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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「ゴミ箱の中の子供達」 第14話 ゴミ箱の中の子供達 第14話 喘息の発作を起こし、咳を吐きながらポープは体を折る。その音は班の全員に聞こえたらしい。走っていた全員 が歩を止めてポープを向かって振り返った。 まずい。ポープの喘息でなく全員が歩みを止めた事がまずかった。敵を牽制するものが1人もいないからだ。半ば 反射に近い思考でゲオルグは叫んだ。 「弾幕を張れ」 ゲオルグの指示に部下たちは弾かれたように銃を構えた。背後から追いすがる民兵に銃撃を加え、その動きを 牽制する。これでいい。ゲオルグは安心してポープの元に駆け寄った。 ポープに近寄ると、ゲオルグはその様子を伺った。片手で胸元を押さえながら、地面に手をつくポープはひゅーひゅー と苦しげにのどを鳴らしている。立てるか、というゲオルグの問いかけに彼は首を横に振った。 早急に楽な姿勢をとらせて応急処置を施さねばならない。だが、それはこんな弾雨の只中ですることでない。弾丸 の飛び交わないどこか安全な場所を見つけなければ。顔を上げると正面に一戸建ての民家が目に入った。あれだ。 「ミシェル、チューダー、そこの民家を確保しろ」 民家に向けて指を指しながらゲオルグは指示を飛ばす。命令を受けたミシェルとチューダーは民兵への銃撃の 手を止めると、すぐ脇の民家へ向かった。まずミシェルがドアを蹴破って中へ、続いてチューダーがバックアップ として続く。 残ったゲオルグ達3人はポープを守るように取り囲みながらミシェル達の制圧完了の声を待った。膝射の姿勢で ひたすら民兵に銃撃を続けて、その動きを押さえつける。計ればほんの僅かな時間だったろうが、ゲオルグには それがとてもとても長く感じられた。 「クリア」 ようやくインカムからミシェルの声が流れた。息をつくまもなくゲオルグはウラジミールの肩を叩く。 「ポープを抱き上げられるか」 「ああ、できるぜ」 「よし、やってくれ」 ゲオルグが指示すると、ウラジミールはポープの2m近い巨躯を横抱きの状態で軽々と持ち上げた。さすが班随一の 筋肉ダルマだ。ゲオルグの民家に向かえという命令に従い、彼はそのまま民家へと入っていく。 「兄サン、俺はどうすればいい」 「牽制しながら順番に後退だ、まずはお前からだ」 肩を叩いてゲオルグは後退を促す。指示を受けたアレックスは始めは銃を撃ちながら後ろ足で、その後踵を返して 民家に向かって駆け出した。 アレックスの後退をゲオルグが援護する。短機関銃の重奏が独奏に変わる。あまりの心もとなさにあげそうになった 悲鳴をゲオルグは全霊をかけてかみ殺した。程なくしてようやく通りに響き渡る短機関銃の音色に伴奏が生まれる。 「兄サン」 アレックスがゲオルグを呼ぶ。振り返ると民家の入り口に半身を隠しながらアレックスが短機関銃を撃っていた。 ゲオルグも踵を返し、民家の入り口へと駆ける。転がり込むようにして、ゲオルグは民家の中に入った。 民家の玄関の向こうはすぐにリビングになっていた。入り口すぐ脇の窓ではチューダーとウラジミールが外の敵に 反撃している。奥の壁際ではポープが壁にもたれかかるように座っていた。彼のすぐ脇にはミシェルが付き添うように しゃがみこんでいる。ゲオルグは窓辺に近づくと、チューダーの肩をつかんで引き寄せた。 「チューダー、本部へ連絡だ。喘息の発作により、1名行動不能。よって移動できず。現在位置は……」 太もものポケットから地図を取り出すと、現在位置座標をチューダーに伝える。 本部への連絡は以上だ。無線機のマイクに向かって喋るチューダーをそのままに、ゲオルグはミシェルの元へと 向かった。 「ポープの容態は」 「ステロイドを吸わせたところ。今は安定してるわ」 見ればポープは足を広げて座り、背を壁に預けた状態で、体全体を収縮させるようにして呼吸している。喉を ぜいぜいと鳴らしている様はいかにも苦しげだが、咳はしていないので確かに安定しているのかもしれない。 「移動はできるか」 「しばらくは無理ね」 「そうか」 このままでは合流地点にいけない。どうしたものかと考えていたところで、不意に腕を小さく引っ張られれた。 見ればポープが袖口をつまんでいた。 どうしたのか。しゃがみこみ、ポープの目線にあわせると、弱弱しくだが、唇が動いた。ポープは言葉を発しようと しているのだ。だが、その声はぜいぜいと音を立てる苦しげな吐息に阻まれて聞き取ることができない。その様が あまりにも苦しげで痛々しく、無理をするなと、ゲオルグはポープを諌める。だが、ポープは懸命に発声を続ける。 その健気さにゲオルグの方が折れた。ゲオルグは耳を澄ますと、ポープの唇に意識を集中させた。唇の動きを 追って、ようやくポープの言葉が掴み取れた。 ――先ニ 行ッテクダサイ ポープの唇は確かにそのように動いた。驚くゲオルグをよそにポープは続ける。 ――僕ノ コトハ 気ニシナイデ 健気なポープの申し出にゲオルグの胸は痛んだ。だが、弟を見捨てることなどあってはならないのだ。 「何を言ってる。お前を置いていくわけないだろう」 ――デモ、コノママジャ 足手マトイニ ナッチャウ 「そういうことはもっと切羽詰ったときにいうものだ。今はそこまで追い詰められていない」 ゲオルグの否定の言葉に、ポープは執拗に食い下がる。発作のせいかだいぶナーバスになっているようだ。 言いくるめるよりも、励ましのほうが必要かもしれない。 「それに、コマネチはどうする。俺はウサギの世話なんかできないぞ」 「コマネチ……」 ペットのコマネチの名前を出した途端、ポープの目つきが変わった。疲労で濁りきっていたその瞳に明らかに生気が 宿る。ポープは、声に出してペットの名をつぶやいて、ぼんやりと宙を見つめた。ペットの名前をつぶやきながら、 ポープは何を思っているのだろうか。 程なくポープはなにか決意した眼差しで唇を動かした。 ――モウ少シ ガンバル 「ああ、それでいい」 ゲオルグは微笑みながら頷いた。 話を終え、立ち上がったゲオルグは窓辺へと寄った。窓の近辺は激しい銃撃を受けており、チューダーとウラジミール、 アレックスの3人が物陰に隠れながら防戦を続けてる。はじけ飛ぶ窓枠には思わず圧倒されそうになるが、ゲオルグは なるべく平静を装ってチューダーにたずねた。 「状況はどうだ」 「押され気味ですね」 ゲオルグの問いにチューダーが申し訳なさそうに答える。 ゲオルグは意を決し、窓から外をうかがった。向かいの建物の門の陰や、塀や窓の向こう等、いたるところに 民兵が展開しており、半身を隠した状態でこちらに銃撃を加えていた。 「撃っても撃ってもいくらでも沸いて出てくる。きりがねえ」 短機関銃を撃ちながらアレックスがぼやく。ゲオルグは一旦窓から頭を下げると短機関銃を構えた。 「流石に敵が多い、無駄弾を使うな、撃てる敵だけ撃て」 窓から姿をさらし、ゲオルグも防戦を始める。ゲオルグ達が占拠する民家に突入しようとしたのか、不用意なまでに 接近していた一団に向けて引き金をひいた。3回目でようやくアイアンサイトに覗く男が崩れ落ちる。命中したらしい。 殺人の余韻を味わうこともなく、すぐさまゲオルグは隣の敵に照準を合わせた。 そのとき、うなり声のような轟音とともに、嵐のような弾雨がゲオルグの頭先を掠めた。慌てて頭を下げる。頭に被った ヘルメットに銃弾が掠り、かすれた音を立てた。銃弾がかすったヘルメットの頭頂部をなでながらゲオルグは窓を見上げる。 窓枠の下に身を隠してもなお、敵の連射は止まらない。連射速度に、連射時間、そして何より、うなり声を上げるような 銃声は突撃銃とはあまりにも異なる。これは機銃だ。 「これは機銃か、どこからだ」 「民家の玄関、真正面です」 ゲオルグの質問にチューダーが泣き言をあげるように言った。 なんてことだ。窓からの反撃が完全にふさがれた。思わず機銃のことでいっぱいになりそうな思考をゲオルグはぎりぎりの ところで押しとどめることに成功した。機銃よりも懸念すべきことがあったから。窓から牽制できない以上、接近していた 一団がこのまま突入してくるのだ。 「接近戦用意」 ゲオルグの叫び声と同時に入り口で影が揺らめいた。 民兵が狭い入り口から溢れる様にして内部に突入する。狭いリビングの中での接近戦。相手の表情まで判別 できるような距離での戦いで、ゲオルグは雄たけびをあげながら引き金を引いた。無謀にも先頭を切った民兵達が 銃弾を浴びて次々に崩れ落ちていく。だが、その死体を押しのけるようにして次々と民兵が乱入し、銃を乱射する。 飛び交う銃弾を嫌がるように床を転げながら、ゲオルグは無我夢中で引き金を引き続けた。 狭い室内を銃弾が飛び交う。時計が壁からはがされ、液晶テレビが爆ぜ飛び、花瓶が砕け散る。室内の備品を 次々と砕いていく銃弾は幸運にもゲオルグを狙わなかった。一方で、ゲオルグ達が放つ入り口への集中砲火は、 唯一の突入口故に無防備な姿をさらさざるを得ない民兵達に多大な出血を強要する。 ゲオルグ達の反撃にようやく気色が悪いと判断したのか、突入部隊の生き残りは踵を返して外へと退却し始めた。 向けられた背中にホッとするゲオルグをよそにアレックスが追いすがり、立ち上がろうとする。ゲオルグはその襟元を つかんで無理やり引っ張って引き止める。中途半端に立ち上がった状態で上体を仰け反らせるアレックスの眼前を、 機銃の弾丸が掠めていった。呆然とした状態で尻餅をついたアレックスにゲオルグは怒鳴った。 「頭を上げるな」 「……うん、分かった」 ようやく訪れた小康状態に、ゲオルグは息をつくと、皆の様子を伺った。床にへたり込んだアレックスに異常なし。 入り口の脇で外の様子を伺うウラジミールも同様だ。ふと、チューダーが左手で拳銃を握り締めていることに気がついた。 彼は右利きだというのに。見れば股の間に挟んでいる右腕からは血の雫が滴り落ちている。 「チューダー、右腕はどうした」 「大丈夫です。かすっただけです」 明らかに無理して作ったとわかる歪んだ笑みを浮かべながら、チューダーが遠慮したように言う。だが、床に血溜りを 作るこの出血は、どう見てもかすり傷ではない。 「大丈夫なものか。ミシェルに診てもらえ」 命令するように強い口調で言うと、チューダーも観念したのか頷いた。そのまま彼は頭を上げぬよう中腰で、衛生担当 であるミシェルの元に向かった。 「で、これからどうするのさ、兄サン」 放心状態からようやく立ち直ったアレックスがゲオルグにたずねた。流石のゲオルグも、この質問には考えあぐねる。 現状最大の脅威は正面に据え付けられた機銃だ。窓の真正面なだけに部屋の奥まで射線に入る。室内ですら自由に 行動できないのだ。悪いことに、それに対抗できるような火器は装備していない。 「待機しろ」 とりあえず下した結論は、待機という消極的なものだった。少なくとも、こうして室内で身をかがめて立て篭もっている分には、 機銃の脅威は関係ない。入り口からの突入部隊も先ほどみたいに集中砲火で撃退可能だ。 だが、一度退けた以上、第二波はないだろうとゲオルグは考える。それは決して良いことではなかった。こちらでは対処できない 別方法を相手が取るということだからだ。敵はどんな手を使ってくるのか。自分が相手の指揮官のみで考えろ。ゲオルグは考える。 自分なら、篭城する敵には閃光弾を放り込むだろう。閃光弾でなくても、狭い室内だ。爆発物の類を放り込まれたらお終いだ。 家に火をつけていぶり出すという手もある。防ぐ方法は、ない。機銃で頭を抑えられている以上、外での出来事には手も足も 出せない。今のゲオルグにできることは、敵がそのことに気づくまでに増援が到着することを祈ることだけだった。 不意にアレックスが窓辺へとにじり寄った。どうやら外の様子が気になるらしい。気持ちを同じくしていたゲオルグは、 アレックスに気をつけろと声をかけた。アレックスは慎重に頭を上げて外の様子を伺う。 途端に、アレックスが叫んだ。 「兄サン、ロケットランチャーだ」 しまった。この壁ごと俺達を吹き飛ばすつもりだ。ゲオルグがそう思うよりも早く、窓のある壁が爆発し、熱風と衝撃が ゲオルグを飲み込んだ。 気がついたとき、最初に感じたものは外の光だった。当たり前だ。壁が吹き飛ばされているのだから。吹き飛ばされた 衝撃のせいか、頭の中で鐘が鳴り響いているような耳鳴りと不快な振動があった。軽い脳震盪なのだろうか、どうしようもない ほどの倦怠感で体がひどく重く感じる。 「目が、目がすっげぇ痛ぇっ」 耳鳴りの向こうでアレックスの悲鳴が聞こえた。そうか目をやられたのか。ぼんやりとした思考が、それをなすがままに 受け入れさせる。やがて、ゆっくりであるが思考が明晰さを取り戻していった。現状を再認識すると同時に沸き起こるものは 諦めにも似た感情だった。 壁を吹き飛ばされた以上、最早ゲオルグ達を守るものは存在しない。ロケットランチャーの第2斉射でもいい。正面から こちらを狙っていた機関銃の射撃でもかまわない。今攻撃を受けたら遮るものがないため全滅だ。 全滅という言葉がゲオルグの胸中を占拠していく。最早手はなし。全滅しかないのだ。 身を浸していく諦観の中、ふとゲオルグの中で疑問が鎌首をもたげる。なぜ俺は死んでいない。なぜ次の攻撃がこない。 はっとした意識の中でゲオルグはまぶたを開ける。光を取り戻した視界の中では、倒壊した壁の靄により、太陽の光が 白く散乱していた。 これだ。 「サーマルスコープ」 叫んだときには、体は動いていた。ゲオルグは胸から発煙弾をもぎ取ると、放り投げた。薄くなりつつあった靄の中に、 それと分かる白い煙が立ち込め始める。装着したサーマルスコープの陰影だけの世界で、ゲオルグは確かに見た。 立ち込める煙に躊躇している第2波の突入部隊を。 眼前にかさばるサーマルスコープに不自由を感じながらも、ゲオルグはたたらを踏む人影に照準を定めて引き金を 引いた。サーマルスコープに映る人影が次々と倒れ始める。機銃の強烈な射撃音が聞こえたが、その照準は明らかに でたらめで、その銃弾はかすりもしない。ゲオルグは照準を機銃に取り付いている人間に向けた。つい先ほどまで頭を 抑えられていた恨みをこめて引き金を引く。白い人影が崩れ落ちた。すぐ隣にいた弾薬手と思しき人影が入れ替わりに 機銃に飛びつくが、引き金を引くとその人影も崩れ落ちた。 発生した煙幕にうろたえる民兵達をゲオルグ達は1人ずつ確実に殺害していく。民兵達も何もしていないわけでは ないのだが、反撃しようにもあたりに立ち込める白煙のどこに照準を定めればいいのか分からない。彼らは何もできず 死に怯えながら一縷の奇跡にすべてを託して目くら撃ちをするしかなかった。一方的な攻撃を許す白い煙は、民兵達に とって理不尽すぎる存在だった。 はは、と思わずゲオルグの口から笑い声が漏れた。あふれ出る高揚感を抑えることができない。ロケットランチャーを 撃ち込まれての必死の状況下から逆転し、一方的な殺戮者への転換にはそれだけ胸がすくような開放感があった。 耐えれる。これならば幾らでも耐えれるぞ。乾いた笑いをあげながら、ゲオルグは引き金を引き続けた。 気がついたときには、ゲオルグの視界に敵影はなかった。それでもなお貪欲な気持ちで次の目標を探している 己に気づくにはさらにもう少し時間がかかった。。 敵は撤退したらしい。戦闘終了の事実に高ぶっていた体が急速に熱を失う。入れ替わりに疲労感が津波のように 押し寄せてきた。敵が撤退した理由をひとまず置いておいて、とにもかくにもゲオルグは休みたかった。だが、辺りに 散らばる瓦礫の上に腰を下ろそうとしたところで異変に気づき、ゲオルグは民兵が撤退した理由を理解した。ゲオルグの 耳をくすぐる抑揚のついた電子音。これは自警団のサイレンだ。 どうして次から次に。思わずつきそうになった悪態を、ゲオルグはすんでのところで押しとどめる。とにかくまずは 自警団にどう対処するかだ。ともすれば現状の否定でいっぱいになりそうな頭を空っぽにして、ゲオルグは考え直した。 大人しく捕まるという選択肢は論外だった。逮捕されればどうなる。ゲオルグ達は"王朝"と"子供達"の生き証人だ。 "王朝"は少なからぬ打撃を受けるだろう。それ以上に、"王朝"と"聖ニコライ孤児院"のつながりが発覚したらどうなるのか。 愛すべき弟妹と暗澹とした闇世界とのつながりが白日の下の元にさらされたらどうなるのか。それから先のことをゲオルグは 想像したくなかった。 愛する弟妹達のためには捕まってはならないのだ。残る選択肢は逃亡ただ1つだった。負傷者だらけだが、逃げるしか ないのだ。決意を新たにゲオルグは耳を済ませる。合流予定地点の7号線とは逆のプレトリウス通りの方からサイレンが 聞こえていた。これは僥倖だ。 「アレックス。目の調子はどうだ」 「だめ。痛くて全然あけてられない」 隅のほうで目を手で覆いながらうなだれるアレックスに問いかける。アレックスは目を手で覆ったまま、力なさげに首を振った。 「ウラジミール」 「俺は全然平気でさ」 入り口の脇で腰を落としたウラジミールは平気そうに腕を振り上げた。 「チューダー」 「右手以外は平気です」 リビングの奥のミシェルの脇で申し訳なさそうに座りこむチューダーは、左手をおずおずと上げる。 「ミシェル」 「あたしは大丈夫だけど」 言いよどんで、ミシェルはポープを見やった。 「ポープ」 ポープの元に歩み寄る。体全体を収縮させるようにして呼吸する彼は、なおも苦しげな眼差しでゲオルグを見上げた。 「立てるか」 ゲオルグの問いかけにポープは幾度か繰り返してうなずいた。様子を見るようにゲオルグが場所を空けると、 ポープは壁に手をつきながら弱弱しくだが立ち上がった。そのまま2~3歩歩いたところで足がもつれて膝をつく。 「ウラジミール、肩を貸してやれ」 「おう」 「俺はどうすればいい」 アレックスが叫ぶように言った。ゲオルグは唯一手の空いているチューダーに指示を出した。 「チューダー、目になってやれ」 「分かりました」 チューダーはすぐさまアレックスの元に駆け寄ると、彼の手を引いて立ち上がらせた。 全員が立ち上がったところで、ミシェルがゲオルグにたずねてきた。 「で、どうするつもりなのよ」 「どうって、7号線まで移動する。もうすぐそこだ」 ミシェルの問いかけにゲオルグは事も無げに答える。その平静さに内心でゲオルグも驚いていた。腹をくくれば 人間は極限状況でもここまで冷静になれるらしい。 「現状手の空いてるのはミシェル、お前しかいない。お前が先導しろ」 「お兄ちゃんはどうするのよ」 「殿をいただくさ」 ゲオルグはミシェルに笑いかける。隊列を選ぶ指揮官の特権を誇示するかのように。 了解の返事をし、ゲオルグから離れようとするミシェルの耳元にゲオルグは口を寄せると、ささやく様に言った。 「ミシェル、俺が来なかったら指揮を引き継げ」 「ちょっとそれってどーいう――」 驚いた風に振り返ってのミシェルの言葉を遮る様にしてゲオルグは全員に号令をかける。 「7号線まで前進だ。ほら、行け。行け」 ゲオルグは何か言いたげなミシェルを突き飛ばすようにして外に送り出した。ちゃんとついてきてよね。インカムから 流れたミシェルの呟きをゲオルグは聞かないふりをした。 残り4人を送り出してから、ゲオルグも外に出る。サイレンの音は既に止み、通りの奥では6人ほどの自警団の 治安部隊が3列の横隊を組んでこちらに向かっていた。 治安部隊の防弾装備は万全のようだが、ゲオルグはまさかを期待して引き金を引く。だが、当然のごとく前面に つきたてられた超硬質プラスチックのシールドがゲオルグの抵抗を無慈悲なまでに弾き返した。ゲオルグのささやかな 抵抗に治安部隊は身じろぎすらしない。 重傷者を含むゲオルグ達と治安部隊との速度の差は明らかだった。距離はすぐに詰まっていく。明らかに効果が ない短機関銃にゲオルグもついに見切りをつけた。すまんな。心の中でミシェル達に謝罪しながら、ゲオルグは最後の 手段の決意を固めた。 次の一手としてゲオルグは発煙弾を胸元からもぎ取ると、治安部隊に向けて放り投げた。治安部隊は放り込まれた物体に 初めてたじろいでみせた。だがそれも一瞬だった。彼らはすぐさま隊列を立て直すと、前進を継続する。その姿が白煙の中に 消えたことを確認すると、ゲオルグはヘルメットからサーマルスコープを下げて目に装着した。モノクロになった世界で横隊を 組んだ治安部隊が見える。ゲオルグはその隊列目がけて駆け出した。 思わずあげそうになった吶喊の雄たけびをゲオルグはすんでのところでかみ殺す。治安部隊と部下、両方にこの吶喊を 感づかれたくなかったからだ。愛する弟妹達への想いを自警団への敵意に変換してゲオルグは治安部隊に向けて走る。 煙に包まれていくらか警戒した様子の横隊のその真ん中の男めがけて、ゲオルグは全運動エネルギーを乗せた体当たりを ぶち当てた。真ん中の男は煙の中からの襲撃に完全に不意をつかれたようで体当たりをまともにうけて後ろへ吹き飛んだ。 まずは1人目。 煙の中からの突然の襲撃に混乱を起こす治安部隊の中で、右の隊員の反応は早かった。彼は接近戦だと分かるや否や、 手にしたライオットシールドを水平にして突きを繰り出した。だが、この治安部隊特有の戦闘方法をゲオルグはすでに予測 していた。ゲオルグは体をかがめて回避する。そのまま懐にもぐりこんだゲオルグは、隊員のあごに向けてアッパーを放った。 治安部隊標準のフェイスガード付きヘルメットも下からの攻撃は想定してなかったようだ。顎から宙に持ち上げられた隊員は ヘルメットを弾き飛ばしながら後ろに吹き飛んだ。2人目。 左から雄たけびが上がった。見れば後列にいた隊員が短機関銃を振り上げている。そのまま銃床で殴るつもりなのだろう。 ゲオルグの反応は早かった。彼はまず重心移動で一撃を回避すると、相手の腕をつかみ、ひねり、相手の勢いを利用して 背負い投げた。3人目。 一瞬にして半数を失ったことに恐慌状態に陥ったのか、後列の中心にいた隊員が悲鳴に似た叫び声をあげながら 短機関銃を構えた。銃撃を受ける、その寸前で、ゲオルグは短機関銃を払いのける。そのまま彼は相手の腕に 沿うようにして手刀を相手の首筋に打ち込んだ。首に手刀を打ち込まれ思わず隊員は体を仰け反らせる。その突き出た 腹に向けて、ゲオルグは踏み込みながらの掌底を打ち込んだ。ボディーアーマーを装着していても衝撃は突き抜ける。 隊員はうめき声を上げながらその場に崩れ落ちた。4人目。 後列左側にいた隊員がライオットシールドを突き出しながらゲオルグに向けて突進した。ゲオルグは軽やかに横へと 避けると、隊員の肩を押しながら足払いを駆けて転ばせる。5人目。 後1人。ゲオルグが最後の隊員に向けて振り向いたところで、視界全体をライオットシールドが覆った。シールドによる 体当たりだった。倒した5人目と同じ攻撃だったが、時間差で繰り出されたがために対処できない。駄目か。シールドが 衝突し、身を吹き飛ばす衝撃の中、ゲオルグは自身の無力さを諦観に近い色合いで味わっていた。 シールドによる体当たりを受けて、ゲオルグは後ろに跳ね飛ばされる。サーマルスコープが衝撃でヘルメットごと外れて、 視界が彩色を取り戻した。後ろに倒れこんだゲオルグに、治安部隊隊員が馬乗りになった。そのまま彼は拳銃を振り上げると、 振り下ろす。思わず顔面に持ってきた左手がぎりぎりのところで間に合った。銃の台尻による重い打撃をゲオルグの掌が 受け止める。その勢いで手の甲がゲオルグの頭に激しくぶつかり、星が散る。重なり合った衝撃に手の骨が痛んだ。 隊員は2度、3度と台尻による殴打を繰り返す。左手で顔をかばいながら、ゲオルグは最後の切り札に、と胸元の閃光弾に 手を伸ばした。これには人を吹き飛ばすような力は備わっていない。だが、それでも至近距離ならばマグネシウム粉末の 業火が相手を焼き尽くすはずだ。もちろん、マウントポジションを取られた体勢では、自分もただでは済まないだろう。 覚悟は既にできていた。もとよりそのつもりだった。 銃床の打擲を受けながらの飛び飛びになった思考で、ゲオルグは己の最期について考える。思いついたものは謝罪の 言葉だった。誰に。孤児院の女性、心配そうな面持ちで無事の帰還を願っていた姉、イレアナだった。すまない。姉の 悲しげな顔を想像したゲオルグは心の中で謝罪して、閃光弾を握る腕に力をこめる。 まさにそのとき、轟音が轟き、馬乗りになっていた男が爆ぜ飛んだ。 人が爆発した。血飛沫を頭からかぶりながら、ゲオルグは突然の、あまりにも非現実な出来事にしばし呆然とする。 何が起きたのか理解できぬまま上体を起こそうとしたところで、インカムから響く怒鳴り声がゲオルグの耳を貫いた。 「馬鹿、頭を上げるな」 聞き覚えのあるこの声は、兄のダニエルだ。慌ててその声に従い、頭を下ろすと、眼前を高速で飛び交う何かの 衝撃波がゲオルグの顔を叩いた。ゲオルグは倒れたまま上を向くようにして、通りの奥を覗いた。見れば、奥の通り ――おそらく都市道7号線に停車したピックアップトラックの荷台から轟音とともに焔が上っていた。あれはテクニカルだ。 テクニカルとは、ピックアップトラックの荷台に大口径機関砲を搭載しただけの簡易戦闘車両だ。装甲など施されていないために、 まともな戦闘車両との戦いは望むべくもない。だが、荷台に搭載した重機関砲は、対歩兵に限れば十二分すぎるほどの威力を 持っていた。 テクニカルから放たれる12.7mmの鉄鋼弾にはライオットシールドの超硬質プラスチックも、ボディアーマーのセラミックプレートも、 紙片も同然だった。20000Jのエネルギーはそれらをやすやすと打ち砕いてなお余りある力を持っている。隊員の体内を一瞬にして 駆け抜けた弾丸は、衝撃波を生み出して隊員の体を四散させた。 人間に使用するにはあまりにも強大すぎる弾丸は、嵐となって通りを覆う。突如発生した鉄の暴風に治安部隊の隊員達が できることは何一つなかった。彼らは逃げ惑い、あるいは頼りないプラスチック製のシールドにすべてを託して風に抗い、 ただ死神の気まぐれに祈るしかなかった。そんな哀れな彼らを50口径の死神は、極めて丁寧に食らい尽くしていく。 それは最早虐殺だった。それほどなまでにテクニカルの攻撃は獰猛で、無慈悲で、一方的だった。 道路に展開していた治安部隊隊員を全員食らい尽くしたところで、ようやくテクニカルの重機関砲が咆哮を止めた。 後に残るのは食い散らかされた肉片と、肉が焼ける吐き気を催すような臭い、そしてゲオルグだった。 あたりが静けさを取り戻したところで、ゲオルグは呆けた様子で上体を起こした。だしぬけに取り戻した己の生を 受け止めきれず、茫然自失となる。目の前に広がる酸鼻な光景も、非現実的過ぎて理解が追いつかない。そんな ゲオルグの肩を何者かが叩いた。見れば鼠を思わせるような顔立ちに眼鏡をかけた青年がゲオルグに手を差し伸ている。 この顔は別班の光だ。 「兄さん、帰ろう」 「ああ」 投げやりな返事をしながら光の手をとると、力の入りきらないぎこちない動作でゲオルグは立ち上がる。 テクニカルに向かっているところで、ようやくゲオルグは生還の現実を実感した。生きて帰ったという喜びは不思議と なかった。ただただ疲労感でいっぱいだった。 上へ
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超電磁ロボ コン・バトラーV 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 コン・バトラーV(ビッグブラスト) 葵豹馬 ● 2070 1749 2066 1110 D D D 鉄壁(Lv16) MAX 2402 1949 2291 1290 コン・バトラーV(グランダッシャー) 葵豹馬 ● 2070 1909 2066 999 D D D 必中(Lv10) MAX 2402 2129 2291 1161 コン・バトラーV(グランダッシャー) 葵豹馬 ● 1800 1909 1936 1110 D D D 熱血(Lv20) 【運命を導く者達イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2088 2129 2146 1290 熱血L2 コン・バトラーV(Vレーザー) 葵豹馬 ● 2070 1549 2326 1143 3249 3763 3496 1957 D D D 熱血(Lv20) 【螺旋城イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2401 1724 2581 1329 3827 4417 4042 2299 熱血L2(Lv20) コン・バトラーV(超電磁ヨーヨー) 葵豹馬 ● 2040 1389 2066 1199 3212 3551 3366 2052 D D D 熱血(Lv20) 【閃光!!進化の果て!イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2436 1634 2291 1393 3870 4310 3891 2411 熱血L2(Lv20) 超電磁マシーン ボルテスⅤ 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ボルテスV(ボルテスバズーカ) 剛健一 ● 1800 1472 1934 1239 D D D 根性(Lv5) 【デビルガンダムイベント限定】[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX 2088 1637 2144 1439 ボルテスV(天空剣) 剛健一 ● 2100 1552 1934 1203 D D D 剣装備 MAX 2436 1727 2144 1398 ボルテスV(天空剣) 剛健一 ● 2100 1552 1934 1203 3285 3676 3234 2000 D D D 底力 【地獄王ゴードンイベント限定】[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2436 1727 2144 1398 3870 4314 3738 2350 ボルテスV(超電磁コマ) 剛健一 ● 2100 1472 1934 1239 D D D 気合(Lv5) 【ガルーダイベント限定】[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2436 1637 2144 1439 ボルテスV(グランドファイヤ-) 剛健一 ● 2100 1892 1934 1082 D D D 熱血(Lv20) 復讐鬼たちイベント限定ボスに対してダメージ2~2.5倍小隊の回避率+3~4% MAX 2436 2110 2144 1258 熱血L2(Lv20) 勇者ライディーン 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ライディーン(ゴッドゴーガン) ひびき洸 ● 1950 1631 1929 1620 D D D 必中(Lv10) MAX 2262 1816 2139 1883 ライディーン(ゴッドゴーガン) ひびき洸 ● 1950 1631 1929 1620 3322 2888 2657 2617 D D D 熱血(Lv20) 【地獄王ゴードンイベント限定】[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2262 1816 2139 1883 3913 3383 3069 3075 ライディーン(ゴッドバード) ひびき洸 ● 1950 1991 1929 1573 D D D ひらめき(Lv10) MAX 2262 2221 2139 1828 ライディーン(ゴッドバード) ひびき洸 ● 1740 2111 1929 1665 D D D 念動力 【デビルガンダムイベント限定】[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX ライディーン(ゴッドアルファ) ひびき洸 ● 1950 1711 1929 1573 3322 3009 2657 2540 D D D 必中(Lv10) 【ガルーダイベント限定】[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2436 1637 2144 1439 ライディーン(エネルギーカッター) ひびき洸 ● 1950 1351 1929 1698 D D D 剣装備 復讐鬼たちイベント限定ボスに対してダメージ2~2.5倍小隊の回避率+3~4% MAX 2262 1501 2139 1974 剣装備L2 ライディーン(ゴーガンソード) ひびき洸 ● 1950 1231 1799 1698 3285 3554 2774 2700 D D D 援護攻撃 【閃光!!進化の果て!イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2332 1456 2139 1974 3956 4313 3356 3173 ブルーガー(ミサイル) 明日香麗 ● 1260 1569 1415 2198 2555 3045 2325 3780 C C C 集中(Lv5) 【螺旋城イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 1462 1749 1565 2554 3010 3573 2682 4442 集中L2(Lv5) 無敵鋼人ダイターン3 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ダイターン3(ダイターンザンバー) 破嵐万丈 ● 2250 1512 2063 1239 D D D 必中 (Lv 10) MAX 2610 1682 2288 1440 ダイターン3(ダイターンキャノン) 破嵐万丈 ● 2250 1392 2063 1239 D D D 底力 【ガルーダイベント限定】[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2610 1547 2288 1439 ダイターン3(ダイターンジャベリン) 破嵐万丈 ● 2460 1392 2063 1082 D D D 熱血(Lv20) 【バラオイベント限定】強敵へのダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX 破邪大星ダンガイオー 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ダンガイオー(ダンガイビーム) ロール・クラン ● 2040 1303 1595 1334 D D C 超能力 MAX 2366 1448 1768 1550 ダンガイオー(ダンガイビーム) ロール・クラン ● 2100 1343 1660 1429 D D C 援護攻撃 【運命を導く者達イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2436 1493 1840 1661 ダンガイオー(スパイラルナックル) ロール・クラン ● 2040 1463 1595 1295 D D C 超能力集中(Lv5) MAX 2366 1628 1768 1505 ダンガイオー(ブーストナックル) ロール・クラン ● 1560 1663 1595 1334 D D C 援護防御 デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX ダンガイオー(破邪の剣) ロール・クラン ● 1800 1383 1530 1399 2665 3000 2960 2160 D D C 熱血(Lv20) バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX 2088 1538 1695 1625 3139 3517 3422 2538 ダンガイオー(スパイラルナックル) ロール・クラン ● 2040 1383 1595 1399 3599 3182 3155 1901 D D C 熱血(Lv20) 【螺旋城イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2366 1538 1768 1625 4240 3732 3649 2233 熱血L2(Lv20) 機動戦艦ナデシコ 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 エステバリス空戦アキト(フィールドランサー) テンカワ・アキト ● 1050 1550 1664 1715 2081 3916 2444 2916 C B C 特殊装甲/フィールド MAX 1288 1545 1989 2206 エステバリス0Gアキト(ゲキガン・フレア) テンカワ・アキト ● 1050 1550 1664 1715 2008 4158 2314 2678 C B C 突撃(Lv 13) 【ガルーダオベント限定】[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 1218 1724 1844 1993 2365 4884 2671 3147 エステバリス陸戦ガイ(ゲキガン・ライフル) ダイゴウジ・ガイ ● 1035 1169 1219 2191 D B D 気合(Lv5) デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX 1201 1296 1347 2547 エステバリス0Gガイ(ゲキガン・シュート) ダイゴウジ・ガイ ● 1100 1389 1674 1798 2081 3914 2324 2808 C B C 剣装備 MAX 1288 1544 1854 2090 2451 4596 2681 3299 エステバリス空戦リョーコ(フィールドランサー) スバル・リョーコ ● 1050 1449 1666 1798 2008 3975 2316 2808 C B C 集中(Lv5) 【地獄王ゴードンイベント限定】[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 1218 1612 1846 2090 2365 4668 2673 3299 エステバリス0Gリョーコ(フィールドランサー) スバル・リョーコ ● 1020 1389 1601 1798 C B C 剣装備 MAX 1183 1544 1774 2090 エステバリス0Gリョーコ(ディストーションパンチ) スバル・リョーコ ● 1050 1589 1666 1715 2008 4096 2316 2678 C B C 集中(LV 5) 【バラオイベント限定】強敵へのダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX 1218 1769 1846 1993 2365 4811 2673 3147 エステバリス空戦ヒカル(フィールドランサー) アマノ・ヒカル ● 1050 1348 1792 1798 2008 3853 2442 2808 C B C 集中(Lv5) 【螺旋城イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 1218 1498 1987 2090 2365 4524 2820 3299 集中L2(Lv5) エステバリス0Gアカツキ(フィールドランサー) アカツキ・ナガレ ● 1080 1350 1725 1698 C B C 剣装備 MAX 1253 1500 1913 1974 テツジン(グラビティ・ブラスト) 白鳥九十九 ● 2100 1476 1802 1480 C D C 援護防御 MAX 2436 1641 1997 1720 ダイテツジン(ロケットパンチ) 白鳥九十九 ● 1800 1556 1802 2220 3504 3071 2647 3410 C D C 集中(Lv5) MAX 2088 1731 1997 2580 4128 3601 3057 4007 集中L2 ダイマジン(ロケットパンチ) 月臣元一朗 ● 2010 1476 2065 2128 3650 2906 3201 3000 C D C 特殊装甲/フィールド MAX 2332 1641 2290 2473 4300 3406 3698 3525 特殊装甲/フィールドL2 機甲戦記ドラグナー 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ドラグナー1型(L)(75mmハンドレールガン) ケーン・ワカバ ● 1260 1232 1670 1850 2263 3676 2580 3000 C D C 気合(Lv 5) MAX 1462 1367 1850 2150 ドラグナー1型カスタム(6連デュアルミサイルポッド) ケーン・ワカバ ● 1320 1192 1930 1998 C D C 加速(Lv7) デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX ファルゲン・マッフ(デュアルミサイルポッド) マイヨ・プラート ● 1410 1194 1933 2198 B C C 加速(Lv7) MAX ファルゲン・マッフ(レーザーソード) マイヨ・プラート ● 1440 1354 1803 1943 B C C 気迫(Lv15) MAX 1670 1504 1998 2258 GEAR戦士電童 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 電童・ユニコーンドリル(ドリルチャージ) 草薙北斗 ● 1470 1709 1928 1620 2504 3007 2656 2616 D D D ファイヤーウォール ガルーダイベント限定[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 1705 1904 2138 1882 電童・フェニックスエール(エールブレード) 出雲銀河 ● 1470 1827 1930 1811 D D D 直撃(Lv 15) MAX 1706 2037 2140 2104 電童・フェニックスエール(エールブレード) 出雲銀河 ● 1470 1827 1930 1898 2920 3186 2710 3067 D D D 援護攻撃 【閃光!!進化の果て!イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 1705 2037 2140 2206 3526 3951 3130 3604 騎士GEAR凰牙(疾風三連撃) 草薙北斗 ● 1470 1549 1928 1698 2325 2765 2656 2743 D C D 集中(Lv5) 地獄王ゴードンイベント限定[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 1705 1724 2138 1974 2739 3238 3068 3223 凰牙・バイパーウイップ(イリュージョンアタック) 草薙北斗 ● 1470 1509 1928 1698 2920 3188 2708 2592 D C D ひらめき(Lv 10) 【運命を導く者達イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 1705 1679 2138 1974 3526 3953 3279 3046 ひらめきL2 冥王計画ゼオライマー 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 天のゼオライマー(格闘) 秋津マサト ● 2070 1528 1798 1429 3526 2522 2812 2307 D D D 熱血(Lv20) 地獄王ゴードンイベント限定[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2402 1701 1993 1661 4154 2951 3249 2711 天のゼオライマー(次元連結砲) 秋津マサト ● 2070 1788 1798 1249 3526 2855 2812 2016 D D D 次元連結システム MAX 2402 1993 1993 1452 天のゼオライマー(次元連結砲) 秋津マサト ● 2100 1748 1798 1399 3468 3308 2708 2160 D D D 不屈(Lv10) 【閃光!!進化の果て!イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2436 1948 2066 1625 4214 4095 3430 2538 不屈L2(Lv10) 天のゼオライマー(メイオウ攻撃) 秋津マサト ● 2070 2268 1798 1180 3526 3366 2812 1904 D D D 熱血(Lv 20) MAX 2402 2533 1993 1371 4154 4346 3249 2238 天のゼオライマー(エネルギー波) 秋津マサト ● 2070 1588 1798 1388 D D D 直撃(Lv 15) ガルーダイベント限定[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2401 1768 1993 1613 コードギアス 反逆のルルーシュ 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 無頼(大型キャノン) ゼロ ● 1200 1420 1406 1943 2373 3360 2186 3100 C B C 指揮官 MAX 1392 1580 1556 2258 2795 3943 2522 3643 紅蓮弐式(呂号乙型特斬刀) 紅月カレン ● 1260 1428 1533 2298 2446 3369 2313 3564 C C C 輻射波動 MAX 1462 1588 1698 2671 ガウェイン(ハドロン砲) ゼロ ● 1680 1760 1736 2235 2892 3327 2516 3400 C B C 戦術指揮(防御指揮) 全体攻撃 MAX 1901 1925 1901 2565 3353 3844 2873 3960 ガウェイン(スラッシュハーケン) ゼロ ● 1680 1860 1666 2382 C B C 指揮官 バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX 月下(制動刃吶喊衝角刀) 藤堂鏡志朗 ● 1230 1511 1539 1998 2409 3312 2319 3348 C D C 指揮官 デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX 月下(旋回活殺自在陣) 藤堂鏡志朗 ● 1350 1751 1539 1998 C D C 剣装備 復讐鬼たちイベント限定ボスに対してダメージ2~2.5倍小隊の回避率+3~4% MAX 1566 1951 1704 2322 剣装備L2 コードギアス 反逆のルルーシュR2 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 蜃気楼(ハドロンショット) ゼロ ● 1350 1580 1666 2398 2555 3723 2446 3672 C B C 絶対守護領域 MAX 1566 1760 1846 2786 3010 4372 2824 4315 紅蓮弐式甲壱型腕装備(呂号乙型特斬刀) 紅月カレン ● 1200 1429 1468 2198 2555 3370 2443 3672 C C C 輻射障壁 MAX 1392 1589 1626 2554 3010 3953 2821 4315 紅蓮弐式甲壱型腕装備(呂号乙型特斬刀) 紅月カレン ● 1200 1389 1468 2198 2701 3174 2443 4158 C C C 剣装備 【使徒、襲来 -立ち向かう、心-イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+8% MAX 1392 1554 1626 2554 3182 3724 2821 4886 剣装備L2 紅蓮可翔式(小型ミサイル) 紅月カレン ● 1320 1469 1598 2398 2519 3284 2378 4276 C C C 熱血(Lv20) MAX 1531 1634 1771 2786 2967 3854 2746 5024 熱血L2 紅蓮可翔式(小型ミサイル) 紅月カレン ● 1806 1916 1689 2239 3194 3822 2807 3564 C D C ひらめき(Lv10) 【刻まれた残滓イベント限定】強敵への攻撃力2.3~2.8倍強敵への防御力1.2~1.3倍小隊の回避率+3~4% MAX 2095 2137 1872 2602 3763 4490 3244 4187 ひらめきL2(Lv10) 紅蓮聖天八極式(MVS) 紅月カレン ● 1470 1549 1663 2697 2701 3421 2443 4395 B C C 魂(Lv30) 紅蓮聖天八極式(MVS) 紅カレン ● 1806 1796 1754 2387 3340 3657 2872 3718 C D C ひらめき(Lv10) 【集まりくる因子イベント限定】強敵へのダメージ1.5~2倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1% MAX 2095 2002 1945 2774 3935 4295 3319 4369 ひらめきL2(Lv10) 斬月(制動刃吶喊衝角刀) 藤堂鏡志朗 ● 1380 1551 1604 2398 B D C 剣装備 【魔神と冥王イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【二人の帝イベント限定】攻撃力1.5~1.8倍小隊の回避率+2~3% MAX 1601 1726 1777 2786 剣装備L2 ランスロット・アルビオン(エナジーウイング) 枢木スザク ● 1440 1553 1665 2597 2665 3979 2445 3888 B C C ブレイズ・ルミナス MAX 1670 1728 1845 3019 3139 4672 2823 4568 ランスロット・フロンティア(ヴァリス) C.C. ● 1350 1458 1606 2398 2592 3418 2386 3672 B C C 援護攻撃 MAX 1566 1623 1779 2786 3053 4012 2754 4315 モルドレッド(シュタルクハドロン) アーニャ・アールストレイム ● 1560 1827 1737 2287 2811 3475 2768 3502 C D C 脱力(Lv10) MAX 1810 2037 1925 2657 3311 4080 3196 4115 モルドレッド(シュタルクハドロン) アーニャ・アールストレイム ● 1560 1827 1737 2287 2847 3502 2582 3852 C D C 援護攻撃 【地底と宇宙からの侵略者イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【切り拓け!!母星の明日!イベント限定】攻撃力1.5~1.8倍小隊の回避率+2% MAX 1810 2037 1925 2657 3354 4112 2981 4526 サザーランド・ジーク(リニアライフル) ジェレミア・ゴットバルト ● 1860 1790 1669 2191 3176 3855 2449 3399 C D C 熱血(Lv20) MAX 2158 1995 1849 2547 3741 4526 2827 3994 熱血L2 サザーランド・ジーク(リニアライフル) ジェレミア・ゴットバルト ● 2010 1950 1799 2191 3358 4097 2579 3399 C D C 熱血(Lv20) 【宇宙に散る生命イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【宇宙に満ちるオーライベント限定】攻撃力1.5~2倍小隊の回避率+2% MAX 2332 2175 1994 2547 3956 4812 2978 3994 熱血L2 神虎(スラッシュハーケン) 黎星刻 ● 1380 1472 1594 2398 2592 3067 2374 4039 C D C 愛(Lv25) MAX 1601 1637 1767 2786 3053 3597 2742 4746 神虎(スラッシュハーケン) 黎星刻 ● 1380 1472 1594 2398 2738 3494 2504 3780 C D C 剣装備 【ヒトを管理する者達イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【明日を求める意思イベント限定】攻撃力1.5~2倍小隊の回避率+2% MAX 1601 1637 1767 2786 3225 4099 2893 4442 剣装備L2 マジンカイザー 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 マジンガーZ(アイアンカッター) 兜甲児 ● 2040 1350 2337 1360 D D D マジンパワー MAX 2367 1500 2592 1600 グレートマジンガー[試作型](サンダーブレーク) 剣鉄也 ● 2100 1273 2335 1480 D D D 必中(Lv10) MAX 2436 1413 2590 1720 グレートマジンガー(マジンガーブレード) 剣鉄也 ● 2280 1273 2465 1500 D D D マジンパワー MAX 2645 1413 2735 1763 グレートマジンガー(ブレストバーン) 剣鉄也 ● 2280 1673 2465 1415 D D D 不屈(Lv10) バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX マジンカイザー(ターボスマッシャーパンチ) 兜甲児 ● 2400 1590 2597 1295 D D D マジンパワー MAX 2784 1770 2882 1505 マジンカイザー(ルストトルネード) 兜甲児 ● 2400 1590 2597 1295 D D D 気合(Lv 5) ガルーダイベント限定[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2784 1770 2882 1505 マジンカイザーKS(ファイヤーブラスター) 兜甲児 ● 2490 1670 2727 1249 4234 3341 3832 2250 D D D マジンパワー MAX 2888 1860 3027 1451 マジンカイザー死闘!暗黒大将軍 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 マジンカイザーKS(冷凍ビーム) 兜甲児 ● 2340 1870 2467 1665 C D C 熱血(Lv20) 【魔神と冥王イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【二人の帝イベント限定】攻撃力1.5~1.8倍小隊の回避率+2~3% MAX 2714 2085 2737 1935 熱血L2 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 真ゲッター1(頭部ゲッタービーム) 流竜馬 ● 2250 2031 2130 1715 D D D 信頼 (Lv 5) MAX 2610 2266 2363 1994 真ゲッター1(頭部ゲッタービーム) 流竜馬 ● 2250 2071 2195 1898 3650 3977 2975 3240 D D D ブロッキング 【運命を導く者達イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2610 2311 2435 2206 4300 4670 3437 3807 ブロッキングL2 真ゲッター2(プラズマドリルハリケーン) 神隼人 ● 2250 1470 1864 2198 D C D 見切り MAX 2610 1635 2067 2555 真ゲッター2(プラズマドリルハリケーン) 神隼人 ● 1530 1470 1864 1998 2446 3250 2644 2808 D C D 分析 デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX 1775 1635 2067 2322 真ゲッター3(ミサイルストーム) 車弁慶 ● 2250 1672 2400 1480 D D D ガード MAX 2610 1860 2663 1720 4730 4026 3674 4818 真ゲッター3(ミサイルストーム) 車弁慶 ● 2250 1670 2400 1480 4015 3432 3180 2600 D D D 鉄壁(Lv16) 地獄王ゴードンイベント限定[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2610 1860 2663 1720 4730 4026 3674 3055 真ドラゴン(シャインスパーク) 號/渓/凱 ● 2700 1459 1676 1337 4764 2693 2378 2091 D D D 必中(Lv 10) 全体攻撃 MAX 3132 1624 1856 1554 真ドラゴン(ダブルトマホーク) 號/渓/凱 ● 2700 1339 1676 1573 D D D 熱血(Lv20) 復讐鬼たちイベント限定ボスに対してダメージ2~2.5倍小隊の回避率+3~4% MAX 3132 1489 1856 1828 4773 2985 2891 熱血L2(Lv20) 真ライガー(ドリルミサイル) 渓/凱/號 ● 2700 1257 1543 1906 D C D 信頼(Lv 5) MAX 3132 1397 1708 2215 真ポセイドン(ゲッターエレキ) 凱/號/渓 ● 2700 1331 817 1249 D D D 鉄壁(Lv 16) MAX 3132 1481 2012 1452 真ゲッターロボ 対 ネオゲッターロボ 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ネオゲッター1(ショルダーミサイル) 一文字號 ● 1890 1264 1661 1480 3103 2941 2857 2400 D D D 熱血(Lv20) MAX 2192 1404 1841 1720 熱血L2 ネオゲッター2(ドリルアーム) 橘翔 ● 1800 1422 1528 1898 2920 2947 2724 3326 D C D ネオゲッタービジョン MAX 2088 1582 1693 2206 3440 3457 3148 3908 ネオゲッター3(格闘) 大道剴 ● 1980 1336 1802 1249 3285 2803 3269 1980 D C D 鉄壁(Lv16) MAX 2297 1486 1997 1451 3870 3288 3777 2327 真ゲッター1(ダブルトマホークランサー) 一文字號 ● 2280 1544 2246 1665 3650 3516 2896 2600 C C C 気合(Lv5) MAX 2645 1719 2494 1935 4300 4127 3348 3055 真ゲッター2(ドリルミサイル) 橘翔 ● 2280 1422 1983 2298 3650 3085 2659 3920 D C D ひらめき(Lv10) MAX 2645 1582 2201 2670 4300 3620 3073 4606 真ゲッター3(ゲッターホーミングミサイル) 大道剴 ● 2280 1476 2387 1332 3650 3133 3555 2250 D C D 信頼(Lv5) MAX 2645 1643 2650 1548 4300 3678 4109 2644 テキサスマック(PK)(ライフル) ジャック・キング ● 1350 1103 1538 1295 2993 3484 2838 2200 C C D 友情(Lv25) MAX 1566 1223 1703 1505 3526 4089 3279 2585 機動武闘伝Gガンダム 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 命 回 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 シャイニングガンダム(シャイニング・フィンガー) レイン・ミカムラ ● 1800 1171 1925 1665 2920 3592 2835 2160 D D D 愛 (Lv 25) MAX 2088 1301 2135 1828 3440 4219 3276 2997 シャイニングガンダムS(シャイニング・フィンガー) ドモン・カッシュ ● 1800 1706 2060 2035 C D C インファイト MAX 2088 1901 2285 2365 シャイニングガンダムS(シャイニング・フィンガー・ソード) ドモン・カッシュ ● 1800 2066 2060 2035 2920 4940 2970 3200 C D C 熱血 (Lv 20) MAX 2088 2306 2285 2365 3440 5809 3432 3760 ゴッドガンダム(ゴッド・スラッシュ・タイフーン) ドモン・カッシュ ● 1950 1386 2190 2191 C D C 剣装備 MAX 2262 1541 2430 2473 ゴッドガンダムH(爆熱ゴッド・スラッシュ) ドモン・カッシュ ● 1950 1586 2320 2382 D C C ひらめき (Lv 10) MAX 2262 1766 2575 2769 マスターガンダム(十二王方牌) 東方不敗マスター・アジア ● 1800 1669 2480 2220 C D C 気合(Lv 5) デビルガンダムイベント報酬→通常排出 MAX 2088 1859 2750 2580 マスターガンダム(デッドリーウエーブ) 東方不敗マスター・アジア ● 1800 1909 2480 1998 2920 3370 2740 3060 C D C ひらめき(Lv10) 地獄王ゴードンイベント限定[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2088 2129 2750 2322 3440 3953 3160 3596 マスターガンダム(デッドリーウエーブ) 東方不敗マスター・アジア ● 1890 1873 1947 2325 3249 4108 3117 3193 C C C 熱血(Lv20) 【滅びを止める者達イベント限定】イベントボス戦で攻撃力1.5~2倍イベントボス戦で小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1% MAX 2192 2089 2156 2702 3827 4825 3598 3752 熱血L2 機動戦士ガンダムSEED 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 エールストライクガンダム(ビームサーベル) キラ・ヤマト ● 1260 1192 1522 2597 C D D 特殊装甲/フィールド MAX 1462 1322 1687 3019 ランチャーストライクガンダム(アグニ) キラ・ヤマト ● 1590 1552 1782 2035 C D D 特殊装甲/フィールド MAX 1845 1727 1977 2365 フリーダムガンダム(クスィフィアス) キラ・ヤマト ● 1470 1392 1782 2405 C D D コーディネイター MAX 1705 1547 1977 2795 フリーダムガンダム(ミーティア)(ビームソード) キラ・ヤマト ● 2400 1632 2172 1730 C D D コーディネイター バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX ジャスティスガンダム(バッセル) アスラン・ザラ ● 1500 1352 1783 2405 D D D コーディネイター MAX 1740 1502 1978 2795 メビウス[ゼロ](有線式ガンバレル) ムウ・ラ・フラガ ● 1140 1349 1400 2220 2774 4096 2700 3100 D D D 見切り MAX 1323 1499 1550 2580 ストライクルージュ(アーマーシュナイダー) カガリ・ユラ・アスハ ● 1470 1503 1668 2096 C D D SEED 時空ノ狭間報酬 MAX 1705 1673 1848 2436 M1アストレイ(ビームライフル(連射)) アサギ・コードウェル ● 1440 1775 1547 2000 2738 3778 2327 3400 D D C かく乱(Lv22) 終わらない明日へ報酬 MAX 1670 1980 1712 2325 3225 4438 2680 3990 デュエルガンダムAS(ビームライフル) イザーク・ジュール ● 1560 1551 1402 1850 3103 3231 3115 2900 C D C シールド防御 MAX 1810 1726 1552 2150 3655 3791 3600 3408 シールド防御L2 バスターガンダム(集束火線ライフル) ディアッカ・エルスマン ● 1470 1669 1277 1758 2738 3793 2707 2800 C D B 援護攻撃 MAX 1705 1859 1412 2043 3225 4453 3127 3290 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 アカツキ(シラヌイ装備)(誘導機動ビーム砲塔システム) カガリ・ユラ・アスハ ● 1470 1583 1603 1887 C D D 底力 MAX 1705 1763 1776 2193 ∞ジャスティスガンダム(シャイニングエッジ) アスラン・ザラ ● 1560 1352 1848 2597 C D C SEED MAX 1810 1502 2051 3019 フォースインパルスガンダム(エクスカリバー) ルナマリア・ホーク ● 1350 1747 1670 2220 C D C SEED MAX 1566 1947 1850 2580 デスティニーガンダム(フラッシュエッジ) シン・アスカ ● 1560 1390 1393 2398 C D C 熱血(Lv20) MAX 1810 1545 1543 2786 ガナーザクウォーリア(ビーム・トマホーク) ルナマリア・ホーク ● 1686 1827 1800 1758 3095 3883 2905 2740 C D C ひらめき(Lv10) 【エンカウント・ゾーンイベント限定】イベントボス戦で攻撃力1.5~2倍イベントボス戦で小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1% MAX 1956 2037 1995 2043 3646 4559 3357 3220 ひらめきL2 ブラストインパルスガンダム(ケルベロス) ルナマリア・ホーク ● 1908 1903 1865 2202 3219 4209 3035 3060 C C C 熱血(Lv20) 【存在の行方イベントボス戦限定】強敵へのダメージ2~2.5倍防御力1.2~1.3倍小隊の回避率+3~4% MAX 2213 2123 2068 2559 3793 4945 3508 3596 熱血L2 機動戦士ガンダムOO 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ガンダムエクシア(GNビームサーベル) 刹那・F・セイエイ ● 1640 1785 1730 2498 C B C 集中 (Lv 5) MAX 1871 1965 1895 2871 ガンダムエクシア(セブンソードコンビネーション) 刹那・F・セイエイ ● 1640 1785 1730 2328 C B C 必中(Lv10) MAX 1871 1965 1895 2673 ガンダムデュナメス(トランザム発動) ロックオン・ストラトス ● 1410 2068 1791 2198 2628 4216 2571 3456 C B C 狙撃(Lv 5) MAX 1636 2308 1986 2555 ガンダムヴァーチェ(GNバズーカバーストモード) ティエリア・アーデ ● 1590 1785 2046 1850 2847 3547 2826 2600 C B C GNフィールド バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX ガンダムエクシアリペア(GNソード) 刹那・F・セイエイ ● 900 1345 880 1258 1497 4999 1400 1870 C C B 魂(Lv30) 運命を導く者達上位報酬 MAX 1044 1495 970 1462 1763 6022 1610 2197 アリオスガンダム(GNツインビームライフル) アレルヤ・ハプティズム ● 1440 1507 1530 2398 C B C 加速(Lv7) MAX 1670 1677 1695 2786 セラヴィーガンダム(クアッドキャノン) ティエリア・アーデ ● 1650 1745 1656 2096 C B C GNフィールド MAX 1914 1945 1836 2436 スサノオ(トランザム発動) ミスター・ブシドー ● 1440 1792 1540 1998 C C B 極 MAX 1670 1997 1705 2322 コメント ↑※これは検索ボックスではありません
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鬼舞辻無惨は激怒した。 必ずあの邪知暴虐の海馬乃亜を抹殺する事を、硬く硬く硬く金剛石よりも固い十七回目の決意を固めたその時だった。 「一体私が何をしたァアアアアアアアァアアアッッッ!!!!!」 「やかましいんだよ、劣等ォオオッ!!!!」 魔神王に食いちぎられた心臓と脳の再生をやっと終えて。 この殺し合いから脱出するのに重要な手がかりである、海馬モクバの身柄を抑えるべく移動していた最中の事だった。 突然白髪に眼帯の、異装の装いをした通り魔に何の脈絡もなく襲い掛かられたのは。 そう、狂犬。今しがた無惨を銃の連射と拳で滅多打ちにしている少年は、無惨にとって異常者である鬼殺隊以上の狂った狗だった。 「全く、屍が欲しいなら何前何万何億だろうと殺してやるのに──」 苛立つ。 苛立つ。 苛立つ。 “黄金“の近衛である大隊長、ウォルフガング・シュライバーの精神は、 この殺し合いの開幕から最高峰にささくれ立っていた。 「一体全体乃亜の奴は、何を考えてるんだ?」 雷より負ったダメージは既に癒した。 体を包む疲労感も、黄金錬成によって取り込んだ魂を薪にして回復した。 その所要時間、おおよそ数分。驚異的なスピードでシュライバーは復調した。 だが、シュライバー本人の認識と考えから言えば──なんだそれは?と。 憤慨せざるを得ない事実だった。 白騎士(アルベド)は傷など負わない。 いついかなる時もその速度で標的を圧倒し、見目麗しい様相を保ったまま虐殺に興じる。 英雄(エインフェリア)は疲れない。 そもそも魔人の身体を得る前から、シュライバーという少年は疲労とは無縁の肉体だった。 何時間戦い続けようと、何人殺そうと、その肉体に疲労の概念は存在しなかった。 にも関わらず───この島ではシュライバーがその速度を発揮すればするほど、 疲労の二文字が纏わりついてくる。 ある一定の閾値を超えると、体が水を吸った衣服の様に重くなるのだ。 「ハイドリヒ卿の元で行う戦争なら、こんな事にはならなかった」 どうせ最後に勝つのは自分なのだから、建前だけの制限など撤廃してしまえば良い。 殺して欲しいのなら、どうして自分に全力を出させるのを良しとしない。 忠誠を誓った黄金の君であれば、こんな面倒なハンデなど設けない。 ただあるがままに、己の魔名を轟かせ、狂い踊る事を良しとするのに。 せめて形成さえ自由に開放できたなら、三十秒もかからずこの島を焦土としてやるのに。 殺す。自分に窮屈で不快な思いをさせた海馬乃亜は必ず殺す。 「いい加減死ねよ、ベイにも劣る蝙蝠が。僕の手をこれ以上煩わせる事は─── 君の下らない人生における、一番の大罪だとまだ理解できないのかい?」 愛用の銃を破壊された瞬間から、苛立ちは治まるところを知らない。 取るに足らない、戦争の二文字も知らない小僧共に不覚を取ったなど認められない。 その事実を塗りつぶすには、新たなる殺戮。 殺戮兵器としての自身の性能の証明に他ならない。 端的に言って、恥をかいたガキ大将がいじめられっ子を叩きのめし、下がった株の回復を図るのと全く同じ思考回路だった。 「黙れ……品性下劣のゴミ屑が………!」 常人なら子供どころか大人でも三度は卒倒しそうな殺意と憤怒を向けられて。 対する白の外套に身を包んだ少年…否、男は自身の死を求める言葉を一蹴した。 当然だ。なぜなら彼はシュライバーに劣らぬ魔人。 全ての鬼の始祖。鬼神。鬼舞辻無惨その人なのだから。 憤怒に狂う白狼を前にしても、精神的には一歩も劣らぬ強固な自我を備える。 そして、無惨もまたシュライバー以上に憤慨していた。一言で言ってキレていた。 何故自分がこんな目に遭わなければならない。 鬼舞辻無惨は神も仏も信じてはいない。 そんな者は脆弱な人間が作り上げた妄想でしかない。 この地に招かれる以前、千年間の生涯で数えるのも馬鹿らしく成程人を殺してきたが、 未だ神も仏も無惨の前に現れた事はない。 そして、あぁ──やはりこの地においても神などいないか、役立たずだと確信できる。 自分より余程裁かれて然るべき殺人を是とする狂犬を、のうのうと生かしているのだから。 神や仏がいるのなら、この狂犬を今すぐ何とかしろ!! 無惨の憤りは留まるところを知らなかった。 「誰の許しを得てこの私の打擲に及んでいる。身の程を弁えろ狂人が!」 「身の程ならこれ以上ない程弁えてるよ。僕は英雄だ。英雄には怪物退治が付きものさ。 とは言っても、君程度の劣等じゃ誇るのも馬鹿らしい陳腐な一節にしかならないだろうけどねェッ!!」 言葉と共に、シュライバーの手の中の魔銃より轟音が轟く。 無惨の人外の移動速度を以てしても、撃たれてからの回避は不可能。 腹の底に響く鉄の号砲と共に、戦車砲の斉射のような魔弾が無惨に襲い掛かる。 「この、乃亜の走狗如きがァ……っ!」 凄まじい威力の銃弾だ。携帯火器の火力とはとても思えない。 その上、今まで銃弾の装填作業をしている様子が一度もない。 つまり、大砲を超える威力の銃弾を、無尽蔵に目の前の通り魔は放っている事になる。 海馬乃亜は何をやっている。 支給品なのか血鬼術の様な術理なのかは知らないが、こんな無法をなぜ許している。 無能無能無能無能無能無能無能無能無能無能。制裁制裁制裁制裁制裁制裁制裁制裁制裁。 撃ち込まれた銃弾が三百を数えた頃には、脳内がその二つの言葉に埋め尽くされていた。 「チッ……!」 しかし、無惨の思考を怒りで染め上げる猛攻も。 当のシュライバーには、ただただ不満が募る結果にしか繋がっていなかった。 まず単純に、自身の武装の双翼を担うルガーの拳銃が破壊されたことによって火力が半減している。 もし普段の二丁拳銃が健在であれば、撃ち込んだ銃弾はとっくに千を超えていた。 標的の黒円卓の魔人に匹敵する速度を考慮しても、今の自分の制圧力は失望を禁じ得ない物である事は間違いない。 「本当に……忌々しい………!」 尖った犬歯を軋ませ、相対する白い外套を纏った少年を睨みつける。 自分にこれだけ銃弾を撃ち込まれているにもかかわらず、標的は健在だった。 感じる気配は、同僚であるヴィルヘルム=エーデンブルグ、ガズィクル・ベイ中尉にとても良く似ていた。 だが、ベイ中尉と比べればその強さは絶対に劣る。 黄金に愛される白騎士である、自分と比べれば絶対的な差があるものの。 ベイであればここまで一方的に自分に遅れは取らない。 彼が創造を開放すれば、自分に少しは追いすがる筈だと、シュライバーは評価していた。 翻って目の前の吸血鬼もどきの蝙蝠男は白い外套を頼り、サンドバッグにされるのみ。 防戦一方で、自分に攻撃することすら殆どできていない。 時折聖遺物と見られる刀から水流を出して攻撃してきたが、狙いは雑の一言。 当然掠りもせず、数回繰り返した後無惨は諦めたように刀を仕舞った。 それを目にすれば、最早戦争という死の舞踏の踊り手としてはとても見れない劣等。 シュライバーが少年へそう評価を下したのは無理からぬ話だろう。 そして、だからこそ憤る。 「邪魔な白服さえなければ……とっくに陽の下に放り出してやるのに………!」 そんな劣等を、未だ始末できていない自分に。 ルガーの喪失による火力の半減も関与している。 しかしそれ以上に標的の纏う白の外套が堅牢なのだ。 恐らく、何某かの聖遺物に匹敵する代物なのだろう。 その防御力を、シュライバーは未だ突破できていない。 直撃した銃弾であれば外套を削ることもできるが、すぐさま再生してしまう。 そして、着ている吸血鬼擬きも生命力だけは黒円卓の魔人に匹敵する水準。 一言で言ってタフだった。それ故に、未だシュライバーは殺害を遂行できていない。 劣化ベイは自身に攻撃することすらできないが、 自身もまた、頑健な劣等を殺しきることができない。 結果、訪れるのは千日手。互いに決定打が無い泥仕合。 「さっさと僕の勝利(わだち)になって消え失せろ、劣等ォッ!!」 絶対回避。その不条理を以てあらゆる攻撃をシュライバーは回避する。 それは敵対者にとって無敵の盾に等しい。 だが、矛の視点では黄金の近衛。三人の大隊長の中で彼は最も後塵を拝す立ち位置だ。 世界全てを灼熱の砲門に内包してしまうエレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ、 ザミエルであれば、覇道を示す業火の爆撃で外套が再生する暇もなく敵手を焼き尽くし、 その果てに怪物を陽の光の下へと追いやっただろう。 防御不可能な死そのものの一撃を有するゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン、 マキナであれば、小賢しい外套など幕引きの一撃で貫き、 その内側にいる敵手の肉体をも、強制的に終焉に導いたはずだ。 翻ってウォルフガング・シュライバーも攻撃力の平均値こそ二人に並ぶ水準であるが。 それは取り込んだ魂の総量が桁違いである事実に担保されたものだ。 他の大隊長と比べれば、火力の最大値という点では能力の性質上どうしても劣る。 その欠点を埋めるのが、町一つを軽く焦土とする形成、魔人の愛機である軍用バイク。 如何に劣等の身に纏う外套が頑丈であっても、自身の形成であれば確実に吹き飛ばせる。 シュライバーはそう見ていたし、事実その見立ては正しかった。 一撃の吶喊で地方都市を焼け野原にする彼の形成であれば、一度目の突撃で外套を吹き飛ばし、二度目の突撃で敵の総身を微塵に砕けただろう。 だが、乃亜のハンデで形成はあと数時間は封じられている。無い物ねだりでしかない。 この程度の劣等を殺しきれぬ姿を黄金の君主に見られれば、無能の誹りは免れないだろう。 シュライバーは圧倒的優位に立ちながら、終始歯噛みする思いだった。 「いい加減にしろ、この異常者がァッッッ!!!」 対する無惨もまた、怒りのボルテージは指数関数的に上昇し、怒髪天を突いていた。 これまで散々射的の的にされ、沸点が瞬間湯沸かし器並みに低い彼が狂わぬ筈もない。 防護服の武装錬金、シルバースキンは凶獣からしっかりと無惨の命を守っていたが。 完璧に守り切れている訳でもなかった。 回避しきれず、受けた銃弾は容赦なくシルバースキンの装甲を削っていく。 例え装甲が削られても、即座に自己修復できるのがシルバースキンの強みである。 しかし人間と無惨には決定的に違う条件が一つあった。 それは、日光に当たれば消滅してしまうという特性だ。 じゅう、と肉が焼ける音が無惨の耳朶に届く。 「乃亜ァアアアアアァアアアア何をしている!!」 着弾と共に装甲が削れ、日光が容赦なく雨合羽の隙間から肌をソテーにする。 陽光が鬼を焼き尽くすには十数秒程の猶予があるため、致命には至らない。 そして無惨の肉体が限界を迎えるまでに、シルバースキンは再生を果たす。 さっきからこれの繰り返し、戦闘開始から無惨の肉体は陽光に蝕まれ続けている。 この時点で、無惨の身に纏う鎧に下す評価は決まっていた。 担い手を保護する責務も果たせぬ欠陥品のガラクタ。使えぬ愚物。 こんな物より、もっと高性能な鎧を用意すればいいものを。 いや、それよりも先にあの凶獣の制限をもっと強めるべきか。 不満は数え切れぬ程あるが、この時無惨が言いたいことは一つだった。 「主催者だというなら、責務から逃げるな乃亜ァアアアアアア!!!!」 勝手に拉致し自分に首輪を嵌めて、殺し合いを強いるだけでも万死に値するが。 呼ぶだけ呼んでおいて管理も放棄など、億死を超えて兆死でも足りぬほどだ。 無惨は怒った。全身の沸騰した血が頭に集まり、顔色が赤黒く変色する。 満ちた怒りを噴火させるように、彼は反撃の咆哮を響かせた。 「調子に………乗るなァッ!!」 「おっと」 ドン!という旋律が大気を駆け巡る。 ここで初めて、シュライバーが守勢を取った。 射撃をいったん中断し、後方に目にも映らぬ速度で飛びのく。 大気に満ちた音の正体。それは無惨が行った攻撃だった。 少し先に未来にて鬼殺隊を苦しめた衝撃波を、眼前の狂犬に向けて放ったのだ。 僅かでも掠れば腕や足が吹き飛ぶ威力である衝撃波を、波の様に広げ制圧する。 それを狙っての攻撃であった。 「……………………」 そんな無惨の思惑を苦も無く飛び越え。衝撃波を刹那で躱し。 果たしてシュライバーは暫しの間苛立ちも忘れ、怪訝な顔で無惨を見つめ尋ねた。 目の前では白い外套の敵が蹲っている。当然ながら、自分が何かをした覚えはない。 「………何してるんだい?君」 「~~~~~!!!!!」 無惨自身を起点として円状に広がる衝撃波。 成程シュライバー相手にカウンターを狙うなら、最適解ではあったのだろう。 だが、この時無惨はシルバースキンを身に纏っている。 この武装錬金は裏返して使う事で、最強の拘束具となるほど内側も頑丈なのだ。 そんな物を身に纏った状態で衝撃波を出せばどうなるか。 答えは簡単だ。内側で跳ね返った衝撃波が放った本人を切り刻む。 それが、たった今鬼舞辻無惨が招いた惨事の原因だった。 挙句衝撃波がシルバースキンの内側を切り裂いた事で日光に焼かれ、のたうち回っている。 日光対策に身に着けていた雨合羽など、襤褸切れになってしまっていた。 「ハァ……君さ、自分より強い相手と戦ったこと、殆ど無いんじゃない?」 何だかバカバカしくなってきたと、呆れた様子でシュライバーは無惨に指摘を行う。 実際、その指摘は正しかった。 日輪の剣士、神の寵愛を受けし者、鬼舞辻無惨にとっての怪物。 始祖の呼吸の担い手を除けば、常に無惨こそ最強の存在だった。 鬼の序列では頂点に位置する上弦の壱ですら、無惨には及ばない。 ただ無造作に腕を振るうだけで、自身の命を狙う異常者たちの肉体は粉砕する。 彼は自身の存在を最も完璧に近い生物だと考えていたが、概ね間違っている訳でもない。 もう一度述べよう。 日輪の寵児の没後、彼は大正の闇において紛れもなく最強の存在だった。 しかしだからこそ、自身に匹敵する存在との交戦経験が彼には圧倒的に不足していた。 鍛える事すら女々しいと肉体の研鑽も積まず、血鬼術を高める事もしない。 更に乃亜のハンデにより肉体分裂の逃走すら封じられれば、自爆の不様もやむなしだろう。 「黙れ……痴れ者が…………!!」 だがそれでも、無惨の心は折れない。 これまで相対者の心胆を凍らせてきたシュライバーを前にしても。 退かず。媚びず。省みず。 外套の下から射抜く様に殺気をぶつける。 だが、幾ら無惨が睨みつけようと、シュライバーにとっては不快害虫の威嚇でしかない。 冷え切った視線で地を這う蛆虫を見つめながら、シュライバーは告げる。 「もう潮時だろう。さっさと諦めて死ぬといい。 僕の様な英雄に討たれるんだ、君みたいに下等な怪物には過ぎた栄誉じゃないか」 どうせ勝ちの目は君にはない。 怪物を殺すのは、いつだって英雄なのだから。 既に夜は明けた。闇の中に生きる怪物は闇に還る時間だ。 英雄として怪物を滅ぼすべく、チェックメイトの宣言を果たすべく。 シュライバーはこの地に訪れて得た武装を展開する。 「────グランシャリオ」 無惨の身に纏う白の外套と対になるような、漆黒の全身鎧を身に纏い。 白騎士は、獲物を狙う餓狼の如く姿勢を深く沈みこませた。 これ以上時間をかけるつもりはない。次の一撃で終わらせる。 「まずその面倒くさい装甲を吹き飛ばして、その後存分に日光浴をさせてあげるよ」 シュライバーの考えた詰みへと繋がる一手は、実に自身の速度に物を言わせた物だった。 グランシャリオで身を包み、最高速度で相手にぶつかる。それだけだ。 単なる突進と言えばそうだが、シュライバーの速度でそれを行えば。 それは防御不能、回避不能の破壊槌に等しい。 ここまでシュライバーが放ってきた銃弾は強力であったが所詮は点の攻撃。 無惨本人が回避する割合も考えれば、決定打にはならなかった。 故に、吶喊で一時的に白い外套を一度大きく吹き飛ばし、即時修復不可能な損傷を与える。 その後、こじ開けた風穴が塞がる前に、修復スピードを超える銃弾を撃ち込み日光の下へ引きずり出す。 単純であるが故に、速度で圧倒的に劣っている相手には極めて対処が難しい一手であった。 「泣き叫べよ劣等。ここに神はいない」 語る言葉に、怒りの彩はもう無かった。 怒りを向けるに値しない夜魔もどき、目の前の標的はシュライバーにとって既にその程度の存在なのだ。 最短距離、最高速度で殺戮兵器として駆動し、劣等の死と言う結果を導く。 今まさに羊を貪らんとする狼のように姿勢を低く、構えを取る。 「───何が」 差し迫った死を目前にして。 鬼舞辻無惨は逃げる素振りを見せなかった。 どうせ、ただ逃げただけではこの狂犬から逃げ延びる事は出来ない。 肉体分裂は封じられている。となれば、逃走の為には賭けに出る他なかった。 日光に灼かれた肉体の修復は既に終わっているため、立ち上がるのに問題はない。 全身に力を籠め、眼前から目を逸らす事無く始祖の鬼は立ち上がる。 「何が英雄だ」 「あぁ、まだ囀れたんだね。いいさ、これが最後だ。 なんなら好きに抵抗しても構わないよ。どうせ無駄だから」 揺さぶりなど無意味。 シュライバーにとって劣等の口から出る言葉は言葉ではない。 家畜の発する鳴き声だ。豚の嘶きを不快に感じても、言葉を交わそうとする者などいない。 無惨の言葉は、シュライバーに届かない。 だが、始祖の鬼にとって届くも届くまいもどうでも良かった。 始めからそんな事は関係ないと言う様に、これまでの生に従い感情をぶつける。 「自己を他人に依存して存在し、威勢がいい様に見えて常に逃げ腰の戦闘、 不死の英雄が聞いて呆れる。一言で言って、醜い」 戦闘の経験値に劣ると言っても、無惨の観察力は冴えを見せる時もある。 それを裏打ちする様に、自爆の際も無惨は敵の状態をしっかり観察していた。 そこで彼はある事に気づいた。無惨が衝撃波を放った時、凶獣は回避行動を取ったのだ。 元より当たる可能性がほぼ絶無であるにも関わらず。 シルバースキンから漏れ出た僅かな衝撃も厭う様に飛びのいた。 ここまで無惨は銃弾の豪雨を受け、攻撃する機会はほぼなかったが。 苦し紛れに斬魄刀を振るった瞬間は、何度か存在していた。 その時も、猛攻の影でシュライバーは回避を優先していたように思える。 それに気づいた時、無惨は確信した。 「貴様など私の知る真の化け物には遠く及ばぬ」 目の前の狂犬は、狂ってはいるが日輪の剣士ほど怪物ではない。 あの鬼滅の化身であれば、分裂逃亡を封じられたこの身にここまで手こずりはしない。 乃亜から与えられた欠陥品の防具など。瞬きの間に紙のように切り裂くはずだ。 少なくとも、敵の攻撃の余波にすら怯える臆病者などでは断じてない。 ならば、やりようはある。そこまで思考が行きついた瞬間、無惨に一つの策が浮かぶ。 「貴様は英雄などではない。ただの───臆病な野良犬だ」 策と言う名の賭けを成功させるべく。 それ以上に自分の怒りを知らしめるため、無惨はありったけの侮蔑を突き付ける。 成功しても失敗しても、恐らく次が、最後の交錯となるだろう。 確信と共に放たれた挑発の言葉が、絶殺の意志と衝突を果たす。 挑発を受けた狂乱の魔狼が吐く言葉は、やはり凍てつく様に冷たい物だった。 「そうかい、陳腐に過ぎて欠伸が出る遺言だった。劣等は語彙まで劣等らしい」 今まさに獲物に飛び掛からんとする狼が如く。 無惨が上下左右前方後方何処に逃げようと、確実に捉えられるように。 意識を集中させ、総身に満ちる殺意を漲らせる。 さぁ、我が牙を以て死に絶えるがいい。夜明けの吸血鬼よ───!! 「アハハハハハハハハハハハァ─────!!!」 狂笑と共に。轟ッ!とソニックブームを発生させながら。 悪名高き狂乱の狼が、不遜な愚者の下へと駆ける暴風と化す。 極限域まで時間が圧縮され、コンマ一秒が百万倍へと引き上げられる。 白い外套のお陰で、無惨の表情はシュライバーからは見えない。 だがきっと、恐怖と絶望に彩られた表情をしているはずだ。 現在のスピードは先ほどとは桁違いの、正しく本気の疾走なのだから。 一瞬で防御と回避、共に不可能だと確信させるほどの速度。 その勢いで以て、一気に距離をお互いの吐息すら感じそうな距離まで詰める───! 「───来い、狂犬が」 届いた声に、絶望の感情は籠められていなかった。 シュライバーの想定を超越せんと、鬼舞辻無惨が勝負に出る。 始祖の鬼としての意地で以てして、狂った走狗の肝を抜かんと、一か八かに挑む。 「────な、に?」 シュライバーの隻眼が瞠目した。 無理も無いだろう。先ほどまで外套に頼りきりであった劣等が。 外套を身に纏っていなければ日輪に灼かれ死に至る筈の劣等が。 外套を消失させて、日光の下にその五体を晒したのだから。 想定外の挙動に一瞬呆気にとられ、しかし直ぐに何も問題はないと結論付けた。 邪魔な防護服はこれで消え去った。ならばこのまま敵の身体を砕くことを優先する。 機械のように冷酷無慈悲な判断によって駆動し、腕(かいな)を振り上げて。 そのまま目の前の敵を引き裂きバラバラにせんと──── かかったな。間抜けが。 交錯の刹那。 露わになった鬼の始祖の眼差しは、雄弁に白騎士(アルベド)に向けてそう語っていた。 ウォルフガング・シュライバーに対して、鬼舞辻無惨の勝機はこの刹那を置いて他にない。 視線が交差し、無惨の瞳を見てシュライバーが想起するのは先ほどの喜劇芝居。 吸血鬼もどきの劣等が、自爆した瞬間のこと。 先程は身に纏っていた外套のせいで、英雄を討ち取らんとした怪物の牙は届かなかったが。 しかし、その外套を自ら取り払った今ならばどうか? 不味いと、白狼の本能が警鐘を高らかに鳴らす。 しかし、既に敵を撃滅せんと攻撃態勢に移っていた五体は既に止める事は出来ず。 ────死ね!! ドン!と遠雷に似た爆音と同時に。 カウンターの要領で、無惨渾身の衝撃波がシュライバーに向けて放たれた。 彼の“渇望”の制約を考慮せずとも、ハンデを受けた肉体で受ければ死に至る。 そう確信させるほど、鬼種の頂点の全霊がその一撃には籠められており。 「───ォ、オオオオオオオオッ!!!!!!」 着弾までのコンマ数秒の中で、シュライバーは吼えた。 エイヴィヒカイトの全力使用。創造位階に達さないまま、絶対回避を成し遂げる。 両断しようとしていた腕を引き抜き、慣性の法則を完全に無視し、後方へ退避を行う。 後方へ。後方へ。この攻撃さえ凌げば、自分の勝ちだ。 態々自分から邪魔な甲羅に等しい外套を解いてくれたのだ。たっぷりと料理してやる。 邪で獰猛な必殺の意志を燃料として、白騎士は遂に衝撃波を躱しきった。 さぁ反撃だ。そして今度こそ、この戦いの幕引きを導く。 殺意を胸に拳銃を構え、照準を付けようとしたその時だった。 鬼舞辻無惨の矮躯が、中空を舞っていた。 「待て──」 無惨の取った手は、実に単純な物だ。 挑発を行い、カウンターでシュライバーの殺害を狙うのと同時に。 衝撃波に指向性を付与し、体の角度を調整して前方と足元を狙いうち、推進力とする。 カウンターでシュライバーを殺害できればそれでよし。 出来なかった場合の保険として、空中を飛び逃走する。攻防一体の策であった。 「逃げるなァッ!!」 当然、それに感づいたシュライバーが心穏やかでいられる筈もない。 銃を瞬時に彼方の空に飛んでいこうとする無惨に向け、乱射を行う。 しかしシュライバーが引き金を絞るのに先んじて、無惨はもう一度衝撃波を放った。 魔弾の数々が凄まじい密度の衝撃波に強引に軌道を変えられ、明後日の方向へと飛ぶ。 こうなれば空中疾走が可能な創造位階に達していない現状では打つ手がない。 最後に残った選択肢として白狼の化身を招来するが、銃撃を行ったために一手遅れた。 劣等の肉体が、白狼の巨躯でも届かぬ彼方の空へ消えていく。 油断した。あの臆病者がこんな分の悪い賭けに出るとは。 無惨が消えていった方角を睨みながら、銃を仕舞った。 鋭く尖った犬歯を?み締め、握りこぶしを地面に叩きつけ。 ただの一発で出来上がった十メートル規模のクレーターの中心で、餓狼は怒りを咆える。 「僕に戦争をして欲しいなら……なんでもっと気持ちよく戦わせないッ!!」 【F-4/1日目/午前】 【ウォルフガング・シュライバー@Dies Irae】 [状態]:疲労(大)、形成使用不可(日中まで)、創造使用不可(真夜中まで)、 欲求不満(大)、イライラ [装備]:モーゼルC96@Dies irae、修羅化身グランシャリオ@アカメが斬る! [道具]:基本支給品 [思考・状況]基本方針:皆殺し。 0:銃を探す。 1:敵討ちをしたいのでルサルカ(アンナ)を殺す。 2:いずれ、悟飯と決着を着ける。その前に大勢を殺す。 3:ブラックを探し回る。途中で見付けた参加者も皆殺し。 4:ガッシュ、一姫、さくら、ガムテ、無惨は必ず殺す。 [備考] ※マリィルートで、ルサルカを殺害して以降からの参戦です。 ※殺し合いが破綻しないよう力を制限されています。 ※形成は一度の使用で12時間使用不可、創造は24時間使用不可 ※グランシャリオの鎧越しであれば、相手に触れられたとは認識しません。 ────武装錬金!! 千年間の内で。 ここまで生命の危機に晒されたことは、耳飾りの剣士に追い詰められて以来なかった。 戦場から離脱し、武装錬金を再展開するのがあと数秒遅ければ。 もしくは、正史と同じく珠代の老化薬を投与されていれば。 無惨の肉体は、日光で消滅していただろう。 「ハァー……ハァー……ぐっ……あ、の、狂犬がァ………」 しかし逃走成功の代償として、無惨もまた満身創痍。 通常の損傷なら一瞬で治すにも関わらず、焼け爛れた肉体の再生が鈍い。 耳飾りの剣士に切り刻まれた時と同じ、痛みと身体に纏わりつく熱がいつまでも後を引く。 それでも暫し時間を置けば完全回復に至るだろうが… 乃亜のハンデを考慮すれば、あと一~二時間は戦闘を行うのは避けたい処だった。 「こんな乱痴気騒ぎに巻き込まれなければ……既に産屋敷を殺し、 竈門禰豆子を喰らって……完全な生物になっていた筈だった………!」 頸の切断すら克服した、最も完璧に近い鬼の始祖。 しかしそんな彼でも、日光は特級の弱点として機能し続けている。 それ故に、無惨は日光の克服をこの千年間悲願として生きてきたのだ。 兎に角、身を休めなければ。 竈門禰豆子も名簿に記載されていなかった以上、無理を押して行動する理由も無い。 それに今襲われれば、死にはしなくとも……例え狂犬に劣る相手でも不覚を取りかねない。 モクバの救援に赴くのも取りやめだ。予期せぬ飛翔により位置も大分離れてしまった。 日光で死にかけた今、直ぐに外に出る気にはならない。 というよりも、何故自分が多大なリスクを抱えて出向いてやらねばならないのか。 護衛してやるのだから、向こうが自分の下に来るのが筋と言う物だろう。 ままならない。何もかもが全くもってままならない。 それもこれも───、 「殺してやる……殺してやるぞ海馬乃亜………!!」 全部、乃亜が悪い。優勝でも脱出でも、顔を合わせた瞬間八つ裂きにしてやる。 そう結論付けて、無惨は近場にある潜伏場所にできそうな施設の選定を始めた。 【B-3/1日目/午前】 【鬼舞辻無惨(俊國)@鬼滅の刃】 [状態]:ダメージ(極大) 、回復中、俊國の姿、乃亜に対する激しい怒り。警戒(大)。 魔神王(中島)、シュライバーに対する強烈な殺意(極大) [装備]:捩花@BLEACH、シルバースキン@武装錬金 [道具]:基本支給品、夜ランプ@ドラえもん(使用可能時間、残り6時間) [思考・状況]基本方針:手段を問わず生還する。 0:中島(魔神王)、シュライバーにブチ切れ。次会ったら絶対殺す。今は回復に努める。 1:禰豆子が呼ばれていないのは不幸中の幸い……か?そんな訳無いだろ殺すぞ。 2:脱出するにせよ、優勝するにせよ、乃亜は確実に息の根を止めてやる。 3:首輪の解除を試す為にも回収出来るならしておきたい所だ。 4:柱(無一郎)が居る可能性もあるのでなるべく慎重に動きたい。 5:一先ず俊國として振る舞う。 6:モクバと合流は後回し、モクバの方から出向いてこい。 [備考] 参戦時期は原作127話で「よくやった半天狗!!」と言った直後、給仕を殺害する前です。 日光を浴びるとどうなるかは後続にお任せします。無惨当人は浴びると変わらず死ぬと考えています。 また鬼化等に制限があるかどうかも後続にお任せします。 容姿は俊國のまま固定です。 心臓と脳を動かす事は、制限により出来なくなっています、 心臓と脳の再生は、他の部位よりも時間が掛かります。 092 さすらいの卑怯者 投下順に読む 094 A ridiculous farce-お行儀の悪い面も見せてよ- 時系列順に読む 089 その涙の理由を変える者 ウォルフガング・シュライバー 104 僕は真ん中 どっち向けばいい? 057 くじけないこころ 鬼舞辻無惨(俊國) 101 神を継ぐ男
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資料 ゲームの設定や用語については世界設定・用語を参照して下さい。 雑誌に掲載された情報については雑誌・書籍掲載情報を参照してください。 バグ情報 特定のユニットを選択したまま全体マップにカーソルを合わせると、そのキャラが飛行/着陸を繰り返す(飛行できないユニットの場合、グラフィックが透明になる)。発生条件は不明。 スロット3に実弾系を装備しているとシガーラ並の速度で弾を消費しながら移動する。しかしその場で停止している場合は弾は消費しない。 姿が消えずに飛行する場合もある。X-05 獄門島、アシュラで確認。クローの残弾が急速に無くなるが、無くなっても移動を続ける。回復するので支障はないが、飛んでいるとクローは使えないのに注意。 飛んだ状態のまま降りられなくなる(全体マップで地点指定移動可能な状態)ようになる場合がある。条件不明。 電光石火でSランクが取れない。が頭ランクには問題は無い。 ジョイスが死亡する(撃墜ではない)と何故かゲームオーバーになる。死亡してもゲームオーバーにはならない。specialmission業では護衛対象の為、勘違いされたものと思われる。 増援として友軍が現れる際、主人公が消えることがある。 2周目以降、「雪崩れ」で仲間になる条件を満たさないと、スタンシア、レオーネを雇用していてもいなくなる。 誤って失ったままゲームの進行を保存してしまった場合は、次の周で仲間にしよう。 インターミッション中、LRボタンが効かなくなる事がある。 アシッドスライムが罠に分類されているが、実際の性能は罠装備では無い。分類の誤りの可能性あり。 Mission 10 梵鐘の作戦説明で「まあ、敵の波状攻撃~」のところから、作戦地の地図がMission 01 凶兆のものになってしまう。任務中には影響なし。 索敵範囲内に入った敵を自動迎撃する際に葵・霞を装備していると射撃武装を持っていたとしても白兵攻撃を行う。敵を直接選択して攻撃させた場合はこのバグは起こらない。 Q A Q.これおもしろい? A.かなり人を選ぶ。 興味があるならPC版の体験版でもやってみれ http //www.kogado.com/html/rasetsu/lite/trial/index.htm https //www.4gamer.net/patch/demo/data/rasetsu.html なお、任務中にセーブ、中断は出来ないので数十分ほどの纏まった時間が必要。 Q.クリアできねーよ A.何回かやってみてマップと敵の位置を覚えろ こまめに□ボタンを押して時間を止めろ ポイントオフェンス、ポイントディフェンス、罠も活用しよう。 増援情報や微弱な電波の情報は見逃さないように。 Q.ガードが強すぎる。 A.後ろの方にあるミサイル砲台を先に壊すと危険が減ります。 Q.進化できません。 A.1.敵を倒して進化経験値を貯める 2.生体装甲毎に必要なアイテムがあるのでそれをとってくる 3.(゚Д゚)ウマー Q.どの生体装甲がオススメ? A.ドレパノン、阿修羅、ウダチカ(ズィーガー) Q.煉獄の○○がクリアできない A.おとなしく本編進めて強くなれ Q.○○(進化アイテム)ってどこで手に入る? A.本編進めてりゃそのうち倉庫から出てくる Q レベルが低いキャラクターがいる A敵の増援が来そうな所に地雷を仕掛けさせましょう。 地雷で倒しても経験値は入ります。 Q アイテムが手に入らず、任務の達成にも無関係な建物を占領する意味は? A外れ、または敵の囮や占領経験値にする為 Q 能力の回復やピコキットを選択しているのに使ってくれない。 A使う側と使われる側の両方の命令を一旦停止してから選択すると良いようです。 なお使う側と使われる側が離れすぎていると外す事があるので注意。 Q オペレーターの言う微弱な電波が観測された、観測されなくなったとは何? A 敵が増援部隊を呼び寄せるのに使う電波です。発している建物を壊すと増援が抑えられます。 関連商品 羅刹 設定資料集付き RASETSU~羅刹 サウンドウェアCD「羅刹之音楽」 羅刹DVDに同梱されたCDとは別の物 入手困難か 羅刹斬 設定資料集付き 羅刹のものと内容は異なる 、 小説付き) 羅刹弐 羅刹 -Alternative- 予約特典に設定資料集付き 羅刹DVD 羅刹と羅刹斬を1枚のDVDに収めたもの。アレンジ版サウンドトラックCD 羅刹と羅刹斬の設定資料集がDVDにPDFで収められている。 羅刹弐 普及版 羅刹弐の廉価版。ただし元々が高いPCゲームなのでそんなには安くない。サウンドトラックCD付 Rasetsu Sound Ware http //www.vgmonline.net/rasetsu/ 羅刹之組曲の内容 2005年発売のRASETSU 1+Xan DVDパックに羅刹之組曲 1.XAN {徘徊 雪崩れ任務中} 2.Silent Terra {作戦司令室、影武者任務中} 3.Fantasma {防壁 窮地 黙示録任務中} 4.Cool War {蝟集 獄門島 挟撃任務中} 5.Inspiration {前半エンディング} 6.Rhapsodisc Wave {反芻 蟻地獄 電撃作戦任務中} 7.Different Water {吶喊 回収任務中} 8.Sun Down {土竜叩き 灯台 戦場に架かる橋任務中} 9.Revelation {物語、凶兆 奪取任務中} 10.Shot Sky {ニューエントリー、後半エンディング} 11.Topaz {激震任務中} 羅刹之音楽の内容 1.TOPAZ 2.CARONA 3.PHENOMENA 4.HARD SHOT 5.SILENT TERRA 6.TRIBAL DANCE 7.THE REVELATION 8.THE BEAUTIFUL DEFORMITY 9.SCAPEGOAT 10.DIFFERENT WATER 11.INSPIRATION 貰える道具 書文戦死時(撤退ではない) ゴッドセル 【メッセサンオー売り上げランキング(10/8~10/16調査)】女性向けタイトルが3週に渡りトップ独占! PCゲームは上位の一角が崩れる http //ascii.jp/elem/000/000/350/350347/ 【メッセサンオー売り上げランキング(10/8~10/16調査)】女性向けタイトルが3週に渡りトップ独占! PCゲームは上位の一角が崩れる 新たに初登場3位となったのはリアルタイムシュミレーションゲーム「羅刹-Alternative-」。 ※このランキングは、(株)メッセサンオーからの提供データをもとに、Akiba2GO!が独自に作成したものです。 補助装備の効果 威力強化装備は、白兵にも適用される。 しかしこれは「白兵攻撃」自体への効果であり、「白兵型固定装備(クロー系)」へは「適用されない」。このためステータス画面では確認ができない。 しかし白兵型の攻撃もきちんと威力が上がる。白兵型の攻撃は「白兵攻撃」と「固定武器」の複合であると考えられる。 アシュラにS無式・終焉(威力2倍)を装備しない、1つ、2つ装備のそれぞれで煉獄1-A 4つの塔のCCを攻撃した所、1つ装備で1.5倍、2つで2倍のダメージが出た。 レベル(2倍程)とライセンス(CとA)の違う個体で試した結果。 威力強化装備はクロー系の性能値変動はされてないが、内部的には変動している。白兵攻撃はあくまでCCというキャラステータスなので装備での干渉は出来ない。 検証として白兵武装がそれぞれ違う生体装甲の白兵攻撃力[武装攻撃力+CC]の合計値を合わせ、武器とCCどちらに干渉しているか確認する。 比較するのは以下。 両機 S無式・終焉のみ装備、ライセンスなし アラクラン ゴッドハンド 威力24 CC42 パグーロ マグマクロー 威力44 CC22 アラクランの方がダメージが高ければCCに影響、パグーロの方がダメージが高ければ武器に影響、ダメージが同じなら合算値に影響があることが判明する。 アラクラン ゴッドハンド CC42 ダメージ90 パグーロ マグマクロー CC22 ダメージ110 僅かにパグーロの方がダメージが高い。 よって射撃武装と同じく白兵武装にも威力強化装備が影響していることが判明した。また、上記検証が誤りであることも分かる(そもそも対象が両方アシュラな時点で検証にすらなってない)。表記こそ変わらないが、変動しているので白兵型にも安心して運用しよう。 全ての補助装備は、同カテゴリのものを装備した場合、値は合計加算で計算される。 このため、チャージャー0X(50%減少)を2つ装備すると、武器のチャージ時間が0になり、超速度の連射が可能となる。スネークアイに付けると世界が変わる。 しかしあまりに早い連射のため、ほぼ確実に一発余計に撃ってしまう。チャージャー33か17を混ぜて節約したほうが現実的である。それでも十分強い。 実弾武器は耐性持ちが多く、チャージャーで必ず2枠も装備を潰してしまう為、継戦能力に乏しく僅か80発の弾数では戦車や白兵型が多いミッションや武器庫のない(呼べない)場合は早々に弾切れ戦力外になりかねない。利用する気なら、敵の耐久力の低い低難易度か部隊に1~2人の少数配備に留めよう。 また、補助装備による強化の計算は端数切り上げで適用される。 その為武器によってはブースターのランクを一つ落としても威力が変わらない、なんてこともある。 チャージ中に白兵は自動で行わない。 キャラクターが弾切れでない武器を所有しているときそのキャラクターは所有している武器を使おうとするため白兵を自動では行いません。 例えば、パグーロがO-マルを出し、O-マルの攻撃中からチャージ中の間に白兵をするという運用は自動では出来ません。白兵を手動で選択しなければこの場合O-マルのみで戦おうとします。 言葉の意味 【羅生】ラセイ 「あみの目のように並んで生じる。」 学研 漢和大辞典 第19刷より 【羅刹】 「《(梵)rākṣasaの音写。速疾鬼・可畏と訳す》大力で足が速く、人を食うといわれる悪鬼。のちに仏教に入り、守護神とされた。」 デジタル大辞泉 「〔仏〕人を食うという悪鬼。赤い髪、青い目、黒いからだで、するどいつめと、きばを持っているという。 梵語Rākṣasaの音訳」 学研 漢和大辞典 第19刷より 羅刹 -Alternative-では傭兵の例え 羅刹弐のパッケージには「それが汝、羅刹[傭兵]の定め」と羅刹のところに傭兵と書かれています。 未採用となった任務 ミスティックジャングル 羅刹開発中画面 大型車両という、製品版には存在しないライセンスがある。 http //www.4gamer.net/previews/images/rasetsu/shots/010.html 工兵C級 通常の5倍の速度で雪像を作ることができる。 これで札幌雪祭りも大助かりだ! 地元の建設大隊も大喜び? 友軍部隊名 マウンテンバイク ラビットボックス ブラッドウルフ チリペッパー スーパーバニー 敵軍部隊名 マッドタクシー 羅刹 -Alternative-の後の物語要約 羅刹弐より [1]人類とヴァダーとの戦い 人類とヴァダーとの接触から1年、人類とヴァダーは戦いを繰り広げており、激化していく。 ヴァダーは異星人の知識と能力を吸収し自己進化と繁栄をすることが目的である。 圧倒的な力の前に人類では歯が立たず、昔からヴァダーと戦いを繰り広げていたトリットの力が頼みである。 人員補強のために傭兵ギルドは新人傭兵を集めていた。 [2]ヴァダーからの侵攻の防衛 人類はヴァダー攻防戦に力を注げるようになった。 ヴァダーの侵攻に対して持てる全ての戦力を投入する背水の陣である。 [3]ガルガンチャー族の登場とトリットへの攻撃 ヴァダーによる侵攻を防衛する作戦はなんとか成功した。 ヴァダーへの反撃を計画しているときに別の問題が起きた。 人々の前に現れたガルガンチャー族はトリット世界のティティモス王国に攻撃を行った。 トリットはガルガンチャー族の攻撃を察知し迎え撃ったが、トリット内部の裏切りに行為により防衛作戦は崩壊した。 ヴァダーへの反撃にはトリットの力が必要であるため、人類はトリットの支援を行うことにした。 [4]ガルガンチャー族への反撃 ヴァダーはトリット世界に乗り込み、ガルガンチャー族と衝突した。 疲弊するガルガンチャー族にティティモス族と人類に反撃のチャンスが来た。 ガルガンチャー族が制圧した転移ゲートを破壊したら、ガルガンチャー族の侵攻を阻止できるのである。 トリット支援でこれまで経験を積んだ新人傭兵はたくましく成長し、一人前の「羅刹」となった。 [5]トリット世界での抗争の終結 トリット世界での抗争は終結し、傭兵は元の世界に呼び戻された。 ヴァダーは戦闘用生体兵器の投入により、奇襲作戦を開始した。 ヴァダーとは異なる力を持つ兵器の攻撃により人類は窮地に追い込まれつつあった。 [6]ヴァダー撃退 ヴァダーを撃退した人類は、平和を手に入れた。 トリットとともに歓喜し、人類の中での同盟も強化された。 それでも地球連邦、ディック惑星連合、ホライズン共同体は勢力拡大を狙い邁進している。 この貪欲さにはトリットすら呆れているようだ。 人類はトリットと共に新しい道を歩み出した。 しかし、ヴァダーはまだ宇宙に存在し異星人の吸収に努めている。 ヴァダーを根絶やしにしなければ本当の平和はやっては来ない。 羅刹 -Alternative-発売からの経過日数。 5975日 以下PC版からの変更点 パソコンとPS2のルールやシステムの違い RPGに近い作りに変更 キャラクターにレベルが設定された ライセンスは経験値を溜める必要がある 雇用できる傭兵はゲームが進むと増える グラフィックの強化と変更 戦闘の画面効果が強化されました、システム周りやキャラクターの絵は暗い感じから明るい感じになりました。 戦闘中の音声の削除 歌の追加 1作目の任務(Xがついていない)で2作目に追加された生体装甲と支援メニューや武器などが使える 傭兵、キャラクターの追加 任務の追加 オープニング動画の削除 占領進捗状況が表示されるようになった グループ分けが面倒になった 生体装甲の進化に道具が必要になった 頭ランク、煉獄ミッションの追加 煉獄ミッションでは最初から索敵済みの任務が登場 傭兵団の名前の設定追加 オペレーターがルナとアルティノの交替勤務ではなく一緒となった。 お頭 PC版初代・斬ではお頭の設定が異なります。セラ・ラティアラ・ジョイス・レオーネ・スタンシアの中からお頭を一人選択します。 難易度はお頭毎に設定されていました。 PS2版ではこれらの人物は傭兵として雇用します。 PS2では、ジョイスはお頭の資格持ちだが経験のために傭兵をやっているという設定 任務名 一部任務名がPC版から変更されています。 ナルシスジョイス → 業 など。 雑誌・書籍掲載情報 未採用となった任務 ミスティックジャングル 孤立(https //w.atwiki.jp/pc_rasetsu/pages/43.html) ※PC版の羅刹に追加データを当てるとプレイできたが、オルタネイティブには登場しない。 友軍部隊名 マウンテンバイク ラビットボックス ブラッドウルフ チリペッパー スーパーバニー 敵軍部隊名 マッドタクシー
https://w.atwiki.jp/feg2/pages/150.html
敵の攻撃が降りかかる。 「――――過激な歓迎ですねぇ。せっかく時を越えて参上したって言うのに・・・。」 「いやー、だから迷惑がられてるんだと思いますよ(苦笑)」 咆月装備であるシールドで攻撃を防ぎながら、 /*/ /*/ IMG_000363.jpg (歩兵防御:あやの 再利用イラスト) IMG_000368.jpg (歩兵防御:とよのか苺 再利用イラスト) * 作戦 雪上戦闘基本事項 基本的な戦闘行動や戦術は、通常の陸戦とほとんど変わらない。 兵士や車両、機材などの装備に対して十分な防寒対策をとる必要がある。 【地形】 雪山 雪崩に注意し、自分たちが山間、谷間の場合戦闘は避け平原又雪崩の恐れが少ない場で戦闘 囮部隊で雪崩が発生しやすい場所に誘い込む 【装備】 <生身> 重ね着:重ね着することで体を暖められ、さらに必要に応じて脱着すれば体温調節が容易にできる。 帽子の大切さ:頭部や凍傷になりやすい耳を守るため防寒用の帽子の着用を徹底する。 手袋:指が凍傷になったり、金属性の装備の冷たさを防ぐために着用する。 雪上用靴:対雪用のものをえらび、なるべく靴下を取り替えたり乾かしたり履き替えたりすることで足先の凍傷を防ぐ。 氷点下での防水:寒冷地でぬれたまま風に吹かれると低体温症になるので、水につかる場合はかならず防水用の装備をする。 かんじき:雪上で移動しやすくするための靴 スキーストック:雪上で移動する際に足にかかる負担を減らせる 足に唐辛子、指にはクリームや油を塗って保温に勤める。 靴と靴下、肌着と衣服の間など、隙間には新聞紙など紙を挟んで保温と寒気の遮断に努める。 金属の装備に、直に触れない。また、可能な限り金属部分を露出させず、防寒用の覆いを被せる。 防寒具のうち、時に衣類が濡れた場合に即座に着替えられるよう、最低でも予備の着替えを一着は装備する。 氷結した食糧は消化できず、寧ろ失調し下痢など体力低下・戦闘不能の原因となるので、固形燃料などで温めた食事が摂れるようにする。湯を確保できるならカップラーメンでも可。但し、直ぐに凍結するので速やかに配食できる場合以外、食事は無理。 通信機などの機械も、低音や付着する氷雪により機能停止する為、アンテナに電熱装置をつける等、防寒対策を施す。 世界忍者などが防具として鎖帷子を着用する場合は、極寒の地では通常と異なる着用法を行う。事前に暖かい室内などで素肌の上に着け、その上から肌着など着衣を着ける。鎖の網目と肌着の間の空気が体温で温もり、保温性を高める。(通常は、身体の擦過傷や汗による鎖の腐食、極寒時以外は耐え難い篭り熱の為、肌着の上に着ける。) <機械> ゴム部品の取り扱い:ゴムは寒冷地では弾性が失われ、砕けることもあるのでなるべく外気や雪に触れさせないようにする。 燃料の凍結防止:燃料や潤滑油が凍らないように取り扱いには十分気をつける。寒冷地用のものを準備する。 バッテリーの用意:気温が低いと出力が落ちたりするので予備のものを多くもっていく。 稼動時:アイドリングで十分部品を暖めてから動かす。 停止時:エンジンの凍結を防ぐためヒーターを装着したり、シートをかぶせる。 <武器> カバー:小火器のようなものは寒冷地では潤滑油が凍ったり金属・プラスチック部品が壊れたりするので、使わないときは雪や外気に触れないようカバーにしまっておく。 予備のパーツ:壊れた部品が速やかに交換できるように予備のパーツを用意しておく。 外気温への冷却:外に持ち出したときに、武器についた水分が凍るのを防ぐために少しずつ武器を冷やす。 金属変形への対処:撃って熱くなった銃身は雪の上においてしまうと変形したり水分がついてしまうので、扱いに注意する。 照準器の取り扱い:呼吸の際に息を誤って光学照準器にかけてしまうと凍って使い物にならなくなるので注意する 金属が氷点下では強度が低下するので注意。特に、日本刀は簡単に折れる為、要注意。 【体術】 雪が深く積もって堅くなっている急斜面の歩行は、足を大きく雪に沈めて体力と時間に体温を消耗する事を防ぐ為、輪カンジキを利用する。軽金属と化学製品の品でも、古来からの素材の品でも、藩国の国柄に合わせる。 平地や緩やかな斜面の移動には、スキーを利用する。 行軍時の吹雪で遭難しないように、各人がザイルを着用する。 固まった雪を煉瓦の代りに積み上げて戦闘時の陣地や吹雪の時の雪洞を作る為のショベルを携帯する(軍隊装備なら必須なので、言うまでも無いかもしれませんが)。 重量物は、橇で曳く。場合によっては、犬橇を用意する。 外装の色は、雪原に溶け込む白で揃える。 平原なら兎も角、山間部や谷間では雪崩を誘発しない為に、発砲を控える。白兵突撃時の吶喊は問題ないので、盛大に叫ぶ。 敵が雪崩に遭いそうな地形に存在する時には、間合いが遠く此方の砲が寡少の場合でも、先制攻撃を加えて雪崩を誘発させる。 白兵戦の場合、得物を構えるのは野外である点、雪上であるので森林でない可能性も高い点から、構えは右八双に揃える。集団で陣形を組む場合、肩に担ぐ右八双以外は同士討ちの危険が高くなる為。 射撃の場合、立射と伏射を併用し、射撃時にのみ静止する。 待ち伏せの時に、吐息(白くなっている)で露見しないように呼吸は深く緩やかに。 蹴り技は足許が雪上なので、出来るだけ使わない。 握り拳の拳打よりも、手刀を用いる。場合によっては、掌を相手に重ねて体移動の打撃で内臓に衝撃を伝える。 ≪市街地≫ 道路が整備されており、速やかに部隊展開が出来る 街路や建物を背景として敵の姿を確認しやすい。 隠蔽や防御に使える建築物がたくさんある。 放置されている車両に身を隠せる。 建物の中や、屋根の上で身を隠せる。 移動するときは常に建物の壁を背にして敵から見えにくい位置を取る。 建物の中に敵が潜んでいることを警戒し、身をかがめながらすばやく通過する。 建物が壊れているので、瓦礫の山に身を隠せる。 見慣れている風景なので異質な存在である根源種族は見つけやすい 市街地詳細地図の存在による敵の侵攻経路・展開等の予測 大規模な軍隊(根源種族)は市街地では侵攻展開速度が比較的鈍る 市外には下水など地下の通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。 入り組んだ路地は大型の平気には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。 屋内や狭い道では素早く接近でき、また距離を離されにくい 攻撃班は市街地であることを利用し、敵を狭い路地で攻撃。攻撃面を限定することで、数の不利をカバーする。 ≪市街地・歩兵系≫ 下水道や建造物内部を使って敵の側面へと移動できる 市街地での狙撃には主にアサルトライフルを使う。 市街地では機関砲は主に制圧射撃に使用し、なるべく高い場所から撃つことで効果的である。対空対地に使えフルオートも可能な歩兵携行装備では最強の装備。 建物などの遮蔽物を利用した待ち伏せで近距離から迫撃砲や火砲による強力な砲撃を行える。 手榴弾やグレネードランチャーは狭い路地や建物内部などで効果的である。 対戦車兵器は屋根の上などの高い位置から射撃することで命中率をあげることができ、さらに装甲の薄い上部を狙える。 狭い場所で対戦車兵器を使うことで、破壊した建物の壁などが破片のように飛び散り敵を無力化できる。ただし、後方爆風に気をつけ、ヘルメットや耳栓をする。 動かない人造物が多いので銃を固定すれば高い精度で連射しやすい 市外には下水や路地など隠蔽された通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。 入り組んだ路地は大型の兵器には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。 ≪全般≫ 攻撃の的にならないよう、稜線や丘の上などの高所をさけ、低地を移動する。 地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う 予め攻撃が来る方向を予測しておき、遮蔽になるであろう物を見つけておく。 凹凸のない場所はなるべく避ける。 【装備】 ≪全般≫ 銃身への迷彩:草原、森、砂漠などの地形に応じて銃身にカモフラージュペイントを施すことで周囲の背景にとけこんで目立ちにくくなる。 迷彩によって距離感を狂わせる 発煙弾、閃光弾を発射。敵の視界を奪う。 ≪歩兵≫ イヤマフを耳に装備し、銃撃時に発生する射撃音から耳を保護する。 ヘッドセット(ゴーグルつき):頭部を衝撃や銃弾から防御するとともに、小型無線機や小型ライト、ナイトビジョンを装備する。 無線機:長距離通信や、高速データ通信が可能なものを使用して連絡をとりあい、部隊間・部隊内での状況把握や連携をスムーズにする。 双眼鏡・目標距離測定装置:目標の正確な位置を測定できる。 プレート入りの防弾ベストによる高い防御性能 煙幕手榴弾によって敵の視界を妨害 迷彩服着用、フェイスペイントをしておく。 ≪WD≫ WDの装甲と人工筋肉、繊維装甲フレーム贅肉内部機器などなどによる防御 WD装備であるシールドによる高い防御性能 WDの各種センサー系を利用しての敵攻撃の観測 【陣形】 敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。 四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。 分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る。 【体術】 ≪全般≫ レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。 回避するときは常に建物の壁を背にする。 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする 各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ 部隊員と死角を補い合う 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) 相手の勢いや距離、間合いを意識する 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する 夜目の効く猫妖精・鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う 望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。 歩兵はI=Dも利用しつつ防御 シールドを使って防御 シールドを斜めに傾けることで 受け流す効果も発生させる ≪対白兵防御≫ 相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。 攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。 攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す 一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る ≪対爆発防御≫ 敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る (爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく 《対詠唱》 魔法を分散させて当てる事で敵の動きを止める 理力使い部隊により、相手の理力攻撃・詠唱戦行為を妨害、拡散させて防ぐ。 敵が先ほどにこちらの理力攻撃を止めた姿を見ている。実例が目の前にあったので、対処方が全く無いわけではない。 先ほどの詠唱戦行為に使った魔法陣を防御に転用、そのままぶつけて相殺する。 理力使い系のアイドレスが理力障壁を展開し、敵の攻撃を僅かでも防ぐ 風を追うものの能力により、敵の技を無効化する 前方に詠唱によって防御壁を展開する ≪オペレータとの連携による防御と回避≫ オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている 地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている 地形情報のオペレートをうけることで、安定した射撃姿勢が取れるポイントが判っている 会話をすることで緊張をほぐせる /*/ 雪国は視界が悪い、そのため攻撃の命中率は下がる。 敵の猛攻を受けながらWD部隊は的を散らす為に散開する。あるものは建築物を盾に、またある者は凹凸の地形に身を隠し、またある者はWD咆月の装備であるシールドで身を隠していた。 新しいWD咆月の性能は当社比で約二倍であり、当然装甲も飛躍的に向上している。そのうえ新しく製作されたシールドも装備されている。 「あの(大気圏突入)恐怖を乗り越えて、ここまで来たんだ!!こんなところで敵の功撃なんかに負けてられないんだ!!!」 「よく言った!!男だぜ!!!!」 刹那、爆音が隣りから発生する。 「―――――――敵の照準が正確になってきている?。」 「相手もバカじゃないって事ですね。天候が良くなっていますし」 シールドも建築物も無限の攻撃に耐えてくれるわけではない。視界に慣れてきたのか敵の命中率が上がってきている。 そうと分かれば判断は迅速にすべきだ。無線で情報をやる取るすると今度はWDの機動性を活用し攻撃の回避に専念し始める。 そして、敵が我らを見失えばまた、建築物やシールドを利用しての防御へと切り替える。 【応援があればこちらにお願いします】 敵の攻撃の手が緩まり始める。ようやくこの時が来たか? 何も彼らがこの地に降り立ったのは攻撃を受ける為でも、避ける為でもない。 勝ちに来たのだ。勝利を、笑って終われるエンディングを、勝ち取る為にここまで来たのだ。 ―――――――――――――――反撃の時はもうすぐだ。 SS:周船寺竜郎 作戦:作戦ライブラリ切り出し作業 周船寺竜郎 編集、ページ作成:高渡&川原
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リングヴィ・ヴァナルガンド Dies iraeに登場する聖槍十三騎士団黒円卓第十二位ウォルフガング・シュライバーの所持する聖遺物。武装形態は人器融合型。 素体はドイツの軍用バイク、ZundappKS750。アインザッツグルッペンの特別行動部隊長であり、常軌を逸した殺人鬼であるシュライバーの愛機であったために、彼の犠牲者たちの血と怨嗟に彩られた聖遺物となった。万単位の人間を殺害した人食い機獣は血の匂いを充満させる。咆哮は可燃性の血に猛るエグゾースト。主と同じ単眼のヘッドライトが闇夜を切り裂いて照らす。シュライバーの意のままに超々高速で機動し、一撃の吶喊で街一つを焼け野原にする。 活動の状態ではシュライバーに超速の理を与え、神速という特性を生身で発揮する。音など遥か置き去りにして、空間を三次元的に跳ね回る。それは形成位階の蓮や聖遺物を手にした司狼ですら視認できぬ程の速さを誇る。後を追うように発生するのは爆撃じみた衝撃波であり、並の人間ならそれだけで五体微塵に成りかねない。そしてその圧倒的速度を乗せた驚異的な肉弾戦を行う。 シュライバーが疾走する背後には、屍の山が築かれる。それは家屋も車両も通行人も関係なく、残らず薙ぎ倒して貪り尽くす血のハリケーン。 大気が爆発するような轟音を弾けさせ、ビルがアスファルトが砕け散る様は、まるで見えない巨人が暴れ回っているかのよう。重力すら振り切る超加速の切り返しは宇宙速度にも達しており、見る間に街が瓦礫の山と化していく。 一際激しい衝撃と共に、アスファルトがクレーターのように陥没する。視界に映るのは抉れ砕けた街の惨状。シュライバーが走り回るだけで、数百単位の人間が死ぬ。 形成の状態では武装具現の形態をとる。本来は人器融合型だが、彼の本性が表れない形成位階では融合しない。 能力は「慣性の法則、物理常識を無視する走行」。神速で突進した状態から一切の減速をせずに真後ろへ飛び退くなど、一瞬でベクトルを切り替えることができる。 空中でのアクセルターンや廊下を螺旋状に回転しながら疾走するなど三次元的な走行が可能。そして地雷に掛かってなお躱すというシュライバーの悪夢のような操車技術はすでに魔性の業。 速度域は音速の百倍を超え、魔性の速度領域に達したことで身に纏う爆風と衝撃波だけで相手の身体を切り刻む。 流星と化すバイクの突進は隕石の直撃を受けたのと変わらない威力。 創造『死世界・凶獣変生』の発動によりエンジン、ハンドルがシュライバーに絡みついて融合し絶対最速・絶対回避の能力を発動させるが、平時に使用できる不完全な創造ではシュライバーと完全に融合せず、形が変化するのみである。 サイドアーム サイドアームとして狼のルーン(ヴォルフスアンゲル)が刻印されたルガーP08のアーティラリーモデルとモーゼルC96の二丁拳銃を形成する。拳銃の常識外の銃撃が可能で速すぎて何発撃ったか解らない速度で、百単位のベイの杭を銃弾で叩き落とした。偏執的までの使い込みにより、ガンメタルは血に錆つき一切の光沢を発さなくなっている。 シュライバーの犠牲者達の肉片が消滅しない限り弾数は無限であり、連続で百発以上の弾丸を放つという装弾数を無視した拳銃の常識を超えたマシンガンの如き銃撃が可能。 ルーンの効果なのか、銃弾をシュライバーの犠牲者達(つまり総軍)から形成しているためか、銃自体は聖遺物ではないにも関わらず聖遺物の徒に対してもダメージを与えられる。 しなしあくまで補助具以上のものでしかなく、聖遺物のような凶悪なものではない。不感症でただの人間状態の司狼が喰らっても痛みは感じないし、形成位階の蓮にとっては強化ゴム弾程度の威力に収まっている。しかし形成位階に上がると同時に必殺レベルまで強化され、創造の螢や蓮にも攻撃が効くようになる。 他者との接触を拒否するシュライバーは弾丸などよりも速く動けることが可能でも、好んでこの拳銃を使用して殺戮を行なっている。 シュライバーが真の創造を発動するとこの拳銃もバイクと共に融合する。 神咒神威神楽 爾子・丁禮の持つ神速の異能が該当すると思われる。 その能力は「運動という概念における物理現象操作」 摩擦、慣性、重力加速、作用反作用の法則等、運動方程式を自在に操れる。 つまり物理常識を無視した動きが可能。 移動においては文字通りの縦横無尽。また逆に実際の推力以上の衝撃を対象に叩き込むこともできる。 詠唱 形成 Yetzirah― 暴嵐纏う破壊獣 Lyngvi Vanargand 備考 第二次大戦中のドイツは、第一次大戦の敗戦時に結んだ条約により軍用車の生産に制限があったため、コストと積載量の面からかサイドカー付きバイクを積極的に採用していた。軍用バイクであるZundappKS750もその例に漏れず、サイドカーを取り付けての運用が主に行われていた。Weightは420kg。ただし作中ではシュライバーのパーソナリティを鑑みてかバイク単体での登場となる。 リングヴィは北欧神話登場するアームスヴァルトニル湖にある島。フェンリルがグレイプニールで縛られた場所である。 ヴァナルガンドはフェンリルの別名でヴァン河の怪物という意味。 来世はワンコですの☆ 第六天では女性面として転生してたけど、実は今世でもシュライバーの女性面を宿してたりするのかねん?闇の賜物みたく聖遺物は使用者の精神と深く繋がってるみたいだし。だから本質的に二人で一人とはいえ、第六天で聖遺物でありながら独立した個我の生命として転生したのかねえ?( ̄∀ ̄) -- 名無しさん (2012-02-10 21 02 22) 他の人器融合型の聖遺物のなかで唯一「兵器」なんだよな。しかも形成の段階じゃバイクにまたがってるだけで融合してないから性質上、武装具現型が合いそうなんだけど、シュライバーの性格と聖遺物になるまでの過程を考えてみるとこれでも納得かな。 -- 名無しさん (2012-04-30 17 50 42) 今思えば、シュライバーもマキナもザミエルも聖遺物は全て「兵器」なんだな -- 名無しさん (2012-04-30 18 02 25) まあ、良く考えてみれば現代の兵器の方が戦争になれば其処らの名刀や名剣が吸った血や魂よりも沢山の流血や死を与えるしな。三騎士の聖遺物が兵器なのも納得出来る。……どっかのムーミン谷在住の白い死神の装備一式とか、空の魔王の愛機も聖遺物化してそうだ -- 名無しさん (2012-04-30 18 17 28) 兵器にカテゴライズされる聖遺物のなかでも三騎士は使い手の性格がバラバラだからな。マキナの戦車だって一体何の信仰心を餌にして特殊発現型になったのかと思ったけど、あればマキナそのものが聖遺物で本人も信仰心の塊みたいなものだし。他二人はまあ言わずもがな -- 名無しさん (2012-04-30 18 31 40) 聖遺物に至った理由だけをみれば、三騎士の聖遺物は3つとも武装具現型っぽいけどね。白と黒のは担い手の資質に影響されてんだろう -- 名無しさん (2012-04-30 20 41 15) 07版では破壊の杖って名前だったから、杖?って疑問に思ったもんだ -- 名無しさん (2012-05-14 21 42 53) どうしてバイクと合体しないんだ・・・ -- 名無しさん (2012-07-04 21 35 56) これが究極の姿だ! -- 名無しさん (2012-07-04 21 40 05) まさか怪物と表現されてたこれが、来世で「ですの~♪」口調のロリ声わんこになるとは…天狗道恐るべし -- 名無しさん (2012-07-05 19 32 07) ↑天狗道というか夜行さんの変態的趣味のせいじゃね? 元をたどると龍水のせいだけど -- 名無しさん (2012-07-05 20 33 46) ↑ なんだ、やっぱ変態のせいなのか -- 名無しさん (2012-07-05 20 47 58) これでザボーガー乗りとかされたら吹く(笑)。分かる奴少ないだろうけど。 -- 名無しさん (2012-07-30 07 39 11) チェーンジ・ヴァナルガンド、GO! -- 名無しさん (2012-08-01 14 16 28) しかしZundappKS750って水銀により何らかの強化されてたのかなあ。兵器なんてぶっちゃけ消耗品だからシュライバーの無茶苦茶な使い方に聖遺物化する前に普通にぶっ壊れると思う。 -- 名無しさん (2012-08-01 14 54 19) ↑ 壊れる度に直してたとか、実は滅茶苦茶に見えて神がかり的テクニックで壊さんように運用してたとか -- 名無しさん (2012-08-01 22 46 53) ↑人殺しに関しては神懸かってるから効率よく殺すにはバイク壊せないって理屈で無意識に大事に使ってたとか? -- 名無しさん (2012-08-03 12 33 49) pixivのシュライバーの項目の関連タグにプラシド究極体があってフイタ -- 名無しさん (2012-11-24 11 40 59) 活動で宇宙速度。形成で光速? 創造で最速 -- 名無しさん (2012-11-24 16 56 28) 練炭よりはやーい -- 名無しさん (2012-11-25 13 53 13) ↑ おいやめろ -- 名無しさん (2012-11-25 13 56 52) ↑↑おい馬鹿やめろやめてくださいやめろっていって(ry -- 名無しさん (2012-11-25 14 30 42) いや、形成で光速はなくね? 螢ルートだとマッハ100ぐらいだったはずだが -- 名無しさん (2012-11-25 15 16 18) ↑すまん。頑張ればいけるんだろうか?って思った -- 名無しさん (2012-11-25 15 26 35) こんなバイクが欲しいです… -- 名無しさん (2012-12-02 09 33 49) ↑ ZundappKS750は現実にあるんだけどね、流石にこんな性能じゃないがw -- 名無しさん (2012-12-02 21 57 15) 高速戦闘って必然周囲がが -- 名無しさん (2012-12-02 23 20 59) ↑ミス。超高速戦闘って必然周囲ががれきの山になるくらいのパワーバトルになるはずだけど、スピード勝負を強調する場合その辺の活写との兼ね合いが難しいよね。kkkでは自己を一つの異世界とするっていうインフレ防止設定出してたけどw -- 名無しさん (2012-12-02 23 25 40) ↑むしろインフレ加速設定だと思うけど。地球が危ないレベルの超インフレパワーバトルを展開しても地球が大丈夫だし。 -- 名無しさん (2012-12-03 01 19 21) そういうこと考えたらマキナの拳とか地面に触れたら地球終わらね? -- 名無しさん (2012-12-03 17 03 50) 水銀「やってしまったか…回帰」 -- 名無しさん (2012-12-03 19 36 08) ↑14速度差無視で練炭に胴体真っ二つにされるな。 -- 名無しさん (2012-12-03 20 34 30) しかしかっこいい名前の聖遺物だ -- 名無しさん (2013-02-18 21 39 35) これ戦場で血を浴びまくって聖遺物になったってことは、シュライバーがこれに乗って戦場を駆け回ってた最初の頃はシュライバーに聖遺物なかったってことだよな。つまりエイヴィヒカイト無しでバイクを聖遺物化させるまで人を殺したのか……やっぱ人間じゃないな -- 名無しさん (2013-08-09 09 09 23) あれ?だとすると黒円卓前夜で聖遺物組みこまれのはベイだけ? -- 名無しさん (2013-08-09 18 45 54) ↑ルサルカは? -- 名無しさん (2014-09-21 15 42 02) ↑黎明時のルサルカはあくまでただの「魔女」。エイヴィヒカイトの域には至ってない。おそらく最も早く聖遺物を手にしたのはベイ -- 名無しさん (2014-09-23 03 54 50) 黎明時でシュライバーは何されたんだ? -- 名無しさん (2016-01-31 23 01 31) ↑ 目玉摘出 -- 名無しさん (2016-01-31 23 55 53) 文字通りの“摘”出だなw -- 名無しさん (2016-02-01 00 03 34) ↑3 脳みそが腐りかけてたみたいだし、死なないようにニートが心霊手術っぽく手当てしたんだろう -- 名無しさん (2016-02-01 00 14 11) ↑3あの時点で目玉摘出されるまでもなく元々片方なかったんじゃなかった? -- 名無しさん (2016-02-01 00 18 56) 目玉か知らんがとりあえず腐った患部はひっこ抜いとるな -- 名無しさん (2016-02-01 00 35 38) 潰された残骸が残ってたか・・・ -- 名無しさん (2016-02-01 01 01 05) 一応、黎明の時に、目玉摘出されて命が助かったみたいだね。シュライバーが獣殿に忠誠を誓うのもその辺のことを無意識に感じているからかもしれないとか白本に書いてあった。 -- 名無しさん (2016-06-28 11 46 38) なんとなくジェトスライガーに見えなくもないw -- 名無しさん (2017-02-06 21 37 36) ジェットスライガーって555か、懐かしい。シュライバーにデルタ似合いそう。 -- 名無しさん (2017-05-12 00 33 18) ↑「聖槍十三騎士団」の項目で、各団員に似合うライダーで「シュライバーにファイズ」という意見もあったけどデルタも確かに似合うなあ。「誰も触れられない(接触そのものを拒絶する/触れると灰化してしまう)」、「狂った少年」、「変身した者、皆凶暴に乱わせる」、「狼(たっくんが変身したこともある)」と共通要素も多いな。 -- 名無しさん (2017-05-12 19 19 35) 真面目な疑問なのですが音速の100倍、つまりマッハ100を超えたら聖遺物やらシュライバーの体が空気中の分子の中にある原子核と衝突して核融合(別作品の三重覚醒ラスボスとは違う物理現象に基づいて発生する物)は起こらないのでしょうか?摩擦熱やらは聖遺物の特性で全く受けないでしょうが核融合に関してはどうなのでしょうかと疑問に思いました。ちなみに核融合を起こすのに必要な速度は10000m/sと言われていて、音速に換算すると約マッハ30と言われていますが、シュライバーの場合は容易にその速度に達していますね。 -- 名無しさん (2022-06-18 18 12 57) エイヴィヒカイトの創造は物理法則を限定的に改変してるから、そういうことは気にしないでもいいと思うよ。 -- 名無しさん (2022-06-18 18 47 29) 活動位階は宇宙速度、形成位階は音速の百倍を超えて隕石衝突級の破壊力を叩き出す、創造位階は異界法則で光速を凌駕できる。三騎士は核爆発級の攻防ができる設定 -- 名無しさん (2022-06-18 18 59 06) 核融合ってそんなもんなのか。ロシアの上空で爆発した隕石の速度はマッハ50とか言われてたな -- 名無しさん (2022-06-18 22 12 28) ↑×2 限定的に改変…w多元宇宙規模の変態が生み出した兵器だけあって流石だ。回答ありがとうございます。 -- 名無しさん (2022-06-18 22 12 46) ↑5シュライバーは求道型だから、基本的に己と接触しなければ外界にあまり影響を与えない。そういう意味で空気中の分子との衝突も減免されているんだろう(創造位階は、物理法則含めた世界の理を捻じ曲げてる部分があるし) -- 名無しさん (2022-06-19 08 42 21) 司狼による使用が実現したらその場合も人器融合型なんだろうけども、なんかこう…足に車輪でも生えるんだろうか -- 名無しさん (2023-05-02 15 08 25) 名前 コメント
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グエル・ジェターク(Guel Jeturk)(CV 阿座上洋平) グエル・ジェターク(Guel Jeturk)(CV 阿座上洋平)【解説】 【属性】 【台詞】 【解説】 生年月日…18歳 血液型… 身長… 体重… 趣味… 原作搭乗機(Season1)…MD-0032G ディランザ グエル専用機→MD-0064 ダリルバルデ MD-0031L ディランザ ラウダ専用機(第5話にて一時的に搭乗) MD-0021 デスルター(第12話にて一時的に搭乗) 原作搭乗機(Season2)…MD-0064 ダリルバルデ→MD-0032G ディランザ グエル専用機 HU-45p プロドロス(第15話にて一時的に搭乗) 通称…ボブ 【属性】 【台詞】 選択時俺に決闘で勝てってことか? 随分と…久しぶりな気がするな KP001、グエル・ジェターク、ダリルバルデ、出る! 戦闘開始時フィックス・リリース!(CPU戦) 俺は進む…残された、この機体で!(CPU戦) 大丈夫だ。俺には今、目標がある!(CPU戦) 被害は最小限に。さっさと終わらせる!(CPU戦) 見栄もプライドも必要ない。俺はただ、前に進むだけだ!(CPU戦) 今はお前の力を借りたい。頼めるか? グエル・ジェタークだ。よろしく頼む 会社は今窮地だ。俺たちで何とかしないと…! 学園仕様じゃないことは分かっている…その覚悟も…! (タッグ タッグLv.1) (固定 連勝) あれも、ガンダムだっていうのか…(僚機属性「ガンダム」(*1)) こんな子供まで戦わされているのか…!(僚機属性「子供」) ガンダムファイト…まさか、国を背負って戦うなんて…(僚機属性「MF」) 国の主導権争いをガンダムで…!?そんな世界があるのか(僚機属性「MF」) 武力で紛争を無くそうとするのは、あまりにも強引すぎないか?(僚機属性「CB」) 阿頼耶識システム…!機械と人間をリンクさせるものなのか…!(僚機属性「阿頼耶識」) その気持ちは分かるが、覚悟を決めたからここにいるんじゃないのか?(僚機シーブック,キラ(ストライク),ラクス,レオス(Af)) アンタはこいつが気に食わないかもしれないが、俺にとっては父さんが残した大切なものなんだ(僚機トレーズ) アンタとは、どこか似ている気がするな(僚機リディ(共通)) どういうつもりだ、ミオリネの差し金か?(僚機スレッタ) お前に守られるつもりはない。俺は、俺の戦いをするだけだ…!(僚機スレッタ) ペイルのガンダム、今はアテにさせてもらう(僚機エラン) エラン、お前に背中を預けることになるとはな(僚機エラン) そんなに学びたいのなら、アスティカシアに来ればいい。もっと多くの知識を学べるかもしれない(僚機レオス(共通)) 後先考えずに突っ走る…まるで、アイツらを見ているようだな(僚機サイ) 機体への知識は相当なものだが、それがお前の強さの秘訣か?(僚機チカゲ) あまり背負いすぎるな。別に、お前一人で戦っているわけじゃない僚機ニル) 他人に興味はないか…別に、無理強いするものでもないからな…(僚機DD) 俺が勝ったら、エアリアルを貰い受ける(敵機スレッタ) 攻撃よせ!(メイン射撃) やめろ!(メイン射撃) やめておけ!(メイン射撃) 狙い通りだ!(メイン射撃) 小細工はなしだ!(メイン射撃) 沈める!(射撃CS) 直撃…させる!(射撃CS) 出力を上げるぞ!(射撃CS) これ以上、好き勝手にはさせない!(射撃CS) さあ…!来い!(サブ射撃) 進めば…2つ!(サブ射撃) これは…俺の意思だ!(サブ射撃) 覚悟はできているか?(サブ射撃) 貫け!(サブ射撃展開中Nサブ射撃) 仕掛ける…!(サブ射撃展開中Nサブ射撃) ここで食い止める!(サブ射撃展開中Nサブ射撃) 奴の動きを止める!(サブ射撃展開中Nサブ射撃) 敵を包囲する!(サブ射撃展開中レバー入れサブ射撃) 逃げ場はないぞ!(サブ射撃展開中レバー入れサブ射撃) 使いこなしてみせる!(サブ射撃展開中レバー入れサブ射撃) ここだ!(N特殊射撃) そこか!(N特殊射撃) 当てる!(N特殊射撃) 俺が抑える!(N特殊射撃) 外さん!(横特殊射撃) 防げるか!?(横特殊射撃) 隙を見せたな!(横特殊射撃) 先には行かせない!(横特殊射撃) 逃がすか!(N・横特殊射撃射撃派生) 乱れ撃つ!(N・横特殊射撃射撃派生) こいつは効くだろ?(N・横特殊射撃射撃派生) 全弾斉射!(後特殊射撃) 吹きとべっ!(後特殊射撃) 敵を撹乱する!(後特殊射撃) 緩慢な動きだな(後特殊射撃) 迂闊だな(N格闘初段) 踏み込む!(N格闘初段) 力づくでも!(N格闘初段) 本気で行く!(N格闘初段) だぁっ!(N格闘2段目) 決める!(N格闘2段目) 墜としてみせる!(N格闘3段目) 手出しはさせん…!(N格闘3段目) 墜ちろ!(N格闘最終段) 喰らえ…!(N格闘最終段) とった!(横格闘初段) こいつ…!(横格闘初段) なめるな!(横格闘初段) もらった!(横格闘初段) でぇあっ!(横格闘2段目) そんな動きで…!(横格闘2段目) 墜とす!(横格闘最終段) くおおっ!!(横格闘最終段) どいてくれ!(横格闘最終段) だあああっ!(格闘前派生初段) できるものなら、凌いでみせろ…!(格闘前派生初段) まだまだぁ!(格闘前派生2段目) 手数で押し切る!(格闘前派生3段目) 多少強引だが!(格闘前派生4段目) 俺は…立ち止まっていられないんだ…!(格闘前派生5段目) ジェタークの意思は、俺が受け継ぐ!(格闘前派生6段目) 墜ちろぉぉぉ!(格闘前派生7段目) せぇぇい!(格闘前派生最終段) 切り裂く!(格闘前派生最終段) 行くぞ!(前格闘初段) 吶喊する!(前格闘初段) このタイミングなら!(前格闘初段) 邪魔をしないでくれ!(前格闘初段) させるか!(前格闘最終段) 蹴散らす…!(前格闘最終段) 手加減はしない!(前格闘最終段) 捕らえた!(後格闘) 調子に乗るな!(後格闘) 取り押さえる!(後格闘) 奴を拘束する!(後格闘) ちぃっ!(後格闘N格闘派生) このっ…!(後格闘N格闘派生) 無駄だ!(後格闘レバー横派生) でぇぇあっ!(後格闘レバー横派生) 加速する!(BD格闘初段) 逃がさん!(BD格闘初段) 距離を詰める!(BD格闘初段) しつこい!(BD格闘最終段) うおぉぉっ!(BD格闘最終段) はあぁぁっ!(BD格闘最終段) 注意散漫なんじゃないか?(BD格闘最終段) 今だ!(N特殊格闘初段) もう…躊躇わない!(N特殊格闘初段) 俺はもう…一人じゃない!(N特殊格闘初段) 叩き伏せる!(N特殊格闘最終段) 終わりにする!(N特殊格闘最終段) 道をあけろぉぉぉ!(N特殊格闘最終段) 遅い!(前特殊格闘初段) せぇい!(前特殊格闘初段) はぁっ…!(前特殊格闘初段) 俺が…やるしかない…!(前特殊格闘初段) これならどうだ!(前特殊格闘最終段) 潰させてもらう!(前特殊格闘最終段) これでカタを付ける!(前特殊格闘最終段) ここ!(後特殊格闘初段) 突破口なら、俺が!(後特殊格闘初段) 行くぞ!ダリルバルデ!!(後特殊格闘初段) 好き勝手にはさせない!(後特殊格闘初段) 薙ぎ払う!(後特殊格闘最終段) やらせない!(後特殊格闘最終段) 何も分かっていないだな…!(覚醒技初段) 奪うだけだけじゃ、手に入らない!(覚醒技6段目) いいタイミングだ(連携成功) 上手く連携できたな(連携成功) 何をしているんだ、俺は!(誤射) ち、違う…!狙ったわけじゃ…!(誤射) すまない、当てるつもりはなかった(誤射) まだ向かってくるのか…(一定以上のダメージ) サーチ来たか 捕捉した! あの機体か 奴を止めればいいのか? ジェターク社が紛争幇助だと…!?ふざけるな!(敵機属性「CB」)(*2) まさか…あれもエアリアルと同じ、ガンダムなのか…!?(敵機アムロ(ガンダム,Gメカ)) 非武装…?何か仕込んでるのか?(敵機ドアン) アンタの言う決闘、賭けているものが全然違うな(敵機トレーズ) 俺は…目を背けない…!(敵機スレッタ) プライドだけじゃ、スレッタ・マーキュリーには勝てないさ(敵機スレッタ) エラン、貴様…!スレッタに何をした!?(敵機エラン) 意志拡張AIとは違うのか…?(敵機Ex-S) 勉強熱心なのはいいが、目の前の戦いに集中しなくていいのか?(敵機レオス(共通)) このまま決めにかかる!(ロックした機体を撃墜で勝利) 奴を倒せば、戦いは終わりだ!(ロックした機体を撃墜で勝利) あの時の借りを、返させてもらおうか(ロックした機体を撃墜で勝利 敵機エラン) 被ロック真っ向勝負か…! 右だ! 左から! 背後を取られた!? 怖気づいて…なんか…!(自機被撃墜で敗北時) どんな窮地でも、俺は諦めない…!(自機被撃墜で敗北時) ここで俺がやられるわけにはいかない…!(自機被撃墜で敗北時) 被弾時うあっ! くそっ! ダメージ!? なんだと!? この程度…! この程度、かすり傷ですらない ぐはっ!(ダウン) 直撃だと!?(ダウン) マトモに喰らった…!(ダウン) やめろぉぉぉっ!(スタン) なんだ…スタン…!?(スタン) うぁっ…!このっ…!!(スタン) 違う!敵じゃない!(誤射) 俺は味方だ!やめろ!!(誤射) 待て!俺はグエル・ジェタークだ!(誤射) 助かった、感謝する(僚機がカット) 借りができてしまったようだな(僚機がカット) 被撃墜時くっそぉぉぉぉ! 俺は…油断、したのか? ぐぅ…!ダリルバルデが…!! まだ恐れているのか…!俺は!! 俺の実力が足りなかったのか…! 俺は…何を血迷っている…!?(自機の後特殊射撃で被撃墜) こんなに簡単なミスをするなんて…!(自機の後特殊射撃で被撃墜) 大丈夫なのか!?おい!(僚機被撃墜) 味方がやられたのか!?(僚機被撃墜) ダメだ…守れなかった…(僚機被撃墜) ガード防ぎきる! 見切った! 分かりやすい攻撃を そんな攻撃、俺には効かん! くそっ…!力負けしている…!?(ガードブレイク) 弾切れ時しまった! 撃ち過ぎたのか!? 落ち着け…慌てるな…! エネルギーを使いすぎた…! 敵機撃墜時次の相手は誰だ? 無駄な抵抗はよせ! そこで大人しくしていてくれ くそっ…!向かって来なければ…! 俺が負けるわけにはいかないんだ…! なんでそんなに自分の命を軽く見られるんだ! 向こうは順調みたいだな(僚機が敵機撃墜) 味方に任せっきりにするわけにもいかないな(僚機が敵機撃墜) さすがはエランだな(僚機が敵機撃墜 エラン) 復帰時俺は…逃げん! 俺が…俺が…!やらないと!! 問題ない、すぐに立て直す! ダリルバルデ、もう一度出る! 俺はもう、逃げないと決めた! 贅沢は言わん、これだけ動けば充分だ…!(コストオーバー) 機体が万全じゃなくても、やれるところまで!(コストオーバー) 損傷がでかいからと、弱音を吐いている場合じゃない…!(コストオーバー) 覚醒時迷わず進め…!(ゲージMAX) 俺は…もう逃げない…! 獅子の誇りは…!俺が守る!! 父さんは俺の罪だ…!俺が全部背負うべきなんだ!! 俺は逃げない…父さんからも、お前からも…!(敵機スレッタ) 仕掛けるぞ!お前も来い!!(バーストクロス) 分かっている。俺だって見ているだけじゃない!(バーストクロス) 今だ!スレッタ・マーキュリー!!(バーストクロス 僚機スレッタ) ハァッ…ハァッ…(覚醒終了) 機体に負荷がかかりすぎるな(覚醒終了) 俺にできることはしたつもりだ(覚醒終了) 何なんだ、それは!?(敵機覚醒) 増援時大切なものはもう…なくしたくないんだ(C-18-1) 望むものを手に入れるために、俺は進む!(C-18-1) 戦況変化時さて、奴らはどう動く?(開始30秒) 戦いは始まったばかり…!何が起こるか分からないぞ(開始30秒) 戦況は見えている、大丈夫だ…!(独白) アイツらの怒りは、暴力じゃ止められない…!(独白) 進めば2つ…俺は…進むことがどれだけ怖いか、やっと分かった…(独白) 今は進める、逃げることはない…!(独白 僚機スレッタ) 相変わらず、よく分からん奴だ(独白 僚機エラン) 奴ら、どこに行った!?(敵機全滅) この辺りの敵は一掃できたようだな(敵機全滅) 接近してくる機体はなんだ?(シャッフル乱入) 慌てるな…まだ敵だと決まったわけじゃ…!(シャッフル乱入) (固定乱入) エアリアルが…押されている…!?(僚機耐久値40%未満で地上にダウン スレッタ) ヘマをするなんてお前らしくないな(僚機耐久値40%未満で地上にダウン エラン) お前らしくないな、いつもの調子はどうした!(敵機耐久値40%未満で地上にダウン スレッタ) 負けを認めろ。もう勝負はついているだろ(敵機耐久値40%未満で地上にダウン エラン) ついに出てきたか…!(ターゲット出現) お前が今回の相手ってわけか(ターゲット出現) あんなものまで出てくるのか…!(ボス出現) もうひと押しだ!(あと1機撃墜で勝利) あと少しで勝てそうだ…!いや、勝つ!!(あと1機撃墜で勝利) すり抜けてみせる!(あと1機被撃墜で敗北) まだ勝負は終わっていない!(あと1機被撃墜で敗北) 時間がない!決めに行く!(残り30秒) これ以上時間をかけるわけにはいかない…!(残り30秒) ここまでか…!(タイムアップ) 間に合わなかった…!(タイムアップ) 勝利俺は…!前に進み続ける! これで俺たちの…勝ちだ! 俺は、こんなところで止まれない…! 俺たち、勝ったのか…!?(僚機の攻撃で勝利) そうか、終わったんだな…(僚機の攻撃で勝利) この勝負、俺一人の力では難しかっただろう(僚機の攻撃で勝利) 自機被撃墜で敗北お前の勝ちだ…! 父さん…ごめん… みんな、後は頼んだ…! 動いてくれ…!動けよ…!!(ターゲット時限定) 俺は…まだ…!進めて…いない…!(ターゲット時限定) 勝利時リザルトもう俺は、俺一人で戦っているわけじゃない…!(EXCELLENT・対戦時自チーム被撃墜数0) これ以上、なくしたくないんだ…俺と…父さんをつなぐもの(EXCELLENT・対戦時自チーム被撃墜数0) 本当…笑えないな この勝負は、俺の勝ちだ ジェターク社を立て直したいんだ…あそこだけが、俺と父さんの繋がりだから…! 進めば2つ、お前に教えられたんだ(僚機スレッタ 自機とどめ) アイツの前で、情けない姿を晒すわけにはいかないからな(僚機スレッタ 自機とどめ) 悪いが、お前に手柄をやるつもりはない(僚機エラン 自機とどめ) いいところを持っていかれてしまったな(僚機エラン 僚機とどめ) 今の俺はジェターク社を背負っている。お前に負けるわけにはいかない…!(敵機エラン) 敗北時リザルトみんな…すまない…! 何がしたいんだ…!俺は! 勝てなかったのは…俺の責任だ…! 俺はまだ…!父さんの想いを、継げていないっていうのか…!? スレッタ…すまない…!(僚機スレッタ 自機被撃墜) 次こそは勝つつもりだったが…(敵機エラン) ゲームオーバー俺は…どうすれば…! 俺は…もう決闘はしない…!
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E102・シオリ増強小隊(シオネ様が見てるリターンズ部隊) 防御2 部隊評価値 【防御】 強制のみ:評価15(燃料3)※敏捷使用 作戦 【地形】 ≪雪山≫ 雪崩に注意し、自分たちが山間、谷間の場合戦闘は避け平原又雪崩の恐れが少ない場で戦闘 囮部隊で雪崩が発生しやすい場所に誘い込む 周囲の森や林、くぼ地に身を隠す 土や枝、葉っぱをかぶせて偽装する。 枝葉などを使って偽装するときはなるべく自然な模様になるようにする。 偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。 森林または雪原の模様をした迷彩服を着る。 偽装用ネットを使う。 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。 歩兵による伏撃が可能 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る 木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない 木に登る事で上から攻撃することが出来る 下生えや木の根、木の洞などに身を隠す事で防御効果が期待できる 高低差、木々により入れる戦力に限りがあるため、敵戦力の選別を行える。(ただしこちらも歩兵、山岳騎兵に限られる) 森林はそこを主戦場とするもの(GPO緑キャラ)にとっては戦いなれた地形であり、夜戦、山岳戦でも地の利はある。 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能。 《平原》 平原なので、部隊展開が容易である 岩や丘がある場合は、その場所を確保。橋頭堡とする。 偽装用ネットを使う。 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。 歩兵による伏撃が可能 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る 木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能 ≪建物内部≫ 遮蔽物が多く、身を隠しやすい移動ルートを選べる。 【装備】 <生身> 重ね着:重ね着することで体を暖められ、さらに必要に応じて脱着すれば体温調節が容易にできる。 帽子の大切さ:頭部や凍傷になりやすい耳を守るため防寒用の帽子の着用を徹底する。 手袋:指が凍傷になったり、金属性の装備の冷たさを防ぐために着用する。 雪上用靴:対雪用のものをえらび、なるべく靴下を取り替えたり乾かしたり履き替えたりすることで足先の凍傷を防ぐ。 氷点下での防水:寒冷地でぬれたまま風に吹かれると低体温症になるので、水につかる場合はかならず防水用の装備をする。 かんじき:雪上で移動しやすくするための靴 スキーストック:雪上で移動する際に足にかかる負担を減らせる 足に唐辛子、指にはクリームや油を塗って保温に勤める。 靴と靴下、肌着と衣服の間など、隙間には新聞紙など紙を挟んで保温と寒気の遮断に努める。 金属の装備に、直に触れない。また、可能な限り金属部分を露出させず、防寒用の覆いを被せる。 防寒具のうち、時に衣類が濡れた場合に即座に着替えられるよう、最低でも予備の着替えを一着は装備する。 氷結した食糧は消化できず、寧ろ失調し下痢など体力低下・戦闘不能の原因となるので、固形燃料などで温めた食事が摂れるようにする。湯を確保できるならカップラーメンでも可。但し、直ぐに凍結するので速やかに配食できる場合以外、食事は無理。 通信機などの機械も、低音や付着する氷雪により機能停止する為、アンテナに電熱装置をつける等、防寒対策を施す。 世界忍者などが防具として鎖帷子を着用する場合は、極寒の地では通常と異なる着用法を行う。事前に暖かい室内などで素肌の上に着け、その上から肌着など着衣を着ける。鎖の網目と肌着の間の空気が体温で温もり、保温性を高める。(通常は、身体の擦過傷や汗による鎖の腐食、極寒時以外は耐え難い篭り熱の為、肌着の上に着ける。) <機械> ゴム部品の取り扱い:ゴムは寒冷地では弾性が失われ、砕けることもあるのでなるべく外気や雪に触れさせないようにする。 燃料の凍結防止:燃料や潤滑油が凍らないように取り扱いには十分気をつける。寒冷地用のものを準備する。 バッテリーの用意:気温が低いと出力が落ちたりするので予備のものを多くもっていく。 稼動時:アイドリングで十分部品を暖めてから動かす。 停止時:エンジンの凍結を防ぐためヒーターを装着したり、シートをかぶせる。 <武器> カバー:小火器のようなものは寒冷地では潤滑油が凍ったり金属・プラスチック部品が壊れたりするので、使わないときは雪や外気に触れないようカバーにしまっておく。 予備のパーツ:壊れた部品が速やかに交換できるように予備のパーツを用意しておく。 外気温への冷却:外に持ち出したときに、武器についた水分が凍るのを防ぐために少しずつ武器を冷やす。 金属変形への対処:撃って熱くなった銃身は雪の上においてしまうと変形したり水分がついてしまうので、扱いに注意する。 照準器の取り扱い:呼吸の際に息を誤って光学照準器にかけてしまうと凍って使い物にならなくなるので注意する 金属が氷点下では強度が低下するので注意。特に、日本刀は簡単に折れる為、要注意。 【陣形】 指揮官指示により、密集、離散、陣形変更を即時行えるように訓練しておく。 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る 敵に対して多数で攻撃することを前提とし、敵1体に2人以上で攻撃できるようにポジションをとる。 敵に後ろを取られないように味方同士でお互いに背中を守る。 ≪歩兵など≫ 攻撃班は可能なら友軍の攻撃から隠れている敵を側面、背面から奇襲する。 【体術】 ≪全般≫ 雪が深く積もって堅くなっている急斜面の歩行は、足を大きく雪に沈めて体力と時間に体温を消耗する事を防ぐ為、輪カンジキを利用する。軽金属と化学製品の品でも、古来からの素材の品でも、藩国の国柄に合わせる。 平地や緩やかな斜面の移動には、スキーを利用する。 行軍時の吹雪で遭難しないように、各人がザイルを着用する。 固まった雪を煉瓦の代りに積み上げて戦闘時の陣地や吹雪の時の雪洞を作る為のショベルを携帯する(軍隊装備なら必須なので、言うまでも無いかもしれませんが)。 重量物は、橇で曳く。場合によっては、犬橇を用意する。 外装の色は、雪原に溶け込む白で揃える。 平原なら兎も角、山間部や谷間では雪崩を誘発しない為に、発砲を控える。白兵突撃時の吶喊は問題ないので、盛大に叫ぶ。 敵が雪崩に遭いそうな地形に存在する時には、間合いが遠く此方の砲が寡少の場合でも、先制攻撃を加えて雪崩を誘発させる。 白兵戦の場合、得物を構えるのは野外である点、雪上であるので森林でない可能性も高い点から、構えは右八双に揃える。集団で陣形を組む場合、肩に担ぐ右八双以外は同士討ちの危険が高くなる為。 射撃の場合、立射と伏射を併用し、射撃時にのみ静止する。 待ち伏せの時に、吐息(白くなっている)で露見しないように呼吸は深く緩やかに。 蹴り技は足許が雪上なので、出来るだけ使わない。 握り拳の拳打よりも、手刀を用いる。場合によっては、掌を相手に重ねて体移動の打撃で内臓に衝撃を伝える。 レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする 担当員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ 部隊員と死角を補い合う 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) 相手の勢いや距離、間合いを意識する 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する 鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。 ≪室内戦闘≫ 室内侵入 潜入技能を使って、先行。敵を速やかに無力化(出来る限り命を奪わないこと)。 罠にも細心の注意を払うこと。特に監視カメラや、赤外線・圧力センサーには注意し、サイボーグの目で確認すること。 ゆっくりとドアの外から室内を捜索する。 ドアをあけたら少し下がって、銃を向けた状態で横に移動し部屋を捜索する。 このとき、銃を部屋の中に突き出したりはしないこと。 180度終わったら、室内に踏み込み直ちに外から見えなかった死角を確認していく 反応時間がかなり遅くなるため。隅によらない。 室内戦闘 構えの基本は、脱力(=リラックス)した状態で立つこと。素早く動作に移れるよう、無駄な箇所に力を入れないようにする。 ちなみに武器をしまうときは片方ずつ。しまうときにも周囲への注意を怠らない。 移動する場合、構えながら歩かないこと。視界が狭まって危険である [ 投げ(後ろから) ] ライフルなど武装した敵との近接戦 突然後ろから敵に襲われ、腕も抱えられているので武器は使用できない場合は、振り払おうとして前に出ずに、相手に体重を預け気味に後ろに重心を移す。 一瞬の隙を突き体を斜めにしながら右足を抜く。肘は相手の胸に押しつける。 抜いた右足は敵の足に引っ掛ける。同時に体を回転させながらさらに後ろに押す。 ≪対白兵防御≫ 相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。 攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。 攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す 一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る ≪対爆発防御≫ 敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る (爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく ≪オペレータとの連携による防御と回避≫ オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている 地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている SS ・イラスト 1184391876363.jpg 絵:モモ(再利用) 1184568506546.jpg 絵:月光ほろほろ(再利用) ゆるりと無駄な動きを一切せずに龍の使いは敵の攻撃を回避する。装甲ではなく俊敏にて防御を行う彼等はユニットとして特殊な存在であった。元々俊敏には自信のある彼等は、それに更に磨きをかける為に体術特化の訓練を続けていたのだ。 ただ素早いだけではなく、敵の攻撃をある程度予測するという事も回避には重要な事であり、慣れるまではボコボコと訓練中に攻撃を喰らったものであるが、何度かの実践、更なる訓練により彼等は進化し続けていた。 「よし、耐え切れ!」 声を掛け合いながら身体を軽くそらし敵の剣を避けたメンバーはちらりと敵の全容を見る。基本的には1部隊に1部隊で当たるという方法を敵は取ってきているのが幸いした、傍には常に連携訓練を行っている仲間と敵しかいないのでそれぞれの動きを妨げる事はないのである。互いに死角をつかれぬ様に常に神経を研ぎ澄ましながら敵の攻撃が止むのを待つ。コレは忍耐が要ることであった。しかしながら彼等は待ちの後のカウンターを心待ちにし、耐え続ける。国に残る仲間はもっと耐えているのだ。何も出来ないからせめて応援だけでもと祈り続ける仲間。直前まで準備の為に駆けずり回ってくれた仲間。自国の代表として己達を選んで戦場に送り出してくれた藩王様の期待に応える為の忍耐は苦痛ではなっかた。 敵の攻撃が緩やかになったのを確認し、最期まで気を抜かずに身体を動かす続ける。ある程度疲弊はしているが、最小限の動きでかわすと言うことを叩き込まれた彼等にしてみれば許容範囲内の疲労であった。 「気を抜くな!」 背後から襲ってきた敵をかわし、すれ違いざまに軽く背中を叩き敵のバランスを崩す。常にクールに、常に余裕を持って、常に前だけを見て彼等は戦場にたっているのだ。 1184353194590.gif (SS:砂神時雨(再利用) イラスト:コダマゆみ(再利用)) 1183836346294.jpg 絵:コダマゆみ(再利用) 絵:たけきのこ(再利用) 参戦RP 「見切った!」 -- ていわい@たけきの藩国 (2007-08-04 23 49 36) 「そこだ!」 -- ていわい@たけきの藩国 (2007-08-04 23 49 50) 「はっずれー」 -- ていわい@たけきの藩国 (2007-08-04 23 50 04) 名前 コメント 応援
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―――サーヴァントを狩り殺す。 そして自分の願いを叶える。 全ては自分が騎士(じぶん)であるために。 彼の思考にあったのはそれだけだった。 純白の鎧は闇夜の中でもなお明るく輝き、凄烈な闘気は何も寄せ付けぬ雰囲気を発していた。盾と剣を持つその青年は、顔色一つ変えずに道を急いでいる。 ―――第四次聖杯戦争に招かれ、それから十年以上を現世で過ごす英霊。 ブリテンにおいてその名声を轟かせた世界で最も偉大な騎士。 サー・ギャラハッド。 それが彼の名だった。 「……出てきたらどうだ」 誰もいない闇夜に向けた言葉は、二人分の言葉で返された。 「奇襲しかけようとしたけど、失敗かよ。しゃあねえ。クイック・デッドといこうかね」 「私としてはドッグ・ファイトでもいいがな」 出てきたのは黒いテンガロンハットをかぶった金髪の男と、飛行服を着込んだ男。 英霊二騎。それを前にしてもギャラハッドは揺るがない。 むしろ、好機とばかりに剣を向けた。 「アーチャーとライダーですか。丁度いい。あなた方には死んで頂く」 殺気に人を殺す力があれば、彼等は百度は死んでいるだろう。 しかし、彼等は自然体を崩さずに立っていた。 「俺に死ねって言った奴らはとっくに墓の下でおねんねだぜ。チェリーボーイ」 アーチャー―――かつて、ビリー・ザ・キッドと呼ばれ、新大陸で悪名を轟かせたアウトローは少しも慌てずに、銃を引き抜いた。その場の誰にも知覚できない疾さで。 「頼まれて自殺するようなら、私は千度は死んでいるよ」 ライダー―――かつて、ソ連人民最大の敵と名指しで呼ばれた空の魔王の背後に、彼の愛機であったJu87が顕現した。 「音に聞こえた早撃ちの技とこの時代の騎士が乗る馬ですか。しかし円卓の騎士に挑むには役不足では?」 「知るか」 38口径の銃弾が火花を散らしながらギャラハッドに去来する。それを彼は盾で受け止めた。 ―――戦争、開始。 上空からは舞い上がったJu87が弾雨を降らせ、地上ではアーチャーが的確に弾丸を当てていく。 ―――しかし、 「おいおい、これだけ撃ち込んで顔色一つ変えねえのかよ。マジで化けモンだな」 痛みは生きる上で必要な機能ではあるが、戦いにおいてはそれが邪魔になる。 動きは鈍り、気合いを乱され、時にショック死すらあり得る。 だが、ギャラハッドにある聖霊の加護は痛覚を与えない。文字通り戦うために生まれた存在だ。吶喊してきたギャラハッドを銃弾で迎撃する。ギャラハッドがそれを盾で受けた瞬間、しかし。 「ばーか」 新たに発射した銃弾が鎧の隙間を襲撃し、血と肉片を散らした。 「小癪な!」 剣を突きの形に構えると、そのままアーチャーの頭部を狙う。 「いいのかい?クラウツのおっさんがおめえをミンチにしちまうぜ?」 ギャラハッドが筋肉の断裂で一瞬動きを止めた、ほんの一瞬。 上空からはかつて悪魔のサイレンと呼ばれた急降下爆撃の騒音が響き渡っていた。 「アメリカ人と同盟を組んでイギリスの騎士を倒すとはな」 複雑な心境に反して、今次の戦争でライダーとして召喚された彼の腕は冴え渡っていた。 思えば、あのサーヴァントは気にくわない。 何度やめろと言っても自分をキャベツ野郎(クラウツ)と呼ぶ。 作戦もへったくれもなく敵に突撃して本人曰く喧嘩を楽しむ。 衛宮士郎や間桐慎二を無理矢理引っ張ってキャバレーで飲みまくる。 自分だって生きていた頃は命令に従わなかったことはあったが、それでもあいつと比べれば可愛いものだ。 気にくわないだらけの男だが、それでも信じられる。 奴に銃を持たせれば、地上最強だ。 「そして、私がこいつにのっていれば地上も上空も最強だな」 そして、空の魔王は地上の敵を噛み砕くべく突撃した。 『空の魔王(カノーネン・フォーゲル)』 アーチャー曰く、「爆弾のばらまき」は、爆炎と大音響で剣の英霊を包み込んだ。 ひゅい。 炎の一点を見続けるキッドは興奮を抑えきれない様子で口笛を吹いた。 「やるじゃねえか」 ギャラハッドの姿は正に満身創痍だ。 全身に火傷を負っている。 片眼は潰れている。 鎧は砕け散って、鍛え抜いた身体が露出している。 だが、それでも、ギャラハッドは立ち、剣と盾を握っていた。 「かはははは、マジで化けモンだわお前。教会の地下の連中もそんな風に喰ってたのかよ」 キッドは、嬉しそうに、しかし痛烈な侮蔑を込めながら嗤った。 「貴様、あれを……」 「見たくもなかったけどな。あのクソ神父様が無理矢理見せやがった」 「相変わらずだな、コトミネめ」 「聞いてもいいかい」 銃を構えながら、アーチャーは訝しむように口を開いた。 「―――なんでだ?俺見てえな悪党なら分かる。理解はしたくもねえけどな。でもアンタは本物の英雄だしそれに……」 キッドの眼光が鋭くなる。 「お前、正気だろ」 聖杯の泥。 この世全ての悪によって湧き出したそれに当てられれば、サーヴァントでも、サーヴァントだからこそその性質は汚染され、黒化する。 前回のセイバーはそれで狂ったというのが、冬木の管理者、遠坂凜の見立てだった。 「貧乳女の言っていた通りだと、思っていたさ。だが、そうじゃねえ。殺し合いやってるからこそ分かるもんもある……お前、前回に召喚されたときから変わってねえだろ」 前回のセイバー、ギャラハッドは、銃を向ける拳銃使いを一瞥すると、苦笑するように吹き出した。 「当然だ。この身は数多の呪いを退け続けた。今更あの程度でなんだというのだ」 「宝具かスキルかは知ったこっちゃねえが、まあそれはいいとしよう。お前の目的は何だよ。聖杯の中身で世界征服でもやらかす気か?」 「……私は、私の責務を果たすだけだ。聖杯探求を」 少し苦しげに言葉を吐き出したギャラハッドの眼は、ここではない何処か遠くを見つめていた。 聖杯探求。 アーサー王の命を受け、パーシヴァル、ボールスと共にサー・ギャラハッドが成し遂げた冒険。見事聖杯を手にしたギャラハッドは天に召されたという。 ここまでが、知られた伝説であり、そしてこれからの伝説の続きは彼等しか知らない。 「……本物じゃなかったってわけだ」 「いいや、本物だったさ。その力で私は英霊の座に至った……それで終わりだ」 「それで?聖杯手に入れてめでたし、めでたしだろうが」 軽薄な言葉に対して、ギャラハッドは苛烈さを増した瞳でアーチャーを睨み付けた。 「ふざけるな!私はそれをアーサー王に献上できぬままに終わったのだ! あのお方に、キング・アーサーに!騎士が役目を達せぬ等、不忠を通り越して怠惰の域だ! だから私は永遠にこの地で聖杯を護り続ける!いつか蘇る王が帰還するその日まで! そして、それで私の聖杯探求は終わる!!」 それこそが世界で最も偉大な騎士と呼ばれた騎士の叫びだった。 伝承によれば、多くの騎士がカムランで散り、アーサー王の時代は終わったと聞く。 しかし、アーサー王はアヴァロンで眠っているだけで、いつかまた蘇るとも聞く。 アーチャーは理解した。つまりはギャラハッドの願いとは。 「おめえは、永遠にこの地の聖杯戦争で勝ち続ける気か?」 「そうだ。聖杯が呼ぶ英霊達の中にあの方が呼ばれる可能性は高い。ならば私はその日まで待ち続ける」 「魔力は……大丈夫か。お前そのためならなんだってやるつもりだろ」 「ああ、魂喰いだろうが、何だろうが、やる。私が騎士(わたし)であるために!」 「そうかい……じゃあ、止めねえとな」 呆れたように手を挙げて「お手上げ」のポーズを取るアーチャーを、今度はギャラハッドが訝しむように口を開いた。 「お前が、いちいちこの地の民の犠牲を考慮する英霊とは思えないが」 「悪党ではあっても、悪の手先じゃないんでね、俺は俺のやりたいようにやる」 銃を向けたままアーチャーは答えた。 「士郎と飲んだ店の酒は美味かった。それだけさ」 「そうか、是非も無い」 盾が昼間を思わせる陽光を発する。光が収まった場所には、白騎士が立っていた。 「この騎士によってお前が手こずっている間に、私は貴様の首を取らせてもらう」 「まあ、こいつの火力だけじゃそうなるな」 アーチャーは自分の手の中にある拳銃を見て、少し苦笑した。 「だがよ」 跳躍。 瞬発力の限界を超えたのではというほどにアーチャーは跳んだ。 「……予定通りだな。爆弾で仕留められなかったのは痛いが」 ライダーの眼中には跳躍したアーチャーと、降りたところを狙うつもりでいるであろうギャラハッドと白騎士がいた。 「お前が銃を持てば、最強だ。だが、銃の威力と性能に限界が生じれば、そこがお前の限界になる。だから、私はお前に貸すだけだ」 精神を集中させる。 「受け取れ、悪漢王!!」 アーチャーがそれを手に持つと言うより、アーチャー自身がそれの付属品のように見える。 それほどに、アーチャーと飛行機が一瞬交差した夜空に出現したそれは圧巻だった。 「けけけけけ!!来たキタキタァ!!!GAU-8 Avengerガトリング砲だあ!!いっぺん撃ってみたかったんだよこれ、簡単に死んでくれるなよ騎士様ァ!!」 呵々大笑したアーチャーは空中で砲身を向ける。そして何らかの操作をしたようにギャラハッドには見えた。 銃声ではなく、砲声。弾丸ではなく30mmの砲弾が、白騎士とギャラハッドを喰らいにきた。 GAU-8 Avengerガトリング砲。 ゼネラル・エレクトリック社製のそれは、アメリカ軍の航空機搭載火砲の中で最強を誇り、主に対戦車攻撃に使用される。 搭載されている航空機は主にA-10だが、これはライダーが召喚することのできる航空機の一つだった。彼自身が開発に参加したこれは、一部の部品だけでも顕現させる事ができる。 機関砲だけを顕現させ、それをアーチャーが使うという作戦こそが、ギャラハッド迎撃の肝だった。 「どうした、セイバーよお!俺はここだぜぇ!!!」 毎分3900発、口径30mmの対装甲用焼夷徹甲弾と焼夷榴弾がまさに鉄の暴風雨として放たれ、剣の英霊に襲来する。もはや音は意味を成さなくなり、眼は光を識別するだけの器官になっていた。白騎士は既に消滅していた。 それでも、ギャラハッドが即死していないのは片手に持つ赤十字の白盾と、一瞬の遅れもなく振るう選定の剣によって弾雨を斬り落としているからだ。 それでも、鉄の暴風雨はあまりにも強大だ。手は感覚が無くなりかけている。 意識は弾雨を防ぐだけで精一杯であり、一瞬でも気を抜けば容易くギャラハッドは落命するだろう。 だが―――。 「退けぬ……」 端整な顔立ちは既に鬼の貌に変貌し、全身に刻まれた傷と共に凄みを見せている。 正に危機というとき、しかしギャラハッドは獰猛に歯を食いしばっていた。 「故国(ブリテン)の滅亡と、騎士達の絶望が私を捕まえて離さない」 剣戟が更に疾く、鋭くなった。 「この底無し沼のような闇から逃れ出るには、あの方に引き上げてもらうしかない」 盾を無理矢理に前へと出す。聖盾は猛攻の前に少しずつだが弱っているのが分かった。 「この程度で、私を殺せると思うな。アーチャーァァァァァァ―――!!!」 咆吼。盾は遂に轟音と共に砕け散った。いや、ギャラハッドが砕いたのだ。 壊れた幻想(ブロークン・ ファンタズム)。 それがもたらした爆発は砲弾の雨を一瞬、数時間にも感じられる一瞬を遅らせることに成功した。 ギャラハッドは跳躍した。 先ほどアーチャーが行ったよりも更に高く、早く、跳んだ。 「キング・アーサーァァァァァァアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」 一閃する剣戟に、機関砲を上に向けるには間に合わない。 しかしアーチャーは全く怯えていなかった。文字通り悪戯小僧(キッド)のように笑うと、いつの間にか銃弾を装填した愛銃―――サンダラーM1877を抜いた。 「根性あるじゃねえの!喧嘩はこうじゃねえとなあ!!」 銃声。 頭骨を砕く音が、響き渡った。 「ハアッ、ハアッ、ハア……」 肩で息をつくギャラハッドの片手は綺麗に無くなっていた。 壊れた幻想(ブロークン・ ファンタズム)の爆発は、片手を根刮ぎに削ぎ取ったのだ。 「けっけっけ、片腕貰ってやった。俺も消えるが、まあいいか」 軽薄な声は背後から聞こえてきた。 頭蓋を砕かれ、霊核を破壊されていながら、それでもアーチャーは笑っていた。 ふてぶてしくも、地面に大の字に転がって星を眺めている。 そんなもう間もなく消えるであろう弓兵を、ギャラハッドは一瞥し、剣を地面に突き刺した。アーチャーの笑い声が止まる。 「聞け。私は貴様が嫌いだ。その軽薄な態度も、我欲まみれの行いも、騎士道をまるで理解しようともしない態度も全てが気に障る」 だが、と言葉を区切った。 「貴様は間違いなく、本物の英雄だったよ」 その言葉に、アーチャーは無言を貫き、にやりと不敵に笑って消えた。 それだけを見ていたギャラハッドの上空を、Ju87が飛んでいく。爆撃する気は無いらしい。盾を失い、片手を失ったことを自分のマスターに報告しに行くのだろう。それは痛手だが、仕方が無い。 「立ち止まって、いられるか」 剣を地面から引き抜くと、ギャラハッドは歩き始めた。 東の空が白み始めている。今日の聖杯戦争は終わった。 夜明けをほんの少しだけ見ていると、ギャラハッドは再び歩き始めた。 全てはブリテンのために、アーサー王のために、何より騎士にしかなれない自分のために。 暁をJu87は飛び続ける。マスターの元に聖杯戦争の情報を届けなければならない。 ライダーはエンジンが焼け落ちても飛び続けるつもりでいた。 ふと、独り言が口から出た。 「ギャラハッドの片腕をもいだなんて、『座』で自慢ができるぞ。ウィリアム=H=ボニー」 夜明けがJu87の機体を照らしていく。 「いや、ビリー・ザ・キッド、お前は正に地上最強の英雄だったよ。ガンマンの時間は終わった。これからは正義の味方が征く時間だ」 何故か、あいつはあの少年を気に入っていた。笑って消えたのも、あの少年を信じたからだろう。おもむろに片手を上げて、敬礼をした。 「Sieg Heil(勝利万歳)!!」 朝日は既に燦々と輝いていた。 ……太陽が見える。風が吹いている。 これは、あの新大陸の陽光と風だ。そこを竜巻のように駆け抜けた者だけが、これを感じることができる。そうだ。俺はここに帰ってきたのだ。 あのいまでも思い出す喧噪と熱気が溢れる国へ、自由の大地へ。 彼は昔と同じように、テンガロンハットを被り、コートを着て、銃をホルスターに収めた。これで恐い者無しだ。そして馬にまたがり、荒野を目指し、駆けた。 アメリカのある墓の前の石碑にはこう記されている。 真実と経歴。21人を殺した。少年悪漢王 彼は彼らしく生きて死んだ。 ウィリアム・H・ボニー 『ビリー・ザ・キッド』
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“ΝНΚアーカイブス 戦争特集アニメ「幻の放課後」 (中略) 今回は、前回に引き続き、第2話「戦闘!」をお送りします” ───────────────────── http //www.youtube.com/watch?v=nV2aJ1tuC6M Ultima Thule ──宮崎県延岡市南西部 まだ初夏とはいえ、じっとしていても汗ばむ。 野戦であれば尚更のことだ。 曇天に遮られ、直射日光が当たらないのが唯一の救いである。 エリは、行軍中に前方から近付くヘリの機影を発見する。 各自取り急ぎ身を隠す。 そして、小隊長であるさわ子、否、山中軍曹から見立てを求められる。 「敵のWZ-9です!こちらには気付いてなさそうです」 「単機とはナメてるな。迷い込んだか?…おい琴吹、やれ。初陣だぞ!」 「…はい、どんとこいです!」 紬は、本物の武者震いを体験する。この一弾が命運を決するのだ。 地対空誘導弾を構える。 米軍旧式装備の払い下げとはいえ、失敗の言い訳にはならない。 回転翼の羽音が徐々に近付いてくるが、 次の瞬間にも、ヘリのミニガンが火を噴くのではないか、 そう思うとそれ以上に自らの呼吸音と心音が尋常でなく大きく聞こえた。 さわ子がタイミングを計る。 「まだだ…よく引きつけて、てっ!」 発射。 誘導弾は吸い込まれるようにして敵機に命中する。 回転翼が四散し、機体がバランスを失い、地表に落ちていく。 級友、いや、隊員たちの歓声が上がる。 紬は思わずガッツポーズを取った。が、 「センセ、捕虜は?」 「…“先生”はやめなさいと言ったはず」 というやりとりを耳にして、 (ああ、私は人を殺めてしまったのだな) と実感し、前方の残骸から立ち上る煙をしばし眺めていた。 ──私は不思議と、怖くも悲しくもなかった。 「じゃあ、第3班と第4班、…あと、琴吹はここに残れ」 しかし、そう言われて、私は第3班、第4班と共に残された。 おそらく、はたから見れば茫然自失の体だったのだろう。 山中軍曹らは残骸を調査しに行った。 あの高さから墜落しては生存者は居ないとは思う。 が、数分後、数発の銃声と手榴弾の炸裂音がして、辺りは騒然とした。 程なく、山中軍曹から「心配ない、すぐ戻る」と無線が入り、全員が無事帰った。 残骸を調べに行った人たちは、一様に暗い表情をしていた。 どんな状況であったかは、ある程度想像はつくけれど、所詮は想像でしかない。 残骸調べに行ったりっちゃんが私に近づいてきた。 簡体字で何やら書かれた銀紙製の包みを差し出しながら、 「ムギ、お手柄だったな。チョコレートがあったから食え!」 と言って、労をねぎらってくれた。 りっちゃんはぎこちなく笑っていたけれども、 その手は一見して分かるほどに震えていた。 何を見たのか。何をしたのか。私が言えた義理ではないのだけれど。 少し離れたところで、澪ちゃんが、唯ちゃんに背中をさすられて吐瀉していたが、 「しゃれこうべ…しゃれこうべ…」 吐きながら時折、うわごとのように繰り返していた。 その近くで、立花さんが段差に腰掛けて、片膝を右腕で抱えながら、 人差し指を曲げたり伸ばしたりしていた。 (彼女も撃ったのかしらね…。私みたいに) 溶けかかったチョコレートを一口頬張ると、確かに甘く感じた。 さらに時間は経過する。 ───桜ヶ丘支廠会議室 「…では、教育振興局以外からは特段異論も無いので、 これを基本方針とし、必要に応じ微調整して進めよう。 これにて定例廠議は終了する。解散!」 支廠長の宣言とともに、会議の出席者たちは談笑しながら出口に流れていく。 (談笑の端々からマイセンやセッターといった単語が聞こえてくるけど、 このご時世、いったいどこで煙草など手に入れてきているのかしら…) と、桜が丘支廠教育振興局学事課長は、徒労感で全身の筋肉が弛緩するのを覚え、 椅子の座面と背もたれに尻と背中が張り付いたかのような感覚に襲われる。 三年生でただ一人、徴兵されながらも才を買われて後方勤務に慰留され、 桜ヶ丘支廠の一課長となった、真鍋和その人である。 ───数十分前。 三年生出征後の軍需生産と兵役戦備の資源分配について折衝が行われていた。 「では金曜日についても生産動員に充当するということで」 「いや、後備役の練度に不安もありますし、その点ご配慮を」 「ちょ、ちょっと待ってください!教育局の頭越しに決められても困ります!」 居並ぶ支廠幹部連が「またか」といった表情で、学事課長、つまり私に向き直る。 めいめい、額に、眉間に、鼻に、口角に、皺を寄せている。 私は一瞬怯んだが、臆せず努めて冷静に主張する。 「もう週2日ずつ、つまり週4日、動員と訓練に割り当てられてます。 すでに高等学校教育課程の実施は極めて困難な時間しか残されていません。 これ以上の授業時間削減は、到底容認しかねます!」 「そう仰るが、では生産計画が達成不可能な場合はどうなります? 軍需局でなく教育局で責任が取れるのですか?」 先程まで兵務課長と鞘当てを演じていた生産課長が、 後退しかかった七三分けを撫で付けながら嫌みたらしく反論する。 さらに、腕組みをした角刈りの兵務課長が一瞥もくれずに言い捨てる。 「然り、戦備計画も同様です。そちらで責任を持つのなら話は別ですが」 「そ、それはそうですが!では逆に教育課程が実施不可能な場合、 他局他課で責任を取って頂けるのですかっ?」 私が声をうわずらせまいとしながら反駁すると、 短髪の胡麻塩頭の兵務戦備局長が事も無げに言う。 「…それはそもそも、支廠として関知することじゃあるまいよ。 それは桜ヶ丘高校の中で処理すべき問題。 高校側で、別途、課外授業等の策を講ずるべきものだ」 (週末さえ動員のある日も多いのに、課外授業の時間などあるものですか!) そんな思いを飲み込んで耐えていると、 さらに、下ぶくれの軍需生産局長の猫なで声がする。 「まあ、教育局さんは既得権を害されると、そのォ、 多少、思うところがあるのはお察ししますがネェ… 私らも職責を全うせねばならんのですよ。その点、ご配意頂きたいですナ」 「…しかし!」 なおも必死に食い下がろうとする私に対して、 副支廠長が右手でオールバックを掻き上げながら、 左の掌をこちらに押しやる仕草をする。 「まぁまぁまぁ、学事課長の仰ることもわからんではない。 本件についての詳細は別途協議して微調整ということでいかがかな?」 “詳細は微調整”ということは、大筋の方針はこれで決まりということだ。 あとは条件闘争が関の山。予算、人員、権限の削減・縮小は免れない。 校長と副校長──教育振興局長と教務課長は、貝のように押し黙ったままだ。 校長の白髪交じりの口髭が、鼻息でかすかに揺れている。 ──────── 解散後の会議室には、教育振興局の局長と教務課長と学事課長、 ──つまり、桜ヶ丘高校の校長と副校長と生徒会長の私だけが残っている。 「すまんね…。君にはいつもつらい思いをさせる。 だが私が正面から反論すれば彼らは本気で潰しに掛かってくるだろう…」 「予算などの削減幅はなんとか最小限に抑えるよう努力するが…」 「いえ、いいんです。いつもお気遣いありがとうございます。 もう、慣れましたから……」 校長らも退室して人気の絶えた会議室の末席で、 私は、どこにでもありそうな白と青の湯飲みを鷲掴みにすると、 冷め切った出がらしの番茶を一気に飲み干した。 深く息をつくと、壁に貼り付けてある支廠の組織図が目に入る。 国防軍関東被服廠桜が丘支廠組織図及び事務分掌(平成二十某年○月一日付) 支廠長 ┣総務会計局 … 支廠における総務会計事務《局長:副支廠長兼務》 ┃ ┣総務課 … 総務、秘書、儀典等 ┃ ┣人事課 … 任免、考課、懲戒等 ┃ ┣経理課 … 会計、予算、経理等 ┃ ┗管財課 … 施設、消費財、光熱水道管理等 ┣軍需生産局 … 支廠における軍需生産事務 ┃ ┣調達課 … 設備、原材料、労働力の調達、動員等 ┃ ┣管理課 … 設備、原材料、製品の管理等 ┃ ┣生産課 … 被服その他の生産等 ┃ ┃ ┗各作業室等 ┃ ┗検査課 … 被服その他の検品等 ┃ ┗各検品室等 ┣兵務戦備局 … 支廠における兵務戦備事務 ┃ ┣兵務課 … 兵制、軍籍管理、警務等 ┃ ┣軍務課 … 訓練、教練等 ┃ ┣戦備課 … 兵器、車両、軍用品等調達・管理等 ┃ ┗医事課 … 医務、薬務、衛生、防疫等 ┗教育振興局 … 高等学校相当教育課程《局長:桜が丘女子高校校長兼務》 ┣教務課 … 学校教育、教務活動等《課長:同校副校長兼務》 ┗学事課 … 学校事務、庶務等《課長:同校生徒会長兼務》 “徴兵逃れ”と誹られ“生徒会長の職権濫用”と陰口を叩かれながら、 支廠の一課長として孤軍奮闘しているのも、高校のためを思えばこそだ。 しかし、そんな美辞麗句も職責を全うしてこそ説得力を持つ。 努力するのは当然のことで、成果も出ないままに教育体制はじわじわと蹂躙される。 むしろ、自分が意見を言えば「一応意見は承った」とガス抜きのダシにされて、 奸智と狡猾さに長けた狸親父どもの手のひらで踊らされるだけではないか。 これでは文字通り徴兵逃れの方便と邪推されても反論できない。 「生徒会で多少慣れたつもりでいたけれど、所詮は児戯だったわ。 官僚機構ってこういうものなのね…」 私は、そう呟くと、空いた湯飲みを茶托が割れんばかりに叩き置き、 そして机に伏して、自らの力不足を呪った。 ──宮崎県日向市西郊 本日は晴天なり。じりじりと照りつける太陽が憎い。 すでに桜ヶ丘中隊は最前線での戦闘にも巻き込まれ、疲労の色が濃い。 練度、武装共に非力極まる中隊には負担が重すぎるが、 2組、いや第2小隊には戦死者も負傷者もいないのが唯一の幸いである。 お陰でみんな、良くも悪くも、戦闘には馴れてきてしまっている。 ……約一名を除いて。 海岸沿いに比べて守りが手薄なのを衝かれた。 敵陣の方向から信号弾が打ち上げられ、 太鼓や銅鑼の音とともに敵兵が雲霞の如く攻め寄せる。 律は焦っていた。 やばい。マジでやばい。これが本物の人海戦術ってやつか。 横山光輝のマンガじゃあるまいし、今どきこんなムチャな攻め方なんて。 敵の火力も弱いのだけが救いだがこりゃまずいぞ。 一人十殺、もしかしたらやれるんじゃないか?別にやりたくはないけど。 でも、マジでやらなきゃこっちが死ぬ! そう思った刹那、鼻先にあった土くれに弾丸が当たって砂埃と化し、 跳弾が頬をかすめる。 「あっ…ぶねえなオイ!殺す気か!」 思わずそう叫んだ瞬間気付いた。 そうだ。相手は私たちを殺す気なのだ。その逆も、また然り。 「ぎゅいーん!ばぁん!ばぁん!」 唯は照準器に全く目を合わせていないにも拘わらず、 それなりの精度で寄せ来る敵兵に弾丸を命中させている。 「よしきた!」 紬が遠投した手榴弾が土手の向こうに投げ込まれると、 一拍措いて、爆発と共に大小様々な人体の肉片、血塊が弾け飛ぶ。 「見えない聞こえない見えない聞こえない…」 そして、澪はただ震えていた。 戦うことは無論、このおぞましい光景を正視どころか覗き見ることもできず、 その両まぶたはしわが寄るくらいに固くつぶられている。 その両手は、耳に入る音を遮断すべく耳介が潰れるほど押さえつけるが、 それも無駄な抵抗だった。 視覚と聴覚を、なしうる限りに閉ざしても、外界の状況が手に取るようにわかる。 内耳に直接響くような発砲。銃砲弾が笛の鳴るように空を切る。 腹腔まで揺さぶるほどの着弾。砲弾片が梢をなぎ払う。 巻き上げられた土砂が降ってくる。鉄鉢にぱらぱらと当たる。 敵の太鼓と銅鑼。吶喊。叫び声。悲鳴。 怒声。舌打ち。誰かが投げた手榴弾が爆ぜる。 弾倉を交換する。射撃。そして、射撃。 銃弾が地面を、そして人体をうがつ。岩石に当たって鋭く跳ねる。 薬きょうが砂れきの上を滑って転がり、小石に当たる。 軍靴が草木を踏みしめ、枯れ枝が折れる。 空になった水筒を誰かが蹴飛ばす。 わずかに残った水が水筒の口からこぼれる。 そして、鼻からも臭いがなだれ込む。 陣地の人いきれ。汗。血。消毒薬。包帯の脂。 缶詰に残った腐りかけの食料のかす。 硝煙。鉄。熱を持った銃身。 焼けた薬きょうが地表の枯れ草を焼く。 湿った土と乾いた砂。 とっさに片手を耳から放して鼻をつまもうとすると、息ができず口が開く。 湿った生ぬるく埃っぽい空気が肺腑を汚す。 口から鼻にも空気が逆流し再び嗅覚を犯す。そして嘔吐する。 今日、もう何度目だろう。すでに胃液もほとんど出ない。 恐怖による冷や汗と炎天による脂汗で、戦闘服はべったりと皮膚に張り付く。 被った鉄鉢の中は、火鉢のように熱い。軍靴の中も、脂でぬかるみのようだ。 澪は、これでも気を失わない自分を恨めしく思った。 いっそ、気が触れでもした方がどれほど楽なことか。 「迫撃砲は何してる!まともな火砲あれしかねぇんだぞ!中隊本部に無線を!」 「無線通じません!迫撃砲が沈黙しているのと関係が…」 さわ子が苛立ちを隠せず怒声を上げると、風子が埃まみれの眼鏡を直して答える。 「そんなこと考えるな!今は撃って撃って撃ちまくれ!」 さわ子は一喝するが、数歩離れた機銃座から、姫子の声が上がる。 「残弾、残りわずか!」 「第3小隊がすぐ隣にいるはずだ!何とか分けてもらってこい!」 さわ子の命令が聞こえた律は、後方に視線を向け、 岩陰で頭を抱えている澪に呼び掛ける。 「澪!澪!弾!弾持ってこい!澪ーッ!お前しか手ぇ空いてねえんだよ!」 「怖いよ…」 「ふざけんな馬鹿ッ!ぶん殴られたいのか!」 「嫌だ!嫌だ!」 「…もういい、さわちゃん!私行きます!」 さわ子が“さわちゃん言うな!”と叫んだのが聞こえたのかどうか。 律がそう言い残して、ガクガクとただ震えるばかりの澪を無視し、 弾雨の中を走り出したのと同じ瞬間、 あかねは、双眼鏡の中ににわかに信じがたい光景を見る。 (ロケット砲!?こんな混戦状態のところに打ち込むつもり!?) しかし、双眼鏡の向こう側からは次々とロケット弾が弾き出される。 あかねは生まれてこのかた最大の声を振り絞って叫ぶ。 「みんな伏せて!カチューシャ!!」 「りっちゃんカチューシャ!」 「…は?」 律は、あかねと唯の叫びの意図を図りかねて、振り向きざまに、 被った鉄鉢の下にある自分のカチューシャに手を伸ばそうとした。 「違うのよッ!伏せて!」 「お前ら飛び出すな!頭下げろ!」 「危ない!」 唯と紬が律に飛びかかろうと、そして、 それを止めようとしたさわ子を姫子が抱きすくめようとした、その瞬間── [第2話 終] 3