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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1273071103/317-330 「ねえ、あんたにお願いがあるんだけど」 あれから桐乃は『人生相談』を持ちかける事はなくなった 寂しい限りだな そう、俺が思っていると誤解している諸君 間違えてはいけない もともと人生相談なんて軽々しくするものじゃない だからこそ、去年、桐乃が俺に『人生相談』を持ちかけた時には真剣に切迫詰まっていたのだろう だが、おかげでようやく俺達兄妹は、目を背けてはいけない、どうしようもなく家族であることを知った 少なくとも俺はそうだと信じてる だから、桐乃の『人生相談』が『お願い』になったとしても、同じように受け入れてやろうと思ってた まあ、初っぱなから「彼氏になれ」とか無茶苦茶な『お願い』だったけどさ まあ、その結果は諸君の知っての通りだが べっ、別に泣いてなんかいないんだからね(涙) で、今度はどんなお願いなんだ? 「で、なんだ?その『お願い』ってのは。今日は気分がいいから、特別に聞いてやるぞ?」 「うっえ、気持ち悪っ!こないだからアンタなんか勘違いしてるんじゃないの?」 …相変わらず容赦ねーな オーケー、オーケー、これくらいどうってことはない いつもの桐乃だ 俺が目に涙を溜めてるように見えたとしたらそれは仕様だ 「別に大したことじゃ無いんだから、貸しだなんて思わないでよね」 「思わねーよ」 だいたい、お前の頼み事に一々そんなこと考えてたら身が持たん 「で、なんだ?言ってみ?」 「えっと、言いにくいんだけど…た、お誕生日のね、ケーキを買ってきて欲しいの!」 なんだ、普通じゃないか?それのどこが? 確かに今まで大っ嫌いだった兄貴に誕生日のケーキをねだると言うのは気恥ずかしいだろうが、 って、あれ? 「ちょっと待て、桐乃?お前の誕生日はとっくに…」 「はぁ?なに言ってんの? 綾花ちゃんの誕生日に決まってるでしょ? っていうかあたしが実の兄に誕生日を祝えっておねだりするとか思ってるわけ?…キモ」 綾花ちゃんというのは相変わらず桐乃がはまっているラブタッチというゲームのヒロインだ ゲームのキャラクターの誕生日を祝う方がよっぽどキモいと思うがここは言わない方が賢明だろう 「買い物ぐらい付き合ってやんよ。駅前のケーキ屋さんでいいか?」 「はあ?あんたバカ? 地味子ならともかく、綾花ちゃんにそんなもので許されると思ってるわけ? だからあんたはモテないのよ。」 「うっせーよ。毎度毎度心をえぐるようなことを言いやがって」 とはいえ確かに桐乃が言う通り、ゲームの中とはいえ恋人に贈るプレゼントは特別なものなのだ 桐乃なりに精一杯恋人の誕生日を祝いたいのだろう 「わかったよ、どこへでも行ってやるって。んで、何処まで行けばいいんだ?」 「…わかんない」 予想外の返答に俺は戸惑ったが、考えてみればたかがケーキを買いに行くだけで桐乃が俺に『お願い』をするはずがない 「いや、それだといくら俺でも買えないよね、ケーキ」 ごく当たり前の反応に、桐乃は軽く逆ギレ気味に答えた 「せ、正確に言うとね、だいたい目星はついてんの」 そう言って桐乃はノートパソコンのブックマークを開いて、数件のお洒落なケーキ屋を俺に紹介しながら話を続けた 「ラブタッチはリアルが売りのゲームだから、恋人の誕生日に下手なお店で買ってきたケーキでお祝い、なんてできるわけないじゃない? だから今回はね、メーカーとショップが特別にコラボして『綾花たん生誕祭』をやるの。 ただ、事前に大々的に公開しちゃうとすぐに売り切れになっちゃうでしょ? 転売ヤーとか意味わかんない連中も綾花ちゃんのケーキを買ってプレミアつけて売ったりするだろうし…」 俺にはお前も意味わかんないけど、大事な人のために贈ろうとしたものが横取りされたら悔しいもんな 「でね、ネットに公開されたケーキの画像から、何件か候補が上がってて、多分代官山のここはトラップで、あたしは青山のここだと思うんだけど、自由が丘のこのお店も捨てがたいのよね」 そう語る桐乃が開いている限定ケーキの写真の写ったホームページと、ケーキショップの画像を見比べた俺はマジでビビった ホームページに掲載されていた写真はこれがケーキだと言われなければ気づかないようなぼやけた写真だ そこからショップをほぼ特定してるのだ オタクっていうのはみんな特殊工作員か何かっすか!? すげえな 「ちょっとあんた聞いてるの?」 むすっとした桐乃がそんな俺を見とがめる 「あ、ああ、悪い悪い、で、俺はお前と青山に行けばいい訳か」 「それじゃあんたに頼む意味ないじゃん。 あたしが青山に行くからあんたは自由が丘。 もし予想が当たってれば等身大綾花ちゃんフィギュアとツーショット撮影できる限定イベントもあるんだから、万が一にも外せないの」 真剣な面持ちで語る桐乃には悪いが、俺はそんな恥ずかしい証拠写真を残したくないので、桐乃の指示通り自由が丘に行くことになった その『綾花たん生誕祭』当日の自由が丘の朝 お洒落で少し懐かしい街並みの中に、どう見ても場違いな行列が出来ていて、俺はその列の比較的後ろの方に並んでいた モンサンクレール 自由が丘のちょっと丘の上にある、まさかゲームのキャラクターの誕生日ケーキを売り出すとは誰もが思いもしない超有名店だ そこにオタクの列がぶわっとできているのだ 静まり返った朝の街 ここが本当に『綾花たん生誕祭』をやる、と、明確に示すものはなにもない しかし、ここに間違いはないと確信を持って並ぶ男女の列 携帯ゲーム機を持ち出して、恋人と毎朝の愛の言葉を交わす勇者もいる また、ラブタッチのヒロイン、綾花を全面にあしらった携帯ゲーム機をチラ見せしては鞄に仕舞っている少し年季の入ったオタクの人も居る そこに、これから出かけるとおぼしき人達がひそひそ話をしながら通りすぎていく さすがに気まずい そんな気まずい思いをしている俺に、 「京介さん?」 と、背後から誰何する女性の声が聞こえた マズい…非常に、まずい… こんな姿を知り合いに見られたら、まず終わりだ 正直赤城と「ホモゲ部」の深夜販売に並んでたと知られるよりダメージがでかい ホモゲ部は瀬菜の買い物だから一部の腐った皆様以外にはすぐに誤解とわかるだろう だが、ラブタッチは違う まず秘密を守ると約束した桐乃の買い物だし、こいつはそもそも恋愛シミュレーションゲームだ 桐乃の秘密を守ったとしても、俺が残念な人に思われることはまず間違いない ん、待てよ? …っていうか、そもそもこんなところに、俺の知り合いで、俺を京介さんと呼ぶような奴って居ないよね? 意を決して振り返るとそこには… …すっごい美人がいた 長身でグラマラスな彼女は初夏らしい清楚なワンピースに身を包み、はにかむ様に俺をまっすぐに見ている さらさらの髪が一瞬風に流れる ヤバい 胸がドキッとした …ていうか、誰? お互いに見つめあう数秒の空白の後、彼女はおもむろにバッグからぐるぐる眼鏡を取り出してそれをかけてこう言った 「これは失礼した、京介どの」 「俺のときめきを返せえええ!」 思わず叫んだ俺に周囲の注目が集まる 『なにこいつ』『場違いじゃね?』『つーかリア充氏ね』 そんななんとも言えない雰囲気が辺りに立ち込めるが、彼女は気にせず続ける 「ところで京介氏、本日は何ゆえにこんなところに?」 「…桐乃の買い物だ。なんでもあいつがハマってるラブタッチの『綾花たん生誕祭』とやらで、この小洒落たケーキ屋で限定ケーキを売り出すらしい。もっとも、ネットの噂位しか情報が無いんでな、桐乃の奴も青山のナントカっていうケーキ屋に並んでる」 「ほほう、では京介氏は等身大綾花たんとツーショット写真が撮りたいと」 「って、全然人の話を聞いてねえ!?」 「冗談でござるよ。ははあ、それではきりりん氏には残念でござるなあ」 「ん?どういうことだ?」 「拙者も今回の『綾花たん生誕祭』の限定ケーキを買うべく来たのでござる。このお店に間違いは無いのでござるが…いささか遅かったようでござる」 沙織と話をしている間に、行列の先頭に動きがあった 店員さんが行列の整理をはじめた 少し場違いな雰囲気の男性はメーカーの人だろうか 「紳士淑女の皆様、本日は『綾花たん生誕祭』の限定イベントにお集まりいただきありがとうございます。 本日販売のお誕生日ケーキにつきましては限定数100とさせていただきます。 ただいまより整理券を配布いたしますので、列を崩さないようにお願いいたします。 なお、整理券配布の際は、かならず『綾花たん』の提示が必要となっております、予め電源を入れてお待ちいただきます様お願いいたします!」 小さくどよめく行列 っていうか『綾花たん』の提示が必要って何? 戸惑っていたところに、携帯が鳴った 桐乃だ 「どうしよう、青山じゃなかった…あんたの居る自由が丘が正解だった。でも、ネットでは綾花たんを連れてこないと本物のプレイヤーじゃないから、整理券配って貰えないかも、って…あんた、連れてきてるわけないよね…どうしよう…綾花ちゃんにあわせる顔がないよ…」 めちゃくちゃ落ち込んだ桐乃の声 「大丈夫、俺がなんとかする」 咄嗟にそう言って、俺は携帯を切った さて、そうは言ったものの、『綾花たん』の入った携帯ゲーム機は青山に居る桐乃の手元にある 整理券の配布は既に始まっている 今から桐乃にここまで来させても到底間に合わないだろう 然りとて、携帯ゲーム機が無いと整理券は配布されない 事実、列の前の方の何人かが追い返されている 妹の買い物でと言ったところで、扱いは変わらないだろう …待てよ?沙織はなんでここに来ていたんだっけ? 回りに聞かれては困る 少し強引に沙織の手を引いて耳元に顔を近づけて話しかける 「沙織、頼みがある。『綾花たん』を貸して貰いたい。ここに並んでるって事は、もちろん持ってきてるよな」 何故か少し動揺して沙織が答えた 「た、たしかに連れてきてござるが…」 「代わりに何でもする。さすがに楽しみにしていた桐乃を落ち込ませるのは忍びない。今だけ貸してもらえないか」 「代わりに、何でも、でござるか?」 「ああ、なんでもだ」 「わかったでござる。他ならぬきりりん氏のためでござるし…」 そういうと、沙織はぐるぐる眼鏡を外して、ぎゅっと俺の腕を組んだ 「京介さんがなんでもして下さるということでしたら、お安い御用ですわ」 居心地悪りい… 抜群のプロポーションを誇る超絶美人と腕を組んでケーキ屋に並ぶ俺は、どこから見てもリア充にしか見えない さらに困った事にこの行列が恋愛シミュレーションのヒロインのお誕生日ケーキの購入者の列だということだ 周囲から発せられるどす黒いオーラを感じる ホントに居心地が悪い だが、沙織はといえば、口許をω(こんなふう)にして、楽しそうにしている 本当にこいつは何を考えているのだろう? 彼女の表情を伺い知ろうと、ほんの僅かに高い彼女の目に目線を向ける すると、沙織が、しなだれ掛かるようにする ヤバい だっておっぱいが当たるんだもん 回りに聞かれないように沙織に話しかける 「おい、あんまり引っ付くなよ、なんていうか…」 「んー、駄目ですよ、京介さん。ちゃんと彼氏と彼女らしくしてくださらないと」 「おまえはどういう頭の構造してんの!?」 「あら、なんでもする、って先程約束して下さいましたよね?」 「うぐ、確かにそうは言ったが…」 「では、約束は守ってくださいね、京介さん」 参ったな 整理券の配布が進むに従い、列に殺伐とした雰囲気が立ち込める 限定数を越えた行列ができており、全員に行き渡らない可能性があるようなのだ 整理券を持った店員さんが俺達のところまで来た 「すみませんが『綾花たん』の提示をお願いいたします」 おもむろに沙織が携帯ゲーム機を取り出す そこには沙織の綾花のキャラクターが映っている 「あの、誠に申し上げにくいのですが、原則として列にお並びになられた方のみ整理券を配布させていただいております。 お見受けしたところ、そちらの『綾花たん』はお嬢様の物かと思われますので誠に申し訳ございませんが…」 まあ、確かにそうだよな どれだけ俺達が桐乃のためにやったこととはいえ、卑怯と言われてしまえば返す言葉はない 桐乃には悪いが… 「京介さん」 次の瞬間、携帯ゲーム機から、俺を呼ぶ『綾花たん』の声がした 「あ、綾花たん!?」 思わずゲーム機の中のキャラクターに話しかけてしまう 「うふふ、会いたかった、京介さん(ハァト」 やたらと甘ったるい声でゲームのキャラクターが話しかけてくる ヒロインと会話ができるラブタッチモードが起動しているようだ 畳み掛けるように、沙織が言った 「ごめんなさいね、彼ったらこのゲームに夢中で、私の誕生日のお祝いも忘れて『綾花たん』のケーキを買う、と出掛けてしまったから、つい私が意地悪をして隠してしまったの。 でも今日は私の誕生日でもあるの。だから本当は私の分のケーキも買いに来たのでしょう?ね、京介さん」 そういって沙織は話を合わせるように目配せする 「あ、ああ、そうだ」 「だからね、みんなで食べられるくらい大きなケーキを買って欲しいわ」 いつになく甘い沙織の声に自分達は本当に恋人同士なのではないかと錯覚さえ覚えてしまう 「これは失礼いたしました。それでは整理券をお渡しいたします」 丁寧に詫びる店員さんに、こちらこそ、と頭をさげてしまう 満足そうな笑みを浮かべてまた俺にしなだれかかる沙織に、つい何も言えなくなってしまう 店員さんが列の残りの人に整理券を配りに行ったところで、漸く人心地が付いた俺は沙織の耳元に囁いた 「少し心が痛いけど桐乃のがっかりした姿を見なくて済んだよ。悪いな、彼女のふりまでさせて」 「あら、京介さん?約束忘れたの?ふり、では無くってよ」 え?どういうこと? 複雑な表情を作る俺に、一瞬微笑んだあと、彼女はまたいつものぐるぐる眼鏡を掛けて、こう言った 「さてと京介氏、きりりん氏のためのお買い物はまだ終わりませんぞ。ケーキを買ったら秋葉原に行って、それから…」 「いや、いいよ。沙織、お前、桐乃のためにここに来たんだろう?多分、ラブタッチも俺が持っていないことを予想して。わざわざ予め新しいセーブデータまで作って…」 「…バレてしまいましたか、京介氏」 ぐるぐる眼鏡の向こうの表情はわからない 「それから、ケーキを買おう。今日は本当にお前の誕生日だったりしない?」 一瞬、沙織はぐるぐる眼鏡の隙間から俺を見て、それから答えて言った 「あれはきりりん氏の分でござるよ。どこかの兄上が妹の誕生日も忘れて、と溢してた故」 「そっか、ありがとうな」 本当にこいつには頭が上がらないよ ふと、ぐるぐる眼鏡を外して沙織が言った 「でも、約束は忘れないでくださいね、京介さん」 そうして沙織はまた、ぐるぐる眼鏡を掛けた そうして、整理券をもらった俺と沙織は、そのあと桐乃と合流して『綾花たん生誕際』限定ケーキを買った。 沙織は予め桐乃に俺と並んでいることを伝えるメールを送っていたらしく、桐乃はちょっとだけ照れくさそうに、ありがとう、と、沙織に言った それから、黒猫も呼んで、うちでちょっとしたパーティーをしよう、という話になった それからちょっと反則気味ではあるけれども、俺の代わりにということで、桐乃も等身大『綾花たん』とのツーショット写メを取らせてもらうことができた 最初はメーカーのスタッフさんが広報に使いたいと申し出てくれたのだが、桐乃はモデル業に差し障ると困るということで、丁重にお断りをした まあ、その代わりに俺が「彼女に『綾花たん』を届けさせた男」として、ネットニュースの格好のネタになったわけだが さて 丁度今、沙織から「京介さんへ」と題したメールが届いているのだが、なんだか微妙にいやな予感がするのだが、気のせいだろうか
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加入条件 解説 能力ステータス 式神スキル 式神パッシブスキル コメント 加入条件 全編共通・・・混沌平原1入口付近にてイベント後に加入 解説 Ver1.07から表記は磯野さん(それまでの表記は磯姫) 最初から4属性の初期魔法を覚えている。 相手の弱点をつくことが容易なので便利、またヨロヅセナノはランドも傾けることが可能なので序盤のランド操作に便利である。 しかし、火力の伸びは望めないので中盤以降になると活用度は下がってしまう、特に塔クリア後はコントロールランドを扱えるメイド妖精を捕獲出来るようになるので苦しいか。 ちなみに磯野さんは前作東方蒼神縁起からの出張キャラであり、所謂オリキャラである。 能力 ステータス補正は低いので四属性の攻撃魔法を利用した運用以外は難しい 地相を利用した回復魔法も使えるので、ボス戦でも使える ステータス Lv HP MP 力 体力 器用さ 素早さ 賢さ 運 1 1 2 1 1 1 1 1 1 5 2 3 2 1 1 1 2 2 10 3 4 3 2 2 2 4 3 15 4 5 4 3 3 2 5 4 20 5 6 5 4 4 3 6 4 30 6 9 7 5 5 4 8 6 40 8 11 8 6 6 5 9 7 50 9 13 10 7 7 6 11 9 60 11 15 12 9 9 7 13 10 70 12 17 13 10 10 8 15 11 80 13 18 14 11 11 9 16 12 90 15 20 16 12 12 10 18 14 99 16 21 17 13 13 10 19 15 式神スキル 名称 系統 消費MP 範囲 遅延 属性 説明 習得条件 ファイヤーアロー 魔法 2 敵単体 0 火 単体に火属性のダメージを与える。威力 30 最初から アイスチル 魔法 2 単体 0 水 敵単体に水属性のダメージを与える。威力 30 最初から アースジャベリン 魔法 2 敵単体 0 地 単体に地属性のダメージを与える。威力 30 最初から プラズマホール 魔法 2 敵単体 0 雷 単体に雷属性のダメージを与える。威力 30 最初から ヨロヅセナノ - 7 味方単体 1 - 単体を回復し、指定した属性での地相再生を与える。回復:30 Lv7 式神パッシブスキル 番号 説明 習得条件 1 ランドへの影響:+5% 最初から ランドへの影響:+10% Lv16 ランドへの影響:+15% Lv32 ランドへの影響:+20% Lv50 ランドへの影響:+30% Lv70 ランドへの影響:+50% Lv90 2 3 4 5 6 コメント 名前変わったね「磯姫」→「磯野さん」 -- 名無しさん (2012-01-14 09 53 47) 蒼神に出てたのか!w 場違いだったら済まないが、どこに出てた? -- 名無しさん (2012-01-14 22 52 04) 本編OPと残暑OPにいたと思う -- 名無しさん (2012-01-14 23 35 09) ありがとう!w -- 名無しさん (2012-01-14 23 36 04) 即戦力かつ早熟という、いかにもな「指南役」ポジション。いっそチュートリアルとかで出ても良かったかもw -- 名無しさん (2012-02-09 00 38 39) Lv.70 12,17,13,10,10,8,15,11 -- 名無しさん (2012-04-02 18 05 17) 磯野さんが式神として仲間に入った筈なのに式神ストックの所に居ないのは何故?バグ? -- 名無し (2012-06-03 02 42 49) Lv90 15 20 16 12 12 10 18 14 ランドへの影響:+50% -- 名無しさん (2012-06-05 22 28 12) 地相操作特化とでも言うのかな 正直序盤以外使いづらい… -- 名無しさん (2012-06-28 10 50 53) しかし、まさかEXでちょっとだけ出番があったとはw。最後のあれでス○ロボのテ○サ○マックを思い出してしまったww -- 名無しさん (2012-07-01 19 42 54) ↑×4自分も仲間にならなかった。白蓮編。なんでだろう -- 名無しさん (2012-07-22 23 27 58) ↑自分も磯野さんが式神に居ない……(霊夢編) -- 名無しさん (2012-07-26 19 04 10) ↑俺んとこもいない(紫編)まぁいても使わないけど・・・ -- 名無しさん (2012-07-26 23 22 28) ↑の三人はツッコミ待ちか何か? -- 名無しさん (2012-07-29 13 29 10) ↑まぁ良いじゃないか彼らは仲間にならないと伝えたかったんだよ多分... -- 名無しさん (2012-07-29 22 06 45) 名前 コメント
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,. -ュ,ニニ弌垳ト、 /r'^ _rヘ-ヘ/^ヽr宀、 /!7ト、7′ 〃 l ヽ ヽ 、 / l//L」| ∧l | ! |l | ! ヽ | l / 〃 ||丁l トH、lV| |l /l } l | ヾヽ / 〃 |l | l抔卞`ヽ{ /-ト/ //リ \ ヽ ∨ |」 /l| lトヽ ̄ レ'戎シ' / ′⌒ヽ!ヽ._j\\ / 八 |ヽ __ ' ∠r1=彳 .. .. .. .. ..` .. ヽ/ ハ ヽ‐ 、 ,. イ| } ..`ヽ、 .. .. .. . /⌒ヽ、ヽjノヽ.∨r 芥、/ ./ / .. .. .、\ .. .. . ./ . . . . . . . . ヾ⌒Tlヽ}l,ハ/-/ 〈 .. .. .`ヾ\ヽ .. ../ . . . . . . . . . . . . . . . ∨_ || ヽ レ' . ヽ .. .. .くヽ.j .r'´. . . .. . . .. . . . . . . . . . . .∨_ ||ーrヘ. . 、 . .\ヽヽ 〉仆、 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ∨_l〉 ri心 . ', . . . . ヽ}′ \_. . . . . . . . . . . . . . . . . ∨_ ゞ=仆ヽ. . _ノ , 〉个、 . . . ./. . . . . . . . .∨_ l }〉 .}'´ | く_/^ト、 .∧ . . . . . . . . . ∨_リ 〈| .ハ | // . . || . ./ ヽ. . . . . . . . . .∨┐r' . { 、ヽ !| // . . . || ./ } . . . . . . . . . . . ∨. . . .| l | 三日月夜空の母。 昔はポケモンコーディネイターをしていて、細部まで拘った綺麗な衣装を着ていた。当時はドンカラスを使用。 夫を助けようと自分でも金を稼いでいたが、夜空が小さい頃に夫から「君は僕がいなくても大丈夫だね」と離婚されてしまい、以降おかしくなってしまった。 コーディネイターとしての仕事も止めてしまい、夜空が励まそうとしたら逆上し、刺す寸前まで行ったという。 その後夜空とは碌に会話もせず、ポケモン泥棒を命じている。 首尾よくポケモンを盗むことができた時だけ、食事を作って置いておいてくれるらしい。 137スレ目(199日目)にに本人登場。 夜空がいなくなった後精神が不安定になったため、月島秀九郎の催眠を受けて記憶を消されていた。 結果精神が幼児退行し、自分が14歳だと思い込んでいる。 月島たちの手引きによって、バラライカ主催の「アイドルたちと、ポケモンたちで歌って踊るフェス」のプレ公演に乱入し、襲撃を仕掛けてきた。 バトルではドンカラスの他、アブソルを使用。敗北した後催眠が弱まった影響で半狂乱になりかけたが、月島による催眠で強制的に眠らされた。 戦闘終了後、事務室での事情聴取の時には催眠が解かれており、過去の行いについて夜空に謝罪をした。 やる夫の母の入速出春夏と知り合いで、やる夫の苗字を聞いた時や自分を救出した春夏が薬で若返っていたことに驚いていた。 素の彼女は天然でおっちょこちょいなところがある。外見的には20台前半で通じるほど若々しい。 催眠を受けたのは仕事の面接に行ったとき。本人の推測によると、他の被害者たちは金儲けや愛玩のために専用の「調整」を受けているらしい。 今回の作戦に駆り出された、出会ったばかりで「どうでもいい子」や「壊れかけ」の自分を使い捨てるつもりだったのだろうと証言している。 証言の後、保護観察扱いで黒の騎士団(WT)預かりとなった。 プレ公演ではバラライカとユフィの薦めで藤堂ユリカとペアを組んで、ステージに出演させられている。 145スレ目(217日目)、カンナギタウンのワグナリアで行われたお疲れ様会で会話した。 控えめな性格で気を遣いすぎるため、若い子の会話にはついていけないがピーチやナイチンゲールなども場違い感があり、うまく話せていないようだ。 四条貴音にアイドル部に誘われているが、丁重にお断りしている。貴音によれば、波紋を覚えてから外見が20代前半くらいにしか見えなくなっているらしい。 その後、深雪の告白に便乗した手持ちポケモンたちに恋心を暴露され、恋人となった。
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「いいなぁ、変身能力~・・・」 セーがうらやましそうに目を輝かせて三人の妖精たちを見つめる。 最も、そのうちの一人は12歳ぐらいの人間の少女の姿に変身しているのだが。 しかし、先ほどの妖精たちの戦いを見て、あることに気づくセー。 「あ、なるほど、太陽と月と星の妖精かぁ~、どうりで・・・、 上位能力の匂いがすると思った。」 「うん、まあ、隠すつもりはなかったんだけどね。」 ヒミンの言葉に嘘、偽りはない。 確かに「ただの通りすがりの妖精」だったことに変わりはないから。 とはいえ、既に通りすがりでは済まないほどにまで、深く関わってしまってはいるけど。 笑顔で返すヒミンだったが、眼前のセーが「しししっ」と何かを思いついたように笑うと、胃の痛みがこみ上げてくる。 自分たちの正体を、たとえ少しとはいえ知られた以上、このネタ妖精にどんな悪戯を仕掛けられるか分かったものじゃない。 「それじゃあ、私はっ!!?」 やがてセーが詠唱に入ると、その不安は現実味を帯びてきて・・・。 「『トータr・・・』」 「『トータルエクリプス』、『闇の翼』。 いかにもセーがこの場面で使いそうな魔法ね。」 セーがいよいよ魔法を発動しようとした時に、割って入ったのは船の後方からの女性の声。 「て、『店長』っ!!? 何でここに!?」 驚きの声を上げるセー。 みんなの注目が、セーの指し示す方向に集まる。 「店長・・・、って誰なの?」 「アタシたちの店『セレスティアガーデン』の店長にして、同名のギルドの長。アタシも名前は知らない。」 セーたちの視線の先には、どこかの舞踏会にでも行くのかと言うような、漆黒のドレスに身を包んだセレスティアガーデンの『店長』。 チェアーに体を預け、丸いテーブルの上に肩肘を付いてグラスを傾ける光景は、その場にはあまりにも場違い。 その店長の対面には、青紫色のローブに身を包み、アイスコーヒーをすすろうとしたが、 ブラックでは流石に苦かったために、砂糖を入れようとして容器ごとひっくり返し、 涙目になりながらドロドロと粘性のついた『元』コーヒーだった液体の入っていたカップをかき混ぜるヴィオレ先輩。 「先輩っ!!? 来てくれたんですか!!?」 私が呼びかけると、やや引きつった笑顔をうかべながら、こちらに手を振る先輩。・・・ああ、先輩。 「千客万来。また変なのが出てきたね・・・。」 「でも、今のは・・・、一言で『あの』セーの魔法を封じるなんて・・・。」 そう、セーの魔法の弱点。 先に人に言われるとセーはネタ魔法を発動できない。 まあ、これはお笑いネタ全般に言えることだけど。 そして、セーの突拍子もないネタ魔法を予測し、封じることのできるのは、 セーと長年連れ添ったセレスティアガーデンの『店長』を置いて他にはいない。 店長のこの登場は、少なくともヒミンの胃にとっては、プラスに働くだろう。 まあ、店長も時と場合によっては、セーに負けず劣らずの悪戯好きを発動するけど。 「何しに来たのよ!!?」 ネタを封じられて不機嫌そうに店長に向かって叫ぶセー。 しかし、店長は動じることなく、グラスに注がれたハワイアンブルーのカクテルを一口飲んでから答える。 「フフフ・・・。ちょっとセーたちの様子見に。」 いわゆる、大人の余裕というやつだろうか。 その、なんとも言えない雰囲気に、セーはまるで駄々をこねる子供のように見える。 「むぅ~~!!」と口をへの字に曲げるセー。 「心配して来てみれば・・・、何遊んでるのよ、セー!!」 「う~~。」 「ギルド『セレスティアガーデン』(あなたたち)がこんな所で呆けていたら、店『セレスティアガーデン』(こっち)の評判にまで響くでしょ!!!」 て、店長・・・・、言いたいのはそこですか・・・。 しかし、セーがここまで押されているのを見るのも久しぶりな気がする。 「さあ、あなたたちの力を見せ付けてやりなさい!! 店の売り上げのためにっ!!」 商魂燃える店長の熱弁。どこまで本気なのか分からない。 「『フォーメーション・オメガ』よっ!!?」 「え? でもまだアレは練習中の技で・・・。」 店長から注文が入る。 反論しようとしたセーだったが、店長がひと睨みすると、渋々承諾する。
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act.33 「皆さん、ご無事ですか!?」 「……リジュ」 疲弊したシアナの前にリジュが駆けて来る。 彼はシアナの前に屈む。怪我の具合を見るなり直ぐに回復呪文を口にする。 暖かな微風がシアナを取り囲んだ。 傷を負った部位に手を添えて、応急処置に布を巻く。 「ごめん、ありがとう……」 「いいえ、これが仕事ですから。動けますか?」 「なんとかね……ぐっ」 体を起こそうとすると痛みが襲う。 無理に起き上がろうとするシアナを制し、リジュは腰をあげた。 「まだ無理そうですね。僕の回復呪文は即効性があるものじゃないのでじわじわ効いてくると思いますが……」 「さっきよりは大分マシになったわ」 「それはよかった」 優雅に微笑するリジュの背後を狙い、兵士が剣を振り翳した。 「――あ!!」 しかし。シアナが声をあげ警告するよりも早く、兵士は烈風に塗れて吹き飛ぶ。 苛烈な風は容赦なく、白き爪牙を兵士へと向けて引き裂く。 「うわ、うわあああ!!」 風に揉みくちゃにされたゴルィニシチェ兵は、宙で切り裂かれた挙句地面に落下した。 兵士の死骸の上を砂塵がぱらぱらと舞う。 死神に剣を向けて生き残れるものはいない。 兵は自らの死をもってそれを証明した。 「おやおや。いけない人ですね。背後から攻撃しようなんて卑怯な真似をするからですよ」 「……」 敵を目に入れることなく術を発動したのか。なんて非常識じみた強さ。やはり睨んだ通り、この人物は曲者だった。 それもそうか。でなければこの騎士隊でやっていけないだろうし、死神などという渾名がつくわけがない。 リジュは翻り、攻撃してくる敵を風で払う。剣で切り裂きながら、同時に風で敵を切り裂く。 風は敵の血を流し、疾走する。それでも彼は身に纏った白い外套を汚すことなく。 呪文はいつ発動させたのだろう、とシアナはぼんやりと思う。 ここに来てから呪文なんて唱えていただろうか――? 思い当たったのは先程の回復呪文。まさか、あの時同時に攻撃呪文も詠唱していたのだろうか。 詠唱の合間に、他の魔術の詠唱を挟み、同時に複数の術を詠唱する。 それがどのくらい至難であるか、魔術を本格的に学んだことのないシアナですら想像がつく。 剣に例えれば二つの太刀で同時に二人の人間を相手に戦うようなもの。同時詠唱はどんな魔術師であろうと努力で習得できるような代物ではない。 それは才能が必要だ。……魔に対しての圧倒的なスキルと、生まれ持っての天賦の才が。 その時、覚えた感情は、このリジュという人間が味方でよかったという安心感と―― それとは裏腹に、心の奥で何かが震えるような……そう、最も近い言葉で言えばそれは戦慄、だった。 リジュは風と追走し、ノクトと打ち合っているエレの横に着地する。 「さて……どうしましょうか」 リジュの場違いな台詞に、エレは剣を受けながら答えた。 「手出しはするな。お前はそこで黙って見ているがいい」 「そうは言われましてもね、味方も限界が近いですし、さっさと終わらせたいんですよ。これ以上長期戦になると厳しいですし」 「ふ、ならばどうする? 俺を巻き添えにして得意の風でも起こしてみるか」 「――それもいいかもしれませんね」 「…………」 「ふふ、冗談です」 エレは鼻を鳴らす。 ――フン、食えない男だ。何を考えているか読めないから余計始末に悪い。 後方に跳んで、エレはノクトと距離を取る。 「どうですか、ここはひとつ、共闘でもしてみませんか」 「ふざけるな。誰が貴様などと――」 「僕は別にいいですよ。戦いが長引いても。負けたとしても最後まで生き残れる自信がありますから」 でも、とリジュは声を低くした。 「シアナさん、このままだと死んじゃうんじゃないですか? 貴方としてはそれは避けたいですよね。 彼女と戦うのが貴方の望みなんでしょう?……だったら、さっさと僕の提案を受け入れた方がいいと思いますよ」 「……お前……」 エレが苛立ちをこめてリジュを睨みつける。 リジュは気にする様子なく、そよ風のような表情を湛えたまま。 「目的の為ならば瀕死の仲間さえ駆け引きに利用するか。……その貪欲さは悪くない」 「お褒めに預かり光栄です」 「調子に乗るな。死ね。……行くぞ」 二人の騎士が、ノクトに肉薄した。 .
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【二十八話】『事務室に棲む主』スヴィトリアーク ◆CQ0ZL4vfUw 102 名前:スヴィトリアーク ◆CQ0ZL4vfUw @転載は禁止[sage] 投稿日:2015/08/29(土) 22 52 23.97 ID WCE2gmw+0 [8/22] 『事務室に棲む主』 以前勤めていた会社での飲み会の席上、お世話になったKさんと言う経理課の先輩から教えて貰った、ちょっとした小ネタである。 時は9月末の決算期、このシーズンになると経理課員も当然仕事に忙殺される。ご他聞に漏れずKさんも、決算書類の処理に追われていた。毎日早朝から夜は他の社員の退社後も パーテーションに仕切られた個室に籠もり、机上に堆く積まれた収支報告書や各伝票とにらめっこするKさんを見る度に、俺は他人事ながらも軽いため息をついていたものである。 「そんな晩の事なんだけどね…」 その日もKさんはたった独りで、いつ果てるとも知れないデスマーチの中に身を置きながら悪戦苦闘を続けていた。 「じゃあ悪いけど先に帰るからさ、体壊さない程度に頑張ってな」 彼の背中に手を置きそう言い残して家路に就く上司の後ろ姿に、聞こえぬ程度の小声で悪態をつくKさん。 「そう思ったら、栄養ドリンクの一本も差し入れて下さいよっつーの…」 事務所の時計は既に午後10時を回っている。ようやく資料のチェックを追えたKさんは、眠い目をこすりながらも最終計算へと入ったものだ。 男性にしてはいささか細めのKさんの指に弾かれて、商売道具である算盤の珠が事務室内に軽やかな音を響かせる。 元々が商業高校出身のKさんは、算盤の技術にはちょっとした自信を持っていた。何しろ「算盤弾きながら生まれて来た」とまで周囲から賞賛されるその腕前たるや、俺がとろとろ 電卓を弾くよりも数倍早く、彼の手にかかると少年ジャンプ程に分厚い資料の山が5分もせずに綺麗さっぱり無くなるくらいである。 しかしその夜のKさんは、どうやらいつもの彼では無かった模様だった。 103 名前:スヴィトリアーク ◆CQ0ZL4vfUw @転載は禁止[sage] 投稿日:2015/08/29(土) 22 53 53.84 ID WCE2gmw+0 [9/22] 「あれ?」 単純な加減のみである筈の計算が、何度検算を繰り返してみても弾き出される結果が異なりまくるのである。腕に覚えのKさんのプライドが、この時ばかりは 微妙に揺らぎつつあった。 「いつも通りのありふれた計算のくせ、何で毎回答えが違うんだっけ」 まだ経理ソフトなど導入されていなかった時代の事である、何度も何度も弾いてはやり直しを延々と続けるKさん。さらにおかしな事には、そうして得られた数値は 検算を繰り返す度に狭まるどころか、振幅が逆にだんだん大きくずれて行く。 ひと呼吸置いて大きな背伸びの後、再び資料に挑んだものの相変わらず出された計算結果はデタラメな数値を示すだけ…。 「あーもう、やめたやめた。明日仕切り直しをするとして、もう帰るとするか」 すっかり自棄になり、そそくさとカバンに資料を詰め込んで退社前の戸締まりをするKさん。指先呼称で異状の有無を確認し、事務室の消灯をしてあとは入口ドアの 施錠をするのみであった。そしてドアノブの鍵穴にキーを差し込む段になって、Kさんの耳にはおよそ場違いな「何か」が聞こえたそうである。 「フフフフ…」 今しがた照明を落としたばかりの無人の事務室の一角から、悪戯っぽい中性的な含み笑いがドアの隙間越しに響いて来たと言うのだ。 「お、俺一人しかここには居なかった筈だよなあこの事務室…」 心に広がる不気味な不安を振り払うかの如く、勢いよくドアをロックするKさん。かちりと小さな施錠音が鳴ると同時に、事務室内の奇妙な笑い声もピタリと止んだそうな。 翌日出社してからKさんが前夜の残り作業を再開すると、今度は一転どうしたものか、初っ端の一発で無事正解が導き出されたとの事である。 「やっぱアレはさ、支社の事務室に憑く得体の知れない何かが俺をからかったんだろうね。そんな事して何が面白いんだっつー話なんだけど、まあ命までは取られないと 思うから良しとしなきゃ、な」 そこまで一気に語り終えると、Kさんは手にしたグラスの水割りを大きくあおった。 【了】
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デスマーチ2ネタバレかも? 一読後の感想がこれ。未読の方はスルーどうぞ。 ノッカーを響かせても、ドアの向こうからは返事は返ってこなかった。少し待ち-もう一度。やはり結果は同じ。 廊下を慌しく通り過ぎていく人間は、さして多くはない。しかし、立ち止まっていると一瞬視線が向けられる気がして、少し居心地の悪さを覚える。 意を決し、再びノッカーを響かせ。そして 「ナヴァール、用があると聞いたのだが・・・。失礼する。入るぞ。」 力をこめると、ゆっくりとドアは開いた。部屋の中は、執務机では足りずそこかしこに書類が積みあがっている。だがそれぞれが きちんと分類され重ねられているせいか、雑然な印象は受けない。部屋の主を探して机へと近寄り-ふと視線が止まった。 一枚紙の書類ではなく厚みのある冊子。派手な図案が記されたページが無造作に広げられている。 場違いな印象に不審げな表情を浮かべながら目を走らせていると、ドアが派手な軋み音を立てた。 「ああ、ステラ、来てくれていたのか。悪かった、待たせてしまったかな?」 閉じられた瞳がステラを捉える。 「いや、今来たばかりだから。で、何だ、用というのは?」 「ああ、これを-」 ばさり、と地図が広げられる。そして一緒に書類の束が差し出された。 「エストネル側の警備隊の一部を、レイウォール、グラスウェルズの国境方向に移動させる事にした。 増強が必要な地点をピックアップして、こちらの部隊から配置を考えてほしい。」 「わ、私が?」 「この間言ったろう?きちんと仕事はしてもらうよ。私も、任せられる人間がいれば頼める仕事はできるだけ頼みたい。」 「レイヴォールからきたばかりの人間が、こんなことを?」 ナヴァールの表情が和らいだ。 「君が陛下をどれほど大切に思っているかは、以前から知れ渡っているよ。問題はないさ。」 そのまま、ナヴァールは別の塔に手を伸ばし、目を走らせ始めた。ステラも言われたままに地図を見つめる。と、ナヴァールが また別の束を取り、慌しくドアに向かった。開いて表に声をかける。 「アキナ!すまないが。マルセルが第4公文書室にいるから、これも追加でチェックをと渡してほしい。結果はいままでの分とまとめて報告でいいと。」 「了解しましたあ!」 ばたばたばた、という足音が、閉じたドアの向こうに消えていく。ステラは、なんとも奇妙なものを目にした、といった表情になった。 「マルセル-マルセル・ベルトランか?最近は、お前の懐刀などと言われているようだが・・・」 ナヴァールの顔に僅かに、楽しげな-どこかいたずらっ子のような笑みが浮かぶ。 「ああ、予想以上に切れ者だ。使い甲斐がある。」 ステラの目が点になった。 「・・・・・・切・・・れ・・・者・・・?」 故郷で彼の名前とセットになっていた通称-裏目軍師、を口にはしなかったが。 「ステラ。他人の評価を、鵜呑みにしないほうがいい。」 口調に含まれた厳しさに、ステラははっとナヴァールを見直した。その表情が、再び柔らかくなる。 「機会を見つけて、話してみるといい。文官出だが、なかなか侮れない読みをする。 あの男の問題点は、己の分析眼に視野がついていかないことだな。 こんなことは起こらないだろう、そんな行動をとる人間はいないだろうと、自分の読みを否定してしまう。 まあ、もしその読みを実行に移せるような人間だったら、私や君もおちおちしていられないかもしれないが・・・」 そのまま、しばらく、ぱらぱらと書類の音だけが部屋に響いていた。 やがて、ステラが立ち上がる。 「こんなところでどうだろうか?」 ナヴァールは地図に書き込まれた印を目に収めた。 「ありがとう。これからも、よろしく頼む」 「礼などいらない。仕事なのだろう?いつでも呼んでくれ」 ゆっくりと部屋を出ると-少し足を止め、さっきの赤毛の少女の足音の方向へと歩みを向ける。 ナヴァールは、白羽扇という東方宝具が記された冊子をぱさり、と閉じた。どこか僅かに歪んだような笑みを浮かべて-。 終.
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8月29日(金) SHさん主催 本日の予定です。 先週と同じく「初級キャラ限定」で行います。 【募集開始】 22:20 【ラウンド開始】 22:30(又は16名集合時) 【グレード】 GF 【コース】 エル・アンデス 【ティ】 バック・ミラー ←注意 【ホール数】 9H・IN 【タイム】 ロング 【キャラ限定】 初級キャラ限定 ←注意 【相手の選択】 日本限定 【グループ名】 まったり 特に服装、ギア等に制限はありませんのでいつもと同じくどなたでも参加できます。 初参加の方、お久しぶりの方大歓迎です♪ 集計の方は行いませんので予めご了承下さい。(集計してくれるのは歓迎です) 自己ベスト更新に集中するも良し、まったりと楽しむのも良しです。 お時間に都合の付く方はどうぞよろしくお願いします! 「け」さん 皆さんお疲れ様でしたー! しさん優勝おめでとう♪最終のアルバもお見事としかいえません♪ ブさんはどんまいっすwミスとは珍しいですねw 自分は17でニアピン取れたので満足です♪ スコア自体は途中で下がってしまいましたがヨシ( - * SHさん主催お疲れ様でした! まったりたのしめました☆ この後はまさんの本スレの大会がありますよー! ゾ さん お疲れ様でした~。 しさん、優勝&アルバおめでとう~♪見事な逆転でした! ブさん、最後どんまいです。 なんとか前列に入れたので、ヨシとします。 主催のSHさん、お疲れ様でした~。 こくないのだれかさん お疲れさまでした~ しさん優勝&最後アルバおめでとうございます! 非常にイカすw 途中までいい感じで回れてましたが、最後ティーでお決まりのラフに入りました⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 守りに入るの嫌いなんで2on狙ったら案の定OBですよw でもバーディー取りにいっててもポイントで負けてたと思うので悔いはありません (`・ω・´) SHさん主催お疲れさまでした~ YOさん しさん優勝おめ!! SHさんいつも主催お疲れ様です。 しかし14Hは先輩多すぎるわ終わって見れば10位と11位の間で6打差あるわで吹いたww 少さん お疲れ様でした。し さん、逆転優勝&アルバおめでとうございます。 レオ君は飛距離250yながらもよく頑張ってくれました(いやホントに、汗 最初のロングで2打目が兎ショット必須で頼りなかったですが(それでもフルパワーよりは確実w)、 なんとかイーグル取れて場違いな装備にならなくてホッとしてます。 SHさん、主催乙です。 こくないのだれかさん しさん優勝おめでとうございます!素晴らしい逆転アルバでした。 もちろん自分は蚊帳の外でしたw(ノд`) こくないのだれかさん しさん、優勝おめでとう★最後アルバって★ ブさん、どんまいです。 初参加でしたがレベルの高さにビックリです。(バック&初級って厳しかった…) また機会がありましたらよろしくお願いします。 こくないのだれか(し=茄)さん(優勝者) 大会お疲れ様でしたー 最後奇跡のスパイラルアルバきてしまいましたw ありがとうございましたー ブさんは最後どんまいでした SHさん主催お疲れ様でした! ま さん お疲れ様でした~ しさん優勝おめでとうございます! 最終アルバすごいです! SHさん主催お疲れ様でした! この後大会を主催する予定なのですが、 こちら雷が鳴りっぱなしで外ずっと光ってます・・・ なんか家が揺れてるのですがw 班 さん 皆さんおつかれさまでした~ し さん優勝おめでとうございます!逆転アルバカコイイ! ブ装してたのはアノ方ですかね?最終どんまいです! まったりと楽しめました。SHさん主催お疲れさまでした~ SHさん(主催者) みなさんお疲れさまでした! しまさん優勝&アルバおめでとうございます! 初参加かな? GJ!です。 落ちちゃったみさんどんまいです! 初参加の方々、どうもありがとうございました! また機会があればよろしくお願いします。 え~、上位陣の方々GJ!です。 初級キャラでも、Par5はしっかりとイーグルですね~(汗; 自分は対抗戦が本気で怖くなってきましたw 土日は自分の方の主催はお休みですので、また来週から よろしくお願いします。 本日はありがとうございました。 リ(RE)さん お疲れ様でした~ しさん、アルバでの逆転優勝お見事でした! ブさん最後どんまいです。 落ちたみさんもどんまいです、コス被ってましたね。 SHさん主催お疲れ様でした~ 大会写真
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道具の生涯なんて、儚いものだ。 用途と言う名の天命と共に生まれ、用途を失った瞬間に道具は『死体』(ゴミ)となる。 用途を全うする能力のない物も、『死体』(ゴミ)として扱われる。 だから、道具はどんな時でも真剣だ。真剣に主人(マスター)の命に従い、真剣に用途を全うしようとする。 生存本能に根付くものだから、その度合いは他の如何な生物とも比較にならないだろう。 そして、その気性はきっと、棄てられて化けてからも同じ。 勝負事に臨む時、その姿勢は真剣そのものだ。 「くっ……! 中々やるじゃないか……!」 魔理沙が苦悶の表情を浮かべる。 先程まで飄々としていた彼女らしくない、全く余裕のない表情だ。 「あらあら、貴女が言い掛かりをつけるからハンデまであげたのに。情けないわねぇ」 「煩い! 外野は黙っててくれ……ッ!」 背後でにやけている紫に怒鳴りつけると、魔理沙の表情は集中と焦りの混じった様な表情となる。 「あ」 思わず声を上げた。 「魔理沙、そのままじゃ危な――」 「あーもう、煩いって言ってるんだぜ!! 大体敵のお前からの助言なんて聞けるか!!」 「……そんな、謀る様な事、私、しない。だって、やっぱり魔理沙にも、真剣に勝負、して欲しいし。それに……」 魔理沙は私の言葉を聞き流している。けど、構わず続ける。 「……それに、魔理沙、力入れ過ぎ。痛い」 「だぁーーーー!! やかましいって言ってるじゃないかッ!! 大体書初めの最中に『筆』が喋るな『筆』がッ!!」 ペキョ 「「あ」」 「~~~~~~~~ッ!?!?」 軽快な音と共に、魔理沙の握っていた小振りの筆――私の本体が、真っ二つに折れた。 痛い。マジ痛い。半端じゃなく痛い。何度も味わった痛みだけど、やっぱり痛い。 「あらぁ、魔理沙も随分えげつない事するわねぇ? 幾ら『書初め』の勝負で勝てる気がしないからって、腕力に物を言わせるなんて。 あら、間違えた。腕力で物を泣かせるのかしら?」 「ち、違……そんなんじゃ……!!」 とんちは良いから、早く直して。私を繋いで。 「だ、大体こいつ何なんだよ!! いくら『筆の付喪神』だからって、字書くの巧すぎるだろ!!?」 「それはそうでしょう。何しろそれがこの娘の『用途』(存在意義)だったのだから。 けどそれ以前に、一文字一文字に打ち込む姿勢も、貴女なんかよりずっと真剣だったわよ?」 「う、うるさいうるさいッ! 元旦早々説教なんて聞きたくないぜ!!」 魔理沙は駄々っ子の様に叫び散らすと、箒に跨ってどこかに飛んで行ってしまった。 「……もう、仕方ない子ね。ごめんなさいね、普段はもっと聞き分けの良い娘なのだけど」 悶絶する私に向かって、悪びれた様子も無く言う紫。 かと思えば、その細くすらっとした指先が、私の筆(本体)に向かって伸ばされる。 良かった、やっと直して貰え 「それにしても、見事なものね。貴女の溢れんばかりの好意を、紙一枚の上でこれ程までに表現できるなんて」 る、と思ったら。紫は私の書いた『好きなもの』と言うお題の書初めを摘み上げ、感心した様に眺め始めた。 「貴女が如何に『コレ』が好きか、痛いほど良く分かるわぁ」 そう思うのだったら、早く直して。マジで。痛いから。 私は声にさえならない悲鳴を上げながら、紫の服の裾を力なく引っ張り続けるのであった……。 好きなもの 『接着剤』 お久しぶりの方もいらっしゃるかも知れません、MORIHIと申します。 長らく多忙でおりましたが、生存報告代わりに僭越ながらSSを投稿させて頂きました。 場違いでしたら、どなたか削除して頂けますと助かります(・ω・`;) しかし、段々『真剣勝負』と言うお題から外れて行っている気が……orz この様な未熟者で恐縮ですが、最近着々とJ妖夢の加筆作業に取り組んでおります。 近日中に暫定完成版をうpできる様になる事を目標としておりますが……生暖かい様な薄ら寒い様な視線で見守って下さると幸いです。 『妄言』 尚、このSSに登場する「筆の付喪神」は私のオリキャラだったり致します。我ながら痛い……orz
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登録日:2011/02/18(金) 04 55 22 更新日:2023/02/13 Mon 18 06 27NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ごわ…ごわ… アニメ タケシ ニビジムに帰れ ヤバ本 ラソボ レア 五話 五話寺 作画崩壊 妖怪ワカメ 家庭教師ヒットマンREBORN! 放送事故 獄寺 獄寺隼人 糸目 腐女子涙目 腹筋崩壊 黒歴史 ※これらをネタの範囲で楽しむ分は自由だが、スタッフや作品を批判するのは至って場違いであるのでご了承下さい。 五話寺とは、 『家庭教師ヒットマンREBORN!』の2006年11月4日放送のアニメ版第五話「風紀委員長の退屈しのぎ」において、 トテツもない作画崩壊の犠牲者となった獄寺隼人(以下獄寺君)の事である。 獄寺君はご存知主人公の沢田綱吉を10代目として敬愛し、親友兼忠実な右腕を自認しているイケメンである。 不敵な目つきと笹川了平からタコ呼ばわりされるような下に開いたセミロン毛が見た目の特徴で、アニメ版では銀髪属性が加わる。 前回の話ではそれに相応しい普通のイケメン具合だったのだが…… 五話の獄寺君は…何かが違った。 パーツ自体は正しいのだが、どれもディテールが粗雑な作り。 線が足りないのでもっさりとした感は否めず、妙に先っぽがトゲトゲしてて固そうな髪型。 ただ線を引いただけにしか見えなかったり、マスコット感漂ったりの口元。 無駄にキリっとしてたり、簡単作画だったり、いまいち焦点があってなかったりな目元。 それらすべてのディテールが場面ごとに違う印象を与え、パーツ配置も安定しない。 ともかく獄寺君であることは辛うじてわかるが、本来のイケメンさが残ってない不安定なモブ顔になってしまった。 そんな彼が、五話と獄寺君を文字って五話寺と呼ばれる様になったのが由来である。 あまりの凄まじさに、今では伝説として愛されており、 五話関係のイラストや動画(主にトレス)は放送終了から暫く経った時でもたまに描かれていた。 専用のファンサイトすら存在するという。 因みに山本の作画が崩壊していた際の通称は「ヤバ本」 (「ヤバい」+「山本」)。 こちらでは、作画崩壊した笑顔がポケモンのタケシに似ており、「ニビジムに帰れ!」と言われている。 髪型がなぜかタケシのように上向きにツンツンしていたのもよくなかった。 それ以外に作画崩壊して、いつもはウザイとはいえガキ的な可愛さがあるのに妙におっさん顔になって本人と認めたくないランボはラソボ。 無駄に目がクリっとしてもみあげ内側にカールした雲雀は妖怪ワカメと呼ばれる。 由来は日曜夕方18 30に出てくる国民的妹。 因みに、DVD版では作画は全て修正されているので、五話寺目的の人は注意すること。 動画サイトで探せば修正無しの五話が見つかるかもしれない。 ……そして、 REBORNのアニメも終わったため、もう二度と彼らを見る事はないだろう。 ……と思われていたが、アニメ版『SKET DANCE』15話に再登場した。 「この項目を追記・修正しなきゃ、十代目の右腕の名が廃るんだよ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] てゆかなんで作画崩壊したしっっw -- 名無しさん (2014-06-01 02 13 36) 雲雀もけっこうひどいwww -- 名無しさん (2014-08-16 20 20 13) 学園ハンサムみたいだなww -- 名無しさん (2014-10-13 17 38 36) 酷いのは中割であって動けばマシ・・・という幻想をぶち壊す素敵な作画崩壊。上がってる画像は大体静止画だし、動いた時も酷かったw -- 名無しさん (2014-10-13 17 57 20) なんか気のせいか修正後も違和感あるなw -- 名無しさん (2015-10-23 18 16 55) ラソボとタケシはともかくワカメと五話寺はひでえや。 -- 名無しさん (2015-12-20 10 46 31) 指の本数が足りなかったり多かったりするのホントカオス -- 名無しさん (2018-08-10 21 40 36) 名前 コメント