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何度でも蘇るさ! ※厨性能ゆっくり注意 私はゆっくりを不老不死にする薬を作り上げたぞ! この薬をゆっくりにかけるだけであら不思議、どんなに切り刻もうとも元の姿に戻るのだ。 具体的に言うとかけた時の姿を記憶してその状態に強制的に戻す薬だ。 要するに、もしかけた時に足が焼かれていたらもう二度と足は再生しない。 永遠にその姿を維持し続けるのだ。 実は最初はこんな薬を作るつもりはなかった。偶然にもできてしまっただけだ。 本当はゆっくりの欠損した部分を再生させるための薬を作っていたのだが どんなに実験を繰り返しても失敗作しかできなかった。 あるゆっくりは二目と見れぬ醜い姿に、あるゆっくりは再生する苦痛に精神が崩壊した。 しかしこの薬があれば、もしゆっくりが死ぬようなことが起こっても再生する。 これで飼いゆっくりが不慮の事故で死ぬこともなくなる。 この薬をすぐにでも世に出したいところだが危険があってはいけない。 まずは実験して安全が保障できるものであることを立証しなければ。 早速実験を開始しよう。 ここに一匹のまりさを用意した。ちなみにゆっくりは近所の人たちから買い取っている。 畑荒らしをしたゆっくりもいれば、森でゆっくりしていたゆっくりもいるだろう。 実験体に違いはないのであまり気にはしない。 「ゆっくりしていってね!」 元気があってよろしい。それでは薬をかけてみよう。 「ゆっ!ゆっくりできないよやめてね!」 この状態だと変化が見られない。まず包丁で切ることからはじめる。 まりさのちょうど顔の真ん中に突き刺す。 「ぎゅぎいいいぃぃぃぃ!?」 包丁を抜くとすぐさま傷が塞がり、もう跡も残っていない。 「ゆぐぐぐゆゆっ!いたかったけどもういたくなくなったよ! さすがまりさだね!ゆっへん!」 次は滅多切りしてみよう。まりさの顔を縦に、横に、斜めに、 とにかく出鱈目に切り裂いていく。目も口も関係ない、全て切り刻む。 「ゆげっいじゃいっだべでっぐあぎゃっれびゅっ」 切ったそばからすぐに再生していく。顔も判別がつかなくなるほど切りつけたはずなのに 何事もなかったかのようだ。 「ゆぐっぼうやべで!どうぢでごんなごどずるどっ!」 次は釘を五本取り出す。それを帽子と頭を縫い付けるようにして差し込む。 「ゆががががががががが」 全部埋め込んだはずの釘が徐々に出てくるのはなんというかとてもシュールだ。 釘が抜けて落ちる。傷口ももちろんなく、帽子も再生している。生まれた瞬間から 備わっているものだから再生も可能なのか。 「ぼうおうぢがえるっ!」 逃げようとするがまわりに落ちている釘を踏んで泣き叫んでいる。悲しきかな餡子脳。 まりさを持ち上げて、次は衝撃を加えてみよう。 「おじさんたすけてくれてありがとう!おそらをとんでるみた~い♪」 泣き顔から笑い顔に変わり、先ほどまでひどい目に合わせていた私に礼を言ってくる。 どこまでアホなのか、今度は少しでも知能の上がる薬でも作ってみようかな。 そんなことを考えながら今度はへらへら笑い出したまりさを床に思いっきり叩きつける。 「ゆぶっ…………!!」 グシャッと床に散らばる餡子や皮、これでもまだ再生できるのだからこの薬はすごい。 まるで某液体金属よろしく、グネグネとあたりに散らばったものが集まりだし、 元通りになった。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆっくりしていってね!」 なんかグロテスクな状態からいつも通りの能天気な顔されると不思議な感じだな。 それでは次に用意するものは、と 「まりさになにをしてもむだだよ!ゆっくりこうさんしてね!」 得意げな顔をしてこちらを挑発しているがそんな体にしたのは私なのだから少しも腹が立たない。 むしろその意気で実験の協力をしてもらおう。 そして取り出したものはありす。 「ゆっくりしていってもいいのよ!」 このありす、売り払いにきた人の家をとかいはにこーでぃねーとしたとのこと。 その人が帰宅して自分のるーむめーとにしてやるとか戯けたことを言ったらしい。 全く、ゆっくりはどうして人を恐れないのだろうか。 とかいはこーでぃねーととか価値観の押し付けを迷惑とは考えないところも ゆっくりらしいといえばゆっくりらしいのだが。 「ありす、ゆっくりしていってね!」 「べ、べつにまりさとゆっくりしたいわけじゃないんだからね!」 今のはツンデレではなく、ただの天邪鬼です。 それではありすを両手で掴んで小刻みに震わす。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ」 腕がすごく痛いが我慢して続ける。 「ありすがゆっくりできないよ!やめてあげてね!」 「んほおおおおおおおおお」 こんなもので良いだろう、ありすをまりさの近くに置く。 「まりさああああああすっきりしましょおおおおお」 「やべでええええええぇぇぇぇぇ!」 ありすは性欲が強いゆっくりだから発情させやすい。 それでも俺には重労働で、痛む腕をさすりながらゆっくり二匹を見ている。 まりさも最初は嫌がっていたが徐々にありすにあわせてすりすりし始めた。 「ありすううううぅぅぅぅまりさもうすっきりしちゃうよおおおおぉぉぉぉ」 「いっしょにすっきりしましょうねえええええぇぇぇぇぇぇ」 「「すっきりー!!」」 まりさがにんっしんっして頭から茎が生えてきた。が、逆再生するように まりさの頭に戻っていった。 どうやら茎を体の一部と認識して元に戻るようだ。 きっと胎生型にんっしんっでも結果は同じだろう。 これだとまりさは二度とにんっしんっすることができないということだ。 「どうしてあかちゃんできないのおおおぉぉぉぉ!!!」 これに驚いたのはありすで、どうやら子供ができないことが不満らしくまたすっきりし始めた。 その後何度も二匹はすっきりしたがまりさがにんっしんっすることはなく、 逆にありすが弱り始めた。 「ぼ…もっど…ずっぎりじだがっだ…」 ありすは見るも無残なしわしわ饅頭になって息絶えた。というかまだすっきりしたかったのか。 まりさはありすの様子に気付くことなく、すっきりした余韻に浸っているのか、 気持ち悪い顔でよだれをたらして笑っている。 「ゆぅへぇへぇぇ」 この直視できない表情をしているまりさを先ほど用意しておいたかなりでかい水槽に入れる。 そして同様に用意しておいた水の入ったバケツをまりさにかける。 「ゆゆゆっ!?おみずさんはゆっくりできないよ!!」 三杯ほど水を入れるとまりさの口に入るかどうかの量になった。 「ゆっそうだよ!おぼうしなんにのればゆっくりできるよ! さすがまりさはあたまがいいね!」 自画自賛して帽子を逆さにして乗り込むまりさ。だが水の深さが微妙過ぎて、 帽子の天辺部分が引っかかり、バランスがとれずにひっくり返る。 「おぼうじざんどぼぢでゆっぐりじでぐれだいのおおおおぉぉぉ」 しばらく苦戦していたが全て無駄だった。帽子もずぶぬれでぐしゃぐしゃになっていた。 まりさの足はふやけて行動不能になり動けなくなっていた。 「ゆっくりはねるよ!ぴょぼぎゃあああああばりざのあじがあああああああ!!!」 それでも無理に動こうとすれば、ふやけた足が裂けてしまうがそれでもまりさの体は再生し、 の繰り返しを延々とやっていた。 その後もまりさの実験は続いた。 金網の上に乗せて火であぶったが焦げ目がつく程度ですぐに再生するため、 黒ずみにはならない。 れみりゃに食べさせてみたが食べている途中で再生し始めて気持ち悪くなったか、 全て吐き出してざぐや~と泣き叫んでいた。 今度はまりさにタチをやらせたが、れいむに生えた茎になった実を自分の一部と認識するのか、 実がまりさに吸収されていった。これにより増えることはないと分かった。 五日ほど何も食わせずに放置してみたが、死なずに空腹を訴えていた。 何故腹が減るのか聞いてみたら 「たべないとゆっくりできないでしょ?そんなこともわからないの?ばかなの?」 髪を掴んで振り回して気持ち悪くさせて、エレエレさせて吐いた餡子が 口の中に戻っていき、それをまりさが気持ち悪く思ってまた吐きだしてをループさせたときは 笑った。 しばらく実験をしてみて分かったが、この薬を世に出すわけにはいかない。 たしかにこの薬を使えばゆっくりは死ななくなるが、それと同時に処分する方法がないということだ。 試しに死ぬほど食わせてみようと大根十本を与えてみたが、どうやらこいつは満腹に感じないらしく、 まだよこせと要求してきた。 油をかけて炭になるまで燃やしてもこいつは復活した。 硫酸をかけても溶けることはあってもすぐに再生する。 圧力をかけても駄目で、逆に真空にしても駄目だった。 もうこのまりさは死ぬことは許されないのだ。人間ならば心が死ぬまで生きるだけだろうが ゆっくりとは刹那を楽しむ生き方をする、よって苦痛は感じないだろう。 そして世にこの薬が出回った場合、そのゆっくりは食用にはできないため、食料にはできない。 そして飼い主が処分したくなったときにも処分する方法がないのだ。 私も毒物注射など殺す方法を考えてみたが、毒はおろか薬も受け付けない体で全て無駄だった。 こんなゆっくりが自然に放たれればどんな突然変異を起こすか分かったものではない。 もうこの薬とゆっくりを封印して研究資料も処分しなければならない。 私はゆっくりを甘く見ていたのかもしれない。考えてみればゆっくりはどんな原理で動いているのか分からない 謎物質で今すぐ動かなくなってもおかしくないのに当たり前の存在過ぎて忘れていた。 「ゆっくりしていってね!」 今までずいぶんとひどいことをしてきたが持ち前の餡子脳で綺麗さっぱり忘れているまりさ。 だが今回は殺すことよりも残酷なことをしなければならない。それを実行すればまりさは 永遠にゆっくりすることになる。死ぬことのたとえではなくそのままの意味で何もできない状態で放置され、 朽ちることも腐ることもできないまま、ゆっくりするだけの存在になってもらう。 さすがに躊躇われるがこんな化け物染みたものがこの世にあるだけでも安心することができない。 といってもこの世から消す方法など持ち合わせてないから、私は永遠に安心することはないだろう。 「まりさ、この中はとってもゆっくりできるぞ」 「まりさはゆっくりしたいよ!ゆっくりいれてね!」 まりさをゆっくりの形をした鉄の入れ物に入れる。その中には無数の棘がびっしりついている。 「いだい!いだいよおおおおぉぉぉぉ!!」 「その中でずっとゆっくりするといい」 「まっで!じめないでえええぇぇぇだじでよおおぉぉぉぉ!!!」 助けを求めるまりさを無視して観音開きの蓋を閉める。その蓋にも棘がある。 これで暴れたりすることもできずに動くこともできないだろう。 「ゆぎゃああああぁぁあぁぁぁぁぁ!!!」 突貫で作った『ゆっくり用アイアンメイデン』に鎖を何重にも巻きつけて コンクリで固めて裏山に埋めた。 あとはあのまりさが永久に掘り起こされないこととあの薬を 他の人が作り上げないことを祈るのみだ。 さあ、また薬の開発に戻るか♪ 終 あとがき ゆっくりを死なせず虐待したいよ! →ゆっくりもこうがいるが虐められないよ! →スタンダート型を不死にすればいいんじゃね? そしたらよくわからないものになりました。 死にたくはないけど不死にもなりたくないなぁ 『オマケ』でした。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3977.html
このお話にはバッチ設定を含みます また、レイパー設定なども含みます 悪いことをしてないゆっくりが酷い目に合います 私はちぇんを飼っている。 虐待用ではなく、愛玩用としてだ 専用の家、ペットショップでは、まよひが型と呼ばれていたケージを買い与えてもいる 躾も隣の虐待派の男から話を聞き、上手く躾ける事が出来た 愛らしい姿で 「わかるよー」 と言っているのを見ると心が癒やされるようだ 「おしごとだねーわかるよーいってらっしゃいなんだねー」 ちぇんに見送られて彼は仕事に行った 「今日は遅くなるからご飯は多めに入れておいたからな」 「わかるよーきょういちにちぶんだねーゆっくりたべるよ」 そこそこ賢くなったため与えられた餌を一度に食べることはない 総量から1回でどれだけ食べていいかを判断することが出来る 今日は青年が遅くなるため1日分のご飯を置いていったので 青年が帰ってくるまでに回数を分けて食べる ちぇんは青年を見送ったあと、自分のまよひがへと戻っていった ちなみに、れいむ種用に神社型Type-Hと言うのもあるらしい 青年との暮らしでちぇんは幸せだった ペットショップでケージにいた頃は不安だった けれど、青年は専用のまよひがまで与えてくれ、ちぇんをとてもゆっくりさせてくれた 青年もちぇんと一緒にいればゆっくり出来るようでゆっくりとしてはこの上ないことだ 他にもお友達のみょんやぱちゅりーと遊ぶのも楽しく、文句の付けようなどなかった ただ、出来ることなららんしゃまに会いたいとは思っていたが (だめなんだねーそれはぜいたくだよー…) 金バッチを所有するちぇんは贅沢を理解していた 贅沢を望まないことをちぇんは何よりも優先しており、それが青年が気に入る原因の一つでもあった 食事を終えたちぇんは毛布を引っ張り出し、身をくるめるとスヤスヤと寝息を立てて眠り始めた 「わか…るよー…おひるね…なんだねー……」 暖かな日差しを受けて、ちぇんは微睡みの中へと落ちていった コツンコツンと聞こえる音を子守歌のように聞きながら その日、一匹のバッジ付きゆっくりが逃げ出していた 銀バッジを付けたゆっくり、ゆっくりれいむ 飼い主曰く、勝手に交尾をしたため茎を引きちぎり相手であろうゆっくりまりさを 虐待愛好家の元へと引き渡した このれいむは正にその虐待愛好家の元へ愛するまりさを取り戻しに行こうとしていたのだ そうして辿り着いた家屋の侵入しやすそうな場所へ石を飛ばしている 見つけた場所がガラスだったためいずれ割れてしまうだろう 「ゆっ!ゆっ!」 石を器用に口に含んでは飛ばす 繰り返しているとパリンという音がなった れいむが見るとガラスにはヒビが入っていた 「もうすこしでわれるね!」 ヒビを確認すると一回り大きい石を口に咥える そしてヒビ目がけて石をはき出した 「がらすさんはゆっくりわれてね!」 ガシャンとやや大きな音を立てて窓は割れた 幸運なことにれいむが入れるギリギリの大きさで 「ゆっくりはいるよ!」 割れた部分をくぐり抜けれいむは家への侵入を果たした しかし、そこは虐待愛好家の家ではなくお隣の青年の家なのだ 「まりさぁぁぁー!!れいむだよぉぉぉー!ゆっくりでてきてねええー!!!」 れいむは大声でまりさに呼びかける 声が届けばきっとまりさは返事をするだろう そうすれば助けることが出来る 「うにゃぁー…うるさいんだねー…」 返事をしたのはちぇんだった 「ゆゆ?どうしてちぇんがいるの?」 「れいむだねーわかるよー」 互いに目をあわせ互いを認識する 「けど、ここはおにいさんのおうちなんだねーれいむははやくでていったほうがいいよー」 そう、ここは青年の家だ ちぇんは飼いゆっくりとして可愛がられているが、このれいむがどうなるかは分からない 少なくとも窓ガラスを割ったのだからそれなりの罰は受けるだろう だから、ちぇんは出て行った方がいいと言った ちぇんなりの優しさであり、早く逃げろ、と仲間を気遣ってのことだ 「ちぇんがまりさをかくしてるんだね!れいむはおこったよ!!」 しかし、それはちぇんの中でのこと れいむの中ではここはまりさをさらった悪い人間の家で 目の前にいるのは悪い人間のちぇん そう、れいむにはちぇんがまりさを隠している場所の門番の用に見えたのだ ぷくぅーっと体を膨らましちぇんを威嚇する 「わ、わからないよー…まりさなんていないよー?」 「かくしてもだめだよ!れいむにはおみとおしだよ!!」 じりじりと間合いを詰めるれいむ ちぇんも臨戦態勢へと移る 金バッジ取得ともなれば侵入してきたゆっくり一匹の撃退くらいは可能なのだ 「まりさをかくしちぇんはゆっくりしね!!」 先に仕掛けたのはれいむだった 急に飛び上がりそのままちぇんへと落下する だが、それをただで受けるちぇんではない 持ち前の素早さを生かして素早く落下地点から遠ざかる そうしてれいむが着地した瞬間を狙い皮を噛みちぎっていく 「ゆがああああ!!!」 痛みで叫び出すれいむに対して深追いはしない ヒットアンドアウェイを繰り返してダメージを与えていく これがちぇんの戦法である 「おねがいだからかえってねー、ちぇんはゆるしてあげるよー」 「ゆぎぎぎぎ…!!」 それがれいむを余計に苛立たせた このちぇんはまだ余裕でしかも許すなどと言っている まりさを浚ったちぇんが! 気が付けば怒りでちぇんがまりさをさらったことになっていた だが、そんなことは些細なことだ れいむは再びちぇんに飛びかかる 「わかるよーあたらないんだにゃああああっ!?」 ちぇんは軽々とれいむの攻撃を避けた 避けたのだが、突如として脚に激痛が走った 「にゃあああっ!!あしがいたいんだよー!!」 偶然の産物、ちぇんはれいむが侵入するときに割れた小さなガラス片を踏んでしまったのだ 人間でも小さなガラス片を踏めば怪我をすることがある それがゆっくりならなおさらだ 「まりさをさらったちぇんはゆっくりくるしんでね!」 先ほどまでの怒りはどうしたのか、苦悶をうかべるちぇんを見て急に余裕をれいむは取り戻した 「まりさがさらわれてれいむはかわいそうなんだよ?やさしくしてあたりまえなんだよ?」 「にゃああ……」 ぽよんぽよんと跳ねて近づいてくるれいむに対してちぇんは痛みで動くことが出来なかった れいむは近寄るとちぇんに体当たりをした 「れいむをいじめたばつだよ!」 そう言って体当たり、のし掛かりをして皮をちぎりとちぇんは深手を負わされていく 見た目の傷は深いが命に別状がないのが不幸中の幸いか 「わがないよぉ…」 自分はお兄さんのお家を守ろうとしたのだ なのにれいむに負けてボロボロにされて… 深い哀しみをちぇんが襲った 「ゆゆ?ごはんがたくさんあるよ!」 そのころ、れいむはちぇんのまよひがを散策していた まりさはこの家にいると思いこんでしまったらしく、部屋を荒らし回っている 「はふっはふっ、うめっ!これめっちゃうめっ!!」 まよひがには青年が置いていった1日分の食事があった それをれいむは飼いゆっくりにあるまじき品のない食べ方でがつがつと食べていく 「ゆっくりまんぷくだよ!」 1日分の食事を1回で食べて満腹という大食漢 満腹になったゆっくりが次に求めるのは睡眠なのだが 「ゆー、なんだかすっきりしたくなってきたよ!」 まりさがさらわれたのは一週間ほど前 つまり、れいむは一週間すっきりしていないのだ 「しかたないからちぇんですっきりしてあげるよ!こうえいにおもってね!!」 「にゃあああ!!わがらないよぉぉぉ!おにいざあああん!!!」 れいむはちぇんに覆い被さるとすっきりし始めた そうしてれいむは満足するとまよひがにあった毛布にくるまり昼寝をし始めた 「にゃぁあぁ……」 ボロボロにされ、慰み者にされてしまったちぇん お腹の部分がぽっこりと膨れている 胎児型にんっしんっしてしまった 逃げようにもちぇんの脚にはガラスが刺さり、跳ねることも這うことも出来ない 「わがないよ…ちぇんは…ちぇんはぁぁ…」 大粒の涙がちぇんからこぼれた ちぇんに出来るのはただ一つ。青年の帰りを待つことだけなのだった 青年が家に帰ると家の中は荒らされていた 引き出しは開けられ中の物は散乱し、ガラスは割られ、さらに食器も割られていた 極めつけはその犯人がまよひがの中で寝ていたことだ 犯人、ゆっくりれいむはちぇんに与えた餌を平らげ幸せそうな表情で眠っていた 青年は思わずちぇんを探した まよひがはちぇんのお気に入りだ それをこんなヤツに易々と渡すわけがない 男の心配通り、ちぇんは部屋の隅で震えていた 「大丈夫か、ちぇん!」 「ごめんなんだねー…」 そう言ってちぇんは下っ腹を隠す仕草をする 確かにそこはポコッと膨れていた 「まさか…」 「にんっしんっなんだねー…わかるよー…」 伏し目がちにちぇんは飼い主にそう告げた それを聞いた青年は怒りが頂点に達した 青年はいつかちぇんに相応しい番を探すつもりだった それを、あんなれいむ如きに…! 青年はまよひがかられいむを引っ張り出すと頬を思いっきりひっぱたいた 「ゆぐ!いたいよ!ゆっくりできないよ!!」 痛さで目を覚ましたれいむ 青年は手を休めずスパンスパンと頬を引っぱたいていく 「ゆがあああああ!でいぶのぼっべだがああ!!」 怒りの余り青年は相手がゆっくりだと言うことも忘れて本気で引っぱたいてしまった れいむの頬には青年の手形が出来ている 勿論、頬は赤く腫れている 「ここはれいむのおうちだよ!ゆっくりできないおじさんはでていってね!」 更にれいむを床へと叩き付けた ボスン!と床を跳ね、数度跳ねた後壁に激突する形で止まることが出来た 「おい、おまえがちぇんをにんっしんっさせたのか?」 「ゆぎぎぎ…!ゆっくりできないおじさんには」 青年はれいむを最後まで喋らせなかった 力一杯頬を摘むとそのまま思い切り引きちぎったのだ 「ゆぎゃああああ!!」 「もう一度だけ聞くぞ。ちぇんをにんっしんっさせたのはおまえか?」 「ぞうでずぅっぅ!」 先ほどまでの勢いはどうしたのか 頬引きちぎられてすっかり卑屈になってしまった 「どうして俺の家に来たんだ」 「ゆ?そうだよ!れいむはまりさをとりもどしにきたんだよ!」 青年にはまりさに関することは何も思い浮かばなかった 飼っているのはちぇんだけで、友人周りでもまりさを飼っている者はいない 「はやくまりさをだしてね!ぷんぷん!」 喧しいれいむを思い切り蹴飛ばすと、ちょうど隣人が顔を覗かせていたところだった どうやられいむの叫び声を聞いて何事かと思ったらしい 流石に隣人に迷惑を掛けられないので青年は事情を説明することにした 「あぁ…もしかしてまりさって…」 そう言うと隣人は顔を引っ込めると一匹のゆっくりを連れてきた 透明な箱に入れられて弱り切ったゆっくりまりさを 「実はね、××さんのところのれいむをにんっしんっさせちゃったみたいなんですよ」 と、隣人も事情を話す 飼いゆっくりをにんっしんっさせたまりさは虐待愛好家である隣人の元へと送られてしまったのだ 「ゆゆぅ~まったくゆっくりできないじじいだよ!ぷんぷん!」 意識を取り戻したれいむは青年の足元で悪態を吐いていた 青年は聞き流していたがこの場で唯一反応するものがいた 「ゆ…れいむ…?」 隣人が箱に詰めているまりさである 「ゆ?まりさなの?!どこにいるの!?」 「でいぶぅぅぅぅ!!う゛ぁでぃざばごごだよぉぉぉ!!」 れいむからすれば高さが足りずまりさは見えない 逆にまりさからすると高低差と壁でれいむが見えない 互いに叫びながら互いを捜している 「あー…やっぱこのまりさが目当てみたいですねぇ…」 隣人は酷くすまなさそうな顔をしていたが青年はそれを見たとき、ピンと閃いた 「すいません、よろしければそのまりさもらえませんか?できれば箱ごと」 「別に構いませんけど…あなたはこちら側の人ではないでしょう?」 「ええ、ですがウチのちぇんを酷い目に合わせたゆっくりですから」 鬼気とした青年の表情に感じ入るものがあったのか、隣人はおまけと言ってもう一つ透明な箱をくれた それと虐待用の軽い道具も 「足りないものがあったら声を掛けてください、すぐにお貸ししますよ」 「分かりました。それと、このまりさ何か変じゃないですか?」 「あぁ、底部を焼いてるんで動けないんですよ」 それを聞くと青年も納得した ゆっくりを罰する上で効果的なのが底部を焼く、あるいは傷を付けること 野生のゆっくりが動けなくなればそれはただの捕食種の餌だ そのまま自然に帰すのもよし、虐待を続けるのもよしと定番となった虐待だ 青年はまりさを受け取ると適当にその辺に転がした 別に大切に扱う必要はない、と投げ出したので箱は倒れている 「ゆっくりやめてね!まりさをもとにもどしてね!」 まりさの懇願を無視し青年はれいむも箱に詰めた 途中、喧しかったのでれいむのリボンを取り上げまりさの方の箱に入れた それが終わると青年はようやくちぇんと向き合った 「無事でよかったよ」 受け皿にオレンジジュースを入れてちぇんに与える ちぇんは舌を使いそれをすするが元気がない 「おにいさん…ちぇんはあかちゃんをそだてたいよー…」 ちぇんは知っているのだ 望まれない赤ん坊がどうなるかを そして下手をすれば自分もどうなるかを ゆっくりに総じて言えるのだが、例え望まぬすっきりで生まれても一度出来てしまえば 愛情が芽生えてしまう そのため間引きが出来ずに越冬で死んでしまうケースも多い しかし、青年は複雑だった ちぇんの意志は尊重してやりたいが、あのれいむの子ども ハッキリ言って叩きつぶしてやりたいところだ が、瞳をうるませているちぇんを見るとそんなことも言えない 「…分かったよ。もし、赤ちゃんがちぇんと同じゆっくりだったら育ててもいいよ」 妥協点として青年が提示したのはちぇん種だった場合、育ててもいい れいむ種だったら駄目だということ 「わかったよーしかたないんだねー…」 ちぇんも了承したところで青年は弱り切ったちぇんに餌を与え れいむとまりさを連れて別室に移動していった 別室では青年がまりさとれいむを存外に箱から出した 箱を開け逆さまにして落としただけだが 「ゆっくりできないじじいはさっさとしんでね!それとおりぼんはかえしてね!」 「ゆぐっ!でいぶぅぅ!!」 れいむと違って跳ねることが出来ないまりさは顔から床へとダイブしそのまま床とキッスをしている れいむはまりさよりも自分のリボンを優先しまりさの上に落ちた自分のリボンを取ろうとしている 「ゆゆ!とどかないよ!」 「でいぶぅ~はやくまりさをおこしてね!」 「まりさはすこしだまっててね!れいむはおりぼんさんをとらないといけないんだよ!」 ポンとれいむは飛び上がった。まりさの上に 「ゆっ!おもいよれいむ!はやくおりてね!」 「れいむのおりぼんさんゆっくりもどってきたね!」 器用に舌でリボンを付けるとれいむはまりさの上から降りた そうしてまりさを起こした 「ひどいよれいむ!ぷんぷん!」 「ゆ…ごめんねまりさ!でも、おりぼんさんがないとゆっくりできないよ!」 青年はそこで部屋を出て厳重に施錠した 窓のないこの部屋の唯一の出口を塞いだの 「ばかなじじいはきえたよ!これでゆっくりできるね!」 れいむが見渡すとその部屋はゆっくり基準では広い部屋だった 「ここはれいむたちのおうちだね!」 そうしてれいむとまりさはお家宣言をするとそのまますりすりをし始めた 「まりさぁぁぁ!れいむさみしかったよぉぉぉ!!」 「でいぶぅぅ!ばりざもだよぉぉぉ!!」 今はまだすりすりだがやがてはスッキリーに発展していくだろう それが地獄の始まりとは知らずに (後編へ)
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ゲーム本体DL Zipで配布してます。各自で解凍してください。特別に他に必要なソフトはありません。 いらなくなったらフォルダごとポイしてくださいね。 バリアント一覧 EraCGRR EraCGRR (09/03/19更新) VerBlack.黒版 VerGold.金版 読みかたはもちろんEraCGあーるつ(ry。 EraCG配布時、リクエストのあったにんっしんパッチを標準装備。 日付や天候によるセリフの変化が豊富になり、日常生活における隠しボーナスが増えた。 ストーリーががらりと変化。敵も全部白、ということで今後多数の白の口上職人が増えることを期待。期待。期待。 詳しいことは口上を手伝うをご覧ください。 配布終了したもの EraCG 最初に配布されたゲーム。 Era/toho純愛版の魔改造で、ストーリーも若干の改変はあるものの奴隷と調教師である所は一緒。 その名の通り、Blackは主人公が黒、Goldは主人公が金として設定されている。 黒ばんと金ばんで白のパラメーターが若干違うこと、3Pの相手が変化すること、等多少の変化はある。 なお両者とも仔白がボーナスキャラに存在するのが特徴。 ▲上へ ▲上へ
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『信じてたのに 前半』 俺は1年前、ゆっくりを買った。 1人暮らしに慣れて来た頃、帰り道なんとなく寄ったゆっくりショップでアイツらにであった。 「「ゆっくちちていっちぇにぇ!!!」」 赤れいむと赤まりさ。 ガラス越しに、俺は一目惚れをしてしまった。 俺は5000円という、サラリーマンには大きすぎる金を捨て、家に天使を招きいれた。 「おにーしゃん いっちょにゆっくちちようね!!!」 「ちゅりちゅり ちゅるよ!!」 ・・・・・可愛い、コイツらは躾済みでバッチテストに出せば銀は確実に取れると店員さんは言っていた。 粗相も滅多にしなく、したとしても叱ればすぐに覚えた。 「おにーしゃんずっとゆっくちちようね・・・!」 ああ、あの頃はゆっくり出来てたな。 それから1年後。 2匹は立派に成長し、成体となっていた。 「むーしゃ♪ むーしゃ♪ しあわせ~♪」 「おにいさんのごはんはゆっくりできるね!!! おにいさんいつもありがとう!!!」 2匹は赤ゆの頃から変わらず、良い子だった。 きちんと躾をすればゴールドバッチを取れる自信もあった。 優しい性格で、甘えん坊なれいむ。 元気が良く、好奇心活発だけれど聞き覚えのいいまりさ。 とっても俺に懐いていたよな。 それから、1ヵ月後れいむに「おはなしがあるからきいてほしいよ!!!」と言われた。 俺は疑問に思いながらもリビングへ向かった。 「ゆゆっ! おにいさん!! ありがとうなんだぜ!!!」 リビングには2つ座布団の上にれいむとまりさが座っていた。 「なんなんだ? 悪いことでもしたのか?」 ちゃぶ台越しに2匹は首を振る。 「ちがうよ! わるいことじゃないよ! れいむたちいいこだもん!!」 「そうか、悪い悪い。んで、話ってのは?」 2匹は戸惑いながら目を合わしている。 そしてついにまりさが口を開けた。 「ゆ・・・ ゆ・・・! じつは・・・! あかちゃんが・・・ほしいんだぜ・・・・・っ!」 「そうなんだよ、おにいさん! おちびちゃんがほしいんだよ!」 俺は突然の願いにビックリしたが、返事は決まっていた。 「いいよ。」 2匹は固まっている。 「ゆ?・・・・・ おにいさんいまなんて・・・?」 「だから いいよ。」 「ゆゆゆ・・・ うれしいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「やったんだぜえええええええええええ!!!」 2匹は狂喜した。 俺の家は誰も住まなくなった、母のおばあちゃんの家を貸してもらっている。 もちろん、家賃は無い。しかも、広い。 1人暮らしには立派過ぎる暮らしだ。 お母さんありがとう。 家の広さ的には、10匹ぐらい増えても構わない。 ただ、俺は普通のサラリーマンだ。 月給も少なく、コイツら2匹を飼って少し自由な金が出来る程度だ。 だからコイツらには1つだけ条件を与えた。 「ちょっと、待った!」 「ゆゆ!! ゆ・・・・・! おにいさん・・・・・なんなんだぜ・・・・・・・?」 まりさは恐れながら聞く。 「なあに、簡単なことだ。」 「赤ちゃんは1匹だけにしてくれ。」 れいむとまりさは少しとまどっていたが、しばらくすると返事を返してきた。 「わかったんだぜ!おにいさん!!」 「うん、それならいいんだ。元気な赤ちゃん生めよ。」 「もちろんだよ!!!」 しかし これが間違いだった。 それかられいむとまりさはすっきりをし、お腹に赤ちゃんを宿した。 「どうだ~ 調子は…」 「おにいさんっ!!!」 俺はいきなり怒鳴られた。 「・・・へ? 俺、なんか悪い事としたか?」 まりさが頬を膨らまし威嚇している。 「したんだぜっ!!! れいむがにんっしんしてるんだからはいってくるんじゃないぜ!!!!」 俺は叱ろうか迷ったが、初めてのにんっしんで気が張っているんだろうなと思い。 「あー、悪かった。 すまんすまん。」 「へんじはいいからはやくでていくんだぜっ!!!」 俺はゆっくりドアを閉めて部屋を出た。 そして、夜。 「ごはんだぞ~、おまえら。」 「おそいよ!!! おにいさん!!!」 れいむはお腹を空かしているようだ。 俺はお皿をいつもどおり前に置く。 「「いただきます!!!」」 真っ先にゆっくりフードに食らいつく。 ゆっくりしてねぇじゃねぇか、といつも思う。 「「むーしゃ♪ むーしゃ♪ しあわせぇ~♪」」 俺はコイツらの喜ぶ顔が好きだ。 だからついつい甘やかしてしまうが。 でも、調子に乗らなず、「ごちそうさま」「ありがとう」 が言えるコイツらは立派だと思う。 そう思っていたときに。 「たりないんだぜぇ!!!! おにいさん!!!」 「は?」 俺は思わず言葉が出ていた。 「れいむはにんっしんしているんだよおおおっ!!!! えいようがひつようなんだよ!!!! そんなこともわからないの!? ばかなの!?」 ・・・・・こみ上げてくる怒りを抑えた。 (にんっしんして気を張っているんだ。) (たしかに俺も配慮できなかった。) そう言い聞かせて俺は 「ああ、ごめんなれいむ。」 と言って部屋を後にした。 俺はキッチンでれいむの皿に餌を追加すると部屋に戻った。 ドアを開けると、2人はまだ怒っていた。 「ほい、れいむ。」 「おそいよ!! もう!! きくばりのできないおにいさんだね!!!」 そう言うとれいむはゆっくりフードに食らいついた。 これで一件落着か、と思っていたら。 「まりさのぶんはどこなんだぜ!?」 「は?」 俺はまた思わず言葉が出ていた。 「おなじえさをださないなんて ぎゃくたいなんだぜ!!! まりさをぎゃくたいしてるんだぜ!!! ふこうへいなんだぜ!!!」 俺はこれ以上関わると潰してしまいそうなので、まりさの皿を持ち上げ。 「・・・・・わかったよ、まりさの分もな。」 「ふん! やっとりかいしたのかぜ!きのきかないおにいさんなんだぜ!!!」 調子乗りすぎだろ・・・ と俺は思いながらもまりさの皿に俺は餌を追加した。 それから「あかちゃんがいる」という権力にすがり コイツらの横暴は激しさを増していった。 「へやにはいるなあああああああっ!!!!」 「ごはんが「にんっしんゆっくり用 すぺしゃる」じゃないよ!? れいむのあかちゃんがかわいくないの?」 「おふとんさんはまいにちせんたくしてっいったでしょぉおおおおおお!!!」 「つかえないおにいさ… いや…つかえないじじいなんだぜ!!」 「れいむにふれるなぁあああああああああッ!!!!」 「やさしくがーぜでふいてね!!!」 「まりさもなんだぜ!!! さっしろじじい!!!」 俺はコイツらを何回潰そうか迷ったかは数え切れない。 だけれど、優しかったコイツらの笑顔を思い出し。 その衝動を抑えた。 赤ちゃんが生まれたら元の優しいれいむとまりさに戻ってくれるだろうと思っていた。 そして、いよいよ出産の日を迎えた。 「うまれりゅうううううううううううっ!!!!」 れいむはお気に入りの座布団の上で苦しんでいる。顔と穴がグロテスクだ。 「れいむ!!! ゆーゆーふーだぜ!!! ゆまーずほうなんだぜ!!!」 俺が教えた知識を偉そうに使うな、まりさよ。 「ゆうううううう!!ゆうううううう!!ふううううううう!!!」 「がんばるんだぜえええええええええええッ!!!!」 「ゆううううううううううううぅぅぅぅぅぅ…… ゆッ!!!」 ぽんっ! 「ゆっくちちていっちぇねぇ!!!」 生まれた。れいむ種だ。 「ゆ・・・ ゆ・・・・・・ ゆっくりしていってねえええええええ!!!!」 「ゆっくりしていくんだぜえええええええええ!!!」 俺は赤ちゃんが生まれたことより、コイツらが元の優しいゆっくりに戻ってくれるのが嬉しかった。 だが、甘かった。 「じじいいいいいいいいっ!!! おちびちゃんにはこうきゅうひんをあたえろっていったでしょおおおおおおお!!!! 「えあこんさんはぜんかいにしてっていったんだぜえええええええええ!!!! おちびちゃんがかわいそうとかおもわないんかだぜ!? このどれいじじい!!!」 「おちびちゃん このじじいはどれいなんだぜ!!! おちびちゃんもどれいってよんでみるんだぜ!!!!」 「なんでどれいがおちびちゃんをだっこしてるのおおおおおおおおおお!!!! よごれるでしょぉおおおおおおおおお!!! みのほどをわきまえてね!!!! このかすッ!!!!」 ゆっくりも人間もそうだが、堕ちるのは簡単なんだな。 コイツらは完璧にゲスと化した。 しかも、1匹増えた。 「ちゅかえにゃい じじいだにぇ!!!」 「どりぇい!!! おやちゅは!?」 「しーしーするりょ!!!」 「いいにょ!? れいみゅをおこっちぇ? みゃみゃにいうりょ?」 蛙の子は蛙。 ゲスの子はゲス。 先人たちの言葉は凄いなと思った。 それに、この赤れいむを躾けようにしてもれいむたちに 「おちびぢゃんにふれるなあああああああああああ!!! かす!!!!」 「なにしてるんだぜえええええええええええええええええええッ!!!! れいむ!! どれいがおぢびぢゃんをいじめているんだぜえええええええええ!!!!」 とか、ボロクソ言われるのがオチだ。 何回も挑戦を試みたが怒鳴られるだけだった。 そして中でも酷かったのは、「おやつ事件」だ。 「おまえら、おやつだぞ。」 いつもなら喜ぶはずだが、プルプルしながら3匹は固まっている。 「・・ゆ・・・ゆッ!・・・・・・なんでおせんべなのぉおおおおおおおおおおおお!!!! おちびぢゃんはかたくてたべれないでしょおおおおおおおおおおおお!!!! ばかなの!? のうみそからっぽなの!?」 「ほんとうにつかえないじじいなんだぜ・・・ おこるきもしないぜ・・・・・・」 「れいみゅはこんにゃのちゃべれにぁいよ!! かんがえりょ どりぇい!!!」 俺は謝罪を要求された。 「あやまりぇ!! かわいいれいみゅにあやまりぇ!!!」 「あやまってね! どれい! だれがおまえをやとってやってるとおもってるの?」 俺は謝るしかなかった。 「ごめんな、れいむ。」 俺はぶっきらぼうに頭を下げた。 「ふゅん! れいみゅはきゃんだいだからゆるちてあげりゅよ!!!」 「やさしいね!! おちびちゃん!!! ぺーろぺーろ♪ してあげるよ!!」 饅頭共は顔を舐めあっている。潰せない、あの優しい笑顔が頭をよぎるから。 「おい、どれい!!」 まりさ様々が奴隷を呼びつける。 「なんだい まりさ…。」 「ぷりんだぜ!」 「・・・へ?」 俺は言葉の意味が分らなかった。 「だーかーら!! おちびちゃんのためにぷりんをよういするんだぜ!!! ほんとうにぐすなどれいなんだぜ!!! ことばわかってるのかだぜ?」 俺は甘党ではない。ケーキも誕生日ぐらいしか食わないし。 好きな食べ物といったら「かきのたね」だ。 実際、このせんべも湿気た余り物である。 「ないよ。プリンなんか。」 「・・・・・・・・・・・・・ちっ! ばかにもほどがありすぎてなにもいえねえぜ! ないならかってくるんだぜ!!! ぐず! かす!! どれい!!!」 「・・・・・分ったよ。」 俺はドアを閉めるとコンビニに向かった。 ガチャ。 ドアを空けて家に入る。 3つ入りのぷっちんプリンを買って来た。 「ほら、れいむプリンだぞ。」 俺はプリンの蓋を剥がし赤れいむの前に置いた。 「・・・・・・・ばきゃなの?・・・・」 「なにがだよ・・・・・、正真正銘のプリン様だぞ。」 赤れいむはさきほどのようにプルプルして、怒りを抑えている。 また何か気に入らない事があったのだろうか。面倒くさい奴らだ。 「・・・・・ぷっちんしりょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!! じじぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 赤れいむはプリンの容器をひっくり返す。 フローリングにプリンはぶちまけられた。 「・・・・・れいみゅはきゃんだいだきゃらね! そのきちゃないゆかのぷりんはあげるりょ! ぶちゃさんはきれいになめちょっちぇね!!!」 俺はそこを立ち上がるとキッチンにもどり、皿にプリンをぷっちんした。 「むーちゃ♪ むーちゃ♪ しあわちぇー♪」 「よかったね! おちびちゃん! さあ おかあさんたちとゆっくりしょうね!!!」 「うん! ゆっくちちゅる!!!」 俺はフローリングを雑巾で拭く。 なぜ、俺はこんなことをしているのだろう。 なぜあんな饅頭の言う事を聞かなければいけないのだろう。 アイツらが可愛いから? いや、アイツらは可愛くない。 じゃあ、なぜ俺はこんな事をしているのだろう・・・・・。 意味が無いよな? 1年間の思い出にひびが入ろうとしていた。 そして、俺たちの1年間を完全に崩壊させた、あの事件が起きた・・・・・。 前編 完 あとがき かきのたね おいしいよね (^ω^) 作者 きよ 中編?へ このSSに感想をつける
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「「ゆっくりしていってね!」」 あるわりと晴れた日のこと、山道を歩いていると2匹のゆっくりに出会った。 1匹は黒髪と赤いリボンが特徴のゆっくりれいむで、もう一匹は金髪と黒い帽子が特徴的なゆっくりまりさ。 いわゆるオーソドックスコンビであるが、どちらも通常より大きく、不自然に下膨れていた。 「ゆゆっ! おにーさんはゆっくりできるひと?」 「れいむたちとゆっくりしていってね!」 ここら辺では珍しく、恐らく2匹とも胎生型、いわゆるにんっしんっで子どもを身に宿しているのだろう。 非常に食料の豊富な地域では1か月分くらいの餌を溜めてから2匹同時ににんっしんっすることもある。 が、この山では胎生型の出産すら稀なことであり、2匹同時にんっしんっなんてもってのほか。 「おにーさん、まりさたちにゆっくりできるおかしをちょうだい!」 「れいむたちといっしょにゆっくりしようね!」 つまり、この山の常識に反する子作りを行った2匹はこの山の出身のゆっくりではないということになる。 また、ゆっくりにしては珍しく、お菓子を求めるついでに「一緒にゆっくりしよう」と言っている。 どうやらこの2匹にはギブアンドテイクの観念があると言うことだ。 更に人間という大型の、しかも野生のゆっくりにとってわりと有害な動物にそれを持ちかけている。 以上の点から、彼女達は相当甘やかされて育ったが、ダブルにんっしんっが原因で捨てられたゆっくりなのだろう。 「おにーさん、おねがいだよ! まりさたちにゆっくりしたおかしをちょうだい!」 「れいむたちおなかすいたよ!」 その証拠に、周囲を注意深く見渡してみると数匹のゆっくりが息を潜めて私達のやり取りを見守っていた。 彼女らはこの山に住んでいる野生のゆっくりだと見て間違いないだろう。 恐らく、よそ者の2匹を捨石にして私がゆっくり出来る人間か否かを確かめているのだ。 「おにーさん、むししないでね! れいむおこるよ、ぷんぷん!」 「まりさたちのゆっくりしたあかちゃんみせてあげるから、ゆっくりしていってね!」 ゆっくりの中には下種な個体もおり、なまじ人間が安全だと分かるとそいつらの増徴を招く。 大抵は何の脅威にもならないが小さな子どもやお年寄りが何かの拍子に転んで怪我することがたまにある。 また、野生のゆっくりと人間が関わることで生じる問題と言うのは決して少なくない。 ここは責任を持ってゆっくり達に人間に関わるべきでないことを警告すべきだろう。 「ああ、悪い悪い。 ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!」」 という訳で、適当に自分本位な大義名分をでっち上げた私は2匹の傍へ座り込み、「ゆっくりできるね!」と喜ぶ彼女らを押さえつける。 足でまりさを挟み込むと、れいむを抱き上げて彼女の背中に指をねじ込み、産道のある場所までじっくりと突き進んでいった。 「ゆ゛っ!? いぢゃい!いぢゃいよ! ゆっぐぢやべでね゛っ!」 「ゆゆっ! れいむ、どうしたの! おにーさん、やめてあげてね! いたがってるよ!」 2匹の抗議を無視してどんどん掘りすすでいくと、餡子とは違う感触を指に感じた。 一旦掘り進むのをやめて、2度3度その感触のもとを突くと、中からくぐもった声で「ゆぅ?」という返事が返ってくる。 どうやら、これがれいむの胎内の子どもらしい。 「やめ゛でね! あがぢゃんにいだいごどぢないでね!?」 「もうやだ! おうちかえる!?」 幸いにも子どもはれいむの胎内でしっかりと育っているらしい。 この2匹に餌を集める能力があったとは思い難いので、恐らく元飼い主がしばらくの間の食糧を渡していたのだろう。 それはさて置き、一層激しく抵抗する彼女達を抑える力を強めると、今度はあけた穴を拡げるべく、穴を穿り回す。 人も獣もいない、ゆっくりばかりの山道にぬちゃぬちゃと餡子をかき回す音がこだました。 「ゆ゛っ!? いぢゃい! ぢぬうううううう! ぢんぢゃううううううう!?」 「で、でいむーっ! おに゛ーざん、やべでよ! どほぢでごんなごどずるのーーーっ!?」 そうして、指が2本通る程度の大きさの穴が完成したところで、中にいる赤ちゃんの髪の毛を引っ張り出した。 金髪だった。どうやら彼女の胎内にいる子どもはまりさ種らしい。 それを確認した私は、髪の毛を外に出した状態でれいむとまりさを持ち替えると、彼女に対してもれいむと同じ処置を施した。 その間、れいむはずっと痛みに悶え苦しみ、脂汗や涎や涙を撒き散らしながら泣きじゃくっていた。 「ゆびぃ・・・いぢゃい・・・ぢぬぅ・・・・・・!?」 「どほぢで、ごんなごどずるのぉ・・・!?」 まりさの胎内の子どもがれいむ種だったことを確認すると、私は少し衰弱した2匹を背中合わせに地面に置いた。 それから、背中もしくは後頭部に空いた穴からはみ出している子どもの髪の毛をひっぱり、解けないようにしっかりと結ぶ。 以上の作業を済ませたところで私は胎生ゆっくりに出産を促すといわれる頭頂部付近のツボを刺激してやった。 「「ゆ゛っ・・・ゆっくりうばれりゅよっ!」」 効果テキメンにもほどがある。頭頂部を刺激された2匹はあっという間に産気づいた。 産気づいた2匹は痛みを忘れ、至福の笑みを浮かべていた。やはり、2週間も胎内にいた我が子と対面できることが嬉しいのだろう。 が、5分経っても、10分経っても赤ちゃんはいつまで経っても生まれてこない。 至福の笑みは不安に曇り、やがて言葉にならない恐怖に支配されて、2匹は泣き顔になってしまった。 「あがぢゃん! ゆっぐぢぢないでうばれでね!」 「はやぐうばれで、おがーぢゃんとぢゅりぢゅりぢようね!」 胎内の我が子に向かって必死に声援を送るが、やっぱり子どもが出てくる気配が無い。 死んでしまったのではないかという不安も去来するが、声をかけると中で動く気配がするので生きているのは間違いない。 耳を澄ませば小さく「ゆっ!」と赤ゆっくりが踏ん張る声が聞こえてくる。 しかし、20分経っても2匹の赤ちゃんは産まれてこなかった。 「あがぢゃん! ゆっぐぢがんばっでね゛ぇ!!」 「どほぢでうばれでごないのおおおおおおおおお!?」 2匹はそれでも必死になって我が子を励まし続けるが、30分ほど経った時、まりさの胎内のれいむの反応が無くなった。 残念ながら、30分もの長時間にわたる髪の毛の引っ張り合いで体力を消耗し、胎内で力尽きてしまったようだ。 「ば、ばりざのあ゛がぢゃんがあああああああああああああああああああああああああああ!!?」 ひときわ大きな、そしてあまりにも悲痛な叫び声が消した高くは無い山に響き渡る。 が、他のゆっくり達は人間はゆっくり出来ないことを確信した時点で逃げ出しており、誰もやって来ない。 そして、悲嘆にくれる彼女に更なる追い討ちがかけられた。 「いぢゃい! せなががいぢゃいよ!?」 「で、でいうのあがぢゃん!? ゆっぐぢがんばっでね!!」 胎内のれいむが死んだことで、れいむの胎内の赤まりさに対する抵抗が無くなった。 そうなれば、赤まりさは外に出る為に髪の毛で結ばれた赤れいむの死体を引っ張ることになる。 死産に嘆き悲しむ暇も無く、背中にあけられた穴を押し広げられる痛みが彼女を苦しめる。 「いぢゃい!? ぢぬぅ! ぢんぢゃうううううううううう!?」 指に本文の穴から子ゆっくりとさほど変わらない大きさの我が子が引きずり出される際の苦痛は想像を絶するものだろう。 その異常なまでの痛みにまりさは悶え苦しんで暴れ回るが、結果的にそれがまりさの死期を早めてしまった。 まりさの力と赤まりさの力が合わさったことで、赤れいむの亡骸はとうとうまりさの背中を引き裂いて太陽の下へと飛び出した。 「―――――――――――っ!!?」 「ゆ゛ゆ゛っ! ばりざぁ、どほぢだの! へんぢぢでね! ゆっぐぢへんぢぢでね!?」 もはや悲鳴にすらもならない音と餡子をもらしながら振り返ったまりさは大分形の崩れた我が子を視界に収めた。 そして、最後の最後まで涙を流しながら「もっど・・・ゆっぐぢ、ぢだがっだよ・・・」という断末魔を残して我が子の元へと旅立っていった。 小さな山にパートナーを失ったれいむの悲痛な叫び声が響き渡ったが、慰めてくれるものさえ1匹としていなかった。 「い゛・・・い゛ぢゃ、い゛よ゛ぉ・・・」 れいむの最期はあっけなかった。 背中の穴と下あごの産道を同時に開かれる苦痛に耐えかねて気を失い、2度と目を覚ますことはなかった。 そして、1時間以上もの時間をかけて産まれた髪の毛の先で姉妹の亡骸とつながった赤まりさは予想通りに虫の息。 「ゆ・・・ゆっくり、して・・・」 赤まりさはたった一言の短い産声も上げることなく、家族の下に旅立っていった。 ‐‐‐あとがき‐‐‐ れいむと赤まりさがあっさりし過ぎかも? しかし、同じようなことの繰り返しにしからないないしなぁ・・・ 髪の毛って焼く、引っ張る、剃る以外の使い方もあって便利だわ byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
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虐待スレ107にて 142 罰ゲームとして精子餡で小ネタを(ry といわれたので書いてみました。 「むふぅ・・・んふぅ・・・スッキリしたいぃぃぃぃ!!!!!」 ありすはスッキリしたかった。 だが出来なかった。 何故か? それは自分の周りにゆっくりがいなかったからだ。 アリスは、れいぱーに覚醒する恐れがあるため、他のゆっくりから嫌われていた。 近くの群れのゆっくりは、よそ者に対して厳しく、群れに入れてもらおうにも門前払いで追い返される。 ただ、単にありすが嫌われているだけかもしれないが。 更にこの群れのゆっくりは、単独での狩りを行わない。 人間やれみりゃ等の捕食種に見つかった場合、単独では確実にやられてしまう。 だが、複数で狩りを行うことで、捕食種を倒すことができ、人間からはなんとか逃げられることができる。 狩りの最中のゆっくりをおそうことが出来ないならば、家で家族ど過ごしているものを狙えばいいのだが この群れのゆっくりは個人でのお家を持たず、群れの全員で一箇所に住む習性があった。 ゆっくりは、つがいとなるものや子供がいなければ基本一人一家で住む。 だか、それだと何かと不都合が多い。 間違えて毒のある植物を食べてしまった場合、れみりゃに襲われた場合、 雨が降り続いた場合など一人では対処ができにくい、できないことが多いからだ。 だが、群れ全員で住むことにより、そのほとんどの事を防ぐことができる。 頭が良いぱちゅりー、行動力があるまりさ、母性のあるれいむ、捕食種も相手にできるみょん、素早く餌を集められるちぇん 各種の特徴と長所を生かし暮らすことで群れを維持することが容易になると知っていたのだ。 「どぼちてスッキリできるあいてがいないのぉぉぉ!こんなのとかいてきじゃないわぁぁぁ!!」 ありすは旅ゆっくりだった。 旅をする理由は、そうスッキリー!だ。 このありすは、群れのゆっくりをスッキリ殺してしまった為、昔いた群れを追い出された。 命までとらなかったのは、せめてもの慈悲。 だが、ありすにはどうでも良いことだった。 一番重要なのは、自分がいかにスッキリー!することだからだ。 自分の愛を分けてやったのにもかかわらず、死んでしまったやつのことなんか何とも思っていない。 元々この群れは、スッキリー!制限を設けていた。 その為、スッキリー!したいありすにとっては、ゆっくりできないプレイスだった為 追い出されたときは嬉々として出て行った。 そして他の群れを見つけると仲間に入れてもらいその日のうちにスッキリー!し また次の日には違う相手を見つけスッキリー!を繰り返していた。 群れのゆっくりに飽きると誰に言うでもなく、群れのゆっくりには何も告げず、次の群れを探しに行く。 そんな暮らしをしていた。 「うう・・・どうして・・・スッキリしたいよぉぉぉ!!!!」 何故、そんなスッキリ中毒のありすが、こんなところにいるかと言うと 近くの群れにまりさがいたからだ。 そのまりさは、誰よりもキレイな髪を持ち、目は大きくとても透きとおっている。 ふっくらとした体はもちもちと弾力がありそうで、飾りの帽子は汚れていない。 遠めから見ても美ゆっくりであることが分かるいでたちだった。 そんな美まりさに一目ぼれをしてしまい、それからずっと群れの近くの洞窟に住んでいるのだ。 普通のれいぱーありすなら襲って他のゆっくりに倒されてしまうか 諦めて他の群れを探すかしただろうが、このありすにはそれができなかった。 ありす自身は気づいてなかったかもしれないが、それは恋だった。 ただ、スッキリー!するだけではなく、子供を作り、家庭を持ち、素敵な幸せな家族になりたかったのだ。 当のありす本人はそんなこと気づいておらず、ただスッキリー!したいだけと思っていたが。 そんな悶々とした日々を過ごしていたありすに幸運が訪れる。 あの美まりさが、狩りの途中に一人になったのだ。 同じチームを組んでいた他のゆっくり達は、ノドが乾いたと言って水場である川まで行ってしまったのだ。 美まりさは、少しの間だから一人でも平気だと、仲間と別れ、餌集め続行した。 ありすにとっては願ってもない好機。 これならスッキリできる。 それも相手は、あの美まりさだ。 ありすは我を忘れ無我夢中に美まりさに飛び掛った。 「ばりざぁぁぁぁ!!!!スッキリーじましょうぅぅぅ!!!!!」 「ゆ?・・・ゆげ!ありずだぁぁぁぁぁ!!!」 まりさは動揺した。 何でこんなところにれいぱーありすがいるんだ。 それと同時に仲間の誘いを断り、一緒に水を飲みに行かなかったことに後悔した。 「ばりざぁぁぁあ!!!!どがいはなあい゛をあげるわぁぁぁぁ!!!!」 「やべでぇぇぇ!!!ばりざはありずとなんかずっぎりしたぐない゛ぃぃぃぃ!!!」 ありすは、まりさに飛び掛り、あるがままに体をこすりつける。 そうするとありすの体からは、白く濁った透明な液体で包まれ光を放ち始める。 数分間ヌチャヌチャと体をこすり付けてると、急にまりさの体からありすの重みが消えた。 まりさは、その一瞬を付き、ありすから離れようと必死に体を動かしたが 1秒もしないうちに別の感覚が体を襲った。 ズン! 「ゆぎ!」 「ばりざのまむまむきもぢいい゛ぃぃぃ!!!」 そう、ありすはまりさを逃がすために体を離したのではなく、 自分のぺにぺにをまりさのまむまむに突っ込むために体勢を変えただけだった。 「まむまむさいっこぉぉぉぉ!!!」 「ゆぎぃぃぃ!やべろぉぉぉ!!!」 「ばりざったらツンデレなのねぇぇぇ!」 「やべでぇぇぇ!ばりざにはでいぶがいるのにぃぃぃ」 このまりさはれいむとつがいだった。 狩りにでてるということは、まりさがタチを務めるのだろう。 この場をかりて言えばありすの立場だ。 だが、今はただやられるだけになってしまっている。 タチとしてのプライドと、つがいのれいむに対する罪悪感で涙を流していた。 その涙もありすの長い下に舐めとられる始末。 「んほぉぉぉ!!!ズッギリするわよぉぉぉぉ!!!」 「いやだぁぁ!!ズッギリぢたくない゛!!赤ぢゃんほじくない゛!!!でいぶたすけでぇぇぇ!」 数分間、まりさにとっては悪夢のような、ありすにとっては天国にでもいるかのような時間が終わろうとしていた。 この行為が終わる。それが何を意味するのかは生まれたばかりの赤ゆっくり以外の誰しもが知っていること。 スッキリー!が終わる。二人の赤ちゃんができるということだ。 欲しくもない赤ちゃんを生まされる。 れいむの物であるまりさが汚される。 ありすにスッキリさせられる・・・ ゴメンね・・・れいむ・・・ まりさは、心の中でつがいのれいむに対して懺悔していた。 「んほぉぉぉぉ!いぐわよ!ばりざぁぁぁ!!!すべてをうけとめてねぇぇぇ!!!」 「ゆぎゃぁぁ!!でいぶごべんねぇぇぇ!!!」 「スッキリー!!!!!!!!!!」 「スッキ・・・・・・・・・・・・しない?」 まりさはスッキリー!しなかった。 本来ならスッキリー!すればまりさの体から茎が生えるはずなのだが、茎が生えるどころかスッキリー!さえしなかったのだ。 「どぼちてスッキリしないのぉぉぉ!!!」 ありすが声をあげる。 自分はスッキリー!したのになんでししてないのか分からなかったのだ。 ありすはスッキリー!した。 だが、まりさはスッキリー!しなかった。 そしてまりさのまむまむに精子餡を流し込み子供ができるはずだった。 だが、いくらまっても子供ができる茎が生えようとはしない。 ゆっくりのにんっしん!は、互いにスッキリー!しないとできない。 まりさが、スッキリー!しなかったのが原因だろう。 まりさのまむまむにある違和感は、ありすのぺにぺにのみ。 精子餡を流し込まれた感じは一切ない。 でも、ありすはスッキリー!した。 暫くした後、ありすに異変が起きた。 ありすは頭に違和感を感じた。 さっきまでなかった妙な重さが体を襲ったのだ。 ありすの頭から茎が生えていた。 「どぼちでありすのあたまにあかちゃんがいるのぉぉ!!!」 その言葉にありすから体を離し、ありすの方を振り向くまりさ。 まりさが、目にしたものはありすから生えてる茎だ。 ちゃんと赤ゆっくりが実っている。 「ゆ?ゆ?」 本当なら自分に生えるはず(望んでないが)の茎がありすの頭にある。 その訳の分からない状況に犯られていたことも忘れ、呆然とありすの頭を見ていた。 異変はそれだけじゃなかった。 今度はありすの顎の下辺りが膨らみ始めたのだ。 ありすは動物型にんっしん!もしていた。 急速に膨れ上がるありすの体。 頭には茎を生やし、顎の下はもう一匹成体ゆっくりが入るくらいに膨れている。 まりさはただ呆然としていた。 ありすも何が起こったのか分からないが、体の中に何か異物があるのがわかり苦しそうに呻いている。 そんな沈黙した状況を打破したのは、まりさと同じチームを組んでいた仲間達の声だった。 「まりさのひめいがきこえたよー。どこにいるのー。」 「まりさどこー!はやくへんじしてね!」 ちぇんとれいむが、まりさの悲鳴を聞き川から帰ってきたのだ。 その言葉に意識を取り戻したまりさは力の限り叫ぶ。 「ゆー!まりさはここだよー!はやくきてよー!」 「まりさのこえがきこえたよー。いそぐよー。」 「いまいくからまっててね!」 まりさが叫んだことにより、れいむとちぇんはまりさの居場所を捕捉したようだ。 じょじょに近づいてくる声。 まりさも声のしたほうに飛び跳ねていく。 「ゆゆ!まりさ!」 「ぶじだったんだねー。わかるよー。」 「ちぇぇぇん!れいむぅぅぅ!こわかったよぉぉ!!」 互いに姿が見えるようになり一段とスピードをあげる。 「ごわがったよぉぉぉ!!ごわがったよぉぉ!」 「まりさだいじょうぶだよ!なかないでね!きれいなかおがだいなしだよ!」 「ゆっくりおちついてわけをはなしてねー。」 「ゆっぐ!ゆっぐ!あのね゛!ばりざ、れいぱーにおぞわれたのぉぉ!!」 「ゆ!れいぱー!」 「れいぱーはゆっくりできないよー!」 れいぱーという単語に反応する二人。 「ゆっぐ!ゆっぐ!ばりざのからだよごされぢゃったのぉぉぉ!!」 「だいじょうぶだよー。ちぇんたちがきたからもうへいきだよー。」 「ゆっくりおちついてね!ゆっくりそのれいぱーのところにあんないしてね!」 「ゆ・・・わかったよ・・・」 まりさは行きたくなかったが、二人の真剣な表情に気おとされありすのところまで案内した。 まりさを襲ったれいぱーありすを見た二人の顔は、先ほどのまりさと同じ顔をしていた。 れいぷした方であるありすの頭には赤ちゃんが実り、顎の下は異様に膨れている。 明らかに植物型と動物型のにんっしん!をしているのが見て分かる。 そんな光景を見てれいむが、ありすに疑問の声をかける。 「ありす!まりさをれいぷしたってほんと!」 「れいぷなんかしてないわぁぁぁ!とかいはなあいをわけてあげただけよぉぉぉ!!」 この言い方間違いない。 確実にまりさをれいぷしたのはこいつだ。 だが、何でれいぷした方のありすが、にんっしん!しているのだろう。 「なんでありすがにんっしん!しているの?」 「そんなのしるわけないでしょぉぉ!!!」 最早、半狂乱状態に陥っているありす。 れいぷした自分に赤ちゃんができているんだから当然と言えば当然なのだ。 れいむは黙ってしまった。 まりさは、目の前のありすに怯えてれいむの後ろに隠れているだけ。 ありすは、「どうしてありすに・・・」などと口走り話にならない。 れいむは、頭の良い部類ではないため考えるのは苦手だった。 どうすればいいのかわからないのだ。 「で、このれいぱーはどうするのー?」 その沈黙を破ったのは今まで傍観しているだけだったちぇんだった。 ちぇんは、れいむ以上に考えるのが苦手なため、早々に放棄してれいむ達のやり取りを見てたが 何も喋らなくなったれいむ達に業を煮やし自ら口を開いた。 「ゆ?まりさどうしよう?」 「ゆ!なんでまりさにきくの?」 「だってまりさがいちばんのひがいしゃでしょ?まりさがきめるべきだとおもうんだけど?」 「ゆ・・・そんなこといってもわからないよ・・・」 れいむには、このありすをどうするのかまりさに託した。 被害者であるまりさが決めるべきことだと思ったからだ。 だが、話をふられたまりさも困惑していた。 自分を襲ったれいぱーありすは許せないが、そのれいぱーがにんっしん!しているのだ。 本来あるべきことじゃない。 まりさが、悩んでいるとまたちぇんが話しだした。 「じゃあ、このれいぱーはころそーよー。」 「「ゆゆ!!」」 口を開いたちぇんは事も無げにれいぱーありすを殺そうと言ってきたのだ。 突然そんなことを言われ、驚愕する二人。 ありすは、自分のことをれいぱーと思ってないらしく「ありすのあかちゃん・・・」などと口走っている。 赤ちゃんができたことで何か芽生え始めたのだろうか。 「このままれいぱーをのばなしにしたらむれがきけんだよー。」 「それはそうだけど・・・」 「それにまりさは、れいぱーにおそわれたよー。もしかしたらしんでたかもしれないよー。」 そうだった。まりさは、このありすに襲われたのだ。 もしかしたら死んでたのかもしれない。 その言葉に襲われたときの怒りが戻るまりさ。 顔は怒気にみちている。 「ゆ!そうだったよ!ゆっくりできないれいぱーはころすよ!」 「ゆゆ!そういえばむれのきまりできまってたよ!」 「じゃあ、さっさとやるよー。」 「「ゆー!」」 ちぇんの言葉が合図となり攻撃を開始する三人。 れいむは、ありすの左側から体当たりを。 ちぇんは、ありすの右側から体当たりを。 まりさは、帽子の中に隠してあったオール(木の棒)で何度もありすの後ろから刺す。 「ゆっくりしね!ゆっくりできないれいぱーはしね!」 「ゆぎ!ゆぎゃ!やべでぇぇ!どぼぢてこんなことするのぉぉ!」 「れいぱーはいかしておいたらきけんなんだよー。ゆっくりしぬといいよー。」 「ゆ!ありずはれいぱーなんかじゃない゛ぃぃぃ!!」 皆それぞれの攻撃を仕掛ける三人。 やはり被害者であるまりさの攻撃回数は多い。 「ゆっくりしね!ゆっくりしね!まりさをおそったれいぱーはゆっくりしね!!!!」 「ぞんなぁぁぁ!!あんなにあいしあったでしょぉぉぉぉ!!!!」 「ゆがぁぁあ!!!おばえどなんかあいぢあっでない゛ぃぃぃ!!」 「ゆぎゃぁぁぁ!やべでぇぇぇ!しんぢゃうぅぅぅ!」 30分にも及ぶリンチのすえ、ありすは何も喋れなくなった。 ただ、「ゆ!ゆ!」と言うだけである。 一方攻撃をしていた三人も息を荒げていた。 ありすの状態は辛うじて生きてるという程度。 体は顔以外まともなところはない。 特に後ろは、まりさのオールで突き刺されまくった為酷い有様だ。 後は放置しておいても適当に死ぬだろう。 だが、まりさはそれを許さなかった。 ありすから離れ、助走を付けジャンプし、ありすにプレスをかました。 圧力を加えられ穴という穴から中身のクリームを吐き出した。 「ゆごぅ・・・」 そして絶命した。 お腹の中にいた赤ちゃんは、まりさのプレスで死んだのだろう。 頭の上の赤ちゃんは、れいむの体当たりで既に下に落とされ破裂していた。 これでれいぱーありすもその赤ちゃんも死んだ。 「ゆゆ!やっとしんだね!」 「そうだね!れいぱーはもういないね!」 「これでむれもあんしんだよー。」 ありすが死んだことに満足げな三人。 だが、一つだけ疑問が残っていた。 なんでれいぱーがにんっしん!したのかだ。 「・・・でもなんでれいぱーがにんっしん!したのかな?」 れいむは 別に傷心のまりさを傷つける為ではなく、本当に謎だったからだ。 「ゆー・・・」 「わからないよー・・・」 誰にも分からなかった。 今までみたことないことが起こってるのだから分からなくて当然なのだ。 だが、その答えはとても簡単な物だった。 ありすは、美まりさにのみ執着していた。 本来のれいぱーありすならさっさと違う獲物を探しにいっていただろう。 だが、このありすは他のれいぱーありすより幾分か理知的だった。 スッキリー!したい。でも美まりさとやりたい。だけどできない。だからやれるまで我慢する。 ありすの理性が、れいぱーの本能より勝ってしまったために起こった事件。 れいぱーは、その性欲から1日20回はスッキリー!しなければいけない。 だが、ありすの理性がそれをさせなかった。 その為、ありすは自らにたまった精子餡を解放することができなかった。 その結果が精子餡の粘度をあげてしまい、射精をできなくなってしまったのだ。 だが、射精はできなくともありすはスッキリー!した。 ゆっくりのぺにぺにはまむまむにもなる。 普段は中に入ってまむまむの形になってるが、欲情してタチに回るとまむまむがでてきてぺにぺになるのだ。 スッキリー!したが、ぺにぺにから発射されなかった精子餡が、ありすのぺにぺにをまむまむだと勘違いし、子供を孕んだのだ。 だが、そんなことは本人たちには分かりえないことだった・・・ 「ゆー・・・れいむ・・・ちぇん・・・」 「ゆ?まりさどうしたの?」 「きょうまりさがれいぱーにおそわれたことはないしょにしておいてほしいよ・・・」 「れいむにしられたくないんだねー。わかるよー。」 「ゆ!だいしょうぶだよ!れいむたちはくちがかたいからだれにもいわないよ!」 「れいむ・・・ちぇん・・・ありがとぉぉぉぉ!」 「まりさもきょうのことはもうわすれたほうがいいよ!」 「そうだよー。きょうはなにもなかったとおもうといいよー。」 「ゆ!そうだね!なにもなかったよ!」 「けっこうおそくなっちゃったね!」 「みんながしんぱいしてるかもしれないからゆっくりいそいでかえろうね!」 そういうとありすが、居たということさえ忘れたかのようにその場から離れていく三人。 後にはありすだったものが残されているだけだった。
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『愛を選んだ代償』 19KB 自業自得 誤解 妊娠 駆除 飼いゆ 野良ゆ ゲス 捕食種 希少種 現代 独自設定 ぺにまむ 八作目です。お暇な時にどうぞ。 「条件」を書いたものです。この作品を読む上で以下の注意点があります。 誤字脱字、文的に変なところがあるかも知れません。 希少種が酷い目に遭います。 納得いかない終わり方かも知れませんので覚悟の上でご覧下さい 設定に納得いかない点があるかも知れませんがご了承下さい。 自己設定の病気が出てきます。 以上の注意点を踏まえた上でお楽しみ下さい。 また、仮ですが『代償あき』と名乗らして頂きたいと思います。 それでは、最後までお楽しみ下さい ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ただいま・・・あれ?」 いつもお帰りなさいを言ってくれる存在がいない。またか、と思いいつもいる部屋へ急いだ。お兄さんはドアを開けた。 「あ、お兄さん。おかえりなさい。」 「おかえりなんだねーわかるよー」 そこに居たのは飼いゆっくりであるゆっくりらんが額に茎を生やし、見知らぬちぇんがいた。はーとため息をつき、行動に出た。 「にゃ・・が・・・あ、わが・・・」 「ちぇええええん!!」 一先ず、お兄さんはちぇんをボコボコにした。見た所、野良確定なので問題はないだろう。 「ちぇえええん!ちぇえ「お前も喧しい」ぎゃ!?」 らんを軽く踏むお兄さん 「さあ、説明してもらおうか。その茎とそこに転がっている野良について・・・」 らんは素直に話だ。ある日、らんが部屋にいると外にいたちぇんと目が合った。一目惚れだった・・・。 下らない話が続くので省略するとらんが野良ちぇんにプロポーズされ高まる状況の中すっきりしたのが事の流れだそうだ。 お兄さんは弱ったちぇんにオレンジジュースをかけた。そして、そのまま外へ投げた。 「にゃが?!」 「ちぇえええん!?」 「潰さないでやるからどっかに消えろ。」 ちなみにちぇんを潰さなかったのはその場に死臭が付いてしまうのが良くないからという理由だ。 「それよりも早くらんを病院に連れていかないと・・・痛っ!」 そういって戸を閉めようとした時・・・。足を何かが噛んでいる。足を噛んでいたのはらんだった。 「らん・・・何をしてるんだい・・・?」 「らんのちぇんにひどいことするな!かいぬしだからて ちょうしにのるな!」 「お兄さんは何時も言ってたじゃないか、野良とすっきりしちゃ駄目だって・・・」 「そんなのしらない・・・!!あのちぇんはとくべつなんだ!!!」 お兄さんはらんを室内ゆっくりなのであまり外には出すことはなかった。 らん種がちぇん種に対する感情が高いのも知っている。生憎、この辺にはちぇんを飼っている人はいなかった。 少しでもちぇんを出るテレビ番組があったら録画したり、ちぇんの特集記事の雑誌が出ていたら買ってあげてもいた。 流石に可哀想と思っていたお兄さんはあるビックリプレゼントを用意していたのだが・・・ 「しね!らんのたいせつなちぇんにひどいことをしたおにいさんはしね!!」 「・・・らん、お兄さんとあのちぇん。どっちが大切だい?」 「ちぇんにきまっているだろうが!!!」 ふがふがさせながら噛みつくらんを見てお兄さんは馬鹿らしくなった。 「そうか・・・ふん!!」プチン 「ゆ、ああああ?!らんのおちびちゃんが!!!?」 絶叫するらんを掴み外に投げた。 「お前はもういらない。そのゴミ猫もどきと幸せに暮らしな」 「お、お兄さん・・・!おちびちゃんをころしただけじゃなくらんをすてるの!!?らんはきしょうしゅなんだよ!!」 「だからなんだ・・・早く行かないと加工場呼ぶからな」 そういってカーテンを完全に閉めた。 「・・・・・・・・・・ちっ」 するとちぇんは無言で庭から出ていく。 「ち、ちぇん!まってー!」 らんはそれに気付くとちぇんを追いかける 『愛を選んだ代償』 「ここがちぇんのおうち?」 ちぇんの後を付いてきたらんは公園にたどり着いた。入って進んだそこは横たわった土管があった。 「まっててね・・・」 先に土管の中に入っていた。散らかっているのを片付けてると思いうきうきしながら待つらん。 おちびちゃんを殺したお兄さんは許せるはずがないが、今は愛するちぇんがいる。だから、不安なんてない。 「いいよーきてねー」 らんは土管の中に入っていた。 「ちぇ・・・ん?」 名を呼ぼうとした時、らんは固まった。 そこにはらんのちぇんの他にもちぇんがいたのだ。それも10匹いる。 「こいつなんだねーやくたたずのらんしゃまていうのはー」 一回りでかいちぇんが出て来た。 「ち、おおきいちぇんだね」 「そうだよーちぇんはドスちぇんなんだねー」 「ド、ドスちぇん!?」 らんは驚いた。ドスちぇんなんて聞いたことがなかったからだ。 「ド、ドス!らんのちぇんをしらないか?」 「ちぇん?どんなちぇん?もしかしてこれ?」 ドシャ らんの目の前に何かが落ちてきた。 「わ・・・がら・・・い・・・よ・・・」 「・・・え?・・・ち・・ち・ちぇえええええええええええん!!!!!???」 落ちてきた何かはこれからの幸せなゆん生を共に歩むと誓った愛するちぇんであった。 だが、容姿は酷いものだった。 体中に噛み後や食いちぎられていた。所々からチョコが漏れ出している。 飾りはボロボロ、耳は食いちぎられている。尻尾は二本とも引き抜かれていた。 「ちぇん!ちぇええん!!」 変わり果てた最愛のちぇんに何度も呼び掛けるらん。 「・・・らん・・・さま・・・」 「! ちぇん!よかった!ぶ「 しね・・・!」 ・・・え?」 気がついたちぇんの言葉に耳を疑った。だが、それは現実であった。 「ちぇんを・・・かいゆっくりにできない・・・やくたたずは・・・しね!!」 それはあまりの気迫であった。だが 「うるさいんだよー」 「ぐびゃ!?」 愛するちぇんはドスちぇんの尻尾によって叩き潰された。そこに残ったのはチョコの塊と化した愛するちぇんであった。 「まったく!なにがかいゆっくりになったらどれいにしてやるだよー」 「ちょっとびゆっくりだからってちょうしにのるからだよー」 「やくたたずがしんですっきりーしたよー」 他のちぇんはちぇんの死を悲しむどころか嘲笑っている。 「どうして・・・どうしてこんなひどいことするんだ!!」 あまりの事にらんは叫んだ。 「・・・わかるよーこのらんさまはつかえないうえばかなんだねー」 「こんなばからんさまはみたことないよー」 「わからないよーこんなばかがかいゆっくりなんて」 さまを付けているが明らかに馬鹿にしている発言。 「でも・・・」 「こん!?」 「まむまむはきたいできるかもしれないよー!」 ドスちぇんの尻尾がらんを絡んだ。そして、らんのまむまむがドスのぺにぺにへと近づけていく。 「や、やめろ・・・そんなのはいら・・・!」 「かんけいないよ、はいらなければーむりやりねじこめばいいんだねー!!」 「いやぎゃあああああ!!!!??!!」 ゆっくりの悲鳴とは思えない声が土管の中に響いた。 「う~ん、それなりーなんだよー!」 「いやなに・・・!いやなのにかんじちゃうー!!」 「「すっきりー!!」」 果てるらんの額に茎が生えた。ぶちぶち 「むしゃむしゃ、それなりなんだねー」 「な、なにしてるんだ!!」 「なにって、ごみをしょぶんしてるだけなんだよ。それくらいわかれよー」 「おちびちゃんはごみじ 「うるさいんだよー!」ぎゃう」 捕まえていたらんを配下ちぇん達の方に投げ付けた。 「そいつはもういらないからおまえたちのすきにしていいよー」 「「「「「「「「「「わかるよー!!」」」」」」」」」」 意識が戻ったらんが見たものは、ぺにぺにを起たせている配下ちぇん達であった。 「い、いやだ・・・くるな・・・」 後退りするらんに滲み寄るちぇん達。その目には明らかにすっきりの事しか写っていなかった。 「「「「「「「「「「ひゃっはー!すっきりーだよー!!!!」」」」」」」」」」 「やめろーー!!」 結局らんは配下ちぇんたちの欲のはけ口となった。何度も茎を生やし、その度に食われた。 おちびちゃんを食われた悲しみに泣くことすら出来ず、すっきりをし続けるのであった。 次第に生えた茎には実が実らなくなった。これはもうらんは子を産めないことを意味する。 しかし、それに気付いたとしてももう意味の無い事であった。 犯され続けて2日が経った。らんはある異変に気付いた。 (なんだ・・・からだが・・・かゆい?) 次第に強くなる痒みに戸惑い出したその時であった。 カラン!カンコンコン・・・シュウー 「「「「「「「「「「「わからないよー!!?」」」」」」」」」」 突然中に入って来た缶から出る煙に土管の中にいたゆっくりは慌てだす。 「みんなおちついてねー!いそいでここからでるんだよー!」 「「「「「「「「「「「ゆっくりりかいしたよー!」」」」」」」」」」 らんを犯すのを止め、ドスちぇんを先頭に急いで土管の外へと急ぐ。そして 「ふぅ~これでゆっく「 駆除依頼対象発見っと!」ゆぎゃあああ!!!??」 出られた矢先、ドスちぇんは人間によって蹴り飛ばされた。 「にゃかご!?」 「「「「「「「「「「ド、、ドスー!!!?」」」」」」」」」」 ドスちぇんが地面に激突してやっと配下のちぇん達は気付いた。 「うー!ちょこがいっぱいだど!」 「うー!おおきいのもいるー!」 「「「「「「「「「「どうじでれみりゃとふらんがいるのー!?わからなすぎるよー!!」」」」」」」」」」 ドスちぇんを蹴り飛ばした人間の辺りを飛び回る捕食種のれみりゅとふらん。 「まあ、待て。あのでかいのは唯醜く太っただけの奴だから味が悪い。腹壊すからあのデブだけは食べない方がいいよ。」 「「うーわかった!」」 ニコニコと従うれみりゃとふらんを見て配下のちぇん達は段々恐ろしくなってきた。 「にゃがー!よぐもやっでぐれだなー!!」 蹴り飛ばされたドスちぇんが起き上がった。ドスが復活したと知り、ちぇん達に希望の光が見えた。 「お、もう起き上がって来れたか」 「ふるざい!ひきょうなぐずどれいはどすがじきじきにせいさいしてやるー!!!」 「やっちゃえー!どすー!!」 「どすがほんきになればしゅんさつなんだよー!」 「ひきょうなどれいはもうおわりなんたねー!」 ドスちぇんが勝つのを疑わない配下のちぇん達はエールを送る。 しかし、人間は・・・ 「もう消毒缶は投げてあるけど、まだ美味しくないからお兄さんが今からもっと甘くするからなれみりゃ、ふらん」 「うーお兄さんのおりょうりがたべられるだどー!」 「うーたのしみー!」 ドスちぇんを無視してれみりゃとふらんと楽しく会話している 「むしするなよー!!せいさいして「いい加減うっとーしい!」 ニャゴ!!?」 せいさいすると言って一向にかかってこないので男はドスちぇんに再び蹴りを入れた。エールがピタリと止まった。 「そもそも、」ドゴ 「にゃば !!?」 「ドスとか言ってるけど」ドカ「 にゃぴ!?」 「 唯醜く太ってるだけなのに」 バキ「にゃぶ!?」 「 調子に」 ドカ「にゃべ!?」 「乗ってんじゃねぇ!!」バキ!「にゃぼ!?!?」 三分も経たない内にドスちぇんの顔は醜くボコボコに凹んだ。 「わが・・・らな・・・」 「なお、正直に言えよ。自分は唯デブなだけだ、ドスなんて嘘だってな」 「ちぇ・・・はド、「あー時間の無駄だから潰すかな 」 ぢぇんはドスじゃないです!!ただごばんざんをだべずぎでぶどっでいるだげでず・・・!!」 己の命欲しさに呆気なく自白するドス、いや、デブちぇん。その告白を聞いた配下のちぇん達は絶望から怒りが込み上げて来た。 「じじ「あん!?」ひっ・・・!おにいさんはなんなの・・・?」 「俺は役所の職員だよ。最近この辺りでゆっくりの気味の悪い声がするって連絡を受けたから駆除しに来たんだ。りきゃいできりゅ?」 「あ・・・ああ・・・!くじょ・・・いや・・・たすけて・・・!!」 「うん、無理に決まってるでしょう。そんな事も分からないの?馬鹿だね、死ねだね。死ぬけどね」 「そ・・・「もう少し痛めつけておこう」にぎゃあああああああ!!!!!!????」 2・3分ほどデブちぇんを蹴り続けた。 最初は騙していたことに怒っていた配下ちぇん達であったが、騙されていたとはいえ強かったデブちぇんが無残な姿になっていくのを見ておそろしーしーをしている。 職員はふーと汗を拭い、パチンと指を鳴らした。 「待たせたね、れみりゃにふらん。さあ、お食べ♪」 「「うー♪うー♪」」 男の合図を待ってましたと言わんばかりに配下ちぇん達に食いかかった。 「「「「「「「「「「にゃがー!!?わがらないよー!!!??」」」」」」」」」 先ずは逃走をさせないために一口食いちぎる。後は一匹一匹味わって食べる。 れみりゃとふらんは幸せな顔を浮かべている一方で配下のちぇん達は地獄の光景を見てガクガクと震えている。 「さてと。あーあーこんなに汚しやがって・・・」 ちぇん達が縄張りにしていた土管をみるとかなり汚れているの確認した職員は清掃業者に連絡した。離れようとした時、動く何かを発見した。 「ちぇん・・・」 「らん種か、待ってろ」 持っていたオレンジジュースを弱っているらんにかけた。 「うん?なんだ、捨てられゆっくりか・・・」 よく見ると帽子にはバッチをむしり取られた跡がある。 「なら、仕事が楽で済むからいいか・・・あ!」 職員はある症状に気付いた。ぼーとしているらんの頭を掴み問いただした。 「おい、どうしてこうなったか話せ」 「らんは・・・」 らんは涙を流しながら男にこれまでの事を話した。 「せっかくひどいおにいさんからにげだしたのにこんなのあんまりだよ・・・」 ゆっくり出来ない飼い主から解放され、愛したちぇんと幸せに暮らす筈たった。 だが、愛したちぇんは永遠にゆっくりしてしまった。涙が止まらない。 すると職員はらんの頭にそっと手を置いた。慰めてくれると思いらんは顔を上げた。 「自業自得だ、大馬鹿が。悲劇のヒロインぶるなよ、気持ち悪い・・・!!」 らんは思考が停止した。30秒程して 「どうじでぞんなごどいうの゛!?らんはがわいぞうなんだよ!!?」 「・・・あの子達が食事終わるまで暇だから説明してやる。」 「いいか、野良とすっきりしちゃいけない理由は二つある。」 職員は右手の人差し指を立てた 「一つはそこに愛は決して無いからだ。」 「そ、そんなことあるか!!らんとちぇんはほんとうにあいしあって・・・!!!!」 「それはにんしんの仕方によって証明が出来る。お前、植物型にんっしんっだったんだろう?」 「そうだ!」 「なら可笑しいな。本当に愛し合っているのなら胎児型にんっしんっのはずなんだがな」 「・・・え?」 そう、胎児型にんっしんっはお互いを想い合っているからこそ出来るにんっしんっであると言っていい。 大概は飼いゆっくり、野生やっくりはこのにんっしんっをする。植物型にんしんは愛し合ってる夫婦同士ならあまりならないにんっしんっである。 れいぱーやゲスゆっくりと無理矢理すっきりした場合は殆どが植物型にんっしんっになる。 理由は片方は快楽しか求めていないからだ。また、番が拒否しているのを押し切って行われた場合も植物型にんっしんっとなる。 今回のらんの最愛ちぇんはある事が追加される。 飼いゆっくりになるという欲望だ。これはちぇんだけでなく飼いゆっくりをにんっしんっさせたゆっくりが全て持っている。 「つまり、お前のちぇんが本当に愛していていたのはお前じゃなくって飼いゆっくりとしての地位ってことだよ」 「う、うそだ・・・そんなはず・・・」 必死で否定し続けるらんを無視し次に理由を語り出す。 「二つ目、これが一番の理由だ。取り返しのつかない病になってしまうからだ」 野良ゆっくりははっきり言って汚い(野生ゆっくりは住んでいる地域にもよるが野良ほど汚くはない。) 野良は全てではないがばい菌の巣窟とも言える。そんな野良が触れただけで飼いゆっくりは病気になる。 すっきりは密着させるだけでなく、汚れた精子餡を体内に注ぎ込むことになる。 つまり、野良とのすっきりは確実に病気になる行為と言える。 皮病(人間でいう皮膚病)はその部分を焼くか削るかすれば解決する。だが、体内の病気は簡単にはいかない 「まあ、見た方が早いか」 職員はちぇん達のガラクタ置き場にあった手鏡をらんに向けた 「・・・え?」 らんは止まった。鏡に写っているのはお飾りのおかげで自分であることを理解出来る。そこに写っていたのは化け物だった。 肌はどろどろしていて髪の毛はぽろぽろと抜け落ち、狐耳も溶けている。さらにらん種の特徴である九本の尻尾も殆どが失くなっていた。 らんの後にしっぽだったものが散らばっている。 「これが野良とすっきりしちまった代償だよ」 「う、う、うわああああああああああ!!!!!????」 何故、らんがこうなってしまったのか。それは野良ゆっくりとすっきりした際、らんの体内に侵入した菌による『腐敗』である。 この辺りは『都会』に分類される地域で都会の野良はかなり汚い。その為、ゆっくりにとってはかなり深刻なばい菌を持っている場合がある。 そのばい菌がらんの容姿を変貌させた。 病名は『くっさりー病』というものでその名の通り腐る病気だ。 皮膚は勿論、髪や種の特長(尻尾や耳)、ともかくありとあらゆるものが腐る。 身体の機能も失うが、不思議な事に思考だけが無事という状態に陥ってしまう。 さらにこの病気は早め(24時間以内)に薬を投与しなけば手を遅れになる。 もっともこの病気は必ずしも発病する訳ではない。なる可能性としても20~30%位だ。 だが、らんはデブちぇん一同から集団レイプされてから24時間は越えている上何度も精子餡を注がれ続けた。 しかも、ここのちぇん達はかなり汚れていたため衛生的にも最悪。発病しても仕方がなかった。 結果は見事に感染し、見るに耐えない姿になってしまった。 「そ・・んな・・・!?」 歯が溶けてきた。口も溶けてしまいもう喋れなくなった。 「お、口も機能しなくなたか。都合がいいや」 そういって男は鞄から役所のポリ袋を取り出した。 「町と公園の衛生の為に片付けるか」 辛うじて生きているデブちぇんをポリ袋に入れた。 「しかし、お前も馬鹿だね。大切にしてくれる飼い主に噛み付くなんて」 「!・・・!!」 「病院に行こうって言ったんだろう?なら、飼い主は病気の危険性を知ってたんだな」 「・・・?」 「愛するちぇんてのをフルボコにしたのもお前が大事だったからだろうよ。」 「・・・?・・・」 「さっきも飼いゆっくりと野良ゆっくりの間には愛が無いって言ったよな。それは野良は飼いゆっくりになる事しか頭に無いんだよ。」 「ー!!・・・!」 「捨てられて此処に来た時、愛するちぇんに励まされたか?らんしゃまはちぇんがまもるよーとか言われたか?」 「・・・・」 らんは止まった。そんな言葉一言も言われてない。それどころか・・・ 「それどころか、能無しやら役立たずは死ねとか言われなかったか?」 「!!」 そう、死ぬ間際の最後の言葉は『かいゆっくりにできなかったやくたたずのらんはしね』だった。 らんはその言葉が幻にしようとした。だが、出来ない。思い出してしまった。言葉だけでなく、ちぇんが向けた視線。 本当に愛しているのなら決して向けることの無い憎悪の視線。 頭の良いらんは理解してしまった。愛するちぇんが本当に愛したのは飼いゆっくりの地位だという事に・・・らんはそれに近づく為の道具にしか過ぎなかった事に・・・ 「うーお兄さん、たべおわったどー」 「うーもうおなか一杯ー」 れみりゃとふらんの食事が終わった。ご機嫌に飛ぶ二匹。 因みに捕食種がそういったバイ菌を持ったゆっくりを食べても何も問題ない。 「ほら、口の周りがチョコだらけだよ」 二匹の口周りについたチョコを布で綺麗に拭き取る男。 「「うーうーさっぱりー!」」 綺麗にしてもらえて喜ぶ二匹 「仕事手伝ってくれてありがとな」 手伝ってくれた二匹の頭を撫でる。その表情はデブちぇんを蹴り続けた時には見せなかった表情であった。 その光景をまだ無事な目でらんは見続ける。同じことをお兄さんにして貰った事がある。 お兄さんが出してくれたご飯があまりにも美味しくて夢中で食べていたら口の周りが汚れていると笑い優しく拭いてくれた。 掃除をしたらお兄さんに物凄く褒められ頭を撫でられた。 らんはふるふると震え出した。涙が流れそうになったその時 グジュリ 両目が腐れ落ちた。突然の暗闇に叫ぼうとしたが既に口と喉は機能していなく腐っていた。 「おっと、いい加減片さないとな」 男はトングを使ってデブちぇんが入っている袋に入れた。口を強めに占め、男はれみりゃとふらんと共に仕事場である役所へ戻って行った。 病気により腐ったらんは袋に詰められてから一時間後に役所が捕まえて来た駆除依頼のゆっくりと仲良く焼却処分された。 らんは必死になってお兄さんに助けを求めた。謝った。だが、もう遅すぎる。優しい飼い主によりもどす汚いちぇんの偽りの愛を選んだのだ。 ゆっくりの神がいたとしてもらんを助けるはずが無い。 明らかな自業自得なのだから・・・。 燃え尽きるまでらんはお兄さん助けを求め続けた。そして、謝り続けるのであった。 一方、らんが燃えているとも知らないお兄さんの側には銀バッチのちぇんと赤らんがいた。 このちぇんはらんのお婿さんとしてお兄さんが準備していたのだ。だが、会わせる前にらんの裏切りによって無駄になってしまった。 そして、この赤らんは紛れも無くらんの子供であった。 悲しみにくれていたお兄さんの目に止まったのは折った実ゆっくりの付いた茎であった。3つ実っており、先端がらん種で残りはちぇん種だった。 近くにあったオレンジジュースに茎を応急処置で入れた。実らんの表情は良くならない。 急いで100%オレンジジュースを取りに行こうとすると二つの実ちぇんが目に止まった。 実らんが苦しんでいるのに実ちぇんは大丈夫そうな表情をしていた。そして、元凶であるちぇんの面影も感じた。 気付いた時には二つの実ちぇんを握り潰していた。余計なところに行かなくて良かった栄養は全て実らんに流れた。 豊富な栄養が行き届いたためか実ったその日に赤らんは生まれた。お兄さんは赤らんを飼うことにした。 お婿さんとして用意したちぇんを親代わりにすることにした。赤らんはちぇんに懐いたので問題はなかった。 赤らんを育てるのを決めたのはらんを追い出した後ろめたさだったのかもしれない。 (・・・らん。せめてお前が選んだ相手と幸せなゆん生を送れることを願っているよ) 窓を見ていたお兄さんがカーテンを閉めた時、らんは決して逃げることのできない炎に焼かれて死んだ。 らんは本当に馬鹿である。番まで用意し、捨てたらんの安否を願う程の優しいお兄さんを裏切ったのだから・・・。 ―――――――――――――――――――――――――――― E N D ―――――――――――――――――――――――― どうも、最初の方でお伝えした通り『代償あき』と仮ですが名乗らして頂きます。 今まで希少種優遇展開を書いていましたが、今回は違う流れにしてみました。 因みに作中で出てきた『消毒缶』というのは、人間では入ることのできない所にゆっくりいるゆっくりを出て来させる為に使う道具です。 成分としては無害です。ですが、付着することで消毒効果も得られます。 主に加工所や役所の駆除課等、ゆっくりを駆除する人たちの必須アイテムでもあります。 今回は無能というか「愚かならん」を書いたつもりです。 何時か長らんがちぇんを優遇しまくった為、他のゆっくりから反感を買い壊滅を招く話も書きたいです・・・書けたらですが(汗) 今度は何時投稿できるか分かりませんがその時は宜しくお願い致します。 それでは今回はこの辺で・・・代償あき(仮)でした。 過去作品 1856「条件」 1907「嫌われた代償と招く幸福(前編)」 1914「嫌われた代償と招く幸福(中編)」 1957「嫌われた代償と招く幸福(後編)」 2063「家出の代償」 2167「愛の努力」 2296「脅しの代償」 挿絵:
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『愛を選んだ代償』 19KB 自業自得 誤解 妊娠 駆除 飼いゆ 野良ゆ ゲス 捕食種 希少種 現代 独自設定 ぺにまむ 八作目です。お暇な時にどうぞ。 「条件」を書いたものです。この作品を読む上で以下の注意点があります。 ・誤字脱字、文的に変なところがあるかも知れません。 ・希少種が酷い目に遭います。 ・納得いかない終わり方かも知れませんので覚悟の上でご覧下さい ・設定に納得いかない点があるかも知れませんがご了承下さい。 ・自己設定の病気が出てきます。 以上の注意点を踏まえた上でお楽しみ下さい。 また、仮ですが『代償あき』と名乗らして頂きたいと思います。 それでは、最後までお楽しみ下さい ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ただいま・・・あれ?」 いつもお帰りなさいを言ってくれる存在がいない。またか、と思いいつもいる部屋へ急いだ。お兄さんはドアを開けた。 「あ、お兄さん。おかえりなさい。」 「おかえりなんだねーわかるよー」 そこに居たのは飼いゆっくりであるゆっくりらんが額に茎を生やし、見知らぬちぇんがいた。はーとため息をつき、行動に出た。 「にゃ・・が・・・あ、わが・・・」 「ちぇええええん!!」 一先ず、お兄さんはちぇんをボコボコにした。見た所、野良確定なので問題はないだろう。 「ちぇえええん!ちぇえ「お前も喧しい」ぎゃ!?」 らんを軽く踏むお兄さん 「さあ、説明してもらおうか。その茎とそこに転がっている野良について・・・」 らんは素直に話だ。ある日、らんが部屋にいると外にいたちぇんと目が合った。一目惚れだった・・・。 下らない話が続くので省略するとらんが野良ちぇんにプロポーズされ高まる状況の中すっきりしたのが事の流れだそうだ。 お兄さんは弱ったちぇんにオレンジジュースをかけた。そして、そのまま外へ投げた。 「にゃが?!」 「ちぇえええん!?」 「潰さないでやるからどっかに消えろ。」 ちなみにちぇんを潰さなかったのはその場に死臭が付いてしまうのが良くないからという理由だ。 「それよりも早くらんを病院に連れていかないと・・・痛っ!」 そういって戸を閉めようとした時・・・。足を何かが噛んでいる。足を噛んでいたのはらんだった。 「らん・・・何をしてるんだい・・・?」 「らんのちぇんにひどいことするな!かいぬしだからて ちょうしにのるな!」 「お兄さんは何時も言ってたじゃないか、野良とすっきりしちゃ駄目だって・・・」 「そんなのしらない・・・!!あのちぇんはとくべつなんだ!!!」 お兄さんはらんを室内ゆっくりなのであまり外には出すことはなかった。 らん種がちぇん種に対する感情が高いのも知っている。生憎、この辺にはちぇんを飼っている人はいなかった。 少しでもちぇんを出るテレビ番組があったら録画したり、ちぇんの特集記事の雑誌が出ていたら買ってあげてもいた。 流石に可哀想と思っていたお兄さんはあるビックリプレゼントを用意していたのだが・・・ 「しね!らんのたいせつなちぇんにひどいことをしたおにいさんはしね!!」 「・・・らん、お兄さんとあのちぇん。どっちが大切だい?」 「ちぇんにきまっているだろうが!!!」 ふがふがさせながら噛みつくらんを見てお兄さんは馬鹿らしくなった。 「そうか・・・ふん!!」プチン 「ゆ、ああああ?!らんのおちびちゃんが!!!?」 絶叫するらんを掴み外に投げた。 「お前はもういらない。そのゴミ猫もどきと幸せに暮らしな」 「お、お兄さん・・・!おちびちゃんをころしただけじゃなくらんをすてるの!!?らんはきしょうしゅなんだよ!!」 「だからなんだ・・・早く行かないと加工場呼ぶからな」 そういってカーテンを完全に閉めた。 「・・・・・・・・・・ちっ」 するとちぇんは無言で庭から出ていく。 「ち、ちぇん!まってー!」 らんはそれに気付くとちぇんを追いかける 『愛を選んだ代償』 「ここがちぇんのおうち?」 ちぇんの後を付いてきたらんは公園にたどり着いた。入って進んだそこは横たわった土管があった。 「まっててね・・・」 先に土管の中に入っていた。散らかっているのを片付けてると思いうきうきしながら待つらん。 おちびちゃんを殺したお兄さんは許せるはずがないが、今は愛するちぇんがいる。だから、不安なんてない。 「いいよーきてねー」 らんは土管の中に入っていた。 「ちぇ・・・ん?」 名を呼ぼうとした時、らんは固まった。 そこにはらんのちぇんの他にもちぇんがいたのだ。それも10匹いる。 「こいつなんだねーやくたたずのらんしゃまていうのはー」 一回りでかいちぇんが出て来た。 「ち、おおきいちぇんだね」 「そうだよーちぇんはドスちぇんなんだねー」 「ド、ドスちぇん!?」 らんは驚いた。ドスちぇんなんて聞いたことがなかったからだ。 「ド、ドス!らんのちぇんをしらないか?」 「ちぇん?どんなちぇん?もしかしてこれ?」 ドシャ らんの目の前に何かが落ちてきた。 「わ・・・がら・・・い・・・よ・・・」 「・・・え?・・・ち・・ち・ちぇえええええええええええん!!!!!???」 落ちてきた何かはこれからの幸せなゆん生を共に歩むと誓った愛するちぇんであった。 だが、容姿は酷いものだった。 体中に噛み後や食いちぎられていた。所々からチョコが漏れ出している。 飾りはボロボロ、耳は食いちぎられている。尻尾は二本とも引き抜かれていた。 「ちぇん!ちぇええん!!」 変わり果てた最愛のちぇんに何度も呼び掛けるらん。 「・・・らん・・・さま・・・」 「! ちぇん!よかった!ぶ「 しね・・・!」 ・・・え?」 気がついたちぇんの言葉に耳を疑った。だが、それは現実であった。 「ちぇんを・・・かいゆっくりにできない・・・やくたたずは・・・しね!!」 それはあまりの気迫であった。だが 「うるさいんだよー」 「ぐびゃ!?」 愛するちぇんはドスちぇんの尻尾によって叩き潰された。そこに残ったのはチョコの塊と化した愛するちぇんであった。 「まったく!なにがかいゆっくりになったらどれいにしてやるだよー」 「ちょっとびゆっくりだからってちょうしにのるからだよー」 「やくたたずがしんですっきりーしたよー」 他のちぇんはちぇんの死を悲しむどころか嘲笑っている。 「どうして・・・どうしてこんなひどいことするんだ!!」 あまりの事にらんは叫んだ。 「・・・わかるよーこのらんさまはつかえないうえばかなんだねー」 「こんなばからんさまはみたことないよー」 「わからないよーこんなばかがかいゆっくりなんて」 さまを付けているが明らかに馬鹿にしている発言。 「でも・・・」 「こん!?」 「まむまむはきたいできるかもしれないよー!」 ドスちぇんの尻尾がらんを絡んだ。そして、らんのまむまむがドスのぺにぺにへと近づけていく。 「や、やめろ・・・そんなのはいら・・・!」 「かんけいないよ、はいらなければーむりやりねじこめばいいんだねー!!」 「いやぎゃあああああ!!!!??!!」 ゆっくりの悲鳴とは思えない声が土管の中に響いた。 「う~ん、それなりーなんだよー!」 「いやなに・・・!いやなのにかんじちゃうー!!」 「「すっきりー!!」」 果てるらんの額に茎が生えた。ぶちぶち 「むしゃむしゃ、それなりなんだねー」 「な、なにしてるんだ!!」 「なにって、ごみをしょぶんしてるだけなんだよ。それくらいわかれよー」 「おちびちゃんはごみじ 「うるさいんだよー!」ぎゃう」 捕まえていたらんを配下ちぇん達の方に投げ付けた。 「そいつはもういらないからおまえたちのすきにしていいよー」 「「「「「「「「「「わかるよー!!」」」」」」」」」」 意識が戻ったらんが見たものは、ぺにぺにを起たせている配下ちぇん達であった。 「い、いやだ・・・くるな・・・」 後退りするらんに滲み寄るちぇん達。その目には明らかにすっきりの事しか写っていなかった。 「「「「「「「「「「ひゃっはー!すっきりーだよー!!!!」」」」」」」」」」 「やめろーー!!」 結局らんは配下ちぇんたちの欲のはけ口となった。何度も茎を生やし、その度に食われた。 おちびちゃんを食われた悲しみに泣くことすら出来ず、すっきりをし続けるのであった。 次第に生えた茎には実が実らなくなった。これはもうらんは子を産めないことを意味する。 しかし、それに気付いたとしてももう意味の無い事であった。 犯され続けて2日が経った。らんはある異変に気付いた。 (なんだ・・・からだが・・・かゆい?) 次第に強くなる痒みに戸惑い出したその時であった。 カラン!カンコンコン・・・シュウー 「「「「「「「「「「「わからないよー!!?」」」」」」」」」」 突然中に入って来た缶から出る煙に土管の中にいたゆっくりは慌てだす。 「みんなおちついてねー!いそいでここからでるんだよー!」 「「「「「「「「「「「ゆっくりりかいしたよー!」」」」」」」」」」 らんを犯すのを止め、ドスちぇんを先頭に急いで土管の外へと急ぐ。そして 「ふぅ~これでゆっく「 駆除依頼対象発見っと!」ゆぎゃあああ!!!??」 出られた矢先、ドスちぇんは人間によって蹴り飛ばされた。 「にゃかご!?」 「「「「「「「「「「ド、、ドスー!!!?」」」」」」」」」」 ドスちぇんが地面に激突してやっと配下のちぇん達は気付いた。 「うー!ちょこがいっぱいだど!」 「うー!おおきいのもいるー!」 「「「「「「「「「「どうじでれみりゃとふらんがいるのー!?わからなすぎるよー!!」」」」」」」」」」 ドスちぇんを蹴り飛ばした人間の辺りを飛び回る捕食種のれみりゅとふらん。 「まあ、待て。あのでかいのは唯醜く太っただけの奴だから味が悪い。腹壊すからあのデブだけは食べない方がいいよ。」 「「うーわかった!」」 ニコニコと従うれみりゃとふらんを見て配下のちぇん達は段々恐ろしくなってきた。 「にゃがー!よぐもやっでぐれだなー!!」 蹴り飛ばされたドスちぇんが起き上がった。ドスが復活したと知り、ちぇん達に希望の光が見えた。 「お、もう起き上がって来れたか」 「ふるざい!ひきょうなぐずどれいはどすがじきじきにせいさいしてやるー!!!」 「やっちゃえー!どすー!!」 「どすがほんきになればしゅんさつなんだよー!」 「ひきょうなどれいはもうおわりなんたねー!」 ドスちぇんが勝つのを疑わない配下のちぇん達はエールを送る。 しかし、人間は・・・ 「もう消毒缶は投げてあるけど、まだ美味しくないからお兄さんが今からもっと甘くするからなれみりゃ、ふらん」 「うーお兄さんのおりょうりがたべられるだどー!」 「うーたのしみー!」 ドスちぇんを無視してれみりゃとふらんと楽しく会話している 「むしするなよー!!せいさいして「いい加減うっとーしい!」 ニャゴ!!?」 せいさいすると言って一向にかかってこないので男はドスちぇんに再び蹴りを入れた。エールがピタリと止まった。 「そもそも、」ドゴ 「にゃば !!?」 「ドスとか言ってるけど」ドカ「 にゃぴ!?」 「 唯醜く太ってるだけなのに」 バキ「にゃぶ!?」 「 調子に」 ドカ「にゃべ!?」 「乗ってんじゃねぇ!!」バキ!「にゃぼ!?!?」 三分も経たない内にドスちぇんの顔は醜くボコボコに凹んだ。 「わが・・・らな・・・」 「なお、正直に言えよ。自分は唯デブなだけだ、ドスなんて嘘だってな」 「ちぇ・・・はド、「あー時間の無駄だから潰すかな 」 ぢぇんはドスじゃないです!!ただごばんざんをだべずぎでぶどっでいるだげでず・・・!!」 己の命欲しさに呆気なく自白するドス、いや、デブちぇん。その告白を聞いた配下のちぇん達は絶望から怒りが込み上げて来た。 「じじ「あん!?」ひっ・・・!おにいさんはなんなの・・・?」 「俺は役所の職員だよ。最近この辺りでゆっくりの気味の悪い声がするって連絡を受けたから駆除しに来たんだ。りきゃいできりゅ?」 「あ・・・ああ・・・!くじょ・・・いや・・・たすけて・・・!!」 「うん、無理に決まってるでしょう。そんな事も分からないの?馬鹿だね、死ねだね。死ぬけどね」 「そ・・・「もう少し痛めつけておこう」にぎゃあああああああ!!!!!!????」 2・3分ほどデブちぇんを蹴り続けた。 最初は騙していたことに怒っていた配下ちぇん達であったが、騙されていたとはいえ強かったデブちぇんが無残な姿になっていくのを見ておそろしーしーをしている。 職員はふーと汗を拭い、パチンと指を鳴らした。 「待たせたね、れみりゃにふらん。さあ、お食べ♪」 「「うー♪うー♪」」 男の合図を待ってましたと言わんばかりに配下ちぇん達に食いかかった。 「「「「「「「「「「にゃがー!!?わがらないよー!!!??」」」」」」」」」 先ずは逃走をさせないために一口食いちぎる。後は一匹一匹味わって食べる。 れみりゃとふらんは幸せな顔を浮かべている一方で配下のちぇん達は地獄の光景を見てガクガクと震えている。 「さてと。あーあーこんなに汚しやがって・・・」 ちぇん達が縄張りにしていた土管をみるとかなり汚れているの確認した職員は清掃業者に連絡した。離れようとした時、動く何かを発見した。 「ちぇん・・・」 「らん種か、待ってろ」 持っていたオレンジジュースを弱っているらんにかけた。 「うん?なんだ、捨てられゆっくりか・・・」 よく見ると帽子にはバッチをむしり取られた跡がある。 「なら、仕事が楽で済むからいいか・・・あ!」 職員はある症状に気付いた。ぼーとしているらんの頭を掴み問いただした。 「おい、どうしてこうなったか話せ」 「らんは・・・」 らんは涙を流しながら男にこれまでの事を話した。 「せっかくひどいおにいさんからにげだしたのにこんなのあんまりだよ・・・」 ゆっくり出来ない飼い主から解放され、愛したちぇんと幸せに暮らす筈たった。 だが、愛したちぇんは永遠にゆっくりしてしまった。涙が止まらない。 すると職員はらんの頭にそっと手を置いた。慰めてくれると思いらんは顔を上げた。 「自業自得だ、大馬鹿が。悲劇のヒロインぶるなよ、気持ち悪い・・・!!」 らんは思考が停止した。30秒程して 「どうじでぞんなごどいうの゛!?らんはがわいぞうなんだよ!!?」 「・・・あの子達が食事終わるまで暇だから説明してやる。」 「いいか、野良とすっきりしちゃいけない理由は二つある。」 職員は右手の人差し指を立てた 「一つはそこに愛は決して無いからだ。」 「そ、そんなことあるか!!らんとちぇんはほんとうにあいしあって・・・!!!!」 「それはにんしんの仕方によって証明が出来る。お前、植物型にんっしんっだったんだろう?」 「そうだ!」 「なら可笑しいな。本当に愛し合っているのなら胎児型にんっしんっのはずなんだがな」 「・・・え?」 そう、胎児型にんっしんっはお互いを想い合っているからこそ出来るにんっしんっであると言っていい。 大概は飼いゆっくり、野生やっくりはこのにんっしんっをする。植物型にんしんは愛し合ってる夫婦同士ならあまりならないにんっしんっである。 れいぱーやゲスゆっくりと無理矢理すっきりした場合は殆どが植物型にんっしんっになる。 理由は片方は快楽しか求めていないからだ。また、番が拒否しているのを押し切って行われた場合も植物型にんっしんっとなる。 今回のらんの最愛ちぇんはある事が追加される。 飼いゆっくりになるという欲望だ。これはちぇんだけでなく飼いゆっくりをにんっしんっさせたゆっくりが全て持っている。 「つまり、お前のちぇんが本当に愛していていたのはお前じゃなくって飼いゆっくりとしての地位ってことだよ」 「う、うそだ・・・そんなはず・・・」 必死で否定し続けるらんを無視し次に理由を語り出す。 「二つ目、これが一番の理由だ。取り返しのつかない病になってしまうからだ」 野良ゆっくりははっきり言って汚い(野生ゆっくりは住んでいる地域にもよるが野良ほど汚くはない。) 野良は全てではないがばい菌の巣窟とも言える。そんな野良が触れただけで飼いゆっくりは病気になる。 すっきりは密着させるだけでなく、汚れた精子餡を体内に注ぎ込むことになる。 つまり、野良とのすっきりは確実に病気になる行為と言える。 皮病(人間でいう皮膚病)はその部分を焼くか削るかすれば解決する。だが、体内の病気は簡単にはいかない 「まあ、見た方が早いか」 職員はちぇん達のガラクタ置き場にあった手鏡をらんに向けた 「・・・え?」 らんは止まった。鏡に写っているのはお飾りのおかげで自分であることを理解出来る。そこに写っていたのは化け物だった。 肌はどろどろしていて髪の毛はぽろぽろと抜け落ち、狐耳も溶けている。さらにらん種の特徴である九本の尻尾も殆どが失くなっていた。 らんの後にしっぽだったものが散らばっている。 「これが野良とすっきりしちまった代償だよ」 「う、う、うわああああああああああ!!!!!????」 何故、らんがこうなってしまったのか。それは野良ゆっくりとすっきりした際、らんの体内に侵入した菌による『腐敗』である。 この辺りは『都会』に分類される地域で都会の野良はかなり汚い。その為、ゆっくりにとってはかなり深刻なばい菌を持っている場合がある。 そのばい菌がらんの容姿を変貌させた。 病名は『くっさりー病』というものでその名の通り腐る病気だ。 皮膚は勿論、髪や種の特長(尻尾や耳)、ともかくありとあらゆるものが腐る。 身体の機能も失うが、不思議な事に思考だけが無事という状態に陥ってしまう。 さらにこの病気は早め(24時間以内)に薬を投与しなけば手を遅れになる。 もっともこの病気は必ずしも発病する訳ではない。なる可能性としても20~30%位だ。 だが、らんはデブちぇん一同から集団レイプされてから24時間は越えている上何度も精子餡を注がれ続けた。 しかも、ここのちぇん達はかなり汚れていたため衛生的にも最悪。発病しても仕方がなかった。 結果は見事に感染し、見るに耐えない姿になってしまった。 「そ・・んな・・・!?」 歯が溶けてきた。口も溶けてしまいもう喋れなくなった。 「お、口も機能しなくなたか。都合がいいや」 そういって男は鞄から役所のポリ袋を取り出した。 「町と公園の衛生の為に片付けるか」 辛うじて生きているデブちぇんをポリ袋に入れた。 「しかし、お前も馬鹿だね。大切にしてくれる飼い主に噛み付くなんて」 「!・・・!!」 「病院に行こうって言ったんだろう?なら、飼い主は病気の危険性を知ってたんだな」 「・・・?」 「愛するちぇんてのをフルボコにしたのもお前が大事だったからだろうよ。」 「・・・?・・・」 「さっきも飼いゆっくりと野良ゆっくりの間には愛が無いって言ったよな。それは野良は飼いゆっくりになる事しか頭に無いんだよ。」 「ー!!・・・!」 「捨てられて此処に来た時、愛するちぇんに励まされたか?らんしゃまはちぇんがまもるよーとか言われたか?」 「・・・・」 らんは止まった。そんな言葉一言も言われてない。それどころか・・・ 「それどころか、能無しやら役立たずは死ねとか言われなかったか?」 「!!」 そう、死ぬ間際の最後の言葉は『かいゆっくりにできなかったやくたたずのらんはしね』だった。 らんはその言葉が幻にしようとした。だが、出来ない。思い出してしまった。言葉だけでなく、ちぇんが向けた視線。 本当に愛しているのなら決して向けることの無い憎悪の視線。 頭の良いらんは理解してしまった。愛するちぇんが本当に愛したのは飼いゆっくりの地位だという事に・・・らんはそれに近づく為の道具にしか過ぎなかった事に・・・ 「うーお兄さん、たべおわったどー」 「うーもうおなか一杯ー」 れみりゃとふらんの食事が終わった。ご機嫌に飛ぶ二匹。 因みに捕食種がそういったバイ菌を持ったゆっくりを食べても何も問題ない。 「ほら、口の周りがチョコだらけだよ」 二匹の口周りについたチョコを布で綺麗に拭き取る男。 「「うーうーさっぱりー!」」 綺麗にしてもらえて喜ぶ二匹 「仕事手伝ってくれてありがとな」 手伝ってくれた二匹の頭を撫でる。その表情はデブちぇんを蹴り続けた時には見せなかった表情であった。 その光景をまだ無事な目でらんは見続ける。同じことをお兄さんにして貰った事がある。 お兄さんが出してくれたご飯があまりにも美味しくて夢中で食べていたら口の周りが汚れていると笑い優しく拭いてくれた。 掃除をしたらお兄さんに物凄く褒められ頭を撫でられた。 らんはふるふると震え出した。涙が流れそうになったその時 グジュリ 両目が腐れ落ちた。突然の暗闇に叫ぼうとしたが既に口と喉は機能していなく腐っていた。 「おっと、いい加減片さないとな」 男はトングを使ってデブちぇんが入っている袋に入れた。口を強めに占め、男はれみりゃとふらんと共に仕事場である役所へ戻って行った。 病気により腐ったらんは袋に詰められてから一時間後に役所が捕まえて来た駆除依頼のゆっくりと仲良く焼却処分された。 らんは必死になってお兄さんに助けを求めた。謝った。だが、もう遅すぎる。優しい飼い主によりもどす汚いちぇんの偽りの愛を選んだのだ。 ゆっくりの神がいたとしてもらんを助けるはずが無い。 明らかな自業自得なのだから・・・。 燃え尽きるまでらんはお兄さん助けを求め続けた。そして、謝り続けるのであった。 一方、らんが燃えているとも知らないお兄さんの側には銀バッチのちぇんと赤らんがいた。 このちぇんはらんのお婿さんとしてお兄さんが準備していたのだ。だが、会わせる前にらんの裏切りによって無駄になってしまった。 そして、この赤らんは紛れも無くらんの子供であった。 悲しみにくれていたお兄さんの目に止まったのは折った実ゆっくりの付いた茎であった。3つ実っており、先端がらん種で残りはちぇん種だった。 近くにあったオレンジジュースに茎を応急処置で入れた。実らんの表情は良くならない。 急いで100%オレンジジュースを取りに行こうとすると二つの実ちぇんが目に止まった。 実らんが苦しんでいるのに実ちぇんは大丈夫そうな表情をしていた。そして、元凶であるちぇんの面影も感じた。 ・・・気付いた時には二つの実ちぇんを握り潰していた。余計なところに行かなくて良かった栄養は全て実らんに流れた。 豊富な栄養が行き届いたためか実ったその日に赤らんは生まれた。お兄さんは赤らんを飼うことにした。 お婿さんとして用意したちぇんを親代わりにすることにした。赤らんはちぇんに懐いたので問題はなかった。 赤らんを育てるのを決めたのはらんを追い出した後ろめたさだったのかもしれない。 (・・・らん。せめてお前が選んだ相手と幸せなゆん生を送れることを願っているよ) 窓を見ていたお兄さんがカーテンを閉めた時、らんは決して逃げることのできない炎に焼かれて死んだ。 らんは本当に馬鹿である。番まで用意し、捨てたらんの安否を願う程の優しいお兄さんを裏切ったのだから・・・。 ―――――――――――――――――――――――――――― E N D ―――――――――――――――――――――――― どうも、最初の方でお伝えした通り『代償あき』と仮ですが名乗らして頂きます。 今まで希少種優遇展開を書いていましたが、今回は違う流れにしてみました。 因みに作中で出てきた『消毒缶』というのは、人間では入ることのできない所にゆっくりいるゆっくりを出て来させる為に使う道具です。 成分としては無害です。ですが、付着することで消毒効果も得られます。 主に加工所や役所の駆除課等、ゆっくりを駆除する人たちの必須アイテムでもあります。 今回は無能というか「愚かならん」を書いたつもりです。 何時か長らんがちぇんを優遇しまくった為、他のゆっくりから反感を買い壊滅を招く話も書きたいです・・・書けたらですが(汗) 今度は何時投稿できるか分かりませんがその時は宜しくお願い致します。 それでは今回はこの辺で・・・代償あき(仮)でした。 過去作品 ・1856「条件」 ・1907「嫌われた代償と招く幸福(前編)」 ・1914「嫌われた代償と招く幸福(中編)」 ・1957「嫌われた代償と招く幸福(後編)」 ・2063「家出の代償」 ・2167「愛の努力」 ・2296「脅しの代償」
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対戦型ゆっくりゲーム by 十京院 典明 対戦型ゆっくりゲームというのを買ってきた。最近流行っているらしい。 「おーい、れいむー」 俺は家飼いのれいむを部屋に呼びつけ、PCを起動する。 やがてぺたんぺたんと階段を上る音がして、れいむが俺の部屋のドアを開ける。 「ゆゆっおにーさんゆっくりしていってね!」 「あーはいはいゆっくりゆっくり。ゲーム買ってきたんだが、やるだろ?」 「げーむさん!れいむげーむさんするよ!」 このれいむには時々ゲームの相手をさせているので、ゲームパッドぐらいなら操ることができる。 ピコリーン \ゆっくりしていってね/ 「ゆゆ!ぱそこんさんのなかにもれいむがいるよ!ゆっくりしていってね!」 * * * * 俺はキャラセレ画面で固まった。 「……」 画面には10匹のゆっくりが馬鹿面を晒している。それはいいのだが、 左上から、れいむ、れいむ、れいむ、まりさ、まりさ、ありす、ちぇん、みょん、れみりゃ(胴なし)、れみりゃ(胴あり)。 「おにーさんどうしたの?」 「……れいむ三匹とまりさ二匹の見分けが付かないんだけど」 「ゆゆ!こんなのもわからないなんておにーさんはばかだね! れいむとれいむとれいむとまりさとまりさだよ!」 「仕方ない、マニュアルでも見るか」 俺はマニュアルを広げた。 = = = = マニュアル お買い上げいただきありがとうございます。 本ゲームは、従来の対戦型格闘ゲームとはびみょんに異なったシステムを採用した新感覚ゆっくりゲームです。 勝利条件は自キャラのゆっくりゲージを100%まで溜めることか相手のゆっくりゲージを-100%まで下げることです。 基本動作 A=隙の少ない、ゆっくりする行動をします。 B=隙の少ない、相手をゆっくりさせない攻撃を繰り出します。 C=効果の大きい、ゆっくりする行動をします。 D=効果の大きい、相手をゆっくりさせない攻撃を繰り出します。 ←←=バックステップです。後ろにゆっくり跳ねます。 →→=ダッシュです。前にゆっくり急ぎます。 (コマンド)=さまざまな効果を持つゆっくりむーぶを発動します。いわゆる必殺技です。 特殊なルールを紹介します。 通常種ルール 通常種のゲージは自動で微量ずつ99%まで増加します。 通常種には当たり判定が無く、各種通常技およびゆっくりむーぶ中のみ当たり判定が発生します。 従来の格闘ゲームのように相手を攻め殺すよりは、自キャラをゆっくりさせつつ、 相手をゆっくりさせない戦い方が基本です。 うーぱっく 試合中、うーぱっくが通りかかり様々なアイテムを投下することがあります。 プリンやキノコ、干し草といったゆっくりゲージ増加アイテムから玄翁、ガラス箱といった危険なブツまで種類はさまざま。 なお、ゲームの性質上ゆっくりのリアルスペックとの乖離が見られる場合があります。 あらかじめご了承ください。 キャラ紹介 およびゆっくりむーぶコマンド表 れいむ(れいむA) ゆっくりしていってね! A or C連打 ゆっくりはねるよ! ←→←B or D ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ! ↓溜め↑A or C 『ゆっくりしていってね!』は全ゆっくり中最高のゲージ溜め性能があり、とくにC版は高効率。 移動の遅いれいむ(れいむC)やれみりゃざうるすと距離が離れたなら、 『ゆっくりはねるよ!』→『ゆっくりしていってね!』でゆっくりゲージを溜め切ってしまうこともあるほど。 『ゆっくりはねるよ!』は移動技。Bは後ろ、Dは前へと移動する。れみりゃ(胴無し)から逃げるほど速くはない。 うーぱっくからのアイテム回収や、ゆっくりしていってね!の布石に。 『ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!』は、わずかながら無敵判定の存在する攻撃技。ダメージもなかなかで、ゲージ上昇有り。 攻撃重視型のみょん、れみりゃ(胴無し)などへの切り返しやカウンターを狙おう。 れいむ(れいむB) ゆっくりしていってね! A or C連打 ゆ~♪ゆ~♪ ←/↓\→A or C ゆゆ~♪ 相手の近くで↑\←↓\→B or D 歌の上手なれいむ。『ゆっくりしていってね!』はれいむAの同技に比べてゲージ上昇が少ないものの、二種類の歌技がそれを補う。 『ゆ~♪ゆ~♪』Aは低く、Cは高く飛ぶ飛び道具で、相手に当たると動きを止める。画面端に消える際にもゲージ上昇有り。 『ゆゆ~♪』はいわゆる一回転投げ。歌で相手の動きを止め、相手をゆっくりさせる(わずかに相手のゲージも上昇)とともに 自らのゲージを大幅に上昇させる大技。当たり判定のない状態の通常種をも吸い込むため、常に近接状態で立ち回り 相手をゆっくりさせないことが重要。 れいむ(れいむC) ゆっくりしていってね! A or C連打 ゆっくりうまれるよ! ↓溜め↓ おちびちゃんゆっくりしていってね! ←/↓\→B or D ゆっきゅちちていってにぇ! →←↑ B or D 植物型にんっしん中のれいむ。移動が遅く、特定のキャラには大幅不利ながらもスペックは低くない。 おちびちゃんゲージ(初期値1)の数だけ使える『ゆっくりうまれるよ!』でおちびちゃんを増やしながらゆっくりしよう。 おちびちゃん4匹以上の『ゆっくりしていってね!』には攻撃判定が付属する。 『おちびちゃんゆっくりしていってね!』は赤ゆゲージを溜める技。隙が少ないので暇を見てゲージを補充せよ。 『ゆっきゅちちていってにぇ!』は『ゆっくりしていってね!』の硬直を減少させる専用技。 攻撃判定のあるゆっくりむーぶも移動技も持たないため、攻められると脆く距離を離されても相手に一方的にゆっくりされ終了、 という危険性をも孕む(にんっしん中だけに)テクキャラ。通常技での立ち回りと間合い取りを研究しよう。 まりさ(まりさA) ゆっくりしていってね! A or C連打 むーしゃ、むーしゃ、しあわせー! →\↓/← B or D ここはまりさのゆっくりぷれいすだよ! ↓溜め↑A or C れいむと同じスタンダードタイプのゆっくり。『むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!』はうーぱっくから食べ物ゲット時にのみ 使えるゲージ大幅上昇技。移動速度が速く食べ物をゲットしやすいため、狙いどころは多い。 まりさ(まりさB) ゆっくりしていってね! A or C連打 ゆっくりしていってね! ↓\→A or C ゆっくりはねるよ! ←→←B or D まりさAよりもさらに移動速度が速いスピード特化型ゆっくり。 二種類の『ゆっくりしていってね!』を持ち、コマンド版は飛び道具。 ワギャ〇イザー、あるいはエコ〇ズAct2風の書き文字が攻撃判定を伴って飛ぶ。発生、速度にすぐれるD版は 相手のゆっくりむーぶを阻止するのに適する。 ありす ゆっくりしていってね! A or C連打 しゃんはーい →↓\A or C ほーらい ←↓/A or C 『しゃんはーい』はカチューシャから人形を生み出し前方に配置。相手を押し返す効果がある。最大8つまで配置可能。 『ほーらい』は高速で跳ねる飛び道具。6/1とらんぷる。 通常種の近くにいるとゲージの自動上昇率が高まるキャラ特性を持つ。しかし近接不得手のシューティングキャラ…… おお、つんでれつんでれ。 ちぇん わかるよー A or C連打 わからないよー 被ダメージ中に←→↓\B or D らんしゃまぁぁぁぁぁ!! ←/↓\→B or D 『わかるよー』はその場でゆっくりする、ゆっくりしていってねタイプのゲージ上昇技。 上昇率は低いものの、ゆっくりしていってねに比べ当たり判定が小さいため特定の飛び道具をかわしつつゆっくりし続けられる。 『わからないよー』は被ダメージモーションをキャンセルして高速離脱する。 『らんしゃまぁぁぁぁぁ!!』はゆっくりらんを召喚。らん存在時は通常技が変化しゲージ上昇率が上がったり性能が変化したりする。 長いコンボをことごとく封殺する『わからないよー』は伝家の宝刀。 しかしながら自身のゲージ溜め能力も高くは無いため過信は禁物。 硬直の大きい『らんしゃまぁぁぁぁぁ!!』を余裕を持って発動する位置取りが重要。 みょん ゆっくりしていってみょん! A or C連打 ちーんぽ! ↓溜め↑A or C でぃーっく! ↓溜め↑B or D 『ちーんぽ!』は黒くてたくましいもの(餡子製の刀)で相手を突き上げる攻撃判定技。ヒット時は黒くてたくましいもので さらに相手を突き上げる追加攻撃が2回まで出せる。 『でぃーっく!』は黒くてたくましいものを振り回す攻撃判定技。当たり判定も大きいので被カウンター注意。 通常技も主に、黒くてたくましいもので行う。 れみりゃ(胴無し) うーうー! A or C連打 たーべちゃーうぞー! 相手の近くで↑\←↓\→A or C ぐんぐにる ↓\→B or D 『たーべちゃーうぞー!』は相手ゆっくりゲージの80%を消し去る大ダメージ技で、当たり判定のない 状態の通常種も捕まえられるが、間合いが狭く発生も遅い。確定状況を作れるかどうかが勝負の分かれ目。 『ぐんぐにる』は槍状の飛び道具。 通常技も弾幕攻撃なので、なぶり殺しと一撃必殺の二段構えで相手をゆっくりさせないよう飛び回れ。 れみりゃ(胴有り) うー! A or C連打 うっうー! ↓\→A or C うあうあ♪ ←→←B or D れみりあうー☆ ←/↓\→A or C たーべちゃーうどー! 相手の近くで↑\←↓\→A or C ざうるす進化 ↓溜め↓ 捕食種ながら、こちらはゲージ上昇重視タイプのゆっくり。 『うっうー!』、『うあうあ♪』、『れみりあうー☆』は連続入力可能。『うあうあ♪』と『れみりあうー☆』には 攻撃判定があり、ゲージを溜めつつ攻撃できる。 『たーべちゃーうどー!』は『たーべちゃーうぞー!』と代わり映えの無い性能だが、各種ゆっくりむーぶでゲージを溜めつつ、 100%阻止に近づいてきた相手に狙えないこともない。 『ざうるす進化』は、文字通りれみりゃざうるすになる。ざうるす時はゲージ上昇速度が飛躍的に上昇するが移動速度が激減。 対れいむCなどに。同一コマンドで元に戻ることもできる。 = = = = 「なるほどねー。 ……それにしてもれいむまりさの顔の違いがわからん……」 れいむはれいむAを、俺はれみりゃ(胴無し)を選んでゲーム開始。 「どぼじででびりゃえらぶのぉぉぉぉぉぉ!!!???」 「このお兄さん、たとえ貴様がゆっくりといえども容赦せん。 それにもともと、ペットショップ使いなもんでね」 * * * * かくしてゲームスタート。 \れでぃぃぃ……ゆっくりしていってね/ 「語呂悪!」 「ゆゆゆ!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 開幕からゆっくりしていってね連呼のれいむ。 ……ああなるほど。 ゆっくりや⑨でもプレイできるように全キャラ連打コマンド持ってるわけね。 「ってやべえ!」 予想以上にゲージの上昇が速い。慌てて弾幕攻撃をするが、すでにれいむのゲージはかなり溜まっている。 少しずつゲージを削るが、通常種ルールの当たり判定消滅とゲージ自動上昇によって開いた差はなかなか縮まらない。 「ゆっぐりじでいっでねっでいっでるでじょぉぉぉどぼじでゆっぐりじないのぉぉぉぉ!!!」 俺は一向に当たる気配のない弾幕攻撃を諦め、れみりゃ持ち前の素早い飛行でれいむに近づく。 「てめーこそ喰らって死ねぇぇぇぇぇぇ!!!『たーべちゃーうぞー!』」 「『ゆっくりはねるよ!』」 すかり。 起死回生の一発は(たぶん暴発した)移動技にかわされ―― 「っ―――!?」 \うぃなー いず れいむ/ 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 俺は、ゆっくりに負けた男となった。 * * * * 俺はこのゲームを舐めていた。それは認めよう。 俺はれいむの餌を七日分用意して、俺自身の身支度を整えた。 玄関に出た俺をれいむが呼び止める。 「ゆゆゆ!おにーさんどこいくの!?」 「旅に出る。 一週間後に、貴様との再戦を申し込む。それまでこの家には帰らん」 「どぼじでぞんなこというのぉぉぉぉ!!??おにーさんならとくべつにゆっくりしていっていいよぉぉぉ!?」 「もともと俺の家なんだが。 まあそれはいい。PCは置いていくから、せいぜい腕を……腕はないか。 せいぜいあんよを磨いておけ」 「いやだよ!!おにーざんといっじょにいだいよぉぉぉぉ!!!」 「俺も一週間後にもっと強くなって帰って来る。その時まで首を……首はないか。 あんよを洗って待っていろ」 「ゆゆぅぅぅーーーん!!」 * * * * それから、格ゲー仲間の友人に電話をかけ、メシを作ってやるかわりに一週間の格ゲー強化合宿を取り付けた。 言うまでもないが、飼いれいむに対戦で負けた話をしたらたっぷり三十分ほど笑われた。 こうして、友人との対戦に明け暮れる日々が幕を開けた。 「これぶっちゃけ、無しれみ弱いぞ……詰んでるマッチアップが多すぎる」 友人の指摘はもっともだった。 当初は気にも留めていなかった通常種ルールが、実は馬鹿にならない強さで設定されている。 あの日の初プレイでれいむが見せた、れいむAの高火力な開幕『ゆっくりしていってね!』が ゲームエンドに直結するほどにだ。一度奪われたリードはそうそう奪い返せない。 「うーむ……」 「胴れみはどうよ。俺も使ってないけど」 「そういや試してなかったな」 俺はれみりゃ(胴有り)を選び、友人はれいむA。 \れでぃぃぃ……ゆっくりしていってね/ 「語呂悪ぃ……」 「やっぱそう思うよな」 「うっうー!」 「うあうあ♪」 「れみりあうー☆」 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 開幕『ゆっくりしていってね!に対して、『うあうあ♪』の先端に発生する攻撃判定がぎりぎり届かない。 単発の『うあうあ♪』も試したが、そもそもリーチが短く届かない。 そしてやはり逃げ切られる。 「なぁ……れいむAって強キャラじゃね?」 「まごうことなき強キャラだな……むしろ厨キャラまであるな。んで捕食種弱い」 「このサークル、れみりゃになんか恨みでもあるのか……?」 「マイルド調整の結果じゃねーの……それにしてもれみりゃ弱い」 「だけどさぁ、れいむA使う気ないんだろ?お前の性格からして」 「わかってんじゃねーか」 下手の横好きといわれても、俺は勝つためにキャラ換えしたことは一度も無い。 それは誇れることなんかじゃなく、くだらないこだわりに過ぎないのだがどうしてかキャラ換えできない。 それはきっと、俺そのものと強く癒着してしまっているのだ。 たとえば、ゆっくりがゆっくりを求めずにはいられないのと同じようにそれは当たり前のことなのだ。 「……次、行こうか」 「ああ」 俺はれみりゃを選び、再び対戦を始めた―― そして、またたく間に一週間が過ぎる。 俺は友人に礼を言って、帰途に就く。 「じゃあ、行ってくるぜ」 「頑張れよ」 * * * * 「ゆゆゆ!おにーさんまってたよ!ゆっくりしていってね!」 「だから俺の家だと言うに…… まあいい、勝負だ!れいむ!」 「ゆふふ……れいむはかなりあんよをあげたよ。せいぜいゆっくりしていってね」 「あんよ……?ああ、腕を上げたって事な。 俺だってそうさ。一週間前までのみじめな俺には二度と戻らない」 れいむはれいむA、俺はれみりゃ(胴付き)を選んだ。 \れでぃぃぃ……ゆっくりしていってね/ 0.60- 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 れいむは開幕ゆっくりしていってねを放つ。単純だが効果的な戦法だ。対して俺も手を打つ。 ボワン 「ゆゆ?」 ざうるす進化だ。これにより、俺のれみりゃはれいむに負けないゲージ上昇率を得る。 友人との合宿で、れいむAの火力に対抗するべく俺が考え出した、たった一つのソリューション―― 俺達は発想を転換しなければならなかった。 相手を倒すことより、自分がゆっくりすること。 それがこのゲームシステムにおいて、もっとも効率よく勝利条件を満たす手段なのだ。 格闘ゲームの常識に捕らわれていた俺と友人が、使えない技として無意識に除外していたざうるす進化。 それこそが勝利への鍵だったのだ。 4.42- 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!……」 「うーうー!ぎゃおー!うっうー!」 Cゆっくりしていってねの連打よりも、ざうるすれみりゃと化したれみりゃの技の方がわずかにゲージ上昇率が高い。 その微細な積み重なりは、やがて目に見える値となってゲージに表れる。現在れいむ57%、れみりゃ65%だ。 5.21- 「ゆゆっれみりゃはゆっくりしないでね!ゆっくりするのはれいむだよ!」 ついにれいむが痺れを切らせた。 「『ゆっくりはねるよ!』」 ――予想通りだ。 「『うーうー!もとにもどるどぉ~』」 ボワン こちらへ素早く跳ねてくるれいむのモーションに辛うじて反応し、れみりゃを通常形態へと戻すことに成功する。 ジャンプからのぼでぃぷれすをガードし、続く通常技を頭を抱えてやり過ごす。 「ぷんぷん!もうおこったよ! 『ここはれいむの……」 微妙な状況だ。 ――発生前に潰せるか(↓Aでカウンターを狙える) ――ガード(削られる/ゲージ2%減) ――喰らえば仕切り直し(ゲージ増減れいむ+7%れみりゃ-5%/それより距離が離れるのはまずい/Cゆっくりしていってねで死ぬ) 「……ゆっくりぷれいすだよ!』」 読み違えれば ――潰せる(無理だ) 負ける。 高速で流れる思考とは裏腹に、反射的に指が動いていた。 「――っ!」 俺の親指はAボタンを外してパッドを掴み、れいむのふくれっ面攻撃をガードする。 ――まだ行ける(ゲージはまだリード/進化or↓AB踊りコンボor投げ) 7.33- れいむが小さく一歩退がった。一瞬間が空く。 「うー!うー!」 それは俺のれみりゃのボイスではない。 画面の左上部から飛来する小さな影。その位置はれみりゃよりれいむに近い―― 「うーぱっく!れいむにあまあまちょうだいね!」 その瞬間、なにもかもがスローモーションに見えた。 俺は指を滑らせ←Cを繰り出す。 ←Cは攻撃判定は無く、前方に踏み出しながらゲージを溜める踊り技だ。 もしもれいむが攻撃を繰り出したらカウンターとなってしまう。 しかし俺には確信があった。 ――次に貴様は『ゆっくりはねるよ』と言う れいむは一生懸命にあんよで十字キーを操作している。 間違いない。れいむにとっては複雑な技コマンドを出すために、常時よりも丁寧にあんよを動かしている。 「『ゆっくり……」 ――逃がさん(投げ)(投げ)(投げ) すでに←Cの硬直を利用しコマンドは完成している。 「……はねるよ!』」 ――ここからなら ←Cで踏み出したこの位置からなら、ぎりぎり届く。 しゅばっ 「うー!」 れみりゃの手が伸びて、今まさに後方へと移動しようとしたれいむを捉える。 「ゆゆぅぅぅぅぅーーー!!??」 「つかまえたどぉ~。『たーべちゃーうどぉー!』」 画面がブラックアウトし、れいむの絶叫が響き渡った。 * * * * \うぃなー いず れみりゃー/ 「うっうー!」 「ゆゆん……さすがはおにーさんだよ!」 「いやーれいむこそなかなかだったぞ。レバガチャかと思ったら意外にコマンド正確だったしな」 だからこそキャラ差を読みでカバーすることができたわけでもあるのだが。 「もういっかい!もういっかいだよ!」 「よーし、やろうか」 俺は快く承諾する。 「さぁーて、”リベンジも果たしたことだし”俺もれいむA使っちゃおうかな~」 俺は勝つためにキャラ換えはしないが、その他の理由でキャラ換えすることは結構あるのだ。 「ゆゆっ!まけないよ!れいむがいちばんうまくれいむをつかえるんだよ!」 「俺だって負けないぞー。何せ、六日間もゆっくり練習してきたからな」 俺はこの時のために練習してきたれいむAで、れいむを完膚なきまでに叩きのめした。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりはねる(キャンセル)ぷくー! ゆっくりしていってね!ぷくー!ここはれいむのゆっくりぷれ(キャンセル)ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!ゆっくりしていっ(キャンセル)ばかなの?ゆっくりしていってね!ばかなの?しぬの? ゆっくりしていってね!ばかなの?ばかなの?ばかなの?しぬの?ゆっくりしていってね!」 「ゆあああああああ!!!!!おにーざんばっがりずるいよ゛ぉぉぉぉぉぉぉ!!!! でいぶもゆっぐじじだい゛よ゛ぉぉぉぉぉぉ!!!」 俺は軽快にコンボを継続し、れいむを空中に浮かせ続けながら言ってやった。 「おそらをとんでるみたいだろ?れいむ、ゆっくりしていってね!」 「ゆぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!!!!!!」 END ■ □ ■ □ ちなみにこの二ヶ月後、れいむA、れいむC、ちぇん、みょんに10割コンボが発見され―― 世界は、核の炎に包まれた。
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PL名:ボム 【使用キャラクター】 |[[フィアリス 混沌戦記/フィアリス]] 【PL管理経験点&お金計算】 ■:取得経験点 |セッション名|:|経験点|:|お金|:|対象PC| |初期配布|:|1300|:|60000|:|| |☆合計|:|1300|:|60000|:|総合| ■:使用経験点 |PC名|:|総合|:|CL上昇|:|クラス変更|:|フェイト| |フィアリス|:|30|:|30|:|0|:|0| ||:|0|:|0|:|0|:|0| |☆合計|:|30|:|30|:|0|:|0| ★:差分:30/1300点 12000/60000G 【キャンペーン方針アンケート】 設問1.自キャラ妊娠:5:早くにんっしんっさせる作業に、自分もさせたいなぁ 設問2.獣姦/モンスター姦:5:大丈夫でオッケーな方向 設問3.モンスターのハーフ受胎:5:【がんがん逝こうぜ】 設問4.強制属性変更(性別/年齢、その他):3:老人は…ないと思うけどアウト。性別はおk 設問5.堕落/邪悪化:3:ロストしないなら良いような気がする 設問6.苦手シチュ列挙:スカ(小)、老人系、ガチムチ系(ネタの範囲ならおk) 設問7.禁止シチュ列挙:猟奇系、スカ(大) 設問8.希望シチュ列挙:妊娠させたりしたりしたいです 公式キャラもって言ったら欲張りかなぁ