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「それでノコノコ戻ってきたの?」 「僕たちが囮になったのは意味が無かったって事?」 「…マヌケ」 宿に戻って事情を説明して、そして返ってきた反応がこれだ。 確かに囮にまでなってもらったけど失敗しました~なんて言われたら怒るのは当たり前だ。 だがな、あのままロリコンを連れて行ったらどうなるのかも考えてみろ。 きっとうまい事言ってルイズと結婚して、ウェールズとか言う皇太子が殺されて、目的の手紙も奪われるかもしれないんだぞ。 そんな事態を回避しただけでも褒めてもらいたいね。大体お前らの中にあのロリコンを怪しいと思ったヤツがいたか? 「そりゃあ疑ってたわよ」 「普通は犬に手合わせなんか申し込まないよ」 「でも敵の実力を計るのなら話は別」 あれ?全員疑ってたのか?というかギーシュ、お前が言うな。 気づいてなかったのはおれとルイズ、でもおれはちゃんと見破ったから問題なし。 「つまり気づかなかったのはルイズだけか」 「そうなるわね」 「そうだね」 「…役立たず」 「きゅるきゅる(コイツはダメだな)」 「きゅいきゅい(使えないのね)」 「モグモグ(これだからルイズは…)」 「とにかく!今は船が出る時間まで体を休めましょう!」 あ、話題変えやがった。でもそうだな、今は休むのがいいかもしれないな。 「おい犬、後で部屋に来い。さっき途中で逃げたよな?」 勘弁してくださいよタバサさん。 新しい朝が来た。希望の朝だ。 おれは生まれ変わったような気分でいた。 やはり貧乳は素晴らしい。 機動性や年を取っても垂れない等、巨乳の弱点がほとんど無い! それはそうと最近ロリコンやら貧乳やらそっち方面の話題が多いな、自粛しよう。 そろそろ出発の時間なので港へ行く。 「そろそろ出発の時間です」 おれ達が乗り込んだ瞬間に船がでる。まるでRPGみたいなタイミングだ。 そしてしばらく船に乗っていると 「空賊だー!」 笑っちゃうくらいRPG的なイベントが起こった。 「この船は我々が乗っ取った!逆らわなければ命までは奪わない!」 これまたRPGで出てきそうな台詞。 何もせずつかまる船員たち。 そしてその直後におれの目の前が真っ暗になった。 目が見えるようになったら知らない部屋の中にいた。 とりあえず周りを見回してみるとどこかの部屋に閉じ込められた事が分かった。 RPGの場面切り替えか…おれの頭も変な影響を受けているらしい。 だがこれがRPGなら話は早い。この状況でイベントを起こすためにできる事は一つだ、それをすれば良い。 「良い男がいないと退屈ねぇ」 「ああ、モンモランシーは心配してないだろうか、何も言って来なかったから心配していないだろうか」 「…(本を読んでいる)」 「なー相棒、構ってくれよー」 「こんな事で任務を失敗させる訳にはいかないわ…」 全員に話しかける事(使い魔達は置いてきたから除外)、これがイベントを起こす一般的な方法だ。 ドアが開き空賊が入ってくる。 「お前らはアルビオンの貴族派か?」 イベント発生。この質問の答えによって今後の展開が変わるかもしれないので慎重に考える。 「薄汚い貴族派なんかと間違えないで。私は王党派への使いよ!」 おお、怯むことなく答えた。 でもおかしいだろ!イベントを起こしたのはおれだぞ!何で『はい・いいえ』の選択権がルイズにあるんだ! 「バカかおまえは!せっかくおれがイベントを起こしたのに!」 「バカ正直に答える必要はなかったんじゃない?」 「答える前にもう少し彼らの情報を引き出してからでも良かったじゃないか」 「…ノータリン」 「娘っ子は胸だけでなく頭まで足りねーんだな」 おれ達の一斉抗議を受けながらも薄い胸を張り、ルイズは続けた。 「大使としての扱いを要求するわ」 無理だろ。 空賊は頭に報告してくると言い、笑いながら去っていった。 しばらくしてさっきの空賊が戻ってきた。 「来い。頭がお呼びだ」 付いて行く。そして連れて行かれた場所は船長室だった。 「おい、お前たち、頭の前だ。挨拶しろ」 「いいえ」 「大使としての扱いを要求するってか?」 「はい」 「王党派と言ったな?貴族派につく気はないか?」 「いいえ」 だから何でルイズに『はい・いいえ』の選択権があるんだよ! もうしゃべる事すらまともにできてねーじゃん! 終わったこれでGAMEOVERだ。最後にセーブしたのどこだっけ? おれが最後のセーブポイントを、そもそもそんなものがあったかを思い出していると いきなり頭がその場で回転しはじめた。『あたま』じゃなくて『かしら』だぞ?間違えるなよ? そしてその回転が止まった時には金髪の凛々しい青年がいた。その青年が口を開く。 「アルビオンへようこそ。僕が皇太子のウェールズだ」 To Be Continued… セーブしますか? あ、セーブポイントあった。『はい』……ってメモリーカードがありません!? 何でSFCレベルの演出でPS以降のセーブ方式なんだよ! リメイク版か!?だとすると何がリメイクされてるんだ!?
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『青銅』のギーシュ④ 「やったッ!彼は行動をとらなかった!つまり、彼は負けを認めたのだッ! ついに、ついに勝った!勝ったぞッ!!」 (クソ・・・もう・・・限界だ・・・!この戦いにかけた『覚悟』は・・・奴のほうが・・・上だった・・。 オレとしたことが・・・こんな結果に・・・。オレの・・・完敗・・・か・・・・!) 彼に一体なにがあったのか?彼は何を果たせなかったのか・・? 把握のため少々時を戻そう。では・・。 BITE THE DUST 『バイツァ・ダスト』!!(負けて死ね) 「「行くぞッ!!」」 互いが戦闘を再開するッ!! 「石礫だッ!!」 ギーシュのその一発がブチャラティの右手に当たるッ!! 「ぐっ!!」 「その『足』・・・・やすやすと開放させないよッ!!」 (くそっ!コイツやはり貴族のボンボンにしては強いッ!) ブチャラティは、さっきルイズに教えてもらった"系統"と"クラス"の事を思い出した。 (さっき言ってた事が正しければ・・・奴は"土"のドット。メイジとしての強さはまるでないはずだ・・。今日一日ルイズのそばで授業を見ていても、数少ないラインと比べたらそいつらは奴の出来を上回っていた・・・。) 「ワルキューレ!!」 新しく青銅のゴーレムが増えるッ!! 「『7体』・・・・・だな・・?」 「・・・・!?」 ブチャラティが囚われてない方の足で立ち上がろうとしながら言う。 「お前は・・・・オレがワルキューレを破壊してもどんどん次のを生み出していたが・・・。 さっきから見ているとお前は動ける奴の合計が『7体』以下になるように生み出している・・・。 これはお前の魔力の限界・・。『おまえの限界が7体まで』だということがわかった・・・。」 「フン・・・。見抜いたか・・・。そうさ。所詮ドットの魔力でできることなんてこれが限界・・。 だがね・・!僕はそのことを君よりもずっと前から知っているッ!なんせ僕自身のことだから ね・・・。」 バキンッ! ワルキューレに殴られるッ! 「だがだからこそ僕はその弱点をカバーするために力を強めるだけでなく、弱い力を最大まで 活用する戦い方を覚えたッ!・・・君と巡り合うまでにラインになることは出来なかったが、 それでも今ではラインはおろか・・・油断している奴ならトライアングルにも通用すると 思うよ・・!」 バキッ!ドコッ!ボカッ! 続いて2体攻撃に参加する! 「ブローノ・ブチャラティ君・・・。君のそのスタンド、それにその・・・明らかに実戦の中で磨かれた戦い方・・・。 以前何をやっていたか知らないが君は間違いなくトライアングルにも匹敵するであろう実力を持っている・・・! だがそれでも!君の『隙』!その『隙』を無駄なく確実に狙う戦い方をすれば僕にも勝機はあるッ!!」 ガスッ!バコッ!メリッ!ドカッ!ズドッ!ボコッ! これはひどい!フルボッコだッ! だがっ! バラッ! ヒュン!ヒュン! 輪切りのワルキューレ!礫返しッ!ブチャラティはリンチ紛いの攻撃を 受けながらなお攻撃をやめないッ!! (コイツの考え方は・・・・オレたちスタンド使いの戦い方にも通じるものがある・・。 スタンドのパワーの良し悪しなど・・・戦略次第でどうとでも覆せる・・・・。 時には最弱すら最強と化してしまう戦い・・・。偶然かそれを奴は魔法で再現しているのか・・・。) お互いの攻撃がさらに過激になった時ッ! 「やむをえんッ!"スティッキィ・フィンガース"!!オレの腕に"ジッパー"をッ!!」 ブチャラティのジッパーが螺旋状に貼り付くッ! 「コイツ・・・自分の腕をッ!あの形状・・・・ハッ!まさかコイツ!ワルキューレ!遠慮などするなッ! 確実に再起不能に持ち込むんだッ!!」 だがそれを止める事はかなわなかったッ! ブチャラティがもう片方の腕でジッパーを貼った腕を持ち・・・。 「行けッ!」 ブン投げたッ!そしてその腕から・・・! 「そこからなら・・・・射程距離内だッ!!!」 スティッキィ・フィンガースの腕が襲いかかった! 「何ィーーーーーッ!?そんな使い方が!?」 対応が遅れたギーシュ!石礫を放つが・・・!!? ドゴォ!! 「ぐべぇッ!!!」 一手遅かったッ!!パンチのほうが先に決まるッ!! バタッ!! ギーシュが倒れるッ!だが今の一撃で『頭部と右腕』と『左腕と下半身』に別れそうになっている! 「ヤ・・・ヤバイ・・・!早くつなぎ直さないと・・・!」 焦りながらもなんとか繋ぎなおすッ! ガバッ! 「ブチャラティは!?」 起き上がってみて、ギーシュは思った。なぜそのまま攻撃に繋げない・・? だがその時ギーシュは見た。 「これは・・・まさか・・・?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・!!!! 動かない。ブチャラティはピクリとも動かないのだッ!! (な・・・・体が・・・・・動かない・・・・?) あのリンチ紛いの攻撃が効いていたッ!!ブチャラティの体にはとうとう限界が来ていたのだッ!! ブチャラティの中では、動きを止めた隙に足を開放し、一気にラッシュで畳み掛けるつもりだった。 すでに『足』は開放した。だが彼にはすでにその足で立つ気力がなかったのだ!! (くそッ!動けッ!あんな一撃では再起不能になってるはずがない・・!) 「まさか・・・・?いや、もしかしたら罠か・・・?」 ギーシュが造花をかまえて言うッ!! 「ブローノ・ブチャラティ!!やられたフリをして僕を罠にはめようとしているならやめたほうがいいぞッ!! だが本当に降参するなら『参りました』の一言を聞かせてもらおうかッ!!」 『ふざけるな』と言おうとしたが、もはや声が届かない。 「もはや声が出ないか・・・・・・?それならば行動で示してもらおうッ!!」 ギーシュが何かを投げるッ!! (これは・・・・・・・?) 「それは平民がメイジに対して戦うために作った牙・・・そう、『剣』さ! まだ戦う意思があるならばそれを拾ってみろ!」 その時、ワルキューレが取り囲む! 「だが拾った瞬間僕のワルキューレを容赦なく叩き込む。それでもいいのなら!」 (く・・・コイツ・・・・!) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・! 「さあ!戦うか!降りるのか!ハッキリ行動に出してもらおうッ!ブチャラティ!!」 ギーシュは思った。 (僕の行動を見て・・・きっと見ている人はぼくが油断していると思うんだ・・・・。 だが僕は断じて油断などしてはいないッ!! 目の前には剣・・・。これを拾えば確かにブチャラティの武器は増える・・・。 だが僕との距離は5メイルも離れているんだ・・・。果たして武器を取ったところで、 ワルキューレの攻撃をかいくぐってぼくにたどり着けるか・・・? そう考えているうちにどんどんプレッシャーは増え、ましてやあのダメージ、 アイツは確実にボロボロにできるッ! これはプラフだ!ぼくが確実に勝つための精神的な攻撃ッ!!) 一方ブチャラティは・・・。 (この剣を取り・・・反撃を・・・・!) ―――――――これ以上戦って何になる・・? (このままなめられているわけにはいかない・・・・。) ―――――――そんな薄っぺらい理由で戦うのか? 今のおまえにはあの男は倒せない。そんな志の低いおまえなどに。 (なん・・・・だと?) ―――――――今のおまえとあいつとでは戦いに対する『覚悟』が違う。 そうでなくても、あの時でさえお前は自分の仲間をみすみす死なせてしまっている。 そんなお前に勝てると思うか・・? (黙れ!過去がどうあろうと、オレは立ち止まりたくない!戦い続ける!) ブチャラティは剣に手を伸ばす。 ―――――――何のために?全てが終わった今、お前に心から果たしたいと思ってないお前に 何が出来る・・? ブチャラティが剣に手を伸ばすのを見たギーシュは造花を構える! (来るか・・・!?) だが・・・・。 パタッ ブチャラティの手が地に伏せる音だった。これが意味する事はッ!! 『ブチャラティは心の中で負けを認めた。』 「ク・・ククク・・・!!!ハハハハハ!!!負けを・・・・『認めたな』! 僕の力に対し、ついに屈服したかッ!! やったぞ!僕はとうとう!自分の運命に勝った!やったんだ!!」 (オレが・・・・違う・・!負けてなどいない・・!) だが彼の手は動いてくれなかった。彼の直感は、本能は、真の覚悟をした 今のギーシュに勝てない事を意味していた・・・。 (オレは・・・負けた・・・。あいつの覚悟に・・・・。もう・・・限界か・・・!) そして時は現在に戻る。 「さあ・・・そろそろしゃべれるだろう?そろそろ君自身の口から敗北宣言を聞きたいね。 『参りました』の一言くらい言ったらどうだい?」 だがブチャラティはなにも言わない。心が負けを認めてもそれを素直に行動には取れないのだっ!! 「負けを認めたわりに、往生際が悪いな・・・。いいかげんにしないと・・!」 「もうやめてッ!!」 ルイズがギャラリーを押しのけて言ったッ!! 「どくんだ、ルイズ。」 「どかないッ!もうブチャラティは動かないじゃない!」 ブチャラティも目を見開く。 「ルイ・・・ズ・・・。やめろ・・・。なにも・・おま・・・えが・・。」 「そんな事言ったって!使い魔がここまでボロボロにされて!黙ってられないわよッ!!」 ギーシュは杖をルイズに向けて言う。 「決闘を邪魔するなルイズ。これはどちらかが負けを認めるまで続けるもの! そう言った時だった。 「・・・・でもブチャラティはもう何もできはしない・・。だから・・・。」 周りがざわめくッ!ルイズが頭を下げたッ! 「主人として・・・。このルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールがこの わたしの使い魔のかわりに・・・。」 ルイズがひざまずくッ!! 「ヴァリエールの名にかけて、伏して申し上げるわ・・・・。どうか、この私の使い魔、 ブローノ・ブチャラティをお許しください・・・・。」 驚愕ッ!あの気位ばかり高かったあのルイズがッ! 王家の近くに連なるヴァリエール公爵の三女がッ! ブチャラティのためにひざまずいたッ!! 「・・・・・・そうか・・。」 ギーシュが言う。 「非常に・・・・残念だ・・・。」 ブチャラティは歯を食いしばった。 (クソ・・・!手を動かせなかったばっかりに・・・!アイツを・・・ルイズを! 裏切るようなマネをしてしまった・・!ルイズ・・・!この体が動いたら・・! オレに・・・アイツを上回るほどの覚悟を再び決められたら・・・!) 心から罪悪感が湧き上がる。心から悔しさを感じたッ! そしてギャラリーが静かに騒ぎ立てる。 ヒソヒソ・・・。 (おい、あのヴァリエールがひざまずいたぜ・・・・。) (ハッ、すごく無様だな。所詮『ゼロのルイズ』だ。) (負け犬の使い魔と並んで、すごくお似合いだぜ・・。) (アイツなんかにはどうせああやって頭をヘコヘコ下げるしかできることなんかないよ・・。) ルイズはその陰口を聞いて、歯をくいしばった。 普段から叩かれていた陰口が普段よりさらに心に突き刺さるッ! 「悲しいな。君にはそれだけしかできないのか? 僕と対等に戦ったブチャラティと違って、君は実に情けなく見えるよ。」 ギーシュが冷たく言い放つ。周りの嘲笑がさらに上がる。 ルイズは心から苦しみを感じていた。 (やっぱり私は『ゼロ』なんだ・・・。私にできることなんてコレくらいしかない・・。 私には・・・こんなことしかできない・・・!) とうとう涙を流す――――その時だった。 「何が・・・・可笑しい?」 「えっ!?」 突然の一言!喋ったのは・・・・!? ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・! 「今のルイズの行動を・・・・・・笑うのか?」 ブチャラティだったッ!!ブチャラティが立ち上がったッ!! 「うわああああああああーーーーーっ!!!へ、平民が・・・蘇ったぁーーーーーーーーーッ!!」 「ルイズは・・・・・自分のプライドより・・・・オレの無事を取った・・・。 貴族のアマチャンはこういう事すら困難なのはわかってる。だがアイツは・・・。 もともとキツイ性格だから余計難しかったであろう、しかしアイツはプライドを捨ててのけた・・!」 ギーシュはそこで!初めてブチャラティが本気で怒っていることを理解したッ!! 「お、おい・・・。」 「そう・・・ルイズは最初いい印象がなかった・・。会っていきなり使い魔とやらになれだとか・・。 服を人に着替えさせるわ・・、朝食はまともな物をよこさないなんてこともやった・・。 その上、無駄につまらないプライドが高いし、それなのに魔法がまるで使えないと来た・・・。」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・! 「だが・・、アイツはオレに再び『命』をくれた・・・!なぜそれがオレだったのかはわからない。 だが理由はどうあれ、オレに再び時間を与えてくれたんだ・・!そして今・・・。オレを助けるためにその頭を下げた・・・!お前たちにここまでできるか・・?お前たちの中にここまで出来る奴が一人でもいるのか・・?」 ブチャラティが一歩、また一歩と歩き始めるッ! 「ま、待て・・!落ち着いてくれ・・!」 「ルイズは辛かっただろうッ!だがこいつはオレを助けてくれた!その姿は・・・・お前たちの何倍も輝いている!もうルイズはオレにとっての『恩人』なんだッ!」 ルイズは―――――いつしか涙を流した。 いままで、『ゼロのルイズ』と馬鹿にされ続けた自分を、親からも上の優秀な姉たちに比較され涙をのんできた自分を、やっと理解してくれた人間と出会えた!そのため涙を流したのだッ!辛かったルイズは今、嬉しさで涙を流せたのだッ! 「ブチャ・・・・ラティ・・・・・。」 「だからこそ!オレはこんなところで倒れてはいけないッ!ギーシュ。お前からは確かに素晴らしいほどの『覚悟』を・・『黄金の精神』を感じた・・。だがそれはルイズの今の行動を嘲っていい理由にはならないッ!!」 ブチャラティは今ッ!かつてネアポリスでジョルノと出会った時のような気持ちになったッ! 折れそうになった覚悟を!『黄金の精神』を取り戻したのだッ! ルイズのプライドを捨てての行動は!ブチャラティの心をみたび蘇らせたッ!! そして――――ブチャラティは剣に手をかけたッ!! 「おいちょっと待て。さっき言ったな?それを抜いたら攻撃を叩き込むと!」 ギーシュが再び造花に手をかける。 「ブチャラティ!もういいわッ!さっきの言葉だけで十分嬉しかった! これ以上傷つく必要ないじゃない!!」 「いいや・・・・それでも・・・オレは戦う・・!お前の覚悟を見た以上、オレが倒れているワケには いかないッ!!」 剣を抜いたッ!! 「抜いたな・・!つまり君はまだ戦う意思があると『行動』で示したわけだ・・・!」 ギーシュが再び集中を始める! 「なんで!?なんで戦うの!?平民がメイジに負けたって、恥でもなんでもないのよ!?」 「恥とかそう言う問題ではない。この決断はオレが『正しい』と思ったからやったんだ。」 「え?」 ブチャラティは剣を構え、スタンドを、S・フィンガースを発現させる。 ズキンッ! 「クッ・・。後悔はない…こんな世界とはいえ、 オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!!」 「いけっ!"ワルキューレ"!」 ワルキューレが襲い掛かる。その時。―――――――――左手が輝いた。 ―※― 「なるほど・・・。その青年のルーンを調べに調べた結果、 それにたどり着いたということじゃな?」 オスマンがコルベールに言う。その真剣な目つきはいつもの茶目ッ気ある行動からは予測不能だっ! 「ええ・・・。彼の左手に現れたのは、この『始祖ブリミルの使い魔』にかかれたこのルーンでまちがいありません。」 そう言って指したページにかいてあったものは、ブチャラティのルーンと同じ! 「彼のルーン・・・それは『ガンダールヴ』の物と同じルーンなのです!!」 「『ガンダールヴ』か・・・・。」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・ 「だが、コルベール君・・。『ガンダールヴ』はただの使い魔ではない・・・。 これによると、『ガンダールヴ』は、始祖ブリミルの詠唱時間の長い呪文を唱えている間の 守護者と聞いている・・・。そんな使い魔がミス・ヴァリエールの使い魔になったのか?」 「私も・・・疑問に思いました。ですから実は召喚時、"ディテクト・マジック"で彼を調べさせて もらったのですが・・・。」 コルベールは言葉を詰まらせた。 「その結果は、契約前と契約後では結果が分かれましたが・・・。どちらも『異常』としか思えませんでした・・・。」 「何っ!?」 「『異常』とは・・・どのように異常だったのかね?」 「まず契約前・・・。彼は一見我々と同じ人間ですが・・・。契約前の彼は、精神エネルギーと、生命エネルギーにおいて、あきらかな『異常』がみられました。」 「精神と・・・生命エネルギー?」 「精神エネルギー・・・。これが、我々の使う魔法のそれとほとんど同じだったのですッ!!」 「む・・。つまり彼は“メイジ”だとでも言いたいのか?」 「いいえ。全くの別物です。我々の場合は、杖などの媒体を用いて、自らのエネルギーを 魔法へと変えていますが彼は違う。彼の場合は、精神エネルギーそのものが魔法とよく似た波動を放っているのですッ!!」 オスマンは水パイプを吸いながら言う。 「精神エネルギーそのものが魔法だと・・?それじゃあまるで“先住魔法”・・。」 「『エルフ』・・・ではありませんよ?彼の身体的特徴は全て我々と同じものです。 つまり、彼は『何者でもない』。平民でもメイジでも・・・エルフでもないのです。 そして生命エネルギーのほうだったんですが・・・。」 「どうだったんじゃ?」 オスマンが息を呑む。 「『ゼロ』でした。」 「何!?」 「正確には、“ディテクト・マジック”でさえ認識できないほど生命エネルギーがなかった・・。 どの道、あの時の彼は『死人』も同然だったんです・・・・。」 コルベールが汗を拭きながら言った・・。 「死人・・・だったじゃと・・?」 ドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・・・・ 「ですが契約後。そのときの結果は大きく変わりました。まず生命エネルギーが戻っていたんです・・・。その代わり、妙な反応が『二つ』に増えていた・・・・・。」 「それが・・・・ガンダールヴということか?」 「ええ・・・・。」 オスマンがコルベールを見据え、しかししばらく黙りこくってから言った。 「スマン・・・。君の言い方じゃと、『彼はもう死んだ人間だったが、ミス・ヴァリエールの召喚によって 一時的に復活し、その後契約で命を取り戻したあげくガンダールヴになった』と聞こえるのじゃが・・・。」 「そういうことになります・・・。ですが学院長・・。『その結果』が意味することは・・・。」 コルベールがどこか悲しげな表情で言った。 「うむ・・・。」 オスマンは背を向ける。そして言った。 「彼とミス・ヴァリエールの間に出来た“絆”はこの世で最も美しいのか?それとも最も残酷なものなのか?生憎こんな老いぼれになるまで生きておるのに答えが出せん・・・。」 「私もです・・・・。」 「彼ほど、この言葉が似合う者も珍しい・・・『運命の奴隷』と言う言葉が・・・。 コンコン。 ふとノックの音が聞こえる。 「誰じゃ?」 「私です。オールド・オスマン。」 ミス・ロングビルだった。少々息を切らしている。 「ヴェストリの広場で決闘をしている生徒がいるようです。大騒ぎになっています。 止めに入った教師がいましたが、生徒達に邪魔されて、止められないようです。」 オスマンは、髭が揺れるほど深いため息をついて言った。 「まったく、暇をもてあました貴族ほど、性質の悪い生き物はおらんわい。で、誰が暴れておるんだね?」 「(アンタもよ!クソジジィ!)まず一人は、ギーシュ・ド・グラモン。」 「なんと・・。あのグラモンところの馬鹿息子か。思えば親父も色の道では剛の者じゃったが息子もその血を深く受け継いでいた・・。どうせ女がらみじゃろう。」 「いえ、もう一人はミス・ヴァリエールの使い魔です!教師たちは、『眠りの鐘』の使用許可を求めております。」 「アホか。たかが子供のケンカくらいを止めるのに、秘宝を使ってどうするんじゃ!放っておきなさい!」 「わ、わかりました・・・。」 ガチャン。 「オールド・オスマン・・・・。」 「うむ・・・。わかっておる。ワシらも行かなくては・・・。」 ―※― 「ワルキューレ!容赦などするなッ!再び立ち上がった以上、確実に再起不能にしてしまえッ!!」 ワルキューレが襲い掛かるッ!その時ブチャラティは!? (何か・・・おかしいぞ・・?) 彼は自分の感覚に違和感を感じた。『周りがゆっくり見える』のだ。 (これは・・・そう。かつてジョルノと戦った時に起こったあの感覚と同じ・・・。) ワルキューレが迫るッ!もう逃げ場がないッ!! 「ブチャラティ!!・・あれ?」 ルイズは自分の目をこすった。だが見えるものは変わらない。 (あれ・・?何アレ・・・?なにか・・・・ブチャラティの後ろに・・うっすらと・・誰かがいる・・?) ルイズの目には、ほとんど透明に見える。だが『それ』は確かにいる。そしてソイツの左手には、ブチャラティと同じルーンがあったッ!! 「終わりだぁぁ!!!」 「――――いや。『アレ』とは違う。」 ズバッ!バキズカッ!! 「な、何ィーーーーーーーーーー!!!」 ギーシュは何が起こっているのか理解できなかった。 ほんの一瞬!ブチャラティはほんの一瞬でワルキューレの3体は切り崩しッ!! 4体はジッパーを使うことなく砕き割ったッ!! 「やはり・・・。あの時とは違い、オレ自身がそのままゆっくり動けていた・・! 今度は間違いない・・・!本物のパワーアップが起きているッ!!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・ 「何・・・?何なのあの『霊』のようなもの・・・。ブチャラティ・・・アンタ一体・・?」 「よくわからないが・・・。オレの“スティッキィ・フィンガース”! まだ動ける・・・。まだ戦えるみたいだッ!!」 ルイズに見えているモノとはもしや・・?そして黄金の精神を取り戻したブチャラティ! 次回、とうとう決着ッ!! to be continued・・・⇒
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未だに失神しているフーケを馬車の最後尾に乗せる。勿論彼女の杖はヘシ 折ってあった。彼女の足はギアッチョが未だに凍らせてあるが、そのくるぶし から下は見るも無残に砕けている。この有様では国中のスクウェアメイジが 集っても再生は不可能だろう。その惨状にルイズ達は少しフーケを哀れに 思ったが、彼女の所業を思い出してその感情を打ち消した。フーケは、今 キュルケが抱えているこの破壊の杖の使用法を知る為だけに自分達を おびき寄せ、そして使い方など知らないと解るや否や皆殺しにしようとした のである。おまけにその後も使用方法がわかるまでおびき出して皆殺しを 繰り返そうとしていたのだから、正に悪逆無道もここに極まれりといった ところだろう。その上、本来ならギアッチョは容赦なく彼女を全身凍結し あっさり粉砕していたはずだ。オールド・オスマンから生け捕りを指示されて いたからこそ、フーケは今生きていられるのである。両足の粉砕だけで 済んだのは、むしろ僥倖というべきであろう。――もっとも、どう考えても 彼女に死刑以外の判決が下されることはないだろうが。 そういえば、とタバサとキュルケに続いて馬車に乗り込んだルイズは 思った。先ほどギアッチョが珍しく驚いたような感情を露にして破壊の杖を 見ていた気がする。あの驚きようからすると、ひょっとして破壊の杖は 彼の世界の武器なのだろうか。そう思いながらまだ馬車の外にいる ギアッチョを見ると、彼はギーシュに声をかけているところだった。 「おい、ギーシュ」 後ろからギアッチョに呼ばれてギーシュは振り返った。 「なんだい・・・って 僕の名前・・・?」 感じた違和感の正体を口に出して、彼はギアッチョを見る。 「てめーもよォォ 助かったぜ ・・・そしてよくやった」 「・・・よくやった?僕が?」 面と向かって言われているにも関わらず、あのギアッチョが本当に自分に 言っているのか信じられずにギーシュはオウム返しに尋ねた。馬車の上で それを見ていたルイズ達は、思わず身を乗り出して話を聞いている。 「てめーのおかげでシルフィードに気付き・・・そしてあそこを突破できた」 ギアッチョはそう言ってギーシュを見据える。 「てめーの「覚悟」に敬意を表するぜ ギーシュ・ド・グラモン」 ギーシュはしばし呆然としたような表情でその言葉を噛み締めていたが、 やがてスッと姿勢を正すときびすを返して馬車に乗り込むギアッチョの 背中に向けて言葉を返した。 「ギアッチョ・・・君のおかげで僕は今ここにいる 君の全ての行動、 全ての言葉に僕は心から感謝を捧げよう!」 ギアッチョは何も答えなかったが、それでよかった。ギーシュは心の中で 彼にただ敬礼していた。 今度はちゃんと自分の横に座るギアッチョに気付いて、思わず顔が緩み かけたルイズは慌てて下を向いた。が、ルイズはそれと同時にしなければ ならないことも思い出していた。 ちらりと前に眼を遣る。ルイズの対面に座ったのはギーシュだった。 ルイズは口を開くが、言葉が出てこない。自分の為に命を賭けてくれた 彼らに謝らなければいけない、そして礼を言わなければならないのに。 自分のこんな性格を、彼らは理解しているだろう。だけどそれは逃避の 理由にはならないはずだ。拳を血が出そうなほど握り締めて、ルイズが 口を開こうと―― 「礼ならいらないよ」 その言葉に、ルイズは顔を上げてギーシュを見る。 「この世のあらゆる女性を守ることが僕の使命なのさ 僕はその使命を 果たしただけ 礼も謝罪もいらないのだよ」 その相変わらずキザったらしいセリフを受けて、デルフリンガーが言葉を 継いだ。 「俺もいらねーぜ そこの坊ちゃんじゃねーが俺も同じよ 誓いを果たした だけなのさ」 ギアッチョはギーシュとデルフリンガーを交互に見ると、やれやれと言った 顔で最後を締める。 「使い魔の仕事は主人の剣となり盾となることらしいからな・・・オレは 職務を忠実に遂行しただけってわけだ」 その言葉にギーシュがニヤッと笑い、喋る魔剣は陽気に笑った。ギアッチョは そのままルイズへ首を向けて言う。 「そういうわけだ・・・ おめーは黙ってその情けない顔を何とかしな」 そう言われて、ルイズは自分がまた泣き出しそうな顔をしていたことに気付き、 「・・・・・・うん・・・」 彼らへの無数の感謝を心に仕舞い、ルイズはまた顔を下げた。 キュルケはそんな彼らを少し羨ましげに見つめていたが、ふとあることに 思い当たって声を上げた。 「・・・そういえば、皆乗ってるけど誰が運転するのかしら?」 その声に皆が顔を見合わせる。一般的に、御者というのは平民の仕事である。 馬を駆ることはあっても、馬車の運転となればそれはまた違った技術が 必要になるのだった。馬に乗ったことすら数えるほどしかないギアッチョなどは 更に論外である。馬車を捨ててシルフィードに乗るしかないだろうか、と皆が 思案していた時、 「ならばその役目、僕が引き受けようじゃないか」 ギーシュが御者に名乗りを上げた。 「なぁに、こう見えても僕はグラモン家の男、馬車の御し方ぐらい多少の心得が あるのさ」 出来るんだろうなという皆の視線に余裕の表情で答えると、ギーシュは手綱を 握った。 そういうわけで今、一行を乗せた馬車は一路トリステイン魔法学院へと 向かっている。なるほど、ギーシュは確かに馬の御し方に「多少の」心得が あるようだった。あっちへふらふらこっちへふらふら、そのうち路傍の木に ぶつかるのではないかというぐらいテクニカルな運転をしてくれる。 一度などは横転しそうなほどに車体が傾き、「いい加減にしろマンモーニッ!」 とギアッチョに怒鳴られていた。呼び名が戻ってすこぶる落ち込んでいる 様子のギーシュに哀れむような視線を送ってから、キュルケは聞きたかった ことを尋ねることにした。 「・・・ねぇギアッチョ あなたって一体何者なの?」 「ああ?」 「あなたがただの平民じゃないなんてことは誰が見ても解るわ あなたの魔法は どう見ても私達のそれとは違うし・・・あなたはたまにまるで貴族なんてものが いない場所から来たかのような振る舞いをするもの 一体あなたは何者?そして 一体どこからやって来たの?」 キュルケはギアッチョを見つめる。ギーシュは聞き耳を立て、タバサも本を 閉じて彼を注視していた。 「生徒達の間で あなたがなんて呼ばれてるか知ってる?」 「・・・しらねーな」 ギアッチョの両目を覗き込んだまま、キュルケは続けた。 「『魔人』だそうよ」 「なるほどな」とギアッチョは薄く笑う。 「得体の知れない魔法を使う異端者は、貴族でも平民でもないってわけか」 ルイズは周りを見渡す。キュルケ達の眼は、依然一瞬たりとも外れること なくギアッチョに注がれていた。ルイズは最後に隣のギアッチョに顔を向け、 彼が深く黙考していることに気付いた。 ギーシュと決闘をした時、ギアッチョはキュルケに確かにこう言った。「オレが 何者なのか話してやってもいい」と。しかしそれはあくまでさっさと方法を 見つけてイタリアに帰るつもりだったからである。リゾットがどうなったか・・・ 恐らく既に決着がついている今、そしてギアッチョ自身の心が変化を始め、 彼とその周囲との関係が変わって来た今、簡単に自分の正体をバラしても いいものだろうか、と彼は考えている。ルイズは彼に、不穏分子は粛清される 可能性があると言った。キュルケ、タバサ、そしてギーシュ・・・ギアッチョは 彼らと幾度か行動を重ねて理解していた。こいつらはきっと、いつでもルイズの 味方になってくれるだろうと。しかし情報というものはどこから漏れるか解らない。 万一自分の身に何か起これば、自分に依存してしまっているルイズはきっと打ち のめされるだろう。そこまで考えて、ギアッチョは知らず知らずのうちにルイズの 心配をしていた自分に気付いた。バカかオレは、と彼は心中で毒づいたが―― 「・・・今度 話してやる」 結局どうしていいものか判断のつかないまま、彼は答えを先延ばしにした。 キュルケ達は、しかしそれでも満足していた。「今度」話してくれるというのだ。 「今度」、たった二文字の言葉だが・・・そこには様々な意味が込められて いる。今は話せないが、自分達はそれを話すに足る人物だと。いずれ話せる 時が来るまで待っていろと。彼女達は、それで満足だった。
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「悔いはない・・・・・・・ 心からおまえの成長が見れてよかったと思うよ 俺はおまえに 出逢うために一万数千年も さまよってたのかもしれぬ さらばだJOJO」 ワムウは風になった JOJOが無意識のうちにとっていたのは 「敬礼」の姿だった ―――――――――― 涙は流さなかったが 無言の男の詩があった―― 奇妙な友情があった――― 「アンタ貴族に(以下略」 !! 何故だ俺はあの時ジョセフの波紋で完全に 消滅したはず・・・さらに誰なんだこの偉そうな小娘はッ! ズキュウウウウウン! 「!!!」 あまりにも急な出来事で思考が止まりかけたワムウであった ここで二つほど疑問が浮かび上がった 一つは「死んだ筈なのに何故こんなところにいるのか」 もう一つは「俺に触れたのになぜ吸収されなかったのか」 「!!!!!!!!!」 熱いッ!手が焼けるような痛みがワムウの左手の甲を襲う まるで波紋を流された時と同じような痛みッ! 痛みが治まったかと思うといきなりキスをしてきたさっきの 小娘がこちらに来た 「アンタ名前は?」 「俺の名はワムウだ」 To Be Continued
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lov4.net 当ページは、『LORD of VERMILION IV』の公式モバイルサイト「lov4.net」についてまとめています。 目次 無料会員機能 有料会員機能 lov3.netからの変更点 無料会員機能 「lov4.net」の機能限定版。 以下の機能が利用可能です。 使い魔リスト 戦績確認 タッグ設定 称号設定・称号獲得までの進行度 バランス調整まとめ 使い魔ドール設定 チャットボイス設定 プレイヤーランキング 公開設定 サーバントストーリーズ キャンペーンコード ▲ページの一番上へ 有料会員機能 無料会員機能に加えて以下の機能が利用可能となります。 使い魔リスト(ver4.1までのテキスト公開) ログインポイント付与・ログインポイント通帳 BGM設定・購入(ログインポイントを使用) システムボイス設定・購入(ログインポイントを使用) 主人公変更(ログインポイントを使用して追加購入) ギルド機能 『LORD of VERMILION Re 3』主人公コンテンツ NESiCA再発行予約 ▲ページの一番上へ lov3.netからの変更点 「lov3.net」にあった以下の機能を削除。 着せ替え設定 ダウンロードコンテンツ 倉庫 ▲ページの一番上へ +編集用コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします 名前 コメント 余りにも当Wikiやゲームから逸脱した無関係な雑談や、誹謗中傷めいた暴言、ページに関係ないコメントはおやめ下さい。 wikiは不特定多数の人が利用する場です。プレイヤーの個人名や所属ギルドなどを書き込む行為は慎んで頂きますようお願いします。 個人的な日記として使用するのも控えて下さい。 +コメント *雑談や使用方法などの相談にご利用下さい 名前 コメント
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オカルト 概要 人間と一定の関係を続け、奉仕や世話をしたり、情報などを提供したりする霊。 使い魔を指す「Familiar」は「Familiaris(家人 召使い)」sというラテン語から(*1)。 『嵐―テムペスト』で風とかの精霊エアリエルさんとか、一応土の精霊キャリバンさんが出てきたが、4大元素精霊?も魔法使いなどによって使役される。 魔女はDemonとの契約により、悪魔的な者からインプとも呼ばれるこれを授けられるとされた。魔女たちは、体のどこかに使い魔用の乳を出す乳首があるとされ、魔女狩り、異端審問の際は、疣などをぷしってやって、痛みのない処がそれとされた。 中世からルネッサンス期において、イングランドとスコットランドでは、魔女が使い魔を持つということになっていて、これの取り締まりに異常な執着がみられる(*2)。 十二神将や式神、ジンのような、スピリチュアルなものをシャーマン的な存在が相手へ送る、という宗教観は、汎世界的にみられる。ソロモンの72の悪魔もソロモン王からいいようにこき使われている。 かの魔術師ジョン・ディー大先生は、精霊の入ったクリスタルによって、天使などの霊的なものとの交信をし、また、マディミという精霊を性的な下の世話までさせたという。 参考文献 ローズマリ・エレン=グィリー『魔女と魔術の事典』 ローズマリ・エレン=グィリー『悪魔と悪魔学の事典』
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あの時、私達は間に合わなかった。ぎりぎりのところで、彼女の魂は天に昇っていった。 「ルイズ……?」 私は涙を流しながら彼女を呼んだ。 彼女の魂はこちらに振り向いて言った。 「なんで泣くの…?私達はあいつを倒せたじゃない…それに私が死ぬのは貴女のせいじゃない。私が二人を殺したからなの…だから…」 彼女の魂は満足そうだった。自分がやってしまったことを、私達に助けられつつも、退かずに自分で解決しようと出来たからだろうか。 「さよなら…。」 私達は昇り行くルイズの魂を止めれなかった。 「ようやく…会えたわね……」 私は今、彼女の墓の前にいる。 あの事件から数年が経った。たった数年だが、色々な事があった。 一番衝撃だったのはトリステインが滅ぼされた事だろう。 トリステインはレコン・キスタと対抗するためにアンエリッタ姫をゲルマニア皇帝と政略結婚させるつもりだったが、 式の直前にレコン・キスタが旧アルビオン王国皇太子ウェールズに送られたアンエリッタ姫の恋文を公開され、ご破算になってしまった。 その後、トリステインは単身でレコン・キスタに戦ったのだが敗北、王族と多数の貴族がギロチンにかけられた。ギロチンにかけられた王族や貴族の墓は凌辱された。 彼女の実家もそういった家の内の一つだった。 あの時に彼女は死んで、良かったのかもしれない。家族や友人が処刑されていき、市中にその首を曝されるのを見ずに済んだのだから… トリステインが滅亡する前に、私やタバサを含め、ほとんどの生徒や教師はバラバラになってトリステインから逃げ出した。 タバサとは手紙のやり取りをしていて、たまに会ったりする。叔父のガリア王の元、色々な命令を受けては危険な任務を遂行している。 コルベールとは長く連絡をとっていない。風の噂によればまだ何処かの魔法学院で教師をしつつ、研究を重ねているらしい。 トリステインの動乱が収まって国勢が落ち着いてから、私は一人、彼女の墓を探して旧トリステイン王国を訪れた。 そして見つけた。元トリステイン魔法学院の敷地跡の端にひっそりと作られ、皆から忘れ去られた小さな小さな墓を。 その墓石は誰にも見つからず、淋しく、苔むしていた。 「ずっと…ずっと…会いに来れなくてごめん……一人ぼっちで…淋しかったわよね…?」 そこに眠る桃色の髪の友人に、私は涙を流しながら、静かに黙祷を捧げた。 使い魔の鎮魂歌sotto voce-fin
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新井てつお(あらい・てつお) 67歳/元会社員/無所属(新顔) 第二の敗戦の総括なくして、 日本の未来を語ることはできない! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 どんな人なん? 何をしてくれるの?ドンキホーテ運動とは? それで今回の出馬は? で、その「第二の敗戦」ってナニよ? 気になる出来事 コメントをどうぞ 調査メニュー 最新のニュースを検索! オフィシャルサイト:不明 政治家データベース goomixしてみる ググってみる どんな人なん? ...(・ω・) ・・・・(´;ω;`)ブワッ ネットに情報がないよーー! 試しにみなさんも「ググってみる」を押してみてください。 あまりの情報のなさに、このサイトがトップ10に入りますww いちおうわかる範囲で。 本名は新井徹夫。 新日本製鐵の元社員で、 中央大学の理工学部。 千葉市若葉区在住。 情報がないので「新井徹夫」で姓名判断! http //amuser.net/usr/akiten/seimei/seimei.cgi 神経が細かく、直感力も鋭く偏屈強情な直情型です。 年長者との共同事業で成功。独り事業でも発展します。 よい収入源を得て金運、子供運、仕事の実績運強く 内外の信用は抜群で生活は堅実、一時的損もすぐ取り戻す事ができます。 直感力に富み頭良く頭脳明晰で小さなことによく気がつき リーダーの地位を好みますが、 策におぼれやすく短慮で信用や社会的地位失うことがあります。 やや神経質な面があり人によっては短気な人も多く、一度失敗すると、 いらいらして、次から次へと損失に向かう凶運となります。 けして短気を起こさずすすめば吉となります。 開運法は、失敗したら慌てず冷静になって その原因を調べ対処することです。 調子に乗って脳内メーカーで検査! お、なかなか友達思いじゃん。 まあ、やはり半分以上は秘密のベールに包まれていますけど。 何をしてくれるの? ドンキホーテ運動を広め、 経済敗戦の認知を高め、その責任を国に追及する。 ということらしいぞ。 ドンキホーテ運動とは? そこに問題があると感じたら、巨大な相手に対しても ドンキホーテのように毅然と立ち向かう運動。 新井氏はこれまで10年もの間、 ドンキホーテ新井として、ドンキホーテ運動を 続けてきたそうだ。 具体的な活動内容は、 銀座などの街頭で、問題を訴える演説を行う。 国を相手取った裁判を起こす。 扱う問題はそのつど異なるが、 日本がすでに「第二の敗戦」をしているという主張を軸に、 そこから派生する数々の問題を取り扱う。 新井氏に言わせると、年金問題も 第二の敗戦によって崩壊した秩序の一端に過ぎない。 それで今回の出馬は? そして今回の出馬はドンキホーテ運動を これまで以上に世に広く伝え、 大衆運動に発展する契機にしたいと考えている。 つまり、議席を取るのが第一ではなく、 活動の宣伝が第一であるということになる。 (活動目的が「国のため」という点で救いがあるけど) で、その「第二の敗戦」ってナニよ? バブルに代表される、日本の経済崩壊が 国際関係での経済戦争で負けた結果だという考え。 経済情勢での情報戦で、 日本の経済崩壊が恣意的に誘導された という解釈なのかどうかは、 この脚注を書く無学者にはわかりません。 モノの見方のひとつとして、 バブル期の影響でウン千万円の 損失をした人がたくさんいることは、 多くの人々が空襲によって財産を 焼き払われたのと経済損失は同じ。 そんなムードで考えると何となくわかります。 気になる出来事 JANJANの「ザ・選挙」より http //www.senkyo.janjan.jp/bin/candidate/profile/profile.php?id=144011 「経済戦争(マネー戦争)・情報戦争敗戦国日本。 この第二の敗戦の総括なくして、日本の未来を語ることはできません。」 なんだか、経済と情報の観点から、 日本のことを考えようということみたい。 音声の街頭演説あり さすがはJANJANダネ。 http //www.senkyo.janjan.jp/special/2007sanin/gaitou_list.html コメントをどうぞ 株で失敗した事があるそうです - 名無しさん 2015-10-06 16 27 19 2017 4 23 千葉中央でのあの登り何? - デト 2017-04-23 17 55 26 銀河鉄道のよる ソノ下に999の数字? ちょっとと思って質問したら、松本零士が銀河鉄道の夜パクっただと - デト 2017-04-23 18 00 42 名前 ページビューカウンター: -
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ゼロの使い魔 【作品名】虚無と竜の契約者 【作者名】綾小路 【URL】 http //novel.syosetu.org/11746/ 【原作】ゼロの使い魔 【長さ】現状 5話 15,546文字 【状態】連載中 【地雷条件又は注意事項】 多重クロス(ゼロ魔xDRAG-ON DRAGOON)。 【紹介理由・感想】 珍しいDOD。期待はしたが、期待通りに読めた。三人称視点。 ルイズに召喚されるまではテンプレだが、即「留年なぞ知るか」とカイムと空中デートに飛び立つアンヘルさんマジアンヘルさん。 どのエンドだったか忘れたが、アンヘルさん女神化エンド後らしい。 なんかその後サイトらしき少年も召喚されてるので、ゼロ魔組の不遇を嘆く必要も無さそう。 描写が少しばかり薄いのが唯一難点かと思ったが、ぽんぽんとオリジナル展開が続くので飽きなかった。これから期待。 【作品名】ゼロと底辺を結ぶ銀弦 【作者名】ゆにお 【URL】https //novel.syosetu.org/9366/ 【原作】ゼロの使い魔 【地雷条件又は注意事項】 【あらすじ・概要・感想】 円環少女とのクロスオーバー、円環少女のやられ役筆頭ケイツが召喚される。 ゼロ魔の世界でやはり情けない様を晒しながら、平和な世界(元の環境に比べれば)に来れてどこか幸せそう。 円環少女を読んでないと判らないネタは多数、魔法認識の勘違いっぷりについ笑いを誘われる。 書き口は三人称で文章はひっそりとしながら押さえるところは押さえてゆく形、心情描写は少ない方。こなれていて安定している。 ゼロ魔の空気と円環少女の変態性が馴染んでおり、今後が楽しみな一品。 円環の空気に染められてルイズが変態になってしまわないか非常に心配であり楽しみでもある。 【作品名】ルイズちゃん奮闘記 【作者名】水泡 【URL】https //novel.syosetu.org/6239/ ①【あらすじ・概要】 息抜きにはまさにこの作品と呼べるようなライトな読み応えに 笑いどころ満載の短編集 ギャグ物だけど、こういうはっちゃけた作品も悪くない ②【あらすじ・概要】 原作後のルイズとサイトが、世界扉を使いサイトの世界にきたという短編コメディ サイトの実家で世話になりながら、ルイズにとっては現実世界の異文化に触れる過程が面白い 発想がピンクになりがちなルイズなので下ネタも多い 短編で1話が短いのと、外伝の1話が東方世界とクロスしているのでそれがマイナス、地雷要素になるかも オリキャラはサイトの友人で視点的な関係のため、気にはならないかも 【地雷要素又は注意事項】クロス、オリキャラ 【作品名】ゼロの使い魔~ダンブルドア異世界記~ 【作者名】ロベル・アクベル 【URL】https //novel.syosetu.org/91726/ 【あらすじ・概要】 ハリーポッター世界で死んだダンブルドアがサイトの代わりに召喚される話。 文章は三人称でしっかりと描写されている。 ダンブルドアらしさが十分に出ていてダンブルドア好きなら楽しめるだろう。 しかしよくあるテンプレオリ主をダンブルドアに置き換え上手く再構成したようなダンブルドア最強万能な描き方であるためにダンブルドアが嫌いな人は余り合わないかもしれない。 とはいえ、展開こそオリ主テンプレをなぞってはいるもののダンブルドアの考察なども取り込み、上手くテンプレ展開を料理している。 原作キャラを貶めることもなく、ダンブルドアとの絡みが楽しめる。 ああでも学園の教師は少し貶めぎみかも、そこは注意。 ダンブルドアとゼロ魔好きなら見といて損はないのではなかろうか。 【作品名】マッスルと使い魔 【作者名】今夜の山田 【URL】https //novel.syosetu.org/3000/ 【原作】ゼロの使い魔 【あらすじ・概要】 インパクトがすげぇ(色々な意味で) 読んでると脳裏に北斗の拳が浮かぶのは仕方ないと思う。ただ設定的に一発屋な感じがして、エタりそうで怖い。 まだ一ヶ月も経ってないからこれは自分の予想だけど。 【作品名】それなりに楽しい脇役としての人生 【作者名】yuki01 【URL】https //novel.syosetu.org/1512/ 【あらすじ・概要】 ゼロ魔転生オリ主モノ。主人公は水系統のメイジ、学園に通う貴族。 文章はそれなりにしっかりしていてsideも使いでもない。 しかし転生してから成長していく描写から、 学園に通っている主人公へ移るのが唐突過ぎる。 そのせいでルイズ、タバサと親しげに話し始めた主人公が 悪い意味でテンプレオリ主になってしまっている。 タグに批評募集をつけるなど、向上心は伺えるので今後に期待 【作品名】ゼロと黄金の使い魔 【作者名】マッキ 【URL】https //novel.syosetu.org/4696/ 【あらすじ・概要】 Diesとのクロスでトゥルーエンド後の獣殿がルイズに召喚されるという内容。 幻想を否定したあのEND後ということでDiesファンにとっては賛否あるだろうけど自分は好き。 文章は読める、そこは問題ない。 話数はまだ3話だけど期待してる、超期待してる。 ただ、ゼロ魔の二次である以上仕方ないけど 獣殿が誰かの下につく……というのもファンにとっては好き嫌い別れるかも。 まあ、トゥルーEND後は普通に国に尽して職務を果たし 死んだらしいし気にならないと言えば気にならないかもしれない。 自分は特に気にならなかったし。 何にしてもこれからのストーリーに期待ということで一つ。 【作品名】混沌の使い魔 【作者名】Freccia 【URL】https //novel.syosetu.org/3592/ 【原作】ゼロの使い魔×真女神転生3 【あらすじ・概要】 オリ主最強系ハーレムではあったが召喚された使い魔がとんでもないものと学園や国にちゃんと認識されていたり ルイズの虚無疑惑が早期に出てきてエレ姉が早い段階で合流する独自展開入りの早さ、 エレ姉とマチルダという強気なお姉さんキャラの出番がとても多い俺得仕様 だんだん閑話が増えてきて本筋停滞気味なのが残念 【作品名】ZERO-OUT 【作者名】Yーミタカ 【URL】https //novel.syosetu.org/110061/ 【原作】 ゼロの使い魔 【長さ】長編 話数 4 連載中 【概要】 召喚に失敗したルイズがfallout世界に転移 ヒャッハー世界で弱ったりするも、サイト(転移者ではなくfallout世界線で生まれて育ったサイト)と出逢い、この世界では失われがちな人間として芯を表したりする 平均文字数が1万超えと文章量が多く、クロスのさせ方や話も良い感じで好き ルイズ転移物って少ないので期待。続きはよな 【地雷要素又は注意事項】 他作品クロス 【作品名】ゼロのヒカセン 【作者名】MKeepr 【URL】https //novel.syosetu.org/93582/ 【原作】ゼロの使い魔 【長さ】長編 【状態】連載中 【概要・感想】 常FF14の光の戦士がガンダールヴとして召喚される系 既に英雄として名を馳せた存在なため素で強いが、加護がかち合いルーンの効果は完全には得られていない 単純な最強系ではないが、それ系には変わりないので読む際は注意 なおアルビオンの呪いにかかっているもよう 【地雷要素又は注意事項】クロス、濃密な原作展開、最強系? 【作品名】ルイズがチ◯コを召喚しました 【作者名】ななななな 【URL】http //novel.syosetu.org/55397/ 【原作】ゼロの使い魔 ①【地雷要素又は注意事項】下ネタ キャラ崩壊 【概要・感想】 既に話題に上がっているだろうが、ルイズが男性器を召喚してしまい止む無く契約をした結果… 全編コメディタッチで地の文でキャラ崩壊しまくっているためルイズはこうでなきゃ嫌だ!という方はブラバしてどうぞ ②【地雷要素又は注意事項】地の文が下品?うるせえ殺すぞ 【概要・感想】 タイトル通り、ルイズが自分の体に召喚してしまったお話 だいたいルイズのフランソワーズがヴァリエールする展開 基本ルイズ視点で描写されているが、召喚したモノのせいで若干壊れているのか口というか考えてる事が汚い、というか下品 地味に鬱展開ど真ん中であるが、時々挟む下ネタがそれらを緩和してくれている 地の文で突っ込むタイプの作品が苦手でなければ楽しめるかと 【作品名】衛士アニエスの平穏な休日 【作者名】琥珀堂 【URL】https //novel.syosetu.org/16131/ 【原作】ゼロの使い魔 【地雷要素又は注意事項】 あらすじ詐欺 オリキャラ ①【あらすじ・概要・感想】 コンキリエ枢機卿の作者が書いた、あまり見ないアニエス主人公のSS。 あらすじでエロいのかと思わせておいて、冒頭で実は日常系ほのぼのと思わせておいて 最終的には密室殺人事件の解決をメインにすえた本格推理物。 サスペンスや冒険ミステリではなく、トリックをしっかり組み込んだパズラー寄り。 原作開始よりかなり前のようで、アニエスはトリスタニアで衛士(警察官?)の仕事を している。衛士隊でのアニエスの様子だとか、トリスタニアに暮らす人々の風俗などが ちらほら描写されていて面白い。 事件の捜査に行き詰まったアニエスに助言をするのが、オリキャラの按摩師の爺さん。 盲目でしわくちゃの枯れたジジイで、その性格は非常に穏やかなようだ。アニエスの 愚痴を聞いたりして、カラダだけでなく彼女の心のストレスも揉みほぐしてしまう。 見た目と年齢が非常に特殊なので、今後続編が書かれるとしても、テンプレオリ主の ようにチートパワーで無双したり、原作の女キャラとくっついたり、ましてハーレムを 作ったりするなんてことはないだろう。 一話しか書かれておらず、投稿からすでに半年が経過しているので、エタッた可能性が 高いが、同じ作者のコンキリエが二年近く間をあけて復活したので、油断できない。 アニエスのフトモモ揉みたい。 ②【地雷条件又は注意事項】オリキャラあり 【あらすじ・概要】 あらすじが、「衛士としてばりばり働くアニエスさんが、ふとしたことで知り合ったテクニシャンな男性に体を触られて、気持ち良くなっちゃうお話」 と一見コメディかと思うが、実際はあらすじ詐欺な作品 アニエスと按摩師の会話が中心で、アニエスが事件の概要を話して、按摩師が事件の謎を解く とある殺人事件の真相に迫る推理小説 ファンタジーでの殺人事件やハメではまずお目に掛かれない異色作で実に面白いと思う 作者がコンキリエや魔☆おぜうさんを書いた人 1話で完結してるので読みやすい 【作者名】だじる 【URL】http //novel.syosetu.org/4472/ 【原作】ゼロの使い魔 【長さ】6話 38,190文字 【状態】連載中 【地雷条件又は注意事項】 アンチ・ヘイトタグ有り。俺SUGEEE TUEEEかもしれない。 【紹介理由・感想】 1話がけっこう好みだったんでお気に入りに入れようかと思ったのに、2話で読む気がなくなった作品。 1話の印象は「SUGEE・TUEE臭が漂ってくるけど、それが主人公への期待に繋がる」という感覚だった。 ロマリアトップの二人と仲が良い、暗部かつ親友扱い。暗部の仕事の結果、国内外を誤魔化さなきゃいけなくなって国外(=学院)へ。 1話は三人称だったんだけど、2話から一人称が混ざる。 それでも2話序盤の語りまでは、雰囲気もあって悪くなかった。 ……なんでこの人、一人称になったらこんなに雰囲気崩れるんだろう…… と言っても、よくある最低系レベルまで崩れるわけじゃないから、読もうと思えば読めるんだろうけど、元の期待がちょっと高かったんでギブアップ。 多分合う人には普通に読めるんじゃないだろうか。 自分なりに判断してみる事をお勧めする。 【作品名】ただの使い魔には興味ありません!【習作】 【作者名】コタツムリ 【URL】https //novel.syosetu.org/10747/ 【原作】ゼロの使い魔 【あらすじ・概要】 あんまり多くの人から読まれてないけどオススメしたい良作。 ゼロ魔なのにまさかの推理もの。展開が納得できるものだっただけに意外性で度肝を抜かれた。 原作時間軸のかなり序盤、というかフーケ編で終わる。 【作品名】ご主人様は思春期(氏家ト全風ゼロの使い魔) 【作者名】あぶさん 【URL】http //novel.syosetu.org/10391/ 【原作】ゼロの使い魔 タイトルそのまんま。ゼロ魔の登場人物が氏家風に改変されてる。 具体的に言うと下ネタ大好きっ子。ゼロ魔風ではないが氏家の作風は再現されてる。 個人的には大好きです。 【作品名】魔法少女ユエ~異世界探険記~ 【作者名】遁甲法 【URL】http //novel.syosetu.org/13153/ 【原作】ゼロの使い魔×ネギま 【長さ】長編 【状態】連載中(現在7話) ①【あらすじ・概要・感想】 ネギまの魔法使い綾瀬夕映(麻帆良卒業後)がゼロの使い魔の世界に来てしまって、魔法学院で学ぶという話。 ちなみに誰かの使い魔として召喚されたわけではない。風竜を追っかけてたら、その風竜ごとタバサの召喚魔法に巻き込まれたという設定。 ゼロ魔への来訪型クロスでは来訪者が不遇な扱いを受けていないSSが個人的に好みなのだけれど、 このSSも夕映(ユエ・ファランドール)がちゃんと魔法使いとしての待遇を受けているので、自分としては安心して読める。 それぞれのキャラの言動も無理がないので期待している。 今のところ会話場面が多く、バトル要素はあんまりない。ユエはゼロ魔世界の魔法を習っているが使えていない状態。 ユエがネギま世界の解析魔法を行使するときに出した可愛らしい物体にゼロ魔側の少女が抱き着くシーンが年相応でほっこりしたよ。仲良きことは善きこと哉。 【地雷条件又は注意事項】 ユエが魔法学院で学びたがるのはそんなに不自然じゃないが、オスマンが許可する場面が若干強引なノリに見えなくもない。 彼女の介入によるルイズの成長フラグ、カトレアの治療フラグ、タバサ母の治癒フラグがたっている(あくまでフラグなので今後どうなるか分からないが)。 自分はこういった介入者の活躍は(極端なご都合主義でなければ)好きなのだが、そういう流れ自体ありがちで飽きたって人や気になる人がいたら注意。 あと感想で視点について指摘を受けて、なんか試行錯誤中っぽい? ②【地雷条件又は注意事項】side表記はないが別キャラ視点あり 【あらすじ・概要・感想】 魔法先生ネギま!の綾瀬夕映がゼロ魔の世界に召喚される 10話時点で15万文字使ってるにも関わらず殆ど進んでない。無駄描写多すぎ。 キャラの漫才がクドすぎる。 展開を進める為に必要な会話を一々他キャラが遮って延々漫才を繰り返す。 一回ならまだしも漫才が終わって改めて話を仕切り直す際にも同じ様に漫才で遮って それが何回も続きまともに会話が発展しない。これは読んでて思わず顔を顰めた。 夕映の性格が鼻に付く。 ある種クロスの醍醐味でもある片方の作品のキャラや文明SUGEEEが漏れなく入るが 互いの世界の技術形態の違いや客観的に見て自らの魔法技能が発達してるのを自覚しつつ 周りに褒められると「私は普通に出来ますが何が凄いんでしょう?」とか一々言う。最新話でも言ってる。 総合的に見れば評価されるだけあって文章も破綻なく読めるし 作者が極端な地雷要素を避けて書いてる節があるからスコップへのダメージは少なかった。 無駄に長いと評した文量も人によっては読み応えがあると思えるんじゃないかな。 【作品名】ルイズの聖剣伝説 【作者名】駄文書きの道化 【URL】https //novel.syosetu.org/10430/ 【原作】ゼロの使い魔 【地雷条件又は注意事項】 聖剣伝説LOMとのクロス、ルイズチート化、絶賛エタリ中 【あらすじ・概要・感想】 かつて理想郷の方で連載されていたゼロ魔と聖剣伝説LOMのクロス作品。 ルイズが召喚の儀の際に誤ってファ・ディール世界へと飛んでしまい、 本来の主人公の代わりに冒険をこなして一回り成長した上で、 物凄いおまけと共にハルケギニアへと帰還したところから話が始まるといった感じ。 俗に言う綺麗なルイズというやつで、自身の冒険の経験から来るハルケギニアとの認識の違いに悩みながらも 貴族としての自分の芯をしっかり持ちながら、あらゆる人たちを惹きつけていく。 綺麗になったギーシュやら吸血鬼すら救い上げる度量やら、マチルダと行動を共にするもう一人の泥棒なども見所か。 気になる点としては注意事項にもあるようにルイズが単純にチート能力持ちになっていること。 率直に言うとこれはタグによくある「○○とのクロス(能力だけ)」に近いものがあるので そういうのを苦手としている人にはキツいかもしれない。 そしてそれ以上に残念なのは、5月下旬を境に完全にエタってしまっているということか。 言っては悪いけど理想郷時代にも一度エタって作品削除した過去があるので 途中でも構わないから読んでみたいと思った人は早めに見に行っておいた方がいいかもしれない。 【作品名】【ネタ】アホの子ルイズちゃん 【作者名】花極四季 【URL】https //novel.syosetu.org/6144/ 【原作】ゼロの使い魔 【地雷条件又は注意事項】性格改変、エタリ中、申し訳程度の転移&憑依要素 【あらすじ・概要・感想】 所謂ゼロ魔のルイズ性格改変二次の一種なのだがこれまたとんでもねー方向に突き抜けている。 タイトル通りのアホの子天然ちょっと原黒でヴァリエール式体術と爆発魔法の合わせ技で只管に我が道を突き進むそんなルイズちゃん。 原作のツンケンよりも遥かに発想が柔軟で周囲には呆れられながらも一定の支持も得ている。 やりたい放題なルイズのストッパーとしてツッコミ兼オカン役なキュルケや色んな意味で空気のタバサ。 ある意味原作通りな扱いのギーシュや、良い意味悪い意味双方でアホの子ルイズに影響受けまくりなアンリエッタとかも面白い。 そして肝心のサイトがまさかの本人ではなく現実世界からの憑依者ということになっているのだが 前述したようにルイズの性格がアレすぎて大困惑なのでその手のマイナス要素はあまり感じられなくなっていたり。 寧ろ原作知識から来るメタネタというスパイスがより話を面白くしていると……言えなくもないか? 注意点としてはやはりサイトが憑依者であるということだろうか。 そういうのが根本からダメだという人もいるだろうし、あまり作中に影響していないのも確かだが じゃあ逆にその設定いらなかったんじゃとか気になってしまう人にも少々抵抗があるかもしれない。 面白いのは確かだが一話辺りの文字数が短く、原作を知っていること前提で話が進むので淡々としている感もある。 そして何よりこの手の作品にお約束のように、エタってしまっているということか。 【作品名】とある竜騎士のお話し 【作者名】魚の目 【URL】https //novel.syosetu.org/15982/ ①【あらすじ・概要】 ……主人公はテンプレ転生主人公で、近接戦闘全般と魔法、竜の扱いに長けるという香ばしい設定だが、そういったテンプレを長々説明せずダイジェストでさらっと流すのでそこまで気にならない。 物語はレコンキスタに操られた主人公がタルブでサイトのゼロ戦と激闘する所から始まる。 洗脳が解けてからはルイズとサイトの護衛として、ヤンデレッタに魔法で枷を嵌められながらも生徒として生活することに。 ゼロ魔オリ主でよくある美男子、説教、傲慢さなどはこの主人公からは感じられず、主人公もゼロの使い魔の原作知識は殆ど忘れてるため、よくある原作介入はせずに、あくまで転生した主人公がゼロの使い魔の世界で過ごす一人のメイジとして書かれているのが好印象。 惜しむらくは続きが気になるところで現在主人公の過去という外伝に走っているところ。 ②【地雷要素又は注意事項】オリ主 オリジナルスペル 転生 【あらすじ・概要・感想】 ゼロの使い魔の世界で平民の母と貴族の父の間の子に生まれ、母が死んで父方に引き取られる その後修業を重ね、異名をもつスクウェアメイジとなり、火竜を召喚して竜騎士になる オリジナルスペルに無双可能な戦闘能力、正にオリ主 ただし、アンドバリの指輪で操られてたり誓約で行動縛られたりと 精神的な攻撃を喰らうことが多い彼の未来はどっちだ 【作品名】ゼロの使い魔ちゃん 【作者名】402 【URL】https //novel.syosetu.org/958/ 【原作】ゼロの使い魔 【地雷要素又は注意事項】 エタってる、原作キャラTS、百合 【あらすじ・概要・感想】 以前の記憶は以前の記憶と割り切ったはっちゃけ二週目ルイズが 女の子のサイトを召喚した事から始まるギャグストーリー、にじふぁんからの移転作らしい 百合要素はあくまでネタであり、別に属性が無い人でも気軽に読める娯楽作品 軽妙な言い回しや会話のテンポが良く読んでいて楽しめた 【作品名】ルイズと幻想郷 【作者名】ふぉふぉ殿 【URL】https //novel.syosetu.org/17055/ 【原作】ゼロの使い魔 【あらすじ・概要・感想】 ルイズ→幻想郷。逆ウルルン滞在記の雰囲気に近い。東方知ってる人はあわあわするルイズにニヨニヨできる 知らない人でも東方がたぶん和風な世界観なのでそれなりに楽しめそう 文章力、文字数ともに平均より下とは感じなかった。宗教上の理由により「「」」が許容できない人も少し我慢してみよう、ちょっとしか出てこないので。 初めてのことばかりで驚き、てんやわんやするルイズは不憫のようでしかし、 呼んでもねーのにやってくる数々のオリ主や他原作キャラのTUEEEEに驚かされててんやわんやされることに比べてほほえましいのだ。 チャレンジする価値はあると思われる。 不安なのはハルケゲニアに帰還した後のことも書く予定らしいのだが、それが蛇足になることだ。 このSSに限ったことではないが、「「…こんな!表現」」はエンタメとは直接関係ないと思うけど ちょっといいなと思っても玉に瑕で、あまり胸を張って誰かにおすすめできんのが残念。個人的なことだけど。 【作品名】雪風は赤い砂と共に 【作者名】火の丘 【URL】https //novel.syosetu.org/18249/ 【原作】ゼロの使い魔 【地雷要素又は注意事項】クロスオーバー、性格改変 【あらすじ・概要・感想】 最近ランキングから発見したもの。 ゼロ使のタバサがシルフィードでは無くNARUTOのサソリを召喚したら、という割りとありきたりなクロスオーバー。 まだ全三話と始まったばかりだが、情景や心理の描写が地の文ではっきりと表現されていて読むのにそう苦労しなかった。 ただ作者自身これが初投稿という事なので、これから先エタったり迷走したりするかもという不安はある。 良くも悪くもこれからに期待な作品。
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ドンキホーテ ドンキホーテは童話の主人公。 その主人公が○チガイ(英語でクレイジー)だったため そう言う人を揶揄して用いられる事が多い おっぱい星人 頭がおかしい とにかくもじゃもじゃにへら 福島在住 ベイマックス フェアリータイプ わざ:ねむる いびき のしかかり メガトンパンチ もちもの:たべのこし せいかく:くいしんぼう キラボシ☆ 効果音がよく出る パチ屋の店員 艦これ大好き 一之瀬仁 こわい