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注意!! ゆっくり同士の交尾が出ます。 ぺにぺにまむまむが出ます。 他SS作者様の設定をパクってます。 パロディ有り 以上了承できる方はどうぞ。 「ゆゆ~ゆ~ゆゆゆっ~くりぃ~」 切り株の上で一匹のれいむが人間からすれば踏みつぶしてしまいたくなるような雑音を立てている。 切り株の周りには沢山のゆっくり達がおとなしく鎮座し、れいむの雑音を聞いている。 「ゆっ! きょうもたくさんうたったよ! みんな! ゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 このれいむはこの群れ一番の美ゆっくりとされているれいむだ。 無論言い寄るゆっくりは後を絶たない。 「れいむ! きょうはまりさたちとゆっくりするんだぜ!」 「いんかもののまりさはだまっててね! れいむ! きょうはありすといっしょにすっきりしましょうね!」 「わかるよー。ちぇんといっしょにゆっくりするよねー!」 「むきゅ! きょうはいっしょにおべんきょうをしましょうね!」 「いいい、いっしょにゆっくりするみょん!!!」 「みんなへんなこといわないで! れいむはれいむといっしょにゆっくりするんだよ!!!」 ゲスもレイプ魔もみなれいむに言い寄る。 「ゆっ! きょうはひとりでゆっくりしたいからみんなどっかにいってね!!」 れいむの一声で群れは解散し、れいむは望み通り一匹になった。 全員このれいむに嫌われたくないから。 「れいむ!」 しかし、この群れにいるゲスまりさとよばれるまりさ達三匹組がれいむの前に姿を現した。 「おそいよ! さっさとごはんちょうだいね!!! れいむおなかすいたんだよ!!!」 自分の言うことを聞かなかった三匹に対し、食べ物を要求するれいむ。 この三匹は惚れた弱みにつけ込まれ、食料をれいむに貢ぐ生活をしていた。 「ごめんねなんだぜ! でもいっぱいごはんとってこれたんだぜ!」 「いっぱいたべてほしいんだぜ!」 まりさ達は帽子や口の中から餌を取り出し、れいむの前に置いた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー」 がつがつと汚らしく餌を食い散らかすれいむ。 「れ、れいむ。きょうこそまりさたちとゆっくりしていってほしいんだぜ!!!」 いつものように一緒に過ごして欲しいと頼むまりさ三匹 「うるさいよ! こんなごはんじゃまんぞくできないよ! やくたたずなまりさたちはさっさともっとおいしいごはんをもってきてね! そうだ! いつもみょんがれいむのこといやらしいめでみるんだよ! きもちわるいからこっそりころしてね!!!」 いつものように全く相手にされず、さらなる餌と気に入らないゆっくりの抹殺を命令された。 このれいむは外見は良かったが中身はゲスであった。 ゲスまりさを利用し、餌を巻き上げ、気に入らない者を始末させる。 こうすることで、自分が存分にゆっくりでき、同時に自分に不平不満を持っている者を自らの手を汚さずに始末していった。 ゲスまりさ達が駆けていったことを確認すると、幼なじみのまりさの元へ向かう。 抹殺対象とされたみょんは一匹で餌を探していた。 「みょんみょん~♪ みょんmyヴェニス!!!!」 存分にゆっくりしながら餌を求めるみょんを一突きで絶命させたまりさ。 その死体は三匹の腹の中に収まった。 ちなみにこのみょんは前日に美れいむに対して我が儘な性格を指摘したため暗殺対象にされたのだ。 みょんを殺したゲスまりさ三匹はもっとおいしい餌を求め、草原を駆けてゆく。 (こんどこそはもっとおいしいごはんをれいむにあげていっしょにゆっくりするんだ!) その途中でぱちゅりーに出会った。 「みかけないぱちゅりーだぜ!」 「どこのぱちゅりーかしらないけど、まりささまたちにおいしいえさをよこせなんだぜ!」 「さっさとわたさないといたいめみるんだぜ!」 最初から強盗のように声を荒げるまりさ達。 しかしぱちゅりーは物怖じせず、 「むきゅ、今はご飯を持ってないけど美味しいご飯なら持ってこれるわ」 「じゃあ、さっさともってくるんだぜ!」 「あげるのはいいけど、何でまりさ達はそんなにご飯をほしがるの? みんなちゃんと自分のご飯くらい取っ手来られそうだけど」 「れいむにあげるからいっぱいごはんがひつようなんだぜ!」 「むきゅ、そのれいむって群れ一番の美れいむの事かしら?」 「そうなんだぜ!」 「ならもっと良い方法があるよ!!! よく聞いてね!」 逆にゲスまりさ達に提案をする。 数時間後・・・ 「ゆっ! おそいよまりさ! ぐずなまりさはきらいだよ!」 いつもよりも餌を運んでくるのが遅かったことに不満を述べるれいむ。 いつもならまりさは謝ってれいむに餌を与えていたが今回は様子が違った。 「なにぼーっとしてるの! ゆっくりしないではやくあやまってね! あと、ごはんさっさとよこしてね!!!」 「うるさいんだぜ!」 どんっ! 「ゆ"っ!!!」 一匹のまりさがれいむを突き飛ばした。 餌をゲスまりさ達に集めさせ、ろくに狩りにも行かずに歌うか幼なじみまりさとゆっくりするだけの生活はれいむから体力を確実に奪っていた。 れいむは突き飛ばされた衝撃で気絶し、まりさ達に運ばれていった。 数分後、れいむが目を覚ますとそこは湖の近くにある洞窟だった。 「むきゅ、あとはこの『あんだま』をれいむに食べさせてあげてね! そしたら後は好きにして良いよ!」 ぱちゅりーとゲスまりさ達の会話もはっきりと入ってこない頭でれいむは考えた。 (れいむはなにをしてたんだっけ、おひるねしてたのかな・・・、そうだ、あのばかまりさたちにつきとばされたんだ!) そこまで思い出し、ガバリと起き上がったれいむはさっそくまりさ達に文句を言い始めた。 「れいむにこんなひどいことしてただですむとおもってるの!? ばかなの! しぬの!」 「ゆぅ、ごめんなんだぜ、おわびにこれあげるんだぜ!」 まりさは素直に謝り、れいむにぱちゅりーから貰った餡玉を与えた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!!!」 今まで食べたことのない甘味に舌鼓をうつれいむ。 れいむが餡玉を食べ終わると同時にまりさ達三匹はお互いの顔を見合わせ、一度頷くとれいむに頬をすり寄せだした。 「ゆっ! なにするの! れいむにへんなことしないでね!」 まりさ達はれいむの抗議など無視し、頬を激しく振動させる。 交尾、いや強姦を始めたのだ。 「やべでねええええ!!! れいむにはまりさがいるんだよおおお!!!」 「ま、まりさなら、ここにいるんだぜ!」 「ぢがうよおおおおお! おばえだちのようなぐずじゃないよおおおお!!!!」 どんなにれいむが嫌がってもまりさ達はやめない。 それどころか、 「「「すっきりー!!!」」」 「ずっぎりー!!!」 いっしょにすっきりー! してしまった。 「でいぶのばーじんがあああああ!!!」 泣きわめくれいむの頭には茎が生え始める。 まりさ達はれいむを押さえつけ、頭に生えた茎をぶちりと引きちぎる。 「でいぶのあがちゃんがあああああ!!!! どぼじでごんなごとづるのおおおおお!!!!」 「うるさいんだぜ! おかされてよろこぶびっちれいむはまりさたちをもっとすっきりさせるんだぜ!」 強気のまりさ達は休む暇無く強姦を続ける。 「ゆっへっへ! れいむのばーじんまむまむきもちいいんだぜ! もっときもちよくさせてやるんだぜ!」 「じゃあ、まりささまはばーじんあにゃるをもらってやるんだぜ!」 ぺにぺにまむまむあにゃるでの強姦も終わったところで余った一匹がれいむに無理矢理口付けする。 「ゆへへへへ・・・、まりささまはれいむのふぁーすとちゅっちゅでがまんしてやるんだぜ!」 普通ならば胎生にんっしんっするはずの交尾も、ぱちゅりーが与えた餡玉の効果で植物性にんっしんっになった。 蔦が生える度に蔦は引きちぎられ、その蔦はれいむに無理矢理食べさせる。 もとから餌に困らなかったれいむは、にんっしんっしすぎたために黒ずんで死ぬこともなく、延々と犯され続けた。 そして次の日。 「ちゃんと列に並ばなきゃだめなんだぜ!」 「わかったよー、ちゃんとならぶよー」 昨日れいむが輪姦された現場には長蛇の列が出来ていた。 最前列ではゲスまりさの内一匹が列に並んでいたゆっくりありすから餌を受け取っていた。 「ゆっ! かくにんしたんだぜ! じゃあ、なかにはいっていいんだぜ!」 今し方餌を渡して中に進んだありすの目の前には自分たちが夢中になった美れいむがゲスまりさ二匹に押さえつけられていた。 「つぎのやつなんだぜ! れいむ! ちゃんとあいさつするんだぜ!」 「ゆぎゃああああ!!! もうおうちかえるううううう!!!」 ありすはすぐさまぺにぺにを出し、れいむに襲いかかった。 ずんっ! 「ゆあああああ!!!! ぼおやべでえええええ!!!」 れいむの悲鳴など気にすることなくありすはれいむを犯す。 「ゆっ! ありすにれいぷされてよろこんでるんだぜ!」 「とんでもないびっちなんだぜ!」 「みんなのあいどるきどってたくせにとんだすっきりーあいどるなんだぜ!」 「「ゆーゆっゆっゆっゆっ!」」 「あ"あ"あああ"ああ"あ!!!!!! ずっぎりー!!!」 ありすはれいむに中出しすると、すっきりー顔で外へ出て行った。 れいむの頭に生え始めた茎はまた千切られ、無理矢理れいむ自身が食べさせられた。 そして、次のゆっくりが中に入ってきた・・・。 「むきゅ、うまく行ってるようね!」 「あ、ぱちゅりー! ありがとうなんだぜ! おかげでびれいむとすっきりーできたし、ごはんもたくさんもらえてるんだぜ!」 行列の最前列で受付をしていたまりさが答えた。 前日、ぱちゅりーが提案したのはれいむをレイプし、飽きたら餌と引き替えに他のゆっくり達と交尾させるというものだった。 普通、交尾をしすぎると赤ゆっくりに栄養をとられて黒ずんで死んでしまうが、 赤ゆっくりに栄養を奪われる前に茎を引きちぎり食べさせれば黒ずんで死ぬことはない。 そしてぱちゅりーが与えた餡玉は「食べると植物性のにんっしんっしかできなくなる」効果がある。 そのため、どんな交尾を行っても胎生のにんっしんっはせず、エンドレスで犯され続けた。 こうして、このゲスまりさ達は好きなときに美れいむを犯し、 飽きたら売春をさせて餌を確保するという生活を続け、効率的に食欲と性欲を満足させたのだった。 そして、いつの間にかぱちゅりーは二匹分の餡玉を残し、どこかへと消えてしまった。 だがこの三匹には子分が出来た。クズれいむとゲスまりさとレイパーありすのトリオだ。 そして、6匹の所帯となったゲスの一団はさらに美ゆっくりを連れてこようと考えた。 子分達にれいむの売春を任せ、三匹は群れを駆け回った。 しかし、美れいむほどの美ゆっくりは見つからず、割と困っていた。 今思えばあのぱちゅりーは中々の美ぱちゅりーだった。 どうせならあのぱちゅりーとすっきりーすれば良かった。 まとまって行動しては効率が悪いと三手に別れて行動しているまりさの内、人間の村付近を探索する一匹はそんなことを考えていた。 「ゆっ?」 まりさは人間と一緒に歩いているありすを見つけた。 (あのありす・・・すごいびありすなんだぜ!) まりさの次の獲物は決まった。急いで巣に戻り、他の奴らに知らせねば。 そしてその日の夜、次の獲物を決めたことを話した。 他の二匹はいい美ゆっくりを見つけることが出来なかったようで、早速明日拉致することで合意した。 そして次の日 「なあ、ほんとうにびありすはくるのかだぜ?」 「そのうちくるんだぜ! いいからだまってまつんだぜ!」 まりさ達は人間に見つからないようにありすが通りがかるのを待った。 そして、昨日と同様に人間と一緒にありすが現れた。 「ゆっ! すごいびありすなんだぜ!」 「そうなんだぜ! びれいむなんかよりももっとゆっくりしてるんだぜ!」 「おちつくんだぜ! びありすににげられたらたいへんなんだぜ! にんげんがありすからはなれるまでまつんだぜ!」 三匹は人間と争っている間にありすがどこかへ逃げていくことを恐れ、人間がありすから離れる瞬間を待った。 「ありす、ちょっと近くに住むおじさんにこれ渡してくるから、まっててくれ」 「わかったわ! ゆっくり気をつけてね!」 人間がありすから離れ、見えなくなった。 「いまなんだぜ!」 三匹は待ってましたとばかりにありすの元へ跳ねて行った。 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「ゆっくりしていってね!!!」 お決まりの挨拶を交わす四匹。 「あなた達はどこのゆっくり? 見ない顔だけど・・・」 (やっぱりすごくかわいいんだぜ! はやくすっきりーしたいんだぜ!!!) 「ゆっ! じつはかわいいびありすにみせたいものがあるんだぜ!!!」 三匹はいぶかしがるありすの質問を無視し、おだててこの場から連れ出そうとしている。 「可愛い美ありすなんて・・・、よくわかってるまりさじゃない! ちょっとくらいなら一緒にゆっくりしてあげても良いわよ!」 おだてられるとすぐこれだ。とでも言われそうなほどほいほいまりさ達について行くありす。 「ねえ、見せたい物って何なの?」 道中ありすが尋ねる。 「すごくすてきなものなんだぜ!」 自信満々に言い放つまりさ達。 やがて、美れいむが売春を行っている洞窟の隣の洞窟にありすを連れ込む。 「なによ、全然良い物なんて無いじゃない! どこに良い物があるのよ!」 「ゆっへっへっへ、これなんだぜ!」 そう言って三匹が見せた物は自らのぺにぺにであった。 「何見せてるのよ! もう帰るわ!」 「そうはいかないんだぜ!!!」 「いやああああああ!!!」 一匹の力はまりさよりも高いものの、同時に複数匹に襲われては為す術もないありす。 このありすも無理矢理餡玉を食べさせられ、一晩中三匹と子分の合計六匹に輪姦されるのであった。 次の日から、ありすとれいむは同じ洞窟に監禁され、売春を強要される日々が始まった。 「もうやだ! おう"ちか"えるう"うう"うう!!!」 「おにいさあああん! みょおおおおおおん!! たすけてええええええ!!!」 「ゆっへっへ! ふたりならべてすっきりー! するのはきもちよすぎるんだぜ!!!」 やりたい放題の六匹。 しかし、ありすは元々飼いゆっくりであったため突然の環境の変化に適応できずに衰弱していった。 そしてありす拉致から一週間 「おーいありすー、どこだー!!!」 「ありす! どこだみょおおおん!!」 ゲス達が川へ遊びに行っている間に飼い主とみょんが助けに来た。 このみょんは村の名士に飼われている戦闘強化型のゆっくりであり、同時にありすの恋ゆっくりであった。 最近行方不明になったありすを助けに行くため、ありすの飼い主に同行している。 飼い主はありすに取り付けられた発信器付きゴールドバッヂの反応を頼りにここまで来たのだ。 「お兄さん・・・ みょん・・・」 本当は叫んで助けを呼びたいが、衰弱しきった体ではそれは叶わなかった。 「ありすうううう!!!」 みょんがありすを見つけた頃にはすでに虫の息だった。 「みょん、お兄さん、ごめんね。ありす、もう・・・」 「みょおおおおおおん!! 死んじゃやだみょん!!!」 「待ってろ! すぐオレンジジュースを・・・」 「みょん・・・、お兄さん・・・、今まであり、がと・・・ぅ」 「・・・」 「あ・・・あり・・・す」 ありすはみょんと飼い主に見守られ、息を引き取った。 「ゆっ! にんげんとみょんだよ! はやくれいむをたすけてね!」 「・・・その前にここで何があったのか教えろ」 みょんは美れいむに冷たく言い放つ。 「れいむとありすはわるいまりさたちにつかまってまいにちすっきりー! させられてたんだよ!!!」 れいむはありのまま話した。 飼い主はがっくりと膝をつき、みょんはありすが受けていた仕打ちを思うと胸が張り裂けそうであった。 「ゆっ! だれかいるんだぜ!」 「みょんとにんげんよ!!!」 「あのみょんもすごいびゆっくりだよ! つぎはみょんもいれようね!!!」 「ありすがしんでるんだぜ! まったく、びょうじゃくはぱちゅりーだけでじゅうぶんなんだぜ!」 「おじさん、いたいめにあいたくなかったらおいしいごはんとそのみょんをおいていけなんだぜ!」 「・・・みょん」 「わかってるみょん」 飼い主は効きもしない体当たりを繰り返す洞窟の中に放り投げる。 「ぎゅっ!」 「べ!」 「らっ!」 そしてみょんにペーパーナイフを投げて寄越し、みょんはそれを目の前に置き 「ゆるさん・・・! ゆるさんぞ糞饅頭共! じわじわとなぶり殺しにしてくれる! 一匹たりとも逃がさんぞ! 覚悟しろ!!!」 そして始まる一方的な蹂躙。 「ゆっ! こんなのがでるわげない"よおお"お"おお!!! だずげでええええええええ!!!」 逃げようとしても出口に向かえば人間に投げ飛ばされ、みょんに突き刺され、踏みつぶされる。 「当たり前だみょん、たった六匹の生ゴミがみょんに勝てるとでも思ったのか?」 れいむは目にペーパーナイフを突き刺され痙攣する。 ゲス六匹を死にかけの状態まで痛めつけたみょんは飼い主に言った。 「そいつらにジュースを飲ませてほしいみょん」 「なぜ?」 「この程度で殺すなんて生ぬるいみょん! もっと痛めつけて苦しめてやるみょん!!」 飼い主としてはさっさと潰してしまいたかったが名士の飼いゆっくりであるため、一応言うことを聞くことにしてやった。 ジュースをかけて応急処置をし、麻袋に死なないように放り込んでゆく。 「ゆっ! すごいよ! みょんはつよいしかわいいしれいむのおよめさんにぴったりだよ!!!」 美れいむはみょんを褒め称えたがみょんは冷めた目で見据え、 「なんでお前なんかが生きてるみょん?」 「ゆっ? なにをいっtぎゃあああああああああ!!!!」 みょんは美れいむの頬を食いちぎり、何度も踏みつけた。 「なんでありすが死んでお前みたいな汚い野良が生き残ってるみょん! お前が死ねば良かったんだみょん! 汚い生ゴミのくせに! 害獣のくせに! 死ね! 死ね!」 「ぎゅべ! むぎゃ! やべでえええええ!!!」 単なる八つ当たりである。 れいむが虫の息になった頃になって飼い主はみょんから美れいむを受け取り、さっきの連中同様応急処置をし、麻袋に放り込む。 それから数日後 「ゆぎゃああああああ!!! ぼおやべでええええ!!!」 「ごんなのどがいはじゃないいいいいいい!!!」 みょんに半殺しにされたゲス六匹は人間の村で飼いゆっくりの性欲処理機として活躍していた。 かつて自分たちがありすやれいむにしたことと同じように犯され、孕んだ茎は片っ端から引きちぎられて食わせられる。 「ば、ばりざあああああああ!!!」 「ぼうやだ!!! おうぢがえるうう"ううう"う!!!」 野良のレイパーありすの性欲処理もさせられる始末であった。 「ゆるゆるのまりさだね! こんなゆるゆるまむまむじゃれいむはすっきり出来ないよ!」 「とかいは(笑)なありす! いなかものありすはすっきりー! することしかないからすごくゆるゆるだよ! いなかものまるだしまむまむ(笑)」 「がばがばれいむはゆっくり死ねば? ゲラゲラゲラ! これマジおすすめ!」 「ゆぎゃああああああああ!!! うるざいいいいいいいいいい!!!」 ちなみに美れいむはというと 「ゅ"っ、ゅ"っ」 加工所に連れて行かれたが、度重なるにんっしんっのせいで餡子の質が落ち、 食材失格の烙印を押され、変わりにゆっくりを苗床にする花を寄生させて「ゆっくり花瓶」に加工された。 加工の際に餡子や皮を薬で強化したため、今ではみょんのストレス解消のサンドバッグとして役に立っている。 「死ねっ! 死ねっ! お前なんか生きてる価値無いみょん! 臭い生ゴミ饅頭め!!!」 みょんは花瓶となったれいむや饅頭便器となったゲス達を虐めるだけでは飽きたらず、 野良ゆっくりを何度も襲撃し、そのたびに飼い主を通じ加工場に野良ゆっくり達を引き渡した。 みょんの襲撃は村の近辺から完全にゆっくり達が居なくなるまで続いたそうな。 「イカ臭い生ゴミ饅頭は死ねみょん! この性欲饅頭共め!!!」 終わり 補足 発信器がついてるならさっさと助けに行けばいいのに →このありすはみょんの元へ度々泊まりがけで遊びに行っていたため、今度もみょんの元にいったのだろうと餡子脳並みの思考で考えたため それと、発信器が故障していたため、修理に時間がかかったため。です。 元凶はぱちゅりーじゃないの? こいつ死なないの? →現在制作中のSSから引っ張ってきたぱちゅりーなのでこのぱちゅりーへの制裁はそっちで行われます。 なんか制裁が簡素すぎるような… →制裁は後付けなので仕様です なんじゃこりゃ →ゲスって言うくらいならこういう事もしでかすんじゃないかなあ…って思って書いてみました。 SSのネタとして使ってもらえればうれしいもんです 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり このSSに感想を付ける
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注意事項 虐待が薄い 文章力低い 死なないゆっくりがいます。 ゆっくりの言葉に漢字が紛れ込みます。 実験を始めてみたいと思う (前?からの続きものです、前回の物を読んでおかないと状況がつかみづらいです。 実験を始めてみたいと思う (後 私にはゆっくりを虐待する趣味はない、しかしゆっくりには興味がある。 虐待お兄さんでもないし愛でお兄さんでもない、お兄さんと呼ばれるほど若くもない。 私というのはそういう男だ、それ以上でも以下でもないと認識しておいてほしい。 今回はゆっくりで簡単な実験をしてみようと思う、手順は以下のとおり 1・ゆっくり2匹を何もない部屋に入れる。 2・どちらか片方を喰い殺せば助けると説明。 3・残ったゆっくりを1の状況に戻す。 基本的にはこんな感じだ、しかし2の項目ではそのまま2匹とも何もしないで餓死されると 時間の無駄になる。 なので餌は朝昼晩と3食与えることにする、しかしそうするとゆっくりは相手を喰い殺さない。 そうなると3に進めないので時間制限を与えることと家族などを人質にすることで対処する。 また3で2の約束と食い違うことになるがそこでも人質などで対処できるだろう。 そして今回の実験での目的はこの状態を生き残ったゆっくりはどうなるのか?ということである。 さぁそれでは実験を始めてみたいと思う。 コンクリートの部屋で二匹のゆっくりが睨みあっている。 一匹は黒髪に赤いリボンが特徴のゆっくりれいむ、もう一匹は金髪にとんがり帽子が特徴のゆっくりまりさ。 普通に森で出会っていれば仲良くできたかもしれない、しかしもう出来ない、なぜできないかといえば人間に捕まったからだ、その人間がゆっくりを可愛がる 趣味がなかったからだ、その人間がゆっくりで実験をするのが趣味だったからだ、もうお互いどちらかしか生き残れない、どちらかの人質しか生き残れない。 私はのぞき窓から二匹を観察している、今は均衡を保っているが次に餌をもっていくまでこの状態でいられないだろう、私はそう予想する。 いや、これは予想ではなく確信に近い。 この実験はこの二匹だけで行っているものではない、ほかにもこの部屋と全く同じ部屋がいくつかありそこでここと同じ実験が行われている、単純に多くのデータ が欲しいからだ、この二匹とも五匹の同族を喰らっている、そして三匹目以降は二度目の餌を運ぶ前にどちらかが食われていた。 これはほかのゆっくりも同じような結果が出ていた、三匹目以降は二度目の餌はいらなくなる、ちなみにそれまでは時間ぎりぎりまでかかっている。 ここまでで特に優秀な成績を収めているのは(所要時間の少なさ)まりさ種のとある一匹だ、今回の実験に使ったゆっくりはお互いとは交流をしていなかった 2つの群れをまるごと使っている。 このまりさは群れのリーダーだった、賢く、仲間想いで、そこらの人間よりも誠実だった。 私がどの群れを今回の実験に使用するか観察しているときもこのまりさは今まで見たゆっくりの中で一番好感がもてた、しかしそれは過去の話、つい二日前 の話だ。 このまりさは一匹目から早かった、まず餌に手をつけず相手のれいむに向かって跳ねた むろんれいむは驚き初動が遅れる、こんなに躊躇なく、同族に襲われるなんて思わない、人間だってこんな状況ならまず驚く。 まりさが一度目の跳躍が終わると同時にれいむはまりさの方向に飛びかかろうと底部に力を込めた 「ゆっくりしていってね!!!!!!」 まりさが叫んだ 「ゆっゆっくりしていってね!」 れいむもゆっくりの本能で叫んでしまう 叫んだことで底部に込めた力が抜ける、まりさが二度目の跳躍 口を大きく開く、れいむに焦りの表情が見える 焦るのが遅すぎる 私はそう思った、だって私はこの結果がこの二匹を部屋に入れた時点で分かっていた、焦るのであれば目を合わせた瞬間が正しい。 それにしてもゆっくりが自身の習性を利用するとは驚いた、まさかゆっくりに驚かされる日が来るとは思わなかった。 そんなことを思っていると グチャン! と汚い音がのぞき窓越しに聞こえた。 一分とかからなかった。 この後もまりさはこのペースでゆっくりを喰い続け、28匹のゆっくりを喰っている、ただし5匹目以降は食いちぎっただけだ、許容量オーバーなのだろう。 実験は続いた、まりさも他のゆっくりたちも相手を噛みちぎり、噛みちぎられ、そのたびに私は透明な箱にハンマーを振った。 そしてストックしていたゆっくりも数がなくなる、とうとうこの実験も佳境だ。 結果としては最後に残ったのはリーダーまりさとれいむだった。 リーダーまりさはまだ正気を保っていたが相手のれいむは気が狂っていた、まぁこの状況なら気が狂っていないまリさの方が異常だと言えるだろう。 私としてはまりさに勝ってもらいたい、ゆっくり殺しの元リーダーが森に帰ったらどんな行動をするのかが気になるからだ。 私は二匹を地面に下ろした、そして餌を置き、時計を進める。 ここで今までなら隣ののぞき窓の部屋まで行くところだが決勝戦は生で観戦することにした、折りたたみの椅子を出して腰掛ける ギシリと椅子が音を立てた それが合図にでもなったのだろうか、二匹は一斉に飛んだ。 まりさは本能で感じていた。 このゆっくりを殺せば自分は、自分とつがいのパチュリーは、パチュリーの中に宿る命を守ることができるのだ。 最初に同族を喰い殺した時に自分は一切躊躇しなかった、するわけがない、できるわけがない。 自分の一番大切なものを守るためならば何でもできる、同族でも群れの仲間でも親友でも喰い殺してやる。 今までだって自分の大切な仲間や、伴侶のために、尽力してきた。 群れで食糧が足りないゆっくりがいれば自分の食糧庫から分けた。 新入りが巣をつくるのに手間取っていれば手伝った。 独り立ちをして群れから出ていくゆっくりがいれば運びきれないほどの食糧を分けた。 レイパーが来れば容赦なく殺した。 ゆっくりできない同族が群れを襲ってくれば容赦なく殺した。 群れの中で不穏分子があれば容赦なく殺した。 だからまりさは一番大切なパチュリーを守るために同族を殺した。 群れの仲間も食い殺したし、親友も食い殺した、あとはこのれいむを殺せば自由! またパチュリーと一緒にゆっくりできる、新しい群れをまた1から作るのもいいかもしれない。 このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを 殺せば。 ギシリ まりさは無意識で前へ飛んだ、れいむを喰い殺すために、パチュリーやこれから生まれる子供たちとの未来をつかむために!! まりさはこの状況で喜んでいた!興奮していた! 生きるために、自由をつかむために、この抑制された世界を粉砕し森に帰るために自分が動いていることがうれしい! あぁ生きているってすばらしい!!!!!! ここで急に話は変わるが、人間の脳が一番よく働くのは危険にさらされた時だ、特に生命の危機ならそれはものすごい勢いで働く。 生命の危機に瀕した時自分の生い立ちなど、これまでの思い出がチカチカとめぐる事がある、私は感じたことはないがあるらしい。 確かその現象の名前は『走馬燈』というらしい。 今このまりさも似たような感じなんじゃないか? ゆっくりの思考を描写しているにはあまりに難しい言葉が多すぎるのも餡子が生命の危機でフル回転しているのだとすると納得はできないが百歩か千歩譲れば 自分に言い聞かせられないかい? まりさの目の前に大きな大きな黒が広がった、一瞬まりさにはこれが何か分からなかったがれいむの口だと理解した、いつのまにか目の前まで移動してきていた。 それにしてもこのれいむはゆっくりしているな、自分までもう少しなのに何をやっているのだろう?おや?避けようとしているのに体が動かない。 ゆっくりと口が近づいてくる いやだ!くるな!!自分は生きるんだ!ゆっくりと森でパチュリーと子供たちで・・・・・!! なくしてしまった友達や、食べてしまった同族や群れの仲間や親友の分までゆっくりすると決めたんだ!!! おまえなんかにいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ喰われてたまるかぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガチュ!! 私はこの実験の結果がわかってしまった、れいむの勝ちだ。 まりさとれいむは同時に飛んだがスピードが違った、まりさは理性にとらわれすぎていたんだ。 本能だけで迷いも、まともな思考も捨て去ったれいむのような速さを出せなかったのだ。 食いちぎられる寸前で身をひねり即死は免れたがもうお終いだろう。 私はハンマーを握り椅子から腰を上げる。 グチャン!! 汚い音が部屋の中に響き、実験の終了を私に知らせた。 まりさは死の直前に何がいけなかったのか考えていた。 もう目も見えず喰われなくても死が待っているのは自分でもわかっていた、でもだからこそ考えた、何をどう間違ったのか。 ふつうのまりさとれいむのつがいの間に生まれ、近所に住んでいたパチュリーから様々な知恵を教えてもらい、姉妹たちと共に成体になるまでなに不自由なく育った。 独り立ちして加わった群れで狩りやれみりゃを撃退するなど功績をあげ、若いうちからリーダーになった。 群れ一番の美ゆっくりのパチュリーにプロポーズをしてOKの返事をもらった時は生まれて一番喜び、叫び、涙を流した。 群れの教育は徹底し、子供のころに教えてもらったとおり人間の里には近づかなかったし、野菜も盗まなかった。 群れの中には盗みなどを働くゲスもいたが、誰にも見つからないように殺した。 そして3日前にパチュリーが念願のにんっしんをした、生まれてくる子供たちのために準備に精を出した。 そして人間に捕まってからも自分の大切なもののために精一杯頑張った。 なんだ・・・・なにもしていないじゃないか・・・・ ゆっくりだったからこんなところに連れてこられて、こんな目にあって・・・ まりさの意識はそこで途絶えた 結局ゆっくりに生まれたことがこのまりさにとっての間違いだった。 私の目の前には狂ったゆっくりれいむとその家族の残骸、まりさとつがいのパチュリーの亡骸が転がっている。 パチュリーは私だがゆっくりれいむの家族はれいむ自身がやった。 わかりきっていたことだ、れいむが勝った時点でこのような結果になることは。 私はれいむを外に放してやった。 れいむはその場でとどまっていた、私が扉を閉めるまで。 次に扉を開けたときには消えていた、近くにはいくつかのゆっくりの飾りと少量の餡子が残っていた。 おまけ 私は実験室のある離れから台車を押しながら母屋に向かう、台車には透明な箱に入ったゆっくりたちだ。 実は2つの群れを実験に使ったがもうひとつ目星を付けていた群れがあってその群れから30匹程度捕獲してきたものだ。 そしてこのゆっくりたちには今回の実験のすべてをビデオカメラに収め見せておいた、程よい甘さになっていることだろう。 私は台所にいる妻に呼びかける。 「あら、今回もいい感じに下ごしらえができてるじゃない♪」 私の妻は家事全般得意だが料理に関しては特に得意でプロ級の腕前を誇る、もちろん菓子作りもお手の物だ。 ちなみに台車のゆっくりたちには私たちの声は聞こえているので、これからどうなるのかはわかっている、いい表情で泣いている。 「今回の実験はどうだった?楽しかった?」 「いや、それがあまりいい結果が出なかったんだ。」 「ふぅ〜ん、じゃあさどこが悪かったか一緒に考えてあげるから後でビデオで見ようよ、どうせ撮ってあるんでしょ」 妻がほほ笑みながら提案してくる、もちろん私はうなずく。 「そこに君のお菓子があれば最高だな」 「じゃあすぐにできるお菓子がいいわね、あなたちょっと手伝って」 「あぁ、いいとも」 実験はとてもいい、こんな風に妻との会話のきっかけにもなるし彼女の作るお菓子の材料調達にもなる。 しかし一つだけ問題がある。 「そういえばあなた太った?顔が丸くなってきてる気がするのだけれど。」 「それならば君も太ったことになるぞ、私と同じ量食べているんだから。」 「あなたポッチャリな私が好きなんでしょ」 甘い物の食べすぎで太ってしまうことだ・・・ 「運動でもするかな・・・」 「じゃあ私のゆっくり虐待に付き合ってよ、あれ結構いい運動になるよ♪」 妻は小悪魔的な笑みを浮かべ取り出したゆっくりに包丁を入れた。 ゆっくりの悲鳴が台所に響く。 あとがき なんだか虐待していない気がする、なんだかひどい黒歴史生まれてしまった気がする。 やっぱり虐待してないってこのSS。
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『れいみゅがおそうじするよっ!』 10KB 虐待 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 独自設定 うんしー ぺにまむ ネタかぶりあったらゆっくりゆるしてね 公園の片隅のダンボールのお家の前で子れいみゅは母れいむに、 「ゆ!れいみゅにんげんさんをゆっくちさせにいっちぇくるね。 そちたらにんげんさんがゆっくちしてれいみゅをかいゆっくちにしてくれるにょ。 そちてかいゆっくちになっちゃらおきゃーしゃんをゆっくちむかえにくるにぇ。 そしたらいっちょににんげんさんにゆっくちさせてもらおうにぇ! いってきまーしゅ!」 というとゆっちゆっちと広場のほうに向かっていった。 「ゆゆっ!いってらっしゃい、おっちびちゃん! れいむはとってもゆっくりしたおちびちゃんがいてしあわせ~だよ! ゆっくりきをつけてね。」 送り出す母れいむ。 母れいむは歩いてゆくおちびちゃんの背中を見てゆっくりとした気持だった。 『 れいみゅがおそうじするよっ! 』 俺は公園のベンチに座りながら近くのコンビニで買ったプリンを食べていた。 暑い日が続いているがベンチの近くには大きな木があり、今の時間は日陰ができていて 多少は涼しい。 このプリンはイタリアンで有名なイケメンシェフがテレビのランキング番組で おいしそうに食べているのを見て食べたくなり、試しに買ってみたのだった。 「うん、なかなかうまいな。」 俺は、グルメ番組のタレントではないので気のきいた表現でコメントなんてできない。 ただおいしいことはおいしいのだ。 適当に「やわらか~い」とでも言ってみようか。 ・・・・・プリンが柔らかいのは当たり前だな。 まあ、ゆっくり風に言うなら「しあわせ~」といったところか。 そんな風にプリンを楽しんでいると目の前に子れいみゅがやってきた。 「れいみゅがおにいさんをゆっくちさせてあげるにぇ!」 ・・・。 ・・・・。 ・・・・・。 ・・・・・・。 はぁ?何なんだこの薄汚れた子れいみゅは。 俺をゆっくりさせるだって? ゆっくりの押し売りか? 「れいみゅがおにいさんをゆっくちさせたられいみゅをかいゆっくちにしてにぇ。 そちたられいみゅをとっちぇもたくっちゃんっ!ゆっくちさせちぇにぇ。 ついでにそにょあまあまもちょーらいね。」 無視してプリンを食べ続ける俺。 「ゆゆっ! むちちないでにぇ! むちするにょはゆっくちできにゃいよ! あとれいみゅのあまあまたべないでね!」 何言ってるんだこいつは? このプリンは元々俺のだ。 最初に見たときからわかっていたことだが、頭は悪いらしい。 きっとこいつにはろくな餡子が詰まっていないのだろう。 「お前が俺をゆっくりさせるだって? どうやってゆっくりさせてくれるんだ?」 「きゃわいくくってごめんにぇ~!」 そう言うと、こびりついたうんうんがついているあにゃるを俺のほうに向けポーズをとった。 ・・・蹴飛ばしてやろうか? 「・・・。」 「ゆっくちできたでちょ? れいみゅ、とっちぇもきゃわいくっちぇごめんにぇ~!」 「ゆっくりできるわけないだろ?ばかなの?しぬの?」 「どぼじでぞんなごというのぉぉぉぉぉぉお゛お゛お゛お゛!?」 「お前なんて何もかわいくなんてねぇよ。」 「なにいっちぇるにょぉぉぉ!? れいみゅとっちぇもかわいいでしょぉぉぉ!? てんっくうっ!のめがみもしっとすりゅあいらしさでちょぉぉ!? はやくあまあまちょーらいね! かいゆっくちにしてゆっくちさせちぇにぇ!」 「・・・・・・。 そんなんじゃ俺はゆっくりできない。 お前、俺をゆっくりさせてくれると言ったよな? じゃあ、俺がゆっくりするために手伝って欲しいことがあるんだけどいいかな? 俺がゆっくりできたらお前を飼いゆっくりにしてあげてもいい。」 「やっちゃー!れいみゅかいゆっくちになれちゃよ!」 「まだなってねぇよ! とりあえず俺を手伝え。 わかったか?」 「ゆっくちりきゃいしたよ!」 「よし、とりあえずこれを食え。」 おれは容器の底に少しばかり残っていたプリンをスプーンですくうとれいみゅの口に入れた。 「・・・・・・・・・・。」 「ん?どうした?」 「・・・・・・・・・・・・・・・。」 次の瞬間、れいみゅは勢いよくしーしーを噴出し、後ろに20センチほど吹っ飛んだ。 そのままれいみゅはあおむけに倒れたまま動かない。 そんな状態が続いたが、少し経つともみあげがわさわさと動き始めた。 そして大声で叫んだ。 「し! し! し! しししししあああああわわわわわちちちちぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 まあ、いつも生ごみとか虫の死骸とか草とか食べてる野良にしてみたら コンビニのプリンなんて御馳走なんだろう。 しあわせ~なんて叫んでいるが、 このれいみゅはもう舌が肥えてしまい、 今までのような野良の食事はできなくなってしまったに違いない。 野良ではいま食べたようなプリンのあまあまにありつけることはまずない。 このれいみゅは飼いゆっくちになってあまあまを与えられなければ餓死してしまうだろう。 「しあわせ~、か。 それはなによりだ。 お手伝いする前にこれも食べろ。」 俺は球状のキャンディーのようなものをとりだすとれいみゅに食べさせた。 「なあにこりぇ? むーちゃ、むーちゃ。 それなり~。」 俺が今、れいみゅに食べさせたのはゆっくりの皮を強化するための薬だ。 これを摂取するとゆっくりの皮は弾力性と伸縮性が非常に増幅するのだ。 名前を「もっちりん」という。 ちなみに原料はヤマイモである。 もともとは飼いゆっくりの赤ゆや子ゆが怪我をしにくくなるようにするために加工所で開発されたものである。 ゆっくり愛で派の人々の間では大人気商品となっている。 といっても、俺はこのれいみゅを怪我から守ろうとして与えたわけではないのだけれども。 その後、私はれいみゅをつまみあげると、 瞬間接着剤でまむまむとあにゃるを塞いだ。 ゴム手袋を装着して・・・・・っと。 準備完了! なんだかいろいろと自分の体に違和感を感じているれいみゅに俺は話しかけた。 「なあ、れいみゅ。 この公園にはいろいろとゴミが落ちていると思わないか? (まあ、一番のゴミはお前ら野良ゆっくりなんだけどな。)」 「ゆゆ、そうだにぇ。 にんげんさんがたばこさんをすーぱすーぱしたごみをぽいってすてていっちゃりもすりゅよ。 ゆぷぷ。やっぱりにんげんさんはゆっくちできにゃいにぇ。」 「それでな、俺は公園のゴミを片付けてこの公園をもっとゆっくりできるようにしたいんだ。 手伝ってくれるか? そうすれば俺はとってもゆっくりできると思うんだ。」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ! ゆっくちてつだうにぇ! そしたらかいゆっくりにしてにぇ。 あまあまもちょーらいね。」 「はいはい、ゆっくりゆっくり。」 この公園には野良ゆっくりが割とたくさん住みついてる。 野良ゆっくりはダンボールハウスのの中では葉っぱの上などにうんうんをする。 この公園の野良ゆっくりはそれらのうんうんを公園の隅に集めて放置していた。 ゆっくりのうんうんは賞味期限切れの餡子である。 人間にとっては餡子の匂いしかしないうんうんではあるが、 ゆっくりにとっは独自の臭気を感じるものらしく、 ゆっくりはうんうんを臭い臭いと非常に嫌がる。 もっとも、この公園の隅に捨てられているうんうんは連日の暑さで腐っていた。 人間にとっても明らかにわかる異臭を放っている。 俺はうんうん置き場にれいみゅを連れて行くとこう言った。 「それじゃあ、れいみゅちゃんにはこのうんうんをおそうじしてもらいまーす!」 「ゆ?」 「ゆ? じゃねえよ。」 れいみゅの口をこじあけると、 先ほどプリンを食べていたスプーンで 公園の隅で山盛りになっている腐ったうんうんを救うとれいみゅの口に突っ込んだ。 「ゆぶ、びゅぶ!! ゆ゛っ!」 人間にでも明らかにわかる臭気を発するうんうん。 れいみゅははきだそうとする。 しかし、俺はそれを許さない。 俺はれいみゅがうんうんを吐き出さないように口をつまんで押さえつけた。 「ゆ゛びゅ! ゆ゛びゅびゅ!」 ただでさえれいみゅは先ほどプリンによって舌を肥えさせられたのだ 腐ったうんうんなど食べられるはずがない。 だからこそ俺が直々に無理やり食べさせてあげるのだ。 「早く飲み込めよ。 そのまま口に入れているとずーっとくさいままだぞ?」 れいみゅは白目をむきながらも飲み込んだ。 眼球がメトロノームのように動いている。 飲み込んだのを確認すると、口をつまんでいた指をはなした。 「ゆ゛げぇぇぇぇぇ! ゆ゛げぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっ!!!!」 吐き出そうとするが一度飲み込んでしまった餡子をなかなか吐き出せない。 「ゆ゛ん゛や゛ぁぁぁぁっっっー! ぐぢゃい! ぐぢゃいっ! ぐぢゃいいいいいいっっ!!!」 「おいおい、まだ一口めだぞ? そんなんでどうする。 まだうんうんは山盛りなんだぞ。 これ全部『お掃除』してもらうからな。」 俺は再びうんうんをすくうとれいみゅの口に突っ込んだ。 うんうんを入れるたびに飲み込むのを確認するまで指を抑える。 「ゆ゛ぶぁっ!ゆ゛ぶぅあっ!!! まずっ!これ゛めっぢゃまじゅい゛い゛!!! じぬぅ!でいびゅじんぢゃうぅぅぅ~~~~~っ!!!!!」 「まずいのはきっとれいみゅちゃんの食べ方が悪いんだよ。 上手においしく食べられるまで何度も何度もゆっくり食べさせてあげるね! おにいさん、やさしくってごめんね!」 俺は喜色満面の笑みを浮かべながられいみゅに腐ったうんうんを食べさせ続ける。 だんだんれいみゅの体にうんうんが入っていくにつれて 球体に近い形状をしていた体は茄子のような形に変形していった。 でも大丈夫。 先ほど与えた「もっちりん」のおかげで うんうんを食べさせ過ぎても皮が破れたりはしない。 「どうかな? そろそろうんうんがおいしくなってきたかな?」 「ゅ゛ゆ゛ぅぅっっ!!! ぞんなわ゛ないでじょぉ!? ばかなの?じにゅにょぉぉぉっぉ?」 「そっかぁ~。 まだ食べ方が足りないのかな? もっと食べてねっ! たくっさんっ!でいいよ!」 さらに食べさせようとする俺。 「ゆ゛あっっ! ゆ゛ぁぁっっ!! わかでぃばじだ!わかりまぢた! おいじいでしゅ!!!! おいじいでじゅぅぅぅぅぅぅぅっっぅ!!!」 「そう、それはよかったな。 でもしあわせ~って言わないの? 本当はおいしくないんじゃない? おいしさがわからないのに嘘ついているんじゃないのかな? おにいさん、うそつきはだいっきらいだよ?」 「じあ゛ばぜっ! じは゛ばぜぇぇぇっ!! おいじいでずぅ! だがりゃ、もう゛ゆでゅじでえ゛ぇぇぇ!!」 「そっかぁ。 おいしいんだ。 よかったぁ~。 じゃあ、もっとたくっさんっ!食べてね! もっと食べさせてあげるよ。 親切でごめんねぇぇぇ~~~! ヒャッハーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「ゆ゛ん゛や゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!」 れいみゅの叫び声があたりにこだました。 「ふぅ、これで全部だな。」 俺はれいみゅに腐ったうんうんを全て食べさせた。 れいみゅの体は茄子のような形を通り越して メロンに子ゆっくりが張り付いたような形になっていた。 ゆぶゆぶとれいみゅは吐きそうになっている。 俺はホチキスでガシャンコン!ガシャンコンッ!とれいみゅの口を塞いだ。 激痛に目を見開くれいみゅ。 激痛とはいえうんうんの臭気からくる吐き気を一瞬でも忘れられたのは幸いか。 「・・・・・・・ゆ゛っ!・・・・・・・・・・・・・・・ゆ゛っ!」 れいみゅはなんか痙攣していた。 「もっちりん」には非ゆっくち症防止効果と精神崩壊防止効果のあるタイプを選んでいたので れいみゅはこのまま苦しみ続けるだろう。 あにゃるは塞がれているのでうんうんを出すこともできない。 れいみゅには取り込まれた腐ったうんうんを処理するにはエネルギーとして消費するしかない。 「おい、れいみゅ。 公園からゆっくりのうんうんがなくなってちょっとゆっくりできたぞ。 よし、お前を買ってやる。 これから俺の家にいこうな。」 気絶しているれいみゅには何も聞こえていない。 おにいさんはれいみゅを抱えると帰っていった。 れいみゅは憧れの飼いゆっくりになれたようだ。 ゆっくりできるかどうかはわからないが。 おしまい(はっぴーえんどだよね?) 過去作 anko3694 『野良れいみゅは飼いゆっくちになりちゃい』 (実はお話がつながっていたり・・・)
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「ふたば系ゆっくりいじめ 225 それいけ ゆうかさん/コメントログ」 ハスキーな声・凛とした口調でサディスティックに罵るゆうかさんも素敵だ -- 2010-08-08 00 24 40 親ならかわいいかわいいで子供の言うことをなんでも聞いてくれるだろうよ。だからって赤の他人もそうだと思うなカス饅頭 世間は子れいむ達の母親ではない。塵の手前勝手な要求などに答える義務なんかねえんだよ -- 2010-08-25 16 20 39 ゆうかの知能レベルが人間並な件 -- 2010-08-25 19 07 11 うほ!最高にQNQNすっきりできた!! この話めっちゃおもしろいわぁ 家族からの愛情しか知らない子れいむの 心を砕く所なんかほぼイキかけましたw -- 2010-09-04 18 34 00 おk、今分かった。俺このSS読むために生まれてきたんだわ ドSゆうかにゃん可愛いよぉぉおおおおおんほぉぉぉぉぉおおおお!!1! -- 2010-09-23 07 40 17 ↓落ち着け。ゆうかにゃんではない。ただのゆうかだ。 -- 2010-09-23 17 33 16 ほう・・・ -- 2010-10-27 20 28 19 ちょーらいにぇ! じゃねえよ。死ね! -- 2011-01-21 18 52 54 とりあえず俺は今日から君の農具だ。よろしくねゆうかりん。 -- 2011-08-27 14 18 58 あぁゆうか…抱きしめたい -- 2011-09-25 18 00 27 ちょっと花ちょーらいにぇしてくる。 -- 2011-11-26 06 59 11 ゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛いゆうか可愛い -- 2012-07-28 00 53 41 お持ち帰りしたいぐらい可愛いい(ゆうかを) -- 2012-07-28 00 55 58 ゆうかちょっとつきあってみないか? -- 2013-02-24 10 10 35 このゆうかは賢い。でもれみむやまりさにだって賢いのは少しでもいるはず。ゆっくりはゆっくり。希少種・通常種で分けるんじゃなく性格・知能で分けるべき -- 2014-02-15 00 02 04 このゆうか飼いたい。 -- 2014-08-06 01 58 18 ああああっぁぁぁぁぁぁんぁぁぁ!!! ゆうかにゃん! ゆうかにゃんの中に俺の赤ちゃんのもとが沢山出てるよぉぉぉぉっぬぉぉぉぉぉぉぉぉお! あーきもちい ゆうかにゃんのなかすっごくきもちい ドSゆうかにゃんハスハス ペロペロ クンカクンカ -- 2014-11-07 15 16 12 ↓ゆうかにゃんじゃねえよ。これはゆっくりゆうかだ。 ケツにスターダストレヴァリエ突っ込むぞ? -- 2015-02-01 23 14 10 ↓バカ野郎。そこは大人しく花鳥風月、嘯風弄月だろ -- 2016-09-14 21 10 13 このゆうかは優しいな。 害虫を救うなんてwww -- 2018-02-17 20 43 23
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飼いゆっくりになれたよ! 25KB 虐待-普通 ゲス 加工場 虐待人間 その2 「やめろぉぉ!くそにんげん!きたないてで、れいむにさわらないでね!」 れいむは公園で得意のお歌(笑)を歌っていた所を男に捕らえられた。 れいむは作業服を着た男の手の中で必死に暴れる。 しかし所詮はゆっくりの抵抗、男は鼻歌交じりで回収車に向かう。 「ゆぎぎ…はなしをきけーくそにんげん!れいむはおこるとこわいんだよ!!」 「大分活きの良いゲスだな……とりあえず、これ確保かな?」 「ゆっがぁぁぁぁ!いだいなれいむを、げすあつかいしないでねぇぇぇぇぇ!!」 回収車の中では薄汚れた様々な野良ゆっくり達がひしめき合っていた。 そんな様子をれいむは男の手の中で眺める。 「なんなのぉぉぉぉ?!もしかして、かこうじょさんなのぉぉぉぉ?!どぼじでぇぇぇ?!」 「れいむはしんぐる(以下略」 「ぱちゅはこうえんのけんじゃ(以下略」 「いやぁぁぁぁ!わから(以下略」 「まりさはつよ(以下略」 各種それぞれお決まりのセリフを吐きながら必死に飛び跳ねたり、金網に体当たりしていた。 当然れいむは加工所が何なのかは知らない。 しかしそれが「ゆっくりできない場所」である事は理解できていた。 れいむは更に必死にもがいた。 ところがれいむは金網には入れられず、透明なケースに入れられた。 れいむはこの状況をアホなりに考える。 流石の餡子脳でも扱いが違うことに気が付いたれいむは更に態度がでかくなる。 「ゆ~っぷぷぷぷ!おぉ、あわれあわれ!みにくいのらどもが、たくさんつかまっているよ! かこうじょで、せいぜいゆっくりできなくなってね!れいむはいだいな、かいゆっくりになるよ!!」 「ゆぎぎぎぎ…」 「むぎゅぅぅぅぅ!!」 「わがらないよぉぉぉぉ!!」 「ゆっがぁぁぁぁ!!」 自分も捕まっている上に汚い野良だという事を棚に上げて、散々金網の野良達を見下していた。 「ゆっぷぷ~♪のらがくじょされるのは、ゆっくりできるよ!せんべつに、えらばれたれいむが、おうたをうたってあげるよ、、 ゆっくりかんしゃして、しんでいってね!……ゆぼぇ~~~~~♪」 お歌という名の公害を撒き散らすれいむ。 しかしそんなれいむを止められる者は誰も居なかった。 金網の中の面々はただ悔しそうにするだけだった。 それから金網の方にはどんどんゆっくりが追加されていった。 れいむはすっかり上機嫌で歌い続けた。 「ゆわっほ~~い♪まりさはおそらをとんでますのぜ~~♪」 「まったくこのバカまりさは…にんげんさんにつかまっただけでしょ?」 「お前らもここに入っていろ、喧嘩しないで仲良くしろよ?」 「ぼぇ~~~♪…ゆん?なんなの?このきたないのらは?…れいむとおなじでえらばれたの?」 「まりさはまりななのぜ~♪よろしくなのぜ~♪」 「きたないのはおたがいさまよ!」 男がれいむの入っていた透明ケースに追加でまりさとありすを入れた。 まりさは状況が良く解っていない様なおバカで、ありすは突っ込み役のようだった。 番かどうかは解らないが、れいむには同じように択ばれたゆっくりが居るのが気に入らなかった。 「ゆむむ…!れいむはおんりーわんで、なんばーわんだよ!ゆっくりりかいてね!」 「ゆふふ~ん♪おりわーの、なぼぼーなのぜ?ゆっくりりかいしたのぜ~♪」 「はいはいゆっくりしていってね!………つかれるわ…」 それかられいむは箱の同居人には関心を示さずに、金網の中のゆっくり達を眺め哀れんだ。 「ゆふふ…また、ばかなまりさがつかまったよ!いいきみだね!とくべつなれいむをみてしっとしてね!」 またゆっくりが運ばれてきた、今度はまりさの親子だった。 浮かない顔の親まりさとは対照的に、子まりさは興味深そうに周りを見渡していた。 まりさ親子はれいむ達と同じく透明ケースに入れられた。 「なんなの?まりさたちも、えらばれたゆっくりだったの?でも、きたないまりさたちは、れいむのそばにこないでね!」 「ゆゆ!しんいりさんなのぜ~♪よろしくなのぜ~♪ゆっくりしていくのぜ!」 「ゆふふふ…けっこうとかいはなまりさね!このあほまりさとは、おおちがいね」 「どおしてそんなこというのぜぇぇぇぇぇ?!」 れいむは追加されたまりさ親子も気に入らなかった。 どうしてこんな薄汚いゆっくり達が自分と同格に扱われるのか不思議で仕方なかった。 「おちびちゃん、おとうさんのいったとおりなのぜ?まりさたちはえらばれたのぜ!」 「ゆーん♪さすがおとーしゃんだね!まりしゃたちが、ゆっくちしていたごほうびなのじぇ?」 「…そ、そうなのぜ!だから、これからもっとゆっくりするのぜ!」 「ゆっくちー♪」 まりさはそう言いってはいたが、あまり喜んではいなかった。 子まりさの方は父の言葉を聞いて嬉しそうに体を揺らしていた。 れいむはそんな親子を面白くなさそうに眺めていた。 「ゆわぁぁぁぁぁ!なにするのぉぉぉぉぉ?!あめさんは、ゆっくりできないでしょぉぉぉぉ?!」 加工所に運び込まれたれいむ達は金網のゆっくり達と分けられ、程よい暖かさの水で洗浄された。 しかしれいむは雨だと思い、必死に喚き散らした。 濡れた体を丁寧に乾かされたれいむ達は、再度透明なケースに入れらた。 そしてケースはカートに乗せられ、そのまま何処かへ運ばれて行く。 「このくそにんげんども!れいむはえらばれた、えりーとなゆっくりだよ!こんどぶれいなまねをしたら、 せいさいしてあげるよ!れいむをおこらせるとこわいんだよ!!」 れいむは作業服姿の人間に罵声を浴びせる。 だが、人間達は特に気にする様子もなかった。 れいむは人間達が自分のことを恐れているのだと勘違いしていた。 「ゆふふ!れいむのおそろしさをわかったんだね!かしこいどれいたちだね!!きにいったよ!」 しばらくすると、ゆっくり達を乗せたカートが大きな扉の前で止まる。 この先には自分の為の素晴らしいゆっくりプレイスがあるのだと、信じて疑わないれいむだった。 ゆっくりと扉が開かれると、そこには目が痛くなるほど真っ白い部屋が広がっていた。 中には白い服を着た人間が居て、れいむ達を品定めするかの様にに眺めていた。 「ゆふふ!これがれいむのどれいなんだね!さすがれいむは、えらばれたゆっくりだね!」 「ゆふふ~ん?まっしろなにんげんさんなのぜ~♪」 「しろはせいけつでいいわね、とかいはなかんじよ!ゆっくりできるわ」 「ゆわーい!にんげんしゃんこんにちはー♪ゆっくりしていってね!」 「ゆぅ…にんげんさん…よろしくなのぜ……ゆっくりしていってね」 白服の人間はゆっくりの多様な反応に満足したようにニコニコ笑っていた。 「ゆふふん!やいくそどれい!れいむさまが、いだいなかいゆっくりになってあげるから、たくさんかんしゃしてね!」 傲慢な態度を見せるれいむだったが、それを見た白服は嬉しそうに目を細めたのだった。 そんな白服の様子に、れいむは満足そうに憎たらしい笑みを浮かべた。 そしてこう考えた。 この人間はれいむをゆっくりさせる為だけに現れた奴隷だと。 白服の人間は、まりさ親子、れいむ、アホまりさとありす、といった感じで透明ケースにゆっくり達を入れる蓋をした。 ゆっくりの入ったケースは棚に収められると、敷居をされお互いのケースが見えない様になった。 「なんなのこれは?れいむはこんなせまいところには、はいりたくないよ!」 れいむはそう騒いだが、白服の人間はニコニコ笑っているだけで取り合おうとはしなかった。 そんな人間の様子にれいむは怒り出し、透明な壁に体当たりをしたり、うんうんやしーしーを撒き散らした。 「ゆゆ?…くさぁぁぁい!どおしてこんなところに、うんうんやしーしーがあるのぉぉぉ?! やい!くそどれい!さっさとこれをかたづけろぉぉぉぉ!!れいむがゆっくりできないでしょぉぉぉぉぉ!!」 だか、白服の人間はそんな様子に気が付きもせず、何処かへ行ってしまったのだった。 れいむは大いに怒り狂ったが、やはり箱の中が臭いのか隅っこに行ってじっとしていた。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!でも、もっとおいしいものがたべたいよ!たくさんでいいよ!」 この部屋にれいむが運び込まれて数日たった。 このれいむは片親がゲスだった為、れいむ自身も勘違いゲスにはなっていたが、 野良生まれの野良育ち、そんなれいむには多少甘い物なら何でもご馳走に思えたのだ。 だが、欲張りなれいむはさらに甘い物を要求する、これは貧しい野良時代の反動なのかもしれない。 普通なら当然こんな要求は通らないはずだったのだが、 白服の人間は少し考えてから何処かへ行くと、何かを持って再び現れた。 手に持っていたそれを、れいむの目の前に投げ入れると、すぐにケースに蓋をしてれいむの行動を観察する白服。 れいむは少し戸惑ったが、甘い匂いに誘われて白服が持ってきた物を口にする。 「ゆん?なんなのこれは?……むーしゃ、むーしゃ………し、し、し、しあわせぇぇぇぇぇぇぇ!!」 それはれいむが今まで味わった事がないあまあまだった。 れいむの価値観がひっくり返るほどの甘みが口の中いっぱいに広がっていく。 あまりの幸福感におもわず、うれしーしーしてしまうれいむだった。 しかし、そんな事にも気が付かないほど、この甘さに酔いしれていた。 そんなれいむの様子に満足したのか、白服はニコニコ顔で去っていった。 ここに来てからの生活はそう悪いものではなかった、むしろ今までの野良生活から考えたら天と地ほどの差があるだろう。 ご飯は一日三食与えられ、定期的に体を洗ってもらえた。 体を洗う習慣のなかったれいむは最初抵抗はしたが、より綺麗になれると人間に言われれば上機嫌で体を洗わせた。 寝床にはふかふかのタオルも用意され、水もいつも新鮮な物を用意してもらった。 うんうん、しーしー場もちゃんと用意されてはいたが、野良生活の長いれいむは気が向いた場所で垂れ流していた。 その度に白服がそれらを毎日綺麗にし、ちゃんと教えた場所にしろと言うのだが、 増徴したれいむが、奴隷だと思っている人間の言う事など聞くはずもなかった。 その上白服がそれらを毎日綺麗にしてくれるので、更に調子に乗り出したのだった。 「ゆふふ…すばらしいどれいだよ!うすぎたないどれいにんげんは、いっしょうれいむのうんうんをそうじしてね!」 れいむは得意そうにニヤつくと、誰に言うでもなくそう呟いた。 そんなれいむには、どうしても許せない事があった。 それは毎日の様に白服が自分の体を隅々まで見回す事だった。 「ゆゆ?!おそらをとんでるみたー………なにしてるの?くそどれいがぁぁぁぁ!!きたないてでれいむをさわらないでね!」 白服に持ち上げられ、お決まりのセリフを言いかけるが、すぐに白服に罵声を浴びせる。 普段従順な奴隷が唯一れいむの言う事を聞かない時間であった。 れいむは必死に体を動かし、白服の手から逃れようとする。 ブリブリと醜く動き回るれいむだが、所詮ゆっくりの抵抗。 白服はれいむを調べ上げると箱に戻した。 箱に戻されたれいむは毎日の様に罵声を浴びせ続けたが、白服は一向にそれを止めようとはしなかった。 賢いゆっくりならば、毎日の不満が溜まりそうではあるのだが、 このれいむは嫌な記憶をうんうんと一緒に排泄してしまっているので、毎回のように同じ反応を示した。 そんな様子をひそかに笑う白服だった。 れいむがここに連れて来られて数日たった。 何時しかその体は「でいぶ」と呼ばれるには十分なほど膨れ上がっていた。 人間が毎日の様に極上のあまあまをれいむに与えたせいもあるが、 元々このれいむは体を動かすのが好きではなかった。 箱はれいむが動き回るには十分な広さではあったのだが、 狩をする必要のない今となっては積極的に動き回ろうと思わなかった。 そんなれいむがする事といえば白服に文句をたれるか、お歌と言う名の騒音を撒き散らすくらいだった。 「やい!くそどれい!れいむが、かれいにうんうんするよ!しっかりかたづけておいてね!」 「くそどれい!このあまあまにはもうあきたよ!もっとおいしいものをもってきてね!たくさんでいいよ!!」 「れいむが、うつくしいおうたをうたうよ!どれいはびせいによって、しなないようにちゅういしてね!」 今日もれいむは好き放題にゆっくり暮らしていた。 それから更に数日後。 「おい!くそどれい!きょうはなんだか、れいむのうつくしいあにゃるがむずむずするよ!さっさとなんとかしてね!」 れいむがそう言うと、白服はれいむのあにゃるの方を調べ始める。 「ゆん!どこみてるの?このくそどれいは!ゆふん♪…れいむのあにゃるに、きやすくさわらないでね!」 無茶苦茶なれいむの要求ではあるが、白服は顔色も変えずにれいむを調べていた。 白服は何かに気が付いた様子ではあったが、特に何もせずにれいむをケースに戻した。 「やい!くそどれい!れいむはあにゃるがむずむずしているんだよ!ゆっくりりかいしてね!!」 だが、白服はそんなれいむに答える事もなくどこかに行ってしまった。 結局れいむは一日中不満を喚き散らしていた。 その日を境にれいむは白服に体の不調を訴え始めた。 「おい!くそどれい!きょうはあんよもむずむずしてるよ!なんとかしないとおこるよ!このままだとゆっくりできないよ!」 そんなれいむを無視するかのように、白服は淡々とれいむを調べると何もしないでれいむをケースに戻した。 れいむはそんな態度に痺れを切らし、大声で怒鳴り転げ回っていた。 更にれいむの体調不良は進行していった。 れいむがその朝起きると、口の周りにむず痒さをおぼえた。 あまりの不快感に口の方に目をやると、口の周りに黒い物が広がっていた。 「ゆ?!…………………………なんなのこれはぁぁぁぁぁぁ?!」 れいむは一瞬の思考停止ののち、大声で叫ぶのだった。 「おい!くそどれい!これはどういうことなの?このまっくろさんはなんなのぉぉぉ?!」 その日あまあまを持ってきた白服にれいむは怒鳴り散らした。 しかし白服は特に何も答えないですぐ何処かに行ってしまった。 「くそどれい!れいむのはなしをきけぇぇぇぇぇぇ!!」 れいむの叫びは空しくケースに響き渡るのみだった。 れいむはその日の昼を待たずに、ケースごと部屋から運び出された。 れいむは箱の中で喚き散らしていたが、白服は気にする様子もなくれいむを運んでいった。 しばらくすると、別の部屋の前にれいむは運ばれていた。 扉が開くとそこには、今までれいむが居た部屋と同じような白い部屋になっていた。 ただ、何か様子が違っていた。 だが、れいむはそれに気がつけるほど頭は良くなかった。 「くそどれい!どおしてれいむのめいれいをきかないの?!れいむはおこっているんだよ!!」 れいむはケースから出された途端に大声を上げる。 もっとも、今まで喚き散らしてはいたのだが、ケースのせいで声が聞こえていないだけなのだが。 白服はそんなれいむを嬉しそうに眺めていた。 「相変わらず元気がいいね…」 白服の人間が嬉しそうにそう呟く。 「なにをわらっているのぉぉぉぉ?!」 「はっはっは!これが笑わずに居られると思うのか?やっと教授の許可が出たんだ!」 「なにいってるのぉぉぉぉぉ?!」 「あぁ、餡子脳のれいむちゃんにも解るように教えてやるか…簡単に言うとな、お前はもう要らないゆっくりなんだよ。 でだ、俺が要らないれいむを引き取らせてもらったんだ。俺の飼いゆっくりになれたんだよ!」 「なにいってるのぉぉぉぉ?!れいむはもとからかいゆっくりでしょぉぉぉぉ!!」 白服は更に面白そうに笑い出す。 「そうだったな…れいむちゃんはここで飼われてるんだと思っていたっけ、はっはっは!」 「なにがおかしいのぉぉぉぉぉぉぉ?!」 「お前の世話をしていると色々とストレスが溜まってね…仕事とはいえ流石に精神衛生に良くないんだよ。 そういう訳でな…これからお前は俺がしっかり面倒見てあげるよ、良かったね♪」 「まずはそのカビを綺麗にしないとね…」 そう言うと白服はナイフを取り出し、押さえ付けていたれいむの体に押し当てる。 金属の冷たさに一瞬体が反応するれいむ。 「ゆがぁぁぁ!はなせ!くそどれい!れいむのいうことがきけないのぉぉぉぉぉぉ!!」 「カビを放って置いたら、そのまま死んじゃうよ。それじゃ面白くないだろ?」 そう言うと白服はカビの生えたれいむの皮をナイフで切り取っていく。 「ゆぎゃぁぁぁ!なにじてるのぉぉぉぉぉ!!がぎぎぎぎ!」 白服はれいむの悲鳴を聞くと、満足したように笑みを浮かべる。 「ゆぎゃ!ごぎゃ!ががががが…」 白服はまるでりんごの皮でも剥くかのように、カビの生えたれいむの皮を剥いていく。 カビが達してない内部の皮は残している為、餡が漏れ出すような事もなく、 れいむは苦しみだけを与えられていた。 「ぎやい!ゆぎゃい!やべろぉぉぉぉ!ゆびびび!れいむのびはだがががが…」 「こんなにカビが生えていたら、美肌もなにもないだろう?まあ、れいむちゃんの肌は、はじめから汚いけどね…」 「ゆぎがぎ!れいむのおはだは…ゆびゃぎぃぃぃぃぃ!」 れいむは涙と涎を撒き散らしながら、必死に身をよじる。 だが、白服はそんな事も関係なしに手際よく皮を剥いていった。 「ゆびぃ…ゆびぃ…ゆびぃ………どれいのくせに、れいむをおこらせたね!こうかいさせてあげるよ!」 皮むきが終り、ようやく開放されたれいむがプクーっと膨れ上がった。 だが、そんな事で白服が怯えるはずもなく、白服はその手に持ったナイフを膨れたれいむの頬に突き刺した。 「ふしゅぎゃぁぁぁぁ!がはがへがほ……」 れいむは萎みながら、白目を剥いて涙としーしーを撒き散らした。 「はっはっは!汚ねえな…じゃあ、次はカビが生えてこないように消毒しようね」 白服はガスコンロに火をつけた。 その手には、頭を鷲づかみされたれいむが必死にあんよをブリブリ動かしていた。 「はなせぇぇ!くそどれい!きたないてでれいむにさわるなぁぁぁ!!」 「やっぱりそのくらい元気が無いと面白くないね、でも俺の手はれいむちゃんの体より綺麗だよ」 そう言い終わると白服はガスコンロの火にれいむのあんよを近づけていった。 「れいむのめいれいをき………ゆぼぁぁぁぁぁ!あづいぃぃぃぃ!なんなのこれはぁぁぁぁ!!」 れいむは火の熱さから逃れようと必死にあんよを動かした。 だが、そんなれいむのあんよを火は容赦なく焦がしていった。 「ゆじゅうぅぅぅぅぅ!あぎゃぎゃががが………れいむのじまんのあんよがぁぁぁ!!」 れいむの涙や汗が体を伝って火に落ちていく。 火はそんな水分では消えるはずもなく、一瞬で蒸発していく。 部屋の中には甘く焦げた匂いが充満していった。 しばらくして、れいむは火から開放された。 あんよは黒く焦げ、だらしなく舌を出して白目を剥いたれいむは銀色のトレイに乗せられた。 白服はそんな姿のれいむの頭にオレンジジュースをたっぷり掛けていった。 オレンジジュースである程度痛みが取れたのか、れいむの表情に変化が現れる。 「ゆひーゆひー……くそどれいがぁぁぁ!れいむからうけたおんをわすれたのぉぉぉぉ?!」 「はて?何かあったっけ?ストレスならかなり溜まったけどね」 「なにいってるのぉぉぉ!!れいむのうつくしいおうたを、きかせてあげたでしょぉぉぉぉぉ!!」 「あぁ、あれか…雑音が聞こえてきたらすぐに音声切ってたからな…」 「れいむのおうたはざつおんじゃないでしょぉぉぉぉぉぉぉ!! 『ボスッ!』 ゆぎゃぶ!」 白服は思わずれいむを拳で殴った、殴られたれいむの頬は大きく変形する。 「ゆっぎぃぃ!なにする…ゆぎゃん!…ゆびょぶ!…ゆげっ!…ぶぎょ!…げぶ!…やべ…ごぼ…」 白服が容赦なくれいむを殴り続ける。 れいむはその度に呻き声をあげ、体を変形させていった。 「ゆぎが…いだ…びぎぎ…がが……ご…ごご…」 「おっと、少しやりすぎたかな…今日はこの位にしておくか、簡単に死なれたら面白くないからな」 そう言うと白服はれいむにオレンジジュースをたっぷり掛ける。 「それじゃあ、また明日な。たっぷり苦しんでいってくれ、れいむちゃん」 白服は部屋の明かりを消して去っていった。 「ぎぎ…ぎ…くそどれいが………」 れいむは暗くなった部屋でそう呟くと、トレイに零れたジュースを舌で舐め取った。 「ゆっぎぃぃぃ!くそどれい!れいむはおなかがへったよ!いつまでまたせるの?たくさんあまあまをちょうだいね!!」 翌日、白服が部屋に入って明かりを点けると、途端に騒ぎ出すれいむ。 昨日の事をすっかり忘れているのか、未だにその態度は傲慢なままである。 白服はそんなれいむを嬉しそうに眺めた。 「いやー流石だね、一度染み付いたゲス根性は中々衰えないね。まあそのくらいじゃないと、こっちも張り合いがないよ!」 そう言うと白服はゴム手袋を着け、持ってきたビニール袋の中身をれいむの前に広げた。 「ゆがぁぁぁ!くさいでしょぉぉぉぉ!!なんなのこれはぁぁぁぁ?!」 「れいむちゃんの為に持ってきた生ゴミさんだよ、お腹が空いているんでしょ?沢山食べてね!」 「こんなもの、たべられるわけないでしょぉぉぉぉ?!」 「黙って食え!!」 「ゆぼふっ!」 白服は文句を言うれいむの頭を一発殴った。 れいむは頭を陥没させ、舌を噛んでしまった。 その痛みに思わず泣きしーしーを漏らすれいむ。 白服はそんなれいむの口を無理やり抉じ開けると、生ゴミを無理やり押し込めていった。 「ふがぁぁ!ごぼべげごぼっ!はへほぉぉ!ぐぼごぼごご!ぐえぼもも…くはいよぉぉぉ!」 れいむは必死に身を捩り抵抗するが、生ゴミはどんどん口に押し込まれていった。 舌で押し返そうともしたが、舌を噛んだせいで上手く動かせなかった。 結局れいむは男の用意した生ゴミを全部口に入れられた。 白服はれいむの口をガムテープで塞ぐと部屋を出て行った。 れいむは部屋で一人、涙と変な汗をかいて苦しんでいた。 「ふむ…やっぱりあにゃるが焦げて上手く機能してないのか、あれだけ食べた割にはうんうんしてないな」 部屋に戻ってきた白服は、無紋の表情で睨むれいむを見るとそう呟いた。 今まで面倒を見てきただけあって、れいむがどれ位のうんうんを排出するのか解っていたのだ。 白服はナイフでれいむの額の皮を四角く切り取った。 れいむは口を塞がれていたので悲鳴を上げることは出来なかったが、痛みに身を捩りナイフを目で追いながら泣いていた。 「はははっ、れいむちゃんは可愛いね。わざわざ額を切り取られると事を眺めるなんてね」 白服はさらに、れいむの焦げたあにゃるを四角く切り取ると、そこに先程切り取った額の皮を貼り付けた。 オレンジジュースで溶いた小麦粉をその上から丁寧に塗って傷を塞いであにゃる周りの修復は終わった。 「それじゃあ、これから新しいあにゃるを着けてあげるよ。ゆっくり感謝してね!」 白服は冷蔵庫からタッパーを取り出すと、れいむにその中身を見せた。 「これは君と同じれいむ種のあにゃる部分の皮だよ、処分されるれいむから拝借したんだよ」 白服はその皮を適度な大きさに切り取ると、れいむの餡がむき出しになった額に貼り付けた。 れいむは泣きながら目を白黒させて、額の新あにゃるを眺めていた。 白服は満足したように部屋を去り、その日は二度と戻って来なかった。 翌日、白服が部屋に入るとれいむの姿を見て驚いた。 昨日取り付けた額のあにゃるが正常に機能しているらしく、れいむの顔は自分のうんうんに塗れていた。 「これは面白いな、博士が喜びそうだな。流石いい加減な構造の不思議饅頭だ」 白服は汚れたれいむを見て大笑いしていた。 れいむはそんな白服をただ睨みつけるしかなかった。 「いいね!その強気な態度、気に入ったよ!今日もたっぷり可愛がってあげるよ」 白服はれいむの口に張られていたガムテープを強引に剥がした。 「ゆびゃいぶ!…くそどれいがぁぁ!きれいなれいむが、うんうんでよごれちゃったでしょぉぉぉ!! さっさとうんうんをかたずけてね!くさくてゆっくりできないよ!それとあまあまもってきてね!」 ガムテープが剥がされると、早速騒ぎ出すれいむ。 未だに白服を奴隷だと思っているので、強気な態度は相変わらずだった。 「うんうんとあまあまの問題を一片に処理してあげるよ」 そう言うと白服は、ゴム手袋を着けた手でうんうんを集めだす。 ある程度集められたうんうんは、れいむの口に無理やり押し込められていった。 「ふごもご!やめろくそどれい!ごぼげぇ!うんうんはゆっくりできないでしょぉぉぉ!!」 「貴重なあまあまだよ、たっぷり食べてね!」 「ゆぼげぇ!もぐげぼむももむ!やべ…ゆげ…たすけ…もごぐぐ…」 うんうんを口いっぱいに押し込められたれいむは、再度口にガムテープを張られた。 うんうんの臭いと不快感に涙と汗を流しながら、れいむは小刻みに震えていた。 れいむはその日から、毎日の様に額から流れ出るうんうんを食べさせられた。 それからも、毎日白服はれいむを弄って楽しんだ。 針を体中に刺され、片目を抉り取られ食わされ、殴られ… それでも死ぬ事は許されなかった。 白服が丁寧にれいむの傷を治す為、れいむは生き長らえていた。 そんな状況に置かれても、依然れいむの態度は変わらなかった。 白服はそんなれいむの様子が堪らなく面白かった。 そして、なんとしてでもれいむの心を折ってやりたかった。 その日、白服はある事を思いつき、れいむに目隠しをした。 「ゆっがぁぁ!なんなのこれは!おい!くそどれい!これじゃ、なにもみえないでしょぉぉぉ!!」 そんな様子を面白そうに眺める白服。 白服はれいむの顔にある物を押し当てた。 「ゆん?なんなのこれ………くっさいぃぃぃぃぃ!はやくこれをどかせぇぇぇ!ゆっくりできないでしょぉぉぉぉ!!」 れいむの顔に押し当てられたそれからは、凄まじいほどの悪臭がした。 そんな様子を面白がって、白服はそれをれいむの体に這わせていく。 「ゆげぇぇぇ!やめろっていってるでしょぉぉぉ!!むのうなくそどれいは、れいむのいうことをきけぇぇぇ!!」 「はっはっは!そんなに嫌なら自分で何とかすれば良いだろう?それが出来ればだけどね」 「ゆっぎぃぃぃぃぃ!れいむをなめるなぁぁぁぁ!……くざいぃぃぃぃぃぃ!!」 れいむは必死に身を捩って抵抗するが、当然そんな事は無意味であった。 だがれいむは馬鹿にされた怒りから、どうやっても白服を見返してやろうと必死で空っぽの頭を絞った。 そしてある事を思いつき、じっとその機会を伺った。 「はっはっは!やっぱりれいむちゃんは無能だね!無能はこのまま苦しんでいってね!」 「ゆぐぬぬぬぬ…………いまだよ!」 白服が臭いの元のそれを、れいむの口の周りに持ってきたその時である。 れいむはチャンスとばかりに、器用にそれを舌で掴んだ。 それは簡単に白服から奪い取れると、れいむは臭いを我慢して口に含んだ。 日ごろから臭い物を口に入れられていたれいむは、この程度の物なら平気で口にする事が出来た。 「れいむをくるしめた、このくさくささんは、せいさいしてあげるよ!」 臭いの元のそれを口に含みながら、起用に喋るれいむ。 れいむはそれを歯で噛み、すり潰していった。 「いたいでしょ?くるしいでしょ?あまやってもゆるさないよ!もーぐ、もーぐ…」 れいむは得意そうにそれを噛んでいき、しばらくするとそれを吐き出した。 「ゆふふ!いいきみだよ!くそどれいはれいむにあやまってね!れいむはむのうじゃないよ!!」 そんなれいむの様子を楽しそうに眺める白服。 「いやいや…れいむちゃんはすごいね、面白かったよ」 白服はれいむの目隠しを取る。 れいむは自信たっぷりに白服を見てニヤついた。 「れいむのおそろしさが、りかいできた?くそどれいは、にどとれいむをばかにしないでね!!」 「はっはっは!そんな事より、今吐き出した物を見てくれよ!」 「ゆん?なにいって…………………ゆ?………………ゆがぁぁぁぁぁぁぁ!!」 れいむは自分が吐き出した物を見た瞬間、それが何なのか解らなかった。 そしてしばらく思考した後、ようやく自分が吐き出した物が何なのか理解した。 「れいむのおりぼんざんがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!どぼじでぇぇぇぇぇ!!」 大分形も変化してはいたが、その赤い色の塊は紛れも無くれいむのリボンだった。 れいむは残っている方の目から大量に涙を流した。 そして、その目で白服を睨みつけた。 「くそどれいぃぃぃ!どぼじでごんなごどするのぉぉぉぉ!!よくもれいむのおりぼんさんをぉぉぉぉぉ!!」 「何言ってるんだ?れいむちゃんが自分でやったんだろ?よくそのリボンの臭いを嗅いでみなよ」 「だまれぇぇぇ!おまえがやったんだぁぁぁぁ!!はやくもとにもどせぇぇぇぇ!!」 「俺のせいにするなって……ほら、ここに引っかかってるよ」 「がぁぁぁぁぁぁ…………ゆ?!」 白服はれいむの歯に引っかかっていたリボンの破片を取ると、それをれいむに見せてやった。 れいむはしばらく固まっていたが、突然狂ったように叫びだした。 「うぞだぁぁぁぁぁ!うぞだぁぁぁぁぁぁ!うぞだぁぁぁぁぁ!うぞだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「あーこれは五月蝿いな……おい!黙れよ!」 「うぞだぁぁぁぁ 『ドフッ!』 ゆげっ!…ゆごぅ!…ゆぎゃん!…ゆばぃ!げぶっ!…ごぶっ!…ごぼっ!…」 白服はしばらくれいむを殴り続けた。 れいむの顔はボコボコに腫れ上がり、餡子を口から吐き出した。 白服はそれをすぐに口に戻すと、また殴り続けた。 「…ぎぎ…ぎ…が…が…ゆげ……うぞ…だ…ぼ……ごご……ぐ…ぐぐ…」 しばらくして、れいむが大人しくなったが、顔は原型を留めないほどグチャグチャになっており、 歯もボロボロに掛け落ちて、生きているのがやっとの状態だった。 白服はれいむにオレンジジュースを掛けると、部屋を後にした。 その日を境にれいむは壊れてしまった。 何をされてもブツブツと、聞えないほどの声で何かを呟くだけになってしまった。 「こうなると面白くないな…心を折るつもりが壊してしまったか…結構加減が難しいな…… まあ、これは処分で良いな…丁度あの親子の処分が明日だったし…まあ、レポート書いて教授に提出しておくか」 れいむは焼却処分される最中も、叫び声を上げる事無く燃えていった。 完 徒然あき 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 年単位のコメントはゆっくりできないよ… -- 2016-09-25 19 00 16 ↓↓放置!! -- 2012-07-27 11 25 59 ↓気にするな! -- 2011-09-14 17 26 13 まりさやありすは、どーなったの? -- 2010-06-20 19 19 12 徒然あきの人は、最初にクレジット入れて欲しい。 -- 2010-06-18 02 59 15
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[#VASPオーディション] 基本情報 ルーム https //www.showroom-live.com/VCHETVASP_0753 名前 れい 番号 753 ニックネーム ファンネーム ルーム挨拶(入室) ルーム挨拶(退出) Twitter マシュマロ YouTube 配信タグ ファンアートタグ Twitter以外のSNSなど項目も適宜追加してください 目次 詳細情報自己紹介 配信タイムテーブル 活動の記録スタートダッシュ期間 予選イベント期間 決勝イベント期間 本選後の消息 用語・名言集 ファンのブログやnote、togetterまとめ 詳細情報 自己紹介 321.0(ぜろ) !れいです! ゼロじゃなくてれいです! ゼロって呼んでもいいよ。 VTuberはじめてみました。 クリエイティブななんでも屋さんになりたいです! はじめまして游昏 れい(ゆうぐれ れい)です! 配信慣れてないですが、よろしくお願いいたします。 「VASP」受けています!オーディションです。 【主な配信時間】 6時以降〜 22時以降〜 【𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞】 3.2.1.0〜! れいです! ぜろじゃなくてれいです。 ゼロって呼んでもいいよ。 幽霊と人間ハーフです!( ᜊ°-° )ᜊ どちらかというと人間寄りです! VTuberはじめてみました。 たくさんの人に楽しんで頂けたら嬉しいです。 配信頑張ります。 何卒、よろしくお願いいたします。 写真を撮ったり、小説を書くことが実は好きです。ゲームも好きです。美味しいもの食べることも好きです。 猫と赤色と白色もとっても好きです。 よろしくお願いいたしますー!!! SHOWROOM、はじめてなので間違っていたり不慣れだと思いますが教えて頂けたり、見守って頂けると嬉しいです....。 配信タイムテーブル 日付 配信開始 配信終了 星集め 星捨て 備考 活動の記録 スタートダッシュ期間 予選イベント期間 決勝イベント期間 本選後の消息 用語・名言集 ファンのブログやnote、togetterまとめ Twitter用画像です。本画像はページ最下部に配置してください。
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もてないゆっくりの恋 19KB 不運 越冬 野良ゆ 自然界 人間なし 独自設定 17作目です。暑苦しかった夜が、少し涼しくなりましたね これは、もてないゆっくりれいむの物語 ゆっくりがたくさん生息する山の中、れいむはとてもゆっくりとした両親の間に生まれた。 親まりさは狩りと穴掘りが上手で、親れいむは子育てとお歌が上手だった。 一家のお家はとても広く、貯蔵庫にはいつも食料が蓄えられていた。 れいむはそのような恵まれた環境の中で、 両親+5匹の姉妹といっしょにゆっくりと暮らしていた。 れいむは姉妹の中でも特に変わったゆっくりで、 姉妹とは楽しくお話ししていたのだが、両親の話はほとんど聞かなかった。 れいむは物事を真剣に考えるのが苦手なようで、 たびたび、楽しそうな妄想話に興味を抱いていた。 また、ほかの姉妹は狩りが上手だったり、お歌が上手に歌えたりと、 それぞれ何か特技を持っていたのだが、 れいむは狩りがうまいわけでもない、お歌も下手くそ、お飾りはいつも土で汚れていて、 お家の中ではいつも、隅のジメジメとしたところにいた。 ほかの姉妹たちは、れいむに対してとても優しかったのだが、 両親から見て特にゆっくりできていなかったれいむは、両親からとても嫌われていた。 食事のときなどは、姉妹と比べて半分の量しかごはんを食べることができなかった。 れいむはそのことを両親に怒ったのだが、 ゆっくりしてないからごはんが少ないんだよ、と逆に両親から怒られてしまった。 れいむは自分のことを、とてもゆっくりとしたゆっくりだと思っているようだが、 周りから見ると、れいむはぜんぜんゆっくりできていないゆっくりなのである。 体がひと回り大きくなったれいむは、姉妹といっしょに親もとを離れることにした。 その後、姉妹といっしょにお家を探していたのだが、 日がたつにつれて、ほかの姉妹は伴侶となるゆっくりを見つけ、れいむから離れていった。 相方を見つけられないれいむは、一匹だけで自分の住む場所を探すことにした。 れいむはすぐお家探しに飽きて、自然の中で草を食べたり遊んだりしていたのだが、 偶然、山の斜面に小さな穴があるのを発見した。 穴の周りはちょうど日当たりが悪く、水分が集まってジメジメとしている。 小さいころから、ジメジメとした場所が好きだったれいむにとって、 ここはとてもゆっくりできる場所のようだ。 穴の中には誰もいないので、れいむは穴の中で堂々とお家宣言をした。 れいむはさっそく、お家の地面に草を敷くことにした。 ゆっくりの皮につっかえるような硬い素材は、ゆっくりにとって全然ゆっくりできないのだが、 もともとめんどくさがりなれいむは、やわらかい草を探すのが面倒なので、 近くにある硬い草をとってきて、適当にお家の中に敷いた。しかしすぐに 「このくささんはぜんぜんゆっくりできないよ!!!」 と文句を言いだした。 れいむはこの後すぐに、柔らかい草を探しに出かけたようだ。 れいむのお家付近は湿気が強く、食料となるミミズやキノコが良く取れた。 雨の日はお外に出られないので、 お家の中に生えているキノコを食べて過ごした。 「む~しゃむ~しゃ。きのこさんはおいしいよ!!!」 親まりさの餡子を受け継いでいるおかげか、キノコはれいむの口に合うようだ。 れいむは一日の大半をお家の中で過ごしていたのだが、 そろそろ自分も、姉妹たちのように恋をしてみたいと考え始めていた。 れいむは、きれいなスィーに乗ったゆっくりまりさが自分のもとにやって来るんだ という妄想を小さいころから抱いていたので、 それに従って、まりさが迎えに来るのをお家の中でずっと待ち続けていた。 だが、まりさはおろか、れいむのお家に寄ってくるゆっくりはほとんどいなかった。 いたとしても、食べ物を探しにきたゆっくりが素通りするぐらいで、 ジメジメした穴の中にいるれいむには、全く目を向けていないようだ。 それでも妄想癖の強いれいむは、お家の前を素通りするゆっくりに対して、 面と向かって自分と会うことに照れているんだろう と、自分勝手な解釈をしていた。 ある日、れいむはめずらしく、日の当たる場所へ出かけていた。 日の当たる場所には草花がよく生えていて、 ちょうちょやバッタなどの昆虫が生息している。 「ちょうちょさんはれいむにゆっくりたべられてね!!!」 狩りが下手なれいむは、素早く逃げる昆虫を捕らえられないようだ。 「ゆ!ちょうちょさんにげないでね!!!れいむはおなかがすいてるんだよ!!!」 れいむがちょうちょを追っていると、きれいなお花が咲いている場所にゆっくりまりさがいるのを発見した。 「むーしゃむーしゃ、しあわせだぜ!!」 ヒラヒラと舞うちょうちょを、そのまりさは一発で捕まえたようだ。 鮮やかな狩り、きれいなお花、ゆっくりまりさ、 そのすべてに見とれたれいむは、素早くまりさに近づいていった。 れいむはかなり興奮しているようだ。 「そこのまりさはゆっくりしていってね!!!」 「ゆゆ!?びっくりしたんだぜ。れいむはゆっくりしていってね!!!」 「まりさはゆっくりできるゆっくりなの?」 「まりさはゆっくりしてるんだぜ!!!れいむはゆっくりできるゆっくりなのぜ??」 「れいむはすごくゆっくりしてるんだよ!!まりさはこれからずっとれいむといっしょにゆっくりしようね!!!」 「ゆ!?れいむがゆっくりできるゆっくりだとわかったら、いっしょにゆっくりしてもいいんだぜ!!!」 「ゆゆ!れいむはおうたがじょうずにうたえるよ!!!」 「ゆ!まりさにおうたをきかせてほしいんだぜ!!!」 れいむはとても嬉しくなった。 とうとう自分にも、いっしょにゆっくりできる相手が見つかったのだ。 両親が『れいむ×まりさ』という組み合わせだったので、 自分も将来はゆっくりまりさといっしょにゆっくりしたい、と小さいころから夢見ていた。 その夢は今、現実のものになろうとしている。 このまりさとカップルになるのが自分の運命なのだと、れいむは信じて疑わなかった。 「ゆっくりうたうよ!!!ゆゆ~~ゆゆ゛っ、ゆ゛ううううっ、ゆゆゆ゛♪゛」 「ゆ??もういいんだぜ。まりさはれいむのおうたにはあまりきょうみないんだぜ。 ところで、れいむのおうちはゆっくりできるばしょなのぜ??」 「ゆ!れいむのおうちはこっちだよ!!とてもゆっくりできるおうちだよ!!!」 れいむは空腹などすっかり忘れ、まりさを自分のお家に連れていくことにした。 道中、れいむとまりさはいろいろなことを話したのだが、 話をする度に、れいむの顔が嬉しそうになる一方で、まりさの顔は無表情になっていった。 自分のお家にたどりつくと、れいむはくるりとまりさのほうを向き、嬉しそうにぴょんぴょんと飛び始めた。 このあたりに生息するゆっくりは、2匹いっしょに巣穴の前でぴょんぴょんと飛び跳ねることで、 カップルが成立したということを証明するらしい。 まりさもそのことは当然知っていた。 夢に見たゆっくりまりさとの同居生活がもうすぐ始まる。 れいむは期待と興奮で胸が一杯だった。 「れいむのおうちはここだよ!!まりさはれいむといっしょにぴょんぴょんしてね!!!」 「ゆゆ・・・ここはじめじめしてゆっくりできないんだぜ。まりさはれいむといっしょにぴょんぴょんしたくないんだぜ。」 「ゆ゛!!どぼぢでぞんな゛ごどい゛う゛の゛ぉお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!」 その場から離れようとするまりさをれいむは必死にとどめようとするが、 まりさの足はとても速く、あっという間にまりさはどこかへ去ってしまったようだ。 「どうぢでぇえええ!!!れいむとまりさはゆっくりできるかっぷるなんだよ!!!」 まりさにふられた理由が、れいむにはピンと来ないらしい。 自分は完璧だと思っていただけに、まりさにふられたショックは大きい。 残念ながら、夢に見たまりさとの同居生活はおあずけになってしまったようだ。 れいむはその日、何も食べずにお家の中でゆわんゆわんと泣き続けた。 また別の日のこと、れいむのお家の前にゆっくりぱちゅりーが姿を現した。 まりさにふられたショックで、 とにかく誰でもいいから自分といっしょにゆっくりしてくれるゆっくりが欲しい と、れいむは考え始めていた。 例のごとく、れいむはお家の外に出て、ぱちゅりーの前でぴょんぴょんと飛び始めた。 「ぱちゅりーはれいむといっしょにぴょんぴょんしてね!!!」 「むきゅ?ここはとてもじめじめしてるわね。ちょっとおじゃまするわ。」 「ゆ!!だいかんげいだよ!!!」 ぱちゅりーはぴょんぴょんと飛ばなかったものの、れいむのお家に興味を持ったようだ。 すぐにぱちゅりーをお家の中に招き入れる。 「むきゅっ!ここはせまくてじめじめして、とてもゆっくりできるおうちだわ!!!」 「ゆゆ!そういってもらえるとれいむもうれしいよ!!!ぱちゅりーはれいむといっしょにゆっくりしようね!!!」 れいむの興奮は最高潮に達した。 目の前にいるぱちゅりーは、ここをゆっくりできるお家だと言ってくれた。 これで完璧だ。自分がふられる理由はどこにも無い。 このぱちゅりーと一緒に、これからずっとゆっくりできるんだなぁ とれいむは考えていた。 だが・・・ 「むきゅ?ぱちぇはここでひっそりとくらしたいのよ。れいむがいるとゆっくりできないわ。れいむはとっととでていってね!!!」 「ゆ!!!ぱちゅりーはれいむといっしょにゆっくりしないの?」 「れいむはぜんぜんゆっくりしてないわ。だかられいむがいたらぱちぇがゆっくりできないでしょ!そんなこともわからないの?」 「ゆうう!ここはれいむのおうちだよ!!れいむといっしょにぴょんぴょんしてくれないぱちゅりーはとっととでていってね!!!」 「むきゅ、いたいわ!!ゆっくりできないれいむがぱちぇをいじめるわ!!!」 ぱちゅりーはゆっくりとその場を去ってしまった。 れいむはまたもやふられてしまったようだ。 「ぱちゅりーがわるいんだよ!ぱちゅりーはぜんぜんゆっくりしてないんだよ!!!」 捨て台詞を吐くれいむの後姿は、落ち葉が似合いそうな哀愁を漂わせていた。 まだ初秋なのにとても冷たい風が吹いてきたので、れいむは自分のお家に入った。 心と体が冷えたれいむは、自分の妄想の中で、憧れのまりさといっしょにゆっくりすることにした。 翌日、れいむは一匹のゆっくりちぇんに出会った。 3度目の正直ということで、れいむは本気モードになっている。 「ゆ!ちぇんはれいむといっしょにゆっくりしていってね!!!」 「れいむはゆっくりしてないんだよ、ちぇんにはわかるよー。」 ちぇんにゆっくりしてないと言われたが、れいむはそれくらいでは引き下がらない。 「ゆう、そんなことないんだよ!!れいむはとてもゆっくりしてるんだよ!!!」 「ならそのしょうこをみせてほしいんだよ。」 「れいむはきれいなおうたがうたえるんだよ!!!ゆ♪゛ゆ゛っ、ゆ~~ゆゆゆ゛」 「わからないよー。れいむのおうたはゆっくりできないんだよ。ところでれいむはかりはとくいなの?」 「ゆ・・・れいむはかりがとくいじゃないんだよ。 でも、れいむはおうちのなかでゆっくりできるんだよ!!! だからちぇんはれいむといっしょに、おうちのなかでゆっくりしようね!!!」 「わからないよー。れいむはやっぱりゆっくりしてないんだよー。」 「ゆ!れいむはゆっくりしてるんだよ!!!ちぇんはれいむのおうちにきていっしょにぴょんぴょんしてね!!!」 「ちぇんはれいむといっしょにぴょんぴょんしたくないんだよ。わかってねー。」 「どうじでみんなれいむといっしょにゆっくりしてくれないのぉおおおお!!!」 二度あることは三度ある、 れいむはちぇんにもふられてしまった。 これ以降もれいむはほかのゆっくりにアタックしてみたが、 返事はいつもNOだった。 ふられっぱなしのれいむだが、 いつかきっと、ゆっくりしたまりさといっしょになれるんだと信じて、 ジメジメしたお家の中で、まりさをずっと待っていた。 晩秋になり、気温はますます下がり始めた。 多くのゆっくりは冬篭りの支度をしているのだが、 れいむは冬篭りの支度をする気が全くないようだ。 というか、れいむは食料が豊富にある環境に育ったので、 冬篭りが何なのか、どれだけ苦労することなのか、全く何も知らないらしい。 れいむの中では現在、いっしょにゆっくりする相手を見つけることが何よりも優先事項になっている。 ときどきれいむのお家の前を、カップルのゆっくりが通るのだが、 れいむはそんなカップルをうらやましそうに見つめていた。 あんなまりさといっしょにゆっくりできたらいいなぁ。 れいむはお家の中でずっと妄想にふけっていた。 冬が近づくある日のことだった。 家の外が急激に冷えてきたので、 れいむは入り口に草を敷き詰める作業をしていた。 自慢のお歌をうたいながら作業していたのだが、 何の前触れもなしに突然、ゆっくりまりさが草を払いのけてお家の中に入ってきた。 「ゆゆ!?ここはれいむのおうちだよ!!!まりさはゆっくりしていってね!!!」 返事は無い。れいむは続けて聞いてみる。 「まりさはゆっくりできるゆっくり?」 やはり返事は無い。 そしてまりさは突然、れいむに寄り添ってきた。 「ゆゆゆ!!!ま・・・まりさ・・・・いきなりどうしたの!?」 何も答えずに、まりさはれいむに擦り寄ってくる。 大胆なまりさの行動にれいむは興奮し、核心を突く質問をした。 「ゆううくすぐったいよ!!れいむはまりさといっしょにゆっくりしてもいいのよ!まりさはどうなの??」 するとまりさが突然、れいむの頬をすりすりし始めた。 お家の外でぴょんぴょんはしていないが、 まりさの気持ちがれいむには分かったようだ。 「ゆっ!まりさ!!!」 今までれいむはふられ続けたが、 ついに、自分を好いてくれるまりさが現れたのだ。 スィーには乗ってこなかったが、まりさはとてもゆっくりしているゆっくりに見える。 とうとう、小さいころからのれいむの夢が叶うのだ。 「ゆうううううう!!!」 れいむの高鳴る気持ちはもう誰にも止められない。 れいむは欲するがままに、まりさの頬をすりすりする。 一方のまりさは快くれいむを受け入れてくれる。 まりさの頬はとてもぷにぷにしていて、 れいむがすりすりする度に、まりさの頬がキュッキュッと音をたてる。 すりすり感の最高なまりさの肌に、れいむはメロメロになってしまったようだ。 「まりさぁあああああああ!!!!」 まりさは何も答えない。 「ゆうううううううう!!!すっきりーーーーー!!!」 一度のすっきりでは物足りず、れいむはその後、続けて3回すっきりした。 そして、れいむは疲れてそのまま眠ってしまった。 翌朝、れいむはゆっくりできない夢で目を覚ました。 「ゆゆっ、なんなの???」 目を覚ました後、ゆっくりできない気持ちでいっぱいだったが、 夢を見たことをれいむはすぐに忘れてしまったようだ。 なので、ゆっくりできない原因がれいむには分からない。 周りを見回してみるものの、特に変わった様子は無い。 お家の中には誰もいない。いつもと同じ光景だ。 するとれいむは、昨日のゆっくりしたできごとを思い出す。 昨日、まりさがお家の中に入ってきて、いっしょにゆっくりしていた。 その肝心のまりさが今、お家の中にいないのだ。 「ゆ!?まりさがいないよ!!!どこにいっちゃったの??」 外は白い雪が降っている。 さすがに、ゆっくりたちはそろそろ冬篭りを始めなければならない。 だがれいむのお家の中には、冬篭りするための食料がほとんど無い。 普段から食料を蓄えていなかったのだから当然だ。 お家から一歩出てみると、尋常ではない寒さがれいむの全身を襲った。 これから食料を集めようにも外はとても寒く、食料を探せるような環境ではない。 れいむはそこで初めて、冬の間は食料がとれなくなる、という現象に気がついたようだ。 「これじゃあごはんがたべられないよ!!!おなかがすいてれいむはゆっくりできなくなるよぉおおお!!!」 危機感を持ち始めるれいむだが、もうすでに遅い。 お家の中にある、わずかな食べ物だけで、これから訪れる厳しい冬を越さなければならないのだ。 「おなかがすいたよぉおおおお、まりさぁあああ!!!ゆっ・・・・・・・ゆゆ!」 まりさがいなくなった理由が、れいむにはピンときたようだ。 「れいむがおなかをすかせてるから、まりさはかりにでかけてるんだね!! まりさはとてもゆっくりとしたゆっくりなんだよ!! れいむはそんなまりさといっしょにゆっくりできて、とてもしあわせーなんだよ!!!」 自分自身に対してのろけ話をしながら、れいむはお家の中でまりさの帰りを待つことにした。 れいむは肝心なことに気がつかない。 こんな寒い中、ひ弱なゆっくりが狩りなどできるわけないということに。 翌日になってもまりさは帰って来なかった。 たくさんごはんを持って帰るために、まりさは遠くまで狩りに出かけているのだろう、とれいむは考えていた。 その日の昼ごろ、れいむはある異変に気づく。 頭が重い。 頭の上に何か乗っているような感覚だ。 そして、普段以上にお腹が減るような気がする。 これはもしかすると・・・ そう、ゆっくりがとてもゆっくりできるあれだ。 「ゆゆ!おちびちゃんができたんだよ!!!れいむはとうとうおかあさんになったんだよ!!!」 とてもゆっくりとしたまりさとの間にできた子供だ。 これからずっと子供を大切にするだろう。 まりさが狩りから帰ってきたら、まりさにすぐ見せてあげよう。 そのときに、子供ができたことをまりさにどう伝えようか。 れいむとまりさの子供だよ!! それとも、まりさへのプレゼントだよ!! いやいや、シンプルにゆっくりしていってね!!!にしようか。 れいむは一匹、お家の中でいろいろなことを考えていた。 まりさが帰ってくるまで、お家の中に生えているわずかなキノコを食べて飢えをしのぐ。 まりさや子供のことを考えていると、多少の空腹など気にならないようだ。 れいむの頭は徐々に重たくなっているようで、出産への期待はいっそう増していった。 「おちびちゃんはゆっくりしていってね!!!」 れいむは空腹を忘れ、 とてもゆっくりとした笑顔を見せていた。 その翌日もまりさは帰って来なかった。 れいむはとうとう、お家の中に生えているキノコを食べつくしてしまった。 れいむが食べるものはもう何も残っていない。 「ゆうう、おなかがすいたよぉおおお。れいむがゆっくりしてないと、 おちびちゃんはげんきにうまれてこないんだよ。まりさははやくかえってきてね!!!」 れいむは空腹でゆっくりできなくなっていたが、まりさが帰ってくるのを信じて、ずっとお家の中で待っていた。 翌日は吹雪になった。 体の冷えたまりさが帰ってきたら、すぐに体をすりすりして温めてあげよう と、れいむは考えていた。 しかし、どれだけ待ってもまりさはれいむのお家に帰ってこない。 「れいむはもうおなかぺこぺこだよ!!!まりさはなんでかえってこないの??? はやくしないと、れいむとおちびちゃんはゆっくりできなくなっちゃうんだよ!!!」 れいむの頭はさらに重たくなり、空腹感は普段と比べて強くなっているようだ。 それだけ、子供がすくすくと成長しているのだろう。 それから数時間後、れいむはとうとう空腹に耐えられなくなり、 仕方なく自分の子供を食べることにした。 ほかのゆっくりにとっては、自分の子供を食べるなどもってのほかだが、 そのあたりのことに関しては、れいむは無頓着のようだ。 「ごめんねおちびちゃん。れいむはおなかがすいてゆっくりできないんだよ!! だかられいむにゆっくりたべられてね!!!」 自分の子供を頭から振り落とそうと、一生懸命に体をゆらす。 だが、れいむの頭からは全く子供が落ちてこない。 「どうぢでおちびちゃんはおちてこないの??れいむはおなかがすいてるんだよ!!!」 やはり、子供は落ちてこない。 それだけしっかりと、れいむの頭にくっついているのだろう。 しっかりと母体に根付く子供は、とてもゆっくりしている証拠だ。 それだけ、親ゆっくりの栄養をたくさん吸収して、大きく成長しているのだから。 まるまるしていたれいむの頬は、ここ数日で痩せこけて、ガリガリになっていた。 そして翌日、れいむの体力がとうとう限界に達してしまった。 れいむはもう動けない。 まりさがちょうど帰ってきたとしても、今から何かを食べたとしても、もう手遅れだろう。 れいむは、自分が永遠にゆっくりしてしまうことを悟ったようだ。 「もっど・・ゆっぐりじだがっだよ・・・・ま゛り゛ざ・・・・・・・」 れいむはそれっきり動かなくなり、永遠にゆっくりしてしまった。 動かなくなったれいむの頭には、 子ゆっくりではなく、キノコが生えていた。 春になると、れいむの死骸はカビだらけになっていた。 冬越えに成功したゆっくりが巣穴から飛び出してくるように、 冬越えに成功したカビの胞子が、れいむの巣穴から勢い良く飛び出ていった。 春真っ盛りだが、まりさはれいむのお家に帰って来ない。 そしてこれからもずっと、まりさはれいむのお家に帰って来ないだろう。 なぜならまりさは れいむの妄想が生み出した、架空のゆっくりなのだから ------------------------------------------ ※作品を書き終えた後に、内容の類似した作品が既に出ているかも? と、いつも気になってしまいます。 本作品のストーリーが、既出作品とかぶってしまっている場合はご容赦ください。 なんということでしょう! anko2235れいむへの愛情 の挿絵をエアあきさんに描いていただきました。 嬉しいような、恥ずかしいような、不思議な高揚感で胸がいっぱいです。 実を言うと、挿絵に描いていただいた、実ゆっくりがもがき苦しむ場面は エアあきさんの作品に感化された要素がとても強く、 まさか、その本人に挿絵を描いていただけるとは夢にも思っていませんでした。 エアあきさん、ありがとうございます!!! 読者様からご指摘を受けたゆっくりの設定に関して。 人間が、野生動物の食べ物を『えさ』と表現することは多々ありますが、 ゆっくりの視点から、ということで改めて考えてみると、 ゆっくりが自分たちの食べ物を「えさ」と呼ぶことには、確かに違和感を感じます。 「巣」という言葉もしかり。 これは私自身が、ゆっくりの設定を十分に把握できていない証拠です。 このようにまだまだ未熟な点が多いですが、 これからもっと、ゆっくりの視点からストーリーを眺め、 より適切な表現を作品の中に取り入れて参りたいと思います。 鉄籠あき 過去の作品 anko1922 鉄籠 anko1941 野良まりさたちの行く末 anko1951 ゆっくりの住む牧場 anko1968 正義感 anko1973 あんころ草 anko1993 50% anko2013 カウンセリング anko2024 カレーの作り方 anko2047 露店のゆっくり anko2059 ゆっくりおばさんの船旅 anko2085 赤ゆ合戦 anko2107 たこつぼ anko2120 線香台 anko2187 生きる anko2207 野良ゆをゆっくりさせない工夫 anko2235 れいむへの愛情
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注意事項 虐待が薄い 文章力低い 死なないゆっくりがいます。 ゆっくりの言葉に漢字が紛れ込みます。 実験を始めてみたいと思う (前からの続きものです、前回の物を読んでおかないと状況がつかみづらいです。 実験を始めてみたいと思う (後 私にはゆっくりを虐待する趣味はない、しかしゆっくりには興味がある。 虐待お兄さんでもないし愛でお兄さんでもない、お兄さんと呼ばれるほど若くもない。 私というのはそういう男だ、それ以上でも以下でもないと認識しておいてほしい。 今回はゆっくりで簡単な実験をしてみようと思う、手順は以下のとおり 1・ゆっくり2匹を何もない部屋に入れる。 2・どちらか片方を喰い殺せば助けると説明。 3・残ったゆっくりを1の状況に戻す。 基本的にはこんな感じだ、しかし2の項目ではそのまま2匹とも何もしないで餓死されると 時間の無駄になる。 なので餌は朝昼晩と3食与えることにする、しかしそうするとゆっくりは相手を喰い殺さない。 そうなると3に進めないので時間制限を与えることと家族などを人質にすることで対処する。 また3で2の約束と食い違うことになるがそこでも人質などで対処できるだろう。 そして今回の実験での目的はこの状態を生き残ったゆっくりはどうなるのか?ということである。 さぁそれでは実験を始めてみたいと思う。 コンクリートの部屋で二匹のゆっくりが睨みあっている。 一匹は黒髪に赤いリボンが特徴のゆっくりれいむ、もう一匹は金髪にとんがり帽子が特徴のゆっくりまりさ。 普通に森で出会っていれば仲良くできたかもしれない、しかしもう出来ない、なぜできないかといえば人間に捕まったからだ、その人間がゆっくりを可愛がる 趣味がなかったからだ、その人間がゆっくりで実験をするのが趣味だったからだ、もうお互いどちらかしか生き残れない、どちらかの人質しか生き残れない。 私はのぞき窓から二匹を観察している、今は均衡を保っているが次に餌をもっていくまでこの状態でいられないだろう、私はそう予想する。 いや、これは予想ではなく確信に近い。 この実験はこの二匹だけで行っているものではない、ほかにもこの部屋と全く同じ部屋がいくつかありそこでここと同じ実験が行われている、単純に多くのデータ が欲しいからだ、この二匹とも五匹の同族を喰らっている、そして三匹目以降は二度目の餌を運ぶ前にどちらかが食われていた。 これはほかのゆっくりも同じような結果が出ていた、三匹目以降は二度目の餌はいらなくなる、ちなみにそれまでは時間ぎりぎりまでかかっている。 ここまでで特に優秀な成績を収めているのは(所要時間の少なさ)まりさ種のとある一匹だ、今回の実験に使ったゆっくりはお互いとは交流をしていなかった 2つの群れをまるごと使っている。 このまりさは群れのリーダーだった、賢く、仲間想いで、そこらの人間よりも誠実だった。 私がどの群れを今回の実験に使用するか観察しているときもこのまりさは今まで見たゆっくりの中で一番好感がもてた、しかしそれは過去の話、つい二日前 の話だ。 このまりさは一匹目から早かった、まず餌に手をつけず相手のれいむに向かって跳ねた むろんれいむは驚き初動が遅れる、こんなに躊躇なく、同族に襲われるなんて思わない、人間だってこんな状況ならまず驚く。 まりさが一度目の跳躍が終わると同時にれいむはまりさの方向に飛びかかろうと底部に力を込めた 「ゆっくりしていってね!!!!!!」 まりさが叫んだ 「ゆっゆっくりしていってね!」 れいむもゆっくりの本能で叫んでしまう 叫んだことで底部に込めた力が抜ける、まりさが二度目の跳躍 口を大きく開く、れいむに焦りの表情が見える 焦るのが遅すぎる 私はそう思った、だって私はこの結果がこの二匹を部屋に入れた時点で分かっていた、焦るのであれば目を合わせた瞬間が正しい。 それにしてもゆっくりが自身の習性を利用するとは驚いた、まさかゆっくりに驚かされる日が来るとは思わなかった。 そんなことを思っていると グチャン! と汚い音がのぞき窓越しに聞こえた。 一分とかからなかった。 この後もまりさはこのペースでゆっくりを喰い続け、28匹のゆっくりを喰っている、ただし5匹目以降は食いちぎっただけだ、許容量オーバーなのだろう。 実験は続いた、まりさも他のゆっくりたちも相手を噛みちぎり、噛みちぎられ、そのたびに私は透明な箱にハンマーを振った。 そしてストックしていたゆっくりも数がなくなる、とうとうこの実験も佳境だ。 結果としては最後に残ったのはリーダーまりさとれいむだった。 リーダーまりさはまだ正気を保っていたが相手のれいむは気が狂っていた、まぁこの状況なら気が狂っていないまリさの方が異常だと言えるだろう。 私としてはまりさに勝ってもらいたい、ゆっくり殺しの元リーダーが森に帰ったらどんな行動をするのかが気になるからだ。 私は二匹を地面に下ろした、そして餌を置き、時計を進める。 ここで今までなら隣ののぞき窓の部屋まで行くところだが決勝戦は生で観戦することにした、折りたたみの椅子を出して腰掛ける ギシリと椅子が音を立てた それが合図にでもなったのだろうか、二匹は一斉に飛んだ。 まりさは本能で感じていた。 このゆっくりを殺せば自分は、自分とつがいのパチュリーは、パチュリーの中に宿る命を守ることができるのだ。 最初に同族を喰い殺した時に自分は一切躊躇しなかった、するわけがない、できるわけがない。 自分の一番大切なものを守るためならば何でもできる、同族でも群れの仲間でも親友でも喰い殺してやる。 今までだって自分の大切な仲間や、伴侶のために、尽力してきた。 群れで食糧が足りないゆっくりがいれば自分の食糧庫から分けた。 新入りが巣をつくるのに手間取っていれば手伝った。 独り立ちをして群れから出ていくゆっくりがいれば運びきれないほどの食糧を分けた。 レイパーが来れば容赦なく殺した。 ゆっくりできない同族が群れを襲ってくれば容赦なく殺した。 群れの中で不穏分子があれば容赦なく殺した。 だからまりさは一番大切なパチュリーを守るために同族を殺した。 群れの仲間も食い殺したし、親友も食い殺した、あとはこのれいむを殺せば自由! またパチュリーと一緒にゆっくりできる、新しい群れをまた1から作るのもいいかもしれない。 このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを このれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむをこのれいむを 殺せば。 ギシリ まりさは無意識で前へ飛んだ、れいむを喰い殺すために、パチュリーやこれから生まれる子供たちとの未来をつかむために!! まりさはこの状況で喜んでいた!興奮していた! 生きるために、自由をつかむために、この抑制された世界を粉砕し森に帰るために自分が動いていることがうれしい! あぁ生きているってすばらしい!!!!!! ここで急に話は変わるが、人間の脳が一番よく働くのは危険にさらされた時だ、特に生命の危機ならそれはものすごい勢いで働く。 生命の危機に瀕した時自分の生い立ちなど、これまでの思い出がチカチカとめぐる事がある、私は感じたことはないがあるらしい。 確かその現象の名前は『走馬燈』というらしい。 今このまりさも似たような感じなんじゃないか? ゆっくりの思考を描写しているにはあまりに難しい言葉が多すぎるのも餡子が生命の危機でフル回転しているのだとすると納得はできないが百歩か千歩譲れば 自分に言い聞かせられないかい? まりさの目の前に大きな大きな黒が広がった、一瞬まりさにはこれが何か分からなかったがれいむの口だと理解した、いつのまにか目の前まで移動してきていた。 それにしてもこのれいむはゆっくりしているな、自分までもう少しなのに何をやっているのだろう?おや?避けようとしているのに体が動かない。 ゆっくりと口が近づいてくる いやだ!くるな!!自分は生きるんだ!ゆっくりと森でパチュリーと子供たちで・・・・・!! なくしてしまった友達や、食べてしまった同族や群れの仲間や親友の分までゆっくりすると決めたんだ!!! おまえなんかにいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ喰われてたまるかぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガチュ!! 私はこの実験の結果がわかってしまった、れいむの勝ちだ。 まりさとれいむは同時に飛んだがスピードが違った、まりさは理性にとらわれすぎていたんだ。 本能だけで迷いも、まともな思考も捨て去ったれいむのような速さを出せなかったのだ。 食いちぎられる寸前で身をひねり即死は免れたがもうお終いだろう。 私はハンマーを握り椅子から腰を上げる。 グチャン!! 汚い音が部屋の中に響き、実験の終了を私に知らせた。 まりさは死の直前に何がいけなかったのか考えていた。 もう目も見えず喰われなくても死が待っているのは自分でもわかっていた、でもだからこそ考えた、何をどう間違ったのか。 ふつうのまりさとれいむのつがいの間に生まれ、近所に住んでいたパチュリーから様々な知恵を教えてもらい、姉妹たちと共に成体になるまでなに不自由なく育った。 独り立ちして加わった群れで狩りやれみりゃを撃退するなど功績をあげ、若いうちからリーダーになった。 群れ一番の美ゆっくりのパチュリーにプロポーズをしてOKの返事をもらった時は生まれて一番喜び、叫び、涙を流した。 群れの教育は徹底し、子供のころに教えてもらったとおり人間の里には近づかなかったし、野菜も盗まなかった。 群れの中には盗みなどを働くゲスもいたが、誰にも見つからないように殺した。 そして3日前にパチュリーが念願のにんっしんをした、生まれてくる子供たちのために準備に精を出した。 そして人間に捕まってからも自分の大切なもののために精一杯頑張った。 なんだ・・・・なにもしていないじゃないか・・・・ ゆっくりだったからこんなところに連れてこられて、こんな目にあって・・・ まりさの意識はそこで途絶えた 結局ゆっくりに生まれたことがこのまりさにとっての間違いだった。 私の目の前には狂ったゆっくりれいむとその家族の残骸、まりさとつがいのパチュリーの亡骸が転がっている。 パチュリーは私だがゆっくりれいむの家族はれいむ自身がやった。 わかりきっていたことだ、れいむが勝った時点でこのような結果になることは。 私はれいむを外に放してやった。 れいむはその場でとどまっていた、私が扉を閉めるまで。 次に扉を開けたときには消えていた、近くにはいくつかのゆっくりの飾りと少量の餡子が残っていた。 おまけ 私は実験室のある離れから台車を押しながら母屋に向かう、台車には透明な箱に入ったゆっくりたちだ。 実は2つの群れを実験に使ったがもうひとつ目星を付けていた群れがあってその群れから30匹程度捕獲してきたものだ。 そしてこのゆっくりたちには今回の実験のすべてをビデオカメラに収め見せておいた、程よい甘さになっていることだろう。 私は台所にいる妻に呼びかける。 「あら、今回もいい感じに下ごしらえができてるじゃない♪」 私の妻は家事全般得意だが料理に関しては特に得意でプロ級の腕前を誇る、もちろん菓子作りもお手の物だ。 ちなみに台車のゆっくりたちには私たちの声は聞こえているので、これからどうなるのかはわかっている、いい表情で泣いている。 「今回の実験はどうだった?楽しかった?」 「いや、それがあまりいい結果が出なかったんだ。」 「ふぅ?ん、じゃあさどこが悪かったか一緒に考えてあげるから後でビデオで見ようよ、どうせ撮ってあるんでしょ」 妻がほほ笑みながら提案してくる、もちろん私はうなずく。 「そこに君のお菓子があれば最高だな」 「じゃあすぐにできるお菓子がいいわね、あなたちょっと手伝って」 「あぁ、いいとも」 実験はとてもいい、こんな風に妻との会話のきっかけにもなるし彼女の作るお菓子の材料調達にもなる。 しかし一つだけ問題がある。 「そういえばあなた太った?顔が丸くなってきてる気がするのだけれど。」 「それならば君も太ったことになるぞ、私と同じ量食べているんだから。」 「あなたポッチャリな私が好きなんでしょ」 甘い物の食べすぎで太ってしまうことだ・・・ 「運動でもするかな・・・」 「じゃあ私のゆっくり虐待に付き合ってよ、あれ結構いい運動になるよ♪」 妻は小悪魔的な笑みを浮かべ取り出したゆっくりに包丁を入れた。 ゆっくりの悲鳴が台所に響く。 あとがき なんだか虐待していない気がする、なんだかひどい黒歴史生まれてしまった気がする。 やっぱり虐待してないってこのSS。
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「ゆぶべべべっ!?」 「ま゛り゛さ゛あああああああ!?」 「全く、まぁ~た畑荒らしか ほんと嫌になるよ」 男の草鞋がまりさの舌に乗っていた野菜ごとその舌をぐちゃぐちゃに踏み潰した。 砕けた野菜と舌が混じり異様な色彩を産んだ。 「ぢがうのおおおおおお!!まりさはしんせつしんでおちてたおやさいをはたけにもどしてあげようと」 「瓜田に靴を入れず」 男は舌を踏みにじっていた足を引き抜いて振り上げると思い切り蹴りぬいた。 まりさは宙を舞うと柵にぶつかって嫌な音を立てながら餡子を撒き散らした。 そして柵に餡子の跡を残しながらずるずると地面に落ちて 数度痙攣すると衝撃で飛び出していた目玉がずるりと落ちて動かなくなった。 「どぼぢでええええええええええええ!?まりざなんにもわるいごどぢでないのにいいいいい!!」 餡子が混じり黒く滲んだれいむの涙が何筋も頬を伝った。 「死にたくなきゃ最初から畑に近づくなよ、荒らしとそうじゃないのと見分けるの面倒だからさ」 そう言って男はれいむのリボンを摘むと林の方に放り投げた。 そして帰ろうとして手元に指に引っかかって千切れたリボンが 一欠けら残っているのに気付いて鬱陶しそうに手を払った。 それから数日後、幽鬼のように夜の林の中を放浪するリボンのかけたゆっくりれいむの姿を あるありすは偶然友達の巣から巣へ帰る際に見た。 夜はれみりゃの時間だ、都会派として注意してあげようと思ってありすは恐る恐る声をかけた。 そのれいむはゆっくりと振り返ると壮絶な笑みを浮かべながら言った。 「れいむはれみりゃをまってるんだよ」 そしてけたたましく笑い出したれいむの狂気に恐怖を感じて慌ててありすは逃げ出した。 それからさらに数日後の深夜 れいむの前にれみりゃが降り立った。 れみりゃは獲物を見てその子どもが書いた落書きを張り付けたような笑顔で言った。 「うっうー♪よふかしするわるいこはたべちゃうんだどぅ~♪」 「まって、れいむはれみりゃにおねがいがあるよ」 「う~?」 れみりゃは他のゆっくりとは違う落ち着いた態度でれみりゃに話しかけるれいむに少し驚きながられいむを見た。 無視してそのまま食べてしまっても構わなかったが、とても真剣な表情のれいむに気圧されて、渋々話を聞くことにした。 「う~おぜうさまのれみりゃになんのようなんだどぅ~?」 「れいむをおかして!!れいむっとすっきりして!!!」 れいむは瞳をカッと見開きれみりゃに向かって腹のそこから叫んだ。 れみりゃは困惑して額から汗を流した。 そして思った。 このれいむは頭がおかしいのだろうか、と。 れみりゃとれいむがすっきりする例など聞いたことが無い。 当然だ、二者の関係は捕食者と逃げまとう獲物なのだから。 れみりゃ種にもれいむを性の対象として見るような趣味も無い。 れいむ種がれみりゃ種に出逢ったとき、するべき行動は逃走、ただそれだけである。 なのにこのれいむはれみりゃとすっきりしたいと言うのだ。 生きるための口先三寸かと思ったが 体格差から考えてもそんなことをすれば体が保たないだろう。 れみりゃがれいむの正気を疑うのも当然である。 実際、れいむの熱っぽく開かれた赤く血走る瞳を見てもその正気を疑うには充分だった。 そして十秒間、れみりゃにとってかなり長く熟考したのち れみりゃはこうまかんのおぜうさまとして恥じることの無い結論を導き出した。 「うっうー♪そこまでいうならたっぷりかわいがってやるんだどぅ~♪」 腰をフリフリしながられいむににじり寄って行く。 据え膳食わぬはおぜうさまの恥ってさくやが言ってた。 ちゃんとさくやの言ったことを覚えてた自分はとっても偉いとれみりゃは思った。 そして二匹は朝まで激しく交わりあった。 「ゆひっ、ひゅひひひひひいひ…!」 犯すのに飽きて、かといって自分が交わりあった相手を食べるのも憚られたので どこぞへとれみりゃが去っていった後、れいむは壊れたオルゴールみたいにけたたましく笑い出した。 綺麗だった髪は乱れて絡まり、リボンは男に千切られてかけた部分からさらに裂け目を深くした。 頬からはれみりゃの爪が食い込んだのか痛々しい傷跡と、何条もの餡子が流れた後が付いていた。 そしてズタズタに裂けたまむまむから肉汁と、餡子の混じった液体がどろりと流れ出した。 れいむのその機関はほぼ破壊されて、恐らくもう二度と用を成すことは無いだろう。 焦点の合わない瞳から伸びる視線は宙を漂う。 だがれいむの笑いは決して絶望の笑いではなかった。 「これで…これでまりさのかたきが…ひゅひひひひひ!」 雌としての本能があり得ないはずのれみりゃの子種を身篭ったことを確信して れいむは目の焦点も合わないまま口を歪めて笑った。 一週間後、近くのゆっくりの群の外れに一匹のれいむが住み着いた。 そのれいむは酷い傷を負っていて、群のゆっくりは心配して話しかけたが れいむに一睨みされただけで立ち竦み、それ以上話しかけることが出来なかった。 群のみんなはそのれいむを疎ましく思いながらも中々手を出すことができなかった。 そうして、次にそのれいむの巣をみんなが見に行ったのは れいむの巣から恐ろしい産声が聞こえてきた時だった。 「れいむ!あかちゃんがうまれたならみんなにしょうかいしてあげてね! そしていっしょにゆっくりしようね!」 群の長まりさがれいむの巣の入り口のすぐ横の木の部分を叩いた。 これを気に仲良くなっておかないと、群のみんなが怖がると思ったからだ。 それにみんなかわいい赤ちゃんは見たかったのだ。 巣の入り口を覆っていた草がガサゴソと動いて 長まりさは出てきてくれるのかと思って事前に考えておいた懐柔の言葉を言おうとし 帽子がなくなっていることに気が付いた。 「うゅ~♪たーべちゃーうぞー♪」 はっと気付き見上げると、空を飛ぶゆっくりが長まりさの帽子を捕まえていた。 子どもが書いた落書きを張り付けたような笑顔、口元から生えるキバは長まりさの帽子に突き刺さっていた。 本来地面にあわせて平坦であるべき足からは三本の爪の生えた妙な枝が生えていて長まりさの帽子を掴んでいる。 頭はれいむ種と同じ黒い髪に両脇に髪留めをつけていたが、その最大の特徴であるリボンは無く 代りに薄紫色に赤い布をつけた帽子を被っていた。 そして、その両脇からはあの蝙蝠のような恐ろしい悪魔の羽が生えていた。 「「「れみりゃだあああああああああああああああああ!!!!!」」」 集まっていたゆっくり達は一斉に叫んだ。 そして長まりさの周りに身を寄せ合った。 「ち、ちがう…あれはれみりゃじゃない…!」 長まりさは震えながらその化け物を見上げ言った。 「そうだどぅ~♪れみりゃなんかじゃないんだどぅ~♪」 ソレは長まりさの言葉に頷くと、体の前で悪魔の羽をみょんな形であわせながら言った。 「れい☆むりゃ☆う~♪」 そして足に掴んでいた長まりさの帽子をむしゃむしゃと平らげた。 「ま゛り゛さのだいじばぼうじっびゅべばじゃ!?」 「「「だずげでええええええええええええ!!」」」 一斉に逃げ出したゆっくり達にもみくちゃにされて長まりさはぐちゃぐちゃの饅頭になって死んだ。 その様子を見てれいむりゃと名乗ったその化け物は首をかしげながら言った。 「うゅ~?どうしたんだどぅ~♪もっとゆっくりしてくいくんだどぅ~♪」 不思議がるれいむりゃを他所に、巣の中からはれいむのあの壊れたオルゴールのようなけたたましい笑い声が木霊した。 「たくさんたべて、もっとつよくなるんだよ」 口から虫や木の実を吐き出しながられいむはれいむりゃに言った。 嬉しそうに母から餌を貰いながられいむりゃは応えた。 「うゅ~♪いっぱいたべておおきくなってゆっくりするんだどぅ~♪」 そう言うや否や、れいむりゃの見ていた世界の天地は逆転した。 れいむの体当たりでひっくり返ったのだ。 「あまったるいこといわないでね!おまえはたたかうためにれいむがうんでやったんだよ!! ゆっくりしてないでとっととりかいしてね!!」 「ぅ、うゅ~、わかったんだどぅ…」 目を血走らせて鬼の形相で言うれいむに怯えながられいむりゃはれいむが何故そんなことを言うのか理解できないものの とりあえずもう一転がりしてから頷いた。 「ぜんぜんわかってないみたいだね…」 れいむりゃの暢気な表情を見てれいむは嘆息しながら言った。 「おまえはね、やさいをかえしてあげたまりさをころしたあのくずをころすためにうまれてきたんだよ だからゆっくりしてるひまなんてないの、いっこくもはやくあのくずをころすためにつよくならなくちゃいけないんだよ それができないならおまえみたいなばけものいきてるいみがないんだよ!」 確かに意識ははっきりしているのにどこか焦点の合わない瞳でれいむりゃを睨みつけながられいむは言った。 「うゅ~、ゆっくりりかいしたんだどぅ~♪」 「それがわかってないっつってんだよ!!!!!」 れいむの体当たりがまたれいむりゃを転ばした。 「う、うゅ?」 何故体当たりされたのか分からず起き上がろうとするれいむりゃにまたれいむが体当たりを食らわせた。 ゴロゴロと何度も巣を転がって吐きそうになりながられいむりゃはれいむを見た。 「どおぢでおまえはぞうなの!?どおぢで!おばえはもっどづよぐなんなぐぢゃだべなんだよおお!! なのに!れいむにやられてちゃだべでじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 れいむは狂ったように、というか狂っているのだろう。 執拗にれいむりゃに体当たりを繰り出す。 何度も転がり何度も壁に叩き付けられながられいむりゃは思った。 何故おかあさんはゆっくりしないのだろうと。 れいむりゃはこんなにもゆっくりしたいというのに。 いくら体当たりをしても気絶しないれいむりゃの耐久力に満足したのか れいむはボロボロのれいむりゃを放ったまま眠りに付いた。 れいむが眠りに付いたのを確認すると、れいむりゃはれいむを起こさないようにそっとその隣ですやすやと眠り始めた。 朝早くれいむに叩き起こされて外に連れ出されたれいむりゃは 生後まもないにも関わらずもはや痛めつけるのが目的としか思えないほど厳しい仕打ちを特訓と称して行った。 石を投げつけられ、木の枝で叩かれ、土に埋められ、川に落とされ、蔦を巻きつけられ引っ張られる様は とても特訓などという上等なものではなく、れいむの持つ恨みをれいむりゃに押し付けているだけだった。 それでもれいむりゃは子どもが書いた落書きを張り付けたような笑顔を崩さなかった。 そんな生活が何ヶ月か続いた。 れいむりゃは飛び回ってれいむの放つ石ころを避け 土に埋められても足の力と羽ばたきで飛び出し 川の中を皮がふやけるまでの間バタ足で泳ぎ 蔦を引きちぎり、逆に蔦を加えてれいむをぶら下げるほどに強くなった。 れいむはそんなれいむりゃを見て満足そうに頷くと またあの壊れたオルゴールみたいなけたたましい笑い声を上げた。 「これで…ひゅひひひ!これで!このばけものをつかえばまりさのかたきがうてるよおひゅひひひひひ!! やざしかったまりさをころしたあのクズひゅひ!ころせる!やっところせる!!」 れいむの口から餡子色のあぶくが吹き出た。 そんな笑顔でもれいむりゃはとても嬉しくて一緒に笑った。 梅雨の季節が来た。 あれかられいむはれいむりゃの特訓の合間にまりさを殺したあの男の動向を探っていた。 男は殆どの日を畑で仕事をしていた。 畑の中はまずいとれいむは考える。 一緒に畑仕事をしている仲間を呼ばれる危険がある。 いくらあの恐ろしいれみりゃの血を引くれいむりゃでも 二対一では分が悪いとれいむは思っている。 かといって家の中も危険だ。 家の中には色々な道具を置いてあるに違いないし間取りにも詳しいだろうから不利だ。 男が外で一人になる瞬間が知りたかった。 そうして調べている内についにれいむは遂に男が一人になる時間を見つけた。 男は一週間に一度、里の方に一人で出て行く。 特にその時に渡る古びた人気の無い橋の上は逃げ場も殆ど無い絶好のポイントだった。 れいむりゃは、れいむが男を見に行っている間、たった一人でとても寂しがった。 梅雨の最中でもはや濁流に近い流れを持つ川のほとりで雨避けの葉っぱを口に咥えながられいむは言った。 「やっと、おまえのやくめがはたせるんだよ うれしいよね、れいむりゃ」 入念な準備を経て、れいむりゃにもしっかりと計画を伝えてれいむはれいむりゃと橋の前に立った。 「れいむりゃ、わかるね ここであのおとこをころすんだよ」 れいむはちらりとれいむりゃの方を見て最終確認をした。 「うっゆー♪わかるんだどぅ~♪ばっちりなんだどぅ~♪」 れいむりゃはれいむが喜びに震えているのを感じ取って自分も嬉しそうに頷いた。 「そいつにれいむりゃがおしおきしておとうさんにひどいことしてごめんなさいっていわせるんだどぅ~☆」 はしゃぎながらそう言ったれいむりゃに唖然としながられいむはぽとりと咥えていた葉っぱを落とした。 ドン、とれいむは体当たりをした。 不意の体当たりにれいむりゃはゴロゴロと水浸しの地面を転がり泥まみれになった。 「う、うゅ~?」 ちゃんと答えられたと思ったのに何故か怒りの形相のれいむを見てれいむりゃははてなと首を傾げた。 「なにをいっでるの!?それじゃだめだんだよ!! ちゃんところして!!いきのねをとめて!! にどとそいつをゆっくりできなくするんだよ!!」 それを聞いて、れいむりゃは固まった。 「う、うゅー?おかあさんがいってるころすってのがよくわからないんだどぅ~♪ それをしたらゆっくりできなくなっちゃうのかどぅ~?」 困惑し額に汗を浮かべながられいむりゃは尋ねた。 ザアザアと雨粒が顔を打ち据えるのを意にも介さずれいむは捲くし立てた。 「あたりまえでしょ!そんなこともわからなかったの?ばかなの!? わかったらとっととあのおとこをころすじゅんびをしてね!!」 「……じ、じゃあいやなんだどぅ~」 れいむりゃは、搾り出すように言った。 か細い声だったにも関わらずその声は何故か雨音にかき消されずにれいむの耳にちゃんと届いた。 「は?いまさらなにをいって」 「いやだどぅ~♪だれだってゆっくりできなくなるなんてだめなんだどぅ~♪ひとのだいじなゆっくりをとったらだめなんだどぅ~♪ こらしめるだけでかんべんしてあげるんだどぅ~♪そしたらみんなゆっくりできるんだどぅ~♪」 「ふっざけるなああああああああ!」 れいむりゃの初めての反抗にれいむは激怒した。 「あのおとこはねぇ!まりさの…まりさのだいじないのちを…ゆっくりをうばったんだよ!! あんなにやさしくて!つよくて!ゆっくりしてたまりさのゆっくりおおおおおおお!! だからあのおとこはゆっくりをとられてとうぜんなんだよ!!なんでそんなこともわからないの!? ばかなの!?しぬの!?だいたいまりさみたいなすてきなゆっくりからおまえみたいなばけものがうまれるか! しね!ゆっくりしね!!」 れいむは激昂して喉が裂けて口から餡子が飛ぶほど叫んだ。 それでもれいむりゃは怯まなかった。 「それでもいやなんだどぅ~♪ それよりそいつもゆっくりさせたらさんにんでおとうさんのぶんもゆっくりできるんだどぅ~♪ おかあさんもこれでゆっくりできるにちがいないんだっどぅ~♪ うゅー、こんなことおもいつくなんてれいむりゃはてんさいだっどぅ~♪」 れいむりゃはれいむを説得しようとかそういうことだけでなく ずっとそうしたいと思っていたことをれいむに告げた。 「ゆぐがぎゃああああああああああああああああ!! ふざけるなふざけるなふざけるなあああああああ!! れいむのゆっくりはおばえどなんがじゃない!!おばえみだいなバゲモノどじゃなぐで まりさとぉ!れいむとまりさのかわいいあかちゃんのさんにんでするはずのゆっくりなんだよおおおおおお!!! もういいもういいもういい!!ぜんぶれいむがやる!!おまえみたいなばげもののぢがらはがりない!! だがらお゛ばえがらゆっぐぢぢねええええ!!!」 怒りで血が上ったためか、それとも雨の湿気のせいか古傷から餡子を噴出し目から餡涙を流して 歯茎をむき出しになるほど歯を食いしばりながられいむはれいむりゃに襲い掛かった。 「や、やめるんだどぅ~☆れいむりゃにたいあたりしたらおかあさんのほうがいたいんだどぅ~♪」 実際その通りだった。 れいむは頑丈なれいむりゃに体当たりするたびに古傷を開かせ、ボロボロになっていった。 それでもれいむは止まらない。 れいむりゃは逃げればいいのにれいむを止めようと何度も羽でれいむを包みこみ、踏ん張った。 その度にれいむは羽を振り払って体当たりをして傷口を大きくした。 「やめるんだどぅ~やめるんだどぅ~♪」 「だばっ!れええええええ!!!」 二匹はもつれ合いを繰り返していつの間にか橋の上まで来ていた。 れいむりゃの必死の訴えも空しく、れいむは突進した。 雨とれいむに体力を奪われたれいむりゃは、れいむの前に立とうとして足を滑らした。 何も居ない空間にれいむは突っ込み、そして雨に濡れた木の板に足を滑らせて橋から落下した。 「ゆっ」 「お゛があ゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああん゛!!!」 初めてれいむりゃの子どもが書いた落書きを張り付けたような笑顔が歪んで 驚愕の表情へと変わった。 れいむりゃはその悪魔の羽を羽ばたかせて川に落下したれいむを枝のような足でリボンを掴んだ。 普段ならそれだけですぐに引き上げられるだろうが 濁流に近い流れの前では流石のれいむりゃでも引き上げることが出来ずに一緒に引っ張られた。 「お゛っおばえのぜいだ…お゛ばえが…」 「お゛があ゛ざんしんじゃだめだどぅ゛う゛!も゛っどゆっぐりずるんだどぅ!も゛っどゆっぐりずるんだどぅ!」 呪詛を吐こうとして、れいむは初めて見るれいむりゃの必死の形相に目を留めた。 「も゛うっ、ゆっぐり゛ずる゛もぐぞぼっ!な゛いんだよ…! がぼっがぼっ、れい゛む゛のゆっくりばぼっ、まり゛さ゛と」 ガバガバと水を飲みながられいむはれいむりゃに言った。 それでもれいむりゃは言う。 「ぞんなごどないんだどぅうぅうう!おがあざんはれいむりゃとゆっくりすればいいんだどぅ!!」 初めて泣き喚くれいむりゃの顔を見ながられいむは今にも濁流に流されて死んでしまいそうなのに思わず呆れた。 「もうっ……いいよ…おばえっ、にきたいしがぼがっぼ、れいむが…ばかだったよ…」 「だいじょうぶだどぅうう!れいむりゃは!!おかあさんにいっぱいきたえてもらってじょうぶになったから こんなのへっちゃらなんだっどぅうううううううううう!!」 れいむりゃはそう言うと歯を食いしばり白目を剥いて踏ん張った。 れいむの体が川から少し持ち上がる。 口が自ら出たれいむは疲れ果てた声で言った。 「……れいむとまりさのかわいいあかちゃんがほしかったよ、おまえみた」 その時、ずっと引き裂けそうになっていたれいむのリボンが千切れて ジャボンとれいむは濁流に飲み込まれた。 「お゛があ゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああん゛!? う゛ゅ゛あ゛ああああああああああ!!!う゛ゅ゛あ゛あ゛あああああああああ!!」 あっと言う間に下流まで流されていったれいむを追ってれいむりゃは涙を流し絶望の表情を浮かべた。 その枝のような足には千切れたれいむのリボンが握られていた。 結局れいむが最後に「おまえみたいなばけものとちがって」と言おうとしたのか それとももしかしたら「おまえみたいなゆっくりした」と言おうとしたのか それとも全く違うことを言おうとしたのかは濁流の中に飲み込まれてわからなくなった。 ある晴れた日のことだった。 男は畑仕事に精を出していたが ゆっくりが畑に近づいているのに気付いて眉を潜めて木の棒を拾い肩にかけて近づいていった。 そして、少々様子がおかしいことに気付き厭そうな顔をした。 「何お前…」 「れい☆むりゃ☆う~♪」 れいむりゃと名乗ったそのゆっくりは ゆっくりれいむなのかれみりゃなのかどっちとも付かない みょんな姿でパタパタと男の前を飛んでいた。 「うゅー♪おまえがゆっくりしてるのかおしえるんだどぅ~♪」 「今さっきからゆっくりできて無いよ」 男は心中でお前の姿見てからな、と続けた。 「うゅー♪ゆっくりできないなんてあわれなやつなんだどぅ~♪ おまえなんかれいむりゃにかかればいちっころなんだっどぅ~♪」 調子に乗り切ったことをほざくゆっくりを見ながら男は心の中でさっさと潰そうと決心して棒を振り上げた。 「うっゆー♪でもれいむりゃはやさしいからそんなことしないんだっどぅ~♪ これをありがたくうけとるんだっどぅ~♪」 そう言ってれいむりゃと言うゆっくりは口からどんぐりをぺっと吐き出した。 「……?何これ」 意図を測りかねて男は棒を振り上げた手を思わず止めた。 「それをうめればどんぐりのきがはえるんだどぅ~♪ どんぐりいっぱいおなかいっぱいでふゆもゆっくりできるんだどぅ~♪ れいむりゃにかんしゃするんだどぅ~♪」 「とりあえずクヌギが生長するのに何年かかるか勉強してから出直せ」 「お゛ぜう゛!?」 面倒くさくなって男は棒を振り下ろした。 吹っ飛んだれいむりゃは木にぶつかって、そのまま落ちるかと思いきやよろよろと飛ぶと ゆっくりと背を向けて言った。 「いつかそれでゆっくりできるときがくるんだどぅ~♪ そのときはかんしゃしつつゆっくりするんだどぅ~♪」 「とりあえず二度と来るな」 男の言葉を聞いているのか聞いていないのか れみりゃの帽子とビリビリに破けたれいむのリボンをつけたみょんなゆっくりは森の中へと消えていった。 「…はぁー、仕事しよ」 何だかしこたまやる気を削がれて男は肩を落としながら仕事に戻った。 「うゅー、ゆっくりさせてあげるのってとってもむずかしいんだっどぅ~」 少々ばかりうまくいかなかったことに少し気落ちしながられいむりゃは溜息をついた。 「…うっゆー♪でもおかあさんのぶんまでみんなをゆっくりさせるまでがんばるんだっどぅ~♪ おかあさんがきたえてくれたからこのくらいぜんぜんへいきへっちゃらなんだどぅ~♪」 子どもの落書きみたいに無邪気な笑みを浮かべて、このみょんなゆっくりはまた誰かをゆっくりさせにパタパタと飛んでいった。 このSSに感想を付ける
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「れいぱあだあああああああああ!」 「んほおおおおつんでれねええええええ!!!」 あるところに、群れがれいぱーに襲われていました (もうこんなレイプは終わらせなきゃ・・・!レイパーから群れのみんなを守るのよ!) 群れのまともなありすは、なんとかしてこのれいぷを止めようと考えました (れいぱーは普通じゃとまらないわ・・・私達をれいぷするより・・・みりょくてきな・・・なにかを!) 「あなたたち!そんなゆっくりをれいぷしてまんぞくできるの!?そんないなかものなの!?」 「んほ?」 「わたしたちをれいぷしてまんぞくするなんてとんだいなかものね!とかいは・・・とかいははそんなゆっくりより・・・」 「このしんせんなくうきさんをれいぷするのよおおおおお!!!んほおおおおおおおおおお!」 れいぱーの動きは止まっていました 「あっくうきさんしゅごい!かぜさんにつつみこまれてしゅごひっ!らめっ!すっきりひちゃう!もうすっきりいいい!!!!」 (おねがい・・・これでれいぱーがゆっくりをれいぷするのをやめてくれれば・・・!) 「とかいはだわ・・・」「とかいはね・・・」 「んほおおおお!とかいはのれいぷよおお!くうきさんいままでとかいはのあいをあげられなくてごめんねえええええ!」 「ずっとだまってついてきてくれてたのねええええつんでれだわあああああああ!」 「くうきさんんんぎもぢいいいいいいいい!」 (やったわ・・・!これでみんなはすっきりー!・・・みんなはれいぷされずにすっきりー!・・・なんdすっきりー!) 「どおしてすっきりとまらないのおおおおすっきりー!?かぜさんとまっんほおおおんぎもぢいいいい!!」 (ああ・・・ありすしぬのね・・・すっきりとまらなくてしんじゃうのね・・・くうきさんがこんなにぜつりんだなんてしらなかったわ・・・・・・でも・・・それで群れのみんなが・・・たすかるなら・・・) 「くうきさんがこんなにきもちいいなんてしらなかったのぜえええ!」 「れいむのぺにぺにとまりゃないよおおお!」 「んほおおおおおおおおおお!」 (どぼじでみんなくうきさんれいぷしてるのおおおおおおおお!?・・・もう・・・だめ・・・) 「とまらないわああああああああ!!んほっ!んほあっ!んほああああああずっぎぎぎぎいりりりりもっじゃびゅヴぁうぇ!」 「どぼじですっきりどばっでぐでずっぎりぃ!」 「ぐうぎざんゆるぢでずっぎりい!」 「もっぢょ・・・ゆっずっぎ・・・りぃ!・・・」 こうして群れもれいぱーも何もかも死にましたとさ このSSに感想をつける