約 67,608 件
https://w.atwiki.jp/4423/pages/1096.html
編集する。 2024-09-01 21 12 37 (Sun) - 題名 中一の一年 題名 中一の一年 出典、参考 僕が、中学校の一年を振り返れば最低だったと言っていいだろう。 まず入学式から1か月たった時のことだった。 三階のトイレに入った時だった。 中二、三の柔道、サッカー、野球、バスケの男子が 1年の女子を服を脱がして遊んでいた。 先生に知らせようと戻ろうと思ったが逆に3年に捕まって しまった。 気が付いたら僕は3年に叫んでいた。 「先輩ってのは1、2年の年の差で後輩の服を脱がしたりするのか。最低だお前らは」 次の瞬間僕は、防犯ベルの紐を抜いた。 ブザーが鳴り周りの2、3年は逃げてようとした。 しかし駆け付けたおなじ文芸部のAがやってきて退路をふさぎ全員教師に捕まった。 次の日 学校にきて放課後Bと帰る途中だった。 「おめ~昨日の恨みかえさせてもらう。」 10人ば仮の運動部が攻撃いてきた。 編集する。 2024-09-01 21 12 37 (Sun) - 出典、参考
https://w.atwiki.jp/gundamdb/pages/16.html
地球連邦軍(一年戦争時)のモビルスーツ RX-78-2 ガンダム メニュー
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/271.html
P「雪歩と結婚してはや一年…」 執筆開始日時 2012/4/14 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334369207/ 概要 雪歩「あなた、出来ましたよ」 白いごはんと、塩じゃけ、みそ汁がテーブルに運ばれてくる。 雪歩「あ、ぷろ…あなた!春香ちゃんが出てるドラマですよ!わぁ~、春香ちゃん大人っぽくなったなぁ…』 可愛くて、優しくて、献身的で……最高の若妻を手に入れたかに思えた俺にも、悩みはある。 ……結婚して一年、雪歩との性交渉に一度も成功していないのであった…… タグ ^萩原雪歩 ^恋愛 ^いちゃラブ ^未来設定 ^コメディ まとめサイト えすえす
https://w.atwiki.jp/uchihama/
体罰教師の情報・事件の概要等知ってる方がいらっしゃいましたら情報を提供してください。 福岡県福岡市西区福岡市立内浜中学校公式HP 内浜中学への連絡先は 【TEL 092(882)3855 FAX 092(882)3866】 まで 現行スレッド in ニュース速報板 現行スレッド in ニュー速VIP 現行スレッド in ニュース二軍+
https://w.atwiki.jp/uchihama/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/atiga-9nen/pages/192.html
【高校一年 ―― 9月】 京太郎「(んー…)」ファァ 京太郎「(…なんか今日は暇だなー…)」 京太郎「(いや…今までが忙しすぎたくらいなんだけどさ)」 京太郎「(でも、牌譜整理はもう終わったし…バイトもないし…)」 京太郎「(憧は初瀬と遊びに行って、しずはそれに付き合ってるし…)」 京太郎「(久しぶりにやることまったくない感じなんだよなー…)」 京太郎「(いや…やらなきゃいけない事はあるんだけどさ…)」 京太郎「(でも、流石に二週連続ネト麻ばっかりだったのに…)」 京太郎「(ここでさらにネト麻するのはちょっと…きつい)」 京太郎「(飽きると言うか…ちょっとそれ以外の事で息抜きしたい気分だ…)」 京太郎「(と言っても…積みゲ崩して遊んだりするような気分でもないし…)」 京太郎「(ここは…)」 +2 末尾偶数:散歩でもするか 末尾奇数:阿知賀にでも行って見るか 散歩でもするか 京太郎「(…そうだな、とりあえず…散歩でもしてみるか)」ムクッ 京太郎「(最近はそうやって時間を贅沢に使うような息抜きはしてなかったしな)」 京太郎「(…それにそろそろ少しずつ寒くなってきたし…)」 京太郎「(宥さんの事も心配な時期に入ってきたからな…)」 京太郎「(また一人で動けなくなってたりしたら大変だし…)」 京太郎「(たまにはこっちから散歩を誘ってみるか)」メルメル 京太郎「(…うん。これでよし)」ピッ 京太郎「(んじゃ、返信待ってる間に着替えてっと…)」 京太郎「(ん…返事…思ったより早いな)」 京太郎「(宥さんも大丈夫か、良かった)」 京太郎「(それじゃ待ち合わせ場所は松実館の前にしてっと…)」メルメル 京太郎「(よし。そろそろ出発するか)」 【松実館勝手口前】 京太郎「(よし…到着)」 京太郎「(待ち合わせの時間の五分前…十分だな)」 京太郎「(とりあえず到着のメールは送っておいて…と)」メルメル 宥「…あ、須賀君…」ガチャ 京太郎「…ってえ…?ゆ、宥さん…!?」 宥「えへへ…お待たせ」ニコッ 京太郎「お待たせって…もしかして外で待ってたのか?」 宥「うん…あんまり待たせちゃダメだと思って…」 京太郎「そっか…それは嬉しいけどさ」 京太郎「でも…あんまり無茶するなよ。今の時期でももう寒いだろ?」 宥「う…ん…そうだけど…」 京太郎「…ん?」 宥「…なんでもない。それより…お散歩…しよ?」 京太郎「ん…そうだな。日が落ちると大変だし…」 宥「…でも、どうして急にお散歩誘ってくれたの?」 京太郎「理由はまぁ色々あるけど…一番はやっぱり暇だからかな」 宥「そう…なの?」 京太郎「あぁ。やる事特になくてさー…」 宥「じゃあ…ネト麻は?」 京太郎「しなきゃいけないんだけど…」 宥「だけど?」 京太郎「端的に言うと飽きた」 宥「…もう。そういうのダメなんだよ」メッ 京太郎「はは。ま、一応、やってる時はやってるから大丈夫だよ」 京太郎「今日は息抜きに用意した一日みたいなもんだし」 宥「…じゃあ」 京太郎「ん?」 宥「…今日一日、付き合ってくれる?」 京太郎「おう。全然、構わないぞ」 京太郎「何なら今からでもデートに切り替えて良いくらいだ」 宥「で、デート…」カァ 京太郎「ま、デート云々は冗談にしても…」 京太郎「何処か行くつもりなら付き合うぞ」 京太郎「映画館でも…ショッピングでもさ」 宥「…じゃあ…一つお願いがあるんだけど…」 京太郎「ん?」 宥「…学校に行っても良いかな?」 京太郎「学校?どうして…」 宥「…着いたら話すって事じゃ…ダメ?」 京太郎「いや、構わないよ」 京太郎「そもそも暇つぶしの為にこうして宥さん誘った訳だし」 京太郎「散歩するにしても何かしら理由があった方が楽しいからな」 宥「…ありがとう、須賀君」 京太郎「はは。お礼なんて良いって」 京太郎「そもそも俺が宥さんに暇つぶしに付き合ってもらってるようなもんだからな」 【阿知賀学院】 京太郎「しっかし…休みとなるとやっぱり人少ないな」 京太郎「運動部すらちらほらとしか見えないし」 宥「あんまり阿知賀は運動系が活発じゃないし…ね」 京太郎「まぁ…夏が終わったってのもあるんだろうな」 京太郎「殆どの部活が世代交代を迎えて…新世代が何とか舵取りしようとしてる真っ最中だろうし」 宥「…世代交代…か」 京太郎「…宥さん?」 宥「…ううん。何でもない」 宥「…それより…ここ…」 京太郎「…ん?ここは…」 宥「入っても…良い?」 京太郎「…そんな事一々、聞くなよ」 京太郎「だってここは…麻雀部なんだぜ」 宥「…うん…そうなんだけど…ね」 宥「私はもう…部員じゃない…から」 京太郎「…そんな事…」 宥「…ううん。そう…なの」 宥「私はもう…皆と一緒に公式戦には出られない…」 宥「あの感動を皆と一緒に…わかちあう事が出来ない」 宥「だから…私はここに入る権利がないの」 京太郎「…んな事ねぇよ」 京太郎「例え公式戦には出られなくても…宥さんは俺達の仲間だ」 京太郎「俺達と一緒にあのインターハイを闘いぬいた…大事な仲間だよ」 宥「…ありがとう。…でも…ね」 京太郎「…ん?」 宥「…私は…やっぱり部外者…なんだよ」 宥「私は…阿知賀子ども麻雀教室にも所属していなくて…」 宥「決勝戦でも…一人だけボロボロになっちゃって…」ギュッ 宥「…一人…だけ…卒業…しちゃって…」 京太郎「…宥さん」 宥「…どうして…なのかな」 京太郎「…え?」 宥「私…どうしてあの時…勇気が出なかったのかな…」 宥「勇気を出して…須賀君から逃げなければ…」 宥「須賀君と一緒に…ここに来ていたら…」 宥「私は阿知賀子ども麻雀教室に入れていて…」 宥「皆と一緒に…頑張る事が出来て…」 宥「…こんな風にはならなかったかもしれないのに…」 京太郎「…それは…」 宥「…ごめん。こんな事…須賀君に言う事じゃないよね」 宥「…でも…こんな事…玄ちゃんには絶対に言えないから…」 宥「愚痴っちゃって…ごめんね」 京太郎「…気にしてねぇよ」 京太郎「…でも、玄に言えないって…?」 宥「…だって…玄ちゃん…とっても優しいから」 宥「こんな事言ったら…また私の事…優先しちゃう」 宥「ようやく仲間が揃って…玄ちゃんは先に行けるのに…」 宥「…同じところで足ぶみしてるあたしの為に…戻ってきてくれる」 宥「…だから、こんな事絶対玄ちゃんには言えないの」 宥「ただでさえ…私はおねーちゃんなのに…」 宥「玄ちゃんに迷惑ばっかり掛けて…ダメなおねーちゃんなんだから」 宥「先に進もうとしてるあの子の邪魔をしてあげたくないの」スッ 京太郎「…宥さん」 宥「…だから…須賀君」 京太郎「…え?」 宥「…私の代わりに…玄ちゃんの事よろしくね」 宥「玄ちゃんが今、一番頼りにしてるのは…須賀君だから」 宥「一番、心を許してるのは…もう私じゃないから」 宥「…だから…玄ちゃんの事…泣かせないで…あげて」 京太郎「俺は…」 京太郎「(…何を言ってあげれば良いだろう)」 京太郎「(見たこともないくらいに…悲しそうに笑うこの人に)」 京太郎「(顔の半分で笑って…もう半分で泣いているこの人に…)」 京太郎「(…俺はなんと言えば…良いのだろうか)」 京太郎「(今まで…宥さんがそんな風に思っているなんて)」 京太郎「(疎外感を感じていたなんて…まったく知らなかった俺が…)」 京太郎「(何を言う権利があるんだろう…?)」 京太郎「(分からない…悲しいけれど…俺には…何が正しいのかは分からない)」 京太郎「(…だけど、確かな事は…それが間違っているって事だ)」 京太郎「(そうやって…何もかもを諦めるようなやり方は…間違っているって事だけ)」 京太郎「(…だからこそ…俺が今、ここで言うべき事は…)」 +2 00~50 …分かった 51~99 無理だ ※男気10が+されます 無理だ 京太郎「…無理だよ」 宥「…え?」 京太郎「俺だけじゃ玄を泣かせないなんて無理だって」 宥「…~~っ!そんなの…!」 京太郎「宥さんも一緒じゃないとさ」 宥「…え?」 京太郎「何せ…あいつのシスコンっぷりはかなりのもんだからな」 京太郎「口を開けば大抵、おもちの話か宥さんの話な訳だし」 京太郎「そんなあいつの面倒を俺だけで見るなんて無理だって」 宥「…でも…それは時間が…」 京太郎「解決する…と思うか?」 京太郎「実家の為に…青春まるまる全部潰して」 京太郎「倒れるまで頑張るあいつが…離れていれば宥さんの事気にしないと思うか?」 宥「…」 京太郎「賭けても良いけど…間違いなく逆効果だぞ」 京太郎「絶対に宥さんの事気にして自爆する」 宥「じゃあ…」 宥「じゃあ…どうすれば…良い…の」ポロッ 宥「私が側にいちゃ…玄ちゃんがダメになっちゃう…」 宥「おねーちゃんなのに…私が…玄ちゃんの時間…潰しちゃってるのに…」 宥「離れてもダメなんて…コレ以上…どうしたら良いの…」ポロポロ 京太郎「…んなもん…決まってるじゃねぇか」スッ 京太郎「宥さんがあいつの側にいてやれば良いんだよ」 宥「でも…それじゃ…」 京太郎「…大丈夫だ」 京太郎「あいつはその程度でダメになったりしねぇよ」 京太郎「友達が増えて…麻雀を初めても…宥さんとの関係を重荷に思ったりはしないさ」 宥「…そんなの…絶対じゃ…」 京太郎「あぁ。そうだ。絶対じゃない。だから…」 京太郎「…俺が二人の事を支えてやる」 宥「…え?」 京太郎「玄が潰れないように…俺が支える」 京太郎「んで…宥さんが玄についていけるように…俺が引っ張る」 京太郎「二人がずっと仲の良い姉妹であれるように…俺が手を貸す」 京太郎「それで解決だろ」 宥「解決って…でも…」 京太郎「信用出来ないか?」 宥「…そんな事ないよ…私も…玄ちゃんも須賀君にはとても助けられてるから」 宥「でも…それじゃ…一生だよ…?一生…私達から…離れられなくなるよ…?」 京太郎「それくらい構うもんかよ」 京太郎「二人が何時までも仲良くいられるなら、一生だってなんだって捧げてやる」 京太郎「それに…玄の事頼んだのは宥さんなんだぜ?」 京太郎「玄が宥さんいないとダメになる奴なんだから…これしか道がないだろ」 宥「う…でも…」 京太郎「…良いから」スッ 京太郎「黙って俺に任せとけ」 宥「~~っ」カァァ 京太郎「玄が潰れたりしないで…宥さんが一人になる事もない」 京太郎「そんな道を…俺が必ず作ってやる」 京太郎「二人がずっと仲良し姉妹であれるような未来を…俺が必ず用意してやる」 京太郎「…だから、そんな風に諦めるなよ」 京太郎「年下だけど…頼りないかもしれないけど…」 京太郎「俺が必ず宥さんの助けになる」 京太郎「絶対に…一人になんかさせやしない」 宥「…卑怯…だよ」ギュッ 宥「手を握りながら…そんなあったかい事言われたら…」 宥「…私…拒めなく…なっちゃうよ…」 京太郎「…良いんだよ、別に」 京太郎「そんな風に…一人でいる事を諦めるよりはさ」 京太郎「少しくらい寄りかかってくれた方が…俺は嬉しい」 宥「…どうして?」 京太郎「…ん?」 宥「どうして…そこまで言ってくれるの?」 宥「…私たちの為に…一生を捧げるとまで…言って…」 宥「私を…慰めてくれる理由は…何…かな?」 京太郎「…あー…それは…だな」 宥「…それは…?」 +2 00~50 玄の事が好きだから 51~99 宥さんの事が好きだから ※男気ィィィィ 宥さんの事が好きだから 京太郎「…まぁ…なんつーかさ」 京太郎「本音を言えば…宥さんの事が好きなんだよ」 宥「…ふぇっ」カァァ 京太郎「あ、い、いや…好きってそういう男女のアレコレじゃなくってな!?」アタフタ 京太郎「ただ…なんつーか…ほっとけないっていうか…姉っぽいっていうか…」 宥「…姉?」 京太郎「そ、そう!家族としての親愛の情に近いんだよ!」 京太郎「俺も松実館にバイトして長いしさ」 京太郎「玄も妹みたいな感じだし…宥さんもさ…」 京太郎「俺にとっては家族みたいなもんなんだよ」 宥「…家族…?」 京太郎「あ、あぁ…その…嫌か?」 宥「ううん…そんな事ない…よ」スッ 宥「…すっごい…嬉しい…」ギュッ 宥「…私、本当は弟も欲しかったから…」ナデナデ 京太郎「ぅ…ゆ、宥さん…離して…」 宥「…違うよ」 京太郎「え?」 宥「おねーちゃんって呼ばなきゃ…めっ」メッ 京太郎「お、おねーちゃんって…でも…」 宥「だって…須賀君は弟なんだよね?」 京太郎「いや、そういうものだってだけで…別に本当に弟って訳じゃ…」 宥「…だめ?」 京太郎「…ぅ」 宥「やっぱり…私みたいなダメな女じゃ…須賀君のおねーちゃんにはなれない…?」シュン 京太郎「あー…あー…もう…わかったよ」 京太郎「そんな風に言われちゃ…降参するしかないだろ…」ハァ 京太郎「…でも、流石におねーちゃんってのは恥ずかしい」 京太郎「…正直、そういう年頃でもないからさ…」 京太郎「だから…おねーちゃんってのは勘弁してくれ」 宥「…う…ん」 京太郎「…でも、その代わりにさ…」 +2 末尾偶数 憧みたいに宥姉って呼んで良いか? 末尾奇数 姉さん…じゃダメか? 姉さん…じゃダメか? 京太郎「…姉さん…じゃダメか?」 宥「姉さん…?」 京太郎「あぁ…ま、他の奴がいるときは使えないけどさ」 京太郎「でも、二人っきりの時は…姉さんってそう呼ぶから」 宥「ふ、ふたりっき…」カァァ 京太郎「ん?」 宥「…う…ん…それで…良い…よ」キュッ 宥「…でも…秘密…だよね」 京太郎「まぁ…そうだな。誰かに知られると恥ずかしいし」 京太郎「からかわれたりはしないだろうけど…でも、玄の奴にも出来れば知られたくないかな」 宥「という事は…あの…あの…」 宥「…二人っきりの…秘密…?」 京太郎「まぁ…そうなるかな」 宥「…えへ…♪」ニヘラ 京太郎「ん?どうかしたのか?」 宥「…」 京太郎「あれ?姉さん?」 宥「…うん。なぁに?」ニコー 京太郎「名前を呼ばないとダメって事か」 宥「…だって折角…二人だけの秘密なんだもん…」 宥「…ちゃんと使ってくれないと…おねーちゃん拗ねちゃうよ…」 京太郎「はいはい。じゃ…拗ねる前にさ」 宥「…ん?」 京太郎「俺の呼び方はどうする?」 宥「あ…そう…だよね。須賀君のままじゃ…他人行儀だし…」 宥「家族なんだから…私も呼び方変えないと不自然…だよね」 京太郎「まぁ、今までずっと須賀君で来てるから今更だけどさ」 京太郎「でも、ま、俺ばっかり恥ずかしい思いするのも癪だし…何か考えてくれよ」 宥「…じゃあ…」 +2 1.京太郎君 2.きょーくん 3.おとーとくん 4.その他なんかよさそうなのがあれば きょーくん 宥「きょーくんで良いかな?」 京太郎「ん…構わないけど…」 宥「えへへ…っ♪ありがとう…っ」 宥「兄弟をアダ名で呼ぶの…夢だったの…」ギュッ 京太郎「あー…確かに玄はアダ名で呼べるような長さじゃないからな」 京太郎「ま、それでひとつ姉さんの夢が叶ったんだったら俺としては嬉しい限りだよ」 宥「ん…♪」 京太郎「…んで…まぁ、この後なんだけど…さ」 京太郎「結局、部室はどうする?」 京太郎「姉さんだったら何時でも…」 宥「…ううん。もう…良いの」 宥「私…それよりも暖かいもの見つけたから…」 京太郎「暖かい…もの?」 宥「うん…だから…もうちょっと二人っきりが良いかな…」 宥「このまま二人で…身を寄せたまま…もう少し…」 京太郎「…まったく、姉さんは甘えん坊だな」ギュッ 宥「あ…っ♪」 京太郎「…こうやって抱き返したら少しは寒いのもマシか?」 宥「う…ん…♪とっても…あったかいよ…♥」 宥「…このまま溶けちゃいそうなくらいあったかくて…幸せ…ぇ♥」 【System】 松実宥の思い出が12になりました 松実宥の好感度がMAXになりました おめでとうございます、松実宥の攻略が完了しました これにて姉妹丼ルートが開拓され、ハーレムルートに松実宥が加わる事になりました 松実宥は新しい家族が出来て、とても暖かいようです
https://w.atwiki.jp/atiga-9nen/pages/195.html
【高校一年 ―― 10月学園祭】 京太郎「(さて…学園祭当日になった訳だけど…)」 京太郎「(思ったより人が居て…忙しい)」 京太郎「(中学の頃の二倍三倍は人が着てるぞ…)」 京太郎「(正直、こんなに人が来るとは思ってなかった…)」 京太郎「(中学の頃は簡単に捌く事が出来たけど…)」 京太郎「(でも、今回は結構ガチでやらないときつい)」 京太郎「(こりゃ…休憩取れるようになるまでは結構、見とかないと厳しいかもな)」 京太郎「(ま、その分、やりがいがあるのは確かだけどさ)」 京太郎「(っと…アレは…)」 +2 末尾偶数:やえさんか 末尾奇数:レジェンドか レジェンドか 晴絵「こんにちはー」ヒョコッ 京太郎「…」コーホー 晴絵「…ぷっ…」 晴絵「な…な…何…それ…」プルプル 京太郎「…」コーホー 晴絵「なんで…そんな黒尽くめなの…」 京太郎「…そりゃここ仮装喫茶だからな」コーホー 晴絵「いや…それはパンフ見て知ってるけど…でも」プルプル 晴絵「他の子は魔女とかミイラ男とかなのに…」 晴絵「なんで一人だけウォーズマンなの…!!」バンバンッ 京太郎「うっせー!くじで負けたんだよ!!!」ウガー 晴絵「ほらほら、仮装ならちゃんとキャラ作らないと…」 晴絵「ウォーズマンはそういう事言わないよ?」 京太郎「くっそ…覚えてろよ…」 京太郎「で…注文はどうするんだ?」 晴絵「んーどうしよっかなぁ…正直、冷やかしに来ただけなんだよねー」 京太郎「おい」 晴絵「冗談冗談…ってそうだなー…」 晴絵「…京太郎のオススメとかはある?」 京太郎「パロ・スペシャル・ベアクロー盛りとか」 晴絵「…一体何なのよそれ」 京太郎「試作段階で男子が悪乗りした結果出来上がった産物だ」 晴絵「そんなもの食べさせようとしないでよ…」 京太郎「レジェンドなら食ったって腹壊さないっての」 晴絵「あんた私を何だと思ってるの」 晴絵「これでもか弱い乙女なんだよ?」 京太郎「……乙…女…?」 晴絵「オッケー。分かった。良い度胸だ」 晴絵「携帯で動画取ってネットでアップしてやるから覚悟しなさい」 京太郎「すみません。俺が悪かったです。うら若きレジェンド様」 晴絵「よろしい」 京太郎「ま、腹減ってるならパンケーキとかが良いんじゃないか?」 京太郎「しずと憧が作ってるから結構美味しいぞ」 晴絵「なるほど。じゃあ、それとコーヒー頂戴」 京太郎「了解。んじゃちょっと待っててくれ」 晴絵「超特急でねー」 ……… …… … 京太郎「お待たせしました。こちらパンケーキとコーヒーです」 晴絵「へぇ…結構、本格的じゃない」 京太郎「そりゃ初めての学園祭な訳だしな」 京太郎「全員全力投球して良いもの提供しようとした結果だよ」 晴絵「へー…あむっ」 京太郎「どうだ?」 晴絵「…うん。美味しい」 晴絵「シェフに美味しかったって伝えといて」 京太郎「それくらい自分で言えよ、どうせ後で会えるだろ」 晴絵「えー、だって教え子の手料理食べて美味しいとか…恥ずかしいじゃん」 京太郎「…あぁ。そうか。レジェンドは料理出来ないから…」 晴絵「か、カップラーメンくらいなら作れるわよ!」 京太郎「悪いけど、それ料理って言わないからな」 京太郎「まったく…社会人の時はどうしてたんだよ」 晴絵「試合の時は大抵、お弁当出たし…それ以外の時は大抵、外食だったから…」 京太郎「で、貯金もあんまり溜まってない…と」 晴絵「ぅ…な、なんで分かるの…?」 京太郎「当たり前だろ。そんな風に外食してたらいくら給料よくても金尽きるわ」 晴絵「い、いいでしょ別に…!誰にも迷惑掛けてないんだから…!」 京太郎「今は、な。その内、迷惑掛けられる奴が出るかもしれないんだぞ」 晴絵「迷惑って…?」 京太郎「レジェンドだってずっと一人でいるつもりじゃないんだろ?」 晴絵「ぅ…それはそうだけど…」 京太郎「だったら今のうちに料理の一つでも作れるようになっとけ」 京太郎「じゃないと貯金も出来ないぞ」 晴絵「えー…でも、その時は灼に来て料理作ってもらえば良いかなって…」 京太郎「…お前、それ冗談でも灼の前で絶対言うなよ」 京太郎「あいつなら本気でそれやりかねないからな」 晴絵「うん…私もそう思った…」 晴絵「って言うか京太郎はここで話してて良いの?」 京太郎「あぁ、もう交代時間で俺の代わりに一人入ってくれてるからな」 晴絵「…じゃあ、なんでその仮装解かないの?」 京太郎「まず面倒だってのがひとつ。もう一つは…」スッ 晴絵「もうひとつは?」 京太郎「この姿の俺と一緒に居たら、レジェンドも白い目で見られるだろ」 晴絵「うわーさいってー」 京太郎「うっせー。散々笑った罰だ。少しは恥ずかしい思いもしろよ」 晴絵「んー別に私は恥ずかしくないけどね」 京太郎「え?」 晴絵「だって、それ以上に恥ずかしいのウォーズマン京太郎だし」ニヤニヤ 晴絵「私は別に恥ずかしい格好してないしー?何時ものスーツだしー?」 晴絵「いやーウォーズマンには負けるわー私なんてラーメンマンだわー」 京太郎「…やっぱ俺よりもお前の方が最低だわ」 晴絵「さっき料理の事でからかった仕返しよ」 京太郎「からかったっていうか一応、本気で心配してるんだけどな」 晴絵「そういうの余計なお世話って言うのよ?」 京太郎「でもさー…実際、その年でカップラーメンが料理はまずくないか?」 晴絵「良いのよ、それならそれで料理出来る男を捕まえるし」 晴絵「例えば、京太郎とみたいな…ね」バチコーン☆ 京太郎「…ないわー」 晴絵「えー…」 京太郎「そこで教え子の名前出てくる時点で、レジェンドの交友関係の無さが分かるわー」 晴絵「ちょ…!わ、私だって男の知り合いくらいいるわよ!!」 晴絵「ただ、分かりにくかったから京太郎の名前をあげただけで…」 京太郎「じゃあ、その名前をあげてみろよ」 晴絵「ぅ…っ、い、いや…今は個人情報保護とかうるさい時代だし?」 京太郎「やっぱいねーんじゃねぇか」 晴絵「う、うぅ…」 京太郎「つか、お前、それで親に何か言われないのか?今、実家ぐらしなんだろ?」 晴絵「…実はそろそろ近くで良いから、一人暮らししろって言われてる…」 晴絵「それが嫌ならお見合いしろって…お見合い…しろって…」フルフル 京太郎「…お前、それよっぽどだぞ…?」 晴絵「だ、だって…しかたないじゃん!」 晴絵「私、実業団で忙しかったし…!今も皆の面倒見なきゃいけないし…!」 晴絵「だから、帰ったらご飯が出来てる生活に慣れたら洗濯一つしなくなるのが当然じゃん…!」 京太郎「うわぁ…」 晴絵「ちょ、ちょっと…そんなマジ引きしないでよ…」 京太郎「ま、まぁ…うん。とりあえずマジで一人暮らしした方が良いんじゃね?」 京太郎「後、お見合いもさ…あんまり若い訳じゃねぇんだから…」 晴絵「ぬぐぐ…京太郎まで望と同じ事を言う…」 京太郎「そりゃ望さんだって気が気じゃないだろー…」 京太郎「ま、どうせお見合いとかするつもりないんだろ?」 晴絵「だ、だって、私、まだピチピチだし?お見合いするほど焦るような年じゃないし?」 京太郎「…知ってるか。三十路になっても結婚出来ない女性の半分は未婚のまま人生を終えるらしいぞ」 晴絵「きーきーたーくーなーいー!」フルフル 京太郎「まったく…現実逃避すんなっての」 京太郎「ま、それならそう遠くないうちに引っ越ししそうだし…その時は荷物運びやら手伝ってやるよ」 晴絵「ホント?」 京太郎「あぁ。男友達いないレジェンドの為に一肌脱いでやる」 晴絵「お、男友達いないは余計だよ!」 京太郎「はは。ま、そういう訳だから気軽にたのめよ」スッ 晴絵「あ…っちょ、ちょっと」 京太郎「面白い話聞かせて貰ったお礼にここの支払いしといてやるよ」 晴絵「ま、待ちなさいよ。教え子の癖にナマイキ…」 京太郎「うっせ。人のこと散々笑った罰だっての」 京太郎「おとなしく奢られて恥ずかしい思いしとけ」 晴絵「…ね、京太郎ってさ」 京太郎「ん?」 晴絵「…もしかしてMなの?」 京太郎「ふざけんな!!!」 【System】 赤土晴絵の思い出が9になりました 赤土晴絵の好感度が10あがりました 現在の赤土晴絵の好感度は24です
https://w.atwiki.jp/pikubin2/pages/33.html
※名前はタイトル、年齢はキャラクターシート、ペア・ルームメイトの募集はタグを基準に記述しております。 名前 性別 年齢 ペア ルームメイト 末藤柊加 女 16 募集中
https://w.atwiki.jp/atiga-9nen/pages/188.html
【高校一年 ―― 8月インターハイ】 京太郎「(それからの盛り上がりは本当に凄いものだった)」 京太郎「(何せ、阿知賀は滅多に見る事が出来ないほどの逆転劇を準決勝で決めたのだから)」 京太郎「(その上、相手が優勝候補の白糸台ともなれば、注目度も否応なく高くなる)」 京太郎「(まさに今大会のダークホースとなった阿知賀はホテルに帰る前に取材陣に囲まれたくらいである)」 京太郎「(それを何とか躱しながら、ホテルに辿り着いた頃には皆くたくただった)」 京太郎「(当然だろうな、何せ…白糸台だけじゃなく他の高校も一筋縄ではいかない相手だったんだから)」 京太郎「(あの卓で一位になれたのは皆がそれだけ力を振り絞ったからだ)」 京太郎「(それ以外の時も応援に力を込めてた皆に余力なんて殆ど残っていない)」 京太郎「(ホテルに帰って食事をした後は皆、すぐに部屋へと戻った)」 京太郎「(きっと今頃は今日の疲れを癒やす為に寝ているんだろう)」 京太郎「(しかし、だからと言って…俺の仕事がなくなる訳じゃない)」 京太郎「(寧ろ、決勝へと進んだからこそ、俺の仕事というのは一気に倍増して…)」 京太郎「あ、そうですか。はい。夜分、すみません。失礼します…」ピッ 京太郎「(あー…くそ…憩さんも長野の皆もダメかー…)」ハァ 京太郎「(明後日までにまた打てる機会を作ろうと思ったんだけどなぁ…)」 京太郎「(でも、個人戦の方もそろそろ始まるし…皆自分の事で手一杯なんだろう)」 京太郎「(何とか明日のアポを取ろうとしても、断られてしまうばかりだった)」 京太郎「(勿論…明日一日を休みにして決勝戦に備えるという方法もあるけれど…)」 京太郎「(それで…この相手に勝てるんだろうか)」チラッ 京太郎「(清澄…今大会で阿知賀と並べて語られるダークホース)」 京太郎「(初出場ながら破竹の勢いで勝ち上がってきたこのチームはかなり強い)」 京太郎「(…特に大将の宮永選手は…別格だ)」 京太郎「(あの鬼のように強かった龍門渕を破って出てきただけあって…)」 京太郎「(まさに人外染みた打ち方をしてる)」 京太郎「(相手がオカルト頼りならばしずの能力が効くけれど…)」 京太郎「(でも、序盤でリードを作られすぎると追いつけない可能性もある)」 京太郎「(一緒に上がってきた姫松だって名門と呼ばれるだけあって決して弱い訳じゃないし…)」 京太郎「(…対策だけじゃ勝てない可能性もあるから…出来るだけ時間は無駄にしたくないんだけど…)」フゥ 京太郎「(…ダメだな…気持ちばっかり焦ってきてる…)」 京太郎「(清澄の牌譜は前々から準備してるし…ちょっと散歩でもしてくるか)」スッ 京太郎「(にしても…このホテル…結構豪華だよな)」 京太郎「(食事もかなりのもんだし…実は宿泊費もかなり高いんじゃないだろうか)」 京太郎「(今の時期はオフシーズンだし…一泊で諭吉が吹き飛ぶとか…)」 京太郎「(流石にそれはないと思うけど…でも…)」 京太郎「(遠征やら何やらで後援会のお金惜しげも無く使ってるレジェンドだからなぁ)」 京太郎「(決してないとは言い切れない気が…)」 「お、須賀じゃないか」 京太郎「ん…?あ…」 「久しぶりだな」 「元気してたか?」 京太郎「つ、月島先輩…マンソン先輩…それに魚妻先輩…」 京太郎「まさか…こんなところで会えるなんて」 月島「はは。まぁ、実は俺たちの方が須賀に会いに来たんだけどな」 京太郎「えっ」 マンソン「俺達も団体戦で東京に来てたからさ。久しぶりに顔を合わせとこうかと思ってな」 魚妻「去年まではインハイとインターミドルで時期がずれてたから無理だったけど」 魚妻「今年は一緒の大会だし…一度くらいは…さ」 京太郎「…一度?」 月島「あぁ、俺達は明日、帰るんだよ」 魚妻「悔しいけど…団体戦で負けちまってな」 マンソン「最後の大会だからって何時ものリズムを忘れちまって…大敗だよ」 京太郎「そうなんですか…すみません、俺…」 月島「あぁ、気にするなよ。お前が色々大変だっていうのは知ってるからさ」 マンソン「そうそう。俺たちも明日帰るから挨拶するだけのつもりだったしな」 魚妻「それより阿知賀の方、決勝進出おめでとう。凄いじゃないか!」ポン 京太郎「…ありがとうございます。でも、俺…」 京太郎「あんなに世話になったのに…男子の方殆ど見ていなくて…」 穏乃「…あれ?京ちゃん」 京太郎「ん?しず…どうした?」 穏乃「その人たち…誰?」キョトン 京太郎「あー覚えてないか?」 京太郎「ほら、俺がすげー世話になった…」 穏乃「ぅ?……あっ」 穏乃「一年の時、京ちゃんと一緒にインターミドル優勝した…」 月島「お、覚えててくれたか」←モブ1 マンソン「ま、アレは殆ど須賀のお陰みたいなもんだからな」←モブ2 魚妻「誇れるものなんて何もないけどな」←モブ3 穏乃「え、えっと…その節は京ちゃんがとてもお世話になりました」ペコッ 月島「はは、こちらこそ」 マンソン「しかし…こんな良い子と一緒だなんてな。須賀の奴も隅におけない奴だ」 魚妻「大事にしてやれよ」 京太郎「えぇ。勿論です」ポンポン 京太郎「こいつは俺の大事な幼馴染ですよ 穏乃「えへへ…♪」 月島「それで…さっき浮かない顔をしてたのはどうしたんだ?」 京太郎「…わかりますか?」 魚妻「当然だ。一年だけだったとはいえ俺達はお前の先輩だったんだからな」 マンソン「何時ものリズムを崩しているくらいひと目で分かるさ」 京太郎「えーっと…実は…明後日、女子は決勝戦なんですが…」 京太郎「明日練習試合してくれる相手が捕まらなくって…」 月島「…ふむ…それが確実に必要なことなのか?」 京太郎「…出来れば」 京太郎「マスコミではダークホースだの何だの言われてますけれど…実際は僅差です」 京太郎「明後日は白糸台も最初から本気で来るでしょうし…同じことが出来るとは思えません」 京太郎「…何より…」 マンソン「…ん?」 京太郎「…いえ、まぁ…そんなところな訳でして…」 月島「…なるほど…魚妻」 魚妻「大丈夫だ。明日は自由時間だったからな」 マンソン「電車は?」 魚妻「多少ずらせば問題はない」 月島「じゃ、決まりだな」 京太郎「あの…何の話を…」 月島「何、簡単な話だ」 マンソン「…俺達でよければ、相手をしてやるって事だよ」 京太郎「えっ!?」 京太郎「でも…良いんですか?先輩たち明日帰るんじゃ…」 魚妻「何、帰ると言ってもその前に自由時間があるからな」 月島「その時間を使うだけならスケジュールにそれほど狂いはないさ」 京太郎「でも、東京見物とか…」 マンソン「そんなものよりも後輩の悩み事を解決してやる方が大事だよ」 月島「東京なんて何時でも来れるしな」 魚妻「それならお前たちの夏を少しでも悔いないものにしてやりたいというのが俺たちの創意だ」 京太郎「…良いんですか?」 月島「あぁ。ま、そっちが良ければ…だけどな」 マンソン「所詮、俺達は男子ベスト8敗退で格下なのは否めないし」 魚妻「ただ、まぁ俺達にだって女子の知り合いもいる」 月島「その子たちに声を掛ければ、それなりに大きな規模の交流戦が出来るはずだ」 京太郎「……しず、お前はどう思う?」 穏乃「んー…私はやってみたいかな」 穏乃「京ちゃんたち以外の男の人と打つのって今まで殆どなかったし」 穏乃「それに…今は少しでも打って力をつけたい気分だから」 穏乃「付き合ってくれるなら…是非ともお願いしたい」 京太郎「…そっか」 京太郎「じゃあ…ちょっと待って貰って良いですか?」 京太郎「他のメンバーにも確認して…それからまた返事をします」 月島「あぁ」 マンソン「まぁ、俺達はどっちになっても良いからな」 魚妻「そっちはこの前まで女子校だったんだ。男に免疫ないのもいるだろうし無理にとは言わないさ」 月島「女嫌いのお前には言われたくないと思うがな」 魚妻「うるさい…女は苦手なんだ」 マンソン「はは。ま、こうは言ってるけど、悪い奴じゃないんだ」 マンソン「あんまり警戒しないでやってくれよ」 穏乃「あ…はい」 魚妻「…寧ろ、警戒するべきはマンソンだろう」 マンソン「え?」 月島「そうだな。こいつの手の速さはかなりのもんだからな」 マンソン「馬鹿にすんなって」 マンソン「流石に後輩の女に粉かけるほど落ちぶれちゃいねーよ」 穏乃「ぅ…?女?」 京太郎「あー別に俺たち付き合ってる訳じゃないですよ」 月島「え…?こんな子に京ちゃんなんて言わせてるのにか?」 京太郎「まぁ、幼馴染ですし」 マンソン「…じゃあ、新子は?」 京太郎「え?憧も勿論、幼馴染ですけど…」 魚妻「…これは交流試合よりもお前のカウンセリングが必要かもな」 京太郎「えっ」 京太郎「(そんな訳で始まった交流戦は…結構な規模になった)」 京太郎「(先輩たちはあの正確で面倒見が良いから、かなり交流が広かったんだろう)」 京太郎「(当日には男子女子合わせて十人以上が集まってくれた)」 京太郎「(勿論、実力的にはバラバラで荒川さんたちに及ぶような人は滅多にいない)」 京太郎「(しかし、色々な打ち手と麻雀出来るっていうのは刺激を受けるのか)」 京太郎「(皆、嬉々として麻雀を打っていて…良い影響を受けているのが分かる)」 京太郎「(なら…後は俺が最善を尽くすだけ…だな)」 京太郎「(出来るだけ皆がこの一日で強くなれるように…牌譜は休まず取って…)」 京太郎「(合間には清澄や姫松の分析を纏めて…そして…)」 京太郎「(その都度、皆にアドバイスしたり気晴らしに付き合ったり…)」 京太郎「(やる事色々あって目が回りそうだけど…)」 京太郎「(泣いても笑っても今日が最後なんだ)」 京太郎「(気合入れろよ…須賀京太郎)」グッ +2 末尾16 憧を重点的に 末尾27 しずを重点的に 末尾38 灼を重点的に 末尾49 玄を重点的に 末尾50 宥さんを重点的に 玄を重点的に 京太郎「(昨日の準決勝を見て…思った)」 京太郎「(やはり…宮永照…チャンピオンはバケモノだ)」 京太郎「(正直、俺でも真っ向からぶつかって勝てる気がしない)」 京太郎「(その上、清澄の片岡選手や姫松の上重選手も…高い火力の持ち主だ)」 京太郎「(先鋒戦は間違いなく点棒のやりとりが激しい荒れる卓になるだろう)」 京太郎「(そんな中で玄が一段劣るとは思わない)」 京太郎「(だけど…昨日と同じ状況じゃ優勝が厳しいのは確かだ)」 京太郎「(…だからこそ、ここは…)」 京太郎「…玄」 玄「うん…あの…」シュン 京太郎「…なーに落ち込んでるんだよ」クシャ 玄「はぅ…っ」 京太郎「お前が今の時点でもよくやってるよ」 京太郎「ドラが集まらないお前以外じゃチャンピオンに飛ばされて終わってたかもしれないしな」 玄「だけど…」 京太郎「…だけどじゃねぇの」ムニー 玄「あうー…」ノビー 京太郎「俺もレジェンドも…そして皆も」 京太郎「お前じゃないとダメだと思うからお前を先鋒戦に置いてるんだよ」 京太郎「それで何かあっても俺やレジェンドのミスでお前の所為じゃない」 京太郎「…それでもお前が準決勝の戦果が気に入らないって言うのなら…」 京太郎「今からの特訓…ちゃんとついて来いよ」パッ 玄「…特訓?」 京太郎「あぁ。何も俺たちはお前の事見捨てた訳じゃないんだ」 京太郎「明日までに少しでも強くなれるように…ちゃんと見ててやるからさ」 京太郎「だから…頑張ろうぜ」 京太郎「もう二度とチャンピオンなんかに負けないように…さ」 +2 00~50 成功 51~99 大成功 ※雑用8ラキスケ3で+11 大成功 京太郎「よし…それで清澄の片岡選手だけど…」 京太郎「東場での火力が殆ど化物に近い」 京太郎「殆ど東場での和了りだけで区間一位もぎ取っていくくらいだからな」 京太郎「最初に警戒するべきは宮永選手ではなく、こっちかもしれないな」 玄「…なるほどー…」 京太郎「ま、逆に言えば、片岡選手を利用すれば」 京太郎「白糸台の宮永選手を抑える事も難しくないって事かな」 玄「…利用?」 京太郎「まぁ利用って言ったら少し聞こえは悪いけど…」 京太郎「先鋒戦で宮永選手が飛び抜けているのは確実なんだ」 京太郎「それを抑える為に必要なチームプレイって奴かな」 玄「…チームプレイ…」 玄「…ね、京太郎君」 京太郎「ん?」 玄「…なんで準決勝で…花田さんも園城寺さんも…」 玄「あんなギリギリの戦いで頑張れたのかな」 京太郎「そりゃチームを信じてたからだろ」 玄「…チームを?」 京太郎「あぁ。後で必ず取り返してくれるって」 京太郎「自分がダメでも最善を尽くせば後が何とかしてくれるって…そう分かってたんだろ」 京太郎「特に新道寺の花田選手が崩れなかったのは其のへんの意識が徹底してたからだと思う」 玄「…そっか…」 京太郎「でも、お前もそうだったんだろ?」 京太郎「最後まで頑張って…何とか花田選手と一緒にチャンピオンを流した訳だし」 玄「…違うの」 京太郎「え?」 玄「…私…一生懸命やるしか出来なくて…負けたくないって気持ちで一杯で…」 玄「おねーちゃんにはああ言ってもらえたけれど…」 玄「でも…プレイ中に後ろの皆が何とかしてくれるなんて…殆ど考えてなかった」ギュッ 京太郎「…そういうもんだよ。俺だってそれに気づけたのは三年掛けてようやくだったからな」 玄「…えへへ、フォア・ザ・チームって本当に難しいんだね」 玄「でも…お陰で…私、少しだけ分かった気がするの」 玄「私…きっとそれが足りなかったんだね」 玄「先鋒だから…エースだからって…」 玄「気負ってから回って…本当に大事な事に目がいってなかった」 玄「…私は何時だって…一人じゃなかったんだ」 玄「後ろには皆がいる。そして…京太郎君が手伝って…先生にも教えてもらえて」 玄「後援会の人に支えて貰って…今、ここにいられてる」 玄「それに…」スッ 京太郎「ん?」 玄「…おかーさんも…こうして私の心の中にいてくれる」ギュッ 玄「ドラも…力を貸してくれる」 玄「…だから、私はきっと一人じゃない」 玄「…私は…」 +2 00~30 失敗 31~60 成功 61~99 大成功 大成功 玄「私は…もう寂しくない」 玄「ドラが来てくれなくても…大丈夫」 玄「心の中にいるおかーさんだけじゃない」 玄「周りを…こんなにも素敵な人に囲まれてるんだから」 京太郎「玄?」 玄「…えへへ…そんな風に思えたのは…京太郎君のお陰だよ」 玄「…本当に…ありがとう」 京太郎「…いや、俺はなにかした訳じゃねぇよ」 京太郎「…そうやって気づけたのはお前の力だ」 玄「…ううん。私…京太郎君がいなかったらきっと…ずっと待ってただけだった」 玄「お別れが寂しいからって…追いかける事もしないままだった」 玄「…でも、京太郎くんがここまで見捨てないでいてくれたお陰で…それじゃダメって気づけたの」 玄「…だから…私がここまでこれたのは…京太郎くんのお陰」 玄「待っている私に…手を差し伸べてくれた京太郎君のお陰」 玄「…だから…」スッ 京太郎「ん?」 玄「今度は私が…京太郎君を助ける番」 玄「一杯頑張ってくれた分…優勝って形で…京太郎くんを助ける番だよ」 京太郎「玄…」 玄「…だから、見ててね、京太郎君」 玄「私…今度こそ…必ず勝って来るから!」 【System】 松美玄の雀力は2あがりました 松美玄のスキルがランクアップし【阿知賀のドラゴンプリンセス】になりました このスキルは自身の雀力分の+補正をコンマへと加え、さらに勝った場合、二倍の勝ち星を得る事が出来ます またこのスキルの保持者はあらゆる-補正と特殊能力を受け付けません 松美玄はスキルフォア・ザ・チームを手に入れました 【午後】 京太郎「(…それからの玄の打ち筋は変わった)」 京太郎「(その手にドラが入るタイミングを、あいつは今や自由自在に操っている)」 京太郎「(最初はドラなしなのに最後に連続ドラツモで和了りなんて珍しくない)」 京太郎「(強引に引き寄せるんじゃなく…来てもらう感覚だと本人は行っていたけれど…)」 京太郎「(正直、その手の感覚は俺には分からない)」 京太郎「(ただ確かな事は…さっきのアレで玄が完全に一皮むけたって事だ)」 京太郎「(当日の流れ次第ではあるけれど…)」 京太郎「(今の玄ならばそうそう当たり負けする事はないだろう)」 京太郎「(多分、今のあいつは…俺や憧でも止められないからな…)」 京太郎「(それが少し寂しいのは手がかかる奴がもう卒業してしまったからか…)」 京太郎「(…ま、感傷に浸るのはまだ早いな)」 京太郎「(まだ午後の方が残ってるし…決勝戦も終わってないんだ)」 京太郎「(そういうのは全部、後にして…今は…)」 +2 末尾16 憧を重点的に 末尾27 しずを重点的に 末尾38 灼を重点的に 末尾49 下へとズレる 末尾50 宥さんを重点的に 憧と重点的に 憧「…京太郎」 京太郎「…ん?どうかしたか?」 憧「どうかしたか…じゃないでしょ」 憧「…そっちこそ大丈夫?」 京太郎「ん?何の事だ?」 憧「…自覚ないのね…」 憧「…あんたさっきから顔色最悪よ?」 憧「昨日から…ううん、この前から寝てないんじゃない?」 京太郎「大丈夫だって。ちゃんと寝てるからさ」 憧「…そんなの信じられる顔色じゃないわよ」 憧「良いからこっち来なさい」 京太郎「いや…でも…俺は他にする事が…」 憧「…良いから、そんなのは後があたしが手伝ってあげるし」 京太郎「でも…」 憧「…もう…!つべこべ言わない…!」グイッ 京太郎「あ…っ」 憧「まったく…あたしに引っ張られただけで崩れそうになるのに何が大丈夫よ」 京太郎「…ごめん」 憧「…ホント、馬鹿なんだから…さ」ナデナデ 京太郎「一応、これでも成績は上がってるんだぞ…」 憧「…そういう意味じゃないわよ」 憧「本当は麻雀したいのに…我慢して」 憧「ずっとあたしたちのフォローし続けて…」 憧「…それで…倒れそうになるまで…さ」 京太郎「…良いんだよ。俺は」 京太郎「元々、俺はそのつもりで阿知賀に入ったんだし」 京太郎「それに…」 憧「…それに?」 京太郎「…俺、結構、こういうの好きなんだよ」 京太郎「人に尽くすって言うか…憧たちが強くなっていくのを見るのが…さ」 憧「…馬鹿」 京太郎「はは。まぁ、膝枕されながら言うセリフじゃないと俺も思うけどさ」ハハッ 京太郎「…でも、俺は…阿知賀に来て良かったって…そう思ってる」 憧「…本当に?」 京太郎「あぁ。勿論」 京太郎「気兼ねなく雑用出来るし…憧やしずとも一緒だし…」 憧「…そこでなんで…もう」 京太郎「ん?」 憧「…なんでもない。それで?」 京太郎「…まぁ…早い話…必要とされてるのが嬉しいんだよ」 京太郎「麻雀だけじゃなくインターミドルチャンプって形じゃない」 京太郎「素のままの須賀京太郎を必要としてくれてるのが…さ」 憧「でも…麻雀出来ないのよ?」 京太郎「ま…麻雀に未練がないと言えば嘘になるよ」 京太郎「でも、だからって俺は阿知賀に来た事が間違いだと思っていない」 京太郎「…お前らが勝ち上がる姿を間近に見られて、それに貢献する感覚は」 京太郎「間違いなく晩成じゃ得られなかったもんだからさ」 京太郎「…だから、俺は後悔なんてしていない」 京太郎「俺は…阿知賀で良かった」 京太郎「…ありがとうな、憧」 憧「…ホント…アンタって…」スッ 京太郎「ん…?」 憧「…根っからの…良い奴よね」 京太郎「そうか?結構、打算的だと思うけど」 憧「その打算で救われてる人だっているのよ」 憧「少なくとも…あたしはそう」 憧「あんな風に誘って後悔させてるんじゃないかって…そう思ってたから…」 京太郎「大丈夫だよ。俺は後悔なんてしてない」 京太郎「阿知賀に居て…俺は毎日が楽しいからさ」 憧「…うん」 憧「あたしも…京太郎と一緒にいれて楽しいよ」 憧「…しずも玄さんも灼さんも宥姉も…皆一緒でここまで来れるなんて夢みたい」 憧「…だから…ね。だから…あたし…」 京太郎「…ん?」 憧「…ね、もし…阿知賀が優勝出来たら…聞いて欲しい事があるの」 京太郎「聞いて欲しい事?」 憧「うん…とっても大事で…重要な事」 京太郎「それは今じゃダメなのか?」 憧「さ、流石に今はちょっと…ムードがなさすぎるかなぁって…」カァ 憧「なんだかんだで…周りは人が一杯で…さっきからジロジロ見られてるし…」 京太郎「悪い。じゃあ起き…」 憧「い、良いから…っ」グッ 京太郎「いや、でも…」 憧「い、嫌じゃないの。本当に…」 憧「…京太郎とこうしている時間…最近はなかったから」 京太郎「…そういや阿太中の時ほど二人っきりになってないよな」 憧「うん…結構、しずたちに邪魔されて…いや、そ、そうじゃなくて」 京太郎「ん?」 憧「…ともかく…このままで居て」 憧「あたしは…このままが一番、安心するから」 京太郎「でも、お前、練習は?」 憧「…あたしにとってこうしてあんたの側にいるのが一番の練習なの」 憧「…こうして一緒にいると…京太郎から力をもらえる気がするから…」 京太郎「別に俺にはそんな感覚ないんだけどなー」 憧「そっちにはなくてもあたしにはあるの」 憧「ま、あたしもこれが何なのか自分でいまいちよく分かってないけれど…」 憧「でも、今の時間は決して無駄じゃないって…そう思えるから…」 京太郎「…分かった。じゃあ…」スッ 憧「ん?」 京太郎「…一時間だけ…仮眠…するから」 憧「…分かった。じゃあ…それくらいになったらまた起こしてあげるね」 京太郎「あぁ…悪いけど…頼む…」 憧「うん…おやすみなさい、京太郎」ナデナデ 憧「(…何時もありがとう…あたしたちの為に働いてくれて…)」 憧「(こんなになるまで…頑張ってくれて)」 憧「(だから…あたし…それに報いる為にも必ず…勝って来るから…)」 憧「(あんたが晩成に行かなくて良かったって…そう思えるように)」 憧「(心から阿知賀で良かったてそう思えるように…頑張るから)」 【System】 新子憧はスキル【大蛇神の贄】を手に入れました このスキルは自身の思い出と愛情度分の+補正をコンマへと加え、一度だけ最下位を回避するスキルです また京太郎のスキル【運命の二つ名】を一度だけ自分のものとして使用する事が出来ます 【System】 新子憧の加速世界が強化されました 雀力関係なく-補正を受けた際、それを+補正へと変え、相手にその-補正を返します この効果はあらゆるスキルで無効になりません 【高校一年 ―― 8月インターハイ決勝戦】 京太郎「(憧に起こされてからも仕事は多かった)」 京太郎「(元々、やる事は山積みで俺だけの手では足りないくらいだったんだから)」 京太郎「(けれど、俺がするべき仕事を月島さんたちやαたちがこなしてくれたお陰で)」 京太郎「(全員分の牌譜を改善する時間も出来た)」 京太郎「(お陰で一日ではあったけれど、得られるものが多くて…)」 京太郎「(本当にあの場を整えてくれた先輩たちには頭が上がらない)」 京太郎「(バスに乗り遅れるギリギリまで俺たちの為に動いてくれたんだから)」 京太郎「(もう長野には帰ったけれど…でも、またこんどお礼しとかないとな)」 京太郎「(…ま…今はそれよりも目の前の事だ)」 京太郎「(優勝する事が先輩たちに対する何よりのお礼になるだろうし…何より)」 玄「…」 京太郎「…玄」 玄「…えへへ。不思議だね」 玄「私、今、ドキドキしてるの」 玄「怖くもない…緊張もない」 玄「…早く戦いたくって…うずうずしてる」 玄「こんなに麻雀したい気持ちになるなんて久しぶり」ニコッ 京太郎「そっか。でも…あんまり気負うなよ」 玄「うん。大丈夫だよ」 玄「気持ちも身体も絶好調で…楽しみで仕方ないの」 玄「…こんな気持ちで麻雀するのなんて初めて」 玄「だから…今度こそ…この松実玄にお任せあれ!」 +2 玄(雀力8+フォア10+能力89)107 +3 テルー(雀力12) 和了放棄 +4 タコス(雀力7+能力70)77 +5 漫(雀力7+能力34)41 玄 144 オシンドロームスレヒロイン 放棄 タコス 104 漫 72 照「(…阿知賀の子…表情が違う…)」 照「(この前は緊張が残ってたのに…今はまったく見えない…)」 照「(まるで仲間打ちでする麻雀のような気楽さで卓についている…)」 照「(…二回戦から準決勝の時もそうだけれど…)」 照「(…その表情や打ち方まで全然違う)」 照「(たった一日で…見間違えるほど成長してるのが分かる…)」 照「(でも…私も今日は負けられない)」 照「(今日は決勝戦…)」 照「(皆と戦える最後の団体戦…)」 照「(そこで優勝を飾る為にも…ここは…)」ゴッ 照「(全部…見通し…えっ?)」 照「(…何…あれ…阿知賀の人…ぐじゅぐじゅって蛇が絡みついて…)」 照「(本人が見えないくらい…絡まって…気持ち…悪い)」」 照「(お陰で…能力がまったく分からなくて…)」 照「(ううん…そもそも…この子…なんでこれで平気な顔をしてられるの…?)」 照「(こんなに雁字搦めになっていたら何かしら影響が出ているはずなのに…)」 照「(でも、実際は嬉々としてこの場に居て…)」 玄「…ロン」 漫「ひぎゅっ!?」ビクッ 玄「…ハネマンです」ニコッ +2 玄(雀力8+フォア10+能力89)107 +3 テルー(雀力12+60) 72 +4 タコス(雀力7)7 +5 漫(雀力7+能力17)24 玄 128 デイズスレで大勝利して欲しいヒロイン 127 タコス34 漫59 照「(おかしい…準決勝までは確かに効いていたはずなのに…)」 照「(さっきから…阿知賀の子止まらない…)」 照「(こっちの手は遅くなってない…)」 照「(…寧ろ…好調なくらい)」 照「(…だけど…それ以上に…)」 玄「…ツモ。16000オール」 照「(…早い…そして高い…)」 照「(さっきから…満貫以下なんて和了っていないのに…)」 照「(こっちの勝負手が整う前に…和了られてしまう…)」 照「(このままじゃ勝てない…けど…)」 照「(…『アレ』を今使っても意味がないし…)」 照「(…どうしたら…)」 +2 玄(雀力8+フォア10+能力89)107 +3 テルー(雀力12+能力60) 72 +4 タコス(雀力7+能力35)42 +5 漫(雀力7+能力17)24 玄125 ポンコツだけど鉄球が使えるヒロイン 168 タコス 132 漫 34 玄「(大丈夫…私…戦えている)」 玄「(あんなに恐ろしかったチャンピオンを抑えられてる…)」 玄「(収支的には一人浮き…勿論…絶対的な差じゃないけれど)」 玄「(…でも、もう十万点近く稼ぐ事が出来てる…)」 玄「(ここからは折り返しで…中々追いつく事が出来ないだろうけど…でも)」グッ 玄「(油断は禁物…相手は去年の優勝者なんだから)」 玄「(最後までこの点差をキープ…いや、さらに広げるくらいの気持ちで…)」ゾッ 玄「(今の…っ!まさか…)」 照「(…時間が掛かった)」 照「(でも…後半開始すぐに…テンパイから開始…)」 照「(親はまだ二回あるし…追いつけない訳じゃない)」ギュルッ 照「(だから…まずは…)」 漫「…」スッ 照「…それロン」 漫「うわちゃ…っ」 照「1300」 照「(…そして…!)」 ※照の【ギギギ(仮)】改め【天の岩戸】発動 このスキルの保持者が勝利した場合、次の一局だけ相手のスキル一つを無効にする事が出来る ↓ ※玄の【阿知賀のドラゴンプリンセス】により防がれました 照「(阿知賀の子を抑えられれば…)」 照「(ここから逆転だって不可能じゃない…)」 照「(そして…私には…それを抑える為の能力がある…)」 照「(今回は条件もバッチリ…時間はその分掛かったけれど…)」 照「(阿知賀の子は…ここで退場してもらう…)」ギギギ… 照「(ここからは私の…え…)」ガッ 照「(何…これ…蛇が絡みついて…っ!)」 照「(岩戸が閉じない…そんな…)」 照「(私の能力が…まったく効いて…ない?)」 照「(く…こんなの予想外…でも…)」 照「(それならそれで…やりようはある…)」ギュルッ 照「(抑えられないなら…ただひたすら和了れば良いだけ)」 照「(今までやって来た通りに…和了り続ければ…)」 照「(決して届かない点差じゃない…!)」 照「(…まだ諦めない…諦めたりなんかしない…!)」 +2 玄(雀力8+フォア10+能力89)107 +3 テルー(雀力12+能力60) 72 特殊勝利確定 +4 タコス(雀力7+能力35)42 +5 漫(雀力7+能力17)24 玄 193 prprしたいテルー 101 タコス 57(すみません。能力ないです…) 漫 85 玄「(…凄い気迫…)」 玄「(絶対に勝つんだって…追いつくんだって…)」 玄「(そんな気持ちがツモの一つひとつから伝わってくるくらい…)」 玄「(チャンピオンも…ううん…宮永選手も私と同じ気持ちだったんだ…)」 玄「(絶対的…圧倒的に見えても…驕ったりしていない)」 玄「(チームの為に…ずっとずっと戦ってたんだよね…)」 玄「(…でも、それは…私も同じ)」 玄「(コレ以上…皆に負担を掛けたくなんかない)」 玄「(これまでふがいない先鋒だった分…決勝戦だけは)」 玄「(…この時だけは…負けたくない)」 玄「(…だから)」キュッ 玄「(…だから…ごめんね)」スッ 玄「(…かならず後で迎えに行くから)」 玄「(もう…待ってなんかいないから)」 玄「(だから…今は…皆の為に)」 玄「(私を支えてくれた…最高の仲間たちの為に…)」 玄「(…今はお別れ)」 照「っ…!(ドラを捨てた…っ!?)」 照「(まずい…完全にこっちの読みが外れた…っ)」 照「(まさかドラを捨ててまで手を組み替えるなんて…)」 照「(…しかも…今私が引いたのは…)」スッ 照「(…ドラ…っ)」 照「(…多分・・さっきのドラ打ちで…能力が切れたんだ…)」 照「(お陰でドラが集まる能力が解除されて…)」 照「(私の手にもドラが来るようになった…)」 照「(…だけど…)」 玄「…」ゴゴゴッ 照「(ついさっきドラを捨てたばかりの彼女の前で…)」 照「(こんな危険牌…切れるはずがない…)」 照「(今まで通りなら…もう2つくらい手の中に入っていてもおかしくはないんだから…)」 照「(…でも…もうこれが最後の親って状況で…無理なんて出来ない)」ギュッ 照「(…遠回りでも、何とか和了りにこぎつけられるようにしないと…)」スッ 玄「(…分かる)」 玄「(私にはもうドラは来ない)」 玄「(私が一番頼りにしてきたものはない)」 玄「(だけど…うん。そう…だけど…)」 玄「(私には…今まで積み重ねてきたものがある)」 玄「(最初はおかーさんから)」 玄「(次はおねーちゃんから) 玄「(そして…先生と穏乃ちゃん…灼ちゃんから…)」 玄「(そして…最後に…京太郎君から)」 玄「(教えて、託されて、頼まれて…貰ったものが…)」 玄「(私の中には…ちゃんと残ってる)」 玄「(…だから、私…怖くなんかない)」 玄「(確かに…私にもう能力はない)」 玄「(だけど、私には皆がいる)」 玄「(今この瞬間も応援してくれている人たちと重ねてきたものがある)」 玄「(だから…私は怖くない)」 玄「(だから…私は前へと進める)」 玄「(…だから…私は…!)」 ※玄の【ドラゴンキラー発動】 玄「…ツモ、2000・4000です」 照「…っ…!は…い…」グッ 穏乃「玄さあああああんっ」ダキッ 玄「わわ…っ!」ギュッ 穏乃「凄かったよ!最高だったよ!!」 玄「えへへ…ありがとう」 憧「まさかチャンピオンをここまでのしちゃうなんて…」 玄「と言っても…白糸台からはあんまり和了れなかったんだけどね」 灼「…それでも点差は数万…」 京太郎「あぁ。今まで先鋒戦で絶大なリードを作ってきた白糸台にとっては初めての展開だろうな」 玄「あ、京太郎君…」 京太郎「本当に…お疲れ様、玄」 京太郎「ここまでやってくれるなんて…思ってもみなかった」 京太郎「お前は本当に…最高のエースに成長したよ」 玄「本当?」 京太郎「あぁ。お前は白糸台の絶対的柱をへし折るくらいになったんだ」 京太郎「俺達が誇りに思うくらい…のな」 玄「…ううん」 玄「私にとって誇りは…皆の事だよ!」 玄「皆がいなかったら…私ここまで来れなかったもん」 玄「皆がいなかったら…私……私」ポロッ 玄「あ、あれ…どうしてだろう…涙が…」グスッ 京太郎「…玄」スッ 玄「ぅ…わ、私…」 玄「私…嬉しいよ…」 玄「皆の役にたてて…エースとしての勤め…果たせて…最高に嬉しいのに…」ポロポロ 京太郎「…無理すんなよ。お前にとってドラがどれだけ大事なものかってのは皆分かってるんだから」 玄「でも…」 京太郎「…良いんだよ。心から喜べないなんて…皆分かってる」 京太郎「皆の為に泣きそうな気持ちで頑張った事も…分かってるんだ」 穏乃「…うん。だから…大丈夫だよ」ナデナデ 玄「…穏乃ちゃん…」 穏乃「一杯、泣いて良いんだよ」 穏乃「だって…玄さんはそれだけ頑張ったんだから」 憧「そうそう。何も嬉しいからって喜ばないといけない訳じゃないでしょ」 灼「…複雑なのはわたしも分かる…だから…」 玄「…みんなぁ…」グスッ 憧「あーもう鼻水たらして…京太郎見ちゃダメ」 京太郎「はいはいっと…って…アレ?宥さん?」 宥「え…?あ…」 京太郎「…大丈夫か?なんかぼーっとしてたけど…」 宥「…あ…う、うん…」 京太郎「…どうかしたのか?」 京太郎「あっちは今、凄い盛り上がってるから…俺で良ければ聞くぞ」 宥「…ううん。大丈夫。ただ…」 京太郎「ただ?」 宥「…玄ちゃんはもう…一人じゃないんだなって思って」 京太郎「…宥さん?」 宥「…須賀君」 京太郎「あ…はい」 宥「…玄ちゃんの事、お願いね」 京太郎「…宥さんは?」 宥「皆、盛り上がってるから…私一人で行ってくる」 京太郎「でも…」 宥「大丈夫。私はおねーちゃんだから」ニコッ 宥「…そろそろ妹離れもしなきゃいけないし…それに…」 京太郎「それに?」 宥「…ううん。何でもない」 宥「…それじゃ後の事お願いね」 +2 宥(雀力7能力39) 46 +3 菫(雀力8+能力30) 38 +4 まこ(雀力8+能力35) 43 +5 のよー(雀力8+能力30) 38 宥 133 SS発動(-20) → 113 菫 123 まこ 106 のよー 82 ※弘世菫の特殊能力発動 SSの対象となった相手と自身が逆転した場合、相手から直撃をとる事が出来る 菫「(あれから私は幾度となく自分の動画を見返した)」 菫「(完全に狙いを見切られていたのは…何か癖ではないかと)」 菫「(照の奴がそう言ったからだ)」 菫「(お陰で…昨日は一日中延々と自分を見てて頭がおかしくなりそうだった)」 菫「(だが…松実宥)」 菫「(貴女の視線が…私の癖を教えてくれた)」 菫「(…貴女は私の手に注目し…その次に顔を見た)」 菫「(そしてそれからの狙いは確実に避けられてしまっている)」 菫「(勿論…一日でその癖を嬌声出来るものじゃない)」 菫「(今まで無意識的にやっていて私自身にも分からなかったのだから)」 菫「(しかし…なくすのならともかく…それを利用するなら…話は簡単だ)」 菫「(SSを使う前だけではなく…同じ仕草を入れる)」 宥「っ…!」 菫「(…そうすればそっちが反応し…そして…)」キリキリッ 宥「」スッ 菫「…それだ」ズバンッ 宥「え…? 菫「ロン。3900」 宥「は…い…」 +2 宥(雀力7能力39) 46 +3 菫(雀力8+能力30) 38 +4 まこ(雀力8+能力35) 43 +5 のよー(雀力8+能力30) 38 宥 95 菫 111 まこ68 のよー104 → SS発動(-20) 84 菫「(ここでするべきは阿知賀から少しでも削る事)」 菫「(故に…狙いは出来るだけ阿知賀の方へと寄せるべき…)」 菫「(とは言え…あまり狙いすぎると今度はそれを逆手に取られてしまう)」 菫「(準決勝で何度も躱されている以上…あまり執拗に狙い続けるのは危険だ)」 菫「(それに…私は決して狙いが良いだけの雀士って訳じゃない)」 菫「(普通に打っても白糸台の中でそこそこやれるんだ)」 菫「(何より…)」ピクッチラッ 宥「(~っ!)」 菫「(これだけで阿知賀の方は十分牽制出来る)」 菫「(後はその間に他の二校との和了あいを制すれば良い)」 菫「(他の二校と違い、阿知賀の方を気にしなくても良いから気も楽だからな)」 菫「(流れもこっちに来てるし…ここは…)」スッ 菫「(…よし…っ!)」 菫「ツモ。2600オール」 宥「は…い」 +2 宥(雀力7能力39) 46 +3 菫(雀力8+能力30) 38 +4 まこ(雀力8+能力35) 43 +5 のよー(雀力8+能力30) 38 宥92 菫65 まこ95 のよー112 → SS発動(-20) 92 宥「(ダメ…完全に癖の事バレちゃってる…)」 宥「(それどころか…さっきからそれをブラフに使われて…)」 宥「(お陰で…手がまったく進まなくて和了れない…)」 宥「(私…おねーちゃんなのに…)」 宥「(玄ちゃんが稼いできてくれた点棒溶かすばっかりで…)」 宥「(何にも出来てない…)」 宥「(須賀君にはあんな風に言ったのにこんなにボロボロだなんて)」 宥「(全然…あったかくないよ…ぉ)」フルフル まこ「…それツモじゃ」 菫「…はい」 菫「(…しまった。姫松の方を狙い過ぎたか)」 菫「(まぁ、姫松に和了られるよりも幾分マシか)」 菫「(それよりも…今は次の事を考えろ)」 菫「(それが…見たことがないくらい落ち込んだ照の奴を励ます為に…私が今するべき事なんだから)」 +2 宥(雀力7能力39) 46 +3 菫(雀力8+能力30) 38 +4 まこ(雀力8+能力35) 43 +5 のよー(雀力8+能力30) 38 宥127 菫88 まこ53 のよー127 菫「(ふむ…)」チラッ 菫「(阿知賀と姫松の両方がテンパイに近いか)」 菫「(速度的には阿知賀…テンパイへの近さは姫松といったところかな)」 菫「(この最終局面…狙うべきは勿論、一位の阿知賀だろう)」 菫「(けれど…そんなものは阿知賀の方も承知だ)」 菫「(必ず私の事を警戒しているだろう)」 菫「(それで…逆に直撃を喰らった苦い経験があるからな…)」 菫「(姫松は最下位ではあるが…まだトビまで余裕がある)」 菫「(とは言え最下位脱出の為にここなんとしてでも点数を取りに行くだろう)」 菫「(恐らく…取りやすいのは姫松の方…で…狙いたいのは阿知賀の方…)」 菫「(さて…私はどちらを狙うべきかな…)」 +2 末尾偶数:阿知賀の方 末尾奇数:姫松の方 姫松の方を狙う 菫「(そうだな…ここで無理をしていてもしょうがない)」 菫「(狙いのは姫松の方にしよう)」 菫「(それに…阿知賀はブラフで十分、牽制出来るんだ)」 菫「(わざわざ狙ったりしなくてもかく乱は十分に出来る…)」ピクッチラッ 宥「(…また来た…!)」 宥「(でも…さっきから私には射ってこない…)」 宥「(射ってきたのは最初の数回くらいで…)」 宥「(後は全部ブラフばっかり…)」 宥「(多分…この人は癖を矯正しきってる訳じゃない…)」 宥「(最初の数回も先にニセのサイン出されたから分からなかっただけで…)」 宥「(その後…私に向けられたサインは確かにあった)」 宥「(それでも今、狙わないのは…逃げる私を狙うのが大変だから…敬遠してるんだと思う)」 宥「(…そういう意味では…先生が集めてくれた情報はまだ活きている…)」 宥「なら…私がここでするべきは…何?)」 宥「(…失点を怯えて…ただ逃げ続ける事?)」 宥「(それとも…賭けに出て…少しでも点棒を取り返す事?)」 宥「(…そんなの決まってるよね)」 宥「(…こんな情けないままじゃ終われない)」 宥「(こんなんじゃ玄ちゃんにも皆にも顔向け出来ない)」 宥「(点差はあるんだから…それなら…)」スッ 宥「リーチ…!」 菫「っ!!」 宥「(…ここは…逃げない)」 宥「(攻める…攻めて…少しでも取り返す…!)」ゴッ まこ「(5巡目リーチとか…分かるかい…当たったら事故みたいなもん…っ)」スッ 宥「…ロンです」 まこ「は…い」シュン 宥「…ふぅ」 京太郎「宥さん、お疲れ様」 宥「あ…須賀君…その…」 京太郎「ん?」 宥「…ごめんなさい。私…マイナスで…」 京太郎「…いや、謝るべきはこっちだろ」 宥「え…?」 京太郎「まさか一日で癖をブラフに使ってくるとは思わなかった」 晴絵「うん…こっちも事前にその場合の作戦を伝えておくべきだったね…ごめん」 宥「う、ううん…見抜けないで…完全に翻弄されちゃったの私だから…」プルプル 宥「…準決勝では出来てたのに…全然ダメで…私…」 玄「…おねーちゃん」ギュッ 宥「あ…玄ちゃん…」 玄「大丈夫だよ。まだ点差はあるもん」 玄「それに…次は憧ちゃんなんだから」 憧「ってここであたしの名前出すの…?まぁ、良いけど…」 宥「…憧ちゃん…」 憧「うん。大丈夫だよ、宥姉」 憧「あたしが必ず宥姉の分、取り返してきてあげる」ギュッ 憧「大丈夫…あたし、渋谷選手とは相性が良いし」 憧「他の二人も京太郎に揃えてもらった牌譜も頭に入れた」 憧「対策もばっちりだし…相手は年上ばっかりだけど…勝算はあるから」スッ 憧「…だから、宥姉はそこで待ってて」 宥「…うん…」 宥「後…お願いね、憧ちゃん」 憧「うん。この新子憧にお任せあれってね」クスッ +2 憧(雀力10+能力59)69 +3 たかみー(雀力8) 8 +4 ロッカー (雀力8+能力20) 28 +5 愛宕家の面白い方(雀力8+能力20) 28 憧 140 たかみー 8 ロッカー 106 愛宕家の面白い方 32 憧「(…玄さんも宥姉も…皆頑張ってここまでバトンを繋いでくれた)」 憧「(特に…玄は前回ボロ負けしたチャンピオン相手に互角以上に渡り合ってたんだから)」 憧「(ここであたしがそのバトンを落としちゃう訳にはいかない…!)」ゴッ 憧「(基本は準決勝の時と同じく…)」 憧「(白糸台を気にしながら…ともかく速攻…!)」トンッ 憧「(点数はあるんだし…時にはこっちから振り込んででも…)」 憧「(親はひたすら流す…流し続ける…)」 憧「(そうすれば大きく稼ぐ事は出来ないけれど…)」 憧「(二位の白糸台に追いつかれる事は殆どない)」 憧「(対策さえしっかりしてればオーラスの白糸台も怖くないんだから…!)」 尭深「…」スッ 憧「…それロン!7700です」 尭深「…はい」 +2 憧(雀力10+能力59)69 +3 たかみー(雀力8) 8 ハーベストゲージ8 +4 ロッカー (雀力8+能力20) 28 +5 愛宕家の面白い方(雀力8+能力20) 28 憧 97 悪待ち発動(-10) → 無効+加速(+30) 127 たかみー 25 悪待ち発動(-10) → 15 ロッカー 49 悪待ち返し(-10) → 39 面白い方 114 悪待ち発動(-10) → テンションアップ発動(+20) → 反転世界発動(-98) 26 ※ロッカーの悪待ち発動 自身が三位以下の場合、全員に-10の補正を与える この効果で自身の順位が逆転する場合、逆転した相手からの和了となる(※非特殊勝利) ※愛宕家の面白い方のテンションアップ発動 自身が二位以上の場合、自身のコンマに+20を加える 尭深「(…ダメ…さっきから配牌が悪すぎる…)」 尭深「(ただでさえ親は流され…種まきが十分に出来てないのに)」 尭深「(三元牌すら…まともに来なくなっているなんて…)」 尭深「(…このままじゃ準決勝の時と同じく…阿知賀の子に一人勝ちされてしまう…)」 尭深「(…だからこそ、他の二人には何とか頑張って欲しいんだけど…)」チラッ 久「…」 洋榎「…っ」 尭深「(…彼女の加速に追いつけていない)」 尭深「(準決勝の時と同じく…ここも殆ど彼女の独壇場…)」 尭深「(まるで場を支配されているように流れだけ持って行かれて…)」 憧「…ツモ」 憧「4000オールです」 尭深「…はい」 尭深「(…このままじゃまずい…)」 尭深「(何とかしなければ…)」 +2 憧(雀力10+能力59)69 +3 たかみー(雀力8) 8 ハーベストゲージ33 +4 ロッカー (雀力8+能力20) 28 +5 愛宕家の面白い方(雀力8+能力20) 28 憧 165 悪待ち発動(-10) → 無効+加速(+30) 195 機が熟すのを待てないヒロイン 悪待ち発動(-10) 92 ロッカー 77 悪待ち返し(-10) 67 愛宕家の面白い方 54 悪待ち発動(-10) 44 久「(…まずいわね…これ完全に阿知賀の独壇場じゃないの…)」 久「(早いだけかと思ったら…手の高さもそれなりだし…)」 久「(一応、決勝戦の相手って事だから牌譜もチェックしていたけれど…)」 久「(今年ようやく団体戦入り出来て…監督もいない私達にろくな対策なんて出来る暇ないわよね…)」 久「(牌譜作るのだって自前で…掃除や洗濯だって自分たちでしなければいけないんだし…)」 久「(…せめて一人雑用が居てくれて…その子が働いてくれるなら…まだ何とかなったかもしれないけれど…)」スッ 久「(…二年のブランク…監督の不在…雑用の負担…)」 久「(全部が絶望的な差となって立ちはだかって…私…)」 洋榎「(あかん…これ…)」 洋榎「(何があかんって…全部あかんくらい…あかん)」 洋榎「(これで一年って本当なんか?)」 洋榎「(本当は高校100年生の間違いじゃうの?)」 洋榎「(…それくらい滅茶苦茶な差があるで…)」 洋榎「(名門って事でそれなりにプロと打った事もあるけれど…)」 洋榎「(下手すりゃ…そこらのプロよりも強いなんて…)」 洋榎「(牌譜見る限り中学3年までは普通やったのに…)」 洋榎「(たった一年で…この子に一体…何が…)」スッ 憧「…ロン」 憧「12000です」 洋榎「~~っ!」 洋榎「(黙っパネ…きっつぅ…)」 +2 憧(雀力10+能力59)69 +3 たかみー(雀力8+能力135) 143 +4 ロッカー (雀力8+能力20) 28 +5 愛宕家の面白い方(雀力8+能力20) 28 憧 163 悪待ち発動(-10) → 無効+加速(+30) 193 潤んだ瞳をするヒロイン 194 悪待ち発動(-10) → 反転世界発動(-50) → 134 ロッカー 125 悪待ち返し(-10) 115 洋榎 111 悪待ち(-10) 101 尭深「(…オーラスのハーベストタイム…)」 尭深「(…ようやくここまで来れた…)」 尭深「(後半戦開始すぐに多少まごついたのか…)」 尭深「(親が数回回ったから…助かった)」 尭深「(…配牌…は…)」スッ 尭深「(…うん…一向聴予想通り…)」 尭深「(いくら阿知賀のあの子が早くてもこれなら勝てる…)」 尭深「(…阿知賀の一人浮きは避けられないけど…それでも…)」 尭深「(大きく引き離されるような事はないはず…)」 尭深「(…でも…逆にここで和了れなかったら…)」 尭深「(もし…ハーベスト・タイムが二回不発したら…)」ゾクッ 尭深「(…いや…それは…今考えるべきじゃない)」 尭深「(それよりも今は…この大三元を確実に和了りへと持っていくべき…)」スッ 憧「…」 尭深「(…ふぅ…なんで序盤からこんなに緊張しなきゃいけないんだろう…)」 尭深「(こっちはもう大三元までもう一歩で…まだ数巡も経ってないのに…)」 尭深「(でも…決勝戦になってから彼女の和了りの速さは異常だし…警戒しすぎる事は…)」 憧「…」スッ 憧「…うん。ツモ」 尭深「え…?」 憧「6000・12000の…三倍満です」 尭深「……う…そ…」ブル 憧「たっだいまー」 京太郎「よ。お帰り」 憧「えへへ…どうだった?」 京太郎「最高だったよ、非の打ち所がなかった」 京太郎「(…まぁ、最高過ぎて清澄と白糸台の人泣いてたけどな…)」 京太郎「(姫松の人も泣き笑いみたいな感じだったし…)」 京太郎「(でも…牌譜見る限りあそこにいる三人は決して弱い訳じゃない)」 京太郎「(それをここまで圧倒出来たのは…憧がもうそこらの高校生相手じゃ話にならないくらい強くなっているからなんだろう)」 京太郎「もうプロでも、憧相手には苦戦するかもな」 憧「もうそこまで持ち上げろなんて言ってないでしょ」クスッ 憧「…でも、ありがとう。あたしがここまでやれたのは…京太郎のお陰よ」 京太郎「そんな事ねぇよ。そもそも…憧は俺が教えるまでもなく基礎が出来てたしな」 憧「…ううん。そうじゃなくって…」 京太郎「ん?」 憧「…絶対に勝ちたい…ううん…勝たなきゃいけないって」 憧「そう思わせてくれたのは京太郎だから」 憧「そうじゃなかったらきっとあんなに大差はつかなかったと思う」 憧「だから…」ギュッ 穏乃「あこーーーっ」 憧「…あっ」 穏乃「凄かった…凄かったよ!」ダキッ 憧「…ふふ。ま、ざっとこんなもんよ」 憧「と言っても…収支的にはそれほど高い訳じゃないけどね」 憧「親の時には意図的に振り込んでたし」 玄「それでも一人だけ+収支で終われたのは凄いよ!」 宥「…うん。敵…取ってくれてありがとう…」 憧「ううん。こっちこそ、宥姉には何時もお世話になってるから」 憧「それに…これでも安全って訳じゃないんでしょ?」 京太郎「…まぁ、な」 京太郎「清澄の方の宮永選手はいろんな意味で得体のしれない打ち手だ」 京太郎「しずが能力発揮出来ない前半に追いつかれる事だってありえない訳じゃない」 京太郎「大星選手と潰し合ってくれればそれで良いけど…でも、一位のこっちを狙ってくる可能性は十二分にある」 灼「…じゃあそうならないように…」スッ 灼「…もっと稼いで来れば良いんだよね」 晴絵「…灼」 灼「…大丈夫だよ、ハルちゃん」 晴絵「でも…其のネクタイ…やっぱり縁起が悪いんじゃ…」 灼「ううん…」 灼「…これは何時も私に力を与えてくれるから」キュッ 灼「それに私が今ここにいれるのは…このタイのお陰でもあるんだよ」 灼「縁起が悪いなんて事はない…これは私にとって…最高のお守りだよ」ニコッ 晴絵「…灼」 灼「…それを今から…証明してくるから」 灼「このネクタイと一緒に…勝って…証明してくるから」 灼「…だから…京太郎」 京太郎「おう」 灼「…一杯…応援しててくれる?」 京太郎「任せろよ」 京太郎「モニターの向こうだけど…誰よりも応援しててやる」 灼「…ふふ。それなら…大丈夫だね」 灼「京太郎とハルちゃん…私の大好きな人が応援してくれているなら…」 灼「…私は絶対に大丈夫…だから…」 灼「…行ってきます」 晴絵「…うん。行ってらっしゃい」 +2 灼(雀力8+能力40) +3 誠子(雀力8+能力30-能力(灼)20)18 +4 和(雀力10+能力30)40 +5 絹恵(雀力8+能力30-能力(灼)20)18 灼84 → 約束のネクタイ発動(+20) 104 誠子 91 和 50 絹恵 89 誠子「(…先鋒戦で敗れただけじゃなく…こんな展開になるなんて…)」 誠子「(かろうじて二位ではあるけれど…一位との点差は約5万…)」 誠子「(まさか…この点差を追われる側じゃなくて…追う側になるなんて…な)」 誠子「(…だけど…まだ負けたつもりは…ない)」 誠子「(逆に言えば…まだたった一位との差は5万しかないって事なんだから)」 誠子「(何より…大将にいるのはそれをひっくり返せるほどの化物だ)」 誠子「(そいつにつなぐ為にも…コレ以上…阿知賀の独走だけは許せない)」 誠子「(だからこそ…ここは貪欲に点を取っていく…!)」 誠子「(幸い…準決勝ほどガチガチに対策されている訳じゃない)」 誠子「(阿知賀からはともかく…他のところからはいくらでも鳴ける)」 誠子「(…特に清澄はまったくこっちに無警戒だ)」 誠子「(なら…っ!)」 誠子「ポン!」 誠子「ポン!」 誠子「そして…ポン!」 誠子「(…よし。これで三フーロ…後は和了りを待つだけ…!)」 和「…」スッ 灼「ロンです。5200」 和「はい」 誠子「…くぅ…!」 +2 灼(雀力8+能力40)48 +3 誠子(雀力8+能力30-能力(灼)20)18 +4 和(雀力10+能力30)40 +5 絹恵(雀力8+能力30-能力(灼)20)18 灼 137 誠子 51 和 135 絹恵 104 灼「(…さっきから白糸台の人が勝負を仕掛けてきている…)」 灼「(この点差を何とか埋めて大将戦に繋げようとしてるんだ…)」 灼「(…だけど…うん…だけど)」 灼「(それは…こっちも同じ)」 灼「(この点差じゃ…まだまだ白糸台は怖い)」 灼「(三位の清澄相手にだって決して安心できる差じゃないんだから)」 灼「(無理は出来ないけど…でも…次鋒の人のように狙い撃ちに特化してる訳じゃない相手との勝負から)」 灼「(わざわざ逃げるほど…こっちも余裕ある訳じゃない)」 灼(何より…)」スッ 灼「(…今までずっと追われる立場だった所為か…)」 灼「(白糸台には明確な焦りが見える)」 灼「(そこを突くのは…決して難しい事じゃない)」 灼「…ロン。7700です」 誠子「~~っ!」 誠子「(…何を…やってるんだ…私…!)」 誠子「(この局面で…一番、振り込んじゃいけない相手に振り込むなんて…)」ジワッ +2 灼(雀力8+能力40) +3 誠子(雀力8+能力30-能力(灼)20)18 +4 和(雀力10+能力30)40 +5 絹恵(雀力8+能力30-能力(灼)20)18 灼 130 誠子 99 和 97 絹恵 35 絹恵「(お姉ちゃんの分…何とかせえへんって思うたけど…)」 絹恵「(この子…やっぱり隙がない…)」 絹恵「(若干、ピンズ寄りってだけで…何かしら能力持ってる様子もないのに…)」 絹恵「(なんでここまで圧倒的な勝負が出来るんや…!?)」 絹恵「(く…せめて相手が能力とかそういうのやったら…まだ付け入る隙はあるかもしれへんのに…)」 絹恵「(素でこんだけ強いなんて…どうすりゃええの…)」 絹恵「(こっちだって…伊達で副将やっとる訳やないのに…)」 絹恵「(レギュラーに選ばれたんかて…決して贔屓でも何でもないはずやのに…!)」 絹恵「(こんなになるまで…ボロボロにされるなんて…)」 絹恵「(お姉ちゃん…うち…どないしたら…)」 灼「ロン。6400」 絹恵「…はい…」ジワッ +2 灼(雀力8+能力40)48 +3 誠子(雀力8+能力30-能力(灼)20)18 +4 和(雀力10+能力30)40 +5 絹恵(雀力8+能力30-能力(灼)20)18 灼 86 誠子 30 和 44 絹恵 50 和「(灼さん…やっぱり強い…)」 和「(私が一緒だった頃よりも数段…いえ…もしかしたらもっと強くなっているかもしれません…)」 和「(…私がいなくなって…公式戦で阿知賀の名前を見なくなっていましたが…)」 和「(きっと…今までずっと頑張ってきたんですね)」 和「(…そう思うと…少し誇らしい気持ちです)」 和「(私にとって…灼さんたちはやっぱり友達ですから)」 和「(…だけど…それ以上に…悔しいです)」 和「(私は…全力で打っているはずなのに…)」 和「(…他の人の事も考えず…ぽてんしゃるを全て発揮出来ているはずなのに…)」 和「(…その遥か先を行かれ続けて…)」 和「(…これが…まだ個人戦であれば私も素直に祝福できたんでしょう)」 和「(だけど…仲間たちの分の点棒を背負っている今…)」 和「(心の中から喜ぶ事なんて…出来るはずもなくって…)」 灼「ツモ。1000・2000」 和「…は…い」 和「(点棒を持って帰って咲さんを少しでも楽にさせてあげるどころか…)」 和「(完全な-収支…)」 和「(こんなの個人戦ならともかく団体戦ではなかったはずなのに…)」グッ 和「(ごめんなさい咲さん…ごめんなさい…)」 灼「…ふぅ」 京太郎「…よ。灼。お疲れ様」 灼「あ、京太郎…迎えに来てくれたの?」 京太郎「あぁ。灼が自分を責めていないかって思ってさ」 灼「…どうして?」 京太郎「お前はドライそうに見えて結構…てかかなり情が深い奴だからな」 京太郎「和を敵に回しての麻雀に心痛めてるんじゃないかと思って」 灼「…別に後輩だからって…そんな風にはなったりしないよ」 京太郎「…本当に…?」 灼「……実を言うと…少しだけ」 灼「…少しだけ…胸が傷んだ」 灼「和だって…必死にこっちについてこようとしてたのが分かってるから」 灼「敵として…別々の立場ではあったけれど…」 灼「…でも、後輩が…それだけ必死になれるほど背負っているものがあるのがわかったから」 灼「これが互角であったならこんな事はなかったんだろうけど…でも…」 京太郎「…そっか」ポン 京太郎「ごめんな、お前に一番、辛いところを任せて」 灼「…ううん。大丈夫」 灼「…それより、私頑張ったよ。…褒めてくれないの?」 京太郎「ん…そうだな…じゃあ、どうして欲しい?」 灼「…ナデナデ」 京太郎「…甘えん坊め」ナデナデ 灼「…私にだって…たまにくらい甘えたい時があるの…」 灼「…そういう時くらい…甘えさせてくれるよね?」 京太郎「ま…普段、お前には世話になりっぱなしだからな」 京太郎「でかい山場がひとつ終わったんだし…いくらでも甘やかしてやるよ」 灼「…あ、じゃあ、ジュース買って…」 京太郎「おう。それくらいなら…」 灼「口移しで飲ませて…」 京太郎「調子に乗るなっての」ペシッ 灼「あぅ…」 灼「…女の子に暴力振るうなんて…失望した」 京太郎「どさくさまぎれに口移しとか言う奴は俺の中じゃ女の子じゃねーよ」 京太郎「ま、ジュースくらいなら買ってやるよ。ほら、何が良い?」 灼「…んー…それじゃあ…カフェオレが良いかな」 京太郎「了解。じゃあ、買ってくるから先に控室戻っとけよ」 灼「うん…」 灼「……」 灼「…で、穏乃は何時までそこにいるつもり?」 穏乃「はぅ!?」 灼「…ごめんね、気を遣わせちゃって」 穏乃「だ、大丈夫だよ。わ、私…い、今来たところだから」フルフル 灼「ふふ…二人っきりにさせてくれたお礼にそういう事にしといてあげる」 穏乃「ぅ…うぅー…」 灼「…でも、良いの?」 穏乃「べ、別に…京ちゃんが灼さんを撫でてるくらい…なんとも…」モゴモゴ 灼「…私が言ったのは副将戦で和と当たるのが私で良かったのかって意味なんだけど」クスッ 穏乃「あ、あぅぅ…」カァァ 灼「…でも、少しだけ安心…かな」 穏乃「え?」 灼「遊びたいって言った穏乃が当たらなかったから…」 灼「…内心、恨まれてるんじゃないかってそう思ってた」 穏乃「…そんな事ないよ」 穏乃「確かに和と直接戦う事は出来なかったけれど…」 穏乃「でも、私達が…阿知賀が戦ってるのは和のいるチームとなんだから」 穏乃「それだけで私は満足だし…何より…」 灼「何より?」 穏乃「ここはインターハイ決勝戦…だよ!」グッ 穏乃「皆と遊ぶには…最高の場所、最高のシチュエーション」 穏乃「カンカン照りの山みたいなものなんだから!!」ニコッ 灼「…ふふ。穏乃らしい喩え」 穏乃「えへへ…まぁ…だから恨んでなんかいないよ」 穏乃「寧ろ…ありがとうございます」ペコッ 灼「…ん?」 穏乃「私を…ここまで連れてきてくれて」 穏乃「最高の舞台で…戦わせてくれて」 灼「…それはこっちのセリフ」 灼「私がこうしてここにいられるのは…皆のお陰」 灼「ハルちゃんが居て、京太郎が居て、玄が居て…宥さんが居て…憧と穏乃が居て…」 灼「それでようやく…ここまで来られたんだから」 灼「きっと…誰か一人でも欠けていたら…私はこの場にいなかったと思う」 灼「こんなところまで来られなかったって…そう思うから」 穏乃「…灼さん」 灼「…でも、私、もうそれで満足出来な…」 穏乃「え?」 灼「…ここにいるだけじゃなくて…私は…優勝したい」 灼「優勝して…皆とその気持ちを分かち合いたい」 穏乃「…あ…」 灼「…だから、後はお願いね、大将」 穏乃「~~っ!」 穏乃「うん…!絶対に…絶対に勝って来るよ!」 灼「うん…期待してるね」ニコッ +2 穏乃(雀力8-能力(あわあわ)50) -42 +3 あわいい子(雀力10+能力50) 60 +4 咲さん(雀力11+能力50)61 +5 死なないでメゲ原さん!(雀力9+能力40-能力(あわあわ)25) 24 穏乃 56 淡 90 咲 96 死ななかったメゲ原さん 110 恭子「(最下位出発…しかも、相手はまた宮永さんか…)」 恭子「(その上…今回は他に白糸台とさらにそれに勝った阿知賀までおるって…)」 恭子「(なんやそれ…インフレもええ加減にして欲しいわ…)」 恭子「(けど…だからと言って…)」 恭子「(…泣きながらここまで来てくれた他の子の為にも負けられへん)」 恭子「(トップの阿知賀との点差は絶望的…せやけど・・!)」スッ 恭子「(もうメゲたりなんか…せえへん!)」 恭子「(最後まで…諦めずに…戦い抜いて…)」 穏乃「…」スッ 恭子「ロン!5200です!」 穏乃「…は…はい…」 +2 穏乃(雀力8-能力(あわあわ)50) -42 +3 あわいい子(雀力10+能力50) 60 +4 咲さん(雀力11+能力54)61 +5 死なないでメゲ原さん!(雀力9+能力40-能力(あわあわ)25) 24 穏乃 43 あわいい子 159 咲 99 さようならメゲ原さん、どうか死なないで…112 穏乃「(はぅ…まさか姫松の人から一撃貰うなんて…)」 穏乃「(う、ううん…逆に考えるんだよ、穏乃!)」 穏乃「(これが白糸台の人じゃなくて良かったって…そう思うんだ!)」 穏乃「(姫松の人から多少のダメージを貰っても…それほど影響はない)」 穏乃「(それより一局ずつ流れていった方を喜んだ方が精神的にも良いはず…!)」 穏乃「(…うん。ここで焦っても仕方ない)」 穏乃「(後輩で盛り返せるんだから…今はゆっくり…)」 淡「…カンッ」 穏乃「はぅ…!」 穏乃「(こ、ここでカン…!?)」 穏乃「(で、でも…完全な安全牌なんてないよぉ…)」 穏乃「(相変わらず白糸台の人はリーチだけだし…ダブルリーチばっかりだから全然読めない…)」 穏乃「(ぅー…ぅー…)」モンモン 穏乃「(と、とりあえず…これ…お願い…通って…!!)」スッ 淡「…」ニヤッ 穏乃「」ゾッ 淡「それローン!」 淡「点数は12000…じゃなかった。ちゃんと確認しないと」 淡「えーっと…」コロン 淡「…うん。ちゃんとドラ載ってるね」 淡「今度こそ12000…貰うよ」 穏乃「は…はい…」フルフル 穏乃「(直撃…完全に狙われたー…ぁ)」 穏乃「(あんなの分かんないとは言え…ぅぅ……)」 穏乃「(い…いや…でも、大丈夫…!)」 穏乃「(ここからなら…皆は抑えられる…!)」 穏乃「(ここから先連荘すれば…)」ゴウッ 淡「(…~っ!来た…!あのわけわかんない感覚…!)」 淡「(く…また…周りにモヤが掛かって…!!)」 淡「(でも…負けられない…)」グッ 淡「(今度こそ…今度こそこれを破って…逆転…!)」 淡「(準決勝のリベンジ…絶対果たすんだから…!)」 恭子「(…なん…や、これ)」 恭子「(さっきまでは…別になんでもなかったあの子が…)」 恭子「(急に…見上げるくらい大きく見えて…)」 恭子「(…今までやられてばっかりやった阿知賀の大将が…まるで得体のしれへん化物のように思える…)」 恭子「(…考えても見れば…化物揃いの阿知賀の中で大将だけこてんぱんにやられるってのはおかしい)」 恭子「(…それに準決勝を見る限り…ここから白糸台の大星淡が…まったく回らへんようになっとった)」 恭子「(何が起こっとるのはよくわからんけど警戒だけは必要やな…)」 恭子「(…って、うちも大概普通じゃない麻雀になれてきたなぁ…)」ハァ 咲「……」 ※咲の天峰に咲く華発動 あらゆる特殊効果を無効にする 穏乃「っ…!」 穏乃「(…ダメだ…この…清澄の人…)」 穏乃「(私の能力…まったく効いてない…)」 穏乃「(こんな事…今までなかったのに…)」 穏乃「(…ここから先は…決して独壇場じゃないんだって…注意しとかないと…)」 +2 穏乃(雀力8+能力60)68 +3 あわいい子 0 +4 咲さん(雀力11+能力55)66 +5 メゲ原さん普通の麻雀止めるってよ 0 穏乃 102 あわいい子 6 咲さん 136 メゲ原ェ 69 咲「(…ふぅ。最初は白糸台の人に抑えられてたけど…)」 咲「(でも…後半戦から…大分、楽になったみたい)」 咲「(少なくとも…五向聴からの開始なんて事はないし…)」 咲「(カン材も…手の中に揃ってる)」 咲「(理由は分からないけど…でも…責め時は…今…!)」 咲「(ここを逃したら…きっと逆転はできなくなる…)」 咲「(そしたら…和ちゃんが…また転校しちゃう…!)」 咲「(それだけは絶対に…絶対に嫌だから…!)」 淡「…くっ…!」スッ 咲「…それカン!」 淡「…あ…っ」 咲「カン…!」 咲「もう一個…カン!」 咲「そして…」ゴッ 咲「…責任払いで…12000です」パラッ 淡「…う……ぅ…」 +2 穏乃(雀力8+能力60)68 +3 あわいい子 0 +4 咲さん(雀力11+能力55)66 +5 次回!メゲ原死す!デュエルスタンバイ! 0 穏乃 163 涙目あわあわprprしたい 1 咲さん 79 メゲ原ァ!お前の前の棚のオレオ取ってオレオ!! 33 穏乃「(~~っ!)」 穏乃「(今のが…宮永さんの…)」 穏乃「(…白糸台の人のも…人間業じゃないと思うけど…)」 穏乃「(カンで有効牌引いてくるこの人も…どう考えてもおかしいよね…)」 穏乃「(それに…大星さんと違って、宮永さんには…私の能力効いてない…)」 穏乃「(私の能力は確実に発動してるはずなのに…気にせずこっちに歩み寄ってくる…)」 穏乃「(…今まで私の能力を破る人は居たけれど…)」 穏乃「(まったく効いてない人なんて…今までいなかったのに…)」ブルッ 穏乃「(世の中には…こんな人もいるんだ…)」 穏乃「(…だけど…清澄の人は未だ三位…)」 穏乃「(こっちとの点差はまだまだあって…何より…)」チラッ 淡「ぅ…ぅ…」スッ 恭子「……」トン 穏乃「(他の二人にはちゃんと効いている…)」 穏乃「(それなら…喩え本人を狙うのが難しくっても…)」 穏乃「(他の二人から和了っていけば…それだけで…!!)」 穏乃「ロン!」 穏乃「ロン!」 穏乃「ツモ!」 穏乃「ツモ!」 穏乃「ロン!」 淡「あ…ぅ…」ブルッ 穏乃「…お疲れ…様でした!」 淡「…お疲れ…様…」カタカタ 咲「は…い…」ポロッ 恭子「…はは。あー…もうお疲れ様でしたぁ…」グテー 憧「しずーっ!」ギュゥ 穏乃「えへへ…♪憧ーっ」ギュッ 玄「やった!やったよ!優勝だよ!!」ギュッ 宥「あったかぁい…」ギュゥ 灼「…良かった…」 晴絵「…ほら、灼も行って来なさいよ」 灼「…私は良い。あっちはもう一杯だし…」 灼「それに…私はハルちゃんと…一緒に喜ぶから」ニコッ 晴絵「まったく…灼ってば」 灼「…ダメ?」 晴絵「そんな訳ないでしょ。おいで、一杯ぎゅってしてあげる」 灼「はるちゃあああんっ」ギュウゥゥゥ 晴絵「よーしよしよし…灼も頑張ったね、良い子だね」ナデナデ 京太郎「…あぁ、そうだな」 京太郎「皆…本当にお疲れ様」 京太郎「まさか…白糸台三位に叩き落として優勝するなんて思ってもみなかったよ」 穏乃「えへへ…だって…皆頑張ったもん!」 憧「そうね…今までこの為に頑張って来たもんね」ナデナデ 玄「京太郎君がいてくれたから…私達…皆で…」 宥「…ここまで来れた…んだよ」 京太郎「…いや、俺がやった事なんて微々たるもんだよ」 京太郎「こうやって優勝できたのは皆が積み重ねた結果だ」 京太郎「だから…」 ドンドン 「すみませーん!優勝インタビューお願いします!!」 「阿知賀の皆さん!少しだけ!!少しだけで良いので!!」 「一言お願いします!なんでもしますから!!」 京太郎「…ったく相変わらず余韻に浸らせてくれねーな…」 晴絵「はは。そりゃ他の3校寄せ付けず一人浮きで優勝だもの」 晴絵「去年の白糸台がやった事そのままを去年以上と言われた白糸台にやったらそりゃそうなるでしょ」 穏乃「えっと…またインタビュー受けなきゃ…ダメ?」 京太郎「良いよ。お前ら皆疲れてるだろうし」 憧「あ、でも…あたしは受けてみたい…かな」 京太郎「良いのか?昨日から麻雀漬けで疲れてるんじゃ…」 憧「でも…一応、そういうの受けてれば阿知賀の知名度もあがるでしょ?」 穏乃「あー…確かに…」 玄「来年は…おねーちゃんがいなくなっちゃうから…」ギュッ 宥「…そう…だね。来年の事も考えておかない…と…」シュン 憧「うん。それに…」チラッ 京太郎「ん?」 憧「な、何でもない…」カァ 晴絵「ふふ…じゃあ…インタビュー受けてみよっか」 晴絵「ただ…今日はもう皆疲れているだろうし、今日は一人だけ」 晴絵「その他は撤収の準備って事にしましょう」 京太郎「了解。それじゃ…」 +2 末尾16 しずに任せる 末尾27 憧に任せる 末尾38 灼に任せる 末尾49 玄に任せる 末尾50 宥さんに任せる しずに任せる 京太郎「んじゃ、しずに頼むか」 穏乃「え、えぇ!?わ、私!?」 京太郎「あぁ。大将戦で見事優勝決めたのはお前だしな」 京太郎「このタイミングでここに来てるって事は殆どがお前目当てだろうし」 穏乃「で、でも、私あんまり…お喋り得意じゃないよぉ…」 京太郎「大丈夫だって。地元への感謝とか応援してくれたファンの皆への気持ちとか」 京太郎「その辺、言っとけば適当にあっちで編集してそれっぽくしてくれるからさ」 灼「…あれ?これ生放…」 晴絵「あ、灼。こっち手伝ってくれる?」 灼「あ、はーい」パタパタ 京太郎「まぁ、絶対に嫌って言うのなら他の奴に頼むけど…」 穏乃「う、ううん。大丈夫…」 穏乃「今までも何回かインタビュー受けてるし…」 穏乃「それと同じ事言えば良いんだよね?」 京太郎「ま、大体そうだな」 穏乃「わ、分かった…!そ、それじゃ行ってくるね」 ガチャ 「あ、高鴨選手だ!」 「高鴨選手ー!一言!一言お願いします」 「優勝した今のお気持ちはどうですか!?」 「本当なスパッツ履いていないって本当ですか!?」 穏乃「え、えっと…あの…」カチカチ 穏乃「ゆ、ゆうしょーはうれしいです」 穏乃「皆とがんばりました」 「圧倒的大差の勝利でしたが…他の高校はどうでした?」 穏乃「あ、あの…そんな事…なかったと思います」 穏乃「というか…ここまでこれたのが…不思議なくらいでした」 穏乃「二回戦で千里山と当たった時に勝てたのは運が良かったからで…」 穏乃「…じゅんけっしょーも…最後に捲れたのはギリギリでした」 穏乃「結果的にはゆうしょーでしたけど、何時敗退してもおかしくはなかったとおもいます」 「なるほど…では、そうやってギリギリの戦いをする度に阿知賀は強くなっていったんですね」 穏乃「え、えっと…多分…そうかな…と」 「ですが、一回戦から今とではまるで別人のように強くなっていますが…」 「この短期間で強くなれた秘訣とはなんですか!?」 穏乃「秘訣…え、えっと…えっと…」 穏乃「わ、私…達には…大事な人が居て…あの…」 穏乃「その人…凄い強くて…だけど…今は麻雀出来なくて…」 穏乃「そんな人が私達の為に牌譜揃えて…一対一で講義してくれて…」 穏乃「合間の休日も私達の為に駆けまわって練習試合申し込んでくれて…」 穏乃「私達以上に…ハードなスケジュールで…最後には…顔真っ青になって…」 穏乃「そうやって…支えてくれた人がいたからこそ…あの…強くなれたかなって…」 「それはもしかして…去年のインターミドルチャンピオンである須賀選手の事ですか?」 穏乃「は、はい。きょーちゃんです」 「…京ちゃん?」 穏乃「あ、ご、ごめんなさい。幼馴染だから…つい」 「なるほど…じゃあ、高鴨選手は須賀選手の事をどう思ってらっしゃるんですか?」 「(ばっ…せ、選手に何を聞くんだ!!?)」 「(おい何処のゴシップ記者だ!叩きだせ!)」 「(ファミチキください)」 「(こいつ直接脳内に…!!)」 穏乃「え?勿論、大好きですよ」キョトン 「…ず、随分とあっさり応えるんですね」 穏乃「え…あ、ダメ…でした?」 「いや…そ、そんな事ないですけど…でも、これ一応全国放送…ですよ」 穏乃「ぅ…?でも…誰かの事好きな事って恥ずかしい事じゃないですよね」 「そ、それはまぁ…そうですけど…」 穏乃「それに京ちゃんの事好きなの私だけじゃないですから」 「…え?」 穏乃「憧も、玄さんも、灼さんも…宥さんも」 穏乃「皆きょーちゃんの事大好きですからっ」ニコー 「…そ、そうですか。ありがとうございます。では、地元の皆さんに…何か」 「大好きって事はみなさん付き合ってられるんですか?」 「(おいぃぃぃぃぃぃぃぃ!?)」 「(わざわざ地雷踏みに行くなって!馬鹿かよ!!)」 「(ちくわ大明神)」 穏乃「ふぇっ!?つ、付き合っ」カァァ 「突然、公式戦に出なくなった須賀選手のこと知りたがっている人って結構いるんですよ」 「出来ればおもしげふげふ、何か話を聞かせていただけると有難いんですけど」 穏乃「…つ、付き合う…とか…えと…だって…あの…今まで皆麻雀で一生懸命でしたし…」モジモジ 穏乃「皆、そんな事…考える余裕もなかった…と…お、思い…ます」 「じゃあ、インターハイ優勝を決めた今、大手を振ってかんがえられる訳ですね!!」 穏乃「いや…そ、それは…でも…」 「どうです?須賀選手に習って…ここで一つ告白なんか!?」 穏乃「ふぇ…こ、告白!?」 「えぇ。須賀選手もやってた事ですよ」 穏乃「き、京ちゃんも…そ、それじゃ…あの…」 穏乃「私…き…き…京ちゃんの事が…!」 京太郎「はーい。そこどいてくださーい」バッ 穏乃「ふにゃん!?」バッ 京太郎「皆疲れてるんでインタビューはここまでにしてくださーい」 「あ、須賀選手、さっき高鴨選手から聞いた話を詳しく…」 「お前もういい加減にしろって!」 「すみませーん。もう撤収します!」 「貴重なお話、ありがとうございました!」 穏乃「あ、あの…京ちゃん…」 京太郎「ん?」 穏乃「私…もしかしてまずい事言っちゃった…?」 京太郎「…ま、良かったとは言えないかもな」 穏乃「あぅ…」 京太郎「大丈夫だ。悪いのは別にお前じゃねぇし」 京太郎「まだプロでもない素人のプライベート根掘り葉掘り聞いた局がおかしいんだ」 京太郎「お前はそれに一生懸命答えようとしただけで何も悪い事は言ってない」 穏乃「でも…」 京太郎「ま、俺もテンパッて変な事言う事あったからあんまり気にすんなよ」ナデナデ 京太郎「ただ…まぁ…」 穏乃「ぅ?」 京太郎「…少しの間、色々とからかわれたりするかもしれないけど…その辺は心を強く持てよ」 穏乃「…からかわれるって?」 京太郎「あー…ほら、俺と恋人とかどうのこうのってさ」 穏乃「…それなら…別に…嫌じゃないよ」 京太郎「いや、でも…」 穏乃「…京ちゃんは私と恋人って言われるの…嫌?」 京太郎「いや…それは…」 穏乃「…憧みたいに女の子らしくないから…やっぱり…嫌かな…?」 京太郎「…別にそんなの気にしねぇよ」 京太郎「しずはしずだ。憧と比べるようなもんじゃねぇし…」 京太郎「それに俺はお前にちゃんと女の子らしいところあるの知ってるからさ」 穏乃「…じゃあ…あの…」 穏乃「私…京ちゃんの恋人になっても…」 晴絵「あ、もうマスコミ行った?」 穏乃「ふぇぇぇう!?」カァァ 晴絵「あ、行ったみたいね…良かったぁ」 晴絵「…ってしず、どうしたの?」 穏乃「あ、あの…え、えぇと…」 穏乃「な、なんでも…何でもないです…!」カァァ 晴絵「そう…それなら良いけど…」 晴絵「とにかく…こっちの準備も終わったし…ホテルに戻りましょ」 晴絵「そして…その後は焼き肉よ!」 京太郎「…また焼き肉かよ」 晴絵「い、いいでしょ!祝い事と言えば焼き肉なの。阿知賀麻雀部はそうだって決まってるの!」 京太郎「はいはい。んじゃ監督命令みたいだし…行こうか」 穏乃「そ、そうだね…!や、焼き肉楽しみだなー!!」 【System】 高鴨穏乃の愛情度がLv11になりました 高鴨穏乃はその日、何時も以上に肉を食べて赤土晴絵を泣かせてしまったようです 赤土晴絵は給料日までの極貧生活が確定しました
https://w.atwiki.jp/sharenofan/pages/12.html
夏 新たな仲間、新たな敵魚人のすむ洞窟エルミア、ターニャ初参加 ゴブリン退治2ダン、リベカ初参加 ハーフエルフ編墓守を探せクレア初参加 ゴブリン退治3クロリク、カケル、ヴェイグル、アンナ初参加 消えた詩人メインパーティとの邂逅 エルミアシナリオ(タイトル未定) 遺跡の盗掘を阻止せよザルド初参加 秋 盗賊ロンデルカリーナ初参加