約 495,217 件
https://w.atwiki.jp/fairy-waterfall/pages/94.html
「も、ダメ」 「シェリル、出すぞ」 「ダメ、おかしくなる」 アルトと数え切れないほど肌を重ねてきたシェリルは 膣に射精される快感を知っていた。 今、あれを感じてしまったら、 自分がどうなってしまうか分からない。 「もう、抜いて」 「あと少しだから、シェリル」 アルトにまたがり後ろ手を縛られているシェリルが 身をよじって腰を引こうとするが、 アルトがガッチリと腰を掴んでいて逃げることが出来ない。 「いやあ、あ、あ」 汗で貼りついた長い髪を揺らし、シェリルが頭を振って悶えると、 突き上げられる振動と、身をよじる動作で 豊かな乳房がアルトの目上でプルンプルンと震える。 その誘惑に一瞬手を伸ばそうとしたアルトだが、 今、手を放すと、あまりの快楽に錯乱したシェリルが しっかりと咥えこんだアルトを引きにぬいてしまいそうだったので、 奥まで突き刺した体勢で動きをいったん止め、 腰を掴んだまま寝た状態から腹筋を使って体を起こした。 結合する角度が変わり、二人は重なる快楽に息を詰めた。 揺れて誘っていた胸の谷間に顔を埋めると、 体が温まり強くなった彼女の香りと愛液の匂いが混ざった なんとも言えないいつもの匂いがアルト臭覚を刺激し、 更に充血した肉棒がシェリルの隘路を更に押し広げた。 「あっ」 シェリルが切なく声をあげた。 シェリルの腰に添えていた腕を背中にまわして、 今日だけでも、何度も何度も弄ばれ敏感になったピンク色の突起を再び口に含んだ。 殆ど下半身だけで繋がっていた二人は、再びぴったりと体を重ね合わせる。 「ああ」 しっとりと汗に濡れたアルトの熱い肌を感じて シェリルは更に昇り詰め嬌声をあげた。 腕を縛って自由を奪い、性急に体に火を付けたにも関わらず 彼を求めて震える美しい体の奥まで視姦した。 「見てるだけなのに、どんどん溢れてきてるな」 その淫らで魅力的な体を責めるように褒めるように彼女に言って聞かせた。 日ごろ負けず嫌いの彼女が、ベッドの上では 不自由な体で彼の体を興奮させるために体のあらゆるところを使い 続きの行為を懇願して痴態を晒す。 やっと触れ合えたこの女はこの女自身のものですらない。 全てが自分のものだ。 そう実感すると彼は震えるほどに興奮した。 この愛しい女は扇情的で無様な様子で 自分の与えるものすべてに酔いしれている。 もうすぐ昇天するだろう。 体位を変えてほんのひと時離れていただけの 汗臭くべっとりした彼の肌を再び重ねただけで悦びを叫ぶ酔狂な女と 快楽と幸せを分かち合うのだ。 彼のすべてが彼女の為にあった。 「ヤダ、イイ、あっ」 アルトの腰の動きに合わせて、シェリルの体は快楽に正直にリズムをとった。 「ヤダ、出しちゃダメ」 「膣に出すぞ」 「イヤ、ダメ」 しっかりを抱きしめられ、ぶつけられる彼の欲に果てのない絶頂の連続を 感じていた彼女は、夢うつつに訴えた。 しかし、その訴えも彼は受け入れそうにない。 ドクドクと脈打ちながら、容赦なく彼女を穿ち続けた。 愛する男に問答無用に与えられる、抗うことのできない肉の快感と 愛しさに胸が締め付けられるようでいてふわりと浮くような幸福が 彼女の残りわずかな理性を削っていく。 後に残るのはただひたすらに彼を求める女だけで、 意に反してまで彼に欲望をぶつけられる被所有感に 倒錯した悦びで葛藤も消えうせた彼女は心も体も熱に浮かされ、意識の外に放り出された。 彼の膨らんだ欲はどくりと膨張するとブルリと性を吐き出し彼女を吐き出した。 彼女の体もそれを感じ取って絶頂へと誘われ、 ぬるぬるとした壁を絞り彼の吐精を促した。 アルトのまだ実ることのない子種で腹の中がジワリと温かくなるのを感じながら シェリルは外界と途絶されていくのを感じた。 脈打つ自分とは違うテンポで締め付ける彼女の体の最奥に 全てを送り入れようとするかのように、 アルトは腕の中のシェリルを深く強く抱きしめていた。 終わり シェリルはアルトとするようになったら避妊薬のみそうなので、 実質中田氏禁止は無い、けど、嫌がらせてみたい! ネクタイ縛りと絡ませてみた 前後は誰か書いてくれ
https://w.atwiki.jp/macrossf-eparo/pages/152.html
19 :愛しい痛み:2008/11/19(水) 02 40 16 ID 16YZME5+ アルト×シェリル 初投稿です。あまりエロくはないです。 * * 「どうしたんだよ?」 シェリルの様子がおかしい。 いつもなら背中に腕をまわしてくるのに、今日は手の甲で顔を隠すように クロスさせている。 「ネイル、取るの忘れちゃったから」 アルトはシェリルの細い手首をつかんで爪を見る。指先に輝くゴールドの マニキュア。シルバーのラメにアクセントにあしらわれたパープルの ストーンがヘッドライトに照らされている。 アルトも男のわりに形の良い爪をしているが、それとは全く別物だ。 「長いと、痛いかなと思って……」 顔を赤らめて恥ずかしそうに言うシェリル。 今夜は仕事が早く終わったアルトは新曲のジャケット撮影をしていたシェリル をスタジオまで迎えに行き、家に着くなり性急に求めた。 それこそ、シェリルが靴を脱ぐ間もないほどだった。玄関で深く口付け、 そのままベッドへダイブした次第だ。 「かまわねーよ、それぐらい。付けたままだと爪が剥がれたりするのか?」 「そこまで長いのじゃないから大丈夫だと思うけど」 自分はいつももっと痛い思いをしているだろうにこんな些細なことを 心配して気遣ってくれる。配慮が足りないのは俺の方だというのに……。 愛しさがこみ上げる。 「なら、問題ない」 アルトはシェリルの手を自分の背にまわさせた。 「もう!痛くても知らないんだからねっ」 プイッと顔を逸らしつつもしっかりアルトの広い背中に腕をまわす。 そんなシェリルの姿が可愛らしくて暗闇の中でも淡く輝く ストロベリーブロンドの髪を梳いた。 「シェリルがつける傷なら全部受け止めるさ」 どんな女性が聞いても痺れるような甘く低い声で囁いた。 「……バカ。アルトって実はM?」 「さーな。行くぜ、こっちはもう我慢の限界なんだ」 十分すぎるほどの蜜で潤うその場所にアルトは自身を挿入した。 「ひゃっ……」 「くっ……」 互いに甘く愛しい痛みが走る。 明日は二人ともオフ。 夜はまだ、始まったばかり。 * * 付け爪って簡単に取れるものなんでしょうか? 知識もないのに書いてしまいました。すみません。
https://w.atwiki.jp/macrossf-eparo/pages/22.html
324 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/16(金) 20 07 33 ID 5W82rJQU 前提条件として、7話でバルキリーが破壊された時にアルトがシェリルから借りたイヤリングを喪失していた場合のお話。 すんません、エロ成分欠乏してますorz 本日、最終授業の終業ベルが鳴った。 「さて、これからどーすっかなー」 アルトは椅子に座ったまま、背伸びをした。 今日は珍しくSMSの訓練シフトから外れているので、放課後の予定はフリーだ。 背後から忍び寄る気配がした。 耳元で甘く囁く声。 「アルト、私、今夜……」 銀河の妖精は、まるでバラードのように掠れた声で囁いた。 「お寿司が食べたいわ」 振り返ると悪戯っぽい笑みを浮かべたシェリルがいる。 「な…なんで俺が……悪いな、今日はシフトが入っているから、付き合ってやれない」 「ふふん、嘘はいけないわよ早乙女アルト君。これからヒマなのはルカ君に教えてもらったもの」 「くっ……守秘義務違反だぞルカ」 「やっぱりヒマだったのね」 シェリルは、勝ち誇った。 アルトもカマをかけられたのに気づいて、がっくりする。 「本当はね、さっきアルトが“どーすっかなー”って言うのを聴いてたのよ」 「耳が良いんだな」 かなわないと両手をあげて降参の仕草。 「いきなり寿司だなんて、どうしたんだ?」 「フロンティアって言えば、本格的な和食が食べられるって、有名なのよ」 「そうだな」 大規模なバイオプラントで、擬似的な生態系を構築しているマクロス・フロンティアは食材の豊かさでは移民船団中でもトップレベルを誇る。 「アルトなら地元の人しか知らないようなお店を知っているんじゃないかって思ったの。せっかくだから合成物じゃなくて天然物で」 「そんなのネットで検索するとかして、勝手に行けよ」 シェリルは左手でブロンドをかきあげた。形良い耳たぶが現れる。 「イヤリング」 「くっ」 「返すって約束したでしょ。約束を破ったアルトは、奴隷なんだから」 イヤリングを失ったアルトは、シェリルに対して大きな負い目を感じていた。 「わーったよ、心当たりはある」 頭の片隅で口座の残高を気にしつつ、アルトは携帯端末を取り出して予約のコールをした。 その店は、繁華街の裏通りに『築地』という看板を出していた。 和風の引き戸を開けると、ドアベルの代わりにぶら下げられた火箸が涼やかな音を立てる。 「いらっしゃい、おやアルト坊ちゃん久し振り。彼女とデートかい?」 まだ客のいない店内、カウンターの向こうから老人の域にさしかかった大将が声をかける。 「坊ちゃんはやめてくれよ」 とは言ったものの、アルトは大将の様子が変わってないのが何となく嬉しかった。 若い衆の案内で、カウンターの端、奥まった席へと通される。 物珍しそうに店内を眺めていたシェリルが、アルトに小声で囁いた。 「このお店、メニューは無いの?」 「ああ、こういうところだと大将にどんなネタが入っているかを聞いて、その中から選ぶんだ。でも、今夜のところは」 アルトは大将に“おまかせ”でオーダーした。 「あいよっ」 威勢の良い返事とともに、白身の握りから出てきた。 シェリルはアルトのしぐさを見よう見まねで、ぎこちないながらも寿司を醤油に付けて一口たべる。目が丸くなった。 「あ、大丈夫か?」 アルトは口に合わなかったかと焦った。 シェリルは嚥下して満面の笑顔になった。 「おーいしぃ」 「お前が味のわかるやつで良かった」 アルトがほっとしたところで、タイミング良く次の握りが出てきた。 「ギャラクシーでもね、食べられはするけど、合成物なの。 合成だからまずいって言うんじゃないけれど、やっぱり違うわ。 握っててもロボットだし」 「そうなのか。でも、そのロボット、もしかしたら大将の弟子かもしれないな」 「弟子?」 「そう。大将が若い頃に握りの動作をサンプリングさせたロボットが銀河中に出回ってるって言ってた。そうだろ?」 話を振られた大将は、にっこり笑ってマグロを差し出した。 「サンプリング・モデルに選ばれるってことは……すごい人なのね、大将さん。なんで高校生のクセに、こんなお店知ってるのよ?」 「まあ、な」 アルトが言葉を濁すと、シェリルが笑って続けた。 「お父さんに連れられてきた、ってところかしら?」 「そんなところだ」 20貫ばかりのコースが終わり、緑茶で喉を潤す頃には、店内はそれなりに混んできた。 「いらっしゃい」 また新しい客が入ってきたようだ、そちらをチラリと見たアルトは固まった。よりによって、今日かち合うとは。 「乱蔵さん、ご無沙汰で」 大将がにこやかに挨拶している相手は父だった。いつもの指定席にしている座席に案内されている。 今、アルトたちが座っている席は、乱蔵からは死角になっていた。 (そうか大将、気を使ってくれたんだな) アルトは心の中で大将に頭を下げた。 乱蔵はタニマチ(後援者)らしい紳士と二人連れだった。 今の乱蔵は舞台の真っ最中で、興行中はこの店に来ないことをアルトは知っていた。 だが、タニマチに誘われたのなら付き合わないわけには行かないだろう。 「どうしたの?」 突然動きが固まったアルトを怪訝な様子で見ていたシェリルは、アルトの視線の先を見て理由が判ったらしい。 「ふふ…」 悪戯っぽい笑顔になると、シェリルは席から立ち上がった。 「おい?」 アルトがあっけにとられていると、シェリルは混んでいる店内をするりと通り抜けて、乱蔵のところまで行った。 「失礼ですが、早乙女乱蔵さんでいらっしゃいますか? 私、シェリル・ノームです。ご挨拶にまいりました」 「おお、これはご丁寧に。さあ、どうぞ……お座りなさい」 乱蔵は隣の椅子をシェリルに薦めた。 「おいおい…」 意外な成り行きにアルトはなす術も無かった。 シェリルと乱蔵、そしてタニマチとは和やかに会話が弾んでいる。途中で乱蔵が片手をあげて、大将に呼びかけた。 「すまんが、筆と色紙はあるか? 墨も」 その声に大将は愛想よく答え、店に用意してあった毛筆を乱蔵に渡した。 乱蔵は達者な手つきで色紙に何事か書くと、シェリルに渡した。 シェリルも別の色紙にサインをかきいれて、タニマチに渡していた。それをきっかけに、他の客や寿司屋の若い衆もシェリルにサインをねだって、ちょっとしたサイン会の様相を呈した。 「ありがとうございます。大切にします」 丁重に挨拶すると、シェリルは色紙を抱えてアルトのところに戻ってきた。 「さあ、出ましょう」 「あ、ああ……」 呆然としたアルトは、シェリルに手を引かれて店を出た。 近くの公園で散歩する二人。 「ね、アルト、これは何て書いてあるの?」 シェリルが差し出した色紙を見ると、見慣れた父親の筆跡で墨痕鮮やかに漢字が散らし書きされていた。 「序破急」 「どういう意味?」 「親父は教えてくれなかったのか?」 「ええ、連れに聞いてみなさいって、おっしゃってたわ」 やっぱり気付かれていたか。アルトは苦虫をかみつぶしていた 「日本の伝統的な芸能の分野で使われる言葉だ。 いろんな解釈があるけど、序は物事の始め、師匠の動きを徹底的に真似る段階」 アルトは公園の噴水を取り囲む縁の上に飛び乗って、両手を拡げてバランスをとった。 「破は、師匠の真似を破り、自分の形を追求する段階。 急は完成の段階だ。 芸の道は、序破急を永遠に繰り返すこと……だってさ」 「素敵な言葉だわ」 シェリルは噴水の縁に座って、靴を脱いだ。素足を水面に付けて、冷たさに小さく悲鳴を上げる。 「芸能界の先輩として、後輩の私に相応しい言葉を下さいって、お願いしたの」 「そうだな。成長していかないと」 「きっとお寿司屋さんの大将さんもそうね。動きを真似しただけのロボットじゃ、あんな風にできない。ずっと成長し続けている」 「へぇ、気づいたのか」 「お客さんの食べるペースに合わせてネタを用意してたわ。まるでオーケストラの指揮者みたいに」 「すごいな」 もちろん、アルトはその事を知っていたが、それは父親から教えられたものだった。 シェリルへの尊敬の念が湧いてくる。 「……でもな、俺に対する、ものすごく遠まわしな嫌味のような気もする」 「家出したから?」 「知ってたか……ゴシップの記事にちょこっと載ってたからな」 アルトはシェリルの真似をして、靴を脱いで噴水に足を踏み入れた。 「厳しそうな方だけど、素敵なお父さんじゃない」 「実態を知らないからそんなことが言えるんだ」 ちょっと強い口調で言ってから、アルトはしまったと口を閉じた。シェリルの生い立ちを思えば、肉親を罵るのははばかられた。 シェリルの隣に座って、並んで空を見上げた。 夜空にはリニアの軌道が見え、その向こうに星星がきらめいている。 「アルトはぜいたくなのよ」 シェリルがアルトの後ろ髪を手にとって、弄ぶ。 「歌舞伎って何百年も伝統があるんでしょう? 伝統なんてお金出しても買えないわ」 分が悪いと思ったアルトは、話題を逸らした。 「……何を話してたんだ? 話が弾んでたみたいだった」 「あのお店、ネットに情報公開してないんですって。だから、どうやって見つけたのか聞かれたわ。フロンティア現地採用スタッフが教えてくれたって言っておいたけど」 シェリルはアルトの長い髪を三つ編みにしたり、ほどいたりしながら答えた。 「現地採用かよ」 「あら、嘘はついてないわ。奴隷に比べたら、スタッフの方がずいぶん出世していると思わない。ところでアルト、シャンプーは何を使ってるの?」 「え、何って普通の」 「市販品でこんなにつやつや、まっすぐなの? もう、やっぱりぜいたくだわ、アルト。恵まれ過ぎよ。女の子でも羨ましがるわ」 「女みたいって言うなよ」 「言うわよ。実際、誰が見ても美人だもの。でも…」 シェリルはアルトの髪をぐいっと引っ張って、顔を寄せた。 「アルトが男らしいことも知っているわ」 アルトは噛みつくように唇を合わせた。
https://w.atwiki.jp/fairy-waterfall/pages/84.html
903 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2009/12/10(木) 07 55 02 なんか意図せずアルト煽っちゃったの話。エロなし。 アルトが能天気なのは仕様です。もっと直接的に煽ったのが読みたいです。神よ。 ~プロローグ ソファーで一緒にくつろぐ、黒髪の長い男。 何もできない先短い私のために、 あれこれ世話を焼いてくれる気のいい男だ。 何故だかわからないが、狂おしいほどに愛しくて仕方なかった。 今なら、してもイイはず。 あんまりしたこと無かったけど、唇を重ねてみた。 感謝と、ただ、したかっただけ。 軽くついばんで、珍しく気持ちを言葉に乗せた。 「いつも、ありがと」 自分らしくない行動に躊躇するけれど、 伝えられる気持ちも、時間も限られているから 変わっていかなくてはならない。 気恥ずかしさが表情に出てしまっている。 余計に恥ずかしい。 一瞬苦しい顔をした彼の顔が近づいてきた。 肩に置かれた手が温かくて大きい。 そして、再び唇に感じる優しい感触。 口の中にねじ込まれた生温かさを受け入れると 逞しい腕と胸板、腰と頭を支える力の強さに性の違いを感じた。 その力強い体にしがみついて、戯れに没頭する。 彼の激しい求めに精いっぱいの体は官能に高められていく。 静かな部屋のなか、濡れる吐息だけが木霊して まるで世界にたった二人だけで、 終わりへと近付く時間が止まった。 ただ、幸福だけで満たされた。 ===== ちゅ。 「いつも、ありがと」 あのシェリルから、キスと一緒に礼を言われた。 好きでやってたこととはいえ、誠意が通じているというのは嬉しい。 上目使いは女王様然であろうとするシェリルにはまずないポーズなのだが めったにないサービスをしたせいだろうか。 バラ色に染めた白い頬も相まって愛らしい。 妖精?天使? こんなに心震わせる存在をなんと言ったらいいんだろう。 恥ずかしくても、俺に伝えたいってことだよな。 自分のために、シェリルが新たな姿を見せてくれる喜びを覚えた。 かわいい。 かわいい。 俺のシェリル。 俺のシェリルなんだから、もう一回くらいキスしたっていいよな。 顔を近づけると、これから起こることを感知したシェリルが瞳を閉じた。 受け入れおk、ってことだな! 歓びに心ふるえる。 甘い香りと感触に痺れたような感じを受けた。 もっともっと。 つい逃げられないように小さな後頭部を押さえて、 もっと深く口付けをした。 口の中を隅々まで貪る。 ふわふわの髪の毛を手に感じて、 壊れそうな華奢な体を絡め取って、 その柔らかさと温かさを感じようと体が動く。 強くなった甘さを本能のままひたすらに貪る。 ケダモノか、俺は。 一方で、姫と呼ばれ続けた自分の中の男が開花する快感に満たされる。 実は初心なシェリルを怖がらせてしまうかもとか 心配してたことは、すっ飛んでしまって。 キモチイイ。 一体感。 幸福感。 とろける官能。 その先の行為、つまり、シェリルの全身を、体の隅々まで、 感じ尽くしたいと、そういう欲望がむくむくと膨れ上がってきた。 そのためには、まず、唇を離して、シェリルの同意を取らないと。 しかし、離れがたい。 シェリルだってこんなにくっついてくれてる。 絡めてくれる舌や、吸ってくれる唇がふやけるまで こうしてていいんじゃないだろうか。 その先なんて数えるほどしかしたことないし、 シェリルには重労働みたいだし、 今のこの状態を存分に愉しんでからでも、遅くない。 むしろ、その方がその気になってくれるかも。 キモチイイ。 でも、もっとキモチイイことしたい。 キモチイイ。 俺達はひたすらお互いを求めあって、やっと離れると シェリルの顎は二人の唾液ですっかり濡れきっていて 唇は熟れたサクランボのように赤くみずみずしく 貪りあった激しさを物語っていた。 女の方が敏感なのだろう、シェリルはトロンとした様子だ。 その淫猥な様子にドクドクと胸が高鳴った。 口元を手でぬぐうと、同意を得るべくシェリルの耳元へ顔を近づけた。 「もっとシタイ。いいだろ?」 俺のやや荒い鼻息がシェリルの耳を犯している。 怖がるだろうか。 表情をうかがおうとしたが、シェリルが肩に顔を埋めぎゅっと抱きついてきた。 しばらくの沈黙。 胸板に当たる柔らかさを密かに愉しみつつ、 期待を込めて、ぎゅっと抱きしめ返した。 ダメ、かな? 「ベッドじゃなきゃ、イヤよ」 やほおおおおい!AA(ry 腕の中の妖精さんをそのまま抱きかかえると、 ベッドルームへ向かうべく立ち上がった。 そういえば、拒まれたことは一度もなかったんだった。 大事な宝物を腕に抱いて、俺はバラ色の世界へと歩みを進めた。 やほおおおおい!AA(ry 907 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2009/12/10(木) 08 21 09 ,、,.'" ̄`ヽ i (;ミ〃リハ ∩ |爪i」*゚∀゚ノ/ ノノ⊂ ノ おっぱいぱい! (´ (つ ノ 彡(ノ 910 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2009/12/10(木) 18 11 03 「ベッドじゃなきゃ、イヤよ」 * + 巛 ヽ 〒 ! + 。 + 。 * 。 + 。 | | * + / / イヤッッホォォォオオォオウ! ∧_∧ / / (´∀` / / + 。 + 。 * 。 ,- f / ュヘ | * + 。 + 。 + 〈_} ) | / ! + 。 + + * ./ ,ヘ | ガタン ||| j / | | ||| ―――――――――――― こうか
https://w.atwiki.jp/rankatyuuhigaisya/pages/23.html
ランカ厨のNTインタ声優叩きまとめページ (ソース収集中につき今後記事が編集される場合があります) 前々から都度あった声優叩きだったが、今回NTのバレが来てから急速に加速。 以下の通り2ちゃん内の各スレにて叩きが始まる。 【問題のNTバレ】 声優コメ Q,シェリル、ランカ、クラン なに派? 劇場版の要望 中村 ギャップ萌えでシェリル、クラン。決着つけてくれないとアフレコで責められてしまう 遠藤 シェリル。アルトといちゃいちゃしたい 中島 ミシェル好きだからクラン。シェリルとランカのパワーアップした激闘が見たい 神谷 クラン。ミハエルはクランの気持ちを受け止め幸せになってほしい 杉田 アルト達の三角関係に傷心のクランまで加入したらミシェルがバジュラと同化する勢いです 保志 シェリル。ブレラも三角関係に参加したい 17歳 私史上、最強のSキャラに挑戦したい 小西 ランカ。殺さないでください。もうパインはいいです。 小林 クラン。三角関係の決着を。ランカとシェリルの歌合戦をもっと見たい 福山 断然シェリル。ケーニッヒモンスターをもっと活躍させて 大川 シェリル。バルキリーに乗ってみたい 桑島 ナナセを演じてたのでランカ。もう少し見せ場を! 三宅 アタシはオズマ派よん(ハート)ボビーが歌うシーンを! 【バレに対するランカ厨の声】 ■アニキャラ個別・シェリルアンチスレ ↓ 701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/08(木) 00 52 05 ID 1c+RztC4 ≫687 保志と遠藤のコメントが残念だな まあシェリル厨みたいに役と混同はしてないとは思うが ネタというか求められてるコメントをわかってる17歳と三宅はさすがというべきか 702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/08(木) 02 17 20 ID z9dIT0S6 マクロスFに関してのコメントは 遠藤の場合一貫してシェリル押ししかしてないからな 客観視した公平な意見を求めても無駄だろう 704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/08(木) 02 58 35 ID B9AZxnpz 遠藤とかいう奴はキモイな 典型的な自己投影腐の香りがプンプンする 信者も中の人も変わらんキモさだな 705 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/08(木) 03 19 41 ID 3kNmxndf ≫704 中の人叩きは、スレチだと思うぞ シェリル厨と同じレベルになることはない まあ、もう少し当たり障りのないコメント考えろよとは思うがな 706 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/08(木) 03 28 38 ID EwUOUMgI ≫705 信者も中の人も変わらんキモさ 今までのログ見ても、遠藤だけじゃなくMay'nにしても 中の人と混同してキチだと叩く奴はいなかったしな ≫704は流石に釣りか工作だとしか思えない ただ、自分の演じているキャラをプッシュするのは中の人として当然だが 出てくるコメントがそれだけに終始している点から見ても 疑われても仕方が無いけどな まめぐみたいにランカを演じたキャスト側の意見を出す一方で 1ファンとしてミシェル押ししたりするのがベターだと思う 752 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/08(木) 22 36 32 ID ehjSb51w ≫735 あんなに尺使ってカワイソスシェリルやったのにまだ やり足りないとかほざいてるの???! 上のQ Aもなんだかなぁ… アルトの中の人とかランカ嫌いっていってるようなもの だよなぁ。 なんでもっと無難なコメント出来ないんだろうか ■アニサロex・シェリルとランカ何故差がついたのかスレ ↓ 751 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 14 28 13 ID TXJWZEAz0 いや、桑島が一番ひどいだろ・・・ 小西みたいなのが空気読んでるって言うんだ ■新シャア・ラクスVSランカスレ ↓ 588 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2009/01/10(土) 15 27 28 ID ??? 中村は00でも1期最終話にいちゃもんつけてただろ 元々そういう腐った奴だったんだよ 中村も交代した方がいいかも ■アニキャラ総合・三角関係議論スレ1&2 ↓ 785 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/07(水) 21 59 28 ID iU+KGilU いつも思うけど恋愛物の主人公の声優はこういう質問に答えるの辞めてほしい。中村がシェリル派なのはわかってるがなんか不愉快なんだよな。クラナドでも正ヒロイン差し置いてツンデレっぽいキャラを好きだっていってたし。 798 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/07(水) 22 44 51 ID UkptjyBi 遠藤 シェリル。アルトといちゃいちゃしたい 自己投影っぽくてきめぇと思ってしまった ※この後別雑誌のインタバレも来て中村さんも引き合いに ↓ 111 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 22 46 06 ID HCOOh/hH 中村インタ原文まま 実はちゃんと恋愛の決着がつくと思ってたんですよ シェリルとです。 僕が勝手に思い描いていた物語ではランカは死んでしまうと思ってたんですよ(笑) だからランカがいなければシェリルと自然にくっつくしかないかな…と。 結局アルトは最後まで向き合わないままだったけど二人きりになれば 向き合うこともあるかもしれないと思うんです 向き合った結果やっぱりつき合わないということがないともいいきれないけど(笑) (ランカが死ぬと思ったわけは) ランカが巨大化した状態から普通に帰ってくるとは思わなかったんです 残り時間が30分しかないし (22話) あの(キス)シーンはシェリルと二人きりになったとき 求められてる自分を演じて「やってやるぜ」という雰囲気になってしまっただけじゃないかと 実はアフレコ時と放送時とであのシーンは微妙に絵が違っているんです アフレコでは重なり合う手のカットなどもあったので 僕としては二人はちゃんと結ばれたものとして演じていました だからその後、シェリルが料理中に指を切ったとき アルトに病気が感染しないよう指を引っ込めたシーンを演じて あれ?と思ったんです 今さら血に気を遣っても意味ないんじゃないかと(笑) 最終話はバンクを一切、使わずギリギリまで演出をどうするか考えていらっしゃったようなんです 本編の放送中に横浜アリーナでライブがあったんですが 河森総監督は「ライブを見て絵が浮かんだ!」とおっしゃってたので それまでラストは決まってなかったんだな、と(笑) あと中村は眉毛に 「劇場版ではアルトを主人公としてわかりやすく描くしカッコいいシーンも増やすよ」と言われたそうだ なんか書き起してたら頭マヒしてきた 自分で書いたとはいえ 84の要約と原文だと印象がかなり違うなw すまん 72 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 20 21 12 ID HCOOh/hH NTの保志のシェリル好き、三角関係に参加したいのコメでブレラン萌えで凹んだ人がいたが 今回のPASH!の中村の発言でアルランは凹むんだろうか アルランでない自分でもちょっと無神経で凹んだわ 76 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 20 36 10 ID uhbDmFBl ≫72 かなり凹みましたよorz この頃声優さんのネタバレ話しとか読むと、本当にあからさま過ぎて、 映画見に行く気力が益々無くなってきました。 声優ごときの話なんかキニスンナっwてここの皆さんは思うでしょうけど、ちょっと‥あんまりですね。 クラン主役?の話しもネタだろうけど、 アルランの客はとれそうにないからミハクラもってくるみたいな気がしてなりません。 それだったら最初から決着つけておいて欲しかったなぁorz 83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 21 16 41 ID 2U91PRKc ≫72 うん、確かに凹んだ… ただ、カプに関してはアルシェリでもアルランでもよかったんで、その点での凹みとは少し違う。 クラン主役?ってネタ(本当かもしれないけど)の方に凹んだ…orz 確かに、クランやミシェルが好きな方が沢山おられるのは分かってるんだけど、劇場版でそれは …仮にネタとしても勘弁してほしかったOTZ もう疲れた…というのが正直な気分です 声優ネタに関しても中村さんがシェリル好きなのは知ってるけど もう少し公式にアルシェリ確定してから、その辺のコメントしてほしかったなぁ… (というか、これが公式の一部なのかな?)やっぱり、もう疲れたよ…マクロスF 全部終わってから、レンタルで続きを観るわ… 87 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 21 34 24 ID IT75a0Jp 中村ってちょっと頭の弱い奴なのか? もっと考えて発言すべきだろうに 88 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 21 41 06 ID nhU76pfP 中村さんがどう思おうが勝手だけど、ひどい内容だw 89 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 21 42 53 ID TytQU866 中村・・・ 個人の感想に過ぎないしそれに対する受け取り方も自由だろうけど 自分は複雑な気持ちになったわ 90 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/09(金) 21 43 54 ID 64wzOxTV 中村空気読めなすぎだろ… NTではシェリル、クラン派とかぬかしてたしランカが嫌いだって言ってるようなもんだろ ランカは死ぬと思ってたとかシェリルとくっ付いてもおかしくないとかアホちゃうかと もう少しファンに気を使ってコメントしろよな… 133 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/10(土) 00 54 17 ID mF0LpaR4 たしかに声優の意見なんか話に影響がないと思う。でも中村がランカが死んでシェリルとくっつくって考えてたのがイラっとくる。あの24話からランカ死ぬなんてランカがかわいそすぎる結末だよ。こんな後味わるい話ない。 139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/10(土) 02 20 31 ID TNWwRgq+ 自分はアルランだが、ランカが死んでアルシェリに~って結末も普通に考えてたな まあそれを考えてたのは23話までで、24話の巨大ランカを見たときは ここで最終話に引っ張るなら逆にランカは助かるなと感じたが ただしシェリルのキャラ立ちが強いから、助かって即アルランハッピーになる ことは多分ないな(説得力に欠けるから)とも思ったが ラジオ聞いてても思うが中村さんは結構理屈っぽくて 神谷さんのように場のノリを考えて発言したりすることをしない人という印象なんで、 普通に考えられる展開を予想してるだけという感じだな もちろんシェリルが好きというのもあるだろうけど、ランカを嫌って予想してる感じはあまりしない というか、「お腹で歌う」のが苦手な人のような気がするw だからランカや河森監督のような柔軟な(びっくり箱な)思考の人とは違うんだろうなと思う ■アニキャラ個別・シェリル厨アンチスレ ↓ 222 名前: メロン名無しさん [sage] 投稿日: 2009/01/08(木) 20 30 43 ID ???0 小説でも声優のアンケでもランカの扱いに悪意を感じる シェリル厨がうるさいからみんな遠慮してるのだと思う 223 名前: メロン名無しさん [sage] 投稿日: 2009/01/08(木) 20 41 13 ID ???0 大体あんなにシェリルが人気あることが可笑しすぎる それに比べてランカは少なさすぎ これはどう考えても可笑しい ランカを掘り下げようと考えてると感じてしまった シェリル厨歓喜だなよかったじゃん
https://w.atwiki.jp/macrossf-eparo/pages/38.html
590 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/27(火) 16 11 17 ID lgwqTGDY 脳内ではエロエロに頭湧いてんだけどさw それを文章にするって難しいな アルシェリ小ネタ・5話から 人の来る気配で慌ててシェリルを引っぱって自分のロッカーに閉じこもったが・・・ よく考えたら俺は・・・一緒に入らなくても良かったんじゃないか? ここは俺のロッカーなんだし、シェリルだけ隠せば良かったんじゃないか? アルトは自分がいざとなると冷静な判断が出来ないという事実を自覚し 勢いだけで突っ走る自分に軽いショックを受けていた。 なぜかミハエルの不敵な笑みが脳裏をよぎる。 女子の話はなかなか終わらない。早く出てってくれと願いながら、 ふと、密着したシェリルの柔らかい胸の感触に気づいた。 そういえば・・・こいつ胸デカかったよな・・・ あの時、不本意とはいえ、生で見てしまったが・・・ 綺麗な胸をしていたな・・・うっ!ちょっとヤバい。他の事を考えなければ! その時、ふいに携帯が鳴る。 マナーモードでバイブ機能だけだが入れてる場所が悪かった。 「んっ・・・」シェリルの体がびくんと跳ねる。 アルトは携帯のバイブ音で外の女子に気づかれないか、そっちに気を取られていると シェリルは唇を噛み、体を硬くして思わずアルトにしがみついた。 携帯のあたる位置をずらしたいのか、密着したまま下半身をもじもじ動かしてくる。 それが逆効果でどんどんアルトの足の間に太ももが割り込み、刺激をあたえる。 さすがにアルトもシェリルの様子に気づいたが、狭いロッカーの中で動けず 外にも出れない状態なのでシェリルが動くのを押さえるしかない。 か・・・勘弁してくれよ・・・そんなに擦り付けられたら・・・俺もう・・・ 太ももが股間を刺激し、豊満な胸の感触に熱く昂ってくる自身が抑えられない。 声に出して注意する事も出来ない状況なので シェリルの体を抱きしめて動きを最小限に押さえるしかない。 だがそれが返ってさらにお互いを刺激する結果になった。 着やせするのか、華奢で細い体が抱きしめると以外にふっくら柔らかくて気持ちいい。 思わずアルトもシェリルの体を強く抱きしめ昂ったアルト自身を強く押し付ける。 シェリルの少し汗ばんだ首筋がしっとり吸い付くようで心地いい。 「・・・はぁっ・・・」シェリルの艶やかな唇から漏れる吐息が 甘い香りとともにアルトの首筋と耳をかすめる。 「っ・・・ふぁぁぁぁっーーーー!!!!」 ーーーーーーガコン!! い・・・イッてしまった・・・ ロッカーに頭をぶつけた痛みも、外の女子がいつの間にか出ていった事も 濡れた下着の感触が気持ち悪いのすらも感じずに アルトは達した後のけだるい疲労感と早々とイッてしまった自己嫌悪に 落ち入ってしばらく放心状態になった。 シェリルも一緒に達してしまったのか、体の力が抜けてアルトにもたれかかったまま 二人の荒い息づかいだけが治まるまで動けずにいた。 「変なとこに携帯入れておかないでよ!スケベ!」 「俺のせいかよ・・・!」 その後のデートはノーパンで過すはめになった二人であった・・・ 終わり
https://w.atwiki.jp/macross-lily/pages/69.html
「あぁ~もう!」 イライラをぶつけるように背もたれに勢いよく倒れたのは、銀河の妖精と呼ばれる女性。 「なんでこんなに難しいの!?」 シェリル・ノームは、手に持つ二本の棒を掲げて、恨めしげに見つめた。 「慣れれば出来ますよ!」 慌てて励まそうとする少女は、現在人気沸騰中の超時空シンデレラ、ランカ・リー。 緑色の髪は宥めるようにピコピコと動いていた。 「何故こんなもので食べようと思ったのかしら……」 拗ねたように頬を膨らまして居る姿は、いつもの大人っぽい物腰からは想像がつかない。 言い換えれば、年相応の可愛らしさを伴っていた。 「良いじゃない、刺して食べれば。何で掴もうと思ったのかしら」 「麺類は刺せませんよ」 「だったらフォークでいいじゃない」 言いながらも、さっき教わった通りに扱おうと、その二本の棒、所謂箸と格闘し始めた。 きっかけは夕食だった。 たまには食事を作って待っていようと、娘々で習った中華を作ってみたのだが……。 「シェリルさん……?」 「美味しいわ、これ」 「あ、ありがとうございます」 褒められた喜びで、疑問が何処かにいってしまいそうだったが頭を振って、呼び戻す。 「いや、そうじゃなくてですね」 「?」 小首を傾げる仕草も可愛い……じゃなくて。 「箸で食べたこと……ないんですか?」 ランカが何を言いたいか気付いたシェリルは、 「外で箸を使う食べ物は食べないし……グレイスも教えてくれなかったから良く分からないのよ」 頬を染めて、そっぽを向いた。 それを見てランカはそっと立ち上がり、 グレイスさんGJ!! 心の中でそう思いながら、空に向かってグッと親指を立てる。 (だってその方が可愛いじゃない) それに応えるように、そんな声が聞こえたような気がした。 良く分からない動きを始めたランカを、シェリルは訝しげる。 「ランカちゃん?」 シェリルに呼びかけられて、ランカは条件反射のように素早く回れ右をした。 シェリルの声はランカに対して特別な力を持っているようだ。主に過度な愛情的な意味で。 「なんでしょう?」 「良かったら……教えてくれない?」 「はい!」 応えてしまってから、あ、と気がつくが、もう遅い。 まあ、可愛いシェリルが見られればそれでいいかと、ランカはすぐに考えを改めた。 そして、冒頭に戻るわけである。 「まあ、慣れですから、徐々に慣らしていきましょうよ」 「何言ってるの!私はシェリル・ノームよ!こんな棒二本に踊らされてたまるものですか!」 なんかムキになっているらしい。 初めての箸でいきなり酢豚の人参から挑戦しているのにも無理があるような気がしないでもない。 意外に滑りやすいからね。 「よし!」 少し難易度を下げたらしく、椎茸を掴んでいた。 だが、 「シェリルさん、箸交差してます」 「あ"~~!!」 折角空中飛行を楽しんでいた椎茸は、あえなく元の皿へ急降下した。 ダン、とシェリルが音を立ててテーブルを叩く。 オロオロしながらランカはかける言葉を探す。 が、項垂れた状態では表情が分からず、どのように声をかければいいか分からない。 「あの、シェリルさん……?」 「そうよ!」 心配をよそにシェリルはガバッと起き上がった。 その表情は、投げやりとか、そういうものではない。 良いことを思いついた、というしてやったりな顔だ。 「ランカちゃん」 向かいに座っていたランカはちょいちょいと手招きされて、不思議に思いながらも誘われるがままにシェリルの隣りに来る。 「人参が食べたいわ」 「え?」 疑問も無視して、更にランカに向かって口を開けた。 「あ~ん」 「は、はい!」 状況が良く分からず、流されるままに人参を箸で掴んで、シェリルの口へと運んだ。 あれ?え?これどういうこと? 疑問符ばかりが浮かんで、脳がついて来ない。 「ランカちゃん、もうちょっとシチュエーションがあるでしょう?」 今の状況が不満だったのか、シェリルは少しむくれつつ言葉を投げかけた。 「え?」 「だから、やっぱり『はい、あ~ん』は必要だと思うのよ。何も言われないと介護されているみたいだわ」 つまりこれは、恋人のよくやるあれだろうか? やってから非常に恥ずかしくなって、ランカは髪を膨らませながら、顔を赤くした。 それを見て、シェリルは笑う。 「何?やったあとに照れてるの?」 「だって、急で言われるがままにやってしまっただけなので……」 「そんなランカちゃんも可愛いけど、毎回照れられたら食事が遅くなっちゃうわ」 可愛いに気を取られて更に頬を染めるが、その後に聞き捨てならない台詞が含まれていた。 「毎回、ですか?」 「そうよ、だって箸使えないもの。……いや?」 「そんなことないです!!」 首を思い切り左右に振って否定した。 「ありがとう。じゃあ……」 にっこり笑って、スープのお椀を取り、スプーンで掬った。 「はい、あ~ん」 「あ、あ~ん」 戸惑いながらも口を開けるランカ。 緊張で喉を通らないような気がしたが、汁物なのでなんとか飲み込めた。 「美味しい?」 「……」 咀嚼するように味わうと、俯き加減にシェリルを見た。 「わ、分からないです」 「え、そう?私は美味しいと……」 ランカは再びぶんぶんと頭を振った。 「そう、じゃなくて……緊張しすぎて良く分からなかったので……もう一回……」 小さくなる語尾。 しかし、シェリルにはしっかりと伝わった。 「……もう一回だけで良いのかしら?」 「沢山が良いです!」 「素直で宜しい」 フフッと吹き出したのをきっかけに、ランカの緊張も解けたらしく、一緒になって笑う。 明日の夕食は洋食と和食、どちらにしようか、とランカは期待で胸を躍らせた。 次の日の学校にて シェ「はい、あ~ん」 ラ「シェリルさんも、あ~ん」 ア「公然で何やってんだこいつら……」 終
https://w.atwiki.jp/macross-lily/pages/52.html
2月14日。通称バレンタイン・ディ。 この日がどういう意味をもつのかくらい、私だってとうに知っている。 そう、知っていた。だから、ある程度覚悟もしていた。 ただ、今回はちょっと、予想を上回っていたせいで、溜息が尽きないだけなのだ。 「本当に、すごいわね。この贈り物の数々」 「溜息つかないでよグレイス。それだけ人気があるって事なんだから」 「バレンタイン当日でコレなのよ? 明日からは遅刻組の贈り物もくるでしょうし」 音楽番組の収録を控えたシェリルの控え室は、たくさんの荷物で溢れかえりそう。 カードを送ってくるのは可愛いもので、便箋を10枚以上使ったファンレターや、 豪勢な花束、手作りと思しき焼菓子。宝石の類……種類を上げればキリがないわ。 これまでの2月14日にも、シェリルは山のような贈り物を受け取ってきたけれど。 今年はそれ以上。明らかに過去最多記録更新ってところかしら。 「これ、ホテルの部屋に入るかしら?」 「どうでしょうね。この控え室に入りきらない分もあるみたいだし。 局の厨房の冷蔵庫だって、半分くらい占拠してるんですよ?」 「そう……一通り見ようとしたら、それだけで1日が潰れそうね」 「一通り見た後、処理をするこちらの事も心配してちょうだい」 「あら、それがマネージャーの仕事でしょう?」 バレンタインカードを一瞥しながら、顔だけ振り返ってシェリルが笑う。 銀河の妖精にふさわしい不敵な笑みに、私も笑ってみせた。 確かに、贈り物の処理に困っているようじゃ、一流のマネージャーとは言えないものね。 手間はかかる。けれど、苦ではない。その程度の仕事だわ。 「勿論。後処理は全てこちらでやるわ」 「……で、グレイスは貰わなかったの? バレンタインの贈り物」 別のカードに書かれたメッセージを読みながら、シェリルが質問を投げかけてくる。 シェリルが完全にこちらを見ていないことを確認して、私は笑みを消した。 貰わなかった……わけではない。幾人から、私もカードなどを貰っている。 笑顔で受け取るだけ受け取って、後は廃棄してしまったけどね。 だって、こんな意味の無いものに、少しでも時間も空間も、割きたくないもの。 私にとって大事なのは、胸に抱く目的と、それを達成する為の道具であるシェリルだけ。 そう考えた時、私はふと思いつく。 「そう言えば、貰って無いわ、貴女から」 「私から!?……冗談はやめて、グレイス」 「冗談じゃありません。これでも待っていたのよ、貴女からのプレゼント」 シェリル。シェリル・ノーム。私が育てた、私だけの妖精さん。 貴女はただの道具。でも、長く使っていれば、道具にだって愛着が湧く。 私はその愛情を、存分に貴女に向けているつもりなの。 だったら、2月14日にプレゼントをもらってもおかしくないじゃない? 「でも、バレンタインの贈り物は、恋人同士がするもので」 「それはずぅっと昔の話でしょう。 ファンだって、結局は他人である貴女に対してこうやって贈り物をしているんだもの。 それに……昨日の夜は、あんなに私を求めてきたっていうのに。 今日はそんな風に突き放すような言い方をするなんて、つれないわね、シェリル」 「ちょっと、グレイス!」 シェリルが大きな声を上げるけど、生憎、私にそんなものは通じない。 私はシェリルに見せ付けるように、舌で上唇を舐める。 すると、昨夜の自分の痴態を思い出したのか、シェリルは一気に頬を赤く染めた。 思い出したかしら? この舌が、昨夜どれだけ貴女を気持ちよくさせてあげたかを。 「まぁいいわ。貴女からは、歌の贈り物をもらおうかしら」 「歌……? もうすぐ本番だけど。その時、グレイスの事を考えながら歌えっていうの?」 「まさか。そんな意味じゃ無いわ。 今夜、2人きりの時。貴女が他人の前では決して聴かせない歌を聴かせて欲しいの」 貴女の喘ぎ声を聴く事ができるのは、世界でただ1人、私だけ。そうでしょう? そんな思いを込めて、私はシェリルの後ろ髪を掻き分け、首の後ろに唇で吸い付く。 刺激が強かったのか、シェリルが一瞬呼吸を止めた。 静かに離れた私を、潤んだ目で見上げてくる。まるで、おねだりするかのようね。 「グレイス。今夜って」 「言わなくても分かるでしょう? さぁ、早く衣装を着て。もう時間がないんだから」 有能なマネージャーの顔に戻って、私は先に控え室を出る。 通りすがりに漂ってきた花束の香りに、ふと優越な笑みが浮かんだ。 可哀相な人間達。貴方達が見ているのは、所詮私が作り上げた「偶像」でしかない。 快楽に目を細め、嬌声を上げ、淫らな液体を滴らせるシェリルは、私だけのものなのよ。 そうとは知らず、偶像を追い求める人間の、何と愚かな事か。 だからいつか、私が支配してあげる。 きっとその時、私の可愛い妖精は、用無しの古道具に成り果ててるでしょうけどね。 大丈夫よ、シェリル。せめて私の手で、壊してあげるから。 END
https://w.atwiki.jp/macrossf-eparo/pages/32.html
554 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/26(月) 14 59 24 ID D4CWEMr4 アルシェリ小ネタ シェリルは考え込んでいた。と、いうより戸惑っていた。 目の前のテーブルの上にある箱の中味には 赤い蝋燭、黒皮のよくしなりそうな鞭、ボンデージのスーツ、 ピンヒール、縄、猿ぐつわ、手錠、アイマスク、アナルパール、 自分の腕の太さ以上はある極太バイブ・・・ 他にもよくわからない上級者向けの道具が説明書付きで入っている。 「アルトにこんな趣味があったなんて・・・」 シェリルは昨夜遅くにかかってきたアルトからの電話の内容を思い出していた。 「シェリル・・・おまえにぜひ見せたい物があるんだ。」 「その・・・この気持ちを理解してもらえないかも知れないが・・・ 外に持ち出せるような物じゃないし・・・」 「明日、寮の管理人には言ってあるから俺が帰るまで先に部屋で待っててくれ」 しばらく迷っていたシェリルだが、説明書を手に取り真剣に読み始めた 「このシェリルに出来ない事なんてないわ!アルト!覚悟しなさい!」 アルトは息を切らしながら必死に寮に向かって走っていた。 「あの・・・バカ!よりによって・・・こんな日に!」 授業が終わって帰り間際、ルカが満面の笑顔でアルトに耳打ちした言葉。 「アルト先輩!先輩がシェリルさんの奴隷なんて知りませんでした!」 「僕のお古ですけど良かったらテーブルの上に置いてきたので使ってください!」 部屋の窓際には昨夜遅くに完成したばかりのVF-25のプラモデルが 夕日に虚しく輝いていたのをシェリルが気づくはずもなかった ※続きは1-578
https://w.atwiki.jp/fairy-waterfall/pages/37.html
4スレ50 250物語3 50 名前:fusianasan 投稿日:2009/01/25(日) 03 39 43 250物語。行き当たりばったりで書いてます。エロくない。 部屋に通されたアルトは膝まづいてシェリルとの面会を待った。 「あら、ほんとに来たのね。まあ、面を上げなさい」 顔をあげたアルトは、初めてシェリルの清楚な美しさのシェリルを 一瞬見るなり赤面し、再び顔を下げた。 この声はまぎれもなく女王陛下だが…。 「へ、陛下は、ベールは召されないのですか」 「なんで私が隠さないといけないの。お前が目隠ししなさい。」 驚いた様子のアルトを見て、シェリルは屈託なく笑った。 「あはははは、冗談よ! 母が異国の出身で私はずっと離宮で育ったから、 ベールやマスクは慣れないのよ。 あなたたちからすると、『はしたない』のよね? あなたが気にするなら、本当に目隠しをしてもらうしかないわね。」 「いえ、私はこのままでよろしゅうございます、陛下。 私が異国の文化に憧れ、理解しておりますのは、 先も申し上げたとおりでございます」 アルトの言葉をきき、満足そうにシェリルは頷いた。 「表情を見られないのは、公務には悪くないのだけれど、 自室でくらいは楽にしたいわ。 だから、あなたも楽になさい、アルト。ここでは無礼講よ。 言葉も普通にして、私のことはシェリルでいいから、 良い物語を語ってちょうだい」 シェリルの屈託のなさを通り越した無防備さにアルトは混乱した。 (若さに似合わず冷徹な女王って評判だったんだが、 ホントに大丈夫なのか…?) シェリルは繊細な美しさをもったうら若い少女で、 アルトにはこの国を治めている女王陛下だとは到底思えない。 「本当に、250話語れば、家督の件は、許可してくれるんだな」 「私を誰だと思ってるの?私の言葉を疑うなんて無礼にもほどがあるわね。 もちろん、その間に調査はさせてもらうけど、 問題なければ取り計らいましょう」 「ただ話すだけなんて話がうますぎる。 女なら宝石とか欲しがるんじゃないのか」 「私の安寧は国の安定に繋がるものだもの。 あなた、人の想像力を甘く見すぎね。 文化は愛よ。物や金も文化と言えば文化だけど…私は今更いらないわ。 折角あなたの地歴バカを生かしてあげようって言うんだから、存分に発揮しなさい」 シェリルからいやらしさを感じなかったため、すっかり失念していたが、 やはり納得がいかないアルトは、 自分が女から見ると魅力的であるらしいことを思い出した。 「先に言っておくが、俺は、『夜の相手』はしないからな!」 「な、アンタこそ、私に指一本でも触れてみなさい!死罪なんだから!」 若い男を自室に招いておいてそれもどうなんだと思いつつも、 シェリルの様子を見て、本当に自分は話すだけなんだな、とアルトは悟った。 シェリルに連れられアルトは薄明りの寝室へ入った。 楽にして聞きたいというのは名目で、これはもしや、 シェリルは自分の忠誠と理性を試すつもりなのか、とアルトは疑ったが、 考える間もなく、先ほどまでいたリビングだけでなく 寝室にも置いてある、贈り物らしき異国の物品に、ついつい目移りする。 そのうち好きに見るといいわ、と言いながらシェリルがベッドにもぐりこんだ。 闇をまといベッドに髪を散らすシェリルを見ると、さらに鼓動が速くなった。 「ちょっと、お前楽にしすぎなんじゃないか?」 「なんであんたの話をかしこまって聞かなきゃならないのよ。 私が寝てしまったら、静かに帰りなさい。 ヘンな気起こすんじゃないわよ、すぐ女官が飛んでくるんだから」 (俺を試しても、俺はこの国を去るはずなんだがな…。 俺は陥れるほどの利用価値も無いはずだし。弄んで楽しんでいるのか?) 女王の意図が見えず、アルトは不審に思うが、 特にこれといった害もないので、しばらくは様子を見ることにした。 当初、アルトは寝台の隣に置いた椅子に座り話をしようとしたが、寝台が大きく声が遠い。 声を上げると耳触りだとシェリルが言う。 上から見下ろすのも気が引けるので、 シェリルの横で掛け布団の上に臥して、話すことになった。 臥するシェリルは薄明りの中でも抜けるように白く美しく、 けぶるまつ毛を伏した可憐な女王を目前にし、 自分の動揺をいやというほど感じるアルトは、 これから250夜の困難にため息をつき、語り始めた。 無事に250話話し終えて、旅に出れるんだろうか。 「これはこの都の200年も昔の話で―― 7話目を語り終えたアルトは、自室で続きの構想を練りつつ、悶々としている。 溜まっているのだ、性欲が。 つい、妄想が走る。シェリルのことを考えてはいけない。 使うなら他のにしろ、自分。今後困るのは自分だ。 しかし、妄想は止まらない。 今日も端正で無防備な寝顔を見てきてしまった。 薄い寝間着であらわな肢体も、弧を描くやわらかそうな唇も、 ふわりとした肌も全て目に焼き付けてきてしまった。 近づいた時の甘い香りや澄んだ声も、忘れられない。 気の強い生意気な女王が、自分を求めて体をくねらせる。 いつもの凛とした空気が和らぎ、優しくも情熱的に包み込んでくる。 いつも谷間が覗いていた豊かな乳房揺れる。 華奢な四肢を伸ばし、絡みついてくる。 その気性を映した太い眉を悩ましげによせ、 いつもは真摯な瞳を震わせている。 見てきた光景をつなぎ合わせると、なんとも扇情的で、 そこに持ち前の想像力を加えるとそれは立派な…。 精を放ったアルトはその満足感とともに 翌夜、女王に逢う時のことを思い遣り、後悔したのだった。 (やっぱり、我慢させて楽しんでるんじゃないのか?) 昨夜の悪戯を仕掛けてきた時の女王の顔の自慢げな様子を思い出し、 明日も振り回されるのだろうと、眠りについた。 おわり