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登録日:2020/04/12 Sun 16 08 13 更新日:2023/02/16 Thu 20 55 28NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 IDW SF TF アメコミ ダーク・ファンタジー テクノ蛮族 トランスフォーマー ニューリーダー ハード 概要 米国のIDW社が出版していたトランスフォーマーのアメコミシリーズ。 実写版公開以前の2005年から2019年まで足掛け14年も続いた超大巨編であり、今まで積み上げてきたG1より始まる世界観を、玩具独自の製品や和製アニメの設定なども(マニアックに)拾い集め、「ハズブロ・ユニバース」として再構築している。巨大な世界観は様々なライターとアーティストによって紡がれるが、マーベル版も担当していたサイモン・ファーマンが全体を統括している。 ほのぼの戦争アニメだった初代や2010などとは異なり、ザ・ムービーを超える容赦無い展開、実写版とは別ベクトルの TF vs 人類、赤くないのに真っ赤なオートボットたち、神話や文化、内政への言及、ディセプティコン台頭の背景、TF出生の秘密、戦前や戦後の描写……etc.とダークかつハード(ただしアメリカン・ジョークとシリアスな笑いもまた多め)な作風となっている。 しかし、巨編だけあって各キャラの描写・設定も細かく、主要キャラのオプティマスやメガトロンだけでなく、オートボット 、ディセプティコン、その他多くのTFに見せ場があるなど、TFの主要テーマである「群像劇」の要素は遺憾無く発揮されている。 ほか、”トランスフォーム”に”変形”のみならず”変容”といった意味を持たせており、そのテーマは「on going」以降顕著になっていく。そして、今までの設定ではぼんやりしていた創造神プライマス、ベクターシグマ 、最初の13人やマトリクス、ユニクロンといった「神話の存在」についても、IDW版としての独自解釈を打ち立てた。 以下、IDW版の代表的描写・キャラ 武士系TFドリフト 芸者系TFウィンドブレード メガトロン≠ガルバトロン 冷徹ちゃぶ台返しプロール サンストリーカーのトラウマ メスゴリラと化したアーシー姐さん DIEアトラスと狂信者 ホワールの擬人化 公式カップリング 大体ショックウェーブのせい ……などなど挙げればキリが無い。 日本では「All Hail Megatron」を小プロが邦訳したのを機に、ヴィレッジブックスがそれ以降の作品を次々邦訳している。 これとは別にマーベル版も順次出てるので、TFアメコミに入るなら今がオススメ。 ちなみに、2019年から同じくIDWによるトランスフォーマーのアメコミが始まったが、これは本シリーズ終了後、全く新しい世界観で動き始めた新シリーズである。 シリーズ一覧 ationシリーズ IDWサーガの始まり。人間側のベリティやハンターが主人公としてサーガを引っ張っていくかと思ったらそんな事は無かったぜ! オプティマスの登場が1作目ラスト、人間側の敵組織マシネーションの存在、禁じられた技術ヘッドマスターやプリテンダーなど、この時点で従来とは異なる世界観を確立している。 が、当初は「人間の話多すぎ!TF見せろ!」との意見が多く、2作目の舞台は終始セイバートロン星だったりと色々あったらしい。 四つの作品で構成されるが、各キャラに焦点を当てたスポットライト等(短編)も追う必要があるなど、中々敷居が高い。 日本未邦訳ではあるが、後述の「on going」和訳版では巻末に各話(スポットライト含む)のかなり詳細なあらすじが付いており、理解の助けとなっている。 Infiltration Stormbringer Escalation Devastation Maximum Dinobots 「Devastation」とスポットライト「グリムロック」の続編。 米国の秘密組織スカイウォッチが解放したダイノボットとマシネーション、オートボット、ディセプティコンが複雑に絡み合うミニシリーズ。 ハンターとサンストリーカーの悲劇も一旦終了するが……? Last stand of Wreckers カルト的人気がヤバいミニシリーズ。 激ヤバディセップ・オーバーロードに占拠されたボッツの監獄ガーラス9。その救出に向かった特殊部隊・レッカーズの運命は? スプリンガーとインパクターの因縁、壁の模様と化したフォートレス・マキシマス、ロボット生命体だから許される残虐描写、巻末の濃過ぎるモブキャラ設定集と小説など、ミニシリーズなのに密度が高過ぎる……。 ライターが共通のため、後述の「MTMTE」の前振りとしても楽しめる。 Megatron Origin 破壊大帝メガトロンがディセプティコンとして蜂起した経緯やセイバートロン星の腐敗政治が語られるエピソード0なミニシリーズ。トンカは即そぉいな描写(邦訳版で修正された)やまさかのラットバット、敵として登場するオートボット警備隊など見どころが多い。特にヘルメットを脱いだメガトロンは必見。まだ設定が固まっていなかったのか、初代デザインのオライオンとエイリアルがモブで出てたりする。 一応、時系列上は開戦直前を描いているが、本筋の方で更に過去の話が回想として語られる事も多いので、メガトロンの一番古い物語というわけでは無い。 All Hail Megatron 詳細はリンク先参照。 地球侵略に本気を出したデストロンと、なす術もなく制圧される人類、敗北して内輪揉め状態のサイバトロン、米軍兵士のスパイクに親父など、初代アニメのほのぼの作風の一切を捨て置いてきた本気の地球侵略編。 日本で初めて和訳されたIDW版で、この邦訳版のみ、登場人物名が和製となっている。 いつもとは違う雰囲気の裏切り者、文化を学ぶサンクラ、2人に置いてかれモヤモヤのスカワから、リンチされるリジェ、真っ赤過ぎるアイアンハイド、情緒不安定のサンストリーカー、終盤まで意識の無いコンボイなど、ほのぼの初代・2010では見られなかった展開が繰り広げられる。シリーズ初期を支えたハンターにこのオチはあんまりだぜ……。 本編後に収録されている短編も濃い内容が多く、異様にアニメ調の現地美少女とクリフの交流などが読める。チャーのオヤジ? 身内殺しなんて無かった。いいね? The Transformers/on goingシリーズ 全7作で構成される「無期限連載編」。 AHMの続編。ロスト・エイジばりにTFが地球人から迫害されているところからスタートし、人類とオートボット、ディセプティコンが入り乱れる陰謀劇が展開される。終盤ではある意味「オオゥ…ジャァズ」な場面も。 しかし、地球人とTFの交流がテーマかと思いきや、途中から異世界編が始まるわ、北の将軍が出るわ、ガルバトロンが戻ってくるわで、両軍とも母星に帰還し、最終エピソードに至っては読者置いてけぼりのG2超展開である。ロボットは信用できないから仕方ない。 邦訳版ではあまりにもメインストーリーから離れているためか「Heart of darkness」はカットされた。また、「Police Action」は「Chaos Theory」に収録されている。 For All Mankind International Incident Revenge of Decepticon Heart of darkness Chaos Theory Police Action Chaos Drift オリキャラにして実写化までされたサムライ・ドリフトの過去を描いたミニシリーズ。ディセプティコンのデッドロックが軍団を抜け出し、ダイアトラスから凄いアイテムを貰う話。 何気に現代日本が登場する。こちらも後述の「MTMTE」の前振りとして楽しめるため、邦訳版もある。 Death of Optimus Prime オンゴの続き。1話の短編。 オプがマトリクスを解放したら敵が消えて星が蘇ったよ! 一応オートボットが勝ったけど、戦争中に星から逃げた奴らもで戻ってきたからさあ大変! ディセプティコンの奴らは衛星兵器の砲身に押し込んで、正義のオートボットがI/Dチップで管理してるんだ! と色々あり過ぎて燃え尽き症候群と化したオプティマスは、二つに割れたマトリクスをビーとロディマスに渡し、オライオン・パックスとして母星を去ったのであった。 以降、ストーリーラインは「MTMTE」と「RID」に分かれる。 More than Meets The Eye セイバートロン星の黄金時代を築いた「ナイツ・オブ・セイバートロン」を探しに、ロストライト号で宇宙大冒険へ繰り出すイカレ暴走族と200名の物語。 主に2010やリバース(へっぽん)由来のキャラが多く、ライター曰く意図的にマイナーキャラを集めたらしい。 ストーリー自体はダークファンタジー ミステリ風味だが、ギャグも多く、女性ファンも多い。 オリキャラのDJDは大人気で、特にターンの正体は考察班をワクワクさせた。 Robots In Disguise 戦後のセイバートロン星で内政プレイに勤しむバンブルビーたち(特にプロールとスタスク)の物語。 しかし、敗北したディセプティコンや第三勢力ネイルの存在に苦慮するなど、なろう小説のようにはいかないのであった。こっちは初代成分多め。 他作品ではあまり無い「完全な戦後」を描いており、中々重いテーマを扱っているが、「MTMTE」に負けず劣らずの魅力的キャラクター描写が多く、良くも悪くも地球人との交流を経た彼らの意外な一面が見られるだろう。 和製キャラも出演しており、メタルホークがプロ市民になってたり、スカイバイト(ゲルシャーク)が詩人になっていたりする。 「ホイルジャック ホイルジャック ホイルジャック」 Autocracy/Monstrosity/Primacy オプティマス・プライム誕生の物語。 ストーリーにはG1アニメのライターも関わっている。 時系列上はメガトロン・オリジンの後だが、その繋がりは割と緩やか。 ゼータ・プライムと闘うために手を結ぶオライオンとメガトロンは激アツ。 実は宣伝動画まである。 Dark Cybertron 「MTMTE」と「RID」の合流作。スポットライトから伏線を張り巡らせてきた「彼」の目的や陰謀は、ダークサイバトロンなる予言へと結実する……! というお祭り企画。リジェネシス計画の登場から本当長かったな……。 スワーブとブラーが共同でバーを開店する部分は読んでいて感慨深い。 その後の物語は…… 「MTMTE2期」→「Lost Light」 「RID2期」→「the Transformers vol2 」→「Optimus Prime」 「Windbrade」→「Till All Are One」など多岐に分かれて広がっていく。 用語 トランスフォーマー/サイバートロニアン お馴染みの超ロボット生命体。オートボット とディセプティコンの二大勢力に分かれて数百万年間グレートウォーを繰り広げている。 本シリーズでは明らかにテクノ蛮族と呼んで差し支えない言動、行動、歴史的経緯があり、銀河評議会からは「内戦を全宇宙に拡大した種族」として忌み嫌われている。 機能主義社会 ノミナス・プライムの時代に築かれた、オルトモードによって身分が決まる戦前の階級社会制度。 ついでに変形と関係無い超能力を持ってる者も迫害されていたほか、スパークの出生方法でも差別が蔓延していた模様。 プライム セイバートロニアンの最高指導者。大体ロクでもない。 ノヴァ・プライム……ガルバトロンら愉快な仲間達と一緒に探検(他星系侵略)の旅へ。デッドユニバースに突っ込みネメシス・プライムと化す。 ノミナス・プライム……機能主義社会大好きおじさん。おかげでディセプティコンが結成される。 センチネル・プライム……オートボット警備隊のトップ。プロテウスとの謀略でマトリクスを受け継いだ暴君。でもアーマー装備はカッコいい。 ゼータ・プライム……超兵器のエネルギー源は市民だよ☆系プライム。 オプティマス・プライム……ようやく真っ当な人物にマトリクスが渡った……。 ロディマス ・プライム……マトリクスとの融合を経験して以降、ホット・ロッドは自身をロディマスと名乗ってイキってる。 導きの手 創造神プライマスと、彼から分裂した4体のTFの総称。色々すったもんだあった後、 ベクターシグマやコグ、マトリクス、スパーク、不死の概念になったらしい、という神話。 ナイツ・オブ・セイバートロン 古代のTFたち。サイバートロン星の黄金期を創り上げた後、宇宙を教化するために旅立ったという。本当かなあ? 評議会 上院とも。戦前に存在したサイバートロン星の統治機関。プライムが警察・軍事的な最高権限を持つなら、評議会は立法部門であると思われる。 超絶エリート出身者で構成されており、機能主義社会を敷いた大体の元凶。 プロテウス、デシマス、ダイアトラス、ラットバット、オライオンに何かと親切にしてくれる議員などの評議員が所属していたが、 ディセプティコンによって某上院議員並みの末路を迎える。 デッドユニバース 生と死が逆転した並行世界。バケモノしか居ないが来た奴らもバケモノだった。 初期から登場しており、結構長い間物語に関わってきた。 ヘッドマスター サンストリーカーのトラウマ。 マシネーションとスコルポノックによる、人間とTFを合体させる技術。 プリテンダー 禁じられたTFの生体装甲技術。 この技術を用いたサンダーウィングは発狂し、サイバートロン星を壊滅させた。 本国の売り上げが芳しく無かったことを揶揄した設定と思われる。 コンバイナー 禁じられたTFの合体技術。ゲシュタルトとも。古代のTFジアクサスによるもので、デバスターの誕生はグレートウォーの趨勢を握った。 禁じられた技術のため、ビルドロン(コンストラクティコン)以外のG1合体兵士達もIDW版では一般のTFと変わらない。 ビーストフォーマー 惑星ユーカリスに暮らす動物の姿に変形するトランスフォーマー達の総称。最初の13人のプライムの一人であるオニキス・プライム率いる部族であったがその変形する姿から様々な差別を受け結果としてタイタン族のチュラに乗りサイバトロン星を捨てユーカリスに移住した。爬虫類系のスケイルウォーカー、哺乳類系のファーウォーカー、魚類系のウェーブウォーカー、鳥類系のクラウドウォーカーの4つの部族に別れている。 ミニコン 最初の13人の一人マイクロナス・プライムが惑星プリオンのホットスポットで産み出したトランスフォーマーの種族。サイバトロン星とは違い平和な生活を送っていたが銀河評議会の過激派により星の住民はDJDのニッケルだけを残し全滅する。 タイレスト合意 オートボットの名裁判長タイレストによる、サイバトロニアンの技術を他種族に伝える事を禁止する規定。 オートボットとディセプティコンの両軍に適用され、違反者はタイレスト合意専任執行官のウルトラマグナスが逮捕しにくる。 オートボット 正義の味方……正義ってなんだっけ? リーダーのオプティマスが不在でも各自が役割を果たしていたG1アニメとは違い、AHM時点のボッツは明らかに烏合の衆と化していた。 副官のプロール? マイスター(ジャズ)が代理で取りまとめ役をやってたよ。 組織としての母体はサイバートロン星を支配していた評議会と、ロクデナシ揃いのプライムに直属するセキュリティ・ガードーーオートボット警備隊ーーである。 レッカーズ オートボットの特殊部隊。 隊員に選ばれるのはかなり名誉な事らしいが、死亡率が高過ぎる。 登場の度にメンバーやリーダーが入れ替わってはいるが、一応、スプリンガーが部隊の顔となっている。 キミア オートボットの衛星施設。 倫理的にヤバイ技術を研究しており、一部は実践している。D-ヴォイドとの決戦でサイバートロン星に墜落した。 ガーラス9 オートボットの収容所。看守長はフォートレス・マキシマス。 エクイタスなるオートボットの犯罪情報を記録した巨大コンピュータが置かれており、プロール君が色々と陰謀を張り巡らした。 オーバーロードによって地獄に作り替えられる。 ディセプティコン メガトロンが創設した叛乱軍。 構成員の多くは評議員から冷遇された奴隷身分の者や、政治システムから零れ落ちた者たちであった。 「圧政による平和」もただのモットーでは無かったのだ。 当初は評議会に対する革命集団であったが、徐々に戦火を惑星全体に拡大し、最終的には全宇宙に戦乱を撒き散らした。 スウォーム 元ネタはマーベル時代のG2に登場した生命体。 ディセプティコンが創造したサイバートロン星を取り巻き、居住不可能な状態にしている化け物の総称。 誕生確率1/1000のインセクトロンを生み出すために生じた失敗作である。 DJD ディセプティコン司法局。 「MTMTE」の対象年齢を上げるヤバイ奴ら。憲兵のような存在で、敵の捕虜になった者や裏切り者の粛清を嬉々として担っている。 リーダーのターンを筆頭に、メンバーはディセプティコンが陥落させた都市の名を冠している。 スカイウォッチ アメリカ合衆国の秘密機関。以前からTFについて調査していたが、発掘したショックウェーブとダイノボットの遺跡をマシネーションに奪われる。 TFの本格侵攻後も活動している。 マシネーション 秘密結社。その黒幕はディセプティコンを裏切ったスコルポノック。 ヘッドマスター技術を用いて地球侵略を企てた。 ジャックポット「賭けようぜ、予想は?」 クロームドーム「10分」 リワインド「5分だな」 ブレインストーム「8秒だ」 ジャックポット「8秒…? 強気だね」 ロディマス「今日集まったのは、追記・修正をお願いするためだ」 「もう出た、たった5秒だ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 銀河評議会からは「内戦を全宇宙に拡大した種族」として忌み嫌われている 正直「だろうな」という感じ -- 名無しさん (2020-04-12 20 44 34) 2010でも惑星間戦争の調停をする回があったが、「1000万年以上内戦してしかも外宇宙にも拡散してるお前らが調停だと?」とよく言われなかったな -- 名無しさん (2020-04-12 23 18 21) 陰謀が過ぎて味方から嫌われてる副官プロール・その代理としてコンボイ不在の連中をまとめてるマイスター、と日米両方の副官設定を拾ってるなど日本のファンも意識してるのが好き。だから全編邦訳はよ(バンバン -- 名無しさん (2020-04-13 06 50 09) やっと役に立つ情報が見つかった…ありがとう…ありがとう… -- 名無しさん (2020-10-09 18 25 14) 機能主義社会大好きおじさんって言われてもノミナスプライムって今の所暗殺されて爆弾付けられた人でしかないんだけど、機能主義社会ってノミナスじゃなくてプロテウスのせいなんじゃ…? -- 名無しさん (2021-08-03 22 26 02) デッドユニバースの設定がよく分からないんだけど、死んだキャラが生きてて生きてるキャラが死んでるif設定の世界って事? -- 名無しさん (2022-06-22 21 10 47) デスザラス「もうやだこんな世界・・・」メタルホーク「まったくだ・・・」 -- 名無しさん (2023-02-16 20 55 28) 名前 コメント
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登録日:2014/03/05 (水) 15 24 11 更新日:2024/06/25 Tue 20 21 14NEW! 所要時間:約 34 分で読めます ▽タグ一覧 CG Go! OVA TF おもちゃ てれびくん アニメ アームズマイクロン ソードボット タカラトミー タツノコプロ テレビマガジン トランスフォーマー トランスフォーマーGo! トランスフォーマープライム プライム ロボット ロボットアニメ 侍 原点回帰 参乗合体 合体 合体ロボ 和製 和製TF 和風 変形 忍者 所要時間30分以上の項目 日本展開 正統派 王道 玩具 白組 続編 鬼 いざ、参乗合体!!! 日本で展開される『トランスフォーマー』の玩具シリーズおよびOVA作品。 ●目次 □作品の特徴 □アニメについて □ストーリー □登場キャラクター □未登場キャラクター □用語 □ラインナップ □国内未発売の主要キャラ □キャンペーン □収録リスト □主題歌 □動画・プロモーションDVD □配布冊子・ムック本・雑誌 □イベント・インタビュー・ゲーム □作品の特徴 『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』の続編として2013年に発表された。 世界観としては海外展開の『ビーストハンターズ』とストーリーが分岐し、それぞれパラレルワールドに位置づけられる。 今のところBHの国内導入予定はないが、東京おもちゃショー2013の『トランスフォーマー新作発表会トークショーステージ』では開発スタッフが提供を検討中と回答している。 しかしかなりの間音沙汰がないこと、玩具を今作で展開したこと、一部役者が鬼籍に入られたことからほぼあり得ないだろう。 プライムの続編である『トランスフォーマーアドベンチャー』はBHの続編であり、今作の新規キャラクターは登場しない。 玩具は日本オリジナルの「和風」テイストを前面に出したアイテムや、海外ハスブロのBHとキャンペーン限定ではあるがタカラトミーの『アームズマイクロン』シリーズの仕様変更品がラインナップ。 久々の日本主導であり、タカラのTFや勇者シリーズ、トミーのエルドランシリーズや ゾイドシリーズ で培ったノウハウを結集させたものとされている。 この独自展開は世界のTF市場にタカラトミーの存在感をアピールする狙いもあるという。 そのため、下記の通りプロモーションにとても力を入れているのが特徴的。 本作はおかげさまで好調とのこと。 ちなみに品薄になった後に増産したが、今度は勢い余って作り過ぎてしまった様子。 □アニメについて メディアミックス展開としては、テレビ放送ではなく小学館の「てれびくん」と講談社の「テレビマガジン」、これら2大児童誌の付録として約10分の本編が収録されたDVDを付属させる形が主体となっている。 てれびくんでは「侍編」、テレビマガジンでは「忍編」が進行し、両誌の連携による2つのストーリーはそれぞれリンクしている場面がある。 最終的に両チームが集結し、2つの物語が統合される。 実質的にライバル児童誌同士のコラボとなっているのが面白い。 今作は「正統派ロボットアニメの復権」を掲げ、地球を守る少年とトランスフォーマーの絆を描き、王道への回帰を目指したロボットアニメーションとされる。 また、歴史上の人物との交流の中で成長していく少年たちの姿を描いているのも魅力のひとつ。 なぜテレビで30分アニメとして流さなかったのか、と突っ込んではいけない。色々と大人の事情があるのだ…… 和製オリジナルTFとしては『ギャラクシーフォース』以来、OVA方式では『トランスフォーマーZ(ゾーン)』以来となる。 そのため、一部メディアでは「和製TFの復活」という触れ込みで紹介されている。 後にYouTubeでも途中までネット配信されていた時期があり(*1)、DVD未収録の次回予告が追加されている(*2)。 子供向け雑誌の特典ということで全国どこでもアニメを楽しむことができ、おもちゃは売っているけどアニメが見られないという地域差も解決している。 ライダーや戦隊目当てで購入したお子様や特撮ファンをTFに引き入れる狙いもあったかもしれない。 アニメーション制作はタツノコプロ、3DCG制作は白組が担当。 監督・構成はエルドランやリューナイトを手掛けた川瀬敏文氏、キャラクターデザインは中武学氏、CGディレクターは吉田裕行氏、音響監督は引き続き岩浪美和氏、キャストもシリーズ出演経験のある声優が多く参加している。 白組はタカラトミー関連作品では『リュウケンドー』、『レスキューフォース』、『レスキューファイアー』以来の参加である。 モデリングもよくできており、少ない時間で日本的なスーパーロボット的アクションもきっちり魅せてくれる。 後述の『CGWORLD』に掲載された制作記事においても、その技術力の高さを実感できる。 しかし、トランスフォーマーはなぜかロボット形態で喋る際に唇が動かず、表情も口一文字を固定したまま変化しない。 超ロボット生命体であるトランスフォーマーというジャンルで、この問題はある意味で致命的とも言える(*3)。 この問題に耐えられるか否かで本作の評価も変わってくるだろう。 ムック本にはソードボットの初期稿と決定稿も掲載されているが、フェイス部分の形状も若干、変更されている。 また、セル画風の公式イラストや児童誌の記事におけるイラストでは、敵味方ともに口元が動いた絵になっている。 (詳しくはソードボットの項目も参照) 動画やCM、DVD内の告知ナレーションはナレーターの市川勝也氏。 過去に『ビーストウォーズ』関連のナレーションも担当していた。 告知の中には、出演声優がナレーションを務めるものも多くある。 初期の頃に後述の『スペシャルDVDダイジェスト!』が公開。 侍チームが戦国時代の合戦に参上するシーンや手描きのドラゴトロンのシルエット等、本編に使われていないシーンが存在する。 □ストーリー ◇プロローグ 優れた科学力と比類ない勇気を持つ正義の軍団オートボットは地球を離れ、ある星で悪の軍団ディセプティコンとの終わりの見えない戦いを続けていた。 そのさなか、ディセプティコンにより凶悪な生物兵器を作り出す計画が進められる。 メガトロンの指導の下、ショックウェーブの研究により新たなるトランスフォーマー「プレダコン」が生み出された。 しかしプレダコン達は暴走を始め、彼らに従うことなく研究所を破壊して逃亡。 結果として数百体ものプレダコンが時空を超えて全宇宙に散らばった。 中でも最凶最悪と言われる「悪鬼大帝ドラゴトロン」が率いるプレダコン軍団は破壊活動と征服を繰り返し、遂に時間の壁を超えて過去の地球にたどり着いてしまった。 一方、オートボットとディセプティコンは第3の勢力を倒すために「プレダアーマー」に身を包み、「ハンターモード」へとパワーアップを果たす。 彼らは、時には対立して戦い、時にはお互いに協力し、ドラゴトロン達を追って再び地球に駆けつけた。 激戦の末にプレダコンを追い詰め、ハンターオプティマスプライム達は宇宙を旅する中で手に入れた「レジェンディスク」の力により、遂にドラゴトロン達を封印することに成功する。 オプティマス達はある6体の戦士に地球の平和を託し、残るプレダコンとの戦いのために再び宇宙へ旅立つのだった。 ◇アニメ本編 時は現代、地球を離れはるか遠い地で任務についていたハンターオプティマスプライムは、封印したプレダコン達に復活の兆しがあることを察知する。 彼の感じた通り、富士山の火口に封印されていたドラゴトロンが強い衝撃により姿を現し、その周辺に封印されていた「プレダコン四鬼衆」を邪悪なエネルギーにより復活させる。 四鬼衆はドラゴトロン復活を完全なものとするために、各地に存在する「レジェンディスク」を探しに飛び去った。 その後、代々レジェンディスクを守護する使命を受け継いできた侍と忍者の末裔である、剣道の道場で稽古中の「帯刀勇」・名古屋城を見学中の「風摩兎飛雄」、それぞれのもとに四鬼衆が突如として現れる。 人々が危険に晒される光景を目の当たりにして、勇と兎飛雄のプレダコンを許せないという怒り、攻撃をやめてほしい、みんなを守りたいという願いに、彼らの手にするレジェンディスクが呼応した。 彼らの強い思いが届いたことで力が発動し、眠りについていたオートボットの戦士「ソードボット」侍チーム・忍チームが目を覚まし、少年たちのもとに駆けつける。 四鬼衆と「プレダコン邪鬼軍団」をディスクによる能力「参乗合体」で撃退したソードボットと少年たちは、過去に一瞬タイムスリップし戦国時代を垣間見る。 今の地球で起きていることをオートボットから伝えられた勇と兎飛雄は、協力してプレダコンの野望を食い止め地球を守ることになる。 力を合わせた2人の少年とソードボット達の新たな戦いが始まるのだった。 □登場キャラクター ソードボットに関してはリンク先を参照。 ◇オートボット オートボット司令官 ハンターオプティマスプライム CV:森川智之 トラックからトランスフォームする戦士。 伝説の剣「マトリクスセイバー」(海外ではスターセイバー)の進化形態である「マトリクスセイバーⅡ」を所有する。 2門のミサイルランチャー「ハンターオーピーランチャー」にはアームズマイクロン「オーピー」の魂が宿り、ロケットエンジンの役割も果たす。 プレダコンの脅威から生命を守るために彼は戦い続ける。 劇中では、とある惑星に駐留しており、そこからソードボットを指揮する。 惑星は、一部メディアでは「サイバトロン星」(別次元の世界における名称はセイバートロン星)とされている。 終盤では新たなる姿の「オプティマスエクスプライム」にパワーアップした。 詳細はソードボットの項目を参照。 ◇協力者とその親族 帯刀 勇(たてわき いさみ) CV:小松未可子 侍編の主人公で侍の末裔。 11歳の小学5年生で真っ直ぐな部分を持つ心優しき少年。 力のない者が理不尽な目に合うことを放っておけず、相手に激昂する正義感。 東京の下町で剣道場を営む家に住んでいる。 道場主の祖父・サラリーマンの父・主婦の母と家族4人暮らし。 剣道の達人である祖父に幼い頃から剣術を学び、竹刀を握るその実力は大人にも勝る。 普段は運動よりも勉強が好きらしい。 劇中では人間離れした身体能力を発揮する。 武士っぽい部分や熱血な面があり、年相応に格好いいロボットに憧れる。 一方で、自分の力ではどうにもできない時は誰かに頼るという考え方もできる。 侍チームのパートナーで「同志」。 「勇殿」「勇」と呼ばれる。 風摩 兎飛雄(ふうま とびお) CV:高垣彩陽 忍編の主人公で風摩一族の末裔。 11歳の小学5年生で元気の良い少年。 スポーツ万能で曲がったことが嫌いな性格。 岐阜県在住で、実家は林業を営んでいる。 祖父母に幼い頃から忍術を学び、忍者とは「人目を忍ぶ正義の味方」であると信じる。 忍者のように身のこなしが軽く、忍装束を着て持ち前の卓越した身体能力でプレダコンをも翻弄する。 勇には剣術の勝負で負けており、それが少し悔しいらしい。 忍チームのパートナーで、「お館様」。 「兎飛雄殿」「兎飛雄」と呼ばれる。 2人は親戚筋のいとこ同士で、お互いに所有するスマートフォンを使い長距離電話相手になっている。 現在の勇と兎飛雄は、初期に出回ったデザインから大幅に姿が変わっている。 小ネタが異様にマニアックな『KRE-O』(クレオ)の日本版WEBコミックの第14話では、初期デザインの2人がチラッと描かれている。 2人の版権イラストは複数用意されており、中には後述の『トランスペディア』でしか見られないものもある。 ちなみに少年好きの皆様に人気があるようである。 帯刀 石舟祭 CV:上田燿司 勇の祖父で帯刀流師範代。 剣術の師匠として勇に大切なことを教える。 レジェンディスクの力で自身の剣の腕が上がったことを卑怯と感じていた勇に、強い心を持つことでみんなを守れると説いた。 兎飛雄の祖父 CV:? 回想シーンに登場。 鏡を守りぬくことが風魔一族の使命であることを伝えた。 ◇歴史上の人物 宮本武蔵 CV:? 侍編2話に登場。 二刀流で戦う剣豪。 ディスクをプレダコンに奪われ、ソードボットをその仲間と勘違いしていた。 彼らを「巨大カラクリ人形」と呼ぶ。 怖さから目を背けず、それを受け止めてこそ人は強くなれることを勇に教える。 坂本竜馬 CV:高山みなみ 侍編3話に登場。 ディスクの力で強くなった無敗の少年剣士。 自分さえ強ければいいと思っていた竜馬に、勇は仲間の為に強くなることの大切さを語る。 勇の勇気に心を動かされて考えを改め、世界や友達の為に強くなることを決める。 高山氏は『お~い!竜馬』でも坂本竜馬を演じている。 青年時代の声はゲキソウマル。 武蔵坊弁慶 CV:三宅健太 侍編4話に登場。 薙刀を振るう屈強な大男。 一番大事なものを置いていけ、と勇に戦いを挑んだ。 脛を叩かれ敗北し、勇をこの世の救世主となる主と思い込む。 涙もろいが信念は強く、不屈の志を持つ。 何度失敗しても諦めない、主君を探し続ける、プレダコンに立ち向かう弁慶の姿に、勇は心打たれる。 牛若丸 CV:? 勇がいなくなり泣いていた弁慶の前に現れた美少年。 塚原卜伝 CV:? 侍編5話に登場。 家で休息をとっていた剣豪。 本当の強さとは何か分からないでいた。 対話の中で、自分が強くなることよりも周りの人々を守りたいという勇の答えに納得。 優しき心の持ち主と認めディスクを渡す。 風摩小太郎 CV:野島健児 忍編2話に登場。 風摩一族頭領で兎飛雄の先祖。 仲間の力を借りることも大事と考え、小細工で勝とうとする兎飛雄を諌めた。 猿の親子を助けようとする、危険を顧みない兎飛雄の偽りのない正義を見届けディスクを渡す。 猿飛佐助 CV:? 忍編3話に登場。 山伏たちに狙われていた御老体。 ディスクの力に相応しい正しき心を持つ者を待っていた。 実は忍者で、兎飛雄が正義の心を持つことを見抜き、ディスクを渡してその場を去る。 ◇プレダコン 悪鬼大帝 ドラゴトロン CV:上田燿司 「伝説鬼龍」の異名をとる、プレダコン軍団のリーダー。 一人称は「私」。 海外の「プレダキング」と姿は同一だが、設定は大幅に異なるため事実上の別人。 武器はミサイルユニットと剣。 強さの秘密には地球人が関係しているとされる。 自己修復装置の進み具合が遅く、復活の進行が遅れていた。 この姿での戦闘シーンやビーストモードは描かれなかった。 一人多役。 究極悪鬼大帝 グレンドラゴトロン CV:上田燿司 マグマの熱を帯び、紅に身を染めパワーアップした究極の姿。 レジェンディスクがすべて集まる前に完全復活を果たした。 参乗合体をも上回る最強無二の力を手にし、全宇宙の征服を企む。 巨大ソードは手元に召喚して使用する。 目や手、両手のミサイルランチャーからビームを連射する。 身体から赤いビームを放ち、針のように全体に拡散させる。 超大型のドラゴン形態では、口から吐き出す火炎であらゆるものを焼き尽くす。 そして大きな顎や爪をも自らの武器とする。 侍編4話のラストや忍編3話の冒頭で封印が解け復活。 その後、仇敵であるソードボット達の前にその恐怖の姿を見せつけ、彼らに立ちはだかる。 最終決戦では勇と兎飛雄もろとも5枚のディスクを取り込み、無敵の力を手に入れた。 同時に富士山を鋼鉄の要塞に変え、地球を機械の星にしようとする。 トドメを刺すべく最大出力の球状のビームを放とうとしたが、吸収された2人が悪の心に拒絶反応を起こしたため不発に終わった。 その直後、2人は彼の体内にディスクを残し分離された。 ◇プレダコン四鬼衆 ドラゴトロンに仕えているプレダコン幹部。 親玉である彼よりも先に21世紀の現代に覚醒した。 劇中では2人ずつ作戦行動を行う。 悪のパワーを与えられ巨大化できるようになる。 ソードボットのように顔のモチーフはモデルがいるらしい。 怪力鬼 ガイドーラ CV:岩崎征実 重装甲のドラゴンから変形する3本角の鬼。 凶暴な性格だが劇中ではギャグシーンが多い。 翼がないため飛ぶときは一緒に運んでもらう。 …のだが、実は腕の後ろにブースターが備わっているため自力で飛べることが侍編6話にて判明した。 なぜ最初から使わない。 四鬼衆一の怪力で敵を一気に壊滅させる。 パワーを活かした近接戦闘が得意で、頭脳的な戦い方は苦手。 ミサイルポッド「オーガランチャー」による遠距離からのビーム攻撃も行う。 尻尾は腕に装着する武器になる。 侍編4話では邪鬼軍団と合わさり巨大化したが、ゴウケンザンの必殺技を喰らい元に戻った。 爆速鬼 バクドーラ CV:上田燿司 若手の筆頭格である4本角の鬼。 四鬼衆一のスピードを誇る。 ブドーラを尊敬しており、命令には絶対服従で命を投げ出す覚悟もある。 しかし劇中ではタメ口で、ドラゴトロンを裏切るかのような言動を聞いた際はむしろ咎めていた。 尾の先から分離する「サイフォン・クロウ」は相手の自由を奪い、生体エネルギーを吸い取る。 また、手からはビームを連射する。 武闘鬼 ブドーラ CV:稲田徹 リーダーを務める1本角の鬼。 ビーストモードはグリフォンのようなドラゴン。 高い戦闘力は四鬼衆で最強を誇る。 ミサイルユニットにもなる「グラップル・ランチャー」で敵を引き裂く。 ショルダーアーマーには鎌がある。 また、手からは火炎弾を放つ。 プロフィールでは「武人としての誇りを持っており、悪でありながらも正々堂々とした戦いを好む」とされる。 ……が、劇中では子供たちを人質に取ったりしている。 いっそディスクの力で自分が世界を支配するという冗談も言った。 下剋上を企む、いわゆるニューリーダー病だろうか。 劇中では侍チームの基地に忍ばせた小型メカによる盗聴で、レジェンディスクのパワーが干渉し合い引き合うことを知った。 宮本武蔵に右目をぶっ刺されたが治ったようだ。 呪縛鬼 ジュドーラ CV:伊丸岡篤 四鬼衆のナンバー2である2本角の鬼。 オカマ口調で話す不気味な呪術使い。 普段は優秀な研究者で非力な印象だが、一度キレると恐ろしい。 その狂気を帯びた姿はブドーラでさえも止められない。 特徴的な翼は、ドラゴン形態では長距離移動と高速の一撃離脱攻撃を可能とする。 鬼形態では相手を精神的に追い込む「呪縛の波動」を展開するアンテナとなる。 翼にあるディスクからビームを連射する。 劇中では忍チームの基地に忍ばせた小型メカによる盗聴で、レジェンディスクのパワーが干渉し合い引き合うことを知った。 ディスクを独占しようとする狡猾な面も垣間見せる。 キャラが濃いのもあってか、台詞がアドリブにしか聞こえない。 ◇プレダコン邪鬼軍団 『出でよ!闇の邪鬼ども!』 「闇の邪鬼軍団」と呼ばれる四鬼衆の配下。 言葉は発しないが実写版ディセップのような機械音が鳴る。 周囲の無機物、もしくは出現した5本の鉱物を素体にすることで、召喚・実体化する。 正規軍である四鬼衆にコントロールされるドローンだが、ドララはドラゴトロンのコントロール下にある。 カラーと名前はドラゴトロンや四鬼衆に対応する。 ミニドラゴンから小鬼に変形するが、劇中ではビーストモードを披露せず。 ビーストモードがテラートロンを彷彿とさせるが、BH版玩具がそのものずばりテラーコン(テラートロンの海外名)だからである。 ドララ 双頭のドラゴン。 バララ 大きな翼を持つドラゴン。 ガララ 二又の尻尾を持つ双頭のドラゴン。 ジュララ 恐竜のような二足歩行のドラゴン。 ブララ 二足歩行のドラゴン。 ◇邪鬼合体 『邪鬼合体だ!』 邪鬼五体合体 ゴ ラードラ/ブラック邪鬼合体 ゴラードラ 各メンバーの担当は上から胴体・右左腕・右左脚。 巨大な体に凄まじいパワーを有する。 左手の中からビームを連射する。 テレマガのグラビア記事では表情を変えている。 四鬼衆やドラゴトロンのパワーで更に強力になる可能性を秘めている。 倒されて分離しても四鬼衆の力で復活し、サイズも大きくなる。 そのうち過労死しそうである。 より強大なブラック邪鬼合体の際は、合体時に黒や紫のカラーリングに変貌する。 ◇邪竜合体 『出でよ!四鬼衆ども!』 『最終決戦だァ!』 『待ってたぜェ!』 『出番なしかと思ったわよぉ』 『やったるでぇ!』 『邪竜合体!』 『なんだとぉ~!』 『そういうことかよぉ~!?』 『どんだけぇ~!』 『こんだけぇ~!』 邪竜合体 グレンドラゴトロン 四鬼衆を取り込んだことで、更にパワーアップし巨大化した形態。 2本に増えた巨大ソードで斬りつける(というよりも叩きつける)。 □未登場キャラクター ◇オートボット 情報員 ハンターバンブルビー スポーツカーから変形。 連射可能な「ニードルアロー」には、敵を麻痺させて動きを鈍らせる効果がある。 プレダアーマーで強化された新しいボディもお気に入り。 警備員 ハンターバルクヘッド SUVから変形。 西洋甲冑のようなプレダアーマーと更に増強されたパワーにより、懐に飛び込み強烈な一撃を叩き込む。 「ハンティングソー」はプレダコンの角や牙の切断に適している。 敵を倒す度に増えるその勲章から、仲間に「ホーンコレクター」と呼ばれている。 侍 ハンターホイルジャック スポーツカーから変形。 侍の道を究めた彼は、刀で圧倒する従来の戦い方を改めた。 現在は「キャプチャーリング」により敵の自由を奪うスタイルに変えている。 海外では「ファルコンスピア」という延長可能な槍とされ、リングはそのオプションとして扱われている。 強大な敵のプレダコンに誰よりも早く気付いた。 今回はオプティマスの側を離れず共に戦うことを心に誓っている。 演じる泰勇気氏は屈指のロボットファンで知られる。 TFにも精通しているためイベントによく出演したりする。 エリートガード ハンタースモークスクリーン スポーツカーから変形。 以前は頼りないところもあったが、今は「仲間との絆」を大切にする若くも立派な戦士に成長。 戦いでは圧倒的なスピードを生かした奇襲攻撃を仕掛ける。 「マグネティック・スモーク」で相手の視界を奪い戦場を離脱するのが彼のお気に入り。 中の人はケンザンと同じ。 偵察員 ハンターアーシー バイクから変形。 持ち前の強い意思で、戦闘では常に先陣を切り活躍する。 プレダコンとの戦いでもその力を大いに発揮する。 「アルクボウガン」にはアームズマイクロン「アルク」の名がある。 アルクは刃状武器に変形するためボウガンとの接点はないが。 対空戦おける戦闘能力も飛躍的に向上した。 しかし、武器に頼りすぎず果敢に懐に飛び込む戦闘スタイルは変わらない。 それは彼女が決して曲げることのないモットーである。 ◇ディセプティコン メガトロンは文章でのみ登場。 本編では軍団名が触れられた。 科学参謀ハンターショックウェーブ エイリアンタンクから変形。 メガトロンに忠実なディセプティコンの科学者。 彼の命令に従い、専用の研究室で秘密兵器の研究を進めた。 プレダコンを誕生させるものの、先述の通りショックなことに。 中の人は弁慶と同じ。 航空参謀 ハンタースタースクリーム 戦闘機から変形。 空中からの砲撃で弱らせた後、「ハンティングクロー」により確実に捕獲を狙う。 プレダコンとの戦闘では倒すことよりも捕獲を優先している。 実は力を利用し、懲りもせずメガトロンを打倒する計画を企てている。 情報参謀 ハンターサウンドウェーブ 偵察機から変形。 相棒の小型ロボはレーザービークに変わりラヴィッジ。 メガトロンへの忠誠心は健在で、彼を守る為に自らプレダアーマーを装着した。 高い情報収集・解析能力は予測不能なプレダコンの動きをも事前に察知する。 「キャプチャーアンカー」によるオールレンジ攻撃が可能で、動きを封じ込める役割を果たす。 闇の看護兵 ハンターラチェット 救急車から変形。 凶暴化するプレダコンに対抗するために、プレダアーマーの強化に必要なデータを入手せんとディセプティコンの研究所に潜入する。 しかし捕虜になってしまい、改造手術によりダークエネルゴンを注入され姿を変えられるが、仲間たちに救出された。 彼は洗脳が解かれ正義の心を取り戻すことができるであろうか… BHでも捕まるのだが、そちらでは洗脳されず、むしろ大活躍。 虚像司令官 ハンターネメシスプライム ブラックレジェンディスクの未知なるパワーにより、時間断層面に存在する別次元から地球に召喚された悪のハンターオプティマスプライム。 漆黒の戦士を見て、ハンターオプティマスは記憶を失いディセプティコンマークを身に付けていた過去を思い出した。 彼は積年の後悔を晴らすためにも、ハンターネメシスとの一騎打ちに挑む。 正義と悪の対決は黒いディスクの争奪戦に発展し、激闘が繰り広げられる。 虚像兵士ネメシスプライムや破壊霊ナイトメアユニクロンとの関係は不明。 □用語 ◇ハンターモード 看護員ラチェットが開発した「プレダアーマー」を身につけた形態。 資料により「プレダコンアーマー」「対プレダコン用アーマー」と表記される。 ◇レジェンディスク 本作における謎のキーアイテムで、宇宙の過去と未来の歴史と叡智のすべてが収められている。 ディスクは5枚あり、手に入れた者は全知全能の進化の力を得るとされる。 その力を利用することにより全宇宙の支配すら可能とする。 ストーリーBOOKでは『ジェネレーションズ』のデータディスクの流用。 赤いディスク:帯刀家の先祖伝来の家宝である「聖なる鏡」 青いディスク:風摩一族が名古屋城の金鯱に守る「伝説の鏡」 緑のディスク:侍編の人物が所持する鏡 オレンジのディスク:忍編の人物が所持する鏡 そして残りの1枚である紫のディスクは、ドラゴトロンの体内に取り込まれた状態にある。 玩具設定ではブラックレジェンディスクの存在も確認されている。 双葉社の書籍では、赤・青・緑・オレンジ・黄・トイ設定の黒のディスクがあるとされる。 レジェンディスクの引き合うパワーを利用することでタイムスリップができる。 オートボットやプレダコンは、ディスクの転移先である過去の時代の探知とその追跡までは可能。 劇中ではソードボット達と四鬼衆がその力により時空を転移して探索しており、ディスクをめぐる争奪戦が繰り広げられる。 歴史が変わった場合は、タイムスリップポイントに巨大なプレダコンマークが現れる。 ポイントは歴史上の人物と関わりのある場所となっている。 元々は平和利用の為に作られたエネルギー集合体。 創造者は有機生命体とされており、超ロボット生命体には制御が困難である。 それゆえ、活用するには地球の人々の協力が必要不可欠とされる。 力同士がぶつかり合い生まれる負のパワーを感知すると、安全装置としてお互いに反発し合い時空を超えて消えてしまう。 争う心が原因と知ったソードボット達は、ディスクを手に入れたら争わず早急に立ち去る方法を取った。 ◇ブレダコン ソードボットと敵対する悪の超ロボット生命体で、ディセプティコンから派生した新種族。 神秘のアイテムであるレジェンディスクの力により、ショックウェーブが実験的に生み出した新たな仲間だった。 しかしディセプティコンをも上回る凶暴さから、創造者である彼らに従うことなく、指揮を離れて反乱を起こし星々を荒らしまわる。 ビーストモードはドラゴン、ロボットモードは鬼。 甲冑のようなボディも相まって鬼武者のようなフォルムである。 戦国時代の人々からは「鬼」と呼ばれ怖れられた。 本作のプレダコン達は次元を超える能力を持つ。 過去の地球にも現れたが、レジェンディスクの力を借りたソードボットや地球の人々の活躍により封印されている。 四鬼衆はドラゴトロン復活を企みレジェンディスクを探しており、その為なら手段を選ばず破壊や強奪も厭わない。 制御不能な野獣である海外プレダコンに比べ知性が高い(*4)。 □ラインナップ 海外では多くのアイテムでマーブル模様の成形色によるウェザリング表現がなされている。 四鬼衆は頭部は新規造形。 ソードボット関連はそちらの項目で。 ◇2013年4月 G11 ハンターオプティマスプライム ジェットウイングオプティマスを想起させるデザイン。 国内版は車体や剣のクリアパーツ、パッケージのCGイラストの剣が、緑からBH劇中準拠の青になっている。 (ビジュアルストーリーBOOKのCGは緑色の剣だった) ミサイルランチャーも付属。 G12 ドラゴトロン カラーリングはプレダキングと大体同じ。 ミサイルユニットを装備すると三つ首のドラゴンになる。 連結させると両手で持つブラスターとして装備できる。 尻尾は剣として持たせられる。 海外では簡易変形バージョンもあり、サイズが大きめ。 プライム最終章にあたる『プレダコンライジング』の限定品「クライオファイアプレダキング」は名前の通り青い。 G13 ハンターショックウェーブ AMではジェネレーションズ版の仕様変更品が日本で出ていたが、今回は新規金型。 国内版は紫がメタリックな質感になった(サンプルは青いメタリック)。 アーマーの色も赤から灰色に変更された。 ロボットモードは劇中デザインで、左腕は巨大なキャノン砲。 G14 ハンターバンブルビー 国内版は色に関して大きな変更はない。 ロボットモードの攻撃的デザインは最早マルハナバチではなくスズメバチ。 2丁の銃・ニードルアロー・ミサイルが付属。 海外では「ナイトシャドウバンブルビー」も出ている。 G15 ハンターバルクヘッド あちらでは「誰だお前」と言いたくなるカラーリング。 国内版はプライムの時のような緑色で、ハンティングソーの色も変わった。 プライム版はボイジャーなのに何故かデラックスクラスに小型化している。 クラスが変わったため当然だが新規金型で、ツインアイからバイザータイプになった。 G16 ハンターホイルジャック 国内版は翼パーツやキャプチャーリングの色以外あまり変わらない。 頭部や肩の形状が変わりスマートな印象に。 不思議な武器や背中の翼パーツから、魔法使いや天使に見えるいう声も。 G17 ハンタースタースクリーム 新規金型で、国内版は無機質で落ち着いた色分けになっている。 ハンティングクローの本体部分は赤から青に変更された。 G18 ハンターサウンドウェーブ 国内版はカラーリングがG1に近い。 胸部のラヴィッジは全体が黒に変更された。 キャプチャーアンカーが付属。 ◇2013年6月 G01 ケンザン G02 ジンブ G03 ガンオウ G04 ガイドーラ リデコ元はレーザーバックとリペイントのバーティブレイク。 激しい色から緑のメタリックに変わった。 オーガランチャーが付属し、尻尾も武器になる。 ◇2013年7月 G05 ゲキソウマル G06 ハンタースモークスクリーン AMではメディックノックアウトのリデコ品が日本で出ていたが、今回は新規金型で劇中のデザインに近づいた。 国内版はシャドウクイルアーマーが付属しない。 代わりに車体側面デザインの再現度が高まり、全体的に彩色も増えている。 マグネティック・スモーク?が付属。 海外ではリデコ品の「プロール」も出ている。 頭部は新規造形でビークルモードはパトカー。 G07 バクドーラ リデコ元はリップクロウ。 頭部や色の他に性別も変わった。 あちらは顔つきが女性に見えないが、何にせよ細身。 尻尾のサイフォン・クロウを装着できる。 ◇2013年8月 G08 ブドーラ リデコ元はグリムウイングとプレダコンライジングのダークスティール。 デラックスクラスの3人に対し、大きいボイジャークラス。 グラップル・ランチャーが付属。 こちらの説明書では、肩の武器を使えることが表記されている。 G09 邪鬼5体合体 ゴラードラ セット 海外のオボミナスのリペイント。 単体では『EZコレクション』に相当する大きさ。 合体可能な5つの武器は付属しない。 海外では『サイバーバース』として単品ずつ出ていた。 両腕の2人は拡大した商品も出ている。 プレダコンライジングの時期にクリアカラー版が5体セットになった。 『最後の騎士王』の時に「インファーノカス」としてドララ(ハングル―)以外の4体が復刻されている。 G10 ヒショウマル G19 ハンターラチェット 海外版はバルクヘッド同様に世紀末感のある配色とデザイン。 国内版はプライム準拠ではなく、実写版のような緑のカラーリング。 ドリルも毒々しい色から変わった。 前述のとおり日本ではデザインのせいでディセプティコンとなった。 頭部や武器がダイノボットやスラストールを彷彿とさせる。 ◇2013年9月 G20 センスイマル G21 ジュドーラ リデコ元はスカイストーカーとプレダコンライジングのスカイリンクス。 翼のディスクは銃のようにトリガーを引くことで発射できる。 尻尾は手甲のような武器になる。 ◇2013年10月 G22 ハンターアーシー 国内版は全体が暗めの配色になり、表情も美人になった。 女性なので細身でスタイル抜群。 アルクボウガンが付属し、ミサイルを2本発射できる。 アーシータイプの商品は意外と多く、いずれもエロかわいい。 『ファーストエディション』版が『メタルス』と別世界のトランスミューテイト、AM版が『BotCon 2014』のフレアアップ、そしてハンター版が同じくBotConのフレイムウォーにリデコされている。 G23 グレンドラゴトロン 仮名称は「ドラゴトロン最終形態」。 大きくボリュームアップした。 「ビーストファイアプレダキング」のリカラー。 巨大な翼は赤いクリアパーツになった。 発光ギミックで身体の一部が光る。 尻尾を取り外すと巨大な剣になる。 ミサイルランチャーも付属。 児童誌のDVDではドラゴトロン様本人がナレーションで告知した(配布DVDでは市川氏が担当)。 両形態のCGモデルも一緒に紹介されている。 G24 侍チームビークールセット ◇2013年11月 限定品 ケンザン黒武者ver. 限定品 ゲキソウマル黒獅子ver. ◇2013年12月 G25 ゴウプライム 限定品 虚像司令官 ハンターネメシスプライム 『サイバトロンサテライト』限定品。 仮名称は「ブラックハンターオプティマスプライム」。 新規頭部はマスクオン状態。 刀身のクリアパーツは赤。 ブラックカラーバージョンで、ゴウプライムと同様にグリーンのアクセントカラーがある。 ◇2014年1月 G26 オプティマスエクスプライム ◇2014年12月 参乗合体 トランスフォーマーGo! ガム □国内未発売の主要キャラ ビーストハンターズのラインナップにおいては、 精鋭部隊 隊長 ウルトラマグナス 破壊大帝 シャークティコンメガトロン(愛称:サメガトロン) 爆撃参謀 ドレッドウイング 闇医者 メディックノックアウト が国内では未発売。 仮に導入するとしたら名前に「ハンター」と付いたのだろうか。 ちなみにドレッドウイングは既に死亡している。 その後『トランスフォーマーアドベンチャー』にて TAV11 ブラッディノックアウト TAV12 ドレッドウイング TAV14 ウルトラマグナス としてBH版の色替えで3体がオフスクリーンラインナップに加わっている。サメガトロンェ… 設定もプライムの設定を引き継ぎ同一人物になっている(*5)。 余談だが、「TAV13 ネメシスプライム」に関してはこれまでと別人扱い(*6)。 □キャンペーン ◇玩具 侍チーム参乗キャンペーン 侍チームを購入するとアームズマイクロンのザン・ジン・ガンをプレゼント。 既存AMであるエルピー、エスツー、ソウのクリアカラーの仕様変更品。すべて集めることで「参乗覇王剣」が完成する。 シャイニングオプティマスプライムブラスターキャンペーン 児童誌等に付いている「TFチケット」を商品購入時に渡すとプレゼント。 ガチャ版アームズマイクロン、「オプティマスプライムブラスター」を青いクリアカラーにしたもの。 黄金の兜キャンペーン 商品購入時に金メッキの「黄金のゴウケンザン兜」をプレゼント。 CMのナレーションでは「金カブ」と略している。 限定アームズマイクロン 伍乗合体キャンペーン 店舗ごとにゲキ・ショウ・セン・ゴウ・エクスをプレゼント。 こちらもすべてクリアカラー仕様で、それぞれオズ、マギ、ダゴ、ギザ、ジグの色違いとなる。いずれも元はディセプティコンだが、今回はオートボットのマークがプリントされている。 すべて集めて合体させると「伍乗轟電刃」、「伍乗撃弩砲」となる。 ゴウの配布店舗が少なすぎると一部で話題になった。 ◇関連グッズ キャラクターステッカー 一部のサイバトロンサテライトでイベント参加や商品購入時にプレゼント。 特製クリアファイル トイザらスで商品購入時にプレゼント。 絵柄はキービジュアルのアレンジで、サンプルから若干の変更点がある。 □収録リスト 掲載誌は違うものの、お互いのチームを紹介することもある。 付録DVDには、本編以外にも告知を含めて様々なコンテンツがある。 『ビークール』やクレオはともかく、GTはまず子供向けではない。 (ビークールはビークールで「私にいい考えがある」とか言ったりするが) YouTubeの動画も多く収録している。 公式サイト内やネット版の最後には、収録スケジュールが掲載されている。 ◇侍編 第1話「参乗合体!ソードボット・サムライ!」 2013年8月号 第2話「追跡!レジェンディスク!」 2013年9月号 第3話「無敵の剣士・坂本竜馬!?」 2013年10月号 第4話「対決!武蔵坊弁慶!」 2013年12月号 総集編「ザ・ソードボット・バトル」 2014年1月号 ナレーションはケンザン。 忍編のOP映像と1・2話も加えられている。 第5話「発進!オプティマスエクスプライム!」 2014年3月号 第6話「決戦!連結参乗合体ダイケンザン!」 2014年5月号 ◇忍編 『ソードボット忍ディスク』としてトランスフォーマー単体で収録。 第1話「参乗合体!ソードボット・ニンジャ!」 2013年9月号 第2話「発見!レジェンディスク!」 2013年11月号 第3話「登場!新たなる戦士!」 2014年1月号 第4話「決戦!連結参乗合体ダイゲキソウ!」 2014年4月号 ◇収録コンテンツ 主要なものを記載。 トランスペディア 本作の用語を勇と兎飛雄が解説する。 歴代アニメコレクション 代表的な作品のダイジェスト。 変形合体まるわかりムービー 後述の変形・合体解説を、ソードボットの声優のナレーションで収録。 各キャラの口調で、自分のチームの全キャラ分を15分以上解説する。 間島氏のセンスイマルバージョンと森川氏のエクスプライムバージョンは制作されていない。 ジオラマストーリー 玩具によるオリジナルストーリー。 ナレーションは市川氏。 『忍ディスク ファイナル』の最後には、『トランスフォーマー/ロストエイジ』の「オプティマスプライム プレミアムエディション」を紹介した。 侍編最終話のディスクでも、『ロストエイジ』の予告編と『旭川冬まつり』の模様が収録された。 □主題歌 ◇OPテーマ「TRANSFORMERS-Go!」歌 伊勢大貴 ◇EDテーマ「参乗合体!ヒーロー!」歌 Volia 侍編3話・忍編2話から追加。 歌手や作詞・作曲はなぜかノンクレジット、コーラスも1番のみ。 そのようになった理由は不明で、CDはおろかサントラも出ていない。 歌詞や曲調が王道的なものになっているだけに、CDでじっくり聞きたかった人も少なくなかっただろう。 2014年9月17日に日本コロムビアから発売されたトランスフォーマー主題歌ベストセレクション『トランスフォーマー ソング・マスターピース』にて、ようやく歌手情報が解禁された。 OPは『烈車戦隊トッキュウジャー』OPで有名になった伊勢大貴が熱唱。 EDを歌うVoliaの情報は不明。 コーラスも1番のみ、ということからもともと店頭用およびTVサイズで作詞されたのかもしれない。 なお、本作のBGMについては、本編やトランスペディア等のコンテンツも含めて大半がオリジナルである。 □動画・プロモーションDVD 映像はYouTubeのタカラトミーチャンネルで公開され、DVDにも収録されている。 ここでは主要なものを記載。 ◇おもちゃ紹介! PV ストーリーの発端となったプロローグや4月の商品を紹介。 ナレーションは森川氏。 ◇トランスフォーマースペシャルDVDダイジェスト! 下のマクドナルド配布DVDからアニメ映像(パイロット版)を抜粋した映像。 ◇トランスフォーマー スペシャルDVD 2013 マクドナルドのハッピーセット購入者に配布。 サイバトロンサテライトに迷い込んだ勇がオプティマスからトランスフォーマーの情報を教えてもらう。 ビークールやGTの映像も収録。 「よし、私にいい考えがある」 ◇ソードボット参上!スペシャルDVD 店頭で無料配布。 インターネット映像、てれびくんDVD、マクドナルドDVD等から抜粋して収録。 ◇変形・合体解説!! 市川氏のナレーションによる、ソードボットやエクスプライムの玩具の解説ムービー。 ◇スペシャルDVD ソードボット激闘編 後述の大図鑑に付属。 内容は同じだが、盤面は3種類ある。 一部店舗ではDVDが単品で配布された。 ダイジェストやジオラマストーリーといったものを収録。 □配布冊子・ムック本・雑誌 ◇ビジュアルストーリーBOOK 店頭配布冊子で、本編に至るまでのプロローグをジオラマで描く。 ◇ビジュアルストーリーBOOK II ~ソードボット参上編~ キャラクター設定や参乗合体の紹介。 時期的に忍チームの合体の情報は少ない。 ◇トランスフォーマージェネレーション2013 ミリオン出版が発行するお馴染みのムック本。 設定紹介や海外版との比較、初期デザイン等が掲載。 マーケティングプロデューサーの前田典秋氏と開発チームの中瀬崇嗣氏の対談インタビューでは、興味深い話が数多く出ている。 プライムに関しては、アームズマイクロンのデザイン画やAMシリーズ用にジョイントを増やす過程の図面も掲載。 ◇参乗合体トランスフォーマーGo!大図鑑 店頭で無料配布された冊子で、先述のDVDが付属。 表紙はゴウケンザン・ゴウゲキソウの通常版、ケンザン黒武者のトイザらス版、ゲキソウマル黒獅子のイオン版の3種類ある。 ストーリー解説や基本設定が掲載。 設定に関してはここで初めて明かされたものも多くある。 ◇CGWORLD 2014年2月号 vol.186 白組のCG制作記事が掲載。 日本の『ポリゴン・ピクチュアズ』によるプライムのCGとはまた違う、日本独特の魅力を詰め込んだとのこと。 玩具のディテールを反映しつつCGモデルを作り込んでおり、背面部をバーニアとして利用するといった工夫がある。 「日本人がつくるトランスフォーマー」を意識し、新しくもどこか懐かしさを感じさせるスーパーロボット的なデザインで、CGの表面はリッチな印象を与えるハイライト表現を意識した質感に仕上がっている。 合体や必殺技のロボットアクションは日本アニメ独特のダイナミックさや格好よさを意識している。 ◇メカ・ロボットアニメ超まとめ!! 2013-2014 2014年3月に双葉社から発行された厚めのムック本。 メカ・ロボットアニメに関する、概要・設定画・キャラクター資料・コラム等を詳細に掲載。 プライムと本作は合わせて10ページ以上に渡り紹介されている。 また、ここで初出となる、本編では語られていない本作の設定の記述も非常に多い。 ◇トランスフォーマージェネレーション2014 VOL.1 日本版の後半アイテムと海外版の全般を紹介。 資料集にはアニメストーリー各話の解説、エクスプライムとソードボットの決定稿、プレダコンの手描きイラストが掲載。 □イベント・インタビュー・ゲーム 主要なものを記載。 ◇トランスフォーマーGo! スペシャルステージ 東京おもちゃショー2013のステージショー。 ハンターオプティマスによりソードボット任命式が行われ、今後の展開を紹介していく。 司会のお姉さんとお話する。 ケンザンとゲキソウマルの音声も録り下ろし。 ラチェットとバルクヘッドの名前がチラッと出た。 ◇れポたま! 興津氏と小松氏それぞれのインタビューを掲載。 スモークスクリーンと差をつけて演じたことを語った。 勇については「どちらかというと気弱なキャラクターが多かったのですが、男らしいところを出そうという気持ちはブレないように演じました」とのこと。 おもちゃの思い出もそれぞれ話している。 ◇参乗合体ゲーム タカラトミー公式サイトのフラッシュゲーム。 お題に合わせて参乗合体を完成させると本編の合体バンクが流れる。 BGMはオリジナル。 追記・修正はレジェンディスクを全て手に入れてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おい、口動かせよソードボット&プレダコンズ -- 名無しさん (2014-03-05 15 46 47) この項目に愛を感じる -- 名無しさん (2014-03-05 20 35 05) 最終回がcgから手描きになって一騎討ちしそうだ -- 名無しさん (2014-03-05 23 06 44) 完全に食わず嫌いなんだけど、あまり好きになれないシリーズ。玩具の出来も微妙だし、ビーストハンターズのまま展開すれば良かったのに……と思ったり。 -- 名無しさん (2014-03-06 22 42 10) タカラトミーチャンネルの配信がドラゴトロン復活直前辺りで止まってる・・・後は自分で買って見てねってことなんだろうけど、それと同じくらいにトランスフォーマーアニメの配信が全て止まってるのはなぜだろう -- 名無しさん (2014-04-19 15 15 00) こいつのOP EDは歴代TFソング集でも出ないと作詞・作曲・歌手がわからないんだろうなあ -- 名無しさん (2014-04-19 19 35 41) ↑×2 もういい加減実写と初代の折衷的企画ばかり見るのは飽きた -- 名無しさん (2014-05-16 11 51 24) 嫌いではないんだけど、これのせいでビーストハンターズが来ないのかと思うと -- 名無しさん (2014-05-16 17 29 18) ただビーストハンターズのレギュラー陣のデザインが子供にウケるかと言われれば微妙ではある(近くのトイザらスやヤマダでも売れ残りまくってるし)。しかし和製TFを復活させたいならわざわざ海外名にすんなよと… -- 名無しさん (2014-06-01 22 03 29) ↑何よりオプ以外アニメに出ないデザインなのがなぁ。あれはどうあがいても日本じゃ売れないだろう。自分はビーハンは絶対無理だって思ってたから玩具がある程度出たのはまだマシだったし。ソードボットはジョイントや可動部多いから俺変形や俺合体、俺武装しやすくてよかったよ。海外名のままなのは一応プライムの続きなのにいきなりコンボイになったらおかしいからだろう。名前を変えたから和製ってわけでもないし。 -- 名無しさん (2014-06-01 22 18 48) 勇者シリーズ大好きなファンとしては嬉しい作品なんだが、TFファンには微妙な顔される。 -- 名無しさん (2014-06-05 16 34 09) 今のTFは実写と初代リメイクのループに陥ってるからTFファンとしてもこれくらいの挑戦は欲しいところ -- 名無しさん (2014-06-05 18 03 28) まあ、微妙な感じなのは確か -- 名無しさん (2014-08-19 01 02 26) かといってこのまま実写以降実写かその合間の場つなぎの初代リメイクばかりやられてもなあ。新しいキャラや試みがほしい -- 名無しさん (2014-11-30 17 49 20) 武蔵、竜馬、弁慶は、いずれもゴーストに出てるな -- 名無しさん (2016-02-16 22 14 29) なんやかんや玩具は全部集めたな。参乗合体組はプロポーションに難が有ったけど遊んでて楽しかったし、四鬼衆達リペ・リデコ組の出来も海外版よりカッコいい -- 名無しさん (2016-02-16 23 59 55) トランスフォーマープライムビーストハンターズ、トランスフォーマープレダコンライジングの吹き替え本当に見たい -- 名無しさん (2018-10-12 20 58 50) 日本未展開のトランスフォーマープライムビーストハンターズ、トランスフォーマープライムビーストハンターズ プレダコン・ライジングの吹き替え版放送があったらトランスフォーマープライム新録版作ってほしいな。オプティマス・プライムの声を楠大典さんまたは杉田智和さん、メガトロンの声を中田譲治さんまたは大友龍三郎さんの新録版をするとか。トランスフォーマープライムビーストハンターズと参乗合体 トランスフォーマーGo!は続編の設定が異なる分岐点のパラレルワールドで観ればいいんだよね? -- 名無しさん (2019-06-23 19 58 38) 実質的に最後の和製TF… -- 名無しさん (2020-06-17 18 41 59) ↑2 いやプライム~ビーストハンターズまでの新録版あったらオプティマスプライムの声をギャラクシーフォースのギャラクシーコンボイを演じた楠大典さん、メガトロンの声をマイクロン伝説のメガトロンを演じた梁田清之さんがいいと思います。 -- 名無しさん (2020-10-10 20 35 18) 本国での続編放映前に日本での独自路線に入るっていうのはヘッドマスターズでもビーストでもあったけど、今作の場合プライム最終回放送時点でビーストハンターズ既にやってたのに何でこんな方向性に?と思わざるを得ない -- 名無しさん (2021-02-09 19 54 15) ↑そしてその行き場のない怒りはあの枠を継いだバディファイトへ…ってなったファンも少なからずいたろうなとは思う -- 名無しさん (2021-10-22 20 51 52) 名前 コメント
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【作品名】 トランスフォーマー コンボイの謎 【ジャンル】伝説のアクションゲーム 【先鋒】メナゾール 【次鋒】ブルーティカス 【中堅】メガトロン 【副将】マグナス 【大将】ロディマス 【先鋒】メナゾール【次鋒】ブルーティカス 【中堅】メガトロン 【属性】ボス 【大きさ】30m程の人型ロボ 【攻撃力】大きさ相応 直径2mぐらいの弾が撃てる、最低でも戦車砲以上の威力はあるだろう、戦闘機のミサイル並みの弾速 【防御力】副将、大将から弾を10発撃たれても耐えて戦闘続行可能 【素早さ】大きさ相応 【名前】マグナス 【属性】ロボット 【大きさ】戦車の二倍の大きさがある人型ロボ 【攻撃力】戦車を一撃で破壊する弾を撃てる、連射可能で弾速は戦闘機のミサイル以上 【防御力】大きさ相応のロボット並み 【素早さ】10~20mぐらい先から戦闘機のミサイルを撃たれた後で回避可能 戦闘機のミサイルとほぼ同じ速度で移動可能 【特殊能力】宇宙空間で活動可能 【名前】ロディマス 【属性】ロボット 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】【特殊能力】全てマグナスと同等
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アメリカ合衆国空軍でF-15を継ぐ機体として開発されたステルス搭載型多用途戦闘機、F-22。 愛称ラプターと呼ばれるソレを、所謂軍事オタクが語ろうものなら凡そ2時間は口を閉じないであろう。 が、今しがたここに戦闘機の魅力を語れる者は、誰一人として存在しない。 何故ならここは鉄の塊が、科学と技術の力により空を飛ぶような世界では無いからだ。 が、F-22はこの世界に姿を現した。どういうわけか、全長18mから約5m程に縮小されてはいるが。 そして、このF-22は、意思を持っていた。彼の正確なプロフィールは後に判るが、今はそれどころではない。 ゼロのトランスフォーマー ―星の叫び― 「おい、またゼロのルイズが失敗…じゃないのか、これは?」 かの召喚儀式失敗魔で有名なゼロのルイズが5mのモノを召喚したのだから失敗では無いのだが、 なにせ出てきたモノがなんなのかが見当も付かない故に、どう評価すればいいか皆解らないでいた。 何より一番困惑していたのはルイズ本人で、そもそもコレが生きてるのかどうかも不明で、 『契約』できるのか否か。気の強い性格の彼女ではあるが、さすがに焦りを隠しきれてない。 その時、誰かが叫んだ。銀色のグリフォンだぁ!! と。 「―そうか、これはグリフォン!? やったわ、私が召喚したかった使い魔ベスト5じゃない!!」 とまぁ勝手に解釈して 「そんな…グリフォンですって…!?」 「サモン・サーヴァント成功、おめでとう、ミス・ヴァリエール。しかし珍しい姿のグリフォンですなぁ。」 キュルケが嫉妬しコルベールが褒め 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。」 儀式を始め 「この者に祝福を与え、我の使い魔と―」 『ちょっと待て貴様等ぁぁぁ!!』 何者かが叫んだ。 声の主が銀グリフォンである事は明らかだが、その発言内容が神話に登場する神々しさからかけ離れている。 ルイズ含むその場にいた一同はポカンとしつつも、気を取り直しグリフォンの言葉に耳を傾けた。 『なんだ此処は! なんなんだコレは!! 俺をこんな所に引っ張り出してなんのつもりだ!!! おい其処のやたら名乗りが長いピンク女!!!!』 ギャラリーが口々に言った。 あーあ、さすがゼロのルイズ、グリフォンにまで馬鹿にされてるよ、と。 「な、名乗り長いって、こーゆう名前なんだから仕方ないでしょ! いくらグリフォンだからって―」 『そのさっきから言ってるグリフォングリフォンってなんなんだ? 何かと勘違いしていないか!?』 「グリフォンじゃない? じゃ、あんたは…名前は?」 『スタースクリーム。ハッ、こうなりゃ貴様をなんなりと利用して今こそデストロンを―』 「何語で喋ってんのよ!?」 その後、様々な食い違いはありつつも、この世界がスタースクリームが思っている場所とはまるで違うと 理解させる事はできた。ここに、彼の目の敵にする存在は無い、と。 『すると…俺がここにいる理由は無いワケだ。ならば戻るまでだ!!』 「何処へ行くつもり? あんたが何処から来たかなんて知らないけど、元の世界に戻す事はできないわ。」 「その通り。」 コルベールが話に加わる。 「1度召喚した使い魔は規則により変更は出来ない。第一、スタースクリームと言ったかな? 君の言う元の世界とは我々には想像も付かない世界のようだ。戻す事はあらゆる意味で不可能なんだ。」 その的確な言葉に、スタースクリームは一時黙り込んだ。 『―止む得ん、元の世界に戻る方法が見つかるまで、この世界のルールに従う事にしよう。』 ついぞさっきまでの態度から打って変って妙に丁寧な態度で、ルイズ達に接する。 急変した姿勢にコルベールやキュルケは若干の疑惑を感じたが、兎に角今は儀式に専念する事にした。 「ふぅ、じゃ、ようやく儀式を始めれるのね? なんかアレな気もするけど。まぁいいわ。」 ルイズは改めて心を落ち着かせ、スタースクリームに近づくが… 「…どこが頭なの?」 『ああ、じゃあ、少し離れてくれないか?』 ルイズや観覧者達が数m程後ろへ後退る。そして… 『トランスフォーーッム!!!』 ガギゴガガガッ 戦闘機が、立ち上がった。飛び去ったでなく、立ち上がった。 それまで生物らしさを感じ得なかった姿だったのに対し変形する事で人の形に姿を変えた。 「すっげぇ、翼の生えたゴーレムだ!」 「一瞬で変身するゴーレムとか見たこと無いぞ!?」 歓声が上がる。それまで平行の目線で見てたのに、立ち上がった事で目線が自然と上を向き、 より巨大さが増しスタースクリームが神々しく見えた。 変形に思わず見とれてたルイズに、人型スタースクリームが肩膝を下ろし肩膝立ての体制で話しかける。 『ぬぅ、やはり体がかなり小さくなっているようだな。さて、これでどうだ?』 確かに、顔の様なモノがあるが、どうも優しい顔付きではない。どちらかと言うと蜘蛛の頭にも見える。 が、文句は無い。グリフォンでこそは無いが、かなり強そうな使い魔と契約できる事にルイズはうれしかった。 そして、杖を握り… 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 五つの力を司るペンタゴン この者に祝福を与え 我の使い魔と為せ」 ちゅっ やはりどこが唇なのかはよくわからなかったが、取り合えず口元であろう部分に唇をつける。 スタースクリームのクローやらガトリング砲やらでゴチャゴチャした左手に、 顔のようにも見える刺青(この場合はマーキングか)が出現した。 「契約完了! やったぁ!!」 「今度こそおめでとう、ミス・ヴァリエール。これで彼は正式に君の使い魔だ。 スタースクリーム、君もこれか…」 スタースクリームは、硬直していた。この女のやった行為が理解できない。 そしてその行為に対して何故これ程まで動揺してるのかが自分でも理解できない。 『な、ななななななっ何をした、貴様!!』 「契約が成立したのよ。それよりもスター、私はあんたのご主人なんだからこれからはルイズ様と呼ぶ事!」 『そこまで指導される筋合いは無い!!』 「あら、この世界に関してはあんたの立場は低いのよ? でないと暮らしていけないわよ?」 『ヌ…ヌグ…ググ…ヌゥ…よかろう。』 「ではミス・ヴァリエール、それに他の者もそろそろ教室へと戻りましょう。」 今までスタースクリームに対し強気ながらも笑っていたルイズが急にツンと表情を変えた。 教室に戻る、つまりそれはフライなどの魔法で移動する事。ルイズにはそれらの魔法は使えない。 そして大概、移動教室などの度に、魔法を使える者にイヤミを言われるのだ。 案の定、今日も今日とてやいのやいの言いながら魔法で帰る者にイヤミを言われ、その場にポツンと残るルイズ。 だが、今日は、彼がいた。 『トラーンスフォーム!!』 「スター…?」 ルイズが後ろに振り向くと、召喚された時と同じ戦闘機に変形したスタースクリームが。 『上に乗るか? グリフォンがどう飛ぶかは知らんが、飛んでった奴等を追い越す自身はある。』 「……」 一瞬、ルイズの瞳が潤ったようにも見えたが、 「乗るかどうか? 当然でしょ、あんたは私のいわば下僕なのよ下僕! 下僕は主人の為に尽くしなさい!!」 うんせとスタースクリームにまたぐルイズ。 「ちょっと、お尻が痛いわよ、なんとかならないの!?」 『本当ならコックピット座席があるのに貴様が俺を小さくしたもんだから乗れないんだよ! 我慢しろ!』 「なんですってぇ、人のせいにしないでよ! それにルイズ様と呼べと言ったでしょ!!」 『あーわかったわかったルイズ様ルイズ様、それよりもしっかり掴まれよ、マッハ1.5は出すからな!』 「マッハ? へ? ちょ、きゃああああああああ!!!!」 貴族育ちの駄目魔法少女と、超生命体下僕トランスフォーマーとの生活が、始まった。
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トランスフォーマー ソング・マスターピース 主題歌DVD ~TRANSFORMERS MUSIC MATRIX 30TH アニバーサリーVer~ CD-BOX・DVD発売日:9月17日 1984年に変形ロボット玩具として誕生した『トランスフォーマー』シリーズから、 TVアニメシリーズの主題歌および挿入歌を収録した、 豪華4枚組のアルバム。 1998年放送。続編にビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマーがある。 監督 関田修 原作 今木商事 シリーズ構成 武上純希 キャラクターデザイン 大河広行、やまだたかひろ、小川浩 美術監督 坂本信人 色彩設計 梅田祐樹 編集 田熊純 編集助手 片瀬健太 音響監督 高橋秀雄 効果 野崎博樹 録音調整 依田章良 音楽 林有三 アニメーション制作 葦プロダクション 脚本 武上純希 大橋志吉 神戸一彦 絵コンテ 関田修 高山秀樹 山口美浩 小野勝巳 横田和善 黒田康弘 菊池一仁 岡崎幸男 高遠和茂 祐天寺健 奥田誠治 御厨恭輔 石崎すすむ 黒田やすひろ 布施木和伸 畠山茂樹 演出 行田進 高山秀樹 山口美浩 小野勝巳 横田和善 岡崎幸男 山崎良夫 菊池一仁 浜野裕治 牧野滋人 山崎友正 祐天寺健 山内富夫 御厨恭輔 石崎すすむ 糸賀槙太郎 畠山茂樹 金玉零 石原慎二郎 三泥無成 柳瀬雄之 作画監督 新井豊 落合正宗 土屋幹夫 木下勇喜 菊池城二 桜井木ノ実 金大中 布施木和伸 棚澤隆 林和男 文弾幻司 井上和男 祝浩司 朴炯仁 村上勉 李鐘玄 牛島勇二 阿部宗孝 金玉零 田中三郎 浅沼昭弘 柳瀬雄之 ■関連タイトル 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ DVD-BOX トランスフォーマー ソング・マスターピース トランスフォーマー主題歌DVD ~TRANSFORMERS MUSIC MATRIX 30TH アニバーサリーVer~ ビーストウォーズ2 ~超生命体トランスフォーマー CYBER MUSIC ~ ― オリジナル・サウンドトラック トランスフォーマービジュアルワークス
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登録日:2021/06/08 Tue 18 23 00 更新日:2024/03/14 Thu 21 35 46NEW! 所要時間:約 5 分で読めるにゃ ▽タグ一覧 G1 TF USBメモリ にゃ カセットテープ カセットロン ゲストキャラ サウンドウェーブ ジャガー ディセプティコン デストロン トランスフォーマー ビーストウォーズ ビーストウォーズメタルス プレダコン ラヴィッジ レギュラーじゃない 工作員 忠臣 森川智之 江原正士 獣人 異常者 異常者←息子 ジャガー、イジェークト! ジャガーとは、トランスフォーマーシリーズに登場するデストロンに所属するキャラクターである。 海外名は「ラヴィッジ/Ravage」。実写版『トランスフォーマー リベンジ』などでは、日本語版でもこちらの名前が採用されている。 G1での活躍にゃ 癪じゃありませんか?あんな新参野郎に調子に乗られて! 声 フランク・ウェルカー(~2010 日米共通)、江原正士(HM) 記念すべき初代アニメ、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』で初登場。サウンドウェーブの配下であるカセットに変形するカセットロンの1人で、名前の通り、動物のジャガーを模したロボットモードを持ち、人型形態にはならない。 俊敏な動きで敵を翻弄したり、黒い体色でうまく闇に溶けての隠密活動を得意とする。また、武器として、両脇にミサイルを装備しており、野生のピューマの撃退に使ったことも。 しかし同じカセットロンのコンドルと比べると戦闘能力はあまり高くないのかあるいはコンドルが強すぎるだけなのか、人間のスパイク相手に翻弄される場合もある。バンブルには勝てるようだが、氷の洞窟で追撃したときはバンブルに天井を崩され、下敷きになる形で撃退されてしまう。「ははは!ジャガー君、そこで永遠に冷たくなってな!」 コンドルにも言えることだが、『2010』までは獣の唸り声のみであり、言葉を発することが出来なかった。しかし、『ザ☆ヘッドマスターズ』では言葉をしゃべれるようになっている。初代アニメでもサウンドウェーブに格納された際にセリフを発したことがある。 ダブルスパイの登場に、自分たちの立場が危うくなるのではないかと危惧したことも。 初代カセットロンの中では唯一同型のカセットロンが登場しなかったが(*1)、その後白カラーとなった軍医「グリット」や、青カラーとなった「ハウルバック」が登場している。 グリッドはデストロンでありながらサイバトロンも含め傷ついたものを見逃せず治療しており、快く思わなかったメガトロンによって腕(前足?)を切断されそうになるが、グリットの重要性を知っていた兵士たちによって思いとどまらされた、という逸話がある。 デストロンに所属しているがサイバトロンよりの性格をしているためか、『キスぷれ』の物語で信用を失いかけていた地球人とTFの関係を再建する親善大使としてウルトラマグナスに選ばれている。 ハウルバックはデストロン秘密警察隊の公安部隊「コバルトセントリー」に所属する女性TFで、デストロンの支配下における暴徒やレジスタンスの鎮圧のために、疑いがあれば逮捕や処刑が出来る権限が与えられている。 動物型ながら優美な物腰や気品を備えるが、性格は厳格で、妥協や口答えは絶対に許さず、鋭い咆哮で一喝して黙らせてしまう。 ビーストウォーズメタルスでの活躍にゃ 諜報破壊員ジャガー、助太刀いたす! 声 リー・トッカー/森川智之 G1シリーズと同一世界観である『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス』にてまさかの再登場。今作ではレギュラーではなく、3話限りのゲストキャラクターである。 大幅にデザインが変更されており、動物のジャガーではなくジャガーの頭部を持つ獣人型ロボットとして登場している。一方で変形モチーフはG1から変わらず今どきカセットテープ(*2)。 『ザ☆ヘッドマスターズ』の後ゆえか、言葉もしゃべれる。が、日本語版では「な」を「にゃ」と発言してしまう癖があり、退場前の回の次回予告でチータスにからかわれている。 「納豆」 「にゃっ豆」 「なす」 「にゃす」 「馴れ馴れしい」 「にゃれにゃれしい」 「中森明菜」 「にゃか森明にゃ」 「いい加減にしにゃさい!…あれ?」 「三馬鹿長老トリプティコン評議会(*3)」の配下となっており、親譲りなのか淡々と任務をこなす有能な工作員となっているが、一方で初代メガトロンへの忠誠心は忘れていない。 当初は「デストロンきっての過激派メガトロン及びビーストウォーズに関係するものの抹殺」という命を受けて、サイバトロンと共闘し千葉トロンを倒した(*4)が、千葉トロンの真の目的、そして初代メガトロンの遺言を聞いて彼と結託。任務を放棄して今度はサイバトロンと対決する。 戦いの果てにラットルの特製日替わりスペシャルランチ工作によるトランスワープクルーザーの爆発に巻き込まれて倒される。その際自分がレギュラーではなく、所詮ゲストであったことを身をもって理解する。 ジャガー「デストロンは、永遠に不滅だ!レギュラーじゃないのにゃねー!」 ラットル「ゲストだったんだねー!」 メガトロン「おつかれさーん!」 その後の回では、残された彼の頭部が崖から落ちていくという物悲しい最期が描かれた。 レギュラーではなくゲストなので、最終回のリミックスでは登場せず、最後のメッセージにも参加していない。 ちなみに演じている森川氏はのちにサイバトロン(というかオートボット)の司令官となり、ダーダー恐竜声の破壊大帝と新旧ひろし対決戦う事となる。 漫画版メタルスでは彼本人ではなく、彼の息子が登場。 自身にのみ聞こえるという神の声に従い、全ての生きるものを宇宙を汚す害虫とみなし虐殺しようとする異常者というキャラ付けがなされており、実際に何万人もの罪なき人々を殺戮している恐ろしい強敵として描かれている。 メガトロンらも撃破し、原始人の村も襲撃したが、ブチギレたコンボイと対決。彼の体に風穴を開けるも、自身の腕を拘束され、腕を引きちぎられ、さらに引きられた腕が持っていた銃による射撃によって陰惨ながら自業自得な最期を迎えた。 その後はゾンビ化するも、他のゾンビと異なり明確な自我を有しており、最終的にはタイガトロンによって一刀両断される。 玩具にゃ カセットロンとしては大抵サウンドウェーブと同じシリーズで発売され、多くはサウンドウェーブの中に格納することが出来る。 初代放送時の玩具は、ミクロマンの「ミクロカセットロボ ジャガー」の流用。コンドルと共に、日本語名がミクロマン当時から変更されていない数少ない商品である。 初代の玩具からサウンドウェーブの中に収納して遊ぶことが可能。 『キスぷれ』期には前述したグリッドが初代ジャガーの色替えで他の親善大使とセットで発売されている。また、ハウルバックはコンドルの色替えである同じ「コバルトセントリー」のガーボイルとセットで発売された。 「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」では、なぜかハウンドに付属(*5)。ヘケヘケ版のサウンドウェーブは発売されておらず、コンドルら他のカセットロンもいないため、音波関連では唯一ヘケヘケで収録された形になっている。 「ジェネレーションズ」では「ディセプティコンデータディスクセット」にて発売。サイバトロン星での姿ゆえか、カセットではなくCDのようなディスクから変形する。スプリングによる一発変形が最大の特徴である。 「レジェンズ」(海外ではタイタンズリターン)ではメトロマスタークラスで発売。デバイスと飛行機のようなビークル、そしてジャガーに変形するトリプルチェンジャーである。ちなみにイヤホンをさせる穴もある。もちろんさしたからといって音が鳴ることはないが。 ヘッドマスターのブルホーンも付属し、上にのせて遊ぶことも可能。 「シージ」ではレーザービーク(コンドル)とセットで発売。サイバトロン星にいたころのデザインが元となっているが、ディスクではない。 「NETFLIXシリーズ」では地球仕様のカセットプレイヤーに変形するサウンドウェーブが出たことに合わせて、コンドルと共にセットで付属している。 「マスターピース」ではランブルとセットで発売。 「デバイスレーベル」では実際に使えるUSBメモリから変形するジャガーが発売。他のキャラ(タイガトロン、チータス)と比べるとしっくりくるのでは。 ビーストウォーズ仕様のものは本来は今どきカセットテープに変形するが、玩具ではメタルスチータスのリデコで動物のジャガーから獣人型に変形するようになっている。 「コンバイナーウォーズ」期のボットコン限定アイテム、「プレダカス」の構成員の一体としても発売、サイバトロンモードという事でビークルになっている。変形の影響で異様に顔が薄い。 スクランブル合体ロボの手足に変形することが出来、セット販売の商品と合体させることで「プレダカス」が完成する。 「キングダム」時になんとG1ジャガーとメタルスジャガーのセットでタカラトミーモール限定で発売された。 メインとなるメタルスジャガーはやはりキングダム版チーター(チータス)のパーツが一部流用されているものの、ほぼ新規のパーツで構成されており、上半身の変形工程は全くの別物となっている。劇中で使用していた二丁のレーザーポイントビームガンも付属。 一方のG1ジャガーはシージやNETFLIXのものではなく、なんとG1当時玩具の流用。少し前と違って、近年はG1当時の復刻玩具はめっきり減ったため、その点を考慮しても驚きである。 パッケージは凝ったものになっており、G1ジャガーを収納可能。今回もメタルスジャガーはビーストに変形するが、G1ジャガーと組み合わせて設定どおり今どきカセットテープに変身したかのようにディスプレイできる。 実在車から変形する「バイナルテック」でも登場。ビークルモードはシボレー・コルベット。ビーストウォーズのその後の姿という設定であり、獣人デザイン。 「バイナルテック」のストーリー上でも重要なキャラクターになっているとか。 海外版バイナルテックの「ALTERNATORS」では、「Jaguar XK」をモチーフに動物形態に変形するバージョンが登場。ジャガーがジャガーに変形する。 追記・修正は今どきカセットテープに変身しながらお願いしますにゃ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] メタルスではゲストだったけど、無印ではレギュラーだったのに呆気なく死んだオラオラとザンスに比べると良い扱いだったと思う -- 名無しさん (2021-06-08 18 43 09) スパイクにも劣るクソザコナメクジ ミサイルの力を借りないと本物のピューマに敗北一歩手前 -- 名無しさん (2021-06-08 19 00 39) ↑しかも斑点があるから幼体のピューマ -- 名無しさん (2021-06-08 20 57 49) バイナルテックでは、頭だけになりながらも生きていた事になってた。 -- 名無しさん (2021-06-08 21 00 57) 過去に飛べるのなら、もう少し前に飛んで安全に過去改変すればいいと思ってしまった -- 名無しさん (2021-06-08 21 03 33) 機密フロッピーを破壊したチップ自身をノーモーションで連れ去る冷静で的確な判断 -- 名無しさん (2021-06-09 08 30 51) メガトロンとの決闘の回でサウンドウェーブに撫でられてるのほんと可愛い -- 名無しさん (2021-06-09 10 41 20) カセットテープに変形するメタルスジャガーをMPフレンジーのリデコとかで作れないかな -- 名無しさん (2021-06-09 13 37 04) カセットボットに確かサイバトロン時代のジャガーの同僚がいたよな誰だったっけ? -- 名無しさん (2021-06-09 20 26 50) レギュラーじゃないのにゃねぇええええ!! -- 名無しさん (2021-06-09 23 14 58) 今時カセットテープに変身! -- 名無しさん (2022-05-31 22 51 19) 「私は初代メガトロンにお仕えしていた。名前が同じでもお前には何の義理もニャい」良い台詞だけど、当時視聴していた子供は「初代メガトロン」と言われて分かったんだろうか -- 名無しさん (2022-05-31 22 54 09) ↑結局千葉トロンに寝返ったのは彼を初代メガトロンの後継者と認めたって事なんかな -- 名無しさん (2023-12-08 00 51 38) 名前 コメント
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登録日:2021/05/06 Thu 23 20 00 更新日:2024/02/04 Sun 23 02 20NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 EZコレクション G1 TF おもちゃ アドベンチャー アニメイテッド ギャラクシーフォース ケロロ軍曹 コレクション サイバーバース タカラトミー タカラトミーアーツ トランスフォーマー ハズブロ プライム 付録 変形 変形玩具 多々買い 実写版TF 小さいながら出来がいい 小粒 廉価版 玩具 簡単 食玩 EZコレクションは、変形ロボット玩具トランスフォーマーシリーズにおける商品展開の1つである。 海外での展開における「リージョンクラス(レジェンドクラス)」及び、日本においては『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』期に展開された「サイバーバース」についても記述する。 概要 EZとは「イージー」、要はデラックスクラス以上で発売されているTFを簡易化、小型化した廉価版のことである。 大きさもある程度そろえられており、原作での大きさとはやや違和感が出るが、一方で並べた時の統一感はある。「コレクション」はそこからきているのだろう。 『ギャラクシーフォース』期に初めて発売され、それ以降のシリーズにもまたいで展開されている。 小型で安価な変形玩具という事もあって、マイクロンの後継商品と思ってもらえるとわかりやすい。もっとも、マイクロンと同時展開している作品もあるが。 違いとしてはマイクロンよりも大きいこと、そしてオリジナルのキャラクターであるマイクロンに対し、EZコレクションは通常商品が発売されているTFの廉価版という事である。 主な入手方法としては、単品販売、セット販売、ブラインドボックスでの販売、キャンペーンやイベントでの配布、果ては雑誌付録など。 海外では「レジェンドクラス」「リージョンクラス」「コマンダークラス」と呼称される。「レジェンドクラス」は「サイバーバース」以前、後2つは「サイバーバース」以降に使われている。 先ほどから廉価版と言っているが、似たビークルでありながら変形パターンは通常版の簡易版ではなく独自の変形パターンを兼ね備えていることもあり、侮れない。 特にコンストラクティコンは通常サイズより先にロボットモードへの変形とデバステーターへの合体を両立した傑作である(*1)。 商品展開 ここからは、主に日本国内での商品展開について記述する。 ギャラクシーフォース ユニクロン三部作3作目である『ギャラクシーフォース』でEZコレクションが初登場。初期ゆえか若干大きさが異なり、現在のリージョンクラスより少しだけ大きい。 ちなみに日本でのパッケージは海外版パッケージに多少の変更を施したものである。 「マスターガルバトロン」は雑誌『電撃ホビー』の付録として配布されている。もっとも内容はパワーアップ前の「マスターメガトロン」の色違いに過ぎないが(*2)。 実写版1作目 2007年の『トランスフォーマー(実写版)』では、すばる堂(現タカラトミーアーツ)から食玩で発売された。 まだまだ黎明期であり、ディテールなどに甘さがみられるが、オプティマスプライムやラチェットなど、面白い変形をする商品もある。 すばる堂からは1弾のみの発売であるため、その後に発売された玩具は国内ではリベンジ以降の発売となっている。 リベンジ~アニメイテッド 実写版2作目『トランスフォーマー リベンジ』ではタカラトミーから発売。残念ながらブラインドボックスになっており、何シリーズか展開されていた。 オプティマスやバンブルビーは、リベンジから10年以上たった現在でもちょくちょく再販される長寿型である。ちなみにオプティマスはEZのジェットファイアーと合体できる優れもの。 種類が多いこともあり、人型じゃないスコルポノック(*3)やラヴィッジなど、変わり種も。 途中から『トランスフォーマー アニメイテッド』のEZコレクションも追加。海外展開の時期的に、本来はこっちの方が先に作られている(*4)。 アニメイテッド独特のカートゥーン調デザインがうまく落とし込まれていて出来がいいのだが、ププオプティマス、バンブルビー、プロール、スタースクリームの4種類(*5)しかない。 コンストラクティコンのみ、合体のためかブラインドボックスではなく個別で販売されている。 ダークサイド・ムーン 実写版3作目『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』では海外版に合わせて「サイバーバース」シリーズという名称で展開。いくつかの変更が行われた。 1つ目にデザインが大幅に洗練され、通常版と比べても見劣りしにくくなったこと、2つ目に従来の「レジェンドクラス」から名称変更された「リージョンクラス」とは別に、大型の「コマンダークラス」が登場するようになったこと、3つ目に基地遊びが出来るようになったこと、4つ目に一部に武器が追加され、3㎜ジョイントで持たせられるようになったことである。 youtubeで展開されている『トランスフォーマー サイバーバース』とは関係ない。名前被りはTFにはよくあること。 クロニクル 『トランスフォーマークロニクル』でのEZコレクションではG1デザインの商品が登場。目玉は小型ながらしっかりと銃に変形するメガトロンか。 途中からはG2や実写版の商品も登場している。 プライム 『トランスフォーマー プライム』は海外では引き続き「サイバーバース」として展開されているが、日本では「EZコレクション」に戻っている。とはいえサイバーバースでのいくつかの変更点は健在。というか全商品に武器が付属するなど、パワーアップしている。 基地遊びに関しては、日本ではアームズマイクロンと組み合わせて遊ぶことも推奨されている。設定上のキャラクターの大きさを考えると、少し違和感があるが。 プライム終了後はクロニクルの再販などG1のキャラと一部のプライムキャラで展開されたが、続編となる『参乗合体 トランスフォーマーGo!』ではEZコレクションとは書かれてないながらも同等の大きさである(*6)「ゴラードラ」(海外ではオボミナスとして発売)が登場している。 実写版を基にした遊園地のアトラクション「トランスフォーマー・ザ・ライド」の登場キャラクターである「イーバック」も何故かプライムのEZコレクションとして発売(*7)。 ロストエイジ 実写版4作目『トランスフォーマー ロストエイジ』では、簡易変形シリーズ「ロストエイジシリーズ」に成り代わってしまっている… 一応海外では少しだが過去商品の再販がなされている。日本でも通常ラインの「ムービーアドバンスドシリーズ」でコンストラクティコン(デバステーターとしてセット販売)が再販され、驚いた人もいるだろう。 海外では何故かゴラードラのジュララ(海外ではリッパースナッパー)が「グリムロック」として発売されていたりする。 アドベンチャー 『トランスフォーマーアドベンチャー』では簡易変形シリーズが「イージーダイナミックシリーズ」としてロストエイジから継続して登場しながらも、そちらとは別に発売された。 しかし、4体セットで4000円(1体1000円)とやたら強気な価格設定になっている。テレビマガジンなどの付録やキャンペーン配布など、より安価な入手手段はあるのだが… 海外では「サイバーバース」で無くなり「コマンダークラス」も廃止、「リージョンクラス」だけになったうえに基地遊びや武器が削除された(*8)。 なお、日本版の「EZコレクション」という名称はアドベンチャーを最後に使われなくなった。以降は同程度のサイズの商品について記述する。 最後の騎士王 『トランスフォーマー 最後の騎士王』では実写版での商品展開が復活し、「ロストエイジ」登場キャラもようやくリージョンクラスで登場した。 スキャンした車種やデザインが変更されたオプティマスやバンブルビーは変わらず「ダークサイド・ムーン」以前のものが使われてるが。 しかし、日本ではトイザらス限定やテレビマガジンの付録でごくわずかに登場しただけである…というか日本で発売された新規型はメガトロンのみ。 また、このころからより小型な「タイニーターボチェンジャー」シリーズが発売され(日本未発売)、アニメの方の『サイバーバース』ではそちら一択になっている。 バンブルビー 『バンブルビー(映画)』では、「エネルゴンイグナイターズ」というシリーズの一環としてリージョンクラスと同等の大きさの「スピードクラス」が登場。ユニットと組み合わせて自動走行するギミックが付与された。 そして何より、リベンジ以来久々に、リージョンクラスサイズの新規造形オプティマスが登場している。 日本ではてれびくんなど、雑誌付録以外の入手方法はない。 余談 映画バンブルビー以降、リージョンクラスの商品はバッタリなくなっている(2023年現在)。現在は海外限定で発売されているタクティコン(*9)が後継となっているが、後々復活するかもしれない。 トランスフォーマーGTではEZコレクション限定キャラの「セーフティプライム」がイベント限定で配布された。 もの自体は一般販売されている「プロール」のリカラーだが、中学生以下限定であり、コレクターは入手に苦労するかもしれない。 「ケロケロエース」2011年2月号では、ケロロ軍曹とのコラボとして、リベンジ版EZスタースクリームのリカラーである「ケロロスクリーム」が付録となった。シールを貼ってドレスアップも可能。 ただのリカラーではなく、紆余曲折あってスタースクリームのデータによって変化したケロロ本人である。 実はケロロの趣味であるガンプラより先にケロロ軍曹コラボ仕様の玩具が出ている(*10)。 前述の通り、新規の展開はなくなったが、日本では雑誌付録という形であるが細々と展開を続けている。特に2019年刊行の講談社MOOK「トランスフォーマーファンブック」では980円(税抜き)で日本未発売のリージョンクラス(実質EZコレクション)2体が付録になった。 これはこれまでのTFの雑誌付録どころか、他コンテンツの講談社MOOKと比べても屈指のコスパである。完全に本がオマケ。 続巻の「ファンブック2020」、「2021」では日本発売済みの商品でありながら、EZコレクション2つという圧倒的コストパフォーマンスは変わっていない。さすがに破格すぎたからか、値段は2021版でわずかに値上げされた。 ちなみに2022年はあえなく未発売に終わったが、「ファンブック2023」は実写映画の新作が公開されたからか無事発売。しかしこちらはEZコレクションではなく、コアクラスのオプティマスプライムが付録となった。値段は1500円(税抜き)だが、それは元となったコアクラスオプティマスの定価と同じ(*11)なので、相変わらず本がおまけ。 ちなみに雑誌付録では大抵の場合オプティマスやバンブルビーなどの著名キャラが多いが、テレビマガジン2021年10・11月合併号では、マイナーキャラであるロングハウルが選ばれている(*12)。 子供に人気な働く車(ダンプカー)に変形することから選ばれたのだろうか。もしかしたら、同じダンプカーに変形する同年の戦隊ヒーローにあやかっているのかもしれない。 追記・修正はEZコレクションをコレクションしている方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- コメント欄 プライムの蜘蛛姉さんが小ぶりながらなかなか出来が良かったな。これを発展させてDX版を作り直して欲しかったよ…。 -- 名無しさん (2021-05-07 07 12 00) WFCのコアクラスはここにカウントしていいのかな -- 名無しさん (2021-05-07 08 15 05) ↑どちらかというとメトロマスターや(Potp以降の) -- 名無しさん (2021-05-07 12 58 56) ↑タイプミス どちらかというとメトロマスターや(EZじゃない方の)レジェンドクラスっぽくないですかね? -- 名無しさん (2021-05-07 13 00 15) オートボット系はだいたいトミカくらいのサイズだからトミカタウンがあると遊びがはかどる -- 名無しさん (2021-05-09 07 45 07) パチモンが100円ショップに出現することもあったらしい -- 名無しさん (2024-02-04 23 02 20) 名前 コメント
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登録日:2021/06/15 Tue 22 05 00 更新日:2024/05/18 Sat 10 54 20NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 TF VTOL ウインドブレード ウーマンサイバトロン オートボット サイバトロン サイバーバース トランスフォーマー トランスフォーマーアドベンチャー ファン投票 ロボ娘 刀 剣士 和風 女剣士 女性TF 女性型ロボ 悠木碧 投票 生天目仁美 芸者 ウインドブレードとは、変形玩具『トランスフォーマー』シリーズにて登場した期待の新星である。 概要 トランスフォーマーシリーズは、異なるパラレルワールドに同名の別人が登場する、という世界観になっているが、ウインドブレードの場合は赤黒を基調とした芸者のような姿をしたオートボットの女性剣士で、VTOL戦闘機に変形するという事はどの作品でもある程度共通している。 非常に変わった誕生の経歴を持ち、2013年にトランスフォーマー30周年を記念してハズブロの公式サイトで実施された史上初のファン投票企画「Fun Built Bot」が初出。 そして投票の結果により使用されるデザイン要素が決定し、それを元に日本を意識したニューヒロインが生まれたという経緯を持つ。 ちなみにこの企画の第2弾であるではスクランブル合体ロボを作るというテーマになっていたが、こちらでは構成員が全員女性のオートボット戦士、ヴィクトリオンが作られている。(*1) 特徴としては、先述したような芸者風のデザインで、島田髷のようなデザインになっているところ、歌舞伎のような隈取、武器の刀、「ストームフォールソード」(『サイバーバース』では「エナジーブレード」)などがあげられる。 2014年以降はIDW社のアメコミ『Dark Cybertron』『The Transformers Windblade』『Combiner Wars』等に登場し、メトロプレックスを始めとするタイタン族のTFと意思疎通ができる「シティスピーカー」となっている(*2)。 日本展開の『トランスフォーマーレジェンズ』のコミックでは坂本ハヤト氏の手で可愛くアレンジされている。 『2010』27話に登場したザモジン星人により作られた芸者っぽい機械人形のニジカの妹。 レジェンズ世界はザモジン星人の実験のために作り出され、ウインドブレードは実験を終えた世界を閉じるべくザモジン星人の命を受けやってきた監視用TF。 しかし想いが現実になる世界ということでラットル達はメトロプレックスを呼び出し、彼女はプログラムリセットを受けアホの子になるのであった。 設定的に考えると、G1でのウインドブレードの姿はレジェンズ版になるのだろうか。 『トランスフォーマーアドベンチャー』では重要人物として第23話より登場。デザインはアドベンチャー向けにリファインされているとはいえ大幅な変化はないが、設定的には変化している。 1000年も前に創造神プライマスによる密命で地球に赴いたが、目覚めたのはごく最近のことだった。独自にディセプティコン狩りを行っていたが、バンブルビーとの共闘の後にチーム・バンブルビーに加入している。 ストーリーの途中で、アルケモア号の護衛もかねてサイバトロン星に帰還した。 アドベンチャーの次に作られたアニメシリーズ『トランスフォーマー サイバーバース』では、メインヒロインとして登場。中の人は映画『バンブルビー』のメインヴィラン「シャッター」を演じており、「バンブルビーのママ」になりたいというほどのTFファンでもある悠木碧女氏。 世話焼きながら勝気な性格となっており、記憶喪失となってしまったバンブルビーの記憶を取り戻すために奮闘する。また、アメコミにあったシティースピーカーの能力も持ち合わせている。 シーズン2では、暴走した上に磁力を帯びてしまったグリムロックに巻き込まれて丸1日バリアの中に閉じ込められてしまったり、タイタン・クロートンに操られたり(協力する意思はあったが。)と少し不遇な目に合っている。 玩具 玩具は登場以降、結構な頻度でいくつかのシリーズにて発売されている。ここでは日本で発売されたものを中心に紹介する。 基本的にデラックスクラスか、低年齢層向けでのデラックスにあたる「ウォリアークラス」での商品化となっている。 『トランスフォーマーレジェンズ』にて記念すべき初の玩具が日本で発売。海外版「ジェネレーションズ」版が元となっているが、色(特にビークル)が黒基調から赤基調に変わっており、『The Transformers Windblade』に近いカラーリングとなっている。 女性型らしいデザインに加え、かんざしを武器として持たせられたり、武器のストームフォールソードは鞘に納刀することが可能という優れもので、好評を博した。 また、海外の話だが『コンバイナーウォーズ』期にて「コンバイナーハンター」としてアーシー・クロミアとウーマンサイバトロン3体のセットでリカラーが発売された。武器に大きな槍(*3)が追加されている。そしてパッケージがいろいろと凄い。 『レジェンズ』ではさらにもう1体、「ターゲットマスターウィンドブレード」が発売された。レジェンズだけで2体目、というだけでなく、後述のアドベンチャーも含めると日本版だけで考えても登場から3年で3体ものデラックスクラス程度の玩具が発売されている。 海外では『タイタンズリターン』として発売されたのだが、このシリーズではヘッドマスターギミックが推されていて、ウインドブレードもヘッドマスターとなった。そしてなんといっても、顔がかなり美人になった。 日本版は名前にある通りターゲットマスターの「ポインテック」が付属するほか、海外版についていた武器がない代わりにストームフォールソードがまた付属している。 『アドベンチャー』でもTAVシリーズで発売。発売順的にはターゲットマスターより先。デザインはアドベンチャーシリーズ仕様になっているが、かんざしを武器にする、ストームフォールソードを納刀するというレジェンズ版のギミックが続投された傑作。 また、アドベンチャー版にてEZコレクションも4体セットのうちの1体として発売。小型ながら手軽な変形が楽しめる。しかし、アドベンチャー版のEZは4体セットで4000円、1体1000円である… 『サイバーバース』では「ウイングスライサーウインドブレード」として発売。海外でウォリアークラスとして発売された玩具のうち、唯一輸入されているのはこれのみだったりする(*4)。 機首のスライドによって翼が展開したうえにローターがまわるというギミックが特徴的だが、可動が制約されていたり、武器が付属しなかったりと惜しい部分が多い。サイバーバースの玩具は大抵そうだけど。 追記・修正はタイタン族と会話できるシティスピーカーにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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【トランスフォーマーVSジャイロゼッター】 その名の通りトランスフォーマーと超速変形ジャイロゼッターの版権クロスオーバーシナリオ。 現在前編まで公開中。後編に続くという終わり方をするので全二話構成と思われる。 タイトル通りメイン参戦作品の一つがGZなのだが、 GZキャラのパイロットアイコンは現在ヒロインの稲葉りんね一人のものしか存在しないので登場するのは彼女だけである。 先に察しておくべきではあるのだが、GZ目当てにプレイするとちょっとがっかりする部分。 しかしながらSPカードやマイクマン関の実況といったアーケード版GZの要素も多々盛り込まれており、 作者のGZ愛の強さが感じられるので、特にアーケード版プレイヤーにはオススメできる。 筆者はTFに詳しくないので細かいネタは見逃しているかもしれないが、 キュアマーチがなんかおかしなことになってたりもしたので、 TF・GZに限らず色んな作品の細かいネタがふんだんに盛り込まれているものと思われる。 参戦作品につられてプレイすると若干肩すかしを食らう可能性はあるが、演出もそれなりに凝っていて完成度は中々のもの。 2話構成というお手軽さから言っても「SRCなんてこれくらい肩の力抜いてもいいのよ」的シナリオとして楽しめるだろう。 個人的には紹介文で最速参戦を謳いながらも前編では登場しなかったドキドキプリキュアがどうなるか楽しみなところである。 333 :名無しさん(ザコ):2013/03/15(金) 23 44 59 ID dT6MIHUw0 アイコンの有無から察するなんてちょっとばかしハードル高いと思うよ乙 334 :名無しさん(ザコ):2013/03/16(土) 19 48 23 ID zsJ.OPl20 普通にTFとGZでもコメディが面白そうなんだが、 プリキュアが混じってる時点でそういうおふざけ系と気付くべきだった。 別に良い悪いってわけじゃなく そば食おうと思ったら間違えてうどん屋入っちゃった気分
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登録日:2021/12/10 Fri 23 54 30 更新日:2024/03/20 Wed 11 39 30NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 G1 TF くノ一 キャラメルのオマケ ディセプティコン デストロン トランスフォーマー ナイトバード ハマダ博士 ライトセイバー ロボット 強力 忍者 忍者ロボ 改造 日本製 永遠にグッドナイト 衝撃のラスト このロボットこそはくノ一忍者の機能を全て備えておりまして、その名も闇夜の鳥・ナイトバードです! 概要 ナイトバード(Nightbird)とは、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の第17話「ナイトバードの影(原題:Enter the Nightbird)」に登場したくノ一型ロボット。 開発・設計者は日本の科学者であるハマダ博士。 身長はトランスフォーマーとほぼ同じくらいであり、灰色と基調とした細身のボディと頭巾を被ったようなデザインの頭部が特徴。 動力源に関しては作中で明言されていないが忍者らしく運動能力は高く、手裏剣とサイ、ワイヤーフック、そしてビームブレードで武装。また言葉を発する事はないながらも、任務遂行のための高度な自己判断能力を持つ。 機械生命体ではなくあくまでただの地球製ロボットであるが、劇中ではコンボイを含めたサイバトロン戦士全員を単体でまともに相手取っており、そのポテンシャルは極めて高い。 その活躍ぶりには普段から人間を軽侮しているメガトロンやボンブシェルでさえ、素直に感嘆の言葉を漏らしたほど。 なおハマダ博士曰く「人類の良き伴侶」との事だが、一体何を目的にこのようなバリバリの戦闘ロボットを作ったのかは不明。 何ならお披露目式を取材しに来た記者からも「何だか物騒」と言われている。博士がくノ一好きだったとか? 活躍 サイバトロン達が護衛するお披露目式にて初登場。 「歩いただけで壊れそう」「動力もどうせゼンマイに毛が生えた程度だろ」とラチェットとホイルジャックが正義の味方らしからぬ失笑する中、そこへお約束通りデストロンが来襲。 ザル警備自体はいつもの事とはいえ、せめて会場の中じゃなくて外で警護しろよ…。 サイバトロン達は応戦するも敢え無く強奪を許してしまい、ハマダ博士に必ず取り戻すと約束する事に。 こりゃあ俺達のトランスフォーム回路に比べりゃ、まるでキャラメルのおまけだな! 一方ナイトバードはデストロンエンブレム丸出しで隠す気が全くない臨時基地に運び込まれ、インセクトロンのボンブシェルの手により改造、マイクロチップとパワーブースターを交換したうえで サイバトロン基地に侵入し、エネルギー資源のデータが入ったチップを盗め 然る後にサイバトロンを抹殺せよ という二つの命令をインプットされる。 起動すると同時に「まるで操り人形ですな」と自分をバカにしたスタースクリームを早速殴り倒し、出撃。 そしてサイバトロン基地に到着すると、持ち前の運動能力と装備で監視カメラやセンサーをいとも簡単に回避していき、あっという間に指令室のテレトラン1からエネルギーチップを奪取する事に成功。 正直いつもザル警備なのでここまではカセットロンでも十分だった気がする。 基地から脱出する途中でリジェと鉢合わせたのをきっかけに、サイバトロンと交戦。博士に返す為手加減されていたとはいえ、彼らを圧倒するとコンボイのレーザーライフルを手土産とばかりに奪い取り、帰還を急ぐ。 ナイトバートの予想以上の活躍にメガトロンとボンブシェルは大満足。もっと早くハマダ博士をマークしておくべきだったと語る。 しかしそれが面白くないのが我らが(自称)ニューリーダー。 ナイトバードに対しぶちぶち文句を垂れるついでに改造したボンブシェルまで貶し、当然ボンブシェルはブチ切れる。 そんな二人を諫めつつ、メガトロンはせっかくプログラムしたのだからとナイトバードの帰りを待つよう促す…が、それでもスタースクリームの減らず口は止まらない。 そんなに上手く行きますかねぇ?たかが人間の作ったロボットですよ? 黙れ!少なくともお前のような木偶の坊より余程役に立っておるわ! 一方、エネルギーチップを盗まれた事を知ったコンボイ達はもはや手加減は無用と、メガトロンと合流される前にチップを取り戻すべくナイトバードの捕獲を急ぐ。 しかしここでもナイトバードのほうがことごとく上手で、クリフがガスビームを撃てばその噴射口にミサイルを栓の如く突き立てられて塞がれ、マイスターがノイズアタックを繰り出せばスピーカーを破壊される始末。 この戦いぶりに惜しみない賛辞を口にするメガトロン。遂には↓と発言。 まさに完璧だ!どうやらお前の現役引退も決定的になったようだな、スタースクリーム お前に代わって、今日からナイトバードを儂の右腕にしよう この俺がクビで引退!? 許せねえええ!! 唐突な人事異動にマジギレしたスタースクリーム。遂にメガトロンに殴りかかるという暴挙に及ぶ。 メガトロンの右腕だと自負しているなら普段からもっと忠誠心を見せろ。 当然メガトロンも黙っている筈はなく、部下達が取り押さえている間に基地内に設置していた電磁場の檻に「引退の餞」と称してスタースクリームを閉じ込める。 だがこの漫才騒動で目を離している隙に、ナイトバードはエレクトロメッシュのエネルギーの網でサイバトロンに捕獲されかかってしまっていた。 このままでは今までの苦労が水の泡とナイトバード救出を敢行。 儂の後に続けえええ!! と号令をかけ、スカイワープ、サンダークラッカー、サウンドウェーブ、ボンブシェルの後に臨時基地から出撃。 エネルギーチップとナイトバードを巡り、遂に両軍が真っ向から激突する。 ナイトバードの活躍に感化されてかデストロン側もノリに乗っており、戦況はサイバトロン不利であった。(ここ重要) だがその戦いの裏でスタースクリームが檻から脱出し、自身も混乱状態の戦場へと急行する。 俺のナルビームなら奴の回路をバラバラに出来る!受けてみろ! と、ナルビームを撃ち込んだのは、今まさにナイトバードと相対するコンボイ…ではなかった。 背後から紫の光線を撃たれて倒れたのはナイトバード。勝利目前だった筈が、急な事態に動揺するメガトロンの耳に勝ち誇った笑い声が届く。 おいナイトバード、どうした!? やったぜ!流石のナイトバードもこれで永遠にGOOD☆NIGHT! ハーハッハッハッハ!! (*1) 怒り心頭でスタースクリームを追って飛び去るデストロン達。 紆余曲折はあったが、こうしてサイバトロン達はピンチを脱しただけでなく、ナイトバードとエネルギーチップを取り返す事に成功するのであった。 スタースクリームが「影のサイバトロン戦士」と揶揄されるのも納得の展開である。 改造されていた回路と動力は元に戻され、ようやくハマダ博士の元に戻ってきたナイトバード。 しかしカプセルに格納される間際、機能停止していた筈のナイトバードの顔が憎悪に歪み、その目を怪しく光らせるのであった…。 余談 アニメでの出番は上記の通りであるが、再登場を予感させるものでありながら以降の回で彼女が再登場することはない。海外ドラマないしカートゥーンによくあるクリフハンガーというやつである。 そのため、1話限りのゲストキャラだったという事もあり放送当時に玩具が出る事はなかった。 しかし時は流れて2015年。「トランスフォーマーレジェンズ」シリーズ内にて、遂に「ナイトバードシャドウ」として商品化される。モノとしてはアーシーのリデコで、原点にはなかったビークルモードのデザインが同じ。 設定では初代アニメで登場したナイトバードのデータを基にメガトロンが量産化したクロ―ンロボットであるらしい。あとドジっ子機能搭載。 さらに2022年にはやはりアーシーのリデコでマスターピース化される事も決定している。 また、「トランスフォーマーユナイトウォリアーズ」のフロウスペード、「バンブルビー」のシャッターなど、ナイトバードをモチーフとした女性デストロン(ディセプティコン)も居る。 トランスフォーマーではなかったとはいえ、男尊女卑主義でむさ苦しいデストロンにおける初の女性キャラクターというポジションはそれだけ大きいものだったと言えよう。 ほう、ナイトバードの項目が立ったのか。では早速今日から追記・修正していくとしよう マスターピースにもなるらしいな。人気が出ると分かっていれば、もっと早くにDr.ハマダをマークしておくべきだったよ 人間にもあれだけのものが作れるとは意外だ なーに、どうせ今に全消しされちまうさ 何しろあれだけ手間をかけておいて、結局コンボイも倒せず仕舞いなガラクタロボットの項目だしなあ 黙れ!あの時は貴様が余計な真似をしなければ儂らが勝っておったのだ、この愚か者めが! (いつもの流れになる前に)項目変更ボタン準備完了。目的、追記・修正 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 後のキスぷれのオートルーパーやプライムのネメシスプライムといった地球人の手による人造トランスフォーマーの先駆け…。 -- う (2021-12-11 00 51 14) マスクを取ったら美人な子 -- 名無しさん (2021-12-11 00 58 12) ナイトバードの警護を頼まれたホイルジャックの「どうせ動力だってゼンマイに毛が生えた程度のもんでしょ」がひどくて笑っちゃう -- 名無しさん (2021-12-11 01 18 53) 警備してたホイルジャックとラチェットの -- 名無しさん (2021-12-11 01 59 19) ↑失礼。ボンブシェルよりひどい罵倒が腹筋に悪い。正義側の発言なんだよなこれ今に始まったことじゃないが -- 名無しさん (2021-12-11 02 02 26) 軽んじてたのが前振りとばかりにデタラメに強い。ナルビームと言う天敵さえ無ければどうなっていたか…… -- 名無しさん (2021-12-11 04 49 21) あのラストで投げっぱなしかよ… -- 名無しさん (2021-12-11 07 26 24) 善:ボロクソに叩く 悪:ハマダ博士を賞賛 ・・・正義って何だったけ? -- 名無しさん (2021-12-11 12 03 43) 「やったぜ!流石のナイトバードもこれで永遠にGOOD☆NIGHT!」←アドリブだろうなっとは思っていたけれど、あらためてすごいセンスだ。ゴロがよすぎてこのシーン忘れられない -- 名無しさん (2021-12-11 12 32 47) 国内の放送時期が被ってたこともあり、忍者戦士飛影の女性型モデル?と当時は一瞬思ってしまった。何と言うかミネルバXやゲッターQ的な? -- 名無しさん (2021-12-11 20 28 54) 退魔忍ロボ -- 名無しさん (2021-12-13 07 33 57) 「流石のナイトバードも~」の台詞って鈴置さんのアドリブだってここにも書いてあるけどソースあるのかな?誰か知ってる方いたら教えて下さい -- 名無しさん (2022-03-29 21 24 45) 原語版見ればわかるけど、単なる「じゃあな、ナイトバード」くらいのことしか英語では言ってない -- 名無しさん (2023-08-09 23 21 34) ビースト覚醒から見たけど、元は一話限りのゲストキャラだったのか。 -- 名無しさん (2023-08-15 00 09 45) ↑1話限りと言っても日本と違ってアメリカの娯楽は「保険」のためにクリフハンガーとして残すことがあるのよ。ナイトバードも人気が出たら使うかーって感じで残しておいたんだろうね。スカイファイヤーも人気が出たから再登場したんだし -- 名無しさん (2023-08-15 00 21 54) 名前 コメント