約 188,635 件
https://w.atwiki.jp/true_tears/pages/467.html
※「バスに揺られて」の続編です。 バスを降りると夕立は通り過ぎていた。 雨上がりの匂いの中、夕焼けを背に歩く比呂美と眞一郎。 大きく伸びた二つの影は、寄り添って手を繋いでいる。 「今日も帰ったら絵本の続き?」 「そうだな。夏休みが終わるまでには一冊描き上げたいし」 「そう……」 「でも最近は暑さのせいか集中できなくてさ~」 不意に比呂美が立ち止まる。 「家に寄っていかない?」 一歩先で振り返る眞一郎。 「集中できるようにしてあげる……」 ~♪ 眞一郎の唇が動き出したと同時に、携帯電話の着信音が鳴った。 「ごめん……」 「…………」 「もしもし?帰り道だけど。えっ?……わかった」 ――ピッ 「……おばさん?」 「今日は用事があるから早く帰ってこい、だって」 「じゃあ仕方ないね」 「ごめん」 「ううん」 一人アパートに帰った比呂美は、玄関を閉めると深いため息をついた。 「はぁ~……」 鞄を置いて右手を見つめる。 ほんの少し前まで、この手は眞一郎と繋がれていた。 それよりもう少し前には、眞一郎を握って上下していた。しかもバスの中で。 ポケットに手を入れて、取り出したハンカチをそっと広げる。 べっとりと付着した眞一郎の精液。 男子特有のキツイ臭いがむわっと漂う。 比呂美はこの臭いがどんな香水よりも好きだった。 「くんくん……」 鼻腔いっぱいに匂いを吸い込む。 (眞一郎君の匂いだ) 下腹部がじゅんと熱くなるような…… 子宮が疼くような…… 触りたい。いじりたい。気持ちよくなりたい。 比呂美の性欲が身体を動かす。 ハンカチを握り締めたまま、軽やかにロフトへ駆け上った。 ハンカチを鼻に当てたまま、ショーツを脱いで横になる。 (眞一郎君……) スカートを捲りあげ、茂みの奥へと右手が伸びる。 視覚と触覚を満たし、そして嗅覚にダイレクトに響くリアルなオカズが 無意識のうちに比呂美の指使いをいつもより大胆にさせた。 ちゅくっ…くちゅっ…ぴちゃ…くちゃっ…… 薄い粘液が奏でる水音と、甘美な吐息。 水音のボリュームが上がってくると、吐息は喘ぎ声に変わっていく。 「うぅっ!……眞一郎くん……もっと……あんっ……もっとぉ……」 この手が、この指が、眞一郎のものだったら…… そんなことを想像しながら、比呂美は快楽の頂点へと登りつめていく。 ハンカチを口の中に含んで噛み締める。 青臭い眞一郎の味が舌から脳に伝わる。 脳と身体が反射的にエクスタシーの記憶を呼び出して、あの気持ちよさを再現した。 「んっ……あっ…いっ…あっ…はぁん……んんっ!…アッ!…イ、ぃく…!!」 頭の中が真っ白に痺れる。 背筋にグッと力が入り、腰が大きくブリッジのように跳ね上がる。 そのまま比呂美は意識が薄れていくのを感じながら 強い眠気に身を任せて、瞼を閉じた。 それからどれくらいの時間が経ったのだろう。 意識を取り戻した比呂美は、重い身体を起こして時計を見たが、まだ長針が半周した程度だった。 シーツにできた無数の染みは、比呂美が飛沫をあげたことを物語っている。 本能が求めた満足感と、理性が生み出す罪悪感。 それは自慰行為を覚えたころから変わっていないが、その比率は変わってきている。 「何作ろうかな~」 シャワーを浴びた比呂美は冷蔵庫を開けて、夕食の献立を考える。 しばらく考えた後、アロエヨーグルトを取り出してドアを閉めた。 (海だもん。水着だもん。ダイエットしなきゃ……) 比呂美の身体には、落とすべき無駄な脂肪などないのだが 少しでも綺麗になりたいと思うのが乙女心。 ダイエットに水着選び、約束の日曜日まで、比呂美にとって忙しい毎日が始まった。 ―終―
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1568.html
454 : ◆CFijSuuGxoVc [sage] :2012/08/02(木) 19 11 11.38 ID 4kAaeefJ (2/13) 『どうやったら、二次元の中に入れるのか』 今日の議題はこれだった。 「モニターに頭を突っ込めば」 「それは何度もやった、液晶が薄いから、ブラウン管のモニターわざわざ買ったけどだめだっただろ?」 42インチ液晶、29インチ、32インチブラウン管、3台おしゃかにした。 「LANケーブルを自分に挿す」 「それもやっただろう、体中のアナというアナに、ハブから何本も挿したじゃないか」 別の世界が開きそうになったけど。。。 「電話回線を、「同じことをいわせるな」 「催眠術で、「それでは、脳内再生とかわらん」 「例の神社にお参りして、」 「去年も、今年もいったじゃないか」 いわゆる聖地巡礼ってやつだ うーーーーーーーーーん 3人同時に唸る。 「だめだ、何も思いつかん。」 「真剣に考えてるのか?、我々はこれだけ愛しているのに、「み○びちゃん」や「○ク」、はてはオリキャラまで このあふれんばかりの愛を注ぎ込み、フィギュアと呼ばれる芸術品を通して、脳内再生はされるものの 目の前には何も存在せず、ホログラフィでは触れられず、この熱い思いを・・・」 リーダー的存在のめがね野郎が雄叫びを上げるように演説をぶちあげる。 「決まっているでしょう?できることはすべて行い、無謀と言われても行ってきた。だからこそ我々は」 バンダナをつけたメガネ2号はこぶしを胸に涙を流さんばかりに叫ぶ。 「うるさいな、とりあえず落ち着けよ。また隣から怒鳴り込まれるぞ、困るのは2号だろ?」 と説得するのは、オレ 頭ぼさぼさで、不健康そうな青白い顔なオレ。 「どうでもいいけど、腹減った・・・」 とつぶやく。 「そこに、ラーメンがあるからそれでもくっとけ」 と2号 「まあ、いい。そういえば夕飯まだだったな、とりあえず今日の定例会議はこれぐらいにしておこう。2号飯にしよう」 「勝手に食べてくれ、買い置きがまだあるから、いつもの場所だよ」 455 自分:【リアル鬼ごっこ】姉妹達との性戦 ◆dtvnEZ7OsY [sage] 投稿日:2012/08/02(木) 19 17 24.08 ID qympa4ev [1/6] うわ、いきなりミスった。ごめんなさい。続きます。 そうここは、2号のアパート、いかにもオタクといわれる部屋。 2次元への愛がいっぱいの、ポスター、フィギア、同人誌にDVDの山。所狭しと置かれてある。 閉め切った部屋はかび臭くいやな湿気でいっぱいだった。 今日は俺たち3人の定例会議だった。時刻は夜の9時を過ぎたところ。 夕方に集まった後飯も食わずに熱い議論?を戦わせ、いつもの結論?に落ち着いた。 結果は何も出ていない。でも3人とも真剣だった。 世間一般に言われる、いわゆるオタクと呼ばれる世界にどっぷりつかってる。 ところで前述の仲間を含めて自己紹介をしようってそれほどのものではないが。 3人は同級生で、同じ大学に通う1年生である。 リーダーとオレは高校時代からの付き合いで、2号は大学に入ってからコミケがらみで知り合った。 サークルというほどのものではないが、2号の部屋に定例会議と称して 週に2~3度集まってはオタク談義に精を出していた。 いつからだろう、気が付けば2次元の魔性に取り込まれ、戻ってこれなくなった。 いや違うな逃避したら戻ってこれなくなった、だよな。 現実世界は厳しい。高校入学したころまでは普通だった。 小太り気味ではあったが、ごく普通に高校に通い ごく普通な生活をし、ごく普通な付き合いで、友人も普通だった。 けれどもある日を境にごく普通な生活は変わった。 そうあいつら「鬼」が結託して、オレを追いかけるまでは。 【リアル鬼ごっこ】姉妹達との性戦 目次 次へ
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/500.html
イルフェス王国に進出した皇国軍は、現地の兵器の性能を調べた。 兵器の中で、まず調査が行われたのが歩兵の友たる小銃である。 「割合に質の良いものですが……それだけです。本国に持って帰れば、骨董品としての価値はあるかもしれません」 技官が撫で回しているのは、イルフェス軍近衛歩兵連隊に装備されていたマスケットの一つ、"ジリール"と呼ばれるものだ。 近衛連隊の銃。つまりイルフェス側としては一番状態が良く、見栄えの良いものを選んだのだ。 「骨董品とは、手厳しいな」 「我が国の百式自動小銃と比べると、射程も威力も、装填速度も劣るのです。不発率も圧倒的に高い。 射程は1/5以下、威力は、距離にもよりますが至近距離でも半分以下、遠距離になればその差は広がります。 特に鎧、装甲の類への貫通力は半分では済まないでしょう。ジリール銃の銃弾は只の鉛玉で、徹甲弾はありませんから。 ただし弾丸の口径自体は15mm以上、重量も20g以上あるので、人体へのダメージは相応にあります。決しておもちゃの 銃ではありません。我が軍の将兵は鎧を着ませんから、遠距離でも致命傷になる可能性はあります」 「ふむ、射程は1/5で威力は半分か……しかし半分と言っても非装甲なら殺傷力十分と」 「はい。しかし有効射程で見るとさらに短くなるでしょう。そして装填に関してですが、 百式は実包10発を1度に装填できますが、このジリール銃は1発撃つごとに全てを装填しなおさねばならない。 数発に一度は銃身内部を掃除して、点火薬、装薬、弾丸を順番に入れなければならないのですから、その手間をや。 百式ならものの数秒で10発装填可能。銃の掃除も1日1度で十分です。そして不発率は100倍以上の差があります。 比較にならないとまでは言いませんが、小銃としての次元が違うのは確かです」 「2、300年前の銃だな」 「はい。2、300年前の銃としてみれば良いものですが、昭和の時代には通用しません」 「しかし、それは逆では? 我々の銃が2、300年先を行っているだけで。 このマスケットだって、この世界の平均から見れば上の方の性能じゃないか?」 「そうなのでしょうね。辺境では剣と弓矢で戦争をしている所もあるそうですから、 立派な銃があるというだけでも軍備が整っている証しかもしれません」 次に大砲が調査された。 陸軍の野戦砲として最も一般的な1/2バルツ砲(2.5kg砲)、戦列艦の主力砲である2バルツ砲(10kg砲)、 そして要塞等に設置され、あるいは攻城用に使用される最大級の砲である8バルツ臼砲(40kg砲)。 いずれも、その重さの一個の砲弾が基準だが、小さな砲弾を数発から十数発纏めた葡萄弾や、 さらに小さな小銃弾程度の子弾を数十発から数百発纏めた散弾なども発射可能である。 ちなみにイルフェス軍最小の制式砲は1/8バルツ砲(625g砲)、最大の制式砲は16バルツ臼砲(80kg砲)である。 前者は戦列艦やフリゲートに搭載される対歩兵用旋回砲で威力や射程の面からも主力とは言えず、調査からは 除外されたが、後者は“イルフェスが製造しえる最大の砲(=この世界の列強国が製造しえる最大級の砲)” としての意味から、調査の対象とされた(実際は試作止まりの、実戦運用困難と思える代物であった)。 「歩兵に対する野戦砲としてはやはり十分脅威ですね。腐っても大砲です。 弱点はやはり発射速度と、展開から撤収に時間がかかることでしょうか」 「射程はどのくらいあるのだ?」 「1/2バルツ砲で最大1.5km程度ですが、実用射程となるとその半分程度が限度でしょう」 「とすると750mが実用射程か」 「曲射ではなく直射で、跳弾を利用した射撃になりますので地面が平らで硬く乾いていないと使えませんし、 その距離では弾丸の速度もかなり落ちていて、弾丸が肉眼でも視認できますので、発見できれば 避ける事も可能でしょう。この世界の軍隊的には、それで隊列が崩れる事も敗北の原因の一つのようです」 「確かに、密集隊列でどこか一部が急に別方向に動き出したら、収拾がつかなくなるな」 「そこを、何が何でも逃げさせないのが良い腕の下士官だそうです」 「下士官とは、いつの世も辛いものだな」 「次に海軍の2バルツ砲ですが、これは陸軍とは事情が違いますね。 まず射程が機関砲程度ですので、駆逐艦でもアウトレンジ可能です」 「具体的には?」 「射程は最大でも3km程度。実用射程はその半分から1/3が良いところです。 実際には、ほぼ必中距離と言える300m以内で使われる事が多いようですね」 「ゼロ距離射撃か」 「砲の装填と照準には、1分以上かかります。遠距離で撃って外して、敵に急接近されて撃たれるよりは、その方が合理的でしょう。 砲の照準も各砲ごとの砲術下士官による目測で、統制射撃ではありませんし、跳弾射撃もそれ程精度の 高いものではありません。それに大口径砲となると、弾薬の値段もあります。外して良い砲弾は無いのです。 射撃距離が違いますから、海戦では100発撃って10発も当たれば御の字という、我が軍とは砲術の思想が違います」 「火力そのものは?」 「それは、10kgの砲弾が時速100km以上で突っ込んでくると考えてください。 ちなみに我が軍の砲弾の重量は12.7cm砲で25kg程度、速度は時速1500km以上です」 「駆逐艦と比べて重量で半分以下、速度で15倍程度……となると現実的な破壊力は数十倍は違うな」 「はい。装甲を持つ艦であれば、ゼロ距離で撃たれても被害は殆ど無いでしょう。 露出している非装甲の対空機銃座くらいは吹き飛ばされるかもしれませんが、 主要装甲帯を撃ち抜くには火力が絶望的に足りません」 「戦艦なら?」 「戦艦とは、比べるのが間違っていますね。距離ゼロから喫水線下の非装甲部分を一斉射撃でもされなければ。 護衛駆逐艦や海防艦等で臨検を行おうとする時に、接近した状態から不意に一撃でもされると厄介ですが」 「確かに、そのような事も考えられるな」 次に調査されたのは航空爆弾。飛竜兵が使うものである。 これは2バルツ爆弾(10kg爆弾)、4バルツ爆弾(20kg爆弾)、10バルツ爆弾(50kg爆弾)の3タイプがある。 最も多く使われるのは2バルツ爆弾で全体の6割、次いで4バルツ爆弾が3割。10バルツ爆弾は、全体の1割にも満たない。 そして全て榴弾か榴散弾であり、徹甲爆弾というものは存在しない。 「爆弾としては最軽量のものですね。大型手榴弾と言った方が良いかもしれません。 我が軍で一般的な60kg対地爆弾に比べれば殺傷力も危害半径も半分以下です」 「爆弾重量が違うからな」 「爆弾は砲弾と違って上から落ちてきますので、敵の方陣の中心に落とす事ができれば大打撃を与える事が出来ます。 地上を突撃してくる重騎兵や戦竜兵に対する防御陣形で理想的なのは方陣ですが、 飛竜による爆撃があるためにこの方陣が取り難いわけですね。 飛竜兵は敵情偵察が主任務ですが、戦闘に際しては空の砲兵となるわけです。 砲兵や飛竜兵が敵の戦列に穴を開け、撹乱し、そこに歩兵、騎兵、戦竜兵がなだれ込む…… これが、この世界での列強の戦い方のようです」 「ただし、これらの事実はあくまで相対的なものであって、敵の火力が我が軍に非常に劣るという事実を 将兵に誤解して伝えてはなりません。すなわち、敵の火力は警戒するに値しないと考えるのは危険です。 敵は、殺傷力を持った兵器でもって殺意を持って我が軍を攻撃してきます。 対処を誤れば、それは将兵の血で償われる事になります。戦争という行為にとっては、 相手がソ連だろうとライランスだろうと何処だろうと、何も違いはありません」 「忠告に感謝する。肝に銘じておこう」 この世界で一般的に飼育されている軍用飛竜、名称をラントサルスと言うが、皇国にとっては当然初めて見る種である。 皇国軍は、この飛竜の軍事的な価値がどれ程のものかを検証した。 そこで解かった事は…… 全長(頭から尾まで)は8m~12m、体重は2.5t~5.5t、肉食性で1日に食べる餌の量は300kg~500kg。 前脚(腕)が巨大な翼として進化しており、地上では尻尾でバランスを取りながら二足歩行する。 歩行速度は約8km/h、走行速度は約30km/h。飛行速度は最大で約100km/h、通常は約60km/h程度。 実用上昇高度は約800m、通常は500m以下。質の良い竜でも上昇限度は約2000m程度が一杯。 満腹時に人間や装備を乗せた状態での航続距離は約150kmであり、その際に運べる重量は120~150kg。 無理をさせれば運ぶ重量を倍にすることも出来るが、航続距離は約1/4になり、疲労は倍以上になる。 巡航速度で無理をさせれば、2倍の300kmも飛べるというが、それをすると着陸後1~2日は動けないとのこと。 肉食なので牙による噛み付きを武器とする事もでき、その他に後脚での蹴りや尻尾も強力だということだった。 ただし、空中戦はあまり得意ではない。生来、飛竜は空中から急降下して地上の獲物を捕食する生物だからだ。 これらの能力は、生物として見た場合は驚愕に値するものだが、 航空戦力として見た場合は特段驚くには至らない。 30年から40年前の飛行機とあまり変わらず、日進月歩の航空機としては旧式に過ぎるだろう。 そんな中で皇国軍関係者の注目を引いたのが、離着陸時の助走距離がほぼゼロということだった。 安全面からすれば、数メートルから十数メートルの助走は必要だが、 特に装備が軽い場合の離陸では助走が無くても3、4歩で離陸できる。 着陸時であっても、数歩から十数歩の助走で完全に停止してしまうのだ。 「短距離離着陸性能。我が軍の飛行機にも是非とも欲しい能力だな」 「500mの滑走距離が半分の250mになるだけでもかなり違いますからね」 「垂直離着陸が可能な回転翼機が飛ぶ姿を見たが……あれでは戦闘や爆撃は荷が重いだろう。 現状では人間3人乗せて飛ぶので精一杯だ。もっと進歩したならば話は別だが」 「飼育や調教の労を考えれば、素直に回転翼機の高性能化を目指す方が良いでしょうね」
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/672.html
本日、弟に彼女ができた。 高等部としての生活が始まってまだ一ヶ月ばかりだというのに、どういった経緯でか姉たる私よりも年上の女を連れてきて、白い頬を乙女のように染めながら、見たことも無い可憐な笑顔で彼女ができましたと報告されてしまった。 そう、と冷静を装って返事をしつつ、弟と手を繋いで我が家の玄関を潜った女性に目をやる。 にこりと如才なく笑い、しかしその頬は弟と同じように朱色が宿っている。 学園で見る冷徹を思わせる顔とのギャップに私までクラッときてしまいそうな微笑だった。 美少女、あるいは美女と表現するに相応しい肉感的で発育の良いボディに、筆で引いたように少し太めの眉が印象的な意志の強そうな顔立ち。 事あるごとに生徒たちの前で会報を読み上げ、壇上で表彰を受け、最近では地元のテレビ局まで注目しつつあるという才女の見慣れない姿だった。 ……以前から弟が、彼女に憧れにも似た恋をしていたのは知っていたが、まさかその想いが叶うとは。 「さ、上がってください先輩」 「ええ。お姉さん、お邪魔します」 「……はい、どうぞごゆっくり」 胸中の驚き覚めやらぬまま、弟に促がされた女性が靴を脱いで私の前で丁寧に会釈して通り過ぎていくのを眺める。 とつとつと階段を上る二人に、なんとも形容し難い思いが沸き起こった。 高等部にも上がった事だし、もうすぐ弟にもお付き合いする女性というのが出来るのではないかと思ってはいたのだが、本当に出来るとは思わなかった。 弟が男女の機微に疎いというのもあるが、なにより弟が恋していたのは我が学園が誇る高等部生徒会代表であったからだ。 何度かその無謀を嗜め、ほかの手軽そうな女生徒を進めた事もあるのだが、入学式の後に行われた新入生歓迎会で、すでに内外の者から高い評価を得ていた当時の中等部生徒会代表に一目惚れして以来、その恋熱は冷めることを忘れてしまったように弟を包んでいたという。 入学式からの帰り道、早々にその思いを打ち明けられた当時中等部二年の私は、精神的にまいっていたのだが、弟の恋を打ち明けられて以降、一念発起して何度も相談に乗ってやったものだ。 弟も弟なりに努力し、生徒会に入るなど彼女と接点を持とうとしていたようだが、話を聞く限りでは進展などなく、朝の挨 拶を交わした、あの人がこんなことをしていた、こんな言葉を掛けられたという実に微笑ましい報告しか聞いたことが無い。 そのまま何の進展も見られず想い人の生徒会長は中等部を卒業。優秀さに磨きをつつ高等部でも生徒会長に就任してさらなる衆目と賛美の的になっていく。 弟とは多くは無い接点がさらに少なくなり、どうしたらいいかと毎日の様に相談されるようになっていたが、まさか彼氏彼女の関係になっていたとは。 昨日の夜もいつもと同じ相談をされたばかりだったのだけど。 「……どうやって誑しこんだのかしらね」 たしかに私の弟は素晴らしい。 しかし世間一般的に見ればもっと素晴らしい男子は私達の学園にも存在する。 そんな男子達はあれこれと手を尽くして彼女の気を引こうとしているし、接触の機会も弟より遥かに多いはずだ。 学園で見かける彼女の周囲にはなにかと人が集まっており、内気な弟を見かけることはなくとも好意を向けていると一目でわかるような男子女子は沢山いるのだ。 私は彼女と親しくないし、生徒会に所属もしていない一般生徒なので詳しくは知らないが、何度も告白を受けたことがあるのは容易に想像できる。 弟から告白したのかと思ったが、昨夜の弟はいつもと同じ様子だったし、告白する決心を固めたなら私に相談ぐらいあるはずだ。 彼女が中等部を卒業した際には落ち込んだ弟を一晩中勇気付けたり、どんな告白の台詞が一番効果があるのか話し合ったことさえあるのだ。 他にもいろんな相談にのったし、一大決心をしたのなら私に知らせないほうがおかしい。 「弟の、告白ねぇ」 ぶるりと震える体を抱きしめる。やはり彼女のほうから告白したと考えたほうが自然か。 弟は小柄で線の細い顔立ちのため、服装さえ整えてやれば発育の悪い少女といっても通用する容姿をしている。 学園では年下好き、面食いにその名を轟かせ、実は私も何度か、弟を私にくださいと間接的、直接的に言われたことがある。 そんな噂は聞かないが、実は彼女はすごい年下趣味で中等部のころから弟に並々ならぬ恋心を抱いていて、高等部でも生徒会に入会した弟に、ついに自分の思いを告げてしまった、とか? しかし、彼女目当てで生徒会に入る人間は多い。エスカレーター式であることもあいまってか、中等部で生徒会を勤めた人間のほとんどは高等部でも生徒会に入るくらいだ。 さらに代表の美しさに引かれた人間はファンクラブに入会するかのごとく生徒会に入ることを決めるため、うちの生徒会は十名ほどの役員以下、ボランティアとして結構な人数を傘下に抱える巨大なようで小さいような組織になっている。 ちなみに弟は二人いる書記の片割れとして中等部をすごし、高等部でも書記として過ごすことになりそうだと前に言っていた。学園男子が泣いて羨む生徒会役員の一人、というわけだ。 高等部に上がったばかりなのに役員になるとは流石わが弟と思っていたが、もしや彼女が弟をそばで愛でる為に役職を与えたのだろうか。 弟にとっては始めての高等部生徒会だが、会長にとってはすでに三年目。恋する少年がまたしても自分の下で働くことになれば、勢いで告白するというのもありえなくはない、か。 「これは確認しなきゃね。シャワー浴びて準備しなきゃ」 どちらにせよ、弟の願いが叶ったのは喜ばしいことだ。 周囲からはブラコンと呼ばれ、一時期は本気で弟を、一人の男として愛しているのではないかと悩んだ時期もあるのだが、 自分が弟に抱いているのは何の変哲もない家族愛だ。 たしかに少し他の姉弟より仲がよく、実は弟が連れてきた彼女のことを思うと嫉妬心が疼くのを感じるのだが、私は弟を家族として愛している。 それだけだ。 脱衣所で制服を脱ぎ去り、シャワーの温度を確かめて温めのお湯を頭から浴びた。水気を含んで艶めく髪にトリートメントを丁寧に馴染ませていく。 弟が憧れた生徒会長を真似て伸ばした黒髪は、今では私の密かな自慢だ。 女子としては高い身長と細めの体つきは自分でもちょっと自惚れていいのではないかと思うものだったが、弟が会長に一目惚れして以来、あんまりにも黒くて長い髪を褒めるので、私も感化されて伸ばしてみたのだ。 手入れは面倒だが、弟も気に入ってくれたし。私自身、気に入っている。 会長の相談をしてきた弟をからかいながらどうかと尋ねたら、綺麗だよと頬を染めながら言われたからでは、決して無い。 ……嘘だ。八割ぐらいはそれが今でも髪を伸ばしたままでいる理由だ。 うちの弟はちょっと可愛すぎる。昔の私が懸想したと勘違いするのも無理はない。 一通り髪の手入れをした後、体も軽く洗って浴室から出る。 肌を拭ってから着替えが無いことに気づいて、弟の恋の成就にまだ少し動揺しているのだろうかと苦笑してしまった。 お客様がいるので気分は乗らないが、まさか弟を大声で呼ぶわけにも行かず、タオルを体に巻いて早足に部屋に向かう。 弟の部屋の扉が閉まっていることを確認してから自分の部屋に入った。真新しい下着を身に着け、部屋着に着替える。 髪を乾かしてブラシをあて、よしと立ち上がって弟の部屋に向かった。 コンコンとノックして、返事を待って扉を開ける。 もしかしてと思わないでもないが、まだそこまで気にするほどの関係ではないだろう。 「ちょっと失礼。会長、今日は……」 「あ、わ、おっ……姉さん、ちょっと待って、待ってください」 「……ええ、悪かったわね。会長も、いい雰囲気のところを邪魔してごめんなさい」 「いえ、お気になさらず」 顔を真っ赤に染めた弟と、冷静な顔をしつつもやはり頬を染める会長が微笑ましく、口元に手を当ててしまう。 二人はなぜか手を握り合っていたのだ。だが見詰め合うどころか両方そっぽを向いて、そのくせ私がノックして部屋に入ったのに、手を繋いだままでいることに一瞬気づかないほど二人の世界に入り込んでいたらしい。 弟がそうであることを良く知っているが会長も意外と純情な性格なのだろうか。 「そ、それで姉さん、どうしたの?」 「会長さえよろしければ、一緒に夕食でもどうかと思って」 「それは、でもいいんですか?」 「ええ、家には父も母もいませんので気兼ねなく。とはいっても私が作る料理ですから、あまり期待されても困りますけど」 「そんなことないよ。姉さんの料理はとってもおいしいよ。先輩、ぜひ食べていってください」 いい弟だ。あとで撫でてあげよう。 私の提案に乗り気の弟に説得されて、もっとも嫌ではないのだろう会長も、ではお世話になりますと頷いてくれた。 今日の夕食は二人と私のためにも気合を入れて用意しなければならないだろう。実は先日買い込みすぎた食材を消費するという目的もあるし。 料理の腕も、最初は弟に食べさせたくて始めたが今では趣味になっているため、日々研磨と努力を重ねた自負と自信がある。 「ではそういうことで。私は早速準備にかかりますので、それまで弟とくつろいでいてください」 「ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきますね」 「ありがとう、姉さん」 見た目に美しくお似合いの男女に、やはり少々の嫉妬を掻き立てられつつ、平静に笑いかけて部屋の扉を閉める。 さて、可愛がっていた弟に恋人ができたのは寂しいが、ここは一つ気持ちを入れ替えて美味しい料理作りに専念するとしよう。 「よっと、最後にぱらぱらっと。会長のにはさらさらっと」 アクセントになるスパイスを振りかけて、本日の夕食完成である。 時計を見ると、ちょっと夕食時には早いぐらいの時間だ。 学園からまっすぐ帰ってきて、シャワーを浴びてすぐに料理を始めたから、それでも結構な手間隙を掛けて完成させたことになる。 もちろん費やした時間に相応しく、台所は食欲をそそるいい香りが満ちている。ずっとここにいた私でさえそう感じるのだから、二階にいる二人は食欲を十分以上に刺激されているのではないだろうか。 エプロンを外して手を洗い、私の席、向かい合う弟の席、その隣に用意した会長の席に最後の料理皿を運ぶ。 本日の夕食は、和風ドリアを中心に、肉味噌ソースで戴く豆腐ステーキ、ほうれん草とモヤシの御浸し、鯖の塩焼き、蒸し鶏の特性酢醤油和えである。 あと大量に買ってしまった里芋の煮っ転がし、同じく大量に買っていたレタスとトマトと玉葱に、蛸の足をスライスして酢と混ぜ合わせたサラダを大皿に盛ってテーブルの中心に。他にもお手製の漬物を数点。 我ながら気合の入りすぎた食卓の完成だ。 ……こんなに食べられるだろうか。 心配になりながらも階段をとつとつと上がって弟の部屋の扉をノックする。すぐに返事があるが……少し待ってあげよう。 しかし扉を開けると、早々に腰をあげていた弟と会長の姿が。その顔には待ちかねたと書かれているかのようで、どうやら私の料理をそれなりに期待してくれていたようだ。 「ご飯できたわ。会長もどうぞ一階に」 「料理が得意らしいですね。すごくいい匂いがしてました」 「あ、弟から聞きました?」 「はい。あんまりにも美味しそうな匂いで、もういつお腹がなるか緊張していました」 やはり会長は私が想像していた人物像と一致しないようだ。 意外なほど気さくで、それでいて馴れ馴れしくない上品さも備えた声色に唸りつつ、弟と促がして一階に降りる。 「これは、姉さん、すごい豪華だね」 「材料が余ってたからね。今日は記念日だし」 二人して肩の触れ合う距離で食卓を眺める弟と会長を目を細めて眺めながら言う。 ぽっと頬を染めて一歩距離をとる初々しい二人の様子に忍び笑いがこぼれてしまった。 可愛い二人だ。 「もう、姉さん」 「はいはい、いいから座りなさい。会長の席はそちらです」 「ありがとう。本当に美味しそうな料理ね」 「恐れ入ります。でも、感想は食べてから聞かせてください」 いただきます、と三人声を揃えて箸を手に取る。会長はまず芋の煮っ転がしに手を伸ばした。 小さな口をあけて一口、二口で薄い琥珀色にコーティングされた芋を口の中に収める。 食べているのは何の変哲も無い料理なのだが、箸の運びの一つをとっても上品で気品があるのはなぜだろう。 「柔らかい。それに味が中心まで染みていてとっても美味しいです」 「ありがとうございます。会長にそう言われると私も鼻が高いです」 「いつも美味しいけど、今日は特別おいしいよ」 ……この弟は会長の前で私を口説こうとしているのだろうか。 しかし思えば、弟のこの笑顔が見たくて料理を始めたのだ。 以前は早起きして朝食と弟と私のお弁当を用意するぐらいだったが、弟が学園に入学することが決まった直後に両親は仕事で海外に渡ったため、今では家族の食事はほとんど私が作るようになった。 私としては苦に思うどころか実に楽しく料理できるからまったく問題なく、美味しい美味しいと食べてくれる弟の笑顔が可愛くて食事時が毎日の楽しみになっている。 「ちょっと張り切りすぎてしまったんで、遠慮せずにどんどん食べてください」 「こんな美味しい料理ならいくらでも食べれるわ。わたし、前から弟さんの食べてるお弁当美味しそうだなって思っていたんです」 「そ、そうだったんですか? 言っていただければもっと早く……」 はやく付き合えていたのに、とぼそぼそ呟く弟に釣られて会長も赤くなる。ああ、暑い暑い。 その後は言葉少なに、料理の感想を聞きながら和やかに食事を勧めていく。 量を心配していたものの、ほとんど私たちのお腹に消えた。会長は健啖でもあらせられるようだ。 わずかに残ってしまった芋の煮付けは明日のお弁当にでもするとしよう。 三人満足の息をついて本日の夕食は終了。カタカタと食器を重ねて流しに運び、魚の骨を三角コーナーに、さっと水で流して食器洗い機に並べる。 ふと食卓を見ると、弟はいつもどおり、会長も弟と同じように虚空を見つめてぼうとしている。 好評のうちに空になったサラダの大皿を下げて、変わりにいつものアロマキャンドルをテーブルにおいて火をともした。 食後にもしつこくない爽やかな香りが部屋に広がっていく。実は手作りのキャンドルで、これも趣味の一つと言っていいだろう。 「……あら、これは?」 「食後はお茶でも飲みながら話をするのが家の慣習でして。食器は私が片付けますのくつろいでいてください。あなたもね」 「……うん。……ありがとう、ねえさん」 弟と会長の食器も同様に重ねて運び、軽く洗って食器洗い機へ。 秘かに注目していたのだが、会長の魚は見事なまでに骨しか残っていない。小骨まできちんとまとめてあるのは、さすがというほか無い。 食器洗い機のスイッチを入れて振り返ってみると、弟と会長はお互いを見詰め合って微笑みあっていた。 その笑顔はどこか空ろで、先ほどまでの隠し切れない小さな緊張は消え去り、肩の力も抜けきっている。 放っておくと椅子から落ちてしいそうな様子だ。 そのこと、取り分け会長の様子に満足した私は、流し台の横に音の大きなメトロノームを設置する。 いきなりの等間隔の音に二人がふと目を向けるが、私が気にしないでと手を振るとすぐに興味を失って互いを見詰める。 会長は意思の感じられない空ろな瞳で。そして弟は熱に浮かされたような瞳で、ちらちらと会長の体に視線を飛ばす。 さて、今日もお楽しみの時間の始まりだ。 「会長、私の声が聞こえますか?」 「……はい」 「では、この指先を見てください」 「……姉さん?」 「あなたも目を瞑って、ほら、いつもどおりにね」 「……でも」 「いいから。はい、目をつむって」 今日に限ってなぜか渋る弟は置いといて、会長の意識を深いところに落としていく。 会長の料理にたっぷりと含ませ、今もアロマキャンドルから揮発している催眠導入剤は、無味無臭だが大量に摂取させる必要があり、効力も長くはない。 毎日嗅ぎなれ、この時間は催眠状態に落ちることが日課となっている弟は目を瞑るとすぐに頭を不安定に揺らし始めたが、会長はしっかりと手順を踏んで、精神の防壁を取り除いていかなければならないのだ。 なるべく多くの事を刷り込んでおきたいので、いまは弟にもちょっとかまってあげられない。 「あなたは今、どこにいますか?」 「とても……深いところ……まっくらで、なにもない」 「そこは貴方の心の中です」 「心、の……なか?」 「そうです。私の声ははっきり聞こえますね?」 「はい」 「それは、私の声があなたの心の声だからです」 静かに体を揺らしてやりながら、耳元で囁きかける。他の女ならともかく、会長の声真似には結構自身があった。 細やかな目元を手で隠す。薬と暗示で無防備になりつつある美貌の才女を横目に、愛する弟を眺める。 私は弟に恋をしているわけではないが、家族としては愛してる。こんな可愛い弟に世の女が恋をするのはしかたないとしても、それで私と弟がすごす時間が少なくなるのはとても容認できない。 それは弟が相手の女を受け入れたとしても変わるわけではない。私はこう見えても独占欲が強いのだ。 「わたしの声……」 「心の声です。あなたが心から信じている、あなたのことは何でも知っている、あなたの声です」 「………なんで、声が」 「あなたの大好きな人と、もっと仲良くなるために、協力してあげるためです。このままでは、あなたは以前のように、彼を眺めているだけの関係に戻ってしまいます」 「そんな……」 「嫌でしょう? わたしは嫌なんです。そうですね?」 「いや。それは、いや」 会長の様子から、以前から弟に恋をしていたのは伺えた。推測どおり、彼女から告白したのだろう。 ここ最近弟が気になり始めたのなら少しは弟が気づいて相談してくるはずだし、お互いに遠くから見ているだけの恋だったのは間違いない。 できれば色々と告白の状況を聞いてから催眠を施したかったが、なんせ昨日の今日でもう彼氏彼女だ。 余り急にことを運ぶとトラブルが発生するものだが、やむをえないだろう。 不幸中の幸いとして、恋愛に臆病な性格というのは暗示で組し易いところがある。 他の優秀な部分しか知らなかった私はとりあえず大量の薬で会長を陥れたが、これならアロマキャンドルを嗅がせて適当に恋愛相談など受けるだけで刷り込みを行うことも可能だったかもしれない。 「大丈夫、大丈夫ですよ。わたしはあなたの事をあなたよりよく知っている、あなたの心なのです」 「わたしの心……」 「そうです。あなたはたくさん努力して自分を磨いてきました。わたしはそんなあなたを、あなたよりよく知っています」 「…………」 「わたしの声は、あなたを幸せにするための、他ならぬあなた自身の声なのです。わかりますね?」 「はい」 「では、これからあなたが、大好きな彼とずっと一緒にいられる方法を、教えてあげます」 「お願いします」 お願いしますときたか。 思わずこぼれそうになる笑い声を何とかこらえる。 「それは、大好きな彼がもっとも愛する家族の言うことを守ることです」 「……あいする、家族」 「そうです。彼は立派な人間です。家族のことを愛し、とても大事にしています」 「……はい」 「彼の愛する家族とは、誰ですか?」 「……彼のお姉さん」 実は弟は、数少ない会長との会話チャンスで私のことをよく話しているのだ。 あまり自分に自信を持てないために、自分のことよりも他の人のことを話してしまうらしく、かといって男友達のことを話すほど弟は友人に恵まれていない。むしろ女性に好かれる困った性格をしている。 随分前だが、もしも女子のことを話して、僕がその人のことが好きだって会長に思われたらどうしよう、と相談されたこともある。 その時には私のことを話せばいいじゃないかと答えたが、それは今でも続いているらしい。 姉として嬉しいことだ。おかげですんなりと弟の彼女に付け入る事ができる。 「そうです。なら、あとはわかりますね?」 「彼の、お姉さんと、仲良くする……」 「仲良くして、お姉さんの言葉をよく守るんです」 「言葉を守る……」 「お姉さんもきっと彼との仲を応援してくれるはずです。彼女の言うことを守っていれば、大好きなあの人はますあすあなたのことを好きになってくれるでしょう」 「…………」 「さあ、目を開けなさい。あなたの目の前には、彼の世界で一番愛する家族が立っています」 「はい」 「その人の言うことを守り、約束を守れば、あなたにはきっと幸せな未来が訪れるに違いありません」 「はい」 「ほら、ゆっくりと周りが明るくなってきますよ。時計の音がだんだん聞こえてきます。隣には大好きな彼もいるようですね」 「はい」 「がんばってください。わたしは、あなたを誰よりも応援しているあなたの心は、あなたがお姉さんの言葉をよく聴き、大好きな人と一緒にすごしていくのを見守っていますよ」 「はいっ」 成功だ。途中からアロマキャンドルの火が消えていたのだが、催眠が解けることもなかった。 あとは、弟が愛してやまないこの姉が、彼女と弟の中を取り持つように助言をしてやれば、晴れて私も二人の仲を応援することができるようになる、ということだ。 会長に、弟と付き合う上でのルールを念入りに話し聞かせた後、こちらはいつもの催眠術に落としていた弟を起こす。 会長は弟が目を閉じてゆらゆらしていることに疑問を持っていたようだが、夕食のあとはだいたいこんな感じ、と説明するとあっさり納得してくれた。 「ん、あ……姉さん?」 「ええ、姉さんよ。せっかく彼女ができたってのに、寝ていてはダメじゃない」 「え、うわっ、ごめんなさい先輩」 「ふふ、いいのよ。わたしも、ちょっと寝ちゃってたみたいだし」 催眠中の記憶は鮮明に残しつつ、時間の統合性を取らせるには寝ていたことにするのが一番だ。弟はともかく会長は持ち前の優秀さでなにかに気づくかもと思ったが、杞憂だったらしい。 これも、恋は人を狂わせると言っていいのだろうか。 三人でテレビの前のソファに移動して腰を下ろす。私は会長の隣に座り、ガラステーブルを挟んだ正面に弟を座らせる。 さっそく今日の日課と会長の催眠術のかかり具合を確認してみよう。 「それよりあんた、勃起してるわよ」 「えっ、うわぁ!」 いつもならおずおずとズボンを脱いで恥かしがるところだが、さすがに会長の前ではそういうわけには行かないらしい。 羞恥に耳まで真っ赤になる弟を可愛らしく思いながら、会長を見やる。 会長も、私の言葉に釣られて弟の股間を反射的に見てしまったのだろう、弟と同様に見る間に赤くなっていく。 「い、いきなりなにを言うんだよ姉さん!」 「そんなことじゃ今日にも会長を襲いかねないわね」 「そんなことしないよ!」 まあ、我が家から強姦魔を出すことなど私がさせないが。 大きな声を上げた弟は、勃起が布地をこすり上げたのか、女の子のような呻き声をもらして浮かしかけた腰をソファに沈めた。 「別にそこまで恥ずかしがることじゃないでしょ。当たり前のことなんだから」 「で、でも……」 「勃起したらお姉ちゃんで性欲処理するのはいつものことじゃない。せっかく会長も見てるんだから、男らしくなさい」 私の言葉にもあたふたと取り乱しながらも、耐え難い性衝動に苛まれているのだろう。 私の足、会長の胸、頬を染める会長、私の黒い髪と忙しく視線を巡らせながら、それでも弟は股間を押さえて顔を俯ける。 今日は張り切っていたので、弟の料理にはいつもより多めに媚薬を含ませたのだが、憧れの会長が目の前にいるとあっては素直にオナニーさせてくださいとも言えないらしい。 「まったく、会長からも言ってあげてくれません?」 「そそ、そうですね。ええ。仲のいい姉妹は、互いで性欲をなんとかするのは、その、当然のことらしいですから」 「せ、先輩!」 「いえ、わたしは、まだ家族じゃありませんし、その、早くそうなれればいいなとは思いますけど……」 「はいはい、ノロケは二人の時にしてくださいな。まったく、今は私でオナニーするのが大事でしょ。はやくズボン脱いで」 「先輩の前でお、オナニーとか言わないでよ姉さん……」 口ではそういいつつも、弟さらに顔に血を上らせて、ついにベルトをはずしてズボンを滑り落とした。 弟には私を家族として愛してもらいたいので様々な暗示を施しているのだが、彼氏彼女の関係ならオナニーぐらい見せ合うのは普通のこと、というのは以前そういうプレイをするために刷り込んだはずだ。 なので、私の体を使ってオナニーするのが恥ずかしいのではなく、彼女になったばかりの会長にそういう姿を見せることに戸惑っているのだろう。 勃起したらお姉ちゃんを性欲の捌け口にするように、と何度も何度も刷り込んでいるので学校や登校中、私が寝ている早朝などにも私の体を求めてくる弟だが、勃起するのは恥ずかしいこと、あまり他人に見せるものではないという常識的な部分はそのままにしてある。 この恥ずかしがる顔というのが、何度見ても私の興奮を高めやまないのだ。 「いいからいいから。今日は口でしたい、それともこっち?」 スカートを持ち上げ、片足を大きく上げて本日下ろしたての下着を弟に見せ付ける。 自分の料理には薬の類をまったく入れていないのだが、私は弟が手料理を美味しそうに食べていると、ついついその後の展開というやつを想像して濡らしてしまう。 下着の中心部、足の付け根が熱を持ち、その奥が疼くのを私自身感じていた。 何度も弟のオナニーを手伝う名目で犯されているうちに、私の体は心とは関係なく弟に欲情するようになってしまい、いまでは弟に恋をしていると勘違いしていた中等部のころより弟に性的興奮を催すようになってしまった。 無論、弟を家族としては何よりも大切に思っているので、弟に異常な現状を認識させないまま今の関係を続けることにまったく不満は無いのだけど……弟を銜え込もうとあからさまに涎を垂らす自分の女を見せるのは、さすがに恥ずかしい。 私の姿に後押しされて、下着を下ろす踏ん切りがつかない弟もついに観念したのか、その怒張をさらす。 下着を脱いだことで開放された弟の怒張に、会長が息を呑むのが分かった。 それはどうにも、潔癖な嫌悪を滲ませたもののようだが……無理も無い。 なにしろ弟は精通を私の口の中で迎えて以来、童貞と処女を交換し、一度も自分の手で扱くことなくいままで過ごしてきたのだ。 弟が思春期に溜め込み、これから先も沸き続けるだろう膨大な劣情を私が一身に受け止め、時には煽ったりもしながら性交にふけってきた。 つまり弟は本来なら自分の手で処理するはずの膨大な性欲を余さず私の体…口、膣、菊門、足の裏、ひざ裏、脇、髪を使って処理することで、無意識にその肉棒を鍛え上げていたということだ。 同年代の少女よりも細いのではないかという太股に、丸みを帯びた膝関節、毛根の兆しさえ見当たらない真っ白な脛、童女のように小さな足先。 そして臍よりも高い位置にまで反り返った、長く太く逞しい男根。 私の体で練磨され、心優しい弟が姉たる私を極上の快楽に導くためだけに発達させた巨大な剛直。 何度も私を狂わせ、きっと生涯私を、私の肉体を虜にする男の証にごくりと口の中に溜まった唾を飲み込んでしまう。 「す、す…す、すごい、です……ね」 「こんなに可愛いのにここだけは凶悪なのよね。私は弟が小さいときからオナニーさせてあげてたから大丈夫ですけど、他の娘だと裂けちゃうかもしれませんね」 「姉さん、もう、そういうことを言わないでください」 天を突く怒張とは裏腹に、可愛らしい顔を先ほどから真っ赤に染めたままの弟がガラステーブルを回り込んで私の正面に立つ。 多く投与した薬と会長の視線にいつもより興奮しているのか、すでに亀頭は筋となって流れ落ちた先走りでヌルつき、茹で上がったように真っ赤に充血してヒクついている。 そのとてつもなく厭らしい姿に知らず腰が浮き、弟を最愛の牡と認識してやまない子宮がどくりと蜜を零す。 私は弟を男として愛しているわけではない。ないが、どうしたところで私は女で弟は男だ。体が求めるのも当然のことといえよう。 私は弟に恋心を抱いているわけではない。 私は弟を性欲の対象として見ているのだ。 ……そんなことを学園に入学した頃の私に聞かせたらあらゆる語彙を駆使して罵倒されるだろうが、我が学園が誇る生徒会長に弟が恋をしたと知らされた時、私は自分の弟への恋慕はまったく的外れなものだったと気づかされたのだ。 私と弟は、血の繋がった家族である以上、恋人や夫婦にはなれない。 だが将来を誓い合った恋人や、まして妻などという、いくらでも代用のきく薄汚い関係などでは決して無いのだ。 生まれたときから一生を添い遂げることを定められ、家族としてなによりも強い絆で結ばれた世界でたった二人の姉弟。 湧き上がる性欲を恋と勘違いした以前の私は、弟を生涯の伴侶にするために様々な手段を講じたものだが、そんな事をする必要は初めからなかったのだ。 すでに弟は私のもので、私は弟のものだったのだから。 しかしそれに気づくのが遅すぎた。弟には私自ら強靭な貞操観念を植え付けていたからだ。 当時の弟は、今もだが非常に可愛くも弱々しく、強姦を初めとする性犯罪や、早すぎる発情期を迎えた弟のクラスメイト、年下を汚らしい目付きで見る上級生から守ってやらなければならなかった。 耳年増だった幼い私が、女性とこういうことをしてはいけません、どんな女性でも着いていってはいけません、世の女は汚いのですよと丁寧に語り、そのころ覚えたての催眠暗示も使って弟を守っていたのだ。 だが私にも穢れた性欲の芽生えがやってくる。 弟を抱きしめたり、一緒にお風呂に入ったり、あるいは手を繋ぐだけで身を焦がさんばかりに燃え上がる性の衝動に、私は異常者で、愛する弟をもいつか穢してしまうのではないかと恐れていた。 私も周囲の汚らしい女共と同じで、弟を己の性欲を満たす道具にしたいだけなのではないか、と。 今思えば随分と潔癖なことだが、当時は性欲は汚くてよろしくないものと信じていたのだ。 だが、愛する弟は私のそんな思いなんてまったく知らずに、地元でも有名な大学付属中高一貫制の学園に入学するなり恋をしてしまった。 私の恋は、破れたのだ。 いや、そうではない。なぜなら私は弟を愛していたし、弟は私を愛していたからだ。 恋をした弟に、想いを抑えきれなくなった私はついに自分の思いを打ち明けた。 入学式の帰り道、雲ひとつ無い青空の下で、貴方のことが好きです、と。 そして弟はこう答えたのだ。ごめんなさい、と。 僕は、お姉ちゃんのこと、好きだよ。でも、家族として、世界で一番お姉ちゃんのこと、愛してるから、恋人にはなれない、と。 その瞬簡にそれまでの私は死に、新しい私が生まれたのだ。 私の恋は、恋ではなかった。 弟に欲情するという当たり前の感情に、悩んでいただけだったのだ。 「いくよ、姉さん」 「うん、ぐっ、ふぅん、んあぁぁあっ!」 弟の剛直が膣の入り口に宛がわれた。 下着の股間部分をずらし、針で突けば破裂しそうなほど熱く膨れ上がった亀頭を膣口に押し当て、私が返事を言い切る前に一息に腰を突き上げる。 目の前の光景が真っ白になり、足は反射的に弟の腰に絡みつき、内側から爆ぜてしまいそうな激しい快楽が私の全身を支配した。 成長期を弟とのセックス三昧で過ごした私の体は、世界中の誰よりも弟に犯されることを悦ぶ体になっている。 膣の深さは弟のそれより僅かに短く、強烈に弟を締め付ける入り口は私が思う限界より僅かに広く、陰核が恥骨の間で激しく擦り上げられ、弟の 頭を抱きしめると胸の谷間で女の柔らかさを堪能させてやることができる。 最初の一突きで強烈に子宮口を突き上げて膣道を弟好みの深さに拡張され、返す刀で引きずり出した膣ひだをカリ首が掻き毟る。 「あう、ぐっ、姉さん、姉さんっ」 「はひっ、はっ、うぁっ、あい、ぎっ、ぁっ、うぁあ!」 あまりの快楽に口からは涎が飛び散るのを押さえきれず、胸に抱いた愛しい弟の感触を頼りになんとか主導権をとろうと試みる。 しかしここ最近はそうであるように、弟の肉体に完全に屈服した私の体は私の手綱をはなれて弟の肉棒を貪り、腰を振り乱して快楽を余すことなく享受することに没頭してしまう。 弟の好きにされてしまう快楽と被虐的な悦楽が背筋を強張らせ、私は自分でもなんと言っているのか分からない呻き声を上げて弟にしがみ付いた。 「は、ん、姉さん、ねえ、さん、も、はぁ、で、そう……!」 「いひぅ、だひて、お姉ちゃんに、たっぷり、種、付け、なさぁい!」 「えっ、そ、こ、子供ができちゃうのは、まずいんじゃないですか?」 激しい粘液音しか聞こえなくなった私の耳に、弟の喘ぎ声交じりの愛らしい言葉が飛び込んできた。 弟の腰に絡めた足を思い切り引き寄せて、弟の子種汁をもらすまいと膣道をきつく絞り上げる。 狭くなった膣道の中を二度、三度と強引にこすり上げた弟の巨大な逸物が、不意にぶわりと膨らんで私を絶頂に導いた。 もう何百回と繰り返した行為。弟のひときわ強烈な突きこみが絶頂に戦慄く私の粘膜の中を押し進み、子宮口頸部を壊れそうな勢いで突き上げ、男として、最愛の家族としてそうせずにはいられないのだろう、熱い先走りを零す鈴口をぴったりと子宮口に密着させる。 「あ、で、でるっ、でるよ、姉さん!」 ぶしゅ、と膣の最奥、子宮の内部に大量の精液がなだれ込むのを感じた瞬間、絶頂の最中を漂っていた私の意識はさらなる快楽の渦に飲み込まれた。 ぎゅうと全身で抱きしめられる姉としての悦び、膣で最愛の男を射精に導く女の悦び、子宮に愛する牡の子種汁を注ぎ込まれる牝の悦び。 弟が恋をした日。生徒会長に恋をした弟のオナニーを手伝い、童貞を捧げさせ、初めて体の中に弟を流し込まれて以来、衰えるどころかいつも新たな性の頂へ私を押し上げる膣内射精の感触。 「あ、ひぇ、かっ、あ、ま、まだ、でてるぅ」 「姉さん、…んぅっ、はぁ、はぁ、姉さん……」 時間にして僅か数十分の私たちの性交。弟の性欲処理。 その僅かな時間の中には愛撫も愛を囁く言葉もない。弟が私にペニスを挿入して、愛しい家族の名前を呼びながら私の膣を使ってオナニーをして、愛する姉の子袋に精液を注ぎ込んだだけ。 それでも弟も私も激しく息を荒げ、汗みずくになってお互いに力なく抱きしめあう。きっと世間一般から見れてもおかしな性行為だが、これでいいのだ。 弟は愛しい姉の体でオナニーする。私は愛しい弟の性欲を処理をする。結果として子供ができればこれほど幸せなことはない。 あえて重箱の隅を突くならば、弟がこの行為をオナニーだと認識している点だろうか。 「ふぅ、はぁ、あんっ、も…もう、まだ、治まらない、の?」 「ご、ごめん姉さん、その、今日は、なんだか、いつもよりスゴくて」 弟は私以外の人間に性的な接触を許していない。それは昔の私が弟に刷り込んだ強固な貞操観念があるからだ。 少しずつ、姉とはセックスしても大丈夫、という方向に修正して入るのだが、なにしろ過去の私が他人との性的接触を病的なまでに嫌っていたこともあって、また未熟な催眠暗示でひたすら深い部分に何度も何度も暗示をほどこしていたため修正が難しいのだ。 弟がそのまま成長し、すでに弟の人格形成にまで影響を及ぼしている部分もあるほどで、私が妊娠するのが先か、弟が姉とセックスして孕ませたい、と思うようになるのが先か、といったところだ。 子供のためにも、できれば後者が望ましいのは言うまでもない。 「あ、ちょっ、きゃっ!」 「あぅ、姉さん、今日は、ほんとに、いつもよりっ」 私の膣に萎えない男根を埋め込んだまま二度目の射精に向けて腰を動かし始める弟に愛しさが湧き上がり、頭の中がトロけていく。 だが、その幸せな世界に旅立とうとする私を、本日弟の恋人役に納まった幸せ者の声が引きとめた。 「あの、いいんですか、血が繋がってらっしゃるのに、ええと、中で、その……」 「あん、あっ、はぁっ、なかっ、膣出しっのっ、こと、ですか?」 「は、はい。子供は、まずいのでは?」 会長は、目の前で繰り広げられた性行為にあっけに取られてしまったのだろう、弟のペニスを見たときには首から耳の先まで染めていた朱色は、普段どおりの白い面に戻っていた。 いや、まだすこし頬が赤いか。恋する男の逸物が激しく女を責める様子を見ているのだから当然だろう。 いきなりとはいえ姉弟の愛する姿を見せられて嫌悪を抱くようなら、今まで弟を私から取り上げようとした女と同じ末路を歩んでもらうつもり だったのだが。 「だいっ、大丈夫、ですっ、私、とぉっ、弟は、愛し合って、いる、家族、ですから…っ…ね?」 夢中になって腰を叩きつけてくる弟に意識の大半を持っていかれつつ、なんとか会長に答えてみせる。 胸に顔を埋めた弟が頷く感触に、胸を幸福感が満たし、緩やかな上昇線を描いていた絶頂への快楽指数が急激に跳ね上がった。 舌をかまないよう、奥歯を食いしばって全身の震えを押さえ込む。しかし、その瞬間に子宮に溢れ返った新たな精液の感触に、私はあっさりと意識を手放してしまった……。 「……あぅ」 目を開けると、まだ高ぶりきった下半身を露出させた弟と、それをちらちらと横目に見る会長が私を覗き込んでいた。 「姉さん、大丈夫……?」 「……ええ。ちょっと、気持ちよすぎただけ」 時計を見ると、思ったほど時間は進んでいないが、そろそろ会長は帰らなければならないだろう。 せっかく弟が勇気を出して家に誘ってくれただろうにあまりお話できなかったのは残念だが、これから何度も合うことになるだろうし、今日はこれで満足しておこう。 会長は弟の恋人としては十分に立派な人だ。これでしばらくは、弟に近づくこうとする輩もいなくなることだろう。 弟の強い貞操観念と私の監視を逃れられる牝がいるとは思わないが、イレギュラーは思いもよらぬところに潜んでいるものだ。 たとえば、弟が恋をしていた彼女が優秀さの裏に潜めた牝の本性を今日にも露にしていたら……。 私が生涯をかけて受け止めるべき弟の性の迸りが彼女に注ぎ込まれるばかりか、神聖な弟の血が、家族でもなんでもない女と混ざり合って救われない子供が生まれてしまうところだったのだ。 この教訓を生かすべく、彼女には弟の貞操を守るための恋人役として勤勉な生活を送ってもらうことにしてもらう。 「会長、私が言ったこと、覚えてますか?」 「え、ええと、それは、弟さんとお付き合いする上でのルールのことですか?」 「そうです。ちょっと復唱してみてください」 「いいですよ」 すう、と恋人とその姉との性臭がたちこめる空気を吸い込んで、まるでいつも壇上でそうしているかのような凛とした顔つきで、われらが生徒会長は私との約束事を詠い上げ始めた。 「一つ、弟さんの性欲を処理するのは、最愛の家族たるお姉さんの役目であること。 一つ、弟の性欲はどんなときでもお姉さんに処理してもらうこと、例外は認められないこと。 一つ、弟さんが勃起、ないし性欲を感じていた場合、速やかにお姉さんに連絡すること。 一つ、弟さんの最愛の家族であるお姉さんは、弟さんのせっ、精液をどのように扱おうとも自由であること。 一つ、私が性的に……高ぶった際は、弟さんにオナニーを……見てもらうこと。 一つ、そ、それにより弟さんが勃起した場合、その勃起はお姉さんに沈めてもらうことっ。 一つ、世界で二人きりの家族なのだから、弟さんはわたしよりもお姉さんと仲が良い方が自然であること。 一つ、弟さんをいやらしい目で見ていたり危害を加えようとする女は逐一お姉さんに報告し、これを全力で処分すること。 一つ、優しい旦那様と二人の子供がいる幸せな家庭を実現するため、お姉さんと弟さんの子作りを最大限手伝ってあげること。 以上九ヶ条です」 ふむ、我ながら完璧すぎる弟との交際ルールだ。会長も、一度聞いただけで暗記してしまうとはさすが。 これだけ性欲やら弟の愛する家族やらと重複させておけば、きっと大丈夫。一応、他にも細々とした条件や約束事、状況に応じて私の指示を仰ぐことをルールには盛り込んであるから、抜かりはないだろう。 ルールを謳い上げる会長の凛々しさに勃起の角度を鋭くした弟の逸物を口に含み、食道まで使う長いストロークで弟の勃起を味わう。 「そういえば……以前から何度か、いきなり生徒会室を出て行くことがありましたね?」 「うっ、はぁ、んぁっ、はい、じ、実は、会長とっ、話してると、起って、き、てぇ」 「んぢゅっ、ちゅ、あら、もしかして私が毎晩会長の変わりに犯されてあげてるから、つい本物の会長も犯したくなっちゃったの?」 「ち、違うよ! いや、あんまり違わないけど、その、綺麗だなって思ったりすると………」 「ま、まあ……」 「いつも姉ちゃんの口とか髪に射精してるのを思い出して、勃起して私のところに来ていたのね」 「……うん」 「会長を見てお姉ちゃんとのオナニーを思い出すなんていけない弟ね」 「でも、羨ましいわ。わたしは一人っ子ですから、実は妹とか弟とかに憧れているんですよね」 ちなみに、会長が読み上げた交際ルールの最後の一つは、催眠で植えつけたとかではなく本当に将来の夢として幸せな家庭を望んでいるらしい。 学園で辣腕を振るい、討論会では理路整然と、冷気さえ感じる口調でばしばしと相手をやりこめる会長らしからぬ可愛い夢だ。 弟の恋人役として、ひいては私と弟の輝ける未来を少しだけサポートさせてあげるのだからなにかご褒美を上げようと思ったのだが、なにしろ相手は才女として名高い生徒会長、欲しい物が弟以外にあるのだろうかと聞いてみれば、案の定特にないとのこと。 しかし、曲がりなりにも弟の恋人として過ごす彼女に私もできる限りよくしてあげたい。そこで手早く催眠状態に導いて聞き出すと、心が求めるもっとも欲しいものが幸せな家庭だった、というわけだ。 別に今の家庭に問題があるから憧れているというわけではなく、純粋に両親を尊敬し、仲の良い夫婦であることを悦び、自分に愛情をもって接してくれることに感謝しているから、自分もそんな家庭を築きたいと強く思うようになったとか。 彼女の両親が聞いたら感動して涙すること間違いなしの良い話だ。 私も、家族を大切にするその心に感銘を受けてしまった。彼女はきっと、弟の恋人として私を幸せにする役目を果たしてくれるに違いない。 さし当たって、弟の恋人役を妻役にグレードアップするまで勤めていただければ、彼女は生涯弟の虫除けとして役に立つだろうし、子供だって二人といわず、私が何人でも生んであげられる。 優しい夫を演じることになる弟には……きっと嫉妬してしまうだろうが、なに、私は世界でただ一人、彼のお姉ちゃんだ。それだけで十分すぎる。 醜い独占欲は、弟に毎晩精液を注いでもらえば、きっと耐えられるだろう。 「ん、ちゅっちゅっ、いけませんよ、私の弟は私だけのものです」 「んぁ、ふあ、姉さん、ねえ、さん、また、で…る」 「ええ、わかっていますわ。わたしが……その、家族になっても、お姉さんはお姉さんですから」 「んぐっ…いいわ、飲んで、あげる…ごぐっ、くっ、ちゅるっ、んぐっ…んはっ、会長は、物分りの言い方ですね、けほっ」 「いえ、そんなことありませんよ」 謙遜する会長を好ましく思いながら、私の唾液に塗れた肉柱に頬ずりをする。 会長も初めは弟のペニスに、僅かとはいえ嫌悪の目を向けていたようだが、自分に向けられることがないと安心したたためか、私が美味しそうに銜え込むためか、少し恥ずかしげに視線を逸らすだけで、弟のものへの脅威というのは薄れたようだ。 本来なら見せるのも勿体無いのだが……会長は弟の恋人。まあ、私が立ち会っているなら、我慢するとしよう。私が弟と家族の交わりをしている時以外にないよう指示もしてあるし。 「はあ、姉さん、その、今度は」 「次は私が上になりたいわ。いい?」 「う、うん」 いまだに姉を求めて股間を膨らませる愛しい弟の服を手ずから脱がしてやり、促してカーペットに仰向けにさせる。 白いカーペットに寝そべる弟は傍目にも小さく華奢で、美しい。 股間に聳え立つ巨頭を隠せば、発育の芳しくない少女と誰もが疑わないような、人間の劣情と嗜虐の心を刺激してやまない可愛らしい肢体が蛍光灯の無機質な灯りに晒される。 私はその体をまたぎ、この後に及んで恥かしがって身じろぎする弟を見下ろしながらスカートを持ち上げて、ずれたままの下着の奥、弟に何度も蹂躙され、つい先ほども濃厚な白濁液を注がれた秘肉を左右に割り広げて見せつけた。 私が一枚も服を脱いでいないのは弟の好みによるもので、なんでも日常的な姿の姉をオナニーに使うことに激しく興奮するらしい。 私も、たとえば弟が後ろからいきなり抱きついてきて、耳元で切なげにオナニーさせてぇ、と囁かれて絶頂に至り、制服だろうが普段着だろうがスカートの中に手を潜り込ませてクロッチ部を僅かに横にずらしただけで挿入される、というシチュエーションが嫌いではない。 抱きつかれてほんの数十秒で弟の剛直で突き上げられるというのは、なんだか自分が弟専用の性具になったようで、実に興奮するのだ。 以前は学校に制服の代えを用意することで弟の精を心置きなく受け止めていたのだが、最近は外ではそのようにして性欲を処理してあげているため、私は常に弟の精液を腹の中に溜め込んだまま、零さないよう下半身に力を込めていなければならなくなった。 着崩れもなく弟と交わることができるのはとても便利だが、胎の中で弟の子種汁が跳ねるたびにイッてしまいそうになるため、愛液を吸い取らせる生理用品を大量に消費してしまうのが難点か。日に何度も弟に求められ、下着が伸びて使い物にならなくなる事も。 「ところで会長、まだ聞いてなかったんですが、どんな告白したんですか?」 膣奥に収まりきらなかった大量の精液を、弟の竿に垂らしながら会長に聞く。 十中八九会長が告白したのだろうが、できれば告白の台詞と、それに弟がどんな言葉で答えたのかを聞いておきたい。 「えっと、告白は、わたしがしました」 「やっぱり。あなた、どんな告白するか私と散々練習したじゃない」 「だ、だって、うっ、いきなりで、驚いてて……」 「弟さん、気の毒なくらい真っ赤になってましたよ」 「そ、それは先輩だって、そうだったじゃないですか……」 さすがに、相手の方から告白されては練習の成果も生かせなかったようだ。 どんな台詞で会長に告白するのがいいか。姉たる私を練習台として様々な言葉での告白を何度もシミュレートしたというのに。 あなたのことを愛しています、大好きです、などのシンプルなものが中心だったが、私が考案した、僕の子供を生んでください、なんて最高の台詞だと思う。 弟には刺激的な台詞だったのか、性欲を燃え上がらせた弟のオナニーに体を差し出すと、子宮をこね繰りまわされながら延々と大好きですだの愛してるだのと耳元で囁かれて、言葉でのイキ癖を植え付けられてしまったのはいい思い出だ。 あるいは他の女に聞かせるには勿体無い台詞だったかも知れないが、これからは練習ではなく、姉を気持ちよくさせる言葉として毎日言ってもらうことにしよう。 「で、告白の様子はどんなだったんですか。会長はなんていったの?」 「今度の学年交流会のプリントができていなくて、それで、初めは生徒会役員のみんなで作業していたのですけど……」 「僕だけ仕事が遅くて、で、みんなは用事があるって帰っちゃったんだけど、先輩が手伝ってくれて」 腰を振って弟の巨大な亀頭を膣口で弄びながら、細い腰を太ももで挟み込んで固定する。 仰向けになった弟を膝立ちで見下ろすと、巨大な陰茎はちょうど私の膣口とキスができるぐらいの長さになる。姉弟の体は。何をするにも相性抜群なのだ。 そのまま手で陰茎の根元からこすりあげてやると、大きくエラをはったカリ首が指先に引っかった。 依然読んだ本に、カリ首は他の牡の精液を牝の膣からかき出し自分の子を孕ませやすくする役割を担っていると書かれていたが、弟のこれは純粋に私を鳴かせる為に発達したのだろう。 「それで、先輩が……」 「わたしが、好きな人はいるの、と聞いたんです」 「それは、結構いきなりですね」 「ええ、自分でも驚いてしまいました。弟さんも、驚いて固まってましたね」 「そう、でしょうね。……それで?」 ぐりぐりと陰核に亀頭多し当てた後、再び膣口に押し付けて勢いよく腰を下ろす。だが挿入はしない。 最も太いカリ首が膣口をぱつぱつに押し広げる感触に陶然となりながら、なんとか会長を促す。 ……この人が頬を染める様なんて、学園男子の誰一人として見たことが無いであろう。可憐というにふさわしく、そのまま氷付けにして保存してしまいたくなるほど美しい笑みを浮かべる。 「わたしはあなたのことが好きです、もしよろしければ付き合ってください、と」 「うっ、あっ、そ、それで、僕も、…僕の方こそ、お願いしますって」 「それで、仕事を片付けたあと、とりあえずお姉さんに報告しないと、と思って。彼にお願いしてつれて来てもらったんです」 「わ、私に?」 「ええ。お姉さん、弟さんの母親代わりとしてずっとがんばっていらして、以前からお会いしてみたいと思っていましたし」 「はう、あ、ぅ、姉さん、もう……」 そうなると、彼女にとっては交際を始めたその日に両親に挨拶に来たようなものか。 なんとも豪気だが、おかげで色々と楽なことにはなったし、よしとしよう。 もはや言葉もなく、私の腰を非力な腕で引き降ろそうとする弟の喘ぎ顔を覗き込む。 羞恥ではなく我慢で朱色になった顔と、姉を犯したい欲求に瞳を潤ませた愛くるしい顔を掴んで、額をあわせる。 「こんな感じ、ね!」 「うぁあ!」 我慢していた衝動を開放し、弟の勃起を根元まで一気に飲み込んだ。 快楽に持っていられなくなったスカートが私と弟の結合部を覆い隠し、粘液に塗れた腰と腰とが密着するくぐもった音を僅かに遮った。 弟の精液に発情して下がっていた子宮を剛直が強かに打ち上げると同時に、弟が限界まで焦らされた射精欲求を解き放って私を追い詰める 胎を内側から押し広げる陰茎部と、押し上げた子宮口を溶かそうとする亀頭、そして子宮に断続的に注ぎ込まれる熱い精液。 熱い迸りにまたしても飛びそうになる意識を何とか繋ぎ止める。 弟の胸板をさすりながら、ゆっくりとつぶやいた。 「ひぎっ、わたっ、私はぁ、あなたのっ、あなたの事がしゅっ、すき、ですぅ」 「うぁっ、姉さん、ねえさん!」 「もひっ、よろしければぁ、私、と、付き合って、くだ、さぁぁあい!」 絶頂が治まりかけ、弟の腰を締め付けていた太ももに力が入らなくなったのを弟は察知したのだろう。 告白の台詞の途中に下から突き上げられて、私はあっさりと性の絶頂に飲み込まれる。 「も、もう、お姉さんったら、あまりからかわないで下さい」 「はひっ、あ、これ、しゅごい、告白、もっと、してほしい、お姉ちゃんに、告白、されたいの?」 「ふふっ、本当に姉弟仲がよくて、羨ましい限りですわ」 「ち、違う、よっ、ただ、会長の、そんっ、そんな台詞、こんな時に、いわれたら!」 もちろんそれを狙っているのだが。 初めから私のものだというのに、優秀で知られた会長を出し抜いて弟を寝取っているような感覚に優越感が刺激され、自分からも腰を押し付けて弟を迎え入れる。 「かいっ、かいちょ、そろそろ、お帰りになった方が、いいのではっ、ないですかっ?」 「え、あ、本当だわ。もうこんな時間だったの。そろそろ御暇させていただかなきゃ」 言葉を聴くに、まだここにいたそうではあるが、いくらなんでも付き合い始めたその日にお泊り、というわけにはいかないようだ。 会長の言葉に一瞬、弟の動きが止まったが、私が身を屈めて唇を押し当ててやると、夢中になって舌を入れてきた。 可愛いやつめ。 「もう、ちゅっ、ぢゅるっ、申し訳ありません、弟の性欲がまだ納まらないようなので、お見送りはしてあげられませんが……」 「ええ、心得ていますわ。……いつもこんな様子なんですか?」 「おっ、ふぁっ、い、いえ、いつもならそろそろ治まって、あとは一緒にお風呂と、ベットの中でヌイてあげる、ぐらいなんですけど」 「そうなんですか」 「今日は、今日は会長がいるから、いつもより、治まりが悪いのかも、しれません」 「あ、そ、そうかしら。そうだと、嬉しいわね」 まあ、彼女がいくら弟を煽っても、弟の精は私のものだが。 この様子では、彼女が弟にオナニーを見せて性欲を煽るようになるのも、遠くないのかもしれない。 弟とたくさん子作りするための提案だったのだが、彼女が気に入ってくれれば幸いだ。 はじめは色々と戸惑い、嫉妬したものだが…… 今では、弟が恋をしたのが彼女でよかったと、そう思う。 「ご、ごめんない、ね、さんまり、お構いして、あげられ、なくてっ」 「美味しい夕食をご馳走してくださっただけで十分ですわ。私と弟さんのことを伝えるためにお邪魔させていただいたのですし」 「いっ、ひぃっ、会長、おと、弟のこと、よろし、よろひく、お願い、します、ね!」 「はい。こちらこそ、よろしくお願いします。それではまた明日、学園でお会いしましょう」 「えっ、ええ、さよぅ、さよう、なら、……おっ、あわ!」 不意に弟が強引に体位を入れ変えて私を組み敷いた。 その目は欲望にぎらつき、唇の端からは涎が滴っている。私が会長と話していて、こちらに集中していなかったことに我慢できなくなったのだろう。 こんな状態まで弟が興奮するのは、いつも会長との相談に乗ってあげた後やベットの上なのだが。やはり今日はいつもと一味違うらしい。薬が多いというだけなら、もっと早くこの状態になっているだろうし。 もはや会長の言葉に返事もせずに求めてくるとは、よほど姉の体を使うオナニーが気持ちいいらしい。当然か。 「あらあら、本当に仲のよろしいこと」 「いっはっあっあっ、あっ、もっ、また、イクっ、いくぅ!」 「姉さん、姉さん、ねえさん、でるよ、ぼくも、また、でるっ、おねえちゃん、の膣内に、で、るっ!」 これは、今日はこのまま離してもらえないかもしれない。 弟には会長に欲情しないよう、毎日精液タンクが空になるまで私に注ぎ込むよう言いつけてある。 だが、弟は前の日にどんなに私の体を使わせても、寝て起きればすぐに私を求めてくる旺盛な性欲の持ち主だ。 想像で会長の裸を想像しただけで二度は私に精液を吐き出させる弟のことだ。会長と恋人になれたことで、色々なタガが外れたのかもしれない。 これからの生活が実に楽しみだ。 激しくぶれる視界の端に部屋を出て行く会長の背中が写る。 今日という日は彼女にとって、もっとも幸せな日になったことだろう。 我が自慢の弟の恋人として振舞うことを許されたのだから。 折角恋人同士になったのだから、弟にも、私の許可を得ずとも会長の裸を想像することぐらいは許してあげようと思う。 そうすれば弟が学校で勃起する回数は増えるだろうし、妊娠の確率もぐんとあがるだろう。 しかし勃起の処理は毎回私に報告させて人目につかないように行っているが、 学園の有名人である生徒会長と付き合うことになった以上、人目を避けるのは難しくなるかもしれない。 この辺りは会長の優秀さに期待して、部屋でも用意してもらうとしよう。 そうすれば今まで以上に弟と愛し合うことができるだろう。 ちなみに学校にいる間の弟は軽い催眠状態に近く、私達の愛の営みを他人に話す場合、世間一般的なものに摩り替わるようにしている。 オナニーは一人でするもので、姉の体を使うのではなく姉の裸や体の感触を思い出してするもの、という具合に。 弟はともかく、周囲の理解を得にくいのが近頃の家族愛というものだ。 あと、幼少期からがちがちに固められた弟の貞操観念が邪魔をして、現状は姉でオナニーするのが普通、と思い込ませるのが限界なためでもある。 膣出しも、実は弟が疑問に思わなくなるまで結構時間がかかったのだ。 いずれは姉とセックスするのは普通と思い直させ、薬や暗示など使わなくても、私とは深く愛しあう家族であると恥ずかしがらずに言える立派な弟になってほしいものだ。 なに、時間はたっぷりある。 私と、弟と、それをサポートする学園の才女。 私たち家族の未来は、きっと輝かしものに違いない。
https://w.atwiki.jp/syuria00/pages/168.html
ハルト レイン シン シルキー オーギン マイ ネグレット ユリル
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/333.html
夕方。夕食の仕度の間に、僕はカミーユ兄さんの傷の手当てをしていました。 何でも、クラスメイトに名前の事を言われ、ケンカしたんだそうです。 早めに帰宅し、リビングのソファで夕刊を読んでいるアムロ兄さんは、何も言いませんで したが、心配そうにたまにこちらをチラチラと見てました。 ロラン「あ、ほら動かないで。しみますよ。」 カミーユ「!っつぅ。」 僕が手際よく手当てをしていると、珍しく家に居たドモン兄さんが口を挟んで来ました。 ドモン「なんだお前、また名前の事でケンカしたのか。」 カミーユ「うるさいな。アンタには関係ないでしょ?」 …なんか険悪なカンジになってしまいました。 僕はドモン兄さんに、カミーユ兄さんを挑発しないで、と言おうと思ったのですが、そん な事を言ったら余計にカミーユ兄さんが荒れそうなので止めておきました。 このまま、またケンカが始まってしまうのかと危惧していたのですが、次にドモン兄さん の口から出たのは、意外な言葉でした。 ドモン「いい加減、名前の事でケンカするのやめろよ。カミーユ・ビダン…優しくていい 名前じゃねぇか。」 ガタッ。 カミーユ兄さんが座っていた椅子から落ちそうになりました。 僕は、久々に聞いたドモン兄さんの「兄」らしい台詞に感動すら覚えたのですが、カミー ユ兄さんはそうは思わなかったみたいです。 カミーユ「まさか…ドモン兄さんから、フォウと同じセリフを聞くなんて…鬱だ。」 ギンガナム「カミーユ・ビダンだけに、ビダン(美男)子なのであるっ!」 ありえない事が二つ同時に起きました。 1つは、何時の間にかギンガナムさんが上がり込んで居た事。 もう1つは、そのギンガナムさんが強烈に寒いオヤジギャグを飛ばした事です。 一瞬、場が凍り付きました。 余りの寒さに、僕はそのまましばらく凍り付いていましたが、その間に、ドモン兄さんの右 手が真っ赤に燃えたのと、カミーユ兄さんが「修正してやるっ!修正ッ!修正!!」と叫ん でいたのを覚えています。 僕が我に返ると、ボロ雑巾の様なギンガナムさんが家からつまみ出されてるところでした。 ギンガナム「シ…シャア殿…これが…若さなのだな…。」 …人は中年になるとオヤジギャグを言わずにはいられなくなるのでしょうか? あと、言い忘れてましたがアムロ兄さん。僕が凍り付いてる時、肩が震えてましたよ。 さてはギンガナムさんのオヤジギャグに ウ ケ ま し た ね ? はぁ…。僕も年をとるとああなるんでしょうか?激しく…鬱です。 完 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ カミ―ユ・ビダン ガンダム家 ロラン・セアック 手記
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/1039.html
元スレURL 果南「同性での性行為が確認された動物は多いよ」 概要 古代史に腐を感じるわ 関連作 梨子「古典で百合を感じるわ!」 タグ ^Aqours ^短編 ^コメディ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/osananajimisanbon/pages/286.html
幼「ふあー、そろそろ歯磨きさせてよ」 俺「寝る?」 桃「食って飲んでまたイカされてでねみー」 幼「眠いっス」 俺「じゃあ寝よ」 ◇ 俺「二人ともホントに二回イケたの?」 桃「超良かったよ」 幼「イケた」 俺「普段はみお一人でもあんまりイカせてあげられないのになんで今日はそんな上手くいったんだろ」 幼「普段は手抜きしてるんだろ」 俺「手抜きしてないよ。みおのコンディションだよ」 幼「怪しいもんだわ」 俺「でもイカせられない日もなるべくみおが満たされるようにしたいと思ってるよ」 幼「はいはい。下手くそは黙ってな。 別に浮気するから良いわ」 俺「うう……」 幼「ふふっ、まあ気持ち込めれば良いって」 俺「うん……」 桃「でもエッチ優しいし上手いと思うよ。かき回せば良いと思ってる奴とかいるもん」 俺「俺は大丈夫だった?」 桃「グーよグー」 俺「そっか、良かった」 桃「それに剥けてるからカリがすごいから生だともっと気持ち良さそう。 フェラしてる時、生でされたくなっちゃった」 お世辞だろうけど嬉しかった。剥けてればカリがすごくなるなら苦労しない。 俺「桃の彼氏、今まで全員包茎なんだっけ」 桃「そうそう。だから口が苦しいのにゾクゾクしちゃって」 俺「俺にはよく分かんないや」 桃「強敵のオーバーキルボーナスを狙ってる時みたいなきついけど楽しい感じ」 俺「なるほど!」 幼「いや普通そっちの方が分からんだろ!」 ◇ [翌日] 俺「ぐぐ……」 幼「何やってんのよ」 俺「だって太ももが……太ももが……」 運動不足なのに急にたくさん動いたから膝に手を置かないと立てない。 幼「貧弱な。お前は留守番してれば?」 桃「見送りいーよ」 俺「良いの?」 桃「そんな歩き方してたら不審者だわ」 俺「ごめんね」 正直とても面倒だったので助かった。 桃「忘れ物ないよね」 俺「ああ、お前ニーソ置いてけ」 桃「なんで!?」 俺「後でみおと『このニーソ誰のよ、浮気してんでしょ』みたいな修羅場イメプレに使う」 桃「ニーソは忘れないだろ」 俺「お願い」 桃「えー。もう、これお気に入りなのに……」 俺「へへ、ありがと」 桃「なんで履くの黙って見てたんだよ」 俺「ぬくもりが欲しいし、履くのと脱ぐの見れるし」 桃「パンツ見んな! ったく、デートだけのはずがひどい目にあったわ」 俺「サービスしてもらったから、あと盗撮とコスプレだけで良いや」 桃「死ねお前」 幼「日光で消滅しろ」 俺「君たちの笑顔でそういうこと言うところ、すごく可愛いと思う」 ◇ 一人になってさっそくニーソを持ってベッドに。 服を脱ぎます。 俺「はあ……桃大好きだよ……」 もそもそ。 俺「中で出して良い? 愛してるから……みおと別れるから……はあ、出る……。 出るよ、出る……」 ガチャガチャ! 俺「ひえっ」 バタバタ。 幼「ねー、やっぱあんたも来ていっしょにご飯食べる? 今日カレー180円だったでしょー?」 みおが帰ってきた。 俺「や、はあ、大丈夫だよ」 布団をかぶって返事をする。 幼「……」 桃「……」 俺「あはは……寒いね今日」 どうして言い訳ってのは無理があるのでしょうね? 幼「で、どっちでしてたの?」 俺「桃で」 正直に答える。ニーソが手元にあるし。 幼「浮気者」 俺「だってニーソくれるんだもん」 桃「私のせいかよ」 俺「みおあんまりニーソくれないんだもん」 幼「まだ使うの!」 俺「俺だって使うのに」 幼「使用法が間違ってる。とりあえず出なさい」 布団から出る。 桃「マジでニーソ持ってるし」 幼「変態」 俺「あのさ、やっぱ最後に桃の太もも貸してほしいんだけど」 幼「お前は猿か」 ◇ 桃「もー、服しわくちゃになっちゃうじゃん」 俺「ごめんね」 桃「そんなにこすりつけて痛くないの?」 俺「うん。桃の太ももとニーソ気持ち良い。出る、もう出る……ぎゅってして……」 また履いてもらったのだ。 桃「うん」 俺「ああすごいっ、出る……桃、妊娠してあげるって……」 桃「えっ」 俺「妊娠してあげるって、はあ、言って……」 桃「妊娠してあげる」 俺「桃大好き、桃好き、イク……」 出た。 桃「きゃっ」 俺「はあ、ああ……」 桃「私のニーソが汚された……」 俺「最後に恋人同士のキスして良い?」 桃「えー? んうーっ、むー。んっ……」 俺「桃も抱きしめて……」 桃「ん……」 胸があるから強く抱きしめてもみおとは密着感が違うんだな、などと思いやけに興奮した記憶がある。 ◇ 桃「はい、もうキスおしまい。今度こそ本当におしまい」 俺「えー、もっとずっとしようよ」 桃「よく妻の前で平気で出来るよな。気まずくないの?」 俺「平気じゃないし気まずいよ。後でみおにめちゃくちゃお仕置きされるんだよどうせ」 桃「分かってるならするなよ」 俺「みおごめんねっ!」 幼「何爽やかに謝っとんじゃ!」 俺「桃なんか全然好きじゃないから気にしないでね」 桃「おい! 後で言えよ」 俺「みおとのセックスは愛情の表現だけど桃とのセックスはただの性欲処理だから気にしないでね」 桃「だから後で言えって! 泣くぞおい」 俺「お前なんかどうでも良いんだ。みおだよみお。 みおの前でフラグ折っておかなきゃ」 桃「ひっど」 俺「本当は3Pなんてしたくなかったけど桃に嫌われるために自分勝手なプレイに走ったんだ」 幼「それは絶対ウソだわ」 桃「ちくしょー、ニーソ返せっ!」 俺「あっ取らないで、好きだって。 桃大好きに決まってんだろ」 桃「寄るな! 髪をなでるな! んう、もごぉ、口に指を突っ込むな!」 俺「なんかまた勃起してきちゃったよ」 幼「指を舐めてもらったから?」 俺「いや、夢だったんだよ『ただの性欲処理』とか女に言うの」 桃「鬼畜過ぎんだろ」 俺「アダルトゲームの影響」 幼「規制するべきだな」 ◇ [定食屋] 俺「桃、ご飯にするの?」 桃「うん。お魚食べる」 俺「値段変わらないからご飯大盛りにしてね」 桃「はいよ」 ◇ 店員「カツカレーのお客様がキャベツと福神漬けなし。 で、定食ご飯大盛りのお客様が魚のおろしと冷奴のしょうがなし。 半うどんセットのお客様は冷やしきつねうどんでネギと紅しょうがなし、ですね」 幼「すみません……」 桃「ネギダメなの?」 幼「いや、こいつが半分食うから」 桃「あー……」 俺「三人で六つも抜くって新記録かもしれんな」 幼「不名誉過ぎるわ」 ◇ [信号] 桃「あ、赤になっちゃう」 幼「渡る?」 俺「良いよ渡らなくて」 桃「こいつ絶対に走ろうとしないよね」 幼「そうそう。電車もそう」 桃「確実に間に合うタイミングでも走らないよね」 俺「子供がちょっとこわくてさ」 桃「ロリコンなのに?」 俺「そうじゃなくて自分の子供がね」 幼「ロリコンについては否定しない和くんであった」 桃「後半へ続く」 俺「なんでちびまる子やってんだよ。 だからね、自分の子供が出来た時に走らないようにしたいの。親は間に合うか間に合わないか判断するわけでしょ? だけど俺ってあれじゃん、みおが『もう暖かくなってきたからコート要らないんじゃない』って言ったら次の日に台風来てもコート着ないで出ちゃうからさ」 桃「それは着ろよ」 俺「どんなに曇ってても『傘持っていった方が良いよ』って言われないと持っていかないからさ」 桃「持ってけよ」 俺「ようするに判断とかしないで生活してるからさ、下手に走ったら子供が危険じゃん。タイムセールに間に合うと思ったのにおばさん達に右腕を持ってかれたら困るじゃん」 幼「それはないけどな」 俺「とにかく俺が判断するのは子供が危険なので判断することを放棄した。 信号待ちや電車待ちは子供の名前を考える時間にした。最初からそのための時間だったと思うことにした。 子供の名前を考えながら家族の幸せを祈っていれば待ち時間なんてすぐだ」 桃「なんかいい話じゃねーか」 俺「まあ嘘だけどね」 桃「嘘かよ」 俺「嘘ってことにしとかないと恥ずかしいもん」 桃「別に恥ずかしくないだろ」 俺「本当はオリジナルの魔法の詠唱の文を考えてる」 桃「そっちのが百倍恥ずかしいぞ」 ◇ [帰宅後・食卓] 俺「モグモグ……。 うー……ぐすっ、みおー……」 幼「何!?」 俺「やっぱりみおのご飯美味しいなって」 幼「それで泣いてんの!?」 俺「だって久しぶりでしょ。ファミレス・俺・食堂で。 なんかすごく美味しい……」 幼「お前バカじゃないの? いつも食ってるじゃん」 俺「そうなんだけど、そうなんだけど、うう……。 みおのご飯大好きだから胸がいっぱいになって……」 幼「はいはい。それじゃ明日はトマトサラダね」 俺「トマトはまだ無理」 幼「即答かよ。じゃあなんなら食べられそうなのよ」 俺「久しぶりにチーズの天ぷらが良い」 幼「別にお前の食べたい物は聞いてないから」 俺「俺絶対浮気しないからずっとご飯作ってね」 幼「朝してた気がするんだけど」
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9184.html
パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリパイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ濃厚接触パイズリパイズリ + ザクロ症候群とは 【パイデミック<おっぱい感染>が止まんねえ!】 放送部の部長、言ノ葉桜は朗読の天才であるのだが、その天才体質ゆえ、突如として強烈な性欲が沸騰し、性行為をしないと狂ってしまうという難病を抱えていた。 淫語を叫びまくり、迸る欲情を解消する役目が周防先輩の肉棒。桜さんの性欲処理をしなければならない。 そして次々と才能ある巨乳JK達が発情発作に襲われて…… 2020年5月29日に発売された、黒川おとぎ氏3冊目の単行本である。 このMUGEN動画は、「ザクロ症候群」発売から2日後に投稿された。 ちなみに、黒川おとぎ氏もこの動画の存在を認識している模様。 解説 もはや説明不要である。 仕様も基準もほぼこれまで通りである。 表記されていないが、コメントフィルターがある。 基準・仕様 世間的に巨乳と扱われる 高校生以上 1ラウンド 試合中ライフバー非表示 出場キャラ + メジャーどころは大体押さえていると思います アンヘル 常連出場 ティファニー・ローズ セクシーチアリーダー 姫アルク 真祖の余興 いろは 旦那様一途 レインボー・ミカ 七色ボンバー ボア・ハンコック 海賊女帝 不知火舞 格ゲーお色気代表 アストレア そらのおとしもの ブラック・マジシャン・ガール 師匠と共に大人気 モリガン・アーンスランド 夜の女王 軒轅詩 美麗強力阿詩 アナザーカンフーガールZ MUGENの可能性 スパイラル ダンシングソード アオバ ゆれる私立探偵 マーチ・ザ・トリビー 月刊プレイボーイ 武内優香 正統派 ムーンドラゴン 最強スキンヘッド Delilah ありがとうきくの ナイア・ルラトホテップ 這いよる混沌 タンホイザー ハンマーカンマー Carmelita 扇情的謎生命体 シェルミー 荒れ狂う稲光 恋するドラゴン 恋する青眼白龍 黒龍人エニ 黒龍女王 美凰 聖霊科学の結晶 ナミ 泥棒猫 Bertha Hippo 超重量級ファイター ティファ・ロックハート アバランチ あやね 霧幻天神流覇神門 焔 焔紅蓮隊隊長 クッパ姫 擬人化ムーブメント ビオレンテ 萌ゑるバイオ怪獣 これまで、おっぱい大会には のべ130名以上のおっぱいが出場した MUGENのおっぱいキャラは 精子も含めて出し尽くした感じはある しかし、おっぱいを愛する心は不滅である ──ノロコの人&全てのおっぱい好き 関連大会 ヒロインズトーナメント 卯の陣 ヒロインズトーナメント 皐の陣 (再販)現時点でニコMUGENwikiに載ってねぇ変な奴らでトーナメント Mametang式、大体女のトーナメント 水無の陣 現時点でニコMUGENwikiに載ってねぇ変な奴ら二番煎じ Mametang大会前夜祭 カオスキャラ6名総当り 画質良くないけど、夏だから女64名あちゅまれ☆トーナメント Mametang式、露出の少ないねーちゃん達で単発トーナメント 現時点で項目はあるけどAI無ぇ奴らで単発トーナメント Mametang式、特に変わり映えしないチームバトル 神無の陣 巨乳あちゅまれ☆ミラクルたゆん♪トーナメント 101人の男たちの戦い 週刊「載ってねぇ」 ドリームクラブ前で良タッグなんぞ生まれねぇトーナメント 萌えよ☆ヒロインズトーナメント おっぱぁい!トーナメント 新春☆乳祭り ~ダンス・ミュージックと共に~ ポイ捨て禁止大会 素晴らしき筋肉の祭典 素晴らしい筋肉の祭典 すぐ大会出せるよ☆載ってねぇ夏祭り 総勢256名☆燃えて萌えるヒロインズトーナメント 素晴らしき筋肉の小規模祭典 もっと素晴らしき筋肉の祭典 年忘れ☆PAIZURI挟射63連発とーなめんと Muscle Festival☆Noroko Cup パイズリ 真拳格闘塔那麺斗 ザクロ症候群 #これが巨乳だ トーナメント 素晴らしき筋肉の、ポイント制ランセレ大会 コメント 名前 コメント マイリスト
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10019.html
登録日:2012/07/02 Mon 12 24 29 更新日:2024/09/19 Thu 01 37 05NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 18禁 Gay_bomb Love_Magic R-18 エロ エロ項目 クリムゾン プラシーボ効果 ラッコ鍋 体は正直 使用後は虚しい_悲しい_卑しい 催淫剤 初心者救済 変態項目 夢のおクスリ 媚薬 後ろめたい項目 性欲を持て余す 服だけ溶かす 紳士項目 薬 虚しい人の性 触手 /!\ WARNING /!\ , '⌒ヽ入___人/ l l \ r、r 、/ ..l ! \ ,.-,-、(\\\/'´l !´ヽ///)(\` ,l ! ´/)\ lr‐┐r ‐ 、l /`┬‐'´ ゙l | 〉 ゚ 〈 `'‐┬´ \. |.__|(__゚__). /\⊂ニニ⊃/\ /`´ 本項目では、18歳未満の方に相応しくない性的描写や表現を記述しています。 18歳以上の方のみ読み進めてください。 -アニヲタmilk- 「あ、熱い…体がっ…!悔しい…でも感じちゃう…っ!」 媚薬(びやく)とは、 1. 恋愛感情を起こさせるような薬。惚れ薬とも称される。 一般的には架空の薬品として認識されている。 学説から体温が高くなったり高い栄養を摂取することで、細胞の働きが活発になり血圧があがる・汗をかきやすくなるなど(分泌物が出やすくなる)。 2. 主に性的興奮を高める作用を持つ薬の総称。 この項目では2の催淫剤としての媚薬について記載する。 目次 ■現実での媚薬 ■二次元での媚薬 ■補足 ■現実での媚薬 媚薬というと、冒頭のような「悔しい…でも感じちゃう…!」的な魔法の秘薬を想像するであろう。 そんな俺によし、お前によし、みんなによしな秘薬を求め、古代から人間は色々なものを媚薬として珍重していた。 しかし、今では殆どがプラシーボ効果(=思い込み)であるものとされている。 後はただ単に体があったまってヤル気が出ただけだったり。 もしも「媚薬が効いた」という人がいた場合、それは「感じやすい体質」や「媚薬の効きやすい体質」というよりも、「こうされると感じるはず」と信じ込んでいる「ノリやすい性格」なのかもしれない。 悔しいけど感じちゃうとかは実際はないので、二次元や演技オンリー。 感じるかもと思ったりするだけであって、「悔しいけど」など心に添わない快感は女性だと特に起きない。 女性の快感は精神面での比重が大きいため、心は嫌なのに体が気持ちよくなるのはほとんど有り得ない。(*1) 食材としてはリンゴ、ザクロ、タマネギ、イチジク、はてはコーヒーやアルコール等が媚薬として扱われていた。 お酒で淫乱になる人も居ない訳ではないだろうが、一般的に上記食材で発情する人間は稀だと思われる。 また、一部のスパイスやハーブ等にも媚薬効果のあるものが存在する。 呪術的なものではサテュリオン、魔女の軟膏、麝香、龍涎香、イモリの黒焼き等があるが、存在すら不確かなものが多く、殆どは効能についても眉唾ものである。 但し一部ながら、科学的に立証、および効果があるとされる媚薬も存在する。 恋愛感情の源であることが医学的に証明されたPEA(フェニルエチルアミン)という脳内神経伝達物質が、現実の媚薬の主成分であるとされる。 人工的に生成した同成分を多く含む違法薬物(覚醒剤・LSD・MDMA)悪用の温床ともなっている。 ドラッグセックスは通常の何倍もの快楽を得られるとされ、その副作用での痛ましい死亡事故等も起きている。 合法な女性の性欲減衰への治療薬として、「フリバンセリン」という性欲高進剤の研究も進められている。 また肥後ずいきという媚薬と性具を掛けあわせたようなものも存在する。 ■二次元での媚薬 使用した女性、または男性の性的欲求を暴力的なまでに高め、また性感を数倍~数百倍にまで高めてしまうファンタジーな薬。 レイプ展開、拷問、調教等によく用いられ、自分の意志とは反して快感を覚えさせる為に使用される。 純愛ものでも恋人同士がちょっと刺激的にする為に使用したり、敵に媚薬を塗りたくられた後すんでのところで助けに入り、でも媚薬の効果を解消する為愛する仲間に… …など、陵辱一辺倒で使用されるものでもない。 以下のタイプに大別される。 塗布タイプ 塗り薬のように特定の部位、または全身に塗布するもの。 ローションを全身に塗りたくるような卑猥な光景を演出できたり、逆に一部の場所だけに塗布することで特定の場所の快感を増幅させたりと器用なことが可能。 触手の粘液やスライム等がこの機能を合わせて持っていたりもする。 性感でなく痒さを呼び起こす山芋なんかが使われることも。スタッフが美味しく頂きました。 注射タイプ 注射器を用いて血管内に注入するもの。 注入時に若干の痛みが伴い注射跡が残る。実験的、または悪辣な要素が強くなる。 洗い落として解消することが出来ず、一度媚薬にハマった後に効果が持続することが多い。 塗布タイプと違い、何本も連続で射つことで効果を倍々にしていくという利点も。 乳首等に注射することで、母乳が快感を伴って噴出したり巨乳化したりする魔法の秘薬。 経口摂取タイプ 液体や錠剤、粉薬等を口から摂取するタイプ。 注射と効能的には同じだが、相手に気付かれないように自然に混ぜる等が可能。サッー!(迫真) 本人すら気づかぬうちに体が熱くなり、媚薬ではなく元々淫乱だったかのように勘違いさせることも可能。 キスで口移しなんかも出来るので、ラブラブにも使える。おっさんからのキスで無理やり口移しで嚥下されるなんてこともあるけど。 ファンタジーだと魔物の精液や血そのものが催淫剤で、輪姦や精飲等の陵辱のうちにどんどん媚薬を刷り込まれアヘ顔を晒したりする。 大量の液体タイプ 塗布タイプ、経口摂取タイプと似たようなものだが、兎に角量が多い。 バスタブ一杯分どころか、プールまるごと媚薬であることも珍しくない。 そんなものに放り込まれて文字通り媚薬漬けにされ人体改造レベルで性感を高められるため、一連のタイプの中でも性感の倍数のケタが段違いである(数千倍とか)。 気体タイプ こちらも塗布タイプ、経口摂取タイプのような形だが、気体である為回避が困難。 知らず知らずのうちに吸い込みすぎて手遅れ→気絶→嬲り者みたいなパターンに持って行きやすい。 効果範囲が広いため、学校とか街とかそのもので男女問わずに振りきれ、大規模乱交パーティになることも。 また揮発性の高い液体を布地に染み込ませ使用される場合もある。 もしかして…→ やわらかスマホ 媚薬でない他のもの 何のことだと思うかもしれないが、まんまである。 媚薬に見えれば水、軟膏、ただの栄養剤でも良い。 媚薬であると嘘をつき使用して勘違いさせ、媚薬のせいだからどんだけ感じようとも仕方無いとビクンビクンさせた後に種明かしし、これだけ乱れたのは薬じゃなくて本人が淫乱だからだと自覚させ精神的にも陵辱する訳である。 要は三次元と同じようにプラシーボ効果を用いた使用法。 まあ実際は本当に媚薬で、水ってのが嘘だったりするんですけどね(ニッコリ 他の要素として効果時間や感度、効能が挙げられる。 効果時間ではその場その場で一時的にしか効果の無いものと、数日効果が持続するもの、果てはその後の一生効果を残すもの等がある。 感度は普通の性的興奮程度まで引き上げるもの、今まで味わったことの無い普段の数倍の快感を起こすもの、人格が崩壊して廃人になりかねない3000倍の感度にしてしまうもの等。 効能は上記感度の上昇以外に性的欲求が上げられ、我慢できずに自ら犯してと懇願するもの、特殊なものでは副作用で母乳が出たり巨乳化してしまうもの、等がある。 君も様々な効果を掛け合わせて望むシチュエーションに応じた媚薬を調合しよう! 一風変わった媚薬の描写をした作品としては、『METAL GEAR SOLID』が知られている。 同作では、主人公ソリッド・スネークが鎮痛用のデキセドリン(覚醒剤)を「性欲を持て余す」という理由で断る、つまり覚醒剤の媚薬としての作用を嫌がるという極めて現実的な描写がなされている。 ■補足 以前この項目に挙げられていた有名なバイアグラを始めとした、レビトラやシアリス等の勃起改善薬・ED治療薬と言われる薬剤などは肉体的な性機能の改善を目的としたもので、正確には媚薬じゃない。 メカニズムとして、性器の膨張を阻害する酵素の働きを薬効により抑制することで、性器に流入する血流量を増大・増幅させる。この仕組みで勃起を起こり易くし、萎えづらく、一定時間性器の硬さを持続させるというもの。 この薬自体には性的興奮を高める作用は無く、服用後に身体が火照るというのも上記の薬効によるものである。 服用回数は基本1日1錠以下、使用不可の持病や併用不可の服用薬が厳しく定められており、いつでも誰でも使用出来る訳では無い。 /!\ 注意 体質によっては、薬効により動悸や頭痛などの副作用が起こります。止む無く処方を考えている人は泌尿器科などで問診を受けてから。服用は医師の指示に必ず従いましょう。 「なんで…嫌なのにっ…体が勝手に反応して…追記・修正しちゃう…っ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 覚醒剤にこっちの作用があるというのを、メタルギアソリッドで覚えた人もいるのではないだろうか(有名な「性欲をもてあます」のくだり) -- 名無しさん (2014-03-26 23 32 02) 最近の二次はこれと催眠に頼りすぎ -- 名無しさん (2014-03-27 01 26 28) 媚薬とか自分で飲んで逆にとか・・・ -- 名無しさん (2014-03-27 05 35 21) これ吸ってみな(迫真) -- 名無しさん (2014-03-27 05 38 31) 稲中の「やりたがり200」か・・・。 -- 名無しさん (2014-03-27 09 43 25) プラセーボとして後から追い討ちかけるパターンもあるな -- 名無しさん (2014-09-01 18 58 20) 現実は言ってみればすっぽんとかそういう後にも引かない一時的なものなのに、薄い本とかエロゲーだともうただの麻薬だよな。中毒性とか感度上げるとか -- 名無しさん (2014-09-01 19 14 06) リキュールの「パルフェタムール」(スミレの酒)は出来た当時は媚薬扱いだった。 -- 名無しさん (2014-09-01 19 42 05) ああ投げつけるとたまに卵落とすやつか。 -- 名無しさん (2014-09-01 22 55 55) ↑ノースティリスにお帰りください あんな短時間で効果でる媚薬作れるなら賞とれるはず -- 名無しさん (2014-09-01 23 16 58) 最後まで嫌がってるのに興奮するから、いらねーわ。 -- 名無しさん (2014-09-01 23 27 42) 「薬なんて最初から使ってなかったんだがなあニヤニヤ」 -- 名無しさん (2014-09-01 23 30 01) アサギ御嬢様のが混じってるww -- 名無しさん (2014-10-27 01 47 42) ふーしぎなくすりのーまされてー♪ -- 名無しさん (2015-01-31 14 59 47) フリセンはどうも数日間にわたって服用せなあかんらしい。 -- 名無しさん (2015-06-06 11 50 40) 現実には効果ないのかー残念 -- 名無しさん (2017-03-21 19 58 33) 性欲をもてあますってそういうシーンのセリフだったのか -- 名無しさん (2019-05-26 19 55 33) 昔はチョコレートも媚薬として使われてたそうな。 -- 名無しさん (2019-07-26 22 41 55) BLの場合は受けと攻めで反応が異なる。同じ男なのにね。 -- 名無しさん (2022-06-17 07 35 03) Elonaではストックするもの。 -- 名無しさん (2022-08-19 10 07 39) 無職転生の序盤でこれを手に入れる話があったけど、結局使えずじまいで割られちまってたな -- 名無しさん (2023-09-06 18 11 56) 名前 コメント