約 106,068 件
https://w.atwiki.jp/azum/pages/64.html
智は震えていた。顔は蒼ざめ、脂汗を流している。 この日、智は上の空であった。教室に入っても、そんな調子が続く。 やがて朝の予鈴が鳴り響き、授業が始まる。しかし、そんなものは智の頭に入らない。 あの晩、智は山の中にいた。近所にある山。さびれた住宅地の最奥に裾野を広げている山。 むしろ、山の裾野にまで住宅地が食い込んでいるといった方が良いだろう。そんなどこにでもあるような、 名も無い山の奥深く。智は息を殺してそれを見つめていた。 穴を掘っている。顔ははっきりとは見えない。フードをかぶったやや細めの人物が、穴を掘っている。 ザッ、ザッ、というスコップの音が、闇の中、木霊するように響いた。 (一体、何をやっているんだ?) 智は訝しがった。だが、これだけは分かる。決して、自分が隠れていることを知られてはならないと。 智の危険を知らせる本能がそう告げていた。その人物が、何やら陰から引きずり出した。黒い、大きなビニール袋のようだ。 なにか重たいものが入っているらしい。力任せに引っ張ると、地面に投げ出した。その瞬間、みた。袋から勢いよくはみ出したものを。 ――すなわち、脳みそを垂れ流した人間の頭部を。 「うわっ!」 ――しまった、と思ったときには既に遅い。フードを被った人物が、はじけたように振り向いた。 スコップを手に猛まじい速さで智に向かってくる。殺気がこめられた、あの凄まじい目。 あの目がすぐ目の前にまで…。 「うわあああぁぁぁぁぁ!!!!!」 教室の生徒が一斉に振り向いてくる。気がつくと、智は自分の席に突っ立っていた。 ようやく我に返る。自分は教室で授業を受けていたのだと。教室にしらけた空気が流れた。 「す、すいません。寝ぼけてましたぁ!」 慌てて席につく。クスクスと、どこかから女子のあざ笑う声が聞こえてくる。さすがに、今回は智もばつが悪い。 「まったく、智は能天気でいいわね」 女教師のいやみに、ドッと哄笑が巻き起こる。智は俯いて聞いていた。 「気を取り直して…。えーと、あれ、今日、ちよちゃんどうしたの。分からないだって?じゃ、次は…」 (はぁ、今日は散々だったな) トボトボと帰路についた。夕日の中、智は一人で歩いていた。 (あっ、そういえば。帰りに寄るところがあるんだっけ) ふと思い出して、ポケットの中に手を突っ込む。 「あれ…、ない?」 必死になってまさぐりはじめる。ポケットを裏返したり、上着を脱いでひっくり返してみたりするが、一向にみつからない。 (無い! 生徒手帳が無い!!) 智の顔から次第に血の気がぬけていく。 確かに昨日、ポケットに財布と一緒に入れてあったはずなのだ。それがないということは――。 「まさか、落とした…?」 ――あの場所に。 間違いない。あのとき、逃げるうちに落としたのだ。生徒手帳には智の住所氏名と写真とが記載されている。 もし、あいつが拾っていたら―― 気がつくとあたりはすっかりと暗くなっていた。ぞっとする。いつのまにこんなに日が暮れたのだろう。 黄昏はとうに追い払われて、闇がすぐそこまで忍び寄っていた。恐怖の始まりが…。 誰かの足音がした。自分を追って。まっしぐらに自分を目指してくる足音が 「ひ、ひぃ!」 智は走り出した。 (助けて! 誰か助けて!) 恐慌をきたし、涙・鼻水を垂れながして、ひたすら走りに走った。いつもの無鉄砲で気の強い彼女の面影は無い。ただ、走った。 ――しかし、足音は追いかけてくる。どこまでも、智を追って。 いつまで走り回っていただろう。もう、3時間は走っているようにも思われるし、まだ30分そこそこしか経っていないような気もする。 わずかな街灯が照らす闇の中、走り回り、逃げ惑ううちに、方向感覚も、時間感覚も失われてきた。自分が誰なのかさえ薄らいでくる。 ただ、恐怖だけが後ろから追ってきた。その恐怖が、ひしひしと伝わってくる恐怖が、しだいしだい距離を縮めるたびに、 自分の内なる感情が突き抜けていくのを感じた。智は、ほとんど笑いながら走っていた。 「きえエエエエエエエエエエエエ!」 闇夜の中、ぼんやりと明かりが見える。――交番だ。あそこに駆け込めば助かる! しかし、智は通り過ぎた。ある感情に歪んだ顔で。 (あたしは、警察にはいけない。助けを求めることはできない。だって――) その感情とは――、 (あたしは、ちよちゃんを殺したんだから!) 即ち――――狂気。 あの晩、智は死体を埋めに来たのだ。自分が殺したちよの死体を。ほんの些細な事故だった。 ガードレール上の、段差になっているところ。下は十数メートルほどのコンクリートの断崖だった。 いつものように、高いところが苦手なちよを脅かしてやろうと、かるく押しただけだった。 それが洒落にも冗談にもならないことに気づいたのは、下で砕けて脳を散乱させたちよの頭をみたときだった。 しかし、智は少しも絶望しなかった。 かえって、どうしようもないくらいの愉悦がこみ上げてくるのを感じた。 憎んでいたのだ。私は、ちよのことを。そのことに気づき、智は胸がすっとするように感じた。 頭が良く、天才で、大金持ちで、家庭にも恵まれ、 友人にも親しまれ、謙虚なそぶりで、ひとなつっこく、 誰からも好かれ、将来を約束された、あの糞餓鬼。あの糞餓鬼を ブチ殺してやりたい、 虐め殺したい、なぶり殺してやりたい、犯り殺したい、殴り殺したい、蹴り殺したい、刺し殺したい、突き殺したい、 撃ち殺したい、轢き殺したい、 焼き殺したい、絞め殺したい、斬り殺したい、バラバラに殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、 殺したい、殺したい、殺したい、 殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、 殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、 殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい、殺したい! 密かに心のそこから渇望し続けていたのだ。そのことを知り、腹のそこから笑いがこみ上げてきた。 愉快で愉快でどうしようもなかった。 「ひゃはあぁははっはあっはあははははああっはああ!」 智は絶頂のかなたにいた。恐怖が彼女の殻を壊し、狂喜の生々しいエネルギーを解放させていた。 いつもは小出しに、 日常の暴走した振る舞いという装いで発散させていた狂気を。 目の前に石ころが転がっていたらしい。彼女は派手に転んだ。 腕や顔をすりむき、血が噴き出す。しかし、そんなことは意に介さない。 「ひっひっひっ、ひひひひ」 うずくまり、しばらく痙攣したように笑っていた。意識は次第に沈静化してくる。いや、鈍化といった方がよいだろう。 あのとき、本当ならすぐに警察に駆け込むべきだったのだ。だが、それには、あの山であんな時間に自分が何をしていたか 説明しなければならない。 そんなことをすれば、ちよを殺したことまでばれてしまうのは目に見えていた。それで、一人で 怯えていなければならなかった。彼女は今、恐怖から解放されつつあった。――狂気によって。 「――滝野さん。そんなとこで何してるの」 ぼんやりと、智は振り向いた。 「黒沢せんせい?」 黒沢みなもが立っていた。微笑みながら。 「どうしたのよ、いったい。ああ、手だって擦りむいてるわ。顔だって。こっちいらっしゃい」 ぼんやりと、言われたままにみなもに近づく。みなもが智を抱きとめるようにして手を伸ばす。 手にはハンカチが―― 瞬間、智は喉にあついものが走るような衝撃をうけた。次の瞬間には視界が赤一色に染まった。 みなもはナイフを隠し持っていた。智の喉は真一文字にぱっくりと裂かれていた。 「だめよ、覗き見なんかしちゃ。」 まるでやんちゃな男子生徒を叱るような口調でいう。例の微笑みを浮かべながら。 「あ…ぁ……」 智は口をぱくぱくとさせて何かいおうとしていたが、声にならない。喉から噴水のように血を噴き出しながら、 ただ、ヒューヒューと風を切る音がするだけだった。 「滝野さんが悪いのよ。本当だったらあなたは殺さずにすんだのに。よりによって、あんなところをみられるなんて。 彼ね、とってもいい人だったのよ。だけど浮気性だったの。それで、つい殺しちゃったのね。でも大丈夫よ。 ゆかりもたまに嫌な相手を殺してるから。私たち、協力しあってアリバイ工作は完璧なのよ。それで今度、二人で 木村を殺そうって話になってね。あなたのお陰で良い予行演習になったわ。――あら、もう死んじったの。」 みなもは智が聞いていないことを知ると、智の死体をまるで粗大ゴミでも扱うかのように黒いビニール袋に詰め込んだ。 その晩、例の山には新しい穴が掘られた。三つ目の穴が。 そこからズボッと智が現れる。 「あー酷い眼にあった…クビ痛いよ~」 泣きながら×形の絆創膏が貼られてるクビをさする。 右隣の穴からも頭にタコ焼きタンコブを作ったちよがはい出てきた。 「もう、ともちゃんはひどいです!」 身体から土をこぼしながら、ぷくーっと頬を膨らませる。 「たまたま持ってた豆腐を脳ミソと勘違いして埋めるなんて、しばらくは許しませんからね!」 なんやかんやで無事でした。 そして逆隣りの穴からも若い男がズボリと 「あー、あんなとんでも無い女だったとは…早く警察に通報しないと。あとしばらく女遊びは控えよう」 懐から携帯を取り出していた。 こうして、ゆかりちゃんとにゃもは逮捕されちゃいましたとさ。 終わり
https://w.atwiki.jp/2ndchecker/pages/38.html
最近の出来事 パン4斤TAを7月2日21時51分開始した。 TAにもかかわらずのんきに、ピーナッツバター、赤貝などとい若いのにおっさんチョイスなものをおかずにして挑戦する。 2時間20分で2斤を食べてギブアップ 4斤には遠く及ばなかった。 やはりマケボノは健在である。 ガチホモかと聞かれたときや山田曰く「女の子も好き」 どうやら両刀使いのようである。 8月22、23日に配信開始以来初の連続配信を達成した。 あの配信詐欺野郎が嘘のようである。 23日の配信にて、justinの調子が悪く時間が経つたびにラグが大きくなるという事態が発生。山田は過去のチャ民と会話をし、チャ民はそれを見てあざ笑い、そして山田は焦るそれを見てという新感覚の配信が行われた。 実際の現場:山田「ノって今から打ってください」 7分後ノが山田のチャットに移る。 山田あまりにも遅すぎて笑う。チャ民山田の反応に笑う。 しかし、途中で時が加速しなくなりラグがなくなりお腹いっぱいになったところで配信は終了した。 通称 山田、杉山 twitter http //twitter.com/sugiyamaP (旧)http //twitter.com/sugiyama4299 (旧)http //twitter.com/yamadagonbe 配信ページ http //revinx.net/ustream/page/553 主な配信内容 雑談 シレン ゲーム 凸待ち 過去の自分と対談
https://w.atwiki.jp/u-sk/pages/20.html
コートの襟を立ててもなお、冷たい風が俺の首を締めてくる。 吐く息は白く、電灯の光に縁取られては消えていく。 冷たい雨は止まなかった。 虫の羽音に似た不快な音を立てて明滅するネオン管の輝きに我に返ると、水たまりに自分の哀れな姿を見た。 極彩色の光に浮かぶずぶ濡れコートの姿はさながら、誘蛾灯に誘われた蛾の様に情けなく思えた。 幸い貯金は残っていた。 今後数ヶ月の間命をつなぎ止められる程度にはだが。 手首まで流れてきた雨の雫が昨日つけたばかりのためらい傷に沁みた、その痛みで再度我を取り戻した。 深く眠れない日々が続く。 下手に目を閉ざせばあの朝を思い出す。 あれから一年。 未だに立ち直れない俺をあいつは笑うだろうか。 それとも。 「あら、とうとう傘まで差さなくなったのね」 あざ笑うでもなく、憐れむでもなく、ただ率直な感想のような垢抜けた声が耳に飛び込んできた。 「座れば? 今日はお客もこないし」 ふと辺りを見渡せば、俺は見慣れた飲み屋にいた。 彼女の言う通り、他の客の姿は見えない。 「こないだはメガネ忘れてたじゃない、眼、悪いのに」 彼女は俺の濡れたコートをポールハンガーに掛けながらそう言った。 そういえば、彼女の名前はなんと言ったろうか。 「冷えるわよ、一杯だけサービス」 椅子に座って黙っていると、彼女がスコッチの瓶と小さなグラスを持ってきた。 「……まだ、立ち直れないのね」 グラスに酒を注ぎながら、彼女はそう言った。 その言葉に初めて、憐れみが籠もった。 「忘れようともできないんだ。眠ろうとすると思い出す」 「……ユーゴ、誰だってそんなもんよ、あたしだって、母さん死んだ時はそうだった」 「いつかは忘れられるかな」 「……忘れはしないわ、慣れてはくるけど」 彼女は視線をグラスに落としたまま、そう微笑んだ。 あいつとの出会いは、この店の帰りだった。 最初は真似事のつもりでピアノを弾き始めたが、しばらくするうちに様になってきたのか、マスターが小遣いをくれるようになった。 それから調子に乗って小遣いを稼ぐようになり、下手なりに曲を書いてみたりして、それなりに楽しい日々が続いていた。 そんなある日、ちょうど今日みたいな冷たい雨が降りしきる夜だった。 店にひとり、見慣れない少年がフラフラと入り込んで来た。 身なりからして、貧民か孤児かのどちらかであったのは明白だった。 最近はそんな子供も増えてきて、物乞いやそれを装う強盗も多い。 相手にしないのが一番だったが、その少年はそれとは何か違った雰囲気を持っていた。 衰弱した少年に最初に気づいて話しかけたのは俺だった。 彼はか細い小さな声で、何度も謝りながらこう言った。 ただ、ピアノが聴きたかったんだと。 ふと気づけば自分のアパートの入り口に立っていた。 いつ店を出たのだろう、それすらも思い出せない。 鍵を開け、そのまま脱衣場に向かう。 びしょびしょの服をまとめて洗濯機に放り込み、全裸姿になる。 シャワーを浴びた後はそのままの姿でベッドに横たわった。 今、この寂しさを紛らわせてくれるのは、酒でも、薬でも、ましてや他人でもなく、この羽毛布団の冷たさだった。 最初はひやりと、だが段々と自分の体温で暖まっていく感覚。 これだけは嘘をつかない。 本物の体温だ。 ふわふわの布団はあいつのお気に入りだった。 いつもこうして両腕に抱き、大腿に絡めて眠っていた。 その姿が愛らしくて、いつも眠るまで眺めていた。 ただ、ピアノが聴きたかったと、彼は言った。 その言葉を聞いていたたまれない気持ちになった俺は、そのまま彼を部屋に連れ込んだ。 料理に自信は無かったが、適当に作ったスープを彼は美味いと言ってくれた。 数日間は寝たきりだった彼も、食べ物さえしっかり採ればみるみる内に回復した。 とうとうたまらなくなり、手を出してしまった晩も、彼は最初は戸惑ったものの、優しく受け入れてくれた。 男を抱いたのは、何もそれが初めてじゃない。 だが、彼のような何も知らない子供も抱いたのは生まれて初めてだった。 さらに言うなら、男に恋したのも、彼が最初で最後だった訳だが。 柔らかな肌の質感。 快楽に歪むあどけない表情。 俺は夢中だった。 それこそ、只でさえ感心事の少ない俺の心を、唯一繋ぎ留めてくれるかのように…… 俺の体温で温まった羽毛布団の柔らかな質感は、なぜかあいつを思い起こさせる。 俺は布団を抱き締めると、すべらかなシーツが俺の裸体に絡みついてくる。 まだあいつの匂いが染み付いているような気がして、それが愛おしく、切なく俺の中に駆け巡っていく。 気づいた時には、俺のモノは堅く隆起していた。 我ながら、生物としての本能が馬鹿馬鹿しく思えた。 心ではこんなにも傷ついているのに。 大腿で布団を締め付け、腰をゆっくりとこすりつけていく。 あいつは俺が行為に浸ると、少し荒っぽくなるところが雄々しくて好きだと言った。 一方で俺は、そんな俺の荒ぶる気持ちを優しく受け入れてくれるあいつの気丈さを愛していた。 何度あいつを思い出しては自慰に耽り、その度に自己を嫌悪したことか。 愚かしい。 虚しい。 いくら思い続けたところで、あいつはもう、還ってはこない。 ……ゴトリ。 突然の物音に、俺は自慰を中断した。 アパートの金属のドアに、何かがぶつかる音。 時計を見れば、既に夜中の三時を過ぎていた。 こんな時間に、何が? すっかりと萎えてしまった俺は、そのままの姿で玄関に向かった。 覗き窓の先に人影はない。 酔っ払いでも通ったのだろうか。 俺は確認の為に、ドアを開いた。 ドサッ。 最初は何が倒れてきたのか理解できなかった。 それは確かに人のかたちをしていて、ぐっしょりと濡れたボロボロの布切れに包まれていたせいで、それが痩せた子供であることを理解するのに数秒必要だった。 紛れもない貧民の子だ。 「……大丈夫か?」 突然のことでその声を出すのにもまた時間が必要だった。 「……」 抱きかかえた子供は虚ろな目をしていて、呼吸はしていたが危険な状態なのは目に見えていた。 「……」 俺はひとまず、その少年を部屋に引きずり込んだ。 ボロボロの衣服を脱がし、バスタオルで体を包む。 俺は戸惑っていた。 この少年には、あいつの面影がある。 いや、そんな筈はない……気のせいだろうか? 「……い」 「何?」 「……むい」 あまりか細い声だったが、俺には寒いと確かに聞き取れた。 俺は少年の軽すぎる体を持ち上げると、バスルームに急いだ。 この子は、助からないだろう。 不思議と俺は冷静だった。 ならばせめて安らかに送ってやろうと、俺はバスタブに横たえた少年の体に暖かなシャワーを浴びせてやった。 「……暖かいか?」 俺の問いに少年は答えなかったが、少しだけ安堵の表情を浮かべているように思えた。 だが、やはり少年は、そのまま呼吸を止めてしまったのだった。 この部屋で、また幼い命が消えてしまった。 この冬の時代、仕方がないこととは言え、見ず知らずの子供の命が失われてしまうと言うのは悲しい事だ。 俺は少年の遺体をベッドに横たえると、その体に布団を掛けてやった。 明日、知り合いの牧師に連絡を取って、この子を引き取って貰わないといけない。 だが、見れば見るほど、彼は何故だかあいつに似ているような気がしてならなかった。 無論、そんな筈は無いのだ。 俺はあいつの埋葬を見ているし、まさかあいつが墓から出てきたとも思わない。 部屋で死んだ貧民の子供、という共通点があいつを思い出させるのだろうか? 俺は遺体の顔を覗き込んだ。 ……やはり、似ている。 同じではないが、似ていると感じる。 頬に手を這わすと、まだ少し暖かい。 だがその妙な弾力は、生きている者とはまるで違う、あたかもゴム人形のような 違和感があった。 彼も、寂しかったのだろうか。 そう思うと、いたたまれない気持ちになった。 徐々に冷たくなっていく彼の体が寂しかった。 痩せた体は、出会ったばかりのあいつを思い起こさせる。 冷えた体を抱き寄せると、その手足は力なく俺の体にもつれてくる。 そっと唇に口づけると、柔らかくも力ないその唇は簡単に俺の舌の侵入を許してしまう。 やはりどこか、あいつに似ている。 そう思えば思うほど、俺の中で何かが狂っていった。 大腿を彼の股の間に滑り込ませ、背中に腕を回し、唇に舌をねじ込む。 しだいに俺の体が熱を帯び、同時に冷えていた彼の体も暖かさを取り戻していく。 力ない四肢が快楽に沈むあいつを思い出させると、俺のモノは再び力強く脈打ち始めた。 俺は唇を離すと、銀色に糸を引く唾液を掬い取り、濡れた指を彼の臀部へと伸ばした。 当然、彼は抵抗ひとつせずに俺の指を飲み込んでいく。 どうして嫌な顔ひとつしないのだろう。 俺は十分に彼の菊門を濡らすと、いきり立つモノを無理やりねじ込んだ。 否、無理やりと言う程の抵抗すらなく、俺のモノは柔らかな肉の感触に包まれた。 その後俺は随分と乱暴に腰を振ったが、彼は安らかな顔のまま声も上げなかった。 どうして何も言わないのだろう。 痛いはずだ。 気持ちいいはずだ。 なのになぜ顔色ひとつ変えないのだろう。 俺は、悔しかった。 もっと声が聞きたい。 もっと俺を求めて欲しい。 俺はこんなにもお前が愛おしくて、こんなにもお前に飢えているのに。 なのにお前は上の空で、涼しい顔のまま動かないだなんて。 俺は締まりのない彼の内部を乱暴に突き回し、終いには彼の細い首まで締めてみたが、彼は何も言わなかった。 そう。 彼が死んでいるという事実を思いだしたのは、彼の体内に大量の精液をぶちまけた直後のことだったのだ。 to be continued...
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/360.html
青空だ。青空が見えたんだ。 綺麗だった。こんなにも、夏の空は綺麗だった。 大きな雲が沢山浮いていた。 まるで地上の僕達をあざ笑うかのように、雲は横切っていた。 俺は何をしているのだろう。 俺は犬じゃない 俺は昆虫じゃない。 俺は何だろう。 俺は人だろう? 俺は…………人なのか? こんなにも哀れで惨めな存在が、人なのか? 人なのk 突如として俺の顔面に飛来した黒い靴。 「やぁ。出発だよ。私の奴隷」 「………嫌だ…昼は出たくない………」 「あれ?…やっぱり…奴隷にはなれなかったんだ。お前が私の呪文を汚らしい小便で汚したから」 あれから、俺は土をかぶって寝た。 おかげで小便の臭いは撮れたが、体全身から虫のような臭いがする。 やはり、俺は人間ではないのか。 「早く出ろよ」 「ゴブァ!!!」 顔面を蹴られる。嫌だ!俺の決心は硬い。もうこの決心を歪める事は何者にも不可能なのd 「早く」 「ゲッ!」 「早く」 「ぐべら!!!」 「早く」 「つあrちう4wryhr!!!!!!」 「早k「行きます!!!!!!!どこへでもなんなりと!!!!!!」 俺の決心は折れた…… …………… ……… … 「うう……外怖いよぉ……」 「風呂で洗っても、汚らしいのは外見だけでなく中身もらしいね。傍にいるだけで空間がねじ曲がるようだ」 「…………」 お前だって変態だろ…あんな格好で!外に出るなんて変態以外の何者でもない!クソッ、俺の顔だけでなく精神を侮辱しやがって 許せねぇ…この女、許すまじ…絶対いつかレイプしてや… 「お姉ちゃァん!こんなキモいのよりぼき達と遊ばんなぁいー?」 「!?」 そこにいたのは唇やら耳やらナニやら、あらゆる部位にピアスを付けた金髪サングラスのヤンキー…あああ!!! だから外には出たくなかったんだ!!! 「五秒以内に私の視界から消えろ汚物。さもなくば殺す」 ……!? 俺は思わず隣を二度見した。今の発言は紛れもなく彼女…和鳩さんから出た言葉だったからだ!間違えた、和鳩から出た言葉だった。 「あああ!?!?!?それ俺に言ったんかい!?!?おいクソアマ!!!なんとか言ってm「死ね」 和鳩を掴もうとした男の手がストーーーーーーーンと地面に落ちる。 「…………?…………?」 男は一瞬理解できない、と言った顔をしていたが、叙々にその顔が恐れに染まっていき… 「ギャアッ!!!!「うるせえ」…アッ!?」 発狂したように叫ぶ!!と思いきや。今度はスッパリ切れた手と同じように……首が吹っ飛んだ!! 恐怖に染まった顔のまま、男の表情はストップし、地面に落ちた! まただ、また斬撃は見えない…彼女は腕一本動かしていない。一体どんなトリックを… ざわ……ざわ…… 早業…この壊し屋の一番息子とされる俺の目も止まらぬ…いや待て、そこじゃない。 そこじゃないッ!!!!!!!!! 騒ぎ出したのだ。通行人が! 「うわー首飛んでるよ」「あちゃー嫌なもん見ちゃったなー」「きゃあああ!!」 割と見慣れた顔で見ている通行人が6名、恐怖に騒ぎ立てる通行人が1名…なんて街だ。 だが腐っても街。公の場。警察を呼ばれでもしたら厄介きわまりないッ!!!!!!!!! どうやって対処すればいいんだ!?この状況!! 「おい奴隷。何してる?逃げるよ」 「あはい」 …………… ……… … 「(もうまっぴらだ……ラノベ的終始女とイチャイチャ的展開もないし……)」ボソボソ 「どうしたの?」 真顔で俺に聞いてくる和鳩。蚊の羽音より小さな声だったのに…… 「……………あの、それより目的地はどこなのでしょうか?」 「ここだけど」「…?」 そこにあったのは『廃墟』。 『廃墟』。 はいきょ。 大事なことなので三回言いました。 「廃墟に何か用でも」 「言ったよね。私殺し屋だから。見習いだけど……」 「あ、廃墟に人でもいるの?」 「さぁ。取り敢えず、この廃墟に住んでる何かを殺せば報酬が弾むらしい」 「………不安だなぁ……」 「その何かってのが詳しく教えてくれなかったもんだから、いざという時のために盾を用意したんだよ」 盾なんかどこにもないじゃない…と一瞬疑問を感じたが、 彼女の微笑を見てなんとなく納得した俺は早くも全力で帰宅したくなってきた… 「……なんかいるなぁ」 「え?……ハッ!!!!!!!!!」 ギュウウン!!!と凄まじい勢いで俺の頬を掠めたのは触手!!!!少し頭を逸らすのが遅れたら……間違いなくお陀仏だった! 「ォォ…獲物ォ…ォ…」 そこにいたのは……背中から音速半で伸びる触手を生やした、謎の大男だった! なんて厄介そうな敵なんだ…… 「えも「獲物はお前だけど」 だが直後首が吹っ飛んだ。大男は動かなくなった……… 身構えた俺は、華麗に踵を返した。 「なーんだ、驚かせやがってクソが」 「まだだよ、首が生えてきた」 「!?」 振り返るとそこには! 「フハハハ馬鹿めェ!!俺は首が吹っ飛んだだけでは死なぬわ!!!!」 「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!」 男の首…それも先程の首の男とは別人のものが生えていた! 「俺はな…自らの首を切り落とすことで新たに命を得ることが出来る能力者なのさ!!」 「なんで急に自分の能力を喋りだしたんだコイツ!?」 「…そうか。だったら丁度良い実験動物になりそうだ」 ニヤァと不気味に笑う和鳩に俺は嫌な予感がする。 和鳩は無言で俺に近づく。 ちょっと待て、何をする気だ? おいやめろ。何故俺の一張羅に手を掛ける。 「センスの悪い服だなぁ」 黙れ!!!!と言おうした次の瞬間!!!!!!! 俺の一張羅は上から下へ…見事に裂かれた!!!! 「キャアアアアア!!!痴女ッー!!」「黙れ」「はい」 「一体何の真似だ!?」 大男の顔が若干赤くなっているのは気のせいだろう。 だが悪夢はまだ始まったばかりだった!!!!! 次の瞬間、彼女の服は突如として破れさり、同時に全身にヘブライお経文字を書き終えていたのだ!!!! 「キャアアアアア!!!マジで痴jップ」 次の瞬間俺は後頭部を思い切り回し蹴られ、大男へ向かって吹き飛ぶ。 そして……和鳩は叫んだ!!! 「共鳴しろ…私のヘブライお経文字!!!!」 彼女は発光した!! 同時に俺も発光した!!! 先程家から出る前に、彼女に懇願して洗いながしたはずのヘブライお経文字がッッッ 浮き出るッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!! 「さて、昨日は見れなかったけど…見せてよ。あなたの変態を」 呟くように彼女は言った…………そして───── ───── 一 日 ぶ り か 。 こ の 感 覚 「貴様ら揃いも揃ってこのシリアスな戦闘シーンに脱ぎだすとは一体何事だ!?」 大男が喚くが、最早俺の耳には入っていなかった。 「絶頂……絶頂が精神を支配している…………ウオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!! 露出装着ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ」 「!!!?」 ─ 露 出 戦 士 シ グ レ 、 爆 ッッッッッッッッッッ 誕 ッッッッッッッッッッ ─ 突如としてッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ 我が体に装着された赤きアーマーッッッッッッッッッッ それはまっこと素晴らしきアーマーッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ 全ての攻撃を受け切る、心理の鎧ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ そしてこの露出アーマー最大にして最強の特徴があるッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ それはッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ 股間部のみッッッッッッッッッッ露出している事ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ 「我こそが真理……その名もニート也」 「最高……最高だよ死紅くん。学生の時から、お前には注目してたんだ。やっと……さらけ出したんだね」 満面の笑みで俺を迎える和鳩……俺は何故だか感動した。 「あぁ……やっとさらけ出したよ、ありがとう和鳩ッッ!!!」 次の瞬間、和鳩に俺は股間部を蹴られた。「さん付けね」「ッは、はい…ッ……!!!」 「許せねぇ……俺を無視しやがってクズ共め!!!!皆殺しにしたあと、その醜態を世間様に魅せつけてやるぜェェ!!!!」 大男のわめきが、今度こそ俺の耳に届いた。 背中から生える触手で攻撃する大男。 しかしそれは無為なことだったのだ…… 何故なら、次の瞬間大男は、その体ごとこの世から消滅していたのだから……… … ……… …………… 帰り道を俺達は並んで歩いていた。 鎧だけで斧や剣と言ったお約束の武器がないなとは、思ってたけどまさか股間が武器だったとはな… 俺は消し炭になった大男を思い出しながら思っていた。 それにしてもこのアーマー。 「肌に癒着して取れないぃいいいいいいいいいい!!!!アーマーがァアアアアアアアア!!!!!!!」 取り敢えず股間部を、その辺で売っていた褌をつけることでなんとか隠したが、ギリギリすぎる!!!! しかし叫ぶ俺を完璧スルーかつ無表情の和鳩。 許せねぇ…この女!!!!そ、そうだ!!!!今なら……今の俺の力なこの女をレイプできるかも知れない!!! ここはどうやら怒ったニートの恐ろしさを教えてやる必要があるようだな!!! 「へへへ……なぁよりば「そういえばお前、今日はどっちで寝たい?犬小屋だけじゃ寂しいだろうから、特別に玄関で寝ることを許すよ」 俺は1m吹っ飛んでいた。やたら顔面がヒリヒリする。殴られたのだ。 俺はその場で地面に両手をついて、土下座しながら答えた。 「玄関でよろしくお願いいたします」 そして、俺は帰り道、指名手配にされていた。 何度も何度も、警察に発砲された。 そして弾避けとして、和鳩さんに文字通り『盾』にされたのだった。 俺は本当に人だろうか。 ~未完~
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/2679.html
「そこまで、だ。ヴァイス=シュヴァルツ」 「む……」 その声が響いた瞬間、常に余裕と嘲笑を崩さないヴァイスの表情が、はっきりと顰められた。ばっ、と後ろに飛びのく。 彼にこの顔をさせるのは、二人。 一人は以前関わって以来、ちょっとした勘違いからヴァイスを追い続けているシャルラ=ハロート。 そしてもう一人が、この男。 「またアナタですか。ブラウ=デュンケル」 「お互い縁があったということだ。これがな」 現れたのは、色合いと顔だけが違う、ヴァイスの鏡映しのような男。ブラウ=デュンケルを名乗る男だった。 その目線が、ちらりと「シャットアウト」で隔離された千鶴に向けられる。 「……奴にいろいろ言っていたようだが、遅きに失したな」 「? どういう……」 「今の意見は、あるいは異見は、奴が『人間』であるという前提がなければ成立しないからな」 つまり、今のヴァイスはもはや人間ではないのだと。 「死体が発見された時点で奴は人間としての存在を放棄している。今の奴は、ヴァイス=シュヴァルツの姿を取った現象そのものだ」 「……間違ってはいませんがね」 「だろうな。でなければ、貴様の操り人形だった俺がこうして自由意志で動ける理由がない」 聞き捨てならない言葉に詠人とマナが一瞬反応したが、ブラウは一瞬だけ目線を向けるとまたヴァイスを見る。 「……さて、さっきの指摘について何か言うことはないのか? 貴様のことだ、反論はいくらでも用意しているだろう」 今のヴァイスは、言うなれば「ヴァイスという男を構成していた要素」を拾い出して具現化させたような存在だ。 それくらいはあり得るだろう、と予測していた。 「そうですねェ。そもそもワタシは、特に何かを求めて事件を起こしているワケではありませんしね」 「愉快犯だからな、貴様は」 「ワタシが楽しければそれでいいのです。……と思っていたのは『生前』の話でしたが」 つまり? 「今は本当に何一つ目的はありません。言うなれば事件を起こすことそのものが目的です」 「……何だと?」 「今のワタシには時間すらも無意味な概念です。かつてのワタシは完全な愉快犯でしたが、今はそのようなレベルでは動いていません」 「どういうことだ……なら、何故僕を!?」 詠人の叫びにも、何でもない事のように答える。 千鶴へ話しかける形で。 「チヅルさん、先程アナタはワタシの演出を独りよがりであり、情愛という視点が欠けているがゆえにつまらない、ゆえに演出家を気取るのはやめた方がいいと。神の真似事であるがゆえに下らないと、そう言いましたね」 しかし、 「ワタシという存在は、その根幹が『神』という存在、あるいは概念の模倣という側面を持っています。ですから、どう足掻こうとワタシのすることは神の模倣でしかないのですよ」 千鶴の言うような「面白さ」が現れることは、ヴァイスである限りあり得ない。 「ありきたりなのも当然です。何故なら、ワタシはそもそも造り出すことを最初から求めていないのですからね」 「それは」 「『人間』だからこの辺りが限界……ですか? さあて、それはどうでしょうかね」 今も昔も、この男は容易に本音を悟らせない。表に出ている言葉や態度が真か偽か、確かめる方法はないのだから。 「今のワタシの存在概念は『原因』。答えなき問いの答え、理由なき事象の理由となるコトがワタシの存在です」 つまりは「だいたいこいつのせい」である。 「そこに情愛など必要ないのですよ。重要なのは、それによって事象が確定するコトです。それがどれほど有り触れた、つまらないものであっても、原因となるならば問題などないのですよ」 面白さを求める段階はとうに過ぎ去り、今は演出そのものが手段に切り替わっている。 千鶴の指摘は「作品」に対する評価のようなものだったが、ヴァイスはそもそも他者の評価というものを求めていない。ましてや今は、「作品」はただの手段。 他者からみてどれほど下らなかろうと、それは問題ですらないのだ。 「同時に、ワタシ個人の目的というものも消えました。まあ、演出を続ける中で何かしら面白そうなことが起きないか、とは考えていますが」 それでもやはり、本質は変わらない。人を操って嘲笑する、愉快犯。 ヴァイス=シュヴァルツとはそういう遍在だった。 「……あなたは……何なんですか」 千鶴の呟きは、まさに心底からの疑問、と言った風情だった。 ヴァイスは帽子を深くかぶり直して視線を隠し、その裏から言う。 「さあて、ね。演出家、道化師、愉快犯、人形遣い、あり得ざる遍在、眠らぬ死者、神の手違い、あざ笑う者、闇の彷徨者……」 さて、 「ワタシは、何なのでしょうねェ……?」 黒ずくめの男の姿をしたナニモノカは、そう言ってくつくつと嗤った。 永遠にも似たしばしの静寂の後、ブラウが口を開いた。 「……貴様が何なのかなど、どうでもいい。ただ、殺すだけだ」 「さすがにそれは御免被りたいですねぇ。このワタシが死んだところで、それはヴァイス=シュヴァルツという存在の消滅を意味するところではありませんが……」 どこまで本気かわからないような声音で、ヴァイスは首を竦めつつ言う。 そんな黒ずくめの男を複雑な感情を宿した目で見る、詠人。 「……だとしても。僕が、お前を見逃す理由にはならない」 「見逃す見逃さないではありません。ワタシがどうするか、なのですよ」 逃げようと思えばいつでも逃げられる。ただ、退屈しのぎにこうして話に興じているだけなのだと。 「それに、今まで自分が為したコトを棚に上げて言いますか? 厚顔無恥とはこのコトですね」 「言われる筋合いはない、お前には」 ばっさりと切り捨てたのはマナだ。詠人を庇うように一歩前に出る。 「今の言葉を返してやる、そっくりそのまま」 「……ふむ。これは困りましたねェ」 全く困ってなどいない、むしろ面白そうな顔で、ヴァイスはその言葉を受け取る。 「お前の言葉はただの呪い。聞く価値はない、全く」 「では、どうしますか?」 「決まっている」 きり、と睨み付け。 「―――ここで、終わらせる」 差し上げた手で、 「―――“ウェーブファンクション・リミテッド”」 指をひとつ、打ち鳴らす。 瞬間、場の空気が、いや流れが、明らかに「変わった」。 「!!? こ、コレは!?」 「……馬鹿な!? この力は……」 はっきりと驚きをあらわにしたのは、自身既に現象そのものに近いヴァイスと、マナの成したことを「見」たブラウの二人。 ついて行けず当惑する詠人やシュロ達に、マナは淡々と説明する。 「私の『ウェーブリンク』は波動を操り、また同化する力。超音波、電波、真空波、電磁波、物質波、脳波、重力波、光波……波とつくものは全て私の思うが儘」 それは、何を意味するのか? 「……ねえ。『波動関数』って知ってる?」 「……わかんないよ、マナちゃん。それ、何なの?」 「波動関数とは、簡単に言うと『何かの状態そのものを波として表した概念』のコトよ。波というものは、重ね合わせの概念を実現する……つまり、1つのナニカが、全く異なる状態を同時に取り得る、そんなコトを引き起こせる」 しかし、 「世界の構造上そんなコトは無理。状態は必ず、1つに収束される」 「つまり……どういうことなんだ?」 「……私の“ウェーブファンクション”は、物質、状況、なんでもいい、それらの状態を波として捉える技法。そして“リミテッド”は、それを私の望む形に収束させる力」 ここに来てマナが何をしたのか理解した面々が、一様に最大の驚愕を表に現した。千鶴や、ヴァイスですらも。 「ま、さか……」 ブラウの絞り出すような声に、マナは―――ニヤリ、と嗤う。 「―――そうよ」 「私は、私の望むままに状況を規定することが出来る。世界を波として捉え、そこに私という『観測者』を規定することで、淘汰された可能性を引き寄せて実現化する……それが、私の特殊能力」 ……もはや、絶句するしかなかった。そして、それを聞いたランカとアズールは、まさにそれが齎したであろう結果に思い当たって驚愕した。 「! ほ、ほな……」 「まさか、お母さんや琴音さんが帰って来たのって……!?」 「多分、それも“リミテッド”の作用ね。死んで『ここからいなくなった』二人を、私は観測して『ここにいる』と認識していた。そこに諸々の要素が重なってたまたま“リミテッド”が発動して……」 「……マナちゃんの観測した『二人がここにいる』って認識を、現実に持ってきたってワケか」 シュロの推測に「恐らくは」と注釈しつつ頷くマナ。 つまり彼女は、正しく「世界を左右する力」を手に入れたのだ。 その力を、彼女、夜波あらため白波 マナはどう使ったのか? 「……この力も万能ではない。あったコトをなかったコトには出来ない」 事実として規定されている事柄を覆すことは出来ない。アカネと琴音の場合は、『ここからいなくなったが、もう一度戻って来た』という流れを造り上げたのであり、二人が死んだという事実を覆したわけではない。 「けれど、その逆。なかったコトを実現させるコトは、出来る」 つまりは、予想外の事態を任意に引き起こせる。 「この状況を覆すために、私が望むのはずばり介入者」 「助っ人?」 「そう。ヴァイス、お前を倒すために、あるいは状況を進めるために、もっとも適任となる存在」 マナがそこまで行ったところで、突然「流れ」が途切れた。 同時に“リミテッド”がその作用を顕在化させ、マナが望んだ「適任」がどこからともなく、現れる。 「……ほら。もう来てくれたわ」 微笑んでマナが見やる、そこにいたのは――――。 集束する、可能性 (少女の指先が導く未来は―――?)
https://w.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/160.html
返事はない、ただ濁った目でジャイアン達を見ている ジャイアン「答えろ!何でロケット団なんかに味方してるんだ!!」 スネオ「・・・モルフォン、ストライク・・」 無言だったスネオは突然ボールからポケモンを出し、皆に襲い掛かった ジャイアン「うわ!・・・こいつめ!何しやがる!」 スネオは一向に口を開かない、口にするのはポケモンへの指令のだけだ ジャイアン「言いたくないなら・・力ずくで言わせてやる!行け、ゴーリキー!」 ゴーリキーが敵を抑える 出来杉「僕等も加勢だ!サンダース、砂かけ!」 のび太「オコリザル!けたぐりだ!」 スネオ「モルフォン・・・超音波」 超音波はゴーリキーを混乱させた ジャイアン「この野郎!姑息な手を使いやがって!」 ゴーリキーが混乱しているうちにスネオはロコンを繰り出した スネオ「火炎放射・・・」 しずか「きゃあっ!」 炎はしずかを襲った、幸い直撃はしなかったがロコンは次の攻撃の構えを取っている のび太「しずかちゃん!大丈夫!?」 出来杉「怪我をしてるしずかちゃんが此処に居るのは危険だ、上の階に仮眠室があるはずだ、僕が連れて行くよ」 ジャイアン「スマねえ、頼んだ!」 出来杉はしずかを連れ上の階に向かった ジャイアン「さあこっちは戦いの続きだぜ!ゴーリキー、からてチョップだ!・・・!?」 いつの間にかゴーリキーは毒状態になっている、それもどくどくで受ける特殊な毒状態だ ジャイアン「モルフォンのどくどくか・・・手の込んだことしやがって!ゴーリキー、構わず攻撃だ!」 しかし混乱しているゴーリキーは自分を攻撃しだす ジャイアン「しょうがねえ、交代だ!ガルーラ」 ガルーラはボールから出るなりジャイアンを腹のポケットに入れた のび太「プーッ、はははは!それなんのギャグ?」 ジャイアン「うるせえ!こうしねえと言う事聞かねーんだよ!それよりのび太、お前はストライクを相手しろ」 のび太「わ、分かった!」 ジャイアン「俺はこの毒蛾を相手だ・・ガルーラ、メガトンパンチ!」 スネオ「影分身・・・」 ガルーラのパンチはモルフォンの分身を捕らえ空を切る ジャイアン「なら分身全部に攻撃だ!連続パンチ!」 連続で繰り出されるパンチは分身を消しつつ、本体も見つけ出した ジャイアン「見つけたぜ!本物にメガトンパンチだ!」 モルフォンはパンチをまともに食らい吹っ飛ばされた スネオ「くっ・・・影分身・・」 再びモルフォンは回避率を上げる ジャイアン「てめー戦う気あんのか!?」 スネオ「サイケ光線・・・」 ジャイアン「ぐわっ!・・・ガルーラが混乱してる!?」 運悪くガルーラはサイケ光線の追加効果で混乱になってしまった ジャイアン「またかよ!ガルーラ、構わず攻撃を・・・」 しかしガルーラは全く指示を聞かない、自分を攻撃しつづけ自滅してしまった ジャイアン「やべえな・・・あっという間に2匹やられちまった・・」 一方、ストライクを相手にしているのび太は・・・ のび太「あわわわわ・・・どうすれば良いんだ・・」 高速移動で底上げした素早さについて行けないのび太はストライクに翻弄されていた スネオ「・・影分身・・・」 ストライクは更に回避率まで上げ、完全にスネオペースとなった のび太「まだ攻撃が当たる内に・・オコリザル、からてチョップ!」 しかし攻撃は当たらない、オコリザルが戸惑っているうちにストライクは更に影分身を積む のび太「うわああああん!いつものスネオ独特、嫌がらせ戦法だ!攻撃が当たらないよ~!」 のび太がモタモタしているうちにストライクの回避率はほぼ100%になっていた スネオ「・・剣の舞・・・」 回避率を上げ身の安全を計ったストライクは次に攻撃力を上げた スネオ「続けろ・・・更に剣の舞・・・」 なおも剣の舞を続ける、完璧なまでの持久戦だ・・ スネオ「・・・切り裂く・・」 のび太「わ!オコリザルが!」 剣の舞+切り裂くのコンボでオコリザルは倒れた のび太「次だ、ピカチュウ!10万ボルト!」 だが攻撃は一向に当たらない、しかしのび太に攻略法はない のび太「そうだ!キョウさんとの戦いのときみたいにヨクアタールないかな・・・」 追い込まれたのび太は僅かな希望を求め持ち物をあさった・・・が、 のび太「やっぱり無い・・・もうお仕舞いだ~!」 そしてピカチュウも切り裂く一発で倒れた のび太「こんどはスリーパーだ!毒ガス!」 外れる、と思われた毒ガスは運良く決まりストライクは毒を負った のび太「よし・・・これで少しはマシだな・・」 何とか攻撃が当たり冷静になるのび太、そしてのび太はあることに気付いた スネオ「ストライク・・・にらみつける・・」 のび太「この口調・・どこかで聞いたことがあるような・・・」 この口調がのび太はどうしても気になった、どこかで聞いた覚えがあるのだ のび太「ええっと・・何処だっけ、確か・・・」 記憶を辿って隙だらけののび太をジャイアンは一括した ジャイアン「何ぼさっとしてんだのび太!やられちまうぞ!」 のび太「ジャイアン・・・?そうか!思い出した!」 ジャイアン「はあ・・?」 のび太「ジャイアンだ・・・ポケモンタワーで幹部に操られていた時のジャイアンの口調にそっくりなんだ!」 ジャイアン「何だと!・・・じゃあスネオも・・?」 のび太「操られてるのかもしれない・・・」 2人はスネオを注意深く見つめた ジャイアン「確かに誰かに操られてるみたいな目だ・・そうか!きっとスネオはロケット団に操られてただけなんだ!」 そう言うとジャイアンはスネオに向かい走り出した スネオ「カメックス・・波乗り・・・」 ジャイアン「ぐわ!・・待ってろスネオ、今助けてやんぞ!」 攻撃されボロボロになりながらもスネオに走っていく、まさしく真の男の姿だ 一方しずかと出来杉は・・・ ジャイアン&のび太が戦っている部屋から大分離れた通路を歩いている 出来杉「もうすぐ仮眠室だよ、しずかちゃん」 しずか「そう・・・でも、まさかスネオさんにこんなにやられるなんて・・」 出来杉「スネオ君は改造ポケモンを使ってるんだから仕方ないさ」 しずか「そう・・・ね、ところで私、貴方に謝っておかないとね・・・」 2人は歩く足を止めた 出来杉「謝る?」 しずか「今まで・・私はあなたのことを幹部だと思ってた・・・でもそれは間違いだったのね・・疑ってごめんなさい・・」 出来杉「謝る必要ないよ、だって・・・」 出来杉はキョロキョロと辺りを見渡す しずか「?」 出来杉「うん、ここなら良いな」 しずか「何が・・・ウッ!」 ドサッ・・・ しずかの後ろにはサンダースが立っている、サンダースがしずかに一撃を加えたのだ サンダースの攻撃で気絶したしずかを出来杉は笑って見ている 出来杉「しずかちゃん、君は謝る必要なんてないのさ・・・何故なら・・」 クルリと向きを変え、来た道を引き返した 出来杉「何故なら、君の推理は外れてなんていない・・・ほぼ正解さ」 そう言い終えると出来杉は走ってのび太達の居る部屋を目指した ジャイアン「スネオー!!」 カメックスに進行を妨害されてもジャイアンはスネオの元に走り続けた、スネオを助けるためである スネオの元に辿りついたジャイアンはスネオのむなぐらを掴み叫んだ ジャイアン「目を覚ませスネオ!お前は幹部なんかじゃねえ!操られてんだ!」 スネオ「私は・・幹部だ・・」 ジャイアン「違う!お前はスネオだ!忘れたなんて言わせねえ!」 スネオ「す・・ね・・・・お・・?」 ジャイアン「思い出したか!そうだ、お前はスネオだ!」 スネオ「す・・ね・・お・・・・す・・・ね」 ジャイアン「思い出せ!お前はジャイアン様の一番の子分だ!ロケット団の犬じゃねえ!取り戻せ、自分の心を!!!」 そう叫び、心の篭った拳でスネオを殴った スネオ「うう・・・イタイ・・・わああああん!痛いよママーン!」 のび太「も、戻った」 スネオ「あれ・・・此処は一体・・?」 ジャイアン「覚えてねえのか?お前ロケット団に洗脳されて幹部にされてたんだぜ」 しかしスネオはビックリしたように言う スネオ「僕が幹部・・?違うよジャイアン、僕は見たんだ、幹部の正体を・・」 ジャイアン「どういうことだ!?」 スネオ「確かに見た、あいつは・・・」 そう説明しようとするスネオの話をを遮る者が現れた 出来杉「ご苦労様スネオ君、今まで幹部を演技してくれてありがとう・・」 部屋のドアから出来杉が笑いながら入ってきた のび太「何で此処に・・?しずかちゃんは?演技って一体・・・」 出来杉「一辺に答えるのは難しいな・・でも言えることがあるんなら・・・」 一声置き、信じられない言葉を口にした 出来杉「本当の幹部の正体は僕だった・・・とでも言っておこうか」 2人「なんだって!!」 出来杉は僅かな笑みを浮かべている、まるで3人をあざ笑うかのように・・・ のび太 ギャラドス(レベル45)、ピカチュウ(レベル41) 、オコリザル(レベル40)、スリーパー(レベル40)、カビゴン(レベル41)、メタモン(レベル39) ドラえもん シルフカンパニーにて監禁 ジャイアン リザードン(レベル57)、ウツドン(レベル46)、ゴーリキー(レベル44)、サイドン(レベル42)、ガルーラ(レベル37) スネオ カメックス(レベル57)、ゴローン(レベル45)、ロコン(レベル43)、モルフォン(レベル41)、ストライク(レベル41) しずか フシギバナ(レベル69)、プリン(レベル55)、ピッピ(レベル54) 、ドードリオ(レベル53)、タマタマ(レベル52) 出来杉 サンダース(レベル61)、残り不明
https://w.atwiki.jp/dismatome/
サイトを移転&リニューアルしました。 今後はこちら↓で更新致します。 プランデミック ニュース https //plandemic-news.hatenablog.com/ トップページ 厳選リンク集 おすすめ動画 銀 購入のススメ NESERA/GESERA 用語集 トランプ&Q、コロナ&ワクチン関連の情報の履歴をまとめています。 無料まとめWikiサービスを利用している為、内容とは関係のない広告が表示されます。管理人には1円も入りません。泣笑 ピックアップ ~最新裏情報~ ※日時に関しては、DSへのブラフや、都度修正されるので話半分に聞いておくことを推奨 10/23 YouTube:猪妹さんより・とらさんのあれが400倍も値上がり・アイルのランドのあるば~んくでは88店舗閉店取り付けが・・ 10/23 ブログ:2021.10.23 ジュディノート pickup 10/23 ブログ:2021年10月23日 GCRを介して復元された共和国 10/23 ブログ:トランプ大統領、アメリカに「歴史を変える一週間」に備えるよう指示 10/22 ニュース:【動画あり】バイデン、大失言で非難轟々/バイデンはあざ笑うように言った「私には、私のCOVIDであなたを殺す自由がある」 10/22 ニュース:NIH(アメリカ国立衛生研究所)は、ファウチ博士が否定したにもかかわらず、武漢の研究室での機能獲得に米国が資金提供したことを認める 10/22 YouTube:老安さんより・たいのほ~のリスト、なんと50万人。サンフランの素敵な企業 10/22 ブログ:Cyber Ninjasがマリコパ郡の監査対応を暴く 10/22 ブログ:スマートデバイス接種とオバマケア第3024条 10/22 ブログ:2021年10月22日 GCRを介して復元された共和国 10/22 ブログ:2021.1022 ジュディノート pickup 10/21 ニュース:【Big!】トランプ氏、ソーシャルメディアプラットフォームを立ち上げる! 10/21 YouTube:猪妹さんより・とらさん絶賛のある将軍の本・各国は金を手元に置き始めている 10/21 ブログ:2021.10.21 ジュディノートpickup 10/21 ブログ:2021年10月21日 GCRを介して復元された共和国 10/21 ブログ:2021年10月20日 【特別編】GCRを介して復元された共和国 10/21 ブログ:正義は否定された! 最高裁が再びCOVIDワクチン義務化を支持 - 米国退役軍人は戦争に備える 10/20 ブログ:2021.10.20 ジュディノート pickup 10/20 ブログ:2021年10月20日 GCRを介して復元された共和国 10/20 ブログ:D.U.M.B基地 破壊の進行状況☆ジーン・デコードとジェームス・ギリランドの対談 過去ログ ピックアップ ~新型コロナ~ 10/23 動画:ワクチン接種による死亡と新型コロナワクチンの未申告の成分』ロイトリンゲンの病理学会★記者会見(2021/9/20) 10/23 動画:ザンドレ・ボージャ博士によるコロナワクチン接種患者の血液分析とJ Jワクチン分析の顕微鏡報告 2021年10月4日 10/23 動画:インフルワクチンは公的に効果がないと認めている 10/23 ブログ:政府が飲食店・旅行の予約サイトとワクチンパスポートとの連携を見送り アンケートでは95.4%もの人が活用しないと回答 10/23 ブログ:「学校現場のマスク強制不可、保護者裁量」文部科学省は「マスク義務の支持」は出していません!! 10/23 ブログ:未接種の医療従事者がいないか、病院内をパトロールする警官たち 10/23 ブログ:亜鉛がどのようにあなたの免疫の健康を高めることができるか 10/23 ブログ:マスクでウイルスが防げない科学的理由 10/23 ブログ:EU議会の関係者たちがワクチン義務化に反対を表明! 10/23 ブログ:ビタミンDがコヴィドの終焉をもたらす 10/23 ブログ:シンガポール 8割がワクチン2回接種も 死者最多 10/22 YouTube:まだ迷ってる? 仕組みを勘違いしたままの人が多すぎる! 10/22 動画:Pfizerワクチンの中身 キャリー・マディ医師「寄生虫を人に注射している」 10/22 動画:FDAブースター公聴会でキルシュ博士が爆弾投下 10/22 ブログ:ファイザー、コロナワクチン販売で主権免除の放棄などの深刻な不公正契約 10/22 ブログ:【進む人口削減】コロナワクチン接種率8割強のシンガポールで昨年から23万人も人口が減少していることが判明 10/22 ブログ:【コロナワクチンの健康被害】 新たに81人の救済認定 その裏で5万人がワクチン接種によって死亡している可能性大 10/22 ブログ:CAUGHT:米国国立衛生研究所は、コヴィドワクチンが心筋炎によって子供を殺すことを証明する報告書を「公開」しました。 10/22 ブログ:コロナワクチン接種により癌の抑制機能が働かなくなり、急激に癌が成長して死亡!(実例多数あり) 10/22 ブログ:イギリスでは、子供が学校で接種し死亡し、その親の訴えにより学校が殺人罪で起訴される 10/22 ブログ:他人の目を気にする「忖度マスク」がはびこる限り、日本のコロナ騒動は絶対に終わらない 10/22 ブログ:1,000人の弁護士と10,000人の医師がニュルンベルク綱領のCOVID-19「ワクチン」違反で訴訟を起こしました 10/22 ブログ:イギリスでワクチン殺人者らに対する告訴状が受理されました。 10/22 ブログ:新型コロナワクチン接種証明書は実験(治験)参加者向け 10/22 ブログ:感染数・死者数が急増のロシアで再びロックダウン、罰金付きのマスク義務、企業閉鎖措置が始まる 10/22 ブログ:ロバート・ヤング博士 COVID注射で何百万人もの人が亡くなっている 10/22 ブログ:ヴィクトリア州首相「未接種者は健康保険および経済システムから締め出す」 10/22 ブログ:コビドウイルスは一度も分離されておらず、病気を引き起こすことも示されていない...パンデミック全体がエセ科学の神話に基づいている 10/21 ブログ:遺伝子ワクチンの危険性は日本でとっくに議論されていた~シェディングも 10/21 ブログ:ヘンリー・ライツグ医師「(mRNAワクチンが)免疫システムを退化させ、ガンの発症率の上昇と共に他の感染症も引き起こしている」 10/21 ブログ:韓国 接種後1110人死んだ、2件しか因果関係を認められてない、1万5千人が署名して不正を訴える 10/21 ブログ:世界でコロナウイルスは一度も分離されず科学的に存在しない。生物兵器ワクチンを接種させる為の嘘! 10/21 ブログ:過剰な消毒がどのように小さな子たちを殺していくか 10/21 ブログ:PCR検査は、爆発的な感染を作り出す為に使われました。 10/21 ブログ:ワクチンはメリットどころかデメリットの塊 10/21 ブログ:今度は『インフルエンザワクチン』がヤバい!?酸○グラ○ェンが入ってる!? 10/21 ブログ:酸化グラフェンがプリオン病を引き起こす可能性 10/21 ブログ:マスクの上からテープを貼り付け。コロラド州の学校。SNSへの投稿から発覚。 10/21 ブログ:韓国のコロナ死、25%はブレイクスルー感染…専門家ら「ブースター接種急げ」 10/20 ツイッター:「マスクがコロナの感染を予防する」という仮説を支持するエビデンスは現実世界での検証からは得られていません。 10/20 ブログ:9月の英国COVID死者の70%はワクチンの完全接種者 10/20 ブログ:FDA(アメリカ食品医薬品局)、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の内部告発 10/20 ブログ:爆弾:政府の公式文書の比較で「完全なワクチン接種者」がエイズを発症していることが示唆される 10/20 ブログ:世界中の57人の科学者.医師による国際的専門家団体がコロナワクチン殺人の報告書を発表! 10/20 ブログ:米国民が立ち上がりましたね。 10/20 ブログ:mRNA技術の発明者であるロバート・マローン博士:完全な「ワクチン」はCOVIDの「スーパー・スプレッダー」になる 10/20 ブログ:世界医師連盟テレグラムよりワクチンの成分 10/20 ブログ:え?日本っていう国まだ、マスクしてるの?www 10/20 ブログ:政府の言う事を聞いてワクチン接種率99.7%のアイルランドの町でコロナが大発生しています!!! 過去ログ ピックアップ ~その他~ 10/23 動画:元Googleエンジニア Googleによる情報操作を告発 10/22 ニュース:テレ朝、情報番組で不適切な演出 視聴者質問をスタッフが準備 10/22 ブログ:驚くべき歴史的真実 教皇の階級 10/22 ブログ:デルタフォースがアドレノクロームの倉庫を襲撃 10/22 ブログ:コロナ騒動へのタイムライン★ID2020&イベント201 10/22 ブログ:ユダヤ人の大規模な陰謀を示唆するトライアド·クロー 10/21 ブログ:コロナ危機の意図 ジャーナリスト 田中宇 10/20 ブログ:デジタル版ワクチンパスポートが、杜撰な国の管理システムによりご破産の危機に 過去ログ 小ネタ YouTubeを倍速で再生する方法 ニコニコ動画を倍速で再生する方法 DuckDuckGO(Googleと違い検閲されない検索サイト) ツイッターの閲覧について:ツイッターをスマホで見るには登録&ログインが必要なようです。パソコンは登録不要で見ることが出来ます。 YouTube(英語)を日本語字幕で見る方法:パソコンで視聴、またはスマホでアプリを使わずにブラウザ(safariやCrome)でPC版を選んで視聴すれば、オプションで日本語字幕を選ぶことができます。この方法でも日本語字幕を選べないものもありますが、それは諦めてください。 パソコンでの便利ワザ:リンクを開く際にマウスの中央ボタンでクリックすると、見ているタブはそのままで新しいタブにリンク先が表示されるので便利です。 このサイトについて:シェア歓迎です。「デクラスまとめ」で検索すると一番上に出てきます。または、下記のURLかQRコードをご利用ください。 このページのURL https //w.atwiki.jp/dismatome/ このページのQRコード
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/2049.html
■笑う飯■ トーグ=ジュイ …… 魔界の処刑人 きゅう太 …… 問い正す断首剣(QUES-CUTER)。魂を斬る魔剣 まず、常識と言うものを捨て去るといい。 例えばニンジンは赤みの強い橙色だが、それが水色や桃色だったらどう感じるだろう。 多くの場合は「キモい」だろう。 現実にそれを眼にしたトーグ=ジュイの場合はまさにそうだった。 例えばタマネギが根を蠢かせて足元に擦り寄ってきた場合、どう感じるだろう。 多くの場合は「ウゼぇ」だろう。 現実にそれを眼にししたトーグ=ジュイの場合はまさにそうだった。 おかしな色の、蠢く野菜の群れを眼にした時、人はどう感じるだろう。 多くの場合は「ヤベぇ」だろう。 「しかし我が主は嬉々としてそれらを口に運ぶのです――」 「運ばねぇよ!?」 かご一杯の怪しい野菜を手にして一人語りを始めた従者に、トーグ=ジュイは ツッコんだ。想像力の乏しいものでも、かさかさと蠢く蟲の串焼きを口に運ぶ時、 つい「急に動き出したらどうしよう」と思ってしまうものである。 わかってても、無理。 無・理。 そういう事は、往々にしてあるものである。 凡そ常識というモノの通用しない「魔の世界」――魔界に住んでなお、トーグ=ジュイ は飽くまで人間だった。 「ロゥリーズ派に帰順すれば食の不自由の無い機械の身体を手に入れられるのですが……」 「それだったら銀河鉄道に乗るわ!」 メーテルと一緒に旅に出られるとは限らないが。 「ですが、ジョバンニさんはお呼びしました」 「宮沢賢治じゃねぇか!」 自分の膝にも届かない矮躯の従者――きゅう太のどっきり発言に、もはやお笑い芸人の ツッコミと化したトーグ=ジュイは脊髄反射でツッコんだ。 これでも魔界では処刑人である。芸人ではない。 だから――きゅう太はツッコミをスルーして話を続けた。 「何処がだからなんだコレ!?」 「それでは登場していただきましょう」 よいせ、と怪しい物体満載の籠を置くと、きゅう太はぽんと手を叩いた。 「水属性弓使い――ジョバンニ=ベンリさんの登場です」 「宮沢賢治ですらねぇ!?」 空間が、ぐねりと歪んだ。 青い髪を逆立て、軽装鎧に身を包んだメガネの優男。 弓使い――ジョバンニ=ベンリその人である。 「何処まで常識捨て去れば良いんだよ己れは!?」 至極もっともである。 だがここは魔の世界――魔界。 「――ん? ポータルの先って事は――ここが依頼の場所か」 「そうです。シリーズで言うなら「RPG外伝」、「求む! グルメの冒険者」という――」 「なんですんなり受け入れてんの!?」 物理法則を無視して現れた弓使いと従者にツッコむしかない処刑人であった。 至極、人として真っ当である。 「ですが、ここは魔の世界――」 「てめぇそれで何処まで押し切んだよ!?」 「じゃんじゃん行きますよ」 「行くなよ!」 問答する主従を脇に置いて。 「――で、これ食っても良いのか?」 歌うじゃがいもを摘みながら、弓使いが言う。 冒険者としては多分、真っ当である。 己れは処刑人でよかった――と、ちょっとだけトーグ=ジュイは思った。 「では続いて――エントリーナンバー二番」 「やっぱり行くのかよ」 そう、ここは魔の世界――魔界。 ツッコまない方が良いのではないかとそろそろ思い始めていた処刑人だが――。 「ちゃんと野菜も食べやさい!」 空間の歪みから現れたオールバックの現代人が現れたその時。 「シリーズがどうとか関係ねぇじゃねぇか!」 迅雷の速さの手刀で己の従者にツッコんだ。 布袋に包まれたその頭部の中心を正確に裂くような縦の一撃。 手応え的には、ぐにょん、としていた。 当然のように従者は口上を続ける。 「此方は聖護院学園の国語教師をしております。外崎剛悟先生です」 「平然と続けるてめぇの事が、己れは少々怖くなってきたよ……」 青褪める処刑人の横で、国語教師が顎に手を遣りながら呟く。 「それで――きゅう太くん、バーベキューをやると聞いて出向いてきたんだが」 「なにそれ知り合いなのてめぇら!?」 眼を見開く処刑人を、従者は袋の切れ目から醒めた目線で見上げた。 「そういえば我が主は「さいしゅうがくれき」が「ちゅうがっこう」でしたね。聖護院 学園は由緒ある中高一貫教育。「どろっぷあうと」組の我が主が知る由もありませんね」 「そういう問題じゃねぇだろ……っていうか、お前たまにキツいよな」 けたけた笑うピーマンを手に取りながら、国語教師が呟いた。 「栄養学の修士に教員免許――今では保父か。いや、教え子が成長した姿を見れるのは 教師の役得だね」 「お前の過去に何があったんだよ、きゅう太!?」 「さあ――私は一本の魔剣ですから」 そう、ここは魔の世界――魔界。 「続きまして、エントリーナンバー――」 「助けてくれッ! ネムレスッ!」 そろそろ心が折れそうな処刑人であった。 「話の腰を折って悪いんだが、これ食っても良いのか?」 冒険者だけが食欲に溢れていた。 多くの者が来た。多くの者が語った。 キシオムバーグ将軍とエージェント・ニードルのお料理教室。ダンチェッカー博士の 魔界植物の進化仮説。秘密組織NEXT幹部、柳秋一の演説。ダニエル=P=シュレイ バー博士の「脳科学から見る「だからこの野菜は食べても大丈夫」!」。東国騎士団長 ジュバ=リマインダスの「とりあえずコレは食える」。アルジャーノン=ブラックウッド の「よくわかんないのが世の中だからスルーしろ」。ライスマンの「農業しよう!」―― 残ったものは、極彩色の野菜たちの切り身。 残った結論は「サラダ、これ、最強」。 「おかしい――何かがおかしい」 斬られてもけたけた笑うタマネギを見つめて処刑人 トーグ=ジュイは呟く。 「目に見えるものだけが現実ではないのだよ――東郷=呪井」 ちょっとかっこいい事言ってやった感満載の魔剣きゅう太。 「――ってか、てめぇ剣だろ、本体。別に綺麗なツラした女でも良くね?」 「いやいや、私はこれでも魔剣ですから。この身は確かに鞘のようなモノですが、刀身に 合う事が鞘としての絶対条件。魔剣QUES-CUTERは「魂を斬る魔剣」ですから、魂の残滓を 持ち得る、強固な生きた肉によって包まなければその切れ味を留める事はできません」 「はあ」 最終学歴が中学校なので、処刑人には判る様で判らなかった。 「しかし、ウリズス派の研究する魔術を使えば、我が主の要求を叶える事も出来ますが」 「魔界なんでもアリだな」 箸で蠢く野菜の切れ端を摘みながら、ふと処刑人が零す。 「でも、人間の形になるような奴を斬れなかったってのぁ、シャクだな」 「そうですか」 がらがらと、唸るようにきゅう太――魔剣QUES-CUTERが声を発する。 膝丈の矮躯が、霧となって広がる。 見上げるような巨躯――見下ろすような単眼。 不意に本性を現した従者が、ずいとトーグに寄ってくる。 「さあ、箸を付けたからには完食して頂きます」 はい、あーん。 鋭い鉤爪の先にぶら下がる、うねうね動く野菜を見て、処刑人は思う。 俺、帰ってムショにでも行った方が良いんじゃねぇかなぁあ――。 挿絵的な。
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/1037.html
【関連】テキサス親父に語ってもらおうにもご協力ください。 有益サイト世界の新聞は何を言っているか? ~世界の新聞社一覧~ 日本のマスゴミが腐っているなら、海外からの報道でマスゴミどもに引導を渡してやりましょう。 まずは、「テフロン首相」と報じたシンガポール最大の新聞社、ストレーツ・タイムズに 日本が異常な理由を教えてあげましょう。 どうやら反日勢力によるマスコミ支配の現状を知らないようです。 ストレーツ・タイムズ 公式サイト⇒http //www.straitstimes.com/ メールの送り先⇒http //www.straitstimes.com/About+Us/WriteToUs.html 鳩山氏は「テフロン首相」 シンガポール紙 (2009.11.25 産経新聞) 今月中旬、シンガポールで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、鳩山由紀夫首相の一挙手一投足に注目が集まったといっても過言ではない。2回行った講演の模様はテレビでも詳しく紹介され、建国以来の一党支配が続くシンガポールは、政権が代わると何が起きるのかを見極めようとしているようにさえみえる。 そんななか、地元紙ストレーツ・タイムズ(23日付)は「鳩山テフロン首相」との見出しで鳩山政権の“謎”を取り上げていた。鍋などに施すテフロン加工にたとえ、「何があっても傷つかない」といった意味だ。 沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題ではあいまいな答えを繰り返し、政治献金問題でも「恵まれた家庭に育ったものだから」と言い放ちながら、支持率が5割を超える。記事では「(同様に)裕福な家に生まれた麻生太郎前首相が同じことを言ったら、政治的に葬られただろう」という安倍晋三元首相のコメントを載せ、失言も痛手とならない鳩山首相に驚いているようだ。 確かにシンガポールでの講演を聴いても、首相の発言は妙な丁寧語や謙譲表現は目立つが意味は不明瞭(めいりょう)だ。かつて「言語明瞭、意味不明瞭」といわれた竹下登元首相の話は時々、禅問答のように思えたが、後で意味の深さに気づかされることが多かった。鳩山首相の発言も、実は深い考えに基づいており、いずれ真意がわかるときが来ると期待しているのだが。(宮野弘之) 麻生首相はメディアの攻撃の犠牲者となった 2009年2月20日 ストレーツ・タイムズ(シンガポール紙) Kwan Weng Kin http //www.themalaysianinsider.com/index.php/opinion/breaking-views/136-breaking-views/18804-aso-falls-victim-to-media-attacks--kwan-weng-kin 日本の総理大臣、麻生太郎氏は、漢字を正しく読めない、ただのマンガ愛好家なのだろうか。それとも英語を話すことができ、経済の知識がある数少ない政治家の一人なのだろうか。もし、多くの日本人が、麻生氏についての知識をすべてテレビから得ているとしたら、自分たちの総理大臣をかなり低く評価していることだろう。 麻生首相は明らかに、4つある日本の民放TVネットワークの犠牲になっている。これらの民放は政治の話題を、何か別な形態の番組と区別せずに扱っているように見える。つまりテーマが面白おかしくなければならないような種類の番組と、そうではない番組ということである。日本にある唯一の公共放送であるNHKは注目すべき例外である。NHKの政治ニュースはいつも、時には退屈なほど注意深く客観的に報じられる。 しかし、4つの民放にとっては、麻生首相のマンガ依存症を攻撃することから始まり、5つ星ホテルの会員制バーで息抜きをする日課をあざ笑うことまで、すべてが格好の攻撃対象である。このようなレポートは、単調になりがちな政治ニュースを盛り上げるために添え物として時々報じられる分には、多分それほどの害はない。しかし、一人の政治家を過小評価することを目論んで、一日中際限なく、早朝5時半から深夜かなり遅くまで終わることなくこのようなレポートをニュースショーで取り上げたとしたら、政治家は破滅させられる。 人気のあるニュースショーの司会者たちが、報道のプロではないという点も注目される。ニュースショーである「報道ステーション」の司会者である古舘伊知郎氏はプロレスの実況アナとしてキャリアを積んできた。彼は今日の政治の話題に関して論じる際、頻繁に無知を露呈する。また、3時間にわたる朝のニュースショーの司会である、みのもんた氏は、一週間に22時間15分もテレビ番組の司会(多くは生放送である)をしており、そのギネス記録を保持している。だが、そのほとんどはバラエティ番組だ。 みの氏や、似たような他局の司会者たちは、自分たちも嫌味な論評や思い付きの批判をするし、スタジオのゲストがそうするように仕向けることにも忙しいのだ。しかし、意見のバランスという観点からは、司会者もしくはゲストの誰かがショーの中で同時に、麻生氏を支持する立場の用意されたコメントを、うやうやしくもサッサと片付けるというのが普通だろう。しかしそうではなく、すべての民放ネットワークを通じてテレビのスクリーンから見えるのは、首相に対して同時に行われる集中攻撃だ。 日本経済を救うための麻生首相の景気刺激策も歪曲して報道され、今まで、表面的な少しのことしかしていないように見せている。 麻生首相がまとめた政策は、A4サイズの用紙1枚に列挙できないくらいに数が多く、時間の限られた多くのテレビ番組の中では詳細を議論することさえもできない。そこで、民放ネットワークはそれらの中から、たったひとつの政策に焦点を合わせた。全ての国民に合計2兆円を現金で給付するという、議論を招く法案である。 民放は野党の意見に立って、概して、これは来るべき総選挙に勝利するための選挙対策のバラマキとして立案されたものであると説明してきている。民放はまた、給付金は所得税の還付に到底及ばないと言っているが、それは何百万人もの低所得者、年金生活者はそのような税金を払ってはいないという事実を都合よく無視している。そのような層にとっては、一人当たり1万2千円の給付金はまさに天の恵みであるのだが。 また最近は、麻生首相にとって具合の悪いニュースが伝えられた直後に、民放ネットワークが急いで世論調査を行うという、憂慮すべき傾向がある。 最近の調査対象には、小泉純一郎元首相が先週、麻生首相への非難を公言した郵政民営化に関すること、および今週、中川昭一財務大臣の国際記者会見での見苦しいふるまいが含まれている。このような状況下では、調査対象となった人々は悪いニュースばかりを思い出しやすいため、麻生首相の人気が上がることはほとんど期待できない。下がるばかりだ。 民放ネットワークに秘密の協定などなく、すべての偏向報道が純粋に視聴率アップを目論むテレビ制作者の身勝手な行為の結果だと考えるのは、もちろん純朴に過ぎる。実際のところ、民放キー局は日刊の全国紙を持つメディア会社が所有している。その政治的な視点は右から左まで実にさまざまである。つまり、民放ネットワークの政治的視点は、それぞれのオーナーや編集者の政治的なイデオロギーを反映している。 時には、小泉政権の時のように、民放ネットワークはニュースショーですべての批判を実質的に禁止することによって、首相のための応援団になることもできるだろう。 だが麻生政権に関しては、民放ネットワークは「疑わしきは罰せず」の原理を首相には与えるつもりはなく、あらゆる機会を使って首相批判を続ける反麻生の野党と手を携えているように見える。ここのところ放送されている反麻生のうねりの陰には、政治的野心を持つメディアの権力者と、舞台裏で糸を引く勢力が存在すると信じる理由があるのだ。 しかし、政治家を風刺する時でさえ、日本のニュースネットワークは礼儀正しいレベルを保つことができる。隣接する台湾や韓国の勝手なメディアではそうではない。そこでは事態はより乱暴になるだろう。たとえば、台湾で人気がある「パーティ」という政治風刺テレビ番組では、台湾の馬英九総統はその生真面目で清廉なイメージのために手加減して扱われるが、失脚した陳水扁元総統のこととなると、笑わせるために遠慮なく言い囃される。 日本では、麻生首相に関して偏向報道を行うメディアに対して、多くのブロガーが非難の声を上げている。彼らは、メディアが野党の弱点に対して沈黙を守っている一方で、首相が力量を示す点については軽んじていると述べている。昨年12月の産経新聞の記事で、アメリカ人エコノミストのリチャード・クー氏が、国家の経済における問題を理解し、その政策が外国の指導者によって研究されている数少ない日本の総理大臣であるとして麻生首相を支持していた。野村総研に勤めるクー氏は、従って、日本のメディアが漢字を読み違えるような些細な欠点に関して麻生首相を抹殺しようとしているのは「全くの狂気」 であると言う。 厳しさが増す状況だが、麻生首相にとって明るい兆しになりそうなニュースもある。昨日発表された調査では、今年の総選挙に向けて、麻生首相は自民党のほとんどの党支部の支持を取り付けたということだ。朝日新聞の調査によれば、47の自民党県連のうち30は麻生首相の支持を表明している。いくつかは嫌々ながらの支持であると報じられてはいるが。2001年に世論の支持を失った森喜朗元首相を失脚させるのに、地方組織がその手段となったことを思い起こすことには意味があるだろう。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1295.html
魔法少女リリカルBASARAStS ~その地に降り立つは戦国の鉄の城~ 第十三話「第六天魔王VS究極戦国最強」 「ヴィヴィオ…ヴィヴィオ…!」 「こないで…!」 「!」 忠勝がチンクと戦っている間、こちらの戦いも決着がついていた。 スターライトブレイカーを撃ったことにより部屋の中には大きなクレーターができていた。真ん中に倒れているのは少女の姿へと戻ったヴィヴィオ。 「う…く…一人で…立てるよ…強くなるって……約束したから…。」 よろめきながら、それでも確かに立ち、なのはの元へと歩むヴィヴィオ。なのはの頭にはヴィヴィオとの思い出が廻る。 その光景になのはの目には涙が溜り、溢れる。なのははヴィヴィオに駆け寄り、もう離すまいと必死の想いで抱きしめた。 突然サイレンが鳴り出すと同時に駆けつけたはやて。ゆりかご内に響くアナウンス。 『聖王陛下、反応ロスト システムダウン。全ての魔力リンクをキャンセルします。』 「うっ!?」 部屋全体が桃色に染まり、なのはの足元に浮いていた羽をはじめ、魔力はすべて消された。 「どうするなのはちゃん!?徒歩で脱出するのは…!」 「くっ…どうしよう…。」 その瞬間、壁が爆発して中から白銀の巨人、本多忠勝が現れた。肩には結局ほおっておけず、連れてきた傷だらけのチンクが乗っている。 他の戦闘機人は他の管理局員が捕まえたらしい。手を伸ばしてこちらに来るように指示をする忠勝。 近づくと身をかがめ背中を指差す。乗れ、ということらしい。 「そうか!忠勝さんなら…いける!!」 そういえば忠勝は全身質量兵器。だとしたら魔力を使わないで一気に脱出できる。 なのはとはやては忠勝の肩に捕まる。全員乗せたと確認すると忠勝は機動形態を発動。 槍を前に突き出して鉄の鎧を纏っていたときとは比べ物にならない速度でゆりかごの中を駆け抜ける。 「!!」 肩に捕まっている全員に風圧がかかる。生身で受けているからそれはものすごいものであった。 しかしこの速度でやらなければ自分達もゆりかごの墜落に巻き込まれてしまう。壁が見えるが忠勝は速度を緩めない。 チンクがナイフを投げてランブルデトネイターを発動。爆発が起こる。 「伏せろ!!」 チンクがそう叫ぶと皆頭を伏せ、なるべく瓦礫に当たらないように身を掲げる。 ついに壁に激突。それでも忠勝は止まることはなく、ロケットを最大出力で点火。ランブルデトネイターの爆発でもろくなっていた壁を突き抜けていく。 刹那、視界に光が差した。目を開けると果てしない青空。雲ひとつない晴天。脱出は成功したのだ。ある程度離れてからゆっくりと地面に降りていく忠勝。 着地すると皆を降ろした。目の前にはスバル達フォワード陣や蒼い騎士甲冑に炎の翼という容姿になっているシグナム。瓦礫に腰掛けている元親と秀吉。 大怪我を途中で負いながらもなんとか意識を取り戻しているヴィータ。スバルとの戦いでベットに担架の上で寝ているギンガ。何より驚いたのは幸村や政宗の存在。 忠勝はどことなく安心したようで歩み出した。 直後に響く銃声。 気付くと自分の左肩の装甲が完全に壊れている。後ろを向くと辺りを己の邪気で染めながら歩み寄る魔王、織田信長。 「うつけが……貴様等の罪、万死に値する。」 皆が構えるが信長は両手を広げ、邪気を飛ばす。その邪気に纏われた瞬間次々と倒れていく。 これは確か、信長だからこそできる業。 死ニ至ル病。 この技を発動させている最中に信長の邪気を吸うと体にかなりの重力が襲い、胸がひどく締め付けられるような苦痛が襲う。 あたかも相手を病に罹っている状態にさせることから先ほどのような名がついた。 技を防ぐ方法は以外にも簡単。邪気を吸わなければいいのだ。だが皆吸ってしまっている。 つまり動けるのは機械だから呼吸を必要としない本多忠勝、ただ一人。 槍を振り下ろすが刀で軽くあしらわれ、顔面にショットガンの弾丸を受ける。左目の光が消える。見えなくなったという証拠だ。 ボコボコになった顔面の左半分。だがまだ右目がある。見えないわけじゃない。再び向くとショットガンをリロードもなしに五発連続で胴体に放つ。 胴体から流れ出るオイル。これは人間にとっての血液。 「戦国最強…片腹痛し。滅せよ。」 マントを翻し、忠勝に当てる。マントのはずなのに鋼鉄で殴られたような衝撃が襲う。 忠勝はまた立ち上がる。 (何百回…いや、何万回倒されても…負けない!!) 目は赤く光り、まだ自分に戦意はあるということを示している。 信長はその戦意をあざ笑うかの如く、マントを翻してそこから何本もの針を生み出して忠勝に容赦なく突き刺していく。 そして忠勝は槍を地面に刺す。いきなりの衝撃に浮く信長の体。紋章から飛び出す漢字の描かれた円陣。 少し浮き、大の字に。円陣に描かれた漢字が一文字ずつ光り出す。 本多忠勝、バサラ技発動。 天空から降り注ぐ何本もの蒼白い光の柱は信長を襲い、鎧を砕いていく。 数秒、その光景が続き、終わった。動きを止めた忠勝。 しかし信長はまだ、立ち上がる。目は黒みを帯びた赤に染まり邪気は増す。 「うつけがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 刀を逆手に持ってマントと刀の連続攻撃を繰出していく。攻撃がひどく重く、速い。信長もバサラ技を発動したようだ。 吹き飛んでもまだ接近してマントを何度も翻し、装甲を砕いていく。 最後に邪気をショットガンにこめて放つと忠勝の胸を貫通。忠勝は膝を突いて首をガクン、と下ろす。皆が自分の名前を呼ぶ。だが暗くなっていく視界。 まだ、相手を倒していない。もしここで倒れたら後ろにいる皆はどうなるのだ。倒れるべきではないのに、薄れていく意識。 「立ってぇぇぇ!!!」 頭と耳に響く幼い少女、ヴィヴィオの声。ふと見ると体には虹色のオーラが浮かんでいる。 「今戦えるのは…忠勝さん!貴方だけなんや!」 「戦って…そして…勝って!!」 「私達の魔力を貴方に…!!」 「貴方は、わたし達の居場所を!」 「大切な人たちを!!」 「命をかけて守ってくれた!!」 「だから今度は私達が貴方のために命をかける番です!!」 続いて流れてくるのは自分を想う皆の声と、力と。自分は機械のはずなのに、胸が熱くなる。ボロボロになったはずなのに、まだ立てる。 そうだ、自分はまだ立てる。戦える。皆がいるから。 ブーストを最大出力。信長はショットガンを撃ち、忠勝の装甲を撃ち抜き、傷つけているが止まらない。むしろ速度は速まっていく。 「ぐぬぉっ!?」 「!!!」 信長の首を掴んで上空へと舞い上がる。まだ飛んでいるゆりかごへと突っ込んでいく。 何個もの床や天井をぶち抜いていく忠勝。まだ残っていた動力炉だったクリスタルの残骸に信長を叩きつける。 忠勝はまだ使ってなかった赤色の宝石を取り出して具現化を始める。現れたのは予想通りなのはのレイジングハートに似た杖。 だとしたら使い方は同じなはず。先端に神経を集中。溜まったのはプラズマではなく自分の周りに浮かぶ虹色の魔力。それでもいい。忠勝は溜まった特大の魔力を放つ。 体を揺るがすほどの衝撃。反動で今までぶち抜いてきた床を通り過ぎて外に投げ出される。自分の放った魔力はゆりかごを見事貫通していた。 しかし、信長は生きている。鎧は打ち砕けて直撃したはずなのになんという生命力だ。 「ぶるぅおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」 向けた銃口からはおびただしい量の赤い邪気。邪気は自分の身を包み、地面に衝突。 ぽっかりと空いたクレーター。だか忠勝は立ち上がる。間接はガタガタ、でもまだ、戦える。槍を再び構えて、祈る。 (力だ…。この魔王を打ち破る程の力だ!!) 槍に自分の纏っていた虹色の魔力を全て流し込む。槍のドリルの部分が魔力で巨大化。まだだ、これだけじゃ足りない。 その時だった。桃色、金色、白色、それだけじゃない。さまざまな色の魔力や気が忠勝の槍に集まっていく。 (ありがとう…。) 槍はいつの間にか自分の身の丈を超えるほど巨大になっていた。信長が落下してくる方向に巨大な槍を向ける。魔力で巨大になった先端が回転。魔力が螺旋状に形を変えた。 ブーストを再び点火。それだけじゃない。背中に鳳凰の如く美しく、雄雄しき翼が舞う。 名付けて、戦国最強本多忠勝、究極形態。 放ってくる邪気を切り裂いて忠勝は飛ぶ。魔王を貫き、戦いを終わらせるために。 「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 皆の雄叫びが響く。その声を背に受け、目が赤く光り輝いた。 溢れんばかりの邪気で突撃が遮られる。だが、今の自分達の想いに貫けないものはない。 空かないはずの忠勝の口が開き、咆哮にもよく似た鋼を唸らせる音が響く。次第に邪気に穴が開く。 「ウゴアァァァァァァァァァァァァァ…!!」 「ぶるあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ…!!」 響く究極戦国最強の咆哮、響く第六天魔王の絶叫。音を立てて邪気は割れる。眩い光が魔王を滅するべく身を包む。 皆の想いを乗せた巨大な槍は信長どころか、聖王のゆりかごまでをも巻き込み、爆発。 爆発は広がることはなく一点に集中。一本の光の柱となって天を突く。空に落下してくる魔王の姿は、ない。 静寂。勝利したのにその場の支配していたのは静寂だった。忠勝は心配そうに見つめる皆のほうへ向き、拳を天に掲げる。 直後、割れんばかりの歓声が響き渡る。体が思うように動かないが自分はちゃんと、生き残った。 戻る 目次へ 次へ