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クリフトとアリーナの想いはPart7 652 :小ネタ 1/3 ◆XJ3Ut0uuQQ :2007/08/23(木) 15 06 50 ID qTz+eA9B0 木陰で読書をしていたクリフトに、アリーナがためらいがちに近づいた。 「ねえ、クリフト…。」 「はい?」 「私…私ね…。」 うつむくアリーナ。 しばらくもじもじしていたが、 「やっぱり、なんでもない!」 クリフトに背を向けて走り去って行った。 しばらく後。アリーナがおずおずと戻ってきた。 「クリフト…。」 「何でしょう、姫様?」 「…だめ、かな。」 アリーナは、クリフトをじっと見つめた。 その目は、心なしか潤んでいるようだ。 クリフトは、ため息をついて読んでいた本を閉じると、立ち上がってアリーナに向き直った。 「姫様…。私とて、姫様のお気持ちは…分かっております。」 「クリフト!それじゃ…!」 嬉しそうに頬を染めて、クリフトを見上げるアリーナ。 「しかし、いけません、姫様。」 「!!」 「この世の中には、越えてはいけない壁というものがあるのですよ…。」 悲しげに言うクリフトに、アリーナはがっくりと肩を落とした。 とぼとぼと歩み去るアリーナを見つめるクリフトの背後から、2つの憤然とした声が上がった。 「おい!クリフト!なんだ今のは!お前って奴は、見損なったぞ!」 「そうよ、クリフト!女性があそこまで勇気出してるっていうのに…! あんたなんて、男の風上にも置けないわ!」 クリフトは、またか、とうつむき片手を眉間に当てると、ゆっくりと振り向いた。 「…ソロさん、マーニャさん。人の話を立ち聞きするのは行儀が悪い、と 何度も申し上げたはずですが…。」 「そんなこと言ってる場合じゃないでしょう!何であんた、あの子にあんなひどいこと言うのよ!」 「そうだよ、お前、いい加減にしろよな。」 食ってかかるマーニャと、その横でうなずく勇者を、クリフトは不思議そうな顔で見返した。 「だって、じゃあ、お2人は、モンスターの子供を飼うことに賛成なんですか?」 「「……モンスター?」」 「私だって、親に置き去りにされたことは可哀想だとは思いますが、いくら子供だといっても、 モンスターはモンスター。人間との間には、越えられない壁があると思いますが。」 そもそも旅の最中だというのに、モンスターなんか飼えると思いますか?と問うクリフトに、 勇者がおそるおそる尋ねた。 「…ちょっと、ごめん、クリフト。さっきのアリーナの話から、どうやったら、 モンスターの子供が出てくるんだ?」 クリフトは呆れたように勇者を見た。 「そんなもの、姫様の様子を見ていれば一目瞭然じゃないですか。」 「…。」 「…あんた、分かった…?」 「いや…マーニャは?」 「分かるわけないじゃない。…でも、アリーナも、話は通じてる前提で話してたわよね…。」 「こいつらの会話って、ほとんど熟年夫婦のノリじゃねーの。」 「…熟年夫婦だって、こうはいかないわよ…。」 ボソボソと囁き合う2人に、クリフトはキッとした目を向けた。 「と・に・か・く!ソロさんもマーニャさんも、今後、人のプライバシーを覗き見 するようなマネは、絶対にやめてくださいね!」 ブツブツいう2人を追い払うと、クリフトは、やれやれと木の下に再び腰を下ろした。 そして、読みかけの本を開いたが、その目は、文字を追わずにいつしか宙をさまよっていた。 ―――越えられない壁…それは、人間とモンスターの間だけではなく…。 「姫様…。」 クリフトは、切なそうにつぶやくと、何かを思い切るように首を振り、 読書に集中すべく、本に目を戻したのだった。
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星の使い道 とりあえず女神とレインアロー取ってから、他の使い道を考えたほうがいいよ。 罠多いけど人によっては必要な物もあるし。 次なる試練終了後のウィーリン村村長 ソウルドレイン 星3つ 罠。課金リモコンが無いと使えない 花束の意味終了後のウィーリン村のユナ 花束(友好度+6)複数回可能 星1つ 罠。クエストNPCには友好度上昇クエがあるし、課金アイテムやポイント券で代用できる クライスト村のかくれんぼ2回目終了後の女の子 脱出用草履紐 星3つ 罠。戦闘中にログアウトすれば100%逃げられる。 羊飼いの子供終了後の行政人員 正式な土地権利書 星5つ やや罠。生産家具の階段を置けば充分。レインアローと女神スキルを優先するべき 鐘鳴らしのお仕事終了後の鐘を鳴らす人 地下通路の鍵 星5つ 罠。地下通路は確かに各地に通じているが、門番が塞いでいてLVが上がらないと通れない 村人救出後のクライスト村聖堂の神父 子ザル復活 星2つ リン復活 星4つ ニース復活 星5つ クリフ復活 星6つ サシャ復活 星8つ 最重要。でも子ザル・リン・サシャは死亡クエスト発生させなければいいだけの話かも。 インドの神僧終了後の神秘的な神僧 レインアロー 星2つ 超重要。ボス戦のザコ掃除に大活躍するスキル 朝鮮滝の洞窟・ボス戦後の女神 各属性女神スキル 星5つ 火女神はかなり重要。水と風も重要。土?何それおいしいの? 凶悪トラを倒せ終了後の神秘的な老人 ブラッドバイト 星3つ 罠。通常リモコンでも使えるが、さっさと倒してPOT飲んだ方が早い オーストラリアの神官(アレスの友好70以上) 鎮魂 星1つ アレスを育てるなら必須。鎮魂が無いとヒトデに負けるぞ。なくしてもまたもらえる。 ノースアイランド MAPの左上の方に?マークがあるから行くと赤頭巾ちゃんが狼に襲われてる→戦闘−勝つ→☆うめぇwww クラン村 民家で幼女(のちのNPC)と婆が強盗に襲われる→選択肢が出るから助けるを選択→戦闘→勝利で☆一つ 囲いの中にいる豚の中に1匹寝ている豚がいるので話しかける→ミニゲーム→クリアで☆一つ ウィーリン村 木こりに話しかける→クラン村とウィーリン村の中間辺りに斧が落ちてるから拾う→正直に鉄の斧を落としましたぁ><と言う→☆ウマー サウスアイランド クライスト村に行くのと反対の方向に進むと牧場紛いの場所があるからクラン村の豚と同じ様にする→☆1つと5%EXPカプセル(効果は名前で察しろ)ゲットだぜ! クライスト村 牛蒡の千切りに定評のあるレイチェルが捕まる→大聖堂に行く→神父と話して村長の家(家は自分で探してね(ゝω・)vキャピ)→イベント後大聖堂に行って地下直行→看守(LV25*3だそうだ)と戦闘→☆2個入るらしい。 俺これやってないから知らん 道具屋の後ろに神々しく神秘的な爺さんがいるから話しかけずにはいられない→ショッカうわなにをするやめっ・・・コッカー山にある勇気の石を持っていく→☆2個ゲットだぜ! 宿屋(ベースポイントとか登録する場所)の2階のバーテンダーに話しかける→ミニゲーム(客の名前と注文を覚えるとかそんな感じ)→コンプリで☆1つ+EXP600。 補足:前提条件として酔っ払いに絡まれているナイスミドル(うほっ、いい男)を助ける必要がある(助けないとNPCが切り替わらない)はず・・・。 助けたら一度1階に降りてまた2階に上がると受けられる。 補足2 2回間違うとEXPはもらえない。はいはい俺のことですよ。 橋で釣りしてる兄ちゃんに話しかける→カマナーワ洞窟のピンクのミミズがほしいなとかぬかしてくるので連れて来る(捕獲な)→ピンクミミズ連れてると兄ちゃんが「ミミズをクレー」とか言ってくるからすかさず「だが断る」と言う→☆1つ+釣魚術GET スチュアート島 地底迷宮2Fで鍵ゲット→1Fの鍵穴に鍵をセットすると扉が開いて奥に進める→ルーアハっぽい像4体をクリックするとルーアハ4体とばとぅー→ルーアハ4体倒すと巨大ルーアハ+トーテムポール2体と連戦、勝てば☆3個と22杖が貰える。 蝦夷 加奈子を連れて蝦夷山頂の温泉に行く→加奈子がケガをしてPTから外れる →洞窟に戻ってすぐの薬草を拾い、加奈子に届ける→星+1 加奈子友好+8 エロCG 南極 クライスト村でマッチ売りの少女に薪を渡す→南極に行く→おつかいクエを進めると・・・→星1 ここで星を取ってしまうと、未実装エリア長安のマッチ売りの少女クエストが受けられなくなる、らしい・・・ 雪島洞窟 最奥へ行くと雪ダルマが道を塞いでいるので倒す→メデューサ+彫像を倒す→宝箱を調べ女神フリアンノンの話を聞く→星1、経験値15%カプセル すっぽん必須。メデューサのコメットがとても痛い。彫像も物理スキル攻撃を連発してくる。 彫像は弓耐性が無いのでレインアローが有効。彫像を倒したあと、剣に持ちかえてメデューサを倒すといい。 イースター島 「強敵!フリード」でクリフをお星様にすると、星x3と風敏ネックレス(クリフの遺品) 遺品は「極風の指輪」の劣化版。連携狙いのSPD合わせには極風よりも便利かもしれない。 中国漁村 おばあさんからキツネ探しを頼まれる→漁村北側の建物の影にいるので倒す→報告すると星x1 弓耐性無し。HP1万ほど。通常攻撃とSPDダウン補助しか使ってこないので楽勝。 西の森で太陽を倒すのを手伝う→星2 物理攻撃のみで弓耐性も無いので、レインアローあれば楽勝。 マップ右下の猟師に話しかけてミニゲーム→星1 マップ左下の天女に話しかける→ウサギ叩きゲームx3回→ウサギを連れて行くと星x1+3倍経験値薬 ※マップ右上にモグラもいる。ツンデレ発言が笑えるw報酬は3%経験値丸薬。 崖州(中国南の島) おばさんに頼まれ、漁師に嵐の事を伝えにいく。漁師はMAP左下にいる→星x1 大海原 マゼラン加入クエを最後まで進めると星1+経験値カプセル。 クリフお星様にしちゃった人はご愁傷様でした。 後はフリードとかあるけどこれ見てるお前さんがそこまで行ってると思えないから割愛 『どうしても知りたいんじゃボケー!』とかいう早漏さんはWIKI見て来いぶっちゃけあそこから引用してるから^^ 誰か編集してくれ頼む
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クリフトとアリーナの想いは Part4.2 861 : 【そこに居るという事】1/6:2006/04/09(日) 23 36 48 ID omMVSeXl0 ザッザザザザ・・・・ 草を掻き分け走る二つの影。 一人は蒼髪に緑色の神官服をまとった青年 もう一人は栗色の髪の女性、しかし彼女がはためかせている青いマントは 無残にも切り裂かれ、彼女自身の背中にも深々とした傷を付けていた。 突然のモンスターの襲撃にパーティーは分裂させられ、アリーナは深手を負った。 一時撤退をし状況を立て直そうにも、後ろから追ってくる複数の影を引き離せずに居た。 アリーナの顔には焦りが浮かんでいた。 幾ら不意打ちとはいえ、魔物に遅れをとった上に一矢報えることもなく撤退。 別れ離れになった仲間も気になる。それに未だに追っ手を引き離せずにいる。 とうとうアリーナは痺れを切らせた。 「クリフト!応戦するわよ!」 「姫!?無茶です!!」 クリフトが止めるのも聞かず、ザっと振り返り身構えた。 最初に追いついて来た一匹目の魔物の爪を体をひねって避け、 そのまま廻し蹴りを喰らわし吹っ飛ばす! 着地と同時に踏み込み前に跳び敵をキラーピアスで引き裂いた。 しかし決定打には成らなかったらしく、鋭い爪のついた腕を振り下ろしてきた、 慌てて体を反らして避けようとしたが、ズキッと背中が痛み反応が鈍った。 「ッツ!」 避け切れなかった爪は服を破り胸に赤い線を刻んだ。 「こっのぉ~!!」 怒りに任せてトドメを討ったが、すぐ傍から殺気を感じた。 (まずい!ヤラれる!!) しかしその瞬間、魔物の足元から紫色の煙が立ち昇った。 クリフトが放った死の魔法『ザラキ』だ。 一瞬にして敵の息の根を止める事が出来る魔法だが、あっけなく振り払われてしまった。 だが敵の動きを止めるには十分な時間だった。 銀色の閃光が走り、クリフトの剣が魔物の体を貫いていた。 体勢を整え後続の敵に飛び込んで行こうとするアリーナを抱きかかえ静止する。 「離して!大丈夫まだやれるわ!!」 額に脂汗を浮かべながら言い放すアリーナを見て思わずクリフトは声を荒げた。 「勇気と無謀は違います!今の状況がわからないのですか!!」 普段声を荒げる事のないクリフトに驚き、アリーナは幾分冷静さを取り戻せた。 クリフトはすぐさま次の詠唱に入り追い付いてくる奴らにマヌーサを掛けてから走り始めた。 ッチッチチチ・・・ピュイピュイ・・・・ やけに近くからの鳥のさえずりでアリーナは目を覚ました。 まだボーとする頭で胸の辺りを擦ってみる。 昨日切り裂かれたはずなのに破れ目が見つからない。 不思議に思い視線を移すと、クリフトのいつもの服が着せてあった。 それにもう傷も痛まない。 今思えばあの傷で魔物と戦うのはやっぱり無茶だった気がする。 クリフトが止めてくれて良かった。それにこの上着のお礼も言わないといけない。 なんだかちょっと嬉しくなってキュっとクリフトの上着に顔を埋めた。 それから頭だけを動かして近くに居る筈のクリフトの姿を探す。 見当たらない。 「・・・クリフト?」 不安になって彼の名を口にしながら体を起こした。 それでも彼の返事は返っては来ない。 不安がむくむくを大きくなる。 昨日はいつココに来て眠りについた? 思いだせない。 いつから記憶が無い? クリフトがあたしを支えながら走っていた。 傍らで終始何か唱えていた・・・ そうだ、あれは回復呪文だった。 走りながらあたしを癒してくれてた。 それから、それから・・・・・・どうなったの? そこであたしの記憶はプッツリと途切れていた。 もしかして魔物を撒けなかったの? ザァっと全身の血が引くのが判った。 最悪な事態が頭をよぎった。 クリフトはあたしをココに置いて、囮になりにいったの? うそ・・・・ アリーナは両手で顔を覆った。 あたしのせいだ、あの時痺れを切らせて敵に飛び込んだから。 そしたら余計な傷を受けずに逃げ切れたかもしれない。 全部あたしのせいだ・・・ 零れ落ちそうになる涙を唇を噛締めてなんとか飲み込む。 こんな所で泣き崩れるわけには行かない。クリフトを探しに行かなくては。 きっとどこかで動けなくなってるだけだ。助けに行かなくちゃ。 腕で目じりをぬぐい立ち上がった。 「お目覚めになられましたか、姫さま」 後ろから声を掛けられ振り向くと、そこにはケロっとした顔をしたクリフトが立っていた。 カァーーっと顔が赤くなる。 「どこ行ってたのよ!勝手に居なくならないでよ!!」 勝手に心配してたあたしがバカみたいじゃない! クリフトに詰め寄り胸ぐらあたりを拳をにぎりドンドンと叩く、 「ホントに・・・本当に心配したんだから・・・」 そこまで言うと緊張の糸が切れてしまった。 クリフトの胸に顔を埋め溢れる涙を止めることが出来なかった。 それまで黙って叩かれてたクリフトが遠慮がちに背中に手を回してきた。 「申し訳ございません、目が覚めるまでお傍に居るべきでした。」 クリフトの温もりが伝わってくる、クリフトの匂いがする。夢でも幻でもなく、 今ココにクリフトが居てくれる。すごく気持ちが安らいでいく。 「・・・みんなは大丈夫かな?」 「は、はい。先ほど様子を探りに行ってきましたが、周辺から邪気は消えてます。 たぶん勇者さん達が倒されたんだと思います。」 クリフトがそう言ってくれると、みんな無事だと信じることができた。 あたしの足りない所はクリフトが補ってくれる。 クリフトが後ろから支えてくれるからあたしは前に進めるんだ。 もっとクリフトを感じたくて背中に手を回してくっついた。 「もう勝手に、居なくなったら許さないんだから」 「そうですね、離れてしまったら姫さまは何をするか判りませんから、 嫌と申されましてもお傍に居ますよ。」 軽く冗談を交えながら優しく微笑んでくれた。 「クリフト・・・一生一緒に居てくれる?」 「ええ、一生お仕えします。」 顔をあげクリフトを見つめ 「じゃぁ、誓いのキスして」 クリフトの心拍数が跳ね上がるのを聴きながらあたしは目をつぶったのであった。 ~ FIN ~
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【クリアリ】クリフトとアリーナの想いは Part13【アリクリ】 97 名前 ヴァルプルギスの夜(後編)1/2 Mail sage 投稿日 2013/05/21(火) 23 54 56.01 ID Jm4JkLt40 「クリフト、あの…… 」 「食べる訳ないでしょう。黄泉の食べ物などを」 (そして貴女を残していけるものですか) 苦笑いを浮かべたクリフトの手から零れ落ち転がったのは、先程持っていたドライフルーツとすり替え食べたと思わせた柘榴だった。 「良かった……、もうダメかと思った」 「申し訳ありません。ご心配をかけまして」 少し鼻声でアリーナはそういうとギュッとクリフトを抱きしめた。そのアリーナをクリフトは微笑みながら愛おしむように抱き締め返した。 「お父さん、お母さん、お迎えが来ましたので、お暇させて頂きます」 「戻っても貴方は、叶うか分からない願いの為に茨の道を突き進まなければならないのですよ。これからも――」 クリフトは母の言葉に頭をゆっくり左右に振った。 「茨の道と言われても選びます。たとえ人から報われていないと言われても……、真っ直ぐその道を歩んで行くそれが私の選んだ道。そしてそれを邪魔する権利は血の繋がっているとは言えども貴方方にありません。そして私には――」 (姫様がいます) 心の中で愛しい人を呼びながら、優しく微笑んだ。 「お前の負けだ。もうクリフトは私達が知っている子供ではない。強く逞しい若者になっている。もう干渉すべきではない」 「貴方」 「最期にクリフト、お前の成長した力を見せておくれ」 青い髪の男女は寂しげにクリフトの方を向いて微笑んだ。 「はい。この世に生を受けさせて頂き感謝しております。思いもよらず逢えて嬉しかったです。そして永遠にさようならです。不出来な息子で心配でしょうが、お還り下さい。私には支えてくれる大切な人がいます」 「クリフト……」 幾分か抱きしめられた腕に力が入った事に気がついたアリーナはクリフト名を小さく呼んだ。 「ザラキ(永遠の住処へお帰り下さい)」 いつもとは違う震えた声で唱えられた呪文はクリフトの心情を表しているかのようだった。 「逝ったの」 「はい」 「そう」 音がない世界に、二人の静かな声だけが響いた。 「クリフトごめんなさい」 「姫様がどうして謝罪されるのですか」 「だって……」 (クリフトにこの道を選ばせたのは私。そしてクリフトのお父様とお母様にこのような事を起こさせてしまったのも、そしてこんな寂しげな表情でお別れをさせたのは私のせい) 全ての言葉は口にせず、アリーナはただクリフトの法衣に顔を埋めた。 「いいんですよ。姫様が御心を痛める事ではありません。これは私が全て選んだ事。姫様と私が、どのような事になっても、どのような形になっても私の心と体は姫様の元に」 クリフトの指がアリーナの髪を優しくゆっくりすいた。その心地良さを無償の愛で与えてくれるクリフトをアリーナは心を痛めながらも手放したくなかった。 「姫様……、戻る方法を考えませんと」 「それは大丈夫よ。貴方が作ったサシャが、ブライを……、みんなを導いてくれるわ。私のように。だから」 「だから? 」 「みんなが来るまで、こうしていてくれる。クリフトがまた闇に消えてしまわないように、そして私が闇の中に迷い込まないように」 「分かりました、姫様」 朝日が二人を照らし出した。 「夜が明ける」 そうしてヴァルプルギスの夜は明けたのだった。
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クリフトのアリーナの想いはPart11 422 名前 従者の心主知らず 砂漠のバザー編 1/11 Mail sage 投稿日 2010/11/21(日) 23 57 27 ID 3GeiDYf70 最近クリフトが独り言を教えてくれなくなって、ちゃんと聞こうと決めたのはお城を出てからのこと。 今まででわかったことは、 独り言の内容は、立場や身分、町の構造について?みたいなやっぱり難しいことだったってことと、 教えてくれない理由は、なんて言えば私に一度で伝わるかすぐに浮かばないからなんだって。 確かにクリフトってたんたんとしゃべるときは難しい言葉を使いがちだけど。 でも私なんか思ったことはぽんぽん言っちゃうのにクリフトは気をつかいすぎなのよ。ほんとそう思うわ。 でも私は今別のことで頭がいっぱい。やっと来たわよ砂漠のバザー! 「来たわ来たわ!ここが砂漠のバザーね。うっわー面白そう!」 「にぎやかですね!どこからこれだけの人が砂漠のまん中に集まったのか」 クリフトもまわりをきょろきょろしてる。それもそのはず、砂漠にテントやお店、人や物であふれてたんだもの。 ブライはちょっと疲れてるみたい。なんにも言わないわ。 「すっかりおそくなっちゃったわ。今からぜんぶのお店を見物するわよ!いいでしょ?ねっねっ」 「やれやれ、遅くなったのは姫さまがほこらへ寄り道するからでしょうに……」 やっとブライがしゃべったと思ったらお説教だった。でもほんとに疲れた声だったから無視できなかった。 「だってだって、もしエンドールにこっそり通してくれるようならバザーのあと行こうと思ったんだもんっ」 「ほー。しかし優秀な衛兵のおかげでそうはいきませんでしたなあ」 「うー。じいのいじわるっ」 そう、私たちはここに来る前にエンドールに続くらしい旅の扉があるほこらに寄ってきたの。 というより、私が道を間違えちゃって偶然たどりついただけなんだけど。 いつだったか誰かが言ってた旅の扉がここなんだと知って、思わず喜んだのをじいはよく思ってなかったのね。 ほこらにはお城の兵士がいて結局通してもらえなかった。 肝心のクリフトは、あれが旅の扉、なんと神秘的な!みたいなこと言っててぜんぜんこっち見てくれないし。 こういうときこそその難しい話で兵士を説得させてくれればいいのよ。 でもお父さまの命令なら仕方ないわ。 お城の外には出てもいいってお許しをくれたんだもの、今度エンドールにも行きたいってお願いしてみよう。 兵士をみね打ちしてこっそり通るのはそれからでも遅くないわ。 どうせ旅するならこっそりじゃなくて堂々と行きたいものね。 そんなことがあって、ほんとうなら午後のティータイムには着くはずの砂漠に夕方近くにたどり着いたわけなの。 「姫さま、もし店を回るのでしたら急ぎませんと。片付けているところもありますよ」 「えっうそっ」 クリフトの視線の先を追ってみると、お店の人が売り物にシートをかけたり片付け始めたりしてた。 「ほんとだ!何よー、夜はお店は開いてないの?つまらないわねー」 「おー残念ですな。寄り道した報いですかな?砂漠のバザーはもう終わり!ささ、帰りましょう」 「やだ、帰らないもんっ」 そこでひらめいたの。すぐ先に見えた宿屋の看板! 「決めたわ、今日はあそこで泊まりましょ?それで明日めいっぱいバザーを楽しむの!ねっねっ」 私はふたりに振り返る! 「……まあ、夜に外を歩くよりは無難でしょうね」 「わたしは静かな所でないとよく寝つけないと以前申し上げたはずですのにのう……」 「ちょっと、なんでふたりとも元気ないのよ」 「い、いえ、元気がないわけでは……ともかく、宿をのぞいてみましょうか」 「うん!」 クリフトの言葉で私たちは宿屋のテントをくぐった。 「うわーすごーい」 中に入ったら砂の上にシートがひいてあって、もう何人かの人が荷物をまとめたり寝転んだりしてた。 「こんばんは。旅人の宿屋へようこそ。3名様でいらっしゃいますか?」 「……ええ」 宿をとるのはクリフトにお願いして私はシートの一つをさわってみた。編みこんである。うすーい。 あそっか、砂がやわらかいから厚いおふとんにする必要がないのね。でも編みこんであるのは? 「ブライブライー。どうしてこんなに編みこんであるおふとん使うのー?」 「これ姫さま、声が大きい」 「あ、ごめんなさいっ」 私は思わずまわりを見た。そういえば他の人もいるんだったわね。 「旅の方、砂漠は初めてかね?」 となりで荷物をまとめてた人がにこにこしながら話しかけてきた。白い変てこなぼうしをかぶってる。 「ええ、そうなの。うるさくしてごめんなさい」 「いいっていいって。まだ寝る時間じゃないしねえ」 「すまんのう」 話しかけてきた人は優しい人だった。怒ってなくてよかったー。 その人は行商人で、バザーのこととか砂漠のこととかエンドールの武術大会のことまで話してくれた。 そうそう、編みこんであるおふとんを使うのは強度を重視したためなんだって。 うすいのは持ち運びを楽にするためでもあるんだって。 それからこの宿ではみんなで並んで寝るんだって。外で星を眺めながら寝る人もいるみたい。 私たちのことも聞かれたけど、じいがかわいい孫ふたりと気ままな旅をしてるんじゃってごまかした。 あれ、私クリフトの妹ってことになっちゃったのね。でも確かにそんな感じかも。 もうすぐ夕食だからといってその人が宿を出ていくとき、私はお礼を言うのを忘れなかった。 お部屋も仕切りもない。たった今出会ったばかりの旅人たちが、みんなで並んで寝転んで夜を明かす。 そこでさっきみたいに情報を交わし合ったり仲よくなったりするんだわ。ああ、これこそ旅って感じじゃない? やっぱり旅って、冒険って、最っ高!!!あーあ、やっぱりメイとももう少し話がしてみたかったな。 クリフトがお支払いをすませたみたいでこっちに来た。気づいたらまわりに人はいなくて三人だけだった。 わくわくする私とは正反対にクリフトはかたまってた。 「予測はしていました。していたのですが、いざ目の当たりにしますと……」 「クリフトどうしたの?何を予測してたの?」 「……この宿の構造です」 クリフトは青ざめた顔してる。青ざめたというか、表情はそんな雰囲気なんだけど、顔自体は赤いの。 クリフトってほんと赤くなったり青くなったり器用よね。 宿の構造かー。あ。そういえば。そういえばそうじゃない!そうよそうよ!私はにこにこしてクリフトに言った。 「クリフトー、今日は見張りをしなくていいわよね。部屋も分かれてないし仕切りもないし」 「……………………」 「じいも、今日はいっしょに寝るわけよね」 「……まあ、そうなりますな」 「じゃあじゃあ、今日は姫とか教育係とか家来とか、そういうのぜんぶ抜きにして三人並んで旅人しましょっ」 「とんでもないことですっ」 ひっくり返った声を出したのはクリフトだった。 「な、なによ、なんでよー」 「た、ただでさえ仕切りがないというのにまして、ひ、ひ、姫さまと隣り合わせで眠るだなんてそんなっ」 「?」 クリフトは壁のほうを向いてぶつぶつ言い始めた。あ、いつもの独り言だ。 「神よ、これは日頃の善行に対する恩恵なのでしょうか、それとも日頃の悪行に対する試練なのでしょうか。 不肖クリフト、今日ほどあなたの存在を遠くに感じたことは……」 「ちょっとクリフト、どうしちゃったのよ。いきなり神学のお勉強始めないで」 クリフトの独り言は止まらない。やけに神よ神よって言ってる。 なんだろう。ただでさえ仕切りはないのに、いっしょに寝るなんてそんな……なに?神さまが遠いってなに? クリフトは、私といっしょに寝るのいやなのかな。あ、寝相が悪いからかな。 でもちっちゃなころはいっしょに寝たことだってあったはずなのにな。いっしょに。そう、いっしょに……。 しばらくぶつぶつ言ってたクリフトがやっとこっちを向いた。さっきよりはもとに戻った顔色で言う。 「やはり私は警備をさせていただきます」 「だめよ、今日は三人で旅人するの。クリフトが見張りをするんだったら私も見張りする!」 「なにをおっしゃいますか、姫さまはどうかお休みください」 「いやよ、私が寝るんだったらクリフトも寝るの!」 「姫さま……っ」 「今日はみんないっしょなのっ!」 なんで私こんなに必死になってるんだろ。なんでちょっとだけ泣きそうになってるんだろ。わかんない……。 「……クリフト、姫さまに寝ずの番をさせるつもりはあるまい?今回は引き下がれい」 そこにじいが。じいが……。 「そうよそうよ!引き下がれーいっ」 「そ、そんな……」 じいのまねして私も口をとがらせた。じいが言ってくれれば絶対よ!だって2対1でクリフトの負けだもの! クリフトは諦めたようにがっくりと下を向いた。私はちょっとだけ胸がちくっとした。クリフトがゆっくりと顔を上げる。 「あの、ブライさま……ではせめて、中央にいてくださいますか……」 「むぅ?」 「あっダメっ。中央は私が寝るの。だってふたりを守るには真ん中にいたほうがいいでしょ?」 「姫さま……いえ、視界にはふたりが同時に入ったほうが一瞬の隙を突かれた際には」 「おぬしら、さっきから何を口論しておるんじゃ。わしゃ疲れた。腰も痛いしのう。この場所はもらうぞ」 「あ、うん。ごめんなさい」 「は、申し訳ありません……」 じいは一番はじっこにおふとんを用意してねっころがった。 「クリフト」 「はい!」 「隣人にはおぬしらは兄妹ということになっておる。おぬしに限ってそんなことはないとは思うが、くれぐれも わしの目を覚まさせるまねはするでないぞ」 「……はい……」 クリフトは返事をしながら口に手を当てた。難しい顔してる。でも私はじいの言葉が気になって。 「じい、それどういうこと?」 「んん?そうさの、姫さまの素性を知られぬよう兄妹らしい振る舞いを心がけよと言ったんじゃよ」 「ふーん、そういうこと……」 気づいたらクリフトはあっちを向いてた。視線の先を追ってみると他の人たちの荷物とかおふとんとか。 なに見てるの?って聞こうと思ったらクリフトのほうが先にしゃべった。 「姫さま、今夜はやはり、中央でお休みになっていただけますか……」 「え?う、うん……」 クリフトはまた口に手を当てて考えごとしてる。きっと難しいこと考えてるんだろうな。 ふたりを守るには真ん中にいたほうがいいと思ったんだけど、それもちがったのかなあ……。 でも宿の人が戻ってきたせいもあって結局聞けなかった。 夜。 もう一つの大きなテントで夕食をすませてオアシスの水で体を流して歯みがきして。 見たことのない料理、何もかも初めてのことで楽しいはずなのに、なんでか気分はすぐれなかった。 早く三人で休みたい。早く三人でいっしょにごろんてなりたい。私はそのことばっかり考えてた。 宿に戻るともう寝てる人もいた。あの行商人さんももう横になってた。羊を数えてるみたい。声が聞こえた。 「さて、わしらも休みますかの」 「うん」 私はおふとんにごろんてなってブランケットにくるまった。けっこうあったかい。 砂漠の夜は冷えるって聞いたけどこれならぐっすり眠れそう。 「これこれ姫さま、お祈りを忘れてはなりませんぞ」 「……はーい」 私は起き上がって両手をぎゅっとした。私たちの国では朝晩のお祈りはおつとめとして日課になってるの。 お祈りを簡単にすませて私はまたブランケットにくるまった。 となりを見るとブライが上着をたたんでた。反対側を見たらクリフトもぼうしをとって上着を脱ぎ始めてた。 よく考えたら、旅に出てからふたりが着替えてるの初めて見るかも。 だって今までは私が寝るまでふたりは起きてたし私が起きたときにはふたりはもう着替えてたから。 なんか、新鮮だなー。そう思ったら自分が今パジャマになってるのがちょっと恥ずかしくなった。 「では姫さま、おやすみなさいませ」 「うん、おやすみ、じい」 じいもお祈りを終えたみたいでブランケットにくるまった。私はちょっとだけほっとした。 でもクリフトはまだ起きてた。手を胸に当ててぎゅっとしてる。それから両手をぎゅっとして目を閉じた。 たいまつの火でほのかに見える顔は、何か考えごとをしてるみたいにも見えた。長い……。 「……クリフト?」 「……………………」 思わず声をかけちゃったけど返事はなかった。私はずっとクリフトを見てた。 ずいぶん長いこと待ったと思う。やっとクリフトが目を開けた。ゆっくり私のほうを見る。 「姫さま、申し訳ありません。なんでしょうか」 「ううん、ごめんなさい。お祈りのじゃましちゃったのね」 「いえ、そんなことは……少々長すぎましたね」 それだけ言うとクリフトは前を向いた。 「普段はそうでもないのですが、心に迷いや戸惑いがあるとどうしても長くなってしまうのですよ」 苦笑いするクリフト。でも私はぜんぜん笑えなくて。 「……心に迷いや戸惑いがあるの?」 聞いちゃった。クリフトはしばらく黙ってたけど、前を向いたまま言ったの。 「……そうですね。旅に出てからいろいろなことがありすぎまして、未熟な自分を思い知らされる毎日ですよ」 「……そう」 「寝ましょうか」 そう言ってクリフトも横になった。ブランケットを胸もとまであげて、両手を胸に置く。 まるで寝ててもお祈りしてるみたい。 宿の人が来てたいまつの火を消してった。一瞬真っ暗になって、そのうちあたりがぼんやりしてきた。 「お休みなさいませ、姫さま」 「うん、おやすみ」 まわりで寝てるのは知らない人たち。砂漠ではみんなでいっしょに夜を過ごす。 普通の家に生まれてたらきっと何でもないことだったんだろうな。 でも、今は私もいっしょよね。姫とか関係なく普通の旅人として、じいとクリフトといっしょに寝てるのよね。 私今、自由なんだよね。ねえクリフト……。 ふと目が覚めてとなりを見るとクリフトがいなかった。あわてて反対側を見たらじいはいた。寝てる。 なぜかほっとした。クリフト、お手洗いにでも行ってるのかな。どうしよう、私も外に出ようかな。 うん、そうしよう。私が外に出るときクリフトはついてきたんだから、今度は私がクリフトについていこう。 外に出たら少しだけ風がふいてた。月や星がきらきらしてて思ったより明るかった。 だからオアシスのそばでクリフトが座ってるのもすぐわかった。今夜はぼうしのかぶってないクリフト。 「クリフト」 「ひ、姫さま!どうかなさったのですか?」 「どうかなさったじゃないわよ。クリフトがいなかったからさがしに来たんじゃない」 「そ、そのようなこと……」 「っもう、心配させないでよね。ほんとにびっくりしたんだから」 「……申し訳ありません……」 私はクリフトのとなりに座った。クリフトは少しだけ後ずさりしたけど、私は気にしないふりをした。 「夜になると砂漠もずいぶんすずしいわ。風がきもちいい……」 「……そうですね。熱を吸収しやすく放出しやすい、この地表や気候のなせる業だそうですよ」 「ふーん、そうなの」 普通に話はしてるけど、何だかよそよそしい気がする。もう気にしないふりは無理。私は思い切って聞いた。 「ねえクリフトー」 「……なんでしょうか」 「私といっしょに寝るの、いやだった?」 「え?」 「クリフトが今起きてるのって、私のせい?」 「そ、そのようなことは……」 「でも、ここについたときからクリフトずっと変。いっしょに寝ようって言ったときもすっごく反対してたし」 「……………………」 私はまっすぐクリフトを見た。でもクリフトは私から目をそらした。前を見たまま難しい顔してる。 やっぱり、いつもと違う……今までと違う……。ねえ、昨日の笑ってたクリフトはどこ……? 「立場を、考えますから」 「………………」 「お忍びの旅とはいえ、姫さまは姫さまであり、私は一従者に過ぎません」 「…………」 「教育係のブライさまならまだしも、私のような身分の者が姫さまの寝所までお供をするなど」 「だから、今日はそういうの抜きにしてって言ったじゃない」 「……………………」 「私は今日はクリフトの妹なの。じいは私たちのおじいちゃんなの。家族がいっしょに寝ることってあるでしょ? ちっちゃなころはいっしょに寝たことだってあるのに、なんでそんなに立場立場って」 「それが、以前申し上げた絶対的称号だからです」 クリフトの言葉がやけに冷たく響いた。なんで……。なんで私、泣きそうになってるんだろう。 「…………っ」 「ひ、姫さま……?」 クリフトが私を見たのがわかった。 「だから、だからそういうの抜きにしてって言ってるじゃない!!難しい話なんか聞きたくない!!! そんなこと言って、ほんとは私のこときらいなんでしょ!?」 「ち、ちがいます!断じてそのようなことはっ!!」 「じゃあなんで、なんで今日はいっしょに寝てくれないのよ!他の人たちはみんないっしょに寝てるのにっ!! なんで私だけ、みんなと違うのよっ!!!」 「姫さま……」 「なんでっ……」 私に自由を教えてくれたのはクリフト。でも、その自由を奪うのもクリフト……? 私きっと、ショックだったのね。クリフトはいっつも私の意見に賛成してくれる、そう思ってたから。 力強く反対されたことが、まるで私のこと否定されたみたいで、ショックだったのね……。 「姫さま……」 私は返事ができなかった。早く、宿に戻ろう。早くじいといっしょに寝ちゃおう。そう思って立ち上がろうとした。 「姫さま……もしも……もしもの話です」 クリフトが話し始めた。やけに低い声。そう、昨日のフレノールのときみたいに。 私は立ち上がるのをやめて少しだけ顔を上げた。クリフトは、今度はちゃんと私を見てた。 「仮定の条件を持ち出すことは現実性に欠ける話題であり、身にそぐわぬものとすら思っていましたが…… もし、姫と従者、いえ、神官という立場すらなくして申し上げてよいのなら、そのように考慮していただけるのなら、 私の答えには、その……もう一つ、あります……」 「う、うん……」 「このような場に相応しからぬ発言を、お許しいただけますか……?」 「いいわよ、なんでも話して」 そうは言ったものの、少しこわかった。クリフトからまた否定されるようなことを言われたら……。 でも私は次の言葉を待った。きっと、それでもクリフトは私に賛成してくれるって、心のどこかで期待してるのね。 クリフトはやけにまわりをきょろきょろしてた。かと思ったらオアシスのほうをじっと見たりして。なんでだろう? しばらくたってやっと、遠慮がちに小さくぼそっとつぶやいた。 「……私も、男なんです」 「え?」 私はクリフトの言っていることがよくわからなかった。 「男なんですよ……。ですからその、あまりに目の前に無防備な女性が横たわっていますと、その……」 「………………」 「だ、だきしめたくなったりするんです……」 「…………」 えっと……。私はいっしょうけんめい頭の中を整理した。これは難しい話?かんたんな話? 「い、いえ、だからといって別に好きだからとか姫さまだからとかそういうわけではなく、その……っ あ、あるんですよっ!男にはそういう……衝動が……っ」 「えっと、じゃあじゃあ、じゃあさ、クリフトの向こうに寝てた女の人も、おんなじように抱きしめたくなっちゃうの?」 「いえ、それは……いや、あの……ああもう、なんと申し上げればよいかっ」 手で顔を隠すクリフト。余裕のない感じが昨日のフレノールと重なる。子どもみたいなクリフト。 「…………あるいは、そういうこともありえるという話です…………」 顔を隠したままクリフトは小さく答えた。そっか。あるんだ。……そっか。そうなんだ……。そうなんだ! そうよね、私はともかく知らない女の人を抱きしめちゃったら失礼だものね。ううん、変態だわ。痴漢だわ。 だからそうならないようにクリフトは外に出てたのね。 そうか、だから人は宿をとるとき男の人と女の人で別れるのね。確かにお城でも寝るときはみんな別々だったわ。 なーんだ、そういうことだったのかー。そう思ってふと一つの結論にたどりついた。 「クリフトのエッチ!」 クリフトは手で顔を隠したまま小さくため息をついた。 「……ええ、ええ、私は未熟者です……」 やけにがっくりしてるクリフト。さっきまでの冷たい雰囲気はどこへやら。私はもう少しからかいたくなった。 「うふふ、クリフトのえっちー」 「ひ、姫さま……?」 「えっちー」 「……………………」 「クリフトって、ああいう大人の女の人がいいのね。クリフトのへんたーい」 「そ、そんな……もう、勘弁してください……」 「ふふふ。へんたーい」 「でも安心した。私ね、クリフトは私のことほんとにきらいなんだって思ってたの」 「そんなわけありませんよ」 「うん、よかったー」 「私はむしろ、姫さまのほうが……」 「え?」 「その…………寛大さに救われました……」 「え、なんのこと?」 「いえ……私も姫さまへの誤解がとけて安心しましたということです」 やっとクリフトが笑った。もうよそよそしくない。冷たい雰囲気もない。昨日の笑ってたクリフトだ。よかった……。 今夜も月がきれい。星がよく見える。 クリフトが外に出たのはもう一つ理由があって、このきれいな景色を眺めるためなんだって。 さっきまで数えて理由が三つじゃない?やっぱりクリフトって難しいこと考えすぎだわ。 でもオアシスを眺めながらため息をついてまったりしてるクリフトを見ると、ほんとにそうなんだなって思う。 「……私が、姫さまを嫌いになどなるはずがないのです」 「え?」 「毎晩、こうして景色を眺める度に思わずにはいられません」 「…………」 「特にこんな、星のきれいな夜には……」 言いながらクリフトは遠い夜空を眺めた。私もなんとなくいっしょに眺めてみる。 「夜には……なあに?」 「いえ、その、ふるさとや……ふるさとが……い、いえっきれいな星ですね!」 「?う、うん、そうだね」 …………ぷ。 「もうー、クリフトったらー」 「な、なんでしょうか」 「こういうの、昨日もなかったー?いい夜とか、きれいな星とか。でも別に私にわかるようにっていっしょうけんめい かんたんな言葉に変えてくれなくっていいよー」 「は…………」 「夜にはふるさとのことを思うんでしょ?そうよね、お城を出てからもうずいぶんたつものね」 「は、はい……そうですね」 「お父さまも大臣も、神父さんもあのネコも、みんな元気にしてるかなぁ」 「……便りがないのは元気な証拠。皆さま元気にしていらっしゃると思いますよ」 「うん、そうよね」 「私にはあの星はこれから会うはずの強いライバルたちの顔に見えるわ」 「ライバルですか。数え切れないではありませんか」 「その数え切れないライバルたちをどんどん打ち負かしていくのよ!」 「なるほど。そして姫さまがあの夜空の一番星になるのですね」 「そう!私がいちばん輝くの!」 クリフトが笑ってる。よかった。あのとき宿に戻っちゃわないでほんとうによかった。よかったー。 「姫さま、宿に戻りましょうか」 「え?クリフトは大丈夫?」 「ええ、あれはただの衝動ですから。今はもう大丈夫です」 「そっか。わかったー」 「ご迷惑をおかけいたしました……」 「ううん、いいのよ。もしクリフトがあの女の人を抱きしめそうになったら私がみね打ちしてあげるから安心して」 「そ、それはたのもしいですね…」 肩の力が一気に抜けた。クリフトといっしょに宿に戻ってまたごろんとなる。今度はぐっすり眠れそう。 きっとクリフトは、いちばん言いにくいことを言ってくれたのね。男の子の秘密。 私だって、女の子の秘密を話すのはちょっと恥ずかしいもの。 でも、そうやってちっちゃなころみたいに何でも話してくれればいいのよ。あんまり難しく考えないで。 幼なじみなんだから。ねえクリフト……。 「私もあのくらいたくさん買い物したいわ!いいでしょ?いいでしょ?」 「強欲なる者はやがて地獄におちると言いますな。姫さまもゆめゆめ買いすぎることのないように」 「わかってるって。私はささやかな物でいいの。強い武器があればそれで。防具はいいの。武器があれば。 だってやられる前にやっつけちゃえばいいんだから」 「やれやれ。強欲なのやら強情なのやら」 「さすがは姫さまですね」 「さあさ、めずらしいツボはいかが?見るだけでも見てってちょうだい」 ふと女の人に声をかけられた。 「めずらしいツボ?ふつうのツボに見えるけど。どこが違うのかしら?」 「だまされてはなりません。めずらしかろうとツボはツボ。必要のないものは買わないことです」 「ブ、ブライさま、聞こえていますよっ」 「ふふふ。まあまあそう言わずにダンディーなおじいさん、見るだけ見てってちょうだいな」 「な、なぬっ」 「ねえねえクリフト、今の人、昨日クリフトの向こうで寝てた女の人よ。抱きしめちゃう?」 「だ、抱きしめませんっ」 「ふふふ」 南の砂漠のバザー。世界中を旅してるからこの砂漠でバザーを開くのはひさしぶりなんだって。 そんな偶然に出会えるなんて、私はきっと運がいいのね。やっぱり旅って最高だわ。 「フー、しかし暑い暑い。こう暑いと頭がぼーっとしてきますな」 「少しどこかで休みましょうか」 「ねえねえ。私ね、お昼のメニューはもう決まってるの。昨日のご飯のときメニューを見て決めておいたのよ。 休むならあそこにしましょ?ねっねっ」 「そういえばもうすぐ昼時ですね」 「日陰ならどこでもええわい。とりあえず一杯の水が飲みたいのう」 「じゃあ決まり!ほら、あそこのおっきなテント!行きましょ!行きましょ!」 「あ!姫さま探しましたぞ!すぐにお城にお戻りください!王様が、王様が大変なのです!」 「え……?」 突然私たちを呼び止めたのはお城の兵士。楽しく過ごすはずの時間が、音を立てて崩れ始めた。
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ジルクリフト・ローゼンフォード Age 20歳 Title 復讐という名の自己満足 Sex 男 Race 人間 Height 179cm Skill 魔術 Element 無 Eye 緑 Hair 茶 Person 俺/お前/あいつ 生い立ち 大魔術師として有名なローゼンフォード家に生まれる。が、決してお坊ちゃまと言うわけではなく幼い頃から厳しい修行を積んできた。 だが彼が15歳になった頃に父親であるブランハムが弟子のシュナイザーによって殺される。それを目の前で目撃してしまったジルクリフトは激しいトラウマと激しい怒り、憎悪を抱く。 それ以来彼はただシュナイザーを殺すために魔術の修行を積み、一人前の魔術師としての力を得た後、父の仇であるシュナイザーを殺すために彼は旅立つ。 性格 魔術師系キャラなのにそんな雰囲気は全然しない。 口は悪く、態度もデカイし乱暴。加えて女好きというスゲェ軽い性格。 割とSっ気があってちょっと鬼畜っぽいことをするのが好きなSさん。 だが「シュナイザーを殺す」という信念は固く、それだけは何があっても曲げる事は無い。 しかし仲間達がピンチになると優先順位が変わってしまういう甘さとも取れる優しさを持っている。 戦闘面 魔術の実力と才能はピカイチだが体力面では頼りないというこういう所では典型的な魔法使いタイプの人。
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クリフトとアリーナの想いはPart8 65 :胸騒ぎの髭剃り 1/4 ◆e.sLpeggy2 :2007/11/26(月) 20 47 49 ID ZW5/e2s90 「うーん、やっぱり川で顔を洗うのって、最高!!」 アリーナは、川辺でぶるぶると顔を振ると、思い切り伸びをした。 ここは、サランからやや離れた森の中。 城を飛び出したアリーナは、クリフト、ブライとともに3人で旅をしていた。 アリーナにとっては何もかもが新鮮で、毎日が驚きと喜びの連続であった。 アリーナは顔を洗った後、そのまま川沿いを歩いていたが、 下流の方向に、やはり川辺で顔を洗っているクリフトを見つけた。 ―――へえ、クリフトが顔を洗ってるところなんて初めて見たわ…。 何となく興味を持って眺めていると、クリフトは丁寧にタオルで顔を拭いた後、 なにやら顔を撫で回し、腰の袋からキラリと光るものを出した。 「―――!」 クリフトが手にしたものを見て、アリーナは息を飲んだ。 それは、鋭い刃を持った小さなナイフ。 ―――何を…クリフト―――!? クリフトが、ナイフの刃をゆっくりと喉元に押し当てた。 「―――クリフト!!」 アリーナは叫ぶと同時に前に飛び出していた。 「は?ひめさ…ふごぉっ!!!」 アリーナの声に振り向いたクリフトの顔面に、アリーナの鉄拳がめり込んだ。 「がはっ、げほっ、な、何をなされるのですか、姫様!!!」 タオルで顔を抑えながら、クリフトが涙目でアリーナを見た。 「それはこっちのセリフよ!!クリフト、あなた今何をしようとしたの!?」 「…は?」 クリフトがぽかんとした顔で、顔からタオルを離す。 そこには、痛々しい鉄拳の跡がくっきりと残っていた。 「何って…髭を剃ろうとしていたのですが…?」 一瞬、アリーナの頭の中が、真っ白になった。 「ひ…げ…?」 「はぁ…それが、何か?」 クリフトは、アリーナを怪訝そうに見上げた。 アリーナは、かすれた声でクリフトに尋ねた。 「ク、クリフト…って、髭、生えてるの…?」 クリフトは少し傷ついたような顔をした。 「それは、私だって一応男ですから、髭くらい生えます。」 ―――オトコ デスカラ…。 「―――!!」 アリーナは、ふいに、自分の心臓が跳ね上がったような気がした。 「姫様…?」 言葉無く立ち尽くすアリーナに、クリフトは心配そうに眉をひそめた。 「大丈夫ですか…なにやら、お顔が赤いような…。お熱でもおありですか?」 クリフトがそっとアリーナの額に手を伸ばした。 「わわわわわわわ!!!」 アリーナは、真っ赤な顔をして飛び退った。 「姫様!?」 「だ、大丈夫、熱なんかないから!今日は涼しいし!晴れてるし!!」 アリーナは意味不明の言葉を口走ると、くるりと向きを変えて走り出した。 「……一体、何だったんだ……?」 後には、膝立ちのまま、疑問符で頭をいっぱいにしたクリフトが残された。 「姫様?どうなされましたのじゃ?」 弾丸のように木立から飛び出すと、テントの側で髭を梳っていたブライが アリーナを見て目を丸くした。 「ブライ…。」 アリーナは立ち止まると、ブライをまじまじと見つめた。 「ブライにも、髭があるのよね…。」 アリーナの言葉に、ブライは、ほ、と口を丸めると嬉しそうにうなずいた。 「ようやく姫様もお気づき召されたか。 『ブライの白髭』と言えば、城ではちょっとしたものなんですぞ。」 自慢気に髭をなでるブライを見ながら、アリーナは考えた。 ―――ブライだけじゃない、お父様も大臣も、男の人は、皆、髭を生やしてるわ…。 いままで、そんなこと、気にもとめなかったのに。 当然のこととして受け止めてきていたのに。 ―――私だって一応は男ですから――― ふと、クリフトの先ほどの言葉が蘇る。 再び胸が騒いで、アリーナは思わず胸元をきつく握りしめた。 ―――…どうして、クリフトだと、こんなにヘンな気持ちになるのかしら。 「まあ聞いてくだされ、この輝くような白さと艶やかさを保つのが大変でしてな…。」 胸を張りながら髭の手入れ方法を話すブライの言葉を適当に聞き流しながら、 朝日差し込む森で、いつまでもアリーナは首を傾げていた。 オマケ** 「あっれー?髭剃り見つかんねーな。クリフト、お前の貸してくんない?」 「!!…ソロも、髭生えてるんだ…。」 「何だよアリーナ、馬鹿にするなよな。俺だって立派な大人だぜっ!」 「…立派な大人なら、自分の持ち物くらいきちんと管理してくださいね。 はいどうぞ、ソロさん。」 「おお、クリフト、サンキュー!」 2人を見ながら、アリーナはここでも首を傾げていた。 ―――…ソロが髭生えてるって聞いても、びっくりはするけど、やっぱり クリフトのときみたいにはドキドキしないんだ…ヘンなの…。
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【作品名】斬魔大戦デモンベイン 【ジャンル】ニトロプラスコンプリートに載っていたデモンベイン次回作の企画書 【名前】 鉤爪 with デモンベイン 【属性】 大型魔道ロボット 【大きさ】 50mほど 【攻撃力】 アトランティス・ストライク:足の脚部シールドより発生させる時空湾曲兵器。 自身を中心に半径50マイル(80.5km)を湾曲に飲み込んで爆砕。消滅させた。 こちらの機体が現れ、眼下の町にいた連中がこちらを見た瞬間にはすでに遅く、 時空湾曲に巻き込んでいたことを考えると、特にタイムラグはない模様。 自身は巻き込まれたりしない 【防御力】大きさ相応のロボット。 【素早さ】大きさ相応に動く。アトランティス・ストライクで何もなくなった光景を見下ろしたりしているので、飛べる模様。 歩いたり走ったりするくらいでは飛べるだろう。 【長所】 すさまじい攻撃力 【短所】 企画書段階なので流用も出来ないし、 描写もほとんどない。 4スレ目 579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/19(木) 00 05 52 ID PxN5ooTO 鉤爪withデモンベイン考察 でかいので防御力も高め。素早さが激烈に遅いのが玉にキズ。とりあえず常人並みの反応とする △任意全能集団 相討ち。ここいらより下にはまず負けまい。 ××ヨハン・シュミット、意味なし番長 反応差負け ×ガイン・スペラインザ 斬殺負け ○○グィーガー、比古清十郎 距離詰める前に時空彎曲勝ち ○サタン 時空彎曲は防御無視なのだろうか。勝ち ○瀧沢勇太 隔離されようがされまいが時空彎曲すれば勝てる ×仮面ライダーギャレン 射殺負け ○シンタロー 時空彎曲勝ち ×アムネジア 忘却負け。こいつは位置が低すぎるぞ。 ○クラウド 時空彎曲勝ち ×高槻巌 斬殺負け ×カラクリ丸 シュラノイン負け ○○○○○三上了~偽ゴルゴ 相手の攻撃には耐えられる。時空彎曲勝ち △不明 あっという間に地球の反対側まで逃げられ分け ○○○○土御門元春~ヒグマドン 時空彎曲勝ち ×キャプテンヒーロー 惑星投げ負け ○ウルフ本郷 時空彎曲勝ち ×ゼロ 先手負け ○ムックル 時空彎曲勝ち ○クリフ 距離を詰める前に倒せる ×陸戦型ガンダム 射殺負け ×マタタビ ブーメラン負け ○○カストロ、モアイ・アレキサンドリア 時空彎曲勝ち ×シネストロ 殴り負け ×ダースベーダー フォースで片っ端から潰されて負け ○ブラック☆スター 時空彎曲勝ち ×マグニートー ハッキング負け ○岸辺露伴 命令効かず彎曲勝ち ×××巨雀~ガマブン太 大きさ負け ○仮面ライダーアギト 彎曲勝ち △羽入 分け ×宝石 転送負け ×神行太保・戴宗 もー無理 ここから上は発動する前に壊せるような奴らばかり 陸戦型ガンダム>鉤爪withデモンベイン>クリフ
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クリフトとアリーナへの想いはPart.9 873 名前 暖かい雨 1  Mail sage 投稿日 2009/04/09(木) 02 58 24 ID vHQtvFcR0 「私、クリフトのこと好きなのかな」 エンドールの宿屋の一室で、アリーナが唐突に口を開いた。 ベッドの上に座り、女の表情をしたサントハイムの姫は、うつむき加減に思いをはせる。 「どうしたの?」 マーニャがアリーナの隣に座り、亜麻色の髪を撫でた。 「クリフトと・・・キスしちゃった」 その言葉に、美しい双子の姉妹は目を合わせる。 クリフトの恋心についてはアリーナを除く皆が知っていた事だが、 それは一方的なものだと思い込んでいた節もあった。 さすがにキスの詳細までは聞けずにいた二人だったが、 ミネアがアリーナに目線の高さを合わせるべく膝を曲げると、優しく問いかけた。 「アリーナはクリフトさんとキスをして嬉しいって思ったの?」 唇の感触を思い出したのか、目を伏せ、頬を染めているアリーナは、 その胸の内を素直に吐き出した。 「わからない・・・でも、嫌じゃなかった・・・。嫌だったら絶対にぶっ飛ばしてたはずだもの」 クリフト、と声に出してみると、胸が締め付けられるような気持ちになった。 自分を必死に守ろうとする、サントハイムの神官としての信頼。 無意識のうちにそれ以上の感情があった事に、アリーナは気づき始めていた。 「・・・で?」 階下の酒場にて、勇者がクリフトに絡みつくような視線をやった。 重い口を開いたクリフトから出た言葉は、 アリーナに口づけをした、という事だった。 「それだけ?」 「それだけって・・・私は一国の姫にとんでもない事をしてしまったんですよ? あれから姫様は私を避けておりますし・・・」 「大袈裟だよ。ちょっと気まずいだけだと思うよ?」 少々あきれた勇者はクリフトに、飲め、と強引に酒を勧めた。 グラスを握り、戒律に厳しいはずの神官も 勇者の命令に逆らえなかったのか自棄な気分になったのか、ぶどう酒を少しばかり口に含んだ。 「私・・・姫様に嫌われてしまったんでしょうか・・・ 姫様は一度こうと決めたら貫き通すお方ですから、だとしたら私はもう・・・」 泣き入りそうな声で、クリフトは頭を抱えた。 あの夜、一人で部屋にいたクリフトに無防備にも近づいてきたアリーナに、 衝動的な感情から抱き寄せ、唇を奪ってしまった。 その後すぐに我に返って謝罪を繰り返したが、アリーナは黙って部屋から出て行き、 それから一切口をきいてくれなくなったのだ。 強い後悔の念が、クリフトに襲い掛かる。 「アリーナには好きだって事、伝えたんだよな?」 テーブルを肘をつき、指先で顎を支えながら、勇者がややけだるそうに問いかけた。 その隣でうなだれている神官は、黙って首を振る。 「馬鹿だな・・・それじゃただのヘンタイじゃんかよ・・・」 勇者の痛恨の一撃に、クリフトは今すぐにでも自分にザキをかけて死んでしまいたい気分になった。 慰めのつもりなのか、まぁ飲めよ、と促され、言われるままにぶどう酒を喉に流し込む。 恋に身を焦がす彼の姿に、勇者は少しばかり羨ましい気さえ感じた。 長い沈黙のあと、クリフトが立ち上がった。 「部屋に戻りますね・・・」 なんとなくおぼつかない足取りのクリフトを見送り、勇者は 「元気だせよ」 とだけつぶやいた。 手すりを握りつつ、階段を上る。 酒場の賑やかな声が次第に遠のく。 ロビーから二階へ登る階段に足をかけたとき、 クリフトは階上から扉の開く音と聞き慣れた声を耳にした。 「・・・私、クリフトに会って確かめてくるわ」 聞いたとたん、焦燥感がクリフトを襲った。 自分が今いかに情けない表情をしているかなどわかりきっている。 クリフトは方向転換すると、思わず宿の扉を開け、外に出た。 「クリフトいる? 二人で話したい事があるの」 アリーナは隣の部屋の扉を無遠慮に開けた。 中ではブライが本を読みふけり、ライアンは武器の手入れを、トルネコはどうぐを見定めていた。 男三人が一斉に顔を上げると、ブライと目が合った。 いないならいいわ、とすばやく部屋を出ようとしたが、 ブライが恐ろしげな視線を送り、唸るように言った。 「クリフトと二人で一体何の話をするおつもりかな? あやつは最近姫様を見る目が血走っている故、感心しませんぞ」 悪意さえ感じる物言いに、アリーナはムッとして声を張る。 「クリフトはそんなんじゃないよ!」 バーン、と扉の閉まる音とともに、ドアノブが落ちた。 ライアンがおてんば姫のあまりのちからの強さに感心しながら、ノブを拾いあげた。 「ブライ殿が野暮な事を言うから、アリーナ殿が怒ってしまったでござらんか」 トルネコはどうぐ袋をいじりながら穏やかに言った。。 「彼はまだ若いが、誠実な人ですよ。だからこそアリーナさんも惹かれたのでしょう。 ・・・私もネネと夫婦になる前は、ずいぶんと追いかけっこをしたものですよ」 ブライはしばらく黙っていたが、持っていた本を閉じると、 ため息をつくと、口を開いた。 「わしも馬に蹴られて死にたくは無いのう。 ・・・どれ、トルネコ殿の懐かしい話でも聞かせていただくか」 階段を飛ばし飛ばし、アリーナは階下に降りていった。 地下の酒場に向かう途中、勇者と出くわす。 「ね、クリフト見なかった?」 だしぬけにアリーナが尋ねた。 「さっきまで一緒にいたけど、部屋に戻るって先に出たけど・・・」 勇者はあっけにとられたように答えた。 「部屋にはいないわ。何処に行っちゃったんだろう・・・!」 今すぐにでも会いたいのに。 その気持ちを察した勇者は、口の端を上げるとアリーナの顔を覗き込んだ。 「何? アリーナ、クリフトの事が好きなの?」 アリーナは目を見開き、動きが固まった。 「・・・好きよ。何がいけないの?」 言い放ったとたんきびすを返し、宿屋を飛び出たアリーナを見送りながら、勇者はひとり思った。 ―― 一度こうと決めたら、か・・・。 それにしてもクリフトは、アリーナに一体どんなキスをしたんだろう? 宿の外では、霧雨が降っていた。 町は薄暗くなり、活気が薄れていた。 アリーナは考える。 「クリフトが行きそうな所・・・そうだ、教会だわ」 アリーナはエンドールの民をすりぬけ、駆け足で教会に飛び込んだ。 神父とシスターはいるが、クリフトの姿はない。 「ここに山高帽をかぶった背の高い神官が来ませんでしたか? 藍色の髪で・・・一途で誠実な人なんです」 息を切らせながら尋ねるが、神父たちは黙って首を振った。 すぐさま教会を出ると、アリーナは視線を落とす。 ――どうしよう。まさか一人で町の外には出てないわよね・・・ 「クリフト! 何処にいるの?」 細かい雨にうたれながら、アリーナは思わず声を出した。 ――姫様・・・! 教会の裏手で、ひとりたたずんでいた藍色の髪の神官は、自分を探すアリーナの声を聞いた。 のこのこ出てゆくわけにもいかず、息をのんで身を潜める。 「クリフト!」 「はいっ・・・!」 条件反射で、思わず返事を漏らす。 そのあとすぐ、草を踏む音が次第に近づいてきた。 アリーナがあらわれたところで、どんな態度をとったらいいものか見当も付かないクリフトは、 ただ、立ち尽くすしかなかった。 その姿をようやく見つけ、呼吸を整えると、 アリーナは一歩、また一歩と、近づいていき、 クリフトのすぐ目の前まで来ると、黙って彼に抱きついた。 神官の服は冷たくなっていた。 「こんなに濡れてるじゃない・・・」 クリフトの胸が締め付けられる。 「申し訳・・・ありません・・・」 謝罪しながらもアリーナを見下ろすと、クリフトはこんなに細く壊れそうな存在だったかと感じ、 その肩を抱きたい衝動にかられたが、クリフトは己の手を下げたまま拳を強く握り締めた。 粒の細かい暖かな雨が、二人に降り注ぐ。 「その・・・私は、姫様に取り返しのつかないことをしてしまって・・・」 「その事はもういいの」 アリーナは身体を離すと両手を伸ばし、霧雨に濡れたクリフトの顔をそっと拭った。 雨ではないものによって潤んだ黒い瞳がまっすぐにアリーナを見つめている。 ふと瞼を閉じたとき、体温と同じくらい暖かいものが、アリーナの指にこぼれた。 「クリフト、あなた泣いてるの?」 嗚咽を必死に押し殺し、クリフトはただ、 申し訳ありません、と繰り返した。 若き神官は、自分の罪を何処までも責めている。 「このような私が、今後も姫様をお守りするなど、とても・・・」 ――それだけは嫌。ずっと側にいて。 アリーナの想いが、あふれる。 「私ね、クリフトのこと好きよ。真面目すぎるくらい真面目で、誠実で、 ザラキばっかりで弱いけど私の事守ろうって一所懸命で。 クリフト・・・大好き。だから、もういいの」 思いもらない言葉に息を呑み、目を見開いているクリフトの首に、細い手が回された。 二人の顔が次第に近づく。 「やっと気づいたの。すごく好きだってこと」 その愛を、アリーナは唇を触れ合わせることでクリフトに伝えた。 己の想いを伝える前に口を塞がれたクリフトは、黙って目を閉じ、 おてんばな姫の全てを受け入れた。 ――愛しています、姫様。 その言葉を口にできないまま、クリフトは愛する人を抱きしめた。 雨はどこまでも優しく、二人を包む。 水晶玉の前で、めいめい喜び、驚き、嘆く仲間の心の内も知らず・・・。
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詰む可能性のある事を一通り書いてみる。 目次 目次 [#k1150c14] 主人公 [#s085a9b4] ステ振り [#w6f6fbab] キャラ選び [#y3faed17] 主人公自重 [#t160467f] アイテム[#b7f91b7e] リモコン [#z96009bd] 装備品破損 [#ubb3fc98] NPCと星 [#adfc622b] クライスト村レイチェル離脱 [#l61de002] クリフとマゼラン [#vc34b262] NPC離脱・死亡イベント [#uc2b1055] ソウルドレイン [#rcf2a4dd] 花束 [#q660d1f2] 地下通路の鍵 [#pf7dd624] 仲間転籍 [#a0db63d9] その他クエスト [#taae552b] 関西の武将変装 [#hefebabd] 家具・乗物 [#m897ca39] 車庫が無いのに帆船を作る [#af848dd3] ガチャガチャ [#ff9f3055] 手動混合器と冷蔵庫(ジュース作成) [#v485013d] 課金 [#x8421734] メイドロボ [#g0861d02] GPS [#b3cb5bd0] 骨 [#rd75df30] ビーチの門、桜の門 [#l9df0ede] びょう風、トラ皮の絨毯 [#pbffbc82] すっぽん [#pce8c37f] 捕獲網 [#q4cc00f4] ガセネタ NPC転生 星が余る 主人公 ステ振り WLOはターン制戦闘を採用しており、最大8体のモンスターと戦う事になるのでCONが非常に重要。 キャラメイクはしっかり読んでおくこと。特に弓とは長いお付き合いになる。 キャラ選び WLOはMMOとしては珍しくボイス有。 各地の温泉につかると男女問わずエロCGが表示されるので 知らずに男キャラを選ぶと孔明の罠以外のなにものでもない。 性転換アイテムはありません ; 主人公自重 モンスターにトドメをさしたキャラに経験値が入るため、 主人公のSPDやATKを手加減しないとNPCに経験値が入らなくなる。 連携攻撃なら主人公NPC共に経験値が入る。 普通のリモコンでは防御や補助スキルの使用はできない。 アイテム リモコン 「回復できない場合は終了」にチェックを入れると、 指定枠内の回復アイテムが切れた場合、即ベースポイントに飛ばされる。 序盤ではSP回復アイテムを入れ忘れて即終了する事が多い。 SPが中途半端に回復するHP回復アイテムを枠内に入れておくと SPが切れるたびにもりもり食ってあっという間に無くなってしまう。 「死亡したら終了:○回」を設定しておかないと、HP1で復活して死にまくり友好度があっという間に下がってしまう。 装備品破損 敵のレベルと自分のレベルの差が19以上あると武器防具アクセが損傷していき、最終的にぶっ壊れる。 銃器はLV差に関係なく小一時間でぶっ壊れる。 かっぽんもLV差に関係なく損傷していく。 赤い糸、微笑みの泥菩薩もLV差に関係なく損傷する模様。 課金弓ぶっ壊して涙目にならないように。 損傷した装備は課金アイテムで修理できる。ただしぶっ壊れた物は?。 NPCの初期装備は別れてからまた迎えにいけば持ってる。 NPCと星 クライスト村レイチェル離脱 クライスト村に入ってすぐの民家で殺人事件の容疑者になると、 レイチェルがPTから外れ、LV20台のボス3体を倒すまで戻ってこない。 初心者が頻繁に巻き込まれる問題であり、ギルチャで相談するとすぐに誰かが駆けつけてくれる。 俺も詰んだ。 しかし、詰まった初心者が無理やり突っ込んでレイチェルを助けて 守衛に殺され戻ると、レイチェルもチームの中で休憩になっているというのは内緒w ただクエストを完了しようとすると、もう一度入らなければいけないという 悲惨な結果は避けられない。 レイチェル助けたらベース帰還して、LV上げてからクエクリアしれ。 アイテム欄に空きがない状態で村長宅を調べると、カギが消滅する可能性があるらしいのでマジ注意。 この時カギを紛失すると、わりかしヤバイことになる。 クエスト完了できない→レイチェル戻ってこない →暗獄黒雷呪イベントが発生しない →ラ・ティム(NPC用高性能装備)とれない →フリード様(現時点で最強のNPC)加入クエストが発生しない ってか第1章のメインシナリオほとんどflg勃たねえってことじゃないっすかこれ・・ クリフとマゼラン NPCマゼラン加入クエストにはNPCクリフが必要なため、 それとは別のクエストでクリフを離脱させてしまうと詰む。クリフ復活は星6個orz ちなみに本家WLOではクリフ、マゼラン友好度70のクエストがあるらしい。 オレ詰んだwww NPC離脱・死亡イベント シナリオで仲間になるNPCの大部分に離脱・死亡イベントがあり、発生させると永久にPTから外れてしまう。 復活させるにはクエスト報酬の星を突っ込むしかない。星の無駄遣いは極力避けるべき。 また、別に育てる気の無いNPCでも、クエスト発生flgになっている場合があるので気をつけた方がいい。 復活したNPCを離脱or友好減少で逃がしてしまうと、生前のように加入した場所に戻らず消えてしまう為、 再度星を投じて復活させるしかなくなる。 ソウルドレイン ウィーリン村村長のクエストを終わらせると、星3個を消費してSP回復スキル 「ソウルドレイン」を覚えるかと聞かれる。 実は星で習得できるスキルはいくつかあり、中でもソウルドレインは 課金アイテムの上級リモコンと組み合わせないと使えない微妙性能。 終盤になると便利な弓スキルや、女神スキルが覚えられるので、それまで温存した方が無難。 花束 ウィーリン村花束の意味クエスト終了後のユナから星1個と交換で花束(NPC友好度+6)がもらえるが 他にも友好度を上げる手段がいくつかあるので、わざわざ星を使うのは勿体無いと思われる。 複数回交換可能で、俺なんか3個も花束と交換しちゃったぜフゥーアハハハと言っていた人を見た気がする。 地下通路の鍵 クライスト村大聖堂横で星5個と地下通路のカギを交換できる。 地下通路は各都市に通じているが、LV50〜70の門番4体が塞いでおり、 高LV者でないと単独での通りぬけは困難。 しかもUFOを作れば星消費無しで各地にワープできるようになる。 仲間転籍 シナリオで仲間になったNPC以外は取引可能だが、移籍時に主人公のLVに応じて友好が下がる。 高LVペットを低LVで買った後の戦闘一回で逃げられる事もあるので注意。 ペット買ったらゼリー食わせるなりして30↑は確保しといた方がいい アクセサリの赤い糸を装備しておけば友好度1で戦闘しても逃げない…が赤い糸が壊れて逃亡するらしい。 その他クエスト 関西の武将変装 関西の佐野関連クエストで、城に忍び込む為に武将の姿に変装する。 変装中のPCはスキルを使うことができず、ペットや乗物に乗る事ができない。 本来はクエストを終了するか、門から外に出れば変装が解けるはずなのだが、 ベース帰還すると変装が解けないまま外に出られる。 一応、ログアウトすることでも元の姿に戻れる。 変装を解くと、一時的にLVが0になったり、サンタ服が紫に変色したり、 風呂からあがれなくなるなどのバグを併発する事がある。 家具・乗物 車庫が無いのに帆船を作る 帆船はイベントリ5x5と大変かさばるうえに、車庫にしか収納する事ができない。 しかも、車庫は材料がとてもめんどくさい。 車庫の無い状態で作ってしまうと詰む。ってか大晦日にVIPPERが詰んだ。 その次の日に燃料入れ忘れて壊してしまう可能性があるので注意。 帆船は完成していない状態であれば床に置いておく事ができるので、 車庫を作るまでこの状態で寝かせておいたほうがいい。 展示台はあくまで飾るためだけの家具で、収納はできないので注意。 ガチャガチャ 本家wikiでは、「ガチャは10枠の倉庫として使え無人販売ができる」とプラス面のみが強調されているが、 実はセットしたアイテムの1割を売ると停止してしまうのでネタでしかない。 しかも1枠につき最低10個のアイテムをセットしなければならないため、装備品の販売には使えない。 10枠の倉庫と割り切ったほうがいい。 自販機や販売棚と違って、中にアイテムを入れて販売するのでインベントリを空けて販売に使える。 ジュース販売等には多少使える…かも。 手動混合器と冷蔵庫(ジュース作成) 栽培で作る「パイン系ジュース」は優れた性能をもつが、 それ以外の果物系ジュースは材料費と回復量が見合わず、製作時間も長い。 例えば相場8Gのトマトジュースと同じ回復量のキウイジュースは、原価12G+作成に1分。 そのため、手動混合器ではなく合成で作るのが常識とされている。 かといって冷蔵庫でアイスにしても劣化パインメロンジュースのような性能になるだけで とてもじゃないがモトはとれない。 課金 メイドロボ NPCに果物を栽培させている最中にリモコン戦闘すると 出来た果物を食べてしまうことがある。 GPS 複数買っても登録できる場所は1箇所のみ。 間違って2個買ったVIPPERが人柱となった。 骨 永続使用できるが、使った瞬間アイテムを集めてくるわけではない。 しかもアイテムが大量投棄されているエリアで使わないと、たいして意味がない。 ビーチの門、桜の門 30日しか設置できない上に全然役に立たない。中に入るとお風呂のような自動回復効果のみ。 びょう風、トラ皮の絨毯 たかが風呂の回復速度が2倍になるだけのために700円も払うなんてもったいない! すっぽん 格下の敵相手でも通常使用で壊れます。 俺のすっぽん+4を返してくれ・・・orz 捕獲網 おとなしくLV上げてから捕まえるか、高LVの人に頼んで捕獲してもらった方がいい。 これを買うくらいなら高LVの人に報酬渡して捕まえてもらおうぜ… 捕獲できない相手に使った場合でも捕獲不可メッセージと共に使用回数が減る。 捕獲可能かどうか調べるのに使われる場合が多い。 ガセネタ NPC転生 そもそも台湾版公式では「転職」 台湾版公式で4章で実装予定と告知されただけで、それ以外の情報がまったく無い。 本スレにソースとして張られていたスキル一覧・SSも、プレイヤーが勝手に作ったものだった。 転生をアテにして現在役に立たないNPCを育成するのはやめたほうがよい。 星が余る 本スレでよく言われる「台湾人が星が余るって言ってたからばんばん使っておk」 三章で実装される「十二宮」(現在の15ステージ挑戦のようなボス戦)で 参加費として、平日は星1個、日曜日はイベチケ1枚が必要となる。 上位ボスを倒せば強化チケ等高額アイテムがもらえるらしい。 細かい仕様は不明だが、仮に複数回参加できるとしたら、 星はいくらあっても足りなくなる。 また、上級錬金術など、星が必要なスキル習得クエストが前倒し実装される事もある。