化の原因も高い性能はもちろんだが、レッドアイズを強くしすぎたからではなくレッドアイズ以外であまりにも使えすぎたからという面が大きい。 とはいえ禁止によってレッドアイズテーマ自体のパワーが大きく低下したのは間違いなく、現状のさらなるインフレもあり、 きちんとレッドアイズの切り札として扱える落としどころを見つけてエラッタ再録が望まれることは多い。 しかし過去のヘイトが高まり過ぎていること、先の通りレッドアイズとは名ばかりのブラマジメインの設定なうえ、 レッドアイズテーマとの相性自体はそこまで良くないこともあって、レッドアイズテーマを握るデュエリスト目線ではそこまで求められては居ない。 仮にエラッタして釈放したところでドラグーンへの依存度の高いデッキ構成となるし、そもそもレッドアイズはうららを投げられれば一発で息の根が止まるし、 ブラマジが前提なのでブラマジデッキとしてのギミックも求められるため、混ぜものをするとテーマ性が薄まりやすいレッドアイズ的にはちょっとうれしくない。 どちらかと言えばレッドアイズテーマに寄ったリメイクを施した新たなドラグーンポジションを新規に実装する方が、レッドアイズテーマの強化を純粋に目指すうえではよほど有用であろう。 真紅眼の不屍竜(レッドアイズ・アンデットネクロドラゴン) シンクロ・効果モンスター 星7/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの攻撃力・守備力は、 お互いのフィールド・墓地のアンデット族モンスターの数×100アップする。 (2):このカード以外のアンデット族モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。 自分または相手の墓地のアンデット族モンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚する。 ストラクチャーデッキR-アンデットワールド-で登場。 不死竜のリメイクにして、レッドアイズ初のシンクロモンスター。 やはりアンデット族のため、アンデットワールドを活用した軸での運用が主になる。 ステータスはリメイク前と同じだが、自己強化を持つ分、戦闘破壊からの蘇生効果がパワーアップ。 さらに蘇生対象が自分の墓地にも及ぶので、より高い汎用性を持つようになった。 ややこしいが(2)の効果はどちらのアンデット族が破壊されても発動できるので、アンデットワールド下なら敵の奪取に加えこちらのモンスターが戦闘破壊されても後続を呼び出せる攻防一体の盾となっている。 またレッドアイズサポートを不死竜と共有して使えることで、アンデット軸にレッドアイズが出張できる可能性が大幅に広がった。 素の攻撃力には若干の不安があるステータスだが、不死竜と組み合わせた時の攻撃性能の高さは侮れないものがある。 ちなみに、アンデット・ストラグルのイラストでは死霊王と戦いを繰り広げている。 あちらと同じストラクチャーデッキで登場したことや、そのキャッチコピーなどから「この両者の戦いで不屍竜が勝利して後述の不死竜皇となったのでは?」と推測するファンがいる模様。 後述通りドーハスーラは不死竜皇と相性がいいのだが、なんとも因果なものである。 真紅眼の不死竜皇(レッドアイズ・アンデットドラゴンロード) シンクロ・効果モンスター 星10/闇属性/アンデット族/攻2800/守2400 アンデット族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):相手ターンに、「真紅眼の不死竜皇」以外の自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。 このカードを特殊召喚する。 こちらはさしずめ、レダメのアンデット版とでも言えるステータスのシンクロ。 (1)の効果は相手ターン中のアンデット族蘇生効果。 自分ターンに使えないのは惜しいが、特殊召喚で効果を発動するモンスターと組み合わせれば妨害として役に立つ。 特に巨骸竜フェルグラントとの相性は抜群で、あちらをシンクロ素材にして墓地に置けば相手ターンに蘇生して除外効果を使う妨害ができ、 逆にフェルグラントがフィールドにいればこちらが自己蘇生したときにあちらの無効化の効果を発動できる。 この二つはアンデット化前の両者にも同様のシナジーがあったので、意図的な調整だろうか。 他にはシンクロ素材に有用で同じく相手ターン蘇生効果を持つジャック・ア・ボーラン、 フィールドに共に並べればこちらの効果をトリガーに相手を除外できる死霊王ドーハスーラも採用候補。 (2)は自分フィールドのアンデットを除外して発動する自己蘇生効果。 アンデットワールド軸なら(1)の効果もあってコストは困ることがなく、もとより蘇生方法が多いレッドアイズやアンデットの中でも屈指のしぶとさを誇る。 変わったところだとコントロール奪取効果と併用し、例えばエネミーコントローラーで不死竜皇をリリース、 奪った相手の効果を使ったら除外して不死竜皇を蘇生する、という運用で相手の除去も可能。 もちろん、ここまでに挙げたアンデットのレッドアイズとの相性もいい。 除外モンスターはアンデット・ストラグルやアンデット・ネクロナイズの効果に使ったり、除外時に効果を発動するモンスターを選ぶなど、無駄をなくす工夫も可能。 自己蘇生によるしぶとさと相手ターン蘇生による妨害で、相手をじわじわ追い詰めるのが主な運用になるだろう。 + 魔法・罠カード 黒炎弾 通常魔法 自分フィールド上の「真紅眼の黒竜」1体を選択して発動する。 選択した「真紅眼の黒竜」の元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。 このカードを発動するターン「真紅眼の黒竜」は攻撃できない。 「真紅眼の黒竜」の攻撃と引き換えに元々の攻撃力分のダメージを与える。 基本的に2400ダメージを与えるという認識でよい。 ノーコストの2400バーンは強力だが、単体で使うぐらいなら「除去して殴る」方が効果的な場合が多い。 元々攻撃できない先攻1ターン目に発動する、1ターンに複数枚発動してダメージ数を稼ぐ、 このカードの発動後に「真紅眼の黒竜」を素材として新たなモンスターを召喚する等して、無駄をなくしていきたい所。 「真紅眼の黒竜」はシンクロ素材やエクシーズ素材、真紅眼の闇竜の召喚等コンボに繋げやすいので工夫する余地は多い。 シンクロ召喚は「ガード・オブ・フレムベル」や「ヴァレット・シンクロン」、エクシーズ召喚は可変機獣 ガンナードラゴンが相棒としてオススメ。 3レンダァすれば合計ダメージは7200に達するので、 連続魔法や魔法石の採掘で回収したり他の汎用バーンカードと併用する等、バーン特化型のデッキを組むのもアリか。 また、カード名が「真紅眼の黒竜」になっていれば対象にできる。 「真紅眼融合」で出したモンスターはカード名を「真紅眼の黒竜」として扱うので、3000を超えるダメージを与えられる。先攻1ターン目に発動すれば攻撃不可のデメリットも気にならないだろう。 E・HERO プリズマーでも発動条件は満たせるが、その場合ダメージは1700となる。 真紅き魂でも使えるが、わずか900なので基本的に無視していい。 現状は亜黒竜の効果で出したバニラで使用するのが手っ取り早く最大火力を出す方法となっている。 最大の難点は、レッドアイズカードではないのでサーチできないということ。 真紅眼融合によって先攻1キルもありうる性能になってしまったことから、今後ともサーチ手段の登場は絶望的だろう。 制圧盤面を先攻1ターン目で作って相手に何もさせないのと何が違うんだ、というかホープバーン… そのため基本的にはロマンの域を出ないカードだが、それでもバーン自体の威力は高い部類なのでワンチャン狙ってデッキに入れるデュエリストは少なくない。 LPが4000の最強カードバトルでは 2回使えば相手は死ぬ と言う凶悪すぎる破壊力を誇り、初手次第では先攻ワンキルが成立してしまう。 そんなわけでデュエルリンクスでは未実装。バーン効果は一律半減の処置が取られているものの、後述の真紅眼融合や流星竜の実装、それらに対する妨害方法の少なさ、 デッキ枚数が少なく初手で引く確率が高いこと等から仮に実装された場合のワンキルの精度はおそらくOCG以上なため、リミットなしでの実装はまず不可能だろう。 ちなみに、ラッシュデュエルにも登場しているが、こちらは2400でダメージが固定になっている。 真紅眼融合(レッドアイズ・フュージョン) 魔法カード 「真紅眼融合」は1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できない。 ①:自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められている融合素材モンスターを墓地へ送り、 「レッドアイズ」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターのカード名は「真紅眼の黒竜」として扱う。 シャドールの登場以来、第9期以降の融合カテゴリでトレンドになりつつあるデッキ対応の専用融合。 融合条件は破格の緩さだが、「征竜」や「レダメ」などの過度の悪用を防ぐため複数枚発動や他のモンスターの展開に制限がかけられている。 「融合モンスター以外の特殊召喚はできない」デメリットが付いていても、 プリズマーと龍の鏡との併用でバ火力を叩きだす可能性があること(未来融合の惨劇を忘れたか!)を学習した結果であろう。 また切り札たる悪魔龍の融合素材はご丁寧に通常モンスターを指定しており、 新規のデュアルモンスター達はデッキや手札では効果モンスター扱い、つまりフィールド上かつ再度召喚していない状態でしか融合素材にできない。 効果をフル活用するためには、元ネタのカードが必須であり、デッキ融合自体が長所であり制約になっている。 後半の黒竜扱いになる効果は、言うまでもなく高打点の融合モンスターから黒炎弾を撃てという事だろう。 融合したメテオ・ブラックドラゴンからぶっ放すことで3500ダメージという無視できない数値を叩きだすのは単純に強い。 ……相変わらず単体ではディスアドの、ロマン砲だが。 因みに初手にこのカードと黒炎弾が2枚あると 流星龍融合召喚→適当な攻撃力2000以上のレッドアイズを墓地に落として1000バーン→黒炎弾連発 の流れで先攻1ターンキルが出来る。 レッドアイズ系では強力な部類のコンボだが、肝心の黒炎弾がレッドアイズでないのでサーチできず安定しないのが難点となる。 現在ではサーチ可能な真紅き魂が同様の効果を使えるが、デュエル中1度だけな上に真紅眼融合発動ターンは呼べないのが難しい。 融合自体の効率の良さは非常に高いのだが、効果自体は単に融合モンスター一体生み出してレッドアイズの名前をつけるだけ。 このカード自体は耐性等を付与しないし超融合のようなチェーン拒否もない。そればかりか、そもそも融合レッドアイズに強力な耐性持ちが皆無で、かといって単体でフィールドを制圧し切るほどのモンスターもいないのが難点。 それこそ禁止になったドラグーンぐらい。 何よりもデメリットの召喚制限があらゆるデッキ融合系カードの中でも最大の重さ。 上記の通り「発動するターン」に制約がかかるので発動前に通常・特殊召喚していたら発動できないため、 先にある程度の展開をして盤面を固めてからとどめに切り札を、という使い方ができないばかりか、 無効化されるとそのターンは適当なカードを伏せて(モンスターのセットは可能)壁にする以外何も出来なくなってしまう。 高速化・1ショットキルが常識になってしまった環境では使い勝手に難がある、というより最早欠陥品レベルの問題が生じている。 現環境でも高い採用率を誇る汎用手札誘発カードの灰流うららが天敵中の天敵。 というかうららの存在がこのカードの評価が地に落ちているというくらい極めて苛烈な逆風に晒されている。 うららに限らず このカードを使った側は召喚制限だけを背負う羽目になるためこれはあまりにも重すぎる。 しかも昨今はおろか近い時期にも似たような効果を持つデッキ・手札・フィールド融合カードがわんさか出ているのに、 こいつのようなべらぼうに重い制限がかけられていないし、何ならノーデメリットなことも多いので余計に立つ瀬がない。 そのあげくに、うららが飛んでこなくても壊獣に除かれるのでドラグーンを含めても安定感がなさすぎる。それ以外ならこれに加えて展開中の付与効果でせっかく出した融合モンスターが除去られるなんてことも茶飯事。 正直言ってこのカードで重い制約覚悟で出したところでどれもこれも使い物にならず、まるで安心ができないというテーマ自体の弱さが泣き所。 なんで「カードの発動後」か「レッドアイズしか」にしなかったんだよ、それかチェーン無効。ていうか通常召喚まで封じる必要あるのかと 先述の通り他のデッキ融合と比較すると当時の環境とを省みてもなお明らかにやりすぎな制約であり、その明らかな調整ミスに対する怨嗟の声は常に絶えない。 レッドアイズテーマの評価を大きく下げている元凶の一つでもあり、こうした様々な理由から、肝心のレッドアイズ使いからですら憎悪を抱かれるレベルで評価が最低級。 そのため、1体で簡単に制圧できるより強力なレッドアイズ融合体か、もしくは召喚条件を緩和する抜け道のサポートを待ち望むファンも多い。 前者はドラグーンでやらかして痛い目を見たため、現実的なのは後者であろう。 デメリットを軽くできる有用なサポートの捕食植物ヴェルテ・アナコンダが禁止に追い込まれた(*9)ためになおのことそういった声は強まっているが、 新たに出た黒星竜の効果がこれを指定しているので、直接的なエラッタや上位互換の登場は望み薄。(*10) さらにもしアナコンダが緩和したところで、レッドアイズのパワー的にアナコンダという弱点を晒し出しながら相手にターンを渡したところでむしろ負けを呼ぶ未来しか存在しないという現実も重い。 一方で黒星竜のために取り回しは多少良くなったので、欲を言えば先の通り召喚制限を突破する何かの登場か、あとは重ね重ねせめて有用な融合体が出れば多少は歓迎されるカードとはなるか。 こうして呼び出せるものに対して性能にまったく見合わない制約を持つ厳しいカードだが、これでもかつては 余りにも強すぎたドラグーン・オブ・レッドアイズの登場からアナコンダと併用で環境で暴れ回っていた。 その結果、一時は制限カードとなり、その後、ドラグーンの禁止化に伴い無制限へと緩和された、という経験の持ち主。 当然のごとく当時から濡れ衣との声は絶えなかったが、まさかこの時の事を気にして放置してるんじゃないだろうな? 紅玉の宝札 通常魔法 「紅玉の宝札」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):手札からレベル7の「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。 その後、デッキからレベル7の「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送る事ができる。 まさかの専用ドローソース&墓地肥やしである。 書いてある事自体はよからぬ事に使われかねないぐらい凶悪だが、問題は手札コストも墓地肥やしも対応しているのはレベル7のレッドアイズのみ。 黒竜、黒炎竜、Sin、真紅き魂、ついでにトゥーンに不死竜と案外対象は少ない上、その半分は通常のレッドアイズデッキに採用される事自体がまず無い。 デッキにカードが必要な黒石の前半効果や真紅眼融合との相性もよろしくない。 一方で鋼炎竜の蘇生コンボに最低限必要なバニラ2体をこの一枚で補えたり、悪魔竜のバーンコストを容易に二つ作れるのは超前向きに見ればメリットか。 手札消費があまりに激しすぎるレッドアイズの救済措置に見えるが、実際は手札事故対策が主な役割。 しかし1ターンに1回しか使えないので多く入れれば悲惨、1枚だけ入れるくらいなら他を選んだ方がマシ。 しかもレッドアイズ・インサイト等でのサーチができないため、そういう意味でも使いづらい。 また、レッドアイズ名称を持つレベル7モンスターはその全てが非常に弱く扱いづらく、可能な限り採用枚数を最小限にしたい為、結果として手札にこのカードと発動コストになるレベル7レッドアイズが揃う状況自体が極めて珍しいという事態に陥っている。 ぶっちゃけ事故対策カードなのにこの辺りの連携を考えなかったせいでむしろ事故の原因と化している。 そのためドローソースが喉から手が出る程欲しいレッドアイズにとって貴重かつ嬉しい専用のドローカードではあるが、残念ながら導入の優先度は低い。 せめて紅玉をサーチ出来るレッドアイズカードや、☆7レッドアイズのサーチ手段が増えてくれば墓地肥やしにも繋がり、鋼炎竜の蘇生効果による レベル7エクシーズ展開に使いやすくなるため、一転してかなり地位が上がるかもしれない。 真紅眼の鎧旋(リターン・オブ・レッドアイズ) 永続罠 「真紅眼の鎧旋」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドに「レッドアイズ」モンスターが存在する場合、自分の墓地の通常モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する1 (2):このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 仲間を必ず呼び戻す鋼の意思を感じる変則的な専用蘇生カード。効果名は「鎧」と「凱」旋の掛け言葉だろう。 フィールド上にレッドアイズさえいれば、墓地のバニラならどんなモンスターでも完全蘇生できるという強力な効果を持っている。 ただしこの効果はデュアルが多いレッドアイズ向けにした感が強く、基本蘇生対象は黒竜、次点で黒炎竜か凶雷皇といったところ。 黒竜2体でオーバーレイしたり、デュアル達を蘇生したり、ガフレを釣り上げてシンクロ召喚したりと応用性は高い。 加えて相手に破壊されても、後半の効果でレベルや効果を問わずレッドアイズを蘇生できるため無駄になりにくい。 これに魔晶龍ジルドラスの効果が重なれば、破壊されても墓地送り後のレッドアイズ蘇生効果はちゃっかり利用しつつ、このカード自体がサルベージが可能。 つまりほとんど丸々得が出来てしまうのでこれを見込んだコンボとしてそこそこ使える。 墓地が肥えていて、かつフィールド・墓地ともに効果さえ無駄にされなければバニラ蘇生→レッドアイズ自由蘇生というコンボもできる。 本来なら非常にしぶとい性能をしているのだが、肝心にして唯一活用できるレッドアイズデッキ目線となると、罠カードである以上、出したターンに使えないというのは、1ターンキルが主流となった現代遊戯王ではネックポイント。 また、仮に2ターン目が巡ってきたとしても、レッドアイズモンスターはステータスが低く継戦能力もテーマ単位で低い上に耐性持ちが極めて少ない。 その影響で簡単に場をがら空きにされる都合上、発動の為にはフィールド上にレッドアイズモンスターを要するこのカードは2回目の発動すら出来ない事が多く、複数回発動できるという永続罠の利点も殆どの場合活かせず、基本的に自ターンが巡ってきても腐ってしまう点が痛い。 あと融合モンスターの主力である流星竜や悪魔竜には(2)の効果ですらアクセスできないのは厳しい。まあ悪魔竜は墓地蘇生だとメインの効果が消えてしまうが。 こうした欠点の多さから、専ら完全にデッキパワーを度外視したレッドアイズファンデッキ以外で見る事はまず無いカードというのが悲しい現実である。 何気に、前半効果の方も制約が緩いため相手ターンに壁を増やすこともできなくはない。 無制約でバニラドラゴンを完全蘇生する速攻魔法の銀龍の轟咆はライバルかつサポーターという微妙な関係。 こちらは永続罠なので効果を使いまわすことが出来る部分で差別化したい。 何はともあれ、墓地が肥えていれば、結構侮れない展開力を発揮できる。特に相手の効果や主力を一通り潰せた後はなかなかの堪えっぷりを発揮する。 レッドアイズ・スピリッツ 通常罠 (1):自分の墓地の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 レッドアイズ専用の蘇生罠。 フリーチェーンで発動条件や表示形式の制約もなく、手軽に完全蘇生できる。 アニメGXで自重しているほうの吹雪兄さんが使用した。 アニメではレッドアイズが破壊されたターンに、召喚条件を無視してそのモンスターを蘇生するという効果だった。 OCGではフリーチェーンとなり発動しやすくなったものの、肝心の真紅眼の闇竜が特殊召喚できなくなった。 リビングデッドの呼び声は無制限、通常モンスター限定だが即効性もある銀龍の轟咆などもある。 レッドアイズカードなのでそれらと違ってサーチが効くのが利点だが、その点で見ても真紅眼の鎧旋が存在する。 鎧旋との差別化点は能動的に効果モンスターが釣れる点と、場が空でも良い点、そしてターン1制限がないので2枚引いても問題ないことか。 使いやすくはなってはいるが召喚条件無視ができなくなった事もあり、ライバルに食われがちなカードになってしまった。 ……本当にどうしてこうなった。 余談だがこのカード、CMではオレイカルコスの結界をバックにドーマ編出身のカードと映っていたのだが、 このカードはドーマ編では登場しておらず完全に場違いである。 とまあ微妙な蘇生カードだったのだが、現在は真紅眼の魂を蘇生させれば、2ターン目限定の疑似黒炎弾サーチみたいな扱いにすることもできる利点が見出されている。 罠カードであることも、真紅眼融合のデメリット外で使える点からそこだけ見ればデメリットにはならない。 これを活用した擬似的な先攻1ターンキルコンボも開発されており、捕食植物ヴェルテ・アナコンダが禁止されていないマスターデュエルの環境であれば現在でも構築する事ができる。 レッドアイズ・バーン 通常罠 「レッドアイズ・バーン」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドの表側表示の「レッドアイズ」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、 破壊されたそのモンスター1体を対象として発動できる。 お互いのプレイヤーはそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。 吹雪さんが使用したもう1枚の罠カードもocg化。 劇中ほぼそのままの効果であり、さしずめレッドアイズ専用の《破壊輪》と言った所。 元々このカード無しでもレッドアイズはバーン効果が豊富で発動条件も受身なので汎用性は高くないものの、 サーチ手段が豊富でこの手のバーンカードにしては珍しく自分のカード効果で破壊しても発動できるのが利点。 フィールド魔法がない状態で敢えてSinを出して自爆させたり、引き分けになりそうな状況でわざとサーチして心理フェイズを仕掛けたりできる。 ただやはり多様な除去に弱く、破壊以外で潰されることも多い現環境での採用はほとんどなくなってしまった。 せめて相手だけにダメージを与えるか自分へのダメージが半分とかなら、レッドアイズに対する安易な除去にもう少し強気で駆け引きをもたせられたのだが。 とまあ厳しい立ち位置にあるカードなのだが、近年登場したトラップトラックとの相性は非常に優れている。 「トラップトラックの効果でレッドアイズを破壊しつつこちらをセット→セットしてきたこのカードを即時に発動してバーンダメージ」というコンボが可能になっている。 相手のLPが2400を下回った時の奇襲プランとして組み込んでみるのも手かもしれない。 レッドアイズ・インサイト 通常魔法 「レッドアイズ・インサイト」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):手札・デッキから「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。デッキから「レッドアイズ・インサイト」以外の「レッドアイズ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。 デメリットなしの専用「おろ埋」+サーチ。 サーチ対象は多くないものの墓地送りは「コスト」なので無効化されずに確実に墓地肥やしをしつつ、「真紅眼融合」「真紅眼の鎧旋」をサーチ出来るのが強み。 墓地に送ったレッドアイズはレダメや「鋼炎竜」、「鎧旋」などで蘇生したり、龍の鏡で融合素材にするなど使い道は多い。 しかし有用な墓地効果を持つレッドアイズは現状1枚も存在しない為、あくまでも他のカードで蘇生やコストとして除外するなどして動かす形で活用する事になる。 見た目は優秀だがレッドアイズは肝心のサーチできるカードが尽く弱く、これでサルベージしたいカード程、レッドアイズカード扱いにならず、サーチ対象に入ってないと言われがち。 その内容のわりに(1)のおろ埋効果のせいかターン1制限もばっちり付いているので手札事故しやすく、かといって採用するなら枚数は多く入れたい…というのがまた使いづらい。 よってレッドアイズ専用おろ埋+うららチェックとして使い捨てられることも多いが、 歴戦のデュエリストほどこのカードで引っ張れるカードの弱さを知り尽くしているため、通用するかは結構微妙。 ☆8以上のレッドアイズを墓地に送ってリリースを確保しつつ「トランスマイグレーション」をサーチする事も可能だが、「トランスマイグレーション」は下準備にも対応してるのでやや微妙か。 鎖付き真紅眼牙 通常罠 (1):自分フィールドの「レッドアイズ」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。 このカードを装備カード扱いとして、そのモンスターに装備する。 装備モンスターは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。 (2):装備されているこのカードを墓地へ送り、フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。 その効果モンスターを装備カード扱いとして、このカードを装備していたモンスターに装備する。 この効果でモンスターを装備している限り、装備モンスターはそのモンスターと同じ攻撃力・守備力になる。 デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編-で登場した「鎖付きブーメラン」のリメイクカード。 レッドアイズの装備カードとなり装備モンスターに対し、モンスターを2回攻撃させる効果を付与する。また、効果モンスターを装備カードにしてステータスをコピーする効果を持つ。 ただし装備したモンスターのステータスをコピーする都合上、場合によっては元よりステータスが下がることもあるので注意。 そして例え対象どれだけ能力を強化していようが元の攻撃力が参照される点も注意。 また、2回の攻撃権を得る効果ではなく2回までモンスターに攻撃できるカードなので、1回目の攻撃で相手の場を空にしてもダイレクトアタック、はできない。なんでだ なので正直いって(1)の効果で用いられることはほとんどない。 しかしコンバットトリックにも利用できる他、《真紅眼の鉄騎士-ギア・フリード》に装備させれば、相手モンスターを装備カード化した上で、それをコストにモンスター効果を使用できる。こうすれば使用前より自身が弱体化してもすぐもとに戻る。 ちなみに自分のフィールドの効果モンスターも参照できるため、後攻の時に、相手の場をニビルで除去した後に出てくる原始生命態トークンを付けて、これの効果でレッドアイズモンスターに付与して高い戦闘力を得る、などの芸当もできる。 また、単なる除去としても優秀で、相手の展開を妨害したり、耐性を持たない大型モンスターを排除できる。 むしろ現状はこっちの効果で使われやすい。 ただしあくまで効果モンスターしか対象にできないうえ、当たり前だが効果の対象にならないモンスター相手には通用しない。 このため、バニラを積極的に行使してくる同世代のライバルとなる青眼やブラマジデッキ達との相性が絶望的に悪い。 脳筋勝負ならこちらの倍は強い青眼は言わずもがな、バニラをひたすら酷使してくるブラマジとの相性は最悪もいいところ。 加えて亜黒竜で攻撃を倍加させたバニラは通常モンスターなので参照出来ないなど、効果モンスター限定という仕様が地味に使いづらさを滲ませている。 とはいえ基本的に環境デッキでは効果モンスターが主体となるので、レッドアイズデッキで環境に抗いたい場合はそれ自体あまりに無謀だが真っ先に強みとして挙げられる事もある。 ターン1制限等もないので2つ用意すれば2回分の妨害が可能だし、1体のレッドアイズにに二個付けも可能。その場合(2)の効果を二つ使用した場合は後から使用して装備したモンスターの攻撃力で上書きされる。 展開を途中で妨害するだけで止まるデッキもあるので、なんとかジャイアントキリング出来るのはこれだけと言えるだろう。 それでもなお現環境では微妙と言わざるを得ないながら、これを利用した黒刃竜の無効破壊との合わせ技はそこそこ有効。 攻撃力が下がっていた場合はそれを元に戻しつつ。相手の単一対象効果無効できるのはそこそこ有能であった。 + 儀式モンスター レッドアイズ・トランスマイグレーション 儀式魔法 「ロード・オブ・ザ・レッド」の降臨に必要。 ①:自分の手札・フィールドからレベルの合計が8以上になるようにモンスターをリリース、 またはリリースの代わりに自分の墓地の「レッドアイズ」モンスターを除外し、 手札から「ロード・オブ・ザ・レッド」を儀式召喚する。 ロード・オブ・ザ・レッド 儀式/効果モンスター レベル8/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守2100 「レッドアイズ・トランスマイグレーション」により降臨。 ①:1ターンに1度、自分または相手が「ロード・オブ・ザ・レッド」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、 フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。 ②:1ターンに1度、自分または相手が「ロード・オブ・ザ・レッド」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、 フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。 ドーマ編で衝撃的な活躍を見せた儀式モンスター。 城之内VSリアルファイター(CV:丸藤亮)戦では、 儀式モンスター化&武装化によるデュエリストとの合体&リアルファイトという怒涛の展開を見せつけ、視聴者に鮮烈な印象を与えた。 「モンスターの力を武装化して借りる」影霊衣のコンセプトの開祖に当たるだけあり、 OCG化に際してちゃっかり降魔鏡の除外コスト効果をラーニングしている。 儀式モンスターの方も、互いの効果発動に便乗して魔法罠とモンスターの破壊を1度ずつ行えるなかなか強力な効果。 レッドアイズがバニラということや、上述のレッドアイズを墓地からデッキに戻すカードのおかげで「高等儀式術」との相性もピカイチ。 レッドアイズだけでは発動できないものの、除外してしまうとそれらのカードを使うときに不都合が生じることもあるため採用しやすい。 惜しむらくは炎属性ゆえに闇属性サポートを受けられないところか。 一方で(どう見ても人型なのだが)ドラゴン族なのでドラゴン族サポートは受けられる。 しかしエースモンスターとして選ばれる機会は正直少なめ。やるならほぼ完全に儀式用レッドアイズデッキを組む必要があり、 その割には1ターンに1度の破壊に特化しすぎてサポート寄りに行き着いた反面、打点が低く収まってしまったことがチグハグすぎるためか。 レッドアイズモンスター用のサポートも受けられず、破壊するだけで無効化まではしないのでこの点でも厳しい。 困難だがカード名制限ではないため2体並べばモンスター・バックそれぞれ2回ずつ壊せる。 黒竜降臨 儀式魔法 「黒竜の聖騎士」の降臨に必要。 (1):自分の手札・フィールドから、 レベルの合計が4以上になるようにモンスターをリリースし、手札から「黒竜の聖騎士」を儀式召喚する。 (2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「レッドアイズ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。 黒竜の聖騎士(ナイト・オブ・ブラックドラゴン) 星4/闇属性/ドラゴン族/攻1900/守1200 「黒竜降臨」により降臨。 「黒竜の聖騎士」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動する。そのモンスターを破壊する。 (2):このカードをリリースして発動できる。手札・デッキから「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。 同じくドーマ編で登場した儀式モンスター。アニメでは『闇竜の黒騎士』というカード名だったが、同名(ルビは違う)のアンデット化モンスターが先に出たせいでカード名が変えられた。。 (1)の効果は単体では使える機会に恵まれないため、召喚後は即座に(2)のリクルートに頼ることになる。 「レッドアイズデッキ」としての動きではないが、この効果でレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンをリクルートし、その効果で再びこのモンスターを蘇生すると、手札消費こそ激しいものの召喚権を消費せずに場にドラゴン族が2体並んでドラゴンリンクの展開を開始できる点は有用。 「つまずき」などの表示形式変更カードでサポートすれば(1)の効果も役に立つが、そこまでカードを消費して得るものが 妨害されやすいモンスター破壊効果と、魔法・罠のサーチだけでは、メリットが見合わない。 (2)だけを目的とするだけなら、事故が増えるこいつよりお手軽なカードは多いので、 ロード・オブ・ザ・レッドより儀式召喚のコストが軽いことを利用して、儀式魔人(特にリリーサー)を利用した戦術が望ましい。 エースカードとは行かない強さではあるが、「ロード・オブ・ザ・レッド」との併用では、前座として十分役に立ってくれる。 ■主な真紅眼の黒竜と相性の良いカード + モンスターカード ガード・オブ・フレムベル レベル1のドラゴン族通常モンスターにしてチューナー。 ドラゴン族のリクルーターである仮面竜から引っ張れる上に、 真紅眼と同じ通常モンスターなので何かとサポートの共有がしやすく、レベル8のシンクロにはもってこいなカード。 炎属性なので、強力な破壊耐性を持つ魔王龍 ベエルゼのシンクロには使えないのが残念なところ。 神竜アポカリプス 攻撃力1500なので仮面竜からのリクルートが可能で、手札のカードと墓地のドラゴン族モンスターを交換することができる。 レダメを手札に戻したり、真紅眼の飛竜やその他上級モンスターを墓地に送ったりと地味なところで役に立つ。 レベル4なので、真紅眼の飛竜とエクシーズ召喚の素材にできるのも旨味である。 デルタフライ 仮面竜からリクルートが可能なレベル3のチューナーであり、 効果で他のモンスターのレベルを1つ上げられるので、実質レベル4チューナーとしても扱える。 下級モンスターはレベル3か4に固まっているので、レベル7や8のシンクロモンスターをシンクロ召喚しやすい。 真紅眼の黒竜とならば、レベル11の星態龍もシンクロ召喚できる。 カーボネドン 墓地から除外することでレベル7以下のドラゴン族通常モンスターをデッキ・手札から特殊召喚ができる恐竜族。 真紅眼の黒竜の特殊召喚にはうってつけであるだけでなく、 ガード・オブ・フレムベルやメテオ・ドラゴン等も当然サーチでき、展開の原動力になりうる一枚。 しかも、ご丁寧に墓地から除外されるので、一族の結束やミンゲイ・ドラゴンの効果も阻害しないという至れり尽くせりである。 ただ、地属性恐竜族のためサポートが共有できず、このカードそのものを墓地に送る手段をどうにかしなければならないのが問題。 E・HERO プリズマー 融合素材モンスターを墓地に送ってその名前名をコピーする遊戯王界のディケイド。 エクストラデッキにブラック・デーモンズ・ドラゴンかメテオ・ブラック・ドラゴンがいれば、黒竜を墓地に送れる。 そのまま黒炎弾するのも良し(与えられるダメージは1700になるが)、上記の2枚を融合召喚するのも良し、闇竜を召喚するのも良し。 応用性は高いが、戦士族なので後述するミンゲイドラゴン等とは相性が悪い点は注意。 可変機獣 ガンナードラゴン 攻守を半減させることで妥協召喚が可能なレベル7モンスター。 特殊召喚しやすい真紅眼の黒竜と共にランク7のエクシーズ素材として有用。 闇属性のサポートカードや、スキルドレインを利用できる点も相性が良い。 聖刻龍-トフェニドラゴン 相手フィールドのみモンスターがいれば、特殊召喚できるレベル6の半上級モンスター。 さらにリリースされた場合にドラゴン族通常モンスターをデッキから特殊召喚できる。 真紅眼の黒竜はもちろん、ガード・オブ・フレムベルやメテオ・ドラゴンも特殊召喚でき、そこから更なる展開が可能。 特にトフェニをリリースしてアドバンス召喚したモンスターと 特殊召喚したモンスターが同じレベルならば、そのままエクシーズ召喚につなげられる。 ここでオススメなのはランク6の聖刻龍王-アトゥムスだろう。そこから、レダメなどを引っ張ってフィールドを制圧しよう。 ライトパルサー・ドラゴン 光と闇の属性のモンスターをコストに特殊召喚できるドラゴン。 上記のトフェニドラゴンをリリースしてアドバンス召喚するモンスターとして候補に挙がる1枚である。 「竜星竜」の素材にもなり、「真紅眼融合」で簡単にデッキから墓地に落とせる。 何より効果で墓地から「レダメ」を蘇生できるのは大きく、 2体並べれば相互に蘇生できるのでフィールドにモンスターを切らさずに済む。 ただし、タイミングを逃すことがある点は注意。 魔晶龍ジルドラス 流星竜の素材候補の一つ。魔法・罠限定とはいえ除去耐性皆無なレッドアイズの場を守ってくれる。 特に「真紅眼の鎧旋」との相性がかなり良いほか、レッドアイズと相性の良い妨害系永続罠も守ってくれる。 墓地か手札にあれば発動するので、手札事故にも多少は対応している。 場が肥えるのも嬉しいところ。 惜しむらくはこれでレッドアイズモンスターではない、ということ。 もしレッドアイズモンスターであれば黒鋼竜でサーチもできて除去に対する対抗として手札に据えやすく、もっと強かったのだが…。 黒星竜の登場で少々影が薄れたものの、除去耐性を取るなら1枚は入れておいても良いだろう。 マテリアルドラゴン 破壊効果とバーンダメージの無効化が強力な上級モンスター。 ライトパルサーと共に上級ドラゴンの候補としては十分な戦力になるであろう。 だが、破壊以外には対処できない点には注意。 ヴァレット・シンクロン 「ヴァレット」に属するレベル1のチューナー。 召喚時にレベル5以上の闇属性・ドラゴン族を効果を無効にして蘇生できる。 この効果を発動後、自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できないという制約が付いているが、同条件のモンスターを多用する【レッドアイズ】ならばさほど問題はない。 「ヴァレット」の名前を持つので「クイック・リボルブ」でのリクルートに対応し、「シンクロン」でもあるので「調律」でサーチ可能と、とにかく扱いやすい。 征竜 手札・墓地からドラゴン族(か同属性モンスター)2体を除外して特殊召喚できるレベル7ドラゴン族のモンスター群。 レッドアイズのサポートカードは墓地にモンスターを落とす能力が高いものが多い為展開コストを賄いやすく、またレッドアイズに有用な墓地効果持ちは完全に1枚たりとも存在しない為却って除外しても全く困らない点も好相性。 同じレベル7である点からエクシーズ展開との相性に秀でている他、後述の竜の渓谷との相性も極めて良い(デッキから墓地に落として効果発動できる他、実質無料の手札コストとしても利用できる)。 レッドアイズの中でも特に他の優秀なドラゴン族テーマと組み合わせたドラゴンリンク構築にエクシーズ展開を追加する時に活躍する。 始祖竜ワイアーム バニラ2体で融合できる融合モンスター。 効果モンスターに対して絶対的な防御力を発揮でき、融合軸のデッキではFGDと共に是非入れておきたいカード。 現環境ではこのカードの穴である魔法・罠でのモンスター除去は減少傾向にあるので、 相手次第ではこの1枚で詰みに追い込めることも……あるかもしれない。 ダークエンド・ドラゴン チューナー以外の闇属性モンスター1体をシンクロ素材に指定する、レベル8のシンクロモンスター。 汎用性の高い除去効果を持ち、真紅眼の黒竜を素材としてシンクロ召喚を行う際の有力候補となる。 スターダスト・ドラゴン ご存じスタダ。 フィール版と違い効果がフィールドではなく墓地で発動する性質上、スキルドレインを投入したデッキでは何かと重宝する。 聖刻龍王-アトゥムス ランクの6のエクシーズモンスター。 先述のトフェニドラゴンとの組み合わせですぐに出せ、効果でデッキからドラゴン族モンスターを特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃・守備は0になるものの、レダメを出して一気に展開すると良いだろう。 黒熔龍騎ヴォルニゲシュ ランク7のエクシーズモンスター。 ドラゴン族を素材としている場合フリーチェーンで破壊効果を発動できる為、ドラゴン族ランク7を立てる能力がちょっと高いレッドアイズにおいては重宝する。 ランク7の先攻向けモンスターは意外と少ないので、レッドアイズデッキを組む際の先攻展開プランにおいてはかなり重要な役割を担う一枚。 ストライカー・ドラゴン 下級ドラゴン族を素材としてリンク召喚できるリンク1のドラゴン族モンスター。 本来は、レッドアイズと現在最も相性の良いテーマであるヴァレットのサポートカード。 レッドアイズにおいて最強のカードである黒鋼竜の効果を即座に発動できる上、ドラゴン族である事からそこでサーチしたレダメの特殊召喚コストにもなれるなど、非常にレッドアイズとの相性に優れている。 このカードの登場によって黒鋼竜の評価はふた回りは向上したと言っても過言ではない。 レッドアイズ自体に同等のリンク1が欲しかったというのは言わないお約束。 ビーステッド レッドアイズ問わずドラゴン族となら大体のテーマと合う。 レッドアイズも例外ではないが、レッドアイズテーマを重視するという観点でみると話は別。 光・闇属性モンスターを除外して召喚できる都合上、妨害札としてであればかなり輝くものの、 レッドアイズテーマで唯一実戦級と言われる鋼炎竜へ繋げるパーツにはならないなど微妙に噛み合っていないところも。 捕食植物ヴェルテ・アナコンダ レッドアイズ最大のクソカード真紅眼融合最大の難点を解消する抜け道的な出張向きのリンクモンスター。 LPを2000支払い、融合カードを墓地に送ってその効果通りの融合を行う。 真紅眼融合の召喚制限を無視して発動できるため、リンク召喚さえできれば例え展開行動を取ったうえでも融合レッドアイズを呼び出せる。 そのおかげでドラグーンが暴れた時期には猛威を振るっていたが、現在は禁止カード。 正直ドラグーンよりもアナコンダが禁止化したせいで、レッドアイズのデッキパワーというか多様化させていく力は大きく削られたと言っていい。 ドラグーンを除いたレッドアイズモンスターの強さを考えるとLP2000と割に合わないのもマイナス。 こちらもレッドアイズ専用の何かが求められている。なおマスターデュエルではまだ使用可能。 + 魔法・罠カード 竜の霊廟 ドラゴン族通常モンスターを入れているデッキならおろかな埋葬以上の墓地肥やしができる一枚。 黒竜と飛竜を墓地に送れば、これ一枚でエンドフェイズに真紅眼の黒竜が出せるし、龍の鏡を発動する下準備にもなる。 前者の場合思い出のブランコで捨て蘇生させておけば、飛竜の誓約を回避しながら攻めることができる。 ヴァレット等の混成の場合、アブソルーターによる墓地サーチの発動キーにもなり、鋼炎竜デッキではもはや必要不可欠。 竜の渓谷 手札コストが必要だが、毎ターン墓地肥やしが可能なフィールド魔法。 sin真紅眼の維持に貢献できる他、リンクモンスターのドラグニティナイト-ロムルスでサーチできる為、安定性を求める場合にも非常に有用。 復活の福音 7・8のドラゴン族モンスターを蘇生させられる。 レッドアイズ名称付与の恩恵が消えるとはいえ、融合枠の3匹を復活できる他、一度だけ破壊耐性も付く。 単純にエクシーズデッキのときのレベル7モンスターを立てるのにも利用可能。 ミンゲイドラゴン、群雄割拠、一族の結束 真紅眼デッキは青眼デッキに比べて、ドラゴン族統一がしやすいのでこれらのカードも候補に挙がる。 勿論、上記のカーボネドンとは相性ぴったりである。 かつてはガイアドラグーン以外にランク7のドラゴン族エクシーズがいなかったのが厳しかったが、 現在はそこそこいるのでよりやりやすくなったか。 闇の誘惑、七星の宝刀 闇属性、レベル7に対応したドローソース。 ただ、除外して発動する関係上、墓地肥やしを前提とするこのデッキのギミックと噛み合わないのが難点。 墓地肥やし効率に対して墓地効果が異常に少ないデッキなので、アイデンティティにこだわらなければそこまで警戒せず採用してしまってもさほど困る事はない。 しかしレッドアイズであることを意識したデッキ構成の場合、黒石、闇竜、悪魔竜、鋼炎竜、鎧旋、スピリッツ…と、 墓地効果はないくせに墓地が肥えてないと効果が活きないカードが多いので除外が条件なことが常々悔やまれる。 特に七星は紅玉の宝札と同じ問題点を抱えているため、純を目指す場合なら流石に紅玉の方がマシと言わざるを得ない部分もある。 そもそもこのカードを採用する場合、結局レッドアイズは完全な捨て石にしかならない。テーマ性を考慮した場合、レッドアイズカードがただのコストにしかならないのが悲しいところ。 《闇次元の解放》《復烙印》などの帰還ギミックを組み込むのも手だが、そこまでレッドアイズが保つかは怪しい。 一応黒炎弾で1ターンキルを狙う時の手札回しには紅玉と合わせて特に重宝する。 融合準備、融合徴兵 エクストラデッキの融合モンスターに記されている素材1枚をデッキから補充できる。 前者は罠カード故に遅いが追加で墓地の《融合》をサルベージでき、 後者は発動ターンサーチカードの通常召喚・特殊召喚はできないが素材のサルベージも可能で魔法カードゆえの即効性が利点。 これらの登場によって、融合軸のデッキの安定性が大きく向上した。 竜の束縛 自分フィールドの攻撃力2500以下のドラゴン族モンスターを対象として発動し、その攻撃力以下のモンスターの特殊召喚を封じるロック系の永続罠。 真紅眼の黒竜や黒炎竜の攻撃力は2400と上限ラインに近く、それなりに強力なロックを1枚で展開する事が出来る。 とはいえ100の差が大きく、もし2500のモンスターと合わせていれば止められた筈の烙印融合による展開を許してしまうなど、穴も多い。 なお「発動時は2500以下」というだけでその後については一切の制限がない。 よって「竜の束縛」を付けたレッドアイズに「鎖付き真紅眼牙」を装備し、自陣・あるいは相手のカードを装備して攻撃力を上げることで召喚制限できる攻撃力をあげる」というテクニックが存在する。 このカードをサーチするのが困難なためロマンの域だが、上手く刺されば相手のデッキをほぼ破壊することも出来る強力なコンボである。 トラップトラック レッドアイズ・バーンでも触れた、自陣モンスターを破壊しつつ好きな罠カードをサーチでき、かつそのターン中に発動させられる効果をもつ罠カード。 というかレッドアイズは軒並み罠カードが中心となるのでそれを補う手としては有効性がそれなりに高い。 これまで正直言って微妙な立ち位置だった同カードをそれなりに活かせるようになった良カードだが、一方でそれ以外の目的で使うにはレッドアイズの展開力のなさがネックか。 【このカードでデッキを組むなら?】 先の通り、レッドアイズデッキを目指す場合は 「デッキパワー低下を覚悟で純レッドアイズを組む」 「混ぜものをしてレッドアイズを組み込んでなんとかデッキを組む」 という二択を迫られやすい。 しかし後者は再三述べたように「レッドアイズでやる意味はない」「そもそもレッドアイズの数が少なすぎて名ばかりのレッドアイズデッキになる」 という問題点が非常に多く、後述するがこの組み方には賛否が渦巻いている。 とはいえ真面目に少しでも勝利の可能性を考慮に入れた場合、どうしてもレッドアイズが減ってしまうのは避けられないのもまた事実。 レッドアイズテーマを名乗ることに注力するか、レッドアイズとは名ばかりになったとしても組んで見せるかは各々次第である。 【主なデッキ構成の型】 レッドアイズはそれぞれに特化した特性を持つため、純にこだわらなければデッキ構築の幅は広め。 【融合型】 悪魔竜、流星竜、黒刃竜などをメインとして戦う型。 一応召喚するだけなら真紅眼融合の存在により即効性があることが特徴。 現環境ではレッドアイズの融合デッキと言えば大体が悪魔竜や流星竜軸がメイン。制限が緩いこともあって現在は流星竜が少し強いか。 展開は決して難しくはないが、何分スペック不足と真紅眼融合のデメリットが痛すぎる。 一応通常の融合カードや龍の鏡を使うことで複数体召喚は可能だが、そちらに軸足を移すと展開難易度が一気に跳ね上がる。 最もやることがわかりやすく使いやすいが、最もデッキパワーが落ちやすい。 バーン型で現状一番やりやすいのはこのデッキで、マスターデュエルでレッドアイズをやるならこれが一般的。 一方紙ではアナコンダが使えないため、レッドアイズを意識する場合は真紅眼融合で流星竜か悪魔竜を出すかの二択という弱い展開になりやすい。 【デュアル型】 黒炎竜やエビルデーモンなどをメインとしていくデッキ。凶星竜は勿論お呼びでない レッドアイズ以外のデュアルを多数組む必要があるが、デュアルデッキのメインとしてなら真紅眼もそれなりに輝く部分があるのでアイデンティティは保ちやすいか。 ただ逆に言えばメインで使えるデュアルモンスターが2種類しかなく、確かにメインにはなれるがそれらを展開するのが少々大変である。 【アンデッド型】 レッドアイズ唯一のシンクロを重視したデッキ。 ドラゴン族メインの本家レッドアイズとの相性が悪いが、、アンデッド特化型となって初めて意味をなす。 アンデッドワールドを駆使して、相手のモンスターをかき回したりするのが得意…………のだがレッドアイズデッキとしてはあまり注目されづらいか。 【スキドレッドアイズ型】 「どうせ効果が全般的に強くないからスキルドレインで相手を封殺してしまえばいい」という前向きなんだか後ろ向きなんだかわからないデッキ。 基本的にはバウンス型で、相手の魔法や罠については他のカードでとことん補う。 流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンの融合素材にできる魔晶龍ジルドラスが永続罠カードとの相性に秀でている点やメインデッキ内の打点が全体的に低すぎる点などから、融合軸を兼ねている事も多い。 これに竜の束縛を加えることでさらに相手の展開を邪魔することも可能だが、どちらもサーチしづらいのが難点。 おまけに主力であるスキルドレインに制限がかかったことで、現在この構築はあまり使えないものとなっている。 【ドラゴンリンク型】 純粋にレッドアイズを主軸とした構築を諦め、他テーマとの混成の中で「レッドアイズでなくてはならない役割」を模索したデッキ。 レッドアイズ屈指のサーチカードである黒鋼竜の「1枚からドラゴン族のリンク3にアクセスできる」という破格の性能を軸として戦う。 やはり元が弱すぎるレッドアイズを主軸から離した恩恵か他のレッドアイズ構築とは一線を画する強さがあり、現在見かけるレッドアイズデッキの大半がこのタイプである。 同じ闇属性ドラゴン族のテーマであるヴァレットの基礎展開を行いつつも、黒鋼竜の高すぎるサーチ能力を活かして余ったスペースにレッドアイズの展開を添える事ができる。 こう聞くとレッドアイズ要素が薄すぎるように見えるが、上手く回ればレッドアイズ唯一の実用的なエースモンスターである真紅眼の鋼炎竜が3体並ぶ(後述)など、使い手次第では十分にレッドアイズらしさを引き出せる。 通常のレッドアイズデッキではエースモンスターを複数並べる事自体まず基本的に不可能な為、他テーマに主役を譲る事で初めてレッドアイズの全力が発揮されたとも言える。 とはいえやはりレッドアイズだけではなくヴァレットやドラグニティがあって初めて成立する構築の為、今でも賛否の分かれるデッキ。 【鋼炎竜型】 真紅眼の鋼炎竜を3体並べることを目的としたスパチャデッキ。相手が効果を使う度に鋼炎竜の数分500ダメージを与えられる。 先にも記したが2体配置するだけで8回、3体なら効果6回で相手が沈む。 マスターデュエルであれば展開後にアナコンダを召喚し、流星竜を呼び出してバーンをかますことでさらに相手を追い詰められる。 現環境でレッドアイズのアイデンティティを意識するならかろうじて誇れる型はこれ。破壊耐性持ちでもあるのでそこそこ堪えられる。 ただし先のドラリン型の派生的なものであり、レッドアイズ以外を大いに混ぜないと成立しない厳しさがある。 また、先攻が取れないと何ら強みを発揮できないし、展開にある程度デッキを偏らせる必要があるため汎用カードを組み込みづらい。 このため妨害に対抗する札を用意しづらく、後攻向けに作られた先行妨害として一般的な拮抗勝負などをかまされると何もできなくなる。 なお、レベル7モンスターを使うため主な混ぜもの候補はヴァレットとクシャトリラの2つ。ただ後者はクシャトリラ自体を普通に展開した方が強いのでセルフ尊厳破壊になりかねない。 【実質先行ワンキル型】 ドラリンを応用したワンキルデッキで、基本的にはアナコンダが使えるマスターデュエル用。 ヴァレットと黒鋼竜でヴァレットアイズの動きをするところまでは同じだが、黒鋼竜を酷使してレッドアイズ・バーンとスピリッツを引き込むのが肝。 ドラリンの動きでこの二つを揃えた後、アナコンダで流星竜を呼び出す。 相手ターンにスピリッツで魂を蘇生→流星竜を指定して3500バーン、ヴァレットトレーサーの効果で流星竜破壊→レッドアイズ・バーン発動→相手は死ぬ。 相手にターンを渡さないといけないため一般的なワンキルと比べると弱いが、黒炎弾狙いでポーカーする運ゲーデッキよりは間違いなく確実。 紙では現状困難だが、今後レッドアイズ専用のアナコンダが実装されれば紙の方でもやれる日がまたくるかもしれない。 【原作・アニメ等での活躍】 何かとキーカードとなる一枚である。 原作では当初ダイナソー竜崎のカードであったが、竜崎がアンティルールで城之内に敗れたため、城之内のカードとなる。 (竜崎は全財産の数十万円はたいて購入したらしいが、現実では大会商品の黒竜やメテオブラックが本当に数十万円のプレミアカードになっていたりする) …というのは記事作成当時の話であり、10年以上経った今日にはその2枚は希少さから市場に出回る機会は全くないが、例として公認大会で配布された ブラック・マジシャン・ガールのシクは300枚配布されたが記事作成時は10万円ほどであったが、2019年時点では買取で100万円越えなため 世界に1枚しかない真紅眼と4枚しかないメテオブラックは市場に流通すれば数千万円は確実。 そもそも数十万円単位で取引されるカードが大会賞品のみならず市販されたカードでも沢山あるとかつてはネタにされてたことが現実でも起きている。 ちなみに世界大会のレッドアイズは所有者が現在でも明らかになっており、かつ流出品が存在していることが確定している。 城之内にとってとても思い入れのあるカードで、遊戯曰く「城之内君の魂のカード」として、マリクによる洗脳を解くきっかけだったりもした。 凡骨「レッドアイズ!俺を攻撃しろ!」 真紅眼「……」 凡骨「黒炎弾を放ち、俺のライフを0にしろ!!」 真紅眼「…!!」 ゴゴゴ……ズドォォォン 凡骨「ぐあ……ありがとう、真紅眼……」 その後もまだ遊戯が預かっており、海馬戦で召喚したことで城之内が生き返るきっかけとなり、諸事情でお流れになったバトルシティ編のエピローグできちんと返却してもらった模様。 城之内が原作で最後に使ったのは記憶編の佳境でどっちかというとリアルファイトで召喚した。 ぶっちゃけサイコショッカーのほうが城之内の嫁である。 アニメでもいつの間にか返してもらったようで、 オリジナルエピソードであるドーマ編によってその後の出番も増えており、竜崎戦では「元々はワイのカードやないか!」とツッコまれている。まあ奪われたのは欲を出してアンティを持ち掛けた竜崎の自業自得なんだが… また、前述のとおり城之内が儀式召喚によりこのカードとの合体……もといコスプレを披露した。 『激レアカード』の名に偽りは無いようで、 王国編では海馬戦で召喚された際に、あの海馬ですら僅かながら驚いた様子を見せ、 レアカード盗賊団のグールズの構成員もこれほどのカードを……!!と内心で評して わざわざこのカードを強奪するためだけに小細工を弄したり、 このカードを見せびらかされた藍神が「うぉ~、真紅眼!」とめっちゃ棒読みで驚くなど、 青眼ほどではないにせよ相当希少なカードとして名が知れ渡っている事がうかがえる。 ちなみに原作ではレベルが1つ小さいおかげで生贄1体ながら同じ攻撃力を持つフィッシャー・ビーストや、 同じ2体の生贄を要して同攻撃力、なおかつ罠を完全に封殺する能力を持つサイコ・ショッカーやなどが存在するため、 相対的にこのカードはあまり強くないのではと見られる意見もあるが、 原作でのこのカードはOCGとは異なり『飛行能力』を有している設定である可能性が高く、 飛行能力を有するモンスターは 落とし穴など一部のカードの効果を受けない 海など一部のフィールドの効果を無視して攻撃することが可能 地上からの攻撃を受けない などと言った強力な俺ルールメリットを有しているため、 2400という攻撃力で飛行能力を持つこのカードは原作世界の基準で考えるとかなりハイスペックだと言えよう。 どいつもこいつも飛び道具やらビームやらで攻撃しまくるから飛行能力が活きてる場面がそんなにない事は密に、密に 続編の遊戯王デュエルモンスターズGXでは、我等がお兄さんこと天上院吹雪が使用。 ダークネス時代はこのカードと共に猛威を振るい、ダークネスから解放された後もダークネスを乗り越えた証としてこのカードを愛用し続けた。 ……戦績についてはふれないでくれ、頼む。 ちなみに兄さんはこのカードを少なくとも『二枚』持っている。 吹雪兄さんが強運なのか、イラストが違ったから再販されたのか… デュエルリンクスでは城之内と竜崎のエースカードになっている。 竜崎にとっては実に20年越しにエースカードとして認めて貰った訳であり感動ものである。 あと何故か本田にも専用ボイスがある。 攻撃名は凡骨(DM版)と本田が「ダーク・メガ・フレア」、凡骨(DSOD)と竜崎が「こくえんだん」となっている。 劇場版 遊☆戯☆王(東映)ではオリジナルキャラクターの青山翔吾の引き当てたカードとして、物語の中核を担う。 青眼の白龍と対になるものとして「青き竜は勝利をもたらす。しかし赤き竜がもたらすのは勝利にあらず、可能性なり」と言われており、 翔吾の勇気に応えた遊戯によってメテオ・ドラゴンと融合、メテオ・ブラック・ドラゴンとなり海馬の青眼の白竜3体連結を打ち破った。 製作会社が違うためコンテンツとしては繋がっていない扱いの作品だが、後のブルーアイズとの差別化路線の源流とも言える(*11)。 真DMでは竜崎が出てくるもののゲームバランスの関係か使用せず、古代に戻った後のジョーノが使用する。 古代に戻った後のジョーノは弱い上にそこそこの確率(約1.1%)で落としてくれるため、メテオ・ブラック・ドラゴン狙い(約0.4%)のついでで結構貯まったりする。 実は真紅眼の黒竜自体を融合召喚することが可能…なのだが融合パターンに通常の手段では手に入れることができないレッド・ドラゴンが含まれているためドロップで狙うしかない。 追記・修正してくれたら胸キュンポイントが貰えるらしいよ ただし戦う勇気のある者だけに △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ここまで項目が充実してきたとなると、そろそろレッドアイズ(遊戯王)とかで本体と分けたほうがいいのかな……? 戦法とか相性の良いカードはこっちに残して -- 名無しさん (2015-05-20 19 00 21) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-05-22 17 53 21) ニコニコ大百科もそうだけど、剣(ヘルモスの爪使って出すやつ)に関する記述が無いな。誰か追記頼めない? -- 名無しさん (2015-06-06 14 10 02) あとは流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンとか出てくれれば満足できる -- 名無しさん (2015-06-07 22 13 05) 征竜が生きてたらこのデッキはどうなってたんです -- 名無しさん (2015-06-20 22 42 56) 発売されなかったです。 -- 名無しさん (2015-06-21 04 52 23) そういう意味では征竜に感謝すべきなのかもしれんね、お陰で待望の強化がされた。 なんてこと言うとでも思ったか!お前らなんぞに感謝するか!! -- 名無しさん (2015-06-24 17 55 50) 東映版の青山君についても誰か記述してくれよ。彼こそ最初の真紅眼所有者(使い手ではない)のイメージが強いんだ -- 名無しさん (2015-07-08 15 08 10) レッドアイズの全盛期は劇場版異論は認める -- 名無しさん (2015-07-08 15 12 07) 伝説の黒石のところで いずれか が「いれずか」になってますよ。 -- 名無しさん (2015-08-02 16 47 39) ↑そんなことはわざわざ書かずにあなたが修正すればいいことだ。修正しといたけど -- 名無しさん (2015-09-03 23 35 45) スピリッツに召喚条件無視があったらレダメと出張か -- 名無しさん (2015-09-06 22 26 28) アニメ版のレダメはいつ出るんです?アモンのエクゾディオスももどきでカード化したのに -- 名無しさん (2015-12-15 04 21 37) とうとう、トゥーンにまでなった……かわいい。効果がレダメ的なのが笑えるw -- 名無しさん (2015-12-27 18 48 04) トゥーン化は草 とはいえトゥーンで使える効果だから良いな -- 名無しさん (2015-12-27 20 41 46) レッドアイズ・スピリッツっていうほど弱くないとは思うな。リビングに比べると媒介である罠は残らないから蘇生性能は高い、鎧旋の①は完全蘇生だけど場にレッドアイズ必要、②は受動的と、一応このカードとは相互とも言えなくはない。まあ、自分が好きなカードをぶっ込むのが一番だけどな。 -- 名無しさん (2016-01-22 18 51 54) 青眼よりも全体的に鋭利でかっこいいと思う -- 名無しさん (2016-05-03 15 29 53) デュエルターミナルのレッドアイズが一番好き。本当に動きそうな感じで好き -- 名無しさん (2016-05-07 21 58 12) INOVの新規達のおかげで遥かに回りやすくなったな。しかしどうしてこれをCOREの時点でやれなかったのか… -- 名無しさん (2016-07-05 14 02 35) インサイトのおかげで初手が安定することすること。流星竜も悪魔竜より初手に出す分には丁度いいからホント良い強化よ -- 名無しさん (2016-07-10 01 29 52) それでも環境勢からはボロクソに叩かれる始末。後は何が足りないんだろうか。分かる人教えてくれ。 -- 名無しさん (2016-07-31 22 24 37) カイバーマンとため息ついてる雛を想像すると可愛い -- 名無しさん (2016-07-31 22 50 01) 環境勢の奴らの大半は俺TUEEEして相手叩きたいだけだから。気にせず楽しくやろうぜ。 -- 名無しさん (2016-08-01 02 02 18) 実用性のあるサポートが増えたのは嬉しいけど、黒竜の雛がいらない子になってしまったのが少し悲しい -- 名無しさん (2016-08-01 08 26 33) インサイトや真紅眼融合なんて少し前の時代なら禁止レベルなのにそれが許される当たりやっぱり9期環境は凄まじいわ -- 名無しさん (2016-08-12 23 09 08) 真紅眼融合が禁止になるレベルって一体いつの時代まで遡れば良いんだよ -- 名無しさん (2016-08-12 23 43 34) 超低確率だけど理論上先行1キルもあり得る -- 名無しさん (2016-08-13 00 14 51) 元効果意識したリメイクと未OCGのアニメ効果を現代風にアレンジしたOCG化ばっかで相互でシナジーが生まれなかったのが迷走の理由かな -- 名無しさん (2016-08-13 07 29 37) 全体的に丸みを帯びてる青眼の白龍と比べると、こちらはかなり尖ったデザインで、より西洋風のドラゴンらしく見える。 -- 名無しさん (2016-08-24 02 35 15) 城之内と吹雪。両者とも妹持ちでもあるな。静香は、レッドアイズ羽子板を持ったことあったし。 -- 名無しさん (2016-08-24 22 25 14) 意外?かはわからんが、青眼の白龍との融合が無い、ガキの頃コイツとの融合モンスターたくさん妄想したなぁw -- 名無しさん (2016-10-26 08 08 39) 原作には属性反発作用という設定?があってだな・・・ -- 名無しさん (2017-02-22 17 20 14) エクストラゾーンの追加で専用融合のデメリットが相対的に緩くなったな。誤差の範囲だけど -- 名無しさん (2017-03-04 09 08 36) タグにもあるが、まさに遊戯王版リザードンだな、カッコいいぜ!! -- 名無しさん (2017-03-30 13 14 58) EXストラゾーンがあってもリンクモンスター無しで戦える数少ないデッキ -- 名無しさん (2017-03-31 14 01 50) 今度はギア・フリードと結託した新規が来る予定だけど、従来とは別の構築を前提にしている効果だな。(強さはともかく)バラエティぶりはブラマジに迫ってきた感がある -- 名無しさん (2017-04-19 11 48 39) ↑ついでにベビードラゴンも取り込みました。千年竜来るか!? -- 名無しさん (2017-04-20 23 55 19) ↑真紅眼の時魔術師(レッドアイズ・タイム・マジシャン)も欲しくなるな -- 名無しさん (2017-05-21 10 51 49) 安定性求めるなら元のバニラレッドアイズいらないというのはどうにかならんかったのか。他のDMテーマはそこらへん上手くやってるのに -- 名無しさん (2017-06-12 18 15 31) デュエルリンクスではコナミ君も愛用する「レッドアイズ・スピリッツ」 -- 名無しさん (2017-11-30 15 23 43) とうとう真紅眼にもシンクロ召喚が! ただまぁ不死竜と同じくアンデッド特化だからレッドアイズそのものとのシナジーはないけど、また可能性が広がったぜ。 -- 名無しさん (2018-10-16 07 14 39) デュアルが増えると使いやすくなる代わりに元祖の出番が減るというジレンマ -- 名無しさん (2018-10-16 08 01 38) 『数十万するレアカード』だったころは何かの記念カードか付録だったりしたのかな。通常のブースターパックに入っていたものが高騰したところで流石に六桁はいかんだろう -- 名無しさん (2018-10-16 08 43 10) レリーフ高騰し過ぎてシャレにならん 青眼よりはマシだけど -- 名無しさん (2018-10-31 16 43 20) タグの「ゼクロム」はやめてやれよw -- 名無しさん (2018-12-05 16 24 59) パンサーウォリアーとか真紅眼化しないかな?原作でバニラだし梶木戦とか再現したらで割とデュアル化出来そうな気がするし -- 名無しさん (2018-12-06 22 03 25) ついに亜黒が来たぜ!20thも来たぜ! -- 名無しさん (2019-01-15 23 46 37) 真紅眼の究極竜はまだか。 -- 名無しさん (2019-01-24 09 55 17) ブラマジとの融合体来たけど凄ェ効果 -- 名無しさん (2019-10-18 06 53 14) 青眼+真紅眼って意外とまだ出てないんだよな。凡骨と社長は仲悪いが、だからこそ、その二人の力を合わせるというのは燃えると思うんだが -- 名無しさん (2019-10-18 08 01 35) 王国編で海馬が思わず『ほー』と感心するレベルのレアカードだが、海馬自身はダイヤモンドドラゴン同様何枚も所持していたのかな -- 名無しさん (2019-10-28 09 38 11) ドラグーンで大幅強化と思いきや縁もゆかりもない環境デッキに出張セットで悪用された挙句真紅眼融合制限で純真紅眼使いがどばっちりといういつものアレである -- 名無しさん (2020-03-23 16 44 15) 多分コナミ的にも何回かは環境級の強化与えようと試行錯誤したであろう事は伺えるカード。ただなかなか思う通り環境を制覇しないし、パワー振り切ったカード出してみたらアレな事になるしで本当に制作的にも扱い難しいんだろうなと -- 名無しさん (2021-01-30 06 16 59) ↑6 真紅眼の亜黒竜の効果を使えば、未強化の青眼の究極竜を戦闘破壊できる…あとは真紅眼の亜黒竜も忘れないであげてください。 -- 名無しさん (2021-08-03 14 36 59) 鎖付き真紅眼牙だけ記載されていなかったので追加しました。 -- 名無しさん (2022-05-25 14 31 29) 基本ぶっ壊れか微妙かの2択なのがほんと… -- 名無しさん (2022-09-04 14 05 27) 真紅眼融合のデメリットがキツ過ぎるせいでよくあるテーマエース程度の融合体出すんじゃ割に合わないんだよね。かといってあのデメリットに見合うようなエースを出すとするならぶっ壊れにせざるを得ない -- 名無しさん (2022-10-26 22 10 01) 真紅眼融合から流星竜の黒炎弾先攻ワンキルが気持ちいい(強いとは言ってない)。マスターデュエルだと必須URが流星竜1枚だけなんで割と組みやすい。融合やバーンの素材はNの不死竜でも良いのがうれしい。 -- 名無しさん (2023-02-05 23 22 56) レッドアイズにも「赤き目の-」シリーズを出しても良いと思うんだよね。静香や城之内をイメージしたイラストで -- 名無しさん (2023-05-06 13 51 27) そろそろテーマ内カードでちゃんとしたデッキとしての纏まりが欲しい。ストラク化を期待するしか無いか -- 名無しさん (2023-07-09 20 42 02) レッドアイズモンスターは度々禁止や制限になってるのに、ブルーアイズはそうはならない。レッドアイズはちょっと可能性追いすぎである。 -- 名無しさん (2023-07-14 02 19 42) ↑でも肝心の真紅眼デッキでは活躍しなくて出張先で暴れて規制喰らうのはむしろ本家真紅眼の可能性を狭めてる感じはある -- 名無しさん (2023-08-21 14 56 21) 記事内であたかもレッドアイズである必要がないっていう状況をあの粒にもなれてないカードの数々で解消できているか?そこの評価も含めて現状を総評して欲しい。 -- 名無しさん (2023-09-19 20 00 55) 専用融合クソザコな上にドラグーン以外の融合体も微妙なのに、デュアルやら装備やらと軸が中途半端にとっ散らかってるからはっきり言って単体だとデッキの形にならない。ガチ目に組むと別に真紅眼無くても良いランク7かドラリンになっちゃうのが辛い -- 名無しさん (2023-09-21 02 44 22) そもそも融合後のモンスターに専用カード付かないとレッドアイズの名前すら付かないのがね。どうすればレッドアイズ3大微妙融合カードを救えるのか。 -- 名無しさん (2023-09-21 04 36 10) 真紅眼融合の記事中の評価妥当か???ゴミカードやが? -- 名無しさん (2023-09-21 04 38 44) 今更だけど「赤き竜」ではないよね -- 名無しさん (2023-09-24 09 56 58) ↑「せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ」の扉は上についてる宝石が赤いから赤の扉なんだぜ -- 名無しさん (2023-09-24 10 00 01) ↑うーん、ならいいか -- 名無しさん (2023-09-24 10 33 34) レッドアイズって何があるんだって言ったらなにもないな、除去耐性、墓地送るだけで発動する効果、安定したドローソース、各カードの連帯………レッドアイズ・あるいはレッドアイズが効果に書かれてるモンスターしか出せなくなりますよって制限付きでいい加減なんか強い永続の魔法かフィールドがほしいな -- 名無しさん (2023-09-27 04 11 15) ↑「レッドアイズモンスターがフィールドにいる限り、レッドアイズカード(魔法罠含む)が相手効果対象にならず効果破壊されない」「ターン1で手札の真紅眼融合を墓地に送ってデメリット踏み倒しの真紅眼融合効果」「ターン1でカード名か効果テキストにレッドアイズと書かれたカードを1枚サーチできる」あたりつけないとインフレに対抗できないと思いつつ、そんなの作ったらそれ自体がレッドアイズを冠しないって本末転倒なことやるんだろうなって感がある -- 名無しさん (2023-09-27 06 22 08) っていうかやり方次第ではエースになれそうな闇竜すらマジで時代遅れなのも酷すぎる、専用フィールドと永続魔法・罠がほしいなほんと、それか真紅眼融合下でもできる直接的な上位融合、融合モンスターが全部弱すぎるしそれを過去にしない形にするならそれじゃないかね、流星と悪魔にレッドアイズの名前ついてないのも今やデメリット -- 名無しさん (2023-09-27 15 39 01) 蛮竜や師匠杖、青き眼の賢士みたいな安定した初動札がインサイトくらいしか無いのも辛い所だよな。正直今の真紅眼だったら起動効果で毎ターン真紅眼サーチ可能な下級を渡してもバチは当たらんと思う -- 名無しさん (2023-09-30 12 01 03) そもそもバーンワンキルってコンセプト自体どうにかならんか…今さら変えられねぇよなぁ、分かってるよ… -- 名無しさん (2023-10-01 03 19 02) カウンターバーンなら歓迎、あんまりにも除去に弱すぎる -- 名無しさん (2023-10-02 02 11 11) MDで使ってるけど亜黒竜ないの辛すぎるし亜黒竜あってもファンデッキの中ではかなり下位に位置するんだろうな、真紅眼融合なんとかならんのか? -- 名無しさん (2023-10-06 01 36 08) 流石に昨今の展開速度だったらレッドアイズ専用アナコンダを作っても良いと思うんだよな出来れば下級かつチューナー持ちだと色々と卓が広がるんだけどな -- 名無しさん (2023-10-07 23 30 19) こうして一覧にまとめてカード効果を見てみるとなんでそこに制約つけんの?とかその効果もう少し盛っても良いんじゃないの?ってカードばっかりで悲しくなるな… 同期の師匠や青眼は今でもそれなりに戦えるデッキパワーがあるだけに余計に悲しい… -- 名無しさん (2023-10-07 23 38 13) 悲惨と言えば悲惨だけど、レッドアイズワンキルって一芸が出来るだけでも他の不遇テーマと比べて救いはあると思う(真っ当な戦い方じゃ無いのは承知だが) -- 名無しさん (2023-10-13 12 50 36) それが現環境で現実的にやれる戦術だったらね、それやるならまだMDでも流行ってるホープデッキのバーンの方が確実だし一芸になってない、占いと同じ -- 名無しさん (2023-10-13 16 43 06) アドも稼げないし極まった強化もできないバーンを軸にされたのが運の尽きだったよなあ -- 名無しさん (2023-10-15 02 36 34) ただのビートダウンならブルーアイズでいいもの -- 名無しさん (2023-10-15 02 42 27) それに炎属性じゃないけどレッドだし怒りの黒き炎だし、バーンっぽくない? -- 名無しさん (2023-10-15 02 47 03) 青眼や師匠どころかトゥーンやハーピィにすらカードパワーで負けているのがあまりにも無残すぎる… 正直レッドアイズストラクです強力な専用新規をもらってもいいと思うんだよな -- 名無しさん (2023-10-17 14 50 05) それでまた規制されるんだろ?くだらない 満遍なく追加しないとこの尻拭く紙にもならんテーマは救えないわ -- 名無しさん (2023-10-18 04 32 22) 黒炎弾にかこつけてバーンデッキにしたんだろうけど、その方向性に持っていくのなら黒炎弾をサーチできるカードくらいよこせやって言いたくなる。トゥーンやバスブレも良い感じに纏まったテーマになれたと言うのにこいつだけどうしてこうなったんだ… -- 名無しさん (2023-10-18 12 54 03) 悪いこと考えられるやつがいるうえ -- 名無しさん (2023-10-20 06 44 22) ピクシブの百科でレッドアイズはテクニカルタイプとか書いてあって吹いたわ、テクニシャン気取りの何もできない無能の間違いだろ、ドラグーンいらないからそれ以上の融合モンスター3つくらい新規で用意しろ、真紅眼融合は弱すぎるからむしろ廃止にしてどうぞ -- 名無しさん (2023-10-22 06 03 38) もうヤケクソとか言われても良いから制約が緩くなった真紅眼亜融合(レッドアイズ・オルタナティブフュージョン)的なカードを刷ってくれよ。融合の制約が緩くなるだけでも幾分か救いようが生まれるんだよ… -- 名無しさん (2023-10-23 12 21 51) 「灰流うららは言うに及ばず、増G、無限泡影などの汎用的な妨害に弱い」ってあるけどレッドアイズ関係なしに環境外は殆ど当てはまってるからなぁ -- 名無しさん (2023-10-23 16 03 35) >レッドアイズ関係なしに環境外は殆ど当てはまってるからなぁ レッドアイズは一回止められたらマジでなんもできないどころかセットも許されないから、主に純を目指した時、そして真紅眼融合 -- 名無しさん (2023-10-24 01 27 03) ブルーアイズがモンスターアーツに出る事になった以上、こちらも可能性あるだろうな -- 名無しさん (2023-10-24 10 37 24) いや、可能性はない、あったとして新規が出てもこのテーマが救われるわけがない、融合モンスターはみんな紙くず、シンクロはテーマ外でしか輝かないしでレッドアイズ使いたかったらデッキパワー落ちるの覚悟で他と混ぜてねがKONMAIからの解答だろうよ、テーマとして成立させる気がないからどう足掻いても負け濃厚の貧弱デッキ作るしかない -- 名無しさん (2023-10-24 16 35 11) ↑一応言うけど、↑2の奴はフィギュアの話でデッキ云々は関係ないと思うけど -- 名無しさん (2023-10-24 18 03 36) フィギュアはさっぱり知らんからなんかで出るのかと思った、言うて人気あるか怪しくてほっとかれてるようなものなレッドアイズでフィギュアなんか出るか怪しいけどな -- 名無しさん (2023-10-24 20 35 16) 真紅眼融合が弱いっていうより他の融合カードがインフレしすぎな気もする。手札消費なしで融合できるものなんて本来それなりの代償があってしかるべき。 -- 名無しさん (2023-10-24 20 47 04) 言うて真紅眼融合って影依融合の一年後くらいに出たカードだからインフレ関係なく当時の時点でデメリットキツかったよ -- 名無しさん (2023-10-24 22 27 09) こんな重たい制約付けるくらいならせめて超融合みたいな効果発動不可は欲しかったし、召喚したモンスターにも耐性くらい付けて欲しかったな -- 名無しさん (2023-10-25 01 41 13) 某診療科で診てもらったとしても特効薬だらけの薬漬けデッキになって生きてるのかどうかも怪しくなるというね… ???「成る程、これは重症テーマだな!」 -- 名無しさん (2023-10-25 14 53 34) 百歩譲ってCORE組が多少チグハグなのは良いとして、なぜに後発組まで噛み合いが悪かったり方向性が明後日の方向に向いているのか本当に理解できん… ぶっちゃけ半ば黒歴史テーマと化してるだろ -- 名無しさん (2023-11-02 13 10 35) 自分が調整ミスっただけなのに焦ってアホ強いの出して巻き返そうとして禁止になるというアホかましといて「レッドアイズは一歩間違えると強くなりすぎる」と勘違いしているかのような強化方針なのがまた。魂のバーン効果デュエル1制限とか意味わかんねーし。余計にスピリット採用しづらくなるだけだろ。 -- 名無しさん (2023-11-02 19 52 19) 別にtire1にしてくれなんて望んじゃいないんだそれなりに戦える程度のデッキパワーが欲しいだけなんだよ… -- 名無しさん (2023-11-03 15 27 52) いやtire1レベル目指すくらいの気持ちじゃないと救われないわ、実際そうなるかはさておいてこれくらいでいいみたいなのだと絶対レッドアイズはまた微妙に使えないのだらけにされるだけっしょ -- 名無しさん (2023-11-04 02 00 36) デザインに関しては青眼よりもこっちの方が好き -- 名無しさん (2023-11-07 13 05 46) レッドアイズの機能不全っぷりって使わない人にまったく理解されないんだよな、戦闘力ゴミなのにサーチゴミ、魔法等々全部ゴミ、そこを考えたら数枚だけの強化でどうにかならないのはすぐわかると思う -- 名無しさん (2023-11-11 05 39 16) トゥーンレッドアイズを呼べるから伝説の黒石がトゥーンのキーカードとして使われてるの本当に草 -- 名無しさん (2023-11-11 10 48 16) なおレッドアイズデッキではゴミな模様(黒石) -- 名無しさん (2023-11-12 01 04 14) 種族と属性は恵まれてるから特化させればランク7デッキを作れはするけど、それ他のやつで良くね?って言われると何も言い返せないのが辛い -- 名無しさん (2023-11-12 21 23 44) レッドアイズとブルーアイズ比べたらレッドアイズのほうが強いよなって言われたがどんなギャグ????? -- 名無しさん (2023-11-17 00 49 05) ↑超絶エアプ説orめっちゃ皮肉ってる説の可能性もあり得るかな?どっちにしても笑えないんだけどね -- 名無しさん (2023-11-17 14 45 19) そろそろテコ入れが入るかもしれない。ユベルや表遊戯も強化きたし -- 名無しさん (2023-11-17 15 25 24) テコ入れ入って救われるようなテーマじゃないから期待するだけ無駄、やるなら相当数新カード入れないとだがどうせ数は作らないし下手に作ってまたドラグーンとかかまされてもな、ドラグーンエラッタ収録とかじゃね?レッドアイズテーマとしてはいらないけど -- 名無しさん (2023-11-18 03 39 26) 穴が多すぎて欲しい強化だらけだけど、とりあえずレッドアイズ専用のアナコンダ(効果コピー系)を貰わないと流石に話にならなさすぎるのは確か。 -- 名無しさん (2023-11-19 21 50 24) 9期当時「真紅眼は青眼の強化のための実験台にされた」とかいう声をよく聞いたけど、散々な現状を見てると眉唾な噂だと思っていても笑えないな -- 名無しさん (2023-11-19 22 01 06) 穴が多いというか穴しかないやん -- 名無しさん (2023-11-19 23 27 48) レッドアイズにまともに手を加える気のないコンマイに期待してないけどろくに回したこともないのにレッドアイズはブルーアイズその他より強いとかのたまうにわかが定期的に出てくるのがムカつく。ラッシュの方で少しテコ入れ入った言うから見たら案の定上位モンスターにレッドアイズがつかないという、レッドアイズの名前にか -- 名無しさん (2023-11-30 06 10 15) 続き→レッドアイズの名前に価値はない?わかってるけどもう少しなんかあるだろ -- 名無しさん (2023-11-30 06 10 50) 原作・アニメ勢の中で一番不憫な立ち位置にいるんじゃないかな真紅眼。かつては機皇帝やゲートガーディアンがその立ち位置だったけど、両方とも絶妙な強化を受けてそれなりに戦えるテーマへと昇華したし -- 名無しさん (2023-12-08 10 37 58) OCGよりもラッシュデュエルの方が未来はあるかもね。専用フュージョンモンスターの量がブラマジや青眼より多いから明確な差別化になってる -- 名無しさん (2023-12-08 14 38 39) ブラマジや青眼はこの先もちょくちょく新規を刷られる気がするけど、真紅眼だけは刷られるかすら怪しいっていうね… -- 名無しさん (2023-12-11 20 08 15) だって弱すぎて処置なしだもん、マジで過去カードを8割くらいエラッタして出し直すくらいしないとマジで話にならんが非現実的すぎるっていうね。 -- 名無しさん (2023-12-11 21 38 11) MDで久しぶりにレッドアイズ握ったけどゴミすぎ、なんでレッドアイズカードきたら事故なんだよおかしいだろ -- 名無しさん (2023-12-12 11 49 39) よく言われるレッドアイズ専用アナコンダ出すなら -- 名無しさん (2023-12-12 12 03 42) 手札に真紅眼融合(と書いてゴミカス)あっても対象になるようにしてほしいわ、その後の完全召喚制限とかもこのレッドアイズの展開のゴミカス加減を見てもいらないだろ、レッドアイズ限定くらいは絞るべきだろうがまあ他に出せるやついないっていうwww -- 名無しさん (2023-12-12 12 05 25) サイドラ融合「ワイから召喚したやつしか殴れなくなるけど、除外ゾーンからも融合出来るで」古代機械融合「ゴーレムが条件だけどデッキ融合出来るで」真紅眼融合「使ったら何も出せなくなるけどデッキ融合出来るで」 な ぜ な の か -- 名無しさん (2023-12-13 13 18 29) ↑こうやって比較されると改めて真紅眼融合の酷さが際立つな。サイドラはデメリットと呼び出すモンスターが釣り合ってるし、古代の機械は巨人を絡める事でいい塩梅に落ち着いてるだけに真紅眼の調整の雑さに失笑するわ -- 名無しさん (2023-12-13 18 21 06) 実装当時シャドールが暴れてたのもあってデッキ融合に対して慎重になった結果なんだろうけど、こんなに制約を厳しくするくらいなら古代の機械みたいに元祖真紅眼を素材にする時のみデッキ融合解禁って調整にすればよかったのにと思わずにはいられん -- 名無しさん (2023-12-14 10 41 40) 仮に真紅眼融合がまともな内容だったとして、それで出せたところで除去耐性がほとんどないレッドアイズに何ができるの?なんだけどな -- 名無しさん (2023-12-14 20 56 47) OCGで黒星竜が登場してからリンクスに来るまでのスパンが異様に短すぎませんかね…流石に一応そこそこ強いけど -- 名無しさん (2023-12-15 23 19 09) もうレッドアイズデッキとしての強化は諦めて【ドラゴン族】に星7闇バニラを入れるメリットのあるカードを細々と出すぐらいでいいんじゃない?みんなが好きなのは黒竜なんだし。 -- 名無しさん (2023-12-16 01 55 36) かっこいいからこそその派生とかを活かしたデッキが組みたいんじゃない。レッドアイズのドラゴン族はいいデザイン多いし他も悪くはない -- 名無しさん (2023-12-16 05 34 47) 正直ドラグーンに関してもあのデメリット背負ってまで出したいかと言われると疑問符が付く -- 名無しさん (2023-12-18 00 44 16) 弱い弱いって言うけど、どうせ青眼とか師匠と比べてでしょ?とか思ってMDで使ってみたらマジで弱過ぎてびっくりした。下手したらキースや羽蛾のファンデッキにすら正面から戦って負けそうなレベルのカードパワーしかないのマジで論外すぎる… -- 名無しさん (2023-12-19 10 49 06) 青眼や師匠はある程度テーマ単一でも展開できるしサポートもある程度豊富だけど真紅眼くんは肝心のサポートすら一部引っ張りづらいわそもそも墓地に落とさないと動かないわ落としたところでいい感じに引っ張れるカードがみんな罠だから1ターン目から動かせる軸が限られるわで弱いなんてもんじゃないぞ、だからもう使い手も匙投げてクシャとかと混ぜてなんちゃってレッドアイズしかできない -- 名無しさん (2023-12-19 23 58 20) 何が辛いってガチで見捨てられてるテーマと違って一応定期的に強化が来てはいるから悲壮感が半端じゃない -- 名無しさん (2023-12-20 13 13 05) 黒星竜は一見優秀だけど墓地にいってから引っ張ってこれるのがゴミだし、魂はせめて自分を出しつつ他のレッドアイズ出せますならまだいけたろうに、それどころかデュエル中1回制限のバーンとかいうカス制約だからな -- 名無しさん (2023-12-21 10 09 25) もう真紅眼融合で流星流→黒炎弾2連発の先行ワンキルに特化した地雷デッキしか生きる道ないんじゃないか?と使ってて思った。それすらうららのせいで微妙なのが本当に救えない -- 名無しさん (2023-12-21 22 49 05) うららどころか無限泡影とか手札誘発系で大体止まるが?もうバーン軸で回そうとするのやめるべき -- 名無しさん (2023-12-22 04 38 41) バーンで焼き払う方向の強化でスタートしたと思ったらデュエリストパックで全然バーンとは別方向へ走り始めて、またバーンに戻るとか言うチグハグさもレッドアイズが弱いのに拍車をかけてるよな -- 名無しさん (2023-12-22 13 26 10) サポートカードの面して1番レッドアイズの足を引っ張ってる真紅眼融合とか言うゴミのリメイクをさっさと作ってくれ -- 名無しさん (2023-12-23 07 20 57) ドラグーンの記事あるけど真紅眼融合だけで語り明かせるレベルでゴミだから記事作って欲しいくらい -- 名無しさん (2023-12-23 23 12 18) 現状強いと言えそうなのはレダメ、ブラックメタル、フレアメタルで書かれてる事の強さ的にはインサイトも入っていいんだけど効果先があれなんでう~ん…そりゃ他のテーマならもっと強いってなりますわな -- 名無しさん (2023-12-24 01 15 49) ブラックメタルっていうからレッドアイズブラックメタルのほうかとばかり、ってかこいつこそリメイクしろよ -- 名無しさん (2023-12-24 04 25 21) 今度のパックにオルタナ収録されないの草、もう完全に見捨てられてるだろこのテーマ -- 名無しさん (2024-01-14 21 19 12) まぁ真紅眼融合を前提に考えるなら、新規レッドアイズ融合体に時の女神の悪戯みたいな効果と他レッドアイズの特殊召喚効果でもつければ少しは強くなるかもな -- 名無しさん (2024-01-15 23 13 29) ドラグーンの融合素材を逆転させて(レッドアイズ+ブラマジもしくは闇属性Lv6・7魔法使い族)更に強化したようなカードがほしい。そしてそのサポートとしてデッキでもどこでもブラマジとして扱う新たな派生カードも… -- 名無しさん (2024-01-16 00 56 07) レッドアイズメインにするならブラマジメインにする要素いらんわ、それはドラグーンエラッタしてやってくれ -- 名無しさん (2024-01-16 02 28 06) 悪魔竜の素材デザイナーがデュアルのデッキでの仕様を忘れてたとしか思えん。じゃなきゃ同タイミングでレベル6デーモンの新規なんて生まれない -- 名無しさん (2024-01-28 23 54 05) 基本的に手札にレッドアイズくると事故にしかならんのがクソ、ゴミ、カス、亜黒竜いない電子版で顕著、ひどすぎ、この調整をした奴には人の心もおつむもない -- 名無しさん (2024-01-30 04 43 09) レッドアイズ使ってからブルーアイズに乗り換えるとブルーアイズつえぇってなり ブルーアイズに限界を感じると圧倒的ブラマジの強さに格差を感じる レッドアイズはその中でどう差別化すれば運営様は納得するんだ? -- 名無しさん (2024-02-16 03 35 59) 「テーマカードを墓地に落としつつテーマカードをサーチ」とかいうサーキュラーも霞むレベルの最強テキストが書いてあるのにサーチ先が全部ゴミで墓地効果が無いから本当に使っても何も起きないインサイトが一番ギャグ度は高い -- 名無しさん (2024-02-16 05 03 17) いうて初動は強い、強すぎて他のデッキで見る事の方が多いくらいには。やはり真紅眼融合と着地点が… -- 名無しさん (2024-02-16 16 35 50) ↑デッキを回すメインエンジンの部分は青眼あたりよりは大分強いよね。マジで着地先がネック -- 名無しさん (2024-02-16 16 51 48) 黒鋼竜→レダメ→黒星竜「だけ強い」よな つまりレッドアイズとして動けるんじゃなくてドラゴンリンク様にご奉仕する能力だけが高い -- 名無しさん (2024-02-18 09 33 19) 制圧力か火力に振り切ったテーマ専用エース、真紅眼融合のデメリットを踏み倒せる専用アナコンダ、インサイトで引っ張って来れる強力な魔法or罠辺りの補強がないときついよな。 -- 名無しさん (2024-04-26 20 47 19) テーマ内で使えないカード多すぎ、何考えたらこんなの出せるのってレベルで産廃しかないし黒鋼のレダメ以外ほとんどがザコ、幼竜ギアフリ凶星はマジ何考えて作ってんのだしこの弱さで真紅眼融合出すとかどこに可能性があんだよ -- 名無しさん (2024-05-13 05 59 10) 時代が進んでテーマカードのパワーが追いつかなくなって弱くなってしまったのならまだしょうがないと思えるけど、このテーマに関してはパワーが追いついていない上にテーマ感で連携が取れていない事が大きな問題なんだよなぁ… どの軸で組んでも何かの劣化どころじゃ無い紙束が出来上がってしまう現状を頼むからなんとかしてくれやKONAMI -- 名無しさん (2024-05-31 13 22 51) どうにか出来たらとっくにやっているだろう。ここまで問題放置して過去カードを無駄にせずテーマをまともにするなんて不可。困り果ててまたバカみたいなカード出して取り上げられるのがオチ。さよならレッドアイズ。 -- 名無しさん (2024-06-02 00 11 16) 黒刃から7年。つまり纏まった新規貰えてからも7年 -- 名無しさん (2024-06-04 17 47 10) しかもわりと正統派進化っぽくてレッドアイズモンスター枠の黒刃がOCG環境じゃケツ拭く紙にもならないからな…。 -- 名無しさん (2024-06-05 02 32 26) 横並びを禁じる効果の真紅眼融合を出します!←ってことはデカい単体エースかな? レッドアイズを横に並べて攻撃して初めて意味を持つ黒刃竜と合わせて使ってね!←論理的思考能力というものを寸部たりともお持ちでない? -- 名無しさん (2024-06-05 07 37 15) 黒刃竜は黒竜名称不要だからレッドアイズで融合カード拾える何かがくればワンチャンあるかもだが、黒竜指定以外は緩いから場に出せる手段さえあれば魂で代用できるし。 -- 名無しさん (2024-06-07 21 06 29) ある程度のサポートが共有できるし、ドラゴン族でないから縛りさえつければ強力な効果を与えても禁止制限になるようなこともない。いっそのことアンデット方面で強化した方がよさそう。「レッドアイズはドラゴンでこそ!」っていう声は絶対出るけど -- 名無しさん (2024-06-09 11 51 43) 黒竜だけに黒歴史なテーマになっちまったな(激寒) 実際問題開発陣はこのテーマのことどう思ってるのか忌憚のない意見を聞いてみたいものだわ -- 名無しさん (2024-06-11 10 41 25) まさかのブラックメタル強化。 -- 名無しさん (2024-06-13 12 10 19) 新規が来たのはいいんだが、レッドアイズではなくメタル化中心のカード群の一枚だよね。 -- 名無しさん (2024-06-13 18 05 47) ↑3しかしアンデット化って発想は一体何処から来たんだろう?アンデットワールド発売時OCGやってた勢だけどいまだに謎なんだよなぁ -- 名無しさん (2024-06-13 18 13 50) (↑続き)追加装備とも捉えられるサイボーグ化、一つの進化先としてなら有りかとも思われる竜人化…とか創作にあるアレンジは色々有るけど、ゾンビ化とか一歩間違えれば尊厳破壊とも捉えられるジャンルだし… -- 名無しさん (2024-06-13 18 17 10) ↑ストラクチャー繋がりとか?GX期にアンデットと真紅眼(ドラゴン族中心)のデッキが同時発売されたしで -- 名無しさん (2024-06-13 18 51 29) ドラゴンゾンビって割と鉄板だし一番腐らせたら映えそうなドラゴンって事で選定された説もあると思う 最高にかっこいいじゃん -- 名無しさん (2024-06-14 01 19 38) ↑そういや真紅眼も原作で化石化してたな -- 名無しさん (2024-06-14 02 22 25) 今回のレッドアイズどうなんだ?機械族っていうのが微妙すぎる -- 名無しさん (2024-06-14 02 26 55) ドラゴンをゾンビ化するにあたってブルーアイズのゾンビ化、アルティメットにマンモスとかやってたにしろあんまりいいイメージじゃないし、必然もう一枚の看板のレッドアイズに回ってきたのでは? -- 名無しさん (2024-06-14 02 44 19) ブラックフルメタルの無効にして破壊の元ネタって闇竜族の爪を装備してキースのスフィアボムを返り討ちにしたシーンだよね多分。ちょうどステータスもブラックメタル+闇竜族の爪だし、上手く現代風にアレンジしてる感じ -- 名無しさん (2024-06-14 06 33 26) 結局レッドアイズ軸のデッキを組むうえでは全然パワー不足だなフルメタル、それ以外ならイケイケだろうがさ。 -- 名無しさん (2024-06-14 06 46 14) ここまでくると今や「レッドアイズってデッキテーマで組む」じゃなく「○○というテーマにレッドアイズがいる」を目指して作ってるんじゃないかな。今後も新しいテーマが作られるとこじつけてレッドアイズの新規が作られそう -- 名無しさん (2024-06-14 07 20 50) KONAMIお得意の「いや、そうじゃねぇよ!」強化が来てしまったかぁ… -- 名無しさん (2024-06-14 13 19 16) ↑2 それにレッドアイズテーマ握ってる決闘者はうんざりしてるんだけどな。レッドアイズ関係カードのみ召喚可という制限かけること前提で強くして欲しいわ。 -- 名無しさん (2024-06-14 19 36 28) ゲートガーディアンとか機皇帝にも絶妙な強化を施したんだからそろそろ真紅眼にも初動札と現代パワーのエースをくだちい -- 名無しさん (2024-06-15 00 10 51) 某カードショップ店長がべた褒めしてたけどフルメタルどう考えてもレッドアイズ限定でみたらゴミだよな?少なくとも混ぜないでまともに組めない状態は脱せないだろ -- 名無しさん (2024-06-15 05 18 01) ↑混成前提は脱せないけど、黒鋼竜をストライカーにするだけでメタル化側の初動としては機能するという歪な状況になるね 本家ではゴミの黒石もトゥーンでそういうポジションだし、ほんとバカバカしい -- 名無しさん (2024-06-16 17 48 43) ストライカーに関してもレッドアイズ用ストライカーを新規フィールド魔法と一緒に出して欲しいし、もういい加減「可能性の竜」って言葉に縛られすぎるなよと。 -- 名無しさん (2024-06-16 20 50 57) 変にメタルと混ぜるより原石と混ぜたほうがよくない? だからどうした程度の強さしかないが -- 名無しさん (2024-06-17 09 28 25) 原石と混ぜればいけるだろうけど「それ青眼でいいですよね?」で終わり -- 名無しさん (2024-06-17 23 27 05) まぁでも最終盤面で目指す意味のあるレッドアイズ名称が出たってのは大きな進歩だよ。ここで歩みがビタッと止まってどこかに吹っ飛ぶのがいつものレッドアイズなんだが -- 名無しさん (2024-06-17 23 32 28) ここでガッツリ求めないからいつもレッドアイズは中途半端に終わるのでは、真紅眼融合をエラッタしたとしてもキツイのに -- 名無しさん (2024-06-18 02 23 38) 師匠や青眼には一歩劣るけど、遊戯王を代表するモンスターで何人かが名前を挙げそうなネームドブランドがあるはずなのにこの体たらくって一周回ってすげえよ -- 名無しさん (2024-06-18 12 59 00) ここまで酷いと逆に「KONAMI内部に超強いレッドアイズデッキを考案して隠してる奴が居て、そいつを基準に調整した結果弱くなってしまった」みたいなスト2無印ザンギエフ現象すら疑いたくなる -- 名無しさん (2024-06-27 05 51 33) 何が悲しいって長いこと強化を貰えてなくて弱いってんなら仕方ないねで終わるけど、定期的に新規をもらってるはずなのに微妙どころの騒ぎじゃないカードパワーの集まりになっちゃってるのがなぁ… -- 名無しさん (2024-06-28 21 40 31) リンクも無え!シンクロ無え!融合それほど強く無え!妨害無え!初動も無え!相手のデッキはぐーるぐる!オラこんなデッキ嫌だ、オラこんなデッキ嫌だ、青眼を使うだぁ♪ -- 名無しさん (2024-06-29 22 08 51) シンクロはあるだろ(本家黒竜デッキでも使えるとは言っていない) -- 名無しさん (2024-07-01 23 33 39) なるほど、これは重症だな -- 名無しさん (2024-07-02 00 44 24) それ言ってる人青眼のほうが重症みたいに言ってるんだが -- 名無しさん (2024-07-02 02 41 03) 純構築の厳しさをあらかじめ知っていて混ぜ物も相性のいいテーマを選んでいた場合と、別に相性良くないテーマに雑に混ぜたり無理に純構築に近い形で使った場合は認識が変わるって事だ。 -- 名無しさん (2024-07-02 03 39 36) もうこのテーマは重症以前の待合室常連のテーマだろ… -- 名無しさん (2024-07-02 19 21 53) 名前 コメント
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登録日:2010/11/21(日) 03 37 11 更新日:2023/10/14 Sat 10 21 52NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 DT DT世界 テーマ デュエルターミナル ラヴァル 墓地利用 溶岩 炎属性 真炎の爆発 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 炎樹海の広がる溶岩地帯にラヴァルはあった。 生粋の戦闘民族である彼らは闘いを求めて新たな争いの火種を生み出し続け、隣接するジェムナイトとの抗争は絶えなかった。 彼らの瞳に映る炎には 争いという業火によって 焼き尽くされたその先の未来は 映し出されていない― DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−で登場したモンスター群。 テーマは『墓地利用』。 墓地のラヴァルの枚数に応じて効果が発動したり、除外して効果を発動したりする。 また全体的に守備力200のモンスターが多いのでそれ関係のサポートも活用できる。 ストーリー設定によると、彼らは溶岩地帯に住んでおり、お隣のジェムナイトに無闇にケンカふっかけるDQN集団……もとい戦闘民族らしい。 見た目は岩石のようなゴツゴツした体に真っ赤に燃えた腕や武器など、 設定通り溶岩を連想させるものが多く、属性も全て炎で統一されている。 カード紹介 ●モンスター 《ラヴァルの炎車回し》 効果モンスター 星3/炎属性/炎族/攻 300/守 400 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 デッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター2体を 墓地へ送る事ができる。 戦闘破壊され墓地に送られるとデッキからラヴァル2枚を墓地に落とす。 かつては高速で墓地を肥やす手段がこれしか無く、ラヴァルでは必須クラスの扱いを受けていたが、 後述の「炎熱伝導場」が登場したことでほぼ標準構築から姿を消した。 後に「炎王獣 キリン」も登場し、立場がさらに危ういものに。 《ラヴァル・ウォリアー》 効果モンスター 星4/炎属性/戦士族/攻1800/守 500 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合に 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスターが4種類以上の場合、 その戦闘で破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。 《ラヴァル炎樹海の妖女》 チューナー(効果モンスター) 星2/炎属性/炎族/攻 300/守 200 このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、 自分フィールド上の全ての 「ラヴァル」と名のついたモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついた モンスターの数×200ポイントアップする。 フィールドから墓地に送られると、自軍ラヴァルの攻撃力を墓地のラヴァルの数×200上昇させる。 チューナーなので効果を発動する機会は多い。 大量展開から一気にワンショットキルへと持ち込むラヴァルデッキにおいては瞬間的な火力増強がダメージレースに大きく貢献することもある。 また展開しやすいレベル4モンスターからラヴァルバル・ドラグーンへと繋ぐ際の橋渡しても有用。 『幼女』ではなく『妖女』である。 《ラヴァル炎火山の侍女》 チューナー・効果モンスター 星1/炎属性/炎族/攻 100/守 200 (1):このカードが墓地へ送られた時、 自分の墓地に「ラヴァル炎火山の侍女」以外の「ラヴァル」モンスターが存在する場合に発動できる。 デッキから「ラヴァル」モンスター1体を墓地へ送る。 自分の墓地にラヴァルがいる場合、墓地に送られた時デッキからラヴァル1体を墓地に送る。 ラヴァルにおける最大のキーカード。このカードの効果で同名カードを墓地に送れば連鎖的に最大で4枚ものカードを墓地に落とせる。 発動に際してちょっとした下準備が必要ではあるが、炎熱伝導場やサラマンダーから別のラヴァルと一緒に落とせばそれすらも必要ない。このカードで墓地を肥やし、真炎の爆発で即死ゲーに持ち込むのがこのデッキの真骨頂。 ただし、タイミングを逃す任意効果であるため、シンクロ素材にしたり手札コストにしたりすると発動できない。 《ラヴァル炎湖畔の淑女》 チューナー(効果モンスター) 星3/炎属性/炎族/攻 200/守 200 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスターが3種類以上の場合、 自分の墓地のこのカードと「ラヴァル」と名のついた モンスター1体をゲームから除外して発動できる。 相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して破壊する。 墓地のラヴァル1枚とこのカードを除外して、相手のセットカード1枚を破壊する。 ラヴァルのチューナーでは唯一のレベル3で、爆発にも対応している。 真炎の爆発発動前の露払いに有効な他、墓地のラヴァルを除外領域に送ることで下記のラヴァル・キャノンによる帰還へと繋げることもできる。 発動条件が若干シビアで、ある程度墓地が肥えた状態でなければ発動できない。 《ラヴァル・キャノン》 効果モンスター 星4/炎属性/戦士族/攻1600/守 900 このカードが召喚・反転召喚に成功した時、 ゲームから除外されている自分の「ラヴァル」と名のついた モンスター1体を選択して特殊召喚できる。 召喚・反転召喚成功時、除外されているラヴァルを特殊召喚することができる。 特殊召喚するラヴァルにレベル制限は無いので、アタッカーを呼ぶも良し、チューナーからシンクロに繋げるも良しの便利なカード。地味に戦士族なので増援や焔聖騎士にも対応。 墓地のラヴァルを除外するラヴァルサポートとは好相性。 封印の黄金櫃と組み合わせればレベル5~7まで任意のシンクロモンスターを即座にシンクロ召喚できる。 アストルフォと組み合わせればランク4~8までのエクシーズモンスターをエクシーズ召喚できる。 《ラヴァルのマグマ砲兵》 効果モンスター 星4/炎属性/炎族/攻1700/守 200 手札から炎属性モンスター1体を墓地へ送って発動する。 相手ライフに500ポイントダメージを与える。 この効果は1ターンに2度まで使用できる。 攻撃力は1700と中途半端、効果は手札の炎属性モンスターをコストに単発500ダメージと使い勝手が悪く、採用されることは殆ど無い… と思いきや、守備力200という無視できない点がある。現状炎熱伝導場と真炎の爆発に両方対応しているレベル4モンスターはこのカードとアーチャーしか存在しておらず、真炎の爆発からのクェーサー展開ルートなどで非常に役立つため、ほぼ確実に2枚は採用されている。 《ラヴァル・ランスロッド》 効果モンスター 星6/炎属性/戦士族/攻2100/守 200 このカードはリリースなしで召喚できる。 この方法で召喚したこのカードは、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。 フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、 ゲームから除外されている 自分の炎属性モンスター1体を選択して手札に加える事ができる。 リリース無しでも召喚できるが、その場合エンドフェイズに墓地に送られる。 また、破壊され墓地に送られた時、除外されている自分の炎属性モンスターを手札に加える効果も持つ。 メインデッキに入る最高レベル&攻撃力の炎属性守備200という爆発する為にあるようなカード。 キャノン同様、焔聖騎士にも対応している。 《ラヴァル・コアトル》 チューナー(効果モンスター) 星2/炎属性/炎族/攻1300/守 700 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスターが3種類以上の場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 レベル2のチューナー 自分の墓地にラヴァルが3種類以上存在する場合、手札から特殊召喚する事ができる。 特殊召喚の容易さが売り。 《ラヴァル・ガンナー》 効果モンスター 星4/炎属性/戦士族/攻1200/守 800 このカードが召喚に成功した時、 自分の墓地に「ラヴァル・ガンナー」以外の 「ラヴァル」と名のついたモンスターが存在する場合、 デッキの上からカードを5枚まで墓地へ送って発動できる。 このカードの攻撃力は、この効果を発動するために墓地へ送った 「ラヴァル」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。 《ラヴァルバーナー》 効果モンスター 星5/炎属性/炎族/攻2100/守1000 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスターが3種類以上の場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 ラヴァル・コアトルと全く同じ効果。このカードはレベル5の非チューナーであるためシンクロ素材として使いやすい。 …のだが同じく手札から展開しやすいラヴァルにはラヴァル・ランスロッドがおり、しかもあちらはこのカードと違って守備力200という大きな強みがあるため使いやすさの面で大きく劣る。こちらはあちらと違って通常召喚権を消費しないという点がメリット。 《ラヴァル・フロギス》 効果モンスター 星4/炎属性/炎族/攻1700/守 800 このカードが墓地へ送られた時、 自分フィールド上の全ての「ラヴァル」と名のついた モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。 《ラヴァル・アーチャー》 効果モンスター 星4/炎属性/炎族/攻1000/守 200 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。 このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、 自分メインフェイズに「ラヴァル」モンスター1体を召喚できる。 (2):このカードが墓地に存在する場合、 自分フィールドの炎属性モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、このカードを守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。 このターン、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。 《ラヴァルロード・ジャッジメント》 効果モンスター 星7/炎属性/戦士族/攻2700/守1800 1ターンに1度、自分の墓地の「ラヴァル」と名のついた モンスター1体をゲームから除外して発動できる。 相手ライフに1000ポイントダメージを与える。 この効果を発動するターン、 「ラヴァルロード・ジャッジメント」は攻撃宣言できない。 ジャッジメントですの! ラヴァルの長…らしい。正直ラヴァルがろくすっぽDTのストーリーに関わらず終始空気だったせいでいまいち実感がわかない。 レベル7の最上級モンスター。 攻撃を放棄する代わりに1ターンに一度墓地のラヴァル1体を除外して1000ダメージというものだが、このカード自体に特殊召喚効果があるわけでもなく、そこまでして出したいスペックでもないのでまず採用されることはない。 焔聖騎士ーアストルフォとキャノンとのコンボでランク7に繋げる際のピン挿しとなるか。 ●シンクロモンスター 《ラヴァルバル・ドラゴン》 シンクロ・効果モンスター 星5/炎属性/ドラゴン族/攻2000/守1100 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 (1):自分の墓地の「ラヴァル」モンスター2体をデッキに戻し、 相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻す。 チューナー+チューナー以外の炎属性1体以上 墓地のラヴァル2枚をデッキに戻して相手のカード1枚を手札バウンス。 墓地にラヴァルがあれば何度でも効果が使えるので、墓地が肥えていれば青きバウンスが如き働きをしてくれる。 《ラヴァルバル・ドラグーン》 シンクロ・効果モンスター 星6/炎属性/ドラゴン族/攻2500/守1200 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「ラヴァル」モンスター1体を手札に加える。 その後、手札から「ラヴァル」モンスター1体を選んで墓地へ送る。 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 1ターンに1度、デッキからラヴァルのモンスター1体を手札に加え、 その後手札からラヴァルのモンスター1体を墓地へ送る。 事実上デッキから任意のラヴァルを墓地を送ることが出来る。ラヴァル版ガジャルグ。 侍女を墓地に落とせば高速で墓地が肥える。 《ラヴァル・ステライド》 シンクロ・効果モンスター 星7/炎属性/炎族/攻2700/守1800 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分は手札を1枚墓地へ送る。 このカードがカードの効果の対象になった時、 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついた モンスター1体をゲームから除外する事で、その発動を無効にし破壊する。 現在では対象を取らない除去の増加に加えてアドバンテージを失わずに手札交換ができる上に多くの高攻撃力モンスターに対抗できるサラマンダーの方が優先されやすい。 《ラヴァル・グレイター》 シンクロ・効果モンスター 星6/炎属性/戦士族/攻2400/守 800 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分は手札を1枚墓地へ送る。 このカードがカードの効果によって破壊される場合、 代わりに自分の墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスター1体を ゲームから除外できる。 ステライドと同様のデメリット持ち。こちらは破壊耐性を得るというもの。 《ラヴァル・ツインスレイヤー》 シンクロ・効果モンスター 星5/炎属性/戦士族/攻2400/守 200 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 自分の墓地に存在する「ラヴァル」と名のついたモンスターの数によって、 このカードは以下の効果を得る。 ●2体以上:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 もう1度だけ続けて攻撃する事ができる。 ●3体以上:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 レベル5。 墓地のラヴァルの種類に応じて効果を得る。2体以上なら守備表示モンスターと戦闘後もう一度攻撃でき、3種類以上ならそれに加えて貫通ダメージ効果を得る。 重要なのはモンスター自体の性能ではなくそのステータス。レベル5という非常に出しやすいレベルであり、それでいて守備力が200であるため真炎の爆発に対応するという破格のスペックを持つ。 このカードを利用すれば真炎の爆発からクェーサーに繋ぐ際、必要なシンクロ召喚の回数が1回減るため、それを利用してダメ押しの展開に繋げるなどの働きも可能。 《ラヴァルバル・サラマンダー》 シンクロ・効果モンスター 星7/炎属性/ドラゴン族/攻2600/守 200 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。 自分はデッキから2枚ドローし、その後手札から炎属性モンスターを含むカード2枚を墓地へ送る。 手札に炎属性モンスターが無い場合、手札を全て公開し、デッキに戻す。 (2):1ターンに1度、自分の墓地から炎属性モンスター1体を除外して発動できる。 自分フィールドの「ラヴァル」モンスターの数まで相手フィールドの表側表示モンスターを選んで裏側守備表示にする。 レベル7。 ラヴァル待望のドローソースであり、ラヴァル炎火山の侍女を墓地へ送りつつ、真炎の爆発や炎熱伝道場を手札に引き込みやすくなる。 裏側守備表示にする効果も強力で、厄介な耐性持ちを封じつつ、キャノンやツインスレイヤーとのコンボも可能。 自身も真炎の爆発に対応する点も魅力。 ラヴァルだけでなく、戦闘がメインとなるフレムベルやジュラックにお触れホルス、除外がメインとなる不知火に採用しても発揮しやすい。 《ラヴァルバル・エクスロード》 シンクロ・効果モンスター 星8/炎属性/戦士族/攻2900/守 200 チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札・フィールドのモンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。 そのモンスターを破壊し、相手に1000ダメージを与える。 (2):S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。 自分の墓地からSモンスター以外の守備力200の炎属性モンスターを3体まで選んで守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 ●エクシーズモンスター 《ラヴァルバル・チェイン》 レベル4モンスター×2 1ターンに1度、エクシーズ素材を1つ取り除くことで ●自分のデッキからカードを1枚選択して墓地へ送る。 ●自分のデッキからモンスター1体を選択してデッキの一番上に置く。 のどちらかの効果を発動する 前者の効果はカードの種類を問わない為、サルベージの手段があれば間接的なサーチ効果になる。 非常に優秀な効果だが、肝心のラヴァルでは有用なレベル4が少なく、おまけに一旦モンスターをエクシーズ素材にすると墓地に送るまでが面倒、その上ラヴァルであるメリットが殆どない、墓地肥やしは炎熱伝導場で間に合ってることも相まってめったに採用されない。 初の炎属性の海竜族。 2016年4月、ついに禁止カードになってしまった。合掌。 《ラヴァルバル・イグニス》 エクシーズ・効果モンスター ランク3/炎属性/戦士族/攻1800/守1400 レベル3モンスター×2 このカードが戦闘を行うダメージステップ時に1度だけ、 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。 ●その他のモンスター 自身はラヴァルではないが、ラヴァルに関係した効果を持ったモンスター達。 《紅蓮地帯を飛ぶ鷹》 チューナー(効果モンスター) 星1/炎属性/鳥獣族/攻 100/守 0 このカードがシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合に 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスターが3種類以上の場合、 このカードを墓地から特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したこのカードは、 フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。 シンクロに使われて墓地に行った時に墓地にラヴァルが3種類以上あれば蘇生可能。 同じく炎車回し1枚で条件を満たせるバーナーとは相性が良く、簡単にレベル6のシンクロを呼び出せる。 一度効果を使うと除外されるが、《王宮の鉄壁》があれば何度でも使い回せる。 《炎熱刀プロミネンス》 効果モンスター 星4/炎属性/獣戦士族/攻1800/守 600 1ターンに1度、自分の墓地の「ラヴァル」と名のついた モンスター1体をゲームから除外して発動できる。 このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで300ポイントアップする。 この効果は相手ターンでも発動できる。 1ターンに1度、墓地のラヴァルを除外することで攻撃力が300上昇する。 アタッカーになり得るが、効果の使い過ぎには注意。 《灼熱工の巨匠カエン》 効果モンスター 星3/炎属性/岩石族/攻1200/守 200 自分のメインフェイズ時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。 自分フィールド上の全ての「ラヴァル」と名のついたモンスターの 攻撃力は400ポイントアップする。 墓地のこのカードを除外することで、自軍ラヴァルの攻撃力を400上昇させる。 上昇効果が永続、このカード自体はラヴァルではないため、除外しても他のラヴァルの効果を邪魔しない。 ●魔法カード 《紅蓮の炎壁》 速攻魔法 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスターを 任意の枚数ゲームから除外して発動できる。 このカードを発動するために除外したモンスターの数だけ 自分フィールド上に「ラヴァルトークン」 (炎族・炎・星1・攻/守0)を守備表示で特殊召喚する。 墓地のラヴァルを任意の枚数除外して、同じ数だけトークンを生成する速攻魔法。 トークンは特にシンクロ素材などの制限を持っていないため、シンクロ召喚のレベル調整なり何なりに使おう。墓地リソースを喰うので発動タイミングに注意。 いっそ割り切ってラヴァル・キャノンで帰還させるために除外領域へと送る手段として使うという手も。 《真炎の爆発》 通常魔法 (1):自分の墓地から守備力200の炎属性モンスターを可能な限り特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。 墓地の炎属性、守備力200のカードを可能な限り特殊召喚する。 ラヴァルのラヴァルたる最大のアイデンティティこそこのカード。たった一枚通すだけで場に最大5枚ものモンスターが現れ、そのアドたるや1 4交換という狂気の沙汰。ちなみに本当はフレムベルのサポートカードである。 そのぶっ飛んだ性能は個別項目参照。 《炎熱伝導場》 通常魔法 (1):デッキから「ラヴァル」モンスター2体を墓地へ送る。 デッキからラヴァルモンスター2体を墓地へ送る。 ラヴァル専用だが、これ1枚でおろ埋2枚分となる。 通常魔法なので炎車回しよりも素早く墓地アドを稼げる 侍女の効果も使えるため、デッキに侍女3枚残った状態でならば手札1枚から5枚の墓地肥やしが可能。 炎車回しと比べると、サーチのし辛さと結果的に墓地置かれるラヴァルの数では劣る。 ……が、召喚権も使わず相手任せにならないため、ほぼ上位性能は間違いない。炎車回し涙目。 ●罠カード 《炎熱旋風壁》 永続罠 自分フィールド上の「ラヴァル」と名のついたモンスターの攻撃力は、 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついた モンスターの数×100ポイントアップする。 自軍ラヴァルの攻撃力を墓地のラヴァルの数×100上昇する永続罠。 デュエル終盤でならそこそこの上昇値が見込めるものの、正直デッキのリソースを割いてまで採用するメリットがあるかというと微妙なところ。 《炎塵爆発》 通常罠 自分の墓地の「ラヴァル」と名のついた モンスターを全てゲームから除外して発動できる。 このカードを発動するために除外したモンスターの数まで フィールド上のカードを選んで破壊する。 ラヴァルの有する、もう1枚の「爆発」。 墓地のラヴァルモンスターを全てゲームから除外し、除外したモンスターの数までフィールド上に存在するカードを破壊する。 墓地アドの大半を失うことになるが、その分効果は強力。 墓地にラヴァルを10枚貯めるのはそう難しくないので、相手フィールドを文字通り焼き払うことが可能。 …だったのだが肝心の真炎の爆発と相性が悪く、採用理由の一つでもあった異次元からの帰還が後に禁止指定を受けてしまったことで採用されることはほぼなくなってしまった。 タッグフォース5ではジャックが禁止デッキでラヴァルを使用する。 切り札である紅蓮の悪魔ことスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを出しやすく、イメージも合うからだろうか。 実戦でも爆発の存在から狙いやすく、チューナーが墓地に大量に貯まるので相性は良い。 デッキ概要 墓地を肥やし、 爆発する。 以上。 何言ってるのか分からないって? ラヴァルの動き方、それは 炎熱伝導場による超速墓地肥やしと、真炎の爆発による大量展開。 全てがそれへと集約される。 冒頭でも触れたとおりラヴァルには真炎の爆発に対応する守備力200の炎属性モンスターが多く存在し、その中には多数のチューナーも含まれる。 炎熱伝導場にラヴァル炎火山の侍女を絡めればわずか一枚の手札消費で五枚ものカードが墓地へと落ちる。そしてその効果で守備力200の炎属性モンスターを多数落とせば、真炎の爆発の効果により即座に墓地の五枚が場の五枚へと化ける。 デュエルの高速化が進んだ2016年の環境ですらこの大量展開は脅威であり、たった一枚のカードから最低でも2枚以上のシンクロモンスターが出てくるそのインパクトは絶大。1ショットキルをも容易に成立させてしまう。コンボ成立時の瞬間火力は間違いなく遊戯王史上最大最強だと言えよう。 しかもこのコンボは究極的には真炎の爆発と炎熱伝導場のたった二枚の手札だけで成立するものであり、コンボ内容自体は非常に簡単である点も見逃せない。カードさえ揃ってしまえばもはや勝ったも同然。故にラヴァルデッキのデュエルは爆発ゲーと揶揄される。 しかしそれは同時に真炎の爆発が通せなければ勝ちはほぼ絶望的という極端な不安定さを内包していることをも意味する。 ラヴァル自体はモンスターをテンポよく並べてゆく手段が不足しており、瞬間火力こそ高いが継戦能力に関してはからっきし。ラヴァル・キャノンなどを利用して散発的にシンクロモンスターを立てることはできるものの、あくまでそれらは真炎の爆発を通すまでの時間稼ぎにすぎない。 そのため一気にモンスターを大量展開して速攻で決着を付けてくるタイプのデッキを相手にするととたんに厳しい戦いを強いられることとなる。 真炎の爆発を通すことに全力を尽くすデッキスタイルである以上、その真炎の爆発自体を潰されてしまうことにも弱い。 なのでラヴァルは特殊召喚封じと墓地封じに極端に弱いという弱点を抱えてしまっている。 妨害札を使って時間を稼ぎつつ、大量のサーチカードとドローソースによって迅速に上記二枚のカードを手札に回収することこそがこのデッキの至上命題となるだろう。 環境に通用するような強さでは無くなってしまったが、一度コンボが決まったときのロマンに満ちた大爆発の魅力に取り憑かれた爆破技師決闘者を今も生み出し続ける魔性のデッキである。 相性のいいカード 真竜王アグニマズドV 侍女やランスロッドを能動的に発動させつつ、厄介な相手モンスターを除外できる。 前者と合わせてフルール・ド・バロネスに繋げられるのも噛み合う。 炎王 同じく守備力200のカテゴリで占めており、アーチャーで自発的に発動させられるので相性がいい。 特にキリンは侍女を確実に落とせる上に、レスキューキャットからのリクルートでドラグーンにも繋げられる為採用候補となる。 上記のアグニマズド同様に炎王の孤島で侍女やランスロッドとのコンボも狙える。 焔聖騎士 戦士族が多いカテゴリなので自然と組み合わせやすい。 キャノンとのシナジーが強いアストルフォやランスロッドや炎熱伝導場とのシナジーが強いリナルドが特に相性がいい。 また、イゾルデに繋げてリナルドをリクルートできる利点もあり、妖刀竹光ならサーチした黄金色で爆発のドローを狙いやすくなり、真刀なら1キルになりやすくなる。 もしくは御巫の水舞踏と御巫を出張し、相手モンスターの除去やバーナーやコアトルとのコンボを狙うのもアリ。 ネメシス 除外を多用しかつフラッグの守備力が200であるこのデッキとは相性がいい。 フラッグでサーチしたコリドーを追加で召喚し、そこから超雷龍に繋げれば理想的。 ただし、アークネメシスは爆発と墓地リゾースを食い合いやすいので墓地に落ちたシンクロモンスターを優先したい。 P.U.N.K フォクシー・チューンでセアミンをリクルートすることで序盤の展開力の遅さをカバーできる。 フォクシー・チューンの墓地送り行為は効果なので侍女の効果発動タイミングを逃さないのも嬉しい。 チューナーが2体並ぶのでTG ハイパー・ライブラリアンのドローブーストにも期待できる他、ディア・ノートをリクルートすることで上記のイゾルデにも繋げられる。 ゼノ・メテオロス 除去手段が多いデッキなのでラッシュ力を掛けやすい。 グラウンド・ゼノから引っ張り出して手札の侍女を落とす芸当も可能。 レベルが高すぎてドラグーンのS召喚には無理だが、逆に言えばアルティマヤ・ツィオルキンやフルール・ド・バロネスを出しやすいメリットがある。 また、デュランダルからサーチできるブースト・ウォリアーとの組み合わせで召喚権を使わずにサラマンダーに繋げられる。 シンクロ・ワールド ハイパーライブラリアンを出しやすいデッキなので蘇生で更なるアドバンテージを稼ぐことが出来る。 被破壊時の赤き竜リクルートもサラマンダーのドロー効果を発動できる点で相性が良い。 ラヴァル炎樹海の幼女「あなたたちが、ついき、しゅうせいしてくれるひと…?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 炎征竜の帰還が追い風となるか? -- 名無しさん (2023-03-30 22 13 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24622.html
登録日:2013/10/26 Sat 07 56 04 更新日:2024/05/31 Fri 23 20 00NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 TF Zirai(福袋) こんなにスタッフとプレイヤーで意識の差があるとは思わなかった…! こんなもん誰が想像できるか! こんな時、どういう顔をすればいいのかわからないの←謝罪…すればいいんじゃないかな どういう…ことだ… どうしてそうなった まるで意味がわからんぞ! コナミ スタッフの大暴走 スタッフの本気 タッグフォース ニコニコ動画 ネタデッキ 公式がアウト 公式が末期 公式が病気 公式訪問済み動画 遊戯王 電波少年 『人は特殊勝利だけで決闘できるか?』とは遊戯王タッグフォース6で配信されたデッキレシピの名称である。 40番目のスタッフレシピで、TF6ではラストとなったデッキ。 そのデッキ内容はその名が示す通り、特殊勝利効果を持つカードをふんだんに投入したデッキである。 初めての特殊勝利カードであるエクゾディアからウィジャ盤、終焉のカウントダウンに毒蛇神ヴェノミナーガ、究極封印神エクゾディオスなど 禁止カードである『ラストバトル!』や発売時期の都合上収録されていない 光の創造神 ホルアクティとNo.88 ギミック・パペット-デステニー・レオなどを除いた、ほぼすべての特殊勝利カードが投入されている。 他にも特殊勝利自体とは関係ないが、ヴェノミノンおよびヴェノミナーガの強化のためかレプティレスモンスターも一部投入されている。 ……もっともシナジーがあるかといえばあるが、そのシナジーが生み出すのは通常勝利であり、むしろ特殊勝利しにくくさせるが…… そのデッキの強さとしてはウィジャ盤とその死のメッセージカードたちが邪魔にはなるものの完成度は高い。 下手に特殊勝利に拘らなければナーガ様かヴェノミノンを強化して殴るのもよし、 特殊勝利で勝つならばパーツを揃えるだけでいいエクゾディアか発動すればOKの終焉のカウントダウンが妥当だろう。 ちなみにタッグフォース6の禁止・制限リストだと大嵐が禁止なのでウィジャ盤でも意外に安定して勝利できる。 しかしこのデッキレシピは2013年06月27日配信……つまりTF6のダウンロード販売に合わせて配信されたのだが、 同時に配信された快進撃の巨神が進撃の巨人をモロにモチーフにしているのに対してこちらはネタ度がかなり低い。 なぜかシーホースなどという シナジーや関係性が全くない(通常モンスターなのでエクゾディオスは強化できるが)カードが入っているのだが。 追記・修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- それは タッグフォーススタッフ 真の暴走 いや、まあ、うん。たまたま名前が似ちゃうことってありますよね…… ってこれ、シーホース入ってるじゃねえか! 完全に私の動画だこれ。 ネタ度が低い? ハハッ、御冗談を。 これ以上のネタデッキが存在するというのですか? このデッキレシピの元ネタはどう見てもニコニコ動画にてZirai(福袋)氏より投稿されていた 「【ゆっくり実況】人は~で決闘できるか?」シリーズである。 ん?どういうことかって? つまり、 タッグフォーススタッフが個人の企画動画をネタにしてデッキを作ったってことだよ! 今までもTAG FORCEシリーズではネットのネタ等を利用する事は多かった……だが、だがな…… まさかタッグフォース実況動画とはいえ一般人の個人の企画をネタにするなんて誰が想像できるか!!? 同シリーズが元ネタだという証拠を上げていくと、 デッキレシピの名前およびその趣旨(氏の動画のタイトルは全て「人は●●で決闘できるか?」というタイトル) シナジーがないのにレプティレスが入ってる(レプティレス・ナージャがキーカードになった企画がある。福袋から出たカードでブルーノとデュエルする企画で、しかもナージャの出番はこの回のみ) テンキーの社長・成田伸子(実在する方)がTwitterでネタにした。曰く「テンキー開発故致し方なし」とのこと。 そして何よりもシ ー ホ ー スが入っていることである。 Zirai氏もまさか公式にネタにされるとは思わず法廷でデュエルとならないように動画内で謝罪フェイズを行った。 そしてその後「人は『人は特殊勝利だけで決闘できるか?』で決闘できるか?」と題してこのデッキを実際に回し、 スタッフへの感謝の意味を込めて成田伸子(TFの方)を撃破している。 ちなみに なぜZirai氏=シーホースなのかと言うと、こんな背景がある。 氏は不動遊星が捨てられたカードを拾い集めてデッキを組んだことに感銘を受け、自身もタッグフォース6において同様の方法でデッキを組もうと企画した。 タッグフォースを知らない人に説明すると、このゲームでは道端に落ちているカードを入手するランダムイベントがある。 ゲームのシステム上、現実ではそのへんに落ちているとは考えられないような良カードを拾うこともあったものの、大半はいろいろと(コンボ専用や特定メタカード的な意味で)使えないカードも多く拾ったのだが、 そういった中でよりにもよって微妙な通常モンスター(遊戯王OCG)の1枚であるシーホースを拾った。 最弱と言わずともただでさえ産廃と称されるのが普通のクズカード、こんなの入れても事故要因にしかならないと思ってデッキには普通入れない。 だが企画である以上、不本意ながらもシーホースも含めたデッキで遊星とデュエルすることに。 ちなみにシーホースはこんなの。 通常モンスター 星5/地属性/獣族/攻1350/守1600 ウマとサカナの体を持つモンスター。海中を風のように駆け巡る。 (若干アレな目と出した舌がキモさといらだちを感じさせてくれる。) すると見事に最初の手札にシーホースが来てしまい、以降使い道もなく手札の中で腐り続けた。 ……のだが、5と言うレベルが幸いし、終盤で遊星の魂のカードとも言われるスターダスト・ドラゴンを撃破?(*1)するまさかの活躍を見せ、 最後にはダイレクトアタックを決めて勝利を収めた。 遊星の信念「この世に数多あるカードに『役に立たないカード』など、1枚もない!」を 奇妙な形で実現させたデュエルであった。 以後、このカードはZirai氏の魂のカード兼マスコットキャラクターとなったわけである。 この他にもサンダー・シーホース(こちらは優秀で、現実で非常に高価なレアカード)など「シーホース」と何故か縁がありすぎる。 気になる人は 【ゆっくり実況】人は拾ったカードだけで決闘できるか?【遊戯王】 で検索できるか? モリンフェン様やダーク・キメラのようにネタになる要素もなかったシーホースが一部で人気だった由来はこの人の動画でほぼ間違いない。 そんなカードまで入ったこのデッキレシピは完全にタッグフォーススタッフの病気が生み出した産物である。スタッフいくら何でもやりすぎぃ! その後もZirai氏はコンスタントにTF6の動画を投稿し続け、そのどれもが10万再生を突破するという快挙を達成。 さらには初期デッキでの戦い方を伝授した「初心者のための遊戯王TF6攻略」シリーズも含め、 ブームの去った後のTF6の売り上げに若干貢献したのではないかと言われている。 なお「TF6攻略」シリーズの初回ではDL版販売が決まっておらず、 「たけええええ!! この動画意味あるのかな…」という愚痴が収録されていたが、まさにその翌月にDL版がリリースされた。 ちなみに氏の動画におけるデュエルは半分以上DIEジェストだが、勝利時の流れはアニメか映画かと思うようなリアルディスティニードローが発生しているため、実見を激しくお勧めする。 【シリーズ概略】 人は拾ったカードだけで決闘できるか? ゲーム内で拾ったカードのみでデッキを組んで遊星に挑戦。伝説はここから始まった。 序盤は押されに押されたが、時械神ハイロンの効果でライフを互角に持ち込み、シンクロ・コントロールでスタダを奪取してシーホースを召喚→ネクロバレーで墓地を封じて遊星のソリティアを阻止、という流れで逆転勝利に持ち込んだ。 デッキ名は【DX福袋】。 最後に一言:この世に使えないカードはない! 人は回したカードだけで決闘できるか? ガシャポンで手に入れたカードと同じカードでデッキを組んでジャックに挑戦。が、惨敗。 デッキ名は【ガッチャ福袋】。多分十代さん意識。 人はさらに回したカードだけで決闘できるか? その続き。勝負にならなかったためガシャポンからカードを追加してジャックに再挑戦。 レモンバスターを出されて窮地に陥ったが、ヴァンパイア・ベビー+魔界の足枷のコンボでジャックに激流葬を使わせ、それをトリガーに手札からグランエルを召喚→相手の場に戻ってきたレモンを吸収→返しのターンで光と闇の竜を召喚、という形で逆転を見せた。 デッキ名は【ガッチャ福袋2】。 最後に一言:キングのデュエルはエンターティィメントでなければならない! 人は出したカードだけで決闘できるか? デュエルターミナルで手にいれたカードだけでデッキを組んでダグナー満足さんに挑戦。 地縛神と百眼に苦しめられたが、炎塵爆発で一気にペースを握り、そのまま押し切った。 デッキ名は【DT】。 最後に一言:ほどほどにしとけ。 人は100円だけで決闘できるか? カードショップに時々おいてある、100円で売っているデッキと同じ構成で組んでクロウに挑戦。 デッキ名は【インヴェル入ってる】。ほぼフルモンスターの構成だが、シンクロはケルベクなどのバウンスやアーマード・ビーで処理し、魔法や罠が出ないためにアンチ・リバースやトラスタを腐らせ、ゴッドバードアタックはディスアドの方が大きくなる、と地味にクロウの強みを半分ほど潰したのが勝因か。 最後に一言:俺たちの満足はこれからだ! 人はシューティングで決闘できるか? ビクトリーバイパーを軸にした【超時空戦闘機】でアキに挑戦。ネタとして入れていたパロディウス組は全く役に立たず、ビクトリーバイパー+ミラーメール+安全地帯のコンボで勝利。 デッキ名は【Vやねん!バイパーズ】。 最後に一言:安全地帯は、安全。 人はシューティングで決闘できるか? II 【巨大戦艦】にゲームオリジナルの《シールドリカバリー》を入れて龍亞に挑戦。戦闘破壊耐性で強引に持ちこたえ、テトランで装備カードや伏せカードを潰し、これまたミラーメールで攻撃力を確保して勝利。ちなみに途中で龍可にも一回挑戦したがこっちはバーサーカーソウルの洗礼を食らって負け。 デッキ名はまんま【巨大戦艦】。 最後に一言:このように かせぐのだ 人は福袋で決闘できるか? 2013年元旦の福袋から出たカードのうち、TF6収録のものでデッキを組んでブルーノに挑戦。レプティレス・ナージャはここのキーカードだった。 開封ではVジャンプの定期購読カードが入っており、ネタとして狙っていたサンダー・シーホースが出た……のだが、一緒に入っていた海外のパックからもサンダー・シーホースが出るというミラクルが。 デッキ名は【明日のオージャ】。某イライラする人ではない。ナージャで攻撃力を0にしたモンスターを、パンプアップしたロードブリティッシュやライラで殴るカウンター型デッキ。途中で謎のD・ホイーラーの方にも挑戦したが、まさかのアクセルシンクロで敗退している。 最後に一言:今年もよろしく。 人はUMDで決闘できるか? UMD読み込みで手に入るカードだけでデッキを組んでツァン・ディレに挑戦。が、話にならなかった。 デッキ名は【U-M-D】。隠さずに言えば最低限の回転力すらない紙束である。 人はノーマルカードで決闘できるか? レアリティノーマルのカードでデッキを組んでツァン・ディレに再び挑戦。 デッキ名は【リクナビ派遣天使】。リクル特攻+天空の聖域+天空の泉+マーズのワンキルが成立して圧勝。 これでは企画の主旨にあわない上、そもそもレアリティが変動し続けるカードゲームにおいて、ノーマルカードとは何ぞや? ということで没に。 人は買ってきたカードでデュエルできるか? 正確にはノーマルカードの動画内での没ネタその2。英語版や傷ついたカードなど、安く売っているノーマルカードのみでデッキを組んでツァン・ディレに三度目の挑戦。向こうは禁止解放デッキ。 デッキ名は【なるほど・ザ・サテライト】。が、先攻の初手でヴァルハラとTHE WORLDと代行者ヴィーナスが来た上、THE WORLDは正位置。結果、ツァンのターンが回ってこないまま圧勝となった。 同じ理由でこれも没。リアルだとたまにあるが……。 人は買ってきたカードでデュエルできるか?2 さらに組みなおしたデッキでツァン・ディレに四度目の挑戦。 デッキ名は【ツンデレスレイヤー】。 今度は勝負になるかと思ったら初手クリスティアで六武衆が展開不能になったあげく、詰めの一手で光と闇の竜降臨。 案の定、没となった。ちなみにこの後何度か対戦したが、全て圧勝であった。 人は三幻魔で決闘できるか? 三幻魔全てを組み込んだデッキを組んでツァン・ディレに五度目の挑戦。ここまで来るともはやサンドバッグである。 デッキ名は【三幻茶屋】。天変地異コントロールのギミックを軸に、当時はゲームオリジナルカードだった失楽園を用いてフル回転させた結果、アーミタイル正規召喚というミラクルを起こした。 最後に一言:どんな重いデッキでも回るときゃ回る! 人は忍者で決闘できるか? 忍者と名のつくカードでデッキを組んで牛尾さんに挑戦。元々ニンジャスレイヤーネタの多かった氏だが、ここでは歯止めがかからなくなって完全に忍殺状態。 デッキ名は【ノーカラテノーデュエリスト】。召喚制限と渋い忍者による大量展開コンボが起点。「環境に文句を言う奴に晴れ舞台は一生来ない」という名言が飛び出した。 最後に一言:何事も 数の暴力で 解決するのが一番だ(字余り) 人はシノビで決闘できるか? 忍者のみならず、忍者モチーフだが忍者と名のつかないカードを組み込んで御影さんに挑戦。カオスロードと堕天使の両方と戦うことになった。 デッキ名は【黒井忍者戦ジライヤ】。悪シノビによるドロー加速と速攻の黒い忍者+ゼロ・フォースのコンボを組み込んだかなりトリッキーな構成。 堕天使デッキ戦では相手の場にモンスターを残す→黒い忍者+ゼロ・フォースで無力化→究極恐獣で薙ぎ払って倒す、というコンボが炸裂した。 最後に一言:ノー・シノビ、ノー・ニンジャ。 人は8パックで決闘できるか? 5枚1パックのカードを8つ買って、そこから出たカードでデッキを組んで宮田ゆまに挑戦……しようと思ったらデッキが組めなかったため、海外のバトルパックを8つ買って構築……しようとしたが、やっぱり足りずチャレンジ失敗。 延長戦として、別に買った5枚のカードを補充してハイランダーでゆまと対戦。 デッキ名は【エイトボール】。序盤に引いた強者の苦痛が決め手となり、圧勝となった。 最後に一言:バトルパック、日本でも出せ! 人は満足街で決闘できるか? エイプリルフール企画。RedDeadRedemptionをクラッシュタウンに見立てたネタ動画で、ゲームオリジナルカードを用いたタッグフォースデッキで六度目のツァン・ディレや茂野間ネオと対戦。 ツァン戦はテテュスによる大量ドロー+モンタージュ・ドラゴンのワンキルコンボ、ネオ戦は1回目はリアリストさんのオーガワンキル、2回目はダークシンクロを用いたダグナーデッキ。 初心者のためのTF6講座シリーズ 全く最初からTF6を遊ぶ人向けのチュートリアルシリーズ。実際のプレイを伴っているためかなりわかりやすいうえに実用性アリ。 メインデッキは【爆圧的に特救指令】。最初から持っているカードに配信カードを加え、【兎ラギア】ギミックを軸とした【グッドスタッフ】。ネタとしてシーホースが入っているのはご愛嬌。 この他、ツァン・ディレを例としてパートナーを上手く立ち回らせるデッキの組み方を伝授した他、原麗華、ジャッカル岬、紡紫、宇佐美彰子、伊東拓也のパートナーデッキ例を提示している。 人は特殊勝利だけで決闘できるか? 上記参照。 没デュエル ジャック戦、鬼柳戦、クロウ戦、御影戦、成田伸子戦でのハプニング集。 人は通常モンスターで決闘できるか? 青眼の白龍を軸にした【通常ドラゴン族】で、2006年世界大会を制した【旋風BF】を操るクロウ、そして夜の大会のチャンピオンデッキ5連戦に挑戦。 デッキ名は【玉砕!粉砕!大喝采!】。順番を間違えた上に訂正を忘れていたとか。 ギミックはいわゆる捨て蘇生特化で、未来融合で落としたドラゴンを死者蘇生や正統なる血統、思い出のブランコで蘇生して戦力とする。 人は決闘できるか? TF6の遊星ルートに挑戦。Z-ONE戦では《KA-2デス・シザース》と《レインボー・ヴェール》《革命-トリック・バトル》のコンボで時械神を破壊する【fall】を使用してフリーで倒した後、遊星とのタッグ戦では原作さながらの連続シンクロを決め、《集いし願い》の発動まで持っていくというミラクルを起こした。 ちなみに使用デッキには他にBloo-D+強制終了で突破するコンボ、活路への希望でライフを減らした上でのマハー・ヴァイロ+レインボー・ヴェール+巨大化+パワーゾーンで大ダメージを叩きむコンボが仕込まれている。 人は決闘できた 遊星ルートのハート4イベント。実質的なエンディング。 一番最初の寄せ集めデッキを改造し、シーホースを軸に据えたバニラビートで遊星と対戦。 《地獄の暴走召喚》+《団結の力》×2で攻撃力10000越えを成し遂げた。 デッキ名は【人は決闘できた】。 人は決闘できるか? 最強デッキ決定戦 TFSPのシステムを利用し、シリーズで登場した寄せ集めデッキ&ネタデッキの最強トーナメントを開催。 頂点に立ったのはブルーアイズデッキ。 人はシーホースだけで決闘できるか? ADSを使用したエイプリルフールネタ。 【余談】 その動画の影響か、はたまたこれのレシピが配信されたせいか否かは不明だが、Amazonなどのカードショップでシーホースが地味に値上がりした。 もちろん初期のカードなので今やなかなか手に入ることもないという事情があるかもしれないが…… なお実際このデッキそのままでデュエルすると、 TF6の禁止制限リストでは大嵐禁止かつ除去カードを持っているキャラが少ないという事情があるため、 リアルでは(ダーク・サンクチュアリ登場まで)ネタとすら呼ばれたウィジャ盤による勝利も意外と可能。 スネークレインで墓地を肥やしリミットリバースからのヴェノミノン召喚→わざと守備表示にして破壊し、 蛇神降臨でヴェノミナーガ召喚、といったコンボも可能なため普通に勝利することも十分に可能である。というか実際にZiraiさんがやりました。 一方でエクゾディアパーツを揃えるのはなかなか難しく、 揃えようとしてる間にヴェノミノンなどで殴り勝ってしまったり、普通に負けることも多い。 手札断殺とかドローカード自体はあるのだが……。シーホース?なにそれおいしいの? 全くの余談だが、TFSPではデッキやプレイヤーの名前として「Zirai」の文字列を使うことができない。グレイモヤなどの関係か「地雷」は通るがローマ字のみアウトという不可解な仕様になっている。 最後に一言。 人は『人は特殊勝利だけで決闘できるか?』で決闘に勝利することができる。 でも、 どれかひとつに絞っとけ! 追記・修正は自分の魂のカードを思い浮かべてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この動画上げられたときは、腹が捩れるかと思ったわ -- 名無しさん (2013-10-26 08 08 44) なんか聞いたことあるなと思ったらやっぱり。ゴジラの人か -- 名無しさん (2013-10-26 08 13 11) タッグフォーススタッフの悪ノリも来るとこまで来たって感じだよなホントwww -- 名無しさん (2013-10-26 08 40 12) 項目を立てるところを間違えたかと思ったがやりやがったな公式www -- 名無しさん (2013-10-26 09 13 05) ファンとしてはマジでどんな顔すれば良いかわからんかったww公式が乗っかんなwww -- 名無しさん (2013-10-26 09 43 34) 初めて見た時大爆笑したわwww -- 名無しさん (2013-10-26 12 45 29) なんだかんだでかなり宣伝効果あったもんなコレ… -- 名無しさん (2013-10-26 13 40 46) 同時配信された進撃の巨人の方のデッキがあまり目立たない・・・ -- 名無しさん (2013-10-26 14 40 29) 法廷デュエル回避の為の謝罪フェイズワロタ -- 名無しさん (2013-10-26 15 38 52) スタッフ最高の悪ノリだなwww -- 名無しさん (2013-10-26 18 35 12) 法廷デュエル 開 始 不 可 避 -- 名無しさん (2013-10-26 21 11 57) 普通ならもっと盗作騒ぎなところをネタで済む辺りユーザーも訓練されてるのう -- 名無しさん (2013-10-26 22 45 37) ↑他のジャンルならならいざ知らず遊戯王、特にタッグフォースシリーズは元より「そういうもの」っていう風潮が事前に出来上がっていたってのもあるだろうね。エネコン、グォレンダァ! 諸々のデッキレシピなどネットのネタを扱った回数は数知れず・・・ -- 名無しさん (2013-10-26 23 09 08) つーか、このタイトルとこの構成で「盗作」ってのは逆に思いつかない。どう考えても理解した奴だけ付いて来いってノリ。 -- 名無しさん (2013-10-26 23 18 36) まぁ、盗作というのも変だけど -- 名無しさん (2013-10-26 23 36 12) クソワロタw公式何やってんのw -- 名無しさん (2013-10-28 15 57 12) カワカミンが所属する「Made in TENKY故致し方無し」の極みだよな、コレ -- 名無しさん (2013-11-16 18 27 53) それだけZirai氏の企画が素晴らしかったってことですね^^ 今度見てみようかしら -- 名無しさん (2013-11-23 07 57 07) 公式が病気だとなぜか面白くなる日本のゲームは不思議 -- 名無しさん (2014-01-13 00 44 03) しばしば“アニメでやれ”“劇場でやれ”レベルの熱いデュエルを展開するZirai氏に、公式側もついつい病気を拗らせてしまったのやもしれぬ。 たぶん、氏にとっては心臓が点になるくらいガクブルだったと思うけど、見てる側は実に楽しませて頂きました。 -- 名無しさん (2014-01-13 03 11 58) 最終回お疲れさま! ……満足……させてもらったぜ…… -- 名無しさん (2014-02-01 13 00 36) 正直、レプティレス関連だけ残して他を抜いて、あとは色々とガチカード入れたら征竜を完封…出来ますかね? -- 名無しさん (2014-03-06 14 15 25) ↑それただのレプティレスやん。 -- 名無しさん (2014-05-13 14 34 02) ↑↑ホルアクティとディザスターデスティニーレオ、ジャックポット7を突っ込めば今の環境でも通用する最強デッキになるよ -- 名無しさん (2014-05-27 19 33 37) ↑ジャックポットなんてどう使えばええんや… -- 名無しさん (2014-06-03 20 52 35) ニコ厨の思い上がりかと思ったが、これは…w -- 名無しさん (2014-07-05 00 09 20) 投稿者がくっそ丁寧に公式に謝罪してたのが印象的だったw -- 名無しさん (2014-07-05 01 34 50) ↑3ガスタに黒蠍盗賊団を突っ込んだら行ける -- 名無しさん (2014-07-13 00 04 33) 魂のリレー入れて最短特殊敗北を狙うプレイング -- 名無しさん (2014-07-31 22 23 35) ↑デビルフランケンの効果でクソザコイ融合モンスターだした方が早くね? -- 名無しさん (2014-09-04 01 34 05) ↑魂のリレーとバブルショット使えば相手の後攻0ターンキル、即ち先攻1ターン目のこちらの敗北が可能になる。・・・実用性?知ら管 -- 名無しさん (2014-09-04 01 45 42) ぶっちゃけあの動画見なかったらTF6DL版なんて買わなかったしな。新規TFユーザーにとっても公式にとっても有用な存在だろうよ -- 名無しさん (2014-10-22 00 10 52) 何がスゴイって最後の最後に配信するデッキでこんなドデカいネタをブチ込んできたこと -- 名無しさん (2014-10-22 01 36 44) TFSPが出る(予定)だから、新たな『人は特殊勝利だけで決闘できるか?』が見れるわけか -- 名無しさん (2014-10-22 17 56 06) ↑お気に入りカードにシーホースが設定されている黄色い制服のセキュリティが居るんですねワカリマス -- 名無しさん (2014-10-28 08 49 58) サンダーシーホース3連は流石にわらうわ -- 名無しさん (2014-12-07 00 21 55) なお現在は地雷伍長として活躍している模様 -- 名無しさん (2015-01-06 02 03 22) ネタにされても個別の許可は降りなかった模様 -- 名無しさん (2015-01-14 15 57 19) 今なら黒蠍とジャックポット7で行けるね(ニッコリ) -- 名無しさん (2015-02-01 05 04 33) ハピで止まります -- 名無しさん (2015-02-11 12 17 20) 人は自壊(コングのような出しただけで破壊されるカード)カードだけでデュエルできるか?……は無理か; -- 名無しさん (2015-02-11 12 47 57) ↑ジャングルの王者、とか胸を打ち鳴らす森の賢人、とかならありそうだな。 -- 名無しさん (2015-02-14 11 59 08) いやあ、初見の時はマジ笑った -- 名無しさん (2015-02-21 02 41 15) お、デッキレシピ更新されてんじゃーんってこのデッキの名前を見たときは驚きを隠せなかったわwん?んん!?ってなったし -- 名無しさん (2015-03-31 12 42 17) 今の特殊勝利系を全部突っ込んだらどうなるん?60枚で足りるか知らんが -- 名無しさん (2015-07-12 21 43 48) Zirai氏にはぜひとも「人は、『友人知人からもらった(不要な)カードだけでデュエルできるか?』をやってもらいたいw -- 名無しさん (2015-08-12 09 50 59) ホント悪乗りだよな。公式がたかがいちプレイヤーの変な企画に乗っからないでほしい。 -- 名無しさん (2016-07-18 11 01 25) 本当空気読めないよなお前、一々反応しないでほしい -- 名無しさん (2016-10-02 22 20 27) 乗っかってはいけないような類のものだとは思えないが?ユーザーが創ったレシピ見るんじゃねえ、って事か? -- 名無しさん (2016-10-03 18 18 57) ↑5 そりゃあ紙束ができあがる( ゴーストリックの条件(ゴーストリックが大体10枚以上必要 No88関係で星8とRUMが必要とか考えていくと特殊勝利ケイを全部理論上可能にするのはかなりしんどいと思う -- 名無しさん (2016-10-03 19 05 59) コンマイの草動画への歩み寄り方がダメダメな好例 -- 名無しさん (2016-10-30 02 12 43) ↑開発コンマイじゃなくてテンキーなのに叩かれててカワイソス -- 名無しさん (2016-10-30 02 44 57) スパイラルドラゴン専用の新規が出たからそいつで殴ろう(提案) -- 名無しさん (2017-01-30 13 33 46) ↑2 これぞ速攻魔法《濡れ衣》 -- 名無しさん (2017-05-19 19 56 49) こういう概ね肯定的な意見でまとまってる中に「ほんとこういうのって公式が空気読めてないよな~」とかさも自分の意見が絶対間違ってないかのように言ってのける人ってすごいと思う。良くも悪くも。 -- 名無しさん (2017-11-09 09 30 29) 飛行エレファントはこのデッキなら普通にメインアタッカーやれそう -- 名無しさん (2018-05-18 14 25 32) ↑トムは勝利できるか? -- 名無しさん (2018-05-18 15 21 58) ↑できる。できるのだ。 -- 名無しさん (2018-05-29 13 35 42) 「環境に文句を言う奴に晴れ舞台は一生来ない」ほんとそれな。満足民を見習おう。 -- 名無しさん (2018-05-29 14 16 08) これほどの人でも呂布だけで中華統一は無理があった模様 -- 名無しさん (2019-10-06 12 19 29) 【遊戯王】人はシーホースをデッキに入れてYCSJで上位入賞できるのか?←New! いやホント凄いわこの人w -- 名無しさん (2019-11-03 23 10 48) 忍者回の「環境に文句を言う奴に晴れ舞台は一生来ない」だけど忍殺が元でオリジナルではない。遊戯王プレイヤーにもぶっ刺さる名言なのは確かだが -- 名無しさん (2020-03-01 15 36 13) ここに来てシーホースがあんな姿になろうとは誰が想像できた? それも性能的にも新規テーマの要になりそうな… -- 名無しさん (2023-07-10 18 50 15) ラッシュのシーホースもメメントのシーホースも普通に優秀なの一体…… -- 名無しさん (2023-07-10 21 00 06) 6はTFの集大成だけあって良い出来なんだが当時流石に発売から1年以上経ってカード無しだと中古で2000円程度だったのがこの動画シリーズの影響でカード無しの中古が定価越えたっていう遊戯王ゲーとしては異例の事態になったからな。このデッキと一緒に出たDL版もかなり売れたらしいし一種の恩返し的な感じだったんだろうな。(普通は特典カードもない2年前のカードリストのゲームなんて全く売れないし) -- 名無しさん (2024-05-31 23 20 00) 名前 コメント
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登録日:2011/01/22 Sat 16 56 43 更新日:2024/07/02 Tue 21 11 37NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ソリティア デュエルリンクス 悪魔族 握手会 握手暗黒界 暗黒界 色 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 闇属性 深淵へと続く扉は再び開かれた―。 暗黒界に轟く龍神王の力を見よ! 暗黒界とは遊戯王オフィシャルカードゲームのテーマの一つ。 エキスパンション『ELEMENTAL ENERGY』で初登場した。 【概要】 【暗黒界の住人】・下級モンスター ・上級モンスター ・最上級モンスター ・融合モンスター 魔法カード 罠カード 【相性の良いカード】【アニメでの活躍】 【概要】 カード名は全て「暗黒界の□□」という二つ名を持つ。 その後に続く名前はいずれも色の名前をもじって付けられており、さらにイラストには、その色が取り入れられている。 モンスターは闇属性・悪魔族で統一されており、一部を除いて「カードの効果によって墓地に捨てられた時」に発動する効果を持つ。 そのためハンデスには強いが、除外されるカードには弱い。 また、発動条件は「カードの効果」によって墓地へ「捨てられた」時なので、「コストで」捨てても発動しない点に注意が必要。 もっと言えば手札を墓地へ「送る」効果でも発動しない。 具体例を挙げるとこんな感じである。 ◆発動できる ※「効果で」墓地へ「捨てる」 手札抹殺 通常魔法 (1):手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。 その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。 バージェストマ・ディノミスクス 通常罠 (1):フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 自分の手札を1枚選んで捨て、対象のカードを除外する。 (2):省略 ◆発動できない 手札断殺 ※効果で墓地へ「送る」 速攻魔法 (1):お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。 その後、それぞれデッキから2枚ドローする。 サンダー・ブレイク ※「コストで」墓地へ捨てる 通常罠 (1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 アニメGXでは全員見た目通りの悪役だったが、 マスターガイド2の「本当は優しい」との記述や通常モンスターのフレイバー・テキストを見るに、 強面の割に義侠心を持った暗黒街の番人的な存在のようであり、暗黒界の一般市民も邪悪そうな様子はあまり無い。 他方、いわゆる正義の味方であるライトロードとは対立している様子もあるように見えた……が、マスターデュエル内におけるライトロードの解説によると、トワイライトロードの成立には無関係であるらしかった。 米コナミのスタッフによると「コザッキーは暗黒界から脱走してきた」「ライトロードと暗黒界の間で戦争が近いため、人類はコザッキーの助力を得てコアキメイルを開発した」とされる。 マスターガイドにおける《コアキメイルの鋼核》の記述に相反がある以上、要するに日本国内と国外で設定が異なるというだけの話かもしれない。 それを踏まえると《暗黒界の洗脳》などは、日米どちらの設定で取り扱っても問題がない名称・イラストに調整されているのがうかがえる。 似たような効果を持つカードに魔轟神シリーズがある。こちらは全て光属性・悪魔族でコストで捨てても効果が使える。 【暗黒界の住人】 ・下級モンスター 暗黒界の騎士 ズール 通常モンスター ☆4/ATK1800/DEF1500 暗黒界でその名を知らぬ者はいない、誇り高き騎士。 決して弱き者に手を下す事はない。 暗黒界の番兵 レンジ 通常モンスター ☆4/ATK100/DEF2100 「鉄壁レンジ」として暗黒界の人々から親しまれている。 彼の守りを破れる者は少ない。 通常モンスター。名前の由来はそれぞれイタリア語のアズール(空色)とオレンジ。 イラストではそれぞれ蒼いマントとオレンジ色の大きな掌が特徴。 ズールのフレーバーテキストには「誇り高き騎士」「弱き者に手を下す事はない」と書いてあるが、アニメでは見たまんまの悪党。 レンジもレンジで「彼の守りを突破できる者は 少ない 」という謙虚なフレイバーテキストがネタにされる。2100の下級壁としては絶妙な表現。 また、寸胴体型で通せんぼをしている姿や「『鉄壁レンジ』として暗黒界の人々から親しまれている」といったテキストが妙に微笑ましい。 暗黒界で通常モンスターにメリットを見出すのは難しく、ラビット軸でもない限りあまり出番がない。 レンジの方は奈落にかからない素材としての価値があるが、ズールはデーモン・ソルジャーとの差別化が難しい。 暗黒界の狂王 ブロン 効果モンスター ☆4/ATK1800/DEF400 (1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。 自分の手札を1枚選んで捨てる。 名前の由来はブロンズ(青銅色)。髪の毛?の一部や手の部分が青銅(に生える「緑青」と呼ばれる錆)のような青緑色をしている。 アニメでは下級モンスターを上級モンスターが支配する異世界に登場。下級モンスターのくせに上級モンスターを従えていた。 アニメのキャラでは珍しくフェイズの確認をするため、デュエルにおいては紳士的な性格。 ちなみにCV.伊藤健太郎なんでレンジさんじゃなくてこっちにしちゃったのよ… 額面だけ見るとクソみたいなデメリットアタッカーだが、暗黒界の効果を発動できるということ。 暗黒界では珍しく効果は強制ではないので、状況に合わせて発動していきたい。 ……とはいえ大抵は1 1交換にしかならないわけで、直接攻撃を通す手間にはハッキリ言って見合わない。 これを使うくらいなら起動効果で捨てられる《魔轟神レイヴン》とかを使う方が賢明である。 これでも初期の暗黒界ではアタッカー兼ゴルドやシルバを能動的に特殊召喚するトリガーとして重宝されていた。 暗黒界の刺客 カーキ 効果モンスター ☆2/ATK300/DEF500 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。 そのカードを破壊する。 暗黒界の策士 グリン 効果モンスター ☆2/ATK300/DEF500 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動する。 そのモンスターを破壊する。 名前の由来はカーキ(枯れ草色)とグリーン。イラストではそれぞれ、カーキ色のナイフや緑色のマントが描かれている。 強制な上全フィールドが対象なため、自分フィールド上にのみモンスター・魔法罠がある場合は自爆してしまうため注意。 及第点の性能ではあるがステータスも貧弱で、効果としては種類問わず破壊できるうえにキーカードであるグラファの下位互換なので積む理由に欠ける。 暗黒界の尖兵 ベージ 効果モンスター ☆4/ATK1600/DEF1300 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。 名前の由来はベージュ。イラストではベージュ色の鎧を身に纏う。 同じ条件でもっとステータスが高く追加効果のあるゴルド・シルバが存在するが、逆に言えば下級モンスターなので事故リスクが低い。 グラファや王レインと入れ替えるならステータスは関係ないので、ちょっと上級多すぎるな~という時に採用を検討できる。 暗黒界の狩人 ブラウ 効果モンスター ☆3/ATK1400/DEF800 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 自分はデッキから1枚ドローする。 相手の効果で捨てられた場合、この効果でドローする枚数は2枚になる。 名前の由来はブラウン。矢を掴む右腕が茶色の装甲?に覆われている。 黎明期からの潤滑油的存在。コイツや後述のスノウを捨てまくってアドを取っていくのが暗黒界の基本戦法。 星3なため《魔界発現世行きデスガイド》でリクルートでき、暗黒界と相性が良い《魔界特派員デスキャスター》や《虚空海竜リヴァイエール》になりやすいのも強み。 暗黒界の斥候 スカー 効果モンスター ☆2/ATK500/DEF500 (1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 デッキからレベル4以下の「暗黒界」モンスター1体を手札に加える。 名前の由来はスカーレット(緋色)。鮮やかな真紅の鎧でほぼ全身を包んでいる。 斥候という割に、見た目がかなり派手。額に十字の傷は負ってない。 アニメでは融合メタなデッキを使い、十代に有利な立場を取るもネクロダークマンとネオスによりあっさりと敗北した。 戦闘破壊を介する必要がある上、そもそもサーチならスノウを捨てた方が早いため採用されることはまずない。 暗黒界の術師 スノウ 効果モンスター ☆4/ATK1700/DEF0 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 デッキから「暗黒界」カード1枚を手札に加える。 相手の効果で捨てられた場合、発動時に相手の墓地のモンスター1体を対象にできる。 その場合、さらに以下の効果を適用する。 ●対象のモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。 名前の由来はスノーホワイト。純白のマントとローブがふつくしい。 おそらく唯一の女性型「暗黒界」モンスターで、一部の方々から人気がある。 ストラクからの新規カード。スノウ自身も魔法罠もサーチでき、更に1ターンに何回も使えるスカー涙目の性能を誇る。 その上攻撃力もそれなりにあり、相手から捨てられた時の効果も悪くない。 3積み必須の暗黒界における超重要カード。 暗黒界の導師 セルリ 効果モンスター ☆1/ATK100/DEF300 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 このカードを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。 (2):このカードが「暗黒界」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動する。 相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。 名前の由来はセルリアンブルー(緑がかった空色)。濃い青のマントも身に付けているが、おそらく肩の色合いの方がセルリアンブルー。 アニメ登場から、実に4年以上もの月日を経てOCG化した。 手札から墓地に捨てられた場合相手フィールドに特殊召喚され、さらに相手から見て「相手」、つまり自分が手札を1枚捨てる。 一見ディスアドに思えるが、普段は困難な「相手の効果によって、手札から墓地に捨てられた場合」を自分で満たすことができる存在。 他のカードを使って自分フィールドに出せば相手のハンデスもできる。 ストラクRの新規パアルの登場により、相手の場に出しやすくなってより使いやすくなった。 暗黒界の門番 ゼンタ 効果モンスター ☆4/ATK1000/DEF1800 自分は「暗黒界の門番 ゼンタ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。 (1):このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。 デッキから「暗黒界の門」1枚を手札に加える。 (2):このカードが除外された場合、自分フィールドに「暗黒界」カードが存在していれば発動できる。 このカードを特殊召喚する。 名前の由来はマゼンタ。マフラーの先端がマゼンタ色になっている。 盾持ちでマゼンタで守備寄りステータス・・・どこかで聞いたことある名前だ ストラクRの新顔。 門をサーチし、そのまま自身をコストに門で手札交換し即座に帰還すると言う設計。 キーカードである門をサーチ&フル活用する暗黒界デッキの新たな潤滑油となる。 《闇の誘惑》などで発動したり、相手ターンで登極などで除外して壁にしたりもできる。 また、特殊召喚を制限している代わりに効果自体に制限がかかっていないので、門を連続サーチして手札を回すことも可能。 暗黒界の隠者 パアル 効果モンスター ☆1/ATK300/DEF100 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合、「暗黒界の隠者 パアル」以外の自分の墓地の「暗黒界」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分または相手フィールドに特殊召喚する。 相手の効果で捨てられた場合、さらに自分の手札・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、 悪魔族モンスター1体を選んで自分または相手フィールドに特殊召喚できる。 名前の由来はパールホワイト。杖やマントの装飾などがパールホワイトに染まっている。 また、全身が紫色なのでパープルも含まれている可能性もある。 ストラクRの新顔。 蘇生効果はレベル制限がないので、グラファやレイン、果ては融合モンスターまで蘇生可能。 スノウやブラウ等の下級もグラファやレインのコストにして実質サルベージしたりでき、墓地が枯れてさえいなければ何かしら役に立つ。 送り付けもできるためセルリとも相性抜群。 ちなみにストラクR出身のパアルと王レインは、捨てられたときの効果が「時の強制効果」から「場合の任意効果」になっているため少し柔軟性が上がっている。 ・上級モンスター 暗黒界の武神 ゴルド 効果モンスター ☆5/ATK2300/DEF1400 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。 相手の効果で捨てられた場合、発動時に相手フィールドのカードを2枚まで対象にできる。 その場合、さらに以下の効果を適用する。 ●対象の相手のカードを破壊する。 暗黒界の軍神 シルバ 効果モンスター ☆5/ATK2300/DEF1400 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。 相手の効果で捨てられた場合、さらに相手は自身の手札を2枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。 名前の由来はそれぞれゴールド、シルバー。鎧も剣も金ピカ&銀ピカである。 なのにアニメではブロンの配下っぽい立場だった。 捨てられたら特殊召喚でき、さらに相手のカードの効果で捨てられた場合は特殊召喚に加え、ゴルドは2枚のカードを破壊、シルバは相手の手札を2枚デッキボトムへ送る。 特殊召喚だけでは上級相応のステータスなので中途半端だが、追加効果は強力で、セルリで狙っていくに値する。 特にシルバは相手が選ぶとはいえ2枚デッキ戻しという超えげつないハンデスであり、許されているのは ストラクまでは基本セルリで狙うしかなくコンボ性が高い ストラクRでは方法が充実したが、インフレ極まっており環境を支配さえしなければ許容範囲 というところ。 一方マスターデュエルではシングル戦環境ゆえか、ストラクR組の実装に備えてシルバが禁止カードにされてしまった。 構築によってはランク5のエクシーズ素材にするのを狙うのも良い。 ちなみにゴルドの読みは「武神(ぶじん)」ではなく「武神(ぶしん)」なため、《武神-ヤマト》でサーチしたりはできない。 暗黒界の鬼神 ケルト 効果モンスター ☆6/ATK2400/DEF0 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。 相手の効果で捨てられた場合、さらに自分はデッキから悪魔族モンスター1体を自分または相手フィールドに特殊召喚できる。 名前の由来はスケルトン(透明)。よく見ると全身に半透明な鎧を身に付けている。 こいつもこいつで色と言っていいのか…。 ストラクから少し遅れてPRIMAL ORIGINにて登場した鬼神。 悪魔族ならカテゴリ外でも同名でも何でも呼び出せるのが最大の強み。例によって相手フィールドにも出せるセルリ対応仕様。 暗黒界だけで考えるとリクルートの旨味がそれほどなくシルバなどの効果を狙う方が明らかに強いため、カテゴリ外とのコンボ目当てで使われることが多い。 暗黒界の闘神 ラチナ 効果モンスター ☆6/ATK1500/DEF2400 (1):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。 相手の効果で捨てられた場合、発動時にフィールドの悪魔族モンスター1体を対象にする。 その場合、さらに以下の効果を適用する。 ●対象の悪魔族モンスターの攻撃力は500アップする。 名前の由来はプラチナ。わかりづらいが、鎧の一部が白く輝いている。 海外からやってきた闘神。固有効果は正直弱く、2除去や2ハンデスと攻撃力+500が等価とは黎明期でもありえない発想であろう。おまけにステが守備型。 暗黒界唯一の☆6であったがケルトの登場でますます存在意義が乏しくなった。 + ... ジェノサイドキングサーモン 通常モンスター ☆5/水属性/魚族/ATK2400/DEF1000 暗黒海の主として恐れられている巨大なシャケ。 その卵は暗黒界一の美味として知られている。 暗黒界の海・暗黒海の主である鮭。 もちろん暗黒界カテゴリ外だし、これっぽっちもシナジーはない。 詳しくは項目参照。 ・最上級モンスター 暗黒界の魔神 レイン 効果モンスター ☆7/ATK2500/DEF1800 (1):このカードが相手の効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。 このカードを特殊召喚する。 (2):このカードの(1)の効果で特殊召喚に成功した場合に発動する。 以下の効果から1つを選んで適用する。 ●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。 ●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。 名前の由来はレインボー。鎧の一部に色合いの一部が見える。(少々濁った虹色、シャボン液や油膜の色を思い浮かべると近い。) アニメでは十代の怒りを買ってしまい、「ぶっ倒しても!ぶっ倒しても!」の名言を生むきっかけになった。 その後第四期でミスターTも召喚したが、十代が精神的な成長を遂げていたこと、別個体であることなどの理由で、大きくは動揺していない。 一見するとゴルドシルバ等の上位版。 破壊効果は強力なものの、相手に捨ててもらわなければ特殊召喚すらできないため、凄まじい事故要因。 どちらかしか破壊できないので万能2枚破壊のゴルドとそんなに差がなく、レベル7とはいえ攻撃力も200しか違わないので長らくゴルドでおk状態だった。 しかし、カラレスの素材に指定されたことで一躍その存在を見直される。 でも王レインの方にしてほしかった 当時よりは能動的に相手に捨てさせるのも楽になったが、種族・属性等の関係で融合素材代用モンスターを使いやすいのが災いしてそっちで誤魔化されてしまうことも…… マスターガイド2によると政(まつりごと)を司るとの事。グラファ登場前の暗黒界最高攻撃力だった割に文官だったのだろうか? 暗黒界の龍神 グラファ 効果モンスター ☆8/ATK2700/DEF1800 (1):このカードは「暗黒界の龍神 グラファ」以外の自分フィールドの「暗黒界」モンスター1体を持ち主の手札に戻し、墓地から特殊召喚できる。 (2):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。 その相手のカードを破壊する。 相手の効果で捨てられた場合、さらに相手の手札をランダムに1枚選んで確認する。 それがモンスターだった場合、そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できる。 名前の由来は鉛筆の芯でお馴染み黒鉛ことグラファイト。もはや色名ではないが、漆黒の翼を持つ辺り、該当する色は「黒」だろう。 ストラクの新規カードかつ看板モンスター。 暗黒界最大級の攻撃力を持ち、凄まじく緩い方法での自己蘇生と強力な除去効果を持っている。 手札の適当な下級暗黒界を召喚するだけで何度でもグラファにすり替わるわけである。 暗黒界が苦手とする《聖なるあかり》などを破壊でき、さらに何度でもフィールドに舞い戻ってくる姿は脅威の一言。 でも《マクロコスモス》や《M-HERO ダークロウ》は勘弁な さらにこの特殊召喚効果、あくまで「ルールによる」特殊召喚なため、《深淵に潜む者》等で墓地「発動」や「効果」を封じられても特殊召喚が可能。 ストラクRが出てもなおカテゴリを支える偉大なる暗黒界の大黒柱。 暗黒界の魔神王 レイン 効果モンスター ☆8/ATK3000/DEF1800 (1):このカードは自分フィールドのレベル7以下の「暗黒界」モンスター1体を持ち主の手札に戻し、墓地から特殊召喚できる。 (2):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動できる。 デッキから「暗黒界の魔神王 レイン」以外のレベル5以上の「暗黒界」モンスター1体を手札に加える。 相手の効果で捨てられた場合、さらに自分のデッキ・墓地からレベル4以下の「暗黒界」モンスター1体を選んで自分または相手フィールドに特殊召喚できる。 ストラクRにて王となったレイン。 グラファを越えた青眼ラインの攻撃力を得てメインデッキに入る暗黒界の最大攻撃力を更新した。 グラファと似た自己再生効果を持つ最上級暗黒界。 破壊・ピーピング・コントロール奪取と相手への妨害を主眼においたグラファに対してこちらはサーチ・展開と自陣を補強する効果を持つ。 グラファとは相性が良く、王レインの効果でグラファをサーチし王レインを自己再生した後、王レインを戻してグラファ降臨。 そして再び王レインの効果でサーチ、と繋げることが可能。 相手への送り付け効果はやはりセルリとのコンボが前提。 総じて第二のグラファとして使え、グラファにはない打点とサーチを持っているため痒いところに手が届くカード。 ・融合モンスター 暗黒界の龍神王 グラファ 融合・効果モンスター ☆10/ATK3200/DEF2300 「暗黒界の龍神 グラファ」+闇属性モンスター このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):相手がモンスターの効果・通常魔法・通常罠カードを発動した時に発動できる。 その効果は「相手は自身の手札を1枚選んで捨てる」となる。 (2):融合召喚したこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。 自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「暗黒界の龍神 グラファ」1体を選んで特殊召喚する。 その後、手札があるプレイヤーは自身の手札を1枚選んで捨てる。 王となり暗黒界初の融合モンスターとなったグラファ。 カラレス「待てや…と最初は言ったが、前例はあったほうがいいよね」 素材指定はグラファ+闇属性モンスター。 ストラクRの新規カードかつ看板モンスター。 1ターンに1度、相手の発動した効果をハンデスに書き換えることができるという、《アーティファクト-デュランダル》に似た特殊な妨害効果を持つ。 更に融合召喚した自身が相手によって場を離れた場合、墓地・除外ゾーンからグラファを呼び出しつつ、お互いに1枚ずつ手札を捨てさせる。 モンスターだけでなく通常魔法・通常罠という中々広い範囲で相手の発動した効果を実質無効にして、此方は暗黒界の効果を起動できる。しかも「相手の効果」扱いなため追加効果も狙える。 除去されてもグラファで戦線維持しつつハンデスし、こちらは更に暗黒界の効果を起動させると非常に嫌らしい制圧モンスター。 ハンドレスだと発動できないことだけは注意が必要だが、墓地融合できるし墓地のグラファで先にバウンスして確保したりもできるのである程度は何とかなるだろう。 グラファじゃない方の素材がゆるゆるで(1)の効果だけでも強力なため、《沼地の魔神王》を採用した【ティアラメンツ】でも採用されている。 ティアラメンツを捨てればそのまま共通効果を起動できるためかなり相性が良い。 暗黒界の混沌王 カラレス 融合・効果モンスター ☆12/ATK?/DEF? 「暗黒界の魔神 レイン」+悪魔族モンスター2体以上 (1):このカードが融合召喚した場合に発動できる。 相手フィールドのカードを全て破壊する。 (2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードの融合素材としたモンスターの数×1000になる。 (3):自分・相手ターンに1度、自分フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。 自分の手札を1枚選んで捨てる。 このターン、相手は対象の表側表示カードを効果の対象にできない。 長年OCG化を待ち望まれてた暗黒界の切り札が、ANIMATION CHRONICLE 2023にてついに満を持して登場。 名前の由来は無色こと「Colorless」。色を名前に冠したカード群のボスらしい名前と言える。 透明感あるボディに白と黒の禍々しいオーラを纏った見た目をしている。 アニメにおいて、《邪心教典》からの《超融合》で出そうとしていたことを踏まえてか、OCG化に際して融合モンスターになり、仏像っぽいデザインとしてカード化された。 素材は王グラファより少し重くなったレイン+悪魔族モンスター×2以上。 素材指定されているのは王レインではなく迷惑なことにオリジナルのレインな点に注意。 幸いサーチ・墓地送りが容易なカテゴリなため、ピン差しして有事に融合するのが基本となるだろう。 カード名指定がされているため、《融合派兵》《沼地の魔神王》等の融合サポートに対応しているというメリットもある。 特に《破壊神 ヴァサーゴ》であれば闇属性・悪魔族のサポートカードの共有ができ事故要因になりにくく、デスガイドでリクルートもできる。 (1)は融合召喚に成功した際に相手フィールドのカードを全て破壊する、豪快な除去効果を持つ。 融合召喚成功時の誘発効果なため、やろうと思えば後述の登極を使い相手ターンに召喚して全破壊も可能。 (2)は融合素材の数だけ打点が上がる効果。 最低でも3000は確保されているが、前述の破壊効果でダイレクトアタックをする機会が多く、また登極が墓地融合可能なため、せっかくなら最大打点を叩き込みたいところ。 (3)はフリーチェーンで自分の表側のカード1枚を対象に取る効果から守りながら手札を捨てる、他より防御寄りな効果となっている。 表側の「カード」なためモンスター以外にも《暗黒界の門》と言った魔法・罠も守れる利点はある。 しかし、この手の効果の特性として効果の対象に取られてからチェーンしても意味がないのが難点。 当然この効果にチェーンして対象に取られてもダメなので、遭遇率が高くこのカードを攻撃力0にされてしまう《無限泡影》に代表されるフリーチェーン効果無効に弱いなど噛み合わなさが目立つ。 どちらかと言えば手札を捨てる効果を主軸に使うべきか。 総じて、暗黒界の切り札に相応しい新たなフィニッシャーとなった。 先行なら王グラファで蓋をして、決められそうだったらカラレスでゲームエンドに持ち込む使い方が主となるだろう。 魔法カード 暗黒界に続く結界通路 速攻魔法 このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。 (1):自分の墓地の「暗黒界」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 暗黒界を蘇生できる速攻魔法。 暗黒界なら何でも蘇生できるが、デメリットがきつ過ぎて事実上相手ターン専用なのが難点。 しかも暗黒界はフィールドでは大半バニラなので、相手ターンで1体蘇生したところでたかが知れているのが厳しい。 グラファ追加以降は、最強のバニラたるグラファがいくらでも自力蘇生してくるためますます意味がない。 フィールドでもちゃんと強い融合モンスターの追加で希望が見えたが、この時代では蘇生手段もインフレが進み、暗黒界に限ってもパアルなどが追加されたのでやはり厳しい。 暗黒界の取引 通常魔法 (1):お互いはそれぞれデッキから1枚ドローする。 その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札を1枚選んで捨てる。 お互いに手札交換ができる通常魔法。 普通に使うとカードを発動したこちらだけがディスアドだが、暗黒界の効果を手軽に発動でき、捨てる暗黒界がない時も手札を回して事故回避できる便利カード。 特に制限なくドローできる通常魔法な点が評価され暗黒界以外でも採用されることがある。 暗黒界の雷 通常魔法 (1):フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。 そのセットされたカードを破壊する。 その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。 除去をしながら手札を捨てられる通常魔法。 暗黒界の効果を発動しつつ除去できるのは優秀だが、そもそもディスアドではあるし当然手札がないと発動不可、そしてセット限定なのが難点。 チェーンしてそのカードを表にされた場合は不発となり手札も捨てずに終わるため、捨てるのを当てにして使ったのに涙目になることも多々。 暗黒界の門 フィールド魔法 (1):フィールドの悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。 (2):1ターンに1度、自分の墓地から悪魔族モンスター1体を除外して発動できる。 手札から悪魔族モンスター1体を選んで捨てる。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。 フィールド魔法。悪魔族の攻撃力・守備力を300アップと墓地をコストに手札交換ができる。 墓地の悪魔族をコストに毎ターン手札交換ができるだけでも使いやすく、捨てるのは効果なのできっちり暗黒界の効果も発動可能。 ↑の取引や雷が典型的な例だが、能動的に手札を捨てるカードは「暗黒界の効果を発動してトントン」なものが多く、普通に1 1交換して暗黒界の効果でアドが取れるものは貴重。 攻守アップも微量とはいえ攻撃力不足に悩まされていた暗黒界にとっては痒いところに届く効果で、グラファが3000に到達するのが嬉しい。 名称のターン1制限ではないため、複数ある時は張り替えて連続使用することも可能。 暗黒界の書物 永続魔法 自分のエンドフェイズ時に手札枚数制限によって手札を墓地に捨てた場合、 その中にモンスターカードが含まれていれば1体のみ自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 珍しい効果だが、至極当然な話として「自分の手札を捨てる」のが特徴のテーマが手札制限に引っかかるような余裕を持てるわけがない。 そもそも手札制限で捨てたら暗黒界の効果は発動しないし、暗黒界としては意味☆不明のカードである。 むしろ暗黒界以外、【凡骨ビート】のような過剰に手札が増えてしまうデッキでならワンチャンあるカード。 邪心教典との関連は不明。 暗黒界の傀儡 速攻魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):お互いの墓地のカードを合計3枚まで対象として発動できる。 そのカードを除外する。 その後、手札から悪魔族モンスター1体を選んで捨てる。 (2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、除外されている自分の悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。 墓地メタ効果を持つストラクRの新規魔法。 状況次第では自分の墓地を除外して帰還に繋げたり、自ら除外して《墓穴の指名者》の効果無効から逃げるなんて芸当も可能。 テーマ内で複数枚除外の墓地メタはなかなか魅力的で、魔法・罠も除外できるのも現代遊戯王と噛み合っている。 即発動はできないものの墓地効果で除外からの回収&手札を稼げるのもかなり嬉しい。 イラストは《暗黒界の洗脳》の続きらしいが、結界通路へ先導するスノウにライコウがめっちゃ尻尾振ってるのでこれも額面通りにカード名を解釈するものではないらしい。 ここまでライコウを連れてくるのに傀儡の糸(リード)でも使ったのだろうか? 暗黒界の登極(とうきょく) 速攻魔法 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):お互いのメインフェイズに発動できる。 自分のフィールド・墓地から、悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 「暗黒界」モンスターを融合召喚する場合、手札のモンスターを捨てて融合素材とする事もできる。 (2):このカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。 このカードを手札に加える。 その後、手札から「暗黒界」モンスター1体を選んで捨てる。 ストラクRで王グラファとともに登場したまさかの「暗黒界」準専用融合魔法。 メインフェイズ限定とはいえ速攻魔法で墓地融合ができ、さらに暗黒界ならではの特徴として手札から捨てて融合素材にするという芸当ができる。 そのため相手ターンにグラファを捨てて妨害という動きも可能。 逆に墓地orフィールド融合でグラファを除外するのはグラファにとって致命的だが、王グラファの効果である程度カバーできるのがありがたい。 手札のカードと入れ替えての再利用効果も、再利用としてのみならず墓地から手札枚数を減らさず暗黒界のトリガーを引けるという点でも便利。 何気に融合先自体は悪魔族ならなんでもよく、速攻魔法や墓地融合という汎用的な利点も失わないため発展性がある。 暗黒界の文殿(ふみどの) 永続魔法 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分メインフェイズに発動できる。 手札から「暗黒界」モンスター1体を選んで捨て、自分フィールドの全ての「暗黒界」モンスターの攻撃力はターン終了時までこの効果で捨てたモンスターのレベル×100アップする。 (2):元々の種族が悪魔族のモンスターが「暗黒界」カードの効果または相手の効果で自分の手札から捨てられた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。 自分の手札を1枚選んで捨てる。 その後、自分はデッキから2枚ドローする。 ストラクRの新規永続魔法。 (2)が大変強力で、捨てつつ手札が増えるという言うことなしの効果。 相手ターンにも発動可能なので、王グラファや傀儡・登極なども噛ませればどんどん手札を回せる。 (1)は基本的には(2)のために捨てる手段がない時の一手だが、グラファや王レインは捨てれば大幅強化しつつ蘇生に繋げたりできるため噛み合っている。 文殿(ふみどの)とは書庫の事。グリンが入り浸ってる様だ。イラストをよく見ると暗黒界の書物が置いてある。 暗黒回廊 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキから「暗黒界」モンスター1体を手札に加える。 その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。 第12期で登場した、暗黒界モンスターをサーチしてそのまま手札を捨てられる全暗黒界使いが待ち望んでたような効果の通常魔法。 手札を捨てるカードながらその性質上全く腐らず、暗黒界の多種多様な効果を自由に使い分けられるため、非常に汎用性が高い。 このカード自体はサーチできるのはモンスターのみだが、スノウを経由すれば実質魔法・罠もサーチできる。 弱点らしい弱点と言えば「暗黒界」カードではない点くらいか。 セルリとこのカードのみを採用し、《方界超獣バスター・ガンダイル》のような「相手によって墓地へ送られた」場合の強力な効果を起動するために出張させる動きも可能。 実はアニメ出身カードだが、アニメGXの字幕では「暗黒界路」と表記されており長らくこちらの名前で知られていた(*1)。本当に《暗黒界路》だったらますます強くなっていた。 イラストはカーキが道に腕を突っ込んで禍々しいオーラを放っている。 彼が立っている場所こそが《暗黒回廊》なのだろうか。 罠カード 暗黒よりの軍勢 通常罠 (1):自分の墓地の「暗黒界」モンスター2体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。 暗黒界モンスターを2枚サルベージできる通常罠。 珍しくアドを稼げるうえに性質上回収するカードにも困らない……というと強そうなのだが、罠なうえにこれも《暗黒よりの軍勢》なのでスノウでサーチできないのが難点で、現代レベルでは厳しい。 なおスノウやケルトは《悪夢再び》に対応するため、場合によってはそちらを使うのもアリだったり。 暗黒の瘴気 永続罠 1ターンに1度、相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。 手札から悪魔族モンスター1体を捨て、選択したモンスターをゲームから除外する。 毎ターン相手の墓地リソースを奪いつつ、自分は暗黒界の効果を発動できる。 8期のカードだけあって悪くない性能なのだが、罠・サーチ不可・捨てたい時に相手の墓地が空の可能性など若干小回りがきかないデザインのため悪くないの域を出ない。 そして、一気に3枚も除外できる速攻魔法の傀儡が登場したことによりさらに使われなくなってしまった。 カードイラストではライトロードのお父さんとゴルドが対峙している。 が、後述の《暗黒界の洗脳》を加味すると暗黒界に迷い込んできたので元の場所へ送り返してあげただけらしい。 暗黒界の洗脳 永続罠 (1):自分の手札が3枚以上存在し、相手がモンスターの効果を発動した時、フィールドの「暗黒界」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。 対象のモンスターを持ち主の手札に戻し、その相手の効果は「相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる」となる。 10期の始まりとなるCODE OF THE DUELISTで登場したカード。 「手札3枚以上」「フィールドに暗黒界1体以上」の制約があるため発動難度が高く確実性には欠けるが、ハマると無効化回数の制限がないのもあって強烈。 ランダムなのは痛いが相手の効果で捨てられるため、追加効果持ちを捨てられれば凶悪である。 イラストは《暗黒の瘴気》の続きらしいが、ゴルドがグラファ、ライコウがトワイライトロードの姿に変わっている。 物騒なカード名だがマスターデュエルにおけるライトロードの設定(*2)、このカードの効果、ライコウがしょんぼりと項垂れてるイラストを踏まえると、 実態はグラファがライコウの可愛さに洗脳されてるということらしい。 暗黒界の懲罰 カウンター罠 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分または相手がモンスターを召喚・特殊召喚する際に発動できる。 それを無効にし、そのモンスターを破壊する。 その後、手札から悪魔族モンスター1体を選んで捨てる。 (2):自分フィールドの「暗黒界」モンスターが戦闘または相手の効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。 暗黒界の角笛。 効果による特殊召喚を止められないのでちょっと範囲が狭いうえ手札に悪魔族がないと発動できないと腐りやすさはあるが、上手くいけば暗黒界の効果で二重の妨害ができるうえ墓地効果でモンスターも守れる。 捨てるのは悪魔族であれば良いので、魔轟神の様な暗黒界以外の悪魔族デッキでも利用可能。 魔神王レインやグラファを利用してコストを確保出来れば無駄がない。 イラストでは魔神王となったレインが槍を投げている。その先に処罰対象が居るのだろうか。 【相性の良いカード】 【未界域】 共通効果で自分の手札を捨てることができる海外産の悪魔族テーマ。 種族・効果ともに暗黒界と相性が良いのは言うまでもなく、展開と効果発動を同時に狙える。 未界域が来日した際には、実際にボチボチと大会で入賞する程度の力を発揮した。 手札が猛スピードで無くなっていくのが欠点だが、墓地がすぐ貯まるため《終わりの始まり》と非常に相性が良く、後に制限カードにしてしまったほど。 【ピュアリィ】 可愛らしい見た目の生き物と飼い主の幸せな成長記録を題材にした、エクシーズ主体の天使族テーマ。 世紀末な見た目の悪魔軍団とかわいいペットという組み合わせを見て「え?噛み合うの?」と思う人もいるだろうが、これがものすごく噛み合う。 ピュアリィ関連の速攻魔法はどれも「効果でカードを手札から捨てる」という特性を持つため、暗黒界モンスターの効果トリガーとなる。 さらにピュアリィのメインデッキのモンスターは2種のみで、魔法とモンスターを厳選すればデッキスロットをあまり食わない。かつ、ピュアリィはエクシーズ召喚を単独でやるのでレベルを合わせて並べる必要もない。 結果、手札をポイポイ捨てながら暗黒界を展開していきつつ、場に強力な制圧効果を持つピュアリィエクシーズも出てくる。 最終的にはグラファ様やカラレス様と共にノアールやプランプが構えているなんてことも……。 ゴツい生き物と可愛い生き物の組み合わせは某小さくてかわいいアレと鎧の皆様を思い起させる。 魔轟神レイヴン 1ターンに一度手札から任意の枚数手札を捨て、捨てた枚数分自身のレベルを上げ、攻撃力も×400ポイント上げる。 捨てるのはコストではなく効果なので暗黒界の効果も発動できる。 チューナーなのでシンクロに利用してもいいし、ゴルドとシルバ等を捨てて一気に畳み掛けることも可能。 コイツ自身は捨てるだけでアドを稼げる効果ではないためか、最近は採用が見送られがち。 メタモルポット 語るに及ばず。 とは言え環境と逆行したリバースモンスターなため過信は禁物。 トレード・イン 手札のレベル8モンスターをコストに2ドローできる通常魔法。 グラファや王レインを墓地に仕込ませながらドローが可能。 捨てるのはあくまでコストなため効果は発動しない点に注意。 ドローに特化した【スーパードロー型】ではよく採用される。 アドバンス・ドロー 此方はフィールドのレベル8をコストに2ドローできる通常魔法。 グラファも王レインも特殊召喚しやすいため、他のデッキよりコストの用意が容易。 トランス・デーモン 1ターンに1度手札を捨てて攻撃力を500上げる効果と破壊時に除外カードのサルベージが出来る効果を持つ。 さらに捨てるのはコストではなく効果という、まるで暗黒界の為に生まれてきたようなカード。 門の効果も受けられ、自身の効果と合わせると下級モンスターとしては破格の攻撃力2300になれる。 ダーク・アームド・ドラゴン 説明不要のチート竜。 暗黒界は全て闇属性で構成されており、門やグラファで墓地調整もしやすいため、引きさえすれば簡単に出る。 クリフォトン アニメでカイトさんが使ったフォトン。 良く見ればわかるがこのカード、なんと悪魔族である。どうみてもブラックライトだろうが!! そのため前述の暗黒界の門を初っ端から発動することができる。 マッチ戦に非常に弱い暗黒界とカウントダウンデッキをサイド込みで混ぜる事がこのカードによって可能となり、マッチ戦に強い新たな暗黒界デッキが生まれた。 魔界発現世行きデスガイド 有能リクルーター兼アイドル枠。 ブラウを引っ張って来れるのでこの2体でリヴァイエールをエクシーズ召喚して門などで除外された下級暗黒界を帰還させたり、そのままグラファの効果でバウンスしたりと結構便利。 破壊神ヴァサーゴ 融合軸なら採用候補の融合素材代用効果モンスター。 闇属性・悪魔族のサポートを共有しやすいだけでなく、王グラファやカラレスを融合召喚する際に代用素材としても正規素材(*3)としても使用できる柔軟性を持つ。 特に正規素材側にもなれる点が重要で、上記のデスガイドで引っ張った場合素材代用効果が使えないためそのフォローとして役に立つ。 《暗黒界の登極》で手札・フィールド・墓地と広い範囲から融合素材にできるため、デッキから取り出せさえすれば融合素材として使い回しやすくなる。 手札抹殺 手札を全て捨て、捨てた分だけ引ける手札交換カード。一気にラッシュをかけられる。 墓穴の道連れ お互いに手札を公開し、1枚づつ選び捨て、1枚ドローする。 普段はアドが取りにくいため使いづらいが、【暗黒界】では話が変わってくる。手札を暗黒界のみで固め、何を捨てさせるか迷わせる戦法が取れる。相手の手札にある切札を捨てさせる事も可能。 無規制かつ無条件で使えるピーピングハンデスカードであるため、手札誘発を阻止する目的でも相性がいい。 しかし全体的に見ると確実性に欠ける点、相手のデッキを回りやすくしてしまうことがあるなど、万能ではない。あと使うと社長に怒られる。 ストラクチャーデッキの発売で一気に価値が上がった。 闇の誘惑 闇属性デッキ定番の手札交換カード。 暗黒界の効果は使えないが事故防止に役に立つ。 各種ウイルス グラファとか王レイン辺りをコストにしやすい。 手札抹殺などの相手にもドローさせるカードと組み合わせると相手へ与えるアドを最小限に抑えられる。 スキルドレイン 場にある限りフィールドのモンスター効果を全て無効化する永続罠。 メインデッキの暗黒界モンスターはフィールドではバニラ同然なため、此方はあまり被害を受けずに使うことが可能。 セルリや融合体とは相性が悪い・制限カードに指定されてしまったことから、現在では主軸には使いにくくなっている。 バージェストマ・ディノミスクス 《サンダー・ブレイク》や《鳳翼の爆風》みたいな万能除去だが、コイツだけ手札を捨てるのがコストではなく効果扱い。 相手カードを除外しつつ暗黒界の効果発動を狙っていける。 表側表示のカードしか対象に出来ないことに注意。 強制接収 自分が手札を捨てるたびに相手にも同じ枚数捨てさせる。 自分からガンガン手札を捨てていくので相性がいい。 自分は手札を捨てつつもアドを稼いでるので被る被害は殆どない。 【アニメでの活躍】 暗黒界モンスターが支配する異世界がGX第3期に登場。 こちらでは完全に外道な悪役扱いであり、ズール等は完全にフレーバーテキスト詐欺状態である。 おそらく外見から悪役に使いやすい軍勢として白羽の矢が立ったのだろう。 邪心教典の力で超融合を完成させるため、十代達を罠に陥れるが……。 TF2では十代がこれらに天使の施しを混ぜて「覇王の予兆」というデッキ名で使用してくる。 また、アニメではこの他に発掘師コバルが登場している。 暗黒界の発掘師 コバル 効果モンスター ☆2/ATK300/DEF500 このカードは相手から戦闘ダメージを受けたターンのエンドフェイズに、手札から特殊召喚する事ができる。 このカードが相手プレイヤーへの直接攻撃に成功した場合、このカードを墓地へ送る事で、墓地にある「暗黒界」と名のついたカードを手札に加える事ができる。 ※アニメではテキストが一部指で隠れていたため、上記テキストは推測を含む。 下級モンスターであり、相手にダメージを与えた時墓地の魔法カードを回収する効果を持っていた。 なお、ブロンはこのカードで《暗黒界に続く結界通路》をサルベージしてレインを出すというコンボを想定していたが、モンスターを召喚したターンに結界通路は使えないので不可能。 上記の「相手のエンドフェイズに手札から出せる」効果によりその前の十代のターンでのエンドフェイズに出すのかもしれないが、その十代のターンに結界通路を使っているのでどのみちコンボは成立しない。 カラレスの出番をいつまでも待っていたそこのあなた、追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] クリフォトンに続いて虹クリボーでもなんかいろいろと悪用できそうに・・・ -- 名無しさん (2013-11-23 01 24 34) スーパードロー軸暗黒界やっぱ半端じゃねえわ……1ターン目からデッキ切れ起こしかけた -- 名無しさん (2013-12-19 09 30 48) 墓穴ハンデスとソリティアのおかげで使われたくないテーマ -- 名無しさん (2013-12-20 10 18 05) 環境デッキには勝てないくせに、ファンデッキやマッチのないカジュアルに異様に強い、ぶっちゃけ弱い物いじめデッキ -- 名無しさん (2014-01-10 00 59 08) 環境に届かないけど強いデッキなだけで別にファンデッキメタなわけでもないし・・・ -- 名無しさん (2014-01-10 01 07 10) ただのオナニーデッキ。自分が気持ちよければ良いっていう人がよく使う。 -- 名無しさん (2014-03-22 06 12 59) ↑それは大会上位デッキ全てに言えるような… -- 名無しさん (2014-03-22 08 53 58) ↑2 強いデッキなんてだいたいそんなもんだろ。ジャンドも征竜もソリティアやってる。 -- 名無しさん (2014-03-26 12 53 53) 大体の奴が鮭に負けるというね。 -- 名無しさん (2014-03-31 00 04 15) クリバンのお陰で墓地肥やし 手札抹殺握り込みがやり易くなったわ -- 名無しさん (2014-06-29 10 59 17) ホワイト企業への風評被害はNG -- 名無しさん (2014-07-21 23 25 11) 昔、始めたばかりのころにコストでも発動できると思ってライボル→シルバ召喚で大恥かいた。こんな経験は私だけか? -- 名無しさん (2014-08-02 03 30 02) 一番の強敵は同じ暗黒界だよな… -- 名無しさん (2014-08-02 04 44 35) 相手も暗黒界だとどっちから取引や手札抹殺を打つかで決まる。 -- ??隊員 (2014-08-02 06 26 53) 暗黒界が嫌われやすいのは一人で回す所を、相手に手札を捨てさせると言う面倒な操作が入る所かな、重要な返しカードは大抵手札にあるし -- 名無しさん (2014-08-20 08 19 25) アニメしか知らんと暗黒界は目の敵にされるわ -- 名無しさん (2014-08-24 16 51 20) かつての主流だった【ダークカオス】や【ダークゴーズ】についても書いたといたほうがいいのかな? -- 名無しさん (2014-08-24 19 27 22) 色由来の名前だから命名し易いな。パープとかアイリとか… -- 名無しさん (2014-08-24 22 36 14) 武神や軍神ですら倒せない鮭を捕らえる暗黒界の漁師とはいったい何者なのか -- 名無しさん (2014-08-24 22 42 27) ダークロウ出されると死ぬのにマスクチェンジセカンドのせいでその暗黒界で出せるのが悲しい。ミラーになったら昔はウイルスの打ち合いだったが今はダークロウの打ち合いになりそうだな -- 名無しさん (2014-08-25 18 43 57) その昔、除外暗黒界というのがあってじゃな…裂け目を自分で張って好き放題、暗黒界を除外した後に帰還でワンキルを狙うデッキがあったのじゃ…今はもう征竜のせいで見る影も無くなったがな -- 名無しさん (2014-08-25 18 53 39) 鮭って何を指してるの? -- 名無しさん (2014-08-30 20 53 24) ↑暗黒海で検索検索ぅ -- 名無しさん (2014-08-30 21 12 17) 暗黒界は回す場合許可が必要だよな…大会で最近見かけないけど元気してるのか? -- 名無しさん (2014-08-30 21 24 22) ハンデス三種の神器をガン積みして暗黒界に挑んだらどうなるのっと いくら捨てる効果が多くても強引な番兵だけは詰むが -- 名無しさん (2014-09-03 23 48 50) レイブンを入れとくとかなり自由にシンクロやエクシーズに対応するから強いよ。そこから開闢につながるし -- ??隊長 (2014-09-04 02 03 53) ↑8多分レインの趣味が釣りなんだよ。暗黒界の連中ってアニメと違って善良な奴ばっかだし -- 名無しさん (2014-12-09 04 58 55) ↑間違ったグラファだ -- 名無しさん (2014-12-09 05 01 05) 暗黒海漁業協会会長兼暗黒丸船長グラファとその他営業マン暗黒界皆様 -- 名無しさん (2014-12-09 10 30 02) 天罰やマジックジャマー、サンダーブレイク入れるのってアリ? -- 名無しさん (2015-01-14 02 31 57) ↑そいつらはコストなんで汎用カード枠としてでないなら、ない。魔轟神の連中なら問題ないけど -- 名無しさん (2015-01-14 02 49 06) 昔それ勘違いしていて手札コストに発動するカード大量に積んだ結果ジャッジ呼ばれた -- 名無しさん (2015-01-14 03 40 44) レイヴンは事故るから入れるなら1枚という案はなしですか?ありですか? -- 名無しさん (2015-01-21 22 55 38) ↑どうしても入れたいならピンかなー -- 名無しさん (2015-01-21 23 02 25) ↑思わず書いちまったけど、ここはデッキ診断の場所じゃないからやめようか。 -- 名無しさん (2015-01-21 23 03 03) 暗黒界と闇魔界の違いって? by 某覇王 -- 名無しさん (2015-01-21 23 04 40) 色んなドローカードを詰み込める、総合的に見ればぶっ壊れ。 アドバンスドローしても場は変わらず、手札が増えるだけ。 -- 名無しさん (2015-02-03 13 41 18) アークファイブでもしかすると、カラレスの登場があるかな?融合次元の使い手が出たりして、でもそうなると、再び風評被害が…… -- 名無しさん (2015-04-17 22 34 48) 効果を発動する為にいちいち手札から捨てなきゃいけないから相手は「ひとりでやってるよー」感が強い -- 名無しさん (2015-06-04 01 27 33) ↑2 コズミックブレイザーも出せばいいのにな -- 名無しさん (2015-10-02 12 51 18) ズールとレンジがどっちも通常星4だから無理なくウサギ入るし、墓地に2体いたらワイアームが飛んでくる…マジで暗黒界は無駄が少ないわ -- 名無しさん (2015-10-09 14 20 40) 暗黒魔轟 -- 名無しさん (2016-01-18 16 17 56) ↑誤送信すいません・・・ 暗黒魔轟神は昔は魔轟神単体の方がよくね?と言われてたが、ストラク登場からは暗黒界単体の方が強いという・・・ 手札を捨てるのが効果かコストか以外は分かりやすい効果で割と脳筋気味に動かせるのがポイント -- 名無しさん (2016-01-18 16 20 53) ドロー軸は強いけどナチュビ1体に手も足も出ずに死ぬ。単独だとなんにもできないカードが多くて多くて… -- 名無しさん (2016-04-06 11 54 23) スカーさんはコンタクト融合じゃなくてネクロダークマンさんに負けたんだぞ -- 名無しさん (2016-04-26 14 52 46) スノウがなのはさんに見えてきた。たぶん色と杖のせい -- 名無しさん (2016-10-25 22 35 43) プラチナは色なのか? -- 名無しさん (2017-01-09 01 08 01) 新規登場果たしてどうなるやら -- 名無しさん (2017-02-26 21 10 00) ホワイ、ブラク、マゼン、シアン、イエロあたりはまだか -- 名無しさん (2019-09-29 22 03 20) カラレスはぜひOCG化してほしい -- 名無しさん (2019-09-29 22 10 50) ↑コズミックブレイザードラゴンという前例があるしな -- 名無しさん (2019-09-29 22 38 54) ストラクR来たらカラレス+コバル+紫色由来の新モンスター希望 -- 名無しさん (2020-03-14 05 29 06) ↑ヴァイオレットみたいな名前で融合補助とか面白そう。闇メインだからスターブヴェノムも出せそうだし。 -- 名無しさん (2020-09-19 04 50 56) さて、今年こそカラレス来るか!? -- 名無しさん (2022-04-11 19 19 55) ストラクRではどうなることやら? -- 名無しさん (2022-04-23 15 07 41) 専用融合魔法とグラファ融合体の追加、完全にこれカラレス来るフラグにしか見えない -- 名無しさん (2022-06-14 16 02 40) ↑「アニメで名前しか登場していないカードのOCG化」はコズミック・ブレイザー・ドラゴンという前例があるし、カラレスもいけそう。 -- 名無しさん (2022-06-14 22 08 59) 本家超融合は暗黒界とシナジー皆無だがアニメ再現も期待したいので、カラレス専用融合魔法は超融合扱いするカードであってほしい -- 名無しさん (2022-06-15 12 54 40) ↑せっかく暗黒界用融合魔法が登場したのに、それが対応しないってことはないじゃないかな。「速攻魔法の効果でのみ融合召喚できる」とかならギリギリいける? -- 名無しさん (2022-06-15 21 50 11) 他の遊戯王項目っぽくカード効果を分かりやすく編集しました。 -- 名無しさん (2022-10-20 20 08 04) アニメGXの暗黒界の面々は実質的に破滅の光の犬に成り下がっていた…という意味合いの事を某カードWikiで書かれていたな。 -- 名無しさん (2023-01-04 16 39 39) カラレスのOCG化のタイミング逃した感ある。まがりなりにも主人公カードのコズミックブレイザーと比べると一度きりの敵キャラが使うつもりだったカードだと色々ハードルが高いか -- 名無しさん (2023-04-11 09 12 12) カラレス遂に実装!!ほんと待ってた…… -- 名無しさん (2023-04-12 12 06 47) ↑↑そんなこと言ってたらアニクロで来ちゃったよ -- 名無しさん (2023-04-12 12 25 09) 祝カラレス御降臨!! -- 名無しさん (2023-04-12 13 51 56) まさかの仏教系 -- 名無しさん (2023-04-12 13 59 28) ↑↑コメントした次の日に情報が出るとは思わなかった。あわよくば超融合との関連が今のところは薄いから邪心経典の効果で関連を持たせることに期待したい -- 名無しさん (2023-04-13 13 38 25) 暗黒界路、海外版の公式サイトやブロンの台詞からするにOCG同様に暗黒回廊で正解なんだよね多分 そっちだと「Dark corridor」だったから日本版アニメの字幕担当が暗黒界路と勘違いした説が有力なんだとか -- 名無しさん (2023-05-04 19 34 30) ↑まあ暗黒界路だと結界通路と名前被るしね -- 名無しさん (2023-05-04 19 37 14) ブロンのやつ笑った。確かに声優的にレンジが合う -- 名無しさん (2023-06-19 12 23 01) MDでまさかのシルバ禁止で草 -- 名無しさん (2023-07-03 17 49 15) 王グラファの効果でネコマネキングの効果を発動させることが注目されてるが、元々シナジーないのでこれすると暗黒界要素がかなり薄まってしまうのが難点 -- 名無しさん (2023-08-10 23 20 16) 見た目は怖いが優しい人たちというのはOCGプレイヤーから人気を得る為の偽りの姿。本当はアニメGXのように悪い奴らに違いないでドラグーン。 -- 名無しさん (2023-09-20 22 00 14) MDで副産物でパーツ揃ったから組みたいけど、MDだとメインデッキのキーカード3種と王グラファがURだから結構な高級デッキになっちゃうのよね…。そこにガイド入れたり今後の暗黒回廊やカラレスのレアリティ次第ではさらに高くなりそう -- 名無しさん (2023-12-11 19 47 02) ランク8系とも相性いいよな。墓地に送っても自力で復活出来るし、名称指定型の無効食らわなきゃエクシーズし放題。タイタニックギャラクシーやエネアード、不乱拳当たりがやりやすい -- 名無しさん (2024-01-03 18 50 09) 名前 コメント
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登録日:2012/05/17 Thu 19 33 33 更新日:2024/03/01 Fri 15 56 05NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 アンデットオーム アンデット族 アンデッド エルドリッチ シンクロアンデット トラウマ リアニメイト ワイト ヴァンパイア ヴァンパイアジェネシス ヴァンパイア・ロード ヴェンデット 不死 不知火 何度でも蘇るさ! 墓地利用 牛頭鬼 種族 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG種族項目 馬頭鬼 魔妖 俺様のオカルトデッキは墓地にモンスターを送り込む程・・・ 真の力を発揮するからなぁ ※最初に この項目はアンデット族の項目であり、アンデッド族ではありません。 アンデット族とは遊戯王OCGに存在する種族の一つである。 所属するのは死体、幽霊、ヴァンパイア、日本妖怪、ハロウィンのカボチャなど。 悪魔族と見分けがつきにくい者も存在するが、原作でも初期から遊戯のデッキに入っているなど、存在感を見せた由緒正しき種族である。 冒頭でも述べたが、本来は不死を意味する「アンデッド(Undead)」であるが、遊戯王OCGに関しては、アンデッドでなくアンデットが正しい呼び方となる。 もはや真相は定かでないが、原作でのワイトを評した「アンデット系カードではどうにも相手にならない」や OCGで名称が変更された《アンデット・ウォーリアー》をはじめ、最初期の誤植が尾を引き、ゲームのルール上そのままアンデットで統一されてしまった、と言う説が有力。 なおタッグフォースでアンデット族のみが出るパックの説明をするトメさんが「…アンデット?」と疑問符を浮かべている為コナミもおかしい事には気付いている様子。 英語名はZOMBIE。幽霊も妖怪もみんなゾンビ扱いなので、日本名とは別ベクトルで違和感があるかもしれない。 なお、遊戯王デュエルモンスターズ6では、「アンデッド族」とされている。 【特色】 他TCGでいうところのリアニメイト戦術……遊戯王風に言うなら墓地からモンスターを特殊召喚する戦術(以下、「蘇生」と表現)を得意とする種族。 蘇生手段の豊富さでは全種族の中でも突出しており、アンデット族というたったそれだけの条件で、豊富な蘇生手段の恩恵に預かれるという強力なアドバンテージを持つ。 遊戯王OCGでは倒されたモンスターはルール上「墓地」へ移動するため、倒しても倒してもその度に蘇生してはしぶとく戦える。 その他、「ユニゾンビ」「牛頭鬼」等を用いてデッキのモンスターを直接墓地に送り、その後蘇生…という手順を踏む事で、ガチデッキに必要な「展開力」を種族単位で実現することも可能。 また、シンクロ召喚、融合召喚、アドバンス召喚など、召喚のためにコストを必要とする召喚とも相性がよい。 というのも、これらの特殊な召喚方法のコストにされたモンスターは倒された時と同様、墓地に移動させるルールとなっているのだ。 ……もうお分かりだろう、コストに使ったモンスターを蘇生すればもう一度同じモンスターを召喚できる。 蘇生→シンクロ・エクシーズ・リンク→また蘇生と、さながら永久機関のように動き続ける。 かつては下級モンスターが強力な一方でフィニッシャーに乏しかったが、 8~9期のインフレを切っ掛けに上級モンスターやシンクロモンスター等に強力なカードが見られるようになった。 現在では融合・シンクロ・エクシーズに切り札クラスの大型モンスターが揃っており、 最早「下級のシナジーは強いが、切り札は外注に頼り切り」といった評価は過去のものといえる。 高い展開力と粘り強いスタミナゆえ、短期決戦にも長期決戦にも強い種族だが、強いて弱点を挙げるなら「相手の行動を制限するカードが少ない」こと、そして「蘇生戦術にすべてを依存している」こと。 何をするにも墓地を経由しなければならないため、墓地に落とすはずのアンデットを根こそぎ除外されたり、「墓守」「エクソシスター」のような墓地メタを得意とするデッキ等によって蘇生を邪魔されたりすると何もできなくなってしまう。 【デッキタイプ】 展開力の高さもあり、戦術の幅は広い。 【 シンクロアンデット 】 展開力を活かし、素材モンスターを次々と展開し連続のシンクロ召喚を行うデッキ。 前述したとおり、かつての環境デッキの一角でもある。 以前は生還の宝札で手札を稼ぎつつゴヨウやブリューナクを展開、大寒波を撃って一気に勝負を決めるのが基本的なスタイルだった。 現在はリミットレギュレーションの変更やカードプールの増加によって、単なる大量展開ビートとは言えなくなっている。 ちなみにコレの動きをテーマ自体の特徴として取り込んだカテゴリが魔妖である。 【 ヴァンパイア 】 ヴァンパイア・ブラムやヴァンパイア・シェリダンのエクシーズ召喚を狙いつつ、上級モンスターでビートしていく。 かつては微弱なデッキ破壊や限定的な自己再生など、テーマとしての特徴がバラバラで迷走状態にあった。 ダーク・セイヴァーズにて「バトルフェイズ終了時、戦闘破壊した相手モンスターを奪う」という特徴が追加され、大幅に組みやすくなった。 【 ワイト 】 その名の通り、ワイトを中心に据えたデッキ。 ワイト自体はそもそも原作でやられ役で登場したものだったが、「ワイトキング」の登場によりデッキとして構築可能になった。 「墓地のワイト×1000ポイントの攻撃力になる」という効果を生かしたシンプルなビートダウンだが、 「墓地でワイトとして扱う」カードが年々増えているため場合によっては凄まじい攻撃力をたたき出す。 「攻撃は弱いが集まると大変」を体現したデッキといえる。 【 不知火 】 【シンクロアンデット】の一種。アンデットには珍しく、除外された際に発動する効果を持つ。 「妖刀-不知火」による墓地モンスターを使用した疑似シンクロ召喚が特徴。 性質上、フィールド・墓地・除外の何処にいても立て直しができるため、幅広い戦術をとることができる。 イケメン・美少女モンスターが多いのも嬉しいところ。 【 魔妖 】 百鬼夜行をテーマにした【シンクロアンデット】。 1ターンで一気にシンクロ召喚を行い、状況に応じて蘇生。蘇生時の効果でアドバンテージを稼いでいく。 ストーリー上【不知火】と関係があるとかなんとか。 【 ヴェンデット 】 アメコミ風味の儀式召喚デッキ。アンデット族に儀式召喚の概念を持ち込んだ珍しいテーマ。 特定のモンスターをフィールドからリリースすることで、儀式モンスターに追加効果を付与することが可能。 墓地にいるモンスターを儀式召喚できるのも特徴。 【活躍】 1~4期 種族としては長らく不遇の時代が続いていた。 存在自体は最初期からあったものの「やられ役」としての意味合いが強く、あまり派手なカードが生まれることはなかった。 高性能リクルーター「ピラミッド・タートル」、アンデット専用ウィッチ「ゴブリンゾンビ」、戦闘破壊されずハンデス付きの「魂を削る死霊」、一枚で蘇生と墓地妨害の二役をこなす「生者の書-禁断の呪術」など、優秀なカード自体は比較的多く、種族としては恵まれていた方ではあった。 しかし当時は早埋・リビデ制限期で蘇生カードに厳しく、上級以上のモンスターが特に出しにくい時代。 比較的生け贄を確保しやすいアンデット族には強力な上級アンデットモンスターを与えられることはなく、よく見るのは効果破壊しても帰ってくる「ヴァンパイア・ロード」や、ピラミッド・タートルから出せる中で最大ステータスの「龍骨鬼」程度と、環境主軸の上級モンスター群にはやや見劣りした。 一応特殊召喚に制限もなくステータス自体はそこそこ良い闇より出でし絶望はいたが、さすがに守備力3000の最上級ともなると出しにくく、また効果的もアンデットの取れる戦略とかみ合ったものではなかった。 第5期 「ゾンビ・マスター」や「馬頭鬼」など、優秀な蘇生カードを追加獲得したため、「生還の宝札」と組み合わせて大量ドローをしながらの展開が可能となり、圧倒的リソース差をつけて殴り勝つ、あるいは帝たちで盤面を片っ端から処理する【ゾンビート】が成立。 そこかしこでボチヤミサンタイやらボチニライロヨンシュルイが呟かれる中でも、一定の存在感を示した。 第6期 奴 ら は 這 い 出 た。 シンクロ召喚の導入、そして遊戯王5D'sが開始した直後。 「ゾンビキャリア」の登場により、皆のトラウマシンクロアンデットが登場。展開しながら手札が増えていく様は現在の甲虫装機より恐ろしい存在だったとも。 まだ規制されていない汎用カードの存在も大きかったが、ここで実施された規制が大きく響くことになる。 猛威を奮ったことから嫌悪されることも多く、某スレで A アンデット死ね B もう死んでる という有名なやりとりが生まれた。 7~8期 かつての主要パーツが規制され、一線級とは行かなくなった。 この時代はどこぞの悪魔やどこぞのドラゴン軍団が席巻しており、 最早種族単位での展開力だけでは強力なテーマデッキには追い付けなかったのである。 8期はカードパワーが全体的にデフレ気味な時期だったこともあり、結局環境入りすることはなかった。 当時エクシーズでの展開を補助するアンデットモンスターが蒼血鬼程度だったといえばその貧弱さが分かるだろうか。 とはいえ、ヴァンパイアがテーマ化するなど大量展開とは別方向での強化がされていった時期でもある。 なお、遊戯王ZEXALの終了と前後してゾンビキャリア・馬頭鬼とも制限解除され、種族単位では全盛期の力を取り戻している。 9期 『ソレ』が現れたのは新たな地獄からの使者が登場したシークレット・オブ・エボリューション。 …そう、ユニゾンビである。 唯一アンデット族に足りなかった効率的な墓地肥やしの方法が遂に埋まってしまったのである。 除外を重視したテーマ「不知火」が登場したのもこのころ。 特に「不知火の隠者」は前述のユニゾンビとも相性が抜群であり、出張セットとしても扱われていた。 とはいえ「フルパワーで暴れさせるとやべーやつ」というアンデットへの評価はすっかり過去のものになっており、 強力なアンデットモンスターや補助魔法・罠が次々と出現することとなる。 アンデットではないが、ユニゾンビ・隠者で出せるPSYフレームロード・Ωもこの時に出現。 レベル・スティーラーなどと共に【シンクロダーク】の主力を担っていた。 また、灰流うらら、浮幽さくらなどのレベル3手札誘発モンスター、「 妖怪少女 」が定期的に登場するようになった。 幽鬼うさぎを除いてアンデット族であるため、手札から使った後も蘇生してシンクロ素材として使えるのは所属種族ならではの強み。 10期 新マスタールールが施行され、リンク召喚が導入される。 同時にメインモンスターゾーンとエクストラモンスターゾーンが区別され、今までのような大量展開は不可能になった。 大量展開・制圧を主戦術とするデッキは軒並み打撃を受けたが、アンデット族も例外ではない。 ただ、不知火に関しては「一度墓地に堕ちた後、疑似シンクロ召喚」という動きが基本なため、比較的ダメージは小さかったといえる。 元々下級モンスターの大量展開を得意とするアンデット族にとってはリンク召喚自体も相性が良く、様々なデッキタイプが生み出された。 ごくまれにシンクロとリンクを組み合わせた【アンデット族】が入賞したりするなど、要所で存在感を示している。 11期 再びルール変更がなされ、融合・シンクロ・エクシーズモンスターの特殊召喚に関するルールが従来の物に戻された。 展開力に長けたアンデット族には朗報と言える。 また、少し前に登場した「黄金卿エルドリッチ」と、そのサポートカードを駆使した【エルドリッチ】が環境でも活躍した。 【代表的なカード】 ワイト 「ダメだ…アンデット系カードではどうにも相手にならない!」 弱いカードの見本のような存在だったが、ネタとして愛され続けた結果、現在では大量の専用サポートが登場。 低レベルや闇属性という利点を活かして専用デッキを組むことすら可能。 「攻撃は弱いが集まると大変」というのは、遊戯王というゲームにおけるアンデット族の方向性を示していたように思えなくもない。 ピラミッド・タートル アンデットに見えない。寧ろ水族か岩石族にみえる☆4のリクルーター。 戦闘破壊された時、守備力2000以下のアンデット族をデッキから特殊召喚できる。 最上級含むほぼ全てのアンデットを特殊召喚でき、トップクラスのリクルート能力を誇る。 昔のアンデットはピラタ→龍骨鬼(攻 2400)が基本だった。 ヴァンパイア・ロード(☆5) フィールド上で相手によって効果破壊された場合、次の自ターンのスタンバイフェイズに墓地から特殊召喚できる。 遊戯王初期にピラタとのコンボで2000ラインを作り上げていた。 アニメでは海馬の持ちカードであり、制限カードにもなった由緒正しいカード。 バーサーク・デッド・ドラゴン(☆8) 自分のレベル8以上のモンスターが場に送られた時に発動できる速攻魔法「デーモンの駆け引き」によってのみ場に出せる特殊召喚モンスター。 毎ターン500ポイントずつ弱体化するデメリットがあるものの、通常召喚できるモンスターの大半を上回る攻撃力3500で全体攻撃ができる豪快なアタッカー。 究極恐獣等の類似モンスターは他にもいるが、出しやすいレベル8以上のモンスターがいるデッキなら種族や属性に縛られず出張できるのが強み。 アニメではBIG5が最後に召喚したモンスター。 馬頭鬼 どうみても獣戦士族な☆4。 墓地に存在するこのカードを除外して、墓地のアンデット族1体を蘇生する。 最高級の蘇生能力を持ち、種族専用サポートにもかかわらずたびたび再録されている。 長らく制限カードどまりだったが、17/01/01に無制限カードに緩和された。 ゴブリンゾンビ(☆4) フィールドから墓地へ送られた場合に、デッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター1体を手札に加える能力を持つ。 ピラミッドタートルと異なり、シンクロ素材に使用しても効果が発動するため、シンクロアンデットを支えるモンスターとして活躍した。 一時期は準制限になっていたこともある実力者。 原作では通常モンスターであり、闇バクラに囮として使われ、 「こんなザコモンスター、いくらでも倒してくれて構わないぜ」とまで言われてしまった。 ゴブゾン(´;ω;`)カワイソス ゾンビキャリア ☆2(チューナー) チューナー。 アンデットらしく自己再生能力を持ちかなり便利。かなりの長期間制限になっていたが今はめでたく無制限。 かつての【シンクロアンデット】のメインエンジンであり、ゾンビ・マスターと共にレベル6シンクロを作っては忌み嫌われてきた。 エクシーズ素材にした場合、自己再生時のデメリットを踏み倒せるためランク2エクシーズ素材としても優秀。 アニメにもARC-Vシンクロ次元編にて登場。 何を血迷ったのか単体でセキュリティに立ち向かったため、あえなくゴヨウされてしまうことに。 確かに強力なカードだけど直接戦うカードじゃないって… ペインペインター ☆2(チューナー) ゾンキャリの制限によってとばっちりを食らったヘルカイザー、ハ・デス、スカルデーモンの救済として現れたチューナー。 フィールド上に存在する限り「ゾンビキャリア」として自身を扱い、1ターンに1度フィールド上に存在するアンデット族2体をレベル2に変更できる。 現在ではゾンビキャリアの制限解除の他、アンデット族チューナーも大量に出現しているためやや影が薄い。 ただし、ランク2エクシーズを出すのには未だに便利。 マッドマーダー ☆2(チューナー) フィールドだけでなく墓地でもゾンビキャリアとして扱うチューナー。 自分フィールドのレベル6以上のモンスターのレベルを2つ下げて自己再生する効果を持つ。 この効果で特殊召喚したこのカードが表側表示で存在する限り自分はアンデット族しか特殊召喚できないが、本家とは異なりフィールドから離れても除外されない。 ユニゾンビ ☆3(チューナー) 彗星のごとく現れたアンデット族3枚目にして待望の☆3問題児チューナー。 これだけでも今まで出しにくかった☆7以上のシンクロモンスターが出しやすくなるという非常に大きな利点があるのだが、 このカードはなんとアンデット族専用のおろかな埋葬を内蔵している。 終末の騎士では落とせなかった馬頭鬼も落とせるのはもちろん、追加効果によってフィールド上のモンスター1体のレベルを上げられるので、 適当なレベル4モンスターと組ませるだけで☆7~8のシンクロモンスターとランク4エクシーズモンスターを自在に使い分けられる。 代償としてこの効果を使用した場合はエンドフェイズまでアンデット族モンスター以外のモンスターは攻撃できなくなるが、 アンデットワールドを張ってしまえばこの制約は踏み倒せる。 ゾンビ・マスター(☆4) 手札を1枚捨てることで、墓地に存在する☆4以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。 展開の要兼アタッカー。相手の墓地からも蘇生できる。 こいつでゾンビキャリアやゴブリンゾンビを蘇生しシンクロやエクシーズにつなげるのがかつての主戦術だった。 ネクロフェイス このカードが除外された時、お互いにデッキの上からカードを5枚除外する。 召喚成功時に除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルし、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイント攻撃力アップ。 アンデット族でも屈指のグロさを誇るカード。原作ではバクラが使っていたが、この時は効果を持たないモンスターだった。 除外メタ、攻撃力強化、デッキキルの能力を持つ。 現在では環境で見かけることは全くと言っていいほどないが、約10年ほど制限カードに指定されている。 何しろデッキに複数枚入っていると連鎖的に効果が発動することもあるため、物凄い速さでデッキがなくなる。 それでなくとも一度に5枚除外はデッキ破壊としてはかなりの量なので、デッキキルにしても除外肥やしにしても悪用されるのを警戒しているのだろう。 アンデットワールド フィールド魔法 フィールド・墓地のモンスター種族をアンデットに変え、アンデット族以外のアドバンス召喚を禁止する。 種族指定のカードを妨害するほか、デスカイザー・ドラゴンやゾンビ・マスターで奪える対象が増える。 【 帝 】のメタになるが、冥帝エレボスという抜け穴があるため注意。 生者の書-禁断の呪術- 通常魔法 自分の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を特殊召喚し、相手の墓地に存在するモンスター1体をゲームから除外する。 お互いの墓地にモンスターが存在する必要はあるが、優秀な蘇生カード。 …よくよく考えると一枚で蘇生と墓地妨害を行う中々ヤバいカードなのだが、 発動条件の都合上先攻1ターン目ではほぼ使えず、相手の墓地にも依存するため意外と腐りやすい。ゾンビだけに 闇より出でし絶望(☆8) 攻2800/守3000 このカードが相手カードの効果により手札・デッキから墓地に送られた時、自身を特殊召喚する。 遊戯王初期から活躍する、最強の最上級アンデット。(通称 絶望先生)。 後になって冥帝エレボスや死霊王ドーハスーラが登場したため「通常召喚出来るアンデットの中で最高の攻撃力」というアイデンティティは失われてしまった。 一応、総合ステータスだけ見ればアンデット中で最強を保ち続けている。 …だが、まさかまさかの遊戯王VRAINSに出演。登場話のタイトルは「闇より出でし絶望」、カード名そのまんま。 過去のトラウマカードとしてSoulBurnerを大いに苦しめるという謎の超待遇を得ることになった。 後にブラッドシェパードも使用しており、この時は本体+ドローン3体で合計4体出現し、SoulBurnerのトラウマを抉ったつもりになっていた。 ゴースト王パンプキング(☆6) 攻1800/守2000 元祖アンデット族上級モンスター。そして初期の名物である能力の低い上級モンスター。 「闇晦ましの城」がフィールド上に表側表示で存在する限り、攻撃力と守備力は100ポイントアップし更に自分のスタンバイフェイズ毎にさらに100ポイントずつアップする。この効果は自分の4回目のスタンバイフェイズまで続く。 原作では、自分の場の自身以外のアンデット族を毎ターン10%強化するという強力なサポート型だった。 OCG版ではより強力なアンデット族のモンスターの登場により、インフレに置いてけぼりにされてしまい、ファンデッキ以外では採用されなくなってしまった。 真紅眼の不死竜 アンデット化したレッドアイズ。戦闘破壊した相手のアンデット族モンスターを、自分フィールドに特殊召喚する効果を持つ。 実質アンデットワールドとのコンボが必須なうえ、レッドアイズとも組ませにくい不遇のカード。 とはいえレッドアイズシリーズの派生としてのアンデット系列の存在を確立させており、後にシンクロ体となった【真紅眼の不屍竜】などが登場している。 背景ストーリー上では、後述のドーハスーラとアンデットワールドの覇権を争っているらしい。 死霊王 ドーハスーラ ストラクチャーデッキ-アンデッドワールドRで登場した最上級モンスター。 フィールド魔法カードがあるときにノーコストで蘇生し、アンデットモンスターの効果に反応して除外か効果無効を行う。 実質的にアンデットワールドとの併用が必須だが、蘇生自体は自分・相手のどちらかに何かしらのフィールドカードがあればよく、 またアンデット族の手札誘発モンスターが良く使われるために単体でもそれなりに機能する。 勿論、アンデットワールドと併用すれば非常に高い制圧力を発揮するのは言うまでもない。 アンデットワールドをリクルートする「屍界のバンシー」、高レベルアンデットを呼び込む「グローアップ・ブルーム」など、 補助カードが同ストラクに収録されているのも嬉しいところ。 黄金卿エルドリッチ シークレット・スレイヤーズで登場した光属性の最上級モンスター。 手札から魔法・罠と共に捨てることで墓地送りの除去を行う効果、フィールドから魔法・罠を墓地に送ることで自身を回収、アンデット族を手札から強化しつつ特殊召喚する効果を持つ。 どちらの効果も汎用性が高く、単体でエースに据えても出張させても仕事してくれる。 マスターデュエルではその扱いやすさから人気があり、リリース当初【エルドリッチ】がトレンド入りするなどの珍事も。 ヴァンパイア・フロイライン 起床したりカーテンを締めたりするだけでカードになるお嬢様。 レベル5の割に能力は低めだが、攻撃宣言という緩い効果で特殊召喚できる上、ヴァンパイアだけでなくアンデット族なら最大で3000ものパンプアップを与えることができる。あのワイトさんも攻撃力3300に。 ステータスが若干低い、もしくは高いカードは召喚が面倒と言うとアンデット族に現れたお手軽強化ガールである。 ただ考えもなく使ってたら単なるライフちゅっちゅヴァンパイアとなり自分の首を締めるだけなので注意しよう。 【その他相性の良いカード】 終末の騎士/マスマティシャン 蘇生手段が豊富なので手軽にモンスターを墓地に送ることができるこれらの有用性は高い。 召喚僧サモンプリースト ゾンマスなど軸となるモンスターを呼び出すために。 ダーク・アームド・ドラゴン おなじみ闇属性主軸デッキの強力モンスター。 一族の結束 あの灰流うららを擁する種族なので他のテーマに比べれば採用のハードルは低い。 え?増殖するGもないと不安だって? 原作・アニメの使用者 ゴースト骨塚…原作 蘇生アンデット(?)デッキ。(*1) 《リビングデットの呼び声(原作効果)》による非アンデットモンスターのアンデット化 耐性付与と、ゴースト王パンプキングによる強化を狙う。 しかしデッキには守備力が低いモンスターが多かったため当時としては守備力が高いパンプキングを攻撃表示にするミスを犯してしまった。 デュエルリンクスにも登場。女の子が落としたカードを拾って届けようとするなど優しい面も見せている。 遊戯や城之内とも「素直に戦おうとすれば誰も拒むことはしない」と和解している。 ティラ・ムーク…遊戯王R I2社のカード・プロフェッサーで【ヴァンパイア】使い。タレ目がチャーミングなゴスロリ系お姉さん。 切り札は「カース・オブ・ヴァンパイア」。OCG仕様と違い、攻撃力を累積で上昇させられるようになっている。 自分のライフを吸わせて蘇生する様はまさに貴族と寵姫。自分が召喚したモンスターに仕えるロールプレイとかマニアックすぎる デュエルディスクを城之内に貸すが、その後城之内はキースから奪ったブラックデュエルディスクを代わりに返却していた。それでいいのか… カミューラ…遊戯王デュエルモンスターズGX セブンスターズの一人。【ヴァンパイア】使い…というか自身がヴァンパイアそのもの。 ヴァンパイア系カードを中心にアンデット族サポートをまんべんなく使う。 切り札はヴァンパイアジェネシス…のはずだが、ぶっ壊れカードの「幻魔の扉」の方が明らかに目立っている。 アビドス3世…遊戯王デュエルモンスターズGX スピリッツ・オブ・ファラオの召喚に重点を置いたデッキを使う。 無敗を誇っていたが、実際は接待プレイの産物だったという相当かわいそうな人。 三沢…漫画版遊戯王GX 「妖怪」デッキをジャパニーズアンデットとして使用。 相手の戦術をメタって「赤鬼」や「火車」で制圧するメタビ。 アンデット族には到底見えないモンスターも多いが、前述の「馬頭鬼」は環境レベルのカードとしてOCG化された。 バイラ(滝響子)…遊戯王VRAINS ハノイの騎士における幹部「三騎士」の一角。ブルーエンジェルこと財前葵の担当看護師でもある。 リンク召喚を持つカテゴリ「ダークマミー」を使用。テーマはミイラ+医療といったイメージ。 OCG版「王家の神殿」を使い、ウイルスカードを絡めた戦術でブルーエンジェルを苦しめる。 30代現役ナース、私生活を監視カメラで覗かれる、3騎士の中で一人だけ投獄されるなど妙にマニアックな方向でエロ担当。 切り札は「ダークマミー・サージカル・クーパー」。 水沼龍二郎…遊戯王VRAINS VRAINS2期にて登場したチンピラ。見るからにかませといった風貌だが、全国大会出場経験ありと中々の実力者。 SoulBurnerとなる以前の穂村尊に対し、「俺が勝ったらお前はパシリになれ、その代わり負けたら二度と関わらない」と因縁をつける。 「疫病狼」を中心とした【アンデット族】を使う。「屍狼」魔法罠や「闇の淵」でじっくりアドバンテージを稼いでいく堅実なスタイル。 さらに尊のトラウマである「闇より出でし絶望」まで使う(ただし本人はそれがトラウマだとは知らなかった模様)。 デュエルそのものは至って真面目で、素で穂村尊を追い詰めている。負けた後に実力行使もしないあたり、遊戯王世界のチンピラとしては比較的まとも。 追記・修正は墓場から蘇ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最故参なのにテーマになった時に叩かれたロードさんカワイソス -- 名無しさん (2014-08-11 15 34 19) 征竜のせいでただでさえ死に体だったネクロが完全に死んだぞどうしてくれる -- 名無しさん (2014-09-26 21 02 28) もう死んでる -- 名無しさん (2014-12-10 02 02 49) イゾルデトリスタンと船で良い意味で遊べるようになった -- 名無しさん (2015-03-23 12 32 24) ピラタからの絶望はレア度も低くて使いやすいコンボで昔重宝したわ。 -- 名無しさん (2015-03-23 13 26 12) バクラは使用者には入らないの_ -- 名無しさん (2015-03-23 13 45 34) ↑バクラはアンデというよりかはおどろおどろしいカード全般を使ったオカルトデッキ。悪魔族も結構混ざってる。 -- 名無しさん (2015-03-23 13 56 06) もうちょっとアンデット族のシンクロやエクシーズがあるとユニゾンビが使いやすくなるんだけどなぁ・・・ -- 名無しさん (2015-05-15 21 41 54) 最近ペンデュラムモンスターがこいつらよりもゾンビの如く湧いてくるんだが -- 名無しさん (2015-05-15 21 55 39) 不知火のおかげで打点が大幅に補強された上に3枚ブッ飛ばせるGBAもゲット。しかし相変わらず手札がゴリゴリ減っていく… -- 名無しさん (2015-10-30 16 32 49) バニラカードのフレイバーテキストで不気味な説明が非常に多い種族(次点で悪魔族か)。 -- 名無しさん (2016-05-19 02 00 14) 因みにデットは借金という意味、アンデットだから無借金、でも戦術的にはデッキの中から前借り(墓地肥やし、サーチ)しまくる -- 名無しさん (2017-01-10 21 18 19) 5D’sの骸骨騎士もアンデット使いかな?まあ、OCG化しているのはドラゴンだけだけど -- 名無しさん (2017-03-21 21 48 08) ゾンビーナ、ゾンビーノと来たら次は犬のゾンビーヌかね -- 名無しさん (2017-11-14 16 36 50) さもアンデとの相性でΩ制限にナットように書かれてるけど、Ω制限になったのってシンクロダークの方でそっちであんでは使われてなかったと思う。凶悪なコンボと言い出したら仁王立ちのループは今でも出来るわけだし。馬頭鬼との相性は凄くいいと思うけど -- 名無しさん (2018-10-21 09 39 32) 最近ドーハスーラが、バンシー、ブルームのおかげで一気に強くなったアンデットワールド -- 名無しさん (2018-11-23 14 07 37) ドーハスーラの初期の評価が「単体のパワーは強いけど既存のアンデの戦術と噛み合ってないしこれの為にアンワ入れたらデッキの力落ちそう」って評価だったと思う。だが蓋開けると既存のアンデデッキにドーハスーラ関連のカード突っ込んだデッキが普通に結果残してる事実…。 -- 名無しさん (2018-11-23 15 02 42) 元々アンワ自体が優秀なんだから、既存と連携できる要素が増えればそりゃ強いわ -- 名無しさん (2018-11-23 15 10 19) ストーリーでは真紅眼の不死竜とドーハスーラは敵対関係。ドーハスーラが不死竜の片目を奪って道具にしているそうな。 -- 名無しさん (2021-05-27 13 33 36) もうエルドリッチ見飽きたわ… -- 名無しさん (2022-03-04 08 15 10) 名前 コメント