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サムライ/コメント とりあえずベースだけ作成してみました。FIGをベースに後で要りそうな部分は触りだけコメで残しています。 - 名無しさん 2013-01-30 07 18 55 カーリーから侍の魂のかけらが出ました - 名無しさん 2013-01-30 10 21 08 かけらは今までの転職石と同じくらいの出現率でしょうか。 そうだとうれしいのですが・・。 - 名無しさん 2013-01-30 18 14 48 ドロップ報告は該当mobのダンジョンの方が良いかと思いますです。 - 名無しさん 2013-01-31 00 59 16 基本職との共有スキルって取得レベルとか同じなんでしょうかね。違ってたらひととおりスキル詳細に手を入れないとですねぇ。少なくとも一部スキルの前提スキルは確実に違いますし。 - 名無しさん 2013-02-17 21 56 37 また見送りとかもありえるし、細かい部分はとりあえず実装を待ったほうが良いかと。 - 名無しさん 2013-02-17 21 58 03 4gameの記事からlv40でhp1348mp270 ODは初期から150まで溜まるのかもしれない - 名無しさん 2013-02-23 10 35 35 また三段コンボのことからもソードダンサーのスキルは初期OD150なら使用OD50の可能性高い - 名無しさん 2013-02-23 10 37 18 4gameの記事では継承がデスペ 物理攻撃 アイシクルアロー アイスバースト アイスピラーとなっており、魔法スキルのどれかを継承後に1あげている - 名無しさん 2013-02-23 10 39 21 またスキル画面でのスキルポイントの使用数は43なのでlv30で転職したもよう - 名無しさん 2013-02-23 11 33 54 ショトカにブルーポーション、レッドポーションがあることからも心頭滅却だけでは回復は持たないと思われる - 名無しさん 2013-02-23 11 41 46 上に書いてある継承スキルにデスペラードあるから回復がもたないのは当然だと思う - 名無しさん 2013-02-23 13 39 45 妄想なんて書いてたらキリがない・・・。実装するまでは各人の頭の中でとどめておきましょう。 - 名無しさん 2013-02-23 14 06 49 なんだかんだで後二日後には実装、lv25で関係ないがクラスとスキルの情報だけでも楽しみ - 名無しさん 2013-02-24 13 56 22 防具に関しては、アイアン系やスチール系やソルジャー系も装備は出来ませんでした。 - 名無しさん 2013-02-26 21 55 02 サムライは相当柔らかそうソロだとビショップ以下かな - 名無しさん 2013-02-26 21 58 38 PRI装備は装備可能 - 名無しさん 2013-02-26 22 09 43 ビショップもプリ装備可能で自己Buffでプロテクションがある - 名無しさん 2013-02-26 22 14 24 魂のかけら、、、、20個も;; - 名無しさん 2013-02-26 22 25 06 侍志望のおまいら、継承にハイド持っていったら後悔するからやめとけよ - 名無しさん 2013-02-26 23 52 11 ↑なんで・・・? - 名無しさん 2013-02-27 00 15 57 FIGが扱うのと変わらんでしょ?きっと低Lvでハイド補正がかかるサンジェントいったか弱い武器で使ったかなんだろう - 名無しさん 2013-02-27 00 22 30 ハイドから一閃/吶喊に繋がらないとかだったりしてな - 名無しさん 2013-02-27 00 31 33 プリ装備できるのかぁ、ならそれなりには固くなるねー - 名無し 2013-02-27 02 37 18 どっちにしてもハイドは将来修正される可能性はあるけど - 名無しさん 2013-02-27 02 41 01 デスペ侍とかヒールスポンジになりそうだな。。。 - 名無しさん 2013-02-27 16 43 14 od自然回復上限上昇lv1 ODが100から110まで溜まるようになる - 名無しさん 2013-03-03 00 28 47 OD自然回復上限上昇lv2 ODが110から125まで溜まるようになる - 名無しさん 2013-03-03 00 29 24 ソールイーター滅殺はウォーカーに当たった時に確率でウォーカー消滅 - 名無しさん 2013-03-03 05 12 06 構え切り替えで攻撃力249 魔法攻撃180が攻撃282 魔法攻撃213に上昇 - 名無しさん 2013-03-03 19 57 06 心頭滅却lv4 詠唱2.0 再詠唱180.0 hp1割固定mp33OD74回復 - 名無しさん 2013-03-03 19 58 31 ロックされてる自分が言うのも何ですが、そろそろツリーのレベルも入れてやって貰えると有難いです。右メニューからスキルでなら編集できます。 - 名無しさん 2013-03-04 17 25 36 必要なスキルの性能ウィンドウSSがあったらやりたいけど、データさえ確認できないから難しい。気軽に転職って訳にもいかないし - 名無しさん 2013-03-04 17 56 37 身近に居たから結構居るのかなと思ってました。報告待ちって事で了解です。 - 2013-03-04 17 25 36 の名無しさん 2013-03-04 18 02 18 それぞれのスキルのページにコメントできるようにして頂けたら、情報はそっちにそれぞれコメントできます - 名無しさん 2013-03-05 13 26 21 3連コンボ - 名無しさん 2013-03-05 13 38 54 祭儀場入り口NPC正面 一閃lv1:1850 鋭岩刃:4022(+追加402+魔593)回気剣:4203(+追加1681)駒鳥+7 デスペ7 攻撃パッシブ5 構え大 コンデ好調 - 名無しさん 2013-03-05 13 39 09 ↑一閃lv1 鋭岩刃lv5 回気剣Lv4 SAMLV28です - 名無しさん 2013-03-05 13 40 46 ↑どこかでHHでてたかも最後の(+追加1681)は半分くらいの可能性があります - 名無しさん 2013-03-05 14 33 27 火焔刃、霧氷刃とかの属性攻撃は、魔法攻撃力上昇で火力上がるのかな? - 名無しさん 2013-03-05 16 02 07 火焔刃、霧氷刃とかの属性攻撃は1回使うごとにMP4使います。また、属性攻撃から回気剣等の3列目のスキルでスキルボーナスが付きました。 - 名無しさん 2013-03-07 09 07 09 スキルボーナスがつくのか?コンボボーナスじゃなくて? - 名無しさん 2013-03-07 09 16 50 スキルボーナス、コンボボーナス両方つきます - 名無しさん 2013-03-08 19 52 35 吶喊使用OD30詠唱0.0 lv6 再詠唱4.3 - iroyoku 2013-03-09 12 56 49 一閃使用OD30詠唱0.0 lv6 再詠唱4.3 - 名無しさん 2013-03-09 12 57 38 霧氷刃使用OD30消費MP4 lv6 再詠唱8.0 - 名無しさん 2013-03-09 12 58 41 旋風刃使用OD30消費MP4 lv1 再詠唱12.0 - 名無しさん 2013-03-09 12 59 44 鋭岩刃使用OD30消費MP4 lv3 再詠唱11.0 - 名無しさん 2013-03-09 13 00 17 徹甲剣消費OD40 lv5 再詠唱15.0 効果時間8.0 防御ダウン数未検証 - 名無しさん 2013-03-09 13 01 39 回氣剣消費OD40 lv5 再詠唱14.0 OD回復当たったモブ1匹につき60回復 - 名無しさん 2013-03-09 13 03 25 断氣剣使用OD40 lv5 再詠唱21.0 効果時間2.0 取得時は気絶が1.0だったのでどこかのlvであがったと思います - 名無しさん 2013-03-09 13 04 43 心頭滅却 詠唱2.0 lv5 再詠唱150.0 自分のhpの1割回復 MP49回復 最大mpは224なのでよく分からない。OD82回復 - 名無しさん 2013-03-09 13 06 55 火、水、風、土の属性剣はアイスソードの攻撃時のようにダメージが1発で2つ表示される - 名無しさん 2013-03-09 13 09 14 スキルlvをあげるとその両方があがる - 名無しさん 2013-03-09 13 09 28 Int飯を食べると追加部分のダメージがあがる - 名無しさん 2013-03-09 13 09 58 MAや属性装備や属性ジェムもこの部分にかかっていると思われる - 名無しさん 2013-03-09 13 10 27 上位職に転職する時もスキル継承はあ発生しましした? - 名無しさん 2013-03-11 02 21 58 結局の所ソードーダンサーは、物理系「デスペ、攻撃パッシプ、アタオラ」と魔法系「マジオラ、魔法攻撃パッシプ」どちらがダメ大きいのかな? - 名無しさん 2013-03-11 15 06 22 デスペ7物攻6AA7ブレス1ブロー7継承してる侍だが、酸なしでも10kダメ×6セット出し続けれるから強すぎるだろ - 名無しさん 2013-03-12 15 40 59 連続で!!10kも出るんですかw物理系で育てた方がソードダンサーわ強くなるんですね~分かりました 有難うございました - 名無しさん 2013-03-12 16 12 21 刀って3段攻撃なんですね… それだけですでに強そうだ… - 名無しさん 2013-03-15 04 57 40 属性剣の属性分のダメージってだいたいどの程度出ます? - カカオの人 2013-03-15 07 16 46 ハイドのダメージ検証してみた方っていませんか? - 名無しさん 2013-03-22 01 32 11 通常攻撃のモーションは遅め、両手剣くらいのイメージ。コンボスキルは逆に早い - 名無しさん 2013-03-23 09 16 45 冒険者ギルドのファーブラさんからはビギナーズソードのみ支給されました>< - 名無しさん 2013-03-25 23 50 39 自己回復ってどうしてますか? - 名無しさん 2013-04-07 08 49 23 ソロしないなら回復切っちゃうってのもアリだけどおすすめはできない。HPはプリよりちょっと多いぐらいだから、継承のSP7を回復に振れるならセルフヒール,SP節約するならミドルかリジェネでしょ - 名無しさん 2013-04-08 17 03 37 実際SAM作ってみたけどほんと運用方法わからん。今レベル29で緑川7装備してるけどレベル上がればアタッカーとして輝けるのだろうか? - 名無しさん 2013-04-08 18 19 58 そのレベルまできて運用方法が分からないっていうのが分からない。どんな感じでレベル上げたん? - 名無しさん 2013-04-08 19 04 14 デスペ7 OU7 リジェネ6 物防5 物攻5でやってるのですが、実際に攻撃もそんな強く無い気がしまして•••これだったら今使っているフレイム殴りシフのがまだマシな感じがすごい - 名無しさん 2013-04-08 20 01 35 シーフは瞬間DPSが凶悪だからそう見えるかもしれないなあ。総ダメージ見ればSAMも悪くないが、瞬殺系狩場だとTHIに軍配が上がるかもしれない。ただSAMは各種スキルで伸びしろがまだあるのは事実 - 名無しさん 2013-04-08 22 59 27 刀の振りはどの種族が一番速いのでしょうか? - 名無し 2013-05-02 08 46 43 ↑4 ↑5はたぶん棚ムービングで上げた量産SAMだろw LV29程度だしな - 名無しさん 2013-05-09 22 35 40 ↑こうしてリラローザは過疎って行く訳ですね^^ - 名無しさん 2013-05-10 08 24 19 SAM(上位職)になれる時点で館量産とはとても思えんがなあ。そしてリラってどこから出てきたw - 名無しさん 2013-05-10 12 46 48 館ONLY量産とはいわずとも量産SAMはいくらでもいそうだけどね。巨大ユニオンでぬくぬく育ち(ボスも俳人PTにおまけで入ってなにもしないまま殺すとかね)で、安いSAM石をそろえて転職ミッションもおんぶに抱っこ。あとは館で棚ムービンであっというまに何もできないSAMの完成だw - 名無しさん 2013-05-10 21 39 12 防御低いし盾も使わず被ダメ多すぎてすぐにタゲが剥がれる盾、ヘイトも読まずにひたすら全力で攻撃してタゲ取って死にまくる火力、盾役と同じ位置で切り続けてダメ受けまくる前衛、攻撃に夢中でヒールやプロテ忘れるヒーラー。量産型はいつになったら上手くなるんだろうか…。激しくスレ違いスマン。 - 名無しさん 2013-05-11 02 25 29 そこまで行くと量産とすら言いたくないだろ、ただの地雷だろ……量産って悪い言葉じゃないんだぜ。テンプレ通りの動きしかできないって意味なのに、今や最早地雷と=じゃねえかw - 名無しさん 2013-05-11 06 56 50 ↑そうだな。地雷が多いと言うべきだったな。 しかし、侍は与ダメが大きいのにデスペまで使って、なのにヘイトの対処してない奴が多すぎる。攻略やボス戦だと邪魔だぞ、ありゃ。火力はブレイム持っていけば盾の支援になるし、他のメンバーを助けることにもなるのにな。 - 名無しさん 2013-05-11 16 29 53 ↑それだけの見識があるのなら、どう言う立ち振る舞いが望ましいか、そのために必要なスキルはなにかの記事を書いたらどうだね? wiki読む人間ならそれを参考にするだろうさ。 - 名無しさん 2013-05-14 13 09 47 wikiってそんな専門的なものだっけ……そこまで細分化したページは要らない気もするなあ。 - 名無しさん 2013-05-14 13 27 10 大雑把なもんだからこそ、こうしとけば間違いねーよでいいんじゃないか?ブレイムもステルスもないSAMは、レシーブかデコイにおんぶに抱っこの産廃なのには同意 - 名無しさん 2013-05-14 13 44 36 ここは出しゃばりの溜まり場かwww - 名無しさん 2013-05-16 22 10 56 他のメンバーを助けるか・・・。だったらTHIやNINがブレイム・レシーブして侍を助ければそれもまた他のメンバーを助けることになるんだから、火力重視SAMでもいいと思うけど。 - 名無しさん 2013-05-17 00 33 44 ステルスやブレイムに頼りきった紙装甲のサムライがいきり立ってるなw防御700くらい用意してればデスペしてようが死ぬことなんてまずねーのにな まず装備揃えろよクズが - 名無しさん 2013-05-17 03 53 33 装備に頼って他を疎かにした上で他人を無根拠に馬鹿にする奴に言われたくねーなーその辺 - 名無しさん 2013-05-17 07 56 33 鍛錬すれば強くなるなんてあたりまえじゃーん^^わざわざありがとー^^ - 名無しさん 2013-05-17 22 31 50 鍛錬もした上でヘイトも管理もできたら最高ですね。紙装甲ならステルス、ブレイムは持っていきましょうね~ - 名無しさん 2013-05-18 00 28 16 何に頼ってようが死なないなら何でもいいよ - 名無しさん 2013-05-18 02 05 51 パーティメンバに無駄な心配をかけるリスキーな構成はマジさけて。デスペとか100%死なないなら使ってくれっていつも思う。つまり、安定感が自己満足より優先されるべき。何のために魔力も依存してるか分かって欲しい。 - 名無しさん 2013-05-18 04 17 58 装備依存の話は完全に無価値だね。誰でも被弾しても死なない事前提で仕事をする考察をすべき。ブレイムも万能ではないから被弾しても即死しないのは大前提だね。オバユは常時とは行かないし、使うなら自分でリジェネで、出来ないなら混戦ではデスペを切って欲しい。 - 名無しさん 2013-05-18 04 44 41 火力もない火力職に意義なんてあるのか?デスペなしでも死ぬサムライは無価値だとおもう - 名無しさん 2013-05-18 23 58 54 侍を助ければ他のメンバーを助けることになる、だからレシーブやブレイムは他がもってろって?いまの侍ってそんな気持ち悪いやつしかいねえの? - 名無しさん 2013-05-19 03 52 14 素の火力が高いんだから、逆にDSなんてのも… いや、いまのは聞かなかったことにしてください。 - 名無しさん 2013-05-19 08 55 23 そうだな そんな論理提唱したらPT募集で ×って書かれるからな - 名無しさん 2013-05-19 19 18 52 要は死なないことと、タゲ取って振り向かれて他の前衛を巻き添えにしないこと、この2つができてれば火力追及してもいいんじゃないかな。今後、物理耐性と魔法耐性が入り乱れるような事になれば侍は重宝されるようになると思うんだけど、死んだり他のメンバー死なせてたりしたら話にならないからねぇ。復活像が近くにあるとも限らないし、せっかく育てるなら対策はしといた方がいいんじゃないかな。 - 名無しさん 2013-05-19 19 52 41 なんせ死体に火力もクソもないからね。大半は弱いサムライだしさ。事故も含めての火力。そこを把握して設計しないと侍どころか百姓だよ。 - 名無しさん 2013-06-04 02 33 27 安定は大事かも知れないが、戦闘職にステルス、デコイ、ブレイム求めるのは可笑し過ぎる。技ありとは思いますけど。大体PT組んで迷惑とかってる時点でお前がPT抜けろって感じだ。 - 名無しさん 2013-06-08 22 13 58 ステルス・デコイはさすがにどうかと思うが、ブレイムは十分ありだよね。自分のヘイトを減らすのは、全な自分のダメージ出力を増やせるし、Tankのヘイトが安定するのは言わずもがな - 名無しさん 2013-06-09 00 31 58 戦闘職ほどブレイムが必要だろうね 火力がある=ヘイトを取得する ヘイトを取る=敵がこっち向く 敵がこっち向く=背後を取れない、ダメだしにくいだからな - 名無しさん 2013-06-09 08 06 40 世の中には「火力役は常に最大火力を出す。それで振り向かせたらTankが全部悪い」なんて脳筋勇者様も相当数居らっしゃるようだが。もうちょっと柔軟に考えて貰いたいものだよ - 名無しさん 2013-06-09 08 50 17 タゲ跳ねて死んだらTankが全部悪い - 名無しさん 2013-06-12 22 06 40 じゃあそれでいこうか。それで誰が最終的に損するか知らんが - 名無しさん 2013-06-13 10 43 11 一般的にはヘイト管理もダメージディーラーの仕事のうちだよね。タゲがハネないようにしながら如何に最大ダメージ叩きだすかがお仕事だから。それ考えるとブレイム必須な気がする。 - 名無しさん 2013-06-14 01 52 18 物攻パ・物防パ・デスペ・ブレイム・シフポがテンプレ。異論は認める。 - 名無しさん 2013-06-16 09 52 12 まぁテンプレかなぁ 装備でガチれるなら物防要らないとかシフポではなくリジェネ高レベ持てるとかはあるだろうが・・・ - 名無しさん 2013-06-17 02 12 37 テンプレキャラ作っても、何も面白くない。自分の考えがない人はお勧めでしょうけど - 名無しさん 2013-06-20 19 02 56 「自分が考えた結果最善になりやすい」のが集まったからテンプレになれるんだから、テンプレはむしろ自分の考えの塊だろ - 名無しさん 2013-06-28 00 57 54 ↑それはそれで詭弁だとおもうけどね。まぁテンプレでもなんでもいいけど、皆が皆それに則したビルドだとつまらないってのは同意。 - 名無しさん 2013-07-01 18 31 15 キャラビルドについて求めるものは千差万別ってことだ - 名無しさん 2013-07-01 18 33 24 十人十色\ - 名無しさん 2013-07-01 18 34 25 AA貰えないって状況は少なからずあるからデスペだけはお勧めしないわ - 名無しさん 2013-07-01 19 40 17 ハイドと技は絡むのでしょうか? - 名無しさん 2013-07-02 12 22 39 やってみてわかったけど、かなり接近しないと攻撃当たらないよね リーチ短いのでポークルシーフと大差ない感じがする - 名無しさん 2013-07-03 17 24 09 ハイド>何か(侍固有のスキル)とできるのですか? - 名無しさん 2013-07-03 18 03 01 侍のスキルとハイドは繋がらなかったはず - 名無しさん 2013-07-04 14 30 08 刀の耐久が片手武器並みに脆いので槍も併用しないときついな - 名無しさん 2013-07-04 17 58 08 普段の狩りだとあんまり意識しないけどボス周回の時とかは結構キツイね。M品は無理だけどG品くらいなら常に2本用意してるよ - 名無しさん 2013-07-08 15 46 43 冒険者ギルド職員のツイッターより : ロード、サムライのエンシェントマジックの習得に関しまして、8/27のアップデートには間に合いませんでしたが9月前半にはお届けできそうです。 - 名無しさん 2013-08-16 04 34 05 ハイドとバッシュを継承して、刀でハイドバッシュのコンボ入るかわかりますか? - 名無しさん 2013-09-15 03 48 46 a - 名無しさん 2013-10-13 22 19 19 修正来そうで怖いが、エンチャつき構え切り替えの通常攻撃が計10k出てるな。 - 名無しさん 2013-10-13 22 20 57 デスペもAAも継承しないのは地雷ですよね? - 名無しさん 2013-12-09 22 42 05 地雷かどうかは別として、攻撃してナンボの侍だから攻撃Pかその2つのうちの片方は継承しておかないと火力不足に感じると思うよ。 - 名無しさん 2013-12-12 16 07 41 ありがとうございます。自己回復を考えると枠が足りなくて…ですがAAかデスペどちらか継承を検討します。 - 名無しさん 2013-12-12 16 32 49 たいていプリと組むと思うので回復は削ってしまうのもアリ。ちょっとなら心頭滅却で回復できる。 - 名無しさん 2013-12-16 17 34 20 リジェネか自己強化で考えてた1枠は自己強化にしたいと思います。ありがとうございました(^-^) - 名無しさん 2013-12-16 21 18 06 ブロントネタがあってわろたwww - 名無しさん 2014-02-13 22 13 56 でもさ、良く自己回復なくていいと聞くがそういう侍がよく倒れてるの見るとあーやっぱりかと思うがな - 名無しさん 2014-02-14 14 35 48 回復なくていいってのはPRIが働くこと期待してるってことだから、それは倒れてるの見るのはPRIの恥だぞ… 防御が低いのは侍側の恥だけどそれは自己回復関係ないしな - 名無しさん 2014-03-09 01 17 30 自己回復手段も持たずに死んでプリのせいにする奴は地雷。 - 名無しさん 2014-04-07 01 50 10 DPS高い職業がタンク職よりヘイト稼いで死ぬのは地雷 - 名無しさん 2014-04-07 03 51 04 侍にオド回復アプ持ってくのはありかな? - ななし 2014-04-23 09 55 25 DPS高い職業をカバーできないタンク職は地雷 - 名無しさん 2014-04-26 22 13 34 仲間に合わせて戦闘できない奴は地雷ってことでおk? - 名無しさん 2014-04-28 23 12 05 ホーリーエンチャントの修正はよかったな。今までが糞すぎたな。エンチャもらって攻撃の型であとはひたすら攻撃ボタンおしっぱで超火力。こりゃ糞ゲーだわ。今回の修正でちゃんとコンボ使わないとならなくなったからOD配分や回気剣。などの立ち回りが要求されるようになって良い感じだ。 - 名無しさん 2014-04-30 21 38 18 ついでにこのコメント欄もページにもかいてなかったのでサムライのコンボについて書いておく。ツリーの1段目、2段目、3段目が丁度そのままコンボの1,2,3段目に対応しており、1段目のどれか→2段目のどれか→3段目のどれか。でコンボがつながる。2段目の属性剣は省略して2コンボにもできるが2段目を(たとえLV1でも)はさんだほうが3段目の威力が上昇する。なのでODが許すなら1段目2段目3段目と売ったほうがよく、3段目のどれを使うかはそのときの状況によって様々だな。あとは各自サムライの人が研究してくれ - 名無しさん 2014-04-30 21 42 06 物攻どこだろ? - 名無しさん 2014-05-04 03 40 19 縮地の右隣、構え切り替え覚えてれば取れる場所だね - 名無しさん 2014-05-04 23 21 20 いまさらだけどSAMの構えはどっち使うべきなんだろうね。ある人は基本攻撃。つってたけどエンチャント天国が修正されたいまエンチャントはNINにいったりするし、そもそもエンチャントがあっても攻撃じゃまったくODがたまらん。回気剣つかったとしても相手が少なければとてもじゃないがコンボ分のODは捻出できん。威力をある程度犠牲にしても通常型で手数でおしつつコンボがりがり叩き込むのもありだとはおもうんだけどなー。ついでに攻撃型は振りが本当もっさりしすぎだよな。乱戦気味になると取り回しわるいんだよなぁ・・・まぁ結局相手で選べって話になるけどさw - 名無しさん 2014-05-15 21 41 07 攻撃型は魔防もダウンするし(ここ重要)、結局三連コンボ繰り返したほうが DPS高くなる気がする。自信無いけど。 - 名無しさん 2014-05-16 23 10 00 ソードダンサーの縮地の右隣りに物攻増加あります、どなたか編集おね。 - 名無しさん 2014-08-04 15 28 31 SAMから転職する際に転職先にもっていくスキルがなさすぎる。その点ではSAMは潰しがききづらい。 - 名無しさん 2014-09-06 12 00 04 侍に転職したいのですが、LORの後ろで刀でコンボ打つだけっぽいのですが。。継承で何か個性が出せる部分はありますか? - 名無しさん 2014-09-08 17 19 42 ↑ブレイブスタイル継承してDEX積んでHHで大ダメージを狙うのが主流。ヘイト解消方法はお好みで。それさえ満たせば、好きに継承すれば良いんじゃないかな。ランクラ5持ってったけど、石化で行動不能も狙えるし、結構ダメージも出るしで使い所多くて面白い。 - 名無しさん 2014-09-18 16 23 34 好きにやればいいんだよ~ 荒武者タイプのHH至上主義は課金か時間がいるけれど、SAMの強みは火力以上に近接職でありながらバインドを使えるっていう点にもあるからね DEX詰み装備じゃなきゃお断りな雰囲気な野良よりも、乱戦を楽しむユニ、固定PTみつけたらもっと楽しい - 名無しさん 2014-09-22 12 17 00 クイックムーブSLv7とか? - 名無しさん 2014-09-22 21 17 34 ↑↑なるほど・・・そうですよね^^ 魔法戦士系なイメージなのに、野良だと魔法使ってる人あまりいないし^^; - 名無しさん 2014-09-27 10 47 46 マジックミサイル継承、スチーム継承、リバース継承…と、色んなSAM見て来たが、皆楽しそうではあったな。ロマンは溢れる。 - 名無しさん 2014-09-29 19 10 09 そもそもけっこう知らない人がいる仕様として、物理軽減とかの相手にもコンボだと素直にダメージが通るという特性・・・あんまり触れられてないね・・・サイアームとかベルモにも普通に通るのに - 名無しさん 2014-09-30 02 52 42 ↑そこまで検証してないが、MOBの防御力を参照してダメージ確定した所に固定値で上乗せされてる臭いな。コンボの何割かが貫通効果アリみたいなイメージ。 - 名無しさん 2014-10-02 19 47 20 ↑↑↑↑↑↑火力適当でいいならバインド継承したFでもやってたほうが遥かに自由度高い。なにやってもいいといえば聞こえはいいが低火力を支えるLPさんは大変だろうな。じ - 名無しさん 2014-10-22 12 08 46 ↑途中送信。自分でPTを支える職になってみればわかる。 - 名無しさん 2014-10-22 12 20 23 高火力でLとPが耐える時間減らすって貢献がSAMに求められるってのは然り。IBやバインド系スキルも立て直しの時間稼ぎに光る。Lのターゲット維持のためにブレイムは貢献になる。 …でも、身内であれば楽しむためにやった方が良いと思う。 - 名無しさん 2014-10-25 19 43 16 ブレイムとブレイブ以外は自由になる枠なんだし、そこで十分個性出せるんじゃないかなあ。まあ、デスペはあった方が良いと思うけど。移動狩りの時に刀持ってるとしんどいから、槍でも使えるスキルを一つ継承しとくと応用が利いて便利だったりした。ファストとかペインとかヘドバとか。 - 名無しさん 2014-11-03 03 24 30 ヘイト減少じゃダメっすか? たま~にタゲきたときはOUや迎撃で踏ん張るとか… - 名無しさん 2014-12-25 15 35 55 ブレイムじゃなくてヘイト減少じゃダメっすか? たま~にタゲがきたときはOUや迎撃で踏ん張るとか。攻撃一生懸命やってるとブレイムするODが足らない時ないですか? - 名無しさん 2014-12-26 00 38 52 ブレイムで定期的に投げるほうがタゲ来ないし安定するからブレイムのほうがいいよ - 名無しさん 2014-12-26 14 18 38 AAを自前で持っているFIGのAA+ブレイブ+デスペに比べて、AAがなかったり、ブレイブデスぺの片方がなかったりすると、物理火力で負けてるときがあるのですが・・・あっちの固いし。。鍛錬は+7までやってるんだけどなぁ。。 - 名無しさん 2015-03-13 08 46 29 AA継承なしなら、かけてもらえるPT組むかAA・物攻P持ちのソウルパートナー必要かな。高感度あげておけば結構かけてもらえる - 名無しさん 2015-03-13 09 57 23 AAブレイブデスぺにHP物防とブレイブで5枠なんだよね。。。カードでAAだと、カードの選択肢が物凄く狭くなるし。何気にSAMって物理攻撃主体にすると、変化が少なくないですか? - 名無しさん 2015-03-16 15 16 43 まともに実用レベルにするなら継承の自由度はそんなにない。HPPもないと厳しいとこいけない。あとブレイブ2回いってるぞ - 名無しさん 2015-03-24 11 06 52 片方はブレイムでした@@ - 名無しさん 2015-03-24 14 42 14 ブレイブ、デスぺ、HP、OUあったらいいなぁって・・・もうFIGじゃん。もっと魔法方面を生かしたいので、魔法攻撃上昇バッシブをツリーに入れてほしかった。 - 名無しさん 2015-03-24 16 06 14 足遅いわ、火力もFIGと大差ないわ、魔法攻撃っつーかバインドできるくらいだわ、装甲薄いわで、本当真剣にSAMしてる人は凄いと思うわ。 - 名無しさん 2015-06-02 13 15 45 火力だけで語るのは早計だよ - 名無しさん 2015-06-09 02 05 07 しゃきんしゃきんかっこいいじゃないか - 名無しさん 2015-06-09 02 06 02 刀の魔法攻撃面もうちょっと見直してもらって、接近したら刀、離れたらアローみたいな選択肢があれば物理と魔法の両立っぽいのかね。まーMM継承しろよっつー話だし、それならFIGでもいいわな。 - 名無しさん 2015-06-12 13 48 16 断気は使える。あと、武器が基本刀だけなので鍛錬が楽w FIGはやっぱり大剣、盾、剣、槍、斧は持ちたいもんね。あ、だから運営的に(鍛錬費用・RG)FIGやってもらった方がもうかるのか?w - 名無しさん 2015-06-16 17 22 03 2段目の属性剣レベルあげてみたけどこれダメだな 単体で使うなら確かに上がるが、コンボに組み込むと全然威力変わらない、どころか7が1に負けることすらある - 名無しさん 2015-06-23 03 27 25 侍の魔法は物攻扱いにすればいいのに…(妄想) - 名無しさん 2015-07-04 11 29 59 特化職と言いながら、デスペもブレイブも魔攻pもないし、FIGから片腕もいだだけに感じる。LORにも言えるけどね。 - 名無しさん 2015-07-10 15 35 51 物理攻撃しかできないならFIGで良いわ。刀構えた時の強制鈍足デバフやめて、軽装設定なんだから旋回速度上げてくれれば多少変わるんじゃないかな - 名無しさん 2015-08-16 05 12 19 DEXあげてのハードヒットインフレがすべての元凶でしょ。だからブレイブ絶対持ってこなきゃならないし、多少魔法の威力があろうとそんなん無視でDEXDEXDEX・・・HHで大ダメージ。これしかキャラビルドねぇもんなw - 名無しさん 2015-08-18 20 34 37 魔法剣がもうちょっとダメージ出たらねえ。魔法意識した装備じゃなかったら3分の1程度のダメってのがねえ・・・。 - 名無しさん 2015-09-21 01 33 48
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『働く自宅警備員』 12KB いじめ 虐待 制裁 パロディ 小ネタ 虐殺 全滅 戦闘 駆除 群れ 現代 虐待人間 独自設定 ノリと勢いで書きました 過去作 anko4619 ある群れの末路 anko4605 腐れ饅頭 注意書き コメントが流れる動画をイメージして脳内補完して下さい。 自宅で出来るゆ虐の参考にゆ虐動画を検索していたら、 なにやら変なタイトルの動画がヒットした。 『働く自宅警備員』 なに・・・これ・・・ 滅っ茶自爆してない? 自宅とゆ虐でヒットしてるってことは家ゆ駆除かおうち宣言制裁ものか? まあいい 笑ってやろう そんな黒い感情でクリック 画面に「読み込み中」の文字が出る。 よくよく考えれば、 『自宅』はタイトルにヒットして、 『ゆ虐』は動画のタグにヒットしてるんだったら、 ひょっとしてあの宅外派遣のボランティア活動動画で野良ゆ駆除モノかな? っていうかあのカッコでゴミ拾いでもかなり怪しいのに、 野良ゆ駆除なんてマジで通報ものじゃねーか(笑) と、余計なお世話な心配をして苦笑いしてると再生が始まった。 画面には黒尽くめの宅外派遣コスではなく、 部屋の窓から見える山を背に、 サバイバルゲーマーの様な迷彩服と、 フルフェイスの保護ゴーグルをしている男が居た。 「ハイ!皆様!おはようございます!こんにちは!こんばんは! 働く自宅警備員フタバトシアキ(仮名)でございます! 本日はワタクシめの働きっぷり! えー、自宅警備の様子を御紹介しようと動画を投稿させて頂きました!」 やたらハキハキと、何だかヤケクソ気味に自己紹介をするフタバトシアキ カッコ カメイ カッコトジル ヒキコモリキターと字幕が流れて来たのでコメント機能をオフにする。 「都会の皆様は自宅警備なんて引き篭もりの事だろと馬鹿にするでしょうが、 田舎はそうじゃないんです!!! マジで家を乗っ取りに来る奴らが居るんです! 敵はこいつらです!」 白い紙に太いマジックで書いた落書きの様な糞饅頭の絵を出した。 下手糞に書いてはいるが、 特徴は掴んでいる為にやたらムカつくヘタウマな絵になっている。 カチ ヒャッハー汚饅頭は消毒だー! 虐厨氏ね!!! カチ 予想通りのコメントが入っていた。 「こいつらが裏の山からこの家と、家の前の畑を狙ってやってくるんです。 一斉駆除をすれば被害は無くなるだろうと言う方も居られますが、 奴らは常に増殖します! エニタイム!フルタイム!オールデイズ!!! いちねんさんびゃくろくじゅうごにち!!! 常に増えてます!!! 全滅させても勝手に生えてくるんです!!!!!」 やたら熱く、暑苦しく語っているのは被害の大きさと、 糞饅頭への怒りのためだろう。 コメントは見ずに続きを見る。 「ゴホン そろそろ奴等が来る頃なので、 仕事道具の紹介に移りたいと思います。 まずは、メインウェポン系から」 カメラを持って移動し、 画面には、FPSゲーマーやミリタリーマニアならニヤリとする様なエアガン類が映された。 「2006年から施行された新銃刀法に沿った威力の各種電動エアガンです。 全て小麦粉ボールブレッド弾を使って1ジュール未満の威力です。 脆弱な糞饅頭に傷を付ける事も出来ませんが、 ラー油を染み込ませた弾を使えば、怯ませるには十分な道具です。 至近距離でも殴るより威力はありませんが、手数の上では役に立ちます。」 カチ ゆっくりを撃つなキチガイ 通報しました! 糞饅頭は生物ではありませんナマモノですwww カチ ゆっくりの存在定義は未だ無意味な論争の種だからな・・・ などと思いを馳せていたら画面が色々な缶を映していた。 マニアなら缶の名称を言い当てただろう。手榴弾と地雷だと。 「これらはゼンマイ仕掛けでスイッチを押す玩具を改造した手榴弾です。 ピンを抜いて時間が経つとロックされたスイッチを開放し、 唐辛子の粉などを散布する様にした玩具の手榴弾です。 より丈夫で高性能なものは、加工所より販売されています。」 この自宅警備員、手先器用だな と、感心していると画面がが切り替わった。 画面の下側にエアガンが映り込んでいたので、 ヘルメットにカメラをセットした状態で取っているのだと予想できた。 ピッピッピッと電子音が鳴る。 「センサーに感有り!奴らだ!」 と、やたら渋い声で報告する働く自宅警備員フタバトシアキ(仮名) 鳴り響く『ワルキューレの騎行』 ズームされるカメラ映像、 よくよく聞けば、ややスローな『ワルキューレの騎行』 ラッパのリズムとゆっくりの跳ねるタイミングをマッチさせてて変な壮大感を出していた。 変に凝ってるな (「ゆおおおぉぉぉぉぉ」とゆっくりの雄叫び()が聞こえてるから台無しだけど) と、感心していたら、 カメラが元の倍率に戻り、 「ひとりでも、 ヒャッハー!!!」 孤独な戦いを盛り上げようと頑張って雄叫びを上げた・・・が、 カチ 寒 寒寒 寒ーw 寒www 寒w寒w寒w 画面を埋め尽くす七色の「寒」の文字 「状況開始!」 ヴィカカカカカカカカ・・・ と変な音がするだけで弾が出てる様子が無い。 気が付いて慣れた手つきで重機関銃型エアガンの上蓋を開け中を見る、 「うおー! 弾が入ってねー!」 アホス バカス 急いでボトルを取り出し、 やたら毒々しい赤に染まった弾を流し込む。 その時、画面の奥で赤い煙が上がった。 「お?地雷踏んだ?ラッキー」 カメラがズームし、唐辛子の煙を浴びたゆっくりが 「ゆげえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 「がらいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」 「だずげでえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 「じぬぅじんじゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」 びたんびたん もるんもるん ぐねんぐねん びくんびくん と、悲鳴()を上げて断末魔の踊りを踊っていた。 「あ、罠は他にも在るんですよ。」 と、今思い出したように言うとカメラは窓辺に移動し、 「セントリーガン起動!」 カチ、ヴィポポポポポポポポポポ・・・ 三脚に乗った無人の電動エアガンが扇風機の様に首を振りながらゆっくり達にラー油を染み込ませたBB弾をぶち込む。 「ゆぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「いだいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」 「だずげでえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 「やべでえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 「がらいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」 そんな中、まりさがセントリーガンに横から立ち向かう。 「よこががらあきなんたぜぇぇぇ!!!ゆぶべぼぼぼ!!! ぶ・・・ぶりがえる・・・だんで・・・ひきょうっだんだぜ・・・ブボオ」 モッドユックリジダガッダ まりさよお前の勝ちだ。俺の腹筋が崩壊(ry。 「セントリーガン、もう一機、起動!」 カチ、ヴィポポポポポポポポポポ・・・ 裏山に面した裏庭に、見事な十字砲火が出来上がった。 「ゆんやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「こっちからもきたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「ぼうやめでえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 「おうぢがえるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」 「ゆんぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「がらいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」 「むきゅ!!!!! おちついて!!!!! ゆっくりできないぼうがあっちをむいたときにとおりぬけるのよ!!!!!」 後ろの方に居たぱちゅりーが指揮を取る。 「まんなかだよ!!!!! まんなかはからいからいがすくないよ!!!!!」 最前線に居たれいむがセントリーガンの弾幕の薄い所を他のゆっくり達に知らせた。 ゆっくり達が窓から見て中心に集まる形になった時、 「お待たせしました! マ・デュースの登場です!」 そう高らかに宣言すると集まってるゆっくり達に向かって重機関銃型エアガンを撃ち始めた。 ヴィポポポポポポポポポポ・・・ までゅーすってなんぞ? カチ なんぞ? M2撃つんならハンビーの上だろ! ググレカス あのエアガンの実銃のニックネーム ミリオタ乙 銃なんかにニックネームつけるのか? 犯罪者予備軍市ね M2のMがマで2がフランス語でデュースだからマ・デュース へーへーへーへーへーへーへーへー 鉄砲にも色々あるんだな、無駄知識だけど。 「んほぉぉ!!!!! いたいけどしぬほどじゃないわぁぁぁぁぁ!!!!! がまんしてとおりすぎればとかいはなおうちはありすたちのものよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 戦場の空気()に中てられたのか、れいぱーの様にヌメヌメしたありすが吶喊してきた。 あの独特のヌメリが弾に染み込ませたラー油をはじいている様だ。 ばら撒く撃ち方から先頭のありすのみを狙う撃ち方に変えた。 「ゆぶぶぶぎぎぎぃぃぃぃぃ!!!!! ちょっとやめなさいこのいなかものぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 足の止まったアリスにピンを抜いた缶を投げる。 狙い違わずありすの目の前に落ち、缶は中身を吹いて回転する。 ブシューーーーーーーーーー 缶から吹き出る赤い粉、唐辛子グレネードである。 「ゆぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「がらいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」 「めがめがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「じぬうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」 「ゆげろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 モッドユッグリジダガッダ ありすとありすに続く後ろの数匹を仕留めたが、数はまだまだ居る。 「みちはひらけたんだぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 「ありすたちのしをむだにしちゃいけないよぉぉぉぉぉ!!!!!」 「きょうこそあのおうちをとりもどすんだねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 「「「「「ゆっゆっおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」 ありすが道を切り開いた事でゆっくり達の士気はあがっていた。 「あー糞、毎度毎度きりが無い。」 働く自宅警備員フタバトシアキ(仮名)は別段焦った風でもなく、隣の部屋へ移動した。 そこにはピッチングマシーンのような機械が有った。 窓を開け、角度を調節し、缶をセット。 ピンを抜くと機械の腕が勢いよく回り、グレネードを窓の外に投げる。 カチ ロボピッチャw 古w うはw 無駄技術w 投げたほうが早くね? 投擲機w ミニチュアカタパルトwwwww カチ 何度も微調整をしながら数個のグレネードを投げ尽くした。 「生姜グレネード、残弾ゼロ!」 窓の外を見ると、押し寄せる糞饅頭の動きは無くなっていた。 唐辛子グレネードではなかったのか、死んだ糞饅頭はゼロで、 裏庭に入ってきた糞饅頭の動きが全て鈍くなっているだけだった。 「もうすこし、もうすこしなんだぜ・・・」 のろのろとずりずりと糞饅頭共が警備対象の自宅に近付いてくる。 「ゆっくりしたおうちでたっくさんっのおちびちゃんとゆっくりするんだよ・・・」 「くそにんげんをどれいにしてさいきょうのまりささまがおうちのごしゅじんさまなんだぜ・・・」 「とかいはなさくせすすとーりーさんはあのおうちからはじまるのよ・・・」 「えいちのやかたはぱちぇたちのものよ・・・」 「ちぇんはらんしゃまのためにゆっくりしたおうちをてにいれるんだよー・・・」 「ふぎをはたらくくそにんげんにてんっちゅうをくだしてやるみょん・・・」 口々に勝手な事をほざく糞饅頭が家から10メートルぐらいに近付いてきた。 働く自宅警備員フタバトシアキ(仮名)が、 映画やニュースで見た事がある特殊部隊が使っているのと同じ形のエアガンを手にすると、 カメラのレンズ部を手でさえぎり画面を真っ暗にしてドタドタと移動しだした。 レンズから手を退け画面に映像が戻ったそこは、戦場だった裏庭だった。 グレネードの生姜が回ったのか、裏庭に入ってきた糞饅頭は全て体が麻痺しているように痙攣していた。 カメラがゆっくりと左右に振られ、今回襲撃に来た糞饅頭、総数およそ40ほどを映した。 「これらの糞饅頭の止めを刺し片付けるまでが自宅警備員の仕事です。 意外と重労働でしょう?」 カチ ちょwwwww 自宅警備員!!! ゆっくりが可哀相 解説とかいらねーからトドメさせw むしろ刺させろwww リアルインベーダーゲーム 環境破壊だ! ゆっkkりおいjmる八橋ね!!!!! 糞饅頭で遊んでただけじゃねーかwww 糞饅頭 と だろ カチ 同感同感ノリノリで遊んでるだけにしか見えなかった。 ガチャガチャと画面が揺れ、糞饅頭どもを背に、やり遂げた感じを漂わせ、 「ちなみに、あの糞饅頭たちの末路は、 焼却してその焼却灰を使った忌避剤になるか、 肥溜めにぶち込み腐らせて堆肥になるか、 加工所に引き取ってもらったり、 箱詰めして町に出荷したりしてます。」 オオエコロジエコロジーリサイクルリサイクル 働く自宅警備員フタバトシアキ(仮名)は、エアガンを背に回し姿勢を正すと、敬礼しながら、 「本動画を最後までご視聴いた「ゆっくりしねえぇぇぇぇぇ!!!!!」痛!」 何時の間に近寄っていたのか、ゆっくりまりさが枝を銜えその足に一撃を加えていた。 「痛えな!この糞饅頭が!」 ヴィポポポポポポポポポポ・・・ 超至近距離で200発を一気に食らったまりさは、赤黒い卵を産み付けられた何かのような姿になっていた。 カチ 天罰覿面www GJまりさwww まりさざまあwww まりさぐっじょぶwww 神様はちゃんと見てるんです よwくwやwっwたwまwりwさw ゆっくりは生粋のコメディアンだねwww 自業自得wwwww 良く分かってるなまりさw 死んどけば苦しまずに済んだのにwww 「最後までご視聴いただきありがとうございました!」 掴み上げたまりさをぼっすんぼっすん殴りながら挨拶をする働く自宅警備員フタバトシアキ(仮名) 画面が黒くフェードアウトして(画面を埋め尽くす七色の「ゆっくりしていってね!」の文字) 簡単なスタッフロールが流れて動画は終わった。 ふー。農家も大変だな。 動画を見てすっきりしたので、 透明な箱に詰めた糞野良饅頭一家の制裁は延期とし、蓋をロックして部屋の隅に片付けた。 後日、この動画は削除されていたが、 黒コスの自宅警備員宅外派遣部隊とは別に、 迷彩柄の自宅警備員宅外支援部隊と言う全く関係ない部隊が有志達の手で勝手に設立され、 農家を中心としたゆっくりの駆除や被害防止のボランティア活動に尽力し、 農家のお年寄り達に大変感謝され、 「日本の若者もまだまだ捨てたもんじゃない。」と、感心されたそうな めでたしめでたし 後書き 頭の良くなる音楽はモーツアルト。 やる気の出る音楽はワーグナー。 ワーグナーの『ワルキューレの騎行』をググると映画「地獄の黙示録」がほぼセットで出てくるんだぜ。 それはまあ置いといて、 餡庫に入れなくなった時に本スレが分からずググりまくってたら最悪板に行き着いて、 そこで「ゆっくりの魅力は動画の*****」とあったので見てみた 気がついたらゆっくりに関係ないFPSの実況動画やMOD動画を漁っていたよ その実況動画がこのSSの出発点でした。 本当にどうでも良い事ですね。 最後までお読み頂きありがとうございました
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595: yukikaze :2017/02/15(水) 23 55 53 日清戦争史 第四章 混乱 黄海海戦での完全敗北は、紫禁城に激震をもたらした。 大敗の第一報を聞いた皇帝は、一瞬顔を青ざめるも、次の瞬間、戦死した丁司令官の一族を直ちに族滅するよう金切声をあげたとされる。 さすがにこれは、李や西太后が止めたものの、皇帝の丁に対する怒りは凄まじく、財産没収と官職剥奪、更には葬儀すら許さぬという苛烈ぶりであった。(なお、降伏した「鎮遠」の将兵の一族に対しては、「売国奴」「臆病者」として、直ちに官位剥奪及び流刑にしていた) また、大敗に対する怒りからか、海軍残存部隊への扱いは冷たく、海軍基地に残留していた兵は、悉く陸戦隊として最前線に配属されることになる。 当然のことながら、彼らの士気や規律は最悪レベルであり、陸軍からは「弾除けにもならない」と罵倒され、それが更に規律の悪化につながるという悪循環振りであった。 そして、海軍の大敗と皇帝の海軍への侮蔑感は、同時に海軍推進派であった李の政治基盤を揺るがせるのに十分であった。 無論、清国内において精鋭の陸軍を有していたことから、海軍壊滅即失脚にはならなかったが、それでも彼に対する風当たりは強くなり、反対に皇帝の側近や、李の政敵と言っても良い塞防派の勢いが増すことになる。 それは、老練な政治家である李に代り、感情的な思考しかない側近と、功名心に逸る塞防派が戦略を練るということであり、このことは清国の戦争指導が、極めて近視眼的なものへと陥らせることになる。 さて、北洋水師大敗によって制海権を完全に牛耳られた清国であったが、彼らは(しぶしぶながら)日本侵攻の戦略を諦め、代わりに朝鮮半島で遅滞防御戦を行いつつ、疲労の極にある日本陸軍を、塞防派の精鋭部隊によって完膚なきまでに叩き潰すという戦略を策定する。 彼らにしてみれば、海でついたケチは、陸での大勝利によって取り戻せることができ、そして自分達にはそれだけの実力があると確信をしていたからであったが、問題は、朝鮮半島での遅滞防御は李の部隊に任せるとして、主力部隊をどこに置くかであった。 当初、塞防派が主張したのは奉天であった。 東北部有数の要衝であるこの地は、大軍を養う事も可能であり、且つ半島にも近かった。 故に迅速に行動に移すのであれば奉天に陣取るのが一番良いのだが、皇帝側近から「蛮夷どもが天津に上陸した場合どうするのだ」という意見が出るに及んで、事はそう簡単にはいかなくなる。 皇帝側近にしてみれば、まず重要なのは自分の生命財産であり、それ以外の事象は全くの無価値であった。 そして彼らは、蛮夷の総大将ともいうべき人間が、天津から一気に北京を突く策に賛同しているという事を漏れ聞いて、自らの権益を守るために、北京防衛を主張したのである。 勿論、名目上は「蛮夷どもに帝都を犯させるなどあってはならない」という、誰もが表立っては反論できない理由を押し立てていたが、 彼らの本音がどこにあるかは、自明の理であった。 塞防派は、側近たちの真意を理解し、「奴らには大軍を渡洋させるだけの力はなく、上陸させたとしても2個師団が精々である。それならば、帝都の禁軍数万で十分対応できる」として、あくまでも奉天での戦力集結を訴えたのだが、11月に日本軍が1個軍団3個師団の兵力を、旅順の付け根にあたる花園江に上陸させ、一週間もたたずに金州を制圧し、旅順司令官である葉志超から悲鳴の如き救援要請が出てからはそうも言ってられなくなる。 597: yukikaze :2017/02/15(水) 23 57 01 塞防派は、あくまで敵部隊の主力は朝鮮半島から北上してくると考えており、旅順の部隊は、直隷で決戦をする為の地ならし部隊であると判断していたのだが、日本軍は朝鮮は無視して、先に旅順を制圧しに来たのである。こうなると騒がしくなるのが、皇帝側近であり、彼らは「一日も早く帝都防衛体制を取るべし」と騒ぎ立て、しかも皇帝までもが「この上は、朕自ら精兵を率い、北京近郊での決戦を行う」などと、やる気があるのはいいのだが、戦略的には頼むから邪魔しないでくれレベルの発言をし、とどめに威海衛にも時間をおかずに日本軍1個師団が上陸したことで、彼らの目論見は完全に消滅することになる。 結果的に彼らは、奉天に置くはずだった主力部隊を、天津及び皇帝直轄部隊として北京に置き、旅順を落とした日本軍が、北京を長躯突かないよう、朝鮮に送る予定であった李の子飼いの部隊を、錦州に駐屯させることで防壁とすることに決定した。 勿論、増援軍が来ないことに、朝鮮政府は悲鳴を上げることになるのだが、清側は完全にそれを黙殺していた。 もう既に日本侵攻が実質的に不可能になった以上、朝鮮の役割は、清への物資供給および侵攻してくる日本への足止めによる消耗以外何もないのである。 彼らは、征東行省長官に対し「錦州への物資の補給と根こそぎ動員で侵攻してくる日本への肉壁としての準備をせよ。何人死のうが構わんので、成果を出せ」と厳命を下し、件の男も忠実にそれを行っていた事で、もはや朝鮮の統治は四分五裂状態に陥っていた。 如何に属国とはいえ、後先をまるで考えてないこの対応は、後々ツケとして帰ってくるのだが、皇帝とその取り巻きの思いつきとしか言えない発言に振り回されていた塞防派には、そんなことまで思い至るだけの余裕は更々なかった。 こうして清側は漸くにして戦略を確定させることになるのだが、如何せん北洋水師の壊滅により、黄海及び渤海の制海権が日本側にとられてしまったことで、日本側は好きな時に好きな場所に上陸することができるという事実に、彼らは今更ながらに事の重大さを認識することになる。 実際、度重なる命令の変更は、清軍の行動に混乱を生じさせ、紙の上では、天津付近に8万、北京に7万、錦州に5万いる形になっているのだが、実際には命令の伝達上の不備等も重なって、天津に5万、北京に5万、錦州に4万、満州に2万、その他4万人は移動中という有様であったし、錦州や天津では急ピッチで防衛ラインを作り上げていたものの、未だ完成には程遠いという有様であった。 特に錦州方面部隊は、「一月はもってくれるであろう」と、願っていた旅順の守備部隊が、2週間持たずに陥落してしまったことに慌てた北京上層部の誰かが、「今すぐ田庄台にまで進出して迎撃せよ」という命令をだし、慌てて先遣隊として5千の軍勢を出したら、今度は「田庄台進出を取り止め、錦州で防衛せよ」と命令が下り、溜息をつきながら戻す命令を下したら、更に「先遣隊及び満州に残っている部隊とで、2万の軍勢を以て、遼陽に布陣し、旅順から進行する日本軍を挟み撃ちにせよ。なお、遼陽にはイクタンガが指揮し、錦州は宋慶が指揮せよ」という命令が出されるなど、もはや「どの命令が正しいのかわからない状態」に陥っており、宋が盛大に溜息をつきながら、何とか命令通りにした瞬間、「ただちに左宝貴に兵1万を率いさせて、田庄台を固めさせよ」という命令が来た時には「皇帝陛下の取り巻き共と塞防派の連中は、紙の上だけで戦争をしているのか!!」と怒鳴りつけるのも無理はなく、しかもこの発言を問題視した取り巻きの誰かによって、宋慶が北京に召喚されたことで、錦州軍指揮官代理になった劉盛休とイクタンガそれに田庄台に急いで向かった左宝貴の内、誰が総指揮をとるのかの合意が取れておらず、この時点で指揮系統面で錦州方面部隊は崩壊したと言ってよかった。 それを示すように、旅順を落とした日本軍第二軍団(指揮官:沼間守一中将)が、錦州方面軍の混乱をついて営口まで進出したことを危険視した左宝貴は、部下の「錦州と遼陽の援軍を待って出撃すべき」という意見を振り切って出撃したのだが、既に営口を落としていた沼間守一中将は、旧幕府軍の中では屈指の名将と言われただけあって、巧妙な防衛ラインを作成することによって、左の軍勢の吶喊を悠々と受け流し、彼らが気付いた時には、砲兵部隊だけでなく機関銃部隊からのもっとも濃密な射線を受ける場所にまで誘導されていた。 「勇敢だ。だが無謀だ」 先頭をきって突撃してきた左が真っ先に肉塊になるのと共に、左が率いた清軍が壊滅的な打撃を受けたのをみた沼間は、しかしその地獄絵図にも何ら躊躇せずに敵軍の殲滅に入っている。 598: yukikaze :2017/02/15(水) 23 58 52 彼らの役目を考えるならば、ここで相手を叩けるだけ叩いておかない策はない。 無論、一部の兵は『わざと』逃がすことによって、遼陽と錦州の部隊の更なる士気の低下を図らせる予定ではあるが、これからの戦で楽をする為には、敵の兵を減らすのに越した事はない。 欲を言えば、遼陽の部隊も纏めて殲滅できればよかったのだが、こればかりは致し方がない。 そもそも、敵の先手衆が来てくれただけでも、こちらとしては十分な戦果なのだ 「遼陽の部隊は、うちに増援で来た2個旅団を海城及び牛荘に進出させることで防衛可能。残りは予定通り錦州に向かう」 掃討戦にあらかた目途が立った後、沼間は、統帥本部の作戦通り行動を開始する。 彼にしてみれば、この作戦案は少しばかり巧緻に走っている部分はあったが、それでもまあ許容範囲であった。 少なくとも、主目標は徹底しているし、それを達成するための兵站も達成されている。 どこぞの水戸の馬鹿が、主目標もあいまい、兵站も滅茶苦茶という、悪夢以外の何物でもないしでかしで散々苦杯をなめさせられた沼間にとっては、この二点は死活問題であった。 まあ戦の腕はからきしだが、軍政家としては超一流の山縣や、同じく戦略の大家である種田が目を光らせているから、そういった馬鹿が組織のトップになることはそうそうないであろうが。 「第十三師団の土方中将に田庄台を抑えるように命じろ。勿論、住民に無用な損害を与えないようにな」 まあ土方中将にはいらん訓令だろうがな、と、沼間は煙草を投げ捨てながら一人ごちた。 京都で維新志士相手に猛威を振るった新撰組の「鬼の副長」であり、一部の維新志士気取りのボンクラの暴走で、西郷元帥がせっかく話をまとめた東北諸藩の恭順があわや崩壊しそうになった時に、会津の家老と共に、呵々大笑して腹を切って戦を止めた近藤勇の後を受け継いだ男は、戦術の鬼才であると共に、今ではもう珍しくなった武士の気風を頑固に守り続けていた。 そんな男にとっては、敵兵相手に詐術を使うことなど何の呵責もないであろうが、無辜の民が戦の巻き添えになることは死んでも耐えられないだろうし、仮に部下がそんなことをしたら『士道不覚悟』と、自ら首を跳ね飛ばしかねない御人である。 『文明の戦い』に拘る東京の連中としては、住民への無用な被害など御法度であり、それを考えるならば全軍の切っ先に土方中将を置いたのは、誠に理に適っていた。 「後は時間との勝負か。攻城戦を考えると正直厳しいが、あの玩具も使うか」 作戦が発動するまでおよそ3ヵ月間しかない。 第二軍団に課せられた条件を考えるならば、厳しいと言えば厳しいのだが、それで文句を言うほど、彼も旗下の将兵達もヤワではない。 ついでに言えば、東京から「攻城戦用の新兵器」とやらも複数持ち込まれてもいた。 彼にしてみれば、威力はなかなかだが「使い所が難しいな」という代物でもあったのだが、この際そう言った問題には目をつむるつもりであった。 「まあいいか。景気のいい花火と思えば」 錦州城に籠っていた劉将軍が聞いていたら、間違いなくこの発言に激怒したであろう。 沼間の言っていた「景気のいい花火」とは、史実で言う所の九八式臼砲であり、短射程で且つ数回発射すれば発射筒が壊れる代物であったが、威力直径が200m近い化物が数十発も一度に城壁に叩きつけられれば、当時の防壁で防げというのが酷というものであった。 当初の予定より幾分速い2月上旬。日本陸軍第二軍団は万全の態勢で錦州城前面に展開。 錦州城の堅い守りを当てにしていた錦州の防衛部隊は、攻撃二日目に起きた大規模な爆発と城壁の崩壊によって大混乱に陥り、そして沼間の三個師団が、軍団規模の朝駆けをかけた事で、混乱から回復することなく防衛線が崩壊し、劉将軍は自刎して果て、錦州防衛部隊の指揮系統は完全に消滅することになる。 そして沼間はその混乱を最大限利用し、遂に3月初旬には、北京への北方からの最終防衛ラインである山海関を強行策で落とすことで、統帥本部の計画をクリアすることになる。 そして、山海関陥落を以て、統帥本部は、この戦争を終結に導くべく、『烈風』作戦の発動を命じることになる。 600: yukikaze :2017/02/16(木) 00 09 35 更新終了。清国は何とか防衛戦略を固めたかに見えましたが、指揮系統の混乱を突かれて、遂に北京北方の防衛ラインが崩壊することになりました。 勿論、日本の第二軍団もある程度の損害と、インフラの問題からくる補給の減少には苦労しますが、それでもまだ戦闘能力は保っており、この圧力が北京にいる上層部をさらに混乱させることになります。 新兵器として登場させた九八式臼砲ですが、これ原理的には簡単な代物でして、短射程と砲撃の持続性のなさ、それとこの時代の火薬を考えた場合での威力の低下に目をつぶったとしても、数の暴力を受ければ、当時の清の防壁ではどうにもならないですしそれが達成できるだけの物量と、攻城戦の経験がある日本相手だったというのが不幸の元でした。 前作では、山川でしたが、今回は沼間と土方を出すことに。 沼間は板垣が「ガチで戦術能力高いわ」と嘆いたように、当時の幕府軍では一級の指揮官ですし土方もまた同じでしたので、彼らに参加してもらおうと。 なお、山川も参戦させる予定であります。 史実第一軍が求めていた遼河平原の決戦が、豊富な物量で達成できたことで、日本陸軍の選択肢は「直隷決戦」「山海関からの北京攻略」が実現可能になってきています。 次回辺りで決戦を描こうかと考えています。
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―――サーヴァントを狩り殺す。 そして自分の願いを叶える。 全ては自分が騎士(じぶん)であるために。 彼の思考にあったのはそれだけだった。 純白の鎧は闇夜の中でもなお明るく輝き、凄烈な闘気は何も寄せ付けぬ雰囲気を発していた。盾と剣を持つその青年は、顔色一つ変えずに道を急いでいる。 ―――第四次聖杯戦争に招かれ、それから十年以上を現世で過ごす英霊。 ブリテンにおいてその名声を轟かせた世界で最も偉大な騎士。 サー・ギャラハッド。 それが彼の名だった。 「……出てきたらどうだ」 誰もいない闇夜に向けた言葉は、二人分の言葉で返された。 「奇襲しかけようとしたけど、失敗かよ。しゃあねえ。クイック・デッドといこうかね」 「私としてはドッグ・ファイトでもいいがな」 出てきたのは黒いテンガロンハットをかぶった金髪の男と、飛行服を着込んだ男。 英霊二騎。それを前にしてもギャラハッドは揺るがない。 むしろ、好機とばかりに剣を向けた。 「アーチャーとライダーですか。丁度いい。あなた方には死んで頂く」 殺気に人を殺す力があれば、彼等は百度は死んでいるだろう。 しかし、彼等は自然体を崩さずに立っていた。 「俺に死ねって言った奴らはとっくに墓の下でおねんねだぜ。チェリーボーイ」 アーチャー―――かつて、ビリー・ザ・キッドと呼ばれ、新大陸で悪名を轟かせたアウトローは少しも慌てずに、銃を引き抜いた。その場の誰にも知覚できない疾さで。 「頼まれて自殺するようなら、私は千度は死んでいるよ」 ライダー―――かつて、ソ連人民最大の敵と名指しで呼ばれた空の魔王の背後に、彼の愛機であったJu87が顕現した。 「音に聞こえた早撃ちの技とこの時代の騎士が乗る馬ですか。しかし円卓の騎士に挑むには役不足では?」 「知るか」 38口径の銃弾が火花を散らしながらギャラハッドに去来する。それを彼は盾で受け止めた。 ―――戦争、開始。 上空からは舞い上がったJu87が弾雨を降らせ、地上ではアーチャーが的確に弾丸を当てていく。 ―――しかし、 「おいおい、これだけ撃ち込んで顔色一つ変えねえのかよ。マジで化けモンだな」 痛みは生きる上で必要な機能ではあるが、戦いにおいてはそれが邪魔になる。 動きは鈍り、気合いを乱され、時にショック死すらあり得る。 だが、ギャラハッドにある聖霊の加護は痛覚を与えない。文字通り戦うために生まれた存在だ。吶喊してきたギャラハッドを銃弾で迎撃する。ギャラハッドがそれを盾で受けた瞬間、しかし。 「ばーか」 新たに発射した銃弾が鎧の隙間を襲撃し、血と肉片を散らした。 「小癪な!」 剣を突きの形に構えると、そのままアーチャーの頭部を狙う。 「いいのかい?クラウツのおっさんがおめえをミンチにしちまうぜ?」 ギャラハッドが筋肉の断裂で一瞬動きを止めた、ほんの一瞬。 上空からはかつて悪魔のサイレンと呼ばれた急降下爆撃の騒音が響き渡っていた。 「アメリカ人と同盟を組んでイギリスの騎士を倒すとはな」 複雑な心境に反して、今次の戦争でライダーとして召喚された彼の腕は冴え渡っていた。 思えば、あのサーヴァントは気にくわない。 何度やめろと言っても自分をキャベツ野郎(クラウツ)と呼ぶ。 作戦もへったくれもなく敵に突撃して本人曰く喧嘩を楽しむ。 衛宮士郎や間桐慎二を無理矢理引っ張ってキャバレーで飲みまくる。 自分だって生きていた頃は命令に従わなかったことはあったが、それでもあいつと比べれば可愛いものだ。 気にくわないだらけの男だが、それでも信じられる。 奴に銃を持たせれば、地上最強だ。 「そして、私がこいつにのっていれば地上も上空も最強だな」 そして、空の魔王は地上の敵を噛み砕くべく突撃した。 『空の魔王(カノーネン・フォーゲル)』 アーチャー曰く、「爆弾のばらまき」は、爆炎と大音響で剣の英霊を包み込んだ。 ひゅい。 炎の一点を見続けるキッドは興奮を抑えきれない様子で口笛を吹いた。 「やるじゃねえか」 ギャラハッドの姿は正に満身創痍だ。 全身に火傷を負っている。 片眼は潰れている。 鎧は砕け散って、鍛え抜いた身体が露出している。 だが、それでも、ギャラハッドは立ち、剣と盾を握っていた。 「かはははは、マジで化けモンだわお前。教会の地下の連中もそんな風に喰ってたのかよ」 キッドは、嬉しそうに、しかし痛烈な侮蔑を込めながら嗤った。 「貴様、あれを……」 「見たくもなかったけどな。あのクソ神父様が無理矢理見せやがった」 「相変わらずだな、コトミネめ」 「聞いてもいいかい」 銃を構えながら、アーチャーは訝しむように口を開いた。 「―――なんでだ?俺見てえな悪党なら分かる。理解はしたくもねえけどな。でもアンタは本物の英雄だしそれに……」 キッドの眼光が鋭くなる。 「お前、正気だろ」 聖杯の泥。 この世全ての悪によって湧き出したそれに当てられれば、サーヴァントでも、サーヴァントだからこそその性質は汚染され、黒化する。 前回のセイバーはそれで狂ったというのが、冬木の管理者、遠坂凜の見立てだった。 「貧乳女の言っていた通りだと、思っていたさ。だが、そうじゃねえ。殺し合いやってるからこそ分かるもんもある……お前、前回に召喚されたときから変わってねえだろ」 前回のセイバー、ギャラハッドは、銃を向ける拳銃使いを一瞥すると、苦笑するように吹き出した。 「当然だ。この身は数多の呪いを退け続けた。今更あの程度でなんだというのだ」 「宝具かスキルかは知ったこっちゃねえが、まあそれはいいとしよう。お前の目的は何だよ。聖杯の中身で世界征服でもやらかす気か?」 「……私は、私の責務を果たすだけだ。聖杯探求を」 少し苦しげに言葉を吐き出したギャラハッドの眼は、ここではない何処か遠くを見つめていた。 聖杯探求。 アーサー王の命を受け、パーシヴァル、ボールスと共にサー・ギャラハッドが成し遂げた冒険。見事聖杯を手にしたギャラハッドは天に召されたという。 ここまでが、知られた伝説であり、そしてこれからの伝説の続きは彼等しか知らない。 「……本物じゃなかったってわけだ」 「いいや、本物だったさ。その力で私は英霊の座に至った……それで終わりだ」 「それで?聖杯手に入れてめでたし、めでたしだろうが」 軽薄な言葉に対して、ギャラハッドは苛烈さを増した瞳でアーチャーを睨み付けた。 「ふざけるな!私はそれをアーサー王に献上できぬままに終わったのだ! あのお方に、キング・アーサーに!騎士が役目を達せぬ等、不忠を通り越して怠惰の域だ! だから私は永遠にこの地で聖杯を護り続ける!いつか蘇る王が帰還するその日まで! そして、それで私の聖杯探求は終わる!!」 それこそが世界で最も偉大な騎士と呼ばれた騎士の叫びだった。 伝承によれば、多くの騎士がカムランで散り、アーサー王の時代は終わったと聞く。 しかし、アーサー王はアヴァロンで眠っているだけで、いつかまた蘇るとも聞く。 アーチャーは理解した。つまりはギャラハッドの願いとは。 「おめえは、永遠にこの地の聖杯戦争で勝ち続ける気か?」 「そうだ。聖杯が呼ぶ英霊達の中にあの方が呼ばれる可能性は高い。ならば私はその日まで待ち続ける」 「魔力は……大丈夫か。お前そのためならなんだってやるつもりだろ」 「ああ、魂喰いだろうが、何だろうが、やる。私が騎士(わたし)であるために!」 「そうかい……じゃあ、止めねえとな」 呆れたように手を挙げて「お手上げ」のポーズを取るアーチャーを、今度はギャラハッドが訝しむように口を開いた。 「お前が、いちいちこの地の民の犠牲を考慮する英霊とは思えないが」 「悪党ではあっても、悪の手先じゃないんでね、俺は俺のやりたいようにやる」 銃を向けたままアーチャーは答えた。 「士郎と飲んだ店の酒は美味かった。それだけさ」 「そうか、是非も無い」 盾が昼間を思わせる陽光を発する。光が収まった場所には、白騎士が立っていた。 「この騎士によってお前が手こずっている間に、私は貴様の首を取らせてもらう」 「まあ、こいつの火力だけじゃそうなるな」 アーチャーは自分の手の中にある拳銃を見て、少し苦笑した。 「だがよ」 跳躍。 瞬発力の限界を超えたのではというほどにアーチャーは跳んだ。 「……予定通りだな。爆弾で仕留められなかったのは痛いが」 ライダーの眼中には跳躍したアーチャーと、降りたところを狙うつもりでいるであろうギャラハッドと白騎士がいた。 「お前が銃を持てば、最強だ。だが、銃の威力と性能に限界が生じれば、そこがお前の限界になる。だから、私はお前に貸すだけだ」 精神を集中させる。 「受け取れ、悪漢王!!」 アーチャーがそれを手に持つと言うより、アーチャー自身がそれの付属品のように見える。 それほどに、アーチャーと飛行機が一瞬交差した夜空に出現したそれは圧巻だった。 「けけけけけ!!来たキタキタァ!!!GAU-8 Avengerガトリング砲だあ!!いっぺん撃ってみたかったんだよこれ、簡単に死んでくれるなよ騎士様ァ!!」 呵々大笑したアーチャーは空中で砲身を向ける。そして何らかの操作をしたようにギャラハッドには見えた。 銃声ではなく、砲声。弾丸ではなく30mmの砲弾が、白騎士とギャラハッドを喰らいにきた。 GAU-8 Avengerガトリング砲。 ゼネラル・エレクトリック社製のそれは、アメリカ軍の航空機搭載火砲の中で最強を誇り、主に対戦車攻撃に使用される。 搭載されている航空機は主にA-10だが、これはライダーが召喚することのできる航空機の一つだった。彼自身が開発に参加したこれは、一部の部品だけでも顕現させる事ができる。 機関砲だけを顕現させ、それをアーチャーが使うという作戦こそが、ギャラハッド迎撃の肝だった。 「どうした、セイバーよお!俺はここだぜぇ!!!」 毎分3900発、口径30mmの対装甲用焼夷徹甲弾と焼夷榴弾がまさに鉄の暴風雨として放たれ、剣の英霊に襲来する。もはや音は意味を成さなくなり、眼は光を識別するだけの器官になっていた。白騎士は既に消滅していた。 それでも、ギャラハッドが即死していないのは片手に持つ赤十字の白盾と、一瞬の遅れもなく振るう選定の剣によって弾雨を斬り落としているからだ。 それでも、鉄の暴風雨はあまりにも強大だ。手は感覚が無くなりかけている。 意識は弾雨を防ぐだけで精一杯であり、一瞬でも気を抜けば容易くギャラハッドは落命するだろう。 だが―――。 「退けぬ……」 端整な顔立ちは既に鬼の貌に変貌し、全身に刻まれた傷と共に凄みを見せている。 正に危機というとき、しかしギャラハッドは獰猛に歯を食いしばっていた。 「故国(ブリテン)の滅亡と、騎士達の絶望が私を捕まえて離さない」 剣戟が更に疾く、鋭くなった。 「この底無し沼のような闇から逃れ出るには、あの方に引き上げてもらうしかない」 盾を無理矢理に前へと出す。聖盾は猛攻の前に少しずつだが弱っているのが分かった。 「この程度で、私を殺せると思うな。アーチャーァァァァァァ―――!!!」 咆吼。盾は遂に轟音と共に砕け散った。いや、ギャラハッドが砕いたのだ。 壊れた幻想(ブロークン・ ファンタズム)。 それがもたらした爆発は砲弾の雨を一瞬、数時間にも感じられる一瞬を遅らせることに成功した。 ギャラハッドは跳躍した。 先ほどアーチャーが行ったよりも更に高く、早く、跳んだ。 「キング・アーサーァァァァァァアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」 一閃する剣戟に、機関砲を上に向けるには間に合わない。 しかしアーチャーは全く怯えていなかった。文字通り悪戯小僧(キッド)のように笑うと、いつの間にか銃弾を装填した愛銃―――サンダラーM1877を抜いた。 「根性あるじゃねえの!喧嘩はこうじゃねえとなあ!!」 銃声。 頭骨を砕く音が、響き渡った。 「ハアッ、ハアッ、ハア……」 肩で息をつくギャラハッドの片手は綺麗に無くなっていた。 壊れた幻想(ブロークン・ ファンタズム)の爆発は、片手を根刮ぎに削ぎ取ったのだ。 「けっけっけ、片腕貰ってやった。俺も消えるが、まあいいか」 軽薄な声は背後から聞こえてきた。 頭蓋を砕かれ、霊核を破壊されていながら、それでもアーチャーは笑っていた。 ふてぶてしくも、地面に大の字に転がって星を眺めている。 そんなもう間もなく消えるであろう弓兵を、ギャラハッドは一瞥し、剣を地面に突き刺した。アーチャーの笑い声が止まる。 「聞け。私は貴様が嫌いだ。その軽薄な態度も、我欲まみれの行いも、騎士道をまるで理解しようともしない態度も全てが気に障る」 だが、と言葉を区切った。 「貴様は間違いなく、本物の英雄だったよ」 その言葉に、アーチャーは無言を貫き、にやりと不敵に笑って消えた。 それだけを見ていたギャラハッドの上空を、Ju87が飛んでいく。爆撃する気は無いらしい。盾を失い、片手を失ったことを自分のマスターに報告しに行くのだろう。それは痛手だが、仕方が無い。 「立ち止まって、いられるか」 剣を地面から引き抜くと、ギャラハッドは歩き始めた。 東の空が白み始めている。今日の聖杯戦争は終わった。 夜明けをほんの少しだけ見ていると、ギャラハッドは再び歩き始めた。 全てはブリテンのために、アーサー王のために、何より騎士にしかなれない自分のために。 暁をJu87は飛び続ける。マスターの元に聖杯戦争の情報を届けなければならない。 ライダーはエンジンが焼け落ちても飛び続けるつもりでいた。 ふと、独り言が口から出た。 「ギャラハッドの片腕をもいだなんて、『座』で自慢ができるぞ。ウィリアム=H=ボニー」 夜明けがJu87の機体を照らしていく。 「いや、ビリー・ザ・キッド、お前は正に地上最強の英雄だったよ。ガンマンの時間は終わった。これからは正義の味方が征く時間だ」 何故か、あいつはあの少年を気に入っていた。笑って消えたのも、あの少年を信じたからだろう。おもむろに片手を上げて、敬礼をした。 「Sieg Heil(勝利万歳)!!」 朝日は既に燦々と輝いていた。 ……太陽が見える。風が吹いている。 これは、あの新大陸の陽光と風だ。そこを竜巻のように駆け抜けた者だけが、これを感じることができる。そうだ。俺はここに帰ってきたのだ。 あのいまでも思い出す喧噪と熱気が溢れる国へ、自由の大地へ。 彼は昔と同じように、テンガロンハットを被り、コートを着て、銃をホルスターに収めた。これで恐い者無しだ。そして馬にまたがり、荒野を目指し、駆けた。 アメリカのある墓の前の石碑にはこう記されている。 真実と経歴。21人を殺した。少年悪漢王 彼は彼らしく生きて死んだ。 ウィリアム・H・ボニー 『ビリー・ザ・キッド』
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NEXT-PLUSモードでは機体ごとに固有のスキルを持っており、機体レベルアップで新しいスキルを覚えていく。 各トライアルでは、ひとつのミッションにつきひとつだけチーム内の機体のスキルを選択し、戦いを有利にすることが出来る。 また、一度のMAP攻略で各スキルは一度しか使うことが出来ない。 スキルは効果対象が決まっていて、僚機に効果が及ぶ場合もあるが、自機でも効果を受けられない場合がある。 機体購入画面でセレクトを押すとスキルの詳細を確認できる。 ちなみに、通信協力モードでは自分と相方それぞれがスキルを選択して出撃することができる。 もちろん味方全員や同タイトルに影響を及ぼすスキルなら条件さえ合えばその相方にも効果を適用させることができる。 それぞれ違う内容のスキルを選ぶのもいいが、スキルがほぼ同じ内容でも効果が重複するようになっている。 例えば、自分と相方がブースト量が約3倍になるスキルを選ぶ。 双方の機体に適用させることができれば、ブーストはほぼ無限といっていいほど減らなくなる。 また、別の例として、自分と相方がリロード時間が短縮されるスキルを選ぶ。 双方の機体に適用させればGXのサテライトがものの5秒前後でリロードされたり、 ダブルオーのトランザムが10秒すら必要としない早さで発動可能になるなど、 一時的にチートのような状態を作り出すこともできる。 なお、リロード時間短縮系のスキルは、チャージショットの溜め時間には影響しない。 (特にDXのツインサテライト・ウイングゼロ(EW)のCSにとっては大問題。) リロード時間の短縮はfloat値で設定されているが、CSはそれがないためである。 LvMAX(26)まで強化するのに必要なEXP: 1000コスト機体 453,000EXP 2000コスト機体 624,000EXP 3000コスト機体 864,000EXP ※格闘、射撃特化機体は強化項目がひとつ少ない分ポイントも少なく済む。 名称 習得機体 習得Lv 対象 効果 全性能強化LV.1 ガンダム 1 自機 全性能(耐久・攻撃・機動)が少しアップ ガンダムMK-II(白) 4 V2ガンダム 5 アカツキ 5 ガンダム試作3号機 1 ダブルオーライザー 1 全性能強化LV.1β ストライクガンダム 6 同タイトルMS 全性能強化LV.2 ガンダムMK-II(黒) 12 自機 全性能がかなりアップ V2ガンダム 15 全性能強化LV.2β Zガンダム 14 同タイトルMS 百式 13 ガンダムF91 12 ガンダムシュピーゲル 10 ターンX 11 フリーダムガンダム 22 アカツキ 11 ザクII改 12 プルプルー! キュベレイMk-II(黒) 7 ニュータイプ ああハマーン様! ハンマ・ハンマ 1 ヒロイン機 ジーク・ジオン! サザビー 14 ジオン デスティニープラン デスティニーガンダム 15 主人公機 俺がガンダムだ! ガンダムエクシア 11 ガンダムタイプ 全性能強化LV.3β キュベレイMk-II(赤) 14 同タイトルMS 全性能が大幅アップ サザビー 19 ガンダム試作3号機 18 ダブルオーライザー 17 ユニコーンガンダム 17 僕らが戦わないと…! ガンダム 26 主人公機 一斉にかかれ! アッガイ 25 低コスト 私を導いてくれ…! ジオング 25 非ガンダムタイプ ガンダムーッ!!! V2ガンダム 23 ガンダムタイプ やめてよね ストライクガンダム 22 換装型 アンタって人は!! デスティニーガンダム 23 ライバル機 不可能を可能に! アカツキ 23 換装型 エースのチャンス ザクII改 26 非ガンダムタイプ 逆境の底力 ゴッドガンダム 15 自機 瀕死時に攻撃力と防御力が激増 ザクII改 17 逆境の底力β νガンダム 13 同タイトルMS ガンダムX 18 陸戦型ガンダム 14 ひ、退かねぇぞ!! ガンキャノン 24 連邦 仮面の意味 シャア専用ザク 20 仮面 死なばもろともだ! ガンダムMk-II(黒) 22 ニュータイプ まだ終わらんよ! 百式 22 味方全員 パワーがダンチだ! ZZガンダム 26 ニュータイプ エマージェンシーだ! ヴィクトリーガンダム 22 低コスト 明鏡止水の境地 ガンダムシュピーゲル 17 近接戦特化型 D.O.M.E.の導き ガンダムDX 23 主人公機 ばかにするな~! カプル 16 低コスト アンタは俺が! インパルスガンダム 23 主人公機 この海は、地獄だ… ガンダム試作3号機 24 中コスト パワー強化LV.1 ゲドラフ 1 自機 攻撃力が少しアップ カプル 1 デスティニーガンダム 1 パワー強化LV.1α アルトロンガンダム(EW) 1 味方全員 デュエルガンダムAS 1 ケンプファー 1 グフ・カスタム 1 パワー強化LV.2 ガンダム 7 自機 攻撃力がかなりアップ Zガンダム 6 ZZガンダム 10 シャイニングガンダム 1 ノーベルガンダム 1 パワー強化LV.2α アルトロンガンダム(EW) 6 味方全員 インパルスガンダム 18 パワー強化LV.2β ジ・O 8 同タイトルMS ガンダムエピオン 1 ガンダム試作2号機 11 ファイター魂 ゴッドガンダム 1 近接戦特化型 パワー強化LV.3 シャイニングガンダム 17 自機 攻撃力が大幅アップ ウイングガンダムゼロ 12 ガンダムDX 18 パワー強化LV.3β ビギナ・ギナ 18 同タイトルMS ゲドラフ 14 ガンダムデスサイズヘル 12 イージスガンダム 17 デュエルガンダムAS 13 ケンプファー 12 アクシズの指導者 キュベレイ 14 ジオン ガンダムを見た者を… ガンダムヘビーアームズ改 12 ガンダムタイプ パワー強化LV.4β ゴッドガンダム 20 同タイトルMS 攻撃力が超大幅アップ アルトロンガンダム(EW) 16 デスティニーガンダム 18 噂ほどではないわ! ドム 23 非ガンダムタイプ 君と言う人間が好きだ ジ・O 23 ライバル機 不愉快なヤツめ! キュベレイMk-II(赤) 19 射撃特化型 ガンダムの力はっ…! νガンダム 26 ガンダムタイプ 粛清しようというのだ サザビー 25 ライバル機 仮面を外せない貴方は ビギナ・ギナ 24 仮面 全身全霊の抱擁 ゲドラフ 23 ヒロイン機 人を信じる心があれば ガンダムシュピーゲル 22 中コスト お前を殺す ウイングガンダムゼロ 26 ガンダムタイプ 集中砲火 ガンダムヘビーアームズ改 23 射撃特化型 否、断じて否! ガンダムエピオン 9 近接特化型 あなたに、力を… ガンダムX 8 僚機 炎のモビルスーツ乗り ガンダムX 24 主人公機 私の愛馬は凶暴です ガンダムヴァサーゴ 24 ライバル機 ナチュラルなんぞに! デュエルガンダムAS 23 コーディネイター 星の屑成就のために ガンダム試作2号機 23 ジオン 倍返しだぁー!! ガンダムEz8 23 連邦 怯えろ、すくめ! グフ・カスタム 23 非ガンダムタイプ 俺達がガンダムだ!! ガンダムエクシア 24 ガンダムタイプ 万死に値する! ガンダムヴァーチェ 24 イノベイター 未来を開く力 ダブルオーライザー 23 ガンダムタイプ 攻撃特化 ゲドラフ 17 自機 攻撃力激増 防御力半減 ゴッドガンダム 10 ガンダムヴァサーゴ 17 カプル 4 デュエルガンダムAS 19 流派東方不敗 シャイニングガンダム 24 ガンダムタイプ 死神 ガンダムデスサイズヘル 22 近接戦特化型 俺が、お前を討つ! イージスガンダム 23 コーディネイター 滅びゆく者のために ケンプファー 23 ジオン 吶喊します! ガンダム試作1号機Fb 17 連邦 守ったら負ける! 陸戦型ガンダム 24 低コスト スピード強化LV.1 ウイングガンダムゼロ 1 自機 機動力が少しアップ ガンダム試作1号機Fb 7 スピード強化LV.1α ビギナ・ギナ 1 味方全員 ゲドラフ 7 ノーベルガンダム 7 スピード強化LV.2 ガンダム 13 自機 機動力がかなりアップ シャア専用ザク 15 ドム 4 サザビー 8 マスターガンダム 1 ガンダムシュピーゲル 1 イージスガンダム 12 デスティニーガンダム 9 グフ・カスタム 8 スピード強化LV.2α フリーダムガンダム 16 味方全員 スピード強化LV.2β プロヴィデンスガンダム 18 同タイトルMS インパルスガンダム 13 ストライクフリーダムガンダム 8 スピード強化LV.3 ケンプファー 18 自機 機動力が大幅アップ スピード強化LV.3β ドム 17 同タイトルMS ノーベルガンダム 14 ウイングガンダムゼロ(EW) 20 グフ・カスタム 19 黄昏の彗星 百式 18 中コスト 僕に任せりゃいい! ガンダムF91 16 換装型 仮面砕けるまでの縁 トールギス 15 仮面 ブースト強化LV.1 Zガンダム 1 自機 ブースト量が少しアップ ガンダムMk-II(黒) 5 ウイングガンダムゼロ(EW) 1 ガンダム試作1号機Fb 1 ブースト強化LV.1α ドム 1 味方全員 ガンダムF91 1 ヴィクトリーガンダム 1 フリーダムガンダム 1 ブースト強化LV.2 ウイングガンダムゼロ 7 自機 ブースト量がかなりアップ イージスガンダム 1 ブースト強化LV.2α インパルスガンダム 7 味方全員 ブースト強化LV.3 Zガンダム 22 自機 ブースト量が大幅アップ キュベレイMk-II(黒) 19 V2ガンダム 19 ウイングガンダムゼロ(EW) 16 ストライクガンダム 18 ストライクフリーダムガンダム 14 ブースト強化LV.3α ドム 9 味方全員 ブースト強化LV.3β ガンダム 18 同タイトルMS ジオング 19 ウイングガンダムゼロ 18 トールギス 1 ガンダム試作1号機Fb 13 ガンダムエクシア 18 飛べてしまう… ビギナ・ギナ 13 ニュータイプ 赤い彗星 シャア専用ザク 26 ジオン ブースト量が3倍に激増 刻の涙 Zガンダム 26 ニュータイプ 俗物が! キュベレイ 25 ニュータイプ 迂闊だ、もっと動け! ガンダムF91 20 中コスト 決闘者の翼 ガンダムエピオン 20 近接戦特化型 スーパーバーニア トールギス 23 自機 解放の翼 ウイングガンダムゼロ(EW) 25 味方全員 自由の翼 フリーダムガンダム 26 ガンダムタイプ 仮面下の野心 プロヴィデンスガンダム 22 仮面 そんな世界は傲慢だよ ストライクフリーダムガンダム 24 高コスト フルバーニアン ガンダム試作1号機Fb 24 連邦 新たなる救世主 リボーンズガンダム 25 イノベイター 防御特化 ガンダムヴァサーゴ 14 自機 防御力激増 攻撃力半減 ∀ガンダム 1 ガンダムNT-1 1 防御特化α クシャトリヤ 14 味方全員 防御特化β ガンタンク 15 同タイトルMS ヴィクトリーガンダム 15 ガンダムヴァーチェ 8 対ビームコーティング 百式 1 自機 ビーム系攻撃のダメージ1/3 ガンダムデスサイズヘル 6 アカツキ 1 ファンネルバリア νガンダム 19 味方全員 ヤタノカガミ アカツキ 17 味方全員 マイスターの資格 ガンダムヴァーチェ 13 ガンダムタイプ フェイズシフト ストライクガンダム 12 ガンダムタイプ 実弾系攻撃のダメージ1/3 イージスガンダム 5 連邦の特殊装甲 ガンダムNT-1 14 連邦 隻眼の巨人 クシャトリヤ 18 味方全員 アーマー強化LV.1 ガンダムMK-II(白) 1 自機 耐久力が50アップ ガンダムMK-II(黒) 1 アーマー強化LV.1α ZZガンダム 1 味方全員 陸戦ガンダム 1 ガンダムエクシア 5 クシャトリヤ 1 アーマー強化LV.2 ガンタンク 1 自機 耐久力が100アップ ゴッドガンダム 6 シャイニングガンダム 7 ガンダムデスサイズヘル 1 ガンダムヴァーチェ 1 アーマー強化LV.2α ビギナ・ギナ 5 味方全員 ヴィクトリーガンダム 5 ガンダムNT-1 7 ユニコーンガンダム 10 アーマー強化LV.2β ガンダムMK-II(黒) 8 同タイトルMS アーマー強化LV.3 ガンダムデスサイズヘル 18 自機 耐久力が200アップ アーマー強化LV.3α ガンダムMK-II(黒) 17 味方全員 ジ・O 12 陸戦型ガンダム 18 アーマー強化LV.3β ガンキャノン 20 同タイトルMS ガンダムMK-II(白) 15 ハンマ・ハンマ 11 ガンダムDX 12 ∀ガンダム 19 親父が熱中するわけだ ガンダム 23 ガンダムタイプ 命を生む女性のために V2ガンダム 12 ヒロイン機 造られし命 プロヴィデンスガンダム 6 コーディネイター ジオン再興のために ガンダム試作2号機 17 ジオン アーマー強化LV.4 ノーベルガンダム 18 自機 耐久力が300アップ ガンダムエピオン 16 ガンダムヴァーチェ 17 アーマー強化LV.4α リボーンズガンダム 19 味方全員 アーマー強化LV.4β ZZガンダム 18 同タイトルMS マスターガンダム 19 シャイニングガンダム 20 ガンダムヘビーアームズ改 17 ガンダムNT-1 17 頑丈に出来てんです ガンタンク 20 低コスト さすが∀のお兄さん ターンX 19 ライバル機 フ、楽勝だな ザクII改 21 低コスト オレは、生きたい! ガンダムEz8 19 低コスト 希望の光 クシャトリヤ 22 ヒロイン機 DG細胞 マスターガンダム 8 ライバル機 耐久力が徐々に自然回復 ナノスキン ∀ガンダム 8 ガンダムタイプ 革新の余波 ダブルオーライザー 12 味方全員 私の命を吸って ガンダムMk-II(白) 23 主人公機 耐久力が大幅に自然回復 プルプルプルプルー! キュベレイMk-II(黒) 25 味方全員 この花の香に誓って ハンマ・ハンマ 23 ヒロイン機 自己再生 マスターガンダム 26 味方全員 ユニバース!! ∀ガンダム 26 味方全員 黒歴史の遺産 ターンX 24 高コスト 可能性の獣 ユニコーンガンダム 25 ニュータイプ 射程拡張 ガンタンク 5 自機 有効射程距離が2倍に拡大 キュベレイMk-II(黒) 12 ガンダムヘビーアームズ改 1 ウイングガンダムゼロ(EW) 9 ガンダムX 1 ターンX 1 射程拡張α ガンタンク 10 味方全員 キュベレイMk-II(赤) 8 私にも敵が見える ジオング 14 ジオン 外すなよ…! 陸戦型ガンダム 7 低コスト クイックリロード ガンキャノン 5 自機 リロード時間が減少 ガンダムヘビーアームズ改 5 クイックリロードα ガンキャノン 14 味方全員 ガンダムMk-II(白) 9 キュベレイMk-II(赤) 4 クイックリロードβ ガンダムEz8 6 同タイトルMS リボーンズガンダム 14 クシャトリヤ 7 戦い方を教えてやる ケンプファー 7 非ガンダムタイプ ウェポンコンテナ ガンダム試作3号機 8 連邦 不屈のファイター ゴッドガンダム 26 ガンダムタイプ 攻撃を受けてもよろけない バーサーカーシステム ノーベルガンダム 24 ガンダムタイプ 俺が正義だ! アルトロンガンダム(EW) 22 近接戦特化型 特攻娘ぇ!? カプル 23 ヒロイン機 チョバムアーマー ガンダムNT-1 24 味方全員 指揮の基本 百式 6 味方CPU機 CPU判断力が少しアップ ガンダム試作2号機 1 指揮の心得 ジオング 1 味方CPU機 CPU判断力がかなりアップ ストライクフリーダムガンダム 1 ガンダムEz8 1 リボーンズガンダム 1 用兵の心得 マスターガンダム 12 味方CPU機 指揮の真髄 シャア専用ザク 10 味方CPU機 CPU判断力が大幅アップ キュベレイ 7 νガンダム 1 GPアップ ガンキャノン 1 - 戦闘後の獲得GPが50%アップ ZZガンダム 4 デュエルガンダムAS 8 GPアップ+ アッガイ 6 - 戦闘後の獲得GPが100%アップ ハンマ・ハンマ 7 サザビー 1 ガンダムDX 1 ガンダムX 14 ストライクガンダム 1 EXPアップ アッガイ 1 - 戦闘後の獲得EXPが50%アップ キュベレイMk-II(黒) 1 V2ガンダム 1 ユニコーンガンダム 1 EXPアップ+ アッガイ 9 - 戦闘後の獲得EXPが100%アップ キュベレイMk-II(赤) 1 ガンダムDX 8 ターンX 7 カプル 10 インパルスガンダム 1 ザクII改 6 戦力補充LV.1 シャア専用ザク 1 - 戦力ゲージが1000アップ ジオング 8 キュベレイ 1 νガンダム 11 ガンダムF91 6 ∀ガンダム 13 フリーダムガンダム 8 プロヴィデンスガンダム 14 ダブルオーライザー 7 ユニコーンガンダム 7 戦力補充LV.2 ジ・O 18 - 戦力ゲージが2000アップ ヴィクトリーガンダム 10 ガンダムエピオン 5 トールギス 8 ストライクフリーダムガンダム 19 ガンダム試作3号機 15 ガンダムEz8 11 グフ・カスタム 14 戦力補充LV.3 アッガイ 18 - 戦力ゲージが3000アップ キュベレイ 19 ハンマ・ハンマ 17 スキル消去 シャア専用ザク 5 - 他プレイヤーのスキルを無効化 ジ・O 1 ガンダムシュピーゲル 5 ガンダムヴァサーゴ 1 ガンダム試作2号機 7 ガンダムエクシア 1 戦術的撤退 ガンダムヴァサーゴ 8 - 戦闘に敗北してもリトライ回数が減少しない プロヴィデンスガンダム 1 ザクII改 1 リボーンズガンダム 6 効果名 内部値/備考 全性能が少しアップ 全性能がかなりアップ 全性能が大幅アップ 瀕死時に攻撃力と防御力が激増 与ダメージ率1.7倍、被ダメージ率0.4倍(推定) 攻撃力が少しアップ 攻撃力がかなりアップ 攻撃力が大幅アップ 攻撃力が超大幅アップ 攻撃力激増 防御力半減 与ダメージ率2倍、被ダメージ率2倍 防御力激増 攻撃力半減 与ダメージ率0.5倍、被ダメージ率0.5倍 機動力が少しアップ ステップ、BD速度が上昇垂直ジャンプには効果がない 機動力がかなりアップ 機動力が大幅アップ ブースト量が少しアップ 実際はブースト消費量が減少する ブースト量がかなりアップ ブースト量が大幅アップ ブースト量が3倍に激増 ブースト消費0.33333333倍 ビーム系攻撃のダメージ1/3 実弾系攻撃のダメージ1/3 耐久力が50アップ 現在値・最大値ともに増加する 耐久力が100アップ 耐久力が200アップ 耐久力が300アップ 耐久力が徐々に自然回復 耐久力が大幅に自然回復 有効射程距離が2倍に拡大 リロード時間が減少 攻撃を受けてもよろけない スーパーアーマー、ダウン属性の攻撃もよろけないヒットストップは通常通りなので注意シールドガード時のノックバックが無くなりその関係で照射ビームは最後まで防げなくなる 有効射程距離が2倍に拡大 CPU判断力が少しアップ 思考レベルが上昇する援軍や、CPU判断レベルが最大の時は効果がない CPU判断力がかなりアップ CPU判断力が大幅アップ
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 閉鎖都市・「ゴミ箱の中の子供達」 第14話 ゴミ箱の中の子供達 第14話 喘息の発作を起こし、咳を吐きながらポープは体を折る。その音は班の全員に聞こえたらしい。走っていた全員 が歩を止めてポープを向かって振り返った。 まずい。ポープの喘息でなく全員が歩みを止めた事がまずかった。敵を牽制するものが1人もいないからだ。半ば 反射に近い思考でゲオルグは叫んだ。 「弾幕を張れ」 ゲオルグの指示に部下たちは弾かれたように銃を構えた。背後から追いすがる民兵に銃撃を加え、その動きを 牽制する。これでいい。ゲオルグは安心してポープの元に駆け寄った。 ポープに近寄ると、ゲオルグはその様子を伺った。片手で胸元を押さえながら、地面に手をつくポープはひゅーひゅー と苦しげにのどを鳴らしている。立てるか、というゲオルグの問いかけに彼は首を横に振った。 早急に楽な姿勢をとらせて応急処置を施さねばならない。だが、それはこんな弾雨の只中ですることでない。弾丸 の飛び交わないどこか安全な場所を見つけなければ。顔を上げると正面に一戸建ての民家が目に入った。あれだ。 「ミシェル、チューダー、そこの民家を確保しろ」 民家に向けて指を指しながらゲオルグは指示を飛ばす。命令を受けたミシェルとチューダーは民兵への銃撃の 手を止めると、すぐ脇の民家へ向かった。まずミシェルがドアを蹴破って中へ、続いてチューダーがバックアップ として続く。 残ったゲオルグ達3人はポープを守るように取り囲みながらミシェル達の制圧完了の声を待った。膝射の姿勢で ひたすら民兵に銃撃を続けて、その動きを押さえつける。計ればほんの僅かな時間だったろうが、ゲオルグには それがとてもとても長く感じられた。 「クリア」 ようやくインカムからミシェルの声が流れた。息をつくまもなくゲオルグはウラジミールの肩を叩く。 「ポープを抱き上げられるか」 「ああ、できるぜ」 「よし、やってくれ」 ゲオルグが指示すると、ウラジミールはポープの2m近い巨躯を横抱きの状態で軽々と持ち上げた。さすが班随一の 筋肉ダルマだ。ゲオルグの民家に向かえという命令に従い、彼はそのまま民家へと入っていく。 「兄サン、俺はどうすればいい」 「牽制しながら順番に後退だ、まずはお前からだ」 肩を叩いてゲオルグは後退を促す。指示を受けたアレックスは始めは銃を撃ちながら後ろ足で、その後踵を返して 民家に向かって駆け出した。 アレックスの後退をゲオルグが援護する。短機関銃の重奏が独奏に変わる。あまりの心もとなさにあげそうになった 悲鳴をゲオルグは全霊をかけてかみ殺した。程なくしてようやく通りに響き渡る短機関銃の音色に伴奏が生まれる。 「兄サン」 アレックスがゲオルグを呼ぶ。振り返ると民家の入り口に半身を隠しながらアレックスが短機関銃を撃っていた。 ゲオルグも踵を返し、民家の入り口へと駆ける。転がり込むようにして、ゲオルグは民家の中に入った。 民家の玄関の向こうはすぐにリビングになっていた。入り口すぐ脇の窓ではチューダーとウラジミールが外の敵に 反撃している。奥の壁際ではポープが壁にもたれかかるように座っていた。彼のすぐ脇にはミシェルが付き添うように しゃがみこんでいる。ゲオルグは窓辺に近づくと、チューダーの肩をつかんで引き寄せた。 「チューダー、本部へ連絡だ。喘息の発作により、1名行動不能。よって移動できず。現在位置は……」 太もものポケットから地図を取り出すと、現在位置座標をチューダーに伝える。 本部への連絡は以上だ。無線機のマイクに向かって喋るチューダーをそのままに、ゲオルグはミシェルの元へと 向かった。 「ポープの容態は」 「ステロイドを吸わせたところ。今は安定してるわ」 見ればポープは足を広げて座り、背を壁に預けた状態で、体全体を収縮させるようにして呼吸している。喉を ぜいぜいと鳴らしている様はいかにも苦しげだが、咳はしていないので確かに安定しているのかもしれない。 「移動はできるか」 「しばらくは無理ね」 「そうか」 このままでは合流地点にいけない。どうしたものかと考えていたところで、不意に腕を小さく引っ張られれた。 見ればポープが袖口をつまんでいた。 どうしたのか。しゃがみこみ、ポープの目線にあわせると、弱弱しくだが、唇が動いた。ポープは言葉を発しようと しているのだ。だが、その声はぜいぜいと音を立てる苦しげな吐息に阻まれて聞き取ることができない。その様が あまりにも苦しげで痛々しく、無理をするなと、ゲオルグはポープを諌める。だが、ポープは懸命に発声を続ける。 その健気さにゲオルグの方が折れた。ゲオルグは耳を澄ますと、ポープの唇に意識を集中させた。唇の動きを 追って、ようやくポープの言葉が掴み取れた。 ――先ニ 行ッテクダサイ ポープの唇は確かにそのように動いた。驚くゲオルグをよそにポープは続ける。 ――僕ノ コトハ 気ニシナイデ 健気なポープの申し出にゲオルグの胸は痛んだ。だが、弟を見捨てることなどあってはならないのだ。 「何を言ってる。お前を置いていくわけないだろう」 ――デモ、コノママジャ 足手マトイニ ナッチャウ 「そういうことはもっと切羽詰ったときにいうものだ。今はそこまで追い詰められていない」 ゲオルグの否定の言葉に、ポープは執拗に食い下がる。発作のせいかだいぶナーバスになっているようだ。 言いくるめるよりも、励ましのほうが必要かもしれない。 「それに、コマネチはどうする。俺はウサギの世話なんかできないぞ」 「コマネチ……」 ペットのコマネチの名前を出した途端、ポープの目つきが変わった。疲労で濁りきっていたその瞳に明らかに生気が 宿る。ポープは、声に出してペットの名をつぶやいて、ぼんやりと宙を見つめた。ペットの名前をつぶやきながら、 ポープは何を思っているのだろうか。 程なくポープはなにか決意した眼差しで唇を動かした。 ――モウ少シ ガンバル 「ああ、それでいい」 ゲオルグは微笑みながら頷いた。 話を終え、立ち上がったゲオルグは窓辺へと寄った。窓の近辺は激しい銃撃を受けており、チューダーとウラジミール、 アレックスの3人が物陰に隠れながら防戦を続けてる。はじけ飛ぶ窓枠には思わず圧倒されそうになるが、ゲオルグは なるべく平静を装ってチューダーにたずねた。 「状況はどうだ」 「押され気味ですね」 ゲオルグの問いにチューダーが申し訳なさそうに答える。 ゲオルグは意を決し、窓から外をうかがった。向かいの建物の門の陰や、塀や窓の向こう等、いたるところに 民兵が展開しており、半身を隠した状態でこちらに銃撃を加えていた。 「撃っても撃ってもいくらでも沸いて出てくる。きりがねえ」 短機関銃を撃ちながらアレックスがぼやく。ゲオルグは一旦窓から頭を下げると短機関銃を構えた。 「流石に敵が多い、無駄弾を使うな、撃てる敵だけ撃て」 窓から姿をさらし、ゲオルグも防戦を始める。ゲオルグ達が占拠する民家に突入しようとしたのか、不用意なまでに 接近していた一団に向けて引き金をひいた。3回目でようやくアイアンサイトに覗く男が崩れ落ちる。命中したらしい。 殺人の余韻を味わうこともなく、すぐさまゲオルグは隣の敵に照準を合わせた。 そのとき、うなり声のような轟音とともに、嵐のような弾雨がゲオルグの頭先を掠めた。慌てて頭を下げる。頭に被った ヘルメットに銃弾が掠り、かすれた音を立てた。銃弾がかすったヘルメットの頭頂部をなでながらゲオルグは窓を見上げる。 窓枠の下に身を隠してもなお、敵の連射は止まらない。連射速度に、連射時間、そして何より、うなり声を上げるような 銃声は突撃銃とはあまりにも異なる。これは機銃だ。 「これは機銃か、どこからだ」 「民家の玄関、真正面です」 ゲオルグの質問にチューダーが泣き言をあげるように言った。 なんてことだ。窓からの反撃が完全にふさがれた。思わず機銃のことでいっぱいになりそうな思考をゲオルグはぎりぎりの ところで押しとどめることに成功した。機銃よりも懸念すべきことがあったから。窓から牽制できない以上、接近していた 一団がこのまま突入してくるのだ。 「接近戦用意」 ゲオルグの叫び声と同時に入り口で影が揺らめいた。 民兵が狭い入り口から溢れる様にして内部に突入する。狭いリビングの中での接近戦。相手の表情まで判別 できるような距離での戦いで、ゲオルグは雄たけびをあげながら引き金を引いた。無謀にも先頭を切った民兵達が 銃弾を浴びて次々に崩れ落ちていく。だが、その死体を押しのけるようにして次々と民兵が乱入し、銃を乱射する。 飛び交う銃弾を嫌がるように床を転げながら、ゲオルグは無我夢中で引き金を引き続けた。 狭い室内を銃弾が飛び交う。時計が壁からはがされ、液晶テレビが爆ぜ飛び、花瓶が砕け散る。室内の備品を 次々と砕いていく銃弾は幸運にもゲオルグを狙わなかった。一方で、ゲオルグ達が放つ入り口への集中砲火は、 唯一の突入口故に無防備な姿をさらさざるを得ない民兵達に多大な出血を強要する。 ゲオルグ達の反撃にようやく気色が悪いと判断したのか、突入部隊の生き残りは踵を返して外へと退却し始めた。 向けられた背中にホッとするゲオルグをよそにアレックスが追いすがり、立ち上がろうとする。ゲオルグはその襟元を つかんで無理やり引っ張って引き止める。中途半端に立ち上がった状態で上体を仰け反らせるアレックスの眼前を、 機銃の弾丸が掠めていった。呆然とした状態で尻餅をついたアレックスにゲオルグは怒鳴った。 「頭を上げるな」 「……うん、分かった」 ようやく訪れた小康状態に、ゲオルグは息をつくと、皆の様子を伺った。床にへたり込んだアレックスに異常なし。 入り口の脇で外の様子を伺うウラジミールも同様だ。ふと、チューダーが左手で拳銃を握り締めていることに気がついた。 彼は右利きだというのに。見れば股の間に挟んでいる右腕からは血の雫が滴り落ちている。 「チューダー、右腕はどうした」 「大丈夫です。かすっただけです」 明らかに無理して作ったとわかる歪んだ笑みを浮かべながら、チューダーが遠慮したように言う。だが、床に血溜りを 作るこの出血は、どう見てもかすり傷ではない。 「大丈夫なものか。ミシェルに診てもらえ」 命令するように強い口調で言うと、チューダーも観念したのか頷いた。そのまま彼は頭を上げぬよう中腰で、衛生担当 であるミシェルの元に向かった。 「で、これからどうするのさ、兄サン」 放心状態からようやく立ち直ったアレックスがゲオルグにたずねた。流石のゲオルグも、この質問には考えあぐねる。 現状最大の脅威は正面に据え付けられた機銃だ。窓の真正面なだけに部屋の奥まで射線に入る。室内ですら自由に 行動できないのだ。悪いことに、それに対抗できるような火器は装備していない。 「待機しろ」 とりあえず下した結論は、待機という消極的なものだった。少なくとも、こうして室内で身をかがめて立て篭もっている分には、 機銃の脅威は関係ない。入り口からの突入部隊も先ほどみたいに集中砲火で撃退可能だ。 だが、一度退けた以上、第二波はないだろうとゲオルグは考える。それは決して良いことではなかった。こちらでは対処できない 別方法を相手が取るということだからだ。敵はどんな手を使ってくるのか。自分が相手の指揮官のみで考えろ。ゲオルグは考える。 自分なら、篭城する敵には閃光弾を放り込むだろう。閃光弾でなくても、狭い室内だ。爆発物の類を放り込まれたらお終いだ。 家に火をつけていぶり出すという手もある。防ぐ方法は、ない。機銃で頭を抑えられている以上、外での出来事には手も足も 出せない。今のゲオルグにできることは、敵がそのことに気づくまでに増援が到着することを祈ることだけだった。 不意にアレックスが窓辺へとにじり寄った。どうやら外の様子が気になるらしい。気持ちを同じくしていたゲオルグは、 アレックスに気をつけろと声をかけた。アレックスは慎重に頭を上げて外の様子を伺う。 途端に、アレックスが叫んだ。 「兄サン、ロケットランチャーだ」 しまった。この壁ごと俺達を吹き飛ばすつもりだ。ゲオルグがそう思うよりも早く、窓のある壁が爆発し、熱風と衝撃が ゲオルグを飲み込んだ。 気がついたとき、最初に感じたものは外の光だった。当たり前だ。壁が吹き飛ばされているのだから。吹き飛ばされた 衝撃のせいか、頭の中で鐘が鳴り響いているような耳鳴りと不快な振動があった。軽い脳震盪なのだろうか、どうしようもない ほどの倦怠感で体がひどく重く感じる。 「目が、目がすっげぇ痛ぇっ」 耳鳴りの向こうでアレックスの悲鳴が聞こえた。そうか目をやられたのか。ぼんやりとした思考が、それをなすがままに 受け入れさせる。やがて、ゆっくりであるが思考が明晰さを取り戻していった。現状を再認識すると同時に沸き起こるものは 諦めにも似た感情だった。 壁を吹き飛ばされた以上、最早ゲオルグ達を守るものは存在しない。ロケットランチャーの第2斉射でもいい。正面から こちらを狙っていた機関銃の射撃でもかまわない。今攻撃を受けたら遮るものがないため全滅だ。 全滅という言葉がゲオルグの胸中を占拠していく。最早手はなし。全滅しかないのだ。 身を浸していく諦観の中、ふとゲオルグの中で疑問が鎌首をもたげる。なぜ俺は死んでいない。なぜ次の攻撃がこない。 はっとした意識の中でゲオルグはまぶたを開ける。光を取り戻した視界の中では、倒壊した壁の靄により、太陽の光が 白く散乱していた。 これだ。 「サーマルスコープ」 叫んだときには、体は動いていた。ゲオルグは胸から発煙弾をもぎ取ると、放り投げた。薄くなりつつあった靄の中に、 それと分かる白い煙が立ち込め始める。装着したサーマルスコープの陰影だけの世界で、ゲオルグは確かに見た。 立ち込める煙に躊躇している第2波の突入部隊を。 眼前にかさばるサーマルスコープに不自由を感じながらも、ゲオルグはたたらを踏む人影に照準を定めて引き金を 引いた。サーマルスコープに映る人影が次々と倒れ始める。機銃の強烈な射撃音が聞こえたが、その照準は明らかに でたらめで、その銃弾はかすりもしない。ゲオルグは照準を機銃に取り付いている人間に向けた。つい先ほどまで頭を 抑えられていた恨みをこめて引き金を引く。白い人影が崩れ落ちた。すぐ隣にいた弾薬手と思しき人影が入れ替わりに 機銃に飛びつくが、引き金を引くとその人影も崩れ落ちた。 発生した煙幕にうろたえる民兵達をゲオルグ達は1人ずつ確実に殺害していく。民兵達も何もしていないわけでは ないのだが、反撃しようにもあたりに立ち込める白煙のどこに照準を定めればいいのか分からない。彼らは何もできず 死に怯えながら一縷の奇跡にすべてを託して目くら撃ちをするしかなかった。一方的な攻撃を許す白い煙は、民兵達に とって理不尽すぎる存在だった。 はは、と思わずゲオルグの口から笑い声が漏れた。あふれ出る高揚感を抑えることができない。ロケットランチャーを 撃ち込まれての必死の状況下から逆転し、一方的な殺戮者への転換にはそれだけ胸がすくような開放感があった。 耐えれる。これならば幾らでも耐えれるぞ。乾いた笑いをあげながら、ゲオルグは引き金を引き続けた。 気がついたときには、ゲオルグの視界に敵影はなかった。それでもなお貪欲な気持ちで次の目標を探している 己に気づくにはさらにもう少し時間がかかった。。 敵は撤退したらしい。戦闘終了の事実に高ぶっていた体が急速に熱を失う。入れ替わりに疲労感が津波のように 押し寄せてきた。敵が撤退した理由をひとまず置いておいて、とにもかくにもゲオルグは休みたかった。だが、辺りに 散らばる瓦礫の上に腰を下ろそうとしたところで異変に気づき、ゲオルグは民兵が撤退した理由を理解した。ゲオルグの 耳をくすぐる抑揚のついた電子音。これは自警団のサイレンだ。 どうして次から次に。思わずつきそうになった悪態を、ゲオルグはすんでのところで押しとどめる。とにかくまずは 自警団にどう対処するかだ。ともすれば現状の否定でいっぱいになりそうな頭を空っぽにして、ゲオルグは考え直した。 大人しく捕まるという選択肢は論外だった。逮捕されればどうなる。ゲオルグ達は"王朝"と"子供達"の生き証人だ。 "王朝"は少なからぬ打撃を受けるだろう。それ以上に、"王朝"と"聖ニコライ孤児院"のつながりが発覚したらどうなるのか。 愛すべき弟妹と暗澹とした闇世界とのつながりが白日の下の元にさらされたらどうなるのか。それから先のことをゲオルグは 想像したくなかった。 愛する弟妹達のためには捕まってはならないのだ。残る選択肢は逃亡ただ1つだった。負傷者だらけだが、逃げるしか ないのだ。決意を新たにゲオルグは耳を済ませる。合流予定地点の7号線とは逆のプレトリウス通りの方からサイレンが 聞こえていた。これは僥倖だ。 「アレックス。目の調子はどうだ」 「だめ。痛くて全然あけてられない」 隅のほうで目を手で覆いながらうなだれるアレックスに問いかける。アレックスは目を手で覆ったまま、力なさげに首を振った。 「ウラジミール」 「俺は全然平気でさ」 入り口の脇で腰を落としたウラジミールは平気そうに腕を振り上げた。 「チューダー」 「右手以外は平気です」 リビングの奥のミシェルの脇で申し訳なさそうに座りこむチューダーは、左手をおずおずと上げる。 「ミシェル」 「あたしは大丈夫だけど」 言いよどんで、ミシェルはポープを見やった。 「ポープ」 ポープの元に歩み寄る。体全体を収縮させるようにして呼吸する彼は、なおも苦しげな眼差しでゲオルグを見上げた。 「立てるか」 ゲオルグの問いかけにポープは幾度か繰り返してうなずいた。様子を見るようにゲオルグが場所を空けると、 ポープは壁に手をつきながら弱弱しくだが立ち上がった。そのまま2~3歩歩いたところで足がもつれて膝をつく。 「ウラジミール、肩を貸してやれ」 「おう」 「俺はどうすればいい」 アレックスが叫ぶように言った。ゲオルグは唯一手の空いているチューダーに指示を出した。 「チューダー、目になってやれ」 「分かりました」 チューダーはすぐさまアレックスの元に駆け寄ると、彼の手を引いて立ち上がらせた。 全員が立ち上がったところで、ミシェルがゲオルグにたずねてきた。 「で、どうするつもりなのよ」 「どうって、7号線まで移動する。もうすぐそこだ」 ミシェルの問いかけにゲオルグは事も無げに答える。その平静さに内心でゲオルグも驚いていた。腹をくくれば 人間は極限状況でもここまで冷静になれるらしい。 「現状手の空いてるのはミシェル、お前しかいない。お前が先導しろ」 「お兄ちゃんはどうするのよ」 「殿をいただくさ」 ゲオルグはミシェルに笑いかける。隊列を選ぶ指揮官の特権を誇示するかのように。 了解の返事をし、ゲオルグから離れようとするミシェルの耳元にゲオルグは口を寄せると、ささやく様に言った。 「ミシェル、俺が来なかったら指揮を引き継げ」 「ちょっとそれってどーいう――」 驚いた風に振り返ってのミシェルの言葉を遮る様にしてゲオルグは全員に号令をかける。 「7号線まで前進だ。ほら、行け。行け」 ゲオルグは何か言いたげなミシェルを突き飛ばすようにして外に送り出した。ちゃんとついてきてよね。インカムから 流れたミシェルの呟きをゲオルグは聞かないふりをした。 残り4人を送り出してから、ゲオルグも外に出る。サイレンの音は既に止み、通りの奥では6人ほどの自警団の 治安部隊が3列の横隊を組んでこちらに向かっていた。 治安部隊の防弾装備は万全のようだが、ゲオルグはまさかを期待して引き金を引く。だが、当然のごとく前面に つきたてられた超硬質プラスチックのシールドがゲオルグの抵抗を無慈悲なまでに弾き返した。ゲオルグのささやかな 抵抗に治安部隊は身じろぎすらしない。 重傷者を含むゲオルグ達と治安部隊との速度の差は明らかだった。距離はすぐに詰まっていく。明らかに効果が ない短機関銃にゲオルグもついに見切りをつけた。すまんな。心の中でミシェル達に謝罪しながら、ゲオルグは最後の 手段の決意を固めた。 次の一手としてゲオルグは発煙弾を胸元からもぎ取ると、治安部隊に向けて放り投げた。治安部隊は放り込まれた物体に 初めてたじろいでみせた。だがそれも一瞬だった。彼らはすぐさま隊列を立て直すと、前進を継続する。その姿が白煙の中に 消えたことを確認すると、ゲオルグはヘルメットからサーマルスコープを下げて目に装着した。モノクロになった世界で横隊を 組んだ治安部隊が見える。ゲオルグはその隊列目がけて駆け出した。 思わずあげそうになった吶喊の雄たけびをゲオルグはすんでのところでかみ殺す。治安部隊と部下、両方にこの吶喊を 感づかれたくなかったからだ。愛する弟妹達への想いを自警団への敵意に変換してゲオルグは治安部隊に向けて走る。 煙に包まれていくらか警戒した様子の横隊のその真ん中の男めがけて、ゲオルグは全運動エネルギーを乗せた体当たりを ぶち当てた。真ん中の男は煙の中からの襲撃に完全に不意をつかれたようで体当たりをまともにうけて後ろへ吹き飛んだ。 まずは1人目。 煙の中からの突然の襲撃に混乱を起こす治安部隊の中で、右の隊員の反応は早かった。彼は接近戦だと分かるや否や、 手にしたライオットシールドを水平にして突きを繰り出した。だが、この治安部隊特有の戦闘方法をゲオルグはすでに予測 していた。ゲオルグは体をかがめて回避する。そのまま懐にもぐりこんだゲオルグは、隊員のあごに向けてアッパーを放った。 治安部隊標準のフェイスガード付きヘルメットも下からの攻撃は想定してなかったようだ。顎から宙に持ち上げられた隊員は ヘルメットを弾き飛ばしながら後ろに吹き飛んだ。2人目。 左から雄たけびが上がった。見れば後列にいた隊員が短機関銃を振り上げている。そのまま銃床で殴るつもりなのだろう。 ゲオルグの反応は早かった。彼はまず重心移動で一撃を回避すると、相手の腕をつかみ、ひねり、相手の勢いを利用して 背負い投げた。3人目。 一瞬にして半数を失ったことに恐慌状態に陥ったのか、後列の中心にいた隊員が悲鳴に似た叫び声をあげながら 短機関銃を構えた。銃撃を受ける、その寸前で、ゲオルグは短機関銃を払いのける。そのまま彼は相手の腕に 沿うようにして手刀を相手の首筋に打ち込んだ。首に手刀を打ち込まれ思わず隊員は体を仰け反らせる。その突き出た 腹に向けて、ゲオルグは踏み込みながらの掌底を打ち込んだ。ボディーアーマーを装着していても衝撃は突き抜ける。 隊員はうめき声を上げながらその場に崩れ落ちた。4人目。 後列左側にいた隊員がライオットシールドを突き出しながらゲオルグに向けて突進した。ゲオルグは軽やかに横へと 避けると、隊員の肩を押しながら足払いを駆けて転ばせる。5人目。 後1人。ゲオルグが最後の隊員に向けて振り向いたところで、視界全体をライオットシールドが覆った。シールドによる 体当たりだった。倒した5人目と同じ攻撃だったが、時間差で繰り出されたがために対処できない。駄目か。シールドが 衝突し、身を吹き飛ばす衝撃の中、ゲオルグは自身の無力さを諦観に近い色合いで味わっていた。 シールドによる体当たりを受けて、ゲオルグは後ろに跳ね飛ばされる。サーマルスコープが衝撃でヘルメットごと外れて、 視界が彩色を取り戻した。後ろに倒れこんだゲオルグに、治安部隊隊員が馬乗りになった。そのまま彼は拳銃を振り上げると、 振り下ろす。思わず顔面に持ってきた左手がぎりぎりのところで間に合った。銃の台尻による重い打撃をゲオルグの掌が 受け止める。その勢いで手の甲がゲオルグの頭に激しくぶつかり、星が散る。重なり合った衝撃に手の骨が痛んだ。 隊員は2度、3度と台尻による殴打を繰り返す。左手で顔をかばいながら、ゲオルグは最後の切り札に、と胸元の閃光弾に 手を伸ばした。これには人を吹き飛ばすような力は備わっていない。だが、それでも至近距離ならばマグネシウム粉末の 業火が相手を焼き尽くすはずだ。もちろん、マウントポジションを取られた体勢では、自分もただでは済まないだろう。 覚悟は既にできていた。もとよりそのつもりだった。 銃床の打擲を受けながらの飛び飛びになった思考で、ゲオルグは己の最期について考える。思いついたものは謝罪の 言葉だった。誰に。孤児院の女性、心配そうな面持ちで無事の帰還を願っていた姉、イレアナだった。すまない。姉の 悲しげな顔を想像したゲオルグは心の中で謝罪して、閃光弾を握る腕に力をこめる。 まさにそのとき、轟音が轟き、馬乗りになっていた男が爆ぜ飛んだ。 人が爆発した。血飛沫を頭からかぶりながら、ゲオルグは突然の、あまりにも非現実な出来事にしばし呆然とする。 何が起きたのか理解できぬまま上体を起こそうとしたところで、インカムから響く怒鳴り声がゲオルグの耳を貫いた。 「馬鹿、頭を上げるな」 聞き覚えのあるこの声は、兄のダニエルだ。慌ててその声に従い、頭を下ろすと、眼前を高速で飛び交う何かの 衝撃波がゲオルグの顔を叩いた。ゲオルグは倒れたまま上を向くようにして、通りの奥を覗いた。見れば、奥の通り ――おそらく都市道7号線に停車したピックアップトラックの荷台から轟音とともに焔が上っていた。あれはテクニカルだ。 テクニカルとは、ピックアップトラックの荷台に大口径機関砲を搭載しただけの簡易戦闘車両だ。装甲など施されていないために、 まともな戦闘車両との戦いは望むべくもない。だが、荷台に搭載した重機関砲は、対歩兵に限れば十二分すぎるほどの威力を 持っていた。 テクニカルから放たれる12.7mmの鉄鋼弾にはライオットシールドの超硬質プラスチックも、ボディアーマーのセラミックプレートも、 紙片も同然だった。20000Jのエネルギーはそれらをやすやすと打ち砕いてなお余りある力を持っている。隊員の体内を一瞬にして 駆け抜けた弾丸は、衝撃波を生み出して隊員の体を四散させた。 人間に使用するにはあまりにも強大すぎる弾丸は、嵐となって通りを覆う。突如発生した鉄の暴風に治安部隊の隊員達が できることは何一つなかった。彼らは逃げ惑い、あるいは頼りないプラスチック製のシールドにすべてを託して風に抗い、 ただ死神の気まぐれに祈るしかなかった。そんな哀れな彼らを50口径の死神は、極めて丁寧に食らい尽くしていく。 それは最早虐殺だった。それほどなまでにテクニカルの攻撃は獰猛で、無慈悲で、一方的だった。 道路に展開していた治安部隊隊員を全員食らい尽くしたところで、ようやくテクニカルの重機関砲が咆哮を止めた。 後に残るのは食い散らかされた肉片と、肉が焼ける吐き気を催すような臭い、そしてゲオルグだった。 あたりが静けさを取り戻したところで、ゲオルグは呆けた様子で上体を起こした。だしぬけに取り戻した己の生を 受け止めきれず、茫然自失となる。目の前に広がる酸鼻な光景も、非現実的過ぎて理解が追いつかない。そんな ゲオルグの肩を何者かが叩いた。見れば鼠を思わせるような顔立ちに眼鏡をかけた青年がゲオルグに手を差し伸ている。 この顔は別班の光だ。 「兄さん、帰ろう」 「ああ」 投げやりな返事をしながら光の手をとると、力の入りきらないぎこちない動作でゲオルグは立ち上がる。 テクニカルに向かっているところで、ようやくゲオルグは生還の現実を実感した。生きて帰ったという喜びは不思議と なかった。ただただ疲労感でいっぱいだった。 上へ
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超電磁ロボ コン・バトラーV 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 コン・バトラーV(ビッグブラスト) 葵豹馬 ● 2070 1749 2066 1110 D D D 鉄壁(Lv16) MAX 2402 1949 2291 1290 コン・バトラーV(グランダッシャー) 葵豹馬 ● 2070 1909 2066 999 D D D 必中(Lv10) MAX 2402 2129 2291 1161 コン・バトラーV(グランダッシャー) 葵豹馬 ● 1800 1909 1936 1110 D D D 熱血(Lv20) 【運命を導く者達イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2088 2129 2146 1290 熱血L2 コン・バトラーV(Vレーザー) 葵豹馬 ● 2070 1549 2326 1143 3249 3763 3496 1957 D D D 熱血(Lv20) 【螺旋城イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2401 1724 2581 1329 3827 4417 4042 2299 熱血L2(Lv20) コン・バトラーV(超電磁ヨーヨー) 葵豹馬 ● 2040 1389 2066 1199 3212 3551 3366 2052 D D D 熱血(Lv20) 【閃光!!進化の果て!イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2436 1634 2291 1393 3870 4310 3891 2411 熱血L2(Lv20) 超電磁マシーン ボルテスⅤ 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ボルテスV(ボルテスバズーカ) 剛健一 ● 1800 1472 1934 1239 D D D 根性(Lv5) 【デビルガンダムイベント限定】[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX 2088 1637 2144 1439 ボルテスV(天空剣) 剛健一 ● 2100 1552 1934 1203 D D D 剣装備 MAX 2436 1727 2144 1398 ボルテスV(天空剣) 剛健一 ● 2100 1552 1934 1203 3285 3676 3234 2000 D D D 底力 【地獄王ゴードンイベント限定】[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2436 1727 2144 1398 3870 4314 3738 2350 ボルテスV(超電磁コマ) 剛健一 ● 2100 1472 1934 1239 D D D 気合(Lv5) 【ガルーダイベント限定】[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2436 1637 2144 1439 ボルテスV(グランドファイヤ-) 剛健一 ● 2100 1892 1934 1082 D D D 熱血(Lv20) 復讐鬼たちイベント限定ボスに対してダメージ2~2.5倍小隊の回避率+3~4% MAX 2436 2110 2144 1258 熱血L2(Lv20) 勇者ライディーン 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ライディーン(ゴッドゴーガン) ひびき洸 ● 1950 1631 1929 1620 D D D 必中(Lv10) MAX 2262 1816 2139 1883 ライディーン(ゴッドゴーガン) ひびき洸 ● 1950 1631 1929 1620 3322 2888 2657 2617 D D D 熱血(Lv20) 【地獄王ゴードンイベント限定】[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2262 1816 2139 1883 3913 3383 3069 3075 ライディーン(ゴッドバード) ひびき洸 ● 1950 1991 1929 1573 D D D ひらめき(Lv10) MAX 2262 2221 2139 1828 ライディーン(ゴッドバード) ひびき洸 ● 1740 2111 1929 1665 D D D 念動力 【デビルガンダムイベント限定】[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX ライディーン(ゴッドアルファ) ひびき洸 ● 1950 1711 1929 1573 3322 3009 2657 2540 D D D 必中(Lv10) 【ガルーダイベント限定】[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2436 1637 2144 1439 ライディーン(エネルギーカッター) ひびき洸 ● 1950 1351 1929 1698 D D D 剣装備 復讐鬼たちイベント限定ボスに対してダメージ2~2.5倍小隊の回避率+3~4% MAX 2262 1501 2139 1974 剣装備L2 ライディーン(ゴーガンソード) ひびき洸 ● 1950 1231 1799 1698 3285 3554 2774 2700 D D D 援護攻撃 【閃光!!進化の果て!イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2332 1456 2139 1974 3956 4313 3356 3173 ブルーガー(ミサイル) 明日香麗 ● 1260 1569 1415 2198 2555 3045 2325 3780 C C C 集中(Lv5) 【螺旋城イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 1462 1749 1565 2554 3010 3573 2682 4442 集中L2(Lv5) 無敵鋼人ダイターン3 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ダイターン3(ダイターンザンバー) 破嵐万丈 ● 2250 1512 2063 1239 D D D 必中 (Lv 10) MAX 2610 1682 2288 1440 ダイターン3(ダイターンキャノン) 破嵐万丈 ● 2250 1392 2063 1239 D D D 底力 【ガルーダイベント限定】[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2610 1547 2288 1439 ダイターン3(ダイターンジャベリン) 破嵐万丈 ● 2460 1392 2063 1082 D D D 熱血(Lv20) 【バラオイベント限定】強敵へのダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX 破邪大星ダンガイオー 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ダンガイオー(ダンガイビーム) ロール・クラン ● 2040 1303 1595 1334 D D C 超能力 MAX 2366 1448 1768 1550 ダンガイオー(ダンガイビーム) ロール・クラン ● 2100 1343 1660 1429 D D C 援護攻撃 【運命を導く者達イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2436 1493 1840 1661 ダンガイオー(スパイラルナックル) ロール・クラン ● 2040 1463 1595 1295 D D C 超能力集中(Lv5) MAX 2366 1628 1768 1505 ダンガイオー(ブーストナックル) ロール・クラン ● 1560 1663 1595 1334 D D C 援護防御 デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX ダンガイオー(破邪の剣) ロール・クラン ● 1800 1383 1530 1399 2665 3000 2960 2160 D D C 熱血(Lv20) バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX 2088 1538 1695 1625 3139 3517 3422 2538 ダンガイオー(スパイラルナックル) ロール・クラン ● 2040 1383 1595 1399 3599 3182 3155 1901 D D C 熱血(Lv20) 【螺旋城イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2366 1538 1768 1625 4240 3732 3649 2233 熱血L2(Lv20) 機動戦艦ナデシコ 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 エステバリス空戦アキト(フィールドランサー) テンカワ・アキト ● 1050 1550 1664 1715 2081 3916 2444 2916 C B C 特殊装甲/フィールド MAX 1288 1545 1989 2206 エステバリス0Gアキト(ゲキガン・フレア) テンカワ・アキト ● 1050 1550 1664 1715 2008 4158 2314 2678 C B C 突撃(Lv 13) 【ガルーダオベント限定】[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 1218 1724 1844 1993 2365 4884 2671 3147 エステバリス陸戦ガイ(ゲキガン・ライフル) ダイゴウジ・ガイ ● 1035 1169 1219 2191 D B D 気合(Lv5) デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX 1201 1296 1347 2547 エステバリス0Gガイ(ゲキガン・シュート) ダイゴウジ・ガイ ● 1100 1389 1674 1798 2081 3914 2324 2808 C B C 剣装備 MAX 1288 1544 1854 2090 2451 4596 2681 3299 エステバリス空戦リョーコ(フィールドランサー) スバル・リョーコ ● 1050 1449 1666 1798 2008 3975 2316 2808 C B C 集中(Lv5) 【地獄王ゴードンイベント限定】[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 1218 1612 1846 2090 2365 4668 2673 3299 エステバリス0Gリョーコ(フィールドランサー) スバル・リョーコ ● 1020 1389 1601 1798 C B C 剣装備 MAX 1183 1544 1774 2090 エステバリス0Gリョーコ(ディストーションパンチ) スバル・リョーコ ● 1050 1589 1666 1715 2008 4096 2316 2678 C B C 集中(LV 5) 【バラオイベント限定】強敵へのダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX 1218 1769 1846 1993 2365 4811 2673 3147 エステバリス空戦ヒカル(フィールドランサー) アマノ・ヒカル ● 1050 1348 1792 1798 2008 3853 2442 2808 C B C 集中(Lv5) 【螺旋城イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 1218 1498 1987 2090 2365 4524 2820 3299 集中L2(Lv5) エステバリス0Gアカツキ(フィールドランサー) アカツキ・ナガレ ● 1080 1350 1725 1698 C B C 剣装備 MAX 1253 1500 1913 1974 テツジン(グラビティ・ブラスト) 白鳥九十九 ● 2100 1476 1802 1480 C D C 援護防御 MAX 2436 1641 1997 1720 ダイテツジン(ロケットパンチ) 白鳥九十九 ● 1800 1556 1802 2220 3504 3071 2647 3410 C D C 集中(Lv5) MAX 2088 1731 1997 2580 4128 3601 3057 4007 集中L2 ダイマジン(ロケットパンチ) 月臣元一朗 ● 2010 1476 2065 2128 3650 2906 3201 3000 C D C 特殊装甲/フィールド MAX 2332 1641 2290 2473 4300 3406 3698 3525 特殊装甲/フィールドL2 機甲戦記ドラグナー 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ドラグナー1型(L)(75mmハンドレールガン) ケーン・ワカバ ● 1260 1232 1670 1850 2263 3676 2580 3000 C D C 気合(Lv 5) MAX 1462 1367 1850 2150 ドラグナー1型カスタム(6連デュアルミサイルポッド) ケーン・ワカバ ● 1320 1192 1930 1998 C D C 加速(Lv7) デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX ファルゲン・マッフ(デュアルミサイルポッド) マイヨ・プラート ● 1410 1194 1933 2198 B C C 加速(Lv7) MAX ファルゲン・マッフ(レーザーソード) マイヨ・プラート ● 1440 1354 1803 1943 B C C 気迫(Lv15) MAX 1670 1504 1998 2258 GEAR戦士電童 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 電童・ユニコーンドリル(ドリルチャージ) 草薙北斗 ● 1470 1709 1928 1620 2504 3007 2656 2616 D D D ファイヤーウォール ガルーダイベント限定[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 1705 1904 2138 1882 電童・フェニックスエール(エールブレード) 出雲銀河 ● 1470 1827 1930 1811 D D D 直撃(Lv 15) MAX 1706 2037 2140 2104 電童・フェニックスエール(エールブレード) 出雲銀河 ● 1470 1827 1930 1898 2920 3186 2710 3067 D D D 援護攻撃 【閃光!!進化の果て!イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 1705 2037 2140 2206 3526 3951 3130 3604 騎士GEAR凰牙(疾風三連撃) 草薙北斗 ● 1470 1549 1928 1698 2325 2765 2656 2743 D C D 集中(Lv5) 地獄王ゴードンイベント限定[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 1705 1724 2138 1974 2739 3238 3068 3223 凰牙・バイパーウイップ(イリュージョンアタック) 草薙北斗 ● 1470 1509 1928 1698 2920 3188 2708 2592 D C D ひらめき(Lv 10) 【運命を導く者達イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 1705 1679 2138 1974 3526 3953 3279 3046 ひらめきL2 冥王計画ゼオライマー 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 天のゼオライマー(格闘) 秋津マサト ● 2070 1528 1798 1429 3526 2522 2812 2307 D D D 熱血(Lv20) 地獄王ゴードンイベント限定[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2402 1701 1993 1661 4154 2951 3249 2711 天のゼオライマー(次元連結砲) 秋津マサト ● 2070 1788 1798 1249 3526 2855 2812 2016 D D D 次元連結システム MAX 2402 1993 1993 1452 天のゼオライマー(次元連結砲) 秋津マサト ● 2100 1748 1798 1399 3468 3308 2708 2160 D D D 不屈(Lv10) 【閃光!!進化の果て!イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2436 1948 2066 1625 4214 4095 3430 2538 不屈L2(Lv10) 天のゼオライマー(メイオウ攻撃) 秋津マサト ● 2070 2268 1798 1180 3526 3366 2812 1904 D D D 熱血(Lv 20) MAX 2402 2533 1993 1371 4154 4346 3249 2238 天のゼオライマー(エネルギー波) 秋津マサト ● 2070 1588 1798 1388 D D D 直撃(Lv 15) ガルーダイベント限定[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2401 1768 1993 1613 コードギアス 反逆のルルーシュ 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 無頼(大型キャノン) ゼロ ● 1200 1420 1406 1943 2373 3360 2186 3100 C B C 指揮官 MAX 1392 1580 1556 2258 2795 3943 2522 3643 紅蓮弐式(呂号乙型特斬刀) 紅月カレン ● 1260 1428 1533 2298 2446 3369 2313 3564 C C C 輻射波動 MAX 1462 1588 1698 2671 ガウェイン(ハドロン砲) ゼロ ● 1680 1760 1736 2235 2892 3327 2516 3400 C B C 戦術指揮(防御指揮) 全体攻撃 MAX 1901 1925 1901 2565 3353 3844 2873 3960 ガウェイン(スラッシュハーケン) ゼロ ● 1680 1860 1666 2382 C B C 指揮官 バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX 月下(制動刃吶喊衝角刀) 藤堂鏡志朗 ● 1230 1511 1539 1998 2409 3312 2319 3348 C D C 指揮官 デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX 月下(旋回活殺自在陣) 藤堂鏡志朗 ● 1350 1751 1539 1998 C D C 剣装備 復讐鬼たちイベント限定ボスに対してダメージ2~2.5倍小隊の回避率+3~4% MAX 1566 1951 1704 2322 剣装備L2 コードギアス 反逆のルルーシュR2 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 蜃気楼(ハドロンショット) ゼロ ● 1350 1580 1666 2398 2555 3723 2446 3672 C B C 絶対守護領域 MAX 1566 1760 1846 2786 3010 4372 2824 4315 紅蓮弐式甲壱型腕装備(呂号乙型特斬刀) 紅月カレン ● 1200 1429 1468 2198 2555 3370 2443 3672 C C C 輻射障壁 MAX 1392 1589 1626 2554 3010 3953 2821 4315 紅蓮弐式甲壱型腕装備(呂号乙型特斬刀) 紅月カレン ● 1200 1389 1468 2198 2701 3174 2443 4158 C C C 剣装備 【使徒、襲来 -立ち向かう、心-イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+8% MAX 1392 1554 1626 2554 3182 3724 2821 4886 剣装備L2 紅蓮可翔式(小型ミサイル) 紅月カレン ● 1320 1469 1598 2398 2519 3284 2378 4276 C C C 熱血(Lv20) MAX 1531 1634 1771 2786 2967 3854 2746 5024 熱血L2 紅蓮可翔式(小型ミサイル) 紅月カレン ● 1806 1916 1689 2239 3194 3822 2807 3564 C D C ひらめき(Lv10) 【刻まれた残滓イベント限定】強敵への攻撃力2.3~2.8倍強敵への防御力1.2~1.3倍小隊の回避率+3~4% MAX 2095 2137 1872 2602 3763 4490 3244 4187 ひらめきL2(Lv10) 紅蓮聖天八極式(MVS) 紅月カレン ● 1470 1549 1663 2697 2701 3421 2443 4395 B C C 魂(Lv30) 紅蓮聖天八極式(MVS) 紅カレン ● 1806 1796 1754 2387 3340 3657 2872 3718 C D C ひらめき(Lv10) 【集まりくる因子イベント限定】強敵へのダメージ1.5~2倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1% MAX 2095 2002 1945 2774 3935 4295 3319 4369 ひらめきL2(Lv10) 斬月(制動刃吶喊衝角刀) 藤堂鏡志朗 ● 1380 1551 1604 2398 B D C 剣装備 【魔神と冥王イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【二人の帝イベント限定】攻撃力1.5~1.8倍小隊の回避率+2~3% MAX 1601 1726 1777 2786 剣装備L2 ランスロット・アルビオン(エナジーウイング) 枢木スザク ● 1440 1553 1665 2597 2665 3979 2445 3888 B C C ブレイズ・ルミナス MAX 1670 1728 1845 3019 3139 4672 2823 4568 ランスロット・フロンティア(ヴァリス) C.C. ● 1350 1458 1606 2398 2592 3418 2386 3672 B C C 援護攻撃 MAX 1566 1623 1779 2786 3053 4012 2754 4315 モルドレッド(シュタルクハドロン) アーニャ・アールストレイム ● 1560 1827 1737 2287 2811 3475 2768 3502 C D C 脱力(Lv10) MAX 1810 2037 1925 2657 3311 4080 3196 4115 モルドレッド(シュタルクハドロン) アーニャ・アールストレイム ● 1560 1827 1737 2287 2847 3502 2582 3852 C D C 援護攻撃 【地底と宇宙からの侵略者イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【切り拓け!!母星の明日!イベント限定】攻撃力1.5~1.8倍小隊の回避率+2% MAX 1810 2037 1925 2657 3354 4112 2981 4526 サザーランド・ジーク(リニアライフル) ジェレミア・ゴットバルト ● 1860 1790 1669 2191 3176 3855 2449 3399 C D C 熱血(Lv20) MAX 2158 1995 1849 2547 3741 4526 2827 3994 熱血L2 サザーランド・ジーク(リニアライフル) ジェレミア・ゴットバルト ● 2010 1950 1799 2191 3358 4097 2579 3399 C D C 熱血(Lv20) 【宇宙に散る生命イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【宇宙に満ちるオーライベント限定】攻撃力1.5~2倍小隊の回避率+2% MAX 2332 2175 1994 2547 3956 4812 2978 3994 熱血L2 神虎(スラッシュハーケン) 黎星刻 ● 1380 1472 1594 2398 2592 3067 2374 4039 C D C 愛(Lv25) MAX 1601 1637 1767 2786 3053 3597 2742 4746 神虎(スラッシュハーケン) 黎星刻 ● 1380 1472 1594 2398 2738 3494 2504 3780 C D C 剣装備 【ヒトを管理する者達イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【明日を求める意思イベント限定】攻撃力1.5~2倍小隊の回避率+2% MAX 1601 1637 1767 2786 3225 4099 2893 4442 剣装備L2 マジンカイザー 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 マジンガーZ(アイアンカッター) 兜甲児 ● 2040 1350 2337 1360 D D D マジンパワー MAX 2367 1500 2592 1600 グレートマジンガー[試作型](サンダーブレーク) 剣鉄也 ● 2100 1273 2335 1480 D D D 必中(Lv10) MAX 2436 1413 2590 1720 グレートマジンガー(マジンガーブレード) 剣鉄也 ● 2280 1273 2465 1500 D D D マジンパワー MAX 2645 1413 2735 1763 グレートマジンガー(ブレストバーン) 剣鉄也 ● 2280 1673 2465 1415 D D D 不屈(Lv10) バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX マジンカイザー(ターボスマッシャーパンチ) 兜甲児 ● 2400 1590 2597 1295 D D D マジンパワー MAX 2784 1770 2882 1505 マジンカイザー(ルストトルネード) 兜甲児 ● 2400 1590 2597 1295 D D D 気合(Lv 5) ガルーダイベント限定[強敵]ビッグガルーダへのダメージ2倍 MAX 2784 1770 2882 1505 マジンカイザーKS(ファイヤーブラスター) 兜甲児 ● 2490 1670 2727 1249 4234 3341 3832 2250 D D D マジンパワー MAX 2888 1860 3027 1451 マジンカイザー死闘!暗黒大将軍 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 マジンカイザーKS(冷凍ビーム) 兜甲児 ● 2340 1870 2467 1665 C D C 熱血(Lv20) 【魔神と冥王イベント限定】強敵へのダメージ2~2.5倍小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1%【二人の帝イベント限定】攻撃力1.5~1.8倍小隊の回避率+2~3% MAX 2714 2085 2737 1935 熱血L2 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 真ゲッター1(頭部ゲッタービーム) 流竜馬 ● 2250 2031 2130 1715 D D D 信頼 (Lv 5) MAX 2610 2266 2363 1994 真ゲッター1(頭部ゲッタービーム) 流竜馬 ● 2250 2071 2195 1898 3650 3977 2975 3240 D D D ブロッキング 【運命を導く者達イベント限定】強敵への攻撃力2~2.5倍小隊の回避率+2~3% MAX 2610 2311 2435 2206 4300 4670 3437 3807 ブロッキングL2 真ゲッター2(プラズマドリルハリケーン) 神隼人 ● 2250 1470 1864 2198 D C D 見切り MAX 2610 1635 2067 2555 真ゲッター2(プラズマドリルハリケーン) 神隼人 ● 1530 1470 1864 1998 2446 3250 2644 2808 D C D 分析 デビルガンダムイベント限定[強敵]デビルガンダム+マスターガンダムへのダメージ2~3倍 MAX 1775 1635 2067 2322 真ゲッター3(ミサイルストーム) 車弁慶 ● 2250 1672 2400 1480 D D D ガード MAX 2610 1860 2663 1720 4730 4026 3674 4818 真ゲッター3(ミサイルストーム) 車弁慶 ● 2250 1670 2400 1480 4015 3432 3180 2600 D D D 鉄壁(Lv16) 地獄王ゴードンイベント限定[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2610 1860 2663 1720 4730 4026 3674 3055 真ドラゴン(シャインスパーク) 號/渓/凱 ● 2700 1459 1676 1337 4764 2693 2378 2091 D D D 必中(Lv 10) 全体攻撃 MAX 3132 1624 1856 1554 真ドラゴン(ダブルトマホーク) 號/渓/凱 ● 2700 1339 1676 1573 D D D 熱血(Lv20) 復讐鬼たちイベント限定ボスに対してダメージ2~2.5倍小隊の回避率+3~4% MAX 3132 1489 1856 1828 4773 2985 2891 熱血L2(Lv20) 真ライガー(ドリルミサイル) 渓/凱/號 ● 2700 1257 1543 1906 D C D 信頼(Lv 5) MAX 3132 1397 1708 2215 真ポセイドン(ゲッターエレキ) 凱/號/渓 ● 2700 1331 817 1249 D D D 鉄壁(Lv 16) MAX 3132 1481 2012 1452 真ゲッターロボ 対 ネオゲッターロボ 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ネオゲッター1(ショルダーミサイル) 一文字號 ● 1890 1264 1661 1480 3103 2941 2857 2400 D D D 熱血(Lv20) MAX 2192 1404 1841 1720 熱血L2 ネオゲッター2(ドリルアーム) 橘翔 ● 1800 1422 1528 1898 2920 2947 2724 3326 D C D ネオゲッタービジョン MAX 2088 1582 1693 2206 3440 3457 3148 3908 ネオゲッター3(格闘) 大道剴 ● 1980 1336 1802 1249 3285 2803 3269 1980 D C D 鉄壁(Lv16) MAX 2297 1486 1997 1451 3870 3288 3777 2327 真ゲッター1(ダブルトマホークランサー) 一文字號 ● 2280 1544 2246 1665 3650 3516 2896 2600 C C C 気合(Lv5) MAX 2645 1719 2494 1935 4300 4127 3348 3055 真ゲッター2(ドリルミサイル) 橘翔 ● 2280 1422 1983 2298 3650 3085 2659 3920 D C D ひらめき(Lv10) MAX 2645 1582 2201 2670 4300 3620 3073 4606 真ゲッター3(ゲッターホーミングミサイル) 大道剴 ● 2280 1476 2387 1332 3650 3133 3555 2250 D C D 信頼(Lv5) MAX 2645 1643 2650 1548 4300 3678 4109 2644 テキサスマック(PK)(ライフル) ジャック・キング ● 1350 1103 1538 1295 2993 3484 2838 2200 C C D 友情(Lv25) MAX 1566 1223 1703 1505 3526 4089 3279 2585 機動武闘伝Gガンダム 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 命 回 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 シャイニングガンダム(シャイニング・フィンガー) レイン・ミカムラ ● 1800 1171 1925 1665 2920 3592 2835 2160 D D D 愛 (Lv 25) MAX 2088 1301 2135 1828 3440 4219 3276 2997 シャイニングガンダムS(シャイニング・フィンガー) ドモン・カッシュ ● 1800 1706 2060 2035 C D C インファイト MAX 2088 1901 2285 2365 シャイニングガンダムS(シャイニング・フィンガー・ソード) ドモン・カッシュ ● 1800 2066 2060 2035 2920 4940 2970 3200 C D C 熱血 (Lv 20) MAX 2088 2306 2285 2365 3440 5809 3432 3760 ゴッドガンダム(ゴッド・スラッシュ・タイフーン) ドモン・カッシュ ● 1950 1386 2190 2191 C D C 剣装備 MAX 2262 1541 2430 2473 ゴッドガンダムH(爆熱ゴッド・スラッシュ) ドモン・カッシュ ● 1950 1586 2320 2382 D C C ひらめき (Lv 10) MAX 2262 1766 2575 2769 マスターガンダム(十二王方牌) 東方不敗マスター・アジア ● 1800 1669 2480 2220 C D C 気合(Lv 5) デビルガンダムイベント報酬→通常排出 MAX 2088 1859 2750 2580 マスターガンダム(デッドリーウエーブ) 東方不敗マスター・アジア ● 1800 1909 2480 1998 2920 3370 2740 3060 C D C ひらめき(Lv10) 地獄王ゴードンイベント限定[強敵]地獄王ゴードンへのダメージ3~3.5倍 MAX 2088 2129 2750 2322 3440 3953 3160 3596 マスターガンダム(デッドリーウエーブ) 東方不敗マスター・アジア ● 1890 1873 1947 2325 3249 4108 3117 3193 C C C 熱血(Lv20) 【滅びを止める者達イベント限定】イベントボス戦で攻撃力1.5~2倍イベントボス戦で小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1% MAX 2192 2089 2156 2702 3827 4825 3598 3752 熱血L2 機動戦士ガンダムSEED 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 エールストライクガンダム(ビームサーベル) キラ・ヤマト ● 1260 1192 1522 2597 C D D 特殊装甲/フィールド MAX 1462 1322 1687 3019 ランチャーストライクガンダム(アグニ) キラ・ヤマト ● 1590 1552 1782 2035 C D D 特殊装甲/フィールド MAX 1845 1727 1977 2365 フリーダムガンダム(クスィフィアス) キラ・ヤマト ● 1470 1392 1782 2405 C D D コーディネイター MAX 1705 1547 1977 2795 フリーダムガンダム(ミーティア)(ビームソード) キラ・ヤマト ● 2400 1632 2172 1730 C D D コーディネイター バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX ジャスティスガンダム(バッセル) アスラン・ザラ ● 1500 1352 1783 2405 D D D コーディネイター MAX 1740 1502 1978 2795 メビウス[ゼロ](有線式ガンバレル) ムウ・ラ・フラガ ● 1140 1349 1400 2220 2774 4096 2700 3100 D D D 見切り MAX 1323 1499 1550 2580 ストライクルージュ(アーマーシュナイダー) カガリ・ユラ・アスハ ● 1470 1503 1668 2096 C D D SEED 時空ノ狭間報酬 MAX 1705 1673 1848 2436 M1アストレイ(ビームライフル(連射)) アサギ・コードウェル ● 1440 1775 1547 2000 2738 3778 2327 3400 D D C かく乱(Lv22) 終わらない明日へ報酬 MAX 1670 1980 1712 2325 3225 4438 2680 3990 デュエルガンダムAS(ビームライフル) イザーク・ジュール ● 1560 1551 1402 1850 3103 3231 3115 2900 C D C シールド防御 MAX 1810 1726 1552 2150 3655 3791 3600 3408 シールド防御L2 バスターガンダム(集束火線ライフル) ディアッカ・エルスマン ● 1470 1669 1277 1758 2738 3793 2707 2800 C D B 援護攻撃 MAX 1705 1859 1412 2043 3225 4453 3127 3290 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 アカツキ(シラヌイ装備)(誘導機動ビーム砲塔システム) カガリ・ユラ・アスハ ● 1470 1583 1603 1887 C D D 底力 MAX 1705 1763 1776 2193 ∞ジャスティスガンダム(シャイニングエッジ) アスラン・ザラ ● 1560 1352 1848 2597 C D C SEED MAX 1810 1502 2051 3019 フォースインパルスガンダム(エクスカリバー) ルナマリア・ホーク ● 1350 1747 1670 2220 C D C SEED MAX 1566 1947 1850 2580 デスティニーガンダム(フラッシュエッジ) シン・アスカ ● 1560 1390 1393 2398 C D C 熱血(Lv20) MAX 1810 1545 1543 2786 ガナーザクウォーリア(ビーム・トマホーク) ルナマリア・ホーク ● 1686 1827 1800 1758 3095 3883 2905 2740 C D C ひらめき(Lv10) 【エンカウント・ゾーンイベント限定】イベントボス戦で攻撃力1.5~2倍イベントボス戦で小隊の回避率+2~3%リーダー設定時に強敵発見率+1% MAX 1956 2037 1995 2043 3646 4559 3357 3220 ひらめきL2 ブラストインパルスガンダム(ケルベロス) ルナマリア・ホーク ● 1908 1903 1865 2202 3219 4209 3035 3060 C C C 熱血(Lv20) 【存在の行方イベントボス戦限定】強敵へのダメージ2~2.5倍防御力1.2~1.3倍小隊の回避率+3~4% MAX 2213 2123 2068 2559 3793 4945 3508 3596 熱血L2 機動戦士ガンダムOO 機体名(武器名) パイロット レア 属 初期値 最大値 回 命 C スキル 備考 HP 攻撃 防御 機動 HP 攻撃 防御 機動 ガンダムエクシア(GNビームサーベル) 刹那・F・セイエイ ● 1640 1785 1730 2498 C B C 集中 (Lv 5) MAX 1871 1965 1895 2871 ガンダムエクシア(セブンソードコンビネーション) 刹那・F・セイエイ ● 1640 1785 1730 2328 C B C 必中(Lv10) MAX 1871 1965 1895 2673 ガンダムデュナメス(トランザム発動) ロックオン・ストラトス ● 1410 2068 1791 2198 2628 4216 2571 3456 C B C 狙撃(Lv 5) MAX 1636 2308 1986 2555 ガンダムヴァーチェ(GNバズーカバーストモード) ティエリア・アーデ ● 1590 1785 2046 1850 2847 3547 2826 2600 C B C GNフィールド バラオイベント限定ボスに対してダメージ2~3倍小隊の回避率+2~3% MAX ガンダムエクシアリペア(GNソード) 刹那・F・セイエイ ● 900 1345 880 1258 1497 4999 1400 1870 C C B 魂(Lv30) 運命を導く者達上位報酬 MAX 1044 1495 970 1462 1763 6022 1610 2197 アリオスガンダム(GNツインビームライフル) アレルヤ・ハプティズム ● 1440 1507 1530 2398 C B C 加速(Lv7) MAX 1670 1677 1695 2786 セラヴィーガンダム(クアッドキャノン) ティエリア・アーデ ● 1650 1745 1656 2096 C B C GNフィールド MAX 1914 1945 1836 2436 スサノオ(トランザム発動) ミスター・ブシドー ● 1440 1792 1540 1998 C C B 極 MAX 1670 1997 1705 2322 コメント ↑※これは検索ボックスではありません
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鬼舞辻無惨は激怒した。 必ずあの邪知暴虐の海馬乃亜を抹殺する事を、硬く硬く硬く金剛石よりも固い十七回目の決意を固めたその時だった。 「一体私が何をしたァアアアアアアアァアアアッッッ!!!!!」 「やかましいんだよ、劣等ォオオッ!!!!」 魔神王に食いちぎられた心臓と脳の再生をやっと終えて。 この殺し合いから脱出するのに重要な手がかりである、海馬モクバの身柄を抑えるべく移動していた最中の事だった。 突然白髪に眼帯の、異装の装いをした通り魔に何の脈絡もなく襲い掛かられたのは。 そう、狂犬。今しがた無惨を銃の連射と拳で滅多打ちにしている少年は、無惨にとって異常者である鬼殺隊以上の狂った狗だった。 「全く、屍が欲しいなら何前何万何億だろうと殺してやるのに──」 苛立つ。 苛立つ。 苛立つ。 “黄金“の近衛である大隊長、ウォルフガング・シュライバーの精神は、 この殺し合いの開幕から最高峰にささくれ立っていた。 「一体全体乃亜の奴は、何を考えてるんだ?」 雷より負ったダメージは既に癒した。 体を包む疲労感も、黄金錬成によって取り込んだ魂を薪にして回復した。 その所要時間、おおよそ数分。驚異的なスピードでシュライバーは復調した。 だが、シュライバー本人の認識と考えから言えば──なんだそれは?と。 憤慨せざるを得ない事実だった。 白騎士(アルベド)は傷など負わない。 いついかなる時もその速度で標的を圧倒し、見目麗しい様相を保ったまま虐殺に興じる。 英雄(エインフェリア)は疲れない。 そもそも魔人の身体を得る前から、シュライバーという少年は疲労とは無縁の肉体だった。 何時間戦い続けようと、何人殺そうと、その肉体に疲労の概念は存在しなかった。 にも関わらず───この島ではシュライバーがその速度を発揮すればするほど、 疲労の二文字が纏わりついてくる。 ある一定の閾値を超えると、体が水を吸った衣服の様に重くなるのだ。 「ハイドリヒ卿の元で行う戦争なら、こんな事にはならなかった」 どうせ最後に勝つのは自分なのだから、建前だけの制限など撤廃してしまえば良い。 殺して欲しいのなら、どうして自分に全力を出させるのを良しとしない。 忠誠を誓った黄金の君であれば、こんな面倒なハンデなど設けない。 ただあるがままに、己の魔名を轟かせ、狂い踊る事を良しとするのに。 せめて形成さえ自由に開放できたなら、三十秒もかからずこの島を焦土としてやるのに。 殺す。自分に窮屈で不快な思いをさせた海馬乃亜は必ず殺す。 「いい加減死ねよ、ベイにも劣る蝙蝠が。僕の手をこれ以上煩わせる事は─── 君の下らない人生における、一番の大罪だとまだ理解できないのかい?」 愛用の銃を破壊された瞬間から、苛立ちは治まるところを知らない。 取るに足らない、戦争の二文字も知らない小僧共に不覚を取ったなど認められない。 その事実を塗りつぶすには、新たなる殺戮。 殺戮兵器としての自身の性能の証明に他ならない。 端的に言って、恥をかいたガキ大将がいじめられっ子を叩きのめし、下がった株の回復を図るのと全く同じ思考回路だった。 「黙れ……品性下劣のゴミ屑が………!」 常人なら子供どころか大人でも三度は卒倒しそうな殺意と憤怒を向けられて。 対する白の外套に身を包んだ少年…否、男は自身の死を求める言葉を一蹴した。 当然だ。なぜなら彼はシュライバーに劣らぬ魔人。 全ての鬼の始祖。鬼神。鬼舞辻無惨その人なのだから。 憤怒に狂う白狼を前にしても、精神的には一歩も劣らぬ強固な自我を備える。 そして、無惨もまたシュライバー以上に憤慨していた。一言で言ってキレていた。 何故自分がこんな目に遭わなければならない。 鬼舞辻無惨は神も仏も信じてはいない。 そんな者は脆弱な人間が作り上げた妄想でしかない。 この地に招かれる以前、千年間の生涯で数えるのも馬鹿らしく成程人を殺してきたが、 未だ神も仏も無惨の前に現れた事はない。 そして、あぁ──やはりこの地においても神などいないか、役立たずだと確信できる。 自分より余程裁かれて然るべき殺人を是とする狂犬を、のうのうと生かしているのだから。 神や仏がいるのなら、この狂犬を今すぐ何とかしろ!! 無惨の憤りは留まるところを知らなかった。 「誰の許しを得てこの私の打擲に及んでいる。身の程を弁えろ狂人が!」 「身の程ならこれ以上ない程弁えてるよ。僕は英雄だ。英雄には怪物退治が付きものさ。 とは言っても、君程度の劣等じゃ誇るのも馬鹿らしい陳腐な一節にしかならないだろうけどねェッ!!」 言葉と共に、シュライバーの手の中の魔銃より轟音が轟く。 無惨の人外の移動速度を以てしても、撃たれてからの回避は不可能。 腹の底に響く鉄の号砲と共に、戦車砲の斉射のような魔弾が無惨に襲い掛かる。 「この、乃亜の走狗如きがァ……っ!」 凄まじい威力の銃弾だ。携帯火器の火力とはとても思えない。 その上、今まで銃弾の装填作業をしている様子が一度もない。 つまり、大砲を超える威力の銃弾を、無尽蔵に目の前の通り魔は放っている事になる。 海馬乃亜は何をやっている。 支給品なのか血鬼術の様な術理なのかは知らないが、こんな無法をなぜ許している。 無能無能無能無能無能無能無能無能無能無能。制裁制裁制裁制裁制裁制裁制裁制裁制裁。 撃ち込まれた銃弾が三百を数えた頃には、脳内がその二つの言葉に埋め尽くされていた。 「チッ……!」 しかし、無惨の思考を怒りで染め上げる猛攻も。 当のシュライバーには、ただただ不満が募る結果にしか繋がっていなかった。 まず単純に、自身の武装の双翼を担うルガーの拳銃が破壊されたことによって火力が半減している。 もし普段の二丁拳銃が健在であれば、撃ち込んだ銃弾はとっくに千を超えていた。 標的の黒円卓の魔人に匹敵する速度を考慮しても、今の自分の制圧力は失望を禁じ得ない物である事は間違いない。 「本当に……忌々しい………!」 尖った犬歯を軋ませ、相対する白い外套を纏った少年を睨みつける。 自分にこれだけ銃弾を撃ち込まれているにもかかわらず、標的は健在だった。 感じる気配は、同僚であるヴィルヘルム=エーデンブルグ、ガズィクル・ベイ中尉にとても良く似ていた。 だが、ベイ中尉と比べればその強さは絶対に劣る。 黄金に愛される白騎士である、自分と比べれば絶対的な差があるものの。 ベイであればここまで一方的に自分に遅れは取らない。 彼が創造を開放すれば、自分に少しは追いすがる筈だと、シュライバーは評価していた。 翻って目の前の吸血鬼もどきの蝙蝠男は白い外套を頼り、サンドバッグにされるのみ。 防戦一方で、自分に攻撃することすら殆どできていない。 時折聖遺物と見られる刀から水流を出して攻撃してきたが、狙いは雑の一言。 当然掠りもせず、数回繰り返した後無惨は諦めたように刀を仕舞った。 それを目にすれば、最早戦争という死の舞踏の踊り手としてはとても見れない劣等。 シュライバーが少年へそう評価を下したのは無理からぬ話だろう。 そして、だからこそ憤る。 「邪魔な白服さえなければ……とっくに陽の下に放り出してやるのに………!」 そんな劣等を、未だ始末できていない自分に。 ルガーの喪失による火力の半減も関与している。 しかしそれ以上に標的の纏う白の外套が堅牢なのだ。 恐らく、何某かの聖遺物に匹敵する代物なのだろう。 その防御力を、シュライバーは未だ突破できていない。 直撃した銃弾であれば外套を削ることもできるが、すぐさま再生してしまう。 そして、着ている吸血鬼擬きも生命力だけは黒円卓の魔人に匹敵する水準。 一言で言ってタフだった。それ故に、未だシュライバーは殺害を遂行できていない。 劣化ベイは自身に攻撃することすらできないが、 自身もまた、頑健な劣等を殺しきることができない。 結果、訪れるのは千日手。互いに決定打が無い泥仕合。 「さっさと僕の勝利(わだち)になって消え失せろ、劣等ォッ!!」 絶対回避。その不条理を以てあらゆる攻撃をシュライバーは回避する。 それは敵対者にとって無敵の盾に等しい。 だが、矛の視点では黄金の近衛。三人の大隊長の中で彼は最も後塵を拝す立ち位置だ。 世界全てを灼熱の砲門に内包してしまうエレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ、 ザミエルであれば、覇道を示す業火の爆撃で外套が再生する暇もなく敵手を焼き尽くし、 その果てに怪物を陽の光の下へと追いやっただろう。 防御不可能な死そのものの一撃を有するゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン、 マキナであれば、小賢しい外套など幕引きの一撃で貫き、 その内側にいる敵手の肉体をも、強制的に終焉に導いたはずだ。 翻ってウォルフガング・シュライバーも攻撃力の平均値こそ二人に並ぶ水準であるが。 それは取り込んだ魂の総量が桁違いである事実に担保されたものだ。 他の大隊長と比べれば、火力の最大値という点では能力の性質上どうしても劣る。 その欠点を埋めるのが、町一つを軽く焦土とする形成、魔人の愛機である軍用バイク。 如何に劣等の身に纏う外套が頑丈であっても、自身の形成であれば確実に吹き飛ばせる。 シュライバーはそう見ていたし、事実その見立ては正しかった。 一撃の吶喊で地方都市を焼け野原にする彼の形成であれば、一度目の突撃で外套を吹き飛ばし、二度目の突撃で敵の総身を微塵に砕けただろう。 だが、乃亜のハンデで形成はあと数時間は封じられている。無い物ねだりでしかない。 この程度の劣等を殺しきれぬ姿を黄金の君主に見られれば、無能の誹りは免れないだろう。 シュライバーは圧倒的優位に立ちながら、終始歯噛みする思いだった。 「いい加減にしろ、この異常者がァッッッ!!!」 対する無惨もまた、怒りのボルテージは指数関数的に上昇し、怒髪天を突いていた。 これまで散々射的の的にされ、沸点が瞬間湯沸かし器並みに低い彼が狂わぬ筈もない。 防護服の武装錬金、シルバースキンは凶獣からしっかりと無惨の命を守っていたが。 完璧に守り切れている訳でもなかった。 回避しきれず、受けた銃弾は容赦なくシルバースキンの装甲を削っていく。 例え装甲が削られても、即座に自己修復できるのがシルバースキンの強みである。 しかし人間と無惨には決定的に違う条件が一つあった。 それは、日光に当たれば消滅してしまうという特性だ。 じゅう、と肉が焼ける音が無惨の耳朶に届く。 「乃亜ァアアアアアァアアアア何をしている!!」 着弾と共に装甲が削れ、日光が容赦なく雨合羽の隙間から肌をソテーにする。 陽光が鬼を焼き尽くすには十数秒程の猶予があるため、致命には至らない。 そして無惨の肉体が限界を迎えるまでに、シルバースキンは再生を果たす。 さっきからこれの繰り返し、戦闘開始から無惨の肉体は陽光に蝕まれ続けている。 この時点で、無惨の身に纏う鎧に下す評価は決まっていた。 担い手を保護する責務も果たせぬ欠陥品のガラクタ。使えぬ愚物。 こんな物より、もっと高性能な鎧を用意すればいいものを。 いや、それよりも先にあの凶獣の制限をもっと強めるべきか。 不満は数え切れぬ程あるが、この時無惨が言いたいことは一つだった。 「主催者だというなら、責務から逃げるな乃亜ァアアアアアア!!!!」 勝手に拉致し自分に首輪を嵌めて、殺し合いを強いるだけでも万死に値するが。 呼ぶだけ呼んでおいて管理も放棄など、億死を超えて兆死でも足りぬほどだ。 無惨は怒った。全身の沸騰した血が頭に集まり、顔色が赤黒く変色する。 満ちた怒りを噴火させるように、彼は反撃の咆哮を響かせた。 「調子に………乗るなァッ!!」 「おっと」 ドン!という旋律が大気を駆け巡る。 ここで初めて、シュライバーが守勢を取った。 射撃をいったん中断し、後方に目にも映らぬ速度で飛びのく。 大気に満ちた音の正体。それは無惨が行った攻撃だった。 少し先に未来にて鬼殺隊を苦しめた衝撃波を、眼前の狂犬に向けて放ったのだ。 僅かでも掠れば腕や足が吹き飛ぶ威力である衝撃波を、波の様に広げ制圧する。 それを狙っての攻撃であった。 「……………………」 そんな無惨の思惑を苦も無く飛び越え。衝撃波を刹那で躱し。 果たしてシュライバーは暫しの間苛立ちも忘れ、怪訝な顔で無惨を見つめ尋ねた。 目の前では白い外套の敵が蹲っている。当然ながら、自分が何かをした覚えはない。 「………何してるんだい?君」 「~~~~~!!!!!」 無惨自身を起点として円状に広がる衝撃波。 成程シュライバー相手にカウンターを狙うなら、最適解ではあったのだろう。 だが、この時無惨はシルバースキンを身に纏っている。 この武装錬金は裏返して使う事で、最強の拘束具となるほど内側も頑丈なのだ。 そんな物を身に纏った状態で衝撃波を出せばどうなるか。 答えは簡単だ。内側で跳ね返った衝撃波が放った本人を切り刻む。 それが、たった今鬼舞辻無惨が招いた惨事の原因だった。 挙句衝撃波がシルバースキンの内側を切り裂いた事で日光に焼かれ、のたうち回っている。 日光対策に身に着けていた雨合羽など、襤褸切れになってしまっていた。 「ハァ……君さ、自分より強い相手と戦ったこと、殆ど無いんじゃない?」 何だかバカバカしくなってきたと、呆れた様子でシュライバーは無惨に指摘を行う。 実際、その指摘は正しかった。 日輪の剣士、神の寵愛を受けし者、鬼舞辻無惨にとっての怪物。 始祖の呼吸の担い手を除けば、常に無惨こそ最強の存在だった。 鬼の序列では頂点に位置する上弦の壱ですら、無惨には及ばない。 ただ無造作に腕を振るうだけで、自身の命を狙う異常者たちの肉体は粉砕する。 彼は自身の存在を最も完璧に近い生物だと考えていたが、概ね間違っている訳でもない。 もう一度述べよう。 日輪の寵児の没後、彼は大正の闇において紛れもなく最強の存在だった。 しかしだからこそ、自身に匹敵する存在との交戦経験が彼には圧倒的に不足していた。 鍛える事すら女々しいと肉体の研鑽も積まず、血鬼術を高める事もしない。 更に乃亜のハンデにより肉体分裂の逃走すら封じられれば、自爆の不様もやむなしだろう。 「黙れ……痴れ者が…………!!」 だがそれでも、無惨の心は折れない。 これまで相対者の心胆を凍らせてきたシュライバーを前にしても。 退かず。媚びず。省みず。 外套の下から射抜く様に殺気をぶつける。 だが、幾ら無惨が睨みつけようと、シュライバーにとっては不快害虫の威嚇でしかない。 冷え切った視線で地を這う蛆虫を見つめながら、シュライバーは告げる。 「もう潮時だろう。さっさと諦めて死ぬといい。 僕の様な英雄に討たれるんだ、君みたいに下等な怪物には過ぎた栄誉じゃないか」 どうせ勝ちの目は君にはない。 怪物を殺すのは、いつだって英雄なのだから。 既に夜は明けた。闇の中に生きる怪物は闇に還る時間だ。 英雄として怪物を滅ぼすべく、チェックメイトの宣言を果たすべく。 シュライバーはこの地に訪れて得た武装を展開する。 「────グランシャリオ」 無惨の身に纏う白の外套と対になるような、漆黒の全身鎧を身に纏い。 白騎士は、獲物を狙う餓狼の如く姿勢を深く沈みこませた。 これ以上時間をかけるつもりはない。次の一撃で終わらせる。 「まずその面倒くさい装甲を吹き飛ばして、その後存分に日光浴をさせてあげるよ」 シュライバーの考えた詰みへと繋がる一手は、実に自身の速度に物を言わせた物だった。 グランシャリオで身を包み、最高速度で相手にぶつかる。それだけだ。 単なる突進と言えばそうだが、シュライバーの速度でそれを行えば。 それは防御不能、回避不能の破壊槌に等しい。 ここまでシュライバーが放ってきた銃弾は強力であったが所詮は点の攻撃。 無惨本人が回避する割合も考えれば、決定打にはならなかった。 故に、吶喊で一時的に白い外套を一度大きく吹き飛ばし、即時修復不可能な損傷を与える。 その後、こじ開けた風穴が塞がる前に、修復スピードを超える銃弾を撃ち込み日光の下へ引きずり出す。 単純であるが故に、速度で圧倒的に劣っている相手には極めて対処が難しい一手であった。 「泣き叫べよ劣等。ここに神はいない」 語る言葉に、怒りの彩はもう無かった。 怒りを向けるに値しない夜魔もどき、目の前の標的はシュライバーにとって既にその程度の存在なのだ。 最短距離、最高速度で殺戮兵器として駆動し、劣等の死と言う結果を導く。 今まさに羊を貪らんとする狼のように姿勢を低く、構えを取る。 「───何が」 差し迫った死を目前にして。 鬼舞辻無惨は逃げる素振りを見せなかった。 どうせ、ただ逃げただけではこの狂犬から逃げ延びる事は出来ない。 肉体分裂は封じられている。となれば、逃走の為には賭けに出る他なかった。 日光に灼かれた肉体の修復は既に終わっているため、立ち上がるのに問題はない。 全身に力を籠め、眼前から目を逸らす事無く始祖の鬼は立ち上がる。 「何が英雄だ」 「あぁ、まだ囀れたんだね。いいさ、これが最後だ。 なんなら好きに抵抗しても構わないよ。どうせ無駄だから」 揺さぶりなど無意味。 シュライバーにとって劣等の口から出る言葉は言葉ではない。 家畜の発する鳴き声だ。豚の嘶きを不快に感じても、言葉を交わそうとする者などいない。 無惨の言葉は、シュライバーに届かない。 だが、始祖の鬼にとって届くも届くまいもどうでも良かった。 始めからそんな事は関係ないと言う様に、これまでの生に従い感情をぶつける。 「自己を他人に依存して存在し、威勢がいい様に見えて常に逃げ腰の戦闘、 不死の英雄が聞いて呆れる。一言で言って、醜い」 戦闘の経験値に劣ると言っても、無惨の観察力は冴えを見せる時もある。 それを裏打ちする様に、自爆の際も無惨は敵の状態をしっかり観察していた。 そこで彼はある事に気づいた。無惨が衝撃波を放った時、凶獣は回避行動を取ったのだ。 元より当たる可能性がほぼ絶無であるにも関わらず。 シルバースキンから漏れ出た僅かな衝撃も厭う様に飛びのいた。 ここまで無惨は銃弾の豪雨を受け、攻撃する機会はほぼなかったが。 苦し紛れに斬魄刀を振るった瞬間は、何度か存在していた。 その時も、猛攻の影でシュライバーは回避を優先していたように思える。 それに気づいた時、無惨は確信した。 「貴様など私の知る真の化け物には遠く及ばぬ」 目の前の狂犬は、狂ってはいるが日輪の剣士ほど怪物ではない。 あの鬼滅の化身であれば、分裂逃亡を封じられたこの身にここまで手こずりはしない。 乃亜から与えられた欠陥品の防具など。瞬きの間に紙のように切り裂くはずだ。 少なくとも、敵の攻撃の余波にすら怯える臆病者などでは断じてない。 ならば、やりようはある。そこまで思考が行きついた瞬間、無惨に一つの策が浮かぶ。 「貴様は英雄などではない。ただの───臆病な野良犬だ」 策と言う名の賭けを成功させるべく。 それ以上に自分の怒りを知らしめるため、無惨はありったけの侮蔑を突き付ける。 成功しても失敗しても、恐らく次が、最後の交錯となるだろう。 確信と共に放たれた挑発の言葉が、絶殺の意志と衝突を果たす。 挑発を受けた狂乱の魔狼が吐く言葉は、やはり凍てつく様に冷たい物だった。 「そうかい、陳腐に過ぎて欠伸が出る遺言だった。劣等は語彙まで劣等らしい」 今まさに獲物に飛び掛からんとする狼が如く。 無惨が上下左右前方後方何処に逃げようと、確実に捉えられるように。 意識を集中させ、総身に満ちる殺意を漲らせる。 さぁ、我が牙を以て死に絶えるがいい。夜明けの吸血鬼よ───!! 「アハハハハハハハハハハハァ─────!!!」 狂笑と共に。轟ッ!とソニックブームを発生させながら。 悪名高き狂乱の狼が、不遜な愚者の下へと駆ける暴風と化す。 極限域まで時間が圧縮され、コンマ一秒が百万倍へと引き上げられる。 白い外套のお陰で、無惨の表情はシュライバーからは見えない。 だがきっと、恐怖と絶望に彩られた表情をしているはずだ。 現在のスピードは先ほどとは桁違いの、正しく本気の疾走なのだから。 一瞬で防御と回避、共に不可能だと確信させるほどの速度。 その勢いで以て、一気に距離をお互いの吐息すら感じそうな距離まで詰める───! 「───来い、狂犬が」 届いた声に、絶望の感情は籠められていなかった。 シュライバーの想定を超越せんと、鬼舞辻無惨が勝負に出る。 始祖の鬼としての意地で以てして、狂った走狗の肝を抜かんと、一か八かに挑む。 「────な、に?」 シュライバーの隻眼が瞠目した。 無理も無いだろう。先ほどまで外套に頼りきりであった劣等が。 外套を身に纏っていなければ日輪に灼かれ死に至る筈の劣等が。 外套を消失させて、日光の下にその五体を晒したのだから。 想定外の挙動に一瞬呆気にとられ、しかし直ぐに何も問題はないと結論付けた。 邪魔な防護服はこれで消え去った。ならばこのまま敵の身体を砕くことを優先する。 機械のように冷酷無慈悲な判断によって駆動し、腕(かいな)を振り上げて。 そのまま目の前の敵を引き裂きバラバラにせんと──── かかったな。間抜けが。 交錯の刹那。 露わになった鬼の始祖の眼差しは、雄弁に白騎士(アルベド)に向けてそう語っていた。 ウォルフガング・シュライバーに対して、鬼舞辻無惨の勝機はこの刹那を置いて他にない。 視線が交差し、無惨の瞳を見てシュライバーが想起するのは先ほどの喜劇芝居。 吸血鬼もどきの劣等が、自爆した瞬間のこと。 先程は身に纏っていた外套のせいで、英雄を討ち取らんとした怪物の牙は届かなかったが。 しかし、その外套を自ら取り払った今ならばどうか? 不味いと、白狼の本能が警鐘を高らかに鳴らす。 しかし、既に敵を撃滅せんと攻撃態勢に移っていた五体は既に止める事は出来ず。 ────死ね!! ドン!と遠雷に似た爆音と同時に。 カウンターの要領で、無惨渾身の衝撃波がシュライバーに向けて放たれた。 彼の“渇望”の制約を考慮せずとも、ハンデを受けた肉体で受ければ死に至る。 そう確信させるほど、鬼種の頂点の全霊がその一撃には籠められており。 「───ォ、オオオオオオオオッ!!!!!!」 着弾までのコンマ数秒の中で、シュライバーは吼えた。 エイヴィヒカイトの全力使用。創造位階に達さないまま、絶対回避を成し遂げる。 両断しようとしていた腕を引き抜き、慣性の法則を完全に無視し、後方へ退避を行う。 後方へ。後方へ。この攻撃さえ凌げば、自分の勝ちだ。 態々自分から邪魔な甲羅に等しい外套を解いてくれたのだ。たっぷりと料理してやる。 邪で獰猛な必殺の意志を燃料として、白騎士は遂に衝撃波を躱しきった。 さぁ反撃だ。そして今度こそ、この戦いの幕引きを導く。 殺意を胸に拳銃を構え、照準を付けようとしたその時だった。 鬼舞辻無惨の矮躯が、中空を舞っていた。 「待て──」 無惨の取った手は、実に単純な物だ。 挑発を行い、カウンターでシュライバーの殺害を狙うのと同時に。 衝撃波に指向性を付与し、体の角度を調整して前方と足元を狙いうち、推進力とする。 カウンターでシュライバーを殺害できればそれでよし。 出来なかった場合の保険として、空中を飛び逃走する。攻防一体の策であった。 「逃げるなァッ!!」 当然、それに感づいたシュライバーが心穏やかでいられる筈もない。 銃を瞬時に彼方の空に飛んでいこうとする無惨に向け、乱射を行う。 しかしシュライバーが引き金を絞るのに先んじて、無惨はもう一度衝撃波を放った。 魔弾の数々が凄まじい密度の衝撃波に強引に軌道を変えられ、明後日の方向へと飛ぶ。 こうなれば空中疾走が可能な創造位階に達していない現状では打つ手がない。 最後に残った選択肢として白狼の化身を招来するが、銃撃を行ったために一手遅れた。 劣等の肉体が、白狼の巨躯でも届かぬ彼方の空へ消えていく。 油断した。あの臆病者がこんな分の悪い賭けに出るとは。 無惨が消えていった方角を睨みながら、銃を仕舞った。 鋭く尖った犬歯を?み締め、握りこぶしを地面に叩きつけ。 ただの一発で出来上がった十メートル規模のクレーターの中心で、餓狼は怒りを咆える。 「僕に戦争をして欲しいなら……なんでもっと気持ちよく戦わせないッ!!」 【F-4/1日目/午前】 【ウォルフガング・シュライバー@Dies Irae】 [状態]:疲労(大)、形成使用不可(日中まで)、創造使用不可(真夜中まで)、 欲求不満(大)、イライラ [装備]:モーゼルC96@Dies irae、修羅化身グランシャリオ@アカメが斬る! [道具]:基本支給品 [思考・状況]基本方針:皆殺し。 0:銃を探す。 1:敵討ちをしたいのでルサルカ(アンナ)を殺す。 2:いずれ、悟飯と決着を着ける。その前に大勢を殺す。 3:ブラックを探し回る。途中で見付けた参加者も皆殺し。 4:ガッシュ、一姫、さくら、ガムテ、無惨は必ず殺す。 [備考] ※マリィルートで、ルサルカを殺害して以降からの参戦です。 ※殺し合いが破綻しないよう力を制限されています。 ※形成は一度の使用で12時間使用不可、創造は24時間使用不可 ※グランシャリオの鎧越しであれば、相手に触れられたとは認識しません。 ────武装錬金!! 千年間の内で。 ここまで生命の危機に晒されたことは、耳飾りの剣士に追い詰められて以来なかった。 戦場から離脱し、武装錬金を再展開するのがあと数秒遅ければ。 もしくは、正史と同じく珠代の老化薬を投与されていれば。 無惨の肉体は、日光で消滅していただろう。 「ハァー……ハァー……ぐっ……あ、の、狂犬がァ………」 しかし逃走成功の代償として、無惨もまた満身創痍。 通常の損傷なら一瞬で治すにも関わらず、焼け爛れた肉体の再生が鈍い。 耳飾りの剣士に切り刻まれた時と同じ、痛みと身体に纏わりつく熱がいつまでも後を引く。 それでも暫し時間を置けば完全回復に至るだろうが… 乃亜のハンデを考慮すれば、あと一~二時間は戦闘を行うのは避けたい処だった。 「こんな乱痴気騒ぎに巻き込まれなければ……既に産屋敷を殺し、 竈門禰豆子を喰らって……完全な生物になっていた筈だった………!」 頸の切断すら克服した、最も完璧に近い鬼の始祖。 しかしそんな彼でも、日光は特級の弱点として機能し続けている。 それ故に、無惨は日光の克服をこの千年間悲願として生きてきたのだ。 兎に角、身を休めなければ。 竈門禰豆子も名簿に記載されていなかった以上、無理を押して行動する理由も無い。 それに今襲われれば、死にはしなくとも……例え狂犬に劣る相手でも不覚を取りかねない。 モクバの救援に赴くのも取りやめだ。予期せぬ飛翔により位置も大分離れてしまった。 日光で死にかけた今、直ぐに外に出る気にはならない。 というよりも、何故自分が多大なリスクを抱えて出向いてやらねばならないのか。 護衛してやるのだから、向こうが自分の下に来るのが筋と言う物だろう。 ままならない。何もかもが全くもってままならない。 それもこれも───、 「殺してやる……殺してやるぞ海馬乃亜………!!」 全部、乃亜が悪い。優勝でも脱出でも、顔を合わせた瞬間八つ裂きにしてやる。 そう結論付けて、無惨は近場にある潜伏場所にできそうな施設の選定を始めた。 【B-3/1日目/午前】 【鬼舞辻無惨(俊國)@鬼滅の刃】 [状態]:ダメージ(極大) 、回復中、俊國の姿、乃亜に対する激しい怒り。警戒(大)。 魔神王(中島)、シュライバーに対する強烈な殺意(極大) [装備]:捩花@BLEACH、シルバースキン@武装錬金 [道具]:基本支給品、夜ランプ@ドラえもん(使用可能時間、残り6時間) [思考・状況]基本方針:手段を問わず生還する。 0:中島(魔神王)、シュライバーにブチ切れ。次会ったら絶対殺す。今は回復に努める。 1:禰豆子が呼ばれていないのは不幸中の幸い……か?そんな訳無いだろ殺すぞ。 2:脱出するにせよ、優勝するにせよ、乃亜は確実に息の根を止めてやる。 3:首輪の解除を試す為にも回収出来るならしておきたい所だ。 4:柱(無一郎)が居る可能性もあるのでなるべく慎重に動きたい。 5:一先ず俊國として振る舞う。 6:モクバと合流は後回し、モクバの方から出向いてこい。 [備考] 参戦時期は原作127話で「よくやった半天狗!!」と言った直後、給仕を殺害する前です。 日光を浴びるとどうなるかは後続にお任せします。無惨当人は浴びると変わらず死ぬと考えています。 また鬼化等に制限があるかどうかも後続にお任せします。 容姿は俊國のまま固定です。 心臓と脳を動かす事は、制限により出来なくなっています、 心臓と脳の再生は、他の部位よりも時間が掛かります。 092 さすらいの卑怯者 投下順に読む 094 A ridiculous farce-お行儀の悪い面も見せてよ- 時系列順に読む 089 その涙の理由を変える者 ウォルフガング・シュライバー 104 僕は真ん中 どっち向けばいい? 057 くじけないこころ 鬼舞辻無惨(俊國) 101 神を継ぐ男
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E102・シオリ増強小隊(シオネ様が見てるリターンズ部隊) 防御2 部隊評価値 【防御】 強制のみ:評価15(燃料3)※敏捷使用 作戦 【地形】 ≪雪山≫ 雪崩に注意し、自分たちが山間、谷間の場合戦闘は避け平原又雪崩の恐れが少ない場で戦闘 囮部隊で雪崩が発生しやすい場所に誘い込む 周囲の森や林、くぼ地に身を隠す 土や枝、葉っぱをかぶせて偽装する。 枝葉などを使って偽装するときはなるべく自然な模様になるようにする。 偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。 森林または雪原の模様をした迷彩服を着る。 偽装用ネットを使う。 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。 歩兵による伏撃が可能 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る 木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない 木に登る事で上から攻撃することが出来る 下生えや木の根、木の洞などに身を隠す事で防御効果が期待できる 高低差、木々により入れる戦力に限りがあるため、敵戦力の選別を行える。(ただしこちらも歩兵、山岳騎兵に限られる) 森林はそこを主戦場とするもの(GPO緑キャラ)にとっては戦いなれた地形であり、夜戦、山岳戦でも地の利はある。 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能。 《平原》 平原なので、部隊展開が容易である 岩や丘がある場合は、その場所を確保。橋頭堡とする。 偽装用ネットを使う。 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。 歩兵による伏撃が可能 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る 木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能 ≪建物内部≫ 遮蔽物が多く、身を隠しやすい移動ルートを選べる。 【装備】 <生身> 重ね着:重ね着することで体を暖められ、さらに必要に応じて脱着すれば体温調節が容易にできる。 帽子の大切さ:頭部や凍傷になりやすい耳を守るため防寒用の帽子の着用を徹底する。 手袋:指が凍傷になったり、金属性の装備の冷たさを防ぐために着用する。 雪上用靴:対雪用のものをえらび、なるべく靴下を取り替えたり乾かしたり履き替えたりすることで足先の凍傷を防ぐ。 氷点下での防水:寒冷地でぬれたまま風に吹かれると低体温症になるので、水につかる場合はかならず防水用の装備をする。 かんじき:雪上で移動しやすくするための靴 スキーストック:雪上で移動する際に足にかかる負担を減らせる 足に唐辛子、指にはクリームや油を塗って保温に勤める。 靴と靴下、肌着と衣服の間など、隙間には新聞紙など紙を挟んで保温と寒気の遮断に努める。 金属の装備に、直に触れない。また、可能な限り金属部分を露出させず、防寒用の覆いを被せる。 防寒具のうち、時に衣類が濡れた場合に即座に着替えられるよう、最低でも予備の着替えを一着は装備する。 氷結した食糧は消化できず、寧ろ失調し下痢など体力低下・戦闘不能の原因となるので、固形燃料などで温めた食事が摂れるようにする。湯を確保できるならカップラーメンでも可。但し、直ぐに凍結するので速やかに配食できる場合以外、食事は無理。 通信機などの機械も、低音や付着する氷雪により機能停止する為、アンテナに電熱装置をつける等、防寒対策を施す。 世界忍者などが防具として鎖帷子を着用する場合は、極寒の地では通常と異なる着用法を行う。事前に暖かい室内などで素肌の上に着け、その上から肌着など着衣を着ける。鎖の網目と肌着の間の空気が体温で温もり、保温性を高める。(通常は、身体の擦過傷や汗による鎖の腐食、極寒時以外は耐え難い篭り熱の為、肌着の上に着ける。) <機械> ゴム部品の取り扱い:ゴムは寒冷地では弾性が失われ、砕けることもあるのでなるべく外気や雪に触れさせないようにする。 燃料の凍結防止:燃料や潤滑油が凍らないように取り扱いには十分気をつける。寒冷地用のものを準備する。 バッテリーの用意:気温が低いと出力が落ちたりするので予備のものを多くもっていく。 稼動時:アイドリングで十分部品を暖めてから動かす。 停止時:エンジンの凍結を防ぐためヒーターを装着したり、シートをかぶせる。 <武器> カバー:小火器のようなものは寒冷地では潤滑油が凍ったり金属・プラスチック部品が壊れたりするので、使わないときは雪や外気に触れないようカバーにしまっておく。 予備のパーツ:壊れた部品が速やかに交換できるように予備のパーツを用意しておく。 外気温への冷却:外に持ち出したときに、武器についた水分が凍るのを防ぐために少しずつ武器を冷やす。 金属変形への対処:撃って熱くなった銃身は雪の上においてしまうと変形したり水分がついてしまうので、扱いに注意する。 照準器の取り扱い:呼吸の際に息を誤って光学照準器にかけてしまうと凍って使い物にならなくなるので注意する 金属が氷点下では強度が低下するので注意。特に、日本刀は簡単に折れる為、要注意。 【陣形】 指揮官指示により、密集、離散、陣形変更を即時行えるように訓練しておく。 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る 敵に対して多数で攻撃することを前提とし、敵1体に2人以上で攻撃できるようにポジションをとる。 敵に後ろを取られないように味方同士でお互いに背中を守る。 ≪歩兵など≫ 攻撃班は可能なら友軍の攻撃から隠れている敵を側面、背面から奇襲する。 【体術】 ≪全般≫ 雪が深く積もって堅くなっている急斜面の歩行は、足を大きく雪に沈めて体力と時間に体温を消耗する事を防ぐ為、輪カンジキを利用する。軽金属と化学製品の品でも、古来からの素材の品でも、藩国の国柄に合わせる。 平地や緩やかな斜面の移動には、スキーを利用する。 行軍時の吹雪で遭難しないように、各人がザイルを着用する。 固まった雪を煉瓦の代りに積み上げて戦闘時の陣地や吹雪の時の雪洞を作る為のショベルを携帯する(軍隊装備なら必須なので、言うまでも無いかもしれませんが)。 重量物は、橇で曳く。場合によっては、犬橇を用意する。 外装の色は、雪原に溶け込む白で揃える。 平原なら兎も角、山間部や谷間では雪崩を誘発しない為に、発砲を控える。白兵突撃時の吶喊は問題ないので、盛大に叫ぶ。 敵が雪崩に遭いそうな地形に存在する時には、間合いが遠く此方の砲が寡少の場合でも、先制攻撃を加えて雪崩を誘発させる。 白兵戦の場合、得物を構えるのは野外である点、雪上であるので森林でない可能性も高い点から、構えは右八双に揃える。集団で陣形を組む場合、肩に担ぐ右八双以外は同士討ちの危険が高くなる為。 射撃の場合、立射と伏射を併用し、射撃時にのみ静止する。 待ち伏せの時に、吐息(白くなっている)で露見しないように呼吸は深く緩やかに。 蹴り技は足許が雪上なので、出来るだけ使わない。 握り拳の拳打よりも、手刀を用いる。場合によっては、掌を相手に重ねて体移動の打撃で内臓に衝撃を伝える。 レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする 担当員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ 部隊員と死角を補い合う 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから) 相手の勢いや距離、間合いを意識する 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する 鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。 ≪室内戦闘≫ 室内侵入 潜入技能を使って、先行。敵を速やかに無力化(出来る限り命を奪わないこと)。 罠にも細心の注意を払うこと。特に監視カメラや、赤外線・圧力センサーには注意し、サイボーグの目で確認すること。 ゆっくりとドアの外から室内を捜索する。 ドアをあけたら少し下がって、銃を向けた状態で横に移動し部屋を捜索する。 このとき、銃を部屋の中に突き出したりはしないこと。 180度終わったら、室内に踏み込み直ちに外から見えなかった死角を確認していく 反応時間がかなり遅くなるため。隅によらない。 室内戦闘 構えの基本は、脱力(=リラックス)した状態で立つこと。素早く動作に移れるよう、無駄な箇所に力を入れないようにする。 ちなみに武器をしまうときは片方ずつ。しまうときにも周囲への注意を怠らない。 移動する場合、構えながら歩かないこと。視界が狭まって危険である [ 投げ(後ろから) ] ライフルなど武装した敵との近接戦 突然後ろから敵に襲われ、腕も抱えられているので武器は使用できない場合は、振り払おうとして前に出ずに、相手に体重を預け気味に後ろに重心を移す。 一瞬の隙を突き体を斜めにしながら右足を抜く。肘は相手の胸に押しつける。 抜いた右足は敵の足に引っ掛ける。同時に体を回転させながらさらに後ろに押す。 ≪対白兵防御≫ 相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。 攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。 攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す 一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る ≪対爆発防御≫ 敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る (爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく ≪オペレータとの連携による防御と回避≫ オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている 地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている SS ・イラスト 1184391876363.jpg 絵:モモ(再利用) 1184568506546.jpg 絵:月光ほろほろ(再利用) ゆるりと無駄な動きを一切せずに龍の使いは敵の攻撃を回避する。装甲ではなく俊敏にて防御を行う彼等はユニットとして特殊な存在であった。元々俊敏には自信のある彼等は、それに更に磨きをかける為に体術特化の訓練を続けていたのだ。 ただ素早いだけではなく、敵の攻撃をある程度予測するという事も回避には重要な事であり、慣れるまではボコボコと訓練中に攻撃を喰らったものであるが、何度かの実践、更なる訓練により彼等は進化し続けていた。 「よし、耐え切れ!」 声を掛け合いながら身体を軽くそらし敵の剣を避けたメンバーはちらりと敵の全容を見る。基本的には1部隊に1部隊で当たるという方法を敵は取ってきているのが幸いした、傍には常に連携訓練を行っている仲間と敵しかいないのでそれぞれの動きを妨げる事はないのである。互いに死角をつかれぬ様に常に神経を研ぎ澄ましながら敵の攻撃が止むのを待つ。コレは忍耐が要ることであった。しかしながら彼等は待ちの後のカウンターを心待ちにし、耐え続ける。国に残る仲間はもっと耐えているのだ。何も出来ないからせめて応援だけでもと祈り続ける仲間。直前まで準備の為に駆けずり回ってくれた仲間。自国の代表として己達を選んで戦場に送り出してくれた藩王様の期待に応える為の忍耐は苦痛ではなっかた。 敵の攻撃が緩やかになったのを確認し、最期まで気を抜かずに身体を動かす続ける。ある程度疲弊はしているが、最小限の動きでかわすと言うことを叩き込まれた彼等にしてみれば許容範囲内の疲労であった。 「気を抜くな!」 背後から襲ってきた敵をかわし、すれ違いざまに軽く背中を叩き敵のバランスを崩す。常にクールに、常に余裕を持って、常に前だけを見て彼等は戦場にたっているのだ。 1184353194590.gif (SS:砂神時雨(再利用) イラスト:コダマゆみ(再利用)) 1183836346294.jpg 絵:コダマゆみ(再利用) 絵:たけきのこ(再利用) 参戦RP 「見切った!」 -- ていわい@たけきの藩国 (2007-08-04 23 49 36) 「そこだ!」 -- ていわい@たけきの藩国 (2007-08-04 23 49 50) 「はっずれー」 -- ていわい@たけきの藩国 (2007-08-04 23 50 04) 名前 コメント 応援
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―――サーヴァントを狩り殺す。 そして自分の願いを叶える。 全ては自分が騎士(じぶん)であるために。 彼の思考にあったのはそれだけだった。 純白の鎧は闇夜の中でもなお明るく輝き、凄烈な闘気は何も寄せ付けぬ雰囲気を発していた。盾と剣を持つその青年は、顔色一つ変えずに道を急いでいる。 ―――第四次聖杯戦争に招かれ、それから十年以上を現世で過ごす英霊。 ブリテンにおいてその名声を轟かせた世界で最も偉大な騎士。 サー・ギャラハッド。 それが彼の名だった。 「……出てきたらどうだ」 誰もいない闇夜に向けた言葉は、二人分の言葉で返された。 「奇襲しかけようとしたけど、失敗かよ。しゃあねえ。クイック・デッドといこうかね」 「私としてはドッグ・ファイトでもいいがな」 出てきたのは黒いテンガロンハットをかぶった金髪の男と、飛行服を着込んだ男。 英霊二騎。それを前にしてもギャラハッドは揺るがない。 むしろ、好機とばかりに剣を向けた。 「アーチャーとライダーですか。丁度いい。あなた方には死んで頂く」 殺気に人を殺す力があれば、彼等は百度は死んでいるだろう。 しかし、彼等は自然体を崩さずに立っていた。 「俺に死ねって言った奴らはとっくに墓の下でおねんねだぜ。チェリーボーイ」 アーチャー―――かつて、ビリー・ザ・キッドと呼ばれ、新大陸で悪名を轟かせたアウトローは少しも慌てずに、銃を引き抜いた。その場の誰にも知覚できない疾さで。 「頼まれて自殺するようなら、私は千度は死んでいるよ」 ライダー―――かつて、ソ連人民最大の敵と名指しで呼ばれた空の魔王の背後に、彼の愛機であったJu87が顕現した。 「音に聞こえた早撃ちの技とこの時代の騎士が乗る馬ですか。しかし円卓の騎士に挑むには役不足では?」 「知るか」 38口径の銃弾が火花を散らしながらギャラハッドに去来する。それを彼は盾で受け止めた。 ―――戦争、開始。 上空からは舞い上がったJu87が弾雨を降らせ、地上ではアーチャーが的確に弾丸を当てていく。 ―――しかし、 「おいおい、これだけ撃ち込んで顔色一つ変えねえのかよ。マジで化けモンだな」 痛みは生きる上で必要な機能ではあるが、戦いにおいてはそれが邪魔になる。 動きは鈍り、気合いを乱され、時にショック死すらあり得る。 だが、ギャラハッドにある聖霊の加護は痛覚を与えない。文字通り戦うために生まれた存在だ。吶喊してきたギャラハッドを銃弾で迎撃する。ギャラハッドがそれを盾で受けた瞬間、しかし。 「ばーか」 新たに発射した銃弾が鎧の隙間を襲撃し、血と肉片を散らした。 「小癪な!」 剣を突きの形に構えると、そのままアーチャーの頭部を狙う。 「いいのかい?クラウツのおっさんがおめえをミンチにしちまうぜ?」 ギャラハッドが筋肉の断裂で一瞬動きを止めた、ほんの一瞬。 上空からはかつて悪魔のサイレンと呼ばれた急降下爆撃の騒音が響き渡っていた。 「アメリカ人と同盟を組んでイギリスの騎士を倒すとはな」 複雑な心境に反して、今次の戦争でライダーとして召喚された彼の腕は冴え渡っていた。 思えば、あのサーヴァントは気にくわない。 何度やめろと言っても自分をキャベツ野郎(クラウツ)と呼ぶ。 作戦もへったくれもなく敵に突撃して本人曰く喧嘩を楽しむ。 衛宮士郎や間桐慎二を無理矢理引っ張ってキャバレーで飲みまくる。 自分だって生きていた頃は命令に従わなかったことはあったが、それでもあいつと比べれば可愛いものだ。 気にくわないだらけの男だが、それでも信じられる。 奴に銃を持たせれば、地上最強だ。 「そして、私がこいつにのっていれば地上も上空も最強だな」 そして、空の魔王は地上の敵を噛み砕くべく突撃した。 『空の魔王(カノーネン・フォーゲル)』 アーチャー曰く、「爆弾のばらまき」は、爆炎と大音響で剣の英霊を包み込んだ。 ひゅい。 炎の一点を見続けるキッドは興奮を抑えきれない様子で口笛を吹いた。 「やるじゃねえか」 ギャラハッドの姿は正に満身創痍だ。 全身に火傷を負っている。 片眼は潰れている。 鎧は砕け散って、鍛え抜いた身体が露出している。 だが、それでも、ギャラハッドは立ち、剣と盾を握っていた。 「かはははは、マジで化けモンだわお前。教会の地下の連中もそんな風に喰ってたのかよ」 キッドは、嬉しそうに、しかし痛烈な侮蔑を込めながら嗤った。 「貴様、あれを……」 「見たくもなかったけどな。あのクソ神父様が無理矢理見せやがった」 「相変わらずだな、コトミネめ」 「聞いてもいいかい」 銃を構えながら、アーチャーは訝しむように口を開いた。 「―――なんでだ?俺見てえな悪党なら分かる。理解はしたくもねえけどな。でもアンタは本物の英雄だしそれに……」 キッドの眼光が鋭くなる。 「お前、正気だろ」 聖杯の泥。 この世全ての悪によって湧き出したそれに当てられれば、サーヴァントでも、サーヴァントだからこそその性質は汚染され、黒化する。 前回のセイバーはそれで狂ったというのが、冬木の管理者、遠坂凜の見立てだった。 「貧乳女の言っていた通りだと、思っていたさ。だが、そうじゃねえ。殺し合いやってるからこそ分かるもんもある……お前、前回に召喚されたときから変わってねえだろ」 前回のセイバー、ギャラハッドは、銃を向ける拳銃使いを一瞥すると、苦笑するように吹き出した。 「当然だ。この身は数多の呪いを退け続けた。今更あの程度でなんだというのだ」 「宝具かスキルかは知ったこっちゃねえが、まあそれはいいとしよう。お前の目的は何だよ。聖杯の中身で世界征服でもやらかす気か?」 「……私は、私の責務を果たすだけだ。聖杯探求を」 少し苦しげに言葉を吐き出したギャラハッドの眼は、ここではない何処か遠くを見つめていた。 聖杯探求。 アーサー王の命を受け、パーシヴァル、ボールスと共にサー・ギャラハッドが成し遂げた冒険。見事聖杯を手にしたギャラハッドは天に召されたという。 ここまでが、知られた伝説であり、そしてこれからの伝説の続きは彼等しか知らない。 「……本物じゃなかったってわけだ」 「いいや、本物だったさ。その力で私は英霊の座に至った……それで終わりだ」 「それで?聖杯手に入れてめでたし、めでたしだろうが」 軽薄な言葉に対して、ギャラハッドは苛烈さを増した瞳でアーチャーを睨み付けた。 「ふざけるな!私はそれをアーサー王に献上できぬままに終わったのだ! あのお方に、キング・アーサーに!騎士が役目を達せぬ等、不忠を通り越して怠惰の域だ! だから私は永遠にこの地で聖杯を護り続ける!いつか蘇る王が帰還するその日まで! そして、それで私の聖杯探求は終わる!!」 それこそが世界で最も偉大な騎士と呼ばれた騎士の叫びだった。 伝承によれば、多くの騎士がカムランで散り、アーサー王の時代は終わったと聞く。 しかし、アーサー王はアヴァロンで眠っているだけで、いつかまた蘇るとも聞く。 アーチャーは理解した。つまりはギャラハッドの願いとは。 「おめえは、永遠にこの地の聖杯戦争で勝ち続ける気か?」 「そうだ。聖杯が呼ぶ英霊達の中にあの方が呼ばれる可能性は高い。ならば私はその日まで待ち続ける」 「魔力は……大丈夫か。お前そのためならなんだってやるつもりだろ」 「ああ、魂喰いだろうが、何だろうが、やる。私が騎士(わたし)であるために!」 「そうかい……じゃあ、止めねえとな」 呆れたように手を挙げて「お手上げ」のポーズを取るアーチャーを、今度はギャラハッドが訝しむように口を開いた。 「お前が、いちいちこの地の民の犠牲を考慮する英霊とは思えないが」 「悪党ではあっても、悪の手先じゃないんでね、俺は俺のやりたいようにやる」 銃を向けたままアーチャーは答えた。 「士郎と飲んだ店の酒は美味かった。それだけさ」 「そうか、是非も無い」 盾が昼間を思わせる陽光を発する。光が収まった場所には、白騎士が立っていた。 「この騎士によってお前が手こずっている間に、私は貴様の首を取らせてもらう」 「まあ、こいつの火力だけじゃそうなるな」 アーチャーは自分の手の中にある拳銃を見て、少し苦笑した。 「だがよ」 跳躍。 瞬発力の限界を超えたのではというほどにアーチャーは跳んだ。 「……予定通りだな。爆弾で仕留められなかったのは痛いが」 ライダーの眼中には跳躍したアーチャーと、降りたところを狙うつもりでいるであろうギャラハッドと白騎士がいた。 「お前が銃を持てば、最強だ。だが、銃の威力と性能に限界が生じれば、そこがお前の限界になる。だから、私はお前に貸すだけだ」 精神を集中させる。 「受け取れ、悪漢王!!」 アーチャーがそれを手に持つと言うより、アーチャー自身がそれの付属品のように見える。 それほどに、アーチャーと飛行機が一瞬交差した夜空に出現したそれは圧巻だった。 「けけけけけ!!来たキタキタァ!!!GAU-8 Avengerガトリング砲だあ!!いっぺん撃ってみたかったんだよこれ、簡単に死んでくれるなよ騎士様ァ!!」 呵々大笑したアーチャーは空中で砲身を向ける。そして何らかの操作をしたようにギャラハッドには見えた。 銃声ではなく、砲声。弾丸ではなく30mmの砲弾が、白騎士とギャラハッドを喰らいにきた。 GAU-8 Avengerガトリング砲。 ゼネラル・エレクトリック社製のそれは、アメリカ軍の航空機搭載火砲の中で最強を誇り、主に対戦車攻撃に使用される。 搭載されている航空機は主にA-10だが、これはライダーが召喚することのできる航空機の一つだった。彼自身が開発に参加したこれは、一部の部品だけでも顕現させる事ができる。 機関砲だけを顕現させ、それをアーチャーが使うという作戦こそが、ギャラハッド迎撃の肝だった。 「どうした、セイバーよお!俺はここだぜぇ!!!」 毎分3900発、口径30mmの対装甲用焼夷徹甲弾と焼夷榴弾がまさに鉄の暴風雨として放たれ、剣の英霊に襲来する。もはや音は意味を成さなくなり、眼は光を識別するだけの器官になっていた。白騎士は既に消滅していた。 それでも、ギャラハッドが即死していないのは片手に持つ赤十字の白盾と、一瞬の遅れもなく振るう選定の剣によって弾雨を斬り落としているからだ。 それでも、鉄の暴風雨はあまりにも強大だ。手は感覚が無くなりかけている。 意識は弾雨を防ぐだけで精一杯であり、一瞬でも気を抜けば容易くギャラハッドは落命するだろう。 だが―――。 「退けぬ……」 端整な顔立ちは既に鬼の貌に変貌し、全身に刻まれた傷と共に凄みを見せている。 正に危機というとき、しかしギャラハッドは獰猛に歯を食いしばっていた。 「故国(ブリテン)の滅亡と、騎士達の絶望が私を捕まえて離さない」 剣戟が更に疾く、鋭くなった。 「この底無し沼のような闇から逃れ出るには、あの方に引き上げてもらうしかない」 盾を無理矢理に前へと出す。聖盾は猛攻の前に少しずつだが弱っているのが分かった。 「この程度で、私を殺せると思うな。アーチャーァァァァァァ―――!!!」 咆吼。盾は遂に轟音と共に砕け散った。いや、ギャラハッドが砕いたのだ。 壊れた幻想(ブロークン・ ファンタズム)。 それがもたらした爆発は砲弾の雨を一瞬、数時間にも感じられる一瞬を遅らせることに成功した。 ギャラハッドは跳躍した。 先ほどアーチャーが行ったよりも更に高く、早く、跳んだ。 「キング・アーサーァァァァァァアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」 一閃する剣戟に、機関砲を上に向けるには間に合わない。 しかしアーチャーは全く怯えていなかった。文字通り悪戯小僧(キッド)のように笑うと、いつの間にか銃弾を装填した愛銃―――サンダラーM1877を抜いた。 「根性あるじゃねえの!喧嘩はこうじゃねえとなあ!!」 銃声。 頭骨を砕く音が、響き渡った。 「ハアッ、ハアッ、ハア……」 肩で息をつくギャラハッドの片手は綺麗に無くなっていた。 壊れた幻想(ブロークン・ ファンタズム)の爆発は、片手を根刮ぎに削ぎ取ったのだ。 「けっけっけ、片腕貰ってやった。俺も消えるが、まあいいか」 軽薄な声は背後から聞こえてきた。 頭蓋を砕かれ、霊核を破壊されていながら、それでもアーチャーは笑っていた。 ふてぶてしくも、地面に大の字に転がって星を眺めている。 そんなもう間もなく消えるであろう弓兵を、ギャラハッドは一瞥し、剣を地面に突き刺した。アーチャーの笑い声が止まる。 「聞け。私は貴様が嫌いだ。その軽薄な態度も、我欲まみれの行いも、騎士道をまるで理解しようともしない態度も全てが気に障る」 だが、と言葉を区切った。 「貴様は間違いなく、本物の英雄だったよ」 その言葉に、アーチャーは無言を貫き、にやりと不敵に笑って消えた。 それだけを見ていたギャラハッドの上空を、Ju87が飛んでいく。爆撃する気は無いらしい。盾を失い、片手を失ったことを自分のマスターに報告しに行くのだろう。それは痛手だが、仕方が無い。 「立ち止まって、いられるか」 剣を地面から引き抜くと、ギャラハッドは歩き始めた。 東の空が白み始めている。今日の聖杯戦争は終わった。 夜明けをほんの少しだけ見ていると、ギャラハッドは再び歩き始めた。 全てはブリテンのために、アーサー王のために、何より騎士にしかなれない自分のために。 暁をJu87は飛び続ける。マスターの元に聖杯戦争の情報を届けなければならない。 ライダーはエンジンが焼け落ちても飛び続けるつもりでいた。 ふと、独り言が口から出た。 「ギャラハッドの片腕をもいだなんて、『座』で自慢ができるぞ。ウィリアム=H=ボニー」 夜明けがJu87の機体を照らしていく。 「いや、ビリー・ザ・キッド、お前は正に地上最強の英雄だったよ。ガンマンの時間は終わった。これからは正義の味方が征く時間だ」 何故か、あいつはあの少年を気に入っていた。笑って消えたのも、あの少年を信じたからだろう。おもむろに片手を上げて、敬礼をした。 「Sieg Heil(勝利万歳)!!」 朝日は既に燦々と輝いていた。 ……太陽が見える。風が吹いている。 これは、あの新大陸の陽光と風だ。そこを竜巻のように駆け抜けた者だけが、これを感じることができる。そうだ。俺はここに帰ってきたのだ。 あのいまでも思い出す喧噪と熱気が溢れる国へ、自由の大地へ。 彼は昔と同じように、テンガロンハットを被り、コートを着て、銃をホルスターに収めた。これで恐い者無しだ。そして馬にまたがり、荒野を目指し、駆けた。 アメリカのある墓の前の石碑にはこう記されている。 真実と経歴。21人を殺した。少年悪漢王 彼は彼らしく生きて死んだ。 ウィリアム・H・ボニー 『ビリー・ザ・キッド』