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ゆみ「なぁ須賀」 京太郎「なんですか?」 ゆみ「すまないが、背中の辺りに日焼け止めを塗ってくれないか?」 京太郎「日焼け止めですか?良いですよー」 京太郎「あ、でも俺でいいんですか?」 ゆみ「良いって何がだ?」 京太郎「やーほら、俺男なんでやっぱり背中と言えどもちょっとくらいは躊躇う訳ですよ」 ゆみ「別に気にしないさ」 ゆみ「須賀だって別に気にしないんだろ?」 京太郎「はい!加治木さんくらいのおもちには反応しませんから!」 ゆみ「む」スパーン 京太郎「痛て!?」 京太郎「な、何なんですか!?いきなり!」 ゆみ「いや、ちょっとムカついてな」 京太郎「ムカつくって何にですかもう…」 ゆみ「まぁいい、とりあえず塗ってくれ…」ヒョイ 京太郎「はいはい…」ヌリヌリ ゆみ「んーっと、もう少し右の方も塗ってくれないか?」 京太郎「はーい」ヌリヌリ ゆみ「ひゃんっ…////」 京太郎「ど、どうかしましたか…?」 ゆみ「す、すまん…」 ゆみ「ちょっとくすぐったくてだな、気にするな」 京太郎「はぁ」ヌリヌリ ゆみ「あっ…ん、ぁっ…ゃ、そ、そこ…はっ……」 京太郎「もう少しで終わるんで我慢してくださいねー」ヌリヌリ ゆみ「やんっ……っ…はぁ、はぁ…////」 恭子「爆発せえへんかなあいつら…」ジト カン!
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―清澄高校― 麻雀部 京太郎 「あのさ…やっぱりこういう事はやめた方が…」 咲 「自分のしてた事は棚にあげてそんな事言っちゃうんだ?」 京太郎 「…」 咲 「脱いでよ、そういう約束だったでしょ?」 京太郎 「で、でも…」 咲 「京ちゃん、私…怒るよ?」ゴッ 京太郎 「はい…。」ヌギヌギヌギ 咲 「口ではそんな事言ってるけどしっかり勃ってる…本当、京ちゃんってエッチだよね」ナデナデナデ 京太郎 「…ッ…くっ…う…!」 咲 「段々と熱くなってる…ふふっ、可愛いなぁ…」ナデナデナデ 京太郎 「…ッ!…はっ……はぁ……」 咲 「撫でてるだけじゃ物足りないよね?…今度は直接触ってあげるよ」ギュッ 京太郎 「はうっ…!…さ、咲の指が絡んで…ッ」 咲 「…我慢しちゃうと身体に悪いよ?早くその白くてベタベタしたのを出しちゃおうよ…ね?」シュコシュコシュコシュコ 京太郎 「―――ッ!…はぁ…あっ!……さ、咲ッ!」 ギュゥゥゥゥゥゥッ!! 京太郎 「…?…はっ…はぁっ………な、何で…」 咲 「まだイッたりしちゃ駄目だよ?」 京太郎 「た、頼む咲…ッ…イカせてくれ…イカせてくれ…ッ!」 咲 「だーめ…京ちゃんが泣いて懇願するまではおあずけなんだから…」チュプゥジュプジュプジュプジュプ 京太郎 「…はっ……あ……っ……!」 咲 「生臭くて本当やらしいなぁ…鼻の奥まで痺れそう…」カプッ 京太郎 「――――ッ…!…はぁ…っ……ん゛っ゛…!」 京太郎 (竿に纏わり付くみたいだ…くそっ咲のヤツ…) 咲 「もうイキたい…?おちんぽミルク出したい?」ジトー 京太郎 「はっ……はい…!もう我慢出来ないです…イカせて下さい…」ポロッポロッ 咲 「しょうがないなぁ…じゃあ指を離すからね…?」ジュポジュポジュポジュポ 京太郎 「――――ッ…はっ…!…さ、咲…ッ…う゛っ…あぁぁっ!」 ドクン!ビュクビュクドクドクドクドクドクッ! 咲 「――――ッ…はぁっ飲んじゃったよ…まだ喉にひっかかってる…ふふっ」 京太郎 「…ふっ…ふっ…」 咲 「まだ全然出来るよね?…京ちゃん次は私の膣内なんてどうかな?」ピラッ 京太郎 「…ッ…!」ビキッビキビキビキ 咲 「解ったからそんなにがっついちゃ駄目…椅子から降りちゃ駄目だよ?…京ちゃんは私の奴隷なんだから」ニッコリ 咲 「よいしょ…っと、こうして対面座位でするのって大好き…」ズリュッズリュッ 京太郎 「…はっ……!咲、我慢出来ねぇよ…早く膣内に…」 咲 「解ってるって…じゃあ腰を降ろすね」ヌプゥ!ズニュニュニュッ 京太郎 「…ッ…すげぇ狭い…キツくて気を抜いたらすぐに…ふっ…!」 咲 「…凄いね…奥まで挿っちゃったよ…あっ!」 京太郎 (奥に当たった…咲のってやっぱり浅いんだな…) 咲 「動くね…?…んっ…はぁ…っ!…京ちゃん……あぁっ…」ギュッ 京太郎 「さ、咲…ッ…!」 咲 「京ちゃん、ぎゅって抱きしめて…?」 京太郎 「あぁ…っ…ふっ…そのまま…そのまま続けてくれ…」ギュッ 咲 「―――ッ!…感じるよ、京ちゃんを…凄い…っ…!」パンパンパンパン 京太郎 「…っ…ん、俺も咲を……ッ!…やばい出ちまう…咲ッ!」 咲 「えへっ…今日もちゃんと膣内に出してくれなきゃ…私、口が滑っちゃうかもしれないな」パンパンパンパン 京太郎 「そ、そんな…っ……っ…あ…っ…で、出るっ…!」 ドクン!ドクドクドクドクドクッ! 咲 「―――ッ…あっ!………あんっ!」ビクンビクンビクン 京太郎 (また膣内に…だ、だしちまった…) 咲 「……んっ、京ちゃんの今日も凄いね?こんなに出したの初めなんじゃないかな…」ギュッ 京太郎 (ここんとこ毎日だもんな…身体、もつのかな…) 咲 「じゃあ私、シャワー浴びてくるね?待っててくれなきゃ知らないから…」チュポン 京太郎 「おうっ…!……わ、解ってるよ…」 … …… ……… 咲 「お待たせ、京ちゃん…いつものを早く見せてよ…ほら早くしてよ」 京太郎 「…二回も出したらすぐには…」 咲 「待ってるから…ほら、原村さんの体操服でするんでしょ?出しなよ…ちゃんと持って来てるよね?」 京太郎 「…」ガサガサ 咲 「あの時はびっくりしたなぁ…忘れ物を取りに戻ったら京ちゃんが匂いを嗅ぎながら…」 京太郎 「解ったから…解ったから口に出すのはやめてくれ…」 咲 「じゃあお願いね?原村さんじゃないけど見ててあげるから…」 京太郎 (…どうして、どうしてこうなっちまったんだ…)シュコシュコシュコシュコ 咲 「あれ?あの時みたいに名前を呼ばなきゃ駄目だよ、それと飛び散ったら大変だし私の下着に出してね」 京太郎 (さ、咲の生パン…?まだほんのり温かくて湿ってる…)ビキッビキビキビキ 咲 「京ちゃん、女の子なら誰でも良いの?見境ないなぁ…」クスクス 京太郎 「…っ、のどか…っ…はぁっ!…あ…っ……くっ…う!…ふっ…ふっ…」シュコシュコシュコシュコ 咲 「あはは…京ちゃん、原村さんの名前を出したら私の時と反応が全然違うね?」ニッコリ 京太郎 「……ッ…はっ…!」ゾクゾクッ 咲 「ほら、…京ちゃんこういうのが好きなんでしょ?」クスクス 京太郎 「うっ…あ……っ…!…の、のどか…っ!」 ドビュッ!ビュルルルルッ! 咲 「うわぁ…ベトベトだよ、これじゃもう使えないね」 京太郎 「俺が処分しておくら…」 咲 「本当?それならお願いするね…ふふっ…もしかしてそれも使っちゃうの?」 京太郎 「ば、…ちげーよ…おい咲、もう22時回ってるけど大丈夫なのか?」 咲 「それは大変だね、急いで帰らなきゃ門限に間に合わないよ」 京太郎 「送ってってやるよ」 咲 「そんなに気遣わなくても言ったりしないよ?…従順な間はね」 京太郎 「ちげーよ、ほら…帰るぞ」ギュッ 咲 「…うん!」パァァァァッ ―宮永宅― 京太郎 「また明日な…咲」 咲 「あんなにいっぱいしたのに明日もしたいんだ?…本当、京ちゃんってエッチだね」 京太郎 「そういう意味じゃねーって…なぁ、いつまで続けるんだ?」 咲 「それは卒業するまでは続けるよ?」 京太郎 「そ、そうか………じゃあな」 京太郎 (なんとかしてやめさせなきゃ…いや、嬉しいんだけど身体がもたねぇ…一周間で2キロも痩せたしな) 京太郎 (咲も咲で段々と可愛くなっていくし…くそっ…) ―翌日― 麻雀部 優希 「通らば―――リーチ!」 和 「通しません、ロン…7700」 咲 「おしかったね優希ちゃん」 優希 「じょー…」 京太郎 「頑張れよ優希、まだ東場は残ってるぞ」 咲 「京ちゃんはまだヤキトリだけどね…ふふっ」ズニッズニッ 京太郎 「くっ…!」ビクッ 京太郎 (咲のヤツ、麻雀打ってる時も脚で…) 和 「須賀さん…大丈夫なんですか?」ジィ 京太郎 「あぁ…図星を突かれてちょっとな…おうふっ!」 咲 「どうしたの京ちゃん?…制服に虫でも入ったの?」ズニュニュニュッ 京太郎 「あっ………あぁ…」ガタッガタッ 和 「…?」 優希 「…」ムスッ 久 「はい、ちょっと打つのは辞めてそのままの状態で聞いて」 和 「どうしたんです…?」 久 「もうすぐテスト期間で部活が停止になるからその間、勉強したいって人がいたら部室の鍵を貸し出そうと思ってね」 咲 「はいッ!…私、部室で勉強したいです!」 久 「じゃあ戸締まりお願いしておくわね?」 まこ 「咲じゃったら安心して任せられるのう」 咲 (京ちゃん、意味…解るよね?)ジッ 京太郎 「…」コクン 京太郎 (…死ぬかもしれんな) 優希 「咲ちゃん達、通しをしたじぇ!」 和 「み、宮永さん!」ガタッ 咲 「ち、違うよ…期間中は一緒に勉強しようねってお願いしただけだよ」 京太郎 「あぁ…そうだったな」 優希 「じゃあ私も一緒に…」 咲 「ごめんね?…京ちゃんと二人でしたいからまた今度ね」 優希 「…」 久 (なんだか面白そうな事になって来たじゃない) まこ 「また、悪い事考えとるじゃろ…」 … …… ……… 和 「宮永さんは帰らないんですか…?」 咲 「うん、もう少しゆっくりしてる」 和 「そうですか…じゃあ優希、帰りましょう」 優希 「犬、お前も着いてくるじょ!」 京太郎 「いや…俺は…」 咲 「ごめんね優希ちゃん、京ちゃんに残ってって頼んだのは私だから…」 優希 「なんだか最近、ずっーとだじょ…怪しいじぇ」 咲 「怪しいって…別に優希ちゃんには関係ないと思うけど」 優希 「…ッ」 和 「み、宮永さんも…」アセアセ 京太郎 「そういう訳だから…ごめんな優希」 和 「じゃあ帰りましょう優希…須賀さん、宮永さんをお願いしますね」 京太郎 「あぁ」 … …… ……… 咲 「京ちゃん…どうして私と残るって言ってくれなかったの?」 京太郎 「いや…それは…」 咲 「優希ちゃんが京ちゃんを好きだって気付いてて傷付けたくないから?」 京太郎 「そ、それは…」 咲 「ねぇ…今日もしようよ」 京太郎 「いや…今日はそんな気分じゃ…」 咲 「あ、良いんだ?…和ちゃんだけじゃないよね…部長のスパッツも使ってたの知ってるよ」 京太郎 「なっ…!」 咲 「和ちゃんの飲みかけのコーヒーのストローを舐めながら一人でしてたのもちゃんと知ってるよ?」 京太郎 「…咲、どうしてそこまで…」 咲 「それだけじゃないよ?」 咲「…一番驚いたのはエトペンに京ちゃんのおちんちんを擦り付けてたのは本当、びっくり…」 咲「あれから原村さんは何も知らずに抱いてたんだよね…ふふっ」 咲 「それを見て何を思ってたのかなぁ?…これでも私に逆らったり出来る…?」 京太郎 「…咲」 咲 「私のリコーダーも京ちゃん家に持って帰ったままだよね…知らないと思ってた?」 咲「小学生の時と中学生の時に一本ずつ…知ってたんだよ」ニッコリ 京太郎 「…咲には逆らいません」バッ 咲 「そんなに土下座したってやっちゃった事には変わりないんだから…京ちゃん、脚舐めてよ…」ススッ 京太郎 「…ッ」 咲 「手は使わずに靴下を脱がせてよ…言ってる意味解るよね?」 京太郎 「…あぁ」ハミッ するするするする 咲 「正解だよ…!…じゃあ指先から太股まで舐めて貰おうかな」 京太郎 「…ッ…咲…」レロォチュッパッチュパチュゥッ 咲 「ッ…はぁんっ…上手だよ京ちゃん…本当に犬みたいだね…ふふふ」 京太郎 「っ…はぁ…咲、もう良いか…?」 咲 「まだだよ?ゾクゾクしちゃうよ…ねぇ京ちゃん…」 京太郎 「でも…流石にそろそろ和や部長にバレるんじゃ…」チュチュッレロレロレロハミッ 咲 「んっ…!…はぁ…私とエッチした事がバレるのと京ちゃんが色々と悪戯してたのがバレるの…どっちが良い?」 京太郎 「…」 咲 「京ちゃんに選択権なんてないんだよ?…それくらいは解るよね?」ニッコリ 京太郎 「それにな?…ここんとこ毎日してるからちょっと辛いんだ…」 咲 「そんなのは京ちゃんの都合でしょ?私達の私物で性欲処理してたから私が付き合ってるんじゃない…」ジィ 京太郎 「…」 咲 「そうだ!今日は外でしようよ…優希ちゃんが使ってるパラソルの下で」 京太郎 「…外は流石に…それに優希のでするのはちょっと…」 咲 「…ふぅん」 京太郎 「…わ、解った…外でしよう」 咲 「流石は京ちゃんだね!」 京太郎 「その…今日はゴムを付けてしたいんだけど」 咲 「却下!駄目だよ…そんなの絶対駄目!」 … …… ……… ―テラス― 咲 「横になって…?」 京太郎 「…あ、…あぁ…」ドサッ 咲 「ふふっ…跨がるね?…京ちゃんは騎乗位と正常位どっちが好きなのかな…」 京太郎 「…そ、それは…」 咲 「ねぇ…答えてよ」 京太郎 「…騎乗位です」 咲 「だったらこのままで良いよね?…早くしたいけど濡らさなきゃいけないし…そうだ!」 京太郎 (ま、また何か嫌な予感が…) 咲 「京ちゃんの顔に跨がるからそのまま舐めてよ」 京太郎 「な…っ!」 咲 「顔面騎乗位だよ?…京ちゃん好きなんだよね?」 京太郎 「…っ」 咲 「…っしょと、…ほら押し付けるから舌を動かす!ほら!」グイッグイッ 京太郎 「―――ッ…うっ…咲…」チュウッチュルチュルチュルッ 咲 「あっ…!…膣内に…膣内に入ってくる…んっ…」グイッグイッ 京太郎 「ッ…はっ…!…んっ……」 咲 「凄いよ京ちゃん…っ…凄い…良いよ…!…んっ…!」 京太郎 (…凄いな、溢れて溢れて止まんねぇ…) 咲 「んっ…?…あ、京ちゃん凄くパンパンに腫れちゃって…我慢出来ないの?」 京太郎 「…ッ…流石にこうして続けてたらな…」 咲 「ふふっ…大丈夫、ちゃんと出してあげるから安心して?…いくよ…」ヌギヌギヌギ 京太郎 「…ッ…咲…?」 咲 「京ちゃんがずっと舐めてたからビショビショだよ…口、開けて?」 京太郎 「何をするつもりだ…」 咲 「京ちゃんが声を出さないように下着を口に詰めるの…ほら口を開けて?」 京太郎 「いや、それは…」 咲 「バラしちゃうよ…?」 京太郎 「開けます!開けますから…」カパッ 咲 「偉い偉い…よいしょっと………これで良いね」ズボッ 京太郎 「んっ!…んーっ!」 咲 「え?何?…聞こえないよ…聞こえてても京ちゃんの意見は却下だけどね」クチュクチュ 咲 「じゃあ膣内に挿れるよ?…すぐにイッたら駄目だからね?…あっ……んっ!」ズムニュッ 京太郎 「―――――ッ!んっ…!んんっー!」ビクンビクンビクン 咲 「あはっ…凄い反応…ずっと待ってたんだよね?…今日は好きなだけ出して良いよ…んっ!んっ…ん!」ズニュニュニュッズニュニュニュッ 京太郎 「…ッ!…はっ…んっー!」 京太郎 (なんでだろう…今日はなんだかいつも以上に…) 咲 「京ちゃん…!京ちゃん…!…はっ…あっ!……奥まで来てる…良いよ…あ…っ!…あぁぁっ!」 京太郎 「――――ッ…はっ…さ、咲ッ!!…い、イクっ!…で、出る………はっ…あっ…くっ!」 ドクン!ドクドクドクドクドクッ! 咲 「…凄い…!あったかくて…ジンジンする………えへへ…」ギュッ 京太郎 「咲…。………あっ…」ムクムクムクッ 咲 「また硬くなっちゃったね…」 咲 「…今日は本当に勃たなくなるまで付き合って貰うよ…?」チュポン 京太郎 「…うっ」 咲 「じゃあ…ちょっといつもとは違う事を…」ギュッ 京太郎 「…て、手コキか…?」 咲 「そうだけど…それに加えて…こうしちゃう」 咲 「京ちゃんって変態さんだよね?」 咲「…和ちゃんや私達の私物を使って何事もなかったみたいに部活に参加しちゃってさ…」シュコシュコシュコシュコ 京太郎 「!」ビキッビキビキビキ 咲 「ほら、ちょっと言われたくらいでこんなに…ねぇ…誰をオカズにしたのが一番良かった…?」シュコシュコシュコシュコ 京太郎 「そんなの言える訳……ッ…はぅ…!」 京太郎 (手の平で包むように握って擦るなんて…!) 咲 「部長…かなぁ?綺麗な人だもんね…あ、部長の髪止めでおちんちんの根本縛っちゃおうかな…」シュコスリッシュコシュコスリスリッ 咲 「それとも和ちゃん?…頻度は一番多かったよね…」 咲「座ってた椅子にほお擦りしながら一人でしてたなんて貪欲すぎだよ…あ、今ビクビクッて脈打った」シュコシュコシュコシュコスリッスリッ 京太郎 「…ッ…はっ…!」 咲 「特に縛ってもないし握ってもないのにイケないのが不思議?…京ちゃんの反応や具合はもう解ってるんだもん…ふふっ」 咲 「イカせるのもイカせないのも私の自由、…私のをオカズにしてどうだった?…答えてくれないと潰しちゃおうかな…」コロッコロッ 京太郎 「はっ……はっ…!…さ、咲でした時は凄い罪悪感があった…」 京太郎「でも一番良かったのも咲だ……ずっと一緒に居たお前を汚してしまって………ふぐっ…!…お、お前…指がケツに…」 咲 「まだお尻は開発してなかったよね?…調度良い機会だから…ふふっ…大丈夫だよ」ヌチュヌチュヌチュシュコシュコシュコシュコ 京太郎 「はっ…ぐっ…!…さ、咲…!…ひっ…あぁぁぁっ!」 ドクン!ビュルルッドクドクドクドクドクッ! 咲 「あんっ…もう髪がベタベタだよ…飛ばしすぎ!」デコピンッ 京太郎 「…ッ……はぁ……」 咲 「凄い汗だね京ちゃん…大丈夫?」フキフキ 京太郎 「………まぁな」 咲 「じゃあシャワーを浴びて来るね?…久しぶりに一緒に浴びようよ」ニッコリ 京太郎 「あぁ…」 … …… ……… 咲 「はぁ…サッパリした」 京太郎 「…そうだな、もうそろそろ帰らないとまずいんじゃないか?」 咲 「そうだね…明日は休みだし多少は無理出来ちゃうけど」 京太郎 「…」 咲 「そうだ!…京ちゃん、明日…私の家に来てよ!」 京太郎 「…へ?」 咲 「休みだし…いーっぱい出来るね」ニッコリ 京太郎 「いや…そんな流石に無理だって…」 咲 「…あ、私…携帯買って貰ってね…なんだか和ちゃんと電話したい気分だなぁ」チラッ 京太郎 「…行かせていただきます」 咲 「偉い偉い…素直にならなきゃね?」ナデナデ 咲 「明日は朝の6時に来てね?…鍵は開けておくから私が玄関に居なかったら中に入って起こす事!」 ―宮永宅― 明朝 京太郎 「って言われて来たけどお父さんはいないみたいだな」 京太郎 「案の定、咲は寝てるみたいだし…朝に弱いよなアイツ」 京太郎 「…さて、中に入って起こさなきゃ機嫌悪くなって何されるか解ったもんじゃねぇや」 京太郎 「…おじゃましまーす」ガチャッ 京太郎 「…物音一つしねーし…確か咲の部屋は二階だったよな」ギシッギシッ 京太郎 「お、…確かこっちがお姉さんの部屋でこっちが咲の部屋だったよな」 京太郎 「照さんか…………っとこんな事考えちまうから弱み握られるんだよな」 京太郎 「……………覗くくらいなら良いよな?」チラッ ―咲の部屋― 京太郎 「…」カチャッ 京太郎 (…覗いたりしたらまた弱み握られちまうからな…) 咲 「…うーん…はらむらさん…それカン!………役満……」ムニャムニャ 京太郎 「腹出して眠って風邪引くぞ…おい咲、起きろって…おい!」ユサッユサッ 咲 「う…うーん…………あ、おはよう京ちゃん…約束通り起こしてくれたんだね」ニコッ 京太郎 「そりゃ………咲に逆らったりした何されるか…」 咲 「良い心掛けだね、…顔洗ってくるから待っててね?」 バタン! 京太郎 「………さっきまで咲が寝て……ってバカか俺は!」 ガチャッ! 咲 「あ、そうそう…何か漁ったりしたら知らないからね?」 咲 「お待たせ京ちゃん…とりあえず簡単な物しかないけど食べてよ」 京太郎 「良いのか?悪いな…」モグモグ 咲 「夕飯の残りだけどね…美味しい?」 京太郎 「あぁ…イケるぜ…荷物も味が染みてて…」モグモグ 咲 「良かったぁ…ねぇ!これは?これはどうかな…」 京太郎 「卵焼きか…これは温かいしさっき作ったのか?」 咲 「そうだよ?食べてよ京ちゃん…ねぇ!」 京太郎 (なんか可愛い…) 京太郎 「…んっ!…美味しいな…混ぜたダシが調度良くて…」 咲 (そろそろ…そろそろ薬が効いてくるよね) 京太郎 「うまっ…い………」スースー 咲 「…作戦成功、まだまだこれからがお楽しみだよ京ちゃん」ニコッ … …… ……… 京太郎 (あれ…?確か咲と朝飯食ってて…それから…) 京太郎 「!!」ジタバタジタバタ 咲 「気が付いた…?…ふふっ」 京太郎 「咲…?何の真似か知らないけど目隠しと手足の紐を解いてくれないか?」 咲 「だーめ…ちゃんと楽しんでからじゃなきゃ…」 ナデナデナデナデナデナデ 京太郎 「―――ッ…!…朝から…するのか?」 咲 「そうだよ…?京ちゃんだって気付いてはずだよね…解ってて来たんでしょ?」 京太郎 「…ッ…はっ……」 咲 「そうそう…今、京ちゃんを虐めてるの…私じゃないんだよ」ニコッ 京太郎 「!」ガタガタガタ 京太郎 「…はっ、そんなまさか…っう…!」 咲 「ほら、私が京ちゃんのほっぺを撫でてても続いてるよね?」ペタペタ シュコシュコシュコシュコシュコシュコシュコシュコ 京太郎 「…ッ…!」 京太郎 (咲以外にされてるのか…?)ビクッビクッ 咲 「誰だろうね…京ちゃんが大好きな原村さんかな?」ニッコリ 咲 「それとも部長かな?…スパッツを手袋みたいにしてシコシコ擦ってるのかもね」ニッコリ 咲 「それとも優希ちゃんかな?好きで好きでたまらない京ちゃんと既成事実を作る為に…ふふっ」 咲 「もしかしたらお姉ちゃんかもね?…京ちゃんの初恋って私のお姉ちゃんだったもんね…ズルいなぁ…」 京太郎 (――――ッ…だ、誰なんだ…?) 咲 「目隠し…取って欲しい?」 京太郎 「…頼む…お願いします!」 咲 「じゃあ…今からその子が京ちゃんに跨がって始めるから膣内に出してあげて?…それからなら目隠し外してあげる」 京太郎 「そ、そんな事…」 咲 「その子は了承済みだよ?…それ以外に方法なんてないと思うけどなぁ…」 京太郎 「解った…!じゃ頼む…そうしてくれ…」 咲 「本当見境ないなぁ…じゃあ本番いっちゃおうか…」クスッ ズニュッ! 京太郎 「うわっ…!…あっ……す、すげぇ…なんだよコレ…」 咲 「京ちゃんの…誰だか解らない人の膣内に入っちゃったね?…どんな感じ?」 京太郎 「どうって…凄いとしか……ぶっ…う…!」 ズニュッズニュニュニュッズニュニュニュッ 咲 「そういう漠然とした感想じゃなくて……私とどっちが気持ちいい?」ポソッ 京太郎 「…ッ!!…はっ…そ、そんな事言える訳……ひっ……はぁ…」 咲 「言わないと京ちゃんの秘密…バラしちゃうよ?…勿論、正直に答えなきゃ駄目だからね」 京太郎 「…ッ…さ、咲……の方が……気持ちッ…良いっ…」 ジュプジュプジュプジュプジュプゥ 咲 「そっか…私の方が気持ち良いんだ?…ふふっ、負けじとスパート掛けてるね」 京太郎 「…ッ…!…すいません、……膣内に出します…本当すいません!…はっ……あぁっ…!」 ドクン!ドクドクドクドクドクッ! 咲 「ふふっ…どうだった…?」 京太郎 「…良かった…ただそれだけしか…」 咲 「約束は約束だもんね?…京ちゃんは誰に種付けしたのかな…ふふっ」シュルシュルシュルシュル 京太郎 (目が合ったらいの一番に謝らなきゃ…)ドクンドクン 和 「…おはようございます須賀くん」ニッコリ 京太郎 「の、和…!どうして…」ビッキーン 京太郎 「その…すまなかった…膣内に出したりして…」 和 「………ふふっ」 咲 「あははっ…嘘だよ京ちゃん、膣内に挿ってたなんて嘘」 京太郎 「…なっ!?」 和 「須賀さん、…これなんだか解りますか?」 京太郎 「…オ、オナホ…」 咲 「良かったね京ちゃん…でも京ちゃん的には微妙なのかな?」 和 「ふふっ…私としたかったんですか?」クスクスッ 京太郎 「…さ、咲…?…和…?」 咲 「京ちゃんは和ちゃんの事好きだもんね…したと思ったら本当はオナホだったんて肩透かしだよね」 和 「…だから泣いてるんですか…?」 京太郎 「…ッ…くそっ…」グスッグスッ 咲 「そんなに泣かなくても良いでしょ?」 京太郎 「…誰も関係ない人を巻き込んでなくて良かったから…安心したんだよ…」 咲 「京ちゃん、忘れてるみたいだけど…和ちゃんから手コキして貰ったんだよ?」 京太郎 「…ッ」 和 「ふふっ…須賀さん、私としてみますか…?」 京太郎 「…ッ!!!」ギシッギシッ 咲 「がっつきすぎだよ京ちゃん…和ちゃんはまだ『初めて』なんだか…」 和 「み、宮永さん…そんな事言ったら恥ずかしいです…///」 咲 「………あっ!」 咲 「和ちゃん、耳を貸して?」 和 「えっ…?…あ、そんな近付いたら…///」 咲 「――――して―――して―――するの、そしたら―――ってなるんじゃないかな」ニッコリ 和 「貴女は悪魔ですか…でも私的には大いにアリですね」 咲 「じゃあ京ちゃんは放置して二人でしよっか?」 和 「はい!」 和 「…宮永さん…///」 咲 「和ちゃん…///」 チュッチュッチュッパッチュルルッ 咲 「んっ…和ちゃんキス慣れしてないみたいだね?」 和 「…それは…///」 咲 「ふふっ…続きしたい…?」 和 「…それも良いですけど、…宮永さん耳を…」 咲 「え…?」 和 「―――を――――して―――してみては?」 咲 「ふふっ…和ちゃんって本当はかなりの変態さんだね」 和 「違います!…それに須賀くんも…」 京太郎 「…はっ…!…はっ…!…はっ!」 咲 「…しょうがないなぁ京ちゃんは」ニコッ 和 「ふふっ…次は私が相手をさせて貰いますね?」 京太郎 「の、和が…?…ッ…いやでも…」 和 「私の意思ですから…それに身近に『性欲異常者』が居ると落ち着いて麻雀が出来ませんし…」 京太郎 「…ッ!」 咲 「し、知ってたの…?京ちゃんが和ちゃんの私物を使ってたの…」 和 「気付きますよ…エトペンをずっと抱いてたら異変にくらい…」 咲 「あははっ…和ちゃん知ってたんだって…京ちゃんどうする?」 京太郎 「どうするって…」 和 「この状況下でも勃ったままですか…教育しなくてはいけませんね」 咲 「私も手伝うよ、和ちゃん!」 和 「少し怖いですけどね…宮永さん、痛みってどれくらいでした…?」 咲 「熱く熱した鉄棒でぐちゃぐちゃに掻き回されるくらい…かな」 和 「…ッ…素敵です」ゾクッ 咲 「の、和…ちゃん?」 和 「ゾクゾクします…須賀くん、…腰降ろしますね?」 京太郎 「はっ……!…あっ……!」 プニュッ!ニュルッニュルッ! 和 「――ッ…さ、流石にこたえますね…でももう少しで…」 ミチィッ!メチメチメチメチブチィッ! 和 「――いぎっ!……あ…っ…これで私も…」ブルブルッ 和 (宮永さんのベット…宮永さんのベットで破瓜を…これで私の証がずっと宮永さんの側に…)ゾクッゾクッ 和 「動きますね…?……はっ…あ…っ!…っ……ど、どうですか…?」 京太郎 「ッ…ふっ……イッて間が空いてないからかもしれないけど…敏感で…うっ…!」 咲 「京ちゃん…本当に気持ち良さそうだね…ふふっ」 和 「あっ…!…ひっ……今、良かったです…擦られてるようで…ひっ…んっ…!」 咲 「京ちゃん、私とどっちが気持ち良い?」 和 「…ッ…はっ…宮永さんですよね?…私、テクニックもないですから…あっ!」 咲 「京ちゃんは和ちゃんの事好きだもん…和ちゃんの方が…」 京太郎 「ッ…さ…咲の方が……うぅっ!…気持ち良い……あっ………あぁっ!」 ドクン!ドクドクドクドクドクッ 和 「―――ッ!…はぁ……最低ですね、私との行為の最中に他の人が気持ちいいと言って更には膣出しですか…」 咲 「それはあんまりだよ京ちゃん」 和 「教育ですね…よいしょっと…」ジュポッ 咲 「和ちゃん…?」 和 「須賀くん…口を開けて下さい」 京太郎 「…え?」 和 「…訴えますよ?」 京太郎 「……あーん」カパッ 和 「…んっ…はっ…」ヌチュヌチュヌチュ 咲 (あ、なるほど…京ちゃんが膣出しした精子を飲ませるんだ!) 京太郎 「んっ!…うぅっ…」 和 「吐いたりしてはいけませんよ?」 咲 「そうだよ…和ちゃんの言う通り飲んで?」 京太郎 「―――ッ………うぇっ…ぷ」 和 「…宮永さん、須賀くんを『飼う』のに私も混ぜてくれませんか?」 咲 「和ちゃんも一緒に?……なんだか楽しい事になりそうだね!」 京太郎 (俺は…これからどうなるんだ…?) 和 「須賀くん…楽しみですね、学校でも宮永さんと…ふふっ」 咲 「部長もなんだか怪しんでるフシがあるしいつバレるのかな」 和 「部長の事ですから須賀くんの悪行も気付いてるかもしれませんよ?」ゲシッゲシッ 京太郎 「はう…っ!」 咲 「京ちゃん、死んだ方がマシだって思うくらい楽しもうね」ニコッ 第一章・完
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前話 次話 京太郎インタビューその4 全国大会へとやってきた清澄高校。そしてSK君。 今回から全国大会中の様子を高スパンでお送りする予定の為、インタビューの様子を動画で配信する事となった。 それに合わせて、以前より問い合わせの多かったSK君の素顔の公表についても交渉し、これを受諾。 彼の身内と取材陣しか知らなかったSK君の端正な顔立ちが、今明かされる。 まずは動画配信、並びに素顔の公表を受け入れてくださって、ありがとうございます。 京太郎「はい。といっても、そんなに需要があるとは思えませんけどね。このインタビューって、基本的にうちとかの女子選手達の裏側が知りたい人が見るものでしょうし」 ……需要しかないから問い合わせが殺到したのですが……まぁいいでしょう。 京太郎「それで、今回はどんな話をしましょうか」 それではまず気になった事なのですけど……気を悪くしないでくださいね? 京太郎「はい?」 良く来られましたね? 京太郎「? と言いますと?」 いえ、基本的に大会での遠征となると、選手や監督、コーチくらいのもので、それ以外の応援する部員となると、それこそ大手の学校になるのですよね。 京太郎「あ、あーそういう話ですか」 S君一人分にしても遠征費は馬鹿になりませんし、男子となるとまた別で部屋を押さえる必要があるので、それだけのお金を学校から出してもらえたということに……まさか自費ではありませんよね? 京太郎「それは無いですけど……うーんと。聞くところによると、どうやら学校としては元々俺も付いていかせるつもりは無かったそうです。理由はさっき言ってた通りで」 では、何故? 京太郎「俺ももっともな理由だと思ったんですが、部長がそれについて先生方に抗議したらしくて」 部長さんが、ですか? 京太郎「はい。なんでも「何言ってるんですか! S君がいなかったら咲は広い東京で迷子のまま帰って来なくなりますし、優希はエネルギー切れで行き倒れますし、和なんか道行くわるーいお兄さんに連れ去られて行方不明になるでしょーが!!」とか」 後輩達に対する信頼がまるでありませんね……。 京太郎「心配なんだと思いますよ。かくいう俺も同じ所で心配ですから。そんな訳で、応援兼ボディガード兼マネージャーという形で一緒に東京来る事になりました」 成程。 京太郎「咲は東京に着くまでの駅でも何度か迷子になりますし、優希は遠征に思ったより時間が掛かったせいでエネルギー切れて自分で歩かなくなりますし、和は俺と一緒にいる時にも遠目でジロジロ見られてたみたいで、付いてきて正解だったな……とは思いましたね……」 それはまた、予想を裏切らない方達ですね……。 東京に来た事はありますか? 京太郎「無いですねー。今の時代、電車やら新幹線やら飛行機やらでどこでも行けますけど、特別用が無いとそれだけの時間と金を掛けて出掛ける事無いですし」 長野から出た事も無い? 京太郎「いえ、家族旅行とか修学旅行とかではありますけど……、東京方面に行った事は無いかな」 どうですか? 東京に来てみて。 京太郎「圧巻、ですよね。色んな建物が所狭しと立ち並んでますし、何より人が多いのなんの」 初日にして東京の洗礼を浴びましたか。 京太郎「そうなりますかね。で、初日の昨日は遠征ってのもあってみんなは旅館で休んでました」 みんなは? 京太郎「俺も疲れてましたけど、みんな程じゃなかったし、ちょっと休んだらじっと落ち着けなくなって、周りの地理を把握する意味でもと思って散歩したんですよ」 迷子にはなりませんでしたか? 京太郎「旅館の名前やらはメモってたので、地図アプリを開けば場所は分かりましたから、特に問題ということは無かったですね。咲とは違うのだよ! 咲とは!」 それ以上は宮永さんに怒られそうですが。 京太郎「あいつ麻雀絡ませない限りは怒っても大して怖くないですしねー。で、テキトーにその辺をほっつき歩いてたら、「あ! え、S君だ!」って突然声掛けられまして」 目線を入れない素顔の公開は今回が初なのに、掛けられたんですか。 京太郎「ええ。誰だ? と思って見てみたら穏乃……阿知賀女子の高鴨穏乃でして」 阿知賀女子のというと、奈良県代表高校の? 京太郎「ええ。そういや雑誌でそんな高校もあったな、と」 穏乃……というと。 京太郎「あー。まぁ話してる内に思いの外仲良くなった、というか。その時は向こうも礼儀正しくして、「あ、あの! 私麻雀部で、奈良県から出場してる高鴨穏乃って言うんですけど! 長野で清澄高校のS君ですよね!?」って聞かれまして」 前から思ってましたが、物真似上手いですよね。 京太郎「そうですか? それで、そうだけどって返したら、どうやら和の昔の友達らしくて」 ほほう。意外な所に接点が。 京太郎「他にも和の友達がいて、今の和について聞きたいからっつって阿知賀の人達が泊まってる部屋に案内されまして」 ホイホイと連れ込まれてませんかそれ。 京太郎「まー普通なら警戒するとこでしょうけど、毒気が抜かれるというか危機感を持つだけアホらしいというか、これで騙されてたら俺の見る目を一生信用出来ないってくらい無邪気だったんで。大人しく連れていかれました」 それで、連れ込まれてからどうなりましたか? 京太郎「一応俺を連れてくるっていう連絡は事前に入れてたみたいで。部屋に入った時に紙袋を被った人に「ふっふっふ、良く来たのですSK君!」って出迎えられました」 紙袋。 京太郎「頭を覆い隠してた紙袋の穴から長い黒髪が伸びてましたし、他の特徴と阿知賀女子の人ってのと照らし合わせて正体は松実玄さんってのはすぐ分かったんで、指摘したら「はうっ!? な、なんで分かったの!?」って言った後にハッとして「ち、違うよ!? 私は謎の覆面女子高生MK! 奈良県代表阿知賀女子麻雀部先鋒で、旅館を経営してる松実家の次女で、ドラ保有率100%故に阿知賀のドラゴンロードと呼ばれている松実玄ちゃんではないのです!」なんて取り繕い始めまして。隣にいた鷺森さんに「玄。余計な事までバラしてる」ってツッコまれてました」 なんでそんな奇天烈な行動を……。 京太郎「さぁ……? ともかく正体バレバレなのが分かると松実玄さんは紙袋脱いで、阿知賀女子の四人の人と自己紹介しました」 四人、ですか? 五人ではなく? 京太郎「一人は男性慣れしてないとの事で布団に包まってました」 布団に包まって。 京太郎「……まぁ男慣れしてる人ってのは一人もいませんでしたが、特にって感じで。あと監督もいたそうなんですが、その時は席を外してましたね」 それで、その四人と原村さんについて? 京太郎「いえ、和の友達は五人の内三人で、内一人は包まってたので、穏乃と玄さんの二人と、ですね」 玄さん? 京太郎「あー。姉妹で一緒にいたんで、松実さんだと混ざるからって名前呼びするように、と」 阿知賀女子の方と仲良くなるスピードが尋常じゃないですね。 京太郎「俺も結構なものだと自負してますが、向こうも向こうでコミュ強でしたからねぇ……」 彼女等の部屋にいる間はその二人とずっと原村さんについて語ってたのでしょうか? 京太郎「それがそうでもなくて……しばらく話してる内に、話の流れで玄さんが「ええ!? S君、おもちに触った事無いの!?」とか言い出しまして」 おもち? 京太郎「直訳すると女の子の胸の事です」 何故そんな話の流れに……。 京太郎「なんだったかなぁ……。和は今あれだけ大きいけど、小学生の頃から凄かったんだよーって玄さんが語り始めたからだったような」 それで、それから松実玄さんが胸…………おもちについて語っていたんですか。 京太郎「いや、そこからは話すぐ終わったんですよね。……いや終わらせられたというか……」 というと? 京太郎「俺が触った事ないです、と返したら玄さんが「それは勿体無い! 大丈夫なのです! おもちは友達! 怖くないよ! ほら!」とか言って、俺の手を掴んで自分の胸を鷲掴ませまして……」 え。 京太郎「俺が呆気に取られて何秒かぐいぐいさせられたら、玄さんも自分のやってる事に気が付いたんでしょうね。一気に顔が真っ赤になって弁解らしき言葉を口にしようと」 かなりおばか…………勢いで生きてる方なんですね。 京太郎「あまり包めてませんよオブラート」 ちなみに鷲掴んだ感触は如何でしたか? 京太郎「………………………………ノーコメントで」 京太郎「で、なにか言葉になる前に新子さん……包まってた人ですね。が、「くーーーろーーー……?」って、笑顔で怒ってる感じで玄さんの後ろに立ってまして」 いつの間に出て来てたんですか。 京太郎「俺達が話してる内に顔だけはちょこっと布団から出してたのは見えてましたね。で、それ見て怯えた玄さんを「逆セクハラ娘は出ていきなさい!」つって部屋から蹴り出してました」 先輩に容赦がありませんね、新子さん。 京太郎「幼馴染みだと年の垣根ってあって無いものかもですね……。それで、閉め出された玄さんが部屋の外で「お、お゛ね゛え゛ぢゃああああん!!」って泣き叫びながら、何故か部屋から遠ざかっていって、その後で宥さん……姉の方の松実さんが「く、くろちゃー……」つって追いかけてって、まず松実さん二人が部屋から消えまして」 まず? 京太郎「その後、新子さんに助け舟出してくれた事にお礼を言ったら、聞いたことの無い悲鳴? を上げられまして」 悲鳴? ……具体的にはどのような? 京太郎「確か「ふきゅ!」だったかな?」 また新しい悲鳴ですね……。 京太郎「そんでまくし立てるように穏乃にあれこれ言った後、新子さんも部屋から出て行っちゃって、俺と穏乃と鷺森さんの三人が取り残されました」 それで、その場はもう解散となった? 京太郎「俺はそうかなと思ったんですが、穏乃的にはそうでなかったらしく、ちょっと言い辛そうな感じでもじもじしてたんですよ」 おや、面白そうな反応が……。 京太郎「俺がどうした? って聞いたら穏乃は意を決した感じで「あ、あのね!」つって」 これは、まさか……!? 京太郎「「S君ってドラゴン○ール読んでる!?」って」 ズコーッ! 京太郎「うわっびっくりした! なんですか急に顔面スライディングして!」 い、いえ……思ってた反応と違ってたもので……。 767名無しさん@お腹いっぱい。2021/07/01(木) 17 45 44.38ID PTFFyHFK0 京太郎「まぁ俺も唐突! とは思いましたけどね。どうやら穏乃ってドラゴ○ボールの大ファンなんですけど、周りにそういうの語れる人がいなかったらしくて。男で同年代で和の友達の俺ならもしかしたら、って思ったらしいです」 同年代の男の子ならともかく、原村さんの友達は関係あるんでしょうか……。 京太郎「ある程度信用出来る男って意味なら、あるかもですね」 それで、S君は読んでるんですか? ドラ○ンボール。 京太郎「そりゃあもう。漫画は読破してますし、アニメもDVDが全部家にありますし、ゲームも全部とはいきませんが古いのから新しいのまで揃ってます」 かなりのファン度ですね。 京太郎「穏乃はゲームこそ無いものの、数あるド○ゴンボール映画をコンプリートしてましたよ」 そうなると、とても話が合ったんじゃないですか? 京太郎「そうですね。俺は男友達にもファンはいますけど、穏乃はそうじゃなかったんで、今までに語れなかった分を語り尽くそうって勢いで話してました」 その流れで下の名前呼びになったんですか? 京太郎「ええ。そろそろ帰らないとって時間になって、語り足りないし連絡先交換しようっつって、その時に」 東京初日で女の子の連絡先ゲットしたんですね? 京太郎「言い方!」 では、最後になにか一言。 京太郎「東京でオススメの、テイクアウト出来るタコスが売っている店を知っている方がいらっしゃれば、どうかコメントの方お願いします」 晴絵「…………私がいない間に何やってんだあんたら」 穏乃「いやーごめんなさい! 初めての東京でテンション上がって、その辺をダッシュしてたら京太郎君ぽい人見掛けちゃって! 確認したら本物だったからそのまま連れ込んじゃいまして!」 晴絵「いやそれもだけどさぁ……見ず知らずの男を部屋に招くとかさぁ……」 穏乃「? 和の友達だし、見ず知らずじゃないですよ?」 晴絵「そーなんだけどさぁ……」 灼「ハルちゃん。穏乃には何言っても無駄……」 憧「しずもしずだけど、玄も玄よ。なんであんなに恥を晒したわけ?」 玄「言い方酷くない!?」 灼「須賀君が部屋にいる間、ほぼずっと布団に包まってた憧も大概だと思……」 憧「そ、それは仕方ないでしょーよ! 部屋でだらだら過ごしてたらいきなりしずから連絡来て「S君見つけた! 今そっちに一緒に向かってるー!」とか言うのよ!? 心の準備ってものがあるでしょ!?」 穏乃「でも憧、雑誌で京太郎君の写真とかコメントとか読んで、「ふーん。まぁ、悪い奴じゃないかもね」とか言ってたし、男の子苦手な憧でも大丈夫かなって思ったんだけど」 憧「……違うのよ……悪い奴どころか、本物見たら超タイプだったのが問題なのよ…………」 穏乃「へ?」 憧「と、とにかく! どーすんのよ玄。あの時の事が知られて、アンタこれから「初対面の男に胸触らせた痴女」って事になるんだけど?」 晴絵(動画のコメントだと「勢いで胸触らせちゃうおばか女子高生」って感じだけどな……) 玄「痴女!? ち、違うよぉ。私本当にそんなつもりなくて……」 憧「和だってそんなつもり無いけど、ネットじゃ「長野が生んだエロの化身」とか呼ばれてるわよ。そこ行くと玄は「奈良が生んだエロの化身」になるわね」 玄「うぇぇん! そんな渾名つけられたらもうお嫁に行けないぃぃぃ!!」 灼「そしてそんな化身と一緒に出場する私達……」 憧「言うな……言わないで…………」 玄「おねえちゃぁぁぁん!!」ビエー 宥「だ、大丈夫だよ玄ちゃん。その時は、ほら。責任を取ってもらう? って事で……」 晴絵「逆セクハラした立場でそれは難しくない……?」 穏乃(今度は和や清澄の人達とも一緒に話せたらいいなー) ちなみに、公表されたSKの素顔に注目が集まったので、阿知賀女子麻雀部の事柄はそれ程話題に挙げられなかったという。 カン 前話 次話
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642 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 00 12 59.02 ID moClIqHco 【帰り道】 和「……」 京太郎「……」 和「……」 京太郎「……あ、あのさ」 和「は、はい」 京太郎「まだ時間大丈夫か?」 和「時間ですか?……えっと、まだ大丈夫だと思いますが」 京太郎「だったらその……うちに来ないか?」 和「はい……はい?」 京太郎「へ、変な意味じゃないぞ?折角だし和にネトマとか勉強をちょっと教えて貰えないかなと思ってだな!」アセアセ 京太郎「駄目なら駄目で良いんだ。ちょっと言ってみただけだからさ!」アハハ 和「……凄く言い訳っぽいです」ジトーッ 京太郎「うっ……」 . . . . . /. . . / / ヽ 、 . . 寸三ニ7 /. . / / / ! .| ゙、 ! . . 寸三} /. . //! ! ,' . .| . | ! ヽ l | . . . ゙ニ7 / . . Ll-┼┼-l、 | .!|ヽ,r|''T ーt、 ├'ヾ、 ,'. .´!.! | ∧ | l.| ! ,'| .l || | ! || | .l ! ヽ、 l{ |!| i' ヾ |! |/,'/| /|! |/|' | ./!| .,イ .i! i! l|ヽ | ┳━┳━/' / /./'┳━┳' イ /,' ,'| ノ .i! lヽl ┃//┃ /'´ ┃//┃ イ'l/ ,イリ | ‘ ━ ’ ‘ ━ ’ ' // | | ,' ´ ! . .! ・・・・・・・・・ L """ ' """ | | . .l ト.ヽ イ l . ∧ |ヽ|ヽ ⊿ .ィ´ ! i . . .゙、 ト、l} ` _ _ .... チ .,' λ ! . . . ト、 ゙、/ 7"/' .,' ./ / | ! . .ト、゙、 . lヽ ,'-.、_ / ./!,' .! .| . . .l ヾ. . . ゙、 \ ∧ -. _//' ! .| . ! l lヽ . . . . ヽ、 `ヽ ヽヽ |!`! | ! . | リ 和「……良いですよ」 京太郎「へっ?」 645 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 00 27 27.72 ID moClIqHco 和「行っても構いませんと言う事です」 京太郎「ほ、本当に?」 和「お招き頂いたのに無下に断るのも申し訳無いですし」 和「……それに私もちょっと興味有りますから」ボソッ 京太郎「っし!」グッ 京太郎「そう言う事なら善は急げだ。レッツゴー!」 和「あっ!ちょっと待って下さい!私、須賀君のアパート知らないんですから!」 【アパート:部屋】 京太郎「ここが俺の部屋だ。ちょっと汚いかもしれないけど、我慢してくれ」 和「お邪魔します」 和「…………」キョロキョロ 京太郎「ど、どうかしたか?」 和「いえ……男の人の部屋に入ったのは初めてなので」 和「それにしても、凄く綺麗ですけどどなたか掃除を?」 京太郎「いや俺がしてるけど」 和「なるほど……」 和「もっと汚いイメージが有ったのですが、男の人の部屋って案外綺麗なんですね」 和「他の人もそうなのですか?」 京太郎「さぁ?俺もあんまり他人の部屋は見たこと無いから、これが普通だと思ったけど……」 京太郎「よく言われるんだよなそれ。よっぽど女の子って、男の部屋=汚いってイメージが有るのかね?」 和「……他の女の子が来た事が有るのですね」ジィーッ 京太郎「はうあっ!?」 京太郎「あ、いやその……色々あってだな!」 和「……まぁどうでも良いですけど」プイッ 京太郎(……その割には怒ってるような) 646 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 00 41 40.45 ID moClIqHco 京太郎「あ、喉渇いただろ?」 京太郎「コーヒーが良いか?それとも紅茶?」 和「……須賀君と同じものがいいです」 京太郎「へっ?」 和「!///」 和「間違えました!須賀君と同じもの“で”構いません!」 京太郎「お、おう」 京太郎「じゃあ少し待っててくれ」 和「はい///」 和(ううっ……緊張して変な事を言ってしまいました……)ドキドキ 和(心を落ち着けないと……)スーハー 和(それにしてもやっぱり男の子の部屋ですね。綺麗なように見えて所々乱雑ですし) 和(……あれは何でしょう?) 649 コンマ判定(コンマ反転) 01~31 こ、これは/// 【えっちな本(巨乳)】 32~71 ふむふむ。ちゃんと勉強してるのですね 【麻雀の本】 72~98 ……これは 【えっちな本(貧乳)】 ぞろ目44以外 和の写真 ぞろ目44 自分の写真 651 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 00 56 14.80 ID moClIqHco ふむふむ。ちゃんと勉強してるのですね 和「ふむふむ。ちゃんと勉強してるのですね」パラパラ 和「正直、あまりにもそういった素振りを見せないので少し心配してたのですけど」 和「でも偶に涎の跡らしきものが有るのが不安ですが……」 京太郎「おまたせ……って何見てるんだ?」 和「ちゃんと勉強してたみたいで安心しました」 京太郎「あー……うん。勿論じゃないか」メソラシ 和「……やっぱり不安です」ハァ 京太郎「い、一応最初から最後まで見たぞ?」 京太郎「……見ただけだけど」 和「だと思いました」 和「分かりました。これは本当に特訓が必要ですね」 京太郎「えっ?」 和「さぁ端末を起動してください。ネトマをやりましょう」 京太郎「お、おう」 京太郎(……あれ?本当はただ部屋に招くだけの口実だったのに) 654 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 01 08 42.20 ID moClIqHco 【数分後】 和「だから違います!どうしてここでその牌を切るんですか!」 京太郎「いやだって多分大丈夫だし……」 和「あとその刻子は崩して雀頭にするべきです」 京太郎「これは後々槓出来るから置いておかないと」 和「……その赤は?」 京太郎「だってこれ切るとさむいから……」 京太郎「あ、それロンと」 京太郎「これで終了だな」 和「………………はぁ」 京太郎「ど、どうした和?そんな深いため息をついて」 和「はっきり言って、須賀君の麻雀が全く理解できません」 京太郎「ええっ!?」 和「危険牌は躊躇無く切りますし、赤に固執するかと思えばそうでもなく、やたら槓しますし」 和「なのに相手がなかなか聴牌まで持っていけなくて、相手の捨牌を予測したかのような待ちをしますし」 和「……私の常識では考えられません」 659 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 01 21 57.73 ID moClIqHco 京太郎「そうは言っても今までこれでやってきたし……」 和「……須賀君も咲さん達と同じなのですね」 京太郎「そうかな?」 和「咲さんも私には理解不能な打ち方をしますし」 和「オカルトを使う人の考え方はよく分かりません」 京太郎「と言っても和の方がランキング上じゃないか」 和「……あれはあくまで全体的な評価です」 和「私と咲さんが直接戦った場合、咲さんの方が上ですから」 京太郎「そうなのか」 和「……まったく。私のようなデジタル派には本当にやりにくいです」 京太郎「あ、でも俺一応デジタル出来るぞ」 和「え?」 京太郎「と言ってもあんまり打った事無いから正しいのか分からないけど」 京太郎「ま、ちょっとやって見せるから見ててくれ」 和「はぁ……」 665 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 01 36 02.21 ID moClIqHco 京太郎「ポン」 京太郎「チー」 京太郎「ロン」 京太郎「……よし。これで逃げ切ったな」 京太郎「――とまぁこんな感じなんだが、どうだ?やっぱりおかしかったか?」 和「……」 京太郎「……和?」 和「信じられません」 和「先ほどまでとはまるで別人のようにキッチリオリたり、鳴きを使って効率よく聴牌まで持っていってますし」 和「多少甘い所が有りそうですが、ほぼ私の考えと遜色有りません」 和(……と言うより何処かで見たような鳴き方なのですが、誰でしたっけ) 和「……一体どう言う事ですか?」ジトッ 京太郎「どう言う事と言われても、こう言う事としか……」 京太郎「俺にもよく分からないしな」アハハ 和「…………はぁ」 和「麻雀止めたいです」 京太郎「ええっ!?」 666 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 01 59 05.38 ID moClIqHco 和「まぁ冗談ですけど」 和「でもこれだけあっさり色々見せられると自信無くします」 京太郎「いやいや、他の人から見れば和も大概だと思うが……」 和「む。一応、私はこれまで努力して勉強してやってきたという自負が有ります」 和「なのに、ほとんど勉強してそうにない須賀君にここまでやられてどう思います?」 京太郎「どう思います?と言われてもなぁ」 和「悔しいのと同時に、何だかやるせない気持ちになったりして……」 和「いえそうじゃないですね。今の須賀君の事だけじゃなく、オカルトを使う人を相手にするとよく思うんです」 和「努力しても無駄なんじゃないか――って」 京太郎「和……」 和「だってそうじゃないですか、こっちがどれだけ効率や確率を重視してもそれをいとも簡単に捻じ曲げるのですから」 和「私のやって来た事を全否定される気持ちなんです」 京太郎「……」 和「――と言う事を最初思ってました」 京太郎「へっ?」 和「ですが、色々対局してきて分かりました」 京太郎「な、何が?」 和「――オカルトは便利ですけど、全能では無い……と言うことです」 和「確かにオカルトは確率を操作します」 和「ですがそれにも限界がある……いえ麻雀だからこそ限界が有ると言うべきでしょうか」 京太郎「どう言う事だ?」 和「つまりオカルトを使う人が居たとして、その人達は何故天和が出来ないのでしょう?」 和「どうせ確率を無視するならその方がよっぽど良いじゃないですか」 京太郎「それは……そうだな」 667 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/09/30(火) 02 06 48.14 ID moClIqHco 和「それが出来無いと言うことは、彼らにそこまでの力は無いと言うことです」 和「あるいは出来たとしても、何かしら条件を整える必要性が有るのでしょう」 和「つまり――和了するまではどんなオカルトも普通に打っているのと同じと言う事です」 京太郎「まぁ確かに」 和「それを究極的に突き詰めていくと、結局私が観測できない以上それがオカルトかどうかは分かりません」 和「だから私はこう思うことにしました――」 __ ‐ ''" ̄ ̄ `゙' ..、. | . / .' , ≠ / ∨゙\ | _イ. / / ハ 、 、 、 r‐┴| く イ / / / / Χ./ .} 八 .| ! . .| ! | .ノ { { / |/レ|ィ心≧ |/ .ィナ什ノ L...ノイ.、. //|', (,| .ヒ リ゙. ′ 匕 リレ∨ |\冫 // ハ ', `'-'゙ ハ . レイ / ノ ∨ ヘ __ ,≠ヽ', ト、 ,./ /._,.-∨ _丶 _ . イ ∨ .! \. , '>.-‐''二>''.´\ ,.二つ ̄ ̄ ̄二>. ', ', \ く く//__.ハ .i\.ヾ{_ _ _ __ミ、__ マ ヾ、 ゝ. ,' .\ .{| |─、U (/゙ .二⊃|ヽ\ { | |.、 マ ..'., ヽ >ー - 、 { .\_.>‐ "  ̄ ゙̄´!. .∨\\| | }. ',. ', ..'., × ヾ ∨ ├──.! / マ ┐ // k.} マ ...'.,  ̄ ヾ´. ∨ \. |.Y. ヾ.__{_/彡Χ ', .'.,. マ ー┤| ,' ∨゙| \ ∨ \ \_ イ! | ∨、 \ ' , . \ ∨.', } ヽ ∨ .\ ヾ. ∨.' , / ,' ノ. .\ ノ \ 和「そんなオカルトありえません――って」 691 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 00 25 51.80 ID aJpPu1L8o 和「そう思う事で気持ちが楽になったんです」 京太郎「なるほど……」 和「まぁそのせいで窮地に立たされる事も有る訳ですけど」 和「……だけど私は信念を曲げるつもりはありません」 和「だって相手が誰であろうと、誰よりも確実に打ち誰よりも早く和了れば良い訳ですから」 和「そう思いませんか?」 京太郎「んー、まぁ言うは易く行うは難しだけど和なら出来る気がするぜ」 京太郎「何せ麻雀してる時の和は凄く魅力的だし」 和「なっ!?///」 和「……でも私って須賀君から見て魅力的に見えるのは麻雀してる時だけですか」ジィーッ 京太郎「いやいや!そう言う意味じゃなくて普段から魅力的だけど、麻雀してる時は更に魅力的になると言うか!」アセアセ 京太郎「凛々しさと綺麗さと強さを兼ね揃えた……みたいな?」 和「!///」 和「な、何言ってるんですか!///」 和「……でも冗談だとしても嬉しいです///」 京太郎「本当だって!だって俺、和の事――」 和「私の事?」 京太郎「……和の事、す、す、す――」 和「す?」 京太郎「――素敵だなーって!」 和「ありがとうございます」 和「でもあまり言うと本当にお世辞のように聞こえますよ?」 京太郎「ご、ごめん……」 692 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 00 35 36.15 ID aJpPu1L8o 和「でも私も須賀君の事――」 京太郎「俺の事?」 和「す、す、す――」 京太郎「す?」 和「凄く頼りになると思います!」 京太郎「お、おう。ありがとな」 和「……いえ」 京太郎「…………」 和「…………」 京太郎・和((凄く気まずい……) 693 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 00 57 56.20 ID aJpPu1L8o 京太郎「え、えーっと……そうだ!」 京太郎「次は勉強教えてくれ。もうすぐテストだし」 和「わ、分かりました」 【数分後】 和「つまりここは式を当てはめて解を導くのですが――」ムギュッ 京太郎(う、うぉぉぉぉぉぉ!!) 京太郎(せ、背中にのどっぱいが!!) 和「――と言う事でこうなるのですが……って聞いてますか?」ムギュッ 京太郎「お、おう……ごめんあんまり」 和「もう。駄目ですよ、ちゃんと聞かないと」 京太郎「ご、ごめん」 京太郎(のどっぱいが気になりすぎて集中出来ねぇんだよぉぉぉぉぉぉ!!) 京太郎(……って言えたらなぁ) 京太郎「あ、そうだ」 京太郎「 696」 コンマ判定 01~29 飲み物お代わりいるか? 30~69 出来れば前で教えてくれると有りがたいんだが…… 70~98 ……何もないです ぞろ目44以外 【ラキスケver2.0】取得 ぞろ目44 破魔矢発動 703 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 01 06 54.18 ID aJpPu1L8o 【ラキスケver2.0】取得 京太郎「飲み物お代わりいるだろ?淹れてくるよ」スクッ 京太郎(あ、やべっ。慣れない正座で座ってたから足が痺れて――)フラッ 京太郎「和!危ない!」 和「えっ?」 ドシーン 京太郎「……ててて」 京太郎「大丈夫か?ごめん、和――」モミモミ 京太郎「――ん?」 _ - ─-ュ..  ̄  ̄"`、ヽ、 ___ ヽ `、 __ _, '" `` 、 ヾ'、 _____..--─'''` 、 _, - '" `` 、 // ̄``ヽ _, `--─''''' __ヽ,,_ ~~'ゝ、 _, ' `ヽ_ __, -――一‐-ァl‐'"´ ̄`゙゙゙''─-.._ ___yr一゙゙゙ヘ、_ ニ___ュヘ_ ., '゙´ ``ヽ _, -'乃フ >'´ _,r゙ニニ=-、 `゙.ァ''"⌒゙`ー--..、_ヽヽj///, ''´ { / / // ', ´ | / .j'フ'´ '´ -=ニ二勹ヽy-┘  ̄`¨゙'゙´ ,ィソへ 〃/イ ト、 _ ャ.、 ヽ、 '、 ヘl ..l厂゙゙゙`ー'゙`h ヾ``ヲュ,へ〃.} } ./ j ', ..√r‐゙ !ャ'`ヽ ヽ 卜 ¦ , -'" ̄`` .ュ、 ノ }ヾ゚τト.}.ノ`ノノ / / ', ./ ヾ`゙ ゙゙Zニ} ヽ、 ` _,,..‐'_, -'"´ ̄´`''ー..、 _ィ'´ ,' ``'゙.〃 // / / ,' .〉 _..┘ `ヽ、 _., ‐' ン'''"⌒ ー-、 ..=== 、 _..rー''.7 / 〃/// / / .y‐'´ `` ,.、_ , '7 / ´` , '"/ヾ¨´ / ,. '´ '"イ// / / / / / _,' ` 、___..,.'゙ | 亅 ,'/ ! ___,' .,'゙ ヾゝ. ´ ヽ、 才/_,/ / トヽ / / __. --─==''''''゙゙゙゙ l | .| _〃 ,rニ二ニ___ ノv=‐-_ _}i-=‐ヾ__/ iリ / / _,_-'" __, --ァ'゙ ̄ ̄ ̄ '''、 l | / ``.ヽ ̄ ` `ヾ レ゙ 厂"ヽ、_./ , '" 广フ / ヘ、│ | ___ / ___ヽ _ ">へ、 ` ‐v'" ゙ヽ___ l厂フ / ,'゙ / ; -‐'´ `┤ ..|''  ̄´ ,′ _.. ‐''~~` `゙'ヾ二_.., - '´ __/"=-v'`i'゙iヘヾニ二ゝ、 .〉-- ゙厂ゞ / / /l | . . . . __..........ト一."´ __, - ‐'''⌒`ヽ_____..-‐゙゙ `{ j .| 卜 { ./ / ;.ァ'゙ 厂,へ_r一'' ̄ ̄ . ____.., 一' l .゙j | t'、 ヽヽ { }¨7 厂ノ √ ̄`ヾ`¨`'ヾ=-、__..=‐"~~ ̄ ̄ _ _,, ,.゙ --──<二ノ  ̄ヽヽヽ- ∥ .レ゙ / ./ )'‐'ー、_  ̄' -__  ̄,rァ _ノ'´ , ゙____ | .レ゙ / _ィ'二 -‐_'"./'゙゙’ _丿ヽ`゙゙''ー-.._ ``ヽ_ ,r'l宀--、____._ィ゙ ヽ / _____rナ' ̄ __‐'゙´</ j゙ ¨ヾニ_ "゙'=-_ .し┘ | ヽ、 ヽ _√ `゙<二  ̄ j 丿 ゙゙''ー-.._,厂; / | ヽ、 } ∠_ -一‐-.._ "^'''''''7 / 、``< 〉 ゙ ゙ / i | 、 i ヽ、__________,,..---一 '"´ j ./ `.ー--..../ _,' ヘ .`〈 / i i | ト、 i ヘ ヽ ヾ _/ | { ヘ 亅 ; イ,ィ { i | | | .ヽ i ヘ ヽ ヘ 和「う、う~ん……」 706 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 01 20 02.84 ID aJpPu1L8o 京太郎「あわわわわわ……」モミモミ 京太郎「や、やっちまった!」モミモミ 京太郎「ってかこの状況で俺が掴んでいるこれは……」モミモミ 京太郎「の ど っ ぱ い !?」モミモミ 京太郎「……」モミモミ 京太郎「…………」モミモミ 京太郎「…………はっ!?」 京太郎「駄目だ駄目だ!意識が無いのを良い事にこんな事をするなんて!!」モミモミ 京太郎「確かに触り心地、手のひらに余るボリューム、柔らかさ……」モミモミ 京太郎「どれをとっても最高だけど!!」モミモミ 京太郎「だからと言ってこんな事をしちゃ駄目なんだ!!」モミモミ 711 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 01 33 29.39 ID aJpPu1L8o 京太郎「俺は絶対そんな卑怯な男にはならない!!」モミモミ 京太郎「――なのに抗えないこの魔性ののどっぱい……」モミモミ 和「……う、う~ん」 714 コンマ判定(コンマ反転) 00~30 ……何してるんですか? 31~70 ……須賀君? 71~99 いまだ目覚めず 719 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 01 52 09.27 ID aJpPu1L8o いまだ目覚めず 和「……う、う~ん」 京太郎「!?」ビクッ 和「…………すぅすぅ」 京太郎「……ほっ」 京太郎「いや安心して良いのかわからねーけど」 京太郎「……それにしても」ジィーッ 和「……」 京太郎「やっぱ、和って可愛いよなぁ」 京太郎「頭も良くて麻雀が強くて、おっぱいも大きい――」モミモミ 京太郎「正直彼女に出来たら凄く良いと思うけど……」 京太郎「俺と和とじゃ全然釣り合わないしな!」アハハ 京太郎「……自分で言ってて虚しくなるけど」 京太郎「でももし和が他の男の物になったら……」 京太郎「……嫌だよなぁ」 京太郎「でもだからと言って告白しようとするとヘタレるし……」 京太郎「あー俺はどうすればいいんだ!!」モミモミ 723 コンマ判定(コンマ反転) 00~20 ……何してるんですか? 21~80 ……須賀君? 81~99 いまだ目覚めず 728 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 02 10 31.62 ID aJpPu1L8o いまだ目覚めず 京太郎「と言う所で都合よく起きて……なんて事は無いか」モミモミ 京太郎「逆に言えば神はこう言っている――のどっぱいを堪能せよ……と」 京太郎「と言う訳でこうなりゃやりつくしてやるぜ!!」 京太郎「まずは鷲掴み!」ワシッ 和「ん……」 京太郎「流石に大きすぎて俺の手では全てを掴む事は出来ないか……」 京太郎「だが弾力を感じることは出来た」 京太郎「次は持ち上げる!」グッ 和「……はぁ、んっ」 京太郎「やっぱり凄い重量だな。そりゃこんなもんが胸にぶら下がってたら肩こりも酷いだろう」モミモミ 京太郎「おもちを支えるバイトとか有ったら金払ってでもするのに」モミモミ 和「んっ……ふぅ」 京太郎「最後は勿論!」 731 1.生のどっぱいを拝む (コンマ70以下なら目覚める) 2.生のどっぱいを触る (コンマ80以下なら目覚める) 3.直接吸う (コンマ90以下なら目覚める) 4.……これ以上は駄目だ 5.その他(内容併記) 735 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 02 31 26.03 ID aJpPu1L8o ……これ以上は駄目だ 京太郎「……これ以上は駄目だ」 京太郎「散々やってきて今更だが、流石にこれ以上は和に対して申し訳なさ過ぎる」 京太郎「意識が無い事をいい事にやりたい放題やって、最低じゃないか!」 京太郎「好きでもない男に体中まさぐられて、良い気持ちなんか絶対しないだろうし……」 京太郎「……自首しよう。そうしよう」 京太郎「何年ぐらいの刑になるか分からないけど、きちんと罪は償わないとな」 京太郎「和……本当にごめん」 和「…………何を謝ってるのですか」 京太郎「はうっ!?」 京太郎「の、和……気が付いたのか?」 京太郎「大丈夫か?怪我とかないか?」 和「……はい。少し頭が痛みますけど」 京太郎「良かった」ホッ 737 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 02 42 49.78 ID aJpPu1L8o 和「それでさっきは一体何を謝っていたのですか?」 京太郎「えっ?いやそれはその……」アセアセ 和「……」ジィーッ 京太郎「だから、あのですね……」アセアセ 和「……」ジィーッ 京太郎「……実は――」 【数分後】 和「――つまり私が気絶したのを良い事に散々触ったと」 京太郎「……はい」 和「サイテーです」ジトーッ 京太郎「返す言葉も有りません」 和「須賀君がそう言う事をする人だとは思いませんでした」 京太郎「うぐっ……」 和「顔も見たくありません」 和「とっとと警察に行ってください」 京太郎「ううっ……本当にゴメン」 京太郎「俺、今から自首してくるよ……」 和「――冗談です」クスッ 京太郎「へっ?」 和「そこまで怒ってません。それは確かに気絶してる間にそう言う事されてたのは、ちょっとショックでしたけど」 京太郎「じゃあなんで……」 和「……それ、女の子に言わせますか?」 京太郎「えっ?」 738 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/01(水) 02 49 59.31 ID aJpPu1L8o 和「気絶してる間も少しだけ聞こえてたんですよ?私の事可愛いとか、他の男の人に撮られるのは嫌だとか」 和「それってどう言う事です?」 京太郎「うっ……そ、それは……」 和「…………」 和「……ではこうしませんか?今から3つ数えたら同時に言うと言うのは」 京太郎「な、何を?」 和「ここまで来たらもう分かってると思いますけど……」 和「私はもう覚悟決めましたから。後は須賀君次第です」 753 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/02(木) 00 21 03.05 ID tS2lZhzCo 京太郎「……俺次第」 和「はい」 和「私、性格的に白黒はっきり付けないと済まないので」 和「曖昧なものとかなぁなぁで過ごしたくありません」 和「でも……須賀君がそれを望むならそうします」 和「その場合はこれから先ずっと良いお友達でいましょう」 和「……リスクを覚悟して変化を求めるか、リスクを犯さず安寧を過ごすか」 和「決めてください――須賀君」 京太郎「俺は……」グッ 754 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/02(木) 00 31 26.05 ID tS2lZhzCo 京太郎「………………分かった」 京太郎「俺も覚悟を決めるよ」 和「……分かりました」 和「それでは良いですね?」 京太郎「ああ」 和「3」 京太郎「2」 和「1」 京太郎「 756」 告白の言葉をどうぞ ※ただし何か変なものは安価下。あと調理できそうに無い場合も申し訳ないですが安価下 765 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/02(木) 00 48 27.98 ID tS2lZhzCo 俺は和が好きだ!愛してる!和と付き合いたい! 京太郎「俺は和が好きだ!愛してる!和と付き合いたい!」 和「私は須賀君が好きです!」 京太郎「!」 和「!」 京太郎「マジで!?」 和「本当ですか!?」 京太郎「……てっきり俺、和に嫌われてはいないけどそこまで好かれてるとは思ってなかった」 和「……私も須賀君は誰にでも優しいし、私の事は友人くらいだと思ってました」 京太郎「……あはは」 和「……ふふふっ」 京太郎「和は俺みたいな奴のどこが良いんだ?」 和「そうですね……」 和「……特に無いです」 京太郎「ええっ!?」 和「冗談ですよ」クスッ 766 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/02(木) 01 04 57.68 ID tS2lZhzCo 和「須賀君は最初に会ったときは何だかちょっと怖い人だなって思いました」 和「すぐ優しい人だなって分かりましたけど」 和「その後も遊園地とかスケートとか色々遊びに連れて行ってくれて……」 和「私の中で須賀君の存在がどんどん大きくなっていくのが分かっていきました」 和「でも須賀君は誰にでも優しいし、知らない間にたくさんの女性と知り合ったりして……」 和「今日もデートと言うのは嬉しかったけど複雑でした」 京太郎「……和」 和「なので今凄く嬉しいです。だから須賀君の全てが好きですよ」ニコッ 和「その……ちょっとえっちな所も///」 京太郎「あ、ありがとう///」 和「逆に須賀君は私の何処が好きなんですか?」 京太郎「え?そうだな……」 京太郎「最初に会った時はおっぱいの方に目ばかりいって……」 和「……」ジトーッ 京太郎「だ、だけど話してみたら真面目で良い子だってのはすぐに分かったよ」 京太郎「おまけにマージャンも強いし、頭も良いし、料理も出来るし、完璧過ぎて正直俺とは全然住む世界の違う子なんじゃないかと思ってた」 京太郎「でも色々過ごしていくうちに、そうじゃなくて普通の女の子なんだなーって」 京太郎「普通に泣いたり笑ったり怒ったりできるし、苦手な事もある」 京太郎「そう言うところが凄く可愛いなって思ってたんだよな」 和「///」 京太郎「だからさ、俺も和の全部が好きだ」ニコッ 769 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/02(木) 01 13 32.03 ID tS2lZhzCo 和「……なんだか凄く恥ずかしいですね///」 京太郎「ああ。こういうのは流石にな///」 和「……でも恥ずかしついでにもう一ついいですか?」 京太郎「おう!こうなったら何でも来い!」 和「では屈んでください」 京太郎「ああ」ヒョイ 和「そして目を瞑って」 京太郎「お、おう」ギュッ 和「……」 チュッ 770 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/02(木) 01 14 47.59 ID tS2lZhzCo | \ /ー/ ̄ ̄ ̄`¬ \ r' ー--イ ト‐‐‐、 / / \ | ,,,,ト-∧_ / / \ ト-┬‐‐'' / T\ 「/ ゙、 / | \ | ゙、 ∠__ / ヾ-イ / /| i ゙、 Y \ / ___ | | / / / / | i i ゙、 / Y |_」 \_」 | // / ソ;,; / / | | | |. / / / | | | | / | / / /X; / / | | | | / / | | | ゙、/ .V _ '' /;;;;ノ / / / / | / / | | | | ヾミ_〟 / /. /レ レ'.../ / ./ | | | イ  ̄/ .// / / | | | | //////// ( レ / / | | | | / / | | | | ,/ ./ | | | ,√| | /゙; ゙; .\/⌒ヽ ____/ | | ./ / ゙; ゙; .\ | | |_ | /===〉 ゙; \ | |_√\_ | /;;;;;;;;;;;;;| ゙; \ r「/ /.|´ ト、 | / | ゙; ゙, | | し | .| | 和「私のファーストキスあげたのですから……これからずっと大切にしてくださいね♪」 771 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/02(木) 01 16 14.71 ID tS2lZhzCo 【原村和の好感度がMAXになりました】 【原村が恋人になりました】 【原村和が覚醒しました 以後タッグ及びチーム戦において使用が可能になります】 原村和(覚醒ver) 【聴牌速度】(53/50) 【和了速度】(52/50) 【放銃補正】(54/50) 【打点補正】(47/50) 【防御補正】(53/50) 【結ばれし絆《アカイイト》】 【聴牌速度】【和了速度】【放銃補正】【打点補正】【防御補正】がカンストしなくなる それに加え全ての補正が恋人ランク÷2[現在値:0]上昇する また恋人ランク5以上なら京太郎のスキル(教えてもらった、または自力で取得したもののみ)をコピーできる 更に恋人ランクMAXならこのスキルはあらゆるスキルに無効化されない 【電脳天使のどっち】 自分に対するオカルトスキルを無効化する。更に聴牌した場合の和了時コンマ+20 点数コンマ+20 【熾天使(セラフィム)のどっち】 聴牌時最高コンマの場合、【和了速度】の最終値を×1.3倍にする。さらに点数+20 ※以下は通常ルート以外で使用可能 【紅蓮聖天八極式】 【デジタル】時全てのステータスが+20する。さらに相手の和了を1度だけ破壊し、流局させる 【賢狼】 使用中判定が【オカルト】になる。更に全ステータス+20 【紅の学士】(共通) 一度だけ点数:役満にする 【ズドン】 【オカルト】時のみ使用可能。和了判定で相手より50以上上なら指定した相手から和了する事ができる。更に点数:役満固定 【プリキュアミラクルハートアルペジオ】 【オカルト】時のみ使用可能。ロン和了時に満貫~役満パターンにする 【マグダラの聖骸布】 【オカルト】時のみ使用可能。男性を拘束する 780 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/02(木) 01 29 22.91 ID tS2lZhzCo 京太郎「……これで正式に恋人同士になった訳だな」 和「……えっとまぁそう言う事になるのでしょうか?///」 京太郎「つまりこののどぱいが俺のものに……」ゴクッ 和「何故そうなるのですか」 京太郎「だって俺は堂々とのどぱいを揉みたいんだああああああああああ!」 和「お、大声出さないで下さい!!」 京太郎「す、すまん……」 和「……もう。やっぱり付き合うのやめましょうか」 京太郎「ええっ!?」 和「………………………冗談です」 京太郎「何だか凄く間が有ったぞ」 和「と言うかそんなに揉みたいんですか?さっきまで散々揉んでいたくせに」ジィーッ 京太郎「気付いてたのか……」 和「当然です」 京太郎「でもやっぱり起きてる時に、堂々と反応みて揉みたいと思うのは普通だろ?」 和「全然普通じゃないと思いますけど……」 和「でも……」 京太郎「ん?」 ./ .\ /./ .. . . . . . . . . . 、. . . . `、 ./ / / , / ! ! ! | `, || | | ハ .,ィ /| | | .| | | | || | | | | |/.| _,ム !゙. ,〈_/ /! ノ | | || | |十ナ丁/ .| /|儿`゙ナ" | | || ヽ, { {itツ ̄ {iィツ¨リ /ソ / ! \! ー/////,//ー."ハ/ . / | ト、 , 、__ _ ハ !| / ! \ヽゝ-‐_-,.' ィ!リ ! . / /| | \ ' /!|\_| . | / _,,.-‐ヘ |\ \`| | ! ト、 ./ ヽ ! \ `!.|. | . リ ヽ { ̄ ̄\ ∧ | \| |. ! ./ /} 和「その――少しだけなら///」 京太郎「のどかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ルパンダイブ 和「やっぱり駄目ですー!!///」 <<前に戻る|7月へ|次に進む>>
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プロローグ side京太郎 京太郎『そうそう、だから引っ越すことになったんだよ』 京太郎『いや、そう言われても親父の仕事の都合だって。悪かったって』 京太郎『おいおい、もう会えないって訳でもないし、電話だってこうして今みたいにできるんだから、そんなこと言うなよ』 京太郎『だからお前も携帯持てって……そこは頑張れよお前』 京太郎『引っ越し先?あぁ、奈良だよ。昔、小6くらいの時に1週間くらい休んだ時あったろ?そん時行ったことあるんだよ』 京太郎『おぉ、よく覚えてたな。そうだよ、その時地元の子供に誘われて麻雀覚えたんだ』 京太郎『お前とたまに麻雀やるようになったのもその頃からだよな……あの頃は+-0ばっかで酷かったよなお前』 京太郎『ん?あぁ、俺もそこまで遊んだ奴らのことしっかり覚えてる訳じゃないけど……小学生なのに、とんでもないおもちの持ち主はいたな』 京太郎『……なんだよ、なんか文句あるのかよ』 京太郎『うるせー、麻雀と勉強以外なら相手してやる』 京太郎『引っ越し先?詳しく?俺もまだそこまで詳しくは聞いてないけど、確か……』 京太郎『阿知賀ってとこだ』 憧「あーもう、めんどくさいなー」 晴絵「ほらほら、もーちょいで大掃除も終わるし、頑張れ頑張れ」 憧「分かってるわよー」 穏乃「それにしても、結構やることあるもんだねー」 玄「毎週掃除はしてたけど、やっぱり徹底的な大掃除となったらやることは増えるのです」 憧「さすが旅館の娘。で、宥姉は今なにしてんの?」 宥「す、ストーブのお掃除……」 灼「もうピカピカだとおも……」 宥「ううん、もっと綺麗にしておくと、もっともっとあったかくなるの~」 玄「おかげでうちの暖房器具は年中綺麗なのです」 穏乃「へー、アレ?京太郎は?」 灼「さっきゴミ捨てに……ん?」ピリリ 灼「京太郎からメール……『色々と必要なものを思い出したので、そのまま買い物やってきます』って」 憧「必要なものって……誰よりも掃除道具そろえて、一番働いてたのに何がいるってんだか……」 穏乃「んじゃあこっちは後は宥さんと使ってないロッカーを…わっ!?」バサバサッ 晴絵「おいおい、そこは今日京太郎が荷物置いてるって、最初に言ってたろ?」 玄「京太郎くんの鞄が……荷物も散らばっちゃって」 灼「早く拾って、京太郎に謝っとこ?」 穏乃「はい……ゴメン京太郎」 憧「全く……ん?このノート……」ペラッ 4月×日 引っ越しの片づけも済んだし、今日から新しい日記を書いて行こう 長野から奈良の阿知賀まで引っ越し、ここには以前来たことがあるが、あんまり覚えてないな 地元の子と遊んだ覚えはあるんだがなー ま、のんびりやっていくか 今日は疲れたし、さっさと寝るに限る 咲には明日にでも連絡するか 憧「これは……京太郎の日記?」 穏乃「えぇ!?京太郎って日記書いてたんだ!」 玄「ほほぅ……つまり京太郎くんが隠しているおもちのことが!?」 灼「それは無いとおも……」 宥「か、勝手に読んだら駄目だよ~」 憧「えー?宥姉も気になるんじゃない?」 宥「そ、それは……」 晴絵「そうね、憧。教師として、それはちょっとどうかと思うわ」 穏乃「赤土先生……」 晴絵「あ?もしもし京太郎?買い物どう?ちょっと買ってきて欲しいものがあるんだけど……そうそう、ちょっと開いてる店遠いんだけど」 晴絵「いける?時間かかる?いいっていいって。ちゃんとみんなで待ってるから。うん、じゃ、戻ってくる前には連絡ね」ピッ 憧「……ハルエ、本音は?」 晴絵「え?面白そうじゃない?ここで止めるのも無粋ってもんだし?」 灼「ハルちゃん……」 晴絵「ま、本当にまずそうなことあったらすぐ終わり。もしもの時は責任とって、京太郎に宥の胸でも揉ませればいいでしょ」 宥「えぇっ?」 玄「お姉ちゃんのおもちなら大丈夫ですのだ!」 穏乃「うーん……確かに京太郎ならそれで喜びそう」 灼「それもどうかと思うけどね……」 憧「じゃ、続きいくわよー?」 4月○日 今日は少し辺りを散策してみた 俺が入学予定の阿知賀学院や和菓子屋や神社、ボーリング場や旅館など、色々見て回った そーいや昔こっちに来た時、同年代の女の子3人が子供用の麻雀教室に連れてってくれたっけ あれはどっかの学校だったと思うんだけど、女子校だったよな……ま、いっか 旅館は、昔来たとき泊まった旅館、松実館という旅館だ 外から様子を見ただけだが、少し懐かしく感じた 確かここの娘さんとも仲良くなったっけ。名前は……やべ、思い出せねぇ 女の子だが、おもちに対しての理解がある娘だったのは覚えてるんだがな そんなことを考えながら旅館の近くを歩いていると、宿泊客っぽい、なかなかいいおもちの女性が歩いていた 女性はそのまま旅館に入っていったが……おかしい、おもちの揺れが不自然だ アレは……パッドか? そう思っていると、つい「……パッド?」と声に出ていたようだった すると、「……確かにすばらしいおもちのように見えますが、アレはパッドですのだ」そう後ろから声が聞こえた 振り返ると、制服を着たなかなかにすばらなおもちの女の子が立っていた 女の子は悲しそうに目をつぶって首を横に振り、「と、急ぎなので失礼します」そう言って旅館の方に走っていった そのおもちの揺れはまさに本物だった しかし……どっかで会ったことあるような…… 憧「……玄……あんたって……」 宥「く、玄ちゃんだから……うん……」 灼「……はぁ」 穏乃「あ、あはは……」 玄「な、何?京太郎くんとのファーストコンタクトなのにこの冷たい反応は?」 晴絵「いやー、まぁしゃーないってか……というか京太郎もパッドの見分けとかつくのか。すごいな」 玄「この程度当然ですのだ!」 憧「はいはい。そーいや子供用の麻雀教室ってあるけど、これってアレよね?」 穏乃「だね。あ、次で書いてあるよ」 4月△日 今日は高校の入学式、だったんだが…… 去年まで女子校だったとか聞いてねーよ 男子10人いないし、めっちゃ浮いてるわ。誰だコイツ?って感じでめっちゃ見られたわ しかし元女子校、ってことと、実際に校内を見てみたことで思い出した 小6の時、ここの教室を使った麻雀教室に来たんだ俺 確か、ポニテにジャージの子と、ショートの活発そうな子、それと小6とは思えないおもちの子 この3人に誘われて来たっけ 懐かしいし、思い出したのはいいんだが、流石に小6の時、1週間だけ遊んだ相手なんて向こうも覚えてないだろうな ま、いいや。明日にでも記憶を頼りに、当時の教室でも探してみるか 憧「やっぱりね」 穏乃「小6の時、たまたま1人でいるとこ見つけて誘ったっけ」 憧「そうそう。私とシズはすぐに打ち解けたけど、和だけ少し警戒してたわよね」 玄「一緒に和ちゃんのおもちに触れる方法考えたりしたなぁ」 灼「……小学生と一緒に何やってるの」 宥「あはは……」 晴絵「当時、シズと憧と和が男連れてきた、って結構覚えてたのにね」 憧「まー、1週間もいなかったし仕方ないんじゃない?でも和のことは覚えてたっぽく書いてあるわね……」 玄「あのおもちを忘れるなんてとんでもない!」 宥「そ、そういうことで覚えてたの~?」 灼「まぁ、京太郎だし?」 穏乃「確か、この翌日だったっけ?京太郎が来たの」 晴絵「そーね。次の日の部活の時間だったかしら」 4月□日 今日、授業が終わってから麻雀教室の部屋を探しにいった 以外と覚えているもので、あっさりとたどり着いた まだ麻雀教室やってるのか?と思いながらドアを開けると、 そこではポニテの子、ツーサイドアップ、というのか?その髪型の子、ショートボブの子。やけに厚着をしている子、の4人が普通に麻雀をやっていた 俺も驚いたが、向こうはもっと驚いたのだろう いきなり「だ、誰!?」って言われた とりあえず生徒だと言ったが、当然だがまだ警戒されているようだった 黙っていても仕方ないので、子供用の麻雀教室とかやってないのか聞くと、今度はさらに驚いた顔をされた 「……なんでアンタここで麻雀クラブやってたの知ってんの?」と、ツーサイドアップの子に言われた 隠すようなことでもないので、昔1週間ほどここに来たことがあること、3人の女の子に誘われて麻雀を教わったことを言った するとその子は少し考えるような素振りを見せ、 「その3人って……1人はこんな感じでジャージじゃなかった?」そう言ってポニテの子を立たせた ……同じクラスだったか?立たせた子もそうだ。と思いながらよくポニテの方を見ると、会ったことがあるような気がしないでもなかった ポニテの子もじーっと俺の方を見たと思うと、「……あぁ!!京太郎!?」いきなり大声で俺の名前を呼んだ 呼ばれて思い出した。そうだ、昔誘ってくれた1人はこの子だ。いや、それよりも驚くべきことがあって、俺はついそれを言ってしまった 「なんでお前小6の時とあんま変わらないんだ!?」言った後、怒られた しばし怒られた後、改めて自己紹介と、そしてお互いに覚えていることを話した 4人は高鴨穏乃、新子憧、鷺森灼、松実宥というらしい。鷺森さんはひとつ上、松実さんはふたつ上だった 小6の時、俺を誘ってくれた3人の内、1人は高鴨さん、もう1人がなんと新子さんだった 新子さんの方は高鴨さんと違ってかなり変わっていて、また驚いた 俺と違い、2人はちゃんと名前まで覚えていてくれたらしい ありがたいけど、忘れてた自分が情けねぇ 「色々と話したいこと、聞きたいことがあるのは分かった。でも、明日また来てくれない?」と、鷺森さんに言われた なんでも、今日はもう1人いる部員は休みで、顧問の先生は今日は用事で来れるか分からないらしい 明日、今度はちゃんと全員揃うから、その時また来てほしい、とのことだった 勿論それでOKだ また明日、授業が終わったらここに、という訳で今日は帰った それにしても、まさか3人の内2人に会えるなんてな もう1人、名前は原村和というらしい、あのおもちが今どうなってるか、気になるところだ 晴絵「確かこの日玄は用事があって、私は新学期で色々忙しくて来れなくて、後で聞いて驚いたわー」 玄「京太郎くんが来てると知ってれば来たのに……」 灼「それは仕方な……」 穏乃「それにしても、小6から変わってないは失礼だよね!自分が背高いからって、私だってちゃんと背伸びたりしてるんだよ!?」 憧「……怒るのは仕方ないけど、京太郎の反応ももっともだと思うわ」 穏乃「憧まで言うの!?」 憧「未だに小学校の時と同じジャージ来てるくせに何を言うか」 穏乃「い、一応サイズは大きくしてるし!」 憧「そういう問題じゃないっ!」 宥「つ、次いこ~?」 4月●日 授業が終わり、高鴨さんと新子さんと一緒に元麻雀クラブ、現麻雀部室まで行った 高鴨さんの方は普通に話してくれるが、新子さんはまだ少し距離を取られているような感じだった 部室に着くと、昨日会った鷺森さんに松実さん、それと、なんと以前松実館前で会った子、それと、副担任の赤土先生がいた 以前松実館前で会った子、松実玄さんと言うらしく、松実宥さんの妹らしい 松実館の娘さん、そして、おもち好き。それで思い出した。麻雀クラブと旅館、両方で玄さん(本人からそう呼ぶように言われた)と会っていたこと おもちの柔らかさ、いかにして自然におもちに触れるかについて話し合ったことについて、やっと思い出した 玄さんの方は、この前俺と会って、少ししてから思い出していたらしい。また会えて嬉しいと言ってくれた 玄さんとの話が終わると、赤土先生が話してくれた 赤土先生は、昔ここでの麻雀クラブで教えていて、俺のこともちゃんと覚えていてくれたらしい 俺、高鴨さん、新子さん、原村和さんでここに来たこと、俺に麻雀を教えてくれたこと、1週間も無かったけど、俺も一緒に楽しくやっていたこと 言われて思い出してばっかりだけど、嬉しかった そして、俺と麻雀クラブに関する話が終わり、今の話をしてくれた 今、阿知賀の麻雀部として部員5人顧問1人でやっていること 何より、本気でインハイ出場を目指していること 赤土先生は、入部自体するなら歓迎するけど昔みたいに楽しいだけじゃない、と言ってくれた インハイ出場を目指している、ということに驚いたが、みんなの反応を見るに本気らしい 俺は今日は見学で、少し考えさせて欲しい、と言った それから見学させてもらったが……みんなマジなんだと改めて思い知ることになった 楽しそう、ではあった。でもそれだけじゃない、ってなるとなー…… しばらくして、俺だけ先に帰った 色々思い出せて良かったし、麻雀部に入部くらいは考えてたけど どうすっかなー 憧「……今だから言えるけど、これ結構きついこと言ってるよね」 晴絵「ちょっ、最初一番京太郎の入部に反対してた憧が言う!?」 灼「……確かに、捉え方次第じゃ、少人数で強豪気取り?」 宥「そ、それは言い過ぎじゃないかな?」 穏乃「……でも、全国で和と遊びたいってのは本気だったし、結果こういう言い方になったってこと?」 玄「でも、同じ麻雀クラブの仲間だったんだし、赤土先生も悩んだ結果言ってくれたんだと思うよ?」 4月◇日 今日は麻雀部のことは置いといて、他の部を見に行こうかと思っていた が、HR終了直後、高鴨さんに捕まって麻雀部まで引っ張られた 部室には玄さんが居て、俺達が着いた後、新子さんも来た 高鴨さんは「よし!打とう!」そう言った。すぐに新子さんがツッコミを入れていた 曰く、とりあえず昔の4人で打ちたい、とのことだった それを聞いたら玄さんと新子さんも仕方ない、といった感じだった 今思い出せば、俺は麻雀を初めて教わった時から酷い相手とばっかりだよなー 長野では咲とよく打ってたけど、あいつの+-0止めさせるのに苦労したっけ 玄さんは相変わらずのドラ麻雀、新子さんは容赦ないし、高鴨さんも結構酷い でも、思ったより対応できた。運は良かったのか、結果は3位と僅差で2位 1局終わったし、それで帰ろうと思ったが、高鴨さんがすぐに次の準備をしていた そのつもりは無いと言ったが「は?勝ち逃げする気?」と、4位だった新子さんからも言われ、そのまま2局目へ それからは、ずるずると3局目、4局目とドンドン続き、俺も楽しくなってきたり、途中で宥さんや鷺森さんとも打ったりと、気付けば夕方になっていた 入部するかも決めてないのにこんな時間まで打ってていいのか?と考えていると、いつからか居た赤土先生が入部届を渡してきた 「……こりゃ反対のしようもないわ」そう言う赤土先生も回りには、笑顔の高鴨さんと玄さん宥さん、仕方ないといった表情の新子さんと鷺森さんがいた 俺はその場で麻雀部に入部した 晴絵「打ってる内に細かいことはどうでもよくなった、って聞いてたけど、憧が引き留めたからだったかー」 憧「ち、違うわよ!私はただ、入部するかも分からない奴に負けたくなかっただけよ!!」 灼「結果入部してるけどね」 玄「ま、まぁ楽しかったし、京太郎くんが居て助かったことも多かったからいいですのだ!」 宥「うん、みんなで打つの楽しかったしね」 穏乃「私は京太郎とこれからも遊べるってだけで嬉しかったですよ?」 閑話、その頃の咲さん 咲「……うぅ、なんでこんなとこに麻雀部あるんだろ?」 咲「京ちゃんと打って、『麻雀またやれば』、って言ってくれたけど……部室見つからないよぉ……」 久「あら?どうしたのこんなとこで?」 咲「ひっ!?あ、学生議会長さん?」 久「兼麻雀部部長よ。ここ、部室だけど、入部希望者?」 咲「は……はい」 咲「嶺上開花、と、これで逆転ですね」 和「そんなオカルトみたいな打ち方……」 久「まーまー、いいじゃない。今のところ即戦力!いやー、ありがとう宮永さん!」 咲「い、いえ……私はそんな……」 まこ「謙遜せんでもええぞ。ここまでやられるとは思っとらんかった」 優希「ぐぬぬ……タコスの力を得た私相手にここまでやるとは……とんでもないじぇ!」 久「ほんっととんでもないわねー。これで全力?実はまだ2回変身を残してるとかない?」 まこ「流石にそれはないじゃろ」 咲「あ……実は、普通に勝つより得意な打ち方があるんですけど……ちょっと止められてて」 優希「ほ、本当に変身するのか!?」 和「人はそんなことできません。つまり、これは手を抜いていたと?」 咲「そ、そうじゃなくて!……その、ちょっと怒られるような打ち方だから……」 久「?よくわからないけど、やってみない?たまには一番得意な打ち方もやらないといけないでしょ?」 まこ「お前、自分が見たいだけじゃろ?」 咲「……じゃ、じゃあ……いきます」 この後めちゃくちゃ+-0した 4月▽日 麻雀部に入部した インハイ出場を目指している、と言っていたが、理由をまだ聞いていなかったので聞いてみた すると、赤土先生がある動画を見せてくれた どうやらインターミドル個人の決勝らしい そこに映っていたのはすばらなおもち!……の、持ち主、原村和さんだった 要は、インハイの舞台で原村和さんに会いたいから、らしい 確かにこのおもちには会いたくなる よし!俺も個人でインハイ出場を目指そう! より気合いを入れて頑張ろう! 憧「まずは胸か!」 玄「え!?違うの!?」 灼「違うから」 晴絵「俺もインハイ目指します!って言いだしたのはこれかー……まぁ、その向上心はいいことだけど」 宥「動機が動機ですからね……」 穏乃「まぁ、私も驚きましたし……でも胸、胸かぁ……」 4月■日 部室に行くと、まだ玄さんしか来ていなかった 穏乃と憧(昔はそう呼んでたから、という訳で何故か先生以外全員名前で呼ぶことになった)は後でくるらしい 玄さんだけ、だったので久しぶりに聞いてみた そう、おもちについてだ 初めて会った時、俺達はお互いが原村和の胸を見ていることに気付き、そして熱い握手を交わした 連絡こそ取れなかったが、おもちへの情熱が変わっていないのは、先日のパッドを見抜いた件で理解し合っていた 他の誰かが来るまで、俺達はおもちに対しての熱い議論を交わしていた しかし、宥さんが厚着の下からも主張するおもちの成長が続いていたり、憧着痩せ説などもいい収穫だったが、玄さん自体も結構あるんだよな…… 自分のだからって玄さんは一切気にしてないけど……俺は玄さん自身の胸についても語りたいのに! それを前にして語れないジレンマ!!なんて辛いんだ…… 灼「…………」 穏乃「…………」 憧「玄ー?何人の胸で色々話してくれてんのー?ちょっ、コラ逃げんな!!」 宥「うぅ……またおっきくなったの、黙っててって言ったのに……」 晴絵「玄ー?あー、ありゃ顔真っ赤だったかー。自分が見られてるって今まで気付いて無かったな」 憧「あぁもう逃げて!シズ?灼さん?どしたの静かになって」 灼穏乃「自分の胸に聞いて」 ※玄は後で回収されました 4月◎日 休日、まだこの辺りの地理とか分からない部分があるので適当にふらついていた そしたら、空から女の子が落ちてきた!ならぬ山から女の子が降りてきた。穏乃だった 昔遊んでた時も何度か山に行きたがってたけど、今も山登ってんのかよ…… せっかくだから穏乃に付き合って一緒に登ってみたけど……なんでそんなにひょいひょい登れるんだ? 俺も体力に自信あったけど、それ以上じゃねぇの? そのまま1日付き合って、日が暮れる前には山を下りたけど、「久しぶりに誰かと登ったから楽しかったー!!」と穏乃はすげーいい笑顔だった 俺はヘトヘトになったのに、疲れとか全然見えねぇ また山行こう!と言われたが、次は誰か巻き込もう 穏乃「……あ!これってひょっとして、初デートになるの!?」 憧「なってたまるか!!」 灼「流石にない」 玄「山が好きなのは分かるけど……ずっと登ってたの?」 穏乃「ちゃんと降りたり登ったりしてましたよ?」 宥「そういうことじゃないと思うけど……」 晴絵「しずらしいっちゃしずらしいわ……むしろ付き合った京太郎に拍手」 4月☆日 今日は久しぶりに咲に電話して、ついつい長話をしてしまった 聞いてみると、なんと自分から麻雀部に入ったらしい 嬉しい進歩だ しかし清澄の麻雀部って、長野には風越とか、去年大暴れとかの話を聞いた龍門渕とかあるのに、大丈夫なのか? そう聞くと、インターミドルチャンプがいるらしい まさか、原村和!?そんな近くにあのおもちがあったのか!? 早くおもちについて話せ!と言ったら電話を切られた 酷い、俺はただ今の原村和とおもちが知りたかっただけなのに! 畜生、また明日にでも電話してみるか 玄「気付かない内におも…和ちゃんが近くにいたなんて」 灼「今何言いかけたの?」 憧「長野に引っ越した、ってそういや言ってなかったわね」 穏乃「京太郎も清澄に和がいるって言わなかったし、お互い様じゃない?」 宥「和ちゃんは京太郎くんのこと、覚えてたのかな」 晴絵「どーだろうねー。意外と初恋だったり?」 憧「まっさかー」 閑話、4月末、長野 「付き合ってください!」 和「申し訳ありませんが、お断りします。見知らぬ方とお付き合いはできません」 「そ、そんな……」 優希「まーたふったのかー」 咲「また、ってそんなに告白されてるの?」 優希「おう!中学で転校してから私が知ってるだけで……あ、これ両手両足の指足りないじょ」 和「そんなに多くは……ないですよね?」 優希「どーだろなー?和ちゃん、ふった相手に向かって『初めまして』って言って泣かせたりしてたしー」 咲「うわぁ……」 和「そ、そう言われてもほとんど話してない人ですよ?そんな覚えられませんよ」 咲「覚えきれないくらい告白されてきたんだ……」 和「咲さん!?」 優希「はっはっは。しかし、中学の時も思ったけどなんでそんな断ってばっかなんだじぇ?好きな人でもいるのか?」 和「いえ……ただ、ああいういきなり告白してくる人が多いだけです」 優希「ふーん……実は初恋の相手が忘れられない、とかムロマホと話したこともあったんだがなー」 和「何話してるんです!?そんなことじゃないですよ。むしろ、もう名前も思い出せませんし」 咲「え?初恋の人はいるの?」 優希「それは初耳だじぇ……てっきり男に興味がないのかと」 和「怒りますよ?初恋くらいありますよ。もっとも、さっきも言いましたけど、名前も思い出せませんし、顔もぼんやりしてますけど」 和「……今思えば初恋というより、数少ない仲の良い同年代の男の子、というべきでしょうか……」 咲「へぇ……いつくらいの時?」 和「そうですね……長野に引っ越してくる前の、奈良に居た頃でしょうか」 優希「ほうほう」 和「小学校6年生くらいの時、その時の友達と一緒に知り合った男の子だったんです」 和「確か、親の用事か何かで来ていて、1週間も居なかったんですが、話しやすくて一緒に居て楽しい男の子でしたね」 和「……私の胸ばかり見ていたこと以外、いい思い出ですね」 優希「おー……そんな僅かな期間に芽生える恋」 咲「そして数年後の再開……恋愛小説の基本だね!」 和「そんな期待しても、連絡先も知りませんし、あの男の子がどこから来たのかも知りません」 和「名前も憶えていませんし……ああ、ひとつ覚えていることがありました」 和「金髪でした、その男の子」 5月×日 阿知賀に入学して1ヶ月、周りが女子ばかりな環境にもそれなりに慣れてきた まぁおもちが見れるチャンスは逃さないけどな! 他の男子の奴らとも人数が少ないからか必然的に仲良くなった 他の奴らだが、意外と部活にはあまり入っていないらしい 元お嬢様高校だし、運動系の部活とかやっぱり難しいらしい なので、いっそ男子で何か部活を作らないかという話になった 運動系の野球部やサッカー部、下心が見えている水泳部、変わり種でツインテール部とか言い出した奴もいた 色々な意見が出たが、写真部という意見にほぼ全員の男子が賛同した 主な活動は学園内の風景を撮ること、そこにうっかり他の生徒が入ってもしょうがないよね? それに俺達は強く同意し、詳しく部を作るための話し合いをしよう、としたその時 赤土先生が俺達のいた教室に入ってきた …………その後、男子達による創部計画は無かったことになった 憧「……何したの?最後、なんか涙が滲んでるんだけど」 晴絵「はっはっは。教育的指導教育的指導」 灼「さすがハルちゃん……」 穏乃「い、いいのかな……」 玄「写真部……そこでおもちの写真を撮るのなら私はそこに入っても!」 宥「玄ちゃん?麻雀部はどうするの?」 玄「あぅ……」 5月○日 今日からゴールデンウィーク 去年までなら適当に出かけたり鹿児島に行ったりしていたが、今年はインハイのため麻雀部で練習 でもやっぱみんな俺より上手いなー 特に玄さんなんかアレ初見じゃ無理だろ こっちにドラは来ないで向こうが独占とか、どんな縛りプレイだ このドラ麻雀で先鋒として頑張るんだ、と張り切っていた ちょっとドラ麻雀に負けまくってたんで、冗談半分に先鋒の選手は貧乳が多いと言った すると玄さんはかなりショックを受けたようで、目に見えてミスが増えた ここぞとばかりに、各校のエースは貧乳が多く、故に先鋒はエース、先鋒は貧乳という別称まであると言うと、今にも泣きそうな顔になってしまった ちょっと苛め過ぎたか。なんか苛めたくなるんだよな 少しして、このことがバレ、憧と灼さん、赤土先生にしこたま叱られた 帰り、玄さんは苛められたことで怒ってか、あからさまに俺を無視していたが、 すばらなおもち発見というと、すぐにいつものようにおもちについいて語りだした これも嘘だったんだが、玄さんはポカポカ俺を叩いてきた 年上なのにからかい甲斐がある可愛い人だ 憧「しょーもない嘘で京太郎が玄泣かした時かー」 灼「騙される玄も玄だけど……」 晴絵「ま、それも玄らしいっちゃ玄らしいけどね」 穏乃「それはどうなんでしょう……でも先鋒はエースを先鋒は貧乳って、京太郎も面白いこと思いつきますよね?」 宥「だね~。ん?玄ちゃんどうしたの?」 玄「……今気付いたのです……私がインハイで出会った先鋒は、みんなおもちが控えめだった!!」 玄「こ、これはまさか本当に先鋒は貧乳!?」 憧「アンタ全国の先鋒に喧嘩売ってんの?」 5月△日 今日も1日麻雀。まぁ休日に女子の中に男子1人って、考えてみりゃ恵まれてる状況だよなー 現実は麻雀でフルボッコだけど 憧とか狙ってんのかってくらい俺に直撃させる これがまた上手いからどうしようもない 一体いつの間にそんなに実力を、そう言うとドヤ顔するのがイラッとくるぜ いや、それよりも気になったことがあったので聞いてみた 「一体いつの間にそんなに綺麗になったんだ?」と 憧は一瞬ポカンとした後、顔を真っ赤にしていた 最後に会った時は俺や穏乃と一緒に走り回るような活発な感じだったのに、今やこんな女の子らしくなって この数年で一体そうやってそんな変わったんだ そこに関しては穏乃や玄さん、赤土先生も同感だったのか色々聞いていた 玄さんは手をワキワキさせていたけど、それは違うだろう。それもいいけど 赤土先生が「彼氏できた?」と聞くと、憧はさらに真っ赤になって妙な声を出していた 面白くなったのか、みんなでからかい続けると 「か、彼氏とかいたことないから!!」と憧は叫んだ その後ハッとして、何故か俺を思いっきり叩いてきた 理不尽だ。俺は綺麗になったしか言ってないのに 帰りも何故か憧にアイスを奢ることになった 晴絵「あー、この辺りから京太郎が無自覚に口説くのが目立ってきたよね」 灼「そういえば玄の時も可愛いって……」 憧「うぅぅ……急に綺麗になったとか言われたらああなるわよ!」 玄「か、可愛い……いやでも私は憧ちゃんみたいに綺麗じゃないし……」 宥「ふ、2人とも落ち着いて~」 穏乃「さらっと、気付いたら言ってるんですよね」 晴絵「別の時だけど、シズもいいリアクションしてたわよ?」 5月□日 GW最終日は、松実館での短期バイトだった 人手が足りないってことで頼まれたんだが 玄さんも宥さんも結構着物が似合っていた。宥さんは中にガッツリあったかいもの仕込んでいるんだろうけど 最初は勝手が分からなかったが、しばらく色々聞くと、ハギヨシさんに教わった様々なスキルもあってかそれなりに働くことができた なんか色んな人から驚かれたり褒められたりしたが、そんな大したことはしてないんだがなぁ 終わった後のバイト代も最初に言われていた額よりずっと多かった 玄さん宥さんの親父さん曰く、「これじゃ足りないくらい働いてくれた。受け取ってくれ!」とのことだった その後、卒業後に旅館に来ないかと誘われた。せめてバイトでも!と 最後に「なんならうちの娘どっちかいるか?いっそ両方とかどうよ!」流石に玄さん宥さんが叩いて止めた 恥ずかしかったのか2人とも赤くなっていた ま、いいバイトだった。今後もたまに短期ならということで話は終わった 玄「……旅館の娘なのに、京太郎くんに負けたのです」 宥「……京太郎くん、すごかった」 穏乃「いや、アレは勝てませんって」 灼「正直人じゃない……」 晴絵「言い過ぎだって。ほら、京太郎も誰かに教わったってあるし……」 憧「教えた人はもう人間止めてるレベルじゃない?」 GW前 side京太郎 京太郎『っつーわけで、今年はそっちに行けなくなったわ』 京太郎『……いや無理だって、みんな頑張ってんのに俺だけ抜けるとか』 京太郎『オイ、電話しながら黒糖食うのはやめろ』 京太郎『そもそも親戚っつっても血なんてほぼ繋がっちゃいないだろ、親父がおっちゃんと仲良かったからみたいなもんだし』 京太郎『いや、もう来ないって訳じゃないんだから、またそのうち行くって。だから黒糖は一旦置いとけ』 京太郎『え?今年はみんな集まる?良子さんも?』 京太郎『あー、プロ入りしてから来なかったもんな、良子さん。なんだっけ、今年は冬木市?では聖なる牌を取りに行ったんだっけ?』 京太郎『違った?ま、いっか』 京太郎『ん?……ああ、分かってるって』 京太郎『良子さんやおばさんおじさんにもよろしく言っといてくれ、春』 5月●日 今日は運動会だったけど……疲れた 男子だからって準備でも片づけでもこき使われたぜ 運動会自体はそれなりに楽しかった 特に揺れるおもちが最高でした。玄さんにいい見学ポイントを教えてもらっておいて本当に良かった 競技自体は普通だったが、いくつかに男子が混ざる、といった形だった まぁ10人いないくらいだし、しゃーない それでもなかなか楽しかった。特に、障害物競争は良かった あえておもちのある娘と並走して揺れるおもちをごく自然に楽しんだりできた ただ、途中の障害の借り物が少し悩むものだった 他はやかんとか、ヅラとか、こ○亀152巻とか微妙な物もあったが、俺が引いたのは『尊敬できる先輩』だった こっちに来て日が浅いので、少し悩んだ結果、玄さんを連れてゴールした ちょっと無理矢理手を引いたからか、少し玄さんは息が上がって赤くなっていた 一応、尊敬できる先輩として連れてきたと言うと喜んでくれた 尊敬しているとも。おもちと同志的な意味で まぁ、本人も分かっているだろう 玄「え!?人間性とかそういうのじゃなかったの!?」 憧「むしろなんで迷いなくそれ信じたの?」 晴絵「結構辛辣な意見ねー」 灼「そんなことだと思ってた」 宥「あ、あはは」 灼宥(選ばれなくて、ちょっと凹んだし) 穏乃「2人ともどうかしたんですか?」 5月◇日 今日も部活 今日は結構遅くなった 帰りに穏乃の希望で俺、穏乃、憧の3人でコンビニに寄った そこで、憧が急に他校の娘に声を掛けられていた どうやら中学の時の同級生らしい 確か、晩成だったか?奈良で何年も連続でインハイに出てる でもって偏差値70とか。憧もそこに行く予定だったとか 憧、頭めっちゃ良かったんだなー とりあえず憧がどうして来なかった、とか言われてたので、一応止めようと思って間に入ると 「誰……まさか……憧の彼氏!?」こっちが何か言う前にそう言う晩成の娘 いやいやそんなんじゃねー、と言おうとするがまた遮って 「……男が原因で来なかったのか」とか向こうは勝手に納得しだした 憧もかなり否定していたが、向こうはそのまま今年も晩成が勝つとか言い残して走り去って行った 後からコンビニから出てきた人が 「初瀬ー、アレ?……え!?お前なんで走って行ってるんだ!?私一応先輩だぞオイ!?」そう言って走って追って行った なんか誤解されたままで終わった 俺にはどうしようもないから憧にまかせたけど……どーなったかな 憧「……まだ微妙に誤解したままなのよねー」 穏乃「え!?壮行試合とかやったのに!?」 宥「た、大変だね」 玄「そうですのだ!一刻も早く本当は私の彼氏だって誤解を解いて…」 憧「しれっと何言ってる!!」 灼「……私のってメールしとこかな」 晴絵「青春だねー」 初瀬「うーん……」 やえ「どうした?携帯持って唸って」 初瀬「いや……その、略奪ってどうやればいいのかなって」 やえ「……色々言いたいことはあるが、私も競争相手にいるって忘れるなよ?」 5月▽日 部室に行くと、宥さんしかいなかった 宥さんはまだストーブを付けさせてもらえないからか、5月だというのに寒そうにしていた あんなに厚着してて寒いとか、大変だろうな ほっとくのもアレなんで、無いよりマシと思い、俺の上着を貸した 宥さんは驚いていたが、寒さには勝てないのかお礼を言ってから上着を受け取った 大き目だからか、厚着をしておもちな宥さんでも充分に着れた 上着1枚じゃあんまり変わらないと思っていたが、宥さんはあったか~いと言って、今日は普段より調子が良かった ただ、俺の上着を着ていることを憧や灼さんに問い詰められた。俺が 親切心なのに、解せぬ 宥「京太郎君の上着、あったかかったな~」 玄「なんて羨まし……じゃなくて、お姉ちゃん!ちゃんと着ないとだめなのです!」 憧「そ、そーよ!もっと、京太郎から借りなくていいくらい着とかなきゃ!」 灼「そーいえばこの前私にも貸してくれた……」 穏乃「いいなー……よし、私も!」 晴絵「シズはまずジャージだけなのをやめような」 5月■日 今日も部活 だが、部活前に灼さんに会った そのまま一緒に部室に行こうとしたが、灼さんが階段で足を滑らせてしまった 階段といっても、そんなに段差が無かったからか大事はなかったが、足を挫いてしまったようだった 大丈夫と灼さんは言っていたが、そのままにしておけず、保健室に行こうと言っても聞いてくれなかったので、 強制的に抱えて運んだ。今考えればお姫様抱っこの形だったな 灼さんは顔を真っ赤にして文句を言っていたが、怪我人に無理させる訳にはいかない そのまま保険室まで連れて行って、手当してもらった 手当が終わって、部室に行くから肩を貸して欲しいと言われたが、身長差がどう見ても30以上はある なのでまた同じようにお姫様抱っこで運んだ 保健室に行くときよりかなり文句を言っていたが、怪我して無理をしようとした罰です、と言ってあえてそのまま運んだ 部室にもそのまま入ってやると、流石に降ろしてから怒られた 顔は真っ赤のままだったが その後、帰りは灼さんは赤土先生に送ってもらっていた 憧にもめっちゃ怒られたし、少しやりすぎたと思う だが、また同じようなことがあったら誰でも俺はやるかもなー 灼「……アレは酷かった」 晴絵「人生初お姫様抱っこだったっけ?」 灼「うぅ……」 憧「そんな無理矢理なんて羨まし……じゃなくて酷いわよね!」 穏乃「でも、怪我してたからと考えれば……」 玄「無理しようとしたからですのだ!」 宥「……玄ちゃん?同じことしようとか考えてないよね?」 玄「ギクッ!?」 憧「オイ」 5月17日 今日は憧の誕生日だった 昔会ったことあるとはいえ、実際の付き合いはまだ一ヶ月ちょっと、いや知らんから 部活が終わってケーキが出されてから初めて知った 何も用意できてねーよ みんな何かプレゼントを用意していて、俺1人無しというのもアレなので、 ついこの前携帯で撮ったカピーのベストショットを見せたら、思った以上に喜んでくれた 結構動物とか好きらしい 写メを送った後、今度うちに見に来るという約束をした まぁ、これで喜んでくれるなら安いもんだけどな カピーを今日は少し長めに撫でといた でも写メだけってのもアレなんで、明日何かお菓子でも作って持ってくか 憧「あぁ、この時の写メ、今もたまに見るわ」 灼「結局みんなもらってたけどね」 憧「いいのいいの、可愛いんだし」 穏乃「でも、翌日京太郎が持ってきたクッキーも美味しかったですよね」 晴絵「アレ、どこで買ってきたかと思ったよ」 宥「手作りですもんね」 玄「京太郎くん、そういうとこ本当にすごいなぁ……」 5月◎日 今日は松実館でバイトした なんでも従業員が1人風邪らしいので急遽頼まれた まぁ大体は前回やったことだからそこまで苦ではない でも、前回に比べて、他の従業員の人にも結構顔を覚えてもらえたり、 たまに厨房に呼ばれて手伝いをしたり、前よりも信用されているような感じはあった 何人かからは、いっそ今から就職しないかとか誘われたりした 冗談だろうけど、気に入ってもらえたのかなー 玄「むぅ……冗談じゃないのに……」 宥「ねー」 穏乃「え?従業員の人達もですか?」 玄「うん!板前さんとか、『弟子にしてもいい』とか言ってたよ」 宥「他の人から『ちょっと本気で勧誘してくれない?』って頼まれたりもあったなぁ~」 灼「……従業員みんな本気で狙ってる?」 憧「まぁ、京太郎のスキルならねぇ……」 晴絵「そのうち松実館に就職したって言ってきそうだなー……」 5月☆日 ちょっと親父からの頼まれ事で大阪まで遠出 そこでちょっと奇妙な出会いがあった 昼に大阪ということで目についたお好み焼き屋に入った 個人でやっているようなところなのか、客は俺と、高校生の制服を着た姉妹だけだった どうやら自分で焼けるとこらしかった 俺も自分で焼いてみることにして注文し、タイミングの問題か姉妹と同じタイミングでお好み焼きのたねがきた 客が少ないからか、姉妹の会話もよく聞こえた 「ええか?今うまいお好み焼き焼いたるからな?」「でもお姉ちゃん、この前失敗せぇへんかった?」「ぐ、偶然や!」 等と微笑ましい会話だ。というか背が低い方が姉か。よく見たら妹の方が背も胸もあるな 俺も鉄板で焼いた。久しぶりだったが、案外覚えているものだった 「ええか……ひっくり返すのはタイミングと勢いや!……こう、ピピッときたらガッといくんやで?」「……大丈夫かなぁ」 声が大きいのもあってよく会話は聞こえた。なんかフラグっぽいと思っていたら、その通りだった 「……よし!今や!!」「あ、まだ早……あ~あ……」妹の「あ~あ」で全てを理解した 姉……やらかしたな 「……難しいんやって!ほら!あっちの金髪のにーちゃんも今失敗するで!!」 なんか姉妹でこっちを見ているような気がしたので、あえて見せつけるように綺麗にひっくり返したやった。ドヤ顔のおまけ付きで 「……お姉ちゃん、あの人めっちゃ上手いやん。お好み焼きめっちゃ美味しそうやん」「……見た目より味や!ちょっと!!そこのにーちゃん!!」 そう呼ばれた。まぁ最初から聞こえていたし、別に問題はないが 「うちのお好み焼きとアンタのお好み焼き、どっちが美味いか勝負や!!」そう言ってくる姉の方……思ったより貧乳だったな 断る理由もないので、焼き上がったお好み焼きを切り分けて姉妹に渡す 「……美味いな」「……お姉ちゃん、これオカンより美味しくない?」 そして渡される姉……いや貧乳のお好み焼き……THE失敗作な見た目だった 味は……まぁ普通だな。見た目アレでも悪い訳じゃあない 悔しそうにする貧乳と、申し訳なさそうな妹、もとい巨乳。対照的だった。色々と そのまま一緒に食べることになり、何故か連絡先を交換することになった 「次は負けんからな!なんなら美味いもん作ったら写メ送ったるわ!!」そう宣言しる姉妹の貧乳の方、愛宕洋榎さん 「ホンマお姉ちゃんがスンマセン。あ、これ私の連絡先です」そう言いながら連絡先を教えてくれた姉妹の妹、巨乳の愛宕絹恵さん 帰り道にメールしていると、2人が年上で麻雀部だと知った 夜、宣言通り愛宕…愛宕(貧)からからあげの写メが届いた なのでこっちはこってり豚骨のチャーシューメンを送ってあげた 言い出したのはあっちだし、問題ない問題ない 灼「大阪の愛宕さん……有名選手……」 晴絵「誰とでも仲良くなるなぁ……きっかけがアレだけど」 憧「夜にラーメンって狙ってやってるわね。というか(貧)って……」 玄「確かに愛宕さんは妹さんの方はすばらですが、お姉ちゃんの方はおもちがひかえめですのだ!!」 宥「なんで対戦してないのに分かるの?」 穏乃「……ラーメン食べたいなぁ」 憧「……アンタが引っかかるな」 洋榎「うーん……」 絹恵「……どうしたん?今日の夕飯作るんやないん?」 洋榎「いや、作ってから京太郎に送ってやろーって思っとるんやけど……」 絹恵「うん?」 洋榎「京太郎にダメージあるようなもん作ったら太るし、夜は夜で京太郎が送ってくるし……ウチはどうしたらええんや!?」 絹恵「……無茶な勝負やめたらええやん」 愛宕(貧)、必死に京太郎に仕返し中 しかし京太郎へはほぼノーダメージの模様 5月★日 今日は俺が部室に来た時玄さんしかいなかった 部活が始まるまで時間があったので、玄さんと魂の決闘(デュエル)をした お互いのカード(写真)を出し合い(見せ合い)より上をいく方が勝つ…… やはり同性の強みか、玄さんはかなりの数のカード(写真)を出す 俺も無くはないが……数が足りなかった(写真の入手は合法な手段) このまま負けるのか……そう思った時に引いたのは……鹿児島の春から送られてきた1枚の写真 石戸霞さん&明星ちゃんの規格外なおもちの写真!! 流石の玄さんもこれには涙して深々と一礼 俺達は互いの健闘を称えあい、硬い握手を交わした そしてその3分後、赤土先生と憧と灼さんに見つかり、正座で説教をくらった 写真だけは死守したがな 玄「いい決闘(デュエル)だったね……京太郎くん」 憧「机に女子の写真広げて泣きながら握手してたんだけど、やっぱ今からでも殴っていいわよね?」 晴絵「まーまー落ち着けって。うん、私より大きいのばっかだったけど、気にすんなって」 灼「……やっぱりゆるせな……」 穏乃「でも、今なら憧の写真もあるかもよ?」 憧「なっ!?」 宥「ちゃんとみんなの分あるんじゃない?」 6月×日 今日は穏乃と憧と遊ぶ予定だったが、待ち合わせ場所に2人とも来たが、憧は予定で遊べなくなったらしい 穏乃と2人で、ということになった ついでに憧からジャージ以外の服を選んでやってほしいと頼まれた 思い出してみれば昔会った時もずっとジャージで、今もその時とほとんど変わらない 普段はずっとジャージなのかと聞くと、いい笑顔で頷かれた なんで少し誇らしそうに頷く 憧の頼みもあり、商店街の服屋を見て回ることにしたが……穏乃ががっつり拒否しやがる スカートとか制服以外は絶対ないとまで断言しやがった 一応女子高生なのにそれでいいのか 元は悪くないのに、もったいない 仕方なく穏乃の服は諦め、適当に商店街を見て回ることになった ちょっとした食べ歩きみたいになったが、まぁこれはこれで楽しかった 道中で買ったものはしっかりと写メを撮り、夜に愛宕(貧)に送っといた 穏乃「ジャージでいいのにー」 憧「普段着がほぼジャージってのは流石にないわよ」 灼「だね。ちゃんと服買わなきゃ」 晴絵「……ツッコミどころか?」 宥「そ、それはちょっと……」 玄「でも、元は悪くないって言ってるから、可愛らしい服着てみるのもいいんじゃない?」 憧「それがねー……実は結構後に…」 穏乃「!?そ、それは黙っててって言ったじゃん!!」 玄「へー……じゃあ読み進めたら書いてあるかもだね!」 穏乃「!?」 6月○日 今日からついに団体戦が始まった 初戦からいきなり晩成が相手、どうなるかと思ったが、 いきなり玄さんが大きくリードを広げ、そのまま1位に! マジで晩成に勝ったよ、すげー 会場のみんなびっくりしてたわ そのまま2回戦も危なげなくトップ通過 このままの勢いで目指せ全国!! 晴絵「県予選かー、いやー、あの会場中のびっくりした顔は良かったなー」 穏乃「いきなり玄さんが5万もリード広げましたからね、アレはすごかったなー」 玄「た、たまたまだよ!それに、その後すぐ晩成の小走さんが対応してきたし」 憧「あー、あの人はマジですごいわよねー。初見で玄相手に+で終わらせるんだもの」 灼「あの人は本当に上手い、奈良個人1位だし」 宥「壮行試合の時も、すごく強かったよね~」 6月△日 団体戦、優勝おめでとう!! 晩成以外って10年ぶり?とか言われてたけどどうでもいい! 全国出場が決まったことが嬉しい このまま勝ち進んで和と、という目標のためにも、 これからも頑張っていこう とりあえずは来週の個人戦! やってやるぜ!! 穏乃「この時は嬉しかったなぁ……」 憧「今思えば夏に全国目指すって決めて、本当に全国行くとかどこのドラマよ」 晴絵「それを自分たちでやったんだ。誇っていいぞー」 灼「ハルちゃんもそうだった……」 玄「みんなで掴んだ勝利、ですのだ!」 宥「だね~」 6月□日 麻雀部が全国に行くことになったせいか、周りの扱いも変わってきた 穏乃や憧は他のクラスの人にまで色々聞かれていたようだった 玄さんと灼さんは、それぞれ旅館とボーリング場にお客が増えたと言っていた 宥さんはもみくちゃにされていた。超混ざりたかった それと、麻雀部の後援会がまたでき、予算やらでかなり援助してくれるらしい なので、インハイまでの間に毎週どこかの県の2位の学校に練習試合に行こうという話になった 詳しくは、俺の個人戦が終わってかららしい 俺は留守番かなー。ま、野郎1人なら当然だが それと、みんなで新聞を見て知ったが、長野で咲と和がいる清澄高校が全国出場を決めたらしい 穏乃が燃えていた。物理的に燃えそうでこえーよ マジで優勝かー。あいつも頑張ったんだな 後で電話しておこう 穏乃「あ、うちの店もお客増えたよ!」 憧「うちも参拝客が増えたわ。ま、そのせいで私まで巫女服着て出るはめになったけどね」 灼「なんにせよ、増えたのはありがたい」 玄「だね。お姉ちゃんは揉みくちゃにされてどうだった?」 宥「あったかかったよ」 玄「そのまま私も混ざっていれば上級生のおもちを堪能できたのに……」 晴絵「玄ー?女同士でもセクハラは成立するからなー?」 6月●日 今日から個人戦、俺の大会が始まった 俺なんかほっといていいのに、みんなわざわざ応援に来てくれた というか男子1人に女子5人+引率、目立つわ 玄さんとか落ち着くためにおもちを思い浮かべて、とかアドバイスくれたけど、 思い浮かべなくても目の前のおもちで充分ですありがとうございます そうこうしていると、晩成の先鋒、小走さんがわざわざこっちに来た 晩成は共学で、小走さん自身も個人戦に出ているが、男子の応援にも来たらしい 「個人でリベンジできないのは残念だが、やるからにはトップを目指す!それは男子も同じだ!負けないからな!」そう言い残して 行った あの人なりの激励か?悪い人じゃないのは分かる そして試合、厳しいとこもあったが、なんとか初日は突破した しかし、明日からはもっと強い相手もいるだろう 気合いを入れて、明日も頑張ろう! 憧「京太郎の試合も見ててハラハラしたわねー」 晴絵「ま、いきなり3年生ばっかの卓に入ったりだったからなー」 灼「運が良いのか悪いのか……」 穏乃「うーん……微妙なクジで1位とか引くけど……」 玄「とにかく初日は勝てて良かったよ」 宥「うん。みんなで応援したね~」 6月◇日 大会2日目、悪くは無かったし、午前中は勝ち抜けたんだが、晩成男子は上手かった 奈良県のトップ校は伊達じゃないな 1年夏でいきなり全国、なんて普通じゃ無理なのは分かってるが、悔しい 終わった後、みんな色々と慰めてくれた 玄さんなんて胸を貸すとまで言ってくれたが、断った。断るとか何シリアスっぽくやったんだあの時の俺 でも、これで終わるか もっと、もっと練習して次の大会こそやってやる! 俺は諦めねーぞ!! 穏乃「京太郎……」 憧「そんなの見せなかったくせに、やっぱり悔しかったんだ……」 晴絵「男の意地ってやつよ」 灼「……今度、小走さんも誘って京太郎と打と」 宥「うん……私も」 玄「……じゃあ私は胸を!」 晴絵「シリアスを胸でぶち壊すのは止めなさい。京太郎は喜ぶかもしれないけど」 6月▽日 今日は雨 だから制服が濡れた、とか言いながら何故か嬉しそうにジャージ姿の穏乃が言っていた 制服よりジャージの方が見慣れてしっくりくるってちょっとおかしい気がする ジャージなせいか、普段よりよく穏乃は動いていたが、そのせいかジャージが壁の釘か何かに引っかかり、盛大に破けた ジャージの下はそのまま下着だったのか、一瞬白い何かが見えたが、穏乃はすばやく隠してしまった。おしい しかしそのままにしておく訳にもいかない。制服も濡れているらしいので、一旦ジャージを脱いで貸せと言うと、殴られた 普通ビンタじゃねーの。グーってさぁ…… とにかくジャージを縫うため、妥協案として、一時的に俺の上着を貸した。まだ冬服のままでよかった 体格差の問題か、俺の上着で十分ジャージの代わりはできていた 貸している間、穏乃は何か大人しかったが、まぁジャージが直るのを待っていたんだろう ハギヨシさんに教わったことを思い出し、3分で終わらせた そのまま穏乃にジャージを返し、すぐに着替えたが……なんで今度はジャージの上に俺の上着着てんだ 結局穏乃は俺の上着を着たまま部活を始めた 俺に上着が帰ってきたのは帰り際になってからだった そんなに俺の上着が良かったのか?どこがいいのか全く分からん 穏乃「あぅ……」 晴絵「あったわねー。穏乃が珍しく京太郎を困らせてた日」 灼「あったあった。何を言われても上着を返さなくて」 宥「あったかそうだった」 玄「で?どうしてかな?」 憧「さー、キリキリ吐きなさい」 穏乃「いやその……京太郎が近くに居る感じが良くて……ちょっと話したくないなーって……あぁもうこれ以上いいじゃん!!」 晴絵「おー、穏乃が乙女の顔してるー」 憧「気持ちは分からなくもないけどねー……あたしもやろっかな」 灼「……体格的には私が」 玄「は、はいはい!私も!」 宥「わ、私もあったかくなりたいな~」 穏乃「なっ……じゃ、じゃあ私は今から京太郎に頼んで…」 晴絵「はい、その辺にしときなさいね?」 6月■日 今日から毎週末、全国の県2位の高校との練習試合だ 俺は対戦校がOKすれば付いていけるらしい 今週は穏乃の希望でなんと長野の龍門渕高校 龍門渕と言えば、長野での親友であり師匠、ハギヨシさんが勤める家 多少は面識があったからか、俺が来ることもOKだったらしい 高校、ではなく龍門渕家に招かれた。何度か来たことはあったが、相変わらずでかい すれ違う使用人の人も、ちらほら知っている人もいるので軽く挨拶もしつつ、部屋に通された そこには何度か会ったことがある人達、龍門渕透華さん、天江衣さん、井上純さん、国広一さん、沢村智紀さんがいた まさかこんな形でまた会うことになるとは、そう龍門渕の人達と話し、早速練習試合を始めることに 初戦……穏乃が天江さんにフルボッコに。ついでに俺まで巻き込まれた。飛んだけどな 穏乃が圧倒的な実力に凹んだ、かと思ったがそこは山育ち(半分くらい) すぐに復活して再び天江さんい挑む辺りが流石阿知賀の大将だ それからしばらくして、休憩がてら清澄がどうだったか聞くことに 初めは和が大将だったかと思ったが、大将はなんと咲だった 咲が大将かー……昔はそりゃ自分はおろか俺まで+-0されまくったり、カンばっかりされて気付いたら飛ばされたりしたけど…… そういうとなんか赤土先生が引き攣った顔してた 予定が合わないから会えそうにはないが、インハイで会えるかな 晴絵「あんな人外と昔から打ってて平然としてるのがすごいのよ」 憧「いや、一応あたしらとタメなんだからそんな人外とか……いや、人外というか……」 玄「おもちは人並み以下なのに……」 灼「それ言ったら色々な人に怒られるよ……」 宥「穏乃ちゃん、実際打ってみてどうだった?」 穏乃「打ってる最中は平気だったんですけど……後からすっごく怖くなりました」 咲「へくちっ……風邪かなぁ……」 6月◎日 学校帰り、少し早いけど必勝祈願のお守りでも買うべきかと話すと、 憧が自分のとこの神社でいいものを選ぶ、ということで憧と2人で神社に寄ることに 神社に着き、2人で境内にいるという憧のお姉さん、望さんを探していると、見知らぬ同年代の男の人と親しげに話す望さんを見つけた 邪魔になってはいけないし、今日はやめとくかと思ったが、隣で憧がとんでもなく驚いた顔をしていた 「そんな……お姉ちゃんに……小鍛治プロみたいになるとか考えたりはしてたけど……いやでも……」とかブツブツ言ってた憧 大分失礼なこと言ってたけど聞かなかったことにした 望さん達はそのまま神社の裏手に回って行き、俺は憧に引っ張られてそれを尾行することに 馬に蹴られたくはない、と言っても憧は「ほっとけないでしょ!?」と聞かなかった やがて、周囲から見えないような神社の裏手の奥に。俺達は近くの茂みに そのまま望さん達は急に互いに近付き、どうなるか、と思った時 憧が前に出過ぎたのか、思いっきり音を出して、望さん達に気付かれてしまった 仕方なく俺が事情を話すと、望さんは声を上げて大笑いだった 「この人、親戚だよ?憧、忘れたの?」そう言う望さん 憧はぽかんと呆気にとられた顔をした後、一気に真っ赤になった さらに話を聞くと、男の人は憧とも親戚関係にある人で、ただ建物の修理に来ただけらしい 最後まで話を聞くと、憧はすごい速さで走って逃げていってしまった 俺を置いて。せめて最後まで引っ張っていけ 「あーおかしかった。ま、あんな妹だけどよろしくね?」そう言う望さんだった 一応、帰りにお守りは選んでもらった 憧「うあああああ……なんでこんなことまで書いてんの……」 晴絵「望に男ができたと勘違いか……くく、確かに驚くけど……いやー、面白いよ憧」 憧「う、うっさい!姉の心配くらいするわよね!玄も!!」 玄「え!?そ、そう!お姉ちゃんの心配はするものですのだ!」 灼「……京太郎取られないように?」 玄「なっ!?ななななんのことかな!?」 宥「玄ちゃん……」 穏乃「いや、今更でしょう」 6月☆日 週末の泊りで練習試合、今回は愛知県だ だが俺は留守番。まぁ、相手校が女子校で女子チーム同士の練習試合だし、そりゃ普通はこうなるわなー 仕方ないので今日は1日ネト麻 久しぶりにじっくりハギヨシさんと打ったり、うっかり間違えたのかネト麻最強ののどっちとエンカウントしたり、色々あった ただ、1人仲良くなれた人がいた ハンドルネーム打倒はやりんさん 可愛らしいアバターに、アバターのおもちが大胆な人、チャットで仲良くなり、連絡先まで交換した ぼちぼちメールもやってる。なんか今度着る衣装、とか言って服の写メを送ってくれた これがかなり大胆なものだった これを平然と着れるほどの人物……是非ともリアルでも会ってみたいな 晴絵「まー、さすがに連れてけなかったわー」 憧「仕方ないわよ。せめて個人で入賞でもしてれば断られなかったかもしれないけど」 穏乃「ちゃんと京太郎も分かってるよ。お土産も買ってったし」 玄「しかし……この人もおもちがあると見た!」 灼「いやネト麻だし……そもそも女の人じゃないかも……」 宥「玄ちゃんのこういう勘は当たるよ~」 揺杏「ユキー!新しい衣装だぞー!!」 爽「希望通り胸めちゃくちゃ強調したぜー!!」 成香「わ、わぁ……」 誓子「胸元すっごく開けて……これ、本当に着るの?」 由暉子「いいですね……彼、胸が好きですし……」 6月★日 部活に早めに行くと、玄さんが部室の掃除をしていた せっかくなので俺も手伝うことに 熱いおもちへの愛を語り合いながら掃除をしていた しかし、俺と玄さんでは大きな違いがある それは、おもちを実際に触れたことがあるか否かだ 玄さんは同じ同性として、比較的容易に触れることができる だが俺は男だ。下手に触れでもしたらあっという間にデッドエンド直行コースに おもちを愛するものとして、柔らかさや重さ、それらを知りたいが俺ではその領域まで至ることはできない なんという玄さんとの大きな差。なんて大きな問題 玄さんもこの辛さが分かってくれたようで、優しく慰めてくれた その時だ 俺は掃除で濡れた床で足を滑らせ、まるで玄さんを押し倒すような形で倒れた あまりに唐突な出来事に俺は状況が理解できなかった そして、倒れている俺は、その手に当たっている柔らかいものが何かも分からなかった とりあえず手を動かすと、それは柔らかく、そしてあたたかなものだった 動かすと同時に玄さんの声も聞こえた 「きょ、きょぉ…たろ……くん……」その声でハッとした 俺の手は、俺の両手は……玄さんのおもちの上にあった つまり、俺が触れていたものは……玄さんのおもちっ!! すぐさま玄さんの上に倒れる形だった俺はそこをどき、すぐに土下座した 玄さんの表情は土下座で見えなかった が、玄さんが何かを言う前に、みんなが来た そこで土下座している俺にみんな驚き、結局玄さんのおもちを揉んだことは有耶無耶になってしまった しかし……今思い出すと、アレがおもちの感触か……すばらしい 俺はまた、ひとつ大人になれた気がするよ ありがとう、玄さん 玄「どういたしまして……やはりおもちは触れてこそ…」 憧「何やらせてんのよっ!!」バシッ 玄「あいたぁ!!叩かないでよぉ!」 晴絵「いやー、これ現場抑えられてたらアウトよ」 灼「流石に擁護できない……」 玄「事故!事故だよ!!」 宥「でも、京太郎くんに押し倒されたんだよね?」 穏乃「な、なんかそう聞くとすごいですね……」 玄「そ、そんなんじゃ……あぅぅ……」カオマッカ
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343398989/ 京太郎「麻雀なんてやってられるか!!」 京太郎「周りは化物ばっかでいつもフルボッコにされるし」 京太郎「気づいたら雑用係的ポジションになっちまってるし」 京太郎「というわけで麻雀部をやめてやるぞ!!」 京太郎「よしっ、タコス部を作るか」 京太郎「つってもタコス部って何すりゃいいんだ?」 京太郎「うむむ・・・」 京太郎「ダメだl、何も思いつかん・・・」 京太郎「とりあえず誰かに相談してみるか・・・」 京太郎「なぜだか咲の姉ちゃんに相談したくなった・・・」 京太郎「けど咲の姉ちゃん今東京だろうしなぁ・・・」 京太郎「・・・・・・」 京太郎「しょうがない、こんな時のために用意しておいたあれを使うか」 スッ←(ポケットから咲のパンツを取り出す) 京太郎「この手だけは使いたくなかったんだが場合が場合だしな」 京太郎「うおおおおおおおお、いでよてるてるぅぅぅ」 ぐごごごご 照「呼んだ??」 パクリ←(咲のパンツを口に含む) 京太郎「はい、照さんに相談したいことがあって召喚したんです」 照「ほかろう、ふぁふぁふがよい」 『よかろう、話すが良い』 京太郎「実は新しい部活を作ろうと思ってまして」 京太郎「タコス部を作ろうってとこまでは決めたんですが」 京太郎「タコス部って何すればいいんだ?ってなりまして・・・」 照「タコス部の活動、そんなもの・・・」 照「人間をタコスにすればいい」 京太郎「え?、、、、」 照「だから人間をタコスにする」 京太郎「いや、聞こえなかったわけじゃなくて」 京太郎「タコスにするって具体的にどうするんですか??」 照「まず最初にタコスの国に行く」 京太郎「・・・」 京太郎「一応聞いときますけどどこなんですか?タコスの国って?」 照「タコスの国も知らないでタコス部作ろうとしてたの?」 照「しかたない・・・」 照「ついてきて」 ~30分後~ 照「ついた」 ~レストラン『タコスの国』~ 京太郎(な、なんだレストランの名前だったのか) 京太郎(メキシコにでも行くのかと思ってかなり焦ったぜ・・・) 照「ここに人間をタコスにする技の持ち主がいる」 京太郎「へ、へえ、、そうなんですか」 京太郎(一体どんな人なんだ?) 照「とりあえず、中に入る」 京太郎「そうですね」 チリンチリン 店員「イラッシャイマセー」 京太郎「ふう」 京太郎「で、その人は一体どんな人なんですか??」 照「年齢がそろそろよんj『ズザザザザザザーーーー』 すこやん「アラサーだよっ!」 照「・・・こんなん」 すこやん「あれ?なんで宮永選手がここに居るんですか?」 京太郎(それは小鍛冶プロにも言えることじゃ・・・) 照「世界最高の美味と引換に召喚された」 照「この人に人間をタコスにする方法を教えてやって欲しい」 すこやん「え、あれは普通の人間が扱うには負担の大きい技なんだけどなぁ・・・」 すこやん「まぁ宮永選手のたのみだしね」 すこやん「えーっと、人間をタコスにするには・・・タコスを食べながら愛の告白をするんだよ♪」 京太郎「そ、それだけですか?」 すこやん「馬鹿にしたらダメだよ?これには大量の生命エネルギーをつかいますから」 すこやん「この技を一度に使いすぎると最悪死んじゃいますから・・・」 照「私はこの技を使いすぎて右腕がなんか回るようになった」 京太郎「えっ?」 すこやん「とは言っても一度ぐらいじゃそんなことにはならないので」 すこやん「とりあえず宮永選手に試してみましょうか」 照「( ^ω^)・・・」 照「え?」 京太郎「分かりました!」 照「そこはすぐにわかっちゃうんだ・・・」 京太郎「すいませんっ、でもこれもタコス部のためっ!」 すこやん「よく言ったよ、須賀くん」 すこやん「はいこれ」つタコス 京太郎「いただきます!」 ガブリ 京太郎「好きです!照さん!付き合ってください!!!」 照「イヤムリ、私は咲と相思相愛だk『シュゴゴオオオオオオオオオオ』 京太郎(うわっ、なんだこの土煙っ!!) シュウウウウウウウウウウウウ 京太郎「こ、これは」 タコス「あれ、バカ犬がこんなところで何してるんだじぇ??」 京太郎「これは、、どうなんでしょう小鍛冶プロ?」 タコス「おい、犬!無視すんn」 すこやん「半分成功ってとこかな」 タコス「きょ、京太郎話を 京太郎「そうですか、、、」シュン タコス「」 すこやん「最初からうまくいくわけないんだから次頑張ればいいよ」 京太郎「そ、そうですよね!」 すこやん「じゃあ次はここを離れて 145に試してみましょうか」 タコス「( ^ω^)<もうなにも言うまい・・・」 すこやん「次は風越女子の対象の家に行ってみましょうか」 京太郎「あの池田って人の家ですか?」 すこやん「ええ」 ~数十分後~ 池田宅『戦犯とかいうなし!』 すこやん「やっとついたね」 京太郎「はい、それでやっぱりあの大将に試すんですか?」 すこやん「う~ん、それもいいんだけど、今回は彼女の三つ子の妹ね」 京太郎「そ、そうですか」 京太郎(三人どうじにいけるだろうか) すこやん「それじゃあ押すね?」 ピンポーン ガチャリ 池田ァ「は~い・・・っておまえら誰だし?」 京太郎「怪しいものじゃないんですけど、、その」 京太郎「妹さんたちに用事があるんですっ!」 池田ァ「what are you mean?」 京太郎「??」 池田ァ「ハッ、気が動転してたし!」 池田ァ「と、とにかく早く帰らないとサツ呼ぶし!」 京太郎「えっ、な、なんでですか!」 三姉妹「お姉ちゃん大声出してどうしたんだし?」 京太郎(っ!・・・これはチャンスっ!!) 京太郎「小鍛冶プロっ!」 すこやん「あ、うん」つタコス 京太郎「そこの可愛い三人組!!」 三姉妹「??」 京太郎「おれは!君たちのことを愛してるんだあああああああああ!!!」 池田ァ「人の妹にいきなり何言ってるんだしっ!!」 シュゴゴゴゴゴゴ すこやん(あ、、、戦犯も巻き込んだ、、、) シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 京太郎「次はどうだっ・・・」 タコス四人衆「「「「バカ犬がなんでこんな 京太郎「小鍛冶プロ・・・」 すこやん「うん、不慣れとか関係なしに普通にしっぱいだね」 四人衆「「「「ちょっ話ぐらいちゃんと 京太郎「はぁ、おれにはやっぱ才能ないのか・・・」 四人衆「「「「」」」」 京太郎「小鍛冶プロ」 すこやん「どうしたの??」 京太郎「次で失敗したらタコス部諦めようと思うんです」 すこやん「そ、そうね」 すこやん「じゃぁ 191で最後にしましょうか・・・」 四人衆「「「「( ^ω^)<また無視ですか・・・」」」」 すこやん「じゃぁ最後はモノホンの片岡選手にいってみましょう」 京太郎「ゆ、優希ですか」ゴクリ すこやん「モノホンの片岡選手ならタコスになるかもしれないし」 京太郎「そ、そうですよね!!」 すこやん「最後だし須賀くん頑張ってね!!」 京太郎「はい」 ~イドウスルデー~ ~清澄高校~ 京太郎「あ、いた」 京太郎「おーい、ゆーきー!!」 モノホン「??」 モノホン「犬か、どうしたんだじぇ??」 京太郎「優希、お前に大事な話があるんだ、、、」 モノホン(なんか京太郎すっごい真面目な顔だじぇ) モノホン(もしかしてこれって・・・)//// 京太郎「小鍛冶プロ、あれを」 すこやん「どうぞ須賀くん!」 パクリ 京太郎「ふぅ」 京太郎「優希・・・俺はお前のことが本気で好きなんだっ!!」 モノホン(や、やっぱりだじ) モノホン「きょ、京太郎に好きって言ってもらえてすごくうれs シュゴゴゴゴゴゴゴ 京太郎「ん??なんだ、俺と優希の体が急に引き寄せ合って、、、」 京太郎&モノホン「「うわああああああ」」 ギュおおおおおおおおおおおおおおん シュウウウウウウウ タコス(食べれるよ!)「」 すこやん「、、、」 すこやん「やっぱり普通の人間には限界があったか、、、」 すこやん「だが私は待っている」 すこやん「この封印されし術を使いこなし」 すこやん「世界を正しき道へ導く剛の者が現れることを、、、」 こうして人間をタコスに変える禁術は小鍛冶健夜の手によって 数百年も続く封印を施されたのであった、、、 fin
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番外編 菫と京太郎 京太郎「菫さん」 菫「どうした須賀?」 京太郎「あの良かったら日曜日に…」 淡「すみれー、日曜日に照達と遊びに行かない!」 菫「べつに構わないぞ。何処に行けばいいんだ?」 淡「昼にいつもの場所に集合だよ、じゃあね!」 菫「わかった。それで京太郎どうかしたのか?」 京太郎「い、いや…何にもないですよ」 トボトボ… 菫「……京太郎!」 京太郎「はい?」 ダキ… 菫「今度二人で出かけよう…私とお前は恋人だからな」 京太郎「は、はい!」 カン!
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お誕生日記念 仲良し小蒔 小蒔「雪が降ってきましたね」 京太郎「そうですね…雪は苦手なんです。暖かくなってきたと思ったらまだまだ寒さは続きそうですね」 小蒔「はい。でも私は雪が好きです」空を見上げで 京太郎「そうなんですか?」 小蒔「雪だるまが作れますから」ニコニコ 京太郎「…神代さんらしいですね」少し笑って 小蒔「わ、笑わないでください!」 京太郎「すいません。でも寒いのは苦手ですよね?」 小蒔「それは大丈夫です。こうすれば暖かいですから」 ギュッ…京太郎の手を握り 京太郎「そうですね…俺も雪を好きになりそうです」照れていて 小蒔「それはいい事です」ニコ カン! その頃 初美「あれで付き合ってないとかありえないのですよー」 春「二人とも奥手」ぽりぽり 巴「そうですね。須賀君がガツガツしてくれたら安泰なんですけど」 霞「そうなったら私達は側室になるのよね?」 初美「えっ?」 春「…そうなの?」 巴「わ、私は知りませんよ!」 霞「あらあら、少し余計な事を喋ったかしら?」 初美「教えるのですよ!」 霞「それは秘密よ」逃げて 巴「待ってください!」追いかける 京太郎「…みんな元気ですね」 小蒔「きっと雪が嬉しいですよ」 カン!
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尭深「何を用意したの?」 京太郎「羊羹です」 尭深「…ふむ」 京太郎「冬に食べるのも乙かと思いまして」 尭深「いい判断ね」 京太郎「それじゃ、邪魔が入らないうちに頂きましょうか」 尭深「ええ」 京太郎「お味の方はどうですか?」 尭深「うん、おいしい」 京太郎「冬だと温くならないからいいですよね」 尭深「だね」 京太郎「それに渋谷先輩のお茶があるから、尚更おいしく食べられます」 尭深「もう…褒めたって何も出ないよ?」 京太郎「お茶だけで充分すぎます」 尭深「…誰も来ないね」 京太郎「そりゃまだ冬休みですし」 尭深「まあいいか。いつもならこうはならないだろうし」 京太郎「普段は騒がしすぎますからね」 尭深「あの二人のせい?」 京太郎「ええ、あの二人のせい」 尭深「…でも、それが当たり前になってるから寂しさも感じちゃうんだよね」 京太郎「確かに」 尭深「…ねえ」 京太郎「何でしょう」 尭深「羊羹の量、少し多すぎじゃないかしら」 京太郎「…」 尭深「…」 京太郎「…てっきり二人が嗅ぎつけて来るものかと」 尭深「来てないけどね」 京太郎「…」 尭深「…どうするの?これじゃあ食べきれないわ」 京太郎「まだ時間はありますし大丈夫ですよ」 尭深「まあ、そうなんだけど」 京太郎「ただ…特にやることないからって、部室に来たのは間違いだったかもしれません」 尭深「人を呼んでおいてよく言う」 京太郎「先輩なら、きっと応えてくれるだろうと思ったんです」 尭深「どうして?」 京太郎「先輩ってあまり気難しくはないですし、一軍の中じゃ一番温厚な方です」 京太郎「それに…こうして静かな所で過ごすのは嫌いじゃないでしょう?」 尭深「否定はしない。けど、いつでもそうだとは思わないで」 京太郎「わかってますって」 尭深「あなたがそういう返事をするのは、当てに出来ない」 京太郎「酷い言い草ですね」 尭深「雑用は無理しない程度にって言っても聞かないし」 京太郎「世話好きというか物好きでして」 尭深「大して強くもないのに、いつもホラを吹いてばかりで」 京太郎「そうでもしないと負け続けられないでしょ?」 尭深「そもそも才能だってないし」 京太郎「知ってます」 尭深「それでも私達と打とうとするのだけは、ある意味才能だと思うわ」 京太郎「…どうも」 尭深「須賀君、あなたはいつまでここにいるつもり?」 京太郎「渋谷先輩が帰るまでは、ううん…家まで送っていきますよ」 尭深「…言い方を変えましょう。いつまでこの麻雀部にいるつもり?」 京太郎「知りません」 尭深「そんな答えじゃ納得いかないわ」 京太郎「他に言い様ないですから。俺、きっと周りのみんなほど麻雀は好きじゃないでしょうし」 尭深「…そう」 京太郎「ですが打ってて楽しいのは確かです。ただ、この先もそうだとは限らないってだけ」 尭深「そんなの、誰だってそうでしょう?」 京太郎「俺は他と違って、麻雀の楽しい所しか知りません」 尭深「…」 京太郎「だからこの先麻雀の嫌なところを思い知って、それでもなお麻雀を楽しめるのか…結局はこれから次第なんですよ」 尭深「…それで須賀君、あなたはどうしたいの?」 京太郎「残れるのなら残りたい。少なくとも、今はその程度です」 京太郎「それはそれでどうしようもありません。それが俺の今なんです」 尭深「なら、この先をどうするかを考えなくちゃいけないわ」 京太郎「えっとですね…恥ずかしながら俺一人じゃどうにか出来る気がしなくて」 尭深「そんなの当たり前でしょう。須賀君って、どうしようもなく無力なんだから」 京太郎「ズバリと言いますね」 尭深「だってそれが事実なんでしょ?」 京太郎「ええ」 尭深「だけど、自分の弱さを知っているだけまだいいわ。自分一人で何とかしようとするよりは、ずっといい」 京太郎「…」 尭深「私は、そんなあなたを放ってはおけない。だから支える。支えてあげるの」 京太郎「…」 京太郎「…本当にいいんですか」 尭深「そのつもりで私の問いに答えたんでしょ?」 京太郎「はい」 尭深「それに私なら、あなたの願いを聞いてくれるだろうと」 京太郎「…はい」 尭深「…ふふ、ダメな子だね。須賀君って」 京太郎「う…」 尭深「そうさせたのは私だし、あなたはただそれに乗っただけなんだけど」 京太郎「…どうせなら、俺が卒業するまで甘えられたらよかったんですけどね」 尭深「それは無理。流石に私も、須賀君のために留年なんてしようとは思わない」 尭深「私には私の人生があるし、あなたにはあなたの人生がある」 尭深「生憎私はこの羊羹のように甘いだけではない…つまりはそういう事よ」 京太郎「…それはそれで助かります。先輩が甘いだけなら、俺はますますあなたに依存してたでしょう」 京太郎「そうなったら俺の意志はありません。先輩の存在こそが、麻雀を打つ理由になってしまう」 京太郎「俺も一応男ですから…カッコ悪いままで終わるのって、嫌ですよ」 尭深「なら、いつかはカッコ良くなってくれるの?」 京太郎「ええ」 尭深「ホラじゃないよね?」 京太郎「これは誓いです。俺と…そして、あなたのための」 尭深「…」 京太郎「必ず、強くなってみせますから」 尭深「ええ…私待ってるわ。あなたがそうなってくれるのを、ずっと…ずっと待ってる」 尭深「どんなお菓子があるの…ってうわぁ…」 京太郎「煎餅、羊羹、団子に変化球としてショートケーキっす!」 尭深「うん…えっと…」 京太郎「どうしました、尭深さん?」 尭深「えっと…その、ね?…多すぎないかな?」 京太郎「正直それは俺も思ってました」 尭深「何でこんなに用意したの…というかどこからこんなに…」 京太郎「いつもこれぐらい用意してましたし何というか癖で…あとどこからかってのは企業秘密です」 尭深「…どうしても?」 京太郎「どうしてもです」 尭深「むぅ…」 京太郎(可愛い) 尭深「…まぁ確かにいつも宮永先輩や淡ちゃんがお菓子を用意した先から食べ尽くしていたからわからなくもないけど…」 尭深「さすがに二人でこれは多すぎると思う…」 京太郎「そーですねー…どうしましょうかこれ?」 尭深「うーん…お煎餅はまだ良いとして他のは袋から出しちゃってるから…」 尭深「やっぱり食べるしかないんじゃないかなぁ…」 京太郎「ですよねー…」 尭深「…まぁ、とはいっても全部二人分ずつだから頑張れば食べれそうかな」 尭深(問題はその後の体重とかとかなんだけど…) 京太郎「そうですね。形はどうあれ、せっかくのお菓子なんですから…味わって食べましょう!」 尭深「うん、それじゃあ…」 「「いただきます」」 ……… …… … 尭深「まずは…ショートケーキからにしようかな…」 京太郎「あ、それからいっちゃいます?」 尭深「え、うん…ダメだった?」 京太郎「いえいえ、ただ意外だなぁーって。尭深さんと言えば緑茶、緑茶と言えば和菓子みたいに思ってましたからね」 尭深「須賀君もそう思うんだ…変なのかなぁ…緑茶に洋菓子って」 京太郎「別に変じゃないですよ。俺がただそう思いこんでただけですし」 尭深「でも…みんなに言われちゃうと自分が変なのかなって…」 京太郎「気にすることないですって。悪い癖な訳じゃないんですから」 尭深「…うん、そうだね。私は私だもんね」 京太郎「それにーなんですか、そのままの尭深さんが好きだからーみたいな?」ポリポリ 尭深「はむっ…あ、これおいし…」 京太郎「まぁ聞いてませんよねー。知ってました」 尭深「え?何か言った?」はむはむ 京太郎「いえ、なんにも」 尭深「そう?」 京太郎「俺も食べよ…はむっ…む?」キュピーン 尭深「美味しいね、このケーキ。甘すぎないというか…そんなにしつこくないからお茶にぴったりで…」 京太郎「これは…砂糖の量か…?いやでも少なすぎると失敗するし…となると牛乳が…」ブツブツ 尭深「あ、始まっちゃった…」 尭深(料理が趣味なのは良いけど…何かを美味しいと思うとその味をコピーしようと真剣になっちゃうんだよね…たとえ会話中でも) 京太郎「とにかくここはもう一口食べてから気になった所を整理して…」ブツブツ 尭深「…」はむはむ 尭深(…ちょっと寂しい)シュン
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342344359/ 京太郎「俺以外みんな強く全国に行くような連中だし俺は場違いだよな…」 京太郎「部長にかかれば俺以外の雑用係を確保するのも簡単だろうし…」 京太郎「タコスはハギヨシさんに頼めば作ってもらえるだろうし…」 京太郎「和には振り向いてもらえないし…」 京太郎「そしてなにより……」 京太郎「昔と違って咲は一人ぼっちじゃないしな…」 京太郎「麻雀通して沢山友達ができたんだ…もう俺が面倒見なくても大丈夫だろ…」 京太郎「と、いう訳で麻雀部を辞めたんですよ」 ハギヨシ「ならこれからは須賀さんは放課後時間があるという事ですね?」 京太郎「そうですけど?」 ハギヨシ「それならば、もしよろしければ私の仕事の手伝いをしてみませんか?」 京太郎「どうしてこうなった…」 透華「貴方がハギヨシの言ってた執事見習いの方ですの?」 京太郎「あ、はい」 京太郎「というかハギヨシさんに言われるままに来ちゃいましたけど自分なんかがやれることってあんまり無いと思いますよ?」 透華「まぁハギヨシにも何か考えがあるのでしょう、これからどうなるのか分かりませんがよろしくお願いしますわ」 京太郎「ハイ、分かりました」 ハギヨシ「お嬢様とのご挨拶も済んだようですね」 京太郎「しかし本当に俺は何をすればいいんですか? 大体のことってハギヨシさんだけで出来るでしょう?」 ハギヨシ「いえいえ、貴方にしか出来ない事をしてもらいますよ」 ハギヨシ「私がお願いしたい仕事というのは衣お嬢様のお相手をすることなのですよ」 京太郎「っていうと確か大会の時に大将をやっていた?」 ハギヨシ「はい、衣お嬢様は以前はご友人もあまりいらっしゃらなかったのですが…」 ハギヨシ「お嬢様が集めた方たちのおかげで最近は本当に楽しそうにしているのです」 ハギヨシ「ですが、衣お嬢様と仲の良い男性となるとお世話係をしている私くらいしかいませんで」 ハギヨシ「歳の近い男の方と仲良くなることも衣お嬢様のためになるかと考えていたので」 ハギヨシ「まさに須賀さんはうってつけという訳なのですよ」 京太郎「家事などの仕事をするんじゃなくて天江さんと仲良くなればいいんですね」 ハギヨシ「その通りです」 京太郎「なるほど、それなら俺でも出来そうですね」 ハギヨシ「引き受けてくれますか?」 京太郎「はい、いつもハギヨシさんにはお世話になってますし、これくらいならどうってことないですよ」 衣「む?見なれぬ顔がいるな」 ハギヨシ「私の仕事の手伝いをしてくれる須賀京太郎さんといいます、今日から来たので衣お嬢様にもご挨拶をと思いまして」 京太郎「どうも、須賀京太郎といいます」 衣「ふむ、そう固くならくていいぞー?」 京太郎「そうですか?でも自分の方が年下ですし」 衣「そんなの関係ない、普通に話した方が衣も話かけやすいしな」 京太郎「分かった、俺もあまり固っ苦しいのは苦手だしできるだけ普通に話すな」 衣「うむ」 ハギヨシ「ところで衣様、須賀さんは今日が初めてで丁度いいですし」 ハギヨシ「今日は衣様のお世話は私の代わりに須賀さんがやってもよろしいでしょうか?」 衣「ほー いつもと違うとなんだかわくわくするな! うん、今日はきょうたろうと遊ぶとしよう!」 京太郎「よし、じゃあ遊ぶか!」 衣「おー」 京太郎「ところで遊ぶと言っても何をする?」 衣「きょうたろうは麻雀できるか?」 京太郎「一応できるけど弱っちくて面白くないかもだぞ?」 衣「強さは関係ない、打てるなら一緒に麻雀をしよう」 京太郎「それならやるか、しかしやるからには俺も本気で行くぞー」 衣「その意気だ、かかってこいきょうたろう!」 京太郎「んだー負けたー」 衣「やっぱり衣と打つのはもう止めとくか?」 京太郎「なんのまだまだー」 衣「! 衣と打って負けたのにまだ打ってくれるのか?」 京太郎「? そりゃー負ければ悔しいしな、衣さえ良ければもう1回やろうぜ」 衣「うん! もっと打とう!」 京太郎「そう来なくっちゃな! 次は負けないぞ!」 衣「なんの!返り討ちにしてくれる!」 京太郎「言ったなー」 京太郎「結局1回も勝てなかった」 衣「でも何度か面白い打ち筋をしていたし、きょうたろうはもっと強くなれると思うぞ」 京太郎「そっか、ありがとな」ナデナデ 衣「うぁーなでるなー衣の方がおねーさんなんだぞー」 京太郎「ってもうこんな時間か、そろそろ帰らないと」 衣「え?帰るのか?」 京太郎「あぁ、明日も学校あるしな」 衣「そうか……」 京太郎「なに、明日も学校終わったら来るからまた遊ぼうぜ?」 衣「そうか! なら約束だぞ!きょうたろう」 京太郎「あぁ、それじゃまた明日な」 衣「うん、また明日!」 『翌日』 京太郎「と、いう訳で今日も来たぞー」 衣「おーきょうたろうよく来たな、待ってたぞー」 京太郎「さて、今日は何をする?」 衣「ふむー そうだな」 京太郎「予定がないなら外にでも出てみるか? いつも家の中ってのもあれだろうし」 衣「おぉ! いいな、おもしろそうだ! 衣もきょうたろうに賛成だぞ!」 京太郎「よし、それじゃあ遠くに行くと帰りが遅くなるし近場を散歩でもするか」 衣「さんせーい」 衣「わーい」 京太郎「そろそろ時間も時間だし帰るか」 衣「むぅ もうそんな時間なのか楽しい時間はあっというまだな」 京太郎「はは、楽しんでもらえたようで良かったよ」ナデナデ 衣「だからなでるなというのにー」 衣「む?」 京太郎「ん?どうした?」 衣「あれは…」 京太郎「アイスクリームの移動販売車? ここらへんあんまり人通りないのに何考えてんだ?」 衣「あいす…」ジー 京太郎「食べたいのか?」 衣「!」ハッ 衣「いやっ 食べたくなんてないぞ! おねえさんな衣はアイスなんか全然…」ダレー 京太郎「にしてはよだれ出てるぞ」 衣「!」ハッ 衣「///」ゴシゴシ 京太郎「まぁ夕食前だし我慢するか?」 衣「うぐぅー」 京太郎「夕食残さず食べられるっていうなら買ってやろうか?」 衣「いいのか!?」 京太郎「おぅ、ただし夕食ちゃんと食べるんだぞ?」 衣「食べる食べる!」 京太郎「よし、じゃあ買ってやるぞ」 衣「味がいっぱいある!」キラキラ 京太郎「本当にいっぱいあるな なんだこの親田辛味大根味って、いくら地元の特産だからってこれは…」 衣「衣はこれがいい!」 京太郎「いちご味か、オーソドックスでおいしそうだな」 衣「うん!」 京太郎「よし、すいませんこのいちご味1つください」 おっさん「まいどー」 京太郎「はい、落とさないように気をつけろよ」 衣「うん ありがとな、きょうたろう」 京太郎「じゃあ帰るか」 衣「おー」 衣「おいしい」ムグムグ 京太郎「それは良かった」 衣「きょうたろうは買わなかったのか?」 京太郎「あぁ、たくさんは食べれそうになかったしな」 衣「少しなら食べるのか?」 京太郎「ん? まぁ夕食前だし少しくらいなら満腹になってしまったりはしないだろうな」 衣「なら衣のアイスを一口たべるか?」アーン 京太郎「え?」 衣「いやか?」 京太郎「いやいやいや、そっちこそいいのか?」 衣「何がだ?」 京太郎(そういえば男の知り合いってハギヨシさんくらいしかいなかったんだよな) 衣「きょうたろー?」 京太郎(なら普通に仲のいい女友達と同じように接してくるのもうなずけるか…) 衣「いらないのかー?」 京太郎(どうする? ここはやんわりと断った方が…) 衣「聞いてるのか?」ジワ 京太郎「ん? ってなんで泣いてるんだ!?」 衣「だってきょうたろう呼んでも返事してくれないし…」 京太郎「あー ごめんな 考え事してたんだよ」 衣「アイスいらないのか?」 京太郎「あー アイスはなー」 衣「衣のアイスいらないのか?」ジワ 京太郎「あー! 貰う貰う! 丁度衣が食べてるの見て俺も欲しくなってた所だしな!」 衣「そうか! なら遠慮せずに食べていいぞ!」ニコー 京太郎「じゃあ一口だけ貰うな」 衣「うん、どうぞどうぞー」 京太郎「むぐ お、結構美味いな」 衣「だろー」 京太郎「美味かったよ、ありがとな」ナデナデ 衣「なでるなー」 京太郎「お、早く食べないとアイス溶けちまうぞ?」 衣「はっ 早く食べなきゃ」ペロペロ 一「おかえり、丁度晩御飯が出来たところだし須賀君も食べてくかい?」 京太郎「え? そこまでしてもらうのは悪い気がするんだが」 衣「アイスのお礼だ、食べていけばいいじゃないか」 京太郎「でもな…」 一「アイス?」 衣「!!」ビクッ 一「衣、ごはん前にアイス食べたの?」 衣「な、なんのことだ? 衣はアイスなんて食べてないぞ?」 一「じー」 衣「」アセアセ 一「ほっぺにアイスついてるよ?」 衣「え!?」バッ 衣「あれ? ついてない??」 一「やっぱり食べたんだ」 衣「あーうー」 一「まぁ晩御飯ちゃんと食べるんなら何にも言わないよ」 一「で、須賀君はどうするんだい?」 京太郎「なら迷惑じゃなければ晩御飯を食べてから帰ろうかな」 一「うん、衣もなついてるし迷惑なんかじゃないよ」 京太郎「そっか、そりゃ良かったよ」 衣「いっしょにごはんだー」ワーイ 京太郎「これ美味しいですね」 一「それは良かった 須賀君、おかわりはいるかい?」 京太郎「あ、ならお願いしてもいいですか?」 一「ん、了解」 純「いっぱい食うなー 衣もこれくらい食べないと大きくなれないぞー」 衣「むっきー そういうじゅんは大きすぎるぞー」 純「ハハハ 悔しかったらもっと大きくなってみろー」 衣「むー」 衣「衣もおかわりするぞ!」 一「食べれるのかい?」 衣「大丈夫だ! おねーさんな衣にかかればごはんのおかわりくらい簡単にできる!」 透華「あまりお姉さんとおかわりに関係はない気もしますが」 智紀「やらせてあげればいい」 衣「もうおなかいっぱい」 一「言わんこっちゃない」ハァー 京太郎「今日は夕飯までごちそうになってお世話になりました」 透華「あら?もう帰るんですの?」 京太郎「まぁ明日も学校がありますしね」 衣「んー? きょうたろう帰るのか―?」ウツラウツラ 京太郎「おう、でもまた明日もちゃんと来るぞ」 衣「うん、なら待ってるぞー」 京太郎「よしよし えらいえらい」ナデナデ 衣「だからなでるなー///」 京太郎「じゃあまた明日、今日は散歩で疲れてるだろうし早めに寝ろよー」 衣「分かったー、また明日な―」 一「おや、来たね」 京太郎「あ、一さんこんにちは 衣が見当たらないんですがどうしたんですかね?」 一「今日の学校が思いのほか疲れたみたいで、京太郎君が来るまで休むって言ってたんだげど」 一「この状況から察するにまだお昼寝中みたいだね」 京太郎「そっか、なら今日はハギヨシさんの仕事手伝ってから帰ろうかな」 一「それだと衣が起きたとき可愛そうだよ」 一「衣が起きるまで僕とお茶でもしながら待ってるってのはどうだい?」 京太郎「え? いいんですか?」 一「うん、そういえばキミとちゃんと話す機会ってあんまりないしね」 一「多分そろそろ起きると思うし、それまで少しの間のんびり待ってようよ」 京太郎「それもそうですね」 一「どうぞ、紅茶で良かったかな?」 京太郎「全然大丈夫ですよ」 一「それは良かった、お茶菓子もあるし 遠慮せずに食べてね」 京太郎「はい、いただきます」 京太郎「」クピクピ 京太郎「この紅茶美味しいですね」 一「はは ありがとう」 京太郎「それにこのお茶菓子のクッキーも凄い美味しいですよ」 京太郎「どこのクッキーなんだろう? こんな美味しいの食べたことないぞ、さすがお金持ち」 一「あーそのクッキーはお金持ちとかは関係ないよ?」 京太郎「え? でも凄く美味しいですよ? 有名なケーキ屋とかの商品なんじゃ?」 一「ないない、だってそれ僕の手作りだもん」 京太郎「え!? 本当ですか?」 一「嘘なんてつかないよー」 京太郎「あ、すいません」 京太郎「じゃなくて! これが手作りですか? この美味しさ、普通に店で買うよりずっと美味しいんですけど」 一「面と向かって褒められるとなんか照れるね///」タハハ 京太郎「だって本当に美味しいですよ、店が開けるレベルですよ!」 一「もう褒めなくていいよぉ///」 キョウタロー キテルノカー? 一「あっ 衣が起きたみたいだよ 早く行ってあげて」 京太郎「みたいですね、分かりました」 京太郎「紅茶とクッキーご馳走様でした、すっごい美味しかったですよ」 一「たはは ありがとね///」 オーコロモーオキタノカー アーキョウタロウミッケー 一「京太郎くん、か」 一「明日はケーキでも作ってみようかな?///」