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前へ 決勝戦前日。 「ふわぁーあ……」 朝の日差しに照らされ、不本意ながら起きるのび太。 目を擦りながら、暫く同じ体制を取っている。 「……ダメだ!」 のび太が被っていた布団を放り投げ、立ち上がる。 『今日でなるべくポケモンを鍛えるんだ……今のままじゃ、勝てない!』 拳をギュッと握り締め、部屋を出るのび太。 そして、ダッシュで宿を出る。 目的はポケモンを鍛えることだ。 「あ……」 のび太が宿から出ると、そこには見覚えのある人影があった。 服はオレンジ色で、がっちりとした体型の少年。 「よう、のび太」 その少年はいつになく真剣な表情で、のび太の前に立ちはだかっている。 そして懐からモンスターボールを取り出し、のび太の眼前に突き出して見せた。 「のび太……勝負だ!」 のび太の眼前に突き出されたボールが、朝の日差しに照らされて光る。 来客者の名は、剛田武――ジャイアンだ。 「えっ……勝負?」 なんとも情けない、弱々しい声をあげるのび太。 「ああそうだ。俺に負けてるようじゃ、アイツには勝てねぇ。俺がテストしてやるよ」 「テスト……?」 のび太はようやくジャイアンの意図を悟った。 ウォーミングアップといったら少し違うかも知れないが、明日の為にはなるだろう。 「わかった。やろうよ」 のび太の返事を聞くと、ジャイアンはフッと笑ってボールを放った。 「まずはコイツだ!カイリキー!」 「よーし……いけ、ベトベトン!」 ジャイアンとのび太。 清々しい朝の風が吹く中、二人の対決が始まった。 決着がついたのは、それから約1時間後のこと。 「メタグロス、コメントパンチ!」 ジャイアンのボーマンダが、鉄の拳を受けて倒れる。 「はぁはぁ……やるじゃねえか、のび太」 荒い息をつくジャイアン。 その顔には、何かを成し遂げたような達成感みたいなものが表れていた。 「ま、まぁね……」 戦い終えた二人はその場に寝転び、空を見上げていた。 街の民家に明かりがつく。 空を茜色に染めていた夕焼けが消えていく。 夕方が夜に変わる瞬間だった。 ここはトクサネシティの宿。 「はぁ……」 のび太は色々な用を済ませ、疲労困憊の状態で仰向けになっていた。 『大丈夫だよな、みんなから貰ったアレもあるし』 考えているのは、無論明日の試合の事だ。 昨日には頭の中で巡っていた不安も、少し和らいでいた。 『……明日に備えて寝るか。今日が最後の夜かも知れないし』 枕に頭を乗せ、深い眠りにつくのび太だった。 所変わって、サイユウシティ。 「いよいよ、明日ね」 自分の傍らにいる「何か」に語りかけるリン。 だが、その「何か」は返事をしない。 「明日は……頼んだわよ」 再び傍らの「何か」に語りかけたリンは、夜空に目を移した。 今宵はいつもより増して、星が多かった。 そしてその輝きも、普段のものよりいっそう美しく空を彩っていた。 まるで、明日に行われる決勝戦の前夜祭のように―― 翌朝―― 決勝戦当日のこの朝、のび太は耳障りな音によって起こされた。 前日にセットしておいた目覚まし時計の音だ。 「はぁ……まだ眠いよ」 朝の清々しい気分を見事に打ち砕かれたのび太。 虚ろな目のまま用意を済ませ、宿を出る。 『今日でこの宿も最後か……』 のび太は心の中で宿に別れを告げると、ペリッパーに乗って飛び立った。 程なくして、サイユウシティのドーム。 「はぁ……はぁ……」 ダッシュで闘技場の階段をかけ上がるのび太。 だが、その足は闘技場の入り口で止まってしまう。 「……よし!」 のび太は自らを奮い立たせ、光溢れる闘技場へと入っていった。 「ワー!ワー!ワー!ワー!」 決勝戦だけに、観客の多さは尋常じゃない。 それに比例して、観客席の盛り上がり様も凄かった。 「ホラ、早く位置について」 審判に促されるのび太。 対戦相手のリンは、既に定位置についていた。 そしてのび太がリンと対峙し、審判が高らかに旗をあげる。 「それでは決勝戦、のび太対リン……始め!」 審判の旗が大きく振り下ろされ、ホイッスルが会場全体に響き渡った。 ついに決勝戦が始まったのだ。 ほぼ同時にボールを放つ両者。 のび太はペリッパー、リンはライコウを繰り出した。 「ラ、ライコウだって?」 てっきり伝説の鳥ポケモンが来ると思っていたのび太は、素っ頓狂な声をあげる。 すると、そんなのび太を他所に、ライコウの電撃がペリッパーを襲った。 無論、耐えきれるハズがない。 「早いよ……いけぇっ!ベトベトン!」 のび太が次に選んだのはベトベトンだ。 「ライコウ、十万ボルト」 強力な電撃がベトベトンを襲うも、ベトベトンは気にする様子も見せない。 「まもる、ね」 チッと舌打ちしたリンの目には、青い防御壁で包まれているベトベトンの姿があった。 『さすがに相手が悪いわね、なら……』 「ライコウ、吠える!」 ライコウの雄叫びが響き渡り、それに臆したベトベトンはボールに戻ってしまう。 代わりに出てきたのはハリテヤマだった。 「ビルドアップ!」 のび太がハリテヤマに指示したのは、意外にも補助技のビルドアップ。 当然、この隙を逃すリンではない。 「十万ボルト!」 次の瞬間、強力な電撃がハリテヤマに直撃した。 「地震だあっ!」 不意に、ハリテヤマの後方からのび太の声が聞こえてくる。 それを聞いたハリテヤマは、指示通りに辺りを揺らした。 「くっ……戻りなさい、ライコウ」 さっき積んだビルドアップの効力もあってか、ライコウは一撃で沈んでいた。 しかも、さっき受けたハリテヤマの傷も少し癒えている。 持ち物「かいがらのすず」によるものだ。 「次は……スイクン!」 美しい鬣を靡かせ、スイクンが登場する。 「毒毒よ!」 スイクンが猛毒を発し、ハリテヤマに浴びせる。 ハリテヤマは猛毒状態となった。 『毒毒……ということは、長期戦狙いか』 おそらくリンはスイクンの耐久力を利用し、長期戦での蓄積ダメージに頼るつもりだろう。 だが、のび太にも対策がないというワケではない。 「ハリテヤマ、日本晴れ!」 日差しが強くなり、水タイプの技の威力を弱める日本晴れ。 これで、少しはダメージを軽減できるだろう。 「スイクン、ダイビングよ!」 そのリンの指示を聞くと、少し安堵したような表情を見せるのび太。 『ダイビングは読んでいたさ』 のび太が合図すると、ハリテヤマが二度目のビルドアップを行った。 攻撃技を指示しても、ダイビングを行っているスイクンには当たらない。 だからのび太は補助技を積んで、出てきた所を倒すという作戦を選んだのだ。 「スイクン!」 スイクンがダイビング攻撃をヒットさせるも、日本晴れのお陰でダメージは少ない。 そして、作戦通りに攻撃力を上げたハリテヤマの攻撃がスイクンに直撃した。 「何とか、ってとこね」 スイクンはまだ持ち応えている。 流石は伝説のポケモン、と言ったところか。 「スイクン、冷凍ビーム!」 水技の威力が弱まった今、リンの選択はやはり氷技だった。 その期待通りのダメージでハリテヤマの体力を奪い、ハリテヤマの体力は残り僅かとなってしまう。 「次の攻撃でハリテヤマは終わりね」 「いや、次は無いよ」 自信満々のリンに、のび太が即座に反論する。 「何故なら……ハリテヤマ、起死回生だあっ!」 ハリテヤマの体力は残り僅か。 それにより増加された起死回生の威力は、スイクンを倒すには十分すぎる程だった。 「いっけええええ!」 フルパワーで繰り出される攻撃を受けたスイクンは、ゆっくりとその体を地に倒した。 スイクンが倒れた時、ハリテヤマの体力も毒のダメージで限界を迎えていた。 「お疲れ、ハリテヤマ……」 のび太がハリテヤマをボールに戻す。 かくして両者共に二匹を失い、試合は中盤戦に入った。 「ダーテング!」 「ミュウツー!」 両者、ボールを放つ。 リンのミュウツーを見た瞬間、のび太はガッツポーズを取った。 天候は晴れ。ダーテングのスピードは2倍となる。 「ダーテング、大爆発だ!!」 対出木杉戦の時にも使用した戦術、日本晴れからの大爆発が見事に決まった。 爆発によって起きた砂埃の中から現れたのは、戦闘不能になった二匹。 のび太は再びガッツポーズを取った。 所変わって、観客席。 「凄い、凄いわ!のび太さん!」 希望に満ちた表情で、喜ぶしずか。 だが、この男――スネ夫は違っていた。 「確かにのび太は強くなったよ。でも……」 「でも?」 「でも、何でかな……なんか嫌な予感がするんだよ……」 スネ夫が言い終えたその時だった。 日本晴れの効力が切れ、さっきまでの晴天がウソのように暗雲が空を覆い尽くした。 一瞬にして、辺りが暗くなってしまう。 次第に観客席からざわめきの声が聞こえる。 空は全く晴れる様子を見せない。 あの時――スネ夫がリンに負けた時と同じ光景だった。 「ベトベトン!」 「レックウザ!」 空が暗雲に覆われている中、再びボールを投げる二人。 『レックウザか……なら!』 頭の中で戦略を固めるのび太。 対して、リンも慎重な様子だ。 『私のレックウザにはベトベトンを一撃で倒せる術はない……。でも、二発目を打ち込めれば!』 先程のライコウ戦で少し消耗しているベトベトンだったが、まだまだ体力は残っている。 「レックウザ、ドラゴンクロー!」 飛翔していたレックウザが急降下し、鋭い爪でベトベトンを切り裂く。 だが、やはり一撃では倒れない。 『よし!』 心の中でガッツポーズを決めるのび太。 「ベトベトン、おきみやげだ!」 おきみやげ。自らが戦闘不能になるかわりに、相手の攻撃と特攻を2段階下げる技だ。 ベトベトンがドロドロになり、レックウザが苦しみ出す。 やがて瀕死になったベトベトンは、赤い光を伴ってボールに戻っていった。 「お疲れ、ベトベトン」 そう言うと、のび太は次なるボールを投げた。 「いけ!ラグラージ!」 のび太が出したのはラグラージ。 本来、のび太が持っているハズのないポケモンだ。 では、何故のび太がラグラージを持っているのか――その答えは昨日に遡る。 昨日――決勝戦前日―― 「ふぅ……」 ジャイアンとの戦いを済ませ、のび太は宿へ戻っていった。 そしてのび太が自分の部屋に入った――その時だ。 「こんにちは、のび太さん」 のび太の部屋に居たのはしずか。 いや、しずかだけじゃない……スネ夫、出木杉、ジャイアンの3人も居た。 「な、なんだい?皆揃って」 のび太が聞くと、しずかが一つのボールをのび太に手渡した。 「出してみてよ」 スネ夫が言うと、のび太は恐る恐るボールを投げた。 「これは……ラグラージじゃないか!」 話によると、このラグラージは出木杉がデボンの中で見つけたドラえもんのミズゴロウを、 皆で育成して進化させたものらしい。 「このラグラージはのび太へのプレゼントってワケさ」 スネ夫が言う。 「みんな……ありがとう!ありがとう!」 喜んで感謝するのび太を、一同は微笑ましく見守っていた。 舞台は戻る。 『このドラえもんのラグラージで……勝ってみせるよ』 レックウザの攻撃を容易く耐えたラグラージが、冷凍ビームで反撃する。 レックウザは一撃で沈んだ。 『アイツのポケモンは残り二匹、僕も二匹……ここからが本当の勝負だ!』 腹を括り直し、表情を改めるのび太。 その時、のび太の顔に水滴が零れ落ちてきた。 「雨……」 先程まで空一面を支配していた暗雲は更に黒みを増し、雨を降らせていた。 リンは気にする様子も無い。 ボールを選ぶ素振りを見せ、一つのボールを手にとった。 だが、普通のボールではない。 そのボールは真っ黒で、モンスターボールよりも少し大きかった。 『なんだあのボール……嫌な予感がする……』 ふと、のび太の頭に不安が過る。 実際、その予感は見事に的中していた。 リンが投げたそのボールから出てきたのは―― 「え……ドラえもん……?」 そう、現れたのは囚われの身となったのび太の親友――ドラえもんだった。 「ドラえもん!ドラえもーん!」 のび太が呼びかけるも、ドラえもんは返事をしない。 「無駄よ。この子は私のペットなの」 「え……?」 一瞬、のび太はリンが何を言っているのかわからなかった。 「デボンの技術を持ってすれば容易いことよ……ふふふ」 残虐な笑みを浮かべるリン。 対して、のび太は握った拳を震わせていた。 「お前……ドラえもんを……よくも!ラグラージッ!」 「あら、ダメよ」 のび太が指示を出そうとするが、リンがそれを阻んだ。 「攻撃したら、この子どうなるかわからないわよ?」 ハッとするのび太。 いくらロボットとは言え、ポケモンの攻撃を食らえばタダじゃ済まない。 「……やめろ、ラグラージ」 「アハハ!それでいいのよ」 のび太が攻撃しない事を確認したリンは、ドラえもんに合図をする。 すると、ドラえもんがラグラージに対し、無数の空気砲を放った。 「ラ、ラグラージ!」 ラグラージはギリギリ持ち応えている。 だが、次の攻撃を食らえば間違い無く戦闘不能だ。 のび太は涙を流していた。 「ドラえもん……このラグラージを見てもわからないの?僕、野比のび太だよ?」 だが、ドラえもんは何も言わない。 「いつも虐められてて、テストで0点ばっかりで……」 次第に涙は勢いを増していく。 「そんな僕をいつも助けてくれたのは君じゃないか!ドラえもん!」 必死に呼びかけるのび太。 だが、それも同じ結果に終わってしまう。 ザーザーと無情に降り続く雨の音だけが聞こえていた。 「ドラ……えもん……」 のび太の涙が、顔から零れ落ちて地面に落ちる。 もうダメだ……と、のび太が諦めかけた時だった。 「おーい、ノビター!」 観客席から若い男の声が聞こえてくる。 のび太はゆっくりと声のした方向を見た。 「え……ダイゴさん……?」 そこにいたのは紛れも無く元リーグチャンピオン・ダイゴ。 のび太も、観客席に居たスネ夫達も、リンも驚きを隠せなかった。 対リン戦でミュウツーの火炎放射を受け、死んでしまったハズのダイゴがいるのだ。 「エアームド!」 ダイゴはエアームドに乗り、のび太のいる闘技場へ降り立った。 「何で僕がここにいるのか……詳しいことは今から説明しよう」 ダイゴは対峙しているリンを睨みつけると、今までの経緯を話し始めた。 「あれは僕がミュウツーの攻撃を受ける、正にその時だった。 もう終わりだ……と思って諦めた僕は、運良くある事を思い出したんだ。 それは僕のポケットに入っている……ドラエモンの道具だよ。 それにより、僕は辛うじて攻撃を避けることが出来た……だが、一つだけ問題があった。 暗い空間に入って……しばらくの間戻れなかったんだ。 そして、やっとこさ出てきて今、ここに居るんだよ……」 言い終えると、ダイゴはエアームドを戻した。 「良かった……ダイゴさん……」 鼻水を垂らしながら喜ぶのび太。 「でも、今は再開した喜びに浸る時じゃない……僕があのドラエモンを何とかするよ」 そう言うと、ダイゴはエアームドの背に乗せていたノートパソコンを取り出した。 「あっ……それは!」 口を開け、驚くリン。 どうやら、彼女にとって何か都合の悪いモノのようだ。 「このパソコンは、デボンの全てのプログラムを管理出来る……」 ドラえもんを操っているのは、十中八九デボンの作った何かしらの道具だ。 ダイゴは画面を見ながら、大急ぎでキーボードを叩いた。 パソコンの画面には良くわからない文字列が羅列している……。 「よし、出来た!」 ダイゴが締め括りに一つのキーを押すと、ドラえもんの目に生気が戻った。 「今だノビタ!ドラえもんについているチップを壊せ!」 ダイゴはドラえもんの頭部についているチップを指指し、そう言った。 「はい!ラグラージ、かわらわりだ!」 ラグラージの手刀がドラえもんの頭についていたチップを壊す。 すると、ドラえもんはのび太の方へ駆け寄ってきた。 「のび太くーん!」 「ドラえもん!」 再開出来たこと心から喜び、涙を流し合う二人。 ダイゴはそれを優しく見守っていた。 「今は勝負中よ……」 不意に、3人の耳にリンの声が響き渡る。 見ると、リンがデオキシスを繰り出していた。 「倒しなさい!しんそく!」 デオキシスが猛スピードで突っ込み、ラグラージの巨体を倒す。 「ここにいると邪魔になる……少し下がろう、ドラエモン」 ダイゴはそう言うと、ドラエモンを連れて闘技場の端の方へ行った。 「はぁ……はぁ……最後のポケモンを出しなさい……潰してあげるわ」 ドラえもんが元に戻ったことにより、怒り狂うリン。 その目には邪悪なものが宿っていた……。 「頼んだよ、メタグロス!」 両者共にポケモンは残り一体……この勝負に勝ったほうがバトルの勝者だ。 「デオキシス!」 リンが叫ぶ。 すると、デオキシスがドロドロになり、形を変えた。 「これがデオキシス……アタックフォルムよ」 のび太はその言葉にハッとする。 『アタックフォルム……確か、攻撃に特化したタイプだった』 そうなると、かなり危機的状況だ。 メタグロスはデオキシスより遅い……つまり、先に攻撃を受けて倒れる可能性がある。 だが、そんな事を考えている暇はなかった。 一刻の猶予も与えず、リンが命令を降したのだ。 「デオキシス、炎のパンチ!」 デオキシスの拳が炎を纏い、メタグロスに当てられる。 「メタグロォス!!」 のび太が叫ぶ。 すると、戦いの行方が明らかになる。 「これは……」 立っていたのは無傷のデオキシス、そして…… 「いいぞ!メタグロス!」 傷を受けながらも辛うじて立っているメタグロスだった。 「そ、そんな……」 対リン戦の時のスネ夫のように、ただただ狼狽するリン。 「そんな攻撃じゃあ倒れないよ……僕は負けられないからね」 「何で、何で……」 リンが言うと、のび太は仲間達のことを思い出す。 『僕と共に戦ってきた仲間……しずかちゃん、スネ夫、ジャイアン、出木杉…… どんな時でも僕を助けてくれたダイゴさん……そして……』 のび太は闘技場の端にいる、自らの親友を見据える。 『皆がいたからここまで来れた……皆がいたから……!』 「だから……僕は負けられない!メタグロス、コメットパンチ!!」 メタグロスの鉄の拳がデオキシスを襲う。 防御能力の低いデオキシスがそれに耐えられるハズがない……。 「勝者、のび太!」 観客席から、どっと歓声があがる。 「何で……」 自分の敗北を信じられないリン。 そんなリンを見て、のび太がゆっくりと口を開いた。 「僕が勝てたのは、仲間達のおかげさ。あの時、ダイゴさんが来てくれなかったら…… この大会中、僕を支えてくれる仲間がいなかったら……僕は負けていた。 仲間達が、僕を強くしてくれたんだよ」 ダイゴもリンの方へ駆け寄り、言った。 「これでわかったろう?この世界を滅ぼすなんてこと、神が許してくれるハズがない。 これからは人間として正しい道を歩むんだ」 ダイゴが言い終えると、リンはフラフラと会場を出ていこうとした。 「待って!」 呼びとめたのはのび太。 「ほら、きなよ。表彰式だよ!」 リンが振り向くと、そこにはのび太とスネ夫、それに出木杉の姿があった。 3人ともベスト4に入ったトレーナーだ。 「まさか、この僕に勝っておいて表彰式に出ないってことはないよね?」 「いい戦いだったよ。さぁ、一緒に表彰を受けようよ」 スネ夫と出木杉だ。 「……う、うん……」 リンの顔には涙が零れていた。 その顔は輝きに満ちていて、ミュウツー襲撃事件の時の無邪気なリンにそっくりだった。 かくして4人は表彰状を貰い、大会は閉会式を迎えた。 長い長い戦いが今、終わりを告げたのだ―――― ドラえもんの話によると、この世界がシナリオ通りに進んでいないのはバグによるものらしい。 「本当にゴメン……」と、何回も頭を下げるドラえもん。 だが、皆が怒鳴ることはなかった。 「まぁいいんじゃない?結構楽しかったし」スネ夫。 「そうだよ!そこまで謝らなくてもいいって」のび太。 「終わり良ければ全部良しっていうだろ!」ジャイアン。 「そんなに気にすることないわ、ドラちゃん」しずか。 「寧ろこっちの方が良かったと思うな」出木杉。 ドラえもんはその言葉を聞くと、ありったけの涙を流した。 「まったく、何回泣くんだよドラえもんは……」 「そういうのび太君こそ、泣いてるじゃないか……」 いつもより一層美しい夕暮れの空の下、6人は旅の疲れを癒していた。 「ねえ皆、今日は宿に泊まって、明日元の世界に戻らない?」 のび太が提案する。 「お、いいアイデアじゃん!のび太にしては」 少しばかり皮肉を込めて言うスネ夫。 だが、顔は紛れも無く笑っていた。 「よし、そうしよう!」 ドラえもんが決断すると、皆は宿へ戻った。 のび太の部屋。 「もう……寝ようかな」 宿に戻って1時間、既に彼の身体は限界を迎えていた。 戦いによる疲労なのは言うまでもない。 「思えば、色々あったよなぁ……」 この世界に来てからの事を思い出すのび太。 『最初にポケモンを貰って、そして……』 そこまで考えたとき、のび太の目は既に閉じられていた。 戦いは終わった。 それと同時に、ポケモンの世界で過ごすのも今日で終わりになる。 この世界での思い出を胸に、心地良い眠りにつくのび太達だった―― 翌朝―― 一同はトクサネシティの砂浜に集まっていた。 「未練はあるだろうけど……戻ろうか」 ドラえもんがもしもボックスを出す。 皆無言のまま、それを見つめる。 そしてドラえもんが大声で言った。 「戻ろう……元の世界へ!!」 6人の身体が、眩い光に包まれていく。 その時だった。 「おーい!」 二つの人影が、砂浜の方へ走っていく。 ダイゴとリンだった。 「どうしたんだい、みんな?」 光に包まれている6人を見て、疑問を抱くダイゴ。 ダイゴはのび太達が別の世界から来たことを知らないのだ。 「僕達、元の世界へ帰るんです」 「元の世界だって?」 わけがわからない、という表情のダイゴ。 のび太は必死で涙を堪え、言った。 「最後に……今までありがとうございました!」 次の瞬間、のび太達の身体は跡形も無く消えていた―― のび太達が元の世界に戻ると、真っ先に蝉の鳴き声が耳に入った。 「僕達……戻ってきたんだよね」 自分の部屋の畳を触り、感触を確かめるのび太。 「あ、そうだ……」 のび太は何かを思い立つと、立ち上がって自分の机の上にある時計を手に取った。 「これは……あの日から全く時間が過ぎてない!」 時計を見て、驚くのび太。 「そりゃそうさ、僕達は今までデータの中に居たんだからね」 あっけらかんとして答えるドラえもん。 他の皆は……まだ起きていなかった。 ジージーと耳障りな蝉の鳴き声。 これでもか、と言うぐらいに照り付ける真夏の太陽。 そして、あの頃から全く動いていない時計―― 今日からまた、今まで通りの日常生活が始まるのだ。 時を同じくして、ポケモンの世界。 「なるほど、こういう事だったのか……」 自分のノートを見て、独りでに呟くダイゴ。 ノートにはのび太達が別の世界から来たことが詳しく記述されてあった。 そしてダイゴはノートに何かを書き記し、部屋を後にする。 記述されていたことはこうだ。 今日、ノビタ達が元の世界とやらに戻った。 彼等にはとても感謝している。 いや、感謝してもしきれないかも知れない。 リンはデボンで働くことになった。 それもこれも、全て彼等のおかげだ。 彼等が元の世界で幸せに過ごせるよう、ここに祈っておく。 かくして、のび太達の冒険は終わった。 時は全く進んでいないが、ポケモンの世界での思い出は彼等の心の中に残っている。 そして、それは消えることなく、いつまでも彼等の心に居座り続けるだろう。 ポケモンの世界――それは他でもない、彼等の心が生み出した世界なのだから。 彼等が望めば、再びポケモンの世界は現れるだろう。 いつか、きっと、必ず―――― ―――完――― あとがき 177 名前:ルビー ◆ChfQmyJ5GM [sage] 投稿日:2007/05/03(木) 18 01 26 ID ??? ふう、やっと完結しました。 総記事数、実に240ジャストです。 未熟ながらここまで書きましたが、どうでしたか? 感想等くれればありがたいです。 俺が書き始めたのは1月13日。 最初は「――」の使いすぎを指摘されたりと、色々大変でした。 でも、物語が進むにつれ、「面白い」や「乙」などのやる気になるコメントを頂き、何とかやってこれました。 読者の皆さん、ありがとうございました。 さて、完結したことだし次回作の話でも。 結論から言うと、書きます(前から言ってたけど、一応、ね)。 もちろん名前とトリップは変えて書きます。 いつから書くのかは、まだ未定と言っておきます。 自分が満足出来るような作品にしようと思っているので、楽しみにしておいて下さい。 では、伝えることも伝えたのでそろそろ終わりにしますか。 最後に一言、本当にありがとうございました。 それでは。
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2009年 3/7~ / 6/24~ / 7/23~ / 7/24~ / 8/23~ / 9/3~ / 10/30~ / 小ネタ 2010年 2/25~ / 3/25~ / 4/23~ / 小ネタ 2月25日、第8回配本分発売日 2月26日、映画ドラえ本 30周年記念スペシャル!!!発売 3月5日、「復活!大人だけのドラえもんオールナイト」イベント開催 3月6日、映画ドラえもん のび太の人魚大海戦 公開初日 3月25日、第9回配本分発売日 2月25日、第8回配本分発売日 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1265655640/263- 263 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 08 21 02 ID ??? 今月分きた やけに軽いなと思ったら2冊なんだな 264 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 09 06 34 ID ??? 今月号北 267 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 13 43 44 ID ??? えー、藤子不二雄は二人でござい って海の王子だったんだ 二人組を知らせるコマがあったとは聞いた事あったけど 273 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 16 02 24 ID ??? フヤンフヤン 陰木さん凄く普通の人になってる 後、高畑さんがかなり活躍してるね つーか大蛇に襲われる回のラストコマやべぇw 274 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 16 21 51 ID ??? オバQが始まった1964年に描かれた海の王子は登場人物の喜怒哀楽の表情が豊かになり、今読んでも違和感が無くなって読みやすくなってる。 276 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 17 00 16 ID ??? 高畑と女ったらしとの掛け合いは面白いな 女ったらしが歯の浮くようなお世辞言ってると 高畑が科学的な説明で台無しにする 後魔美は子供作る場合高畑の頭脳と自分の美貌が重なれば最強と思って 高畑のお嫁さんになるーっとか言ってる所とか爆笑したわ その後高畑の顔に魔美の頭脳が合わさったら欠点だらけで考え直す所がまた笑える 280 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2010/02/25(木) 18 17 19 ID PrFaYbBn 魔美は何度も読んでいたけど、判型が大きいから新鮮だったよ。 魔美に限らんがw 281 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 18 18 53 ID ??? 魔美は読んだ後にSF短編集を読んだときと同じような読後感を持つ事が多い サマードッグの終わり方なんか特にそう感じた 289 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2010/02/25(木) 20 36 46 ID uw6/CvlF 2期のラインナップ発表はなかったね 291 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 21 26 21 ID ??? 魔美3の解説は読んでて終始、それなら辞退してくださいよ・・という内容 北村薫はやっぱりきたな 個人的には全く合わない作家だけど人選的には妥当なんだろうな 月報見て海の王子3巻がますます楽しみになってきた 396 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 14 07 51 ID ??? 王子やチマが急に可愛らしくなって困る 400 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 17 56 24 ID ??? もしも連載の20年後にF先生が「海の王子」リメイクを執筆してたら、 大変な萌え作品になっていたであろうことは想像に難くない 401 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 18 10 33 ID ??? T・Pぼんみたいにサービス満載になるわけか 402 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 18 13 06 ID ??? チマとは血の繋がってない兄弟って設定に変更ww ▲上に戻る 2月26日、映画ドラえ本 30周年記念スペシャル!!!発売 http //www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784091064561 ドラえもん映画公式ガイドブック決定版!30周年を記念した、映画公式ガイドブック!この1冊があれば、1980年公開「のび太の恐竜」から2010年公開「のび太の人魚大海戦」までの30本の歴史がすべてわかります!映画「のび太の人魚大海戦」のきっかけとなった、まんが「深夜の町は海の底」も収録。こんなに大きなサイズで読めるとは!と大評判です!!!その他にも「制作現場レポート」「おもしろドラグッズ」「わくわくドラえもんテスト」など、楽しい企画がもりだくさん! http //changi.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1265655640/290- 290 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 20 41 11 ID ??? 明日映画ドラえ本が出るんでしょ 全集の最新情報載ってないかな 大騒ぎからまもなく1年か 342 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/27(土) 03 18 30 ID ??? ドラえ本によると大長編ドラえもんはカラーで収録するそうだ(カラーのみ) カラー原稿で掲載されたページは、てことね。魔美方式の完全版。 ▲上に戻る 3月5日、「復活!大人だけのドラえもんオールナイト」イベント開催 http //www.tohotheater.jp/theater/009/animenight/ http //eiga.com/buzz/20100306/6/ TOHOシネマズ六本木ヒルズ ロッポンギ・アニメ・ナイト 日本で、どこよりも早く新作を劇場公開!復活!大人だけのドラえもんオールナイト ★当日は、真保裕一さん・楠葉宏三さんによるトークショーを予定! ★「大人だけのドラえもん」恒例の予告編大会が復活! 実施日 3月5日(金) 料金3,000円 <上映予定時間> トークショー 23 00~23 30 <休憩> 23 30~23 45(15分) ドラえもん予告編大会 第1部(80~91年) 23 45~24 03 ドラえもん のび太の人魚大海戦 24 03~25 41 <休憩> 25 41~25 55(14分) ドラえもん予告編大会 第2部(92~97年) 25 55~26 07 ドラえもん のび太の日本誕生 26 07~27 47 <休憩> 27 47~28 00(13分) ドラえもん予告編大会 第3部(98~10年) 28 00~28 23 ドラえもん のび太の宇宙小戦争 28 23~29 59 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1265655640/329- 329 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/26(金) 19 29 52 ID ??? 大人だけのドラえもんオールナイト http //www.tohotheater.jp/theater/009/animenight/ 日本で、どこよりも早く新作を劇場公開! 復活!大人だけのドラえもんオールナイト ★当日は、真保裕一さん・楠葉宏三さんによるトークショーを予定! ★「大人だけのドラえもん」恒例の予告編大会が復活! ■上映作品: 映画ドラえもん のび太の人魚大海戦 映画ドラえもん のび太の日本誕生 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 ■料金: 3,000円 ■上映開始時間: 23:00~ ■ゲスト: 真保裕一さん、楠葉宏三さん ■チケット販売: PC・携帯 : 2月26日(金) 24:00~ (=2月27日(土) 0:00~) 劇場窓口 : 2月27日(土) 劇場オープン時~ 331 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/26(金) 19 48 49 ID ??? ちょいすがおかしくない? 337 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/27(土) 00 17 32 ID ??? ホワイトアウト書いた人が新ドラ映画の脚本書いてたなんて全然知らなかった・・・ 446 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 00 38 03 ID ??? オールナイトまだ半分も席余ってる 神保町の盛況ぶりからして拍子抜けもいいとこ 451 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/04(木) 07 20 48 ID ??? オールナイト初日で完売だろうと思ってたから 昨日買えてしまってビックリ 知らない人が多いのかな 俺的には一番好きな宇宙小戦争がウレシイ 515 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16 10 39 ID ??? オールナイト行って来た 増子Pと楠葉監督が「先生」「藤本先生」、真保が「先生」「F先生」と呼んでたのが なんか印象に残ったなぁ 真保 増子Pはリニューアルをやれと言うが、 オリジナルを作ることがドラ映画の未来に繋がるとPにいつも力説している リニューアルは会場の人たちもそうだろうけど自分も反対だ、 最初に作られた素晴らしい作品があるのに シナリオにしずかちゃんの裸シーンを入れたが、大人の事情で削られた 他に色々削られたけど、それは仕方ない、映画は監督のモノ でもF先生はしずかちゃんのお風呂が好きなんだから、後世に残すべきである 全集が出ているが、やっぱり面白い 増子P リメイク路線をしたいのは、藤本先生の天才的なストーリー構成は真似できないから 楠葉監督 映画を作るにあたり50巻読み直した 絶対に原作ありきだと思っている 先生の作品であるドラえもんを少しでも長く続けたい 518 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 17 35 51 ID ??? 楠葉監督って今にも「そうさのう」とか言いそうなお爺ちゃんだった。 3月6日、映画ドラえもん のび太の人魚大海戦 公開初日 http //doraeiga.com/2010/index.html http //changi.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1265655640/570- 570 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2010/03/07(日) 16 31 46 ID Qbb70u3g 来年のドラの映画はのび太と鉄人兵団のリメイクっぽい 571 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 16 36 41 ID ??? 作者自身が後悔してた「タイムマシンで過去清算」っつーオチをどううまく処理するかな? 鏡面世界に一人残ったリルルとミクロスが地球破壊爆弾で自爆とか そんな単純な手は使わないでくれよ 572 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2010/03/07(日) 16 59 16 ID Qbb70u3g そうならないことを願うw 恒例になった次回予告に「おざしきつりぼり」や、信号音を発する青いボール が出てきたみたいだから鉄人兵団のリメイクで間違いないと思う。 自分的には下手に変えられるよりはそのままでいいと思う。 作者が別にいいオチを考えて残してるならそれにしてほしいが… 574 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 17 03 59 ID ??? どーせリルルのおっぱいは出ないんだろ 見る価値無いわ 575 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 17 41 50 ID ??? おっぱいの部分をケガでやぶれてうまく隠すとか 包帯で微妙に見えないように隠すとかその編はうまくやってくれるんじゃね? でも映画の舞台挨拶行った人のブログでは監督が「風呂シーンを入れたのに大人の事情で カットされてやる気失せた」って発言してたそうだから難しいだろうね 579 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 19 55 36 ID ??? NHK教育の魔美みたいに水着でも着させるんじゃないか 激しく勘弁だが 580 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 21 33 41 ID ??? 18禁の人形じゃあるまいし大事な所はロボットのままとか 585 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 23 59 44 ID ??? でも、監督と動画マンだけは全部見られるんだよねっ!? 590 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 01 42 53 ID ??? どうして君は話を低俗な方に持って行くんだ 591 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 02 10 56 ID ??? リルルの裸は芸術だよ 592 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/08(月) 02 16 29 ID ??? 風呂シーンとかは大人の事情でカットされている と言うことは制作陣としては入れたいんだろうなあ ▲上に戻る 3月25日、第9回配本分発売日 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1269180131/33- 33 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 20 33 10 ID ??? 今月のパーマン、オールカラーなのかよ、でも 幼児版とは 34 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 21 21 35 ID ??? オールカラー392ページで1600円ってどうも信じられないからフラゲ組の報告待ち 35 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 22 00 01 ID ??? 16000円の間違いじゃないの 36 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2010/03/23(火) 22 28 33 ID NsfZp49Y その値段でできるならドラえもんとかも全てカラーでやれって感じだよな。 ボッタクって儲かりすぎたからちょっとくらいサービスしてやるかってなったんじゃねえの。 40 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 02 29 19 ID ??? 幼年向けパーマンなんて見たこと無いから楽しみだよ。どんな活躍をするんだろうワクワク 51 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 17 06 10 ID ??? オバQ5巻 巻末の特別資料に赤塚不二夫との合作オハゲのKK(ケケ)太郎、 高校生になった正ちゃん、社会人になった伸ちゃん収録。 サンデー版の背景担当だった釣りバカ日誌の作者の解説はめちゃくちゃおもしろい。 FとAと石森の3人による、ネームとペン入れのエピソードはリアルすぎる。 5巻はスタジオゼロ物語を彷彿させる上にドがつく小池さん、 数年後ビッグコミックなどに掲載された大人用SF短編集の元祖といえる、タイムスリップがテーマの咸臨丸とQ太郎 スネ夫、スネ美、木佐くんなど金持ちネタの元祖、車とウマと別荘と 大食いネタのわんこそばに挑む 劇画オバQでおなじみオバQ王国 名作サンタは苦労するのP子版、P子のお人形 FとAが登場する猛獣公園、Fと石森が登場するデンマークに負けるな さよならドロンパ ごめんねユカリさん 家族が総出演するQちゃんの七五三 のちにドラえもんで多用する裸ネタのオバケの正太郎 最終回Qちゃんさようなら など名作が多い。 7巻は小学一年生掲載集 55 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 20 45 54 ID ??? オバケのQ太郎 1巻 <少年サンデー掲載集> Qちゃん誕生 2巻 <少年サンデー掲載集> 3巻 <少年サンデー掲載集> オバQ一家勢ぞろい 4巻 <少年サンデー掲載集> ひとりぼっちのドロンパ 5巻 <少年サンデー掲載集> Qちゃんさようなら 6巻 <小学一年生掲載集> 2010年8月25日 発売決定 7巻 <小学二年生掲載集> 8巻 <小学三年生掲載集> 9巻 <小学四年生掲載集> 10巻 <小学五年生掲載集> 11巻 <小学六年生掲載集> 12巻 <???掲載集>幼稚園、よいこ、マドモアゼル、女学生の友、小学館ブック、その他 56 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 20 55 42 ID ??? 8月かー Qちゃんとはしばらくさようならだな 58 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 21 58 59 ID ??? オバケのQ太郎関係者 故人 Qちゃん木佐くんP子ドロンパU子O次郎担当・藤子・F・不二雄・・・62歳 ゴジラよっちゃんハカセ担当石森章太郎・・・60歳 赤塚不二夫・・・68歳から4年間~脳死の一歩手前の状態~4年間植物人間・・・72歳で死亡 存命中 正ちゃん伸ちゃん担当・藤子不二雄A・・・76歳 背景担当・北見けんいち・・今年で70歳 長谷邦夫・・今年で73歳 高井研一郎・・今年で73歳 古谷三敏・・今年で74歳 つのだじろう・・・今年で70歳 小池さん・鈴木伸一・・・76歳 61 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/24(水) 23 36 28 ID ??? オールカラーのパーマン6巻は、愛しりそめし頃に第2巻の付録「ロケット君」みたいな感じ。 どっちもオールカラー復刻だし。 めばえ編はドラえもんの「ボールに乗って」+愛しりそめし頃に第4巻の付録「ロンリーガン」みたいな感じ。 62 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 00 03 31 ID ??? ようするにあんまり綺麗なスキャンじゃないということか 原稿じゃなくて雑誌からの復刻だから、まあ仕方ないか 83 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 11 48 11 ID ??? パーマンのカラーを読んだ後ドラの小一を読むと こっちもカラーで読みたかったという気持ちになる 84 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 11 54 01 ID ??? 小学館はケチだからたまーにしかサービスしてくれないよ 85 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 11 57 08 ID ??? 配本きた 久々のドラパーQセットだな 88 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 12 17 53 ID ??? さっき届いた パーマンのカラーが最高にいい! パーマンのマスクが黒だったり 緑色マスクのパー子がでたりと貴重すぎるwww 89 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 12 31 16 ID ??? しかしパーマンをカラーできるならドラえもんもやってくれよと思ってしまうな 90 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 12 38 13 ID ??? ドラは多いからな。幼年版はカラーにしてくれることに期待 91 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 12 58 21 ID ??? ドラに関しては、 カラー作品集をまだ売りたいんだよ。 93 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 13 56 50 ID ??? 配本きたー 念願の「オバQ王国」が見れてうれしいよ 94 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 15 57 17 ID ??? 1Pに見開き入れる版型はなんとかならんかったのか 95 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 19 36 40 ID ??? ドラや菌キター 96 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 20 11 41 ID ??? 実感帽の最後の絵は田中だな 97 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 20 21 38 ID ??? 全集でも残ってるのか。なんてこったい 98 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 20 21 41 ID ??? 配本日、雨が多い気がする・・・ 99 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 20 24 04 ID ??? ドラの6巻、全体的に面白い話が多い 俺の好みかもしれんけど 105 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 20 44 40 ID ??? カバ夫の兄貴はレアだな F先生の絵なのもいい 108 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 21 11 07 ID ??? パーマン6巻届いたけど ほんとに(ほぼ)オールカラーだね ちょっとびっくりした 109 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 21 38 36 ID ??? ハムサラダくんも売ってたけどマジで大全集そっくりだな 便乗狙いすぎで笑った 110 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22 07 58 ID ??? コロコロコミックに連載された児童漫画ハムサラダくんが、松文館からでたので笑った 113 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22 36 04 ID ??? 全集の1~5巻までは知ってる話が半分以上あったけど、今日買った6巻は知らない話ばかりだった。 よく考えたら近所や親戚や兄弟姉妹に1966年度生まれの子が1人もいなかった。 112 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 22 26 11 ID ??? 全集買ってきた ドラえもんの「ジークフリート」の2ページ目でドラが手に持ってるもの って何ですか? 139 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 05 14 12 ID ??? 見たが分からなかった。 他にスライムで遊んでいたシーンもあったから、当時流行ったオモチャ? 140 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 05 44 25 ID ??? 何だこりゃ・・・ ジークフリートなんて何度も読んでるのに今まで気づきもしなかったわ 165 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21 34 25 ID ??? 分からん・・・ むしろこんな秘密道具はあったような気がしたがw 「通せんぼう」で中学生が遊んでんのはUコンとかいうんだっけか? 196 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 17 33 10 ID ??? 当時まだあったハエ取りリボンを引き出して手にくっ付いてるんだったりして・・ 197 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 17 51 49 ID ??? 今もあるじゃん。 自分はテープ型のガムに見えたけど遊ぶもんじゃないしな。 117 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/25(木) 23 16 49 ID ??? オバQのサングラスの話がツボだwwww サングラスだけでここまで引っ張るかwww 146 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2010/03/26(金) 13 33 57 ID SOf/mh8M オバQ王国ってあんな話だったのか 劇画で引用するぐらいだからさぞいい話かと思えばQちゃんが威張り散らすギャグ仕立ての話じゃないか 147 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 13 40 10 ID ??? しかも劇画で重要なアイテムだった「旗」が無いんだよね。 153 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 15 27 07 ID ??? ジャイアンはツェッペリンのシャツがお気に入りなんだな 166 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21 49 58 ID ??? ドンブラ粉とドンブラクリーム、使い方もオチも同じだった。 長く連載してればそういう事もあるか。 ジャイアンはTシャツのみならず部屋のカーテンまでレッドツェッペリンw(実感帽) 当時のアシにファンが居たんだろうな。 167 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 21 52 11 ID ??? オチが同じなのはともかく 今回の収録方式で同じ巻に収録されてるのはちょっと問題だと思うなぁ 6年間通して同じオチを見た年代があるって事だから 168 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22 17 39 ID ??? 5巻でもテスト・ロボットと架空通話アダプターが一緒に載っててどうかと思った 173 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22 41 41 ID ??? あと3巻のソノウソホントとうそつ機もな 169 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22 18 25 ID ??? まあネタに行き詰まることもあるわな 170 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22 30 43 ID ??? 逆にそういうのが一緒に載ってるのが、面白いと思うんだー。 179 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 02 15 32 ID ??? ドンブラクリームのリメイクがドンブラ粉って感じだな。 泳げないのび太→練習のために道具→泳げるようになって調子に乗る→溺れる の流れは一緒だけど 天井からのダイブ、ふろに潜るしずちゃんなど ページが増えて小ネタが追加されてる。 おくさましっかりなさって!は改めてワロタ 171 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 22 37 30 ID ??? 普段は意識してないだろうが、 繰り上がりを意識して描いてるときもあるんだよな。 旧オバQの最終回を小一終わりで読んだ世代が、 小六4月号で新オバQの「Qちゃん、またきたの」を読んでる。 リアルに「5年ぶり」の再会だったんだな 131 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 01 22 24 ID ??? パーマンのオールカラーいいな どうしてドラえもんもこの形式でいかなかったんだ 全集買うような奴が値段なんか気にするかよ 132 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/26(金) 01 28 34 ID ??? 確かに 友人に5万円で全集買ってること言ったらドン引きされたけど 金じゃなくて完全版がただ欲しいだけなんだよ 187 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 11 25 30 ID ??? パーマン見たこと無い話ばかりで楽しい。 幼年向けになるほど、物語上でのパーマンとみつ夫の区別が無くなっていくな。 それにしても、半分以上の話がパーマンの力を使って遊んでいるだけだw 188 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 11 36 16 ID ??? めばえとか、コピーロボットすら出てきてないし、 ガン子と普通に手をつないでるしなあw 200 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 20 01 13 ID ??? パーマン、色んな変なメカ&操る怪人が登場して面白いw 202 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22 30 42 ID ??? パー子ちゃんw 221 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 14 40 01 ID ??? 巻末の特別資料だと、平仮名で「ぱーこちゃん」になってて、笑いが増幅されるw 何か可愛いw 203 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22 41 06 ID ??? パーマンは説明省きすぎな気もするけど幼児にはあのくらいでいいのかな 自己紹介もなく唐突にバードマンが出てきてそのまま去っていってるのにミツオは何にも突っ込んでないし 204 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22 59 44 ID ??? 大きなお友達は想定してないだろうからいいんじゃない? 分かりにくくなっちゃうからね 206 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 00 00 54 ID ??? あんくらいの年頃だと、何にも突っ込まずに全てのことを受け入れられるからなww ページ数も短いし 220 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 14 15 08 ID ??? 幼年向けパーマン10コマ前後とか2コマで話がまとまってるのは本当に凄いな こういう話が何十話と並んでいるのを見ると心から感心する。天才すぎる 222 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 15 13 31 ID ??? 「よいこ」作品は、2~3歳向けにしてはレベル高い気がする。 「めばえ」に至っては、オチてないものも多いがw 281 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 13 10 06 ID ??? めばえ編は見開きで収録できんかったんかなー 読みにくいことこの上ない 282 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/29(月) 13 16 29 ID ??? めばえのあれは、資料扱いって事なんだろうね。 205 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 23 52 14 ID ??? あーやっぱQちゃんいいなあ 次の刊行まで暫しのお別れで寂しいよQちゃん 211 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 07 41 24 ID ??? オバQにもラジコン海戦の話があったのは驚いた。 261 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 22 16 39 ID ??? 渡辺歩の解説、かなりマトモなこと書いてて驚いた もっと突飛なこと書くんじゃないかと思ってたから 213 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2010/03/28(日) 13 27 34 ID 5i5U+W0U 今月こそ2期のラインナップが発表されると 思ったのに、がっかり・・・ 8月から刊行なのに、いつから予約開始になるんだよ!! 214 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 13 35 02 ID ??? そういやF大全集が出るってニュースが初めて流れたのは 確か去年の3月だったよな。 ずいぶん前のような気がするが まだ1年前には出るかどうかも分からず 不満でいっぱいだったことを思えば、 いまや第2期のラインナップを期待するなんて 夢みたいな話だ…。 としみじみしてみる ▲上に戻る
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5ページ目 のび太パパ「本当に行くのか?」 のび太ママ「ええ。怖いから」 ドラえもん「パパは?本当にいいの?」 のび太パパ「あぁ。俺はのび太を信じる」 ドラえもん「気をつけて」 のび太ママ「昨夜は最高だったわ」 のび太パパ「あぁ」 ドラえもん「?」 次へ トップへ
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前へ 異形の怪物は十の目でスネ夫を睨む。 スネ夫は殺気を感じ、ボールに手をかけるが、 「待って!」 しずかの声が入る。「スネ夫さんは先に行って」 スネ夫は耳を疑い、しずかを見つめる。 「な、何言ってるんだよ、しずちゃん! こんな奴の相手なんか」 「大丈夫、策はあるの」 しずかの台詞は自信に溢れていた。 スネ夫はますます青い顔になる。 (しずちゃんをここに残していいのかな。大丈夫って言ってるし。 ……いや! ぼくだって男だぞ! そんなことできるわけ) ギラリ、と怪物の眼光がスネ夫を射る。 その瞬間、スネ夫は決心した。 「しずちゃん、任せた!」 スネ夫は意気揚々と怪物の股をくぐる。 怪物が奇声をあげ、嘴が伸びるが―― 「てっぺき!」 しずかの繰り出したポケモンが、体を強固して嘴を止める。 怪物に動揺の感が走る。 それはスネ夫も同じだった。 「しずちゃん、そのポケモンは!?」 「ええ、道中で仲間になったの」 しずかの仲間はてっぺきを解く。 象徴的な大きな口――いや、それは角が変形したもの。 それはクチートだ。 「さあ、行って! スネ夫さん」 そう言われるが速いか、スネ夫は階段を駆け上った。 スネ夫は二階に着く。 廊下は小奇麗で、壁の白さが際立つ。 赤い絨毯は高級感を漂わせた。 スネ夫は一先ず呼吸を整える。 (さて、過ぎたことは考えるな。スネツグを探さないと) そう、スネ夫の目的はスネツグの奪還。 実を言うとジャイアンたちより先にスネツグを見つけた場合、 二人で脱出しようと考えていた。 スネ夫はにやりとする。 (一人になれたのは都合がいいや。これなら脱出もより簡単になる) スネ夫は自分の計画に酔いしれながら、通路を進んだ。 ところが、脇の扉から突然、意外な人物が飛び出す。 スネ夫は目を見開いた。 「どういうこと?」 しずかは崩れ落ちる怪物を尻目に、その人物を見た。 その人物はスネ夫と入れ違いに、部屋に入ってきたのだ。 「なに、こいつさ」 その人物は指を鳴らす。 すると、怪物のそばの空気が揺らぎ、ポケモンが姿を現した。 ゴースだ。 「僕のポケモンのさいみんじゅつで眠ってもらったのさ」 「そんなことをきいているんじゃないわ!」 しずかが語調を強める。「あなたがどうしてこっちに来たのかってことよ! 出木杉さん!」 その人物、出木杉は肩を竦める。 「ああ、そんなことか。簡単だよ」 しずかの前に、ぬっとゴースが現れる。 「あなた、約束したわよね。あたしには手を出さないって」 しずかが問いただす。 「安心しろ。ゴースに手なんかないから」 しずかの反論より速く、ゴースのさいみんじゅつ。 しずかはその場に崩れた。 「スネキチじゃないか!」 スネ夫は絶句した。 真っ暗。 体の感覚は無い。 周りには何も見えず、どこが上やら下やら…… 突然、視界が晴れてきた。 ぼんやりと、ゆっくりと、光が広がる。 緑色の――海? 時々泡が視界に入る。 《見えるか……》 言葉が伝わってきた。 言われたのではなく、聞いたのでもなく、ただ伝わってきた。 テレパシーとでも言うのだろうか? 《私の姿が見えるか……》 (……誰だ?) 《私の姿が》 (……誰なんだ!?姿を見せ) 《少し待て》 言葉は短い。 でも、重かった。 一気に心の底に落ちる言葉は、深く、冷たく――それでいて哀れだった。 視野が変わる。 牢獄のようだ。 鉄格子の中は小窓から差し込む光によって何とか見える。 ベッドと、その脇に黄色いポケモン。 ベッドの中には誰かいる。 そう、誰かが。 《……こいつだ》 言葉が静かに伝わってくる。 《少年。ベッドの中のこいつを殺せ》 (な!?……何で!?) 《いいから約束しろ》 (……いやだ) 何故かそう伝えていた。 ベッドの中の誰か。 それは殺してはいけない誰か。 《歯向かうのか?》 (ああ、そうだ) 視界が再びぼやける。 また、緑色の海。 《私の姿が見えるか》 何度かきいた質問だ。 だけど、今度は違う。 姿が見える。緑色の海の中に。 そいつの目は閉じていて、でも意識は恐ろしく鋭く、そして…… 「ジャイアン!!」 スネ夫の声が、ジャイアンの耳を貫く。 ジャイアンは目を白黒させ、辺りを見回した。 「あれ……あいつは?」 「あいつって?」 スネ夫が首を傾げる。 「ほら、緑色の海の中に」 スネ夫は吹き出した。 「ジャイアン、海は青いよ」「いや、だけどさっきまでは」「夢でも見ていたんじゃないの?」 ジャイアンの血液は急流により一気に頭に上る。 「何だと!?このやろ……あれ?」 ジャイアンは何故か動かない自分の体を見た。 縄で縛られている。 「あれ、俺どうして縄なんかに……というか」 ジャイアンはもう一度辺りを見渡し、スネ夫に焦点を合わせた。 「ここどこだ?」 スネ夫は呆れたようにため息を突いた。 「ジャイアン、君こそ行方不明になるまでどこにいたんだい?」 ジャイアンは首を傾げ、そして「あぁ」と思い出した。 ジャイ子と話している最中、後ろから殴られ、気を失った事を。 スネ夫は話し始めた。 いなくなったジャイアン、ジャイ子、スズナ、スネツグ。 フスリの振興が民衆を使い、仲間たちを捕らえ始めたこと。 スネ夫としずか、出木杉とドラえもん、のび太とハヤトに別れ、捜索を始めたこと。 そしてスネ夫がしずかと別れ、スネツグに出会ったこと。 「だからこうしてジャイアンのいる牢屋がわかったんだ」 ジャイアンは押し寄せる情報の大所帯を何とか整理する。 「じゃあ、ここは牢屋ってことか……俺はどうして、誰に襲われたんだ?」 「覚えてないの?」 明らかにスネ夫の期待していない答えを、ジャイアンはする。 「ああ、覚えてない」 スネ夫はがっくりと肩を落とす。 「じゃあ、いったい誰が」 「それは……」 牢屋の入り口で、ガチャリと音がする。 施錠の音が。 ジャイアン、スネ夫は息を呑み、振り向く。 格子の向こうに、スネ夫の弟、スネツグがいた。 「僕さ」 スネツグは口端を上げる。 「どういうことだ?スネツグ」 スネ夫は静かに質問した。 「言ったとおりだよ、兄さん」 スネツグは腹黒い笑みを浮かべ、話し出す。 「僕がジャイアンを気絶させた。 ジャイ子とはもともとグルだった。 だから、ジャイ子がジャイアンの隙を作り、僕が襲った。 詳しくは言えないが、僕らの任務は兄さんらを捕らえることだ。 今頃兄さんの仲間たちも僕らの仲間に追い詰められているだろうね。 まあ兎に角、僕の任務は遂行したんだ。 僕は行くけど、恨んだりとかしないでね。アハハ」 (流石スネ夫の弟、話が長い) ジャイアンがぼんやりそんなことを考えてる間に、 スネツグは鍵を指で回しながら去ろうとした。 「……もういいよ」 スネ夫がぼそっと呟く。 スネツグが振り返る。 「うん?今何かいt――」 スネツグの指先を何かが掠める。 スネツグはハッと指を見る。 「あっ!」 鍵が消えていた。 「……ムウマ」 スネ夫が〔弟より数段高く〕口端を吊り上げる。 ムウマが格子の向こうで、得意そうに鍵を持っていた。 「くそっ、ポケモンを外に残しておいたのか」 スネツグが悪態をつく。 ムウマが鍵を開け、スネ夫が出て行く。 「ふ、たとえ兄さんでも僕は負け」「行け、ドガース!」 スネツグの話を遮って繰り出されたドガースは、 スネツグの愚痴を無視して煙を撒き散らす。 「ゲホッ……だがこんなえんまく、晴れるのを待てばすぐに」 「残念だったな。これはどくガスさ!」 スネ夫はそう吐き捨て、牢屋を向く。 「さ、ジャイアン速く」「させるかぁ!!」 スネツグの声が響き、何かが起動する。 スネ夫の目の前で、何かがせりあがった。 「うぉ!?うぅおおぉぉぉ……」 ジャイアンの叫びがだんだんと小さくなる。 「ジャイアン!?」(何だこの壁。一体どこから飛び出して、飛び出して……) スネ夫ははたと気づく。 「これは、床ごと上がっているのか!」 「その通り!!」スネツグがガスの中から叫ぶ。 「僕が……ゲホ……今押したのはゆ、床を……グホッガバァぁ……ハァハァ 押し上げるス、スイッチだったん、がハァ!……だよ」 「よし、ジャイアンは二階に行ったんだな。急がなきゃ」 実弟の命がけの言葉には耳を貸さず、スネ夫は階段を求めて駆け出した。 「……えんまくと思わせてどくガスを張り、僕を完全に無視するとは…… さすが兄さん。やることがちが……」 スネツグはその場で倒れた。 フスリの郊外―― 「……あ、いたよ」 のび太はエアームドの上から指差す。 一人用のテントが、小高い丘にぽつんと建っていた。 「どうやらあれみたいだな」 のび太の後ろからハヤトが顔を出す。 「やれやれ、町中で民衆に追いかけられて冷や汗かいた」 ハヤトはほっとため息をつく。 「もっと早く気づくべきだったね。『仲間なら、町中にいると捕まってしまう』って」 ‘全くだ’とでも言うようにムックルが一声鳴いた。 やがてエアームドはテントの周囲を旋回しながら降下を 「こごえるかぜ」 突如どこからか指示が聞こえてくる。 「よけろ、エアームド!」 ハヤトは指示したが、冷風は既にエアームドを捕らえていた。 苦しそうな声を上げるエアームド。 速度は急激に落ちていく。 のび太とハヤトはエアームドから飛び降りた。 「もどれ、エアームド!」 エアームドが墜落する寸前、ハヤトはボールに収めた。 「出てきてもらおうか」 ハヤトがテントに向かって言う。 だが 「って!!」 飛んできた氷の塊とハヤトの頭が鈍い音を奏でる。 「バカね。こっちよ」 ハヤトの背後の岩陰から、スズナとユキカブリが現れた。 「っこのやろ」「待ってよ、ハヤト」 いきり立つハヤトをのび太が抑える。 のび太はハヤトの前に出る。 「スズナさん。僕らと一緒に来てくれない?」「どこへ?」 「フスリの振興っていう、大きなビルへ」「なんで?」「え、えーと……」 のび太、ハヤトにバトンタッチ。 「兎に角、お主の連れだった武殿がさらわれたのだ。 フスリの振興にいるかもしれない。だから俺たちは探している。 で、お主について来て、一緒に武殿を探してほしい」 スズナは最初こそ驚いた素振りを見せたものの、無表情を通す。 「だいたい、わかったわ。 でもあたしはいかない」 ハヤトは首を傾げる。「どうしてだ?」 「どうしてもよ。どうせあたしは武とは関係無いんだもの。このまま故郷に帰るわ」 「……いや、関係無いことは無いであろう。 少なくとも旅の間は一緒にいたはず。助け合ってもよいではないか。 それとも何か助けにいけない事情でも」 「うるさいわね!!行かないって言ってるんだからそれでいいでしょ!」 スズナに怒鳴られ、ハヤトはカチンとくる。 「ずいぶん冷たいんだな。……やはりこおりタイプのポケモン使いだからか」 「……どういうこと?」 「なに、ひこうタイプのジムで代々伝えられている言葉だ。 『こおりタイプのポケモントレーナーにろくな人間はいない』ってな!」 その言葉にスズナは反応した。 もっとも、ハヤトとは正反対だったが。 「あら、たまたまひこうにこおりがよく効くだけじゃない。言いがかりもいいところね!」 「だが実際そうではないか」ハヤトは食って掛かる。 「初めて会った時だ。貴様、このムックルを思いっきり蔑んでみたな! やはりポケモンを蔑むとはろくなトレーナーのすることじゃ」 「別にどんな目で見ててもいいじゃない! そんなんで人間性判断されたんじゃたまったもんじゃ」 「ほう、じゃあ蔑んだのは認めるんだな!えぇ!」 「雑魚を雑魚として見て何がわるいのよ!!」 「あー!!貴様、ムックルを愚弄したな!!愚弄したな!! もう許さねぇ。ムックルの威厳の仇をとってやる!」 「やってみなさいよ!ひこうタイプごときで!」 ハヤトがボールに手を伸ばしたが、 「ちょ、ちょっと待って!!」 のび太の必死の制止が、二人の間に入る。 「僕らの目的はジャイアンたちを救うことだよ!! 今争っている場合じゃないよ!!」 のび太の叫びで、喧騒はようやくおさまる。 のび太はほっと息をつき、スズナを向く。 「スズナさん。僕らはジャイアンを救わなきゃならない。 そして、それにはあなたの力が必要なんです」 スズナは顔を背けながら頷く。 「わかったわよ。行ってあげる」 のび太は振り返り、ハヤトを向く。 「さ、ハヤト。行くよ。みんなのところへ」 「だが……あの女はムックルを」 呟くハヤトを無視してのび太はハヤトのボールを掴み、エアームドを出す。 「フスリの振興」最上階―― 仮面を被った少年は椅子にもたれ掛かる。 「それで、奴らは?」 少年は気だるそうにモニターに言う。 モニターに映るのはサカキだ。 「現在、しずかという少女一人。 また、スネツグはやられ、ジャイアンは今クリスチーネの所にいます」 「そうか……スネツグめ。やはり年下は信用できねえ。 だが、しずかは捕まったか」 少年はその事実を誇らしそうに思った。 「今でも信じられないよ。 僕の側に出木杉君がついているなんて」 実を言うと、しずかは少年にとって一番やっかいな相手だった。 実力は定かでないが、旅に出た四人の中で知力はずば抜けている。 だが、そのしずかももはや手中に収めた。 出木杉の手によって。 「ところで、マツバの計画はまだか?」 少年は話題をかえる。 「ええ。どうやら急いで充填を終わらせたため不備があるようです」 「ふん。まあしかたあるまい。 ……だが、あれがあれば僕は……ふふ」 少年は狂喜して高笑いした。 少年の思い通りに進んでいる。 ここまでは。 そして、もうすぐ思惑は覆る。 ジャイアンは再び格子の中にいた。 どうやら二階の牢屋に着いたらしい。 初めはポカンとしていたジャイアンも、自分の状況を把握した。 そして、牢屋の前に佇む姿も認識した。 「ジャイ子……」 ジャイアンは力なく呟いた。 ジャイ子はジャイアンを一瞥し、再び目を逸らす。 「おい、ジャイ子!きこえているんだろ!? どうしてこんなことするんだ?」 「お兄ちゃんには関係ないことよ」 ジャイ子は冷たく言い放つ。 「関係ない……そんなことあるもんか!!」 ジャイアンは必死で訴える。「ジャイ子の悩みは俺の悩みだ」 ジャイ子はひどく疲れたようにため息をつく。 「もういいの。お兄ちゃんなんて。 ……アタシはあの方についていくことを決めたの」 「誰だ、あの方って?」 ジャイアンが話を誘いかける。 「ふふ、お兄ちゃんも知っているはずよ」 ジャイ子はゆっくりと顔をあげ、笑みを浮かべながらジャイアンを見る。 一瞬兄妹は見つめ合った。 ジャイ子から、その名が上げられる。 「あの方、そう、アタシの思いの人。 この世界にも来ているのよ。 茂手モテ夫様がね!!」 「……言いやがったな、あの女」 少年はモニターで事を見ていた。 ジャイ子が簡単に乗せられて、話してしまった。 「もうこの仮面も意味はないな」 少年はそう言って仮面を外す。 茂手モテ夫が不服そうに顔を現した。 「ふん。使えない女だ」 モテ夫は舌打ちして仮面を回す。 「サカキ、あとどれくらいで完成する?」 モテ夫の後ろの人物から返事がくる。 「マツバからの連絡はまだです」 「……仕方あるまい。まだ待っておくか」 モテ夫は不満げに言い残す。 ――この時振り返っていれば、モテ夫は不幸を免れたかもしれない―― モテ夫の後ろで、サカキはこっそりとポケモンを出す。 異常なまでに小さいコラッタだ。 サカキはコラッタにメールを〔ほとんどコラッタの背中一面に〕つける。 コラッタは音も無くサカキから飛び降り、部屋を出て行った。 「……誰だっけ?それ」 冗談ではない。ジャイアンは純粋にきいた。 もちろん、ジャイ子は気に食わなかったようだ。 「へえ、覚えてないの」 ジャイ子はそれだけ言うとジャイアンから目をそむけた。 ジャイアンはあわてて言い繕う。 「わ、悪かったよ。ジャイ子。 とにかくそのモテ郎ってのが」「モテ夫よ!」「そうか、その……そいつがお前を」 「黙って!」 ジャイ子は一喝する。 ジャイアンは不意をつかれ、きょとんとするが、すぐに原因がわかる。 階段を駆け上る音が聞こえる。 誰かが上ってくる。階段から。 ジャイ子は立ち上がり、牢屋の前に立つ。 ジャイ子の正面には通路。その先には階段。 この階は非常に単純なつくりだ。 階段から、人物が現れる。 「……ここは、牢屋の階なのかい?」 スネ夫は辺りを見渡しながら言う。 「よくきたわね。お兄ちゃんを救いに」 ジャイ子は仁王立ちしながら言う。 スネ夫は呼吸を落ち着かせ、笑ってみせた。 「ああ、仕方ないさ。仲間だから」 ジャイ子は顔色を変えず、話題を変えた。 「アタシがここにいることに疑問を感じないの?」 「ん?なーに、僕の弟がべらべらと喋ってくれたんでね。 君が僕らの敵だってことも。 そうそう、ついでにわかったこともあるんだ」 「へぇ、どんなことを?」 ジャイ子は試すようにきいてきた。 「推測だけど。旅立ちの日にマスターボールを盗んだのは出木杉とドラえもん。 君やスネツグのボールは偽物だ。 さっき、いったん引き戻してスネツグのボールを確かめたんだ」 スネ夫は『まだどくガスが残っているかもしれない』という恐怖心から息を止めてスネツグの元へ戻った。 だから急いで階段を上ってきたのだ。 「あいつのボールは、本当になんでも無かった。 ただの紫色に塗った空のモンスターボールだった。 おかしかったんだ。ジャイアンを見張るなら如何なる場合でもポケモンを出しておいたほうが効率いい。 なのにスネツグは生身でいた。 なんでか……答えは簡単。ポケモンを持っていないから。 スネツグは誰かに招待されたんだ。 そして君は彼の仲間。君も招待された人物。 きいていいかい?君はポケモンを持っているのか?」 スネ夫は鋭く問う。 「すごい推理ね」 ジャイ子はそれだけ言った。 「でも、ちょっと違う。 アタシは招待客なんかじゃないわ。 ちゃんとあの方におつきして来たのよ。 だから……アタシはもらったの」 ジャイ子はベルトに手を伸ばす。 モンスターボールだ。 「あの方にもらったのよ。 自分のポケモンをね」 ジャイ子は勝機を悟ったように語る。 「さあ、あなたのポケモンはここまで来るのにかなり疲れているはず。 あなたに勝ち目は無いわ」 「さぁて、どうかな」スネ夫ははぐらかす。 「僕がものすごく運がよくて、体力を温存しているかもしれない。 逆に危険なのは君じゃないのかい?ポケモンは一体だけのようだし」 ジャイ子は一瞬歯を食いしばったが、すぐに笑みを浮かべる。 「どうかしら?このポケモンがどれほど強いかわからないわよ」 「この世界はゲームと違ってレベルがわからない。 強さなんてそう簡単にわかるものじゃないよ」 スネ夫の言葉にジャイ子は反論しようとした。 その時だった。 岩が、ジャイ子の肩を掠めて落ちてくる。 瞬時に青ざめるジャイ子。 それはただ、命の危険を感じたからだった。 だが 「ムウマ!!」 スネ夫が目を見開いて叫ぶ。 ジャイ子は振り返り、宙に浮く岩を見た。 岩の少し下には鍵があり、悲鳴と共に落下する。 だんだん岩の下がぼやけ、隠れていたポケモンが姿を現す。 ムウマが弱りきった姿でそこにいた。 ムウマは姿を消していた。 スネ夫がジャイ子と話している間に、こっそり鍵を盗む。 そして鍵を開け、ジャイアンを救出する――はずだった。 「もどれムウマ」 スネ夫がボールにムウマを戻す。 「ステルスロック」 突然天井から声が聞こえてくる。 天井を突き破り、幾つかの菱形岩が床に突き刺さる。 (まずい。ポケモンを交代しにくくなった) スネ夫は舌打ちして天井を見る。 そこには穴が開き、イワークが首を出していた。 「ジャイ子さん、気をつけて下さいよ」 イワークの頭に跨る青年が朗らかに言う。 「……ええ、ありがとう。ヒョウタ」 ジャイ子の礼と共に、ヒョウタが降りてくる。 「ヒョウタ?ジムリーダーじゃないのか?」 スネ夫が問う。 ヒョウタは肩を竦め、答える。 「確かに昔はジムリーダーだった。 だが今はロケット団に加わっている」 ヒョウタはそれを示すように、作業着の「R」の紋章を見せた。 「僕らはジャイ子さんの手助けを任された。 だから君のような人間と戦わなくてはならないんだ」 「僕ら?」 スネ夫が眉を顰める。「じゃあ他にも仲間が」 「その通り」 女性の声が聞こえてくる。 スネ夫が辺りを見渡すと、床の異変に気づいた。 「っぅわ!?」 床から蔓が延び、床板を破壊する。 「こんにちは」 中から和服姿の女性とモンジャラが出てくる。 「エリカです」 (……まずいぞ。一気に不利になった) スネ夫は歯噛みした。 (ジャイ子を戦力に含めないにしても二対一。 しかもジムリーダーだ。そこら辺のトレーナーとは違うはず) 「……ぉ、おい、何だ?ジャイ子」 スネ夫の耳にジャイアンの声が届いた。 見るとジャイ子が牢屋の方を向いて何かしている。 「ジャイアン?どうした!?」 スネ夫は叫んだ。 「ワープ装置を起動させるのよ!」 答えたのはジャイ子だ。 「一気に最上階まで送ってあげる」 「お、おいやめろ!!そんな面倒なこと」 スネ夫は駆け寄ろうとしたが、再び落石が起こる。 「ここは通さないよ」 ヒョウタのイワークがスネ夫の前に立ちふさがる。 「ジャイ子!やめろ。何を……おい何か光って――ぎゃああぁぁあぁ!!」 ジャイアンの叫び声が、はたと止まる。 ワープしてしまった。 「さて、アタシも最上階まで行くわ。 あとは任せたわよ。二人とも」 ジャイ子はそういうと、ワープする。 スネ夫は一歩退いた。 (まずいぞ~、これはやば~い) スネ夫は歯噛みしながら二人を見据える。 「悪いけど、任せるって言われちゃったからね」 ヒョウタが軽く言う。 「逃がしはしません」 エリカが告げた。 (ああぁ、どうにかならないか!? 一体どうすれば……どうすれば……どう) 突然破壊音が空間を切り裂く。 その場の三人と二体は壁を見た。 壁が外からの衝撃によって粉々に砕けている。 その衝撃をあたえたのは鋼の怪鳥―― 「エアームド?」 スネ夫の呟き通り、それはエアームドだ。 そして 「それに……のび太とハヤト!?」 エアームドに跨っていたのはのび太とハヤトだった。 「あ、やあスネ夫!」 のび太は朗らかに手を振る。 その時、壁の穴からまた何かが飛んできた。 いや、それは根っこでエアームドと結びついていた。 ユキカブリとスズナだ。 「スズナさん……みんな来たんだ!」 (ひゃっほう!僕ってやっぱついてるうぅぅ!!) スネ夫が高笑いしてる中、空から来た三人は体制を整えた。 次へ
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とある砂漠。 男「あれは確か、2回目の航海の時だった。私は1人取り残され、島の奥深く迷い込んでしまった…… こ、これは! ダイヤだ。ルビーに、サファイア。エメラルド…… しかし、この谷を抜け出せなかったら、宝石などいくら持っていても意味がない。私は何度もこの崖を登ろうとしたが、無理だった…… どこかに出口はないかと、何日も歩き回ったが、もう腹ペコで動く力もない。このままここで死んでしまうのか?」 その様子をドラえもんとのび太が見ていた。 のび太「シンドバッドがかわいそう…… ねぇ、無事に助かるかな?」 ドラえもん「ふぁーっ…… わかってるくせに。いったい何回見たら気が済むのさ?」 のび太「それを言っちゃあおしまいだよ。気分壊すな、もう……」 すると空から肉が降ってくる。 シンドバッド「ああっ、肉だ! 天から肉が降ってきた。神のお恵みだ……」 そこへ巨大な鳥が現れ、肉を持ち去って行った。 のび太「すごい鳥だね!」 ドラえもん「何回見ても迫力がある!」 のび太「でしょ?」 シンドバッド「ああっ。髪も見放したもうたか……」 盗賊たちが石を鳥にぶつけ、宝石のついた肉を落とさせる。 盗賊たち「宝石だ!」「いっぱいついてるぞ」「ルビー、ダイヤ、サファイア!」「こりゃ大儲けだぞ!」 シンドバッド「そうか! 谷底の宝石を取るために、肉を投げ込んで鳥に取らせる。これは谷を出られるかもしれないぞ!」 のび太「よくそこに気がついたな。ねぇドラえもん!」 しかし、ドラえもんは眠っていた。 のび太「あっ? ったく……」 再び肉が降ってくる。 シンドバッドはそれを自分の体にくくる。 のび太「急げ! すぐ大鳥が来るぞ! ほらきた!」 大鳥が現れ、肉をシンドバッドと一緒に掴んで飛び去る。 のび太「わーい! やったぁ、やったぁ! シンドバッドは無事に帰れることになった……」 ドラえもん「よかった×2。さぁ、僕らも帰ろう……」 のび太「ねぇ、もう1回見てこうよ」 ドラえもん「いい加減にしてよ。今度で3回目だよ? 付き合いきれないよ。ったく!」 のび太「そうだ。これ、しずかちゃんのお土産にしよう! ねぇ、これ1つ拾ってってもいいでしょ?」 ドラえもん「ダメ!! ただ見るだけの世界なんだから!」 のび太「わかってるよ。冗談、冗談……」 ドラえもん「いや、君ならやりかねない……」 こうして2人は元の世界に帰ってきた。 のび太「ああっ、面白かった。また見よう! ねぇドラえもん」 ドラえもん「はい……」 のび太「次どれにしようかな?」 ドラえもん「もう僕ダメ……」 ドラえもん「ええっ? そりゃないよ。ドラえもん! ドラえもんってば。ドラえもーーん!!」 ドラえもんのび太のドラビアンナイト
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12ページ目 思惑通り学会は目茶苦茶になった。 科学者達は逃げるアルジャーノンを追って慌てふためく。 「ドアを閉めるんだ!」 ドラえもんが叫ぶ。 彼はアルジャーノンが脱出経路について考えるだけの知恵を持っていることを知っていた。 「僕もアルジャーノンを探すよ」 「すまない、のび太くん」 アルジャーノンは洗面所に隠れていた。 そっと手を差し延べるとアルジャーノンは警戒しつつも私の手に上がる。 「こんなところからは一緒に逃げよう」 混乱に乗じて私は会場をあとにし、通りがかったタクシーへ乗り込んだ。 翌日、新聞には大きくこう書かれていた。 『IQ180の天才白痴、凶暴化か!?』 好きに言っておけばいい。 これで私もアルジャーノンも自由になったのだ。 「もしもし、ドラえもんかい?」 「のび太くん、一体どこにいるんだい!?」 「心配しなくていいさ。しばらくしたらそっちに戻るよ」 「でも……!」 「少しの間、一人で考えたいんだ」 次へ トップへ
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6ページ目 ~スネオ家~ スネオ「ウハハ、通報し過ぎwジャイアン涙目ww」 ドラえもん「あのー、スネオくん僕らは?」 スネオ「僕らであのにっくきジャイアンに仕返しをするんだよ、そしてのび太の身の安全を守るんだよ」 しずか「うわ~、wiki重いわ~」 ドラえもん「僕も通報すべきだね」 スネオ「あれ、のび太は?」 ドラえもん「のび太く~ん、何処~?」 しずか「のび太さんまさか外なの?」 出来杉「ケータイが繋がらない・・・!」 スネオ「これは……マズいかも」 ジャイアン「確かにこれはもうやられた可能性が……」 スネオ「」 次へ トップへ
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10ページ目 しずか「いや、痛い。痛いっ」 のび太「あぁ気持ちいい。しずかちゃんの中気持ちいい」パンパン しずか「いゃぁぁぁぉっ」 のび太「う、出すよ?これで五発目だ」トピゅん しずか「あ、いや、あがぁぁぁぁ」 のび太「ふう。腰が止まらないよ」パンパンパンパン しずか「のび太さんのエッチ!」ぱしん! のび太「このアマ殴りやがった!おらっ!」 しずか「うぐっ、げほげほ」 のび太は喉に自分の一物を突き刺した。 しずか「げぼっ」 のび太「うわ、吐きやがった汚い」 ドラえもん「のび太ーーーー!」ばたっ ドラえもんが入ってきた。後ろには口をポカンと開けたジャイアンが。 のび太「よお、そっちからきてくれるとはな」 しずか「助けてドラえもん」 のび太「うるせえなこのアマ!また入れるぜ?」メキメキ しずか「ぎゃぁぉぉごこわめよわさ!!!」 次へ トップへ
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前へ アカネが最初に出してきたポケモンはピッピ。 自称「かわいいポケモン使い」の名に違わず、妖精ポケモンを使ってきた。 「よし、行け!」 対して、のび太の一番手は新たな仲間のカラカラであった。 どうやら前の持ち主は相当な使い手であったらしい。 昨日の午後辺り、新しい主人への怯えが取れ始めたカラカラはまさに一騎当千の活躍を見せていた。 ちなみに、バトルが大好きだったウパーは少し寂しそうだったが、諦めてトゲピーの相手をしていた。 もちろんウパーを使わなかったわけではないが。 「よし、バトル開始やでぇ!」 ジムリーダー自ら開始宣言を行い、バトルが始まった。 カラカラを見据え、アカネはにんまりとした表情でピッピにこう指示する。 「マジカルリーフ!」 まさかのマジカルリーフ。全く予想もしなかった事態だ。 マーブル色の妖しい光を放つ葉がカラカラへと次々に降り注ぐ。 意表を突かれて慌てるのび太もホネこんぼうを指示するが、ピッピはぐらつかない。 カラカラはマジカルリーフをあと1発耐えるか耐えないかといったところだろう。 現在手持ちで最高レベルなのはウパーだが、マジカルリーフ持ちにウパーをぶつけるなどご法度だ。 草技を受けてウパーが苦しがる様子はコガネへ来る途中で見たが、もう見たくはない。 ウパーが出せないとなると……このままでは………… そうしている間にもホネこんぼうとマジカルリーフの打ち合いは続いている。 カラカラは2発目のマジカルリーフさえもギリギリで耐え、葉の間をかいくぐってこちらもピッピに2発目の殴打を食らわせた。 しかし、次を耐えることは不可能だ。それくらい、傷だらけで立っているカラカラを見ればのび太にだって分かる。 もう仕方がない。のび太は意を決した。アイツを使うしかないのだ。 もう一度ホネこんぼうを使うこと叶わず、マジカルリーフを浴びて倒れたカラカラをのび太は目を伏せながらボールに戻す。 お前はよく戦ってくれたよ、ありがとう…… だからこそ、負けられない。天は味方してくれるだろうか。 「行けっ! トゲピー!!」 「うわっ、トゲピーやんかあ! ジョウト地方にはおらんやっちゃでぇ~!? かわいいなぁ……」 アカネの言葉を聞きながら、のび太は唇を引いた。対ピッピ、ここが正念場だ。負けられない。 一応ウパーの力を借りながらトゲピーのレベル上げを行ってはいたが、正直言うとここは運が必要だ。 バトルの様子を固唾を呑んで見守るしずかも、事態の深刻さを感じ取っていた。 のび太からものすごい集中力を感じる。自分の好きなことをしているときの、あの集中力だ。 普段なら声のひとつもかけるところが、気迫に圧されて口が開かない。 これが、のび太。これがポケモンへの愛情。しずかはそれを目の当たりにすることになった。 そんな挑戦者たちの状況をよそに、アカネが再び口を開いた。 「……せやけど、勝負は勝負やで。相手がトゲピーかてうちはジムリーダーや。 ピッピ、眠らせるでぇ! うたう!」 アカネの指示に従い、ピッピは目を閉じ、歌い始めた。なんとも奇妙な歌声がジム内に響く。 「天使のキッス!」 歌声の催眠作用などどこ吹く風、トゲピーは無邪気に歌い手の許へと跳ねていくと、その頬へ口付けした。 突然の出来事、そしてキスに込められた魔力でピッピは混乱してしまった。 ピッピの体力は既にレッドゾーン、自分を攻撃すればそのまま自滅だ。 「あ~、しまった……最後、バクチに出るしかなさそうやな! ピッピ、ゆびをふる!」 アカネが額を押さえながらも最後の指示を出す。 のび太もトゲピーにゆびをふるを指示した。何しろこちらには攻撃できそうな技がこれしかないのである。 チッチッチッ…… 二匹のポケモンが同時に指を振る。どうやらピッピは混乱の影響なく安全に技が出せたようである。 ここからは何が起きるか誰にも分からない。 しずかがつばを呑む音が聞こえた。そして一瞬の沈黙…… 次の瞬間、バトルステージ全体にものすごい衝撃が加わった。 いったい何がおきたのか。 赤い玉と白い玉がぶつかった―――少なくとものび太にはそう見えた。 やがて、赤い玉―――ピッピが地面に倒れ伏し、その後方で魂が抜かれたように尻餅をついているのは白い針玉、のび太のトゲピーである。 「良かったあ~……あんなに運の悪いぼくが……」 あまりの状況に動けなくなっているトゲピーを直接のび太は抱きかかえに行ったあと、ゆっくりとボールに戻した。 アカネも同様に気を失ったピッピを撫で、声をかけてボールに戻す。彼女の口の端は少しゆがんでいた。 ピッピの出した技は「きあいパンチ」、トゲピーの出した技は「しんそく」であった。 きあいパンチを出す際に高まる気合いとしんそくを使う際の高速の空気の流れが先ほどのような状況を作り出したのだろう。 トゲピーはその幼さゆえにたいていの技を食らえば即戦闘不能であったに違いない。 それでいて出た技は相手に対して確実に先手を取るしんそくであった。 どうやらのび太には幸運の女神が舞い降りたようである。 ちなみに、奇しくもトゲピーの特性は「てんのめぐみ」であった。 のび太はトゲピーを戻し、バトルは仕切りなおしとなる。 「つ、次は負けへんからええもん! ……ミルタンク、出番や!」 ゲームでは誰もがトラウマになったというアカネのトレードマーク、恐怖のポケモンが出現した。 プレイしていないのび太はそんなこと知る由もないが、目には目を、切り札には切り札を、だ。 のび太は腰のモンスターボールに手をかける。 「ウパー、負けるなよ!」 「のび太さん!」 先ほどのバトルの緊張感で震えていたはずのしずかがこちらへ駆け寄ってきた。 「ちょっと耳貸して!」 のび太は首を傾げたがしずかのあまりの剣幕に素直に指示にしたがった。 アカネはそれを見ながらも意に介さない様子でミルタンクがくるくる踊っているのをみて笑っている。相当な余裕だ。 5分後。 「で、もうええんか?」 二人の内緒話が終わったのを見届けると首の間接を鳴らしながらアカネが言う。 のび太はむっとした表情でこう返答した。 「うん、絶対に勝ってやる!」 「勝てるもんなら勝ってみい! ほな行くで!」 「ミルタンク! メロメロや!」 メロメロ……しずちゃんの言ったとおりだ。アカネは♂ポケモンに対して初手で必ずメロメロを使ってくる。 そしてウパーの性別は♂、ミルタンクから発せられる独特の魅力にウパーはフラフラと頭を振っている。 これがメロメロ状態だ。 ウパーはのび太のマッドショットの指示を受け付けることが出来ず、そのままミルタンクの攻撃がめぐってきた。 「まるくなる!」 ミルタンクが体を丸め、その防御力を上昇させる。 (どうしよう……このままじゃあしずちゃんと一緒……) しずかはアカネが先ほど自分が負かした様子を事細かに話してくれた。 メロメロで相手の攻撃回数を減らし、確実にまるくなるをしたところでミルクのみ、こうして仕込み段階で減らされた体力を回復。 そして威力2倍のころがるで相手の手持ち全てを一気に叩き潰す。 しずかは攻略法を見出せないままでいたが、最後の一言がのび太に勇気を与えてくれた。 「のび太さん、さっきのバトルを見てて思ったわ。 あなたならやれるはずよ。弱点を見つけられると思うわ……」 本当に弱点など存在するのだろうか……? しかし、見つけられるかどうかに勝負がかかっているだろう。 しずちゃんが見ているし、あんなことまで言ってくれたんだから負けられない。 幸い百貨店でミックスオレを買いだめしておいたおかげで、回復は十分に行える。 のび太の決意に同調するかのようにウパーはメロメロ状態を振り払って今度こそマッドショットを命中させた。 幸運にも急所に当たったにもかかわらず、空しくもそのダメージはミルクのみで回復されてしまう。 アカネの顔が徐々ににやけてくるのが分かる。本当に恐ろしいのはここからだ、といわんばかりに。 メロメロ状態で左右にふらついているウパー目掛けてミルタンクが攻撃態勢をとった。 「ミルタンク、行くでぇ! ころがるや!!」 ついに出た! ピンクと黒のツートンカラー、巨大な車輪と化したミルタンクがウパーを襲う。 しかしまだまだダメージは小さい。ウパーはほぼ無傷で立ち上がった。 ころがるは岩タイプの技。タイプ不一致で効果イマイチとあればダメージの小ささは当然である。 起き上がりざまに打ったマッドショットは見事にミルタンクに命中し、体力をわずかに削った。 「おお、なかなか打たれづよいんやな、あんたのウパー。まあ、ここからはそんなことも言っとれへんけどな! ミルタンク! そのままころがり続けるんや!」 しかし、ミルタンクはぬかるみに嵌まって動きが鈍っている。そこに今度はどろばくだんが飛んできた。 ……ぬかるみ? 「しまった! マッドショットや! アレで素早さが下がったんやな! 追加効果……忘れとったわ。 まあ構へん、そのままころがる!」 このままころがるを受け続ければ確実に負ける。ウパーとの約束を破ってしまう。 しかし、追加効果といえば……そうか、それが弱点だ! 逆上がりは苦手だけど、ひらめきに関しては天才的なのび太の頭脳がミルタンクの弱点を見定めた。 しずちゃんの二の舞にはならなくて済みそうだ。 しかし、これではウパーに負担が…… そんなのび太をよそに、ぬかるみから脱出したミルタンクはどろばくだんにびくともせずにウパーを襲ってくる。それもさっきより速いスピードで。 攻撃を受けたウパーは少しぐらついた。そしてそのままぼーっとしている。メロメロ状態で動けないのだ。 「ウパー! 大丈夫か!?」 「だんだんウチのペースになってきたでぇ! ころがる!」 ミルタンクの回転はさらに加速している。これを食らえばせっかく見つけた弱点も…… しかし、ミルタンクは大きな音を立ててジムの壁にぶつかり、そこで回転は停止した。 それを見ながらのび太はほくそ笑んだ。 「しゃあないなぁ……でもウチの有利はかわらへんで!」 「……。ウパー、どろばくだん!」 のび太はミルタンクの弱点を手に取るように把握してしまった。 普段ののび太ならばここで調子に乗って態度が一変するところだろう。 しかし、ウパーへ負担を強いることを考えるとそうも言っていられない。 ミルクのみで体力を回復しているミルタンクへどろばくだんを放ち続けるよう、のび太はウパーに指示した。 試合開始から3時間半が経過。バトルが始まったのは午前10時過ぎだったので、お昼はとっくに過ぎていることになる。 バトルステージでは泥まみれ、かつ擦り傷まみれのウパーとミルタンクが息を荒げていた。 試合は文字通り泥仕合となり、お互い決定打を与えられないまま試合が続いてきたのだった。 「もうそろそろ……決着つけても……ええ頃やで……」 初夏のものといっても良いほどの西日が強烈に差し込み、ジム内の気温はかなり高くなっていた。 アカネも立っているのが辛くなっているらしい。のび太は既にへたれ込んでしまっている。 そしてしずかは何もいえないままジムのベンチに腰掛けてバトルを観戦し続けていた。その表情にも疲労がにじみ出ている。 「ミルタンク、ころがるや……!」 しかし、ミルタンクはころがるの体制をとることが出来ない。 「しもた! ころがるまでPP切れ……」 「アカネさん、ぼくの勝ちですよ……」 のび太は作戦を思いついて以来3時間必死で考えていたかっこいいセリフを口にした。 実際は床にへっぴり腰で倒れていてちっともかっこよくはないのだが。 「あなたのミルタンクの弱点は攻撃技がひとつしかないことと…… そしてその攻撃技はタイプ不一致で効果今ひとつ、あたり続けなければ決定力の出ないころがるであることなんです。 ぼくはマッドショットでミルタンクの素早さを下げたあと、さらにどろばくだんで命中率を下げました。 ころがるは3発目くらいまでで終わってしまえばぼくのミックスオレでの回復が間に合います。 メロメロで動けないときもありましたが、それはちょうどよく時間稼ぎになってころがるのPPはさらに減る。 つまりバトルの最初からあなたは自滅への道を歩んでいたというわけですよ! もうミルクのみのPPも尽きているはずです。 ぼくの勝ち、やっと、勝ち……ウパー、トドメのマッドショット!」 ウパーが何とか立ち上がり、猛烈な量の泥をミルタンクへと浴びせかける。 風前の灯となっていたミルタンクの意識もついには飛び……。 「ひんし」状態となった。 「ま、負けた……うっ、うっ……うえーん、ひっぐひっぐ……ひどいよおー! そんなに痛めつけへんでもええやんかぁー!」 アカネはミルタンクを戻すのも忘れて火のついたようにわんわん泣き始めた。 4時間近くに及ぶ戦いのあとにどこにそんな元気があるのか。さすがはダイナマイトプリティギャルである。 しずかはゆっくりと立ち上がり、アカネの元に行くと優しい口調でなだめ始めた。 「勝った……」 一方、のび太は気の抜けたかのように大の字になって倒れていた。 勝利の美酒に酔いしれるどころではない。ただただ疲れ、いつものように昼寝を…… しかし、次の瞬間のび太は突如電流が走ったように跳ね起きた。その視線はウパーに釘付けになっている。 「あ……あ……」 口をぽかんと開けたのび太のようすアカネはしゃっくりあげるのも忘れて同じ方向を見つめた。しずかも同様だ。 ウパーの体が光に包まれている。 そしてその体は光に包まれたまま徐々に大きくなり……尻尾が伸び……手が生え…… おめでとう!ウパーはヌオーに進化した! 「やったー!!」 のび太は知らない間にヌオーに駆け寄っていた。 「よくやってくれたよ、お前は……これからもよろしくね、ヌオー」 ヌオーは鳴き声ひとつでそれに答えた。 そのぬめぬめした肢体をひしと抱きしめたまま、のび太は改めて自らのパートナーとあいさつを交わしたのだった。 ウパーの進化から数時間が経過した。 ここはセンター内、のび太の個室だ。コガネ2日目の日が暮れようとしている。 高層ビル群に隠れて部屋から夕日は見えないのだが。 「やっぱりダメかなぁ……何か他の方法を考えないと……」 そうぼやきながら、黄色いネズミの中から青いタヌキが現れた。……ドラえもんである。 人相書きとなってしまったドラえもんは姿を隠すために今日一日ピカチュウのぬいぐるみを着て行動した。 しかし、明らかに目立ちすぎる上にイタズラ好きの子供がちょっかいを出してくるわ前が見えなくてこけるわそしたら起き上がれないわ散々だった。 早く別の方法を考える必要がある、とドラえもんの頭脳は判断したのだ。 現在、のび太と二人で目下検討中である。 石ころぼうしは? とのび太が提案するが、ドラえもんは首を横に振った。 「ダメなんだ。 この世界では移動に関する道具は使えない、って言ったけどもうちょっといろいろ制限をかけてるんだ。 設定をしたのはぼくだけど……万が一、誰かがポケットを盗んで悪用してもなるべく問題がないようにしてある。 移動に関する道具や石ころぼうしの他には例えばソノウソホント、地球はかいばくだん、悪魔のパスポート、もしもボックス、透明マント…… 悪用されたら取り返しがつかなくなるものは禁止をかけてあるよ。 モーテン星なんかは時間制限があるから身を守るのに使えるよう残してあるけどね」 ドラえもんは長々と説明するが、この制約で困っているのは実は彼自身である。 何とかしなくちゃならない、とドラえもんはうろうろしながら頭をひねっている。 うんうん言い続けるドラえもんに呆れたのび太は散歩と夕食に行くことにした。 アカネによるとこのところコガネシティは治安が悪いらしい。注意しなくてはならない。 そういえばカントーの警察官が応援に来て立ち往生しているんだっけ。 そんなことを考えながらのび太はとりあえず百貨店の屋上で風に当たることにしたのだった。 2時間後、ミートソースで口の端を汚したのび太が部屋に戻ってくると、そこではドラえもんがニヤニヤしながら座っていた。 「やあおかえり! いい方法が思いついたんだよ、協力してくれない?」
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【バストアップ】[SPLIT] / ̄ ̄ ̄ ̄\, /_____ ヽ | ─ 、 ─ 、 ヽ | | | ・|・ |─ |___/ |` - c`─ ′ 6 l. ヽ (____ ,-′ ヽ ___ /ヽ / |/\/ l ^ヽ | | | |[SPLIT] / ̄ ̄ ̄ ̄\,, /_____ ヽ | ─ 、 ─ 、 ヽ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ・|・ |─ |___/ < ドラえも~~ん |` - c`─ ′ 6 l \_______. ヽ ε ,-′ ヽ ___ /ヽ / |/\/ l ^ヽ | | | |[SPLIT] , ── 、 ゝ/_____\ ./ | / , ─ 、 ─ 、l | | l .|. l Y⌒ ̄l | l ヽ_ ` ー‐ ヘー ´l ヽ、 3 ノ ─∩─、 ´ /l// レヽ ヽ l l ヽ _ ノヽ | | | \__ ノ[SPLIT] , ──── 、 ゝ/ _______ヽ i | / /⌒ ヽ/⌒ヽ | _| _| ・|・ |__ , ─i 、 ヽ __ o__ ノ ヽ ! `-、 | ! \ ヽ、 ──┘ ノ / \ \二二へ二ヽ/ \ | | | |[SPLIT] , ─── 、 /_____ ヽ〟 l ⌒ヽ ⌒ヽヽ | ヽ | ・|・ |─| | (/ ーc ー ′ r‐、ノ l (__ _ノ ヽ (._, / ⊂二ヽ、 `_ ,── イ__ ∩ | ( ! ̄ ̄ |/ \/ ヽ─/ 二⊃ `─┴──| \ ___i_(ノ | | (____l | j[SPLIT] , ── 、 ゝ/ _____ヽ / | / -、 -、!. | |─| ・|・ | Y⌒ ー oー l ヽ_ , ─, l ヽ、__(_ // /\/ヽ/ヽ[SPLIT] , ── 、 / ______ヽ ゝ/ |/ / ⌒ヽ ⌒ヽ | | | ‘|‘ | . v‐、l ̄ヽ __ ノ 、__ ノ l ) ^ l `ー 、 ──┘ノ ` ー──、´ /|/\ / ヽ l l | | | | | |[SPLIT] , ── 、 ゝ/______ヽ | | / -、 -、| |__|─| ・|・ | ( ` - o- | \ ___っ ノ /ヽ、__─、- ´ /^\/\/ヽ | | | |[SPLIT] __ (((_=_))) || __||___ /´ `\ _」/ _______ヽ / | / / ⌒ ヽ ⌒ヽl | | | ・| ・ l v - 、|─l | |ヽ | ` ー─ っー´∨ ヽ__ ____つl ヽ ( __ / ノ `,ー──、- ´ /ヽ/\/ヽ[SPLIT] ____ ゝ/____ヽ / | , ─ w-、! | __|-| +|+ | ( u `ー oー | /ヽ、/^\__/ ノ l、(uu ー,─ 、´ l \ __/┬ ′[SPLIT] ____ / \〟 i──────┐ ヽ | ⌒ヽ ⌒ヽ\ | | | >|・ |─-|_ / j ーc ─ ′ ヽ ⊂____ /! _ノ _(\ \ \ __/ / (─ ヽ、 ` ─_──イ- 、 ヽ二_ノ \/|/\ / \ \[SPLIT] , ── 、 /__ ヽ〟 l-\ | ヽ |・ |─|__ | c ー ′ 6) / └─ 、 \ / ⊂_ __l _∩__/ ── l . ∈ | | l⌒l |[SPLIT] , ─── 、 ゝ/ ________\ / | / ─ 、 ─ 、l / | / l l | |─| (・|< | (⌒ヽ Y⌒` ヽ_ ノっ_ ノ 三 ) ヽ_ 、____つ l (、_ ノ \ \-、-、_/ノ _ _ /` ー | l |‐ ´ l l//)、 /´ \/ `ー´ \ l ) ヽ´ノ | ヽ |/\/ __ / ├─┤ | 、[SPLIT] , ─── 、 ゝ/ \ / ____________ヽ / | / , ─ 、 - 、ヽ| l | / ヽ/ ヽl | |_| vvv l vvv | Y⌒` | | |ヽ | ) ヽ、 _ ノO、_ ノlノ ヽ_ ノ /⌒\ 3 / | |` ー──┬┬ ´ | |\ /\/| |[SPLIT] , -──- 、 /_____ ヽ〟 |/⌒ヽ ⌒\ | ヽ | .| . |_| ! _| | !# ⌒V ヽ `ーヘ ー ′ _ノ  ̄ ̄ヽ ̄ ̄ ヽ ノ __|(二)ノ/ `ー─┬_イ /|/\/ヽ | |[SPLIT] ,,───- 、, /_______ ヽ、 |/─、 ─、\ | | | |・) |─ | ./ |、_ i、 _ ! '⌒i | ^ _'ノ \└──- ノ `┬--イ__ / | ̄∧ ̄ // ヽ | |  ̄  ̄ | |[SPLIT] , ── 、 /__ \〟 l⌒ヽヽ_| ヽ |‘ |-| | l c、 __ノ lノ、 ノ .l \ヘ/ ヽ、 _ l ∠ニ二二l / | .l─ | | .| | |[SPLIT] , ──- 、 ゝ/ ______\ っ / |/ / ⌒ヽ⌒ヽ| l |─| ・|・ | っ V⌒ U` ー ヘー つ ヽ_ /⌒ー── ´ | |⌒ヽ / _ ヽ二二二⊃_/)///) / \/\|ー///) ヽ / |  ̄ ̄ ̄ | ノー. ′ | ──┬┴ ′ ノノ[SPLIT] , ──- 、 /)/______\ / 三) //⌒ヽ - 、! っ / ノ |─| ((|、 | っ / /⌒ #ヽ、 |)) ! | ヽ_ /⌒ヽ ̄ ヘー く(( ヽ/\l | `~~、__ つ \ |ヽ` ─~~、 ヽ \/ (ヽ∩ ̄ | 三_ \ )) (( |____\_ )[SPLIT] , -──- 、 ゝ/ ______\ / | / - 、 - ヽ!. | | / | | ヽ |─| ‘|‘ | /⌒` ` ー ヘ ー l ( \ ヽ_ /⌒ー──つ (ヽ ヽ/ ) \ ヽ __// ( )' ノ /` ──く ` ー、 ` ┬´ \/ \/ヽ \._|_ノ |_| | | |[SPLIT] , ─── 、 /_______ ヽ〟ヾ (( |/ ─ 、 ─ 、\ | ヽ | | l | | | / |ヽ !─r-、ノ (^ヽー ヘ ` ー ´ノ| 6 ! `ー 、⌒`ー─ ´ | _ノ ノノ \⊂二 ノ /\ 、────´/ /\  ̄ ̄ ̄/「/\/ /^ヽ i | | |[SPLIT] 0 // ヽヽ ___ / /-、 0 0 / /( ヽ _ / /⌒ヽ- ノ´ ) 0 ゝl /| l ヽ ヘ / 0 l \ \ ノ / _ 0 l \/`ー ´ /ヽ/ / ,-、、 \ _( \ ̄ // (ヽ/ //) `┬ 、二´/ ( _ ⊃ / \ /\|\ / / | \ ⊂二二⊃ ′ ヽ / \ | |[SPLIT] _____ ゝ/______\ / |/ ─-、 ─ 、| | | | ・|・ | ─┼┐ !__| ̄| | | | | | d ` ─ ヘ ─ ヽ `-、 / ̄ ̄o ̄ヽ | o ヽ、ヽ⊂⊃o_oノノ / \ / \ ̄|\nmヽ | ` ( ノ |[SPLIT] _____ /´ `\ ゝ/ ________ヽ / | / _ _ヽ | / | / ヽ / ヽl l | l | l | |─| / | ヽ lヽ /Y⌒ヽ ヽ ___ ノ ヘ _ ノ、ノ / | ) /⌒ヽ l l ヽ__ \ ノ つ ヽ . 、 ` ー─ ⌒ー─ ´ \/ ヽ ー───< \ \ / \ /l ヽ | | | | | ̄l[SPLIT] , ──- 、 ゝ/______\ / | / , - 、 - 、l l | / l l l |─| ^|^ | Y⌒ ` ─ ヘー ヽ ヽ_ |`───┘ノ ∩ ヽ、_ヽ__// ∩ ┘`ー┬─´\/\/ー┬─´ └-、 _ __|_ ノ |_|___三 | |[SPLIT] / ____ヽ | | /, -、, -、l | _| -| ・| || , ―-、 (6 _ー っ-´、} | -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ | ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ ヽ ` ,.|  ̄ | | `- ´ | | _| .| (t )[SPLIT] , ─── 、 ゝ/______\ / | // ⌒ヽ ⌒ヽl | |─ | ・|< | Y ⌒ ` ー oーヽ、 ヽ_ ┌───┘l | ヽ \ // \ ー── く `\ ヽ / \ /\l  ̄| ̄ ノ / | ├‐┴-´[SPLIT] , ───- 、〟 /_____ ヽ ! - 、- 、ヽ | | | ヘ|・ |─ | / | ーc ─ ′ r⌒i _,- 、 !└────┐ _ノ ! ノ( ) \\ ___/ / \_ /\_`_──_イ_ (( \_∩ /|/\_/ ヽ ☆冫∈ | ̄ ̄ ̄ |[SPLIT] ___ / ____\ ゝ/ | ノ/⌒ ! / |_| .| | /^`u ,ヽ_ ノo ヽ ヽ /⌒\_つ \/ | ヽ `──, ( )二l j二二ヽ ̄ / `-ノ /⌒ l ̄「 / /\/ |‐┴-´./ / | l[SPLIT] , ─── 、 ゝ/ _____\ っ / |ノ/ ⌒ ヽ ⌒ヽl っ l |─| ・|∠ |(( Y⌒ ` ー ヘー ヽ ヽ_ /⌒ヽ___つ _/⌒)、 ヽ | / |≡|| 、_,(_ノ 、二二二) .| .|ヽ__ノ / .l/ \/ ヽ、 | .| | l | \ /⌒ ヽ_ / | |\ lヽ_[SPLIT] , ─── 、 ゝ/ ______\ / | ノ - 、 -ヽl l | / .|∠ | Y⌒ ̄l | l ヽ_ ` ー‐ ヘー ヽ ヽ /⌒ヽ__つ 、ヽ(二)_ / / \/ \|\ /\/ |/\ | l |ヽ ヽ ( )_____| ( ) ー ^l | `ー.´[SPLIT] ( ⌒ ) ( \\ / , ─── 、 / ゝ/_____\ _ / | / ⌒\/⌒ l l |─| ・|∠ | Y⌒ ` ー ヘー ヽ ヽ_ /⌒ヽ___つ l | / _ 、 二二二) | ) (( / \/\|──/ 二) / l |__|、 (_ノ /⌒ヽ/| |[SPLIT] ___ ゝ/_____\ / | / -、 -、l (\ |___|─| (・|・) | ⊂) ( ` - o-ヽ (_ /\ヽ /⌒──┘ノ \ \ヽ`_─_´/ /) \ ノ\/\/ ̄ ̄|| |三! )) (( | l──┴─-´ | |[SPLIT] , -―――- 、 / ____ ヽL Τ _ _ \| l |/ V ヽ | | || ( )|( ) |-| l {`, -c `―_´ 6) _/(_ ヽ__ \Τ ̄ ̄ ヽ ノ ( し、 |  ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ) ̄ ̄ヽ ヽ_/_ |___ |_/ \_/[SPLIT] __,冖__ ,、 __冖__ / // `,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ / 、-―――- , ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ / / ____ 丶 __,冖__ ,、 ,へ ,ィ |/ _ ___Τ `,-. -、'ヽ' く ´ 7_// | / V 丶| ヽ_'_ノ)_ノ \ / |-| ( )|( ) || n 「 | /丶_ (6 `_―´っ-,' .} ___ ll || .,ヘ / ヽ /  ̄ ̄Τ/ __/ _). n. n. n ヽ二ノ__ { `(  ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ | 、し ) |! |! |! _| ゙っ  ̄/ _ \_/⌒\_| ___| _丶_/ o o o (,・_,゙ /| /[SPLIT] ヽ,, ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,'i, i~ ,------,i i i' ,;-'i i i i ・i _i,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,i `','''i; /~,,~~,~_ ___''',,,,,,,,,,,,,/i; i ,,d ,,;'""" `';,,, " `i; i,,___ i ,,,,,,,,,, `'----'" i i'" "; i `-、.,;'' `'-----j[SPLIT] ___\ _|_r',ニ「 (6. _ヾ=゚。 | 'vうー‐` ` ̄'[SPLIT] ______ヽ i____i'す i'd rー-'" `i `==;[SPLIT] , -─- 、 / ゙ヽ、 / _ -- 、─, -- __.ヽ. .|┌ソ.⌒ヽ、./⌒゙''、!ヽ| !|. | 几.Y ..几 |_|.|、 ,、「.l .ノソ 人λゝ ノ.l.l ( .` ゝ--,,'∩゙ -_''゙ .'~゙) ゙ゝ┬T.~ `゙~TT'''~ l | .| | l | i . i rへ ,, ' 7 l | | .| | .(~` ー - -'-'.つ | | | .`゙T -.-+ヤ' | l ! 斤-、 人ノ、. ! / ~) ハ[SPLIT] _____ ゝ/ \ / / _______ヽ | | \_人ノ | / | | / ⌒ ヽ / ⌒ ヽ /^v─ i | |(( | d ♯| ((・|・)) ! ヽ /^ヽ、 _ ノっ _ ノ-、 | | \_/^\/^\_ ノ | | \ /⌒\ヽ (⌒ヽ⌒) )) | \\_/^\_/ノ _____ | \─┬─ ´ | | ._ _ _|_ |. \. \ | \ | | |i| |!|(_) | \ \./ ̄ ̄) | |i| |!|(_) \ /  ̄) |┌┐ |[SPLIT] __ / ゝ' ___\ / |_ | ;ゝ '{´ (( {d #l _ ゚|゚_j_ < `i 「`‐~゚~′ /^ヾー'^ーク )) \ | ヽ ̄「[SPLIT] ン,二二ヽ / ,,h#-i~。\。i_ / Y i^ぺへ' i^ヾべン'" ヽ[SPLIT]\\ /_________ ヽ l/⌒\l l/ ⌒ヽ | | | V |_| ノ | ≫|≪ | l/⌒ヽ (⌒ヽ#ー∧ ー#♯ | \ _____ /⌒ヽ _ノ ヽ | | | | l | /⌒ヽ⌒ヽ ノ ノ ⊂二二二二二´/ ,ー──´ノ、 /| / \/ ヽ[SPLIT] | \ / _____ / ヽ∟ /^ \ _ /________ ヽ (_/ ヽ |ノ─ 、/─ 、ヽ | ヽ (_\/ .| ,| \ |・ | | j ヽ `-ノ. || 二 | | ̄ ⌒ヽ′ / / / /ー C ` ─ \) _ノ / / ! ⊂──´⌒ヽ ノ/( / ノノ \ \_(⌒⌒_) /! ヽ、/ ` ,┬─_- ´/ ヽ / / |/ \/ く (( /\ \ ヽ /, ─ 、/ \ /\. ( l l j \ ___ / ヽ[SPLIT] ____ /´ `\レ /_______ ヽ |ノ─ 、 ─ \ | ヽ | v|・ l_| ! ,| | | Ul´⌒Y l/`ー ヘ ` ─ ′ ( | l__ _ ノ- 、 (_/⌒ヽ_/⌒ // l ` ─┬─┬ /ヽ/ /| |___| ` /\ / |[SPLIT] _____ /´ `\ ゝ/ _________ヽ / | ヘ、 ノ⌒ | | | /  ̄`ヽ /  ̄`ヽl l | l lj | lj l ヽ |_| | | /⌒` ヽ l ノ、 | ) ` ー─ ´ っー ´ l ヽ__ /⌒\____つ ノ \ ( ______ ノ / ー───、─ ´ / \ / \/ \ l l |/\ ├─┤ |、[SPLIT] ( ,ゞ ─┴"─"、) _ 、ゞ" \= ヾ/ ________ヾ `゙/ | ヽ、_(_)ノ |` ヾl | /´⌒ ヽ/ ⌒ ヽl =| | | |・ | ーY⌒ヽl─l ・l、 l、 | ) `ー─‐,/ヘ、ー‐〈 ノ ヽ_ " ` l 、 ,-───、ヽノ , ヘ `(_∠ 、───-、ソ / \ \/\ノヽ l ヽ | l | |. | |[SPLIT] _____ ゝ/´ `\ / ________ヽ / | / / ⌒ ヽ ⌒ ヽ! l |_l ヘlヘ l V ⌒` | | | | d ヽ.__ノ ヘ _ ノ⌒i ヽ__ |\ ________ ノ ヽ | | ヽヽ、_(二二)_|_ / ` ー──── ' /\ / \|\ /| . |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 二)[SPLIT] , ─── 、〟 ∠______ ヽ l ⌒ヽ ⌒ヽヽ | | | ・ | ・ |─| | /`ーc ` ー ′ ^Y | ⊂、 _ノ ヽ、 」 _ __ノ /|∧/ ヽ / |[SPLIT] , ─ 、 (_l_l_l_ j ヽ ⊂ノ , ──- 、 | |/ ______ヽ /^)、 | | | ノ ⌒ヽ⌒ヽ| /⊃ヽ_) | | |─| >|< |/ _ノ |__|⌒ `ー o ー| / | |、 /⌒ー──つ/ | |ヘ ヽ、(二)ノ / | \/\// / /[SPLIT] ヽ l / , ──- 、 /_____ ヽ〟 l/⌒ヽ ⌒ヽヽ| ヽ | 0|0 |_| | (/ーo ー ′ ´⌒Y | ⊂__,-、 _ノ ヽ ヽ__ノ / ` ー,──´ 、 / |/\/ ヽ[SPLIT]⌒ヽ/ `ヽ | | 人 ノ-‐" / ̄ `ヽ _ /!/{ / ヾ--r _ /  ̄ <_ _>`´ ___ <_ > r‐'" ̄ ̄ ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二/ , | `ヽ/ ´`ヽ _ 三, 三ー二 ̄/ | ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ / /⌒ヽ,| ミ } ...| /! レ l d _}`ー‐し'ゝL _ | ヽ、_, _, ヘr--‐‐'´} ;ー------ |/| \ ノ`ヾ -‐'ーr‐'"==- ヽ/l/|` ー------r‐'"  ̄ ̄ |└-- 、__/`\- 、 __,ゝ,,_____/ \_」 \[SPLIT] /!/{ / ヾ--r _ /  ̄ <_ _>`´ ___ <_ > r‐'" ̄ ̄  ̄ ̄ | ―ニ 二ノ ̄ ̄`ヽ、/ , | `ヽ ノ .| 三, 三/ ´`ヽ _ ̄/ | ノ し | ―三 (--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ / /⌒ヽ,| ミ ヽ / | ―ニ ( ...| /! レ l d _ヽ/ヽ .| ―三 (`ー‐し'ゝL _ | ヽ、_, _, こつ | - ニ (--‐‐'´} ;ー------ |/| \ ノ し ノ ==- `ヾ -‐'ーr‐'" ヽ/l/|` ー------r‐'"  ̄ ̄ |└-- 、__/`\- 、 __,ゝ,,_____/ \_」 \[SPLIT] /!/{ / ヾ--r _ /  ̄ <_ _.>`´ ___< ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ > r‐'" ̄ ̄ ヽ 、―ニ / ´`ヽ _ 三, 三ー/ , | `ヽ _ 三, 三ー .ノヽ--/ ̄ , `  ̄/ | ノ ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ } ...| /! / /⌒ヽ,| ミ } }`ー‐し'ゝL _ レ l d _} ヘr--‐‐'´} ;ーー- | ヽ、_, _, ヘヽ------------- `ヾ---‐'ーr‐'"== .|/| \ r= ==- ヽ/l/|` ー------r‐'"  ̄ ̄ |└-- 、__/`\- 、 __,ゝ,,_____/ \_」 \[SPLIT] ____|__/ , -―  ̄  ̄ ヽ〃 \ / ヽ |/ \ / ______ / / __∠∠_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Τ | | [_____] # /\ | /| | ∠/=≡x |/ #| / |_ | キミ .|| || | ウオオオォォォォォォォ!!! / ヽ_| |ハ キ -||- | | 6 メ |ナ || | \_ # ゛ミ=/k゛ つ # -、 | | # _________/ / ヽ # / / / / \ / / / ___  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[SPLIT] / , -――――- / / _____ミ/ ミ / /ナ=x _/ |/ | | キキ ゚キ| 十 | (6 # xX/メ っ 、 ヽ _ \# / ̄ ̄ ̄/ ノ /∠- ι / 二二二 ∠ -―  ̄ミ ニ[SPLIT] ゝ ───- 、 /______ヽ / | ノ ─ 、- 、| ! __|─| //|ヾ | ( U - o-U l | /⌒ヽ__U___)/) ヽ、ヽ ___ /ノ(⊃ ) /^\/\ノ\/ ̄/[SPLIT] ___ .-‐ '''""~ `゙''ー-、 キョド / \V / \ / ヽ / __,,.. .-‐ '''""~;;;;;へ`゙''ー-、, | ´. |;;;;;;;_\し ノ(;;;;;/---;;;;;;;;;;;;;;;| | ;;;;/ ヽi;;;;;/´ \;;;;;| / )) __|/ ┰ V ( ・ ). . |;;;;;ヽ / ̄ヽ / | . i . | ̄ ̄´ | ヽ ヽ ∧ . / し 6 | \/ \__ / \ __ / 丿 | (⌒ `゙''ー-、 /´__ ヽ / | / ヽ ヽ \;⌒ _,,..-‐ー-、_ / | / | ー―´___ _/ // ヽ キョド ヽ\ /\ /ヽ \ | \/ \/ \ \ | | \ |[SPLIT] ___ .-‐ '''""~ `゙''ー-、 / \V / \ / ヽ / __,,.. .-‐ '''""~;;;;;へ`゙''ー-、, | ´. |;;;;;;;_\し ノ(;;;;;/---;;;;;;;;;;;;;;;| | ;;;;/ ヽi;;;;;/´ \;;;;;| / __|/ ┰ V ( ・ ). . |;;;;;ヽ / ̄ヽ / | . i . | ̄ ̄´ | ヽ ヽ ∧ . / 「f ̄ ̄ ̄ `i \/ \__ / \ __ / || rr====| | (⌒ `゙''ー-、 || __j-‐ ¨ ̄`i ヽ `|| || 「 __ z====ヽ ヽ \;⌒ _,,..-‐ー-、_ .i|| || | |「 \ ー―´___ _i|| || | || ヽ 二ニ ̄ / / A-‐ぅ+|||. || | || '. ,._,_,,.-‐''" イ / /| 小{ く|しOL | || .,.' ' ヽイ| | /ffヽY くヽ || |! | | ||し'O八リ Y イ \tO ヽ | リ | ト、\ \ _z==ハ[SPLIT] 消 ジ わ.〉 え ャ あ <_ ろ イ. _,,,,-------ュ/ ! .ア ,,ィ"_____ ヽ ̄ フ ン. __ ~f'⌒V ⌒ 、 | | / __ /ヽ / ({ ミl 十 }ー⌒i / ャ、\. V f `-c`ー ´ bノ/ 、ヽ、)` ̄)☆ {ヒ--―‐--、 i''ヽ ,_`メ フ" カチ 入ヽ (⌒⌒) ./ ヽ、 ,メ ノ / >、ー'''フ" ⌒ヽ ヒ´ \ / r´ \/ ヽ \[SPLIT] | | || |/ ヽ | | |l / こ こ ゙i | | |.| .i れ れ | | | | | | ゚ /ニニニニニニヽ ,,-‐'"'''''''‐─、,,,,,,.r─v‐-、,>、 /___ | | | | |`ヽー、 ,--|r─ヽ`ヽi | | | ,,|,,,--!、 ヾ |i',-、 i ヽ.|.. | ,-!-‐┴" i ||ヘ !__r┤ |ハ i C`'! / 〉ヽ |ヾミヽ i i~ー' `ー '" | ,! | ヾ.ミヽ _ヾ`ー、──‐ソ | ヾr-ヽ !、_ ' ̄ '"ニニニ〉、ヽ.γ~l ヽ, | |_ 〉ヽ ヽ! ヽ, _,,,,,-‐‐i `i-'  ̄T_,,,- l` |‐''',,,.- ‐'"/⌒、'ニ二-、_ ヽ 〈‐'" `T、 /⌒ヽ、[SPLIT]\\\ _ | | | / ケ フ 最 \\\ ヽ) | | ラ 高 _ _,,... -――- 、,._ キ ン 級 ヽゝ /_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ ! ス 、 iノ,‐ 、 ,. -.,ヾー- ヽ if' i" iハ | |― (i / j ヽ |ー-| ; -、jゝ、____―ニ /ゝ-(~"ヽ、_,ノ " 6 i =ニ― i (` ノ⌒ヽ イ ― ヽ ~、` ー― _ノ_ノ 丿 ヽ ヽ 、__ノ _,,..'"!、 `r-、―''" /┐ \\\/// rf/ \ / ~\ ____//// _イ ` \ \ _,-、 / ,-――― (~ヽ、_,..-‐'" \ / fニi ( (=) ) ,/` 、 ヽ _,,..゙| | \/ ノ 、\ / ` ー" (/,\ ノ''" .| | ヽ /ヽヽ) [ ̄ ̄ ̄ ̄ ゝくノノ''" `iー――――ー{ `ヾ_ヽ'-' | ̄ ̄ ̄ ̄[SPLIT] ,;r''"~ ̄ ̄^'ヽ / ;ヽ l __,,,,,,,,,,,,,_,;;;;i ,l l''|~/ -、 -、lミ;l <いいぞ ベイベー! ゙l;| |─| ・|・ |;i | これは白けたのび太だ! ゙l;| | ` - o-|;i | 一瞬ジョーカーだと思っちまった香具師よく訓練された 274だ! ,r\ヽ ___っc=/ ,/ ヽヽ、__ ─、- ノヽ ホント FMJの見すぎで地獄だぜ! フゥハハハーハァー| / ゙ヽ  ̄、 ゙l, |;/"⌒ヽ, \ ヽ _l_ ri ri l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / | ゙l゙l, l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l | ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ /"ヽ 'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"/ ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |[SPLIT] ._,,v-冖''^¨ ̄ ̄ ̄¨¨¨^''¬--、.,_ ,,r‐'¨′ ¨^'ー-、,_ .、 .'i. ../′ .¨^'‐u_ .^‐y ミ,,r′ ゙\,_ .ー--vuノ'″ .゙\ .,/′ .\ ./ __,.,,,、、v---──ー ;ァ──ー-z--v、.,_ .┐ .,「 _,,,v-ー''''^⌒ .¨゙'ー ´ .^'-y `'リー┘ ノ ./'''ア′ _,,、vv、、,_ ,,vー''''''''''ー-,,_.′ 〕 ノ .ノ ′ .,/′ ¨''‐y ./ ¨‐、 .〔 | .i^ .,/′ .\ ./′ \ .| } | .ノ .\ノ .,r-v, リ } { .〕 } ._,v、、 .∨ .i^y-∧ .゙l〕,_ ゙). . | .} .ノ .゙l! || ∨ー'ア l! ¨li .{, .,rー'''''ー-y |冖''''^¨¨} .′ .ト), .¨^′ 《''l. .) }./′─vy ゙'=| 7. .,i゙ .\ .ノ].,} .} .リ′ .,r''ー人 .\ .ノ′ .r厂¨'┐ ,ノ゙ |'′ノ .| .| | .゙\,_ ._,/′ ._,rレ、.,,,,,,,.,v-'″ 〕r″ ミ. .\v┘ ¨^'''冖''^′ .^″ .、、、,_ .} .\ |¨^'''¬---v、、..,,,,,,___ _} } .゙\,_ ._,, .( _______ . ̄¨^^'''ソ''''″ ,ノ ¨¨^´゙\ .∨^ ̄ . ̄^''ーv、 ,/ ,/′ ゙' v_ .\ .゙'!,ノ'″ ,,/ .、、、vvi'゙'‐ニ -、,_ .゙'=y,,_____,.,、-‐'″ _,v‐'″ .ミ. ¨^'ー二ー-、.,_ _,,,v-‐'″ \ ¨゙'ーv,厂''¬── ;;; =!''〔′ ゙\ ._,v-「7=vvu l厂 ゙l、 \ .,/′ .¨''┐ 〕 .\,ノ′ ゙'┐ ,| \i゙ ′[SPLIT]