約 106,068 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/4044.html
えんとらんす! 唯「玄関まで来た・・・あの変な人も追ってこない・・・」 周りを見回しても荒れた金庫と、さっきの扉の他に、先ほどの通路しか見当たらない 唯「さっき閉じた扉・・・」 唯「(お願い、開いて・・・!)」 扉はまるで鉛でできているかのごとく、びくともしなかった それがトイレのドア、事の発端を少しでも想起してしまって 唯「もう泣きそうだよぉ・・・」 その後外に出られそうな場所を探すうちに、鍵のついた扉を見つけた 唯「ここも・・・開いてないかな・・・」 半ば諦めながら軽くドアノブに手をかけると、 まるで誰かが既に開けていったようにあっさりと開いてしまった 唯「うわわっと」 精神的にも身体的にも疲労、脱力しきっていた唯は、突如の出来事に躓く 唯「いたぁ・・・」 唯はまた力なく、しかし急ぎ歩き始めた 階段を上るとまた扉、開けて進むと楽器倉庫のようなものが見えた 唯「わ、楽器が一杯・・・」 唯の興味は楽器に惹かれ、恐怖心などすっかり忘れてしまっていた 唯「これなんだろ・・・ギターにちょっと似てる・・・けどすっごいでかいね!」 しかし、その瞬間激しい金属が響きわたる 唯「っ!!」 すぐ近くの楽器ケースに身を隠す、"誰かきた時"に見つけられないように 次いで足音が聞こえてくる 唯の心臓の鼓動は血を逆流させるように 頭の血が下がりつつも激しく脈を打っていた 誰か、楽器ケースの裏に足音が弾んだ 「・・・見つけた!」 唯「いやっ・・・!!」 唯「やだよこないでーっ!!」 全力でケースやら何やらとにかく投げつける 相手が怯んでくれることを祈って しかしその抵抗は無意味であることに、すぐに気づいた 気づかされた 楽器ケースを盾に飛来物を防ぎきった誰かは、顔を少し覗かせた 紬「ゆ、唯ちゃん! 私よ、紬よ」 唯「や・・・あ・・・む・・・」 唯「ムギちゃん・・・!」 少しだけ視野が広くなった気がした ひとまず紬と合流した唯は、少しずつ平静を取り戻していった 唯「ムギちゃんがいてくれてよかった~!」 紬「唯ちゃん一人だと心配だものね・・・」 紬「・・・唯ちゃん」 唯「ほえ?何?」 紬「せーの、の合図でこの荷物の山を思いっきり押し倒して」 唯「えっ?」 紬「いいから、ね?」 唯は近くから、鈍重で聞き覚えのある足音が聞こえていることだけ理解した 息を潜め、こちらに向かってきているであろう人物の登場を待ちかねる 私は大きな音を出すと彼らが反応することをよく知っている もちろん、彼らに限らず普通の人ならば物音に気づくのだろうが、 彼らは取り分け音によく反応する たとえ屋敷の隅と隅ほどの距離があっても、だ 不安も恐怖も持ってなどない 私はこの作戦を成功させる自信もある 一歩、また一歩と足音が近づいてくる 焦ってはいけない、しかしこちらの反応が遅れればこちらが危ない 紬「(ピンチはチャンス・・・もう二度と使わない言葉だと思っていたけど)」 彼女にはある種の自信に満ちていた 明らかに足音の持ち主が部屋に踏み込んだ その体格と、その手に持った物の重さから、足音はかなり響くのですぐにわかる 紬「・・・唯ちゃん」 唯「うん・・・!」 彼はここに私達がいることを半ば確信している そして刺せる、優越感、圧倒的支配感を感じた彼は意気揚々と槌を振り上げるだろう 大振りで、一撃でこちらを仕留められるほどに 攻撃にかける重きが大きいほど防御的な面は脆くなるもの、考えているうちに、足音はすぐ近く 紬「せーの、で!!」 身を隠したケースの反対側、足元から砂利が擦れる音がした 紬「てええええい!!」 唯「おりゃーっっ!!」 大男「!?」 激しい騒音の直後、そこにいたであろう大男はケースの下敷きになり、気絶していた 唯「倒しちゃった・・・?」 紬「まだよ、まだ倒せてはいないけど・・・」 唯「え~・・・タフ・・・」 路を4つ、足音が駆け抜けていく 紬「とにかく遠くまで離れましょう、しばらくしたら彼は起き上がるわ」 唯「う~また追いかけられるのかぁ・・・ 本当に鬼ごっこだね・・・」 紬「どっちにしてもしばらくは起きそうにないし、屋敷を出ましょ?」 唯「でも、出口は鍵がかかってて・・・」 紬「これ、なーんだ?」 唯「あっ・・・鍵!」 紬「ロッカーの中に入ってたの、誰が置いていたかはわからないけど・・・」 唯「そういえばロッカーが結構荒れてたような・・・?」 紬「ちょっとね、かの男に追いかけられてて時間がなかったから・・・」 唯「ええっ!?じゃあホールにいたのってムギちゃん!?」 紬「唯ちゃん、もうちょっと声小さくね?」 唯「ラジャー・・・!」 二人は音なく階段を駆け下りていった 紬「唯ちゃん」 唯「なあに?」 紬「ホールにいた人ってどんな人?」 唯「ムギちゃんじゃないの?」 紬「ええ、私じゃないわ・・・でもホールにいたなら一度会ってるはずなんだけど・・」 唯「おかしいなぁ・・・あずにゃんにしては背が高かった気がするし・・・」 紬「でもいなかった、ということは無事ね 私達は一度出て作戦を練りましょ?」 唯「う、うん」 げんかん! 紬が手にしていた鍵で扉を開錠する 鉛のように重かった扉も、今はたやすく開くようになった 紬「これで逃げ場は確保できるわね」 唯「・・・あ」 無意識のうちに放っていた言葉から、一つの問題要素を思い出す 唯「あずにゃんがまだ見つかってないよ!!」 紬「えっ!?・・・梓ちゃんもこっちにきてるの?」 唯「多分・・・でも私と一緒に吸い込まれてるからこっちにいるはずなんだけど・・・」 紬「ちょっと大変なことになったわね・・・」 唯「もし屋敷の中にあずにゃんがいたら・・・!」 紬「唯ちゃん、私達は外にでましょう」 唯「あずにゃん置いてけぼりにするなんてできないよ!」 唯「た、たしかに私、一人じゃなにもできなかったけど・・・」 唯「誰かと一緒にいられるだけで落ち着くから・・・だから・・・」 紬「落ち着いて唯ちゃん、屋敷の中にはもう一人、私達のような人がいる」 紬「もし梓ちゃんが屋敷にいるなら、その人と合流する可能性も低くないわ」 紬「私達は、屋敷を任せて外を探したほうが効率的かつ安全だわ」 唯「よくわかんないぃ・・・けどムギちゃんがそういうなら・・・」 紬「うん、必ず見つけてあげよ?」 紬「(今回は私一人じゃない・・・絶対に犠牲者を出すわけにはいかない・・・)」 唯「・・・?」 雨も止んだ外はまた違った景色に見えた 人一人おらず、ゴーストタウンそのものであるこの小さな街のどこに、探し人がいるのだろうか 途方に暮れ、不安と焦燥感に悩まされていた しかし諦めるわけにはいかないのだ 愛する後輩のためにも、きっと待ってくれている仲間達のためにも・・・ 唯「私、ちょっと見てきたい場所があるんだ」 紬「えっ?」 唯「ムギちゃんは外を探してて、私ちょっと行ってくるから」 紬「唯ちゃん!唯ちゃん!!」 唯「(なんとなく、あの女の子が似てる気がしたんだ)」 唯「(さっきみた写真・・・もしかしてあの女の子じゃないのかな・・・)」 寝伏したままの扉を踏みならしながら、再びあの部屋へと向かう あのへや! 唯「どこだどこだどこだ・・・!」 唯「あった!!」 写真に写っている女の子は、少し幼くかったが、たしかにあの女の子の顔と酷似している 写真の縁に刻まれた名前、メイ・ノートン 唯「このこメイちゃんっていうのかな・・・?」 唯「・・・ん、新聞?」 新聞の内容は― 遠く、しかし近く この家のどこか あの足音が再び聞こえてきた 唯「また・・・!?」 近くに衣裳部屋のようなものがあり、咄嗟に息を潜めて隠れる 唯「(くるなくるなー・・・)」 しかし願いも虚しく大男は現れた 気が動転し、吐き気も襲ってきたが、今は息一つ乱すことはできない 唯は、極限の状態で気配を消していた 大男は帰っていった 想像していた以上にあっさりと・・・ 唯「(私以外といけるんじゃないかな・・ははは・・?)」 物音を最小限に抑えて新聞の続きを読んでいくうち、唯はある事実を知った 知ってしまったのだ、彼女の正体とあの大男の正体を 唯「これって・・・」 唯は驚きを隠すことなどできなかった しかし、驚きをさらに加速させる出来事が起こったのだ ”出来事は立て続けに起こる” 上の階から悲鳴、しかしどこか聞いたことがあるような声のトーン・・・ 唯はごく少ないヒントであるにもかかわらず、それを特定した 唯「あずにゃんが・・・危ない!!」 にかい! ドアの前にいたツインテール、間違いなく探しに探した、あの人だった 唯「あずにゃん・・・!」 しかし、ツインテールしかわからなかったのには理由がある その精緻であろう顔へ送った視線を遮ったのは― 槌を片手にうすら笑う大男、ハンマー男とでも呼ぼうか 手にしていた槌を振り切ったと思えば、 ツインテールの探し人はドアを小気味いい音と突き抜けて、軽々と吹き飛ばされる 唯「!!」 唯「このぉ・・・!」 無理を承知でその手の槌を奪おうと掴む ハンマー男はそれをあざ笑うかのごとく捻じ伏せてみせた 唯「うぐ・・・」 ハンマー男「まダネズミがイヤガッタカァ・・・」 ハンマー男「お前モ殺シテヤ ウグッッ!?」 男の声を遮ったのは、扉から突如として飛来した椅子が命中したため そして体制を立て直そうとした男を再び黙らせたのも ツインテールが突如飛来・・・梓が捨て身のタックルをしかけたため であった 梓「唯先輩・・・?」 唯「あずにゃん・・・!!」 目の奥に氷が引っかかったような感覚と共に、視界が滲んでいく 唯はやっと愛する後輩と合流することができたことに涙を流さないわけにはいかなかった 梓「よかった・・・無事だったんですね!」 唯「あうう、心配したよおお!!」 抱擁しようにも、梓が打ち付けられた槌の跡を見ると、とてもそれはできなく、酷く悔しかった 感動の再開も程々に、ここからなる最悪の状況を回避しなければならないことを二人は気づいている 唯「この人気絶してる・・・よね?」 梓「はい・・・多分・・・」 唯「急がなきゃ・・・」 梓「私もこの家に用があるんでした・・・えっと・・・いたた・・・」 梓が傷を気にしているのを横目に、唯は思考を張り巡らせる 唯「(あの女の子はやっぱり幽霊だった)」 4
https://w.atwiki.jp/otassya2/pages/5461.html
上野 笑う木霊 レベル:数 34〜37 1〜7 種類 餓鬼 構成 名前 種類 レベル 初期付与 使用技 笑う小木霊 餓鬼 陽気な小木霊 餓鬼 小木霊 餓鬼 唱う小木霊 餓鬼 備考 黄色字NPC 陽気な小木霊のレアポップ 特徴 詠唱の韻、叩き割り・壱、呪いの影・弐 雷撃・弐、治療・参、全体治療・壱使用 生息地域 上野:ほ-ホ へ-ハ ドロップアイテム 仏の道悟り改 木霊の歓び 木霊の哀しみ 注意事項 レアPOPな為 常時いるわけではないので注意が必要 約0.5〜3時間 その他情報 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/howl/pages/196.html
▼ 資料 █ 繪師: あざみ野圭二 █ 繪師(英文): Azamino Keiji █ 同人筆名:Sparkling Snow (ゆーきぃ) █ 網站: Today s Fruit http //yukiiru.way-nifty.com/ █ 繪畫特徵: ▼ 作品 █ 漫畫: 一緒にいてね ハチミツ入りのひみつ 夢想花 ―むそうばな― immature イマチュアー █ 雑誌: █ 商業CG: █ 同人CG: ▼ 其他
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/7333.html
autolink() VR/W22-074 カード名:羽型のあざ カテゴリ:イベント 色:赤 レベル:2 コスト:2 トリガー:0 あなたは自分の控え室の「謎の存在 アローン」を1枚まで選び、舞台の好きな枠に置く。このカードを思い出にする。 【永】このカードと同じカード名のカードは、デッキに10枚まで入れることができる。 【永】記憶思い出置場にこのカードがあるなら、あなたの「謎の存在 アローン」すべてに、パワーを+1000。 あと……六本…… レアリティ:C illust. 13/06/03 今日のカード。 謎の存在 アローンをリアニメイトした上でパワーパンプも行える便利イベント。 謎の存在 アローンを手札から出すのと同じコストでクロック増加のデメリットを回避できるため、可能ならこのカードの効果で登場させたい。 また、このカード自体10枚まで投入できるため、謎の存在 アローンのパワーの最大値は20000となる。コストが軽いわけではないのでそこまで溜めることはできないだろうが、2~3枚程使えれば十分なパワーを発揮できるだろう。 通常、この手のイベントは投入しすぎると手札でかさばって困ることも多いが、そっけない応答 れいの効果で手札交換の種にできるのである程度は腐りにくい。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 謎の存在 アローン 2/2 10000/2/1 赤 そっけない応答 れい 0/0 1000/1/0 赤
https://w.atwiki.jp/odiobr/pages/64.html
「失態だ」 アスラ王はこの殺し合いの場にたどり着いてから、即座にそう呟いた。 神の千年王国、カテドラル。 それを破壊ないし制圧し、混沌による支配の始まりの地とするために送られた軍団。 しかし軍団はその目的を果たすことなく壊滅し、統率していた者達も命を落とした。 たった一人の、少年の手によって。 そして、更なる失態へと続く。 よりによって討つべき「神」とやらにどこかわからぬ場所へ連れてこられ、殺し合えと命じられた。 今、自分の命は他者に握られている。 刃向かえばあの場所の力無き人間と同じ末路を辿るだけ。 かといって、殺し合うと言うことは「神」に従うという事。 討つべき相手の思い通りに動く事など、彼には考えられない。 もし偽りの忠誠を誓い、生き残った自分と「契約」する為に神が出て来たとしても、それを一人で討伐できるほどの力が有るわけでもない。 では、何かしらの形で生き残る道を選ぶか? 一度任務に失敗し、何かしらの手段で蘇った無能を再び使うほど、統率者は馬鹿ではない。 失ったはずの命を取り戻した所で自分の失態が消える訳ではないし、信頼を取り戻すことなど出来るわけもない。 どの面を下げようが、既に失態に失態を上塗りしている自分が生き残る道などない。 そう、自分は既に死んで然るべき命。 この場でどのように振る舞おうが、それは変わらない事実だ。 アスラ王は、かつて支配しようとした神の王国と瓜二つの建物の前で、ただ立ち尽くす事しか出来なかった。 「クズは嫌い」 あの時、彼女はその一言だけ残して自分の前から消えた。 全ては自分の無力さが招いたものだと分かっては居たものの、同じ年頃の少女に見下された現実には耐えられなかった。 あの日から鬼のように力を求め、雑魚を散らしながら賞金首を追い求めていた。 だが、間に合わない。 いつも後少しという所で、あの少女が先に賞金首をかっさらって行く。 「残念でした」とあざ笑うように、常に一歩先にはあの少女が居た。 先を越される度に、更なる力をつけることを彼女は誓った。 だが、ついに彼女は少女に追いつく事は出来なかった。 彼女が力をつけながら奔走している間に、少女が自分の敵を取ってしまったからだ。 完全な敗北、己の無力さが招いた結末だった。 彼女は誓った。 いつか、あの少女を上回る力を手に入れると。 そのためには、泥水や他人の血を啜ってでも生き残ると。 神だろうが何だろうが構わない。 人を殺さないと生き残れないというのなら、人を殺して生き残る。 それがまた自分の血となり肉となり、力となる。 それだけの、こと。 始まりは一陣の風。 忍のような脚捌きでアスラ王に接近し、その首を刈り取らんと呪われた楽器が振り抜かれる。 だがアスラ王はしっかりと襲撃者の姿を捉え、その太刀筋を逸らしながら腹部に一撃を叩き込む。 ぼんやり立ち尽くしていたというのに、とっさに接近を察知し、迎撃をこなすことが出来たのは流石高位の魔族といった所か。 重い一撃を食らいながらも襲撃者は体勢を崩すこと無く着地する。 「人間よ、なぜ戦う」 アスラ王は襲撃者に突然問い掛けた。 殺し合いのこの地で、なぜそんな事を聞こうと思ったのかはわからない。 襲撃者の足が止まり、じっと前を睨みつけた。 「ここはそういう場所、いやここじゃなかったとしてもそう。 戦わなければ生き残れないし、弱者はただ朽ちるだけ。 私は朽ちずに生き残りたい、新たな力を身につけたい、だからこの場で何をしてでも生き残る!」 アスラ王の問いは襲撃者の少女の心の何かを紐解いたようだった。 流れ出すように少女の口から言葉が溢れる。 「生きたい、あたしは生きたい。でも今のあたしじゃ弱くて生き残れない。 弱くちゃ敵討ちも何もできない、生きることすら許されない。 だから、だから生き残るために私は力が欲しい! その為なら私は悪魔にでもなる! 神だろうが何だろうが利用する! 生きて、生き続けて私が世界の頂点に立つんだ!」 一息に言い切った少女の眼には涙が浮かび、肩で呼吸する程に息は上がっている。 その姿をまじまじと舐め回すように見つめた後、アスラ王は小さく呟いた。 「力が、欲しいか」 先ほどより、重く響く声でアスラ王は少女に問う。 「力が、他を圧倒する力が欲しいか!?」 声を荒げながら、アスラ王は問いかけ続ける。 「欲しい! どんな力でも良い。あたしは、あたしは力が欲しい!」 襲撃者はアスラ王に負けぬ勢いで、答えを返した。 その様子を見て、アスラ王は微笑みながら手招きした。 「欲しければくれてやる、ついてこい」 神の千年王国、カテドラル。 かつて支配しようとしたその建物の入り口に、アスラ王と少女は居る。 「私もかつて、貴様のような人間に出会った事がある」 アスラ王は少女を導きながら、一人語り始める。 「奴も全てを掌握する力を欲し、その力のために身を捧げた」 過去を振り返り、どこか遠くを見つめる目でただただ語り続けていた。 「だが奴も私も、私の軍隊すらも全員が敗れた。一人の少年が持っていた、人間の未来を求める力にな」 アスラ王の声色が少しだけ荒くなった。 怒りにふるえている、というより怯えていると言うのが近かった。 「私は課せられた任務を失敗した。どういう訳かこの場に蘇ったが、課せられた任務を失敗した私が今更どう足掻こうが私は生きる事など出来ぬ」 しばらく黙ってついていくと、何やら怪しげな施設にたどり着いた。 アスラ王が「予想通りだな」と小さく呟いた。 「……邪法の中の禁忌、人体合体を知っているか」 ふとそこで、アスラ王が話題を変換させる。 少女は首を素早く横に振った。 「人間に魔の力を宿す禁忌だ。大抵の人間は魔の力に抗えず、悪魔として生まれ変わってしまう」 ゆっくりと言葉を紡いでいたアスラ王は、そこで素早く少女へと向き直った。 「だが、強い意志があれば。人間として姿を保ちながら悪魔の力を使役することができる」 アスラ王は少女にずいっと近寄り、その瞳を見つめる。 「私と共に刃となり世界を変えようとした者が見せた力への姿勢。 私をかつて打ち破った者の未来を求める眼差し。 それだ、それこそが人間の持つ世界を破壊する力! 人間にしか持ち得ない変革の力だ!」 大きく笑いながら語り、少女へと一本の指を指す。 「死に行く者を糧にして生きる、そうだろう? ならば我が命、そして力を貴様に託そう。 私の力を、その身に宿してみせろ。 もし、貴様の意志が弱く飲み込まれればそれだけのこと。 我が力を扱う事が出来れば、人ならざる力として貴様の糧になるだろう。 貴様の意志があれば、世界も、運命も、神をも打ち破れるだろう! もしその力、それすらもいらぬというなら、私を斬り伏せていけ!」 他を圧倒する覇気を纏いながら、アスラ王は再び少女に問いかける。 「もう一度問うぞ。我が力を、その身に宿す覚悟はあるか?」 一般人なら圧倒されて気絶してしまいそうな空気が重く圧し掛かる。 それでも、少女は臆する事無くアスラ王を睨み続けた。 唾を飲み込み、ゆっくりと口を開いた。 「その力、あたしの物にしてみせる」 アスラ王が、もう一度笑った。 邪教の館、悪魔を合体させて新たな悪魔を生み出す装置を扱う場。 装置自体は珍しい物ではないが、その扱いに関しては心得のある者にしかできない。 幸いこの場にはその心得のあるアストラル体のような者がいたため、様々な手間を省くことができた。 アストラル体の話によれば、あの少年のように悪魔を操れる装置がこの場に何台かはあるらしい。 持っていない自分達には関係ない話だが、あらたな悪魔を生み出すにはここ、カテドラルを訪れねばならないということだ。 ついでに少女に悪魔の存在、そして悪魔合体の概要を説明した後に、アストラル体へと本題を切り出した。 「私とあの娘で、人体合体を行ってくれ」 アストラル体は、少しノイズを発しながらも素早く応えた。 「承知しマシた、でハコチらへドウぞ」 アストラル体に導かれるまま、悪魔合体の装置へと導かれる。 「待て」 そそくさと装置へ入ろうとする少女を、アスラ王は呼び止める。 「最後に名を聞かせろ。この私を魅了するほどの力の追求者の名を」 自らの力を扱い、世を変えていく人物。 アスラ王はその名を問いかけた。 「ミシカ、ミシカよ」 そう言い捨てると、ミシカは駆け込むように装置に入り込んだ。 「その名、しかと刻んだぞ」 後を追うように、アスラ王も片側の装置へと入って行った。 満ちていく。 空気のように透き通っているようで、血のように濁ってもいる。 サラサラと流れる水のようで、ドロッとしたシロップのような感覚もある。 その「水」が全身を包み込んで行く。 体に入り込まれる感覚。 体が溶かされる感覚。 体を焼かれる感覚。 激痛と快楽と心地よい疲労。 その全てに抗い、その全てを受け入れる。 できないハズの呼吸を繰り返していくうちに、自分がボロボロと朽ちて行くのが見えた。 それでも自分を失わないよう、彼女はひたすら全てに抗い続けた。 二つの空の装置。 その中央に位置する魔法陣に、血と肉と骨が入り混じった柱が立ち上がる。 天すら突き抜けんとする勢いの柱は、やがて魔法陣へと飲み込まれていった。 そこに残っていたのは、ひとりの金髪の少女。 声が、重く響く。 「これが魔の力、知識、記憶。あたしの知らない、知りえなかった力」 たったひとりの空間で、流れるように語り続ける。 「あは、ははは。ハハハハハハハハ!!! 分かる! 全身に染み渡り、押さえても押さえても溢れ出そうとする力が! これが、これが"生き残る"力!!」 笑う、笑う、笑い続ける。 まるで壊れた玩具のように。 確かな狂気を纏いながら、至って平然と笑い続ける。 「私は絶対に生き残ってみせる、この――――」 息を吸い込む。 ギロリとした目を輝かせながら、この世の全てを震わせる気を纏い。 「マハ・ヴィローシャナの力を持って!」 高々と叫んだ。 【F-1/カテドラル1F・邪教の館/深夜】 【アスラ王@真・女神転生Ⅰ 死亡】 【ミシカ@メタルマックス2:リローデッド】 [状態]:健康 [装備]:ストラディバリ@真・女神転生Ⅰ [道具]:基本支給品*2、不明支給品(1~5、アスラ王の物を含む) [思考・状況] 基本行動方針:生き残る 第一行動方針:力を手に入れる [参戦時期]:仲間になるタイミング以降(仲間にはなっていない) [備考]:アスラ王と合体しました、知識と力を引き継いでいます。詳細は後述の書き手にお任せします。 013:心閉ザセシ鉄棺 投下順 015:子供達のためのおとぎ話 013:心閉ザセシ鉄棺 時系列順 015:子供達のためのおとぎ話 初登場 アスラ王 GAME OVER 初登場 ミシカ 025:天を仰いで
https://w.atwiki.jp/kiritanmoemoe/pages/13.html
PS2 メタルギアソリッド2 サンズオブリバティ - プラント編 難易度はEASY PS2 メタルギアソリッド2 サンズオブリバティ - タンカー編 難易度はNORMAL 最初からタンカーに潜入するのに迷いまくる リスナーから「迷路を攻略するみたいに一方の壁づたいに歩けばいいよ」というヒントを飲み込めずに迷いまくった。 PS2 メタルギア (MGS3収録MSX2版) 難易度はNORMAL PS2 メタルギア2 ソリッドスネーク (MGS3収録MSX2版) 屋上からパラシュート降下する所を 「ドラクエの真暗な洞窟と同じだろ」と言い残して飛び降り自殺をした。 吊り橋をジャバラと称し、小学生(主に男子)がウンコと言って喜ぶ様に 「ジャバラ!ジャバラ!」と一瞬だけだがテンションが上がっていた。 何度もコンテニューをやり続けてレーションが増えてやっとクリア PS2 メタルギアソリッド PS2 ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム 難易度はNORMAL 腰痛により一時期をコルセットを装着(そうちゃく)しながら実況する事3回。その内1回は会社を休んで強行実況。 FF12登場するキャラに出会った時の服装が上半身裸だったのを「こいつ変態だ」とつぶやく。 リスナーから「普段どんな格好?」と聞かれると「俺は普段、部屋の中ではトランクスだけだぜー」と答えた。 実はブラジャーも付けているのでは?と指摘を受けたが本人は否定、その否定ぶりからガチホモ疑惑が発覚。 中ボスでは瀕死の状態から1時間半~2時間の死闘を繰り広げ、打開した瞬間リスナーと共に湧き上がった。 クリア時には「達成感ある。30%も覚えてないけどな」と流石経験値リセッター!! PS2 メタルギアソリッド3 サブシスタンス 難易度はNORMAL リスナーに「MOSS(モス)迷彩を着用しながらモシンナガンを撃つと音が出ず気づかれない」と言われ敵兵に発砲したところ大惨事に。 ヴォルギン大佐やザ・ボス戦に非常に苦労した。その際リスナーのアドバイスが交錯して逆に混乱する場面もあった。 ゲーム中のスネークになりきってしまい敵兵士の探索フェイズ時に 喋る声の音量が小さくなるという、ある意味「マリオカートのカーブで身体が傾いちゃう」以上のお茶目な面を見せ付けてくれた。 外人おっぱいについて話す。 ムービー時に画面右上に「R1」と書かれてよく騙されていた。 GC メタルギアソリッド1 ツインズスネーク 難易度はNORMAL シリーズを通してクリアしていたのに「これPSからハード変わったし」と開始十分で詰み放題 月々980円。 PS2 バイオハザード アウトブレイク FILE2 難易度はEASY アウトブレイクに出てくるキャラは基本的に本名で呼ばれない。(例 マーク=ゴリラ デビット=配管工、ガチホモ ジム=オカマ、シギント) オンラインプレイも行ったが他プレイヤーの足を引っ張ったことは言うまでも無い。 この作品で「コンドームマッ」が誕生した。 GC バイオハザード0 難易度はNORMAL GC バイオハザード 難易度はNORMAL ゾンビを焼き忘れてクリムゾンヘッドにしてしまい、追いかけっこという名の大運動会を繰り広げる。 リサたん大人気。 インクリボンを使いすぎて非常に苦戦した。 XBOX360 地球防衛軍3 アイテムを獲得せずクリアしてしまうこともしばしば。クリア目前にロケットランチャーで自爆や敵の第2,3の増援により死亡するなど 霧本人よりリスナーのほうが驚かされる。このゲーム実況の時はリスナーより送られてきたBGMを流すということがお決まりである。 リスナーによるBGM垂れ流しラジオもされる。妙にコブクロが人気である。 ディスクは他人に貸してた模様。(借りた相手は無許可でディスクを持っていった) GC バイオハザード2 難易度はEASY GCが原因不明の呪いによって再起不能に、その後Wiiによって再開される。(再開日3月1日) 何故だかバイオハザード1を起動して、キャラ選択画面にいくまで全く気づかなかった。 蜘蛛みたいな強敵は必ず倒そうとするがリスナーに止められる。 2008年3月8日打開。デビルメイクライ4とクリア時期が近かったせいもあって凸無しに終わった。 XBOX360 デビルメイクライ4 難易度はヒューマン デビルメイクライシリーズをいきなり最新作からやるという古参涙目な演出をかましてくれた。 デビルメイクライシリーズは基本的に一本道だったり、変化があった場所等を映しているが、来た道を戻るという方向音痴っぷりを見せてくれた。 霧曰く「カメラワークが悪い」とのこと。オーブのことを「○おっさん(○には色が入る)」と言う。 新しい武器、スキルを使いこなせないのはデフォらしい。 ひとつの攻撃が有効、もしくは使いやすいと思うと、ソレしかしなくなる。 XBOX360 THE IDOLM@STER(アイドルマスター) 使用キャラ 天海春香(通称:閣下) ユニット名 安価により決められた【死にたいガール】 曲安価でスルーした事をひどく反省してる。 ダンスや歌の練習の時ラグが発生して失敗することも多々。 天海春香をランクDでクリア、プロデューサーランクも上がり次回プレイ時にユニットを組ませる事ができるようになる。 ちなみに三浦あずさは霧と同じ誕生日の7月19日。 2008年3月15日2週目開始 同年3月17日引退コンサート 使用キャラ:三浦あずさ(通称:巨乳、ババア)菊池真(通称:HOT君)何故HOT君? ユニット名【jbbs.liv】 ユニット名の安価をとったところその安価( 100)がまさかのhttpから始まるリンクとなってしまい 安価は絶対との声が多数あがったためそのリンクがユニット名となってしまった。 初日放送での名前安価や曲安価が非常にカオスとなった。 そ し て 2人組みユニットとして活動するつもりであったが2人目を決める手順が一切わからず1時間が経過。 やっと成功したところ決まった2人目は菊池真となった。 ゲイツポイントを自分のミスでまさかの無駄遣い。 もちろん変態カメラ小僧だというのは言うまでもない。 2008年3月19日3週目開始 誰もが思ったまさかの3週目(しかも2週目終了直後に)。これで霧も立派なアイマス厨。 使用キャラ:星井美希 萩原雪歩 ユニット名【床上手シスターズ 】 美希を見て霧が「俺以上にアホだろ」と発言。いったい何のことやら。 わずか数週間で雪歩がドタキャン。周回を重ねるたびに下手になっているのはここだけの秘密。 霧は社長が出てくるたびに社長の真似をする。例「ゴホンッ!今日の流行情報だ」「うむ。おはよう社長。」 これが思いのほか似ている。 オーディション合格率20%以下(推定)。 2008月4月5日4週目開始 使用キャラ:水瀬伊織 三浦あずさ ユニット名【アナルファッカー】 経験地リセットを感じさせないほど、オーディション連続合格をリスナーに見せ付けた。 伊織のメールアドレスも購入し、1万以上つぎ込んでいると思われる。 GC バイオハザード3 LAST ESCAPE ネメシス-T型 (追跡者)のことをはげ頭とあざ笑うかのように言い、逆上した追跡者に何度も殺された。 ガンパウダーのことを強姦パウダーと言っている。 ハンターやらなにやらに色々と丸飲みにされた。対ミミズ戦にてまさかの感電死を見せつけてくれた。 リスナーからヒントが送られたチャットを名前まで晒してしまい相変わらずのどSっぷり。 3月15日打開。この回もクリア凸は無しに終わった。 PS メタルギアソリッド(再プレイ) 難易度はNORMAL 2008年3月22日開始 配信開始と同時に【霧、がちほも、秋葉原にて。】を堂々の公開 初日は早く終わらせると公言していたもののもちろん守られることは無く、見事約束時間の1時を50分オーバー。 霧が常日頃言っている「オホゥ」はこのゲームのアームズテック社社長からのもの。 GC:バイオハザード:コードベロニカ 完全版 初回放送時またもや設定配信になってしまった。(配信開始からゲーム開始まで約40分消費) しかも配信中に地震が発生。バイオの呪いがここにも影響している。 移動と同時にカメラが動くから違和感がある模様。 バンダースナッチをネロと呼ぶ(右腕が伸縮自在のため) 絵画のパズルに大苦戦。途中までは考えていたものの最終的には適当になってしまった。 霧「ラスト2つは逆だと思ってた」 コードベロニカの回は毎回といっていいほど遅刻する。30分~1時間の遅刻はざら。 ボスのタイラントに超苦戦(回復も弾薬も無い状態での対決であったためでもある)。 PS2:零~zero~ 2008年5月23日開始 万葉丸=バンホーテンはここで登場 謎解きで頭脳の使用率100%になったり、第一回目の録画をし忘れるなどした。 どんなに害がない霊(滅多にいないが)でもとりあえず撮る。 MGS4を打開後に再開。 再開約19分後にさっそく死亡。相変わらずのプレイヤースキルである。(その後も順調に屍を重ねていく) パネル操作での謎解きはもちろん「偶然」。本人は考えたと述べているが、どうみても・・・(笑) バンホーテンの残りの数を気にしており、ダメージをよく負う霧たんにとっては死活問題である。 2008年8月23日最終回前半 死ぬ!死ぬ!何度も!!何回も!!!バイオのコードベロニカの如く死ぬ!!!!! 八重の旦那戦で数十回 2.3時間に渡って詰む。 2008年8月24日最終回後半 詰むであろうと思ったラスボスを案外すんなり打開。期待した結果がこれだよ!!! その後過去放送のおさらい、クリア後の凸を見たりして懐かしく思ふ。 そして最後の凸待ち。初聴きさんから古参の方、鏡さんから人気DJまで多種多様な人物がラスト凸。 旦那の渡した色紙(寄せ書き)で霧号泣。 エンディングでも終始泣いていた。このとき全リスナーが泣いた。 一回エンディングが終わるも書き込みが止まらずに再登場。やはり名残惜しいものがある。 各種関係者本当にお疲れ様でした!そして本当にありがとうございました! PS3:メタルギアソリッド4 難易度はイージー 2008年6月12日開始(発売日当日) 霧・視聴者共に待ちに待ったメタルギアソリッド4 初回放送は20分遅刻。(ここらへんは相変わらずである) 開始早々オタコンの助言を無視するところ、さすがである。 一本背負いでスタミナキルと言う珍行為をした。 7月13日打開。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3176.html
プール 3 プールの中心に、巨大な渦ができたのは突然。その瞬間に動いていたのは4人だった。「美琴!!」「アイツ!!」「クソッ!!」 「滝壺!!!」上条と美琴は互いの視線を交差させると、もう一方に同時に視線を向ける。「「インデックス!!!!」」その時、美琴や一方通行を始め、LEVEL5の面々は、違和感に気づいていた。(能力がうまく作用しやがらねェ)魔術という結論に至ったのは、美琴と一方通行のみである。(これは……危険ですね)むやみに暴発させて対応できるメンツばかりがいるわけではない。さらに、(流れが急に早くなりやがったな)すでにほぼ全員が流れに飲み込まれ始めている。人と人とがぶつかる。いつ、けが人や溺れる者が出てきてもおかしくない状況だ。そんな中、必死にインデックスを抱えていた芳川に誰かがぶつかり、インデックスが腕からすり抜ける。(しまった!!)流れに飲み込まれ、インデックスと離れていく芳川の瞳に、その赤子を助ける影が見えた。御坂美琴である。 彼女はインデックスを抱き上げることに成功した。しかし、(思ったより流れが速いうえに、人が多くて……)何人もの人とぶつかった。そしてついに。(しまっ……!!!)誰かと背後でぶつかり、水中にインデックスとともに引きずり込まれる。そして、しばらく水上に上がることなく水流に弄ばれた。(せめて……この子だけでも)美琴の息が限界に達しようというその時、ようやく、あの右手が届いた。ふと、プールから渦が消え、水面が静かになる。そしてそこからいくつもの人影が現れた。「ぷはぁっ!! はぁ、大丈夫か!! 美琴!! インデックス!!」「はぁ、はぁ、なん、とか」「う、ぇう、……びぇぇぇ!! ぱーぱ!!まーまぁぁあ!!」呼吸を整え、ほっと一息つくと、上条は周囲を見回した。「大丈夫か!! 滝壺!!」「うん、ありがとう、はまづら」「ありがとうあなたーってミサカはミサカはここぞとばかりに抱き着いてみる!!」「もやしに助けられるほどミサカは落ちぶれてないのに、余計なことしやがって」他のみんなも無事なようだ。それを確認し、再び視線を2人に戻した、安易に 「まって、こ、こっちを、見ないで」そこには、涙ながらにこっちを見つめる美琴がいた。そして、なにより、胸の部分の水着がなかった。両腕とインデックスで隠れてはいるものの……しばし固まっていた上条は慌てて後ろを向く。「み、美琴、とりあえず、オレの背中に隠れろ」「う、うん」そのまま3人はゆっくりプールの端に移動した。上条が見回すと、逆方向の端に見覚えのある水着が浮いている。人とぶつかったときにでも外れたのだろうか。上条が打開策を探しながら視線を正面に向けると、ある人物と視線が合った。一方通行と、浜面仕上だ。それを見た上条は、もう1度水着に目を向ける。上条の視線を追った二人がそれを見たとき、二人の行動は早かった。「おーい、ケガをしたやつ、体調がよくないやつはいないか!!」そうやって大声を出した浜面に皆の意識が集中した一瞬で、水着が不自然な水流に乗って上条達のところへ届けられた。「美琴、インデックスをこっちに、それなら、なんとか水着つけられるか?」「う、うん、大丈夫」その間、インデックスは、ずっと泣いていた。ようやく落ち着きを取り戻した皆はプールサイドで上条の言葉に耳を傾けている。「本当に、すみませんでした!!!!!」深々と頭を下げる上条に、おずおずと佐天が確認をとった。「じゃああの大渦はインちゃんの能力ってことですか?」「ああ、そうだ、みんなを危険な目にあわせてしまった、ごめん!!」全員の視線がその赤子に向かった。「魔術は使っちゃだめって言ったでしょ!!」真剣な瞳で抱っこしているインデックスを見る美琴、「あう、うー」「でも、……よかった、インデックスが無事で」「う、うぅ、ご、ごめーちゃい……ううぅぅぅぅううふえええええええええ」「よしよーし、キチンんとごめんなさいできたね、いいこいいこ」会話の内容は聞き取れないが、それを見た周囲は、「さすが御坂さんのご親戚!!」「すっごい大きさだったね!!」「当然といえば当然ですの」「じゃあ、わたしたちが原因ってことじゃんな」「まぁ、悪意はなかったけど、そうなるわね」「そんなことより、小腹がすいたわ、浜面、鮭弁」「わたしは超喉が渇きました」「「先生!! 脱がないで!!」」「しかし、プールの中と違い、ここは暑くて……」先ほどのことなど、なかったことにしたのだった。再び上条は深々と頭を下げた。 「「ただいまー」」「たーい、まー」帰宅して数十分後。台所から部屋に戻った上条に穏やかな寝息が聞こえる。「あらら、御坂さんや、インデックスはおねんねですか?」「うん、はしゃいでたし、いろいろあったもんね」一緒にベッドで横になっていた美琴は、静かにインデックスの髪をなでる。そこに、上条は麦茶が入ったグラスを持っていった。「ありがと」「いいえー。そんじゃ先風呂に入るぞ」「うん、じゃあ、晩御飯用意しとくね」「おう、サンキュ」上条は、ようやく、1人になれた。ほぼ崩れ落ちるように脱衣所で座り込む。(グッジョブ!! オレ!! オスカー物の演技だったぞ!!)体育座りのように体を縮め、頭をガシガシとかいた。理解して(わかって)いた。でも納得して(わかって)いなかった。彼女は……腕で目の部分はおおわれているため、上条の表情はうかがえないが。頬は、赤い。上条の頭は何度目になるかわからない回想に使われていた。『まって、こ、こっちを、見ないで』すらりと伸びた足。水着からやや上のくびれ。インデックスや、腕では隠しきれていない白い肌。鎖骨。細い腕水の滴る髪。潤んだ瞳。鮮やかな唇。理解して(わかって)いた。でも納得して(わかって)いなかった。彼女は……御坂美琴は……異性(おんな)だ。 「おーい、一方通行、上条が何か菓子折りくれたじゃんよー」翌日、黄泉川家にのどかな声が響く。いちいちオレに報告する必要ねェだろ、という感情を口にしないよう踏ん張る。ソファでの快適な時間を削ることを率先してする必要もないだろう。「おや、まだ寝てるのか」しっかし、なんだろうなこれーと悩む黄泉川をほっといて一方通行は考える。おそらくあの律儀な奴らのことだ、チンピラのほうにも行ったのだろう。「……引越しのご挨拶かなンかじゃねェの?」起きていることを知られた一方通行は買い物に駆り出されるのだった。聖ジョージ大聖堂。そこに二人の人影があった。「じゃあ、よろしく頼みにけり」静かに、一方の気配が消える。「さてさて、いったいどうしておりしかしら」金髪が、その笑顔に誘われるように揺れた。 おまけ!!さんさんと、日光が彼をあざ笑うかのように降り注ぐ。「了然、どうにもならないことは、わかっている」以前、記憶を取り戻すカギを見つけた男は、その直後にそのカギの保護者二人によって意識を奪われてしまった。「断然、動揺していたとはいえ、あのように声をかけたら、攻撃されても文句がない」しかし、もう一度チャンスがあるならば……。だが、奇跡は何度も起こらない。ため息を吐く彼の耳に、正面から複数の声が届いた。「いつまでついてくんのよアンタたち」「わたしたちの目的地もこっちなのだーってミサカはミサカは全速前進!!」「それは、超わたしたちのセリフでもありますよ、超第3位」聞き覚えのある声があった。そして、その集団の中に、その子はいた。神はもう一度、その機会を与えてくださった。「卒然、また会えたな。改めて自己紹介をしよう。私はこういうものだ。当然、記憶喪失のため、その名刺に書かれた名は本名ではないが、怪しいものではない証拠にはなるだろう。依然、よければ、その真珠のような赤子を抱かせてほし「フン」ごっがあああああああああ!!!」比喩表現ではなく飛んでいった。ベクトル操作ってすごいのだ。「なンだあの変質者は?」「大将の知り合い?」「なんでなんの迷いもなくオレに振ったし!!?」プールまでまだまだ遠い。おまけ!!上条当麻が脱衣所に入ったことを確認すると、御坂美琴はようやく一息入れ、麦茶を飲みほす。が、まだやることはある。その後の彼女は神がかった動きで二人分のごちそうを作り終えた。残像が見えるほどのスピードである。そして、ようやく一息つくと、ソファに飛び込みもだえ苦しんだ。(ろ、漏電だけはしちゃだめ!!!)うつぶせのため、表情は見えない。が、頬から耳、というか肌の見える部分すべて真っ赤である。アイツが自分をそういうふうに思っていないのは知っている。『妹とプールに来るとこんな感じなんだろうな、今日は存分に遊びたまえ妹よ!!』しかし、『大丈夫か!! 美琴!! インデックス!!』あの時のことが頭から離れない。たくましい脚。鍛えられた腹筋。傷だらけだが、しっかりとした胸板。太い腕。水の滴る黒髪。鋭い眼光。なにより、(水上に出る時に、だ、だ、抱きしめてくれたし~~~~//////)この感情を1人になるまでよく我慢したものだ。(わたしって、アカデミー主演女優賞もらえるんじゃないかしら!!)主演男優はもちろんアイツで、内容はラブロマンスの、と、彼女の妄想は続いていった。「なあ、御坂さん、なぜかご飯が冷めてるんですが」「そ、そうね」「確かに今日はオレも長風呂だったけどさ」「じゃ、じゃあしかたなくない?」「まるでオレが脱衣所に入って5分後にできあがったような感じですが」「き、気のせいよ」「……まあ、うまいんだけどな」「……う、うん、ありがと」//////////
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1883.html
探偵・青ひげ part67-145~148 145 :探偵・青ひげ:2014/05/12(月) 00 14 59.81 ID Iu+wXI0e0 RPGツクールVX・ACE ニコニコエディションで作られ ニコニコ自作ゲームフェス2に応募されたゲーム、 『探偵・青ひげ』行きます。 ひげをはやしているものの青いわけではないのに、 なぜか青ひげと呼ばれている『探偵・青ひげ』。 彼の元に一人の老人がやってきた。 「やっとあなたを見つける事ができました。お願いです、孫の敵を取ってください!」 「死んだお孫さんの敵ですか…お孫さんは何歳でしたか?」 「まだ0歳にもなってません。孫は娘の体内で流産したんです。 流産させたのは娘とつきあっていたあの男、雅彦に違いない! あいつは娘が妊娠したと知り、出産に反対してたのにしばらく後に出産に賛成した。 そしてその翌月に流産したんです。 病院で調べてもらいましたが、薬物などの反応は無く、孫を殺した方法が分からない。 確かに、体内の胎児を殺しても法律上は殺人にはならない。 でも、それでも、これは『殺し』なんだ。分かってくれるだろう?」 「とりあえず、娘さんや雅彦という男について教えて下さい」 「娘さんと雅彦は何処で知り合ったんですか?」 「救命講習です。娘は優しかったから、何かの際に人を助けられるようにと…」 「そこで他に誰と知り合ったか分かりますか?」 「そこで、雅彦の友達とも知り合ったと言ってました」 「雅彦についての情報を教えてください」 「あいつは女癖が悪いので有名だったようだ。一流大学の工学部卒らしい」 「なるほど、大体わかりました」 「それで、調査は何週間かかるかね?」 「2~3日で十分です」 「そんなにすぐに分かるのかね!?」 「今の話で、容疑者がお孫さんを殺した方法は大体分かりました。 それを確認するために2~3日かかります」 依頼者の老人が帰ったあと、青ひげは早速調査を開始する。 まずは雅彦の友達から話を聞く事にした。彼の働く食堂に助手と二人で行く青ひげ。 「いらっしゃいませ、何にしましょうか?」 「ビールと定食を。ところで、雅彦の友達って君かい?彼の紹介で来たんだ」 「ええ、そうですよ」 「雅彦も連れてきたかったんだが、最近金が無いから外食できないって言ってたな。 何にどれくらい使ったんだろうな?何か言ってなかったか?」 「最近、20万円使ったと言ってましたね。何に使ったかは知りませんけど」 そんな話をした後、雅彦の友達は注文を伝えるべく厨房に入っていった。 「青ひげ先生、彼からどんな話を聞くんですか?」 「いや、もう聞きたい事は聞いた。酒飲んで食事したら帰るぞ」 「あれだけでいいんですか!?」 その後2人は食事を終え、食堂を後にした。 146 :探偵・青ひげ:2014/05/12(月) 00 16 14.86 ID Iu+wXI0e0 次に、青ひげと助手は知り合いの病院に行く。受付で老婆が出迎えてくれた。 「青ひげ、相変わらずの商売をしているようだね」 「今日は聞きたい事がある。何の痕跡も残さず薬物で流産させる事は本当に不可能なのか?」 「そうだね…病院で堕胎させる時は強制的に陣痛を誘発させる薬を使うんだが、 そんな事をするんだ、副作用が強く、調べれば何らかの痕跡が見つかるのが当然だ。 薬物で流産させて何の痕跡も残さないなんて、不可能だね」 「そうか分かった、ありがとう」 事務所へ戻り考えをまとめる青ひげと助手。 「先生、これからどうするんですか?」 「もう調べる事は全部だ、真相が分かった」 「真相ですか?本当に雅彦が犯人なんですか? 依頼者が、孫が死んだ悲しみを雅彦にぶつけてるだけでは?」 「何言ってるんだ、これまでの情報で雅彦が犯人なのは分かるだろう」 「どうしてですか?」 「まったく、お前は何年俺の助手をしてるんだ。自分で考えろ、じゃないと成長しないぞ」 「ヒントを下さいよー」 「そうだな。ヒント1、雅彦と依頼者の娘は救命講習で知り合った。 ヒント2、薬物を使っての痕跡を残さない堕胎は不可能。 そしてヒント3、雅彦は最近20万円の金を使っている」 「うーん…」 そこへ、青ひげの部下の調査員が入ってきた。 「雅彦の家からコレを発見しました」 「やはり持っていたか。コレは簡単に捨てられる物ではないからな」 「それと、雅彦はロシアの会社に引き抜かれ、明日にはロシアへ行くようです」 「ならば今日中に雅彦を問い詰めなければな」 そういうと青ひげと助手は、雅彦の家から発見されたものを持ち、雅彦の家へ向かった。 「あなたが先ほど電話をくれた探偵・青ひげですか。 青ひげという名前は、昔に若い女を連れ込んで虐殺したというあの青ひげが由来なんですか? だとしたら、一風変わった脅しだなあ」 と、軽口を叩く雅彦。 「俺がここを尋ねた理由は分かるか?」 「知らないと言いたいところですが、想像はつきますよ。彼女が流産した事でしょう? でも、俺だって悲しいんだ!」 「しらばっくれるなよ、犯人がお前なのは分かっているんだ」 「俺が犯人だって?一応話を聞くよ。だが、話が的外れだったらすぐに話を打ち切るからな。 俺も明日からロシアに行くから忙しいんだ」 こうして、青ひげと雅彦の対決が始まった。 147 :探偵・青ひげ:2014/05/12(月) 00 16 48.60 ID Iu+wXI0e0 「お前は彼女と救命講習で知り合ったそうだな。 その救命講習で得た知識を使って彼女の胎内の子供を殺したんだろう!」 「救命講習の知識なんかでどうやって胎内の子供を殺すんだ? 心臓マッサージの要領で胎内の子供を圧迫して殺したとでも言う気か? いいか、胎内の子供はな、羊水という水に守られているんだ。 人の力で強く押された位では流産しないよ」 「そうではない。お前は、AEDを使って電気を流し流産させたんだ! 水は電流を通す、羊水で守られていても関係ない」 「あのなあ、AEDというのは心電図で心臓が動いているのを確認しないと 電流が流れないようになっているんだぞ。胎内の子供を殺すのには使えないんだよ」 「普通のAEDならそうだろう。だが、改造されたAEDなら話は別だ。 お前は一流大学の工学部卒、そのように改造できたはずだ。 そんな方法は思いつきもしなかったとは言わせないぞ!」 「そんな事をした証拠はあるのかよ!」 そう言われた青ひげは、先ほど調査員から受け取ったモノ、 つまり雅彦が作った改造AEDを荷物から取り出す。 「これが証拠だ」 「それは!お前、なぜそれを!」 「ゴミとして捨ててあったのを拾ったんだよ」 「そんなわけないだろう!」 「俺が盗んだという証拠があるのか?」 「くっ…いや、でも、その改造AEDが俺の物だという証拠があるのかよ? さっきは犯人呼ばわりされてついつい改造AEDが俺の物みたいに言ったけど、 本当はそれは俺の物じゃないぞ!」 「お前の友達から、最近20万円を使ったと聞いたぞ。 そしてAEDの値段も一個約20万円。一致してるじゃないか。 教えてもらおう、20万円の使い道を」 「いや、その、覚えてないんだ。 そ、そうだ、カードで20万円を支払ったんだ。 気軽に支払ったから、何を買ったかなんて覚えてないんだ」 「そうか!カードの支払いは記録が残り、調べれば買った物がわかるな」 それを聞き、雅彦はしらばっくれるのを諦めた。 多分、本当にカードで支払ったのだろう。だが雅彦は言う。 「探偵。お前、一つ間違っているよ。俺は殺したのは子供じゃない。胎児だ。 既に生まれた子供を殺したなら、そりゃ重罪に処される。 数年、十数年と刑務所行きだろうよ。 だが、胎児は殺した所でせいぜい執行猶予だ! ちょっと怒られて、ちょっと謝れば済むんだよ!」 そう言い捨てるのを聞いた青ひげは、 助手に「帰るぞ」と一言言うと雅彦の部屋を出て行く。 背後から雅彦が「満足か探偵、俺に執行猶予をつけられてよ!」 と、あざ笑うのを聞きながら… 148 :探偵・青ひげ:2014/05/12(月) 00 18 02.26 ID Iu+wXI0e0 しばらくの後、雅彦は、ロシアへ行くために行った空港にある店か ロシアに行く前に最後に行きつけの店に行ったのかは分からないが、 結構大きな外食店で一人で食事をしていた。 「まさか探偵にバレちまうなんてな。しかし、訴えられた所で所詮は執行猶予。 それすらも、一旦ロシアに行ってしまえば無かった事にできる!」 と、余裕かましてる所に、青ひげと助手がやってくる。 「探偵、お前…?」 「雅彦、なんで俺が青ひげと呼ばれてるか分かるか? 昔に若い女を連れ込んで虐殺したというあの青ひげ、それが由来なんだよ」 そう言うと同時に、青ひげの背後から数人の屈強な男が来て雅彦を取り囲む。 「俺は以前から思ってたんだ。『探偵』と『復讐屋』、 このふたつを兼業したら儲からないかってな」 そう言うと、青ひげは背後の男に拷問器具を取り出させ、 それを使って雅彦を、凄まじい苦痛を与えながら傷つけていく。 血まみれになりながら、やめてくれと懇願する雅彦に、青ひげは言う。 「何を言っているんだ。お前は人を殺したんだ。 だから、お前も殺されて、初めて互角なんだよ」 そして再び拷問を始める青ひげ。 「助けを呼んでも人は来ないぞ。 人払いは完璧だ、俺達はプロの復讐屋だからな。 …分かったか?なぜ俺が青ひげと呼ばれるのか」 END 以上です。調査や推理の要所で二択問題に答えるという簡単なゲームですが、 そういったものでも気兼ねなく応募できるというのが ニコニコ自作ゲームフェスの良い所なのでしょう。
https://w.atwiki.jp/nanahamakoku/pages/32.html
あざみない鉄道(あざみないてつどう、英:Azaminai Railway)は、海内県(みないけん)で鉄道事業を運営する鉄道会社。県内最大の鉄道事業者である。 概要 海内県で鉄道事業を展開する事業者としては最大手であり、県内海側都市圏〜内陸都市圏のほか県内の複数の都市で鉄道路線を運営している。 元々の社名は海内鉄道であり、県内の内陸〜海側を結ぶ目的で設立され、内陸側の枝沙季鉄道及び海側の翠浪鉄道と直通運転していたが、後に合併し、あざみない鉄道と改称した。なお、枝沙季バス及び翠浪バスは、それぞれ枝沙季鉄道と翠浪鉄道のバス部門であった関係で、一部路線において提携関係にある。
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/11185.html
曇天に笑う 登場人物 コメント 唐々煙による日本の漫画作品。『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)2011年3月号から2013年6月号まで連載された。 なお『曇天に笑う 外伝』と前日譚となる『煉獄に笑う』が2013年12月発行の『時代劇活画伝 斬』(マッグガーデン発行、アニメイト限定発売)に掲載された後、『煉獄』は2014年1月25日より、『外伝』は同年2月25日よりそれぞれウェブコミック配信サイト『WEBコミック Beat's』にて連載を開始している。 2014年にテレビアニメが放送予定。 登場人物 エムリット:曇 天火 ユクシー:曇 空丸 アグノム:曇 宙太郎 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る