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お題配布サイト/コ・コ・コ/様より 選択制のお題から 5 最悪の消去法 詭計智将。 そう呼ばれる彼、毛利元就は他数人の武将を前に、悶々と考え事をしていた。 何を考えているのか。 「ふむ…誰の餅を食せば良いものか」 今元就の前にいる武将達総勢7名は、皆元就の誕生日祝いとして餅を持参した者達で。 元就は、誰の餅を食べるか迷っていたのである。 「あのな、誰のを食っても餅は餅だろ」 「つーか全部食えばいいだろ、You see?」 元就にそう返すのは、長曽我部元親と伊達政宗だ。 「いやもうあとで悩んでくれ」 「餅で悩むなんて、らしいねえ」 浅井長政は顔を顰め、前田慶次は呆れ気味に笑う。 「いつまで悩まれるおつもりか…」 「クク、もう私が食べましょうか」 「愛のオモチ、ザビーの気持ちネ!」 真田幸村、明智光秀、そしてなぜかザビーも餅持参の一人である。 そんな7人のぼやきまがいの言葉を聞いた元就は、やっと口を開いた。 「では、消去法だ」 「消去法?」 その場の全員が言葉を返す。 「逆に、いらぬものから指名していってやろうぞ」 「さて、それではまずザビーよ、」 そこで元就は言葉を切り、一息に言い放つ。 「論外だ」 言われて落ち込むザビーを尻目に、元就は言葉を続ける。 「それから、明智」 「はい?」 「怨念がこもっていそうだ」 音も無く崩れ落ちる光秀もまた無視し、元就は次に政宗に目をやる。 「伊達…貴様」 「Ah?どうした」 「それは餅というか洋菓子であろう」 「Shit!」 政宗は悔しがるが、元就は「洋菓子なぞ、好かぬ」と言い視線をそらす。 「さて、真田」 「な、何でござろう」 「貴様の熱気で餅が酷いことになっておる」 「!、某としたことが!」 元就はまた視線をそらし、口を開く。 「では、浅井」 「私の餅に何か問題でもあるか?」 「餅に問題は無いが、個人的に嫌だ」 「なっ…人を嫌うとは、悪である!」 我流の正義に燃える長政をも無視し、元就は向き直る。 「さて、あとは長曽我部と前田か」 言われ、姿勢を正す二人。だが、次に元就の口から紡がれた言葉は意外なものだった。 「両方、いらぬ」 「ええ!?」 困ったような、驚いたような顔をして元就を見る二人。そんな二人を見て、元就はさらに言った。 「前田の餅は美味なのだろうが、持ってきたのが貴様となると、な」 「あ、つまり俺が嫌ってことね」 自分で言いながら落ち込む慶次だが、元就はすでに元親に向き直っている。 「それから長曽我部、貴様だが」 「我は貴様が嫌いだ、わきまえよ」 元親は、先程の光秀と同じような落ち込み方をして壁際で縮こまった。 「…ん?それじゃあ…」 何かに気づいたらしい政宗が言う。 「お前、餅は食わないのか?」 しかし、元就はさして気にした風も無く、こういった。 「貴様らの餅などなくとも、隆元に作らせてある」 足早に部屋を出て行く元就を見つつ、よりいっそう落ち込む面々であった。 ―最悪の消去法じゃねぇか…。 まだまだ感覚が取り戻せてません。 何が書きたかったんでしょうね僕は…
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長曾我部元親は訴えた。 「……………なぁ、 一緒に奥州に行こうぜ。 政宗だったらきっとあんたのことも迎え入れてくれる。 あんたはここに居ちゃいけねえ、 俺が口利きしてやっから、」 「ふん、 貴様の間男だとでも紹介するつもりか。汚らしい雌鬼が」 「間男だなんて言う訳ねえだろ馬鹿、もし言ってみろ、途端にあんた八つ裂きだ。 第一あんた俺としてねえじゃねえか。俺相手じゃ起たねえなんて言ってよぉ」 「この期に及んで逃げるつもりでおるのか、目出度い頭よ。 何人に犯されたと思っている。 他の男の臭いをそれだけつけられて、独眼竜が貴様を選ぶとでも思っているのか?」 「…………… ………あぁ……………、 ……………そうだな、 …それに関しちゃあんたの言うとおりかもしれねえけど」 長曾我部元親は目を伏せた。 「…………流石にもう孕んじまったかな、俺。 月のものも来ねえし。 ……なあ、今日は何日なんだ? 俺がここにぶちこまれてから、何日たったか教えてくれよ」 悲しそうな目をして、顔を歪めて、うつむく。 毛利元就は眉一つ動かさず、ぱちぱちとはぜる松明に近づくと 黒く炭化しかけた固まりを火箸でつまんだ。 「まだ二十日あまりよ。 独眼竜は動いておらぬ」 嘘だった。 「傷が膿んでいるな」 これも嘘だったが、嘘と分かるように勿体をつけて言った。 元親は奥歯を噛んだ。 元就は床に伏したままの元親に近づき、 その燃え盛る薪を、いきなり女の体に押し当てる。 「焼いてやろう」 元親は、悲鳴をあげない。 くぐもった呻き声をあげるのみだ。 元就はさらに、白い尻に走った赤黒い肉の裂け目へ、えぐるようにして炎を押しつける。 肉の焦げる臭いが充満した。 元親が身をよじるたび、陰核から垂らされた鎖がちゃりちゃりという音を立てる。 焼ける痛みを耐えようと腹に力を入れたせいか、 炎に照らし出された女陰と尻穴が締まり、 肉筒の中に散々注がれ、突かれて泡立った白い液体がごぷりと押し出された。 「汚らしい穴がひくついておるわ。 火を押しつけられて感じてでもおるのか、貴様」 「政宗……」 まるで、その名を噛みしめれば痛みが和らぐとでもいうかのように、 長曾我部元親は小さい叫びを漏らす。 元就は尚も女の肉を焼いた。 全ての傷に炎をねじ込んで、その肉のただれるさまを、眉をひそめるでもなく見下ろしていた。 「ふん」 元就は気付け用に置いてある水瓶から桶に水を汲み、元親に浴びせる。 「……………興が冷めたわ」 毛利元就はそう言い残し、その場を後にした。 女光秀×元就×女元親5
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wonderland online(MMO)のゲーム内のギルドです ◇主に活動 1-2チャンネル ◇ギルド人数26人と少し小さめなギルドです 職者10 16未転職となっております 未転職で弱いと嘆くは、歴短きゆえ仕方のなきこと・・・それでも悔しいと思えるのはキミの才能だ・・諦めることはない。俺は悔しいと思える人間だけが本当の意味で強くなる・・・そう信じている by P2! 川添涼 なので未転職・転職者関係なくギルメンさんは喜んで募集しております~ 体験からもいいですので是非っ!
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生徒名簿 > 九条生晋 >[スパリゾート16]九条生晋(R) [スパリゾート16]九条生晋(R) 攻魅力 1897 守魅力 1822 攻M 5960 守M 5727 コスト 12 卒業祝い 5000メン [スパリゾート16]九条生晋+(R) 攻魅力 2276 守魅力 2187 攻2M 8346 守2M 8019 コスト 12 卒業祝い 7500メン [有意義な一日]九条生晋(HR) 攻魅力 2845 守魅力 2734 攻4M 13795 守4M 13253 攻3M 13484 守3M 12955 コスト 12 卒業祝い 15000メン アピール まったく……静かにしてほしいものだな。 └全タイプの守魅力小DOWN ストーリー 新浴場のお披露目 入手方法 フォーチュンキューピッド スパリゾート16(2016/05/10 16 00〜2016/05/18 13 59) プレミアムフォーチュンキューピッド-2016.5思い出カレ-(2016/12/09 12 00〜2016/12/31 23 59) 台詞 ボイス +... ステップ1 おしゃべりタイム 貴様はスパに興味はあるか? おしゃべりタイム 足音を立てて歩くのではない。 おしゃべりタイム 後輩を育てるのも大切なことだ。 デート電話コメント 付き合ってやってもいいだろう。……だが、行き先は俺が決める。貴様は付いて来ればいい。 カレ自慢アピール まったく……静かにしてほしいものだな。 ステップ2 おしゃべりタイム 俺に何か用事でもあるのか? おしゃべりタイム 貴様もたまには俺の役に立て。 おしゃべりタイム はっきりと美しい返事をしろ。 デート電話コメント この俺の時間が欲しいと言っているのだな? 仕方のない奴だ。特別に許可してやってもいい。 カレ自慢アピール まったく……静かにしてほしいものだな。 ステップ3〜6 好感度レベルMAX 貴様となら切磋琢磨し、お互いを高めていける関係を築けると確信している。この俺にここまで言わせるのは、貴様だからなのだぞ? おしゃべりタイム(ステップ2〜5) 俺に何か用事でもあるのか? おしゃべりタイム(ステップ2〜5) 貴様もたまには俺の役に立て。 おしゃべりタイム(ステップ2〜5) はっきりと美しい返事をしろ。 おしゃべりタイム(ステップ6) 貴様、週末は空いているのか? おしゃべりタイム(ステップ6) この俺が一緒にいてやろう。 おしゃべりタイム(ステップ6) 貴様と話すのも悪くないものだ。 デート電話コメント(ステップ2〜5) この俺の時間が欲しいと言っているのだな? 仕方のない奴だ。特別に許可してやってもいい。 デート電話コメント(ステップ6) デートなどと、安っぽい言い方をするな。……まあ、いい。どこに行くのか簡潔に言わないか。 デート電話コメント(ステップ6) 俺を誘うとは、貴様はなかなか人を見る目があるようだな。それに免じて付き合ってやろう。 デート電話コメント(ステップ6) なぜもっと早く誘わないのだ。フン、別に待っていたわけではないからな。……それで、いつだ? カレ自慢アピール まったく……静かにしてほしいものだな。 マイページ +... ステップ1 俺の誘いに、ノーとは言わせんぞ。 貴様のその間抜け面……もう見飽きた。 今回は特別に、俺自ら貴様を誘ってやろう。 ステップ2〜3 貴様の意見には、気付かされることが多い。 スパぐらいで喜ぶとは、貴様らしいな。 ほう、貴様は時折、興味深いことを言う。 ステップ4〜5 淑女に教養は不可欠だ。肝に銘じておけ。 スパと言っても、今回は水着着用だ。 湯あたりなどするなよ。長湯は禁物だ。 ステップ6 俺の役に立てたことを光栄に思うがいい。 貴様のことは、俺なりに評価している。 貴様は存外、教え甲斐があるようだ。 スパで過ごす時間も悪くないものだな。 もう少し貴様の意見を聞きたい。続けろ。 登校 +... 朝 ステップ1 俺の目の前をうろうろするな。もう少し落ち着きを持て。 貴様にはやはり、淑女が持つべき気品がまだ足りんな。 女性の意見が必要なときは、貴様の意見も聞いてやろう。 ステップ2〜5 貴様の着眼点は、俺のそれとは違うようだな。面白い。 公衆浴場の歴史は古い。紀元前には存在していたそうだ。 常に余裕をもって行動することだ。焦ればミスも増える。 ステップ6 貴様と過ごす時間はなかなか悪くない。新しい発見だな。 貴様に聞きたいことがある。忌憚のない意見を聞かせろ。 今日は貴様によく会うな。フン、よほど縁があるらしい。 授業が終わったら校門へ来い。車を用意させておく。 わざわざ俺に挨拶に来たのか。いや、悪くない心がけだ。 放課後 ステップ1 後輩の面倒を見るのは、上級生として当然のことだ。 庶民達は『銭湯』という公衆浴場を利用するそうだな。 普段から父の手伝いをしているからな。この後も仕事だ。 ステップ2〜5 相手が貴様とは言え、女性を待たせるとうな趣味はない。 俺の隣にいたいのなら、それなりの気品を身につけろ。 日頃の研鑽が、肝心なときにものを言う。覚えておけ。 ステップ6 貴様との会話は思いがけない発見がある。実に興味深い。 週末はフランスの温泉地でゆっくり休暇を過ごす予定だ。 日が落ちる前に帰れ。女性がひとりで夜道など歩くなよ。 人の上に立つ者は、物事をより多面的に見れなければな。 胸を張って堂々としていろ。誰の横にいると思っている。 夜 ステップ1 姿勢が悪いな。背筋を伸ばして顎を引け。簡単だろう。 上級生として後輩の手本となるべく振る舞わなければな。 誰しも息抜きをする時間が必要だ。風呂はその一つだな。 ステップ2〜5 俺もこれから帰るところだ。ちょうどいい、一緒に来い。 貴様には、経営者としての素質があるのかもしれんな。 スパを好む女性は多いと聞いたが、貴様もそうなのか? ステップ6 送ってやると言っている。素直に俺の厚意を受けておけ。 俺と共に来い。見たことのない世界を味わわせてやる。 貴様でも、俺といれば自然と審美眼が養われるだろう。 たまには車ではなく、誰かと歩いて帰るのも悪くない。 磨かなければ、才能は眠ったままだ。努力を怠るなよ。 デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 貴様から電話が来るとは珍しいこともあるものだな……。いや、構わん。用件を言え。 付き合ってやってもいいだろう。……だが、行き先は俺が決める。貴様は付いて来ればいい。 いいだろう。その日は特別に、貴様のために一日、時間を取ってやる。ありがたく思うのだな。 ステップ2〜5 なんだ、何か用事でもあるのか? くだらん用件なら、すぐさま電話を切るが……言ってみろ。 この俺の時間が欲しいと言っているのだな? 仕方のない奴だ。特別に許可してやってもいい。 ああ、わかった。可能な限り空けておく。俺を失望させることのないよう、プランを練っておけ。 ステップ6(1) 構わん。ちょうど課題を片付けて、今から休息を取ろうと思っていたところだ。話してみろ。 デートなどと、安っぽい言い方をするな。……まあ、いい。どこに行くのか簡潔に言わないか。 都合はつけられるが……行き先は秘密ということか? フン、貴様なりの計画があるようだな。 ステップ6(2) フン、さっきまで顔を合わせていたというのに飽きもせず……。誰が嫌だと言った? 続けろ。 俺を誘うとは、貴様はなかなか人を見る目があるようだな。それに免じて付き合ってやろう。 俺はその日で構わん。向かう先は貴様が決めろ。当日に決めるような杜撰な真似はするなよ。 ステップ6(3) ほう、貴様がどんな用件で連絡をしてきたのか興味深いな。いいだろう、話を聞いてやる。 なぜもっと早く誘わないのだ。フン、別に待っていたわけではないからな。……それで、いつだ? その日はたまたま空いているな。いいだろう、付き合ってやる。貴様はなかなか運がいいな。 デートコメント +... 俺と並び立つに相応しい淑女……とは、貴様はまだ呼べん。だが、今日は特別だ。 今日のデートで、貴様に女性らしい淑やかさを叩き込んでやろう。楽しみにしておけ。 カレ自慢 +... 対決画面 ステップ1 俺を楽しませられるのか? ステップ2〜3 貴様は黙ってそこで待っていろ。 ステップ4〜5 俺に挑んだ度胸は認めてやろう。 ステップ6 俺が全力を出すまでもないな。 勝利 ステップ1 この結果は、勝負の前から決まっていた。実力の差があるのは目に見えていたからな。 ステップ2〜3 まさか俺が負けるとでも思っていたのか? 貴様は俺を見くびりすぎているようだな。 ステップ4〜5 自惚れは人を愚かにする。この勝利に甘んじることなく、前に進むことが大事だ。 ステップ6 俺にとっては普段通りの当然の勝利だが、貴様には意味のあるものだったようだな。 ステップ6 淑女を悲しませるような真似はしない。……まぁ、貴様が淑女かどうかは別としてな。 敗北 ステップ1 ときとして思惑が外れることもある、か……。身をもって知ることになろうとはな。 ステップ2〜3 貴様に怪我がなくて良かったと思うべきか……。とは言え、誇れる結果ではないな。 ステップ4〜5 勝負というものは、必ず勝者と敗者に分かれるものだ。次に勝者になる努力は怠らん。 ステップ6 少々疲れが出たようだな……。スパで心身を癒して、もう一度勝負に挑むとしよう。 ステップ6 敗北を認めるのも、自分を成長させるためには必要なことだ。この経験は次に活かす。 告白タイム +... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 俺に勝負を挑むとは、愚かな……。実力の違いを見せてやろう。己の判断力のなさを恨むがいい。 ステップ2〜5 この後、仕事でスパリゾートへ視察に行かねばならんからな。手短に終わらせてやる。来い。 ステップ6 挑まれた勝負は受けるのが当然だ。どんな理由であれ、敵に背を向ければ、九条の名がすたる。 勝利 ステップ1 ステップ2〜5 ステップ6 敗北 ステップ1 俺もまだまだ甘いということだな。自分にもっと厳しくあらねば。 ステップ2〜5 立ち止まっていても意味がない。常に前を見なければな。 ステップ6 努力を怠ったつもりはないが、もっと志を高く持つ必要があるな。 アルバイト +... ステップ1 アルバイトというのは、賃金以上に大切なものを得られるな。なかなかいい経験だ。 ステップ2〜5 労働に困難は付き物だ。しかし、貴様ならばそこで得たものを将来に活かせるだろう。 ステップ6 貴様と肩を並べて同じ仕事をするというのも、普段ならばできない経験ではあるな。 好感度MAX +... 知れば知るほど、貴様を面白いと感じる自分がいる。だから貴様への興味は尽きないな。 時に貴様の思考や価値観は、俺の予想を上回ることがある。そこは褒めてやってもいい。 だが、それだけでは駄目だ。貴様ならもっと上を目指せる……いや、目指すべきだろう。 貴様となら切磋琢磨し、お互いを高めていける関係を築けると確信している。この俺にここまで言わせるのは、貴様だからなのだぞ?
https://w.atwiki.jp/epicofbattleroyale/pages/393.html
断崖だった。 転がり落ちれば、頭は砕け、四肢は千切れ、心の臓が裂ける運命は避けられぬ。それだけの高さを誇る崖だった。 断崖だった。 風が吹く。心地よい風だった。緑の香りが風に溶け、花々の微かなる残滓が、緑の匂いの溶ける風の上で舞踊を踊っていた。 季節柄、そして、今が穏やかな天気であるからこそ、この程度の風で済んでいるのだろう。嵐の夜には、馥郁たる自然の気を宿したこの風の代わりに、生き物を断崖の底へと誘おうとする悪魔の風が吹き荒ぶに相違あるまい。 断崖だった。 波の打ち付ける音が穏やかに響いている。崖の先には、水晶ですら叶わない程の透明さの海が果て無く広がっている。 泳ぐ魚の姿すらが、遥かな高さから見下ろせる程、海が綺麗であった。打ち付ける波の調子は、一定ではない。 風の機嫌次第では、波が断崖に打ち付けられた音が響いてから、数分以上も待たねば、また同じ音が響かない。耳に優しい音だった。 目を瞑っていればいつまでも聞いていられるだけでなく、気が付けば、眠りこけているのではないか、と思うだけの気持ち良さが、その音にはあった。 「……羅刹王か」 ――断崖だった。 「然り」 聖王ラーマの妃であるシータを攫った、憎むべき怨敵が鎮座する、名もなき断崖だった。 「斯く言う貴様が、ラーマ・チャンドラか」 「然り。法(ダルマ)の満ちる理想界を築く為……そして、我が妻シータを取り戻す為に。このラーマ、羅刹(ラクシャーサ)を穿つ聖具を携え、貴様の首、貰い受けに来た」 「……フフ、フハハハハ。貴様の握るその大弓。創造神(ブラフマー)めの意が宿る武器か。成程、それでなら、流石の儂も滅ぼせようよ」 ラーマの持つ、只ならぬ神韻を放つ弓を見て、男は笑った。後に、不愉快そうに顔を顰める。 「老い耄れめが。儂が想像以上の力を得た事に、今更焦燥を憶えたか。神はいつもそうよな。自ら降臨して裁くのではない。人や化身と言う依代……人形めを操り、己が意を成就させんとする。小癪な者共よ」 なおも、羅刹王と呼ばれた男は続ける。 巨漢だった。小山を連想させる様な体躯を持つ一方で、その全てが、鍛えられ、磨き上げられた筋肉。 そして、側頭部から生えるねじくれた角が、男が羅刹である事の何よりの証左。魔王ラーヴァナ……それが、この只者ではない男の名であった。 「お前程……苦行に励んだ羅刹であれば、神々も、お前にこの島を返還した事であろう。このような手段にしか、出れなかったのか?」 この島……つまりは、ラーマ達の旅の終着点である、ランカー島の事を指す。 そもそもの事の発端は、ラーヴァナの異母兄弟……クベーラの名で知られる財宝の神が、ラーヴァナ統治下のこの島を奪った事に起因する。 これに怒りを覚えたラーヴァナは、彼を打ち倒す為に、想像を絶する苦行を経、遂にはそれがブラフマーから認められた結果、彼の神から凄まじいまでの力を得るに至った。 そして、その力を使って、ラーヴァナはクベーラを退け、このランカー島を奪還した。それで終わっていれば、良かったのだ。 だが、ラーヴァナは終わらなかった。あろう事か彼は更に苦行によって力を得、今度は三界をも支配、この地上の全てを我が物にせんと目論んだのだ。 何たる増上慢。だが、その増上慢が増上慢に終わらなかった。冥府の神であるヤマも、雷神インドラを倒したラーヴァナの強さを、果たして張りぼてと言えるだろうか。 何故、謙虚に終われなかったのか? 其処までの力を得、何とする? その結果ラーヴァナは、今まさに討たれ様としているのに。 「この島で満足出来なかったのか、とでも言いたそうではないか、ラーマ王よ」 ニヤリ、とラーヴァナが笑った。背筋が凍るような、羅刹の王の笑み。 「出来る訳がなかろうがよ。羅刹もアスラも、皆愚かよ。その愚かさの故に、驕り、高ぶり、破滅する。まるで、季節が巡るかのようではないか。力を得、増長を極め、そして最後は神の怒りを買い滅び去る。これを、我らは飽きずに繰り返す。所詮儂らは、水面に浮かぶ泡(あぶく)よ」 「……」 「島一つで満足出来なかったのか、だと? 出来ぬ。島を取り返せば、次に大地を。次に地下を。そして……天上の御国を。そう考えるのが我ら羅刹ぞ」 「戒める事も出来ないのか」 「我ら羅刹は神に非ず。人より寿命は長かれど、しかして不滅には程遠く。儂らとて、やがては身体も脳も老いて行き、その目も見識も盲いて行く。なれば、一度限りの我が人生。欲のままに争い、奪い、支配する事が、精一杯生きた証を刻める至高の了解であろうがよ?」 「その生き方では、お前を懲らしめる為に、多くの敵がお前の前に現れるぞ」 「本望よ」 ラーヴァナの即答。一瞬だが、ラーマは目を見開いた。 「クベーラの馬鹿めとの戦いの時に、儂は気付いた。戦う事の面白さ……素晴らしさ。そして、強き者を屈服させるその悦楽に、儂は酔い痴れた。この世に、これ以上の愉しみがあったのか……本心からそう思ったぞ」 続ける。 「復讐の為に続けていた苦行が、途端に楽しくなった。神々を打ち倒せるのなら……彼奴等の差し向けた化身(アヴァターラ)と戦えるのなら……。そう思った瞬間、儂の中から苦行を楽しむ心が芽生えた」 「……だからお前は、此処にいたのか。不思議でならなかった。羅刹の首魁たる男が、あの宮殿の何処にも見当たらなかった理由……お前にとって本当に重視するべき空間とは、此処の事だったか」 ランカー島の羅刹達の拠点である、財宝神クベーラから奪った都市戦車・プシュパカ。 その中の何処にも、ラーヴァナの姿は見えなかった。最奥の玉座の間にも、ラーヴァナ自体の私室も。考えられる全ての場所を虱潰しに探しても、見つからない。 今もハヌマーンやラクシュマナを筆頭とした、ラーマの仲間達は、プシュパカ内部でラーヴァナを探し、そして、迫りくる羅刹達と戦っているのだろう。 だがラーマは、宮殿外部の辺鄙な所から、奇妙な力場がある事を察知し、その方向に駆け寄って見ると……いたのである。 シータを攫った不倶戴天の仇敵、旅の道中打ち倒した様々な羅刹が今際に口にした、『例え貴様でも王には勝てぬ』……と言う旨の言葉、その主が、結跏趺坐を作りながら瞑想をしていたのである。 その姿を見た時、ラーマは言葉を失った。 配下の多くが――ラーヴァナの息子であった、あの恐るべき悪魔・メーガナーダも既に打ち倒され、もう後がないと言う状態にまで追い込まれていると言うのに。 ラーヴァナの瞑想は、ラーマですら称賛の念を憶え、惚れ惚れする程堂に入っていたのである。此処まで見事な瞑想を行う者は、聖仙(リシ)であろうともそうはいない。 ラーヴァナには、聖仙プラスティアの孫であり、彼から苦行や瞑想の手解きを受けていた事は間違いなかろうが、きっと、彼の聖仙よりも瞑想や苦行の練度は最早超えていよう。 「あんな趣味の悪い黄金の宮殿で瞑想なんて出来るかよ。財宝神とはつくづく趣味が合わん」 吐き捨てるようにラーヴァナが言った。この瞬間だけ、ラーマとラーヴァナは意見があった。ややあって、ラーヴァナはゆっくりと、重苦しく口を開いた。 「永きに渡る苦行、幾百にも及ぶ涜神、幾千幾万にも届こうかと言う悪逆。我が身を裁くに相応しい者が来臨するだけの悪逆の数々を儂は犯し――その果てに遂に、ラーマ。貴様と言う最大の強敵が、儂の下にやって来た」 この言葉を言い切ると同時に、ラーヴァナは結跏趺坐を解いて立ち上がる。 グワッ、と、物理的な質量と量感を伴った、風の如き威圧感がラーマの下に叩き付けられる。 勿論、自然現象としての風が吹いているのではない。そうと誤認させる程に、ラーヴァナの存在感が圧倒的なのである。 これが、羅刹王。これが、自分達の旅路の終着に立ちはだかる、最大最後の強敵。それをラーマは、今まさに肌で実感していた。 「法の満ちる世界か、羅刹の支配する世界。どちらかの世界が、成就する事無くランカーの夢へと消えるだろう。だがそれは、儂の理想とする世界の方ではないのは確かだ」 「羅刹王よ。聡明なお前にこれを言うのは、何とも心苦しいが、言わせて貰うぞ」 「赦す。言うて見よ」 大弓……ブラフマーストラに矢を番えた状態で、ラーマは言った。 「羅刹が一度でも勝利した歴史など、この世には存在せず、そして今この瞬間にもないと言う事だ」 「フハハハハハハハハハハ!! 吠えるではないか小僧!!」 怒るでもなく憎むでもなく、ラーヴァナは呵々大笑を浮かべ、腰を低く落して構えた。 「メーガナーダ、シュールパナカー、ニクムパ……貴様らが滅ぼした、羅刹の将軍共。彼奴らが如何に手緩い存在であったのか、このラーヴァナが貴様の総身に叩き込んでくれるわ!!」 「オオッ!!」 そうして戦いが始まった。 羅刹の王と、ダルマを築く為に彼に立ち向かう聖なる王。彼らの因縁の構図に幕を下ろす、最後の戦いが、今まさに始まったのであった。
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ストーリーモードの特殊エンカウントボイス 012第一章『新たな敵』 第二章『揺るぎない瞳』 第三章『手がかり』 第四章『想いの行方』 第五章『選択』 第六章『形なき真実』 第七章『仲間』 終章『記されぬ戦い』 013第一章『迷いの先に』 第二章『知恵か勇気か』 第三章『意志が示す道』 第四章『月の導き』 第五章『託された力』 第六章『夢の蕾』 第七章『孤高の決意』 第八章『信じる気持ち』 第九章『お宝探し』 第十章『遺志を継ぐ者』 終章『輪廻の終わり』 Report1 5 6 8 18 19 012 第一章『新たな敵』 クジャ 光のきらめく姿は一瞬だからこそ美しい ライトニング この名の意味を思い知らせてやる カイン 悪く思うな…ライトニング ライトニング カイン、お前一体何を… 第二章『揺るぎない瞳』 ティナ コスモスの戦士…敵…! ヴァン 確かに 敵かもしんないけどさ―― ケフカ 邪魔者は容赦なく排除します ヴァン 排除されんのはおまえだよ! 第三章『手がかり』 暗闇の雲 おいで、闇へ溶かしてやろう ラグナ 溶けるのはちょっと遠慮しとくよ 第四章『想いの行方』 皇帝 奴を看取ってやらずともよいのか? ユウナ ティーダは絶対死なせません! 第五章『選択』 WOL 剣を捨て、深き眠りに落ちるがいい ライトニング 笑わせるな!誰が眠るものか! 第六章『形なき真実』 エクスデス 仲間を護り 己が倒れるか カイン 笑わせるな 倒れるのは貴様だ! 第七章『仲間』 アルティミシア 仲間の下に送ってあげましょう ティファ 一人で帰れるから結構よ 終章『記されぬ戦い』 ケフカ 預けたもの、お返し願えませんか? ヴァン 何の話だったっけ? アルティミシア 救われた命を無にするとは―― ティファ 大きなお世話よ 皇帝 新たな悲劇を見せてもらおう ユウナ わたしの物語は悲劇なんかじゃない―― 暗闇の雲 見せてみろ 選んだ死の道を ラグナ ああ しっかり見せてやるよ ガーランド 完全なる消滅を与えてやろう! ライトニング 復活などはなから望んではいない! 013 第一章『迷いの先に』 フリオニール 全力で来い クラウド! クラウド 悪いが試させてもらう セフィロス 答えがないまま戦うのか クラウド 能書きはいい やるぞ 第二章『知恵か勇気か』 ティナ 破壊…破壊する… オニオンナイト 力をぶつければ…きっと…! 暗闇の雲 未熟なこどもに何ができる オニオンナイト やってみなけりゃわからないよ! 第三章『意志が示す道』 クラウド 行くぞ ティナ ティナ 傷つけたく、ないのに…… ケフカ 良いお人形だったのにさ! ティナ 破壊なんて させない! 第四章『月の導き』 エクスデス 騙されているとは思わんのか セシル 兄さんが裁かれる理由はない! ゴルベーザ 覚悟はできているな! セシル もう 迷わないよ 第五章『託された力』 皇帝 世話の焼ける子供だ ティーダ 何でアンタが出てくんだよ! ジェクト ネンネしてりゃ よかったのによ ティーダ 勝ち逃げされんのはゴメンだ! 第六章『夢の蕾』 ジェクト ぼさっとしてると怪我するぜ! フリオニール 仕方ない 相手をしよう アルティミシア 必死に戦い…嘆きなさい フリオニール お前に教わることなどない! 皇帝 貴様に未来など存在しない! フリオニール ならば 道を切り開くまで! 第七章『孤高の決意』 クジャ おとなしく捕まりなよ スコール うるさいヤツだな WOL 仲間を信じていないのか? スコール とやかく言われる筋合いはない アルティミシア 生ぬるい孤高の道ね スコール 全力でおまえと戦うだけだ 第八章『信じる気持ち』 ケフカ あーあ 面倒クサーい ジタン 余裕こいてんじゃねえ! ガーランド 身の程を知れ 小僧! ジタン ここで負けたらカッコ悪いだろ? クジャ これは悲劇なんだよ? ジタン 筋書きなんて変えてやるぜ! 第九章『お宝探し』 ゴルベーザ 偽りの輝きを見破れぬか? バッツ 何言ったって 渡さないからな! エクスデス もう 逃げ場はないぞ バッツ 相手する って言っただろ 第十章『遺志を継ぐ者』 ガーランド 急いたところで何も変わらぬぞ WOL 道を塞ぐ敵は倒すのみ セフィロス 戦いに理由が必要か? WOL 立ち止まる理由もない! アルティミシア わざわざ忠告してあげたというのに―― WOL 敵の助言など必要ない! 皇帝 真実も知らずに…哀れなものだ WOL 敵を倒せば 戦いは終わる! ガーランド 足掻いたところで末路は変わらぬ WOL それを変えるのがクリスタルだ 終章『輪廻の終わり』 エクスデス 無に抱かれ 消えるがいい WOL まだ成すべきことがある! フリオニール 何も知らないまま 終われるか! オニオンナイト もう逃げない 消えるのはそっちだ! セシル 僕は最後まで諦めないよ バッツ お前を倒してからな! ティナ 真実を、知りたいから…! クラウド 消えるために戦ってるんじゃない スコール あんたに消されるのはごめんだ ジタン こんなところで 消えてたまるか! ティーダ 勝手に決めんなっつーの! セフィロス 真の絶望へと誘おう クラウド あいにく 間に合ってる ケフカ 破壊 破壊 ハカイ ハカイ! ティナ あなたも…苦しんでいるの? 暗闇の雲 お前の答えを見せてみろ オニオンナイト 戦うって決めただけだよ クジャ 最終楽章の始まりだよ ジタン アンコールは無しだぜ アルティミシア さあ 私の世界に溶けなさい―― スコール 貴様の世界など存在しない! ジェクト しゃあねえ 延長戦だあ! ティーダ 引退試合にしてやるって ゴルベーザ 誓いとやらを見せてみよ セシル ああ 仲間との絆こそ僕の力だ 皇帝(ボス) 我が力の前にひれ伏すがいい! WOL 仕えるべき相手は貴様ではない! フリオニール コスモスの遺志……俺がつらぬく! オニオンナイト 僕たちにだって意思があるんだ! セシル コスモスの遺志は 僕たちが――! バッツ 全てを終わらせてから言ってみな! ティナ コスモスの想いは 私たちの中に……! クラウド 俺たちの意思を支配などできない! スコール 貴様の力など打ち砕いてやる! ジタン オレたちを支配なんてさせねえ! ティーダ 言うこと聞いてられっかよ! ガーランド(ボス) 輪廻からは逃れられん! WOL 必ず…終わらせてみせる! フリオニール 終わらない戦いなど無い! オニオンナイト それでも僕たちは 戦うんだ! セシル それでも 僕たちは戦うんだ! バッツ 今さら逃げ出したりしないさ! ティナ 私は あきらめたりしない…! クラウド 戦いは必ず終わらせる―― スコール 断ち切ってやるさ その鎖を ジタン そいつは臆病者の言葉だぜ! ティーダ ひとりでぐるぐるやってろよ! Report 1 バッツ 敵だって言うなら 戦わせてもらうよ クジャ ああ 死ぬ気でかかってくるといい スコール カオスの手先らしいやり方だな クジャ 褒め言葉をありがとう ジタン ほんとに信じちゃダメなのか!? クジャ 歩けるうちに――逃げたほうがいいよ 5 ティファ 名乗りもしないで襲い掛かるなんて 最低ね! セフィロス 記憶の欠落 哀れなものだな セフィロス 敵のために仲間を斬るか クラウド 誰が仲間なものか―― 6 エクスデス 残された時間はあとわずかだ カイン ならば一瞬で済ませてみせる 8 ガブラス 持てる力すべてで 貴様を倒す シャントット では わたくしも全力で―― ギルガメッシュ 待ちわびたぞ この時を! バッツ よくわからないけど 全力で勝負だ! 18 ガーランド 貴様の手には負えぬ存在だ 退けい! プリッシュ 知るか!先に見つけたもん勝ちだろうが! 19 バッツ 待ちわびたぞ この時を! ギルガメッシュ いざ 全力で勝負だ!
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お前、自分の部下を囮にしたのか…?部下を見捨てたのか…俺には理解できねえお前のやり方はわからねえ… 寂しいやつだな… ひとりぼっ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\か…嫌でも覚えさせてやるぜ、この顔をな! \ なるほど…それがあんたの | うるさい黙れ |えばそのうち心も凍りつくぜ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ (゚д゚ ) <⌒/ヽ-、__ノヽノ | /<_/____/ 元就様「……貴様の顔など飽いたわ」 アニキ「声が小さいぞ!もっと大きい声で!」 元就様「……貴貴様の顔など飽いたわ」 アニキ「ぜんっぜん気持ち伝わってこない! てめえにも燃える魂があるんなら俺の心のど真ん中 ブチ抜いてみやがれ!もう1回!」 元就様「貴様の顔など飽いたわ…!!!!」 アニキ「はい今 死んだ!今俺の部下の沢山死んだよ!」
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祭り ヒロイン候補 ヒーロー候補 参加 クイズ大会 結果発表 ヒロイン候補 マーガレット「ねえねえ、みんなクイズって得意?」 フォルテ「私はもう少し体を動かす方が得意なのですが……。」 コハク「探偵さんなの?」 フォルテ「いや、そうではなく……。」 シャオパイ「例えば〇×が描かれたボードに飛び込むとか……。」 クローリカ「例えば遠くに置かれたハタを最初に取った人が問題に答えるとか……。」 ピコ「障害物を乗り越えた先に回答する権利が置いてあったりとか?」 ドルチェ「過酷な罰ゲームがあるとかね。」 フォルテ「……普通のクイズでいいです。」 ヒーロー候補 ビシュナル「キールくんやアーサーさんはクイズ、お得意そうですよね。」 キール「えへへ。そう見えるかな?」 アーサー「運にも左右されますよ。」 ダグ「オレ、全然わっかんねーから、二人に合わせて答えとコ。」 ディラス「それはいいな。」 ダグ「だろウ?」 ビシュナル「ダメですよ、自分の力で考えないと。」 レオン「ならオレはレスト(フレイ)の答えに合わせるか。」 レオン「しくじるなよ。」 主人公「ええっ!?」 参加 「クイズ大会の参加者を募集中です。」 「どうです、参加してみては?」 ルールを教えてください・参加します・ちなみに優勝候補は?・やめておきます ▼やめておきます 「そうですか。気が変わったらまた来てくだされ。」 ▼参加します 「そうですか。では早速始めましょう。」 クイズ大会 ポコリーヌ「さあ、ここからはなぜか司会交代!」 ポコリーヌ「みんなのアイドル!ポコリーヌさんの登場デスよ~!!」 「あ、あいどる……? あいどるってなんだ……? ざわざわ……。」 ポコリーヌ「みんなーーーーっ!盛り上がってるかーい!!!」 「うおおおおおおおおお!!」 「いえええええええええ!!」 ポコリーヌ「豪華海外旅行をゲットしたいかーい!!!」 「うおおおおおおおお!!!!」 「いええええええええええ!!!」 ポコリーヌ「そんな商品はありマセン。」 「はあ!?」 「何で聞いたんだよ!?」 「帰れーっ!!!!」 ポコリーヌ「それではルールの確認デス。」 ポコリーヌ「これからいくつかクイズを出しマス。」 ポコリーヌ「正解が〇だと思えば〇の場所へ、」 ポコリーヌ「×だと思えば×の場所へ行って下サイ。制限時間に注意デス。」 ポコリーヌ「1問正解する毎に、1ポコポンを差し上げマス。」 「ぽ……ポコポン……?」 「ポコポンってなんだ……?」 ポコリーヌ「ポコリーヌポイント、略してポコポンデス。」 ポコリーヌ「みんな知ってマスよね?」 ポコリーヌ「一番ポコポンを多くゲットした人の優勝デス。」 ポコリーヌ「さあ、それでは早速参りマショウ!」 ポコリーヌ「第1問!」 クイズ問題 ポコリーヌ「それでは移動開始!!!」 ポコリーヌ「タイムアップ!」 ポコリーヌ「みなさん、それがファイナルアンサーデスね!」 ポコリーヌ「では気になるなるなるネの正解発表デス。」 ポコリーヌ「正解は――」 ポコリーヌ「さあ、みなさんの答えをチェック!」 正否コメント ポコリーヌ「さあ、続いて第2問!」 クイズ問題 ポコリーヌ「それでは移動開始!!!」 ポコリーヌ「タイムアップ!」 ポコリーヌ「みなさん、それがファイナルアンサーデスね!」 ポコリーヌ「では気になるなるなるネの正解発表デス。」 ポコリーヌ「正解は――」 ポコリーヌ「さあ、みなさんの答えをチェック!」 正否コメント ポコリーヌ「さあ、続いて第3問!」 クイズ問題 ポコリーヌ「それでは移動開始!!!」 ポコリーヌ「タイムアップ!」 ポコリーヌ「みなさん、それがファイナルアンサーデスね!」 ポコリーヌ「では気になるなるなるネの正解発表デス。」 ポコリーヌ「正解は――」 ポコリーヌ「さあ、みなさんの答えをチェック!」 正否コメント ポコリーヌ「さあ、続いて第4問!」 クイズ問題 ポコリーヌ「それでは移動開始!!!」 ポコリーヌ「タイムアップ!」 ポコリーヌ「みなさん、それがファイナルアンサーデスね!」 ポコリーヌ「では気になるなるなるネの正解発表デス。」 ポコリーヌ「正解は――」 ポコリーヌ「さあ、みなさんの答えをチェック!」 正否コメント ポコリーヌ「さあ、ここで前半戦終了!ハーフタイムデ~ス!」 ポコリーヌ「解説のヴォルカノンさん、ここまでを振り返ってみてどうデショウ?」 ヴォルカノン「そうですな。例年に無い、異様な熱気につつまれて――」 ポコリーヌ「長くなりそうなのでいったんCMデ~ス。」 CM ポコリーヌ「さあ、それでは後半戦いってみよー!!」 ポコリーヌ「果たして、この熱戦を勝ち抜くのは一体誰なのか!?」 ポコリーヌ「フレイさん!優勝したらワタシとケッコンして下サイ!」 ポコリーヌ「それでは参りマショウ!第5問!」 クイズ問題 ポコリーヌ「それでは移動開始!!!」 ポコリーヌ「タイムアップ!」 ポコリーヌ「みなさん、それがファイナルアンサーデスね!」 ポコリーヌ「では気になるなるなるネの正解発表デス。」 ポコリーヌ「正解は――」 ポコリーヌ「さあ、みなさんの答えをチェック!」 正否コメント ポコリーヌ「さあ、続いて第6問!」 クイズ問題 ポコリーヌ「それでは移動開始!!!」 ポコリーヌ「タイムアップ!」 ポコリーヌ「みなさん、それがファイナルアンサーデスね!」 ポコリーヌ「では気になるなるなるネの正解発表デス。」 ポコリーヌ「正解は――」 ポコリーヌ「さあ、みなさんの答えをチェック!」 正否コメント ポコリーヌ「さあ、いよいよ次が最終問題デス!!!」 「盛り上がってマスかーーーっ!!!」 「うおおおおおおお!!!!」 「いえええええええ!!!!」 ポコリーヌ「そんじゃあココで、スーパーポコリーヌタ~イム!!」 「!?」 「!!!!???」 「???????????」 ポコリーヌ「このままでは勝てないというみなさん!まだまだあきらめないで下サイ!」 「なんだなんだ……」 「ざわざわ……」 「ま……まさか……そんな……」 ポコリーヌ「最終問題という事で、スーパーポコリーヌタ~イムが発動しマシタ。」 ポコリーヌ「これにより、みなさんに逆転のチャンスが生まれたのデス!」 「うおおおおおおお!!!!」 「いえええええええ!!!!」 ポコリーヌ「この問題、正解すればなんと12345ポコポンがゲットできマス!」 「………………」 「おい!! 今までのは何だったんだ!!」 「ギャグか!? ギャグで言ってるのか!?」 「横暴だ! 乱暴だ! 行き当たりばったりだ!」 ポコリーヌ「えー……。」 横暴だ!・12345ポコポンじゃ足りない!・次の問題を教えて下さい・なんでもないです ▼横暴だ! ポコリーヌ「フレイさんがそう言うならやめマス。」 「おいいいい!! やめんのかい!!」 「ギャグか!? ギャグで言ってるのか!?」 「テキトーですね! そーですね!」 ▼12345ポコポンじゃ足りない! ポコリーヌ「じゃあ2倍の24690ポコポンにしマショウ!」 「おい!! 何でだ!!!!」 「ギャグか!? ギャグで言ってるのか!?」 「足りてるだろ!? 1倍で足りてるだろ!?」 ▼次の問題を教えて下さい ポコリーヌ「フレイさんがワタシを頼ってくれている……!」 ポコリーヌ「この期待に応えねば……!!」 《問題を出した後》 ポコリーヌ「ちなみに答えは『 』デス。」 ▼なんでもないです ポコリーヌ「それでは盛り上がって参りましょう!最・終・問・題!!!」 クイズ問題 ポコリーヌ「それでは移動開始!!!」 ポコリーヌ「タイムアップ!」 ポコリーヌ「みなさん、それがファイナルアンサーデスね!」 ポコリーヌ「では気になるなるなるネの正解発表デス。」 ポコリーヌ「正解は――」 ポコリーヌ「さあ、みなさんの答えをチェック!」 正否コメント ポコリーヌ「しゅーりょーっ!!!」 ポコリーヌ「今ので全問終了しマシタ!」 ポコリーヌ「それでは後はお願いしマスねヴォルカノンさん!」 ヴォルカノン「ウム。結果発表ですぞ!」 結果発表 「結果が出たようですな……。発表ですぞ!!」 「まず第3位!」 「続いて第2位!」 「お待ちかね……。いよいよ最後ですぞ……。」 「今回のクイズ大会……。チャンピオンは……。」 入賞コメント 歓声 「みな、よくがんばりました!商品をちゃんと持って帰るのですぞ。」 「それでは解散!」
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時は夕刻 真っ赤に染まった住宅地を、裂邪は歩いていた どうやら学校帰りらしい (裂邪 平和すぎる (シェイド 良イ事デハナイノカ? (裂邪 それはそうだけど、もっと刺激が欲しい 『COA』の時みたいに誰かを失うのは御免だけど (シェイド オ前ノ言ウ“刺激”ニハソウイウ物モ必ズ含マレルト思ウガナ (裂邪 んな刺激じゃなくてさぁ、何かあるじゃん? ロリっ子が襲われてるとかさ (シェイド ソノ関連シカ考エラレナイノカ (裂邪 いーや? まだあるよ 《レイヴァテイン》 パスを大きな盾に変化させ、背後からの攻撃を防いだ 金属同士が激突するような甲高い音が辺りに響く (裂邪 逆にロリっ子に襲われたり、ね 盾の向こうには、白い半透明の刃 そして (少女 ほぅ・・・少し見ない間に、妙なものと契約しているなぁ? 幾つもの霊魂を従えた、白い髪の、やけに胸の大きな、黒スーツの少女―――R-No.4 (裂邪 久しぶりだね、レクイエムちゃん もしかして俺を殺しに来たとか? できれば制服傷つけたくないから帰って着替えてから相手してあげたいんだけど (レクイエム 私が貴様の戯言に付き合うとでも思ってるのか? (裂邪 ですよね、制服は諦めるよ。 シェイドォ! (シェイド 了解シタ 西日で出来た長い影から無数の黒い腕がのびる (レクイエム ふん、またそれか・・・馬鹿の一つ覚えだな (裂邪 こうしなきゃ戦えない性質なのよ、俺弱いし あと折角だから言わせてね と、彼はわざわざポージングまで決めて、 (裂邪 ・・・俺、君臨! (シェイド [何ヲヤッテオルノダ・・・] (レクイエム 貴様・・・一々癇に障る小僧だ! 霊魂を制し、再びその刃を突き立てる が、裂邪はその刃を盾で防いでいく (レクイエム どうした? 守るだけでは私は殺せんぞぉ!? (裂邪 そもそもお前を殺す気なんてない! (レクイエム は? (裂邪 生きてなきゃダメなんだ、お前は・・・だから、俺はお前を殺さない (レクイエム ふざけるなぁ!! 背後から、蹴り飛ばされる裂邪 「レイヴァテイン」を盾から槍に変えて、コンクリートに突き立てて態勢を整える (レクイエム 私を殺す気がない? 生きなければならない? あの時の貴様は何処へ行った!? 私と殺しあったあの時の貴様はどうした!? あのゲームの中で何か変わったとでも言うのか!? (裂邪 ッヒヒ・・・さぁ、ね (レクイエム チッ・・・期待した私が馬鹿だった ここで貴様の魂も貰ってやろう! ひゅ、と彼女の姿がその場から消える (裂邪 くっ・・・今度は何処から――――― パシャ シャッター音が、遥か上空から聞こえた 見上げれば、胸元に何かをしまっているレクイエムの姿が (裂邪 上か!? (レクイエム 幼気解放・・・『レクス・トレメンテ』! 大地は揺れる 大地は沈む 大地は割れる 大地は歪む その大きな地殻変動は、周囲の家屋を次々と倒壊させていった (裂邪 な・・・・ぁ・・・・ (レクイエム ふふふふふ・・・さぁ、何人殺せたかな? 彼女は再び、瞬間移動して既に荒れ果てたアスファルトに降り立った 怪しい笑みと冷たい目は、呆然と立ち尽くす黒い影に向けられる (レクイエム 貴様、いつか言ってたなぁ? 貴様以外の人間を殺すな、と たった今それを破ってやったぞ? これでやる気になったか? 吐き捨てるように尋ねるレクイエム やがて裂邪は (裂邪 ・・・・・・ウヒヒヒヒ (レクイエム ん? (裂邪 ヒハハハハハハハハハハハハ!! あぁ、やっぱそうだよなぁ? “化物”相手にゃ“化物”が最適だ 槍になっている「レイヴァテイン」をパスに戻すと、 彼の身体を、夥しい数の黒い腕が纏う (裂邪 人間てのは厄介だよなぁ “優しさ”だとか“善意”だとかの所為で己のやりたい事を抑制しちまってんだ だったらよ、そういういらねぇもんを捨てちまったら 影が一気に彼を包み込み、巨大な黒い怪物が姿を現す (裂邪 【人間の1人や2人の命、簡単に滅ぼせるよなぁ? ま、貴様みてぇな飲まれた奴ぁ、“人間”っていうのかどうかも分かんねぇけどよぉ!】 (レクイエム ・・・あぁ、その姿だ!その力だ! 私を・・・あの時、私を戦いに酔わせた元凶はぁ! その姿になった貴様を殺した時こそ・・・私の欲は満たされる!! 彼女の右腕に、周囲に散った霊魂が集中する さらに、胸元から取り出した小ビンを右手で握りつぶし、より多くの霊を集める それらは白く、巨大な腕・・・否、上半身だけの白い巨人を形作る (レクイエム 『イン・パラディズム』・・・貴様を楽園にいざなってやろう! (裂邪 【ヒハハハハハハハハハ!!やれるもんならやってみろぉ!】 白い巨大な拳と、黒い巨大な爪のぶつかり合い 白い巨体から飛び出す刃と、黒い巨体からのびる刃のぶつかり合い どちらも、引き下がる様子はない (レクイエム ほぅ、『イン・パラディズム』と対峙して1秒以上持ったのは貴様が初めてだ・・・だが! ぐわっ!と大口を開ける白い巨人 黒い化物を頭から丸呑みに――――――――しようとした時、 その黒い化物は、忽然と消えてしまった (レクイエム またこの技か・・・厄介だな チッ、あの時あの小僧の血の一滴ぐらい、とっておくべきだったか・・・ まぁいい、今の奴の姿のサンプルさえあれば 胸元から、携帯電話を取り出したときだった (裂邪 【「ヒエロニムスマシン」、だろ?】 (レクイエム ッ!? その気配に気づいた時、既に彼女は黒い爪の一撃を受け、遥か彼方に飛ばされていた (レクイエム カ・・・ハァ・・・貴、様ぁ・・・何故、それを・・・? 背骨をやられたのか、背中を押さえている (裂邪 【「ヒエロニムスマシン」。戦後間もない頃、ヒエロニムスという男が作り出した万能マシン 対象人物の写真などがあれば、その人物の健康診断や治療が可能、 さらに土地などの写真を使えばその土壌を豊かにすることもできる 貴様の治癒能力やこの地殻変動は全てその能力だろう?】 (レクイエム ・・・フッ、なかなか、勘が鋭いな (裂邪 【そして貴様の瞬間移動能力。「幼気」で捻じ曲げてんだろ? そもそも「ヒエロニムスマシン」に「物体の移動」なんてものはない が、このマシンは毛虫の駆除に使用されていたらしいが、 木の上から全て跡形も無く消え去っていたとはいえ、 “この世から物質が全く消滅するなんてもんはありえねぇ” んなことする為にゃ、この宇宙を丸ごと消滅できるエネルギーがなければならん つまり、貴様は『消滅』のギミックを歪曲させ、別の座標に物質を移動させた、っつうわけだ それに、携帯電話なら、一々写真を用意しなくとも、全部SDに入るから楽だろうしなぁ】 (レクイエム ほぅ、そこまで推理していたか・・・意外だったな 折れていた背骨を、自身の能力で治療する (レクイエム そう、私は「お憑かれ様」と契約する以前に「ヒエロニムスマシン」と契約していた・・・ だがそれが分かって何になる? 勝機でもあるのか? (裂邪 【決まってんだろ? マシンの本体さえ破壊すりゃ、貴様は幽霊しか操れねぇただの小娘だ!】 (レクイエム ふふふふ・・・その甘さはどの姿でも変わらんな 中傷する様に笑いながら、彼女は胸に挟んでいる携帯電話や小ビンを全て取り出し、上着を脱ぎ捨て、 あろうことか、ワイシャツのボタンを上から順に外してゆく (裂邪 【あぁ? いきなりストリップでも始めんのか?】 (レクイエム 馬鹿か貴様は・・・ 見せてやろうと言うのだよ、「ヒエロニムスマシン」の“本体”を 谷間だけを露出させ、その谷間の奥を見せ付ける そこには、よくわからない模様のような刺青が彫られていた 何か、機械を思わせる、その模様 (裂邪 【・・・まさか、設計図か!?】 (レクイエム ご名答だ。「ヒエロニムスマシン」は強力でな “設計図だけで起動できる”唯一の機械なのだよ ボタンを付け直しつつ、彼女は不敵に笑う (裂邪 【貴様も十分厄介じゃねぇか・・・どうやら、貴様を殺した方が手っ取り早いみてぇだな?】 (レクイエム 面白い事を言う。能力を晒しただけで、私の戦力は変わら――――――ッ! 彼女は思い出す、以前の彼との戦闘を 瞬時に消えた後、姿が無いまま攻撃を仕掛けてくる、あの技 (レクイエム (あれをされれば確かに勝機はこちらにない・・・もし異空間なら、あいつが消えた瞬間に) 彼女の読みは当たった。化物の姿は、また忽然と消えてしまう (レクイエム 来た! 追うように、彼女もその場から消え去った すぐに彼女の目の前に広がったのは、闇と光が反転した世界 (レクイエム ふん、悪趣味な異空間だな (裂邪 【おやおや、私の空間に入ってくるとは】 (レクイエム 以前のように奇襲されては困るから・・・・・・な? 確かに、彼の声だった。だが、その姿は何処にも無い。あの巨大な化物も (レクイエム もう地上に逃げたか? なら今すgガァッ!? 何かに、横から叩き付けられたレクイエム しかし、その「何か」が、そこにはない (レクイエム な・・・何だというのだ!? (裂邪 【私から一つ助言をしてやろう。“影”が“影”の中で認識できると思うな】 今度は彼女の右肩を何かが貫通する 咄嗟に押さえるが、穴はあるのに刺さっているはずの物が無い しかし、刺さっている感覚はある (レクイエム ぁつっ・・・・い、一体何を・・・!? (裂邪 【簡単なことだ。私は今、シェイド達「シャドーマン」と半分融合している状態にある 故に、この私、黄昏裂邪も「シャドーマン」の一部だ 「シャドーマン」は“影”、ここは“影”のみが存在する『シャッテン・ヴェルト』・・・ 水中で水の攻撃をされるのと同等だということだ】 (レクイエム 馬、鹿な・・・そんなことが、あttア゙ァァッ!? (裂邪 【この地に“影”があるならば、そこは全て私のテリトリーだ 貴様は、踏み入ってはならなかったのだよ・・・この世界に】 彼女の霞んだ視界には、微かに人の形が映った (レクイエム グッ・・・わ、たし、は・・・負け・・・ (裂邪 【あぁ、貴様の負けだ・・・『シャッテン・レーゲン』】 レクイエムの身体が貫かれ、黒い世界と白いワイシャツは、血で赤く染まった ...To be Continued/幼魔は温もりを知るへ 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
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「これで我も鬼畜外道か……」 彼は自分が殺した男の死体を見下ろす。 彼は考えていた。何故、こんな事になったのかと……。 発端は何気ない指摘からだった。自分とこの男は似ているという、たったそれだけの……。 最初は気にしていなかった。だが徐々に、その男が目障りになっていた。 気づけば自分と、その男の間には埋められないほどの差が出来ていた。 彼は気が付いた。自分はこの男には勝てないと……。だが、そんな時彼はこの殺し合いに巻き込まれた。 そして彼は覚悟を決めた。そう修羅が道を行くと……。 「それが貴方の選択ですか……」 「それが運命ならば……」 「フッ貴方気に入りました。僕達と来ませんか?」 「ククク……貴様は我を楽しませてくれそうだ……。 良かろう。貴様が如何な選択をするのか。この我が見届けよう……」 【一日目・16時/神奈川県/天候・快晴】 【クロウ・ホーガン@遊戯王5D s】 【状態】健康、上半身裸、子守担当 【装備】自分のデッキ、ブラック・バード 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:子供達を優先的に守る 1:仲間(遊星達)を探し、主催者を倒す 【ハマーD@爆走兄弟レッツ&ゴー!!】 【状態】健康、薄着 【装備】バックブレーダー、ノートパソコン 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 1:クロウに着いていく 2:オペレーションルームからデータが送られてこないだと!? 【フグ田タラオ@サザエさん】 【状態】健康、中二病発症、パンツ一丁 【装備】不明 【道具】ローレライの鍵@テイルズオブジアビス 【思考】 1:クロウさんに着いていく 2:同志(イクラさん)の敵を討つ ※七期からの参戦です。 【いぬまるくん@いぬまるだしっ】 【状態】あそこまるだし、中二病発症 【装備】童子切安綱 【道具】支給品一式 【思考】基本:修羅が道を行く 1:タラオが如何な選択をするのか見届ける 【カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世@べるぜバブ】死亡確認 死因:嫉妬した、いぬまるくんに殺される