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PL名:ボム 【使用キャラクター】 |[[フィアリス 混沌戦記/フィアリス]] 【PL管理経験点&お金計算】 ■:取得経験点 |セッション名|:|経験点|:|お金|:|対象PC| |初期配布|:|1300|:|60000|:|| |☆合計|:|1300|:|60000|:|総合| ■:使用経験点 |PC名|:|総合|:|CL上昇|:|クラス変更|:|フェイト| |フィアリス|:|30|:|30|:|0|:|0| ||:|0|:|0|:|0|:|0| |☆合計|:|30|:|30|:|0|:|0| ★:差分:30/1300点 12000/60000G 【キャンペーン方針アンケート】 設問1.自キャラ妊娠:5:早くにんっしんっさせる作業に、自分もさせたいなぁ 設問2.獣姦/モンスター姦:5:大丈夫でオッケーな方向 設問3.モンスターのハーフ受胎:5:【がんがん逝こうぜ】 設問4.強制属性変更(性別/年齢、その他):3:老人は…ないと思うけどアウト。性別はおk 設問5.堕落/邪悪化:3:ロストしないなら良いような気がする 設問6.苦手シチュ列挙:スカ(小)、老人系、ガチムチ系(ネタの範囲ならおk) 設問7.禁止シチュ列挙:猟奇系、スカ(大) 設問8.希望シチュ列挙:妊娠させたりしたりしたいです 公式キャラもって言ったら欲張りかなぁ
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・このSSには虐待されるゆっくりと、そうでないゆっくりが出ます ・作者に都合の良い独自設定があります ・これを書いたのはHENTAIあきです!今回はあまりHENTAIはありませんが注意してください! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! いつものように畑で土仕事をしていると、何やら地面が揺れていることに気づいた。 地震かと思ったが一定のリズムで揺れているから地震ではないだろう。 となればこの揺れの理由はおそらくあれだろう。 「にんげんさんこんにちわ!ゆっくりしていってね!!!」 やはり予想どうり揺れの正体はドスであった。 ほがらかにいつもどうりの挨拶をするドスを、俺はうんざりとした気分で見上げる。 大抵冬の越冬前になれば何度か来るが、こんな時期に来るとはいえどうせ要求はいつもどうりあれだろう。 「それで何の用だ?協定を結んで飯くれって言っても何もやらんぞ。」 「ちがうよ!きょうていじゃなくてドスはにんげんさんととりひきをしたいんだよ!」 取引と言ってもほとんど協定と変わらないものだ。 去年来たドスも取引と言って群れのゆっくりを見てゆっくりしたから食糧寄こせと言ってきたからな。 一応話だけは聞いてやるか。 「それで、一体どんな取引をしたいんだ?」 「ゆ!それはね、ドスがにんげんさんのおてつだいをするかわりにごはんさんがほしいんだよ!」 結構まともそうな内容だな。 普通のゆっくりなら即座に拒否するが、ドスであれば話が別だ。 仕事をやめてのんびりと畑仕事をしている俺には農機なんて物は買っていないから結構苦労している。 ドスであれば土を耕すことも、口に含んでやれば出来るだろう。 「ちなみにどれぐらいの飯がいるんだ?」 「ドスがたべるだけでいいよ!ドスはそんなにむーしゃむーしゃしなくてもいいから、そんなにたくさんでなくていいよ!」 ドスの癖に群れを作ってないとはまた珍しい。 ドスであればゆっくりをゆっくりさせることを使命としており、ほとんどが群れの長となっているのに。 それがドスが一匹で暮らしているとは。 「ちょっと持ってろよ、家からゆっくりフード持ってくるから足りるかどうか見てくれ。」 「ゆっくりまってるよ!!!」 大きな声でそう言うと、ドスはのんびりとゆっくりし始めた。 ゆっくりなのだからそうなんだが、ドスは群れの為にゆっくりしないで働くことがほとんどだ。 少し関心を持ったが、家へ戻って退職した時に貰ったゆっくりフードを段ボールから取り出す。 どれぐらい食べるか分からないので、とりあえず持てるだけ持っていくか。 「持ってきたぞ、それでどれぐらいで足りそうだ?」 とりあえずドスの前でゆっくりフードを一箱だけ開けて中身を地面に出してやる。 「ゆゆ!こんなにくれるの!」 こんなにって・・・、そんなに量があるわけじゃないんだが。 コーンフレーク一箱と変わらない量であるにも関わらず、ドスのやつは目を輝かせてよだれを出している。 「んじゃこれだけやるから仕事を手伝ってもらうぞ、とりあえずあっちの畑の土を口に含んで吐き出すこと繰り返せばいいから。」 「ゆっくりわかったよ!!!」 そう言って重たい体を跳ねさせて俺が指さした畑へと移動していくドス。 文句も言わずに仕事をするドスを確認して、俺もまた土いじりを再開した。 あの日ドスが来てからだいぶ経つが、俺は少々ドスに対して疑問が出てきた。 ドスは図体はでかいがそこまで食事をする必要がないにも関わらずに、わざわざ人間の前まで来て食事を得ようとしたのか。 作業の間で俺が昼飯を食ってる間も、ドスは日向ぼっこをしてゆっくりしているだけだ。 一度ドスに聞いてみたがあいつはこう言って誤魔化す。 「ドスもおいしいごはんさんがたべたいときがあるんだよ!なにもかくしてないからね!」 どうみても何か隠してます、本当にありがとうございました。 さすがにここまで隠されると気になってしまうのが人のサガである。 いつものようにドスにゆっくりフードを渡し、山へと帰っていく後をこっそりとつけることにしたのだ。 「うあーまんまーかえってきたー。」 「しねーしねー。」 「おちびちゃんただいま!きょうもいいこにおるすばんしてたね!」 ドスを持っていたのは胴付きのれみりゃとふらんであった。 ゆっくりの捕食種とゆっくりの守るドスが仲良く体をすーりすーりしてる場面に、ゆっくりに慣れている俺でも驚かされた。 「それじゃあおちびちゃん、おなかもすいてるだろうからたくさんたべていいよ!」 「「うー!うー!」」 れみりゃとふらんがドスの体に噛みつき中身である餡子を美味そうに吸っていく。 辛そうであるが、ドスの顔はまさにしあわせー!という表情だ。 たっぷりと食事をして満足した二匹が離れてから、俺はドスの前に姿を現す。 「ゆゆ!にんげんさん!?どうしてここにいるの!?」 「悪いと思ったが気になってな・・・。」 「おねがいじまず!ドズはどうなっでもいいがらおちびちゃんだけは!」 いきなり地面に顔を擦りつけて俺に土下座をするドスを落ち着かせて、詳しく話を聞くことにした。 どうやらこのれみりゃとふらん、足りないゆっくりらしく親から捨てられたらしい。 偶々泣いていた二匹をこのドスが発見して、自分のおちびちゃんとして育てているということ。 胴付きになって餡子を吸わせるのが大変になり、栄養のある人間の食事を貰いに来て俺と出会ったということらしい。 「でもよ、何でわざわざれみりゃとふらんをゆっくりさせてるんだ?普通のゆっくりを集めて群れを作ってもいいだろ?」 「おちびちゃんたちはすてられてゆっくりできてなかったんだよ!どんなゆっくりでもゆっくりさせるのがゆっくりできるドスなんだよ!」 どうやら以前悩んでいる時に旅をしていたぱちゅりーに教わったらしく俺に熱く熱弁してくる。 まあゲスが集まって自滅していくドスに比べればこいつは賢い生き方をしているのだろう。 人間を始めてみて興味津津であるれみりゃとふらんと遊んでやり、暗くなったので俺はまた家へと帰って行った。 「おいドス、これあいつらの土産に持って帰ってくれ。」 「あまあまさん!おにいさんありがとうね!」 あれ以来俺はドスの報酬として、クッキーやらチョコレートを渡すようになった。 もちろん無駄に舌が肥えない様に、少し苦めのビターチョコやあまり甘くないように作られたゆっくり用のクッキーだ。 休みの日にはれみりゃとふらんを連れて遊びに来るようになり、お互いに良好な関係が続いていった。 「ゆわああああああああああああああああああ!たくさんおやさいさんがあるよ!」 「すごくとかいはなゆっくりプレイスだわ!ドスったらとかいはね!」 「はやくむーしゃむーしゃしたいんだぜ!」 やかましい声が聞こえてきたと思ったら、やっぱりゆっくり共か。 さっそく潰そうとするが、そこには俺が知っているドスが暗い表情でゆっくりに囲まれていた。 「おいドス、お前そんな馬鹿に囲まれて何やってるんだ?さっさと今日も仕事するぞ。」 「れいむたちはばかじゃないよ!ドスになれなれしいにんげんだね!」 「だめだよれいむ、おにいさんにそんなこといっちゃ!」 「どぼぢでそんなこというのおおおおおおおおおおおおおお!ドスはれいむたちのドスでしょうおおおおおおおおおおおおおおおお!」 馬鹿をたしなめるドスだったが、無駄に煩い声で反論されて何も言えなくなってしまう。 ニヤニヤと気持ち悪い顔で俺を見ている馬鹿共が、好き勝手なことを言い始めた。 「ゆぷぷ!ばかそうなにんげんなんだぜ!こんなにんげんはドスじゃなくてもかんたんにやっつけられそうなんだぜ!」 「こんなにたくさんのおやさいさんをひとりじめにするなんて、いなかもののにんげんだわ!」 「しろうと!どうてい!おなにーましーん!」 よし殺す、特にみょんは俺のピュアな体を馬鹿にしたことを後悔させてやる。 昔取った杵柄もあり、スマートに駆除を始めようとするとドスが俺の前に立ちはだかった。 「おにいさん!おねがいだからおやさいさんをちょうだいね!くれないとドスはおにいさんにけがさせちゃうよ!」 涙目で言われても迫力はないが、ドスは震えながらも俺に威嚇のぷくーをしてきた。 こいつがそんなことまでしようとするとは、どうやら何か弱みでも握られたか。 俺はドスに近づいて他のゆっくりには聞こえない様に小声でドスと会話をする。 「おい、もしかしてれみりゃとふらんを人質にでもされたか?」 「ゆゆ!どうしてわかったの!?」 「大きな声で喋るな。いいか、俺の言うとうりにしろよ。」 ぼそぼそとドスと話しながら、俺はドスにある作戦を伝える。 ドスはゆっくりに顔を向けると、全員に聞こえるように大きな声で宣言する。 「みんな!おにいさんはおやさいさんをぜんぶくれるっていってるよ!」 「「「「ゆわーい!!!!!!!!」」」」 「でもおやさいさんはたくさんあるから、ドスがぜんぶはこんであげるよ!みんなはさきにかえっててね!」 文句を言いだすやつもいたが、ドスが必死に説得してなんとか帰ることを了承したようである。 ドスと二人っきりになると、俺はドスに詳しい話を聞くことにした。 「なるほどな、仕事から帰ったらあいつらがれみりゃとふらんで遊んでたと。」 「ドスはやめてねっていったのに!おやさいさんをたべさせてくれればかえしてくれるって!」 鳴きながら悲しそうな声でそう言いながら、ドスは涙を滝のように流している。 あんなやつらのせいでせっかく便利なドスを失うわけにもいかない。 「よしドス、プランBでいくぞ。」 「ゆ?ぷらんびーてなに?」 「あ?ねぇよ!んなもん!」 一度言ってみたかったんだよな、ドスは驚いてしまってるがちゃんと説明することにした。 別に難しいことではない、ドスに少し野菜を持って行かせてあの馬鹿共がれみりゃとふらんから離れた所を俺が救出するだけだ。 そしてその後は楽しい制裁タイムの始まりだ。 「でもいいの?せっかくできたおやさいさんをつかって?」 「ん?大丈夫、売れそうに無い野菜と腐りかけてるやつ持って行ってもらうから。」 こうしてドスは俺に言われたとうりにでっかい帽子に野菜を詰めて山へと向かう。 後をつけてドスが住んでいる場所へといくと、そこにはうじゃうじゃとゴミ共がいた。 「みんな!ドスがおやさいさんをもってきたよ!」 「やっとかえったんだね!れいむまちくたびれたよ!」 「ドスはおそすぎるんだぜ!まりさをおなかがすいてゆっくりできてないんだぜ!」 「はやくとかいはなおやさいさんをちょうだいね!」 あー潰してぇ・・・。 だけどまずはあいつらかられみりゃ達を助けないとな。 少し探してみると、れみりゃとふらんが枝を加えたみょんに囲まれて震えているのを発見した。 散々遊ばれたのか、体中に枝で突かれた跡があるな。 「それじゃあおやさいさんをたべようね!みょんたちもこっちにきてたべようね!」 「「「「しゅっちにっくりんんんんんんんんんんんんん!!!」」」」 何だその力の抜ける鳴き声は。 だがみょん達は我先にとドスの元へと走り始める。 ではまずは目標の救出を行おうか。 「がーつがーつ!」 「うっめ!まじうっめ!」 「このちょっときついにおいがまたとかいはね!」 「こうがん!らんそう!うまれかけ!」 見てるだけで血管が切れちまいそうになるな。 とりあえず不安がっていたれみりゃとふらんの近くまですばやく近づく。 「うあーおにさんきたー。」 「おーにおーに。」 まったく、こいつらは満足にお兄さんも言えないんだよな。 その上俺の体にはしっかりとしがみついて来る甘ったれだ。 「おいドス!お前のおちびちゃんは俺が助けてやったぞ!」 ドスにれみりゃとふらんの救出を伝える為に大きな声で呼びかける。 今まで意地汚く野菜を食っていたやつらもこちらを振り向いて驚いている。 「ゆゆ!ゆっくりできないのがにんげんにつかまってるよ!」 「ちょうどいいんだぜ!ドスににんげんといっしょにやっつけてもらうんだぜ!」 「むきゅ!ドスははやくドススパークをうつのよ!」 そう言ってドスに命令しているが、ドスは周りにゆっくりを数匹潰しながらこちらへ跳ねてくる。 あんよに餡子が付いているにも関わらず、ドスはれみりゃとふらんに泣きながらすーりすーりを繰り返す。 「ごべんねえええええええええええええええええ!いままでゆっくりさせてあげれなくてええええええええええええええ!」 感動の再会のドスを邪魔しちゃ悪いから、俺はゆっくりの始末をするか。 久しぶりだから上手くいくかな。 「なにやってるのおおおおおおおおおおおおお!さっさとドスはにんげんたちをやっつけてね!」 「ドスなのにむのうなんだぜ!しょうがないからまりさがじきじきにあいてをしてやるんだぜ!」 「まさかこのわざをまたつかうとはね・・・、すっきりんぐあーつかい、んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「ねとられ!だめお!かいしょうなし!」 ありがとうみょん、お前のおかげでどうやら初心を思い出した。 「最悪な気分だ、お前ら全員ぶっ殺す!」 近くにいたれいむを掴みあげて汚い花火をあげるように空高くへと投げ飛ばす。 「おそらをとんでるみたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 お決まりのセリフを言いきると同時に地面でまとまっていた他のゆっくりにぶつかり餡子をまき散らすれいむ。 ゆっくりにしか分からない死臭が周りにいたゆっくりに吐き気を与えたのか餡子を吐き出すやつが出始める。 そんな中で一匹のありすが俺の足へと近寄り体を擦りつける。 「んほおおおおおおおおおおおおおおお!すっきりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 ・・・何でいきなりすっきりしだすの?馬鹿なの?死ね! ぬちゃぬちゃと気持ち悪いありすを蹴り飛ばし、中身のカスタードが一面にぶちまかれ多くのゆっくりにかかった。 「どうじでおちびちゃんができでるのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「あああああああああああああああああああ!あんこさんがすわれるうううううううううううううううううううう!」 「もっちょ・・・ゆっきゅりゅしちゃかった・・・。」 すっきり中だったからか、どうやら精子餡だったらしく被ったとたんににんっしん!してやがる。 中にはそのまま中身を赤ゆに吸われて黒ずんでいくゆっくりもいたが、それでも俺は容赦しない。 「ゆ?まりさのかわいいおちびちゃんになにするんだぜ!」 「こうすんだよ。」 突然のにんっしんにも関わらずやはり子供は可愛いのかまりさは茎に手を伸ばした俺にぷくーをしてくる。 だがにんっしん中でありそれ以上は何も出来ない。 無抵抗なまりさの目の前で俺は一匹ずつ生まれることを楽しみにしている赤ゆを茎から引きちぎっていく。 「ゆぎゅ・・・くるちいよ・・・。」 「ゆっきゅりさせちぇ・・・。」 「ゆぐ!ゆげ!ゆげぇぇぇぇ・・・。」 「おちびちゃんがああああああああああああああああああああああああ!」 まだ生まれるには早すぎた赤ゆ達は苦悶の表情をして口から液状の餡子を吐いて次々と死んでいく。 動くことも出来ずに我が子の死に際をじっくりと見せられたまりさは悲痛な声で鳴き叫ぶ。 しばらくしてから笑い始めたまりさを放置して、次のゆっくりに目をつける。 「ゆ虐奥義口裂けゆっくり!」 「はかああああああああああああああああああああああああああ!」 散々虚仮にしてくれたみょんの口を横に引き裂き胴体の半分ほどまで引き裂く。 その姿は昔出てくる口裂け女のようになっており、千切れることなくギリギリで繋がっている。 ここにきて逃げ出そうとするゆっくりが出てくるが、そんな簡単に逃がせねーよ。 「どうじでにんげんがめのまえにいるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「知らなかったのか?鬼意惨からは逃げられない。」 慌てて引き返そうとしたれいむのあにゃるめがけて蹴りつけると、うんうんをまき散らしながら飛んで行った。 観念したのか命乞いしてくる一団も出てきた。 「ぱちゅたちがわるかったわ!なんでもするからたすけて!」 「何でもするのか、じゃあお前らお互い潰しあえ。」 「「「「ゆ?」」」」 俺の言葉が理解できなかったのか、ぽかんと間抜けな顔をするゆっくり達。 もう一度言おうとした時に、命乞いをしていたぱちゅりーに体当たりをするまりさが出てきた。 「まりさはいきのこるよ!ばかなぱちゅりーはまりさのためにしんでね!」 「むぎゅ!やめてしんじゃう・・・。」 ひ弱なぱちゅりーの上に乗って圧し掛かり入念に潰すまりさを見て、生き残っていたゆっくりは次々と近くにいるゆっくりと殺し合いを始める。 もちろんそれを見ているだけでなく、俺も勝って調子にのっているやつは潰していく。 「やったよ!まりさはさいごまでのこったよ!」 「おめでとうまりさ、お前は生かしといてやる。ついでに俺の家で飼いゆにしてやるよ。」 思いがけない僥倖に喜ぶまりさだが、もちろん俺はこいつをただ飼うだけではない。 こいつは生き残って後悔して死ぬことを望むまで、永遠に虐待することにしたのだ。 すべてのゆっくりを潰し終えて、俺はまりさを抱えてドスに近づきこれからのことについて話し合う。 「おいドス、これからだがお前はどうしたい?また俺の手伝いをするか、それとももっと山奥でひっそりと暮らすか?」 俺の質問にドスはゆんゆんと体を伸ばしたり、横に揺らす。 「おにいさんのおてつだいをするよ!おちびちゃんもたすけてもらったし、まだまだドスはおにいさんをゆっくりさせてないよ!」 「よし分かった、それじゃあまた明日からよろしくな。」 「ゆぷぷ!ドスはかわいそうだね!まりさはこれからかいゆになっておもうぞんぶんゆっくりするよ!」 何も分かっていないまりさを抱えて、俺はドス達に見送られて家へと帰った。 ゆっくりの集団にれみりゃとふらんを人質にされたドスは、俺の所に来るときは二匹を連れてくるようになった。 足りないゆっくりではあるが、捕食種であるので畑に侵入してくるゆっくりを捕まえてこれが中々役に立っている。 「そろそろ昼飯にするぞ!」 準備しておいた昼飯を用意し終えると、さっそくれみりゃとふらんが側に寄ってきて手作りの干しゆっくりを食べ始める。 「おちびちゃん!たべるまえにはにんげんさんにおれいをいわなくちゃだめだよ!」 ドスに注意されて慌てて俺に礼を言うが、口に物を入れており上手く言えないでいる。 水筒から水を汲んでやり、れみりゃとふらんに渡して口の中をすっきりさせてやった。 「んっぐ!おにさんありがと!」 「もっとくれー。」 れみりゃはちゃんと礼を言うが、ふらんのやつはおかわりを要求してくる。 苦笑しながらふらんに干しゆっくりを渡すと、またすごい勢いで食べていく。 「おにいさんごめんね、おちびちゃんのごはんさんまでもらって。」 「別に気にしなくていいぞ、こいつらも役に立ってるんだから。」 気にしているのかそんなことを言うドスを安心させる為に俺は本心からドスに礼を述べる。 和気あいあいと昼食を済ませると、俺はいつもの日課をする為畑の近くに刺している杭に近づいた。 「おでがい・・・ぼうごろじで・・・。」 「おいおい何言ってるんだまりさ?俺はお前を生かしてやるって約束しただろ。」 帽子はぼろぼろ、所々禿げて干からびかけているがこいつはあの日最後まで生き残ったまりさだ。 中枢餡に届かない所まで杭に差し込んでおり、動くことも出来ずにここで案山子となっている。 こいつを見て逃げ出すゆっくりもいるが、それでも畑に忍び込んでくるゆっくりはれみりゃとふらんに捕まり肥料となるのだ。 死なない様にオレンジジュースをかけて栄養を与えると、まりさは一時的にだが回復して俺にこう頼み込む。 「おでがいでず!ばでぃざがわるがっだでずからぼうごろじでぐだざい!」 「駄目駄目、お前にはまだまだ役に立ってもらうんだから。」 絶望するまりさを放置して俺はまた畑仕事を再開する。 おまけ ドスが胴付きになったよ! 「おにいさんこんにちわ!きょうもどすたちはおてつだいするよ!」 「・・・うん、お前はいつも来てるドスなんだな。」 「なにいってるのおにいさん!ドスはドスだよ!」 「そうかもしれないけど何で胴付きになってるんだよ、しかも色々とでかいし・・・。」 「おにいさんがきのうおいしいキノコさんをくれたでしょ?たべたらいつのまにかこうなってたよ!」 「まあゆっくりだしいいか、とりあえず動きやすい服と農具持ってきてやるからちょっと待ってろ。」 決して小さいわけではない男よりも頭二つ分ほどの身長になった胴付きドスまりさ。 こうなってはしょうがないと、男は家から動きやすい服と農具を持ってきてドスに貸してやった。 サイズの合わない服の為、動くとチラチラと引き締まった裸体が見え隠れしてついつい前かがみになってしまう男。 そんな男を、ドスは不思議そうに眺めるがすぐに作業を再開してそのドス級の胸を揺らせるのであった。 後書き むっちりもいいけど、引き締まった女性の腹筋をみるとすりすりしたくなるHENTAIあきです。 コメントがなくなって落ち込んでいますが、つい書きたくなってSSを書いてます。 ありす13あきさん・ぱちゅあきさん、パロってしまい申し訳ありません。 ドスが胴付きなったらきっとマクロスのメルトランディみたいになると思って書いてみました。 れみりゃとふらんの夕食はそのドス級のおっぱいからの搾乳で・・・。 個人的にはドスはこういうお人好しか純心なゆっくりだと考えてます、だから酷い目に遭うとまたきゅんきゅんします。 新しく出来た感想用掲示板に感想を書いてくれると嬉しいと思うHENTAIあきでした。 最近書いたもの anko1434 みょんな一日 anko1450 ゆっくりが泣く部屋 anko1471 春?冬? anko1491 ゆっくり院 anko1509 妬ましい anko1519 ゆっくりトラブルを解決するよ! anko1550 胴付きの謎 anko1605 胴付きパーティー anko1647 ゲスゆうか anko1663 しゃめい丸ですがもみじが最近おかしいです anko1670 ゆっくりが受け入れられた世界
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【作品名】 にんげんっていいな 【ジャンル】まんが日本昔ばなし エンディングテーマ 【先鋒】もぐら 【次鋒】びりっ子 【中堅】おしりを出した子 【副将】にんげん 【大将】くまの子 【先鋒】 【名前】もぐら 【属性】もぐら 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】もぐら並み 【次鋒】 【名前】びりっ子 【属性】子供 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】運動会でビリになるぐらいの子供並み 【長所】一等賞 【中堅】 【名前】おしりを出した子 【属性】子供 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】子供並み 【長所】一等賞 【副将】 【名前】にんげん 【属性】人間 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人女性並みか 【備考】「こどもの帰りを待ってる」ようなのでかくれんぼをしていた子供とは別の人間、おそらく母親と推測できる。 【大将】 【名前】くまの子 【属性】くまの子 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】小熊並み vol.53 174 :格無しさん [sage] :2008/02/17(日) 23 54 07 にんげんっていいな考察 ○【作品名】 鳥獣人物戯画巻 【先鋒】もぐらとウサギだとウサギの方が有利なはず 負け 【次鋒】いくらびりっ子でもウサギクラスよりは強いはず 勝ち 【中堅】ウサギサイズの矢なら射殺される前に倒せるはず 勝ち 【副将】キツネサイズの刀なら殺られる前に殺れるはず 勝ち 【大将】タバコと木の枝じゃサルとくまの差は埋められないはず 勝ち 4勝1敗 勝ち ○【作品名】 こねこのねる 【先鋒】平均的な鳥がよく解らないけど上から突かれまくって倒される 負け 【次鋒】多少大きい魚だけどまだ人間の子供の方が強いはず 勝ち 【中堅】仔猫より人間の子供の方が強い 勝ち 【副将】成人女性よりサルの方が強い? 負け 【大将】成人男性よりくまの方が強いはず 勝ち 3勝2敗 勝ち ○【作品名】 A Blue Dove for the Princess 姫君の青い鳩~オリオンポプラのこずえに伝わる物語~ 【先鋒】多分相手が鳩でも上から突かれまくって倒される 負け 【次鋒】ひばりなら迎撃し続ければそのうち勝てるはず 勝ち 【中堅】後ろから近づいて地面に叩きつけでもすれば勝てる 勝ち 【副将】同じ成人女性だけど深窓の姫よりは強い? 勝ち 【大将】カンテラ程度なら大丈夫? 勝ち 4勝1敗 勝ち △【作品名】超妹大戦シスマゲドン 【先鋒】踏んづけられて倒される 負け 【次鋒】びりっ子だしこっちの方が不利 負け 【中堅】同じ子供同士 引き分け 【副将】あっちは少女こっちは熟女 勝ち 【大将】あっちは人の子(多分)こっちはくまの子 勝ち 2勝2敗1分 引き分け ×【作品名】 少年仮面ライダー隊の歌 【先鋒】多分相手が鳩でも上から突かれまくって倒される(2回目) 負け 【次鋒】びりっ子だしこっちの方が不利(2回目) 負け 【中堅】自転車に乗ってる分相手の方が有利? 負け 【副将】自転車に乗っていても子供になら勝てるはず 勝ち 【大将】普通の人間になら勝てるはず 勝ち 2勝3敗 負け ○【作品名】 おつきさまこんばんは 【先鋒】引っ掻きにも噛付きにも対応出来ない 負け 【次鋒】びりっ子でも猫には勝てるはず 勝ち 【中堅】こちらの年齢がはっきりしないが子供同士 引き分け 【副将】おそらく母親VS母親っぽい人 スペック同じ 引き分け 【大将】相手が攻撃出来ないので攻撃し続けられる 勝ち 2勝1敗2分 勝ち (人類の壁) もう1レス続きます 175 :格無しさん [sage] :2008/02/18(月) 00 01 19 ×【作品名】 寿限無 【先鋒】踏んづけられて倒される(2回目) 負け 【次鋒】びりっ子VSガキ大将なので分が悪い 負け 【中堅】子供VS大人なので分が悪い 負け 【副将】成人女性VS成人男性なので分が悪い 負け 【大将】年食った和尚さんなら勝てる 勝ち 1勝4敗 負け ×【作品名】 テレポーテーション~恋の未確認~ 【先鋒】踏んづけられて倒される(3回目) 負け 【次鋒】辞書の分相手が有利 負け 【中堅】こちらはおそらく中学生以下と判断 負け 【副将】中学生になら勝てるはず 勝ち 【大将】普通の人間になら勝てるはず 勝ち 2勝3敗 負け 下 上 ○○○△×○(人類の壁)×× ごめんどこに入るか解らない おつきさまこんばんはと=か? 初めての考察のうえもぐらを弱く、くまの子を強く見すぎた気がするので 動物に詳しい人がいたら再考察してくれ 176 :格無しさん [sage] :2008/02/18(月) 00 23 23 乙。位置はそれだとおつきさまとライダー隊の間に割り込んで 少年仮面ライダー隊の歌>> にんげんっていいな > おつきさまこんばんは になると思う。 177 :176 [sage] :2008/02/18(月) 00 24 45 >が一つ余計だった…
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小ネタ・・・なのだろうか? 9KB いじめ 小ネタ いたづら 野良ゆ 現代 短めの何かしら(ァ 小ネタ・・・なのだろうか? ・ふと思いついてメモに書き留めておいたはいいがその後の文章が思いつかず放置されてた物の寄せ集め ・多分どっかしらで被ってそうだよな・・・被ってたらゴメンナサイ ―――ゆっくりできる? 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」 天気が良いたまの休日に公園で〇らあげ棒を食べてたら突然やって来たゆっくり一家。 れいむ、まりさ、子れいむのどこにでも居る典型的な一家だ。 俺はとりあえず無視してか〇あげ棒を急いで食べた。 もう手元には串しか残ってない。 子れいむがれいみゅのからあげさんがーだのとほざいているがそんなのは無視だ。 「ゆぅ・・・おにいさんはゆっくりできないひとなの?」 「おにいさん、ゆっくり!ゆっくり!」 「れいみゅのからあげさんかえしぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」 もう手元に食べ物はないし、少しぐらいは相手をしてやるとするか。 どうせ暇だしな。 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 何て投げやりな返事にも関わらずまりさは満足した様で・・・。 「ゆゆ~ん、おにいさんはゆっくりできるひと?」 なんて聞いて来やがった。 「ああ、俺はゆっくりを(永遠に)ゆっくりさせてやる事が出来るぞ」 俺のこんな言葉でれいむも警戒を解いたらしく・・・ 「ゆゆ~、それじゃおちびちゃんをゆっくりさせてあげてほしいよ」 何て言いやがった。 肝心の子れいむは・・・ 「しにぇー、れいみゅにょからあげしゃんをたべちゃったゲスはしにぇー!」 ポフン ポフン と俺の足に体当たりをしていた。 どう見たってゲスです、本当にry 「なあ、れいむにまりさ」 『ゆ?』 俺は確認を取る意味で2匹に訪ねた。 「本当にこいつを(永遠に)ゆっくりさせてやってもいいんだな?」 『ゆっくりおねがいするよ!』 はい、了承入りました。 俺は子れいむを持ち上げて・・・ 「おしょりゃをry」 後頭部が上になる様に持って・・・ 「どりぇいがれいみゅのあにゃりゅをみりゅときはあみゃあみゃもってきゅりゅのが あちゃりまえでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 から〇げ棒の串を・・・ 「にゃにぐじゅぐじゅしちぇ(ブスリ)っぐぇ!」 中枢餡に挿した。 子れいむは断末魔を挙げる事無く事切れた。 そのまま持ってるのも嫌だったから死体を親に返してやった。 『どぼじでおちびちゃんがしんでるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』 「さっきから言ってるだろ?俺はゆっくりを永遠にゆっくりさせてやる事が出来るって」 『そんなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!』 おっといけねぇ、うっかり()付けるのを忘れてたぜ。 ま、いいか・・・飽きたし。 「安心しろよ、お前らはバカだがゲスじゃなさそうだし見逃してやるから まーあのちっこいのは間違いなくゲスだったんだし遅かれ早かれ潰される運命だったって事で諦めな」 結局俺はゆんゆん泣いてるれいむとまりさを放って家に帰った。 翌日公園を見てみたら砂糖水の水たまりと干からびた何かが道のど真ん中にあったから 干からびた何かをゴミ箱に捨ててやった。 ―――かってください! 「にんげんざん、おねがいじまず、おぢびぢゃんだげでもがっであげでぐだざい!」 「ゆっくち! ゆっくち!」 会社帰りにちょっと目眩をおこして公園で休んでたらこんなド汚いれいむと子れいむに捕まっちゃったよ。 「どでもゆっぐりじだいいごなんでず!ぎっどにんげんざんをゆっぐりざぜであげられます!」 「ゆぅぅぅぅぅぅ・・・おにゃきゃしゅいちゃおぉ・・・」 いやいや、人間をゆっくりさせられるんなら野良なんぞやってないだろってのに・・・。 しかもガキの方はどう贔屓目に見ても飼いゆにして欲しそうな態度じゃねぇし。 「でずがらどうが、どうがおぢびぢゃんをがいゆっぐりにぃいいい!!」 「きゃわいくっちぇごめんにぇ!」 ま、しょうがないか・・・ 不覚にも目を合わせちまった俺の落ち度だし。 「分かったよ、俺がお前とおちびを〔かって〕やるよ」 「どうが、どうが・・・ゆ?」 「ゆゆ?ほんちょに?」 「ああ、本当だとも・・・」 「よかったねおちびちゃん!これでずっとゆっくりできるよ!」 「ゆわーい!ゆっくち、ゆっくち!」 俺は涙と涎としーしーまで流れっぱなしのれいむ親子の頭上に足を持って行き言ってやった。 「俺が責任を持ってお前等を・・・狩ってやるからな」 その瞬間、公園の土に餡子が付いた。 お兄さんは現場を見たオバサンに掃除をやらされて、家に帰った時には日付が代わっていたそうな・・・。 「・・・一休みする筈が何でこうなった・・・?」 ―――飼いゆ? 日曜日、あるお兄さんは愛で派の友人の所にゆっくりを見せて貰う為に友人宅へと向かった。 (ピンポーン)「おーい、来たぞー」 (ガチャ)「おー、よくきたな、まあ上がれよ」 「所で、お前の飼ってるゆっくりってどんなのだ?」 「ああ、俺が飼ってるのは普通のれいむ(銅)だよ、ほら」 そう言って友人が指挿した方には確かに銅のれいむがいた・・・。 いたんだけど・・・ 舌は抜け、もみあげは千切られ、あんよは消し炭になり、あにゃるとまむまむは綺麗に塞がっている・・・。 確かこの友人は愛で派の人間だったよな・・・? 「なあ・・・?」 「ん?どうした?」 お兄さんはれいむを見ながらいくつかの質問をした。 「何でれいむの舌が抜かれてるんだ?」 「歌うんなら人間がゆっくり出来る様に歌えって言ったのに、ガラスを釘で引っ掻いた様な歌しか歌わなかったから しかも最後のチャンスで歌わせた時にはその声でガラス割りやがったし」 「・・・何であんよが真っ黒になってるんだ?」 「つまみ食いや盗み食いを辞めようとしなかったからそれが出来ない様に」 「・・・・・・何であにゃるとまむまむが塞がってるんだ?」 「あにゃるは何度教えてもトイレの場所を覚えなかったから二度とうんうん漏らさない様に まむまむは前に野良のまりさとスッキリしやがったから二度と子供作れない様にって あ、因みにその野良まりさと、まりさとの間に出来た子供はれいむの栄養にした」 「・・・・・・・・・何でもみあげがなくなってるんだ?」 「やけに暑い日が続いたし、サッパリしたいだろうと思って・・・」 「・・・・・・・・・・・・おかざりはどうした?」 「昨日見たらスゲー汚れてたからたまには洗濯してやろうと思ってな・・・ 因みにれいむのりぼんは洗濯機の中でそのまま溶けて消えちまった」 このお兄さんが今日ここに来たのは昨日拾った (正確には生まれる瞬間を目撃して潰される前に奪った)さなえの面倒の見方を知る為だった・・・。 だったのだが・・・。 「お前ひょっとして虐待鬼意惨だったのか?」 「人聞きの悪い事言わないでくれ、俺はゆっくりを可愛がりたい人間だよ」 どう考えても参考にすらなりそうもないと、多少の雑談をしてから帰った。 因みにそのさなえは留守番をしている間に棚から床に落ちていたレトルトカレーを開けて食べてしまい・・・ 瀕死の状態から回復後、胴体が生えて来たそうな・・・。 ―――すっきり? 「うんうんしゅりゅよ!しゅっきりー!」 ふとジュースでも飲もうと財布を出したら小銭が落ちて路地裏に入ってしまったので拾いに行ったら・・・ とっても嫌な物を見てしまった・・・。 その場に居たのは子れいむ1匹だけだし相手にしないでさっさと小銭を拾って・・・ 「ゆゆ?にゃにみちぇるにょ! れいみゅにょすーぱーうんうんちゃいみゅをみちゃにゃらあみゃあみゃちょうだいにぇ! たくしゃんでいいよ!」 どうやら気付かれてしまったらしい・・・。 しゃあない、適当にあしらってから潰すか。 「にゃにぐじゅぐじゅしちぇるにょ!れいみゅはおにゃかぎゃしゅいちゃんじゃよ!」 とりあえず子れいむを持ち上げて・・・ 「しゃっしゃちょ・・・おしょらをとんでりゅみちゃーい!」 デコピンで黙らせる。 (ビシッ)「いじゃああああああああああああああああああああああああああああ!」 よし、静かになった。 じゃあまた意味不明なマシンガントークをされる前に早速・・・。 「なあ、れいむ」 「ゆゆ?にゃんにゃにょ!?」 うん、すげぇビキィッて来る。 何で保護団体とかこんなの可愛がれるんだろうね。 「お前さ、今すっきりーしたよな?」 「ゆ?にんげんしゃんはばきゃにゃにょ?おみみがとおいにょ? しゃっきしゅっきりー!っていっちゃでしょ!」 うん、すっげぇ握り潰してぇ! 「確かゆっくりってすっきりーすると子供が出来るんだよな?」 「にゃにいっちぇるにょ!しょんにゃにょじょうっしきでしょ! しょんにゃこちょもしらにゃいにゃんちぇあちゃまがおかしいにょ!」 まだだ!まだ我慢だぞ、俺! 「ふーん、じゃあさ・・・」 「ゆぅ?」 「何でお前はにんっしんっしてないんだ?」 「ゆ!!!」 子れいむは驚きつつも何か言おうとしてやがったから間髪入れずに話しかけよう。 「だってお前自分で言ってたよな?すっきりーしたって。 ゆっくりはすっきりーするとにんっしんっするって。 じゃあ何でお前はにんっしんっしてないんだ?」 「ゆ?ゆ?ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」 うん、段々引き攣った様な面白い顔に変わっていくのがすっげぇ楽しい。 もうちょっと追い込んでやるか。 「ほれ、何でなんだよ?教えてくれよ お前もゆっくりなら分かるんだろ?早く教えろよ」 「ゆううううううううううううううううううううううううううううう!」 うん、今この子れいむの頭の中じゃ頭から煙が出てる様な感じなんだろうな。 そんじゃ変な結論出される前にトドメを刺すか。 「待てよ?・・・あーそうかそーゆー事か」 「にゃ、にゃんにゃにょ?」 「お前が答えられなかった理由はただ1つ お前がゆっくりじゃないから分からない、って事だったんだ うん、それ以外に考えられないよな・・・間違いない つまりお前はゆっくりじゃない、まったりだったんだよ!」 「ゆがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」 ・・・これが成体ゆっくりだったなら余程の餡子脳でない限り 「ひとりでするすっきりーとおくさん(だんなさん)とするすっきりーはべつのものなんだよ!」 って答えられるだろうが・・・。 「しょんにゃ・・・れいみゅは・・・れいみゅ・・・しょんにゃぁ・・・」 面白いぐらいに簡単に信じやがったよこいつ・・・。 こうもアッサリいくと逆に物足りなく感じるよ。 俺は何だか興醒めしたから子れいむは地面に下ろしてやり、落とした小銭を拾ってその場を後にした。 1週間後、路地裏に溜まっていた野良ゆっくり共は全部揃って非ゆっくり病にかかって死んだらしい。 加工所や保健所は原因を探してはいるものの一向に手がかりすら見つからないらしい。 ・・・まさか俺が子れいむをからかったのが原因? いや、まさかな・・・。 ~~Fin~~ 後書き・・・らしい? ・うん、いずれも頑張ればもう少し長く書けたのかもね・・・ でも自分には無理でしたorz 〔バカに生まれてスイマセンでした つДT)〕 マーラーあきでしたm(_ _)m
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ごく普通のゆっくりショップ 28KB 観察 飼いゆ 現代 虹浦市から離れてみる ・たまには普通の町の、普通のゆっくり達について書きたいな、と思い書きました。 ・なるべく淡々とした内容になるように書いてます。 いつもとは感じが違うかも。 『ごく普通のゆっくりショップ』 D.O ここは国内の、とある普通の町の、ごく普通のペットショップ。 店内に入ればワニからサボテンまで、幅広く様々な生き物が並べられている。 当然全ての生き物はペットとして販売されている商品だ。 その片隅に、壁沿いに50cm角の透明なケースが何十個も積んであるスペースがある。 手前には通路を挟んで、店の特売品セールなどでよく見かける、陳列用ワゴンが数台。 箱もワゴンも、なにやらもそもそと動き、時折『ゆっくち!』等と声を上げる、 丸いものが所狭しと押し込まれている。 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!れいみゅはとっちぇもゆっくちだよ!」 「のーびのーびしゅるよ!まりしゃをかっちぇにぇ!」 「わきゃるよー!ちぇんがいちばんげんきだよー!」 「みゅほぉ!みゅほぉぉ!!」 そう、このスペースで陳列されているのは、近年ペットとしても認知されるようになった珍生物『ゆっくり』である。 とは言っても、ゆっくりが本当の意味で犬や猫と同列に扱われている地域などはかなり特殊だ。 ゆっくり産業を推し進めているような、ゆっくりに理解ある一部の地域以外では、 今でもゆっくりは『生き物』ではなく『モノ』に近い存在という認識の方が一般的なのである。 今回は、そんなごくごく一般的な地域における、一般的なペットショップのゆっくり達の生活を見ていただきたい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 朝、まだ夜明け前からペットショップの業務は始まる。 何せ取り扱っている商品は生き物、朝食とケース内の掃除は必須だし、 健康管理も常に気を使う必要があるのだ。 「ほら、メシだ。」 「・・・ゆっくちしたあまあましゃん、たべちゃいよぉ・・・」 「早く飼ってもらえ。」 「むーちゃむーちゃ、ふしあわしぇ・・・」 商品の赤ゆっくり達は、無色透明でゼリー状の、味も香りもない食事を与えられる。 ゆっくりフードとして販売されているモノでは無論なく、 人体にも無害という以外は店員自身もなんだかよくわかっていない餌だ。 粉末状の原料を、水道水1リットルに一つまみの割合で混ぜるだけという、 手軽さと安さだけが利点の代物である。 「ゆあーん。おいちいごはんしゃん、たべちゃいよー。」 「もう、ぷるぷるしゃん、たべちゃくにゃいよぉ。ゆぇーん。」 餌に味の良さを求めないのも、相応の理由がある。 この店で取り扱っているゆっくりが売れ筋の、赤ゆっくりの中でも小型の、 ピンポン玉~鶏卵程度のサイズのものだからだ。 食事の味が良く、沢山食べてゆっくり出来ると、赤ゆっくりの成長は促進されやすい。 まともな食事を与えていると、一週間もすればビリヤードの玉のサイズを超えてしまうので、商売にならないのだ。 「こんなまじゅいごはんにゃんて、むーちゃむーちゃできにゃいよぉ。」 「なら食うな。」 ひょい。 「ゆぁーん!ゆぁーん!ゆっくちさせちぇー!」 食事を自分で断ってくれるなら、それに越したことはない。 全てのケースに朝食を配り終えたら、次は新しい赤ゆっくりの生産作業が続く。 餌などを工夫したところで、商品として扱えるのはせいぜい2週間。 売れる売れないに限らず、常に新しい赤ゆっくりを仕入れなければならない。 店の裏手、事務所スペースの奥に、成体ゆっくりがギリギリ2匹入る程度の木箱が置かれている。 その周囲に積まれた透明ケースには、成体サイズのれいむ、まりさ、ちぇん、ありす達が入れられていた。 予想はつくと思われるが、これらは繁殖用母体となるゆっくり達である。 「ゆぁーん。ゆっくちできにゃいー。」 「やめちぇにぇ!このはこしゃん、とかいはじゃにゃいわ!?」 だが注意深く見ると、この繁殖用ゆっくり達が、 通常の成体ゆっくりと微妙に様子が異なることに気づくだろう。 しゃべり方は舌足らず。 おまけに見た目も、顔と髪の毛が異常に狭い範囲に集まっており、お飾りも小さすぎる。 顔と髪の毛を切り離して、ソフトボールに貼りつければちょうど子ゆっくりが一匹出来上がる感じだ。 それもそのはず、この繁殖用ゆっくり達は、この店の商品の売れ残りから育てた『子ゆっくり』なのだ。 「やめちぇにぇ!れいみゅのあにゃるしゃんに、へんにゃのいれにゃいでにぇ!」 「力抜かないと裂けるぞ。」 「ゆぴぇぇぇええ!?」 一匹の子れいむのあにゃるに、空気入れのチューブを取り付けた風船がねじ込まれる。 ぐぬっ・・・・ぷしゅー。 「ゆきゅ・・・きゅ・・!?れいみゅ・・ぷきゅーしちゃく・・にゃ・・・!」 ・・・・・・待つ事5分。 「ゆぴぃ、ゆぴぅ・・・」 「十分伸びたか。『ぷしゅー』破れてないな。」 「ゆぁーん。れいみゅのぽんぽん、ゆっくちしちぇにゃいよー。」 「餡子が足りんから、だぶついてるだけだ。」 元々皮に弾力のあるゆっくりを、体内に風船を押し込んでサイズアップする。 後は餡子不足でだぶついた腹に、この子れいむ同様に売れ残った、子ゆっくり数匹から絞り出した餡子を注入し、 引き延ばされて弱くなった皮を小麦粉と水で補強して、即席繁殖用ゆっくりの完成となる。 「ゆぁーん。れいみゅのあんよしゃん、ゆっくちうごいちぇー。」 当然無茶な方法なので、副作用もあった。 サイズアップしているのは腹だけなので、顔も飾りもあんよもサイズ不足。 結果として歩くことも、自分でご飯を口に運ぶこともできなくなるのだ。 どうでもいいことだが。 ゆっくりがいくら繁殖させ易いとはいえ、繁殖用母体をまともに育てるにはそれなりの手間がかかる。 赤→子ゆっくりまでなら育てる期間は数週間程度ですむし、 そもそも商品棚に置けなくなった時点でこのサイズに成長している。 売れ残りの再利用としてはちょうどいいタイミングだ。 だが、繁殖可能な成体まで育てるとなると数ヶ月かかる上に、サイズもバスケットボール並みになってしまう。 しかも途中で死なれでもしたら、育てた分の時間と餌代が無駄になることになる。 ただでさえペットとしてはありえない低価格な商品なのに、そんな手間暇をかける余裕は無いのだ。 「ひどいことしないでにぇ。このはこしゃん、せみゃいよぉ。」 「せみゃいわ!このはこしゃん、とってもいなかものにぇ!」 店員は、そうして造られた繁殖用れいむと繁殖用ありすを、合板で組んだ木箱に突っ込み、 ガンッ!! 「「ゆぴぃぃぃいいい!!?やめちぇぇぇええ!?」」 その側面に一発軽く蹴りを入れた。 ぐらぐらぐらぐら・・・・ 揺れはなかなかおさまらない。 というのも、この木箱、床面との間にバネが仕込まれており、 蹴りを一回入れれば、30秒ほどは揺れ続けるよう造られている。 「ゆぴぅ、ゆひぃ・・・にゃんだかきもちよくなってきちゃよぉ。」 「みゅほぉ、みゅほぉぉ・・・」 子ゆっくりは揺れる箱の中で発情し、特に嫌がることもなく肌を擦り合わせる。 このあたりも、成体ゆっくりのような下らない貞操観念を持ち合わせていないだけやりやすい。 「ゆひゅぅ!ゆひゅぅぅうう!しゅっきりしちゃいよぉ!ありしゅぅぅぅうう!?」 「みゅほぉぉおお!!れいみゅのおはだ、とっちぇもときゃいはだわぁぁぁああ!!」 「「しゅっきりー!!」」 すっきりー後間もなく、れいむの頭上にはれいむ種とありす種の実ゆっくりが5匹づつ生えてくる。 「れいみゅとありしゅのおちびちゃん・・・」 「とっちぇもときゃいはだわぁ・・・」 などと、感動に浸っている暇など与えず、れいむを木箱から取り出すと次はありすにまりさをあてがう。 「ゆぁーん。まりしゃは、れいみゅとずっとゆっくちしゅるってやくそくしたのじぇぇぇええ!?」 ガンッ!ぐらぐらぐら・・・ 「「しゅっきりー!!」」 ・・・2分後、まりさの頭上にはありす種とまりさ種の実ゆっくりが5匹づつ生えていた。 「まりしゃ・・・れいみゅの・・・どうしちぇぇぇ・・・。」 その後もありすに休む暇は無い。 母体は次から次へと木箱に放り込まれ、ありすは自分のおちびちゃんの誕生に喜びながらも、 次第に精子餡の出し過ぎでへにゃへにゃに萎んできた。 「ありしゅ・・・もう、しゅっきりできにゃいわぁ・・・」 だが10数体の母体ににんっしんさせたとはいえ、その生産数はまだ本日のノルマの半分。 繁殖用ありすが萎んで痙攣をおこし始めたところで、中身の補給が行われる。 これまで母体となったゆっくりの頭には、商品数としては明らかに過剰な数の赤ありすが生えている。 商品としては基本4種が同数で充分なので、赤ありすの4分の3は必要無い。 そこで、店員は、 ぶちっ!ぶちっ!ぶちっ! 「ゆ・・・ゆぴぃぃいいい!?れいみゅとありしゅのあいのけっしょうがぁぁああ!?」 母体ゆっくり達の頭上から数匹の赤ありすを引きちぎり、 「ゆ・・・どうしちぇ、『ズボッ!』ゆぁぁあああ!?」 それを手に掴んだまま、繁殖用ありすの、子ゆっくりサイズの小さなあにゃるにねじ込み、 ぐしゅりっ・・・ 繁殖用ありすの体内で握りつぶし、一気に中身を流し込んだ。 「ゆびゃぁああ!?どうしちぇ!?どうしちぇぇえ!?こんなのとかいはじゃにゃいぃぃいいい!?」 「次。」 「わぎゃらなぁぁぁああ!!」 こうしてカスタードの量を回復させ、泣き叫び続ける繁殖用ありすに、店員は次の繁殖用ちぇんをあてがう。 ガンッ!ぐらぐらぐら・・・ 「「じゅっぎりぃ・・・」」 ・・・2分後、ちぇんの頭上にはありす種とちぇん種の実ゆっくりが5匹づつ生えていた。 ありすはこの後も定期的に、自分のおちびちゃんである赤ありす達からカスタードの補給を受け、 繁殖用ゆっくり全員とのすっきりーを終えたが、 「ゆっぎぴぅ・・・ぺぴぃ・・・・・・」 正気は完全に失っていたので、店員がミキサーにかけてペーストにされ、 母体となったことで栄養を必要とする、繁殖用ゆっくり達の餌になった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 繁殖用ゆっくり達の頭上に実った赤ゆっくり達はそれから丸1日、 売れ残りの赤ゆっくりのペーストを食べさせられ栄養をつけた母体から、 ゆっくりとした餡子を供給されてゆっくりと育ち続ける。 「ゆゆ~ん、おちびちゃん、ゆっくちしちぇにぇ~。」 だが、素直に生まれるまで待っていたら成長しすぎるし、時間がかかり過ぎる。 栄養状態さえ良ければ、にんっしんから丸1日で、母体から切り離しても死なない程度には育つので、 母体とはお別れしてもらうことになる。 ボキッ! 「・・・ゆ?ゆぁぁあああ!?くきさんおっちゃだみぇぇぇええ!?おぢびぢゃんが、ゆっぐぢでぎにゃいぃいい!!」 「ゆみゃぁぁああ!?わぎゃらな、わぎゃらにゃぁああああ!!」 「やめるのじぇぇええ!!おぢびぢゃん、もっぢょゆっぐぢさせりゅのじぇぇぇええ!?」 赤ゆっくりの実った茎は回収され、母体ゆっくり達は再びありすの箱に放り込まれてにんっしんさせられる。 結局この母体達はおちびちゃんの産声を聞くことすら無く、 にんっしん能力が衰えるまで何十回もにんっしんさせられるのだ。 そして、にんっしん能力が低下したらミキサーでペーストにされ、次世代の繁殖用ゆっくりの餌にされることになる。 一方茎にぶら下がったままの赤ゆっくり達は、 店員の手によって乱暴に茎から引きちぎられ、大型の、薄汚れた古い水槽の中に放り込まれる。 水槽は背の低いアクリルの壁で小さな部屋に区分けされており、 一つの部屋毎に5~6匹の赤ゆっくりが生活できるようになっていた。 とはいえ、一つの部屋毎に餌用の小皿と新聞を敷いたおトイレがあるだけ、 スペースも、とても跳ねまわることが出来るような広さではない。 ぶちっ・・・ぺちょっ! 「ゆ、ゆぅ・・ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!」 ムリヤリ産み落とされたせいでやや未熟とは言え、元気よくあいさつする赤ゆっくり達。 だが、赤ゆっくり達にあいさつを返してくれる両親はどこにもいなかった。 「ゆぅ?」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!おにぇーしゃん、ぴゃぴゃとみゃみゃは?」 「ゆぅ~。どこにもいにゃいんだよぉ。」 「ゆぁーん、ぴゃぴゃ~!みゃみゃ~!ゆっくちさせちぇ~!」 「しゅーりしゅーりしちゃいよ~!ぺーりょぺーりょしちぇ~!」 「黙れ。」 「ゆぴぃっ!」×200 「これを食え。」 店員がそう言って餌皿に流し込んだのは、 先ほどまで赤ゆっくり達がぶら下がっていた茎をすり鉢で潰したペーストだ。 茎を食べさせるのは、赤ゆっくりの味覚調整に加え、 産まれ落ちた段階では病気に無防備な赤ゆっくりに、免疫を与える効果もある。 この手順ばかりは野生のゆっくり、ペットショップの違いは無い。 「むーちゃむーちゃ!ちあわちぇー!」×200 そして、これがこのショップで赤ゆっくり達が味わう、最初で最後の『ゆっくり』だった。 「ちあわちぇー。」 「ぽんぽんいっぱいだにぇ!」 「・・・おにーしゃん!れいみゅのぴゃぴゃとみゃみゃ、どこにいったか、しらにゃい?」 「そんなものはいない。」 「ゆ、・・ゆぴぃぁああああ!!ゆっくちできにゃぃぃいいいい!!」×200 「黙れ。これからお前たちを調教する。」 「ゆぁーん!ゆっくちさせちぇー!」 成長する前に急いで商品として販売する必要があるため、産み落とされた赤ゆっくり達の調教は、 このようにして、産まれ落ちた直後から3日間の間にみっちりと行われるのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 翌日。今日も朝から調教が始まる。 「ゆぴー。ゆぴー。ゆっくちぃ・・・。」×200 赤ゆっくり達はまだ目を覚ましていないが、店員はそんなことにはお構いなく、 そのうち一匹のまりさをつまみあげると、プルプルと手を揺らして起こし、問いかけた。 「起きろ。答えろ。お前達は飼い主さんに飼われたら、最初にナニをするんだっけ?」 「ゆ、ゆゆ!?まりしゃは、ゆ、ゆっくちしましゅ!」 「ハズレだ。飼い主さんをゆっくり『させる』んだ。再教育だな。」 「きょういくしゃん!?ゆっくちやめちぇぇぇ!!」 赤まりさは、『教育』と言う単語に反応して、あんよをもにゅもにゅ動かして逃げようとするが、 あんよはむなしく宙を揉むだけで、体を店員の指先から逃がしてはくれなかった。 店員が手元に用意しているのは、耳かきをさらに小さくしたような金属製の匙。 それと、赤い色をした液体を入れた、小さなカップだ。 ちゃぷ・・・ 匙の先をカップに入れると、わずかな量の赤い液体が、その先端に掬われる。 店員はそれを構えると、赤まりさのおしりを自分の方に向け、あにゃるの場所を探る。 そして、あにゃるに匙の先端を、 ずぷ・・・ 一気にねじ込んだ。 「ゆ、ゆ、・・ゆぴぴぃぃいいいいい!!!!びゃぁぁああああ!!?」 ねじ込まれた瞬間、赤まりさは奇声を発して全身を波打たせ、白目を剥く。 しーしーが勢いよく吹き出し、涙と汗と良くわからない体液で全身がぐっしょりと濡れていく。 「びぇっ!?びぇぇっ!?・・・・・びぅ・・ぅ・・・」 そして数秒後、赤まりさは意識を失い、 口からは餡子混じりの泡を、あにゃるからはうんうんを力なく垂れ流しながら失神した。 赤まりさのあにゃるにねじ込まれた液体、あれの成分は店員も知らないが、 人体に無害で、味は辛く、水道水より安いという事だけ聞いていた。 一応調味料の一種という話も聞くが、要はゆっくりにとって苦痛を与えるモノであればいいので、 店員もまったく気にしていない。 「ゆぴゃぁぁあああ!!いもうちょがぁぁああ!?」 「なんでしょんなことしゅるのぉぉぉぉおお!?」 赤まりさの悲鳴によって、この頃には200匹の赤ゆっくり達全員が目を覚ましている。 その中で、先ほどの赤まりさと同じ部屋の5匹、赤まりさ姉妹に向かって、店員が声をかける。 「こいつが答えを間違った。連帯責任だ。」 べちょっ! 茫然とする5匹の赤まりさの真ん中に、先ほど『教育』を受けた赤まりさが放り込まれた。 「ゆぁ・・・ゆぴゃぁぁああ!!れんたいせきにんしゃん!?ゆっくちできにゃいぃぃいいい!!」 「どうしちぇ、どうしちぇまちがえりゅのぉぉおおお!?」 『連帯責任』という単語に反応し、先ほどまで気遣っていた妹まりさを責める赤まりさ姉妹。 赤まりさ姉妹は泣いて許しを請い、あるいは小部屋の中を必死で逃げようとするが、 所詮赤ゆっくり5~6匹で一杯になる小部屋だ。 結局全員店員に捕まり、一匹づつ先ほどの妹まりさ同様、あにゃるに赤い液体をねじ込まれた。 「やめちぇにぇ!やめ『ぐぬっ!』ゆびゃびゃびゃびゃ、びぇぇえええ!?」 「まりしゃ、なんにもしちぇにゃ『ずぷっ!』ぴゅぅぅうう!!ぴぅ!ぴ!」 ・・・・・・。 赤まりさ姉妹の教育が終わった。 つづいて店員は、まりさ姉妹の隣の部屋で震えている、赤れいむをつまみあげる。 「答えろ。お前達は飼い主さんに飼われたら、最初にナニをするんだっけ?」 「ゆひぃ、ゆぅ、か、かいぬししゃんを、ゆ、ゆっくちさせましゅ!」 「・・・違う。ゆっくり『していただく』んだ。再教育だな。」 「ゆぴぃぃぃいいい!?どうしちぇぇぇぇえ!!」 どうしてもクソもない。 そもそも、赤ゆっくり達の答えなど、店員にとってはどうでもいいことなのである。 実のところ、ココで生産される赤ゆっくり達は、過酷な環境で選別される外界のゆっくり達とは悪い意味で出来が違う。 おまけに何十世代もの間ペットショップの外を体験していないので、先祖から受け継がれてきた知識なども無い。 優秀な胴付きゆっくりの知能を上の上、森の野生ゆっくりの知能を中とするならば、 このショップで生産される赤ゆっくりの知能は下の中を超えることは無い。 だから、このショップ生まれの赤ゆっくり達がこの3日間で憶えられることなど、 野良や野生で生き延びる標準的な赤ゆっくり達なら、口頭で30分も教えれば憶える程度の内容にすぎない。 必死でモノを教えるだけ無駄なのである。 だから、この体罰の本当の目的は、知識を与えることなどではない。 ただ一つのことを、心身にしっかりと刻み込むためのものだ。 そう、人間に逆らったりしないように、『力の差』を痛みの記憶として刻み込むための・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こうして生後3日間で、赤ゆっくり達は2つの事だけを餡子の隅々にまで憶えさせられた。 2つの事とは、 1.人間に逆らったり、迷惑をかけたりすれば、痛い思いをする 2.しあわせーになるには、『飼い主さん』に飼ってもらうしかない ということである。 こうして赤ゆっくり達は、これから先商品として必要な事の全てを身に付けた後、 3日間で体液とうんうんにまみれた体を洗浄され、病気などが無いか検査され、 全てのチェックを終えてから店頭の透明ケースに陳列されるのであった。 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!れいみゅはとっちぇもゆっくちだよ!」 「のーびのーびしゅるよ!まりしゃをかっちぇにぇ!」 「わきゃるよー!ちぇんがいちばんげんきだよー!」 「みゅほぉ!みゅほぉぉ!!」 そして、冒頭へと場面は戻る。 赤ゆっくり達は、生まれてから一度も両親にゆっくりさせてもらえず、 ゆっくりしたご飯も、ゆっくりした寝床も与えられず、ひたすら『ゆっくり』を求め続けた。 そして、その最後の希望を『飼い主さん』に求め、必死で自分を売り込むのだ。 「おねーしゃん!れーみゅをかっちぇにぇ!ゆっくちできりゅよ!」 「うーん・・・200円。高いわね。」 「ゆがーん!」 ・・・だが、購入されることは稀である。 こうして、飼い用ゆっくりとして陳列されて3日。 売れないまま一番可愛い時期を終えてしまった大半の赤ゆっくり達は、これまでより一回り小さい、 狭苦しい透明ケースの中へと移されることになる。 よく売られているゆっくり飼い方本でも、『赤ゆっくりは生まれて1週間以内の教育が非常に重要!』 などと書かれているように、飼い用赤ゆっくり達の旬は短い。 この時点で売れ残った赤ゆっくり達には、高い値段がつくことはもはやないのだ。 その代わり、こうして値段が下がる事によって、別口で買い手がつくことになる。 「すいません。ここの赤れいむ15個。」 「はい、かしこまりました。」 「ゆわーい!ゆっくちよろしくにぇ!」 「ゆっくちさせちぇにぇ!」 「しゅーりしゅーり、ちあわちぇー!」 ・・・ちなみに、ケースに貼られた札には、こんな言葉が書かれている。 『捕食種向け餌用ゆっくり:赤れいむ5匹100円』 だが、捕食種や希少種は高級ペットであり、飼っている人間は元々多くない。 そんなわけで、これからさらに3日経過しても、なお売れ残る赤ゆっくりは多い。 ここまでくると、赤ゆっくり達のサイズや味が、 贅沢に慣れたペット捕食種達の口に合わなくなってくるので、 餌用ゆっくりとしての商品価値も低下してくる。 そんなわけで、生後10日を経過した赤ゆっくり達は、透明ケースから出され、 その手前に置かれた処分品用ワゴンに乗せられる。 購入の際は、ワゴン脇に置かれた卵パックに詰めてもらうセルフサービス方式だ。 「ゆっくちかっちぇにぇ!!」 「ゆっくちさせちぇにぇ!」 髪の毛はボサボサ、胸に名前刺繍入りの古いジャージを着た、近所の貧乏学生がワゴンの前にやってくる。 学生は、品定めなど特にせず、トングで掴んで片っ端から赤ゆっくりを卵パックに詰め込んでいく。 「コレください。」 「はい、かしこまりました。8パックで割引つき、300円になります。」 「ゆわーい!これでれいみゅたちもかいゆっくりだにぇ!」 ゆっくりの餌などに、人体に無害な物質しか使わない理由はここにもある。 処分品の赤ゆっくり達は、近所の貧乏学生にとって、貴重な酒のツマミなのだ。 甘いものだけでは飽きてくると言うときは、頭部を切り開いて塩や醤油を注いでみたり、 ホットプレートで焼いてからソースとマヨネーズで味付けしたり、色々な食べ方が模索されているらしい。 このようにして、このペットショップで生まれた赤ゆっくりの約半数は、 何らかの形で買われていき、長くもないゆん生をしあわせーに(かどうかは知らないが)生きていくことになる。 そして、これでも購入されなかった約半数については、ペットショップで相応の未来が待つことになる。 比較的活きのいい数匹は前述の通り、繁殖用ゆっくりとして改造され、 多くのおちびちゃんに恵まれるという、しあわせーな未来を歩んでいくのだ。 また、それ以外の大半は、これも前述した通り、ミキサーにかけられて繁殖用ゆっくりの餌になる。 自分達を食べてもらうことで、繁殖用ゆっくりに栄養を与え、ひいては彼女達のおちびちゃんを育むという、 売れ残りになった駄ゆっくりとしては望外のしあわせーが待っているのだ。 ペットショップ生まれの赤ゆっくりで、無駄に潰されたり、処分される悲しい命は存在しない。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 売れ残りゆっくりの中で、特に傷が少なく、性格も活きもいい数匹については、 繁殖用でもなく、ミキサーにかけられるでもない、第3の明るい未来が門を開く事もある。 それは、このショップの売れ筋商品でもある、 ゆっくりコーナーの一番奥に並ぶ『セット販売』コーナーの、『ゆっくり家族セット』だ。 そのコーナーに並ぶゆっくり達は、どの家族も幸せに満ちた、ゆっくりした表情を見せている。 「おちびちゃんたち、おかーさんとおうたのれんしゅうだよ!ゆ~ゆゆ~!ゆっくり~!」 「ゆーゆゆー!ゆっくちー!ゆわーい!おうたしゃんは、とっちぇもゆっくちできるにぇ!」 「ゆふふ。それはね、おちびちゃんたちが、とってもゆっくりしてるからだよ。」 「ゆっくちー!おきゃーしゃん、しゅーりしゅーり!」 「うふふ。すーりすーり!しあわせー!ゆっ?おちびちゃん。おかおがよごれてるよ。ぺーろぺーろ。」 「しゅっきりー!おきゃーしゃん、ありがちょー!」 「(ゆふふ。れいむのおちびちゃんたち、とってもゆっくりしてるよぉ。)」 母れいむとおうたの練習をする6匹の赤れいむ。 にんっしん中でゆったりとベッドに横になる成体ぱちゅりー。 水入れの上で水上移動の練習をしている赤まりさを暖かく見守る母まりさ。 色つきチラシやおはじきでとかいはコーディネートをする母ありすと子ありす姉妹。 ケース内を所狭しと跳ねたり、かけっこしたりしている10匹の子ちぇん姉妹。 赤ゆっくり用ケースの中で、可愛さと元気さで隠しながらも、 瞳を見れば全くゆっくり出来ていない赤ゆっくりに対して、 こちらのセットゆっくり達は、みんなとてもゆっくりしている。 それもそうだろう。 このセットゆっくり達は、数多のハードルを乗り越えてきた、幸運のゆっくり達なのだ。 ショップで生まれてすぐに、他の多くの赤ゆっくり達同様、過酷で理不尽な調教を受けたものの、 結局2週間以上購入されること無く赤ゆっくりの段階を終えた。 大抵はここでミキサーにかけられ繁殖用ゆっくりの餌になるが、 幸運にも比較的肌やお飾りがきれいだったことで、粉砕を免れる。 それだけではない。 その後、セットゆっくり達の待遇は明らかに好転していったのだ。 食事は味も香りも無いゼリー状の何かから、多少野菜の香りもするゲル状の何かにかわり、 量も満腹になるまで食べさせてもらえるようになった。 専用のおうち(透明ケース)と、飼いゆっくりらしいおトイレ、ベッド(ダンボールの切れ端)まで与えられた。 そして、成体まで育った頃、待望の『おちびちゃん』まで手に入った。 家族セットとして種類を揃えるため、相手は選ばせてもらえず、同種同士でつがいを作らされた事、 全員にんっしんさせるために、雌雄の役割分けをさせてもらえず、例の繁殖用木箱によってお互いにすっきりーをさせられた事、 等々不満は残ったが、それでもこの母ゆっくり達はとてもゆっくりしていた。 『おちびちゃん』とは、貧弱で多産以外に種を残す方法の無いゆっくりにとって、 本能的に何よりも手に入れたい、ゆん生において最もゆっくりできる存在なのだから。 ゆっくりコーナーに、また一人客がやってくる。 その客を見たとたん、セットゆっくり達のスペースがにわかに騒がしくなった。 「あのおにーさんだよ。」 「わきゃるよー!きょうはちぇんたちをかってもらうよー!」 やってきたのは、記憶力の絶望的なセットゆっくり達でも顔を覚えるほどの常連お兄さん。 お兄さんとはいっても実際は50代には達しているであろう。 頭髪がすっかりはげ上がり、無精ひげがうっすらと伸びる顔には深いしわが刻まれている。 着ているスーツはすっかりくたびれて、猫背気味の姿勢と合わせて疲れ果てた印象を受ける。 「まりしゃ、おみじゅにうけるようになったんだよ!ゆっくちかっていっちぇにぇ!」 「ありしゅたちは、とっちぇもときゃいはよ!おはじきしゃんで、こーでぃねーとができりゅわ!」 「れいむたちのおうたをきいてね!ゆ~ゆゆ~!ゆっくり~!」 セットゆっくり達が、一斉にお兄さんにアピールを始める。 みんな、自分達もあのお兄さんに買われたいと思っているからだ。 なぜなら、このお兄さんはとてもゆっくり出来るお兄さんだと信じているから。 一番古株のありす一家などは、数こそ数えられないがこのお兄さんが、 これまでの数週間で10家族以上を買っていっているのを見ていた。 こんなに『たくさん』のゆっくりを飼ってくれるなんて、きっととってもゆっくりのことが好きなんだ。 そう、セットゆっくり達は思っている。 一方店員も、このお得意様の事はよく知っていた。 このお得意様が、これまでに確実に3桁の大台に乗る数の『特売品・ゆっくり家族セット』を購入していることを。 そして、このお得意様が、これまでゆっくり関連グッズやゆっくりフードを購入したことが無いことを。 「ゆわーい!おにーさん、れいむたちとゆっくりしていってね!」 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」×6 この日お兄さんは、おうたの得意なれいむ一家を買っていった。 そしてこの4日後、れいむ一家のおうたを聞くことは、誰にも、永久にできなくなった・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここはゆっくりに優しくも無ければ、関心が高いわけでもない、普通の町。 この町のペットショップでは、今日も大量のゆっくりが生産され、販売され、消費されていく。 販売されるゆっくり達は、過酷なショップでの生活の中で、 飼いゆっくりとなり、優しい飼い主さんとゆっくりとした生活を送ることを夢見続ける。 だが、そんなゆっくりした飼い主となるような人間であれば、 しっかりと動物の育て方を勉強してからショップに来る。 そして、しっかり勉強しているならなおのこと、このショップのゆっくりの質が悪く、 ペットに向いていないことなどわかってしまうのだ。 結局、このショップでゆっくりが、まともな飼い主に購入されることなど100.0%無い。 過酷な調教による幼少期のゆっくり失調によって、上手く育てても一年も生きられないという、 明らかな不良品にも関わらず、このショップには苦情が一軒も来た事が無い。 その事自体が何よりも、購入されて以降のゆっくり達の未来を示す、証明なのだ。 ※おまけ おうたの好きなれいむ一家は、ダンボール箱に詰められてペットショップから運び出された後、 ずっと上機嫌であった。 「おちびちゃん!れいむたち、とってもゆっくりしたおにいさんにかってもらえたよ!」 「ゆわーい!れいみゅ、あみゃあみゃしゃんたべれりゅかなぁ?」 「そうだね。おにーさんにゆっくりしてもらえたら、きっとあまあまももらえるよ!」 「ゆっくちー!」 やがて、車のエンジン音が止まり、ダンボール箱がお兄さんの家に運ばれていることに、 れいむ一家も気付いた。 「おきゃーしゃん!」 「なぁに?おちびちゃん。」 「このはこしゃんを、おにーしゃんがあけたら、みんなでおうたをうたわにゃい?」 「ゆぅー!とってもゆっくりしてるね!」 「しょーだにぇ!れいみゅたちのおうたで、おにーしゃんにゆっくちしてもらおうにぇ!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 そして、箱が開けられた。 「おにーさん!ゆっく『ぽいっ!』ゆぐっ!『ごくん』・・・ゆぅ?」 母れいむがお兄さんに話しかけようとした瞬間。 お兄さんの手から、小さな筒状のモノが束ねられた、『何か』が投げられた。 母れいむの口の中に・・・ 「お、おにーさん?さっき『ぼちゅんっ!!』びぇぅっ・・・・・・」 母れいむが『何か』を飲み込んで数秒後、その『何か』は母れいむの中で破裂し、 母れいむの喉、目、あにゃる、まむまむは、その内圧に耐えられず、同時にはじけ飛んだ。 ・・・それは、爆竹だった。 「おきゃーしゃん!ゆっくちしちぇー!」 「ぺーりょぺーりょ!ゆっくちしちぇにぇ!」 「おにーしゃぁあん!!おきゃーしゃんをたすけてあげちぇにぇ!」 赤れいむ達は、何が起きたのかわからなかった。 『飼い主さん』に飼われたらゆっくりできる、それがこの一家の常識なのだから。 だが、そんなことは、お兄さんにとってはどうでもいい事、 いや、むしろそうだからこそ、お兄さんにとっては好都合であったのだ。 母れいむは、家族の中では一番幸福だったであろう。 この後、自分が産み、愛情を注ぎ、お歌を教えたおちびちゃん達が、 一匹づつ可愛らしい姿と、歌声と、命を失っていく姿を見ることなく生涯を終えることが出来たのだから。 少なくとも、絶望の中で3日後の夜に発狂して、自らの腹を食い破り永遠にゆっくりした、長女れいむよりは・・・ 餡小話掲載作品(餡子ンペの投票期間が終わったので整理。またちゃんと整理します。) 『町れいむ一家の四季』シリーズ 裏話・設定編(時代問わず) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 生まれるゆっくりの大半が足りないゆになると思うんだが ギリギリの調整してるんだろう多分 -- 2019-05-03 02 12 53 おまけが本編 -- 2014-11-06 21 59 39 虐待はなかったけどゆっくりのペットショップ残酷物語はとてもゆっくりできるね! こういうペットショップものをみる度に実際に赤ゆが買えてハンダゴテでぷ~すぷ~す出来たら どんなにしあわせだろうとか思っちゃうんだよね -- 2011-10-28 01 29 14 これがゆっくりショップか…すげぇな -- 2010-11-14 19 35 02 かわいそうなおちびちゃん… -- 2010-07-16 23 21 58 ゆっくりできたよ -- 2010-06-14 01 45 02
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『べリアル・サイス:後篇』 18KB 制裁 パロディ 不運 自業自得 二次創作 戦闘 駆除 群れ 赤ゆ 子ゆ ゲス ドスまりさ 希少種 現代 虐待人間 独自設定 厨二病全開ですが、よろしくお願いします 注意 1.クレイモア・ゆんシリーズです 2.でも、大尉や中尉の出番なしです 3.虐待描写薄めの駆除モノです 4.人間チート&外道な描写有ります 5.パロディ有り 以上の事を踏まえて、ゆっくりしていってね!! ドス達が、村に侵攻を開始した頃… 「さて、戦争屋…これで、主の思惑通り事が運んだぞ」 「当然よ。奴らの行動など、明日の天気を予報するより容易い…そちらも抜かりはないな」 「無論よ。奴らの根城に残っているのは、わずかな成体ゆっくりを除けば、子ゆっくりと赤ゆっくり、それに動けぬ妊娠ゆっくりどもよ。これほど、狩りやすい相手はおらぬわ」 「では、いよいよ…」 「そう、いよいよ…」 「「根斬りの鎌を振るう時」」 裏方屋からの連絡を受け、互いに打合せをしながら、口をそろえて、互いを見合わす拷問屋と戦争屋―――駆除作戦もいよいよ大詰めを迎えようとしていた。 べリアル・サイス後篇 「村長代理のおにいさん、ゆっくりしないで出てきてね!!」 「「「「出てきてね!!」」」」 「…随分と騒々しいが、何か用でもあるのか?」 仲間達を引き連れて、村に到着したドス達は、開口一番に、あの忌々しい協定を結ばせた張本人である村長代理―――戦争屋を呼びつけた。 とそこに、たくさんの人間を引き連れた戦争屋が、やれやれと言った表情で、五月蝿げにドスの前に立った。 「ゆっ、そうだよ!!今日は、協定の破棄を言いに来たんだよ!!」 「ほぅ…」 まあ、知っているがなと、内心思いつつ、わざとらしくない程度に驚きながら、理由を尋ねた。 「いったい、どういうつもりだ?自ら定めた協定を破るなど、正気か?」 「白々しいこと言わないでね!!あんなゆっくりできない協定なんて無効だよ!!」 「そうだよ!!れいむたちがゆっくりできないなんて、おかしいよ!!」 「そうなんだぜ!!おかげで、むれのみんなのごはんさんがとれなくて、こまっているんだぜ!!」 「とかいはじゃないきょうていなんて、まもるひつようなんてないわ、このいなかもの!!」 「むきゅ!!そのとおりよ!!にんげんさんのきめたるーるのせいで、みんなめいわくしてるのよ!!」 ドスを皮きりに口々に不満を漏らすゆっくり達の声を聞きながら、戦争屋は、今回の駆除を実行して、正解だったと思った。 この程度の協定をゆっくりできないと言い放つならば、この先、この無能ゆっくり達の群れは、必ず村に害を及ぼす事は明白だ。 「皆の意見を纏めて、ドスは決めたよ!!人間さんとの協定を破棄して、野菜さんを独り占めするゆっくりできない人間さんを追い出して、ここを群れのゆっくりぷれいすにして、群れの皆とゆっくりするよ!!」 「そうか、協定を破棄するか…」 「そうだよ!!人間さん、ゆっくり理解して―――」 人間がゆっくりに勝てるわけがない―――そう思い込んで、既に勝ち誇った表情を見せるゆっくり達を見まわしながら、心の中であきれ果てるしかなかった。 まったく、つくづく救いがたい、何を勘違いしているのだろうかまったくもって――― 「―――これで、お前達を駆除する大義名分を得られたと言う訳だ」 「ゆっ?」 ―――救いようのない劣等生物どもだ。 そして、戦争屋は、建前上、協定を一方的に破棄したドス達を殲滅する為に、胴付き隊員達に指示を出した。 「殺し間、撃て」 「「「「ゆぐっ!?」」」」 「「「「「ゆびゅっ!!」」」」」 「「「「「ぴゅっ!!」」」」」 「ゆっ?ゆっ!?」 次の瞬間、一斉に乾いた音が連続して聞こえてきたかと思えば、ドスの背後にいたゆっくり達全てがまるで水風船のように弾け飛んだ。 飛び散った餡子やクリームを見ながら、訳も分からずにいたドスだったが、すぐさま、戦争屋に向かって、詰め寄った。 「ど、どうじで、皆、死んでるのぉおおおおおおおお!!」 「馬鹿が。ここに来ると分かっているなら、罠を張るのが当然であろう」 そう言うと、戦争屋の合図と共に、左右にある茂みや建物に潜んでいた胴付き隊員達が、アサルトライフルを構えて、はい出してきた。 <殺し間>―――鉄砲戦術の一つで、本来、鉄砲は弾丸の射線が一つでは効果が薄いので、正面から撃っても最初の兵しか殺せない、そこで囮を使い、敵軍団を集中させてから射線を二つにし一点に弾丸を交差させることで、敵軍団全体を殲滅する―――その弾丸の交差点こそが『殺し間』というわけなのだ。 今回は、戦争屋自身が囮として、ドスや群れのゆっくり達の視線をそらし、まずは、一匹も残さず殲滅する為に、群れのゆっくり達に一斉射撃を行い、ドスを除いた他のゆっくり達を全滅させたのだ。 なぜ、先にドスを仕留めなかったかといえば、ドスを先に仕留めたならば、群れのゆっくり達は散り散りになって逃げてしまい、この後の駆除活動に大きな支障が出るからだ。 「ゆああああああ!!おちびちゃん達がいるゆっくりだっているのにいいいいい!!」 「ああ、それなら、安心しろ」 「ゆっ?」 群れのゆっくり達を全滅し、嘆くドスであったが、戦争屋は、何も心配する事はないというように、言い放った。 訳が分からないドスに対し、戦争屋は、群れのゆっくり達が根城にしている洞窟がある方角を指さしながら、言った。 「既に、駆除している最中だ」 そう告げた戦争屋の背後には、ドスを駆除する為に村に残った処刑屋と変装はしてあるものの、ドスに悟られないように俯きながら、顔隠す、裏方屋の姿があった。 ドスや他のゆっくりがたくさんと認識した人間はその3人だけだった。 その3人以外の人間は、既に村にはいなかった。 ―――洞窟内 「ゆうう、ドスたち、おそいね…」 「むきゅ、もう、そろそろにんげんさんのむらにつくころだとおもうわ…」 子ゆっくりや赤ゆっくり、にんっしんゆっくり達の世話をしつつ、ドスの帰りを待っていた留守番組の群れのゆっくり達であったが、ふと、あるありす親子が、洞窟の中に何かが入ってきた事に気付いた。 「ゆっ、みゃみゃ、にゃにか、はいっちぇきちゃよ?」 「ゆっ、ほんとうね。きらきらさんにおみずさんがはいって、とってもとかいはね。あれをありすたちのたからものにし―――」 そのありす親子が目にしたのは、小さな火がついた布で栓をした何か不透明な液体入ったビール瓶のようなものだった。 すぐさま、親ありすが、そのビール瓶を受けとめようとするも、そのビール瓶は親ありすの手前で、地面に着地した瞬間――― 「―――じょおおおおぉおぉおおぉおおおおおおお!!」 「あぢゅいいいいいいい!!ゆっぎゅりでぎゅないいいいいいい!!」 ―――瓶に入っていた液体が、ありす親子の前に、飛び散り、一気に燃え広がった。 轟々と燃える炎が、ありす親子を飲み込み、ありす親子は絶叫を上げながら、炎に焼かれながら、のた打ち回った。 「ゆううううううう!!ありずうううううう!!」 「むぎゅうううう!!おちついて!!ころがれば、ひさんをけせるはず…」 「ゆんやあああああ!!また、きらきらさんが、なんで、たくさんはいってくるのおおおおお!!」 火達磨となったありす親子を助けようとするも、近づけずにいるゆっくり達をしり目に、副リーダーぱちゅりーが、転がって、火を消すように、ありす親子に呼びかけた。 しかし、それを邪魔するかのように、次々に火炎瓶が洞窟の中に投げ込まれ、次々に、火の手が上がり、群れのゆっくり達はなすすべもなく、燃え盛る炎に飲み込まれていった。 「ゆぎゃああああああああああああああ!!」 「あぢゅいいいいいいい!!ゆんやあああああああああ!!」 「おぎゃあぢゃん!!だぢゅげっでええええええええええ!!」 「どがいばぁあああああ!!どがいばぁああああああ!!」 「ゆっくりしないで、にげ…あがぢゃんがいるがらうごげげげげげげげげげええええええええええ!!」 炎に焼かれ、悶え苦しむゆっくり達の声が、洞窟の中で、反響していた。 すぐさま、洞窟の外に逃げ出さなければ、全滅しかねいが、生憎この洞窟に残っていたのは、動きの遅い赤ゆっくりや子ゆっくり、そして、動くことのできない妊娠ゆっくり達が大部分を占めており、満足に避難することも出来ない状況だった。 「むきゅううううう!!うごけるみんなは、おちびちゃんたちをのせて、ここからでるのよ!!にんっしんしたみんなは…おいてくわよ」 「ゆっ、ゆっくりりかいしたよ!!」 「むきゅ!!ゆっくりしないで、にげるわよ!!」 「ま、までええええええ!!でいぶを、おいでがないでえええええええ!!」 「ごのいながものおおおおおおお!!ありずだぢをみずでるなぁああああああ!!」 何とか動ける成体ゆっくり達に、子ゆっくりや赤ゆっくりを乗せて、ここから出るよう指示を出すと、副リーダーぱちゅりーは、動けないにんっしん中のゆっくりを見捨てると言う、非常の決断を下した。 自分達が斬り捨てられた事を知り、罵声を浴びせながら、燃え尽きるにんっしんゆっくり達の声を背に、副リーダーぱちゅりー達は、洞窟の出口へと向かって避難を始めた。 「ゆぎいいいいい!!つかれたよおおおおおお!!ゆっくりしたいよおおおお!!」 「むきゅ!!ゆっくりすると、ひさんにもやされちゃうわ!!もうすぐ、でぐちさんがみえてくるわ!!」 「ゆっ!!ひかりさんがみえてきたんだぜ!!はやくここからぬけだすんだぜ!!」 碌な食事もできずに、満足体を動かせない仲間を叱咤し、迫りくる炎に脅えながら、避難していた副リーダーぱちゅりー達は、どうにか洞窟の出口へとたどり着こうとしていた。 多くの犠牲を出してしまったが、おちびちゃん達が生き残れば、群れを立て直す事ができる―――そう信じて、副リーダーぱちゅりーが洞窟の外へ飛び出した 「いやいや、それはない」 「む、ぎゅぶっべっ!!」 そして、ぱちゅりーが最後に見たのは、包帯越しでもわかるような満面の笑みを浮かべるすぃーに乗ったにんげんさん―――拷問屋と一人の村人によってまっすぐに振り下ろされた鍬の刃だった。 「ま、まりざは、にげら、ちゅぶゆれりゅううううううううううう、びゅぶうううううう!!」 「おそら、とびびゅびゅびゅびゅ!!」 「いぢゃいいいいいいい!!だぢゅげ、ぃ!!」 あるゆっくりはその場から逃げだそうとして、踏みつぶされ、あるゆっくりは放り投げられたところをバットでフルスイングされて、四散し、あるゆっくりは、助けを求めながら、木の枝に貫かれ、痙攣した後、動かなくなった。 洞窟から飛び出してきたゆっくり達を、待ちかまえていた村人たちが次々に、思い思いの方法で駆除していった。 「いやいや、実に爽快よ。皆の協力に感謝せねばな」 「そんな、こちらこそ、お礼を言いたい。ところですよ」 「これも、お互いの為、なんですから」 「村の為に働いてくれたあなた方に協力できて、こちらこそ、うれしい限りですよ」 満足そうな顔をして、作戦に協力してくれた村長をはじめとする村の人間に感謝の言葉を贈った それに対し、村人全員が、まるで、こうなって当然だと言わんばかり表情で、ゆっくり達を駆除しながら、口々に、拷問屋に感謝の声を述べた。 やがて、洞窟から飛び出してくるゆっくりがいなくなった頃には、リヤカー一杯にゆっくりの死体―――潰され、刺され、切り刻まれたりなど悲惨な姿となったゆっくりが積み上げられることになった。 遠くから聞こえる歓声ともくもうと煙を上げる洞窟のあった地点を見て、洞窟に残った群れの皆が全滅した事を悟ったドスは、村長代理である戦争屋に向き直って、大声で叫んだ。 「どうじで、ごんなごどずるのおおおおおお!!」 「何を今さら。そもそも、貴様らは、決断が早すぎる。彼我の戦力差、破棄した場合に起こりう事態、それさえも考えず、取り決めた協定を破棄した貴様らが悪い」 「ゆぐっ!?で、でも、なんな、協定じゃゆっくりできな…」 「協定を守りつつ、群れのゆっくりどもをゆっくりさせるのが、ドスの務めの筈だ。それさえ出来ず、群れを全滅させた貴様は、無能以外の何物でもないわ」 理不尽な協定を結ばされたあげく、大切な群れを潰され、あげくの果てに自分を無能呼ばわりする戦争屋に、遂にドスの怒りは頂点に達した。 帽子の中に隠してあったキノコを口に加えたドスは、理不尽な協定を押し付け、群れを壊滅させ、自分を罵倒した戦争屋を殺さんと、ドススパークを発射しようとした。 「ゆがあああああ!!ドスを無能呼ばわりする人間さんはぁ―――!!」 「出番だ、処刑屋」 「ふん、毎回、毎回思う事なのだがな…」 「ゆっくり―――チャリン―――しないで…」 ドススパークを放たんと怒り狂うドスを前に、戦争屋は、自分の背後に控えていた処刑屋に最後の仕上げを促した。 如何に仕事とはいえ、戦争屋と拷問屋のまどろっこしいやり方に苛々していた処刑屋は、さっさとドスを片づけることにした。 べリアル・サイスでは、ドス退治専門としている処刑屋は、常々思っている事をぼやきながら右手に刀の柄を掴んだ瞬間―――チャリン―――そんな音が辺りに響いたが、処刑屋は右手で刀の柄を掴んだまま、ただ、それだけしかしなかった。 「ドススパークと言うのは、真っ二つに斬られても、喋り続けられる事を言うのか」 「死、し、し、し、しい、ゆっゆっ、ゆうぅぅぅぅぅぅううう…――――――!?」 ただ、それだけで、大きく口を開いたドスの、辛うじて下半身部分に乗っていた、上半身部分が、ずるりと、地面にまっさかさまに滑り落ちた。 何が起こったか分からず、喋る事も出来ず、さかしまになった視線に戸惑うドスであったが、斬り捨てられた断面から徐々に痛みが襲いかかってきた。 辛うじて中枢餡の損傷は免れたため、即死とはならなかったが、誰の目から見ても、遅かれ早かれ、ドスの死は確定されることになった。 「後の始末は、任せたぞ」 「たまには、自分で、後始末をしておけ。まぁいい。何をしている?早く片付けておけ」 「「「「「「「「はっ!!」」」」」」」」 「さて、ドス。貴様の無能ぶりが招いた結果とはいえ、何も知らずに死にたくはなかろう」 「―――っ?」 用が済んだとばかりに、その場を後にする処刑屋に愚痴をこぼしながら、戦争屋は、村に来たゆっくり達の死体処理を、胴付き隊員達に指示を出しつつ任せると、激痛にさいなまれながら、辛うじて死んでいないドスの傍によると、静かに語り始めた。 この一連の騒動の真相を――― 「まず、ゆっくり駆除に於いて問題となるのは、その繁殖能力だ。何せ、例え、ほぼ全て殺しつくしても、二匹だけいれば、すっきりーさえすれば、いくらでも子供を増やし、簡単に群れを復活させてしまう。それを防ぐために、まず、出来うる限り、山の中に散ったゆっくりどもを一カ所に集める事が必要だったのだ。その為に、利用したのがこれだ」 「―――!?」 戦争屋が、徐に懐から取り出した物を見た瞬間、ドスの眼が大きく見開いた。 それは、ドス達の群れを襲い、食糧難に追いつめた、あのれみりゃ達の被っていた帽子だった。 「協定を結んだ以上、こちらから、それを破ったという事実は、不都合だ。故に我らはこれを被り、れみりゃに成りすましながら、胴付きゆっくり達を3体一組で、山に分散させ、狩りに出かけたゆっくりのみを無差別に襲った。これにより、餌を狩る術を失った、残りの番、子ゆっくり、赤ゆっくり達を、貴様の群れへと追いやったのだ」 ドス達がこの山に引っ越してから、日が浅い事もあり、この山の地理に疎いならば、山に散ったゆっくり達は、碌な餌をそろえる事が出来ず、これまで、自分達を、ゆっくりさせてくれたドスを頼り、元の根城に戻るしかない。 そして、多少の手間はかかったものの、狙い通り、山に散った大半のゆっくりが、ドスの元に戻っていた。 しかし、戦争屋の狙いは、それだけではなかった。 「そして、もう一つ、この作戦を実行した理由が、アレだ」 「―――?―――!!!!」 戦争屋の指差した方向に目を向けたドスは、思わず目の前の光景に目を疑った。 そこには、さらし首のように並べられた、口をふさがれもの、両目は群がる鳥達に抉り取られたもの、真っ二つに縦半分に斬られたもの、殴りつけられ、ばこぼこにはれ上がったものなど、最後までゆっくりできないまま、死んでいった大小無数のゆっくり達のなれの果てだった。 「あれが見えるか…あれは、飢えに耐えかね、さりとて、群れのルールに従うのを渋り、愚かにも村の畑を襲おうとしたゆっくり達の末路だ。付け加えておくが、協定に有った山のゆっくりを傷つけるなという項目には、違反していないぞ。奴らが、この畑をゆっくりプレイスにすると言った時点で、山ではなく、畑に住むゆっくりとなったのだからな」 そして、これこそが、拷問屋から、使者まりさを尋問した際に、群れから離れた複数のゆっくり家族がいると聞いた戦争屋のもう一つの狙いだった。 群れから離脱するという事は、群れのリーダーであるドスの庇護を失うという事なのだが、この群れではいくつかの家族が、群れから離れていった。 無計画な生殖行為により、ゆん口数が増加し、住処とする洞窟が手狭になったからと、ドスは言っていた。 しかし、戦争屋はゆっくりの本質をドスより見抜いていた。 戦争屋は、一部のゆっくり達が、群れから離れた真の理由は、より自分達がゆっくりできるように、ドスも決めたルールを守らなければいけない群れにいるより、家族で別の場所に住む方が良いと考えたからだと予測した。 「どこの世界でも、決まりを、自分達を守るものではなく、縛るものだと認識する愚かものがいるものよ。だが、はぐれゆっくり達のおかげで、実に容易く煽ることが出来た」 ―――ドス襲来から2日前 畑を荒らしとして、すぐさま、胴付き隊員達に、捕らえられたはぐれゆっくり達は、村人達の前に連れ出されると、口々に罵声を浴びせながら、罵った。 ばかなにんげんさんは、さっさとれいむたちをはなしてねっ!! おやさいさんはかってにはえてくるんだよ!!それをひとりじめするにんげんさんはゆっくりしねっ!! とかいはなありすたちが、おさやさいさんをたべてあげるんだから、かんんしゃしなさい!! むきゅ!!ぱちゅりーたちのゆっくりぷれいすをよこどりするなんて、ひどすぎるわ!! きいちぇるの!!ばきゃなの、しびゅゅっ!! 罵声を浴びせるはぐれゆっくり達を前にして、村人たちは、俯き、肩を震わせ、黙ってゆっくり達の罵声を聞いてたが、村の若い青年がいきなり立ち上がると、なおも罵声を浴びせる子まりさをいきなり叩き潰した。 突然の凶行に唖然とするはぐれゆっくり達を前に、村の若い青年に続けと言わんばかりに、鎌を、鍬を、包丁を、金鎚を、鋸を、鉈を、棍棒を手に、村人達は一斉に、ゆっくり達に襲いかかった。 そして、ゆっくり達の悲鳴と断末魔を背に、村長は、戦争屋に対し、冷たい口調で呟いた。 「どうやら、わし等が間違っていたようです。あいつらを、皆殺しに出来ますかな?」 「無論だ。とはいえ、皆殺しとなると、村人達の力を借りたいところだが…」 「構いません。村人総出で協力します」 迷うことなく、こちらに協力を申し出た村長の様子を見て、戦争屋は、村人たちがゆっくりを殺すことに躊躇いを無くしたことを確信した。 村人達は知る由もなかった―――飢えたゆっくり達による畑荒らしさえも、全て、戦争屋の思惑通りだということに。 如何に餡子生物であるゆっくりとはいえ、一般人にとって、生き物を殺すことに抵抗を覚えるのが、普通だ。 ましてや、ゆっくりたちの、<ごめんなさい>などの命乞いを聞きいたならば、情け心が出るのもやむをえないだろう。 だが、ゆっくり駆除とは、最後の一匹を残らず駆除してこそ意味があり、そこに情けを持ち込むなどもっての外だ。 故に、戦争屋は、今後、同じ事がないように、村人達の持つゆっくりに対する認識を―――生かす価値もなく、ただ害しか齎さない不快生物ものだと変えさせたのだ。 そして、戦争屋は、村人達に自分達が正義なんだと思わせる為に、わざわざ三文芝居を仕掛けて、ドスが自分から、協定を破棄するよう誘導した。 人間達と共存する為の協定を破棄し、自分達の都合―――ただゆっくりする為だけに、村を襲うゆっくり達を駆除するんだと、村人達に大義名分を与える為に!! ―――現在 「―――これが、事の顛末の全てよ」 「…」 全ての真相を戦争屋に教えられたドスは、叫ぶ事も出来ず、ただ虚ろな目で、戦争屋の顔を見るしかなかった。 一応、肉体はまだ生きていたが、大切な群れの仲間達を皆殺しにされ、群れのおさとしての、ドスとしての誇りは打ち砕かれ、何もかもが人間の思惑通りだった事を知ったドスの精神はもはや、完全に壊されていた。 そんなドスの様子を見た戦争屋は、もはや興味を無くし、ドスを解体処分する為に待機していた胴付き隊員達に、すぐさま指示を出した。 「待たせたな。アレはもう処分してかまわん」 「はっ!!」 道具を取り出し、ドスの解体を始めた胴付き隊員達の姿を見ながら、戦争屋は、誰ともなく、独り言を呟いた。 「そうそう…言い忘れていたな。どうして、こんなことをするのかだったな。貴様らとの協定を結んでも、益など無いからだ。如何に、群れの掟を守らせようとしても、今回のような愚かものがでるであろうし、世代交代をすれば、かならず、身の程を知らず、己の両分だけで増長する輩が、聞き触りのいい言葉しか耳を貸さぬ愚昧な連中を引き連れ、畑を荒らすのが関の山だ」 ならば、数が増えぬうちに、被害が拡大せぬうちに、駆除するのが道理だと、戦争屋は言い放った。 これこそが、クレイモア・ゆんとの大きな違いである。 クレイモア・ゆんが事件を起こした後に対処する部隊ならば、べリアル・サイスは事件を起こす前に対処する部隊なのだ。 ゲスであろうが、善良であろうが関係なく、ドスならば、劣等種ならば、平等に分け隔てなく、殲滅する部隊―――それが、益をもたらさない雑草を根こそぎ刈りつくす悪魔の鎌:べリアルサイスなのだ。 「後、他の二人は知らんが、我の個人的な理由でよければ、答えてやろう。我はな、傲慢で、自らを世界の中心だと自負し、他者に理不尽な威光を押し付けるような奴を見るとな、叩き潰したくなるのだ。無様に、地面に這いつくばるその姿を見るのが、どうしようもなく最高に楽しいのだ」 惨めに駆除されたあげく、解体され続けるドスの姿を、根城に残ったゆっくり達の駆除を終え、歓声をあげて、村に凱旋する拷問屋と村人達を見ながら、戦争屋は初めて嗤った。 まるで、それは、悪魔の嗤いさま、そのものだった。 あとがき 相変わらず、厨二病フルスロットルな書き口になりました。 さすがに、戦○BASARAキャラを参考にしたのは、やりすぎだったか…キャラの濃さが半端じゃないもんな、あれ。 次回作は、もうちっとばかり、皆さまの読みやすい物を書けるように頑張りますので、よろしくお願いします。
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『消費期限』 11KB いじめ 考証 不運 自業自得 家族崩壊 共食い 番い 姉妹 赤ゆ 子ゆ 自然界 虐待人間 れいむしね ゆっくり自体の寿命は賞味期限が切れるまでとか2~3年とも言われているが、 10年以上生きたゆっくりの数も決して少なくは無い。 しかしそれは飼いゆっくりに限ったことであり、 野生や野良ゆっくりたちの平均寿命はとても短い。 最も野生のゆっくりでも、ドスや群の長を勤めるようなクラスのゆっくりは長寿であることが多いのだが、 そもそも平均寿命が短いのは寿命が尽きるからではない。 例を挙げればキリがないのだが、 「ゆゆーん!ぱちぇのおちびちゃんかわいいわぁ・・」 「れいむのおちびちゃんもかわいいよおお!!」 「「「ゆっきゅちちちぇいっちぇね!!!」」」 「ゆっきゅちうみゃれりゅよ!」 とある巣穴の中のぱちゅりーとれいむのつがい、 その子供達が今まさに植物性にんっしんっした母体のぱちゅりーからしゅっさんっしようとしていた。 ぱちゅりーにとってにんっしんっしゅっさんっはとても命がけの行為であり、 はじめてのにんっしんっと言うこともあり、少しでもリスクの少ない植物形にんっしんっをしていたのだ。 下から順にぱちゅりー、れいむ、れいむ、ぱちゅりーといった順番である。 オセロのルールについて教えたならなら全部ぱちゅりーになるのだろうか? 一昔前のドキュメンタリー番組みたく、 海亀の出産シーンのように感動的なシーンに見えなくも無いのだが、 そこは超絶被虐饅頭ことゆっくり。常に死の影が付きまとう。 野生の番ではまりさ種が父方役になることが多く、 狩で得た知識を使って、しゅっさんっする際におちびちゃん(笑)を 優しく受け止めるためにおぼうしを使うことが良く観察される。 ではまりさ種以外が父役になった場合はどうなるのだろうか? 「おちょりゃをちょんでいりゅみちゃべりっ!!?」 「「お、おあちゅりーににたおちびちゃんがあああ!!!!??」」 「「「おにぇえちゃんぎゃああああ!!!」」」 ただでさえ虚弱で知られるぱちゅりー。さらにそれが赤ゆなのである。 受け止めれなかった場合は地面に激突して自滅するしかない。 ちぇんは底は浅いが帽子を持っているため受け止めれるだろう。 なんだかんだでとかいは(笑)なコーディネートを行うありすは 葉っぱをつかって受け止めるクッションを作れるだろう。 知識は豊富なぱちゅりーは赤ゆっくりはとても体が弱いことを知っているだろうから何らかの対策をとるだろう。 運動神経のいいみょんならおちてくる赤ゆを舌で受け止めれたかもしれない。 つまりこのつがいは運動神経がいいわけでもない、おかざりが器になっているわけでもない、 赤ゆを受け止め辛い器用貧乏のれいむが父方になった時点で割りと積んでいたわけである。 最も一般的なぱちゅりーが父方になっていたとしても狩の途中で永遠にゆっくりすることになっただろうが。 「もっちょ・・・ゅ・・・」 「ぱちゅりーにのおちびちゃんがああああ!!どぼぢでおくちでうけとめてくれなかったのおおお!!!」 「ゆんやぁ!!!つぎのおちびちゃんはれいむがうけとめるよおおお!!!」 汚いシミを撒き散らして永遠にゆっくりする赤ぱちゅりーとパニックに陥ってる母ぱちゅりー。 父れいむは次のおちびちゃんこそ必ず受け止める気でいる。 「おちょりゃをちょんぢぇいりゅみちゃい!!!」ぽむんっ 「よくやったわれいむ!!」 今度はうまくうけとめれたようである。 そうして生まれたかわいいおちびちゃんが次にとる行動は一つである。 「ゆっきゅちちちぇいっちぇにぇ!!!」 「「ゆっくりし「ぶちゅべっ!?」・・・ゆっ?」」 「む~しゃむ~しゃしあわせー!!!」 ゆっくりの本能に刻み込まれた言葉。 かけらもゆっくりしていないゆっくりが未だゆっくりと呼ばれる所以である お決まりのあいさつをすることであった。 「ど・・・ど・・・どぼ・・・どぼぢでれいむがおちびちゃんをむ~しゃむ~しゃしちゃうのおおおお!!??」 「ゆ・・・?ゆ・・・ゆ・・・ゆっべええええ!!!!!」 「「おちょうしゃんぎゃおにぇえちゃんをちゃべちゃっちゃあああああ!!!!!」」エレエレエレ ゆっくりしてってねと口に出せばわかるが、 大きな声を出して言おうとすると歯と歯が噛み合う時があるだろう。 一般的にゆっくりは口の中に物を入れたまましゃべることができるといわれているが、 あれは単に口に物を入れたまま喋る事もできると言うだけであり、 大きく口を動かした場合は当然口腔内の物を噛んでしまう事もある。 生まれたばかりの子供を親が咀嚼するというあまりの事態に一番上の赤ぱちゅりーはエレ死しかけている惨劇だ。 最もまだ茎に繋がっている為いくらエレエレしようとも母体の中身が減るだけなのだが。 「むぎゅううう!!!こんどこそぜったいにおちびちゃんをうけとめるのよおお!!!」 「きゃわいいりぇいみゅがゆっきゅちうみゃれりゅよ!!!」ぽむんっ 「ゆっきゅ「そこまでよ!!!」!!?」 「むきゅ、おちびちゃんがあいさつするまえにれいむのくちからだすのよ!」 「ゆっくりりかい「ゆびゅべっ!?」し・・・し・・・しあわせええええ!!!」 先ほどの惨状を覚えていたぱちゅりーは咄嗟に赤ゆの挨拶をとめて、 父れいむに口から出させるように促す、どうして先ほどの赤ゆが死んでしまったか理解できているからである。 一方父れいむは先ほどの赤ゆが潰れて食べてしまったことまでは理解できていただが、 なぜ潰れたかは理解していなかった。餡子脳(笑) その結果が2度目の咀嚼であった。 「まちゃおにぇえしゃんぎゃあああああ!!!!ゆんやぁぁぁぁ!!!」エレエレ 「むぎゅうう・・・」 いくら赤ゆは親とつながっている間はエレ死しないとはいえ、 親のほうから中身を吸い上げている事実がある以上、親にダメージがないわけではない。 母ぱちゅりーは赤ゆがずっとエレエレしていることもあり、 すでにれいむに文句を言うこともままならない状態である。 「つぎこそ!!づぎごぞぢゃんどおぢびぢゃんをうげどべるよおおお!!!」 一方父れいむは赤ゆを2個も食べてしまったショックでダメージを受けているとはいえ、 食べていることに換わりは無いのでまだまだ余裕がありそうにみえる。 「ゆんやぁぁあ!!うみゃれちゃきゅにゃいよおおお!!!」モルンモルン 最後に残された赤ぱちゅりーは、先ほどまでの惨状を見ているために必死で生まれたくないと全身で表現している、 最もモルンモルンと動くことで生れ落ちる瞬間は刻一刻と早まるだけなのだが。 ぷちぷちと付け根の部分がはがれていき、今すぐにでも赤ぱちゅりーは生まれそうだ。 「こんどこそちゃんとれいむはうけとめるよ!!!うけとめたらすぐにじめんさんにおろしてあげるんだよおおお!!!」 「やぢゃああああ!!!きょわいいいい!!!!」ブチン しかし、動き回ったツケが出たのか赤ぱちゅりーの願いは届かず、振り子のように発射されることとなった。 「ゆっぎゅぢうみゃああああ!!??」 そして受け止める決意(笑)をしたれいむの口に運良く飛び込めることとなる。 「ごっくんっ!!!」 歯にも当たらず、地面にも落ちず幸運にれいむの口の中に飛び込めた赤ぱちゅりー 最もその時点で運を使い果たしていたのだろうか、 勢いそのままれいむの喉の奥まで飛び込んでしまい反射的に飲み込まれてしまうこととなった。 「ぱぱ・・ぱぱっぱっぱっぴぷっぺぽおおお!!??」 父れいむは赤ゆを3個も食べてしまったことに耐え切れずさすがに発狂してしまう。 一方母ぱちゅりーは赤ゆがエレエレしすぎたこともあり、中身が少なくなって死亡していた。 一方こちらは別のつがい 「ゆっくりのひ~」 「すっきりのひ~」 「「「「「まっちゃりにょひいい~」」」」」 群の近くのゆるい丘まで移動しようと、家族総出でピクニック気分で狩にきているこの家族。 れいむが母、まりさが父、胎生しゅっさんっ生まれてから1日たった子ゆは全部で5匹。 胎生しゅっさんっで5匹も子ゆを生める事もあり、このつがいはそこそこ優秀であり、 またサイズも大きい部類だった。 野生のゆっくりにおいては、いわゆる勝ち組という奴だろうか? 無事しゅっさんっを終えたこともあり、巣穴の中から開放されることもあり、 こうして家族総出で丘までやってきているようであった。 「それじゃあおちびちゃんたち!!!あのおかのうえまでいけたらゆっくりしようね!!!」 「「「「「ゆっきゅちりきゃいしちゃよ!!!」」」」」 「もうすこしでおかのうえなんだぜ!!!おちびちゃんたちがんばるんだぜ!!!」 するとそこへ、丘の上から茶色い何かが一つ転がってきた。 「ゆゆっ、なにかがこ~ろこ~ろしてきたよ!!!」 「ゆゆっ!!?なにかわからないけどゆうかんなまりささまはうけとめるのぜええ!!」 そういってまりさは家族の前に躍り出て立ちふさがる。 ぽむんっという軽い音と共に茶色い何かを受け止めるまりさ。 「「「「「おちょうしゃんしゅぎょおおいいいい!!!」」」」」 (ゆっくり視点で見れば)それなりの速さで転がっていた何かを受け止めたまりさは、 子供からすれば偉大な父に見えるのだろう。 憧れの目線と称賛が送られる。 「ゆふんっそれほどでもないんだぜ!!!まりささまにかかればこのていどらくしょうなのぜ!!!」 「ゆゆ~ん、さすがれいむのまりさだよお!!!ぺ~ろぺ~ろ・・・し、し、しあわせえええ!!」 れいむもまりさに近寄っていき、茶色い何かがぶつかったあたりをぺろぺろする。 そしてお決まりの一言をあげた。 「ゆゆっ?なんなのぜええ!?」 「まりさがうけとめたところにちゃいろいなにかがついてたんだよ!!!ついたべちゃったけどとってもあまあまでおいしかったよ!!!!!」 「「「「「あみゃあみゃ!!!!ちゃべちゃいいい!!!」」」」」 「ゆゆ?あまあまなのぜ?」 まりさはそう言いながら、ぶつかった物を見直す。 ぶっちゃけるとこれはただのおはぎなのだが、少なくとも野山におはぎは生えてこないため、 このゆっくり一家は始めてみる茶色いあまあまを興味津々といった感じで取り囲む。 「きっとこれはおかからまりささまへのおくりものなのぜ!!!」 「れいむたちのためにかってにはえてきたんだね!!!」 「「「「「ゆっきゅちちゃべりゅよ!!!」」」」」 自己中心的な考え方もここまでできるのならすばらしいといえなくも無い発想を行うこのド饅頭一家。 しかしおはぎなんてものが勝手に生えてくるわけは無いのだ。 「おっと、落としたおはぎを追っかけてみればこれはこれはいいゆっくりを見つけたぞ」 と言うは普通の料理大好きお兄さん。 今日は母体として使うためのゆっくりが全てぽっくりしたため、 新しい母体を探しに丘までハイキングがてら大きなゆっくりを探しに来ていたのであった。 「ヒャア!!!!たまんねぇ!!!食材だぁああ!!!」 突然現れた人間に対してフリーズしているゆっくりを尻目に、 お兄さんはれいむとまりさの口にラムネをたたきこみを一瞬で捕獲してしまう。 「こりゃいい大きさだァ!!・・・子ゆは汚いだろうし潰していくか。」 そう言ってあっという間に声も上げさせること無く子ゆっくりを全て潰してしまう。 「まぁおはぎも子ゆの成れの果ても虫が食べてくれるからこのままでいいだろう」 お兄さんが去ったに残されたのはおはぎとおはぎみたいな泥饅頭が5個だけだった。 「フヒヒ、これだけ大きい母体がいればキメラ出産とかもさせれそうだな、 いや、大きな子ゆを生ませて丸焼きに・・いやいや子ゆをたくさん生ませて酢漬けにしてもおもしろいかな」 そうして連れ去られた親ゆ2個は、凄まじい死臭がする部屋に閉じ込められ、 子を食べられ調理し続けられる生活を送ることとなる。 この様に、稀に長生きする固体もいるのだが、大多数のゆっくりは生まれた瞬間に死ぬこととなる。 ある学者が調査した結果によると、加工所や野良、野生や飼いゆっくり全ての平均寿命は、 おおよそ2日程度であり、これはおよそ平均的な饅頭の消費期限とほとんど同じになるらしい。 食べ物の賞味期限と違い、消費期限はその期間内に消費しきらなければならないため、 仮にも饅頭であるゆっくりたちの寿命ものその期間内に消費されているのだろうか。 どれだけ駆除をしてもどこからともなく沸いて出てくるゆっくりは、本当に饅頭の精霊なのかもしれない。 「おやさいはかってにはえてくるんだよ!!!」 「はいはいゆっくりだけゆっくりだけ」 「どぼぢでそんなごどいうのおおお!!!!」 後書き等 嫌いなランキング れいむ(でいぶ込) > 赤ゆ > ちぇん / 好きなランキング みょん(下ネタ種込)> ありす(れいぱー込) > ■ω・ / みょんれいむ虐も書いているけども、特徴を出そうとするとセリフが増えて筆が進まないので軽く一作れいむ死ね。 ポマぎあき様、eraYukkuriへのご感想ありがとうございます。 あれからアイデアがあったらメモはしてるのですけども、 実装しようとするとかなり根っこからスクリプトを書き換えなければいけないようなので挫折中です。すいません。 言わせるセリフとかだけならば中のEVENT_K01と言うファイルの中身を ワードパットで変更すれば変わりますのでよければお試しください。 過去作品など http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/2898.html 汚あき
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『胴付きになりたかったまりさ』 3KB 小ネタ 野良ゆ 都会 現代 独自設定 小ネタ連発です。 胴付きになりたかったまりさ 「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 とある町の路地裏、そこに作られたダンボールのおうちの中にまりさはいた。もう三日 も食料を口にしていない。まりさの体力は限界に近づいていた。 「まりさは・・・どうつきさんになってゆっくりしたいよ・・・」 限界に近いまりさを支えているのは、通りすがりの人間に教えてもらった、ある言葉で あった。 ×××××一週間前××××× まりさはボロボロだった。日課であるゴミ捨て場での"狩り"をしていた時、人間に見つ かってしまったのだ。殺されはしなかったが、こっぴどく痛めつけられたまりさはその場 から動けずにいた。 「おや、ゆっくりじゃないか」 通りすがった人間がまりさに声をかける。 「ゆぅぅぅ・・・にんげんさんはゆっくりできないよ」 ナメクジのような速度でその場から逃げようとするまりさに人間は言う。 「まぁ落ち着け。俺の話を聞いてくれたら、傷も治してやるし、あまあまもやるぞ」 「ゆぅ!?あまあまさん!?」 あまあまという言葉に反応するまりさ。あれほど人間はゆっくりできないと思い知らさ れたのに、所詮はゆっくりである。まりさは人間の話を聞いてみることにした。 「ゆぅぅぅっ!おにいさんありがとう」 オレンジジュースで傷を治療してもらい、あまあまをもらったまりさは、むーしゃ、む ーしゃとそれを頬張りながらお兄さんに感謝する。 「傷も治したし、あまあまもあげた。そろそろ俺の話を聞いてもらうぞ」 「わかったよおにいさん!ゆっくりはなしていってね!」 人間のお兄さんはゆっくりと話した。野良ゆっくりは人間にとってゆっくりできない事、 飼いゆっくりはゆっくりできるが、野良ゆっくりが飼いゆっくりになることは難しい事、 しかし、野良ゆっくりでも飼いゆっくりになれる方法がある事。 「まりさはかいゆっくりさんになりたいよ!かいゆっくりさんになれるほうほうをゆっ くりおしえてね!」 お兄さんが教えてくれた飼いゆっくりになる方法は、胴付きになる事だった。胴付きゆ っくりになれば、人間が拾って飼いゆっくりにしてくれる、保健所の職員に見つかったと しても、普通のゆっくりなら処分されるが、胴付きなら保健所を通じて飼い主を探しても らえる、そんな夢のような話だった。 まりさには目標ができた。お兄さんと別れた日、まりさは胴付きになる事を夢見ながら、 久しぶりにゆっくりと睡眠を取ることができた。しかし次の日・・・ 「どぼぢであみさんがあるのおおおおっ!?」 昨日まりさを傷めつけた人間は、このゴミ捨て場を管理する人間だった。まりさが去った 後、再びやってきた人間はゴミ捨て場にゆっくり対策を施したのであった。苦いのを我慢す れば、なんとか食べることができる雑草が生えている田舎と違い、アスファルトで塗り固め られた都会では、ゴミ漁り以外に食料を得る手段等殆ど無い。まりさは日に日に弱っていっ た。そして、空腹によりまりさは動けなくなった。薄れ行く意識の中で、まりさはただ、た だ胴付きになる事だけを考えていた。そんなまりさに奇跡が起こる。 胴付きになる条件は、まだ詳しくわかっていない。栄養を十分に摂取できており、本ゆん がとてもゆっくりと感じている場合(れみりゃ種に多い)、完全に偶然の場合、その他様々な 条件があると考えられている。まりさの場合、後者の条件が当てはまったのだろうか、それ とも胴付きになりたいというまりさの願いがそうさせたのか、まりさの底部には、小さな胴 体が生え始めていた。 まりさの胴付きになる、そんな夢が実現するかに思えたが、現実は無情である。まりさに 生え始めた胴は、思ったより大きくなっていかない。その理由はまりさの健康状態にあった。 胴付き化の原理は、通常のゆっくりのにんっしんっ!と似ている。にんっしんっ!は生ま れる赤ゆに自分の餡子を分け与えて成長させるが、胴付き化は自分の餡子を生えてくる胴に 分け与える事で胴を形成させる。しかし、このまりさは極度の衰弱状態にある。そんな状態 で胴に餡子を分け与えることができるのであろうか。答えはノーである。健康体のゆっくり であれば、減った餡子は自然と補充されていくが、このまりさにはもうそこまでの力は残っ ていなかったのである。 翌朝、路地裏のダンボールには、まりさだった物と、底部から生えた紐のような何かが残 っているだけであった。 END 今までに書いたもの anko2495 一番多いゆっくりは anko2498 日本を支える一大産業(本編) 挿絵:車田あき
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*警告* 有名コミックの女体化パロです。 何も悪いことをしていないゆっくり一家が永遠にゆっくりできなくなります。 何も悪いことをしていない妖怪も、料理を紹介しただけでゆっくりできないことを 言われますが、原作からしてああなので仕方ありません。 80字改行です。その辺案配していただけると読みやすいです。 ↓以下本文 妖怪の山の裾の森に、ゆっくりの巣があった。豊かな恵みを糧に、つがいはゆっくりと 暮らし、ゆっくりにんっしんっした。昼はまりさの集める森の恵みですくすく育ち、夜に は巣穴で、まりさににてゆっくりしたこだね! れいむそっくりでゆっくりかわいいよ! あかちゃんがうまれたらみんなでゆっくりしようね! などと、すーりすーりしては家族 の未来を語りあい、れいむの茎に実る互いのゆっくりの結晶を見上げてはとてもゆっくり と暮らしていた。そして、芽生えの日を迎えたまさにその時、2匹は巣穴から引きずり出 された。木陰の下生えに、頭から茎を生やしたゆっくりれいむと、頬を膨らませて威嚇し ているゆっくりまりさが並べられる。 「ゆぅ~っ、いまからあかちゃんがうまれるよ! ゆっくりどこかいってね!」 下膨れの顔を更に膨らませてぽいんぽいん跳ねるまりさ。2匹を引き出したのは少々太 ましい女妖怪と、栗色の髪の女妖怪、そしてそっぽを向いて不機嫌さを隠そうともしない 黒ずくめの女妖怪。 「ゆゆっ! あかちゃんゆっくりうまれるよ!」 ヘヴン状態の顔で震えるれいむの茎の、最も根元側に実っていた子れいむがぱちりと目を 開いた。子れいむは育っている間中聞こえていた、とてもゆっくりしていた言葉を返そう と、小さな口をいっぱいに広げたその瞬間。 「ゆっく……」 ぷつりと茎から離れ、親ゆっくりの目の高さまで落ちてきた最初の子れいむは、最後まで 言い終えるよりはやく、2匹の眼前で掻き消えた。大慌てで見回す親まりさは気付いた。 先ほどの3人の、一番ゆっくりしている奴がこのゆっくりできない時に、何かをむーしゃ むーしゃしてゆっくりした顔をしていることに。 「あかちゃんがきえちゃったよおおおお!」 「ゆっくりしてないであかちゃんをさがすのてつだってね!」 「赤ゆっくりは生まれたてが一番なんですわ。ささ、栗太夫はんもおひとつ」 「あ、この子が落ちそうですね!」 2番目に目を開いた子まりさを、栗太夫と呼ばれた栗色の髪の女妖怪がひょいと摘みとり、 躊躇うことなく口に運ぶ。年経た栗の木の変じた妖怪であろう。 「ゆ゙ぎゃああ?! れ゙い゙む゙のあがぢゃんんん!?」 「どぼぢでそんな゙ことするのお゙!」 はじめてのゆっくりのゆの字を言う前に一口で噛み切られた子まりさの無惨な姿に、2匹 は白目を剥いて痙攣する。 「おいしいー! 爽やかな甘さと、プリっとした食感がたまりませんね!」 「ほほ、この悲鳴も乙でっしゃろ?」 無言のまま不機嫌そうに見ていた黒ずくめの女妖怪は、茎の先でぶるぶる震えている子れ いむを無造作に1匹摘み取ると、一口に頬張った。しあわせー! に暮らす筈だったゆっく りの結晶は見知らぬ妖怪の口の中で、ただの饅頭として咀嚼され、嚥下されてその儚い一 生を終えた。指先を一舐めすると、不機嫌そうに鼻を鳴らしてかの女は言い放つ。 「帰りましょ。こんなゆっくり、時間の無駄だわ」 「何てこと言うの!」 「ふん、親ゆっくりの期待と栄養でゆっくり育って、しあわせー! しか知らない、薄っ ぺらい味で食べられたものじゃない。こんな出来損ないの饅頭をありがたがってるから、 東西丸。新聞の読者は味音痴なんて言われるのよ」 ヒネた目つきの黒ずくめの女妖怪は、山岡シロ子。完結したことで、まだ何にでも噛みつ いていた頃の山岡さんが幻想入りした妖怪だが、そんなことはどうでもいい。 「ばりざたちはできそこないじゃないいい゙!」 「れ゙い゙む゙のあ゙がぢゃ゙ん゙がえ゙ぜえ゙!」 まだ茎に何匹か子ゆっくりが連なっているのも忘れ、半狂乱で3人の足に体当たりを繰り 返すれいむとまりさ。足にまとわりついてくる涙とかよだれに構うことなく、シロ子は 肩越しに京極はんに挑発的な言葉を放つ。 「来週、ゆ民に来て下さい。本当のゆっくりを食べさせてあげますから」 「ちょっと山岡さん!」 ひょい、と飛び上がるシロ子を追って栗太夫が飛び立つと、足に飛びかかっていたまりさ はそのまま顔から地面に突っ込む。鈍い音がして、何本か歯が折れる。親れいむの茎の子 ゆっくりは暴れているうちに何匹か落ちて、何匹かは勢いよく放り出されて地面と仲良く なりすぎて養分となり、無事に落ちた何匹かはふぁーすとゆっくりを言う前に怒りに我を 忘れた親に踏み潰され、ガタガタ震えているのが数匹残っているだけであった。 「おかーしゃあん、れいみゅはできしょこないにゃのぉ?」 「ま、まりしゃをつぶしゃないでね……」 目が開いた途端に、姉妹を目の前で食べられ、出来損ないと呼ばれ、姉妹は親に潰され、 もはや子ゆっくりたちは二度とゆっくりすることはない。親ゆっくりたちもはじめての ゆっくりしたあかちゃんを摘み取られ、食べられたうえに存在まで否定され、しかも暴れ て自分たちの子を潰してしまったとあっては、餡子に刻み込まれた絶望は、一家を金輪際 ゆっくりさせることを許さない。
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寄生 今夜、麓の小さな洞窟でゆっくり同士の愛の営みが行われた。 普通のゆっくりによる普通のにんっしんっ! ただ一つ違ったのは、まりさはゲスだったのです。 「んほぉぉぉぉぉ、すっきりぃー!」 「すっきりー!」 数日後 「だいぶおなかがおおきくなってきたね」 「まりさ様に似て凄く可愛い子なんだぜ!」 珍しくまりさが母体、しかも胎生での妊娠のようです。 「ゆふーん、でもれいむににてやさしいゆっくりになるよ!」 「そうなんだぜ、ところでれいむ、おちびちゃんがお腹を空かせてるんだぜ?」 「ゆゆっ!ごめんねきがきかなくて、すぐにとってくるよ!」 れいむは餌を取るために外へと駆け出していきました。 「むーしゃ、むーしゃ、むーしゃ、むーしゃ!」 「ま、まりさ!むーしゃむーしゃしすぎだよ!れいむのぶんもちょうだいね!」 「しょうがないんだぜ、おちびちゃんがもっといっぱい食べたいって言ってるんだぜ?」 「そ、そうなんだ……じゃああしたはもっとたくさんとってくるよ」 そうしてれいむは次の日も、その次の日も沢山の餌をとってきました。 「むーしゃむーしゃ……ゆぅ、またヨモギなんだぜ」 「いまはむしさんもすくないんだよ、わがままいわないでね!」 「おいおい、まりさを怒っても困るんだぜ、お腹の可愛いおちびちゃんが不満を言ってるんだぜ?」 「ゆっ!?」 「れいむは聞こえないんだぜ?お腹のおちびちゃんが『はちみつ食べたいよー!』って騒いでるんだぜ」 「ゆふぅ……」 そして翌日。 「しっあっわっせぇぇえええええええええええええええええ!」 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛……」 そこには蜂蜜を頬張るまりさと、虫刺されでとてつもない顔になったれいむの姿がありました。 「ゆふぅん♪久しぶりにゆっくりしたんだぜ、『お腹の』おちびちゃんがだぜ」 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛、よがっだね、ゆっぐりじでね?おぢびぢゃん……」 「ゆっ!」 れいむがまりさのお腹に顔を近づけると、まりさはすっと離れていきました。 「まりさ?」 「今のれいむのお顔は半端ないんだぜ、そんなんじゃおちびちゃんの胎教に影響がでるんだぜ!」 「そ、そんなことをいわれても……」 「その腫れが引くまでは近寄って欲しくない……っておちびちゃんが言ってるんだぜ、おちびちゃんが!」 「ゆぅ」 それからもれいむの献身的な努力もあり、まりさは非常にゆっくりしていました。 そして出産の日。 「ゆぎぃいいいいいいいいい!」 「がんばってまりさ!ゆっゆっゆーだよ!」 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛ぅぅぅぅぅ、うばでるううううううう!」 ポーンっと軽快な音とともにソフトボール大のゆっくりれいむが誕生しました。 「ゆひぃいいいい、れいむににてかわいいこだよぉぉぉぉおおお!」 「おかあさんたち、ゆっくりしていってね!」 「ゆふぅ……ゆふぅ……」 その夜、れいむは今までの苦労を吹飛ばすかのように、子れいむと一緒に過ごしました。 「おかーさん、ゆっくりおはよう!」 「ゆ!おちびちゃん、ゆっくりおはよう、きょうからいっしょにゆっくりしようね!」 「うん! あれ?まりさおかーさんは?」 「ゆ!?」 子れいむの指摘を受け、辺りを見渡しますが、何故かまりさの姿はありませんでした。 「ゆぅー?ゆ!ずっとおうちでゆっくりしていたから、きっとおさんぽにいってるんだよ」 「ゆーん、れいむもいっしょにいきたかったよー!」 まりさが一人で散歩に行っていると言われ、親と一緒にいたい子れいむは洞窟内でぽいんぽいんと地団太を踏みます。 「ゆふふ、あとでおいかけようね、でもまずはあさごはんをたべようね!」 「あさごはん!ゆっくりしていってね!」 そう言って貯蔵庫に朝ご飯を取りに行くれいむ、しかしそこで驚きの光景を目撃します。 「ゆゆゆゆゆゆー!どぼじでごはんさんがないのぉぉぉぉぉおおおお!」 母の叫びを聞き、子れいむも大急ぎで貯蔵庫に駆けつけました。 しかしそこにはどう目を凝らしても食料は一切残っていませんでした。 「ど、どぼじで……ここにはれいむたちがいるからだれもはいれないのに……」 「おかーさん、ここのかべさんをみて!」 「ゆ!?」 そこにはゆっくりに伝わるゆっくり文字で走り書きが残されていました。 『おちびちゃんがまりさじゃなかったのでそだてるのめんどうなんだぜ、れいむはこそだてがとくいでしんぐるまざーがすきだからちょうどいいんだぜ?』 「ゆぅうううううううううううううう!!!!???」 「ゆーん、まりさおかーさーん!!」 洞窟内には捨てられたれいむ親子の叫びがいつまでも響いていました。 「ゆふぅん、やっぱりれいむと一緒になるとゆっくりできるんだぜぇ~でも本当ににんっしんっ!したのは焦ったんだぜ」 このまりさ、れいむ種の家族愛に目をつけて寄生するゲスまりさだったのです。 「でもおちびちゃんがまりさと同じなら、子育てもちょっとは考えたけど、れいむじゃあ育てる気が起きないんだぜぇ~」 こうしてまりさは次の寄生先を探すのでした。 おしまい☆ 作品集 さらわれたにんげん れいむの受難 ※登場ゆっくりでゆっくりできなかったゆっくりは好きにして頂いて構いません。 このSSに感想をつける