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「ふたば系ゆっくりいじめ 1157 学校:春/コメントログ」 いや、たとえゆっくり相手でも暴言吐きまくって虐待するのはよくないだろ これがゴキブリでもそのまま殺すのはともかく暴言吐いて虐待しまくるのは人格疑うべきだろ -- 2010-04-23 15 09 57 ははwまさに生殺しw夏、秋、冬と続くのかな楽しみだぜ。 -- 2010-05-07 01 06 40 紫ちゃんをババァ呼ばわりした男子だけは絶対に許さないよ -- 2010-06-17 04 26 00 不幸極まりない赤ゆってほんと最高だわ。 -- 2010-06-25 23 05 34 ゲス以外を虐待するのは・・・・ 子供は、皆こんな感じではあるがねぇー -- 2010-07-01 01 25 56 続きはまだか。いや、まだですか。これすごい楽しみにしてるのぜ。 -- 2010-07-06 02 35 35 早く続きを!続きをおおおおおおおおおっっっっ!!!! -- 2010-07-08 09 03 07 身の程を弁えないクソゴミの扱いなんてこれが正しいよね -- 2010-07-10 00 42 51 このれいむにはとてつもなく不幸になってもらいたい -- 2010-07-18 15 18 40 続きお願いします!!! 幸福なのは勘弁してください。 -- 2010-07-25 21 51 21 先生の成長に期待する。上白沢の名を冠しているのだからしっかりして欲しい。 男子が「女子に精神的苦痛を与えるためにゆ虐をしている」という点をスルーして ゆっくりは加虐されても仕方ないみたいなこと言ってるのが教育者として残念。 男子の「ゆ虐を使った間接的な女子イジメ」にお墨付きを与えるみたいなもんじゃねーか。 -- 2010-07-25 22 18 37 今のままでも十分むかつくが子れいむがゲスな性格だとこのSSもっと楽しめるな 動物を虐待することはできないが、ゆっくりに対しては虐待したいという感情しか湧き上がってこない -- 2010-07-26 22 11 41 虐待パートはまさに年頃の悪ガキのしそうな感じで凄く笑った、面白い 男子生徒が先生に宿題を忘れてしまった罰を受けた時に 「ゆゆーん!! れーみゅにひじょいことしゅりゅからだよっ! りきゃいできりゅ?!」 勘違いして付け上がってこんな事言うから余計に怒りを買う羽目になったっつうの出来損ない糞袋 まず自分の身の程を理解しろって -- 2010-07-26 23 23 43 女子の皆さんに提案。 虐待から守る為に、女子が交代制で子れいむを家に連れて帰るというのはいかが? -- 2010-08-02 20 54 26 最後まで子れいむに対しての不幸さをキープもしくはエスカレートさせてほしい。生まれなきゃ良かったと思うくらい不幸にしてやってほしい。 -- 2010-08-05 15 18 36 とかいはの餡小話anko2158で「学校 夏」が発表されたよ! この作品、原作キャラのパロディで普通の人間として登場させるところがいいね 妖怪が出てくると、人間が圧倒的な力でゆっくりを恐怖に陥れる構図に水を差してしまう気がする -- 2010-08-09 19 36 30 私もanko2158見たけど…。 れいむよ…それはマズいぞ…非常にマズい…! -- 2010-08-10 08 52 41 どうでも良いけど男子側に散野(チルノ)居たぞw -- 2010-08-30 23 33 39 ちくしょー!!なんで餡庫にアクセスできなくなっちゃったんだよー!!続き見てえーー!!! -- 2010-09-01 09 53 58 子れいむを家で預かることは、全員の親が反対していたため このSSの世界でゆっくりがどう扱われてるかがわかるな 先生も愛で派でも虐待派でも無いのにゆっくりの扱いを心得てるし 「人語を話し少し知能がある分色々と厄介なナマモノ」ってのがこのSSの世界で広く浸透してる認識なんだろう 増長してゲス化したゆっくりの酷さを知らないのは子供の生徒のみか -- 2010-09-21 11 07 09 ttp //www26.atwiki.jp/ankoss/ ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー で餡小話のバックナンバー全部見られるよ -- 2010-09-26 12 22 46 anko2589 学校:秋(前編)が公表されたよ れいむの末路がどうなるか気になるね -- 2010-11-11 23 22 54 冬編も公表されたね!れいむざまあ!な内容でとてもゆっくりできたよ! -- 2011-02-28 03 06 10 ゆっくりよりも男子をいじめたくなってしまった…… -- 2011-03-01 14 13 55 ゆっくりよりも女子をいじめたくなってしまった -- 2011-03-26 06 25 32 「この世界において、ゆっくりは最底辺の存在である。せいぜい生ごみか害虫ぐらいにしか扱われていない」ってあるけど 生ごみは捨てるモノ、害虫は駆除するモノでしょう そんなものを飼うというのは意味が分かりませんでした 虐待内容はとてもゆっくりできました!歌わせるのが特に面白かったです -- 2011-10-05 21 49 05 男子や女子を虐めてぇだってぇ? こいつはいけねぇ、やっぱステキあきたる俺がゆ虐タイダーシリーズ書いて、そういう事言ってるHENTAI怪人をタイダーが排除して子供を助けるって場面を作らなきゃな。 このままじゃアンチ虐待派に子供虐め願望ログをいろんな所に提出されてゆ虐サイドの寿命がマッハだぜ。 -- 2011-10-06 07 57 24 ゆ虐を理解できない女子は氏ね -- 2012-07-06 18 46 55 このれいむ絶対ゲス化するだろ -- 2012-08-22 15 01 12 このれいむゲロ以下の臭いがプンプンするぜぇーbyスピードれいむ -- 2013-04-01 19 29 18 神作品 -- 2013-12-24 01 25 55 こんなクソ甘ったれたクソチビ汁饅頭はブチ殺すに限る ゆっくりは饅頭だゴミだウジ虫以下の存在だ殺しても犯罪にはならない -- 2015-07-13 14 47 11 人を殺してみたかった=犯罪でアウト、ゆっくりを殺してみたかった=合法でOK -- 2015-07-13 14 48 49 ゆ虐大好きなのに久しぶりにこれ胸糞悪かった だけど中学や高校になれば男女の立場が逆転しそ うだなもしかしたらゆ虐やる側も…。 -- 2016-03-29 07 07 11 なんだこれ胸糞悪りぃ -- 2023-03-04 19 00 47
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直接的な虐待はありません 愛でられたゆっくりについてはまったく知りません ドスまりさが出ます ちょろっとあにゃる ここは加工所にあるゆっくり養殖場、ここでは名の通りゆっくりを養殖しそれを実験等に使っている。 ここで生まれてくるゆっくりは四種、れいむ、まりさ、ぱちゅにありす。どれも植物型にんっしんで生まれてくる 食用にされる事は無く、ドスのいる群れゆっくりとしてなるべく野生に近く育てられる。 必要に応じ赤ゆっくり、子ゆっくり、時には成体ゆっくりを繁殖飼育させていた。 そんなある日いつものようにゆっくり収穫作業をしていた加工所の職員は思った。 (ここで育つゆっくりや野性ゆっくりはほとんどがゆっくり出来ずに死んでいく。愛でられた飼いゆっくりは人の手でゆっくりさせられたものだし、野生に近い状態で最後の最後までゆっくりさせ続けたらどうなるのか?) 思い立ったが吉日、職員は上司に掛け合いまだ実の状態の赤れいむをそれはそれはゆっくりと育てる事にした。 「ゆっきゅりちていってね!」 「「ゆー!!この赤ちゃんれいむはとってもきれいおかざりをしてるよ!」」 この赤れいむは生まれた瞬間からとてもゆっくりしていた。 ここでは固体識別のため、実の状態からそれぞれの飾りにタグが付けられている。職員がれいむのそれを特別綺麗なものにしたので 大好きな母れいむと父まりさがこの特別なれいむの誕生を一番喜んでくれたのだ。 れいむは五匹姉妹の真ん中、姉も妹もとっても褒めてくれた。 赤れいむはとてもゆっくりしていた。 おかーさんは初めてのご飯のときれいむにだけ口移しでくれた。 おとーさんはれいむに一番長くすーりすーりしてくれた。 皆と一緒にドスにあいさつしに行ったときドスと補佐役のぱちゅりーは群れで生まれた赤ちゃんの中で一番気に入ってくれた。 この赤れいむが子れいむになるときにはとてもゆっくり出来る友達が出来た。 狩りが得意なまりさ、れいむもびっくりするほど綺麗で上品なありす、おとーさんおかーさんより物知りなぱちゅりー。 いっつも四匹で遊んでいた、時々群れの広場から離れて冒険したときは必ずあまあまさんを見つけた。 れいむに嫉妬しいじめるゆっくりは何故か次の日になると居なくなっていた。 れいむが成体近くになる頃、まりさとぱちゅは次のドスと補佐役と言われるほどになった。 友達がそれ程になるのはれいむにとっても嬉しかったし自慢になったけれど とっても綺麗で皆に優しいありすにけっこんしましょうと言われた事がれいむにとって一番だった。 おとーさんおかーさんが居なくなった時、群れの子供や赤ちゃんが突然消えたとき、ドスやぱちゅが引退すると言ったとき とても悲しかったけど、その都度ありすやドスとなったまりさ、たくさんの言葉で慰めてくれたぱちゅやありすと育てた子供達がいたおかげで立ち直れた。 それかられいむはとてもとてもゆっくりと過ごした・・・ そしてれいむにとって最後の日 その日は群れ総出でれいむの最後を見守った。 「ゆぅ…れいむはもうたくさんゆっくりできたよ…みんなのおかげだよ」 「でいぶうううう!ありずをおいてかないでええええ!!」 「おがーざあああんゆっぐりじでよおおおおお!!!」 「むきゅ…ありすにこどもたち、かなしんじゃだめ。れいむをみて、いまとってもゆっくりしているわ、これはゆー往生といってとくべつなものなのよ」 「ゆー往生?ぱちゅ!ドスにそれをおしえてね!」 「とてもゆっくりしたゆっくりだけがたどりつけるさいごのことよ、れいむもみんなもゆっくりできるの」 「でもれいむはゆっくりしてないよ!れいむ!ゆっくりして!」 「ゆ…こどもたち…ゆっくりしたおとなになってね。まりさにぱちゅ、これからも皆をゆっくりさせてね」 「ありす、れいむひとりになるのがこわいよ・・・さみしい・・・よ」 「「「「ゆううううう!!!れいむうううううう!!!!」」」 「ご、こどもだぢ!おがあざんにずーりずーりじまじょうね!!」 「おがあざん!ずーりずーり!だいずぎだよおおおお!!!」 ゆー往生って何だ、それより何も起きないのかとモニタ越しに見ていた職員が思ったその瞬間 「ありずはでいぶとずっといっいっいっんほおおおおおお!」 突然発情したかと思えばありすの目、口、あにゃるからカスタードがゆっくり目で見て致死量だと分かるほど漏れ出す。 「ゆ、ゆぎゃああああおどおざああああゆっぐ、ぐるじ・・・ゆっゆっあぶっゆ゙っ!」 ありすの異変に駆け寄ろうとした子供達はなんと爆裂してしまった 「ぱちゅ!こ、これはいったいどういうこと!?ありすとこどもたちががしんじゃったよ!」 「むきゅうううううん!わからないわ!なんでごっ!!ぶっ・・・ぶぎゅう!」 続いてぱちゅりーも、そしてまわりで見ていたゆっくりたちも 「ゆー!どうなっでぐっぐぅ・・・」 「おかーしゃんどうちたの?ゆっ!ゆううううう・・・」 「ゆうう・・・こわいのけどなんだかすっきっきっきゆ゙っゆ゙っ」 「ま、まりさはとにかくにげゆばっっ!!」 「ごんなのどがいばじゃなびっ!!」 「むきゅっきゅっゆっゆっゆっ」 「みっみんなゆっくりしてね!ぱちゅはおへんじしてね!ドスどうすればいいかわかんないよ!」 どういうことだ、ありすの死を皮切りにほとんどのゆっくりが死んでいく。 ゆー往生、今わの際にゆっくりが餡の底からゆっくり出来たと思って初めて起こる・・・だっけか。 うーん、恐らくそれを見てゆっくりしたら中身を漏らして昇天、ゆっくりできなかったら爆発。 多少取り乱したが常々冷静にと言われていたドスと無関心だったゆっくりだけ免れたのか こいつらはとことんゆっくりできない運命にあるんだな・・・ 地獄を見た後さっさと帰ってしまったゆっくり、オロオロしているドス、男の心配を他所に れいむはとてもとてもゆっくりしていた。
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「ふたば系ゆっくりいじめ 91 四つ目ゆっくり/コメントログ」 微妙である -- 2010-11-02 15 51 18 ぱちゅりーすごいw -- 2011-12-23 10 36 33
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プラネット・ゆース 11KB 観察 パロディ 捕食種 自然界 創作亜種 うーぱっく すぃー 愛で寄り 日頃の御愛顧、ありがとうございます。二行です。 この時間は、『YHKスペシャル プラネット・ゆース』をお送りします。 ゆっくりの知られざる生態を、独自の設定に基づき、ご紹介致します。 脳内デジタル放送による鮮明な映像を、どうぞお楽しみ下さい。 なお、当局は、虐待専門チャンネルではありません。 とにかく、ゆ虐を楽しみたい方は、ゆナッフTV等の専門チャンネルをご利用下さい。 『YHKスペシャル プラネット・ゆース ~うーぱっく&すぃー 誕生の瞬間をカメラがとらえた~』 ここはある森の中。 初めに登場するのは、れみりゃの親子です。 胴付きの成体がうつ伏せに横たわり、顔だけの子供達がそれに群がっています。 「うー、おがあざーん。しっかりするんだどー」 母親は、動きません。 既に顔が潰れ、絶命しているのです。 しかし、頭のお飾りと、胴体部分は無傷。 ここから、新たなる物語が始まります。 子供達が諦めて、どこかへ立ち去っていきます。 時間を、少し進めましょう。 変化が始まりました。 帽子のようなお飾りがひとりでに外れ、地面に転がります。 その姿はまるで、台所に置いてあるボウルのよう。 ゆらゆら揺れながら形を変え、やがて長方形の箱型になっていきます。 そして、片面に、れみりゃの顔のようなものが浮かんできます。 全体の色が、薄いピンクから、茶色に変わっていきます。 メラニン色素が生成され、表皮が丈夫なものに変化しているのです。 サイド部分から、耳のようなものが生えてきました 段々と伸びて、やがてパタパタと動くようになります。 これは、翼です。 ゆっくり、ゆっくりと、お飾りだったものが浮上します。 まるで蓋の開いた段ボールのような外観。 そして、生前を思わせる、ユーモラスな顔。 「うー☆!」 鳴きました。 うーぱっくの誕生です。 うーぱっく誕生のメカニズムは、どうなっているのでしょうか。 その前に、ゆっくりの生態について、興味深い新説をご紹介したいと思います。 ゆっくりのお飾りは、本体と成長を共にすることは、よく知られています。 これは、人間でいうところの神経が、本体からの成長信号を伝達しているためです。 この神経は、餡子を包む皮の中にも、不可視の状態で張り巡らされています。 お飾り部分は、この外皮と同じ構造を持つと考えられています。 違うのは、着脱が可能である、ということです。 取り外した状態の時は、一時的に信号伝達が閉ざされると考えられています。 ゆっくりが死滅する時、お飾りだけが残る場合と、そうでない場合があります。 たとえば、突然の豪雨に遭った時。 あるまりさは、お帽子ごと溶けてしまったのに、隣りにいた同種は、お飾りだけが残る。 この不可解な現象も、信号伝達の阻害、という言葉で説明が付きます。 前者は死滅信号がお飾りまで行き届き、生成組織が崩壊。 後者は、何らかの原因で信号が届かず、お飾り部の崩壊を免れているのです。 『ゆっくりは、思い込みの生物』といわれる所以です。 冒頭に出てきたれみりゃも、死滅信号が、正しく伝達されませんでした。 状況から考えて、死因は、高所からの落下。 恐らく、中枢部に強い衝撃を受け、即死だったのでしょう。 激突時の衝撃により、神経結合は容易に外れます。 だからこそ、お飾りと胴体部分は、崩壊を免れて得るのです。 それでは何故、れみりゃ種のお飾りが、うーぱっくになるのでしょうか。 ゆっくりには元々、『誰かをゆっくりさせたい』という本能があります。 それは、時代の経過と共に、大きな変化を見せていきました。 誰か、という不特定多数から、幼体や、自分自身へと対象が移り変わっていったのです。 この性質の変化が、いわゆるゲス行為などの原因ともなっています。 種の存続を無意識に求めた結果が、これだ、と言われています。 「ゆっくりしていってね!!!」 しかし、この鳴き声にも現れている通り、根底には他者への思いも残されています。 死の間際で、驚く程の改心を見せるゲスゆ。 一方で、簡単に増長する善良ゆ。 自己愛と奉仕の狭間で揺れ動きながら、短いゆん生は過ぎていくのです。 そしてうーぱっくは、基本的に、他者のためにだけ行動します。 脆弱かつ不自由なゆっくりのために、運搬に似た活動を行います。 代償はほとんど求めず、自らは僅かな餌で生命を繋ぎます。 あまりにも、他のゆっくりとはかけ離れた生態です。 ある研究者は、これは無意識の解放によるものだと、考えました。 生前、生き延びるために抑制されていた奉仕の本能。 それが、意識の消滅により解き放たれ、一人歩きしているのだ、と。 しかしそれだけでは、れみりゃ種だけ、という説明が付きません。 研究者は、こう説明しています。 うーぱっくに必要なのは、空を飛ぶ能力。 それを持っているのは、れみりゃやふらん、きめぇ丸等、限られた個体です。 飛行能力を持つゆっくりの中で、最も奉仕に似た感情を保つもの。 それが、れみりゃである、というのです。 確かにれみりゃ種は、他の飛行ゆっくりと比べて、子育てに熱心です。 加えて、さくや種などには、種を越えた愛着を示します。 ともあれ、まだうーぱっくの大部分は謎に包まれている、というのが現状です。 カメラを戻します。 高く飛び立つ、うーぱっく。 どこへ行くのというのでしょう。 その行方を追う前に、れみりゃの胴体部分を観察します。 ここからは、世界初の映像となります。 頭と首から下が、ぷちりと外れました。 映像の速度を速めると、頭部が激しく腐敗していく様子が、見て取れます。 しかし、胴体部は、全く違った変化を見せます。 まず手足がピーンと張り、「土」の字を書くように平行に広がります。 死後硬直のようですが、それだけではありません。 40時間が経過しました。 伸びた四肢が、今度は徐々に根元へとめり込んでいきます。 圧縮された四肢は、密度の高まりと共に、黒く変色していきます。 それと対照的に、胴体部は鮮やかなピンク色へと姿を変えます。 これは、表皮の融解と再構築による変化だとされています。 色だけではなく、造形も、完成に近付いてきました。 縮んだ四肢は円形に収まり、胴体部は、ゆっくりと平べったくなっていきます。 それはまるで、ハンドルの付いてない台車のようです。 れみりゃの死から、3日が経過しました。 頭部はくすんだ土塊と化し、代わりに、色鮮やかなものが生まれました。 ゆっくりの乗り物、すぃーです。 しかしこのままでは、すぃーは一歩も動くこともできません。 乗り物である以上、運転手が必要なのです。 「ゆ? あれは、すぃーなんだぜ?」 早速、野生のまりさが見つけたようです。 「まりさがみつけたのぜ! ゆっくりしないで、いただくのぜ!」 ピョンと、まりさが乗ります。 途端に、すぃーは動き出します。 「すごいのぜ! すぃーは、ゆっくりできるのぜ!」 ゆっくりにあるまじき速度で、森を駆け抜けるまりさ。 まさかあの乗り物が、れみりゃだったなんて、知る由もありません。 すぃーに関して、私たちが最も抱く疑問。 それは、すぃーはどうやって動いているのか、ということです。 すぃーは、れみりゃの胴体から生まれました。 いわゆる胴付きゆっくりの胴体部は、表皮と全く同じ構造になっています。 いわば、胴体とは、ゆっくりにとってたんこぶのようなものです。 こぶとはいえ、神経が通っている以上、自在に動かすことができます。 実は、胴付きゆっくりのの手足とは、手足のように使えるこぶに他ならないのです。 その手足的なものを動かそうとするのは、本体の働きであり、意識です。 ここで思い出して頂きたいのは、先ほどのうーぱっくに関する研究。 中でも、『無意識の解放』についてです。 うーぱっくは、抑制された奉仕の本能が解き放たれた姿です。 そして胴付きの胴体とは、ある意味では頭部に仕える奴隷、奉仕そのものです。 自我を本体に依存し、命じられるままに、運動を行います。 元々の主人から解放された胴体。 しかしその後も、新たなる主・意識を求め、変態を行うものがいます。 それが、すぃーです。 すぃーの上にゆっくりが乗ると、神経がリンクされるといわれています。 あたかも、その時だけ、胴付きゆっくりになるように。 だからこそ、発進、加速、減速、停止などが思いのままになるのです。 ここで再び沸き上がる疑問。 何故、れみりゃ種なのか。 現在確認されているすぃーは、全てれみりゃ種から生まれたものです。 研究者の中では、様々な憶測が飛び交っています。 巨大種であるティガれみりゃからは、ドス種が乗る、どすぃーが発生する。 他の胴付きからも、すぃーは生まれるはずだ、等々。 ある人は、胴付きまりさの胴体から、箒型のすぃーが生まれたと主張します。 しかも別のまりさが、その箒すぃーに乗って、はしゃいでいたと。 「びゅーん、びゅびゅーん」(CGによる想像図で喜ぶまりさ) うーぱっく同様、すぃーの解明も、まだ端緒に着いたばかり。 そもそも何故、車のような形になるのか。 説明できる者は、まだ、いません。 ここからは、追跡型カメラに切り替えます。 うーぱっく・すぃーと共に生きるゆっくり達を、躍動感溢れる映像と共にご覧下さい。 「れ、れみりゃだぁぁぁ!」 先程、すぃーを手に入れたまりさです。 どうやら、捕食種に襲われてるようです。 「うー☆」 「あまあま、まつんだどー」 こちらも、冒頭に登場した子れみりゃのようです。 この付近では、木々が鬱蒼と生い茂っていて、日光が遮られています。 夜行性であるれみりゃも、存分に活動できる空間なのです。 「は、は、はしるのぜ! ゆっくりしたら、えいえんにゆっくりしちゃうのぜ!」 「れみりゃさまからは、にげられないんだどー」 「ばん、ごはん、うー☆」 軽快にすぃーが走り、まりさの逃走を助けます。 もし乗り物がなければ、あっというまに捕食されていたでしょう。 草むらを抜け、石ころを避け、土肌を車輪が切り裂きます。 れみりゃも負けじと、高度を上げ下げし、追いすがります。 迫力のチェイス。 勝つのは、どちらでしょうか。 「うー。つばさが、いたいんだどー」 「しっかりするんだど! あまあま、たべそこなうんだどー!」 「にげるのぜ! まりさは、いきのびるんだぜ!」 距離が、離れていきます。 すぃーには、意識はありません。 つまり、疲労という概念そのものが、存在しないのです。 れみりゃは生き物です。しかも、まだ幼体に近い。 当然、息切れを起こします。 「もう、だめなんだどー・・・」 「うー★・・・」 落葉のように、れみりゃがヒラヒラと落下します。 「ややや、やったのぜー! まりさは、ゆっくりするのぜぇぇぇぇ」 遠ざかるまりさと、すぃー。 2匹のれみりゃは、歯を食いしばって悔しそうです。 「うんんんぎいいい、だどー」 「とびすぎて、おなかぺこぺこだどー」 「このままだど、えいえんに、ゆっくりするんだどぉ」 「ざくやぁ・・・」 遠くから、激しい羽音が聞こえます。 別のれみりゃ。 または、ふらんでしょうか。 だとすれば、子れみりゃの生命はありません。 「うっうー☆」 うーぱっくです。 上空より、舞い降りてきました。 体が少し膨れ上がっています。 何かを、中に詰め込んでいるようです。 「なんなんだど?」 「もしかして、うーぱっく、なんだど?」 「うー☆」 うーぱっくが、地面スレスレにまで高度を下げます。 そして、底を、パカッと開きます。 ドサドサッと、中身が落ちます。 「のいちご、なんだどー!」 「まっかな、あまあまだどー!」 「うっうう、うー☆」 「たべて、いいんだど?」 「うーうー☆」 「あ、あ、ありがとだどー!」 「うーぱっくは、さくやなんだど!」 「うー☆」 2匹のれみりゃは、木の実に貪り付きます。 口の周りを真赤にして、まるで、吸血鬼のようです。 それを見て、満足そうに、うーぱっくは飛び立っていきます。 餌を取り逃がす原因となった、すぃー。 餌を与えてくれた心優しき、うーぱっく。 そのどちらも、子れみりゃの母の、成れの果てなのです。 なんという、皮肉なことなのでしょうか。 そういえば、あのすぃーに乗ったまりさは、どうなったのでしょうか。 別のカメラが、追いかけていました。 大きな木の根元。 そこに、顔面をめり込ませて沈黙しているゆっくりがいます。 あの、まりさです。 傍らには、惰性で動く、すぃー。 どうやらまりさは、暴走した挙句、木に激突してゆん生を終えてしまったようです。 緩やかな傾斜で、すぃーが動きます。 そこに通りかかったのは、これまた、まりさ。 「ゆっ! これはゆっくりした、すぃーなのぜ!」 そういって飛び乗ると、そのまま森の奥へと消えていきました。 同種の死骸には、気付くこともなく。 うーぱっくと、すぃー。 れみりゃから生まれたそれは、ゆっくりとはかけ離れた姿になってしまいました。 それでも2匹は、誰かをゆっくりさせるために、日夜、生きています。 或いは彼らこそ、最もゆっくりの名に相応しい生き物なのかもしれません。 『YHKスペシャル プラネット・ゆース ~うーぱっく&すぃー 誕生の瞬間をカメラがとらえた~』 製作: YHK(ゆっくり放送協会) カメラ: 脳内 音楽: 脳内 脚本・語り: 二行 収録: 餡小話 Wiki 今回の『プラネット・ゆース 第一夜』、いかがでしたでしょうか。 次回は、『ヒマラヤを飛び越える、きめぇ丸の群れ』をお送りします。 お楽しみに。 (終) 【過去作】 ふたば系ゆっくりいじめ 379 れいむ・マスト・ダイ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 402 れいむ・マスト・ダイ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ふたば系ゆっくりいじめ 453 空から降る100万のぷくー ふたば系ゆっくりいじめ 497 DYC ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る これまでほとんど考察されることがなかったすぃーとうーぱっく、そしてゆっくりが溶けても飾りだけが残ることの理由。 これらについての独自の設定を見事なまでに完成させている。 極めて意欲的で、発展的だ。素晴らしい作品だ。 -- 2012-08-04 15 30 14 すぃまりさは食物連鎖の理に逆らったのが原因だと言う仮説を立てるww -- 2012-01-11 18 15 29 Ω ΩΩ<な、なんだってー!? -- 2011-09-18 11 01 02 な、なんだってー!? 確かにうーぱっくのみょんな形状は不思議だったしな。面白いアイディアだww -- 2010-10-17 22 50 47 面白いwww -- 2010-06-22 13 00 27 すぃーまりさザマァwww -- 2010-06-17 17 03 03 な、なんだってー! -- 2010-06-17 06 36 04
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天井に近い所 8KB 小ネタ 現代 独自設定 虐待成分皆無、お気をつけ下さい。気分転換にちょっと小ネタ。 男は少し前に飼いゆっくりを亡くした。 今回死んだのは、やんちゃなれいむだった。とても良い子だった。 久しぶりに家にゆっくりがいない状態になったが、しばらく休日に予定が入り忙しくなった。 しかし、久しぶりに予定の無い休日。 男はそこでれいむの事を思い出したのだ。 特に趣味のない男はゆっくりにつきっきりで休日を終えることが多かった。 襲いかかる虚無感。 男は溜息をついて、ゆっくりの相手をするのが趣味なのだなと、あらためて納得した。 一人暮らしのアパートの部屋をあらためて見る。 れいむの使っていた道具がいくつも転がっている。 男の物は、ほとんど無い。 がらんどうだ。物が多くても使っていたゆっくりはもういない。 空虚な空気に男は悲しくなった。 この間までここで遊んでいたれいむは本当に良い子だった。 「ゆっくりショップに、いってみるか」 自分に言い聞かせるように言って、男は部屋を出る。 - 男は駅前の馴染みのショップに入り、ケージのあるエリアへ行く。 ゆっくり自体がいるケージのエリアには、男は行った事がなかった。 男の飼っていたゆっくりは、ほとんどが家に迷い込んできたものや外で拾ったものだ。 ショップには飼い始めてから、ゆっくりの為の物を買いに来るだけだった。 「ずいぶんいるな。想像以上だ」 言葉通りその数に圧倒されてつい独り言をもらす。 値段はそれこそ幅広い様だが今いるところは高額なエリアのようだ。 一番上の空のケージに貼ってある「売り切れました」の貼り紙の下の値段を見て驚愕する。 れいむ種、躾済。 よほどの個体だったのか強気にも程がある値段が書いてあった。しかし売れている。 男はあんな物を買うのはどんな金持ちかと唸る。どこぞのお嬢様のおねだりだろうか。 流行っている内はステータスで買う人もいるものだ。 自分の月給と書いてある値段を比べて溜息をついた。 少し疲れた男は真逆の一番安いエリアへ移動する。 まとめて大きいケージに放り込まれて投げ売りされている奴らは論外なので、個別ケージの一番安い所へ。 男はしばらく眺める。 値段は問題ないが、やはりあのれいむの事が忘れられない。 やはり買うのはやめようかと男が踵を返そうとした時、目についた値札があった。 何度も上書きされた値札。 中を見ると静かに眠るちぇん種がいた。 周りにいる元気そうに跳ねているちぇん種に比べるとずいぶん安い。 札を見てみると、あまり賢くない個体の様だ。 素直で元気だが知能の発達が宜しくなく、語彙に乏しくて会話は余り楽しめない、との事。 やはり話せる事が一番の売りなのだろう。それだけでずいぶんな値下げだ。 男はちぇんは飼ったことが無いなと、店員に幾つかこのちぇんの事を質問する。 回答は得られ、問題ないと判断した男は早速購入した。 新しい生活が始まった。 - まずは家に馴染ませて信頼を得る事から始める。 れいむが使っていた道具を全て片付けて、掃除をして場所を空けた。 しばらく一緒に過ごしたが、猫っぽい外見に違わず端々で実家で飼っていた猫を思い出す行動をしていた。 だが素直で行動に気紛れさが少なく、 基本的に猫ではなく、ゆっくりはゆっくりなのだな、と、当たり前のことに男は納得した。 何故かどんくさくて、よく物にぶつかるちぇん。 その辺は猫には程遠い。ちぇん種は敏捷いと言うイメージがあったが、このちぇんが特殊だからだろうか。 「わかるよー」 口癖にも慣れた。しかし大体わかってないことが多い。 このちぇんに関しては特に、相槌程度に思っておいた方が良さそうだ。 後は会話の前後で理解度を確かめるしか無い。 - 次の休日。 未だ悠々と過ごすちぇん。男は椅子に座って部屋をうろうろするちぇんを眺めている。 猫っぽい行動。 男は時々ちぇんが、天井の方や壁をじっと見ていることに気づいた。 再び実家にいた猫を思い出す。 よく見えないものがいて猫はそれを見ている、なんて話がある。 ふと、男はちぇんなら聞けばわかるのではと思いつき、訊ねる。 「ちぇん、何を見てるんだ?」 ちぇんは上を見たまま答えた。 「なにかいるよー」 寒気がした。 思いつきでした事に軽く後悔する。 まさかとは思うが古い噂の様に、霊的な何かがいるのだろうか。 壁には何も、と、思ったがちぇんが見ている所にはヒロインが大写しになった映画のポスターが貼ってある。 視線が定かではないがポスターを見ているとも思える。 「ちぇん、ポスターのおねえさんか?」 まさかの下らないオチかと男が訊ねる。 「わかるよー。おねえさんがいるよー」 男はふっと力を抜く。 下らない、と男は息をはいた。 「ちぇん、おいで。おやつをあげるよ」 言って男は冷蔵庫へ向かう。 ちぇんは嬉しそうについていった。 - 数日後、そんな出来事を忘れかけた日。 男が帰宅して玄関を開けた時に、真っ暗な部屋の中でちぇんが言う。 「わからないよー」 暗いままだと大抵眠っているちぇんが一人で何かを言っている。 電気をつけて挨拶をする。 「ただいまちぇん。何がわからないって?」 他愛の無い独り言にも近い言葉をちぇんに投げる。 冷蔵庫の中に食材をしまっているとちぇんが答えた。 「うえにいるれいむたちがへんじしないんだよー」 男は理解しかねた。 ここはアパートの二階だ。三階はない。 隣の部屋はずいぶん前に越して行ってからはもうしばらくの間、無人のままだ。 「上ってどこだ?どこかで友達でもできたのか」 部屋飼いの上に二階なのでありえないはずだが。 ちぇんは相変わらずのぼんやりした眼差しでいう。 「おねえさんのうえだよー」 男は硬直した。 瞬時に数日前の事を思い出す。 「おねえさんってこれのことか」 恐る恐るポスターを指す。 「そうだよー」 男は背中に嫌な汗をかいた。 ポスターと天井の間には何も無い。 部屋の上にゆっくりの霊でもうろついているというのか。 男には心当たりが、有り過ぎる程に有る。 「なあちぇん、何かの間違いじゃないか。前にはお姉さんがいるとしか言ってなかったじゃないか」 ちぇんは引かない。 「いまはわかるよー。いるよー」 男は震えが止まらない。 いるのか、と考える。 その思考に返答するようにちぇんが言う。 「たくさんいるよー」 ちぇんのその言葉で男は飛び上がりそうになる。 どうしてこんなのんびりした言葉に恐怖しているのか。 「や、やめてくれちぇん、いないんだよ。なにもいないって」 ちぇんは少し強い語気に押されて黙る。 男は少し狼狽えてちぇんに言う。 「もうそんなこというなよ。いい加減にしてくれ」 ちぇんは寂しそうに言う。 「わかったよー」 - ちぇんが来てから二週間は過ぎたが男はちぇんに行動を起こすことはなかった。 いるわけがないと思ってもやはり気になる。 あの出来事以来、男の趣味は鳴りを潜めたままだ。 今日も結局部屋でうろうろするちぇんを眺めている。 ふと、また、天井に近い所をちぇんが凝視する。 男の心拍数が跳ねあがる。 訊いてはいけないと、自制する。 あの時は狼狽えたが今は幾分落ち着いているつもりの男。 耐えられない。 「ちぇん、なにかいるのか」 ちぇんは困ったようにこっちを見た。 「わからないよー」 いない、と言う意味だろうか。 以前した注意を憶えているほど賢くないと思っていた。 だがこういう時は普通に会話出来る程度の知能があることを、男はもう理解していた。 「いないよー、だろ」 男は止まらない。 「わからないよー」 ちぇんはやはり困った顔だ。それを見て、あの注意を憶えているのだと解釈した。 「ちぇん、こないだの事なら忘れて良い。正直に言ってくれ」 男は一旦切って息を飲んで続ける。 「そこに、なにかいるのか」 天井に近い所を指さして男は問う。 ちぇんは答えた。 「いるよー」 - 数日後、事の真相は解明された。 男は躍起になって解明に勤しんだ。 ヒステリックに暴れた後、どんな結末でも良いからと真相を調べた。 ショップに行って躾を担当した店員などに話を聞いたりして調べる内に、からくりが解けた。 このちぇんは、知能と共に目にも障害があり、ほとんど見えてなかったと言うことがわかったのだ。 担当者は気づいていたが黙っていた。下手をすると廃棄処分になってしまうからだ。 しかし情が移っただけではなく、 このちぇんは匂いで物事を判断する能力が優れている事に気づいたから、と言う理由もあった。 れいむ種やまりさ種の違い、更には親しくなった個体の識別。 匂いだけで群れでのコミュニケーションに問題ないほどの識別能力を持っていた。 ちぇんがいる、と感じたのは匂い。 男が過去殺してきた数多のゆっくり達の匂いだった。 気分が高まると隣人が越してしまう程に、激しく壁にぶつけ、床に叩きつけ、潰した。 ゆっくりは同族の死臭を嫌うため、男は部屋の掃除は怠らなかった。 しかし天井近い壁はほとんど拭くこともなく目立った汚れも付かなかったので放置された。 せいぜい埃をはたく程度。 かくして、ちぇんは運良く、殺されることなく生き延びた。 - 優しく接して信頼を得てから虐待という、スタンダードな虐待を好む男は毒気を抜かれていた。 いつも通り椅子に座って、部屋をうろうろするちぇんを見ている。 男は匂いなんてそんなに残るものだろうか、とも考えた。 しかし実際に丁寧に拭き掃除をした後は、ちぇんも存在を感じなくなったようだ。 そういう事にしておこうと男は折り合いをつける。 これで終わりなんだと納得する。 あの時のちぇんとの出来事を考えると、虐待をする気が失せる。 ちぇんを見る。 動きまわるだけで楽しいのか笑顔でうろうろする。 余計な事はしない。 このちぇんに加虐心を煽られる事は、到底なさそうだ。 男はとりあえず、このちぇんが天寿を全うするまで飼ってみようと思った。 「ちぇん、ゆっくりしていってね」 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 1119 本当ですよ ふたば系ゆっくりいじめ 1102 ゆっくりサスペンス劇場 ふたば系ゆっくりいじめ 1008 つまらない ふたば系ゆっくりいじめ 988 不愉快 挿絵 by儚いあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりにしか分からない死臭、遠くのあまあまの匂い、嗅覚は何か特殊なんだろうな~ ただ、お飾り(の匂い?)で個体識別してるから、視力は悪く顔での識別は出来ないのだな。 -- 2018-01-06 13 28 44 ちぇんかわゆい。 -- 2017-06-23 23 14 57 少年失神中 -- 2015-12-30 02 30 34 死んだゆっくりが見えただと…? -- 2012-08-16 20 21 56 ・・・こえええ・・・ 匂いで良かった・・ -- 2012-08-03 22 15 48 おそろしーしー漏らした 最後のオチは好き -- 2012-07-23 22 21 50 こんな時間にちょっと怖い思いしたじゃねーかwwwというか虐待さんだったんだなww虐待していなと思ってたが怖くなったよ(−_−;)まぁ虐待するとしてもゲスだけだけどなそれに怨まれる理由ないしな -- 2012-07-03 03 26 58 正直ビビった、冷や汗出ちゃったよ。 -- 2011-12-03 01 20 58 「男は少し前に飼いゆっくりを亡くした。」 「久しぶりに家にゆっくりが い な い 状態になったが」 行方不明?「やんちゃなれいむ」好奇心旺盛で天井裏へ。ってことか? -- 2011-11-15 23 56 51 ↓誰か立ってるか浮いてるかしてるからじゃね? -- 2011-10-25 21 23 39 ↓じゃあ、ウチの猫三匹が口を開けずにそろって部屋のすみを見つめるはなんなんだ -- 2011-10-02 07 42 14 ↓宙を見ている時にアホみたいに口半開きにしていたら、それはたぶん匂いを嗅いでいる。猫は口の中にも匂いを感じ取る器官があるから それはともかく、おねえさんのことはよく覚えていたなこのちぇん -- 2011-01-24 23 06 34 ゾクリ、としたな。 うちの猫も宙を見てるときは吃驚する。 ホラーっぽくてゆっくりできたよー -- 2010-12-20 20 29 29 ↓↓↓ ぼんやりと人影のようなものが見える、という感じなんだろう -- 2010-12-12 15 59 19 近所迷惑なお兄さんはゆっくりできないよ -- 2010-11-01 16 03 54 そうか。ホラーにするには語彙の少ないちぇんが適任だったんだな わかるよー -- 2010-10-13 01 06 02 でもこれ、お姉さんのポスターも見えてないんじゃない? だとすると女性の霊がいるのかもね。 -- 2010-10-04 02 14 03 最初れいむの死因が書かれてなかったからたぶん飼って虐待なんだろうなーと思ったら少しホラーになっていた -- 2010-09-19 17 25 01 こういうサスペンスみたいなのも面白いね。虐待お兄さんもピンキリなんだね。自分が虐待死させたゆっくりが亡霊になって、自分の周囲にいる可能性が出たとたんに、あんなに怯えたり取り乱したり。「ヒャッハーゆっくりは幽霊でも虐待だー!」って塩撒いたりお経を唱えたりしそうな筋金入りから、ただの弱い者イジメの延長みたいな腰抜けまで色々だね。 -- 2010-07-18 02 32 40 猫って不思議だよね。飼いたいなぁ -- 2010-07-09 22 30 44
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「ふたば系ゆっくりいじめ 969 純情な感情/コメントログ」 はいすぺっくれいぱーありすwww -- 2010-06-08 13 09 56 なんだこりゃあ -- 2010-07-12 08 47 07 つまんね。 -- 2010-07-26 03 54 58 町でおうた歌えば金貰えそうだな -- 2010-08-09 11 50 15 確かにwww -- 2010-08-21 17 46 46 歌うめぇwww -- 2011-10-12 11 28 33 唐突すぎて正直訳が分からんかった。 -- 2012-01-29 03 41 56 途中で飽きた -- 2012-08-25 02 59 35
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「ふたば系ゆっくりいじめ 754 みょんの間/コメントログ」 胴付きみょん、欲しい。 -- 2010-06-27 23 12 53 めーりんを下さい -- 2010-10-04 00 04 57 非合法とはいえゆっくりに職を追われるのも可哀想な話だ -- 2010-11-21 04 19 37 フランは俺がもらった -- 2011-02-14 05 14 45 黙認されているということは、ゲスや野良が中心なんだろうな 誘拐(窃盗?)の被害にあった善良でないならどうでもいい -- 2018-01-09 23 07 57
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「ふたば系ゆっくりいじめ 944 ゆ虐マナー/コメントログ」 500%って5倍の濃度になるまで煮詰めたってことですか? -- 2010-07-10 23 42 20 おもしろかった。 -- 2010-07-26 01 49 09 ヒャッハーできないのはストレス溜まりそうだなぁw これが上品なゆ虐ザマスね!面白かったよーw -- 2010-11-27 19 29 28 DIO「酒、飲まずには居られない!!」 ブロリー「マナーがいなおまお前!?」 -- 2014-11-25 20 55 15
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「ふたば系ゆっくりいじめ 788 七罪/コメントログ」 ゆっくり飼うなら、高くついても賢い希少種だな。 -- 2010-06-23 09 06 57 基本種は絶対ダメだな。とくにででいぶとまりさ 虫唾が走る -- 2010-06-29 02 04 16 通常種の中でもありすほど善悪で可愛差の出る種類はない -- 2010-09-14 21 35 02 もうちょっと餡の良い奴等を買うべきだったねー お兄さん勉強するべきだよー -- 2010-11-04 14 19 22 どいつもこいつも希少種希少種と… -- 2011-01-18 15 59 29 クズがつぶれてすっきりー! 合掌なんてまるで神への祈りじゃないか 饅頭に神はいないが -- 2011-06-08 14 58 52 ハガレンかなぁ。 -- 2012-03-19 17 24 47 ↓2うるさい -- 2016-02-21 11 40 27 ↓間違えた。もう1つ下です -- 2016-02-21 11 41 12 ↓×5 希少種が持てはやされるのは、 ・高い知能(人間との力量の差を理解している) ・ゲス化しにくい餡統 ・物珍しさ(希少性) が由来だからだね。 動物でも「言う事を聞かない・部屋を散らかす・大声で鳴く・躾を守らない」のは嫌だろ? まぁそこで更に「自分>赤ちゃん>ルール>人間」であるゆっくりはペットには向かないな。 -- 2018-01-17 06 02 29
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「ふたば系ゆっくりいじめ 693 結界/コメントログ」 外で野良を育てるのは他人に迷惑がかかるからよくないよね -- 2010-06-11 12 30 24 最後のとこ読んだら焼き芋食いたくなっちゃったよ。 -- 2010-07-26 13 26 41 いい話だった。 -- 2010-08-05 00 15 06 赤ゆが焼かれてる時の親ゆの様子とかもっと見たかったな。ほんといい話だ。 -- 2010-09-01 13 41 54 なるほど、れいむには特技が無いと思ってたが、”けっかい”が有ったのか。目から鱗だぜ お兄さん以外の人達には駆除やらされていい迷惑だったんだろうなー やれやれ -- 2010-10-26 21 19 39 お母さん餡子脳すぎだろ… -- 2011-03-07 12 34 19 おもしろかったです! お兄さんもアパートの住人も良識ある人達ばかりだし ゆっくりも餡子脳だけど善良純朴な家族でしたね 鬼意山もゲスも無しこんなにおもしろいって凄いですよね 良識のない私だった親れいむが顔真っ赤にして泣き叫んでる時点でヒャハってますw お兄さんにはもう少し家族不和を起こすようなイタズラをしてほしかったですが その優しい所がお兄さんの良い所ですから仕方ないですねw -- 2011-06-19 13 31 42