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最近、間違ったタブンネの飼い方をする人が増えているそうです。 さあ、そこの間違った飼育法をしているあなた!私と正しいタブンネの飼い方を勉強しましょう! 1.食事 タブンネの餌はオボンの実やオレンの実がよいとされますが真っ赤な嘘です。本当は生ゴミ、タブンネの死骸、腐った木の実です。 ほら、タブンネを見てください。泣いて喜んでいます。 もし残したら、無理やり口に押し込んでやりましょう。とても喜びます。 2.触れ合う タブンネと触れ合う場合、ただのスキンシップではタブンネは嫌がります。 正しいスキンシップは、吊してサンドバッグにすることです。タブンネも気持ち良いのか寝てしまいます。 また、子タブンネの場合は球技のボールにすると良いでしょう。しばらくすると遊び疲れて眠ってしまいます。 すると、親タブンネはすやすやと(永遠の)眠りについている我が子を抱き上げます。微笑ましいのですが子タブンネは「しょうきゃくろ」というベッドで寝てもらうのでさっさと取り上げましょう。 4.就寝 一緒に寝るなんてとんでもない!まあこれはタブンネだけに言うことではないのですが。 タブンネは外で寝てもらいます。夏や冬で、クーラーが必要な程の日なら、タブンネをゲージに入れ、室外機前に置きましょう。 そうでない日なら首輪で外に繋いでおきましょう。 さて、日頃よく間違われる飼い方がわかったでしょうか。 あなたもこの飼い方を守って楽しくタブンネを虐待しましょう
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チャンスは突然訪れた。 町長が3日後に町で重大発表をすると言うのだ。その日は観光業を休みとし、テレビ局のカメラの前でそれを発表すると言う。既にテレビ局の手配も済んでいるそうだ。 相変わらずワンマンな町長な事だ。 町民たちは会合し、その日を全てのタブンネへの復讐を決行する日と決めた。 町民たちはその日に向けて、色んな準備を進めていった。 町長が3日後と宣言、町民達が会合をした次の日の夜、町長の家へと町民達は足を運んだ。 町民「町長、おはようございます。明日の件でお話があるのですが・・・」 町長「何だね?」 町民「扉を開けていただけますか?資料をお見せしたいのです。」 町長は扉を開く。開いたところで隠れていた町民たちは扉を大きく開き、中へと突入した。 町長「いきなりなnムグッ!!」 町民達は町長にキノガッサの胞子を被せ、町長を眠らせた。 そして町民たちは町長の家へと入った。玄関を潜ると普段見慣れたタブンネと違って、少し小柄で見た目がとても可愛らしいタブンネが4匹「ミィミィ♪」と甘えた声を出しながらやってきた。 しかしそのタブンネ達は、急に眠った町長を見ると、少し怖がってしまった。うるさくなりそうなので、町長と同じくキノガッサの胞子で眠らせた。 町長の家を皆で物色してみた。すると、タブンネの愛護団体からの表彰状がたくさん出てきた。その御礼を兼ねて~と書いてある紙を見つけた。 どうやら愛護団体からお金を沢山貰っていたようだ。つまり町長は、複数の愛護団体に所属していたらしい。 町民達は町長がお金をなによりも大切だと思っていたと勘違いしていたが、町長は熱心なタブンネ愛好家だと言う事を知った。Cのお爺さんの事業をやめさせた理由もタブンネを愛するが故だったのだろう。 お金のためだけならば、わざわざタブンネを家の中でも飼うわけがない、タブンネは文字通り腐るほど町中に湧いて出てくるのだ。 町長はボコボコにした後テレビ局のカメラの前で今までのことを全て話し、世界中に晒してやるつもりだったがそれよりも苦しめてやることが出来ると知り、町民たちはニヤりと笑った。 町民達は町長と、無駄に可愛いタブンネ4匹を担いで工場へと入っていった。 いつも暴行するのに使っていた部屋で町長を椅子にきつく縛る。4匹のタブンネ達は縛って転がしておいた。 その部屋の中には大勢の町民とポケモン達の他、特性が再生力の全身禿と、全身が痣と血にまみれのタブンネが居た。二匹とも倒れていた。 全身禿は今日もずっと暴行させられ続けていたのだろう。特性が再生力と言えど朝から晩まで町民とポケモン達に暴行され続けることを繰り返したタブンネの身体が治りきるはずもなく、傷だらけだった。 そして毎日死んだ自分の同族を食べさせられていたのだろう。栄養状態が一気に悪くなったためか、顔色は良くなかった。そして目には相変わらず光が宿っていなかった。 6匹のタブンネと町長に熱湯をかけ、目を覚まさせた。 「ミビャ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙」「あ゙づあ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ」 タブンネと町長の叫び声が聞こえました。 町長の可愛がっていた4匹の鳴き声はとても可愛く、その叫び声は町民達をより一層喜ばせてくれた。 町長「何をするんだ!!町長である私に向かってきさまらぁぁぁぁ」 町民は町長の顔を力を込めて一発殴った。そしてブバッっという汚い声をと血飛沫を上げる町長に言い放った。 「町の平穏よりも、町民よりも、町に住んでいたポケモン達よりもタブンネと金を自分の思想で優先したお前はもう町長ではない。ここで地獄の苦しみを味合わせてやる」 そして元町長の口を縛りあげた。その光景をタブンネ達は震えながら見ている。暴行されていたタブンネは元より、無駄に可愛いタブンネ達はただ震えているだけだった。 4匹のタブンネ達はきっと町長だった人間にずっと可愛がってもらっていたんだろう。毛並みもそこら辺のとは比べ物にならないくらい綺麗だった。 町民達はタブンネ達に言い放った。「イスに縛られた人間を暴行しろ。そうしたらお前たちは助けてやる。」 全身禿は大きく頷いた。4匹のタブンネ達は首を横に振り、涙を流していた。しかし血と痣まみれのタブンネは全く動かなかった。 どうやらそのタブンネは四足を折られていたらしい。動けないタブンネに要はない。そう言って町民はそのタブンネを蹴飛ばすために近づいた。 しかしその歩みは農家の人に止められた。 農家の人「どうせならそいつからやらせようぜ。」町民達は頷いてタブンネ達に言い放った。 「先にその死に損ないを暴行しろ。そしてとどめをさせ。しなければお前らを苦しめて殺す。」 その言葉に4匹のタブンネ達は震える。しかし全身禿は「ミ゙ーーーーッ゙!」と叫びながら倒れている血だるまタブンネを思い切り蹴り飛ばした。 「ヒビ゙ャ゙ッ゙」短い叫び声をあげながら血だるまは壁に激突する。痛みと暴行された辛い記憶を思い出し、「ビィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙」と掠れた声で叫び続けた。 全身禿はレベルが高いわけではなかったが、今までの暴行をされ続ける地獄の日々から解放されるのなら・・という悲痛な願いから湧き出る力なのだろう。 血だるまは再生力の力が無いため、暴行の傷が癒えておらずダメージも大きいのだろう。 全身禿は血だるまを殴る蹴るの暴行をし始めた。血だるまのタブンネは掠れた声で叫び続ける。 4匹のタブンネ達と、元町長はその光景を涙と涎を流しながら見ているだけだった。 町民達は4匹のタブンネ達の縄を外し、「そんなに死にたいのか」と言い放ち、一匹の蹴り飛ばし、尻尾に手をかける。 タブンネは小さい足をばたつかせながら「ミィ・・・ミィ・・」と許しを乞う鳴き声をあげた。3匹のタブンネも同様の鳴き声を上げ、町民を見ている。 しかしその願いを一蹴するように笑い、タブンネの尻尾を引き抜いた。 「ミ゙ッ゙ギァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!」と甲高い叫び声と尻から血を流しながらタブンネはこちらを見ていた。 綺麗に手入れされて真っ白な尻尾があったところには、赤黒い骨だけが残っていた。 見栄えが悪いので、尻尾の骨を折りとってあげた。見栄えを良くされたタブンネは泣きながら「ミ゙ッ゙ギァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!」とまた叫んだ。 元町長はその光景を暴れながら「ンヌゥ~~~」と叫んでいた。 「やらないとどうなるかわかった?」そう問いかけると、4匹のタブンネは大きく頷き、全身禿と共に血だるまのタブンネを暴行し始めた。 集団でタブンネがタブンネを暴行するその光景は、元町長にとって地獄絵図でしかなかった。愛するタブンネが・・しかも自分が愛情を注ぎ育て続けたタブンネが必死の形相で違うタブンネを暴行しているのである。 元町長は口を縛られながら叫び続けていた。やがて、掠れた声の絶叫が止まった。町民たちが暴行をしていたタブンネ達の腹を蹴り飛ばし、血だるまを確認すると血だるまは死んでいた。その形相は、苦痛と絶望に満ちていた。 蹴り飛ばされたタブンネ達はお腹を抑え、嘔吐していた。全身禿は中途半端に消化された赤黒い肉を、他のタブンネ達は消化不良のオボンやモモンの実を吐き出していた。 それを手袋で掴み元町長の口へと運び、「喰えばタブンネ達を助けてあげる。」と言い、元町長の口縄を解いてやる。そして口に入れたが、町長も嘔吐した。 ちゃんとやれよ。と呟き、町民達は笑いながら尾がなくなったタブンネを集団で暴行し始めた。20分程暴行を繰り返し、一度解放した。 そのタブンネは全身が痣だらけになり、色違いのようになっていた。その光景を見せつけられていた元町長にもう一度問う。「喰え」と。元町長は泣きながら首を縦に何度も振った。 そして口にタブンネの嘔吐物と、血まみれの尻尾を口に何度も運んで食べさせた。元町長が必死の形相でタブンネ達の嘔吐物を食べるその様子は皆の笑いものになっていた。 タブンネ達は震えるばかりだった。唯一全身禿は、早く解放されたいらしく元町長を如何にも殺してやろうというような表情をして見つめていた。 元町長を苦しめたいので、全身禿には違う命令をした。尾無しのタブンネを縛られた人間の前で暴行して殺せと。 全身禿は頷き、必死な顔で尾無しを暴行し始めた。全身禿の狂気に満ちた声と、尾無しの辛そうな掠れた声が響く中、もうやめてくれと泣きながら叫ぶ元町長。その元町長に近づく3匹のタブンネ達・・・ 元町長は3匹のタブンネを見て、少し和らいだ表情になった。だがそれは一瞬の事だった。3匹のタブンネは縛られた元町長を殴った。そしてイスは倒れ、元町長の顔を中心に暴行し始めた。 その時の元町長は死にそうな表情だった。 タブンネ達は町民たちに屈したのである。 元町長が全身痣だらけになり、歯が何本も折れている状態になったので、タブンネ達を殴って一旦止める。一件ひ弱そうなタブンネ達も必死になれば結構出来るようだ。 全身禿に暴行され続けていた尾無しのタブンネは既に絶望の表情のまま死んでいた。尾無しの死体を元町長の縄にくくりつる。そして全身禿を大人しくなるまで暴行し続ける。 大人しくなったら縛り上げた。他の3匹はよく出来たね。と褒めてあげてから腕だけを縛った。 町民達は満足し、自分たちの家に帰っていった。 次の日(復讐決行日の前日) 朝になったので今日非番の者達が町長だった人のもとへと行く。 3匹のタブンネは縛られた元町長にずっと寄り添って眠っていた。全身禿は壁際で寝ていた。 3匹のタブンネ達の前足の縄を解いでやった後、いつものように熱湯をかけて起こしてあげる。今日は元町長も熱湯をかけて起こしてやった。 「ミ゙ビャ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙」「ぐがぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」と絶叫しながら目を覚ました。 3匹のタブンネも元町長はやけに騒ぎ続けていた。そんな元町長を心配そうな顔で見つめながら元町長に寄り添う3匹のタブンネ。 タブンネ達が元町長に触れると元町長は更に大きな絶叫をした。 実は今日のはただの熱湯ではなく、塩分たっぷりの食塩水だったのだ。元町長はすごい絶叫をしてくれている。 全身禿のタブンネ以外は昨日と比べ皆回復していなかった。どうやら再生力ではないようだ。 町民「そんなに大好きな人をそんなに傷だらけにした酷いのは誰だろうなぁ~♪」と意地悪く言う。 また泣きそうなタブンネ達は元町長に更に強く寄り添った。しかし傷が塩水で染みる元町長にタブンネが強く触れると、元町長はとても苦しんだ。 その苦しみ様を見て泣き始め、3匹のタブンネ達は元町長に強く抱きついた。 元町長は苦痛の表情をしながら絶叫する。タブンネ達はそんな元町長を更に強く抱きしめる。 地獄の無限ループになっていた。町民達は大笑いしながら、その光景を見ていた。 1時間程その光景を見て飽きた町民達は3匹のタブンネを蹴り飛ばしてどかした。 そして元町長に「こいつらは自分の為にお前を傷つけた。所詮タブンネなんてそんなもんだよ。それでもお前はタブンネが好きかい?」 その問に元町長は「当たり前だ。この子達がそうしたのも全て貴様らのせいだ!」と叫んだ。 答えをきいた町民は笑いながら元町長に冷たく「この3匹のタブンネの内、一匹をお前の手でたっぷりいたぶってからから殺せ。ちゃんと出来たら残った2匹とお前は助けてやる。」と言い放った。 それを聞いて絶句し、顔が青ざめる元町長。 町民は畳み掛けるように「嫌ならいいよ。俺たちが3匹を一匹ずつお前の目の前でたっぷり可愛がってから殺してあげるから。その時はお前は解放せず、他のタブンネ達を沢山捕まえてきてお前の目の前で暴行し続けるだけだ」 この言葉を聴いた元町長は悔しそうに泣きながら、首をゆっくり縦に振った。それを確認した町民は「俺らがこうなったのも、タブンネを苦しめる事になったのも全部お前のせいだ。その恨みたっぷり仕返しさせてもらうよ。」 「まぁそれはいい。俺たちが満足するように苦しめる事が出来ずに殺してしまったら生きてるタブンネでやり直しな。しっかり苦しめろよ。」 それを聴き、元町長は声に言葉になっていない悲鳴を上げた。 少しでも長く元町長の愛しているタブンネと元町長を苦しませる為に、3匹のタブンネ達をすごいキズぐすりで回復してやった。 傷がふさがり、痛いのがどこかに飛んでいった3匹のタブンネ達は喜び、「ミィミィ♪」と無駄にかわいい声で鳴き、3匹で抱き合っていた。1匹の家族を失い、まだ解放されていないというのにのんきなもんだ。 可愛らしいタブンネ達を虚ろな目で見つめる元町長の縄を切った。縄を切られた元町長は尾無しのタブンネの死体と共に床に崩れた。 全身禿は震えながら倒れている。町民は尾無しの肉塊を全身禿の口元に持って行き、食べろと言った。 全身禿は逆らっても逆効果だということをわかっていた。全身禿は縄に縛られ倒れたまま尾無しタブンネの肉塊をなんとも言えない表情をしながら食べはじめた。 元町長が縄から解放された事に気づいた3匹のタブンネ達は、元町長の所へ嬉そうに走って行き、そのまま元町長を抱きしめた。元町長の顔が少し強張ったが、声をあげることはなかった。 元町長は啜り泣きをしながら自分を抱きしめる3匹のタブンネを見ている。町民達はそれをニヤニヤしながら見守った。きっとどのタブンネも元町長が出来る限りの愛情を注ぎ続けていたのだろう。 元町長は独り身だ。昔結婚していたらしいが、妻を病気で亡くしていたらしい。きっとタブンネ達を家族として、まるで自分の子供のように溺愛していたのだろう。 そんなタブンネ達の中から一匹を選んで沢山苦しめる暴行をした後その子を殺すのだ。元町長の心情を察した町民は居たが、同情をした人は居るわけがなかった。 一方その頃全身禿は元町長が愛情を沢山注いだタブンネだった肉塊を吐き出しそうになりながら少しずつ平らげていた。その光景を元町長は複雑そうな顔で何度もチラチラ見ていた。 元町長は、自分を抱きしめる3匹のタブンネを見続ける。30分程経っただろうか。元町長はタブンネ達に離れるように言う。 そして、一匹のタブンネの腹を蹴り上げた。「ミ゙ッ!」という声をあげながら吹っ飛ぶタブンネ。それを無事な2匹のタブンネは呆然として固まった。 蹴られたタブンネも「なんで?どうして?大好きな人にこんな事されたの?」というような顔をしながら元町長を見ている。元町長は泣きながらそのタブンネの顔を殴った。殴られたタブンネは元町長から逃げ、 「ミィミィ!」というような子どもが駄々をこねるような口調で元町長に何かを訴えた。 しかし元町長は「許してくれ・・」と言い、狙いを定めたタブンネを暴行し始める。「ミィ!ミミミミィ!!」といういつも殴られる時に出す絶叫とは全く別の鳴き声でタブンネは暴行され続けた。 タブンネの目には大粒の涙が沢山出ていた。 固まっていた2匹のタブンネが元町長の所へと走り出し、一匹は元町長の腕に泣きながらしがみつき、もう一匹は暴行されていたタブンネを庇うように抱きしめた。 そして2匹が「ミィ~ミィミミィ!!」と元町長に訴えかけ続ける。元町長は「すまん」と言い、二匹のタブンネ達を振り払う。そして再びタブンネを暴行し始めた。 しかし振り払われた2匹は諦めずに元町長を邪魔し、暴行されるタブンネを庇おうとする。それを延々と繰り返していった。 見事な種を越えた家族愛に町民達は驚く。しかしその家族愛は、タブンネ達と元町長を一層苦しめるだけだった。 邪魔される事に腹を立てたのか、元町長は邪魔をするタブンネ達の顔を殴り飛ばした。 その二匹は「ミ゙グッ」と小さい声をあげながら後ずさりし、怯える表情で元町長と暴行されていた家族を見る。そして元町長がまた暴行を始めると、「ミァァァァァァン」と2匹揃って泣き出しだ。 2匹は寄り添い、ギュっと抱き合いながら元町長の暴行を見届ける。全身が痣だらけになったタブンネは泣き疲れ「フィィ・・」と掠れた声でまだ元町長に何かを訴えていた。 町民達にはその意味はわからないが、泣いてる2匹と元町長にはきっとその意味がわかるのだろう。精神的に苦しめてくれていたようだ。 その声に腹をたてた町民が元町長に怒鳴った。「両耳をちぎってやれ!」と。 元町長は顔をしかめるがすぐに何かを決意した顔になり、暴行していたタブンネの耳を掴む。不安そうに見るタブンネ達。 次の瞬間耳を掴みながらタブンネを振り回した。あまりの痛みにとうとう何かを訴えるような声ではなくなり、「ミ゙イ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙」という声で叫ぶタブンネ。 耳はタブンネの長所であるらしい。長所ということは急所でもある。その耳をぐっと掴まれちぎるために振り回されているのだ。おそらく物凄く痛いのだろう。 その光景を、町民達は笑いながら見ていた。 振り回し続けられるタブンネの声が少しずつ激しくなっていく。 ブチッ!という音と1拍子遅れて「ビヴ゙という煩い叫び声が聞こえた。耳を掴まれていたタブンネは吹っ飛んだ。 吹っ飛んだタブンネを見ると、片耳がなく、赤い血がどくどくと噴き出すように流れている。その耳があった付け根の部分をものすごい表情をしながら抑えていた。 元町長は「すまん・・すまん・・!」とつぶやきながら、頭を抱えて座り込んでしまった。 町民は元町長に「もう片方残ってるぞ!」とまくし立てる。 元町長はタブンネに向かいながら「許してくれぇぇぇ」と言いながら近づいた。片耳は元町長を怖がり、走って逃げ出した。 傷だらけの元町長はあまり早く走れなく追いつけなかった。おそらく歳のせいもあるのだろうが。 どちらが鬼かわからない顔をしている追いかけっこは延々と続いた。元町長では片耳に追いつけないらしい。 イラついた町民は、寄り添って抱き合うタブンネに近づき、「あの片耳を捕まえろ。」とタブンネ達に言った。 タブンネ達はそれを聞いて「ミィ!ミィ!」と拒否する。しかし、「お前も死んだ家族のように惨めに死にたいか?」という一言でタブンネ達はおとなしくなった。 そして、逃げて壁際に居る片耳の所へ走る。片耳は二匹が助けてくれるのかと思ったのか、安堵の表情を見せ、二匹のもとへと駆け寄っていく。 しかし2匹のタブンネ達が片耳を抑えた。裏切られた片耳は「ビグィ゙ィ゙ィ゙!!」と叫び、首をキョロキョロさせて暴れた。 二匹の抑えられて動けない片耳に元町長はゆっくりと近づき、残った耳を掴んだ。タブンネは叫び始めたが、元町長はまたも何度も何度も振り回しはじめた。 片耳はまたも絶叫し続ける。そして10分程振り回されたとき「ミ゙ブィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!」という声を上げ、吹っ飛んだ。タブンネの両耳がなくなった。 掠れた声で泣きながら、両耳があったところを抑えるタブンネに元町長は近づき、今度は尻尾を掴んだ。尻尾を掴み引っ張り始める元町長。 タブンネは手足をジタバタさせながら「ギャ゙ビィ゙ィ゙ィ゙~」と叫び続けた。そして断末魔のような声をあげる。 尻尾はタブンネの尻尾から完全に無くなった。元町長は火事場の馬鹿力のような力で掴んだのだろう。骨ごと引きぬかれていた。 尻尾を失ったタブンネは泡を吹き、気絶していた。 町民達は元町長に一旦やめるように指示をした。そして元町長に鋸を渡し、2匹のタブンネ達に、耳と尾無しをしっかり抑えるように指示をした。 元町長には何もいっていないが、すぐに理解しただろう。顔が青ざめ、少しの間固まった元町長だが、鋸を使い、耳と尾無しの右腕から挽きはじめた。 「グビャ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙」ともの凄い絶叫を上げ目をさました。 必死に暴れる耳と尾がないタブンネと、必死の形相でそのタブンネの腕を挽く元町長と、泣きながらタブンネを抑える2匹のタブンネ。 まさに地獄絵図であった。 耳と尾なしはなんとか抜け出した。しかし右腕は骨まで切られており、血がどくどくと流れていた。 そして元町長に殴りかかった。殺されるなら・・とでもいうのだろう。元町長はその攻撃を受けて倒れてしまった。耳と尾無しは元町長に追撃しようとしたが、元町長の足蹴りを喰らってうずくまってしまった。 元町長は怒鳴り声を上げながら耳と尾なしを容赦のない攻撃をしはじめた。 2匹のタブンネはそっぽを向き、震えて耳を抑えて丸まっていた。 「ミ゙ッ゙ヴャ゙ァ゙」耳と尾なしは耐えられずに倒れてしまう。元町長は足でタブンネの短い足を思い切り体重をかけて踏み潰し、鋸を挽いた。 耳と尾なしは暴れるが、本気の元町長には敵わず、叫びながら切り裂かれて言った。 そして骨をゴリゴリ削られ、右腕がポロリと落ちた。タブンネはまたも逃げ出そうとするが、元町長に足をかけられ倒れてしまった。 うつ伏せになりながら、左腕でもがきながら逃げようとするタブンネ。しかし元町長はそんなタブンネを踏み潰し、今度は右足を挽き始めた。「ブビィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!」叫び続けるタブンネ。 そんな事を繰り返しながら四足は完全になくなり、タブンネはダルマになった。 タブンネは息も絶え絶えになりもう死にそうである。元町長は今度は腹を何度も踏み潰す。「ミ゙ギャ゙ッミ゙ギャ゙ッミ゙ギャ゙ッミ゙ギャ゙ッ」潰される旅に叫ぶタブンネ。 やがて元町長は首に鋸の刃を当てた。少しずつ鋸を挽く元町長。ダルマとなったタブンネは涙を流しながら元町長の顔をじいっと見た。見続けながら首を切られ、叫んだ。 骨まで達すとヒュ~ヒュ~という呼吸音と共に、「ミ゙ヴォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ッ!」という断末魔が発し、ダルマになったタブンネは元町長に憎しみのまなざしをしながら死んだ。 死んだ・・否、自分が殺したタブンネを見ながら元町長はすまん・・と何度も言いながら泣き崩れた。 町民達はそんな元町長に「お疲れ様~♪いい物見せてもらったよ♪」とご機嫌な様子で言った。 元町長はそんな町民達にものすごい表情で睨んだ。 その顔を見た町民達は、「随分と偉そうな態度だね。俺らやっぱ満足してないからもう一匹をさっきのより苦しめてから殺してくれよ。」と言った。 絶望した元町長と、2匹のタブンネ。元町長は鋸を掴んで、こちらに襲いかかってきた。 だが、疲れきった元町長では町民達の相手にすらならなかった。鋸による攻撃を避けられ、その腕を掴まれ、腹に見事な一撃を喰らう元町長。グボッという声を発しながら、うずくまった。 町民の一人が「まぁ町長だった人頑張ってくれたし元町長はやらなくてもいいか。あの二匹で戦って、生き残った方を助けてやらないか?」と言った。 町民達はそれに同意し、元町長を再び縛り上げた。 2匹のタブンネは、心配そうにこちらを見ていた。町民は二匹に「お前ら殺し合え。生き残った方と元町長を解放してあげるよ^^」と笑いながら言う。 二匹が絶句し、お互いの顔を見合わせた。町民は畳み掛けるように「じゃあ元町長さんとお前ら全員死んでもらおっか^^」と再び笑いながら言った。 その話をきき、ミィミィ・・と媚び始めるタブンネ達。町民達は元町長を思い切り蹴飛ばした。それを見て「ミィィィィィィィィ」と悲痛な叫び声をタブンネ達は上げた。 少し見合わせた後、小柄な方のタブンネがもう一匹の頬を殴った。 頬を殴られたタブンネは尻餅を着き、頬を抑えながら、目をまん丸にして、小柄な方を見ていた。ミィミィ!!と何かを訴えているが、小柄な方は追撃をする。 その光景を元町長は死んだ魚のような目をしてジーっと見ていた。 小柄なタブンネは必死の形相で「ミ゙ー!ミ゙ィィィィ!」と叫びながら殴り続ける。もう一匹も殴り返しはじめた。蹴り等も交えながら2匹の決闘は始まった。 あれ程可愛らしかったタブンネ達は今、その可愛らしさの欠片も見せず叫びあい攻撃しあう。レベルは低いが、それなりの見ごたえがあった。 奇声を両者は上げながら殴り合う。やがて一匹が倒れる。小柄な方が先制攻撃をしかけていたのが効いたのか、少し大きいほうが倒れた。 そこにマウントし、「ミ゙ー!」と叫びながら攻撃し続ける小柄なタブンネ。 倒れて攻撃された方はあざと血にまみれ、叫び続けるが、その叫び声が止まった。 タブンネ達に町民達が近づく。倒れているタブンネは息はしていなかった。死んでいた。 元町長はそれを虚ろな目で見続けていた。きっと見るに耐えられなかったのだろう。 いい表情だ。元町長の縄を解いてやったが、元町長はその場から崩れ去り、動かなかった。 町民達は生き残ったタブンネを笑顔で頭を撫でながら「これでおうちにかえれるね♪」と軽い声で言った。 小柄なタブンネは少しも嬉しそうではなかったが、溜息をつきながら元町長の所へとぼとぼと歩いていった。 生き残った小柄なタブンネは元町長の所へと辿りつき、「ミィ~・・」とか細い鳴き声を発した。 元町長が小柄なタブンネにゆっくりと手を伸ばす。そして撫でようとした瞬間小柄なタブンネは「ビギュッ゙」という声を上げ、吹き飛んだ。 吹き飛んだ傷だらけの小柄なタブンネに更に追撃しようとする者が居た。 それは全身禿だった。実は全身禿は、生き残った方のタブンネを殺せば解放してやると、町民に言われ、縄を解かれていたのだ。 「やっと・・やっと地獄から解放される。」そう思ってた小柄と元町長にとってそのふいうちは素晴らしいほど効いた。 小柄に全身禿はマウントし、何度も何度も殴りかかった。表記出来ないような奇声を出しながら暴行し続ける全身禿。それをニヤニヤしながら見続ける町民達。 元町長は全身禿を蹴り飛ばし、小柄の安否を確認する。小柄なタブンネは「フィィ・・」と弱々しい声を発しながら元町長を見る。絶望に満ちた良い表情だ。 そんな二人に全身禿は再び襲いかかる。蹴り飛ばされ、倒れる元町長。そして再び暴行される小柄。元町長は怒り、全身禿を攻撃しはじめた。 全身禿と元町長は奇声を発しながら攻撃しあう。実力伯仲で、なかなか勝負がつかない。意外な好勝負に町民達は沸いた。 しかし全身禿は今日は殴られていないのでかなり回復出来たようだ。一方元町長は、殴ったり、殴られたり、走ったりで体力を大きく消耗していた。 全身禿が優勢になり、元町長を何度も何度も殴り続けた。小柄なタブンネは「ミ゙ミ゙ミ゙ミ゙ミ゙ミ゙」と叫び、全身禿を攻撃し始めた。それを好機とし、元町長も全身禿を攻撃し始めた。 全身禿は抵抗したが、さすがに必死な1人と一匹の攻撃には耐えられず、されるがままになっていた。やがて全身禿の動きと叫びは止まるが、元町長と小柄なタブンネは暴行し続けていた。 小柄が息を切らし、倒れると、元町長は攻撃をやめ、小柄に詰め寄った。元町長は小柄に謝りながらその体をゆすっていた。 全身禿はゆっくりと動き出した、まだ死んで居なかったのだ。全身禿はビギャァァァアと絶叫しながら元町長をどついて、小柄を暴行した。 狂気の表情で攻撃をし続ける全身禿を、元町長は殴り飛ばした。お互い体力は限界らしい。全身禿は倒れる。 倒れた全身禿を元町長は殺気の篭った拳をぶつけ続けた。そして、全身禿の首を掴み、長い間しめつづけ、殺した。 戦いに勝った元町長は小柄の元へと這いずりながら行く。たどり着いた時に、元町長は絶叫を上げた。小柄は体力の限界の後に暴行され、事切れてしまった。 元町長は小柄を泣き叫びながら抱きしめた。 町民達はその光景を見て満足し、元町長を地下室に入れ、監禁した。 この光景はしっかりビデオカメラに収めている。 今日来れなかった元町長に恨みを持つ人は仕事が終了後に見て、皆満足した。 明日はタブンネ達に復讐する日だ。ポケモン達を含む町民達にとってずっと待ち望んでいた日がもうすぐ来る。
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あるタブンネの群れに、一匹の不器用なタブンネがいました。 みんなで集めた木の実を池にぶちまける、遊んでいれば何故かミツハニーの大群を呼んでくる などは日常茶飯事、木の実と間違えて毒団子を拾ってきてあやうく仲間を殺しかけたり 笑い話では済まされないレベルの失敗をすることもあります。 こんな不器用タブンネを群れの仲間達も疎ましく思っていましたが、タブンネという種族は元々仲間想いで温厚な上、 不器用なりにみんなの役に立とうとするこのタブンネを嫌いなれず、群れに置いて出来る限りサポートしていました。 しかしある日、とうとう取り返しのつかない事件が起こってしまいます。 木の実探しで森を歩いていた不器用ンネ、たくさん木の実を集めようと張り切っています。 その時、少し離れたところでタブンネの声が聞こえました。要領は悪くても聴力だけは他のタブンネと同様に優れています。 聞こえてくる声には子タブンネのものも混じっており、何だか焦っていて、不安を感じさせる鳴き声でした。 住処の外に子供が出るはずはないんだけど…心配になった不器用ンネは急いで声の元へ駆けだしました。 すぐ近くまで来て、声の元を恐る恐る覗いてみると、怪我をした父タブンネを母タブンネを介抱しながら 傍らでは子タブンネ二匹が泣きそうな顔で見守っています。 「ミィ!?ミィ!ミミィ!!」 母タブンネが不器用ンネに気づくと、助けを求めて懇願してきました。助けてあげたいのは山々だけど自分も癒しの波動を使うことは出来ないし… 不器用ンネが居る群れは警戒心が強く、例え同族のタブンネであっても群れの外の者を住処に招くことは禁じています。 「ミィーーーー!!ミミィーーーー!!」 大声で近くに仲間が居ないか助けを呼びますが、住処とは大分離れたところまで来たからでしょうか、応答するものは誰もいません。 そもそも敵を呼び寄せるため、被食者であるタブンネが大声を出すことはタブーであると本能で分かるものですが、やっぱりどこか抜けています。 早く手当てをしないと死んでしまうかもしれない…群れの掟は大事だけど、この一家を見捨てるなんてことはとても出来ない 子タブンネのうるうるとこっちを見つめる瞳で、不器用ンネは決心しました。 母タブンネと二匹で父タブンネを介助し、住処へと向かいます。 幸い敵にも見つからず、ドジることもなく無事に住処へとたどり着きました。早く助けてくれる仲間を呼ぼうと大急ぎ。 不器用ンネの他にも、子供の声も混じっていたからでしょう、群れのタブンネ達は住処から出てきて不審そうな顔で待っていました。 掟を破ってごめんなさい…でもどうしても見捨てることは出来なくて… 不器用ンネがそう弁解しようとしたところ、不審そうな顔をした群れの長の顔が、より一層警戒心を強めたものへと変わります。 「ミィ~~~ッ!ミィ~~~ッ!!」 他の仲間達も可愛い顔を出来る限り厳しくして、激しい声で威嚇し始めました。 確かに掟は破ったけどあまりに厳しい反応に困惑してオロオロする不器用ンネ。 「ミィッ!ミィィッ!!」 長ンネが、子タブンネの一匹を指して叫びます。よく見ると体の模様が普通のタブンネとは微妙に違います。 「ミィィ~?」 不思議そうに首を傾げる不器用ンネでしたが、次の瞬間不器用ンネの声は驚愕に変わります。 「ミィィィ~~~ッ!?」 なんと子タブンネがゾロアへと姿を変えたのです。父タブンネに何やら謝るような声で鳴いていますが 父タブンネはチッと舌うちをすると、こちらはゾロアークへと姿を変え、不器用ンネの喉元に鋭利な爪を押しあてました。続いて残りの二匹も姿を変えます。 「ミッ!?ミヒィ!!」 さしずめ人質といったところでしょうか、不器用ンネの体をがっちりと押さえつけた父ゾロアークはタブンネの群れに向かってニヤリと笑います。 子タブンネの模様に気づかなかったのは仕方ないとしても、本来タブンネなら怪我をした相手には触角を押しあて状態を確かめるものですが これもまた不器用ンネのドジが引き起こしてしまった災難です。 不器用ンネは住処に外敵を招き入れてしまった申し訳なさで押しつぶされそうでした。しかし恐怖に支配され何も出来ずただ震えるばかり。 群れの仲間達は不器用ンネを人質に取られたため、険しい顔のまま動くことが出来ません。 その時、外の騒がしさが気になったのか、子タブンネ達や赤ちゃんタブンネを抱えた母タブンネ達が出てきました。 「ミィィ!!」 来るな!戻れ!と叫びますが時既に遅し、ゾロアーク達と人質に取られた不器用ンネを見てパニックが起こります。 動揺するタブンネの群れを尻目に、父ゾロアークがけたたましく鋭い叫び声をあげました。 この叫び声にシーンと静まるタブンネの群れ。すると、狩りのためにこの森の周辺に潜んでいたのでしょう 森の奥からガサガサと音がしてさらに数匹のゾロアークが現れました。 父ゾロアークが合図をすると、一斉にタブンネの群れ目がけて駆けだすゾロアーク達。 再びタブンネの群れがパニックに陥ります。ゾロアーク達は大人のタブンネは無視して子供や赤ん坊ばかりを攫って行きます。 「ミィィィィー!!」 愛する我が子を奪われ叫ぶ親タブンネ達。しかし不器用ンネを人質に取られているためゾロアーク達に攻撃出来ないでいました。 タブンネ達にとっては、いくらドジで駄目な不器用ンネでも家族と同様大切な仲間なのです。 仲間意識の強いタブンネ達にとって、群れはそれ自体で一つの家族のようなものです。 いくらゾロアークでもタブンネの群れを一度に相手にすれば敵わないでしょう。 しかし狡猾なゾロアークは、タブンネの優しさや仲間想いなところを逆手にとった作戦を立てました。 非情なやり方ですが、自らが生きるために強き者がより弱き者を狩る、これが自然の摂理なのです。 ゾロア達もこうして色んな狩りの様子を観察しながら、一人前のゾロアークへと成長していくのです。 一匹で数匹の子タブンネ、幼児タブンネを抱え、数にすると十数匹のタブンネを奪ったゾロアーク達。 「ピィ!ピピィ!!」 腕の中では子タブンネ達が助けを求めてピィピィ鳴いています。 「ミイイイイイイイイイイイイイイィィィィィーーーー……!!」 我が子を奪われたタブンネ達の悲痛な泣き声を背に、ゾロアーク達は次々と森へ消えていきます。 そして、最後のゾロアークが撤退を終えると、父ゾロアークはタブンネの群れを一瞥し、人質にとった不器用ンネをそのまま連れ去ってしまいました。 「ミッッ!!ミ゛イィィィーーッ!!」 逃れようと必死な抵抗をする不器用ブンネ。しかしゾロアークの力は強くまるで動くことが出来ません。 このまま連れ去られてどうなってしまうの?やっぱり食べられて… 恐ろしい想像が頭に浮かび、一層激しく無駄な足掻きをするのでした。 しばらく森を駆けて着いたゾロアークの住処、そこは凄惨な光景が広がりタブンネにとっては地獄のような場所でした。 集落のあちこちにはタブンネの骨や死体が転がっており、バルチャイやバルジーナが死肉を啄んでいます。 木々には耳を蔓で縛られたタブンネ達が吊るされ、どれも見るも無残な姿の者ばかりです。 四肢が欠けた者、目がくり抜かれている者、既に生首となってしまった者……どのタブンネ達も体に無数の生々しい傷跡があります。 同族達のおぞましい姿に声を失う不器用ンネでしたが、共に捕えられた子供達の鳴き声で我に帰りました。 「ミィミィミィミィ!!」「ピィピィ!!ピィピィ!!」 集落の中央にぶちまけられた子供達は、恐怖と困惑で固まっておろおろするばかりです。 すると、仲間の帰りを待ちわびた小さなゾロア、赤子を抱えた母親ゾロアーク達が住処からわらわらと出てきました。 集められた美味しそうな獲物に皆大喜びです。お腹を空かせた子供達は我慢出来ずに目の前の餌に飛びかかります。 「ピィィィィィィ!!!」 一か所に固まって震えていた子タブンネ達ですが、襲いかかる捕食者から逃れるため、悲鳴をあげながら蜘蛛の子を散らしたように逃げ惑いました。 子供とはいえ俊敏なゾロア達から逃げ切れるはずはありません。 柔らかく新鮮な子タブンネの肉がゾロア達に与えられるのは、美味しさや栄養価のためだけでなく獲物を狩る絶好の練習台でもあるからです。 生き延びようとと小さな体を必死に動かす子タブンネ達ですがすぐに追いつかれ、挟み撃ちにされ、取り囲まれ、逃げ道を断たれ絶望します。 しかしすぐには殺されません。獲物を追い詰めても追撃の手を緩め、少しずつ相手の体力を奪い十分に弱らせてから仕留めるのです。 中には我慢出来ずにすぐに喰らいつく食いしん坊な子もいます。 「ビヤァァァァァァァァァァァ!!!!!」 生きたままぽってりしたお腹を食いちぎられ、凄まじい痛みに絶叫する子タブンネ。 気が早いゾロアをゾロアークが軽く叱り「えへへ」と反省する、ゾロアーク達には日常的な光景ですが、子タブンネにとってはまさに生き地獄です。 まだ立つことすらままならないような赤ちゃんタブンネにでも容赦はありません。 狩りの練習にもならないような赤ちゃんタブンネは、ゾロア達のいい玩具です。生きたまま噛みつかれ、振り回され転がされる。 声にならない弱々しい悲鳴をあげ、地面に這いつくばってもぞもぞともがく様子が哀れです。 「ピィ…ピィィ…」 朦朧とした意識で母親に助けを求めているのでしょうか。その微かな鳴き声も、飽きたゾロア達が群がりぐちゃぐちゃという肉を貪る音にかき消されてしまいました。 群れの仲間である子供達が食い散らかされる惨劇に、不器用ンネは黙ってはいれませんでした。 何とか一匹でも助けようと、がっちりと捕捉しているゾロアークの腕から脱出しようと暴れますが、相変わらずビクともしません。 そうこうしている内に、自分の耳も頑丈な蔓で縛りあげられ、手近な木に吊り下げられてしまいました。 不器用ンネは眼前の虐殺を、目を閉じてただ涙を流すしかありません。ぎゅっと目を閉じても子供達の痛々しい悲鳴は嫌でも聞こえてきます。 ごめんね、ごめんね、ごめんね…僕がゾロアークを群れに招いてしまったばっかりに…… 自分のせいで子タブンネ達が残酷に殺されていく現実に、不器用ンネは消えてしまいたいような罪悪感で一杯です。 しかし子供達のために涙を流すという余裕もすぐに無くなることになります。自分の身にもっと恐ろしい仕打ちが待ち受けているのですから。 一通り食事を終えると巣に戻ったりのんびりと寝転がるゾロア達。後には血や肉片だけが残されています。 茫然としてぶら下がっている不器用ンネでしたが、今度は大人達が動き出したのを見てハッと我に帰ります。 不器用ンネに隣に吊るされている、まだ傷も新しいタブンネがガタガタと震えだし、 失禁までしているのを見ると、これから何が起こるのかは理解できました。 数匹のゾロアークが、離れたところに吊るされている体のあちこちを失ったタブンネに喰らいつき、 むしゃむしゃと美味しそうに貪っています。 自分の方にもゾロアークが近づいてくるのを見て、お隣さんと同じように自分の意思とは無関係に体が震えだし、 尿がたらたらと流れだします。 近づいてくる苦痛と死の恐怖から逃れようと、ぎゅっと目を瞑り、ただその時を待ちます。 しかし、足音は不器用タブンネの前を通り過ぎ、隣のタブンネの前で止まりました。 恐る恐る目を開けると、心底怯えている隣ンネと、それをニヤニヤと見つめているゾロアーク。 「ミッミッミッミッ!!」 哀願するような声でゾロアークに訴えている隣ンネでしたが、ゾロアークはフンと鼻で笑うと、その鋭い爪で隣ンネの柔らかい体に強烈な一撃をお見舞いしました。 「ミュギアァァァーーッ!!!」 痛みでボロボロ涙を流す隣ンネに、ゾロアークは容赦なく爪、拳、蹴りなどでまるでサンドバッグのように暴行を加えています。 もうどれ程攻撃を受けたのでしょうか、顔も体も傷や痣でボロボロになった隣ンネの周りに、 蔓の鞭や木製の釘の様な物を持ってさらに数匹のゾロアークが集まってきました。 そして、隣ンネのまだ傷の無い綺麗な背中に草ポケモンのお株を奪うかのような強烈な蔓の鞭が振るわれました。 「ミギイイイイィィィィッッッ!!」 肉を裂き、骨の髄まで響く痛みに悶える隣ンネ。何度も何度も、ゾロアーク渾身の蔓の鞭が隣ンネを襲います。 「ぜーーっ…ぜっーー…」 もう悲鳴も出ない程に痛めつけられ、苦しげな息使いをする隣ンネに、容赦なく次の拷問が加えられます。 釘を持ったゾロアークが、可愛らしいハートの肉球にそれを突き立てます。 「ミッ!?ミイィィーッ!ミ゛ィィィーーー!!」 暴れて無駄な抵抗を試みますが、無情にも釘は肉球にどんどん刺さっていきます。 「ミッッ…ミググ…ミギィィィッ…!!ミガア゛ア゛アアアアアアァァァッ!!!!」 足の裏に太く長い釘を埋め込まれ、白目を剥いて痙攣を起こし、失神した隣ンネ。 呆れ顔でやれやれといった感じのゾロアークが、口笛のような鳴き声を発します。 すると、隣ンネの頭の上にバサバサと一羽のバルジーナが降り立ちました。 白目を剥いた隣ンネの顔を興味深そうにしげしげと見つめています。しばらく失神した隣ンネを観察していましたが 次の瞬間、隣ンネの眼に鋭い嘴が振りおろされました。 「ミ゛ビャア゛ア゛ア゛アアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッッ!!」 目を抉られ、絶叫して飛び起きる隣ンネの頭の上でバルジーナは美味しそうに目玉を食べています。 隣で起こっている惨い光景に、不器用ンネは恐怖で縮みあがるばかりでした。 すっかり怯えきっている不器用ンネでしたが、ゾロアークは「次はお前の番だ」とでも言わんばかりの表情でいやらしく笑います。 それにますます恐怖を募らせる不器用ンネと、苦痛で喚いている隣ンネを残して、ゾロアーク達は離れた所で肉を貪っている仲間に混ざりに行きました。 ゾロアーク達が行っていたこの暴行、ただの遊戯ではありません。タブンネは肉体的、精神的苦痛でより肉の味が良くなるため イッシュのタブンネ畜産業では一般的にこのような暴行が行われていますが、このゾロアークの群れは野性の知恵としてそれを知っているのです。 まずは同族が嬲られる様を見せつけ十分に恐怖を植え付けた後、悲鳴すら出なくなるまで体に苦痛が刻み込まれます。 辺りを見回してみると、他にも数匹のタブンネが同じような暴行を受けていますが、うんともすんとも言わず、ただ光の無い目で暴力に甘んじています。 あんな風に心が壊れるまで痛めつけられ、そして最後には食べられる… 不器用ンネはすぐ目の前にある絶望的な未来を受け入れまいと必死でした。耳を千切ってでもいい、何とかここから逃げないと。 しかしどれだけもがいても暴れても蔓も耳も千切れず、ただ敏感な耳に鋭い痛みが走るだけでした。 今まで役に立ったことなどないのに、この頑丈な体がこんなところで仇になるなんて、皮肉としか言いようがありません。 他のタブンネ達が誰も逃げだせた様子が無いのを見ても、無理だということは心の底では分かっていました。 しかし不器用ンネはどうしても諦めることが出来ず、延々と暴れ続けることしかできなかったのです。 夜、ゾロアーク達が寝静まった後も、逃げ出そうと無駄な足掻きを続けていた不器用ンネ。 しかし、縛られた耳がずきずきと痛み、体力もすっかり無くなり、体の方が言うことを聞いてくれません。 真っ暗で静まりかえった中、周りからは隣ンネが啜り泣いている声や、悪夢にうなされているタブンネのうめき声だけが聞こえます。 この状況で改めて現実を直視すると、どうしようもない恐怖が圧し掛かってきました。 明日にはもう自分も隣ンネのように拷問されるかもしれない。逃げ出すことも出来ない。 「ミヤアアアアアアアアアアァァァァーーーー!!アアアアアアアアアアアアアアアーーッッ!!」 襲いかかる絶望感に耐えられず、不器用ンネは大声で泣きだしてしまいました。 泣いたからといってどうにかなるわけではありません。 ですがここに連れて来られたタブンネ達は皆、最初はどうにもならない重圧に耐えきれず大泣きしてしまうものです。 どうして僕がこんな目に?僕のせいで子供達が死んでみんなを悲しませたから?僕が不器用でなければこんなことにはならなかったの? 神様はどうして僕をこんな体に作ったの?嫌だ嫌だ、死ぬのは嫌だ、死にたくない!苦しみたくない!食べられたくない!助けて!!誰か!! そんなタブンネの負の感情によって、ここに来て最初の洗礼を受けることになるのです。 不器用ンネの死への恐怖、犯した罪への後悔、理不尽な運命へのぶつけようのない恨みなど、様々な感情に引き寄せられて ムウマやカゲボウズなどゴーストポケモン達がうようよと集まってきました。 「ミイィィィィ!?」 暗闇の中に光る数々の目に驚き怯える不器用ンネ。 「キキキキ!!」 ゴーストポケモン達は甲高い鳴き声をあげながら不器用ンネの負の感情を吸い取っていきます。 耳元で耳触りな声を出しながら、恐ろしい幻覚を見せ、呪いをかけていきます。 「ミイイイ!!ミイイイイイィィィィィ~~~!!!」 頭の中に流れ込んでくるイメージを振り払おうと、不器用ンネは首をぶんぶん振り回します。 しかしこのような不器用ンネの怯える様子がムウマにとっては最高のご馳走となるのです。 恐怖だけでなく、カゲボウズによってかけられた呪いによって得たいの知れない寒気が不器用ンネを蝕みます。 「ミィィィ……ミィィィ~~……」 こうして夜が明けるまでゴーストポケモン達の精神攻撃によって心が蝕まれ、頭の中はすっかり迫りくる死のイメージに捕えられてしまいました。 次に生まれ変わるなら、誰よりも高く自由に飛べる鳥ポケモンになりたい。誰にも負けない強さを持ったドラゴンポケモンになりたい。 生きることを諦めた不器用ンネは、来世にあてのない望みを託して、空想に耽っていました。 しかし不器用ンネは気づいていませんでした。昨晩離れたところに吊るされたタブンネ達の周りにランプラーが群がっていたことに…… こうして、絶望しか待ち受けていない、不器用ンネの長い長い苦痛と恐怖の日常が幕を開けました。 ちなみに不器用タブンネが居た群れは後日バンギラスと遭遇して全滅しましたとさ。 おわり
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僕の拾ってきた二匹の親子タブンネちゃん、とっても良い子で可愛い あんまり可愛いもんだからついついいたずらしたくなっちゃった 遊んで遊んでって足にすり寄って甘えてくる子タブちゃんの柔らかほっぺたをつねってぐりぐり 「ピィ!!ピピィ!!」 涙目でうるうるして可愛いね、痛いからやめてって?だーめやめないよ!もう片方もつねってぐーりぐーり 「ピィ…ピィヤアァァァァ~~……!!」 あらら泣きだしちゃった、泣き虫だなあ子タブンネちゃんは 「ミイイイイィィィィ!!!」ドガッ 痛てっ!!いきなり突進してきて子タブンネちゃんを庇うママンネちゃん この子を虐めるのはやめてって?ちょっと遊んでただけなのに… ん?何かなその反抗的な目は?あんまり生意気だと捨てちゃうぞ ごめん嘘嘘!本気で怯えちゃって可愛いなあ それじゃあ今日はとっておきの玩具で遊んであげよう! え?とっておきの玩具は何かって?それはね… タブンネちゃんのことさ!!やっぱりちょっとムカついたからお仕置きターイム タブンネちゃんをうつ伏せで床に押し付けて、ちっちゃな可愛いおててをトンカチでガツン!ガツン!! 「ピギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!」 「ミャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」 う~ん親子の可愛いハーモニーが心地いいね! 大慌てで子タブンネちゃんに駆け寄って泣きながら癒しの波動をかけるママンネちゃん でもさすがにこれは修復不能だね、変わり果てた痛々しいおててを泣きながらペロペロ舐めてあげて優しいね 菌とか入って逆効果なんじゃないかと思うけど 目に涙を浮かべてキッっとこっちを睨めつけてくるママンネちゃん可愛いね 「ミフーッ!ミフーッ!」 おやおやまたそんなに反抗的な態度取っちゃうの?なんなら子タブンネちゃんのかわいいあんよにも一発いっとく? 途端にしおらしくなっちゃって…物分かりがいいね、お利口さんは大好きだよ じゃあお利口さんなママンネちゃんにもプレゼント!ママンネちゃんのおててにも愛の鉄鎚をガッツン!!ガッツン!! 「ミギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!」 全くはしたない声で喚いちゃって でもこれで子タブンネちゃんと一緒だよ、やったねママンネちゃん^^ おてては潰れちゃったから子タブンネちゃんを抱いてあげることも出来ないし世話も大変だと思うけど まあ頑張ってねママンネちゃん! おててが潰れたタブンネちゃん親子、餌を取るのも一苦労 おててが使えないもんだから庭のオボンの木に体当たりしたり、短いあんよでぴょんぴょん跳ねたり大変そう 木の実一個取るのに2時間もかかってどうするの でも苦労して取った木の実は別格だよねえ、少ない食事を親子で分け合って微笑ましいね 口だけじゃ食べるのが下手な子タブンネちゃんにママが口移しで食べさせてあげたり、生温かい光景だなあ だけどこれだけじゃなーんか物足りないよね 僕が近づいたらビクッと怯えて警戒するタブンネちゃん親子 今まであんなに可愛がってあげたのにちょっと手を潰しただけであんまりじゃないのそれは? お仕置きの口実も出来たことだしタブンネちゃん親子を縄できつく縛るよ 苦しそうにモゾモゾする子タブンネちゃんに寄りそって慰めてあげるママンネちゃんかわいいよ、まさに母親の鏡だねえ それじゃあ優しいママに見守られて安心な子タブンネちゃんから早速遊ぼうね! 今日はね、このペンチでタブンネちゃん達の歯を全部抜いちゃいまーす! 「ミッミッミッミッミッミッミッ!!!」 子タブンネちゃんを庇って立ち塞がろうとするママンネちゃんマジ聖母wwもうこの子には手を出さないで!ってとこかな 子タブンネちゃんもママに背中に顔をうずめてぶるぶる震えちゃって、あ~かわいい そんなに怖がらなくても大丈夫だよ、出来るだけ早く済ませてあげるから♪ それでは早速前歯からいっちゃうよー グリグリ…グリグリ… 「ィゥウ…エィィ…!」 あれ、中々取れないぞ、思ったより難しいな 「ゥァァァアアアア!!ェァァァアア!!!」 ごめんごめん、もうちょっとで抜けるから我慢してね 「ミーーッ!!ミ゛ィィーーーッ!!!」 ママンネちゃんもそんなに騒がないで、大丈夫だから! グリグリ、グリグリ……すぽんっ! 「ェゥァァァアアアアアア!!ィギャアアアアアアアアアアアッ!!」 「ミ゛ーーーーッ!!ビイイイーーーッ!!」 まだ一本目だってのにそんなに騒いじゃって…あと20本は残ってるだろうにこの先大丈夫か? タブンネちゃん親子の抜歯も無事に終了!ちょっと痙攣して失禁してるのはご愛敬 痛みで失禁失神しての繰り返しをよく耐えたねタブンネちゃん、頑張りました! 歯を抜くってのも結構疲れるもんだね、それに何だかお腹もすいちゃったからオボンの実でも食べようかな モグモグシャリシャリ…う~~~んやっぱ仕事の後は取れたてのオボンの実に限るね!タブンネちゃん達もどう? あっ!そーかそーか!歯が無いから食べれないんだったね!ごめーん忘れてた^^そのお口じゃあもう一生木の実なんて食べられないよね どっ、どうしたのそんなにボロボロ涙を流して?心配しなくても大丈夫だよ、水さえ飲んでれば多分死ぬことは無いから♪ 水ならそこの水たまりに溜まってるよ!ちょっと泥臭くて汚いけど…飲めないことはないだろうから安心していいよタブンネちゃん! ――3日後 どうだいタブンネちゃん達!元気にやってるかい??どうやら本当に泥水だけで過ごしたんだね 水だけのヘルシーライフはどうだった?ちょっとはそのタプタプのお腹も引っ込んだかな? う~~ん、お腹に変化は見られないけど二匹ともすっかり毛艶も悪くなってボサボサ、目も濁って具合が悪そう たかだか3日で情けないなぁ 育ち盛りの子タブンネちゃんには栄養が足りないとちょっときついかな? おや?ひょっとしてママンネちゃん子タブンネちゃんにお乳をあげてるの?もうとっくに離乳期は過ぎてお乳は出ないはずだけど… プププ…wwマジで出ないお乳を何とか搾りだそうと頑張ってるわけねwwww 頑張れママンネちゃん!頑張れ!頑張れ!! 子タブンネちゃんはお腹が空いたようって泣きながら乳首にちゅーちゅー吸いついてるね 出るわきゃないのにwww二匹とも空腹の余り涙まで流して、ああ胸が痛くなる光景だよ 「ミィミィミィ!ミィミィミィ!」 ん?ママンネちゃんが僕に気付いたのか足に縋りついてきたよ、どうしたの? なになに、お願いだから何か食べさせて!そんなとこかな?涙を流して必死に懇願してきてかーわいい でもだーめ、そんな風にお願いされたら逆に虐めたくなっちゃうんだなこれが ママンネちゃんのポテ腹に渾身のサッカボールキーック!! 「ミゲボッッ!!カヘッ…カヘッ!!」 そっか、水しか飲んでないからゲロも出ないんだね、ここまで来ると哀れだなあ 蹴飛ばされても苦しそうに這ってまた縋りついてきたよ お願い!お願いだから!!なんでもしますから!!せめて子供だけでも!!そんなママンネちゃんの声が聞こえてくるようだよ 分かった!僕も鬼じゃない、一つママンネちゃんに提案を出そう 「ミッ?ミッミィ!」 途端にママンネちゃんの表情が明るくなったね、ペコペコお辞儀して本当にいい子だねママンネちゃんは それじゃ子タブンネちゃんには内緒でちょっとこっちで二人で話そうね 二匹とも不思議そうにキョトンとしてるけど、3日ぶりにご飯が貰えると期待したら顔が活き活きとしてきたよ 期待に胸を弾ませているママンネちゃんにそっと耳打ち、するとどうだろう、笑顔が段々と曇って終いには色違いみたいに青ざめちゃった ぶんぶん首を振ってイヤイヤ、そんなこと出来るわけがないって?ママンネちゃんが嫌なら別にいいんだよ?強制はしないよ でもお腹を空かせた子タブンネちゃんはどうなるのかなあ?あの年頃の子なら下手すれば栄養失調で死んじゃうかもよ? おーおー絶望しとる絶望しとるwwwどう?選ぶのはママンネちゃんの自由だよ、賢いママンネちゃんには賢い選択が出来ると思うけどね ママンネちゃんは下を向いてずーっと沈黙 こうしてる間にも子タブンネちゃんはお腹を空かせて今か今かとママを待ちわびてるんだけどなあ、どうする?ママンネちゃん? うるうると瞳に涙を浮かべて、コクンと一回頷いたママンネちゃん、偉い!偉いぞ!! それじゃあやるよ?いいね?子供みたいにぶるぶる震えちゃってママンネちゃんかわいい 子タブンネちゃん?美味しいかい?僕の特性ペーストフーズは 「ミッミィ!!」 とっても気に入ってくれてみたいだねよかった!どう?なんだか身近であったかい味でしょ?実はね…それはね… 「ミィィィィッ!!?」 あれ?どうしたの?そんなに青ざめちゃって 「ミブォェェェェェッッ!!」 あーあ戻しちゃった勿体ない、せっかくママが体を張って用意してくれた栄養たっぷりのご飯なのに… これを食べればずっとママと共に生き続けられるんだよ? 「ミィッ!ミィィッ!!」 何?ママを返してだって?だからママは子タブンネちゃんの腹の中に…あ、今吐いたか 仕方ないなぁ、それじゃあ優しいママとご対面~~ はい!ママンネちゃんの生首です!!ちょっと色々足りてないけど正真正銘君のママだよ 「ピィヤアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!ミャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」 感動の再会に子タブンネちゃんの嬉しさのあまり大号泣です! 大好きだったママの生首を潰れたおててで抱きしめて泣きじゃくる子タブンネちゃん、かわいいなぁ おーい子タブンネちゃん、愛しいママ製のご飯はたっぷりおかわりあるからね! シーン……反応なしか 目に光が無くなって、ただただママの生首にしがみついて泣くばかり 1週間経っても水も何も飲まずにずうーっとママの傍で微動だにしない子タブンネちゃん さすがにそろそろヤバいんじゃないの?案の定毛はカピカピで見る影もなくやせ細って虫の息 「ミヒュー…ミヒュー…」 微かに弱々しい呼吸をしてるけどこりゃもう駄目だ、助からない せっかくの可愛いおもちゃ…いやいやペットだったのに、悲しいな 最期は安らかに逝かせてあげよう、あの世ではママと幸せになれますよーに む?タブンネちゃんの頭の上に何か変わったポケモンがやってきたよ ふむふむ…ランプラー、死者の魂を求めてフラフラと街を彷徨う…つまり死の匂いを嗅ぎつけてここにやってきたと ということは…? 「ミャアア!!」 本物の死体のように虚ろな目で動かなかった子タブンネちゃんがいきなり何かに怯えたようにビクビク痙攣を起こし始めたよ 目はあらぬ方向にギョロギョロ動いて、口からはだらんと舌を出してアヘ顔状態 するとどうだろう、子タブンネちゃんの体からなんだか透明なうっすらとしたものが出てきて、ゆっくりとランプラーの中に吸い込まれていく… その間も子タブンネちゃんはアヘ顔でガクガクと震えていたけど、透明な物が全て吸い込まれると 最後に絶望的な顔で大きくビクンと震えて、今度こそ本当に動かなくなっちゃった ランプラーは満足そうな鳴き声をあげるとまたどこかにフラフラと飛んでいく なるほど、子タブンネちゃんの魂はランプラーに喰われて、そして腹の中で炎に焼かれ続けるということね 天国で愛するママと再会するという微かな望みもこれで絶たれちゃったわけだ、可哀想に… 天国のママをこれを見ていたのかなあ?まあ天国なんて物があればの話だけどね タブンネちゃん達のような救われない魂は死んでしまったらどうなるのだろうとちょっと感傷に浸りながらも 僕はまた新しいおもちゃを探しに近くの草むらへと出かけるのだった めでたしめでたし ほっぺつねられてピャァピャァ媚び泣きしてられるうちが華だったんだよ子タブンネちゃん?つうかうらやまけしからん俺にもやらせろw -- (名無しさん) 2013-01-10 18 47 16 名前 コメント すべてのコメントを見る
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とあるポケモントレーナーのボックスに一匹のタブンネが居ました。 元々は野生での生活を送っていたのですが、トレーナーにゲットされ、共に旅をしていたのです。 野生で生きていたポケモンが捕まって人に使役されると言うのは一見不幸な事のようですが、タブンネに限ってはそうでもありませんでした。 攻撃に使う鋭い爪や牙を持たず、身を守る毛皮や甲羅も持たず、短足で歩き難い肉球の所為で俊敏性にも欠け、明らかに自然の風景から浮いているピンクの体。唯一の取り柄は優れた聴力ですが、とてもこれらの欠点に見合うものではありません。 こんなタブンネにとって野性での生活など、生きた地獄以外の何物でもなかったのです。 事実、このタブンネも、肉食のポケモンから逃げ惑い、素早いポケモンとの食べ物の奪い合いに敗れ、敗北者としての生活を送っていた所をトレーナーにゲットされる事によって救われたのです。タブンネにとってはトレーナーは生きた神様のような存在だったでしょう。 ゲットされてからのタブンネの生活は、毎日の食べ物を確保され、傷ついてもすぐに治療してもらえ、広いイッシュ地方をトレーナーやその仲間達と共に旅する事が出来、まさに天国でした。 旅が進むにつれ、他の仲間達がどんどん成長して行きいつしかタブンネは外に出る事が無くなりボックスに篭る毎日となってしまったのですが、タブンネはそれでも満足でした。ただ何もする事が無い退屈な日々でも、生きた地獄に比べれば何倍もマシだったのです。 ですが最近タブンネの居るボックスが騒がしくなって来ました、トレーナーが沢山のポケモンをボックスへと送ってきたのです。それも揃いも揃って同じポケモンばかり。 と言うのも最近トレーナーは卵を大量生産しては、卵から孵ったばかりのポケモンをボックスへ入れると言う行為を繰り返しているのです。 「う~ん・・・ボックスが埋まってきたか・・・」その声は間違いなくトレーナーのものでした。 「そろそろジャッジに見てもらうか・・・ん?コイツは・・・」そう言ってトレーナーは、タブンネの能力を調べ始めました。 「せっかちな性格で13-4-14-2-4-20・・・使えない・・・か」意味不明な数字を読み上げるトレーナーですが、タブンネには全く意味が分かりません。ただ、使えないと言う言葉だけは理解でき、その言葉はタブンネにこれ以上に無い不安を与えました。 「ばいばい、タブンネ」そう言ってトレーナーはパソコンの操作をしました、するとタブンネが今座っている場所に穴が開き、そのまま落下していきました。 気が付くとタブンネは草むらに倒れていました。此処はジャイアントホールです。 何が起こったのか分からず途方に暮れているタブンネでしたが、急に空腹に襲われます。ですが、辺りに木の実は見当たりません。 止むを得ず食べ物を探し歩くタブンネでしたが、辛うじて他のポケモンが食べた残骸が見つかった程度です。ですが贅沢は言っていられません。 「うぅ・・・。まずいよぉ・・・。新しいきのみが食べたいよぉ・・・。」タブンネは必死に木の実の残骸を貪りました。 翌日、いつの間にか寝ていたタブンネですが、大きな爆発音で目を覚まします。 辺りを見回すと、ポケモントレーナーがタブンネを大爆発で葬っては新しいポケモンの経験値を稼いでいたのです。 ここは危ない。そう思って逃げようとしたタブンネですが、立ち上がった瞬間足を滑らせてしまい、倒れこんでしまいます。 「草むらが揺れた!?またタブンネが出たか!」トレーナーはタブンネの方に向かってきます、タブンネは慌てて上手く立ち上がる事が出来ません。 「タブンネ発見!しかもレベルが高い!こりゃツイてるぜ♪さっそく爆殺してやる」そう言ってトレーナーはメタグロスをだして大爆発を指示しました。 大爆発をモロに受け、タブンネは体を焼かれるような激しい痛みに襲われ、吹き飛ばされます。 「うお!経験値大量♪」自分のポケモンが一気に成長する姿を満足げに眺めるトレーナーでしたが、ふとタブンネが目に入りました。 爆発により、体は焼けて皮が捲れ、手足が圧し折れています。 「あ~あ~、お前そんな体じゃもう助からないな。慈悲深い俺が止めを刺してやるよ。」そう言ってトレーナーはウルガモスを呼び出し。火炎放射を発動させました。 ウルガモスが放つ灼熱の炎に全身を襲われ、タブンネは苦痛に満ちた表情で声にならない悲鳴を上げます。しかし、どんなに苦しもうと自分を炙る炎が消える事は無かったのです。 こうして、タブンネは全身を焼かれて殺されてしまいました。元の飼い主だったトレーナーがそれを知る事は一生ありません。 終
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青い目にピンクの毛並み。家の大事なタブンネ母子。お腹一杯オレンを食べて母子寄り添って寝る姿は最高だ。 しかし、そんな幸せに満ちた親子の顔を絶望に染め上げたいと思ってならない。それは我慢出来なくなっていく。 ある日、いつもの様にタブンネ母子が「ミィミィ♪」と甘えてくる。もう我慢出来ない俺はママンネを突き飛ばす。 「ミブゥ!?」と怯んだところにマウントポジション。ママンネを殴りまくる。「ミブォ!ミグゥ!ミヒィ!?」 30分殴るとママンネの顔は紫色に腫れあがり、醜くパンパンになっていた。「フィィフィィ…」と苦しそうに息をしながら 子タブンネと共に涙を流し、哀願する。うるさいので子タブンネを水槽に閉じ込める。「ミ!ミィ!?」必死にガラスを叩くが効果無し。 次に鋸を手に取ると、ママンネの足に当てる。「フィ?」そして思い切り挽く! 「グビャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアァアア!!?」 「ヒィヒィ…」両足を切断され、苦痛に歪むママンネ。だが、休みを与えるほど俺は甘くない。 今度は子タブンネに近付く。「ミィミィ」助けてくれるのかと思ったのか子タブンネは媚びる。 俺は水槽の上にある蛇口をひねる。すると灰色の液体が出てきた。「ミヒィ!?」これ、実は水に溶かしたセメントだ。 何が起こったのか理解できないママンネに優しく説明する。「あれはセメントだよ。あのままじゃ子供が固まっちゃうよ。 ママが町内一周してくれたら止めてあげよう。」ママンネは顔を青ざめ、「ミギャアァ!?」と叫ぶ。 しかし、泣きながら助けを求める子タブンネを見るとママンネはゆっくり這い始める。「ミガァアアァァ!?」 足の切断面が道路と擦れ、血の線路を作る。そのたびにママンネは悲鳴をあげた。しかし、子タブンネの悲鳴が焦りを煽る。 「ミッミ!」(ママ―!早く来てよ!死にたくないよ!溺れるよ―!)セメントは子タブンネの足首まで来ている。 子タブンネは絶望の顔で死にたくないよダンスを踊っている。苦痛に呻きながら地面を這うママンネ。 その顔は焦りと絶望でぐっしょりになっていた。 「ミヒィーミヒィ―」ママンネはセメントで固まりつつある子タブンネを救出すべく足の無い体で這いながら町内一周に励んでいた。 「グビィイイィ…」切断面は、地面の砂利で擦り切れ、血の線路を作り続けていた。 「おい!見ろよ、タブンネが這い這いしながら呻いてんぞ。」「ハッハッ!害虫芋虫ンネ!」「道路に血なんか垂らすな害虫!」 すれ違う人々に罵声を浴びせられ、ママンネは恥ずかしくて恥ずかしくて。 しかし、「ミッヒィー!」(ママ―ッ!死んじゃうよ!助けてよぅ。) 助けを求める子タブンネの声がママンネの前進を促す。(はやく助けなくちゃ。私の子が待ってるのよ。) ママンネは進む血の線路を作りながら。 そのころ、水槽に閉じ込められた子タブンネ。既に液状セメントは首にまで来ており、溺死は時間の問題だ。 ただ、必死にセメントを飲んで、溺れない様に抵抗する子タブンネ。だが、飲んだセメントは逆に体内で固まり始める。 「ミガボゴボ…」しばらくして子タブンネは抵抗空しく体内からセメントに埋もれ、固まってしまった。 「ミヒィミヒィ」日が暮れる頃、ママンネはやっとの思いで家に着いた。(さあ、子供をかえして…。) 「よーし。約束通り返してあげよう。ほら、可愛い子タブンネちゃんだよ。」「ミィ…ミィィィ!」 涙を流しながら子タブンネに近付くママンネ。(ママ、やったよ。よかった。助かって。) しかし、喜び空しくすぐに異変に気付く。いくら抱きついても顔一つ変えない我が子。ふとママンネに嫌な想像が過る。 恐る恐る触角を子タブンネに着けると、すぐに青ざめ、「ミヤァァァァアアァァァァ!!?」絶望の奇声をあげる。 そう、すでに子タブンネは体内からセメントが固まり、内側からコンクリタブンネとなり、死んでいた。 唖然とするママンネだが、こんなモノでは終わらない。ママンネを鉄棒に耳をくくり付け、ワイヤーに繋がった 子タブンネをママンネの腹のくびれに固定する。要は鉄棒にぶら下げたママンネに子タブンネの重りが加わった。 「ウビャァァァァァァァアア!?」耳と腹の痛みに悲鳴をあげる。そう、最期は拷問処刑だ。 「ウビイウビイ」体内にズッシリセメントが入った子タブンネの重さに耐えかね、ママンネは呻く。 まずは電動ハンドミキサー(泡だて器)をおマンネに刺し込むとスイッチをいれる。 「グビャァァァァァァァァァァァァアア!!?」ママンネの子宮内をハンドミキサーが蹂躙する。 5分ぐらいで出すとミキサーの先端にひっかかった子宮がおマンネからズルリと出てきた。 性器を破壊され、「ミガガァ…」と苦痛に歪み、青い目から涙を流す。お、サファイア発見。抉ってやろう。グリィ! 「ミガガギゴゴゴガァァァァ!?」片目だけだがとても綺麗だ。サファイアは9月の誕生石。7月生まれの俺には違うな。 さて、そろそろ胴体を切断しよう。鋸を持つと子タブンネが繋がったワイヤーの少し上から挽く。 「ビガァァァァァアアァァァァァアア!!?」切られるたびに、コンクリの我が子の重さで、傷が広がる。 「ミギィガア…」背骨がメリメリなっている。6分後、ママンネの体は2つに別れた。「ウビイウビイ…」 重さから解放されたママンネは右目から涙、左目から血をながす。我が子の死体に2つの液体が落ちる。 そのまま絶望に満ちた顔のまま死んだ。その後、セメント漬けにされ、母子の銅像が出来上がった。
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空き地を通りかかるとタブンネが茂み中で横たわりスウスウとうたた寝をしていた ヒマだからちょっと虐めてやるかぁ♪ こっそり近づいて、まずはコンクリートブロックで両足にズガンズガンと 「ミキィーーーーーーーーーーーー!!!!!!」 絶叫と共にガバッと飛び起き、わけが分からないといった様子でキョロキョロするタブンネ 「よう」「ミッ?ミッヒ!!?」 タブンネは目を見開いて驚いている、寝てるときにいきなり足を潰されて混乱しているのだろう 慌ててに立ちあがって逃げようとするが、両足が折れているのでべシャリと倒れてしまう すかさず片手を掴み、コンクリートブロックをタブンネの手の甲に当てがう 「ヒィィィィィィィィィ…」ブルブル タブンネは激しくバイブレーションしながらイヤイヤと首を横に振っている 俺は一気に振りかぶり、コンクリートブロックでタブンネの手を腕ごと叩き潰す 「ミギィッ!」 んん~?今潰したのは左腕だろお~、右腕も同じようにして欲しいんですねwわかります 「ビャガァ!」 両手両足が無くなったタブンネは芋虫のようにグネグネと体をくねらせて痛がっている 「チィチィ…チィチィ…」 「ミィィ!!」 ん?茂みの奥の方から何か聞こえてくるぞ~?、よく見たら一か所だけ草が固まっている所がある 俺がそこに近づくにつれ母タブンネの顔がどんどん青ざめていき、「ミッ!ミッ!」と必死に俺を威嚇する はい、予想通りべビンネちゃん×3GETだぜ!ポーカーフェイスも大事だぜ、タブンネちゃん 俺の腕の中でチーチー鳴きわめいてプルプル震えちゃって可愛いねぇwさてどうしてくれようかな~♪ オッ!いい物がある、大きな錆びたスコップだ! ざくざくと50センチくらいの穴を掘って… はい、べビンネちゃんを生き埋めにしちゃいまーす♥ チィー!チィー!と助けを求めるベビンネちゃんにドサドサと土を大量ぶっかけ! 「ウガァッギヤアアアアア!!」とママンネちゃんは猛抗議! 誠に申し訳ございませんが、ベビンネちゃんたちは俺に見つかった罪で土へと強制送還させていただきますw ほらほらママンネちゃん、べビちゃん達が土の中から「ヂィ…ヂィ…!」ってお別れの挨拶をしてくれてるよ~w 「ミィ…ミィ…」 あらら?芋虫のようにベビンネちゃんの埋められた地点に這い寄るタブンネ改めママンネちゃん 手も足もオシャカさんなのにどうすんのん♪ ほぉ~ら、どんなに地面を掘ろうとしても腕がグニグニ曲がって痛いだけw 「ミィィ~ガリガリ…オェッ…シャクシャク」 おおー!なんと口で土を掘ってわが子を助け出そうとしているじゃないか!さすがママンネちゃん、母親のかがみ! ううーっ、感動のあまりおしっこが出ちゃいそう!、 せっかくだからタブンネちゃんが掘りやすいように土を軟らかくしてあげよう♥ ベビンネちゃんを埋めた場所に狙いを定めて… ジョボジョボジョボジョボ… ふぅ、すっきり! 「ウミィ…」 うはwタブンネちゃんが上目づかいで俺を見上げてる! 目に涙をいっぱい浮かべて、泥だらけの歯をキリキリと食いしばって 「どうしてこんな酷い事が出来るの?」と言わんばかりに俺を悲しげに見つめてるぅ~ なぜならそれは君がタブンネちゃんだから☆ ママンネの顔面にスコップをフルスイング! 「ビベェ!」 あらら~、歯が10本近く折れちゃって掘りにくくなっちゃったねw 「ヂ…… ヂ……」 でも鳴いてる場合じゃないよ、ベビンネちゃん達の声がどんどん小さくなってくよ~! ハッとしてウェッウェッと臭いに邪魔されながらもぐもぐと土を掘っていくママンネさん 砂をかむシャリシャリという音がとても心地よい だがしかしぜんぜん掘り進む事はできず、いつしかベビンネの鳴き声も聞こえなくなる そしてママンネが掘った穴が20センチほどの深さになった時… 「ウッ…エグッ…ミッ…ミィィィィィィ~~!」 ママンネは突然掘るのをやめ、口からよだれと血が混じった泥をボトボトこぼしながら 目からブワワっと涙を溢れださせ、エグッエグッと鳴き出した …そうか、俺には聞こえなかったがベビンネちゃんの心臓か呼吸音をママンネは聞き取っていたんだな そしてそれが聞こえなくなったとw、いや~おしっこ混じりの泥まで口に入れたのに残念でした♥ ママンネちゃんの絶望の嘆きを背に俺は空き地を後にする。あ~スッキリした♪
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「ポケセンの仕事はつまらないミィ、だいたい何でタブンネちゃんが他のポケモンのために働かなくてはならないんだミィ」 ペラ 「なにかいい仕事は・・・ミィ!?」 プラズマ団で私たちと一緒にポケモンを解放しませんか?賑やかでアットホームな職場です。 「日給オボン10個・・・これは行くしかないミィ!!」 「タブンネちゃん仕事よ~」 「嫌だミィ!」 「へ?」 「タブンネちゃんはこんなところで働くなんて役不足もいいところミィ!タブンネちゃんにはもっとふさわしい職場があるんだミィ、バイバイミィ!」トテトテ 「ちょ、ちょっと何処へ・・・・・あ~あ行っちゃった・・・・・まあいいや」 「プラズマ団という新天地でタブンネちゃんは羽ばたくんだミィ!!」 トテトテトテ ~1ヶ月後~ ゲーチス「え~、この度は…私の力不足で…この…プラズマ団を…解散させねばならなくなりました…グスッ」 パシャパシャ ミルホッグ「あ~あ、やっぱりね、俺最初から怪しいと思ってたのよ」 ココロモリ「俺も俺も、だからもう新しい職場決めちゃった」 ワルビル「やっぱり皆そうしてるよな、おいそこのピンク!お前はどうするんだよ?」 「ミッ!?………まだ決めてないミィ…………」 ミルホッグ「おいおい冗談だろ、まさかお前此処にずっといられると思ったわけ?」 ココロモリ「変な城作ったりしてあんなに浪費してればこうなること目に見えてたじゃねえか」 ワルビル「まあ、給料だけは良かったからアルバイト感覚でやってたけどなw」 「ミィ…そんな…」 ミルホッグ「仕事ないなら故郷へ帰りな、そこならなんとかなるだろ、じゃあそろそろ行くか」 ココロモリ「そうだな」 ワルビル「達者でな、ピンク!」ゾロゾロ 「故郷って…ポケセン生まれだからそんなところないミィ…」 トボトボ 「どうするミィ…給料は殆ど使ってしまったミィ…こんなことならポケセンをやめるんじゃなかったミィ……ミッ!そうだミィ!もう一回ポケセンで働くミィ!今頃タブンネちゃんがいなくて困っているはずミィ!きっとタブンネちゃんを必要としているミィ!!」 トテトテトテトテ 「ジョ~イさ~ん、タブンネちゃんが戻ってき」 ガチャ! 「ラッキー」 「ミィよ~…………ミッ!?」 「あらタブンネちゃん久しぶり、ケガでもしたの?」 「ジョーイさん!このでっぷり太った醜いピンクのポケモンは何だミィ!?」 「これはラッキーよ、タブンネちゃんが出て行ったから代わりに採用したの、すごい働き者でイッシュのポケセンでは次々タブンネちゃんにとって代わっているわ」 「ミィ!?」 「だから此処はもう大丈夫だから、タブンネちゃんも新しい職場で頑張ってね^^」 バタン! 「ミィ…追い出されてしまったミィ…もう行くところがないミィ…」 「お~い、そこの君」 「ミッ!?」 「どうやら仕事がなくて困っているようだね」 「悲しいけれど、そうだミィ」 「ならばいい仕事があるんだが」 「ミッ!?どんな仕事ミィ!?」 「船での仕事だがね、働き次第ではオボンが山ほど食べられるんだ。どうだい来るかい?」 「もちろんミィ!早く連れていってくれミィ!」 「よーし、契約成立だ。あと今ならお友達紹介キャンペーンで、一匹紹介するごとにオボンを贈呈しているんだけど、お友達も誘えるかい?」 「任せるミィ!今ラッキーに職を追われたタブンネちゃんがそこら中にいるミィ!全員その職場に連れていってあげるミィ!」 「それは頼もしいな、じゃあ頑張ってね^^」 「ミィ!早くそのお船に乗りたいミィ!」 トテトテ 終
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はたしてこのホドモエシティでクリスマスを見ない場所などあるのだろうか… そんなことを考えながら、俺はマンションから港の市場へ向かっている。 すれ違う人々はサンタ帽をかぶっていたり、コンビニや薬局の店員もサンタの恰好をしている。 なぜ市場に向かっているかというと、この後合流する俺の彼女が「クリスマスといえばやっぱり生ハムとかケーキだよね。という訳でお願い♪」と電話越しでねだってきたからだ。 やれやれだ… まあ満更楽しみではあるけどな… 市場を視界に捉えた。 信号待ちしていると、鉄格子を載せた軽トラックが横断歩道前で停車した。 鉄格子には大小のタブンネが、ほとんどスペースも無くぶち込まれている。 今日の最低気温はマイナス3度。 さらに疾走するトラックの上では、体感温度はさらに下がるだろう。 タブンネ達はガチガチと震えていた。 「マ…マァ…、パ…パァ…、さむ…い…よぉ…」プルプル 「ベ…ベビ…ちゃ…ん、もう…す…ぐ…暖…かいとこ…ろ…に着…くから…ミィ…」ガチガチ 「も…も…うす…ぐ…お…腹…い…いっぱい…食べ…られ…る…ミィ…」ガチガチ 「牧…場…の人…は…大丈…夫…と言っ…て…いた…ミィ…」ガチガチ 軽トラックの側面には、「美味しさをあなたへ、ミィミィミート株式会社」とペイントされている。 恐らくこいつらは市場で解体されて食肉になるのだろうな。 俺は無駄に終わるであろうタブンネ達の励ましを聞きながら、横断歩道を渡った。 市場に到着した。 案の定市場は人々でごった返している。 今からこの混雑の中を掻き分けていかなければならないと思うと、少し億劫になる。 「おっしゃ、いくか!」 覚悟を決めて人の波へ突入した。 一方市場の裏にある納品場では、先程の軽トラックが停車した。 運転手は鉄格子の鍵をポケットに入れ、 「ふ~っ、納品時間ギリギリだったな。」 そう呟きながら、納品先の店へ向かった。 「ミィ!今のうちに逃げるミィ!」ガタガタ 「タブッ!この檻を壊すミィ!」ガンガンガンッ タブンネ達はチャンスとばかりに、逃げ出そうと鉄格子を揺らしたりパンチやキックをしている。 当然非力なタブンネに壊されるほど柔な檻では無い。 「おい豚ども!うるせぇぞ!肉は黙って解体されるのを待ってやがれ!」 周りで作業していた作業員は怒鳴った。 「ミィィィ!そこの人間!助けてミィ!」オズオズ 「ママァ!せまいよぉ!こわいよぉ!」プルプル 「ベビちゃんも怖がっているミィ!さっさとここから出すミィ!」ガンガン タブンネ達は媚びたり命令したりするが、聞き入れてもらえるはずもない。 作業員は何もわかっていないタブンネ達に辟易しながらも、無視して作業に戻った。 すると運転手と店の店員らしき男が戻ってきた。 「いや~、去年は『あの行事』が大好評でして…。ただクリスマスはタブ肉の受注が殺到しますからね。五体満足のタブンネを押さえるのに苦労しました。」 「うちの会社の工場もタブ肉加工のラッシュですよ。牧場で飼育されるタブンネは直ぐに工場行きですからね…。」 「『あの行事』のおかげでうちの売上もアップしましたよ。タブンネさまさまです。」 運転手と店員は談笑しながらトラックに近付く。 だがタブンネ達には嫌な予感しかしない。 自分達はどうされるのか… 恐怖感がタブンネ達を蝕む。 「おおっ、脂肪たっぷりのタブンネですね。子タブンネも見たところ申し分ない。寒さでさぞ『ミィドレナリン』も分泌されたでしょう。」 「ええ、他の食品は野ざらしにするなんて問題ですが、こいつらタブンネはストレスを感じると『ミィドレナリン』という物質を分泌して、自身の肉質を向上させますからね。この寒さでストレスを与えた方が効率がいいそうです。」 「成る程。いや~、おたくの会社にはいつもお世話になっています。ではこいつらを降ろしましょうか。お~い、フォークリフトで降ろしてくれ。」 作業員は指示通りにフォークリフトで鉄格子を持ち上げ、床に降ろした。 「ママァ!パパァ!こわいよぉ!」プルプル 「大丈夫よベビちゃん。ママとパパが守ってあげるからね。」ヨシヨシ 「隙を見て逃げ出すミィ!また牧場で優雅に暮らしてみせるミィ!」ガヤガヤ …やれやれ、今まで牧場で不自由無く過ごしてきたとはいえ、ここまで自分達の運命を悟れないのはやはりお花畑だな。 「おらっ!さっさと出ろ!」 運転手は鉄格子の鍵を開けた。 「ミィ!?逃がしてくれるのかミィ!?」 「それなら餌もよこせミィ!ベビちゃんはお腹を空かせているミィ!」 逃がしてもらえると思っているらしい。 そのうえ餌を図々しく要求するとは… よほど牧場で優遇されていたらしいな… 運転手は呆れた口調で、 「お前ら家畜に逃げる選択も権利も無い。黙って自分の運命を受け入れろ。」 するとタブンネらは癇癪を起こして、 「タブンネちゃんの前で無礼だミィ!牧場に帰ったらお前のことを牧場主さんに言い付けてやるミィ!」 すると店員も冷ややかな目で、 「その牧場主さんが私の店にお前達を納品してくれたのだよ。…食肉としてな。」 そう言われたタブンネ達は、 「う…嘘だミィ!牧場主さんはいつもミィ達に暖かい部屋と美味しいオボンの実をくれたミィ!ミィ達を養う牧場主さんが、ミィ達を売るわけがないミィ!」 店員はもはや呆れを通り越して不憫に感じた。 「それはお前達をより上質な肉にするためだよ。お前達は自分らが特別なポケモンだから優遇されるのは当たり前と思っているようだが、…勘違いも甚だしい!お前らは家畜だ!豚だ!お客様に差し出す肉だ!わかったか?牧場主さんの献身な飼育は全て、お前らをより美味しくするための行為だったんだ!…これで牧場への未練は無いだろう?」 全てを知ったタブンネは、 「「「「「ビャアァァァァァァァン!!!」」」」」ガクガクガクガク 絶望へたたき付けられた。 ショックだろうなぁ。 自分達は優遇されているから崇高なポケモンだと思っていたのに、それが全て美味しく食べてもらうためだったとは… お花畑の頭から、ミィドレナリンの分泌ホルモンが多く出されていることだろう。 「い…嫌だミィ!死にたくないミィ!お肉になりたくないミィ!」フルフル 「おいおい、お前達は全タブンネの中でもツイてるタブンネ達だぞ。なんせお客様達の目の前で解体されるのだからな。」 「ミィッ!?」ガタガタ 「去年の『タブンネ解体ショー』が思ったより好評でな。今年もお前達で行うことにしたんだ。」 「そ…そんな…。ミ…ミィィィィ!!」ドスドス 一匹が逃げ出した! それをきっかけに次々とタブンネ達は逃亡を図る。 「ミ…ミィ達も逃げるミィ!」 だが周りの作業員達は逃げるタブンネの前に立ち塞がり、 「大人しくしろ!」ガシッ 「お前達は商品なんだ!」ガシッ 取り押さえて縄で縛り付ける。 「ミィミィ!放してくれミィ!」ジタバタ ベビンネを抱きしめて逃げるママンネとパパンネも例外ではなく、 「チィチィ!ママァ!パパァ!」ポテポテ 「ベ…ベビちゃんだけでも逃がしてぇ!」ジタバタ 「まだ生まれて一ヶ月なんだミィ!これからなんだミィ!」ジタバタ そう懇願された作業員は若干哀れむ顔をしながらも、 「悪いがお前らのベビンネはメインディッシュだ。」 「「ミ…ミヒィ!?」」ワナワナ 「『ベビンネの丸焼き』はクリスマスの目玉商品だからな。でもそれはタブンネにとって幸せな最後だと思うぞ?」 「ミィ!?違うミィ!本当に幸せな最後は、家族に看取られながら安らかに死んでいくことミィ!」 「はぁ…、やっぱり牧場育ちか…。いいか、お前達は不自由無く世話されていたが、野性のタブンネは食物連鎖の底辺の底辺!肉食ポケモンに出会って逃げられる奴は一割以下!巣を襲われて一家壊滅なんて日常茶飯事!大人になれるベビンネなぞ三割にも満たない!最後は当たり前のように内臓を食い荒らされ、四肢をもがれ、感謝されることも無く死んでいく!それと比べれば、お前達の肉の味は何人もの笑顔の素となるのだ!これを幸せな最後と言わずに何と言う!」 捕まったタブンネ達は今までの価値観を根底から覆され、 「ミビャァァァァァァァァァン!!!!」ガクガクガクガク 市場まで響く絶叫を上げた。 さて、場所は戻って市場。 俺は長い行列を待ち続け、何とかケーキは買えた。 ショートケーキの上に砂糖で出来た、サンタ帽を被ったピカチュウやツタージャが乗せられている。 後はサラダに生ハムと…、何か豪華な料理がいいな。 彼女との待ち合わせまで時間はある。 市場を散策しながら決めていこう。 中華料理やローストビーフ、目移りするなぁ。 すると「タブ肉・美豚庵」という店の前で、店員がベルを鳴らし、 「さあ皆さま!昨年ご好評につき、今年もやらせていただきます!『タブンネ解体ショー』!ぜひ観ていってください!なお、解体したての『タブンネの生ハム』や『ベビンネの丸焼き』等を先着30名の方に、三割引きで販売させていただきます!ご希望の方はお配りする整理券をお受け取りください!」 この吉報に俺は飛び付いた。 直ぐに整理券をもらい、拘束具の付いた大きなまな板と、牛刀が置かれた台を囲んでいる群衆の中へ入った。 「では皆さま。美味しいタブ肉を提供してくれるタブンネ達のご入場です!拍手でお迎えください!」 すると縄で数珠繋ぎにされたタブンネ達が、屈強な作業員達に連れて来られた。 人々は拍手で迎え、 「わぁ、脂肪たっぷりで美味しそう!」 「マ~マァ、私も食べた~い。」 「じゃあ今夜はタブ肉ですき焼きね!」 などなど、美味しそうな会話をしている。 だが当のタブンネ達は、 「フ…フィィ…」ヨロヨロ 「チ…チ…チィ…ィィ…」プル プル 「タブ…ネ…」ピク ピク 絶望に染まった顔で足もほとんどふらついている。 「このタブンネ達は先程納品されたばかりで、大量出血しないように血抜きしました。解体途中で絶叫を放つ場合がありますが、ご了承ください。ではタブンネ解体のベテラン職人、テツロウさまのご入場です!」 すると店の奥から、いかにも職人な顔立ちの初老男性が登場した。 「ではただ今よりタブンネをまな板へ寝かせます。」 作業員は一匹をまな板の上に乗せ、拘束具で抵抗できないようにした。 「では始めさせていただきます。」サッ 職人は牛刀をタブンネの胸へ宛てがい、 「…いきますっ!」 力強く、一気に胸へ刺した! 「フ”ッキ”ャア”ァァァァァァ!!!!」ガクガクガク タブンネは最後の力を振り絞って絶叫した! 職人は鋭い包丁捌きでバラ、肩ロース、ヒレ、モモと、順調に素早く解体していく。 その度にタブンネの絶叫が上がる。 人々は職人の仕事ぶりと、解体されるタブンネに興奮している。 「うわぁ、凄い絶叫だな。」 「見ろよ!うまそうなロースだな!」 「早くタブ肉食べたいわ!」 だが中には不憫に思う人もいる。 「マ~マァ、なんかかわいそう…」 「エレナちゃん…、これが『食べる』ということよ。このタブンネちゃんが死なないと、ママとエレナちゃん達はタブ肉が食べれないの…。だからタブンネちゃんへの感謝を忘れちゃダメよ?」 「うん、わかったママァ。」コクコク …そう、これが「食べる」。 この絶叫はタブンネの「命のボレロ」であり「鎮魂歌」。 食品の大量生産は、多くの生命の犠牲で成り立っている。 タブンネもまたしかり… だが人はそれを忘れがちだ… …それでもいい。 忘れてしまうのは人の業。 時に思い出してくれれば、このタブンネも浮かばれるだろう。 そんなことを考えているうちに、タブンネの体は各部位に解体されていた。 しかしタブンネの生命力には驚かされる… あれだけバラバラにされても、虫の息だがまだ生きていのだから。 「ヒ”……ヒ”ュー…ヒ”ュー……」ピ ク 職人は解体を終えたらしく、牛刀をしまってお辞儀した。 それと同時にタブンネは力尽きた。 「ヒ”ュ……コ”ハ”ッ!」ガクッ 「テツロウさま、ありがとうございました。次のタブンネの解体へ移りますが、その前に『ベビンネの丸焼き』の調理をご覧ください!」 すると奥から複数の店員が、ベビンネとそのママンネ、それにオーブンを運んで来た。 このタブンネ母子も血抜きされており、互いに抱きしめながら、死への恐怖に怯えている。 するとママンネは解体されたタブンネを見て、絶叫を上げた。 「あ…あ…あなたあぁぁぁぁぁぁ!!」ガクガク なるほど、あの解体ンネはママンネの夫か… しかし意識が夫ンネへ集中している隙に、店員にベビンネを掻っ攫われた。 「マ…マァ…、た…すけ…て…」プル プル 「お…ね…がい!ベビ…ンネ…ちゃ…んだ…け…は…」ヨロヨロ 店員は情に流されそうにはなるが、 「言ったろう。これがお前達タブンネには幸せな死なんだ。お客様に美味しく食べてもらうことが、今お前達に唯一できることなのだよ。」 そして店員はベビンネをオーブンにセット! スイッチを入れ、オーブン内の温度は上がっていく。 「チ”ャア”ア”ア”ア”ア”ァァァァァァァァァ!!!!!!」バンバンッ バンバンッ ベビンネは絶叫を上げ、力を振り絞ってオーブンの窓を必死に叩き、ママンネへ助けを求めた。 ママンネは我が子の絶叫に耳を押さえ、ただ震えてうずくまるしかできない。 それが許されるだけ、このタブンネ達は本当に幸せだろう。 虐待派なら無理矢理聞かされたり、「ママンネちゃんは我が子の助けを無視するんだ…。酷いママだね^ ^」なんて言われるのだから。 そして焼き上がるまでの間、このママンネを含め、残りのタブンネの解体が続いた。 そして20分くらい過ぎたころ、オーブンが焼き上がりを知らせた。 店員がオーブンを開けると、香ばしい匂いが漂い始める。 今から解体されようとしているママンネは虚空の眼差しで、焼き上がった我が子を見つめていた。 そしてママンネは解体された。 俺は整理券の順番に並び、「タブンネの生ハム」と「ベビンネの丸焼き」を三割引きで購入できた。 彼女へのクリスマスディナーと土産話も準備できた。 これも全てタブンネのおかげだな。 最後に一言、 全国のタブンネ虐待愛好家の皆さん! メリー・クリスマス! <完>
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とある野生タブンネがお腹を空かせて街の近くを物欲しげにウロウロしていた時。 一人の変なオッサンに声をかけられた。 「ねえ、そこのタブンネちゃん。キミ、可愛いね~。よかったらテレビに出てみない? 実はおじさんはタブンネちゃんが主役のテレビ番組を作ってる監督なんだ。 こうしてたまに外に出て新しいアイドルタブンネちゃんをスカウトしてるの。 どう、キミ出てみない?テレビに出たら皆の人気者になれるし、ギャラで美味しい木の実もた~くさん貰えるよ」 「ミッミィ?」 このタブンネ、人間に可愛いと言われたことなんか一度もないし、野生の世界の辛酸をそれなりに舐めてきた子、 そんな子にとって『皆の人気者になれる』『美味しい木の実もた~くさん』という甘い言葉はあまりに魅力的で ついホイホイと怪しいオッサンの後に付いて行ってしまったのだった。 オッサンがタブンネを案内したのは大きなビルの一室、テレビ撮影のスタジオ。 高い天井にライトが幾つも煌めき、町のジオラマが部屋の中央にでんと置かれている。 ジオラマを囲むのは無数のカメラ。大勢の人間がそれらの間を忙しそうに行ったり来たりしていた。 「ここでタブンネちゃんを撮影するんだよ。楽しみでしょう」 「ミッミィ♪」オッサンの言葉に嬉しそうなタブンネ。 でも、ちょっと待てよという風に考え込んだ後、オッサンに「ミィミィ」と何かを聞いた。 オッサンはタブンネのテレビ番組を作っているだけあってタブンネの言葉がわかるのか 「ああ。何をすればいいのかわからないって?」とタブンネに言った。 「簡単だよ。あのジオラマを踏んだり蹴ったりして壊してくれればいいの」 「ミミッ?」 「ん?壊しちゃっていいのかって?いやいや!キミ野生の子でしょう? 野生のタブンネのワイルドな可愛さを表現するためなんだから、豪快にぶっ壊してもらわないと困るよ~」 「…ミィ~?」なんだか納得いかない様子だが監督と名乗るオッサンの言う事は聞くつもりみたいのタブンネ。 「じゃっ、テレビに出るための特殊なオシャレをしないとね。 あっちにメイク係さんがいるから言う事を良く聞いて綺麗になるんだよ」 オッサンの言葉に従い部屋に入るタブンネ。鏡の前にちょこんと座って美人のお姉さんにメイクアップしてもらう。 「…ミミィ~?」タブンネはメイクが進んでいくにつれて不審げになっていった。 なぜならタブンネに施されたメイクはボコボコした皮膚に変な角、コロモリみたいな羽と どう見てもタブンネ的には綺麗とは程遠いものだったからだ。 でもお姉さんは怪獣みたいなメイクをされたタブンネを撫でながら 「うん、最高!とっても良くできたよ!これなら子供たちも大喜びだわ!」と、しごくご満足のご様子。 こうなると野生のタブンネも「今ニンゲンさんの間ではこれが綺麗なのかなぁ…」と思わざるをえなかった。 「メイクできたかい?おおっ。最高じゃないか。メイクさんの腕もいいけど、 素材のタブンネちゃんが最高だからだね!じゃあ早速撮影開始だ。スタンバイOK!」 オッサン監督の言葉に従ってスタジオが動き出す。場の緊張感にタブンネもドキドキしてきた。 「シーン6、スタート!」カチン! オッサンの言葉とカチンコの音を合図にジオラマにとてとてと走り出すメイクされたタブンネ。 「(豪快にブッコワス…)ミギャオ~。ミミィ~」 短い腕や足を懸命に振り回してタブンネ的に思い切りジオラマ模型の家々を壊していく。 が、傍目から見ると単にじだんだでも踏んでいるようにしか見えなかった。 「タブンネちゃん!もっと思いっきり!もっと迫力のある絵が欲しいんだよ!」 「(思い切り…?)ミギャァ~~オン!ミギャ~ン!」 オッサンの言葉を受けて体の動きを激しくして、ボディプレスやヒップアタックまでしてジオラマを壊すタブンネ。 スタジオ中にズシンズシンと軽い地響きまでひびく勢いになっていった。 「そう!いい感じだよ!そこだ!そう!最高だよ、その壊しっぷり!いいぞ!もっと!」 オッサンの褒め言葉に嬉しくなるタブンネ。それに何だか物を思い切り壊すのが楽しくなってきた。 「ミギャァオオ~~ン♪ミギャ~~♪」 「よし、いいぞ!そろそろ登場シーン行こう!」 調子にのって暴れまくるタブンネの前でオッサンがどこかへ合図をした。と、その時。 「エルエルッ!」シュンという音と共にテレポートでエルレイドがタブンネの前に現れた。 「ミミィ?!」いきなりの事にビックリするタブンネ。競演のポケモンさん?聞いてないよ?と思いながら どうしよう、とタブンネがオッサンの方を向きかけた瞬間。 エルレイドの正拳突きがタブンネの鼻先に思い切りめり込んだ。 「ミバァァァ!」鼻血ブーしながら後ろに倒れかけるタブンネ。 しかしそれをエルレイドは触角を掴んで止め、今度は強烈なハイキックをタブンネの側頭部に叩き込んだ。 「ミガァァ!」痛みに目の前で星が飛ぶタブンネ。 「おお!上手くなったじゃないか!今のは良い絵になったよ!」興奮したオッサンの声。 「ミヒィ…ミギュウゥ…?」側頭部の強打でクラクラする頭でどういう事なの?と必死で考えようとするタブンネだが 「エルレイッ!」考えが纏まる間も無くエルレイドのパンチを腹部に受け、ジオラマを壊しながら吹っ飛んでいった。 「今だ!必殺サイコカッター!!」オッサンの指示に従いエルレイドが仰々しいポーズをキメながら 肘の刃を伸ばし、体の前後でクロスさせて 「エルレイッド!」という掛け声と共にサイコカッターが発射された。 吹っ飛んで受身の取れないタブンネにそれが避けられるハズもなく 「ミッ…」という微かな声を断末魔としてタブンネは頭頂部から股まで縦に真っ二つにされてしまった。 左右に割れた胴体から血や内臓が派手にブチ撒けられる。 「よっしゃあ!カーット!」カチン! オッサンはカチンコを鳴らした後、嬉しそうにエルレイドに近づいて頭を撫でた。 「いや~。さんざんお前を叱った甲斐があったわ。よくここまで上手くなったもんだよ。 これで今週のタブンネQも撮影終了だ。いい絵が撮れたしきっと視聴率も上がるな!」 「エルエルッ♪」オッサンの言葉に嬉しそうなエルレイド。 実はオッサン監督が言っていたタブンネが主役のテレビ番組とは 『ネンブータ博士によって産み出された超巨大タブンネの怪獣が正義の味方エルレイマンに成敗される』という番組 タブンネQの事なのであった(スポンサー:タブンネ虐待愛好会)。 タブンネQに登場するタブンネ怪獣は全て実際のタブンネが特殊メイクで扮したものであり タブンネ怪獣のヤラレシーンが(グロ断面図にはモザイク入り)迫力あって最高と 一部の特撮マニアにはウケているようである。 勿論、一般のお子様や保護者にはグロすぎると大ブーイングで視聴率的には最悪なのだが 監督のオッサンは「まだ迫力が足りないのか!ようし!次こそもっと派手にモツをブチ撒けるぞ!」と 正反対の方向に熱意を燃やしているようで、タブンネQが続く限り スタジオの一室でこのタブンネのようにモツを晒して横たわるタブンネは絶えないであろう…。 お わ り エルレイドかわいい -- (名無しさん) 2012-02-19 08 31 32 むしろ円谷監督は過剰な残虐描写には反対してたんだよなあ… -- (名無しさん) 2012-08-21 04 41 04 名前 コメント すべてのコメントを見る