約 2,174 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7745.html
STED 遺跡惑星の野望 【すてっど いせきわくせいのやぼう】 ジャンル RPG 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 ケイアミューズメントリース 開発元 アルファ電子 発売日 1990年7月27日 定価 5,900円 プレイ人数 1人 判定 なし ポイント レトロゲーおなじみの戦闘難 落ちこぼれSFシナリオ 概要 あらすじ システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 『怒 (FC)』や『ザ・トライアスロン』を輩出した、ケイアミューズメントによるSF調RPG。 実際はアルファ電子(後のADK)による外注作で、FC用ソフトとしては『里見八犬伝』(1989年、SNK)に次ぐ開発作品でもある。 あらすじ 突如惑星アルフがモンスターに襲撃される。 アルフに住む人々は宇宙へと助けを求めた。 その通信を受信した"STED"と呼ばれる二人の男はアルフに降り立ち、ベディア大陸の首都ティーグの施政官に話を聞くが、曰く要請はしておらず宇宙軍に話を通したとの返答。 街に人々に話を聴いて回ると、コロナと言う緊急通信を送った少女に出会う。 曰く、「宇宙軍の事は嘘で施政官が信用出来ない」 「父を含むモンスターを調べていた人が次々に行方不明になっている」 彼女を連れ、一同はアルフで何が起きているのかを調べる旅に出る。 システム 一般的なRPGにあるシステムが全部搭載されており、TRPGのようなシンプルな戦闘計算システムとなっている。 当作品におけるHPはLP、MPはEPと表記されており、ESPはEPを消費して発動する。 またレベルが8階級に分けられており、階級が上がるごとにステータス割り振りにボーナスポイントが付く。 ホテルでの回復に日数を必要とする。 最初に何日泊まるか指定し、一日ごとにLPとEPが10ずつ回復する。味方が成長した際に全回復させようとすると何日も休憩を取る必要があり、その分必要なお金は増えていくが、1日当たりの費用は格安なので問題にはならない。 体のパーツへのダメージ 胴体、四肢と頭部に消耗判定があり、破損扱いとなるとステータスが下がったり、"しぼう=死亡"になるシステムがある。 LPとは個別の専用のポイントが、受けたダメージの90%の数値ずつ減らされていく。 パーツの摩耗は街の病院で治療するか、アイテムのリストアーで40ずつ回復する。 もし完全に壊れてしまったら病院で再生するかアイテムのリペアツールで治すことになる。 またキャラによって消耗しやすいパーツが設定されている。 ロボット「ガップ」の存在。 コロナのお供として加入するガップだが、他のキャラとは全く違う特徴がある。 仲間になった直後は何もできず、次の町で売っているバトルパックを装備しないと戦いに参加できない。 戦闘では経験値が入らず、店売りのメインチップとソフトパックでのみ強化が行えるが、ESPが使えない。 メインチップを変えた直後はステータスが頭一つ抜けて強くなったり、強化パックを付ければ雑魚戦における活躍が期待できる。 ただしパックを装備するスロットは2つしかなく、必要に応じて装備し直さなければならない。 人間3人が死んだ場合、ガップの生死に関わらずゲームオーバーになる。 評価点 ファミコンRPGでもトップクラスのフィールド移動と戦闘のスピード。 町の中でも外でも変わらず速く歩けるので、ストレスが溜まりにくい。 "かいわ そくど"の変更機能があり、メニュー画面にてセレクトボタンを押して 2にした場合 に限るがストレスのない戦闘スピードで進行する。 なお会話速度の項目ではあるが通常の会話速度は変化せず、戦闘速度にのみ影響を及ぼす。 エンカウントのキャンセルが出来る 2Dフィールドに限り3~4歩に1回メニューを開くとエンカウントのキャンセル出来る。 ステータスが割り振りシステムで成長の自由度がある レベルアップするとLPとEPに4ポイント、攻撃、防御、知性、素早さに3ポイントを 任意に割り振ること が出来る。 クラスアップ(*1)した時のみ、それぞれ2倍のポイントが得られる。 ステータスの振り直しを可能とするイベントもあるが、LPとEPに関しては 振り直しが出来ない。 またダメージ計算式の都合で、攻撃に3振ると通常攻撃のダメージがプラス3、同じく防御に振ると被ダメージがマイナス3、知能に振ればESPのダメージがプラス3と 大味だが目に見えて強くなる。 宿屋や道具屋の女性店員が可愛い 店員はすべての町で同じグラなのだが、女性店員は今でも通用するレベルの可愛さで買い物が楽しくなる。 賛否両論点 良くも悪くもシナリオを見なくていい場面が多い 最序盤でコロナが加入し物語の方向性を把握する部分だけ飛ばせないが、それ以降はその殆どが見ずに進行することが可能となる。 面倒臭がって話を聞かずにいると理解不能に陥るが、特に困らないというのがポイント。 またシナリオ展開上得られる報酬の一つである塔のコンピューターを止めるためのパスワードは固定。1回覚えてしまえばシナリオが大幅にスキップできる。 入手時に引き換えになるお金や労力が大きいため優しさと受け取るべきだろうか? 文字が全てひらがな ESPだけESPと表示されるが、それ以外の会話、アイテム、敵味方の名前の全てがひらがなで構成されており読みづらい。 これはこれで味があり、純粋な問題点とは言いがたい。 残弾の仕様 武器のうち、アクテス用の銃とガップ専用のポッドには残弾の設定がある。 弾がなくなったらアイテムのパワーカートで補充することになる。ダンジョン攻略中に切れたら悲惨。 アクテスはナイフなど通常の武器を持たせれば気にしなくて済むが、ガップには持ち替えのフォローが利かないため、無駄遣いが出来ない。 フィールドとダンジョンのシステムが違う。 フィールドは2Dで自由に動き回れるのだが、ダンジョンに入ると3Dに切り替わるシステムになっている。 ダンジョンが3Dなのは一概に悪いとは言えないが、ランプなどのアイテムやESPを使わないと真っ暗で進めない、マップを覚えにくいなど難点も多い。 特に表示される絵が壁とドア、階段のみとシンプルなためマッピングが必要。 ダンジョンでも塔の最上階のみ2Dになっていてエンカウントもない。 ダメージ計算式がシンプル。 TRPGおなじみの方式を取り、敵味方双方、通常攻撃によるダメージが 攻撃-防御 で計算、 ESPには軽減できる要素はない 。 これと下記の経験値の項により、少しでも楽にプレイしようとすると防御と知能を上げ、ESPで格上の敵を狩る事が推奨される。 ただし一部ボスを含めESP無効の敵も多いため、攻撃力を上げたキャラも用意しなければならない。 これらにより戦闘や成長方針で頭を捻る楽しさはあるものの、ゲームとしての難易度を上げてもいる。 キャラの性能差 アクテスだけESPの効果が他の人間二人に比べて低くなり、コロナのみ回復ESPの効果が2倍になる個性が付けられている。 問題点 シナリオがSFとしては物足りない。 導入部でやや期待が持てるものの、肝心のSFらしさが感じられる展開とは言えず、ストーリーも薄いばかりかオチも面白みにかける。 "かいわ そくど"の"0"と"1"はファミコンにしても 遅すぎる 。 "0"は例えるなら、ドラゴンクエストⅠをパーティ4人かつ、敵も複数出る状態でやらされているようなもの。テンポが非常に悪い。 評価点にもある通り"2"であればかなりの改善がみられるとはいえ、デフォルトが"0"のためゲームを再開するたびに"2"に設定する手間が要る。 敵が強い、かつ覚えにくい。 エンカキャンセルが可能なものの、基本的にエンカウント率が高い。 名前と見た目から攻撃方法やESPに対する耐性などが関連付けられず、覚えにくい。 ESP耐性、攻撃耐性を持つ敵の他、攻撃ダメージ無効、特定の属性ESP無効、ESP全体が無効の敵などバラエティに富むが、これらも試してみなければわからない。 敵の中には素早さだけが異常に高い奴がいる。 対抗策として味方の素早さを上げてしまうと、肝心のダメージソースが減ることになる。 お金が稼ぎにくい 戦闘で得られるお金が絶対的に少ない。 他の原因としてはアイテム、装備のほかに魔法まで購入しなければならない、敵が不相応に強すぎる、それに伴う病院や道具屋での治療、ホテルでの回復等必要なコストが多い事が挙げられる。 所持アイテム破壊の技を持つ敵がおり、装備してないパックやアイテムを破壊してくる。 ESP忘却という技を持つ敵もいる。いずれも戦闘終了後に回復という救済は無いため、失った場合全て買い直しを要求される。 これらを賄ってほっと出来るかと思いきや、シナリオでもお金を要求される場面がある。 具体的にはモンスターに化けるアイテムが必要になるのだが1個10,000 Crもする上に1回使うと無くなってしまうので無駄遣いできない。 とはいえこれを使うのはパスワードを手に入れるためなので、上記のようにパスワードを知ってさえいればパスできるのだが。 経験値が稼ぎにくい。 得られる経験値がこちらの強さに反比例。 戦闘開始時に敵の名前の横に数字が表示されるが、これは人間3人の合計の強さと該当する敵の戦闘力から計算された実力差を表す(ほぼ互角なら5)。これが入手経験値のベースとなりこの数字が大きいほど得られる経験値が大きい。 この数値は装備品でのステータス変化も考慮されるため、同じレベルでも装備を変えただけで経験値の入りが全く変わることになる。 特に攻撃力に影響を及ぼす武器は実力差に対する影響が大きい。 そのため装備を更新する際に弱い装備を処分してしまうと、経験値が少ないまま進行せざるをえなくなる。 これらをふまえて、レベル上げを行う際は防御をベースに知能を上げたESPで殴るキャラを用意するという役割分担が必要となる。 ガップに限りアイテム、ESPでの蘇生手段がない。 "しぼう"したら町の修理屋で治療を行わなければならないが、各大陸の首都にしかないケースがほとんど。 ダメージが溜まった際はメンテボックスかメンテカプセルを使う必要がある。 メンテボックスなら体のパーツも含めて40回復、メンテカプセルなら体のパーツも含めて全回復できる。 塔のコンピューターにアクセスできるのはリードパックを装備したガップだけ。該当イベントの進行までにガップが死んだ場合、街に戻って修理し再び塔を登る羽目になる。 3Dダンジョンのエンカウント仕様 フィールドと違い3Dダンジョンはエンカウント回避が出来ない。 またフロアごとに固定でエンカウントする場所があり、敵を倒さなければ先に進めない(ただし逃げても1歩前に戻されるだけ)。 特にラストダンジョン最上階への階段の前には小部屋が4つ並んでいて全て固定エンカウントが設定されている、所謂「最後の4連戦」がある。1戦ごとに回復ができるもののかなり辛い。 ただマップはどんなに広くとも8x8マスの多段構造で、階層ごとにエンカウント率もリセットされるため、迷子にならなければ戦闘回数自体は少なく済む。 ショップでの買い物の仕様 ショップで買い物をするとき、商品を選ぶと「それでいいですか?」と聞かれることもなくいきなり「○○をおかいあげ。○○に××Crしはらった。」と一発で購入してしまう。終盤で操作ミスしたら致命的な事になってしまう。 アイテム効果がわかりにくい 時代が時代のため説明書依存かと思えば、説明書にもろくに書いてない有様。 流石ファミコンと言いたいがRPGでは致命的。 移動手段の乏しさ 街同士を簡単に行き来する手段がない。 テレターンという街に戻れるアイテムがあるが、最後にセーブした街にしか飛べないというドラクエ1のキメラのつばさと同等。 長距離を戻る事になった場合、全て歩き。 宝箱、隠しアイテムの存在が分かりにくい。 2Dフィールドには隠しアイテムが存在する。しかしアイテムがフィールドに落ちていること自体を教えてもらえない。また3Dダンジョンの宝箱もその場を調べないと出てこない。 ガップにスキャンパックを装備させていればそこに行くだけで見つけてくれるとはいえ、不親切である。 ハープにおける問題点 ハープは1回使うと無くなり、パスワードを聞いて一度フィールドマップに戻ってしまうと遺跡に入れなくなる。2度目のステータス変更を行う場合、隠されている2つ目のハープを入手しなければならない。 ハープは2つしかないため3回目の突入は不可能。 2つ目のハープの存在は教えてもらえないため、その事を知らなければレベルを上げてなけなしのボーナスで調整をしなければならない。 ステータス振り直しを行うごとにマップがバグる。 振り直し自体は遺跡から出ない限り何度でも可能だが、1度振り直しを行う度に画面が壊れ、使い続けると脱出手段が無くなり詰みが発生する。 安全を取って1回毎に出入りをすれば詰み状態にはならないため、調整自体の不都合はないが不便。 総評 オーソドックスなSFRPGとしては成立しているものの、 リアルを追求した故に面倒臭さが上回ってしまったシステムのため、 ゲームとしての破綻はないが惜しい作品になってしまった。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/54224.html
登録日:2023/05/25 Thu 03 23 24 更新日:2024/09/20 Fri 12 50 34NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 IDコアのおまけ キャノン コマンドツインバックル コマンドフォーム ジェット レイジングフォーム 不遇フォーム 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダーギーツ 仮面ライダータイクーン 仮面ライダーバッファ 大型バックル 強化形態 レイジングフォーム及びコマンドフォームとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』に登場する変身形態である。 【概要】 レイジングフォーム SET GREAT READY FIGHT 「コマンドツインバックル」の片側である「コマンドジェットバックル」を装備して変身する形態。 いわゆる強化フォームに相当する形態……ではあるのだが、見た目の変化は頭部にゴーグルとアンテナからなるヘッドギアが追加装備されるだけに留まる。 なお、本編では使われるコマンドフォームに合わせてジェットバックルを左右のどちらかに装填して変身している。 また、バッファの場合はジャマトバックルをこの時点で装着している。 複眼を覆うゴーグル「コマンドグラス」は高度な情報処理能力を備えるマルチタスクディスプレイとして機能する。 アンテナは非接触式スキャンで対象の組成や構造などの各種情報を取得し、瞬時に分析してウィークポイントや最適な攻撃方法などを導き出す。 ギーツは左耳に「コマンドアンテナ」、タイクーンは頭頂部全体に「コマンドフラットアンテナ」、バッファは頭部左右に「コマンドアンテナブロック」として装備される。 胴体の見た目はエントリーフォームのままだが、レイジングフォームに合わせた機能拡張が行われている。 腕部は独自のモーションコマンドによって変身者を剣の達人へと変化させ、脚部は剣による近接戦闘に特化した足捌きを発揮させる。 戦闘スタイルは拡張装備「レイジングソード」による近接戦で、これだけでもポーンジャマト程度なら蹴散らせる。 とはいえ、基本は後述の「コマンドフォーム」への繋ぎであり、必殺技も存在しない。 コマンドフォーム TWIN SET TAKE OFF COMPLETE JET CANNON READY FIGHT 「レイジングソード」で敵を倒すことでエネルギーが充填された「コマンドキャノンバックル」を、レイジングフォームにデュアルオンすることで変身する形態。 リボルブオンによって砲撃に特化した「キャノンモード」と、空中戦が可能な「ジェットモード」を切り替えることができる。 全身に銀色のゴツいアーマーが新たに装備され、頭部もヘッドガードが固有デザインに変化。 一見動きにくそうに見えるが、実際は各部のジェット装備によって三次元的な機動も問題なく行える。 必殺技は「コマンドツインビクトリー」。 ジェットモード 「コマンドキャノンバックル」をデザイアドライバーの左側に装着した高機動形態。 背部には姿勢制御装置「ウインガンカー」を装備しており、風を受けて揚力を発生させ、飛行を可能とする。 胸部拡張装備「ジェットシンクロジション」は優れた高速空戦能力と鉄壁の重装甲を誇り、単独でのゲーム攻略をも可能とする力を与える。 肩部拡張装備「エアロディフェンダー」は空気抵抗を制御する特殊なフィールドを展開し、飛行速度を飛躍的に向上させる。 腕部拡張装備「ツインハンド」は飛行にレイジングソードによる接近戦を組み合わせ、スピードに乗せた高速斬撃を得意とする。 大腿部拡張装備「キャノンボトムポジション」によって優れた火器管制能力を発揮し、噴射装置の制御を行う。 膝部拡張装備「ブラストディフェンダー」は特殊なフィールドを展開して衝撃などから下半身を保護し、アクティブな着陸を可能とする。 脛部拡張装備「ツインフット」は高高度からの急降下により破壊力を高めたキックを放つ。 また、複眼を覆うコマンドグラスは目視によるロックオン機能を持ち、飛行時の対象追尾を助ける。 キャノンモード 「コマンドキャノンバックル」をデザイアドライバーの右側に装着した砲撃形態。 両肩に荷電粒子砲の一種「トロンキャノン」を装備しており、約13kmの有効射程を持った精密砲撃を行える。 胸部拡張装備「キャノンシンクロジション」は優れた火器管制能力と鉄壁の重装甲を誇り、単独でのゲーム攻略をも可能とする力を与える。 肩部拡張装備「ブラストディフェンダー」は爆風によるダメージを軽減する特殊なフィールドを展開し、至近距離から砲撃を叩き込むことが可能となる。 腕部拡張装備「ツインハンド」は砲撃にレイジングソードによる接近戦を組み合わせ、近~中距離までのレンジに柔軟に対応できる。 大腿部拡張装備「ジェットボトムポジション」によって優れた空間把握能力を発揮し、重武装ながら三次元的な格闘戦を得意とする。 膝部拡張装備「エアロディフェンダー」は特殊なフィールドを展開して空気抵抗を制御し、運動性能を飛躍的に向上させている。 脛部拡張装備「ツインフット」はダッシュやジャンプなどで加速し、そのスピードを乗せてキックの破壊力を向上させる。 また、複眼を覆うコマンドグラスは目視によるロックオン機能を持ち、砲撃の際に対象をホーミングさせることが可能。 【使用者】 浮世英寿/仮面ライダーギーツ 最初の使用者。本来なら未実装だったコマンドツインバックルは、ニラムが彼の為に転送したものである。 OPにはコマンドフォームのギーツが登場しているが、実は本編での使用回数はたったの3回。映画などを含めても4回しか変身していない。 桜井景和/仮面ライダータイクーン 2人目の使用者。創世編にてブジンソードに変身するまでは、事実上タイクーンの強化形態となっていた。使用回数も他の2人より多い。 吾妻道長/仮面ライダーバッファ 3人目の使用者。25・26、42話、Vシネマにて使用。 【劇中での活躍】 謀略編 13話から登場し、ゲームマスターの妨害などによって苦戦する英寿を見た運営者のニラムから送られ、そのまま英寿が使用。景和から借りたデザイアドライバーを使用してレイジングフォームに変身し、ジャマト達と戦った。 当初はキャノンバックルがロックされていて外せなかったがジャマトを倒し続けたことでロックが解除され、コマンドフォーム・キャノンモードに変身。そのままコマンドツインビクトリーでジャマトライダーを撃破した。 その後はデザイアドライバー共々、タイクーンに渡された。 14話ではタイクーンが使用。キャノンモードに変身してかくれんぼジャマトを撃破した。 15話ではギーツがコマンドフォームジェットモードに変身。空中攻撃でラフレシアフォートレスジャマトを粉砕した。 そして16話では、ギーツとギロリからコマンドツインバックルを渡されたタイクーンが使用。己の理想の為に互角の戦いを繰り広げるが…。 乖離編 18話・19話に登場。ケケラのシークレットミッションをクリアしたタイクーンが入手し、ルークジャマトと戦ったが、突如豪徳寺武の姿に変化したルークジャマトに動揺し攻撃を止めてしまう。さらに、ルークジャマトと戦おうとしたナッジスパロウを妨害したので、彼にデザスターだと決めつけられ、ニンジャバックルを没収されてしまった。 以上が乖離編におけるコマンドフォームの出番である。流石にあんまりな気がしないでもない…。この後ケケラに説教された 慟哭編 主人公達が全く使用してくれないのに腹を立てたのか25・26話ではベロバからバックルを渡されたバッファが使用。 どういう訳か出現したレイジングソードを投げてそのまま肉弾戦を始めた。 案の定ロックを外すためのエネルギーが足りなかったため、なんと自分自身を攻撃してエネルギーを蓄積し、ロックを解除した。 それでもマグナムフォームのギーツは倒しきれなかったが、コマンドフォームが弱い訳ではなくむしろ格上相手に渡り合える英寿が凄いのだろう。 28話ではタイクーンが使用し、グレア2とジャマトライダーに倒されかけた英寿とジーンを救出した。 31話でもタイクーンが変身。穴に落ちたら消滅する「天国と地獄ゲーム」において、飛行能力を持つこの形態はうってつけであり、穴に落ちた人々を助け出す。 ただし、翌日はニンジャフォームを使用したので出番なし。 慕情編 未登場。バックルも含めて影も形も無かった。 仮にギーツが入手していたとしても、重力操作が可能なレーザーブーストどころか、空中に足場を生み出せるギーツIXといった上位互換フォームが登場したので、今後彼が使用する機会は皆無になったと思われる。 ならばタイクーンが……と思われていたが…。 創世編 40話から登場するブジンソードは、キャノンモードのスーツを改造した可能性が浮上。 さらに、同話で景和がツムリに強力なバックルをせがんだ際、ブーストやフィーバースロットの名前が挙がる中コマンドツインバックルには一切触れなかった。 スペックも扱いやすさもブーストの方が上だから致し方ない。 スーツの改造により今後の出番が絶望視されていたが、42話でバッファが使用しレイジングフォームとジェットモードに変身した。 しかし、相手はよりにもよって同話初登場のプレミアムケケラとプレミアムベロバ。 ある程度は粘っていたものの、プレミアムな2人には力及ばず本編初の黒星を付けられてしまった。 だが、ちょっと待ってほしい。 この時の道長は、ポーンジャマトとの連戦や直前のブジンソードとの交戦で少なくないダメージを負っているはずである。 それにも関わらず、2対1という不利な状況でもある程度食らいついていた。 そして、プレミアムケケラとプレミアムベロバはグレアやゲイザーなどの運営ライダーに匹敵する力を持っている。 つまり道長は、このバックルで運営ライダーと同格の相手を2人も相手取っていたのである。 敗北こそしたが、この一件で道長の並外れた耐久力と戦闘能力、そしてラスボスジャマトを撃破できるコマンドフォームのポテンシャルが改めて注目されたのであった。 流石ゾンビ、しぶとい。 【玩具版】 コマンドジェットバックルとレイジングソード共々「DXコマンドツインバックル&レイジングソード」として発売。期間中に購入すれば仮面ライダータイクーンのコアIDが貰えた。 ジェットバックルにはスイッチギミックのみで、キャノンバックルには音声とレバーのギミックが内蔵されている。 過去作で言えばこれとこれの親戚である。 【余談】 強力なバックルには違いないが、コマンドフォームに変身するにはエネルギーを充填してコマンドキャノンバックルのロックを解除しなければならないというプロセスの都合上、一定時間レイジングフォームでいなければならないデメリットを抱えている。 さらに単体で飛行能力を持つのはジェットモードとアームドプロペラしかない。 それが原因なのか敵が強くなるにつれて出番が減っていき、ポーンジャマトやジャマトライダーを除けば、明確に倒した敵はかくれんぼジャマトとラフレシアフォートレスジャマトだけ。 意外と戦績はパッとしないものの、要所要所でドラマ的な活躍は見せたと言えるだろう。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 新規ページを見て一瞬、レイジングコマンドのページが出来たのかと思った -- 名無しさん (2023-05-25 09 34 15) 乖離編で全然出番がなくて「販促的にいいのかこれ…?」ってなったやつ -- 名無しさん (2023-05-25 10 18 39) 本実装に至っていなかった理由は、チャージ周りの都合で「もともと強い選手をもっと強くするだけでしかない」のも原因だろうか -- 名無しさん (2023-05-25 10 36 43) ↑↑タグのIDコアのおまけっていうのが的を射ていてタイクーンIDコアがはけたらそれでOKde -- 名無しさん (2023-05-25 14 30 56) ↑OKであとは劇場版のパワードビルダーの販促にすでに入ってるんじゃないかな -- 名無しさん (2023-05-25 14 32 17) RAGINGじゃなくてRAISINGなんだよね -- 名無しさん (2023-05-25 16 10 33) ↑5まあ裏のデジモンや30分前のプリキュアなんかは、(アニメということもあってか?)仮面ライダーより販促大丈夫か?があるし… -- 名無しさん (2023-05-25 18 58 06) フィーバーフォームもそうだけど、起動に特定の条件を満たさなきゃいけないのは強い弱い以前にストーリー上活躍させづらいんだろうなぁって。 -- 名無しさん (2023-05-25 21 26 56) ↑今のフィーバーはバッファがジャマ神特典で起動時ゾンビ固定にしてるもんな -- 名無しさん (2023-05-25 21 39 54) 最初のパワーアップフォームとして登場したけど、ぶっちゃけずっとブーストとフィーバーが強すぎて食われてた印象は否めない… -- 名無しさん (2023-05-27 09 11 45) このバックルって、設定上は他のバックルと併用出来るんですかね? フィーバースロットと組み合わせてFジェットやFキャノンとか出来るのか気になります。 -- 名無しさん (2023-05-27 20 47 45) まさかの再登場 -- 名無しさん (2023-07-05 00 05 32) 飛べたり火力も高かったり、能力自体は高いんだけど、いかんせんその時にコマンド以外に切り抜ける手段があるのが不運 -- 名無しさん (2023-11-15 14 21 50) レイジングフォームで粘らないとコマンドになれない方式がダメよーーー -- 名無しさん (2023-11-15 14 22 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/worldtrigger2ch/pages/139.html
部屋には大量のダンボールが 名前: 志岐 小夜子 (しき さよこ) 年齢: 16歳(高校生) 8月9日生まれ 身長: 156cm 星座: ぺんぎん座 血液型: A型 好きなもの: ゲーム 水 読書 ネット通販 所属: ボーダー本部所属 B級7位那須隊 階級: B級隊員 肩書き: オペレーター ねこ背 も〇っち 片目が隠れた黒髪ロングヘアーの女の子。猫背。Bカップ。 後輩の茜に対してちょっといじわる。 極度の引きこもり。 異性(特に年上)が苦手。 社会生活に支障を来たすレベルであり、基本的に一人暮らしの自宅で籠城生活。 隊の会議にもボイスチャットで参加。 水と仕送りの塩昆布で生きていたところをくまのスカウトで那須隊に加入。 現在は経済的に潤い、通販で水と塩昆布を補充可能になった。 那須隊の隊服をデザインし、一部の男子隊員からは賞賛されている。 オペレーターとして機器操作の能力に秀でている。 作中では那須のサポートをしているシーンが多い。 自由自在に弾道を引けるバイパーの性能を引き出すのに重要な役割を果たしている模様。 ランク戦の作戦会議では那須隊の強みである中距離戦メインで戦うことを提案している。 アニメオリジナルでは那須の攻撃パターンに対する敵の対策の対策(鳥篭と見せかけた一点集中攻撃)を考案していたのも彼女であったとされている。 彼女がオペレーターになったのは,純粋に飛んだり跳ねたりが苦手だったからのようだ BBFで明かされたパラメーターによるとトリオン能力は7と高く、1~3が多いオペレーターの中ではトップ。 ちなみに現在判明している女性キャラクターの中では一番モテない(男女全体で見てもワースト7位)らしいが、本人はモテたいとも思っていないので特に問題はないのかもしれない。 遠征選抜試験では、歌川1番隊のオペレーターに指定される。 隊長の歌川遼を始め、空閑遊真・漆間恒・巴虎太郎と苦手な男性に囲まれることになり、審査員であるA級隊員から心配され、本人も動揺している。 試験開始後は、歌川の指示により年下の空閑と巴がフォローに入ることで、前途多難ではあるがチームの一員として試験に臨む姿をみせている。 「昨日はわんわん泣いてたくせに」 もこっちワロタ -- 名無しさん (2015-08-31 17 08 47) トリオンがオペレーターの中で一番高い。元は戦闘員だったりするのかも -- 名無しさん (2016-07-09 20 04 20) 戦術7もあるから指揮力上がれば那須の負担が減りそう -- 名無しさん (2016-09-22 15 40 18) 茜が抜けた穴を志保が埋めそうな予感 -- 名無しさん (2016-10-20 20 23 53) 那須熊嵐に一番萌えてそうな子 -- 名無しさん (2017-01-07 12 37 30) うらやましいな、ヒマそうで。 -- 名無しさん (2017-07-07 17 22 23) 茜がオペレータになって代わりにスナイパー入りそう -- 名無しさん (2018-06-26 13 54 17) (0M0) ザヨゴ--------!!!! -- 名無しさん (2018-09-25 04 12 04) ↑Σ(0w0) ダディヤナザーン! ?ナズェココニイルンディス!? -- 名無しさん (2018-09-25 15 31 41) ↑ ↑2 オンドゥルネタやめろよw -- 名無しさん (2018-12-29 11 35 57) 戦闘員に鞍替えするかどうかは、性分次第なところもあるし引きこもり気質の小夜子が戦えるかは正直疑問。オペレーターのトリオン能力を隊員のサポートに回せる何かがあればいいなとは思うんだけどねぇ。 -- 名無しさん (2019-02-15 14 24 00) ワンチャンサイドエフェクト持ってそう -- 名無しさん (2019-03-10 12 24 26) ↑視界に入った人間で瞬時にカプを妄想するサイドエフェクトとか? -- 名無しさん (2019-03-10 18 28 29) 性格的に戦闘に向いてるとは思えないが、スナイパー(入るならポジション的はこことしか思えない)として入って、元オペの経歴を生かして参謀的なことをして那須さんの負担を減らす……とする展開が考えられるがどうだろう -- 名無しさん (2019-10-22 17 10 52) 戦闘が気質的に無理だけどトリオン多いしトラッパーとか? -- 名無しさん (2019-10-24 12 26 36) さよこはオペとして普通に優秀っぽいから、まず優秀なオペを探してこないと…那須のバイパー戦術ありきで考えると那須隊のオペレーションはそこそこ特殊っぽいし -- 名無しさん (2019-11-09 07 37 47) 新しいオペレーターつけて茜が抜けた穴に入るってのも確かに面白いn -- 名無しさん (2020-03-01 21 33 17) 辻ちゃんと2人きりになったらどちらが先に話しかけるんだろうか? -- 名無しさん (2020-08-05 19 53 21) いっそ那須をエースに全振りして司令塔を志岐にする、って方が自然な気もする。茜の穴埋めでエース級を入れるほうがあり得そうな話だけど -- 名無しさん (2020-08-05 20 26 28) たとえ指揮官とその他、っていうふうに明確に分けなくても、参謀役が居るだけで負担は減るからそれでもいいかもね。オペレーターとして状況を俯瞰出来る分、細井・染井・月見みたいに指揮官の欲しい情報や、時には作戦なんかを積極的に提供できるようになればいい感じだと思う。逆に後者においては、個人的にはそう簡単にフリーのエース級が転がってるとは思えないけどなぁ…もちろん育ててみたらエースタイプに適正がありましたみたいな事はあるだろうし、それはそれでいいかもだけど -- 名無しさん (2020-08-05 20 42 00) 緑川、木虎、黒江みたいなルーキーが出てくれば別かも知れんがなぁ。あとはどこかの隊が解散するとか、脱退するとかないと難しいところではある。 -- 名無しさん (2020-08-18 10 57 59) ランク戦や防衛任務で使ってるPCが何で動いてるか分からないけどオペレーターのトリオンで動かしてるならそこでアドバンテージ取れそう、他の隊よりハイスペックなやつを使って自動化できる作業片っ端から裏で回して必要な時すぐ引っ張ってこれるみたいな(それが許されるかはともかく) -- 名無しさん (2020-09-26 00 33 10) 護身用のトリガーの性能を高めに調整(耐久値上げたり、本人用の他にサブでシールド持たせるとか?)できそうだったり、遠征艇のトリオン補給で戦闘員の負担を減らしたり、A級に上がってくれれば鬼怒田さんが喜びそうなオペではある。 -- 名無しさん (2020-09-26 20 01 48) 「実は戦闘員としてボーダーに入ってB級まで上がれたはいいが異性が苦手すぎてB級での戦闘が全くできずオペレーターに転向した」とかない? -- 名無しさん (2020-10-10 13 34 21) 個人的に遠征訓練において辻、影浦に並ぶ注目キャラです -- 名無しさん (2020-11-08 02 53 21) 辻ちゃんとのマッチアップは「限りなく詰みに近い五分」と想定していいだろう -- 名無しさん (2020-11-08 16 26 20) 辻ちゃんは組む隊員が男の可能性高いからいいけど、小夜子は不利だよな -- 名無しさん (2020-11-09 22 58 32) 辻ちゃんの方はオペがひゃみさんなのが考えにくいのでほぼ詰み、小夜子は理論上ワンチャンある(一例として木虎・千佳・帯島・照屋) -- 名無しさん (2020-11-10 02 51 04) さよこは年下男性はまだマシみたいだから中学生組ならまだイケるかも、辻は遠征はじまったら嫌でも異性と接触するんだから今のうちに慣れとかないと… -- 名無しさん (2020-11-11 00 08 38) そもそも那須隊行けるのか?トリオン体ならいいけど何かあって生身になったら死ぬぞ那須さん -- 名無しさん (2020-11-20 11 18 01) チームシャッフルだしそもそも説明会に那須さんいなかったし二人だけ出る形でしょ -- 名無しさん (2020-11-20 12 15 22) B級3位以下はあくまで個人の実力テストと選抜試験だから隊単位で考える必要はないね。那須さん自身の評価は研究協力でも決まるだろうから実力テストが受けられないことの不利はないと思うし。 -- 名無しさん (2020-11-20 15 38 31) 死 亡 確 認 -- 名無しさん (2020-12-04 00 55 24) まだだ、最後のプールには女子隊員が4人も含まれているから、男との接触を避ける為の緩衝役を得るチャンスはまだ残っている、はず… -- 名無しさん (2020-12-04 02 36 38) 年上はまだいないから機能停止するとは決まったわけではない…が、しかし… -- 名無しさん (2020-12-04 08 18 53) 死 ぞ -- 名無しさん (2020-12-04 23 42 14) 成長を期待して男に慣らすってことなら今回の隊長達の中じゃ歌川が1番適任だろうからな、漆間が未知数だから分からんが歌川遊真ともにバランサータイプだから3プールからは誰選んでも割と上手くいきそうだけど -- 名無しさん (2020-12-05 19 49 42) そもそも歌川に期待されてなくて、歌川はオペサポート無し単独で動けるメンツ集めてる可能性 スナイパーじゃなくて漆間だし -- 名無しさん (2020-12-05 20 57 22) 歌川が1プールで狙撃手避けたのは黒鳥争奪戦で歌川自身が言及してたようにカメレオンと狙撃手の相性が良くないからだと思うぞ、まあもし小夜子自身の意志とは別にオペに頼れない状況が来たらっていう最悪の状況も視野に入れそうな性格ではあるが -- 名無しさん (2020-12-05 21 47 35) 4人部隊になることが確定してるからオペレーターの重要性は上がってるし、さらに密接な連携が必要な暗殺部隊とかオペレーターへの負荷がヤバい。小夜子が死んだら部隊崩壊の危機もありえる? -- 名無しさん (2020-12-05 23 58 25) 第3プールから弓場さん来たら地獄や「志岐ィ…ブルってんのかてめェー シャキっとしろやコラァ!」 -- 名無しさん (2020-12-06 00 14 35) 漆間隊と合体して、茜の代わりにスナイパーとか有るかも⁈ -- 名無しさん (2020-12-09 21 41 46) 組ませる隊長は、気配りできる歌川とか柿崎さんがまぁ妥当だよなぁ...王子はあれはあれで距離感近そうだし 4人目、逆に小夜子目線でいちばんマシな隊員って誰だろ -- 名無しさん (2020-12-09 22 37 20) 照屋さんとか木虎...まぁ一番は年下の帯島かな -- 名無しさん (2020-12-09 22 47 28) 最後に女性隊員入ったら仲介役押し付けられて負担大きそう -- 名無しさん (2020-12-10 05 57 16) せやろか?残ってる女性隊員全員男相手に物怖じするようなタイプじゃないが -- 名無しさん (2020-12-10 06 59 27) 情報の伝達経路が男性×3→女性→小夜子→女性→男性×3になりかねないからなぁ…戦闘中なら致命的な隙 -- 名無しさん (2020-12-10 07 14 12) あぁ、4人目じゃなくて小夜子側の問題か -- 名無しさん (2020-12-10 13 04 25) 面と向かってじゃないから声震えながらオペレートぐらいはできるんじゃない?ベイルアウトした人は即刻隔離で。やはり閉鎖環境訓練の方が問題 -- 名無しさん (2020-12-10 15 17 01) 年上男子勢の中でもくらっちはまだマシそう。犬さんはグイグイきそうだからダメだし、弓場ちゃんは逆に弓場ちゃん側がどう接していいのか困りそうなんだよな… -- 名無しさん (2020-12-10 16 30 14) 今回の訓練は人数多すぎ 期間長すぎ 通常のランク戦であまり選ばれないような地形になりそうだからオペの負担は多分思ってる以上にデカイし、小夜子にも頑張ってもらわなきゃいけないだろうからオペ配慮のチョイスは重要だろう。4プールの女子はやや攻撃寄りの香取以外は歌川の好きそうなバランサーが揃ってるし女子狙いだろうとは思う。 -- 名無しさん (2020-12-10 16 34 50) 漆間がバグワ常用する通常のガンナーとは違うタイプだとすると中距離戦の層が薄そうだし、アサルトライフル持ちで、同期で気心知れてる照屋が第一希望じゃないかな -- 名無しさん (2020-12-10 16 40 36) 巴になりましたね。年下だから男の中では一番マシ? -- 名無しさん (2021-01-09 17 35 55) 帯島ちゃんなら遊真いるし良い感じだと思うけど、葦原先生は何故に巴にしたのか…? -- 名無しさん (2021-01-09 23 06 40) 帯島ちゃんみたいな素直で良い女の子がいたら小夜子ちゃんの訓練にならないじゃん?歌川はA級でかつ2プールで二宮の前にくじ回ってきてるから男4は仕込みの可能性まである。 -- 名無しさん (2021-01-31 00 47 05) さらっといつもよりかわいい気がするとか言われてて草 -- 名無しさん (2021-02-05 13 50 09) トリオン高いから他のオペレーターの数倍長時間オペできる可能性があるのかな -- 名無しさん (2021-02-09 02 34 28) 本部にいるなら本部のトリオンとかでPC動かしてそうだからあんまり関係ないんじゃないかなぁ、遠征先なら自分のトリオンで動かす必要があると思うがそもそも遠征に行かないからそれも関係なさそう -- 名無しさん (2021-02-09 16 04 07) 噂のSE持ちオペレーターってこの人なんじゃないかと予想してる。遊真と同じチームになったからある程度スポット当たるかもしれないし -- 名無しさん (2021-02-12 09 16 08) 歌川隊に虎太郎が来たことについては、「辻を持ってるのに虎太郎じゃなくて帯島を選んだ王子」の選択の結果だ。王子のことだからで辻と小夜子の両方の事情を考慮した上で(面白そうだから)選択した疑惑が… -- 名無しさん (2021-02-13 11 18 15) SE持ちの候補はトリオン量で小夜子、オペでありながら隊長の草壁さん、あとマキリッサの名前あげてる人も見かけるね。小夜子なら↑の人と同じで遠征試験中にわかるかもと期待している -- 名無しさん (2021-02-23 23 37 39) 小夜子SE持ちならランク戦とかじゃ使い物にならないのかな?Round3で使ってなかったっぽいし。まぁ今のところSEあるのはトリオン7以上だから持ってるかもなぁ -- 名無しさん (2021-03-09 00 45 33) SEのせいで男が苦手とかありそう -- 名無しさん (2021-03-09 03 09 34) ↑×4 王子確信犯説、辻ちゃんに関してはありそうだけど(いざとなったら自分でフォロー)、小夜子は別チームだからどうだろ?小夜子の事情は風間隊は知ってたけどどれぐらい周知なのか -- 名無しさん (2021-03-09 18 54 40) 男子が近くにいる時のも○っち感が凄まじかった。もはや愛くるしさすら感じるレベル。 -- 名無しさん (2021-05-02 12 24 15) 王子わざと面白いって理由で選んでる?辻ちゃんいじり -- 名無しさん (2021-05-02 20 53 57) お姉ちゃん大変だ… -- 名無しさん (2021-08-04 19 50 14) そういえば何気に歌川1番隊、志岐より歳上の隊員はいないんだな。全員同い年or年下。 -- 名無しさん (2022-09-04 01 31 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/9204.html
450:弥次郎:2024/04/01(月) 23 10 30 HOST softbank126036058190.bbtec.net 憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編SS「無情な決算」2 C.E.世界 融合惑星 β世界 β世界主観1999年9月22日 午前11時14分 アメリカ合衆国 ニューヨーク 国連本部 議事堂 地球連合によるAL5への切込みは、その骨子であるG弾についてから始まった。 G弾が齎す影響---重力異常、植生異常、空間異常、見境のない存在分解---確認されただけでも、それだけのものが存在していたことを提示したのだ。 G弾が実際に投入された横浜ハイヴ跡地、そして宇宙においてバジュラに対して使われた宙域。そこで収集されたデータをもとに丁寧に行った。 無論、西暦年間にある国家が理解できるとはあまり信じてはいない。 「荒唐無稽にも程がある。フィクションの話なら他所でやってくれたまえよ。 それに、その修正力とやらがあるならば使っても問題ないだろう?」 そうアメリカの代表は一笑に付した。 アメリカだけではない、多くの国の参加者が地球連合の言いたいことを半分も理解していないだろう。 例外的なのは一部の国---イギリスを中心とした欧州諸国と日本帝国、ついでにAL4の香月博士くらいなものである。 特に香月博士に至っては殺さんばかりの鋭い視線を送っているが、無理もないことである。 発生したラザフォード場の中で何が起こっているのか---存在そのものも、空間も時間も何もかもを破壊し、虚無が観測される異常事態。 単なる威力の高い爆弾なのではない、もっと致命的なものなのだと、理解している人間なのだから。 修正力とて無尽蔵に世界の維持ができるわけではない。有限だからこそ、現在の融合惑星や重力異常などが発生しているのだから。 そんな扱いを受ける地球連合だが、説明だけはしておく必要があった。 アリバイともいうが、とにかく説明しておいたという事実が重要なのだ。 「懸念すべきはもうひとつ……アメリカ宇宙軍が会敵したという、新種のBETAについてです。 これについては、この惑星に現れた勢力の方々の方が詳しいので、説明をお願いいたしましょう」 そして、案内されてきたのはフロンティア政府の外交官とお付きの専門家。 どちらもアメリカが言うところの新種のBETA---バジュラについて理解している第一人者と言えるだろう。 尤もそのバジュラについて理解していると言っても、それはあくまでも人間の理解の及ぶ範囲での話だ。 想像さえも難しいほどのプロトカルチャーがその力を恐れたというバジュラを、ちっぽけな人が理解するのは烏滸がましいかもしれない。 ともあれ、である。 「ご紹介にあずかりました、フロンティア船団より参りました、エリザベード・アードラと申します。 我々が把握する限りの、バジュラについてをお話ししましょう」 今度はアメリカも一笑に付すことはできなかった。何しろ当事者なのだから無理もない。 他の国にしても、アメリカの先走りの結果BETA以外の外敵から、しかもBETA以上の怪物の怒りを買ったとあれば顔色を変える。 ただでさえBETAにさえ勝てているとはいいがたいβ世界各国だ。ここでさらなる怪物が襲い掛かってきたらどうにもならない。 しかも、あのG弾の攻撃さえも耐えきったというのだから、おおよそ自分たちの有する戦力ではどうにもならないことが確実だ。 BETAを鎧袖一触とばかりに蹴散らした連合さえも恐れていることから考えれば、牙をむかれたら死ぬ。 その脅威を知っているフロンティア船団という集団もおおむね地球連合と同じ態度だ。 「もし不必要にバジュラを刺激するならば、コミュニケーションが成立している我々でも制止できなくなります。 彼らは姿形こそ人とは違いますが、知性や知能は人を超えているとさえ言えますし、その能力も高い。 人間の尺度を持ち込んで御そうなど、土台無理な話です」 「だが、報復を止めることはできたのだろう?」 「話を通じさせる手段と方法があり、それが間に合っただけの話です。 その気になれば彼らは星一つを滅ぼすなど容易いでしょう」 だからこそ、と鋭い視線をアメリカ代表に向けて断言する。 「彼らに敵意や悪意を向けないことです、どのような理由があれ。 同じようにG弾やG元素を近づけるだけでも、彼らは自分達への攻撃とみなす可能性が非常に高いでしょう。 軽率な行動は控えるべきです」 「……」 フロンティア政府の代表の言葉に、会場の誰もが口を挟めなかった。 それだけ、言葉が重たく、ついでに厳しい態度であったのだ。反論の一つも許さないほどに、絶対の意志があったのだ。 451:弥次郎:2024/04/01(月) 23 11 48 HOST softbank126036058190.bbtec.net この点に関してはアメリカさえも沈黙せざるを得なかった。 宇宙に配備されていたG弾を集中投射して効果が思ったほどではなく、逆に宇宙軍が文字通り全滅する羽目になったのだから。 当然戦術機も歯が立つわけもなかったし、事実として交戦した戦術機もまた全滅の憂き目にあっている。 AL5委員会のみがギャラクシー船団の戦力を量産すれば戦えることは知っていたが、相手の数がBETAなどの比ではないなど、委員会ですら慄いている。 BETAを片付けてその上でならばと皮算用はしているのだが、ギャラクシー船団さえ苦言を呈しているのもある。 その結果、委員会内部でさえも意見が対立して結論が出せていないのだ。 まして、AL5委員会の実情を知らない表のアメリカはBETAだと思っていたのが全く違う宇宙生物ということを今知らされたのだ。 この国連の場にいるアメリカの人員の一部は知らされていなかったこともあり、ただただ泡を食うしかなかったのである。 さらにフロンティア政府からの外交官であるエリザベードは、地球連合と同じく時空間に影響を及ぼすG弾の危険性を説いた。 マクロスの落着とそれに端を発した事件や騒乱を経て、恒星間文明にのし上がった地球---そしてその統合政府の一部であるフロンティア政府。 時間や時空というものにおいては極めて敏感であり、危機感を抱いている彼らは、彼ら独自の視点からG弾の危険を指摘した。 特に地球連合の指摘---G弾が起爆した際に何が起こっているかアメリカが全くの無知であること---を追従する形で批判した。 何かよくわかっていないものを十分な検証や研究を行うことなく場当たり的に使ってよいのか、と。 さらに横浜ハイヴ攻略時はやむを得ない状況だったかと言えば微妙であるし、そもそも事前協定などを無視し、無警告で投入していた点も批判した。 何が起こるか分からないことも合わせて鑑みれば、とんでもない博打を打ったとしか言えないのだと。 お題目や建前であろうとも人類が結束しなければならないタイミングでそういった独断専行は本当に人々を救ったのかとも、舌鋒鋭く落ち正したのだ。 これらに対してアメリカは何とか強気に大統領談話の内容を繰り返すのみであった。 実際のところ、G弾の試験的な起爆実験においては詳細な観測ができなかったのだ。 それ以前にG元素の可能性を研究する段階からムアコック博士らの意志を無視し、G弾という短絡的な使い方をしていたのだ。 G元素のこともG弾のことも「よく知らない」としか言えないのが実情だ。それは口が裂けても言えないのだが、実際口を滑らせていたのだから致命傷だった。 押し問答になったが、結局はアメリカが押し切る形となった。追及を強引に終わらせたのである。 だが、すでにアメリカ自身が口を滑らせていたし、その後言及をとにかく避けていたことから、各国からの心象は語るまでもない。 「私たちも自分たちの考えを信じて行動した結果、多大な被害を受けた。 かけがえのない命をいくつも失い、多くの愚考を重ねた。 だからこそ、どうか同じ惑星に暮らしている隣人からの言葉に耳を傾けてほしい。 本当にどうしようもない過ちを、無知や偏見から犯してしまう前に」 そうして、エリザベードの、フロンティア政府のプレゼンは完了した。 言いたいことに関しては、実際には山のように残っているがぶつけすぎても相手が拒否する可能性があった。 ただでさえ、アメリカの方針とは相反するものだから、相手にされない事さえも考慮に入れる必要があった。 アメリカだけでなくβ世界全体の意識や考えがこちらと違うことも拍車をかける可能性があるという悪条件。 それでも必死に訴えたのは、幾多の戦いを潜り抜けた世界の住人だからこそであり、言葉に非常に重みがあったのだった。 そして、地球連合をはじめとしたこの世界の外からのプレゼン---半ば脅迫なども籠っていた---が終了する。 今度は過去の清算や報告から未来へと話題はシフトしていくことになる。 それが行われるのは午後からという発案が議長からあり、それが承認され、議事堂は喧騒に満ちることとなった。 インターバルの間に、午前の議論やプレゼンなどを振り返り、今後の方針などを話し合うことが必要になったのだ。 452:弥次郎:2024/04/01(月) 23 12 37 HOST softbank126036058190.bbtec.net それぞれの国が自国との打ち合わせに走る中にあって、国連そのものもまた岐路に立たされていた。 それはなぜか?簡単に言えば事前の協議の時点から、すでに国連はその役目と能力を失いつつあったことによる。 大規模攻勢においてはアメリカの意向もあって、意図的なトリアージが行われたことに端を発した。 それがその時にとっては最善とは言わずとも次善であり、到底太刀打ちできないBETA相手に無駄に兵力を消耗するよりはという考えなのは認める。 ただしそれは国連軍やアメリカ軍からの視点であり、見捨てられた側にとってはたまったものではないだろう。 明らかにアメリカの意向がモノを言ったというの認識が広まっていれば、なおのことだ。 要するに、国連はアメリカの意志が大きく絡んでおり、当てにするのは危険だという見解が広まったのだ。 元々国連軍への編入を拒んでいた形の大東亜連合などはもちろんのこと、欧州連合やアフリカ諸国さえも国連から距離をとるの動きが見えた。 流石に離脱まではしない---外交ルートとしての活用などは考えているようであるが、それだけアメリカの影響力から逃れようとしている。 0にできるわけではないだろうが、それでも国家の意志に横やりを入れられる可能性を減らそうというのが事実だった。 勿論、国連がアメリカの影響を強く受けているのは今に始まったことではなかったが、それしかなかったというのが前提条件だった。 腐っても鯛というべきか、アメリカや国連の助力や力は大きく、このBETA戦争において多大な貢献をしてきたのは事実だ。 現在進行形で、その恩恵を受けていることで成り立っている国家は亡命政府を含めれば山のように存在している。 だった、という過去形でわかるように今は地球連合を頼るという手が取れるようになったのだ。 もしも各国がアメリカの都合が優先される国連ではなく、地球連合を通じて手を取り合った場合、国連はその機能と目的を失うことになる。 そうなれば今後の対BETA戦争がどうなるかのコントロールがまるでできなくなり、下手を打てば国家間の、人間同士の争いになりかねない。 そうなったとき、国連は歴史において愚かな集団として刻まれ、人類同士の争いを止められなかったと後世批判にさらされる。 今更であるかもしれないが、紆余曲折を経ても建前を守れていたというのに、ここにきてとなったのは国連の焦りを生んだ。 さらに厄介なのは、国連軍からの兵士の撤収、そして祖国への帰還を望む声が増えているということだ。 国連軍のその数的多数は、既存の国家はもちろん、祖国を失った兵士や難民から志願している兵士によって担われている。 祖国奪還のため、あるいはこれ以上の被害を食い止めるため、生きるため。理由はあれども、そうやって国連軍は編成されていたのだ。 だが、祖国が奪還、あるいはその展望が開けたとするならば? 地球連合による介入はそういった希望を国連軍内部に蒔いた形となった。 地球連合と手を結べば祖国奪還が進むのではないか、実際に奪還ができたではないかと、国連軍内部に大きな衝撃を与えた。 だから祖国に戻りたいという声が兵士レベルでも増えている。高級将校や将官までも含まれているのだから、どれほどかは言うまでもないだろう。 それは国家レベルでも同じであり、欧州諸国は国土奪還が成功したことを理由に、避難民から自国民の回収を始めようとしていた。 軍にしても国連軍所属ではなく国家に属する軍として再編成し、国連に振り回されない体制を作るつもりなのが明白だ。 この事案について、国連自体から各国に呼びかけ、状況を打破する必要があるのは明白。 しかし、それが途方もなく難しいのはこの場にいる国連所属の人間なら簡単に分かろうというもの。 そしてそんな彼らも祖国からの引き抜きがかかっているという状態にあった。 図らずして、地球連合などの外部勢力はβ世界の結束をその衝撃で崩してしまいそうになっていたのだった。 453:弥次郎:2024/04/01(月) 23 13 34 HOST softbank126036058190.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 決算は続きます。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38577.html
登録日:2017/12/22 Fri 02 02 32 更新日:2024/05/01 Wed 06 58 36 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 806 BURST UB USM しめりけ ←やめて! ほのお ウルトラサン・ウルトラムーン ウルトラビースト ゴースト シャンデラの上位互換←ではなかった ズガドーン ビックリヘッド ピエロ ポケモン ポケモン解説項目 メガミラーボ 伝説のポケモン 準伝説 炎/ゴースト複合 短命 第七世代 紙耐久 花火 超火力 頭がドーン 頭がパーン ※『ウルトラサン・ウルトラムーン』シナリオのネタバレを一部含みます。 『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』に登場するウルトラビースト(UB)の一種。 ◆基本データ 新アローラ図鑑:No.393 全国図鑑:No.0806 分類:はなびポケモン UBコード:UB BURST 英語名:Blacephalon 身長:1.8m 体重:13.0kg タマゴグループ 未発見(性別不明) タイプ:ほのお/ゴースト 特性:ビーストブースト(相手ポケモンを倒すと最も数値の高い能力が一段階上昇する) 種族値 HP:53 攻撃:127 防御:53 特攻:151 特防:79 素早さ:107 合計:570 努力値:特攻+3 ◆概要 USUMで追加された新たなウルトラビースト。 細いピエロのような姿と動きが特徴で、何といっても目を引くのは胴体から切り離された丸い頭部。 実はこの頭部は火花の集合体で、これをボールのように掌で転がすことが出来る。因みに頭部側面に丸い模様があるが、これが目である。 戦闘中のモーションもピエロのようにこのボールを転がすといった見る者を楽しませる動作をするが、その実態はウルトラビースト、そしてゴーストタイプらしく危険極まりない。 火花の集合体であるこの頭部はいわば花火であり、これを爆発させることで相手を驚かせ、その隙に生気を吸収する。 どの程度吸収されるかは不明だが、その見た目もあってウルトラビーストらしい危険性を孕んでいる。 名前の由来は頭を意味する頭蓋がドーンと爆発するということで「頭(ず)がドーン」。 随分ストレートなネーミングである。 ポケリフレでは火花の部分はスカスカ、喜びポイントは胸元の玉、嫌がりポイントはそれ以外の玉。 喜ぶと火花が黄色一色になり、怒ると赤一色になり、嫌がると青一色になる。なかなかどうして感情表現豊かなポケモンなのだ。 通常個体は白が基調であるが色違いは全体的に青くなる。まるで夜間パレード仕様。 ちなみに、モデルはニューイヤークラッカーやカウントダウン花火。 ◆ゲームでは 『ウルトラサン』のみに登場し、ツンデツンデとは対の関係。 ネクロズマによって世界中にウルトラホールが開かれてしまった際にマッシブーンの代わりにメレメレ島に姿を現す。 因みにマッシブーンはアーカラ島にてライチと対峙することとなった。 この個体はハラやハウ、カプ・コケコによって撃退されたようだが殿堂入り後、ポニ島にて3匹以上も潜伏していることが判明。 ウルトラ調査隊の依頼によりポニの樹林で2匹捕獲することが出来る。レベルは60。 戦闘前にオーラで特攻が2段階上がるので注意。これで「ビックリヘッド」や「シャドーボール」が来たらほぼ秒殺されてしまう。 ただ後述するが、逆に耐久がポンコツなので弱らせるのも面倒。1匹犠牲を覚悟してつかまえポンを使う事も考える事。 またこの時点ではリラ、ハンサムによってバトルツリーへの道が封鎖されているためジャッジ解放が行えず、厳選環境が整わない状況となってしまっている。 倒す、もしくは逃走することによって後日捕獲が可能になるため捕獲による個体値など厳選したい人はさっさと倒してしまおう。 ただ今回は王冠による個体値補強という便利な物もある為、めざパだけ粘って後は適当でもどうにかなる。 その代わり1匹目の時点でこれを済まさないと 2匹目捕獲からはかなり長時間拘束されてしまう ので注意。 ◆対戦におけるズガドーン シャンデラ・アローラガラガラに続くほのお/ゴースト複合。この複合は後にヒスイバクフーンが登場した。 性能としては典型的な高速特殊アタッカー。UBらしく特攻 151 と言うぶっ飛んだ数値を誇る。 素早さはズガドーンのみが属する107族。ガブリアスより早くゴウカザルや三闘獣よりギリギリ1低いと言う絶妙な数値。 更に専用技である「ビックリヘッド」を覚える。 一見ふざけた技名に思えるかもしれないがこれは頭部を爆発させることで相手にダメージを与えるほのおタイプの技で、その威力はなんと 150 。 しかも命中率は100と安定しており、火力指数はデンジュモクをも凌ぐほど。 その代償としてこの技を使用すると最大HPの1/2の数値が削られる。しかもダメージの端数処理は天井関数。 最大HPが奇数であっても、端数切り上げにより2回繰り出した場合の合計ダメージが最大HPを必ず上回るため、回復によるクールダウンを挟まないと戦闘不能になってしまう。 なお、『ポケットモンスター』シリーズの多くの端数処理は床関数で切り捨てであり、他に天井関数になっているのは、追加効果がビックリヘッドと同じてっていこうせんくらいしかない。 何気に攻撃も 127 と非常に高いが技不足であり、採用出来て「ニトロチャージ」がいいところ。 花火ポケモンらしく「だいばくはつ」も覚えるが、残念ながら採用する余裕はない。 ちなみにドーブルなど他のポケモンにビックリヘッドを使わせると自分の頭を外すのではなく、どこからかズガドーンの頭部を取り出して投げる。 ビーストブーストは調整次第で素早さや攻撃を上げることが出来るが、ウリである特殊火力が落ちるため基本的には特攻にかける方針になる。 特に素早さにブーストを掛ける場合、 特攻に振る努力値をほぼ投げ捨てる 事になるのが痛い。 その素晴らしい火力故当初は同僚であるツンデツンデのいわ/はがねというタイプの不遇さも相まって一気に両者のお株を奪ったと話題になって…… いた。 ……のだが研究が進むにつれ、その弱点も浮き彫りになり始めた。 まず何といっても脆い、柔い、すぐ倒れる。 耐久方面は見た目通りからっきしで体力と防御は僅か53。何と ポッチャマ (エンペルトどころか ポッタイシですらない ) と全く同じ 。 たねポケモンと同レベルである。タイプの都合上「ふいうち」どころか「アクアジェット」や「かげうち」ですら致命傷になり得る。 ビックリヘッドで体力が減っていれば半減するハッサムやメタグロスの「バレットパンチ」で昇天すら有り得るほど。 特殊耐久は物理よりはマシではあるものの、やはり全体的に見れば低い部類。 この手の特殊アタッカーには行動回数を増やす「きあいのタスキ」を持たせるのが一般的だがここで足を引っ張るのが「ビックリヘッド」の存在。 前述の通り自身の体力を大幅に削る技のため「きあいのタスキ」との相性が悪い。その為ほのお技2ウェポンも考えられる程。 「ビックリヘッド」の実際の採用率が6割以下と、取り立てて高いわけでは無い時点で色々お察しください。仕方ないんや。タスキ持たせたいんや……。 おまけに無駄に高い攻撃の所為で「イカサマ」も十分致命傷になる。というか攻撃の個体値が低くなければ一撃で砕ける。 なので、上からイカサマを放てるポケモン(特にアローラペルシアン)はスカーフ持ちでなければ相手にするべきではない。 この通り散ること前提の短命なポケモンとなってしまっている。花火は散るからこそ美しいのだ……。 また、サブウェポンもほぼ皆無と言う悩ましい事態。 マトモな技は「サイコキネシス」「サイコショック」「あくのはどう」程度。まるで補完できていない。そして「あくのはどう」は範囲もろ被りなのでいらない。 シャンデラが覚える「エナジーボール」もズガドーンは覚えず、3Vは確定という仕様上あくタイプ対策となるめざパ格闘が不可能。ゲンガーですら使えるマジカルシャインも覚えない。 故に草・氷・地面辺りが候補だが、基本的にバンギラスやヘルガー、ガオガエンに抗う術はほぼ無い。ならば他のポケモンに任せようと交代を狙った途端「おいうち」で逃さず狩られることも。「おいうち」こそないがサザンドラにも打つ手がほぼ無い。 特性「ばけのかわ」による行動保証と「かげうち」によって先制で弱点を突いてくるミミッキュもかなり分が悪い相手。対面ではまず勝ち目はないと言っても過言ではない。 一応「トリック」や「おにび」と言った変化技も備えるのだが、前者はメガストーンやZクリスタルで容易に透かされ、後者はズガドーンが脆すぎて効果が薄い。 (ちなみに無補正A252ランドロスのじしんは やけど状態込みで ズガドーン 確1 。脆いとかそういうレベルではない) 比較対象とされていたシャンデラはそれなりの耐久に加え、ズガドーンが覚えない「トリックルーム」や「ちいさくなる」なども覚え、特性も「もらいび」や「すりぬけ」などと言った優秀な部類である。 散ること前提のこちらとは違った運用になり差別化は容易だったというのが結論。火力のズガドーン、搦め手のシャンデラと言ったところか。 ただ現環境で一芸特化のポケモンが活躍できるかと言うと…。 因みに滅多に遭遇はしないだろうが、ビックリヘッドは特性「しめりけ」で無力化される。 最後っ屁の「だいばくはつ」も当然「しめりけ」の前では無力。 ついでにビックリヘッドは敵味方全体を攻撃する技なので「もらいび」や「テレパシー」と組ませなければダブルでも使いにくい。 ついでに補足しておくと、ビックリヘッドで両者全滅となった場合は、だいばくはつと同様に使用した方が負けになるので注意。 なおこの専用技、 ドーブルでもしっかり使えるしちゃんとものまねも出来る 。 ちなみにドーブルが繰り出した場合、どこからともなくズガドーンの頭を投げて爆発させる。 こうした弱点が露になり始めたことで当初は高かった使用率も一気に落ち、現在ではシングル・ダブルともにツンデツンデにその順位を譲っているのが現状。 ちなみに、同じくウルトラ版で登場したアーゴヨンはといえば、発売から今に至るまで高い使用率をキープし続けている。 ズガドーンを活用するならやはり高火力で散る事前提で立ち回るか、この際専用技を捨ててタスキで堅実に立ち回るかを考えるべし。 アニポケにおけるズガドーン SM編78話にて夜間の花火大会をバックに登場。 最後の〆を見終えたサトシ達の前に現れ、アンコールと言わんばかりに花火大会を敢行。俺が花火大会になるんだよ! その後同時期にやって来たデンジュモクとパフォーマンス対決を始める。 結局ピカチュウらの技による花火パフォーマンス(?)が行われ、負けじと頭を膨らませているところをルガルガンのラジアルエッジストームを叩き込まれゲットされる。 ウルトラホールに還される際も火花を散らせる生粋のパフォーマー。 ちなみにこのときカプ・コケコは退場する2匹を観覧していた。守り神働け 追記・修正は自分の頭でビックリヘッドしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 珍遊記の魔法かと思ったじゃねーか -- (2017-12-22 02 12 50) いまいち環境に刺さってないのよねこの子。一石を投じたアーゴヨンやダブルの申し子たるツンデツンデと比べるとやっぱり穴が多い -- 名無しさん (2017-12-22 04 02 31) ドゴーン ドギュラ ドガビーン ズガドーン -- 名無しさん (2017-12-22 07 27 09) 私ねもう、もうホントにもう パーン☆┗(^o^)┛ってなりましたね、頭が。(絶命) -- 名無しさん (2017-12-22 16 02 45) 机上論だと防御面はおろそかになりがちだよねというお話 カミツルギは高いBも強みの一つだし -- 名無しさん (2017-12-22 17 34 16) ロックマンエグゼでマグナム撃ってくるウイルスかと -- 名無しさん (2017-12-22 17 59 16) 見てるとなんだかハッピーになるんだがハッピータイムは覚えない、残念。とことん一発芸で勝負するタイプだな -- 名無しさん (2017-12-22 18 42 07) まさか発売前と発売後でツンデツンデと評価が逆転するとはな… -- 名無しさん (2017-12-23 03 09 55) デジモンワールド2の登場人物かと思ったけどあいつはズドカーンだった -- 名無しさん (2017-12-24 09 49 39) こんなところでエグゼ3ネタを見るとは。そして名前がズガイドスと重なるが見た目もタイプも全く別物という。 -- 名無しさん (2017-12-24 10 44 09) シャンデラが出た時火力オバケだったのに技の多彩さが売りになるほどの火力インフレ -- 名無しさん (2017-12-24 13 17 20) ドストレートなネーミングはある意味初代からの伝統芸 -- 名無しさん (2017-12-25 14 21 06) バンギラス「‥‥逃さん‥‥お前だけは‥‥(すなおこし&おいうち)」 -- 名無しさん (2017-12-27 10 47 21) なぜ比較対象が対戦で使われないポッチャマなのか。分かりにくいわ -- 名無しさん (2018-01-11 16 37 36) ↑使われる使われないじゃなくて、そんなたねポケモン並みの耐久しかないと言う事だろ -- 名無しさん (2018-01-11 22 58 37) CV ターキーってイメージ -- 名無しさん (2018-04-23 16 13 50) 正月ということで今年もよろしく -- 名無しさん (2019-01-01 08 19 50) こいつの一番の問題は耐久よりも型バレしやすいというかバリエーションがないことだと思う。あとS107もぶっちゃけ現環境じゃ釣り合いが取れてない -- 名無しさん (2019-01-02 23 58 33) シャンデラが意外と耐久あるのとデンジュモクが自力だけで場を固められるから使い勝手の悪さが誇張されてるイメージあるけど、まあ仕方ないよな -- 名無しさん (2019-04-28 22 30 41) 対主人公爆死地獄じゃなかったのか -- 名無しさん (2020-01-31 16 06 21) アニメでこいつとデンジュモクが共演した時のカキとサトシが見せたとてつもなくクオリティの高いポプテピピック風の顔芸が忘れられない -- 名無しさん (2020-07-29 19 55 23) 流石に自分の頭は使わずに、ズガドーンの頭を取り出して投げる>ものまね、ゆびをふる -- 名無しさん (2021-03-14 11 54 15) タグ追加していいですか -- 名無しさん (2022-12-04 17 00 28) Aが無駄になってるのが歯痒い -- 名無しさん (2023-09-07 19 45 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/54702.html
登録日:2023/08/05 Sat 23 25 12 更新日:2023/08/07 Mon 20 39 21 所要時間:約9分で読めます ▽タグ一覧 アンチラ星人 ウルトラシリーズ ウルトラマンA ウルトラマンエース ウルトラマン超闘士激伝 ウルトラレーザー ウルトラ怪獣 ゲーム ザイゴン ツッコミどころ満載 ヤプール 偽物 円谷プロ 団次郎 変身 晒し首 犀 超獣 超獣ギロチン祭 郷秀樹 闘牛 闘犀 首ちょんぱ ザイゴン及びアンチラ星人とは、特撮テレビドラマ『ウルトラマンA』に登場する超獣と宇宙人である。 【ザイゴン】 馬鹿めが、あの武器をザイゴンの口の中に撃ち込んでみろ。 ザイゴンは不死身だ!愚かしき人間どもよ! 登場話:第10話『決戦!エース対郷秀樹』 別名:犀超獣 身長:70m 体重:6万6千t 出身地:異次元 超獣攻撃隊 TACへの破壊工作のために異次元人 ヤプールによって送り込まれた超獣。 犀超獣の別名のとおり、鎧に覆われたような四足歩行の体と頭部に生えた鋭い角が特徴のサイを思わせる容姿をしている。 突進攻撃の威力を考慮してか、角は実際のサイより地面に平行に生えている。 光るものや動くものに敏感に反応する性質を持ち、一度標的と認識したものには時速200kmの走力で突進し、その角で巨大なビルにもたやすく風穴を開けてしまう。 口から火炎放射を放って遠距離の相手にも攻撃できるが、その時に大きく開く口の中は弱点ともなってしまっている。 とはいえ項目冒頭のヤプールの台詞を聞く限り、その強靭な生命力によってTACの兵器程度なら致命傷にはならないようだ。 興奮して鼻息を吹いたり、前述の動くものに反応する性質などを見る限りサイだけでなく闘牛のイメージも盛り込まれていると思われる。 【アンチラ星人】 私の正体を知ろうとする者は、みんな死んでもらう! 別名:変身怪人 身長:2m 体重:150kg 演:団次朗 CV:高田裕史 ヤプールの使いとしてザイゴンと共同でTACへの破壊工作を行おうとした宇宙人。 エビやザリガニを思わせる容姿が特徴的。 かつて怪獣攻撃隊 MATの隊員であった郷秀樹に変身し、ウルトラレーザーでザイゴンを撃退することでTACの信用を勝ち取り、潜入しようとした。 郷は公的にはゼットン(二代目)との戦いで戦死したことになっていたものの、TACには旅に出ていたがベロクロン襲来による地球防衛軍壊滅の報を受け、自ら開発したウルトラレーザーを引っ提げて帰ってきたと説明している。 郷本人はウルトラマンとしてM78星雲・光の国に帰っていった関係で死体は見つかっていないためそこに目をつけたと考えられる。 変身自体は完璧なものであり、目つきが悪かったりと偽物にありがちな特徴はない。 郷を知る人に会った時のことを想定してか彼の人間関係も調べ上げており、親交の深かった坂田次郎や村野ルミ子と接しても違和感を抱かせなかった。 ……しかし、肝心の郷の人となりや地球の文化に対してはリサーチが足りなかったようで、ルミ子がおはぎを作ってきた際には 郷の大好物なのにまったく反応していない。(おはぎのことを知らず、困惑しているようにも見える) 郷本人は右利きなのに左手を使う。しかもそれを次郎に指摘されて慌てて直している。 箸をまともに使えず、握り箸で突き刺して食べる。 といった具合にものすごい勢いでボロを出していた。 追い詰められて正体を明かしてからは顔に隈取のような模様が現れ、声がヤプールとそっくりになっている。 変身能力以外に特殊な能力は持っていないようで、人質にとった次郎に噛みつかれてあっさり怯んでいるほか、攻撃されても反撃する様子もなかった。 名前の由来はおそらく仏教における十二神将の安底羅大将。デジモンやグランブルーファンタジーで聞き覚えのある人もいるだろう。 【劇中での活躍】 突如として新宿の市街地に出現したザイゴン。 京王プラザホテルに突進で風穴を開け、火炎放射で焼き尽くすなど暴れまわり、新宿を訪れていた次郎とルミ子を窮地に陥れる。 二人を救出しようとして地上に降りた北斗星司隊員だったが、攻撃しようとした瞬間突如現れた郷に射線を遮られてしまう。 郷がザイゴンに向かっていき、手にしていたウルトラレーザーを命中させるとザイゴンは姿を消してしまった。 郷はザイゴンの火炎放射を受けて負傷したため、TACのメディカルセンターで療養することとなった。 次郎とルミ子が郷との再開を喜び、TACの隊員たちも郷を新しい仲間として歓迎していたが、自分の攻撃を邪魔された形の北斗は納得がいかない。 山中が例のごとく北斗を怒鳴りつける一方竜隊長はそんな彼の意思を尊重し、改めて郷と対話させるために南夕子隊員、梶洋一隊員とともにメディカルセンターへと向かわせるのだった。 同じく郷に会いに来ていた次郎、ルミ子と一緒に彼を見舞う北斗たち。 そんな中、ザイゴンがメディカルセンターの目と鼻の先に出現した。 北斗と南が迎撃にあたり、郷もウルトラレーザーを手に病室を出ていくがその際に次郎、ルミ子、梶を閉じ込めてしまう。 TACと合流した北斗と南はザイゴンに立ち向かうが、次郎たちが病室に閉じ込められていることに気づいた北斗が救出のために施設内へと戻る。 扉をぶち破ろうとする北斗の前に郷……否、郷の姿をした何者かが現れウルトラレーザーの銃口を向けた。 貴様は誰だ!? 私はヤプールの使い、アンチラ星人だ! 間一髪北斗を追ってきた南が助けに入り、屋上へと逃げていくアンチラ星人。 脱出した次郎は郷が偽物だった事実を知らされるも、ショックを受けて追いかけて行ってしまう。 彼は郷さんではない……宇宙人だ。 ……嘘だっ!! 本物の郷さんも半分宇宙人なんだけどね 屋上でザイゴンを呼び寄せるアンチラ星人の姿を見た次郎は怒りに任せ掴みかかるも、軽くあしらわれて人質にされてしまう。 追ってきた北斗と南を挑発するアンチラ星人だが、次郎が手に噛み付いたことで速攻で脱出された。 「いてっ!いて……」と呻いて手を抑える姿はあまりにもダサい。 アンチラ星人! 死ねぇ!! 追い詰められたアンチラ星人はついにその正体を明かし、北斗たちに襲いかかる……と思いきやちょっとジャンプしただけであっさり射殺されてしまった。 「俺を殺してもザイゴンがまだいる!」と発言していたので死ぬのは覚悟の上だったのかもしれない。 アンチラ星人の死後もザイゴンは止まらない。 北斗と南はウルトラマンエースに変身して次郎を避難させ、ザイゴンに立ち向かう。 猛烈なパワーで襲いかかるザイゴンに対し、エースは近くのビルの屋上にあった赤い旗を引っこ抜き、さながら闘牛士のようにザイゴンを挑発して遊び始めた。 カットが変わる度に大きくなっていく赤旗をひらめかせて突進をかわし続けるエースだが、避けそこねて空中に吹っ飛ばされピンチに陥ってしまう。何がしたかったんだ…… カラータイマーが点滅し始める中、エースは一瞬の隙を突いてエネルギー光球をザイゴンの口内に撃ち込んだ。 悶絶するザイゴンに、手刀を構えたエースが猛然と突っ込んでいく! ウ ル ト ラ ナ イ フ !! 気合一閃、すれ違いざまにエースの手刀がザイゴンの首を斬り飛ばした。 消火フォッグでメディカルセンターの火災を消し止めたエースは、そこらへんにあった砂山の形を整えるとそこにザイゴンの首を晒す安置するのだった。マジで何がしたかったんだ…… 【他媒体でのザイゴンとアンチラ星人】 ウルトラマン超闘士激伝 ヤプール編にてループ星人ヤンドことヤプールの側近としてアンチラ星人が登場。 原典でも使用していたウルトラレーザーを武器としており、ヤプール軍の中でも最強格の一人。 その実力を見込まれてヤプールの本拠地メビウス星の中心部への扉を開く3本のメビウスの鍵の一つ、蒼の鍵の守護者としての役割も持っている。 第2回銀河最強武道会の最中、大会の裏を探っていた80とグレートを倒し、ヤンドに大会の中止を訴えようとした闘士ジャックをも捕えてしまう。 その後は闘士ジャックになりすまして宇宙警備隊に潜り込み、ヤプール軍との戦いで活躍していた闘士セブンや闘士レオ、闘士アストラを偽の情報でリーズ星へと誘き出し、ザイゴンを駆って始末しようとした。 最終的に新武器ホークウエポン3号を手にした闘士セブンに倒され闘士ジャックも救出されたものの、闘士レオ兄弟にも手傷を負わせておりメビウス星には闘士セブンのみが向かうこととなっている。 カードダスでは原典同様のデザインでも登場しているが、コミックボンボンに連載されていた漫画版では黒いスーツをビシッと着こなしたスマートな出で立ちである。 「A」本編で変身した郷が黒ずくめの衣装を着ていたことが元ネタだろう。 ウルトラ6兄弟 THE LIVE in 博品館劇場 -ゾフィー編- アリブンタとギロン人によって地底に引きずり込まれたエースの前に、ゾフィーに化けた姿で現れる。 残りのウルトラ兄弟は全てヤプールに倒されたと騙り、動揺させて隙を突こうとしたが 兄弟が倒されたことをなんら感情を出さず、淡々と語る。 危機的状況にあるにも関わらず「ヤプールへの恨みで自分を見失っている」とエースを謹慎休ませようとする。 やたらと長兄ヅラをして反論を許さない。 といった騙す気があるのか疑わしいレベルの雑なエミュが災いしてエースにメタリウム光線をくらった挙げ句、助太刀に現れたウルトラマンビクトリーナイトの一太刀を受けて正体を表す。懐かしの四月馬鹿企画のゾフィーを参考にしたのだろうか? その後は他の超獣たちと数の暴力でエースとビクトリーナイトを苦しめるが、観客の応援のエネルギーを受け取った本物のゾフィーが連れてきた銀河連邦の同志、ミラーマンと交戦。 主題歌のアドバイスを忠実に実行するミラーマンに圧倒され、シルバークロスを受けて倒された。 【余談】 前作の主人公やレギュラーキャラがゲスト出演する豪華なエピソードだが、肝心の郷は偽物であり、本物はラストシーンのイメージのみ。ウルトラマンジャックに至っては“帰ってきた”どころか存在に触れられることすらないという非常に勿体ないオチがついている。『ウルトラマンメビウス』以降の良質な客演に慣れた若年層のファンが本話を見ると、本物の郷が助けに来ないで終わることに面食らうかもしれない。というか5話でゾフィーが客演してから1ヶ月しか経たない内に放送されたので、当時の子どもたちの中にも期待に胸を膨らませていた子が少なくないのではないだろうか。 今回登場したウルトラレーザーはアンチラ星人曰く「自分にしか使えない」とのことだが、その後普通にTACの武器として利用されている。アンチラ星人が嘘を言っていたのか、それとも梶さんが頑張って地球人に使えるようにしたのか詳細は不明である。 『ウルトラマンG』第5話では本話のオマージュがされており、ゴーデスの傀儡と化したスタンレー・ハガードが自ら操る怪獣バランガスを撃退したように見せかけてUMA内部に入り込むというアンチラ星人と同じ手口を使っている。 いきなり闘牛を始めたり、ザイゴンの首を安置するなど奇行が目立つ今回のエースだが、これは本話の特技監督である田淵吉男氏の演出。田淵氏はヒーローの戦いにスポーツ的な要素をねじ込むのがお好きだったようで、この後に参加した15話や48話ではエースと超獣が唐突に相撲をおっ始めたり、46話ではタイムパラドックスを起こさないために小枝1本も折ってはいけないという脚本をガン無視して大木を引っこ抜いてのチャンバラをやったりと非常にフリーダムな演出をしている。 追記・修正は「パンチラ星人www」なんてアホなことを考えなかった人にお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ウルトラ忍法帖では衣装をミニスカートに変えてパンチラ攻撃という誰得技を使ってきた。しかもかなりの大ゴマで -- 名無しさん (2023-08-05 23 59 18) ある人が擬人化したアンチラは箸の使い方がおかしいアホの子 -- 名無しさん (2023-08-06 07 23 24) アトラクスーツがあるから割とショーではお馴染みのやつ -- 名無しさん (2023-08-06 08 54 09) ウルトラナイフの演出は普通にカッコいいんだよね -- 名無しさん (2023-08-06 09 15 06) この回を反省を活かしつつオマージュしたのがXでのマックス客演回だと思う -- 名無しさん (2023-08-06 09 29 14) せっかく御本人を出したのに偽物でしたは本当に勿体ないよね -- 名無しさん (2023-08-06 11 13 16) 口の形のせいかアノマロカリスっぽさもあるな -- 名無しさん (2023-08-06 17 13 47) 今だったらエース対にせ新マンをメーンイベントに持ってきてたりしたかな? -- 名無しさん (2023-08-06 19 36 54) この回の特監の人はゾーンでもぶっ飛んだ演出をしてましたね -- 名無しさん (2023-08-06 19 59 20) ウルトラ忍法帖のアンチラ星人は将軍のウルトラの父を -- 名無しさん (2023-08-07 17 22 29) ↑続き:ウルトラの父を巨大化させてコントローラーで操って暴れたりもさせていたな -- 名無しさん (2023-08-07 17 23 23) ↑というか、本物の郷を出しただろうな -- 名無しさん (2023-08-07 19 56 41) あの頃客演に関しては扱い悪いけど今だったらXのゼットン回みたいに本物の郷が終盤に登場して次郎達の危機を救い巨大化したアンチラ星人 ザイゴンvsジャック エースが見れたかもしれないね・・・ -- 名無しさん (2023-08-07 20 39 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2705.html
前ページ次ページ鮮血の使い魔 酷薄な笑みを浮かべる言葉。 腰の後ろには、尖った枝を隠し持っている。 殺傷力は神殺し――チェーンソーより格段に劣るが、 森の中に吹っ飛ばされたコルベールを殺すには絶好の得物だ。 枝で刺し殺せば、コルベールが森に吹っ飛ばされた際、 木々の枝が偶然刺さってしまったが故の事故死を偽装できる。 殺すため、言葉は一歩、コルベールに近寄った。 「待ちなさい」 これから何をされるのか解っているかのような発言に、言葉はわずかに双眸を細め警戒した。 もし目論見が見抜かれているのだとしたら、炎の魔法で返り討ちに遭うかもしれない。 「どこか怪我をしていらっしゃるなら、早く手当てした方がいいですよ」 「まあ、聞きなさい。愚かな罪人なりに、学んだ事もあるのだ」 「罪人?」 「私は人殺しだ。国の命令で、罪も無い村を焼き払った事もある。 精神の壊れた人間も、何人も見てきたよ。時に魔法で、時に残酷な現実で、人は壊れる」 聞きながら、言葉は瞳の端である物を捉えていた。 杖。 地面に転がっている。誰の杖か? もちろん、コルベールの物だろう。 ゴーレムに殴られた時、彼は杖を持っていた。 恐らく森の中に突っ込んだ時に手放してしまったのだろう。 ああ、そうか。だから彼は、反撃のための詠唱をせず、時間稼ぎの戯言を抜かしているのだ。 一歩、彼に近づく。 「過ちに気づいた私は、残りの人生を贖罪に捧げようと決めた。 私が傷つけてしまった者だけではない。戦禍や弾圧、暴力、裏切り……。 傷つき悲しむ人々を、救いたいと、思った。聞かせてくれ、なぜ彼の首を切り落とした?」 「あなたには関係ありません」 言葉自ら誠の首を切断した事実に、この男は気づいていた。 何という危険分子。 生かしておけない理由がひとつ、増えた。 一歩、彼に近づく。 「私は、まだ誰も、救えていない。目の前にいる君も、結局救えなかったようだ。 念のため教えてくれ。どうして私を殺そうとするのだね?」 「私から誠君を奪おうとしておいて、そんな口をお利きになられるんですか?」 「そうか、そう思われていたか。しかし死者は安らかに眠らせるべきだと思う」 「誠君は死んでなんかいません。私を待っていてくれてるんです」 「……。そうか。君がそう思っているのなら、今の君にとっての真実はそうなのだろう」 コルベールは身じろぎをし、苦しそうな目で言葉を見上げる。 怪我をして動けないのなら好都合。 一歩、近づく。 コルベールはもう目の前に横たわっていた。 「……。私を殺すのか」 「まさか」 「だったら、後ろに持っている物を捨てたまえ。それは、よくない」 持っている物が何かバレているなら隠す必要もないと、 言葉は尖った枝を見せつけるようにしながら、その場に屈んだ。 「女性の力では、服の上から致命傷を刺すのは難しい。 かといって、他に刺せる場所といったら首くらいだろう。 しかしそんな所に、偶然枝が刺さるなど、不自然だ。だから……」 「だから見逃して欲しい、ですか? 生憎、私、意外と力あるんですよ?」 「それは『ガンダールヴ』の力あってだろう。今は無理だ」 ガンダーと自分を呼んだ水の精霊を思い出し、 言葉は枝の先端でコルベールの喉を軽くつついた。 「……私の力の事、何かご存知なんですか?」 「あらゆる『武器』を使いこなす伝説の使い魔、ガンダールヴのルーン。 君の左手に刻まれている、それが、そうだ……」 「そうですか。他に何かあるなら、手早くお願いします。 ルイズさんが来る前に、殺したいですから」 深く息を吸い、コルベールは両目を閉じた。 「ミス・ヴァリエールが、あるいは、他の誰かか。 いつかきっと、君を救ってくれる人が現れるだろう。 だから、その時のために君は、人を殺めるべきではない。 殺めれば、それはそのまま君自身の傷となってしまうだろう」 「もういいです。さようなら」 「……私の死は、私の罪がもたらしたものだ。 だから君は、私の死を背負う必要は……無い。だから、殺すな……」 今さら命乞いなど、何と無様なのだろうか。 しかしそれでいい。無様な姿をさらして死ねばいい。 この枝を突き刺し、確実に息の根を止める。 力いっぱい振り下ろすため、力いっぱい振り上げる言葉。 枝を握る手に力がこもる。 そして。 その瞬間を目撃した言葉は、双眸を見開いた。 学院に戻ったルイズと言葉から土くれのフーケの正体を聞き、 さらに炎蛇のコルベールの死を知らされたオスマンはショックを隠せず、 力ない声で人を呼ぶと、コルベールの遺体の回収に向かわせた。 ロングビルの正体、土くれのフーケは牢に入れられ、 後日城の衛士が引き取りにくる予定だ。 そして土くれのフーケを捕まえ、神殺しを奪還したルイズには、 シュヴァリエの称号が贈られる事となる。 だが活躍したのは言葉だ。ルイズはそれが気にかかった。 しかしオスマンは、言葉が貴族ではないという理由で褒美は出せないと言う。 そこで言葉は意外な頼みをした。 「でしたら、オールド・オスマンから個人的に褒美をもらうというのは可能ですか?」 「私からか? うーむ、まあ構わんが、公的な許可の要る物は難しいぞ」 「神殺しを譲ってもらえませんか?」 「何じゃと?」 「あれの使い方、私、知ってるんです。折れてしまったノコギリの代わりに使おうかと。 私はルイズさんの使い魔ですから、ご主人様を守れるよう、神殺しが欲しいんです」 オスマンは顎ヒゲをさすりながら、遠い目をして語り出す。 「むうう……しかしあれは、私の恩人の形見だしのー。 そう、あれは数十年前、神の向こうにある扉とやらを通って来たという男と出会った。 彼は『ハートが後ひとつしかない』『HPがやばい』と謎の言動を取っており――」 「興味ありません」 「あ、そう……」 残念がりつつ、オスマンはそれもいいかと考え直した。 恩人はこう言っていた。 『武器は使ってこそ価値がある! 使用回数なんて気にすんじゃねえ!』 だから、使える人がいるのなら、その人が使えばいいのだ。 「よかろう。じゃが、ひとつだけ質問に答えてくれるかな?」 「はい、何でしょう」 「ミスタ・コルベールは……『どうやって死んだ』のかの?」 「森の中に殴り飛ばされた時、折れた枝が身体に刺さってしまったようです」 事務的に言葉は答え、その様子を見てオスマンは天井を仰いだ。 「……そうか。まあ、いいじゃろう。神殺しは持っていくがよい。 だが、チェストの中には適当な物を入れて誤魔化しておくため、 それが神殺しである事を他人に知られてはならん。 仮にも魔法学院の宝物庫にあった物を与えたという事実は伏しておくべきじゃ」 「ではそのように」 頭を下げて礼を言うと、言葉は退室を命じられて出て行った。 残されたルイズは、オスマンの表情が悲しみに満ちているのに気づく。 「オールド・オスマン。あの……まだ、私に何か?」 「あの娘、よく見張っておくのじゃよミス・ヴァリエール。 これは恐ろしい想像じゃが……私は事実であると確信しておる。 ミスタ・コルベールは、恐らく、殺されたのじゃ」 誰に、なんて問いをするほどルイズは愚かではなかった。 けれどオスマンから説明をされる間でもなく、 学院の生徒達は『捜索隊に参加したミスタ・コルベールが死んだ』事と、 『ルイズの使い魔も捜索隊に参加していた』という事実をつなぎ合わせていた。 その晩の、フリッグの舞踏会が開催される頃には、ひとつの噂が完成していた。 ルイズの使い魔がミスタ・コルベールを殺したに違いない……と。 今日の主役と着飾ったルイズが舞踏会のホールに入ると、 その意外な美しさと、噂の使い魔の主という事実にホールの空気がざわめいた。 ルイズにダンスの誘いをかける者は無く、唯一声をかけてきたのはキュルケだった。 「シュヴァリエの爵位をもらえるんですって? よかったじゃない」 「……まあ、ね」 その後、二言三言交わしたはずだが、ルイズはその内容を覚えていない。 楽しいはずの舞踏会の雰囲気が自分のせいで悪くなっているため、 いたたまれなくなったルイズは人気の無いバルコニーへ向かった。 双月を見上げ、それからふと下を見ると、言葉が誠の頭を持って座っていた。 夜の散歩だろう。舞踏会の賑わいを音楽にくつろいでいるらしい。 ルイズの足は自然に動いた。 「誠君。みんな、噂してます。私があの先生を殺したって。 そんな噂、私は別にどうでもいいんですけど、でも……」 誠を膝の上に置いて向き合うようにしながら、言葉はずっと語りかけていた。 もちろん返事は無い。彼は話せない、喋れない。 だから言葉が望む事を言ってはくれない。 「ありがとうございます。やっぱり誠君は優しいですね」 だから彼がなんて言ってくれるかを想像して、それを真実とする。 誠はいつだって言葉の味方だから。 そう、誠だけが言葉の味方。 ルイズは違う。 誠を死んでいると認めさせ、言葉と別れさせたいというのがルイズの本音だから。 誠を愛する自分を気持ち悪いと言って、大嫌いだと言って、拒絶したルイズ。 でも、埋めてしまった誠を掘り返し、言葉を狂気に戻してくれたのもまた、ルイズなのだ。 「……ルイズさん…………」 「呼んだ?」 呟きに応じるように、ルイズが言葉の前に立っていた。 舞踏会から抜け出してきたらしく、綺麗なドレスに身を包んでいる。 楽しい舞踏会はまだ続いているのに、どうしてここに。 「視線が鬱陶しくて、抜けてきちゃった」 「視線……?」 「噂、聞いてない? ミスタ・コルベールは自殺したんじゃなく、あんたに殺されたって」 「ああ、その話ですか」 興味なさそうに視線を誠へと落とし、微笑む言葉。 丁度ルイズの事を考えていたところに本人が出てきたから面食らっただけで、 一番深い本音の部分では敵であるルイズが来たからといって、嬉しくなどない。 ただ言葉に誠を捨てさせようとしているため、ルイズ自身が誠を捨てるという事はなく、 誠を手放さなければならない状況において唯一預けられる人間というだけ。 言葉にとってルイズはそういう存在。それだけの存在。 だから、大丈夫。 ルイズに何を言われようが大丈夫。 心なんて傷つかない。 「ねえ、コトノハ」 「何ですか?」 「あんな噂、否定しなさいよ。本当にミスタ・コルベールを殺したって訳じゃないでしょ?」 「そうですね。でも私が殺したか殺してないかなんてどうでもいいです。 あの人は死んだ。それでいいじゃないですか」 「……殺したの? 殺してないの? どっち?」 ほら、きた。 言葉は心を閉ざす。傷つかないように、悲しくならないように。 「殺してないって言ったら、信じますか? 私が言って、信じますか?」 「ん……そうね、難しいわ」 結局はそういう事なのだ。 言葉を本当に信じてくれるのは、誠だけ。 だから、言葉はつい、言ってしまう。 「私が殺しました。そう言ったら、信じますか?」 「うわぁ、すごい説得力。百人が百人信じるって答えるわね……。 多分私が知る今までの中で、誰よりも何よりも説得力にあふれる答えよ」 嬉しそうな笑い声が小さく漏れる。 予想通りすぎて、勝ち誇った気分になる。 西園寺世界の中に誰もいなかったと確認した時のように。 「でも、私は違うと思う」 しかしルイズは言った。 「コトノハが殺したって言っても、私は違うと思う。 だって、さっきから自分がミスタ・コルベールを殺したかどうか、 わざと答えを言わず、相手がどっちだと思うかを試すような言い方してる」 そんなつもりは無いと反射的に言葉は心中で否定したが、 否定した瞬間、それが真実だと気づかされる。 閉ざした心の扉が、わずかに開いて、狂気の渦巻く瞳がルイズを見る。 「コトノハはさ、『殺してない』って言って欲しかったんじゃないかな……って思うの。 本当は殺してないのに、みんなから殺したって思われて、違うって言っても誰も信じない。 だからどうでもよくなって、でもやっぱり……信じて欲しくて……違う?」 ルイズの微笑が眩しくて、言葉は目頭が痛くなるのを感じた。 咄嗟に顔をそむけ、瞳にあふれそうになるものを隠す。 「……違います。私は、本当にどうでもいいんです。 誠君だけは私を信じてくれるから、他の誰に、どう思われても」 「私はコトノハを信じちゃダメ?」 そりゃ確かにさ、あんたならミスタ・コルベールを殺しかねないと思う。 もしかしたら、私の考えは間違いで、本当は殺してるかもしれない。 客観的に見ればやっぱり怪しいもの。私だって、ほんと言うと、殺したって思ってた。 でも今ここにいるコトノハを見たら……さ、すねてるみたいで」 誠を抱き上げ、黒髪に顔をうずめる言葉。 表情を隠しながら、自分が今どんな表情をしてるのか見当もつかない。 目頭が熱い。痛烈なまでに。 「ご、ごめん、怒った? すねてるなんて、子供みたいな言い方しちゃって」 「……別に……怒ってなんていませんよ」 「それならいいけど、あの、もしかしたら私全然見当違いの事を言ってたのかなって」 ルイズは敵。自分に誠を捨てさせようとしている。 目的のために利用するだけの存在。 惚れ薬を飲んだ時の、あの感情は偽り。 唇にぬくもりが蘇る。解除薬を飲む前にした、ルイズとのキスを思い出す。 ルイズへの想いは、偽りのはずなのに。 言葉は木の枝を振り下ろそうとして気づいた。コルベールから漂う血の匂いに。 そしてコルベールの胸が上下するのをやめるのを見て、双眸を見開く。 まさか。 コルベールの身体を引っくり返すと、背中にはすでに、木の枝が深々と刺さっていた。 殺そうと思った。現に殺そうとした。でも、彼はその前に、息を引き取った。 「……あの、言い返したい事があったら言ってね。 私ばっかり、好き勝手自分の思った事を話しちゃったみたいで。 だから、私の言った事が間違いなら、遠慮なく文句言っていいから」 しばらくルイズは言葉の返事を待ったが、彼女は誠の頭に顔をうずめたままで、 ルイズに見向きもしないし、話を聞いている素振りも見せない。 「……じゃ、私、行くね」 このままここにいても言葉の機嫌を害するだけかなと、 ルイズは落胆に肩を落としながらその場を立ち去ろうと彼女に背を向け、 「……いて……」 言葉が何か言ったような気がして振り向き、 「ここに、いてください」 確かに言葉がそう言っているのを聞いたので、ルイズは言葉の隣に腰を下ろした。 舞踏会が終わるまで、ルイズと言葉は一言も口を利かなかったけれど、 不思議と心安らぐ静かな時間をすごせたと後になって思った。 きっと、言葉も同じ気持ちだったと思う。 第9話 偽りのはずなのに 前ページ次ページ鮮血の使い魔
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/842.html
【作品名】シン・マシン 【ジャンル】小説 【先鋒】国東魁 【次鋒】真樹 【中堅】牟田孝二 【副将】国東弾 【大将】虫生 【名前】真樹 【属性】人間、男性 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】脳の病気で意識不明の重体になっている高校生男性並み 【名前】真樹 【属性】人間、女性 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人女性並み 【名前】牟田孝二 (最強のプリザーブ) 【属性】 七本の手部隊のNo3、食欲魔人 【大きさ】街一つ分。数兆体の大小様々なサイズのマシンから成る群体生命。 コミュニケーション用の肥満な男が中心に居る。 【攻撃力】高層ビルを一呑みにするほどのサイズの津波(虫マシン製) 強酸性の体液。様々なサイズの虫マシンで相手を呑み込み、内外から喰らい尽くす。 【防御力】恐らく鉄製。国東弾の再生能力(国東弾のテンプレ参照)のオリジナル。 【素早さ】現実の羽虫程度の速度で飛行可能(飛ぶイナゴの大群の様な物を想像してください) 地上では雑多な昆虫として移動(地面を覆い尽くす虫の大群を想像してください) 【特殊能力】 増殖:命無き無機物が、ナノマシンの分子製造機械や複製製造装置となって、 無限に増殖する。大地を喰らうがごとく増殖する。 再生:周囲の虫マシンが砂の様に崩れて牟田の体を再構成する。群体全てを消さない限り再生。 虫マシン:様々なサイズの虫型機械。ナノマシンなので自由に変形できる牟田の体の一部。 【長所】大地がある限り巨大化する。全滅しない限り再生する。無限の食欲。 【短所】反応が羽虫並。範囲攻撃を連発されるとつらい。一撃一撃が弱い。 惑星クラッシュや消滅攻撃で再生を妨害されると弱体化。 【戦法】体を攻撃用と増殖用に分けて、一撃でやられない様に超広域に拡散。 相手が接近or自分の射程に入ったら虫マシンの津波。飛ぶ相手は羽虫が追跡し、 地上の敵は虫マシンで取り囲み、強酸性の体液で消化。 【備考】マシンなので精神、魂は存在しないが一応生命。 【名前】国東弾 (臨模のコピー) 【属性】 スタンドアロン、フリーター、鉄砲玉の弾 【大きさ】常人並+両腕から長さ数百メートルの大ブレード(光剣)を出している 【攻撃力】喧嘩に慣れてるので常人よりやや上。バーベキューの串による刺撃を好む。 【防御力】体の半分が焼け焦げても活動可能。精神的にも打たれ強い。 【素早さ】喧嘩に慣れてるので常人よりやや上。カンは鋭い。 【特殊能力】 瞬動:持続可能。人間の目では追いきれない速さで移動。反応・思考速度もそれ相応。 銃弾並の速さで飛ぶ針を「あまりに遅い」と認識し数本連続で打ち落とした。 攻撃に運動エネルギーを乗せると触れただけで人体は抉れ、コンクリの壁にクレーターを造る。 攻撃される側(常人)は脇をすり抜けられた時「閃光のような速度だ」と感じた。 作中で、瞬動で動いた距離は数百メートルが限界。キロ単位の使用描写は無い。 単に加速するだけの技だから、弾は走り続けるのに疲れたのかも。基本的には持続可能。 接続線:指先から合計十本発射。敵の筋肉や神経に打ち込むことで、全身を意のままに操る。 大蟹の甲羅(銃弾を弾く)を貫通した。 周囲の建造物に打ち込む事でウインチにして移動できる。 光剣:長さ数百メートルの大ブレード(レーザー?)。瞬動を使わないと回避できない。 光剣に貫かれたビルは若竹のようにスッパリ斬られた後、瓦礫となった。 人間サイズの相手なら全力を出せば一撃で消滅させる事が可能。 範囲攻撃だが連続で振り回すのは疲れる。腕先からそれぞれ一本ずつ出現。 再生:ナノマシンが瞬時に身体を再構成させる。参戦条件故に体の総質量が有限の為、限界がある。 斬ろうが爆破しようが再生可能。全身を喪失するまで使用可能。 幻影:五人ほどに分身する。幻影には実体が有り、本体と同等の能力を備え、見分けられない。 幻影を攻撃すると再生せずにプラナリアのように無限に分裂する。本体へのダメージは無い。 幻影を相手の真正面で出現させても相手は本体だと思い込み、 幻影に攻撃を叩き込んだ後に、後ろに回りこんだ本体に気づいた描写が有り。 更に解除すると一瞬で消滅する為、出現も本体から分裂ではなく、 虚空にいきなり現れると考えられる。又、実体の無い幻としても使う事が出来る。 あと、幻影はどんなに攻撃しても消滅させない限りは分裂する。 特殊能力は複数同時使用可能。それぞれ発動は任意。 【長所】高速反応、身体支配、高火力、再生、分裂分身とバランスが良い。 【短所】自分より速度が有り、高火力な相手には歯が立たない。範囲攻撃に弱い。 【戦法】開始直後に瞬動で幻影を出しつつ移動しながら致命箇所に斬撃。 同時に片腕で防御。幻影は3人突撃させて1人は自分を切断して増殖、 増殖したものから敵に合わせて戦法を変える。本体はひたすら回避と防御と再生。 【備考】「瞬動」と「光剣」を両手に発生の状態からスタート。臨模のコピーと呼ばれるナノマシンが、 死んだ国東弾をコピーしてできた存在の為、魂を所有しない。 【名前】虫生 (供給のアナライズ) 【属性】 七本の手部隊の頂点、インテリ、世界の供給者 【大きさ】常人並+両腕からそれぞれ長さ数百メートルの大ブレード(光剣)を出している 【攻撃力】特殊能力で都市一つを瓦礫の廃墟にした。 【防御力】常人並。恐らく再生できるが使用していないため考察外。 【素早さ】瞬動(国東弾のテンプレ参照)を最小動作を用いて余裕で回避。 死角からの不意打ちにも対応したため最低でもこの速度。 【特殊能力】 供給:あらゆる物をどこからともなく供給し、一瞬で自由に物体を創造できる。 ……のだが作中で創造したのは以下のもののみ。 「火山の火口」地面に火口を創造する。中からマグマが吹き出てくる。大きさは自由。 「鉄製の槍」数本地面から飛び出してくる。どこまでも伸びて追尾する。 速度は接続線(国東弾のテンプレ参照)と同程度。 「光剣」国東弾のテンプレ参照。後出しで弾の光剣を防げる。 「天雷」普通の雷。狙いは結構正確。 「光弾」光剣以上の威力(雷の数千倍のパワー)で光剣を喰らっても再生できた敵を 貫通し、当たった場所は消滅して再生できなくなっていた。連射可能。射程は光剣並。 弾が瞬動で避けようとしても体半分を焦がしたので、成人男性の半分位の大きさがある。 供給するのが一つの能力なので、上記の物を一種ずつなら動時にいくらでも創造できる。 【長所】ほぼ無限の攻撃力。弾以上の速度。都市一つ分をカバーする知覚力。 【短所】再生が使えない。幻影が使えない。防御が紙。油断しやすい。 【備考】精神、魂は存在しないが一応生命。 参戦 vol.64 871-872 vol.115 97 :格無しさん:2014/10/29(水) 02 04 20.36 ID R9gU8Irs シン・マシン考察 高層ビル破壊の壁から ×ウルトラマン(ゲーム) 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃範囲は狭いので負ける事はないが追い付けない。分け 【副将】相手の攻撃を避けつつ削って勝ち 【大将】削りきる前に体当たりで負け 1勝3敗1分け ×特捜ロボ ジャンパーソン 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃は範囲が狭いので攻撃しまくって勝ち 【副将】反応で劣るので幻影で攪乱してもいずれ負け 【大将】先手を取られて負け 1勝4敗 △怪獣王ゴジラ 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けない。分け 【副将】反応で圧倒しているので一方的に攻撃して勝ち 【大将】先手を取って光剣勝ち 2勝2敗1分け ×モルダイバー 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃は範囲が狭いのでいずれ時間切れ勝ち 【副将】【大将】相手の攻撃は避けられるがこちらの攻撃も通じず分け 1勝2敗2分け ×ウルトラマンVS仮面ライダー 【先鋒】【次鋒】相手も数合わせっぽいがレベルが違う。負け 【中堅】格闘攻撃に耐えつつ削り勝ち 【副将】反応で圧倒してるので削り勝ち 【大将】光剣は効かず光弾で削りきる前に突進負け 2勝3敗 ×ワールドヒーローズシリーズ 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けず分け 【副将】【大将】反応は相手が上っぽいので負け 4敗1分け ×メタルスラッグシリーズ 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けず分け 【副将】【大将】反応は相手が上っぽいので負け 4敗1分け ×『エイリアン』シリーズ 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃範囲は狭いので呑み込み勝ち 【副将】射程内に入る前に離脱され核爆弾負け 【大将】体当たりに来たところを光剣で操縦席破壊して勝ち 2勝3敗 98 :格無しさん:2014/10/29(水) 02 06 41.14 ID R9gU8Irs ×ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】衝撃波には耐えられるが追い付けず分け 【副将】攻撃を躱しつつ光剣勝ち 【大将】射程に入った所でエネルギーフィールドに溶かされ負け 1勝3敗1分け ×9S 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】攻撃に耐えつつ呑み込み勝ち 【副将】マインドコントロール負け 【大将】光剣を振り回してれば突撃して来た敵に当たるだろう。勝ち 2勝3敗 △スーパーマリオワールド 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】互いに有効な攻撃なし。分け 【副将】反応差があるので削り勝ち 【大将】光弾乱射で勝ち 2勝2敗1分け ○暴れん坊天狗 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】体当たりに来たところを呑み込み勝ち 【副将】反応差で一方的に攻撃して削り勝ち 【大将】光剣で切り刻んで勝ち 3勝2敗 ×超電導カンタムロボ 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】こちらの攻撃は効かないが相手も攻撃範囲が狭いので分け 【副将】相手の攻撃は躱せるがこちらの攻撃は通じない。分け 【大将】こちらの攻撃は効かず体当たりとかで負け 3敗2分け △バトルバクレイド~Fighters and Attackers 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けない。分け 【副将】先手を取って光剣勝ち 【大将】相手が近付いたところを光剣か光弾で勝ち 2勝2敗1分け ×ダイナマイトデューク 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けず分け 【副将】反応は同等か。射程の差と幻覚の分だけ有利 【大将】反応で劣るので負け 1勝3敗1分け △P-47Aces 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けない。分け 【副将】先手を取って光剣勝ち 【大将】相手が近付いたところを光剣か光弾で勝ち 2勝2敗1分け 99 :格無しさん:2014/10/29(水) 02 09 07.59 ID R9gU8Irs ×風の谷のナウシカ(映画) 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】一撃は耐えられる。相手の自滅で勝ち 【副将】反応差で一方的に攻撃して勝ち 【大将】射程に入る前に薙ぎ払われて負け 2勝3敗 △エアグレイヴ、アースジョーカー 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けない。分け 【副将】先手を取って光剣勝ち 【大将】相手が近付いたところを光剣か光弾で勝ち 2勝2敗1分け ○The Wing Bluff 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】弾切れまで攻撃に耐え近付いた所を呑み込み勝ち 【副将】先手を取って光剣勝ち 【大将】弾切れまで攻撃を迎撃、回避し近付いた所を光剣か光弾で勝ち 3勝2敗 ×VISITOR 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】反物質ミサイル負け 【副将】射程を詰めきれず離脱され戦闘機の反物質ミサイルで負け 【大将】スペックが違いすぎて負け 5敗 ×機動戦士ガンダム ファイナルシューティング スペースウォー in 0079 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けない。分け 【副将】先手を取って光剣勝ち 【大将】相手の攻撃は躱せるが射程に入れず分け 2勝1敗2分け △逆鱗弾~バットマン 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃には耐えられるが追い付けない。分け 【副将】先手を取って光剣勝ち 【大将】相手が近付いたところを光剣か光弾で勝ち 2勝2敗1分け ×ドラゴンキラーありますシリーズ 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手の攻撃は範囲が狭いので呑み込み勝ち 【副将】【大将】反応は相手が上なので負け 1勝4敗 ○スーパーマリオRPG 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】4mの距離なら津波に巻き込めるか。呑み込み勝ち 【副将】反応と速度はこちらが上か。射程でも上回ってるし勝ち 【大将】反応はこちらが上か。近付いたら相手の射程外から光剣か光弾で勝ち 3勝2敗 100 :格無しさん:2014/10/29(水) 02 10 18.59 ID R9gU8Irs ○アクトレイザーシリーズ 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】呑み込み勝ち 【副将】【大将】先手を取って光剣勝ち 3勝2敗 ○エスパードリーム 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】呑み込み勝ち 【副将】先手を取って光剣勝ち。 【大将】先手を取って光剣か光弾。天使のリングで蘇っても100回殺して勝ち 勝敗分け ×BLUE DRAGON ラルΩグラド 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】接近戦になったら囲んで呑み込み勝ち 【副将】【大将】反応で圧倒的に劣るので負け 1勝4敗 ×Arm JOE 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】相手は速度が遅いので距離を詰めて呑み込み勝ち 【副将】【大将】反応で劣るので負け 1勝4敗 ○牙狼-GARO- 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】津波で削り勝ち 【副将】先手を取って光剣勝ち 【大将】反応はこちらが上か。射程でも大きく上回るので勝ち 3勝2敗 ○TALES OF PHANTASIA 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】TP切れまで精霊を呑み込み続け最後に本体を呑み込んで勝ち 【副将】【大将】反応はこちらが微妙に上か。先手を取って光剣勝ち 3勝2敗 ○ゴルゴ13-第一章 神々の黄昏- 【先鋒】【次鋒】負け 【中堅】追い付けない事はないだろう。呑み込み勝ち 【副将】【大将】先手を取って光剣勝ち 3勝2敗 ドラゴンキラーありますシリーズ>BATMAN (GB)=シン・マシン>スーパーマリオRPG
https://w.atwiki.jp/animechikan/pages/73.html
339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 00 30.60 ID sTdrXu360 俺は改札で塚本八雲を見つけた。 これもかなりいい姫だ。俺は吸い寄せられるように八雲に近づく。 そして八雲の後に続いて階段を上る。 目の前で左右に振れる小ぶりなお尻。 その意外と肉厚なプリケツに触ったことのある男が世界に何人いるだろうか。 ことによると大好きな姉の天満も知らないのではないか・・・ 俺は八雲を支配したかのような誇らしい気持ちになった。 お尻に顔を近づけてクンカクンカとやってみる。 今放屁でもしてくれたら俺としては変な満足感に浸れるんだが。 まあそんなにタイミングよく屁は出ない。 俺は八雲に続いてホームに立った。もう電車が来るところだ。 344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 05 50.01 ID sTdrXu360 俺はこの前のように八雲を車内に押し込んでいく。 しかし、八雲は警戒心の強い娘だ。感づかれると逃げられるかもしれない。 俺は腕を折りたたんで胸の前にあて、それで八雲の背中を押した。 よし、八雲には特に変な様子はない・・・ そんな俺の左に駆け込んできた金髪の女子高生。 沢近愛理だ。 俺はいいことを思いついてしまった。 スクランの八雲をエロ妄想で責めながら沢近を痴漢。これどうだろう。 けっこう八雲にとっても残酷なんじゃないか。よし、これだ。 俺は体を左に寄せ、回転させて沢近のほうを向く。 沢近の横には八雲がいて、二人は扉のほうを向いている。 八雲と沢近の目が合う。軽く挨拶を交わすが、特に会話はない。 348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 11 34.50 ID sTdrXu360 さて、俺は沢近を責めていけばいい。 八雲がそれに気づいて、俺の心を読んでくれればいいんだ。 いやらしい妄想いっぱいしちゃうぞ。 電車が動き出す。沢近と八雲はいっしょによろめいた。 俺はその揺れを利用して沢近のお尻を手のひらで包んでいく。 まずはソフトタッチだ。 見たところハーフであるようだし、欧米の女性のような強さがあったら困る。 訴えるとか言われたら人生終わる。 俺は泣いて謝る際のセリフを考えながら、慎重に手のひらをお尻にフィットさせた。 沢近は特に反応しない。気だるそうな後姿だ。 八雲のほうは何だかもじもじしている。気まずいことでもあるのだろうか。 349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 17 13.01 ID sTdrXu360 まあいい。 八雲が声をあげるかも知れないが、それを防ぐのは俺の妄想だ。 妄想で八雲を牽制する・・・これは初めての試みだ。そしておそらく今後もないだろう。 もともと八雲は自分が痴漢に遭って、爪を立てられたり痛い目に遭わされて抵抗できなくなったんだ。 きっと今日も大丈夫だ。うまくやれよ、俺! 俺は手のひらをお尻にフィットさせたまま、指をすりすりと動かしてお尻を撫でてやる。 八雲にもひけを取らないスレンダーだが、お尻はかなり肉厚だ。 触ってみて初めて分かるダイナマイトなバディ。でもいいんじゃない? めまい起こしそう。これも大陸の血だろうか。 となると気になるのは沢近の反応だが、今のところは無反応だ。 気づいていないのか、気づいていて何もしないのか。その真意まではわからない。 本当に無反応なところをみると、気づいていない線が濃いか。 350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 23 17.21 ID sTdrXu360 もう少し反応を見てみたいところだ。俺は少しずつ指を尻肉に押し込んでいく。 肉厚なお尻にふさわしい柔らかみがある。 表面がパリッと張って形を保っているが、本質的にはかなり柔らかいお尻らしい。 尻には女の本質が現れる。痴漢しながら相手の性格を想像するのも楽しいものだ。 とっつきにくいけど、本当は非常に優しい。そんなところだろうか。 八雲との間に流れる空気を読むに、八雲はまだ沢近にとっついていないのだろう。 いいじゃん、俺の痴漢がきっかけで仲良くなれるかもしれないぞ。 沢近の痴漢される恐怖と、八雲の痴漢の汚い心を読む恐怖。 恐怖を共有して打ち解けたら、きっとこの金髪はいい娘だぜ。 もっとも、それで尚更気まずくなっちまうってことも考えられるがな。 その場合俺は責任を持たないことにする。 351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 27 44.00 ID sTdrXu360 沢近のほうは急にもじもじと体を動かし始めた。 もっとも混雑した電車では自由に体は動かない。 お尻を把握している俺だからこそ分かる程度のもじもじだ。 気づいたな。気づいたが、抵抗はきわめて控えめだ。 もともと気が弱いのか、八雲の存在に気を遣っているのかまではわからない。 分かる必要もない。沢近は痴漢に遭っていることを自覚してほとんど抵抗できていない。 これだけで十分だ。 となれば、俺はさらに指を動かしていく。 スカートの上から、その迫力のあるお尻を撫でたり揉んだりして弄ぶ。 いかがかね、金髪ちゃん。 見たところお嬢様のようだけど、こんな屈辱は感じたことがないだろう。 いや、恐怖と不安で屈辱まで感じる余裕はないかな? 353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 34 10.60 ID sTdrXu360 さて、次はこの状況を八雲に気づいてもらうことだ。 八雲の意識を俺に向けさせなければならない。 どうするか。沢近の左に八雲がいる。 いっそ左手で八雲にも痴漢しちまうか? それもいいな。険悪な二人が肩を寄せ合って同じ苦痛に耐える。 八雲のほうも尻は上玉だ。 ちょっと死角が不安だが、八雲のほうには深入りする必要はない。 ちょっと撫でるかきゅっと掴んでやる程度で・・・よし、これだ。 「き、今日は混むわね・・・」 俺はびくんとした。沢近が急に八雲に話しかけたのだ。 「そうですね・・・!!」 八雲の顔が硬直する。 ははあ。沢近の心を読んだな。 355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 39 33.78 ID sTdrXu360 沢近は決死の思いで八雲に助けを求めたのだろう。まだスカートもめくっていないのに。 ウブなことだ。痴漢どころかエロには耐性がないのだろうか。 「私は大人」みたいなのは雰囲気だけ。本当はかなりのウブで、それを必死に隠しているんだろう。 それが初対面にはとっつきにくさになるのかもしれない。 うざ可愛いってやつかな・・・俺は想像を膨らませる。 しかしのんびりしていてはいけない。八雲を牽制する必要がある。 やくもははっとした顔で俺のほうを振り向いた。 俺はできるだけキモく思考を働かせる。 ぐへへへ・・・この金髪ちゃんいいケツしてるじゃないの。 パンティ脱がせちゃおうかなあ~・・・ あー楽しいなあ・・・この怯えてるのがそそるんだよなあ・・・ お?横の娘も・・・可愛いじゃんか・・・ 八雲はきっと全身を硬直させて顔を戻した。 そして少し体をこちら向きに回転させる。お尻を俺に向けないためだ。 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 44 50.19 ID sTdrXu360 八雲は必死に目を閉じる。しかし一度見てしまった俺の心。 気になってしょうがないはずだ。まあたまには薄目開けて見てくれよな。 たかびーな金髪お嬢様がどんな痴漢されてるかも気になるだろ? さて、八雲の口を塞いだ以上、沢近のほうをしっかり攻めることが大切だ。 それが八雲に対する心理攻撃に拍車をかけてくれる。 俺は八雲を意識して沢近を責めていく。 さて・・・まずは生パンでしょうねえ。 やっぱり痴漢の楽しみといったらあったかい生パンを触ることですよ。 女子高生ってのは罪だよねえ。生足に綿パンって。 痴漢を喜ばせるために存在してるとしか思えないよ。 最初に制服考えた奴マジでエロイな。ありがとさ~ん。 えっへっへ、それでは金髪お嬢様の生パン、まずは味見といきましょうか・・・ 361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 50 40.61 ID sTdrXu360 俺はスカートのすそをつまんでめくりあげ、一気に生パンごしにお尻を掌握する。 沢近の脚が震えている。八雲から顔を背けるようにしてうつむいている。 いけないよねえ、こんな短いスカート履いちゃってさ・・・ めくられたくないんならもっと長いの履けばいいのに。お前が悪いんだぜ、金髪ちゃん? 隣の娘も大人しそうな顔してなかなか短いじゃないの。 ミニスカで大人しそうってそれ痴漢を集める磁石みたいなもんだよ・・・ 八雲はびくっとしてスカートを握った。よし、八雲には俺の思いが届いている。 さてさて、お嬢様はどんなパンティーをお履きなのかなあ? ん?おお~、レース付きじゃないのお。女子高生がこんな派手でいいのかなあ? 素材はシルクかなあ?高級なんだろうなあ。俺の三枚千円のトランクスとは違うんだろうなあ。 ふへへ・・・気にいらねえな。俺の白濁液で・・・汚してやるか? 366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 01 56 28.43 ID sTdrXu360 俺は今日は初めから今までぶっかけなどやる気はない。 ちょっと位置が悪くてチンコを取り出して押し付けるのは難しいだろう。 だからこれは、依然パンティを精液まみれにされた八雲に対する責めだ。 八雲は必死に目を閉じながらも俺の思考が気になるようだ。確かに読んでいる。 全身を硬直させてうつむいた。 辛い記憶が蘇えったのだろう。よしよし、もっと責めてやるぞ。 いけないねえお譲ちゃん。こんなパンティ・・・ 腹立つからお尻の谷間に押し込んでやるよ。こう、中指でぐい、ぐいっと・・・ おやおや?お尻が閉じちゃったよ。 それ拒否してるつもり?むしろ大歓迎なんですけど? 俺の指がお譲ちゃんの柔らかい尻肉で包まれてるんですけど? ああ・・・あったかくなってきたよ。いいねいいねえ・・・ じゃあ・・・指じゃなくて、俺のチ○コでやってもらおうかなあ? 俺は指をぐいぐいと左右に動かして、沢近のお尻を開いてやった。 367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 02 02 33.29 ID sTdrXu360 扉にもたれて耐えてるよ・・・怖い?悔しい? こんなとこで知らない男に弄ばれるためにそんなに綺麗なんじゃないって? いいじゃんよ。お前そんだけ可愛けりゃ男からもちやほやされていい思いしてるだろ。 たまには俺みたいにお仕置きする奴が必要なんだよ・・・ おお、こんなに震えちゃって・・・やっぱり金髪でも女子高生だなあ・・・ ああ、女子高生いいっ!女子高生に痴漢しないなんて犯罪だよう! ん~?隣の娘どうしちゃったんだ? 耳は真っ赤だし、・・・震えてるんじゃねえの。 ん~?痴漢されたくてうずうずしてるのお? だったらさあ、もっとお尻をこっちに向けてくれなくちゃ。 世の中にはさあ、俺のチ○コにケツを押し付けてくる女子高生もいるんだぜえ? 八雲はまたびくんとして体をよじった。 369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 02 08 30.78 ID sTdrXu360 さてさて・・・こんな綺麗なパンティは脱がさなきゃ失礼にあたるよな。 脱がされないんなら三枚いくらのパンティでもいいわけだからな。 こんなパンティわざわざ履いてるってことは・・・実は痴漢待ってたんじゃねえの? 本当に最近の女子高生はエロイなあ。てことはこれ興奮して震えてんの?かなわんわあ。 もう時間もないことだし・・・一気にやらせてもらうよ! 今さら抵抗しても無駄だぜ?・・・はい、ぺローン。お尻丸出しいっちょあがり。 ん?・・・泣いちゃった?嬉しくて?いい心がけだねえ。 おおー・・・いい肌触りじゃないの。 パンティなんか履かなくてもこの生尻がすでにシルクの肌触りだぜ。 柔らかめで大きくて、表面にはパリッとした張りがあって・・・ いい尻じゃねえの。ペロペロしてみたいよぉ~! しかし嬉しくて泣いちゃうほどの淫乱だもんなあ。 意外と声かけたらホイホイついてきちゃったりしてね・・・ おい、お前もいっしょに相手してやるから安心しろよ! 八雲は必死に目を閉じている。今の呼びかけ、届いただろうか。 372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/04(日) 02 15 04.71 ID sTdrXu360 さて、ノリノリでやっていたらもう駅だ。 俺としてもこんなテンションを作るのは疲れる。 周囲や姫に対する観察がおろそかになったら致命的だし、意外と神経を使う痴漢だった。 沢近は目立たないように涙を拭いて前を向いた。強い子だ。 八雲はまだ震えている。・・・やっぱり普通に八雲痴漢してたほうが楽しめたかもな。 八雲がまたびくんとする。いかんいかん、今のを読まれたか。 電車の扉が開くと同時に、俺は最後のメッセージを八雲に送った。 いかん!パンティ下ろしたまま直すの忘れてた・・・まあいいか。と。 沢近はしっかりした足取りでホームに下りる・・・よく見たら震えている。 本当は不安がりなのに、八雲の目を気にして気丈に振舞っているのだ。 八雲はというと・・・最後のメッセージが届いたらしい。 しきりに沢近の腰の辺りを気にしている。 結局電車を降りても微妙な二人。 俺はその後姿を見送りながら、他の事に気を遣いすぎて純粋に楽しめなかった 金髪お嬢のお尻や高級パンティの感触を反芻していた。 沢近愛理編 終了
https://w.atwiki.jp/datui/pages/396.html
独りじゃない、みんなの戦い ◆OmtW54r7Tc 「いただきます」 星のカービィは、食べる。 同族の…カービィのきらきらきっずの遺体を。 「ごめんね…きらきらきっず。助けられなかった上に、こんなことまでして」 ひどいことをしているとは思う。 だけど、これからの厳しい戦いを考えれば、背に腹は代えられなかった。 そばには、悲しそうな表情を浮かべるとっとこハム太郎2と…二つのワープスター。 緊急避難用に、スーパーデラックスが残してくれたものだ。 「ごめんね、ハム太郎君…いやなもの見せちゃって。」 「しょーなっち…」 「あのね…ハム太郎君。私、今からワープスターでここを離れるつもりなんだ」 「!?」 「それで…ハム太郎君にもついてきて欲しいの」 本当は一人で行きたかった。 しかし、戦う力をあまり持たない彼を一人にするのも気が引けた。 それに、二人の方が効率もいいのだ。 ハム太郎2は少しの間考え込んでいたが… 「…イエーっちゅ!」 「ありがとう…」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 一方、池の中へ入っていた3人は、相対していた。 池の中のモンスター…きょうあくポケモンギャラドスと。 (これがきらきらきっずのメッセージのモンスターか) コロコロカービィは思い出す。 きらきらきっずを殺した時の事を。 おそらく、自分とF-ZEROに襲われた後、かすかに意識が残っていたんだろう。 そして最期の力を振り絞って、あのメッセージを残した。 『ま、待ってよコロコロカービィ!ボクだよ、きらきらきっずだよ!ボクたち仲間じゃないか!』 『そんなの関係あるかよ!同じシリーズの奴だろうがぶっ殺す!』 あの時の会話を思い出して、苦い表情となる。 あの頃の自分は、仲間の絆なんてこれっぽっちも信じてやれなかった。 星のカービィに諭され、抱きしめられ、ようやくその強さと温かさを知ることができた。 「行こうぜマリオワールド!スーパーデラックス!こいつはあのメッセージを遺した…きらきらきっずへの手向けの戦いだ!」 マリオワールドは水中でしゃべれないため、無言で頷いた。 一方スーパーデラックスは…意外そうな表情でコロコロカービィの方を向いていた。 (コロコロカービィ…あいつ) あいつのことは、許せなかった。 星のカービィのように、寛容になることができなかったのだ。 だけど、今の言葉から感じられた感情は真剣そのもので。 改心したというのが口だけではないというのが、嫌でも伝わった。 (まあ、だからって許してやるつもりはないけど) きっと、彼自身だって許しなど求めていないだろう。 だから、スーパーデラックスはコロコロカービィを許したりしない。 だけど… (許しはしないけど…仲間としては、認めてやるよ) ギャラドスが向かってくる。 戦いの、始まりだ。 水中での戦いは、取れる行動も限定される。 故に、戦いも単純なものとなった。 スーパーデラックスのワープスターと、マリンポップ号に乗ったコロコロカービィの魚雷で敵の動きを止め。 怯んだ隙にマリオワールドが踏んづける。 そんな繰り返しで、戦いは続いた。 事前に星のカービィにファイアマリオにしてもらって残機が1ある状態だったので、接近によるリスクは少なかった。 一度ギャラドスがはかいこうせんを放ってきた時は肝を冷やしたが、マリオワールドがちびマリオとなることで攻撃を引き受けた。 そして…はかいこうせんの反動で動けなくなったギャラドスを一気に攻め立てフルボッコにし…戦いは終わった。 「宝とやらは俺が探すから、お前等は一度陸に戻ってろ」 戦いが終わった後、コロコロカービィのその言葉に甘え、マリオワールドとスーパーデラックスは一度陸に戻った。 二人ともさすがに息が苦しくなってきていたのだ。 「あれ?」 陸に戻ったスーパーデラックスは、辺りを見回す。 「どうした、スーパーデラックス」 「姉ちゃんとハム太郎2が…いないんだ」 「なに?」 やがて、宝を見つけてコロコロカービィも陸に戻ってきたが…二人は変わらずいない。 「まさか3DSに連れ去られたのか!?」 「と、とにかくワープスターで辺りを…」 動揺する2人だったが、 「あ、おかえりなさい!」 「はむはー!」 2人は戻ってきた。 すぐさま、スーパーデラックスが二人に駆け寄り問い詰める。 「姉ちゃんたち、どこ行ってたんだよ!」 「あはは…ごめん。ちょっと街の方までね…」 「こんなモンスターや爆弾がはびこってる中を!?」 「ええ…ただ待ってるだけってのも、味気ないものね」 「イエーっちゅ!」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 時を少し遡り。 星のカービィととっとこハム太郎2は戦場と化した市街地へとやってきていた。 「いい、ハム太郎君!今から私たちは手分けしてこの市街地を探索するわ!」 「イエーっちゅ!」 「集める物は、死体と、物資!特に、みんな疲弊してる今、回復の手段が欲しいところだわ!」 「イエーっちゅ!」 「上空からの爆弾には常に気をつけて!万が一モンスターが襲ってきたら、逃げること!」 「イエーっちゅ! 「それじゃあ、散開!」 …というわけで、二人は爆弾やモンスターに注意しながら市街地をワープスターで飛び回った。 数十分後、二人は先ほど別れた場所にて合流した。 まず二人は、見つけた死体をデイバックから全て出した。 星のカービィが死体を求めた理由…それはコピー能力の充実による戦力の確保であった。 「いただきます」 並べられた死体を一気に吸い込む。 「うっぷ…おえええええええ!」 飲み込んだ直後、吐いた。 これだけの死体を一気に食するのは、さすがに気分が悪い。 吐きだしたことによって出てきたのはコピースターで…全部で11あった そのラインナップは、以下の通りだ ポケットカメラ スーパーボンバーマン ポケモンカードGB かまいたちの夜 マリオペイント ロックマンX ヨッシーのたまご がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~ ゼルダの伝説 夢をみる島DX ファイナルファイト 海腹川背 しばらくして落ち着いたカービィは次に物資についての首尾を聞くと、ハム太郎2はこっちこっちと手招きした。 「こっちの方になにかあったの?」 「イエーっちゅ!」 「…あなた、今回その台詞ばっかりね」 ハム太郎2の案内した場所にあったもの…それは自販機だった。 売っているのはおいしいみず、サイコソーダ、ミックスオレの3種の飲み物。 いずれも体力を回復させるものであり、是が非でも手に入れたいところだが… 「うーん…買うにはコインが必要なのね」 しかし手持ちにコインなど当然ない。 いっそのことぶっ壊して中身を奪ってやろうか…とも考えたが。 「あ…そうだ。彼の能力なら」 先ほどコピーした能力の一つ。 その中に、小判を投げる能力というものがあった。 試しに小判を入れてみれば、かつてのゴエモン同様、無事に買うことができた。 「ハム太郎君!買える限り買うわよ!」 「イエーっちゅ!」 その後、各種飲み物を半ダースずつ買った辺りで爆弾で自販機が爆破されるまでの間、二人は自販機で飲み物を買い続けた。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「全く、無茶をしたもんだ」 星のカービィの話を聞いて、マリオワールドは呆れたような表情で二人を睨む。 「ちゃいっ!」 「ハム太郎君が謝る必要はないわ。あなたは私が巻き込んだだけなんだし…」 「だけど姉ちゃん、いくら戦力の増強の為とはいえ、死体漁りはどうかと思うな…」 死体集めに関して難色を示すスーパーデラックスに、星のカービィは反論する。 「…別に戦力の為ってわけじゃない。もちろんそれも目的の一つではあったけど、本質じゃない」 「?…どういうこと、姉ちゃん?」 不思議そうに訊ねるスーパーデラックスに、星のカービィは語った。 「優勝者以外のソフトが消される…あなたはそう言ったわよね?」 「う、うん…」 「それなら…これからの3DSとの戦いは、生きてる私達だけの問題じゃない。この殺し合いに呼ばれた、みんなの問題よ」 「…そうだね、死んだ彼らも、決して無関係じゃない死活問題だ」 「だから…連れていくの。みんなで戦うのよ」 「姉ちゃん…」 「本当は、この会場全てをくまなく探して全員で戦いたかったんだけどね。この状況じゃ、市街地だけで精一杯だったわ」 みんなで戦う。 その言葉を聞いて、スーパーデラックスは嬉しくなった。 かつての彼女は、囚われていた自分を救うために修羅の道を進んだ。 優勝を目指して独りで、戦おうとしていたのだ。 そんな姉が、みんなで戦うと言ってくれた。 (僕がいて、コロコロカービィがいて、マリオワールドさんやハム太郎がいて、そして『みんな』がいる…姉ちゃんはもう、独りじゃないんだね) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ それから数十分後、コロコロカービィが戻ってきた。 「見つけたぜ!『宝』をよ!」 得意げに、宝箱を見せつける。 どうやら、この中に脱出に必要なものが入っているらしい。 「では、開けよう」 そう言ってマリオワールドが宝箱を開けると、そこに入っていたのは… 「ワープスター?」 そこに入っていたのは、いつもスーパーデラックスが出すものとよく似たスターだった。 宝箱の底に、紙切れがあり、そこにはこう書かれてあった。 『主催者本拠直通ワープスター 優勝おめでとう! これさえあれば3DSのいる場所まであっという間にたどり着けるぞ! さあ、3DSでの移植&リメイクまであと少し!』 「なるほど、これで3DSのもとに…しかし」 「小さすぎないかしら?これじゃあ一人乗るので精一杯よ」 マリオワールドと星のカービィの言う通り、そのワープスターは一人乗りくらいの大きさしかなかった。 表向き優勝者を運ぶためのものなので仕方ないが、これでは全員で向かうことができない。 「大丈夫だよ、姉ちゃん。…僕には、『ワープスターを操る』能力がある。…ワープスターよ、大きくなれ!」 スーパーデラックスがそう言うと、ワープスターはぐんぐん大きくなっていき、5人乗るのに十分なほどの大きさとなる。 おそらく、Wii Uはこれを見越してスーパーデラックスを能力と共にこの場に寄こしたのだろう。 「というかよ、このワープスターがなくても、お前が作るワープスターでいけないのかよ?この会場までは来てるんだろ?」 コロコロカービィの言葉に、スーパーデラックスは首を振った。 「封印が施してあって、こっちから向こうへ戻ることはできないらしいんだ。多分このワープスターじゃないとあっちへはいけない」 「へえ、なるほどなあ」 「とにかく、これで乗れるよ」 出発の前に、準備をすることにした一行はまず、体力の回復に努めた。 星のカービィとハム太郎2が回収してきた半ダースの内、各種5本ずつが消費される。 残った飲み物については、基本後方支援のハム太郎2に一任することにした。 「ねえ、これどうしようか…」 そういってスーパーデラックスが見せたのは…『全てを0にする』能力。 優勝者以外のソフトを…消す為の能力。 「3DSのもとに再び持っていくのは気が引けるが…置いていったところで回収されてしまう可能性もある。そのまま持っておくべきだ」 「分かったよ、マリオワールドさん」 その後も、荷物の検分など、乗り込むための準備を続ける。 銭湯で見つけたポケットカメラの支給品の中には、【マリオ変身セット@スーパーマリオワールド】というものがあり、スーパーキノコ、ファイアフラワー、マント羽根が1つずつ支給されていた。 マリオワールドはそれを受け取るとさっそくスーパーキノコを使いスーパーマリオに変身した。 「これで準備は整った!さあ、行こう!」 マリオワールドが。 星のカービィが。 コロコロカービィが。 とっとこハム太郎2が。 スーパーデラックスが。 主催者本拠直通ワープスターに乗り込む。 全員が乗り込んだのを確認すると、スーパーデラックスは言った。 「いざ行かん!3DSの根城へ!」 スーパーデラックスのその一言を機に、ワープスターははるか上空へと飛んでいった。 【ワープスターで移動中】 【星のカービィ】 【状態】健康 【装備】「参加者の能力をコピーする」能力の☆ 【道具】支給品一式×4、不明支給品×3、斧、コピースター×16(※※) 【思考】 1:今までの償いの為に戦う ※外見はほしのあきに似た女性です。 ※ 「飲み込んだ相手の能力をコピーする」能力と「ワープスターを操る」能力は「別の能力のスターを飲み込むと元々持っていた能力のスターを吐きだす」という仕様上、同時併用できないので「ワープスターを操る」能力発動中はコピースターを取り込めません。 【コロコロカービィ】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品、モンスターボール(ピッピ)、コピーのもとDX(プラズマ)@星のカービィスーパーデラックス 【思考】 1:星のカービィ達に協力し、主催者を倒す ※外見は丸々とした体型の巨漢の男です。 ※身体を丸めて転がることで超スピードでの移動が可能で、さらに跳ね上がることで周囲にいる者を跳ね上げて転ばせることができます。 転がるスピードと破壊力は連続して転がり続けることにより上がっていきます 【とっとこハム太郎2】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】支給品一式、ハム語辞書@とっとこハム太郎2、おいしい水&サイコソーダ&ミックスオレ@ポケットモンスターシリーズ 【思考】 1:仲間と一緒に頑張る ※外見は5歳くらいの男の子です ※とっとこハム太郎2内で出てきたハム語以外の言葉をしゃべることができません 【星のカービィスーパーデラックス】 【状態】健康 【装備】『ワープスターを操る能力』の☆ 【道具】『全てを0にする』能力の☆ 【思考】 1:参加者を主催本部へ連れて行く 【スーパーマリオワールド】 【状態】健康、スーパーマリオ 【装備】ラミアスの剣@DQ6 【道具】支給品一式×3、まほうじんのつえ@魔法陣グルグル2、きぬのローブ@DQシリーズ、ファイアフラワー&マント羽根@スーパーマリオワールド 【思考】 1:この殺し合いを止めたい ※外見はスーパーマリオです。 ※スーパーマリオ、ファイアマリオ、マントマリオに変身する能力、またその状態なら致命傷を受けてもちびマリオになるだけで命に別状はありません。 ※※星のカービィの所持するコピースターは以下の通りです す~ぱ~ぷよぷよ サバイバルキッズ サンリオタイムネット未来&過去(ミックスコピー) ポケットモンスター緑 カービィのきらきらきっず ポケットカメラ スーパーボンバーマン ポケモンカードGB かまいたちの夜 マリオペイント ロックマンX ヨッシーのたまご がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~ ゼルダの伝説 夢をみる島DX ファイナルファイト 海腹川背 086 これより延長戦へ 088 牛丼とうな丼を合わせる的な発想へ