約 1,476,287 件
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/921.html
47 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/17(日) 20 47 31 ID YbiTrU5Q 海原「あ、あの、妹Fさん?」 妹F「はい、なんでしょうか?とミサカは返事します」 海原「あっ、あ、あの時、あの別れ際の…ア、アレって…////」 妹F「あの時?別れ際?アレ?…一体何のことでしょうか?とミサカは疑問符を並べます」 海原「…えっ。あの時、ってつい最近のことですよ。ほら、カイジさんを誘拐した後から主催関係者の立ち入り規制が入るまでの間の」 妹F「?そんなことありましたっけ?とミサカ何も思い出せずにいます」 海原「えええっ!ど、どうしたんですか!?あ、あんなことしてきたのに忘れたんですか!?」 妹F「???」 R妹「それはですね、とミサカは説明好きのお姉さん役を買って出ます」 海原「な、なにかあったんですか!?」 R妹「私の記憶(記録?)のによりますと、妹達が死者スレから撤収した後リボンズ様が一部調整を行って感情の規制および記憶の改竄を行いました、とミサカは知られざる真実を語ります」 海原「え、えええええっ!!!」 【海原君を弄るのが大好き♪】 48 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/17(日) 22 24 42 ID lHFwsBhE C.C.「やれやれ、あのボーヤは相変わらず女運が無いようだな」 部長「海原君だもの、仕方ないわよ。 さて、上条君には何かご褒美をあげないとね」 上条「ご褒美?」 マリアンヌ「ほら、一発で本物の美琴ちゃんを当てたじゃない。 その賞品みたいなものよ」 上条「いや、今のは御坂から教えてくれたようなもんでしょ」 C.C.「(聞いてない)そうだな……美琴、お前がボーヤの彼女になるというのはどうだ?」 美琴「へ? ちょ、ちょっ、何でそんな話になるのよ!!?///」 マリアンヌ「あら、案外お似合いじゃないかしら?」 美穂子「いい考えだと思います。 ねえ、上埜さん」ニコニコ 部長「そうよねえ、美穂子」ニヤニヤ 上条「ちょっと待ったぁ!! お互いの気持ちも考えずにその場のノリで付き合うっておかしくないか!? 少しは御坂の気持ちも考えてやれよ!!」 C.C.「じゃあボーヤの方は満更でも無いと?」 上条「そりゃあまあ御坂は可愛いし、案外気が付くし、結構いいかも……って何言わせてんだ!!」 美琴「え……あ、えーっと……///」 妹E「まったくしょうがないわね。 お姉様が踏ん切り付かないんだったら、代わりにこのミサカEが付き合ってあげるわよ」 美琴「って、それあんたが当麻と付き合いたいだけでしょ!! そんな事される位だったら私が当麻と付き合うわよ!!」 部長「はい決まりー♪」 美穂子「お二人共、おめでとうございます」 マリアンヌ「お幸せにね、お二人さん」 美琴「え゙!!? あ、いや、その~~……」 上条「えーと……上条さん、状況が良く掴めないんですが……」 美琴「な、何よ!! 私が彼女じゃ不服だっての!? 何か文句があるなら言ってみなさいよゴルァ!!!」 上条「いえ滅相も御座いませんワタクシ非常に光栄に存じておりますですハイ!!」 美琴「よし! じゃあ、今からあんたは私のか……か、彼氏なんだからね!/// 分かった!?」 上条「は、ハイ!!」 妹E「まったく、世話の焼ける二人よね。 ……あーあ、せっかくお姉様の口調を完璧にマスターしたのになあ。 ……けどまあ、あの調子なら進展も遅いだろうし、ミサカにもまだチャンスはあるわよね、うん」 49 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/17(日) 22 42 46 ID lOSflf1I インデックス「………………………………………」 ヴァン「チェストォォォォォォォォ!」 幸村「お…お…御館様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 ヴァン「よーし俺の勝ちだな。おら、出すもん出せ」 幸村「御館様……不甲斐ない幸村を許してくだされ……」ジャラジャラ インデックス「…………………とうまのバカーーーーー!!!」 二人「ぶべら!?」 50 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/17(日) 22 42 51 ID hoqPl8SE インデックス「うう~」 リボンズ「どうしたんだい、彼を盗られて悔しいのかい。イカ娘」 インデックス「誰がイカでゲソか!」 イリヤ「口調変わってるわよ」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/7316.html
京太郎「刺身」 咲「イカかな」 優希「サーモン!」 和「赤身でしょうか」 京太郎「カンパチだな。じゃあ寿司」 咲「んー…ブリ?」 優希「トロ!」 和「イクラ…ですかね」 京太郎「ホタテ。てか見事にバラバラなのな…刺身の好みもそうだけど寿司と刺身まで違うとは」 咲「間にシャリが混じるからね。やっぱり白ご飯とはちょっと違った感じがするし」 優希「フッ…何にしろ脂と飯は正義なんだじぇ!」 京太郎「それはそうだけどな…てか和って結構子供舌なのな」 和「良いじゃないですか。好きなんですよ、イクラ」 京太郎「確かに悪い訳じゃねえけどよ…白身っつーかなんつーか、そういう類の物食べそうなイメージあったからなぁ」 咲「あー、何となくわかるかも」 優希「お高い物食べてそうだしな。ウニとか」 和「そうは言いますけどイクラだって高いんですからね?」 京太郎「そもそも寿司自体高えしな。回転寿司が普及してっから忘れがちだけど」 咲「回らないお寿司って言葉も出来たくらいだしね…本来お寿司やさんって言ったらそっちなんだけど」 優希「腹一杯食うか美味いもの食うかの違いだな。ガキの内はそれなりのものを腹一杯食えればいいんだじぇ!」 京太郎「回転寿司はいろんな物に手ェ出しすぎて最早ファミレスみたいなもんだよな」 和「美味しいですよね、回転寿司の唐揚げとかハンバーグ巻きとか」 京太郎「ホント好きな、そういうの」 和「…駄目ですかね?」 京太郎「さっきも言ったけど駄目って訳じゃねぇよ。イメージと違うだけだ」 優希「のどちゃんは案外チープなの好みなんだじぇ。この前食ったラーメンとかちょくちょく食べに行ってるみたいだし」 京太郎「…気に入ったのか」 咲「気に入ったんだね…」 和「……美味しかったんですもん」プイッ 優希「そんなこと言って、気に入った駄菓子毎日食って肌荒れした時みたいなことやったら怒るかんな?」 京太郎「何それ気になる」 咲「ハマったら一途そうだもんね…」 優希「私が原因でもあるんだけどな…おやつに食ってたきな粉棒とか分けてたらダダハマりしてなぁ…」 和「も、もう懲りましたから!もう二度としませんよ!」 優希「ホントに?」 和「……多分」 優希「うぉいっ!」 京太郎「しかしこんな話してたら腹へったな…」 咲「どこか食べに行く?」 和「ラーメン…」 優希「のどちゃん?」 和「何でもありません」 京太郎「せっかくその話してたし回転寿司行かねぇ?」 咲「近くにあったっけ?」 優希「あー、駅からちょっと離れたところにあった気がするじぇ」 和「唐揚げ…」 優希「のどちゃん?」 和「何でもありません」 京太郎「部長たちどーする?」 咲「用事あるかもだけど一応誘ってみよっか」 優希「今日こそ20の大台に乗ってやるじぇ!」 和「茶碗蒸し…」 優希「一皿だけな」 京太郎「一皿で十分じゃね」 おちなしカンッ
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1686.html
91 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/24(日) 14 36 43 ID lk2sy6js とーか「綱引きは団体競技ですので、あいつ一人いればいいんじゃないかって言う状況はそもそも問題外ですわ!」 リリーナ「それでは騎馬綱引きとかどうでしょうか」 小萌「やる意味を感じません~」 リリーナ「では騎馬オクラホマミキサーとか」 とーか「死にますわ!」 リリーナ「それでは騎馬組体操」 小萌「騎馬戦と組み合わせる事から離れてください~」 92 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/24(日) 16 13 06 ID ssJ2WgKI 騎馬レースとか? 裏で会長達が賭けの対象にしていたり・・・ 93 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/24(日) 21 02 17 ID vuS1WMnw 92 武田軍の馬「呼んだ?」 94 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/24(日) 22 05 33 ID b4nPAArQ 利根川「ふっ・・・若さ故か」 95 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/24(日) 23 18 38 ID NW20lrmE ライダー「戦車レースですか…先代だったらさぞ喜んだでしょうね」 セイバー「なんで知っている」 アチャ「そもそも騎馬戦は戦車レースではない」
https://w.atwiki.jp/yukue/pages/328.html
「アルセウスがどうしても欲しいんだ。だからミネズミ。GBLで頑張ってきてね!」 今日もまた救いようのないドアホが、あるいは体よくポケモンを捨てたいだけの確信犯かが、 「求:アルセウス」の札をつけてポケモンをどっかの空へと送りだす 無駄なことはやめてそのミネズミ連れて帰る最中に名前変えてくれる奴のとこにでもよって 好きなだけ「アルセウス」でも「あるせうす」でもつけて満足しとけと言いたくなる日もあるが、 せめて可能性が0.000001%はあるかもしれないレシラムかゼクロムにでもしとけよ、とも思うし 空に打ち上げられたままどこにも行けない哀れなポケモン達に同情したくなる日もあるが、 あくまで利用者同士の合意があればどういう交換でもおkとの題目掲げている会社なので それをやると自分が上司に叱られるので黙って見ている ちなみにこの仕事、給料はやたらめったら高いが、「どうして交換されないんだよぉ!」と ブチ切れたアホに殴られたり、ポケモン達が哀しげにしている悪夢見たり、 アホをおちょくるために送りつけられた改造どもが暴れ出したりと環境最悪なので 一カ月以内に辞めるかバックレる率48%、続けられるのは私みたいに図太いのだけ まあ育て屋やジャッジに比べればはるかにましな労働環境ではあるが、 ああ、今日も空の上で何百何千何万というポケモン達が、アルセウスを待ち続けている… 作 6代目スレ 72
https://w.atwiki.jp/nuramagotcg/pages/265.html
カード番号:B03-34 U カード名 :茨木童子 サブタイトル:わずらわしいんだよ コスト 1 百鬼夜行ポイント 3 キャラクタータイプ 百鬼 所属:京妖怪 LV.1 3000/2 【封印破壊】(このカードがキャラクターカードゾーンに出た時、あなたと相手のデッキの1番上のカードを捨場に置く。) このカードが相手に直接攻撃してダメージを与えた時、相手のデッキの上からカードを2枚捨場に置く。 この能力で捨場に置かれたキャラクターカードの枚数1枚につき、相手に1ダメージ。 LV.3 5000/3 直接攻撃成功時、さらに追加ダメージを与える能力を持つ。 百鬼夜行をちらつかせつつ、うまく攻撃していきたい。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2081.html
・ _____________________________________________________________ やあ、僕はスポーティお兄さん! 今日も元気に自転車で山道を登っているよ! 「ゆっ!とまるんだぜ!!」 おや、道路上にゆっくりがいるではないか!! このまま轢いたら自転車が汚れてしまう!急ブレーキだ!! キキッ 「ゆっ、ここをとおりたければつうこうりょうをはらうんだぜ!!」 なんだこのゆっくり!?(驚愕) 天下の公道を我が物顔で占領しているではないか!! 「あみゃあみゃたびぇれりゅにょ?」 「きゃわいいりぇいみゅがたべちぇあげりゅよ!かんちゃちりょ!!」 「ゆふ~ん、おちびちゃんはとってもかわいいよぉ~。」 茂みから他のゆっくりまで出てきたし!こいつら家族か! 成体2、赤ゆ2、れいむ種とまりさ種が1匹ずつか。 「おいじじい!わかったらはやくあまあまをよこすんだぜ!!」 「ゆふ~ん、きっとかわいいれいむにくぎづけなんだね!かわいくってごめんねっ!」 「きょんにゃにきゃわいいりぇいみゅにあみゃあみゃをあげりぇりゅんだきゃりゃかんちゃちろ!」 「まりちゃのしゅーぱーうんうんたいみゅだぢぇ!でりゅ!!」 何言ってるかよくわからないけど、テンプレ通りのアレだろうね!! 『君達には悪いが、僕は今あまあまを持っていないんだ。』 ジェントルメンな僕は紳士な対応で正直に応えてあげたよ!かっこよくってごめんねっ!! 「だったらもってくればいいんだぜ!」 「そんなこともわからないの?ばかなの?しぬの?」 「うんうんぐぢゃいいいい!!!?!」 「あみゃあみゃのにゃいくちょじじぃはちんでいいよ!」 家族全員で文章をつくってやがる!おお…ブラボー、ブラボー! いや、赤まりさだけ何か喚いてるけど気にしない! 『それに僕は用事があって行かないといけないんだよ。そうだ、僕の自転車に乗せてあげようか?』 「ゆ?」 「ちょにょちゅぃーにのりぇりゅにょ?」 『ああ、僕の自転車はとっても面白いよ。みんなきっとゆっくりできるよ!』 「りぇいみゅをのちぇりぇりゅにゃんちぇ、ちょってもこうえいにゃこちょだよ!!」 「まりちゃもにょるんだじぇ!」 「おちびがよろこんでるんだぜ!どれいにしてはきがきくんだぜ!」 「かわいいれいむといっしょにいたいんだね?どうしてもっていうならのってあげていいよ!!」 通行料とかすっかり忘れてるな~。何て微笑ましいんだろう! 『それじゃあ、特等席に乗せてあげるよ!』 僕はゆっくり家族を前カゴに乗せた。 カゴは加工所製の透明な箱をくっ付けたもので、中のゆっくりが外の光景をよく見れるようになっている。 親まりさとれいむを入れて、赤れいむとまりさを親の頭の上に乗せた。 『ゆっくり自転車に乗ってね!!』 ゆっくりを乗せて、僕はペダルに力を入れた。 ゆっくりと進み始める自転車。 「ゆ~ん、このすぃーはとってもゆっくりできるね!」 「くずにんげんにしてはいいすぃーをもってるんだぜ!」 「りぇいみゅはとくちょーちぇきでちゅぃーをうんちぇんちゅりゅよ!」 「まりちゃはかじぇになっちぇるんだじぇ!このちょらはまりちゃのものだじぇ!!」 みんなとっても満足しているようで、俺もうれしいよ! ちなみに現在、ギアは一番軽くなっている。 登りで体力を使わない、コレが僕のジャスティス!! 強い衝撃にも耐えるチタン合金フレーム 地面のあらゆる段差からくる振動を吸収する130mmストロークフロントサスペンションフォーク 荒れた路面でもガッチリと食い込んで走り抜ける26インチブロックタイヤ 登りから下りまで最適なギア比を実現させる27段変速ギア いかなる状況でもその制動能力を失わないディスクブレーキ 俺とゆっくり一家はMTBに乗って山を登っていく。 (※MTB=マウンテンバイク。バネとかついててゴツい感じの自転車) ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………… ………………………………………… ………………………… ビュオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォ…………… 爽快な風が吹き抜ける。 僕とゆっくり一家は某スキー場へと来ていた。 夏のスキー場はMTBコースとして利用されている所も多い。 冬は整備された場所しか走れないが、夏は林道を走る事ができる。 「ゆ!とっちぇもひりょいにぇ!!」 「ここをまりちゃにょゆっくちぷれいちゅにちゅりゅんだじぇ!」 「ゆふ~ん、おちびちゃんがゆっくりしてるよぉ~。」 辺り一面に広がる草原。 遠くに見える、雲にかかった山々。 ゆっくりでなくても、この壮大な光景を見れば何かしら自然の雄大さを実感するだろう。 僕はフルフェイスをかぶって、リュックのジッパーをしっかりと閉めた。 グローブを装着し、準備完了っ! 『みんな、それじゃあいくよ!』 「「「ゆ?」」」 ゆっくり一家はよくわかっていないけど、もう我慢の限界だ!走りたいっ!! 『しっかりつかまってね!落ちてもしらないよ!!』 そう言って僕は走り始めた。 「ゆ…なんだかゆっくりできないよかんがするんだぜ……」 親まりさが何か感じ取って不安な形相を見せる。 なかなかいい勘してるね!もう手遅れだけどね!! 「ゆ?なんだかはやくなってきたよ。」 「ゆわ~ん!きょわいよぉ~~~!!」 「まりちゃはとうげさいちょくなんだじぇ!こーにゃーにこでばっくみらーかりゃけちちぇやるんだじぇ!」 赤れいむは速くて泣いているが、赤まりさは楽しそうだ。 段々と自転車が加速していき、林道へ入る。 本格的なダウンヒルが始まる。 「ゆゆ゙ゆ゙!?なんだかすっごいゆれるよ!」 「ゆががががっががががが」 「ばでぃじゃがっとうげをちぇめでぢゅぅぅぅ!!」 ガガッガゴッガガゴッ 森の中を高速で走りぬけるMTB。 木の根や岩をもろともせずにガンガン攻める。 「も゙うやぢゃ!!おうぢがえりゅ!!ゆぶっ!?」 ガツッ!と大きな岩に乗り上げて跳ね上がるMTB。 その反動で、おさげをピコピコ揺らして抗議していた赤れいむが空へ投げ出された。 「ゆえ~~ん!……おちょらをとんでりゅみちゃ、ゆぎゃっ!!」 少しだけ空に浮いて、赤れいむがMTBの前に落下する。 「ゆんぎゃああああ!!いちゃいよおおぉぉ!!、ゆぴっ」 ブロックタイヤが赤れいむの真上に落下して、ぷちゅっと赤れいむを潰した。 「でいぶのがばびいおぢびぢゃんがあ゙あ゙あ゙あ゙」 「びんなじっがりつがばるんだぜべべべっ」 「まりぢゃがどうげのはぢゃなんだじぇじぇじぇじぇ」 振動で揺れながら色々叫ぶゆっくり達。これはおもしろい。 ってか赤まりさが楽しんでる。というかイってる。スピードの向こう側が見えてるよ絶対。 「ゆががが、なんだがずっぎりぢだぐなっでぎだよ!!」 「どぼぢでべにべにだっでるのぉーーー!!」 路面がやや平らになり少し振動が弱くなったせいか、親ゆっくりが発情してる。 こんな状況でよくもまあ。 「じゅうりじゅうり、じばばぜべべ!!」 「しゅううぢじゅううぢ……」 「「すっきr」」 ガタンッ コース上に作られた小さなジャンプ台に乗り、MTBが空を飛んだ。 すーりすーりに夢中になってた親は勢いよくカゴから出ていく。 「「おそらをとん」」 ベヂュブッ 巨木に勢いよくぶつかり、辺りに餡子を撒き散らす。 汚い餡子花だなぁ。 その後も僕は思いっきりダウンヒルを楽しんだよ!いい汗かいたね!! 意外にも赤まりさは最後まで落とされず、カゴの中にいて驚いた。たまげたなぁ。 「おにーちゃんちゅごいんだじぇ!まりちゃもっとあちょびたいんだじぇ!!」 『今日はもう終わりだよ。ウチに来るかい?』 「おにーちゃんのおうちにいけりゅにょ?いくんだじぇ!!」 『それじゃあ帰ろうか。』 親の事などすっかり忘れ、自分が楽しむ事だけを考えている赤まりさ。 家に帰ったらどうやって遊ぼうかな。 _____________________________________________________________ ・anko1874 永久機関? ・anko1885 ドスとなった人間 ・anko1908 ゆん月殺法 ・anko1913 奇形児 ・anko1924 バトル・ゆワイヤル ・anko1955 S1GP ・anko1961 ゆ虐の基本 ・anko1967 ブラックゆンジェルズ ・anko1985 スタンドゆっくり ・anko1990 続・スタンドゆっくり ・anko2008 俺と水上まりさとこれからの夏 ・anko2065 ゆっくりシティの攻撃 ・anko2066 ゆっくりシティの戦い ・anko2067 ゆンボー ・anko2100 俺と守矢ゆっくり _____________________________________________________________ ・気分転換にSSを書いてたはずなのに、いつの間にか一日が終わってる… ・HENTAIってなんだろう… ・読みやすい文章を書ける方にぱるぱる ・感想やコメントをもらえると作者が変わります by お受験あき ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1280375581/
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/8589.html
4月1日 放課後部室にて- 優希「んーのどちゃんと咲ちゃん遅いじぇー」 京太郎「本当だな…あ、そういえば」 京太郎「皆に報告しなければいけないことが…」 久「んん?なになに?」 まこ「なんじゃ?」 優希「なんだじぇ?」 京太郎「実は俺…和と付き合い始めたんです」 久「ええ!?」 優希「だじぇっ!?」 まこ「おおそうなんか!おめでとう」 京太郎「昨日部活の後に一緒にデートしたんですよ。いやー楽しかったです」 優希(そ、そんな…のどちゃんが…私の恋を応援してくれるんじゃなかったのか…) まこ「ん?和は確か昨日は委員の仕事があったはずじゃが…」ボソボソ 久(…なるほどね。須賀君らしい嘘ね)ホッ まこ「久、何ホッとしとるんじゃ?」ボソボソ 久「い、いやホッとなんてしてないわよ!///」ボソボソ 優希「そうなのか京太郎!おめでとうだじぇ!」バタンッ! まこ「お、おい優希!」 京太郎「優希の奴どうしたんですかね?」 久「たちの悪い嘘ね」 京太郎「やっぱバレましたか…」 久「須賀君…嘘はいいけどね、相手を傷つけない嘘を言わないと」 京太郎「俺が和と付き合ったら優希にとって何かまずいことが…?」 京太郎「そっか、親友が俺と付き合ったって知ったら複雑な気持ちだよな…」 まこ(どちらかといえば逆だと思うんじゃが) 久「ちゃんとあとで謝っとくのよ(鈍感で助かったわ…)」 京太郎「す、すいません…」 京太郎「今からきちんと優希にも謝ります。これは嘘じゃありません」タッタッタッ… 久「行ったわね…」 まこ「ところで久、何が助かったんじゃ?」 久「ちょっとまこ!心読むのやめなさいよ!」 優希「そんな…ことって…」タッタッタッ… 優希「あっ!のどちゃん!」 和「どうしたんですかゆーき、そんなに大声を出して」 優希「のどちゃんが…京太郎と付き合ってるってのは本当なのか…?」 和「ええっ!?」 優希「京太郎がそういってたじぇ…」グスン 和「何を聞いたのかは知りませんが、私は須賀君と付き合ってないですよ」 優希「え?」 和「きっと須賀君嘘をついたんだと思います」 優希「なんでそんな嘘を…あっ!」 和「今日はエイプリルフールですからね」 優希「な、なんだ…そうだったんだじぇ…」 優希「ごめんなのどちゃん、大声で怒鳴って…」 和「いえ気にしないでください…あ、須賀君がいますよ」 京太郎「優希ーーー!!」タッタッタッ… 優希「じぇ!?」 京太郎「優希すまん!和とは付き合ってはないんだ!」 京太郎「何か嘘を付こうと思ったんだが、結果的にお前を傷つけるような嘘になってしまった」 京太郎「ごめんな…」 優希「京太郎…もういいんだじぇ!」 優希(え…というか私を傷つけるような嘘ってばれたじぇ!?ってことは…) 優希「きょ、京太郎…まさか私の気持ちに気付いて…」 京太郎「ああ、親友が俺とくっつくなんて考えたくもないよな。悪かったよ」 優希「…」 和「…」 京太郎「ん…?なんか変な事俺言ったか?」 優希(なんか複雑な気分だじぇ) 和「須賀君本当にあなたは反省してください」 京太郎「本当にすまん…」 和(ただもし…私が須賀君の口から「優希と付き合うことになった」と聞けば…私もきっと…) 優希「のどちゃん…?大丈夫かだじぇ…?」 和「!は、はい!大丈夫ですよ」 和(親友の恋を応援せずに、私はなんてことを考えてたんでしょう…) 京太郎「じゃあ部室行くぞ!」 優希「おう!」 和「はい」 久「…さてあとは咲だけね」 和「咲さんもそろそろ来るころだと思いますよ」 咲「すいません遅れました!お疲れ様です」 まこ「噂をすればなんとやらじゃな」 久「じゃあ部活を始めましょうか」 久「そうね…最初は」 咲「あ、私遅れたので最初は抜けますよ」 京太郎「俺も飲み物用意するんで打っててください」 優希「そんな、悪いじぇ」ストン まこ「といいつつ、卓についとるのお」 久「わかったわ。じゃあとりあえずこの4人で打ちましょう」 和「はい」 ~対局中~ 咲「あっ京ちゃん!今日も部活終わったらデート行こうね!」 四人「!?」 京太郎「ああ、そうだな」 咲「せっかく付き合い始めたんだもん。たくさんデートしようね///」 京太郎「なんか照れるな…///」 久・優希「「ちょっと待ちなさいよおおお(待つじぇえええ)!!!」」 咲「あっ…す、すいませんプライベートな話をしちゃって」 久「わかればいいのよ…って違う!」 優希「咲ちゃん!?京太郎と付き合い始めてるってどういうことだじぇ!?」 咲「言葉通りの意味だよ優希ちゃん。こないだから京ちゃんと付き合うことになったんだ」 優希「そ、そんな…ことって…」 和「優希、4月1日ですよ」 優希「あっ!!な、なんだ…エイプリルフールだったじぇ」 優希「咲ちゃん~嘘はだめだじぇ?」 久「まあ私は気づいていたけどね」 まこ(おんしさっき優希と一緒に叫んでたじゃろうが) 咲「あのすいませんが嘘じゃなくて本当ですよ」 和「咲さん皆気付いていますよ、今日がエイプリルフールということに」 咲「和ちゃん知らないの?エイプリルフールで嘘がつけるのは午前中だけだよ!」 和「ええ!?」 優希「ということは…」 久「つまり…」 京太郎「まあその…はい。咲と俺付き合ってます。本当です」 咲「京ちゃん私今幸せだよ」 三人「………」 まこ(空気が重すぎるのお…) カンッ
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3953.html
『聡い者が悟った結果は』 30KB 虐待 同族殺し 希少種 『うざ可愛い?』『あると思います』 初めましての方は初めまして 他作を見てくださった方はありがとうございます。 投稿者の九郎です。 『ゆっくりさとっていってね!!!』の続きです。 希少種優遇です。 饅・即・虐の方はご注意。 ――――某日、午後2時、公園―――― 俺は近所の公園で木に背中を預け、コーヒーを飲んでいた。 芝生の上での休憩は格別である。 時折吹き抜ける風は心地よい。そんな休日の午後。 とても『ゆっくりできる』。 ……目の前の光景が無ければ。 「みこたんいんしたお!!!」 「…………」 「おにいさん。せっかくの『めた』なぎゃぐなのに、むしとはつめたいですね」 「……どうでもいいが、もう少し大人しくしてくれ」 「はい。わかりました」 ぴょんぴょんと俺の横に並び、身体を休めるのは『ゆっくりみこ』。 その身体は餡子にまみれていた。 仕方がないので用意していた布巾で身体を拭いてやる。 「ありがとうございます」 「その身体で寄って来られると迷惑なんだよ」 「うふふふふふ。つんでれですか?つんでれですかぁ??」 嗚呼鬱陶しい。 俺がみこを憎からず思っているのは事実だが このような言い方をされると好きだとは言いたくなくなる。 ひょっとして、これがツンデレってやつか…? 「あまり屋外ではっちゃけるな。面倒をかけられるのは御免だぞ」 「……そういうのがいいくせに(ボソッ」 「…………」 無言で俺はニヤニヤしているみこに銅バッジを付けた。 「しんぱいにはおよびません。 おにいさんがほんとうにこまるようなことはしませんよ」 そう言うみこの頭を溜め息をつきながら軽く撫でた。 「ふふっ………♪」 「……ごろ………じで…………おでがい…………」 「いだい………おがおがいだい…………あんよがいだい…………ぜんぶいだい……………」 そして俺は、眼前に広がる饅頭共の残骸の山を視界から追い出すために浅く目を閉じた。 事の発端は一時間前にさかのぼる。 ――――同日、午後1時、公園―――― 「おにいさん。ちょっとばっじをはずしていただけませんか?」 「は?」 飼いゆっくり達の遊び場の定番であるこの芝生のある公園。 そこでくつろいでいるとみこがそんなことを言い出した。 「おねがいします」 「……外すのはいいが、だったら絶対に遠くへは行くなよ?」 「はい、だいじょうぶです。おにいさんのしかいのそとへはいきません」 みこのカチューシャ(ヘッドホン?)から銅バッジを外す。 時間や金をかけたくない俺はとりあえず ペットショップに申請するだけで手に入る銅しか与えていなかった。 「ゆっ!?みたことないゆっくりがいるんだぜ!!」 俺が銅バッジを胸ポケットにしまうのとほぼ同時。 野良のまりさらしき声が背中越しに聞こえた。 するとみこが深く息を吸い、表情や雰囲気を改めた。 みこ曰く『聖徳王モード』である。 「わをもってたっとしとなす。わたしたちに、あらそうりゆうなどありません」 「ゆ……?ゆうううう………!?」 ゆっくりと振り返ったみこと目が合うまりさ。 その時、みこの発するオーラに飲まれた。こいつはとてもゆっくりしたゆっくりだ、と。 しかしまりさの中にあった虚栄心がそれを認めるのを拒む。 「ゆ…ゆへへ……なかなかゆっくりしてるけど まりさはさいっきょうっなのぜ!!」 聞いてもいないのにこのようなことを言い出すあたり、底が知れる。 完全に負け犬の遠吠えであった。 「ま…まって!まってよまりさ!こんなにはやいなんてとかいはじゃないわ!!」 「ときゃいは!ときゃいは!」 「さしゅがおとーしゃんなのじぇ!まりちゃもおおきくなっちゃらおとーしゃんと おなじくりゃいはやくなるのじぇ!!」 後続に三匹の饅頭が姿を現した。 子まりさ、子ありす、そして頭に茎の生えた植物妊娠のありすである。 「ゆわああぁぁ………」 「ゆっきゅりしてるのじぇ……!」 「とってもとかいはだわ……」 みこを見た三匹は先のまりさと同じようなリアクションをとる。 しかし当のまりさはそれを見るやいなや、家族からみこの姿を隠すように両者の間に割り込んだ。 「こ、こんなやつべつにまりさにくらべたらぜんぜんゆっくりしてないんだぜ! まりさはさいっきょうっでかりもじょうずで もっともっとゆっくりしたゆっくりなのぜ!!」 「ゆぅぅ……でみょ……」 「そ、そうよおちびちゃん!おとーさんはせかいでいちばんゆっくりしてとかいはよ! いっしょにゆっくりしましょうね!すーりすーり!」 子供の反応は素直である。 明らかに父親よりも優れたみこになびきかけるのを 母ありすが何とか押し留めようとする。 しかしそんな涙ぐましい努力に対して、みこが追い討ちを掛ける。 「そのとおり、わたしたちはみなゆっくり。 みながせかいでいちばんゆっくりしています。 おとうさんも、おかあさんも、もちろんあなたもです。まりさ。」 「ゆ、ゆううう!!!」 子まりさが感銘を受けたと言わんばかりに打ち震え、目に涙を浮かべている。 もっとも前半部分はほとんど、いやまったく理解していない。 最後に持ってきた『まりさがゆっくりしている』という言葉のみが強く印象に残っただけだ。 「しょーなんだじぇ!!まりちゃはせかいいちのゆっきゅりなんだじぇ!!」 眉を吊り上げ、高らかに宣言する子まりさ。 「まりちゃはさいっきょうっだじぇ!むてきだじぇ!! せかいのおうに、ううん、かみになるゆっくりなんだじぇえええええ!!!」 ちょっとしたみこの煽動ですっかり調子に乗ってしまった。 母ありすはそんな子の様子を微笑ましそうにニコニコと見ていが… 「なにいってるのぜおちびいいいいいいい!!!! さいっきょうっはまりさなのぜええええええええ!!!!」 それを唯一認めなかったのが父まりさである。 自分の子とは言え、いや自分の子だからこそ、自分が保護すべき対象だからこそ 『最強』の称号を渡すわけにはいかなかった。 「あんなゆっくりしてないゆっくりのいうことなんかむしするんだぜ!! おちびはおちびだからまりさよりつよいわけないのぜ!!」 「ゆぷぷぷ。くじゅがなにきゃいってるのじぇ。 でもまりちゃはさいっきょうっだからよわよわなやつにはてをだしゃないのじぇ。 あんしんしゅるのじぇ」 「だれがぐずだごのぐぞぢびいいいいいいいいいい!!!!!」 「まりさ!まりさ!おちついて!!」 「ゆぎゃああああああああああああ!!!!ときゃいば!!どぎゃいばじゃないいいいいいいい!!!」 「だまれえええええええ!!おやをぐずよばわりずるげすはぜいっざいっずるのぜええええええ!!!」 「まりさ!おちびちゃんのいうことよ!おとなげないわ!!」 「ゆふー!!ゆふー!!」 母ありすに身体を張って止められ、なんとか矛を収めるまりさ。 本気で振り解こうとしない辺り、身重なありすを気遣う程度の理性は残っていたようだ。 しかし…… 「ゆ……ゆひゃひゃひゃひゃひゃ!!じぶんのつがいにもかてないのじぇ!? それでさいっきょうっなんちぇばきゃなの?しにゅの?」 「ゆっっっがああああああああああああああああああ!!!!!」 全く空気を読まない子まりさが余計なことを言った。 「ぜいっざいっじでやるううううううううううううう!!!! ごのぐぞぢびはごろざなぎゃだめだああああああああああ!!!!」 今度は本当に怒りの臨界点を迎えた父まりさ。 唯我独尊の極みにある子まりさに襲い掛かろうとするが 「おやめなさい!あなたはなにをするのですか!」 「ゆっ………!」 みこがギリギリのタイミングで割って入った。 聖徳王モードを持続させているみこに父まりさは一瞬ひるんだが負けじと大声で言う。 「そいつはおやをばかにしたんだぜ! 『げすか』したゆっくりがせいっさいっされるのはとうぜんなのぜ!」 「だめよまりさ!あなたのおちびちゃんでしょう!?」 「うるさいのぜええええええ!!!」 「ゆきゃ!」 自制の効かなくなったまりさは今回はありすの制止を振り切った。 そしてみこの横を通って子まりさの制裁に向かおうとするが それを阻むように動いたみこに再び止められる。 「どくんだぜ!いまのまりさのじゃまをしたらけがをするんだぜ!」 「まりさ、あなたのちちおやはどんなゆっくりでしたか?」 「ゆぇ……?」 みこの唐突な肩透かしに思わず自分の父親を思い出すまりさ。 (おとーさんはすごくつよかったのぜ…。 すごくやさしくて、ごはんさんもいっぱいむーしゃむーしゃさせてくれて おうちのなかではおぼうしのうえでぴょんぴょんしてあそばせてくれたのぜ…) 力強かった父。優しかった父。 自分を立派に育ててくれて、今も母とゆっくりしていることだろう。 それに比べて自分は何をやっているのか。 新天地を求めると大きな事を言って群れを出てから大して家族をゆっくりさせることも出来ず 挙句の果てには自らの子を殺そうとしている。 すっかり大人しくなったまりさにみこが言葉を投げかける。 「あなたには、ゆめがあるんですよね?」 「ゆ……、そうなんだぜ。 まりさはあたらしいむれをつくってそのおさとして かぞくだけじゃなくて、すべてのゆっくりをゆっくりさせてあげるんだぜ」 まりさは遠い目をした。 昔の純粋だった自分に思いを馳せているのだろう。 「まりさは、まりさをとりもどしたんだぜ。ありがとうなのぜ」 そう言ってまりさは今度こそみこの横を通過し、子まりさと向かい合う。 みこはそれを見届けることはせず、二匹に背を向けた。 (………ニヤリ!!) (あ、聖徳王モードが解けてる) 俺にだけは見える位置で凶悪な笑みを浮かべるみこ。 ここから先はオーラが必要ないと判断したのだろう。 そんなことは露知らず、父まりさは子まりさに話しかけた。 「……おちび」 「……………」 見ると、子まりさは顔を伏せてプルプル震えている。 「まりさがわるかったのぜ。おちびはまりさのさいっこうっにゆっくりしたゆっくりなのぜ」 「……………」 「こわがらせてごめんなのぜ。これからはまりさとかぞくでゆっくr」 「ゆきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!!!!!」 子まりさは弾けるように跳んだかと思うと後ろに転がり 左右にごろんごろんとのた打ち回りながら大笑いした。 けしかけたみこと、半ば展開を予想していた俺とは別に 残った三匹のゆっくり達は目を点にして硬直している。 「ばきゃなのじぇえええええええ!!おおばきゃにゃのじぇえええええ!!! おまえみちゃいなよわよわがおさになんちぇなれるわきぇないのじぇえええええええええ!!!!」 ひくっと父まりさの口の端が動く。 「すべちぇのゆっくりをゆっくりさせりゅなんちぇむりなのじぇえええええ!!! まりちゃがいちばんゆっくりしちぇるからまりちゃだけゆっくりしゅればいいのじぇええええええ!!! おお!おりょかおりょか!!!」 今度は父まりさが目を伏せて震える番である。 しかし、意味合いが全く反対だが。 「おちびちゃ…」 「しゅこしはてんっしゃいっのまりちゃのおやとしちぇの『じかく』をもっちぇほしいのじぇ!! わきゃっちゃらとっととまりちゃのどりぇいをあつめてくりゅのじぇ!! ここにまりちゃのおうこくをきじゅくのじぇ!!」 「じねええええええええええええええ…ゆびゃ!!!!」 「おやめなさい!!」 先程とは違って問答無用で飛び掛った父まりさをみこが体当たりで跳ね飛ばし、攻撃を阻止した。 「まりざあああああああ!!!だいじょうぶうううううううう!!?? どぼじでごんなごどずるのおおおおおおお!!??」 「いだいのぜえええええええええええ!!!」 「だまりなさい!!まりささまにおそいかかるなどごんごどうだん!! はじをしりなさいごみくずまりさ!!」 「ゆ?ゆきゃきゃきゃ!さっしょくまりちゃのどりぇいがあらわれちゃのじぇ!!」 「まりさぁ!!ありすのだいすきなまりさ!!ぺーろぺーろ!だいじょうぶ!?」 みこは子まりさをかばうように母ありすの前に立ちはだかった。 こいつを限界まで調子付かせるつもりのようだ。 聖徳王モードの解除によってみこに対する畏敬の念がなくなり 子も親も恐れる様子を見せなくなっている。 「まったく!あなたのようなくずがまりささまにさからおうなどと!」 「なにいっでるのおおおおおおおお!!?? おちびちゃんはありすのとかいはなおちびちゃんよおおおおお!!??」 「だまりゅのじぇばばあ!!まりちゃにおまえりゃのようにゃくじゅは おやとしてふさわしくないのじぇ!!」 「まりささま、わたしがどれいいちごうでございます。そちらににごうが」 (…俺かよ) 「ゆぁーん??にんげんなんちぇゆっきゅりできにゃいどりぇいなのじぇ! でみょまりちゃはかんっだいっだきゃらおおめにみちぇやるんだじぇ! とっととあみゃあみゃもっちぇくるのじぇ!」 「わかりました。さあそこのどれいにごう!あまあまをよういしなさい!(おねがいします)」 一瞬ムカッと来たがみこが口パクでお願いします、と付け加えたのが見えた。 まあ、ここまできたらこいつの虐待パートも見たいので適当に整合性をとることにしよう。 おやつとして用意していたチョコチップクッキーを適当に数個、子まりさの前に出す。 「…どうぞ、まりささま」 「ゆああああああん!!!??? なんなのじぇしょのたいどは!?やっぱりゆっきゅりできにゃいにんげんにゃんか どりぇいにしないほうがよかったのじぇ!?」 「おこころをおしずめください。 このような『さじ』にはんのうしていてはひんせいをうたがわれます。 ささ、あまあまをごしょうみください」 「ゆ!?あみゃあみゃ!!よくわきゃらないけどゆるしゅのじぇ!! むーちゃむーちゃ!ち、ち、ち、ちあわちぇえええええええええええええ!!!!!」 三口程かじった辺り。のけぞって、跳んで、口を大きく開けるという 無意味なオーバーアクションで幸せを表現した。 野良がこのような物を口に出来る機会などないから仕方がないのかもしれないが。 「と、ときゃは!ときゃいは!!ときゃいはならんちちゃん!!!ゆぴゃ!!!」 「きたにゃいゆっくりがおうのあみゃあみゃにふれるななのじぇ!!」 「まりさしっかりして!ぺーろぺー……? おちびちゃあああああああああああん!!?? じぶんのいもうとになにするのおおおおおおおおおおお!!!???」 「ゆぅ……」 子まりさは先程とは違って静かに、それでいて呆れたように顔を横に振って言った。 「いいのじぇ?まりちゃとそのくじゅではすむしぇかいがちがうのじぇ。 しょのくじゅはもういもーとでもなんでもないのじぇ。 ついでにそこのくじゅおやのいってたむれもてんっさいっのまりちゃがつくっちぇやるのじぇ。 まりちゃはもうどりぇいと、おうこくをもちゅせかいいちのゆっくりなのじぇ。 いちゅまでもおみゃえりゃといっしょにいられるわけないのじぇ。りきゃいできりゅ?」 「おちび……ちゃ…………なんでぇ………なんでぇぇぇぇ………」 子供らしからぬ長台詞を聞いて母ありすが絶句する。 しかし、子に見限られたと思ったのがショックだったらしい。 少なくとも自分では『とかいはなははおや』とでも自負していたのが原因だろう。 「ゆふん!わかっちゃらいいのじぇ! いちおうもとおやだきゃらすこしはいいくりゃしをさせてやってもいいのじぇ! あみゃあみゃをたべちゃかっちゃらいっぱいはたらくのじぇ!いいのじぇ!?」 「……みとめないのぜ」 それを遮ったのがダメージから回復しつつあった父まりさ。 みこの攻撃を受けて転んでいたが、何とか体勢を立て直し再びチビの前に立ちはだかった。 「そいつはおうでもなんでもないんだぜ! ただおやをばかにして!いもうとにぼうりょくをふるっただけのげすなんだぜ!! そいつがおうになる!?ばかもやすみやすみいうのぜ!!」 「ゆっぎゃああああああああああああああああ!!! だれがげしゅだごのぐじゅうううううううううううう!!!!」 「うるさいですね!!」 みこが再び父まりさに襲い掛かる。 「ぶぎゃ!?どぼじでぞいづにみがだずるのぜえええええええええええ!!??」 親まりさはここまでくると、さすがにこの状況がおかしいことに気付き始めているようだ。 「ゆきゃきゃ!こいちゅはまりちゃのどりぇいなんだじぇ!! どりぇいにもかてないのにまりちゃにかてるわけないのじぇ!!」 「まりささま、わたくしめがくずをせいっさいっするのをどうぞごらんください」 「どくのぜええええええええええええええ!!!! ぞんなぐず!ぞんなぐず!!!ごろざないどいげないんだぜええええええええ!!!」 「だれがくずですかこのごみくず!!」 「ぶぎゃ!!いだい!!やべ!!ぐぎゃ!!」 「やべで!!やべでえええええええええええ!!!」 「ゆんやああああああああ!!!!おどーじゃあああああああああん!!!」 みこは父まりさに体当たりをし、頬を食いちぎり、裂け目に石をねじりこんだ。 人間の手なら治療可能だが、自然の中で考えると十分命に関わるダメージである。 「どぼじでごんなごどずるのおおおおおおお!!?? ばりざはなにもわるぐないいいいいいいいいい!!!!」 「まりざあああああ!!!まりざああああああああああ!!!!」 「ゆんやあ!!!ゆんやああああああああああ!!!」 「ゆきゃきゃ!そこのくじゅとはちがっておまえはそこそこつかえりゅどちぇいなのじぇ! とくべつにまりちゃの『しんえいたい』ににんめいしてやるんだじぇ!!」 「はい!ありがとうございます!!」 なんという茶番。 正直見ているのがバカらしくなってきた。 しかし、そろそろ本格的に面白くなってくるだろう。 「おちびちゃああああん………!!! さすがのおかあさんももうおこったわよ…………!!!」 「ゆ……?ゆぷぷぷぷ!!くじゅがにゃにいってるのじぇ? くじゅがおこっちゃからなんだっていうんだじぇ?」 「いもうとにぼうりょくをふるって………おとうさんをけがさせて……… いくらおちびちゃんでもおかあさんはゆるさないわ………!!!」 「なにいっちぇるのじぇ!!もうおまえらにゃんかかじょくじゃないっていってるのじぇ!! しにたくなかっちゃらとっととあっちにいくのじぇ!いいかげんめざわりなのじぇ!!」 ありすのこれ以上ない怒気をはらんだ様子もどこ吹く風。 増長しきった子まりさは心底見下した目で母アリスに視線を送る。 それを確認すると、みこの目がギラリと光るのを俺は見た。 「まりささま、おそれながらここはまりささまがせいっさいっしてはいかがですか?」 「ゆ?しょんなのはどりぇいのしごとなのじぇ。 まりちゃはあみゃあみゃをむーちゃむーちゃちゅるからおまえがかたじゅけるのじぇ」 「ですがわたしなどよりも、まりささまのあっとうてき……ぶふっ……!」 「???……なんなのじぇ?」 「すみません、わたしよりもはるかにおつよいまりささまの……っく……おちからをみせてやれば ……ぷっ………かれらもはんこうするきをなくすかと」 「ゆゆ!そりぇもそーなのじぇ!! ここはまりちゃちゃまがじきじきにせいっしゃいっしてやるんだじぇ!! まりちゃちゃまはさいっきょうっだからころしちぇしまうかもしりぇないんだじぇ!! でもこいちゅらがわるいのじぇ!!まりちゃちゃまにさからったつみはおもいのじぇ!!」 「そうだんはすんだのかしら?」 母ありすが焦れたように苛立った声を出す。 「ゆぷぷ、ゆっくりしてないのじぇ。 こんにゃくじゅがまりちゃちゃまにいどうもうなんちぇ。 おお、あわりぇあわりぇ」 ぴょんぴょんと母ありすの前に出る。 その二匹の意識の外でみこがすすす、と移動した。 さりげなく邪魔にならないように。それでいて逃げ道を塞ぐように。 「まりちゃちゃまのさいきょうあたっく!なのじぇ!!」 ぽよん 「ゆぴゃ!」 母ありすの頬に軽く触れた。 身長が半分程度の子まりさは反動で後ろに転げ、仰向けになる。 「ゆぴ…いちゃいのじぇ、おもわずちかりゃをいれしゅぎたのじぇ。 いくりゃゆっくりできないげすでみょ もうすこしゆっくりさせてあげりゅべきだったかもしれないのじぇ」 子まりさは妄言を吐いて起き上がった。 「………………………………ゆ?」 すると目の前には、体当たりをする前と全く同じ状態で佇む母ありすが。 「ゆううううううううううううう!!?? どぼじでええええええええええええええ!!!!」 「……さいきょうあたっくはおわりかしら?」 「ゆ…ゆふふ、さしゅがまりちゃのもとおかーさんなんだじぇ…。 まりちゃをうんだのはぐうぜんじゃなかったのじぇ。 こんどこしょしぬのじぇ!!」 ぽよん ぽよん ぽよん コテン 再度後ろに転んで、母ありすが視界の外に出た。 「ゆふー。ちょっとちゅかれたのじぇ。 まりちゃのさいきょうあたっくをあれだけうけてあとかたもないのじぇ。 ちょっとかわいそうなことをしたのじぇ……」 そう言うと、目の前に見覚えのある茎が目に入る。 「……おちびちゃん?」 「ゆぅ……?ゆんやあああああああああああああああああああ!!!! ばばあああああああああああああああああああああああ!!!!」 母ありすは前屈みになり子まりさを見下ろしていた。 この母ありす、思った以上に冷静であるようだ。 妊娠中ということもあるのだろうが、本気で子まりさを攻撃する気がないと見える。 「じね!!じね!!いいがげんにじぬのじぇえええええええええ!!!!」 ぽよん ぽよん ぽよん 二回、三回と母ありすに体当たりを繰り返す子まりさ。 勿論殺すどころかダメージひとつ無い。 「ゆはー……ゆはー………」 度重なる体当たりで体力が尽きたのか。 荒い息を吐きながら攻撃を一旦中断した。 「……おちびちゃん、よくききなさい」 母ありすが再び前屈みになって子まりさを見た。 しかしその表情は先程とは違い、少々穏やかだ。 説得するつもりかもしれない。 「おちびちゃん、おかあさんは…」 「じぬのぜえええええええええええええええ!!!」 ブチッ!!! 子まりさは、噛み付いた。 『前屈みになって眼前に迫っていた母ありすの額から生える実ゆっくり』に。 「…………………………」 「ゆ……?むーちゃむーちゃ、しあわしぇえええええ!!! こりぇおいしいのじぇええええええええ!!!」 「ゆんやあああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 食いちぎられた先端の実ゆっくりを視認して母ありすが絶叫した。 「おちびちゃあああああああああん!! どぼじであがちゃんをだべぢゃうのおおおおおおおおおお!!??」 「うるちゃいのじぇ!まりちゃにさからうからこんにゃ……… ゆひいいいいいいいいいいいいい!!??」 そこには怒気孕む母と父の姿があった。 子まりさが見たのは『ぷくー』。 気を大きくしていた子まりさだが両親という存在と ぷくーという威嚇行動に本能的な恐怖心を刺激されたらしい。 或いは、先ほどの母ありすへの体当たりで力で敵わないことを我知らず自覚したのだろうか? 「ゆ………ゆ…………ゆひっ……………」 じりじりと迫ってくる親にじりじりと後退する子まりさ。 すると、ぽふっと背後の何かに接触する。 「ゆ………しょうだじぇ!どりぇい!とっととこのくじゅ………を……………」 思い出したその存在に喜色を見せる子まりさは見た。 ニヤニヤと自身を見下す(みくだす)、これ以上無いほど愉悦に満ちた笑顔を浮かべる『元』奴隷を。 「な………な…………なな…………なん………なんな……………」 『なんなのぜ』とでも言いたいようだが、震えの止まらないその口からは言葉が出てこない。 プスリ 「ゆ………ぎゃああああああああああああああああ!!!」 親まりさにより子まりさの後頭部に木の枝が突き刺された。 「ぴいいいいいいいいい!!!!」 続いて母ありすの木の枝も振り返った子まりさの眉間に刺さる。 「ゆぴー!ゆぴいいいいいいいいい!!!ごれどっでええええええええ!!!」 その場でジタバタして暴れる小まりさを両親は冷めた、というより感情の無い目で見ていた。 「まあまあ、なんてひどいことを!いまとってあげますからね!」 白々しい台詞を言いつつ、子まりさに刺さった木の枝を口にくわえて 真っ直ぐではなく、刀で斬り込むように横へ引っ張った。 「いじゃいいいいいいいいいい!!! どぼじで!!どぼじでごんなごどじゅるにょおおおおおおお!!??」 「しつれい、ぶきようなもので」 「びいいいいいいいいいいいい!!!」 ブチ、と皮が裂かれて木の枝が取り出される。 ………不器用なんてとんでもない。本来のみこはこの手の技がお手の元だ。 「おまえ、そこのにんげんのかいゆっくりじゃないのぜ?」 「はい?そうですよ……ね?」 「………ああ」 みこが俺を見て同意を求める。 銅バッジを外させたんだ。そういうことにしておきたいのだろう。 「ゆ………ゆへへ……ゆへへへ…………。 みんな!きいたのぜ!?こいつはむれのおきてをやぶったげすなんだぜ!! かいゆっくりじゃないからせいっさいっしてもいいんだぜ!!」 ぞろぞろと草むらの中から、柵の向こう側から、木の影から。 次々と公園の野良ゆっくりが出てきた。どうやら隠れているつもりだったらしい。 集まってくるから妙だとは思っていたのだが。 「ゆっくりできないよ…………」 「あまあま…………」 「せいっさいっするよ………」 あ、ひょっとしてお目当ては子まりさが食い残したチョコチップクッキーだろうか? いくらなんでもこの状況で皆が一致団結して制裁を加えるなど不自然と思っていたのだが。 「みんな!せいっさいっするんだぜえええええええ!!!」 「ゆああああああああ!!!」 「あまあまあああああああああああ!!!!」 「どいてね!どいてね!」 「あまあまはまりさのものだぜええええええええ!!!」 「ふふっ……たのしいぱーてぃになりますね!」 みこが俺の鞄から黒い柄の長剣を取り出した。 金色の装飾が施された、刃渡り30cm程の『しちせいけん』。 飼いれみりゃ用の『すぴあ☆ざ☆ぐんぐにる』と系統を同じくするもので刃は研がれていない。 みこが唯一、俺におねだりしてまで欲しがった代物である。 「ていっ!!」 「ぶべぇ!!」 みこが横薙ぎで一番近くにいた親まりさ切りつけた。 目玉を含めた頭部に斜めの裂け目が出来る。 刃が無くとも力任せに叩きつければゆっくりの皮の強度では持たない。 「あまあまあああああああ、ぐぎゃ!!」 「どげ!どげえええええええ、ぶび!!」 「でやああああああああああ!!!!」 「ぎゅびぃ!!」「ぐべえ!!」「ゆぎゃあああああああ!!!」 左右の二匹に切り込み、さらに回転切りで三匹を一気に吹っ飛ばす。 「べっ!!」 みこが投擲した剣がれいむの顔面に突き刺さった。 中枢餡を貫かれたのかそのまま後ろに転がって動かなくなる。 「はああああああああ!!!」 「ぐびゃ!!!」 垂直になった剣の柄をジャンプしてくわえなおし そのまま宙返りをしてれいむごと別のゆっくりに叩き付けた。 「うぇ………」 まるで三○無双のオープニングムービーだ。 みこがまさかここまで強いとは……。 ……………………… ……………… ……… 「…………ふぅ、つかれました」 ものの数分そこらでゆっくりを殲滅したみこが一息ついた。 逃げていった奴もいなかったわけではないが、少なくとも寄ってきた奴は例外なく戦闘不能だ。 「い………だい……………」 「どぼじで………ごんなごどずるの……………」 「だず………げで…………」 一部、いや半分以上のゆっくりが未だ死に至っていない。 みこの加えた一撃は中枢餡に達しないものが多く絶命するにはあと一押し足りないようだ。 中身の流出もすぐには起きず、長く時間を置いて少しずつ弱っていく悲惨な状況である。 「ゆ……ぴゃ………ゆぴゃぁ……………」 そして俺の一番近くにいるゆっくりは最初の調子付かせた子まりさである。 みこの剣ではなく短い木の枝によるダメージなので一応行動不能には陥っていない模様。 「あはっ……♪あはははははははははははは!!!!」 「ゆぴぃ!!??」 こちらに背を向けてみこがいつもの笑いを漏らした。 背中越しにもその狂気が伝わったのか、子まりさが飛び上がって竦みあがる。 「………………(ユラリ」 「ゆっ……ゆっ……ゆひいいいいいいいい!!!」 剣をくわえてこちらを振り返ったみこはあんこやカスタードにまみれている。 人間で言えば返り血を全身に浴びたチェーンソーを持つ殺人鬼といった塩梅か。 「さぁ…………まりささまぁ…………あなたのばんですよぉ…………♪」 「ゆっゆっゆんやあああああああああああああああ!!!! もうおうぢがえるううううううううううううう!!!!」 子まりさは背を向けて逃げ出した。 体力の消耗が激しいのか跳ねることができず、かなりペースは遅いが。 ヒュンッ!ザシッ! 「ゆぴいいいいいいいいいい!!!!」 ジャンプ斬りが子まりさの真横を掠めた。わざと外したんだろうけど。 「まりちゃは!まりちゃは! こんなとこでしんでいいゆっきゅりじゃないんだじぇええええ!!!」 「……………♪」 カリカリと剣を引きずる音を立てながらみこはずりずりと後を追う。 ザクッ! 「ゆんやあああああああああああ!!」 再び真横に剣が突きたてられた。 「どぼじでえええええ!!??まりちゃはかみになるゆっきゅりなのじぇええええ!!?? どぼじでごんなめにあうにょおおおおおおおお!!?? ………ぴぎゃああああああああああ!!!」 みこがジャンプして子まりさの正面に回りこんだ。 「ゆんやあああああああああああああ!!!! おどーじゃああああああああああん!! おがーじゃあああああああああああん!! きゃわいいまりちゃをたしゅけてにぇええええええええ!!!」 その言葉においおい…と思っていると、みこが剣で一匹のゆっくりを示した。 「おかあさんとは、あのごみのことですか?」 「ゆ……?ゆううううううううううううう!!?? どぼじでおがーざんがじんでるのおおおおおおおおお!!??」 乱戦の影響で俺には見分けがつかなくなっていたが、ゆっくり同士ではわかるらしい。 子まりさは死んでる、と言ったが実際は弱っているだけである。 もっとも殺到してきたゆっくりに突き飛ばされ、踏まれ、しかも身重であったありすは 中身のカスタードをだいぶ吐いてしまったようで回復の見込みは無かった。 それでも、おそらくわざとみこが攻撃しなかったのだろう。 他のゆっくりに比べればダメージは少ない。 「おかーちゃん!ゆっきゅり!ゆっきゅりちてにぇええええええええ!!!」 子まりさは母ありすの元まで這いずって行き、ぺーろぺーろをしようとするが 「ゆぴっ!?」 肝心の母ありすはなけなしの体力を使って身体(頭?)と揺すり、子まりさを拒絶した。 「どぼじ……」 「じ………ねぇ……………!」 「!?」 子まりさは母の言葉に凍りついた。 「どぼじでぞんなごどいうにょおおおおおおおお!!!???」 「まりざを……おちびちゃんを………むれのみんなをごろじだ……… ぜんぶ………ぜんぶ………おぢびちゃんのぜいよ………!」 「え?」 そうじゃないだろ。殺したのはみこだ。 まさか、こうなった発端が子まりさにあるとでも言いたいのか? 「どぼじでええええええええええええ!!!! まりちゃなにもわるいことちてにゃいいいいいいいい!!!!」 「じ……ねぇ………!」 「おまえが……おまえがみんなをごろじだぁ………!!」 「ゆぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」 子まりさがしーしーを噴き出して飛び上がった。 母ありすだけではない。 そこらにいる行動不能となったゆっくりすべてが子まりさに恨み言を言っていた。 「おまえざえ……おまえざえいなげればぁぁぁ………!!」 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆんやああああああああああああ!!!!」 (くすくす) ……ん?みこが俺の方を見てからチョコチップクッキーをあごでしゃくった。 ああ!そういうことか!ここの連中はかなりの食糧難に瀕していたと聞く。 だから少なくとも群れの連中は『あまあま』とそれを食べた子まりさにした目がいっていなかったのだ。 都合の悪いことは目に入らない饅頭共のこと。 本気でみこを制裁しようと考えたのは親まりさだけのようである。 ありすは……比較的子まりさ寄りだったが、実ゆっくりを食われた恨みが根深いのかもしれない。 もっとも、俺はみこのような『欲』を見る能力が無いので やつらをどのように扇動したか完全には推し量れないが。 「じ……ねぇ………じねぇ………!!!」 「ごろず………ごろじでやるぅぅ!!!」 「ゆ!ゆ!ゆんやああああああああああ!!!!」 まるでゾンビだ。 そこらに転がっているゆっくり達は地の底から湧き上がるような恨み言を言いつつ 動かぬ身体を動かしてじりじりと子まりさに近寄ってゆく。 「まりちゃもうやじゃあああああああああ!!!! おうぢ!!おうぢにがえるうううううううううう!!!!」 そう言って振り返った先には 「そうですね………『つちにかえる』ときがきたようです」 「ゆんやあああああああああああああああ!!!!!!!」 都合二十匹を始末した悪魔が子まりさの前に立ちはだかる。 「あ…………あ………………ああ……………………」 「あはっ♪あははっ………あはははははははははははは!!!!!」 剣を口から放し高笑いをするみこを見て後ずさりを始めた。 ずりずりと秒速1cm程度の速度で後退するが、その先で待っていたのは。 「ゆびぃ!?いじゃいいいいいいいいい!!!!!」 子まりさが後ろから感じた激痛に辺りを見回すと 「じね………じねぇ…………」 「ゆっぎゃあああああああああああ!!!」 後頭部を真後ろにいた身体の半壊したれいむに噛まれていた。 既に子まりさは亡者どもに取り囲まれている。 先ほどから右往左往するばかりであった子まりさとは違い 奴らは一心不乱に子まりさを目指しているから。 「ごろず………おまえだげは………ごろずぅ………!!!」 「ゆんやああああああああああああああ!!!! だりぇか!!きゃわいいまりちゃをたしゅけてにぇえええええええええ!!!!」 「じねぇ…………!!!!」 「あばあば……あばあばだよぉ…………」 「ゆひっ……ゆひひっ………ゆっくりじでいっでねぇ………!!!」 「ぎゅびいいいいいいいい!!!! ぶべ!!!ぎゅべら!!!いじゃびちゃ!!だじゅげ!! あびぃ!!!ぎゅばぁ!!!いじゃいいじゃいあびゃあ!? ばりざのおべべがびびょぉおおおおお!!!! ぼう!!!あびがべびべばぼばああああああああ!!!!」 子まりさは最後の力を振り絞るのみとなった亡者どもに 少しずつ、少しずつ解体されていった。 ――――同日、午後2時、公園―――― 時は戻って現在の話である。 「しかし、こいつらこんな状態にしちゃって迷惑にならないかねぇ?」 「だいじょうぶじゃないですか?あしたにはすべてかたづけられるんですから」 「へ?」 「……ぽすとにはいっていたかみをみませんでした? あしたはここのこうえんでいっせいくじょがあるんですよ」 「あ……………」 見れば、中心にいるであろう子まりさの元に折り重なるようにして動かなくなっている饅頭一行。 こいつらの直接的な死因は衰弱死。 餡子を吐いたものはおらず、みこの斬撃で少々飛び散ったものがあるだけだ。 「………お前、単なるアホじゃあないんだな」 「もう。しつれいですね」 思えば、みこの行動には余計が一切無かったように思う。 バッジを外させたのも。クッキーを用意させたのも。一斉駆除も。 常に先の先を読んで先回りしている。 「わたしは、いちどにふくすうのことをかんがえるのがとくいなんですよ」 「そうかい」 「だず………げで……………」 「でいびゅは…………じんぐるまざーなんだよ…………がわいぞうなんだよ………?」 まだ息のあるやつもいる。 だが子まりさを殺すことに最後の体力を使い切ったのだろう。 今度こそ本当に行動できるやつは全ていなくなっていた。 「おにいさんは、たのしめませんでしたか?」 「いや、そんなことはない。 ………ああでも少し方向性が違うかなぁ。 俺は殺すところより、無様に生き続ける様を見て楽しむタイプだからな」 「なるほどなるほど……さんこうにしておきますね」 「まあ気にしなくていい。 俺は元々こういう冷めた反応をすることの多い性格だ。 見た目以上には楽しんでいるから心配いらん」 「ほほう、なるほどなるほど。 ではしばらくは、あそこでしにかけているゆっくりをかんさつしてたのしむことにしましょうか」 そう言いつつ、みこが俺の膝の上に飛び乗ってくる。 「…………………」 「あら?だっこしたいんじゃないんですか?」 「誰もそんなことは言っていないが?」 「いえいえ、おにいさんのようすをみていればだれでもわかりますよ。 とくに、わたしのほうをちらちらみていたりすれば」 「なっ…………!!」 「なーんちゃって。うそです」 俺は無言でみこを抱えた。 「お、おにいさん、くるし……!」 「むぎゅー」 自分の飼いゆっくりに振り回されるというのも情けないが まあこういうのも悪くない気がする。
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1669.html
47 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/17(日) 20 47 31 ID YbiTrU5Q 海原「あ、あの、妹Fさん?」 妹F「はい、なんでしょうか?とミサカは返事します」 海原「あっ、あ、あの時、あの別れ際の…ア、アレって…////」 妹F「あの時?別れ際?アレ?…一体何のことでしょうか?とミサカは疑問符を並べます」 海原「…えっ。あの時、ってつい最近のことですよ。ほら、カイジさんを誘拐した後から主催関係者の立ち入り規制が入るまでの間の」 妹F「?そんなことありましたっけ?とミサカ何も思い出せずにいます」 海原「えええっ!ど、どうしたんですか!?あ、あんなことしてきたのに忘れたんですか!?」 妹F「???」 R妹「それはですね、とミサカは説明好きのお姉さん役を買って出ます」 海原「な、なにかあったんですか!?」 R妹「私の記憶(記録?)のによりますと、妹達が死者スレから撤収した後リボンズ様が一部調整を行って感情の規制および記憶の改竄を行いました、とミサカは知られざる真実を語ります」 海原「え、えええええっ!!!」 【海原君を弄るのが大好き♪】 48 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/17(日) 22 24 42 ID lHFwsBhE C.C.「やれやれ、あのボーヤは相変わらず女運が無いようだな」 部長「海原君だもの、仕方ないわよ。 さて、上条君には何かご褒美をあげないとね」 上条「ご褒美?」 マリアンヌ「ほら、一発で本物の美琴ちゃんを当てたじゃない。 その賞品みたいなものよ」 上条「いや、今のは御坂から教えてくれたようなもんでしょ」 C.C.「(聞いてない)そうだな……美琴、お前がボーヤの彼女になるというのはどうだ?」 美琴「へ? ちょ、ちょっ、何でそんな話になるのよ!!?///」 マリアンヌ「あら、案外お似合いじゃないかしら?」 美穂子「いい考えだと思います。 ねえ、上埜さん」ニコニコ 部長「そうよねえ、美穂子」ニヤニヤ 上条「ちょっと待ったぁ!! お互いの気持ちも考えずにその場のノリで付き合うっておかしくないか!? 少しは御坂の気持ちも考えてやれよ!!」 C.C.「じゃあボーヤの方は満更でも無いと?」 上条「そりゃあまあ御坂は可愛いし、案外気が付くし、結構いいかも……って何言わせてんだ!!」 美琴「え……あ、えーっと……///」 妹E「まったくしょうがないわね。 お姉様が踏ん切り付かないんだったら、代わりにこのミサカEが付き合ってあげるわよ」 美琴「って、それあんたが当麻と付き合いたいだけでしょ!! そんな事される位だったら私が当麻と付き合うわよ!!」 部長「はい決まりー♪」 美穂子「お二人共、おめでとうございます」 マリアンヌ「お幸せにね、お二人さん」 美琴「え゙!!? あ、いや、その~~……」 上条「えーと……上条さん、状況が良く掴めないんですが……」 美琴「な、何よ!! 私が彼女じゃ不服だっての!? 何か文句があるなら言ってみなさいよゴルァ!!!」 上条「いえ滅相も御座いませんワタクシ非常に光栄に存じておりますですハイ!!」 美琴「よし! じゃあ、今からあんたは私のか……か、彼氏なんだからね!/// 分かった!?」 上条「は、ハイ!!」 妹E「まったく、世話の焼ける二人よね。 ……あーあ、せっかくお姉様の口調を完璧にマスターしたのになあ。 ……けどまあ、あの調子なら進展も遅いだろうし、ミサカにもまだチャンスはあるわよね、うん」 49 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/17(日) 22 42 46 ID lOSflf1I インデックス「………………………………………」 ヴァン「チェストォォォォォォォォ!」 幸村「お…お…御館様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 ヴァン「よーし俺の勝ちだな。おら、出すもん出せ」 幸村「御館様……不甲斐ない幸村を許してくだされ……」ジャラジャラ インデックス「…………………とうまのバカーーーーー!!!」 二人「ぶべら!?」 50 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/17(日) 22 42 51 ID hoqPl8SE インデックス「うう~」 リボンズ「どうしたんだい、彼を盗られて悔しいのかい。イカ娘」 インデックス「誰がイカでゲソか!」 イリヤ「口調変わってるわよ」
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1195.html
257 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/15(日) 19 23 06 ID tRgcvfLI 【ν放課後ティータイム 練習所】 唯「何か今日は練習はかどらないね~」 あずにゃん「メンバーが2人入院、美琴さんもお見舞い行っちゃいましたし」 ムギ「今日はもう解散しましょうか?」 律「う~ん…」 唯「どうしたのりっちゃん?」 律「いや…何か忘れてる気がするんだよ…」 ムギ「忘れてる?何を?」 律「何か今日大切な日だったような…」 あずにゃん「忘れるくらいだから、大したことじゃないんじゃないですか?」 律「う~ん…そうなのかな~…?」 258 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/15(日) 23 42 31 ID HMaigagE 【ν放課後ティータイム 練習所】 プリシラ「ちわー」 かじゅ「やぁ」 唯「アレ、二人ともギプスつけたまんまこっち来てどうしたの?」 あずにゃん「静養してなくちゃ駄目ですよ」 かじゅ「いや、今日は大事な日だと聞いてこっちに来たのだが」 律「気のせいだろ?」 ムギ「そうそう」 かじゅ「そうか。いや、手帳に丸がついてあるので何かがあるのは確かなんだが…」 唯「んー、よく分からないから病院に帰っていいよー」 プリシラ「んじゃそうする。退院したらみんなで焼肉パーティしようねー」 唯「うわっ!プリプリの家のスペシャルお肉すごいんだよ、みんな!」 律「だよなー!あのジューシーな」 唯律「「おにく!」」 かじゅ「では失礼する」 プリシラ「じゃあねー」