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【名前】ソフィリア 【性別】女 【年齢】16 【種族】人間【外見】身長158cm やや細身 紫がかったショートボブ 【Exp】取0 消0 残0 【クラス】ヒーラー/プリースト 【ステータス】 【体力】2【技巧】2【敏捷】3【知力】5【社会】3【精神】4 【HP】16 = (【体力】 × 3) + 10 【PP】23+6 = (【体力】 + 【精神】) × 3 + 5 【MP】22+3 = (【精神】 × 3) + 10 【財力】 8 = 【社会】 + (【社会】以外の任意の能力値) 【スキル】 《医術3》《心力2》《魔術1》 【特技】 <癒しの指先> アクティブ 特殊 負傷の迅速かつ効果的な治療方法を知っている事を表す特技。 応急手当により対象の【HP】を回復する際に使用し、対象の【HP】【PP】を完全に回復させることができる。 ただし、一般アイテム『救急箱』を所有しているか、医療施設の整った場所でのシーンであるかに該当しなければ使用できない。 <神は今も我が傍に> アクティブ 特殊 神の加護によって守られている……あるいは、そう信じ込む篤い信仰心によって不幸を回避する特技。 判定の出目に"1"が出た際、それをひとつだけ"6"だった事にできる。 <祝福の祈り> アクティブ なし わずかながら天が力を貸し与え給う、敬虔な祝福の祈りを捧げる特技。 今まさに判定をしようとする者に対して使用し、対象は判定に+1D6を得る。 【魔法】 《ヒール・ウーンズ》 アクティブ 消費MP:5 接触 単体 傷をたちどころに癒し、【HP】を2D6回復させる。 《ヒール・ペイン》 アクティブ 消費MP:4 接触 単体 苦痛を取り去り、体の緊張を取り除く。【PP】を3D6回復させる。 《エアロ・ブリッド》 アクティブ 消費MP:5 視界 単体 圧縮した空気の弾をぶつける、護身用の戦闘魔法。 【HP】に1D6、【PP】に2D6のダメージを与える。 《フラッシュ》 アクティブ 消費MP:3 視界 単体 指向性の強い閃光を一瞬だけ瞬かせ、対象の目を眩ませる魔法。 【PP】に2D6のダメージを与える。 《リターン・ホーム》 アクティブ 消費MP:6 接触 複数体 この魔法は、使用する前の準備段階として、帰るべき場所への 『マーキング』が必要になる。 使用すると、『マーキング』していた場所へ、一瞬にして帰還できる。 『マーキング』には特に複雑な手順は必要なく、PLの宣言だけでよい。 【ロール&プール】 ≪友達思い≫ 友人・知人に対する献身的行動。 周囲の人のためを思って行動し、いつの間にか損な役回りになっている。 ≪おせっかい≫困っている人を放っておけない行動。 トラブルになし崩し的に巻き込まれ、気づけば後には退けない状態になっている。 ≪平和愛好≫ 争い事を好まず、暴力や諍いを避けて物事を解決へ導こうとする。 明らかに場違いな説教を始める。 【アイテム】 アパートor下宿 【価格】1 質素ながらきっちりと整った6畳の一室と、腹を膨らすには不自由しない生活。 救急箱×2 【価格】1×2 文字通り救急箱。 腐らずの壺 【価格】2 恒久的な《キープ・フレッシュ》がかかった壺。この中にある生物(なまもの)は、半永久的に腐らない。 【設定】 生まれてすぐに教会の前に捨てられていた少女 教会の孤児院で育ち、仕事を手伝っていた 最近は医療に興味を持ち勉強している 【周辺人物】 <> 【行動範囲】 <> 【コンセンサス】 【同性】……同性での恋愛・セックスに対する寛容性です。 ?: 【3P】……3P等、多人数セックスに対する寛容性です。 ?: 【浮気】……自PCと恋人・夫婦関係にあるキャラクターの浮気に対する寛容性です。 具体的にどのキャラクターを指すのかを添えて表記するのが良いでしょう。 ?: 【猟奇】……猟奇的なプレイに対する寛容性です。 ?: 【スカ】……スカトロプレイに対する寛容性です。 ?: PLより: 補足 :
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解説 元ネタは『トータル・イクリプス』の前期OP「Go to the top」。 本作はバイオレンス描写の多さで有名な美少女ゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』のスピンオフにあたる作品であり、当然その系譜を継いでいる。 しかし、そのOPとして使用されたこの楽曲は、そんな今作のイメージとはあまりにも乖離した妙に軽快なテクノソングであった。 そのあまりのギャップに当初、実況民たちは多いに嘆き悲しんだ。 しかし時を経るにつれ、その場違いなリズムと冒頭の「ピロピロ」という電子音、サビの「ゴーウィ」というフレーズといったネタ要素が徐々に実況民の身体に染み渡り、一種の中毒性すらも引き起こし、やがてはアニメ本編を差し置いて「本編」などと言われる事態にまでなってしまった。 2クール目の途中で後期OPへと切り替わった後にも、不足感を拭い切れない実況民が多発した。 AAでは本OPの歌詞が、そのリズミカルすぎる曲調に合わせ、また少し前に放映されていたアニメ『ZETMAN』の影響もあり、ほとんどが半角カナで表示されている。 AA ピロピロピロピロ ゴーウィゴーウィヒカリッヘー YOゴーウィゴーウィシンジッテー ヒーメターオモイイッマー ツーヨーサニーカエテデュッウィーヴェヴェーヴェwwゴーウィゴーウォミライッヘー YOゴーウィゴーウィムカおっおっ(^ω^)(ムカおっおっ) アーケナイヨワナーイ アーラータナールヨアケッヲーヴォヴォヴォヴォwwウーシナアッテー ナニカウォマナブ ソーンナコートー ワカアッテイルケド カーナシミーノー ワスレタサヴァイ ダレガオシエテクレルワケダーンww(ダーンダーンダーンダーン)スベテヲウケイレタイキモッチト(プーーーーーン) カラダガオイツカナ-イクラッシュマイハート ダケドマケタラココデオー自決 クラーイ(クラーイ) イマコソタチアガーッレーゴーウィゴーウィヒカリッヘー YOゴーウィゴーウィシンジーテ(シンジーテ) ヒィメタオモイイッマー ツーヨーサニーカエテデュッウィーヴェヴェーヴェwwゴーウィゴーウィミライッヘー YOゴーウィゴーウィムカおっおっ(^ω^)(ムカおっおっ) アーケナーイヨワナーイ アーラータナルヨワケッヲーアヴァヴァヴァヴァwwダッダッダッダッダッダッバカジャーンww ダッダッダッダッダダダダバカジャーンww ダッダッダッダッダッダッバカジャーンww ダッダッダッダッダダダダバカジャーンww バリエーション モッピー ピロピロピロピ ;ハヽ/ ヽ.ヘ===ァゴーウィゴーウィヒカリッヘーYOゴーウィゴーウィシンジッテーヒーメターオモイ;{ {/≧===≦V /;ツーヨーサニーカエテデュッウィーヴェヴェーヴェwwゴーウィゴーウォ; ´ `ヽ;YOゴーウィゴーウィムカおっおっ(^ω^)(ムカおっおっ)アーケナイヨ;γ し ヽ;アーラータナールヨアケッヲーヴォヴォヴォヴォwwウーシナ _;// し ハ;ナニカウォマナブソーンナコートーワカアッテイルケドカーナシミ;| ll ! l /|ハ ∧ i i;ワスレタサヴァイダレガオシエテクレルワケダーンwwスベテヲ;、ヾ| | /`ト- / _,X j / l;カラダガオイツカナ-イクラッシュマイハートダケドマ;ヾ |V(◯) !V(◯)/ /;オージケツクラーイ(クラーイ)イマコソタチアガーッレーゴーウィゴ-;∧ ト “ ,rェェェ “ ノ /;YOゴーウィゴーウィシンジーテ(シンジーテ)ツーヨーサ;/ \ト ,_|,r-r-| ィ / | ;ゴーウィゴーウィミライッヘーYOゴーウィゴーウィムカアーケナーイ;/ ヽ;アーラータナルヨワケッヲーアヴァヴァヴァヴァwwダッダ ;/ ヽ;ダッダッダッダッダダダダバカジャーンww ピロピロピロピロ ゴーウィゴーウィヒカリッヘー YOゴーウィゴーウィシンジッテー ヒーメターオモイイッマー ツーヨーサニーカエテデュッウィーヴェヴェーヴェwwゴーウィゴーウォミライッヘー YOゴーウィゴーウィムカおっおっ(^ω^)(ムカおっおっ) アーケナイヨワナーイ アーラータナールヨアケッヲーヴォヴォヴォヴォwwウーシナアッテー ナニカウォマナブ ソーンナコートー ワカアッテイルケド カーナシミーノー ワスレタサヴァイ ダレガオシエテクレルワケダーンww(ダーンダーンダーンダーン)スベテヲウケイレタイキモッチト(プーーーーーン) カラダガオイツカナ-イクラッシュマイハート ダケドマケタラココデオー自決 クラーイ(クラーイ) イマコソタチアガーッレーゴーウィゴーウィミライッヘー YOゴーウ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(ムカおっおっ) アーケナーイヨワナーイ アーラータナルヨワケッヲーアヴァヴァヴァヴァww\゙ッダッダッダッダッバカジャーンww| うるさい黙れ |ジャーンww ダッダッダッダッダッダッバカジャーンww ダッダッダッダッダダダダバカジャーンww/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ (゚д゚ ) <⌒/ヽ-、__ノヽノ | /<_/____/ 実況民ってほんと感じ悪いよなTEが始まる時間になるとピロピロピロピロ ゴーウィゴーウィヒカリッヘー YOゴーウィゴーウィシンジッテー ヒーメターオモイイッマー ツーヨーサニーカエテデュッウィーヴェヴェーヴェwwだけやって本編見ずに寝るわwwwとか言いやがっていつもOPを見た後布団の中で思い出すとイライラして眠れねえ
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cnu3xo 製作者 デオドラ 出場大会 第二回大会 経歴 本選出場・MVP 設定 プロフィール 年齢 27歳 身長 184cm 体重 72kg 速さ:100m10秒03 握力:52kg 視力:両目とも2.5 装備品:科学国製エレキギターCSW-002 科学国製高性能ヘッドフォンマイク【限定デザインver】 仮面っぽいサングラス 能力 能力名:T・M・F~テイク・マイ・フィーリング~【感情の押し売り】 自分の気持ちがストレートに伝わる。 視覚聴覚からの訴えかけが可能。 特に相手の目を見つめる場合効果は高いが広範囲にはいかなくなる。 また、目を瞑ることで自分にだけ効果を与えることが出来る。 精神の弱い相手の場合、洗脳などの効果も期待できる。 ただし、あくまで訴えかけるだけなので確実に相手に影響を与えるわけではない。 シデンの場合、歌に自分の感情を乗せ伝えるときに使用。 TMF発動時は目が光るのでサングラスを付けている。 キャラ設定 シデン・ミジックは後天性能力者であり、そしてミュージシャンです。 貧困地区の家庭で生まれたシデンは、落ちぶれた科学者である父親の虐待を受けていました。 精神的に追い込まれたシデンの唯一の救いは、母親の歌ってくれる歌でした。 部屋の隅で父親に聞こえないように子守唄や童謡を歌ってくれる母親とその歌達が大好きでした。 しかし、母親は病気で体調を崩してしまい、父親はそんな母親を病院にも連れて行かず ついには亡くなってしまったのです。 絶望の中日々を母の子守唄を自分で歌って耐えていた時に、雷が落ちました。 自分の中が変わっていくのを実感しました。視力や身体能力が飛躍的に向上しました。 そして、一番の変化は自分の歌を聞いて父親が号泣して謝ってきた事でした。 母親を思い、寂しさや悲しみをこめた歌を偶然父親が聞き、そして気持ちが伝わりました。 その日から父親は変わり、暴力もやめ働きながら毎日墓参りをしているそうです。 自分を支えてくれた歌を、そしてこの能力にシデンは感謝した。そして泣きました。 それからは、能力者だからと偏見の目に晒される人々のために歌いはじめました。 悲しみ泣いている全ての人々のために、笑って歌い続けています。 そして今回、対能力者部隊募集に名乗りを上げます。 自分の歌で悪の能力者を駆逐したいからではない。救いたいからです。 『自分も悪に落ちていても不思議ではなかった。 だからこそ、自分の気持ちが伝わるかもしれない。 第三の選択肢として、自分がいれば無駄な戦闘は回避できるかもしれない。』 シデンは本気でそう考えています。 そんな訳で、いつものようにラフで場違いな格好で笑って参戦しています。 戦闘方法(曲紹介でもある) レッツパンク! 歌いながら楽器で殴る。歌いながら手で殴る。演奏しつつ蹴る。 一緒に楽しんでいこうぜ! トーク。観覧者にアピールし、雰囲気を盛り上げる。 凶戦士の秘密 演奏中や演奏後三分間、細胞に働きかけ身体能力を飛躍的に高め戦闘意欲を盛り上げるが、効果が切れるとぐったり疲れる。 亡き母親の子守唄 悲しい過去を思い出させ悲しい気持ちにし、戦闘意欲を削がす。 絶叫フェスティバル 高性能マイクで強化した声から来る、騒音と衝撃を与える。凶戦士の秘密で強化可能。 君にバラード サングラスをはずした時限定。女性か同性愛者が対戦相手の場合頑張れば一定時間魅了する。爆発しろ。 不本意なナイトメア サングラスをはずした時限定。相手のトラウマを思い出させて心を傷つけ、錯乱から精神を破壊しに行く。 トライアゲイン サングラスはずした時限定。歌にすべての気持ちをこめて相手を説得する。相手が受け入れないと無防備になる。 思い出ドロップキック 新曲。Now on sale。プロレス技ではない。 補足 後日談 天国まで響かせろ!~ヘブンズカーニヴァル~ IF物語 雷神具さんの愛沢君とシデンが絡むとすればどんな話か妄想してみた。
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私のやんごとなき王子様 4日目 「着替えに洗顔、歯磨きに充電器それから~」 旅行鞄を開いて荷物の最終チェック。忘れ物があったら厄介だもの。 「うん、バッチリ!」 重たい旅行鞄を持ち上げると私は玄関へと向かった。 玄関ではママが私の出発を見送る為に立っていてくれた。 「気を付けてね。頑張るのよ」 「うん、有難う」 ママともしばしのお別れ。パパは早朝から仕事に出かけてしまったけど、昨晩はたっぷり話をした。高校生活最後の演劇祭、二人とも見に行くのが楽しみだって言ってくれて、それが素直に嬉しかった。 「それじゃ、行ってきます」 「行ってらっしゃい!」 ママに見送られて、私はさなぎと待ち合わせをしている駅へと向かった。 「ごめ~ん! 待った?」 「ううん、今来たとこだよー」 駅に着くと、さなぎの姿は既にあった。 「楽しみだね~!」 さなぎが本当に嬉しそうに言うから、私もますます楽しみになってくる。 合宿が行われるリゾート島へは、理事長がチャーターした大型客船で行く。船の用意された港に現地集合なのだが、私やさなぎのような庶民代表はそこまで電車で行くのだ。 亜里沙様や風名君なんかは高級車で横付けなんだろうな、なんて重たい荷物に早くも痺れかけてきた右腕が、そんな二人を羨ましく思ってしまうのに拍車をかけている。 「にしてもさぁ、ホントにリッチだよねぇ」 電車に揺られながらさなぎがこぼす。 「そうだねー。だって理事長が自ら船をチャーターだもん。私、あんな豪華な船に乗れるのって、多分これが最後だと思う」 「あはは! 言えてる~」 理事長は本当に素晴らしい方だと思う。とはいっても私達のような一般の生徒では中々会う事すら難しいので、よくは知らないのだけれど。それでも私達がこうして伸び伸びと過ごせるのは、全て理事長の教育方針の賜物だと思うのだ。 「それにさー、理事長ってちょーカッコイイよね~!」 「さなぎは利根君のファンなんじゃなかったの?」 「利根君は利根君、理事長は理事長! はぁ~、今回の合宿にも途中から様子を見に来て下さるらしいけど……あ~、是非ともお目通りしたい!」 まったくもう、ゲンキンなんだから! なんて思いつつも、さなぎの気持ちも十分すぎる程に分かる。 とんでもないお金持ちで、物腰が柔らかで、おまけに美形。理事長とは言ってもまだ若く、確か36歳だったかな? 十分すぎるほどの魅力を兼ね添えた大人の男性に憧れを抱かない女子の方が少ないだろう。 さなぎと一緒になって理事長の噂話なんかを、あれやこれやと話している内にあっという間に目的の駅に着いた。 電車を降りると、すぐに潮の匂いが鼻腔をくすぐった。なんだかいよいよ始まるぞー! っていう感じでワクワクしてしまう。 「さ、それじゃあ重い荷物と共に、我ら庶民団参りますか~!」 さなぎが元気よく改札口へと向かい、私もそれを追う。 駅を出ると港は目の前で、ここからでも私達の乗る大型客船が目に留まる。 そしてその前にはメルセデスやフェラーリ、ジャガーといった高級車がズラズラと並び、見送りの挨拶を受ける生徒達でごった返していた。 やっぱりこの学園において、私達みたいな庶民は本当に少数派なんだな――なんて少しだけ後ろめたさを感じる。なんだかこんな所にいるのが場違いにすら思えて来るのだ。 「行こっ、美羽」 そんな私の心を察したかのように、さなぎが私の手を引いた。 うん、そうだよね。私にはさなぎがいるし、それに―― 私を待っててくれる男の子もいる。 改札を抜けた先に見つけたその姿に、私の心は一気に軽やか弾みはじめた。 土屋4日目・No.2へ 一つ戻る土屋3日目・No.3 ブラウザを閉じてお戻りくださいv 私のやんごとなき王子様トップへ戻る
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色見本ルール 属性色 弾 鎧玉 レア度 闘技大会武器色 状態異常 罠・道具類 武器ゲージ 会心 クエスト種別 コメント 色見本 MH3@Wikiでは各ページで使用する色を統一しておきます。 色付けは通常の白と区別する事での視認性向上の為ですので、それっぽい色になっており、ゲーム画面と異なっているものもあります。 それぞれの人の好みで変更していると収拾が付きませんので、明らかに視認性の悪いものについてのみ意見を出して戴いて変更をかける場合があります。 (他の色との比較ではなく、その色がモニター上で見辛いという場合です) MH3@wikiでは、依存の色はMHP2G@wikiでの使用色をそのまま引き継ぎます。 (新規アイテム及び大きな色の変更があった場合のみ、変更することがあります。) ルール @WikiではfontやBGCOLORで色指定を使いますが、6文字指定ではなく3文字指定を使います。(容量削減のため) ○:&font(#RGB) ×:&font(#RRGGBB) 属性色 各武器や防具の一覧ページなどで使用します。 色指定 色 見本 #F62 火 火属性 #6EF 水 水属性 #FC4 雷 雷属性 #4AF 氷 氷属性 #AF9 龍 龍属性 弾 ボウガン、弓の一覧ページなどで使用します。 色指定 色 見本 #4F3 回 回復弾 #F44 捕 捕獲用麻酔弾 #F8E ペ ペイント弾 #C22 鬼 鬼人弾 #F83 硬 硬化弾 鎧玉 防具のページなどで使用します。 色指定 色 見本 #4AF 鎧玉 #9E9 上鎧玉 #D8E 堅鎧玉 #F40 重鎧玉 #FF4 王鎧玉 #ADF 真鎧玉 レア度 各武器、アイテムなどのレア度表記に使用します。 色指定 色 見本 #FFF レア度1~3 #9F3 レア度4 #F9F レア度5 #39F レア度6 #F90 レア度7 #F00 レア度8 #FF5 レア度9 #C4F レア度10 闘技大会武器色 色指定 色 見本 #9F3 片手剣 #F9F 大剣 #39F 太刀 #F90 ランス #F00 ハンマー #FF5 スラッシュアックス #C4F ボウガン系統 状態異常 各ボスモンスターの状態異常、各武器などの属性表記に使用します。 色指定 色 見本 #D9E 毒 #FF5 麻 麻痺 #ADF 睡 睡眠 #FFF 気絶(デフォルト色) 罠・道具類 各ボスモンスターの罠や道具の効果表記などに使用します。 色指定 色 見本 #9E9 落とし穴 #D9E シビレ罠 #FF5 閃光玉 #DC3 こやし玉 #CCC 音類 #F44 肉類 武器ゲージ 各武器の一覧ページに使用します。 色指定 色 見本 #F00 赤 #F90 橙 #FF0 黄 #0F0 緑 #48F 青 #FFF 白 #C4F 紫 会心 各武器の一覧ページに使用します。 色指定 色 見本 #39F +会心 #F00 -会心 クエスト種別 各クエストの一覧ページに使用します。 色指定 色 見本 #FFF 捕獲(デフォルト色) #F00 討伐・狩猟 #0F0 採取 #C0F 特殊 #FF4 トレジャー コメント レア度のところが1~3になっていますが、2と3は色が違うので(レア2)と(レア3)にしてみてはどうでしょうか。 -- 名無しさん (2009-08-04 22 15 47) 純粋な疑問なんだけれども・・・ 会心が発動しても状態異常の値は変化しないよね・・・?だれか教えてくれると助かる^^; -- 名無しさん (2009-10-16 22 32 53) すまん、場違いだった↑ -- 名無しさん (2009-10-16 22 33 46) MH3用内なんだからそれ用の色見本に直したほうがいいんでは? たとえばレア度の所の色とかクエスト種別の特殊とトレジャー消したり。 どなたか返答及び編集頼む>< -- 名無しさん (2009-10-23 19 58 12) 凄く今更だが現行で使っている色を書いときます。編集は管理者じゃないと無理。 鎧玉 尖鎧玉 レア度 レア1 レア2 レア3 レア4 レア5 レア6 レア7 モンスターの活動範囲 陸上 水中 -- 名無しさん (2010-11-27 23 24 47) こんばんは~ -- モンハンくん・・・ (2011-10-29 19 26 11) 僕はモンハンが超大好きですそんなのどうでもいっか・・・ -- モンハンくん・・・ (2011-10-29 19 27 41) 名前 コメント
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管理局史上最大の事件と呼ばれるJS事件は機動6課の活躍により終結した、かく言う私ティアナ・ランスターもその一人である…そして6課は解散、皆思い思いの道へと進んだ、私は執務官を目指し奮闘中、そして私に下された課題… 「第97管理外世界に魔力が検出、そこの調査、監視に向かって欲しい」 と というわけで私、ティアナ・ランスターは何故か元相方のスバル・ナカジマと共に、97管理外世界の三咲町にある高校に通う羽目になった。 フェイトさんの話によると最初私が派遣されるのはバチカンという国の調査とされていたが、そこにいる管理局がつけたコードネーム 「暗黒卿」と呼ばれるランクSSSの人やその他諸々やばいのが沢山いるので却下 (なんでもなのはさんが血相を変えて行動して変更したらしい) 「ティア~似合う~?」 高校の制服を着て、元いや現相方はおおはしゃぎだった、確かに高校に通ってない自分たちにとって 学校の制服は異世界であってもうれしいものであった。 そんなこんなで魔力要素が検出されたクラスにやってくる。 「うお、青髪だ!」 「隣の外人の子、綺麗だなぁ」 とクラスの人々から色々と声が上がる、 「ねぇねぇ、ティア~褒められているよ~」 「はいはい」 相方はすっかり舞い上がっていた…そして私は感じ取った、私達を睨みつけるように見つめているただ 一人明らかに別の学校のセーラー服を着ている黒い長髪の女子生徒から発せられる、何か不思議な力、 魔力に近い力…そんなことをつゆしらず相方はすっかりクラスに溶け込んでいる。 「ティアナの席は…そうだな、志貴の隣だな」 担任が言うと一斉に野次が飛ぶ、そして私は眼鏡をかけた男子生徒に挨拶をする、そしてその男子生徒は笑顔で 「ああ、よろしく」と言ったが…私は一つ疑問を浮かべる。 「その眼鏡は?そして・・・その眼は?」 その男子生徒から眼鏡から発せられる魔力は何かを封じ込めて…ロストロギアに近い雰囲気をただよわせていた、 眼を封じているのか?私は思った… 「これが今回の監視対象なのかな?」 私がそう思ったときである。 「志貴ぃ~~~~~~~~遊びにきたよ~~~」 とどこか場違いな声が聞こえると・・・窓をぶち破って何かがやって来た。 「は?」 それが私の口から漏れ出た言葉だった、窓をぶち破ってやってきた女性、金髪で紅い目でぶっちゃけ女の私でさえも唖然とされる 美しさとスタイルを持つ女性…それなら「ああ、そうか」と思う、思うけど… (な、なんなのよ、この桁違いの魔力量は!) そう、あの最終日の日に対峙した隊長や副隊長などを軽く凌駕する魔力を持っているのだ。 「志貴ぃ~今から遊びに行こうよ~」 金髪の女性はダダをこねるヴィヴィオのように言う、そして隣の男子、遠野志貴と言う男子は困惑しながらも 「学校に来るなといあれほど言ったのに!」 と叫んでいる、そして先ほど私を睨んでいた女子生徒がその金髪に食って掛かる突然魔力値をあげながら… 「あの」 私は近くの生徒に声をかける、これは何なのと、そうすると生徒は素っ気無く言う。 「いつものことだ、すぐに慣れるよ」 いつものこと?え?97管理外世界って確か魔法文明が全くないはずじゃ… そして荒れるクラスの中相方は笑顔で話し掛ける 「ねぇティア、高校って面白いんだね」 「あんたの頭の方が面白いわよ」 …正直言います…生きて帰れるかなぁ…というか、なのはさん、私に何か恨みあります? ナタもって襲い掛かったり、お持ち帰りした覚えはこれっぽっちも覚えてないのですが。 そして、その遠野志貴と言う男子生徒の監視に乗り出したのが運の尽き、機人級のメイドロボに追っかけ回されたり、 夜にシャッハ以上の暴力シスターに「ダーイ」と言われながら追っかけまわされたり、 自分と似たような武器を持っている人に操られたり、挙句に地下王国に叩き落とされたりと …ティアナとスバルの珍道中がはじまります。 その頃 「なのはちゃん、三咲町に自分の部下を送ったと…」 「にぱ~…え?忍さん、私何か不味い事したかな。」 「…葬式の準備始めた方がいいと思うわよ」 目次 次
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プロローグSS(熱海真夏) ――ザザ、とノイズが走り、画面に屈強な若い兵士が映る。 あれは、二年前。町内の前線で哨戒をしていた時のことだ。ジャングルの空気は湿って蒸し暑く、俺たちはじっとりと汗をかきながら忙しなく辺りを警戒していた。 それから、そう、なんだったか……ジョンのやつがつまらないジョークを飛ばしたんだ。忍び笑いをする奴もいたが、俺はイラついてこう言った。 「おい、ジョン。いい加減にしねえとお前のその……」 その瞬間だった。 がさ、と茂みをかき分ける音がした。俺たちは瞬時に銃を構えた……。そのつもりだった。現れた、戦場には場違いな人間の姿を見た時、訓練を受けたはずの俺たちの銃口は、軽くぶれた。 そこに立っていたのは、麦わら帽子を被り、袖のない白いワンピースを爽やかに纏った、黒髪の少女だった。ワンピース? 妙な虫も多いこのジャングルで? 俺は訝しんだ。ボブの奴が、民間人だと踏んだのだろう。恐る恐る声を掛けた。 「君、ここは危険区域だ。すぐに立ち去っ……」 「あははっ!」 少女は笑った。無邪気で、とても楽しそうな笑顔だった。 「ねーっ、君も来てみなよ! 波が気持ちいいよー!」 波だと? 俺は再度訝った、その時。俺たちの小隊で一番若いエディが呟いた。 「海だ」 「何?」 「海が見える。空は真っ青で、カモメが飛んでて……あの子がいる」 エディはふらふらと、俺たちの塹壕から歩み出た。俺は、止めようとしたんだ。だが、遅すぎた。 「きゃっ、やだ、もう!」 少女は跳躍した。そして。 「サンダルが濡れちゃった!」 エディの側頭部を、凄まじい勢いの回転蹴りが仕留めた。奴は何かに憧れるような目をしたまま、湿った地面に倒れ伏し、痙攣した。それきりだ。 「ファック!」 敵だ。小隊の心はひとつになった。MP7が一度に火を噴く。だが、その時の俺のゾッとする気持ちを何と言えばいいのか。銃弾の雨の中、少女は手をかざして、困ったように笑っていたのだ。 「あはっ、冷たい!」 今度はボブがよろめくように前に進み出た。 「やったなー、もう、お返し! えいっ!」 「やめろ、下がれ、ボブ!!」 どういう奇跡か、銃弾は少女にかすりもしていなかったらしい。そして、ボブの眼窩に無慈悲な目潰しが叩き込まれた。 「あーあ、濡れちゃった。ま、でもすぐ乾くか」 「ジョーン!」 「もうちょっとだけ歩こう? 今日は調子いいの」 「テリー!」 「もうちょっとだけ……うん、平気。平気、だから」 「ジョージ!」 俺は必死でマガジンを交換すると、次から次へと各個撃破された戦友たちの倒れ伏す様を呆然と眺めた。こんなことがあっていいはずがない。相手は、たかがティーンの女子ひとりだぞ!? 「……来年、私、ここに来れるのかなあ?」 少し咳込んだ少女が、切なげに俺を見て微笑んだ。その瞬間、俺は、奴らが見たと思しき幻を目の当たりにしていた。 真っ白い砂浜。寄せては返す波。海の水はどこまでも透き通って、空の色を映して青く。 「約束。ね。きっと一緒に……」 少女が細い小指を立てた。俺は吸い込まれるかのように、その指に自分の小指を重ね――。 気がついた時には地面に叩きつけられ、空を……町内の熱帯の木に隠されてほとんど見えやしねえクソッタレな空を眺めてたってわけさ。 いいか、気をつけろよアンタも。奴は突然現れる。そうして、ひとりずつ順番に始末する。狩るんだ。何人いても同じさ。あいつの『夏』にはどんな兵士でも形無しになっちまう。俺はあいつを……。 ――ザザ。興奮した様子の兵士が周囲に取り押さえられたところで、映像は終わっている。 熱海真夏。町内のきのこたけのこ戦争をたった独りで終焉に導いた、伝説の傭兵。これは、彼女の活動のほんの一端を示す記録である。 彼女は、動き出した。最強の7月14日生まれを決める、この機会を狙って。折しも季節は夏、彼女の能力『夏への扉(サマータイムアゲイン);』が最も威を発揮する時。 熱海真夏の夏が始まる。
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福良練ストーリー内容 第一話【花を愛する人】 参加メンバー:福良練(メイン)・日野守桜(サブ)・桐石登也・白神凪・藤八沙耶・六角屋灼 帰宅途中、貴方達はふとした人だかりに出くわす。 福良練が住んでいる商店街の、花屋。 そこで練は以前、花屋の家族の代わりに店番をしていたという老人とあった。 その男性が、倒れていた。 おそらく、再度出かける花屋の家族の代わりに店番を申し出たのであろう彼だったが、誰も助けようとはしなかった。 貴方達が容態を確認しようとすると、近くにいた男に止められる。 なんでも、メガネをかけて髪がボサボサの男に誰も老人に触らないようにと言われて、彼は他の誰も触らないようにと気を使っていてくれたらしい。 そのメガネの男をハンターと思っていたらしい彼だったが、貴方達がハンターとわかればもう止めようとしなかった。 近くにいた女が練に触れて確認してみればいいと助言をしてくれたので、練が触ろうとしたら練の体に何かが入り込む感覚があった。 ちょうどメガネの男と身なりのいい男…は土御門伍代だったので凪達が詳しく聞くと、メガネの男はこの症状に詳しい人物らしい。 「呪い」。簡単に言えばそういうものらしく、下手に触るのは危険らしい。 メガネの男が解除のための陣を描いていると、練も触ってしまったことを申告。 彼は心底だるそうな顔をしながら、練も陣へと入れて儀式を行った。 こんな簡単なことで呪いを解いたようだが、詳しいことは聞かせてもらえず、また誰が呪いをかけたのかすら教えてもらえなかった。 練の呪い(触ったためについでに受けた)は解除されたはずだったが、まだ体に違和感を覚えながら帰路へとついた。 第二話【ヒラリアの遺跡攻略】 参加メンバー:福良練(メイン)・白神凪(サブ)・志島武生・月宮香蓮・藤八沙耶・福良練・柳茜 貴方達は西蘂町の平於山にあるヒラリアの遺跡へとやってきた。 第一層は以前、東雲直達が突破していたので、今回は第二層からになる。 第二層から第四層までは、花や場違いな回転ノコギリと言ったトラップがあり、それを何とか潜り抜ける貴方達。 第五層へやっとの思いでつくと、そこには祭壇があるだけだった。 かつて、ここで巨大な魔花と化したヒラリアの花と、別のハンターが戦ったようだが、現在は討伐され何も祭壇には無い状態。 そこで、白神凪は彼自身の中に住まう悪魔、ラウムの声を聞く。 彼の忠告通りに体を譲ると、ラウムは協力的で祭壇の空間へと手を突っ込み、異次元空間を引っ張り出した。 そのまま異次元空間を進むと、マート、ミルヒ、ヒラリアの三花があたりに咲き乱れる中心。階段を上がった先に椅子があり、そこに一人の少女が座っていた。 凪の体を借りたラウムは、その少女を見るなり襲い掛かるが返りうちに合い、ラウムのみを凪の体から引きはがされた。 しかし、少女―フェルゼと名乗った―の悪魔は、敵意を持っておらず、福良練の事を姫神の裔と呼ぶ。 彼女はただ対話がしたかった。 そして、外の世界を見てみたいのだと言う。 紅の商店街で、練にかかった呪いは確かにフェルゼの呪いで、ここへ来るように仕向ける呪いだそうだ。 もし誰かが来ようとするのを妨害するならば、やがて衰弱し死んでしまうような危険な呪いらしい。 だが、フェルゼ自身その呪いを無差別にかけたわけではなく、彼女が言う「小僧」と呼ぶ男が呪いを持ち去ったという。 それが巡り巡って練に渡ったわけらしい。 結局、ここまで来れば無条件で呪いを解けると言うフェルゼ。 必ずしも、凪とラウムの関係のように呪いに生命を脅かされる心配はなかった。 だが、彼女の事を想い、少しでも力になりたかった練は、悩みに悩んだ末にフェルゼと契約し、5年程の寿命を彼女にあげることにより、彼女と共にこの遺跡から外へと出ることを決意したのだった。
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【元ネタ】史実・宇宙考古学 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】キニチ・ハナーブ・パカル1世 【性別】男性 【身長・体重】180cm・69kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力:D 耐久:E(B) 敏捷:C(A+) 魔力:D(A) 幸運:E 宝具:A+ 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 騎乗:A+ 乗り物を乗りこなす能力。 「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。 A+ランクともなると竜を除いたあらゆる幻獣クラスをも乗りこなせる。 【固有スキル】 天文学:B 天文学の知識・才能を持つことを表すスキル。 星に関するものに対して何らかの有利な補正を得る。 無辜の怪物:C 古代の宇宙飛行士。ロマンの名のもとに捻じ曲げられたあり方。 本人が操縦法を知らずとも何故か完璧に宇宙船を乗りこなすことができる。 魔力放出(光):C 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。 彼の場合太陽の力として生身でも発揮できるが、大抵は宇宙船搭乗時の光学兵器の強化に使用される。 【宝具】 『場違いな宇宙船(スペースシップ・セイバ)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10~60 最大捕捉:300人 パカルが乗っていた古代宇宙船……という人々の妄想が形をなしたモノ。 大気圏突破・宇宙航行に加え、超高速飛行、光学兵器などの「古代の超技術」への憧れの塊。 戦闘時にはその超技術兵器による圧倒的火力を発揮する。 ライダーとして召喚されたパカルにとっての戦闘行為はイコールでこの宇宙船への搭乗であり、戦闘になると本人がどんなに嫌がっても操縦席に転送される。 また、搭乗時にはパラメーターがカッコ内のものに修正される。 『雷雨神の電速突破(アークチャック・バスター)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:3~30 最大捕捉:100人 様々な姿を持つ雷雨神チャックのごとく宇宙船が突撃形態に変形し、雷と炎を纏って突撃する。 『冥府の顎門と天の翼(ミトラル・アンド・ヘヴン)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10(対地)/1~99(対空) 最大捕捉:20人(対地)/1000人(対空) 地底の神の顎の上で天を見つめるパカル、という石棺本来の意図の具現。 上空、それこそ宇宙にまで爆発的速度で飛翔する対空版雷雨神の電速突破。ただし威力は遥かに上回る。 不死否定の側面を持ち、不死者に対して効果が跳ね上がる。 本人の無辜の怪物により本来の使用法とはかけ離れてしまっている。さらにそのうえでも一度使用すると自己反発(宇宙飛行士と本来の意図の両立のため)により消耗が激しい。 撃つには勇気が必要。 【Weapon】 『宇宙船』 【解説】 マヤ文明パレンケの王。偉大な太陽楯。 戦いによる混乱期に12歳で即位、パレンケの立て直しに奔走し、68年を統治した。 芸術と建築に力を注いだ文化的な王。古代都市パレンケは現在世界遺産に登録されている。 だがそんなことは置いておいて、彼が有名になったのは「碑文の神殿」で発見された石棺の浮き彫りであろう。 その浮き彫りはまさしく、後方から火を噴くロケットを操縦している宇宙飛行士の姿を描いていた。 これがエーリッヒ・フォン・デニケンの『未来の記憶』によって広く流布されてしまい、パカルは古代の宇宙飛行士となった。 まあ実際のところ、宇宙飛行士に見えるのは「横から見た場合」であって、本来の見方は縦から。地下世界と天界の間で天を見つめるパカル、すなわち彼の死を描いた浮き彫りである。 ライダーとして召喚されたパカルはこの「古代宇宙飛行士」という夢によって本当に宇宙飛行士になってしまっている。 だが本人は宇宙船のことなど全く知らない。後世の人々によって無理やり与えられた超技術の賜物に乗って今日も悲鳴を上げる。 現界する際の姿は翡翠の仮面をかぶった青年。仮面の下には細面の精悍な顔が隠れている。 +セリフ集 パカル セリフ (FGO基準) 召喚:「フッ……。サーヴァント・ライダー、召喚に応じ推さ……なにこの宇宙船……?」 レベルアップ:「強くなったぜ! ……宇宙船が」 霊基再臨:「あれ? 外見変わるって聞いて……変わるの宇宙船かよォォ!」 その2:「うわー……なんか中身がいろいろ強化されてんだけど……」 その3:「よっしゃついに俺も、って仮面取れただけか! 宇宙船はすげえことになってんのに!」 最終:「結局俺仮面取っただけじゃねえか! それに比べて見ろよこの宇宙船! めっちゃムカつく!」 開始:「なんかめっちゃ警報鳴ってる! めっちゃ戦闘態勢入ってる!」 その2:「うおおおおお! 降ろしてくれェェ! せめて生身で戦わせてくれェェ!」 スキル:「このレバーを引けばいいのか……?」 その2:「ええい! このスイッチだ!」 選択:「(何かが作動する音)」 その2:「(何かが充填される音)」 その3:「(何かが火を噴き始める音)」 攻撃:「うおっ光が!」 その2:「ミサイルかこれ!?」 その3:「主砲か!? 主砲なのか!?」 EX:「うおおおおめっちゃ速え! 怖え!!」 宝具選択:「コクピット内すっげえ光ってるんですけど!?」 その2:「なんか表示された! ……もしかして技名かこれ!?」 宝具:「こうなりゃやってやるよ畜生!! 当たりやがれ! 『雷雨神の電速突破』ァァァッ!!」 小ダメージ:「揺れる!」 大ダメージ:「(警報) ビービーうるせえ!!」 戦闘不能:「やべえ……!! 脱出装置はどれだ!!」 その2:「いやだー! せめて地上で死にたいー!」 勝利:「いよっしゃ勝った! ……そんでいつ降りれるんだこれ?」 その2:「ちょっとこの宇宙船……やばくねえ?」 会話:「俺は政治とか建築とかそっち方面の英雄なの! 宇宙船乗ってビーム撃ったりとかはしねえの!」 その2:「出発すんのか? うう、また乗ることになんのかアレに……」 その3:「いやだー……こんなの俺じゃないー……パレンケ帰るー……」 その4:「ほら見ろあれ見ろ! 宇宙飛行士ってああいうのじゃねえのか!?」ウラジーミル・コマロフ 好きなこと:「あの宇宙船に乗ることに比べたらこの世の全てを愛せるわ!」 嫌いなこと:「俺は宇宙飛行士じゃねえっつってんだろ!!」 聖杯について:「聖杯ー! 俺についてほざかれた適当な話を全部なかったことにしてくれー!!」 絆:「なんだよ。今は宇宙船に乗ってない貴重な時間を満喫中ー」 その2:「実際は生前何したのかって? まあ……パレンケとか……再興したぜ?」 その3:「意外と戦えてるんだよなー。あの宇宙船のおかげとは思いたくねえけど! うちのマスターがどう思ってるかも知りたくねえけど!」 その4:「しっかし、もう少し広くなんないかね、コクピット。そうなったらあんたも巻き込んでやるのに。……冗談だよ!」 その5:「まー、なんだ。慣れちまえば割と悪くないもんだぜ、アレ。少なくとも俺があんたのために働くにゃあ必要だ。……なーに言ってんだろな俺」 イベント:「宇宙船に乗ることになる予感がするぜ……」 誕生日:「誕生日おめでとさん。プレゼントとしてこの宇宙船もらってくんねえ?」 +星の開拓者(笑) +TRPGキャラシート 【CLASS】ライダー 【真名】キニチ・ハナーブ・パカル1世 【HP】 1d6+6/1d6+1 【宝具1】 『場違いな宇宙船(スペースシップ・セイバ)』 ∞/∞ ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10~60 最大捕捉:300人 常時効果 戦闘時に強制的に効果を発揮する。 パカルの耐久をBに、敏捷をA+に、魔力をAとして扱う。 効果を発揮した時、3d6を振り出た値分HPを回復する。 なお、面倒くさければ常に効果を発揮させ最初から最大HPを4d6+6にしても良い 『雷雨神の電速突破(アークチャック・バスター)』 1/1 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:3~30 最大捕捉:100人 敵前衛全体にdice+5の物理あるいは魔術攻撃をする。 絶叫のロールプレイがGMに評価された場合、更に+5しても良い 『冥府の顎門と天の翼(ミトラル・アンド・ヘヴン)』 1/1 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10(対地)/1~99(対空) 最大捕捉:20人(対地)/1000人(対空) 敵前衛全体にdice+8の魔術攻撃を行う。 更に、敵陣営に不死・復活のスキル・宝具を持つ者がいた場合その効果を無効にした上で更にdice+7、size+2する この宝具を使用した時、パカルは25のダメージを受ける この宝具の効果によってHPが0以下になった場合、令呪による回復をしなければパカルは消滅する 筋力D 2 耐久E(B) 1(4) 敏捷C(A+) 3(5+) 魔力D(A) 2(5) 幸運E 1 スキル1 騎乗A+ 先手判定と逃走判定時、dice+5 スキル2 天文学B 真名看破時、対象が『星』に関わる存在の場合modifer+4 『星』に関わる存在からの物理防御・魔術防御時dice+4 スキル3 魔力放出(光)C 宝具1が効果を発揮している時に、攻撃時sizeを7にしても良い このスキルを使用した時、自身は令呪による強化を行うことが出来ない
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(flag.X2-1 白き陽の神) ―――学園世界居住区 水曜日放課後。 「~♪」 まだ日の高い居住区で朱野ユリは鼻歌交じりに選抜委員としてパトロール任務をこなしていた。 ここ最近、居住区にモンスターが出現する事件が頻発しているせいか、ユリや智には回ってこなかった任務だったが、"今の"ユリになら任せられると判断されたのだ。 認められた。その事が素直に嬉しい。いつの間にか、漠然と感じていたあの気持ちも消えていた。 今のユリの格好は輝明学園の制服に159番隊と記された腕章と言う平日の放課後らしい格好。 だが、ユリは知っている。今のユリの周りには見えない収納場所…月衣が展開され、その月衣の中には麒麟に選んでもらった真新しい装備と魔導書が入っていること。 その魔導書に記された魔法を、3日で全部覚えて、使いこなせるようになったことを。 輝明学園の新米ウィザード、朱野ユリ…彼女は半人前ながら、ウィザードとしての実力を急速に身につけつつあった。 放課後から完全に日が落ちるまでのこの時間、居住区は授業を終え、友人と共に遊びに行こうとするものや寮への家路を急ぐものが行きかい、活気と笑い声に満ちている。 (いいなあ。こういうの) そんな町並みをゆったりと歩きながら、ユリの心は自然と華やぐ。 (もう少ししたら部活終わった人たちが帰ってきてもっと…) 「あ」 ふと、お昼休みに言われたことを思い出し、ちくりと胸が痛んだ。 (そういえば、葵先輩から桜水台との合同観測会の準備手伝ってほしいって言われてたんだった) 忘れていた気持ちがちょっとだけ蘇る。 (…ちょっと、行き辛いな。最近ずっと、天文部には顔出して無かったから…) ほんわかとした雰囲気の葵先輩に可愛らしいエリス先輩と言う2人の部長、親友でもあり天文部員でもある麒麟に、貴重な男手と言う事で半ば無理やり参加させられているトオル… 輝明学園天文部のメンツの顔が次々と頭に浮かぶ(本当は他にも3年に緋室先輩、1年に結城さんと星野さんと言う部員がいるらしいのだが、彼らが来ているのをユリは見たことが無かった) 3ヶ月ほど前に選抜委員の公募に応募して選抜隊に入ってからは、ユリはほとんど天文部には顔を出していなかった。 忙しかったからと言う理由もあるがそれだけでも無い。選抜委員の仕事は緊急任務でも無ければ精々週に2~3回所属隊に顔を出せば良いことになっているから、部活に顔を出す時間くらいはある。 朱野ユリ、彼女が天文部に顔を出さなくなった理由。それは… (でも、今なら行ってもいいかな?あたしも…ウィザードになったから) くれはお姉ちゃんが部長をやってた去年あたりからだと聞いている。天文部がウィザードのたまり場とでも言うべき部活になったのは。 部員が少なく、潰れかけていた今年の天文部。葵先輩に誘われ、軽い気持ちで入部した。 だが、ファー・ジ・アースの裏事情と共に天文部の部員が全員ウィザードあるいは元ウィザードだと聞いてから、何となくユリは天文部と距離を置くようになった。 別にウィザードが怖くなったわけではない。選抜委員の仕事が非番の休日なんかにはトオルや麒麟、葵と遊びに行くことも多い。 ただ、何となく部活…ウィザードの集まりに顔を出すのは、気が引けた。イノセントの自分は場違いな気がしたから。 その状態は、今も続いている。 (…誘ってくれたのも、そう言う意味なのかな?) ずっと顔を出して無かった天文部に顔を出すきっかけになれば。そんな意味なのかも知れない。だったら。 「…今度、顔を出そうかな…?」 ぽつりと呟いたその時だった。 ざわりと。 空気が変わったことを察知し、ユリは顔を上げる。 「これって…!」 そう遠くない場所に現れた気配と、空に輝く"紅い月"。その正体をユリは"ウィザードの力"でもって察知する。そう、一昨日感じたものとよく似た気配。 「大変!行かなくちゃ!」 人気の多い居住区に現れた侵魔を放っておくわけにはいかない。ユリは気配の方に向って駆けだした。 ―――数分後 現場…紅い月の輝く月匣の中にたどり着いたユリが最初に見たもの、それは大きめの不定形モンスターに襲われる、1人の少年の姿だった。 キシャー! モンスターが場違いに香ばしい甘いにおいを放ちつつ、ぞろりと生えた牙をむき出しにして咆哮する。 ドジュウッ 咆哮と共に零れおちたモンスターのよだれが石畳の地面を焼いた。 「く、来るな…!」 冷汗を流し、モンスターから後ずさるのは、線の細い、ユリと同じくらいの年代の少年。 どこかの学園の制服なのであろう小豆色のブレザーに灰色のズボン。細い首に、首輪のようにも見えるチョーカーをつけている。 その、眼鏡がよく似合う整った中性的な顔立ちには、押し殺した恐怖が浮かんでいた。 じりじりと後ずさる少年を追い詰めるように"それ"はゆっくりと距離を詰める。 「ボクはまだ…こんなところで死ぬわけには行かない…ボクにはまだ、攻略しなければならないギャルゲーがあるんだ!」 見たところ少年には、戦う力はなさそうだ。月匣内でも動けるくらいの強い意志の力…プラーナを持っていることは感じられるものの、武器は持っていないし、魔法が使える様子は無い。 恐らく一撃でも攻撃を受ければ、少年の命は無いだろう。 (助け無くちゃ) そう考えるより先に身体が動いた。 「こっちよ!モンスター!」 その声に反応して、モンスターがユリの方を向く。 「そこの君、逃げて!ここはあたしが何とかするから!」 それを確認しつつ、ユリは月衣から自らの武器を抜き出す。 細くて小さく、それ故に軽い指揮棒を思わせる魔法の杖と、魔力増幅の効果が込められた、魔導書。 それを手にし、ユリは目の前の怪物に集中する! 「地に伏せし巨龍よ!」 ユリの体内から黒い、瘴気と化したプラーナがあふれ出し、杖の先に集まる。 「その顎を持って、彼のものを噛み砕け!」 最初から出し惜しみはしない。してはいけない。自らの扱える最大最強の魔法。それでもって戦わなければ危ない相手だ。 「《ドラゴンファング》!」 ユリの叫びが響き渡った瞬間。 ガシャアン! 大地から生えた、瘴気を纏った岩の牙がモンスターを挟み込む。 「…っう」 魔法に上乗せした瘴気と化したプラーナが身体を蝕む感覚に、ユリは眩暈を覚える。 その時だった。 「油断するな!まだ終わってない!」 少年から発せられた言葉にはっと我に帰る。 「わっ!?」 岩石の牙からはみ出した触手が、ユリに迫る。 「あ、《アースシールド》!」 咄嗟に覚えたばかりの魔法で土の壁を作り出して防ぐ。 「っつう!?」 その壁に触手が叩きつけられ、壁は破壊される。殺し切れなかった勢いがユリに叩きつけられ、ユリはダメージを受ける。 「つ、強い…」 苦痛に耐えきれずその場にへたり込みそうになったユリの手が取られる。思わずユリはその手の持ち主を見る。そこには。 「一旦あいつの触手が届かないところまで距離を取るんだ。岩に挟まれてる今なら追ってこれない」 逃げ出さず、冷静にユリを見つめる、少年の瞳があった。 ―――居住区 路地裏 「…《ヒール》」 モンスターからある程度距離を取り、魔法で消耗した自らの体力を回復する。 「これで、行ける…かな」 とりあえず、最悪の状況を脱し、ユリは溜息を吐く。そして、後回しにしていた行為を行う。 「その…さっきはありがとう。えっと」 冷静にモンスターを観察するメガネの少年に礼を言う。 「桂馬。桂木桂馬。よろしく。それと、礼を言うのはボクの方だ。ボクだけだったら、どうしようも無かった」 少年…桂馬がモンスターから目を離さずに言う。 「えっと、それはどうも…あ、そのあたしは朱野ユリです」 「…まずいな」 ユリの自己紹介には返事を返さずに観察を続け、桂馬は呟く。 キシャー! ベキベキベキベキ! 咆哮と共に岩の顎がこじ開けられて、モンスターが自由を取り戻す。 「…ったく、エルシィの奴…」 桂馬がユリに聞こえぬよう小さな声で毒づく。あれの"製作者"に。 そんな時だった。 ~~♪ 0-phoneから場違いな音楽が流れる。"仕事"用の着メロだ。ユリはごくりと唾をのみ、電話に出る。 「…はい。朱野ユリです」 電話の向こうから聞こえてくるのは予想通り。隊長の声。珍しく焦った様子で、隊長はユリに命令と情報を告げる。 「…すぐに撤退しろ?相手が悪い?あれって…スイーツなんですか!?」 その情報を聞き、ユリは驚きと共に納得した。目の前のモンスターの怪物っぷりに。 スイーツ。 悪名を馳せる某お菓子研究会が作る"怪物"を指すそれは、この学園世界でも屈指の厄介さを誇るモンスターカテゴリとして恐れられている。 大抵は失敗作あるいは成功作としてお菓子研究会とその恋人が手ずから"処理"するか執行委員が"退治"するかの2択なのだが稀にああして逃げのびたものが学園や居住区に現れる。 基本ベースは製作者の関係で輝明学園の世界のモンスター、侵魔に近いとされるそれの特徴は、独特の甘いにおい、恐ろしいまでの生命力、そして強力な毒性。 文字通りの意味で怪物じみた耐久力を持つため強力な武器や魔法を使っても仕留めるのは容易ではなく、撒き散らされる瘴気のブレスや肉体、体液には強い毒性がある。 その出来栄え次第では熟練のウィザードや上位の侵魔…"雑魚魔王級"すら手こずらせるだけの力量を誇る、恐るべき怪物。それがスイーツである。 そのため、戦闘能力を有した選抜委員であってもみだりに挑むことはせず、執行委員あるいは特選隊の到着を待ち、その指示に従うことが選抜委員対モンスター戦闘マニュアルには記載されている。 「どうしよう…」 ユリはちらりと傍らの桂馬を見る。 「えっと…桂木君?ここから逃げないと行けないんだけど」 「そうだな…」 戦う力は無いが、怯えることも無く沈着冷静。桂馬はモンスターから目を離さずに答える。 「放っておいたら危ないよね。何とかして、倒す…せめてしばらく動けなく出来ないかな?」 「今考えてるところだ」 表情を変えず、桂馬が答える。そして。 「…ユリ、さっきの魔法、もう1回使えるか?」 「え?…うん。大丈夫。だけど…多分あと1回だけだと思う」 あの様子からだともう1回使っても倒せるかどうかは怪しい。 それ以上使うと身体が瘴気に耐えきれない。 「…いや、あと1回使えればそれで良い」 考えついたらしく、ユリを促して駆けだす。 「どうするの?」 「おびき寄せる」 簡潔に返事を返し、後ろを振り返らず桂馬がユリの手を取り駆ける。 キシャー! その場から逃げだす2人を見つけ、スイーツが奇声を上げながらユリたちに迫る。 「…ここだ!」 桂馬が駆けこんだのは寮の間の細い路地裏。一気に駆け抜けると同時に、身をひるがえす。 「今だ!あいつがここを抜け切る前に!」 「…わ、分かった!地に伏せし巨龍よ…」 桂馬に促され、慌てて詠唱する。そして。 キシャー! 追ってきたスイーツがあと一歩で路地裏を抜けようとした瞬間! 「《ドラゴンファング》!」 ユリの魔法が発動する! ガスガスガスガス! 辺りの"石"…地面だけでなく寮の壁からも岩の牙が生え、スイーツを縫い止める。 ギシュアー!? 慌てて動こうとするが、完全に岩に挟まれ、見動きが取れない。先ほどの一枚岩ではなく、建物の壁に閉じ込められる形となったため、こじ開けることもできない。 苦し紛れに触手を伸ばすが、既に2人は届かない位置に逃げていた。そして… 「…死んだか」 力尽き、ドロドロと甘いバターの匂いがする液体と化していくスイーツと紅い月の消えた空を確認しながら桂馬が至極冷静に言う。 「…凄いね」 その冷静さと機転にユリは驚く。この男の子は、もしかしたらウィザード以上に冷静かも知れない。そう、思った。 「凄くも無いさ」 そんなユリの感想に桂馬は肩をすくめる。 「選択肢ミス=即死の、絶対絶命のピンチを機転で乗り越えるシーンで間違えたことなんて1度も無いし、昔のは妙にシビアなバランスのRPGやSLGも多かったからな」 「え?」 それっきり興味を失くしたとでも言うように桂馬は懐からゲーム機を取り出して歩き出す。 「あ!待って…」 慌てて立ち去ろうとする桂馬に手を伸ばそうとした、その時だった。 「あ、あれ?」 地面が揺れる。吐き気がして、辺りがゆっくりと暗くなっていく。 「お、おい!?こんなところで倒れるな!?」 桂馬が慌てて駆けよって来るのを確認したのを最後に、ユリは気を失った… ―――更に数分後 「あ、神に~さま~」 何処かへ行ってしまったマドレーヌを追ってやってきたエルシィは、見知った顔を見つけ駆け寄った。 「こっちにマドレーヌが逃げてきま…ああ!?」 近寄って、路地裏でぐちゃぐちゃになって息絶えたマドレーヌにショックを受ける。 「これじゃあもう食べられません…だれがこんなことを…」 「エ~ル~シ~ィ~」 聞きなれた声にエルシィは振り向いた。そこには、鬼がいた。 「は、はう!?か、神に~さま…?」 それに危険なものを感じ取ったエルシィが後ずさる。そんなエルシィに桂馬は顔を寄せ、噛んで含めるように尋ねる。 「こ ろ す き か 」 朱に交われば赤くなると言う奴なのか、学園世界に来てからエルシィの料理は進化した。 主に命の危険を感じる方向に。って言うか今日も危うく命を落としかけた。 「ち、違います!ちゃんと神に~さま…人間の人向けに灯さんに聞いた通りに作りました!」 「料理下手がもはや属性を通り過ぎてオチ担当の領域に達している奴にレシピを聞くな」 「え?あ、で、でも味見してくれたヨメ子さんも活きが良くておいしいって…」 「大魔王とタイマン張れる本物の魔界の悪魔娘の味覚を基準にするな」 命の危険があったせいか桂馬の突っ込みも厳しい。 「う~。ちゃんと神に~さまがおいしく食べられるように甘さ控えめにしたのに…」 すっかり打ちのめされたエルシィが拗ねて地面に消防車の絵を描き出した。 「…それよりエルシィ。こいつに見覚えはないか?」 気を取り直し、抱き起した女の子をエルシィに見せる。来ているのは紫の制服…ディティールから判断するに恐らくA地区の輝明学園の制服。 それと選抜隊の腕章。先ほどの魔法を見るに、魔法使いであるのには間違いない。それを踏まえたうえで桂馬のゲーマーの勘が告げていた。 「え?…ああ~!?こ、この人、この人です!」 「…やっぱりか」 予感はあった。何かの化け物に襲われる主人公と、それを寸でのところで助ける能力者のヒロイン。数百回は見て来たパターンだ。 (さて、朱野ユリの心の隙間は、どこにある?) 駆けつけてくる選抜隊の足音と月匣の解除と共に集まってきた野次馬の声を聞きながら、桂馬は冷静に考えていた。 これからのこと…"落とし神"としての、"朱野ユリ"の攻略ルートを。 ← Prev Next →