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【これは堅正がおかしくなったり、ゲイルが変になったりする大分前のお話・・・】 堅正 ・ ・ ・ ・おー ・ ・ ・ ・ ・ 【畳の上に転がってテレビを見ている初老の男性】 ・ ・ ・ よし! 【何かを思い立ち、部屋に籠る。】 【そして、3日後 ・ ・ ・ ・ ・ 】 【初老の男性は6人の家族を集め、こう言った】 堅正 メイド喫茶をしよう! 一同 ・ ・ ・ ・ ・ はぁ!!? 【初老の男性は自信たっぷりに、家族一同は驚きの声を上げる】 Ψそうだ、メイド喫茶をしようψ 堅正 いやなに ・ ・ ・ ちょっと前にテレビで流行ってるって言ってたんでな ・ ・ ・ それにほら ・ ・ ・ ・ 楽しそうだろ? 龍玄 いや ・ ・ ・ たしかに流行ってますが ・ ・ ・ ・ ・ ・ 【ある者は溜息を吐き】 ベコ あんなの着たくない!友達にばれたら笑われるもん! 【ある者は反対し】 ミー 喫茶店かー ・ ・ ・ ・ ・ 【ある者は何かを期待し】 ゲイル 見る分には面白そうさー 銀杏 おやおや ・ ・ ・ ・ うふふ ・ ・ ・ ・ ・ 【ある者達は愉快そうに笑っている】 堅正 ・ ・ ・ 反対意見もあるか ・ ・ ・ ・ 龍玄 当然です。風評も考えてください ・ ・ ・ ・ ベコ うー ・ ・ ・ ・ ・ 【反対する2人に初老の男性は ・ ・ ・ ・ 】 堅正 ・ ・ ちょっと来い ・ ・ ・ ・ ・ ・ 【2人を連れて部屋の中へ】 【6時間27分32秒後】 【部屋から3人が出てくる】 龍玄 そうだ ・ ・ ・ ・ やるべきなんだ! ベコ うん、頑張ろう!兄さん! 堅正 ・ ・ ・ ・ 計画通り 【洗脳完了】 【洗脳が完了してからは早かった、初老の男性が部屋に籠って細かい案と衣装を作っていたからだ 許可を貰って店を構え、従業員を集め ・ ・ ・ 遂にオープン】 ベコ お帰りなさいませご主人様ー ミスティア お帰りなさいませー 銀杏 お帰りなさいませ ・ ・ ・ ・ ふふ ・ ・ ・ 【メイド服を着て楽しそうに働く3人と ・ ・ ・ ・ 】 ゲイル なーんで俺達も働かなきゃならんのさ ・ ・ ・ ・ ・ 龍玄 ・ ・ ・ ・ 私は ・ ・ ・ なんで ・ ・ ・ ・ ・ 堅正 そう言うな、さあ ・ ・ ・ 2人も働け 【愚痴る者、洗脳が解けた者、首謀者の3人、それぞれスーツを着ている】 ゲイル それより、師匠! なんでハイネまで働かせるんさ!!? 【メイド喫茶で働く実の妹を指さし、怒鳴る】 ハイネ お ・ ・ ・ お帰りなさいませ ・ ・ ・ ・ ・ 【入口の近くで姉妹と一緒に接客中】 堅正 需要あるんじゃないかと予想したからだ!!! 【怒鳴り返す様に自信たっぷりにゲイルに言う】 龍玄 ・ ・ ・ ・ はぁ ・ ・ ・ 行きましょう ・ ・ ・ ゲイル ・ ・ ・ ・ 【ゲイルを連れて歩いて行き、自身も接客開始】 お帰りなさいませ、お譲様。 【女性客相手に頭を下げる】 ゲイル お帰りなさいませ、お譲様 ・ ・ ・ ・ 【ハイネの方をチラチラ見ながら接客中】 堅正 ・ ・ ・ 男性客はメイドに、女性客は執事に ・ ・ ・ ・ ふむ ・ ・ ・ 成功か ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ お帰りなさいませ、お譲様 【利益を脳内で計算しながら貫録たっぷりな様子で接客する、これも一応は需要が有るらしい】 【そこには ・ ・ ・ 少し遠くなってしまった笑顔があった】 【あなたの街を探してごらん、家族で経営しているメイド喫茶があるならそこは ・ ・ ・ ・ もしかすると ・ ・ ・ ・ ・ 】
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翠「さて、これからどうするですか?」 真「そうね、くんくんショーが始まるまで結構時間が有るのだわ」 水「確かに、2時間近くあるわぁ」(現在午後12時54分) 蒼「それじゃあそれまで自由行動という事で」 金「それは名案かしら~」 薔「・・・えっと、あの・・・その」 雪「・・・・・・」 と、それぞれ分かれて行動しようとした所を翠星石が慌てて止める。 翠「ちょっと待ちやがれです。自由行動する前に皆で行く所があるです」 翠星石の言葉に全員が?マークを浮かべる。 真「一体どこなのかしら?」 翠「ふっふっふ・・・付いて来れば分かるですぅ」 怪しい笑みを浮かべながら歩き出す翠星石。どうせ行く宛てがある訳でも無いのでついて行く。 歩くこと数分、一行はある建物の前に来ていた。 蒼「ここは・・・」 その建物の入り口の上に掲げられた看板にはこう書いてある。「時代劇 扮装の館」と。 翠「ここは衣装の貸し出しとか、その衣装での記念撮影を行っていると書いてあったです。 衣装を着たまま移動しても良いそうですぅ」 なるほど、いかにも映画村らしい施設だった。早速、金糸雀と水銀燈が食いつく。 金「これを利用しない手は無いのかしら~」 水「くんくんも時代劇ファッションになるなら、私もそうなるのが筋よねぇ」 その言葉に真紅が反応する。 真「なっ・・・、それなら私も着替えるのだわ」 蒼「周りを見ると結構利用している人が多いね。僕もやってみようかな」 珍しく蒼星石も乗り気だった。そしてこの二人もそうだった。 雪「昔の軍服か・・・面白そう」 薔(・・・思い出作り) こうして一行は扮装の館に入っていった。 果たしてどんな姿になるのやら。 館に入ってから約50分が経った。一番最初に出てきたのは翠星石だ。 彼女が選んだのは町娘の役の人が着る様な着物であった。 色は彼女のパーソナルカラーである緑地にさらに暗めの緑の線が縞模様に入った柄だった。 自慢の長い髪も結ってもらい、本人曰く「お色気140%アップですぅ」との事。 翠「一度で良いから着てみたかったんですぅ」 そう言って、その場で一回転する翠星石。普段から活動的な彼女には町娘の衣装は良く似合っていた。 次に出てきたのは蒼星石だった。 こちらもまさに彼女らしい衣装で出てきた。 翠「その着物袴姿、とっても似合ってるですよ」 蒼「そうかな?剣道着と似ているから着易いと思って選んだんだけど・・・。でも、翠星石の方も良く似合ってるよ」 そう、彼女が選んだのは侍役が良く着る着物と袴だった。 色はこれまた彼女のパーソナルカラーとも言える落ち着いた蒼色。 袴の色もグレーと落ち着いた色となっている。 髪の方は弄らずにそのままで、腰には模造刀を差している。まさに若武者といった出で立ちであった。 翠「見たところ単に着替えただけの様ですけど、その割には随分時間が掛かったですねぇ?」 蒼「え?・・・あ、いや、その、色を選ぶのに手間取っちゃって、アハハ・・・」 本人は誤魔化しきったつもりなのだろうが、伊達に幼馴染をやっているわけではない。 何かを隠していると、翠星石は見抜いていた。しかし、それが何なのかまでは分からない。 神妙な面持ちで蒼星石の周りを回る翠星石。ふとある事に気付く。 翠「あれ?この模様は何ですぅ?」 蒼「うわっ!・・・・・・あ、え~と、この模様だね。これは家紋だよ。オリジナルだけど」 蒼星石の両胸の所にある家紋を凝視する翠星石。そこには二つの輪が隣り合って描かれていて 二つの輪の上にYの字を逆さました様な線が描かれている。 翠「鋏みてぇなデザインですね」 蒼「やっぱりそう思うかい?この家紋を見てたら、なんだかこれにしなくちゃって思っちゃったんだ」 ふーんと聞いていたが、そんな事は些細な事だった。だがこの家紋を見ていた翠星石はついに気付いた。 翠「胸・・・小っちゃくなってねえですか?」 蒼「はいぃ?!」 素っ頓狂な声をあげる蒼星石に構わず、着物の前を少し開く翠星石。 蒼「えっ、ちょっと?!や、やめてよ翠星石!?」 翠「な~るほど、サラシを巻いていたですか。通りで遅いわけです」 納得顔の翠星石に対し、顔を真っ赤にして着崩れを直す蒼星石。 そして、その現場を一番見られては拙い人間に見られていた。 真「あ、あ、貴女達!?真昼間から一体何をしているの?!」 真紅だった。衣装や髪型、メイクを終えて出ようとしたところで、翠星石が蒼星石の服を 開いて胸を覗き込んでいたのだ。慌てて飛び出してきた。 こんな所でお説教されては堪らないと事情を説明する二人。 「とにかく、最低限度のマナーは守りなさい」と怒られただけで許してもらえた。 そんな真紅だが、やはりというかなんと言うか、姫様ファッションだった。 衣装はこれまたパーソナルカラーの赤地に煌びやかな刺繍を施した振袖に、 自慢の金髪を結ってもらってかんざしで止めている。 慣れない高級草履に足をもたつかせるが、彼女らしい衣装だと二人は思った。 真「それにしても・・・ホント想像通りの衣装を選んできたわね」 翠「そういう真紅先生も十分想定の範囲内だったですぅ」 真「そうね。でも、私にはこれが一番似合うと思って選んだだけだけど」 そう言って建物を見つめる真紅。 真「水銀燈はともかく、残りの3人は予想がつかないのだわ」 真紅が出てきてから、6分ほどで今度は水銀燈が建物から出てきた。 水銀燈の姿が見えたとき、3人は息を呑んだ。 正確にはそれが水銀燈だと気付いた時に驚いたのである。 水銀燈が選んだ衣装は舞妓。だが、衣装の艶やかさ以上に彼女の方に目を奪われた。 いつもならハイヒールでカツカツと早歩きな彼女だが、しゃなりしゃなりと歩く姿に3人は女であってもドキッとした。 水銀燈が3人に近づく。 水「あらぁ、馬子にも衣装って言うけれど、本当ねぇ・・・」 真「・・・どういう意味かしら?」 水「言葉通りよぉ、まな板姫」 真「誰がまな板ですってぇ?!」 どうやら、外見は大幅に変わっても中身は変わらないようである。 次に出てきたのは金糸雀だった。 が、その姿を見た時、全員が笑い出した。 金「な、なんでいきなり笑うのかしら~。こ、これでもカナは隠密教師かしら~」 そう言った金糸雀の格好は確かに忍者だった。(色は黄色だったが) ただ、子供サイズの衣装である事と頭に被った頭巾を鼻の下で結んでいる所から、 忍者というよりもねずみ小僧であった。 その金糸雀が出てきてから更に待つが、雪華綺晶・薔薇水晶の二人はなかなか出てこなかった。 水「おっそいわねぇ、一体何やっているのかしら」 と、一番衣装が重い水銀燈がぼやく。だが、その言葉が言い終わるかぐらいのときに扉が開いた。 翠「どうやら、来たようですぅ」 ガチャ・・・ガチャ・・・ 扉の奥から聞きなれない音が聞こえてくる。何事だ?と目を凝らす。 そこからやって来たのは、色は違うが蒼星石と同じ着物姿で腰に大小2本の刀を帯びている薔薇水晶と 三日月型の兜を被った甲冑姿の雪華綺晶だった。そして二人はそれぞれ左目と右目に眼帯をつけていた。 これには流石に驚いた5人だが、恐る恐る尋ねる真紅。 雪「『いたち』政宗」 薔「・・・お姉ちゃん、『いたち』じゃなくて『だて』・・・私は、柳生十兵衛」 そう答える二人。雪華綺晶は置いておくとして、薔薇水晶には驚かされた。 まあ、とにかく全員着替え終わったからという事で記念写真を撮る。 真「さあ、これで後はくんくんショーを残すのみね。それまでは自由行動という事にしましょう」 水「集合場所は芝居小屋で良いのねぇ。それじゃまた後で」
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にっきちょう 2年1組 ひらさわゆい 8月2日 はれ 今日はのどかちゃんと のどかちゃんのお母さんといっしょに プールに行きました。 のどかちゃんは およぐのがとってもじょうずで すごかったです。 8月4日 くもり おにわの朝がおの花がさきました。 こんなにきれいなのに、朝しかさかないのはもったいないと思いました。 8月7日 雨 公園でのどかちゃんとあそんでいたら、ねこさんがいました。 ねこさんにさわろうとしたら、ねこさんは「シャー!」と言ってにげてしました。 やなかんじです。 8月10日 くもり 今日からお母さんが、おしごとで1しゅうかんかえってきません。 お父さんも外国でおしごとなので、かせいふさんが来てくれます。 お母さんに会えないのはさびしいです。 8月14日 はれ ういが「お母さんに会いたい」と言ってずっとないています。 ういはあまえんぼさんなので かわいそうです。 唯「かわいそうです、と…」カキカキ 憂「うぅ…お母さん…ぐすっ」 唯「ねえ、ういー」 憂「ぐすっ、なあに、お姉ちゃん?」 唯「明日、お母さんに会いに行こうよ!」 憂「へ?」 唯「ねっ!」 憂「…うん!」 憂「でもお姉ちゃん、お母さんがどこにいるかわかるの?」 唯「えへへー、前にね、お父さんと一緒に行ったことあるからわかるんだー」 唯「お小遣いがあるから、バスに乗っていけるよ!」 憂「わあ…!」 唯「だからね、大丈夫だよ憂!お姉ちゃんにまかせて!」 憂「うん!」 唯「えへへ、明日が楽しみだね!」 憂「そうだね、お姉ちゃん!」 翌日、昼過ぎ 家政婦「それじゃあ夕飯のお買い物に行ってくるから、良い子でお留守番しててね」 唯「は、はーい!」 唯「…」 唯「よし、今がチャンスだよ、憂!」 憂「う、うん!」 ぶろろろろろ 唯「あ、きたきた!あのバスに乗るんだよ!」 ぷしゅー ちゃりんちゃりん びー 出発します ぶろろろろろ 唯「このバスのね、○○前っていうところで降りるんだよ」 ― ―― ――― 唯「すぅ…すぅ…」Zzz 次はー、○○前、○○前― 憂「くぅくぅ…」Zzz ○○前、通過しまーす ぶろろろろろ ― ―― ――― 終点、××岬ー これより当バスは回送となります、ご乗車ありがとうございましたー ぷしゅー ばたん ぶろろろろろ 憂「お姉ちゃん…」 憂「ここ…どこ?」 唯「…」 唯「もうすっかり夕方だね…」 憂「うん…」 唯「ずいぶん遠くまで来ちゃったみたいだね…」 憂「うん…」 唯「あ、どうしよう!」 唯「もうお小遣い無いからバス乗れないよ!」 憂「ええっ」 憂「そんな、どうするの?」 唯「どうしよう…」 憂「う…ぐすっ」 唯「あ、憂泣かないで…」 唯「うーんと…そうだ!」 唯「ここを通るバスを追いかけながら、歩いていこうよ!」 唯「どれくらい遠いかわからないけど、きっといけるよ!」 憂「ぐす…」 憂「…うん、そうだねお姉ちゃん!」 唯「うん!じゃあ、しゅっぱーつ!」 唯 テクテク 憂 テクテク 唯「あ、見て見て憂!夕日がきれいだよっ」 憂「わあ、ほんとだぁ」 唯「ゆうやーけこやけーの あかとーんーぼー♪」 唯「おわれーてみたのーはー♪」 唯憂「いつのーひーかー♪」 唯「えへへ」 唯憂「ゆうやーけこやけーのー♪」 ― ―― ――― 唯「バス、来なくなっちゃったね…」 憂「うん…」 唯「これじゃあ道わからないね…」 憂「うん…」 唯「すっかり夜になっちゃった…」 憂「う…ぐすっ」 憂「おなかすいた…」 唯「憂…」 ぽつ ぽつ ぽつ ざあ ざあ ざあ ざあ 唯「わ、わ、すごい雨降ってきたよ!」 憂「ど、どうしようお姉ちゃん!」 唯「えっと、えっと…」 唯「あ、あそこの公園!あの大きいゾウさんの下がトンネルになってるよ!」 唯「あそこで雨宿りしよう!」 憂「う、うん!」 唯「はあ、はあ…」 唯「ちょっと濡れちゃったねー」 唯「憂?」 憂「う…ぐすっ、もうやだよう…」 憂「おなかすいた…おうち帰りたいよう…」 唯「ういー…」 ぎゅっ 唯「ごめんね、憂…私がお母さんに会えるって言ったのにね…」 唯「ダメなお姉ちゃんだよね…ぐすっ」 唯「本当にごめんね…ぐす、ひっく…」 憂「お姉ちゃん…」 憂「ううん、お姉ちゃんは悪くないよ」 憂「私こそごめんね。お母さんに会いたいって言ったのは私なのにね…」 憂「だから、泣かないで?お姉ちゃん」 唯「ぐすっ…」 唯「ありがとう、ういー」 憂「えへへ、お姉ちゃんあったかーい」 唯「えへへ」 唯「すぅすぅ…」 唯「…はれ?寝ちゃったぁ…」 唯「あ…」 唯「憂、憂」ゆっさゆっさ 憂「うん…なあにお姉ちゃん?」 唯「すっごく星がキレイだよ!」 憂「わぁ…ほんとだぁ。雨やんだんだね」 憂「…?」 憂「あれ?お姉ちゃん、誰か来るよ?」 酔っ払い男「ウィー、ヒック…」フラフラ 酔男「うぅー、飲みすぎた…うっぷ」 酔男「あ、やべ…うっ」 げろげろげろ 唯「お、おじちゃん大丈夫?病気?」 酔男「ああん?なんだぁ、おじょうちゃんたち」 酔男「こんな時間にこんなところでこんな小さな女の子がふたりで…」 酔男「まだ酔ってるのか?おらぁ」 酔男「うっぷ」 げろげろげろげろ 唯「ほんとに大丈夫?おじちゃん」背中さすさす 酔男「うう、すまねえな、おじょうちゃん。だいぶ楽になったぜ」 酔男「ふーむ、それにしても…」 酔男「姉妹そろってなかなかかわいい顔立ちしてるじゃねえか」 酔男「へへへ…」 酔男「おじょうちゃん達、ちょっといいかい…?」カチャカチャ 唯「へ?」 ― ―― ――― 憂「やめて!お姉ちゃんにひどいことしないで!」 唯「憂…逃げて…」ポロポロ 憂「あ、あ、お姉ちゃん…!」 唯「ういー…」 2
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今日 - 合計 - かわいいペットショップ物語3の攻略ページ 目次 基本情報 ストーリー 攻略情報リボンタウン(チュートリアル) スナスナタウン ユキユキタウン サンサンタウン カゼカゼタウン リボンタウン Tips各町の情報 アイテムえさ 捕獲用アイテム 薬 薬の材料 育成能力UPアイテム プチ情報 関連動画 参考文献、参考サイト 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] メーカー パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン ハード ゲームボーイアドバンス 発売日 2002年6月28日 価格 4,800円(税別) ジャンル 育成ロールプレイング プレイ人数 1~2人 対応周辺機器 アドバンス専用通信ケーブル 公式情報 https //web.archive.org/web/20121114232815/http //www.nintendo.co.jp/n08/software/a63j/index.html ※公式ページは現在消滅しているので、インターネットアーカイブのURLとなります。 ストーリー [部分編集] アニマール王国で暮らす主人公・リボンちゃんは、小さな動物病院とペットショップを経営するお父さんと2人暮らし。 ある日「お城で飼われているコーギー犬、ジュリーちゃんのお婿さんを募集する」というおふれが出る。 この知らせを聞いたリボンちゃんのペット、ロミー君はジュリーちゃんのお婿さんになるためにお城へ行く。 しかし「優秀な飼い主とペットでなければお婿さんにはなれない」と追い返されてしまう。 リボンちゃんは立派なペットショップ屋さんになることを、ロミー君は強くなることをそれぞれ決意するのだった…。 攻略情報 [部分編集] リボンタウン(チュートリアル) ビーグルを捕まえに行けと言われる。 捕獲に自信がない場合、町の道具屋でドッグフードを購入しておくとよい。 北東の橋は渡れない。 ↓ 捕まえたビーグルを連れてお城へ。 将軍にビーグルを渡す。ビーグルはここで消滅。2匹連れていた場合どちらを渡すか選べる。 その後自宅の診療所で父から話を聞く。 ↓ ヨークシャーテリアのサリーちゃんのかしこさをマーク1つ分まで上げる。 終わったらサリーちゃんを連れて父に話しかける。サリーちゃんはここで消滅。(バグあり。プチ情報参照) ↓ 「ねつさまし」を作るためにペットショップの地下へ。 材料は町を出て北西にある「ひえいわ」「やせいのハーブ」。 作ったら父に渡す。 ↓ 大会へ出場することになるので会場へ向かう。負けイベント。 終わるとペットショップのお店番ができるようになる。 ↓ お城に行くとイベント。 4つの町で町長に会い、お題を達成してリボンをもらってこいと言われる。 イベント終了後、町の北東の橋が渡れるようになる。 スナスナタウン お店のランクを☆1にする。 城にいる兵士に話すとスナスナパスがもらえるので、スナスナタウンに行く。 ↓ スナスナタウンの町長に話しかけると、ナゾナゾを出題されるので答えの動物または道具を見せる。 あらかじめ用意しておくと自宅と行ったり来たりしなくて済む。 Q1.「軽くても重そうな動物ってな~んだ」 Q2.「逆立ちすると機械になってしまう動物は?」 Q3.「薬なのに船のようなアイテムってな~んだ」 答えは上から「ヘビ」「カメ」「しっぷ」。 全てクリアするとスナスナリボンが貰える。 ユキユキタウン お店のランクを☆2にする。 城にいる兵士に話すとユキユキパスがもらえるので、ユキユキタウンに行く。 ↓ ユキユキタウンの町長に話しかけると、犬ぞり爺さん・テツのお願いを聞いて欲しいと言われる。 犬ぞり爺さんに話しかけると、シベリアンハスキーを3匹捕まえてきて欲しいと言われる。 捕獲→渡す→捕獲→渡すを繰り返せば一度の町訪問で終わる。 牧場に送ったり別のペットを2匹連れているとやや面倒なので、連れて行くペットは1匹(捕獲が楽になるので犬が望ましい)にしておくと楽。 牧場に空きがないとエンカウントすらできないので注意。 ↓ ハスキーを3匹渡し終えると、タロウを捕まえるイベントが発生。 町の中にいるタロウに話しかけるとイベントが進む。 1回目:宿屋の中 2回目:町長の家の中 3回目:5本の木がある空き地の右下の木の影(この木の左上辺りに見つけづらいが微妙にドットが見える) 3回目で話しかけると捕獲モードに入る。何度でも挑戦できる。 捕まえるとタロウを預かることになるので、牧場に空きを1匹以上作っておく。 ↓ タロウをかけっこ大会のBランク以上で優勝させる。 時間制限は特に無し。 タロウをかけっこ大会のBランク以上で優勝させた状態で犬ぞり爺さんに連れて行くとクリア。(バグあり。プチ情報参照) その後町長に話しかけるとユキユキリボンが貰える。 サンサンタウン お店のランクを☆3にする。 城にいる兵士に話すとサンサンパスがもらえるので、サンサンタウンに行く。 ↓ 町の真ん中の橋がカメで通せんぼされている。 町長に話しかけるとまた後で来いと言われる。 その後再び橋に行くとイベント。 ↓ 町長の家へ強制移動。 薬を作れる人を探すことになる。 宿屋にいるティアラちゃんに話しかけるとイベント。 「むしばのくすり」が欲しいと言われる。 ↓ 「むしばのくすり」を渡すとイベント。 「シンジュいし」を持って町長の家の左隣の家の中にいる男に話しかける。 適当に外で時間をつぶすか宿屋に泊まって再び話しかけるとイベント。 そのままサンサンリボンが貰える。 カゼカゼタウン お店のランクを☆4にする。 城にいる兵士に話すとカゼカゼパスが貰えるので、カゼカゼタウンに行く。 ↓ 町の右端の家にいる町長に話しかける。 ↓ 町の左端の家にいるペットショップ店主に何度か話しかける。(カウンターの裏から話しかける必要有) ↓ 町長に話しかける。 ↓ 町の中央にティアラちゃんが出現するので話しかける。 ↓ ペットショップ店主に話しかけ、試練を行う。やり直し可能。 ↓ 一度も失敗せず8回連続で動物を捕まえる。 不安な場合は餌とアイテムを多めに持っていく。 1回目:カメ(20m) 2回目:ダックスフンド(30m) 3回目:ペルシャネコ(40m) 4回目:ロップイヤー(50m) 5回目:シバイヌ(60m) 6回目:ハムスター(70m) 7回目:インコ(80m) 8回目:プードル(90m) ↓ ちから大会で勝負する。 相手のペットの成績は16秒前後。Aランク大会で優勝できるペットなら余裕で勝てると思われる。 ↓ 試練をクリアして町長に話しかけるとカゼカゼリボンが貰える。 リボンタウン 城に行くとロミー君がやってくるのでイベントを進める。 ↓ お店のランクを☆5にし、パスをくれる兵士に話しかけて試練に挑戦する。 ↓ 試練の部屋を出ると試練を最初からやり直しになる。 クリア目安は以下。 すばやさ(14秒前後) ちから(13秒前後) かしこさ(6~9問) かわいさ(70点前後) なかよし度(~ベストパートナー) ↓ 上記すべてをクリアするとエンディング。 Tips [部分編集] 各町の情報 リボンタウン花屋の下の道を行って右下の民家にいる男に動物図鑑のページ全てにGETマークがある状態で話しかけるとリボンが貰える。 大会会場の左端にいるおじさんに話しかけると、ペットを野生に返すことができる。病気のペットは完治してからでないと返せない。 お父さん、カトレアさん、将軍のセリフはストーリーが進むごとにセリフが変わる。 スナスナタウン宿屋の左隣の民家にいるおじさんにクイズ大会Aランクで優勝したペットを見せるとリボンが貰える。 スナスナリボン入手後に、道具屋の右隣にキュウちゃんを改造してくれるおじさんが現れる。無料で育成能力をパワーアップしてくれる。 町長の家の塀を挟んで左にいるハムスターには話しかけられない。もし話しかける方法を知っている方がいたら感想とかで教えて下さい。 ユキユキタウン町に入ってすぐ左の民家にいるおじさんにちから大会Aランクで優勝したペットを見せるとリボンが貰える。 町長の家の暖炉の前にいるハスキーには話しかけられない。 町長の「お願いを聞いてくれるかな?」に「いいえ」と答えると「意外と冷たい」と言われる。 犬ぞりじいさんにハスキーを3匹渡すイベントで、病気のハスキーを渡しても受け取ってもらえる。 サンサンタウン船乗り場から出てすぐの民家にいるお姉さんにかけっこ大会Aランクで優勝したペットを見せるとリボンが貰える。 宿屋の左にいるお姉さんに話しかけるとキュウちゃんをパワーアップしてくれる。値段は10000ビーズで、休息系コマンドの効率が更に上がる。 カゼカゼタウン町長の家の左のビルの中にいるお姉さんにかわいさ大会Aランクで優勝したペットを見せるとリボンが貰える。 町の右下にある宿屋の中にいるおじさんに50万ビーズ持った状態で話しかけるとリボンが貰える。 ペットショップ右のビルのエレベーターはクリア後入ることができる。詳しくはプチ情報参照。 アイテム リボンタウン=リ、スナスナタウン=ス、ユキユキタウン=ユ、サンサンタウン=サ、カゼカゼタウン=カ えさ テヤンデエコーポレーション以外の全店で購入可能。 売値は買値の半額(端数切捨て)。 イヌ、ネコ、ウサギはまとめて表記。 名前 値段 食べる動物 うさぎのえさ 4 ウサギ きのは 5 ウサギ、イグアナ きのみ 4 キュウカンチョウ、インコ、ハムスター きゃっとふーど 3 ネコ こざかな 3 イヌ、ネコ、カメ、アライグマ、ペンギン、アヒル、カエル こまつな 5 ウサギ、キュウカンチョウ、インコ、ハムスター、カメ、アヒル、イグアナ さかな 4 ネコ、ペンギン、フェレット とうもろこし 5 キュウカンチョウ、インコ、ハムスター、アライグマ、アヒル どっぐふーど 4 イヌ なまにく 5 イヌ、ヘビ、フェレット ひまわりのたね 5 キュウカンチョウ、インコ、ハムスター みずくさ 3 カメ、アヒル みみず 5 カメ、カエル ゆでたまご 3 イヌ、ヘビ、アライグマ、ペンギン りんご 3 ウサギ、アライグマ、イグアナ、フェレット 捕獲用アイテム 各店で買える他、大会の賞品としても貰える。 売値は買値の半額。 名前 値段 店の場所 ねこあしブーツ 2000 全店 ニンジャブーツ 3000 サ,カ しりあいマスク 1600 全店 まぶだちマスク 2400 ス,ユ,カ ちらポンチョ 2000 全店 きえポンチョ 3000 カ 薬 自宅で作成、各店で一部購入可能。必要材料はゲーム内図鑑参照。 名前 買値 売値 店の場所 対応病名 しっぷ - 20 - ねんざ ほねつぎぐすり - 40 - こっせつ ぬりぐすり - 20 - きんにくつう かぜぐすり 200 32 ユ かぜ むしばのくすり - 40 - むしば おなかのくすり 130 32 サ はらいた ねつさまし 100 25 ユ ねつ ずつうのくすり - 40 - ずつう まんぷくやく 400 100 カ ひまん やすみのくすり 240 60 カ ねむれないびょう げんきぐすり - 35 - ごがつびょう ゆめみぐすり 280 70 カ ゆめなしびょう きおくやく 280 75 カ わすれびょう ココナツジュース 130 32 サ さばくねつ しつじつごうけん - 60 - ナリキンねつ おんせんプール 200 50 ユ ヒョウテンねつ だまりひょうのう 200 50 ス おしゃべりねつ しゃっくりぐすり 300 50 サ こいのやまい 薬の材料 売値は全て1Bz。一度取ってから2日で復活する。場所は検証中。 名前 場所 ウソからし ウチワそう おんどたけ カミナリたけ ガンコまつ ココヤシのみ じゅえき シンジュいし チカラたけ ひえいわ モモのは やせいのハーブ 育成能力UPアイテム Aランクの大会優勝景品として稀に貰える。 ゲームクリア後カゼカゼタウンのテヤンデエコーポレーションで購入可能になる。 名前 値段 ジェットマン 80000 ビタビタンB 80000 インテナミン 80000 ビューテフルーツ 80000 いいこシャンプー 100000 フエルシャンプー 180000 プチ情報 [部分編集] 育成画面について「○○ちゃんこんにちは!」のメッセージウィンドウが出ている状態(左側にコマンドが出ていない状態)でLRを押すとペットを切り替えることができる。 育成画面でスタートボタンを押すと右側に各種ステータス(つよさ、体調、満腹度)が表示できる。体調は青(元気いっぱい)>緑(元気です)>黄(まだまだ平気)>赤(疲れ気味) / 満腹度は紫(食べすぎ)>青(満腹)>緑(丁度良い)>黄(やや空腹)>赤(お腹減りすぎ) クリア後特典カゼカゼタウンのテヤンデエコーポレーションで開発者のメッセージが聞ける。 同上、サウンドテストができる。 同上、非売品アイテムが買えるようになる。 フィールドでも走れるようになる。が、時間経過もその分早い。 バグチュートリアルのサリーちゃんを返さない方法。事前に別のペットを用意し、そのペットとサリーちゃんを連れてお父さんに話しかけると、サリーちゃんじゃない方のペットが渡されサリーちゃんが手元に残る。サリーちゃん以外のペットを2匹連れて話しかけると誰も引き渡されないままイベントが進むことも。その後サリーちゃんは手元に残り続けるが、サリーちゃんは他人のペットなので野生に帰すことは不可能。 ユキユキタウンのタロウを返さない方法。タロウを2回以上大会で優勝させ、かつ返しに行く時にタロウの他にもう1匹ペットを連れて話しかけると、タロウを返したことになっていない。サリーちゃんと同じく手元に残り続け野生に帰すことはできない。このバグが起こってもストーリーは進行可能。連れて行くペットをタロウのみにして話しかければ、2回以上大会で優勝させても返すことが可能。 サンサンリボン入手後イベントが終わるとプレイヤーが操作可能になるが、右上の時間表示がなくなる。家に入ったりフィールドに出ても時間表示はなくなったままだが、フィールドでは時間がいつも通り経過する。船に乗ってリボンタウンへ帰ると元に戻る。 その他説明書にリボンタウンの空港から20ビーズで他の町にいけるとあるが、実際は300ビーズ。 捕獲モードの相手の警戒心は安心(青)>様子見(緑)>警戒(黄)>逃げそう(橙)>今にも逃げそう(赤) 飛行船に乗る、大会に出場すると2時間経過する。 牧場の拡張はキュウちゃんに話しかけることで行える。1回目:30000Bz(10匹まで飼育可能に)、2回目:80000Bz(15匹まで飼育可能に)、3回目:120000Bz(薬の材料を作成可能に) 自室ベッドの右下の箱からリボンを付け替えることができる。選択画面でBボタンを押すと初期リボンに。 お父さんのベッドでも就寝可能。 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] http //www.geocities.jp/retrogamejaxx/review09.html 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (5) 2024年05月18日 (土) 12時34分06秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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866 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/10(火) 18 39 16 ID ??? ウッソ「リアルハーレムものエロゲですねぇ」 キラ「そうだねー」 ウッソ「おかしいですよとか思わないんですか」 キラ「別に、シンがいいならいいんじゃない?」 ウッソ「他人のことには興味がないタイプですか」 キラ「その前に、三次元なんかどうでもいいし」 867 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/10(火) 18 51 22 ID ??? キラ「その前に、三次元なんかどうでもいいし」 ラクスが泣くぞ 869 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/10(火) 19 09 56 ID ??? キラ「三次元に興味ないけど大丈夫、ラクスは別腹だから」 870 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/10(火) 19 31 48 ID ??? アル「ひどいや、キラ兄ちゃん!ラクスのお姉ちゃんがかわいそうだよ!」 キラ「うっ…」 シュウト「ボク、キラ兄ちゃんのこと見損なった」 キラ「うぅぅ…」 ウッソ「最低辺交替ですね?兄さんwww」 キラ「い、いやだぁぁぁぁぁっ!」 ロラン「意外と効いたようですね」 アムロ「このままもってくれればいいが…」 871 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/10(火) 19 52 45 ID ??? キラ脳内における女性のカテゴリ分け ラクス 知り合い 二次元 惨事元 セレーネ「あら?私(=家族)は?」
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かわいいじゃんぱーすかーと(くろ) 入手法/作り方 ウェアラブルすてきなエプロン+妖精のボール(青)、まぜる、かなり 作成アイテム 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS FAIL GREAT 猶予 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS 腐ったFAIL GREAT 腐り復活 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS FAIL GREAT 猶予 腐った上トレイ - 作り方 時間 SUCCESS × GREAT 名前 コメント
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唯「ただいまー」 梓「お、お帰りなさい」 唯「あれ?あずにゃんだけ?憂は?」 梓「え、えーと、買い物とかなんとかで、留守番を頼まれまして」 唯「そうなんだ」 唯「そうだ、お土産にアイス買ってきたんだ。あずにゃんも食べる?」 梓「あ、いただきます」 唯「チョコとバニラどっちがいい?」 梓「バニラが良いです」 唯「はい、あーん」 梓「ウェイ?」 唯「食べないの?」 梓「い、いやいただきます。あーん」 唯「ふふふ」 梓「……嬉しそうですね」 唯「あずにゃんが可愛いからね。妹がもう一人いるみたいで楽しい」 梓「妹……ですか」 唯「まぁ憂にもあずにゃんにもお世話になりっぱなしなんだけどねー」 梓「私は嫌です」 唯「え?」 梓「妹なんて嫌です」 唯「怒った?」 梓「妹じゃなくて……恋人が良いんです!先輩が好きだから!」 唯「え?えっ!?」 梓「先輩っ!」 唯「わっ」 唯「あはは……あずにゃんに押し倒されちゃった」 梓「……」 唯「アイス溶けちゃうよ?」 梓「そうですね」 唯「床にこぼしたら憂に怒られるよ?」 梓「ではこうしましょう」 モゾモゾ 唯「へ?シャツ脱がせてどうするの……ひゃっ!冷たっ!」 梓「アイスまみれの先輩、とっても可愛いですよ。食べてあげますね」 ピチャピチャ 唯「やっ、あ、んん……」 梓(こうやって舐めてるとほんとに猫になってる気分) 梓「胸にもかかっちゃいましたね」 唯「あ……」 梓「キチンと舐めとります。ん……」 唯「ふぁ、や、ん」 梓「ブラジャー外しますよ」 唯「えぇ?」 スルリ 梓「うわ、ピンクだ」 唯「は、恥ずかしいよあずにゃん」 梓「綺麗です先輩」 唯「う~そろそろ満足したでしょ?」 梓「まだまだ、ていうかむしろ漲ってきました」 唯「あずにゃんが獣になっちゃったよー」 梓「先輩がそうさせたくせに」 梓「乳首、堅くなってますね」 唯「寒いし、アイスが冷たいから……」 梓「じゃあ暖めてあげます」 唯「ちょっ、くわえたらダメだ、よ!うぁ、ん、はぁぁっ!」 梓「ん、ちゅ、んく」 梓(先輩のおっぱい先輩のおっぱい先輩のおっぱい先輩のおっぱい先輩のおっぱい先輩のおっぱい!) 唯「ああ、あ、ずにゃん、はげし……っ!」 ガリッ 唯「った!?」 梓「ふふ、夢中になると噛んじゃうんです」 唯「あ、あずにゃん?目が怖いよ?」 梓「怯える先輩もたまんないです」 唯「も、もう止めよう?忘れるからさ」 梓「無理ですよ。スイッチ入っちゃいました。それに覚悟も。例え先輩に嫌われても、忘れられない跡を残します」 梓「逃げても無駄です。後ろは壁ですよ」 唯「お、落ち着くんだあずにゃん!」 梓「先輩の鎖骨、細くて美味しそう。いただきます」 カプ 唯「んっ!」 梓「ん、ぐ」 唯「やぁ……歯が食い込むよぉ」 梓「ふー!ふー!」 唯「い、痛いよあずにゃん」 ジュル 唯「え?」 梓「んく、ん」 唯(あずにゃん……私の) 梓「ぷはっ、先輩の血……すっごく美味しい。ハマっちゃいそうです」 梓(白い肌と赤い血……綺麗) 梓「お裾分けします」 唯「ふ、む」 梓「ん……ひぇんふぁい……すき」 唯(血の味とあずにゃんの唾液と舌が絡んで……) 梓「先輩の目、トロンとしてますよ」 唯「あずにゃん……あず…さ」 梓「!」 唯「私にも食べさせて」 梓「へ?ふにゃ!み、耳噛んじゃダメです!」 唯「私の事は食べたくせに」 梓「やっ!耳元で喋られたら……」 唯「梓のここ、すごく濡れてるよ」 梓「そ、そっちは触らないでぇ!」 唯「やだ」 梓(こ、このままでは主導権が……そうはいかないです!) ビリ 唯「あ!パンスト」 梓「弁償します」 ビリビリビリ 唯「や、破いちゃダメ!」 梓(凄い背徳感) 唯「やぁ……」 梓「犯された後みたいですね先輩?」 唯「……」 梓「ほら隠さないで、先輩のここも」 クチュ 唯「あああ!」 梓「唯先輩……かわいい……」 梓「先輩の一番大事なとこ、食べちゃいますね」 唯「……」 梓「嫌がらないんですか?」 唯「暴れたら止めてくれるの?」 梓「お断りです」 唯「じゃあ……良いよ。お姉ちゃんだから、受け止めてあげる」 梓「ず、ずるいですよ!急に、そんな!」 グイ 梓「こんなに濡らして、こんなに大きくして」 唯「嫌!そ、そこ舐めちゃ」 梓(ちょっとしょっぱいけど……これが先輩の味) 唯「んやっ!はぅ、ふぁっ!」 梓(これ、クリトリスだよね) カリ 唯「ふあああっ!?」 梓「凄い反応ですね」 唯「はぁ……」 梓「心ここにあらずって感じですね。でもまだですよ」 モゾモゾ 梓「私のも、一緒に」 唯「ん……」 梓「あ、先輩、と一緒に舐めるの良すぎ……」 唯「うぅ、ん、ちゅ」 梓「あ、あぅ!ん、うぁっ」 梓(あ、ダメ……頭、切れそう) 唯「ふ、んむっ、ぷは」 梓(せ、先輩が私に夢中になってる……ダメぇ……嬉しすぎて……) 梓「ふぇ、はあぅぅぅっ!」 トサッ 唯「あずにゃん?あずにゃん!」 ~~~~~ 梓「ん……」 唯「起きた?急に倒れるからびっくりしちゃった」 梓「先輩……あ、膝枕」 唯「今、憂がおやつ作ってるから三人で食べようね」 梓「え、憂が帰ってるんですか!?」 唯「うん、まぁ、事情は分かってると思うから」 梓「あぅ」 唯「まぁまぁ、なるようになるよー」 梓(かなわないなぁ、この人には) 唯「ところであずにゃん」 梓「はい?」 唯「晩御飯も……食べてくよね?」 おしまい! 戻る
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BORDER BREAK のキャラはエロかわいい 3GP1~ BORDER BREAK のキャラはエロかわいい 2GP500まで 506から BORDER BREAK のキャラはエロかわいい 1GP
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自分がP2について思ったことをつらつらと書きまくるコーナー。 少々いろいろな趣味が入りますが呆れないでくださいね(笑 まったりスレには実にさまざまなこだわりキャラを使う方が多いですよね。 自分もその一人ですが、現在大会やマッチで主に使うのは初代Pからあまり 変わらない衣装のミュウです。 ただ今作ではちょっと様変わりしました。 ヘッドパーツを変えないのがミュウ好きの基本! (このもっさりしたヘアスタイルがないとミュウじゃないですよね、ね?) 能力の伸びはまったく気にしてません。 むしろ「パワー+1」「↑バンカー」が狙いです。 ギアはビッグ+∞(266y)で「↓雨」「↓ラフ」となっていますが関係な~い。 「悪魔のしっぽ」があれば完璧小悪魔なのに・・・拍手のあほー(´・ω・`) ミュウのモデリングがこんなファッションでもぴたりとかわいくはまるところが 神だと思います(何 実は、初代オンライン(PS2)ではサエ使いだったわたし。 もちろんユナイテッドフォレストだろうがワンダーランドだろうが特攻。 その系譜を見事にP2でも受け継いだ格好になってますね。 (中くらいの微妙な能力のキャラをぎっちり使いこなすと、他のキャラを使っても 遜色がなくなるのはみんごるの伝統ともいえます) そして小悪魔に対抗したのが下の写真。 「ロリータワンピース」がP2で加わって、すぐ着せ替えたのは自分だけでしょうか?(笑 …だってかわいいんですもの。 「天使の衣装」だとあまりにもベタなので、異世界の天使というコンセプト。 「↑ラフ」が加わり、小悪魔より飛距離も2yUPしています。 こちらもギアはビッグ+∞(268y)で「↓雨」となっていますがきにしな~い。 以前はチアリーダー衣装にターボギアつけて「ゴリゴリスピンVer.」なども作って 遊んでましたが、今作はあまり能力が伸びないのが残念。 今後もほとんどはこの装備で参ります。 大会・マッチなどで出会ったらよろしくお願いします。 ★画面写真を取り込みしたものに変更しました(7/6) (No.2に続く)
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『おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!(前編)』 35KB 制裁 観察 考証 自業自得 育児 飼いゆ 赤ゆ 現代 愛護人間 独自設定 うんしー ひさびさの長編。まだイライラパート、どうぞ気長に 過去作 anko1548(前)/1744-5(中)/2170-1(後) 『よわいものいじめはゆっくりできないよ!』 anko2263-4『ゆっくりいじめはゆっくりできるね!』 anko2424-5『かけがえのないいのちなんだよ!』 anko2889『いっしょにゆっくりしていってね!』 anko3521『ゆっくりつかいすてていってね!』 『おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!』前編 「駄目。絶対だめよ」 「どぼぢでぞんなごどいうのおおおぉぉ!?」 飼っている二匹のくどい要請を、私はにべもなくつっぱねた。 れいむは目に涙を浮かべて叫び、ありすは唇を噛んですがるような目で見上げてくる。 こんなやりとりがもう何日も続いている。 れいむの願いを聞き入れてありすを買ったことを、私は後悔するようになってきていた。 れいむは銀バッジ試験に合格している、比較的手のかからないいい子だった。 ゆっくりである以上、子ゆっくりの頃に飼い始めたころはだいぶ困らされたものだが、 成体になって半年が経ち、銀バッジ試験にも合格して一丁前のゆっくりになった。 私の言うことをよく聞き、気配りのできる、生活に癒しと笑いをもたらしてくれる可愛いやつ。 しかし、それは少々買いかぶりだったのかもしれない。 「れいむ、おむこさんがほしいよっ!!」 銀バッジ試験に合格したれいむに、ごほうびは何がいいと聞いたらそう言ってきた。 最初は拒否した。今の生活でこれ以上ペットは増やしたくない。 しかし、私がどれだけ拒否しても、代わりのおもちゃやあまあまを提案してみせても、 れいむは頑として聞かず、ひたすら番を求めて泣きわめいた。 「れいむ、さびしいんだよおぉ!! おねえさんはいつもいつも、おしごとさんでいないよっ!! れいむはずーっとひとりぼっちなんだよっ!! おねえさんのおかげでごはんさんもむーしゃむーしゃできるし、ゆっくりすーやすーやもできるけど、 ひとりぼっちじゃゆっくりできないよおおおぉぉ!!」 確かにそうだった。 私はウェブデザイナーとして会社勤めで、毎日朝から晩まで仕事詰め。 早朝に家を出て、戻ってくるのは深夜ということもざらだった。 帰ってくるなり、待ちかねていたれいむの出迎えにも挨拶すら返さず、 ベッドに倒れこんで泥のように眠る日もあった。 傍らでれいむが涙声を圧し殺していることを知りながら。 まして、ゆっくりは極端なほど孤独を嫌がる。 子供の頃から家族とは密着してスキンシップに精を出し、 成体になれば、まずは何をおいても番を探す。 美味しいあまあまや整った空調にクッションなど、どんなに恵まれた環境を取りそろえても、 ゆっくりをはじめ他の生き物との接触を断たれた、あるいは極端に少ない状態だと、 ゆっくりはストレスを感じてゆっくりできなくなり、活気がなくなるらしい。 だからゆっくりを飼う際には、最低でも他の飼いゆっくりとの交流を交わして友達を作ってあげることが強く推奨される。 当然、他にゆっくりを飼っている人を探して交流する暇もなく。 大体自分の場合、そんなに社交性があったらゆっくりなんか飼っていない。 とにかく、れいむの飼い方に問題があったことは確かに認めざるをえなかった。 これまでずっと寂しさを我慢して抑え込んでいたれいむが哀れでもあった。 ゆっくりショップで購入した、同じく銀バッジのありす。 私がいない間、れいむの相手をしてくれるなら望ましいことだった。 ただしその際、れいむとありすに私は強く言い含めた。 「おちびちゃんは絶対に作っちゃだめよ」 予想をはるかに超える猛反発に遭った。 「つくりたい、つくりたい、つくりたい、つくりたい、かわいいおちびちゃんつくりたいいいいぃぃ!!」とぐずるれいむ。 「おねえさん、おねがいよ、おちびちゃんがいないなんてとかいはじゃないわ………」上目遣いでしなを作るありす。 そう言われても認めるわけにはいかなかった。 一匹増えるだけでも手間が増えるのに、このうえあの聞き分けのない赤ゆっくりがぽろぽろ増えるなんて想像したくもない。 疲れた体を引きずって仕事から帰ってきたら部屋中砂糖水と餡子、 端的に言えばしーしーとうんうんまみれだったなんて御免だ。 それに、飼いゆっくりの注意点として、「うかつに子供を作らせるな」というのは常識だ。 孤独を癒してくれる伴侶だと思えばこそ、飼いゆっくりは飼い主の人間になつき、慕うのだが、 いざ自分が番と子供を作り、ゆっくりの家族を形成してしまうと、人間との結びつきが急速に薄れる傾向にある。 同種の妻や子供をばかりかまい、飼い主に対してぞんざいに振る舞うようになるばかりか、 悪くすると家族に餌を持ってくるだけの食事係としてあしらわれ、ゲスになると「くそどれい」呼ばわりしてくることさえある。 ゆっくりとの良好な関係を保ちたければ、適度に人間に依存させることが必要なのだ。 守るべきおちびちゃん(餌をやるのは飼い主なのだが)ができることで根拠のない自信が生まれ、 自分を立派な大人だと錯覚して飼い主と対等なつもりで振る舞ってしまう事態にもつながるようだ。 れいむの中では番ができた時点でおちびちゃん大勢の大家族を作るまでが確定だったらしく、 突然のストップをかけられてこれまでにないほど泣き喚いた。赤ゆっくりだった頃のほうがまだおとなしかった。 行儀のいいありすでさえ、れいむをたしなめるでもなく、すがるような目をこちらに向けてくる。 それでもそう簡単には認めてやるわけにはいかない。 仮に子作りを認めるにしても、段階を踏む必要がある。 子供の頭数、親との密着度、躾の手順などなど、 ゆっくり飼いのマニュアルでは、決まって飼いゆっくりの子作りの項目に多くのページが割かれている。 「おちびちゃんはとってもとってもとってもゆっくりできるんだよおぉ!! おねえさんも、ぜったいぜったいぜったいぜったいゆっくりできるよ!!ほんとだよっ!! いっかいでいいからおちびちゃんをつくらせてねっ!!ゆっくりおちびちゃんをみてみてね!! そしたらおねえさんも、きっときっとぜったいかんがえがかわるよっ!!いっかいみてみればわかるのにいいぃぃ!! れいむのおちびちゃんはとくべつだよっ!!おねえさんもゆっくりできるよ!!おねえさんにもゆっくりしてほしいよ!! だからおちびちゃんつくらせてねっ!!ゆっくりさせてね!!ゆっくりしようね!! おちびちゃんとゆっくりしたいよ!!おちびちゃんがいればみんなゆっくりできるのにいいぃぃ!! おちびちゃんおちびちゃんおちびちゃんおちびちゃん、おちびちゃんつくりたいよおおぉぉぉ!!!」 連日、家に帰ってくれば「おちびちゃんがつくりたい」の連呼。 せっかく銀バッジが取れて、つがいも買ってきてあげたのに、飼い主もゆっくりも全然ゆっくりできてない。 少々可哀想だとは思いつつも、私はぴしゃりと言いつけた。 「しつこい!!それ以上わがまま言うなら去勢するわよ」 「きょ、せい……?」 「ぺにぺにを切っちゃって、おちびちゃん作れないようにすることよ」 「ゆんやああああああぁぁぁぁ!!?」 「どがいばじゃないわああああああああああ!!?」 二匹ともこれには震えあがり、恨めしげにこちらを見やりながらも口をつぐむしかなかった。 「とにかく、おちびちゃんはあきらめなさい。 それよりも二人でゆっくりすることを考えなさい。私と二人だけだったときよりはずっといいでしょう?」 れいむは恨めしげに「おちびちゃんはゆっくりできるのにいいいぃぃ……………」と漏らしただけだった。 思えば、その時点でその後に来る事態を予測しておくべきだったのだ。 おちびちゃんは、時期がくれば認めるつもりだった。 去勢するぞと脅しつつも、実際に去勢をするつもりはなかった。 いつになるかわからないが、れいむとありすのつがいが安定し、 これなら聞き分けよく指示にも従ってくれると確信できたなら、おちびちゃんを作らせてあげるつもりだった。 もちろん、私の監督指導のもとでだ。 飼いゆっくりに子供を育てさせる場合は、うっとうしく思われようとも子育てにしつこく介入し、躾に参加し、 飼い主としての影響力を家族にしっかり及ばせておかなければならない。 そもそも、ゆっくり専門のブリーダーでさえ手を焼く赤ゆっくりの躾がゆっくり如きにできるわけがなく、 いくら善良な親だろうと、子育てを任せて放っておけば飼い主を奴隷扱いする見事なゲスを育て上げてくれるのが通例だ。 そして、子が親の影響を受けるのと同じほど、ゆっくりにおいて親は子の影響を受ける。 子供を育てさせたらゲスが育ち、そのゲス子供に影響されて親までがゲスになり、飼い主に向かってくそどれいの大合唱。 そんな例でさえ、ゆっくり飼いではありふれた話だ。 どれだけ慎重を期してもやりすぎではないのが、飼いゆっくりの子作りなのである。 「ゆ~ん♪ゆゆぅ~ん♪れいむのかわいいおちびちゃんゆっくりしていってねぇ~~♪」 「しあわせ~♪しあわせ~♪おちびちゃんのとかいはなほほえみでみんなしあわせよぉ~~♪」 それだけに、その夜、家に帰ってくるなりその声が聞こえてくると、私は思わずその場にへたり込んだ。 全身を強烈な脱力感が襲い、しばらく立つこともできなかった。 あれか。よく聞くあのパターンか。あの、馬鹿な飼いゆっくりが決まって陥る茶番か。 うちのれいむはもう少し上のゆっくりだと思っていたのだが、どうやら本気で買いかぶっていたようだ。 「ゆっ!!おかえり、おねえさん!!ゆっくりしていってね!!」 「おねえさん、おかえりなさい!!きょうもゆっくりおつかれさま!!」 床を這いずるようにして現れた私に向かって、二匹は自信たっぷりの満面の笑みで挨拶を放ってきた。 私は答えず、次の言葉を待った。 しかしれいむもありすも、それ以上喋らず、にこにこと私を見ているだけだった。 聞くまで答えないつもりか。弁解さえしない気か。それがそこにあるのは当然のことだってか。 あれほど強調した飼い主のいいつけを破ったという罪を、本気で、頭にぶらさがっているそれで帳消しにする気なのか。 声を出す気力もなく、私はそれを力なく指さした。 「ゆっ!!」 「ゆふふ」 キリリと自信満々に胸をはるれいむ、目を細めてほほ笑むありす。それが答えだった。 そうして笑顔を浮かべたまま私の反応を注視している。 いつもはうるさく話しかけてくる二匹が、私の反応を確認するべく黙ってじっと待っていた。 その表情から推して、二匹が想定している私の反応が、楽しみに心待ちにできるたぐいのものであることは明らかだった。 「ふざけるな!!!」 怒りと失望感にかられて、つい爆発してしまった。 自分でもびっくりするほどの大声とともに床に握り拳を打ちつける。 すぐに我に返り、二匹を見ると、おろおろと――私でなく――れいむの頭の上に実っている赤ゆっくりを見守っていた。 「おちびちゃん!!だいじょうぶだよっ!!ゆれないでねっ!!ゆっくりしてねぇ!!」 「おとうさんたちがついてるわ!!とかいは!!とかいはよっ!!ゆっくりしてね!!」 「ゆぅ………ゆぅ……」 「ゆぴぃ……ゆぴぃ……」 わずかに眉をしかめていた実ゆっくりの揺れが少しずつおさまってゆき、やがて元通りに落ち着いて寝息を立てはじめる。 実ゆっくりが実っているのはれいむの額。れいむ種が一匹、ありす種が一匹の二匹姉妹だった。 実ゆっくりが落ち着いたのを見届けてれいむとありすはふうっと大きく息をつき、 次に私に向かって非難を浴びせてきた。 「おねえさんなにしてるのおぉ!?おちびちゃんたちがゆっくりできなくなっちゃうでしょおおぉ!!?」 「おねえさん、おちびちゃんたちはゆっくりさせてあげなきゃだめなの……とかいはじゃないわ、ね?」 上から目線で諭してくるれいむ達。明らかに態度が大きくなっている。 飼い主といえども、これほど可愛いおちびちゃんの為とあれば文句を言わずに従うだろうとあてこんでいるのが見てとれた。 私の堪忍袋の緒は限界に近かった。 「………れいむ。ありす」 「ゆっくりあやまってねっ!!ぷんぷん!!」 「おちびちゃんは、作るな、と、言っておいたわよね?」 「ゆっ!!そんなことどうでもいいでしょ!?おちびちゃんがゆっくりできなくなるところだったんだよっ!!?」 バァン!! 床を、今度は平手で叩く。 「「ゆびぃっ!?」」 二匹がすくみ上がった。 私が叱りつけるときに、最上級の怒りを表すアクション。 二匹が動揺しはじめていた。 目を見合わせ、その表情に怯えが浮かびあがってきていたが、 すぐに気をとりなおし、私のほうをちらちら見ながら頭上のおちびちゃんを心配してみせる。 「おちびちゃんゆっくりしてねっ!?こわくないよっ!おかあさんがついてるからねっ!!かわいいかわいいだよっ!!」 「とかいは!とかいはよ!!ゆ~ゆ~ゆらゆら~、ゆっくりしていって~ね~♪」 そう言いながらちらちらと私の表情を窺い、ことさらおちびちゃんを見せつけるように角度を調整している。 そんなれいむとありすの頬を、私は掴みあげた。 「ゆ゛ぐぅっ!!?」 「どうでもいい、と言ったわね。 毎日あなたたちにご飯をあげて、ゆっくりできるお布団や玩具を買ってきてあげている…… 私のいいつけが、どうでもいいのね。そういうこと言っちゃうんだ………」 「ゆぎっ!!?いぢぃっ!!い゛い゛い゛い゛ぃぃぃ!?」 「いぢゃいっ!!いぢゃいわああぁぁ!?いぢゃあああいいいいいいいぃぃぃ!!!」 頬を掴みあげる手に、ぎりぎりと少しずつ力を加えていく。 「私のことはどうでもいい。そうなのね?本当に、それで……いいのね?」 「………!!…………どがい、ばっ…!!!?」 「ごべんだざあああいいいいいいぃぃぃ!!!」 れいむが音をあげた。 私が本気で怒ったときの恐怖が、さすがに刷り込まれている。 それでも、「こんなはずじゃなかったのに」という困惑が、その表情からありありと見てとれた。 「ゆっぐ、ゆぐっ………ゆううぅ………」 「とかいはじゃないわぁぁぁ………」 「で?」 頬の痛みにいつまでも泣きじゃくっている二匹に、説明を促す。 「なんでいいつけを破ったの?」 「ゆぐっ……ゆぅ…………おちびちゃんは、ゆっくりできるから………」 「私がゆっくり出来ないの。そう言ったわよね?」 「ゆ………で、でも………おちびちゃんをみれば、おねえさんもきっとゆっくりできるって……」 「ゆっくり出来てないんだけど!!」 また床を叩き、れいむとありすがびくっと萎縮する。 わかりきっていたことだった。 「可愛いおちびちゃんを見せれば、飼い主もきっと考えを変える」 そんな都合のいい希望的観測に期待をかけて、飼い主のすっきり禁止を破る。 駄目な飼いゆっくりが陥る、お定まりのパターンだ。 ゆっくりの、子供に対する愛情はもはや信仰の域に達している。 自分のおちびちゃんの可愛さは何にも勝り、人間を含め全ての者たちがおちびちゃんを愛すると信じて疑わない。 人間から見れば、その信仰は「親バカ」の一言で解釈される。 そうならないように、きちんと人間の都合も考えられるように躾けてきたつもりだったのだが、 やはりうちのれいむはそこらにいる凡百のゆっくりと変わらなかったようだ。 あるいは、少しは賢くても、その賢さでは補いきれないほどの盲目の母性を持って生まれついてしまったのかもしれない。 「処分します」 「「ゆ゛ぅっ!!?」」 怒りと苛立ちと失望に後押しされ、私は無情な決定を言い渡した。 「うちではそんなに面倒見切れません。その子たちは捨てるわ」 「ゆううううぅぅぅ!!?やべでっ!!やべでえええぇぇぇ!!!!おぢびぢゃんずでだいでえええええ!!!」 「ぞんなっ!!?どがいばじゃないわっ!!ごんなに!!ごんなにがわいいおぢびぢゃっ!!なんでええええええ!!?」 「その可愛いおちびちゃんたちにごはんをあげるのは誰?」 「ゆ゛っ………」 「おちびちゃんたちがうんうんでお部屋を汚したら、掃除するのは誰?」 「それは…………」 「私でしょう? あなたたち二匹の世話をするだけで、私すっごく大変なの。これ以上二匹も増やせないわ。 無理に増やしても、ご飯はあげられないし、うんうんも片付けられないし、遊んでもあげられない。 私も、あなたたち二匹も、おちびちゃんも、みんなゆっくりできなくなるの。 これからもゆっくりしたかったら、おちびちゃんはあきらめなさい」 「ゆううぅぅぅ………でも、でもぉ………おちびちゃん、かわいいよおぉ………?」 「自分の子供たちは可愛いんだから、お前はゆっくりするな。もっと働いて沢山のご飯を持ってきて一日中休まず世話をしろ」 れいむ達の言っていることを要約するとこうだ。 だからまず、大前提を崩す。 「可愛くありません」 「「どぼぢでぞんなごどいうのおおおぉぉ!!?」」 「可愛くないからです」 「「どぼぢでぞんなごどいうのおおおぉぉ!!?」」 「可愛くないからです」 「「どぼぢでぞんなっ………ゆ゛っ………ぐううぅ………」」 三回繰り返せばさすがに理解してくれたようだ。よし。 言っていることはわかっても、納得はできないようで、ありすが食ってかかる。 「おねえさん……すなおじゃないのはとかいはじゃないわ……」 「飼い主との約束が守れないあなたたちに、素直じゃないなんて言われたくないわね」 「ゆっ……でも、こんなにとかいはでかわいいおちびちゃんたちなのよ……?どうしてほめてくれないの……?」 「可愛くないからです」 結局四回言わされた。 「なんでっ………!!」 「理由なんかないわよ。なんと言われたって可愛いと思わないものはしょうがないわよ」 「そんなのおかしいよぉぉ!!こんなにかわいいおちびちゃんがかわいくないなんてへんだよおぉ!?」 「これ、可愛いでしょ?」 私は押し入れを探り、二匹の前に一個の古ぼけたぬいぐるみを放りだした。 「「ゆ゛ぇっ?」」 私がほんの子供だったころに可愛がっていたぬいぐるみである。 二十年ほども前のものなので汚れきってぼろぼろだし、デザインも古臭い。 しかし愛着がしみ込んだ、私にとっては大事な一品だ。 「可愛いでしょ?」 「ゆぅ………?かわいくないよ……」 「くさくてとかいはじゃないわ………」 「どうして?ねえ、どうして可愛くないの?理由を説明してよ」 「ゆ……かわいくないからだよ……」 「だから、どうして可愛いと思えないの?」 「ゆ?きたないし、おかおもへんだよ。ゆっくりしてないよ」 「あなたたちのおちびちゃんたちだって汚いし、変よ。うんうんやしーしーを撒き散らすでしょう?」 「ゆ゛ぅぅ!?おちびちゃんたちはそんなぬいぐるみさんとはちがうよっ!! うんうんやしーしーをするのはあたりまえでしょおおおぉぉ!!」 「ぬいぐるみが汚れるのも当たり前よ。あのね、そのおちびちゃんが可愛いと思うのはあなたたちが親だからなの。 他人にとっては、あなたたちの子供なんかこのぬいぐるみと同じ。どうでもいいし、汚くて面倒臭いものなの」 「ぞんなっ……うそだよおぉ!!おちびちゃんがかわいくないなんてぜったいおかしいよぉ!! ゆっくりかんがえなおしてよおおおぉ!!!」 どんな例をあげてみせても、自分たちの子供だけは特別なんだと言い張るだろう。 特別でもなんでもないことを証明するために、私はハサミを持ってきてれいむの額の茎をつかんだ。 「可愛くない。可愛かったら、私も喜んで飼うわ。捨てるなんて言わない。 でも可愛くないから捨てる。わかったらあきらめなさい」 「や゛!?や゛べでえええぇぇぇ!!!」 「おぢびぢゃっ!!おぢびぢゃん!!どがいばなおぢびぢゃんんん!!ぎらだいでえええぇぇ!!!」 れいむが涙を流して歯茎を剥き出し、ぐーねぐーねと身をよじる。 しーしーまで漏らして、着て(履いて?)いるゆっくり用の服にしみ込んでいる。 ありすも泣きながら、ぽふぽふと体当たりをしてきた。無駄である。 「さっきも言ったでしょう。面倒見られないし、みんながゆっくりできなくなるの」 「おぢびぢゃんはがわいいがらびんなゆっぐじでぎるうううぅぅ!!!」 「じゃあなんで私は今ゆっくりしてないの?」 「!?………ゆ゛っ………ゆ゛ぅぅぅ………!!」 「あきらめなさい」 「ごばんざんいりばぜええええん!!!」 鋏を持つ私の手に必死にすがりつきながら、ありすが叫んだ。 「おぢびぢゃんのぶんのごばんざんはいらないでずっ!!うんうんもぜんぶあでぃずだぢががだづげばずっ!! おぢびぢゃんはあでぃずだぢでぞだでばず!!おねえざんには、ぜっだい、ぜっだいめいわぐがげばぜえええん!!」 「ゆ゛っ!!ぞうだよっ!!でいぶだぢだげでおぢびぢゃんをぞだでるよおおぉ!! おねえざんにはだよらないよっ!!ゆっぐじじだいいごにぞだでるよっ!! だがら、だがら、だがらあああああぁぁぁぁ!!!」 「…………本当に?」 私は手を止めた。 「ゆ゛っ!!!ぼんどうでずっ!!ぼんどうにぼんどうでずううぅう!! ごばんざんも!!おぶどんざんもっ!!ぜんぶ、ぜんぶでいぶだぢでやりばずううぅ!!」 「あでぃずだぢがどがいばにぞだででみぜばずっ!! おでえざんをゆっぐじざぜられる、どがいばでゆっぐじじだゆっぐじにぞだでばず!! びんなゆっぐじでぎばずうううぅぅ!!!」 「おちびちゃんたちのご飯はどうするの?どこから取ってくるの? あなたたち、狩りなんかできないじゃない」 「ゆ゛っ………ぞれは…………で、でいぶだぢのごばんざんをわげであげばずっ!!」 「ほら、何もわかってない。 おちびちゃんがどれだけ食べるのかも知らないでしょ? 大人のあなたたちより倍も食べるのよ、赤ゆっくりってのは。 あなたたち二匹のご飯を全部あげたって足りないわよ」 「ゆ゛ぅっ………!!ゆ゛、ゆ゛、と、とにかくなんとかするよっ!!」 「なんとかって、どうするの?」 「なんとかするよっ!!なんとかあぁ!!おねえさんおでがいじばずうううぅぅ!!!」 「どうが、どうが、いっじょうのおでがいでずううぅぅ!! おもぢゃもいりばぜん!!とかいはなくっしょんさんもいりばぜん!!もうわがままいいばぜえええん!!! おぢびぢゃんだげは、おぢびぢゃんだげはあああああぁぁぁ!!!」 「わかった」 「ゆ゛ぅっ…………ゆ゛っ!?」 私は鋏をしまい、二匹に言った。 「その二匹だけは許してあげる。 もし本当に、私に一切面倒をかけないで育てられるんなら、育ててもいいわ」 「ゆっ……ゆっ……ゆわあああああぁぁぁぁ!!! やった!!やった!!やったやったやったよおおおぉぉぉお!!!」 「とかいはだわああああぁぁ!!おちびちゃんっ!!おちびちゃんゆっくりしていってねえええぇぇ!!」 「ただし!!」 「「ゆびっ!?」」 「ほんの少しでも、その可愛いおちびちゃんとやらが私に迷惑をかけたり、 私にゆっくりできない気分を味わわせたりしたら……その場で潰して捨てるから。 それと、約束通り、あんたたちももう我侭言わないこと。いいわね?」 「ゆっ!!だいじょうぶだよっ!!れいむはこそだてがじょうずなんだよ!!」 「ありすたちのそだてたおちびちゃんなら、おねえさんもぜったいゆっくりできるわっ!! みんなでゆっくりしましょうね!!ありがとう、おねえさん!!」 「そう。じゃあ、任せたからね。……私は寝るわ」 「「ゆっくりおやすみなさい!!」」 部屋の電気を消し、布団に潜り込む。 普段から、私が寝ているときは静かにしろと躾けてあるので、ゆっくりの声はそこでやむ。 それでも、おちびちゃんのために小さな声で子守唄を歌っているのが聞き取れた。 私は頭から布団をひっかぶる。 結局、子育てを許すことになった。 私は甘いのだろうか? れいむとありすが子育てをする? できるわけがない。絶対にできない。150%ムリだ。 それでも、このまま子供が生まれる前に間引けば、 ゆっくりできるはずの子供を奪った理解のない飼い主だと思われ、逆恨みされることになるだろう。 だから、実際に育てさせる。 ゆっくり育成の大変さ、それができない自分たちの無能さ、それをやっていた飼い主の有難みを身を持って教える。 それをじっくり身に染みさせたうえで、結局育てられなくなったところで子供を取り上げる。 子供は、出来にもよるが、まあよくても里子に出すしかないだろう。 今回のことは、この二匹を躾けるいい機会にしようと私は考えていた。 そのへんの野良と本質は変わらない、無分別なゆっくりだということがよくわかったから。 ―――――――― プルプルプル……… 「ゆんっ!!ゆんっ!!きゃわいいれいみゅがゆっくちうみゃれるよっ!!」 「ときゃいはにゃありちゅもゆっくちうみゃれるよっ!!ゆゆんっ!!ゆーんっ!!」 「ゆーっ!!がんばってねっ!!おちびちゃんゆっくりうまれてきてねぇ!!」 「ままたちがみまもってるわ!!あんっしんっしてゆっくりうまれてきていいのよ!!」 れいむの頭から生えている茎、その茎に生っている二つの実がぷるぷると震えだしていた。 眠るように閉じられていたその目はいまや見開かれ、ゆんゆんと身体を振って生まれ落ちようとしている。 赤れいむは涎を垂らし、もみあげをぱたたたと振り回しながら鳴いていた。赤ありすの髪もよく見るとぱさぱさ動いている。 そしてたった今、二つの赤ゆっくりは頭の茎を千切って落下していった。 「「ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!!」」 「ゆゆうううぅぅぅ~~~~~~ん!!おちびちゃんかわいいよおおおぉぉ~~~~っ!!!」 丁度私が見ている側で、赤ゆっくり達は生まれ落ちた。 犬小屋大の室内用ゆっくりハウスをれいむ達は自室兼寝床としており、 その中にはタオル、ゆっくり言うところのふかふかさんが何枚か敷き詰められている。 自分たちで床に敷いたそのふかふかさんで、茎から生まれ落ちる子供たちを受け止め、 れいむとありすは感極まって涙をこぼしながら歓声をあげていた。 生まれ落ちた直後の挨拶をすませた赤ゆっくり達は、涎を垂らしたまま目をぱちくりさせ、きょときょとと周囲を見渡す。 「ゆゆっ?おきゃーしゃん?おちょーしゃん?」 「ときゃいは?ありちゅのみゃみゃ?」 「ゆっ!れいむがおかあさんだよ!!おちびちゃんたち、ゆっくりしていってねっ!!」 「ありすがおとうさんよ!でも、とかいはなれでぃだからありすのことはままってよんでね!!」 「ゆっくちりきゃいしちゃよっ!!」 「おきゃーしゃん、みゃみゃ、ありちゅとゆっくちちてにぇ!!」 「ゆゆぅぅ~~~ん!!とってもききわけがよくてかわいいおちびちゃんたちだよおおぉぉ!!」 「なんてとかいはであいらしいおちびちゃんたちなのぉぉ!!うすよごれたせかいにおりたったさいごのてんしよおおぉぉ!!」 いまにも浮遊しはじめそうなほど浮かれきっているれいむとありす。 茎を生やして産み落としたのはれいむの方なのだから、れいむが母でありすが父ということになるのだが、 れいむは「おかあさん」、ありすは「まま」と呼ばせることにしたらしい。 どうも変だが、識者によれば、口ぶりから判断されるゆっくりの自意識というのはすべてメス的なものらしい。 だぜだぜ言っているまりさ種も例外ではないそうだ。 しばらくの間、れいむ達は子供達をぺーろぺーろと舐め回したりすーりすーりと頬ずりを繰り返していたが、 すぐに子供達がぐずりだした。 「ゆえええぇぇん!!おにゃかしゅいちゃよおおぉぉ!!」 「らんちしゃんがたべちゃいよおおぉぉ!!ときゃいはじゃにゃいいいぃ!!」 「ゆゆぅぅっ!?なかないでね!!なかないでね!!おちびちゃんなかないでねえぇ!!ゆっくりしてねええぇ!!」 れいむがおたおたと涙目で慌てる一方で、ありすはハウスに貯めておいたらしいゆっくりフードを口に入れて運んで持ってきた。 「さ、おちびちゃんたち、ゆっくりとかいはにむーしゃむーしゃしましょうね!」 「ゆっ!!ときゃいはならんちしゃんだあぁっ!!」 「ゆわーい!!きゃわいいれいみゅのすーぱーむーちゃむーちゃたいみゅ、はじまりゅよっ!!」 「「むーちゃむーちゃむーちゃ……かちゃいいいぃぃ!!」」 目の前に広げられたゆっくりフードに喜び勇んで口をつけたものの、 その硬さに歯が立たず、赤ゆっくり達は泣きだしてしまった。 「ゆうぅぅ!?かたいかたいなのっ!?ごめんねっ!おちびちゃんごめんねぇ!!」 「おねえさんっ!!もっとやわらかいゆっくりふーどをもってきてちょうだいっ!!」 ソファーの上に寝転がって見ていた私に向かって、ありすが叫んだ。 いつかは泣きついてくるだろうと確信はしていたが、いきなり初っ端からこちらに振ってくるとは思わず、私はさらに脱力した。 どうもこの二匹、まだまだ真剣に考えていない。 可愛い子供のゆっくりできない姿を見れば、お姉さんもさすがに助けるだろうと決めこんでいるらしい。 最初が肝心、私ははっきり言ってやった。 「知らないわよ、そんなの」 「どぼじでぞんなごどいうのおおぉ!?おちびちゃんがおなかぺーこぺーこなんだよっ!? このゆっくりふーどじゃかたいかたいでおちびちゃんがたべられないよっ!! ゆっくりりかいしてねっ!!はやくやわらかくてあまあまなふーどをよういしてねっ!!」 「自分たちで全部やるんでしょ?私に面倒をかけないで育てる、そういう約束だったわよね?」 「ゆっ!?でもっ……!!」 「でも、何?」 「こんなにかわいいんだよおおぉ!?かわいそうじゃないのおおぉぉ!!?」 「そう思うんならまずあなたたちが努力するべきね」 「「ゆうえええぇぇん!!おにゃかしゅいちゃあああぁぁぁ!!!」」」 顔中をゆがませ、涎としーしーまで撒き散らしてぱたたたとぐずる赤ゆっくり達。 赤ゆっくりに余計な動きを控えて体力を温存するという発想は、ない。 とはいえ人間の場合でもそれは同じことだから、ゆっくりの愚かさと責めるにはあたらない。 さて、私のれいむはといえば、ぐずる子供たちにうろたえた視線を、 私に非難がましい視線を交互に向けてもみあげをばたばた振り回しているだけだ。 この時点でわかってしまった。私のれいむに、母性はあっても子育て能力はない。 「ゆゆっ!!ありす、うっかりしていたわ。いなかものね。 おちびちゃんには、さいしょにこれをむーしゃむーしゃさせるのよ!」 一方、ありすはといえば閃くものがあったようで、 そう言ってかられいむの額に生えていた茎をむしり取った。 自分が生まれた時のことを覚えていたようだ。 最近までペットショップにいたありすの事だから、近くで子育てを見る機会も多かったのだろう。 折り取った茎をさらに半分に折り、半分ずつをれいむと分担して口に入れて咀嚼すると、 唾液にまみれて柔らかくなった茎をぺっと吐き出して子供の前に差し出した。 「さ、そのくきさんをむーしゃむーしゃするのよ!」 「ゆわああぁい!!ゆっくちむーちゃむーちゃしゅるよっ!!」 「「むーちゃむーちゃ!!むーちゃむーちゃ!!うっめ!こりぇうっみぇ!!まじぱにぇっ!!」」 ぺちゃぺちゃくちゃくちゃとひどい音を立てながらせわしく口を動かし、もるんもるんと尻を振り、 顔中を唾液と食べカスまみれにしながら一心不乱に食べる赤ゆっくり二匹を目を細めて眺めるれいむとありす。 「ゆっふうううぅぅ~~~~かわいいよ……かわいいよおおおぉぉ~~~~~………てんしさんだよおおぉぉ……」 「ゆふふ、おちびちゃんがゆっくりできてよかったわね…… ありす、このこたちのためならなんだってがんばれるわ。 おねえさんのたすけなんかかりなくても、このあふれるあいがあればこそだてなんてとかいはにのりこえられるはずよ!!」 「ゆっ!!そうだねっ!! れいむがぜったいぜったいぜったいおちびちゃんたちにゆっくりできないおもいなんかさせないよっ!! こそだてじょうずのおかあさんでごめんね~~☆」 そんな二匹のたわ言を、私は冷めきった頭で聞いていた。 さて、食事を摂った赤ゆっくりが次にとる行動は、周知の通り排便である。 茎を食べ尽くして腹を膨らませた赤ゆっくり二匹は、底部のあにゃるを差し上げて宣言した。 「「きゃわいいれいみゅ(ありちゅ)のしゅーぱーうんうんたいみゅだよっ!!」」 「ゆゆっ、おちびちゃん!!まってね!!うんうんさんはこっちでしてねっ!!」 れいむがそう言い、ゆっくりハウスの隅にある小さい箱、すなわち「おといれさん」を指し示す。 「「ゆーん!!ゆーん!!」」 子供のほうはガン無視で、全身を震わせて気張っている。 ありすが小さい箱を咥えて子供の目の前に引きずってこようとしたものの、ついに間に合わず、二匹のうんうんがひり出された。 「ゆわあああぁ!!やめてね!!やめてね!!ちょっとまってね!!まってええぇぇ!!」 「「うんうんちゅっきりー!!(もりゅんっ)」」 母の狼狽を意に介さず排出された便がタオルの上に転がる。 「ゆええぇぇ………きたないよおぉぉ……ふーかふーかさんよごしちゃだめなのにいぃ……」 「ゆっ、れいむ、あかちゃんだもの、しかたないわ。ゆっくりかたづけましょう!!」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 一瞬私のほうをちらりと見たものの、れいむはかいがいしく子供たちのうんうんに舌を伸ばす。 何度か「ゆべぇっ」とえずきながら、どうにか指定の「おといれさん」に運ぶことができたようだ。 指定の場所に集めている限りにおいては、ゆっくりのうんうんは私が後で片付けてやることになる。 無能かもしれないが意欲はあるようだ。ありすの指示があれば意外とれいむでも頑張れるかもしれない。 ただしあくまで「頑張れるかどうか」の話であって、 「きちんと育てられるかどうか」については1ミリも楽観していないが。 「きゃわいいれいみゅはゆっくちしゅーやしゅーやしゅるよっ!!ゆぴぃ……ゆぴぃ……」 「ときゃいは……ときゃ……ゆぅ………」 れいむがうんうんの処理をしている一方、食事と排便を済ませた赤ゆっくりはさっさとその場で眠ってしまった。 「あらあら、すーやすーやはべっどさんでしましょうね」 子供たちのためにタオルを折りたたんで作った「べっどさん」の上に、ありすが二匹を優しく舌で運ぶ。 寝床で眠る二匹を見守りながら、れいむとありすはとてもゆっくりした表情を浮かべていた。 「ゆううぅ……かわいい………かわいい………かわいいよおおぉぉ………ゆっくりしすぎだよおおぉぉ」 「ありすのかわいいかわいいおちびちゃん………ずっといっしょにゆっくりしましょうね………」 両親は感極まっていたが、私のほうはとても共感はできなかった。 赤ゆっくりを飼う機会は意外と少なく、ゆえに知る人は少ないが、 生まれた直後の赤ゆっくりというのは一般人が想像するよりもはるかに汚い。 まず、常に涎を垂らしていると思っていい。やたらと勢いよく頻繁に喋るうえに、 口を閉じるということをまず全くしないので、砂糖水の唾液がひっきりなしに飛び散り垂れ流される。 乾いた砂糖水が全身にまぶされてべたべたして、歩いたはしから床の小さいごみや埃がへばりつき放題だ。 そのため、普通は親ゆっくりがぺーろぺーろと全身を舐めて綺麗にするのだが、その「綺麗」は野生での話。 そのぺーろぺーろで結局親の唾液がへばりつくので気休めにしかならない。 そして、下のしまりのゆるさが半端ではない。 自制心というものがほとんどないゆっくりのさらに赤ゆっくり、何かというとその場で大便小便を垂れ流す。 たった今眠っている赤れいむのまむまむから、ぴゅっぴゅっとおねしーしーが漏れだした。 赤ありすのあにゃるもひくひくとひくつき、黄色いカスタードをこんにちわさせながら盛り上がっている。 寝ながら数分間隔でしーしーとうんうんを漏らすのが赤ゆっくりなのだ。 とはいえ、やはり、人間だって同じことである。 問題は育てる親ゆっくりの方なのだ。きちんと管理、育成できるかどうか。見届けさせてもらおう。 ―――――――― 「「ゆえええぇぇん!!ゆぇええええええん!!」」 「ゆうぅぅ………またなの、おちびちゃん……?」 「ゆっくりすーやすーやさせてほしいわ………」 それはこっちの台詞だ。 深夜の二時過ぎ、赤ゆっくり達がぐずっている。 眠っていたれいむとありす、そして私は叩き起こされて目をこすっていた。 生まれた直後の赤ゆっくりは、元気に跳ね回るわけではない。 食べる、出す、眠る、をひたすら繰り返すのだ。身体の欲求を満たすためだけに全精力を傾け、他の世界には関心がない。 親とすーりすーりしたり兄弟と遊んだり、他者に意識を向ける余裕が出てくるまでに、おおよそ三日を待たねばならない。 他者と触れ合うまでは三日だが、赤ゆっくりの時期を脱するまでには速くとも一週間を見ることになる。 そして、赤ゆっくりの厄介なところは、やはり人間と共通している。 生活のサイクルが大人とは全く違い、深夜だろうが早朝だろうが腹が減れば泣きわめいて親を叩き起こすのだ。 むーしゃむーしゃやすーやすーやといったゆっくりできる活動を、 子供のためにひっきりなしに中断させられる親ゆっくりのストレスは想像に難くない。 半分涙目になりながらも、れいむとありすはかいがいしく世話をする。 ハウスの中に仕舞ってあるゆっくりフードを引っ張り出す。 食糧に関してだけは、私は譲歩した。赤ゆっくりの食べるぶんだけ増やしてやったのだ。 とにかく先立つものがなければ、この子育て体験学習そのものが成り立たないし、 成り立たなければれいむ達が納得せずに私が困る。この一点だけは譲歩せざるをえなかった。 ただ量を増やしただけで、いかに配分するかはれいむ達の仕事だ。 さて、まだまだ赤ゆっくりには固いそのゆっくりフードをくちゃくちゃと噛み、 赤れいむと赤ありすの前にそれを吐きだしてやる。 とたんに二匹はぴたりと泣きやみ、蛆虫か尺取り虫のようにもぞもぞと蠕動して餌に突進する。 「むーちゃむーちゃ!!むーちゃむーちゃ!!ぱにぇ!!しゅげ!!」 「ときゃいは!!ときゃいは!!むーちゃ!!むーちゃ!!」 さんざ食べ散らかしてから、ゆげーぷとゲップをかます赤ゆっくり二匹。 その後することといえば、うんうんとしーしーをひり出し、また眠る。これだけだ。 赤ゆっくりが起き出すたびに食事を噛み砕いて与え、あちこちに撒き散らされる大小便を舌ですくい便所に運び、 おねしーしーを垂れ流しながら眠りこける子供たちを寝床に運ぶだけ。 この単調な仕事を休みなく延々と続けさせられ、れいむとありすの表情はどうにか微笑を浮かべながらも早くもげっそりしている。 せめて子供とのすーりすーりでもできれば癒しになるのだろうが、当の子供たちには親への感謝や愛情のそぶりなどかけらもない。 かいがいしい仕事も力及ばず、ゆっくりハウスの中は早くも雑然と汚れてきていた。 辛いのは私も同じだった。赤ゆっくりが泣きわめくたびにこっちも叩き起こされるのだ。 ようやくまた寝かしつけたれいむに向かって、私は言いつけた。 「ちょっと、うるさくて眠れないんだけど」 「ゆっ………ごめんね、おねえさん………でも、おちびちゃんだから」 「おちびちゃんだから、何?」 「ゆ……うまれたばかりのおちびちゃんは、がまんができないから、ないたり、おもらししたりするのよ。 しかたがないことなの……ごめんなさい」 「知ってるんだけど、そんなこと」 「ゆ……?」 ベッドの上に起き上がり、れいむ達の前に顔を突きつけて言う。 「だから、赤ゆっくりがそういうものだって最初から知ってるの、私は。なに教えるみたいに喋ってるの? うるさいし、汚い。だからゆっくりできなくなる。だから子供は作るな、そう言ったわよね? でもあなたたちがちゃんと面倒見るから、私に迷惑かけないから、そういう約束で許したわよね? 私、さっきから何度も叩き起こされてるんだけど?」 「ゆっ………ゆぅ………」 返事を待ってみたものの、ゆーゆー呻いてうつむくだけで特に何も返ってこなかった。 要は、飼い主の怒りはその場をしおらしくしてなんとかやりすごそうという腹らしい。 苛立ちながら私は脅しをかける。 「じゃ、その子たち処分しようか」 「「ゆ゛うううぅぅぅっっ!!?」」 「私がゆっくりできないし、あなたたちもしっかり育てられないみたいだから約束通り処分します。 そしてあなたたちも去勢しましょうか、子供を育てる能力がないなら生む機能はないほうがいいわよね」 「ゆ゛んや゛あああああああっっ!!!やだっ!!やだやだやだやだよおおおぉぉぉ!!」 「ぞだでばずっ!!ぢゃんどどがいばにぞだでばず!!ぢゃんどやりばずううう!!!」 ゆぎゃーゆぎゃー泣きわめきそらぞらしい約束を並べたてる二匹に向かって、 私が手を振り「じゃあもう少し様子を見る」と伝えたところで、また赤ゆっくりが起きだしてむずがりだした。 二匹はことさら大急ぎで子供の元に向かって叫ぶ。 「「ゆええええええぇぇん!!ゆぅえええええええぇぇん!!」」 「ゆううぅぅっ!!しずかにしてね!!しずかにしてね!!おねえさんがゆっくりできなくなるよ!!しずかにしてね!!」 「らんちさんならいまあげるわ!!おねがいだからしずかにしてっ!!ゆっくりしてえええぇ!!」 「おにゃかしゅいちゃあああぁぁ!!おにゃかしゅいちゃああああああぁぁぁぁ!!!」 「ときゃいは!!ときゃいはああぁぁ!!ときゃいはあああぁぁ!!」 赤ゆっくりは親の言うことなどまったく耳に入っていないらしかった。 私は布団をひっかぶってなんとか寝る努力をする。 『私が少しでもゆっくりできなくなったら処分する』 すでに今、この時点でミッションは頓挫しているが、さすがに今結論を出しても効果は薄いだろう。 言い訳のエキスパートであるゆっくりの事、こんなに早く結論を出してしまっては、 「もう少し育てば子供がなついたのに飼い主が」「もう少し言い聞かせればいい子になったのに飼い主が」と、 なにかと理由をつけて私を逆恨みするはずだ。 「やるだけやったけど自分たちにはダメだった」と納得させるまで付き合う必要があった。 つくづく、ゆっくりを飼うというのはタフな行為である。 ―――――――― 人間でもノイローゼになる者が出てくるほど、子育てというのは本当にしんどいものなのだ。 それを、我慢のがの字も知らないようなゆっくりがどうしてやっていけるのか? 結論から言えば、やっていけない。 多産多死のゆっくりは、野生の中ではほとんどが成体になる前に死ぬが、 子育てに疲れた親に「おやをゆっくりさせないげすはしね!」などと言われて潰される、という死因は、 決して珍しいものではなく、むしろポピュラーな方なのだ。 食糧が豊富で統制のとれたゆっくりの群れでは、ゆっくり殺しを禁じて抑制するケースもあるようだが、 研究者によると、通常、親の子殺しは、子ゆっくりの死因の実に七割を超えるらしい。 その結果、ごくごく一部の「手のかからない子」が生き延びるわけだが、 年中発情期で一年を通して何度も何度も子作りをするゆっくりだから、そんな生存率でもしっかり増えていくのだ。 外に出ても外敵だらけで死因がごろごろころがっているゆっくりではあるが、 最初にして最大の壁が、自分を生んだ親なのである。 面倒なもの、無能なものは片端から殺してしまい、生き残るのは親が教えずとも自分でやっていけるような有能な個体。 つまるところゆっくりの子育てとは、「育てる」というよりも、「ふるい落とす」という表現が実情に即している。 それが、人間界では会話のできるペットとして愛好されるゆっくりの真実である。 さて、人間に飼われ世話された温室飼いの我がれいむとありす。 恐らく生む前は、親を慕う素直なわが子と、 一緒にすーりすーりしたりおうたでも歌っているところしか想像していなかっただろう。 子育ての真実と直面した今、どれだけもつか見ものである。 彼女たちの、あるいは私の堪忍袋の緒が切れるまで、一週間もてばたいしたものだろうか。 それ以上?ありえない。 〔続〕 挿絵: