約 893,975 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/361.html
まりさの誕生 3の続きです もう自分に存在価値はなくなってしまった 屑な人間を殺す、そのことだけを考えて今まで生きていたはずなのに… 自分が殺すべき屑はゆっくりだった なんとかショックから立ち直ろうろうとしてよろよろと動き出す なんとか森のみんなにぱちゅりーとちぇんが死んだことを伝える ちぇんの家族にちぇんを守れなかったことを詫びる 「ちぇんもぱちゅりーを守っていったならきっとぱちゅりーとゆっくりできるよー!!ちぇんにはわかる、わかるよー!!!」 ちぇんの親は変異まりさを責めなかった むしろまりさを手伝い、最期までぱちゅリーを守ろうとした自分の子供を誇りに思うっと言ってくれた もしこのちぇんが他のことを言ったら変異まりさは森中のゆっくりを皆殺しにしたかもしれない。 だが、このちぇんの言葉がまりさの考えを変えた、新しい存在意義を生み出した ゆっくりは所詮屑だ、でもこの森のゆっくりだけは自分を慕ってくれる 子供達も自分がゆっくりできない気がするのは巨体ゆえの「おぅら」か何かだと理解してくれた 彼らのために何かできることはないか もし、まりさがぱちゅりーの最後の言葉を聞いていたら結果は違ったものになっただろう。 まりさは人間に会いに行くことにした 殺すためではない、人間のルールを学ぶためだ 自分が人間のもとで学び、その結果を森に持ち帰る その結果この森のゆっくりは人間と共に暮らせるはずだ 少なくとも人間に迷惑をかけない、そうであれば人間に殺される理由はなくなる まりさはなんとかこの森の屑を、屑だけど自分が愛する仲間を屑から脱出させようとした。 次の日、変異まりさは人間に会いに行くことにした 殺したいほどに憎んだ相手、その相手に頭を下げるのである ほんの少し気に食わなかった、だがそれ以上にうまくいったときの利益は大きい 森のゆっくりは止めようとした 人間にあっても殺されるだけだと、変異まりさの次に頭のいいありすは反対した れいむはいかないでと嘆いた この変異まりさがいたため今年は例年より捕食されるゆっくりが減ったのだ れみりゃの群れ相手に一歩も退かず、野犬すら一撃で気絶させるこのゆっくりがいなければ捕食種が現れる 「ゆっ、まりさはなんといわれてもにんげんにあいにいくよ!!」 「どうしてもやめないの?まりさ」 「いつまでもゆっくりここにいてよ!まりさがいないとみんなゆっくりできないよ!!!」 「れいむ、ありす、まりさがいないあいだはすこしゆっくりしにくくなるとおもうけど…でも、まりさがいかないとみんなゆっくりできなくなるんだ!!!」 このまま自分も森の仲間も屑になるのはいやだった 「みんなひとつだけやくそくしてね!!!にんげんにあったらだめだよ!もりからでたらだめだよ!」 変異まりさは今ここでもっと詳しいことを伝えたかった だが、彼女らの餡子脳はきっとそれを理解できない だから人間に近づく可能性が減るように釘をさしておくことしかできなかった。 ぱちゅりーは人間についてはあまりまりさに教えようとしなかった ぱちゅりー自身人間を近くで見たことがなかったからだ 昼は里を一望できる丘から観察し、人間の子供が集まっていた場所に夜になってから向かった 夜になれば人間の多くは巣に帰ることは知っていた 人間の生活はわからないがぱちゅりーみたいな知恵袋がいるはずだ そう考え、まりさはあたりを警戒しながら、人通りの少ない路地裏を通りながら子供のいた建物へ近づいて行った 途中でヤツメウナギの屋台を見つけ、食べようと思ったがやめておいた あれは明らかに人間の作ったもの、迂闊に手を出してはいけない 人間のものにゆっくりのルールで手を出して 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせー!!」となってはいけない それは自分も屑だったと認めることになる この日は晴れだと思っていたまりさの予想は完全に外れた 夜は雲が見えないため、予想の精度が半減するのだ 上白沢慧音は人里の中心部に近い寺子屋に住んでいる 正確には家の一角を寺子屋として利用しているのだが、寺子屋部分がほとんどを占めているためさっきの表現の方が似合う そんな彼女はついさっき風呂に入り、寝間着に着替え、今は明日の授業の計画を立てていた (雨が強くなってきたな) そんなことを考えていた時、家の戸をたたく音が聞こえた 音からして大人だ、おそらく里の有力者だろう でもこんな時間に何の用だろう、まさか人間が妖怪に襲われたのだろうか? そんな不安を感じながら急いで戸に向かう 戸をあけたとき慧音は面食らった、ずっと里の男が来ると思ったのに、自分の目の前には黒い三角しかなかった それは雨に濡れた変異まりさの帽子だった 「ゆっ!夜にゆっくりきてごめんね!!!おねえさんは、ぱちゅりー?」 今こいつは何て言った?私のことをぱちゅりーだと? 来る場所が違うと突っ込みたくなった が、人間でいう「夜分遅くにすいません」を言ってきたこの巨大ゆっくりに慧音は好意を覚えたのかもしれない 「ちがう、私は上白沢慧音、パチュリー・ノーレッジじゃないぞ」 「ゆゆっ、ちがうの、おねえさんはゆっくりぱちゅりーみたいなひと?」 ゆっくりぱちゅりーみたいとゆっくりの基準でいえば二つある ひとつは病弱で、餌もろくに取れない役立たず、群れの中の嫌われ者 もう一つは知恵袋、群れの子供たちの教育係を務め、群れの頭脳として皆がゆっくりできるように尽力する きっと後者だろう、そう慧音は結論付けた 「ああ、たぶん似たような物だ、私は先生だがな」 「ゆゆっ!!おねーさん、よければまりさにゆっくりにんげんのゆっくりをおしえてね!!!」 ゆっくりに敬語と遠慮という概念はない たまに使うゆっくりが居るがそれらは人間のペットだったものがほとんどだ だから慧音はこのおおきなまりさが「よければ~してほしい」という すこしだけ遠慮しようとしたのだ とりあえず慧音はまりさを玄関に入れた、まりさはまだ耐えているがずっと立ち話をしていれば溶けてしまう それにわざわざ人里にきて、自分を訪ねたゆっくりなんて初めてだ、少しは言葉が通じるようだから話だけでも聞いてやろう そんなことを思いながら洗面所にタオルを取りに行った やはり人間と話して正解だったと変異まりさは思った この人はやっぱりぱちゅりーに近いものだった たしか…かみしらさわ・けーね・せんせー といったか? 人間には名前があるとぱちゅりーにきいたことがある 不便なことだ、ゆっくりは目の前に100匹のれいむがいても「れいむ」の一言で区別できるのに そんなことを考えているとけーねが戻ってきた 雨に濡れた体をよくわからないふわふわしたもので拭いてくれた よくわからない二つの柔らかいものを感じたが、なぜか昔自分を舐めてくれた母を思い出した ゆっくりにはこんな膨らみは無いのに、母を思い出しながらまりさは涙を流した 慧音はゆっくりを居間に上げた こんなに大きいなら相当重いだろう、床が沈み込まないだろうかと思ったが接地面積も大きい分そんなことはなかった まりさは慧音にこれまでのことを話した 一時間たてば食べ物以外は忘れると聞いたのに、どうやらこいつは一年前のことも覚えているらしい そしてまりさにお茶を出してどうしてここに来たのかを聞いてみた とりあえずここまで頭にいゆっくりだ、お茶ぐらい出してもいいだろう… 10分後、慧音は唖然としていた、開いた口が塞がらないとはこのことか まりさの話ではない、いや、確かにまりさの話も興味深かった 人間に復讐しようと思ったがそれでは解決しないと悟り、人間のルールを学び共存しようとする ゆっくりの常識を超えたその考えは慧音を感動させるに足るものだったがそれ以上の衝撃 まさか飲めないだろうと思って出したお茶、まりさはそれをこぼさずに飲んだ 頬をうまく使い、湯呑を挟み、お茶を飲む、そのシュールな光景は慧音の動きを止めるに十分だった とりあえず大体の話はまとまった、決まったことは大体この5つ 1 ゆっくりは慧音の家に居候する 物置の一つをまりさの部屋にする 2 ある程度人間のルールを覚えるまでの間は慧音の許可無しにまりさの部屋から出ない これは授業中に子供たちに目撃され無用なトラブルを起こさせないためである 3 変異まりさの出身地である森にゆっくり狩り目的で人を向かわせない 畑を荒らしたゆっくりはどうすればいいと聞いたら 「そんなくずはゆっくりおしおきしてね!!!」と答えた 4 まりさは慧音の命令を聞くこと 5 慧音は可能な限りまりさの要望を聞く事 慧音はまりさの要望を拒否することができる まさかゆっくりがこのすべてを記憶し守ってくれるのかという不安はあった ためしに寝る前に聞いたところ一字一句間違わずに答えたのでその日は安心して眠った 次の日、寺子屋の授業が終わった後慧音は里の集会に参加した まりさとの約束の一つを果たすためである 森でゆっくり狩りをしないことを決めようとしたら里の男は反対したが その森以外のゆっくり狩りは今までどうり可 悪いことをした制裁は今までどうり可 ということで納得してもらった 帰りになんとかビーンズとかいう団体の幹部に 「慧音様もゆっくりの素晴らしさがわかってくださいましたか!!」 「ゆっくりは素晴らしいものです!!彼らが跳ねれば飛び散る泥は天使の福音となる…」 とかいって団体加入を進めてきたので断った 慧音は虐待派でも保護派でもない、意味もなく虐めるのは嫌いだが制裁はやむなしと思っている それに幹部会員の山の巫女が急いで脱会するほどのゆっくり新興宗教と化した団体に入る気はなかった それからしばらくの間朝食事をした後は慧音は授業 まりさは部屋で慧音の買ってくれた絵本を読み漁った まりさにとって森の仲間がゆっくりするのに最大の障害、それは己の習性だ 他人の家に上がりこみそこに主人がいたとしても 「ここはれーむたちのおうちだよ!!」 と、かたくなに人間の家であることを認めない また、明らかに人の家であってもぱっと見で誰もいなかったらすぐ空家だと思ってしまう 事実自分も何回か慧音に 「ここはまりさのおうちだよ!!!けいねもいっしょにゆっくりしようね!!」 とか言いそうになった。 自分でさえこれなのだから森のゆっくりがこの習性を捨てきることはたぶんできない だが、この本、(絵である程度内容は理解した)文字があればすべて変わる 森のゆっくり全員が文字を読めるようになれば 人間が家や畑に「このばしょはにんげんのばしょです」 と書いてくれれば人間とゆっくりの無用な衝突を回避できる ある程度人間のルールを覚えたら真っ先に文字を覚えよう。 そうこのまりさは誓った 慧音にとってこのまりさは最初は「厄介なやつが来たな」程度の認識だった だが今ではこのゆっくりは子どもたち以上に熱心に自分の授業を聞いてくれる そして涎を出さないように舌を使いひらがなの読み書きをマスターした もっともまりさの書く文字はどせいさんなみの汚さで慧音が解読するのに時間はかかったが そしてまりさが希望した農耕については慧音が里人に頼み込んだ結果 作物の収穫だけだが手伝わせてもらうこと、農家の人に農耕の話を聞くことができた 最初男は後悔した、いくら尊敬する慧音先生の頼みでもこんなやつを畑に入れていいのだろうか? その悩みはすぐに吹っ飛んだ、確かに細かい作業、道具を使う作業は苦手だった だがそれ以上に重い荷物の運搬にかけて、人間以上の仕事をしたのだ 雪が降りしきるその日、変異まりさは農家にもらった種と慧音の絵本を持って森に帰った ぱちゅリーの後を継いだありすに農耕と読み書きを広めてもらうためだ 冬ごもりの寸前に現れた訪問者にありすは驚いた が、まりさの話を聞いて春が来たときにすぐ皆に広めると約束してくれた これが成功すればこの森は安泰だ この森だけは屑ゆっくりの森からいいゆっくりの森になるのだ 変異まりさは今幸せを謳歌していた 慧音は怒らせると怖いが優しい たまに来る妹紅も最初は自分を嫌っていたが今ではいい友達になった あの姉が引き裂いた絵に描かれた人もたまに自分の餡子を取って行くがお礼としてお菓子をくれるので大好きだ 子どもたちにも受け入れられた、最初は自分のことを怖がっていたが今では慧音の次に自分を頼ってくれる 里にも受け入れられた、慧音先生のとこのゆっくりとして、みんな自分の事を好いてくれる 森のありすが農耕とひらがなを広めてくれるか心配だったが…今は冬ごもり中だ、心配してもしょうがない もしだめなら春にでも帰って自分が教えればいい 今この変異まりさは、あのぱちゅりーよりも幸せだった だが忘れないでほしい。 ここは虐めスレだ いじめには二つ理由がある 意味もなく虐めるというのと、意味があって虐める 前者は「ただなんとなく」とか「うざい」という理由で起こるいじめ 後者は「異質な物への恐怖」や「自分より優れた者への嫉妬」がある どちらも現実には許されることではないだろう だが後者には少しだけ同情の余地はあるかもしれない 変異まりさはゆっくりから見ても人間から見ても異質 しかも天気予報や簡単な物理法則にかけては平均的な人間の大人をも上回る まりさの幸せは半年しかもたなかった 続く あとがき どうも、セインと名乗ることに決めた作者です 他のBBSとかネトゲにも同じ名前でいることが多いので見かけても無視してください 少し長くなったためラストは次回まで持ち越し、許せ ごめん、たぶん次回で完結 (ドス)まりさの幸せ 4 7月28日 1706 宿題ほっといてこんなSS書いてる セイン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/307.html
まりさの誕生 3の続きです もう自分に存在価値はなくなってしまった 屑な人間を殺す、そのことだけを考えて今まで生きていたはずなのに… 自分が殺すべき屑はゆっくりだった なんとかショックから立ち直ろうろうとしてよろよろと動き出す なんとか森のみんなにぱちゅりーとちぇんが死んだことを伝える ちぇんの家族にちぇんを守れなかったことを詫びる 「ちぇんもぱちゅりーを守っていったならきっとぱちゅりーとゆっくりできるよー!!ちぇんにはわかる、わかるよー!!!」 ちぇんの親は変異まりさを責めなかった むしろまりさを手伝い、最期までぱちゅリーを守ろうとした自分の子供を誇りに思うっと言ってくれた もしこのちぇんが他のことを言ったら変異まりさは森中のゆっくりを皆殺しにしたかもしれない。 だが、このちぇんの言葉がまりさの考えを変えた、新しい存在意義を生み出した ゆっくりは所詮屑だ、でもこの森のゆっくりだけは自分を慕ってくれる 子供達も自分がゆっくりできない気がするのは巨体ゆえの「おぅら」か何かだと理解してくれた 彼らのために何かできることはないか もし、まりさがぱちゅりーの最後の言葉を聞いていたら結果は違ったものになっただろう。 まりさは人間に会いに行くことにした 殺すためではない、人間のルールを学ぶためだ 自分が人間のもとで学び、その結果を森に持ち帰る その結果この森のゆっくりは人間と共に暮らせるはずだ 少なくとも人間に迷惑をかけない、そうであれば人間に殺される理由はなくなる まりさはなんとかこの森の屑を、屑だけど自分が愛する仲間を屑から脱出させようとした。 次の日、変異まりさは人間に会いに行くことにした 殺したいほどに憎んだ相手、その相手に頭を下げるのである ほんの少し気に食わなかった、だがそれ以上にうまくいったときの利益は大きい 森のゆっくりは止めようとした 人間にあっても殺されるだけだと、変異まりさの次に頭のいいありすは反対した れいむはいかないでと嘆いた この変異まりさがいたため今年は例年より捕食されるゆっくりが減ったのだ れみりゃの群れ相手に一歩も退かず、野犬すら一撃で気絶させるこのゆっくりがいなければ捕食種が現れる 「ゆっ、まりさはなんといわれてもにんげんにあいにいくよ!!」 「どうしてもやめないの?まりさ」 「いつまでもゆっくりここにいてよ!まりさがいないとみんなゆっくりできないよ!!!」 「れいむ、ありす、まりさがいないあいだはすこしゆっくりしにくくなるとおもうけど…でも、まりさがいかないとみんなゆっくりできなくなるんだ!!!」 このまま自分も森の仲間も屑になるのはいやだった 「みんなひとつだけやくそくしてね!!!にんげんにあったらだめだよ!もりからでたらだめだよ!」 変異まりさは今ここでもっと詳しいことを伝えたかった だが、彼女らの餡子脳はきっとそれを理解できない だから人間に近づく可能性が減るように釘をさしておくことしかできなかった。 ぱちゅりーは人間についてはあまりまりさに教えようとしなかった ぱちゅりー自身人間を近くで見たことがなかったからだ 昼は里を一望できる丘から観察し、人間の子供が集まっていた場所に夜になってから向かった 夜になれば人間の多くは巣に帰ることは知っていた 人間の生活はわからないがぱちゅりーみたいな知恵袋がいるはずだ そう考え、まりさはあたりを警戒しながら、人通りの少ない路地裏を通りながら子供のいた建物へ近づいて行った 途中でヤツメウナギの屋台を見つけ、食べようと思ったがやめておいた あれは明らかに人間の作ったもの、迂闊に手を出してはいけない 人間のものにゆっくりのルールで手を出して 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせー!!」となってはいけない それは自分も屑だったと認めることになる この日は晴れだと思っていたまりさの予想は完全に外れた 夜は雲が見えないため、予想の精度が半減するのだ 上白沢慧音は人里の中心部に近い寺子屋に住んでいる 正確には家の一角を寺子屋として利用しているのだが、寺子屋部分がほとんどを占めているためさっきの表現の方が似合う そんな彼女はついさっき風呂に入り、寝間着に着替え、今は明日の授業の計画を立てていた (雨が強くなってきたな) そんなことを考えていた時、家の戸をたたく音が聞こえた 音からして大人だ、おそらく里の有力者だろう でもこんな時間に何の用だろう、まさか人間が妖怪に襲われたのだろうか? そんな不安を感じながら急いで戸に向かう 戸をあけたとき慧音は面食らった、ずっと里の男が来ると思ったのに、自分の目の前には黒い三角しかなかった それは雨に濡れた変異まりさの帽子だった 「ゆっ!夜にゆっくりきてごめんね!!!おねえさんは、ぱちゅりー?」 今こいつは何て言った?私のことをぱちゅりーだと? 来る場所が違うと突っ込みたくなった が、人間でいう「夜分遅くにすいません」を言ってきたこの巨大ゆっくりに慧音は好意を覚えたのかもしれない 「ちがう、私は上白沢慧音、パチュリー・ノーレッジじゃないぞ」 「ゆゆっ、ちがうの、おねえさんはゆっくりぱちゅりーみたいなひと?」 ゆっくりぱちゅりーみたいとゆっくりの基準でいえば二つある ひとつは病弱で、餌もろくに取れない役立たず、群れの中の嫌われ者 もう一つは知恵袋、群れの子供たちの教育係を務め、群れの頭脳として皆がゆっくりできるように尽力する きっと後者だろう、そう慧音は結論付けた 「ああ、たぶん似たような物だ、私は先生だがな」 「ゆゆっ!!おねーさん、よければまりさにゆっくりにんげんのゆっくりをおしえてね!!!」 ゆっくりに敬語と遠慮という概念はない たまに使うゆっくりが居るがそれらは人間のペットだったものがほとんどだ だから慧音はこのおおきなまりさが「よければ~してほしい」という すこしだけ遠慮しようとしたのだ とりあえず慧音はまりさを玄関に入れた、まりさはまだ耐えているがずっと立ち話をしていれば溶けてしまう それにわざわざ人里にきて、自分を訪ねたゆっくりなんて初めてだ、少しは言葉が通じるようだから話だけでも聞いてやろう そんなことを思いながら洗面所にタオルを取りに行った やはり人間と話して正解だったと変異まりさは思った この人はやっぱりぱちゅりーに近いものだった たしか…かみしらさわ・けーね・せんせー といったか? 人間には名前があるとぱちゅりーにきいたことがある 不便なことだ、ゆっくりは目の前に100匹のれいむがいても「れいむ」の一言で区別できるのに そんなことを考えているとけーねが戻ってきた 雨に濡れた体をよくわからないふわふわしたもので拭いてくれた よくわからない二つの柔らかいものを感じたが、なぜか昔自分を舐めてくれた母を思い出した ゆっくりにはこんな膨らみは無いのに、母を思い出しながらまりさは涙を流した 慧音はゆっくりを居間に上げた こんなに大きいなら相当重いだろう、床が沈み込まないだろうかと思ったが接地面積も大きい分そんなことはなかった まりさは慧音にこれまでのことを話した 一時間たてば食べ物以外は忘れると聞いたのに、どうやらこいつは一年前のことも覚えているらしい そしてまりさにお茶を出してどうしてここに来たのかを聞いてみた とりあえずここまで頭にいゆっくりだ、お茶ぐらい出してもいいだろう… 10分後、慧音は唖然としていた、開いた口が塞がらないとはこのことか まりさの話ではない、いや、確かにまりさの話も興味深かった 人間に復讐しようと思ったがそれでは解決しないと悟り、人間のルールを学び共存しようとする ゆっくりの常識を超えたその考えは慧音を感動させるに足るものだったがそれ以上の衝撃 まさか飲めないだろうと思って出したお茶、まりさはそれをこぼさずに飲んだ 頬をうまく使い、湯呑を挟み、お茶を飲む、そのシュールな光景は慧音の動きを止めるに十分だった とりあえず大体の話はまとまった、決まったことは大体この5つ 1 ゆっくりは慧音の家に居候する 物置の一つをまりさの部屋にする 2 ある程度人間のルールを覚えるまでの間は慧音の許可無しにまりさの部屋から出ない これは授業中に子供たちに目撃され無用なトラブルを起こさせないためである 3 変異まりさの出身地である森にゆっくり狩り目的で人を向かわせない 畑を荒らしたゆっくりはどうすればいいと聞いたら 「そんなくずはゆっくりおしおきしてね!!!」と答えた 4 まりさは慧音の命令を聞くこと 5 慧音は可能な限りまりさの要望を聞く事 慧音はまりさの要望を拒否することができる まさかゆっくりがこのすべてを記憶し守ってくれるのかという不安はあった ためしに寝る前に聞いたところ一字一句間違わずに答えたのでその日は安心して眠った 次の日、寺子屋の授業が終わった後慧音は里の集会に参加した まりさとの約束の一つを果たすためである 森でゆっくり狩りをしないことを決めようとしたら里の男は反対したが その森以外のゆっくり狩りは今までどうり可 悪いことをした制裁は今までどうり可 ということで納得してもらった 帰りになんとかビーンズとかいう団体の幹部に 「慧音様もゆっくりの素晴らしさがわかってくださいましたか!!」 「ゆっくりは素晴らしいものです!!彼らが跳ねれば飛び散る泥は天使の福音となる…」 とかいって団体加入を進めてきたので断った 慧音は虐待派でも保護派でもない、意味もなく虐めるのは嫌いだが制裁はやむなしと思っている それに幹部会員の山の巫女が急いで脱会するほどのゆっくり新興宗教と化した団体に入る気はなかった それからしばらくの間朝食事をした後は慧音は授業 まりさは部屋で慧音の買ってくれた絵本を読み漁った まりさにとって森の仲間がゆっくりするのに最大の障害、それは己の習性だ 他人の家に上がりこみそこに主人がいたとしても 「ここはれーむたちのおうちだよ!!」 と、かたくなに人間の家であることを認めない また、明らかに人の家であってもぱっと見で誰もいなかったらすぐ空家だと思ってしまう 事実自分も何回か慧音に 「ここはまりさのおうちだよ!!!けいねもいっしょにゆっくりしようね!!」 とか言いそうになった。 自分でさえこれなのだから森のゆっくりがこの習性を捨てきることはたぶんできない だが、この本、(絵である程度内容は理解した)文字があればすべて変わる 森のゆっくり全員が文字を読めるようになれば 人間が家や畑に「このばしょはにんげんのばしょです」 と書いてくれれば人間とゆっくりの無用な衝突を回避できる ある程度人間のルールを覚えたら真っ先に文字を覚えよう。 そうこのまりさは誓った 慧音にとってこのまりさは最初は「厄介なやつが来たな」程度の認識だった だが今ではこのゆっくりは子どもたち以上に熱心に自分の授業を聞いてくれる そして涎を出さないように舌を使いひらがなの読み書きをマスターした もっともまりさの書く文字はどせいさんなみの汚さで慧音が解読するのに時間はかかったが そしてまりさが希望した農耕については慧音が里人に頼み込んだ結果 作物の収穫だけだが手伝わせてもらうこと、農家の人に農耕の話を聞くことができた 最初男は後悔した、いくら尊敬する慧音先生の頼みでもこんなやつを畑に入れていいのだろうか? その悩みはすぐに吹っ飛んだ、確かに細かい作業、道具を使う作業は苦手だった だがそれ以上に重い荷物の運搬にかけて、人間以上の仕事をしたのだ 雪が降りしきるその日、変異まりさは農家にもらった種と慧音の絵本を持って森に帰った ぱちゅリーの後を継いだありすに農耕と読み書きを広めてもらうためだ 冬ごもりの寸前に現れた訪問者にありすは驚いた が、まりさの話を聞いて春が来たときにすぐ皆に広めると約束してくれた これが成功すればこの森は安泰だ この森だけは屑ゆっくりの森からいいゆっくりの森になるのだ 変異まりさは今幸せを謳歌していた 慧音は怒らせると怖いが優しい たまに来る妹紅も最初は自分を嫌っていたが今ではいい友達になった あの姉が引き裂いた絵に描かれた人もたまに自分の餡子を取って行くがお礼としてお菓子をくれるので大好きだ 子どもたちにも受け入れられた、最初は自分のことを怖がっていたが今では慧音の次に自分を頼ってくれる 里にも受け入れられた、慧音先生のとこのゆっくりとして、みんな自分の事を好いてくれる 森のありすが農耕とひらがなを広めてくれるか心配だったが…今は冬ごもり中だ、心配してもしょうがない もしだめなら春にでも帰って自分が教えればいい 今この変異まりさは、あのぱちゅりーよりも幸せだった だが忘れないでほしい。 ここは虐めスレだ いじめには二つ理由がある 意味もなく虐めるというのと、意味があって虐める 前者は「ただなんとなく」とか「うざい」という理由で起こるいじめ 後者は「異質な物への恐怖」や「自分より優れた者への嫉妬」がある どちらも現実には許されることではないだろう だが後者には少しだけ同情の余地はあるかもしれない 変異まりさはゆっくりから見ても人間から見ても異質 しかも天気予報や簡単な物理法則にかけては平均的な人間の大人をも上回る まりさの幸せは半年しかもたなかった 続く あとがき どうも、セインと名乗ることに決めた作者です 他のBBSとかネトゲにも同じ名前でいることが多いので見かけても無視してください 少し長くなったためラストは次回まで持ち越し、許せ ごめん、たぶん次回で完結 (ドス)まりさの幸せ 4 7月28日 1706 宿題ほっといてこんなSS書いてる セイン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/640.html
まりさには帽子がなかった。 まりさの親は2匹ともまりさで、共に帽子はあった。 子のまりさは茎型出産で産まれたまりさだったが、4匹の姉妹はみんな帽子があった。まりさだけなかった。 それでも親のまりさや群れのゆっくりは、帽子のあるなしに関係なく5匹とも可愛がってくれた。 しかし、まりさはずっと、帽子がないとゆっくりできない気がしていた。 そんなまりさにも独り立ちの時が来た。 「「ゆっくりきをつけてね!」」 「ゆっくりがんばるよ!」 両親に別れの挨拶を告げ、まりさは旅立った。 まりさは5匹姉妹のうち3番目だったが、5匹で一番早く巣立った。それは、ずっと自分の帽子が欲しかったからだ。 帽子が無くても、家族や群れのみんなのおかげでゆっくりできた。でも、帽子があれば本当にゆっくりできる…まりさはそう思っていた。 まだ成体ではなく、子ゆっくりが少し大きくなったくらいの大きさしかなかったが、早く帽子を手に入れたかった。 それからまりさは、決まった住処にとどまらず、旅をしながら帽子となるべき物を探した。 しかし、帽子や飾りはゆっくりのアイデンティティとも言える物である以上、生死問わず他のゆっくりの帽子をもらうわけにはいかなかった。キノコを帽子にしようとしたこともあったが、美味しそうな匂いに負けてすぐ食べてしまった。 ある日まりさは、湖にやって来た。岸沿いに歩いていくと、すわことにとりが食事している所に遭遇した。 「ゆっくりしていってね!」 「あーうー!」 「かっぱっぱー!」 ふと、まりさがすわこ達の食べているものを見ると、まりさが見たこともないものだった。 「ゆゆ?なにをたべてるの?」 「もぐささん、めだかさん、かいさんだよ!」 「たべてみる?」 「いいの?」 「いいよ!」 まりさは食べ物を少しわけてもらった。 「むーしゃ、むーしゃ…ゆゆっ!?」 群れにいたころに食べていたものとはまた違った味わいだった。でも美味しかった。 「しあわせー!」 その後、まりさはすわことにとりと一緒に行動するようになった。食事は、すわことにとりが湖の物を獲ってくるものがメインだったが、まりさが近くの森まで行ってキノコや山菜などを採ってきて、2匹に食べさせることもあった。 何回目かの食事の後、まりさは頭の上がムズムズする感覚に襲われた。それからは食事の度にムズムズが少しずつ強まっていった。すわこ達に見てもらっても、特に変化は無かったようなので、まりさは放っておくことにした。 3匹での生活が始まって何日か経ったある日、まりさが起きると、頭が少し重くなった気がした。 朝食をとるためにいつもの岸まで行くと、すわことにとりがいた。 「ゆっくりしていってね!」 「あーうー!」 「かっぱっぱー!」 すると、にとりが何かに気づいた。 「まりさのあたまのうえになにかあるよ!」 「ゆゆ?」 にとり達がまりさの後ろに回ると、小さな巻き貝のような物がまりさの頭に載っていた。 「ぼうしみたいなかいさんがいるよ!」 「ゆゆ!?ぼうし!?」 まりさは"帽子"と聞いて喜んだ。 「でもちいさすぎるよ!」 すわこが指摘する。 「ゆ~…」 まりさは少し落ち込んだ。しかし、 「でも、ちいさくでもぼうしはぼうしだよ!まりさのぼうしだよ!」 と、気を取り直した。小さくても、自分の帽子をついに手に入れることが出来たのだ。 その後、食事をする度に貝は少しずつ大きくなっていき、まりさは少しずつ小さくなっていった。 最終的には、まりさは子ゆっくりよりやや小さい位になり、貝の帽子は、口の部分にまりさがすっぽりはまるほどに大きくなっていた。 変化はそれだけでなく、まりさは、歩くのが少し遅くなってしまったが、水を浴びでもふやけにくくなったし、貝の中に物を詰めることも、舟代わりにして水上を進むことも出来るようになった。 まりさは1日半かけてそれらのことを知り、感動の涙を流した。 「しあわせー!」 このことを一度親に報告したい、とまりさが申し出た。 「さびしくなるよ…」 「あーうー…」 「またあそびにくるよ!」 そしてまりさは家族がいる群れへと帰って行った。 まりさが群れに帰った後、その群れを中心として、貝を被ったまりさが少しずつ増えていったが、ほとんどは水辺に住処を求めた。 それを発見した永遠亭により、このまりさ種に新しい名前がつけられることになり、輝夜が遊んでいた外のテレビゲームに出てくるモンスターにあやかって、「まりさつむり」と名付けられたのだった…。 以下作者の言い訳など 幻想郷に海はなかった!どうする!どうする俺!…というわけでこんな話。 画像があったと思うんだけど見つからない。でもAAあったので紹介(まとめwikiから転載)。ちなみに「まりンさスライム」ともいうらしいです。 _,、, ヽ. ,>'''r、i'j,,_、n ゙ヽ _,、._,-―`7、 ッァ ヾ\'r'‐「ト‐‐っ,;/ / ィ!゙. 〉´ ノ´∨\_,. -‐ァ ;j ,i゙_/,.!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、ヘ,_7 〒ソ rー''7コ|_,‐"リ´V、!__ハ ノ'‐イ´,'イ ノヒソ _ ヒンY.i ! 〒ー( ,ハ" ヽノ )人 ,)、 .ヘ,、)ー―‐ '´'レヽ 「原因不明の突然変異」って便利だよね。 感想、質問、誤字報告等あれば下のコメント欄へ。閲覧ありがとうございました。 尻尾の人 愛でしか見てないから分からんけど、良い話でした。 -- 名無しさん (2009-01-18 23 33 55) 投下乙なんだぜ、川の物を食べているうちに貝殻ができたなんていい発想じゃあないか こういうまったりとした話ができるからこそ愛でwikiなのだと思う -- 名無しさん (2009-01-18 23 58 43) 餡は貝に詰まってるって信じてる。 -- 名無しさん (2009-01-19 00 04 05) 感想ありがとうございます。 餡は貝に詰まってるって信じてる。 それだと水上で浮けなくて沈むんじゃ…? -- 作者 (2009-01-19 19 05 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/touhoupuppetshow/pages/101.html
Eレミリア No.169 タイプ:ひこう/あく 特性:いかく(戦闘に出たとき、相手のこうげきを1段階下げる) プレッシャー(相手の技のPPの減りが1増える) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 80 115 60 115 60 120 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) でんき/こおり/いわ/はがね いまひとつ(1/2) くさ/エスパー/ゴースト/あく いまひとつ(1/4) --- こうかなし じめん HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 Eレミリア 80 115 60 115 60 120 Eげんげつ 80 90 90 90 90 120 高速両刀アタッカー。大会パッチ02以降、技マシンの火炎放射・大文字・オーバーヒートが習得不可に。 炎技削除で鋼タイプでの受けが比較的楽になった気がするが、鋼単タイプ以外は馬鹿力orシャドーボールで弱点を突かれる。(Eケーネは飛翔が等倍) 草・氷タイプは炎技が無くても弱点を突かれるので、やっぱり静電気持ちのEいくやEちゆりがレミリア受けとしては安定しているかも。 特性は威嚇一択で問題無い。耐久面のステータスは低めだが威嚇が入れば物理技は結構耐えてくれたりする。 性格一致攻撃振りEもみじの拘り神速、Eゆめこの拘り一閃、Eてんしの岩雪崩くらいなら防御↓の性格でなければ何とか耐える。 Eレミリア物理型 特殊型 覚える技レベルアップ 技マシン タマゴわざ 物理型 性格:せっかちorむじゃき 努力値:攻撃252 素早さ252 持ち物:しろいハーブ、ラムのみ、こだわりハチマキ 確定技:ばかぢから/ひしょう 選択技:シャドーボール/マッドショット/でんこうせっか/LUNATIC/Dクレイドル/ギガドレイン/ちょうはつ 主に物理技で攻める。拘りハチマキを持たせる場合も多い。 シャドーボールは非接触の技では一番安定している。炎技が無くなったのでゴースト鋼やエスパー鋼に弱点を突けるのも大きい。 マッドショットは2倍弱点では等倍の馬鹿力や飛翔の方がダメージが高いのでほぼEまりさ専用。相手が耐久無振りなら確定1発。 しかし追加効果の素早さダウンは意外な所で役立つ事もある。威嚇+マッドショットでEリリカ等の追い風を1回帳消しにできたりもする。 特殊技はとりあえずDクレイドル。攻撃に振っていてもシャドーボールとの不一致80と一致120の差は大きい。 Eてんし・Eすわこ用にギガドレインを持たせるのも有りだが、相手が防御・特防に努力値を振ってないと仮定すると Eてんしには性格補正無し攻撃振り馬鹿力 特攻無振りギガドレイン、Eすわこには性格補正無し攻撃振り拘り飛翔 特攻無振りギガドレイン。 と言っても体力を回復できる利点もあるし、相手の型次第だったりこちらが拘っていない場合もあるので選択肢として無いわけじゃない。 特殊型 性格:せっかちorむじゃき 努力値:特攻252 素早さ252 持ち物:しろいハーブ、ラムのみ、くろいメガネ 確定技:Dクレイドル/ギガドレイン 選択技:げきりん/でんげきは/ばかぢから/ひしょう/マッドショット/ちょうはつ こちらは特殊技メイン。炎技削除のおかげで肩身が狭い。 サブウェポンの威力が低いので2倍弱点を突いても、等倍のDクレイドルの方がダメージが高い。 特殊技だけで見れば、ギガドレインはEてんし・Eすわこ・Eゆうぎ・Eすいか、げきりんはEめいりん・Eケーネ・Eりか辺りが有効な相手。 でも4倍弱点やEめいりん以外は攻撃無振りでも馬鹿力・飛翔の方がずっと対処しやすい。 マッドショットを持たせてもいいが、攻撃無振りだと耐久無振りEまりさは乱1。 攻撃に132振ると確定になるので、素早さ252・攻撃132・特攻124振りとか完全に両刀な振り方も有りかもしれない。 覚える技 レベルアップ ちびレミィ レミリア Eレミリア 技 1 1 1 きゅうけつ 1 1 1 にらみつける 7 7 7 かぜおこし 11 11 11 かみつく 15 15 15 だましうち 19 19 19 つばさでうつ 23 23 23 ブレイククロー 27 28 28 いあつ 31 33 33 かみくだく 35 38 38 ひしょう 39 43 46 ハートブレイク 43 48 54 みらいよち 47 53 62 Dクレイドル 技マシン マシン 技 技02 ハートブレイク 技05 ほえる 技06 どくどく 技10 メロメロ 技12 ちょうはつ 技15 LUNATIC 技17 まもる 技19 ギガドレイン 技21 かまいたち 技27 おんがえし 技28 あなをほる 技30 シャドーボール 技31 かわらわり 技32 かげぶんしん 技34 でんげきは 技40 つばめがえし 技41 ソニックブーム 技42 からげんき 技43 ポイズンクロー 技44 ねむる 技46 どろぼう 技47 はがねのつばさ 技48 げきりん 技49 よこどり 秘01 いあいぎり 秘02 そらをとぶ 秘04 かいりき 秘06 いわくだき タマゴわざ でんこうせっか マッドショット しっこくのかぜ メガドレイン ばかぢから メタルクロー
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1252.html
お宝の入ったトランクを見事盗みだしたまりさ一味 まりさ「おたからちゃんとのかんどうのごたぁ~いめぇ~ん!」 きもんげ「こらこら。いくらうれしゆうても、テ(↓)ンション上がりすぎやない?」 てんこ「わたしもどちらかというときもんげに大賛成だな うあkれすぎ もう少し謙虚になるべきそうすべき」 ありす「いいじゃない!100カラットのダイヤなのよ?」 まりさ「そゆこと。んじゃま、さっそく……」 カチャリ…… ぱちゅりー「ぼんそわーる?」 中にはみっしりつまったぱちゅりー警部が! まりさ「げげッ!?ぱっつぁん?!」 きもんげ「そら地味メガネや。こんな濃いアホとちがう。」 ぱちゅりー「そのとウり……。まりさ、君を逮捕……」 ぱちゅりー「アレ?」 まりさ「づらかせてもらうぜ、ぱっつぁ~ん!!」 ぱちゅりー「muck youー!逃がさないわよ、まりさ!」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/384.html
すっ、すっ、すっ。 浮腫んだ球体の身体で、緩慢に地を這う。 「おはよう」 「おはよう」 自分より数倍背の高い生物に声をかけられ、答える。必然的に見上げる形となる。寝起きでまだいつもの三角帽をかけていなかったので、彼女の顔から背景の天井まで広々と見渡せた。 「ご飯、出来てるわよ。食べましょう」 「うん」 そう言うと彼女は私を拾い上げて、食卓に向った。別に自分でも移動はできる。だが、食事場所が彼女の背丈に合わせて作られているため、私一人では台に乗れない。結局台に乗る時に彼女の手を借りることになるので、いつもこうやって運んでもらっているというわけだ。 今日のメニューは主食に大福、副菜にいちご豆腐の冷奴(加糖練乳をかけて食べる)、パンプキンケーキ、人参の蜂蜜バター煮、汁者はお汁粉。理想的な一汁三菜である。デザートは無難にパフェだ。いちごがふんだんに使われていることから、いちご豆腐の残りを使いまわしたものと思われる。 彼女は私とは食事のメニューがずいぶん違っている。種が異なるからだろうな、程度に思っていたが、彼女の場合そもそも食事をとる必要すらないらしい。食べずに生きていけるなんて、珍しい生き物もいるもんだ。 「おいしい?」 「うん」 喉が渇いたので、ストローを咥え、十倍に濃縮したココアを飲む。 「今日は何か予定あるの?」 「いや、特には」 「じゃあ、いつもみたいに書斎に籠りっぱなしか」 「そうね」 私はデザートに手をつける。 「やっぱり食後には生クリームがいいね」 「……ちがう」 「? アリス、生クリーム嫌いだったっけ?」 「ちっがあああああああああーーーう!!!」 ―――……… 突然の叫び声に、部屋中が震え、ピリピリと震えるのを感じた。 「ど、どうしたん?」 「違う! 違うじゃない! なによこの会社出勤前の夫と妻みたいな会話は!」 「会社……? 出勤? 何だ、それは。どこの言葉だ」 「……! とにかく違うのよ! あなたはもっとガツガツ汚く食べたり、『おいしー、おいしー!』『むーしゃむーしゃしあわせー!』とか爆裂可愛く言ったりしながら食べたりできないの!? なんなのその無難で面白みのない食べ方は!!」 「わ、わかったわかった。落ち着け」 どうやらアリスは私の食べ方が気に食わなかったらしい。しかし、そのあとがどうも解せない。汚く食えば後始末をするのはアリスだ(私は体の構造上片付けや掃除といったものができない)し、食事中にやたら無駄話をするのは行儀が悪いことだ。『面白みのある食べ方』か……。普段考えもしないことだ。 「う、う~ん」 「なに唸ってるのよ」 「いや、どうすれば『面白い食べ方』ができるのか考えてて」 「あー、もう! ダメ! そういうのが実にダメ! もういいわ、外に行くわよ!」 「ちょ、今日は出かけないんじゃなかったのか? それに食器を片づけないと」 「いいから! あなたも来るの!」 帽子を乱暴に被せられ、抱きかかえられて私はアリスと外に出た。自分で動く、と言うとアリスはしぶしぶ私を下ろす。その後も何やらぶつくさと頻りに呟いている。 「……なあ、どうしたんだ? 何か嫌なことでもあったのか?」 ぎろり、と睨まれた。まずいことを言っただろうか。 「私があなたと会ったのは、約一か月前」 ここで昔の話? とりあえず相槌を打っておこう。 「う、うん」 「あなたはとりたて抵抗もせず、私に拾われた」 「まあ、そうだな」 「そのまま、話をしながら家に帰った」 「うん、うん」 「私が『これからどうするの』って聞いたら、あなたは『特に決めてない』って言った」 「うん」 「それで、『じゃあここに住みなさい』って言ったら、『そうする』ってあなたが答えて……」 「……」 「……」 アリスは黙ってしまう。何かそのあとアリスにとってショックな出来事があったのだろうか。 「普通……」 「普通?」 「普通すぎ!」 「??」 「あなた、もっとさあ、人間に警戒心持ってたり、敵視してたり、そう言うのがないの? それでさ、その理由が昔受けた虐待だったり、前の飼い主に捨てられたり、そんで、そんで、私がナウシカ張りの慈悲の心で噛みつくあなたを優しく撫でて……」 ああ、何やらアリスの目が遠い目をしている…… 「すまん」 「え!?」 「言ってる意味がわからない」 「……」 「……」 「……もう、いいわよ」 私は彼女が何を欲してるのか思索を巡らせながら、とぼとぼと歩を進める彼女について行った。 一方のアリスは、何やら不穏な考えをしている模様。 (ふふふ、あの場所に、あの場所に行きさえすれば……!) 「おっ、アリスじゃないか。珍しいな。ゆっくりも一緒か」 「こんにちは」 ゆっくり魔理沙がこく、と会釈した。 「別にいいじゃない、私が博霊神社に来たって」 「お茶ぐらいしか出せないわよー」 「御構い無く」 魔理沙と霊夢にそれとなく応対しつつ、アリスは一心にあるものを待っていた。 (さあ、こいこい) 期待していたそれは、平然と、あっさりと三人と一匹の前に現れた。 「ゆっ」 「来た!」 霊夢、魔理沙、ゆっくり魔理沙の目線がアリスに向いた。アリスは自分が思わず声をあげてしまったことにすぐに気が付き、口に手を当てて塞ぐ。 「あ、いや、何でもないのよ。こ、こんにちはゆっくり霊夢」 誤魔化すように、アリスが待ちわびていたゆっくり霊夢に話しかける。 「ゆっ!」 身体を小さく膨らませながらゆっくり霊夢は返事をした。 (ああもう、可愛いなあ。こっちを飼えたら良かったのに) 「ゆ?」 アリスのうっとりとした目線をよそに、ゆっくり霊夢がゆっくり魔理沙の存在に気がついた。 「ゆっゆっゆっ」 元気に跳ねまわりゆっくり魔理沙の元に向かう。 「……はっ!」 アリスが再び声をあげ、魔理沙と霊夢が目線をやる。 「なんだ、さっきから」 「不気味なんだけど」 「あ、いやいや、空飛ぶ弾幕があったような気がして」 「弾幕は空飛ぶもんだろ」 「気でも触れたの?」 「ああもういいじゃない! 早くお茶出しなさいよ!」 「さっき要らないって言ったのに……」 霊夢が神社の中に入って行った。魔理沙も首を傾げ、霊夢の後について行く。 (ふっ、邪魔者は消えた。さて) 「ゆっー?」 「……」 ゆっくり霊夢は右へ左へ移動しながら、ゆっくり魔理沙をなめるように観る。 (ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙は初対面。さあ、どんな反応を示す!? ……ふっふっふ、かかったなゆっくり霊夢! 貴様はこのアリスとの知恵比べに負けたのだ!) アリスの頭の中で、頬ずりを始めたり、嬉々としてはしゃいだり、可愛らしく威嚇してみたり、その他ここではとても書けない○○○や×××をしたりと様々な想像が浮かんでは消えていった。 しかし。 「ゆっ」 ぷい、と振り向き、ゆっくり霊夢はゆっくり魔理沙から離れていった。 「えっ……」 「興味ないみたいだな」 「どわあ!」 後ろからの予期せぬ声で、アリスは地面に飛び込むように倒れた。 「大丈夫か、アリス」 「今日のお前、リアクション面白いな」 二人の魔理沙から声をかけられ、アリスは人間の方に返事をする。 「な、な、中に入ったんじゃ」 「面白そうだから戻ってきた。で、何がしたかったんだ?」 「な、何って…………」 「その点は私も聞きたい。今日の朝からアリスの行動は、よくわからないことだらけだ」 「らしいぜ」 二人の魔理沙に詰問される。アリスはしぶしぶ話すことにした。 「ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙を対面させたら、何か面白いことが起こるんじゃないかなあ、って……」 「何かって、たとえば」 「その、頬ずりしたり、その……」 表現しがたい羞恥心に襲われ、思わず二人に背を向ける。 「何だよ、はっきり言えよ」 「そうよ、気になるじゃない」 「……霊夢まで」 振り返るとゆっくり霊夢を抱えた霊夢がいた。 「いつまで経っても中に入ってこないからじゃない。で、頬ずりしたり、何よ」 「あの、その……」 「何だよ」 「何だ」 「何?」 「ゆぅ?」 「えと……」 「「「何」」」「ゆ?」 「だああああああーーーっ!!! アリスの大声に、二人と二匹は思わずたじろいだ。 「ふう、すっきりした」 「なんなんだよ、全く」 「……つまりね、ゆっくり魔理沙は普通すぎると思うの」 「普通?」 「普通で、何がいけないんだ」 「全部よ! こう、よしよし、としたくなったり、うぜえ! と言いたくなったり、そう言うのがないのが駄目!」 「ペットなんて、そんなもんでしょ」 霊夢がねえ、と言って魔理沙と顔を合わせる。魔理沙もああ、と小さく答える。 「うう。もういい、帰る」 すごすごと帰るアリス。ゆっくり魔理沙がその後について行った。 「「変なの」」 「ゆぅ?」 「……もう……こうなると……」 アリスはゆっくり魔理沙に背を向け、何やらぶつぶつと呟いている。 「(家に帰ってからずっとこの調子だ……)」 「決めた!」 キッ、と目を見開き、アリスはゆっくり魔理沙に顔を向けた。 「こうなったら、虐待よ! 折檻よ! 暴行よ! そうよ、私は両刀なのよ!」 「?」 アリスはゆっくり魔理沙ににじり寄る。 「ふふふ……殴っちゃうわよ、叩いちゃうわよ、抓っちゃうわよお」 ぽか。 「いて」 ぺし。 「いててて」 ぎゅう。 「ちょ、本当に痛いって、やめやめ……?」 抓る力が弱くなった。……アリスを見ると、目を潤ませている。 「ううう……」 「おいおい、どうしてそっちが泣いてるんだ」 「つまんない……」 アリスは立ち上がって部屋の隅に移り、そこで塞ぎこんでしまった。 「そうよね、普通に考えて愛でたり虐めたりなんて異常なのよ。生頭に愛も憎しみも、糞も味噌もないわ。マリアリだって所詮誰かの巨大な幻想なのよ。二次創作なんて、全てはキャラクター愛に飢えた大衆の滑稽で勝手な欲望の極小再生産なのよ……」 「(……何の話をしているんだろう)」 ゆっくり魔理沙が考えていると、ぐう、と腹(?)の虫が鳴いた。 「(腹が減ったな……仕様がない)」 ゆっくり魔理沙はアリスに近寄る。 「著作者の存じないところでうだうだと議論を重ねることが、どれだけ非生産的か云々……」 すりすりと身体を擦りつける。 「……何よ」 そして、精一杯の営業スマイルを浮かべて。 「ごはん、ちょうだい」 「……!」 アリスの表情がぱあっと明るくなった。 「可愛い! くぁわいい!」 ゆっくり魔理沙を手に取り、ぎゅうと抱きしめる。 「よしよし、今すぐ甘くておいしいご飯を作るからね」 頬ずりされるゆっくり魔理沙は、冷めきった表情をしていた。 「(……まったく、どちらが飼いならされているのかわかりゃしない)」 メタに走ると失敗するって痛いほどわかりました。 キャラクターを弄ってるつもりが、キャラクター性に振り回されている。そんなこと、ありませんか? すげえぜ、アンタ。あえてテンプレなしでこんな面白いものを書けるとは!確かにアリスのセリフが分かるなぁw -- 名無しさん (2008-10-11 09 35 31) テンプレって何ですか? -- Jiyu (2008-10-11 16 22 47) ゆっくりが良く言う台詞かと「ゆっくりしていってね!!!」等 -- 名無しさん (2008-10-11 23 07 26) そう言えば一度も言ってないですね。このSSはゆっくりSSとしてはアイデンティティーが危い。 -- Jiyu (2008-10-11 23 49 15) このまりさは可愛くない。飼いたくない。 -- 名無しさん (2008-10-28 19 07 06) これ面白すぎるw -- 名無しさん (2008-10-28 20 40 15) これはこれで可愛い… -- 名無しさん (2008-10-29 08 52 02) こっちまで「ぬあああ」ってなりますね。ゆっくりにはあまり冷めた風に育ってほしくない -- 名無しさん (2008-10-29 14 14 08) 可愛いのはむしろアリスだなw -- 名無しさん (2008-10-29 21 26 22) ゆっくりが普通~の人間口調とか違和感で寿命がマッハなんだが -- 名無しさん (2008-10-31 22 38 01) これはこれでアリだと思うしコンセプトは面白いけど、作者さんの鍛錬が足りぬよー。最初のほうは「そう言うと彼女は私を拾い上げて」等とゆっくりまりさ一人称なのに、途中から脈絡もなく「ゆっくり魔理沙がこく、と会釈した。 」って三人称になっとる。全体的に主語がなくて誰の行動かわかりにくい。それに「極小再生産」じゃなくて「縮小再生産」だと思うよー。 -- 名無しさん (2008-10-31 23 14 21) このss説得力あるね。考え方が面白い。 -- 名無しさん (2010-04-21 12 52 18) アリスが可愛い。アリスが可愛いよ!しかし、このゆっくりまりさは大物になるな -- 名無しさん (2010-04-23 16 46 28) こんなゆっくりやだ・・・ -- 名無しさん (2010-12-02 06 03 46) 本当に生首だけの存在で“ゆっくり”じゃないよなw -- 名無しさん (2012-10-15 01 47 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/3dsfcsiy/pages/272.html
まりさんのページ フレンドコード 3308-4917-7430 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 備考 ↑上へ移動
https://w.atwiki.jp/touhoukeitai/pages/181.html
努力値 HP 努力値 人形名 3 Eみのりこ Eしずは Eてぃ ハクレイ 2 みのりこ しずは ルーミア りんのすけ すいか てぃ EXHF 1 Eサニー(攻2) ちびらん ちびみのり ちびしずは るーみあ ちびすいか だいちゃん くるみ オレンジ 攻撃 努力値 人形名 3 Eチルノ Eルーミア Eケーネ Eもこう Eフラン Eすいか Eてんし Eめいりん EリリーB みま げんげつ 2 Eれいむ(防1) Eルナサ(防1) Eゆうか(特攻1) Eこまち(特攻1) Eサニー(体1) もみじ ゆうか もこう フラン とよひめ てんし こまち めいら エリー 1 れいむ(防1) ルナサ(防1) ちぇん(速1) ちびれいむ ちびもみじ ちびちぇん ちびゆうか ちびもこ ちびフラン ちびルナサ ちびてんし ちびこまち サラ リリーB 防御 努力値 人形名 3 Eさくや Eレティ Eけいね Eようむ Eえいりん EリリーW 2 Eひな(特防1) げんじぃ レティ けいね サニー ようむ えいき えいりん りか めいりん 1 Eれいむ(攻2) Eルナサ(攻2) れいむ(攻1) ルナサ(攻1) Eにとり(特攻2) Eスター(特防2) さくや(特防1) ひな(特防1) リグル(特防1) むげつ(特防1) ちびさくや ちびレティ ちびけいね ちびサニー ちびようむ ちびえいき えーりん ちびリグル めーりん ルイズ リリーW 特攻 努力値 人形名 3 Eまりさ Eれいせん Eパチェ Eさなえ Eえいき Eゆゆこ Eいく ゆめみ Eアリス しんき 2 Eにとり(防1) Eこあくま(特防1) Eメルラン(特防1) Eらん(速1) Eときこ こあくま チルノ れいせん パチュリー さなえ にとり ゆゆこ メルラン ちゆり りかこ ユキ アリス 1 Eゆうか(攻2) Eこまち(攻2) すわこ(特防1) かなこ(特防1) Eルナ(速2) まりさ(速1) ルナ(速1) ここあ ちびチルノ れーせん ちびパチェ ちびさなえ ちびにとり ちびゆゆこ ちびかなこ ちびひな ちびめるぽ ちびいく いく エレン ちびアリス 特防 努力値 人形名 3 Eゆかり Eかぐや Eメディ Eすわこ Eリグル Eかなこ 2 Eスター(防1) ゆかり かぐや メディスン ことひめ カナ スター よりひめ マイ ゆめこ 1 さくや(防1) すわこ(防1) Eひな(防2) ひな(防1) リグル(防1) むげつ(防1) Eこあくま(特攻2) Eメルラン(特攻2) かなこ(特攻1) ちびゆかり ちびかぐや ちびメディ ちびすわこ ちびスター 早さ 努力値 人形名 3 Eレミリア Eあや Eもみじ Eミスティ Eリリカ 2 Eルナ(特攻1) レミリア あや ときこ らん ミスティア リリカ てい キリサメ ミミちゃん 1 ちぇん(攻1) Eらん(特攻2) まりさ(特攻1) ルナ(特攻1) ちびまりさ ちびれみぃ ちびあや ちびルナ みすちー ちびリリカ とり ちびてい レイセン
https://w.atwiki.jp/theiam/pages/73.html
職業 成長率 HP MP 攻撃力 防御力 素早さ 8 7 9 7 8 習得スキル スキル名 習得SP 消費MP 属性 効果 ポジションチェンジ 60 20 無 れいむと入れ替わる オーレリーズサン 80 20 無 HP回復+性格変動 妖精尽滅光 100 30 魔 全体即死 マスタースパーク 120 35 魔 単体攻撃
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1023.html
虐待-いじめ 小ネタ 短いのでよろしければどうぞ 初日 作業はスムーズに終了した。 時間が余ったので少々遊び心を発揮する。 二日目 外部からの刺激にも反応を示さないが、体温に変わりはない。生存している模様。 三日目 時折小さい痙攣を起こし始めた。触れると大きく跳ねた。 経過は順調。 四日目 ……予想外なことが起きた。 ※ これは、恐らくは成功なのだろう。しかし想定外なのも間違いはない。 私が黙考に入っている間、そいつは瞳をキョロキョロ動かして何かを探すように周囲を見回していた。 ぐねぐねと伸びたり縮んだりを繰り返しているのはきっと身体の向きを変えようとしているのだろう。 「ゆ? ここは何処なの? ゆぅ~? ゆぁ!? まりさのおぼうしがないよっ! ゆっくりおぼうしを さがすよ! ……ゆぅ? あんよさんが動かないよ? あんよさん動いてね動いてね! ゆっ、ゆんっ! ゆ゛っ!?」 ところがそれが巧くいかない。それどころか底面の接地面積が少ないので、激しく動いた反動でコロリ と転がってしまう。泡を食って更に暴れるが、それでは延々と転がり続けるだけだった。 「止まってね! 止まってね! こ~ろこ~ろは楽しいけどなんだかゆっくりできないよ!?」 キリがないので止めてやった。 それでも帽子がない、帽子がないと騒ぐので、初日に取り上げてた帽子を被せてやった。 「ゆ~! おかえりまりさのおぼうしさん! おにーさん、ありがとう! ゆっくりしていってね!」 大口を開いて礼を言われた。ますます以て信じがたい。 私が眉間に皺を寄せて熟考すると、気遣うような表情をされた。 「おにいさんゆっくりできないの? ゆっくりしようよ~」 ややあって、私は思考を放棄した。 相手は不思議饅頭。どうやっても論理的思考では解を導くことはできそうにない。 仕方がないのであるがままを容認した。 そしてそいつにもあるがままを見せてやった。 「………………ゆ?」 姿見に映る姿を見てそいつの笑顔が凍る。 目がある。口がある。髪もある。だが玉のような躯のそれが自分とは即座に認識はできなかったのだろう。 目を何度も瞬き、時にギュッと目を閉じて数秒待ってから改めて見直した。それでもそこに映る像は変 わらない。 「ゆっ? ゆゆっ!? ゆわぁっ!?? なんなのこれ! おにいさん! まりさどうしちゃったの!?」 それは自分の帽子を被っている。ならそれは自分で間違いはない。だけど自分はこんな姿をしていなか った。 それの思考はそんなところだろうか。 だから初日の顛末を丹念に教えてあげた。 あの日、私はとある思いつきから山でまりさを捕まえてきた。 持ち帰ったまりさは皮を剥ぎ、餡子以外の部分を全部取り除いた。あとは用意して置いた革に餡子を傷 つけないように詰めて終わり。それにまりさそっくりの絵を描き込んだのは単なる遊び心に過ぎなかった。 それが理解するまで何度でも、ゆっくりと説明を繰り返した。 「……それじゃあ、まりさはなんなの? まりさ、なんになったの……?」 絵に描いた目で虚空を眺め、絵に描いた口を半開きにしていたそいつがポツリと呟いた。 私が作りたかったのは、それ自体が動くことで少々難易度の上がる遊具に過ぎない。絵に描いた表情が 動き、喋ることなど予想だにしなかったが、それが何であるかに変わりはなかった。 だから、ただ一言で答えてやったのだ。 ※ ※ ※ ※ 鞠さ ※ ※ ※ ※ 五日目 結局、遊具としては失敗作になるのだろう。 そいつはいつまでも泣き続けている。 ただ、描いてもいない涙が流れることはついぞなかった。