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セルフサクリファイス(アニメ) 速攻魔法 自分フィールド上のモンスターが破壊される場合に発動する事ができる。 1000ライフポイントを払う事で破壊を無効にする。 破壊耐性 魔法
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クリフトとアリーナの想いは Part4.2 484 :煩悩神官が現れた! ◆cbox66Yxk6 :2006/03/08(水) 17 21 15 ID UIJWwCO+0 クリフトとアリーナの仲を邪魔したいサントハイム王は、今日も玉座で唸っていた。 「う~む、何かいい方法は・・・」 サントハイム王は閃いた! (そうじゃ、そうじゃ、その手があったか!) 自分の考えが気に入ったのか、妙に上機嫌でブライを呼び寄せる。 「近日中に武闘会を開くぞ。そして優勝したものにはアリーナとのデート権を与える!!」 「ねぇ、クリフト、武闘会の話、聞いた?」 書庫で調べ物をしているクリフトを見つけ、アリーナが嬉しそうに駆け寄ってきた。 「もちろん、クリフトも参加するわよね?」 今にも飛び掛らんばかりのアリーナを警戒してか、クリフトは貴重な書籍をそっと奥へやった。 「えぇ、今朝方伺いました。でも、私は参加しませんよ」 予想外の返答にアリーナは目を丸くする。 「どうしてよ?」 アリーナの問いに間髪いれず答える。 「その日は朝からフレノールで仕事です」 王命ですから。 クリフトは事も無げに、話す。 アリーナは愕然とした。アリーナとしてはクリフトが参加するのは当然のこと、優勝すら疑っていなかったのだから、その衝撃たるやかなりのものであった。 (お、お父様、謀ったわね~) 妙に機嫌がよかった父王の顔を思い出し、アリーナは唇を噛む。 (だから、今回は『男性限定』なんて念を押してきたのね) 無性に腹が立ってきた。 「ねぇ、クリフト。抗議しに行きましょう。こんなのフェアじゃないわ」 憤りもあらわに、アリーナはクリフトに詰め寄る。 クリフトはため息をつきつつも、アリーナを椅子に座らせ、落ち着くように言った。 そして、アリーナの柔らかな髪を撫でた。 「姫様。今回の武闘会の趣旨をご存知ですか? これは姫様とボンモールの王子のちょっとした“お見合い”ですよ。非公式なので“出会い”と申し上げた方がよいかもしれませんが」 そこで言葉を切ると、クリフトは少し寂しげに微笑んだ。 「もし私が武闘会に参加することが出来たとしても、私の立場でボンモールの王子を倒すことは外交的に無理ですね」 ですから、参加してもしなくても、結果は同じです。 すべてを諦観したような穏やかな口ぶりに、アリーナは失望する。 「私ね、あなたならどんな状況でも私のために闘ってくれると思ってた。でも、思い過ごしだったみたいね」 アリーナは席を立つと、後ろを振り返ることなく走り去っていった。 瞳の端に光るものが見えたのは気のせいだろうか。 クリフトはアリーナの後姿を眺めつつ、重い気持ちになった。 (姫様、私だって本当は・・・) 口に出すことも出来ないこの思い。出したところで自分の立場は何一つ変わらない。 (本当はあなたのために闘いたい。闘って・・・あなたと) 愛する人が、他の誰かとデートするなんて・・・気が狂いそうだ。 しかし、その一言を伝えられないが故に、彼女を傷つけてしまった。 クリフトは、ゆらりと立ち上がると、口の端に暗い笑みを浮かべた。 たかがデート、されどデート。 「陛下、この代償は高くつきますよ」 武闘会当日、アリーナは思いっきり不機嫌な顔で椅子に腰掛けていた。 横で、警護というよりアリーナの見張り役にあたっているブライが、そっと耳打ちをする。 「姫様、もう少しにこやかにしてくだされ」 無理な相談であろうことはわかっていた。 だが、ここでボンモールの王子の機嫌を損ねるようなことになれば、潔く身を引いたクリフトが哀れというものである。 アリーナは一国の姫であり、その影響力は国内外を問わず大きい。 たとえ、どんなに馬鹿馬鹿しくても、一度決まってしまったならば、よほどのことがない限り相手の顔を潰すことだけは避けなくてはならない。 それが外交である。 ブライの言葉に、アリーナはむっとした様子で頷いた。 「わかってるわよ。にこやかにしていればいいんでしょ。にこやかに」 それでにこやかだというなら、暴れ牛鳥のほうがよっぽど愛嬌があるというもの。 ブライは心のうちで、苦いため息を吐いた。 「おぉ、皆のもの、揃っているようじゃな」 ウキウキとしたようすを隠すことなく、サントハイム王が臨席する。 「それでは、そろそろ始めるとするかの。ブライ。挑戦者の名を読み上げてくれ」 「御意」 王の命令に、ブライは名簿に目を落とす。そして次の瞬間、目を見開いた。 (あやつ・・・) ブライは大声を上げて笑いたい気持ちになった。 (食えないやつだとは思っていたが、ここまでやるとは) ブライが見たもの、それは――― 「どうしたのじゃ、ブライ?」 なかなか読み上げないブライを不審に思ったか、サントハイム王が問う。 ブライは王に一礼すると、声高に読み上げ始めた。 「挑戦者を発表する。サントハイム近衛騎士団小隊長・・・」 続々と名前があがり、その中には今回の優勝者となるべき者の名前も告げられた。 そして最後の一人になったとき、ブライは僅かに息を呑み瞑目した。 この名を告げるには、ある意味非常に勇気が要った。 「デスピサロ!・・・以上」 その一言にサントハイム王は目を剥き、熱気に溢れていた会場が一気に静まりかえった。 そう、クリフトは怒っていた。これ以上ないほどに。 サントハイム王のつまらない画策により、愛する人を傷つけてしまったことに、とてつもない憤りを感じていた。 だから、卑怯を承知で、手を打った。 王子という立場に何一つ遠慮することのない身分のものを参加させる。 勇者ならそれも可能だったかもしれない。しかしそれでは武闘会自体は開かれることとなり、結局ソロが優勝するにせよ、多少なりの遺恨が残ってしまう。 ならば、武闘会自体を潰してしまえる存在をぶつければよい。それならば、王子の面目も保て、サントハイムにも非が及ばない。 それにうってつけの者、それがデスピサロ。 魔族の『王』という肩書き、そして圧倒的な戦闘力。この名を聞いて闘いたいと思う物好きはおそらくほとんどいないであろう。 だから、アリーナを傷つけてしまったその足で、クリフトはロザリーヒルへ赴いた。 ピサロに参加してもらうために。 もちろん、ピサロはああいう性格であるため、普通にお願いして引っ張り出すのは大変である。 しかし、クリフトは彼の泣き所を知っていた。だから、迷わずに彼女に相談を持ちかけた。 案の定、心優しい彼女はピサロを説得してくれ、今に至る。 ブライの声が響き渡った瞬間、アリーナは群衆の中で圧倒的な威圧感を放つピサロに目を向けた。彼は顔色一つ変えず、泰然と構えていた。 「お、おい、デスピサロって・・・。ちょっとまずいんじゃないか?」 軽い気持ちで参加していた者たちが、青ざめる。そして、出場の辞退を申し出るために列を成した。 会場はいまや大混乱である。 サントハイム王は、この事態をどう受け止めたのか。 深々とため息をつくと、傍らに立つ腹心に武闘会の中止を申し付けた。 「ピサロ!」 アリーナが名を呼ぶと、魔族の王はゆっくりと振り返った。 「久しいな」 ぶっきらぼうな物言いが、妙に似合っている。 アリーナは複雑な顔をして尋ねる。 「どうしてここに?」 すると、ピサロは口の端を僅かにあげて笑った。 その珍しい表情にアリーナは戸惑う。 「やつは、かなりお前にいれこんでいるらしいな」 答えになっているような、いないような。 アリーナが重ねて尋ねようとする前に、ピサロはさっと踵を返す。 そして、呪文の詠唱に入ると、僅かに目を細めた。 「ロザリーがお前にも会いたがっていた」 今度はふたりで来るがいい。いや、3人か・・・。 ぼそぼそと呟かれた言葉がアリーナの耳に届いた時には、目の前にピサロの姿はなかった。 「ブライよ。あやつは大人げないのう」 たかが、デート権でここまでするか? サントハイム王は眉間を揉みながら、ため息混じりに呟いた。 そう、今回の目的はあくまで嫌がらせ。仲のよすぎるふたりにちょっかいをかけたかっただけ。 デート権をちらつかせたからといってクリフトが職務を放棄できるはずもなく、それは王の計算のうちだった。ただ、アリーナより仕事を優先したということで、アリーナ自身が、クリフトに少しでも不信感を持ってくれれば・・・いや、ほんのちょっとでも喧嘩してくれたらいいなぁ、と考えていたのだ。それなのにとんだ事態になるとは。 クリフトのやつは心が狭いのう。 ブライは王の呟きを耳にして、頭を抱えた。 「陛下。デート権だったからこそ、この程度で済んだのですぞ」 これが『結婚』だったら、どんな手段をつかってきたやら。 考えるだけで頭が痛い。 ブライは自分の大人げのなさを棚に上げ、クリフトの狭量さを責める王に呆れる。 (陛下、お願いですから、これ以上あやつを怒らせないで下され) 心臓がいくつあっても足りない。 胸のうちでそうぼやきながらも、心のどこかでこの事態を愉快と感じている自分を認めていた。 (恋馬鹿もここまで極めれば立派なもの) まさか『デスピサロ』を引っ張り出してくるとは、侮れない判断力だ。 (意外と、あやつは大物になるやもしれんな) アリーナに振り回され、鼻血ばっかりふいていた青年の姿が浮かぶ。 だが、それは遠い過去のことなのかもしれない。時間の流れに思いを馳せながら、ブライは複雑な顔をする。 彼の成長を見るのは、息子のいないブライにとっての喜びでもある。次々と障害を乗り越えていくクリフトを見るのは正直嬉しい。 しかし・・・。 (おぬしの選んだ道は険しいぞ) ブライの忠告もどこ吹く風。 また新たなる策を練りだした王を見つめ、ブライは本日何度目かのため息をついた。 「というわけで、武闘会は潰れたわ」 フレノールでの仕事を終え、自室に戻ってきたクリフトにアリーナはそう告げた。 クリフトは、こんな夜分に男の部屋にいらっしゃるなんて非常識ですよ、と苦い表情をしたが、アリーナが頑として動かないので、仕方なく席を勧めた。 「ねぇ、どうしてピサロは参加しようと思ったのかな?」 アリーナの質問に答えながら、クリフトは紅茶を入れる。 「腕試しじゃないですか?」 何にしても、よかったじゃないですか。デートのお話は消えたのでしょう? いつもと変わらないその穏やかな様子に、アリーナは眉をひそめる。 アリーナとて馬鹿ではない。 導かれし者が一人も出ないような大会に、ピサロがわざわざ出るはずもない。 それくらいのことはわかっている。 となれば、誰かが彼に出てもらうために画策したとしか思えない。そしてそれを行ったのはたぶん、目の前にいる人物。 アリーナは湯気を立てる紅茶を冷ましながら、ちらりとクリフトを見やる。 (諦めたわけじゃなかったんだ) 実のところ今回、アリーナは半分諦めていたのだ。 クリフトの言葉を聞いた時は正直腹も立ったけれど、冷静に考えてみれば、たかが『デート権』。 結婚というわけでもなし、デートというなら何とでもなる。ただ、相手の顔を潰さなければそれでいいわけだし、そんなに重く受け止めてはいなかった。 もちろん、クリフトが参加できないのは辛いし、よそよそしい態度をとられたのはショックだったけど。 でも、それも彼の立場を考えればしかたがないと、自分に言い聞かせていたのだ。 それなのに、彼は動いてくれた。 アリーナの視線に気がついたのか、クリフトがこちらを向く。 目と目が合った。 アリーナは極上の微笑を浮かべた。クリフトの頬が僅かに赤くなる。 「姫様?どうかなされましたか?」 彼が冷静に振舞おうとすればするほど、アリーナはおかしくてたまらない。 (意外と、やきもち焼きだったのね) アリーナはカップを机に戻すと、おもむろに立ち上がりクリフトの横に立った。 そしてすばやく身をかがめると、耳元に囁く。 「クリフト、大好き」 やきもちやきでも、ちょっと腹黒くても、アリーナにとっての一番はやっぱりクリフト。 アリーナはますます赤くなったクリフトの首に手を回すと、頬にそっと口付けた。 (終)
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クリフトとアリーナの想いはPart10 976 名前 はつゆめ 番外編 Mail sage 投稿日 2010/01/13(水) 17 04 49 ID xDXVbZ4K0 アリーナ「忘れもしない、私のキズを癒した筋肉隆々の腕‥ その屈強なタフガイは野太い声で私にこう呟くの 「ホイミ」って。 思わず私はこう言うの 「勝負しろ」って。 もちろん、その後はめくるめく拳と拳の語り合いをして、お互いを 認め合うの。ステキだと思わない?」 977 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ Mail sage 投稿日 2010/01/13(水) 17 40 05 ID xDXVbZ4K0 クリフト「やはり姫さまは遠い存在なようです‥」 978 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ Mail sage 投稿日 2010/01/13(水) 17 57 02 ID 3W2iHKtL0 次の日、必死に 力の種を食べまくるクフリフトの姿が! 982 名前 クリフト、特訓する。part1 Mail sage 投稿日 2010/01/14(木) 22 53 28 ID DwOzVe+60 勝手に 978さんの言動に便乗してしまったよ。 。 やっぱりネタなのは気にしないで欲しいです・・・ 『クリフト、特訓する。』 皆が、初夢についての話題に触れてから何日か経った後のこと。 クリフト「ソロさん、お話があるのですがいいでしょうか」 ソロ「ん?なんだクリフト。アリーナ関係のこと以外滅多に口を開かないお前が、珍しい・・・」 クリフト「力の種って・・・まだ道具袋の中に残ってますよね?」 ソロ「ん?あぁ。確かに袋に何個かは入っているかと思うが・・・お前」 ソロは少し、目を疑った。クリフトは、あまり肉弾戦には向いていない。 本人が神官ということもあり、血を流すような戦闘は嫌っていた。その為に、彼は死の呪文を唱えるのだと言っていた。 魔物であろうと、この世界に生きているという命であることには変わりない。 だから彼は、武具でもって魔物を傷付けることを嫌ったのだ。 その彼が自らの筋肉を増強させる効果のある力の種を? ソロは思い付いたかのようにふぅとため息をついた。 ソロ「・・・分かった。この間のアリーナの言ったことが気になってるんだな」 クリフト「うぐっ・・・!ち、違いますよ!私はただもっと姫様や皆さんのお力になりとうございまして・・・」 ソロ「・・・じゃあなんだよ、その右手に巻いてる包帯は・・・」 クリフト「!・・・これはっ」 ソロに指摘され、素早く包帯巻きの右手を背に隠すクリフト。 しかし、もはや隠しようがない。 ソロ「これは・・・なんだよ。お前、最近夕食後にライアンとよく手合わせをしてるって話じゃないか。それも、剣の稽古とかじゃなく・・・素手で」 クリフト「ど!どうしてソロさんがそのことを・・・」 ソロ「どうしてって、ライアンが俺に言ったんだよ。最近クリフトが自ら怪我をしてまで稽古してくれと頼む、どうかしてくれないかってな」 クリフト「うぅ・・・皆さんにはご内密にしてほしいと言ったのに・・・」 ソロ「勘違いするなよ、ライアンはお前のこと思って俺に相談したに違いないよ。無理な稽古を続けてアリーナとの旅が困難になったら、困るだろう」 クリフト「!・・・ど、どうしてそこで姫様の御名前がっ!」 「うふふ・・・」 そんな二人の会話を、聞いていた影が1つ。 マーニャ「面白いこと聞いちゃった~」 とにかく、面白いことを思い付くのじっとしていられないのがマーニャ。 噂を耳にするなり、アリーナの教育係ブライのもとへ向かった。 マーニャ「ねーねーおじいちゃん。お姫様は何処かなぁ」 ブライ「姫様ならばトレーニングと仰って出ていかれたわい。 全く・・・こんな寒いというのにレディが外でトレーニングなどと・・・わしは恥ずかしくてかなわん」 マーニャ「外ね!おじいちゃん、ありがと~」 マーニャはブライからアリーナの行方を聞いた後、あれこれと支度をしてから一応防寒対策の為やすらぎのローブを羽織ると外に出た。 辺りはすっかり雪景色。 マーニャ「寒っ!・・・ん~もうなんでこんなに雪が積もってんのよ~。全く冗談じゃ・・・あ!アリーナちゃ~ん!」 アリーナの姿は、思ったより早く見つかった。彼女は何故か、せっせと雪を積み上げていた。 アリーナ「マーニャ、どうしたの?」 マーニャ「あ、アンタこんなトコで何やってるのよ」 アリーナ「何って・・・トレーニングに決まってるじゃない。こうやって雪を積み上げてね・・・」 アリーナは少し下がり、助走をつけると・・・ アリーナ「たぁーっ!」 積み上げた雪の塊を粉々に砕いた。 アリーナ「うふふ!重い雪の塊を積み上げるの筋力と、必殺パンチで雪を砕く力と、両方が鍛えられるのよ♪ 我ながらいいトレーニングの方法を思いついちゃったなって思ったわ」 マーニャ「あ、はは。アンタのトレーニングにはいつも度肝抜かれるわ・・・。 ところでさぁ、これからケーキ作りをしようって思ってるんだけど・・・一緒にどう?」 アリーナ「ケーキ・・・?うんやりたい♪だけど・・・いいの?あたし、お料理とか、お裁縫とかそういうの点でダメなんだけど」 マーニャ「あら!いいわよ!!だったらついでに教えたげるから!アタシ、ミネア程じゃないけど二人っきりの姉妹で生きてきたのだものそこらへんは自信あるから♪」 アリーナ「本当!?嬉しいな♪ あたし、お料理とかって女の人のお仕事だから出来ないって、てっきり恥ずかしいことだと思ってた。 だってクリフトは男の人なのにお料理上手なんだもん、教えてなんて言えなかったよ」 マーニャ「愛のこもった手料理って美味しいものよ。 クリフトもそういうのアンタに食べて欲しいって思ってたんじゃない?愛妻弁当の男女逆バージョン!みたいな」 アリーナ「?・・・どういうこと」 マーニャ「ま、いいわ♪早いトコ始めちゃいましょ!」 マーニャは、アリーナを台所まで連れ込み道具を用意し出した。 ソロ「ま、お前がそこまで必死なんだってことはよく分かったし・・・いいだろう。 下手に稽古で大怪我負われた日には・・・困るしな」 クリフト「ほ、本当に!?」 ソロ「道具袋は確か・・・馬車の中に置きっぱだったな。取りに行こうぜ」 クリフトはソロに導かれるまま馬車へと戻った。 余りに冷え込んでいたのでパトリシアの為を思いソロは村の村民に納屋を貸し出して貰っていたのだ。 それからソロは馬車の荷台をそそくさと探し始めた。 しかし・・・ クリフト「・・・ソロさん、まだ見当たりませんか?」 ソロ「おかしいな。確かに荷台に積んだような気がしたんだが・・・ 見当たらないな」 クリフト「えぇっ!盗難ですか!?一体誰がそんなことを・・・」 ソロ「盗難なんて言い方すんなよ。多分誰かが忘れ物でもして、持ってったんだろう」 クリフト「それにしても・・・困りましたね。 もし、力の種を誰かが先に使ってしまったら・・・あぁ、私はもう」 ソロ「大丈夫。力の種を欲しがるのはライアンとアリーナとトルネコぐらいだし、みんな勝手に持ち出して使ったりしないよ」 クリフト「そうでしょうか・・・。 だといいんですけど」 ソロ「それにしても勝手に持ち出すなんてあんまりだよなぁ。 一声くらい掛けてくれればいいのに」 パトリシア「ヒヒーン」 パトリシアはボディランゲージで必死に真実を訴えかけようとするが、二人に理解出来るはずもない・・・
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登録日:2010/06/15(火) 22 36 37 更新日:2024/01/16 Tue 18 49 34NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 D OG SRW あまり報われない ギュネイ ジョシュア・ラドクリフ ジョッシュ スパロボ スパロボ主人公 スーパーロボット大戦 バンプレストオリジナル 中村悠一 主人公 兄貴 分の悪い賭けをするつもりはない 助手 第2次OG 義兄 苦労人 鉄也 鏡俊也 青髪 分の悪い賭けをする気はない! ここは、確実に仕留める!! スーパーロボット大戦Dの男主人公。愛称はジョッシュ。 CV 中村悠一(第2次OG以降 BGM:Desire(通常)、Drumfire(必殺技) 年齢は18歳。青みがかった髪と、無愛想に見える表情が特徴の青年。 南極の遺跡を研究する集団、リ・テクノロジストの一人で、南極で父親のフェリオと義理の妹のクリアーナ・リムスカヤ(リム)と一緒に遺跡を研究し、そのデータから作られたロボットでインベーダーと戦っていた。 しかし父親がリムを実験台にしたことに反発し、リムを連れて傭兵稼業をしていた。 クリフォード・ガイギャクスに呼ばれて南極に戻った日にインベーダーが襲来し、遺跡が揺れだす。 そこから彼の運命は変わっていく… 【性格】 18歳の割には非常に老成した性格。よく言えば落ち着いており、悪く言えばジジ臭い。 ちなみに、同年代の主人公としてはマサキ・アンドーやリュウセイ・ダテなどがいるが、彼らと比べるとかなり大人びている。 項目冒頭の台詞から某賭博師との対比で語られることもあるが、行動パターンは同じく突撃型。 むしろ自爆する基地に突撃したりと分の悪さではこっちに軍配が上がる。 自分のことをあまり顧みない面もあり、自分から苦労を背負いこんでしまう事もある。生まれついての苦労性なのだろう。 とはいえ、彼も最初から落ち着いていた訳ではなく、かつては酷く荒れていた時期もあったらしい。 リム以外のあらゆる人間に敵意を向けていたらしいので、相当な物だったのだろう。 ……もっとも、親父がアレでは無理がない気もするが。 そんな冷静な彼だが、鉄也に叱咤するなど、熱血な面もある。 また、家族絡みになると冷静さを失ったり意地になったりするなど、年相応と言える部分も存在する。 ラキとの絡みがあるので忘れがちだが、リムへの対応はぶっちゃけシスコン気味である。 D地上ルートではリムと再会した嬉しさで紹介して回ったら鉄也に「お前がそんなに嬉しそう顔してるのを初めて見た」と突っ込まれ、 ラキのフラグが立っていない場合は「リム…お前に会いたい」とか心の中でぶっちゃけちゃう。 立ち絵が出たときは、見た目で「普通すぎる」だの「クール系」だの言われていた。あと、顔グラでは「死んだ魚のような目」と言われたり。 (見た目が似ていることや、富野節めいた台詞回しを多用するためか『ブレンパワード』の伊佐未勇ともよく比較される) 性格設定も人付き合いが苦手だというものだったが、実際は面倒見がよく優しいお兄さん的なキャラ。 版権キャラとの絡みはオリジナルのキャラの中ではトップクラスであり、作中のほぼ全員の版権キャラと関わりを持ち、中々絡みにくいガンダムW勢とも絡んでしまう兄貴的なキャラクターである。 版権キャラの中でも絡みにくい部類のギュネイ・ガスや剣鉄也でさえ親友と言える関係を築く辺り、彼の人となりがうかがえる。 プロギュネ。 俺のケツにグレートブースターを(ry また傭兵稼業をしていたため顔が広く、リガ・ミリティアもタワーもガンダムWチームも顔見知り。 インベーダーとの戦いでかなりの死線を潜ってきた為、機動兵器の操縦技能も非常に高い。 ガムリン木崎をもってして、「ジョシュア程のパイロット」と語らせる程の腕を持つ。 妹のリムは天才型だが、彼は努力の人なのだろう。 『D』自体あまりメジャーとは言い難い作品だが、従来の未熟さが目立つ主人公達とは一味違った彼のキャラクターを好むファンは地味に多い。 版権キャラを押しのけるほど出しゃばらず、空気になるほど目立たないわけでもないバランスの良さはオリジナル主人公の理想像に最も近いと評価されている。 また、相方のグラキエースもかなりコアなファン層を持つ。 【経歴(『D』本編)】 インベーダーと戦いながら各地を転々としていたが、本編開始時にクリフォード・ガイギャクスに呼ばれ南極へ赴く。 そこで父フェリオがファブラ・フォレースと呼ばれる「異世界の門」を開いてしまった事でルイーナが現出。 父の犯した過ちに苦悩しつつも、ジョッシュはルイーナ達と戦っていく事になる。 戦いの中で、ルイーナの幹部メリオルエッセの一人グラキエース(ラキ)と出会い、機体のシステムの暴走で彼女と感覚を共有することになる。 彼女を理解するうちに助けようと奮闘し、ブルースウェアの一員として共に戦う道を選択する。 尚、ラキを仲間にするには「説得」が必要なので、問答無用で撃墜する事も可能。その場合は話が変わってくる。 (ジェアンやデアの場合はリムがパワーアップ無しの機体のまま戦わされるので、ラキを仲間にしない理由はない。 だが、フォルテギガスを使用する場合、リムとの二人乗りにした方が強力…が、そんな非道は行わないのが正義のヒーローというものだ) ルイーナの長ペルフェクティオが父フェリオの身体を利用している事を知って思い悩むが、ジョッシュは地球を守る為、ラキの居るべき場所を作る為、そして父を解放する為に戦う事を決意。 激しい戦いの末、ペルフェクティオを撃破する事に成功した。 エピローグでは、反抗していた父への想いがジョッシュの口から語られる。 また、遺伝子の欠陥の為に余命3年と宣告されたグラキエースとは、彼女の命が尽きる時まで一緒に過ごすと約束した。最後まで報われない苦労性な男である。 まぁ、3年あれば子どもの1人や2r(ry いずれ愛する者に先立たれる事を宿命づけられた彼が、本当に救われる日は果たして訪れるのだろうか… 【OGシリーズ】 元々熟練パイロットだったDとは異なり、フェリオの要望でテストパイロットを務めているという設定に変更。南極の騒動で乗らざるをえなかったとジョッシュも語っている。 絡みのあるキャラがヒューゴ、エクセレン、カイ、レフィーナなど彼より年長者が多く、とりわけ同時期に教導隊預かりになるヒューゴとは絡みが多い。 第2次OGではカリカリしているイメージが強かったが、OGMDでは後輩としてトーヤが加入したことで、先輩分として上手くサポートしたり、 復讐に囚われていたカルヴィナに対してもリム特製ココアを上手く使って抑え込んだり、Dの頃に近い面倒見の良さを発揮している。 (イルムからも「お前さんは良いカウンセラーになれる」と太鼓判を押された) ◇搭乗機(カッコ内は物語後半の機体) ●エール・シュヴァリアー(ジェアン・シュヴァリアー) ●ブランシュネージュ(デア・ブランシュネージュ) ●ガナドゥール(フォルテギガス) ●ストレーガ(フォルテギガス) イメージ的には青のエルシュバやガナドゥールに乗せる人が多い。 ステータスはリムと比べ格闘と防御に優れているので特別な思い入れが無い限りはエルシュバかストレーガを選ぶと良いだろう。 白雪姫は後継機までコンボが持ち腐れになるのであまりおすすめできない。 ちなみにジョシュアとギュネイの名シーンがこちら。 「チッ、貴様までアムロアムロかよ」 「見てたのか。怒るなよ、ギュネイ。あんたはオレの命の恩人で、頼りになるパイロットだと思っている。友人ともな。それじゃいけないのか?」 「…あの異変以来、全てが狂いっぱなしなんだ。クェスが来るまではずっと1人でやってきたし、研究所出身って事で他の連中にはやっかまれてな。俺は、別にそれでもよかった。研究所で強化してもらって、俺は他と違うからな。それが、いまじゃめちゃくちゃだ」 「焦ってんだ」 「何?」 「オレと同じさ。どうしたらいいか、何をしたらいいか、わからなくて、焦ってる。状況の変化に対応できてない」 「…俺は、ニュータイプだ」 「ニュータイプも人ってことだろ?」 なんという名カウンセラー。 彼なら某カテゴリーFも某変態仮面も某ミストさんもなだめてしまえそうである。 【台詞】 「パターンは読めた。ならさ!」 「人間は、死ぬのが怖い。誰だって、死にたくないんだ。お前にも…いつかわかる」 「オレが…作る。君の…」 「親父…いま解放してやる。奪われたあんたの体、オレが消してやる!」 「オレは…君につきあうよ。ずっと」 「そんなにオレやウッソたちが信用できないのか?戦いにのめりこんでない人間は、頼りにならないのか?自分たちだけで戦っているような面しやがって!」 「ゲッター線の亡者め・・・これ以上汚染などさせない!」 分の悪い編集をする気はない!ここは、確実に追記修正する!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] OG発売のずっと前から普通に評価高かったし項目もこんなんだったよ というかD発売当初からをギュネイを親友にしたりウッソとオデロをさり気なく仲直りするように立ち回ったりと結構話題になったし、むしろOGでそういう描写が目立たなくなったことを残念に思ってる人すらいるよ -- 名無しさん (2013-12-27 10 21 10) Dでは歳の割に達観した苦労人って感じだったけど、OGは歳相応の少しひねた少年って感じだったな。リムとかラキ関連のイベントじゃギャグ顔もしてるし、D時代のクールすぎるイメージは若干薄まった。 -- 名無しさん (2013-12-27 10 39 39) ラングレンの方のジョシュアはちょっと弟子入りしてみたらいいんじゃないかな?(適当) -- 名無しさん (2013-12-27 11 34 54) ↑ウザイけどあっちはあっちでいい子だろうが! ウザイけど。 -- 名無しさん (2013-12-27 11 52 55) 言い回しがいちいちトミノっぽいのが癖になる -- 名無しさん (2014-01-17 12 43 42) ↑×4 Dのあれだけ切羽詰まった余裕のない世界観じゃああなっても仕方がない。OGは基本的にあそこまで危機的状況じゃなかったもん。つか声が同じこともあってか最近某ギャルゲー主人公に見えて仕方がない。 -- 名無しさん (2014-03-09 21 23 26) 俺の妹が二重人格な訳がない -- 名無しさん (2014-07-18 19 37 31) ↑実際違う。2つの魂が1つの肉体に宿ってるから心が分裂した二重人格とは別物・・・ジョッシュは面倒だから単に戦争のショックで二重人格になったで済ませてるが。 -- 名無しさん (2014-07-18 20 25 42) ↑4ならさ!とかな -- 名無しさん (2014-08-05 20 26 02) スパロボオリキャラで一番好きです。 いつも周りに気を遣いながらも、静かに燃える熱い魂を持つ漢。 -- 名無しさん (2014-08-12 01 18 08) 親友とシャワーシーンとは腐ランカがビビデバビデブーになるな -- 名無しさん (2014-10-31 07 41 24) OG参戦までよく「CV白鳥哲」と言われてた人、と言うか今も聞く -- 名無しさん (2015-07-14 18 43 51) Jが参戦するって事はステイシスヘッドがあるから、今回のジョッシュはガチで「遥かな時に、すべてをかけて」ENDになる可能性あるよな… -- 名無しさん (2016-02-12 22 38 58) MDで続投するからよき兄貴分な描写あるかもね -- 名無しさん (2016-06-07 16 45 09) 繧キ繝・繝ウ繝代ユ繧」繧「縺後し繧、繝医Ο繝ウ縺ョ邁。逡・蛹悶さ繝斐?蜩√→縺九け繝ュ繧ケ繧ェ繝シ繝舌?縺ォ繧らィ九′譛峨k縺槭が繧、繧」竅会ク -- 名無しさん (2016-07-04 23 06 00) MDで不可能と思われた○○の破壊に成功したことでラキの寿命の問題も前向きに考えられるようになったな -- 名無しさん (2016-07-05 13 51 42) 今回MDでラースエイレムの設定を見直したせいでステイシスベッドの設定がなくなった模様、でも最後の出来事で前向きになれたのは良い事だ -- 名無しさん (2016-07-05 14 04 49) 今回はトーヤの兄貴分な感じだったな。カルヴィナとの絡みでもカウンセラーっぷりが光ってた -- 名無しさん (2016-07-14 14 00 36) この人、カウンセラーどころか精神評論家になってもおかしくないくらいMDでフォローが上手くなってたよ。ていうか年が10代っていうのがマジで信じられん。スタッフ最初の設定で、年を間違えたんじゃねえだろうな? -- 名無しさん (2016-08-07 11 33 47) OG(も相当っちゃ相当だが)はともかく、Dの地球はゲッター線汚染してインベーダーが闊歩してリガ・ミリティアとベスパが争い合ってる世界だからね。そんな世界で親父のアレっぷりに絶望して南極を飛び出し、妹を養うために愛機だけを頼りに傭兵をやっているというのがD開始時点のジョッシュなのでああなってしまったのも仕方ないと思えるところがある -- 名無しさん (2017-02-09 12 07 41) めちゃくちゃな環境って社会レベルでは無条件に悪いことだけど個人レベルでは成熟が促されることもあるそうなので多分ジョッシュはそういうタイプ -- 名無しさん (2017-05-01 17 24 44) イルムも言ってたが、カウンセラーは絶対天職だよなぁ…w -- 名無しさん (2017-08-19 09 25 23) ジョシュアの人や状況への感性は富野由悠季氏の描写する人物像に通じる。ゆえに、よく馴染む -- 名無しさん (2019-02-25 16 55 25) ニュータイプも人ってことだろ、ってセリフは全ての強化人間、ニュータイプの心を溶かすんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2020-06-16 11 07 48) なんだかシーブックみたい。宇宙世紀のネームドキャラって拗らせた人が多いから(でも社会情勢が酷いからしょうがないのよ)、こういう人がいるとほっとする -- 名無しさん (2021-05-08 23 54 03) 名前 コメント
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黒蠍-強力のゴーグ×1 黒蠍-棘のミーネ×2 黒蠍-逃げ足のチック×2 黒蠍-罠はずしのクリフ×2 黒蠍盗掘団×2 月風魔×1 速攻の黒い忍者×1 異次元の女戦士×1 ゴブリン突撃部隊×1 ダーク・ヒーロー ゾンパイア×2 首領・ザルーグ×2 忍者マスター SASUKE×1 切り込み隊長×2 不意打ち又佐×1 大嵐×1 黒蠍団召集×2 サイクロン×1 収縮×2 神剣-フェニックス・ブレード-×2 戦士の生還×2 増援×2 突進×1 早すぎた埋葬×1 ブラック・ホール×1 魔法効果の矢×1 王宮のお触れ×3
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ロンダ・シェアー ロンダ・フリッツ ロンダ・フルツ ロンダ・フレミング ロンヤ・アルヴィロンミ ロン・ウッド ロン・エルダード ロン・オニール ロン・カナダ ロン・コック ロン・コーヴィック ロン・ション ロン・シルバー ロン・ジェレミー ロン・ジェームズ ロン・スター ロン・セルモア ロン・ソーヴ ロン・チャニーJr ロン・トーマス ロン・ハワード ロン・ハンション ロン・パリロ ロン・パルマー ロン・パーキンス ロン・パールマン ロン・フィッツジェラルド ロン・フェイ ロン・ホール ロン・マザー ロン・マックス ロン・ムーディ ロン・メレンデス ロン・ランデル ロン・リッチ ロン・リフキン ロン・リヴィングストン ロン・リー ロン・リーブマン ロン・レア ロン・レイナルディ ロン・レスター ロン・ン ロン・ヴァン・クリフ ページ先頭へ
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (heith=120) マゼラン CV 無し 属性 土 所持スキル 狂岩撃・改 護りの盾 成長タイプ Str,Con 加入クエスト マゼランの災難 脱退クエスト 情報求む 記載無し。 クリフが居ないと仲間に出来ないNPC。 Str,Conが上がりやすい為、お金はあまりかけないで済みそう。 補助狩りが有効な為、Lvは上げやすいが、 戦闘中に、CVが居ない可哀想なNPC Conが上がった場合、属性が土なのを考慮すれば、放置狩りにはかなり適した存在か・・・?
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (chara_mazeran.jpg) マゼラン CV 無し 属性 土 所持スキル 狂岩撃・改 護りの盾 成長タイプ Str,Con 加入クエスト マゼランの災難 脱退クエスト 記載無し。 クリフが居ないと仲間に出来ないNPC。 STR、CONが上がりやすい為、お金はあまりかけないで済みそう。 補助狩りが有効な為、Lvは上げやすいが、戦闘中に、CVが居ない可哀想なNPC・・・ 属性が土な上にCONがあがれば、放置狩りにはかなり適した存在かもしれない?
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クリフトのアリーナへの想いはPart6 861 :828(1/6):2007/01/31(水) 18 50 35 ID BaM2vXTL0 俺達は、新しく仲間になったアリーナ、ブライ、クリフトの3人を加え、総勢7名でミントスを旅立った。 これだけ人数が増えると、魔物と戦うときも全員の力は要らなくなる。 俺は、旅の間の戦力をなるべく温存するためにも、非常事態でない限り、戦闘メンバーは4名と決めた。 また、魔物の群れと戦うには、メンバーの息のあったプレイが不可欠だ。 そこで、とりあえずは、一番長く一緒に旅をしている俺、マーニャ、ミネアの3人を基本に新しい連中を1人ずつ組み入れて、コンビネーションを見ることにした。 「それだと、私、しばらく休みっぱなしになっちゃって、申し訳ありませんねぇ。」 この提案に、トルネコさんは、全然申し訳なくなさそうに、満面の笑みを浮かべて賛成した。 アリーナ、ブライとそれぞれ一緒に戦ってみて、俺は2人の戦闘能力の高さに驚いた。 まあ、ブライは、位の高い宮廷魔術師だから、高等魔法を操るだろうとは予想していたけど、アリーナには、もう、たまげたとしか言いようがなかった。 一見、小柄で愛らしいお姫様が、ベビーサラマンダを改心の一撃で倒したときには、俺は唖然として、危うく横から突っかかってきたブルホークに串刺しにされるところだった。 その後も、俺達は何度かアリーナやブライと一緒に戦った。 しかし、俺は、クリフトを戦闘メンバーとして呼び出したことはまだ一度もなかった。 森の外れの水場で休憩中、パトリシアの首筋をなでてやっていると、クリフトが近づいてきた。 「ソロさん。」 「ん?」 「何故、私を戦わせてくれないのですか。」 クリフトの表情は固かった。 無理もない。大事な姫様が戦っているのに、自分は馬車でのうのうとしてるなんて、こいつとしては非常に心外なのだろう。 ま、そこらへんをアリーナ自身は全然気にしていないところが、気の毒っつーか、何つーか。 「んー、特に理由はないけどさ…。タイミングだよ、タイミング。」 「だったら、次は、姫様の代わりに私を…。」 「いや、でも、えっと、ほら!お前、まだ病み上がりじゃん。」 この言葉に、クリフトは頬を紅潮させて抗議してきた。 「そんな!もう、完全に回復しました!いつまでも特別扱いはやめてください!」 あちゃー、逆効果だったか。 「うん、分かったよ。次回は考えておくから。」 俺は、まだ言いたいことがありそうなクリフトから逃げるようにその場を離れた。 俺がクリフトを戦闘メンバーに使わないのは、別にクリフトの回復を気遣ったわけじゃない。 先日、2人きりのときに、神官嫌いのマーニャが言っていた言葉。 「だいたい、神官なんて戦闘の役に立つかしらねぇ。」 「…一応、剣の心得はあるって言ってたけどな。」 攻撃呪文を持たない神官は、回復や補助呪文などで、後詰めに回るのが通常だ。 実際のところ、前線に出て戦う神官というのは、余り聞いたことがない。 マーニャの疑問ももっともだった。 ただ、あいつには、奥の手がある。 一瞬にして、敵の命を奪う、禁断の呪文。 今のところ、そのことを知っているのは、仲間の中では俺だけだ。 ミネアは、もしかして勘付いているかもしれないけど。 あいつが、戦闘に参加すれば、その呪文を使わざるを得ないだろう。 俺としては、できる限り、あいつにその呪文を使わせたくなかった。 あいつが、闇の力を操る自分を、心の底で苛んでいるのを知っているから…。 ―――でも、いつまでも、戦闘に出さないわけにもいかないよなぁ。 そんなことを考えながら歩いている俺の耳に、トルネコさんの鋭い叫び声が聞こえた。 「敵です!囲まれてます!」 気がつくと、周辺から魔物の気配が押し寄せてきていた。 「マージマタンゴ…!」 マージマタンゴは単体ではたいしたことはないが、集団で襲ってくるとタチが悪い。 「マーニャ!ミネア!アリーナ!戦闘態勢に入れ!」 俺は瞬間的に3人の名前を叫んでいた。 走りながら、ちらりと馬車の方を振り返ると、青ざめて唇を噛み締めるクリフトの顔が目に入った。 しかし、それを気にする間もなく、俺の後方から炎の玉が飛んでくる。 「べギラマ!」 マーニャの火炎呪文を皮切りに、激しい戦闘が開始された。 俺は、奴らの繰り出すヒャドの氷柱をなぎ払いながら、剣で攻撃する。 右側では、アリーナがものすごい勢いでマージマタンゴを端から蹴散らしていた。 ミネアも、左前方でバギをかまして応戦している。 しかし、今回、奴らは数が多かった。 しかも、奴らはホイミを使うために、倒すのにけっこう手間がかかる。 俺もマーニャもミネアもアリーナも、なかなか減らない敵の数に、だんだん疲労してきた。 ―――このままだと、まずい、かも。 そのとき、再びトルネコさんの悲痛な声が響いた。 「新手です!がいこつ剣士です!」 マージマタンゴのきのこ頭の向こうに、両手にサーベルを下げた骸骨どもが見えた。 奴らは、手を挙げて、呪文の詠唱モードに入っていている。 ―――やばい!この状態で、ルカナンを唱えられたら…! そのとき、俺の背後から澄んだテノールが聞こえてきた。 「マホトーン!」 同時に、がいこつ剣士の詠唱の動きがとまる。 振り向くと、クリフトが走り寄ってきて、俺の横に並んだ。 「ソロさん、これは非常事態です。全員戦闘参加ということで、よろしいですね!?」 クリフトが、厳しい顔をして前を向いたまま、俺に問いかける。 そして、俺の返事を待たずに、今度はマージマタンゴの群れにマホトーンをかけた。 さらに、口の中でものすごい速さで詠唱を済ませると、両手を挙げて叫ぶ。 「スクルト!」 俺達の体が淡く光り、目に見えない守護の力に体が包み込まれるのを感じた。 クリフトは、背中から長剣を抜いて構えると、そこでやっと俺のほうを見た。 「…見損なわないで下さい。あの呪文を使わなくったって、私は、戦えます。」 「…。」 「それに、あの呪文を使ったって、全然構わないんです。私の左手を頼りにしていると言ったのは、あなたです。」 クリフトの怒りに燃える目を見たときに、俺は、自分が大きな間違いを犯していたことに気付いた。 「…うん、悪かった。ごめん。頼むよ、お前の力、貸してくれ。」 俺の言葉に、クリフトは唇の端を上げて、神官らしからぬ笑みをもらした。 「『力を貸してくれ』じゃありません。一緒に、戦いましょう。」 その言葉に、俺もクリフトに笑みを返した。 「オーケー。んじゃ、一緒にあいつらを蹴散らそうぜ!」 次の瞬間、俺達2人は剣を構えて前に飛び出した。 「ひょーっ、やったわね~。」 魔物達の死骸の山を前に、マーニャが他人事のようにつぶやく。 今回みたいに大量の魔物相手に、逃げずにこれを撃退したのは、初めてだった。 クリフトは、早速アリーナに回復魔法を施している。 俺がみたところは、それほど大きな怪我はしてないみたいだけど。 マーニャは、クリフトをちらりと見て歩み寄ると、鉄扇をぱちんと鳴らした。 「なかなかやるじゃない、神官さん。見直したわよ。」 「…ありがとうございます。」 実際、クリフトの剣の冴えはたいしたものだった。 派手な力強さこそないものの、素早く、確実に魔物をしとめていく。 あの呪文を唱えるまでもなかった。 ―――こいつだって、何年も旅をしてきたんだもんな…。 俺は、空を見上げ、改めてクリフトにすまなく思った。 そのとき、クリフトが「ぐっ」と奇妙な声を上げた。 何ごとかと振り返ると、クリフトが前のめりに倒れ、アリーナがクリフトの名前を叫びながら、クリフトに覆いかぶさっている。 「ど、どうした、クリフト!?」 クリフトは、気絶していた。 「クリフトが、痛いところは全部言えっていうから、ここが痛い、ってボタン外して見せたら、急に倒れちゃったの。」 クリフトを揺さぶっていたアリーナがこちらを見上げて、俺はクリフトが倒れた理由が分かった。 アリーナの胸元がかなり際どいところまで肌蹴けており、そこに青あざが見え隠れしていた。 「姫!なんとはしたない…!クリフトもクリフトじゃ!こんなことで気絶するなぞ、情けない…!」 ブライの理不尽な怒り方を聞いて、マーニャが噴き出した。 俺も、ミネアもトルネコもつられて笑い出す。アリーナはきょとんとしていた。 笑いながら、俺は思った。 ―――まったく、頼りになるんだか、ならないんだか分からない奴だけど…。 だけど、どうやら、いい相棒にはなれそうだ。
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クリフトのアリーナの想いはPart12.5 445 名前 初恋クッキー ~愛しのマーマレード~ 1 Mail sage 投稿日 2012/08/18(土) 00 14 28.48 ID S97TDvqE0 ********* サントハイムではきゅうりが大豊作。 市場には食べきれないほどのきゅうりが溢れ、大量に廃棄されるほど。 そこで、できる限りきゅうりを消費しようと、国主導できゅうり祭りを開催中。 「もう、どうして毎日きゅうりばっかりなのよ!」 不満をぶちまけるアリーナ。 「我慢しなされ。きゅうり祭りですからな。」 聞き飽きた様子で淡々と受け流すブライ。 「だからって、何でもきゅうりのメニューにされたら飽きるわ!」 「国民挙げてきゅうりの新メニュー開発に取り組んでおりますゆえ。」 「炒めても何しても、きゅうりはきゅうりなのよ!」 午後のティータイム。 「まさかきゅうり茶なんて言わないわよね?」 「さすがにそれはありませんな。普通の紅茶でございます。」 カップに紅茶を注ぐブライ。 「ならいいわ。」 ひとまず安堵するアリーナ。 「お茶請けは、先日行われたきゅうり料理コンテストの入賞作品じゃ。」 「ああもう、ここにもきゅうりなんて!」 げんなりした様子のアリーナの前に差し出されるお皿。 「あら、かわいい」 うっすら緑色のクッキーに、添えられたマーマレード。 愛らしい色彩に、アリーナは思わず身を乗り出した。 「きゅうりのクッキーです。」 ブライの言葉にアリーナは耳を疑った。 「きゅうりのクッキーですって?正気の沙汰じゃないわ!」 「そう言わずにお召し上がりくだされ。入賞作ですぞ。」 クッキーにマーマレードを付けて、渋々口に運ぶアリーナ。 ほおばった瞬間、アリーナの表情が一変する。 「あれっ、おいしい」 信じられないという表情でブライを見る。 「これ、きゅうりのクッキーなの?」 「きゅうりのクッキーです。」 アリーナは、クッキーを手にとってじっと眺める。 「私、このクッキー好きだなー」 「それは何より。」 「この緑色、クリフトっぽい色だよねー」 「ああ、このクッキーはクリフトの応募作らしいですぞ。」 「あのクリフト?すっごーい!」 一方クリフトは、ふらっと立ち寄ったソロとティータイム中。 ソロはクリフトの入賞作のクッキーをお土産に買ってきていた。 「そこらじゅうで売ってたぜ。凄い人気だな。」 「だから困ってるんですよ…」 「お前もやるよなー、その名も初恋クッキーかよ、最高のネーミングだな。」 クッキーを手に取って、ニヤリと笑うソロ。 「しかもサブタイトルがいいよな! ~愛しのマーマレード~ って、もうお前、最高だぜ!」 「まさか入賞するとは思ってなかったんですよ… 入賞すると知っていたら、もっと差し障りのない名前で応募したのに…」 頭を抱えるクリフト。 「緑のクッキーがお前で、マーマレードがアリーナだろ。 それで初恋クッキーって、ほとんど告白だな!」 「やっぱり分かりますよね…」 「おう。アリーナにも伝わるといいな!」 「…姫様に知られないよう、祈るのみです。」 「無理だろうな。大ヒット商品だぜ。 これだけ人気があると、祭りが終わっても売られ続けそうだな!」 「シャレになりませんよ…」 「覚悟決めて告白しろって。」 「そんなこと、できるわけが…」 そのとき、勢い良く部屋の扉が開いた。 「あっ、クリフト、いたいた!」 「おうアリーナ、お邪魔してるぜ。」 何食わぬ笑顔を見せるソロとは対照的に、クリフトの笑顔はこわばっていた。 「あれっ、ソロ、来てたんだ。」 「ねえソロ聞いて、クリフト凄いんだよ。料理コンテストで入賞したんだって!」 「ああ、これだろ。その名もズバリ…」 クリフトに服の裾を強く引っ張られ、よろけそうになるソロ。 泣きそうな目で訴えられて、さすがに名前を言うことはできなかった。 「…あー、すげーよな。きゅうりのクッキーなのに、思いのほか美味しいぞ。」 「私もさっき食べて、すごく美味しかったよ!」 「それは…光栄です。」 クリフトが見せた精一杯の笑顔は、引きつっていた。 「そりゃ、クリフトの思いが込められた力作だからな! なんたって、愛しの…」 また裾を引っ張られ、クリフトの目を見たソロは、殺気で背筋が凍った。 「あは、ははは…」 ソロの乾いた笑いが響いた。 翌日のティータイム。 「本日のお茶請けは、きゅうりのプリンでございます。」 ブライの言葉に、アリーナが抗議の声をあげる。 「やっぱりきゅうりなの?!」 「そう言いなさるな。昨日のクッキーはお気に召したではありませんか。」 「そうだけどー」 プリンを口に入れると、アリーナの表情が曇った。 「何これ、青臭くてダメ、これは無理よ。」 「やれやれ、好き嫌いはいけませんぞ。」 「きゅうりでデザートを作ろうなんて、無理がありすぎるのよ!」 「ふう、困りましたなぁ。」 ブライが何やら従者に声をかけると、従者はどこかへ走っていった。 「代わりのお茶請けを用意できそうなので、しばしお待ちを。」 「時間かかるなら要らないわ。」 「すぐですじゃ。」 間もなく従者が戻ってきた。 「ブライ様、こちらでよろしいですか?」 「おお、まさしく。すまんな。」 従者からお菓子の入った袋を手渡される。 「ほれ、昨日にお出ししたクッキーじゃ。 ちょうど良く従者の休憩用に用意されておったぞ。」 「クリフトがきゅうり料理コンテストに出したクッキー? でも従者たちに悪いわね。」 「また買えばよろしい。 今やサントハイムのあちこちで売られとる人気商品らしいですぞ。」 「へぇ、クリフトのクッキー、すごいのね。」 「きゅうり祭り中ですから、しばらく売れ続けるでしょうな。」 ブライがお皿に並べるクッキーを見ながら、アリーナがつぶやく。 「このクッキー、優しい緑色よねー」 「春の若葉を思い出しますな。」 「うーん、私はクリフトを思い出すわ。」 「奴の応募作ですからな。」 「クリフトみたいな、優しい色だわ…」 ブライがカップに紅茶を注ぎなおす。 「さあ、お待たせいたしました。お召し上がりくだされ。」 「はーい!」 添えられたマーマレードを付けて、アリーナはクッキーをじっと見た。 「きゅうりのクッキーなのに、味はマーマレードが主役なのよね。 きゅうり料理のコンテストでしょ?よくこれで入賞できたわね。」 「引き立て役も重要ですぞ。 マーマレードの魅力を引き出す良き脇役に徹しておりますな。」 「なんだかクリフトみたいよね。 クッキーがクリフトなら、マーマレードは私だったりして。」 「ああ、あやつなら、きっと意識して作ったんでしょうな。 マーマレードの色は姫様のイメージですゆえ。 姫様を引き立てようという忠誠心を表現したのやも知れませんぞ。 そうだとしたら、なかなか感心じゃな。」 「そっかー、だからイメージがぴったり合うのね。 ソロもクリフトの思いが込められてるとか言ってたし。 クッキーがクリフトで、私がマーマレードかー」 アリーナは、ふとクッキーの入っていた袋に目をやった。 そこには、このクッキーの名前が書いてあった。 「初恋クッキーか、クリフトもロマンティックな名前を付けたものね。」 言われたブライは、袋を見て名前を読んでみた。 「初恋クッキー ~愛しのマーマレード~ …!?」 読み終えて、ブライはその意味に気づき、呆然とする。 「えっ…!?」 みるみる赤く染まるアリーナの頬を見ながら、ブライはため息をついた。 (あのアホめ、やりおった…)