約 629,312 件
https://w.atwiki.jp/mhbirdy/pages/183.html
ダメージ計算方法 斬れ味倍率 赤ゲージ 0.5倍 オレンジゲージ 0.75倍 黄ゲージ 1倍 緑ゲージ 1.125倍 武器倍率 大剣 攻撃力÷4.8 ハンマー 攻撃力÷5.2 ランス 攻撃力÷2.3 片手剣 攻撃力÷1.4 ボウガン 攻撃力÷1.2 攻撃力ボーナス +3ボーナス 鬼人薬 鬼人薬 鬼人弾 ゲストハウスの食事(効果小) 攻撃力UP(小) +5ボーナス 鬼人薬グレート 力の護符 攻撃力UP(大) ゲストハウスの食事(効果大) +10ボーナス 怪力の種 鬼人笛 武器の系統 切断系 大剣 ランス 片手剣 打撃系 ハンマー ランス 弾系 ボウガン 斬りかた修正値 クリティカル 101%以上 通常 100~46% スルー 46~26% はじかれ 25~0% ■武器の基本威力計算式 攻撃アクションまたは弾の威力/100×(武器倍率+攻撃力UPボーナス)=基本攻撃力 ■実際のダメージ計算 基本攻撃力×肉質による軽減×斬れ味倍率×斬りかた修正値=ダメージ ※ボウガンの場合、斬れ味倍率部分が飛距離による威力の倍率に変更 ※肉質による軽減:ランスは斬&打系統 ダメージ計算の時は、軽減率の低い方を採用 ■属性ダメージの計算式(特殊属性も同じ計算方法) 属性値×肉質による軽減=属性ダメージ ※本サイトに掲載の肉質ですが、 軽減率ではなくダメージ期待値の参考として記載しています。 ダメージ計算をする際は、 100-肉質 をすれば軽減率が出てきます。 例:肉質60 →100-60=40 →軽減率40%→0.4をかける 肉質110→100-110=-10→軽減率+10%→1.1をかける ■プレイヤーが受けるダメージ計算式 モンスターの攻撃-(モンスターの攻撃×プレイヤー防御)/(プレイヤー防御+80)=プレイヤーが受けるダメージ ■プレイヤーが受ける属性攻撃ダメージ計算式 {モンスターの属性攻撃の威力-(モンスターの属性攻撃の威力×プレイヤー防御)/(プレイヤー防御+80)}×{(100-プレイヤーの耐性値の合計)/100}=プレイヤーが受けるダメージ
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/1327.html
ダメージ置き場の枚数が10枚になり敗北すること。
https://w.atwiki.jp/awesomedevil/pages/44.html
魔獣と戦うときにどのスキルを使えばいいのか検証したいページ とーるちゃん 種類 熟練度 ダメアップ率 ダメージ バスター 137 306% 12.458E シューティング 185 234% 10.528E ヘルタさん 種類 熟練度 ダメアップ率 ダメージ バスター 479% 563E シューティング 395% 613E zombieさん 種類 熟練度 ダメアップ率 ダメージ バスター 1.6F シューティング 1.7F
https://w.atwiki.jp/aomaru/pages/83.html
最大ダメージ考察 魔法攻撃の理論値攻撃アーツ編(魔法攻撃最大ダメージ) Sクラフト編 コンビクラフト編 魔法攻撃の理論値 攻撃アーツ編(魔法攻撃最大ダメージ) 1.[[ティオ]]【ロードインフェルノ】 威力410 2.瀕死ティオLv150+[[最強装備]]+盤古2個+白耀珠+マギウス Lv150素ステータス(ATS 1594) 最強武器(+50) 最強防具(+20) 盤古の冠×2(+200×2) マギウスLv5(+220 & 攻撃値2.0倍) 白耀珠(+15%)合計ATS 2523 3.オーシャンドローメ(ウルスラ間道) 火属性に弱く(2倍効く)、かつADFが低い イージーでADF 10 4.フォルトゥナ2回&アナライザー2回使用 ATS理論値 3439 & 敵DEF理論値 5 値 計算式 結果 備考 攻撃値 3439×(200÷100)×(410÷100)×2 56399 火属性有効値200、HP1 基本ダメージ {(56399×5)-(5×2.5)}÷2 140991 ランダム値 140991÷15 9399 最大値 最大ダメージ理論値 (140991+9399)×1.5×1.5×1.2 406053 クリティカルで1.5倍、暴風のルーンで1.5倍、バースト効果で1.2倍 ※ 小数点以下は、計算一回ごとに切り捨て 結論 攻撃アーツの最大ダメージ理論値は40万6053 ※ これは、魔法攻撃の最大ダメージでもある Sクラフト編 1.ワジ【アカシック・アーム】 威力310 2.瀕死ワジLv150+最強装備+盤古2個+白耀珠+マギウス Lv150素ステータス(ATS 1539) 最強防具(+20) 盤古の冠×2(+200×2) マギウスLv5(+220 & 攻撃値2.0倍) 白耀珠(+15%)合計ATS 2409 3.ADFが0の敵 ノックス森林道のハバネリアン、ドッカボアなど 4.フォルトゥナ2回 ATS理論値 3178 値 計算式 結果 備考 攻撃値 3178×(310×1.4÷100)×2 27585 CP200、HP1、属性は影響しない 基本ダメージ {(27585×5)-(0×2.5)}÷2 68962 ランダム値 68962÷15 4597 最大値 最大ダメージ理論値 (68962+4597)×1.5×1.5×1.2 198609 クリティカルで1.5倍、勝利のルーンで1.5倍、バースト効果で1.2倍 ※ 小数点以下は、計算一回ごとに切り捨て 結論 魔法攻撃Sクラフトの最大ダメージ理論値は19万8609 コンビクラフト編 1.ティオ&ワジ【Σアセンション】 威力295 2.瀕死ティオLv150+ワジLv150+最強装備+盤古2個づつ+白耀珠2個+マギウス、ピクシィ Lv150素ステータス(STR 1594、1539) 最強武器(ティオのみ+50) 最強防具(+20、+20) 盤古の冠×2(+200×2、+200×2) マスタークオーツLv5(+220 & 攻撃値2.0倍、+300) 白耀珠(+15%、+15%)合計ATS 2523、2489 ⇒ 平均ATS 2506 3.ADFが0の敵 ノックス森林道のハバネリアン、ドッカボアなど 4.ティオにフォルトゥナ2回 ATS理論値 3320、2489 ⇒ 平均ATS 2904 値 計算式 結果 備考 攻撃値 2904×(295÷100)×2 17133 ティオHP1、属性は関係しない 基本ダメージ {(17133×5)-(0×2.5)}÷2 42832 ランダム値 42832÷15 2855 最大値 最大ダメージ理論値 (42832+2855)×1.5×1.5×1.2 123354 クリティカルで1.5倍、暴風のルーンで1.5倍、バースト効果で1.2倍 ※ 小数点以下は、計算一回ごとに切り捨て 結論 魔法攻撃コンビクラフトの最大ダメージ理論値は12万3354
https://w.atwiki.jp/nagito/pages/15.html
会話がヘタ、服のセンスがない、仕事が遅い・・・ などなど人それぞれにダメな部分があります。 そのダメな部分がコンプレックスになってしまい、いつまでも自信が持てず暗い卑屈な人間になってしまいます。 職場などで仕事ができる人を見ると 「あぁ、なんで俺はあの人みたいに仕事ができないんだろうなぁ。 いいよなぁ。俺みたいなダメ人間はこんな簡単な仕事を覚えるのでさえ、時間が掛かるんだ・・・。はぁ。」 とつい卑屈になり自分を責めてしまうと思います。 また、ダメな人がある事を可能なるまで、他人より多くの努力や時間が必要となります。 ダメな人が5個の事をできるようになるまでに 仕事が出来る人は10個できてしまうのです。 普通の人が意識せずにできるようなことまで、ダメな人はつまずいてしまいます。 ではダメな人は本当に救いようがないのでしょうか? ここで一度考え直してください ダメな人はある事柄を可能にするのに、人一倍努力と時間を掛けます。 しかし、人一倍時間と努力を掛けた分、人一倍考え、悩み、苦労をしているハズです。 また、普通の人が意識せずにできることも、ダメな人は考え、悩み、できるようにしていきます。 そのためその考えや悩みは経験として、自分に残り、同じ悩みを持つ他人にとって一番近い視点から支えることできると思うのです。。 例えば(極端な話しですが)生まれつき歩けない人がいたとしましょう。 しかし普通の人は何も考えずに歩けるため、歩けない人の気持ちなどをわからないし、歩き方を理論的に頭の中で考えたりなどしません。 しかし、歩けない人は少しでも歩けるように頭で考え、悩み、苦労し、努力をして歩けるようになります。 それは経験として残り、他の歩けない人の気持ちを理解することができ、その人に近い視点からアドバイスしたり支えたりできると思うのです。 これは経験者であるダメ人間しかできないことです。できる人にはできないのです(日本語おかしいかな・・・。) そういった部分、できる部分に自信を持ちましょう。 これはダメ人間にしかできない事です。 ダメな人ほど、下にいる者達の気持ちを理解することができるのです。 こ~んなこと考えてると、最下級でなんにもできなかったダメ人間こそが、勉強して政治家になって欲しいなと思います。 努力して苦労している分、民衆の気持ちを理解しているためです。 (文章力ないからわかりずらかったかも・・・) 勉強だって努力で補ってる人たくさんいるんだよ。 -- 名無しさん (2008-10-19 20 08 25) 人は悲しみが 多いほど 人には優しく できるのだから 『贈る言葉』より -- 名無しさん (2009-08-12 22 32 14) まさしく俺のことだな -- 名無しさん (2010-04-08 17 55 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/type74rx-t/pages/105.html
更新履歴 08/02/06ダメージ計算方式の異なる別バージョン(2.00)を用意しました。 08/02/01スクリプト記述ミスによる不具合を修正しました。 08/01/16回復に対応しました。これにより、記述方法を変更しました。 08/01/08二刀流、全装備物に対応しました。 ベーススクリプトのバージョン:A(Ver1.04以上)、B(Ver1.02以上) 効果 攻撃力・回復量がHPによって決まるスキルや装備を作成できます。 スキル・装備物の設定 【システムワードの設定】 RX-SYS 下記のシステムワードは全て必要というわけではありません。お好みで設定してください。 HP差分依存x 最大HPと現在HPの差分…つまり、減ったHPが大きいほどダメージが大きくなります。 HP残量依存x 残りHPが大きいほどダメージが大きくなります。 最大HP依存x 最大HPが大きいほどダメージが大きくなります。 スキルによるダメージは、例えばHP差分依存スキルならHP差分×スキルの基本ダメージとなるため 基本ダメージは最低でも1以上に設定してください。 xの値は装備物に設定する時のみ必要です。これも数値は最低でも1以上に設定してください。 【Ver2.00以降の場合】 ※スキルによるダメージは、例えばHP差分依存スキルならHP差分のスキルの基本ダメージ%となります。 xの値(=パーセンテージ)は装備物に設定する時のみ必要です。 これも数値は最低でも1以上に設定してください。 スクリプトのダウンロード txtファイル:スクリプト(2つめ:Ver2.00)
https://w.atwiki.jp/digimon_crusader/pages/32.html
敵全体にダメージを与える(中)(12) リーダー効果 マグナモン ワザ効果 ガルルモン グラウモン クリサリモン クワガーモン クワガーモン ファイラモン ブラックガルルモン ブロッサモン メカノリモン レッパモン
https://w.atwiki.jp/acedi4wiki/pages/33.html
まずはステージ変数とキャラ変数を1つずつ使うので、ステージ変数1番とキャラ変数8番を開けておく。(ステージ変数をコモン変数で代用可能) ダメージ計算式を作る ↓ダメージ計算がされる敵キャラのフロー。 ダメージ計算をしたいキャラには必ずこのフローを入れなければならない。 フローの最初と最後に「ステータスの操作2」による無敵のON,OFFを忘れないように。 「コードの実行」を使ってダメージを計算する。 S1は「ダメージ計算用のステージ変数1番」、 mhpは「最大HP」、 HPは「現在HP」、 v8は「キャラ変数8」 である。 一番下のコードの実行はかなり重要である。 まず与えるダメージを10、敵キャラの最大HPを100とする。 最初は、100-90=10となり、正常な数値が出ている。 このように一番下と真ん中のコードが無くても大丈夫かと思われるが、そうではない。 もう一回与えるダメージ10で敵を攻撃してみよう。 最初で100-80=20となってしまい、実際に与えたダメージと数値が違っている。 しかし真ん中と下のコードがあれば正常に数値を出してくれる。 1回目、 上100-90=10 中10-0=10 下100-90=10 2回目、 上100-80=20 中20-10=10 下100-80=20 (「中」のコードの右の数値が実際のダメージ数値である。) そして最後に、下で紹介する「ダメージ計算用のキャラ」を召喚させて完成。 ダメージを目に見えるようにする 次はダメージを目に見えるようにする為、キャラを新しく作る。 そのキャラは無敵ON、飛行ON、接触ダメージ0、透明ONなど、体当たりエフェクト無し、など、なるべく見えないようにする。 ↓そのキャラのフロー 最初にメッセージを「自分の上に表示」にして0.5秒間(なんでもいい)表示させる。 そして、「#C1~255でコモン変数、#S1~255でステージ変数を表示」にチェックを入れて、#S1(ステージ変数1番の値を表示)と入力する。 次に「直線移動」でメッセージをゆっくり上に移動させる。 動かさないよりはダメージを与えた感じがする。 最後にキャラを消滅させて、ダメージ数値表示の完成である。 欠点 全く同じタイミングで防御力がそれぞれ違う複数のキャラに攻撃を与えると、どのキャラのダメージ表示も全て同じ数値になってしまう。 しかし実際与えたダメージは正常である。 キャラが死亡するダメージを与えると、数値が表示されない。 でも同じフローをもう1つ作って、タイミングを「死亡した時」にすれば解決できる。 ...
https://w.atwiki.jp/thievingmagpie/pages/47.html
したらばより転載 通常技 レベル ダメージ 備考 5A 200 5AA 401 5AAA 1061 サイクロン始動 5B(1) 400 5B(2) 600 5C 1500 ダッシュ可 2A 160 2B 550 2C 1500 ダッシュ可 JA 200 JB(1) 300 JB(2) 450 JC 1600 同時押し レベル ダメージ 備考 屈A+B 0 700 地上投げ 600 サイクロン始動・中継 立A+B 300 ボコスカ始動 追加C 2389 打ち上げfc 追加D 1996 ふっ飛ばしfc サイクロン 必殺技 ボタン lv0 lv1 lv2 lv3 備考 キルラッシュ A 750 サイクロン始動 B 920 〃 SB 1200 〃 アサルト A 900 〃 B 1200 〃 SB 1200 〃 コーク A 1400 1400 1540 1680 サイクロン〆 B 1600 1760 1920 〃 SB 1600 1760 1920 〃 フック A 600 750 900 サイクロン中継 B 800 1000 1200 最大タメガー不 SB 1000 1250 1500 ガードポイント有 派生足払い 2AB 800 900 1000 サイクロン〆 派生逆切れ(2) BD 1050 1200 1200 〃 サイクロンアッパー A 2100 2500 2700 3400 〃 B 2400 2800 3000 3700 〃 マハジオダイン C 1700 2040 2215 2760 〃 D 1700 2040 2215 2760 〃
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1065.html
「もぐもぐ」 「……」 「妹ちゃんそれとって~」 「はい、こなちゃん」 「……」 「キョン君このハンバーグおいしーよ!」 「そだね、これが手作りの愛情の味だねキョンキョン」 「そりゃ……どうも」 「私も結構料理はするほうなんだけどね~」 「こんどこなちゃんの料理も食べたいな!」 「ん~いいよ」 「やったぁ!」 「…………」 「キョン君こなちゃんおやすみ~」 「おやすみ妹ちゃん、キョンキョンもそろそろ部屋に戻ろうよ」 「ん、…あぁ」 「いんやぁ~、机からでてきて押入れで寝るってのもなかなかない体験だね~」 「…………」 「最初はどうかなとも思ったけど結構寝心地も悪くないしね、真っ暗だけど」 「…………」 「キョンキョン、さっきからどうしたの? やけに静かだけど」 「…いや、いやいやいやいや。おかしいだろこの状況」 ---- 泉こなたというミニマム少女が机からでてきてから、まだ翌日である。なの に、この俺の生活空間への進入度は凄まじいものだ。既に俺の部屋の押入れに は自分の生活空間を別途確立してすらいる、二十四時間でだ。妹とはずいぶん と仲良くなった様子だし、気がつけばこいつがこの家を支配する日も遠くない のではないか。 「ん? キョンキョンは何がご不満かな?」 「なにもかもだ、突っ込みどころが多すぎてどこから突っ込めばいいのやら…」 「達人同士の戦いで隙が多すぎるとむしろ攻撃できないのと同じだね」 「よし、そこの馬鹿、とりあえずその押入れから頭を下にして落ちてみろ」 「いや…痛いっしょ」 しかしこなたはニッと笑って、乗り出していた上半身をぐっと下げて貞子の ような状態になり、よいしょと押入れから落下した。頭がつく寸前に両手で床 をついて、でんぐり返しの要領で俺に向かって転がってきた。 「何点?」 「0点」 「ロボコンだね~」 俺の返答に頷きながらしみじみと呟くこなた、こいつさっきの失敗したら下 手すれば首を挫傷するところだったのをキチンの理解してるのだろうか? 多 分できちゃいないんだろうな。 「で、さっきから気になっていたことの一つに呼び方があるわけだ」 俺はとりあえず無視して別の方向に話を逸らす、というか本筋から離れない ように先んじて戻した。 「呼び方? キョンキョン?」 「それだ、なぜ初対面から二日目でそこまで馴れ馴れしく出来るのか甚だ疑問だ」 「いやぁ私の希望の呼び方ッスよ、でも了解なんてとろうとしても即座に却下ジャン?」 「当然だ」 「だから事後承諾的に先に広める感じでヨロ」 「お前の希望は俺の絶望に繋がるわけだが」 これ以上変なネーミングを広められれば、たかがあだ名と馬鹿に出来ない影 響を俺のスクールライフ等に与える結果になろう。ただでさえキョンという動 物の名前(まぁそれは名づけの理由には関わってないだろうが)一つで中途半 端に変な扱いを同輩達から受けている。 「よく言うじゃん、幸せの総和は零で誰かが幸せになれば誰かが不幸になるって」 「またずいぶんと至近距離で帳尻を合わせようとしたもんだな? アホの谷口あたりでもそんな迷惑なもんくれてやればいいのに…」 「おやおや、キョンキョンはお友達を売るのですね?」 「だからやめろっての」 「へいへい、おやすみ~キョンキョン」 …寝よう、果報は寝て待てだ。 ----- 『NEXT DAYだよ byこなた なぜ素直に翌日という言い方が出来ん! byキョン』 朝っぱらから猛ダッシュ末、点呼直前に教室内に文字通り滑り込んだ俺は机 にへばり付き額に感じる汗に不快指数をあらわすゲージをチマチマと上昇させ ていた。廊下側の席の特権である窓の開閉の自由権を行使して全開にした窓か らゆっくりと流れる風も大した効果をあげず、むしろたまに吹く強い風がカー テンをはためかせ、俺の顔をぺたぺたと叩いて来るのがまた不快だ。この状態 になるとなにからなにまでが自分を不快にさせるために試行錯誤してるのでは ないかと疑いたくなる。 「あんた、今日はいつにもましてスレスレね。 成績的にも時間的にももっと余裕と計画性を持ちなさいよね」 「昨日から面倒ごとが相次いでな、寝るのが遅くなっていかん」 クラス委員長という己の職務を全うするに当たって、一番近い障害である俺 に釘を刺しにきたのだろう、正反対双子姉妹の姉こと柊かがみ(説明口調)腰 に両手を当てて俺に詰め寄るようにする姿はまったく様になってる。素敵。 「面倒事って何よ? 適当に言い逃れしようとすんじゃないわよ?」 「えぇい疑い深い奴め、将来禿げるぞ?」 「残念私は白髪の家系だし、そもそも私は女です。ご愁傷様」 「女だってごちゃごちゃ頭使ってたら禿げる時は禿げるんだよ。 よかったな、お前の家系初の禿はなんと女性だ」 「へぇ、頭使うと禿げるんだ? ならあんたの髪の毛は一生安泰ね。おめでとう。」 「ありがとさん。俺が老衰で床に伏すときは長い前髪をかき分けて死ぬさ」 「あんたみたいなか弱い女の子に暴言吐く人の風上にも置けない人間に 死に際を見取ってくれる人が居るといいわね~」 「いやぁまったく、風下でカツラを抑えるお前の壁になれないのは残念至極だが、 お前こそ髪の毛が全部抜け落ちる前にどっかの男をむりくりとっ捕まえたほうがいいんじゃないか? そうも口も性格も悪ければ早々見つからないだろうがな」 「あんた喧嘩売ってんの?」 「お前こそ」 売り言葉に買い言葉だった。っていうかこの時点で既に口喧嘩だ。実に見る に耐えない。というか聞くに堪えない。むしろ両方。 「まったく成績不振の上に素行不良なんて、それこそ最悪。この時期に退学にならないといいわね」 「その素行不良な一男子学生と口論して優秀なクラス委員長の立場を壊さないように気をつけろよ? というか本性がばれない様にと言った方が正確かな」 「お生憎様、私はあんたと違って立ち振る舞いに気を使ってるの。先生達にも評判いいのよ」 「はっ、つまりただ単に面の皮が厚い猫かぶりだろ? 猫かぶるなら可愛く男を立ててみたらどうだ?」 「私そういう前時代的な風潮って大嫌いなのよね、別に男女平等なんていうつもりは無いけど だからって男に媚びるつもりも毛頭無いわ。特にあんたみたいなダメ男なんかには絶対嫌」 「ま、俺も概ね同意するな。デートでは男が奢りなんてあってたまるか、 まったく…驕った女に奢るなんてなんの言葉遊びだろうな?」 「さぁね、私には皆目見当がつかないのだけれど。それでも言わせてもらうなら あんたにそんな心配は徹頭徹尾ご無用と言う事だけね」 「その言葉お前にもそのまま返させてもらおうか」 「私は見てくれがいいからいいの。高校に入ってからラブレターどれくらい貰ったか教えてあげようか?」 「け、俺はお前なんかに大きな勇気を振り絞った男子生徒に心底同情するぜ」 「なら私はあんたなんかに同情された彼らに同情するわ」 机にぶっ倒れていた俺は起き上がり。かがみは片腕を腰からはずし俺に鋭く 指を向け、最初にあった数歩分の距離を詰め。ふと周囲に気を巡らせればクラ スの連中は大方が席につき、数学の眼鏡教師が呆然とキスできそうな至近距離 で言い合う俺達を眺めていた。 「……よぉ委員長」 「あによ」 「よくお前それでうまく立ち回ってると言えるな」 「は? ………あちゃ~」 俺に向けていた腕で頭をかいてつめてた距離を離しながらかがみは困ったよ うに苦笑いを浮かべた。俺はそれを尻目に中腰になっていた体制を整え、椅子 に座りなおして。 「いつまで立ってるんですか。委員長さん?」 ――― 『世界のためにお前を一人を失おうとも お前のために俺は俺の世界を失いたくは無い byキョン はっきり言ってお互い様よね byかがみ』 「で、あんたの面倒事って実際何なのよ?」 もぐもぐと弁当のおかずを箸でつまみながら後ろからかがみは俺に質問の形 をした詰問を口にする。食べ物を口にしながら言葉を口にするとは、行儀が悪 いこのこの上ないでござる。の巻き。 「いや、昨日から家に居候ができてな」 俺は背中合わせに感じるかがみの体温を感じつつ自分のおにぎりのラッピン グを1→3→2の順番で剥がす。海苔の端が千切れる。許せんぞツナマヨ。 「居候? ………ふーん、どんな?」 「いや、それが変な奴でよ。まだ二日しかたってないのに完全に馴染んでやがるんだよ」 「あんたが変な奴って言うんだから相当よね」 「言ってろ」 さぁ、と風が俺達の居る中庭の人工でない芝を揺らして流れる。かがみは弁 当に砂が入らないように蓋をして、風がやんでから食べ始める。 「んで、今はなぜか知らんが俺の部屋の押入れに自分の生活空間を確立していやがる」 「なに? 青い狸な訳? それはびっくり玉手箱ね」 「ひっくり返すな。……まぁ確かに青くはあるが外見は普通の女の子だ」 「女の子があんたの部屋に住んでる……?」 しまった、薮蛇だった。 「ん、まぁ、あれだ、子供だよ。女の子だ、まさに女"の子"だ。邪推するな」 「それはそれで問題よね」 「なんで?」 「ロリコン」 どちらにしても人間性を疑われてしまった。口は災いの元。 「あんたがどんな子と寝起きをともにしてようが勝手だけど 警察沙汰はやめてよね、私のところに事情聴取とかで警察がきたら迷惑もいいとろろよ」 「とろろは美味しいよな」 「絞めるわよ?」 「もぐもぐ」 あっ、辛子明太子を買ったつもりが焼き明太だった。不覚。 「まぁいいわ、口からでまかせだったら困るし。どうせ暇でしょ? 今日放課後あんたの家寄ってくからね」 「…了解」 …まぁ、こなたの外見年齢は本当に"子"だから大丈夫だろ。