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ギャルゲーマー刃牙 138 名前:ギャルゲーマー刃牙 :05/01/06 02 51 59 ID SXFY4Tf7 新作でなくて、大昔のスレからの引用でスマン。 好雄「地上最萌のキャラを見たいか―――ッ」 観客「オ――――――――――!!!!」 好雄(オレもだ、オレもだみんな!!) 好雄「萌えキャラ選手入場!!!」 古舘「全萌えキャラ入場です!!!!」 ・ セクシーシスターは生きていた!! 更なる研鑚を積みシスプリの女王が甦った!!! 萌妹!! 咲耶だァ―――!!! ・ 次世代恋愛SIMのシステムは すでに我々が完成している!! NOёL 清水代歩だァ―――!!! ・ HPが無くなり次第 倒れまくってやる!! 『卒業』シリーズ代表 中本静だァァ!!! ・ 萌えでの競い合いならF&Cのキャラデザがものを言う!! 精霊のムエタイ・ムエカッチュアー チャムナ・フォン!!! ・ 真の育成ゲーを知らしめたい プリンセスメーカー2 『勇者の娘』だァ!! ・ 格ゲーではヒロインはチュンリーだが 脱衣格ゲーならヒロインの座はボクのものだ!! VGの鉄拳 武内優香だ!!! ・ 下校対話システムは完璧だ!! トゥルーラブストーリー 桂木綾音!!!! ・ 全ときメモきゃらへのベスト・オブストラクションは 私の中にある!! 邪魔キャラの元祖が来たッ 美樹原愛!!! ・ 根性なら絶対負けん!! マネージャーの虹弁見せたる ときめきメモリアル 虹野沙希だ!!! ・ ガンパレード・マーチならこいつが怖い!! 万能のピュア・ファイター 芝村舞だ!!! ・ データムから ささきむつみのママ先生が登場だ!!! ハッピー・レッスン 一文字むつき!!! ・ インカムを稼ぎたいから 脱衣麻雀キャラになったのだ!! ロンよりショウコを見せてやる!! 早坂晶!!! ・ デートの代わりに実験とはよく言ったもの!! 謎の薬品が 今 実践の場でバクハツする!! シスプリ流不思議少女 千影だーーーー!!! ・ 格ゲーキャラ日本一こそが地上最萌の代名詞だ!! まさかこのキャラがきてくれるとはッッ 不知火舞!!! ・ 萌えさせたいからここまできたッ!! 性能 一切不明!! 来栖川のメイドロボ HMXー12・マルチだ!!! ・ 俺の声はゲーム中最悪なのではない 全ギャルゲー中で最悪なのだ!! ご存知「ウィザーズハーモニー」 システィナ!!! 萌えキャラの本場は 今やエロゲー業界にある!! 麻枝を驚かせるヤツはいないのか!! 川澄舞だ!!! ・ デカアァァァァいッ 説明不用!! ザ・ガッツ! タカさんだ!!! ・ 萌えキャラは、 キャラクターグッズが売れてナンボのモン!!! 超高収益萌えキャラ!! 本家セングラから杉原真奈美の登場だ!!! ・ あにぃはボクのもの!! 誘惑する為 思いっきりボーイッシュに 思いっきりスポーツするだけ ショタ系妹統一王者!! 衛だ!!! ・ お兄ちゃんを探しに蝦夷から来たッ!! ドリキャス全ギャルゲーチャンプ 春野琴梨!!! ・ 膝枕にさらなる磨きをかけ ”エクストリームチャンプ” 来栖川綾香が帰って来たァ!!! ・ ときめいた自分は刺客じゃないッッ!! シークレット・アサシン ライズ・ハイマー!!! ・ 伝説の樹の言い伝えが 今ベールを脱ぐ!! ときメモから 藤崎詩織だ!!! ・ 年配ファンの前でなら私はいつでも全盛期だ!! 萌える竹井キャラ 鳴沢唯 本名で登場だ!!! ・ 学生の本分はどーしたッ 魔女の炎 未だ消えずッ!! 惚れ薬興奮剤も思いのまま!! 来栖川芹香だ!!! ・ 特に理由は無いッ 同居生活が萌えるのは当たりまえ!! ルームメイト!井上涼子が来てくれたー!! 同居人にはないしょだ!!! ・ 留年中に背負った心の影!! きらめき高校のロンリネス・バレーボーラー 八重花桜梨だ!!! ・ 萌えキャラだったらこの人をはずせない!! 超A級メジャー萌えキャラ 成瀬川なるだ!!! ・ 超三流メーカーの超一流の核地雷ゲーだ!! スマタでヤってヘコミやがれッ すたじおみりすのパクリ妹!! 佐藤鈴音だ!!! ・ 犬系幼なじみはこの女が完成させた!! ときメモ会の切り札!! 陽ノ下光だ!! ・ 若き妹が帰ってきたッ どこに行ってたンだッチャンピオンッッ 俺達は君を待っていたッッッ 伊藤乃絵美の登場だー――――――ッ ・ 負傷者発生にそなえ 超豪華なリザーバーを4名用意いたしました!! 「ドリームジャネレーション 蓮宮瀬里奈!!」 「伝統派ギャル格ゲーキャラ 青木真琳!!」 「病弱の萌えヒロイン 杉本桜子!!」 ……ッ どうやらもう一名は到着が遅れているようですが、 到着しだい皆様に御紹介いたしますッッッ http //yasai.2ch.net/gal/kako/974/974133503.html 関連レス 163 名前:水先案名無い人 :05/01/06 13 05 51 ID Lu+gfOfs 138-143 双子がいる…… その中だと舞かマルチで迷うな……いや、八重さんも捨てがたいが…… 164 名前:水先案名無い人 :05/01/06 13 11 58 ID 2UIQa5xJ 163 それは入場じゃなくてトーナメントを書ききったのが感心するとこだろ。 183 名前:水先案名無い人 :05/01/06 23 17 15 ID 7onTJdJ6 141 「春野琴梨」と聞いてアレを連想してしまう俺は もう完全に毒されてるんだろうなあ・・・ ひくん・・・ ひくん・・・ コメント 名前
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俺は須賀京太郎。言わずと知れた清澄高校麻雀部唯一の 男子部員だ。 この部の特徴はやたら女の子が多い事だ。 俺は普段麻雀の勉強をする事もなく、彼女たちの雑用ばかりしている。 しかし、今日俺は限界を迎えた。 久「ロン。12000は12300」 京太郎(俺はこの半荘が終わったら部長を誘う) 久「ふむ…」 京太郎(メンタンピンドラ1…良い手だ。これでこの半荘は終わる) 咲「カン!もいっこカン!リンシャンツモ!倍満です!」 京太郎(ぐぬぬ 咲イイイイイイイイイ) 咲「じゃあ連荘ですね」カチッ カラカラ チャッ チャッ チャッ カタカタカタ 久「…」(良い牌牌だわ) 京太郎(終わったな) 咲「カン!もいっこカン!カンカンカン!ツモ!」 京太郎(ブッチーン) 京太郎「おい咲 お前いい加減にしろよ」 咲「え?京ちゃんなんか言った?」 京太郎「え?いや何でもない。空耳だろ」 咲「そう…またまた私の親!がんばるよ!」カチッ カラカラ 優希「咲ちゃん今日はツイてるじぇ」 チャッ チャッ チャッ カタカタカタ 久「うーん」(一通も見えるけど三色かしら!) 京太郎(この三色が完成したら俺は部長を誘う) 久「ロン!メンピン三色ドラドラ!飛んだわね」 まこ「やれやれ…かなわんのお」 京太郎「部長…ちょっとコーヒーを買いに行きませんか」 久「え…?」 まこ「コーヒーなら冷蔵庫にあるじゃろ」 京太郎(ワカメはだまってろ もうしんぼうたまらん) 京太郎「俺は部長とコーヒーが飲みたいんです」 久「」 優希「」 咲(え…京ちゃん何言ってるの…?) まこ(ほう…京太郎も隅におけんのお) 京太郎「いやですか…?」 久「別にいいわ。じゃちょっといってくるわー」 *** まこ「おいおい ホントにいってしもたの」 優希「そ…そんな…京太郎に限って…」 和「そんなオカルトありえません!」 そんな訳で俺達は自販機の所にやってきたのだ 久「ふう」ガタン 夕陽に映える部長の横顔が美しい 久「それで…何?」 京太郎「ええ 実は俺の国士無双が爆発しそうなのです」 久「」 京太郎「では参りますよ」 久「ちょちょちょっと」 俺はてっとりばやく部長の唇という名の三色同刻をうばう 久「う」 京太郎「どうですか 俺じゃあだめなんですか」 久「ぷはっ まってまって何か須賀君変よ?どうしたの」 京太郎「俺は何時も普通でしたか それはそう見えていただけかもしれませんよ」 そう、俺の肉欲は限界を突破していた 優希「この泥棒猫だじぇ!」 久「優希・・・」 通路の陰から優希が飛び出して来た 優希「このバカ犬!女の子に無理矢理キスするなんてどうかしてるじぇ!」 そう言うと優希は俺の股間に拳を繰り出してきた ズン! 京太郎「はぅあっ!」 久「須賀君!?」 俺は肉欲も不完全燃焼のまま地に崩れ落ちた 久「ちょっ・・・須賀君、大丈夫!?」 京太郎「うぅ・・・あっ・・・///」ムクムク 上を見上げると、そこには部長のスカートの中が目の前に広がっていた 不覚にも俺は勃起した 久「へ・・・?って、どこ見てるのよ///」 優希「地面を転がりまわるふりをして部長のスカートの中覗くなんて最低だじぇ!死ねっ!」 優希は俺の股間を蹴り上げる 京太郎「はぅあっ!」 俺は息を呑み悶絶した 久「優希・・・貴女なんてことを・・・!須賀君に謝りなさい」 優希「うるちゃいうるちゃいうるちゃーい!」 咲「何があったの・・・?」 和「須賀君が・・・死んでる・・・!?」 いつの間にか、優希を追ってきたと思われる麻雀部員たちが集まっていた 久「私にも何が何だか・・・」 優希「・・・部長がみんな悪いんだじぇ」 久「えっ」 周囲が騒がしい 京太郎「・・・ここは?」 内木「生徒議会室です。なにやら廊下で倒れているのでここまで運んできたのですが」 京太郎「ありがとうございます。でも俺、もう行かないと・・・うぁっ!?」 立ち上がろうとする俺の股間に痛みが走った 内木「無理しないで下さい。それより股間を押さえてどうかしたんですか?」 京太郎「な、何でもないんです。本当に!」 内木「怪我でもしていたら大変だ。おい、彼のズボンを脱がせろ!」 男子生徒A「はっ!」 京太郎「や、やめてくれ・・・!」 俺は筋骨隆々とした男子生徒たちの手によってあれよあれよという間にズボンのみならず 上の制服も脱がされ、1分と経たぬうちに全裸に剥かれていたのだった 内木「ほう、これはこれは・・・」 京太郎「み、見ないで下さい・・・///」 周囲を取り囲む生徒議会副会長と、その配下と思われる逞しい肉体を持つ男達・・・ 彼らのねばついた視線に俺は湧き上がる衝動を抑え切れなかった・・・ 内木「竹井会長の麻雀部唯一の男子部員、須賀京太郎君。貴方の事はよく存じ上げてますよ」 内木「そしてもしここで貴方の介抱をしなければ会長に顔向けできない」 京太郎「いやいや、ほんと大丈夫ですから」 内木「そうは言っても立ち上げれないのでしょう?さ、その股間を押さえる手をどかして下さい」 そう言うと副会長は俺の手を無理矢理どかせた 内木「これは・・・」 男子生徒B「おお・・・」 生徒議会室にどよめきが走る そう、俺は勃起していたのだ 内木「神聖な生徒議会の一室でここをこんなにして・・・。恥ずかしくないのですか?」サワッ 京太郎「くっ・・・!?」ビクンッ 副会長にただ股間を撫でられただけだというのに、俺のペニスは大きく跳ね上がる 内木「おやおや、これじゃあ確かに立つことすらできないでしょう。もっともここはこんなに勃っていますが」 京太郎「や、やめてくれ・・・」 言葉とは裏腹に、俺の肉体はこれから俺に降りかかるであろう快楽に歓喜していた 内木「うぶっ!!!」ゴキイッ その瞬間黒い稲妻が走り内木以下生徒会役員のホモどもは一掃された ハギヨシ「大丈夫ですか京太郎様 偶然廊下を通りましたら悲鳴が聞えましたので」 京太郎「ああ…ありがとうございますありがとうございます…」 そして俺は部長の所へ戻った 久「あら、須賀君!」 京太郎「部長…俺…」 久「大丈夫?さっきは何か様子が変だったから…」 京太郎「今俺の九蓮宝燈は完全に復活しました」 久「」 そう、俺の中では既に九種九牌倒牌のイメージが克明に浮かんでいた しかしそれは犯罪である いくら欲に駆られようとも俺は部長の悲しい顔を見たくはない 京太郎「部長 実は俺…部長の事を愛してるんす…なんて言っていいか…すみません」 久「…そう」 久「…」 俺は知っている。まずはこの様に真意を伝える事が重要だ。 京太郎「やっぱり変ですね…頭冷やしてきます」 久「まって」 京太郎(北) 先ほどの愛の告白が心とすればこれが技 一度降りる事により部長の心をわしづかみにするテクだ 京太郎「部長!」ガバッ 久「あっ!」 そして体 すなわち 心・技・体 これぞ最強の麻雀奥義 俺も伊達に麻雀やってないのである 久「ちょっと待って。私こういうのは本当に好きな人だけにしたいのよ。須賀君は一時の勢いではないと断言できるの?」 久「私は須賀君の事は好きだし大事な麻雀部員の一人だわ。でもそんな風に思っていたなんて知らなかったのよ」 北。これはまことの壁。いわゆるノーチャンスというやつだ。 ここは絶対いい加減に答えてはいけない。 俺の今の本心 それは…! 京太郎「国士無双が止まりません」 久「…」ニヤリ 京太郎「あっ」 ガバッ 久「須賀君…からかってるの?面白いわねえ」 久「いい?こういう事するとどうなるか教えてあげる」 京太郎「あああ」 部長の闇の部分が目を覚ましてしまった。まさに理想的な展開。 京太郎「ちょっちょっと止めてください」 久「許さないわ」 アーレー カン
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須賀母「じゃあ私は池田さんと三つ子ちゃんと一緒にお出かけしてくるから」 池田父「華菜を頼んだよ」 京太郎「はい」 池田父「華菜も、京太郎くんと仲良くな」 華菜「わかってるし」 須賀母「それじゃあねー」 京太郎「行ってらっしゃい」 華菜「行ってらっしゃいだし」 華菜(須賀京太郎かぁ) 華菜(見た感じ普通っぽいけど) 華菜(まあ、話してみないとわかんないし) 緋菜「やだし、わたしたちもおねーちゃんといっしょがいいし」 菜沙「ぱぱとおばさんはいやだし」 城菜「ねー」 須賀母「おばっ」 池田父「おいお前たち、そう我儘を言うんじゃないぞ、京太郎くんも困るだろう」 京太郎「あの」 池田父「うん?どうかしたかい」 京太郎「俺は構いませんよ?」 池田父「そ、そうかい?」 京太郎「はい、それにその子達もこれから一緒に暮らすことになるだろうし、折角だから仲良くなりたいです」 池田父「しかし……」 須賀母「華菜ちゃんはどうなの?」 華菜「私も一緒でも構わないよ」 池田父「それなら頼んでも良いか?」 華菜「華菜ちゃんにお任せだし」 池田父「だそうだ、行っていいぞお前たち」 緋菜「やったー!」 菜沙「おねーちゃん」 城菜「わーい」 華菜「よしよし、でもちゃんといい子にしなきゃ駄目だぞ?」 「「「わかったー」」」 うん、良い姉妹みたいだな。 俺も馴染めると良いけど……。 京太郎「それじゃあ中へどうぞ、えっと……」 華菜「うん?」 京太郎「何て呼べば良いかなと」 華菜「ああ、そうだな。呼び方は……」 華菜(呼び方かぁ、どう呼んで貰えばいいかな) 華菜「姉さんでいいし、あと別に敬語じゃなくていいよ」 京太郎「ん、わかったよ姉さん」 華菜「それじゃあ入ってもいい?」 京太郎「ああ」 華菜「ほら、入っていいぞー」 緋菜「わたしがいちばんだし!」 菜沙「にばんー!」 城菜「さんばんー」 京太郎「お昼まではまだあるな……」 華菜「これからどうする?」 菜沙「どうするのー?」 緋菜「おやつたべるし!」 華菜「まだ3時じゃないからおやつは駄目」 緋菜「えー」 城菜「けちー」 【午前】 華菜「そうだ、それじゃあお前自己紹介するし」 緋菜「なになにー?」 華菜「これから緋菜達のお兄ちゃんになる人が自己紹介するんだよ」 城菜「じこしょうかい?」 菜沙「おにーちゃん?」 京太郎「ああ、俺は須賀京太郎。もうすぐ皆のお兄ちゃんになるから、仲良くしてくれよな」 菜沙「きょーたろーおにーちゃん」 緋菜「なかよくするし!」 城菜「するー」 京太郎「よしよし、ありがとうなー」 仲良くしてくれると言った二人の頭を撫でてやる。気持ち用に目を細めて、姉さんもだけど猫みたいで可愛いなぁ。 菜沙「ふたりともずるいし」 華菜「菜沙もお兄ちゃんと仲良くする?」 菜沙「するー」 華菜「いい子だな、それじゃあ代わりに姉ちゃんが撫でてあげる」 菜沙「おねーちゃんじゃやだし」 華菜「何をー!?」 華菜(でも、いい奴そうで良かった) 華菜(妹達もなついたみたいだし、上手くやっていけるかな) 華菜「お昼も済ませたし、次はどうしようか」 京太郎「午後かー、そうだな……」 【午後】 緋菜「ねーねー、おにーちゃんはまーじゃんするの?」 京太郎「麻雀?俺はやらないけど、何で?」 菜沙「おねーちゃんはまーじゃんつよいんだよ」 城菜「たいしょーだもんね」 京太郎「姉さん麻雀部なんですか」 華菜「まあな」 京太郎「そう言えば学校は?」 華菜「風越女子だし」 京太郎「へー、風越って麻雀強いって聞いた覚えがあるけど、全国とか行ったりしたの?」 華菜「風越は強いんだ……でも、去年はやばいのが居て負けちゃって」 京太郎「やばいの?」 華菜「そう、天江衣って言うんだけど、去年の私じゃ全く歯が立たなくて……」 無意識にか、拳を握りしめる姉さん。 よほど悔しかったのだろう、嫌なことを思い出させちゃったかな……。 華菜「でも今年は勝ってみせるし!」 京太郎「おお」 華菜「天江を倒して今年こそキャプテンと全国に行く!」 キャプテン……?チームメイトなのかな。 麻雀はよくわかんないけど、こういうの結構好きだな。 京太郎「姉さん」 華菜「なんだ?」 京太郎「俺応援するよ」 京太郎「そんで、かっこ良く麻雀打つ姉さんを見せて欲しいな」 華菜「とーぜん!」 華菜「って、もうこんなに暗くなったのか」 京太郎「時間が経つのは早いなぁ」 緋菜「おねーちゃんずっとしゃべってたし」 菜沙「わたしたちもはなしたかったー」 城菜「ねむいし」 華菜「は、恥ずかしいからやめるし!」 【夜】 緋菜「おなかへったし」 華菜「さっきおやつ食べただろ」 京太郎「晩御飯出来たぞー」 菜沙「わあ!」 城菜「おいしそー」 華菜「お前、料理上手いんだな」 京太郎「まあそれなりに」 緋菜「たべていい!?」 京太郎「いいぞー」 緋菜「わー!」 京太郎「待て待て、食べる前にいうことがあるだろ?」 緋菜「わ、わすれてただけだし」 京太郎「じゃあ皆で言おうか?」 華菜「菜沙と城菜も一緒に言うんだぞ」 菜沙「わかった」 城菜「うん」 華菜「それじゃあ、せーの」 「「「「「いただきます」」」」」 京太郎「空いてる部屋に布団四組用意したから姉さん達はそっちで」 華菜「ありがとな京太郎」 京太郎「まあ俺の家だから」 緋菜「ねむいし」 菜沙「んぅ」 城菜「むにゃ……」 京太郎「ありゃ、寝ちゃったか」 華菜「運ぶの、手伝ってくれる?」 京太郎「もちろん」 三つ子達を運び終えて自室に倒れこむ。 一気に姉と妹が増えて賑やかになったのは楽しいけど、結構疲れるな。 明日も姉さん達と一緒だ、今日は早く寝るか……。 ……朝だ。 耳元でけたたましく鳴る目覚ましを止めたまま一向に布団から出れない。 このまま気持よく二度寝しちゃうかな……? 【朝】 うん、寝よう。 このまま起きるなんて無理無理。 少しだけ、少しだけだから……。 どたどたっ。 ん?何だか騒がしいような……。 緋菜「おにーちゃん起きるし!」 どすっ 京太郎「ぐおっ!?」 理解した時には既に遅く、俺の大事な部分に緋菜ちゃんが着地。 激痛が走り俺を三度目の眠りに誘う。 華菜「きょ、京太郎大丈夫か!?」 菜沙「すごいこえだったし」 城菜「めがしろいよ?」 華菜「きょうたろおおおおおおおっ」 京太郎「死ぬかと思った」 華菜「ごめんな……ほら、緋菜も謝れ」 緋菜「ごめんなさい……」 京太郎「あはは、緋菜ちゃんは起こそうとしてくれたんだから悪くないよ」 京太郎「ただ次から飛び乗るのはやめような?」 緋菜「わかったし……」 【午前】 京太郎「よし、そんじゃあ起こしてくれたお礼にお昼まで遊ぶか!」 城菜「ほんとう?」 京太郎「ああ!」 緋菜「わーい!」 菜沙「やったー!」 京太郎「よーし、それじゃあ何して遊びたい?」 緋菜「うーん」 菜沙「なにしてー?」 城菜「おやつたべる?」 京太郎「おやつ食べるのは遊びじゃねえ!ってかさっき朝飯食ったばっかだろ」 城菜「えー」 京太郎「なんかあるだろ?例えばー……おままごととか?」 華菜「何で疑問形だし」 緋菜「じゃあおままごとするー」 華菜「しかもそれでいいのか」 菜沙「わたしねこねー」 城菜「そしたらいぬー」 緋菜「えーと、えーっと……かえる!」 京太郎「動物ばっかだな!?しかも蛙!?」 緋菜「じゃあおねーちゃんがままでおにーちゃんがぱぱね」 京太郎「おっ、まともだ」 華菜(私がママで京太郎がパパ、か) 城菜「わたしむすめー」 菜沙「わたしもー」 京太郎「よーし、それじゃあパパが抱っこしてあげよう!」 菜沙「たかい!」 城菜「すごい!」 華菜(何だろ、この気持ち……) 京太郎は私にとってどんな存在になったのかな。 まだ曖昧だけど、言うなればそう、家族……って感じなのかな。 一日一緒にいてわかったけど、京太郎がいいやつだし、妹達の面倒も一緒に見てくれる。 きっと嬉しかったんだ、自分と一緒に妹達の面倒を見てくれる奴が出来て。 だから、これからもこんな関係で仲良くやっていけたら良いな。 姉弟として、家族として……。 京太郎「姉さん?」 華菜「なっ、なんだし!?」 京太郎「ぼーっとしてるけど大丈夫?」 華菜「ちょっと考え事してただけだから」 京太郎「そっか」 華菜「それより午後はどうするんだ?」 【午後】 京太郎「せっかくだから出かけよう」 緋菜「おでかけ?」 京太郎「お出かけだよ」 菜沙「どこいくのー?」 京太郎「それは……プールだ!」 城菜「おぉー」 華菜「温水プール?」 京太郎「そうだよ」 緋菜「いこういこう」 菜沙「はやくいこう」 京太郎「すぐ準備するからなー」 京太郎「というわけでやって参りました!」 菜沙「ましたー!」 緋菜「ねえ、もういっていい?」 京太郎「しっかり準備運動したか?」 城菜「したー」 京太郎「ようし、それなら存分に遊んでこい!」 「「「わーっ!!」」」 三つ子達が浅いプールで戯れる様子を姉さんと二人で座って眺める。 楽しそうな姿に思わず笑顔を浮かべていると姉さんの手が俺の手を包んだ。 京太郎「?」 華菜「ありがとな、色々」 京太郎「いやぁ、俺も楽しんでるから」 華菜「そっか」 京太郎「そう」 華菜「また、来ような」 京太郎「おう、何回でも来よう」 京太郎「プール楽しかったかー?」 緋菜「たのしかった!」 菜沙「さいこー!」 城菜「またいきたい!」 京太郎「そうかそうか、喜んでくれて兄ちゃん嬉しいぞ」 【夜】 京太郎「そろそろお風呂にするか」 華菜「それじゃあ私が緋菜達と……」 緋菜「おにーちゃんとがいいー」 菜沙「わたしもー」 華菜「何言ってるんだ、そんなの駄目に決まってるだろ」 城菜「えー」 華菜「えーじゃない」 京太郎「……」 これは……どうするべきなんだ。 俺は一緒でも良いけど。 三つ子と一緒に入るって大丈夫か……? いや駄目だ、ここは姉さんに任せよう。 華菜「それじゃあ入ってくるよ」 京太郎「おう、ごゆっくりー」 ふぅ、何がとは言わないが危ないところだった。 「こら!しっかり洗え!!」 「湯船に飛び込むなぁ!!」 「まだ出ちゃだめだしっ!」 姉さん、大変そうだなぁ。 ……気になる。 いや覗いたりしないぞ、絶対覗かないからなっ!! 華菜「あー、疲れたし」 京太郎「お疲れ様」 緋菜「きもちよかったし」 菜沙「あったまった」 城菜「ぽかぽかー」 耐え切った……よくやった、俺。 京太郎「それじゃあ寝ようか」 華菜「あ、京太郎……」 京太郎「ん?」 華菜「えっとっ……」 華菜「お前も一緒に寝るし!」 京太郎「へっ?」 華菜「いやその、チビ達が一緒に寝たいってうるさいから」 京太郎「ああ、わかった」 華菜「!」 京太郎「布団、もう一組持っていくな」 華菜「う、うん」 布団を運び、俺と姉さんで三つ子達を挟んで横になる。 すぐに寝息を立て始めた三つ子の寝顔を眺めていると姉さんと目が合った。 華菜「京太郎」 京太郎「うん?」 華菜「ホント、ありがとな」 もう朝かぁ。 朝日に目を細めて姉さん達の方を見る。 まだ皆ぐっすり寝てるみたいだ。 昨日は起こされちゃったけど今日は……なんて言いたいところだけど眠いんだよな。 どうしたもんかね。 【朝】 いや、起きよう。 あんまりだらしないところを見せるのもな。 ってことで、取り敢えず姉さんから起こすか。 京太郎「姉さ……」 起こそうとして、姉さんの寝顔を見て思わず声が止まる。 その寝顔はとても幸せそうで、起こすのが躊躇われた。 起こす代わりに手を伸ばし、姉さんの頭に起いてゆっくりと撫でる。 撫でると気持ちよさそうに頬を緩ませる様は猫の様で愛くるしい。 華菜「うん……?」 しばらくして起きた姉さんはぼーっと俺の顔を見たあと状況を把握して俺の手を払いのけた。 華菜「な、なにしてんだっ」 京太郎「いやつい」 華菜「ついじゃないっ!」 そう言い合っていると三つ子達も目を覚ます。 緋菜「どうしたのー?」 菜沙「けんかしちゃだめ」 城菜「あさごはんは?」 華菜「……朝御飯、つくろうか」 京太郎「うん」 朝食を終えると家の前で車が停まる音がして我が家のドアが開けられた。 須賀母「ただいまーっ」 池田父「いい子にしてたか?」 菜沙「ぱぱー!」 緋菜「おばさんもー」 城菜「もぐもぐ……」 京太郎「おかえり母さん」 須賀母「ただいま京太郎、華菜ちゃんとは仲良くなれた?」 京太郎「ああ」 池田父「三つ子の面倒を見させちゃってすまないね京太郎くん」 京太郎「いえ、楽しかったです」 池田父「そうかそうか、ありがとう」 華菜「それじゃ帰る支度をしようか」 緋菜「えー?」 菜沙「おにーちゃんとあえなくなるの?」 城菜「さびしい……」 華菜「大丈夫、またすぐに会えるよ。な、京太郎?」 京太郎「……もちろん!」 《池田華菜編 カンッ!》
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479 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/16(土) 14 40 56.64 ID FlHkyIZPO [2/7] 今までありがとうございました それではヒロイン座談会を始めます 481 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/16(土) 14 53 15.92 ID FlHkyIZPO [3/7] とある時空間の狭間。 何かに呼ばれた少女達の醜い争いが。 ――今宵始まる。 照「……」コンコン 「入れ」 照「失礼します」ガチャ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄││ │ S E E L E ││ │ ── ── ││ │ │ / │ | ││ │ │ / │ ── ││ │ │/ │ | ││ │ ── ── .││ │ SOUND ││ │ ││ │ ONLY ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ │ ││ | |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 照「!?」ビクッ 「これで全員揃ったな、まぁ座れや」 照「……」ドキドキドキドキ 482 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/16(土) 14 58 31.57 ID FlHkyIZPO [4/7] ____ ____ |\ \|\ \ _ |_| ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄|\ \ |\ \Sound...| | Sound | \ \ | | ̄ | Only. | l Only .| | ̄| | | ||\ ̄ ̄ ̄\|\ ̄ ̄ ̄\| | | | || | ̄ ̄ ̄ ̄|| | ̄ ̄ ̄ ̄| .| | | || | || | | .| | | || | || | | .|. \.l || | || | | .|.  ̄.| | || | | ̄ \| l\| | 照(帰りたい……)ガクガクブルブル 恒子「全員揃いましたね、それでは司会進行は私が行いますね」 「すばらですね」 「異議なし、素晴らしき人選だ」 「異議なしやな」 「ご飯は出ますか?」 「空気読んでよ……異議なし」 「私も異論は無い」 「ダルッ……」 「異議なしやでー」 「うちも異議なしや」 「テルーを怖がらせないでよ!異議なしー!」 照「あっ……淡……」ホッ 483 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/16(土) 15 11 14.18 ID FlHkyIZPO [5/7] 怜「まぁ……冗談は置いといて」ヒョイッ 衣「……」ヒョイ 洋榎「これ気に入ってたんやけどな」スッ 一「涼しくなったね」ヒョイ ゆみ「悪ふざけはやめてくれよ」ヒョイ 憩「おおー照さんやったんやな」ヒョイ 白望「……見えなかったの?」ヒョイ 煌「あれは……穴が空いてる筈ですが?」ヒョイ 穏乃「穴……塞がれてますね」ビリビリィポイッ 淡「ど……どんな力してるの……?」ビクゥッ 照「既にこの時点で文を圧迫してるから何人かは自重するべき」 怜「分かっとるわ!」クワッ 穏乃「やけに不機嫌ですね」 憩「最後のシメを取られたからなー」 淡「自分だって本編のシメを取った癖にねー」 484 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/16(土) 17 19 36.24 ID FlHkyIZPO [6/7] 怜「今回は読者様との共同企画やからな」 照「読者様は大事にするべき」 煌「その心……すばらですっ!」 白望「合間合間にエイスリンとか敗れた人達が来るらしい……」 照「えっ……」 怜「あんまり会いたく無いわ……」 穏乃「また襲ってきても返り討ちにするよ」ニッコリ 淡「裏話もちょこちょこ入れるよー」 恒子「それでは最初の質問を受け付けますね」 憩「今回はマッタリ進行やで」ニコニコ 恒子「最初の質問は……」 恒子「 484!」 ゆみ「疑問に思った事、気になった事、文句なんでもいい」 衣「文句ばかりになってしまうぞ!?」オロオロ | | o マ`ー ' 7´ " . ⌒ヾト/ // | / / | | とつ_`ー― ' / ハ ヘYイ / / / | | 〃 `¨ {o{ 爿 || |,/ / / | | || ∨廴ノ(_).,リ / / / | | || ' \z_ノ /'|/ , イ ./ | | || `とつ./ ///! | | || /イ/イ | | | || , ― 、 / ! .! /! i! ii  ̄`’ / | |. / i! i! ii / i! !/ | ト、 ii .イ | i! ,! i | \!i . < i! .i! | /! | | じゝ. . < \i! | !. / i! | | > ,. _ . < \ | ! |/ | | | / \ ヽ ! | | 485 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/16(土) 17 31 49.09 ID FlHkyIZPO [7/7] 怜「何自分で安価取ってんねん」 照「……」ドンビキ 恒子「失礼しました」イラッ 恒子「 486さんお願いします!」 491 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 01 34 56.42 ID 5oXhsFNeO [1/9] 洋榎「言ってる側からゾロ目やん……」 怜「うちもビックリやで……」 洋榎「そうやな、ここはうちの出番やな」 洋榎「8スレ目辺りからゾロ目がウミガメの卵みたいにポンポン出てきたやんかー?」 恒子「1スレ目から結構出てるねー!」 洋榎「8スレ目はもうストーリーにならへんやんって感じやったからな、ちょっとゾロ目の出過ぎはこたえるわ」 恒子「システム上拙い部分と当時の 1のやる気の無さもあったよねー!?」 洋榎「まぁバッドエンドスレは正直意味不明やったな」ガハハ 恒子「洋榎ちゃんの誕生日だからじゃない?」 怜「理不尽や!」ブーブー 照「訴訟も辞さない」ブーブー 恒子「それでは洋榎さんがヒロイン?の時の物を全てプレイバックしましょう」 492 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/08/17(日) 01 45 57.62 ID 5oXhsFNeO [2/9] 洋榎「これが始まりやな、3スレ目でうちの最初の好感度判定」 428 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] あ 2014/05/11(日) 19 38 00.88 ID 5Nfj5bcCo 憩「その次がこれって……マジなんー?」ドンビキ 441 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] あ 2014/05/11(日) 19 46 44.44 ID 4Xl7irlNo 洋榎「うわぁ……キッモ……」ドンビキ 白望「私と違ってコンマに恵まれてる……」 恒子「そしてこれがVTRです」 ――― 洋榎「ここにピルがあるやろ?」 京太郎「!」 洋榎「これで避妊出来るねん」 京太郎「っっ!」 洋榎「条件があるんやけど」チュッ ――― 一同「うわぁ……」 照「許せない」 洋榎「終わった事やからええやろ!?」 恒子「俗に言う天和編は読者様も驚愕していましたね」 洋榎「絹かて天和かましてたやろ」 怜「なんなんこの兄弟……」 493 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 01 55 49.49 ID 5oXhsFNeO [3/9] 洋榎「次が本当にうちがヒロインになった時の奴や。8スレ目と9スレ目や」 怜「ヒドインである事を自覚せーや」 洋榎「これが最初の好感度判定や」 957 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] ほい 2014/07/05(土) 02 17 06.77 ID DlBgK7yfo 洋榎「次が好感度低下安価」 976 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] ふ 2014/07/05(土) 03 36 16.22 ID co/wjy4/o 穏乃「何が、ふ。ですか」 洋榎「次は行動フェイズの安価」 985 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2 2014/07/05(土) 05 06 42.88 ID COQ1FpTnO 怜「既に連続やん……」 洋榎「次はこれ」 23 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 1 2014/07/05(土) 16 11 07.99 ID 0sNMF5UIo 照「自分が関係する物全てでゾロ目……!?」ウワァ 恒子「今回に至ってはVTR無しでいいよね?」 衣「無論」 494 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 02 03 26.72 ID 5oXhsFNeO [4/9] 洋榎「次が問題のスレや……バッドエンドスレ」 怜「牌に呪われし少女達やな」 憩「趣旨は鬱、救いなし、どうしようもない過去、牌に呪われた少女達を京太郎がほんの1ミリの可能性でもあれば救う事を目指すスレですって……完璧にフリやなー」ニコニコ 照「確かに難易度は確実に過去最大だった」 淡「臨海の大将も凄いことやってたよね」 洋榎「そこは置いといて……行くで、問題の奴」 420 ◆3tY9LUZmV5E6[] 運命を決めろ! 0~99 両足を失う ゾロ目 助かる 2014/07/17(木) 21 34 16.17 ID UW+mbJhnO 421 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] こい 2014/07/17(木) 21 34 36.11 ID An3gbt70o 怜「腹痛い……」クククッ 照「ぷっ……」ククッ 恒子「 1はこの辺りから薄々と察してたねー!」 ――― ドンッドンッドンッ バンッ 雅枝「!!」 雅枝「嘘……やろ?」ヘナヘナ 京太郎「そんな……」ガクッ 雅枝「ちょっと前までは元気やったんやで?」ポロポロ 雅枝「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」ポロポロ 0~70 洋榎容体急変 71~99 洋榎の元へ 2014/07/18(金) 01 05 12.51 ID 9Z3gPsKYO 530 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage] はい 2014/07/18(金) 01 05 59.22 ID gyGdXbYq0 495 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 02 07 52.65 ID 5oXhsFNeO [5/9] ゆみ「私もこれぐらい簡単だったら……」 照「貴女も最後はかなり簡単だった」 ゆみ「うっ……」 恒子「 1はファッ!?って言ってますね」 洋榎「次はこれや!」 533 ◆3tY9LUZmV5E6[] ゾロ目ボーナス! 京太郎「……」 洋榎「オカン……手話出来たんやな」 京太郎「うぅ……」 京太郎「ごめんなさい……ごめんなさい……!」 洋榎「きぬぅ……」ポロポロ 由子「……」 0~10 洋榎容体急変 11~99 奇跡が起きる。全て治る 2014/07/18(金) 01 10 20.55 ID 9Z3gPsKYO 534 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] おまかせあれ! 2014/07/18(金) 01 10 58.22 ID 34Qzu0Xjo 535 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage] ファッ!? 2014/07/18(金) 01 11 39.19 ID 1iRC9F4z0 536 ◆3tY9LUZmV5E6[] ファッ!? 煌「すばらどころでは無いですね」 一「意味不明だね」 洋榎「これに関しては黒歴史やな、これのせいでバッドエンド(笑)になってもうたわ」 496 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 02 13 01.12 ID 5oXhsFNeO [6/9] 照「救いのない話でギャグをやるのは流石だと思う」 洋榎「やめてーな……もう」 恒子「開き直って全員生き返らせたからね!開き直って」 怜「しかも自分が関係するコンマ判定三連続ゾロ目やん……」 衣「衣もこれに関しては寒気を隠し切れないぞ」 一「外道だね」 穏乃「まぁ……うん」 憩「穏乃ちゃんも近い事やってるからなー?」 恒子「それでは次の質問に行きます!」 恒子「次の質問は……」 怜「はよせーや」 恒子「 497!」 499 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 02 34 18.67 ID 5oXhsFNeO [7/9] 穏乃「憧と宥さんルートの可能性?」 淡「あっ……」 照「あっ……」 憩「あっ……」 ゆみ「あっ……」 一「あっ……」 穏乃「宥さんはともかく憧も無かったかもね」 穏乃「最初に私がやらかした時点で無かったらしいよ」 穏乃「でも……阿知賀編に突入した最初は皆を普通に視野に入れてたよ」 淡「でも、ほぼ天和決めてたじゃん」 穏乃「えへへ……こまっちゃうよね」 穏乃「憧ルートだったら……多分絶対離さないってなると思うよ。物理的に」 穏乃「宥さんルートだったらバッドエンドなのにハッピーエンドみたいな」 穏乃「展開まではわからないや」 恒子「それでは次の質問です」 恒子「 500!」 503 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 02 52 03.79 ID 5oXhsFNeO [8/9] ゾ、ゾロ目ボーナス! 照「……」フフン 怜「何勝ち誇った面しとんねん」 照「え……そう?」ドヤァ 怜「しばき回すぞボケェ……」 照「人気投票で勝ったのは私」 怜「もう一回やもう一回!」 ゆみ「異論ないな」 一「入れてくれると嬉しいな」アハハ 穏乃「痴女みたい……」 淡「私が次は勝つよー!」 憩「人があんまりおらんけどなー」 衣「片腹大激痛!衣が勝つ!」 恒子「今回はアピールタイムなしだよー!」 白望「本当に……だるい」 洋榎「まぁ、うちの勝ちやろ」 煌「どちらにせよすばらです!」 恒子「照、怜、ゆみ、白望、一、穏乃、淡、憩、衣、白望、洋榎、煌でいいかな……?この中から選んでください!」 恒子「もしこの中には居ない京太郎と結ばれたお気に入りのキャラが居ましたらそちらを選んでください!」 安価下~好きなキャラを思いのままどうぞ 適当な時間(15分ぐらい)で切りますのでそれまでに本妻記入お願いします。今回はアピールタイム無し 524 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 13 41 39.67 ID ImZbO45vO 恒子「途中経過……発表するまでも無いですね」 怜「陰謀や!これは策略や!」 怜「この女に騙されてはアカン!」 照「……」ニコッ 淡「復讐編は無くなりそうだねぇ……」 怜「なんでや!?復讐編関係無いやろ!」 ゆみ「復讐編のヒロインにまでなっているのにこのザマか……」 洋榎「笑えるわ」アハハ 怜「続行や続行!」 恒子「照、怜、ゆみ、白望、一、穏乃、淡、憩、衣、白望、洋榎、煌、この中から選んでください!」 恒子「もしこの中には居ない京太郎と結ばれたお気に入りのキャラが居ましたらそちらを選んでください!」 安価下~好きなキャラを思いのままどうぞ 深夜再開です。今はまだ時間がありません 552 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/17(日) 23 20 46.22 ID F6ovLjuwO 怜「なんでや!?」 怜「この女は最後まで待ってしかおらんやろ!?」 照「できる女は待つ女」ドヤッ 怜「ちゃうわ!側におる女や!」 洋榎「好き勝手言わせたれや」 白望「……」 恒子「照、怜、ゆみ、白望、一、穏乃、淡、憩、衣、白望、洋榎、煌、この中から選んでください!」 恒子「もしこの中には居ない京太郎と結ばれたお気に入りのキャラが居ましたらそちらを選んでください!」 安価下~好きなキャラを思いのままどうぞ あと30分で再開 568 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/18(月) 04 21 39.55 ID Mx8Y0Jz+O [2/5] 必ず終わらせますよ 照 20 衣 4 淡 5 洋榎 5 怜 8 白望 10 穏乃 1 煌 1 一 1 ゆみ 0 憩 0 /. /. ,'. ; ;イ i ヽ. /. /. i i/i i!iハ i .. /. /. /. i. i! i i ハ i! . /. /. i! ! i! iィ!厂ヽ ii i i . . . !i i i ! i ! .ハ i ヽ茫弐 ゝ ! i i . . . i!i イ i i ii ! ヽ !゛゛ .-・゙'ヽ!i!ヾ ! . .. . イ ! /i !ハ ハi ' ヽ i/i ! ! . . . / !/! ! i ハヽヽ /'i ! i i i . . /. ヽi !' ヽ , ‐ - /. i !ハ ! . . /. . ´ ,イ /. i !i . / . /. /. /. > / ! /. i i! / . イ. /. /. / ヤ ` / ヽ i i . / . /. /. /. ノ 乂 } /iヽ } `ヽ } . . / . /イ /. ;; -゙ ニ ヘ } ヽ . } ヽ;;_ノ. . { !ィ 二 ヘ ヽ . ;;} ニー._ . / ヽ ヤ . ヘー-、 . ' } 〃/ ヽ / ヽヤ . ヘ _ - ‐ 、 } 〃/ .ハ. / ィ ヽヤ . ヘ } 〃/ ヽ 恒子「決まったァァァァ!!!!!!」 恒子「絶対王者宮永照っっっ!!!」 怜「と……登場が早ければうちだって……」チラッ 白望「……」ホクホク 怜「ちゃ……ちゃうねん……本当は雀荘での再安価でまたうちを取ってくれたらうちが本当のヒロインに……」 洋榎「ぷっ……」クスクス 淡「そんな意味でも負けてたんだねー」 怜「カハッ!」ドサッ 照「よしよし」ナデナデ 怜「うぇぇん……」ギュウッ 569 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/18(月) 04 39 05.55 ID Mx8Y0Jz+O [3/5] 憩「……」ゴゴゴゴゴゴ 照「!」ビクッ ゆみ「ほぅ……」ゴゴゴゴゴゴ 洋榎「あかん……闇が大きい」 怜「復讐編……無くなってもうた……」 淡「勝っても負けても復讐編はお蔵入りだよ!」ドヤッ 怜「ゲフッ!?」ドサッ 穏乃「貴女は次回作でヒロイン確定だから羨ましいですよ」 照「投票……嬉しい」 / / / / i | ハ l丶 i ∨ | / / i i /l | | | .斗‐卞  ̄ i ∨ | / ′ i i__i | | ´ ';i \ i i | / 少 | 斤i i }` ∨ | .;イ竿三ミⅥ i |. / / i i i彳=三ミ ∧ |. ら i 》i i i | // .i i i i. ら i. \i 乂 ソ i /i ト ; | _, -───- .i /i i ゙ 从 リ  ̄ / / i/ ∨ | '´ Ⅵノ '  ̄ // i | / ゞ ゞ ' ´ / | , _ Ⅴ ∧ _ _/ |/ ´ \ ゝ ゝ= 、 / i | / ゝ \ イ i | |/ ∧ ト < .i i イ イ | / i i > _ -= i i / / | | / i i ∧ / i i .i ̄//ヾ | | ※ 隣でくたばっているのは怜ちゃんです 怜「え……次回作……?」 憧・健夜「本当!?」バーンッ 洋榎「おっ……かませや」 憧「」 健夜「もう慣れたよ!」 照「尊敬に値する」 怜「次回作ってなんなん?次回作ってなんなんな?」ワクワク 照「私も出るからよろしく」 白望「私が二番目……でもダルい……」 570 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/18(月) 05 06 48.43 ID Mx8Y0Jz+O [4/5] シロの人気に驚きました。白郎効果? 照「おめでとう」 白望「ん……ありがとう」 憧「ヤンデレ投票を要求するわ!」 健夜「そうしたら私か憧ちゃんが絶対勝つよ!」 洋榎「へぇ……舐めとるな」 淡(絶対この人か戒能プロか外人さんか穏乃になると思うんだけどなー) 憧「ヤンデレ投票よ!ヤンデレ投票!」 照「そもそも本当にヤンデレなのかを考えるべき」 安価下~ すぐ締め切ります ヒロインになったキャラでもOK このスレでヤンデレになったキャラで好きなキャラをどうぞ 575 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/18(月) 05 56 02.12 ID Mx8Y0Jz+O [5/5] 恒子「はい終了です」 憧「早いわよ!」 健夜「物凄くドライだよ!」 恒子「それでは宮永咲さんの入場です」 ガチャ 咲「あ……どうも」キョロキョロ 咲「ありがとうございます」 (_) / / ヽ ハ /\ / / / / ヽ V \ ハ / / i i ∧ { V/ / i /. .〉  ̄ヽ ∧.V ハ i i V . ハ ー- { \Vハ 人 川 ハ /. 〃 } / l ハ \ミ. .ヽV /. . 彡 フ ハ し j ∧ ヽ、ミ ヽ∨ 彡 / ∧ / 〈 \__人`゙〒テ'"人 _/ 〉 | \__ イ //∧ 〉、__ / |人_ ハ } //!/∧/ ∧ ハ } {/∧//ハ / } { ヘ } !//∧/∧ / !_ ∧ヘ } !//ハ//∧.イ.\. . >―. ._ /./. ∧ ト!//7\/∧.\. . . . . . . . . . . . .┐ /./ . . ∧ !.!/j./ ∧/〉.ヽ\. . . . . . . . . .// /./ . . . .∧ !V./ ∧∨. . .\. \ . . ―. //. /./ . . . . . . i ヽ./ /. i. . . . . .ヽヽ. . . ー-. // /./ . . . . . . . { Y ノ. ハ. . . . . . .〉ヽ\. . ./ / / . . . . . . . . ゝ / /. .ハ . . . . . i. . ヽ.ヽ〃. / / . . . . . . . . . .ゝ{//ノ. . .i .i. . . . . ./ . . ヽ// 照「……」 淡「綺麗なサキだね!」 照「うん」 咲「あはは……ごめんね」 576 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/18(月) 06 29 59.87 ID nLreuDl1O 怜「もう質問は取らんの?」 洋榎「次で最後でええやろ」 恒子「 577さん!質問をどうぞ!」 584 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/08/19(火) 23 14 34.49 ID MW3DK8fNO [1/3] ヒロイン’s「えっ……」 洋榎「うちは人としての原型を留めないやろうな」 照「身体をぐるぐるされてた」 怜「うちはヤンデレになって京太郎を……な」 衣「衣はころころ?されるらしい」 憩「どうなるんやろうなぁ~」 穏乃「もっと平穏に進んだと思うよ」 白望「一回目でも殺されないし、白郎も産まれた」 ゆみ「わたしは……分からないな」 一「ボクは蜂の巣……かな?」 淡「うーん……普通に幸せになるかなぁ……?」 煌「私は関係ないですね!」キリッ 恒子「煌さん以外は全員ゾロ目ありきのヒロインだね!」 怜「洋榎なんかゾロ目が無ければこの世に存在しとらんやろ」 洋榎「やめーや」 586 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/19(火) 23 30 19.83 ID MW3DK8fNO [2/3] 洋榎「そもそもゾロ目無かったらあんたら全員ヤンデレになっとったやろ!!」 照「本来それが望まれていた」 怜「うちとチャンピオンと憩ちゃんと衣ちゃんのヤンデレを一番描きたかったらしいで」 洋榎「遅いわっ!」 洋榎「そもそもゾロ目が無かったらここまで進行早くないやろ」 怜「ライブ感とスピード感重視やで?」 洋榎「そうやったんか!?」ガーン 照「描写しようとするとスピードが落ちる」 洋榎「安価スレなんやからそこ頑張りや……」 淡「次回作期待してね~!」フリフリ 怜「復讐編は!?」 照「無い」 カンッ 587 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/08/19(火) 23 33 33.48 ID MW3DK8fNO [3/3] 本当に、本当に、ありがとうございました
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京太郎「ロン。 二本場だから5800は6400だ」 優希「あいたたー…、また降っちまったじぇー」 京太郎「よーっし、連チャン連チャン」 和「あら……いい待ちですね」 まこ「うむ、いい引っ掛けになっとるな」 京太郎「たまたまっすよ。優希だからこそ引っ掛かったんでしょうし」 優希「な、なにー!」 京太郎「ははっ」 久「最近の須賀くん……調子良さそうね」 咲「そうですねー」 久「良い練習相手でも見つかったのかしら……?」 咲「さあー? どうでしょうねー」 久「ま、私には遠く及ばないけどね」 咲「そうですねー」 久「……咲?」 咲「今日も良かったね、京ちゃん」 京太郎「そうだな。 久々に連チャンした気がするわ」 咲「引っ掛けも上手く決まったし、良い感じだよ。 部長も褒めてたし」 京太郎「部長がそんなことを? そりゃ嬉しいな」 咲「……私も…嬉しいよ?」 京太郎「ああ、そうだな。 ありがとう、咲」 京太郎「お前に褒められるのが一番嬉しいよ」 咲「……えへへ」 京太郎「今日もやるか?」 咲「勿論。 予習復習は大事だからね」 京太郎「んじゃ、また5時頃な」 咲「うん! 待ってるからね!」 咲(今日の京ちゃん。カッコ良かったなぁ……) 咲(京ちゃんに麻雀教えるのがこんなに楽しいなんて思わなかった……) 咲「もっともっと京ちゃんに麻雀を教えなきゃね」 咲(……ダメダメな京ちゃんが一番だけどっ) 京太郎「ロン。 タンピンドラ1赤1で7700」 咲「うん、いいね。 牌効率もわかってきたんじゃない?」 京太郎「ボチボチだけどなー。 基本的なことしか出来ないし」 咲「それでいいんだよ、京ちゃん。 基本無しの応用なんて出来ないんだから」 京太郎「さすが元文学少女。 言うことは真面目だな」 咲「もう……今でも本は読むよ…」 京太郎「へぇ、最近は麻雀ばっかりだと思ってたけど。 どんなの読むんだ?」 咲「え? それは……その……」 京太郎「?」 咲「べ、別に関係無いでしょ! 今は麻雀! ハイ、集中!」 京太郎「な、なんだよいきなり」 咲「い・い・か・ら!」 京太郎「お、おう……」 咲(幼馴染とのラブコメばっかなんて言えるわけないよ……) 咲「ん……カンッ!」 咲「ツモっ! ツモ嶺上開花三暗刻ドラ4……倍満ですっ」 京太郎「っ、かー! 一気に逆転された―!」 咲「ふふっ、私に勝つのはまだまだ早いよ? 京ちゃん」 京太郎「今日は行けると思ったんだけどなー……」 咲「それじゃあ罰ゲームだよ、京ちゃん」 京太郎「これも恒例化してきたな……」 咲「はい、どーぞ」スッ 京太郎「せめて楽なのでありますように……」ゴソゴソ 京太郎「っと……。 どれどれ?」スッ 京太郎「……うっ」 咲「何だった?」 京太郎「お、幼馴染に……膝枕」 咲「膝枕かー。 じゃあやろうかー」 京太郎「いや……これはちょっと」 咲「なんでー? 楽なのがいいって言ってたじゃんー。 膝枕は楽なほうだと思うけどなー」 京太郎「そうだとしてもこれは……」 咲「京ちゃんー? これは罰ゲームなんだよー?」 京太郎「鼻息荒いよお前。 落ち着け、どうした」 咲「京ちゃん、これを見て?」 京太郎「あん?」 咲「ひーざーまーくーら」 京太郎「おう」 咲「しなきゃ!!」 京太郎「……はい」 咲「あー」 京太郎「………」 咲「うー」 京太郎「………」 咲「あうあー」 京太郎「………」 咲「んふー」 京太郎「………」 咲「んふふー」 京太郎「………」 咲「ふぅ……。 お疲れ様、京ちゃん」ツヤツヤ 京太郎「……罰ゲームの途中いつもお前があげてるあの奇声はなんなんだ」 咲「え? ……ああ」 咲「ああでもしないと正気が保てなくて」 京太郎「……は?」 咲「ハイ! 今日はここまで!」 京太郎「おう、ありがとうございました」 咲「……こちらこそ」ボソッ 京太郎「ん?」 咲「な、なんでもないよー」 京太郎「また明日な」 咲「うん! 今日やったこと、明日に活かせるようにしとくんだよー」 京太郎「……膝枕をか」 咲「そ、そっちじゃないよお!」 京太郎「ははっ」 咲「……もうっ、京ちゃんはー!」 京太郎「……おやすみ、咲」 咲「うん。 おやすみなさい、京ちゃん」 京太郎「ん、きたきた」 京太郎「リーチっと」 久「あら、早いわね」 和(牌効率がわかってきてる……? もう初心者とは思えなくなってきましたね) 優希「う……うーん……。 こっち!」 京太郎「ところがどっこい、ロンだ」 優希「うげー!」 まこ「なんじゃ京太郎のやつ。 最近強うなってきたのう」 咲「えへへー。そうですよねー。 京ちゃん、強くなってきてますよねー!」 まこ「な、なんじゃ急に……」 咲(京ちゃんがまたほめられた! 嬉しいなぁ!) 咲「……えへへー」 まこ「……?」 和「ツモ。 6000オールで終了です」 久「お疲れ様。 流石は和ね」 和「どうも」 京太郎「あー……逆転されちゃったか……」 和「……あれ……」 和「須賀くん……テンパイしてたじゃないですか」 京太郎「ん……いや、そうなんだけどさ。 この点差じゃリーチかけても届かねーなと思って。 変化待ってたんだけど……」 和「ああ、でしたらこっちでリーチをかけるといいですよ。 単騎待ちとは言え出やすいですし」 京太郎「ん?でも出和了りでも届かないぜ?」 和「いえ、多分……。 ほら、裏ドラが乗ってます」 京太郎「……おお、なるほど! 裏ドラの牌効率も考えるのか!」 京太郎「やっぱ和は凄いなぁ! ありがとう和!」 和「あら……」 和「……ふふっ」 京太郎「牌効率はツモだけじゃない……っかぁ。 なるほどー」 和「須賀くん須賀くん」チョンチョン 京太郎「ん?」 和「……よかったら明日の放課後、一緒に打ちませんか?」 京太郎「えっ」 和「主に麻雀の勉強の為、ですけどね」 京太郎「そんなっ、願ってもない! いいのか!?」 和「ええ。 私なんかが参考になるといいですけど……」 京太郎「参考にならないわけない!」ガシッ 和「あっ……」 京太郎「ありがとう、和!」 和「……ふふっ」 和「どういたしましてっ♪」 咲「和ちゃんが?」 京太郎「ああ。 どういう風の吹き回しだか知らんけど」 咲「ふーん……」 咲「あ、それカンッ」 京太郎「へ?」 咲「っと、ツモ。 嶺上開花ドラ12」 京太郎「は?」 咲「責任払いでトビだよ、京ちゃん」 京太郎「……」 咲「はい、罰ゲーム」 京太郎「おかしい……。 やり始めて10分も経たない内に罰ゲームとは……」 咲「ブツブツ言わない! トんだから3つ引いてね!」 京太郎「お、おう……。 ……何怒ってんだ?」 咲「お、怒ってないもん!」 京太郎「えーっと……」 幼馴染と手を絡ませる 幼馴染と腕を組む 幼馴染にハグ 京太郎「……」 咲「やたっ」ボソッ 京太郎「あん?」 咲「な、なんでもないー」 ―幼馴染と手を絡ませる ギュッ 京太郎「……」 咲「あうっ……あうっ……」 京太郎「……」 咲「きょ、京ちゃん」 京太郎「な、なんだよ」 咲「そ、その……」 咲「もっと強くしてもいい……よ?」 京太郎「……」 ギュウッ 咲「ふわっ……」 咲「うわぁ! わーわーわー!」 京太郎「……」 京太郎( ……隣がうるさくて全然ドキドキしない ) ―幼馴染と腕を組む 咲「それじゃあその……失礼します……」 京太郎「お、おう」 キュッ 咲「あうぁ……」 京太郎「おぅ……」 咲「あう……うあ……」 京太郎「………」 咲「……きょきょ、京ちゃんが…京ちゃんが近い」 京太郎「お、落ち着け。 大丈夫だ傷は浅い」 咲「そそそそっか、京ちゃん……京ちゃんがこんなに……」 京太郎「いや、だから落ち着け」 咲「えへ、えへへへへへ」 京太郎(なにこいつこわい) ―幼馴染とハグ 京太郎「……心の準備は良いか? 咲」 咲「え? 準備って?たかがハグに準備なんて必要なの?」 京太郎「えっ……」 咲「この歳にもなってハグの一回や二回も出来なきゃ高校生としてどうなの?」 京太郎「……」 咲「意外と京ちゃんっておくびょ……」 ダキッ 咲「 ふぁっ 」 京太郎「……きょ、虚勢張ってるのバレバレだっつの……」 咲「 」 京太郎「おい、なんとか言ったらどうなんだ……? ……咲?」 咲「 」 京太郎「き……気を失ってる……」 サキー アッ,オネエチャーン コッチコッチー マッテヨー ―――― ――― ―― 咲「ハッ!!?」 京太郎「あ、起きた」 咲「今……天国でお姉ちゃんと追いかけっこをしてたような……」 京太郎「実のお姉さんを勝手に殺すな」 咲「ああでもなんか……胸がすごくポカポカする……」 京太郎「そ、そうか」 咲「それじゃあ京ちゃん。 今日やったことを明日も活かせるようにするんだよ?」 京太郎「罰ゲームやった記憶しかないんだが」 咲「き、気のせい気のせい」 咲「それじゃあ京ちゃん。おやすみ」 京太郎「おう、おやすみ」 ―翌日 放課後 咲「いい、京ちゃん? 和ちゃんの迷惑になるようなことは絶対しちゃ駄目だからね?」 京太郎「わかってるって」 咲「ホントに解ってる? ……帰ったら講義の成果、見せてもらうからねっ」 京太郎「はいはい」 咲「むぅ……」 和「須賀くーん」 京太郎「あ、はいはーい。 今いくよ-」 京太郎「それじゃ行ってくる」 咲「……京ちゃん!」 京太郎「あん?」 咲「……待ってるから……ね?」 京太郎「……」 京太郎「おうっ」 和「さて、では始めましょう」 京太郎「うん。 何からやるんだ?」 和「これといって特別なことはしませんよ」 和「須賀くんはネット麻雀をしてください。 私は横から見てます」 京太郎「ネトマかー」 和「あ、私のID使っていいですよ」 京太郎「おうサンクス」 京太郎「て……天使なんて段位があるのか……」 和「天使は10段になった後に免許皆伝試験を受けるとなることができますよ」 京太郎「へぇ……なんか難しそうな試験だな」 和「結構単純ですよ。 同じ10段の人と半日打って、ポイント総数で一位になればいいだけです」 京太郎「……半日?」 和「はい。 半日」 京太郎「……」 和「な、なんですか……」 京太郎「いや、やっぱ和はすごいんだなって……」 和「わ、私のことはいいですからっ。 早く打ってください!」 京太郎「あ、はい」 京太郎「……」カチッ 和「……ふむ」 京太郎「……」カチッ 和「……うん」 京太郎「……」カチッ リーチッ 和「……いいですね」 京太郎「……うん」カチッ 京太郎(なんか、気不味いな)カチッ ロンッ 京太郎「……」カチッ 和「……うん」 京太郎「んっ、……」 和「あ、ここはこっちを打つといいですよ」カチッ ムニュッ 京太郎「おおうっ!?」 和「?」 京太郎「あ、いやいや。 ……なんでもない」カチッ 和「そうですか? …あ、和了れますよ」 京太郎「あ、はい」カチッ ツモッ 京太郎(今、背中におもちが……) 京太郎「うぅ……」 和「?」 京太郎「……」カチッ 和「うんうん」 京太郎「……」カチッ 和「いいですね」 京太郎(もっかいおもち来ねえかなぁ……) 京太郎「っと……」 和「あ、そこは……」 京太郎「こっちだな」カチッ リーチッ 和「えっ?」 京太郎「っと来た、カンッ」 カンッ 和「ええっ?」 京太郎「んでもって……」 ツモッ 和「あれぇ!?」 和(理想的1-4-7,2-5の5面待ちを捨てての単騎待ち……?) 和(狙って打った……? いや、でも須賀くんなら打ち間違えって可能性も……) 京太郎「ツイてたよ、和」 和「そ、そうですね。 今のはツイてましたね」 和(や、やっぱりツキですよね……。 良かったぁ……) 和「す、須賀くん。 今のはツイてたから良かったですけど、こっちを切ればより多面待ちになりますよ」 京太郎「え……? ……お、ホントだ。 俺、こういうの慣れないんだよなー」 和「大抵のネトマだと待ちを教えてくれますよね。 私はあまり好きじゃないからその機能切ってますけど……、戻しますか?」 京太郎「いや、いいよ。 自分で考える方が覚えられると思うし」 和「あら……」 和(意外ですね……。 てっきり戻すと思ったんですが……) 和「ふふっ」 京太郎「?」 ―そんなこんなで。 京太郎「ありがとうございました!」 和「お、お疲れ様でした……」 京太郎「だ、大丈夫か? お疲れな様子だけど……」 和「お、お構いなく……」 和(まさか一試合で嶺上開花を4回も見るなんて……) 和(まるで咲さんのような打ち方……) 和(っ、……まさか……?)ジッ 京太郎「? 水、飲む?」 和「……」 和「はい。 ……頂きます」 和(……そんなわけないか)クスッ 京太郎「というわけだったのさ」 咲「へ、へぇー。 それはよかったねー」 京太郎「? なにニヤニヤしてんだ?」 咲「べ、別にニヤニヤなんてしてないよっ!」 京太郎「あ、そう……」 咲(うわっ、わわっ。 どうしよどうしよっ) 咲(京ちゃんが私と同じような打ち方してたなんて……) 咲「嬉しい!」 京太郎「っ、! な、なんだよ突然……」 咲(一試合で嶺上開花4回とかもう偶然じゃないよね!) 咲(むしろここまで来たら運命だよねっ! すごいすごい!) 咲「えへ……えへへへ」 京太郎「いつにも増して不気味だ……」 京太郎「あ、それロン。 8000だ」 咲「うわぁー満貫手に振っちゃったー。 でも5面待ちなんだし振ってもしょうが無いよねーえへへー」 京太郎「うーわ、ワザとっぽい口調。 つーかわざとだろ」 咲「すごいな京ちゃんいつの間にか多面待ちなんてできるようになってたんだねー」 京太郎「和と勉強したってさっき言ったろうが」 咲「すごいなぁ京ちゃんはー。 えらいえらーい」ナデナデ 京太郎「……」 咲「えへへー。えらーいえらーい」ナデナデ 京太郎「……まいっか」 京太郎「おら、連チャンだ連チャン! 次行くぞー!」 咲「はーい♪」 カンッ ! モイッコカンッ ! サラニカンッ ! ツモッ ! ギャー ! 優希「っしゃーロンだじぇー!! 16300!!」 京太郎「げっ、倍満かよ」 優希「一本場のサービス付きだじぇー♪ おらー! 点棒よこせー!」 京太郎「ぐぬぬ」 咲「京ちゃん、別に無理に大きい手を狙う必要は無いんだよ?」 和「そうですよ。 さっきのだって、ピンフで流せる手でしたのに……」 京太郎「わかっちゃいるんだけどなぁ……。 中々大きい手で和了ったことがないもんだから……」 優希「それは流れが読めない証拠だじぇ!」 京太郎「優希……。 流れか……まだ俺にはわからねえな……」 優希「ふぅ……、やれやれ。 ダメ犬を持つと苦労させられるじぇ……」 京太郎「腹立つわぁ……」 優希「ふふふっ、ペットの責任は主人の責任……」 京太郎「?」 優希「喜べ京太郎! いっちょこのアタシがしごいてやるじぇ!」 咲「明日の朝? 優希ちゃんと?」 京太郎「ああ、流れを掴む練習だとさ。 ……朝練なんて中学以来だな」ナデナデ 咲「ふぅん? 何時頃に行くの?」 京太郎「あっちが決める。 多分そろそろメールが来るはず」ナデナデ ♪~♪~ 京太郎「と、噂をすれば。 どれ」 from 優希 『明日午前6時! 麻雀部にて! お前を待つ!』 京太郎「なんで決闘風なんだよ」カチカチ 咲「……」 京太郎「……ふふっ。 アホかっ」カチカチ 咲「むぅ……」 咲「京ちゃん! 手が止まってるよ! 続けなさい!」 京太郎「あ、ああ。 悪い悪い」ナデナデ 咲「んっ……。 ~♪」 ―罰ゲーム:幼馴染の頭を撫でる。 ―翌朝 AM5 50 京太郎「おはようございまーす」ガララッ 京太郎「……あれ? いねえな、アイツ」 「お、おお……主人より先に来るとは……。 殊勝な犬だじぇ……」 京太郎「おわっ! び、ビックリした……。 いきなり後ろから話しかけんなよ……」 優希「おおう……。 きょーたろー……大きい声出すなぁ……」 京太郎「わ、悪い……。 ……随分と眠そうだな」 優希「そりゃあ……一睡もしなけりゃこうなる……」 京太郎「は? 寝てないのかお前」 優希「ベッド入ると……ドキドキして眠気が来なかったんだもん……」 京太郎「翌日が遠足の幼稚園児みてえなこと言うなよ……」 優希「だって……」 優希「京太郎と打てるの……楽しみだったから……」 京太郎「……」 京太郎「あー……。 そりゃ悪かったな」 優希「そうだ……全部きょうたろーが悪い……」 京太郎「んで?どうするよ?」 優希「あー……きょーたろー……」 京太郎「はいはい。 ここにいるよ。 どうした?」 優希「ベッドまでおぶってぇ……」 京太郎「寝る気満々っすね」 京太郎「よっと……、お前軽いなぁ」 優希「あう……ちっこい言うな……」 京太郎「言ってない言ってない。 ほら、ベッドだぞ」 優希「あー……きょーたろー」 京太郎「なんだー?」 優希「あり……がと……」 京太郎「……おう。 しっかり寝ろよ」 優希「んぅ……? ふぁ……」 優希「……タコスの匂い……」 優希「タコス!?」バッ 京太郎「タコスの匂いで起きるなんてお前らしいな」 優希「きょ、京太郎! 今何時だ!?」 京太郎「7時40分くらいか。 まだ寝足りないだろうけど、とりあえずこれ食っとけ」スッ 優希「タコス……。 わざわざ買ってきたのか!?」 京太郎「まさか。 俺特性の朝食用タコスだ。 俺なりに研究して作ってみたんだ」 優希「お、おおお……京太郎特性……!」 京太郎「ほら、冷めねえうちに食っちまえ」 優希「う、うん! 頂きますじぇ!」パクッ 京太郎「……味はどうだ?」 優希「うん! 美味いじぇ!!」 優希「毎日食べたいくらい!!」 咲「……え? 結局朝練しなかったの?」 京太郎「様子が様子だったからなぁ。 食った後は暴眠してたし」 京太郎「だからまた今度の日にすることになった」 咲「なんかふんだり蹴ったりだね、京ちゃん」 京太郎「まぁ優希だからな。 そこら辺は諦めてる」 咲「あははー」 咲(なにこの『アイツのことは俺が一番解ってる感』……) 京太郎「ああ、それと。 試食してもらってた朝食用タコスだけどさ」 咲「ああ、あれ? タコスなのに軽く食べられるから好きなんだよねー」 京太郎「明日から毎朝優希に作ってやることになった」 咲「へぇ~」 咲「………へぇ!!?」 京太郎「あいつが毎日食べたいくらい美味いって言うからさ」 咲「ええっ!?」 咲(そ、それって……) ~♪~♪ 京太郎「……っと、優希からだ」 from優希:『タコスが楽しみで眠気が来ない! どうしてくれる!!』 京太郎「んな理不尽な……」カチカチ 咲「……」 京太郎「……ったく……。 しょうがねえな……」 咲「……むぅ」 京太郎「……ははっ。 アホらしっ」 咲「~~!!」 咲「京ちゃん! メールしてる場合じゃないよ! まだ東風一回しかしてないんだから!」 京太郎「え? 今日はもう終わりってさっき……」 咲「知らないもん! ほら、卓に着いて! 早く罰ゲームするんだから!!」 京太郎「趣旨が違くなってねえか!?」 咲「うー!!」 京太郎「わ、わかったよ。 そんな睨むなって……」 咲「カン! カン! カン! カン! ツモ!」 京太郎「 」 咲「四槓子四連刻四暗刻単騎!」 京太郎「 」 咲「ロン!」 咲「大四喜字一色八連荘!」 京太郎「 」 咲「ロン!!」 咲「純正九蓮宝燈!!!」 京太郎「 」 咲「まだまだいくよ……!」 京太郎「ちょ」 咲(京ちゃんは絶対に……渡さないんだから!!) カンッ! ギャー! ―――――――――― おしまい。
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392037834/ ▼腐った彼女 それは、まさに偶然。 咲「違うの!これは違うの!」 彼女がもう少し口が上手ければ違ったかもしれない。 咲「こ、これはその!……そうお姉ちゃん!お姉ちゃんのなの!」 彼がもう少し、彼女の事を知らなければ騙されてあげれたかもしれない。 京太郎「……お前のねーちゃん、3年前に引っ越したじゃねーか」 咲「うっ!」 京太郎「それに、家族の想い出は雀卓しか残ってないとか言ってたじゃん」 咲「ぐはっ!」 そうして、少女の秘密は暴かれた……。 きゅふっ、きゅふふふふっ♪ 長野という人外魔境の夜よりも、人の心の闇は深い……。 咲「ねえねえ京ちゃん、今度はいつ龍門渕に行くの♪」 まこ「なんじゃ?今日の咲、えらくテンション高いのお?」 和「……ふぅ」 優希「それが、これは今日だけじゃないんだじぇ……」 まこ「んんっ?」 ……………… ………… …… 優希「……と言うわけなんだじぇ」 まこ「なるほどのお、ワシが部長会議やらなんやらで部を留守にしてる間にそんな事があったんか」 和「はい、ただ咲さんが元気の良いだけならいいのですが……」 咲「きゅふふふっ♪それで京ちゃんからの第一印象はどうだったのかな~♪」 京太郎「おい、俺はお前の趣味を認めるとは言ったけど、今は部活中だろ?」 咲「えー!だって~!」 和「咲さんは悪鬼羅刹の鬼畜道に落ちてしまったんです……」 まこ「はあ?」 優希「咲ちゃんは……」 咲「だって!だって!ヤンチャDK(男子高校生)と完璧執事のカップリングは」 和「腐女子になってしまったんですぅうううう!!!」 咲「私の生きる活力なんだもん♪ハギ京最高~♪」 京太郎「……ハァ」 京太郎(俺、アイツの事なんでも分かってると思ったのに全然そんな事なかったんだな……) 優希「……」ギュッ 夕方 咲「きゅふふふっ、今日は『タイ国のバニィ』の再放送あるから急いで帰らなきゃいけないんだ、ゴメンね~」 京太郎「はいはい、俺は備品整理してから帰るから。気を付けて帰れよ」 咲「もぉ~、子供じゃないんだからねー」 和「さて、私達も帰りましょうかゆーき」 まこ「ワシも京太郎が整理やってくれている間に、生徒議会に報告書出してくるかの」ヨイショット 優希「ゴメンのどちゃん、先に帰っててくれるかな……」 和「……ゆーき」 ガタンッ。 京太郎「あれ?優希、まだ帰ってなかったのか?」 優希「う、うん」 京太郎「どうした?なんか何時もの元気がねえぞ?」 優希「それは、……それは京太郎の方だじぇ」 京太郎「え?」 優希「顔が強張って、何時もの……」 咲(うわー、やっちゃった!明日当てられる数学のプリント 部室に置いて来ちゃったよぉ~!) 咲(ううっ、和ちゃんに教えてもらいながらやったから 多分、ベットの脇の机にあると思うんだけど…… 一人でアレを解くのは辛いから、無くなってないでよー) 優希「何時もの京太郎の表情じゃないじぇ……」 京太郎「……そんな事、どうでもいいだろ」 優希「よくないっ!」 京太郎「え?」 優希「京太郎が悩んでるのは、咲ちゃんのことなんだろ」 京太郎「……」 優希「何も言わなくても、顔がイエスだって言ってるじぇ」 京太郎「そうだよ、……もう分かんねえんだよ」 優希「……」 京太郎「咲が何を考えているのか、何を俺に求めているのか分からねえんだよ!」 優希「京太郎……」 京太郎「今までは、何時も誰よりも傍に居た自信があったのにちょっと俺の知らない趣味があっただけで」 京太郎「それだけで何も分からなくなっちまった……」 優希「……」 京太郎「……」 優希「わ、私だったら」ギュッ 京太郎「優希?」 優希「私だったら、京太郎をそんな風に不安になんかさせない!」 優希「今までの行いだって全部改めるし!誰よりも京太郎を大事にする!」 京太郎「……」 優希「だって!だって!私は京太郎の事が―――!」 咲「…………」 咲「……あははっ、せっかく部室に行ったのにプリント取って来れなかったな……」 咲「…………」 咲「そうだよ、こういう時は何時も通りに楽しい事を考えて……」 咲「今まで上手く出来たのに、もう少しの所でハギヨシさんに追いつけない京ちゃん」 咲「それに対して、手を貸したいけど心を鬼にしてグッと我慢して見守るハギヨシさん」 咲「そうだよ、そこに真実の愛があるんだ! うん、だから……現実なんかどうなったって……」 咲「もし、京ちゃんが優希ちゃんと付き合ったとしても私には、私だけのハギ京があるんだもん……だから……」ウッ 咲「……うぐっ……うううっ……」ヒグッ 咲(なんで……なんでなの……楽しい、一番大事な楽しみなのはずなのに……) 咲(優希ちゃんと京ちゃんが付き合ったらと想像すると…………胸が痛い) 咲(あの時に、ママとお姉ちゃんが出て行った時に、もう現実なんて嫌になったはずなのに……) 咲(なんでこんなに苦しいの…………うわああああ……うぐっ……きょうちゃあ……きょうちゃああああん)ヒッグヒッグ 京太郎「…………遅くなっちまったな」 京太郎「……」 京太郎(そういや、今日はお袋が親父の転勤先に泊まりに行く日だっけ) 京太郎(……ありがたいな、今日はちょっと一人になりたかったからな) 「……」ポツンッ 京太郎「……」 「……」 京太郎「……ハァ」 咲「……」 京太郎「……どうしたんだよ」 咲「……わ゛、わ゛だぢ……わ、分けがわがんなぐなっぢゃって……ひぐっ……」 京太郎「おい!大丈夫か!?」 咲「ごべんなさい……」 京太郎「へっ?」 咲「ごべんなさい、京ちゃんには優希ちゃんの方がお似合いだって分かってるのに」 咲「私みたいなのより、可愛くて良い子だって分がってるのに……なのに、京ちゃんの事が諦め切れなくて」ウグッ 京太郎「……」ソッ 咲「嫌なの!私なんかじゃ駄目だって分かってるけど京ちゃんが!京ちゃんの事がっ!」ギュウッ 京太郎「……」ポンポンッ 咲「京ちゃんの事がっ!―――好きなのっ!!!」ギュウウッ 京太郎(そっか、……簡単な事だったんだな。 もっと素直に、自分の気持ちに従えば良かったんだ) 咲「ごべんなざい!ごべんなざい!……もうちょっとしたら離れるがら!) 咲(二人の邪魔にならないようにずるがらっ!だから……もうちょっとだけ!」 京太郎「駄目だ……もう、離さない」 咲「……?」 京太郎「……好きだ」 咲「…………えっ?」 京太郎「俺も、お前の事が好きなんだ。俺と付き合ってくれ」 咲「で、でも、優希ちゃんは……」 京太郎「アイツは凄い奴だ、俺に出来ない事をやった 真正面から真面目に告白してきた。 だから俺も、本当の気持ちを伝えた……だから、アイツを送って来たから遅くなった」 咲「……」 京太郎「もう一度言うぞ。 咲、お前が好きだ、付き合ってくれ」 咲「……はい」 END ▼洋榎「今日は姫松恒例、週末のたこ焼きパーティーやで!」 洋榎「さあて、今日のもう一人の焼き役は誰や!」 末原「前回が私やったから、あいうえお順で……」 京太郎「えーと、俺です」 洋榎「ほほう京太郎か、引っ越してきたばっかの大阪一年生やからって、うちは手をぬかへんで~」 絹恵「流石お姉ちゃん!姫松のたこ焼きディフェンディングチャンピオン!」 洋榎「まあまあ騒いだらあかん、またうちのたこ焼きが大好評になって」 洋榎「もう一人の焼き役に閑古鳥が鳴くんは、仕方が無い事やからな~、まあ京太郎もそんな落ち込むことあらへんで」 京太郎「はい、出来るだけ頑張ってみます!」 洋榎「なっはっはっはっ、素直で可愛いのぉ~、一年生の鏡ラーやで」 京太郎「へ?」 絹恵「京太郎君、今のはね、カガ「ミ」と「ミ」ラーを掛けて―――」 洋榎「ええいやめんかい!ギャグの説明とか逆に恥ずかしいやろ///」 絹恵「ご、ごめんお姉ちゃん」 由子「いつも通りなのよー」ヤレヤレ 洋榎「よっしゃ、いつも通りクルクルサクサクとうちの腕前を見せたるでー」 洋榎「京太郎の方はどうやろ……なっ!?」 京太郎「えーと、葱はこれ位でいいかな」 洋榎(クッ、ちゃんと寝かしたタネを用意しとる。これは素人の手口やない!) 京太郎(よーし、このまま予習した本の通りに頑張ろう) 洋榎「よっしゃ!タップリの油に生地を流し込んだら、手早くネギ、紅しょうが」 洋榎「そして明石のタコを入れて、最後に天かすをを振りかけて仕舞いや!」 洋榎「後はもうすぐで最初に流し込んだ生地がええ感じに焼けるさかい、ひっくり返して完成や」 絹恵「わぁ~流石お姉ちゃんや、手際ええねえ~♪」 洋榎「かっかっか、それ程のもんやでー……えーと京太郎の方は……」 洋榎「プププッ♪大量のネギはええとしても、チーズに餅とかw邪道やろwそんなゲテもん大阪人は誰も食わへんでwwwww」 絹恵「……」ジー 洋榎「さあ完成や!かつおぶしと青ネギは掛け放題や!せやけど、入れ過ぎて味を壊さん様にきをつけるんやでー!」ワーッハッハ 京太郎「ふぅ、主将の半分位しか作れませんでしたが、こっちも完成です」 モブ「わー美味しい~」 絹恵「流石お姉ちゃんや!」 モグ「モグモグハフハフッ!」 洋榎「ハッハッハ、熱いから気を付けるんやで~」 洋榎(なんやろ?心なしか人が少ない様な……) わいわいがやがや。 きゃっきゃうふふ。 洋榎「……なっ!?あっちの方に居るんはレギュラー陣やないか!?」 由子「もちもちの餅に、しょっぱいベーコンがこれまた合うのよ~♪」 漫「何も付けないでって言われた時は、キョトンとしましたが、中にエビマヨが入ってたんやね。ハフハフッ、美味しいわ~♪」 末原「このキムチチーズもイケるで♪最初聞いた時はゲテモンや思うたけど キムチの辛さをチーズがマイルドにして、ナンボでも入るわ~♪」 セーラ「このネギダクのたこ焼きをポン酢で食うのええな~♪ うちんち貧乏やったから、タコなんて買えんくて、具がネギだけやったん思い出すわ~」 由子(なんで貴方がおるのよー、しかもかなり自然に紛れ込んでるのよー……) 漫「うちはやっぱりネギマヨ&ソースやな」 末原「漫ちゃん、マヨネーズばっか食うとると、そのピカピカのおでこが更にテッカテカになってしまうで?」 漫「なりませんから!」 セーラ「あっはっはっは!漫はイジられキャラなんやなー♪」 漫「なんもかんも代行がうちをイジるからやー!」プンプン 由子「……(コイツ、なじみ過ぎやろ)」モグモグ 末原「うちは普通のソースのみが一番やけど、ネギ焼きやイカ焼きとかは、ポン酢の方が美味しいかな~?」 由子「そう言えば、このソースも丁度良い甘さで美味しいのよー」 京太郎「ああ、うちで使ってるオタフクソース持って来たんですよ」 末原「ああ、これが有名なオタフクソースなんや」 京太郎「あれ?使った事無いんですか?意外ですね」 末原「それがな―――」 洋榎「わははっ!対に馬脚を現しおったな!」 京太郎「しゅ、主将?」 洋榎「オタフクなんて広島の商品を使うなんて、大阪人の風上にも風下にも置けん行動やで!」 洋榎「さあ皆も、こんなエセたこ焼きなんてほっといて、ホンマもんを食べようで!」 「「……」」シーン 洋榎「……え?」 洋榎「ど、どないしたんや……なあ漫」 漫「なんというか……主将のたこ焼きは美味しいんですが、その……」 セーラ「お、ホンマや!姫松の主将のたこ焼きめっちゃ美味いやん」バクバク 洋榎「なんやその……奥歯にグリコキャラメルがくっ付いたような言い方は?何かうちのたこ焼きに問題でもあるんか?」 恭子「飽きたんや」 洋榎「え?」 漫「ちょ、末原先輩!」 恭子「漫、こん事はな、一度ハッキリ言わなあかん事なんや」 漫「……それは、そうですけども」 洋榎「ちょ、意味が分からんわ……えっ?」 恭子「確かに洋榎のたこ焼きは美味い。何の文句の付けようもない完成度や。店で売っていたとしても、喜んで買うやろな」 洋榎「せやったら―――」 恭子「せやけどな、なんぼ食ったと思うてんねん?」 洋榎「は?」 恭子「京太郎は知らんやろうけど、今年の正月から始って、毎週毎週たこ焼きや、しかも毎回同じ味、同じ内容やで」 恭子「確かに完成度は高いし、美味しいもんを食べさせてもろうて感謝しとる」 恭子「せやけどな、必ずこう食べなアカン!マヨネーズは邪道やからアカン!」 恭子「……メンドイねん。たこ焼きなんやから、もっとこう、気軽に食べさせーや!」 洋榎「……ハハッ……漫、アンタもそう思ってたんか?」 漫「……すいません、うちもジャイアンツは嫌いですけど、広島には別に対抗心無いです」 洋榎「そうか……オタフクはええソースやもんな」ガクッ 絹恵「……お姉ちゃん」 洋榎「絹、アンタもあっちの食べてきてええで。……さっきからチラチラ見てたん分かっとったからな……」 絹恵「ゴメンお姉ちゃん……だけど、お姉ちゃんのたこ焼きが一番美味しいのはホントなんよ……」 洋榎「……ありがとうな」 洋榎「……自由に……か」 洋榎(そう言えば善野監督も『食べるっちゅーんはな、もっとこう自由で、それでいて救われていなきゃアカンのや!) 洋榎(……まあまだ分からんよな……フフッ』……とか言うとったな……) 京太郎「主将、一舟貰いますね」 洋榎「なんや……態々うちに気を使わんでもええんやで?」 京太郎「いえいえ、毎週これが楽しみで部活してるとこもありますし」モグモグ 洋榎「ふ、ふん、うちは男子が弱小とはいえ、そんな軟弱な理由で部活してもらったら困るで///」 京太郎「すいません、けど、洋榎さんのたこ焼きが俺の目標ですから……くぅー!ヤッパリうめえええ!」バクバク 洋榎「そ、そうか?やっぱそうなんやろか///…………あっ」 京太郎「?」 洋榎「せやけど、なんぼ美味くても、飽きられるようじゃアカンねん」 洋榎「この大阪で自慢出来んのは、売り物なるような、買ってまで食べたいレベルやないとアカンねん」 京太郎「……先輩」 洋榎「ははっ、スマンな愚痴聞かせてしもうて」 京太郎「先輩、ちゃんと皆を見てみて下さい」 洋榎「あん?……どういう事や?」 京太郎「さっき色々言っていた末原先輩も、そしてそれに着いて行った漫さんも」 洋榎「?……あっ!」 京太郎「そうです、俺のキワモノを食べながらも右手にはしっかりと洋榎先輩のたこ焼きを持ってるじゃないですか」 洋榎「……ホンマや」 京太郎「ほら、俺のを食べた後で先輩の作ったオリジナルを食べて基本を確認してるんですよ」 洋榎「……うん……うん」グス 京太郎「先輩のたこ焼きが、この姫松のスタンダードなんです」 京太郎「皆が卒業しても思い出すのは、誰でもない先輩の味なんです」 洋榎「…………うん」 京太郎「……」ニッコリ 洋榎「せやけどなあ」 京太郎「はい?」 洋榎「一年の癖に、上から目線でナマイキやねん!」 京太郎「え?あ?……あれえ!?」アタフタ 洋榎「明日からはマンツーマンで麻雀の特訓や!」 京太郎「ええええ!!!」 洋榎「そして金曜日の放課後になったら、調理室で仕込みの手伝いや!」 洋榎「粉の良し悪しから仕込んだるからな、気合入れんとしょうちせんで!!!」 京太郎「そ、そんな!ただでさえ赤阪監督代行から雑用で引っ張りまわされているのいいいい!」 洋榎「いひひひっ♪覚悟するんやでぇ~♪」ニタリ 京太郎「ひいいいいいいいい!!!」 洋榎(うちが見込んだんやから、逃げれると思うんやないで///) カン! ▼東横桃子の弱点 またもや4校合同練習中。 モモ「ロン!6,400っすよ!」 純「……えっ?」 久「くうっ、やられちゃったわね。 東横さんのステルス忘れないようにって思ってたのに」 純「これで鶴賀の副将が清澄をまくって1位、……直撃食らった俺は、4位になっちまったか」 蒲原「ワハハ(私には見えてたけど、素でやられてしまった。けどまあ、たなぼたで3位になったから良いかな)」ワハハ ゆみ「流石だなモモ、絶好調じゃないか」 モモ「あっ先輩!もっと褒めて欲しいっす♪」 ゆみ「ははっ、コヤツめ」 透華「ゆみさん、竹井さん、部長同士で決めなくてはいけない事が残ってましたの。ちょっとこちらに来て頂けますか?」 久「ええ、わかったわ」 蒲原「ワハハ、だからゆみちんは部長ではないと何度言えば」ワハハ モモ「一気に人が減ったっす」 ゆみ「ふむ、他の卓はまだ終りそうにないしな」 久「あ、そうだ」 ゆみ「?」 久「須賀君、須賀君」フリフリ 京太郎「はい、何ですか部長」タッタッタッ 久「この卓、今人が居ないから入ってくれないかしら? 皆もいいわよね?」 純「おう、かまわねえぜ」 モモ「ふふっ、今の私は絶好調っすからね、誰が来ても負けませんよ!」 ゆみ「ついでに私も混ぜてもらおうかな」 京太郎「よろしくお願いします!」 モモ(よーし!もっともっと先輩に良い所を見せるっすよ!) ……………… ………… …… だが、麻雀の神はきまぐれである。 モモ「……リーチっす」ソッ 京太郎「ロンッ!3飜30符の5,800です!」 モモ「またっすかー!」 ゆみ「凄い!私でさえ見失った状態のモモを狙い撃ちにするとは!」 純「雀力じゃ、この中で一番低いってのに、……相性なのか?」 京太郎「ふふっ、腕ですよ、腕!」 モモ「何故っすか?おっぱいさんみたいに、完全デジタル思考ってわけじゃなさそうなのに……」 ?「知りたいですか?」 モモ「もちろんっすよ!……って、貴女は!?」 咲「京ちゃんのバカ」 京太郎「……ぐうっ、咲!?」 モモ「誰かと思ったら、清澄のリンシャンさんじゃないっすか!」 京太郎「ま、待て、今日は調子が良かったんだ」 咲「あれあれ?じゃあなんで焦ってるのかな?」 京太郎「うぐっ!」 モモ「教えて欲しいっす!私にとってステルスは死活問題っすから!」 咲「多分、公式戦じゃ問題ないと思うよ……と言うか」 純「と、言うか?」 咲「女子相手なら、気にしなくて良い問題だからね」ズバリ ゆみ「うん?」 京太郎「…………」ソロリソロリ 咲「こらっ」ムンズ 京太郎「ひっ!」 咲「逃げ出そうとしちゃ駄目でしょ!このオモチ大好き大魔神!」 モモ「オモチ?」 ……………… ………… …… ゆみ「なるほど……つまり須賀君は、モモではなくモモの、その……オモチを捉えていたと///」 咲「その通りです」ヒヤヤカ 京太郎「……」 モモ「先輩、私汚されちゃったっす!清めて下さい!」ガバッ ゆみ「ちょっ!待てモモ!こ、こんな所で……うわっ///」 純(清澄の大将の話しでは、周りのがそれ程でもないから更に効果があったとか言ってたな……) 純(チクショウ!俺は体脂肪率を絞ってるから小さいだけで、絞らなきゃそれなり!それなりのはずなんだ!) 純(…………多分) おわれ! ▼分かりにくいバレンタイン 優希「京太郎ー!タコスの新作を作ってきたじぇー!」 京太郎「へえ、お前が自分で作ってくるなんて珍しいな」 優希「いいから、食べるんだじぇー!」 京太郎「んがっくくっ!?」 優希(やった!タコスのチョコレートソースを京太郎が食べた♪) 優希(……今年は恥ずかしくてハッキリチョコだって言えなかったけどけど、来年はきっと……///) ―――――― 久「あ、須賀く~ん、お願いがあるのー」ニヤニヤ 京太郎「な、なんですか?」オドオド 中略 京太郎「なーんだ買出しですか」ホッ 久「なによー、何だと思ったわけー 久「あ、須賀く~ん、お願いがあるのー」ニヤニヤ 京太郎「な、なんですか?」オドオド 中略 京太郎「なーんだ買出しですか」ホッ 久「なによー、何だと思ったわけー?」 京太郎「いや、何でもないです!」アワアワ 京太郎(悪い顔してたからなんて、流石に本人前にしては言えないよな) 久「……」 中略。 京太郎「ただいまー」 久「おっかりー。……どれどれ、ちゃんと私の低糖コーヒーちゃんも有るわね♪」 京太郎「飲み物重いんですから、そんなに一気に頼まないでくださいよー」ヤレヤレ 久「あはははっ、ゴメンゴメン」 京太郎「あっ、そうだ」 久「……」 京太郎「スーパー"モンブチ"で今フェアやってて、2千円以上買ったらチョコ貰ったんですよ」 久「へ、へぇ~……そ、それは得したわね」 京太郎「どうします?一個だけですから部長食べます?」 久「そ、それは買出しに行ってくれた御褒美に須賀君に、あ、あげるわ」 京太郎「そっすか?……ありがとうございます」 久(や、やったわ!自然に須賀君にチョコをあげれたわ!流石私!流石生徒議会長!竹井久ブラボー♪♪♪) 京太郎「あ、部長」 久「何かしら?」ニマニマ クルッ 京太郎「……」ヒョイ 久「……モグガッ!?」モグモグ 京太郎「へへっ、おすそ分けです。美味しいですよね、このチョコ」 久「な、な、な、な、な―――////////////!!?!???」 久(須賀君の指が私の唇に!!!!!?)ボンッ 京太郎「あれ?部長?……どうしたんですか?」 久「///」プシュー ノンロッカーエンド
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892 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 02 00 20.49 ID 6YZTehBto 【合宿:3日目 午前5時】 絃「……あふぅ」 菫「ふわぁ……っとすまん」 玄「ふみゅふみゅ……」ウツラウツラ 春「……」コクコク 咏「ううっ……ねみー」 京太郎「皆さん、おはようございます!」 菫「ああおはよう。と言うか朝から元気だな」 京太郎「まぁ普段から早起きしてランニングが日課なもんで」 玄「私も朝早く起きれるけど、ランニングは無理だよぉ……」 絃「凄いですね。私は朝が弱いので……」 春「……」zzz 咏「私も朝はギリギリまで寝てるからねー」 京太郎「とは言え、全員分の朝食作るのには時間かかるんでこれくらいの時間に起きないといけないんで我慢してください」 京太郎「あとはるる、起きろー」 春「……キスしてくれたら起きる」 京太郎・絃・菫・玄・咏「「「「「!?」」」」」 春「……冗談」 京太郎「っ!?当たり前だ、ってか今こそお前が普段食べてる黒糖の出番じゃないのか?」 春「……もう食べた」 春「京太郎も食べる?」 京太郎「じゃあ一応頂いておくか」 京太郎「……うん。何時食べても美味いな」 / / / | ∨ |∨ | l | |./ l | ||V ∨ 斗-l l | /  ̄ \i/ | |i| | l ∨ l\ | l | l | /||! | |l| ⊥ヽ ∨ \\l └‐' || l 自 そ||l l ぃイ l \\>‐'´ x-‐==气 | 慢 れ.l |l l ぃヽ ´ ‐'´勹 |」 l : が{ l ヽ斗 x_=气 ∨二ノ| 〉 |i 〈'´ ) | /// | //\ _ / |i ∧ 乂ン | l | .(つ li ∧ /// ′ | | l lニ⊇|i ∧ . ‐ ァ / | | |/ ̄└ュ | |i ヽ ` | | |l /└‐┘|i ||  ̄ ¨ ―-< /| | 八 894 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 02 17 35.11 ID 6YZTehBto 春「……皆もどうぞ」 絃「すみません。ありがとうございます」ポリポリ 玄「ありがとう……うん、美味しい」ポリポリ 咏「この程よい甘さが身体に染み渡るねぃ」ポリポリ 京太郎「あれ?菫さんは食べないんですか?」 菫「あ、いやその私は朝から甘いものはちょっと……」 京太郎「そうなんですか?でも朝は血糖値が低くくなるので、朝から脳を働かせるには食べやすくてすぐに血液に吸収される黒糖はオススメですよ?」 菫「そうなのか?……ふむ。じゃあ私も一つ良いだろうか?」 春「……はい」 菫「すまない。いただきます」ポリポリ 菫「!?」 菫「こ、これは!?」 菫「コクがあって風味が良く、すっきりとした甘さが口いっぱいに広がっていく!」ポリポリ 菫「なのに食べやすくて、いくらでも食べられる気がするぞ」ポリポリ 菫「一体何処の物なんだ!?」 京太郎「それはもちろん――」 春「……喜界島産」 京太郎「200g300円からとお値段もお安くなっています」 春「今なら更にもう一つ付ける」 京太郎「なのにお値段そのまま!」 春「……買うなら今」 菫「買った!1kg頼む」 京太郎・春「「毎度あり」」 895 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 02 29 55.64 ID 6YZTehBto 玄「って通販番組みたいになってるよ!?」 絃「弘世さんも1kgも買ってどうなさるんでしょうか?」 咏「太るぞー?しらんけど」ニヒヒ 菫「あ、いやその、照や淡達にもやろうかと思ってだな」アセアセ 春「……大丈夫。黒糖は太らない」 菫「ほ、本当か!?」 春「本当。私が証拠」 京太郎「確かにはるるって四六時中食べてる気がするけど、別に太ってないもんな」 咏「むしろ憎らしいくらいに一部分に集中してるし」 絃「確かに羨ましい限りですね」 / . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . | . . . . . . . . | . . . . . . . . . ゚。 . . . . . . . . . . . . . . . . } } . .| . . . . . . . . | . .| . . .| . . . . | | | . | . . . . // . /| . . . . . . . . | . .| . . .| ... . ゚ | . .| . . . | . . . . . ト、! . . .// . / . . . . . . . | | . .l . . .| |i . . . } | . .| . . . | . . . . . |.ノ`≧ュj/,_./i. . . . . . . jム斗匕} |i . . . | | | . .| . . . | . . . . . | .ノ=云=ミ イ . . ./ノx=云リ jノi . イ / | . .| . . . | . . . . .i|/_人 +ハ / ./ _人 +ハ‘, }. . // j/ . . . .゚, . . .| . . . . .i| マY . oノ マY . oノ/厶イ!{ / . . . .゚。. | . . . . .i| ー'″ `ー'゙ / | | ′ . .___@∨ . . .i| . . . . . . ′ . . . . . | |/ . . . ´ ハ 。 . .八 /ー―‐1 { / | . . ./ 、| ヘ ゚。 . / )、 { } ィ ∧; ┐ おもち…… . / / ̄)/ / . 、 > ゝ--- ′< ノ /// ′ _ | 丁 | |` ミ \ ̄/,,_ |彡"彳/ / .___ | 、__) ー | ,. ┐t'⌒{ } 入 | r v // r― ′! r‐、} '^ | | {ニ=- ∨ _ノ┴ュ'′/ } 〈_/ \ し ー |ニニニ{ニ}ニニニニ} / ,ノ、 rヘ,_〉 } / ニニニィ¨ト=ニニ7 { ‘,  ̄} .. イ∧ /ニニニ/ マニニニ\ , /し' . / ゝ /'⌒ヽ/ マ> ´ \ / i } 913 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 00 56 49.12 ID 8ZDdcHBzo 春「それもこれも黒糖のおかげ」エッヘン 咏「それが本当なら10kgでも買うんだけどねぃ」 絃「それは流石に……その前に病気になっちゃいます」 咏「冗談冗談。健康第一だね」 京太郎「まぁ黒糖の話はここまでにして、朝食作りに入りましょうか」 京太郎「で、問題ですけど皆さん料理の腕前は?」 絃「えっと、私は人並みには出来ると思っていますが……」 菫「も、もちろん 914だ」 玄「わ、私は 915かな?」 春「…… 916」 咏「自慢じゃないけど 917だねぃ」 コンマ判定(コンマ反転) 01~50 出来ない 料理スキル:C (メシマズ) 51~98 出来る 料理スキル:B (メシウマ) ぞろ目44以外 料理スキル:A ぞろ目44 破魔矢発動(振りなおし) 926 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 01 12 48.05 ID 8ZDdcHBzo これは酷い。だが安心して欲しい、一応改善の余地は有るから……多分 全員出来ない 菫「も、もちろんその……自信は無いと言うか経験がほとんどないと言うか……」ゴニョゴニョ 玄「わ、私はその料理は板長さんにおまかせしてたから……」 春「……味見係」 咏「自慢じゃないけど出来ないねぃ」アハハ 京太郎「……」 京太郎(もしかしなくても人選ミスった?) 京太郎「ま、まぁ調理そのものは俺と絃さんで何とかなると思いますので、皆さんには下準備をお願いします」 菫「そ、それくらいなら大丈夫だ……多分」 玄「お、おまかせあれ!」 春「……味見なら」 咏「その前に悪いけど、着物の裾締めてくれない?邪魔なんだよねぃ」 京太郎「――と言う訳で絃さん、貴方が俺の最後の希望です」 絃「え、えっと……が、頑張ってみます」アセアセ 929 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 01 31 30.94 ID 8ZDdcHBzo 【調理場】 京太郎(どうやら俺が作る事に決まったせいか、あの人は居ないようだ……) 京太郎(あの人が居たら、きっともっと大変だっただろうし良かった) 京太郎(で、肝心の料理内容だが最初はたくさん作ってビュッフェスタイルにしようかと思ってたが無理だな) 京太郎(俺と絃さんだけじゃ、どう考えても数を作れないし……) 京太郎(とは言え最低でも和食と洋食の2種類は作った方が良いだろうから、二人で分担するか) 京太郎「絃さんは和食と洋食、どちらが得意ですか?」 絃「えっと……どっちも同じくらいでしょうか」 京太郎「そうですか。じゃあ俺が 932作りますね」 ※どちらを選んでも大して変わりません。 1.和食 工程【ご飯・味噌汁・魚・漬物】 2.洋食 工程【パン・スープ・目玉焼き・ベーコン】 934 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 01 50 25.79 ID 8ZDdcHBzo 洋食 京太郎「じゃあ俺が洋食を作りますんで、絃さんは和食をお願いできますか?」 絃「分かりました。上手くできるかどうかはわかりませんが、頑張ります」 京太郎「お願いします。本当、絃さんだけが頼りなんです」ギュッ 絃「だ、大丈夫だと思いますからその手を離していただけると///」 咏「で、私達はいつまでラブコメを見てれば良いのかねぃ?」 春「……」ポリポリ 菫「ほ、ほら!時間も無いんだから早くしろ!」 玄「そ、そうだよ?早くしないと皆起きちゃうし」 京太郎「す、すみません。えっと、それじゃあ 937さんと 939さんは俺を手伝ってもらえますか」 1.菫 2.玄 3.春 4.咏 942 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 02 18 29.99 ID 8ZDdcHBzo 玄 菫 京太郎「それじゃあ、玄さんと菫さんは俺を手伝ってもらえますか?」 玄「やった!おまかせあれ!」 菫「分かった。……その、よろしく頼む」 京太郎「はるると咏ちゃん先生は絃さんの手伝いをお願いします」 春「ん……分かった」 咏「りょーかい。でもさぁその前にちょっとお願いがあるんだけど」 京太郎「何ですか?」 咏「……その、な?えーっと……」ゴニョゴニョ 京太郎「あのー言いたい事があるのでしたらはっきりとお願いします。時間も限られてますし……」 咏「わ、分かったよ。その……だな///」 京太郎「はぁ……?」 咏「ええい!このニブチン!見て分からないのかねぃ……届かないんだよ!このままじゃ!///」ペチペチ 京太郎「は?……あ、ああ!確かに」 咏「やっと分かってくれたか……。ああは言ったけど、私が料理作れないのはこのせいでも有るんだからな?……本当だぞ?」 京太郎「はいはい、分かってますって。今、台を用意しますから」ニヤニヤ 咏「くっ……その分かってますよー的な顔がむかつくねぃ」 咏「1学期の評価下げてやろうかねー。しらんけど」 京太郎「ちょっ!職権乱用禁止!!」 960 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/12(木) 01 40 57.90 ID MHoG+ttto 京太郎「ではまず菫さんと玄さんにはこれを」 菫「エプロン?」 玄「あ、これ龍門渕さんの?」 京太郎「ええ。予備ですけど」 京太郎「それから咏ちゃん先生と絃さんとはるるにはこっちを……」 咏「これってあれか、いわゆる割烹着じゃん」 絃「こういうのは初めてですけど、動きやすいですね」 春「……サイズぴったり」 京太郎「三人とも服が服ですし、それにそれを着けてると和食作ってるなぁって気になりません?」 菫「まぁ確かに、何事も形からって言うしな」 玄「皆、お似合いなのです」 咏「ま、確かに私とか滝見は裾が邪魔になるからこっちの方が良いねぃ」 絃「私も裾が長いですから、こちらの方が良いですね」 春「……でも何故京太郎は割烹着がある事まで知ってたの?」 京太郎「!?」ギクッ 京太郎「い、いやぁ偶然見つけたんですよ偶然」 京太郎(い、言えない。メイド服を見つけたときに一緒に見つけていたなんて……) 961 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/12(木) 02 03 05.16 ID MHoG+ttto 京太郎「と、とにかく時間も無い事ですしすぐに取り掛かりましょう」 絃「そうですね。それではお二人共こちらへ」 咏「へいへーい」 春「……」 京太郎「それではこっちも始めましょうか」 菫「ああ」 玄「うん」 京太郎「ではまずは、パンを焼きましょう」 菫「なんだ、それなら大丈夫だ。パンを焼くくらいなら私にでも出来るぞ」 京太郎「そうなんですか。それは良かった」 京太郎「じゃあこれ、お願いしますね」ドンッ 菫「!?」 菫「な、なぁこれは何だ?」 京太郎「何ってパン種ですが……?あの……もしかして何かおかしなところでも?」 菫「いや、これ自体はおかしくない……いや、やっぱりおかしい」 玄「もしかしてこれ、きょーくんが作ったの?」 京太郎「勿論そうですよ。いやぁ流石透華さんですねー。良い素材使ってます」 京太郎「ま、おかげでちょっと勝手が分からなかった部分も有りますけどね」アハハ 菫「いやいやいやいや」 菫「パンを焼くってまさか……」 京太郎「はい。そこのオーブンで焼くんですよ?」 菫・玄「「ええっ!?」」 964 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/12(木) 02 49 03.58 ID MHoG+ttto 京太郎「やっぱりパンは焼きたて作りたてが一番ですからね」 京太郎「いやぁ前日に仕込んだ時は大丈夫かなと思いましたが、案外何とかなるもんですね」 菫「いや普通はならないだろう」 玄「もうパン屋になれば良いんじゃないかな?」 京太郎「またまた、ご冗談を」 京太郎「パン屋になるには心を込めたパンが作れないといけませんし……」 菫「……一体何を目指してるんだ?」 京太郎「とまぁ話はこれくらいにして、実際に焼いていきましょうか」 京太郎「まずは麺棒で平たく伸ばしましょう」 菫「ふむ。こうか?」 京太郎「ええ、そんな感じで」 玄「う~ん、難しいね意外と」 京太郎「まぁ初めてなんで、そんなに気合いれずにやってください」 京太郎「出来たら4つに折りたたんで、パン型に入れます」 菫「なるほど、これで焼くのか」 玄「やってみると簡単だね」 京太郎「いやいや、ここからあと30分ぐらい置いておいて膨らましてから焼くんですよ?」 菫・玄「「え?」」 975 名前: ◆UNNCnfZIx6[sage] 投稿日:2013/09/13(金) 00 27 01.30 ID N1D1Vv+yo 京太郎「ではパンが膨らむのを待っている間に野菜スープを作りましょうか」 京太郎「......あの最初に聞きますが、まさか包丁を持つのも初めてとかじゃないですよね?」 菫「ま、まさかこんな年になってなぁ?」 玄「そ、そうだよ?」 京太郎「......本当に?」ジィーッ 菫「うっ......えっと 978です」 玄「わ、私は 980です」 コンマ判定(コンマ反転) 01~30 包丁も持った事がありません 31~70 ほ、包丁くらいは何とか 71~98 自慢じゃないけど包丁捌きには自信が 【料理経験値に+1(10貯まるとレベルアップ)】 ぞろ目44以外 我に斬れるものなし! 【料理経験値+3】 ぞろ目44 破魔矢発動 988 名前: ◆UNNCnfZIx6[sage] 投稿日:2013/09/13(金) 00 57 27.66 ID N1D1Vv+yo 菫 包丁も持ったことなし 玄 包丁くらいは何とか 菫「うっ……えっと包丁も持った事がありません」 玄「わ、私は包丁くらいは何とか板長さんに教えてもらったから……」 京太郎「菫さん……」アワレミノメ 菫「ち、違うんだ!いや違わないんだが、これには深い訳が有ってだな」 京太郎「……ちなみに聞きますけど、どのような理由が?」 菫「まず、自慢じゃないが私は今まで麻雀に全てを懸けてきた」 京太郎「まぁ菫さんストイックそうですし」 菫「次に小中高と私は全寮制だったのでな。故に料理を作る必要が無かった」 京太郎「分からなくもないですね。けどご実家では手伝いとかは?」 菫「……そしてまぁこれが最大の理由かもしれんが、両親……特に父親が過保護でな」 京太郎「は、はぁ……」 菫「それはもう目に余ると言うか何と言うか……」 菫「怪我したらいけないからって、包丁も持たせてくれなかったんだ……」 京太郎「……今どきそんな父親がいるんですね」 菫「本当、私が嫁にでも行ったら死んでしまうんじゃないかと心配だよ」 京太郎(菫さんと結婚する人、大変そうだな……) 京太郎(いやその前に料理も出来ないと貰い手が――) 菫「……何か言ったか?」ギロッ 京太郎「イエナンデモ」 36 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 07 54.79 ID 8hfKPeoYo 京太郎(しかし……どうするべきか?) 京太郎(包丁も使えない菫さんを何とかするべきか) 京太郎(それとも菫さんには他の事をしてもらい、玄さんと材料を切るか……) 京太郎(なんか菫さんは放っておくと危なっかしそうだし……) 京太郎(でも時間から言えば玄さんと一緒にした方が早いし……) 39 1.菫さんを指導する 2.玄さんと料理する 3.その他(内容併記) 41 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 26 02.90 ID 8hfKPeoYo 菫さんを指導する 京太郎(いやここで菫さんを放っておくと、後々怖いし……) 京太郎(それに高三にもなって包丁も握った事がないのは流石に、ねぇ?) 京太郎「菫さん」キリッ 菫「な、なんだ?」ドキドキ 京太郎「この際です。包丁の扱い方を学びましょう」 菫「は?いやいや、今はそんな事をしてる場合じゃ……」 京太郎「ですがこの機会を逃すと扱えないままですよ?」 菫「そ、それはそうかもしれないが……」 京太郎「……菫さんが料理できないこと、照は知ってるんですか?」 菫「えっと、その……今までは誤魔化してきたから知らないと思う」 京太郎「ぶっちゃけ、あのぽんこつ照ですら料理はそれなり包丁はちゃんと扱えます」 菫「そ、そうなのか?」 京太郎「つまり今の貴方は料理に関しては、あの照よりぽんこつなんですよ!」 菫「!?」 京太郎「その事を照が知ったら――」 -─===‐-ミ ´. . . . . . . . . . . . 、/. . . . . . . . . . . . . . . \. . . . . . . . . . . . ト、 . . . . `、. . . . . . . . .|. . . . | \. . . . ',. . . . . . . |. . . . | \|. . .. . |. . | |. ‐/、|. . l . | -‐. |、. . .. . |. . | |. / |. . 八ノ ハ . | . .. 八. |┬─┬}/ ┬‐┬‐ . . |`ヽ}. /⌒ヽ} | | 三 | | .'. . |. { '└─┘  ̄ └‐┘ l. . |人_ j. . |i. . . .> )‐┤ イ.l 'i. . . i . _;〕ト _/| h ≦. . .| 八/ト、. . |/⌒ 、_| | | | ト、`〉、|/| \{ .,_ \| |/ ハ / ヽ > | ノ / ∧ 照「菫がぽんこつ……」プププ 菫「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」 42 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 50 33.54 ID 8hfKPeoYo 菫「頼む!今すぐ私に包丁の扱い方を教えてくれ!頼む!」 京太郎「だ、大丈夫ですから。そんなに必死に頭を下げなくてもちゃんと教えますし」 京太郎「ですから頭を上げてください」 菫「ほ、本当か?」 京太郎「ええ、任せておいて下さい」 京太郎「そう言う事なんで玄さん。申し訳ないですが、下準備の方をお願いします」 玄「う、うん。下準備くらいなら大丈夫だと思うから、その……頑張ってね?」 京太郎「……何とかして見せます」 京太郎「――と言う訳でまずは包丁を持ってみてください」 菫「こ、こうか?」ギュッ 京太郎「持ち方は特に問題ないですが、無駄に力を入れ過ぎです」 菫「しかしだな……」 京太郎「じゃあ深呼吸して、落ち着いてください」 菫「すーはー」 京太郎「って包丁持ったままやらないでくださいって!!」 菫「す、すまん!」 京太郎「だから包丁はちゃんと置いて!!」 菫「そ、そうだな」ストン 京太郎「だからってまな板に刺さないでくださいってば!!」 京太郎(……前途多難すぎるだろ) 京太郎の指導 45 コンマ判定(コンマ反転) 京太郎の指導により(知力72 + 精神力41 ÷ 4 = 28.25≒28 +28) 01~30 菫さん…… 31~70 まぁこれくらいならマシでしょうか? 【菫の料理経験値+1 10でレベルアップ】 71~98 やれば出来るじゃないですか! 【菫の料理経験値+3 好感度+1】 ぞろ目44以外 あれはSSS(シャープシェフスミレ)!? 【菫の料理経験値+5 好感度+3】 ぞろ目44 破魔矢発動 48 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 18 47.42 ID 8hfKPeoYo 12 + 28 = 40 まぁこれくらいならマシでしょうか? 京太郎「まぁこれくらいならマシでしょうか?」 菫「そ、そうか」 京太郎「一応素材を切る事は出来ましたし」 京太郎「と言っても明らかに大きさがバラバラですけど」 菫「うっ……」 京太郎「まぁ包丁を初めて握ってこれなら大丈夫でしょう」 菫「そ、そうだよな!」 京太郎「ですが一口に切るといっても、繊切り、針切り、みじん切り、あら切り、ぶつ切り、乱切り、笹がき、輪切り、筒切り、小口切り、斜め切り、削ぎ切り、半月切り、いちょう切り、拍子切り、短冊切り、さいの目切り、あられ切り、隠し包丁、桂むき、飾り包丁、飾りきり、面取り、切り違い、手綱切り、花形切り、菊花切り、茶筅切りと有りますが」 菫「……は?」 京太郎「まぁこれらはこれから覚えていけば良いですからね?俺も手伝いますし」 菫「そうか……」ホッ 菫「って京太郎も手伝ってくれるのか?」 京太郎「当然です。乗りかかった船ですし」 京太郎(それに教えた手前、怪我でもされたら困るし……) 菫「そうかそうか……。うん、頼んだぞ♪」 京太郎「?ええ、まぁ任せてください」 58 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/18(水) 01 16 21.32 ID zyNSNUAgo 玄「きょーくん、こっちは出来たよー」 京太郎「あ、すみません玄さん。一人で任せてしまって……」 玄「大丈夫大丈夫。これくらいは平気だから」 玄「そっちはどう?」 京太郎「まぁ……なんとか?」 菫「ほら見てくれ松実妹、この通り包丁捌きも――」ビュンビュン 玄「ひっ!?」ビクッ 京太郎「だーっ!だから包丁を振り回すのは駄目ですって!!」 菫「す、すまん……」 京太郎「包丁が扱えるようになって嬉しいのは分かりますが、はしゃぎ過ぎです」 菫「……面目ない」シュン 京太郎「玄さんにも謝ってくださいね」 菫「本当にすまない」ペコリ 玄「あ、いえ私は気にしてないですから良いですよ」 京太郎「とにかく、時間も余りありませんし一気にベーコンと目玉焼きを作りましょう」 一緒に作るのは 61 1.菫 2.玄 62 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/18(水) 01 29 34.24 ID zyNSNUAgo 玄 京太郎「それでは俺は玄さんとベーコンと目玉焼きを作りますんで、菫さんはスープの鍋を見ててください」 菫「わ、分かった」 京太郎「……一応言っておきますが、見ると言うのは本当に見てるだけじゃなく、時々鍋をかき混ぜたり火加減を見たりするんですよ?」 菫「だ、大丈夫だ。そ、それくらい分かってたぞ?」 京太郎(……嘘だな) 玄(嘘だね) 菫「な、何だその疑いの目は?えーい!絶対成功させてやるからな!!」 京太郎「いやただ単に鍋をかき混ぜていただければ良いんですけど……」 63 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/18(水) 01 38 35.71 ID zyNSNUAgo 京太郎「……本当に大丈夫かなぁ」 玄「えっと……私も菫さんの事は言えないけど多分大丈夫なんじゃないかなぁ?」 京太郎「まぁ菫さんも心配ですけど、今は玄さんの番ですからね」 玄「は、はい!」 京太郎「ベーコンは良いとして、卵……割れます?」 玄「うぅ~馬鹿にしないでよ。卵ぐらい――」 66 コンマ判定(コンマ反転) 01~30 スベって転んでおでこで割る 31~70 多少殻が入ったものの合格点 【玄の料理経験値+1 10でレベルアップ】 71~98 やれば出来るじゃないですか! 【玄の料理経験値+3 好感度+1】 ぞろ目44以外 あれは阿知賀のドラゴンロード!? 【玄の料理経験値+5 好感度+3】 ぞろ目44 破魔矢発動 68 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/18(水) 01 55 59.71 ID zyNSNUAgo スベって転んでおでこで割る 玄「あうっ!?」ステッ 京太郎「あ」 玄「イタッ!」グシャッ! / . / / /. | | ヽ /. . ./ . . / /. . /| . . . . . . |. . .|. . . |. | . i. . . .i . . . . / /. . . i/ i_;. イ| . . | . . |. . .ト. .;_|. | . |. . . .i . . . . . /) / / . . i . . i/| . . |八 . 八. . . .|. . .|. . /|/\|. . . .i. . . . .i 〈 <00 rュ φ . ./ . .i . . i 斗テ宀ミ . . . \. .∨斗宀弌ミ /j| . . j . i . .| \) ∩┌─ 、 ○ o . ./i . i . . 〃 んuノハ \|\|\| んuノハ ∨|. . .リ. . i . .| ⊂ニ ⊃  ̄)丿 {. . ;. i . 人 . {i { .. .. } { .. .. } レ. . . .i. . i . .| ( ○ | / __ __ xく '| . i . . . .ト、| とつ_ノ ゝ._(つo厶ィj . i. . i 八  ̄∪ \ ゙っ) / . . . . / | . i . . . .i |//// ′ ////| ! . i. . i . . . 、 '⌒ア. . .ノ ノ . i . . . 从 从 ノ. 八 . . . \ 玄「あぅあぅ……」ベチョーッ 京太郎「く、玄さん大丈夫ですか!?」アタフタ 玄「おでこいたいよー……ぬるぬるするよぉ……」エグエグ 京太郎「ほら、これで早く拭いてください」 玄「ありがとう」ゴシゴシ 70 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/18(水) 02 11 58.21 ID zyNSNUAgo 京太郎「……まったく、どうしておでこで割ろうなんて事を」 玄「ち、違うよぉ。あれはたまたまスベって転んで割っちゃっただけで……」 京太郎「あはは。分かってますってば」 京太郎「でも本当に大丈夫ですか?結構な勢いで打ち付けましたけど」 玄「えっと……ちょっとまだヒリヒリするかも」 京太郎「ちょっと良いですか」ファサッ 玄「えっ?」 京太郎「うーん、切れたり怪我したりはしてないですけど赤くなってますね」ジッ 玄「ううっ///」 玄(ち、近いよきょーくん。でも真剣に私を心配してくれてるんだね///) 京太郎「あれ?何か益々赤くなってるような……。ちょっと計りますね」ピトッ 玄「!?///」 / .. .. .. / . . . . . . . . . . . ./ | . . .ハ . . . j . . . .} ゚。 |\ . . . . .| .. 。 .. .. .. .\ / .. .. .. / . . . . . . . /|__;.ム斗 ./ | . . .し . .;\_} . |__ ゚。. . . .| . ..゚。 .. .. \ .゚。 / .. .. .. / .i . . . i . /│ ./ | .′ | . . . . . ./ Ⅵ 。 . . | . . .. 。 .. .. .. }ⅵ /....... . ., . . . | . . . レ彡| ./三ミ {、 | . . . ./ 彡=リ三ミト、 . .| . . . . ゚ .. .. .. | リ / .. .. . . ′ . .| . ./〃 リ リヾ 、 . . . ./.〃 ヾ 、リ . . . . i .. .. ..| / .. .. . . イ . . . . .| /il{ }li } . ./ il{ }li | . . . . | .. .. ∧ / .. .. ./ |. . . . . リ il{ }li l/ il{ }li | . . . .| . . .. .∧ / .. ./.. . . .|. . . . . .| ミト、 ィj/ ミト、 ィj/ | . . . .| . . . .. .∧ j ./ . .. . . . .| . . . . . | ゞ=====彡 ゞ=====彡 │ . . .| . . . . .. ∧ イO/ . .. . . . . .| . . . . . |////////////////{ . . . .| . . . . . .. ..∧ / ..// . .. . . . . . .| . . . . . |、 r――――― 、 ι ノ . . . .| . . . . . . . .. ∧ / .. ..// .. .. . . . . . . .| . . . . . | .\ ι | | イ | . . . . .| . . . .゚ , . . .. ..∧ / .. .. ..// . .. . . . . . . . . | . . . . . | . . 个 . . ノ ---―‐ ____} . . 个 . . .| . . . . .| . . . . . ゚。 . .. .. ∧ 〃 .. /|〃 . .. . . . . . . . . . | . . . . . | . . . .ハ . . .≧==- __ -==≦ .ハ. . j . . . .| . . . . .| . . . . . . |i .. . . . .∧ / ../ l/ .. . . . . . . . . . . . | . . . . . | . . / } . . . . / { } \ . . . / }. . . . . | . . . . .| . . . . . . }ト . .. .. ..∧ 京太郎「う~ん、ちょっと高いですね。もしかして風邪引いたんじゃ――ってあれ?玄さん?」 玄「きゅ~」プシューッ 京太郎「え?ちょっ、玄さん!?玄さん!大丈夫ですか!?」 82 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/19(木) 00 45 29.17 ID D6I04Nl6o 京太郎「大丈夫ですか?玄さん。いきなり倒れるから心配しましたよ」 玄「ご、ごめんね」 京太郎「まぁ大丈夫そうだから安心しましたけど……」 京太郎「でも念の為に休んだ方が良いんじゃ?」 玄「だ、大丈夫だよ。ほらこの通り!」ブンブン 京太郎「はぁ……でもさっき熱が――」スッ 玄「だ、ダメッ!!///」サッ 京太郎「へ?」 玄「本当に大丈夫だから!時間も無い事だし続けよう?ね?」アセアセ 京太郎「分かりました。玄さんがそう言うなら……」 京太郎「でも本当に調子が悪い時は言ってくださいよ?」 玄「う、うん///」 京太郎(大丈夫かなぁ?まぁ注意して見てよう) 京太郎(……でもさっき露骨に避けられたのはちょっとショックかもなぁ)ズーン 玄(ううっ……///) 玄(きょーくんってば不意打ちが過ぎるよぉ) 玄(まだドキドキしてるし、さっきもう一度されそうになった時に思わず全力で避けちゃった) 玄(気にしてないと良いけど……) 83 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/19(木) 01 00 28.79 ID D6I04Nl6o 【数分後……】 京太郎「とりあえずベーコンと目玉焼き出来ましたね」 玄「うん……ちょっと焦げたりしちゃったものも有るけど」 京太郎「……まぁその辺りはご愛嬌と言うか、目玉焼きが潰れなかっただけ良かったと思いますよ」 京太郎「ただし一部除く」 玄「あうっ」タジタシ 京太郎「あはは。冗談ですよ」 玄「もう!いじわる……」 菫「……仲の良さそうなところ済まないが――」 京太郎・玄「「!?」」ビクッ 菫「そろそろパンを焼く頃だと思うが?」ジロッ 京太郎「そ、そうですね」 京太郎(やべー菫さんの事すっかり忘れてた……) 86 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/19(木) 01 21 38.34 ID D6I04Nl6o 京太郎「それではパンを焼いていきましょうか」 京太郎「十分に熱したオーブンにパンを入れて、約30分ほど焼いていきます」 京太郎「……」 菫「……」 玄「……」 京太郎(……焼いてる間の沈黙が気まずい) 京太郎(な、何か言わないと) 89 1.それにしても二人とも、予想よりは酷くなくて安心しました 2.菫さん、スープはどうですか? 3.玄さん、おでこ大丈夫ですか? 4.絃さん達はどうかなーっと 5.その他(内容併記) 91 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/19(木) 01 38 15.54 ID D6I04Nl6o 菫さん、スープはどうですか? 京太郎「えっと、あの……菫さん、スープはどうですか?」 菫「ん?あぁ大丈夫だ。言われたとおり、見ながらかき混ぜてたぞ」エッヘン 京太郎「ありがとうございます。じゃあちょっと味見して味を調えましょうか――」パカッ スープ「具?何それ?刹那で忘れちゃった」 京太郎「……」 菫「どうだ。ちゃんとかき混ぜて綺麗になってるだろ?」 京太郎「…… 94」 1.そ、そうですね…… 2.菫さん。そこに正座 3.よ、良く出来ました(ナデナデ) 4.その他(内容併記) 97 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/19(木) 01 53 51.29 ID D6I04Nl6o 菫さん。そこに正座 京太郎「……菫さん。そこに正座」 菫「え?」 京太郎「良いから正座してください」 菫「な、何故だ?」 京太郎「正座!」 菫「は、はい!」ビクッ 京太郎「……俺は確かに菫さんに火加減に注意してかき混ぜてくださいとは言いました」 菫「ああ、だから私はちゃんとかき混ぜて――」 京太郎「かき混ぜ過ぎです!なんでスープの具が無くなってるんですか!?」 菫「いやだってかき混ぜてたら段々……」 京太郎「どんだけかき混ぜたら具が無くなるんですか!?」 京太郎「ってか無くなって来てるのが分かってたなら止めると言う選択肢は無かったんですか?」 菫「だ、だって京太郎がかき混ぜろって……」 京太郎「言いましたが時々、しかも具がなくなるまでかき混ぜろとは言ってません!」 菫「ううっ……」 98 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/19(木) 02 08 01.00 ID D6I04Nl6o 京太郎「俺より年上なんですから、それくらいは分かると言うか作ってて変だと思うくらいの事は……」ブツブツ 玄「きょーくん、きょーくん」ツンツン 京太郎「大体――ってどうしました玄さん?」 玄「えっと、その……」チラッ 菫「ぐすっ……だって京太郎が見てろって言うから私は」グスグス 京太郎(げぇーっ!?やり過ぎた?) 京太郎(ってかまさか菫さんがこんなに打たれ弱いとは……) 京太郎(ど、ど、ど、どうしよう?) 101 1.で、でも料理は味ですから味さえ良ければ…… 2.えっと俺も言い過ぎました。ごめんなさい 3.いい年して泣けば許されると思ってるんですか?(ドSの目) 4.その他(内容併記) 106 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/09/19(木) 02 33 53.07 ID D6I04Nl6o えっと俺も言い過ぎました。ごめんなさい+何かあったら気軽にオレを頼ってください! 京太郎「えっと……俺も言い過ぎました。ごめんなさい」 菫「ふぇ?」 京太郎「よく考えれば料理初心者の菫さんに対して、詳しい説明を怠った俺が悪いです」 京太郎「火加減に注意してかき混ぜろと言っただけで、中身の事に関しては言ってませんでしたし……」 菫「いや……だが……」 京太郎「ちゃんと側に居て指導するべきでした。本当にごめんなさい」 菫「その……こちらこそ取り乱してすまない」 菫「ちゃんと出来たと思って浮かれてしまっていた。よく考えれば、あれだけ野菜を切っておきながら具の無いスープなんてありえないしな」 菫「本当にすまなかった」ペコリ 京太郎「良いんですよ、さっきも言ったとおり悪いのは俺で……」 菫「いや私が!」 京太郎「俺が!」 菫「私!」 京太郎「俺!」 玄「すとーっぷ!」 玄「もう!二人ともそこまでなのです」 玄「どっちが悪いかじゃなくて、どっちも悪かったと言う事で終わりにしよう、ね?」 菫「……松実妹がそう言うのなら」 京太郎「分かりました。でも今後何か疑問があったら気軽にオレを頼ってくださいね?」 菫「分かった。そうさせてもらうよ」ニコッ 玄「うん。これで仲直り成功なのです♪やっぱりみんな仲良しが一番だよ」ニコニコ <<前に戻る|6月へ|次に進む>>
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※小ネタ 1:とーかときょーたろう- それは、まだ私が幼かった頃の話…… まぁ、私がまだあまり世間を知らなかったころってところですわね まだ一も衣も智紀も純も居なかった頃 「とーかさまー」 「とーかさまー」 「よくってよ、よくってよ!」エッヘン 子供たち、と言っても同じ歳の女の子たちと遊ぶのは、公園ぐらいだった 私もお嬢様だけれど公園ぐらいには良く行っていた、そこで私のことをとーかさまと呼ぶのは私のお友達、いやお友達かどうかも怪しいけれど…… けれど、その時は私もその子たちを友達だと思ってたいた お友達がとーかさまと呼べば、私は機嫌を良くしてアイスやらお菓子やらをあげるから、ですわね 馬鹿なお嬢様と言われればそれまでですけれど……それでもその時、私はそれ以外に友達を作る方法を知らなかった 小山の大将、まさにそんな言葉が似合う私は公園の遊具やら砂場やらを独占していたわけだけど……? 「おいお前、じゃま」 「は?」 その少年は、私の前に立った 「いや砂場だろここ」 「でもわたくしが今は使っていますわよ?」 「砂場の中心じゃなくてはしでやれよ」 「わたくしがはしなんて、ありえませんわ!」ビシィッ 「おまえってバカだよな」 少年にそういわれて、子供のころの私は激怒した まぁ今思えばそれはバカでしょうけれど、あまりにもストレートに言われたのに激怒しないわけがない そんな言葉を言われたのは生まれてこの方初めてでしたもの 「なんですって!?」 「ためしになにもあげないでみろよ」 「は?」 「バカはみつかるはずだぜ」 それだけ行って少年はサッカーボール片手に友達と遊びに行く……私はそこに立ち尽くしたまま友達が来るのを待っていた もちろんすぐに友達は来て、私は少年の言うことを鵜呑みにしてみる まぁ結果は簡単、数日で遊ぶ相手はいなくなって、部屋に籠ってネトマばかり だけど一週間もしてから、私は久しぶりに公園に行ってみた 前に友達だった相手もいたけれど、その子たちが寄ってくるわけもない 「おい」 「げっ」 「げっ、ってなんだよ……で、どうだった?」 子供ながらに言っていることの意味はわかった 「バカはみつかりましたわ」 「ふぅん、オレのほう見て言うなよ」 「……かえりますわ」 「……サッカーするか?」 「サッカー?」 「一緒にさ」ニッ その少年は楽しそうな顔で私にサッカーボールを渡してきた 「……仕方ありませんわね」 私はそれを受け取って一緒にサッカーをすることにしたけれど、もちろんぼろ負け あまりにも悔しかった私は何度も挑戦して、結果勝てないと思い麻雀の勝負を挑みぼろ勝ちした まったく子供らしい子供、だったのでしょう 「ずりーよとーか!」 「ずるくありませんわ、わたくしはせいせいどうどうと戦ったまでですわよ、きょーたろう!」 でも正直、あの時はその少年、須賀京太郎にこんな感情を抱くだなんて思ってなかったけれど…… ……か……とう……とうか! 透華「?」 京太郎「おう、起きた」 ここは、車?……って顔が近い! 透華「は、離れなさい!」 京太郎「おう悪い」 透華「まったく……」 今日はたしか、ピクニックをしようという話でしたわね 純「もうすぐ着くぞー」 衣「よし、向こうに付いたらなにする!?」 一「体動かしたいよねー」 智紀「私は……別に……」 衣「ふふ~ん♪」 透華「サッカー!サッカーがしたいですわ!」 京太郎「はぁ?」 透華「決定ですわ!」 みんなが、私の友達たちが、笑う 京太郎「そうだな、サッカーするか」 純「おし、スポーツならオレの出番だな!」 一「まぁ、楽しそうだしね」 智紀「……」ダラダラ 衣「うお、すごい冷や汗だ」 ハギヨシ「ボールはございますよ」 京太郎「さすがハギヨシさん!」 透華「行きますわよっ!」ビシィッ! カン!
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※これまでの粗筋 須賀京太郎はどこにでもいる普通の高校生。 ……と、見るものが感じる風に、他人とは付かず離れずの関係を維持している少年だった。 ある日、京太郎は――かつて人の手により産み出され、その封印を現代にて解き放たれた無機物の怪人に遭遇する。 他の怪人全員から嬲られるある怪人を前に、言葉にできない思いを抱いた京太郎は、 その怪人を助けるべく輪の中に飛び込み、彼への協力と引き換えに戦う力を手に入れた。 須賀京太郎は、戦闘に身を投じる。 かつて炎の中に失ってしまった何かを――。 その身に背負わされた“呪い”を、解くために――。 ※この粗筋は番組の内容に一切関わりのないフィクションです ぬすまれた過去(酔った記憶)を さがしつづけて おれはさまよう 見知らぬ町を(ホテル街的な意味で) 炎の匂い しみついてむせる(ラーメン屋の換気扇ってなんであんなに臭いんだろうね) (酔っての不祥事に)さよならはいったはずだ 別れたはずさ 地獄を見れば 心がかわく(起き抜けに隣で女が寝てるよ……) たたかい(飲み比べ)は あきたのさ さだめとあれば 心をきめる(責任とらないと……) そっとしておいてくれ 明日に ああつながる 今日ぐらい(独身生活もこれで最後の一日か……) 引用元:【まーたまた】コード・ジアース 反逆の京太郎【やらせていただきましたァン!】 78 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 粗筋なんぞw 79 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? OPが孤独じゃないグルメじゃねえかwww 80 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 淡のにおい?(難聴) 81 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 孤独じゃない方は、どんな歌詞だっけ? 82 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ちょっと待ってろ。これな 83 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ぬすまれた過去(PADじゃないとき)を さがしつづけて おれはさまよう 見知らぬ町を 炎の匂い しみついてむせる(うぉオン、俺はまるで人間火力発電所だ) (贅肉に)さよならはいったはずだ 別れたはずさ 地獄(体重計)を見れば 心がかわく たたかい(踏み台乗降)は あきたのさ さだめ(コース料理)とあれば 心をきめる そっとしておいてくれ 明日に ああつながる 今日ぐらい(明日からまた仕事だ……) 84 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 相変わらず酷いw 85 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? それ、勝手に歌詞に()つけた方じゃねーか! 86 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? なんでや!弘世プロはPADやないやろ! 巨乳お姉さんやろ! 87 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? でも魔法少女なんだよなぁ…… 88 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Terr3Terr3 PADなんだな、これが 89 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 始まるぞ 京太郎「ふふふ……ははははは……」 ハギヨシ『……京太郎くん?』 京太郎「俺さぁ……俺はさぁ……信じてたんだぜ……」 京太郎「師匠は……俺のことを立ち直らせてくれた恩人で……」 京太郎「大星は……なんだかんだといいライバルで……」 京太郎「辻垣内先輩は……頼りになる楽しい先輩で……」 京太郎「鶴田プロは……なんかあったっけな……?」 京太郎「……ああ、タッグマッチで凌ぎを削ることになって」 京太郎「三尋木プロは……あの火力制圧型の打ち方、打点の乗せ方がスゲーと思ってた」 京太郎「ハギヨシさんは……多分恋人以上に親密な付き合いだった……」 ハギヨシ『はあ……』 京太郎「なのに……」 京太郎「なのに……!」 103 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 誰が対象だっけ、というか仕掛人だっけ? 104 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? レジェンド あわあわ ガイト姐さん 舞姫の性的な方 咏ちゃん 電話相手の執事さん 105 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? なんでや!ころたんやろ! 106 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? どう考えても執事さんの方にウェイト置いてますしおすし 105 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 舞姫の性的な方 だからどっちだよ! 京太郎「騙した……騙した……」 京太郎「今まで……俺を……」 京太郎「俺を……よく……も……」 京太郎「よくも……俺を……」 京太郎「よくも俺をォ!! 騙したなァ!!」 京太郎「よくも今まで! ずっと今まで! よくも俺ォ!」 京太郎「なんであんな……あんなに……!」 京太郎「よくも騙したァァアア! 騙してくれたなァァアアアア!」 京太郎「俺を……! ずっと俺を……!」 京太郎「今まで……! 今まで……!! 今まで……!」 京太郎「今まで……」 ハギヨシ『……』 120 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? スッガ…… 121 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? スッガが人間不審になっちゃう 122 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 人間不審になった手負いの猟犬スッガをパネキが拾うハートフルヒューマンドラマ下さい 123 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? スッガがヒューマンじゃなくなってるんですけどそれは 124 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? なんでやスッガ人間やろ! 125 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 ちくわ大明神 126 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 誰だ今の 京太郎「……」 ハギヨシ『……京太郎くん』 京太郎「フゥゥゥウ~~~~~~~~、スッキリしたぜ」 ハギヨシ『……。……京太郎くん?』 京太郎「俺は弘世先輩ややえさんに比べて、チと荒っぽい方なんで……こうして叫んで気を落ち着けるんですよ」 ハギヨシ『……は、はあ』 ハギヨシ(初耳ですので……これはやっぱり、相当混乱してますね) ・ ・ ・ 京太郎『とりあえずっすけど……』 京太郎『ハギヨシさんは友人のよしみで……つまりは天江さんは友人の主人というよしみで免除したいと思います』 京太郎『それは、ハギヨシさんにとっても……望ましいですよね?』 京太郎『ね? そうっすよね?』 京太郎『だから、天江さんには手酷いお仕置きはなし……つまり早抜けさせようと思うんですが』 京太郎『どうですか?』 京太郎『大丈夫、ただハギヨシさんに少ーし協力してもらうだけですから』 京太郎『その後の奴らにやることも……ね?』 京太郎『ん、今……「なんでもする」って言いましたよね?』 京太郎『心強いなぁ……ハギヨシさんがなんでもしてくれるなんて……ハハハ』 京太郎『言ったからには……責任、とってもらいますよ? ね?』 ハギヨシ(などと仰られていましたが、一体どういうつもりなのでしょうか) ハギヨシ(約束の通り、衣様をファミレスにお通ししましたが……) ハギヨシ(正直不安です。俗に言うヤンデレ的な気配を感じました) ハギヨシ(私にも彼にも、“そっち”の気は断じてありませんが……それでも) 衣「ねえ、ハギヨシ」 ハギヨシ「なんでしょうか、衣様?」 衣「海老フライを頼んでもいいかな?」 ハギヨシ「ふむ……京太郎くんからは、『時間がかかるかもしれないから好きに注文を』」 衣「やた!」 ハギヨシ「……」 ハギヨシ「……衣様は、どうしてこのような企画に?」 衣「……ん」 衣「トーカが、『目立ってなんぼ』と言っていたし」 ハギヨシ「……」 衣「スガ・キョータローと、久しぶりに遊びたいのがひとつ」 衣「あとは……キョータローに、少しでも力を抜いてほしくてな」 ハギヨシ「……力を?」 衣「キョータローがプロになったその年に、開幕のエキシビションであんなことをした衣では烏滸言かも知れないが……」 衣「キョータローは、些か必死すぎる。無聊を手慰みという話ではなく、常に根を詰めている」 衣「一分一秒を畢生必定と、長期的な目標へと幸福を切り詰めて邁進するのを罷めない」 衣「たまにはこうして、無益な行為で無聊もまた風流ということに思い至って欲しいという、老婆心だ」 ハギヨシ「……衣様」 衣「そんな戯言は置いといて……」 衣「衣もたまには、こうして誰かを驚かせてみたかったというのが本音だ!」 ハギヨシ「……。……ああ、はい」 176 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ころたん可愛い 177 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ころたんクンカクンカ 178 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ころたんペロペロ 179 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ころたんが難しい言葉を言ってるのを見て頭撫でたい 180 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ころたんに海老フライを奢ってあげたい 181 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii 全員、ヤサは押さえた 京太郎「……お待たせしました、衣さん」 衣「よく来たな、キョータロー」 衣「昨日のことはまさに……羽化登仙、夢心地だった」 衣「キョータローは覚えているか?」 京太郎「ああ……その、その事なんですけど……その、話があって……」 衣「なんだ、キョータロー?」 京太郎「その……あなたとそういうことになっちゃったのは……実に申し訳ないと思うんですが……」 京太郎「……その、本当に申し訳ないんですが」 衣「……」 衣「諄いぞ、キョータロー」 衣「まさか、乙女の純潔を散華させることよりも……緊要なことがあると?」 京太郎「ええ……というか、本当に申し訳ないとは思うけど……俺には身に覚えがない」 京太郎「むしろ、信じられない。衣さんとそんなことになるなんて、あり得ないと思っています」 衣「……」 衣「……あくまでも知らぬ存ぜぬ、女を棄てるというのか、キョータロー」 衣「それが日常茶飯で、ありふれていると」 京太郎「いや、違いますね」 衣「では――」 京太郎「――俺は同性愛者です。ゲイです。ホモです。バリタチです」 衣「ふぇ……?」 ハギヨシ「……ッ」 京太郎「お、その様子だと同性愛者がなん足るかは知ってるみたいっすね」 衣「ち、知識としては……その……」 京太郎「なら話は早いっす」 京太郎「俺はノンケを喰うことはあっても、ヘテロは無理です。女には興奮しません」 京太郎「も一度、よく思い返して下さい」 京太郎「本当に俺と何かありましたか? 本当に?」 衣「そ、それは……」 京太郎「……ま、あったとしてもそんなのは」 京太郎「他人を、女を、主人を抱いて――」 京太郎「恋人であるハギヨシさんに嫉妬させるためだけですよ。そんだけ」 衣「――」 衣「――」 衣「――」 衣「……。……………………え?」 185 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? お、おま……!? 夜はパスで…… 186 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? あんたって人は…… 187 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ……お、おい!須賀!? 188 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Terr3Terr3 京ハギか……おめでとう 189 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID HOKU10ki ハギ京とかいう負け犬www まあ、なんにしても愛でたいことやな! 190 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii 【速報】スッガ同性愛者であることをカムアウト 191 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount なんだろ……なんか、泣けてきた 192 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE やっぱりホモじゃないか(吐血) 193 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID MIHspring やっぱりホモじゃないか(喀血) 194 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID eomotRev やっぱりホモじゃないか(五体投地) 195 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID shrutupyou うるさい、ホモ! 196 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? これは今回だけで打線が組める 197 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO 別に、相手がどうだって構わないわよ 衣「……そ、そんな」 衣「ハギヨシ……嘘、だよね……?」 衣「ハギ、ヨシ……?」 ハギヨシ「いや……あの、これは……」 京太郎「ハ・ギ・ヨ・シ・さ・ん」 京太郎「“判って”……ますよね……?」 ハギヨシ「~~~~~~~~~~っ」 ハギヨシ(……確かに、正直これは許しがたいというか今すぐ全力で否定したい気持ちでいっぱいというか京太郎くん目が怖いですというか) ハギヨシ(ですが……衣様がやったことに問題があるのは事実) ハギヨシ(衣様と関係を持ってしまったと考えたときの京太郎くんの落ち込みようは、今の衣様に勝るとも劣らない) ハギヨシ(そういう意味では……いい薬でしょうか) ハギヨシ(……) ハギヨシ(……それはともかくとして) ハギヨシ(約一名が確実にコラ用に音声を保存するので、ちょっとやめて欲しかったです) ハギヨシ(まあ、あとでHDDからデータを消去しますか。HDDごと、物理的に) ハギヨシ「……申し訳、ありません」 衣「ハギ……ヨシ……?」 ハギヨシ「彼が……京太郎くんが……。いえ、京太郎様が……」 ハギヨシ「――私の夜の御主人様です」 衣「――」 衣「――」 衣「――」 衣「……。………………」 衣「…………。……………………そっか」 ハギヨシ「そうです」 衣「…………そうなのか、ハギヨシ」 ハギヨシ「そうです」 衣「………………そうだったんだな、ハギヨシ」 ハギヨシ「そうです」 京太郎「そういうことっすよ、衣さん」 京太郎「あなたが暢気に海老フライを食べているその間にも――」 京太郎「ハギヨシは、俺の海老フライからタルタルソースを啜ってたんだよぉ!」 京太郎「ふははは――おぐっ!?」 ハギヨシ(流石に衣様の前で、そのような言葉は吐かせませんので……) 京太郎(す、すみません……調子に乗りました) ハギヨシ(……全くです) 京太郎「さて、ではこれで……」 衣「えっ」 京太郎「言ったでしょう、俺は同性愛者だって」 京太郎「それでもまだ何かありますか?」 京太郎「……ああ。仮面夫婦とか、偽装結婚とかをお望みなら、してもいいですけど」 衣「……。………………いらない」 京太郎「……そう。なら良かったっす」 京太郎「んじゃ、俺はこれで」 衣「…………」 京太郎「ハギヨシさん、送ってあげて下さいね」 ハギヨシ「ええ」 衣「……いらない。衣を、一人にしてくれ」 ハギヨシ「……衣、様」 衣「い、いや……違うんだ、ハギヨシ! これは、その、衣にも用事があってだな!」 衣「そう、比翼恋理のハギヨシたちを付き合わせるのが悪いというだけだ!」 衣「成人した衣おねーさんはヘッチャラだから、二人で気にせず睦事に興じるといい!」 衣「衣は平気だから、その幽山渓谷の道を歩くハギヨシたちを、応援するぞ!」 衣「な!」 京太郎(やっべえ……胸が痛い) ハギヨシ(恨みますよ、京太郎くん) 京太郎(あー……衣さんには、ネタバラししましょう) 京太郎(っと、その前に……ちょっといいですか?) ハギヨシ(……なんでしょうか?) 京太郎(ハギヨシさんの知り合いで、“そっち系”に詳しい人とか画像持ってる人とかいますか?) ハギヨシ(……。…………。………………えっ) 京太郎(ちょ、無言で距離を取らないで下さい! やめて、俺、違うから!) 350 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ネタバラしで泣いちゃった衣おねーさんのキャプ画はよ 351 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 衣おねーさんが海老フライを頬張ってる画像下さい 352 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 啜り泣く衣おねーさんの画像はよ 353 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 衣おねーさんの上目使いはよ 354 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TOMOkiii ……ふう。あとはこの『スイッチ』を押すだけ。さようなら 355 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NIKEnazca ロリコンとか軽蔑するぞ、本当に 356 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? さて、次のターゲットは? 357 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 来たか……! 358 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NIKEnazca 熱いロリ枠二連発 咏「いやー、悪いねぃ。待たせちゃって」 京太郎「いやいや、将来を共にする人のことなら……当然っすよ」 咏「そ、そっすか?」 咏(あれ、てっきりもっと慌てるもんかと思ってたけど……思ったのと違うよーな) 咏(あれ? っていうか、ちょっと乗り気っぽいかね、これ) 咏(おかしーなー、事前情報だけど須賀プロは巨乳好きってことだったんだけどな) 咏(どういうことかね? いや、マジで) 833 名前:1 ◆rVyvhOy5r192[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 42 00.05 ID 85oPzjeKo 京太郎「正直俺、咏さんとこんな関係になるなんて思ってもいませんでしたよ」 咏「いやー、そりゃそうだね」 咏「先のことなんて、まったく何が何だかわっかんねーからさ」 咏「意外っちゃ、ほんっと意外な感じかなー。いやはや、こーいうのは」 京太郎「ええ……本当に、判らないものっすよ。マジな話」 咏「んー、そうだね。ハハハ」 京太郎「でも俺……こうして、咏さんと一緒にいれて……!」 咏「う、ぇっ!?」 京太郎「あなたの手を取ることができて……本当に、本当に嬉しいです」 咏「ん、ああ……そっか、そっか。そっすか、そっすか」 咏(う……なんか、調子狂うな) 咏(もっと、おもしろおかしなドタバタ反応してくれるかなー……なーんて考えてたのに) 咏(こんな真面目な態度で、手までとってくれちゃったりするとか) 咏(……) 咏(……少なくとも須賀くんの中じゃ、結婚してもいいぐらいには思われてるってことかねぃ?) 咏(知らんけど) 咏(いやー、まだまだ現役ってことかね。小皺がヤバい、牌のおねーさんとかと違って) 咏(いやほんと、昔は全然スタイル変わらないことを恨んだけど……) 咏(お肌の張りもまだまだだし、色艶だって乗りに乗ってるし……却って正解かも知んないかね、こりゃ) 咏(……) 咏(……って) 咏(おいおい、これ、洒落にならないんじゃないの……?) 咏(やっべー、うたたん、マジ迂闊……的な) 咏(いや、あの人の真似しても仕方ないっちゃないけど……どうすっかね) 咏(こんな年下のいい子を騙してるってことに罪悪感っつーか……ま、今更っすけど) 咏(ネタバレしたら、どーなんだろな) 咏(今んとこ、悪くは思われてはないけど……結果次第だと、どーなることやら) 咏(折角悪くねーって思われてんのに、この番組でスカして取り逃がしちゃうことになっちったら……その) 咏(いやー、こりゃ、ほんっとに迂闊したかもねぃ) 京太郎「咏さん、何食べます?」 咏「え、いや、ああ……なんでもいいんじゃないの」 京太郎「俺、これとこれを食べたいなーなんて思ってるんスけど……」 咏「どれどれ……?」 咏「んー、どっちもうまそうだねぃ」 京太郎「そーなんですよねー。いやー、迷うなぁ」 咏「で、どうすんだい?」 京太郎「そうだ!」 京太郎「咏さんと俺で、別々のをとって……食べさせあいっこしませんか?」 咏「た、食べさせあいってのは……ちょっとキツくないかね。いや、知らんけどさ」 京太郎「……あ。食べ比べ、でした」 咏「あはは、やっぱそうなるって」 咏「いやー、流石にちょっと……この歳で食べさせあいとかは絵的に際どいもんじゃないかね。他人の目とかわっかんねーけど」 京太郎「バカップルのまんまとか、アレですよね」 咏「んー、そだねぃ」 咏「いや、そうだとは思ってたけど……須賀くんはどっか抜けてるんじゃないの」 京太郎「そうっすか?」 京太郎「自覚はないんだけど……そこまで……?」 咏「いや、全然別に気にはならんし……気にせんけどさ」 京太郎「なんすか、それ……」 咏「いや、若いっていいねってことじゃね? 知らんけど」 京太郎「もう……咏さんってば、年上の癖に適当過ぎっすよ」 咏「……須賀くん、須賀くん」 京太郎「なんですか、咏さん」 咏「乙女の前で、歳の話は禁句じゃねーのかな。いや、最近どうとか知らないんだけどさ。まったくもって」 京太郎「あー、そうかも知れないっつーか……仰る通りっす」 咏「あはは、だろ? やっぱ、いつの時代も変わらんものがあるんだよ……温故知新、なんつって」 咏(……) 咏(……やっべー) 咏(楽しいってか、可愛いっつーのかな? いや、知らんけどさ) 咏(何が楽しいのかわっかんねーけど、こうも目ェ輝かせちゃって……まるで犬だね、こりゃ) 咏(……) 咏(……やっべー) 咏(なんか、普通に楽しいんだけど。どうしよっか……いやまったく) 386 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ここまで普通にデート 387 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ここからも、普通にデートでいいんじゃないか?もうさ 388 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount いやー、あはは 389 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 ちくわ大虐殺 390 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ChaliceH1 この程度で、男女二人で出かけるのをデートって言うならそうなんじゃないの 391 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO 別にこんなの、デートに入らないでしょ 392 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID sukoyA50 憎しみで、人を殺せたら 393 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID kituiA50 あーあ、生放送ならよかったのに……命拾いしたね☆ 京太郎「……と、ちょっとお手洗いに行ってきますね」 咏「ん、行ってきなー」 咏「……」 咏(携帯置いてくのは、信頼の証とは言うもんだけどさ) 咏(ドッキリとは言え、不用心過ぎないかねぃ? いや、そっちがいいんならいーっすけど) 咏(……) 咏(さっきの、完全にデートの流れって奴だった? ……いや、だからどーだとかいうつもりはないけど) 咏(これ、ドッキリだよな?) 咏(だから、あっちは少なくともガチな反応ってことでさ……いや、多分アレガチだよねぃ) 咏(なんか、すっげー罪悪感的なのが来るんだけど。やばくね?) 咏(……) 咏(他の面子には、どんな反応したんだろーな) 咏(……いや、気にしてるとかそーいうのはなくてだね。こう、なんつーか――) 咏(――“他の女にも同じ対応してるんじゃ”) 咏(的な奴っすかね。実は軽薄、みたいな感じじゃねーかなぁと) 咏(んー) 咏(いや、悪いね。ちょっと携帯見させて貰ったり――) 咏「お、暗証番号かかってない」 咏「いやさ、覗いてるこっちが言うことじゃないけど……不用心じゃね? 知らんけどさ」 咏「わっかんねー」 咏「何をしたらいいのか、さっぱりわっかんねー」 咏(メール……いや、とりあえずこーいうときはタブでも開いてみっかね?) 咏(画ぞ……え゛?) 咏(え、何……えっ……?) 咏(いやマジで、同人誌って奴っすかコレ? なんだろ) 咏(……) 咏(……いやいやいや、ノーウェイノーウェイ) 咏(え? いや、これ……どーなんだろ。いやマジ、なんなんだこりゃ) 咏(……) 咏(ま、まあ……二次元と三次元は別物っつーしな。ハハハ、ハハハ) 咏(……検索フォームは) 咏(『ロリ 腋』、『ロリ ぺろぺろ』、『ロリ 結婚』、『ロリ スパンキング』、『ロリ 調教』……) 咏(『ロリ SM』、『ロリ 無理矢理』、『ロリ 体験談』『ロリ 売春』、『ロリ SM 風俗』、『ロリ 風俗』、『ロリ 犯罪 対策』……) 咏(『ロリ画像 泣き顔』、『ロリ画像 スワッピング』、『ロリ画像 腹パン』……) 咏(『青少年保護条令』、『青少年保護条令 抜け道』、『青少年保護条令 グレーゾーン』……) 咏(――) 咏(……) 咏(……) 咏(……怖っ) 咏(いや、待って。なんすかこれは……) 咏(あ、裏の顔はそうだって? 巨乳好きとか好青年は全部演技、みたいな?) 咏(……逃げよう。こりゃ、ガチだ) 咏(やっべー……いやホント、やっべーよこれ) 咏(わっかんねー。好青年の裏の顔、わっかんねー) 咏(やっべー。やっばくね、これは) 咏(通報した方が世のためなんかな? ……って言っても、まだなんかしてるかわかんねーし) 咏(限りなく黒なんだけど、社会的にそれが表に出てるかって言うと……うーん) 咏(とりあえず、付き合いとか結婚とかは完全NGってのは確かだねぃ。何されるかわっかんねー) 咏(ドッキリって、さっさと伝えたいんだけど……ひょっとしたら、刺されるかも判らんし) 咏(どうしようか……。知らんけどさ) 咏(……あ) 咏(もう一人のこっち枠の天江ちゃんはどーしてっかね? なんかされてたら不味いし、なんか情報聞けるかも) 咏(とりあえず、メール送って……っと) 咏(げ、帰ってきた) 京太郎「いや、お待たせしました」 咏「いやいやいや、気にせんでね? 気にせんでいいんじゃね? 気にせん方向で」 京太郎「そっすか……?」 咏「そうそうそう、いや、気にせんのが一番だって! 知らんけど」 咏「年上の、売れ残り女なんだから……そーいうのなしの方向で」 咏(こーいう風に、年上を強調すれば諦めてくれるかも……) 京太郎「そんなこと、言わないで下さいよ。咏さんは、魅力的っすよ!」 咏「そ、そう……?」 咏「いやー、ハハハ。ありがとうねぃ」 咏(普段なら嬉しいのに、怖さしか感じねー) 咏(怖さってか、物理的に壊されんじゃないかね? いや、マジで) 咏(よく見たら笑顔がぎこちねーし……演技っぽくて、怖いって) 咏(無縁とは思ってたけど……やべ、怖い。初めて男が怖い) 咏(普通より、体格差あるし……これ、マジな話やっばくね?) 咏(う……こ、怖いって。やっべー、なんかわっかんねーけど怖い) 咏(こ、怖い……) 京太郎「ところで咏さん……」 咏「な、何っすかね」 京太郎「手ぇ……ちっちゃくて、可愛いっすね」 咏「そ、そう? あはは、知らんけど……」 咏(もう、何言われてもそっちにしか思えないんだけど……) 咏(というかこれ、放送できんのかね? 須賀プロがガチ鬼畜のロリコンとか放送事故以外の何者でもないんじゃね?) 咏(普通にやっべーって……これマジ) 咏(いや、どーすんだろ。責任の取り方とか知らんし) 咏(というかホント、さっさとドッキリだってバラして逃げたいんだけどさ……) 咏(バラした途端に“殺(バラ)される”んじゃね? この分じゃ、さ) 咏(なんか、もー助けてくれんかね……スタッフ) 咏(帰りたい……) 咏(家に帰して……流石に怖いって) 咏(やめときゃよかった……ドッキリなんて、こんなの) 京太郎「手……」 咏「……っ」 京太郎「手……すべすべで、白くて可愛いなぁ」 咏「ぃい……」 京太郎「頬擦り……」 咏「へっ……?」 京太郎「頬擦り、してもいいですか……? すると落ち着くんですよね……頬擦り」 咏「え、ちょ……」 京太郎「ア、フゥゥウ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ゥゥウ」 咏「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっ」 咏(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい) 咏(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい) 咏(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい) 咏(う……や、も、やめ……っ) 咏(わ、悪かったから……謝るから……っ) 咏(も、しないから――誰か、助けて) 咏(誰か……!) 咏(うく、も、勘弁してくれぃ……勘弁してよぉ) 咏(ひぐっ……! ううぇ、ふぐ……っ) 449 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? これはトラウマ確定ですわ 450 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? うたたんは元ネタ知らないのか 451 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 実際リアルでやられたら泣く 452 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 吉良京太郎? 453 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 咲ちゃんの、プロ雀士カードの称号が「Killer Queen」だったな……そう言えば やっぱり京咲がナンバーワン! 454 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Terr3Terr3 は? 455 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 96chaDoRA 怖いよ…… 456 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID magicSSSS 女顔という点では、アナスイなんかも須賀プロに似合いそうだけどな 457 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID TAKEMEEE カップリング相手の露伴はどうしようか。誰がいいかな 承太郎でもいいけど 458 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ChaliceH1 ま、ボクはジョセフが好きだけど 459 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ヤバい……須賀プロのファンになった 京太郎「宮永咲って、居ますよね? ま、中学の同級生なんですけど」 京太郎「あいつの、あの……嶺上牌を自摸るときの、あの動きを初めて見たときですね……」 京太郎「フフ……下品なんですが……その」 京太郎「『勃――」 咏「――ッ、放せって!」 460 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 咏ちゃんの熱い張り手 461 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 我々の業界では御褒美です 462 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ああ~^^涙目で蔑んでほしいんじゃ~^^ 463 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? お巡りさんこっちです 464 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NIKEnazca そうですこれが私のおいなりさんです 京太郎「……フフ」 京太郎「ベネ(いい)! ディモールト・ベネ(すごくいい)!」 京太郎「ディモールトッ! ディモールト!」 咏「ひっ」 京太郎「んん~、この角度! 実にスナップが効いてるなぁ……!」 京太郎「やはり、思った通りだ……あなたは、本質には『芯』がある人!」 京太郎「そこがいい! そこをすっごく『気に入った』ッ!」 咏「ぅ……ぁ」 京太郎「念のため、『味』も確かめておこう……ベネッ」 京太郎「この『味』! やっぱり、俺とあなたはすごく『相性がいい』ぞッ」 咏「な、なんなんだよ……」 咏(やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ) 咏(スタッフ、止めてくれよ……誰か警察呼んでって) 咏(助けて、いや、マジ……ホント誰か頼むから) 咏(す、須賀プロがこんな奴だなんて知らなかったんだ……) 咏(これは、バチなのか? 人を騙そうとしたら、こんな目に遭うって『教訓』なのか?) 咏(神様でも誰でもいいから、助けて……!) 咏(なんで遠巻きに見てるだけなんだ? 『痴話喧嘩しやがって』みたいな目を向けてくれちゃって……) 咏(違うって! よく知らねーけど、こいつはガチめにヤバい奴なんだよ……!) 「あのー、お客さま……店内ではもう少しお静かに……」 咏(助かっ――) 京太郎「うるっせえなぁ~~~~~~~~!」 京太郎「話したいなら、このテーブルさんとかフォークさんに話しかけてろよ。地獄の方向でよォ……」 京太郎「ったく、恋人には恋人同士の話があるっつーの」 京太郎「馬に蹴られるよりは、テーブルさんやフォークさんとキスする方が随分慈悲深いよな」 京太郎「ね、咏さん?」 咏(――) 咏(え? 顔面? テーブル? 叩きつけた?) 咏(血? え? 暴力事件? え?) 京太郎「……っと、メールっすか?」 京太郎「いいですよ、出てくれて……俺、恋人の行動は束縛しませんから」 京太郎「ね?」 咏(メール着信、天江衣) 咏(そうだ、もう、こっちにも助け求めるしか――) 『 From:天江衣 件名: 内容:このメールをみて 振り向いたとき おまえは 』 衣「――わっ!」 咏「っ、ひぃぅぅうぅう!?」 513 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 「ひぃぅ」いただきました 514 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? うたたんの涙声いただきました 515 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? うたたんの悲鳴頂きました 516 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NIKEnazca ありがとう……ありがとう、須賀プロ……本当にありがとう…… 517 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID semaitoko 悪趣味ねぇ……このドッキリ 518 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID LoveTrain まったくもう、お調子者なんだから…… 519 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID WOLFanSPC ちなみに、心的外傷ストレスを与えても傷害罪になりますので 520 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ChaliceH1 そーなったら、手錠を選んであげるかな 521 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 須賀京太郎、容赦せん!! 京太郎「いやー、加減したとは言っても大丈夫ですか……ハギヨシさん?」 ハギヨシ「流石に額からテーブルは、堪えますね」 ハギヨシ「フォークの方も、血糊とパッドがあると言っても中々の衝撃でしたし……」 京太郎「すみません……演技ってなると、つい」 ハギヨシ「いや……。まあ、よいのですが」 衣「スガ・キョータロー! 衣はどうだった?」 京太郎「ナイスタイミングっすね! いやー、実に良かったっす!」 京太郎「エキストラ、『劇団』の皆さんもありがとうございましたー!」 咏「……へ?」 京太郎「あ、俺にドッキリ仕掛けてたんですよね……三尋木プロは」 咏「……ん」 京太郎「途中で気付いたんで、逆に利用させていただきましたよ? 人を呪わば穴二つっていいますよね?」 京太郎「つまり、ドッキリ大成功ってことです! お疲れさまでした!」 咏「……そっか」 京太郎「あ、それじゃあバスの方へどうぞー」 咏「……わかった」 京太郎「須賀京太郎相手なら何をしても許されると思った?」 京太郎「ドッキリって言えば笑って終わると思った?」 京太郎「好青年だから、なあなあで終わらせると思った?」 京太郎「――甘ぇよ」 京太郎「甘いな! 甘すぎるぜ!」 衣「呼んだ?」 京太郎「いや、呼んでないっす」 衣「そっか」 京太郎「復讐するは我にあり!」 京太郎「この俺の心を弄んだからには、相応の報復をしてやるぜ!」 衣「抱腹絶倒?」 京太郎「いや、違います」 衣「そっか」 京太郎「ふふふ……フハハハハハハ!」 京太郎「これからお前らを、地獄のドン底に叩き落としてやるからな!」 京太郎「勝ったのは、この俺だ!」 京太郎「もう一度言う……勝ったのは、この俺だ!」 京太郎「フハハハハハハ!」 衣「フハハハハハハ!」 京太郎「フハハハハハハ!」 衣「フハハハハ……ごほっ、ごほっ」 京太郎「大丈夫ですか? ほら、お水を……」 衣「んっ」 ハギヨシ(……駄目だこの二人、早くなんとかしないと) ・ ・ ・ 智葉「話ってのはなんだ、京太郎」 京太郎「はい……」 京太郎「言って、ただ俺が楽になりたいだけじゃないのか……」 京太郎「打ち明けたら智葉さんに嫌われるかもとか、そういうことも考えましたけど……」 智葉「……」 智葉「……言ってみろ」 京太郎「はい、実は――」 智葉(……お前なら、あとあとに禍根を残して取り繕うよりも) 智葉(ちゃんと、こちらに打ち明けてくる――って思っていたが、その通りだったみたいだな) 智葉(正直過ぎると思うけど、問題が問題だから仕方ないか……) 智葉(……) 智葉(安心したぞ、須賀) 智葉(ここで変に取り繕うようなら……ドッキリはいい薬で、『お灸を据えるべきか?』とも思うが) 智葉(この分じゃ、取り越し苦労だったようだ) 智葉(……あまりドッキリには付き合わず、こいつの心労を少しでも減らしてやろう) 智葉(番組として出演してる義理がある以上は……打ち明けられないけどな) 智葉(お前のことは、悪いようにはしない) 智葉(それぐらいしかできないが……すまん、須賀) 京太郎「――って、感じです」 京太郎「……」 京太郎「……すみません。俺、先輩のことを裏切ったり、騙したりするつもりはなかったんです」 智葉「……そうか」 京太郎「今さら、何を言っても言い訳にしか聞こえませんけど……それでも」 智葉「……いや」 智葉「よく、正直に打ち明けてくれたな……複雑な気持ちだけど、隠されるよりはずっといい」 京太郎「先輩……」 560 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 姐さん、事件です 561 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? これは色々な意味で難関 562 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 果たしてスッガは生き残ることができるのか 563 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID DragonEyE あー、大丈夫なん?この企画、色んな意味で 564 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ultraQhna さて……場の把握能力に優れた辻垣内プロ相手は…… 565 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID SAeKOshi ……勇気あるなぁ 566 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID shrutupyou 大丈夫なの? 567 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID Daruidaly ダルいことにならなきゃいいけど…… 568 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ANGELAKO いくらなんでも、引き際は判ってるわよね?今でも普通にアウトすれすれなのよ? 569 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID niwakaOOO いっそ痛い目みろ。ばか 570 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ARKWbjDrK 心停止までならなんとかするよーぅ 571 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID SHeepD4C いやこれ、生やないけん……もう起こっとるから 572 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID magicSSSS フハハハハハハ、いいぞ!天から与えられた二物を封じ込める輩に天誅を! 智葉「……他の人間はどうか知らないが」 智葉「まあ、きっちりお前が解決できるって言うんなら――私は頬を張るだけで許す」 京太郎「先輩……」 京太郎「でも……智葉さんのお父様は、そうもいかないっすよね?」 智葉「ん、ああ……」 智葉「その話なんだがな――」 京太郎「――そこで! 俺は考えました!」 智葉「……? 何をだ……?」 京太郎「いやー、手土産持ったらどうかなーなんて思って」 智葉「……手土産?」 京太郎「――手近な組潰して、シマぁ巻き上げてきました!」 智葉「――」 智葉「……」 智葉「……」 智葉「……」 智葉「……は?」 京太郎「いや、俺もそっちの業界行くにあたって……何ができるかなと思って」 京太郎「“素手喧嘩(ステゴロ)”ってあるじゃないっすか」 智葉「……あ、ああ」 京太郎「やっぱ、上に立つ以上は……そうやって侠を見せないとならないな、と」 京太郎「ちょっと、これ見て下さいよ」 智葉「……リンゴ?」 京太郎「ええ、これからこいつを――」 京太郎「――ジュースにします」 智葉「は?」 京太郎「大体、握力が60~70あれば……リンゴを砕くことができますが」 京太郎「それを超えていくと……リンゴは『潰れる』んですよ。ミカンかなんかみたいに」 京太郎「90オーバーなら、言わずもがなですよね?」 612 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? チンパンジーと握手しても勝てる男 613 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? この人なんのプロだっけ?(白目) 614 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 流石に、ドッキリだから盛ってるはず。多少は 615 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? まあ、人類最高は100を普通に超えてるから……多少はな? 616 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 素手喧嘩の京……あるな 617 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? って、ねーよ!明らかにおかしいだろ! 618 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 人が壁にめり込むパンチに比べたら……比べたら……? 619 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? あんたって人は、どこまで人間やめるつもりなんだよ! 620 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 須賀プロ「猿は所詮猿だな……握手のマナーもなっちゃいねー」 チンパンジー「……ウキィ」 621 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 須賀プロ「道具も使えねー、握力も弱ぇー……お前の手、なんのためにあるんだ?」 チンパンジー「……ウキィ」 智葉「――」 智葉「――」 智葉「――」 京太郎「握力があると、どこで有利か判りますか?」 京太郎「まず、ゼロレンジっすね。寝技に持ち込まれようがなにしようが……」 京太郎「手近な部分掴んで折ったり千切ったり砕いたり、思いのままっす」 京太郎「あとはボール投げとか投擲なんかにも有利っすね。ホールド可能な分が増えるんで」 京太郎「で、まあ……握力の分、拳も固まるんで――打撃も当然痛いっすよ」 智葉「――」 智葉「――」 智葉「――」 京太郎「で、これ戦利品っす」 智葉「バッチと……名、刺……?」 京太郎「首級を持ってくる訳にはいかなかったんで、残念っすけど」 京太郎「とりあえずは、あるだけ全部ひっぺがしてきました」 京太郎「あ、小指千切ってくりゃ良かったかな? 勿体なかった」 京太郎「あとこれ、写真っす。ちょいグロいかも知れないっすけど……」 京太郎「動画観ます? 証拠いるかなーって、撮りました」 智葉「……いや、いい」 京太郎「なーんか、軍人と間違えられたんすよねー」 京太郎「習志野? だかで空挺によるヤクザ狩りが昔流行ってたみたいっすね、聞いた話によると」 京太郎「そりゃ、俺も似たようなことできます……っつーか、向こうさんから着地とか習いましたけど」 京太郎「こんな髪形で、イケメンの俺が軍人の訳ないでしょ」 京太郎「……って、イケメンと軍人関係ないか。ハハハ」 智葉「……」 京太郎「聞いてます、先輩?」 智葉「あ、ああ……」 京太郎「……で、飛び道具持ってくるわ。長もの持ってくるわ」 京太郎「全く、男なら拳一つで勝負しろっつーんすよね」 京太郎「銃はともかく、室内での跳弾とか考えねーでバカバカ撃ちやがるし……」 京太郎「ま、長ものと合わせて文字通り無用の長物にしてやりましたけど。コナッゴナに、プライドごと」 京太郎「いやー」 京太郎「楽しいっすね、素手喧嘩って……爽やかで!」 京太郎「麻雀捨てなきゃいけないって思ったとき、正直すげー悩みましたけど」 京太郎「こっちも、俺に向いてるかも知れないっすね!」 智葉「……」 642 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? そりゃあんたにはそっちが向いてるよ 643 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 狂ってる団じゃないですかーやだー 644 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 天井や壁を走ってくる、ムエタイの達人にして異常握力の首折り男とかマジにホラーだ 645 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID PeachMMM 反響定位で暗闇無効、不良視界無効 攻撃は全部一撃死 異常な機動力と速度。室内なら全てが足場 読み合いが得意 非常に獰猛 化け物っす。リアルな感じの 646 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID NGLwaKiwi リアルニンジャ!COOL! i wanna be into yur arms X) 647 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 寄生獣の後藤かよ…… 58 名前:1 ◆rVyvhOy5r192[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 01 03 08.32 ID 8ChaKWOdo 648 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? スッガっていつから化け物になったの……? 649 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 一つ一つは人間にできることなのに、変に混ぜるとこうも化学反応を起こすという事例 650 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? スッガはいつ空挺野郎になったの? 651 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? オカスレの撮影のとき、演技指導で訓練にブッ込まれたらしい。あと海兵隊とかにも 652 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 俺はSASって聞いたぞ 653 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? イスラエルの武装組織って 654 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ロシアで空挺団やってたんじゃないのか? 655 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? アフガンのゲリラだろ? 656 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ショッカーの尖兵になったって…… 657 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? え?ゼロゼロナンバーじゃないのか?サイボーグの 658 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 拾参號立会人って聞いたぞ? 659 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? マルドゥック09で蘇生されたんじゃなかったのか? 660 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ガストレアウィルス感染者って言ってなかった? 661 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 俺は、レギウムのジャッカルって部隊にいたって聞いたけど…… 662 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ニンジャソウルが憑依したんじゃなかったのか? 663 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID semaitoko 信じて送り出した後輩が、への字口敬礼ビデオレターを寄越すなんて…… 664 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount どうしちゃったんだよ……京太郎 665 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 できたらおかしい……とも言いがたいので、辻垣内プロが信じても仕方な…… 666 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID magicSSSS 素手喧嘩(ステゴロ)というよりは……狂犬、いや……餓狼か? 餓狼の京とか……うん 667 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID RodRussia CQBもできそうだよな。頭の回転早いから、ゲリラ戦とか得意そうだし 京太郎「これだけやれば、認めて貰えますよね?」 智葉「……」 京太郎「あ、足りないって言うならもっともっと潰しちまいますよ!」 京太郎「こっからは、ステゴロ京の独壇場っすよ――」 智葉「――京太郎」 京太郎「……へっ!?」 京太郎「ちょ、智葉さん! 先輩! 当たってる! 当たってる!」 智葉「……お前の覚悟は、よーく判った。お前の思いも、しっかりと判った」 智葉「悪いな。そうとしか、言いようがない」 智葉(お前に真実を伝えたら……きっと、堪えようがない苦痛に襲われる) 智葉(だからこれは――打ち明けない。打ち明けられない。打ち明けてはない) 智葉(弁解をするつもりもなければ、悪びれるつもりもない) 智葉(自分勝手な理屈で、私たちは……私は、お前から未来を奪った。それは事実だ) 智葉(だから、この話は墓場まで持っていく……そうしよう) 智葉(残りの奴らは……口を封じておいたほうがいいか?) 智葉「京太郎……」 智葉「私が、誰にも文句をいわせない」 智葉「お前を――絶対に、うちの一員にしてやるからな」 京太郎(あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ) 京太郎(やっべえ……) 京太郎(先輩、侠気溢れる人だったから……こうなるよな。うん) 京太郎(普通にドン引きされてもおかしくないっつーか……こんな厄ネタ、切り捨てられてもおかしくねーのに) 京太郎(本当、惚れそう……マジに姐さんって呼んでもいいかも……) 京太郎(つーか、本当に辻垣内組の婿養子になりたくなってきた……結婚してくれないかな、智葉さん) 智葉「ちょっと待ってろ、京太郎」 京太郎「へ?」 智葉「家に電話してくるからな……安心しろ」 京太郎「え?」 智葉「お前の身代わり、探さないとな……ああ」 京太郎(アイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!?) 智葉「代わりに入りたい奴なんて、いくらでも見付かるよ」 智葉「これほどの大事……大手柄だったら、相応の箔がつくってもんだ」 智葉「……殺しはやったか?」 京太郎「い、いいえ……」 智葉「ならいい。懲役で済みそうだな……それならいい」 智葉「何年になるかは判らないけど、帰ってきたら幹部待遇で迎えてやる」 京太郎(ナンデ!? ヤクザナンデ!?) 京太郎(アイエエエ……) 智葉「あとは……誰だ? えーっと……」 京太郎「お、大星とか……衣さんとか……」 智葉「ああ、ちょうどいいから少し“お話”して……お前のアリバイ作りに協力して貰うか」 智葉「何、手荒なことはしない。ちょっと仲良くなるだけだ」 京太郎「あの……」 智葉「どうした、京太郎?」 京太郎「もし仮に、『嫌だ』って断られたら……?」 智葉「“言わない”」 京太郎「へっ……?」 智葉「あいつらは、そんなことを、“言わない”」 智葉「だから、安心していいぞ? な?」 京太郎「……」 京太郎(ファー) 京太郎(ブルスコファー) 京太郎(モルスァ) 685 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 泡姫(ボソッ 686 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 残りはレジェンドとあわあわと姫子さんやっけ 687 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 淡と姫子で泡姫か……なるほど 688 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? アイエエエ…… 689 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? あわあわ、泡姫になってまうん? 690 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? レジェンドどうすんだよ 691 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 熟女系に入れとけ 692 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? なんでや!うたたんほどやないけど、レジェンドまだ行けるやろ! 693 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? はやりんやすこやんに比べたら……まあ…… 694 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID sukoyA50 あー、なんか打ちたくなってきた 695 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID kituiA50 いいね☆ 卓立てる? 智葉「じゃあ、丁度いいからこれから二人に会え。それで、デートにでも誘え」 智葉「勿論、同じ場所がいいだろうな。一手間で済むから」 京太郎「その……あの……」 京太郎「知らない顔じゃないですし、あいつらにまで迷惑かけるのは……」 智葉「京太郎」 京太郎「はい?」 智葉「こんなことになっても、他人を気遣えるのはお前の美徳だ。私は、お前のそういうところを気に入ってる」 智葉「でもな、考えろ……これから、お前は私の家族になるんだ」 智葉「物事の優先順位と、自分を大事にする――」 智葉「お前が無茶をすると……お前の無事を願ってる者の気持ちを踏みにじることになるんだって、そういうことに」 京太郎(ひぎぃ) 京太郎(い、今なら――俺の小指と薬指くらいで……!) 京太郎「あの、せ、先ぱ――」 智葉「――いい。何も、言うな。判ってる」 京太郎(判ってない! 判ってないから! 判ってないですから!) 京太郎(指退けて! 頭捻っても追尾してくるのやめて!) 京太郎(違うんです、これ、ドッキリなんです!) 智葉「……大丈夫だ」 智葉「私に任せておけば、悪いようにはならな……しないから」 京太郎(悪いようにしかならねーって! むしろ悪いことしかないから! アウトっすよ! アウトレイジっすよ!) 京太郎(アウトレイジ・ビヨンドっつーか、アウトレイジ・ビヨンド・ザ・グレイヴだから!) 京太郎(リアルのハジキでガングレイヴですから! 蜂の巣になるというか、既に蜂の巣つついた以上に状況がヤバいっすよ!) 京太郎(アイエエエ……) 智葉「じゃあ、私は行くが……」 智葉「ちゃんと、二人に約束を取り付けておけよ? いいな?」 京太郎「ちょ……」 京太郎「は、早い……速いよあの人」 京太郎「そうだ! 携帯! 携帯は――!」 京太郎「……通話中だよ、これ」 京太郎「……」 京太郎「……どうしよ」 ・ ・ ・ 姫子「おはよ、きょーたろ君」 京太郎「……あの、どうも」 姫子「どげんしたと? なんか、元気なかかよ?」 京太郎「いや、ちょっと心労が……。はい……」 姫子「新郎? もー、きょーたろ君は気が早かねー」 姫子「うちと子作り早よしたかって……すけべっちゃけんね、きょーたろ君は。えっちなんとー」 京太郎「心労であって新郎じゃねーよ! この脳内ドピンクが!」 姫子「……酷かよ、きょーたろ君」 「いくら私でん、昨日の今日で本気でそげなことは言えなかよ? そいなんに、脳内ピンクって……」 京太郎「あ、その……す、すみませ――」 姫子「せめて、ショッキングピンクって言って欲しかよ!」 京太郎「悪化してるじゃねーか!」 姫子「んー」 京太郎「……なんすか?」 姫子「いや、こいできょーたろ君はちっと元気になっとるかなーち」 京太郎「……は?」 姫子「元気がでんときは、声ば出すのが一番っちゃけんね。ほら、ちぃとは気持ちが晴れたんじゃなかと?」 京太郎「……」 姫子「うちはこげな性格やけん、きょーたろ君が信用ばしたかなかかるんは判っとるけん」 姫子「そいでん、きょーたろ君よかおねーさんやけん……気ば遣うのはうちでんできよるよ?」 京太郎「――」 姫子「いひひ、きょーたろ君? 一本取られたんじゃなかと?」 京太郎「……鶴田さん」 京太郎「いや、姫子さん!」 姫子「いぃ゛!?」 京太郎「守ります! 俺があなたを、守りますから!」 姫子「ぁ……や、ぁ……」 姫子「そ、そげに見られたら……恥ずかしかよぉ……きょーたろ君」 姫子「手、ちぃと痛かて気持ちよかと……」 京太郎(やっぱり、何としても止めなきゃならねー!) 京太郎(この人を……こんな人を……!) 京太郎(一見どうしようもなくてその実頭の中身もどうしようもなくて性癖とか言動とか正にどうしようもない人だけど……!) 京太郎(……どうしようもない部分しかねーな、おい) 京太郎(でもまあ、いい人なんだ! この人も女性なんだ!) 京太郎(電話に反応もない……スタッフやハギヨシさんにも追えない辻垣内先輩……) 京太郎(何としても、打ち明けてとめねーと! この俺が!) 京太郎(下手にバラけてたら、守れない……) 京太郎(だからここは、デートしかない! 護る! 護るんだよ!) 京太郎(デートをして姫子さんを護り、追っ手を蹴散らし、ドッキリを終わらせ――日常へ……日常へ!) 京太郎(日常へ……還る!) 京太郎(そうしたらもう、嘘を吐かないで生きよう――――) 京太郎「姫子さん」 姫子「あ、手……」 京太郎「俺と……」 姫子「お、俺と……?」 京太郎(デート中に、刺客を叩き潰して通信機を奪う……もしくは、辻垣内先輩もその場に“お話”にくるだろう) 京太郎(そこで……俺は、本当のことを言うしかない) 京太郎(まさか、本当にヤクザと闘ることになるとは思わなかったけど……) 京太郎(刃物を持ってようが、カタギじゃなかろうが……こちとら殺人術を研いた格闘家だ……!) 京太郎(毎日毎日、律儀に鍛えてるから……) 京太郎(スタミナで負ける気なんざねえし……殺意で負けても、戦闘不能にするのにそんなものは必要ねえ!) 京太郎(いくら束になられようが、素人相手に負ける気なんてしねー! 例え、何人来ようとな!) 京太郎「俺と――デートしましょう! 今日!」 姫子「――」 718 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? エンダァァァァァァアアアアアア 719 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? イヤァァァァァアァアアアアァアアアア 720 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? アラフィフ「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁあ」 721 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID sukoyA50 なんでそういうこと言うの?やめてよ…… 722 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID kituiA50 オイコラ、殺すぞジャリが 723 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? いや、相手はヤーさんだぞ……? 724 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? だってスッガだし 725 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID RodRussia もとは不良が効果的な暴力の使い方を覚えたのがヤクザで、 元は一般人が二十四時間三百六十五日、戦いに備えて殺人術を鍛えてるのが軍隊で 元々素質ある人間が二十四時間三百六十五日、身体を進化させてるのがトップアスリートだからな 全員がヤる気でスタートしたら、ヤクザは話にならないよ そこらへんを上手く見極めて使えるのが長所なのに、長所を潰されるからな 726 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID PeachMMM 須賀プロには、やると言ったらやる『スゴ味』があるっすからね 727 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? いや、この人麻雀プロ 728 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID 42noMount どうしてこんなことになったんだよぉ…… 729 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID BurnKoke4 ちくわ大丈夫 730 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ARKWbjDrK 一流の格闘家なら、背後からナイフで刺されても背筋で止まって大事には至らんからなぁ~ 実際にあることやから、調べてみたらええよーぅ 731 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? えっ 732 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? なにそれは(驚愕) 733 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 凄いね、人体(白目) 734 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? いや、麻雀プロ…… 姫子「あ、あの、あのね……」 姫子「えと、あの、う、うちね……」 姫子「その、えとあの、こーいうストレートなん、あの……」 姫子「ぅぅ……」 京太郎「……駄目ですか?」 姫子「は、早すぎるけん……いくらなんでも恥ずかしかよ」 姫子「ばってん……行く! 行きたかよ!」 京太郎「ありがとうございます! それじゃあ、行きましょう!」 姫子「う、うん……」 姫子(か、顔熱かぁ……) 姫子(きょーたろ君、整っとる顔やし……油断ばしとったよ) 京太郎「……ところで、その荷物はなんですか? さっき、やけに重そうだったっすけど」 姫子「こい? こいが気になっとーと?」 姫子「こいは……きょーたろ君に、喜んで欲しかと、持ってきとったんよ」 姫子「気に入っとくれるち、よかか……ばってん、趣味ば聞いとらんっちゃけん」 京太郎(あれ……この人なんか可愛いな) 京太郎(方言女子、アリだな。……いや、そんなこと言ってる場合じゃないけど……) 京太郎(……やっべ。なんかしらんけど、やばい) 京太郎「見せて貰ってもいいですか?」 姫子「……ん、よかよ」 姫子「そいぎ――」 京太郎「――」 京太郎「――」 京太郎「――」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎(手錠アイマスク縄ナイロンロープ鎖ストッキング鞭張り型双頭張り型電動按摩機ビニールヒモ釣糸使い捨てゴム手袋ローション) 京太郎(ロータービーズ電動張り型ヘッドホン棒ガムテープ竹刀手袋足枷重り蝋燭ビデオカメラ手鏡安心家族計画) 京太郎(制汗剤スプレー制汗シート耳栓アルコール石鹸除菌ペーパータバスコ練り辛子山葵割り箸) 京太郎(エトセトラエトセトラ……) 京太郎(……) 京太郎(……護るのやめよっかな、やっぱ) 京太郎(……) 京太郎(……まあいいや。トラップの材料にしよう) 750 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 鞄の中身なんぞw 751 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 凄まじいモザイクと、スッガの顔www 752 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? 流石性的な方wwwwwwwwww 753 名前:名無しさんリーチ 投稿日:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID ??? ドッキリが本来から一周回って結局ドッキリになってるw 姫子「一生懸命、え、選んだんやけど……」 姫子「ど、どう? 気に入るん、あった?」 京太郎「……ば」 姫子「え? “ば”? なんと?」 京太郎「ばぁ~~~~~~っかじゃねぇの!?」 姫子「……」 姫子「……ぅ」 姫子「ぐすっ、ひぐっ……うぇ、ひぐっ」 京太郎「えっ」 姫子「……酷か。酷かよ、きょーたろ君」 姫子「一生懸命選んだんに……そげん酷かこと言わんでもよかばい!」 姫子「きょーたろ君の阿呆! うちはもう知らんけん!」 京太郎「ちょ、姫子さん!?」 ・ ・ ・ 淡「おはよ、きょーたろー」 京太郎「……ああ。お早う、大星」 淡「むっ」 淡「ちゃんと私には大星淡って名前があるんだから、淡って呼んでよ!」 京太郎「……そだな」 淡「むー、ばか。ばかきょーたろー」 京太郎「……ああ、俺ってホントバカ」 京太郎(……結局あの後、ひたすら謝り倒した) 京太郎(『もう知らん』、『酷か』、『鬼畜』と叱られ続けて……なんとかデートの約束を漕ぎ着けた) 京太郎(我ながら頑張ったと思う。本当の本当に頑張ったと思う) 京太郎(ハーゲンダッツ奢らされた。どんだけダッツ好きなんだよ) 京太郎(……) 京太郎(……疲れた。なんか、とにかく疲れた) 京太郎(……なんで俺、こんなことやってんだろ。あの人、護る価値あるのか?) 京太郎(殺しても死ななそうだし……なんなんだよ) 京太郎「――うぉっ!?」 京太郎「ちょ、な、なんだよ……いきなり」 淡「……別におでこに触るくらいいーでしょ?」 京太郎「いきなりやられると心臓に悪いから、なんか言ってからにしてくれよ……」 淡「言ったんだよね、これが」 京太郎「マジ?」 淡「返事しないから、ちょーし悪いのかなって思ってさー」 淡「こっちは心配したのに、失礼しちゃうよね」 京太郎「わ、悪い……」 淡「んー、どうしよっかなー?」 淡「!」 淡「きょーたろーが、ちゅーしてくれたら許す! ……なーんて」 京太郎「……判った」 淡「……!?」 京太郎「隣にこいよ、ほら」 淡「う、うん……」 京太郎「もっと詰めた方がいいか?」 淡「べ、別にいいよ?」 京太郎「そーか」 淡「ん」 京太郎「……」 淡「……」 京太郎「……」 淡「……」 京太郎(……さて、どうしたもんか。ドッキリを企画している以上、こいつも誘えばデートには来る) 京太郎(が、大星淡はバカだ。類い稀なる大バカだ。大馬鹿淡に名前を変えた方がいいんじゃねーかって馬鹿だ) 淡「……」 チラッ 京太郎(そんな大馬鹿淡のことだからもしかしたら、デートに誘ったら素を出すかもしれない) 京太郎(そうしたら――まあ、いつものように腹を立てて帰るだろう) 淡「……」 ジー 京太郎(ってなるとまあ、十中八九こいつは帰り道でバンか何かに拐われるだろうなぁ) 京太郎(一番恐ろしいのは、そこだよ) 淡「……」 スンスン 京太郎(連れていくまでは……多分乗ってくるとしても、デートの途中で帰るかも知れない) 京太郎(いかにこいつに帰らせないかが問題だけど……) 京太郎(実にハードな問題だよなぁ……) 淡「……んにゅ!?」 京太郎「なんだ? どうした?」 淡「にゃ、なんでもないよっ!」 京太郎「……。そうか」 淡(考え事してると思ったらいきなりこっち向くんだもん。びっくりした!) 淡(ばか須賀! ばーか!) 京太郎「……ふう」 淡「何? きんちょーしてんの?」 京太郎「緊張? 俺が? 何に?」 淡「……ス」 京太郎「は?」 淡「キス! 私との!」 京太郎「……ああ」 京太郎(冗談じゃなかったのかよ……いくらドッキリとは言え、身体張るなぁ) 京太郎(それとも、キスくらいは日常茶飯事でノーカンなのかもしんねーな。なんか、手慣れてそうだし) 京太郎(酔ったときの憧みてーだな) 淡「なに?」 京太郎「……いや、人目があるから気にしてた。大ほ……淡は可愛いしな」 淡「……」 淡「そんなん言われても騙されないから! ナンパ男!」 京太郎「……何がだよ。つーか、何にだよ。なんでだよ」 淡「うっさい」 京太郎「……。……お前、朝と態度違い過ぎないか?」 淡「え、その……ぁぅ」 京太郎(ドッキリなんだから気を使って演技続けろよ。こっちも対応しづらいだろ) 京太郎(やっぱ、こいつをデートに誘うのは不安しかない。絶対演技を忘れて、帰りそうだ) 京太郎(……困ったな) 淡「……そーゆーとこ」 京太郎「あ?」 淡「そーゆーとこ。なんか、こっちに興味ないって態度がヤなんだ」 京太郎「……ああ」 淡「そこらへん直してくれないと、口利いてやらないから。いーっ、っだ!」 京太郎「……」 京太郎(なるほど、我が儘で拗ねるタイプで行くのか……だからそんな態度か) 京太郎(なるほどな……実にグレートな作戦だぜ、こいつぁ) 京太郎(どっかで素が出たとしても、そーいうキャラって言えるもんな) 京太郎(考えたじゃねーか……大星にしては、よく) 京太郎(なら、そんなタイプが相手なら――) 京太郎「――淡、俺とデートに行かないか?」 淡「!?」 淡「へ? え? え?」 京太郎「いやな、お前と遊びに行きたいなって思ってたんだけど……お前はどういうところが好きなのか――って」 京太郎「どこに連れてったら喜んでくれるか、気に入ってくれるかって考えてたんだ」 京太郎「それで……悪かったな。淡を前にして、考え込んじまってさ」 淡「……」 淡「……なーんだ、そんなことだったのか。そうって言えばいいのに」 京太郎「……悪いな」 淡「じゃ、きょーたろーに教えたげる!」 京太郎「おう」 淡「こーゆーのはね、ひとりで悩んで決めてくれるのもいいけど……一緒に考えるのも楽しいんだって!」 京太郎「へー、勉強になるなぁ」 淡「へへーん!」 続く
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2139.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1362832245/ まこ「ロン8000」 和「ロン12000」 咲「ツモ嶺上開花16000」 京太郎「………」 優希「また京太郎の飛びだじぇ」 まこ「しかも三連続振込で東三局でとはのう」 和「私の立直に対しても一発で無スジを切って振り込むし、他に切る牌があったでしょう?」 優希「まったく、どうしても打ちたいって言うから代わってやったのに」 咲「まっ、まあまあ皆、あまりきつく言ったら京ちゃんがかわいそうだよ」 咲「今日はちょっと調子が悪かっただけだよね?京ちゃん」 京太郎「…」 和「咲さん、そうやって甘やかしてばかりでは須賀君もいつまでたっても成長しませんよ」 まこ「そうじゃのう時には厳しい言葉も必要じゃろう」 優希「その通り!と言うわけでこの私が手本を見せてやるじぇ」 京太郎「…ちょっと買い出しに行ってくる」ガタッ 優希「って、おっおい!」 バタン 優希「行っちゃったじぇ」 「皆おつかれー」ガチャ 咲「竹井先輩お疲れ様です」 久「朝から頑張ってるわねー。はい差し入れよー」 まこ「わざわざすまんのう」 久「ただのジュースだけどね。ところで須賀君何かあったの?」 久「今擦れ違ったんだけどずいぶん元気なさそうだったんだけど」 咲「京ちゃん…やっぱりきつく言い過ぎたのかなぁ」 久「何かあったわけ?」 咲「ええ、実は…」 久「成程ねー、でもそれは和達が正しいと思うわよ」 咲「先輩まで」 久「まぁ聞きなさい、いい須賀君にはあなたみたいにやれ牌が見えるだの」 久「やれ嶺上開花ツモれるだの、そんな能力はないわけじゃない」 和「そんなオカルトありえません」キリッ 久「そんな須賀君が『負けたのは調子が悪かっただけ』なんて言ってたら一生上達しないわよ」 咲「それはそうですけど…」 久「とは言えそれに関しては私にも責任があるのよねぇ」 咲「えっ?」 久「須賀君は初心者なんだから本当なら部長の私が指導してあげなくちゃいけなかったんだけど」 久「全国制覇を優先させてそれが疎かになってたばかりか、雑用を押し付けてばかりだったじゃない?」 まこ「確かにのう、じゃがそれを言うならわしら全員の責任じゃ」 優希「犬がご主人様に尽くすのは当然だじぇ!」 和「優希…あなたが一番須賀君に用事を押し付けていたんですよ、少しは反省しなさい」 久「まぁそんなわけで須賀君には今まで迷惑をかけてきたし、私も部活を引退して暇になったことだし」 久「これからはお姉さんが手取り足取りやさ~しく教えてあげるとしましようか、色々とね。フフッ」 優希「じょ!!」 咲(…まさか竹井先輩、京ちゃんの事…、ううんそんなわけないよね、この間も女の人とデートしたって言ってたし) 咲(竹井先輩も京ちゃんが好きだなんて、そんなオカルトありえないよね) 京太郎(…今日も勝てなかった、これで20戦連続で最下位) 京太郎(そりゃあ俺は弱いさ、でも以前はここまで酷くはなかった、夏以降全然勝てなくなった) 京太郎(当然だよなみんなが合宿したりIHで全国の強豪と戦って成長している間、俺がやっていたのは雑用ばかり) 京太郎(これじゃあみんなから引き離されるにきまってるよなぁ) 京太郎(ハァ、麻雀部に入って雑用って、何やってんだろうなぁ俺)ドン! 京太郎「痛っ!すみません、よく前見てませんでした…って、ハギヨシさん!」 ハギヨシ「久しぶりですね京太郎君、こちらこそすみません怪我はありませんか?」 京太郎「いえ、軽くぶつかっただけですから…」 ハギヨシ「それは安心しました。ところで、元気がない様に見受けられますが何か悩み事がおありですか?」 京太郎「えっ、そっそれは…」ドキッ ハギヨシ「今時間はありますか?私でよければ相談に乗りますが?」 京太郎「…そうですね、お願いしてもいいですか?」 ハギヨシ「もちろんですよ、近くにお勧めのお店があるのでそこで話を伺いましょう」 イラッシィマセー ハギヨシ「アイスティーをお願いします」 京太郎「俺もアイスティーで」カシコマリマシター ハギヨシ「さて、早速ですが一体どんな悩みがあるのですか?」 京太郎「はい、実はですね…」 ハギヨシ「成程、麻雀が…ですか」 京太郎「俺だって清澄麻雀部の一員なんです。このまま雑用ばかりやって皆において行かれるなんて嫌だ!」 京太郎「俺だって強くなりたい!和にだって咲にだって勝てるくらいに!その為ならなんでもやります!だから…」 ハギヨシ「んっ?今何でもするっていいました?」 京太郎「えっ、あっ、はい」 ハギヨシ「わかりました、京太郎君にそこまでの覚悟があると言うのでしたらこれを授けましょう」 京太郎「なんですかこれ?錠剤…薬ですか?」 ハギヨシ「それはですね…」 京太郎「麻雀が強くなる代わりにホモになる薬~~~~~!?」 ハギヨシ「シッ、声が大きいです!」 京太郎「すっすみません。でも…」 ハギヨシ「それは龍門渕の化学班が開発した秘薬です。服用した者の雀力を飛躍的に上昇させる魔法の薬なのです」 京太郎「嫌…でも…そんなもの…」 ハギヨシ「あるわけない、そう思いますよね?普通は。でも証拠ならありますよ」 京太郎「証拠?」 ハギヨシ「はい、私が証拠です。わたしはかつてこの薬を飲んだことがあります」 京太郎「えっ?そっそれじゃあハギヨシさんは…」 ハギヨシ「はい、ホモです」ニコッ 京太郎「」 ハギヨシ「そういうわけですから効果のほどは保証します。後は京太郎君次第です」 京太郎「でもホモになるのは…」 ハギヨシ「京太郎君の心配もわかります、私も初めはそうでした」 ハギヨシ「でもいざホモになったらホモであることなんて気にならなくなりますよ、だってホモですから」 京太郎「そういう問題じゃ…」 京太郎(いやっ、何を悩む必要がある須賀京太郎!こんなチャンスは二度とないんだ!) 京太郎(この機会を逃せば一生雑用係で終わってしまう、そんな人生でいいのか!) 京太郎「…わかりました、その薬、もらいます!」 ハギヨシ「さすがです、それでこそ私が見込んだ方だ。それでは…どうぞ」スッ 京太郎「では…いただきますっ!」ゴックン 京太郎「………………」 京太郎「………………」 京太郎「っ!?こっ、これは!?」 ハギヨシ「どうですか?京太郎君」 京太郎「力が…体の奥底からとてつもない力が湧き上がってくる!!」 ハギヨシ「それが雀力です。今京太郎君の体内でまさしく無限ともいえる雀力が生み出されているのです」 京太郎「これが雀力…ハギヨシさんありがとうございます!この力があればきっと咲にだって勝てます!」ギュッ ハギヨシ「礼にはおよびませんよ。京太郎君の力になれたことは私にとっても喜びですから」 ハギヨシ「それよりもあなたには行かねばならない場所があるはずです。会計は私が済ませておきますから」 京太郎「ハギヨシさん…このお礼は必ずします」ダッ ハギヨシ「頑張ってください、京太郎君…」 京太郎「たのもーーーーーーうっ!!」バタンッ 咲「わっ!びっくりしたー、急にドア開けないでよ京ちゃん…」 京太郎「竹井先輩も来ていたんですね」 久「おかえりなさい、今皆であなたの事を話していてね…」 京太郎「フッちょうどいい、全員俺と勝負だ!」 和「はい?」 優希「いきなり何言ってるんだじぇこのバカ犬は?」 京太郎「黙れタコス!」 優希「タッ、タコスぅ~!?」 京太郎「俺は生まれ変わったのだ!もはや貴様らに融資するだけの機械ではない!俺は麻雀の神となったのだ!」 京太郎「そう、地獄の底から蘇った神、ヘルゴッド京太郎と呼べ!」 優希「ダサッ!」 まこ「ヘルゴッドって…語呂悪すぎじゃろ…」 咲「ヘルカイザーとかの方がかっこいいですよね」 和「これが今はやりの中二病というものなんでしょうか?」 京太郎「フッそんな口が利けるのも今のうちだけだ。さあ咲!まずは貴様からだ!」 咲「わっ私?打つのはかまわないけど…」 優希「咲ちゃん私もやるじぇ!誰がご主人様か…もう一度躾け直してやる!」 久「しかたないわねぇ…それじゃぁあと一人は和が入ってくれる?」 和「いいんですか?須賀君このままで?」 久「何があったかはしらないけど、随分と自信があるようだし…一回くらい相手してあげても罰はあたんないでしょ」 和「まぁ…そう言われるのでしたら…」 京太郎「決まったな、それでは勝負開始だ!」 東一局 ドラ南 東・優希25000 南・京太郎25000 西・和25000 北・咲25000 優希「ダブルリーチだじぇ!!」④ まこ(親のダブリー、待ちは…) 三四(五)222567①①⑨⑨ まこ(モロ引っ掛けの①⑨のシャボ待ち) 久(それに対して須賀君の手牌は…) 二四七八八3445②⑨東南 ① 久(一発で当たり牌つかまされるとはねぇ、スジの①切り、真っ直ぐ言ったとしても⑨でズドンね) 京太郎「…」 東 久(東!?) 和(親リーの一発目に生牌の東ですか) 和(どんな手が入っているのかは知りませんがそんな打牌をしていては何時までたっても初心者のままですよ) 二順目 優希「ツモ!6000オール!」 三四(五)222567①①⑨⑨ ⑨ 裏ドラ7 京太郎(………)フッ 久(笑った!?やはりあの東切りは待ちを見抜いてのものなの…?) 東一局 二本場 ドラ② 東・優希49300 南・京太郎16900 西・和16900 北・咲16900 和「リーチ」④ 優希「ポン!」 京太郎(和のリーチに優希も中と④鳴いて聴牌か。優希は安手だがこれ以上連荘はさせられないしここは…)⑤ 和「ロン。8300」 五六七5(5)678③④⑤⑥⑦ ⑤ 優希「こらーバカ犬―!まーた一発でそんな牌切って!おかげで私の親が流れちゃったじゃないかー!」 京太郎「親が流れたんならこっちはOKじゃねーか。それに…これで自力で親を持ってきたしな」 優希「なにが自力だ、全く…」ブツブツ 和(配牌が良くなるとでも言いたいんでしょうか、全くバカバカしい) 久(今の⑤は⑤⑥⑦からの抜き打ち…完全に待ちを読みきっている!) 東二局 ドラ2 東・京太郎8600 南・和25200 西・咲16900 北・優希49300 一巡目 京太郎 八八九123②③⑨東東東北中 久(ダブ東暗刻の二向聴) まこ(まさか自力云々は関係ないじゃろうが、親満ぼぼ確定の好配牌) 京太郎「…」九 久(一打目からチャンタの消える九打ち!?) 五順目 京太郎「リーチ」② 八八2233③③⑨⑨東東北 まこ(あの配牌が五順でチートイドラドラにっ!) 久(須賀君の捨て牌は九1中東②の北の地獄待ち…これは読めないっ!) 和「…」北 京太郎「ロン、18000!」 優希「のわっ!のどちゃんが京太郎に振り込んだじぇ!」 和「…五順目の字牌地獄待ちなんて読みようがありませんから」 四順目 京太郎 二二九九九779北北北白白 二 まこ(あっありえん!今度は四順目のツモりスーアン聴牌じゃとっ!) 久(今までの須賀君とは違う…これが…この力がヘルゴッド京太郎なの!?) 京太郎(張ったか、思えば役満を和了るのはこれが初めてだな。人生初の役満ツモで華麗に勝利といくか) 京太郎「見ろ!これがヘルゴッド京太郎の真の力だ!リーチ!」9 咲「カン」 京太郎(咲!?) 咲「ツモ。嶺上開花8000」ドッ 四四24東東東西西西 9999 3 京太郎(9は生牌、咲の事を考えれば当然の7切り。それを役満に目がくらみ9切りとは…俺もまだまだだな…それにしても) 京太郎「今の俺から直撃をとるとはさすがは俺が唯一認めた相手。それでこそ倒しがいがあるというものだ」 咲「…」 和(どうでもいいですけど先ほど私も須賀君から和了ったんですけどね) 東三局東・和7200 南・咲25900 西・優希49300 北・京太郎17600 京太郎「ツモ。1000・2000」 南三局 三本場 ドラ八 東・和24200 南・咲22000 西・優希24300 北・京太郎29500 優希(東場は断トツトップだったのに3位と100点差の2位に。なにより京太郎がトップなのが許せないじぇ!) 京太郎(ここにきて和が3着浮上か。だがそれよりもラス転落の咲…。来るならここか!) 咲「カン」中中中中 京太郎(来たか!) 咲「カン」②②②② 咲「ツモ。嶺上開花1600・2900」 34567白白 ②②②② 中中中中 2 京太郎(捲られたか…) オーラス ドラ三 東・咲28100 南・優希22700 西・京太郎27900 北・和21300 まこ(トップは咲、わずか200点差で京太郎が2着。西入はないから1000点でトップ終了…その局面で!) 七七七八八八144777⑤ 4 まこ(またしても四暗刻…しかも単騎待ち!) 久(しかし今は役満なんていらない局面。32000点の単騎待ちより1000点の両面待ちの方が遥かに価値はある) 久(はたして和了れるの?その四暗刻!) 和「…」七 京太郎「カン!」 咲「!?」 まこ(スッタンを捨ててダイミンカンじゃとっ!) 久(確かにスッタンなんていらない状況ならツモを増やすダイミンカンはありだけど…咲じゃあるまいしそうそう嶺上なんて…) 京太郎「…」 四 久(さすがにね) 咲「………」 和(ダイミンカン…咲さんの真似でもしてるのでしょうか) ⑥ 咲「!?」 咲(今の⑥はツモ切り…京ちゃんのカンが無ければ私はあの⑥を暗カン。そして嶺上の四で…) 五六22①②③⑥⑥⑥⑦⑧⑨ 咲(和了っていた!) 咲(まさか京ちゃんのカンは和了る為じゃなく私の和了り牌を食い取るために…) 咲(あの⑥はカン出来ない。もう王牌に四七は無い、鳴けば役なしになる。自力でツモるしかない…) 京太郎「…」 咲「………」 1 京太郎「ロン」 八八八1444777 七七七七 1 京太郎「トイトイ三暗刻…8000。俺の勝ちだな、咲!」 咲「あっ…///」キュン 優希「ぬおぉぉぉぉぉぉぉ!きょきょ京太郎がトップだとぉぉぉぉぉ!」 京太郎「へへーん、どーだ見たか俺様の実力を」 優希「なっ…まぐれで一回勝っただけで調子になるなー!」 和「優希、そんな言い方は失礼ですよ」 優希「ぐぬぬ…」 京太郎「やーいやーい、怒られてやんの」 和「須賀君もです。麻雀はどんなに強い人でも負けることがある…逆に言えばどんなに弱い人でも勝つことがあるんです」 和「まぐれやたまたまなんて言う気はありませんが、半荘一回勝っただけで調子に乗ってはいけませんよ」 京太郎「うっ、わかってるよそんなの…」 和「とはいえ今日の須賀君の打ち筋がいつもと違った事は認めますが…」 咲「…っか…よ…」 和「咲さん?」 咲「もう一回勝負だよ!京ちゃん!」バァンッ 京太郎「どわっ、卓を叩くな卓を」 咲「もっかいだよ!きょっ京ちゃんに負けたままでなんか終われないんだからっ!」 優希「そう通り!勝ち逃げなんて許さないじぇ!」 和「そうですね。須賀君が本当に強くなったのかどうか、もう少しやってみないとわかりませんからね」 まこ「ちょっと待たんかい、次はわしらの番じゃろ」 久「そうよ、後ろであんな闘牌見せられて黙ってらんないわよ。久しぶりに血が騒ぐわ」 久「と言うわけで2抜け3抜けで私、まこ、須賀君、咲で行くわよー」 京太郎「いいですよ。まとめて相手をしてあげますよ」 咲「つっ次は負けないんだから!」 まこ「それじゃあ今日はこの辺にしようかのう」 全員「お疲れ様でした!」 和「それにしてもあれから半荘5回やって須賀君のオールトップですか…」 優希「こんなオカルトありえないじぇ…」 京太郎(これも全部ハギヨシさんのおかげだ。何かお礼をしなきゃな) 京太郎(よしっ、明日は日曜だし龍門渕まで行って直接お礼をしに行こう!) 京太郎(何をあげたら喜んでくれるかなあ、ハギヨシさん…) 久「そうね、さすがはヘルゴッドってとこかしらねぇ」 京太郎「うっ、そっそろそろヘルゴッドはやめてくれたら嬉しいんですけど…」 久「なによぉ、呼べって言ったのは自分でしょ」 京太郎「あの時は何と言うか自分でも意味不明な位ハイテンションでして…」 京太郎「落ち着いたら恥ずかしいと言うかそもそもダサいと言うか…」 京太郎「とにかくヘルゴッドは忘れてください!お願いします」 優希「フフーンしかたない。これからはきちんと犬と呼んでやろう」 京太郎「犬はやめろっ!」 和「はぁ、わがままですねえ、まったく」 まこ「こらこら遊んでないで早ようせんか、鍵かけるぞ」 京太郎「あっ、すみませーん…って咲?」 咲「…」 まこ「ん?どうかしたんか咲」 咲「すみません…先に帰っててもらえますか?鍵は私がかけておきますから…」 京太郎「どうしたんだ?気分でも悪いのか」 咲「…」 京太郎「おい、さ…」 優希「おいバカ犬!さっさとこっちに来い!」グイッ 京太郎「なっなんだよ腕引っ張るなよ!」 まこ「それじゃあわしらは先に帰るけん、戸締りはしっかり頼んだぞ」 咲「…」 京太郎「おい優希いいかげん腕離せよ!咲が心配じゃねぇのかよ!」 優希「だからお前はバカ犬なんだじぇ!咲ちゃんの気持ちがわからないのか!」 京太郎「はぁ?気持ち?」 優希「いいか咲ちゃんと言えば泣く子も黙るIHチャンピオンだ!」 優希「それがお前みたいな犬に負けたとあれば咲ちゃんのプライドはズタズタだじぇ」 京太郎「なんだよそれ…」 優希「とにかく!咲ちゃんは今一人になりたんだ」 優希「ここはその気持ちを汲んでそっとしておいてあげるのが友情と言うものなんだじぇ」 京太郎(咲…) 咲(今日の京ちゃん…かっこよかったなぁ…)ポー 咲(ううん!もちろんいつもかっこよくて、やさしくて、気が利いて、料理も得意で…) 咲(これで麻雀まで強くっちゃったら私…あっ!いけない…) 咲「勃って来ちゃった…///」ムクムクッ 咲「ハァ、ハァ、京ちゃん…京ちゃん…」シコシコ 咲「だっ駄目だよぉ…私…男の子なのに…」シコシコ 咲「京ちゃんで…オッ…オナニーなんて…」シコシコ 咲「京ちゃん…京ちゃん…」シコシコ 咲「イクッ!イッちゃうよぉ!京ちゃん…京ちゃぁぁぁぁぁぁん」シコシコシコシコ 京太郎「咲、大丈夫か?」ガチャ 咲「えっ?」 京太郎「えっ?」 咲「…」 京太郎「…」 咲「………うっ」ドピュッ 京太郎「…」 咲「…うっうっ…」ジワッ 咲「びえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」 京太郎「!?」 咲「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇん!!」 京太郎「なっ泣くな咲!ほら落ち着けって!」 咲「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 京太郎「ようやく泣き止んだか…」 咲「うん…ごめんね京ちゃん…」 京太郎「いやぁそれはいいんだが…その…あれだな…お前って…」 咲「うん…男…だよ…」 京太郎「まじかよぉ、いっいつからなんだ?」 咲「いつからって…生まれた時からだよぉ…」 京太郎「そっ、そりゃそうだよな、じゃあなんで女のふりしてたんだ?」 咲「それがね…宮永家に生まれた男は女として生きなければならないという厳しい掟があるの」 京太郎(なにその適当に考えた設定…) 咲「ごめんね京ちゃん…今までずっと騙してて」 京太郎「べっ別に謝んなくていいよ。そりゃびっくりしたけど…俺とお前の仲だろ」 京太郎「男かと女とか関係ねーよ。だから、そんな事気にすんなよ」 咲「京ちゃん…」ジワッ 咲「…あのね京ちゃん。実はもう一つ京ちゃんに内緒にしてたことがあるんだ」 京太郎「ん?まだ何かあんのか?今更何言われても驚かないし、言ってみろよ」 咲「それじゃあ言うよ…あのね…私…私…」 咲「京ちゃんが好きなの!!」 京太郎「はいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」 咲「好きなの!始めてあった時からずっと…ずっと京ちゃんが大好きなの!!」 京太郎(さっ咲が俺の事を好き!?そんな事考えたことなかったが…) 咲「京ちゃん…」ウルウル 京太郎(かわいい!今まで咲の事かわいいなんて思った事一度もなかったのに…) 京太郎(いやっ落ち着け須賀京太郎。相手は男だ!ホモじゃあるまいし男相手にかわいいなんて…) 京太郎(…あっ、ホモだった) 京太郎(なんだ、なんの問題も無いじゃないか) 咲「…ごめんなさい…京ちゃん…」グスッ 京太郎「咲?」 咲「男にっ…告白なんかされたって…気持ち悪いだけだよね…」 京太郎「おっおいなに勝手に話進めてるんだよ!」 咲「えっ?」 京太郎「俺も!俺もお前が好きだ!!」 咲「なっ何言ってるの京ちゃん。私…男なんだよ…」 京太郎「心配するな!俺はホモだ!!」ドンッ 咲「はいっ?あの…もう一回言ってもらってもいいかな」 京太郎「俺はホモだ!!」ドンッ 咲「」 京太郎「嘘だと思うか?なら証拠を見せてやる!」ガバッ 咲「きゃぁぁぁぁ!いきなりズボン下してなにやってるの!」 京太郎「目をそらすな咲ぃ!これを見ろ!」ビキィビキィ 咲「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 咲(京ちゃんのおおおおちんちん…あんなにおっきくなってる…) 咲(てゆーかおっきすぎるよぉ!私のおちんちんよりすっと大きい…) 京太郎「わかったか咲。これがお前を好きだという何よりの証拠だ」 咲「京ちゃん…ホントに…本当に私でいいの…?」 京太郎「もちろんだ。咲、愛してるぞ」 咲「京ちゃん…んっ…んっ…んちゅっ…はぁ…」 京太郎「咲!中で出すぞ!」 パンパンドピュッ 咲「京ちゃん!私もイッちゃうよぉぉぉぉ!」ドピュドピュ 京太郎(結局部室で朝までやってしまった。今日も部活があるから皆が来るまでに後片付けしないとな) 咲「うーん…むにゃむにゃ…」 京太郎「おっ、咲目が覚めたか?」 咲「ふえっ、京ちゃん?なんで私の部屋に…って!なななななななんで裸なの!?」 咲「てゆーか私も裸じゃない!京ちゃんのバカッ!エッチ!ヘンタイ!こっち見ないで!」 京太郎「なに寝ぼけてんだよ。昨日の事忘れたのかよ?」 咲「昨日の事って…あっ」カァ 京太郎「思い出したか?」 咲「うっうん、ちょっと恥ずかしいけど…えへへ」 咲「私達…その…こっ…恋人になったん…だよね…?」 京太郎「…ああ、これからはずっと一緒だ。愛してるぞ咲」ギュッ 咲「京ちゃん…うれしい…。ずっと、ずっと一緒だよ」 咲「ツモ!嶺上開花4000オール」 京太郎「ぐはぁっ!トップ捲られたかぁ」 咲「へへーんだ。京ちゃんの分際で私に勝とうなんて百年早いんだよー」 京太郎「何言ってんだ、これで今日の成績は五分五分になっただけじゃねぇか」 優希「また咲ちゃんと京太郎の1位、2位で終了だじぇ」 久「仮にも全国優勝した私たちがこうも相手にならないとはねぇ…」 まこ「咲はもちろん、京太郎の実力も本物のようじゃのう」 和「そうですね。それにしても…」チラッ 京太郎「調子に乗ってんのはお前の方だろーが。うりゃうりゃ」イチャコライチャコラ 咲「やだー、やめてよぅ髪の毛くしゃくしゃしないでぇ」キャッキャッウフフ 和「何と言うか…」 まこ「あの二人…」 優希「随分と…」 久「仲がいいわね…」 京太郎「あっ、やっぱりわかります?」 咲「えへへ」 和「はいぃ?えっと…それはどういう意味…ですか?」 咲「えっとね、実は私達…」 京太郎「付き合う事になりました」 優希「えっ…?」 久「ええぇっ!?」 まこ「なんじゃとっ!?」 和「」 京太郎「ちょっ、皆してそんなに驚かないで下さいよ」 咲「そうですよ。そんなに意外ですか?」 久「ごめんなさい、そう言うわけじゃないんだけど…いきなりだったから…」 まこ「じゃがなんにしろめでたい話じゃ。皆でお祝いしてやらんとな、ははっ…」 優希「そうだな…二人ともおめでとう…だじぇ…」 和「そんな…」 京太郎「おうサンキュー。よーしもう遅いし最後に半荘一回やって終わりにしましょうか」 咲「そうだね。次こそ京ちゃんをラスにしてあげないとね」 和「そんなオカルト…」 京太郎「言ったなー。お前こそ覚悟しろよー」 咲「それじゃあ行っくよー京ちゃん」 京太郎「おう!」 和「そんなオカルト…ありえませーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」 その夜の原村邸 和「うっ…うっ…ありえません…」 和「咲さんと須賀君が恋人同士になるなんて…」 和「そんなオカルトありえません…ぐすっ」 和「須賀君…須賀君…」シコシコ 和「うっ…うっ…どうして…どうして咲さんなんですか…」シコシコ 和「あなたは胸の大きな女性が好きじゃなかったんですか…」シコシコ 和「それなのにどうして…私じゃなく、咲さんなんですか…」シコシコ 和「ハァハァ…須賀君…須賀君!…」ドピュ 和「ふふっ…なにを馬鹿な事を言ってるんでしょう…」 和「須賀君が好きなのは胸の大きな『女性』」 和「私みたいに馬鹿みたいに胸の大きい『男』じゃないですよね…」 和「うっ…うっ…須賀君、須賀君…」シコシコ 優希「ハァハァ…京太郎…京太郎!」シコシコドピュッ 優希「なんで…なんで私は女に生まれなかったんだじぇ…」 優希「そうすれば…私も咲ちゃんみたいに…京太郎と…」 優希「うえっ…ひっく…京太郎…京太郎…」シコシコ まこ「ハァハァ…京太郎…京太郎!」シコシコドピュッ まこ「ふぅ、それにしても京太郎と咲がのう…」 まこ(悔しいが意外どころかお似合いじゃからのう) まこ(もしわしが女じゃったとしても、とても敵う相手じゃないか…) まこ「京太郎…京太郎…」シコシコ 久「須賀君…須賀君!」シコシコ 久「須賀君、貴方が好きなの…」シコシコ 久「貴方を忘れるために何人もの女と寝たけど…忘れられない」シコシコ 久「貴方が好きなの、貴方じゃないと駄目なの…」シコシコ 久「ハァハァ…須賀君…須賀君」シコシコドピュ 久「あきらめ…きれないわね…」 その後、なんやかんやで全員男なのがばれて京太郎のホモハーレムが完成しましたとさ めでたしめでたし カン