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コピペだけでも疲れるのに、羅王はよくこんなの書いたわ <魚竜種> 水中や砂地に生活圏を持つ種族。他の飛竜では翼にあたる部分が、ひれ状に変化している。モンスターとして登場するものは一様に骨盤と二本の足を持つ。これらモンスター以外にも、アイテムとして登場する魚の中に、魚竜目に分類されているものがいる。 ガノトトス 別名:水竜。(蛙キラー) (魚盤目 有脚竜亜目 水竜上科 トトス科) 体重の制約が少ない水中で育つため飛竜の中でも特に大きく、攻撃力も高い。口から強烈な水流ブレスを吐く他、トビウオのように滑空しながら、睡眠作用のある毒を持つヒレで斬りつけることもある。 ゲーム中唯一の水棲モンスターだが、その魚の様な外見に反して、二本の脚で陸上に上がることもできる。巨体ゆえ陸上での動きは鈍く、捕食は水中、あるいは水辺の生物を水中へ引きずり込んで行う。歯は何重にも重なっており、噛み付いた獲物を放さない。 卵胎生で、はじめに母竜の胎内で多くの卵が孵り、同時に共食いを始める。共食い後に生き残った一体は、ある程度成長するまで、放出される未受精卵を餌にして母竜の胎内で育つ。これに近い生態は現実におけるサメなどにも見られる。 胃からはザリガニに似た甲殻類キングロブスタの殻が度々見つかり、この他ジャングルガビアルと呼ばれる巨大なワニ型の生物や、水辺に近づいたアプトノスなどの草食竜も捕食するなど食性は幅広い。また、カエルが好物で、これを餌として釣り上げることもできる。 小型の獲物なら丸呑みにするため、未消化状態で発見されたキングロブスタの甲殻は武具に利用される。 原種の鱗は青色 亜種の鱗は翡翠色 ヴォルガノス 別名:溶岩竜 シーラカンスに似た姿をしており、火山の溶岩の中を泳ぎ回る。抜群の耐熱性を持つ岩のような鱗に覆われ、陸上に上がるための歩脚も有する。 岩のような鱗は陸に上がった時に体表に残った溶岩が冷えて固まったものであり、本来は黄金色の鱗を持つ。 ガレオス 別名:砂竜。 (魚盤目 有脚竜亜目 砂竜上科 ガレオス科) 砂漠の砂地に潜り、泳ぐようにして進む。ハンマーヘッドシャークの様に左右に平たい頭部を持つ。これは砂を掻き分け進むのに役立つよう進化したとされている。群れで生活し、背びれを叩き付けるなどして弱らせた獲物を地中から襲って食べる。 外敵を見つけると、唾液で固めた砂の塊を吐き出し攻撃する。また、砂中では音を頼りに進むため、大きな音には弱い。砂を被って土色に見えるが、本来の色は水色である。稀に紫色の鱗を持った個体がいる。ガレオスはギリシャ語で鮫を意味する言葉である。 ドスガレオス (魚盤目 有脚竜亜目 砂竜上科 ガレオス科) 皮膚が黒く硬化し、大型化したガレオスのリーダー。その牙とヒレは麻痺性の毒を持つ。一般的なガレオスと違い、エリアをまたいだ広範囲にわたって回遊する。極稀に薄桃色のヒレを持った個体も居り、強力な武器の素材として重宝される。 MHPから砂の塊を放射状に連射する攻撃が追加された。 <甲殻種> 甲虫種と同じ節足動物で、生態系の上位に存在する種族。四本の足と一対の爪を持つ。ヤドカリに似た姿で腹部が柔らかい為、他生物の頭骨や貝殻などで防御しており、この防御物は「ヤド」と呼ばれる。体液は青灰色をしている。 骨・貝殻以外にもサボテンであったり、自身の甲殻によって身体を守る個体も未確認生物ということで設定されている。 ヤオザミ (十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科) 水辺や砂漠に生息する堅い殻を持つ甲殻種。 普段は地中に潜って、その上をハンターが通ると爪を出して攻撃してくる。 ヤオザミから採れるザザミソは珍味とされ、愛好者も多い。また上位の個体からは極上ザザミソというものも採取できる。 ダイミョウザザミ 別名:盾蟹。 (十脚目 短尾下目 盾蟹上科 ザザミ科) ヤオザミの中でも特に大型の個体がダイミョウザザミと呼ばれる。分厚く巨大な鋏が攻撃と防御を兼ね備え、自身の体高をゆうに超える高さまで垂直に跳びあがったり、泡状の水ブレスを吐き出してハンターを攻撃する。また、ヤドとして背負っている角がついたままのモノブロスの頭蓋骨を、突進や地中からの襲撃に利用する。 ガミザミ (十脚目 短尾下目 鎌蟹上科 ギザミ科) 火山に生息している甲殻種。ショウグンギザミの幼体。近縁種であるヤオザミよりも攻撃性が強く、毒液を吐くことが出来る。火山や沼地に生息。 ショウグンギザミ 別名:鎌蟹。 (十脚目 短尾下目 鎌蟹上科 ギザミ科) ガミザミの中でも特に大型の個体をショウグンギザミと呼ぶ。鎌状の鋏と脚の先端は岩盤に刺さるほど鋭利で、天井を移動することを可能にする。怒り状態になると折り畳まれた爪を伸ばし、攻撃範囲を大きく広げる。 外見通り、主に鋏による攻撃を行い、尖った頭部は地中から襲い掛かる際の武器となる。グラビモスの頭殻を背負っている場合は、その口にあたる部分から尿を高圧で噴射し、水のブレスとして攻撃してくる。 ヤドは3種類あり、グラビモスの頭殻の他、タニシのような巻貝と、元の生物が特定できない風化した頭骨があり、背負っている物を破壊されるごとに特定のエリアに移動し素早く住み替える。 シェンガオレン 別名:砦蟹。『仙高人』とも表記される。 ラオシャンロンの頭蓋骨をヤドにする巨大な甲殻種。 クエストなどがラオシャンロンと酷似しているが、歩き続けるだけのラオシャンロンと違い、非常に強い縄張り意識を持つ。その縄張りを侵す生物に対しては長大な鋏を打ち付ける、激しく足踏みする、背負ったラオシャンロンの頭骨から酸のブレスを吐くなどして邪魔者を排除しようとする習性がある。 また、酸のブレスは別のエリアへの攻撃手段にもなり、エリアごとに決まった位置に着弾するようになっている。 <牙獣種> 大きな牙を持った哺乳類型モンスターの総称で、生物学的な分類ではないため猪型や猿型など、様々な生物を含んでいる。 同族内でのグループを形成するなど社会性を持ち、群れのリーダーの指示で活動するブランゴなど、極めて知能の高い種族もいる。 ブルファンゴ (偶蹄目 ファンゴ科) 猪のようなモンスター。繁殖力と適応力が高く、広い範囲に生息している。 攻撃的な性格で、ハンターを見つけると突進してくる。突進の攻撃力自体はそう高くないが、突き飛ばされて体勢を崩されるため、複数に囲まれたり大型モンスターとの戦闘中に襲われると非常に厄介。体格はさまざまで、ドスファンゴより大きい個体もいる。 ドスファンゴ (偶蹄目 ファンゴ科) 密林や沼地などに生息するブルファンゴのリーダー。背中や頭部の毛は白く、牙が大きく発達しているため、通常のブルファンゴと区別できる。 突進後ハンターの方に素早く向きを変えるので、ブルファンゴに比べて隙が少ない。 また、間合いを詰められると牙を振り回し、ハンターを弾き飛ばす。 ちなみに、牙の大きさが左右非対称なのは、現実にいる象の牙と同じく、ある意味で利き手のようなものがあり、良く使用される牙はより研磨され、短くなる。 コンガ (尖爪目 堅歯亜目 鈍牙上科 コンガ科) 桃色の毛並みを持つ猿型モンスター。密林や沼地などに生息する。 ナワバリ意識があり、侵入者には立ち上がり身体を震わせる威嚇行動をする。 放屁で攻撃をしてくることがあり、攻撃を受けると屁の臭いが体やアイテムに残る。その間は口に入れるタイプのアイテムが使用不能となるが、一定時間の経過や消臭玉の使用で解消される。 ババコンガ 別名 桃毛獣。 (尖爪目 堅歯亜目 鈍牙上科 コンガ科) 基本的にはコンガと同種だが、群れのボスとなり頭頂部の毛を木の実や草の汁でまとめ上げ、自らがボスであることを主張するようになった個体をババコンガと呼ぶ。ボス格だけに体も通常のコンガより大きく、爪も長く発達している。 オマキザルのように尾で物を掴むことができ、キノコや鉱石、骨などを持ち歩いていることがある。 コンガ同様放屁で攻撃の他に、自分のフンを尻尾で掴んで投げつけることもある。また、マヒダケ、ニトロダケなどを食べることで、それらキノコの持つ特性に応じたブレスを吐くことが出来る。 角質状の腹を膨らませ、仁王立ち状態になることがある。その場合、腹部への攻撃は弾かれてしまう。 ひとたび食料を目にするとハンターとの戦闘中でも食べ始めるなど、かなり食欲旺盛である。 ブランゴ (尖爪目 堅歯亜目 鋭牙上科 ブランゴ科) 雪山に生息する白色の毛並みの牙獣種。コンガ同様に猿型の生物だが、こちらは細身の体型でマンドリルのように鮮やかな色合いの顔が特徴。 グループ意識が高く、群れになって前後左右に軽快に飛び回りハンターを翻弄する。 ドドブランゴ 別名 雪獅子。 (尖爪目 堅歯亜目 鋭牙上科 ブランゴ科) 雪山に生息する牙獣種ブランゴのリーダー。 口腔に収まりきらないほどの大きな牙と、長い髭を持ち、水色の頭頂部が大きく突き出しているなど、通常のブランゴとは外見上も違いが多い。 群れに対して強い統率力を持ち、雄たけびによってブランゴを呼び寄せる。 俊敏性と跳躍力に優れる。雪塊を投げて攻撃したり、雪の中を潜って奇襲を仕掛けてくる。また、ブレスを吐くこともある。このブレスはギアノスの氷液同様に、「雪だるま」の効果を持つ。 大きな牙はリーダーの証であるため、牙が折れるとリーダーとしての力を失ったということになり、子分のブランゴを呼び出せなくなるが、この牙は火属性の攻撃でしか破壊できない。 ラージャン 別名 金獅子。 普段は毛並みが黒色だが、怒り状態になると黄金色が混じって逆立ち、背中に短い扇型の飾り毛が現れる。頭の両脇には角が二本あり、犬歯も発達した威圧的な風貌を持つ。「超攻撃的生物」と呼ばれるほどの凶暴性を持つ。そのためラージャンをみて生き延びた者は稀。攻撃パターンも力まかせのものが多い。怒り時の攻撃力は非常に高く、一撃で瀕死になるほど。また、その口からはビーム状、球状2種類の雷属性ブレスを吐くことができる。 その生態は謎が多く、「黒い身体だった」「金色の身体だった」「輝く翼で空を飛んでいた」等、目撃情報が一定せず錯綜していたため、一時期は分類不能な生物として、古龍種を担当する研究者が調査を行っていた。MHP2ndの頃には情報が整理され、そのような特徴を持つ牙獣種という位置付けがされている。 <古龍種> 古代より生きる、あらゆる生態系から逸脱した圧倒的な存在。 その全てが驚異的な生命力と長寿性をもち、他の生物に比べ特異で超常的な能力を身につけている。人類の生活圏を度々襲撃し、街を破壊する危険な存在でもある。 主な特徴として共通するものは4本の肢体だけである。古龍の研究者曰く、「よく判らない生物」を古龍と位置づけているようで、遺伝的共通点は少ないと思われる。ただしキリンやヤマツカミ、ラオシャンロンを除けば、4つの脚に一対の翼という西洋的ドラゴン特有の共通点が見られる。 最近の研究の結果、古龍種とは生態系から大きく外れたものの総称だと定義された。アカムトルムに関しても、「安易に古龍種と判別するのはいけない」と研究された結果、翼が全く無くても飛竜種に分類されることとなった。 キリン 別名 幻獣 非常に珍しい、銀色の馬のような姿の生物で、額にはユニコーンの様な一本の角が生えている。その風貌や能力から、伝説上の動物である麒麟をモデルにしていると思われる。跳躍しながら駆け回る動作はケルビに似るが、より素早く、落雷や電撃を自在に操り、額に生えた角と身体に纏った電撃でハンターを攻撃する。怒り状態では鎧のように電気を纏っているため、淡く発光し、突進すればすれ違っただけでハンターに大きなダメージを与える。 一定以上の実力を持つハンターのみ戦える上位クラスのキリンには、発光していて外見から区別することはできないが身体の青い個体が存在し、「蒼角」や「蒼雷尾」などと区別され、素材は希少価値が高い。 身体に帯電した電気の鎧は各種属性攻撃に高い耐性を持ち、その体はあらゆる攻撃を弾く。この特性はキリンの素材を利用した防具にも生かされている。しかし、角周辺は比較的柔らかく、キリンの弱点となっている。 個体による大きさの差が極めて大きいのも特徴で、村と上級の個体では二倍近い差がある。 オオナズチ 別名:霞龍。 密林や沼地など湿気の多い場所を好む古龍種。左右別々に動く目、巻きつくような形状の尻尾など、カメレオンのような特徴を持つ。風貌どおり、周りの風景に擬態して姿を隠すことが出来る。 その擬態能力の高さゆえに、通常状態で姿を視認することが出来ないが、煙や土埃などで空気の状態を変化させると輪郭を浮かび上がらせることができ、角と尻尾を破壊されると消えることが出来なくなる。 口から特殊な液やガスを吐くブレス攻撃のほか、毒霧を吐いたり、粘着質の舌を伸ばして攻撃しながら食料品や回復薬を盗み取るなど、多彩かつ独特の攻撃方法を持つ。シリーズによって多少異なるが、ガスや毒液は『声帯麻痺』や、スタミナを最低状態まで減少させる『疲労』、体力を奪っていく『毒』など様々な状態異常を引き起こす。特に声帯麻痺や疲労はオオナズチ特有の状態異常である。 クシャルダオラ 別名:風翔龍・鋼龍。 雪山を中心とした広範囲に生息する、金属質の外殻を持つ古龍種。嵐を呼び、その身には風を纏っている為、並みのハンターでは近づくことすら困難である。最新の研究では、この風は角と連結した内臓器官によるものらしい事がわかっている。よって、角を破壊したり、毒で内蔵機能を低下させることで風を止める事ができる。 地上と空中の2種類の攻撃パターンが有り、地上では突進と、岩をも砕く圧縮空気ブレスを多用し、空中では長時間にわたってホバリングし、尾による打撃や低空飛行による突進、ハンターを巻き上げる竜巻のようなブレスなどの攻撃を仕掛ける。 金属質の皮膚は錆びると脱皮をするが、その姿を見た者はいないとされる。ただし雪山フィールドの山頂には脱皮殻が残されている。 皮膚が錆びて赤褐色となった個体は気性が荒くなり、街を襲うこともある。 ナナ・テスカトリ 別名:炎妃龍。 翼の付いた蒼いライオンの様な姿をしている古龍種。王冠のような形の角を持つ。 古塔や火山に生息する。火炎放射器のようにブレスを吐く。身体に炎を纏い高熱を発しているため、溶岩に触れた時のように、近づいたハンターの体力を徐々に削っていく。 主に地上をメインに攻撃を仕掛けてくるが、クシャルダオラと同じように低空をホバリングしながら火炎ブレスをはき、周囲を焼き払うこともある。 飛竜などでは直線的な突進攻撃の軌道を、左右に大きく変化させるなど、運動能力が高い。また翼から粉状の組織片を飛ばして周囲を粉塵爆発させる攻撃が特徴的。 この粉塵爆発は、自身に付いた老廃物を焼却する代謝の一環とする説や、主食である燃石炭からブレスを精製する過程で発生する超高圧縮の液体をリフレッシュするためだという説がある。 テオ・テスカトル 別名:陽炎龍・炎王龍。 砂漠や火山、沼地などに生息する古龍種。野牛のように後方に曲がって伸びた二本の角と紅蓮色の体が特徴。ナナ・テスカトリと同様、灼熱のブレスを吐き、炎を纏っている。攻撃方法などもナナ・テスカトリと類似している。伝承では、テオ・テスカトルが炎龍の雄でナナ・テスカトリが雌であるとされている。 ラオシャンロン 別名:巨大龍・巨龍。 老山龍とも呼ばれ、ラオシャンロンはこれの読み言葉としているプレイヤーが多いが、ゲーム中では「ラオシャンロンは老山龍とも呼ばれる」とされている。 体長は80m以上とも言われ、他のモンスターを遥かに凌駕する巨体を持つ。ある一定の周期で付近を徘徊する事で知られる。かつては翼があったが、巨大化という進化の過程で失われたとされている。 ラオシャンロンはその巨体ゆえに、ただ歩くだけで大地が揺れ、徘徊する道にあるすべてが崩れるというまさに天災そのものである。しかしこれは意図的な襲撃ではなく、ただ自分の縄張りを定期的に廻っているだけである。ただし、進路上に障害物がある場合は体当たりをして破壊を試み、木製の簡易砦程度なら容易に粉砕するうえ、踏まれたり尻尾にぶつかるだけで大ダメージを受ける。 歩き続けるだけで攻撃はしないとされる事が多いが、高所から銃撃してくるハンターを発見すると尾を支えにして後ろ足で立ち上がり、巨大な口で噛み付いたり、長い首を叩き付けて攻撃してくるほか、谷に体当たりして小規模な地震を起こす攻撃も見られる。 全身龍属性の塊で、その素材から作られる武器も龍属性を帯び、特にその爪や角は龍殺しの武具の素材として珍重される。 体が大きいので、高い所から背中の上に飛び移ることが可能で、そのまま生きた状態で素材を剥ぎ取ることもできる。 原種の甲殻は赤 亜種の甲殻は灰蒼。 <ラオシャンロン地中成長仮説> その成長段階を誰も見たことが無く、また鉱山が崩れて中からラオシャンロンが出てきた、と言う話もある事から、老山龍は地面の下で、周りの岩石を長い年月をかけて取り込んで甲殻を成長させているという仮説が設定されている。この説によると、赤と青2種類の体色の違いは、成長過程で取り込んだ地質が鉄分を多く含むか、火山灰を多く含むかの違いだとされる。アイルーが爆弾で行う鉱石採掘は、この成長過程のラオシャンロンを目覚めさせるかもしれないという事で、危険性を指摘されるようになったとされる。 上記の説は市販の「モンスターハンター2dos生態全書」によってカプコンから発表されており、後に発売したMHP2ndでは竜人族の老人が同じ説を語る。ただ、公式なものであるにも関わらず、この説はあくまで仮説としての発表形態をとっている。 ヤマツカミ 別名:浮岳龍・最古龍。 蛸のような姿をしている大型の古龍種。4本の太い触手と2本の細い触手を垂れ下がらせて、常に浮遊している。食物を腐敗させて生成した体内のガスで自らの巨体を浮かせているとされる。別名の由来は、その巨体と、そこに苔や木が生育している為で、上に飛び乗ってこれらを剥ぎ取ることも出来る。 腕を振り回す、口を大きく開けて吸い込む、グラビモス同様の熱ガスの放出、巨体を落下させてのボディープレスなど、その攻撃は強力かつ広範囲を巻き込む。また大雷光虫を口から吐き出すこともある。 キリン同様に、どう見ても一般的に連想される龍の姿はしていない。しかし分類が難しいと言う点、そして太古から存在したと言うその存在が、ヤマツカミを古龍と分類せざるを得なかった所以とされる。 その寿命は計り知れないほど長いといわれ、また海洋を越えてその生存が確認されていることからその行動範囲は非常に広いとされている。 古龍種(ミラボレアス) 古龍の中でも「伝説」に値する存在であり、その圧倒的攻撃力から、古龍種を含め他のモンスターとは一線を画す。ゲームクリアという概念の存在しないモンスターハンター各シリーズにおいては、接触するための条件を整えるのに時間がかかる本種の、討伐や関連武具の所有が、プレイヤーの実績の一つの目安とされる場合が多い。 正式に名称が付けられているのは原種のみであり、2亜種は武具名称からの推測である。故に公式な名称ではないことに注意していただきたい。また、クエスト紹介などでは3種とも「ミラボレアス」との表記がされており、原種、亜種といった区別はされていない。ギャラリーなどで「亜種」の記述が見られるのみである。ここでは姿や生態が異なるために、分けて表記する。 ミラボレアス 別名 黒龍。 全体がやや紫がかった黒色をしている。挑んできたハンターを悉く焼き払い、その武具をねぐらに持ち帰る習性を持つ。持ち帰った武具は体温で溶かされ、黒龍の甲殻と一体化する。このようにして成長した甲殻は見た目以上に重く、硬い。「伝説」と呼ばれている龍であり、その伝説によれば数多の飛竜と老山龍を駆逐した者の前に現れるらしい。また、その名前は古い言葉で「運命の戦争」を意味すると言う。 シュレイド城で戦うことが出来る。伝説の名に相応の攻撃力を誇り、多くの攻撃が高いダメージを伴う。移動時の足に踏まれただけでも大ダメージを受け、また地面を這いずりながらの突進を食らってしまった場合は、例外なくキャンプに送られることとなる。 ミラバルカン 別名 紅龍 物語の中では幻の存在。 体色は黒と赤で、激怒した際には溶岩のような赤色となる。角の長さが等しくなく、左の方が長い。生態はほとんど判っておらず、未解明の部分は原種よりも多い。黒龍ミラボレアスが怒って赤く染まった姿、火山で力を蓄えた姿などの記述も見られる。 咆哮に合わせて隕石か火山弾と見られる物を落下させることが出来、これが原種と亜種の行動の最大の違いである。また、原種のように地面を這って移動する攻撃はせず、代わりに高々度からの急降下を行う。 ミラルーツ/ミラアンセス 別名 祖龍 「全ての龍の祖」「伝説中の伝説の存在」などと呼ばれる龍。キリンを思わせる輝く白い体毛、王冠のように頭を飾る四本の角、そして白い甲殻が全身を覆う神々しい姿をしていて、禍々しい雰囲気の黒龍や紅龍とは逆の印象を与える。また激情時には体の一部分が赤く染まり、胸の辺りに赤い電流が走る。他の黒龍種と比べて明らかに異質な外見を持つことから、プレイヤー間では出自や成長過程に関して様々な憶測や噂が囁かれるが、生態はほとんど未解明となっている。 古塔の頂上で戦うことになる。行動はミラバルカンに似るが、一部がやや異なり、滞空時間が他の二種に比べ長い場合が多い。隕石ではなく、赤光の落雷を落とし、ブレスなども雷属性を帯びる。 祖龍に関する武器には「ミラアンセス」、防具には「ミラルーツ」というシリーズ名が与えられている。 大型モンスターの亜種は武具名称から俗称を推測することが出来、黒龍も同様である。ただし始めに述べたようにこれらは「俗称」であって公式なものではない。 シリーズ名称は一亜種につき一つのものが用いられるのが普通であるが、祖龍に関しては武器名称と防具名称が異なるため、しばしば議論の的になる。 黒龍は他のモンスターとは比べ物にならないほど攻撃力が高く、プレイヤーキャラクターの防御力によっては迂闊に近寄ると一撃で力尽きてしまう。そのため、遠距離で安全な「ボウガン」を使うプレイヤーが多い。また、MHP2ndでは実用的な龍属性の弓が増えたため、そちらを使う向きもある。ボウガンでは黒龍を包囲して拡散弾や毒弾を連射したり、麻痺弾の連射で自由を奪ってから剣士が斬りかかるといった手法が良く見られる。 あくまで参考であり多少羅王のフィクションが混じっております というわけなので、友達に「こんな設定なんだぜ!」と自慢するのはおやめください 後々mlkの方で公式設定に書き換えられる場所は書き換えていく予定でござんす 名前 コメント
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「ヴーーーーッ、ヴニャーーーーーッ、ゾンニ゛ャ゛ーーーッ」 ゾンビと化した猫が、ノロノロ、フラフラと、歩み寄ってきていた。 自転車を引く少女の、はちきれそうなレギンスで覆われたふくらはぎに牙を突き立てようとしていた。 猫ゾンビの頭に、コツンと鉄パイプの先端が乗り、バチバチ火花が走ると、 そいつはビクビクとケイレンして転がり、動かなくなった。 死んじゃったんですか? と自転車の後ろをついてきていた小柄な少女がたずねた。 大丈夫、と自転車の少女は答え、たぶん、と付け足した。 そして、しびれて動けない猫をガレキの陰、なるべく人目につかない、安全そうなところにそっと横たえた。 ごめんね、と二人で声を合わせて。 「……ただいま」 答えてくれる住人はもういない、と頭で判っていても、染み付いた習慣はそうそう抜けるものではない。 烏宿ひなたは字蔵恵子を連れ、高級住宅街の一角に建つ自宅へと戻っていた。 「あいかわらず、ひっどい状況だなぁ……」 ──といっても、地震の後に必死で帰ってきたときの道すがらを思い出す限りでは、この一帯の被害は露骨に少ない。 高級住宅街が"高級"たるゆえんだ。しかし、烏宿邸は運がなかった。 高級といえど、烏宿邸の裏に建っていた隣家の、古い土蔵造りの蔵まで現代の耐震基準を満足している訳もなく。 倒れ込んできた蔵の瓦礫が烏宿邸の2階、ひなたの部屋を直撃して、立派なツノの生えた鹿の頭の剥製や、 時に法を(無自覚に)犯してまで手に入れた草花や昆虫の標本を、ほとんどダメにしてしまっていた。 そして瓦礫の直撃を受けたひなたの部屋から、雪崩をうつようにして階段を通じて玄関までが崩壊。 ひなたの母親──烏宿そらは、家から脱出するのが安全だと判断して── その判断がアダとなり、玄関で倒れてきた下駄箱の下敷きとなっていた。 烏宿ひなたはその母親の姿を目にして悲嘆に暮れ、それでも、と決意を新たにしていたところで、 字蔵邸から発せられた"雷撃"を目撃。その正体を確かめるため、烏宿邸を後にしたのだった。 そんな彼女がなぜ自宅に戻ってきていたかといえば──。 『『ぐうううううう~~~っ』』 空腹だったのだ。字蔵邸で"救出"してきた、字蔵恵子ともども。 烏宿ひなたは震災直前まで山中で猟を手伝っていた。昼から、何も食べていない。 母には"ちょっと帰りが遅くなるけど、晩ごはん楽しみにしてるね"などと呑気に連絡を入れていた。 字蔵恵子に至っては常々空腹だった。むしろお腹を鳴らしても誰にも殴られない現状は近年で最も幸福でさえある。 そして字蔵邸にはアルコールを除く食料がロクになかった。 大小ふたつの胃袋をコーラスさせた少女はようやくいったふうに烏宿邸の敷地へと足を踏み入れた。 敷地は生け垣で囲われていて、それなりに広い庭があり、片隅には小さなビニールハウスが建っている。 いや、建っていた。震度7の直撃を受けてお陀仏だ。ハウスの中のアカマツのプランターも全滅だ。マツタケの栽培実験が。 だがそれも、今となってはささいなこと。 玄関で、烏宿ひなたの母が下駄箱の下敷きになっている。 非常時といっても、このままにしておくのはあまりに忍びない。 「恵子ちゃん……ちょっと、この辺で待ってて」 ひなたは自転車を恵子に預け、崩れ落ちた玄関へと向かった。 そして母の亡骸を移すべく、まずは下駄箱に手を掛け、力を込め──。 (あれっ、意外と下駄箱って軽いなぁ) と拍子抜けしつつ、元通りに立て直したところで──。 がりりっ。 左の肩口に、冷たく、鋭い痛みを感じた。 「お母さん!」 それは、烏宿ひなたの母親・烏宿そらがウイルスに冒され、変わり果ててしまった者の牙だった。 「……お母さん! 生きてた(?)んだ! ……お母さん!」 それは一見すれば、死別したかに思われた親子が感動の再開を果たし、感極まって抱擁するシーンに違いなかった。 一見すれば。溢れ出る感情、そして溢れ出る── 「お母さん! 生きてたんじゃないかこのヤロウ、私には心配掛けるな心配掛けるないつもいつも言いながら。私にはメガトン級心配かけて、死んだと思って決意を新たにしちゃったじゃないかこのおばか。玄関先で冷たくなった手だけ見せてピクリとも動かないとか不動の死亡描写なんだよなんで最初来たとき一言も応えてくれなかったんだようーでもあーでもいいから何か言ってほしかったよこのおばか、私のトリ頭はぜったいあんたの遺伝だからなこのばかばかばかばかばかばかばかばか」 溢れ出る罵声、そして溢れ出る── 「ひなたさん! 血、出てます! めちゃくちゃ出てますよ!!」 溢れ出る血液。 たまらず恵子が自転車を打ち捨て、ひなたの元に駆け寄る。 恵子の右の五指の間では、"雷撃"のエネルギーが電弧となってバチバチと飛び交っている。 ──が、烏丸ひなたは左の手のひらをかざし、制止するような手振りを見せた。やめろってこと──? 恵子がその意味を図りかね、戸惑っている、数秒の間だった。 ひなたの長い髪が淡く光を放った。 すると烏宿そらの肉体がケイレンするようにビクつき、動きを止めた。 そのままひなたの肩からヨダレと血を垂らしながら口を離した烏宿そらのゾンビは、力なく頭たれて、座り込むように動きを止めた。 烏宿ひなたの母親・烏宿そらは、大地震に遭って崩壊しそうな家から脱出しようとしたところ、 玄関で倒れてきた下駄箱の下敷きになり、気絶。 気を失ったままウイルスに感染し、ゾンビと化していたようだ。 ひなたが地震の後に母の手に触れたとき体温を失っていたのも、ゾンビ化の影響によるものだったらしい。 ──というのが、拘束した烏宿そらのゾンビから得られた情報だ。外傷は、手足の多少の擦り傷のほかは、 額にできていたコブだけで、一見して致命傷となるようなケガはしていない。 つまり、烏宿ひなたの母は、生きている、いや、生き返るのだ。──女王感染者の影響さえ取り除けば。 「よかったですね、ひなたさん」 「素直にそう言えるキミはすごいね、恵子ちゃん」 親について良い思い出なんて一つもないはずなのに、恵子ちゃんは聖人なのだろうかと、ひなたは思う。 ちなみにひなたの母親はといえば、被災を逃れていた浴室のバスタブの中に拘束して閉じ込めている。 タオルで手足を縛っただけの、正気に戻れば自力で簡単に解けるレベルのものだ。 事情を書いたメモも書き置きしておいた。 「──さあ、お母さんのことはこれで良いとして、ご飯食べよーご飯」 「その前に、ケガを手当てした方が──」 ◇ ◇ ブーーーーーーーーンと、電子レンジが低い音を立て、窓の中の料理を照らしている。 烏宿邸、庭先のテーブルの上、作り置きの料理のタッパーや冷凍食品が山と積まれたその中心で、 定格出力1000ワットの電子レンジがフル稼働していた。 山折村全域を襲った震度7の地震は送電網も破壊し尽くし、当然、烏宿邸への送電も停止している。 ならば電子レンジの電源は何か、それは当然、烏宿ひなた、の、鼻の穴である。 ひなたの左肩の歯型に消毒液を塗り込む恵子は、"百年の恋が冷めていく感覚"を身を以て味わっていた──。 (な……なんでこの人、わざわざ鼻の穴をコンセント代わりにしてるの……!?) 「一番形が近かったから、なんとなく」 と、口に出してもいない疑問に親切に(鼻声で)答えてくれた。 私を暗闇から連れ出してくれたヒーロー。優しくて、背が高くて、お顔もキレイで──でもちょっと間の抜けた──。 いや待ってくださいこの絵は間抜けさがちょっと強すぎる。 豊かな胸も災いして、まるで鼻輪で繋がれた牛だ。 心の中に描いていたヒーローの黄金像が、牛柄ビキニ鼻輪付きひなたさんのショルダータックルで粉々だ。 ピーッ、ピーッ。 ひなたの背後でガックリする恵子を慰めるかのように、電子レンジさんがアラームを鳴らした。 扉を開けば、出汁の効いたいい香りが漂ってくる。 二つ並んだタッパーのフタを開けば、キノコと鶏肉と根菜がたっぷり入ったスープの湯気が立ち上ってきた。 二つの胃袋が、待ちかねたようにデュエットを奏でた。 「「いただきます」」 と同時に手を合わせた二人は、一心不乱に食事にがっついた。 二人とも、それほどまでに空腹だったのだ。 テーブルの中心の電子レンジ様は、まだまだ次なるお代わりを用意してくれている。 恵子は血が巡りだすのを感じていた。自分の体が長い間冷え切っていたことを、今、ようやく自覚した。 なぜだか涙が溢れ出していた。 こんなに暖かくて美味しい食事も、同じものを美味しそうに食べている人と安心して囲う温かい食卓も、 もう記憶になかったからかもしれなかった。 「ひなたさん……私、こんなに幸せでいいのかな……」 恵子のぽつりと漏らした言葉に、ひなたは答えない。目の前の食事に夢中らしかった。 ちなみに電源ケーブルはひなたの鼻の穴ではなく、彼女の服の中、胸の谷間に向かって延びている。 鼻からケーブルが延びていたら食事の邪魔になるからだろう。最初に気づいてほしかった。 こうして30分もせずに冷凍庫の中身はすべて平らげられた。 恵子は自分でも信じられない量を食べた気がしていたが、ひなたはその倍くらいを食べていたように見えた。 「次は冷蔵庫も片付けようか」 まだ食べるんですか、とドン引いた恵子の表情を気取ったかのように、 「電気出すとお腹減らない?」 とひなたが言った。 「たぶん、能力の代償ってやつじゃないかなあ?」 「だったら、今度は私がやってみます」 恵子が電子レンジ大明神の電源プラグを握り、力を込めた。 あっ──とひなたが止めに入ったが、手遅れだった。 バチン、となにかが弾ける音がして電子レンジは煙を吐き、箱型の鉄くずと化した。 電子レンジを鉄くずに変えてしまったことに気づいた恵子の反応は素早かった。 久方ぶりの温かい食事で血色の良かった恵子の顔は、信号機が切り替わるように青ざめ、 0.5秒に満たない時間、ほとんど頭突きに近い勢いで地面にひれ伏した。 「な……なんなの?」 「ごめんなさいッッッッ!!」 尋常ではない悲愴さのこもった謝罪だった。 いっそここでバッサリ首を落としてくれと言わんばかりだった。 終わってしまったと、終わらせてくださいと、恵子はそこで願っていた。 父・誠司に植え付けられた、ほとんど脊髄反射に近い行動と思考だった。 「恵子ちゃん、顔上げて」 「は、はいっ……」 ああ、彼女は顔を殴るタイプか、と、恵子は反射的に思った。 ひなたさんがそんな事するはずないと、頭では判っているはずなのに。 ひなたの手が顔に差し伸べられると、恵子はきつく目をつむって備えた。 しかしその備えは幸いにして功を奏することはなく、ただ顎の下に優しく添えられるのみだった。 「ほら、立って」 導かれるままに立ち上がると、恵子の顔はひなたのその豊かな胸に優しく抱きかかえられたのだった。 「私の役に立ちたくてやったことなんでしょ? だったら、電子レンジくらいで怒らないよ。 ついさっき身につけた能力なんだし、コントロールできなくて仕方ないない」 「もごもごもごももごもっごご(……ごめんなさい。ひなたさんは優しい人なのに、こんなことしてしまって)」 「私は優しくないよ?」 「もごご(えっ)」 「私は、そんなに特別優しい人じゃないと思うよ。 ……世間一般の人だったら、この非常時に善意からの行動でその辺にある家電一個こわしちゃったところで、 殴ったり、蹴ったりするほど怒ることはないんじゃないかな? 電源があるかもわからない状況で頑張ってみた結果なら、『ごめんね』で済む話じゃないかなぁ? そりゃあ、後で弁償はしてほしい、くらいは思うかもしれないけど?」 「ぷはっ……そう……なんですか?」 「そうだと思うよ? 私が常識について語っても、信憑性はないだろうけれどね☆」 「確かに、そうですね」 「そこは素直なんだ」 「鼻の穴をコンセントにする人が言いますか」 恵子そこでようやく、自分が笑っていることに気づいた。 笑顔の表情筋を何年も使ってこなかったために、顔が引きつりそうだった。 「……と、ここで本題なんだけどね」 「何の本題ですか」 「私たちが図らずして手に入れてしまったチカラのこと」 「電気を出す能力について、ですか」 「似ているようで、実は全然違うんじゃないかなーって」 「恵子ちゃんの電気は瞬間的な力はすごいけど、長続きはしないでしょ? 生き物でいうと、デンキウナギかな? ほんの一瞬だけどすごい電流を流して、獲物の小魚を気絶させちゃうんだ。 電子部品だと、コンデンサーやキャパシタって部品に近い特性かな? まさしく"雷撃"!!って感じの能力だよね」 「じゃあ、ひなたさんは?」 「私の力は、瞬間的な力は出ないけど、加減がしやすくて長持ちするっぽいんだよね。 生き物でいうと、強いて言えば、デンキナマズに近いのかな? 体の周りに持続する電場を作って、周囲を探るんだって。私はできないけど。 例えるならやっぱり発電機かな。体の中に"発電器官"ができた感じの能力」 恵子の頭の周りで、クエスチョンマークがいくつも飛び回っていた。 「……それで?」 「私たちの身体、どうなっちゃったんだろうなーって。 何とかして異能ってものに目覚めた人たちの身体を調べてみたら、女王感染者がだれか判って、 その人の命を奪わなくても、みんな助けられる方法が見つからないかなって、思ったの」 「……おお! ひなたさんって、意外と頭いいんですね! 意外と!」 「具体的には、やっぱり異能に目覚めた後に変化が出た部位を調べるのが良さそうなんじゃないかなぁ。 私の場合は、髪の毛かな? 電気出してる時は、何やら光ってるみたいだし」 「希望が出てきましたね!」 やっぱり彼女はヒーローなのかも知れない。 第一印象とはずいぶん違ったイメージだったけれど、と、恵子は思った。 「……うん」 だから、ひなたさんの返事をしたときの表情がすこし曇っていたように見えたのは、ひとまず気にしないことにした。 ◇ ◇ お腹を満たした二人は、烏宿邸のリビングでお互いの傷の手当てをして、 ボディシートで汗を拭い、着替えを見繕っていた。 ひなたの服装は地震前とそれほど変わっていない。 長袖のTシャツにフロントファスナーのフリース、ハーフパンツの下にはくるぶし丈の通気性の良いレギンスを穿いている。 肌を覆いつつ、気温に応じて脱ぎ着しやすい、山歩きに向いた格好だ。 汗をかいた上に次に着替える機会がいつかも判らないので、下着含め全身を着替えていた。 恵子はというと、通学を禁じられてからも着たきりだった夏服の制服で、 着の身着のまま家を飛び出してきた格好だった。 6月といえど、盆地である山折村の夜はそこそこ冷える。明け方の最低気温が10度前後となる日も珍しくない。 今までも少しだけ、肌寒さを感じていた。 そこでひなたがクローゼットの奥の衣装箱を引っ張り出し、お下がりを見繕ってくれるのだという。 「うんうん、ぴったりぴったり」 烏宿ひなたは女性としてはかなりの長身だ。身長は180cmをゆうに超えている。 比べると字蔵恵子は16歳としては小柄な方だ。最近計る機会はなかったが、だいたい150cm前後だろう。 小さい頃の服なら合うかも、ということで試していった結果、サイズの合う服が見つかったのだった。 もちろん、これから動き回らなければならないことを考えた山歩き用のファッションである。 恵子にとっては、脚に刻まれたタバコの火傷や青あざを覆い隠してくれるレギンスが嬉しかった。 「いつ頃の服なんですか」 「うーん、その色は確か……小5くらい? 小4だったかな?」 「……ということは、それくらいの頃から山登りしていたんですか」 「そうそう、4年生の頃、村の南西にすごい高い山あるでしょ。そこに登ったの」 えっ、あそこに? と恵子がとっさに声に出すくらいには、その山は高い。 今年は5月終わりまでてっぺんに雪が残ってたっけなぁ、とひなたがあっけらかんとして言う。 「で、初めてだからろくな装備も持たずに夕飯までに帰る気で軽い気持ちで飛び出して、 結局丸一日掛けて山頂まで行って帰ってきてね、ものっすっっごい怒られたのさあ、 お母さんに、担任の先生に、それから警察官のおじさんとか、いろんな人にね」 「よく生きていましたね?!」 「でも、その時の景色が忘れられなくてさ。私が立っていたてっぺんから下は、一面が真っ白な雲で海みたいに覆われていて、 雲の海からは、金色の太陽の光が登ってくるの。山道には、見たこともない草花が咲いていて、 それでねそれでね、学校で流行ってた"異世界"ものなんかじゃない、本物の"異世界"が、こんな近くにあったんだなって」 それ以来、ひなたはこの地の自然の魅力に取り憑かれ、 山の動植物の採集・観察にのめり込むようになったのだという。 「それでね、この辺りにはヒグマの個体群が生息してるって噂があるの。 いいえ、噂じゃない。"群"じゃなくても、少なくとも1個体は、確実に存在するって」 恵子の頭に再びクエスチョンマークが浮かんだ。 「これって凄いことなんだよ?! ヒグマってさ、現在つまり完新世では北海道にしか生息してなくて、本州に生息してたのは後期更新世、日本が氷河期だった頃だったんだよ。本州からは化石しか出てこないの。それなのに、この村の周辺の山で、ヒグマの足跡が見つかったって猟友会の人が言っててね、ああ何でツキノワグマとの区別がつくかというと、足跡の大きさが15センチくらいあって、ツキノワグマがこのサイズの足跡をつけるのはありえないの。何年も前にヒグマの眼を撃ったって凄腕の猟師さんの噂もあったけど、本当だったんだなって。でね、でね、この山折ヒグマ個体群がもし実在したとして、それが現在の北海道からブラキストン線を越えてはるばる本州に渡ってきたのか、氷河期から山折周辺の高山地帯の気候に適応して代々命を繋いできたのか、もし、後者だったら生物学的には別種となっている可能性もあるわけで……」 「ひなたさん、抑えて、抑えて」 「ああ。ごめんね、ちょっと話がヒートアップしちゃってた。 ……そうだね。もう、行かないと」 ◇ ◇ 「恵子ちゃん、後ろに乗って」 ひなたのまたがる90ccのスーパーカブがエンジンを吹かせている。 烏宿邸のガレージから引っ張り出してきたものだ。 元々は母が、山折村を出歩くのに自動車を使うのは大げさすぎる、ということで買ったものだったが、 ひなたが高校に進学して、免許を取得してからは時々使わせてもらっている。 今ではひなたが乗る方が多い。今日はたまたま、母がカブを使ったから自転車だったけれど。 恵子がリュック越しにひなたの腰に手を回し、大きな荷台にまたがった。 「……ねえ、恵子ちゃん」 「何ですか?」 「キミは幸せになって、良いんだよ。……美味しいものを食べて、キレイなものを見て、知りたいことを学んで。 だから、生き残ろう。みんなで!」 「……はいっ!」 恵子はひなたの腰を固く抱きしめた。間に挟まるリュックサックがもどかしかった。 ◇ ◇ 夜闇の高級住宅街を、一筋のフロントライトが照らしていた。 かすかな希望を胸に抱いた、二人の少女を乗せたバイクの明かりだ。 しかしてハンドルを取る烏宿ひなたの胸中は、少し複雑なものがあった。 (私、この状況に少しワクワクしているかもしれない。 大地震に遭って、ゾンビになるか異能を得るか、のウイルスを勝手にばら撒かれて。 その後始末で、あと丸2日で村ごと消されるかも知れないって状況なのに) (超常の異能がいきなり身についた私たちの身体がどう造り変えられたのか、 女王感染者が倒れるとゾンビたちが正気に戻るという、その仕組みはどうなっているのか。 ……興味が尽きないんだ) (私の異能ひとつをとっても、食べた量より発生したエネルギーの方が明らかに大きいんだよ。 適応できなければゾンビになる……っていう、リスクさえ取り除けば、 人類の立つ地平さえ変えてしまう……未来を切り開いてしまうかもしれない力なんだ) (だから、女王感染者のことを調べたい以前に、私はただ"知りたい"んだ。 ……きっと、お父さんに似たんだろうね。お盆にお正月も東京の研究所にこもりきりで、 生活費以外のお給料は全部こっちに寄越して、趣味もロクに持っていないような研究一筋のお父さんに) 【C-4とD-4境界部/高級住宅街/一日目・深夜】 【烏宿ひなた】 [状態]:感電による全身の熱傷(軽度・全身・手当て済)、肩の咬み傷(手当て済) [道具]:スーパーカブ90cc(運転中)、夏の山歩きの服装、リュックサック(野外活動用の物資入り) [方針] 基本.出来れば、女王感染者も殺さずに救う道を選びたい。異能者の身体を調べれば……。 1.最寄りの避難所(B-2 公民館)か、猟師小屋(B-6)に向かう。(次の書き手さんに任せます) 2.生きている人を探す。出来れば先生やししょーとも合流したい。 3.VHという状況にワクワクしている自覚があるが、表には出せない。 4.……お母さん、待っててね。 【字蔵恵子】 [状態]:健康、下半身の傷を手当て済、今までになく満腹 [道具]:スーパーカブ90cc(二ケツ中)、夏の山歩きの服装 [方針] 基本.生きて、幸せになる。 1.ひなたさんについていく。 ◇ ◇ バイクで烏宿邸を立つ二人を見送る、獣の影があった。 テールランプを反射した、赤いタペタムの輝きは、一つ。 その獣は隻眼であったが、元々この種は視覚をあまりアテにしない。 優れた聴覚と嗅覚を頼りに生きている動物である。 (若いメス2体が、ここを去ったようだな) (メスの大きな方……"ヒナタサン"があの"臭い"を残していた。 我の右眼を奪った武器……今なら分かる、"銃"が火を吹いたときの臭いだ) (このまま追いついて襲い、殺すのは容易い……が、小さい方のメス、"ケイコチャン"は指から雷を落とす。 アレを受けれは、我とて無傷とはいくまい。……傷を受けた状態で"奴"と戦うのはまずい) (ここにいる人間ども、ほとんどが呆けたようにフラついているが、 正気を保った者は油断ならぬ力を身につけている、ということだろうな) ("奴"……あの"山暮らしのメス"も含めて、だ。 爪も牙も持たず、ただ力で我を叩き伏せた、人間らしからぬ膂力の持ち主。元々、我はあのメスの臭いを追っていた。 ……だがどうしたことか、奴の臭いはこの"ヤマオリ"という人間のすみかの、南の木立で途絶えていた。 残っていたのは別のメスの臭いだ。奴も何らかの"力"を身につけたと考えて間違いあるまい) (あの"山暮らしのメス"と入れ違いになった"メス"の臭いを追うか? それとも"銃"の臭いを残す"ヒナタサン"を追うか? "ヒナタサン"の方は、あの乗り物が吐く臭いもあって追いやすいが……) (いずれにせよ、腹が減った) 辺りには、呆けたようにフラつく人間がよりどりみどりだ。 (……だが、ここで襲って人間を喰い散らかすのは、良くないな。 人間ども、特に"銃"で獣を狩る連中は、足跡一つ、爪痕一つからでも痕跡を辿り、我を追いかけてくる。 既にこの"ヤマオリ"に踏み入れた以上、足跡を追われることは避けられぬが……派手な痕跡は避けるべきか) (となると、既にこの"イエ"という巣穴に隠れている連中を喰らう方が安全だが……) 探すのは少々手間だ、と考えようとしたところで、その羆は閃く。 (……あの若いメス達が、1体"イエ"に隠していたな) ◇ ◇ 「イタ、ダキ、マス」 後に独眼熊と称される、本州で初めて発見されたヒグマの野生個体が捕食したのは、 山折村在住の女性、烏宿そらであった。 VH事件の影で発生した、日本史上初の、本州で発生した羆害事件である。 【D-4/高級住宅街 烏宿邸/一日目・深夜】 【独眼熊】 [状態]:健康、知能上昇中、ちょっと喋り方を覚えた [道具]:なし [方針] 基本."山暮らしのメス"(クマカイ)を殺す。猟師どもも殺す。 1."山暮らしのメス"(クマカイ)と入れ違いになったメスか、"ヒナタサン"(烏宿ひなた)を臭いで追う。 (どちらかは、後続の書き手さんに任せます) 2.人間、とくに猟師たちに気取られぬよう、痕跡をなるべく残さずに動く。 ※D-4 高級住宅街 烏宿邸の浴室に羆に食い荒らされた烏宿ひなたの母の死体が放置されています。 ※【注意】人肉の味を覚えました!!【警告】 024.禁色モザイク 投下順で読む 026.最強の男 時系列順で読む 「ごめんね」 字蔵 恵子 Behavior observation 烏宿 ひなた SURVIVE START 独眼熊
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この言葉。。。 人間。。。生物は。。。 植物。。。動物。。。 生物の犠牲のうえ。。。 生きていられる。。。 お陰さまで生きて行ける。。。 私が生きるため。。。 あなたのお命。。。いただきます。。。 というお話をを伺ったことがある。。。 生きるというのは。。。 もともと罪深きもの。。。 なのかもしれない。。。 その罪深き存在。。。 いただいている命。。。人生の中で。。。 何を恩返しできるのか。。。 ただ生きるのは。。。罪。。。 活き続ける。。。全うする。。。 汚れながら。。。苦しみながら。。。 いかに活かしていくのか。。。 頂いた命を無駄にしない。。。 そして許されるのかもしれない。。。 難しいし。。。反省ばかりだ!!! 苦しい!!!
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牙岩王 【紹介】 結構な年長らしいが、その分発言力があると感じられる 第四期で仁官の重要性を大きく示した者ではないかと思える。 影なるにゃん国では米捲き隊とは別に個人レベルで米捲きを行い大きな影響を与えた(そのころは都市巡回はありませんでした) 軍議·戦略を考えるのが好きで得意。法関連も好きで得意。 また一度だけ建国を行った経験もある。(第五期) 深夜戦の高ON者、徹夜も余裕でこなしてしまうKMYにおいて最ON仁官。 猛攻兵に対する議論時彼の言った”仁官は生贄です”は名言(一部の人にとっては) 思いついたことをどんどん書き加えてページを作りましょう。 すいません。どなたか私の第2期からの【経歴】を付記して欲しいのですが。自分で自分の項目を編集するのは暗黙の了解でNGでしたよね? -- 牙岩王 (2008-07-28 03 56 08) 経歴を載せようにも、忘却の彼方に。鯖発展に非常に貢献してきた方ですので、何とかして経歴欲しいですね。 -- つるぎ (2008-08-01 05 26 30) 牙さんの欄を作ったのは私ですがごらんのとおり4期以前の件はわからなくて^^;; -- M (2008-08-03 01 28 14) 私が統一した7期のにゃんにゃん→ヨッシー国への大量援軍撤退もがんさんが仲介してくれたし…。あと、がちゃぴんって名前の時も…。いろいろ覚えてたりw← ただ、wikiに書けるほど正確な情報とは思えなので、編集は遠慮しておきます;;; -- 上杉 (2008-08-08 01 48 19) わかるところだけでも編集していったらそのうちうまるかも? 正確に覚えてるってのが困難ですよね。私も結構色々覚えてはいるんだけど正しいのかわからない。 -- つるぎ (2008-08-09 08 11 33) 自分の経歴なら(ry -- 香車 (2008-08-09 17 13 21) 名前 コメント
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天江衣を捕獲してきますか? 衣調教in era咲 調教注意 リレー? 第1局 827 833 922・ 923 827 :名無しさん@ピンキー :2009/08/01(土) 12 25 33 ID aD7Bp6RV 天江 衣 を捕獲してきますか? [0]はい [1]いいえ 0 ・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・ 「おい、おまえっ、衣をこんなところに連れてきて、いったいどうするつもりだ!」 長野県のとある田舎の道ばたで、自販機の上の方にあるボタンを 背伸びしてなんとか押そうとしていたところを 拉致専門の業者に頼んで拐してきてもらった肉奴隷候補の天江衣。 彼女はざっとデータを見たころと【生意気】【反抗的】【プライド高い】など 調教時における目立ったマイナス要素がいくつかあるので 少しばかり躾けるのに時間がかかるかもしれない。 暴れられると面倒なので、今は丸裸にひん剥いて後ろ手に縛って天井から吊し 身動きできないようにしてあった。 「聞いてるのか!? そこのおま・・ぐもぅ!?」 【39】ボールギャグ やかましいので、少し黙っててもらうことにする。 「んんっ!! んん――――っ! んんぅんン~~~~~~~っっ!!!」 言葉を封じられた衣はなおもウーウーと唸りながら 小さな身体をよじって荒縄の縛めから抜け出そうとしている。 【34】スパンキング バシィィン! 「うぐっ!?」 手のひらを開いて振りかぶり、口枷を施してもなお五月蠅い衣の頬を張った。 ぶたれた箇所が、うっすらと椛のように赤くなる。 「・・・・・・っ! んんん~~~~~~~~~っ!! ン――」 なおも何かを言い募ろうと唸る衣。 バシィンッ! パアァァン! そんな彼女の頬を、もう一度張り飛ばした。 しかも今度は往復で。 反抗的で元気な奴隷には、やはり苦痛を与えて黙らせるにかぎる。 元気が良いようなので、それを2度、3度、4度、5度と続けて行う。 繰り返す。 痛みと暴力による恐怖を、その小さな身体にしっかりと覚え込ませるのだ。 ぶっ続けで顔や棟、背中や尻など 叩きやすく、より痛がり痕の残る場所に平手の雨を降らせる。 こちらの手が痛くなる頃には、衣はもう何も言わなくなっていた。 「・・・・っ、・・・・っっ・・・・・っ・・・」 彼女は今、どのような顔をしているのだろうか。 兎耳のカチューシャを付けた乱れた長い髪に隠れてその表情は確認できなかったが 小刻みに震える身体を見れば推して知ることができた。 ※※コマンドを入力して下さい※※ 833 :名無しさん@ピンキー :2009/08/02(日) 10 46 29 ID NfXt5Rym 【33】媚薬 すっかり大人しくなった衣。 顎を持ち、上を向かせると はらりと落ちた長い髪の間からその表情が伺える。 目の端には涙の珠。 その表情には、苦痛と怯えと屈辱と。 負の感情にまみれた、とても良い顔をしていた。 すぐ側にある棚から小さな硝子の瓶を取り出し、蓋を開ける。 キュポンという可愛い音がして覆いが外れると 辺りにむわっとした甘ったるい匂いが立ちこめた。 小瓶の中身は媚薬。 女の子をトロトロに蕩けさせる薬だった。 上を向かせた衣。 小さな口にかっちり填ったボールギャグの穴から、小瓶の中身を流し込んでやる。 「んんっ!? ぅぐう~~~~~~~~~っ!」 すると衣は、口内に入り込んだその液体をなんとか飲み込むまいと イヤイヤをするように首を横に振って難を逃れようとするが、そうは問屋が卸ろさない。 下を向いて薬を吐き出させないために腕に力を入れて顎を固定し 開いてるもう片方の手で鼻を摘んでやった。 「ゥんンンっ!?」 すると、途端に息ができなくなる。 空気を求め、再び暴れ始める衣。 だが今回は暴力は振るわない。 せっかくの高価なクスリを吐き出されでもしたら困るからだ。 このクスリの値段は野口英世2人分。 なんとしても飲んでもらわなければならない。 だから、しばらく待つことにした。 「ぐぅぅぅ~~~~~~っ!!」 鼻は摘んだまま。 顔は固定して、決して下は向かせない。 これで呼吸を再開するには、口の中の液体を飲み干すしかなくなる。 時間の問題だった。 「~~~~~~~~~・・・・・・・・・ごきゅっ・・・ごく・・・ごく」 白くて簡単にへし折れてしまいそうな喉。 それが幾度か上下に動いた。 酸欠に耐えかねた衣は、眉根を寄せ顔を真っ赤にしながらも 口内に溜まったトロリとした薬液を自分の唾液と共に、ついに飲み込んだのだ。 「ぅゴホッ、ゴホゴホッ! エ゙ボッ! うググ・・・・ゴホッ」 何度もえづいて咳き込む衣。 この媚薬は即効性。 液状だし、すぐに効いて気持ちよくなる。 ※※コマンドを入力して下さい※※ 922 :名無しさん@ピンキー :2009/08/13(木) 13 20 03 ID Zawk5mK3 【69】シックスナイン ボールギャグを外し、相手を屈服させるべく 互いの性器を舐め合うという恥ずかしくて屈辱的なことをさせようとしたのだが ペニスを鼻の頭に持ってきた途端、衣は嘔吐した。 「ぅぅっ、うええぇぇっ・・・・・・ぅ・・っ」 一週間ばかり風呂に入っていなかったのがまずかったのだろうか。 チンポ臭を嗅いだとたんにご覧の有様。 仕方なく、別の行為に切り替える。 【30】素股 これぐらいならば行けるだろう。 そう思い、自分の子供性器をギンギンに張りつめた勃起に擦りつけるように命じる。 渋々跨る衣。 腰を落とし、性器と性器が触れるか触れないかというところで しかし衣は駄々を捏ねはじめる。 「ひ・・・っ い、嫌だぁっ」 目尻の端に涙を浮かべて、拒絶の意を現す。 あれも嫌、これも嫌。 なかなかに我が侭な娘である。 どうやらまだ殴られ足りないらしい。 【35】鞭 仕方がないので、再び暴力に訴えることにする。 先程はスパンキングだったが、今度は鞭。 壁に掛けてあったそれを手に取り、一度床を打ち鳴らしてみる。 ヒュンッ パシイィン 調教部屋に小気味の良い音が響く。 「ヒッ!? ぁ・・・・ゃ、やだっ」 今から自分が何をされるのかわかったらしい。 衣は瞳孔の狭まった瞳でこちらを見る。 今の彼女は、麻雀を打っているときとはうって変わって まるで怯える小動物のようだった。 だけど遠慮なんかしない。 たっぷりと鞭の痛味を、その身体に教えてやるのだ。 923 :名無しさん@ピンキー :2009/08/13(木) 13 21 21 ID Zawk5mK3 鞭を振り上げる。 狙うは衣の扁平胸や腹、太股など。 力任せにオーバースローで叩き付けた。 ヒゥン バシィィン! 「ひぐっ!?」 痛みの籠もった悲鳴が上がる。 なかなかに良い声だった。 その可愛いらしい叫びをもう一度聞きたい。 そう思い、再び鞭を上げて 痛みで小刻みに震える幼い身体へと打ち下ろした。 振り下ろされたそれは、生きた蛇のように空中で身をくねらせ 衣に襲いかかる。 バシイィッ!! 「きゃううぅっ!」 耳に心地良い悲鳴。 もう一度。 ビシイイィッ 「はぐうっ!!」 もう一度。 「痛あぁいっ!」 もう一度。 「も、許し・・ひいぃぃっ!」 もう一度。 「た、たすけっ、ぃ゙はうっ!!」 何度も、何度も、何度も、何度も。 痛がり怯える小さな体に叩き付けた。 鞭の痛さと怖さと傷痕を、その身に刻み込んでやった。 【30】素股 もう一度、素股。 しかし今回は上手くいった。 鞭打ちが相当効いたようで、素股を命じると素直に従った。 「ぅ・・・っ・・・ぅぅ・・気持ち、悪いよ~~」 半分ベソをかいたような情けない声。 青々とした血管がドクドクいっている肉の凶器の上に跨り おっかなびっくり性器の割れ目を押しつけると 言われた通りに腰を動かしだした。 「っ・・・・っ・・・! 熱い~・・・・・脈打ってるぅ・・・っ」 股間から伝わってくるおぞましい感触に耐えるかのように 両の瞳をぎゅっと瞑り、それでもなんとかクレバスでペニスを刺激し続ける。 ※※コマンドを入力して下さい※※ 龍門渕 透華 はすでに捕獲していますか? [0]はい [1]いいえ 参考までに:http //www37.atwiki.jp/eraseries/pages/14.html
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+2011年放送 たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい5〜6個のこと20111009 たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい5〜6個のこと20111230
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概略 コメント 概略 イベント名:どうしておなかがすくのかな? 開催期間:2014年4月20日(日)16時 ~ 4月30日(水)15時 ライブをプレイしてイベントアイコンを取得、それを消費してイベント楽曲をプレイできます。 イベント楽曲の成績に応じて取得できるポイントを溜める事でストーリーが解放されるイベントです。 詳しくはお知らせ及びイベントページをくまなく読んでください。 イベントアイコンについて 消費LP14以下の曲ではLPと同数、LP15の曲では16個、LP25の曲では27個流れてきます。 goodやbadでもいいのでタッチする事によって取得。見逃してmissだと取得失敗になります。 消費4倍楽曲について 通常のイベント曲を4回プレイした時に比べて、入手経験値/G/部員数の全て大損をします(4分の1)。 そのデメリットを承知の上で、かかる時間を少しでも短縮したい時にのみプレイするための物です。 エキスパートのランダム譜面について 取得ポイントはランダムでない方と同じなので、自信のない人は無理にプレイしなくても大丈夫です。 一度クリアするだけで石が一つ貰えるので、それだけ貰っておくのもよいでしょう。 ポイント報酬の[N]部員について うっかり練習や転部に使ってしまう事案が多発しています。 入手したら必ずすぐにお気に入り登録しておきましょう。 先生&アルパカについて 練習か転部のどちらかの使い道しかなく、特殊効果もありません。 溜めても特に意味はないのでさっさと消費して構いません。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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とっておきの人相がき 依頼主 :ラティシャ(リムサ・ロミンサ:上甲板層 X10-Y7) 受注条件:レベル2~ ラティシャ 「私たちが心をこめて、お客様をおもてなししても、 心ないお客様というのは、少なからずいらっしゃるもので ・・・・・・実は、無銭飲食が起きました。 うちの調理師「ル・スーシモ」が用意した 「食い逃げ犯の人相書き」を受け取り、 イエロージャケットへ通報願います。」 ル・スーシモから食い逃げ犯の人相書きを受け取る ル・スーシモ 「私たちが愛情込めて作った料理を 食い逃げするなんて、許せません! この「食い逃げ犯の人相書き」を コーラルタワーにつめてるイエロージャケットの 「ゴードバート」へ突きつけてやってください!!」 ゴードバートに食い逃げ犯の人相書きを渡す ゴードバート 「レストラン「ビスマルク」の 「食い逃げ犯の人相書き」を持ってきたって・・・・・・?」 (食い逃げ犯の人相書きを渡す) ゴードバート 「こ、この人相書きは・・・・・・ 通報があった以上、全力は尽くそう。 それが、我らイエロージャケットの務めであるからな。 ただ・・・・・・せっかくの人相書きだが、これは何だ? ヒューランなのか、ララフェルなのか、ルガディンなのか、 それすらさっぱり分からんぞ。 これでは、らちがあかない。 直接、事情聴取をした方が早そうだから、 「ル・スーシモ」に、出頭するよう伝えてくれ。」 ル・スーシモと話す ル・スーシモ 「ご苦労さまです、人相書きを渡せたようですね。 これで、犯人は捕まったも同然です! 私、料理の次に絵が得意だったんですよ! ・・・・・・って、なんですって!? 私が、イエロージャケットへ出頭しろと!? 今さら何を話せばいいのでしょう・・・・・・? 私が描いた傑作の人相書きさえあれば、 ほかの情報なんて不要だと思うのですが・・・・・・。」
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