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戦闘 先攻の決定:GKのダイスロールにより、どちらの陣営が先攻か決定する 各陣営は作戦掲示版で話し合い、代表者がターンごとにキャラクターの行動をGK(ゲームキーパー)に提出する(「戦闘行動」参照) GKは、提出された行動表に沿って各キャラクターの行動を処理する特殊能力の発動など、判定が必要な場合はダイスによって成否が決定される キャラクターの行動方式にはフェイズ移行型とフェイズ共有型がある。事前にGKによってどちらかが指定されるフェイズ移行型1ターンは2つのフェイズに分割される。先攻陣営フェイズ→後攻陣営フェイズ 片方の陣営のキャラクターすべての行動が処理されると、そちらの陣営のフェイズが終了して相手陣営のフェイズに移る お互いのフェイズが終了すると、そのターンが終了する フェイズ共有型両陣営のキャラクターが提出された順番・行動で交互に動き、全てのキャラクターが処理されたらそのターンが終了する ターンが終了したら、次のターンへ進む 特定のターンになると、両陣営の敵となる強力なNPC「転校生」が出現する(GKによっては出さない場合もある) 指定されたターン数以内に相手陣営の全滅を目指す※もちろん全滅以外の勝利条件を満たすことを考えても良い
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固有名称 まん丸卵の戦闘メイド 基本名称 ナーベラル レアリティ ★5 タイプ 知 ロール アタッカー 種族 異形種 攻撃タイプ 魔法 ※MAX~LV150 スキルLV100・親密度最大時 ※Fin ★5覚醒スキル解放ボーナス補正込み ステータス LV100 MAX LV110 LV120 LV130 LV140 LV150 Fin HP 6,844 7,344 8,371 11,371 攻撃力 6,762 8,414 11,660 14,660 防御力 2,611 3,283 4,066 5,266 素早さ 343 393 462 552 ★5覚醒後・スキル解放ボーナス補正 LV120 LV140 タイプ 感電 HP+900 防御力+840 エンハンサー 帯電 攻撃力+450 素早さ+75 アタッカー 電撃解放 防御力+360 攻撃力+1,050 アタッカー エレメンタリスト(エア) 攻撃力+450 HP+2,100 アタッカー ゴミを見るような目 素早さ+15 攻撃力+1,050 タンク 合計 HP +3,000 攻撃力 +3,000 防御力 +1,200 素早さ +90 スキル 感電 (パラライズ) 奥義ゲージ+6~9 MP3 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)敵単体に一定確率で麻痺状態・3ターン、麻痺状態 帯電 () 奥義ゲージ+12~18 MP1 帯電状態になり確率で感電を付与できる(カウンター攻撃)自身に3ターン、回避+Lv2自身に3ターン、クリティカル率+16%帯電状態の時Lvをアップする(最大Lv3)・Lv1 2ターン、感電+20% 雷エレメント耐性-20%・Lv2 2ターン、感電+35% 雷エレメント耐性-20%・Lv3 3ターン、感電+50% 雷エレメント耐性-20% 電撃解放 () 奥義ゲージ+6~9 MP3 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)自身の「帯電」Lvによって効果が変わる・帯電Lv0 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv1 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv2 敵全体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv3 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) エレメンタリスト(エア) パッシブ 雷エレメント強化+40%魔法攻撃力+15% ゴミを見るような目 パッシブ 雷エレメント強化+15%防御力+25%魔法スキルダメージ+30% ★5覚醒後・スキル効果 スキル LV 効果 感電 LV100 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・3ターン、麻痺状態 LV120 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・3ターン、麻痺状態 LV140 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・3ターン、麻痺状態 帯電 LV100 帯電状態+Lv1自身に3ターン、回避+Lv2自身に3ターン、クリティカル率+16%・Lv1 2ターン、感電+20% 雷エレメント耐性-20%・Lv2 2ターン、感電+35% 雷エレメント耐性-20%・Lv3 3ターン、感電+50% 雷エレメント耐性-20% LV120 帯電状態+Lv1自身に3ターン、回避+Lv3自身に3ターン、クリティカル率+%・Lv1 2ターン、感電+20% 雷エレメント耐性-20%・Lv2 2ターン、感電+35% 雷エレメント耐性-20%・Lv3 3ターン、感電+50% 雷エレメント耐性-20% LV140 帯電状態+Lv1自身に3ターン、回避+Lv4自身に3ターン、クリティカル率+24%・Lv1 2ターン、感電+20% 雷エレメント耐性-20%・Lv2 2ターン、感電+35% 雷エレメント耐性-20%・Lv3 3ターン、感電+50% 雷エレメント耐性-20% 電撃解放 LV100 ・帯電Lv0 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv1 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv2 敵全体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv3 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) LV120 ・帯電Lv0 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv1 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv2 敵全体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv3 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) LV140 ・帯電Lv0 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv1 敵単体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv2 敵全体に1回の魔法攻撃(雷)・帯電Lv3 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) エレメンタリスト(エア) LV100 雷エレメント強化+40%魔法攻撃力+15% LV120 雷エレメント強化+48%魔法攻撃力+18% LV140 雷エレメント強化+60%魔法攻撃力+22.5% ゴミを見るような目 LV100 雷エレメント強化+15%防御力+25%魔法スキルダメージ+30% LV120 雷エレメント強化+18%防御力+30%魔法スキルダメージ+36% LV140 雷エレメント強化+22.5%防御力+37.5%魔法スキルダメージ+45% 奥義 電撃領域 (ライトニング・フィールド) Lv1 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) Lv2 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) Lv3 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) Lv4 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) Lv5 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) ★5覚醒後 Lv6 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) Lv7 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) Lv8 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) Lv9 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) Lv10 敵全体に1回の魔法攻撃(雷) 備考 2021年5月27日上方修正 HP 1,364 (6,819) → 1,369 (6,844) 攻撃力 1,311 (6,490) → 1,366 (6,762) 防御力 1,301 (2,602) → 1,306 (2,611) 素早さ 135 (337) → 138 (343) 麻痺 (パラライズ) 消費MPを4から3に変更 ニュートラル攻撃 →雷エレメント攻撃に変更 帯電 帯電状態(感電付与)について説明追加 回避率アップを追加 電撃解放 効果量を上方修正 魔攻UP →エレメンタリスト(エア) 雷エレメントによる攻撃力アップを追加 防御力UP →ゴミを見るような目 物理防御力と魔法防御力をアップする →防御力がアップするに表記変更 雷エレメントによる攻撃力アップを追加 電撃領域 (ライトニング・フィールド) 効果量を上方修正 2023年8月9日上方修正 帯電 「クリティカル率+16%」効果を追加 ゴミを見るような目 「魔法スキルダメージ+30%」効果を追加 評価 良い点 麻痺効果のある攻撃がMP3で使用可能。 帯電Lvを高めると一部のスキル威力が上がる。 カウンター攻撃で感電が付与できる。 悪い点 HP、防御力の基礎値が低い。 帯電Lvを上げないと真価を発揮できない。 覚醒後の評価 コメント 名前 コメント
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使用技能 近接攻撃はファイター・グラップラー・フェンサー技能から選択します。 選択技能 内容 ファイター技能 制限無し グラップラー技能 格闘カテゴリのみ フェンサー技能 武器の必要筋力が、自身の筋力の半分以下の武器しか使えないクリティカル値が1減る(クリティカルし易くなる) 乱戦エリアまで移動 近接武器で攻撃する場合、まずは敵前衛の目の前まで進みます。 通常移動で移動できる距離は「敏捷度×1」mまでです。 敏捷度×3mまで移動できる「全力移動」もありますが、 全力移動後は一切攻撃できず、回避力-4ペナルティもあるため、戦闘時の使用には向きません。 敵味方が入り交じる状態を「乱戦」と言い、双方の最前線エリアになります。 基本的には、敵前線を全滅させて乱戦が解消されるまで、敵後衛には進撃できません。 乱戦に関する詳細は、ルールブック1改の174~179ページ参照。 戦闘特技の宣言 「全力攻撃」「必殺攻撃」「魔力撃」などの特技を使用する場合は、最初に宣言をしておく必要があります。 命中判定 2dを振り、武器が命中したかどうかを判定します。 命中力は「2d+使用技能Lv+器用度ボーナス(+補正増減)」です。(*1) この命中力が、相手の回避力を上回れば命中します。同値は回避の勝ち。 両手で攻撃する場合、命中判定も2回行います。 具体例 武装神姫達のソード・ワールド2.0【第1-5話】より コルトの行動。 まずはボガードソーズマンに攻撃するため前進、乱戦状態に。(青い円が乱戦エリア) 「両手利き」を習得しているため、両手のサーベルを使用して攻撃。それぞれ命中判定。 右手の命中力は、2d(出目9)+フェンサー技能(Lv3)+器用ボーナス(2)+両手利きペナルティ(-2)で12。 これに対するソーズマンの回避力は、2d(出目6)+6-2で10。-2は、シグナルバレットを受けた事によるペナルティ。 コルトの命中力が、ソーズマンの回避力を上回ったため右手は命中。 右手も同様の計算。 コルトの命中力(8)が、ソーズマンの回避力(10)以下だったため、左手は失敗。 ダメージ計算 命中したら、ダメージを計算します。 まず2dを振り、使用した武器の威力表(*2)を参照します。 威力表の出目の欄が、武器によるダメージ量になります。 出目が、「C値」以上になった場合、クリティカルヒットとして、 続けて2dを振り、そのダメージも上乗せすることが出来ます。 武器ダメージに、 技能による追加ダメージ = 「使用技能Lv+筋力ボーナス」 戦闘特技や魔法効果などによる追加ダメージ 敵の「防護点」によるダメージ軽減 を足し引きしたものが「適用ダメージ」(=最終的なダメージ量)となり、敵HPから引かれます。 具体例 武装神姫達のソード・ワールド2.0【第1-5話】より 命中した右手のみダメージ計算へ。サーベルの威力表がこちら。 武器名 威力 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 C値 サーベル 10 * 1 1 2 3 3 4 5 5 6 7 10→9 1回目の2dの出目が9、武器によるダメージは5。 フェンサー技能で攻撃したため、C値が10→9になり、出目がC値以上になったのでクリティカル。 再び2dを振る。 武器名 威力 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 C値 サーベル 10 * 1 1 2 3 3 4 5 5 6 7 10→9 2回目の出目が5、武器によるダメージは+2。今度はC値(9)には届かず。 ここまでのダメージを合算した7が、最終的な武器の攻撃力になる。 これに、 追加ダメージ(+6):フェンサー技能(Lv3)+筋力ボーナス(3) 特技「武器習熟/ソード」による補正(+1) ソーズマンの弱点「物理ダメージ+2」 ソーズマンの防護点による軽減(-2) を加えて、12点がソーズマンに適用されるダメージになります。
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「一つ確認させてくれ」 チェインは珍しくまじめな顔で言うと、目の前のテディベアを睨みつけて、 「お前は妖精界で一番の美少年で、八妖精になった最年少の妖精のマニなのか!?」 早口で、叫んだ。 すると、チェインの下にある地面がうごめきだし、文字が描かれた。 [YES] 「嘘だろ! そんなわけない「だけどチェイン、実際にあったんだ」だけど・・・」 ティーはマニを抱き上げ、マニを指差した。 「これがなによりの証拠だろ?」 [これじゃないよ。マニだよ] 「あぁ、ごめんね。マニ」 ティーは、急に暴れだしたそれをあやすように頭を撫でた。 「あの・・・さっきから気になっていたんですが・・・」 アブソーは、風で消えかかっていたYESの文字を指して、マニに尋ねた。 「何故マニさんは砂で文字が書けるんですか?」 マニはその問いに対して、 [これは僕の力。『実操』の力。生き物が触れる物を、全て思いのままに操れるんだよ] 砂、で答えた。 「マニさんはすごいですね!」 少女はテディベアに近付くと、ティーと一緒に頭を撫で始めた。 マニの顔は赤くなっていった。 その瞬間、チェインとクルーは二人して同じ事を思った。 ――マニ・・・羨ましすぎる・・・。 ――マニ・・・羨ましいです・・・。 +++ クルーはそんな微笑ましい場面の中、こう切り出した。 「マニがテディベアになったしまったのは分かりましたが、そもそも何故こんな事に?」 すると、クルーの足元がうごめき始めた。 [一人だけ、犯人に心当たりがあるよ] 皆の顔が緊張で強張る。 「それは・・・誰ですか」 クルーのそんな問いに、マニは簡潔に、こう答えた。 [時空に飛ばされる前に、タイニーに変なジュースを飲まされたんだよ] 皆は、すぐに納得した。 +++ 「・・・へックション!」 [大丈夫? 風でもこじらせた?] 「いや・・・いたって健康だけど・・・」 [ふーん。誰かが君の噂でもしてるんじゃない?] 城の庭で、花を通じて巨木と話す少女はケラケラと笑って。 「僕は色んなイタズラしてるから、噂の心当たりが多すぎるよ!」 +++ 「だからさ、チェイン。 もう少しここにいてくれない?」 「そんなこと言われたって・・・」 「だけどチェインさん、見捨てるのは良くないですよ?」 アブソーのその言葉に、チェインは何も言い返せなかった。 時は少し遡る。 タイニーのジュースの騒動があったあと、 チェインはもう一度マニに質問した。 「マニはこんなのになっても、マニだ。八妖精には変わりないんだろ?」 [こんなの、っていう表現は気に入らないけど。確かにその通り、儀式はできるよ] するとチェインはみんなに向かって、 「じゃあ、ここに長居する理由もないってことで「まだ帰らないで!」・・・ティー?」 ティーは重苦しく、口を開いた。 「このままだと――アルファが、死んじゃうんだ」 「・・・その原因は、おそらくはあの向日葵」 「向日葵たちが、アルファさんを苦しめているのですか?」 「少し違うよ、アブソー」 ティーはマニを抱く力を、少し強めた。 そして、ゆっくりと口を話し出す。 「あの向日葵は、いわばこの時空の太陽そのもの。太陽はいかなる時でも、生きるものに『生』を与える」 すると、砂が再びうごめいた。 [だけど、最近向日葵の花が枯れ始めているんだよ] 「だから、もし太陽がなくなったら・・・アルファは・・・・」 珍しく泣きそうなティーを見て、事の重大さを理解したクルーは、ティーの手をとって。 「そんなに心配しなくてもいいですよ。ここに私がいる限りは、ね」 +++ 「・・・分かった、俺も残る。だけど、何で向日葵が枯れ始めているんだ? 強い魔力を持つあの向日葵が、枯れるなんてことはないはずだろ?」 「チェインにしては珍しく頭が回りますね」 チェインはクルーを、一瞬睨んだ。 「私、あなたたちが来る前にずっと向日葵を観察してたの」 「それで・・・何か見たんですか?」 そんな少女の問いに、ティーはおおげさな身振りをいれて、言った。 「一輪の向日葵が、突然赤く光って、そのまま・・・枯れたの」 +++ 現在、アブソー達のいる時空には、夜というものがない。 向日葵達が一日中太陽として活動することで、夜の時間も昼のようにしてしまうのだ。 そして空が明るい今、実質的には夜の刻に、アブソーとチェインは隣同士で座っていた。 「あったかい・・・ですね」 「そうだな」 「なんだか、眠くなりますね・・・」 「俺達は今見張りをやっているんだろ? 今は眠いのを我慢しろ」 「あぁ、そうでした。・・・向日葵達が枯れてしまう瞬間を見ていないと・・・」 アブソー達は、とりあえず向日葵が枯れる原因を調べましょう、というクルーの提案の下、アブソーとチェイン、そしてクルーとティーの二手に分かれて向日葵達を見張ることになったのだ。 しかし、本来はこの時間にはもうすでに夢の中、のアブソーにとっては、この仕事は難しいものだったらしく、もうすでに彼女のまぶたが落ち始めていた。 「・・・そんなに眠いか?」 「・・・いえ・・・大丈夫・・・ですよ」 「もう目が開いてないけど」 「そんなこと・・・ないです」 そんな虚ろなアブソーを見かねたチェインは、 「眠いんだったら寝とけ。何かあったらすぐに起こすから」 「じゃあ・・・お言葉に甘えて・・・」 アブソーはそういい残して、完全に思考を停止し、眠りについた。 頭をチェインの左肩に乗せて。 「・・・え。そこで・・・?!」 チェインの顔は一瞬で見事に赤くなった。 ――か、顔が・・・近い近い!! チェインはその後、左の方向を見ることはなかった。 だが、しっかりと、チェインは左肩を通じて彼女の温かさと儚さを感じた。 +++ そのころ、アルファに乗って見張り中の二人は。 「・・ん?」 「どうしたの?」 「いや、チェインの心が動揺していたので、何かと思ったら・・・」 「アブソー関係・・・だった?」 クルーはその言葉に、ティーの声色を真似て、 「ビンゴ」 とだけ言った。 「はは、全然似てないよ!」 「そうですか? けっこう自信はあったのですが・・・・・あ」 「今度は何?」 クルーは振り向いて、 「ティー、マグマは生き物なのですか?」 +++ ――とても暇です。・・・とても。 マニは『実操』の力で自分の体を動かし、比較的見晴らしのいい場所にいた。 見上げると、アルファがゆっくりと飛んでいる。 ――ティーはクルーと二人っきりですし、気に入りません。 そして、マニはふと視線を動かした。 そこには、茎の部分がほのかに赤い向日葵があった。 ――あれって・・・。 すると、頭上から声と風が降ってきた。 「マニ! あなたも気付いたんですね!!」 風の音に負けないように、クルーは声を張り上げて続ける。 「その現象の原因が分かりました!」 それを聞いたマニは地面に大きな文字を書いた。 [原因? いったいなんですか?] クルーはいっそう声を張り上げて答えた。 「生きているマグマです!!」 +++ 「はぁ・・・おい・・・無事か?」 「チェインさんのおかげで無傷です。チェインさんこそ、大丈夫なんですか?」 「俺は・・・はぁ・・・八妖精だぞ・・・傷一つついてねぇよ・・・」 チェインはアブソーにそう答えると、『マグマ』に向かって剣を振り下ろした。 マグマは剣に触れた瞬間、ジュッ、っと音を立てて、しぼんで消えた。 ――くそ、お前ら! 一体何者なのか分からないが、よくも、よくも・・・。 チェインは近くにいたマグマに向かって走っていく。 ――アブソーとの時間を邪魔しやがって!! 剣はマグマの中心を貫いた。 「許さない、絶対に」 +++ 「マグマが生きているなんてありえるのか?」 「普通はありえませんが、実際に動いていますし・・・」 [なにより、ここは時空です] 「それもそうですね。あ・・・」 「どうしたの? クルー」 クルーは羽を剣に変えると、二人を見据えて、 「チェインとアブソーがマグマに襲われているので、助けに行きます」 そして走り出した。 [どうしたの? 追わないの?] マニはそうティーに尋ねた。 するとティーは、さきほどのクルーと同じ動作をした。 手に持っていたのは――七色に輝く剣。 そして、それがマニに対しての答えだった。 「もちろん。行くしか無いじゃん」 ティーは、マニを片手に持って、走り出した。 +++ 「あれが・・・向日葵が枯れた原因の・・・」 助太刀をするため、チェインのところに向かったクルーが見たものは、真っ赤にうごめく「何か」と、その赤の中にいる二つの人影。 その一人は金色に輝く剣を持ち、もう一人はその後ろでうずくまっていた。 「アブソーをかばいながら戦うなんて・・・いくらなんでも無茶しずぎですよ」 クルーは己の手にある青く輝く剣を握りなおし、二人の下へ走っていった。 そして、クルーが走り去った後に、また人影一つ。 +++ 赤いマグマが、チェインの頭に向かって飛ぶ。 チェインはそれを気配で感じ、正面にいたマグマを切った剣をそくざに引き、 そのままソレに向かって振り下ろした。 「アブソー! ふせろ!」 周りをうかがうために立ち上がろうとしたアブソーにそう叫ぶと、 チェインは、また次のマグマに剣を振るった。 「チェインさん!」 どうした?! と返す暇はなかった。 背後からマグマの集団がまとめて飛んでくる。 「よけてください!!」 ――ダメダ。ソシタラ、オマエガ・・・。 「私の事はいいです! お願いです! チェインさん!!」 もう、「危険」はすぐそこまで迫っていた。 チェインは決めた。 いや、もうずっと前から、時空に旅たつ前から決めていた。 『お前のことを、命を懸けてでも守ってやる。絶対にな』 それは、彼が彼女へと送った言葉。 決意、約束、契約。 そのどれにも属さない、それはただの言葉。 だけど、その言葉は確かに、彼の心に根をはやし、息づいている。 例え、彼女がソレを忘れていても、これから一生、彼はソレを忘れない。 チェインは彼女の盾となることを決めた。 彼は静かに目をつぶった。 そしてその瞬間、もう一人の騎士【ナイト】が現れた。 チェインが目を再び開けると、そこには赤かったマグマたちと、黒髪の青年がいた。 「まったく、チェインは私がいないと何もできないんですね」 チェインは目を見開いた後、フッと笑って、 「俺はお前のそういうところが嫌いだよ」 クルーに背を向け、再び剣を持ち舞い始めた。 ――クルー・アポトニティーが剣を持ったら、それはすなわち「無敵」に等しい。 そんなことを、昔誰かが言っていたことを、チェインは先頭の真っ只中で思い出していた。 「はっ!」 クルーは素早く剣を回したり、時には振り下ろし、 文字通りバッサバッサと、マグマを倒していった。 「チェイン、いくらなんでも敵が多すぎます! ここはいったん引きましょう」 「俺も逃げようとしたさ! けど、マグマが密集しすぎて逃げ道がねぇんだよ!」 チェインの言ったとおり、周りには赤い絨毯でもひいたように、マグマたちがうごめいていた。 そこで、アブソーはふと視線を横にずらした瞬間、気付いた。 「あの、チェインさん、クルーさん。あれって、ティーさんじゃないですか?」 クルーが即座にアブソーの視線の先を追うと、 そこに微かに見えたのは、ゆれる茶髪だった。 「そうだ、ティーの力なら・・・」 クルーは先ほど見えた場所を確認すると、 そこに向かってマグマを倒しながら走っていった。 ――やっぱり、あいつは格が違う。キレもスピードもパワーも。 チェインは一人考える。 クルーは昔から戦いのセンスはあったが、運動能力が低かった。 八妖精になると決まったときに、まず選ばれたものがやることは二つ。 名前の力の訓練と、『武器』の訓練。 二つ目は平たく言えば、剣の訓練、というものだった。 そこで、クルーは自ら気付いたのだ。 自分には体力はないけど、テクニックはある。 クルーが剣術が得意なのはただ昔から努力を積んできたから、という理由だけではない。 彼は剣との相性がすこぶる良いのだ。 ただ、それだけ。 +++ 「ティー、お迎えにあがりましたよ」 「そんなかっこつけなくていいから・・・私がしようとしてること、分かってるでしょ?」 クルーは襲ってきたマグマを切りながら答えた。 「えぇ、そのために来ましたから」 「なら援護お願いね」 ティーはそれだけ言うと、地面に手をつけて、力をこめた。 そして、地面はティーの手から徐々に青くなっていく。 その『青』は、地面を伝ってマグマにも伝わっていく。 そして、マグマは己の変化に気付くと、凍ったように固まってしまった。 ――否、凍ったのだ。 その一連の場面を見たアブソーは、チェインに尋ねた。 「何故、何故マグマたちは凍ってしまったんですか?」 チェインは剣を羽に戻すと、答えた。 「ティーの『色彩』の力で生んだ色には様々なものに影響を及ぼす効果もあるんだ」 ただ、それだけ。 一方、ティーに危ないから、と言われて おとなしく戦いのさなかからはずれたところにいたマニは、一人心の中で呟いた。 ――剣の扱いもまだまともにできないのに・・・本当に危ないのはあなたの方です。 空からアルファの雄たけびが聞こえた。
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チューナー(効果モンスター) 星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0 このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、 「インフェルニティ・リベンジャー」以外の自分フィールド上のモンスターが 相手モンスターとの戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、 このカードを墓地から特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したこのカードは、 その戦闘によって破壊された自分のモンスターの元々のレベルと同じレベルになる。 インフェルニティで唯一の星1チューナーである。 自身の墓地蘇生効果があるが、戦闘依存であり、エクシーズモンスターが破壊されても使えないことからあまり使われることはない。
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2006年5月31日、沖縄の米軍トップ、ジョセフ・ウェバー沖縄地域調整官(海兵隊中将) ↓ここから引用 今回の在日米軍再編で「自衛隊が今後より柔軟に抑止力を発揮できる」と指摘。 「この地域(東アジア)でテロとの戦いが発生した場合には、日本が関与してくれると確信している」 ↑引用ここまで (共同通信との会見) http //www.47news.jp/CN/200605/CN2006053101003568.html
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《公開済》SEV000009 シナリオガイド 公式掲示板 シャンバラ教導団へようこそ! 今から地獄の日々が始まる…… 担当マスター 村上 収束 主たる舞台 シャンバラ教導団 ジャンル バトル 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 リアクション公開予定日 2009-06-17 2009-06-19 2009-06-23 2009-07-03 リアクション公開日 2009-07-03 サンプルアクション 前衛を担当する +... ▼プレイヤーの意図 自分の力を他の生徒に見せてアドバンテージを稼ぐ ▼キャラクターの目的 前衛を担当する ▼キャラクターの動機 自分の力を試したいから ▼キャラクターの手段 シャンバラ教導団の生徒は、これから戦いの中に身を投じていくのだから、今から慣れておく。 誰よりもガンガン前へ出て、出来るだけ傷を負わないよう、敵を見つけ次第先手必勝で攻撃する。 但し、梅琳教官の忠告は守り、防衛システムには手を出さない。 後方支援に徹する +... ▼プレイヤーの意図 梅琳教官の言葉通り、全員無事にゴールする ▼キャラクターの目的 後方支援に徹する ▼キャラクターの動機 前線で戦うだけが戦闘ではない ▼キャラクターの手段 後方支援があってこそ、前線は背中を気にせず戦える。後方支援は戦いの要だ。 考えなしに前線に出たがる奴の背中を守り、恩を売るのも悪くない。 常に武器を構え、周囲や後方からの攻撃への警戒を怠らないようにする。 エレーネと仲良くする +... ▼プレイヤーの意図 エレーネからシャンバラ教導団の事をあれこれ聞いて、ついでにスキンシップ ▼キャラクターの目的 エレーネと仲良くする ▼キャラクターの動機 他人のパートナーって可愛く見えるよね ▼キャラクターの手段 自分のパートナーも良いけど、他人のパートナーも可愛く見えるもの。 それにエレーネは先輩なので、今の内にあれこれシャンバラ教導団の質問をしたり、さり気なく肩に手を回したりしてスキンシップを図り、仲良くなっておけば色々と便宜が図ってもらえるかも。 エレーネを襲う敵は身を挺して庇い、格好良く決めて好感度アップも図る。 その他補足等 [部分編集] 【タグ:000009 SEV シャンバラ教導団 バトル 村上 収束 正常公開済】
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はがねのえいきゅうきかん 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』で流れるBGM。 本作のタイトル画面のBGMであり作中では基本的に、戦闘中、主人公・秋月 凌駕が眼前の試練に対し覚醒、逆転を遂げる場面で使用されている。 本編での初出は共通√、凌駕がイヴァン・ストリゴイらと緋文字礼の戦闘に介入した際躊躇なく身体の一部を犠牲にして生き延びたシーン。 そのほか、イヴァンとの戦闘における初輝装到達シーン、美汐√終盤・対ネイムレス戦での影装覚醒シーンなどで使用されている。 腕ポイ捨て用BGM -- 名無しさん (2017-05-08 23 09 09) 名前 コメント
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概要 レブン砦の戦いとは、ルーイガルド10318年、9月にル・マンティスがクリートの要衝であるレブン砦を攻略しようとした戦いである。 戦闘に至るまでの背景 リジ山経由で戦略通路を確保し、周辺地域を支配下に治めることでかつてのクリート領内に勢力圏を広げたル・マンティスだったが、それ以上の侵攻はレブン砦によって阻まれていた。打倒クリートを目指すル・マンティスは兵力の拡充・増強に成功したあと、重要拠点であるレブン砦を攻略することを決定した。 ル・マンティスの進軍に合わせてクリートもレブン砦に戦力を集め、両者は激突する。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ル・マンティス国軍 軍勢 クリート国軍 総兵力不明 兵力 総兵力不明 総指揮 軍師 主要参戦者 戦闘経緯 何重もの強固な防御機構と充分な兵、物資が運び込まれたレブン砦は、まさに難攻不落だった。ル・マンティス側が防御機構を一層破るごとに英雄が一人戦死したと言われるほどだった。 一方、クリートは元々の砦の防御機構を生かし、一層破られるごとに次の層に移り攻撃を仕掛ける、という波状戦術を展開。これは、レブン砦の層構造が、外からの攻撃は防ぎやすく、内部の次の層からの攻撃は防ぎにくいというふうになっていたためである。 消耗戦になりながらも、一層一層落としていき前進していくル・マンティス軍。甚大な被害を与えながらも放棄を重ねていくクリート軍という展開がしばらく続くことになった。 終盤には、押され続けるクリート軍の士気の低下が顕著になり始めるが、最後まで士気崩壊という事態には成らず、ル・マンティス軍に痛手を与え続けた。 戦いの結末 勝利したル・マンティスは、クリート首都アークナインへの足がかりとしてレブン砦を大幅に増強した。 その他 終盤にはクリート軍の士気の低下が顕著になってきたが、むしろ戦闘の経緯を考えればそこまで維持できていたことのほうが異例であると唱える学者は多い。これが後のアークナイン放棄まですでにクリートの計画に入っていたのではないかという言説に繋がっていく。
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宇宙の戦士(宙の神兵弐式)「なんだか侍じゃなくって、普通の兵士っぽくなってきましたねー」 「何を言う、心まで侍を捨てたわけではないだろう」 (訓練中の会話) 宇宙を主な戦場とする陸戦部隊や、軌道降下を行う軌道降下兵部隊のの中でも精鋭とされるのが「宇宙の戦士」と呼ばれる人々である。 あるときは、軌道降下や強襲揚陸でもっとも厳しい戦闘区域に先陣を切って突入し、あるときは地上で苦戦する友軍を援護するために敵の後方へ降下を行い、またあるときは殿を進んで引き受け、その都度見事に生還を果たす戦士達である。中には激しい戦いをくぐり抜けてたがゆえに、サイボーグとして体の一部が機械になった者もいるが、それは強者としての勲章のようなものである。 心せよ、上空に逆噴射の光が見え、武装コンテナとともにカスタムアップされたパワードスーツが姿を見せるとき、それは「宇宙の戦士」が戦場に参上したことに他ならない。 FVBにおける宇宙の戦士は、その構成の中に宇宙軍を含んでいる。 それが端的に表れるのは、生身の人間よりも過酷な状況での作戦に向くように、身体の一部を機械と置き換えている点だろう。 この機械化により、戦闘や事故によって宇宙船から投げ出されたり、パワードスーツが壊れたとしても、即死する危険は回避できるのだが、一方で、燃料の消費が激しいこと、「宇宙軍」が階層の浅いアイドレスであることなどから、将来的にはもっと階層の深いアイドレスに置き換えることが検討されている。 今後のどのような発展を遂げるかは状況次第であるが、宇宙戦闘において重要なポジションを担うことを期待されている。 ★究極の歩兵装備 白兵から遠距離戦、果ては宇宙戦まで、海と空以外のすべてで戦闘可能な宇宙の戦士は、全領域・全天候で戦える歩兵装備究極の到達点である。 宇宙の戦士の特徴は、軌道降下兵のそれと重なる部分が多い。 どんなに高いところから落下しても、ダメージを受けずに着地できること、宇宙での戦闘を得意とすることが共通するところである。 一方、宇宙の戦士が軌道降下兵と違っているところは、ウォードレスを着用できること、戦闘が近距離~遠距離に加えて白兵距離で行えることなど、評価値の違いもさることながら、選択可能な行動や行為が増えており、戦術の幅が広がっている点であろう。 さて、宇宙の戦士は、歩兵として通常の陸戦を行うこともできるが、その真価はやはり降下や強襲揚陸、宇宙戦闘において発揮される。 橋頭堡の確保や、敵前線の突破、敵後方へ降下しての攪乱など、パワードスーツとパワードスーツが装備する強力な火力をもって、通常の空挺部隊が行うより遙かに大きな戦果を挙げることが可能なのだ。 無論、それらの戦果は作戦に参加している他の部隊の協力があればこそであるが、重要な局面での戦局を左右することができるという意味において、重要な戦力と位置づけることができるだろう。 ★戦場外での活躍 しかし、「宇宙の戦士」活躍の場は戦場ばかりではない。実は、宇宙の戦士には戦闘以外でその降下展開能力を利用した活躍の場があるのだ。 低温から高温まで活動可能な環境対応力、銃弾程度ならはじき返す装甲、軌道降下を活用した展開力、戦車すら持ち上げるパワーと生卵を割らずに持てるデリケートさの両立といった「宇宙の戦士」の特性は、多方面から引っ張りだことなっている。 その最初の試みとして、宇宙港に「宇宙の戦士」によるレスキューチームが配備されることとなったは、まだ最近のことである。 自然災害に対する救援から暴動発生時の治安活動まで、通常のシステムでは対応しきれない状況が発生するや、宇宙の戦士は地球上空の成層圏から一気に降下・展開する。たとえ道が寸断されていても、彼らの前には障害ではない。 救助要請があれば、純白の救命用パワードスーツで大空から最短距離で舞い降り、火災や毒ガス、倒壊した家屋すら物ともせず要救助者を確保して救命する宇宙の救命戦士、消防消火災害救助システムとなる。 もともと宇宙空間での活動が主であるため生命維持装置関連は充実しており、救命活動時に装備するコンテナには武装の代わりに外部循環系にも対応する医療系即応パックを搭載するなどのオプション開発は容易であった。 また治安維持活動時には、スカイブルーのカラーリングされた警備使用で出動。当然重火器ではなく、治安用のゴム弾発射銃や放水銃が装備され、コンテナには鉄条網や検問設置用の機材が収納されている。 「宇宙の戦士」導入は、サムライ強化を課題とするFVB上層部によって極秘裏に編制が進められていたが、難民流入で救急医療・警備体制強化が急務となり、一気に進展することとなった。 普段の軍事教練と合わせて、宇宙の戦士たちは国の非常事態に備えるために、常に救助訓練や治安出動の訓練を行っているのである。 ★訓練 宇宙の戦士が扱うパワードスーツは「着る戦車」といわれるだけあって、その訓練は過酷であり、種類も多い。歩兵としての訓練と戦車兵としての訓練が要求されるからだ。 まずは体力を鍛えるものから始まり、通常の歩兵としての各種戦術・戦闘訓練、宇宙での無重力や低重力下での各種戦術・戦闘訓練、地球上空からの降下訓練、パワードスーツに対する操作や応急措置に関する訓練など、普通の歩兵の数倍に及ぶ膨大な種類と量が要求されるのだ。 そのため、訓練は、必要な知識を睡眠学習方式で頭に叩き込み、実践的な訓練で体と知識を結びつけるという方式を取っている。 この訓練の際に、兵士達が常に聞き続けることとなる言葉として「カカシども」または「カカシ 野郎ども」というものがある。この言葉は訓練教官の口から吐き出される罵りの言葉で、一人前 になる前の兵士は、FVBに存在するカカシロイドにも劣るから「カカシども」となるという訳である。 極限状態であっても兵士は冷静に作戦を遂行する事を求められる。このため、訓練時に罵声を散々に浴びせることによって、兵士の心を鍛える事になるのだとはベテランの訓練教官の言葉である。 こうして厳しい訓練によって、身も心も鍛え上げられ、訓練期間が終了する頃には、一人前の宇宙の戦士となっているのである。 ★コラム「宇宙の戦士と私」 ♪すたーしっとぅるーぱー、うちゅうのせんしたち、とぅーるーぱー…… 大学時代、いつもサークル棟の下の階から、調子っぱずれの歌声が流れてきた。 軽音楽部だ。 しかも、新人用の課題曲にしていたのか、毎年春先には毎日のように聞かされ、また翌年にはへたくそな歌声が連日のように響くことになる。 そんな歌を聴きながら、上の階ではAH社のボードゲーム『スターシップ・トゥルーパーズ/宇宙の戦士』をプレイしているのだから、業が深いというしかない。 さて、本国版はマッシュルームのようなヘルメットをかぶった巨大ロボット・ゴートのような白い兵隊がわらわらと振ってくるという、まったく面白みのカケラ もないパッケージだった。日本のSF少年少女のDNAには、スタジオぬえによる機動歩兵のデザインが刻み込まれているので、ジャケット・イラストだけで は、もはや何のゲームかわからないのだ。 『宇宙の戦士』とはSF御三家の1人、ハインラインが書いた戦争小説。「歩く戦車」と呼ばれる パワードスーツを着込んだ機動歩兵が主役の話ではあるけれど、クモ型異星人との戦闘シーンよりも、金儲けするだけなら参政権なんかいらんだろ、政治に口を 挟みたければ兵役に就いてからにしろ!という軍国主義礼賛的な授業やら軍事教練シーンの方が長いんで、カッコイイ日本版イラストに惹かれただけで手に取っ たら退いてしまうこと間違い無しの傑作。第二次大戦後という時代背景が生み出した作品とも言えるね。 でも確かにパワードスーツはカッコイイ。 戦車並みの装甲と火力を備えた歩兵が等間隔で並んで跳躍を繰り返し、爆弾をばらまきながら、火炎放射器で街並を焼き払っていくシーンは圧巻。悪漢と打ち間違えたけれど、間違いではない気もするね。レッドショルダーなんてかわいいものよ。 この軍国主義調を冷やかしたハリイ・ハリスンが『宇宙兵ブルース』で、降下途中のパワードスーツが対空砲火で火だるまになり、やっと降下しても沼地にはまり込んで沈んでいくシーンを書いたことも有名。 教訓:敵前降下は制空権を奪取して、地上火力を制圧してから。せめて十分なダミーをばらまいてくれ。どんな兵器も使い方次第でガラクタに変わる……ってとこか。 小説としては、やがてベトナム戦争を背景にした世相の変化から、嫌戦気分に満ちあふれたジョー・ホールドマンの『終りなき戦い』が登場。「いやいや戦争に 行かされ、帰ってきたら英雄扱いされるけど、知り合いもいなくて社会で浮いちまったぜ」という、これも単独で読んで面白い小説なんだけれど比較して読んで も面白い。どちらも「戦友の絆」を強調する一方で、社会との絆の評価が正反対なのだ。 で、まあ、パワードスーツというアイテムはアメコ ミ系ヒーローの系譜と合流し、「着る戦車」の系統と、着用するとスーパーマンのようになれる「スーパースーツ」の系統が入り乱れながら、コミック・アニ メ・映画へと普及していくのだけれど、普通に「パワードスーツ」といえば「着る戦車」。着用者のシルエットラインが出るようなものは、機械仕掛けであって も、あまりパワードスーツとは呼びたくない。だって、それじゃあ、『グレート・アメリカンヒーロー』だってパワードスーツになるじゃないか!? そして、スタジオぬえのデザインほとんどそのまんまのパワードスーツが登場する『メタルスキンパニックMADOX-01』なんて怪作まであって、話のついでに調べたらDVDが出ていて、まだ買えるという血の涙の真実が明らかに……。 そんなこんなはあるけれど、「宇宙」と「戦士」という当たり前の単語を2つつないだだけなんだけれど、「宇宙の戦士」ってのは人によってはそれだけで心が震えるほど実に深い単語なのだ。 文:栗田雷一,寂水,曲直瀬りま 絵:曲直瀬りま 宇宙の戦士+宇宙軍+軌道降下兵 L:宇宙の戦士 = { t:名称 = 宇宙の戦士(職業) t:要点 = パワードスーツ,逆噴射の光,武装コンテナ t:周辺環境 = 地球上空 t:評価 = 体格4,筋力4,耐久力3,外見0,敏捷-1,器用1,感覚1,知識0,幸運3 t:特殊 = { *宇宙の戦士の職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。 *宇宙の戦士はウォードレスを装備することが出来る。 *宇宙の戦士は歩兵として扱う。 *宇宙の戦士はどんな高いところから落下しても判定に成功する。 *宇宙の戦士は宇宙戦行為が出来、宇宙戦時に使用する判定で評価+2補正する選択が出来る。 *宇宙の戦士は白兵距離戦闘、近距離戦闘、中距離戦闘、遠距離戦闘行為をすることが出来、この時評価+1される。 } t:→次のアイドレス = ジョニー・サザーランド(Hi-ACE),宇宙の喧嘩屋(職業),甲殻型ウォードレス・ルブランの設計(イベント),艦船・強襲揚陸艦の建造(イベント) L:東国人 = { t:評価 = 体格0,筋力0,耐久力0,外見0,敏捷0,器用1,感覚1,知識0,幸運0 t:特殊 = { *東国人の人カテゴリ = 基本人アイドレスとして扱う。 *東国人は一人につきターン開始時に燃料1万tが増加する代わりに資源1万tを消費する。 *東国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。 } } L:宇宙軍 = { t:評価 = 体格1,筋力1,耐久力1,外見0,敏捷-1,器用0,感覚1,知識0,幸運-1 t:特殊 = { *宇宙軍の職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。 *宇宙軍はナショナルネット接続行為ができる。 *宇宙軍は宇宙戦行為ができ、宇宙戦時に使用する判定で評価+2補正する選択ができる、この時燃料1万tを必ず消費する。 *宇宙軍は筋力、耐久力の評価を評価+2補正することができ、この時燃料3万tを消費する。 } } L:軌道降下兵 = { t:評価 = 体格3,筋力3,耐久力1,外見0,敏捷-1,器用0,感覚1,知識0,幸運3 t:特殊 = { *軌道降下兵の職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。 *軌道降下兵は歩兵として扱う。 *軌道降下兵はどんな高いところから落下しても判定に成功する。 *軌道降下兵は宇宙戦行為が出来、宇宙戦時に使用する判定で評価+2補正する選択が出来る。 *軌道降下兵は筋力、耐久力両方を同時補正する特殊に対して燃料消費を50%に出来る。 *軌道降下兵は近距離戦闘、中距離戦闘、遠距離戦闘行為をすることが出来、この時評価+1される。 } } ☆東国人+宇宙の戦士+宇宙軍+軌道降下兵 継承元:東国人:URL:http //namelessworld.natsu.gs/sakura/wan/wiki/035.html ★工部チェックのためのメモ ★宇宙の戦士 【要点】 ・パワードスーツ……イラストその他でクリア。 ・逆噴射の光……冒頭文章でクリア。 ・武装コンテナ……冒頭文章でクリア。 【周辺環境】 ・地球上空……文章「戦場外での活躍」でクリア。 ★東国人(東国人を継承しています。) ・継承元:URL:http //namelessworld.natsu.gs/sakura/wan/wiki/035.html ★宇宙軍【要点】 ・一部機械……冒頭文章でクリア。 【周辺環境】 ・宇宙船……冒頭文章でクリア。 ★軌道降下兵 【要点】 ・パワードスーツ……イラストその他でクリア。 ・逆噴射の光……冒頭文章でクリア。 ・武装コンテナ……冒頭文章でクリア。 【周辺環境】 ・地球上空……文章「戦場外での活躍」でクリア。